食料品の価格高騰でインフレ率上昇、再び10%に到達するか
2023年10月31日付 Prothom Alo紙


本社記者、ダッカ
公開:2023年9月10日
国内で過去2ヶ月に渡って物価がわずかに低下したあと、8月になって再び上昇した。今月のインフレ率は9.92%だった。しかし、8月の食料品のインフレ率は急激に大きく上昇した。8月は食料品全体のインフレ率は12.54%だった。今では農村部でも都市部でも食料品インフレ率は12%以上だ。

今日、日曜日にバングラデシュ統計局(BBS)は最新のインフレ率のデータを発表した。そこではインフレ率の上昇の様子がグラフで見られる。

政府は8月にインフレ率が低下することを期待していた。8月29日、国家経済会議の執行委員会の会議後、計画大臣エム・エー・マンナンは記者に対して、「インフレ率は強制的に減少させることはできない」と述べた。

8月のインフレ率は9.92%だった。2022年の8月に人が100タカで買っていたものやサーピスを今年の8月に同じものを買うのに109.92タカを使っていた。つまり一年の間に支出が9.92タカ上昇したということだ。インフレは一種の税のようなもので、貧富に関わらず、全員に対して圧力が増す。

この前の月、つまり7月のインフレ率は9.69%で6月は9.74%だった。しかし、5月は9.94%だった。このインフレ率は過去12年で最高だ。これ以外にも2022−23年の平均インフレ率は9.02%で、過去12年で最高だ。

BBSの最新のデータで見られるように、8月の食料品全体のインフレ率は12.54%だった、その前月、つまり7月は9.76%だった。これは食料品インフレ率が8月に2.78%上がったことを意味する。

一方、農村部の8月の食料品インフレ率は12.71%だった。そして、都市部では食料品インフレ率は12.11%にとどまった。双方とも7月の食料品インフレ率は10%以下だった。

他方、7月は非食品全体のインフレ率は9.47%から8月に7.95%に低下した。そのうち、8月の農村部での非食料品インフレ率は7.38%で、都市部では8.48%だった。

これ以外に農村部では現在、総合的なインフレ率が9.98%で、それは7月には9.75%だった。そして都市部では現在、総合的なインフレ率は9.63%で、7月には9.43%だった。

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(翻訳者:浦杉はるか)
(記事ID:1138)