3か月で国内の千万タカ相当の銀行口座数が3,362個増加
2023年10月31日付 Prothom Alo紙


本社記者
2023年9月20日
経済には様々な圧力がかかっているにもかかわらず、千万タカの銀行口座数が増加し続けている。今年の第二四半期、つまり4月から5月の3ヶ月間では、千万タカの銀行口座の数が3,362口座増えた。バングラデシュ中央銀行の2023年6月時点での最新報告書でこの情報を明らかになった。
中央銀行の情報によると、2023年6月現在では1千万タカ以上の預金がある、銀行口座数は11万3554個に上る。これらの口座の預金額の合計は7兆3133億2000万タカである。
今年の1-3月まで第一四半期は、1000万タカ以上の預金口座の数は11万192口座だった。これら全ての銀行口座の預金は合計6兆9087億7000万タカであった。
つまり、その間に千万タカの銀行口座の数が3,362個増加した。同時にこれらの口座の預金額は4080億5000万タカ増えた。国内銀行の預金のうち43.36%が千万の口座の保持者によって預金されている。
しかし、千万タカの口座は億万長者の市民だけという意味ではない。なぜなら、個人が銀行口座に1,000万タカを預金するように、多くの機関も同様に預金するからだ。つまり、千万タカの口座は個人と機関の両方のことである。これとは別に、機関と個人がいくつ銀行口座を開設するかについての制限はない。結果として一つの機関、一人の個人が複数の口座を持っている。この中には、政府機関や様々な組織の千万タカの口座もある。
国内の実の億万長者の正確な数は把握することはできない。結果として、何人億万長者が千万タカの口座を持っているかについて正確な統計を得られない。しかし、銀行に千万タカの口座数から推測ができる。千万タカの口座数は、コロナ・パンデミック以降から急速に増えている。
中央銀行の統計によると、1975年には千万タカの銀行口座数はたった47口座だけだったが、2015年には57,516口座に増えた。コロナ・パンデミックが始まった2020年3月には、この数は82,625個になり、現在では約11万3500個に上っている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:内藤海音)
(記事ID:1137)