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2024-04-21 「今後の仲介者はトルコ」―エルドアン・ハニーヤ会見を世界はこう見る (Hurriyet紙)

トルコのエルドアン大統領が、ハマスの指導者イスマイル・ハニーヤ氏と接触をもった。各国メディアは、この接触がいかなる結果を引き起こすかについて記事を書いている。      ハマス指導者イスマイル・ハニーヤ氏のトルコ訪問をイスタンブルでレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が出迎え、会談をおこなった。この会談に各国報道機関が密着取材をおこなった。AFP通信社は、イスタンブルでの会談は中東の緊張が高まるなかで開催されたものだと報じた。エルドアン大統領とハニーヤ氏の会談は2023年7月以来で、6か月前に 全文をよむ

2024-04-21 エルドアン大統領、エジプト外相と会談 (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、エジプトのサーメハ・シュクリ外相及び同行した代表団とともに、ドルマバフチェ宮殿の執務室に集まった。      大統領府通信庁のソーシャルメディアアカウントに上げられた投稿によると、会談ではトルコとエジプトの二国間関係、イスラエルのガザを標的にした攻撃に関する動向、グローバルや地域内の話題が上がった。      エルドアン大統領は、イスラエルのパレスチナ人を標的にした継続的な攻撃がますます緊張と衝突を地域内へ広めるリスクを高めていると明 全文をよむ

2024-04-20 エーゲ海諸島へのビザなし観光はじまる、ギリシャ首相がお出迎え (Milliyet紙)

バルッケシルのアイウァルク郡からフェリーボートでレスボス島を訪れた92人のトルコ人観光客を、ギリシャのキリヤコス・ミツォタキス首相がレスボス島で出迎え、驚かせた。      ミツォタキス首相は、トルコ人観光客とおしゃべりをしながら、即応ビザが二か国の人々を近づけていると話した。アイバルクのアリ・ジェイル副市長も含む観光客たちは、首相とたくさん会話を楽しんだ。      また同首相は、トルコ人観光客たちと記念写真撮影も行った。ミツォタキス首相はその後、レスボス市庁舎へ行き、パナギオティス・フリスト 全文をよむ

2024-04-20 フィダン外相「パレスチナの国家承認せねば危機は続く」 (Hurriyet紙)

ハカン・フィダン外相は、エジプトのサーメハ・シュクリ外相と催した共同記者会見でその日の議題について話した。フィダン外相はイランーイスラエル間の緊張について「パレスチナ人にふさわしい国家、独立、主権が与えられなければ、この危機はさらに拡大しながら続くだろう」と話した。      エジプトのサーメハ・シュクリ外相は今日、イスタンブルを訪れ、ハカン・フィダン外相と会談した。両外相は二者会談のあとカメラの前にたち、時事について注目される発言を行った。      会談ではガザ問題を取り上げたと強調したフィ 全文をよむ

2024-04-19 トルコ外務省「両者に冷静な対応を望む」 (Hurriyet紙)

トルコ外務省は、イスラエルがイランに向けて行ったミサイル攻撃について、「近頃の展開から永続的な紛争に発展するリスクがある。両者とも、さらに大きな衝突につながり得る行動を避けるよう求める」と声明を出した。      トルコ外務省の書面による発表では、「イスラエルがダマスカスにあるイラン大使館に向けて行った、国際法に反する攻撃を契機とする緊張が、その後永続的な紛争に発展するリスクがある。我々は事態を密接に注視している。両者とも、さらに大きな衝突につながり得る行動を避けるよう求める。国際社会の喫緊の課 全文をよむ

2024-04-14 中東各国、空域閉鎖―イランのイスラエル攻撃 (Milliyet紙)

イランがイスラエルへ行ったドローン攻撃を受け、中東の多くの国が空域を閉鎖した。      イスラエル国防軍のダニエル・ハガリ報道官が行った会見で、イランから発射された多くのドローンがイスラエルに向かって進んでいると発表した。イランがイスラエルへ攻撃した後、中東では多くの国が各国の空域を閉鎖した。      ◾️レバノン      レバノン公共交通省は地域的な事態の進展を受け、出入国及び乗り継ぎを目的とするすべての航空機に対し一時的な空域の閉鎖を公表した。説明では、閉鎖の決定が対策を理由に採択され 全文をよむ

2024-04-13 ギリシャが置き去りにした避難民をトルコが救出―国防省発表 (Hurriyet紙)

国防省は、ギリシャがエーゲ海に置き去りにした避難民が沿岸警備隊によって救出されたと報じた。      国防省の発表では、「海軍司令本部の無人航空機が2024年4月11日に実施した偵察活動において、ギリシャの沿岸警備隊がサモス島の東でブラマチ島の南東、ボドルムの北西に位置する海域で避難民を運ぶ2隻のボートを海に置き去りにし、そこから離れているのを発見した。この状況は即座に沿岸警備隊に報告され、避難民は救助された。」と説明された。 全文をよむ

2024-04-12 エルドアン大統領、アッバース議長と電話会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長と電話会談をした。エルドアン大統領は会談で「イスラエルはこの弾圧の代償を支払うことになる」と述べた。      ファフレッティン・アルトゥン大統領報道官はTRTニュースの生放送で、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長と電話会談を行ったことを明らかにした。      エルドアン大統領はアッバース議長に対して、ガザ地区に対するイスラエルの野蛮な攻撃に立ち向かい続けると 全文をよむ

2024-04-10 世界はバイラムを祝うなか、ガザは爆撃の下 (Milliyet紙)

各国通信社は、オーストラリアからルーマニア、インドネシアからケニア、トルコからイタリアに至るまで、何十もの国の情報画像を提供する中、もっとも悲惨な画像はイスラーム世界が注目する場所であるガザからもたらされた。他方で、イスラエルがガザへ向けた血生臭い爆撃は継続している。最近の爆撃ではハマスリーダーであるハニヤ氏3人の息子と3人の孫が死亡した。      世界中に暮らすムスリムたちは、今朝からラマダンバイラムを祝いを始め、一部のアラブ諸国では明日以降にバイラムを祝うことになる。各国の報道通信社は、オ 全文をよむ

2024-04-09 トルコ貿易相「イスラエルとの貿易情報はイスラエル諜報機関の仕業」 (Cumhuriyet紙)

貿易大臣のオメル=ボラット氏によると、イスラエルとの貿易に関連する情報がイスラエル諜報機関によって作られたと主張し「情報汚染として放たれた虚偽の誤情報の多くがイスラエルの諜報機関のものであることを突き止めた」と述べた。      トルコのイスラエルとの貿易関係に反発が寄せられた後、一部の輸出品が制限された。      貿易大臣のオメル=ボラット氏によると、トルコとイスラエル間の貿易に関する情報元がイスラエルの諜報機関によるものとのことだ。トルコラジオ・テレビ協会(TRT)のニュースチャンネルの生 全文をよむ

2024-04-09 トルコ、イスラエルとの経済関係断絶 (Milliyet紙)

オメル・ボラト貿易大臣が、イスラエルへの輸出制限についての詳細を発表した。ボラト大臣は、「トルコは、イスラエルへの輸出禁止を実施する最初の国となった」と語った。       オメル・ボラト貿易大臣は、時事に関し関心を集めている事柄をトルコラジオ・テレビ協会(TRT)のニュースチャンネルの生放送で説明した。ボラト大臣の発表をまとめると以下のようであった。       世界では国連の場では、残念ながらイスラエルに対して集団的または一国での禁輸措置はいずれもとられていない。我が国は他国を待たずいち早く 全文をよむ

2024-03-27 エルドアンのアメリカ公式訪問、日程決定 (Cumhuriyet紙)

公正発展党のエルドアン大統領は5月9日に公式招待を受けアメリカに向かう。エルドアン大統領は初めて、ホワイトハウスでアメリカのジョー・バイデン大統領と会談する。      公正発展党党首であるレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は初めて、ジョー・バイデン大統領の公式招待者としてワシントンに向かう。      5月9日に実施が計画されている訪問では2人の大統領はホワイトハウスで対面する。議題には重要なテーマがある。      エルドアン大統領はバイデン大統領と国際サミットでは会談を行ってきた。最近で 全文をよむ

2024-03-24 モスクワのISテロ、犯行はトルコから入国のタジク国籍者? (Milliyet紙)

ISISが犯行を主張しているモスクワのテロ攻撃で、余波が広がっている。プーチン大統領は襲撃犯を拘束したことを発表し、(24日を)追悼の日とすることを宣言した。襲撃犯のうち4人はウクライナ国境方面に逃走していたところを逮捕された。      ロシアのモスクワ州クラスノゴルスクにあるクロッカス・シティーホールで発生したテロ襲撃はISISが犯行を主張しており、その余波が広がっている。ロシア捜査委員会は、消火活動後に瓦礫撤去作業が始まると、さらに多くの遺体が見つかり、死者数が143人に増えたと発表。死因 全文をよむ

2024-03-23 エルドアン大統領、プーチン大統領にお悔やみの電話 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はモスクワで発生したテロ事件を受けて、ロシアのプーチン大統領と電話で会談した。プーチン大統領にお悔やみの言葉を述べたエルドアン大統領は、テロとの戦いでロシアと協力する準備ができていると強調した。      [大統領府]通信局は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラディミール・プーチン大統領が電話で会談したと発表した。      通信局は会談に関して以下の内容を発表した。      会談では、モスクワで発生したテロ事件を受けてエルドアン大統領は、プ 全文をよむ

2024-03-22 EU、ボスニアヘルツェゴビナと加盟交渉開始 (Cumhuriyet紙)

ヨーロッパ連合(EU)は、ボスニアヘルツェゴビナとのEU加盟交渉の開始を決定した。この決定をEUのミシェル議長が公表した。      ヨーロッパ連合は、ボスニアヘルツェゴビナとの加盟交渉開始を決定したと公表した。   EU理事会議長シャルル・ミシェル氏は、ブリュッセルで開催されているEUサミットの期間中にX(旧Twitter)のアカウントで発表を行った。      「私たちヨーロッパ一家の中にあなたも」と表現したミシェル議長は「今日の決定はEU加盟の前進に向けた重要な一歩である。貴国の人々が望む 全文をよむ

2024-03-15 ジョージア外相、トルコ・アゼルバイジャンとの協力強調 (Cumhuriyet紙)

ジョージアのイリア・ダルチアシビリ外相は、トルコ、ジョージア、アゼルバイジャンの三国が、政治、貿易、経済、防衛、文化、交通、エネルギー、最新技術、観光やその他の産業で強固な協力体制を敷いていると述べた。      アゼルバイジャンの首都、バクーでトルコ、アゼルバイジャン、ジョージアの3国外相会議後に行われた記者会見で、ダルチアシビリ外相は、トルコのハーカン・フィダン外相とアゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相とともに会議に参加でき、光栄であると述べた。      ダルチアシビリ外相は、三国 全文をよむ

2024-03-10 AKP報道官「ネタニヤフの反トルコ発言は何の意味もない」 (Hurriyet紙)

公正発展党(AKP)報道官オメル・チェリク氏は、「無実の人々の命を一斉に標的にしているネタニヤフ政権や虐殺組織がレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とトルコに向け否定的に行った発言は何ら正当性はない。殺人犯に説明をつけさせるために我々の戦いは続く。」と述べた。      AKP報道官オメル・チェリク氏の声明は次のようだ。      「トルコは中東で公正かつ恒久的平和を支持している。二国家解決と東エルサレムを首都とするパレスチナ国家を支持している。      現在イスラエルで政権を握る現ネタニヤフ 全文をよむ

2024-03-09 エルドアン・ゼレンスキー記者会見で通訳、不備 (Cumhuriyet紙)

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とトルコのエルドアン大統領がイスタンブルで行った共同記者会見における通訳の不備が注目された。      ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とAKP党首のトルコのエルドアン大統領がイスタンブルで行った共同記者会見において通訳に不備が発生した。   記者会見で、トルコ側から質問1回の権利がTRTのラシフ・トゥランオール特派員に与えられた。しかしゼレンスキー大統領が翻訳を理解できず、質問の自身に関する部分を英語で質問するよう求めた。国際的な会見 全文をよむ

2024-03-09 エルドアン・ゼレンスキー会談終わる「和平サミット開催の用意がある」 (Hurriyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談は終了した。会見ののち、エルドアン大統領は「両者の間に新たな交渉に向けた機運があるなら、できるだけのことをする用意がある。ウクライナの国土一体性を支持する。戦闘の終結に向け、我々にできることを行っている」と述べた。ゼレンスキー大統領は、「エルドアン大統領は、ウクライナの国土の一体性を常に支持してきた。いかなる時も、その考えを変えなかったことに対し、感謝している」と述べた。      レジェップ・タイイプ・エルドアン大 全文をよむ

2024-03-07 バイラクタル・エネルギー相「トゥルクメニスタンと天然ガス合意」 (Hurriyet紙)

アルパルスラン・バイラクタル・エネルギー・天然資源大臣は、「今年、黒海で新たに3つの探査井を開設する予定である。[シュルナックの]ガバール地区では日量3万7千バレルを超えた。4月には新たに9つの油井が開設され、目標は2024年末までに1日当たり10万バレルである。」と述べた。      エネルギー自立の分野におけるトルコの投資と前進は続いている。黒海での巨大な天然ガス田の発見に続き、ガバール山での石油生産も急速に続いている。バイラクタル・エネルギー・天然資源大臣は、ガバールでの石油生産量を日量1 全文をよむ

2024-03-06 モルドヴァ共和国のトルコ系ガガウズの民、トルコに期待 (Cumhuriyet紙)

ガガウズ自治区のエフゲニア・グツル首長は、モルドヴァ政府が特別な地位を侵害するのをトルコが認めないよう期待していると強調した。      モルドヴァに属するガガウズ自治区のエフゲニア・グツル首長は、ロシアで開催されたワールド・ユース・フェスティバル2024に参加する中でインタビューに応じた。グツル首長は、モルドヴァ共和国のマイア・サンドゥ大統領がEU加盟のための国民投票の提案に言及し、「2014年2月2日のガガウズ住民投票では、住民はロシアとの関係強化を明確に決定した」と述べた。      グツ 全文をよむ

2024-03-03 フィダン外相のガザ声明 (Hurriyet紙)

フィダン外相は、第三回アンタルヤ外交フォーラムに関する最終日の会議の後に、評価会議を催した。同外相は、「ラマダン月の前に休戦するよう多大な努力をしている」と述べた。      ハカン・フィダン外務大臣はアンタルヤ外交フォーラムの閉会挨拶で、フォーラムへ今年は148か国4700人が参加したと説明した。      フィダン外相は「親愛なる我らの大統領は11の国の元首と会談した。32名の外相と二国間会談も行った。話をした若い同僚たちはここで学者や外交官らと対面したことは自身にとって視野を広げるものだっ 全文をよむ

2024-03-01 イラク外相「国内のPKK排除はわが国の任務」 (Hurriyet紙)

CNNトルコに対し語ったイラクのフアド・フセイン外相は、「クルディスタン労働者党(PKK)を排除することは我々の任務である。PKKはイラク、イラク・クルディスタン自治政府(IKYB)、トルコ皆にとっても問題である。アンカラ政府と共に3月中にも要望を話し合い、共同計画を作成する」と話した。      フアド・フセイン・イラク外相は、CNNトルコのブシュラ・アルスランタシュ記者の問いに答えた。      「イラク憲法はいかなるテロ組織も認めていない。法的観点から、我々の責務はPKKをイラク国内から排 全文をよむ

2024-02-29 アゼルバイジャン・アルメニア両外相、ベルリン会合 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャン外相ジェイフン・バイラモフとアルメニア外相アララト・ミルゾヤンが和平合意の協議として一堂に会した会談がドイツ外相のアンナレナ・ベアボックの主催で首都ベルリンで行われた。      アゼルバイジャン外務省の発表によれば、アゼルバイジャン外相バイラモフとアルメニア外相ミルヤゾンの代表団間の会談が、ドイツ外務省の迎賓館として使われているヴィラ・ボルシグで実現された。会談では、期待されているアゼルバイジャンとアルメニアの和平合意について話し合われた。 全文をよむ

2024-02-29 トルコNATO軍、コソボに到着 (Cumhuriyet紙)

コソボ北部の緊張後、NATOの要請で派遣されたトルコ派遣団が、コソボに到着したと報じられた。      NATOのコソボ治安維持部隊(KFOR)は声明で、トルコ派遣団は、この地域に以前配備されていたイタリア派遣団に取って代わると述べた。      声明では、「トルコ派遣団の派遣は、コソボに住むすべてのコミュニティの利益のために、公平に、安全で安心な環境と移動の自由を常に確保し続けるというKFORのコミットメントを反映している」と述べられた。      2023年5月から6月にかけて、コソボ北部で 全文をよむ

2024-02-27 ロシアがパイプラインを閉める?燃料値上げの危険 (Cumhuriyet紙)

ロシア政府が6か月間石油製品の輸出を停止するという決定を承認した。3月1日から適用されるこの決定は、トルコに一番大きく影響する。2023年にロシアの最大の輸出国のうちの一つであったトルコは、ロシアから輸入を1年で200%増やした。算出によると、この年トルコは地中海地域の同品種の製品らの値段に比べてロシアからの輸入によって20億ドルの節約を達成した。      ロシアは、消費者と農家からの要求の増加に対し、価格を固定し、世界第二の石油輸出国である同国の製油所の維持のために、3月1日から石油製品の輸 全文をよむ

2024-02-24 米、ロシア制裁強化500件―3件はトルコ国内に所在 (Cumhuriyet紙)

米国はウクライナ侵攻と反体制派のアレクセイ・ナワリヌイ氏が獄中で死亡したことを理由にロシアに500件以上の新たな制裁を加えた。制裁リストにはトルコ企業16社が3つのカテゴリで掲載された。      米国はウクライナ侵攻と反体制派のアレクセイ・ナワリヌイ氏が獄中で死亡したことを理由にロシアに500件以上の新たな制裁を加えた。EUも200件の法人と人物に対する制裁を発表した。ロシア政府はこの決定に対してさらに多くのEU高官のロシアへの入国を禁止する対抗措置をとった。   オキシジェン紙の報道によれば 全文をよむ

2024-02-24 NATOで大規模演習、トルコ軍ポーランドで演習 (Hurriyet紙)

トルコ軍は、NATOの「ブリリアント・ジャンプ24」演習のため、ポーランドのシュチェチン–ゴレニュフ空港に到着した。演習にはアルバニア、ポーランド、スペイン、トルコ、英国の5ヵ国から3千人、車両は700台が参加することが明らかになった。      ドラフスコ・ポモルスキエ演習場で続く大規模演習「ステドファスト・デフェンダー」の一部である「ブリリアント・ジャンプ24」演習に参加するためトルコ軍は昨日、シュチェチン–ゴレニュフ空港に到着した。NATOは発表で「ポーランドへようこそ。トルコ軍は、『ステ 全文をよむ

2024-02-15 ジョージア外相「トルコは最大の貿易パートナー」 (Cumhuriyet紙)

ジョージアのイリア・ダルチアシヴィリ外相は、トルコ-ジョージア関係のために、「トルコはジョージアの最大の貿易パートナーとしての位置を維持し、国際関係の可能性を最大限活用できるよう両国の関係機関の間で必要な取り組みは集中的に継続する」と述べた。      ジョージアのイリア・ダルチアシヴィリ外相は、トルコのハカン・フィダン外相との外相会談後に行われた共同記者会見で以下のように話した。      ダルチアシヴィリ外相はトルコをジョージアの「旧友であり戦略パートナー」であると評し、トルコへの来国を嬉し 全文をよむ

2024-02-14 エジプト・シシ大統領、空港でエルドアン出迎え―12年ぶり (Cumhuriyet紙)

公正発展党所属のエルドアン大統領はエジプトにおいて、一時「絶対に会うことはない」と述べたシーシ大統領によって歓迎された。      公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は公式訪問として専用機でエジプトの首都、カイロに行った。      アナドル通信の報道によれば、エルドアン大統領はカイロ国際空港においてエジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領と在エジプト・トルコ大使のサーリヒ・ムトゥル・シェン氏に歓迎された。      エルドアン大統領とエミネ・エルドアン夫人にハカン・フィ 全文をよむ

2024-02-13 エルドアン、エジプト訪問へ (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、明日、12年ぶりにエジプトを訪問し、アブドュルファッターハ・エル・シーシ大統領と会談する。      2人の首脳会談では、両国の関係と、ガザ、東地中海、リビア、シリア、および両国の経済関係が重要な議題となる。地域の緊張が高まった時期に実現した訪問は、この点からも重要である。長期にわたる断絶期に入ったエジプトとトルコの関係は地域の安定や将来の点からも重要であると考えられている。      ■パレスチナの緊張      トルコとエジプトの外交において共通して重要なテーマ 全文をよむ

2024-02-11 トルコへのF16 売却、米国側の障壁解消 (Cumhuriyet紙)

1月26日アメリカ合衆国政府がトルコへのF16売却に関して米議会へ提出した公的通知書の後、法的に定められた15日間の調査期間は売却を阻止する障壁とはならず終了した。      アメリカ合衆国がトルコにF16を売却することに関する重要な段階は昨日をもって完了した。また、議会での検証と反対期間も終了した。       1月26日にアメリカ合衆国国務省が議会へ提出した公的通知書の後に始まった15日間の調査・反対期間ではケンタッキー上院議員ランド・ポール氏のみが上院に提出した反対が議題となった。     全文をよむ

2024-02-09 ドイツの科学政治財団のトルコレポート「武器輸出大国への道」 (Hurriyet紙)

ドイツの権威あるシンクタンク・科学政治財団(SWP)は、「トルコは今や国際的な武器輸出国になろうとしている」と題したレポートを公表した。レポートには、「トルコに戦闘機・ユーロファイターの販売の機会を創出しうる」というコメントが添えられた。      トルコ国内製造の武器は、国際市場で引き続き注目を集めている。      ドイツの権威あるシンクタンク・科学政治財団(SWP)は、トルコがこの分野において講じた措置に注視した。      SWPは、「トルコは今や国際的な武器輸出国になろうとしている」と 全文をよむ

2024-02-08 トルコ国軍、イラク北部で5人殺害を発表 (Hurriyet紙)

国防省は、イラク北部のハクルク地域と「鉤爪作戦」地域で確認された5人のクルディスタン労働者党(PKK)テロリストが殺傷されたと発表した。      国防部の声明には、次のような内容が含まれていた。      我々は、彼らがどこにいようとも、テロリストたちの隠れ家のすべてを破壊してきたし、今も破壊している。これからもそうし続けるだろう!      我々の断固たる作戦の結果、イラク北部のハクルクと「鉤爪作戦」地域で特定された5人のPKKテロリストが、わがトルコ軍によって殺傷された。      我々は 全文をよむ

2024-02-02 プーチン、トルコ訪問へ? (Milliyet紙)

クレムリンは、近日中にトルコを訪問すると見込まれるロシアのウラディミル・プーチン大統領の、エルドアン大統領との会談について発表した。      ロシアのプーチン大統領は2月12日にエルドアン大統領と会談を行うためトルコを訪問すると見込まれている。プーチン大統領にとって、ロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年2月24日以降、初のNATO加盟国への訪問となる。一方で、会談についてクレムリンから発表が行われた。発表では「プーチン大統領のトルコ訪問の際に、エルドアン大統領とウクライナの状況について話 全文をよむ

2024-02-02 エルドアン大統領、スウェーデン首相と電話会談 (Hurriyet紙)

速報・・・エルドアン大統領はスウェーデンのクリステション首相と電話会談を行った。会談では、スウェーデンのNATO加盟プロセス、テロとの戦い、トルコ・スウェーデン関係、地域・国際情勢について話し合われた。      大統領府が行った説明では以下のように述べられた:      エルドアン大統領は、スウェーデンのウルフ・クリステション首相と電話会談を行った。階段では、スウェーデンのNATO加盟プロセス、テロとの戦い、トルコ・スウェーデン関係、地域・国際情勢について話し合われた。エルドアン大統領は、トル 全文をよむ

2024-02-01 アゼルバイジャン・アリーエフ大統領「アルメニアとの関係、良好」 (Cumhuriyet紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、アゼルバイジャンとアルメニアの間で事実上和解が確立しており、二国の国境における状況は数か月間にわたって平和であると話した。      アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、アゼルバイジャンとアルメニアの関係について声明を出した。    アリエフ大統領は、アゼルバイジャンとアルメニアの間には実質的に和解が確立しており、二国の国境における状況は数か月間平和であると話した。   アリエフ大統領は、「アゼルバイジャンとアルメニアの間には事実上和解が保 全文をよむ

2024-01-27 アメリカ外務省、トルコへのF16売却を承認 (Hurriyet紙)

最新のニュースによると、米国国務省はトルコに対しおよそ230億ドル相当のF-16型ブロック70戦闘機40機とF-16の改良キット79機分の売却について議会が正式に通知した。      米国防総省傘下の国防安全保障協力局の書面での発表によると、米国国務省がトルコに対し40機のF-16型ブロック70戦闘機と79機分のF-16型戦闘機の改良キットの売却を承認する公式通知を議会に送ったとした。      ■議会の法定期間は15日間      米国議会には売却を検討するための15日間の法定期間がある。この 全文をよむ

2024-01-26 NATO、スウェーデン加盟問題でトルコに感謝 (Hurriyet紙)

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、スウェーデンのNATO加盟議定書に関するエルドアン大統領の決定について感謝を述べた。米国のアントニー・ブリンケン国務長官はスウェーデンのNATO加盟について行った発表で「我々はスウェーデンのNATO加盟議定書に対するエルドアン大統領の承認を歓迎する。」と述べた。      スウェーデンのNATO加盟プロセスでの承認に関する議定書は、トルコ大国民議会(TBMM)の本会議での審議後に可決された。      346名の国会議員が出席し、287名の賛成、5 全文をよむ

2024-01-25 トルコのスウェーデンNATO加盟承認の理由は地域のリスク (Hurriyet紙)

ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相がスウェーデンのNATO加盟について話し合うためにスウェーデンのウルフ・クリスターソン首相を自国に招待したことはスウェーデンを激怒させた。政府はハンガリーとの交渉に明確にノーを表明したが、今日のスウェーデンのマスコミの分析では有害な表現が使用された。      ロシアのウクライナ侵攻を受けてNATOへの加盟を決めたスウェーデンの加盟に関する法案が昨日、トルコ大国民議会総会で採択された。      スウェーデンはトルコの決定を非常に喜んでいるが、ハンガリーの承認 全文をよむ

2024-01-24 フィダン外相、国連安全保障会議で「イスラエルの行為は戦争犯罪」 (Cumhuriyet紙)

ハカン・フィダン外相は、国連安全保障理事会で行った演説においてガザでの停戦が「歴史的責任」であることを強調し、保証メカニズム構築に向けたトルコの呼びかけを繰り返した。      ハカン・フィダン外相は、アメリカのニューヨークで行われた国連安全保障理事会の会合においてガザで起きている人道危機に関する発表を行った。      フィダン外相は、約2カ月前に行われた会合でイスラエルの攻撃が地域的平和と安全をリスクに陥れることに関して警告が行われたことに触れ、「紛争が109日目に突入する中、国際社会はガザ 全文をよむ

2024-01-18 ヨルダン、シリアを攻撃、死者10名 (Hurriyet紙)

現地メディアとオブザーバーからの情報によれば、ヨルダンがシリア南部で行った攻撃で10名が死亡した。      シリアの現地メディアは、ヨルダンがシリア南部に行った空爆で子どもを含む計10名が死亡したと伝えた。今のところヨルダン政府関係者から声明は出ていない。      ヨルダン軍は、先月イランの支援を受ける民兵組織と関係していると疑われる一団がシリア国境から武器と爆発物と共に大量の麻薬を輸送していた際に彼らと衝突し、その後ここ数週間は麻薬の売人に対する攻撃を加速している。      現地メディア 全文をよむ

2024-01-10 パレスチナ人、国を離れるには賄賂1万ドル (Hurriyet紙)

イスラエルの攻撃によって地獄と化したガザから出国しようとするパレスチナ人は、エジプト国境の「エージェント・ネットワーク」に数千ドルの賄賂を払う必要がある。ラファハ検問所から出る人々の名簿に名前を載せる価格は一人当たり1万ドルにまで達している。      イギリスのガーディアン紙の調査によると、ガザ脱出を試みるパレスチナ人はエジプトを経由した出国を手助けすることを約束するエージェントに1万ドル(約3万トルコリラ)の賄賂を渡す必要がある。ラファハ国境ゲートから出国を許可された人々のリストに自身の名前 全文をよむ

2024-01-07 米土、外相会談―ブリンケンは何を言ったか? (Milliyet紙)

ブリンケン米国務長官は、戦争が始まって以来4度中東を訪問している。中東地域訪問の前にトルコと接触したブリンケン国務長官がハーカン・フィダン外相およびエルドアン大統領と行った会談は世界中で反響を呼んだ。      アントニー・ブリンケン米国務長官と外交使節団は、ガザの情勢について話し合うためにトルコとギリシャを含む中東訪問の一環としてイスタンブルを訪れた。ブリンケン国務長官はその後、プログラムの枠組みでエルドアン大統領およびハーカン・フィダン外相と会談した。ブリンケン国務長官とフィダン外相は会談で 全文をよむ

2024-01-03 アルメニア・アゼルバイジャンの和平の鍵は「地域連携」 (Cumhuriyet紙)

アルメニアとアゼルバイジャンの長期にわたる紛争の解決には「不安定化させる」域外の関係国ではなく、安定化をこれまで以上に必要と感じている地域の国家間での協力的、建設的な外交的交渉が必要である。      アゼルバイジャンとアルメニアの「恒久平和条約」の締結に関する交渉が続けられている一方で、第三国の危機に関する姿勢も注視され続けている。      最近では、ロシアのドミトリー・ペスコフ報道官は12月27日(?注)深夜に行った会見の中で、「ロシアは、アゼルバイジャンとアルメニアが和平協定締結作業を完 全文をよむ

2023-12-29 F16は来るのか?現在の状況 (Milliyet紙)

今年最終週の大国民議会委員会では、スウェーデンのNATO加盟が承認された。続けて、大国民議会総会で議決がなされる。このプロセスでは、トルコによるアメリカからのF-16型戦闘機40機の購入についても議決がなされる見込みだ。今後、どのようなプロセスが予定されているのか?      CNNトルコのアンカラ特派員ディクレ・カノヴァ氏が、舞台裏に関する情報を報じた。トルコ・アメリカ間の関係においては、スウェーデンのNATO加盟は、F-16に関するプロセス、イラク・シリア・イスラエルを軸とした情勢と切って離 全文をよむ

2023-12-28 ボスニアのセルビア人リーダー、独立宣言を予告 (Cumhuriyet紙)

ボスニア・ヘルツェゴビナの2つの主体のうちの1つであるスルプスカ共和国(RS)の最高指導者であるミロラド・ドディク氏は、数週間以内に独立を宣言する可能性があると述べた。      独立宣言は、ボスニア・ヘルツェゴビナの2つの主体のうちの1つであるスルプスカ共和国のミロラド・ドディク代表からなされた。      ドディク氏は公式テレビ局RTRSとのインタビューで、ボスニア・ヘルツェゴビナ上級代表のクリスティアン・シュミット氏がスルプスカ共和国内の不動産の地位に関する規制をボスニア・ヘルツェゴビナに 全文をよむ

2023-12-27 スウェーデンのNATO加盟承認、トルコ国会外務委員会で承認 (Hurriyet紙)

スウェーデンのNATO加盟手続きが賛成多数で可決されたことをスウェーデンとNATOは歓迎した。スウェーデンの報道機関は最終的な決定はトルコ大国民議会によって下されると訴える一方で、注目はNATO加盟に反対する最後の国であるハンガリーに向けられたと述べた。      トルコ大国民議会の外務委員会はスウェーデンのNATO加盟手続きを検討するため昨日、開催された。ブラク・アクチャパル外務副大臣はスウェーデンがNATOに加盟する流れを説明し、スウェーデンが取った措置に触れた。[委員会内の]国会議員たちも 全文をよむ

2023-12-22 カナダ、ガザの難民に一時滞在許可 (Cumhuriyet紙)

カナダは、ガザ地区に家族や近親者がいる国民に関して、それらの人々をカナダに連れて来られるように一時的なビザの発給を開始すると発表した。      カナダ移民省のマーク・ミラー大臣は、この件について記者会見で発表した。      ガザ地区の現状について「起きてはいけない」と評したミラー大臣は、一時的なビザの発給プログラムを2024年1月9日に適用開始する計画だと述べた。      ミラー大臣は、必要な基準を満たした場合に、ガザ地区にいるカナダ人の家族・近親者に対して3年間有効のビザを発給する予定だ 全文をよむ

2023-12-22 イスラエル軍、再び金曜礼拝者を撃つ―エルサレム (Milliyet紙)

イスラエル警察がアル=アクサー・モスクで金曜礼拝をしようとするイスラム教徒に対し、次々に催涙ガスやTOMA(社会的な暴動に介入する目的で作られた装甲車)で攻撃した。CNNトルコのクルーは現地で起こった出来事を中継で伝えた。      占領下の東エルサレムでは、今日が攻撃の日から11回目の金曜日となるが…。朝の礼拝でモスクから「アル=アクサー・モスクを守れ」というアナウンスがあった。イスラエル軍は日の出前からアル=アクサー・モスクの攻撃を開始した。      イスラエル軍は礼拝をするイスラム教徒に 全文をよむ

2023-12-21 ドイツで新移民法成立、トルコ系住民にも影響 (Cumhuriyet紙)

ドイツの連立政権は、新市民権法として知られる帰化と国外追放に関する法律を改正することで合意に達した。 1月に連邦議会で審議される予定のこの法案には、合法的な在留期間から二重国籍までトルコ移民に影響を与える多くの変更が含まれている。      ドイツでは、社会民主党(SPD)、自由民主党(FDP)、緑の党からなる連立与党が、新しい市民権法に関して合意に達した。   この法律は1月に連邦議会で審議される予定だ。      11月30日に議会で最初の審議が行われたこの法案が成立すれば、国内に住むトルコ 全文をよむ

2023-12-19 イスラエル、ガザの難民キャンプを攻撃、少なくとも13人死亡、75人負傷 (Milliyet紙)

イスラエルがガザのジャバリア難民キャンプに行った攻撃で、13人が亡くなり、75人が負傷した。ラファフの町に行われた攻撃では、ジャーナリスト1人を含む25人が亡くなった。      イスラエルがガザに無差別に行っている攻撃は74日間続いている。イスラエル軍はガザの南にあるラファフの町で建物を破壊した。保健省がおこなった発表では、ザラブ家14人、アッティヤ家8人、アブドゥラル家3人が亡くなった。ガザの政府メディアのオフィスがテレグラムアカウントから行った投稿では、ジャーナリストのアデル・ザラブ氏も犠 全文をよむ

2023-12-16 カイセリでデモ、「ネタニヤフ死刑」で抗議 (Cumhuriyet紙)

カイセリで、イスラエルによるパレスチナ攻撃に対してデモが行われた。デモ中に、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を模したパネルが絞首台でつるされた。      ボゾク文化・互助協会は、共和国広場でメディア会見を行い、イスラエルによるパレスチナ攻撃に対して抗議した。      デモでは、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフ首相を模したパネルが絞首台でつるされた。      ボゾク文化・互助協会のクデゥシ・エルクルチ会長は、「10月7日以降、イスラエルのシオニスト政府は、パレスチナ自治区ガザ地区に 全文をよむ

2023-12-15 フィダン外相、アゼルバイジャン・アリーエフ大統領と面会 (Hurriyet紙)

ハカン・フィダン外相は、バクーでアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領から歓待を受けた。      ハカン・フィダン外相は昨日訪問したアゼルバイジャンの首都バクーで、同国のジェイフン・バイラモフ外相と共同で記者会見を行った。      フィダン外相は、国連総会で火曜に行われた投票で、ガザ地区での即時停戦を要求する決議に対して153カ国が賛成票を投じたとしたうえで、同様の決議に対する賛成票が以前は121票しかなく、そこからガザ地区を支持する票が大きく増えたことを強調した。フィダン外相は、イスラ 全文をよむ

2023-12-15 イスラエル兵、アクサ―モスク取材のメディア襲う (Milliyet紙)

イスラエル兵はアル=アクサー・モスク周辺で放送していたメディアクルーを攻撃した。      占領下の東エルサレムで緊張が高まっている。イスラエル警察はアル=アクサー・モスク周辺で金曜礼拝をしようとする人々に介入した。      アル=アクサー・モスク周辺で規制を続けるイスラエル警察は、先週と同様に今週も、ここで金曜礼拝をしようとするパレスチナ人を妨害した。      ■中継中の記者 蹴られる      イスラエル警察は今日、メディアをも標的にした。生放送の映像ではアナトリア通信(AA)フォトジャ 全文をよむ

2023-12-14 イスラエル軍人、モスクを襲いユダヤ教祈祷を放送 (Cumhuriyet紙)

イスラエル兵士らは占領下にあるヨルダン川西岸のジェニンの町で3日間にわたり攻撃を続け、モスクを攻撃しスピーカーからユダヤ教の祈りを唱えた。      イスラエル軍の占領下にあるヨルダン川西岸のジェニン市とジェニン難民キャンプに向け攻撃が実施され、11人が死亡しなおも続いている。      この地域で攻撃を続けるイスラエル兵士らは靴を履いたままモスクに入り、説教壇に上り、マイクでユダヤ教の祈りを唱えた。      兵士の別の一人は説教壇の前でマイクを通して「シェマ・イスラエル」を唱えた。      全文をよむ

2023-12-14 プーチン、ガザ問題でのエルドアンの役割賞賛 (Milliyet紙)

エルドアン大統領のガザでの展開に最大の関心を見せているリーダーの1人に数えられているロシアのプーチン大統領は、「彼が重要かつ主導的な役割を果たしたことを指摘したい」と述べた。      ロシアのウラディミル・プーチン大統領は、年末に実現された記者会見でトルコとレジェプ・タイイップ・エルドアン大統領に関する質問に答えた。      ガザ危機解決におけるエルドアン大統領の重要な役割を指摘したプーチン大統領は、「トルコのエルドアン大統領が、ガザ情勢の回復において重要かつ主導的な役割を果たしたことを指摘 全文をよむ

2023-12-13 米3大学でパレスチナ亀裂 (Hurriyet紙)

イスラエル—ハマス問題の影で、アメリカのハーバード、ペンシルベニア、MITの3つの大学が反ユダヤ主義の主張によって危機に陥っている。ユダヤ人の虐殺に対して明確な態度を取らなかったため、ペンシルベニアの学長は辞任に追い込まれた。他の2大学の学長も圧力を受けている。親パレスチナの活動家たちが大学で掲げた、イスラエルを無視する「川から海までの自由」というスローガンは反ユダヤ主義とみなされている。      イスラエルが10月7日からガザで続けている虐殺に対して、アメリカの最も優れた教育機関とされるアイ 全文をよむ

2023-12-09 米のパレスチナ戦後構想にアラブ諸国反発 (Hurriyet紙)

CNNインターナショナルは米国高官が戦争後のガザ統治について、パレスチナ自治政府とアラブ諸国と協議していると書いた。CNNに語った情報提供者は、アラブ・イスラム諸国が戦争後のガザの治安を維持する「国際的な勢力」に関与したくないと明確に言及した一方で、9日ブリンケン国務長官と会談したアラブ・イスラム諸国の代表団は「独立したパレスチナ国家」を改めて強調した。      米国は国連安全保障理事会で提出されたガザでの人道的緊急停戦を求める決議案に拒否権を発動した。最終結果は賛成13カ国、棄権1カ国、反対 全文をよむ

2023-12-09 米、国連での拒否権発動弁明「早急すぎる」 (Cumhuriyet紙)

米国は、先の決議案に対して拒否権を行使したことについて弁明した。決議案は、アラブ首長国連邦や他90カ国によって安保理に提出され、ガザ地区における即時停戦を呼び掛けるものであった。      国際連合アメリカ合衆国政府常駐代表ロバート・ウッド代理大使は、「残念ながら、我々の提案のほとんどが無視された。そして、このような性急なプロセスの結果、非現実的で、方針が定まっていない形で提出され、バランスに欠いた決議案となった。そのため、残念ながら賛成できなかった。」と述べた。      弁明において、ロバー 全文をよむ

2023-12-08 ギリシャ紙、エルドアン訪問を大報道 (Milliyet紙)

歴史的な合意について一面で取り上げたギリシャ各紙は、エルドアン大統領の訪問について見出しに「ウィン・ウィン」あるいは「徐々に」などといったトルコ語の単語を使用した。タ・ネア紙はトルコ語の6つの単語を一面に記載し「キーワード」と評した。      トルコ・ギリシャ間の新たなページが公式に開かれたこの訪問では、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相がアテネ宣言に署名した。エルドアン大統領による歴史的な訪問は、トルコ・ギリシャ関係の将来の政治的基盤を形成する文書と 全文をよむ

2023-12-07 エルドアン、アテナ訪問「両国間に解決できない問題はない」 (Milliyet紙)

ミツォタキス首相は、エルドアン大統領との会談で、トルコ国民がギリシャの10島を7日間ビザなしで渡航可能とする件について議論したと述べた。エルドアン大統領も声明の中で、「隣人間に意見の相違があるのはごく普通のことだ。我々の間に解決できない問題はない。大局を見て、海を渡って小さな流れに溺れることにならない限りは」と述べた。      アテネ滞在中のエルドアン大統領は、ギリシャのミツォタキス首相と共同記者会見を行った。      エルドアン大統領は、アテネ滞在を喜ばしく思うと述べ、「次の会談の開催にこ 全文をよむ

2023-12-06 イスラエルの東エルサレムへ住宅建築計画にトルコから批判 (Milliyet紙)

トルコ共和国外務省は、イスラエルが東エルサレムにおいて約1800もの住宅建設を行う計画に対して声明を発表した。同声明の中ではこのことを認めることはできないとし、占領下にあるパレスチナの土地で違法な入植が拡大することを強く非難すると明らかにした。      トルコ共和国外務省が行った声明では「我々は、イスラエル当局がガザ地区で民間人に向け野蛮な攻撃を続ける一方で、他方、占領下にあるパレスチナの土地で違法な入植を拡大することを厳しく非難する。東エルサレムにある18万8千平方キロメートルの土地に約18 全文をよむ

2023-12-05 トルコの諜報機関、イスラエルのハマス幹部暗殺計画に警告 (Milliyet紙)

イスラエルの諜報機関モサドが トルコを含む複数の国において、ハマス幹部の暗殺計画を企てたとするニュースへトルコが反応を示した。      トルコの諜報機関は、イスラエルの諜報機関幹部に対し「この結果は深刻なものとなるだろう」と警告した。イスラエル公安庁シャバックのローネン・バー長官は、イスラエルの公共放送カンで放送された映像内で、「数年かかろうとも、カタール、トルコ、レバノンを含む世界のあらゆる場所で、ハマス幹部を殺害することを決意している」ことを明らかにした。アメリカのウォール・ストリート・ジ 全文をよむ

2023-12-03 人権団体、イランで129人死刑執行と告発 (Cumhuriyet紙)

人権団体は、「ガザでの戦争問題で手いっぱいなことを利用し」イランが女性や子供を含む127人の死刑を執行したと公表した。      人権団体によると、ハマスが10月7日にイスラエルへ攻撃を始めてから今までの間に、イランの政権は女性や子供を含む127人を超える人々に死刑執行した。      オブザーバー紙が比較対象した、イラン人権団体及びノルウェーに拠点を置くヘンガウ人権機構といった団体のデータによると、イスラエルとハマスの間に戦争が起きてから今までの間に、イランでの死刑は憂慮すべき増加をみせた。  全文をよむ

2023-12-01 イスラエル、10月9日以来3390人を拘束 (Cumhuriyet紙)

イスラエル軍が10月7日から現在まで、占領しているヨルダン川西岸地区ならびに東エルサレムで3390人の身柄を拘束していることがわかった。      パレスチナ人質連合とパレスチナ救国組織に属するパレスチナ人質解放運動が、この件に関して共同で声明文書を発表した。      イスラエル軍がヨルダン川西岸地区ならびに東エルサレムで水曜夜から木曜朝に実施した攻撃で、40人が身柄を拘束されたことがわかった。      イスラエル軍が10月7日から現在まで、占領しているヨルダン川西岸地区ならびに東エルサレム 全文をよむ

2023-12-01 ハンガリー、ウクライナのEU加盟に反対 (Cumhuriyet紙)

ハンガリーのゲルゲイ・グヤーシュ首相府長官は、ヨーロッパ連合(EU)のウクライナが連合に加盟するための会合を始める方向の提案を支持しないことを話した。      ハンガリーのゲルゲイ・グヤーシュ首相府長官は、報道界へ行った発表で「戦争で荒廃した国の」EU参加に関してウクライナ政府と正式に交渉を始めるには時期尚早であるとした。       グヤーシュ氏は、ベルギーの首都ブリュッセルで行われるEU首脳サミットで交渉の開始を支持しないことを表明した。   「我々は全く時期尚早な申し出に直面している」と 全文をよむ

2023-12-01 エルドアン大統領、COP28会議のドバイで次々、外交会見 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はCOP28会議の出席のために訪れたドバイでの二国間交流で、UAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領、スコットランドのハムザ・ユーサフ首相、イタリアのジョルジャ・メローニ首相、日本の岸田文雄首相と会談した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アントニオ・グテーレス国連事務総長とUAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領と対面した。      ■首脳の集合写真撮影      レジェプ・タイイプ・エルドアンが出 全文をよむ

2023-11-30 シリアからトルコへの難民流入、減少 (Milliyet紙)

ハインリッヒ・ベル財団トルコ駐在員事務所の支援を受けて実施した「トルコの移住と社会参加」調査の結果によると、2014年から2018年にかけてシリアからトルコへの移民が集中していたものの、2019年以降は移民率が低下していることが発表された。      定量調査は、シリア人が多く住む16の県とヴァンの18歳から49歳までのトルコ人、シリア人、その他の移民からなる合計3,866世帯の1人への対面インタビューを通じて行われた。   調査によると、わが国には約600万人の難民と移民がいることがわかった。 全文をよむ

2023-11-29 フィダン外相、NATO外相会議に出席 (Hurriyet紙)

ハカン・フィダン外務大臣はブリュッセルで行われたNATO外相会合に出席した。      ハカン・フィダン外務大臣はベルギーの首都、ブリュッセルにおいてNATO外相会合に出席した。会合の開会演説を行ったNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は会合では共同防衛をどのように強化するか、ウクライナへの支援の拡大、そしてパートナーシップの深化などについて取り上げると言及し、「我々の同盟国はウクライナへの途切れない支援を続けており、ウクライナをNATOに接近させると決意する。」と述べた。      明 全文をよむ

2023-11-26 オランダ「自由と民主のための国民党」党首イェシルギュズ、連立否定 (Hurriyet紙)

オランダでの総選挙を受け、結果に失望した自由と民主のための国民党(VVD)のディラン・イェジルゲス(イェシルギュズ)党首は、選挙に勝利した極右政治家ウィルダース氏とは政権を樹立できないとの意向を示した。      11月22日にオランダで実施された早期総選挙で、極右反イスラム政治家のヘルト・ウィルダース氏が衝撃とともにトップ当選した。アンカラ生まれのトルコ系党首ディラン・イェジルゲス氏が率いる中道右派の自由と民主のための国民党(VVD)は13年間政権の座にあり、ウィルダース氏はイェジルゲス氏に政 全文をよむ

2023-11-24 EUの悪夢、オランダ選挙で極右ヘルト・ウィルダース勝利 (Hurriyet紙)

極右のリーダー、ヘルト・ウィルダースが選挙で勝利した後、オランダの人々が街頭にあふれるなか、西側メディアが行った分析では、失望と懸念が表された。      極右であり、反イスラム思想で知られるヘルト・ウィルダースを党首とする自由党(PVV)がオランダで掴んだ選挙の勝利は、ヨーロッパで大きな衝撃を与えた。      ウィルダース自身も予想していなかった勝利で、議会の150議席のうち37議席を獲得し、首相として最有力候補となった。      ■オランダの人々は人種主義やイスラムフォビアに反対し、街頭 全文をよむ

2023-11-18 エルドアンのドイツ訪問、各国の反響 (Hurriyet紙)

イスラエルがガザを攻撃し始めて43日が経過している。空と陸上からの攻撃は減速することなく続いている。エルドアン大統領は事あるごとにイスラエルの攻撃を強調しているが、ドイツのベルリンで発したメッセージが世界の話題のトップに取り上げられた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は公式訪問のためドイツの首都ベルリンに向かい、ドイツのオラフ・ショルツ首相と会談前の会見に出席した。   エルドアン大統領は会見で「子どもたちがどうして撃たれよう。我々の腕は縛られるのか。我々はイスラエルに借りはない 全文をよむ

2023-11-17 ガザへの食糧搬入停止、飢餓の危機 (Cumhuriyet紙)

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)はエジプト国境のラファ検問所からガザ地区へ行われてきた人道支援が、本日は燃料不足や通信障害のため行われないと発表した。      イスラエルが42日間、攻撃を続けるガザ地区では人道危機が発生している。      国連パレスチナ難民救済事業機関によって行われた発表で、「ラファ検問所からは、本日、支援は行われない予定だ。ガザ地区で燃料が不足しているため、通信網が動いていない。この状況で、人道支援搬入車を手配することは不可能な状態になっている。」と述べられた 全文をよむ

2023-11-16 スウェーデンのNATO加盟、今度の障壁はハンガリー? (Hurriyet紙)

スウェーデンのNATO加入議定書に関する提案が今日トルコ大国民議会外交委員会で審議された。一度目の会議ではスウェーデンの加盟を認めなかった。スウェーデン政府に届いたNATO加盟に関する悪い知らせはハンガリーによるものだ…      公正発展党員で副大統領のフアト・オクタイ氏を議事進行役とするトルコ大国民議会外交委員会は、本日スウェーデンのNATO加入議定書の承認を認める法案審議のため召集された。      最初の会議ではスウェーデンの加入承認は認められなかった。次回協議の日程は数日以内に判明する 全文をよむ

2023-11-15 至福党、イスタンブルからイスラエルへ武器輸出主張 (Cumhuriyet紙)

至福党の副党首であるサブリ・テキル氏はトルコからイスラエルの港に毎日、火薬や鋼鉄のような武器の製造に使用される原材料などを積んだ船舶が向かっていると述べた。テキル氏は「主婦たちが買い物をする時にこれらの製品を買わないために示す繊細さの0.001%でも政府は示して欲しい。」と述べた。      至福党とトルコ大国民議会における会派を組む未来党との会合が行われた。会合では至福党の党首であるテメル・カラモラオール氏の特別な予定のため、副党首であるサブリ・テキル氏が話した。      サブリ・テキル氏は 全文をよむ

2023-11-12 トルコ外務省、EUビザに関し申し入れ (Hurriyet紙)

ハーカン・フィダン外相は、シェンゲンビザ申請の約4%にあたる拒否率が毎年増加しており、2021年は約17%に上ったとし、「速やかな問題解決の要望を繰り返し対話関係者に伝えている。本件は外交文書でも通達している」と述べた。      共和人民党(CHP)エスキシェヒル県選出のジャーレ・ヌル・スュッリュ議員は、回答を求めて国会議長に提出した意見書のなかで、2013年12月16日にトルコと欧州連合(EU)の間で開始された「査証自由化対話」の進展について質問した。フィダン外相は、動向に関して次のように述 全文をよむ

2023-11-11 サウジでガザ・サミット、エルドアン大統領「前例のない野蛮な行為」 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はサウジアラビアの首都リヤドで行われた「イスラム協力機構およびアラブ連盟臨時合同サミット」で発表を行った。   エルドアン大統領は「10月7日以降、ガザとラマッラーで起きていることは説明しきれないほどのことだ。病院、礼拝所、学校、難民キャンプ、救急車が爆撃され、安全とされる地域に移動した一般市民が虐殺される、歴史上前例のないほど野蛮な行為に我々は直面している。」と述べた。   エルドアン大統領は「現在の最優先事項は停戦させることと人道支援が絶え間なく届くことで 全文をよむ

2023-11-08 イスラエル首相報道官の嘘八百「地下トンネルに自爆犬」 (Milliyet紙)

イスラエルのビンヤミン・ネタニヤフ首相の報道官は、軍事訓練をハマスに対する作戦であるかのようにXに投稿した。映像ではイスラエル軍がトンネルに対する新たな戦術を編み出したように見受けられた。      ハマスが土曜日にイスラエル南部を攻撃したことは世界に衝撃を与えた。鉄条網、遮蔽物、障害物がある国境をイスラエル軍は常時上空から監視していたにもかかわらず、ハマス部隊はイスラエルへの侵入に成功した。50年ぶりに公式に戦争状態を宣言したイスラエルは西側諸国の連携によってハマスを阻止した。イスラエル南部を 全文をよむ

2023-11-08 日本で開催のG7外相サミット、人道的停戦を要請 (Cumhuriyet紙)

G7は、イスラエルの激しい攻撃下にあるガザ地区に対し、人道的支援が行き渡るために戦闘の人道的停戦を呼び掛けた。      G7の2023年の議長国である日本の主催で、G7各国の外相が首都東京で開催した会合が終了した。      日本の上川陽子外務大臣が議長を務める会合には、アメリカ、カナダ、ドイツ、イタリア、イギリス、フランスの各外相が参加した。      上川大臣は会合後に行った発表で、イスラエルの激しい攻撃下にあるガザ地区に向けた戦闘の人道的停戦の問題に言及した。      日本の同大臣は、 全文をよむ

2023-11-05 イスラエル閣僚「パレスチナ人に生存権なし、核も選択肢」発言 (Hurriyet紙)

中東は何日間もまるで火の海と化している。イスラエル国防軍のガザ空爆や地上攻撃が続くなか、イスラエルの声明は世界の反発を呼んだ。      封鎖下にあるガザを空爆、地上攻撃しているイスラエルは、陸上部隊によってガザを包囲した。      世界中から停戦の呼びかけが届く一方、イスラエルからの声明は「もうたくさん」と言わせるものだった。      過激主義政党「ユダヤの力」所属の閣僚は、ガザでの戦争におけるイスラエルの選択肢の一つは、ガザに核爆弾を投下することだと述べた。      ラジオ局Kol B 全文をよむ

2023-11-03 ハンガリー・オルバン大統領「トルコが必要」 (Cumhuriyet紙)

ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は、ウクライナでのヨーロッパの戦略が「大失敗」であるとして「ヨーロッパで新しい安全を構築する時が来た。トルコは絶対にこの中に在るべきだ。トルコを欠いた長期間の平和は、ヨーロッパにとってあり得ない」と述べた。      オルバン首相は、オブザーバーの資格で参加した、カザフスタンの首都アスタナで開催中のトルコ系諸国家機構(TDT)国家首脳評議会第十回サミットにて演説を行った。      同首相は、ここ数か月間に浮き沈みはあったが、トルコ系諸国家にとって前向きな展開 全文をよむ

2023-11-03 ヒズボラ指導者ナスルッラー、沈黙を破る (Hurriyet紙)

ヒズボラの指導者であるハサン・ナスルッラーフは今日始めて一般向けに演説を行い、イスラエル・ハマス間の戦争に関する沈黙を破って「我々はパレスチナのために連帯している。抵抗勢力がイラク・シリアの米軍基地を攻撃する予定だ。米国がこの代償を払うべきだ。戦争と暴力を終わらせなければならない。この抵抗運動におけるハマスの勝利を保証せねばならない。我々はこの戦争に10月8日から加わっている」と述べた。      ヒズボラが戦争の開始後ハマスを全面的に支援しているということが判明した後もなお、ヒズボラが全体的な 全文をよむ

2023-11-03 アクサ―・モスクで紛争勃発以来4度目の金曜礼拝、細粒ガスで介入 (Cumhuriyet紙)

ガザへの攻撃の陰で、アクサー・モスクで4度目の金曜礼拝を待つパレスチナの人々は、イスラエル警察の介入に遭った。パレスチナの人々は現地に立ち入ることを許されなかった。      イスラエルによるガザへの攻撃の陰で、アクサー・モスクで4度目の金曜礼拝を待っていたとき、パレスチナの人々は再び介入を受けた。      イスラエル警察は、アクサー・モスクも含む東エルサレムの旧市街周辺で介入を強めつつ、パレスチナの人々が立ち入ることを認めなかった。      金曜礼拝のためにアクサー・モスク周辺で待っていた 全文をよむ

2023-11-02 イスラエル軍、ガザのキリスト教教会近くを爆撃 (Yeni Safak紙)

テロ国家イスラエルによるガザのキリスト教徒を標的とした攻撃が続いている。今回の攻撃は、キリスト教徒のガザ住民がラテン修道院教会で礼拝をしている中行われた。攻撃の様子がレンズに映し出された。爆弾で子どもたちが大きな恐怖を経験する中、教会の窓ガラスは粉々に砕け散った。その瞬間が刻々と記録された。 全文をよむ

2023-11-02 第10回トルコ系諸国家機構サミット、エルドアン出席 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は、第10回トルコ系諸国家機構サミットに参加するため訪れたカザフスタンで、キルギス共和国のサドゥル・ジャパロブ大統領とハンガリーのヴィクトル・オルバン首相と会談した。エルドアン大統領は、イスラエル・パレスチナ間の問題解決のためには保証メカニズムを構築することが有用だと述べた。      第10回トルコ系諸国家機構サミットは、明日カザフスタンの首都アスタナで開催される。設立から14年を迎え、機構は今回「トルコ時代」をテーマに集う。エルドアン大統領は、11月2日から3日にかけ「トルコ 全文をよむ

2023-11-02 イスラエルで4万6千人、解雇 (Cumhuriyet紙)

イスラエルは、包囲下にあるガザ地区に向けた攻撃が開始した10月7日以降に凡そ4万6千人の市民が解雇されたと伝えた。      イスラエルが先月35万人を軍の予備兵としてガザ地区とレバノン国境へ派遣したことは、労働力に悪影響を与えている。      イスラエル労働省が書面による発表を行い、国内の労働力の18%に相当する76万人のイスラエル人が現在就労していないと公表された。      同発表では、その理由として、イスラエル人の労働者と従業員が軍隊で任務を遂行中であること、ガザ周辺で居住していること 全文をよむ

2023-11-01 イスラエルのユダヤ宗教者、ネタニヤフにゴーサイン (Cumhuriyet紙)

イスラエルで43名の宗教指導者が、ネタニヤフ首相へ「殺せ」という宗教的見解(ファトワ)を与えた。宗教者たちはネタニヤフ首相に送った宗教的見解の中で「シファ病院を爆撃することができる」と述べた。      イスラエルで43名の宗教的指導者がビンヤミン・ネタニヤフ首相に対して、ハマス・メンバーが包囲下にあるガザのシファ病院に潜み、市民を盾に使っているなら、ここが攻撃されることに支障はないと伝えたことが明らかにされた。      イスラエルの「チャンネル14」のニュースによると、シファ病院を今後爆撃す 全文をよむ

2023-11-01 ボリビア、コロンビアに続きチリがイスラエルと断交 (Hurriyet紙)

ボリビアとコロンビアに続いて、チリも駐イスラエル大使を召還することを発表した。      チリのガブリエル・ボリッチ・フォント大統領が今日行った発表において「イスラエルがガザ地区で実行中の、許容できない国際人道法違反に対して、チリ政府としてチリのホルヘ・カルバハル駐イスラエル大使と協議するため、サンティアゴに召還する決定を下した。」と述べた。      ボリビア外務省は昨日、声明を出し、イスラエルがガザ地区において実行し、国際的な平和と安全を脅かす不当な軍事攻撃を認めず、非難するためにイスラエル 全文をよむ

2023-10-28 トルコ新月社「ガザのチームと連絡、不能に」 (Cumhuriyet紙)

速報…トルコ赤新月社はガザのチームとの連絡が途絶えたと伝えた。      トルコ赤新月社はイスラエル軍が包囲するガザにいるチームと連絡がつかなくなったと明かした。   イスラエルがガザの固定電話回線、携帯電話、インターネット通信を切断した後、トルコ赤新月社の国際SNSアカウントから「遺憾ながら伝えなければならないが、ガザで任務を行っていた現地チームと連絡が取れない。残念ながら、あらゆる通信手段が通じず、全ての人道支援従事者のことを大変心配している。一般市民、人道支援従事者たち、医療従事者たちや医 全文をよむ

2023-10-27 21世紀のもっともひどい爆撃-イスラエル (Hurriyet紙)

イスラエルがガザ地区に対して行っている攻撃が3週目に突入するなか、一昨日行われた作戦で戦車が初めて投入された。ニューヨークタイムズ紙は数日間続く爆撃が21世紀最大の爆撃の一つであると記した。退役元イスラエル空軍司令官、レリック・シャフィールは、ニューヨークタイムズ紙にイスラエルの対ガザ作戦について説明した。シャフィール氏は、イスラエルの計画が地域を真っ新にして出来た安全なルートを通って戦場を進むことだと話した。      ハマスが10月7日にイスラエルに対し行った血なまぐさい襲撃の後、200万人 全文をよむ

2023-10-27 モスクワで、ハマス・ロシア・イラン3者会談 (Cumhuriyet紙)

イランのアリ・バゲリ外務次官は、ハマスの政治代表団とともにロシアの首都モスクワで会合した。      ロシアの公式な招待でモスクワを訪問したイランのアリ・バゲリ外務次官は、ハマス政治局のアブ・マルズーク氏も含めた代表団と会合した。   会談では、パレスチナにおける展開と、イスラエルの激しい攻撃が続くガザ地区の現状が扱われた。   ハマス政治局のアブ・マルズーク氏を長とする代表団は、昨日モスクワで会談を行った。   ロシアの公式な招待でモスクワを訪問したイランのバゲリ外務次官もロシア高官らと会合し 全文をよむ

2023-10-27 占領下で3度目の金曜礼拝、イスラエル妨害 (Hurriyet紙)

イスラエル警察は、占領地域にあるアクサ・モスクに対する規制を継続している。残虐行為が行われる中での3度目の金曜礼拝の前には、イスラエル警察がパレスチナ人に対してガス爆弾で介入した。CNNトルコのエンヴェル・カプタノール記者と、カメラマンのエミル・ウンリュ氏は生放送で紛争について説明した。      イスラエル警察は、占領地域にある東エルサレムの旧市街地域とそこにあるアクサ・モスクに対する規制を継続している。      イスラエル軍は、アクサ・モスクの周辺に多数の兵力を展開している。CNNトルコの 全文をよむ

2023-10-26 アルメニア首相「遠からずアゼルバイジャンと和平条約締結を期待」 (Hurriyet紙)

アルメニアのニコル・パシニャン首相は、遠からずアゼルバイジャンと和平条約の締結を望んでいると述べた。      アルメニアのニコル・パシニャン首相は、ジョージアの首都トビリシで開催された第4回国際シルクロードフォーラムに参加した。パシニャン首相は地域の通信網やアゼルバイジャンとの和平プロセスについて声明を出した。   パシニャン首相は、アルメニアは地域の輸送ルートを引くことを受け入れるとし、「和平に続く道が、和平のための取り組みの議題となっているからだ。アルメニアはこの地域全体に交通網と通信網を 全文をよむ

2023-10-26 イスラエル捕虜家族、ネタニヤフの辞任要求 (Hurriyet紙)

ハマスの捕虜となった人々の家族はイスラエル国防省の前に集い、ビンヤミン・ネタニヤフ首相に辞任を要求した。      捕虜の家族は、首都テルアビブの国防省の前で抗議デモを続けている。一連の事態に対しネタニヤフ首相の責任を追及する人々の集まりは、国防省の建物の前で、流血する手の型がネタニヤフ大統領の顔面の上に押されたプラカードと捕虜となった自身の子どもたちの写真を掲げた。      ネタニヤフ首相「辞任」の横断幕が掲げられた抗議デモの中で、人々は停戦と捕虜の返還を要求した。      ここ20日で4 全文をよむ

2023-10-25 アッバス議長、ガザ悲劇の責任はイスラエルとその同盟者 (Cumhuriyet紙)

パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は「今日起きている事態の責任はイスラエルが負うものであり、イスラエルの占領政権が攻撃的な手法を過激化させることを奨励する国々も、この責任を共有している」と述べた。       アッバス議長は占領下にあるラマッラーにおいてフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談を行った。パレスチナテレビはアッバス議長とマクロン大統領の会談後に行われた会見を報道した。       パレスチナで起きていることの責任はイスラエル側にあることを述べたアッバス議長は、同様の 全文をよむ

2023-10-25 イスラエル―ハマスの戦争におけるヒズボラのジレンマ (Hurriyet紙)

中東は連日、言うなれば火の海と化している状況にある。イスラエルのガザへの爆撃が続く一方、北部ではヒズボラとの衝突が起きている。第二戦線の発生が地域的な戦争を引き起こしうる恐怖が鮮明に感じられる中、ヒズボラが抱えるジレンマが歴史の行方を左右するように見受けられる。      ハマスの攻撃の後、イスラエルはまずガザを標的とした。封鎖されているガザを空・陸から砲爆撃したイスラエルは、陸上作戦を準備する一方で、レバノン国境でヒズボラの武装勢力とも衝突している。      地域での衝突は連日双方の砲撃やロ 全文をよむ

2023-10-24 エルドアンのスエーデンNATO加盟承認に、サダト党反発 (Cumhuriyet紙)

公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、スエーデンのNATO加盟を承認した。この状況にサダト党のメリフ・タンルヴェルディ党首が反発した。      スエーデンのNATO加盟議定書が公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領によって署名されトルコ大国民議会へ送られる際、サダト党のメリフ・タンルヴェルディ党首は激しく反発した。      共和人民党のケマル・クルチダルオール党首が「非合法軍事組織」「テロリスト養成機関」と呼んで牽制し、選挙の安全保障に関して警告を発しているサダト党の 全文をよむ

2023-10-22 イスラエルのガザ攻撃、死者4651人に (Cumhuriyet紙)

パレスチナ保健省は、イスラエルによるガザ地区への攻撃の死者が4651人にまで増加したと発表。      10月7日から続くイスラエルとハマスの衝突は16日目を迎え、人命の犠牲が日に日に増加している。   パレスチナ保健省は、イスラエルの攻撃によって命を落としたパレスチナ人の数は4651人にまで増加し、負傷者数は1万4245人に達したと声明を発表した。      同省の発表によれば、犠牲者のうち1873人は子ども、1023人が女性だった。 全文をよむ

2023-10-22 中国も中東に艦隊、駐屯 (Hurriyet紙)

国際的メディアが発信した報道は、先週現地に移動しガザ沖に投錨したアメリカ艦隊と並んで、中国艦隊も中東に大規模に配置されたと伝えた。      イスラエルのガザ地区に向けて空襲が続く中、国際的報道機関は「中国艦隊が中東に6つの戦艦を配備した」と伝えた。      スプートニク・インターナショナルのニュースの中で、「中国人民解放軍の第44海軍護衛任務部隊は、五月から今まで現地に駐屯していた戦艦とオマーン艦隊とで合同軍事演習を行った。戦艦の中にはミサイル駆逐艦、統合補給艦、フリゲート艦が所在した。」と 全文をよむ

2023-10-21 バイデンのイスラエル支援はどこから来ているのか? (Hurriyet紙)

バイデンによるイスラエル援助の背後にはアメリカ選挙が?「政治キャリアは戦争と関係あり」    ジョー・バイデン米大統領のイスラエル訪問と、イスラエル政府に対する支援の裏には、近づくアメリカ合衆国選挙と恐るべきアンケート結果があると考えられている。イスラエルメディアは大統領の政治キャリアが完全にこの戦争に係っていると強調。一方、イギリスメディアはバイデン大統領がパレスチナの幹部とは誰とも会わず、イスラエル人とのみ面会すしたことは、外交的解決への呼びかけを台無しに、批判を煽ることになるだろうと報じた 全文をよむ

2023-10-20 ロシア、イスラエルのギリシャ正教会爆撃を非難 (Cumhuriyet紙)

ロシア外務省は、ガザ地区で避難したパレスチナ人が身を寄せていた歴史的なギリシャ正教会へ向けたイスラエルの爆撃を非難した。      ロシア外務省、情報メディア局アレクセイ・ザイツェフ副局長は、ガザ地区で避難したパレスチナ人が身を寄せていた歴史的な教会へ向けたイスラエルの爆撃を非難した。      ザイツェヴ副局長は、ロシアが市民を標的にした攻撃を受け入れず、どちらが攻撃したかに関係なくその爆撃を非難すると述べた。      同副局長は、「どちらが攻撃したかに関係なく、市民を対象にした攻撃を私たち 全文をよむ

2023-10-20 Özay Şendirコラム「イスラエルの最悪のシナリオ: (Milliyet紙)

「この戦いが終われば、ハマスはガザからいなくなるだろう。それと同時に、ガザの土地は縮小してしまうだろう。」      イスラエル軍のラジオ局から流れたこの言葉は、イスラエルのエリ・コーヘン外相が発したものだ。      「ガザの土地は縮小してしまうだろう」とは、イスラエルが緩衝地帯を設けようとしていることを指す。      イスラエルの都市とガザの間にさらに無人のエリアを設けようとするのは、平和ではなく継続的な衝突を意味する。      ガザは端から端まで凡そ360平方キロメートルであり、この狭 全文をよむ

2023-10-19 イスラエルで広がるネタニヤフ批判 (Hurriyet紙)

ハマスの対イスラエルに向けたここ近年で最大規模の攻撃の影響が続いている。この地域で衝突が衰えることなく続く中、イスラエル国内の批判の矢はネタニヤフ首相に向けられている。      「イスラエルの9月11日」と準えられる攻撃から13日が経過した。      アル=アクサ洪水作戦に応じてガザに爆弾を降り注ぐイスラエルは攻撃を続けている。      包囲下にあるガザへの攻撃で人命損失は時間の経過とともに増加している。      イスラエル世論も世界も、「どうしてイスラエルは攻撃を防げなかったのか?」と 全文をよむ

2023-10-19 ロシア・ラブロフ外相「ガザ問題でトルコと協議中」 (Cumhuriyet紙)

ラブロフ外相は、ガザでの状況に触れ、ロシアがトルコと協議中であると説明した。      ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、イスラエル・ハマス間の紛争状況についてコメントした。   ラブロフ外相は、「ガザ危機が地域を巻き込んだ問題になる危険性は非常に大きいです。ロシアはこの問題について、トルコと協議中です。」と語った。      ラブロフ外相は、ガザでの人道的悲劇の背後にはイランがいるという非難は挑発だと述べた。 全文をよむ

2023-10-18 イスラエル政府、在トルコのイスラエル国民に退避要請 (Cumhuriyet紙)

速報…イスラエル国家安全保障局は、「報復」の可能性があるためトルコにいるイスラエル国民に対しできるだけ早く出国するよう要請した。      イスラエル国家安全保障センターは、トルコにいるイスラエル国民に至急出国するよう呼びかけた。      声明では、「国外にいるイスラエル国民に対するテロの危険性が徐々に高まっていること」を念頭に置き、「トルコへの渡航危険情報が最高レベルの4に引き上げられた」と述べられた。      ■「できるだけ早く…」      また、「トルコに残っている全イスラエル国民が 全文をよむ

2023-10-18 トルコ、ガザの病院爆撃に3日間の服喪 (Cumhuriyet紙)

最新情報・・・公正発展党のオメル・チェリク報道官は、ガザで500人が命を落とした病院への攻撃のため、3日間の国喪が宣言されると発表した。      公正発展党のチェリク報道官は、ガザのアル=アハリ・バプテスト病院の爆撃で500人が亡くなったことを受け、大統領令で3日間の国喪が宣言されると発表した。      チェリク報道官の発表の主項目は以下の通りだ。      「イスラエルは自国の領土に住む人々へ生きる権利を与えていない。人々が生命の危機で避難する中、彼らを爆撃している。人々はここまではしない 全文をよむ

2023-10-17 フィダン外相、レバノン首相と会談 (Hurriyet紙)

ハカン・フィダン外相は、レバノンのナジーブ・ミーカーティー首相と会談を行った。      フィダン外相は、会談を目的にレバノンを訪れており、現在も折衝を続けている。フィダン外相は首都ベイルートでレバノンの外務大臣兼移民担当大臣のアブドゥッラー・ブーハビーブ氏と会談を実施した。また、その後レバノンのミーカーティー首相との会談を行った。      ■公式開庁式に参加      フィダン外相は、トルコ協力開発機構(TİKA)によって建て替えが行われていたレバノン外務省の庁舎の開庁式に参加した。開庁式に 全文をよむ

2023-10-15 ハマスの切り札は地下トンネル (Milliyet紙)

ガザで地上戦がおこなわれる場合、ハマスが使用する地下トンネルはイスラエル軍にとって最大の障壁となるだろう。地下トンネルはガザ地区全体に延び、イスラエル国境内にも及んでいる。またトンネルの特定は非常に困難である。      イスラエルは、ハマス関係者やそのインフラの排除を目的としてガザ地区への空爆を開始した。しかし、伝えられるところによれば、ハマスは同地区を網羅する巨大な地下トンネルを使って活動しており、それによりイスラエル軍は新たな戦略の実施を迫られている。ハマスのトンネルは長さ数キロメートルに 全文をよむ

2023-10-14 フィダン外相、エジプト訪問「唯一の解決の道は・・」 (Cumhuriyet紙)

最新ニュース:カイロ訪問中のハーカン・フィダン外相は、イスラエルとハマスの衝突に関して、「パレスチナ問題に関して、トルコとエジプトは共通の立場だ。根本的な問題は、公正な解決に向けた動きが常に先延ばしにされてきたことだ。二国家共存が唯一の解決策である」と述べた。          フィダン外相は、様々な交渉を行うべくカイロを訪れ、エジプトのサーメハ・シュクリ外相と共同記者会見を開いた。       ■「一般市民が命を落とすことはあってはならない」       フィダン外相は、イスラエルとハマ 全文をよむ

2023-10-13 トルコ外務省イスラエル非難「人道にもとる」 (Hurriyet紙)

トルコ外務省は、イスラエルがパレスチナ人に24時間以内にガザの南部に退避するよう通達したことに関し、非難した。同省の発表では「250万人のガザ住民が極めて限られたエリアで退避を強制されることは、国際法に明らかに違反していると同時に、人道にもとる。」と述べられた。      ■外務省による発表      「イスラエル軍がガザの北部に住むパレスチナ人に24時間以内にガザの南部に退避するよう通達したことは、全くもって容認できない。      数日間にわたり無差別爆撃にさらされ、電気、水、食料を全面的に 全文をよむ

2023-10-13 エルドアン大統領、仏マクロン大統領と電話会談 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はここのところのパレスチナ−イスラエル関係の緊張を終わらせるために、二者会談を続けている。エルドアン大統領はフランスのエマニュエル・マクロン大統領との間で電話会談を行った。会談では、ガザ地区での民間人に対する人権侵害は受け入れられないと強調した。      会談では、日々激しさを増しているイスラエル−パレスチナ間の戦闘に関する同地域の人権の状況、停戦に向けた努力、必要なステップについて話し合われた。      エルドアン大統領はこの会談で、ガザ地区での民間人に対する人権侵害は受け 全文をよむ

2023-10-12 ユヴァル・ノア・ハラリ、ネタニヤフを非難 (Cumhuriyet紙)

著名なイスラエル作家・歴史家のユヴァル・ノア・ハラリ氏は、ハマスの攻撃がもたらす結果について語った。ハラリ氏は、「イスラエル国民はネタニヤフによって何年もの間取られてきた、国を二極化させる政策の代償を払っている」と語った。      「サピエンス全史」の作者であるイスラエルの作家・歴史家であるユヴァル・ノア・ハラリ氏は、ハマスの攻撃がもたらす結果について語った。      BBCのインタビューに答えたハラリ氏は、攻撃の暴力レベルとその後のイスラエルの報復は、今後何世代にもわたり影響を及ぼす可能性 全文をよむ

2023-10-12 ハマスの武器はどこから? (Hurriyet紙)

イスラエルとハマスの紛争が6日に渡って続く中、ハマスがこれほど多くの武器をどのように集めたのかが注目を集めている。アメリカの放送局CNNはこの問題について興味深い分析を公表し、英メディアはイスラエルが持つ武器を調査した。      ハマスがイスラエルに対する攻撃を先週土曜日に始めてから今まで何千発ものロケットやミサイル、多数の無人機、無数の小型武器や弾薬が使用された。      ■ハマスはこれまでどのように武器を調達してきたか?      攻撃は2方向をイスラエルに、1方向をエジプトに囲まれた3 全文をよむ

2023-10-12 イスラエル保健相「攻撃を企て負傷したパレスチナ人を治療しない」 (Cumhuriyet紙)

