インドのGDPの3分の1は億万長者の手にある
2025年05月31日付 Prothom Alo紙
商務デスク
公開:2025年4月1日
インドの超富裕層の数は増加している。この階級の人々の数が増えるにつれて、彼らが持つ資産量も増加している。
2025年から2026年の会計年度の初めにインドではこの億万長者、またはビリオネアの数が284人に増加した。去年のこの時期のインドにおける億万長者の人数は、271人だった、つまり、インドでは1年で億万長者の人数が13人増えているのだ。最近、発表された「The Hurun global rich list」では、2025年のこの情報が明らかになった。
報告書によると、インドの億万長者の資産量は現在、98兆ルピーである。この数字はインドの全体の国内総生産、または全体のGDPの3分の1である。
億万長者の数が増えると同時に、この階級の人々の資産も増えた。国内で億万長者が保有している資産量は現在、サウジアラビアの全体のGDP、または国内総生産よりも多い。「The Hurun global rich list」は2025年に、去年のインドの億万長者の資産量は約10%増えたと報告している。同時に全体的にインドの富裕層の資産量は過去1年間で62%増えている。彼らの資産量は1兆ドルの中間層を超えるだろう。「The Hurun global rich list」の創設者兼主任研究員のアナス・ラフマン・ジュナイドは、これはインドの経済にプラスになると述べている。
報告書によると、2022年、インドの億万長者の数は249人だった。しかし、2023年は187人に減少した; 去年は再び271人に増加した。2025から2026年の会計年度では、300人を超えるだろうと推察している。
超富裕層の数に関して、現在インドは世界第3位である。インドの上にはアメリカと中国だけがランクインしている。インドの下にはイギリス、ドイツ、スイスがランクインしている。そして、アジアの億万長者の首都として、中国の上海がムンバイを追い抜いた。上海には現在、92人の億万長者が暮らしていて、ムンバイには90人の億万長者が暮らしている。これ以外にも、シンガポール、ロシア、カナダ、トルコ、メキシコといった他の地域でも億万長者の数は増加している。
去年、インドとアジアで最も裕福なムケシュ・アンバニの資産量は1兆ルピー減った。基本的に、借金額の増加により、彼の資産は減少した。報告書によると、彼の資産量は8.6兆ルピーだという。彼は現在世界で18番目に裕福である。去年、彼は一時的に、アジアで最も裕福な人の座に座った。
インドの超富裕層の平均年齢は68歳である; 世界の超富裕層の平均年齢は66歳である; つまり、この分野では、インドの超富裕層は少し遅れをとっている。
今年、インドの最も若い億万長者として、ラジョルプの共同創設者であるショシャンコ・クマルとホルシル・ムトゥルが浮上した。彼らは2人ともたった34歳である。
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(翻訳者:石渡亜理沙)
(記事ID:1199)