衝突の名は自由 選挙を前にアゼルバイジャン与野党対立激化(Radikal紙)
2005年09月29日付 Radikal 紙

アゼルバイジャンでは11月6日の総選挙を控えて野党側と政権側の激しい衝突が起こっている。野党側は自由広場でのデモ実施を求めたが、イルハム・アアリエフ大統領は、ウクライナにおける「オレンジ革命」がバクーまで波及することを防ぐためにこれを認めなかった。野党の自由連合が日曜日に実施したデモが警官隊によって強硬に鎮圧された直後からアメリカの在バクー大使は野党への広場開放を提案した。政権側と野党側の協議が物別れに終わると、自由連合はこの土曜日にも広場に繰り出すことを明らかにした。ヨーロッパ安全保障協力機構の調停のもと今日も双方が交渉のテーブルに着くが、合意の見通しは立っていない。ムサヴァトのイーサー・ガムベル党首は、「民主的かつ自由な」選挙実施に向けてアメリカからの支援を求めた。

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( 翻訳者:長岡大輔 )
( 記事ID:1063 )