イスラエルのモシェ・アルベル保健相が昨日ビンヤミン・ネタニヤフ大統領に宛てた書簡の中で、攻撃の際に負傷したハマス戦闘員を公立病院で治療するのを停止するよう命じた、とイェディオト・アハロノト紙が報じた。      アルベル大臣は書簡の中で、「この混乱下で、医療システムはイスラエル兵の治療と来るべき事態への準備に集中せねばならない。」と述べ、自らの傘下にある公立病院では、ハマス戦闘員を治療しないという方針を伝えた。      また同大臣は、イスラエル国防軍や刑務局がこの問題に対処すべきであり、保健省 全文をよむ

2023-10-12 エルドアン大統領、アラブ首長国連邦アル・ナヒヤン大統領と電話会談 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アラブ首長国連邦シェイフ・ムハンマド・ビン・ザイェド・アル=ナヒヤン大統領と電話会談を行った。      共和国通信総局によって行われた書面の発表によれば、エルドアン大統領はアラブ首長国連邦シェイフ・ムハンマド・ビン・ザイェド・アル=ナヒヤン大統領と電話で対談した。      声明では、「会談ではイスラエル-パレスチナ間の紛争の中で起こった最新の出来事について議論した。エルドアン大統領は対談の中で、特に周辺地域の国々だが、国際社会が積極的に歩み寄ればイスラ 全文をよむ

2023-10-11 イスラエル、クラスター爆弾を使用か? (Milliyet紙)

アラブ系メディアは、イスラエルがハマスとの間で続ける戦闘において、「バンカークラスター」として知られ、禁止されているミサイルを今後使用するだろうと報道した。      土曜日の午前中に行われたハマスの攻撃によって混乱したイスラエルは、1973年以降で初めて、公式に戦争状態と宣言した。ハマスの支配下に置かれた地域で治安を再確保したイスラエル軍は30万人の予備役が動員されたと明らかにした。      ハマスの指導者であるイスマイル・ハニヤ氏は、戦闘が終わるまでイスラエルと人質の交渉を行わないと述べた 全文をよむ

2023-10-11 アルジャズィーラ報道「トルコは積極的な役割を演じることができる」 (Hurriyet紙)

イスラエルは、ハマスの「アクサの洪水作戦」に対する報復として、ガザ地区への攻撃を続けている。毎分命が失われ続けている地区で平和を確保するために、多くの国々が集中的な外交活動を行っている。その中の代表的な国の一つが、トルコである。「どのような国際的アクターが調停者となりうるのか?」という問いの答えを求めるアルジャジーラは、興味深いことにトルコを強調した。      世界中がイスラエルとパレスチナからの報道に注目している。      地区における紛争は5日目の現在も速度を落とすことなく続いており、毎 全文をよむ

2023-10-11 トルコ航空、イスラエル最終便イスタンブル到着 (Cumhuriyet紙)

トルコ航空がイスラエル便の運航停止を決定した後、テルアビブのベン・グリオン空港を離陸したトルコ航空の2機がイスタンブルに着陸した。注目を集めたのは、イスラエル人乗客の中で女性や子供連れの家族が大半を占めていることだ。母国へ戻るためにトランジットでイスタンブルを訪れた乗客の中には、観光のためにイスラエルにいたアルゼンチン人観光客のグループもいた。 全文をよむ

2023-10-10 ガザを待つ危機 (Milliyet紙)

イスラエル軍は、ハマスによる攻撃の後、同国の南部を再掌握した。攻撃への応酬として、現時点でガザ地区に空爆を行うイスラエルによる地上作戦の実施が注目されている。軍事専門家らは、この状況は悲劇を招くとしている。      ハマスが土曜日にイスラエル南部に対して実施した攻撃は世界に衝撃をもたらした。イスラエル軍が金網、障壁、障害物が存在する国境で24時間体制で空からの監視も行っているにも関わらず、ハマス勢力は侵入に成功した。両者間の3日間にわたる衝突では、何百人もの人が命を失い、何千人もの人が負傷した 全文をよむ

2023-10-08 イスラエル・ハマス衝突、5つの問い (Hurriyet紙)

ハマスが、同地域史上類を見ないイスラエル攻撃をおこなった。数千発ものロケット弾が発射され、国境を突破した過激派がイスラエル市民を銃撃、多数の人質を取った。その後、イスラエルはガザ地区民間人に死の雨を降らせ始めた。どうして今日のような事態に至ったのだろうか。      ■ 1-ハマスはなぜイスラエルを攻撃したのか?      2006年からパレスチナのガザ地区を支配するイスラム組織ハマスは、過去数十年にわたる、ガザ地区、パレスチナ人民、エルサレムそしてアル・アクサ・モスクに対する抑圧と暴力に終止符 全文をよむ

2023-10-07 在アンカラ・イスラエル大使館、トルコ政府に支持要請 (Cumhuriyet紙)

在トルコ・イスラエル大使館は、「アクサ・トゥファヌ」作戦に関してコメントした。その中で「イスラエルとトルコはこのテロ行為に対抗し共に行動を続けねばならない。テロへはどんな条件でも支援してはいけない。」と述べた。      ハマスの武装組織イゼッディン・アル=カッサム軍は、イスラエルに対して「アクサ・トゥファヌ(アクサの大洪水)」と命名した軍事作戦を始めたと明らかにした。イスラエル軍は戰時非常事態を宣言し、ガザ地区で攻撃を準備した。      軍事作戦で少なくとも40人のイスラエル人が亡くなったと 全文をよむ

2023-10-07 フィダン外相、米ブリンケン国務長官と会談 (Cumhuriyet紙)

最新ニュース:ハカン・フィダン外相は、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官と行った電話会談において、ワシントン政府がテロ組織YPG(人民防衛隊)と協力するのをやめなくてはならないと強い言葉で強調した。      外務省の発表によると、フィダン外相はブリンケン国務長官と電話会談を行った。      告知文書では、「(フィダン外相は)同盟としてアメリカがシリア北部のテロ組織YPGと協力しているのをやめるべきだと強い言葉でブリンケン氏の注意を引いた。さらに、トルコによるイラク・シリアでのテロとの闘 全文をよむ

2023-10-07 米によるトルコ無人機撃墜に関し、外務省発表 (Hurriyet紙)

外務省はトルコ無人機が撃墜されたと発表した。発表では「今回の事件は、進行中の作戦の実行と特定されたターゲットの攻撃には全く影響を与えなかった。」と述べられた。      トルコは、アンカラでの反逆的攻撃に対する返答を続けている。      国内の作戦成功後、シリアとイラクでのテロの標的は次々に破壊されている。      当該地域で行われた作戦に関して外務省は発表を行い、トルコ無人機が撃墜されたと伝えられた。      発表では「今回の事件は、進行中の作戦の実行と特定された目標の攻撃に全く影響を与 全文をよむ

2023-10-07 越境50キロ攻撃、F16使用 (Hurriyet紙)

昨日のMIT(トルコ国家情報機構)による作戦の後、TSK(トルコ国軍)もテロ組織PKK(クルディスタン労働者党)/YPG(クルド人民防衛隊)に対する空爆作戦を実施した。作戦の詳細が公表され、F-16型軍用機を使用して国境から50km奥にある目標地点を攻撃したということだ。      イラク・シリアのテロ組織PKK/YPGを目標とした軍事作戦の詳細が判明した。シリア北部のタル・リファト、カミシュリ、ジャズィーラ、デリクで、国境から50km奥にある目標地点をトルコのジェット機が攻撃したということだ。 全文をよむ

2023-10-04 コソボ大統領「コソボは侵略を受けている」 (Cumhuriyet紙)

コソボのヴィヨサ・オスマニ大統領は、9月24日コソボ北部でセルビア人武装勢力が警察に向け実行した攻撃に関して「コソボは侵略を受けており、コソボは1週間前に発生した侵略行為の犠牲となった」と述べた。      オスマニ大統領はCNNのテレビ番組において、直近のセルビアとの緊張関係に関する質問に答えた。      オスマニ大統領は、コソボ北部で行われた攻撃をロシアによるクリミア併合になぞらえ、「この侵略行為は勃発的に実行されたのではなかった。よく計画が建てられ、仕組みが整えられて、コソボの北部だけを 全文をよむ

2023-10-04 アゼルバイジャン、トルコ抜きのスペインでの和平会談参加を拒否 (Milliyet紙)

アゼルバイジャン大統領がスペインでの会談を受け入れなかった、その舞台裏にはフランスとドイツの特別な努力があった。アメリカの雑誌「ポリティコ」は、カラバフの運命が変わる前にイスタンブルでアメリカ、ロシア、EUが秘密の会談を行ったと記した。      カラバフで武力によって作り出され、32年続く占領体制は2023年9月28日正午に署名された決議によって終了した。カラバフの分離主義アルメニア人が設立した体制に終止符をうった署名がなされた日付は、偶然にも3年前に始まった戦争開始日の翌日と重なった。アゼル 全文をよむ

2023-10-01 NATO事務局長、アンカラのテロを非難 (Hurriyet紙)

北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、今朝アンカラで発生したテロ行為を非難した。      NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、アンカラで発生したテロ行為に対する非難のメッセージを表明。      ストルテンベルグ事務総長は自身のソーシャルメディアアカウントで、「今日、アンカラのトルコ内務省を標的として発生したテロ攻撃を強く非難し、職務中に負傷した警察官の早期回復を願っている。NATOはテロとの戦いでトルコと団結している」と述べた。 全文をよむ

2023-10-01 再度スウェーデンに警告 (Hurriyet紙)

北大西洋条約機構(NATO)の望みをトルコの決定に託しているスウェーデンで、ジェヴデト・ユルマズ副大統領の発言が話題になっている。ユルマズ副大統領は英紙フィナンシャル・タイムズの取材に応じ、「スウェーデンは、NATO加盟の支援をトルコから受けるためには、対テロにおいてさらに厳しい措置を取るべきだ」と語った。スウェーデンメディアはこの発言を受けて、「トルコが再び警告」という見出しを紙面に掲載した。      ジェヴデト・ユルマズ副大統領は、英紙フィナンシャル・タイムズの取材に応じた。      ス 全文をよむ

2023-09-30 アルメニア活動家、トルコ大使の講演を妨害 (Cumhuriyet紙)

アメリカでアルメニア人の1グループが、トルコの在ワシントン大使ハサン・ムラト・メルジャンが登壇する催しを妨害した。外に連れ出されたこの活動家らは、警察に襲い掛かった。この事件をうけ、外務省から声明が発表された。      アメリカのロサンジェルスの南カリフォルニア大学(USC)で開催され、トルコのワシントン大使ハサン・ムラト・メルジャンが登壇する「トルコ外交における公共外交の役割」と題する催しに、アルメニア人活動家が影をお足した。      催しの最初で、アルメニアの国旗を掲げたアルメニア人グル 全文をよむ

2023-09-29 アゼルバイジャン・アルメニア代表、第三回会合 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンの代表とカラバフでのアルメニア系住民代表の間の3度目の会合がアゼルバイジャンのイェヴラで始まった。      アゼルバイジャン・カラバフ地域のアルメニア系住民代表とアゼルバイジャンの代表者達が再度、集まった。アゼルバイジャンのイェヴラで開始された3度目の会合では、アゼルバイジャン側からはアルメニア系住民との交渉関係責任者、ラミン・メメドフ氏や、アゼルバイジャンのイルハム・アリイフ大統領のカラバフ特別代表代理、ベシル・ハジュエフ氏、特別代表部からはイルキン・スルタノフ氏が参加した。 全文をよむ

2023-09-28 ポーランドで車から29人の違法難民、うちトルコ人13人 (Cumhuriyet紙)

ポーランド西部のジャリの町に駐車した車から29人の違法難民が出てきた。   13人のトルコ人と16人のシリア人の違法難民は、国境警備隊(Straz Graniczna)の警官によって拘束された。      ポーランドは最近増加している違法難民の流入に苦しんでいる。国境警備隊の警官は、ドイツから約50キロ離れた国の西部のジャリの町の駐車場にあったバンを捜索したいと考えていた。      中に違法難民がいるのではないかと疑った警官は運転手を見つけることができなかった。エンジンがまだ高温だったので運転 全文をよむ

2023-09-27 アゼルバイジャン大使、ナゴルノカラバフのこれからを語る (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンのラシャド・メメドフ駐アンカラ大使は、CNN TÜRKの放送の中でカラバフの最新情勢を評価した。メメドフ大使は発言の中で「我々は占領された土地を取り戻した。誰も我々を民族浄化によって非難することはできない。我々は民間人と戦争をしていない。カラバフのアルメニア人はアゼルバイジャンの法律に従って暮らすことができる」と述べた。      メメドフ大使の発言は以下のように続く。      「30年間続いた占領を打ち切るとともに戦争は終わった。30年前、70万人以上のアゼルバイジャン人がこ 全文をよむ

2023-09-26 エルドアン大統領、アゼルバイジャン訪問 (Milliyet紙)

トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アゼルバイジャンのイルハン・アリエフ大統領に招かれ、日帰りでナヒチェヴァン(アゼルバイジャン領の飛地)を訪れた。2人の首脳が会談を行なっている。      エルドアン大統領は、11時20分、政府専用機でアタテュルク空港からナヒチェヴァンに向けて飛び立った。      飛行場のエプロンで儀仗隊に挨拶したエルドアン大統領をジェヴデト・ユルマズ副大統領やイスタンブルのダヴト・ギュル県知事を含む高官らが見送った。      エルドアン大統領を乗せた飛行機は 全文をよむ

2023-09-26 ギリシャ・西トラキアのトルコ系住民、教育への抗議活動続く (Cumhuriyet紙)

イスケチェ中等教育局が、少数民族学校の幾つかのクラスにおける教育を午後に行うことを継続するようにと主張をしたために、西トラキアのトルコ系住民たちが始めた抗議活動が、9日間に渡って続いている。      イスケチェ中等教育局が、少数民族学校の幾つかのクラスにおける教育が午後に行われ続けることに固執することが、西トラキアのトルコ系住人たちの怒りを招いた。      西トラキア出身のトルコ系住人たちは、教育が全ての人たちのために朝に始まることについての障壁が見受けられないということ、そしてまた各クラス 全文をよむ

2023-09-24 アルメニア、国連に監視団派遣を要請 (Cumhuriyet紙)

アルメニアのアララト・ミルゾヤン外相は、国際連合総会で声明を発表し、「国連は人道的状況を監視、評価するためにナゴルノ・カラバフに監視団を即時派遣すべきだ」と述べた。      アルメニアのアララト・ミルゾヤン外相は、国連総会で演説した。      ミルゾヤン外相は演説の中で、ナゴルノ・カラバフにおけるアゼルバイジャンの対テロ作戦に言及し、国連に対し「当該地域の住民や民族アルメニア人の安全確保ならびに人道的状況の評価のため、ナゴルノ・カラバフに監視団を即時派遣する」よう要請した。      ミルゾ 全文をよむ

2023-09-24 アルメニア、撤退時に家々に火を放つ (Cumhuriyet紙)

アゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフ共和国アグダラ県から撤退しようとするアルメニア人らが家々にいっせいに火を放った。      ナゴルノ・カラバフを不法占拠しているアルメニア人武装勢力に対するアゼルバイジャンの対テロ作戦を受け、アグダラ県に住んでいたアルメニア人らが地域を離れようとする際、家々に火を放った。      アゼルバイジャン国防省の声明では、現地時間19時35分頃、アグダラ県のアルメニア人住民による家屋への集団放火の様子が、アゼルバイジャン軍技術監視ツールに記録されていた。同省は無人航 全文をよむ

2023-09-22 イラク・キルクークでのトルコ語公用語化、看板に現れる (Milliyet紙)

イラク・キルクークでのトルコ語の公用語化を受けて、トルコ語の看板等が国家機関の建物や通りに掲げられた。      キルクーク知事府からの発表で、先週の月曜日にイラクにあるトルクメンの都市キルクークで2008年に決定されていたトルコ語公用化が施行された。キルクークのラカン・エル=ジュブリ知事の公式決定を受け、全ての公的機関のほか空港や大通りにトルコ語の看板等が掲げられた。      ■看板等では4言語使用      キルクーク県報道通信責任者、メルヴァン・エル=アニ氏は、キルクークにある250の公 全文をよむ

2023-09-22 アルメニアの国内緊張、頂点に (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンがカラバフ地方で24時間で勝利を収めた影響が今なお続く中、アルメニアの首都エレバンでは緊張が高まっている。パシニャン首相を「裏切り者」と糾弾するデモ隊と警察が衝突し、反政府派はパシニャン首相が辞任するまで抗議行動を続けると発表している。      アゼルバイジャンはカラバフ地方で開始した反テロ作戦で大きな勝利を収めた。アルメニア人の分離派が停戦のために武装解除した後、カラバフ地方のアルメニア人の代表は昨日、アゼルバイジャンのイェヴラーフ県でアゼルバイジャン人の代表者と面会し、対話 全文をよむ

2023-09-21 エコノミスト誌「トルコが武器市場を根底からかえる」 (Milliyet紙)

エコノミスト誌は、トルコが軍艦から無人航空機まで世界の武器市場へと急速な参入を果たし、アメリカ製より安く、中国製より信頼性のある製品を提示していると明らかにし、特に湾岸諸国がトルコの武器販売を待っていると書いた。      英国エコノミスト誌は、「世界の新たな武器輸出国の紹介」というタイトルで発表した記事の中でトルコに多くのページを割いた。同誌は記事のスポットで「安い無人航空機、戦闘機、戦車はどこで購入できるのか」と表現し、北朝鮮の「ぽっちゃりとした」指導者キム・ジョンウンが装甲した緑の列車に乗 全文をよむ

2023-09-20 エルドアン大統領の国連演説 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領の国連総会での演説が世界の注目を集めている。エルドアン大統領のヨーロッパに対する警告がフランスのメディアに取り上げられたほか、ギリシャメディアは「北キプロスの承認を」という(エルドアン大統領の)発言をトップニュースに取り上げた。イスラエルのメディアはエルドアンーネタニヤフ首脳会談について大きく報道した。アラブ系のメディアはこの会談について「重要な転換点である」と評価した。      エルドアン大統領は第78回国連総会で、演説を行った。      エルドアン大統領は全世界に向けて、 全文をよむ

2023-09-20 アルメニア大統領、初の発言 (Hurriyet紙)

アルメニアのニコル・パシニャン首相は、アゼルバイジャンとカラバフの分離主義勢力の代表団が交渉の席に着くことを決定した後に声明を出し、合意文書の中でアルメニアの名があったことに反発し、「アルメニアは、アゼルバイジャンとカラバフの代表団の間の合意準備には関与していない」と述べた。      アルメニアのパシニャン首相は、アゼルバイジャン国防相がカラバフの分離主義勢力の代表団と交渉の席に着く予定であり、トルコ時間の12時に停戦を開始するという発表の後、自国民に向けて演説を行った。      パシニャン 全文をよむ

2023-09-19 アゼルバイジャン、カラバフで反テロ攻撃開始 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンは、カラバフで以前から予想されていた行動に出た。アゼルバイジャン防衛省は、カラバフで反テロ攻撃を開始したと発表した。アゼルバイジャンのヒクメット・ハジエフ大統領補佐官は、攻撃の目標がほぼ達成されたとし、アルメニア人分離主義者らが停戦を求めている、と発表している。アゼルバイジャンによる攻撃の後、アルメニアのパシニャン首相は緊急で安全保障会の緊急会合を要請した。アルメニア外務省の発表は以前のアルメニア政府の方針と真逆のものを曝け出した。一方、カラバフにあるアルメニア系武装勢力の60以 全文をよむ

2023-09-17 ドイツ大統領、「イスラム教はここに定着」 (Hurriyet紙)

ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領は、ドイツ・ケルン市で開かれたイスラム文化センター協会(İKBM)創立50周年記念レセプションでスピーチを行い、「今日、イスラム教の多様性と500万人以上のイスラム教徒が我が国に属している」と述べるとともに、「ドイツはイスラム教の新たな故郷になった」とし、イスラム教徒らに向けて「共生社会の中心に立って」と呼びかけた。      ■「歴史に刻まれた一日」      シュタインマイヤー大統領は、1965年に数百人のムスリムが断食明けの祭り(ラマザ 全文をよむ

2023-09-15 トルコからリビア支援 (Milliyet紙)

トルコ非政府組織は11000人以上の命を奪ったリビアでの災害を受けて、動き出した。      リビア東部を襲った嵐(ダニエル)が引き起こした洪水後の国際的な支援の呼びかけに対し、トルコ非政府組織も無関心ではなかった。リビアで飲み水や人々の必要物資へのアクセスが制限されてしまった中、有志の団体が支援チームや必需品を送り、支援を続けている。      ■医師団は待機している      世界で繰り返し発生する自然災害後の要請に対し、知識と経験とともに支援をしてきた世界医師協会はリビアに衛生キットと必需 全文をよむ

2023-09-10 エルドアンとエジプト・シーシー大統領と面談-G20 (Cumhuriyet紙)

インドの首都ニューデリーで開催されている第18回G20首脳会議のプログラムの一環で、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がエジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領と会談。この会談についてエジプト大統領府が声明を発表した。      エジプト大統領府報道官の書面声明によれば、ニューデリーでの会談で両首脳は二国関係の推進に向け取り組むことの重要性を強調。      エルドアン大統領とシーシ大統領は、両国共通の利益の枠組みのなかで、東地中海の安全・安定確保に貢献するかたちで地域協力を 全文をよむ

2023-09-09 G20首脳会議、エルドアン大統領「コーラン冒涜は決して許されない」 (Milliyet紙)

エルドアン大統領はインドでMIKTA加盟国の首脳陣と会談し、聖典への冒涜を容認することは到底できないと強調した。      エルドアン大統領はG20首脳サミットのなかで、トルコ、メキシコ、インドネシア、韓国、オーストラリアからなる大陸間の非公式の協議・調整プラットフォームであるMIKTAの加盟国の首脳陣と会談した。      ■「MIKTA共通のビジョンと価値観に基づき、長い道のりを歩んできた」      ここでスピーチを行ったエルドアン大統領は以下のように述べた。   「MIKTAは10年前、 全文をよむ

2023-09-08 エルドアン大統領、G20参加のためインドへ出発 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はG20サミットへの参加に向け、エミネ・エルドアン大統領夫人とともにインドに到着した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はG20サミットへの参加に向け、政府専用機(TRK)で11時にエセンボーア空港からインドへ出発した。      インドには、ハカン・フィダン外相、メフメト・シムシェキ国庫・財務相、イブラヒム・カルン国家諜報機構長官、ファフレッティン・アルトゥン大統領府通信局長、アキフ・チャータイ・クルチ大統領上級外交顧問と数人の側近がエルドアン 全文をよむ

2023-09-06 日土経済相、会談「目標は貿易額、60億ドル」 (Hurriyet紙)

トルコのオメル・ボラト通商相が、日本の西村康稔経済産業相と会談した。      会談では日本・トルコ間の貿易や投資、経済協力を含む共同宣言が署名された。ボラト大臣は、「両国間の相互貿易が50億ドルを超えたことを大変喜ばしく思う。今年末には60億ドルに達すると信じている。」と述べた。      日本貿易振興機構主催の日本・トルコビジネスフォーラムでは、両国の省関係者、経済機構、企業幹部が出席した。フォーラムの前に、オメル・ボラト通商相は日本の西村康稔経済産業相および関係者と会談した。会談では、金融 全文をよむ

2023-09-04 プーチン・エルドアン会談終了「穀物輸出は継続すべき」 (Hurriyet紙)

ロシアがウクライナの農産物を世界の各市場に提供するという穀物合意について3回は延長しないという発表への反響が続いている。世界中で何百万人もの人々に対して穀物を影響することになる合意を再び履行させるための目はトルコに向いている。ソチにおけるエルドアン-プーチン会談は終了した。会談の後に二人のリーダーは、カメラの前に現れた。エルドアンは、「穀物回廊は続けなければならない」というメッセージを与えた。そしてまた「この枠組みでの新たな提案のパケットを用意した。国連は新たな作業における結果を得ることができる 全文をよむ

2023-09-01 アルメニア軍発砲、アゼルバイジャン兵士負傷 (Hurriyet紙)

アルメニア軍が国境地帯でアゼルバイジャン軍基地に向けて砲撃を行い、アゼルバイジャン兵1人が負傷した。      アゼルバイジャン国防省の発表によると、アルメニア軍部隊がバサルケチェル県のゾド集落の方角にある基地からアゼルバイジャン軍の基地に対して砲撃を行い、意図的な形で挑発を行ったと明らかにした。      発表によると、攻撃によりメフメト・タイイェフという名の1人のアゼルバイジャン兵が負傷し、手当を受けるために病院に搬送されたということだ。      国防省の発表ではアルメニア側は停戦協定を破 全文をよむ

2023-08-31 トルコ外相フィダン、モスクワで露外相ラブロフと会談 (Milliyet紙)

ハカン・フィダン外相は、ロシアの首都モスクワで外交折衝を開始した。フィダン外相は、同地外務省においてロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と対面した。両外相は、報道陣の撮影に応じた後、会談に臨んだ。ラブロフ外相は、会談の報道陣への公開部分で「本日の会談は時宜にかなったものである。ハカン・フィダン氏のトルコ外務大臣就任を祝福し、任務の成功を祈る。外相は非常に重大な任務を担っており、この意味で、我が国の外交政策に大きな弾みを与えることになるだろう。両国の大統領は一刻も早く直接会談を行い、我々もあなた方とこの 全文をよむ

2023-08-30 日本の首相、福島「汚染水」批判に食事で対抗 (Hurriyet紙)

福島原発事故の後、海洋放出が始まった廃棄水への批判に応えた日本の岸田文雄総理大臣は、福島からやってきた海産物をカメラの前で食べた。      福島原発の貯蔵されていた水を浄化し海洋放出を始めることで問題となっている環境汚染の複数の批判に、この地域から海産物の輸入を禁止するという中国の発表が加わることになった。      日本政府が今日「風評を止めよう」というタグを付けて拡散した動画では、岸田首相と3人の閣僚は福島から仕入れられたと説明された海産物を食べながら昨今問題となっている批判に返答した。  全文をよむ

2023-08-29 サウジアラビアに雹が降る (Cumhuriyet紙)

サウジアラビアで、テニスボール大の雹が降った。      サウジアラビアで発生した猛烈に雹の降る様模がソーシャルメディアに投稿された。      サウジアラビアで数日続いた悪天候は生活に悪影響を及ぼしているが、昨日雹が降った際にはテニスボール大の氷の破片が降ってきた。      ソーシャルメディアにアップされた画像には、猛烈な雹から身を守るためにテントに避難する人々と、被害を受けた車両が映っていた。 全文をよむ

2023-08-27 ユルマズ副大統領、南キプロスでのモスク襲撃を非難 (Hurriyet紙)

南キプロスにあるキョプルル・ハジュ・イブラヒム・アー・モスクが放火された事件で、トルコのジェヴデト・ユルマズ副大統領が声明を発表。副大統領は、「モスクへの放火は人権、民主主義、思想信条の自由に対する明白な攻撃だ。今回の放火行為を通じ、社会の静穏、平和、そして人類共通の価値が標的とされた」と述べた。      南キプロスで起こったキョプルル・ハジュ・イブラヒム・アー・モスク放火事件にジェヴデト・ユルマズ副大統領が反発を表明。      ユルマズ副大統領が自身のソーシャルメディア・アカウントから発し 全文をよむ

2023-08-25 トルコ外相、ゼレンスキー大統領と会談 (Hurriyet紙)

ハカン・フィダン外務大臣は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。      ハカン・フィダン外務大臣は、イラクとの会談の後ウクライナへ移った。      フィダン外相は、ウクライナの首都キーウで会談を始めた。      フィダン外相は、ウクライナ訪問でウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。      会談では両国関係について話し合われた。 全文をよむ

2023-08-23 エルドアン大統領、第三回クリミア・リーダー会議にメッセージ (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、第三回クリミア・リーダー会議へビデオメッセージを送った。エルドアン大統領は、クリミアがウクライナの一部であると強調し、「戦争の勝者などいない。我々はウクライナの領土保全を支持し、平和のための努力を継続する。」と述べた。      エルドアン大統領は、第三回クリミア・リーダー会議へビデオメッセージを送った。      同統領は、黒海構想を活性化させるための試みが続いていると述べ、「このプロセスで緊張をより高め、黒海の平穏に害を及ぼすようなあらゆる措置は避けら 全文をよむ

2023-08-20 8月20日にエルドアン大統領、ハンガリーを訪問 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、8月20日にハンガリーを日帰り訪問する。      ハンガリーメディアは、伝統的にハンガリー政府により大変な名誉で歓迎される国賓の一人であるエルドアン大統領の訪問の理由よりも、今回の訪問がなぜこれほど短いのか、その内容はどのようなものなのかという問いに対する答えを求めている。      この類の訪問におけるこれまでの慣例に反して、ハンガリー政府が整然とした声明を発表せず、訪問中も訪問後もマスコミに情報が公開されないことが、訪問を取り巻く謎めいたムードに拍車 全文をよむ

2023-08-18 アタテュルクとチェコのかかわり (Hurriyet紙)

最近アタテュルク像の設置に許可を与えたなったチェコだが、ムスタファ・ケマル・アタテュルクには、チェコとのまた違った関係がある。彼は腎臓から健康を崩し、1918年の夏にボヘミアで湯治を行った。この間の彼の日記は、「カールスバードの思い出」という本になった。チェコは、アタテュルクの訪問した最後のヨーロッパの国だった。      アタテュルクは、将校としての最初の数年以来腎臓の疾患に悩まされていた。リビアでイタリアに対して戦争をしていた際に再発したこの疾患はチャナッカレでも続いた。耐え難い病状になり1 全文をよむ

2023-08-02 プーチン・エルドアン会談終了、プーチンの訪土発表 (Hurriyet紙)

ロシアが穀物回廊協定から離脱して以降、エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領間で実施が予想された重要な電話会談が今日実現した。会談の中で両首脳は、プーチン大統領のトルコ訪問について合意した。エルドアン大統領は、トルコが黒海構想を維持するために積極的な努力と外交を続けていくと述べた。      ロシアのプーチン大統領が、ロシア・アフリカ・サミットの後、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と電話会談を行うと発表したことで、世界中の注目が今日行われる会談に集まった。ロシア政府は、エルド 全文をよむ

2023-07-28 中国王毅外相、トルコ訪問 (Cumhuriyet紙)

中国共産党中央委員会政治局のメンバーであり中央外事工作委員会弁公室主任・外務大臣を兼任する王毅氏が、先日フィダン外相・エルドアン大統領を訪問した。バルセロナ自治大学東アジア研究センターのジェレン・エルゲンチ准教授が当紙にコメントし「経済危機に際しての支援を求めている」と述べた。      中国共産党中央委員会政治局のメンバーであり中央外事工作委員会弁公室主任・外務大臣を兼任する王毅氏が、先日ハカン・フィダン外相、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と会談した後、トルコ・中国関係が議題に上った。バ 全文をよむ

2023-07-28 フィダン外相、コーランへの冒涜を非難 (Cumhuriyet紙)

ハカン・フィダン外相は、ハンガリーのペテル・シヤルト外務・通商大臣との共同会見の場で語った。フィダン外相は、「神聖な価値が冒涜されることに耐えられない」と話した。      フィダン外相は、ハンガリーのシヤルト外務・通商大臣と共に会見を行った。コーランに対する冒涜を論評したフィダン外相は、「我々は、この冒涜行為を最大限厳しく非難する。この件で、国際的なアクターと共に重要な会合を行っている」と述べた。      フィダン外相の会見の中の重要なトピックスは以下である。      「ヨーロッパでは、す 全文をよむ

2023-07-27 ロードス島の山火事、緊急事態宣言へ (Hurriyet紙)

地中海沿岸諸国は酷暑と山火事に困弊している。トルコ、隣国のギリシャ、イタリア、アルジェリアで森林が激しく燃え上がっている。ギリシャ・ロードス島では数日経っても鎮火しない火事が原因で、緊急事態宣言が発令された。      昨日、気温が一部地域で46度にまで上昇したギリシャでは、ロードス島、エヴィア島、コルフ島で発生した火事は何日経っても鎮火していない。      ロードス島で7月18日に出火し、島全体の10%を焼いた火事は昨日も勢いを落とさず激しく燃え続けた。9日間で約20万㎡の土地が燃えた。   全文をよむ

2023-07-23 ネタニヤフ・イスラエル首相、健康上の理由でトルコ訪問中止 (Milliyet紙)

イスラエルメディアが、同国ベンヤミン・ネタニヤフ首相が7月26日(金)に予定していたトルコ訪問は首相の健康上の問題から延期されると発表した。      イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は7月28日(金)にトルコを訪れる予定だったが、同首相の健康上の問題により延期された。   イスラエルメディアの報道では、ネタニヤフ首相のトルコおよび南キプロスへの訪問が延期となった。      また、イスラエル首相官邸報道室の発表は、ネタニヤフ首相が先週、心臓モニターを装着しており、先週23日(日)夜になっ 全文をよむ

2023-07-22 ネタニヤフ首相、トルコ訪問へ (Cumhuriyet紙)

イスラエルのメディアはイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相のトルコ訪問の実現を最も重要な話題として報じた。各紙は長年を経てようやく訪問が実現すると強調しつつ、会合を「歴史的」と報じた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は来週トルコを訪問するパレスチナのマフムード・アッバース自治政府議長、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と会合する。      ■ヨルダン川西岸での攻撃とイスラエルでの抗議デモの影での訪問      イスラエル軍が占領しているヨルダン川西岸地域のジェニンの街で発 全文をよむ

2023-07-20 イスタンブルのウクライナ穀物輸出調整センターからロシア人担当者、帰国 (Cumhuriyet紙)

国防省広報・渉外部顧問のゼキ・アクテゥルク海軍大佐は、省で実施された記者会見にてロシア・ウクライナ戦争が世界の安全保障に及ぼす影響を密接に追跡していると述べた。      アクテュルク顧問は、「我々はさらなる破壊、涙、悲劇を防ぎ、また停戦と恒久的平和を確保するために積極的で円滑な役割を担い、人道的危機の緩和に向けてあらゆる支援を行う準備ができている」と発言した。      ロシアにより停止された(ウクライナ産の)穀物輸出協定に関しても説明を行ったアクテゥルク顧問は、一年間に約3300万トンの穀物 全文をよむ

2023-07-19 エルドアン大統領、アラブ首長国連邦で13の合意 (Milliyet紙)

トルコとアラブ首長国連邦の間で、投資・経済・産業・防衛・法・司法・再生可能エネルギー、そして宇宙産業の分野で合計507億ドル規模の13の協定が署名された。      エルドアン大統領は、湾岸諸国の訪問の最終地であるアラブ首長国連邦で、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領と共に行った会談で、声明を発表した。エルドアン大統領は、アブダビを再び訪問するのは幸せだと述べ、個人、そして代表団へのおもてなしに、アラブ首長国連邦のアール・ナヒヤーン氏に感謝を述べた。      エルドアン大統領 全文をよむ

2023-07-18 エルドアン湾岸3か国訪問、サウジのムハンマド皇太子に新車TOGG贈る (Cumhuriyet紙)

AKPのエルドアン大統領は、会合のために向かった、サウジアラビアでムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と面会した。会合の後に、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、贈呈されたトルコ国産自動車(TOGG)で、エルドアン大統領をホテルへ送った。         エルドアンは、公式式典の後に大使間の会合に同伴したムハンマド・ビン・サルマーン皇太子との二者会合を実現した。      会合の後にムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、自身に贈呈されたトルコ国産自動車(TOGG)の操作をおこない、エルドアン大統 全文をよむ

2023-07-18 オランダ、対トルコ輸出制限撤廃 (Cumhuriyet紙)

オランダは、防衛産業でのトルコへの輸出制限を解除すると決定した。      オランダは、トルコへの一部防衛装備品の輸出制限を解除すると発表した。      オランダ外務省、国防省、経済気候政策省は、防衛産業装備品の輸出制限の解除の決定に関する共同文書を発表した。      3省の共同文書では、ヨーロッパにおける防衛協力のさらなる緊密化を促すためオランダ政府がとった武器輸出規制に関する措置を発表した。      オランダ政府は、ヨーロッパの防衛協力を強化しこれらのプロジェクトへのオランダの参加を奨 全文をよむ

2023-07-14 エルドアン大統領、次々に重要な会見―イラク首相、チェコ大統領・・ (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イラク首相ムハンマド・シヤ―ウ・アッ=スーダーニー氏と電話会談を行った。エルドアン大統領はその後にチェコ大統領ペトル・パベル氏とも電話会談を行った。パベル大統領との会談では両国関係だけでなくトルコのヨーロッパ連合(EU)への正式加盟についても取り扱われた。      エルドアン大統領は、イラクのムハンマド・シ―ア・アッ=スーダーニー首相と共に電話会談を行った。      会談では、トルコとイラクの間での経済・通商関係のほか地域的なテーマも意見交換が行われた 全文をよむ

2023-07-14 初の国産大型無人装甲車、完成 (Hurriyet紙)

防衛分野でリスクの高い業務は、代わりに無人機体が行う。      UAVやUCAV(無人航空機)のような航空機と併用して陸上の防衛車両も自動システムが装備されている。コチ・グループ会社のOtokarも防衛分野の未来に重要な車両を発展させた。コチ・グループ会社はサカルヤでの工場で行われた記者会見でトルコの無人大型装軌式装甲車、ALPARを発表した。軍隊でのロボット使用、及び陸上の無人車の必要性を受けて開発され、まだ試作段階であるALPARは危険の伴う任務で使用され、人命の犠牲を減らすことが期待され 全文をよむ

2023-07-13 スウェーデン、再びスキャンダラスな決定-テロリスト送還を延期 (Hurriyet紙)

スウェーデン最高裁判所は、トルコ政府が送還を要求していたギュレン派テロ組織に属する2名の送還を止める決定を下した。      リトアニアの首都ヴィリニュスで行われたNATOサミットの一日前、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はスウェーデンのウルフ・クリステション首相、NATO事務総長のイェンス・ストルテンベルグ氏と会談を行い、その後トルコはスウェーデンのNATO加盟に賛同した。      会談後に行われた発表では、スウェーデンとトルコは安全保障分野で新たな協力体制を構築し、機構内で「テロ対策調 全文をよむ

2023-07-11 トルコのスウェーデンNATO承認後、ロシア政府から対トルコ声明 (Hurriyet紙)

ロシア政府は、注目を集めるNATOサミットに関して声明を出し、トルコとは意見の相違があるにも関わらず共通の利益があることを強調し、協力関係の発展を目指していると表明した。ロシアは、スウェーデンのNATO加盟は「マイナス」な決定であると述べ、フランスに対抗すると発表した。      リトアニアの首都ヴィリニュスで2日間にわたって開催されるNATO首脳会合が今日始まった。ロシアは、同盟の新たな軍事計画やウクライナ・ロシア戦争の最新状況が議題となるサミットを注視しており、ロシア政府のサミットに関する最 全文をよむ

2023-07-11 スウェーデン首相「トルコとの経済関係強化を希望」 (Hurriyet紙)

スウェーデンのクリステション首相は「トルコと共により緊密な経済関係を構築するため協力したい」と述べた。      トルコは、リトアニアの首都、ビリニュスで開幕するNATO首脳会議の数時間前、スウェーデンのNATO加盟に道筋を付けた。      昨日、トルコの合意を得て、NATO加盟で重要な段階を踏み出したスウェーデンは、トルコについて新たな発表を行なった。      スウェーデンのクリステション首相は、「トルコと共により緊密な経済関係を構築するため協力したい」と述べた。 全文をよむ

2023-07-11 トルコ「得るものを得た」-スウェーデンNATO加盟 (Milliyet紙)

スウェーデンのNATO加盟が話し合われたビリニュスの3者首脳会談で、トルコは望みをかなえた。NATOは史上初めて「テロ対策調整官」を任命する。スウェーデンはNATO加盟の見返りとして、トルコのEU加盟を強力に支援する。      長い間議論されてきており、そのために集中的な外交を進めてきたトルコは、スウェーデンのNATO加盟を承認することに関し、リトアニアの首都であるビリニュスで合意に至った。NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とスウェーデンのウル 全文をよむ

2023-07-08 イランで2名の公開処刑 (Milliyet紙)

10月、イランシーラーズのシャー・チェラーグ聖廟で発生したテロ攻撃で13人が死亡した。それに関与したとして2人が公開処刑された。      イランの司法部が行った会見によると、ムハメド・ラメズ・ラシディ及びサイイド・ナイム・ハシムは、イラン南部の町、シーラーズのシャー・チェラーグ聖廟で15人の死者を出したテロを実行し、国内で「聖廟攻撃者」として揶揄されていた。両者は、明け方「公共の秩序を乱し」、「国家へ反逆し」、「安全を脅かした」罪で処刑されたと発表された。      会見で、「テロを実行したと 全文をよむ

2023-07-08 ゼレンスキー大統領イスタンブル訪問―エルドアン大統領との会談では何が話されたのか? (Cumhuriyet紙)

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は戦争開始以来初となるトルコへの公式訪問を行い、AKP(公正発展党)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と会談した。ゼレンスキー大統領はトルコに対して注目すべき声明を発表した。      ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はAKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の招待を受け、トルコを訪問した。   エルドアン大統領はゼレンスキー大統領をヴァフデッティン宮で迎え入れた。2人の首脳は約2時間半にわたる会談を行ったのち、共同記者会見を開 全文をよむ

2023-07-07 スウェーデンNATO加盟交渉、大詰め―スウェーデン元外相「トルコの求めは当然」 (Hurriyet紙)

トルコがスウェーデン問題に対しどのように踏み切るか、世界が注目している。NATO入りへの希望がトルコの決断にかかっているスウェーデンに、ドイツから悪い知らせが届いた。ドイツのメディア連合(RND)は、「トルコはなぜ未だに加盟を阻止しているのか?」という問いの答えを探り、スウェーデン加盟の望みを絶やす一つの結論にたどり着いた。トルコに関するスウェーデンのリンデ元外相の発言は、スウェーデン国内の論争に爆弾のように落下した。      スウェーデンとは対照的にトルコの要望を実行したフィンランドがNAT 全文をよむ

2023-07-07 オルバン・ハンガリー首相、NATOとトルコの仲介に名乗り (Cumhuriyet紙)

ハンガリーのヴィクトール・オルバン首相は、スウェーデンのNATO加盟に関してNATO及びトルコとも接触中であると述べた。      オーストリアの首都ウィーンでの交渉でハンガリーのオルバン首相は、スウェーデンのNATO加盟に関して新聞記者たちの質問に答えた。      オルバン首相は、「この問題に関してNATO事務総長(イェンス・ストルテンベルク)及びトルコと定期的に接触しており、何かを行う際には議論を行い、決定を遅らせない。」と述べた。      オルバン首相は、ハンガリー政府がスウェーデンの 全文をよむ

2023-06-30 ドイツの極右政党、ドネル・ケバブの禁止を提案 (Cumhuriyet紙)

ドイツで急速に勢力を伸ばし、得票率が20%代に上ったAfD(ドイツのための選択肢)は、トルコのドネル・ケバブを禁じるよう求めた。同党は、「ドイツには、ドイツの文化に相応しい食べ物があるべきだ」としている。       ドイツに住むトルコ人らによって、ほとんどドイツの「国民食」になっているドネル・ケバブが、ドイツの政治界に論争を巻き起こした。日に日に得票率が高まり20%に達した政党AfD(ドイツのための選択肢)のベルリン出身の上級政治家アレクサンダー・ユングブルート氏は、トルコのドネル・ケバブを 全文をよむ

2023-06-28 ドイツで移民を容易にする法律、成立 (Cumhuriyet紙)

ドイツへの移民を容易にする法律が議会を通過した!共和人民党のベルリン代表が動向を報告した。      ドイツの連邦議会は、国内で難民や移民の就職を容易にすることを目的とした新移民法案を可決した。      共和人民党のベルリン代表、ケナン・コラト氏は、法律が何を想定し、どのような革新をもたらすかをジュムフリイェトTVに語った。 全文をよむ

2023-06-25 日本の地震専門家、地震活動を分析 (Milliyet紙)

地震専門家らは、将来的に予想されるマルマラ地震に注目している。直近では、日本の地震専門家で上級土木技師の森脇義則氏から、イスタンブル地震の可能性に関する重要な注意喚起がなされた。森脇氏はトルコの断層線が東から西に動いていると指摘した。      日本の地震専門家で土木技師の森脇義則氏は、バルケスィルのブルハニエ地区にあるコンクリート会社がホテルで開催したシンポジウム「地震の現実:トルコと日本の違い」を終えた後、報道陣に対してコメントを述べた。      ■都市改造      森脇氏は、トルコが起 全文をよむ

2023-06-24 エルドアン大統領、ワグネル反乱にプーチン支援の電話 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領と電話会談を行い、(プーチン大統領を)支持する旨を伝えた。      ロシア連邦政府は、プーチン大統領がエルドアン大統領、カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領、ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領とそれぞれと電話会談を行い、ロシアにおける情勢に関して話したことを発表した。      ■エルドアン大統領は、プーチン大統領を支援する旨を述べた      クレムリンの報道部による書簡の発表では、「プーチン大 全文をよむ

2023-06-23 ギリシャ・トルコ国境の壁「移民145人を救った」 (Cumhuriyet紙)

ギリシア当局は、トルコから来て、メリチ川を通じて移動を図った際に島で包囲された145人の移民を救ったと表明した。      赤十字のギリシア支部の代表者たちが参加した作戦行動の際に救われた45人の女性、30人が子供である移民たちの健康状態が良好であると説明した。      ギリシア警察の発表によると、移民たちは「トルコから来た密輸業者によって捨てられた。」      ギリシア国境警備連盟の責任者の一人パナイオティス・ハレラスは、AFPに行った発表の中で「密輸業者が移民をギリシアに押しやったのは初 全文をよむ

2023-06-22 ミツォタキス・元ギリシャ首相のトルコ評 (Cumhuriyet紙)

ギリシャの最新の総選挙で、全ての政党が憲法上の過半数を占められなかったことにより、首相の座を一時的にロアニス・サルマス氏に譲ったキルヤコス・ミツォタキス氏はトルコに関して重要な声明を発表した。      ギリシャの与党、中道右派・新民主主義党党首キルヤコス・ミツォタキス氏は、水曜日に行った声明発表において、トルコがヨーロッパとの距離を縮め、西欧化することを望むならば、トルコとギリシャ間の対話を再開することが必要であると述べた。      ■議論の対象ではない      7月11日から12日にかけ 全文をよむ

2023-06-21 第20回シリア問題アスタナ会議、終了 (Cumhuriyet紙)

カザフスタンの首都アスタナで開催されたトルコ、ロシア、イラン、そしてシリアの外務副大臣レベルで行われるシリアに関する第20回目アスタナ会議が終了した。      シリアに関する第20回目アスタナ会議は、昨日保証国であるトルコ、ロシア、イラン、シリアの間で開かれた会合で始まった。本日は、アスタナでの主要会合において共同声明が発表された。声明では、昨日の参加国の外相によるトルコとシリアの関係正常化のためのロードマップを作成することに向けた会談が建設的なものであったことが強調された。また、保証国がイド 全文をよむ

2023-06-20 エルドアン大統領、イラク・クルド自治区バルザーニー大統領と会談 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、イラク・クルド自治区のマスード・バルザーニー大統領とトルコ共和国大統領官邸で会談を行った。      エルドアン大統領はイラク・クルド自治区バルザーニー大統領と会談を行った。会談にはトルコのハカン・フィダン外相も立ち会った。また、エルドアン大統領はその後、マレーシアのマハティール・モハマド首相とも会談を行った。 全文をよむ

2023-06-16 ギリシャ宗務省、西トラキア地方でのモスク襲撃に遺憾の意 (Cumhuriyet紙)

ギリシャ宗務省、カランジス事務局長は西トラキア地方でのモスク襲撃に遺憾の意を示した。      ギリシャ国民教育宗教省、ヨルゴス・カランジス事務局長は西トラキアで、何者かがモスクに侵入しクルアーンを破ったことに関し、遺憾の意を示した。      カランジス事務局長は文書での発表でイスケチェ地域のモスクで起こった事件によって国民が悲しんでいると記し、この種の事件が信教の自由を尊重するうえで同様の決意をもって進められる必要性を後押ししたと伝えた。      すべての宗教団体の礼拝の場を尊重することは 全文をよむ

2023-06-15 スウェーデンの望みを絶ったエルドアン、世界のメディアが注目 (Milliyet紙)

世界のメディアは、エルドアン大統領がアメリカとNATO加盟国からの要求を拒否し、挑んでいるとのコメントを出した。スウェーデン・メディアは、スウェーデン政府がトルコのリーダーを過小評価していたと書いている。      7月のNATO首脳会談で加盟していることを願うスウェーデンは、トルコ政府から期待したような肯定的なシグナルをまたも手にできなかった。トルコの首都アンカラで実施された会議に、NATO、スウェーデン、フィンランドの関係者が参加した。      スウェーデン及び隣国であるフィンランドは、ロ 全文をよむ

2023-06-14 コソボ大統領、離国のセルビア人に「ここはあなた方の祖国」 (Cumhuriyet紙)

コソボ共和国のヴィヨサ・オスマニ大統領は、欧州議会での演説の中で、国内のセルビア人住民に対し「コソボはあなた方の祖国」と話した。      コソボ共和国のヴィヨサ・オスマニ大統領は、ストラスブルグで行われた欧州議会本会議に出席し、議員に向けて演説を行った。オスマニ大統領は、2008年のコソボ独立宣言以降、欧州議会で演説した最初の大統領となった。      コソボが、複数の外的要因によって不安定化しているとしたオスマニ氏は、コソボ北部で最近発生している緊張状態については、直接はふれなかった。   全文をよむ

2023-06-12 ビオンテック裁判で新たな展開 (Cumhuriyet紙)

ドイツでビオンテック裁判の最初の公判が中止された。公判が異議申し立てが理由で中止されたと報じられた。      ドイツで医療従事者が、新型コロナウィルスワクチンの副反応を主張してドイツのバイオテクノロジ企業ビオンテック社を相手取りハンブルク州裁判所で起こした訴訟の最初の公判が中止された。      ドイツでの報道によると、裁判所の広報は、原告の弁護士の異議申立のため最初の公判が中止されたと発表した。      報道では、異議申立てにおいて裁判の重要性を理由に、1人の裁判官の代わり複数の裁判官から 全文をよむ

2023-06-09 トルコ、今秋からNATOコソボ平和維持軍の中核に (Cumhuriyet紙)

トルコは、コソボで10年続いた最も激しい戦争を経て、この秋のローテーションでイタリアからコソボでのNATO主導のKFOR(コソボ治安維持部隊)の中核的立場を引き継ぐ見込みだ。      トルコがコソボでNATOが主導するKFORの中核となる任務を引き継ぐと発表された。      ブルームバーグの取材に匿名で回答したトルコ人の責任者は、トルコがKFORの中核的立場を9月にイタリアから引き継ぐと述べた。      ブルームバーグは「責任の移譲は長期間議論されてきたが、最終的な決定は短期間のうちになさ 全文をよむ

2023-06-08 トルコ・ギリシャ、外交折衝活発に (Hurriyet紙)

ハカン・フィダン外務大臣とヤシャル・ギュレル国防大臣が職務開始後の初の活動の中で、ギリシャ側のヴァシリス・カスカレリス外務大臣とアルキヴィアディス・ステファニス国防大臣と電話会談を行ったことは、アテネで注目を集めた。      ギリシャ暫定政府のカスカレリス外務大臣は、フィダン外務大臣に電話を行い、就任につきお祝いを述べた。      会談は非常に良好な雰囲気で行われたことが強調され、またマリツァ川の島に取り残された難民が議題に上がったことが明らかにされた。      ギリシャのスカイテレビは「 全文をよむ

2023-06-07 エルドアン、ダム決壊問題でゼレンスキーとプーチンと電話会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、そしてウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談を行った。      大統領府通信局による声明によると、エルドアン大統領とゼレンスキー大統領の会談ではロシア・ウクライナ戦争の推移が話し合われた。      エルドアン大統領は、会談の中で、カホフカ・ダムで発生した爆破に関し詳細な調査を行うために、双方の戦争当事者側の専門家、国連、トルコを含む国際社会の参加する委員会の設置が可能であると述べた。      エ 全文をよむ

2023-06-03 アゼルバイジャン、アルメニア、カタール、ハンガリー、NATOなどの首脳、エルドアン就任式出席 (Milliyet紙)

大統領制の第二次内閣が、今日レジェイプ・タイイプ・エルドアン大統領によってチャンカヤ邸(旧大統領官邸)で開かれる予定だ。エルドアン大統領の宣誓と就任式へ、アゼルバイジャンのイルハム・アリイェヴ大統領を含む20人の世界各国の首脳や多くの大臣、代表者が参加する予定だ。      エルドアン大統領は15時に議会ヘ行き、彼のために用意された公式文書と大統領当選証書を、総会の場でトルコ大国民議会臨時議長デヴレト・バフチェリ氏から受け取る。エルドアン大統領は総会で宣誓をした後、16時にアタチュルク廟を訪れ、 全文をよむ

2023-06-02 オルバン・ハンガリー首相「エルドアン当選を神に祈っていた」 (Cumhuriyet紙)

ハンガリーのヴィクトール・オルバン首相は、公正発展党(=AKP)、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の大統領選挙決選投票での当選を「心から」祈ったと話し、共和人民党(=CHP)のケマル・クルチダルオール党首を「ジョージ・ソロスの手下だ」と言い、攻撃した。      ハンガリーのヴィクトール・オルバン首相は、トルコで5月28日に行われた大統領選挙決選投票に関して話した。      オルバン首相は公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が大統領選挙決選投票で当選したことに関し、「心から」祈 全文をよむ

2023-06-01 デミルタシュHDP元共同党首、HDP現執行部との不一致を発表 (Hurriyet紙)

エディルネ刑務所に収監されている人民の民主主義党(HDP)元共同党首セラハッティン・デミルタシュ氏は、実際の政治活動から離れると発表し、同党執行部に対し5月14日の選挙で大統領に立候補する準備があると伝えたものの、党執行部によって理由なしに却下されたと述べた。      エディルネ刑務所に収監されている人民の民主主義党元共同党首セラハッティン・デミルタシュは、本日公開されたインタビューの中で同党執行部にに対し5月14日の選挙で大統領に立候補する準備があると伝えたものの、党執行部によって理由なしに 全文をよむ

2023-05-26 アルメニア・アゼルバイジャンのカラバフ紛争、終結へ前進-ロシア仲介 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領とアルメニアのニコル・パシニャン首相は、プーチン露大統領が仲介した三者会談で、カラバフ紛争終結へ準備すると発表した。       アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領とアルメニアのニコル・パシニャン首相は昨日、ロシアのプーチン大統領が仲介する三者会談を前に、2国間で長年続くカラバフ紛争終結への準備があると発表した。       三者会談前に発表を行ったアルメニアのニコル・パシニャン首相は「両国間の恒久平和の確立に向け、互いの領土の一体性を認めるこ 全文をよむ

2023-05-25 ロシア主張「トルコ経由パイプラインを守る船に攻撃」 (Hurriyet紙)

ロシア国防省がテレグラム上で行った会見で、ガスパイプラインのトルコ・ストリームとブルー・ストリームを守るロシア海軍保有の戦艦をウクライナが攻撃したと発表した。      ロシア国防省の会見では、黒海に展開するイワン・フルス偵察船が無人艇により攻撃を受けたとの発言があった。      攻撃がイスタンブル、ボスポラス海峡にわずか140キロの地点で行われたものの、ロシア海軍によって安全が確保され、攻撃が不首尾に終わったことが強調された。      ■疑惑の攻撃      2022年9月26日にロシアか 全文をよむ

2023-05-21 隣国ギリシャ総選挙、与党勝利か (Cumhuriyet紙)

ギリシャで行われた総選挙で85%以上が開票された後の非公式結果によると、キリアコス・ミツォタキス首相の政党「新民主主義党(ND)」の得票率は40.81%となったが、議会の過半数に達することはできなかった。      ギリシャで行われた総選挙で、85%以上が開票された。非公式の結果によると、キリアコス・ミツォタキス首相の新民主主義党(ND)が得票率40.80%で選挙に勝利したが、議会の過半数には届かなかった。      NDに次いで、アレクシス・ツィプラスが率いる急進左派連合(SYRIZA)が得票 全文をよむ

2023-05-19 「トルコ国境に壁」ギリシャ首相の公約にEUから批判 (Hurriyet紙)

ギリシアのキリアコス・ミツォタキス首相が選挙公約としてトルコ国境に壁で覆うことを言葉にし、この対価にEUから資金を求めたことが反発を招いた。同首相の競合相手のチプラス前首相が移民問題を柵では解決できないと訴える一方、西側メディアはミツォタキスを前アメリカ大統領ドナルド・トランプになぞらえ、「柵の資金は誰が賄うのか?」と問うた。      5/21日曜日の選挙に向け準備しているギリシアで、再度候補者となったミツォタキス首相は「明瞭な勝利」を期待すると述べた。      同国で実施されたアンケートで 全文をよむ

2023-05-18 G7サミット、まもなく日本で始まる (Hurriyet紙)

日本広島で明日始まるG7首脳サミットを前に2万4千人の警察官が配備された。      日本の広島市がG7首脳サミットのホストを務めている。明日はじまるサミットを前に広島では警備が最高レベルに引き上げられた。日本の警察組織は広島でのサミットの安全を確保するため、[広島県の]警察官3000人に加え、周辺地域から派遣された2万千人の警察職員が配備されたことが明らかになった。      G7各国の首脳の安全を確保するため、サミットが開催されるグランドプリンスホテルや周辺の道路の多くが通行止めになり、テロ 全文をよむ

2023-05-12 エルドアン大統領、ギリシャに友好メッセージ (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はギリシアへ友好メッセージを送った。ギリシアのカティメリニ紙へ語ったエルドアン大統領は、トルコとギリシア両国関係で新時代の呼びかけを行った。      エルドアン大統領は、ギリシアの主要な新聞社であるカティメリニ紙へ話した。      エルドアン大統領の重要事項には5月14日に選挙があった。選挙の勝利が確実であると語った。      同大統領は同紙へ「広場での大規模な選挙集会はこれを示し、人々の要望を示唆しており、我々もそう見ている。」と語った。      エ 全文をよむ

2023-05-10 モスクワで重要会議、トルコ・ロシア・イラン・シリア4外相会談 (Hurriyet紙)

トルコ、ロシア、イラン、シリアのアサド政権の各国外相のシリアを議題とした会談が今日、モスクワで開かれた。4外相会合では、テロとの闘いにおける連携、帰国が基礎的な連携の中で保障されること、政治プロセスの進展が議論された。トルコとシリアの関係改善のためにロードマップを作成することが決定された。      トルコ・シリア間の関係正常化に向けたメヴリュト・チャヴシュオール外相、ロシアのセルゲイ・ラヴロヴ外相、シリアのファイサル・ミクダド外相、イランのヒュセイン・エミル・アブドゥッラヒヤン外相の間で開催さ 全文をよむ

2023-05-02 アルメニア・アゼルバイジャン両外相、アメリカで会談 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相とアルメニアのアララト・ミルゾヤン外相がアメリカで会談を行った。      アゼルバイジャンとアルメニア両国はアメリカで平和条約締結交渉を行う予定だ。アゼルバイジャン外務省によると、ジェイフン外相とアララト外相は、アントニー・ブリンケン米国務長官の働きかけによりアメリカの首都ワシントンDCで会談を行ったという。      三者会談ではアゼルバイジャン―アルメニア間の平和条約締結交渉は新たな局面を迎えるという。交渉は数日にわたって行われると予想される。 全文をよむ

2023-04-28 スーダンでトルコ救援機に攻撃 (Hurriyet紙)

アカル国防相は、スーダンでトルコの救援機に実行された攻撃について話し、「最初の情報によると、大きな被害はないと判断している。こちらから派遣する人員によって現地で修繕できるだろうと。負傷者や人的被害はない。」と述べた。      フルシ・アカル国防相は、スーダンからトルコ国民を救助している間に、トルコ軍所属の飛行機が攻撃されたことについて質問に答えた。      アカル国防相は、スーダンで集団間で発生している衝突後、現地にいるトルコ国民を安全な形で救援するために外務省と協力して作業を進めているとし 全文をよむ

2023-04-26 プーチン、アククユ原子力発電所の開所式にビデオ参加予定 (Milliyet紙)

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ウラジーミル・プーチン露大統領がメルスィンのアククユ原子力発電所の開所式にビデオ参加すると発表した。      トルコとロシアの間で締結された協定の枠内で、メルスィンに建設されたアククユ原子力発電所の開所式が明日開催される。発電所の開所は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が行う予定である。      クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、最初の燃料が発電所に移送される開所式にウラジーミル・プーチン露大統領がビデオ参加すると発表した。エルドアン大統 全文をよむ

2023-04-25 エルサレムのアクサ―・モスクで逮捕のトルコ人、釈放 (Milliyet紙)

アクサー・モスクでイスラエル警察によって拘束されたトルコ国籍のオズゲジャン・ムトゥル氏(24)は、在テルアビブのトルコ大使館と在エルサレム総領事館の折衝によって釈放された。      過激なユダヤ入植者による襲撃の際、トルコ国籍のムトゥル氏は、アクサー・モスクでコーランを詠んでおり、イスラエル警察によって拘束されていた。      外交関係者の情報によると、ムトゥル氏は在テルアビブのトルコ大使館と在エルサレム総領事館の折衝によって釈放された。外務省と在エルサレム総領事館がムトゥル氏の状況に関心を 全文をよむ

2023-04-24 スーダン在住のトルコ人、救出開始 (Cumhuriyet紙)

スーダンで国軍と即応支援部隊の間に起きた衝突が原因でスーダン在住のトルコ人救出が開始された。      首都ハルトゥームの2箇所と首都から南東にあるヴァド・マダニー市の1箇所から約1000人がトルコに向かって旅立った。      トルコ国籍者は陸路を通じて到達するエチオピアの首都アディス・アベバから空路でイスタンブルに飛び立つ予定だ。メフメト・ウーラチさんは、17年間暮らし結婚したスーダンから衝突が原因で初めて離れると述べ、故郷と家族に会えるので幸せで興奮していると述べた。      ウーラチさ 全文をよむ

2023-04-22 トゥズラで日本人技術船員、船舶用ウインチ事故で死亡―写真をとろうと・・・ (Milliyet紙)

(イスタンブルの)トゥズラでパナマ船籍のケミカル・エクスプローラー号の責任技師であったオザキ・タツオさん(59)が亡くなった。      事故は、トゥズラのテルサネレル通りにある造船所で発生した。パナマ船籍のケミカル・エクスプローラー号という化学物質を積んだ船の責任技師であったオザキ・タツオさんは、ウインチレールに[安全装置をつけて]船の技術的に不足している箇所の写真を撮ろうとしていた。そのとき、ウインチを操作していたテヴラット・Çが船に品物を載せるために動かした。      ■ウインチ操作係は 全文をよむ

2023-04-09 フクシマに迫る次の危機 (Milliyet紙)

2011年に日本で発生した地震および津波に引き続いて福島原子力発電所で起こった事故は、チェルノブイリ以来最大の大規模原子力災害の一つに数えられる。今回、この福島原子力発電所から届いた最新画像が不安を引き起こしている。遠隔操作ロボットが記録したデータを見る限り、状況は非常に厳しい。      記者:Oğuzcan Atış   2011年3月11日、日本は自国史上最大規模に数えられる地震を経験した。日本の北東部沖、太平洋で発生したマグニチュード9.1の地震の直後に、地震による津波が日本沿岸に到達し 全文をよむ

2023-04-09 ロシア・トルコ・シリア・イランの外相会合、5月まで延期へ (Cumhuriyet紙)

ダマスカス駐在のロシア大使、アレクサンドル・イェフィモフ氏は、予定されていたロシア、トルコ、シリア、イランの外相会合が5月に延期されたと述べた。       ダマスカス駐在のロシア大使、イェフィモフ氏は、シリアで発行されたアル・ヴァタン新聞の声明で、ロシア、トルコ、シリア、イランの外相会合の日程について、「月曜日の開催を予定していた会合は5月上旬に延期された」と述べた。       イェフィモフ大使は、延期された理由については説明しなかったが、外相会合で前向きな結果が得られるよう各国の間で協 全文をよむ

2023-04-07 エルドアン、イラン・レイス大統領と電話会談 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イランのエブラーヒーム・ライースィー大統領と電話会談を行った。      大統領府情報庁の発表によると、会談ではトルコ・イラン関係とイスラエルのアルアクサ・モスク襲撃を含む局地的な展開が扱われた。エルドアン大統領は会談において、アルアクサ・モスクをはじめとしてパレスチナで加速している、イスラエルによる非人道的な攻撃に対し、イスラム世界が一丸となることの重要性を指摘した。エルドアン大統領は、新たな暴力の渦を阻止するため、良識を行き渡らせることの必要性を強調し 全文をよむ

2023-04-07 エルドアン、露ラヴロフ外相と会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相を招いた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相を大統領邸宅に招いた。報道陣に伏せて行われた招待には、メヴリュト・チャヴシュオール外相も同席した。      ■チャヴシュオール外相・ラヴロフ外相、共同記者会見      メヴリュト・チャヴシュオール外相はロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相と大統領邸宅の展示の間で共同記者会見を行った。チャヴシュオール外相はシリアとの対話に関して「対話を強化し 全文をよむ

2023-04-05 モスクワでトルコ・シリア・イラン・ロシア外務高官会談-シリアは何を主張したか (Cumhuriyet紙)

4月3-4日に、モスクワでロシア、イラン、シリア、トルコの各外務副大臣が出席し開催された4国外務高官会談にて、シリア代表団の発言が、注目を集めた。      トルコーシリアの関係正常化を含めた課題の解決に向け、ロシア、イラン、シリア、トルコの4国間の外務副大臣級会談が、4月3日から4日にかけて、モスクワにて開催された。      (国際アラビア語紙)シャルク・ル=アウサト紙は、シリア代表団が会談で、シリア政府がトルコ政府との関係正常化にあたっての条件を提示することで、秘密交渉を意図的に阻止したが 全文をよむ

2023-04-05 イラク・スレイマニエ便、トルコ上空通行禁止に (Hurriyet紙)

外務省からの発表では、「4月3日からイラク・スレイマニエ国際空港を離発着するために利用する航空機はトルコ領空を通過することを禁止されている。」と述べられた。      外務省報道官のタンジュ・ビルギチュ大使は、発表の中で次のように述べた。      「4月3日からイラク・スレイマニエ国際空港を離発着のために利用する航空機はトルコ領空を通過することを禁止されている。      この決定は、スレイマニエでテロ組織クルディスタン労働者党(PKK)の活動が活発化しており、テロ組織が空港を影響下におき、こ 全文をよむ

2023-03-30 トルコ国民議会、フィンランドのNATO加入を承認 (Hurriyet紙)

速報によると、 トルコ大国民議会の本会議で、フィンランド共和国の北大西洋条約への加盟に関する議定書の承認に関する法案が受理された。      トルコ大国民議会本会議で国際協定に関わる法案を承認したことで、 NATO加盟がヨーロッパ・大西洋の安全保障に貢献すると考えられるフィンランドの北大西洋条約加盟に関わる協定に同意するというのは、条約各国が署名した議定書を承認することを目的とする。 全文をよむ

2023-03-28 ドイツでPCR検査詐欺のトルコ人被告に懲役8年9か月 (Hurriyet紙)

ベルリン州裁判所は、無料のPCR検査を使って詐欺を働き、国に960万ユーロの損害をもたらしたケマル・C.(46)に懲役8年9か月、その妹のギュルベヤズ・W.に幇助の罪で懲役1年9か月を言い渡した、ギュルベヤズ・W.の判決には執行猶予が付いた。      裁判所は、ベルリン市ウェディング地区でキオスクを経営するケマル・Cを、自身が開設したコロナウイルステスト・センターで検査を偽って請求し、法定健康保険医協会を詐取した罪で有罪とした。      裁判所は、被疑者を商業的、特に重大詐欺罪で禁固刑を言い 全文をよむ

2023-03-25 アクチャパル外務副大臣「スウェーデンから前向きの反応」 (Milliyet紙)

トルコ大国民議会外務委員会において、フィンランドのNATO加盟議定書に関連する法案が可決された一方で、ブラク・アクチャパル外務副大臣は、(スウェーデンの)テロとの戦いのやり方に関して、スウェーデンに向けた批判は、同国を突き放すことを目的としてはいないと述べた。同外務副大臣は、テロとの戦いにおいて、スウェーデンが困難に直面していると指摘し、スウェーデンから効果的な形で約束を実現するという反応を受け取ったと表明した。      オンデル・ユルマズ(アンカラ支部)   アクチャパル外務副大臣は、外務委 全文をよむ

2023-03-21 エルドアン大統領、ヘルツォグ・イスラエル大統領と会見 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はイスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領と電話会談を行った。       通信庁によると、昨晩行われた会談ではトルコ―イスラエル関係が取り上げられたという。       会談では、イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領がラマダンを祝った一方、エルドアン大統領もユダヤ教徒が4月に行う過越祭を祝った。       エルドアン大統領はヘルツォグ大統領に対し、地震の際にイスラエルが示した連帯と援助に感謝を述べるとともに、トルコ―イスラエル関係強化への決意を堅持していると明言した。 全文をよむ

2023-03-18 NATO調整のもと日本から最初の支援貨物機、到着 (Hurriyet紙)

日本からカフラマンマラシュを震源とする地震で被害を受けた地域への支援物資を乗せた第一便が、NATOによる調整の下、現地に到着。      NATO調整の下、日本によるカフラマンマラシュ地震被災地への支援物資の輸送第一便が到着した。NATOの声明では次のように発表された。「NATOが調整するエアブリッジ空輸の一環として、NATOパートナーである日本は、この先数日間でトルコに対して何百枚というテントや支援物資をトルコに輸送する予定だ。これは、日本の自衛隊がNATOと共同して実施する初の国際緊急救援活 全文をよむ

2023-03-18 11年ぶりトルコ外相エジプト訪問、重要会談 (Hurriyet紙)

メブリュト・チャヴシュオール外相は、カイロでエジプトのシュクリ外相と会談した。会見後に両外相は記者会見を開いた。チャヴシュオール外相は、「外交関係をもっとも上位のものにしたいと考えている。そこで重要なのは両者がそれぞれに強い政治的意思をもつことだ。両者ともに、強い決意で臨んでいる」と述べた。      メブリュト・チャヴシュオール外相は、エジプトのシュクリ外相の招待に応えエジプトを訪問した。チャヴシュオール外相はカイロのエジプト外務省の建物の入り口で、シュクリ外相により迎え入れられた。両外相は挨 全文をよむ

2023-03-17 フィンランド大統領、アンカラ訪問 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はフィンランド大統領サウリ・ニーニスト氏を公式儀礼に則り迎えた。両首脳はフィンランドのNATO加盟について話すことになっている。      エルドアン大統領は、フィンランド大統領サウリ・ニーニスト氏を大統領官邸の正面玄関で出迎えた。      歓迎式典では、21発の礼砲とともに、両国の国歌が演奏された。ニーニスト大統領は、儀仗兵に対し「こんにちは」と挨拶した。      それぞれの代表団を紹介したエルドアンとニーニスト両首脳は、階段の所にあるトルコとフィンラン 全文をよむ

2023-03-15 トルコ、フィンランドのNATO加盟を承認か (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、日中、フィンランドのNATO加盟について重要な発言をした。エルドアン大統領は、フィンランドとの約束を守ると述べ、金曜日を指した。この発言後すぐに、スウェーデンとフィンランドのメディアではエルドアン大統領の発言が話題になった。      ロシアのウクライナ侵攻後、スウェーデンとフィンランドはすぐにNATO加盟のため活動を開始した。トルコとハンガリーは、NATO加盟申請をした北欧諸国を拒否した。      昨夏スペインで会談したトルコ、スウェーデン、フィンラン 全文をよむ

2023-03-10 さらに4000人分のテント建設へNATOと合意 (Milliyet紙)

フルスィ・アカル国防大臣は、NATOがハタイで合計4000人規模のテント村の建設を進めていると明らかにし「これらに加えて、4000人規模のテント村に関してNATOとの間で必要な話し合いを行っている」と述べた。      アカル国防相は、ヤシャル・ギュレル参謀総長の同伴のもと地震で被災したハタイでの活動を継続している。      アカル国防相は、工業団地に近いオテンチャイ地区に国防省とNATOが共同で建設している2400人収容のテント村の視察に訪れた。      アカル国防相はNATOや軍の責任者 全文をよむ

2023-03-01 キプロス大統領、5千人の地震被害者を受け入れている (Hurriyet紙)

北キプロス・トルコ共和国のエルシン・タタール大統領は、地震災害に見舞われたガズィアンテプ県に哀悼訪問を行った。タタール大統領は、地震の傷を癒すために立ち上がり、5千人の地震被害者を現在キプロスに受け入れていると述べた。また、アドゥヤマン県のホテルでがれきの下敷きになり命を落とした、35人(内24人が学生のバレーボール選手)の北キプロス国民の死に関する問題について注目していると述べた。      北キプロス・トルコ共和国のエルシン・タタール大統領は、午後に哀悼訪問のためにガズィアンテプ県を訪れた。 全文をよむ

2023-02-22 日本の100年の取組み「日本人は住んでいる家を信頼している」 (Milliyet紙)

トルコで11県を襲った地震災害の復旧作業が続けられる中、多くの人が自分の住んでいる建物に耐震性があるのかどうか気にしている。では、世界最大規模の地震の内約八割が発生する環太平洋地震帯に位置し、この問題において世界中が手本にする日本ではどのようなやり方で、どのような対策が取られているのだろうか?日本のシステムとトルコのシステムの違いは何か?トルコ在住の日本人一級建築士、森脇義則氏はMilliyet.com.trの取材に対し、地震でも崩れない100年続くシステムを説明した。       オウズジャ 全文をよむ

2023-02-18 世界各国から支援物資、続々 (Hurriyet紙)

トルコでの地震発生後、多くの国からの援助が続いている。       トルコは2月6日、カフラマンマラシュを震源地とする2つの大地震に見舞われた。地震は、カフラマンマラシュ、キリス、ディヤルバクル、アダナ、オスマニイェ、ガズィアンテプ、シャンルウルファ、アドゥヤマン、マラトゥヤ、ハタイで大きな破壊をもたらした。トルコで発生した地震の悲劇の後、世界中から援助が続いている。       ■カタールから計7000万ドル       カタールはトルコとシリアでの地震のために、現在までに約7000万ドルの 全文をよむ

2023-02-17 イスラエル救助隊はなぜ、帰ったのか (Cumhuriyet紙)

イスラエルで最も発行部数の多いイェディオト・アハロノト紙は、捜索・救助活動が続いている中、イスラエル救援隊が急いでトルコから去ることについて重要な報道を行った。      カフラマンマラシュ県を震源とする地震の後、世界中でトルコに向け救援隊が駆けつけ始めた。この過程で、救援隊を被災地に送った国の中にイスラエルもいた。正式的な報告によると、イスラエルはアゼルバイジャンに次いでトルコに最も多くの人員を送った国だった。      同時に、イスラエル政府のSNSによって投稿された画像では、トルコにやって 全文をよむ

2023-02-16 新規シリア国境ゲート設置、最初の国連車両通過 (Hurriyet紙)

アサド政権の承認によって、国連の人道支援のために新たに二つの国境ゲートが開かれた。すでにオンジュプナル・ゲートとチョバンベイ・ゲートから支援のため国際トレーラーが通過している。      カフラマンマラシュを震源とする地震発生後、[トルコ領の]キリスとシリアのアザーズ集落地を結ぶオンジュプナル国境ゲートは、国連による援助のために、2020年以降で始めて開放された。一昨日開始した人道支援のための車両の通過は昨日も続いた。私たちが国境ゲートで取材した匿名を希望する国連関係者は、救援物資を運ぶトラック 全文をよむ

2023-02-13 ギリシャ外相、トルコ慰問ートルコ外相が出迎え (Hurriyet紙)

被災地慰問のためトルコを訪問したデンディアス・ギリシャ共和国外務大臣は、飛行機のタラップで出迎えたチャヴシュオール外務大臣と互いに抱擁を交わした。デンディアス外務大臣は、両国間の関係を改善するために、新たな地震は不要だと語った。本訪問は、予想通りギリシャメディアでも大きく取り上げられた。      両国間では、2020年夏以降東地中海危機による緊張関係が続いていた。震災の一報を受け取るや否や、ギリシャは被災地へ捜索救助隊を派遣した。ギリシャの救助隊がハタイで瓦礫の山から次々と被災者を救出する中、 全文をよむ

2023-02-04 ラトビア、トルコを含む3カ国を非難―ロシア制裁の抜け穴 (Cumhuriyet紙)

