31個のハンバーガーを注文したお子さん
2022年07月06日付 Prothom Alo紙


プロトムアロ デスク
公開:2022年5月19日
家では、母親は自分の仕事で忙しかった。その近くには、ロックが解除された状態の携帯電話が落ちていた。2歳のお子さんがその携帯電話を手に取った。子どもはその中にあった食事配達アプリをタップし、そこからバーガーを注文してしまった。1個や2個ではない、チーズバーガー31個であった。配達員が家のドアにバーガーを持って来たらやっと母親は気付いたのだった。その時は、何もしようがなかった。仕方なくその女性は、それらのバーガーを近所の人たちに配る他なかった。
この面白い出来事は、アメリカ合衆国南部のテキサスで起きた。(アメリカ報道機関ユナイテッド プレス インターナショナル UPI)の先週火曜日の報道によると、彼女の名前はケルシー・ゴールデンである。家はテキサスのリカード地区で、彼女の二歳の息子の名前はバレットである。
最近ケルシーは、在宅で自身のコンピューターで作業をしていた。作業にあまりに集中していたため、携帯電話のロックが解除状態であることに気がついていなかった。バレットは母親の携帯電話を手に取り使い始めた。そして、食事配達会社のアプリ「ドアダッシュ」をタップした。その後、分からずにマクドナルドのチーズバーガーを31個注文した。
30分でケルシーの家の玄関にドアダッシュの配達員が到着した。彼は、31個のハンバーガーを持っていた。ケルシーはバーガーを持った配達員がドアの前にいるのを見て驚いた。そして何かの間違いだと思った。しかし、住所と食事の伝票にある携帯電話番号を合わせてみると、自分のものだった。そのとき、これは二歳のバレットの仕業であると理解した。
ケルシーは、マクドナルドの31個のバーガーの値段は61ドルだったと、地元メディアに述べた。配達料と配達員へのチップを合わせると、彼女のポケットから合計91ドル70セントが出て行った。
面白いことに、バレットは31個のバーガーを注文しておきながら、食べたのは一個の半分だった。ケルシーは残りのバーガーについて困ってしまった。すると、彼女は地元コミュニティのフェースブック ページに出来事の全容を投稿した。その中に、バーガーを食べてもらうために近所の人たちを招待した。ケルシーのこの投稿は、SNSで広まった。多くの人がケルシーに連絡を取り、家を訪れ、彼女から無料のバーガーをもらっていった。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:太田穂香)
(記事ID:1059)