ラトビア首相クリシュヤーニス・カリンシュは、ロシアに対して課された制裁がトルコ、カザフスタン、及びアルメニア経由で破られていると主張した。       ラトビア首相クリシュヤーニス・カリンシュは、ロシアに向けた制裁を破る目的で、トルコ、カザフスタン、アルメニアが「利用されている」と主張した。       ラトビアのカリンシュ首相は、エストニア及びリトアニア首相と行った会談の後にエストニアの首都タリンにて声明を出し、「対ロシア貿易に関与する会社が、自社の商品を合法的に販売するための方法をいくつか発 全文をよむ

2023-02-03 ドイツ、スカーフ着用問題に結論 (Hurriyet紙)

ドイツ憲法裁判所は、ベルリン州で授業を行う女性教員のスカーフ着用問題を一般的に禁止するか認めるかについて決定を発表した。      スカーフをめぐって公立学校で受け入れられない女性が起こした訴訟は、かつて2000年に連邦労働裁判所で審理された。同裁判所は、スカーフ着用禁止が「学校での平穏な環境あるいは国家の中立性に対し明らかな脅威を醸成する」場合のみ適用されうると判断した。      連邦労働裁判所は、2015年に類似した件で憲法裁判所が下した判決に当たり、原告の女性に5000ユーロの賠償金を支 全文をよむ

2023-02-02 ギリシャ「エーゲ海は戦争状態」 (Milliyet紙)

ギリシャの新聞が公開したビデオ映像は、1か月前にディディムとブラマチ島の間で撮影されたものだ。ただし、トルコ側が撮影した事件の画像もあった。       カルダクの崖にトルコ国旗が立ったことを忘れられず、危機をギリシャの9.11と評したギリシャメディアは、今度はエーゲ海で約1か月前に撮影された画像を見出しに掲載した。       このビデオはアイドゥン県ディディム群とその反対側にあるブラマチ島(ギリシャ名ファルマコニシ島)の間で1月5日(木曜日)の朝に撮影されたものだ。この時間、ギリシャとトルコ 全文をよむ

2023-02-02 トルコ・アゼルバイジャン・ジョージア国防相、サルカムシュで会合 (Hurriyet紙)

フルシ・アカル国防相は、アゼルバイジャンのザーキル・ハサノフ国防相、ジョージアのジュアンシェル・ブルチュラゼ国防相とサルカムシュで三者会談を行った。      アカル国防相は、参謀指令本部長のヤシャル・ギュネル将軍、陸軍司令官のムサ・アヴセヴェル陸軍大将、海軍司令本部長のエルジュメント・タトゥルオール海軍大将、空軍司令本部長のアティッラ・ギュラン空軍大将とともに明日行われる2023年冬季演習の特別観閲日の活動を視察するためにカルスへ到着した。アカル国防相と同行したトルコ国軍一行は、カルスのハラカ 全文をよむ

2023-01-31 フィンランド、「コーラン冒涜は犯罪」 (Hurriyet紙)

フィンランド警察は、コーラン焼却が「宗教的平和」の侵害であり、この国で処罰されるべき犯罪であると明らかにし、コーランを燃やすことは許されることでないと伝えた。      スウェーデンは、現在NATO加盟のためトルコによる承認を待っている状態で、三国間で協定を結んだ際には、テロとの闘いに関して具体的な措置を講ずると約していた。それにもかかわらずスウェーデンは、まずクルディスタン労働者党(PKK)/クルド人民防衛隊(YPG)の支持者がエルドアン大統領に行った侮辱行為に目をつぶり、その後、極右政治家ラ 全文をよむ

2023-01-29 トルコ外務省、欧米のトルコ渡航注意喚起に対抗措置 (Hurriyet紙)

トルコのテロリスク注意喚起を出して、自国民に人混みに近づかず、注意を払うようにとする米国の呼びかけにトルコが応酬した。外務省の発表では、米国への渡航を予定している国民は、米国各地で発生している暴力事件を理由に警戒するよう求められた。同省はまた、欧州諸国に対して注意喚起を発出した。      外務省の発表では、「米国テネシー州メンフィスでタイリー・ニコルズという人物が警察官の暴行の末に死亡したことを受けて、全米で抗議デモが行われています。一方、最近、米国各地で外国人排斥や人種差別的な暴言、身体的攻 全文をよむ

2023-01-28 スウェーデン、NATO加盟プロセスを一時中断決定 (Cumhuriyet紙)

スウェーデンがNATO加盟プロセスを一時的に停止したことが発表された。 スウェーデンのビルストロム外相が「プロセスは一時的に中断された」と明らかにした。      スウェーデンのトビアス・ビルストロム外相は、同国のNATO加盟プロセスが一時的に中断されたとし、「挑発行為(同国の抗議デモでコーランが燃やされた事件)の後、我が国に向けられている怒りを鎮めようと努力している。また、トルコで選挙が予定されている5月14日を注意深く見守っている。スウェーデンとしては7月に正規加盟国となることを目指している 全文をよむ

2023-01-26 スウェーデンでのコーラン冒涜の影にロシアがあるのか? (Milliyet紙)

ミッリイェト紙の取材に応じたウナル教授は、「(昨年)スペインのマドリードで締結された合意に反し、スウェーデンのNATOへの加盟を拒否することをはっきりと示すべきだ。」と述べた。また、ウナル教授は、トルコがスウェーデンのNATO加盟を拒否するようにロシアの諜報機関がこの行為を仕向けたとする意見も評価した。      メルト・イナン記者―スウェーデンで起こった神聖なコーランを燃やすというスキャンダルに対し、抗議が続く中、マルテぺ大学の政治学および国際関係学部のハサン・ウナル教授は、スウェーデンに対し 全文をよむ

2023-01-25 トルコ、スウェーデン・フィンランドとの交渉を中断決定 (Hurriyet紙)

外交筋は、トルコ政府の要望により、フィンランドとスウェーデンとの三国間で行われる予定だった2月の会議が無期限に延長されると明らかにした。      外交筋の情報によると、トルコ政府の要望により、トルコ、フィンランド、スウェーデンの三国間で開催予定だった2月の会議が無期限に延長されることが明らかとなった。      NATO加盟のためトルコ政府の承認を待つスウェーデンの首都ストックホルムで相次いで抗議活動が起こった。これをうけて、トルコは厳しい反応を示し、トルコ―スウェーデン間の関係性は後退した。 全文をよむ

2023-01-22 PKK、再びトルコ侮辱キャンペーン―スウェーデン (Hurriyet紙)

聖典コーランを燃やすという挑発行為に対する反発が続く中、スウェーデンの首都ストックホルムで新たなスキャンダルが発覚した。テロ組織PKKの支持者は、トルコ及びエルドアン大統領を批判するデモを行った。この攻撃を、外務省は強く非難した。       スウェーデンで更なる醜聞が起きた。聖典コーランに火をつけるという挑発行為に続き、今度はテロ組織の支持者が首都ストックホルムに集まった。PKKの支持者は、トルコとエルドアン大統領を標的とした言語道断のデモ活動を実行した。          テロ組織の支持 全文をよむ

2023-01-20 英エコノミスト誌、トルコを侮辱 (Hurriyet紙)

イギリスの週刊誌であるエコノミスト誌は、トルコで行われる選挙に関して準備した分析の中で物議をかもす表現を用いた。CNNトルコの放送に参加した専門家たちはエコノミスト誌の表紙をとんでもなく傲慢な攻撃と論評した。      ロンドンを中心とするエコノミスト誌は今週号で論議を呼んだ。      表紙にトルコ国旗の上の三日月にレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のシルエットが描かれた同誌は、選挙分析の中で「災難の瀬戸際にあるトルコ」という表現を用いた。      ■「とんでもなく傲慢で低俗な攻撃」   全文をよむ

2023-01-20 トルコ・ギリシャ危機―ミソタキス首相が柔軟発言 (Milliyet紙)

ギリシャのミソタキス首相は、トルコとギリシャの問題は机上で解決される必要があると発言した。同首相は、戦争には与しないと明言しつつエルドアン大統領について語った。       ギリシャ・トルコはしばらくの間、F-35戦闘機問題や、島々や領海の境界が原因で緊張関係にある。直近では、その糸はメイス島(カステロリゾ島)のために張り詰めた。ギリシャ本土から最も遠い島嶼部にあるメイス島とトルコのカシュの距離はたったの3kmである。わずか数百人が暮らすメイス島のギリシャ本土への距離は580kmである。    全文をよむ

2023-01-15 スウェーデン首相、PKKのエルドアン逆さ吊りを非難 (Milliyet紙)

スウェーデンのウルフ・クリステション首相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の人形がストックホルム市庁舎前に逆さ吊りにされた抗議行動を非難し、「甚だしく酷い妨害行為」であると述べた。      クリステション首相は、いくつかの理由からこの抗議行動を非常に重く受け止めていると強調し、殺人で2人の有力政治家を失った国で、民主的に選ばれた外国の指導者が模擬処刑されたことを、「甚だしく不快で極めて深刻」だと指摘した。同首相はまた、この事件がスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟に関するトルコ 全文をよむ

2023-01-14 エルドアン・アサド会談、モスクワで (Cumhuriyet紙)

   シリアとの関係において数ヶ月前に開始された180度転換の準備において、決定的な局面を迎えたように見える。二国間の諜報機関員のレベルで始まった会談は、少しずつ最高位(の会談開催)へ向かっている。      12月29日にフルシ・アカル国防大臣とシリアのアリ・マフムト・アッバス防衛大臣は、ロシアのセルゲイ・ショイグ防衛大臣とモスクワで会談した。国家諜報機関(MİT)のハカン・フィダン長官も同席したこの会談の後、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はシリアとロシアの外務大臣と2月初旬にモスクワで 全文をよむ

2023-01-13 PKK、スエーデンで対トルコ侮辱デモ (Hurriyet紙)

スウェーデンで、テロ組織PKK/YPGの支持者らがエルドアン大統領に似せた人形を首都ストックホルムの庁舎前で逆さ吊りにした。外務省は、スウェーデンの在アンカラ大使を呼び出し、厳しい言葉で警告した。この出来事は各方面から大きな反響を呼び、非難するメッセージが公開された。       スウェーデンの首都ストックホルムの庁舎前に集まったテロ組織PKK/YPGのサポーターらが、エルドアン大統領に似せた人形を庁舎前の柱に逆さ吊りにし、その様子を映したビデオを公開した。同グループは、この画像をSNSのアカ 全文をよむ

2023-01-10 NATO事務総長「スエーデン・フィンランドの加盟へトルコの承認を確信」 (Cumhuriyet紙)

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟について、トルコの承認も得て加盟手続きが完了するものと信じていると述べた。      ストルテンベルグ事務総長は、NATO―EU間の連携に関する共同宣言の調印式の後、欧州理事会のシャルル・ミシェル議長及び欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長と共同記者会見を開いた。      ストルテンベルグ事務総長は、スウェーデンがトルコの要求全てに対応できないと表明したことに関する意見を求められると、以下のよ 全文をよむ

2023-01-02 トルコ、ブルガリアに黒海ガス田の天然ガス輸出へ (Milliyet紙)

エネルギー天然資源相のファーティフ・ドンメズ氏は、トルコがブルガリアへと天然ガスを今後売却し、その合意が3日本日に行われると発表した。      エネルギー天然資源相のファーティフ・ドンメズ氏は、TVNET局の生放送中に驚きの発言を行った。ドンメズ大臣は生放送中にブルガリアの天然ガス流通会社のブルガルガスとトルコ国営の資源貿易会社であるパイプライン・石油輸送株式会社(BOTAŞ)との間で合意が結ばれると述べた。ドンメズ大臣は、「BOTAŞは先日オマーンで会談を行った。両者は大方の合意に至っている 全文をよむ

2022-12-30 エルドアン・アサド会見はありえるか? (Hurriyet紙)

フルスィ・アカル国防大臣は自身が出演した生放送番組で、エルドアン大統領   とシリア・アサド大統領の会談に関する質問に対して「条件が整えば首脳レベルの会談も検討されうる」と回答した。      NTVの番組に出演したフルスィ・アカル国防大臣は、11年間行われていないシリアとの首脳会談について「まずは諜報部門の間で何度か話し合いを行った。大臣の間でも話し合った。これがプロセスだ」と述べた。      ■「条件が整えば検討されうる」      アカル国防大臣は、エルドアン・アサド両大統領の会談につい 全文をよむ

2022-12-23 トルコ外相、スウェーデン外相へ「可能性のないことを望んではいない」 (Milliyet紙)

トルコを訪問しているスウェーデンのトビアス・ビルストロム外務大臣と共同記者会見を行ったメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は「我々は不可能なことを望んでおらず、貴国からのテロとの戦いへの支援を望んでいる」と述べた。      NATO加盟に関してトルコの賛同を求めているフィンランド・スウェーデンがトルコ政府との接触を続けている。この一環としてトルコを訪問しているスウェーデンのトビアス・ビルストロム外務大臣はチャヴシュオール外務大臣の歓迎を受けた。チャヴシュオール・ビルストロム両外相は、昨日の会談 全文をよむ

2022-12-11 EU、トルコに警告「ロシアと近すぎる」 (Hurriyet紙)

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は、トルコとロシアの経済関係の深化を「大きな懸念材料」だと述べた。      ジョセップ・ボレル欧州連合外務・安全保障政策上級代表は、欧州議会に書簡を送った。      Funkeメディアの報道によれば、ボレル上級代表は書簡で、トルコが「EUの対ロシア規制措置に加わらない」方針を継続していることは「懸念を抱かせる」と主張した。      ボレル上級代表は、書簡で「EUの対ロシア規制措置に加わらないというトルコの方針は懸念を増大させている 全文をよむ

2022-12-11 エルドアン大統領、プーチン大統領と電話会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。会談では、エネルギーをはじめ、トルコとロシアの関係、穀物回廊及びテロ対策を含む地域問題が議論された。      エルドアン大統領は、プーチン大統領と電話会談を行った。      会談中、エルドアン大統領は、お互いの協力によって現時点まで1300万トン以上の穀物を必要としている人々に確実に届けられるようにしたと語った。また、穀物回廊を利用して様々な食料品及び次第に他の商品の輸出に徐々に取り組み始めること 全文をよむ

2022-12-10 イスタンブルで米露会談、実現 (Hurriyet紙)

米露の政府高官が昨日イスタンブルにおいて一堂に会し、両国はお互いをさらに刺激しない必要性について話し合った。ロシア側は、初めての接触ではウクライナに関する重要な問題が話し合われておらず、この会談が新たな始まりという意味でとられるべきではないことを強調した。      セルゲイ・ヴェルシニン露外務副大臣が代表として出席したイスタンブルでの会談に関してセルゲイ・リャブコフ露外務副大臣の発言があった。イスタンブルにおいて、上級の外交官らの間での接触があったことを確認したリャブコフ外務副大臣は「今日は、 全文をよむ

2022-12-09 トルコ・エジプト関係改善、3月に大使任命? (Cumhuriyet紙)

アル・アラビー紙は、トルコとエジプトの両代表団が先日会談を行い、両国関係の改善に向けた新しい歩みが実現すると報じた。      アル・アラビー紙は、トルコ・エジプト間で先日、リビアや東地中海地方に関する諸問題、それに「トルコにおけるエジプト系敵対勢力の状態」などを議題にした会談を実施したと報じた。       同紙によると、両国の間ではリビアの問題について「両国のハイレベルの代表者が出席した会議の間に、議論の大部分が」行われたということだ。      会談では、リビアの新政府樹立を阻止するために 全文をよむ

2022-12-09 イスタンブルで米露会談? (Milliyet紙)

タス通信はアメリカとロシアの代表がトルコ最大の都市で今日会談し、一連の困難な議題について話す予定だと伝えた。      アメリカとロシアのインテリジェンス関係者がトルコの首都、アンカラで先月会談を行ったのに続き、今日新たな会談を行う。      ロシアのタス通信は、アメリカとロシアの代表が本日金曜日に今回はトルコ最大の都市イスタンブルで会う予定であると伝えた。      会談へ誰が参加するのかは不明で、タス通信は詳細を公表しなかった。同通信社に語った匿名の情報筋は、両国代表が一連の困難な議題を取 全文をよむ

2022-12-08 トルコ・ロシア協議、イスタンブルで開催 (Milliyet紙)

副外務大臣にして国連大使であるセダト・オナル氏とロシア連邦のセルゲイ・ヴェルシニン副外務大臣が率いる両代表団は昨日イスタンブルで協議を開始した。      2日間続く協議では、国連関係の穀物協定の実施、ウクライナ、シリア情勢、国境を越えた人道支援に関する国連の取り組み、リビア問題が議論されると見込まれている。外交筋から得た情報によれば、ヴェルシニン副外務大臣は穀物協定の枠組みの中で活動を続けている共同連絡センターを今日訪問する予定だ。また同副外務大臣は、明日も穀物輸出に関してロシア代表団と共に現 全文をよむ

2022-12-06 コソボ、EU加盟申請へ (Cumhuriyet紙)

コソボのヴィヨサ・オスマニ大統領は、ヨーロッパ連合(EU)の各国首脳らにコソボが年末までに加盟申請を提出すると発表した。      コソボのオスマニ大統領は、アルバニアの首都ティラナで開催されるEU―西バルカン諸国会議を前にメディアの質問に答えた。      オスマニ大統領は、ティラナでの会議に出席することに関し喜びの言葉を述べ、会議をEU及び西バルカン諸国側双方にとって非常に重要な合意を位置づけた。      同大統領は自身を自国内で最もヨーロッパ寄りの指導者であると自称し、以下のように述べた 全文をよむ

2022-12-03 アサドはエルドアンの提案を拒否?ロイター通信 (Cumhuriyet紙)

      ロイター通信は、シリアのバッシャール・アサド大統領が、公正発展党のエルドアン大統領との会見を拒否していると報じた。ロイターへ情報を提供したシリアに近い情報筋は、「なぜ、エルドアンに対して無条件で勝利を与えなくてはならないのか。選挙の前にはどのような接近もありえない」と述べた。      先月、エジプトのスィースィー大統領と握手した一週間後にシリアに関しても発言をした公正発展党のエルドアン大統領は、シリアとの関係改善の可能性に言及し、「政治において憤りは禁物だ」と述べた。エルドアン大統 全文をよむ

2022-12-03 ギリシャ、国連にトルコを告発 (Hurriyet紙)

トルコとリビアの間で10月3日にトリポリで調印された、両国が共同で天然ガスの掘削することを許可した覚書について、ギリシャは国連 (UN) に苦情を申し立てた。      ギリシャの国連大使マリア・テオフィリは、11月17日付のアントニオ・グテーレス国連事務総長への書簡で、覚書は国際法に反し、ギリシャの主権を侵害していると主張した。      書簡には、当該覚書に対する国際的な反応も含まれていた。書簡では、ギリシャは海事管轄区域が定められていない地域で「ab initio」(最初から)と「ipso 全文をよむ

2022-12-02 ボスフォラス海峡通過船に新保険―ロシア、パニック? (Hurriyet紙)

ロシアがウクライナに対し開始した軍事作戦から9か月が経過し、今回トルコはボスポラス海峡問題の焦点となっている。      トルコは戦艦の黒海入航について、3月以降禁止令を発令した。これまで黒海が安定性を実現したことはなく、トルコは自国の安全を懸念して新たな措置を講じた。これによると、2022年12月1日付でイスタンブルおよびチャナッカレ海峡を通過する商業船には拡張補償したP&I保険への加入を求めることが、アメリカメディアのブルームバーグによって伝えられた。       ■モスクワでパニック    全文をよむ

2022-12-01 アブラモヴィッチ、イスタンブルで海沿いの別荘賃借 (Hurriyet紙)

ロシア・ウクライナ間の戦争が勃発して以降、ヨットでしばしばトルコに姿を現しているロシアの億万長者ロマン・アブラモヴィッチ氏は現在ボスポラス海峡で滞在する準備をしている。アブラモヴィッチ氏は、アナドルヒサルにあるフェイヤズ・トカル邸を月5万ドルで借りた。      約50年前に造られた[イスタンブルのアジア側に位置する]アナドルヒサルにあるフェイヤズ・トカル邸は、イスタンブル・ボスポラス海峡沿いにある最も新しい邸宅のうちの一つである。船着場もあるこの邸宅は、元の持ち主であるフェイヤズ・トカル氏の名 全文をよむ

2022-11-29 NATO外相会議、トルコとの対話強調 (Hurriyet紙)

ルーマニアの首都ブカレストで開催されているNATO外相会議に関し、以下のような声明が出された。「あらゆるテロやテロの発現を非難する。そして我々は、近頃発生した恐ろしいテロにより命を落とした方々を悼んでいるトルコと連帯している。」      NATOの各国外相らは、ルーマニアの首都ブカレストに集結した。会議の初日が終了した後に発表された共同声明では、NATOが防衛上の同盟であることが強調され、以下のように述べられた。      「NATOは、市民を守り、同盟国の領土の隅から隅までいつ何時も防衛し続 全文をよむ

2022-11-29 ソイル内相、UAE訪問―逃亡マフィア・ペケル問題か? (Hurriyet紙)

スレイマン・ソイル内務相は、犯罪組織の指導者であり、逮捕状が発行されているセダット・ぺケルが滞在するアラブ首長国連邦を訪問した。ソイル内相は副首相兼内相であるアル=ナヒヤーン氏と会見した。これに伴い両国の間で「共同戦略的安全談話(OSGD)」への取り組みが決定された。      スレイマン・ソイル内相とUAEのサイフ・ビン・ザーイド・アル=ナヒヤーン副首相兼内相間の会談でOSGDへの取り組みが決定された。      公式の会見のためにアブダビを訪問しているソイル内相は、アル=ナヒヤーン副首相兼内 全文をよむ

2022-11-27 プーチン大統領とアリエフ大統領、アルメニアとの3者合意で電話会談 (Milliyet紙)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、電話会談を行い、ロシア、アゼルバイジャン、アルメニア間で締結された3カ国合意の実施について話し合った。      ロシア大統領府報道官の文書声明によれば、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が電話会談を行った。声明では、「プーチン大統領とアリエフ大統領は、地域の輸送や経済的な繋がりに対する障害の排除といった問題を議論し、アルメニアとの3カ国合意全ての実行に向けた今後の取 全文をよむ

2022-11-27 ゼレンスキー大統領から、エルドアン大統領とグテーレス事務総長に謝辞 (Milliyet紙)

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、穀物協定のおかげでウクライナの穀物を、世界40カ国に向けて500隻近くの船で輸送していると述べた。      ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、今日(11月27日)、ウクライナ首都キーウで開催された「ウクライナからの穀物」会議に出席。ハンガリーのノヴァーク・カタリン大統領、ベルギーのアレクサンダー・デ・クロー首相、ポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ首相、リトアニアのイングリダ・シモニーテ首相らも出席したこの会議で、ゼレンスキー 全文をよむ

2022-11-26 シリア・アサド大統領、対トルコ正常化のサイン (Cumhuriyet紙)

レバノンに本社を置くアル=アフバール新聞は、シリアのバッシャール・アサド大統領のトルコに対するメッセージの紙面に掲載した。      レバノンにおいて報道活動を行っているアル=アフバール新聞は、シリアのバッシャール・アサド大統領がシリアの数名の研究者とジャーナリストとともに行った会談で議論されたことを記事にした。      バッシャール・アサド大統領は、シリアとトルコの間においては諜報機関のレベルでは接触があることを確認しつつ、今後はこの接触が増加する可能性があると述べた。      アサド大統 全文をよむ

2022-11-24 ギリシャ・メディア、トルコ・エジプト接近に「怒り」の報道 (Milliyet紙)

ギリシャの参謀司令本部が、エジプトの都市・アレクサンドリアの沖合からの写真をシェアしている一方で、ギリシャメディアでは、トルコの新しい動向が「隠しきれない怒り」とともに見出しとなっている。      トルコとエジプトの間で新たなページが開かれようとする兆しがあることで、東地中海の調和が再び崩れる可能性がある。自然な同盟を、南キプロスに加え、イスラエル、エジプトとも締結することを試みていたギリシャは、ついにエジプト政府と調査協力協定の合意に漕ぎ着けた。ギリシャ政府は、この合意をもってトルコに対して 全文をよむ

2022-11-24 エルドアン大統領、「アサド大統領との会見はありえる」 (Cumhuriyet紙)

公正発展党の会派会合後、公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は(記者からの)質問に答えた。かつて「殺人者」だと言ったシリアのバッシャール・アサド大統領とエジプトのスィースィー 大統領に関連して「会見はありえますか」との質問に対して「ありえる」との言葉を返した。      公正発展党のエルドアン大統領は、党の会派会合の後に記者からの質問に答えた。「(大統領は)バッシャール・アサド大統領と会見される予定はありますか」という質問に答弁したエルドアン大統領は、「アサド大統領との会見はありえる 全文をよむ

2022-11-23 ウイクスズ誌、エルドアン・シーシー会見をこの風刺絵で揶揄 (Cumhuriyet紙)

諧謔・風刺週刊誌ウイクスズは、今週発行の表紙に、エジプトのアブドゥルファッターハ・アル=シーシー大統領と、与党公正発展党(AKP)のエルドアン大統領がカタールで握手を交わした様子を掲載した。      ここの所緊張関係にある国々との関係正常化に向けたトルコの歩みが注目を浴びる中、11月20日にカタールでも注目を集める会見が行われた。      与党AKPのエルドアン大統領は、カタールのシャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アル=サーニー首長の招きにより、カタールで開催中の2022年FIFAワールドカ 全文をよむ

2022-11-23 アカル国防相「越境攻撃で254テロリストが死亡・負傷」 (Hurriyet紙)

フルシ・アカル国防相は、「ペンチェ・クルチ(かぎ爪と剣)作戦は、空及び地上の火力支援による懲罰的爆撃・砲撃によって継続されている。同作戦においてはこれまでに471人の標的が攻撃対象となり、254人のテロリストが処分された。」と述べた。アカル国防相は、同様に地上作戦がありうるかどうかの問いに、「我々の唯一の標的はテロリストであり、彼らがどこにいようとそこが我々の標的である」と答えた。      アカル国防相は、トルコ大国民議会(TBMM)計画・予算委員会で国防省の2023年予算審議が終了した後、す 全文をよむ

2022-11-20 カザフスターン、早期大統領選挙 (Milliyet紙)

中央アジアの国、カザフスタン共和国で、早期大統領選挙の投票が開始された。       カザフスタン共和国では、6月に行われた国民投票で変更された制度下で初めての大統領選挙となり、人々が投票に足を運んだ。カザフスタン中央選挙委員会による説明では、早期大統領選挙の投票が現地時間の7時に始まったとされた。およそ1195万485人の有権者が、国外の68を含む合計1万169の投票所で20時までに投票権を行使し、国を7年間率いることになる新しい大統領を選出することになる。      35カ国に加え、テュルク 全文をよむ

2022-11-19 穀物輸出延長に、各方面からトルコへ謝辞 (Hurriyet紙)

穀物輸出合意が4か月間延長された後、世界からトルコへ謝辞が伝えられた。      穀物輸出合意の延長後、多くの国がトルコの尽力に感謝した。      ■グテーレス国連事務総長「トルコの決意」      アントニオ・グテーレス国連事務総長はロシア・ウクライナ間でトルコと国連の仲介によって調印された穀物輸出合意が120日間延長された後にTwitterアカウントから行った投稿で、合意が更新されて喜ばしく思うと述べた。   グテーレス事務総長はタイイプ・エルドアン大統領とトルコに感謝し、「彼らの寛大さと 全文をよむ

2022-11-18 エルドアン大統領、プーチン大統領と電話会談 (Milliyet紙)

昨日、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トルコ、国連、ロシア連邦、ウクライナ間の穀物合意に関し新たな決定を行ったと公表した。同決定に続き、今日エルドアン・プーチン間で重要な会談が行われた。      トルコ、国連、ロシア、ウクライナ間で署名された穀物合意の期間が延長された。エルドアン大統領は素晴らしい進展をSNS上で共有した。       エルドアン大統領は、これまでの4か月間に500隻近い船で1100万トン以上の穀物と食糧が必要とする人々に届けられることで、この合意が世界の食糧供給と安全 全文をよむ

2022-11-17 エルドアンとゼレンスキー、ウクライナ穀物輸出合意、120日間延長発表 (Hurriyet紙)

ウクライナは、黒海を経由した穀物輸出の合意が120日間延長されることを発表した。ウクライナのゼレンスキー大統領はこれに関する初めてのコメントで「ウクライナ、トルコのエルドアン大統領、グテーレス国連事務総長はともに、食物危機に対する鍵となる決定を下した。トルコと国連からの正式発表を待っている。」と話した。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はSNSアカウントを通して「黒海を経由した穀物輸出合意が2022年11月19日より120日間延長されることとなった。関係者に対し、労いの言葉を贈るとともに、素晴 全文をよむ

2022-11-16 G20サミット、エルドアン演説「テロ支援者にテロの責任」 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はG20首脳会談後に報道関係者の質問に答えた。同大統領は、「テロ支援者についても、実行者と同様の責任を負う必要がある」と話した。ギリシャについて、「我々はいつでも攻撃をする用意がある。ギリシャは立場をわきまえるべきだ。」と警告した。また、バイデン米大統領との会談について、「バイデン氏は前向きな展開があったと述べた。共和党はこの問題で肯定的な姿勢を見せている、と本人から直接聞いた。」と話した。      エルドアン大統領は、インドネシアのバリ島で開催されているG20首脳会談後、メデ 全文をよむ

2022-11-15 G20、エルドアン大統領各国首脳と次々会見 (Hurriyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、インドネシアのバリ島に集っているG20首脳会談に参加をした。エルドアンはサミットの枠組みでアメリカ合衆国大統領バイデンとフランス大統領マクロンと会談をおこなった。バイデン氏は、会談でイスタンブルにおける攻撃でなくなった人々のためにお悔やみの文章を送ったということが伝えられた。エルドアンは、マクロン氏との会談でギリシャとの実直で、真摯な意味のある議論を行うように勧める必要があると述べた。       世界の目は、インドネシアのバリ島で開かれているG20首 全文をよむ

2022-11-14 創業114年での廃業 (Yeni Safak紙)

114年後にインフレに負けた。日本の老舗製菓会社が廃業する。   世界的なインフレ危機により日本もその影響を受け、国内のインフレ率が直近の8年で最高水準に達した。高いインフレ率は日本の老舗製菓会社を直撃した。第二次世界大戦の空襲時にも営業を続けた「佐久間製菓株式会社」はインフレの影響の結果、114年間の営業終止符を打つことを発表した。      日本のNikkei Asiaの報道によれば、1908年に創業された東京に本社がある製菓会社の「佐久間製菓」は市場から撤退する。この会社はまず新型コロナウ 全文をよむ

2022-11-13 東方正教世界の聖職者、大主教葬儀で一同に会す (Hurriyet紙)

今週初め(11月7日)に死去した東方正教会(キプロス正教会・独立教会)のクリュソストモス2世大主教の葬儀が執り行われた。      今週初めに大腸がんで死去した東方正教会(キプロス正教会・独立教会)のクリュソストモス2世大主教(享年81) は、昨日(11月13日)、ギリシャのカテリナ・サケラロプル大統領および東方正教世界の主要聖職者が参列するなか埋葬された。      ■コンスタンティノーポリ全地総主教ヴァルソロメオス1世が指揮      葬儀は、イスタンブルからキプロス島(南キプロス)に赴いた 全文をよむ

2022-11-12 テュルク諸国機構参加のハンガリー・オルバン首相、エルドアン大統領と会談 (Milliyet紙)

ハンガリーのヴィクトール・オルバーン首相は、エネルギー不足においてトルコの果たした役割について、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に謝辞を表明した。      ハンガリーのヴィクトール・オルバーン首相は、ウズベキスタンのサマルカンドにおいてテュルク諸国機構の第9回首脳会談に参加した。首脳会談の後にソーシャルメディアのアカウントでツイートしたオルバーン首相は、エネルギー供給においてトルコの果たした役割に関して、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に謝辞を表明した。オルバーンはツイートにおいて、「 全文をよむ

2022-11-12 4年ぶり、トルコ、在イスラエル大使を任命 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領(公正発展党)の署名により発行された官報により、イスラエルへの大使が4年ぶりに任命されたことが公表された。      テルアビブにある大使館にシャキル・オズカン・トルンラル氏が赴任することという決定が発表された。      大統領の署名の入った任命決定書では、「イスラエル政府に対するトルコ大使館へ、大統領令第3号の第2条および第3条に基づき、外交政策諮問委員会のメンバーであるシャキル・オズカン・トルンラル氏が任命された」と述べられた。      ■シャキル・オズカン・トルンラル氏 全文をよむ

2022-11-11 テュルク諸国家機構サミットにエルドアン大統領参加 (Milliyet紙)

トルコ諸国家機構国家代表第9回サミットで演説したエルドアン大統領は「テュルク投資基金ができる限り早期に実現すれば有益であろう。」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はウズベキスタンのサマルカンドで開かれたトルコ諸国家機構国家代表第9回サミットで演説した。      以下、エルドアン大統領の発言から抜粋。      「今年、独立30周年を迎えたすべての親愛にして友好なる国々を心からお祝い申し上げる。重要な決定に署名する私たちの会議が、テュルク世界と全人類にとって良い機会となる 全文をよむ

2022-11-10 ギリシャ、トルコ非難「ロシア制裁に従わず金儲けしている」 (Cumhuriyet紙)

ギリシャのミルティアディス・ヴァルヴィチオティス外務省副大臣は、トルコのロシアとの関係を批判し、トルコはロシアに向けて制裁を行なっていないことについて「問題である」とした。      ギリシャのミルティアディス・ヴァルヴィチオティス外務省副大臣は、NATO国会議員会議の地中海中東特別委員会において、トルコにメッセージを送った。       ヴァルヴィチオティス氏はトルコがロシアに対する制裁をせずに「特別な経済利益」を得ており、それによりギリシャや他の国々が苦しみ、「収入を失っている一方で金儲けを 全文をよむ

2022-11-10 米の共和党上院議員候補メフメト・オズ、敗れる (Hurriyet紙)

アメリカで行われている中間選挙で、ペンシルベニア州の上院選に共和党から出馬したメフメト・オズ氏は敗北を認め、ライバルである民主党候補のジョン・フェッターマン氏を電話で祝福した。開票率が94%となったペンシルベニア州では、共和党候補のオズ氏が47.1%の得票率で敗れた一方で、民主党候補のフェッターマン氏は50.4%の票を獲得し、ペンシルベニア州上院議員となった。      アメリカで昨日行われた中間選挙の開票作業が続く中で、ペンシルベニア州上院選に共和党から出馬したメフメト・オズ氏が敗北を認めた。 全文をよむ

2022-11-09 ロシア人ツーリスト、マドリッド行きのはずが降りたらマルディン? (Milliyet紙)

ロシアからスペインのマドリッドに行こうとしていたロシア人観光客たちは、国外旅行代理店が「マドリッド」と「マルディン」を混同したため、マルディンに到着した。      ロシアからイスタンブル経由でスペインのマドリッドに向かったロシア人観光客たちは、飛行機から降りて到着した場所に驚愕した。マドリッドの代わりにマルディンに着いた観光客たちは、一晩同地に滞在し、再び乗り継ぎをしてマドリッドへ移動した。国外旅行代理店は10日後に同じ間違いを繰り返し、3人の観光客グループをマドリッドではなく再びマルディンに 全文をよむ

2022-11-08 チャブシュオール外相「穀物輸送は続く」 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャウシュオール大臣は、穀物回廊の合意に関する濃密な会合の日程をこなしていると述べながら、「ロシアの穀物と肥料輸出に対しての妨害はまだ完全には取り除かれていない。ロシアの期待に応えるという方向でどのようなステップを踏み出すことができるのか、それらの要素の評価を行っているところである。イスタンブル合意の期間は4か月である。それぞれの陣営からの抗議がこなければ、合意の期間は伸びることになる。再び合意をする必要はない。」と述べた。      ベシュテペで開催された大統領内閣府?ののちにある 全文をよむ

2022-11-05 スウェーデン、NATO加盟に向けPKK決定 (Milliyet紙)

テロ組織、クルド人民防衛隊(YPG)とスウェーデン政府との間に「密接な関わり」があることを認めたビルストロム外務大臣は、クルディスタン労働者党(PKK)のシリアの一派とは距離を置くと発表した。スウェーデンのクリスターソン首相は来週、アンカラを訪れる。      スウェーデンでは、新政府がNATO加盟に関してトルコの承認を得られるようにテロ組織、YPGと距離を置くつもりである。スウェーデンのラジオに出演したトビアス・ビルストロム外務大臣は、外交政策において最も重要なのはNATO加盟であり、そのため 全文をよむ

2022-11-04 グテーレス国連事務総長からエルドアン大統領へ穀物輸出に関し感謝 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アントニオ・グテーレス国連事務総長と電話会談を行った。会談ではグテーレス国連事務総長は穀物輸出を再開させたトルコの努力に関し、エルドアン大統領に感謝を述べた。      大統領府広報局の発表によると、エルドアン大統領は会談の中でロシアとウクライナ両者による最高レベルで実現させた外交交渉の成果として穀物輸出が再開し始めたことに満足していると述べた。      エルドアン大統領は現在再びイスタンブル協定の期間延長に焦点を当てなければならないと述べた。      全文をよむ

2022-11-04 NATOストルテンベルグ事務局長、トルコ訪問 (Milliyet紙)

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、チャナッカレのゲリボル半島にある戦没者慰霊碑を訪問し、墓地に献花した。フルスィ・アカル国防大臣がストルテンベルグ氏に同伴した。      一連のプログラムに参加するためトルコを訪問しているNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、チャナッカレの戦いが行われた歴史的なゲリボル半島を訪れた。ストルテンベルグ氏の訪問には、フルスィ・アカル国防大臣が同伴した。       戦没者慰霊碑を初めて訪れたストルテンベルグ氏は、同地についてアカル国防相から説 全文をよむ

2022-11-03 アゼルバイジャン軍のイラン国境演習続く (Hurriyet紙)

アゼルバイジャン軍の特殊部隊がイラン国境で開始した軍事演習が続いている。      アゼルバイジャンの防衛省が行った発表によると、特殊部隊がヒクメット・ミズライェヴ陸軍少将の指揮のもと、昨日イラン国境で開始した軍事演習が継続されていることが明らかになった。演習では、特殊部隊が敵のターゲット間に潜入し、様々な偵察や特別軍事作戦が実行されると発表された。空軍、砲兵部隊、武装ドローンを動員し、行われた演習で設定されたターゲットとポイントの掌握に成功したことが伝えられた。軍事演習の計画によれば、軍の兵隊 全文をよむ

2022-11-02 エルドアン大統領はプーチン大統領をどう説得したのか? (Milliyet紙)

トルコのエルドアン大統領は、[ウクライナ産の穀物を船舶で運ぶ黒海の]穀物回廊の合意を中断したロシアが再度テーブルについたと伝えた。世界の報道各社はこの発表を大きく取り上げた。      ロシアが週末トルコ主導で署名した、[ウクライナ産穀物輸送を目的に黒海上に構築された]穀物回廊合意を中断し、ここ数日間世界の注目の的となっていた。ロシア政府は、クリミア半島の最大都市セバストーポリに停泊している艦船がウクライナによって攻撃を受けたとし、合意を棚上げにしていた。      ロシアの発表は、世界の穀物価 全文をよむ

2022-11-01 トルコ外相よりウクライナ穀物輸出に関する発表 (Hurriyet紙)

トルコのメヴリュット・チャブシュオール外相は、穀物危機に関する発表を行い、「エルドアン大統領はゼレンスキー大統領、プーチン大統領と会談を行う予定だ」と述べた。      チャブシュオール外相は、穀物危機に関する新たな発表を行った。      チャブシュオール外相は「事の成り行きを国連と見守っている」と述べ、問題解決のために具体的な措置を講ずる必要があると強調した。      同外相は「トルコは一丸となって尽力し続ける」と述べ、エルドアン大統領が、ウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大 全文をよむ

2022-10-27 ミツォタキス・ギリシャ首相、また嘘八百 (Hurriyet紙)

ギリシャ首相のキリアコス・ミツォタキスは、新たな発言の中で、またもやトルコを標的とした。ドイツ首相と対面したミツォタキス首相の発言は、すぐに国内のトップニュースとなった。      ドイツのオラフ・ショルツ首相は、フランスへ公式訪問を行った後ギリシャを訪れた。ショルツ首相は、ギリシャのミツォタキス首相と会談した。この会談でもミツォタキス首相の議題はトルコだった。ギリシャ首相はトルコに向けたスキャンダラスな発言に新たなものを付け加えた。      ギリシャのタ・ネア紙の報道によると、ミツォタキス首 全文をよむ

2022-10-26 PKKメンバー、ギリシャに逃亡途中で逮捕 (Hurriyet紙)

エディルネで、違法な経路でギリシャに逃亡を試みた際に拘束されたフェトゥッラー派テロ組織(FETÖ)/クルド民主統一党(PDY)のメンバー2人と、クルディスタン労働者党(PKK)のメンバー1人が逮捕された。      昨日、ウズンキョプル郡の第一級軍事禁止区域において治安組織によって逮捕されたFETÖメンバーのT.T.とO.Y.が軍警察での手続きを終えた。裁判所に移送された容疑者らは、検察当局での供述の後に司法当局によって逮捕された。      他方で昨日、第一級軍事禁止区域においてギリシャに違法 全文をよむ

2022-10-25 トルコ国会議長、クリミア・プラットフォーム・サミットで講演 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会のムスタファ・シェントプ議長は、ウクライナ議会のルスランン・ステファンチュク議長とクロアチア議会のゴルダン・ヤンドロコヴィッチ議長によって共同開催された、クリミアプラットフォーム第一回議会首脳会合で講演を行った。      サミットの開催に向けた、トルコの当初からの尽力を強調したシェントプ議長は、クリミアプラットフォームにおいて、議会運営が機能しだすことの重要性を指摘した。シェントプは、「この働きかけの根底には、トルコの、クリミアや併合下にある他地域を含めたウクライナの領土の一体 全文をよむ

2022-10-21 スウェーデン外務省、本紙に語る「武器禁輸撤廃、クルド武装勢力不支持」 (Cumhuriyet紙)

スウェーデンとフィンランドがNATO加盟を申請した後、両国ともトルコからのいち早い承認を求めている。スウェーデン外務省は、トルコとの交渉に関する最新状況を本紙上で明らかにした。      スウェーデンとフィンランドのNATO加盟手続きは依然として不確定である一方で、トルコ・スウェーデン・フィンランド間の会談は続いている。      スウェーデンで新政権が誕生したことで、NATO加盟の取り組みは加速した。特に新首相ウルフ・クリステション率いる政府は、NATO加盟に関する一連の発言とトルコへ向けたメ 全文をよむ

2022-10-20 エルドアン大統領、アゼルバイジャンで空港開設式出席 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領とゼンギラン空港開設式を行った。      エルドアン大統領は、アルメニアの支配から解放された、アゼルバイジャンの地に建設された2つ目の空港であるゼンギラン国際空港に降り立った。エルドアン大統領は、アゼルバイジャンのアリエフ大統領と共に同国際空港の開設式を行った。      エルドアン大統領は、アゼルバイジャンがアルメニア支配から解放したカラバフに向かった。エルドアン大統領を載せたTC-TUR機は、カラバフが世界に 全文をよむ

2022-10-19 イラン人観光客、ヴァンに殺到―ノールーズ休み以降 (Milliyet紙)

ヴァン商工会議所連合会(ESOB)のイサ・ベルゲ会頭は、ノールーズから始まり未だ続いているイラン人観光客の殺到が、都市経済に15億リラ(約121億2420万6600円)の収入をもたらしたと述べた。      あらゆる休暇を利用して自国からヴァンにやって来るイラン人観光客は、日中は買い物、夜は娯楽場で心ゆくまで楽しむ。      イラン人観光客の訪問により顔がほころぶヴァンの中小業者は、この訪問を一年中に拡大させるために必要なあらゆる努力をしている。ヴァン商工会議所連合会(ESOB)のイサ・ベルゲ 全文をよむ

2022-10-14 NATO事務局長、フィンランド・スエーデンNATO加盟問題で「トルコの立ち場を理解」 (Cumhuriyet紙)

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務局長は、テロ問題に対するトルコの懸念を考慮していると述べた。      NATOのストルテンベルグ事務局長は、NATO国防相会議の後、フィンランド国営放送で時事情勢について論評を行った。       ストルテンベルグ事務局長は、フィンランドおよびスウェーデンのNATO加盟を可能な限り早く実現するべく取り組んでいると明言しつつ、それが何時になるのかを推測することは避けたいと述べた。       同事務局長は、テロの問題に関するトルコの懸念を認識していると伝え 全文をよむ

2022-10-14 プーチン大統領、エルドアン大統領に謝辞 (Hurriyet紙)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はレジェプ・タイイップ・エルドアン大統領に対し、ウクライナとの交渉と捕虜交換の仲介役を担ったことについて感謝の意を表した。      ロシアのプーチン大統領が、ウクライナでの停戦について記者会見で語った。      プーチン大統領はエルドアン大統領に対し、ウクライナとの交渉と捕虜交換の仲介役を担ったことについて感謝の意を表し「今日起こっていることは素晴らしいことではないが、我々は正しい行為をしている」と述べた。      ■「ウクライナ政府との交渉の用意はいつ 全文をよむ

2022-10-14 プーチン提案の意味は?ートルコを天然ガス供給拠点に (Milliyet紙)

ロシアのプーチン大統領は、ヨーロッパへの調達のためにトルコに大きな天然ガス拠点を建設しうると発言した。さてこのプーチン大統領の新たな発言はどのような意味を持つのか?この状況からトルコはどのような利益を手にできるのか?詳しく見てみよう…。      ロシアのウラジーミル・プーチン大統領からトルコに関する重要な発表があった。   ヨーロッパの天然ガス危機に言及したプーチン大統領は、解決策としてトルコを指摘した。ノルドストリームのガスを黒海へ向けると語ったプーチン大統領は、「トルコにヨーロッパ向けの巨 全文をよむ

2022-10-13 速報!エルドアン・プーチン会談 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アスタナで行われたアジア相互信頼醸成措置会議でロシアのウラジミル・プーチン大統領と会談した。メディアに非公開の会議の前に、エルドアン大統領はスィノプとアックユを強調し、プーチン大統領はトルコを世界一のガスの中心地にしたいと語った。      アジア相互信頼醸成措置会議第6回首脳会議は、カザフスタンの首都アスタナで行われた。独立宮殿でカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領が主催となる首脳会議でエルドアン大統領は世界に向け発言した。エルドアン大統領は、 全文をよむ

2022-10-13 ロシア、トルコ経由天然ガス輸出提案 (Hurriyet紙)

ウクライナの戦争が急速に続く中でロシアの天然ガスに依存するヨーロッパ諸国はエネルギー危機に瀕している。ほとんどのヨーロッパ諸国が緊急対策を協議するなか、プーチン大統領から突然のトルコ提案があった。プーチン大統領の「トルコ方式」は世界のメディアで広く取り上げられた。      ロシアのプーチン大統領の命令で2月24日に始まった戦争は急速に続いている。アメリカを筆頭に西側諸国のウクライナへの武器支援が続く一方、ロシアの天然ガスに依存するヨーロッパは最も厳しい冬に備えている。ほとんどのヨーロッパ諸国が 全文をよむ

2022-10-11 アメリカ、トルコへのF16売却条件を緩和 (Cumhuriyet紙)

最新の進展…。米国の2023年国防権限法(NDAA)関する上院案によると、トルコへのF16売却条件の追加事項が2つとも削除された。      米国上院は、2023年国防予算案を含む国防権限法案を纏める目的で招集された。      法案に加えるために提出された900近い追加事項について議論が続いている。      米国議会筋から得られた情報によると、ニュージャージー州の上院議員兼民主党員メネンデス氏とメリーランド州の上院議員ヴァン・ホレン氏が提出した、米国からトルコのF16購入を条件づけた2つの追 全文をよむ

2022-10-11 エルドアン大統領、アスターナでプーチン大統領と会談へ (Hurriyet紙)

エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領がアスタナで会談を行うと、ロシアのラブロフ外相が発表した。ラブロフ外相は、「アメリカが、プーチン大統領―バイデン大統領間の会談を提案してくれば検討する」と述べた。      ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は国営テレビで、「プーチン大統領とエルドアン大統領は今週アスタナで会談を行う」と、重大な声明を発表した。      クレムリンの発表では、両首脳が木曜日に会談すると認めた。両首脳がウクライナの最新情勢、両国関係を話し合うと発表された。      ■G7サミ 全文をよむ

2022-10-09 フランス、トルコ・リビアの炭化水素合意に抗議 (Hurriyet紙)

仏外務省が、トルコ-リビア間で調印された炭化水素に関する覚書が「国際海事法に違反する」と主張している。      仏外務省による書面による声明において、(トルコ-リビア間で)署名された合意事項の覚書は「書き留め」られているとし、「この覚書は、欧州連合加盟国の主権を侵害し、国際海事法に準拠しておらず、第三国にとって法的な結果を生み出すことはない」と述べられている。炭化水素合意によって、トルコはリビアの大陸棚を使用して石油と副産物である炭化水素を抽出する国際的な権利を有することとなる。先週、トルコの 全文をよむ

2022-10-08 フィンランド、NATO加盟に関するトルコとの交渉で進捗あり (Cumhuriyet紙)

フィンランドのペッカ・ハーヴィスト外務大臣は、北大西洋条約機構(NATO)の加盟プロセスにおいて、フィンランドとスウェーデンはトルコとの交渉を続けていると述べた。      フィンランドのペッカ・ハーヴィスト外務大臣は、件のNATO加盟プロセスについて見解を述べた。      ペッカ・ハーヴィスト外務大臣は、フィンランドとスウェーデンがNATOに関してともに遂げた進展は、「フィンランドとスウェーデンだけでなく、同時にNATOにとっても利益」となると主張した。      ハーヴィスト外務大臣は、「 全文をよむ

2022-10-08 ブルガリア人、エディネルへ殺到 (Hurriyet紙)

早朝から自家用車やツアーバスでブルガリアからエディルネにやってきた観光客は、エディルネの市場で冬に必要なものを入手している。      気温が下がり、再びエディルネに集まったブルガリア人観光客は、市場でコート、セーター、ブーツなどの冬物を買い始めた。ブルガリア人観光客は、カプクレ国境ゲートにて出稼ぎ労働者による混雑があるため、ここ数か月はエディルネ市内に来る人は少なかったが、今週は早い時間からバザーや市場に来て、露店を見て回った。      車を駐車した後、ブルガリア人は市場に行き、正午までに買 全文をよむ

2022-10-08 トルコ・ギリシャ対立の舞台裏 (Milliyet紙)

欧州首脳サミットを取り上げたギリシャ・メディアは「プラハでの闘争」「夕食会での事件」「エルドアンとミツォタキスの喧嘩」「トルコ・ギリシャ関係に赤信号」「トルコによる尋常でない挑戦」といった見出しを出した。      初めて招集された欧州政治連合のサミットについて、トルコとギリシャによる発表が波紋を広げている。ギリシャ・メディアは、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とギリシャのキリヤコス・ミツォタキス首相のプラハ訪問を「同じ都市に2人の外国人」という見出しで報じており、今日の見出しは全て 全文をよむ

2022-10-04 ギリシャ元国防相「トルコとの戦争は100年前に連れ戻す」 (Cumhuriyet紙)

アポストラキス元ギリシャ国防相は、トルコとの間で起きうる戦争が「ギリシャを100年前に連れ戻し、甚大な損壊の原因となりうる」と主張した。      元ギリシャ国防相にして参謀総長であったエヴァンジェロス・アポスタラキス氏は、トルコとの間で起きうる戦争について見解を述べた。      アポスタラキス氏はトルコとの戦争が起きた場合、ギリシャがウクライナ同様に「孤立するであろう」と述べた。      アポスタキス氏は、「ウクライナにおけるすべての戦争の惨禍を誰が被っている?だからこそ、我々への援助があ 全文をよむ

2022-10-04 アカル国防相、アゼルバイジャン国防相と面会 (Milliyet紙)

アカル国防相は、アゼルバイジャンのザキル・ハサノフ国防相と会談を行った。      フルシ・アカル国防相は、参謀総長のヤシャル・ギュレル大将、陸軍総司令官のムサ・アヴセヴェル大将、海軍総司令官のエルジュメント・タトゥロール提督、空軍総司令官のアティラ・ギュラン大将とともに、アゼルバイジャンの首都バクーを訪問した。アカル国防相は、ハイダルアリエフ国際空港でアゼルバイジャンのザキル・ハサノフ国防相に出迎えられ、国防省では軍事式典によって歓迎された。式典の中でアカル国防相は、両国の国歌斉唱の後、儀仗隊 全文をよむ

2022-10-04 トルコ外務省、トルコ・リビア間炭化水素合意への非難に抗議 (Hurriyet紙)

外務省報道官タンジュ・ビルギチ氏は、トルコとリビア間で炭化水素の分野で調印がされた「了解覚書についてギリシャとアメリカ合衆国の報道官によって行われた様々な発表は、我が国の観点からいかなる重要性そして貴重性もない」と返答をした。      外務省報道官タンジュ・ビルギチ氏は、トルコとリビア間で炭化水素の分野で調印がされた了解覚書についてEUとギリシャからやってきた発表に対しての回答を与えた。      ビルギチ氏の発表では以下のような表現が用いられた。      「トルコとリビア国民統一政府の間で 全文をよむ

2022-09-30 アルメニアのパシニャン首相、ロシアなど同盟国の武器不提供に苦言 (Milliyet紙)

アルメニアのニコル・パシニャン首相は、近い同盟関係にあるロシアを含めた一部の国々が、以前注文した数百万ドル分もの武器を提供しないことに苦言を呈した。       スプートニク・アルメニアの報道によると、パシニャン首相は「我々は数百万ドルもの支払いをしたにもかかわらず、同盟国を含めて武器提供の義務を果たさない国々がある。これは非常に腹立たしい事実であり、この状況を徹底的に分析する必要がある」と述べた。一方で、3人のアルメニア人兵士がアゼルバイジャン軍によって殺害されたというパシニャン首相の発表は、 全文をよむ

2022-09-30 スウェーデン、トルコに対する武器禁輸を撤回 (Hurriyet紙)

スウェーデン国家武器輸出管理庁はトルコへの武器禁輸を撤回すると発表した。      戦需品の管理を行うスウェーデン当局は、トルコに対する武器禁輸を撤回すると発表した。      トルコは、スウェーデンが5月半ばにNATO加盟手続きを行なった後に、制限が撤回されるよう要求していた。      ■難問は緊急マドリード会議で解決していた      ウクライナ戦争後、フィンランドとスウェーデンはNATO加盟手続きに入り、トルコは拒否権を行使した。世界の注目を長い間集めたこの難問は、スペインの首都マドリー 全文をよむ

2022-09-28 トルコ軍、アレッポでピンポイント攻撃―PKKの山火事放火犯処分 (Milliyet紙)

国家諜報機構(MİT)は、赤カテゴリーとして指名手配されており、森林火災事件の責任を問われているクルディスタン労働者党(PKK)及びクルディスタン社会連合(KCK)に所属するサバフ・オウルをシリアのアレッポでの作戦で処分した。      サバフ・オウルは、テロ組織PKK及びKCKの党首評議会に属する、いわゆる「コマレン・ジワン・コーディネーション」(青年部会)の指導部に位置し、同時に「炎の子どもたちのイニシアティブ」の責任者の一人でもあり、内務省のテロ容疑指名手配リストにおいて赤カテゴリーに分類 全文をよむ

2022-09-28 エルドアン大統領、ゼレンスキー大統領と電話会談 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行った。エルドアン大統領は、ザポリージャ原子力発電所周辺において武装解除地帯を設置するための調停申し出は今も有効であると述べた。      エルドアン大統領はウクライナの大統領ゼレンスキーと電話会談をした。      大統領府広報の発表によると、会談ではロシア・ウクライナ間の戦争に関する展開が検討された。      ■捕虜交換      エルドアン大統領は、会談の中で長期間にわたって取り組んできたロシアとウクライナ間の捕虜交換が成功裡に 全文をよむ

2022-09-27 イラク新政権、再びトルクメン抜き (Milliyet紙)

約2か月間議会が招集されなかったイラクでは、シーア派、スンニ派、クルド人とキリスト教徒から構成される新たな政権が作られる中、この連合でサドル潮流のリーダーであるムクタダー・アッ=サドル氏とトュルクメン人たちは含まれなかった。      シーア派調整枠組み中に含まれる叡智潮流(シーア派)報道官ファディ・エシュ・シャムマーリ氏は、おこなった発表において「政府運営に対しての同盟」が、調整枠組みとともに、スンニ派を代表する支配連合と意思連合、クルディスタン民主党(KDP)、クルディスタン愛国同盟(KYB 全文をよむ

2022-09-27 ギリシャ・ミソタキス首相、トルコ脅迫 (Hurriyet紙)

ギリシャ共和国のキリアコス・ミツォタキス首相はまたもトルコを標的とした発言を行った。ギリシャ首相はトルコを暗に示しながら「対岸の国は嘘や脅迫を、ひねりもなく続けていくかもしれないが、ただ一人この戯言を呟いている。」と述べた。      隣国ギリシャでまたもトルコが話題にあがっている。      ここ最近、絶えずトルコを標的とした物議を醸す発言を行っているギリシャ共和国のキリアコス・ミツォタキス首相は、またもやトルコ政府を標的とした。      同首相は、トルコを暗に示しながら、「対岸の国は嘘や脅 全文をよむ

2022-09-26 イランで殺害されたハディース・ナジャフィーとは誰? (Cumhuriyet紙)

マフサー・アミーニーさんの事件に対する抗議デモが国全体に広がる中、イランにおける体制側は暴力を増している。デモに参加し、デモの象徴の一人となった20歳のハディース・ナジャフィーさんが命を失った。さて、ハディース・ナジャフィーさんとは誰で、何歳か。彼女の死因は何か。      マフサー・アミーニーさんが「道徳警察」によって殺害された事件後に始まった抗議デモは11日目も続いている。[アメリカ在住の]イランの新聞記者マスィーヒ・アリーネジャド氏は、SNSのアカウントで行った共有でイランでは若い女性がさ 全文をよむ

2022-09-25 ギリシャの挑発行為エスカレート、トルコ近接の島に軍配備 (Cumhuriyet紙)

ギリシャ海軍の揚陸艦が、非武装中立のレスボス島、サモス島に米国から無償供与された軍用車両を配備した様子がトルコの無人航空機(İHA)により撮影された。      ギリシャの非武装中立諸島(GASA)に対する国際法違反行為をとらえた。      治安当局関係者から得た情報によると、エーゲ海で任務飛行中のトルコ軍無人航空機が何らかの動きを感知し、ギリシャの揚陸艦2隻がレスボス島とサモス島に航行していることを確認した。      当該揚陸艦が非武装中立諸島のレスボス島に23両、サモス島に18両の戦術装 全文をよむ

2022-09-24 キルギスとタジキスタンの紛争、死者数97名に (Hurriyet紙)

キルギスとタジキスタンの国境において、9月14日から17日に生じた衝突で死者数が増加している。キルギス保健省より行われた発表で、衝突で失われた人命の数は59名から62名に、負傷者の数は198に上ったことが公表された。      タジキスタン政府の以前の発表では、衝突で35名が命を落とし、30名が負傷したと伝達があった。こうして二国間での衝突による死者の数は計97名に、負傷者の数は228に上昇した。      ■二国間の衝突      キルギスとタジキスタンの国境で9月14日~17日に発生した戦闘 全文をよむ

2022-09-23 ロシアから脱出、トルコ片道チケット7万リラ(54万円)!ー予備役招集をうけ (Milliyet紙)

ウクライナとの間で続く戦争のためロシアのヴラディミル・プーチン大統領が部分的動員を宣言したのち、他国への移住を望むロシア人が最も選択する場所がアンタルヤとなった。      ウクライナとの間で続く戦争でロシアのヴラディミル・プーチン大統領が昨日部分的動員を宣言したと発表があったのち、ロシアを離れる人々が最も選んだ街の筆頭にアンタルヤが挙げられる。モスクワを始めとするトルコ航空のトルコ向けのほぼ全ての便が満席となり、別の航空会社でも空きがないことが明らかになっている。      ■空きを見つけるの 全文をよむ

2022-09-23 ロシア・ウクライナの捕虜交換、トルコの仲介が貢献 (Milliyet紙)

エルドアン大統領の計らいによりウクライナ・ロシア間で行われた捕虜交換が国際的に話題になっている。専門家は、プーチン・ゼレンスキー両大統領が信頼している唯一のアクターがトルコだとしたうえで、衝撃的なメッセージを発している。      レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、第77回国連総会のために訪れているアメリカでテレビ出演し、重要な発表を行った。そのテレビ放送では、ウクライナとロシアが200人の捕虜交換に合意したという情報が世界で最初に発表された。      トルコの計らいにより設けられた 全文をよむ

2022-09-22 ニューヨークタイムス、エルドアンを絶賛 (Hurriyet紙)

アメリカを拠点とするニューヨークタイムズ紙は、エルドアン大統領のロシア・ウクライナ危機において果たした役割を称賛した。エルドアン大統領が戦争の中でロシアのプーチン大統領と緊密な関係を保持しながら戦争の世界的な影響を減少させるために貢献したと強調した。      エルドアン大統領が、国連総会で行ったスピーチへの反響が続いている。   エルドアン大統領の発言は、国際報道機関により「緊急」の名目で続々と購読者に届けられ、世界中のメディアもエルドアン大統領の国連の壇上での発言を広く報道した。   アメリ 全文をよむ

2022-09-21 エルドアン大統領、国連外交―イスラエル・ラビド首相、日本・岸田首相らと会談 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領、ラビド大統領による「大使交換決定」後、最初の会談      国連の第77回総会のためにアメリカ・ニューヨークに滞在中のエルドアン大統領は、国連事務局長アントニオ・グテーラス、日本の岸田文雄首相、ヨルダンのアブドゥッラー2世王、ドイツのシュルツ首相、イスラエルのラピド首相を含む多くの首脳らと会談した。イスラエル側からの会見後の発表では「この会見は、外交関係を最上位レベルまで引き上げるという決定後、イスラエル首相とトルコ大統領による最初の会見となった」と述べられた。      エル 全文をよむ

2022-09-20 シリアへの越境攻撃続く、3PKK/YPGメンバー拘束 (Milliyet紙)

シリア北部において継続中の軍事活動において、擾乱射撃を行ったテロリストたちに、またもや打撃が与えられた。      テロ組織に対する軍事活動が速やかに進む中、シリア北部で継続中のユーフラテス・シールド作戦、平和の泉作戦の地域から最新情報が飛び込んできた。   両地域において3人のPKKメンバーを活動不能の状態にしたことを、国防省が公表した。      ■国防省:テロリストたちの擾乱射撃に鉄槌が下された。      国防省から行われた公表は以下の通りであった。;テロリストたちの擾乱射撃に鉄槌が下さ 全文をよむ

2022-09-18 ペロシ米下院議長、アルメニア訪問、トルコとアゼルバイジャンを非難 (Milliyet紙)

ナンシー・ペロシ米国下院議長は、アルメニア訪問でアゼルバイジャンとトルコ双方に対して扇動的な声明を発表した。アゼルバイジャンからはペロシの発言に反発が起こった。      ナンシー・ペロシ米下院議長と下院議員らからなる訪問団は、アルメニアで接触を始めた。今年8月に台湾を訪問して当該地域に緊張をもたらし、中国と米国を対峙させたペロシは、アゼルバイジャンとアルメニアの衝突について、今回のアルメニア訪問で扇動的な声明を出した。昨日(9月17日)夕刻に首都エレバンに到着したペロシには、フランク・パロン下 全文をよむ

2022-09-17 アゼルバイジャン・アルメニア衝突、アゼルバイジャン側の死者79、負傷者282 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャン国防省の発表によれば、アルメニア側の国境での挑発行動の結果アゼルバイジャン軍の戦死者数が79名となった。      アゼルバイジャン国防省は発表で、国境でアゼルバイジャン国軍からさらに兵士2名が、アルメニア国軍の挑発行動を妨害するなかで戦死したと報じ、また最近発表されたデータとともに、アルメニア側の挑発行動の結果戦死したアゼルバイジャン軍の兵士の数は79名に達したと伝えた。      ■アゼルバイジャン・アルメニア国境での衝突      アルメニア国軍は9月12日以降、アゼルバイ 全文をよむ

2022-09-16 エルドアン大統領、サマルカンドで各国要人と会談 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は上海協力機構第22回首脳会議に参加するため訪れたサマルカンドで折衝を続けている。エルドアン大統領が各国要人と会談していた間の写真が話題になった。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が上海協力機構第22回首脳会議に参加するために訪れたウズベキスタンで折衝を続けている。      ■続けての会談      エルドアン大統領は、上海協力機構会議に参加するために訪れたサマルカンドで二国間の会談の中で、中国の習近平国家主席とモンゴルのウフナーギーン・フレルスフ大統領と会合を行 全文をよむ

2022-09-15 エリザベス女王葬儀、トルコからの参列者はチャヴシュオール外相で決定 (Cumhuriyet紙)

イギリスがエリザベス女王の葬儀を挙行するにあたり、ただ「定期便での訪問を」と呼びかけていたが、これに対しAKPのエルドアン大統領は参列しない方針を示した。葬儀には、トルコを代表してチャヴシュオール外相が参列する。エルドアン大統領は、「プログラムをくれれば参列を考える」と話していた。      先週崩御したエリザベス女王の葬儀にトルコからは誰が参列するかが明らかになった。AKP党員のエルドアン大統領は葬儀に「参列できる」と言っていたが、チャヴシュオール外相がトルコを代表することになった。      全文をよむ

2022-09-15 エルドアン大統領、アゼルバイジャン・アリエフ大統領と会談 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は第22回上海協力機構首脳会議に出席するため、ウズベキスタンを訪問し、サマルカンドで、アゼルバイジャンのアリエフ大統領と会談を行った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、上海協力機構首脳会議に出席するため、ウズベキスタンを訪問した。トルコ時間の14時頃、サマルカンド空港に降り立ったエルドアン大統領は、ウズベキスタンの政府関係者に出迎えられた。      ■聖フズル廟を訪問      エルドアン大統領は、上海協力機構首脳会議への出席のため、ウズベキスタンの都市、サマ 全文をよむ

2022-09-15 エルドアン大統領、ウズベキスタン訪問、上海協力機構首脳会議出席 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は上海協力機構首脳会議に出席するためウズベキスタンのサマルカンドを訪れ、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と会談した。会談では、両国の関係に加え最近のアゼルバイジャン・アルメニア間で発生している衝突について議論された。      エルドアン大統領は、上海協力機構首脳会議に参加するためウズベキスタンのサマルカンドを訪問した。空港で儀礼により出迎えられた同大統領は、首脳会議に参加し二国間会談を行う予定である。      中国の習近平国家主席とイランのエブラ 全文をよむ

2022-09-14 アゼルバイジャン、アルメニアの謀略を粉砕 (Hurriyet紙)

アルメニア政府は一昨日夜に、大敗した第二次カラバフ戦争の後に現状を変えるために国境全体に沿って攻撃を試みた。アゼルバイジャン軍はアルメニアの攻撃を撃退した。モスクワの調停によって昨日停戦が宣言された。      ロシア・ウクライナ間の戦争が全速力で続く一方、南コーカサスでは一昨日夜のアルメニアの挑発によるアゼルバイジャンとの新たな大戦争の開始が止められた。昨日の朝ロシアの介入により、アゼルバイジャンとアルメニアの国境地域で停戦が成立した。ここ二年間続く停戦を大いに侵犯した、重火器を用いた深夜の衝 全文をよむ

2022-09-13 ギリシャ・ミチョタキス、再びトルコを標的に―仏マクロンも同意 (Hurriyet紙)

ギリシャ首相ミチョタキス氏は、再びトルコを標的とした。フランスの首都パリでフランス大統領マクロンと面会したミチョタキス氏は、「ただ一晩だけではなく、一日かけてやってくるのを待っています。」と述べた。      ギリシャ首相は、フランスの首都パリにてマクロン大統領と面談した。      双方は対談を行う前にエリゼ宮殿の前での発表が行われた。ここではミチョタキスが再びトルコを標的とした。      ギリシャ首相は発表で以下の表現を用いた:      「法に準拠して議論の正統性を私たちは確信しており、 全文をよむ

2022-09-10 ウクライナ穀物輸出、5隻出航―トルコ軍発表 (Hurriyet紙)

国防省は穀物輸出のなかでさらに5隻がウクライナの港から出発したと発表した。      同省がおこなった発表では「穀物輸出のなかで今朝以降、ウクライナの港からさらに5隻が出発した。また本日12の検査が計画された。」と述べられた。 全文をよむ

2022-09-09 エルドアン大統領、エリザベス女王死去に追悼メッセージ (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、96歳で亡くなったイギリスのエリザベス女王への追悼メッセージを公表した。      エルドアン大統領はSNSに投稿したエリザベス女王へのメッセージは以下の通りである。   「本日、エリザベス女王の訃報に接し、悲しみの中におります。イギリス王室と、友好国、同盟国であるイギリスの国民と政府に対し、心から追悼の意を表します。」 全文をよむ

2022-09-04 12年ぶり、トルコ軍艦、イスラエルに入港 (Milliyet紙)

イスラエルのNATO協力の一環として、トルコ軍艦が12年ぶりにイスラエルの港に入港した。      (外電サービス)トルコとイスラエルの外交関係正常化を受け、2010年以来12年ぶりにトルコ軍艦がイスラエルに入港した。イスラエルメディアのニュースでは、NATO演習の一環として軍艦TCGケマル・レイス (F-247)が、米ミサイル駆逐艦 USSフォレストシャーマンを伴ってイスラエルのハイファ港に入港したと報じられた。軍艦TCGケマル・レイスは、地中海での哨戒任務の枠組みでNATO定期海洋任務グルー 全文をよむ

2022-08-31 アゼルバイジャン大統領・アルメニア首相、ブリュッセルで会談 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、アルメニアのニコル・パシニャン首相、ヨーロッパ連合(EU)のシャルル・ミシェル欧州理事会議長は、ベルギーの首都ブリュッセルで三者会談を行った。      アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、EUのミシェル欧州理事会議長の招待を受けて訪れたベルギーの首都ブリュッセルで折衝を開始した。      アリエフ大統領は、折衝の中でミシェル議長とパシニャン首相と共に三者会談を行った。4度目の開催となる同会談では、アゼルバイジャンとアルメニア間の和平合意の準備、国境 全文をよむ

2022-08-30 エルドアン大統領、ギリシャを厳しく非難「これは反NATO」 (Cumhuriyet紙)

公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、8月30日戦勝記念日の式典のスピーチで以下のように述べた。「我が国のF-16戦闘機が、ロシア製のS-300ミサイルによるレーダー照射を受けた。敵対的な行為である。特にこの戦闘機がNATOの任務に従事している最中であれば、直接NATOに向けられた行為ということになる。実際、この行為は我々に対してではなく、NATOと同盟国に対する挑戦といえる。」      公正発展党のエルドアン大統領は、以下のように発言した。      「エーゲ海上の公空でNAT 全文をよむ

2022-08-28 ロシア、穀物輸出合意の実施に非難「目的から逸脱」 (Hurriyet紙)

ロシア外務省は、7月22日イスタンブルでトルコ、ロシア、ウクライナ、国際連合(国連)により合意された四者穀物輸出合意が「目的通りに機能していない」と主張した。      ロシアは、合意形成時に国連が提起したアフリカ・アジア大陸の飢餓対策問題を挙げ、「ウクライナ港発の穀物輸送船が通るルートは国連が提起した理由と一致しない」と述べた。      ラブロフ外相は次のように述べた。「これまでウクライナを出港した穀物輸送船の16隻がトルコ、4隻がイタリア、3隻が韓国、2隻がルーマニア、2隻が中国、2隻がエ 全文をよむ

2022-08-27 アゼルバイジャン・アルメニア・ロシアの合意で、アゼルバイジャンに領土返還 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アリイェブ大統領はレチン市とザブー村、スス村がアゼルバイジャン統治下に移ったと発表した。      アゼルバイジャン指導者のイルハム・アリイェブ大統領はTwitterアカウントから26日、「本日8月26日にアゼルバイジャン人のもとへラチン市が返還され、アゼルバイジャン軍がラチン市に配備された。ザブー村、スス村も統治下となった。この機会に全ラチン市民とアゼルバイジャンの人々にお祝いを述べる。ラチン万歳!アゼルバイジャン万歳!」と投稿した。      ■国旗が立てられた  全文をよむ

2022-08-20 グテーレス国連事務総長、イスタンブル訪問 (Hurriyet紙)

アントニオ・グテーレス国連事務総長は共同管理センターを訪問した。フルスィ・アカル国防相とアントニオ・グテーレス国連事務総長は共同会見を行い、アカル大臣は「ウクライナの港から合計65万6349トンの穀物輸送を実現させた。これは次第に増加すると想定している。」と述べた。グテーレス事務総長は「イスタンブルに戻ってきた私を素晴らしく、温かく歓迎してくれたことをフルスィ・アカル国防相並びにトルコ政府に感謝申し上げる。(トルコが)黒海穀物計画における重要な役割を担っていることにも深く感謝する。」と述べた。  全文をよむ

2022-08-19 ザポリージャ原発に何かあれば最大の被害は黒海へ (Milliyet紙)

ロシア・ウクライナ戦争の開戦数週間で話題となり、世界中が恐怖の日々を過ごす原因となったザポリージャ原発が再び議題に挙がっている。最終的にロシア首脳のプーチン大統領も声明を出した同原発について、ニヤジ・メリチ教授は、恐ろしい漏洩の詳細を共有し、注目すべきコメントをした。      ロシア・ウクライナ戦争の当初、ウクライナのザポリージャ原発周辺で発生した軍事衝突を世界中は憂慮し見守った。ヨーロッパ最大の原発として知られる同施設で発生する可能性のある事故が、チェルノブイリ事故を上回る環境災害を引き起こ 全文をよむ

2022-08-19 エルドアン大統領、イスラエル大統領と電話会談 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はイスラエルのアイザック・へルツォーク大統領と電話会談を行った。その際にトルコとイスラエルの両国関係と当該地域の問題が取り上げられた。      エルドアン大統領は会談の際に、両国が大使を任命すると決定したことを、トルコとイスラエルの関係が良い方向に進む中で講じられた重要な一歩と見ていると語った。      エルドアン大統領は、両国の大使が任命されるに伴い、両国関係[改善]に新たな加速をもたらすことになると明らかにし、相互の微細な事情を尊重したうえで協力と対話を発展させることを支 全文をよむ

2022-08-18 トルコ・イスラエル関係、正常化へ (Cumhuriyet紙)

両国の関係は、4年続いた不和の後に正常化のプロセスに入った。両国は、今年の接触の後、関係を最高レベルに引き上げることを決定した。      年初にトルコとイスラエルの間で開始された正常化プロセスの結果、両国は外交関係を再び互いに最高レベルに引き上げることを決定した。この決定の一環で、相互に大使がアンカラとテルアビブに近いうちに任命されることが発表された。      トルコにいるイスラエル人観光客に向けた「イランによる」テロ攻撃をトルコの情報機関が阻止したこと、イスラエルとの諜報関係を再開したこと 全文をよむ

2022-08-17 サウジ女性、ツイッター使った罪で30年求刑 (Milliyet紙)

リーズ大学の博士課程の学生であるサウジ女性(アル=シェバブ)が、休暇で訪れた母国で逮捕された。法廷に引き出された女性は、34年の刑を言い渡された。      休暇で母国に戻ったリーズ大学のサウジ出身の学生は、ツイッターのアカウントを持ち、反体制派や活動家をフォローしリツイートしていたため、34年の禁固刑を宣告された。サウジの特別テロ法廷によって下された刑罰は、ジョー・バイデン米大統領のサウジアラビア訪問の数週間後に宣告された。人権活動家たちは、同大統領の訪問がサウジアラビア政府を反体制派やその他 全文をよむ

2022-08-16 年初来の違法移民追放、約7万人 (Hurriyet紙)

内務省移民局は、「監督と取締りの結果、年初から現在までで14万6252人の違法移民を検挙した。全ての国籍を合わせると、今年だけで6万9692人が国外強制送還された。昨年の同期間と比較すると、強制送還の件数は142%増加している。」と発表した。      内務省移民局は、書面での発表で以下のように述べている。      「2022年に国外強制送還された違法移民の数は、昨年の同期間と比較すると142%増加し6万9692人を記録した。うち4万1492人はアフガニスタン国籍、7772人はパキスタン国籍、 全文をよむ

2022-08-12 トルコ外務省報道官、シリア問題解決への見解発表 (Milliyet紙)

外務省のタンジュ・ビルギチ報道官は「トルコは難民の自発的かつ安全な帰国のために適切な準備を行い、戦争に対しては国連安全保障理事会の第2254号決議で決定されたロードマップに沿って解決に向けた努力に有効な寄与を行っている」と述べた。      外務省のビルギチ報道官は、トルコのシリア内戦に対するアプローチについて文書でコメントした。      ビルギチ報道官は、トルコは人々の期待に沿って合法的な解決策を見出すために最も努力しているとしたうえで「この範囲内で、トルコは戦場における停戦の維持とアスタナ 全文をよむ

2022-08-05 ソチで、エルドアン・プーチン会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が面会した会談が終了した。4時間続いた二者会談と代表団会談の後に発表された共同声明では、テロとの闘いや農業、エネルギー、そして建設における協力が強調された。      エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領がソチで面会した会談が終了した。二者会談と代表団会談が4時間続いたことが明かされた。会談に続き、共同声明が発表された。       ■会談後の共同声明      会談の後発表された共同声明では次のように述べられた   全文をよむ

2022-08-04 アルメニア・アゼルバイジャン間のカラバー紛争再燃 (Milliyet紙)

アゼルバイジャン・アルメニア間のナゴルノ・カラバーでの緊張の高まりは紛争に発展した。      アゼルバイジャン防衛省の声明によると、一時的にロシアの管理下にある地域で違法なアルメニア軍が昨日の朝起こしたテロとサボタージュ行為により、アゼルバイジャン軍の兵士が一名殉職したと明らかにされた。      声明では、アルメニア軍がケルベジェル県とラチン県を覆う山脈にあるクルクズ高知を手に入れ新たな拠点を構えようとし、アゼルバイジャン軍も「クサス」という作戦を行ったと述べられた。      作戦ではクル 全文をよむ

2022-08-03 ウクライナ穀物輸送船、検査終了、目的地ベイルートへ (Cumhuriyet紙)

ウクライナのオデッサ港を出発したトウモロコシを積んだ貨物船ラゾニ号(2万7千トン)が、イスタンブルのボスフォラス海峡を通過しベイルート港へ向け航行している。国防省は貨物船の検査が午前中に完了されたと発表した。      穀物輸送の合意に沿って、ウクライナのオデッサ港を出発した、シエラレオネの国旗を掲げたトウモロコシを運ぶ貨物船ラゾニ号(2万7千トン)は、8月2日火曜日の夕方ごろにイスタンブルの黒海沿岸水域に到着し、予定されたエリアに停泊した。      ■検査が終了      ラゾニ号では10時 全文をよむ

2022-08-02 最初のウクライナ穀物船、本夕、イスタンブルへ (Milliyet紙)

ウクライナを出発し、今晩イスタンブルへの到着が予定される穀物船「ラゾニ号」に関し説明を行った合同コーディネーション・センターのコーディネーター、オズジャン・アルトゥンブラク准将は、「ウクライナの3港から穀物や食糧を運搬する船の準備とその計画が進行している。ラゾニ号という名の船は、海上の状況の都合により今日の深夜にイスタンブルの指定泊地に停泊する見込みである」と述べた。      ロシア、ウクライナ、国連、トルコによって穀物輸出合意が調印されてから初めて船が出港した。今晩イスタンブルに到着予定の船 全文をよむ

2022-07-29 ロシア、アククユ原発で150億ドルをトルコに送金? (Cumhuriyet紙)

ブルームバーグ誌による関係者への取材によると、ロシアがアククユ原発への投資のためトルコに対して3週間以内に150億ドルを送金するということだ。露・ロスアトム社は調達した資金の一部を有期限の支払いに使用し、残りを2年かけてトルコに投資する。      第4の、そして最後に建設される原子炉の基礎工事が先週開始されたアククユ原子力発電所について、露とトルコの間で驚くべき資金のやり取りがあった。      ブルームバーグ誌のフラト・コゾク記者が関係者の政府高官に取材した情報によると、ロシア国営原子力企業 全文をよむ

2022-07-27 ウクライナ穀物輸送基地、イスタンブルに開設 (Cumhuriyet紙)

穀物輸送プロセスが順調に進行するようイスタンブルに設置された共同監視機構が開所した。フルシ・アカル国防相は「この機構は、トルコ、ロシア、ウクライナ、そして国連から、軍人と文民各5名の代表者で構成されている。ここにはいかなる軍事的要素も存在しない」と述べた。      イスタンブルでの調印後、ウクライナの穀物輸送に向けた最も重要な一歩が踏み出され、トルコ、ロシア、ウクライナ、国連の関係者が参加する共同監視機構が活動を始めた。この機構は国防大学の敷地内に設置され、フルスィ・アカル国防相が開所式を主催 全文をよむ

2022-07-26 ロシア政府、穀物輸出開始を宣言 (Milliyet紙)

四者による穀物回廊の合意では、最新の進展があった。ロシアの防衛大臣から行われた発表では、「イスタンブルにおける合同コーディネーション・センターの任務を開始した。」と発表がされた。       エルドアン大統領と国際連合事務総長アントニオ・グテーレスが参加をして、イスタンブルで調印がされた4人参加による穀物回廊合意ののちに最初の具体的な進展がやってきた。       ロシアの防衛大臣は、イスタンブルのコーディネーション・センターで、職務を開始したと発表した。イスタンブルにやってくる予定のロシア施設 全文をよむ

2022-07-22 穀物輸出協議、ロシア代表団イスタンブル到着 (Milliyet紙)

アントニオ・グテーレス国際連合事務総長、ウクライナ代表団、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が、穀物輸出合意調印式典のためにイスタンブルに到着した。      エルドアン大統領の介在で穀物危機が解決に向かっている。ウクライナとロシア両国の参加を伴い、今日イスタンブルで穀物輸出合意が調印される。調印式典にはレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアントニオ・グテーレス国連事務総長も臨席する。      穀物危機が解決されるためトルコが積み重ねてきた努力が実を結んだ。当事者両国はイスタンブルで集まり、 全文をよむ

2022-07-22 スウェーデン、PKKに関する発表 (Hurriyet紙)

最新情報によると、スウェーデン諜報局長官よりテロ組織に関する注目すべき発表が行われた。スウェーデン当局は「クルディスタン労働者党(PKK)やその他のテロ組織が抗議活動を行うことを禁じたい」と述べた。      スウェーデンのニュースサイトSydsvenskanに掲載された情報によると、スウェーデン諜報サービス(Säpo)のシャルロット・フォン・エッセン長官はテロ組織に対し、一般の人々の前で抗議活動に参加することを以後犯罪とみなしたいとしている。      上記の報道は、スウェーデンによるNATO 全文をよむ

2022-07-21 ギリシャ、クレタ島に米製F35配備 (Milliyet紙)

米国大使を含む団体がクレタ島のスダ基地に上陸した。 彼らはF-35ジェット機の前で多くの写真を撮り、トルコを標的にした。 またギリシャメディアは「トルコ人は恐れた」という見出しを掲げた。      その切り札を東地中海でトルコと共有するギリシャは、再びアメリカの後ろに隠れそれに挑んだ。 トルコは2020年7月に軍艦を含む調査船団を地中海に派遣した。 トルコの行動に打つ手がなくなったギリシャはフランスとアメリカに加えエジプト、イスラエル、アラブ首長国連邦、サウジアラビアとの共同訓練に着手した。   全文をよむ

2022-07-20 トルコ・イラン・ロシア3首脳、シリアに関し16項目声明 (Milliyet紙)

トルコ・イラン・ロシアの3首脳のトップ会談が、エルドアン大統領、プーチン大統領、ライシ大統領が参加のもと、イランの首都テヘランが行われた。      3首脳会談で、16項目からなる声明が発表された。シリアにおける非合法の自治政府は否定された。首脳会談のあと発表された16項目は次のとおり。      1)3首脳は、シリアにおける状況を検討した。2020年7月1日に行ったビデオ会議後におきた状況について検討し、そこでの合意とそれぞれの外務省や代表者の会議での合意にそって、3者間の協力を強化することに 全文をよむ

2022-07-20 プーチン、エルドアン、ライースィーの3首脳そろって記者会見 (Milliyet紙)

テヘランでエルドアン大統領、プーチン大統領、ライースィー大統領の3者首脳会談が行われた。首脳たちは、全世界が注目する会談の前後に声明を発表した。エルドアン大統領は、テロとの戦いにおける決意を強調し、「我々はシリアからテロの拠点を根絶やしにする決意である」と述べ、「シリア難民たちが自発的で、安全に、尊厳をもって帰国することもアスタナ・プロセスの重要な議題の一つである」と述べた。会談後、エルドアン大統領は、重要なメッセージを発し、「クルディスタン労働者党(PKK)、クルド人民防衛隊(YPG)のテロが 全文をよむ

2022-07-20 エルドアン・プーチン会談「世界によい結果をもたらす」 (Hurriyet紙)

イランにおける三カ国サミットの前、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ウラジーミル・プーチン露大統領と会談した。会談の前にプーチン大統領と撮影に応じたエルドアン大統領は、「前回のイスタンブル会談でもロシア代表団のアプローチは非常に前向きであった。我々がここから得る結果は、全世界にもよい影響をもたらす」と述べた。      エルドアン大統領は、会談の前に記者会見で発表した声明において、「我々は電話で外交を継続している。今日アスタナ・フォーマットにおいて会談を行ったことは大きな利益となった。今後 全文をよむ

2022-07-19 イラン・トルコ両大統領首脳会談「通商、テロ、シリアなど」 (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)のレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領と一堂に介したイランの宗教指導者アヤトゥッラー・アリ・ハメネイ氏は、トルコにとって可能性のあるシリア作戦に関しての重要な発表をおこなった。イランの政府系テレビは、ハメネイ氏の「シリアに対して行われるいかなる武力攻撃も、地域に害をもたらすであろうこと、そしてまたテロリストに対して、利益をもたらすことになるだろう。」と述べたと伝えた。       メディアの発表では、天然ガス、工業、国境地帯の安定、テロそして麻薬との闘争の問題が強調された 全文をよむ

2022-07-14 米、トルコのシリア越境攻撃に反対表明 (Cumhuriyet紙)

アメリカ国防副長官ダナ・ストゥロウル氏は、トルコがシリアのテロ組織に対し行いうる攻撃に反対を表明した。      VOAによると、ダナ・ストゥロウル国防副長官は、トルコがシリア・イラクにおけるクルディスタン労働者党の活動に関し懸念を抱く正当性をアメリカが認め、国防総省は「この活動に対し、トルコと共に努力を続けていく」とした。      しかし、ストゥロウル国防副長官は攻撃が行き過ぎになる可能性があると話した。      さらに、同国防副長官は、起こり得る攻撃がイスラム国のテロリストらに「利する」 全文をよむ

2022-07-12 プーチン・エルドアン会談、7月17日、テヘラン開催へ (Hurriyet紙)

クレムリンから行われた発表によれば、ロシア政府大統領ウラジミール・プーチンは、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とイラン共和国大統領エブラーヒーム・ライースィーが、7月19日火曜日にテヘランにて3者サミットを実現する予定だ。      クレムリンは、ロシア大統領ウラジミール・プーチンが、来週火曜日にイランを訪問するであろうと伝えた。      クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ氏によって行われた発表では、訪問の一環として、プーチン氏が、イラン共和国大統領ライースィーとトルコ共和国大統領エルド 全文をよむ

2022-07-07 イスラエルとトルコ、航空協定締結 (Hurriyet紙)

トルコとイスラエルは1951年以来初めて航空協定を締結する。これに関してイスラエルが行った発表で「協定ではイスラエル航空の航空機がトルコのいくつかの地点に運航する」とされた。      締結される協定に関する声明がイスラエルからトルコに到着した。      イスラエル交通省による発表では、この協定が1951年以来初めて締結される点が強調された。   発表では「協定ではイスラエル航空の航空機がトルコのいくつかの地点に運航する」とされた。      発表にはこのような内容があった。      協定に 全文をよむ

2022-07-06 スエーデン外相「PKKはテロ組織」 (Cumhuriyet紙)

スウェーデンのリンデ外相は、テロ組織であるクルディスタン労働者党(PKK)のプロパガンダを行った左党に対して厳しい反発を示した。      スウェーデンのアン・リンデ外相は、「アルメダレン政策フォーラム」でテロ組織PKKを象徴する布切れを広げ、プロパガンダを行った左党に反発した。      リンデ外相は、自身のツイッターのアカウントからモルガン・ヨハンソン法務・内務大臣にも影響を与え、「これは断じて容認できない。PKKは1984年にオロフ・パルメ政権によってテロ組織とされ、多くの無実の人々の命を 全文をよむ

2022-07-01 熱波の日本、死者続出 (Hurriyet紙)

日本の首都、東京で猛暑の影響により17人が亡くなった。      日本の首都、東京とその近郊では、1951年以降で最速の梅雨明けとなり、都市で記録的熱波に影響により、命を落とす人が増加している。      東京消防庁の統計によると、温度計が6日連続で35度超えを記録しており、昨日6歳から97歳の294人が熱中症で病院に搬送されたといい、17人が熱波の影響で亡くなったことが分かった。      ■猛暑は続く      気象庁(JMA)は40度を超える可能性のある猛暑が来週も続くだろうと発表し、専門 全文をよむ

2022-07-01 スエーデン首相「トルコとの約束は守る」 (Cumhuriyet紙)

スウェーデンのマグダレナ・アンデション首相は、トルコとの約束を「100%」守ると述べた。      アンデション首相は、スウェーデンのSVD紙に対し語った中で、「トルコとの約束は100%守る」と話した。      同首相は、以前トルコから(テロ組織メンバーの)引き渡しの要求があったことを伝えつつ、「もちろん、約束の通りに行われる。トルコは以前引き渡しを要求したが、我々もこのことに注意を払ってきた。何度か国外追放を行ったが、ほとんどの場合はそうではなかった。約束は100%守る」と述べた。 全文をよむ

2022-06-30 エルドアン大統領、NATO総会を総括 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はマドリードで開催されたNATO首脳会議の後自身のSNSに投稿した。エルドアン大統領はサミットで話し合われた内容について投稿した。      エルドアン大統領は投稿で次のように述べた。「NATO史上最も重要な首脳会議の1つであるマドリード会議は成功裏に終わったと評価する。2010年のリスボン会議で合意された条項に代わって、将来の同盟に関するビジョンを扱う戦略コンセプトについて合意した。      統一すべきはウクライナ支援だ。しかし、この支援は平和に向けたビジョンがあったうえでな 全文をよむ

2022-06-29 NATO総会、エコノミスト誌「トルコは勝者」 (Hurriyet紙)

トルコ・スウェーデン・フィンランドによって署名された共同覚書では、「フィンランドとスウェーデンは、クルド民主統一党(PYD)/クルド人民防衛隊(YPG)及びトルコでフェトゥッラーテロ組織(FETÖ)として定義されている組織を支援しない」ことが合意された。合意は世界の報道機関において広く取り上げられた。英国のエコノミスト誌は、マドリードでのNATOサミットにおいて、トルコが拒否権[行使]の脅迫をやめる結果となった合意を「エルドアン大統領の勝利」と評した。      NATOのストルテンベルグ事務総 全文をよむ

2022-06-29 フィンランド・スウェーデンとの合意後、ただちにテロリスト引き渡し要請 (Milliyet紙)

ベキル・ボズダー法務大臣は、フィンランドとスウェーデンに在留するテロリストの引渡しに関して重要な声明を発表した。ボズダー大臣は「フィンランドでクルディスタン労働者党(PKK)6人、フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)6人、スウェーデンでFETÖ10人、PKK11人に関わるファイルが待機している。合意後彼らの引渡しの件を再び書面にして、念を押す」と述べた。      ボズダー大臣は、トルコ人権平等機関(TİHEK)によって開催される「人権の保護と促進における国内人権機関の役割の強化に関する国際サミ 全文をよむ

2022-06-25 エルドアン、NATO事務総長と電話会談 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イェンス・ストルテンベルグNATO事務総長と電話会談を行った。      大統領の報道担当局からの発表によると、会談では、スウェーデンとフィンランドのNATOへの加盟申請についての議題が取り上げられた。   エルドアン大統領は会談において、スウェーデンとフィンランドがテロ組織であるPKK(クルド労働者党)/PYD(民主統一党)/YPG(クルド人民防衛隊)に対して具体的かつ密接に関わることをやめ、防衛産業の輸出におけるトルコに対する禁輸措置および同様の制限を 全文をよむ

2022-06-22 ウクライナ穀物輸送路につきモスクワで露土会談 (Hurriyet紙)

穀物を積んだ船がウクライナからの出発するために行われた「レッドライン外交」の一環で、トルコとロシアの軍代表団がモスクワで会談した。会談は良好に進んだと報告された。会談の後、「アゾフコンコード」というトルコの貨物船がロシアの管理下にあるマリウポリから出発した最初の外国船となった。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が食糧危機解決に向けて実現させた外交努力と大統領が与えた指示の中で、フルシ・アカル国防相がロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣とウクライナのオレクシイ・レズニコフ国防相と会談し 全文をよむ

2022-06-22 サウジ・サルマン皇太子来土、対立から友好へその舞台裏は? (Cumhuriyet紙)

トルコとサウジアラビアの関係は、2018年のジャマル・カショギ殺害後、正常化し始めている。サウジアラビアのサルマン皇太子がトルコを訪問した。名前を公開していないトルコの政府高官らは、会談の舞台裏を共有した。      2018年、イスタンブルのサウジアラビア総領事館で反体制派ジャーナリストのジャマル・カショギが殺害された後、繋がりが切れていたアンカラ―リヤド間の正常化のプロセスが始まった。      過去数か月の間にサウジアラビアに行き、サウジアラビアのサルマン皇太子と会談したエルドアン大統領は 全文をよむ

2022-06-19 アフガニスタン不法難民、祖国へ送還 (Milliyet紙)

アフガニスタン不法難民、祖国へ送還      トルコ国内で拘束され、送還センターで待機させられていたアフガニスタンからの不法難民1135人のうち227人がマラティヤ発の航空機で自国に送還された。      トルコの治安部隊によって拘束された不法難民は、県の移民管理局附属の送還センターで待機させられており、手続きが完了した難民らは、各国が手配するチャーター機により自国へ送還される。マラティヤ県移民管理局の一時待機送還センターに移送されてきたアフガニスタンからの不法難民1135人のうち227人が、手 全文をよむ

2022-06-17 米、トルコとギリシャにエーゲ海問題鎮静化を求める (Hurriyet紙)

トルコとギリシャの間で「エーゲ問題」が続く中、ワシントンは2国に対して呼びかけを行った。ネド・プライス米国務省報道官はその日の記者会見でアメリカ政府のこの件に関する態度を明らかにした。      アンカラ・アテネ間で緊張が高まる中、アメリカから注意を引く発表があった。      その日の記者会見でネド・プライス米国務省報道官へギリシャがエーゲの島々を武装させることと、アメリカのこの件への態度が問われた。      プライス報道官は、質問について「この件に関する私たちの態度は数週間前にあなた方が聞 全文をよむ

2022-06-16 NATO事務総長、トルコとエルドアン大統領を称賛 (Hurriyet紙)

ベルギーの首都ブリュッセルで行われているNATO国防相会議において発言したイェンス・ストルテンベルグNATO事務総長が、トルコとレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を称賛した。      イェンス・ストルテンベルグNATO事務総長は、ベルギーの首都ブリュッセルにあるNATO本部で開催されたNATO国防相会議の後、記者会見に臨んだ。ストルテンベルグ事務総長は、国防相らが2週間後にスペインの首都マドリードで開催予定のNATOサミットの準備を完了したとして、次のように語った。      「我々はサミッ 全文をよむ

2022-06-16 緊張高まる中、トルコ・ギリシャ両外相、NATO会合で会話 (Milliyet紙)

アカル国防相とパナギオトプロス国防相は、トルコとギリシャの緊張がピークに達した頃に行われたNATO国防相会議で3、4分間会談した。国際的な報道機関は、握手する2人の大臣に注目した。      EU欧州委員会広報責任者のペテル・スタノ氏がギリシャの報道機関に向け行ったトルコに対する発表はギリシャ政府に熱狂的に受け入れた一方で、NATOサミットで行われた「握手」が報道機関の見出しとなっている。      ギリシャ首相キルヤコス・ミチョタキス氏は、トルコとの関係を悪化させたワシントン訪問の後、トルコに 全文をよむ

2022-06-12 ギリシア元軍人「まず、ボスフォラス海峡橋を破壊する!」 (Milliyet紙)

イズミル県セフェリヒサールで行なわれたトルコの軍事演習「エフェソス2022」の反響が後を引いている。ギリシアメディアは今日も演習について報道の勢いを下げていない。エルドアン大統領による「真剣に考えてほしい。冗談ではなく、真面目に言っている。大惨事を迎えてしまう」との警告を受け、ギリシアのテレビ番組に出演した退役海軍中将が、スキャンダルな発言を行った。      トルコとギリシアの関係は、ギリシアのキリアコス・ミツォタキス首相の5月の訪米以来、一転した。緊張が再び高まる中、トルコは、エーゲ海の島々 全文をよむ

2022-06-10 スエーデン外相、NATO加盟問題でトルコとの進展希望 (Hurriyet紙)

スウェーデンは、継続する戦争とNATO加盟の問題で続く緊張状態に関して新たに発表を行った。外相は「NATOの件でトルコとの交渉で建設的な前進を希望する」と述べた。      スウェーデン外相のアン・リンデは「スウェーデンのNATO加盟に関してトルコと行っている交渉で建設的な進展の達成を目標としている。」と述べた。      ロシアがウクライナへ攻撃を続けている中、スウェーデンとフィンランドがNATO加盟申請を行っており、トルコによる反対の後に3国間で交渉が始まっていた。      スウェーデンの 全文をよむ

2022-06-10 「ターキー」から「トゥルキイェ」へ、その背景 (Cumhuriyet紙)

トルコの国名を外国語でも「トゥルキイェTürkiye」に変更するという動きについて、フィナンシャル・タイムズで注目の記事が公開された。その記事では、この動きはトルコの国際的なイメージを強化するための試みの一部だとされている。      トルコの国名を国際的な場でも「Türkiye」にするための動きについて、世界のメディアも取り上げている。      国連は、現在使用している英語名の「トルコ」から「Türkiye」への変更を承認した。しかし、この変更が日常での使用において受け入れられるか否かはまだ 全文をよむ

2022-06-10 トルコ・ギリシャ間の緊張高まる―エーゲ海問題 (Cumhuriyet紙)

トルコ・ギリシャ間で最近相互に行われた声明が緊張を高める中、本日エルドアン大統領がギリシャ政権に向けた厳しい声明に対し返答が届くまでに時間はかからなかった。ギリシャ外務省は、以前対トルコ外交任務で使用された16枚の地図をもってエルドアン大統領に返答した。      トルコ・ギリシャ間で最近緊張が高まっている中、大統領で公正発展党党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン氏は「私たちは今一度ギリシャに対し、島の武装をやめ国際協定に従うよう呼びかけます。冗談ではなく、真剣に話しています。この国民は何か言え 全文をよむ

2022-06-08 チャヴシュオール外相、露ラブロフ外相と会談「ウクライナ穀物輸送に前向き」 (Cumhuriyet紙)

チャヴシュオール外相とラブロフ露外相が行った会談の後、両人は会見を行った。黒海で穀物輸送を展開する計画に関して話したチャヴシュオール外相は、「トルコとしてはこの計画を実行できると見ている」と述べた。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、トルコを訪れたセルゲイ・ラブロフ露外相と大統領官邸で会談を行った。      会談の後共同記者会見を開いたラブロフ露外相とチャヴシュオール外相は、「戦争は交渉を通じて終結させなくてはならない。我々は交渉に戻るための基盤整備をしていると認識している」と述べ 全文をよむ

2022-06-07 ロシアTV、核兵器使用を擁護 (Milliyet紙)

ロシアのテレビ番組における、「核戦争が幸福をもたらす」との発言が人々を恐怖に陥れた。一方、旗艦を失ったロシア艦隊は、黒海のウクライナ沖から逃げていった。      ロシアでは「戦争」、「占領」、「侵攻」、「攻撃」といった言葉の使用が禁止された。そんな中、ロシア政府は再度明確に「核兵器の使用」に言及した。ロシアの国営テレビ、ロシア1の番組の司会者ウラジミール・ソロヴィヨフ氏は、西側諸国によるウクライナへの長距離兵器供与に対し、ロシアは核兵器を用いて対抗するべきだと述べた。      「プーチンの代 全文をよむ

2022-06-05 アルメニアの首都で再び暴動 (Hurriyet紙)

アルメニア首都エレバンで発生した反政府デモに警察が介入。この事件で、警官34人を含む少なくとも50人が病院に運ばれた。      露インテルファクス通信社によれば、アルメニアのニコル・パシニャン首相の邸宅に向かいながら投石しはじめた群衆に対し、警察隊がスタングレネード弾で介入した。アルメニア保健省は、負傷者のうち1人が重体と発表しているが、それ以上の情報は明らかにされていない。デモ隊はパシニャン首相邸に向かうまで、2時間にわたって政府系の建物のあらゆる出入り口を封鎖し首相との話し合いを要求した。 全文をよむ

2022-06-03 ウクライナ穀物輸出へ、イスタンブルが拠点化 (Hurriyet紙)

ロシア・ウクライナ戦争の影響で発生した世界食糧危機を解決するため、トルコが進める集中的な外交折衝の末にロードマップが練られる中、イスタンブルに司令基地が作られることが計画されている。      黒海の北部での戦闘の影響で発生した穀物危機を解決するため仲裁に入ったトルコは、交渉を加速させた。      ■トルコに来る      入手した情報によれば、まずは港や貯蔵所で待機する穀物を輸送準備の列に加えるため、国連主導で様々な打開策が議題になった。この打開策を実現するためトルコの様々な試みによりロード 全文をよむ

2022-06-03 在トルコ・ウクライナ大使「トルコには5万人ウクライナ人在住」 (Milliyet紙)

ウクライナのバースィル・ボドナル大使は、「トルコから受けている支援に感謝している。何千人もの国民がここに避難した。現時点で、トルコに約5万人のウクライナ国民がいる。1500人の孤児が、トルコの南部にいる」と述べた。      ウクライナのボドナル大使は、自国で続いている戦争が100日目を迎えたことで、在トルコ大使館で記者会見を開いた。      ボドナル大使は、極めて困難な100日が経過したことに触れ、「100日間生き残ったことで満足してはいない。抵抗を続け、一定の成果を得た。これは、我々の独立 全文をよむ

2022-06-01 アルメニア、アゼルバイジャンに向け砲弾 (Cumhuriyet紙)

アゼルバイジャンの防衛省は、アルメニア軍が、二ヵ国の国境にあるカルベジェルとトヴズ郡の方角にあるアゼルバイジャン軍の拠点に向けて砲弾を発砲したと発表した。      アゼルバイジャン防衛相は、アルメニアがアゼルバイジャンの駐屯地に対し銃撃を行ったと発表した。         省庁から行われた発表では、5月31日夜から6月1日の夜までにトヴズ県のアーダム、カルベジェリ郡   ゼイリキ村の方角にあるアゼルバイジャンの駐屯地がアルメニア軍によって銃撃を受けたということが   伝えられた。      ア 全文をよむ

2022-05-27 日本、観光客に門戸開放 (Milliyet紙)

日本の岸田文雄首相は、新型コロナウイルスの影響で停止していた外国人観光客の受け入れが、6月10日から再び許可されることを発表した。      新型コロナウイルス感染症の影響で、世界で最も厳格な国境措置を実行した国の一つである日本は、国境を再び開放することを決定した。日本の岸田文雄首相は感染症の影響で実行してきた観光客の入国を、6月10日から再開すると表明した。      また、岸田首相は、沖縄や北海道の人気観光地への交通の要所となっている那覇空港や新千歳空港を発着する国際便を6月に再開すると述べ 全文をよむ

2022-05-25 トルコ・イスラエル外相会談-チャヴシュオール外相、イスラエル訪問 (Cumhuriyet紙)

トルコ共和国のメヴリュト・チャヴシュオール外相が、訪問先のイスラエルでヤイル・ラピド外相と会談した。両外相は、共同記者会見を開き、チャヴシュオール外相は次のように語った。      「親愛なるラピド外相ととても親しく、また率直に行われた対面会談と、代表団間の会談でのご対応に深く感謝する。我々は両国間の違いにも関わらず、持続可能な対話の継続が有益だという見解で一致した。これはそれぞれの国の機微性を互いに尊重することが基本でなければならない。この事は、単に我々二国間関係のためだけではなく、同時に我々 全文をよむ

2022-05-25 カルン報道官「具体的な提案がなければ進まない」NATO問題 (Hurriyet紙)

イブラヒム・カルン大統領報道官はスウェーデンとフィンランドとNATO会合に関する声明を発表した。カルン報道官は、「具体的な措置が取られない限り、進展することはない」と述べた。同報道官は「規則と手順が遵守されることを期待している」と述べ、「私たちの対話者は、過程に関してメモを取った。彼らのリーダーへ報告するだろう。この先、彼ら自身が私たちのこれらの要求に対して、どのような返答をするか見た上でこの対応を継続していく」と述べた。      カルン大統領報道官は、スウェーデンとフィンランドがNATOの代 全文をよむ

2022-05-24 シリアで5回目の軍事作戦? (Milliyet紙)

シリアの北で新たな軍事作戦シグナルがもたらされた。   エルドアン大統領は閣議ののちに驚くべき発表を行った。地域で開催される可能性のある第五作戦に関してテロと治安部隊の専門家であるアブドッラー・アール氏は、milliyet.com.trに対して緊張が高まっているのは第二地域であるということを伝えた。      「ユーフラテスの盾」、「オリーブの枝」、「平和の泉」そして「春の盾」・・・シリアの北部で今日に至るまで4つの作戦が実行された。   エルドアン大統領は、昨日の閣議ののちにシリアの北で新たな 全文をよむ

2022-05-24 ストルテンベルグNATO事務総長「解決を確信」 (Hurriyet紙)

ストルテンベルグNATO事務総長は、「トルコは、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟に関する懸念を表明した。我々は解決方法を見つけられると確信している」と発言した。      ストルテンベルグNATO事務総長は、世界経済フォーラムで講演を行った。      ストルテンベルグ事務総長は、テロ組織PKK(クルド労働者党)を支援するスカンディナヴィアの二国、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟に対するトルコの拒否権の行使に関して、「我々は、トルコと協議し、トルコの懸念を取り除く必要がある。これ 全文をよむ

2022-05-21 米高官「トルコの安全保障上の懸念は払拭可能」 (Hurriyet紙)

アメリカのジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)はスウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟問題で、トルコやレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が表明している安全保障上の懸念は払拭可能だと話した。      サリバン大統領補佐官は、バイデン大統領が韓国や日本などのアジア歴訪に向かう大統領専用機内で記者団の質問に答えた。      ■フィンランド閣僚「説明する用意がある」      サリバン氏は、バイデン氏が19日にスウェーデンとフィンランドの両首脳と会談したことに言 全文をよむ

2022-05-20 エルドアン大統領「悪いが、イエスとはいえない」 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、金曜礼拝の後記者団の質問に回答した。同大統領はスウェーデンとフィンランドのNATO加盟の手続きに関する外交的接触が行われていると明かし、「EU加盟国の大半が、自らの議会で発言の機会を与え、議会のメンバーともしているし、武器・弾薬を提供している。我々はこのことを把握している。悪いが、このテロ組織がNATOに加盟することに対し、イエスとは言えない。」と述べた。      エルドアン大統領は、金曜礼拝をウスキュダルのハジ・アリ・モスクで行った。同大統領はモスクを 全文をよむ

2022-05-20 英、トルコへの武器輸出禁止を解除 (Cumhuriyet紙)

イスマイール・デミル防衛産業大臣は、防衛産業の製品について英国によってトルコへ実施されている輸出制限が解除されると発表した。      イスマイール・デミル防衛産業大臣は、防衛産業の製品について英国によってトルコへ実施されている輸出制限が解除されると発表した。      スウェーデンやフィンランドがNATO加盟の申請をしたのち、トルコは、自国へ実施されている輸出制限や両国によるテロ組織への援助を理由に、この2国の加盟申請に拒否権を行使すると発表していた。 全文をよむ

2022-05-18 閣僚、エジプト訪問-関係悪化から9年ぶり (Cumhuriyet紙)

ヌレッディン・ネバティ財務・国庫大臣がイスラム開発銀行の会議に参加するために6月1日にエジプトを訪問する予定である。      トルコはエジプトと「関係修復」の措置を講じ始めた。ネバティ財務・国庫大臣が、イスラム開発銀行の総務会・理事の第346年次会議に参加するために、6月1日にエジプトを訪問する予定であるという。      ネバティ大臣の訪問は、大臣レベルで行われる9年ぶりのエジプト訪問であることから注目されている。      二国間の「関係修復」への歩みの中で、最初の最高レベルの動きは去年の 全文をよむ

2022-05-18 NATO加盟問題でトルコ・米外相会談 (Hurriyet紙)

ニューヨークで今日アメリカのブリンケン国務長官と会談するチャヴシュオール外相は、トルコがスウェーデンとフィンランドのNATO加盟に反対する理由を説明する予定である。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、テロ組織のクルディスタン労働者党(PKK)、民主統一党(PYD)、人民防衛隊(YPG)、フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)を支援し、保護していることを理由として、トルコがNATO加盟に反対しているスウェーデンとフィンランドの状況に関して、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官と今日重 全文をよむ

2022-05-17 フィンランド大統領「トルコとの問題は解決する」 (Milliyet紙)

フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は、フィンランドのNATO加盟に反対するトルコと問題が解決されると確信していると述べた。      歴史的決定によりNATO加盟申請の準備を行うフィンランドとスウェーデンは、トルコの反対を乗り越えようとしている。      隣国スウェーデンを訪問したフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は、トルコの反対により発生する問題を解決できると確信していると述べた。ニーニスト大統領は、フィンランドとスウェーデン両国がトルコと合意に達するであろうと強調し、次のように述べ 全文をよむ

2022-05-15 NATO事務総長のトルコ発言「大事な同盟者」 (Cumhuriyet紙)

北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、スウェーデンならびにフィンランドのNATO加盟に関するトルコの姿勢を評した。      NATOのベルリン外相サミットの後開かれた記者会見にビデオをつないで参加したNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、「トルコは北欧諸国の加盟申請を阻みたくはないと明言した。トルコが伝えている懸念は、加盟資格や加盟手続きに遅れが出ないように対応できると確信している」と話した。      イェンス・ストルテンベルグは、「トルコは重要な同盟 全文をよむ

2022-05-15 トルコ外相、フィンランド・スウェーデンは「テロ支援国」 (Milliyet紙)

フィンランドとスウェーデンのNATO加盟に関し、トルコのチャヴシュオール外相は、「トルコとしての姿勢を明確にした。フィンランドおよびスウェーデンとの会談で、トルコ側の懸念が払しょくされるような提案がなされた」と述べた。      ドイツ訪問中のメヴリュト・チャヴシュオール外相が、NATO加盟国外相らによる非公式会合後に報道機関に向け声明を発表。      チャヴシュオール外相は記者会見で、ベルリンで開催された、NATO加盟国外相会合(非公式)に出席したことを明かし、「ご存知のように、NATO加盟 全文をよむ

2022-05-14 米、シリアのクルドYPG支配域へ「優遇措置」 (Milliyet紙)

アメリカは、テロ組織PKKとつながりがあるYPGが支配下におくシリア北東部で、投資を行う企業に優遇措置をとる。      アメリカは、シリア北東部に投資を行う企業をアサド政権に対する制裁の対象から外す。独DWトルコ語が伝えた。イスラム国に対抗する有志連合がモロッコ・マラケシュで開いた会合に参加したアメリカのヴィクトリア・ヌランド国務次官は、[計画の]目的はイスラム国から奪還した地域を支援し、再拡大を防ぐことだと明かした。ヌランド国務次官は「アメリカは、数日内にイスラム国から奪還したシリア領のうち 全文をよむ

2022-05-13 エルドアン大統領、フィンランドとスウェーデンのNATO参加に否定的見解 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、金曜礼拝の後に記者団に対し発表を行った。エルドアン大統領は、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟の判断に関して、事態の展開を注視しているが肯定的な見解ではないと発言した。エルドアン大統領は、アメリカがクルディスタン労働者党(PKK)/人民防衛隊(YPG)に対しシリアで認めた免責についても重要なメッセージを出した。      エルドアン大統領は、「我々は今、スウェーデンとフィンランドに関する事態の展開を注視している。しかしながら、肯定的な見解ではない。我 全文をよむ

2022-05-07 イギリス、トルコへの医療ツーリズムに警告「死者17人」 (Cumhuriyet紙)

イギリス外務省は最近トルコへの医療ツーリズムが増加傾向にあるとし、国民に対しこの旅行中に17 名が死亡していると注意を呼びかけた。      感染拡大の影響が軽減するに伴い、1000億ドル規模の世界的な医療ツーリズム市場おけるトルコのシェアは再び高まってきた。   トルコ統計機構(TÜİK)の国境ゲートでの調査に基づくと、2021年の後半の10ヶ月に治療のためにトルコを選ぶ観光客数は約37万1千人に達した。   しかしトルコは美容医療と医療ツーリズムで重要な地点であるとはいえ、未だに国内での不適 全文をよむ

2022-05-06 ロシア大富豪のヨット、ボドルムに停泊 (Milliyet紙)

ムーラ県ボドルムで、ロシアのビジネスマンであるアレクサンデル・グリゴリェヴィッチ・アブラモフ氏が所有する「チタン」という名の豪華客船が停泊した。      ロシアのビジネスマンであるアレクサンデル・グリゴリェヴィッチ・アブラモフ氏が所有する豪華客船が、5月4日にムーラ県のフェティイェ郡に燃料補給のため停泊した。      客船の乗客らはしばらくフェティイェ郡の村々を散策した後、ボドルム郡を訪れた。ヤルチフトリキ近辺に停泊しているこの客船はケイマン諸島船籍で、全長80メートル、幅13メートルで建造 全文をよむ

2022-05-03 エルドアン大統領「シリア人100万人自主帰国計画を準備」 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領は、イドリブで開催されたブリケットハウス(避難民のための住宅)受け渡し式典にビデオメッセージを寄せた。同大統領は「我がシリア人兄弟100万人が[自主的に]帰国できるように計画を進めている」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イドリブで開催されたブリケットハウス受け渡し式典にビデオメッセージを寄せた。彼は、シリア人が安全地域に帰還できるよう必要な手筈を整えていくと明かし、「我がシリア人兄弟100万人が[自主的に]帰国するための計画を進めている」と述べた。  全文をよむ

2022-04-29 エルドアン大統領、サウジ訪問 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、サウジアラビアのジッダでサルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王およびムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談を行った。エルドアン大統領は会談に関する発表を行い、「歴史的、文化的、人道的つながりを持つ兄弟国として、我々の間のあらゆる政治的、軍事的、経済的関係を強化し、新たな時代の幕開けに向けた努力の真っ只中にある」と述べた。      エルドアン大統領は、サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王の招待による2日間の訪問の日程で、エミネ・エルド 全文をよむ

2022-04-29 エルドアン、プーチンと会談「仲介役を務める」 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を実施した。エルドアン大統領はプーチン氏との会談でトルコでのロシア・アメリカ間の人質交換について議論した。      大統領府通信局が行った発表によれば、会談では27日トルコで実現したロシア・アメリカ間の人質交換(の話題)に加えて、ウクライナでの戦争の展開についても話し合った。    ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は会談で、国家諜報機構の調整と監視のもと、27日トルコで実現したロシア人パイロットのコンスタン 全文をよむ

2022-04-27 米露、トルコで捕虜交換 (Cumhuriyet紙)

アメリカとロシアにより重要な捕虜交換が実施された。報道によると交換はトルコで行われたという。      アメリカとロシアにより重要な捕虜交換が実施された。交換されたのは、アメリカで薬物密輸の罪により禁錮20年を言い渡されたロシア人パイロットのコンスタンティン・ヤロシェンコ氏と、ロシアで警官への暴行により禁錮9年を言い渡された元アメリカ海軍司令のトレバー・リード氏である。伝えられるところでは、捕虜交換はトルコで行われたという。      アメリカのジョー・バイデン大統領は、この件に関し「捕虜交換」 全文をよむ

2022-04-24 バイデン大統領、アルメニア1915年事件を「ジェノサイド」と言明 (Cumhuriyet紙)

バイデン米大統領が「1915年事件」を改めて「ジェノサイド」と言明したことは、外務省の反発を呼んだ。外務省は「政治的理由で歴史的事実を歪曲するこの類の声明や決定を拒否するとともに、この間違いに固執する者を非難する」という声明を出した。      バイデン米大統領は「1915事件」記念日に関する声明書で、起こった出来事を改めて「ジェノサイド」と言明した。外務省はバイデンの声明に反発を示した。外務省の声明では、「1915年事件について歴史的事実や国際法と合致しない声明の有効性は無い。これにはバイデン 全文をよむ

2022-04-24 シリアに向かう露機の飛行禁止 (Hurriyet紙)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相が、ロシアからシリアへ向かう軍用および民間航空機に対して、トルコ領空を封鎖(飛行禁止)にしたと発表。      外交関係強化を目的として南米を訪問したチャヴシュオール外相は、機中で記者らの取材に応じた。      チャヴシュオール外相は、「ロシアからシリアへ向かう軍用ならびに民間航空機に対して、トルコ領空を飛行禁止とした。4月に飛行禁止とする見込みであることを3月のモスクワ訪問時にロシア側に伝えた」と述べた。同外相は、この決定を露セルゲイ・ラブロフ外相と共 全文をよむ

2022-04-22 露ペスコフ報道官「日本はロシアの敵対国家」 (Milliyet紙)

ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、クリル諸島に関する日本の声明に反発し、「日本はロシアの敵対国家になった」と述べた。      日本国外務省により公表された報告書で、ロシアとの食い違いが生じているクリル諸島南部について「不法占拠されている島々」と位置づけられていることに対し、 クレムリンから反発があった。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、日本のこの動きに対し厳しい言葉で反発を示し、「この4島はロシアにとって譲ることのできない地域である。率直に言って、日本が敵対国家となり、ロシア 全文をよむ

2022-04-20 セルビア「圧力に拘わらずロシア制裁に加わらず」 (Cumhuriyet紙)

セルビアは、自国に対する圧力が継続しているが、ロシア制裁に加わらない意思を示した。      ロシア・ウクライナ間の戦争開始以来中立を保っているセルビアの態度に、西洋の数か国が批判を集中させている。セルビアからロシアに対して新しいメッセージが届いた。      セルビアのアナ・ブルナビッチ首相は、セルビアはロシアに対する制裁を実行せず、ベオグラードはこの問題に関して外圧にも拘わらず制裁に反対し続けると述べた。      ■「我々は原則に基づいた政策を継続する」      アナ・ブルナビッチ首相は 全文をよむ

2022-04-20 マリウポリ、スレイマン・モスクの現状 (Milliyet紙)

ロシアの侵略者が数週間にわたって砲撃を続けるウクライナの都市マリウポリから、今日6000人の子ども、女性、高齢者を避難させることが目指されている。ウクライナ軍の少佐が記録した1分間の援助要請は世界的な反響を得た。映像はエルドアン大統領、アメリカの指導者であるバイデン大統領、イギリスのジョンソン首相にタグ付けされて、共有された。同市のスレイマン・モスクの写真は、衝撃的な効果を生み出した。      アゾフ海の海岸に位置するウクライナの都市マリウポリは、1カ月以上の間ロシアの侵略者の包囲下にある。ほ 全文をよむ

2022-04-17 エルドアンの要請でマリウポリ・スレイマン1世モスクのムスリム救出 (Milliyet紙)

ロシア政府は、トルコのエルドアン大統領からの要請に基づく作戦により、マリウポリのモスクで数週間にわたって孤立していた人々が紛争地帯外へ脱出したと発表した。      数週間にわたり激しい爆撃にさらされたマリウポリ市で、現地のモスク内で孤立していた人々が救出されたとロシア軍が発表した。      アゾフ海沿岸にあるこの都市では、一カ月以上におよぶ包囲の間、多くの人がプリモルスキー地区にあるスレイマン1世モスクに避難した。このたびロシア国防省は、数週間以上モスクから出ることのできなかった人々が、紛争 全文をよむ

2022-04-16 200~300万人ロシア人観光客の求めは、予約便がキャンセルにならないこと (Milliyet紙)

今年は250~350万人のロシア人観光客がトルコで休暇を過ごすことが予想されている。しかし今年はロシアが(経済)制裁下にあるため、観光客を輸送する飛行機をトルコが差し押さえしないことの保証をもとめている…      イスマイル・シャーヒン記者   ウクライナでの戦争のため制裁の嵐の下にあるロシアは、今でもトルコで休暇を過ごす市民を輸送する飛行機が差し押さえられることを恐れており、そのためトルコに保証を求めている。      トルコ航空(THY)のエカテリンブルグ~イスタンブル間の運航は、4月16 全文をよむ

2022-04-15 トルコ外務省、アクサ―モスク襲撃でイスラエル非難 (Hurriyet紙)

外務省はイスラエル軍のアクサーモスクのイスラム教徒に対する厳しい介入について発表を行った。行われた発表では「アクサーモスクにおいてイスラム教徒に介入し、負傷者を出したことを我々は容認できず、強く糾弾する。」と述べられた。      外務省から行われた発表では以下のように述べられた。      「パレスチナのジェニンを初めとするいくつかの都市においてイスラエル治安部隊が子ども1人を含むパレスチナ人7人の死者を出したこと、今朝礼拝のためにアクサーモスクに来ていたイスラム教徒に介入し、負傷者を出したこ 全文をよむ

2022-04-15 エルドアン大統領、バルザーニー北イラク・クルディスタン大統領と今日、会見 (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)のエルドアン大統領が今日ドルマバフチェ宮殿でマスルール・バルザーニー北イラク・クルディスタン大統領を迎え入れると伝えられた。      イラク・クルディスタン地域政府大統領マスルール・バルザーニーが今日トルコ時間17時にドルマバフチェ宮殿の執務室でAKP党首兼大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領によって迎え入れられる。      両指導者の会談では地域的議題や両国間関係が議論されることが期待されている。   バルザーニー大統領とエルドアン大統領の会談後に発表が行われるか 全文をよむ

2022-04-14 ウクライナで拘束のヴィクトル・メドヴェドチュクの妻、エルドアンに支援要請 (Hurriyet紙)

トルコは、ウクライナ危機の解決に向けもっとも重要な仲介者の役割を続けている。ウクライナで逮捕された「野党プラットフォーム―生活党」のリーダー・ヴィクトル・メドヴェドチュクの妻オクサナ・メルチェンコさんは、この野党政治家の解放に向け、タイイプ・エルドアン大統領に支援を求めた。オクサナ・メルチェンコさんは、YouTUBEの個人アカウントからメッセージを発表し、「尊敬するエルドアンさん」と呼びかけたメッセージで、自身がヴィクトル・メドヴェドチュクの妻であるとし、次のように述べた。      「私は野党 全文をよむ

2022-04-13 愛のために宮殿をでた皇女の新しい仕事-真子さまの物語 (Hurriyet紙)

世界は彼女を「愛のために皇室をも100万ドルをも手放した皇女」として認識している。現在は平穏な生活を継続するために取り組み始めた彼女の新しい仕事が話題の最前線を占めている。      ■ボランティアとして働く予定      上皇明仁陛下の孫である眞子様は、愛する小室圭氏のために皇女の称号も、皇室を離れる皇女に与えられる130万ドルの受け取りも辞退し、結婚後ニューヨークへ移住した。現在「元皇女」となった眞子様からある知らせが届いた。大学で博物館研究員として教育を受けた眞子様は、新生活を始めたニュー 全文をよむ

2022-04-10 ウクライナ抵抗の立役者トルコ製無人機に、米製ミサイル搭載へ (Milliyet紙)

米国防総省が先週発表した最新の対ウクライナ包括支援の最優先事項は「レーザー誘導ロケットシステム」となった。ウクライナのバイラクタルTB2武装無人航空機(SİHA)飛行隊所有のロケットが減っているという報道に混じり、米軍はバイラクタルSİHAに新ミサイル搭載のため動き始めた。      米誌フォーブスの報道によると、バイラクタルは侵攻との戦いにおいてウクライナが収めた意義ある成功の一つとなった。米プレデターの小型版を連想させるトルコ供与の無人航空機は、夜間飛行かつこれもまたトルコが供与したレーザー 全文をよむ

2022-04-08 トルコ外務省、アルメニア・アゼルバイジャン問題で声明 (Hurriyet紙)

トルコ外務省は、アゼルバイジャンとアルメニア両国間で和平合意に向けて準備が開始され、合同国境委員会が設立されることに関し合意に到ったことを喜ばしく思う、と明らかにした。      外務省による書面による発表では、「欧州理事会議長シャルル・ミシェルがホストとなって4月6日にブリュッセルでアゼルバイジャン大統領イルハム・アリエフとアルメニア首相ニコル・パシュンヤンの会談が実現された。その結果、両国外相に和平合意に向けて準備を開始する件で指示が出され、 両国間で4月終わりまでに合同国境委員会が設立され 全文をよむ

2022-04-08 ゼレンスキー、ギリシャ国会で演説、混乱招く (Cumhuriyet紙)

ウクライナのゼレンスキー大統領は、参加したギリシャ議会の会議の場で、オスマン帝国内で「大ギリシャ」の理想を実現することを目指して結成された組織「フィリキ・エテルヤ」に言及した。      ウクライナのマリウポリで起きていることに関連して、ビデオ会議形式でギリシャ議会で演説を行ったウクライナのウォロデミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナが、ギリシャ人らによってキリスト教化した正教の国の一つであることに言及しつつ、ギリシャの人々と政府に対し、同国への支援に謝意を表した。      ゼレンスキー大統 全文をよむ

2022-04-07 米議会でトルコへの武器供与審議:F-16システム (Cumhuriyet紙)

アメリカ国務省は、議会に対し、トルコへのF-16戦闘機の売却は、アメリカにとって利益となると明らかにした推奨文書を送り、その中で「F-16戦闘機の売却は、アメリカの利益となり、理にかなっている。そして、NATOの今後の将来の計画にプラスとなるだろう。」と述べた。      アメリカ国務省は、トルコへのF-16戦闘機の売却のための一歩を踏み出した。アメリカの国務省は、議会へ提出した推奨文書で、アメリカのジョー・バイデン大統領政権がトルコに可能なF-16戦闘機を売却することは、アメリカの国家安全保障 全文をよむ

2022-04-06 キーウ滞留のトルコ機2機、はじめて映像に映る (Milliyet紙)

戦争のためウクライナで2機のトルコ輸送機が滞留した。CNNトルコ取材班は輸送機を初めて映像で捉えた。      2月24日、人道支援を行うトルコ空軍のA400M型輸送機2機がウクライナのキーウにあるボリスポリ空港に着陸した。飛行機の着陸と同時に爆撃が始まり、飛行機はウクライナで身動きが取れなくなった。CNNトルコ取材班は、ロシアとウクライナの戦争によってボリスポリ空港で待機している2機の輸送機を撮影した。      ボリスポリ空港の最新の状況を伝えたCNNトルコ特派員のサメト・ギュネリ氏は、「ウ 全文をよむ

2022-04-03 ドイツのドネル・ケバブ、50周年! (Milliyet紙)

ドネルケバブがドイツに持ち込まれて50周年。独メディアのみならず、独社会学者エーベルハルト・サイデル氏も、ドネルケバブの歴史と文化的側面を詳述した著書によっても、50周年が祝われている。      トルコ人労働者がドイツに移住して60年が経過し、トルコ伝統のドネルケバブサンドが、「ドイツのドネル」として誕生してから半世紀が過ぎた。   独社会学者エーベルハルト・サイデル氏は、35年に及ぶ自身のドネルケバブ研究を経て、「ドイツのドネル」50周年を記念し、『ドネル:トルコ-ドイツ文化史』を出版した。 全文をよむ

2022-04-01 コジャ保健相「健康保険の使い方に注意」 (Hurriyet紙)

社会保険機構(SGK)が、2022年4月30日までに疾病に関するレポートを更新する必要があり、更新しなければこのレポートは無効とされ、記載されている薬品が購入できなくなると発表したことについて、ファフレッティン・コジャ保健相は「全ての保健レポートは年末まで有効だ」と述べた。      保健省健康サービス総局は、病院での申請上の負担を軽減するために「保健レポートに関する施策」という声明を発表した。      ファフレッティン・コジャ保健相が本件についてコメントした。      コジャ保健相は「パン 全文をよむ

2022-04-01 エルドアン大統領「プーチン・ゼレンスキー会談をイスタンブルで」 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、金曜礼拝の後、記者らの質問に回答した。エルドアン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領がイスタンブルで会談し得ると明かし、「もしイスタンブルで首脳会談が実現し、最終的には好ましくない潮流をよい状態に戻す決定が両首脳によって実現することになれば、トルコとして非常に喜ばしく思うことになろう。」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ウスキュダルにあるハズレティ・アリ・モスクで金曜礼拝を行った。金曜礼拝には、エルドアン大統領にイスタン 全文をよむ

2022-03-31 エルドアン・ゼレンスキー、緊急会談 (Cumhuriyet紙)

速報:AKPのエルドアン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行った。会談ではロシアとウクライナの交渉代表団がイスタンブルで行った停戦協議について議論された。      大統領府コミュニケーション局の説明によると、会談ではロシアとウクライナの代表団が火曜日にイスタンブルで行った停戦協議について議論された。      AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イスタンブルでのウクライナとロシアの交渉代表団の停戦協議は、戦争を終わらせ、平和を確立するプロセスに有意義な推進力を与え 全文をよむ

2022-03-30 トルコに「後見」?そのリスクは? (Cumhuriyet紙)

ウクライナは和平交渉でNATO第5条と同様の枠組みの構築を求めた。この枠組みは、集団的安全保障の原則に基づくものである。かつてNATOのトルコ大使を務めたウミト・パミル氏は、ウクライナが議題に挙げた安全保障に関して、「将来ロシアがウクライナに対して再び軍事行動を開始した場合、それぞれの国に課される安全保障は、トルコが戦争状態に突入させる可能性がある」として、Cumhuriyet に語った。      1994年、ウクライナはブダペストで自国の核兵器廃絶を約束する覚書に署名した。パミール氏は、この 全文をよむ

2022-03-30 露宇イスタンブル和平交渉、チャブシュオール外相が総括 (Hurriyet紙)

外務大臣メヴリュト・チャウシュオールは、ロシア-ウクライナの交渉の大使たちの会合に関連して大統領府ドルマバフチェ・オフィスでスピーチをした。「この戦争はもう止めなければならない」と語ったチャヴシュオール大臣は、「この問題においては、和解と共通の合意へ達せられた。各交渉では、現在に至るまで最も意味のある前進が今日、行われた。」という表現が用いられた。      ロシア-ウクライナ戦争を終えるために、実行された歴史的な会合は今日ドルマバフチェ・オフィスで実行された。エルドアン大統領の開会のスピーチの 全文をよむ

2022-03-28 宇露和平交渉イスタンブルで開催 (Milliyet紙)

ロシアとウクライナの両外相がアンタルヤで会談をしたのちの会談もトルコで行われる。エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領の会談において和平交渉代表団がイスタンブルで交渉を行うことが合意された。      アンカラ・ミッリイェット紙−ロシアとウクライナの戦争を終結させるために外交団を任命したトルコは、本日両国の代表団間の和平交渉に場を提供することとなった。レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は昨日、ロシアのヴラディーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。両大統領はロシアとウクライナの和平交渉代 全文をよむ

2022-03-27 ロシアのE40水路計画、トルコに大きな影響 (Milliyet紙)

ウクライナを東西に分かち、ウクライナ中央を流れるドニエプル川付近へのロシア軍の進行は、E40水路計画を再び俎上に載せることとなった。ロシアのウクライナ侵攻後E40水路計画の行末はどうなるのか?トルコにとっての計画の重要性に注目するトルコ海運・グローバル戦略センター長で退役少将のDoç.Dr.ジハット・ヤイジュが驚くべき発言をした。      ロシアがウクライナに侵攻して1ヶ月が過ぎた。ロシアが2月24日に開始したウクライナ侵攻により発生した戦争で何千人もの人々が命を落とし、多くのウクライナ人が住 全文をよむ

2022-03-27 親露チェチェン兵、マリウポリで活動 (Cumhuriyet紙)

露ウラジーミル・プーチン大統領への支持で知られるチェチェン共和国の指導者ラムザン・カディロフ大統領が、ロシアのウクライナ侵攻のなかでも特に激戦地となっているマリウポリ市でのチェチェン兵の姿をソーシャルメディアで共有した。      2月24日に開始されたロシアのウクライナ侵攻は、最激戦地域の筆頭であるマリウポリ市で続いている。      戦争開始初日から露ウラジーミル・プーチン大統領を支持していることで知られるチェチェン共和国ラムザン・カディロフ大統領が、昨日(3月26日)、ロシアのウクライナ侵 全文をよむ

2022-03-26 フランス、マウリポリ人命救出へトルコ・ギリシャと共同行動提案 (Hurriyet紙)

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、欧州連合サミット後に声明を発表し、ロシアが最も損害を及ぼしたウクライナの街の一つであるマウリポリにおいて、トルコ及びギリシャ両国と共同で避難作戦を実施するのを計画していると明らかにした。      マクロン大統領は、実行予定中の避難作戦を行うことで、市内に閉じ込められている10万人近くの人々を避難させようと計画している。人道的作戦の実施に関する詳細を詰めるために大臣及び事務方レベルで共同作業が進められる予定である。      ■プーチン大統領との会談   全文をよむ

2022-03-26 ロシア・ジョージア国境で30日間足どめのトラック何千台、SOS (Milliyet紙)

ロシアとジョージア(グルジア)の間のヴィラディカフサスの国境ゲートにて、数キロメートルの長い行列を作っているトルコ人の国際トラックの運転士が、30日間国境を通過する高速道路の道路沿いで待たされていることを発表し、救援を求めている。国際トラックの運転士エロール・ウウルさんは、国境で待っている運転士は数千人にもなると話した。      ロシアとジョージア(グルジア)の間のヴィラディカフサスの国境ゲートにて足止めを受けている数千人ものトルコ人の国際トラックの運転士は、30日のあいだ待っており、食べ物や 全文をよむ

2022-03-26 ゼレンスキー、エルドアンとの会談後、声明発表 (Hurriyet紙)

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナが見舞われている戦争を止めるための方策について、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領やNATO首脳らと会談したと伝えた。      ロシアによるウクライナ攻撃が続く中、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナが見舞われている戦争を止めるため、外交的な動きを続けている。ゼレンスキー大統領は人々に対して行った呼びかけで、戦争終結のために何ができるのかについてレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領やNATO首脳らと会談したこ 全文をよむ

2022-03-23 オランダ首相トルコ訪問「仲介はトルコしかない」 (Hurriyet紙)

オランダのマルク・ルッテ首相が10年ぶりにアンカラを訪問し、オランダの紙面を大いに占めた。オランダメディアは、トルコがウクライナで進行している戦争を止める重要な役割を担っていると注意を引いている。また各紙では「トルコはNATOの中でウクライナ問題を仲介することができる唯一の国である。仲介者の役割はエルドアン大統領がふさわしい。」という内容が多く見られる。      10年ぶりにトルコを公式訪問したオランダのルッテ首相は、昨日レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と大統領官邸で対面した。二人のリーダ 全文をよむ

2022-03-22 ウクライナからボスフォラス海峡に機雷? (Cumhuriyet紙)

ウクライナ海事局長局長補佐ヴィクトル・ヴィシュノフ氏は、「これらは完全にロシアの情報公害だ。彼らは、黒海への通過が望海されるため合法な基盤をつくるという名目で「機雷の脅威」を話題に上らせたのだ」と述べた。      ロシアとウクライナ間の戦争が続く中でその前日にロシア連邦保安庁の主張は国際世論またトルコにおいても話題となった。      FSBは、オデッサ沖でウクライナ人たちによって埋められた機雷による破裂が起こり始めたと主張をしながら、この地雷がイスタンブルのボスフォラス海峡に到達する可能性が 全文をよむ

2022-03-21 米土関係者「トルコは露製S400システムをウクライナへ提供」報道を否定 (Cumhuriyet紙)

米国メディアのニュースで、米国がトルコに対してS-400ミサイルをウクライナへ渡すよう要請したと報じられたが、米土双方の関係者はこの報道を否定した。      数日来、米国メディアにおいてトルコがウクライナにS-400航空ミサイル防衛システムをウクライナに移送するといった内容のニュースが取り沙汰されている。      はじめにウォールストリートジャーナルで、元CIA長官のポール・コルベ氏が「トルコが有するロシア製ミサイルによってウクライナを守ることができる」と題した分析記事においてアンカラ政府が 全文をよむ

2022-03-19 チャヴシュオール外務大臣、日本外相と会見「国際システムの抜本的改革が必要」 (Milliyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、林芳正日本外務大臣と共同記者会見に臨んだ。チャヴシュオールは、「ロシア–ウクライナ戦争でも我々の地域での最新の状況から見られることからも、国際安全保障理事会を筆頭とした国際システムの抜本的改革が行われなければならない」と述べた。      メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、アンタルヤで日本の林芳正外務大臣と会見を行ったのちの会見において、「ロシア–ウクライナ戦争でも我々の地域での最新の状況から見られることからも、国際安全保障理事会を筆頭とした国際シス 全文をよむ

2022-03-19 ウクライナ人有名テニス選手、戦争に参加するためにトルコを発つ。「座って見ていられない」 (Milliyet紙)

ウクライナで祖国防衛のため武器を取るスポーツ選手や芸術家の数が増えている。CNNに話した、元テニス世界13位のドロゴポロフ氏も戦争に参加するために荷物をまとめて祖国に帰還し、最初に退役軍人から武器の取り扱いを学んだ。      祖国防衛のために戦争に参加するウクライナ人スポーツ選手の中には、ボクシングチャンピオンのオレクサンドル・ウシュク氏やワシル・ロマチェンコ氏、ボクシング界の伝説であるクリチコ兄弟やキエフ市長のヴィタリ氏などがいる。33歳の元世界ランク13位のドロゴポロフ氏は、「ここに残る数 全文をよむ

2022-03-16 モスクワでラブロフ・チャブシュオール会談 (Hurriyet紙)

トルコ外相のメヴリュト・チャブシュオール氏とロシア外相のセルゲイ・ラブロフ氏はモスクワで集まり、ウクライナ危機について会談を行った。両外相は二者会談の後、報道陣からの質問に答えた。チャブシュオール外相は「トルコは役目を果たした」と話し、プーチン大統領とゼレンスキ大統領間の交渉についても開催国を務める可能性があるとした。      本日16日、チャブシュオール外務大臣は、ロシアのラブロフ外務大臣と会談した。二者会談の後、報道陣のカメラの前に現れた両外相は、ウクライナ情勢について注目に値する発表を行 全文をよむ

2022-03-15 トルクメニスタンの新大統領、明らかに (Yeni Safak紙)

トルクメニスタンで行われた大統領選挙で、グルバングルィ・ベルディムハメドフ大統領の息子、セルダル・ベルディムハメドフ氏が得票率72.97%で大統領に選出された。      中央選挙管理委員会は、3月12日に実施した大統領選挙の結果を発表した。      この選挙の投票率は97.12%で、9人の候補者が立候補した。      現在40歳のセルダル・ベルディムハメドフ氏は、彼の父、グルバングルィ・ベルディムハメドフが現在務める大統領ポストをめぐり、8人の候補者と争った。      その結果、セルダル 全文をよむ

2022-03-15 ヴァンでノールーズ前夜祭 (Hurriyet紙)

ヴァン知事府は、県全体でデモンストレーション行進そして屋外での会合が15日間にわたって禁止されたと伝えた。      HDPは、ヴァンで3月20日に開催される予定のネヴルースの会合の前にヴァン知事府によって行われた発表で、県全体で行われる行進そして屋外の会合が禁止されたということが伝えられた。      知事府から行われた発表では、決定とともに「生命そして財の安全性が担保されること、テロ組織の計画が排除されること、国家の安全性が担保されること、公共の秩序そして一般的に健康が守られること、また犯罪 全文をよむ

2022-03-12 エルドアン大統領、バルザーニー・クルド自治区大統領と会談 (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イラク・クルド自治区(通称IKBY)のネチルヴァン・バルザーニー大統領を迎え入れた。      エルドアン大統領は、NEST会議場で開催された、アナトリア通信社(AA)の「グローバル・コミュニケーション・パートナー」である「アナトリア外交フォーラム」の2日目の外交折衝の中でIKBYのネチルヴァン・バルザーニー大統領と会談した。      エルドアン大統領が滞在するホテルで行われた会談は、報道陣に非公開で1時間続いた。      会談には、フアット・オクタイ 全文をよむ

2022-03-12 マリウポリのモスク空爆ニュースはフェイク? (Hurriyet紙)

ウクライナ外務省はマリウポリの「立法者スレイマン1世と寵妃ヒュッレム・モスク」が空爆されたと伝えた一方、立法者スレイマン1世モスク協会のイスマイル・ハジュオール協会長はCNNトルコの放送に出演し、モスクに損傷はなくけが人もいないと話した。      ロシアのウクライナ攻撃は17日目となっても続いている。       時折民間人の居住地域も標的とされている攻撃では、ウクライナ外務省はマリウポリの立法者スレイマン1世と寵妃ヒュッレム・モスクが空爆されたとする主張をTwitterに投稿した。      全文をよむ

2022-03-12 トルコ・アルメニア外相会議「関係、新時代へ」 (Hurriyet紙)

アンタリヤで開かれている外交フォーラムで、メヴリュト・チャヴシュオール外相は外交活動を続けている。チャヴシュオール外相はアルメニアのアララト・ミルゾヤン外相と会談し、重要な発表を行い、国交正常化に向けた取り組みの詳細を明かした。会談後、外務省は「両外相はトルコ・アルメニア関係の完全な正常化と善隣関係の構築を目的とする動きが、前提条件なしに継続するよう取り組むと繰り返し、さらに地域全体で正常化が必要であるという点で見解の一致をみた」と発表した。      チャヴシュオール外相は、アンタリヤ外交フォ 全文をよむ

2022-03-11 アンタルヤ外交フォーラム開催 (Hurriyet紙)

速報によると、メヴリュト・チャヴシュオール外相が今年で、2回目の開催となったアンタルヤ外交フォーラムで演説した。チャヴシュオール外相は「アンタルヤ外交フォーラム(ADF)の参加者とADFが置かれている状況、雰囲気を見ると、ここはまるで国連のような環境を呈している。アンタルヤで団結した知性がそうした雰囲気を作り上げている。さまざまな問題や違いを頭で考えて解決しなければ協働はできない」と述べた。      アンタルヤ外交フォーラム(ADF)の開会に際して演説したメヴリュト・チャヴシュオール外相は、昨 全文をよむ

2022-03-11 NATO事務総長「トルコの尽力を評価」 (Milliyet紙)

CNNトルコの生放送で質問に回答したイェンス・ストルテンベルグNATO事務総長は、「できる限りのことをして戦争を終わらせる必要がある。トルコの尽力を評価し、前向きに歓迎している。」と述べた。      アンタルヤ外交フォーラムに参加するためトルコを訪れたイェンス・ストルテンベルグNATO事務総長は、CNNトルコの生放送で質問に回答した。      ■「トルコの尽力を評価している」      「できる限りのことをして戦争を終わらせる必要がある。」と話したストルテンベルグ事務総長は、「トルコの尽力を 全文をよむ

2022-03-10 チャヴシュオール外相、ロシア・ウクライナ外相会談を総括 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相はアンタリヤで行われたトルコ・ウクライナ・ロシアの三カ国会談の後、記者会見で、重要な評価を行った。「持続可能な停戦」を強調したチャヴシュオール外相は、「最初の会談で奇跡は期待するべきではない」と発言した。      アンタリヤで、ロシア・ウクライナ間の戦争終結のため、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相と、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相、ウクライナのドミトロ・クレバ外相が参加した三カ国による和平会談が実現した。重大な会談のあと、チャヴシュオール外相は会見を行っ 全文をよむ

2022-03-09 ラブロフ露外相、アンタリヤ到着 (Cumhuriyet紙)

アンカラにおいて外交交渉が勢いをつけている。メヴリュト・チャヴシュオール外相もアンタリヤ外交討論会においてウクライナ外相、露外相と対面することになっている。アンタリヤ討論会ではエルドアン大統領が来賓の大統領や首相らとそれぞれ対談を行うことも期待されている。セルゲイ・ラブロフ露外相は、トルコの仲介を受けて明日アンタリヤで行われるロシア・ウクライナ・トルコ三国の外相会議のためにアンタリヤを訪れた。      セルゲイ・ラブロフ露外相とロシア代表団を乗せた特別機はアンタリヤ空港に到着した。代表団は、セ 全文をよむ

2022-03-08 トルコで開催のロシア・ウクライナ外相会談へロシア側発表 (Cumhuriyet紙)

ロシア外務大臣報道官ザフロヴワ氏は、ロシアが、ウクライナとの会談に対して「常に準備ができている」と述べながら、「実際に問われなければならないのは、ウクライナ側が木曜日にトルコで行う予定の会談でどの程度の準備ができているか用意ができている。」と述べた。      ロシア外務大臣報道官マリア・ザハロワ氏は、ロシアの新聞記者ウラジミール・ソロヴィヨフ氏のYoutubeの番組でウクライナで続いている軍事行動と交渉のプロセスに関して評価を行った。      スプートニク紙が報じたところによれば、ロシアとウ 全文をよむ

2022-03-08 EU、ウクライナ・ジョージア・モルドバの加盟申請への手続き開始 (Hurriyet紙)

フランスが今期の議長国を担う欧州連合理事会は、ウクライナ、モルドバ、ジョージアが提出したEU加盟申請に関する正式な手続きを開始したと明らかにした。これに伴い欧州連合理事会は、欧州委員会に対して、加盟を申請した国の書類を審査し意見を提示するよう求めたことがわかった。      フランスが今期の議長国を担う欧州連合理事会は、ウクライナ、モルドバ、グルジアが提出したEU加盟申請に関する正式な手続きを開始したと明らかにした。      欧州連合理事会がSNSで発信した情報によると、欧州委員会は、前述の三 全文をよむ

2022-03-06 プーチン・エルドアン電話会談 (Hurriyet紙)

トルコのレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。会談はおよそ1時間続いた。今回の危機の中での会談で、エルドアン大統領はプーチン大統領に、「トルコは、この問題の平和的かつ筋道だった解決に向け貢献する準備ができている」と述べた。エルドアン大統領は、早急な停戦によって現地の人道的不安が解消されるだけでなく、政治的な解決方法を模索する機会も得られると述べ、「ともに平和への道を開こう」という呼びかけを繰り返した。      ロシアによるウクライナへ 全文をよむ

2022-03-05 トルコ外相、アゼルバイジャン訪問、ウクライナ情勢に懸念 (Hurriyet紙)

公式訪問でアゼルバイジャンに滞在しているメヴリュト・チャヴシュオール外相は、アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相と実施した共同記者会見の中で語った。チャヴシュオール外相は「我々は地域的な問題について検討した。特にウクライナでの展開を懸念している。我々は国々の領土保全を武力を行使して変えることに、他国同様に原則的として反対する。我々は不当で無法なこの攻撃が一時も早く終息することを望み、この件でのより一層の尽力を続ける。」と述べた。       記者会見でチャヴシュオール外相は、暫くぶりにア 全文をよむ

2022-03-05 トルコ・ジョージア国境門、24か月ぶりに開通 (Hurriyet紙)

トルコとジョージアをつなぐ最も重要な国境ゲートで、新型コロナウイルス(COVID-19)対策の一環で24か月間徒歩での通過が停止されていた、チルディル・アクタシュ、テュルクギョズの国境ゲートでの徒歩での通過が再開された。      トルコからジョージアを通じてコーカサス諸国へ通じており、コロナウイルス対策の一環として国際輸送以外の徒歩・車両での通行が停止されていた、チルディル・アクタシュ、テュルクギョズの国境ゲートが24か月ぶりに再開された。      アルダハン商業産業会議所(ATSO)所長の 全文をよむ

2022-03-05 ロシア・プーチンの核発言を検証する (Milliyet紙)

ロシアは核というカードを切り、全世界を恐怖におとしいれた。ロシア軍によるザポロジエ原子力発電所への攻撃は核による破滅の懸念を復活させ、またチェルノブイリ原発事故の記憶を呼び覚ました。アンカラ大のニヤズィ・メリチ名誉教授は、攻撃された原子力発電所が抱えるリスクについて指摘し、MEF大のムスタファ・キバルオール教授と防衛アナリストのハーカン・クルチ氏は核戦争の可能性について注目すべき指摘を行った。      全世界がロシアのウクライナ侵攻に苛立ちながら注目している。紛争がどのように終結するかは不明だ 全文をよむ

2022-03-04 エルドアン・ゼレンスキー会談「トルコの支援に感謝」 (Milliyet紙)

最新のニュースによれば、レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、ウクライナ大統領ヴォロディミル・ゼレンスキーと電話会談を行った。会見では、ウクライナの最新状況が話し合われた。ゼレンスキーはツイッターの投稿で会見を行ったことを明らかにし、「トルコの支援に感謝する」と述べた。      レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、ウクライナ大統領のヴォロディミル・ゼレンスキーと電話会談を行った。大統領府通信総局の公表によれば会見では、ロシアのウクライナに対する侵略と最新状況が話し合われた。      全文をよむ

2022-03-04 ウクライナにトルコ人留学生がこんなに多いのはなぜか (Cumhuriyet紙)

2月24日のロシアの侵攻開始後、ウクライナに住むトルコ人らが国外退避を試みている。この過程で、ウクライナに多くのトルコ人学生がいることが明らかになった。では、トルコ人学生はなぜウクライナを選ぶのだろうか?ギュンジェ・アクパムクが調査した。      2月24日のロシアの侵攻開始後、ウクライナに住むトルコ人らが国外退避を試みている。この過程で、ウクライナに多くのトルコ人学生がいることが明らかになった。      ウクライナへ行く学生に学習相談を行うELT(注)のイスマイル・ダヌシュマン氏が公的機関 全文をよむ

2022-03-04 チャブシュオール外相「ウクライナから9653人のトルコ人避難」 (Hurriyet紙)

外務大臣のメヴリュト・チャブシュオールは、NATO首脳会議でウクライナに関する発表を行い、「人道回廊を開くことは不可欠だが、この戦争がこれ以上続かないように全力を尽くし続けるつもりだ。」と述べた。チャブシュオール外相はさらにウクライナから救出したトルコ国民の数は9653人であると発表した。      ブリュッセルで開催されたNATOの会議で話したチャブシュオール外相は、ウクライナでの直近の事態の展開を論評した。同外相はウクライナから救出したトルコ国民の数は9653人であると発表した。      全文をよむ

2022-03-03 「戦時のボスフォラス海峡通過はトルコが決定権」に疑いなし (Milliyet紙)

ロシアがウクライナへの軍事作戦を始めてから最も懸念されている問題の筆頭がモントルー条約の条項及び事態がどのように推移するのかである。大統領府の安全保障・外交政策委員会のメンバーであり、アルトゥンバシュ大学の学長であるチャール・エルハン教授は、本紙に対してモントルー条約を以下のように評価した。      「モントルー条約は解釈の余地を持たない。当条約によれば戦時と平時によって運用は異なる。黒海沿岸諸国の状況がそれ以外の国々と明確に異なることが記されている。黒海に面していない国々が大型の戦艦または航 全文をよむ

2022-03-02 トルコ航空、トルコ人救出便運航開始 (Milliyet紙)

ウクライナの領空が閉鎖されたため、ルーマニアの首都ブカレストへ陸路で到着することとなったトルコ国民は救援便でトルコへ輸送される。      ブカレスト・オトペニ空港から運ばれるトルコ国民は、トルコ航空の救援用飛行機でイスタンブル空港へ輸送される予定である。      最初の救援機TK-3271便は16時にイスタンブルへ到着する予定で、同航空会社はブカレスト・オトペニ空港から今日と明日で合計12の救援便を運航することを計画している。 全文をよむ

2022-03-01 アカル防衛相、ロシア防衛相と会談 (Milliyet紙)

トルコのフルシ・アカル国防相は、ロシアの国防相セルゲイ・ショイグと電話会談を行った。      アカル大臣は、会談でウクライナの最新の状況を議題に取り上げ、ロシア軍の撤退を含め、人道的な観点から見た状況の改善のため、早急に停戦する必要があると強調した。その中で、トルコが当該地域の平和と人道支援のため尽力を続け、この目的のために、なすべき役割を果たす準備が整っていると明かした。 全文をよむ

2022-03-01 ウクライナへのトルコ人旅行者、8キロ歩いて脱出 (Hurriyet紙)

ロシアの軍事行動が継続しているウクライナから送還されたトルコ人たちの母国への帰還が続いている。休暇のために向かったオデッサで爆発を目撃したヤヴズ・ドンメゼル氏は、ルーマニア国境へ8km歩いたと述べながら、「神よ、戦争が誰一人の身に降りかかることがありませんように」と語った。      ロシアの軍事行動が行われているウクライナで生活をしているトルコ人たちの母国への帰国が継続している。外務省の組織によってルーマニアからバスへと乗せられ、中にはウクライナ人も含まれている30人は、エディルネからブルガリ 全文をよむ

2022-03-01 トルコ人学生攻撃の瞬間を語る (Milliyet紙)

ロシアが侵攻したウクライナのハルキウに友人のエズギ・テュルクオールと共に閉じ込められた大学生のメルヴェ・ブーセ・デヴェリは、恐怖の瞬間を語った。映像中継中に近くに落下した爆弾の音に怯えるデヴェリは、「必要最低限の物品を揃えられません。すでに恐怖を超えた何かになっています。命の保証はありません」と述べた。      ロシアが侵攻を開始したウクライナから脱出できないトルコ国民たちは、それぞれことなるルートで退避をしている。しかしながら、攻撃が続いている地域において退避を待つトルコ人たちもいる。ハルキ 全文をよむ

2022-02-28 米報道官、海峡問題に言及「モントレー条約をどう運用するかはトルコが決めること」 (Hurriyet紙)

アメリカ政府のジョン・キルビー報道官は、ロシア・ウクライナ戦争により再浮上したモントレー条約問題に関連して発言した。キブリ―報道官は、「モントレー条約をどう運用するかは、トルコが決めること」と述べた。      記者の質問に答え、次のように述べた。      ※モントレー条約をどう運用するかはトルコが決めること。      ※我々は、アメリカから支援を続けている。必要な場所にとどくことを、確信している。      ※NATOが空域をどう守るかに関し、特に取り出して申すことは控えたい。NATOは四 全文をよむ

2022-02-28 オデッサ在住のトルコ人学生、恐怖の状況を語る (Cumhuriyet紙)

ロシアのウクライナへ向けた攻撃が5日目も続く中、ウクライナ在住の多数のトルコ人は救援を待っている。この中の一人が、オデッサで教育を受けているトルコ人学生ラシーム・ギョカクンさんである。      ジュムフリイェットTVで話したギョカクンさんは、ロシアの攻撃が始まるとの情報はここ3カ月の間聞いていたが、「フェイクニュース」と占領の情報を「真剣にとらえていなかった」と述べた。      ■戦争というニュースを見るや否や爆発音を聞いた      ギョカクンさんは、ロシアの攻撃が始まった時間に起きていた 全文をよむ

2022-02-27  「トルコには仲介の準備がある」エルドアン大統領 (Cumhuriyet紙)

大統領府ファフレッティン・アルトゥン通信相は、エルドアンがウクライナとロシアの仲介を申し出たと発表した。      大統領府ファフレッティン・アルトゥン通信相は、ロシア・ウクライナ戦争に関してソーシャルメディアアカウントから英語で投稿した。      アルトゥンの投稿文は次の通り。      「当地域でまた一つ戦争を目の当たりにしています。レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、両国間との強固な関係があることにより、今まで何度もロシアとウクライナの仲介を申し出ました。また、同盟国に対し共通した 全文をよむ

2022-02-27 ウクライナ在住のトルコ人「戦場に行きたかった」 (Hurriyet紙)

ロシアの侵攻が続くウクライナのハリコフの最新状況を伝えた現地トルコ人ヒクメット・ハルン・クズジュ氏は、自らも志願兵としてウクライナ軍に加わりたかったが、ウクライナ当局に要求を受け入れてもらえなかったと語った。      ハリコフでのロシア軍の侵攻が続いている。市街からは爆撃音が聞こえる。ハリコフ在住のトルコ人ヒクメット・ハルン・クズジュ氏が、爆弾が炸裂した現地で何が起きているのかを伝えた。      ■「アスファルト吹き飛んだ」      「あたりはパニックとストレスに満ちている」と語るクズジュ 全文をよむ

2022-02-26 エルドアン大統領、ゼレンスキー宇大統領と会見 (Hurriyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領とウクライナ大統領のゼレンスキーが電話会見を行った。会見はロシアによるウクライナに対する軍事侵攻と最新状況が話し合われた。エルドアン大統領はこれ以上の命が失われないこと、ウクライナがこれ以上の被害を受けないことを願い、何よりも停戦のために努力をする旨を伝えた。ゼレンスキーがツイッターのアカウントで行った発表ではエルドアン大統領とトルコ国民に感謝を伝えた。      大統領府通信総局からの発表では、会見でロシアがウクライナに対して軍事侵攻を行ったことと、最新状 全文をよむ

2022-02-26 イスタンブル中心部でロシアへの抗議集会―ウクライナ人 (Milliyet紙)

イスタンブル在住のウクライナ人が、ロシアによるウクライナへの軍事行動に対しバヤズット広場で抗議を行った。      イスタンブル在住のウクライナ人たちはバヤズット広場に13時に集合した。トルコとウクライナの国旗とプラカードを掲げた集団がスローガンを叫んだ。集団は、ロシアによるウクライナへの軍事行動に抗議を行い、涙を流している参加者の姿もみられた。警察部隊が広場に厳重な保安体制を敷いた。      ■「連絡が取れない」      ウクライナ人のアンズハラ・ペリットさんは、「状況は悲痛なもので、助け 全文をよむ

2022-02-26 ラブロフ・チャブシュオール両外相会談-侵攻停止の呼びかけ (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相はロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と電話会談した。チャヴシュオール外相はトルコによる仲裁の提案を繰り返した。ラブロフ露外相はトルコに対し「ウクライナ危機の解決のためにあらゆる建設的な力をもって尽力する準備がある」と述べた。      メヴリュト・チャヴシュオール外相はロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相と電話会談を行った。   外務省から行われた書面での発表によれば、会談ではウクライナでの現状が議論された。チャヴシュオール外相は軍事的緊張がさらに高まることは誰の得にも 全文をよむ

2022-02-25 ウクライナ人医師6人帰国へ努力 (Milliyet紙)

ウクライナから学会に出席するためにトルコへ来ていた6人の医師が国境と空港が閉鎖されたために帰国できなくなった。領事館を訪れた医師たちは、職員から帰国の方法について情報を与えられた。帰国のためになんでもすると述べるイリナ・セレンコ医師は、「別の方法を試しています。ウクライナとモルドバから入国しようとしていますが、残念ながらその国境も閉鎖されているようです」と述べた。      ロシアがウクライナに侵攻したことで、トルコに滞在するウクライナ人の間で緊張が高まった。在土ウクライナ人たちは、バクルキョイ 全文をよむ

2022-02-24 チャヴシュオールのウクライナ外交 (Milliyet紙)

最新情報によれば、メヴリュド・チャヴシュオール外務大臣は、アメリカ外務大臣のアントニー・ブリンケンと電話会議を行った。会議でウクライナの現状が話し合われた。チャヴシュオールはウクライナ外務大臣のディミトロ・クレバと会見を実現させた。      外務省から行われた書面での声明において、「メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、アメリカ外務大臣のアントニー・ブリンケンと本日電話会談を行った。会見で、ウクライナの最新情報が話し合われた。チャヴシュオール大臣はロシア連邦がウクライナに対して行った軍事侵攻 全文をよむ

2022-02-24 在宇トルコ人たちが防空壕へ避難 (Milliyet紙)

ロシアのウクライナ侵攻が始まった。ロシア軍は空爆を行い、民間人もパニックの中防空壕へ避難している。オデッサでも空爆が行われた。トルコ人ビジネスマンのスィナン・バイラクルもまた、オデッサでロシアの空爆から避難するために家族と共に防空壕へ避難した。      ロシア連邦大統領のプーチンは、ウクライナ東部のドンバスに特別軍事作戦を開始したことを明らかにした。ウクライナ軍は、国内東部において約50人のロシア人を殺害したことと、6機の飛行機を撃墜したことを発表した。      現地から不穏な情報が入ってく 全文をよむ

2022-02-24 ウクライナ、トルコへボスフォラス海峡閉鎖を要請 (Cumhuriyet紙)

在アンカラウクライナ大使ヴァスィーリ・ボドナル氏は、ロシアのウクライナへの軍事侵攻が始まった後、外務省職員らと会談するため外務省へ向かった。ボドナル大使は、「トルコ側は決定を下し伝えるでしょう。モントルー条約第19条が適用されるべきです」と述べた。      ヴァスィーリ・ボドナル大使は記者会見を行い、「ウクライナはロシアと戦争状態にある」と話した。トルコからの支援を期待し、次のように語った。      「トルコ領空と、ロシア船に対するチャナッカレ、ボスポラス海峡の閉鎖に関する公式要請をトルコ側 全文をよむ

2022-02-24 トルコ外務省、ロシア侵攻を非難 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議長を務め、大統領府で行われた安全保障サミットが終了した。トルコ大統領府のコミュニケーション局からの説明によると、サミットではロシアによるウクライナへの軍事侵攻に焦点が当てられた。   サミットでは、ミンスク合意を無視したロシアの今回の攻撃は、国際法に違反するものであり、受け入れられないと表現された。一方で、外務省は、「ロシア連邦軍によるウクライナに対して開始された軍事作戦は容認できないと考え、拒否する。」と述べた。         レジェプ・タイイプ・エル 全文をよむ

2022-02-23 プーチンのオスマン朝発言、歴史家に問う (Hurriyet紙)

ロシアのプーチン大統領は、昨晩全世界に向けてのウクライナ談話にてオスマン朝についても言及した。ロシアの帝政、ソビエト時代の政治について語ったプーチン大統領は「過去には18世紀、黒海沿岸地方をトルコやオスマン帝国との戦場として使用した。」と話した。プーチン大統領のこの発言を歴史家たちに問うた。      ■自身を皇帝にたとえているのかもしれない        イルベル・オルタイル教授:「政治家たちはたいてい歴史を知らない。プーチンも、歴史を悪く切り取っている。あの場所は、オスマン帝国の黒海(カラデ 全文をよむ

2022-02-23 在アンカラ・ウクライナ大使「最善の対応はNATO加盟承認」 (Milliyet紙)

ウクライナの在アンカラ大使ヴァシーリ・ボドナルは、テレビで生放送された記者会見においてロシアが様々なルートから自国を攻撃する可能性があると述べた。ボドナル大使は「ロシアは侵略軍を送っている」と述べた。また、ロシアへの最善の対応はウクライナのNATO加盟によって与えられるだろうと述べた。      ウクライナ大使ヴァシーリ・ボドナルは、大使館で開いた記者会見でドネツクとルガンスクに対するロシアの判断に関して声明を発表した。ボドナル大使はロシアが当地域へ軍隊を派遣し、それによってウクライナ領土の一部 全文をよむ

2022-02-23 プーチン・エルドアン電話会談 (Cumhuriyet紙)

最新ニュース:ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官が、プーチン大統領と公正発展党所属のエルドアン大統領が今日電話会談を行うことを明らかにした。      ロシア大統領府報道官ドミトリー・ペスコフ氏が、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏とレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が今日電話会談を行うことを発表した。      ペスコフ氏はスプートニク通信社に対し、プーチン大統領とエルドアン大統領が今日電話会談を計画していることを認めた。ペスコフ氏は、これに関する質問に対し、「ええ、そのような会談 全文をよむ

2022-02-21 アフリカ諸国との協力を強化 (Milliyet紙)

エルドアン大統領のアフリカ外遊が始まった。エルドアンの最初の訪問地であるコンゴと多様な分野における協力協定が結ばれた。アフリカ諸国との連盟声明を出したエルドアンは、合計で120万回分のコロナワクチンをコンゴへ提供すると述べた。      キンシャサ、デミリョレン通信・イフラス通信-レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、コンゴ民主共和国、セネガル、ギニア・ビサウを対象とした4日間のアフリカ外遊が昨日始まった。エルドアンは、コンゴ民主共和国において、フェリックス・チセケディ大統領による公式儀礼で 全文をよむ

2022-02-20 エルドアン大統領、アフリカ諸国歴訪へ出発 (Hurriyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が、アフリカ3か国外遊ツアーの最初の目的地であるコンゴ民主共和国に到着。コンゴ民主共和国フェリックス・チセケディ大統領から公式式典で歓迎を受けた。      レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が、2022年2月20日18時25分にコンゴ民主共和国に到着したと正式報道があった。エルドアン大統領は、コンゴ民主共和国のフェリックス・チセケディ大統領から公式式典で歓迎を受けた。式典では、両国の国歌が斉唱された後、エルドアン大統領から軍の分遣隊に敬意が表された。 全文をよむ

2022-02-19 サウジアラビアで短パンに罰金 (Cumhuriyet紙)

サウジアラビアで官公庁とモスクにおいて短パンを着用したものに500リヤルの罰金刑を科すことが定められた。      サウジアラビア内務省の発表によれば、公共規則の改正では官公庁とモスクで短パンを着用することは公序良俗に反すると捉えられ、こういった場所での短パン着用に罰金刑を課すと定められる。   これらの場所で短パンを着用した人に250〜500リヤル(約900〜1800トルコリラ)の罰金刑が科されると伝えられた。   件の公共規則は2019年11月2日に施行した。   わいせつな行動、住宅地域で 全文をよむ

2022-02-16 ロシアの救助船、チャナッカレ海峡通過 (Hurriyet紙)

ロシア海軍の軍用救助船Epronがチャナッカレ海峡を通過し、マルマラ海へ向け航行した。エーゲ海から午前11時10分にチャナッカレ海峡へ入ったロシア海軍の黒海艦隊に属する軍用救助船のEpronが12時30分ごろにチャナッカレ市前であった。キリトバヒル城と「Dur Yolcu(通行人よ、止まれ)」と書き記したものの前を通過した軍艦は、海峡の操縦が最も難しい地点であるナラ岬を曲がった後、マルマラ海へ向け航行した。      ロシアとウクライナの間の危機のために黒海へ向け進んでいた救助船に、海峡を通過す 全文をよむ

2022-02-15 エルドアン大統領、ドバイExpo訪問 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、ドバイ万博を訪れ、短い演説を行った。エルドアン大統領は「アラブの国で初めて行われる国際博覧会、ドバイ万博を、新しい未来を共に築く誘いとして評価する」と述べた。      アラブ首長国連邦を訪問したレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はトルコ・ナショナルデーを記念した式典に参加した。      エルドアン大統領は、式典の際の演説で、『心を繋ぎ、未来をつくる』という2020年ドバイ万博のテーマは、たいへん有意義なものであると評価した。また、「我々は、より明るい未来について共に考え 全文をよむ

2022-02-10 ハムシ大漁、漁師も消費者も笑顔 (Milliyet紙)

ギレスンで、寒気の後、豊富に獲れたイワシは、漁師も消費者も笑顔にした。      黒海で、特に雪と寒気の後、豊富に獲れたイワシは、店で1キロ当たり25トルコリラから販売されている。漁師のアリ・アクギュン氏は、気温がちょうどよく寒くなったことによって、イワシの漁獲量が回復してきたと述べ、「今シーズンは、カツオは期待していたほど獲れませんでしたが、イワシは我々に希望を与えてくれました。アジとコダラは現在いい状況です。シーズンの最初の4か月ほどはイワシは豊富でしたが、その後はまったく獲れませんでした。 全文をよむ

2022-02-10 ロシア艦船、ボスフォラス海峡通過 (Hurriyet紙)

ロシアは、黒海海域で開始された海軍演習に加えて、カフカス地域と、ベラルーシ共和国の領土内で同時に大規模な陸軍演習も行う予定だ。ロシアは、地中海から6隻の上陸用舟艇を、チャナッカレとイスタンブルのボスフォラス海峡を通して黒海へと移動させた。      巨大な上陸用舟艇「コロリョフ」「ミンスク」「カリーニングラード」はチャナッカレ、イスタンブルのボスフォラス海峡を通過して黒海へと到着した。昨日、チャナッカレ海峡を通過した「ペトロマルグノフ」「K-433」「オレネゴルスクゴルニャーク」は本日黒海へ到着 全文をよむ

2022-02-09 チャブシュオール外相、アフガニスタン外相代行と電話会談 (Cumhuriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、アフガニスタンのタリバン暫定政権のアミールハーン・ムッタキー外務大臣代行と電話会談を行った。      外務省の発表によれば、ムッタキ外相代行は、新型コロナウイルス陽性と診断されたレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に向けた見舞いのメッセージとともに、アフガニスタンの都市ヘラートへ到着した最初の[人道的救援物資を運ぶ]「善意の列車」に関して感謝の言葉を述べた。      会談の中でチャヴシュオール外相は、今後もアフガニスタンに向けた救援列車が向かうとの見通 全文をよむ

2022-02-08 トルコ・ジョージア国境、トラック29キロ渋滞中 (Yeni Safak紙)

グルジアへの入国数が3へと下がったこととともに、アルトヴィンのサルプ国境門では長い長距離トラックの列ができた。カラデニズ沿岸道路で29㎞となった車両は、ケマルパシャそしてホパを超えて、アルハヴィ郡にまで達した。大きな被害を受けたと述べる運転手たちは、「私は何日間もここにいるのです。私たちが止まってしまっている場所にはレストラン、市場は存在しませせん。自分たちに必要なものを手に入れることができません。」と語った。      グルジアの冬の適用の枠組みで、入国数が6から3へと落ちこんでしまったことに 全文をよむ

2022-02-06 エルドアン夫妻の感染、世界でどう報道? (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のコロナ感染は世界でもニュースになった。エルドアンの「健康状態はセンシティブなテーマ」であるとされる一方、大統領がワクチン接種をした時期にどのワクチンを打ったのかには言及していないと伝えられた。      AKPレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、昨日(土曜日)に生中継で参加したゾングルダク・キリムリ間のProf. Dr.シャーバン・テオマン・ドゥラル・トンネルの開通式で体調に関する発表を行った。      生中継の直後にソーシャルメ 全文をよむ

2022-02-04 エルドアン大統領、ウクライナ帰途で談話 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、重要なウクライナ訪問の帰途で報道陣に向けて重大な発表をした。エルドアン大統領はウクライナ訪問に際しての交渉に関して、「この交渉から私たちが得た成果が地域の新たな状況の醸成の機会となると信じている。ゼレンスキー大統領との会談で私にこうした希望が生まれた。」と発表した。トラブゾンでの集会に際し子供の[発言が生んだ]議論(注)に関しても言及したエルドアン大統領は、「基本的には子供が何を言ったのかは重要ではない。結局のところ子供なのだ。しかし、これに関して多くのこ 全文をよむ

2022-02-04 ドイツ、トルコ・ドイツ二重国籍の家庭の子弟、ドイツ国籍に (Cumhuriyet紙)

ドイツ政府は、「二重国籍が将来の世代に継がれないように」規制の準備を行っている。これによると、ドイツとトルコの国籍を持つトルコ人家族の子どもたちはドイツ国籍のみとなる。      ドイツで社会民主党 - 緑の党 - 自由民主党の三党から成る連立政権は、「速やかで短期間による国籍[取得]と二重国籍」を連立協定とした。今までは提議されていなかったものの、連立協定に含まれた、「将来世代に二重国籍を伝えないよう取り組んでいる」という規定に従い、各政党はドイツ国籍を得たトルコ人を両親にもつ子どもを 「ドイ 全文をよむ

2022-02-02 アフガニスタンからペット304匹、救出 (Yeni Safak紙)

世界的に有名な援助機関が、貨物飛行機をチャーターしてアフガニスタンに行き304匹の捨てられたペットを救出した。カナダへ向け出発した飛行機は、ロシア領空を飛行できなかったため、やむを得ずアンカラへ着陸した。アダナから出発した8人の動物愛好家は、飛行機のもとに向かい動物の治療をした。15時間、動物達を看た後に再び離陸した飛行機は、カナダへ向かった。      Global Animal Rescue (SPCA)は、アメリカ軍の撤退の後、アフガニスタンの首都カーブルで遺棄され、中には特別な品種も含ま 全文をよむ

2022-02-02 トルコ・ギリシャ国境で、難民12名凍死 (Milliyet紙)

2日現在の最新情報によると、エディルネ県イプサラ郡パシャキョイ村マンダコル周辺で、ギリシャ側によって追い返されて凍死した12人の難民の遺体が発見された。スレイマン・ソイル内務大臣はこの件に関して発表を行い、「靴を脱がされ、衣服をはぎ取られてギリシャ側の国境警備隊によって追い返された22人の難民のうち12人が凍死した。EUは何もせず、弱くて人道意識に欠けている。国境警備隊は不当な扱いを受けた者らには冷酷で、ギュレン一派には寛容だ。」      ■最初の発表はエディルネ県知事府      エディルネ 全文をよむ

2022-02-02 エルドアン大統領、ウクライナ訪問へ (Hurriyet紙)

[大統領府付属]情報庁は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、トルコ―ウクライナ間の「高度レベルの戦略的評議会の第10回会議」のため、明日ウクライナへ公式訪問すると発表した。      情報庁は、エルドアン大統領の訪問はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の招待によって実現されると発表した。発表によると、「トルコ共和国大統領とウクライナ大統領、及び関係省庁の大臣が参加し、キエフで評議会会議が行われる。同会議では、戦略的協力上でトルコ―ウクライナ間の関係があらゆる面で吟味され、両国間 全文をよむ

2022-01-28 外務省よりタジク・キルギス国境での銃撃戦に関し発表 (Hurriyet紙)

外務省は、タジキスタンとキルギスの国境で発生した銃撃戦が、両国の分別により拡大することなく落ち着き、停戦が達成されたことに満足していると表明した。      外務省が出した文書声明では、「昨晩(1月27日)、タジキスタン−キルギス国境で起こった衝突が、両国の分別によって拡大する前に落ち着きを見せ、停戦に達したことを嬉しく思います。友好国である二国の国境問題の緊張が、交渉によって平和裏に解決することを心から願っております。このような出来事が再び繰り返されないことを願うと共に、命を落とした方々へ神の 全文をよむ

2022-01-28 ロシア・ウクライナ問題、トルコの役割 (Cumhuriyet紙)

ロシアとウクライナの間で続く緊張について批評したネジャト・エスレン元准将は「この緊張を抑えるためには、アメリカとNATOの影響力を遠ざけウクライナとロシアが共同で解決策を探す必要がある」と述べた。      アメリカとロシアの間ではウクライナ情勢に関する会談が続いているが、最終的な解決にはまだ至っていない状況だ。      最新の情報によると、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は「ウクライナと戦争をすることはないが、我が国の国益を損なうような結果は許されない」と述べたとのことだ。      仲裁者の 全文をよむ

2022-01-28 エルドアン大統領が招待、プーチンがトルコにやってくる (Milliyet紙)

クレムリンからの最新公表で、ロシア連邦大統領のプーチンがトルコを訪問することが明らかにされた。メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣も会見に関する発表を行った。      ロシア連邦大統領のウラジーミル・プーチンがレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領のウクライナに関する提案を受け入れてトルコを訪問することが公表された。      レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、紛争に対する会談のためにウクライナとロシア連邦の首長であるウォロディーミル・ゼレンスキーとウラジーミル・プーチンをトルコに招待 全文をよむ

2022-01-20 ロシア、トルコのウクライナ発言に反発 (Cumhuriyet紙)

AKP(公正発展党)所属のエルドアン大統領の「我々が願うのは、プーチン、ゼレンスキー両氏を会わせ、対面会談をできるだけ早く実現することだ」という発言に対して、クレムリンから返答が来た。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談に関しては、何の準備も行われていないと述べた。      エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領のトルコ訪問後に報道関係者の前を通ったレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はロシア・ウクライナ間の対立に関しても話した。 全文をよむ

2022-01-16 対アルメニア国交正常化へ、ディアスポラは障害となるか? (Milliyet紙)

トルコとアルメニアそれぞれの特使であるセルダル・クルチ氏とルーベン・ルビニャン氏が1月14日、モスクワで面会。この初会合でみられた前向きな雰囲気は、両国の外交関係正常化に向けて開始されたプロセス成功に希望がもてる要素となった。正常化プロセスは、二国間関係に加えて南コーカサスにおける平和的環境の確立にとっても重要となる。専門家らは、このプロセスに立ちはだかる最大の問題は、アルメニア人ディアスポラだろうと懸念している。      バイブルト大学教員のラミン・サドゥク講師はMilliyet紙に次のよう 全文をよむ

2022-01-07 エルドアン大統領、中央アジア諸国家首脳と電話会談 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、テュルク評議会のメンバー国首脳とカザフスタン情勢に関する電話会談を行った。      大統領府報道部の発表によると、エルドアン大統領はカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、キルギスのサディル・ジャパロフ大統領、ウズベキスタンのシャヴカト・ミルズィヤエフ大統領と電話会談を行ったということだ。      エルドアン大統領はトカエフ大統領との会談で、友人かつ兄弟であるカザフスタンの情勢を注視していることと、ト 全文をよむ

2022-01-06 チュルク諸国家機構、カザフスタン問題で支援表明 (Cumhuriyet紙)

チュルク諸国家機構は、カザフスタンで起きている事態に関して支援を表明した。      同機構は、「チュルク諸国家機構加盟国は、カザフスタンで発生している問題を考慮して、我々はカザフスタンの平和と安定を重要視しており、カザフスタンと緊密に協力することを表明する」と述べた。      また同機構は、カザフスタン国民が常識をわきまえ平常化を希求しているものと信じており、「カザフスタン当局が平和裡に緊張を緩和し、秩序と平穏を再構築する能力を持つものと信じている。カザフスタン政府と国民に必要な支援をする準 全文をよむ

2022-01-05 関係改善へ、エルドアンのサウジ訪問 (Cumhuriyet紙)

トルコ政府は、サウジアラビア政府のトルコ製品に対する禁輸措置を撤廃するために、長期間にわたり尽力してきた。エルドアン大統領は二国間における関係に関して話し合うため、4年ぶりにサウジアラビアを訪問する予定である。      エルドアン大統領は、サウジアラビアの新聞記者であったジャマル・カショギ氏が2018年にイスタンブルで殺害されてから現在までで初めてサウジアラビアを訪問する。大統領の訪問の主な議題は、トルコ製品に対する非公式な禁輸措置である。      エルドアン大統領は、前日にイスタンブルで開 全文をよむ

2021-12-31 チャヴシュオール外相、アルメニアとの国交正常化へ (Hurriyet紙)

トルコとアルメニアとの国交正常化に関して語ったメブリュト・チャブシュオール外務大臣は、特使間の初会合が1月中に実現されるよう期待していると述べた。      近々の議題について重要なコメントを行ったチャブシュオール大臣の発表のうち、主な論点は次の通りである      ・アゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフでの勝利の後アルメニアとの関係正常化に向けて歩み寄りを行っており、我々にとって既に戦争は終わっている。      ・(トルコとアルメニアの特使の初会合は)まだ日程が明らかになっていないが、1月中 全文をよむ

2021-12-24 米・カタール企業、トルコの反対に抗し天然ガス探査開始 (Cumhuriyet紙)

トルコとEUの関係悪化を原因とする天然ガス危機に拍車をかけうる進展が昨日あった。ギリシャのメディアは、トルコの反対と抗議にかかわらずエクソンモービル社・カタール石油会社が昨日採掘活動を開始したと報じた。      トルコにとって政治・経済・軍事面での同盟国であるカタールの国有石油会社とアメリカのエネルギー最大手・エクソンモービル社は、キプロス近海で天然ガスの採掘を開始した。南キプロスが一方的に宣言している13の経済開放区域(MEB)のうち、第10・11区域のみがトルコと北キプロスが権益を主張する 全文をよむ

2021-12-13 トルコ外相「アルメニアと関係正常化へ諸策」 (Hurriyet紙)

チャウシュオール外相は、トルコ大国民議会における予算審議の際に発表をおこなった。チャウシュオール外相は、アルメニアとの正常化の枠組みにおいて、近く特別代表者が任命されるであろうと伝え、エレバンとのチャーター便が開業するであろうと述べた。      *近く、アルメニアとの正常化のステップのために双方向に特別使節を派遣する予定です。   全てのステップにおいてアゼルバイジャンとともに活動をする予定です。      チャウシュオール大臣の発表の要約は以下の通りだ;      *近く、アルメニアとの正常 全文をよむ

2021-12-10 クロアチア、EUのシェンゲン領域内に (Hurriyet紙)

EU内務大臣らは、クロアチアがシェンゲン域に含まれることに関するすべての基準を満たしているという件で合意した。      EUの輪番制の議長職を務めるスロベニアのアレス・ホイス内務大臣は、この決定を公表した記者会見において、「クロアチアはこの件を満たしている」と述べた。欧州議会は2019年にクロアチアがすべての基準を満たしていると明らかにしていた。      AFPの伝えたところによると、会合に続き行われた声明では、すべての基準を満たしていると判断されたクロアチアに関する最終決定が後日行われると 全文をよむ

2021-12-07 エルドアン大統領、カタール訪問 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、「トルコとしては、カタールとともに湾岸地方の平和そして健全さに大きな重要性を与えています。この土地において後退をしたいとは思わないのです。どのような(民族的)ルーツに、また宗派であったとしても湾岸地域の住民は全て私たちの兄弟なのです。」と述べた。      以下が、エルドアン大統領の発表の主な抜粋である:      我が国民の独立のためにその命を捧げた私たちの犠牲者たちを思い起こします。国境の中そして外でも、我が政府の永続のために献身的に職務にあたった警察勢力にたいして、我が 全文をよむ

2021-12-05 ロシア・ウクライナ緊張にトルコ軍地産業長官「関与なし」 (Hurriyet紙)

トルコの国防産業庁のイスマイル・デミル大臣は、「モスクワ・キエフ間の緊張を背景にトルコがウクライナに無人武装航空機を輸出している」という理解は正しくないと述べた。デミル大臣は、「これは一つのプロセスであり、もともとの合意の要件として当初から議論されていたものがあるとするなら、それはプロジェクトの進捗である。ウクライナに輸出された無人航空機(UAV)および無人武装航空機(SIHA)は同地域における最近の進展とは何ら関係ない」と述べた。また同大臣は、「国防戦闘機(MMU)についてロシアとの交渉があり 全文をよむ

2021-12-02 アサド政権、ハタイ奪還を叫ぶ (Hurriyet紙)

アサド体制指導の下のシリア人民議会は、ハタイがトルコに編入してから82年目にして「ハタイ奪還のために手を尽くす」という声明を出した。      長年、ハタイをシリアの国境線内に入れた地図を用いたり、幾度となくこの種の声明を出してトルコを挑発してきたアサド政権は、再びハタイ問題を持ち出してき た。ハタイがトルコに割譲されてから82年目を迎えたところで、シリア人民議会は公式ルートを通じて書面で声明を出し、ハタイはシリアの領土であると主張した。      ■フランスも標的に      驚くべき声明の中 全文をよむ

2021-11-28 エルドアン大統領、トゥルクメニスタンでイラン大統領と会見 (Milliyet紙)

トルコのエルドアン大統領は、トゥルクメニスタンの首都アシガバートでイランのエブラーヒーム・ライースィー大統領と会談をおこなった。      トゥルクメニスタンを公式訪問中のレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領はトゥルクメニスタンの首都アシガバートでイランのエブラーヒーム・ライースィー大統領と会談をおこなった。      トゥルクメニスタンで公式的な会談に臨んだエルドアン大統領は、トゥルクメニスタンのグルバングル・ベルディムハメドフ大統領の会談後、二国間協定の調印式に出席した。エルドアン大統領は 全文をよむ

2021-11-24 アブダビ皇太子、アンカラ訪問 (Milliyet紙)

最新ニュースによると、エルドアン大統領とUAEのムハンマド・ビン・ザーイド皇太子の会談が終了した。二国間では直接投資を含む合意が交わされた。アブダビ開発ホールディングスのCEOであるモハメド・ハサン・アル・スワイディが行った会見で、「UAEがトルコに投資を行ううえで、100億ドル規模のファンドを設立する」と述べた。また、メヴリュト・チャヴシュオール外相は、12月にアブダビに訪問予定である。      トルコとUAE間の、多くの分野における業務提携を含む10の異なった合意への調印式が、エルドアン大 全文をよむ

2021-11-21 ギリシャ、エーゲ海の難民に非道行為 (Hurriyet紙)

ギリシャは、エーゲ海において女性や子供を含む不法移民らを非人道的行為でトルコ領海に押しやり続けている。国防省が公開した映像では、ギリシャ沿岸警備隊員が不法移民らに銃を向けながらトルコ領海に押しやっている様子が映っている。記録時期の異なる映像では、ギリシャが女性や子供を含む不法移民らを容赦なく押し戻している瞬間が記録されている。      国防省(MSB)は、ギリシャ沿岸警備隊員が移民らに銃を向け、棒で殴り、トルコ領海に押しやっている映像を公開した。      記録時期の異なる映像では、ギリシャが 全文をよむ

2021-11-18 欧州議会予算委員会、トルコへシリア難民関係1億5千万ユーロ支援承認 (Hurriyet紙)

欧州議会(以下AP)予算委員会は、トルコ在留の難民を支援するために行われているプログラムに対し約1億5千万ユーロの追加援助を提供することを承認した。      AP予算管理委員会は、EUの2021年度予算の修正を行い、トルコ在留のシリア人難民にさらなる人道的支援を提供することが29の賛成票によって承認されたと明らかにした。      トルコが約370万人のシリア人を受け入れていることに触れた発表では、問題の予算改正が、自立の困難な人々への人道的支援継続を目的としていると記されている。      全文をよむ

2021-11-16 イズミル沖合で難民27人保護 (Milliyet紙)

イズミル県ウルラ郡沖合で、27人の難民が保護された。難民たちは手続きの後に県の移民局に移送された。      沿岸警備隊本部の発表によると、ウルラ郡沖合にいた難民たちの、乗っていたゴムボートのモーター故障による救助要請の情報に基づき、沿岸警備隊が派遣された。   ゴムボートに乗っていた27人の難民たちが保護された。   難民たちは、手続きの後に県の移民局に移送された。 全文をよむ

2021-11-15 ギリシャ、難民支援関係者に25年禁固刑求刑 (Cumhuriyet紙)

ギリシャで、難民たちを救出したとして知られるあるグループのアクティビストが、25年までの禁固刑の求刑とともに、司法の裁きの前に出されたということが伝えられた。      ギリシャで難民たちを救出したあるグループのアクティビストが、25年間の禁固刑を求刑されるとともに、司法の裁きの前に出されたということが伝えられた。      ニュース・ポータルのEUオブサーバーの報じるところによれば、最近の何年間かに渡ってヨーロッパ全体で市民社会団体(STK)の従業員たちにたいして人身取引を含む様々な裁判が開か 全文をよむ

2021-11-15 ハイチ大統領暗殺手配者、イスタンブル空港で逮捕 (Hurriyet紙)

ハイチ共和国のジョブネル・モイーズ大統領暗殺の捜査の一環で国際手配で捜索されていたサミール・ハンダルはイスタンブル空港で逮捕された。同容疑者は手続きののち送られた裁判所で勾留され、刑務所へ送致された。      警察総局インターポール課は、2021年7月7日にハイチのジョブネル・モイーズ大統領暗殺の捜査の一環で国際手配で捜索されていたサミール・ハンダルがアメリカからトルコへ乗り継ぎしイスタンブル空港に到着する、という情報をイスタンブル警察に通知した。      ハイチ、パレスチナ、ヨルダンのパス 全文をよむ

2021-11-12 ポーランド、トルコを非難―ベラルーシ難民問題 (Cumhuriyet紙)

ポーランドは、トルコがロシア、ベラルーシと結託してベラルーシ・ポーランド国境の難民問題を深刻化させているとしてトルコを非難した。トルコ政府はこの主張を否定している。      ポーランドのマテウシュ・モラウィエツキ首相は、11日に開かれた臨時議会で、「トルコのふるまいはベラルーシとロシアと完全に同調しているように見え、遺憾だ」と述べた。      モラウィエツキ首相は、ロシアを「危機の黒幕」だと非難し、トルコの関与についての質問に対しては「1、2か月前トルコは我々と良好な関係を築こうとしているよ 全文をよむ

2021-11-07 ギリシャ、トルコ国境に新たな壁? (Hurriyet紙)

ギリシャがエヴロス(トルコ名メリチ)にあるトルコ・ギリシャ国境に長さ35キロメートルの新たな壁の建設を調査していると取り沙汰された。ギリシャのイ・カシメリニ紙が報道した。      報道によると、ギリシャ警察(ELAS)は難民の通行を防ぐために公安省にエヴロスのディディモティホ・ティヘロ間に長さ35キロメートルの新たな壁の建設を提案したという。10月にノティス・ミタラキ移住政策相が欧州委員会内務担当委員のイルヴァ・ヨハンソン氏に送った書簡でエヴロスに新たな「 障壁建設」の場合、EUがこれを融資で 全文をよむ

2021-10-17 Deniz Bayramogluコラム「タリバン代表団のサンダル」 (Milliyet紙)

先週、タリバン上層部からなる代表団がトルコを訪れた。今回の訪問も多くの観点から批判を受けたし、もちろん我々もあらゆる観点から批判することもできる。しかし一方で、国家であるための必要条件として、他の国家との関係を構築し、既存の関係をうまく扱っていくという義務があることも忘れてはならない。現代世界では、どの国とも一切関係がないということはありえない。また事実として、こうした関係性を一方向、一次元、あるいは一軸にすることも不可能だ。ある分野では協力している国家と、別の分野では敵対しているという状況はも 全文をよむ

2021-10-16 メルケルお別れ訪問、エルドアン機転のきいた対応 (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ドイツのアンゲラ・メルケル首相とフーバー邸で写真撮影に応じる中、機転の利いた対応を見せた。      エルドアン大統領はドイツのアンゲラ・メルケル首相とフーバー邸で面会し、写真撮影に応じる中機転の利いた対応を見せた。      国営アナトリア通信が公開した映像には、両国の国旗の下で両首脳が写真撮影に応じる中、両首脳の間に国旗を掲揚するポールが写りこんだため、記者がそのことを伝える場面が映っている。      これにエルドアン大統領は笑 全文をよむ

2021-10-12 G20アフガニスタン会議にエルドアン・メッセージ「新たな負担は不可能」 (Hurriyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、アフガニスタンの議題とともに招集されたG20の特別リーダーサミットに対してバフデッティン宮殿から、ビデオ・カンファレンス形式で参加をした。「約500万人の難民に対する受入国となっている我が国は、アフガニスタン出身の新たな難民の重責を引き受けることはできない」と語るエルドアンは、「トルコの南部そして東部国境にいる、難民の圧力からヨーロッパ各国もまた影響を受けることは避けることはできない」という表現を用いた。      レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領 全文をよむ

2021-10-09 サウジアラビア、小巡礼資格発表 (Hurriyet紙)

サウジアラビア政府は10月10日以降、新型コロナウィルス(COVID19)ワクチンを2回接種した人だけに小巡礼と礼拝を許可すると発表した。      サウジアラビアの巡礼(ハッジ)および小巡礼(ウムラ)省が書面で発表を行い、10月10日から小巡礼やマスジド・ハラームと預言者のモスクでの礼拝について、国内で承認されたCOVID19ワクチンを2回接種した人のみに制限して許可を出すと述べられた。      発表では小巡礼、礼拝もしくは訪問の許可を得たもののワクチン接種を2回受けていない人々は許可が取り 全文をよむ

2021-10-08 EUからトルコ発表「1年前より関係断然、改善」 (Hurriyet紙)

EU外務・安全保障政策上級代表ジョセップ・ボレル氏は、トルコ・EU間の関係が1年前と比べて格段に改善されたと述べた。      ヨーロッパ連合(EU)外務・安全保障政策上級代表ジョセップ・ボレル氏は、「新経済会議」という名称のスペインのシンクタンクが首都マドリードで開催した会議で語った。      会議場にいたギリシャのマドリード大使ヤニス・ツォヴァス大使の「就任以来、トルコの見方に変化はありましたか?」という問いに対し、ボレル上級代表は、「就任以来、30%の時間をEU・トルコ関係を壊さないため 全文をよむ

2021-10-07 チャヴシュオール外相、アルジェリア問題で仏大統領発言を非難 (Hurriyet紙)

フランスのエマニュエル・マクロン大統領によるアルジェリアに関する発言に関して、メヴリュト・チャヴシュオール外相は発言を行った。同外相はマクロン大統領へ対して、「トルコをこの種の議論へと巻き込むことは誤りである」と述べた。      チャヴシュオール外相はフランスによるアルジェリアに関する声明に関して発言した。      チャヴシュオール外相は、アゼルバイジャンとオスマン帝国に関するフランスのマクロン大統領の発言に関して質問を受け、以下のように回答した。      「エマニュエル・マクロンによる、 全文をよむ

2021-10-04 黒海北岸ロシア領域で、8千匹の鳥の死骸 (Milliyet紙)

ロシアの地元メディアが報じた、8000羽の鳥の死骸が空から降り注いだビーチの光景はゾッとするもので、短期間で世界に波及した。科学者らは新たな感染症の流行を懸念する。      写真1:地球上で最大の面積を誇るロシアで、空から鳥の死骸が雨のように降るという不可思議な状況が一週間で二度目となり、全世界に衝撃を与えている。      写真2:シベリアに続き、今回、2014年にロシアが併合した黒海沿岸のクリミア半島で数千羽の鳥が死に、国際メディアが「この世の終わり」という見出しをつけて取り上げた。   全文をよむ

2021-09-26 エルドアン・プーチン会見前にクレムリンよりコメント発表 (Cumhuriyet紙)

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とトルコ公正発展党(AKP)のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との間で行われる予定の会談についてコメントした。      プーチンとエルドアンの首脳会談を前に、ロシアから続報があった。ロシアの報道番組「ロシア1」のなかで声明を発表したドミトリー・ペスコフ報道官が、トルコとロシアの二人の指導者の、シリアのイドリブ地域におけるアプローチに関してコメントした。      ペスコフ報道官は、「プーチン大統領とエルドアン 全文をよむ

2021-09-25 エルドアン訪米、米紙の記事は? (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)のエルドアン大統領は、米CBSのインタビューを受け、「バイデン大統領にはすべて説明した。我々がどんな種類の防衛システムどの国から買うかに関しては、誰も介入できない」と述べた。CBSはエルドアン大統領の説明を「挑戦」として報じた。      ニューヨークを訪れたレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、国連総会のセッションの合間にCBSのインタビューに応じた。      インタビューは「トルコ大統領はアメリカにとって潜在的な脅威であるにも関わらずロシア製ミサイル防衛システムを導入 全文をよむ

2021-09-23 英国はなぜトルコ製ワクチンを認めないのか? (Cumhuriyet紙)

トルコからイギリスに渡航する人に対し、ホテル隔離義務を免除する場合でもトルコでワクチン接種を受けた人には自宅隔離義務が課されている。なぜこの決定がなされたのか。これは変更されうるのだろうか。BBCトルコのオヌル・エレム氏が英保健大臣、Covid-19データアナリストのティム・ホワイト氏に聞いた。      トルコからイギリスに渡航する人々に対しホテル隔離義務を免除する場合でも、トルコでワクチン接種を受けた人には自宅隔離義務が課される。この義務は撤廃されうるのだろうか。   イギリスは先週の決定で 全文をよむ

2021-09-21 アフガン難民:国連総会エルドアン重要メッセージ「アフガン難民受け入れる余地ない」 (Cumhuriyet紙)

国連の第76回総会の会合で談話を発表したAKP大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンは、「私は支援をしたのでもう大丈夫だ」という論理で動いた場合、このことの代償は、ただ主要な特定の国のものではなく、全ての人間が支払ったものであると表現をした。アフガニスタンにおける進展のために、難民流出の可能性に対峙していると述べるエルドアン大統領は、「シリア危機において、人間性の誇りを救い出す一つの国として、もはや難民の波に対しては可能性も忍耐ものこっていない。」と語った。      エルドアン大統領は、国連(B 全文をよむ

2021-09-18 ギリシャ・ミツォタキス首相「エルドアンと考えは同じ」 (Milliyet紙)

ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相はトルコはヨーロッパへの新たな難民流入の対応における重要な協力者であると話した。      ロイター通信記者が出した報道によれば17日金曜、ミツォタキス首相はヨーロッパは移民問題について共通の政策が見られないと話した。   ミツォタキス首相はトルコに関して以下のように話した。    「私は移民問題に関してはトルコを協力者として評価している。エルドアン大統領と多くオープンに話し合う談話を行い、難民たちを自身にできるだけ最も近い距離で留めておくことが重要だと合意 全文をよむ

2021-09-18 ワシントンポスト紙「アフガニスタンでアメリカの失敗、トルコの成功」 (Milliyet紙)

最新ニュースによると、アメリカを拠点とする世界的に有名なワシントンポスト紙は、アメリカの不祥事の連鎖に終わったアフガニスタンからの撤退を、トルコが正しい行動とリスクを負うことで自身に有利に好転させることに成功したと伝えた。      ■「トルコは、撤退に関して非常に効率的であった」      ところが、タリバンの件で最も心配されていた国は、長い世俗的な歴史があり、NATOに加盟しているトルコであった。アフガニスタン自身は、ヨーロッパと中東の際に位置するトルコをあまり戦略的に重視していなかった。  全文をよむ

2021-09-14 アフガン難民:エルドアン、ドイツ大統領と会談 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はドイツ大統領フランク=ヴァルター・シュタインマイアー氏と電話で会談をおこなった。通信省によって行われた発表によれば会談ではトルコ-ドイツ関係とともにアフガニスタンそして難民問題をはじめとする地域的な問題が取り上げられた。エルドアン大統領は、会談において、トルコには新たな難民の負担を取り除けるだけのキャパシティはないということを強調した。      大統領府通信省によって行われた発表によれば、会談ではトルコ-ドイツ関係とともにアフガニスタンそして難民問題をはじめとする地域的なテー 全文をよむ

2021-09-12 トルコ外相「難民の送り返し、不可能だし正しくもない」 (Cumhuriyet紙)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はアンタルヤ県マナヴガトで、アフガニスタンとシリアの難民に関して「アフガニスタンからの人々をすぐに自国に送り返すのは不可能だし正しくもない。現在、難民を自国へ帰還させるために国際社会から従来以上の支援が得られ始めている」と述べた。      トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はアンタルヤ県マナヴガトで、新聞記者らの質問に答えた。チャヴシュオール外相は、「アフガニスタンからの人々をすぐに自国に送り返すのは不可能だし正しくもない」と述べた。そして 全文をよむ

2021-09-12 カブールからイスタンブルへ、ポップスター・アリヤナ・サイード、苦難を語る (Milliyet紙)

アフガニスタンのポップスター・コンテストの審査員であるアリヤナ・サイードさんは、タリバンのカブール掌握後イスタンブルに脱出したときのことを説明した。サイードさんは、タリバンの検問を切り抜けるため 顔を隠して膝に知らない子供を乗せ、婚約者には次のように伝えていたという。タリバンが連行しようとしたら私の頭を撃ってほしい、と。      アフガニスタンで女性の権利を擁護したこととその服装を理由に、イスラム過激派の怒りにさらされている36歳のアフガニスタン人ポップスター、アリヤナ・サイードさんは、タリバ 全文をよむ

2021-09-02 トルコ、EUに反発「金でアフガン難民引き受けはしない」 (Cumhuriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、アフガン難民についてEUに釘を刺した。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、「『私たちは金をやるからアフガン人はそちらで抑え込め、こちらに来させるな』といった意図があるなら、それは協力ではない。多くの課題に対応した形で、難民の受入協定を更新する必要がある。EUは『単純な方策や理解で乗り越えられるだろう』という認識を改めなければならない」と述べた。 全文をよむ

2021-08-29 タリバン、アフガニスタンの民俗音楽家アンダラビーを殺害 (Cumhuriyet紙)

アフガニスタン国内での音楽禁止を決定したタリバンが、民俗音楽家のファヴァド・アンダラビー氏を殺害した。アンダラビー氏は自宅から引きずり出されて殺害されたと報告されている。元内務大臣のメスード・アンダラビー氏が、この民俗音楽家が殺害されたことを投稿した。      タリバンは、新生アフガニスタンでは音楽が禁止されると発表し、民俗音楽家のファヴァド・アンダラビー氏を殺害した。 ファヴァド・アンダラビー氏はバグラーン州アンダラーブ県キシュナバード村の自宅から強制的に連れ出され、殺害されたと明らかにされ 全文をよむ

2021-08-27 トルコ軍20年のアフガニスタン駐屯に終止符 (Cumhuriyet紙)

アフガニスタンから撤収するトルコの兵士を乗せた飛行機の第1便が昨日アンカラに着陸した。トルコ政府は、タリバンとの会談において、“トルコを含むいかなる国の軍もアフガニスタンに駐留することを望まない”というメッセージを受け取った。      アメリカ合衆国が、9・11テロの後のアフガニスタン占領以降、アフガニスタン政府の支援のために結成した国際任務の枠組みにおいて、2002年から現在までアフガニスタンに駐留するトルコ軍の兵士が、およそ20年の任務を終えてトルコに帰還している。アメリカ合衆国のアフガニ 全文をよむ

2021-08-26 トルコ軍、アフガニスタンから帰還 (Hurriyet紙)

トルコ防衛省は「トルコ軍兵士をアフガニスタンから撤退させている。軍人の移動を確保した最初の航空機がアンカラに着いた。与えられた任務を成功裡に遂行した我々の誇れる兵士達を祖国に迎えいれた」と述べた。      アフガニスタンから撤退するトルコ兵士を運ぶ航空機は26日11時45分にアンカラ・エセンボーア空港に着いた。      トルコの民間人をアフガニスタンから帰還させるミッション完了後、カーブル・ハミド・カルザイ国際空港で任務に就いていた兵士達の撤退が開始された。      まずトルコ空軍の輸送機 全文をよむ

2021-08-22 トルコ・イラン国境にアフガン難民流入防止壁 (Hurriyet紙)

アフガニスタンからやってくる移民の波に対し、トルコ・イラン国境では対策が強化された。国境線で壁の建設が急速に進む一方、壁がない場所には塹壕が掘られている。地雷の埋められている地域では除去作業が行われている。国境線で続く壁建設作業を、我々はシコルスキー・ヘリコプターで上空から確認した。上空ではシコルスキー・ヘリコプターにATAKヘリコプター2機も同行した。      タリバンのアフガニスタン支配権確保と内戦を受けて、パキスタン、イラン、トルコに向かう移民の波が始まった。この移民の発生が集中している 全文をよむ

2021-08-21 さらに160人、アフガニスタンから到着 (Hurriyet紙)

アフガニスタンの首都カブールから避難する幼児14人を含む合計160名の旅客はまずトルコ空軍のA400M型軍輸送機によってパキスタンの首都イスラマバードへ、そこからトルコ航空の避難飛行によって6時15分にイスタンブルに到着した。      タリバンのカブール占拠後、アフガニスタンからイスラマバード経由での避難飛行の実施が続いている。中にトルコ人を含む160名はカブール・ハーミド・カルザイ空港からトルコ空軍のA400M型軍輸送機によってイスラマバード国際空港に送り届けられた。旅客たちはイスラマバード 全文をよむ

2021-08-20 タリバン報道官「トルコは重要」 (Cumhuriyet紙)

タリバンが「アフガニスタンイスラム首長国」の成立を宣言したのに続き、テロ組織のスヘイル・シャーヒン報道官が発表を行った。シャーヒン氏は、「トルコは我々にとって非常に重要なアクターだ」と述べた。      ジハード主義組織タリバンは、アフガニスタンで政権を掌握したのに続き、先日国連安保理に反発しつつ「アフガニスタンイスラム首長国」が成立したことを宣言した。アフガニスタンを掌握した4日後の声明に続き、テロ組織タリバンのスヘイル・シャーヒン報道官は、トルコについても発表を行った。      トルコ紙に 全文をよむ

2021-08-20 エルドアン大統領、アフガン難民に「門戸は閉ざさないが150万は虚言」 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、金曜礼拝の後報道陣の質問に答えた。野党が150万人のアフガニスタン難民受け入れを提案したことに対して「残念ながらこの話は全て虚言だ。アフガニスタンからトルコへこのような難民は発生していない。トルコにとって問題となっているアフガニスタン難民の数は30万人だ。我々が実施しようとしている制限策は全て、統制されていない難民の流入を防ぐためだ」と述べた。エルドアン大統領は「必要あらばタリバン政権と会談を行う用意はある。求められれば門戸を開くし、将来のことを中心に考え 全文をよむ

2021-08-15 タリバン首脳「トルコを敵ではなく同盟者としてみている」 (Cumhuriyet紙)

アフガニスタン内務省が、テロ組織タリバンによるカブール攻撃を発表した後、タリバンからトルコに関する声明があった。      アフガニスタン内務省は、タリバンが、首都に進攻した後、政権委譲のため交渉を始めると伝えた。      タリバンのザビフッラー・ムジャーヒド報道官は、インディペンデント紙トルコ語版のアブドゥッラー・ラヒムオール記者に対し、タリバンはカブールを除くアフガニスタン全土を掌握したと述べた。ムジャーヒド報道官は、「カブールの目前にいる」、「いつでもカブールを確保できる」と述べた。ムジ 全文をよむ

2021-08-14 アフガニスタン急変、トルコ関係者は無事 (Hurriyet紙)

首都カーブル以外の主要な中心地を掌握したターリバーンは、西部のヘラート州も制圧した。当地の最新の状況について本紙に情報提供した地元の情報源によると、街はタリバンに制圧されたという。      目撃証言によると、現在までトルコのヘラート総領事館や領事館職員への悪影響はない。      トルコ外交官らが当市に留まる一方で、当地で活動しているトルコの建設会社があり、そこで働くトルコ国民がまだ避難していないことがわかっている。ヘラートは50万以上の人口を抱える、アフガニスタンで3番目に大きい都市である。 全文をよむ

2021-07-24 トルコ、国連のキプロス・マラシュ関連発表に反発 (Cumhuriyet紙)

外務省は、国連により出された「マラシュ(ヴァローシャ)の閉鎖」に関する声明に対し厳しく対応した。外務省が公表した声明では、“マラシュは、北キプロス・トルコ共和国の領土であり、北キプロス側の善意のアプローチの枠組みの中で、その時は居住のために開放されず、軍の区域として宣言されたものである”との文言が用いられた。      外務省は、「国連安全保障理事会に対し、ルーム(トルコに住むギリシャ系住民)とギリシャ人による偽りのプロパガンダからの解放、加えて北キプロス・トルコ共和国がマラシュの件について法に 全文をよむ

2021-07-23 タリバン「トルコ軍のアフガニスタン駐屯を許さない」 (Cumhuriyet紙)

タリバンのザビフッラーフ・ムジャーヒド報道官はトルコのアフガニスタン駐屯を許さないと発表した。      ムジャーヒド報道官は、RIAノーボスチに「私たちはトルコの態度を目下反対したのであり、アメリカの撤退後に外国勢力のアフガニスタン駐屯をいかなる理由でも許さない」という声明を出した。      スプートニク・トルコによると、ミュジャーヒド報道官はトルコのカブール航空に関係する決定事項に反対の姿勢を見せた。そして「もしトルコ政府が協議の進展に貢献するなら、そしてアフガニスタンにおける状況を改善で 全文をよむ

2021-07-18 アンカラーニーデ間幹線に不法移民おきざり?ーシリア、アフガン、、、 (Milliyet紙)

アンカラとニーデを結ぶ幹線道路の記録映像から、密入国あっせん業者がトラックで運んでいた数十人以上の不法移民が、道路沿いに置き去りにされたことが明らかになった。      この映像がソーシャルメディアにアップされると、共和人民党(CHP)グループ副代表(サカルヤ県選出議員)がスレイマン・ソイル内務大臣にツイッター上で「国土が不法移民の経由地となっている。そんな中で内務省は眠りこけている。シリア人とアフガニスタン人らが至る所にいる。寝てるんじゃない!」と呼びかけた。      ニーデ県庁が映像を確認 全文をよむ

2021-07-16 トルコ外相、ウズベキスタンで中国外相と会談 (Cumhuriyet紙)

チャヴシュオール外相は、ウズベキスタン訪問に際して中国の王毅外相と会談した。      メブリュト・チャヴシュオール外相は、「中央・南アジア:地域の連携・挑戦とチャンス」という議題のハイレベルの国際会議に出席するためにウズベキスタンを訪問し、同地で中国の王毅外相と会談した。       チャヴシュオール外相は、会談に関してTwitterで声明を出し、“中国の王毅外相と会談し、エルドアン大統領と習国家主席の間の電話会談で取り上げられた項目を掘り下げて話し合った。”と表現した。      チャヴシュ 全文をよむ

2021-07-06 ドイツでトルコ系一家襲撃事件 (Hurriyet紙)

ドイツのリューベック市でトルコ系一家が人種差別攻撃に遭ったことが明らかになった。武器を回収した警察は51歳犯人に関して傷害・武器法違反だとして調査を開始した。しかし逮捕に十分な証言がなかったため釈放された。      リューベック警察が行った説明によると、事件は、7月3日市の中心地周辺のミューレントーア広場で起こった。トルコ系の4人家族とドイツ人夫婦の間で口論が生じた。事件当時51歳だった犯人が使用した催涙ガスにより45歳の父親、4歳と8歳の子供たちが被害を受け、救急車で病院に搬送された。   全文をよむ

2021-07-04 エジプト外相、トルコとの関係正常化に言及 (Milliyet紙)

トルコとの二国間関係を評価したサーメハ・シュクリ・エジプト外相は、トルコ側との接触が続いていると述べた。      エジプトのテレビ局Al Kahera Wal Nasに出たシュクリ外相は、「国交正常化への新たな基礎をつくるステップを評価するために、(トルコ側と)引き続き接触している。」と発言した。   シュクリ外相はトルコとの国交およびリビア情勢間における関係についても、「問題には多面性があり、リビアはエジプトおよび国家安全にとって非常に重要である」と述べるににとどまった。      シュクリ 全文をよむ

2021-07-01 ドイツ、トルコを含む80か国への旅行制限解除 (Hurriyet紙)

ドイツは、6月11日にトルコを含む80ヵ国への旅行制限解除を伝えた。この決定は7月1日から実行に移される。      ドイツは、新型コロナウイルス感染症のため「リスクあり」としたトルコを含む80ヵ国に向けた海外旅行制限を解除した。      ドイツ外務省が行った発表では、外務省がCovid-19の「リスクあり」とした地域について、一週間に10万人に200人以下の感染者数を示した地域に関し、2020年3月17日付けの旅行制限が7月1日から解除されると伝えられた。      外務省の発表では、「ドイ 全文をよむ

2021-06-26 EUから30億ユーロ、シリア難民予算 (Hurriyet紙)

【国営アナトリア通信】欧州連合(EU)欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は、EUがトルコに留まるシリア難民に対する支援に2024年までに30億ユーロの予算を計上することを発表した。      ウルズラ・フォンデアライエン欧州委員長は、ブリュッセルで開かれたEU加盟国首脳会議の後シャルル・ミシェルEU大統領と欧州理事会議長国ポルトガルのアントニオ・コスタ首相とともに記者会見を行った。       フォンデアライエン欧州委員長は、EU首脳会談でトルコとの関係と現在のシリア人の状況について 全文をよむ

2021-06-26 カーブル国際空港警備問題で、トルコ・米会談 (Hurriyet紙)

国防省は、アフガニスタンのハーミド・カルザイ国際空港の警備について話し合うためにアメリカ代表団と会談を行い、今後も話し合いを継続するという点で合意したことを発表した。      省のSNSアカウント上での発表では国防省のSNS公式アカウントでは次のように述べられた。      トルコ・アメリカ会談は国防省において開かれた。この会談で、NATO決議支援ミッションNATOの確固たる支援任務(RSM)が終了した後、ハーミド・カルザイ国際空港の運営維持について協力分野が協議された。両者は今後も会談を続け 全文をよむ

2021-06-18 ロシア、7月25日からトルコ航空便再開 (Milliyet紙)

速報によると、ロシア・トルコ間の航空便が一時的に制限されていた。フォーブス誌には、先日観光地に調査団を派遣したロシアが、トルコに関して何らかの決断を下すということが記されていた。これを経て新たに発表が行われ、航空便が再開することがわかった。詳細は以下の通りだ。      フォーブス・ロシアが2つの情報源から報じたニュースによると、ロシアの新型コロナウイルス対策機関が、7月1日以降トルコへの渡航禁止を解除する選択肢を評価しているということだ。      期待されていたニュースが届いた。ロシアはトル 全文をよむ

2021-06-16 オーストリア、中国製ワクチン接種者の自宅待機を撤廃 (Hurriyet紙)

オーストリアでの新しい旅行規制が施行された。新たな決定によると、オーストリアに入国する際、中国製のシノバクワクチンの接種者は自宅待機が免除される。トルコでも行われているシノバクワクチンに関するこの決定は、オーストリアへ訪れたいトルコ国民にとっても非常に重要である。      オーストリアで本日施行された新たな旅行規制によると、トルコでも使用され、新型コロナウイルスに対し行われている中国製のシノバクワクチン接種を2回している人は、入国の際に自宅待機が免除される。   保健省のインターネットサイトで 全文をよむ

2021-06-16 バイデン・エルドアン会談、成功裡に終了 (Hurriyet紙)

米国のジョー・バイデン大統領はエルドアン大統領との会談の後にNATO本部で会見を行った。バイデン大統領は会見を「両国にとって有意義な仕事を進めるものと確信している」と評した。      バイデン大統領はエルドアン大統領との会談を前向きなものとし、以下のように述べた。「何人かの世界的なリーダーが一堂に会する機会となった。エルドアン大統領ともお会いし、良い会談だった。細部まで話し合うことができ、両国は大きな課題があり、議論が続いている。両国にとって有意義な仕事を進めるものと確信している」      全文をよむ

2021-06-12 サウジアラビア、今年は国内者のみ巡礼許可へ (Hurriyet紙)

国営サウジ通信に基づくロイター通信の報道によると、サウジアラビアは今年、国民と国内在住者へのみ大巡礼を許可する。      報道によると、巡礼者数は国内在住者の6万人に制限され、国外からは一切受け入れられず、基礎疾患の無い、18歳から65歳までのワクチン接種完了者のみが参加可能となる。      サウジアラビアが5月に行った発表によると、今年の大巡礼はコロナ禍の中、健康と安全を守る特別条件の下で行われるとされていた。      サウジアラビアメッカ巡礼運営当局によって公開された文書では、今年の大 全文をよむ

2021-06-10 ドイツ、ワクチン接種証明書制度へ (Hurriyet紙)

新型コロナウイルスのワクチン接種者に対し、ドイツは6月14日から証明書を発行する。2回ワクチンを接種した者はもれなく証明書を付与されるという。      ドイツで、新型コロナウイルス(Covid-19)ワクチン接種者のために開発されたコロナワクチン接種電子証明書(CovPass)が、6月14日(月)から利用できるようになったことが明らかにされた。      ドイツ保健省のイェンス・シュパーン大臣は、ベルリンで開いた会見でコロナワクチン接種電子証明書を紹介し、ワクチン接種会場、薬剤師、医師が2回ワ 全文をよむ

2021-06-08 ギリシャ、対トルコに続々と軍事準備 (Milliyet紙)

クレタ島のスダ基地に国務長官と空母を派遣した米国は、トルコに完全に対抗するスキャンダラスな措置を講じている。 ギリシャの日刊紙カティメリーニ紙は、過去1年間にトルコを脅かすために数多くの演習を行ってきた米国が、ギリシャでの軍事的プレゼンスを恒久的に高める準備をしていると伝えた。報道によると、ギリシャに軍隊を集結することを決定した米国国防総省は、恒久的かつ展開的な軍事基地を設けるという戦略的目標を持ってい る。       現在、クレタ島のスダ基地と北のアレクサンドルポリ港を使用している米軍は、ラ 全文をよむ

2021-06-03 仏マクロン大統領、再びトルコ非難-リビア訪問 (Hurriyet紙)

リビアのアブドゥルハミド・ドベイバ大統領と会談したエマニュエル・マクロン大統領は、「リビア国民自身が要求しているのだから外部の介入をやめさせるべきである」と発言した。      フランス大統領エマニュエル・マクロン氏は、エリゼ宮殿でリビアのアブドゥルハミド・ドベイバ首相と会談した後、共同で記者会見を開いた。      リビアの政治的移行期を支援すると言及したマクロン大統領は、リビアが軍事的主権をもち安定に向かうことが必要だと話した。      マクロン大統領は、フランスはリビアに対し特別な責任が 全文をよむ

2021-05-30 トルコ、英国のゴミを輸入・・ (Cumhuriyet紙)

英国の風刺雑誌『プライベート・アイ』において、英国でリサイクルできない廃棄物の半分を輸入しているトルコがネタにされた。同誌は、複数のリサイクルを示すシンボルマークについて「解説」する記事のなかで、「トルコに持っていき焼却する」という表現が用いられていた。      2月に発表された国際環境NGOグリーンピースの報告によれば、トルコは英国から20万9,600トンの廃棄物を輸入した。この数字は2020年の記録であり、の英国からのトルコに輸入された廃棄物量が36%増加したことを示している。      全文をよむ

2021-05-27 NATOのベラルーシ非難決議をトルコは反対? (Cumhuriyet紙)

ワシントンポスト紙は、反体制派ジャーナリストのロマン・プロタセヴィッチ氏の逮捕決定に対するNATOの統一見解がトルコに拒否されたと伝えた。      ワシントンポスト紙は、反体制派ジャーナリストであるロマン・プロタセヴィッチ氏逮捕決定に対するNATOの反発の動きがトルコから拒否されたと伝えた。      ベラルーシ政権関係者は、その後偽りであると明らかになった爆破予告を行い、反体制派ジャーナリストが搭乗していた旅客機を戦闘機の誘導のもと強制的にミンスクに着陸させた。      乗客の中にいた26 全文をよむ

2021-05-26 スエズ危機からユーラシア大陸新ルートへ注目 (Hurriyet紙)

トルコをアジア大陸とヨーロッパ間での貨物輸送においての重要な国際拠点へと発展させる2つの新ルートが明らかとなり、取り組みが始まった。      新ルートのどちらもトルコ・ロシア間での輸送における協力によって可能となっている。貨物輸送でトルコ側として最初の重要な進展はロシアでアゾフ海とカスピ海を繋ぐヴォルゴドンスク運河を管理する「P&Oマリタイムロジスティクス」とイズミットを拠点とする「DPワールド・ヤルムジャ」の間で輸送協定が締結されたことだった。      協定によるとイズミット港で船に積まれ 全文をよむ

2021-05-23 トルコ製無人攻撃機、初の海外販売―ポーランドへ (Milliyet紙)

ポーランドがトルコから24機の無人攻撃機「バイラクタルTB2」を購入する。このためポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領が5月23〜25日にかけてトルコを訪問する際に合意書に署名する予定だ。 訪問中のスケジュールの中でも5月24日(月)に行われる会合では、さらなる協力拡大に向けた対応策が議論されることになっている。以下が最新ニュースの詳細である。      (写真1)ポーランドのマリューシュ・ブワシュチャク国防相は昨日、トルコから24機の無人攻撃機(SİHA)を購入すると発表した。これによりポーラ 全文をよむ

2021-05-19 南欧諸国のサマーシーズン戦略は? (Cumhuriyet紙)

経済の大部分を観光に依存している南ヨーロッパ諸国は、隔離免除や無料のPCR検査などの措置で観光客に信頼できる休暇の機会を提供するための努力の途中だ。      経済の大部分を観光に依存している南欧諸国は、来たる夏季(ハイシーズン)前にヨーロッパの観光客を誘致するために、熱烈なプロモーション活動を開始した。   EUの執行機関である欧州委員会によってニュースになった「ワクチン証明」の適用は未だなされていないが、南ヨーロッパ各国はコロナ流行期において信頼できる休暇の機会を提供するために、観光客に対し 全文をよむ

2021-05-15 14か月ぶり、ヴァンのイラン国境まもなく再開 (Hurriyet紙)

コロナウィルス感染予防対策によって14ヶ月間閉鎖されていたヴァン県のカプキョイ国境ゲートが5月17日から再開放される。これによってヴァンではバイラムの喜びが倍増した。      イランとの最長の陸上の国境をもつヴァン県のカプキョイ国境ゲートは新型コロナウィルス(COVID19)感染予防対策として14ヶ月間通行を封鎖されていたが、5月17日から通行を再開することになり、ヴァン県の小売商にとってバイラムの喜びが倍増した。      サライ郡にあるカプキョイ国境ゲートはイランでの感染者数増加を受けて2 全文をよむ

2021-05-13 イスタンブルで反イスラエル・デモ (Cumhuriyet紙)

市民社会団体(STK)のメンバーや市民らが、イスラエルによるアル・アクサー・モスクとエルサレム東部のパレスチナ人への攻撃に対し、ベシクタシュにあるイスラエル総領事館前で抗議行動を行った。      イスタンブルでは、何千人もの人々がトルコやパレスチナの国旗を手に、ベシクタシュにあるイスラエル総領事館前に集結した。      国旗やプラカードを持って領事館前に集まった人々は、スローガンを叫びイスラエルへの反発を表した。      抗議行動の間、警察部隊が厳重な治安維持体制を敷いているのが見て取れた 全文をよむ

2021-05-11 イスラエルに対しムスリム・キリスト教徒・ユダヤ教徒共闘の呼びかけ (Hurriyet紙)

大統領報道官イブラヒム・カルン氏は、ソーシャル・メディアのアカウントより、「イスラエルの占領そして冷酷さと狂信的なユダヤ教徒たちの侵略を止めろというために良識のありそして良心のある全てのムスリム、キリスト教徒そしてユダヤ教徒たちが共闘しなければならない。」というメッセージを共有した。      以下は、大統領報道官カルン氏のメッセージである。      エルサレムの各教会は、合同の通知とともにイスラエルの暴力へ各種の挑発的な活動を終えるようにと呼びかけをおこなった。イスラエルの占領そして弾圧に対 全文をよむ

2021-05-05 サウジアラビア、他国からの巡礼者の礼拝を禁止へ? (Hurriyet紙)

ロイター通信の5日現在最新の報道によると、サウジアラビアが他国からの巡礼予定者へ、新型コロナウイルスの流行を理由に巡礼を禁止する予定であることが明らかになった。      ロイター通信のこの報道は、二人の匿名の情報提供者に基づいている。      サウジアラビアは、2020年にコロナウイルスを理由として、巡礼に訪れる人々に許可を出さなかったが、今年も同様の対応をとる準備をしている。ロイター通信社に情報提供をした二人の人物は、サウジアラビア政府が今年も巡礼の許可取り消しを検討していると話した。   全文をよむ

2021-05-02 ISバグダーディーの右腕、イスタンブルで逮捕 (Cumhuriyet紙)

スラム国(ISIL)の指導者アブー・バクル・アル=バグダーディーの右腕として知られ、同組織のいわば「軍事部門責任者」だったテロリスト(コードネーム「バシム」)が、MITとトルコ警察との共同作戦によりイスタンブルで逮捕された。      アフガニスタン国籍のコードネーム「バシム」は、2年前にシリアで殺害されたテロ組織イスラム国(ISIL)の指導者アブー・バクル・アル=バグダーディーの右腕として知られていた。同組織のいわば「軍事部門責任者」だったこのテロリストがトルコ国家情報機構(MIT)とトルコ警 全文をよむ

2021-04-29 サウジアラビア、トルコ人学校8校に閉鎖決定 (Hurriyet紙)

サウジアラビア政府が、首都リヤドと他州で活動中のトルコ国民教育省管轄のトルコ人学校8校を2020-2021年度末に閉鎖する決定をしたと発表した。      アナドル通信が外交筋から得た情報によれば、サウジアラビア教育省は国の北西に位置するテブク、リヤド、タイフ、ジッダに所在するトルコ国民教育省管轄の学校を閉鎖する決定を書面で伝えた。同様に、ダンマンとアブハ市にある国民教育省管轄の学校もサウジアラビア関係者の訪問を受け同様の閉鎖の決定を口頭で伝えられ たことが判明した。      サウジアラビア教 全文をよむ

2021-04-25 アルメニア首相からバイデン大統領へ謝辞 (Hurriyet紙)

アルメニアのパシニャン首相は、バイデン米大統領へ謝辞を送った。      アルメニアのニコル・パシニャン首相は、ジョセフ・バイデン米大統領による「ジェノサイド」認定の直後、ホワイトハウスに謝辞を送った。パシニャン首相は「アルメニア国民と世界中のアルメニア人は、1915年から1923年にかけて行われたアルメニア人ジェノサイドをバイデン大統領が公的に認定したことを、感激をもって歓迎した。バイデン大統領の高潔な姿勢は、真実、歴史的正義を認める大きな一歩だ」と述べた。 全文をよむ

2021-04-25 バイデンの歴史への裏切りートルコの反発広がる (Milliyet紙)

トルコ外務省は、ジョー・バイデン米大統領の「ジェノサイド」発言は、相互の信頼と友情を「深く傷つける原因になる」と強調し、「米国大統領に、一部の政治勢力を満足させる以外、なんの目的も果たさない重大な過ちを正してくれるよう呼びかけている」と発表。決議後、デービッド・サッターフィールド駐アンカラ米国大使が外務省に呼び出された。      トルコ外務省は、ジョー・バイデン米国大統領が、1915年事件について「いわゆるジェノサイド」と発言したことに強い抗議を示し、「トルコは、急進的なアルメニア勢力と反トル 全文をよむ

2021-04-25 エルドアン大統領からアルメニア大司教へ書簡「オスマン・アルメニア人を追悼」 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、トルコ・アルメニア総主教のサハク・マシャルヤン大司教に宛てた書簡において「第一次世界大戦の厳しい条件の下、命を落とされたオスマン・アルメニア人を敬意をもって追悼し、その子孫の方々にお悔やみ申し上げます」と述べた。      1915年事件の追悼記念日のため、トルコ・アルメニア総主教のサハク・マシャルヤン大司教にメッセージを寄せたタイイプ・エルドアン大統領は、「亡くなられたオスマン・アルメニア人を敬意をもって追悼し、子孫の方々にお悔やみ申し上げます」と述べた。      ■介入 全文をよむ

2021-04-23 チャヴシュオール外相「黒海の緊張緩和を」 (Milliyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相はトルコ・ルーマニア・ポーランドによる3カ国外相会談後の記者会見に出席し「黒海地域は我らの拠点であり、地域を緊張から遠ざけるべきだ」と述べた。      メヴリュト・チャヴシュオール外相はトルコ・ルーマニア・ポーランドによる3カ国外相会談の後、ポーランドのツビグネフ・ラウ外相、ルーマニアのボグダン・アウレスク外相と共同で記者会見を実施した。      チャヴシュオール外相は会見で「この3カ国会談は9年前に理想を追求する試みのもと始まり、来年には10周年となる会談を 全文をよむ

2021-04-21 国会にトルコ・エジプト友好議員団結成へー関係改善へ (Hurriyet紙)

公正発展党会派副代表のビュレント・トゥラン氏は、「トルコ・エジプト間の友好議員団結成に関する提案を本日、国会議長へ提出した。」と声明を出した。      公正発展党会派副代表のビュレント・トゥラン氏は、「公正発展党会派としてトルコとエジプト間で友好議員団結成に関する提案を本日、国会議長へ提出した。」と声明を出した。      ■チャブシュオール外相からエジプトとの新時代のメッセージ      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、エジプトと新たな時代が始まると示唆し、この一環としての相互の訪問と会 全文をよむ

2021-04-17 北キプロスでコーラン学校、継続へ (Hurriyet紙)

KKTC(北キプロス・トルコ共和国)憲法裁判所は、世俗主義を脅かしたとして、政府機関である宗教局のコーラン学校を授業停止処分にした。この件はトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣のニコシア訪問に際して重要議題となった。      チャヴシュオール外務大臣は、エルスィン・タタルKKTC大統領と、KKTC大統領府で、北キプロス問題について共同記者会見を行った。チャヴシュオール外務大臣は会見で、KKTC憲法裁判所による決定はトルコ国内でも注目を集めたとし、「最初に申し上げると、この決定は政治性を 全文をよむ

2021-04-16 ギリシャ外相訪土、和解かと思いきや、、、けんか腰 (Hurriyet紙)

ベシュテペ大統領宮でトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相とギリシャのニコス・デンディアス外相が会談後に記者会見を行い、 会見は友好的な雰囲気の中で始まったが、デンディアス外相の非難で緊張した。 チャヴシュオール外相は前向きな雰囲気を望んでいると述べ、「非難は容認できない」と答えた。      チャヴシュオール外相は、両国間の関係の解決に向けて熱烈なメッセージを送り、EUや第三者を介さずに両隣国間で問題を解決できると述べたが、ギリシャのデンディアス外相は、記者会見での発言で、トルコを非難し雰囲 全文をよむ

2021-04-10 トルコ・エジプト関係改善へ、ラマザンを祝う電話 (Cumhuriyet紙)

チャブシュオール外相は、エジプトのサミフ・シュクリー外相と電話で会談した。      外交筋の伝えるところによると、チャブシュオール外相は、エジプトのサミフ・シュクリー外相と、ラマザンを祝う目的で電話で会談した。 全文をよむ

2021-04-09 EU大統領訪土の外交儀礼問題で第二幕 (Hurriyet紙)

EU閣僚のトルコ訪問の後に発生した外交儀礼問題の第二幕が始まった。CNNトルコの情報によると、EU閣僚の歓迎のために出された食事が外交儀礼面での大きな緊張を引き起こしたということだ。      EU閣僚のトルコ訪問が終了した。訪問メンバーの間で外交儀礼に関する議論が残された。CNNトルコの情報によると、外交儀礼に関する議論が起こったのは会談のときだけではなかった。EU閣僚の歓迎のために出された食事も外交儀礼面での大きな緊張を招く寸前だったということだ。詳細な背景についてセナ・アルカンが報じている 全文をよむ

2021-03-26 スエズ運河事故「トルコなら救出できる!」 (Hurriyet紙)

交通・インフラ大臣のアディル・カライスマイルオール氏は、スエズ運河にある、世界の貿易の妨げとなっている海難事故を引き起こした船は、要請があれば救助できると述べた。      スエズ運河にて、400メートルの大きさのエバーギブンと名付けられた船が横転した結果、運河が閉塞したことで、世界の海上貿易は悪影響を受けた。何百隻もの船がスエズ運河を通過するために並んでいたため、ここでの石油タンカーの存在は価格の変動を引き起こした。   スエズ運河での事故について、運輸・インフラ大臣のアディル・カライスマイル 全文をよむ

2021-03-26 シャルリー・エブド誌編集委員へ大統領侮辱で訴え (Milliyet紙)

速報によると、アンカラ共和国検察庁は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を標的としたシャルリー・エブド誌の表紙の侮辱的な内容を含んだ画像に関して、同誌の役員であるアリス・ペティ氏、ジェラール・ビアール氏、ユーリン・セリニャック氏、ローラン・スーリソー氏を「共和国に対する侮辱」の罪で4年間の懲役を求刑する告訴を行なった。      アンカラ共和国検察庁は、フランスの雑誌シャルリー・エブド誌の2020年910月28日号でレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の写真を使用した風刺画について「共和国に対 全文をよむ

2021-03-13 トルコ航空貨物、ユニセフのワクチンを世界に運ぶ (Hurriyet紙)

世界で最も広いフライトネットワークを有する航空貨物ブランドであるターキッシュ・カーゴは、ユニセフの新型コロナワクチンと医療機材を世界中へ運んでいる。      トルコ航空の広報担当の発表によると、ターキッシュ・カーゴは国際物流企業キューネ・アンド・ナーゲル社と協働し、ユニセフがインドから調達した170万回分の新型コロナワクチンをムンバイからコンゴ民主共和国の首都キンシャサへと運んだ。      特殊貨物輸送に30年の経験を持つターキッシュ・カーゴは、先日にもユニセフの数十万の注射器をバルセロナか 全文をよむ

2021-03-12 トルコ・エジプト関係正常化に向け一歩:諜報機関間交渉に前進 (Hurriyet紙)

エジプトの諜報機関関係者は、トルコの諜報機関からカイロで会合を行うように要望があり、これを歓迎したと述べた。      ロイター通信に対し、エジプト当局関係者は、電話をかけてきたトルコの諜報機関関係者が、二国間の「経済、政治、外交面の協力」を話し合うためにカイロで会合を行うことを要望したと説明した。      エジプト当局関係者は、この電話を歓迎し、速やかに返答することを約束したと伝えた。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、今日の声明で、「エジプトと諜報レベルでも外務省レベルでも繋が 全文をよむ

2021-03-11 ネタニヤフ・イスラエル首相の重要トルコ発言 (Hurriyet紙)

テルアヴィヴ関係の正常化について、イスラエルのネタニヤフ首相が初めて発言した。ネタニヤフ首相は、バトヤムでの選挙演説で、「我々はトルコとも交渉している。これは良い進展だ」と語った。      トルコ・イスラエル間の関係正常化プロセスに関して、テルアヴィヴ行政から次々と好意的なメッセージが届いている。エネルギー省のユヴァル・シュタイニッツ大臣は、イスラエルにはトルコと協力する準備があると話し、今回はイスラエルのネタニヤフ首相が初めて声明を出した。      ネタニヤフ首相は昨日、選挙運動の一環とし 全文をよむ

2021-03-07 エジプト・トルコの関係改善、ギリシャを慌てさせる (Hurriyet紙)

エジプト政府が炭化水素の採掘に関してトルコの大陸棚の境界線を認めてパイプライン計画のルートからギリシャを外すよう提言したことが、ギリシャ政府に緊張を与えた。ギリシャ外相はエジプトを訪れる予定だ。      東地中海におけるエジプトの近頃の動きと、メヴリュト・チャヴシュオール外相のアンカラ-カイロ関係に関する声明は、ギリシャ政府にパニックを引き起こした。まずギリシャのニコス・デンディアス外相は、エジプトのサーハメ・シュクリ外相に電話をした。先週水曜日(3日)の晩にはギリシャのキリアコス・ミツォタキ 全文をよむ

2021-03-06 EU「キプロス問題に解決の希望はある」 (Cumhuriyet紙)

EUのボレル外相は、キプロスでトルコ系とギリシャ系それぞれの代表と行った会談のあと、キプロス問題には簡単ではないにしても解決の希望があると語り、EUは交渉再開を支持することを明かした。      欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外交安全保障上級代表は、南キプロスのニコス・アナスタシアディス代表、北キプロス・トルコ共和国のエルスィン・タタル大統領と、レフコシャ(ニコシア)において別々に会談を行い、書面で声明を発表した。      キプロスの両首脳との会談を「歩むべき道は困難だが解決の希望はある 全文をよむ

2021-03-05 プーチン大統領、アックユ原発起工式にビデオ参加へ (Cumhuriyet紙)

ロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官は、ウラジーミル・プーチン大統領のアックユ原発起工式への参加について声明を出した。      ペスコフ氏は声明で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がAKPのエルドアン大統領と共に来週、アックユ原子力発電所の3号機の起工式にビデオ会議で参加することを認めた。      ■ペスコフ氏は先日、可能性に言及していた      先日、エネルギー天然資源大臣ファーティフ・ドンメズ氏は、プーチン大統領とエルドアン大統領が3月10日にアックユ原発第三原 全文をよむ

2021-02-26 アゼルバイジャン・アリーエフ大統領、アルメニアの事件に発言 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アリーエフ大統領は、今日アルメニアで軍がパシニャン首相の辞任を要求したことに端を発する事件について初めて言及した。      アゼルバイジャンのアリーエフ大統領は、今日アルメニアで軍がパシニャン首相の辞任を要求したことに端を発する事件について初めて言及した。      アリーエフ大統領は、戦没者遺族と従軍者たちに向けた式典で演説を行い、アルメニアで毎日のように内紛が発生しており、民主主義の原則が全く考慮されていないと述べた。      「アルメニアがこれほど酷い状態に 全文をよむ

2021-02-23 エーゲ海で続く緊張―ギリシャ、トルコ船を妨害 (Milliyet紙)

ギリシャ空軍に属する4 F-16戦闘機がエーゲ海北部の国際水域において科学・技術調査を行う「TCGチェシメ船」を妨害したことに関連して、元海軍将官のジェム・ギュルデニズ氏による最新の発表を行った。やって来た最新の発表によれば、「妨害は、意図的な挑発であるということを述べたギュルデニズ氏は、「ギリシャ人たちは一人だけでこの決定を行う訳ではない。この決定の背後には間違いなく大西洋の勢力が存在しているということが出来ます。」と述べた。元少尉アリ・デニズ・クトゥルク氏そして空軍パイロットのベヤズト・カラ 全文をよむ

2021-02-14 パレスチナにトルコ工業特区、官報に発表 (Hurriyet紙)

パレスチナのジェニーン市に設置される予定の工業特区(OSB)に関して重要な一歩がとられる。官報で発表された決定により、ジェニーン工業特区はトルコ初の国外工業特区となる。      トルコ初の国外工業特がパレスチナに建設される。この件に関する決定が、レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の署名をもって官報に発表された。この決定は、トルコ商工会議所連合会(TOBB)傘下のTOBB BİS工業技術特区法人により、パレスチナのジェニーン市に特区を設立するを許可するものであると発表された。決定の意義につい 全文をよむ

2021-02-11 アルトゥン情報相「キプロス・トルコ人の権利と法をあらゆる手段で擁護する」 (Hurriyet紙)

ファフレッティン・アルトゥン情報相は、フアト・オクタイ副大統領と共に行なった北キプロス・トルコ共和国訪問が実りのある話し合いの機会になったとして、「キプロス・トルコ人の権利と法をあらゆる国際的な手段で擁護する」と述べた。      ファフレッティン・アルトゥン情報相は、自身のツイッターアカウントから発信したコメントで、「大統領の指示の下、フアト・オクタイ副大統領率いる代表団と共に北キプロス・トルコ共和国を訪問した。実りある話し合いと、重要なパートナーシップ締結の機会となった。キプロス・トルコ人の 全文をよむ

2021-02-02 アルメニア、アゼルバイジャン国境付近で停戦違反 (Hurriyet紙)

アルメニア軍がアゼルバイジャン国境付近で停戦に違反していると発表された。      アゼルバイジャン国境警備軍による説明で、現地時間5時頃、アルメニア軍が占領しているガザフ県のアシャウ・エスキパラ村において、部隊が、同地域のアゼルバイジャン兵に攻撃したと述べられた。      また、アルメニア部隊が機関銃で20回にわたり狙撃したと述べられた。 全文をよむ

2021-01-29 日産元CEOゴーン逃亡援助の2名、日本に強制送還決定 (Hurriyet紙)

日産の元CEOでレバノンにルーツを持つカルロス・ゴーン氏の逃亡に関する裁判に新たな進捗があった。逃亡を援助した罪に問われているアメリカ国籍の2人に対し、日本への強制送還が決定された。      日産の元最高経営責任者(CEO)でレバノンにルーツを持つカルロス・ゴーン氏が日本から逃亡した際、それを援助したとされるアメリカ国籍のマイケル・テイラーとその息子ピーター・テイラーが日本へ強制送還されることが決まった。      アメリカの裁判所は「日本・日産のカルロス・ゴーン元CEOの逃亡を援助した」罪に 全文をよむ

2021-01-27 米国新政権、重要省庁に3トルコ女性要職任命 (Hurriyet紙)

アメリカ国務省、国防総省、財務省の要職に3人のトルコ人女性が任命された。ディデム・ニシャンジュ氏とオズゲ・ギュゼルス氏に加え、ナズ・ドゥラクオール氏がアメリカ国務省の議会関係局次官補代理に任命された。      アメリカ合衆国のジョー・バイデン氏は先週宣誓を行い、大統領に就任した。バイデン氏の就任に伴いアメリカでは重要省庁の要職地位の任命が行われている。      NTVのニュースによれば、アメリカで3人のトルコ人女性が要職に任命された。国務省、国防総省、財務省においてトルコ人女性が管理職に就い 全文をよむ

2021-01-24 ドイツ紙、FETO警告―イルミナティ教団より危険 (Hurriyet紙)

ドイツの有力紙である南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)に掲載された記事が、ドイツで根を張り始め、危険な存在となったフェトゥッラー派テロ組織(FETÖ)の「闇の構造」について警告を発した。ドイツの弁護士クリスチャン・ランプ氏は、FETÖがイルミナティ教団よりも危険だと語った。      ランプ氏はFETÖが見えない形で繋がった組織であることを指摘し、「ギュレンの信奉者たちは社会のあらゆる領域で、強固な結束と忠義で結びついた組織構造と化した。秘密結社イルミナティを上回る影響力を持 全文をよむ

2021-01-13 モスクワでロシア・アゼルバイジャン・アルメニア三者会談 (Milliyet紙)

最新のニュースによると、モスクワにおいて調印された合意の詳細が明らかとなっている。コメルサント紙は、トルコとアゼルバイジャンを直接に結ぶことになる新たな地図を今日新たな紙面に掲載した。       1.ナゴルノ・カラバフ戦争は44日間でアゼルバイジャンの歴史的な勝利と共に終了した。10月9日の停戦協定ののち、一週間以内にロシアの首都であるモスクワにおいて新たに調印がなされた。       2.1月11日にロシアのリーダーであるウラジミール・プーチン氏の招待によってアゼルバイジャン大統領ニコル 全文をよむ

2021-01-09 エルドアン大統領、EUフォン・デア・ライエン委員長とビデオ会談 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はEU委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長とビデオ会議形式で会談した。エルドアン大統領は会談でトルコでの最近の話題としてEUが優先的にあがっていることや、2021年にはEUとの関係において新たな1ページを開けるよう望み、トルコに対する排他的な活動や言説を終わらせなければならないことを主張した。      大統領府通信局から行われた発表によれば、エルドアン大統領はヨーロッパ連合(EU)委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長とビデオ会談を行った。   会談ではトルコ 全文をよむ

2021-01-06 トルコ、サウジとカタールの国交回復を歓迎 (Hurriyet紙)

サウジアラビアの都市ウラーで行われた第41回湾岸協力理事会(KİK)首脳会議において湾岸諸国の対立の解決のための共同声明が発表され、カタールと外交関係を再構築していくと明らかにされたことをトルコは歓迎した。      外務省は5日に行われた湾岸協力理事会首脳会議について書面で声明を出した。      声明では会議の結果に関して、「湾岸諸国の対立の解決のために共同声明がなされ、カタールと外交関係を再構築していくと明らかにされたことを歓迎している。会議の結果、KİK加盟国とエジプトによって署名された 全文をよむ

2020-12-25 中国製ワクチンの効果に疑問?―ブラジルの報告 (Cumhuriyet紙)

中国で製造され、トルコで使用することで合意されている「コロナバック」ワクチンに関連して、ブラジルのサンパウロ州のジャン・ゴリンクティン保健相が会見を行なった。ゴリンクティン氏は、有効性がブラジルでは90%に達しなかったと明らかにした。ブルームバーグ社に対し、会社側のとある関係者は、第3段階の試験の結果を公表し予防率も明らかにすると話した。      トルコでも治験が継続されている中国製の「コロナバック」ワクチンが、ブラジルで行われている治験では50%以上の有効性は確定したという発表の後で、トルコ 全文をよむ

2020-12-20 緊急事態、英からの航空便停止―コロナ変異 (Hurriyet紙)

速報によれば、英国で出現した新型コロナウイルスの変異種に対し世界が警戒を強めた。欧州各国が英国へのフライトを中止するなか、トルコも重要なステップを踏み出した。この件で会見を行ったトルコのコジャ保健大臣は、英国、デンマーク、オランダ、南アフリカからのトルコ航空路線を一時中止する判断を下したと明らかにした。さらに、すでに出発済みの便については全乗客に検査を行い、検疫規則が適用されると発表した。      ■速報:ファーレッティン・コジャ保健大臣のツイート内容      「新型コロナウイルスの変異種に 全文をよむ

2020-12-15 S400配備への米の制裁措置に国防省、猛反発 (Hurriyet紙)

国防省のフルスィ・アカル大臣は、トルコのS400配備に対するアメリカの制裁措置は、両国の同盟ならびに現在の軍事的、政治的現実と相反するものだと言及し、「今回の制裁措置は、両国の同盟のあらゆる価値を揺さぶった。しかしながら、我が国と国民の防衛と安全を確保するための行動は厳然と継続されるだろう」と述べた。      国防省のフルスィ・アカル大臣が、トルコのS400配備に対するアメリカの制裁措置について見解を述べた。      アカル大臣は、「我々が長距離地対空ミサイルシステムS400を導入したことを 全文をよむ

2020-12-10 エルドアン大統領、アゼルバイジャン戦勝記念式典に参加 (Hurriyet紙)

最新のニュース…。アルメニア占領下にあったアゼルバイジャンの土地が解放されることを受け、エルドアン大統領とトルコ軍兵士が参加した戦勝記念式典が催され、そこではアルメニア軍から押収された軍用車両のナンバープレートが展示されているのが注目を集めた。      アルメニア占領下にあったアゼルバイジャンの土地が解放されたことを受け、首都バクーのアザドルク広場で戦勝記念式典が催された。アゼルバイジャンのイルハム・アリーエフ大統領とトルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が参加した歴史的式典の際に注目を 全文をよむ

2020-12-04 トルコ・アゼルバイジャン新時代 (Hurriyet紙)

速報によると、アルメニア軍がナゴルノ・カラバフ地方から撤退する中、トルコとアゼルバイジャンにとって重要な展開が生じた。アリエフ大統領は、停戦協定にこの項目を盛り込むことを望んでいた。新しい回廊が開通する予定で、トルコの4つの県の貿易によい影響が見込まれる。専門家らは、この展開が地域に隣接する他の県やトルコの経済にも重要な影響をもたらすと述べている。詳細は次の通りだ。      アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が「敵を我々の土地から追い出し、新たな現実を作った。皆がこの現実を受け入れるこ 全文をよむ

2020-12-04 エルドアン大統領、ルーハーニー・イラン大統領と電話会談 (Hurriyet紙)

最新情報によるとレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イランのハサン・ルーハーニー大統領と電話会談を行った。      大統領府通信局の発表によると、会談ではトルコ・イラン関係の強化策が取り上げられ、地域的発展について話し合われた。      エルドアン大統領は会談で、イランの科学者モフセン・ファフリーザーデ氏が極悪非道な暗殺によって死亡したことに対する深い悲しみを表し、兄弟であるイラン国民とファフリーザーデ氏の家族への弔慰を伝えた。      エルドアン大統領は暗殺のタイミングに着目して、暗 全文をよむ

2020-11-29 トルコ・アゼルバイジャン回廊確保―世界地図が変わった! (Milliyet紙)

最新報道によれば、44日間のナゴルノ・カラバフの戦闘でアルメニアを破ったアゼルバイジャンはトルコ国境のナヒチェヴァンから直接の往来を確保した。これによりトルコと中央アジアをつなぐ貿易ルートも変わる可能性があり、さらにアゼルバイジャンからより安価な天然ガスを購入できることから、イランでの混乱が引き起こされる可能性もある。イランのイスラム革命防衛隊と密接な関係にある保守系新聞Cevan紙で発表された分析が、変化するバランスを詳細に明らかにした。      写真1:ナゴルノ・カラバフにおけるアルメニア 全文をよむ

2020-11-26 フランス常識外れの決定「ナゴルノ・カラバフ共和国」承認 (Hurriyet紙)

フランス上院では、いわゆる「ナゴルノ・カラバフ共和国」を承認する決定が可決された。 象徴的価値をもつこの決定は、フランス上院で反対票1票に対して賛成票305票で可決され、上院議員30人が投票を棄権している。物議を醸した決定後すかさず、アゼルバイジャンから応答が返ってきた。アゼルバイジャンは、「ナゴルノ・カラバフ共和国」を承認したフランス上院の決定は「偏り」と「挑発」であると宣言した。      決定において、フランスはアルメニアの人々に人道的援助を提供し、ナゴルノ・カラバフで犯された「戦争犯罪」 全文をよむ

2020-11-24 アゼルバイジャン軍、27年ぶりケルベジェルへ (Milliyet紙)

AP通信は戦闘当初、襲撃された兵器庫の残骸を世界に公開し、期限数時間前にケルベジェルから立ち退いていく占領軍の動きを降参であると言わざるをえなかった。速報によるとアゼルバイジャン軍は27年間占領下にあったケルベジェルへ進出した。      1.アゼルバイジャン軍は27年間占領下にあったケルベジェルに進出した。      2.この速報の前に44日間にわたる戦闘に敗北し、ナゴルノ・カラバフから撤退しはじめたアルメニアが、占領地に数千個の地雷を設置したことが報じられている。      3.11月23日 全文をよむ

2020-11-24 トルコ系COEのビオテック社とファイザー社のワクチン、利用開始日程明らかに (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国保健福祉長官のアレックス・アザー氏は、ウウル・シャーヒン博士教授とオズレム・テゥレジ博士夫妻が経営するバイオテクノロジー企業のビオンテック社(BioNTech)と、アメリカの大手製薬会社ファイザー社(Pfizer)が開発したコロナウイルスワクチンの利用開始日程を明らかにした。      アレックス・アザー長官はワクチンの配布は12月10日以降すぐ開始される可能性があると発表した。アザー長官の説明によると、FDA(アメリカ食品医薬局)の担当チームが、ワクチンの早急な使用許可のために召 全文をよむ

2020-11-18 ポンペオ米国務長官、イスタンブル来訪、政府要人会見はなし (Hurriyet紙)

米国務長官マイク・ポンペオ氏、フランスからプライベートジェット機でイスタンブル空港に到着      ポンペオ国務長官はギリシャ正教会コンスタンティノープル総主教庁にて総主教ヴァルソロメオス1世を訪問した。その後,スーザン・ポンペオ夫人と共に聖ゲオルギオス聖堂を訪れた。      ■ポンペオ、プライベートジェット機でイスタンブルを出発      スーザン・ポンペオ夫人とのイスタンブルでの旅程の一環として、ファーティヒ所在のコンスタンティノープル総主教庁を訪れたポンペオ国務長官は、その後エミノニュに 全文をよむ

2020-11-14 プーチン大統領「もはやナゴルノ・カラバフ問題とは呼ばない」 (Hurriyet紙)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はロシア停戦維持部隊のナゴルノ・カラバフでの状況について行った会議で「もはやナゴルノ・カラバフ問題とは呼ばない。」と話した。      ナゴルノ・カラバフでのアルメニアがアゼルバイジャンに対して敗北を喫した後にロシアの調停によって三国間で調印した合意により、地域にロシア停戦維持部隊を派兵するとの決定が下された。      ロシア国防省の派兵が続くなか、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は活動に関して情報を集めるためにセルゲイ・ラブロフ外務相、セルゲイ・ショイ 全文をよむ

2020-11-13 28年ぶり、占領から回復の村をアゼルバイジャン兵訪問 (Hurriyet紙)

あるアゼルバイジャン人の兵士が、ナゴルノ・カラバフにて、28年間の後にアルメニアによる占領から解放されたシュシャ市街に位置する家を見つけた。「この家の持ち主がやって来た。この家は私のものである」と家を見せてくれたその兵士は、「叔母のファトマの家も破壊されてしまった。我々の家全てが破壊された」と話した。      アゼルバイジャン軍は、ナゴルノ・カラバフにて、アルメニアの占領下に置かれていた土地を44日間続いた軍事作戦の後に解放した。ナゴルノ・カラバフにあるシュシャ市街にやって来た、あるアゼルバイ 全文をよむ

2020-11-12 ベルリンのトルコ宗務庁管理のモスク、襲われる (Milliyet紙)

ドイツの首都ベルリンで、トルコ宗務庁の在外支局であるトルコイスラム連盟管理のアクサ・モスクへ何者かによる襲撃が発生した。      ヴェディング地区にあるアクサ・モスクの外壁と隣接する喫茶店のガラスに落書きがされた。      モスク連盟のシナシ・ヤシャル代表は、アナトリア通信の記者への説明で、モスクの職員が朝の礼拝に向かうとモスクのすぐ隣の喫茶店の落書きに気付いたのだと述べた。      事件に関連する調書を書くために警察が来るのを待っているのだと話すヤシャル氏は、ここでは宗教、言語、民族にか 全文をよむ

2020-11-11 コーカサス、敗者はアルメニア、米、フランス (Cumhuriyet紙)

西洋諸国の支援がついているパシニャン氏は、ただ彼が敗北をしただけではなかった。自国をもまた敗北させたのだ。まさに選挙に精一杯のアメリカと、国内で政権の貧弱さを露呈しているフランスもまた負けたのだ。      ソロス的なデモンストレーションを用いて政権に就いたニコル・パシニャン氏は、ただ彼が負けただけではなく国もまた敗北させたのである。現状で敗者のリストは更にもう少し長くなる。選挙事業にかかりっきりになっているアメリカ合衆国、国内で政権の貧弱さを露呈しているフランス、カラバフの問題を自身の利益のた 全文をよむ

2020-11-08 アゼルバイジャン大統領、トルコ外相らと会見 (Hurriyet紙)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣とフルシ・アカル国防大臣は、バクーでアゼルバイジャン共和国のイルハム・アリエフ大統領と会談した。      チャヴシュオール大臣、アカル大臣は、陸軍総司令官のウミト・デュンダル氏を伴い、大統領官邸でアリエフ大統領と一堂に会した。      バクーで会談が実現したことへの満足を表明したチャヴシュオール外務大臣は、次のように述べた。      「バクーに来られるのはいつであっても嬉しいが、今日は特別に嬉しい。なぜなら、勇敢なるアゼルバイジャン軍が、素晴らし 全文をよむ

2020-11-06 フランスでトルコ系商店に襲撃 (Milliyet紙)

フランス北西部のナント市で、トルコ人の商店が人種差別主義者の攻撃に遭った。      ナント市で暮らすY.Bさんはアナトリア通信のインタビューで、病気を患っている兄弟が前の週に精肉店を1週間休業したと述べた。      Y.Bさんは火曜日に仕事から帰宅した際、兄弟の店に落書きがされているのに気づいたという。      Y.Bさんは、落書きの中には「ここから出ていけ、家に帰れ」「豚万歳」「ル・ペン万歳」「エルドアンに死を」「フランスはフランス人のものだ」「トルコ人に死を」などがあったという。   全文をよむ

2020-11-06 フランスにおけるトルコ支持で逮捕者 (Hurriyet紙)

フランスのディジョン市で先週、アルメニア人のトルコ人に対する暴力行為に抗議するために計画されたデモ行進の後、3人が逮捕されたと報じられた。      BFMテレビの報道によると、ディジョン検察は10月29日にトルコ国旗と「アッラーは偉大なり」の呼びかけとともに行われたデモ行進後に、警察が本日3人を逮捕したことを公表した。      暴力行為への参加や無許可のデモを行ったことを理由に逮捕された人物がどの国の国民であるかは明かされなかった。      フランス南部のヴィエンヌ市では10月28日に、ア 全文をよむ

2020-10-29 イスラエル・ギリシャ・南キプロス、反トルコ声明 (Cumhuriyet紙)

ギリシャのニコス・デンディアス外相、イスラエルのガビ・アシュケナジ外相、そして南キプロスのニコス・フリストドゥリディス外相がアテネに集合した。会議後、外相らはトルコの攻撃的な態度を非難して、「我々は地域での協力について合意した」と述べた。      ギリシャのニコス・デンディアス外務大臣とイスラエルのガビ・アシュケナジ外相が、トルコの態度に対する「合理的な解決」を議論するサミットで集合した。会議の後、「トルコの攻撃的な態度に対する協力関係の発展において合意した」と声明が出された。      ギリ 全文をよむ

2020-10-29 エルドアン・アリーエフ電話会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アゼルバイジャンのイルハム・アリーエフ大統領と電話会談を行った。      通信庁の発表によると、イルハム・アリーエフ大統領は会談でトルコ共和国の建国97周年と10月29日共和国記念日を踏まえてエルドアン大統領とトルコ国民に祝意を表した。      エルドアン大統領は、イルハム・アリーエフ大統領に感謝の意を示し、トルコはアゼルバイジャンの味方であり続けると述べた。      同会談では、二国間の関係及びナゴルノ・カラバフを始めとする地域問題の進展も検討され 全文をよむ

2020-10-24 エルドアン大統領、マクロン仏大統領に「頭がおかしい」 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はカディル・ハススタジアムでの公正発展党(AKP)カイセリ県第7回定例会で話している。      エルドアン大統領の発表のうち、目立ったのは以下の内容だ。      「我が同胞アリエフ大統領と電話で会談を行った。現在アゼルバイジャンの同胞は占領下にある自国領に向かって進み、国土を取り戻し始めた。」      ◼️「我々はシリアのテロ政府を許さない」      「地域のどんな危機においても我々が中心にいる理由は我々が強欲だからではなく、何世紀にもわたり手にした我 全文をよむ

2020-10-23 米、対トルコビザ発給を休止―テロ懸念 (Cumhuriyet紙)

在アンカラアメリカ大使館は、トルコにいるアメリカ国民に対し、インターネットサイトを通して、起こりうるテロ攻撃に関する安全警告を行った。      在アンカラアメリカ大使館は、特にイスタンブルをはじめ、トルコの他の地域に対しても国民に対し、安全警告を行った。発表によれば「イスタンブルをはじめとする場所で、アメリカ国民および外国籍の人々を狙って起こりうるテロ攻撃と誘拐事件に関する」情報を得たと発表した。      トルコにいるアメリカ国民に対する警告で「大きなオフィスビル、ショッピングセンターを含む 全文をよむ

2020-10-22 アルメニア軍、撤退続く (Milliyet紙)

アゼルバイジャン軍が土地を奪回するために開始した作戦が続いている。アルメニア軍は、グバドル方面において幾つかの重要な丘陵と拠点を喪失して、撤退をした。      アゼルバイジャン軍が土地を奪回するために開始した作戦が続いている。アゼルバイジャンの防衛省が行った発表では、一晩中アーデレ、アーダム、フズリ、ジェブライル、ゼンギラン、グバドゥル方面において作戦がその激しさを変えながら続いたと伝えられた。      アゼルバイジャン軍の防衛線に対して、大砲と迫撃砲で攻撃を開始したアルメニア軍は、グバドリ 全文をよむ

2020-10-22 ペルガモン博物館の損傷犯は、トルコ人コックか? (Hurriyet紙)

トルコからもたらされた古典作品が展示されているベルリンのベルガモン博物館において、油性の液体を用いた損傷事件が起こった。到着した最新のニュースのよれば、少なくとも70点の歴史的な展示物が被害を受けた。メディアは、   事件に関して、「この博物館には悪魔の玉座がある。そこでは人々が生贄とされている」と発言する陰謀論者のアティッラ・ヒルドマンを示唆した。      ドイツの首都首都ベルリンで、観光客が大きな関心を示す、多くの美術館が集まるミュージアムアイランド(Museuminsel)で、古代に属す 全文をよむ

2020-10-20 米大統領選、エルドアンに有利なのはトランプ?バイデン? (Cumhuriyet紙)

ブルームバーグ社は11月3日に行われるアメリカ大統領選挙に関する幅広い分析を公開した。トランプ大統領が選挙に敗れた場合、世界の指導者がどのような影響を受けるかを取り上げた分析では、エルドアン大統領の状況も詳しく論じられた。      アメリカのメディア企業であるブルームバーグ社は、トランプ大統領が選挙に敗れた状況で起こり得るシナリオとともに幅広い分析を公開した。サイトで、マーク・チャンピオンの署名で出された分析には、「トランプ大統領の敗北は、一部の他の指導者の敗北も意味する」という見出しがついて 全文をよむ

2020-10-18 トルコ国会議長一行、アゼルバイジャンへ (Milliyet紙)

トルコ大国民議会のムスタファ・シェントプ議長が、国会議員ら一行とともにアゼルバイジャンに向け出発した。      11時40分に専用機でサビハ・ギョクチェン空港からアゼルバイジャンに向け出発した代表団は、10月20日まで現地でさまざまな関係イベントに出席する。      アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領の招待を受けてアゼルバイジャンを訪れているシェントプ議長は、同行する代表団とともに「独立記念日」関係行事に出席し、そのほかいくつかの公式会談が行われる予定である。      アゼルバイジ 全文をよむ

2020-10-16 アゼルバイジャン軍、アルメニアからさらに6村解放 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャン軍は、さらに6村をアルメニアの占領から解放した      アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、アゼルバイジャン軍がさらに6村をアルメニアの占領から解放したことを発表した。      アリエフ大統領は、ツイッターアカウントで「英雄であるアゼルバイジャン軍は、フィズリ県のアルシュ、ジャブライル県のドシュル、ホジャヴェンド県のエディシェ、ドゥドゥクチュ、エディルリ、チラグズの村をアルメニアから解放した。アゼルバイジャン軍に祝福を。ナゴルノ・カラバフはアゼルバイジャン領である。 全文をよむ

2020-10-15 アリエフ大統領「トルコ製無人飛行機はたくさんある」 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、フランスの報道チャンネルでのインタビューでアルメニアを攻撃する際のトルコ製ドローンの成果を強調した。フランス人記者が「トルコ製のドローンは何機あるのか」と聞いたところ、アリエフ大統領は笑いながら「たくさん飛んでいました」と回答した。 その数を公表することは安全保障の面でよろしくないと加えた。      占領者アルメニアとの闘いで、アルメニア軍に対して大勝利を手にし続けているアゼルバイジャンは、トルコから購入した無人飛行機と無人戦闘機によってその成功を 全文をよむ

2020-10-13 トルコ、米のオルチ・レイス地質調査批判へ反発 (Milliyet紙)

速報によると、外務省のスポークスパーソンであるハミ・アクソイ氏は、「アメリカが、オルチ・レイス号がトルコの大陸棚で行っている地震調査の活動を非難することは深刻な矛盾である。」と見解を述べた。      アクソイ氏は、アメリカ国務省のスポークスパーソンであるモーガン・オルタガス氏のオルチ・レイス号の東地中海での地震調査の活動に関する声明についての質問に書面での返答をした。      アクソイ氏は、「アメリカが、オルチ・レイス号がトルコの大陸棚で行っている地震調査の活動を非難することは深刻な矛盾であ 全文をよむ

2020-10-10 アゼルバイジャンとアルメニア、停戦合意 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンとアルメニアの両国は、本日の12時以降ナゴルノ・カラバフにおける停戦に同意することに同意した。      アゼルバイジャンとアルメニアは、本日の12時以降停戦することに関して合意に達した。両政府は、停戦を実施した後、ナゴルノ・カラバフにて、犠牲者の葬儀、捕虜の交換を行うことにも同意した。      ■モスクワにて会談      ロシアのプーチン大統領の和平協議の呼びかけに応じたアゼルバイジャンとアルメニアの両国は、停戦協議のためモスクワで会談した。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は 全文をよむ

2020-10-08 トルコ・ギリシャ外相会議 (Hurriyet紙)

最新ニュースによると、トルコ・ギリシャの両国が再開の意思表示を行い、その事前協議も行われた「第61回トルコ・ギリシア意見交換協議」を前に、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣とギリシャのニコス・デンディアス外務大臣が会談を行った。      国際会議GLOBSECに参加するために10月9日にブラティスラヴァを訪れたメヴリュト・チャヴシュオール外相は、ニコス・デンディアス外相と会談した。こうしてトルコとギリシャが緊張状態の時期を終え、ハイレベルで初の直接対話が行われた。      チャヴシュオール 全文をよむ

2020-10-02 メルケル独首相、トルコへ強いメッセージ (Hurriyet紙)

ドイツ・メルケル首相は「EUとトルコの関係を良好に保つために必要なあらゆることをしたい」と述べた。      ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、EU(ヨーロッパ連合)とトルコの間で12月にビザの自由化について話し合われる予定だと明らかにした。      メルケル首相はEU首脳サミットの2日目の終わりに開催された記者会見に出席した。      メルケル首相は、トルコに関して建設的な対話を行う重要性を強調し「トルコとの間の良好な関係を望んでいる。最近レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と頻繁に会って 全文をよむ

2020-09-27 トルコ大統領「われわれはアゼルバイジャンのそばにたつ」 (Hurriyet紙)

トルコのレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が、アルメニアによる対アゼルバイジャン攻撃について声明を発表した。エルドアン大統領はこの声明の中で、次のように述べた。   「アゼルバイジャンへの新たな攻撃により、アルメニアは、同国がこの地域の平和と安寧に対する大きな脅威であることを再び示した。トルコ国民は、これまで同様、今回もあらゆる手段を尽くして同胞アゼルバイジャンの側に立つ」。      エルドアン大統領は公式ツイッターアカウントで、「アゼルバイジャンへの新たな攻撃により、アルメニアは、同国が 全文をよむ

2020-09-23 エルドアン大統領、NATO事務局長と会見 (Hurriyet紙)

入手した最新の情報によれば、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、 NATOのジェンス・ストルテンベルグ事務局長と電話会談を行った。      情報庁の行なった発表によれば、両者の会談では東地中海問題の進展とともにトルコ・NATO関係が検討された。      エルドアン大統領は、会談の中でトルコが東地中海問題において緊張の緩和と対話を支持しており、単に言葉のみではなく行動をもって、明確かつ実質的に振る舞っていると明らかにした。      大統領は、ギリシャが緊張を高め挑発してくるにも関 全文をよむ

2020-09-22 サウジアラビア、11月1日より小巡礼受け入れへ (Milliyet紙)

最新ニュース:サウジアラビアは、新型コロナウイルス(Covid-19)対策でおよそ6ヶ月にわたり中止していた小巡礼を、10月4日以降段階的に再開することを発表した。      サウジアラビアの国営報道機関によると、内務省筋が、10月4日以降に同国で小巡礼を希望する人のため、マスジド・ハラームの収容人数の30%(1日あたり6千人)が入場可能となること、10月18日以降はマスジド・ハラームと預言者のモスクの聖なる空間(Ravza-i Şerif)で、収容人数の75%を受け入れることを発表した。   全文をよむ

2020-09-22 エルドアン・マクロン電話会談ー東地中海問題、緊張高まる (Cumhuriyet紙)

公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とフランスのエマニュエル・マクロン大統領は電話会談を行った。      通信庁からの声明によると、フランスのマクロン大統領の求めに応じて実現した会談では、トルコ・フランス、トルコ・EU間の関係、東地中海地域問題を始めとして地域の事態の推移が取り上げられた。エルドアン大統領は会談で、東地中海での緊張が理由で、トルコと北キプロス・トルコ共和国地域の正当な権利が蔑ろにされていると指摘し、ギリシャとキプロス共和国双方の緊張を最大限増大させる訴えと措置をフラ 全文をよむ

2020-09-19 フランス、さらに緊張高める示威行動―東地中海 (Hurriyet紙)

トルコに威嚇的な姿勢を取りつつ東地中海地域における緊張を高めるフランスのクレマン・ボーヌ・ヨーロッパ問題担当副大臣とキプロスのハラランボス・ペトリデス国防大臣は、軍事ヘリコプターに搭乗し、東地中海にいるヤヴズ掘削船及び北キプロス政権下にあるヴァロシャ(マラシュ)周辺を飛行し、トルコを新たに挑発した。      東地中海でトルコが正当な権利を訴えたことは、ギリシャ、フランス、キプロスを慌てさせ続けている。フランス政府は同地域で緊張を高める新たな一歩を踏み出した。      トルコ-EU関係を議題と 全文をよむ

2020-09-17 トルコ、欧州議会勧告に反発「受け入れられない」 (Hurriyet紙)

最新の情報によると、外務省は欧州議会のトルコへの勧告に関して、「欧州議会において欧州連合(EU)加盟国の連帯や一部の加盟国の自国の利益の追求のためだけに承認された、事実とは程遠い2020年9月17日付の勧告は多くの点で承認できない」と表明した。      外務省は声明で、欧州議会が今日トルコに関して下した勧告に触れて、「加盟国と欧州議会を含むEUの各機関に対して我々が行ったあらゆる働きかけにもかかわらず、このような不当な勧告がなされたことは、良心と常識を欠くものだ」と評価した。      この勧 全文をよむ

2020-09-16 エルドアン大統領、メルケル独首相と電話会談ー東地中海問題 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ドイツのアンジェラ・メルケル首相とビデオ会談を行った。トルコ・ドイツ間関係と地域の時事が取り上げられた会談では、エルドアン大統領は、東地中海問題に関して建設的かつ正当なことに基づいた歩み寄りが続く限り、折衝と協議によって問題の解決が可能であると述べた。      大統領は、ヨーロッパ諸国が東地中海問題で公正で抑制的である必要があると述べ、トルコが自らの諸権利に関し最後まで断固としたかつ積極的な政策を進めていくと強調した。      会談には、メヴルト・チャ 全文をよむ

2020-09-13 ギリシャ首相、トルコへ対話のメッセージ (Milliyet紙)

最新の情報によると、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相が、トルコとギリシャ間の緊張が和らげば、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と会談する用意があると表明した。      ミツォタキス首相は、テッサロニキで行われたHelexpoフォーラムで記者会見を行い、東地中海での緊張と、対トルコ関係について見解を述べた。      地震探査船オルチ・レイス号がアンタルヤへ引き上げたことを「前向きな最初の一歩」と位置付けたミツォタキス首相は、これに続く進展があればギリシャはトルコと新たな実験的対話(注1 全文をよむ

2020-09-12 国防省、フランス・ギリシャの軍事行動に反発 (Cumhuriyet紙)

フルスィ・アカル国防相はギリシャとフランスの東地中海での動向に関して、批判的な発表を行った。アカル国防相は「何千kmを渡って、ここで役割を奪おうと働きかけるものたちがいる。限度や身の丈を越えて、我々に教え、道を示そうと企てるものたちがいる。これらを許容することは不可能だ。」と述べた。      フルスィ・アカル国防相はヤシャル・ギュレル参謀総長と陸軍司令のウミト・デュンダル陸軍大将、海軍司令のアドナン・オズバル海軍大将、空軍司令のハサン・キュチュクアクユズ空軍大将を伴ったイズミルでの訪問のなかで 全文をよむ

2020-09-10 トルコ外務省、東地中海問題で仏マクロン痛烈批判 (Hurriyet紙)

外務省は、フランスのマクロン大統領の声明に反発し、「地中海及びその他の水域で、ある国の領海の権限を定めるのはマクロン氏がすることではない」という声明を出した。加えて「我々がマクロン氏の外交政策上の全ての卑怯な計画や汚い企みを潰したために、彼は内側から連日飽くことなくトルコ及びエルドアン大統領を攻撃している」と主張した。      外務省はフランスのエマヌエル・マクロン大統領の声明に反論した。      外務省の声明では以下のように述べられた。   「フランスのエマヌエル・マクロン大統領はまたもや 全文をよむ

2020-09-09 ギリシャ、難民キャンプで火災 (Hurriyet紙)

ギリシャのレスボス島(トルコ名ミディッリ島)にあるモリア難民キャンプで火災が発生し、島では4ヶ月間の非常事態宣言が発令された。      ギリシャのレスボス島にあるモリア難民キャンプで火災が発生し、島では4カ月間の非常事態宣言が発令された。      キリアコス・ミツォタキス首相は、国内最大の難民キャンプであるモリアにおける火災状況と、今後とられる対策について協議するため、関連省庁と組織の代表者を緊急会合に招集した。      ミハリス・フリソホイディス市民保護相、ヴァシリス・キキリアス保健相、 全文をよむ

2020-09-05 トルコ、仏空母の東地中海派遣に反発 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は東地中海とエーゲ海の危機の解決についてトルコ側はすべての対話に開かれているが、フランスとギリシャは緊張を助長していると述べ、メルケル首相に「フランスの目的はなんだ?あの空母はなぜここに来ている?」と問いかけた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はドイツのアンゲラ・メルケル首相と東地中海およびエーゲ海の危機を扱う会談でトルコに対して不正が行われていると述べ、(トルコは)すべての対話に開かれているにもかかわらずフランスとギリシャは緊張を助長していると話した。      全文をよむ

2020-09-05 エルドアン大統領、北イラク・バルザーニー大統領と面談 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領は、北イラク・クルド自治政府のネチルヴァン・バルザーニー大統領との面会を受け入れた。外務省の発表によると「クルディスタン労働者党(PKK)との武力衝突および関係」が議論されたという。      北イラク・クルド自治政府のネチルヴァン・バルザーニー大統領は、公式訪問の上でアンカラに訪れた。トルコとリビア、シリアおよび東地中海をめぐり緊張状態にあるフランスのマクロン大統領のイラク訪問後にバルザーニー大統領がトルコを訪問したことは注目を集めた。      マクロン大統領はバグダッドでバ 全文をよむ

2020-09-04 NATO、トルコとギリシャの和解不調を発表 (Milliyet紙)

NATOは、トルコ・ギリシャ両国の軍事委員会による会談が開始され、まだ和解に至っていないと発表した。NATOのストルテンベルグ事務局長「会談ではいかなる合意もなされなかった。両国ともNATOの同盟国であり、NATOはこのような緊張を解くために重要なプラットフォームだ」と述べた。      NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務局長は、トルコ・ギリシャ間の東地中海での紛争防止の仕組みを議題としてNATOで会談が実施され、まだ和解に至っていないと述べた。      ストルテンベルグ事務局長は、NA 全文をよむ

2020-09-03 ギリシャ、東トラキア地方トルコ系住民への迫害続く (Hurriyet紙)

ギリシャの西トラキアにおけるトルコ系マイノリティに対する迫害が続いている。ギリシャ政府は「マドラサをギリシャの学校と同じように運営するため」の独断的な決定を下した。      1923年のローザンヌ条約により、西トラキアのトルコ人住民は「マイノリティ」と認定され、権利が保証された。   しかしギリシャはこれらの権利には全く配慮せず、トルコ系マイノリティに危害を加え、彼らの人権を踏みにじっている。      TRTニュースの報道によるとここ最近ギリシャ政府はマドラサ、特にギュミュルジネ・マドラサを 全文をよむ

2020-09-02 トルコとロシア、リビア問題で合意 (Milliyet紙)

トルコ政府とロシア政府は、リビア問題に関する会談を続けることで合意した。ロシアのラヴロフ外務大臣は、イドリブでの活動も進行していると発表した。      ロシア外務省はリビア問題においてトルコと会談を続けることに関して合意したことを発表した。   外務省の文書声明で、ロシア政府とトルコ政府がリビア問題に関して、昨日首都モスクワで会談を行なったことが伝えられた。      声明では、ロシア代表団はウラジーミル・プーチン大統領の中東アフリカ諸国特別代表を務めるミハイル・ボグダノフ氏が、またトルコ代表 全文をよむ

2020-08-30 トルコ・ギリシャ緊張―EU、トルコへの「制裁」はなし (Milliyet紙)

ドイツの首都ベルリンで催された非公式の欧州連合(EU)外相会合で、ギリシャと南キプロスの多大な努力にもかかわらず、トルコに対する制裁は決定されなかった。      欧州連合外務・安全保障政策上級代表ジョセップ・ボレルは東地中海の現状を解決するためにトルコと対話の機会を設けたいと語った。      にもかかわらず、ギリシャ政府は声明に対して満足気だ。ギリシャ外相ニコラス・デンディアスは、ドイチェ・ヴェレ(ドイツ国営国際放送)のインタビューの中で、東地中海で生じている緊張が外交的手法で解決されなけれ 全文をよむ

2020-08-29 日本で驚きの辞任 (Milliyet紙)

 日本の安倍晋三首相が健康問題を理由に2012年以降続けていた首相職を辞任した。安倍首相は6月18日以降にはじめて行った記者会見で最近の健康診断で持病が再発したと告知されたと発表し、「私の病状が再び悪化したと先月知らされ、今週再び検査を行った。」と述べた。安倍首相は「政権運営においては結果が重要だ。私は正しい政治判断を下せない状況にある。」と話し、7年8ヶ月にわたり続いた首相職を続行しないと決断したと述べた。       安倍首相は治療しながら職を続ける可能性についての質問に対し「私の病気は明確 全文をよむ

2020-08-29 エルドアン、NATO事務局長と緊急電話会談 (Hurriyet紙)

速報によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長と電話会談を行った。      電話会談では東地中海地域の情勢について話し合いが行われ、エルドアン大統領はトルコの権利と国益を常にあらゆる場所で守り続けると述べた。大統領は、トルコは東地中海地域の全ての国が公平な解決策を享受し、健全な形で対話を行うことを支持するとしたうえで、国際法を無視し地域の平和を害する一方的な行為に対し、NATOはその責任を果たす必要があると述べた。 全文をよむ

2020-08-27 NATO事務総長、東地中海問題の話し合い解決望む (Hurriyet紙)

NATO事務総長イエンス・ストルテンベルグ氏は、東地中海における問題は同盟国間の連帯の精神を持って解決されなければならないと述べた。      NATO事務総長イエンス・ストルテンベルグ氏はドイツのアンジェラ・メルケル首相との会見前、東地中海における対立に危機感を感じていることを声明で明らかにした。      またストルテンベルグ事務総長はドイツの緊張緩和対策の努力を歓迎するとともに「この問題は同盟国間の連帯の精神と国際法に基づいた形で解決されるべき。会話と緊張の緩和は全ての人々のためである」と 全文をよむ

2020-08-27 シリア問題ー米シリア特別代表「解決にトルコの存在は不可欠」 (Milliyet紙)

アメリカのジェームズ・ジェフリー米シリア特別代表と同伴する代表団は、公式の接触をおこなうためにアンカラへとやってきた。      ジェフリー氏と代表団を乗せアンカラへと向かった飛行機は、19:00にエセンボア空港へ着陸した。リッチ・アウトゼン上級顧問もジェフリ―氏に同行した。      この場でメディア記者たちに対して発表を行ったジェフリー氏は、アンカラにはジュネーヴからやってきたと述べて、シリア問題に関して興奮するような進展の数々があったことに言及をした。      ジェフリー氏は、シリア憲法 全文をよむ

2020-08-26 米国、トルコ渡航制限を更新 (Hurriyet紙)

トルコでの渡航制限を更新したアメリカ合衆国は、国民の訪問非推奨県の数を13県から2県まで減らした。      アメリカ合衆国国務省は、今日自国民に対して作成した「国際旅行警告」リストでトルコの状況を更新した。      新型コロナウイルスの感染拡大のため、市民に対して注意喚起を行っている同省は、トルコの一部地域において新型コロナウイルス感染の危険性が上昇し、不要不急の渡航の際には、省より発表されたガイドラインに従うよう求めた。      合衆国国務省は、アメリカ合衆国疾病管理予防センター(CDC 全文をよむ

2020-08-25 地中海でギリシャ・アメリカ両軍共同演習 (Hurriyet紙)

東地中海における緊張が高まっている。本日(25日)に行われるEU会議を前に、地中海上空で急展開があった。ギリシャメディアの報道によると、アメリカとギリシャの海軍は共同演習を行った。      トルコがギリシャの東地中海での演習に対抗して演習実施を発表したことと、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の声明がギリシャの動揺を増している。ギリシャメディアは全ての進展を見出しにして報じている。      今日行われるEUの緊急会議を前に、ドイツのハイコ・マース外相は、東地中海のことでギリシャとトルコが直 全文をよむ

2020-08-23 ロシア・トルコ、S400地対空ミサイル売買契約成立 (Milliyet紙)

ロシア政府は、署名した売買契約の実効に向けて、財務モデルをベースにした打ち合わせが進行中であると発表した。      ロシアの武器輸出入会社であるロソボロンエクスポルトの代表アレクサンドル・ミヘイェフ氏は、トルコとの間でS-400地対空ミサイル納入に関する二度目の契約が合意され、さらにモスクワ政府とアンカラ政府が、契約実効に向け、財務モデルについて協議したと話した。      このニュースの数分前、ロシア通信社が、二度目の契約は来年合意される予定だと当局関係筋をソースとして報じていた。      全文をよむ

2020-08-22 ギリシャ、カーリエ非難にトルコ外務省「お前に言われる筋はない」 (Milliyet紙)

外務省のスポークスマンであるハミ・アクソイ氏は、カーリエ・ジャーミィが礼拝所として開放されることに対するギリシャ外務省の発言について、「ある世界遺産の役割の変化は、国連教育科学文化機関(UNESCO) や世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)に反することにはならない」と述べた。      アクソイ氏は、本件に関して寄せられた質問に文書で回答し、カーリエ・ジャーミィが「アヤソフィア イ ケビル ジャーミィ シェリフィ」と同様、トルコが所有する文化財であることを強調した。   全文をよむ

2020-08-19 オーストリア・チロル地方のトルコ村―人口の大半トルコ系 (Hurriyet紙)

ここはヨーロッパの中心部にあるトルコ人の町である、オーストリア・チロル地方のインスブルック市に属するテルフスという町の人口の相当数がトルコから来た人々で構成されている。特に中部アナトリア地域やコンヤ出身のトルコ人移民などが住んでいる小さな町を訪れた人は、アナトリアの町とさほど変わっていないのを目にする。では、このような興味深い町の物語とは?どうしてこれほど多くのトルコ人が住んでいるのか?それでは日常生活の断面と興味深い話とともにテルフスを紹介する。      オーストリア・チロル地方のインスブル 全文をよむ

2020-08-15 トルコ、イスラエル・UAE国交樹立に反発、UAEと断交も? (Cumhuriyet紙)

AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は聖アリー・モスクでの金曜礼拝後に記者らに行った会見でパレスチナ問題に言及し、「トルコの外相に指示を出した。UAEの行いによって外交関係を断つ、大使を引き上げるといった段階になりうる。我々はパレスチナの人々に寄り添っている。パレスチナを守ってきたし、今後も守っていく。」と述べた。      AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は聖アリー・モスクでの金曜礼拝の後、記者らに最近の話題について評価を行った。エルドアン大統領は東地中海地域で発生している 全文をよむ

2020-08-14 ギリシャ・キプロスへ、EUから打撃ー東地中海問題 (Hurriyet紙)

欧州連合外務理事会の会合にて、東地中海問題でトルコを非難したいギリシャ及びキプロス共和国は、ドイツをはじめとする多くの国から賛同を得ることはできなかった。      欧州連合外務理事会は、東地中海問題、ベラルーシにおける選挙後の抗議運動への政府の対応、ベイルートでの爆発事故、ベネズエラといった問題を話し合うため、欧州連合外務・安全保障政策上級代表のジョセップ・ボレル氏を議長とし、ビデオ会議による臨時会合を行った。      ボレル上級代表は、会合後にSNSの投稿にてギリシャとキプロスとは協力関係 全文をよむ

2020-08-13 反トルコで知られるハリス氏、副大統領候補に (Yeni Safak紙)

アメリカの大統領選挙まであとわずかとなった民主党候補のジョー・バイデン氏は、自身が当選した場合、カマラ・ハリス氏を副大統領とすることを発表した。アメリカでの初の女性、黒人、アジア系の副大統領候補となるハリス氏は、反トルコとして知られる名でもある。トランプ大統領のシリアからの撤退の決定を非難し、1915年の出来事を「虐殺」と認識していることで知られている。      アメリカで11月3日に行われる大統領選挙まであとわずかとなった民主党からの立候補者のジョー・バイデン氏は、カリフォルニア州の上院議員 全文をよむ

2020-08-13 ギリシャ・トルコ両海軍、にらみあい (Milliyet紙)

トルコ海軍所属のフリゲート2隻と曳航船1艇がアンタルヤのカシュ郡とデムレ群で、そしてギリシャ海軍に属するフリゲートがカステロリゾ島(トルコ名:メイス島)の前で待機を続けている。      トルコが地中海でNAVTEXを放送した後、オルチ・レイス号が地震調査を行うためキプロス島南西部へ向けて出航した。その後、調査現場に近いギリシャのカステロリゾ島の前にギリシャ軍のフリゲートが現れた。これを受けて2日前(8月11日)、この地域にトルコの戦艦が着いた。8月10日火曜日にもトルコ空軍が保有する3機の戦闘 全文をよむ

2020-08-11 トルコ・アゼルバイジャン両外相、共同記者会見―アルメニア・ギリシャ非難 (Milliyet紙)

速報によると、メヴリュト・チャヴシュオール外相とアゼルバイジャンのバイラモフ外相は共同記者会見を開いた。チャヴシュオール外相は、「東地中海でトルコとキプロスのトルコ系住民の権利を最後まで擁護し、譲歩しない。」と述べた。      チャヴシュオール外相は東地中海の展開に関して、「8月末時点で新たな地域でも、大陸棚の西側の境界でも許可を出し、あらゆる地震探査や掘削作業を行っていく。東地中海でのトルコとキプロスのトルコ系住民の権利を最後まで擁護する。誰もトルコに対して、『あなた方は良い態度を示してこな 全文をよむ

2020-08-07 シリア遊牧部族、PKK/YPGに反発 (Hurriyet紙)

シャンルウルファで、シリアの部族のリーダーらと市民社会団体の代表らは、YPG(人民防衛隊)/PKK(クルディスタン労働者党)のテロ組織が国で行った攻撃を非難した。      アキデット・ズべイド部族団体の会長とシリアの部族のリーダーらと市民社会団体の代表らは、シャンルウルファでYPG(人民防衛隊)/PKK(クルディスタン労働者党)のテロ組織が国で行った攻撃を非難した。      アキデット・ズべイド部族団体の会長のイスマイル・アスケル・フフル氏は、シリアの部族のリーダーらと市民社会団体の代表らと 全文をよむ

2020-08-07 幻の町キプロス・マラシュ、年末めどに開放へ (Hurriyet紙)

キプロス島の1974年以降に閉鎖された「ゴーストタウン」として知られるマラシュは、市民生活を再開するため口火を切った。トルコ政府と北キプロス・トルコ共和国(KKTC)政府は「軍事管轄区」にあるマラシュの地位を変更する決定をした。      北キプロス・トルコ共和国の権益を保護する目的で東地中海において続々と重要な手を打つトルコは、KKTCの経済成長と発展のために口火を切った。マラシュの開放は、フアト・オクタイ副大統領と北キプロスのエルシン・タタール首相との間で行われた会談の最重要議題となった。重 全文をよむ

2020-08-07 エルドアン大統領からヒロシマ・メッセージ (Hurriyet紙)

広島に原爆が落とされてから75周年の追悼式典に際して、タイイプ・エルドアン大統領はビデオメッセージを送った。エルドアン大統領は詩人ナーズム・ヒクメトの「死んだ女の子」をよみ、「世界がいまだ核兵器の脅威の下にある今日、我々は広島からあがる叫びに耳を傾けなければならない。もう二度と繰り返してはならないのだ。」と語った。エルドアン大統領のメッセージは以下のとおりである。      ■あるトルコ人詩人はこのように語った      「広島で起こったこの不運な出来事から、我々は人類として教訓を得ねばならない 全文をよむ

2020-08-06 ベイルート大爆発、貨物船の知られざる物語 (Hurriyet紙)

レバノンの首都ベイルートで8月4日(火)に何百人もの死者及び何千人もの負傷者を出した恐ろしい爆発の詳細が明らかになってきた。以下は、2750トンの硝酸アンモニウムが保管されていた「浮遊爆弾」とも呼ばれる貨物船の知られざる物語の中の目を見張るような事実である。      レバノンの首都ベイルートで8月4日(火)に少なくとも135人の死者及び5千人を超える負傷者を出した大爆発が起こった。爆発した2750トンの硝酸アンモニウムがモザンビークの炭鉱で使用される予定で発注され、船員の賃金を支払えなかった船 全文をよむ

2020-08-05 ベイルート爆発、トルコからの支援開始 (Hurriyet紙)

外務省のハミ・アクソイ報道官は、113人が死亡し、4000人以上が負傷することとなった爆発が起こったレバノンへ薬品と医療用品を含めた救急人道支援の材料を送ると発表した。      アクソイ報道官は、トルコのレバノンへの支援に関する質問に書面で回答した。      同報道官は、ベイルート港での爆発によりレバノン市民の緊急の需要を賄うため、必要な行動を開始したとし、次のように述べた。      「この状況下、我が大統領の指示に基づき、保健省、災害緊急時対策庁、赤新月社を介して現地へ捜索救助隊と救急救 全文をよむ

2020-07-29 メッカ大巡礼、ソーシャルディスタンス対応 (Hurriyet紙)

世界中に影響を与えているコロナウイルスの脅威が、ムスリムにとって最大の信仰行為である大巡礼の組織(メッカ大巡礼)にも打撃を与えている。サウジアラビアは、今年国外から大巡礼に訪れる人々を除外する中、コロナウイルス対策が為された最初のタワーフが行われた。      世界中に影響を与えているコロナウイルスの猛威は、毎年盛大な注目を集める舞台となる大巡礼にも打撃を与えている。      世界中から大巡礼を行うためにメッカへ殺到する群衆が今年は見られない。サウジアラビア政府は、コロナウイルス対策の一環とし 全文をよむ

2020-07-25 ギリシャでアヤソフィア反発、反トルコ示威事件続く (Milliyet紙)

速報によれば、アヤソフィア・モスクで金曜礼拝が行われたことでギリシャで反発が起きた。テッサロニキの町では極右グループがトルコ国旗を燃やした。テッサロニキでの過激な光景について発表を行った外務省のスポークスパーソン、ハミ・アクソイ氏は「アヤソフィアで再び礼拝が行われることに納得できないヨーロッパの甘やかされた子どもたちがまた妄想にとりつかれた。歴史から必要な教訓を得なかった人種差別的な思考や、輝かしいトルコ国旗に無礼をはたらく人々のエーゲ海地方での結末をよく思い出すのは、2020年7月25日9時3 全文をよむ

2020-07-18 ユーフラテス東岸で、アメリカ・ロシア、一触即発 (Milliyet紙)

シリア北東部に駐屯するアメリカ軍が、シメルカ国境付近にてロシア軍と一触即発状態となった。アメリカ軍がハセケ郊外のロシアの巡視隊を追尾したことが、当事者間の緊張を招いた。      事件はシリアのハセケ市に属するテル・タミル町にいるアメリカ軍とシリア政府軍の間の諍いから数日後に起こった。      6車両からなるロシアの巡検部隊は、戦闘ヘリを伴い一昨日朝にカミシリから行動を起こし、シメルカ国境門に向かった。      ロシア巡検部隊は、マリキイェ(デリキ)の西でアメリカ軍及び国際派遣軍が離着陸に使 全文をよむ

2020-07-17 トルコ、アルメニア・アゼルバイジャン紛争にメッセージ (Milliyet紙)

フルスィ・アカル国防大臣は、アゼルバイジャンのタフロフ国防副大臣兼宮軍司令官との間で会合を行ない、アルメニアに対して強硬な言葉を発した。アカル大臣は「必ずツケを払うことになるだろう!」と述べた。      フルスィ・アカル国防大臣は、アゼルバイジャンに対するアルメニアの軍事攻撃を非難し「この攻撃を開始した者たちは陰謀に屈服し、この陰謀に溺れ、行った事のツケを必ず払うことになる」と述べた。      アカル大臣は、アルメニアがアゼルバイジャン国軍に対して軍事攻撃を行ったと判明した時期、国防省にアゼ 全文をよむ

2020-07-17 オランダ、トルコなどから「恋人」の入国を許可 (Cumhuriyet紙)

オランダ政府は、トルコを含むシェンゲン協定地域外の国で生活し、オランダに恋人がいる人々に対して、7月27日から入国の許可を開始する。      しかし、トルコのような「やむをえない場合を除き入国しないことが求められる」警戒リストにある国からの入国者は、14日間家で隔離期間を過ごすことが必須とされる。      新型コロナウイルス対策が理由で何か月も遠くにいる配偶者や恋人に会えないカップルが始めた「#愛は観光ではない」キャンペーンに対し、オランダ政府から前向きな返答があった。      安全保障・ 全文をよむ

2020-07-14 エルドアン大統領「アヤソフィアの歴史遺産、守る」 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、各国のリーダーと電話外交を行い、アヤソフィアにある全ての遺産を守ることを説明したと強調し、「ファーティフ(征服王)スルタン・メフメトは、ギリシア正教の指導者でもあり、支配者だった。アヤソフィアを守るためのあらゆる取組みが、細心の注意を払って行われている」と話した。      エルドアン大統領を議長に昨日行われた公正発展党(AKP)の中央決定執行委員会(MKYK)の会議で、主要議題としてアヤソフィアの礼拝への開放が挙げられた。幹部らはアヤソフィアに関するエル 全文をよむ

2020-07-12 ギリシャ首相、ギリシャ正教イスタンブル総主教に慎重な対応を要請 (Cumhuriyet紙)

アヤソフィア大聖堂の博物館としての地位が取り消される件で、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相がギリシャ正教イスタンブル総主教のバルトロメオス一世に連帯のメッセージを伝えたことが明らかになった。      ギリシャ首相官邸広報室から発出された声明で、ギリシャの指導者キリアコス・ミツォタキス首相がコルフ島(ケルキラ島)から電話でギリシャ正教イスタンブル総主教のバルトロメオス一世に連帯と支持を伝えるメッセージを送ったと発表された。      ミツォタキス首相のバルトロメオス総主教への架電は、アヤソ 全文をよむ

2020-07-11 トルコ、アヤソフィア問題でユネスコへ返答 (Hurriyet紙)

ユネスコのアヤソフィアについての発表にトルコ側から返答が行われた。オズギュル・オズカン・ヤヴズ文化観光副大臣は「ユネスコ合意には(世界遺産)リストに登録された文化財の機能の変更を妨げるいかなる規定も存在しない。アヤソフィアをモスクとして使用することは確実に、件の合意の違反ではない。この状況はアヤソフィアの優れた世界的な価値には決して影響しない。」と主張した。      86年間博物館として使用されたアヤソフィアが再び礼拝のために開かれるとの決定の後、ユネスコから発表が行われ、「文化財の状態につい 全文をよむ

2020-06-27 「鷹の爪と虎」作戦で、1兵士死亡 (Cumhuriyet紙)

アドゥヤマン県は、イラク北部で実行されている「鷹の爪と虎」作戦でのテロリストとの戦闘によって兵士1人が犠牲になったと発表した。チュハダル知事は犠牲になった兵士の遺族と面会し弔意を述べた。      アドゥヤマン県は、イラク北部で実行されている「鷹の爪と虎」作戦でのテロリストとの戦闘によって兵士1人が犠牲になったと発表した。      発表によると、6月17日にイラク北部で開始された「鷹の爪と虎」作戦でのテロリストとの戦闘により、ユヌス・ギュル歩兵中尉が死亡したということだ。      ■アドゥヤ 全文をよむ

2020-06-24 トルコ国軍、鷲の爪と虎作戦での押収品、破壊 (Hurriyet紙)

国防省は、「鷹の爪と虎作戦」において押収された武器、弾薬、生活用品が、シェルターと共に破壊されたと伝えた。      国防省は、イラク北部におけるテロリストを標的とした「鷹の爪と虎作戦」が計画通りに遂行されていると発表した。特殊部隊が当該地域で集中的な捜索・調査活動を行って、テロリストが所有するシェルター、拠点、洞窟の一つ一つに入ったと発表し、次のように述べた。      「勇敢な我々の特殊部隊によって当該地域において遂行されている捜索・調査活動において、1挺の三脚に取り付けられたDShK38重 全文をよむ

2020-06-23 ソマリアのトルコ軍基地、襲撃される (Cumhuriyet紙)

ソマリアにあるトルコの軍事訓練基地の前で自爆テロを試みた者が、その間際に気付かれ、無力化された。      ソマリアの首都モガディシュにあるトルコ軍の訓練基地の前で、自爆テロを試みようとしていた者が兵士に発見され、無力化された。      メフメト・ユルマズ駐モガディシュ・トルコ大使は声明で、TURKSOM軍事訓練基地で学生選抜をしていた時に、人だかりに紛れていた自爆テロリストが発見され撃たれたことを明らかにした。      ユルマズ大使は、「第一報によると、実行犯は群衆から離れて中に入ろうとし 全文をよむ

2020-06-21 トルコ兵、40キロの荷物を背負いシリアへ越境ー「鷹の爪と虎」作戦へ参加 (Hurriyet紙)

トルコ国防省は、兵士らは「鷹の爪と虎」作戦に参加するため、昨夜40kgの装備を携え国境を越えたと発表した。      官邸の公式Twitterアカウントからの投稿では「兵士であることは大変だ。心には国家と国民への愛、背中には40キロの荷物。我々の英雄である兵士らは、昨日40キロもの装備を携え、「鷹の爪と虎」作戦に参加するため国境を越えた」と述べられた。      また共有された動画には兵士らの装備や「兵士宣誓」が読み上げられる様子が見られる。 全文をよむ

2020-06-20 アカル国防相、フランス船襲撃の報道を全面否定 (Hurriyet紙)

フルスィ・アカル国防相は「(フランス船襲撃報道について)情報や書類、トルコ船と本部の記録によればその報道は全く真実ではない。」と主張した。またアカル大臣は「トルコの正統性を裏付ける記録はこの件について用意され、同盟国やNATO本部での文民と軍部の上層部に共有された。」と述べた。      アカル大臣はシュルナクでの緊密な連絡のあと、アナトリア通信社(AA)の特派員の話題に関する質問に答えた。      アカル大臣はNATO国防相会議が二度遠隔会議の方法で行われたことについて、会議に対する評価を質 全文をよむ

2020-06-17 ドイツ、トルコを含む130か国を「コロナ要注意国」に (Cumhuriyet紙)

ドイツは、トルコを含め130ヵ国をコロナウイルスの危険性のためにリスクありの地域のリストに含め入れた。トルコへと向かった人々は帰国すると隔離下に置かれることになる。      ドイツは、トルコを含めた130ヵ国を新しく構築したコロナウイルスのリスク地帯のリストに含め入れた。ロベルト・コッホ・インスティテュートによって準備され定期的に更新される予定のリストでは、ドイツ人が休暇先として好んでいるエジプト、タイ、モロッコといった国々も含められた。      このように国外旅行の警告に従って、リストに含 全文をよむ

2020-06-14 露ラブロフ外相、訪土ーリビア問題協議 (Hurriyet紙)

リビア情勢に関する重要な最新情報が届いた。ラヴロフ露外相とショイグ露国防相が明日(15日)イスタンブルを訪れる。大臣レベルで行われるリビア会議の主要議題は、リビアの最新情勢と停戦に向けたものとなる…。      CNNトルコのセナ・アルカン外交部記者は、重要な情勢を次のように伝えた。      「今日、国防相、外相、そして情報部から専門団が、今日会談したと言える。今日は技術的な会談が行われ、明日はより重要な会談でチャヴシュオール外相とアカル国防相がロシアの両大臣らと会談する。        トル 全文をよむ

2020-06-12 イドリブ駐屯の兵士ら140人、コロナ感染 (Cumhuriyet紙)

ハタイ県のラフミ・ドアン県知事は、県内で320人のコロナウイルス患者が発生したと発表した。ドアン県知事は、シリアのアフリン、イドリブに駐屯している140人の兵士と警察もコロナウイルスに感染したと明らかにした。      ラフミ・ドアン県知事はアルスズ・マデンリマリーナ、水中スポーツセンター、ハタイ水上バス(HADO)施設の着工セレモニーで話をした。ドアン県知事は、トルコは感染拡大の対策過程を非常に成功した形で進めたと話しながら、以下のように述べた。   「近隣諸国をみたとき、トルコがここで行った 全文をよむ

2020-06-05 リビア軍、ハフタルの西部拠点奪取 (Cumhuriyet紙)

国連の支援を受けたリビア国民合意政府(UMH)の軍勢が、リビア西部の最後のハフタル軍拠点、首都トリポリから約100km離れたタルフナを制圧した。      リビア国民合意政府・リビア国軍の報道官は、最後のハフタル軍拠点であるトリポリ近郊のタルフナを制圧したとソーシャルメディア上で声明を発表した。      ロシア、アラブ首長国連邦、エジプトの支援を受けたハフタル派の軍勢は、今なおリビア東部・南部の重要な領域を手中に収めているとはいえ、タルフナの陥落は内戦の行方に大きく影響すると見られている。   全文をよむ

2020-06-04 リビア問題解決へ、アンカラ会議開催 (Milliyet紙)

トルコが支援するリビア軍は、本日4日の朝、ハフタル将軍らを負かし、首都トリポリを奪還した。アンカラではエルドアン大統領がリビアのサラージ首相と会見した。       トルコの派兵により勢力バランスが変わったリビアでは、過去24時間で驚異的な進展があった。国連及び国際社会により承認されている国民統一政府側の軍隊は、昨晩(3日)にトリポリ空港、そして本日4日には首都全域でクーデター首謀者ハリーファ・ハフタル将軍率いる軍勢力を一掃した。      海外の通信社が「最新ニュース」というキーワードで報道し 全文をよむ

2020-05-19 シリア・アサド大統領のいとこの財産、没収 (Cumhuriyet紙)

ロイター通信社はシリア政府がバッシャール・アサド大統領のいとこで、同国の最も裕福な実業家の一人でもあるラーミー・マフルーフ氏の財産を没収することを決定したと報じた。      ロイター通信社の公文書に基づいた報道によると、シリア政府はバッシャール・アサド大統領のいとこで、同国の最も裕福な実業家の一人でもあるラーミー・マフルーフ氏の財産を没収することを決定した。      2020年5月19日付のシリア財務相の署名がなされた文書では、決定が「予防的差押え」であると説明されており、シリアの通信分野の 全文をよむ

2020-05-19 米上院、ウイグル人への法案可決 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国上院は新疆ウイグル自治区におけるウイグル・テュルク系の人々に対する抑圧政策を理由に中国政府高官への制裁を予期する法案を可決した。      共和党のマルコ・ルビオ上院議員の主導により上院に提出された法案は満場一致で可決された。法案ではアメリカ合衆国のトランプ大統領政権に、ウイグル・ テュルク系の人々と他のムスリムマイノリティーに対する抑圧と暴力に責任がある一部の中国政府高官らに制裁を発動するよう働きかけている。      また法案ではアメリカ国務省に該当地域の人権侵害に関し報告書を 全文をよむ

2020-05-16 イラン、バイラム後に「正常化」 (Milliyet紙)

イランのロウハーニー大統領は、レストランの営業再開や大学の開講を6月6日から行うと発表した。(ただし)スポーツ観戦などは無観客で行われる見込みだ。直近70日間で1日当たりの死者数が最も少ない日が観測されたイラン国内では、新たに1757人のコロナウイルス感染者が出たことが確認された。     イランのハサン・ロウハーニー大統領は、国内全体で新型コロナウイルス(Covid-19)対策として取られた規制がラマダン・バイラム後に解除される見通しであると発表した。     ロウハーニー大統領はコロナ国際対 全文をよむ

2020-05-10 留学中トルコ人学生のコロナ試練 (Hurriyet紙)

世界的な(COVID-19の)感染拡大を受けて、海外で勉強を続けている約5万人の学生の一部がトルコに帰国した。しかし、授業料や論文の準備、航空券代、14日間の隔離条件などの理由で滞在している場所にとどまることを選んだ学生も多い。アメリカ、イタリア、スペイン、イギリス、ポーランド、チェコ、エストニア、スロベニア、ドイツで学ぶ学生たちに、現地での生活について尋ねた。      ■1年のロスはないムハッメド・エフェ・ギュヴェンさん(22)、ポーランド      ワルシャワ経済大学建築学部の1年生です。 全文をよむ

2020-05-08 ギリシャ、6月にホテル再開 (Hurriyet紙)

世界中に広まったコロナウイルス感染症からの正常化プロセスに入る国のひとつであるギリシャでは、6月のホテルの営業再開が期待されている。      世界中に広まったコロナウイルス感染症から、多くの国が正常化に入りつつある。ギリシャも、6月にホテルの営業を再開する予定だ。ギリシャメディアの報道によると、コロナウイルス対策で、外出禁止令が適用されたギリシャでは、禁止令が解かれ始めたあと、ホテルが、まずは国内の旅行客に対してのみ、6月1日から営業を再開する予定となっている。      ■従業員50%のキャ 全文をよむ

2020-05-08 ギリシャはなぜコロナ禍をまぬがれたか? (Cumhuriyet紙)

超高齢社会、脆弱な経済、不十分な保健システム。ギリシャには、新型コロナウイルス感染拡大の深刻な影響を受ける全ての条件が揃っている。しかし、予想されていたようにはならなかった。この状態は、主に4つの明らかな理由と結びつけることができる。      42日前にギリシャが新型コロナウイルスの感染拡大に対して厳格な規制の適用を開始して以降、85歳という高リスクの年齢であるチャリクラさんという女性は家から出られていない。しかし、晴れて風の強いこの月曜の朝、チャリクラさんのような高齢女性が外出できるようにな 全文をよむ

2020-05-02 ウズベキスタンでダム決壊、水害広がる (Milliyet紙)

ウズベキスタンでは大雨の影響でシルダリヤ州にあるダムの壁が一部決壊し、数百軒の民家が水没、7万人が当該地域から避難した。     非常事態省のムラド・サディコフ報道官は、大雨によりダルドバダムの壁の一部が決壊したことで大量の水がダムから流出したと発表した。     サディコフ報道官は、当該地域の農地と一部の住宅街が水没し、数百軒の民家が損害を受け、56人が負傷、洪水が発生したダム付近に住む住人7万人が当該地域から避難したと伝えた。     救急隊が救助作業を継続中であると合わせて述べたサディコフ 全文をよむ

2020-05-02 コロナ閉鎖でサウジアラビアに60日間足止めのトルコ人運転手ら、帰国へ (Milliyet紙)

サウジアラビアのドゥバー港へ荷卸作業をしていたトルコ人トラック運転手64名は、コロナ禍によって帰路の船がなくなり当港で60日間足止めされていたが、ハタイ県選出で公正発展党所属のフセイン・シャンヴェルディ議員の手引きによってトルコに帰国することとなった。      トルコ人運転手らは、トルコで受け取った様々な荷物をサウジアラビアに搬送しドゥバー港に荷卸しした。仕事を終えた運転手らは、復路の船が見つからずトルコに帰国することができなかったために、60日間サウジアラビアのドゥバー港で帰路につけるまで待 全文をよむ

2020-05-01 アメリカ、PKKへマスク支援 (Cumhuriyet紙)

世界で最も新型コロナウイルスによる影響を受けている国の1つであるアメリカが、シリアのテロ組織PKK(クルディスタン労働者党)・YPG(クルド人民防衛隊)に対してトラックに山積みの医療器具やマスクを寄贈した。トルコはその2日前、軍用機でアメリカに支援物資を送っていた。      新型コロナウイルス流行の中心であり、公式な数値によると100万人以上がCOVID-19ウイルスに感染しているとされているアメリカは、シリアのテロ組織PKK・YPGに対する支援として医療器具を寄贈した。      トルコは今 全文をよむ

2020-04-24 チャナッカレ戦役アンザクの日、今年はバルコニーから追悼 (Cumhuriyet紙)

オーストラリアとニュージーランドで4月25日に制定されたアンザクの日を迎えるにあたり、両国政府は(集会に)批判的な声明を発表した。毎年数千人のオーストラリア及びニュージーランドの人々がガリポリに集まる日を前に、「アンザクの兵士らに祈りを捧げるため、みなさん各家庭で家の窓やバルコニー、玄関の前に出てロウソクに火を灯しましょう」と呼びかけた。     チャナッカレ戦争で殉死したトルコとアンザクの兵士らを祈念して毎年開催されているアンザクの日は、今年はオーストラリア及びニュージーランド両国でコロナウイ 全文をよむ

2020-04-24 エルドアン大統領、トルコアルメニア総主教に書簡 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トルコのアルメニア総主教のサハク・マシャルヤン氏に宛てた書簡において「いかなる形であれ、たとえただ一人の国民であっても、疎外されることや、信仰または出自を理由に異なる処遇を受けるということを、我々は決して許さなかったし、今後も許すことはありません。」と表明した。       大統領府情報局の説明によると、エルドアン大統領はトルコのアルメニア総主教マシャルヤン氏に書簡を送付した。       エルドアン大統領は、同書簡にて「トルコアルメニア総主教マシャルヤン 全文をよむ

2020-04-23 カナダ、トルコへの武器輸出禁止を延長 (Cumhuriyet紙)

カナダのジャスティン・トルドー首相のリベラル政権はトルコの「平和の泉」作戦を理由に10月に開始した武器輸出期間を無期限で延長すると発表した。       チャールズ・マリー・マット国際関係省武器管理部門副長官は電子メールを送り、トルコへの武器売却許可が次の指令が出るまで停止されると伝えた。       ■ミサイル防衛システムの売却を除く       電子メールでは、カナダが諸国家間の「合意事項の範囲に入ることになる例外的な条件のもとでのみ」許可を出すことを検討しうる、と明らかにされた。      全文をよむ

2020-04-19 国外のトルコ人死者数342人 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はNTVでニュースに関する質問に答えた。以下、その要約である。      「国外でコロナが原因で命を落としたトルコ人の数は342人に上った。74か国から2万5千人以上の国民をトルコに帰国させた。ラマザンより前に帰国したいと望む、70か国からおよそ2万5千人のトルコ人の申請があった。105便の航空便を用意した。コロナが過ぎ去った世界ではすべてが以前とは変わっているだろう。国際システムや各組織は期待に応えられていない。アメリカはWHOへの支援を打ち切ったが、私から 全文をよむ

2020-04-05 新型コロナウイルス回復者数、世界で25万人突破 (Milliyet紙)

世界で新型コロナウイルス(Covid-19)陽性と診断されたのち、快復した人の数が25万人を超えた。      Covid-19が発生している国と地域における新たな感染者に関するデータを収集するサイト「Worldmeter」によると、世界で25万3597人が新型コロナウイルスから快復した。      快復者数が最も多いのは中国で、7万6964人が治癒した。      中国に続いて、快復した感染者数の多かった国は、スペイン(3万8080人)、ドイツ(2万6400人)、イタリア(2万996人)、イラ 全文をよむ

2020-03-17 欧州からトルコへ、帰国の波 (Hurriyet紙)

メヴルト・チャヴシュオール外務大臣は、コロナウイルス対策の内、欧州からトルコへ帰国する者に関する発表で、欧州9カ国に住むトルコ国民3614人を今日夜半に引き戻すとした。この発表を機にドイツにいるトルコ国民が帰国し始めた。      WHOが新たにヨーロッパをコロナウイルスの感染の中心地として発表したことを受け、ヨーロッパからトルコへ帰国を求め、外務省に申し出た人々は、その日のうちに、ハンブルグ、ドゥッセルドルフ、シュトゥットガルト、フランクフルト、ニュルンベルク、ケルン、ベルリンの各都市の空港か 全文をよむ

2020-03-13 トルコ・ロシア共同監視へ―イドリブ (Cumhuriyet紙)

AKP(公正発展党)党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との間で成立した合意に沿い、イドリブで予定されるロシア・トルコ共同巡回の初回実施日が明らかになった。フルスィ・アカル大臣は、初回の巡回が3月15日に行われると述べた。      フルスィ・アカル国防大臣は、AKP党首を務めるレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との間で2020年3月5日に成立した合意の枠組みで行われた代表団の会談後、声明を発表した。アカル大 全文をよむ

2020-03-12 ニューヨークタイムス紙、なぜトルコの写真?ー米、欧州からの渡航禁止の報 (Milliyet紙)

最新のニュースによると、ドナルド・トランプ米大統領は、欧州から訪米するすべての渡航が3月13日金曜日の夜から30日間にわたって一時的に休止されると述べた。ニューヨークタイムズ紙がこのニュースをトルコの写真を介して報じたことは物議を醸した。ムスタファ・ヴァランク産業技術大臣は、報道方法に反発を示し、「コロナウイルスと同様に、こうしたものの見方も隔離するべきである」と語った。      ドナルド・トランプ米大統領は、金曜(3/13)夜からイギリス以外の欧州からのすべての渡航を30日間にわたって停止す 全文をよむ

2020-03-12 アゼルバイジャン、コロナウイルスで初の死者 (Milliyet紙)

アゼルバイジャンで新型コロナウイルスの感染が確認された女性が死亡。      アゼルバイジャンのメディアは、イランで新型コロナウイルスの診断を受け、隔離されながら治療を始めた51歳の女性がアゼルバイジャンに戻ってきたあと死亡したことを発表した。   アゼルバイジャンでコロナウイルスの感染者は11人確認されている。 全文をよむ

2020-03-10 ギリシャ、メリチ川沿いに刺鉄線 (Cumhuriyet紙)

エディルネで移民たちが渡っているメリチ川沿いに、ギリシャ軍が刺鉄線の設置を始めた。      ギリシャへ入国しようとする移民がエディルネに押し寄せ、パザルクレ国境門やその周辺では混雑が発生している。パザルクレとカスタニエス国境両門を閉鎖したギリシャは、その地域にとどまっている移民に対して厳しい介入を行っている。移民らは、ギリシャに入国するために頻繁にメリチ川を利用している。国境警備のレベルを引き上げたギリシャは、今日エディルネのドイラン村に近いメリチ川沿いに刺鉄線を引き始めた。 全文をよむ

2020-03-10 ジェフリー米シリア特使「トルコと協力を」 (Hurriyet紙)

ジェフリー米シリア特使は、「イドリブでトルコを支援するために、NATOに何ができるか検討している。全ての選択肢が俎上に上がっている」と述べた。      ジェフリー米シリア特使は会見で、「イドリブでトルコを支援するために、NATOに何が出来るか検討している。全ての選択肢が俎上に上がっている」と話した。      ■シリア政権とロシアは制裁を受けるだろう      ジェフリー特使は加えて、「ロシアとシリアの政権はイドリブでの恒久的な停戦に無関心だ。彼らの本当の目的はシリアでの勝利を宣言することだ。 全文をよむ

2020-03-08 サウジアラビアでさらに王子20人が逮捕? (Hurriyet紙)

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の命令で始まった作戦に関係して、新たに王子20人が逮捕されたと発表された。 また彼らの逮捕令状に署名したのがサルマーン国王であるとも主張されている。      サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王の弟で、サウジアラビア王家に批判的とされるアフメド・ビン・アブドゥルアズィーズ王子と息子が、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子へのクーデターを企てたとして逮捕された後、また新たに王子20人が逮捕されたことが報じられた。      米国メディアで取り 全文をよむ

2020-03-07 新型コロナで一時閉鎖のカーバ神殿、消毒終え再開 (Hurriyet紙)

世界各地で急速に罹患者が増加している新型コロナウィルス(COVID-19)を理由に、カーバ神殿を訪問者に対して閉鎖していたサウジアラビア当局は除菌活動を行い、カーバ神殿を再び訪問者に対して開放した。      サウジアラビアで新型コロナウイルスの罹患者が5人を超えたことにより対策を取った当局は、コロナウィルス流行拡大防止のため参拝者のカーバ神殿立ち入りを一時的に禁止した。サウジアラビア内務省によって行われた書面発表では、「サウジアラビア王家はコロナウィルスの流行拡大防止のために小巡礼を中止させ、 全文をよむ

2020-03-06 トルコ・ロシアの停戦合意、ロシアの報道は? (Cumhuriyet紙)

ロシアのメディアは、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領の会談が、イドリブにおける状況改善の助けになるであろうと報道した。      ロシアメディアは、昨日モスクワで実現したエルドアン大統領とプーチン大統領の会談を評価した。ヴェドモスティ紙は、「ロシアとトルコがイドリブでの停戦について合意した」という見出しで、2つの国が共同文書で合意したと報道した。      イズヴェスティア紙は、トップを「停戦期間:ロシアとトルコのリーダーは新たな文書で合意した」と始まる 全文をよむ

2020-03-06 EU、トルコ・ロシアの停戦合意を歓迎 (Milliyet紙)

EU外務・安全保障政策上級代表のジョセップ・ボレル氏は、イドリブの安全地帯におけるトルコとロシアの停戦合意プロセスを歓迎すると述べた。      クロアチアの首都ザグレブで、イドリブと難民問題に焦点を当てた臨時の外務大臣会合が行われた。それに先立ち、記者会見に臨んだボレル氏は、停戦プロセスについて前向きな意思表示だと述べた。   また、EUがトルコ・ロシアとの関係を調整する必要があると指摘し、協議を必要とする多くの問題があると述べた。   バレル氏は、「停戦プロセスに関する情報を歓迎している。と 全文をよむ

2020-03-06 トルコ・ロシア合意、イドリブでの停戦はじまる (Milliyet紙)

トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領により、ロシアの首都モスクワで両者が合意に至った枠組みの中で、イドリブの緊張緩和地域で停戦が実現された。      モスクワで両者が至った合意の詳細では「イドリブ緊張緩和地域上にある接触線上ですべての軍事活動は2020年3月6日午後1時以降中止される」、「M4街道から北に6㎞、南に6㎞の範囲は安全地帯に充てられる。安全地帯の機能に関する詳しい諸原則は、トルコとロシアの防衛大臣の間で7日間以内に決められる」、「トルコ 全文をよむ

2020-03-02 難民のヨーロッパへの希望は幻滅と怒りに変化 (Cumhuriyet紙)

ヨーロッパが自分達に門戸を開くとの希望を抱いてエディルネに殺到した難民達の期待は幻想に変じる中、トルコ政府が難民達をヨーロッパ国境に仕向けた政策は期待した効果をあげなかった。      国境を越えるとの希望を断たれた何百人もの難民は、イスタンブルを筆頭に住んでいた町に戻り始めた。      国境の開放という希望を抱いて国境地帯にやってきた難民たちの数は4万人ほどであり、国境には思った程難民が集まらなかったのが窺えた。さらに、トルコから出国したい難民の中には、シリア人同様にアフガニスタンや中央アジ 全文をよむ

2020-03-01 対シリア作戦名「春の盾」、その映像 (Hurriyet紙)

トルコ国防省(MSB)はシリアで進行中の「春の盾」作戦で、標的としたシリア政府軍を撃破する様子を映した新たな映像を公開した。      シリアのイドリブでトルコ軍兵士34人が亡くなったシリア政府軍による攻撃を受け、トルコ軍は同地域で「春の盾」作戦を開始し継続している。作戦では無人航空機により狙いが定められた標的がひとつひとつ撃破されている。また地上からも砲兵部隊が標的のシリア政府軍を援護射撃している。      国防省が公開した新たな映像では、空爆で多数のシリア政府軍の施設が無力化され、それらの 全文をよむ

2020-03-01 エルドアン・プーチン会談、3月5日モスクワで実施へ (Milliyet紙)

最新情報によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がロシアのウラジミール・プーチン大統領と会談する日程が明らかになったという。2首脳の会談は3月5日木曜日にロシアの首都モスクワで行われる予定だ。      特にイドリブでの最近の出来事とシリア政府側の攻撃によってトルコ兵34人が犠牲となった後、2国間での外交折衝も加速していた。      情報によると、モスクワ側は、イドリブ問題に関する新たな地図を求めている。フルスィ・アカル国防相とハーカン・フィダン国家情報局(MİT)長官を含む代表団には、 全文をよむ

2020-02-29 トルコ軍、シリア政府軍へ昼夜、砲撃 (Hurriyet紙)

イドリブでアサド政権の軍用機がトルコ人兵士らに攻撃を行ったことを受け、トルコ国軍は空爆及び陸上からの爆撃により200か所以上の標的を破壊した。武装無人航空機(SİHA)は政権側の多くの戦車やヘリコプターを攻撃した。今回の戦闘で、33人のメフメッチキ(トルコ兵)が、政権側による2度の空爆によって殉死したことが伝えられている。フルスィ・アカル国防相は、「以前からロシアと協力体制を敷いていた連合軍側の領域であるにもかかわらず、今回の攻撃は行われた。彼らは救急車にさえも攻撃した。さらに、われわれの軍隊周 全文をよむ

2020-02-29 ギリシャ、シリア難民に催涙ガス (Cumhuriyet紙)

ギリシャへ渡るために(エディルネの)パザルクレ国境検問所に来た数百人の移民に対し、ギリシャ警察は催涙ガスで干渉した。      2月28日、イスタンブルに集まった移民たちは集団のかたちでタクシーとバスに乗り、エディルネへ向かった。移民グループのなかには子供もいて、夜中に再びエディルネへと動き出した。パザルクレ国境検問所で待機していた移民たちに、ギリシャ軍は催涙ガスで干渉した。子供を含む多数の人々が、投げられた催涙ガス爆弾の被害を受けた。 全文をよむ

2020-02-28 ロシア「トルコ兵33名は監視地点外で死亡」 (Cumhuriyet紙)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、イドリブでトルコ兵が死亡したのは監視地点外においてのみであり、テロリストの攻撃の際に起きたものだと述べた。      ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、イドリブでトルコ兵が死亡したのは監視地点外においてのみであり、テロリストの攻撃の際に起きたものだと述べた。      ドミトリー・ペスコフ報道官はロシア安全保障委員会の会議後に声明を出し、「監視地点内で死亡したトルコ兵は1人もいなかった。監視地点内では、負傷した、もしくは危険に晒された兵士 全文をよむ

2020-02-28 NATO、緊急会議後、トルコ関係声明 (Hurriyet紙)

トルコの要求を受けて開催されたNATOの会合の後で、NATOのストルテンベルク事務総長が記者会見を行った。   ストルテンベルクNATO事務総長の声明は次の通りである:   シリアでの状況に関して電話会談を行い、トルコは会合を要求した。今私たちは次のように述べたい。加盟国は、トルコが、イドリブでの空爆攻撃にて兵士に犠牲を受けたことについて、遺憾に思っていることを伝えた。私たちはこの攻撃を非難する。バッシャール・アサド政権の指揮下にある軍がこの攻撃を行った。この攻撃を中止すること、国際法に適合する 全文をよむ

2020-02-28 トルコ、シリア難民のヨーロッパ流入容認 (Milliyet紙)

イドリブでの空爆のあと、難民らへトルコからヨーロッパへの扉が開かれ、何千人もの難民が国境へとまっすぐに向かった。ロイターはギリシャのレスボス島に到着した初めての難民ボートの写真を世界へ配信した。      数分間の間に、国境へ向かって歩く難民の数は何百人にものぼり、この動きは朝まで続いた。      背中にベルをつけた難民らは、カラアーチ地区からギリシャへ開いたパザルクレ国境ゲートへと到着した。      シリア、イラン、イラク、モロッコ、パキスタンなど様々な国の難民らは、イドリブでの空爆のあと 全文をよむ

2020-02-25 アサド政府軍、イドリブで再び学校攻撃、4人死亡 (Yeni Safak紙)

バッシャール・アサド体制派がイドリブ県中心部の住宅街に対して行った攻撃で4つの学校がクラスター爆弾の標的となり、教師二人、生徒一人を含む4人の市民が犠牲になった。      アサド体制軍とイランの後ろ盾を経た外国テロリスト集団によって構成された政府軍は、イドリブ県中心部に対して地上から攻撃を仕掛けた。      攻撃では4つの学校が爆撃の標的になった。      シリア民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)の関係者からの情報によると、攻撃で教師二人と生徒一人を含む4人の市民がなくなった。      全文をよむ

2020-02-23 コロナウイルス危惧、トルコ、イラン国境閉鎖 (Milliyet紙)

イランでコロナウイルス(Covid-19)による死者が8人に増加し、トルコ政府は緊急の決定を行った。ファフレッティン・コジャ保健相はイランとの国境を一時的に封鎖することを宣言した。「イランから我が国への道路と鉄道による通行は、2月23日17時以降一時的に止められた。全国際線は一方的に、一時的に運休する。つまり、イランからトルコへの入国は禁止された。トルコからイランへの出国に関しては引き続き可能である」と述べた。      トルコーイラン国境はコロナウイルスの脅威により封鎖された。トルコ以外ではイ 全文をよむ

2020-02-22 エルドアン・プーチン電話会見 (Milliyet紙)

注目されていたエルドアン大統領とプーチン大統領の会談が、昨日ついに実現した。エルドアン大統領はこの会談で、イドリブにおける政権側の勢力が抑制されなければならいと強く主張し、イドリブでの解決策はソチ協定が完全に適用されたことによって実現されたと発表した。     レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、昨夜ロシアのウラディミール・プーチン大統領と電話会談を行った。通信省によって公表された内容によると、この会談ではエルドアン大統領が体制側のイドリブでの勢力を抑制し、人道危機をやめさせなければならない 全文をよむ

2020-02-21 独極右襲撃に、メルケル談話 (Hurriyet紙)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ドイツでの人種差別主義者による銃撃事件について「この恐ろしい殺戮の背景を完全に明らかにするためにあらゆる種の努力を行う。人種差別主義は害悪であり、嫌悪も害悪である。この害悪は我々の社会に存在しているのだ。国民は人種・宗教によって区別されない」と述べた。      ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ドイツ・ハーナウ市で発生した極右によるテロ攻撃について「人種差別主義は害悪であり、嫌悪も害悪である。この害悪は我々の社会に存在しているのだ」と述べた。      メルケ 全文をよむ

2020-02-20 シリア反体制派、イドリブで軍事行動開始 (Hurriyet紙)

イドリブからまたも最新ニュースが入った。穏健反体制派軍がイドリブ県南部で軍事行動を開始した。アサド政権軍がイドリブ県南部で奪還した居住地を取り戻すために地上を進撃している反体制派は、ナイラブ村に入った。村では政権軍との激しい衝突が続いている。      アスタナ協定及びソチ合意を無視してイドリブ南部に進軍したバッシャール・アサド政権軍に対して軍事行動を開始した穏健反体制派軍がナイラブ村に突入した。村では激しい衝突が続いている。      反体制派は、政権軍が確保したイドリブ南部の居住地を取り戻そ 全文をよむ

2020-02-19 チャヴシュオール外相、ギリシャ非難「トルコ系少数民族と呼べ」 (Hurriyet紙)

最新のニュースによれば、メヴルト・チャヴシュオール外相は、「民主主義発祥の地と言われる国家の大統領が再びトルコ系ムスリム少数民族に対してギリシャ系ムスリム少数民族と呼んだ。ヨーロッパ人権裁判所の決定にも関わらずである。あなた方は言いたいように言えば良い。西トラキヤにおけるトルコ系少数民族は何百年もトルコ人であり、これからもトルコ人である。」と述べた。3月14日に任期満了となるパヴロプロス大統領は、2月16日に西トラキヤを訪問し、そこで行われた会見で少数民族について言及し、ローザンヌ条約によれば、 全文をよむ

2020-02-18 中国ウイグル政策、明らかに (Milliyet紙)

中国政府管理下の収容所に収容されている何十万人ものトルコ系ムスリムのウイグル人に関する文書が海外メディアへ流出した。文書には、「女性がスカーフを被った」、「国外の人間と連絡をとった」、「外国のネットサイトにアクセスした」、あるいは「不審な行動をした」などの理由で収容所に送られていると記されている。      この文書には、中国の新疆ウイグル自治区のトルコ系ウイグル人が、宗教や文化的な理由で収容される、「職業訓練センター」と称して活動し論争を起こしているキャンプについて記されている。      A 全文をよむ

2020-02-16 チャヴシュオール外相、王毅外相と会見、ウイグル問題にも言及 (Milliyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相が中国の王毅外相との会談にてウイグル・トルコ人の状況についても言及したと報じられた。      「第56回ミュンヘン安全保障会議」に出席するためミュンヘンを訪れたチャヴシュオール外相が、昨日、中国側カウンターパートであるの王外相と会談を行った。   外交筋の情報では、チャヴシュオール外相と王外相はウイグル・トルコ人の状況についても話し合ったという。      また会談後、チャヴシュオール外相はTwitterアカウントから中国側に対して新型コロナウイルス(KOVID 全文をよむ

2020-02-15 ラヴロフ・チャヴシュオール露土外相会談 (Cumhuriyet紙)

チャヴシュオール外相は、ミュンヘンでロシアのラヴロフ外相と会談した。チャヴシュオール外相は、「シリアでの見解の相違がトルコ・ロシア関係に影響を与えてはならない。イドリブの状況はロシアとのS-400合意に影響しない」と述べた。 全文をよむ

2020-02-14 シリア軍ヘリコプター、再び撃墜 (Milliyet紙)

シリア北西部でヘリコプターが撃墜されたという報せが入った。墜落地点はアレッポ西部の郊外だ。      シリア政府によるトルコ軍を標的とした攻撃がイドリブで行われる中、今日さらにヘリコプターが撃墜された。      反政府勢力の軍がアレッポ西部を飛行していた政府軍のヘリコプターを撃墜したということだ。ヘリコプターはイドリブーアレッポ間で撃墜され、シリア政府にとっては1週間で2度目の衝撃となった。      反政府勢力は、今週初にもナイラブ近郊で政府軍のヘリコプターを撃墜している。      アナト 全文をよむ

2020-02-14 イドリブへの物資運搬続く (Hurriyet紙)

シリアのイドリブ県への兵員物資輸送がトルコ軍(TSK)によってなされた。榴弾砲や戦車を含む100以上の車両が隊列をなして、朝、国境を越えイドリブ県へ到着した。      シリア政権は、支援勢力と共にイドリブの奪取を目指し、空陸から戦火に包んでおり、二百万近い人々が攻撃によって移住を余儀なくされている。トルコ軍は保証国として駐留し、管理地域に陣地を置き続けている。最近、トルコ兵らを標的とした攻撃以降、トルコ軍はシリア政府側に応酬し、朝方にイドリブへ兵員や車両を送り込んだ。ハタイ県のレイハンルにある 全文をよむ

2020-02-13 イドリブへ派兵増強 (Hurriyet紙)

アカル国防相は、イドリブの最新情勢について発表を行い、「停戦を実現し、それを維持するために追加派兵し、地域を統制する。過激派を含む停戦反対派には強硬姿勢を取り、あらゆる手段を講じる」と述べた。      フルスィ・アカル国防相は、イドリブで停戦を実現し維持するために、追加派兵をして地域を統制することを明らかにし、「過激派を含む停戦反対派には強硬姿勢を取り、あらゆる手段を講じる」と述べた。      アカル国防相は、NATO(北大西洋条約機構)国防相会議のために滞在しているベルギーの首都ブリュッセ 全文をよむ

2020-02-12 トルコ国軍、イドリブの民のそばに (Milliyet紙)

トルコ国防省が、トルコ国軍がテロ組織と関係を持たないイドリブの人々のそばにいると声明を出した。      国防省のツイッターアカウントでは、次のような表明が行われた。      「地域の平和の鍵であるトルコ国軍は、アサド政権下で虐げられ、厳しい冬の状況下で生き残る戦いをしている、テロ組織と関係を持たないイドリブの人々のそばにいる。皆が目を閉じたとしても、高尚なトルコ国民が虐げられている人々を支援し続けていく。」      アサド政権の攻撃の中で負傷した人々や厳しい冬の中、必死に生活を続けている人 全文をよむ

2020-02-12 米軍、シリア政府軍と衝突 (Hurriyet紙)

アメリカ軍は、シリアのハセケ地方において彼らを制止するアサド政権軍との間で発生した衝突で、一人の政権派の構成員を殺害した。アメリカ軍の戦闘機は、ハセケでアサド政権軍との間に起こった緊張の後に政権の軍事拠点の二地点を爆撃した。      アメリカ軍は、シリアのハセケ地方において彼らを制止するアサド政権軍との間に起こった衝突において一人の政権派の構成員を殺害した。      アナトリア通信が、信頼できる情報源から得た情報によれば、朝方に政権側の「シャッビーハ」は、ハセケ-カムシュルの道の上でフルベト 全文をよむ

2020-02-09 イドリブへトルコ兵力集結 (Hurriyet紙)

(9日)午前、ハタイ県レイハンル郡からの最新情報によると、トルコ国軍(TSK)に配備されている多数の車両が、イドリブにある監視地点へ送られたという。榴弾砲や武装人員輸送車、弾薬以外にも、この地域の監視地点で任務につくために奇襲部隊の派遣も完了した。       ハタイからの最新情報によると、トルコ国軍(TSK)は、イドリブにある監視地点へ奇襲部隊と兵員輸送装甲車   (ZPT) を派遣した。       トルコの複数の部隊から送られた奇襲部隊とZPTが載せられた軍事車列は、ハタイ県レイハンル郡に 全文をよむ

2020-02-08 独の極右議員、トルコ系住民協会代表を標的に (Hurriyet紙)

ドイツの極右政党AfDが生み出す脅威が次第に大きくなっている。AfDのマルティン・ホフマン連邦国会議員がドイツトルコ系住民協会のソフオール代表を棍棒入りのポスターで、標的に定めた。      極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)はドイツトルコ系住民協会のギョカイ・ソフオール代表を棍棒が描かれたポスターを用いて、標的に定めた。AfD党員で極右のマルティン・ホフマン国会議員は、「トルコ系住民協会、ギョカイ・ソフオール代表」と記されたポスター上で「レイシズムの棍棒を下ろせ」との表現を用いた。ホフ 全文をよむ

2020-02-04 15万1千民間人、ふたたびトルコ国境へーシリア (Hurriyet紙)

アサド政権勢力とロシアのイドリブ攻撃によって直近1週間で15万1千人の民間人が再びトルコ国境へと移動した。      シリアでバッシャール・アサド政権とその支持者による集中的な攻撃によって、直近1週間で15万1千人の民間人が再びトルコ国境へと移動し、攻撃が激化した2019年11月以降から今日までに移動した人数は69万2千人に到達した。      地域で移動者の情報に関する調査を行なっているムハンマド・ハラージ・シリア調停調整長がアナトリア通信社の記者に答えた情報によれば、イドリブのアリーハ、サラ 全文をよむ

2020-01-31 F35開発、課題山積 (Milliyet紙)

4280億ドルをかけて進められている、アメリカで最も高価な武器システムの製作プロジェクトの年次テスト報告が本日公開される。同報告によると、安全面ならびに戦闘に関する一つ目のカテゴリーに問題が13個浮上したとのことだ。      11月までに、戦闘機においてソフトウェアの問題が873個明らかになった。2018年9月の時点では、この数は917だったと公表されている。      同レポートでは、昨年判明したサイバーセキュリティ面での脆弱性が除去されたにもかかわらず、新たに明らかになった「深刻な」問題を 全文をよむ

2020-01-29 国会議長、トランプの和平案に反発 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)のムスタファ・シェントプ議長は、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領のいわゆる中東和平案に関して、「議会に会派を持つ政党の会派副代表らと面談した。彼らが議会の名で、この中東和平案を非難し、間違いを指摘する共同声明を出してくれることだろう」と述べた。      シェントプ氏は議会で、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相とともに発表したいわゆる「中東和平案」に関する記者からの数々の質問に答えて、「昨日、アメリカ合衆国大統領は、現在汚職に 全文をよむ

2020-01-24 イスタンブルで、エルドアン・メルケル会談 (Milliyet紙)

最新の情報によれば、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とドイツのアンゲラ・メルケル首相の会談が終了した。2人での会談のあと、代表団の会合が行われた、会談の中心となった議題は、リビアでの休戦プロセスについてである。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とドイツのアンゲラ・メルケル首相の会談が終了した。エルドアン大統領の招待を受け、トルコを訪れたメルケル首相とエルドアン大統領の会談は、バフデッティン宮殿で実現した。エルドアン大統領とメルケル首相は、代表団の間で行われる会合の後、報道陣への 全文をよむ

2020-01-23 NATO事務総長「トルコ抜きNATOは考えられない」 (Milliyet紙)

イェンス・ストルテンベルグNATO事務総長はスイスのダボス地方で行われた第50回世界経済フォーラムで「NATOの未来」という題目のセッションで話した。      メブリュト・チャヴシュオール外務大臣も出席したセッションでトルコのS-400対空システムの導入やNATOのサイバー攻撃の脅威に対しての準備といった話題に触れられた。       ■「問題の解決のためにすべての準備ができている」       ストルテンベルグ事務総長はトルコのF-35戦闘機とS-400システムの導入に関する懸念に関する調査 全文をよむ

2020-01-19 プーチン・エルドアン会見ーベルリン (Hurriyet紙)

ベルリンでのリビア問題サミットでエルドアン大統領が行ったプーチン露大統領との会談が終了した。エルドアン大統領は、会談のうちの報道関係者に公開された部分演説を行い、「リビアが平和と安定を獲得するためには、ベルリン・サミットで停戦と政治的プロセスへの転換が合意されるべきである」と述べた。プーチン大統領は、「我々は希望を失っていない。問題を終息させ続け、この衝突を終わらせる」と述べた。会談は、約1時間続いた。      リビアに関するサミットに出席するためドイツの首都ベルリンを訪れたレジェプ・タイイプ 全文をよむ

2020-01-17 エジプトのAA通信社支社襲撃に、非難の声 (Hurriyet紙)

エジプト警察がアナトリア通信カイロ支局に立ち入り捜査を行い、4人の従業員の身柄を拘束したことに対し、世界から非難の声が上がっている。国際機関からの非難の声を受け、トルコ国籍のヒルミ・バルジュさんは身柄を解放された。他の人々も解放される見込みだ。      エジプト警察が火曜夜にアナトリア通信カイロ支局への立ち入り捜査を行い、身柄を拘束した従業員4人のうち、トルコ国籍のヒルミ・バルジュさんは解放された。アナトリア通信のシェノル・カザンジュ取締役社長はその他の従業員の釈放を待っていると述べた。   全文をよむ

2020-01-16 国連、シリアからトルコ入りの難民数発表 (Hurriyet紙)

国連は12月から現在までに、トルコ国境を35万人のシリア人が越えてきていると発表した。      国連からの最新の発表によると、シリアのイドリブ県へなされた攻撃によって、そのほとんどが子供と女性である35万人のシリア人がトルコの国境地域に避難したことがわかった。      国際連合人道問題調整事務所の最新の情勢調査書では、「激化する」攻撃の結果として人道状況が損なわれ続けていると述べられている。 全文をよむ

2020-01-16 リビアの人々、トルコを歓迎 (Hurriyet紙)

リビア国民合意政府(国民統一政府)外務相のモハンマド・カブラウィ広報官がヒュッリイェト紙の取材に答えて、トルコの支援のおかげで特にハフタル総司令官の占領下にある地域の住民が喜んだと述べた。ロシアのリビアに対する姿勢についても語り、トリポリの南にある複数の軍事拠点からワグナー社(訳注:ロシアの民間軍事会社)の傭兵部隊が退却したという情報を得たと述べた。      敵対勢力のハリーファ・ハフタル将軍は、トルコとロシアの停戦の呼びかけを聞かずにトリポリへの攻撃を続けている。トルコとリビアの国民合意政府 全文をよむ

2020-01-15 EU、リビア問題でトルコ・ロシアに信頼 (Hurriyet紙)

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は、ロシアとトルコが現在、リビアについて大変力強い役割を演じていると語った。      ボレル上級代表は、欧州会議のストラスブール総会でリビア危機について発言した。      同上級代表は、リビアの非合法な武装組織リーダーのハリフェ・ハフタルがモスクワから停戦に署名する前に離れたことに言及し、「私は、リビアの停戦が確保されることを保証することができる」と語った。      ボレル上級代表はまた、リビアについてのベルリンプロセスを支持する 全文をよむ

2020-01-12 ウクライナ機誤爆、イランの信用失墜 (Hurriyet紙)

イランが信用を失墜させたのは明白だ。イランのガセム・ソレイマニ将軍が殺害された後、「敵の標的」だと考えてウクライナ機を撃墜したことは、イラン国内と国際的な舞台の双方で大きな困難を生み出すだろうと言われている。ヒュッリイェト紙の質問に対し、専門家らは、要約すると次のように答えた。      ボズクルト・アラン氏(元在テヘラン大使):イランが信用を失ったことは明白だ。この旅客機事件だけではなく、ソレイマニの葬儀で起こった事件も、信用に深刻なダメージを与えた。旅客機撃墜で起こったことは、イランの軍事規 全文をよむ

2020-01-11 イラン革命防衛隊、ウクライナ機撃墜の責任認める (Milliyet紙)

速報によると、イラン革命防衛隊の航空宇宙軍司令官のアミール・アリ・ハジザデ准将は「特にアメリカ側がイランの52地点を攻撃するだろうと発表したことで、攻撃及び防衛部隊は100%の警戒態勢になっていた。対空防衛システムのオペレーターにイランに向けて巡航ミサイルが発射されたとの情報が入った。オペレーターはその飛来方向から航空機を誤って巡航ミサイルと認識した。この事態の間、通信ライン上で障害が発生していた。(オペレーターは)このために連絡を取ることができなかった。ウクライナ旅客機墜落の情報を受けて、私は 全文をよむ

2020-01-11 エーゲ海で再び難民ボート転覆ー12人、死亡 (Hurriyet紙)

ギリシャの西にあるイオニア海のパクシ島の沖合にて、約50名の難民を乗せたと見られるボートが転覆し、12人が死亡したことが明らかになった。      ギリシャのアテネニュース-マケドニアプレス(ANA-MPA)によると、パクシ島の北西部から13マイル(約21キロメートル)離れたところでボートが転覆し、乗っていた難民らが緊急回線である「112ヨーロッパ」に通報した。通報を受け、現場に向かった捜索・救助チームが21名を救出した一方で、12名が死亡した。       ボートには約50名の難民が乗っていた 全文をよむ

2020-01-08  チャヴシュオール外相、イラク訪問 (Milliyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、アメリカとイランの間の緊張緩和のために、1月9日にイラクを訪問する。      外務省の説明では、「中東におけるここ最近の出来事により高まった緊張を緩和させるために継続してきた外交努力の試みの一環として、チャヴシュオール外務大臣が2020年1月9日にイラクを日帰りで訪問する予定だ」と述べられた。この訪問では、中東情勢と二国関係も取り上げられる見込みだという。      チャヴシュオール外相は1月8日、テヘランからキエフへむけて飛び立ったウクライナ航空の旅客機が 全文をよむ

2020-01-08  トルコ航空、イラク・イラン便再開 (Milliyet紙)

トルコ航空(THY)は昨日2020/1/8、安全保障上の理由で一時的に停止していたイランならびにイラク便の運航を今夜から再開する。      昨日取られた決定方針で、24時間に渡って2国への航空機運行を見合わせたトルコ航空だが、さらにイラン、イラクの空域ルートも一時的に利用を控えていた。トルコ航空は本日(2020/1/9)出した決定により、2国の空域ルートの利用も再開する。 全文をよむ

2020-01-07 米、イラン外相にヴィザ出さず (Hurriyet紙)

イランのジャヴァード・ザリーフ外務大臣は国連の会合へ行く準備をしていたが、「ニューヨークでの会合はカセム・ソレイマニ氏の殺害後、出席できなかった。ヴィザ(査証)の申請は数週間前におこなった。米国は、「時間がなかったため発給しなかったとはいえない。発給のための十分な時間があったが、自らの残虐行為を米国民に伝える誰かが来ることを妨害するために拒否したのだ。彼らは過ちを犯している。なぜなら、世界は、ニューヨークだけではないからだ」と語った。      米国政府は、ニューヨークで行われる国連の会合に参加 全文をよむ

2020-01-07 チャヴシュオール外相「雇い兵ではリビアに平和はもたらさない」 (Milliyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は南スーダンのアウット・デン・アチュイル外務国際協力大臣と二人での会談を行ったのち、省内で共同記者会見を開いた。      トルコ大国民議会がリビア派遣法案を承認したことを振り返ったチャヴシュオール外相は「従ってこれがいつ、そしてどのように適用されるか、また規模がどのくらいになるかについての決定が我々の大統領を筆頭とする政府によって下される予定だ。近いうちにこれらの詳細をあなた方も追うことになるだろう」と述べた。チャヴシュオール外相はある質問に対し、「雇い兵が平和 全文をよむ

2020-01-07 北キプロス首相「東地中海の緊張を抑える努力をしている」 (Hurriyet紙)

キプロス首相ニコス・アナスタシアディス氏はトルコが東地中海においてより大規模な拡大政策を行おうとしていることや、リビアとの間の合意により海上法を否定していることなどを主張した。      ギリシャのタ・ネア紙に対し、キプロス首相は以下のように話した。「トルコは強硬な姿勢で国際法の勝手な解釈を主張しようとしている。」   東地中海における衝突に関する質問に対しキプロス首相は、「緊張を抑える努力をしている」と述べた。      アナスタシアディス氏は、南キプロス・ギリシャ政府としてトルコとの間の海域 全文をよむ

2020-01-05 ソレイマニ暗殺の無人機はクウェートの基地から (Milliyet紙)

アメリカによるイラン革命防衛戦線ゴドス軍(コッズ部隊)のガセム・ソレイマニ司令官殺害に関する新たな主張が明らかになった。イラクの人民動員軍(ハシド・シャービー)所属の組織アサイブ・アフル・アル・ハクは、ガセム・ソレイマニ司令官を攻撃した無人航空機がクウェートからやってきたものだと主張した。      ハシド・シャービーのカイス・アル・ハザリ氏率いる組織アサイブ・アフル・アル・ハクが行った声明で、イラン革命防衛戦線に属するゴドス軍のガセム・ソレイマニ司令官を攻撃したMQ-9という無人航空機が、カタ 全文をよむ

2020-01-04 ゴーン逃避行で逮捕のMNG社社員「脅迫されて、やった」 (Hurriyet紙)

日産とルノーの元CEOであったゴーン氏がイスタンブルを経由してレバノンに逃亡したのを助けたという疑いで拘束されていた7人のうち、5人が逮捕された。MMGジェット社部長の証言は、注目に値する。      ゴーン氏が日本からイスタンブルを経由してレバノンに逃亡したのを助けた疑いで、オカン・キョセマンMNGジェット社販売担当部長、パイロットのN.P、Ö.B.B、 S.K. 、、B.K.Sの4人、さらにグランドサービスの会社で働くF.K とİ.M.H.の7人が拘束された。F.K とİ.M.Hの2名は、昨 全文をよむ

2020-01-04 エルドアン大統領、イラン・イラク両大統領と電話会談ーソレイマニ暗殺 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はイランのハサン・ローハニ大統領、イラクのバルハム・サーレハ大統領とそれぞれ電話会談を行った。会談では地域での最近の進展や二国間の関係について話し合われた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はイランのハサン・ローハニ大統領、イラクのバルハム・サーレハ大統領と電話で会談した。   大統領府の情報筋によれば、エルドアン大統領とローハニ大統領やサーレハ大統領との会談では地域の最近の進展や二国間の関係について話し合われたという。 全文をよむ

2020-01-04 カタールにトルコ軍駐屯地、開設 (Hurriyet紙)

トルコ・カタール軍の共同任務を行う予定のハリド・ビン・ヴェリド(ハーリド・イブン・アル・ワーリド)基地が開業式によって開設された。アカル国防大臣は、トルコはカタールが多難な暗い日々にあっても友邦であると明言した。      トルコ・カタール両軍の部隊が任務を遂行する予定である、カタール・トルコ合同統合軍事司令本部が、フルシ・アカル国防大臣、ヤシャル・ギュレル参謀総長、及びカタールのハリド・ビン・ムハンマド・エル・アッティエ防衛大臣、そしてカタール側の参謀総長ガニム・ビン・シャヒン・エル・ガニム氏 全文をよむ

2020-01-03 ソレイマニ情報を米に伝えたのは誰か? (Hurriyet紙)

イラクの民兵組織である人民動員軍は、イラン革命防衛隊・ゴドス軍のガセム・ソレイマニ司令官とイラク人民動員軍のアブー・マフディー・アル・ムハンディス副司令官に関する情報がイラク人によってアメリカに伝えられたとみられると発表した。       イラクの民兵組織である人民動員軍は、イラン革命防衛隊・ゴドス軍のガセム・ソレイマニ司令官とイラク人民動員軍のアブー・マフディー・アル・ムハンディス副司令官に関する情報がイラク人によってアメリカに伝えられたとみられると発表した。      ■「機密情報はイラク人 全文をよむ

2020-01-03 虐殺を恐れ、トルコ軍を待つリビア市民! (Milliyet紙)

最新のニュースによると、クーデターを起こしたハリジャ・ハフタル将軍率いる国民軍が攻撃したトリポリに住むリビア人は、街が陥落した場合に虐殺される恐怖の中で暮らしている。リビア人はトルコ軍がすぐに来て安全を確保してくれることを求め、トルコ大国民議会を通過した議案を喜びをもって対応している。      ハリジャ・ハフタル将軍率いる国民軍が攻撃したトリポリ在住のリビア人たちは都市が陥落した場合、虐殺を被る恐怖の中で暮らしている。      リビアの首都トリポリで誰もが話している話題は、今日議会を通過した 全文をよむ

2019-12-25 イスラエル部隊、南キプロスへ (Yeni Safak紙)

イスラエル軍に所属している、特殊部隊の各部隊が南キプロス軍に軍事教育を行ったことが明らかになった。イスラエルのメディアは最近の三年間で4回南キプロスを訓練場として使用したイスラエル軍の特別に選出されたレンジャー部隊が、ギリシャ軍を軍事教育したと伝えた。最新の訓練は12月の最初の週に、ラルナカ地方において『王座ゲーム』という名前で実行されたことが注目を引いた。      イスラエルの特殊部隊の兵士と空軍は、南キプロスで最近の三年間で4回訓練をおこなったということが明らかになった。タイムズ・オブ・イ 全文をよむ

2019-12-24 ナイジェリアで誘拐のトルコ人1名を含む船員、解放 (Hurriyet紙)

アフリカ西部の国ナイジェリアの沖合で石油タンカーが海賊に襲われ、その後誘拐されていたトルコ人一名を含む船員19名が解放された。      ギリシャの輸送会社ナヴィオス・タンカー・マネージメント社は以下のようにコメントした。   「誘拐された船員は解放された。現在は安全な場所に保護され、健康診断を受けている。」      船員らの健康状態は心身共に良好で、近いうちに帰宅できるという。      会社側は船員がどのように解放されたのか、また身代金を渡したのかなどといった情報は明かさなかった。     全文をよむ

2019-12-23 国境付近にある危険な原子力発電所 (Milliyet紙)

アルメニアの国境付近にあるメツァモール原子力発電所は、本当に危険であると判断された。フアト・オクタイ副大統領は、この問題に対する議会での質問主意書に対して、メブリュト・チャブシュオール外相から得た情報に基づき答弁した。外務省の報告では、「国境にとても近い場所に位置し、昔の技術によって運転されている施設である同発電所は、全地域にとって本当に危険な要素である」と述べられている。1977年に操業を開始し法定期間を超えているにもかかわらず、アルメニアが決定を下して2026年まで延期した一方、科学者たちに 全文をよむ

2019-12-21 トルコ航空、ボーイング社を訴える (Milliyet紙)

トルコ航空(THY)は、米国の航空機製造会社ボーイング社にとって最大の取引先の一つであり、現在運航が停止されているボーイング737MAX型航空機を24機保有しているが、これらの航空機に関して、不透明な状況が続いており、これについてしっかりとした説明がなされていないことを理由に、この製造企業に対する訴訟の準備を開始した。      ボーイング社は、インドネシアとエチオピアで計2機の飛行機が5ヶ月の間に墜落してから、737MAXシリーズの運行を停止しており、事故の発生が原因で、多大な信用を失った。T 全文をよむ

2019-12-19 ヨルダン部族長、トルコに連合の呼びかけ (Hurriyet紙)

ヨルダンの有力部族長の1人、タラール・アル=マーディ氏は、ヨルダンとトルコの同盟が必要だと述べた。      上院議員でもあるタラール・アル=マーディ氏は、ヨルダンと中東における最近の情勢に関して、アナトリア通信社(AA)の記者に語った。      マーディ氏は、「我々は、今後、絶対的な透明性への必要性を強く感じている」と述べ、アメリカやヨーロッパの国々をはじめとした一部の強力なプレーヤーが地域に関するプランを持っていることを指摘した。      ヨルダンを待ち受ける懸念されうる展開について、政 全文をよむ

2019-12-17 シリアからの避難民、急増 (Milliyet紙)

シリアでバッシャール・アサド大統領政権とロシアのイドリブ緊張緩和地帯の境界地域における住人に対する攻撃の結果、この一週間で強制退去させられた2万5千人のシリア市民がトルコの国境に近い地域に避難した。      地元の市民社会団体であるシリア仲裁団がアナトリア通信の記者に伝えた情報によると、今月初週にイドリブ緊張緩和地帯で、アサド政権下の軍、イランが支持する外国人テログループ、そしてロシアによる攻撃で2万5千人の市民が強制退去させられた。シリア仲裁団責任者のムハンマド・ハラージ氏はイドリブ地帯で人 全文をよむ

2019-12-17 カタールにトルコ軍基地開設 (Hurriyet紙)

トルコ軍とカタール軍が共同任務を行うハーリド・ビン・ワリド兵舎の開設式典が行われた。トルコのアカル国防相が、トルコはカタールの真の友人だと語った。      トルコ軍とカタール軍の兵士が任務に就くカタール・トルコ合同軍司令本部の開設式典が、フルスィ・アカル国防相とヤシャル・ギュレル参謀総長、カタールのハーリド・ビン・ムハンマド・アル・アティーヤ国防大臣とガニム・ビン・シャーヒン・アル・ガニム参謀総長が参列して行われた。アカル国防相は、ギュレル大将とともに首都ドーハで建設が完了したハーリド・ビン・ 全文をよむ

2019-12-16 東トルキスタン:メスト・オズィル選手へウイグル・トルコ人グループが謝意を表明 (Hurriyet紙)

ドイツのデュイスブルグで活動をしている東トルキスタン文化インフォメーションセンターで昨日一同に会したトルコのSTK(市民社会組織)の代表者らとそのメンバーは、中国が東トルキスタンでウイグル・トルコ人に対して行っている弾圧に遺憾の意を表した。集会のモデレーターはデュイスブルグ市保護者連盟副会長のアリ・ヤウズ氏が担当した。      東トルキスタン文化インフォメーションセンター長アブドゥルジェリル・カラカシュ氏は、集会で行ったスピーチで以下のように話した。   「長年、東トルキスタンでは弾圧が続いて 全文をよむ

2019-12-15 リビア・トルコ協力合意、国会承認へ (Milliyet紙)

トルコ・リビア間で調印された治安・軍事協力合意が、トルコ大国民議会(TBMM)に提出された。合意によると、2国間で、軍事合意、情報交換、兵站協力、寄付金及び兵站システムの分野で1歩が踏み出される。      トルコとリビアが11月27日に調印した「海上管轄権」と「軍事協力」の合意のうち、前者が先日TBMMで承認され、もう1つの合意文書も昨日(13日)ムスタファ・シェントプTBMM議長の署名によって議会に提出された。合意文書は、外務委員会での会談の後、TBMM総会に提出される予定だ。      ■ 全文をよむ

2019-12-14 チャヴシュオール外相、河野防衛相と会見 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、日本の河野防衛相と会談した。      メヴリュト・チャヴシュオール外相はカタールの首都ドーハで開催された第19回ドーハ・フォーラムに参加した。交渉を続けるチャヴシュオール外相は、首都ドーハで日本の河野太郎防衛相と会談した。チャヴシュオール外相は河野防衛相との会談したことは喜ばしいと述べた。 全文をよむ

2019-12-10 ノーベル賞:エルドアン大統領、ノーベル文学賞のハントケ氏への授与を批判 (Cumhuriyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、12月10日の世界人権の日のために発表したメッセージでノーベル文学賞がオーストリア人作家ペーター・ハントケ氏に授与されたことに対しての批判を行った。      スウェーデンアカデミーによって行われた発表では、昨年のアカデミーを揺るがした性的暴行のスキャンダルの後に発表を延期した2018年のノーベル文学賞がポーランド人作家のオルガ・トカルチュク氏に対して、2019年の賞はオーストリア人作家のペーター・ハントケ氏へ授与されたということが発表された。      全文をよむ

2019-12-10 エーゲ海、94人の密航者逮捕 (Hurriyet紙)

チャナッカレ県アイヴァジュク郡の沖合で、ゴムボートでギリシャのレスボス島へ不法に渡ろうとした94人の密航者が逮捕された。      北エーゲ海で不法入国を取り締まる海岸安全司令部の隊員らが、アイヴァジュク郡のシヴリジェ岬とカドゥルガ岬沖において2つの作戦を実施した。この作戦で、ゴムボートでギリシャのレスボス島へ渡ろうとしたアフガニスタン国籍の94人の密航者が逮捕された。      密航者たちは、海岸安全司令部のボートでキュチュックユ地区の海岸安全警察に連行され、手続きを経て、アイヴァジュク郡の外 全文をよむ

2019-12-05 リビア・トルコ関係、新時代 (Hurriyet紙)

リビアの国家高等評議会のハーリド・アル・ミシュリ議長は、トルコとリビアの国民合意政府の間で調印された合意がリビア政治合意に沿って実現されたことを述べた。      リビア国家高等評議会のハーリド・アル・ミシュリ議長は、TRTのアラビア語チャンネルで行った説明で、トルコとリビアの間で11月27日に調印された「安全保障及び軍事協力の合意覚書」並びに「海の管轄権の制限に関する合意」を評価した。   ミシュリ議長は国家高等評議会が合意に関する問題で、リビア政治において最も有力な文書である政治合意に従った 全文をよむ

2019-12-05 アリーエフ・アゼルバイジャン大統領、議会解散 (Milliyet紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アリーエフ大統領は、アゼルバイジャン議会の解散決定を下した。      アゼルバイジャン大統領府の発表によると、アリーエフ大統領は第五議会期議会を解散し、早期総選挙を2020年2月9日に行うと決定した。      アゼルバイジャンの与党である新アゼルバイジャン党の要求を受けて、議会は議会解散と早期総選挙をアリーエフ大統領に要請した。      アリーエフ大統領は、要請を憲法裁判所に伝え、裁判所は議会解散の合憲性を明らかにした。      アゼルバイジャンでは議会選挙が 全文をよむ

2019-12-04 NATO首脳会議、注目はトルコ (Hurriyet紙)

ロンドンで開催されるNATO首脳会談の後に会見をおこなったイェンス・ストルテンベルグNATO事務総長は、「私たちはエルドアン氏とともに昨夜、非常に有益な会談を行った。」と語った。その一方で記者会見に参加して質問を投げかけた新聞記者たちの大部分では、トルコとレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の間で行われた会談が話題となった。      イギリスの首都であるロンドンで行われたNATO首脳会談は閉会した。首脳会談後に報道陣の前に現れたNATO事務総長イェンス・ストルテンベルグ氏は、首脳会談について発 全文をよむ

2019-12-04 トランプ・エルドアン会談「トルコはいい仕事をしている」 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はNATO首脳サミットの際に米国のトランプ大統領と会談した。大統領府通信局長のファフレッティン・アルトゥン氏は、「大統領は、米大統領とNATOサミットの合間に大変有益な会談をした」と述べた。トランプ大統領は、トルコに対し「かなり良い仕事をしている」と発言した。またホワイトハウスは、ドナルド・トランプ米大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の会談で二国間関係と地域的な問題が取り上げられたと発表した。      エルドアン大統領とトランプ大統領は、NATO首脳サミットの主要会議 全文をよむ

2019-12-03 NATOの地対空ミサイルSAMP-T撤退は、トルコの了解済み (Milliyet紙)

在アンカラのマシモ・ガイアニ(イタリア)大使は、NATOの任務の一環としてカフラマンマラシュに駐留しているSAMP-T(ミサイル)ユニットをトルコがシリアで進めている平和の泉作戦に抗議して撤収させるとの報道は正しくないと語った。      ガイアニ大使は、「(撤収)プロセスは、トルコの了解のもと進めている」と述べた。同ユニットを11月15日から撤収させることをアンカラへ伝えているという。   ミリエット紙への会見でガイアニ大使は、撤収プロセスと最新状況について以下のように語った。      「N 全文をよむ

2019-11-27 メルケル独首相「トルコはNATOに残留を」 (Hurriyet紙)

ドイツのメルケル首相はドイツのシリア問題に関する貢献について、「このことは、ロシア及びトルコとの間で会談が行われずして実現しない」と言った。      メルケル首相はトルコのNATOへの残留が必要であると述べた。      同首相は、予算審議の中でドイツ連邦議会でスピーチを行い、結成70周年を理由にNATOの重要性を説いた。      首相は、トルコがNATOにとって戦略地政学的な重要性を有していると強調し、「トルコはNATOに残留しなくてはならない。このために私たちは努力しなくてはいけない」と 全文をよむ

2019-11-26 シリア人、250人帰国 (Hurriyet紙)

シリア国境に接するシャンルウルファ県アクチャカレ郡にある国境ゲートが、「平和の泉作戦」によって5年ぶりに再開された。シリア人250人が税関を通過して故郷テル・アビヤドへ帰還した。      アクチャカレ郡と(国境を挟んで)反対側に位置するシリアのテル・アビヤド市へのアクセスを提供するアクチャカレ国境ゲートは、同地域がテロ組織イスラム国の支配下に入ったために2014年に往来が禁止された。テル・アビヤド市はイスラム国の後、2015年7月にテロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)/YPG( 全文をよむ

2019-11-23 アカル国防相「米F35がダメなら他の道に進む」 (Milliyet紙)

フルスィ・アカル国防相は、「何らかの形でF-35が購入できなければ、我々は他の道に進まなければならないと誰もが知っておく必要がある」と述べた。      フルスィ・アカル国防相は、「何らかの形でF-35を購入できない、購入が不可能な場合は、無論当然、我々もほかの道へ進まざるを得ないと皆が知っておく必要がある」と述べた。アカル大臣はアルジャジーラ局の番組「トーク・トゥ・アルジャジーラ」に出演し、時事問題についての質問に回答した。      「S-400はトルコの防衛システムに組み込まれるのか、ある 全文をよむ

2019-11-22 アカル国防相、シリア作戦成果を報告 (Milliyet紙)

アカル国防相は、平和の泉作戦について4300平方キロメートルの領域を制圧したとし、「今日に至るまで1200人のクルド人民防衛隊(YPG)・PKK(クルディスタン労働者党; 非合法)テロリストを無力化した」と述べた。      フルスィ・アカル国防相は平和の泉作戦について、4300平方キロメートルの範囲と600の集落を制圧したと述べたうえで、「M-4道路に検問地点を設置し、今日まで約1200人のテロリストを無力化した」と明らかにした。アカル国防相は、現地ではテロリストの妨害行為が続いているとして「 全文をよむ

2019-11-20 トルコから追放のIS女性、オランダで逮捕 (Hurriyet紙)

オランダの検察当局によって行われた書面での説明で、シリアからトルコに来て、トルコを追放された2人のISの女性戦闘員が火曜日19日の夜アムステルダムのスキポール空港で逮捕されたことが明らかにされた。      説明で、3歳から4歳の子供を持つ25歳のIS所属の女性が10月の末にオランダのアンカラ大使館に申請をしていたこと、もう一方の女性は2018年の1月にトルコで逮捕されていたことが報道された。      説明ではIS所属の女性テロリストたちは金曜日にロッテルダム地区へ送られるということだ。 全文をよむ

2019-11-12 トルコ・ロシア共同警備、4日目―シリア (Hurriyet紙)

ソチ合意により、トルコとロシアの兵士が11日、4日目の共同警備をおこなった。 国防省は、4日目の警備がデルベルシイェ地区で行われたことを明らかにした。11月1日の初のトルコ・ロシア共同警備は、マルディン・クズルテペの南にあるデルベルシイェ地区のレスラン地区東のカミシリ方面に向かった地域でおこなわれた。      国防省は、これまでの3回の共同警備がいつどこで行われたのか明らかにしたが、4日目の警備の開始を予告していなかった。事前通知は、前二回の警備の間、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織 全文をよむ

2019-11-12 エルドアン大統領、米国訪問 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は午前11時30分、専用機「TRK」でアメリカの首都ワシントンへ向かった。      フアト・オクタイ副大統領とアブドゥルハミト・ギュル法務大臣、ゼフラ・ズュムリュト・セルチュク労働社会保障大臣、ムラト・クルム環境都市整備大臣、スレイマン・ソイル内務大臣、ヴァスィプ・シャーヒン・アンカラ県知事ならびにその他の関係者らが見送る中、エルドアン大統領は、アンカラのエセンボア空港を出発した。      エルドアン大統領とエミネ夫人の他に、メヴリュト・チャヴシュオール外 全文をよむ

2019-11-10 タル・アブヤドでPKK/PYDテロ、9名死亡 (Milliyet紙)

シャンルウルファのアクチャカレ郡の向かいに位置する、シリアのタル・アブヤド郡に属するサルーク町でクルディスタン労働者党/民主統一党(PKK/PYD)のテロ リストは爆破を行った。最初の発表では9人が命を落とし、30人が負傷した。がれきの中に取り残された人々の救出活動が続いている。      トルコ国防軍による「平和の泉作戦」でテロ組織が一掃されたタル・アブヤド郡に属するサルーク町でクルディスタン労働者党/民主統一党(PKK/PYD)のテロリストは爆破を行った。地域の最も規模が大きい集住地のひとつ 全文をよむ

2019-11-09 トルコ軍駐屯地域でアルメニア教会修復 (Milliyet紙)

国防省は、平和の泉作戦が実施された区域にあるタル・アブヤドで、テロリストの基地として使用され損害を被ったアルメニア教会の修復作業が行われていることを明らかにした。      同省による文書発表で、平和の泉作戦においてテロ組織PKK/YPGが一掃されたラス・アルアイン及びタル・アブヤドに、日常が戻ってきたことが明らかにされた。文書では、「市民の要求を満たすためほぼ全ての部分の修復、再建作業が行われる中、テロリストの基地として使用され損害を被ったタル・アブヤドにあるアルメニア教会も新たに修復が行われ 全文をよむ

2019-11-08 エルドアンのアメリカ訪問、決定 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とドナルド・トランプ米大統領は6日夜電話会談を行った。両首脳は11月13日にワシントンで会談をすることとなっている。コミュニケーション庁によると、「(電話)会談では双方の問題に加えて地域情勢も取り上げられた。」と説明された。この発表では、トランプ米大統領の招待によって11月13日にワシントンで両首脳が会談する予定であることが再確認されたと明かされた。      エルドアン大統領は会談に関してツイッター上で次のように述べた。「ドナルド・トランプ米大統領と、両国間 全文をよむ

2019-11-07 NATO事務局長「トルコがカギを握る!」 (Hurriyet紙)

イェンス・ストルテンベルグ NATO事務総長はヨーロッパの安全保障においてトルコが重要なカギを握っていることを述べた。      ストルテンベルグ氏はベルリンで Körber財団で行った会見で安全保障政策に関しての声明を発した。       EUが軍事的にヨーロッパを単独で防衛することは不可能であることを強調したストルテンベルグ氏は、NATOの重要性を指摘した。      ストルテンベルグ氏は「ノルウェー、アメリカ、カナダ、イギリス。そして南ではトルコがヨーロッパの安全を保つための重要なカギを握 全文をよむ

2019-11-07 ギュレン派の擁護者、米ロス・タウンシップ長落選 (Hurriyet紙)

アメリカで行われた地方選挙で、ロス・タウンシップ長のハワード・A・ビアーズ氏が落選した。同氏は、フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)の幹部やその支持者が支持し、同組織のペンシルヴァニア州における「擁護者」として知られている。      ミシシッピ州、ケンタッキー州、ヴァージニア州、ニュージャージー州、ペンシルヴァニア州をはじめとするアメリカの多くの州で、11月5日に州知事選挙と地方議会選挙が行われた。   これらの選挙では、地方議員や、タウンシップ長、郡保安官、監査官といった地方指導者も選ばれる 全文をよむ

2019-11-07 PKK/PYGメンバーに懲役4年判決―英国 (Hurriyet紙)

イラクとシリアに行ってテロ組織の人民防衛隊(YPG)とPKK(クルディスタン労働者党:非合法)に所属するキャンプで教育を受けたイギリス国民に4年の禁固刑が与えられた。      ロンドンのオールド・ベイリー重罪裁判所で裁判を受けたアイダン・ジェームズというイギリス国民に関する判決が明らかになった。      ジェームズはテロ組織PKKの在イラクのキャンプで戦闘教育を受けたとして4年の禁固判決が下されたが、「シリアの複数のテロキャンプに在籍」との告発は不起訴となった。      ジェームズは、シリ 全文をよむ

2019-11-01 Sedat Ergin:米土関係、新たな対立へ―アルメニア問題制裁 (Hurriyet紙)

トルコへの経済制裁案は米国下院で可決された後、上院でも可決されドナルド・トランプ大統領による署名を経て実行された場合、トルコ・米国間の関係は歴史上最も激しい局面を迎えることになると明らかにした上で、この話題を始めよう。      同法案はトルコ軍のシリアからの撤退を求めており、トルコの高官4名に対し経済制裁を発動すると想定されている。対象になるのは、フルスィ・アカル国防大臣、ヤシャル・ギュレル参謀総長、スィナン・ヤイラ第二軍司令官、ベラト・アルバイラク財務・国庫大臣の4名だ。      条文では 全文をよむ

2019-11-01 ロシアとの共同巡回、始まる (Hurriyet紙)

ソチ合意の内容で明示された安全地帯において、トルコ・ロシアの兵士たちによる共同パトロールが始まった。      ユーフラテス川の東側において、テロ組織に対して開始された平和の泉作戦の内容の中でソチでの合意が成立してから、テロリストが撤退するために与えられた150時間の期間が終了した後、メマルディン県のクズルテぺ市とヌサイビン市の向かい側にあるシリア領内において、トルコとロシアによる共同の地上警備が開始された。   国防相(MSB)はツイッターアカウントで共同警備の最初の画像を公開した。      全文をよむ

2019-10-31 EUから在トルコ難民支援 (Hurriyet紙)

欧州連合(EU)は、在トルコ難民を支援するために進めている金銭的支援プログラムに、6億ユーロの予算を追加すると発表した。      欧州委員会は、在トルコ難民の支援に向けた金銭的支援プログラムについて会見を行った。      会見では、トルコ赤新月社と国連世界食糧計画が在トルコ難民のために進めている社会的適合サポート(SUY)プログラムのもとで頒布されるクズライカード(赤新月カード)に、6億ユーロの予算が追加されたと発表された。      さらに、教育や公衆衛生といった基本的なサービスを含む様々 全文をよむ

2019-10-30 トルコ、日本の名古屋市に総領事館を開設へ (Hurriyet紙)

官報に掲載された「大統領府諸組織に関しての大統領府決定」によれば、日本の大阪市に開設が計画されていた総領事館(開設の)決定がキャンセルされた。この計画の代わりに、名古屋総領事館が開設されることが決定された。      名古屋総領事館が業務を担う地域は近畿、中国、四国、九州、沖縄地方とともに中部地方内にある愛知、岐阜、福井と石川県も包括することになる。      東京の駐日トルコ共和国大使館の業務地域は、名古屋総領事館の業務地域以外の   全ての日本の地域とミクロネシア連邦を包括することになる予定 全文をよむ

2019-10-30 IS No.5、サカリヤで逮捕 (Hurriyet紙)

サカリヤ県セルディヴァン郡で、テロ組織ISのNo.5であると言われるイスマイル・アル・イトハヴィが昨年2ヶ月間の追跡の末、逮捕された家が、アラバジュ・アラヌ街区にあることが明らかになった。イスマイル・アル・イトハヴィと側近のイラク人が潜伏していたスルタン通りの家は不動産業者によって賃貸され、捜査の後空室になった部屋には現在シリア人の家族が住んでいることがわかった。      テロ組織ISの最高指導者、アブバクル・アル・バグダディの逮捕においてキーパーソンであり、組織のNo.5であったと言われるイ 全文をよむ

2019-10-30 ウイグル問題で23か国、中国へ勧告 (Hurriyet紙)

国連(BM)総会の人権問題を取り扱う第三委員会では、アメリカ、イギリス、ドイツも含まれる23か国で共同声明を出し、新疆ウイグル自治区における人権侵害に対する懸念を表明した。      声明では、新疆ウイグル自治区において「集団拘束が行われ、文化的・宗教的な活動が制限され、民族的な要素を狙った不均衡な監視が行われている」、また、その他の様々な人権侵害が起こっていると述べられ、ウイグル・トルコ人およびその他のムスリム少数派の人々を弾圧し暴力を振るっているとして弾劾される中国に対し、国際的責任を果たし 全文をよむ

2019-10-30 アメリカ下院、1915アルメニア「虐殺:決議、トルコ制裁へ (Cumhuriyet紙)

1915年の事件を「アルメニア虐殺」として承認する決定が、アメリカ下院で大多数の支持のもと可決された。投票後に発表を行なったメヴルト・チャヴシュオール外相は、「そのような決定はあり得ない」と述べ、この法案が、平和の泉作戦のために取りあげられたものだと反論した。      1915年の事件を「アルメニア虐殺」として承認する決定が、アメリカ下院の大多数の支持のもと可決された。      民主党の支配下にある下院で審議された法案が、反対11、賛成405で可決された。      この決定により、1915 全文をよむ

2019-10-29 ロシア、PKK/YPGの撤退を発表 (Hurriyet紙)

ロシア国防省はトルコとロシアの合意により、テロ組織のYPG(人民防衛隊)/PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)の3万4千人のメンバーと3千を超える武器及び軍事的装備が安全地帯の外に出たことを明らかにした。      ロシア国防省のシリア各派調整センター長のユーリー・ボレンコフ氏は会見において、トルコとロシアが合意した覚書が実行されたことについて評価した。      ボレンコフセンター長は、ロシア側が合意した予定された条件を満たしたと述べ、「ロシア側は、2019年10月22日付にトルコとロ 全文をよむ

2019-10-29 トルコ国軍からロシアとの合意5項目、発表 (Hurriyet紙)

トルコ国軍は、10月22日にユーフラテス川の東部地域と関連する、ロシアと至った合意に含まれる諸項目の実行において、必要な配慮が示されていると明らかにした。トルコ国軍はトルコ・ロシアの共同巡回が近く開始されることを明らかにしつつ、「巡回ルート上の地雷、手製爆弾(EYP)除去活動と偵察飛行が開始された」と述べた。      トルコ国軍によって、「平和の泉」作戦の枠組みにおいてロシアと至った合意に関連する説明が行われた。      1. 2019年10月22日にユーフラテス川の東部に関連する、トルコと 全文をよむ

2019-10-27 米のIS掃討作戦、トルコ国軍より発表 (Milliyet紙)

米ドナルド・トランプ大統領の「非常に重大な出来事が起きた」というツイートが世論の関心を巻き起こした。米国連合軍がイドリブで展開した作戦で、IS首謀者アブー・バクル・アル=バグダーディーが死亡した可能性が示唆されたためだ。ホワイトハウスは、本日27日16時(トルコ時間)にトランプ大統領が「重大な声明」をおこなうと発表。予告された時刻がやってきた。直後、トランプ大統領から世界を釘付けにする発表がなされる。   米トランプ大統領が自身のTwitterアカウントで「先ほど非常に重大な出来事が起きた」とツ 全文をよむ

2019-10-26 オクタイ副大統領「シリア難民帰還のためロシアと協働」 (Milliyet紙)

フアト・オクタイ副大統領は、ユーフラテス川の東側での約480kmラインのうち120kmが現在トルコの支配下に置かれており、残りの地域を掌握するためにロシアと合意の調印をしたと述べた。オクタイ副大統領はシリア難民の自国への帰還のためにロシアと緊密に協働していくと明かした。      新しく発足したグローバル記者連合がアンカラで催した「第21回世界ロシアメディア会議」において話したオクタイ副大統領はシリアで危機が始まった日以降、トルコはいつでも解決策をシリア国内で探ってきたと語った。オクタイ副大統領 全文をよむ

2019-10-26 不法難民、チャナッカレで58人逮捕 (Hurriyet紙)

チャナッカレのアイヴァジュック郡からゴムボートで、不法にギリシャのミディルリ島へ逃れようと試みたアフガニスタン国籍の不法難民58人が、沿岸警備隊によって逮捕された。      北エーゲ海で、不法入国対策を続けている沿岸警備隊司令部のチームは、アイヴァジュック郡のババカレ沖合にて、ゴムボートに乗っているとある集団が不法難民であることを突き止め、出動した。現場に派遣されたチームによって、ゴムボートに乗っていた子ども31人、女性11人、男性16人からなる、アフガニスタン国籍の不法難民58人が逮捕された 全文をよむ

2019-10-25 米、油田地帯を守るため派遣? (Hurriyet紙)

米国のマーク・エスパー国防長官が会見を行い、米国がクルド人民防衛隊支配下にあるシリア北東部の油田地帯を守るため、軍隊、装甲車両の派遣を検討していると述べた。      NATO加盟29か国による国防相理事会(ベルギーの首都ブリュッセルで2日間にわたり開催)に参加した米国のマーク・エスパー国防長官は、米国はイスラム国の武装勢力が油田地帯へ確実にアクセスできなくなることを望んでいると述べた。      同国防長官は、米国が油田地帯周辺地域に装甲車両や軍隊を新たに配備することを検討していると述べたが、 全文をよむ

2019-10-25 トルコ人、フランクフルトで襲われる (Hurriyet紙)

ドイツでテロ組織PKK(クルディスタン労働者党)/PYD(クルド民主統一党)の支持者らが、フランクフルト空港でトルコ人を襲い、ケムニッツ市でもキリスト教民主同盟(CDU)党の建物を占拠した。      テロ組織の支持者らはフランクフルト空港でデモを行い、トルコ航空(THY)のカウンターを占拠し、彼らに抗議したトルコ人乗客に暴行した。      元欧州議会議員のオザン・ジェイフン氏はツイッターで、テロ組織支持者のこの暴行を批判した。      ジェイフン氏は空港警察の対応も批判して次のように述べた 全文をよむ

2019-10-24 米、トルコとの関係改善を図る (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国のマーク・エスパー国防長官は、「トルコとの関係がどう発展するかに関して、NATOと米土二国関係の中で尽力されるべきである。この方向で働きかけを続けて行くべきだ。」と述べた。      NATOの国防相会議でブリュッセルにいたエスパー国防長官は、ジャーマン・マーシャル財団というシンクタンクによってひらかれたイベントでスピーチを行った。   トルコがNATO同盟の文脈において「間違った方向に進んでいる」とエスパー長官は述べ、これに対する懸念を示し、「ともにトルコとパートナーシップを強め 全文をよむ

2019-10-23 アサド大統領、イドリブ境域へ (Hurriyet紙)

トルコとロシアの首脳会合が昨日ソチにおいて、シリアの直近の状況について詳細に話す準備がなされた頃、シリアのバッシャール・アサド大統領が反体制派の掌握下にあるイドリブ県境域を訪れたことが明らかにされた。      8月にシリアの反体制派の手に落ちたホベイトを訪れたアサド大統領は、イドリブにおける戦争がシリアにおけるカオス状態を終わらせるための鍵となることを述べた。約300万人が生活している、アスタナプロセスの枠組みの中で非武装地帯として承認されたイドリブは、5ヶ月間アサド政権とその支持者によって爆 全文をよむ

2019-10-23 イラン、ソチ合意に論評 (Hurriyet紙)

イラン外務省のムーサヴィー報道官は、トルコとロシア間のシリア問題に関する合意を、満足して受け入れたことを述べた。      イラン外務省はインターネットサイトでの文書声明において、アッバース・ムーサヴィー報道官は、トルコとロシア間における合意に関する評価を行なった。      ムーサヴィー氏は「イランは、領土保全、国民主権の強化、地域に平和と安定性をもたらすという名の下、どんな試みも満足して受け入れている。この面で、北シリアにおける紛争を終結させるためにロシア連邦とトルコの間で締結された合意を、 全文をよむ

2019-10-23 トルコ・ロシア、シリア問題で合意 (Hurriyet紙)

ロシアメディアはエルドアン大統領及びプーチン大統領間の会談でシリアの運命を決定づける一歩を踏み出したことを報道した。      ロシアメディアは、ロシアのソチで行われたトルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領との会談について大きく報道し、両国がシリアの運命を決定づける一歩を踏み出したと明らかにした。      ロシアの通信社RIAノーボスチは、昨日の「プーチン大統領とエルドアン大統領は運命を決定づける発表を行った」という見出しで報道し、両国がシリアの領土 全文をよむ

2019-10-22 トルコ・ロシア合意の10項目 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領とプーチン大統領の会談後、10項目からなる合意文書が公表された。      エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領の共同会見後、両国の外務大臣セルゲイ・ラブロフ氏とメヴリュト・チャウシュオール氏が10項目の合意文書を読み上げた。   10項目の合意内容は以下の通りだ。      1. 両国はシリアの政治的統合と領土の保全、そしてトルコの国家安全保障を順守する。      2.あらゆる形態のテロリズムと戦い、シリア領内における分離主義の動きを阻止するという決意を強調する。     全文をよむ

2019-10-22 米、ハサカ基地から撤退 (Hurriyet紙)

アメリカは、シリア北部から撤退する枠組みにおいて、マンビジュ、アイヌルアラブに続きアイン・アル=アラブ、アインイッサ、それに続きハサカ県の4基地と2拠点から撤退した。      現地からの情報によると、アメリカ軍はシリア北東において広範囲にわたってテロ組織のYPG/PKKの支配下にあるハサカ県にある2つの基地から撤退した。      アブドゥルアジズ山におけるレーダー基地を、アイヌルアラブの基地のように戦闘機で破壊したアメリカ軍は、シャッダード、アル=ヴェジル基地とヒモ、ジェザエビ地域の軍事基地 全文をよむ

2019-10-22 エルドアン・プーチン会談を前に… (Cumhuriyet紙)

エルドアン氏とプーチン氏のソチでの会談において、シリアにおける最新の情勢が議論される予定だ。      タイイプ・エルドアン大統領は、アメリカと至った合意の結果決定された、「平和の泉」作戦の120時間の停止期間中に、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領とともにソチにて、トルコがシリアとの国境で設置することを望み、そのことについて「我々はプーチン氏と解決策を見つける必要がある」と述べた、安全地帯について議論する予定だ。      トルコがテロ組織であるPKK(クルディスタン労働者党)のシリアに 全文をよむ

2019-10-20 24時間、監視中ー120時間、停戦 (Hurriyet紙)

国防省は、トルコ国軍(TSK)はトルコとアメリカの間で結ばれた合意に全面的に随っているが、これに対しテロ組織PKK/YPGが擾乱射撃を行ったと伝えた。TSKは地域でのテロリストらの行動を24時間監視している。タル・アブヤドやラス・アルアインのテロリストの一部が、それぞれの郡の南部の山道をさらに下ったことが確認された。      国防省(MSB)の情報によると、昨日(19日)からPKK/YPGのテロリストらは直近36時間以内に14回の擾乱射撃を行った。榴弾砲、ロケット弾、デュシーカ(重機関銃)、対 全文をよむ

2019-10-19 トランプ・エルドアン「解決の見込みは」? (Hurriyet紙)

アメリカのドナルド・トランプ大統領は、自身のツイートに返信したレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に対して、Twittter上で返事を出した。      17日に行われたエルドアン・ペンス会談後、ドナルド・トランプ大統領はTwitter上で「トルコから素晴らしい知らせが来た。ペンス副大統領とマイク・ポンペオ国務長官はまもなく記者会見を開く。ありがとう、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領。何百万人という命が救われる。」とのツイートを投稿した。      ■エルドアンからトランプへ返信      全文をよむ

2019-10-18 デリゾールでアラブ・クルド衝突 (Hurriyet紙)

テロ組織のクルド人民防衛隊(YPG)・PKK(クルディスタン労働者党: 非合法)が、デリゾールで占領下にある区域で、一部のアラブ人戦闘員グループを、強制的にラース・アル=アインやタル・アブヤドに移送しようとしたため、武力衝突が発生した。      テロ組織のYPG・PKKは、デリゾールの北・東周辺部から、シリア民主軍(SDG)の傘下と認識されている1000名ほどのアラブ人戦闘員らを、平和の泉作戦を理由にラース・アル=アインやタル・アブヤドに移送しようとした。      テロリストが部族のメンバー 全文をよむ

2019-10-17 米ペンス副大統領「クルド組織YPGは撤退する」 (Milliyet紙)

アメリカ合衆国のマイク・ペンス副大統領は、「トルコとアメリカ合衆国は、トランプ大統領とエルドアン大統領の強い友好とリーダーシップ、トルコとアメリカの強い友好関係のおかげで今日(2019年10月17日)休戦協定に合意した」と述べた。      「トルコとアメリカはシリアにおける停戦協定について合意した」と述べたペンス副大統領は、「平和の泉作戦に120時間の停戦が与えられる」と語った。      ペンス米副大統領は、トルコとアメリカはイスラム国がシリア北東部から完全に掃討されたことに関して同じ見解に 全文をよむ

2019-10-16 米国防省、トルコへの武器販売は制裁対象外に (Hurriyet紙)

アメリカ国防省は、二国間における武器販売がトルコ国防省に対する制裁の影響を受けないよう、適用除外の準備をすると発表した。      米国防省で記者の取材に答えた防衛高官は、アメリカ政府が「平和の泉作戦」を受けてトルコに対して実施する制裁に関する見解を述べた。      名前の非公表を求めたこの防衛高官は、「財務省はまだ制裁内容を整えていないが、準備を進めている。継続中の活動が制裁の影響を受けないよう、包括的免除を用意している。これにおける目的は、軍事有償援助とその他の項目を、制裁の対象外とするこ 全文をよむ

2019-10-16 エルドアン・アサド会談の予定なしー露メディア (Cumhuriyet紙)

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領はトルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とシリアの指導者バッシャール・アサドがソチで会談をすることに関し準備をしていないと言った。      クレムリンのペスコフ報道官は、ロシア、トルコ、シリアの指導者たちが会談を行う可能性に関する質問を受けて、「このような会談の準備をしている状態にはありません」と言った。      ペスコフ報道官に対してこのような問いが発せられたのは、レバノンのアルマヤディーンテレビが、トルコ 全文をよむ

2019-10-15 ハンガリー、トルコのシリア安全地帯構想を支持 (Hurriyet紙)

ハンガリーのシーヤールトー・ペーテル外務貿易大臣は、「もし、トルコがシリアを離れることを余儀なくされた家族たちが祖国に帰れるように、シリアにおいて安全地帯を構築するならば、ハンガリーは喜んでトルコと手を組む。」と話した。      トルコ諸語を話す国々の協力会議(トルコ会議)の7回目となる首脳会談に参加するためにアゼルバイジャンにいるシーヤールトー氏は、ハンガリーの国営メディアに対しトルコ国軍(TSK)がトルコ南部国境付近に構築されようとしているテロ回廊を排除すること、その地域に安全と平和をもた 全文をよむ

2019-10-13 クルド・テロリスト降伏24人に、食事提供 (Hurriyet紙)

ユーフラテス川の東に向けた平和の泉作戦は計画された通りに成功し、他の方法が残されていないとわかったテロリストたちは武器を放棄し始めた。この中で24人のテロリストが治安維持部隊に降伏した。      トルコ軍によってユーフラテス川の東にいるテロリストに向けて行われている平和の泉作戦は計画された通りの成功をおさめ続けている。      トルコが国際法に準拠した権利は、国連安全保障理事会のテロ対策に向けた関系する判決と国連憲章第51条の「自衛の権利」の範囲の中で実行された作戦はシリア全土の領土保全を尊 全文をよむ

2019-10-13 平和の泉作戦、第5日目ータル・アブヤドへ (Hurriyet紙)

トルコ国軍(TSK)と、ジハード主義者のグループと自由シリア軍からなるシリア国民軍(SMO)は、「平和の泉」作戦の一環で、タル・アブヤド郡中心部の西側を確保したと伝えた。激しい市街戦が起こったとこが明らかにされた。一方、国防省(MSB)は、平和の泉作戦に関して会見を行い、「無力化したテロリストの数は480人となった」と述べた。      同省のツイッターアカウントは、以下の内容を共有した。      「平和の泉作戦の一環で行われた軍事行動は、地上と空からの砲撃に支えられ、無人航空機(İHA)の支 全文をよむ

2019-10-12 犠牲の兵士、涙で葬儀―アンカラ (Hurriyet紙)

ユーフラテス川東側で始まった「平和の泉作戦」での初の軍人の犠牲者である、歩兵で契約兵のアフメト・トプチュさん(23)の遺体がアンカラで行われた葬儀によって埋葬された。      「平和の泉作戦」のなかでPKK/YPGのテロリストたちと起きた闘争で犠牲となった、アフメト・トプチュさんの遺体が11日夜にアンカラに運ばれた。      兵役についた後、2年間の契約兵として任務についていたアフメト・トプチュさんのために、アンカラのアフメト・ハムディ軍事モスクで葬儀が執り行われた。      葬儀にはフア 全文をよむ

2019-10-12 ラス・アルアイン制圧―トルコ軍 (Cumhuriyet紙)

平和の泉作戦について、国防省(MSB)は新たな発表をした。      国防省の公式ツイッターは、「ユーフラテス川東部で行われている、平和の泉作戦は夜の間中順調に進んでいる。テロ組織であるPKK(クルディスタン労働者党)およびPYD(民主統一党)の陣地へ陸と空から効果的に打撃を与えた。交戦不能となったテロリストの数は415名にのぼる。」と述べた。 全文をよむ

2019-10-12 米部隊と衝突―カーミシュリー(カムシュル) (Hurriyet紙)

トルコ国軍がユーフラテス川以東で「平和の泉」作戦を開始したことにより国境線沿いから撤退したアメリカ軍部隊が、カムシュルでパトロールを行った。    シリア国内でクルド人民防衛隊(YPG)及びクルディスタン労働者党(PKK)が占領するユーフラテス川以東の地域で長期間にわたりテロ組織と共同でパトロールを行ってきた米軍は、「平和の泉」作戦の開始を受けて兵士らを国境線沿いから南へ撤退させた。    しかし、昨日夜半に米軍車両で構成された5台の護送車がマルディンのヌサイビン郡と隣接するシリアのカムシュルを 全文をよむ

2019-10-11 EU、対トルコ政策で一致せず (Hurriyet紙)

シリア北部で始まった「平和の泉」作戦に関して、昨夜EUが共同声明を発信した。来週全ての国の外務大臣・リーダー格が集まって、トルコ問題について様々な観点での議論がなされる予定だ。      EU各国の政府は、トルコの作戦を批判し侵略行為だとする声明を発しているが、共同声明はそのことを強調していなかったことは特筆すべきだった。この状態は、EU加盟国が100%同じ考えでないことを示しているという点で重要だ。来週の決定のトーンがよりネガティブなものになる可能性はあるが、決定の最終型は多くの要素を組み合わ 全文をよむ

2019-10-11 PKK系組織、パリに続き欧州議会で会見 (Hurriyet紙)

テロ組織のPKK/YPGのシリアでの支部であるSDGのイルハム・アフメド広報担当は、火曜日にフランスのエマニュエル・マクロン大統領とエリゼ宮で面会し、昨日には欧州議会に招待された。      アフメド広報担当は、欧州議会で様々な交渉をし、「イスラム国との戦いにおけるヨーロッパの同盟相手に向けた、トルコの攻撃」問題について記者会見を行った。記者会見では、左翼連合のメンバーである、デンマークのニコライ・ヴィルムセン議員と、同じグループのドイツの議員エズレム・デミレル氏がホストを務めた。PKKと近い関 全文をよむ

2019-10-11 ロシア、平和の泉作戦に論評 (Hurriyet紙)

ロシア外務省は、平和の泉作戦に関して、「テロリストとの戦い及びトルコの安全保障が求められていることに対し驚きはない」と論評した。      同省は、書面の声明で、トルコ-シリア国境線における軍事作戦が非常に重大な懸念要因となっている旨主張している。      声明では、シリア北東部の不安定化阻止が重要であり、全当事者に対し、シリアの領土保全及び主権を尊重し、ことを進めるよう呼び掛けている。      また、「テロリストとの戦いやトルコの安全保障が求められていることに対し驚きはない」としている。  全文をよむ

2019-10-10 EU、トルコのシリア作戦中止を呼びかけ (Cumhuriyet紙)

ヨーロッパ連合はトルコのシリア軍事作戦の中止を呼びかけ、さらにトルコによる難民のための安全地帯計画も支援しないと述べた。       ヨーロッパ連合の28の加盟国によって出された文書声明で、トルコがシリア北部で進める軍事作戦の中止が呼びかけられた。      28加盟国を代表して出された文書声明では、「EUはトルコに対して、一方的な軍事行動の中止を呼びかける」として、「トルコがシリア北東部で建設を計画する『安全地帯』が、難民の帰還に必要な基準を満たす可能性は低い。EUが、現地の人々の権利が顧みら 全文をよむ

2019-10-09 米紙「トルコの反YPGと反クルドを混同してはいけない」 (Hurriyet紙)

ウォール・ストリート・ジャーナル紙に掲載されたある記事で、「アンカラがYPG(人民防衛隊)の武装に対して反応していることを、反クルドとして解釈するのは無知なふるまいである。」という評価が行われた。      ハドソン研究所上級研究員で中東の専門家であるマイケル・ドラン氏とプリンストン大学の教授であるマイケル・レイノルズ氏は、ウォール・ストリート・ジャーナルのために   「トルコのアメリカに対する正当な訴えが存在している」というタイトルで記事を執筆した。      アメリカ合衆国のドナルド・トラン 全文をよむ

2019-10-09 バルザーニー北イラク・クルド自治区大統領、トランプに抗議 (Cumhuriyet紙)

北イラク・クルド自治区(IKBY)のマスウード・バルザーニー前大統領が、シリアの北部ならびに東部から軍を撤退させ、予測されるトルコの軍事行動に対して緑の信号を出したアメリカ合衆国のトランプ大統領に対して呼びかけ、「クルド人の血は、金銭や武器よりも価値がある」と述べた。      バルザーニー氏は「親愛なるトランプ大統領、どうか知ってください。クルディスタンはいかなる時も公正な権利を求め続けてきました。ペシュメルガはイスラム国を打倒し、対テロ連立部隊の効果的なパーツとなった。クルド人の血は金銭や武 全文をよむ

2019-10-09 ロウハーニー・イラン大統領「トルコの懸念は理解できる」 (Cumhuriyet紙)

イランのハサン・ロウハニ大統領は、「トルコの南国境における懸念は理解できる」と発表した。      トルコのユーフラテス川東部に向けた作戦の準備が続けられる中、イランのハサン・ロウハニ大統領による発表が行われた。      イランのハサン・ロウハニ大統領は、「トルコの南国境における懸念は理解できる」と発表した。      ■イランからトルコーイラク国境で軍事演習      イラン軍は、イラン北西のオルーミーイェ郊外で軍事演習を開始した。イラン軍のインターネットサイトにおける書面発表で、イラン軍陸 全文をよむ

2019-10-09 アカル国防相「準備をすすめている」 (Hurriyet紙)

フルシ・アカル国防相は「作戦に関する活動は続けられており、準備を進めている」と話した。      アカル国防相は、ヤシャル・ギュレル参謀総長とともに、ウミット・デュンダル陸軍司令大将、アドナン・オズバル海軍司令大将、ハサン・キュチュッカヤズ空軍司令大将とともに国防大学空軍学校2019-2020年の始業式に参加する上で、空軍学校を訪れた。      空戦学校に訪れた際、国防大学の学長であるエルハン・アフヨンジュ氏と他の職員に出迎えられたアカル氏は、軍事学校の学生からなる儀仗兵に挨拶をした。     全文をよむ

2019-10-08 国連、トルコの北シリア作戦開始に危惧 (Cumhuriyet紙)

ステファン・ドジャリク国連事務総長報道官は、トルコがシリア北東部に対して行おうとする軍事作戦について声明を発表した。      ドゥジャリク氏は「事務総長は、シリア北東部の情勢を、特に市民に起こりうるリスクを大きく懸念しつつ注視している」と述べ、全方面に慎重な態度を呼びかけた。      ドゥジャリク氏はまた、「事務総長は、市民と市民のインフラが守られることが必要であり、国連と人道支援組織が協力して取組みを続け、支援を必要とする市民へ、常に、障害なく、安全な形でアクセスできなければならないと強調 全文をよむ

2019-10-08 米軍、北シリアから撤退 (Hurriyet紙)

ユーフラテス川東方に向けたトルコの軍事作戦を前に、アメリカの重大な動きがあった。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアメリカのドナルド・トランプ大統領の間で一昨日(10月6日)の夜行われた電話会談の後、ホワイトハウスの広報部が声明を発表した。「トルコは、間もなくシリア北部に対し、長い間計画してきた作戦を実行するだろう。アメリカ陸軍はこの作戦を支援しない、あるいはこの作戦に関知しない。イスラム国の地域的な『カリフ制』を破壊に至らしめたアメリカ軍はもうこの地域に存在しない。アメリカ政府は、捕えられ 全文をよむ

2019-10-08 イランより、トルコのシリア作戦に関する発表 (Hurriyet紙)

イランのムハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、トルコのユーフラテス川東側に向けた軍事作戦に反対を表明した。イラン外務省は、「トルコ軍のシリアにおけるあらゆる軍事作戦に反対する」と文書で声明を出した。      イラン国営放送の報道によると、ザリーフ外務大臣は昨夜、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と電話で会談し、トルコがユーフラテス川東側に向けて予定している軍事作戦について話したという。      「ザリーフ氏は(電話会談で)軍事作戦に反対であると表明し、シリア国土の一体性と国家の主権 全文をよむ

2019-10-04 チャヴシュオール外相「EUは移民問題で約束遵守を」 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、移民問題について、EUはトルコとのより一層健全な協力を求めていると見ていると述べ、「しかしながら、約束したことは守られなければならない」と述べた。   .   チャヴシュオール外相は、欧州連合の移民・内務・市民権担当委員のアヴラモプロス氏、ドイツのホルスト・ゼーホーファー内相、そしてパリでの警察襲撃が原因でアンカラ訪問を中止したフランスのクリストフ・カスタネール内相の代理であるシャルル・フリー駐アンカラ仏大使と移民問題について話し合うために、EU担当省において 全文をよむ

2019-10-04 米、シリアPKK支配地域に300トラック分物資搬入 (Cumhuriyet紙)

アメリカはシリアのテロ組織YPG(人民防衛隊)とPKK(クルディスタン労働者党)の支配下の地域へ、イラクからこの1週間で軍事的、兵站的支援のために300台のトラックを運び込んだ。      アメリカは、イラクからシリアでテロ組織YPG/PKKの支配下にある地域へ、この1週間で軍事的、兵站的支援をするため、300台のトラックを搬入した。      アメリカは、シリアのテロ組織「イスラム国との闘い」という口実の名のもと、テロ組織YPG/PKKへの支援を続けている。テロ組織へ、軍事的、兵站的支援を行う 全文をよむ

2019-10-02 ロシア、シリアでS-500テスト (Hurriyet紙)

ロシアがシリアでS-500防空システムのテストを行い、成功したと伝えられた。ロシア国防省はこの件について未だ発表を行なっていない。      政府機関紙イズベスチヤの報道によると、ロシアはシリアにおいてS-500防空システムのテストを行なった。   S-500のテスト中、いくつかの問題が確認されたが、それらの問題は解決され、S-500テストが成功の形で終わったことが伝えられた。   このテストがシリアのどの地域で、いつ行われたかに関する情報はなかった。   ロシア国防省はS-500のテストに報道 全文をよむ

2019-10-02 エルドアン侮辱の独コメディアンに政治転出? (Cumhuriyet紙)

3年前にエルドアン大統領を侮辱する詩を書いたドイツのコメディアンであるヤン・ボフメルマンは、ドイツの紙面を騒がせている。よくスキャンダルとともに紙面を騒がせ、外交危機の原因となるボフメルマンは、国内で物議を生み出すとある決定を行った。      ドイツで、あらゆる発言が物議を醸し出し、ほぼ危機の原因となっているヤン・ボフメルマンは、この国を揺るがすような影響を生み出すとある決定を下した。3年前にエルドアン大統領を侮辱し、アンカラーベルリン間の重大な危機の原因となったボフメルマンは政界進出を発表し 全文をよむ

2019-10-01 ギリシャ、1万人難民をトルコへ送還決定―2020年末までに (Cumhuriyet紙)

ミディリ島(ギリシャ名レスボス島)のモリア難民キャンプで発生した火災とその後に始まった抗議行動の後、緊急会合を開いたギリシャ内閣は2020年末までに1万人の難民をトルコへ送還する決定をおこなった。      ギリシャ警察はモリア難民キャンプでの火災の後、始まった抗議活動で難民に対し催涙弾を使って介入した。      ミディリ島のモリア難民キャンプで発生した火災とその後に始まった抗議活動の後、緊急会合を開いたギリシャ内閣は、2020年末までに1万人の避難民をトルコへ送還する決定をおこなった。   全文をよむ

2019-10-01 暗殺の新聞記者カシュクチュの息子「サウジ司法を信頼」発言 (Hurriyet紙)

昨年、殺害されたサウジアラビアの新聞記者のジェマル・カシュクチュ(ジャマール・カショギ)氏の息子、サラーフ・カシュクチュ氏は、父親の殺害事件の裁判で、サウジアラビアの司法を信頼していると述べた。      在イスタンブルサウジアラビア大使館で昨年殺害された新聞記者のジェマル・カシュクチュ氏の息子、サラーフ・カシュクチュ氏は自身のツイッターで、「愛する父を亡くしてから1年が経った。以前にも言ったように、サウジアラビアの司法が正義を導き、そしてこの恐ろしい罪を犯した者たちを罰することをどこまでも信じ 全文をよむ

2019-09-27 エルドアン大統領「米との問題、克服される」 (Hurriyet紙)

ニューヨークで開催された第10回トルコ投資会議での食事会でレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が演説し、「トルコ・アメリカ間の関係が真に試される時期があった。しかし、素晴らしい友人であるアメリカ・トランプ大統領と密に対話を行い連絡を取り合ったことで、この困難な期間を乗り越えている」と述べた。      トルコ・アメリカビジネス委員会(TAIK)がニューヨークで開催した第10回トルコ投資会議の食事会で、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアメリカ・トランプ大統領が合意した1000億ドルの貿易額目 全文をよむ

2019-09-24 国外追放者を乗せたバス事故、6名死亡ーハタイ (Cumhuriyet紙)

レイハンル郡で国外追放される違法移民を乗せた軍用車が横転した。ハタイ県知事府はこの事故で6人が死亡、兵士2人を含む27人が負傷したと発表した。      シリア国境近くの地域、ハタイ県レイハンル郡で多くの国外追放者を乗せたシリアへ向かう軍用車が横転した。      事故は朝、レイハンルーアンタキア間を結ぶ自動車道のシェヒト・ムラト・オゼケル国境警備隊付近の軍専用地区で起きた。シリアからの違法移民をシリアまで送る軍用車が、何らかの理由で制御不能となり横転した。通報を受け、多くの救急車が事故現場に駆 全文をよむ

2019-09-23 シリア国境に装甲車の車列 (Cumhuriyet紙)

日曜日の晩、シャンルウルファの中心部にある第20装甲師団司令部を出発した装甲車の車列は、[シリア国境の]アクチャカレに到着した。警察と軍警察の警戒措置のもとアクチャカレ郡の到着した15台の装甲車は、国境警備地点に配置されるという。      金曜日に保健省国際医療救助隊および内務省災害緊急事態対策庁の職員達が国境地域に派遣された。保健省管理局は、国境外で軍事活動を行う計画に沿って、同道する19都市の医療関係者を独自に選定する件で各県の保健局に通達を行った。      ■エルドアンからアメリカへ2 全文をよむ

2019-09-17 プーチン、ロウハーニー、エルドアン、アンカラ会談 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、ロシアのプーチン大統領とイランのロウハーニー大統領をアンカラへ招いた。アスタナ合意プロセスの第5回会談の後に、「シリアでの政治的解決に希望を実らせる重要な決定を行った」と述べた。エルドアン大統領は、シリア北部に平和の回廊を建設して国家の分裂を防ぐことを目的とし、「そのため、もし2週間以内に米国との間に我々の求める結果が得られなければ、我々自身の行動計画を始めることを2人の友人へ説明した」と述べた。エルドアン大統領の発言要旨は以下の通りだ。      ■新たな悲劇を傍 全文をよむ

2019-09-12 シリア「安全地帯」に関し、重要会議 (Cumhuriyet紙)

フアト・オクタイ副大統領を議長に、シリア調整会議が行われた。会議では、シリア北部で設置が計画される安全地帯の準備について取り上げられた。      シリア調整会議がフアト・オクタイ副大統領を議長にして開催された。      大統領宮殿での会議へは、関係する各省の次官らと、大統領省、トルコ国家情報機構(MİT)、災害緊急時対策庁(AFAD)、赤月社ならびに宗務庁の幹部らが出席した。      会議では、シリア北部で設置が計画される安全地帯に関する準備が話し合われ、各省庁と関係機関が、ユーフラテスの 全文をよむ

2019-09-08 北シリアへのトルコ・米合同地上軍駐屯、開始へ (Milliyet紙)

トルコ国軍(TSK)とアメリカ合衆国軍のチームは、シリアのユーフラテス川東部で安全地帯の第1段階実現の一環で、初の共同地上パトロールを完了した。パトロールは約3時間続いた。国防省から行われた発表によると、「ユーフラテス川東部の安全地帯設置のためのTSKと米軍の最初の共同地上パトロールは、計画通りに実行された」という。      シャンルウルファ県アクチャカレ郡の東30キロメートルの地点で、トルコ国旗を掲げた戦車6台からなるTSKの車列は、共同地上パトロールに参加するため国境を越え、反対側で待つア 全文をよむ

2019-09-06 北キプロス・マラシュ問題、キプロス政府を分断 (Hurriyet紙)

1974年以降閉鎖されている北キプロス・トルコ共和国のマラシュ市への定住の動きが、キプロス共和国政府の分裂の原因となっている。      1974年以前にマラシュに居住していたギリシャ人の団体が「あなた方の財産を外国人へ売るな」と訴える中、欧州人権裁判所におけるキレニアでの居住を求めるティティナ・ロイズィドゥ氏による裁判でギリシャ人弁護士のアヒレアス・ディミトリアディス氏は、キプロス共和国政府の政策に反する立場の声明を発し「トルコ人に申し込み、トルコの支配下にあるマラシュの地権書を購入するように 全文をよむ

2019-09-06 英EU離脱は、トルコ市民にどう影響するのか? (Hurriyet紙)

イギリスではブレクズィトと解散総選挙が取りざたされているが、トルコ人が関心を寄せるアンカラ条約をめぐる不透明な状況は依然、続いている。      イギリスの政治的混乱は続いている・・・。メイ元首相の辞任後に就任したジョンソン首相は、女王に9月9日から10月14日までの議会閉会を要望し、女王もこれを承認した。野党の一部は、ジョンソン首相のこの行動を、「議会への攻撃」と命名した。「合意なき離脱」という選択肢は議会の抵抗にあい、ジョンソン首相は10月15日の選挙案を提案したが、これは、否決された。   全文をよむ

2019-08-31 シリア・トルコ国境でトルコに抗議 (Cumhuriyet紙)

ジルヴェギョズの国境検問所の向かいに位置する、バブ・アル・ハワの国境検問所の前に大勢のシリア人が集い、トルコに抗議した。それらの人々の中にはジハード主義者もいるといわれている。国境検問所の扉を蹴るシリア人達を制止するため、保安部隊は空に向かって発砲した。ジルヴェギョズ国境検問所は一方で、治安維持を目的とし指示が出るまで出入国を禁じた。      シリア政府がイドリブ地域で軍事作戦を増やしたあと、トルコの国境検問所にほど近い地域へ移動したシリア人たちは今日デモを行った。ソーシャルメディアにアップさ 全文をよむ

2019-08-30 シリア政府、イドリブで休戦宣言 (Milliyet紙)

ロシアは、ダマスカスのシリア政府が8月31日朝6時以降は、イドリブ県で攻撃を行わないと発表した。      ロシア国防省は、イドリブ緊張緩和地帯でシリア政府が休戦宣言をしたと発表した。      国防省の書面発表で、シリア政権軍が31日以降、シリアのイドリブ地方における一方的な休戦宣言を行ったことが明らかにされた。      発表では、「シリアのためのロシア和解センターは、情勢を安定させるため、シリア軍が8月31日朝6時以降、イドリブ緊張緩和地帯で一方的な休戦宣言をすることで合意した」と説明され 全文をよむ

2019-08-29 エルドアン大統領、露航空ショーへ「無駄に足を運んだわけではない」 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、モスクワの航空ショーでSu-57戦闘機を査察し、当該機がF-35の代替となるか否かについて「代替にならない理由がない。私たちは無駄にここまで足を運んだわけではない…。私たちは、他の者たちを自立のための闘いに口出しさせてはいけない。そのことを理解しておく必要があるのだ」と述べた。エルドアン大統領はトルコに帰国する際、飛行機内で次のように述べた。      ■互いを不快にしてはいけない      「私たちは、視察のためにロシアを訪れ、MAKS-2019国際航空・宇宙ショ 全文をよむ

2019-08-28 プーチンからエルドアンへ「これを買ってくれたら車はプレゼント」 (Cumhuriyet紙)

MAKS国際航空ショーを共に見学したエルドアン大統領とロシア連邦のウラディミル・プーチン大統領の間で興味深い会話が行われたことが明らかにされている。プーチン大統領に対しリムジンとヘリコプターの値段を質問したエルドアン大統領へ、プーチン大統領はヘリコプターを購入すれば車はプレゼントすると回答し、エルドアン大統領は「分かった」と述べた。      エルドアン大統領とロシア連邦のウラディミル・プーチン大統領が航空ショー見学の際に行った会話について新たな内容が明らかにされている。      クレムリンの 全文をよむ

2019-08-25 米政府、アルメニア人の賠償要求を棄却 (Hurriyet紙)

アメリカで、アルメニア人らが、1915年の事件の時期に関して家族を代表して賠償と土地の返還を求め起こしていた裁判で、カリフォルニア州控訴裁判所は、訴えを退けた。      アルメニア系アメリカ人のガルビス・ダヴォヤン氏とハライル・ トゥラビアン氏によって2010年7月29日に、アレックス・バカリアン氏、アナイス・ハルトゥニアン氏、リタ・マフデシアン氏によって2010年12月10日に、それぞれカリフォルニア州行政裁判所でトルコ共和国政府と中央銀行、農業銀行に対して開かれていた2つの損害賠償請求訴訟 全文をよむ

2019-08-23 プーチン・エルドアン、イトリブ問題で電話会談 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、8月27日(火)に日帰りでロシア連邦を訪問するということが発表された。エルドアン大統領は本日、ロシア・プーチン大統領と電話会談を行った。会談についてロシア政府は「イドリブの武装解除地帯の情勢を安定させることについて、ロシアートルコ間の協働における問題を話し合った」と発表した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のロシア訪問が発表された。通信庁の発表によると、エルドアン大統領は2019年8月27日に日帰りでのロシア訪問を予定しているということだ。 全文をよむ

2019-08-22 トルコ軍、イドリブへ (Hurriyet紙)

トルコ軍(TSK)は、イドリブの緊張緩和地帯にある監視地点へ、多数の装甲車や人員、人員輸送車、軍需品を送り、軍備増強を行った。      TSKは、イドリブの緊張緩和地帯にある監視地点へ、多数の装甲車や人員、人員輸送車、軍需品を積んだ軍事輸送車を動員した。      イドリブの緊張緩和地帯には、アスタナ合意に基づいてTSKが管轄する停戦監視ポイントが12カ所ある。      ■イドリブ緊張緩和地帯の状況      シリア北西部にあるイドリブ県は、内戦のほぼ初期から現在に至るまで、反体制派の拠点と 全文をよむ

2019-08-16 トルコ、イスラエルに猛反発―アクサ―モスク問題 (Milliyet紙)

トルコ外務省は、イスラエルがアクサ・モスクの現状を変更するという試みに対して「イスラエル公安庁による、アクサ・モスクの現状を変更するということに関する声明について、我々は全面的に拒否する。これは間違った思考の現れである」と述べた。      外務省の声明では、イスラエル公安庁によるアクサ・モスクの現状を変更するという表現に対する反応があった。      声明では「イスラエル公安庁による、アクサ・モスクの現状を変更するということに関する声明について、我々は全面的に拒否する。これは間違った思考の現れ 全文をよむ

2019-08-10 米、トルコとの協調を評価―シリア問題 (Hurriyet紙)

ポンペオ米国務長官は、自身のツイッターで「安全地帯の確立は、当該地域の平和と安全のための大きな一歩となる。トルコとの協議において進展が見られたことは喜ばしいことだ」と発信した。    アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は、自身のソーシャルメディアアカウントから「トルコとの協議において進展が見られたことは喜ばしいことだ。安全地帯の確立は、当該地域の平和と安全のための大きな一歩となる」と発信した。 全文をよむ

2019-08-09 チャヴシュオール外相に、日本の旭日章勲章 (Milliyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、トルコと日本の間の2国関係の強化、及び友好関係の発展に尽力したとして、その努力が認められ、日本の徳仁天皇より、旭日大綬章が贈られた。      大統領府で行われたメダルと賞の授賞式へは、フアト・オクタイ副大統領、日本の宮島昭夫駐アンカラ大使、首都での第11回大使会議のために、トルコの内外および中心組織にて任務を行う大使に並んで、多くの外国人大使らが参加した。   式典で言葉を述べたオクタイ副首相は、チャヴシュオール外相が、日本の天皇からこのような章にふさわ 全文をよむ

2019-08-06 ウクライナ・ゼレンスキー大統領、トルコ訪問へ (Hurriyet紙)

ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領からの招待に応じ、8月7日および8日にトルコを訪問する予定だ。      通信局の発表によると、訪問の際に行われる会談では、トルコ・ウクライナ間の関係を見直し、協力関係発展のために講じる措置について取り上げることとなっている。      会談では、両国の関係に加えて、黒海地域における平和と安定の確保など、地域的および国際的な問題に関する協議が行われるものと思われる。      ゲストであるゼレンスキー大統領は、ア 全文をよむ

2019-08-06 バイラムでシリア帰還のシリア難民2万7千人 (Cumhuriyet紙)

犠牲祭を母国で過ごそうと、ハタイ県レイハンル郡のジルヴェギョズ通関門から出国したシリア難民の数は2万7千人に及んだ。      犠牲祭を母国で過ごそうと、シリア難民の人々はお土産物を持って、朝早い時間から一斉にジルヴェギョズ通関門に向かっている。軍警察による警備体制のもとで、税関審査と警察によるチェックを受けた後、シリア難民たちはジルヴェギョズからシリアへ入国した。出国が始まった7月22日以降、自国へ向かったシリア人の数は2万7千人にのぼったという。最新の出国の記録は8月9日だと伝えられた。   全文をよむ

2019-08-02 サウジ女性に、旅行許可 (Milliyet紙)

女性に対して旅行や婚姻、労働環境や社会保障に関して新たな権利を認める国王の勅令が、官報で発表された。      サウジアラビアで、女性への制限が一部軽減され、パスポートを取得したり、国外へ出たりするために必要とされていた後見人の許可が、条件から除外された。      同国では旅行や婚姻(民法上の身分)、労働環境や社会保障に関する新たな法令が官報で発表された。      国王の勅令として施行される、女性への制限を一部軽減した規則は、以下のようなものである。      ■旅行      サウジアラビ 全文をよむ

2019-07-30 チャヴシュオール外相、ウイグル問題に発言 (Milliyet紙)

メヴルト・チャヴシュオール外相は中国のウイグル・トルコ人の問題に関して「私たちが望むことは、一つの中国の管理下に置いて、ウイグル人の同胞たちが平穏で平和な生活を送ることだ」と述べた。      第52回東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議の一環として、リム・ジョク・ホイASEAN事務総長と、タイのドーン・ポラマットウィナイ外相と行われたトルコ・ASEAN部門別対話パートナーシップ会議の後、アナトリア通信社の記者に発言をしたチャヴシュオール氏は、トルコ・ASEAN関係、ロシアと中国との関係とと 全文をよむ

2019-07-23 2020年、F35製造計画からトルコ除外 (Cumhuriyet紙)

ロッキード・マーティンは、トルコがF35計画から除外されたのちにトルコで製造されている部品のアメリカでの製造を開始すると発表した。      ロッキード・マーティンは、トルコがF35計画から除外されたのちにトルコで製造されている部品のアメリカでの製造を開始すると発表した。      会社の第2・四半期の収益を発表した会見で話をしたロッキード・マーティンのCEOであるマリリン・ヒューソン氏は2020年以降トルコを生産サプライチェーンから除外することを計画していると発表した。      ロイターが発 全文をよむ

2019-07-19 EUの対トルコ・シリア難民対応支援、約束の半分以下 (Milliyet紙)

欧州連合(EU)は、トルコ国内にいるシリア人難民を支援するために合意した60億ユーロのうちのごく一部である23億5000万ユーロを援助した。      欧州委員会は、トルコ国内にいるシリア人難民を支援する財政支援プログラムに関連する説明を行った。      説明では、トルコ国内の難民支援を目的に設立された基金に保健・社会経済援助・自治体のインフラ整備などの分野への支出のために、14億1000万ユーロを財源として充てたと伝えた。      また、トルコ国内のシリア人難民支援を目的に2016年に設立 全文をよむ

2019-07-18 ロシア、SU35売却の用意あり (Hurriyet紙)

ロシア国営防衛産業企業ロステフ(ロステック)のセルゲイ・チェメゾフCEOは、ロシアがトルコへとSu-35戦闘機を売却する準備ができていると発表した。      チェメゾフ氏は締結されたトルコ―ロシア軍事技術協定に関して記者会見を行った。       トルコへロシア製戦闘機の売却を提案したチェメゾフ氏は、「トルコ側の求めがあれば、我々はSu-35戦闘機を売却する用意がある」と述べた。      ロシアのスホイ社によってデザインされた1人乗りで2基のエンジンを搭載したSu-35は、多目的戦闘機として 全文をよむ

2019-07-17 英紙「トルコのNATO脱退の時」 (Hurriyet紙)

イギリスで発行されているザ・デイリー・テレグラフ紙の防衛関係記事の編集者であるコン・コフリン氏は、「トルコのNATO脱退の時」というタイトルの記事を発表した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の「西側の敵国たち」との関係は同盟国によってこれ以上顧みられずにおかれることはない、と強調したコフリン氏は、エルドアンが西側諸国との諸合意において「卓越した操縦者」として振る舞ったと述べた。      コフリン氏は、アメリカ合衆国の元駐アンカラ大使がトルコはシリアのアルカイダと関係のあるグルー 全文をよむ

2019-07-15 キルクークでミツバチ謎の大量死 (Milliyet紙)

イラク北部の都市で数百万匹のミツバチがなぜ死んだのか、その理由は今もわかっていない。テロ組織イスラム国の関与が疑われている。      イラクのキルクーク県にあるハウィジャで、数百万匹のミツバチが大量死した。理由はまだ明らかになっていない。      キルクーク農業局ズヘイル・アリ局長は何らかの理由により数百万匹のミツバチが全滅したと話した。      アリ局長はミツバチに毒物がもられた可能性に着目し、この事件が意図的に行われたものか否か、現地で調査を継続していると述べた。      また、農地 全文をよむ

2019-07-15 ドイツ・ベルリンでクーデター未遂事件追悼行事 (Milliyet紙)

7月16日の「民主主義と国民統一の日」に、ギュレン派 (FETÖ)による2016年7月15日のクーデター未遂事件で犠牲となった人々を追悼するために、ドイツの首都ベルリンのブランデンベルク門に、トルコ国旗につつまれた251の棺が運び込まれた。      ハジュバト・イニシアチブ協会のよって催されたこのプログラムでは、棺の上に、犠牲者一人一人の氏名が書かれていた。 全文をよむ

2019-07-14 ロシア・コメルサント紙「エルドアンの西側諸国への勝利」 (Cumhuriyet紙)

ロシア・コメルサント紙の記事で、西側諸国の圧力にも関わらずミサイル防衛システムS-400の配備開始に関して、エルドアン大統領が西側諸国の圧力に勝利したとみなしている。       コメルサント紙政治部コラムニストのデミトリー・デリぜ氏は、「アメリカおよびトランプ大統領自らが、制裁の脅しにより配備を妨害しようとした。しかし、そうした行動の甲斐なく、ミサイル防衛システムはトルコにもたらされた」と述べた。「S-400は、エルドアン大統領にとって特に政治的な勝利である」と述べるコラムニストは、次のように 全文をよむ

2019-07-13 キルギスで今も続くギュレン派脅威 (Hurriyet紙)

トルコが常に警告を発するキルギスで、ギュレン派テロ組織FETÖ※は教育、メディア、法機関に存在し続けている。   ※訳注:FETÖはメディアによる呼称であり、当事者らはヒズメト運動(Hizmet hareketi/奉仕活動)と称する。      トルコが7月15日クーデター未遂以後、常に警告してきたキルギスで、ギュレン派テロ組織(FETÖ)がとりわけ教育、メディア、そして法機関において影響力を持ち続けている。      7月15日の背信的クーデターの試みから今日までの3年間で、多くの国がトルコの 全文をよむ

2019-07-12 アメリカ上院、トルコへの制裁勧告決議 (Cumhuriyet紙)

米上院はドナルド・トランプ大統領に対し、ロシアのS400防空システム購入を根拠とするトルコへの制裁発動、及びトルコのF35プログラムからの除外を求めた。声明では、「エルドアン大統領はS400をロシアから受け入れることで、トルコの安全保障や経済的繁栄、NATO同盟関係すべてを犠牲にして、プーチン大統領との危険なパートナーシップを選択したのだ」と述べられた。      2つの有力な米上院委員会の委員長らはトルコに対し、ロシアからS400ミサイル防衛システムの導入を開始したことに強い反発を示した。上院 全文をよむ

2019-07-12 米緊急代表団、来週、トルコ訪問へーS400問題 (Hurriyet紙)

フルスィ・アカル国防相は、アメリカのエスパー国防相と電話で会談した。アカル・エスパー会談では二国間の対話の継続と、シリアにおける安全地帯設定に関し来週、アメリカから緊急代表団がアンカラを訪問する件で合意に達したという。      国防省は、アカル大臣がアメリカのエスパー国防相と電話会談したことを発表した。発表によると、同会談で、トルコの長距離対空防衛システムの配備と、シリアでの直近の安全問題が取り上げられたという。アカル国防相はこの会談において、「トルコは、深刻な空からのミサイル攻撃の危険にさら 全文をよむ

2019-07-12 S400部品トルコへ到着、NATO懸念表明 (Cumhuriyet紙)

NATOは、Sー400ミサイルの第一陣がトルコに到着したことについて声明を出した。声明では「トルコのS400ミサイル配備を懸念している」と述べられた。      ロシア製のSー400地対空防衛システムの第一陣がアンカラに到着し、世界で大きな反響を巻き起こしている。このシステムはロシアの軍需工業メーカーであるアルマズ・アンテイ社が開発し、2007年から現在までロシアで使用されている。ロシアに続き、中国とベラルーシも使用を開始した。トルコはこれらの国々に続き、世界最高の対空防衛システムとされるSー4 全文をよむ

2019-07-05 アフガニスタンのギュレン派13学校、トルコ教育財団に移管 (Hurriyet紙)

アフガニスタンの首都・カーブルとカンダハール州で、フェトゥッラー系テロ組織(FETÖ)と関連する5つの学校が新たにトルコ教育財団(TMV)の管轄下に移された。      TMVアフガニスタン支部は、アフガニスタン・トルコ両国の教育省による合意に従って「アフガニスタン・トルコ・アリアナ男子高校」「カーブル女子高校」「カーブル・ダルル・ウルム高校」「カーブル国際・富の高校」「カンダハール小学校」をTMVの管轄下に移すと発表した。      また、当日FETÖからTMVへ移された5校に加えて、アフガニ 全文をよむ

2019-07-05 スウェーデン、1915事件でトルコ非難を批判 (Milliyet紙)

スウェーデンのマルゴット・ヴァルストローム外務大臣は、「1915年のアルメニア人及びシリア人虐殺説を認めることは難しい。一国を虐殺の加害者であると宣言するには、根拠のある証拠が必要だ」と述べた。      ヴァルストローム外務大臣は、スウェーデンで行われた海外メディアとの記者会見で、「スウェーデン政府は、1915年のアルメニア人及びシリア人虐殺説を認めるのか」という質問に対して、「1915年のアルメニア人およびシリア人虐殺説は認めがたい。一国を虐殺の加害者であると宣言するためには、根拠のある証拠 全文をよむ

2019-07-03 エルドアン大統領、中国訪問ーウイグル問題での発言は? (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、中国国営放送である新華社通信へのインタビューにおいて、トルコの平和、安定、経済協定を損なう一方的な進展と制裁が正当なものではないと述べた。「一帯一路」プロジェクトに言及したエルドアン大統領は、「私たちは「イスタンブル新空港」が中国の「空のシルクロード」の最も重要な拠点の一つとなることを信じています。」と述べた。エルドアン大統領はトルコと中国間の政治、経済、商業、人材と文化的な領域において集中し、根本的な協定が存在していると強調したインタビューにおいて、以下のような表 全文をよむ

2019-07-02 エルドアン大統領、日本の産業界に投資の呼びかけ (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は日本のビジネスマンたちとの会合で「保護貿易主義の傾向が強まり、自由貿易が停滞することに対する懸念がある。このような時期にトルコと日本の間での協力の価値がより高まった。」と述べた。エルドアン氏は日本の投資家に対して呼びかけながら「我々の国トルコに投資をし、満足しない、また不便なことや問題に対する解決策を見出さないといった試しは一切ない」と述べた。      タイイプ・エルドアン大統領は日本訪問に際し、東京で日本の労働組合によって実施されたプログラムで日本のビジネスマンた 全文をよむ

2019-07-02 エルドアン大統領、中国紙に寄稿「同じ理想を共有」 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、「私たちはトルコとして、世界の平和と安全と安定を守ることや、多国間主義を促進すること、自由な貿易を続けることといった点で、中国と同じヴィジョンを共有している」と述べた。      北京で7月2日に中国の習近平国家主席と会談予定のエルドアン大統領は、中国の主要な機関紙の一つである『Global Times(環球時報)』で、トルコと中国の関係について論じた「トルコと中国:将来のヴィジョンを共有する二つの国」というタイトルの記事を発表した。 エルドアン大統領は、 全文をよむ

2019-06-30 新駐トルコ・米国大使はサターフィールド氏 (Hurriyet紙)

米国上院は、米国駐アンカラ大使として以前より名前の挙がっていたデイビッド・サターフィールド氏を任命した。      米国駐アンカラ大使館はTwitterアカウントで、「昨晩、米国上院はデイビッド・サターフィールド大使を米国駐アンカラ大使に任命した。近いうちに彼を迎えることを楽しみにしている」と共有した。      ■サターフィールド氏の人物像       サターフィールド氏は米国外務省における最上級外交官の一人として注目されている。    1980年以降、特に中東で数々の職務を歴任したサターフィ 全文をよむ

2019-06-29 トランプ歴史的発言「悪いのはオバマ、エルドアンは悪くない」 (Hurriyet紙)

アメリカのドナルド・トランプ大統領は大阪で記者会見を開き、S-400(地対空ミサイル)に関する緊張とトルコについて重大発言を行った。アメリカのトランプ大統領は、特にエルドアン大統領は意思の強い人物であり、彼に対し不当に振舞われてきたという考えを示し、「オバマ前大統領は公正でなかった。エルドアン大統領に罪はない」と述べた。トランプ大統領の歴史的ともいえる今回の発言の要約は以下の通りだ。      「トルコはオバマ政権時、アメリカのパトリオットミサイルを購入することを望んだが、オバマ政権は売らなかっ 全文をよむ

2019-06-29 エルドアン大統領「トランプ、制裁なしと発言」 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は日本で開催されたG20首脳会談の記者会見においロシア製地対空ミサイルシステム「S400」に関する質問に対し「トランプ大統領から制裁措置はないと聞いている」と回答した。    エルドアン大統領は、S400の購入に関して「現在配備プロセスの真っ最中であり、配備プロセスの中でこのような合意があったことは否定できない。そのようなことはトルコのような国家にはそぐわないし、もうこれは済んだことだ」と話した。  レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、G20首脳会談に関し 全文をよむ

2019-06-28 エルドアン大統領、大阪で各国首脳と会談 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領はG20サミットに出席するために訪れている日本の大阪で各国の首脳と会談を始めている。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、G20サミットでフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談を行った。      メヴリュト・チャヴシュオール外相、ベラト・アルバイラク財相、フルスィ・アカル国防相、イブラヒム・カルン大統領報道官もこの会談に同席した。      サミット会場であるインテックス大阪で行われた会談は、メディアに非公開で1時間に及んだ。      エルドアン大統領は、 全文をよむ

2019-06-28 オカン大学大量解雇 (Hurriyet紙)

イスタンブル・オカン大学は、トルコの置かれた経済状況を理由として、大量の研究者と事務職員を解雇した。      通知は学長の署名付きで、「組織縮小決定」と題して大学運営側から送られ、今回の解雇は、「国内ならびに学内の経済状況により処分に踏み切らざるを得ない」と理由付けされた。また、通知では、「大学の評議委員会での決定に従い、学科・学部と大学院課程における充足率と学生割当数、労働へのコミットメントなどの項目が挙げられ、雇用契約の終結が教員職員へ知らされた。      ■契約更新後に無効宣言     全文をよむ

2019-06-23 バルザーニー北イラク・クルド自治政府大統領、トルコ訪問 (Hurriyet紙)

北イラク・クルド自治政府(IKBY)のネチルヴァン・バルザーニ大統領は、大統領選後初めての外国訪問としてトルコを訪れ、イラク・トルコ関係のつながりの新たな時代が始まると述べた。      北イラク・クルド地域政府(IKBY)のネチルヴァン・バルザーニ大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とメディア非公開の会談を行った後、アナトリア通信に会見を行った。      IKBYのバルザーニ大統領は、6月10日に地域政府の大統領に選出されたあと、初の外国訪問でトルコを訪問したことの重要性を強調し、 全文をよむ

2019-06-20 難民問題:スティーヴン・セガール氏、アイラン君のためにトルコに (Hurriyet紙)

著名な俳優であり人道特使としても活動をしているスティーヴン・セガール氏が、トルコ・アメリカ商業組合(TABA/AmCham)会長アリ・オスマン・アカトゥ氏の招待でトルコにやってくる。セガール氏は、2015年に家族と共にギリシアに逃れようとした際に、搭乗していたボートが転覆して遺体がボドゥルムの海岸に打ち上げられた3歳の『アイラン君』の映画において役を演じる。      2015年に家族と共にギリシャに逃れようとした際に搭乗していたボートが転覆し、遺体がボドゥルムの海岸に打ち上げられた3歳のアイラ 全文をよむ

2019-06-20 米国、トルコのロシア製ミサイルS-400配備への制裁措置準備中 (Cumhuriyet紙)

アメリカ合衆国の政治軍事を担当するクラーク・クーパー国務次官補は、マイク・ポンペオ国務長官がミサイル防衛システムS-400の件でトルコへの発動が検討される制裁措置の厳格化を議論していると述べた。      クラーク・クーパー国務次官補(政治軍事担当)は、アメリカとトルコの間に起きたS-400危機について会見を行った。      記者会見でクーパー氏は、「マイク・ポンペオ国務長官は現在、トルコへ発動される制裁措置について、適用され得るあらゆるレベルの制裁を分析している」と述べた。      クーパ 全文をよむ

2019-06-19 国連、カシュクチュ・レポート発表 (Hurriyet紙)

国連の超法規的・恣意的処刑に関する特別報告者のアニエス・カラマール氏は、サウジアラビアの新聞記者のジェマル・カシュクチュ氏殺害事件に関し報告書を作成し、その中で「カシュクチュ氏は、国際法に依ればサウジアラビアに責任があり、意図的に(計画されて)実行された超法規的な暗殺の犠牲者である」という表現を用いた。      国連人権高等弁務官事務所(OHCHR) 国連広報センターは、今日、101ページに及ぶ報告書を発表し、「国連事務総長(アントニオ・グテーレス氏)は、カシュクチュ氏の殺害に関する犯罪を決着 全文をよむ

2019-06-16 サウジアラビア・サルマン皇太子、カキュクシュ(カショギ)氏殺害事件を語る (Cumhuriyet紙)

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、シャルクル・アウサト紙へ以下のように話した。       サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、ジャーナリストジェマル・カシュクチュ(カショギ)氏殺害について言及した。サルマン皇太子は、「カシュクチュ氏殺害を政治的問題化するのは、やめるべきだ」と話した。       事件のことを「非常に残虐な罪」と述べたサルマン皇太子は、サウジ国が裁判に関し厳格な捜査を進め、正義を貫くよう努めるとした。    また、サルマン皇太子は、ジャーナリス 全文をよむ

2019-06-16 エーゲ海問題、ギリシャ・トルコ会談へ (Hurriyet紙)

エーゲ海の緊張緩和と事故頻度を引き下げる目的で行われる、トルコとギリシャの国防大臣代表団同士の会談の第2ラウンドが、明日アンカラで始まる。      ギリシャ代表団をディミトリス・カヴラコス海軍少将が率いる。先月にアテネで成功裏に終わった会談第一ラウンドの際には、ギリシャ代表団はニコス・ザハリアディス中将が率いていた。しかし、ザハリアディス中将は、ギリシャは7月7日総選挙期間中であり、新政権樹立まで会談は延期されるべきであるという理由でアンカラ訪問を拒否した。この件で、ギリシャ国防相エヴァンゲロ 全文をよむ

2019-06-15 EU南ヨーロッパ会議のキプロス決議にトルコ反発 (Hurriyet紙)

外務省が行った発表で「EU南ヨーロッパ会議の声明にあるエーゲ海、東地中海、キプロスに関する国際法に反する主張を我々は拒絶する。」と述べられた。      外務省は、ヨーロッパ連合(EU)加盟の南ヨーロッパ諸国(MED7)第6回会議の結果、受理された共同声明においてエーゲ海、東地中海とキプロス問題に関する主張に反対し、声明での主張は「偏った、真実に繋がらない、国際法に反している」と強調した。      外務省から第6回MED7会議で受理された共同声明について書面での発表が行われた。発表では「フラン 全文をよむ

2019-06-14 イラン「米国こそ、テロ国家」 (Milliyet紙)

イランのザリフ外相は、タンカー爆発事件を受けて「アメリカは信憑性の高い、もしくは間接的な証拠を示すことなくイランを非難しており、「チームB」はイランに対し、日本の安倍晋三首相の外交的努力を標的にした妨害外交を行っていることが明らかだ」と述べた。      イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリフ外相は、ホルムズ海峡での石油タンカーの襲撃事件に関連してアメリカが「妨害外交」を行っていると非難した。      ザリフ外相は自身のツイッターアカウントで、ホルムズ海峡でのタンカー襲撃事件で、アメリカは信 全文をよむ

2019-06-14 トルコと日本、自由貿易協定協議 (Hurriyet紙)

ルフサル・ペクジャン通商大臣は、日本のつくば市で開催されていたG 20貿易・デジタル経済大臣会合に関して、アナドル通信社に対し評価を行った。      ペクジャン氏は、会合の中では、重要なセッションに参加し実りある話し合いを行ったと述べ、トルコは持続可能で、ルールに則った、そして公正かつ自由な貿易を支持すると強調した。      ペクジャン氏は、G20訪問の中で、カナダのジム・カー国際貿易多様化大臣と共同経済通商協力委員会(JETCO)についての合意書に署名したことに触れ、「この合意は政治的なレ 全文をよむ

2019-06-12 ロシア・トルコ、イドリブの停戦合意 (Cumhuriyet紙)

ロシアのシリアにおける両者合意機関長官のクプーチシン陸軍准将はイドリブにおける緩衝地域においてロシアとトルコの調停で停戦合意がなされるたことを述べた。      ロシアのシリアにおける両者合意機関長のクプーチン陸軍准将は今日の記者発表で「ロシア側の試みによってロシアとトルコの調停で、緩衝地域の全域で6月12日の0時以降の完全な停戦に関しての合意がなされた。」と発表した 。       スプートニク紙によると、合意がなされた後、兵士たちによる銃撃の数の大幅な低下がみられたことを述べた長官は、この2 全文をよむ

2019-06-12 アゼルバイジャン・ジョージア・トルコ3国防相会談 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンのゲベレ市にあるハイダル・アリーイェフ会議場で開かれた第7回アゼルバイジャン-ジョージア-トルコ防衛相三者会談の後、フルシ・アカル国防相はアゼルバイジャンのザキル・ハサノフ防衛相とジョージアのレヴァン・イゾリア防衛省とともに会合で採択され決議に関する議定書に調印した。      調印式の後にアカル国防相はスピーチを主催者にもう一度感謝の言葉を述べるところから始めた。会談で南カフカス地域に関して共通の見解を持つ大臣が一堂に会し、地域問題を取り扱う機会を得られたとアカル国防相は話し、 全文をよむ

2019-06-07 ロシアS-400地対空ミサイル納品は2か月以内に始まる? (Cumhuriyet紙)

ロシアの国防産業企業、ロステックのセルゲイ・チェメゾフCEOはS-400対空防衛システムのトルコへの輸送は2ヶ月以内に開始すると発表した。      チェメゾフCEOはサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)内で、ロシアのNTVチャンネルに行った発表にて、S-400の輸送プロセスは計画通りに進行していると述べた。   チェメゾフCEOはS-400に関して事前の支払いは完了したと話し、「融資され、費やされ、生産された。また(操縦者の)訓練も完了した。我々はS-400のトルコへの輸送を2 全文をよむ

2019-06-07 ダッチャで密航難民船、救助 (Hurriyet紙)

ムーラ県ダッチャ郡で、違法なルートでギリシャの島々を目指していたゴムボートのモーターが故障し、海に沈みかけていた14人の密航者が、沿岸警備隊により救助された。      事件は火曜日15時30分ごろ、ダッチャ郡のカレムリキ岬の沖合で起きた。密航者らの乗ったゴムボートがモーターの故障により沈みかけているという通報を受けて、沿岸警備隊が出動した。   隊員はボートで現場へ向かい、パレスチナ国籍7人、イラク国籍5人、そしてシリア国籍2人の計14人の密航者を救助した。海岸に連行された14人は、4人が子供 全文をよむ

2019-06-07 ドイツ、難民法を硬化 (Hurriyet紙)

ドイツ連邦議会は難民法の硬化を想定した法案を可決した。      ドイツ連邦議会は今日、ドイツ内務省が起案した難民法の改正案を、賛成372票、反対159票で可決した。111人の議員が棄権した。      この法改正により、難民申請が受理されず国外退去を通告されながらも、様々な理由でドイツ国内にとどまり続けてきた難民は、国外退去の可能性がより高くなったことが想定される。      改正案では、難民申請が受理されず国外退去を通告されている難民の失踪を防ぐために彼らを刑務所に収容できるようになり、難民 全文をよむ

2019-06-05 日本人女性、ハイヒールに#KuToo (Hurriyet紙)

日本で女性たちは、職場におけるハイヒールの着用義務に対して行動を起こした。       ハリウッドにおけるハラスメントスキャンダルの象徴である「MeToo」に似せた形で、日本の女性たちは、「靴の痛み」という意味の「KuToo」というキャンペーンを通じてこの要望を口にした。活動を率いている石川ゆみ氏は性差別に立ち向かっていると言った。       ■大臣はハイヒールを擁護       石川氏がインターネットを通じて開始した職場でのハイヒール着用義務に反対する運動には1万9千近くの署名が集められた。 全文をよむ

2019-06-03 エルドアンの外交日程明らかに―トランプ、プーチン、習、安倍… (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、イスタンブル広域市長選の後、幅広い外交活動を活発化させる。7月までにドナルド・トランプ米大統領、ウラジーミル・プーチン露大統領、中国の習近平国家主席、そして、日本の天皇陛下と面会する予定だ。      まず、タイイプ・エルドアン大統領は6月28-29日、日本の大阪市で行われるG20サミットにトルコを代表して参加する。このサミット期間中にドナルド・トランプ米大統領、ウラジーミル・プーチン露大統領らも含む各国首脳らと会合を行う予定だ。サミット期間中のこの重要な会談では、 全文をよむ

2019-06-02 パレスチナからの移住者子孫、エルサルバドル大統領に (Hurriyet紙)

中米の国エルサルバドルで、2月に行われた大統領選挙に勝利した、20世紀初頭にパレスチナ領から南米に移住した一家出身のナジプ・ブケレ大統領が、宣誓を行い職務を開始した。      宣誓式でスピーチを行った37歳のブケレ大統領は、エルサルバドルは政府の堕落や地震などの非常に大きな困難を経験したと述べ、エルサルバドルの再建が必要だと述べた。ブケレ大統領は、「ともに前に進もう」と述べた。      中米の国エルサルバドルで2月に行われた大統領選挙で、パレスチナにルーツを持つナジプ・ブケレ候補が勝利した。 全文をよむ

2019-05-30 対イラクペンチェ作戦続く (Milliyet紙)

イラク北部のハクルク地域で展開されている「鉤爪(ペンチェ)作戦」ではテロ組織メンバーによって当該地域へ設置された爆発物や地雷を管理の元起爆させ、処理している。トルコ国防省のツイッターアカウントが5月27日に開始された本作戦に関する情報を伝えた。      国防省のツイッターアカウントの最新のツイートによればPKKテログループの設置した即席爆発装置や地雷等を押収したことが伝えられた。      ■国防省の発表      国防省はイラク北部のハクルク地域で展開されている「鉤爪作戦」に合わせてザプ地域 全文をよむ

2019-05-30 アルメニア・アゼルバイジャン、緊張高まる (Hurriyet紙)

アルメニアとアゼルバイジャンの軍事境界線で、アゼルバイジャン軍の軍人がアルメニアのスナイパーの発砲を受けて殉死した。      アゼルバイジャン国防省の会見で、アルメニア軍が軍事境界線のアーダム地方で休戦協定を破り、スナイパーが発砲した結果、アジル・オマロフという名の軍人が殉職したと発表した。      会見では、事件がナゴルノ・カラバフ問題の解決に向けて動いている欧州安全保障協力機構(OSCE)ミンスク・グループの共同会長らがアゼルバイジャンに滞在している期間に発生したことに注意が引かれた。  全文をよむ

2019-05-30 ギュレン派容疑NASA職員トルコ系米国人、釈放 (Cumhuriyet紙)

ロイター通信社は、アメリカのトランプ大統領とトルコのエルドアン大統領との会談直後に、トルコで拘束されていたNASA職員のセルカン・ギョルゲ氏が釈放されたと報じた。      ギュレン派容疑で拘束されていたNASA職員のセルカン・ギョルゲ氏が釈放されたと明らかにされた。      ロイター通信社によると、ギョルゲ氏の妻は、NASAで働く夫が釈放されたと明らかにした。      NASA職員で38歳のギョルゲ氏は、2016年にハタイで拘束され、ギュレン派容疑により15年の禁固刑が求刑されていた。 全文をよむ

2019-05-29 トルコ、EUの加盟交渉進展レポートに反発 (Hurriyet紙)

ファールク・カイマクジュ副外務大臣兼EU常駐代表は、EU委員会の「トルコレポート」に関して、「報告書に記載されている不当でバランスを欠いた批判を受け容れることは出来ない」と述べた。      カイマクジュ氏は、EUの理事会において、今年10月に任期が満了する現在の欧州委員会が2019年拡張案の内容として今日発表した最新の「トルコレポート」に関して、報道陣に見解を述べた。   カイマクジュ氏の主な発言は以下の通りだ。      トルコは、この報告書に記載された、首尾一貫した合理的な批判の数々につい 全文をよむ

2019-05-28 北イラククルド自治政府、新大統領決定 (Hurriyet紙)

イラクのクルド自治区の議会は、多数決によりクルディスタン民主党の候補者ネチルヴァン・バルザーニー氏を同地域の大統領に選出した。      イラクのクルド自治区の議会での同地域の大統領選出のため81人の議員が出席しておこなわれた通常会合において、クルディスタン民主党(KDP)の候補者ネチルヴァン・バルザーニー氏が68票を獲得し同地域の大統領に選出された。      総勢5人の候補者が競い合った選挙では、KDPの連立政権のパートナーであり戦略的協定に最近、調印したスレイマニエを本拠地とするクルディス 全文をよむ

2019-05-24 カザフスタンとの協力強化へ―外相会議 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、トルコ・カザフスタン間の経済協力関係をより強化することの重要性を示し、「今後のプロセスとしては、合同経済委員会(KEK)を早急に実現させる必要がある」と話した。    チャヴシュオール外相及びカザフスタンのベイブト・アタムクロフ外相は、カザフスタンの首都であるヌルスルタンで行われた「トルコ・カザフスタン合同戦略企画第5グループ会議」の後に合同記者会見を開いた。    この会議の中で、今年カザフスタンがホスト国を務めるハイレベル戦略協同会議に向けた準備を視察した 全文をよむ

2019-05-22 北キプロス、政治危機回避 (Hurriyet紙)

北キプロス・トルコ共和国において、国民統一党(UBP)と人民党(HP)が連立政権を樹立することで合意した。      トルコ通信キプロスの報道によると、北キプロス・トルコ共和国において、国民統一党(UBP)と人民党(HP)が連立政権を樹立することで合意した。両党が明日午前10時に議会で政府の同意書に署名した後、11時に閣僚名簿が同国のムスタファ・アクンジュ大統領に提出される。      連立政権の樹立に向けて、UBPではエルスィン・タタール党首に全権が与えられ、HPと行われた会談の結果が、党の議 全文をよむ

2019-05-13 エルドアン・プーチン電話会談ーイドリブ問題 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。会談では両国の関係やイドリブの最新の動向について話され、両大統領はソチ協定の順守を確認した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。      エルドアン-プーチン会談について、ファフレッティン・アルトゥン大統領府通信局局長が自身のツイッターアカウントから詳細を投稿した。      会談では、両国の関係に加えてイドリブの最新の 全文をよむ

2019-05-11 パクデミルリ農林森林相、G20農業大臣会合に出席―新潟市開催 (Milliyet紙)

農林森林省のベキル・パクデミルリ大臣をリーダーとするトルコ代表団が、日本で開催された「G20農業大臣サミット」において、インド、中国、英国、オランダ、そして日本の農業大臣ならびに欧州委員グループと会談した。      農林森林省の発表によれば、日本の新潟県で始まったサミットの枠組みで、パクデミルリ大臣と同行者らからなるトルコ代表団は、初めてインド国務大臣で国立改革研究所メンバーさらに国連食糧農業機構の事務局長代理であるラメシュ・チャンド氏及びその代表団と一堂に会した。   会談では、インド-トル 全文をよむ

2019-05-04 泳いで密航トライのイラク人、逮捕 (Hurriyet紙)

ムーラ県ボドルム市の説明によると、シュノーケルやゴーグル、足ひれで泳ぎながら、違法な方法でギリシアの島々に向かおうとしたものの、疲れて溺れそうになっていたイラク籍のファエク・ハデ(42歳)が海岸警備員により救助された。      アクヤルラル沖でセーリングをしていたヨット「プラビダ」に乗っていた7人のロシア人観光客は、海に人がいるのを見て、違法難民を運ぶボートが沈んだ可能性があると考えて、救助信号をだした。   救助要請に基づき、沿岸警備隊南エーゲ海軍グループ司令部の2隻のボートと1隻の潜水チー 全文をよむ

2019-05-02 米国防省「ロシア製S400か米製F35か、どちらかだ」 (Cumhuriyet紙)

アメリカ合衆国国防総省のシャナハン副長官は、トルコのS-400の購入に関連した質問に対し、「どちらかだ、そうでなければF-35を保有することはない」との回答をした。      アメリカ国防総省(ペンタゴン)は、アメリカの技術をロシアが入手するリスクを理由として、トルコがF-35とS-400を保有することはないというメッセージを再びもう一度発した。   国防総省のパトリック・シャナハン副長官は、5月1日に合衆国議会下院の会計委員会に報告し、トルコがロシアからS-400ミサイル防衛システムを購入する 全文をよむ

2019-05-01 パキスタン、ギュレン派をテロ組織認定 (Cumhuriyet紙)

パキスタン内務省は、ギュレン派とつながりのあるパキスタン・チュルク国際時代教育財団をテロ組織のリストに加えたことを明らかにした。      パキスタン内務省は、パキスタン憲法裁判所が、ギュレン派とつながりのあるパキスタン・チュルク国際時代教育財団がテロ組織として認められたこと、その財産がトルコ教育財団に移されることに関する決定を承認し、行われた異議申し立てを棄却したのち、組織を国のテロ組織のリストに加えたことを発表した。       内務省は、ギュレン派とつながりのある組織が2019年4月18日 全文をよむ

2019-04-30 今なお活動するギュレン派国外学校は? (Hurriyet紙)

外務大臣メヴリュト・チャヴシュオール氏が、モルディヴ、アゼルバイジャン、ロシアを含む22カ国でギュレン派学校と語学学校の活動が閉鎖されたと話し、「75カ国でギュレン派と認められる学校の一部が現在活動中である。」と発表した。      MHP出身イズミルの国会議員ハサン・カルヨルジュ氏は、質問書でチャヴシュオール氏に「ギュレン派について、警告の目的で全世界で行われている干渉の結果閉鎖された、もしくはトルコ共和国に譲渡された教育機関がある国や地域はどこですか。いまだにギュレン派が経営する学校がある国 全文をよむ

2019-04-28 北京で新シルクロード一帯一路構想の大会議 (Hurriyet紙)

中国をグローバル経済に組み込むことを目標とした「一帯一路」インフラプロジェクトの第2回サミットが北京で始まった。サミットには、37カ国の首脳が参加した。中国の習近平国家主席は、「新シルクロード」と呼ばれるこのプロジェクトによって北京が世界の覇権を作り上げようとしているという主張を否定した。      世界第2位の経済大国である中国をグローバル経済に組み込むプロジェクト、「一帯一路」の第2回会議が中国の首都北京で始まった。中国の習近平主席は、会議の開会式でスピーチを行い、このプロジェクトに関する疑 全文をよむ

2019-04-26 ウクライナ大統領選勝利のゼリンスキー、当選直後にトルコへの旅 (Hurriyet紙)

ウクライナ共和国大統領選挙に勝利したヴォロディーミル・ゼレンスキー氏が、休暇のためにトルコを来訪した。      ウクライナのヴォロディーミル・ゼレンスキー新大統領は、選挙での勝利の後、休暇のためにムーラ県のボドルム市を来訪した。      大統領選挙に勝利したゼレンスキー氏は、ギュヴェルジンリキ区にある五ツ星ホテルに落ち着き、休暇に入った。      ゼレンスキー氏が滞在するホテルの周囲では、医療チームとともに護衛車が待機しているのが目撃された。      ゼレンスキー氏は、ソーシャルメディア 全文をよむ

2019-04-24 シリアに、今度はアルメニア系反トルコ部隊? (Milliyet紙)

(アルメニアでは)いわゆるアルメニア大虐殺の追悼記念日として制定される4月24日に、シリアのロジャヴァ地方でテロ組織クルド人民防衛隊(YPG)傘下のアルメニア部隊が組織されたことが明らかになった。       テロ組織クルド人民防衛隊の傘下に集まったこのアルメニア人テロ組織の戦闘員全員が、1915年に強制移住させられた家族や親族で形成されていることが明らかにされた。女性テロリストも含むこのテロ組織には、イスラム国との戦争で命を落としたトルコ・マルクス・レーニン主義共産党(TKP/ML TİKKO 全文をよむ

2019-04-22 トルコ、米のイラン石油輸出特例措置撤廃を批判 (Hurriyet紙)

アメリカがイラン原油の輸入禁止制裁について特例措置を適用していた8ヵ国に対し、特例措置の打ち切りを決定したことに対し、メヴリュト・チャヴシュオール外相は反発した。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、自身のツイッター・アカウントから次のように述べている。      「アメリカの、イラン原油輸入禁止に関する特例措置の打ち切りは、地域の平和と安定のためにならず、イラン国民にとって有害となるだろう。一方的な制裁や、我々が隣国とどのような関係を築くかに口を挟むことは、受け入れられない。」   全文をよむ

2019-04-21 スリランカ・テロ、トルコ人2名犠牲に (Hurriyet紙)

スリランカ警察は、首都コロンボとネゴンボ、バティカロアの各都市にあるホテル3か所と教会3か所を標的としたテロの後、首都コロンボ近郊の都市デヒワラの動物園近くにあるホテルを標的とした新たな爆発がさらに起こったと発表した。新たなテロによって、第1報によると、2人が亡くなった。7回目の爆発の後、首都コロンボでホテルを標的とした新たな爆発がさらに起こったことが発表された。教会とホテルを標的としたこれらの襲撃による死者は207人に上った。これらのテロ攻撃でトルコ人2人が命を落とした。亡くなったトルコ人の名 全文をよむ

2019-04-20 日本の大学でクルド語授業が開講 (その他紙)

私たちが暮らす土地から1万2000キロ離れた日本で、近年クルド語への関心が高まっている。そのような流れの中、日本の大学でクルド語が選択授業として開講された。またヌビハル出版が刊行する日本語-クルド語の文法書と辞書が本棚に並んだ。東京外国語大学クルド語講師ワッカス・チョーラク氏が、オンライン・メディア「イェニ・ヤシャム」紙のネースィルヴァン・ギュネル記者へ、日本人のクルド語への関心を解説した。以下、インタビューの全文を掲載する。      ■日本で初のクルド語辞書とクルド語文法書が出版されました。 全文をよむ

2019-04-19 マクロン仏大統領、PKKの代表団と面会 (Hurriyet紙)

マクロン仏大統領が、SDGを名乗るテロ組織YPG/PKKの代表団との間で会談を行い、フランスはトルコの安全保障に忠実であることを表明したと報じられた。      フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、SDGを名乗るテロ組織YPG/PKKの代表団との会談において、フランスはトルコの安全保障と、シリア・トルコ間の国境の緊張緩和に忠実であると述べたと報じられた。      エリゼ宮殿から発表された文書声明によると、マクロン大統領はYPG/PKKの代表団の訪問を受けた。      マクロン大統領は会 全文をよむ

2019-04-16 32万シリア人、安定化とともに故郷に戻る (Hurriyet紙)

スレイマン・ソイル内務大臣は、アフリーンとイドリブで368地点、ユーフラテスの盾(作戦)地区では285地点において援助活動を継続していることに言及し、「地域の正常化により帰還者も増えている。これまで32万1093人のシリア人がこの安全地帯へ帰還した」と語った。      スレイマン・ソイル内務大臣は、アンカラ県クズルジャハマム区のホテルで開催された「災害緊急時対策庁(AFAD)副知事調整会議」に出席した。ソイル内相は同会議で演説し、災害対策への理解が大きく変わったと話し、もはや災害の勃発時にのみ 全文をよむ

2019-04-16 アルバイラク財務相、トランプ大統領と面談 (Hurriyet紙)

国際通貨基金(IMF) -世界銀行とG20会談のためにアメリカ合衆国に来たアイバラク国庫財務相は、ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領に会った。      ベラト・アイバラク国庫財務相は「トランプ大統領にメッセージを伝えた。大統領から、非常にポジティブな返答が来た。トルコに帰国したら、必要なメッセージをエルドアン大統領にお伝えする。」と述べた。      トルコ-アメリカ労使協議会 (TAİK-ATC) によって37回目が開かれた「職場復帰」というテーマの会議の枠組みでワシントンにて記者たち 全文をよむ

2019-04-12 フランスの4月24日「アルメニア虐殺の日」へ、CHP反発 (Hurriyet紙)

共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、フランスの4月24日*に関する決定に関して、「トルコとアルメニアの間の問題の解決は、第三国の度を超えた介入をもってではなく、両国の間での対話をもって可能となるのである。」と述べた。      クルチダルオール氏は、ツイッターのアカウントで、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が大統領令として、「4月24日を追悼の日」と宣言したことに対して反応を示した。      ケマル・クルチダルオール党首は、以下のように述べている。「フランスのマクロン大統領が、 全文をよむ

2019-04-12 イスラエル選挙を読む (Hurriyet紙)

イスラエルの総選挙では、どの党も単独では政権に就くのに必要な議席数に達しなかったことから、連立政権のシナリオが持ち上がっている。      イスラエルの中央選挙委員会が公表した未確定の結果によると、昨日実施された選挙は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相率いるリクードと、ベニー・ガンツ元参謀総長と元ジャーナリストのヤイール・ラピッド氏が率いる「青と白」連合の対決となった。       票の94パーセントが開票され、リクードそして「青と白」連合は、それぞれ国会に35名ずつ議員を送り出した。      予想 全文をよむ

2019-04-08 プーチン・エルドアン会談、ロシアとの蜜月をアピール (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領とプーチン氏の会談においてロシアのS-400システムの合意と共に、シリアのイドゥリブを中心とする展開が議題となった。ロシアのリーダーはトルコに向かって「議題では他のロシア製の軍事製品を輸送する計画もある」と述べた。      トルコで地方選挙についての議論が続く中、タイイプ・エルドアン大統領は選挙後初の外国訪問をロシアで実現させた。エルドアン大統領は高レベル協力会議の第八回会議のためにモスクワを訪問し、ウラジミール・プーチン大統領と会談した。クレムリン宮殿で行われた非公開会談は2 全文をよむ

2019-04-06 米・露・トルコ関係のハイブリットな戦い (Milliyet紙)

米土関係は深刻な試練のときを迎えている。危機状態は日々深まっている。さらに、双方が頑なに立場を変えようとしない現状では、問題は新たな局面に到達し、且つ他の分野にまで飛び火する可能性がある。最近、相互の見解が相次いでいることは、もちろん偶然ではない。米国側は選挙期間においては沈黙を守り、控えめな評価をするよう気遣いを見せた。そして今、一斉射撃のように非難を強め始めたのである。  二国間で解決が待たれる問題のリストは、非常に長い。その内の一部は適切に管理されない場合、「永続的なダメージ」の原因となり 全文をよむ

2019-03-28 オランダのバス襲撃事件、死者4人に―犯人はトルコ系 (Cumhuriyet紙)

3月18日に、オランダのユトレヒト市でトルコ生まれのギョクメン・タヌシュ容疑者が実行したバス襲撃事件による死者数が4人に上った。      オランダのユトレヒト市で「10月24日広場」の路面バス停留所で起きた銃撃での死者が4人となった。   オランダ警察は、3月18日に発生したこの襲撃で負傷した74歳の男性が治療を受けていた病院で亡くなり、これで襲撃による死者が4人に増えたと発表した。警察は、襲撃で負傷した2人の治療が続いていることもあわせて発表した。      ■検察はギョクメン・タヌシュ容疑 全文をよむ

2019-03-27 トルコ・タンカー、難民に乗っ取られる―リビア沖 (Cumhuriyet紙)

トルコを出発したタンカー船が、リビア沖で救出した難民によって乗っ取られた。イタリアのサルヴィーニ内相は、船の救出のためにリビア沿岸警備隊の対応を要請した。      トルコ人船長の運航する、トルコから出発した「エル・ヒブル1」船は救出した難民によって乗っ取られた。難民らは船をでマルタまで行くよう要求したと言われている。イタリアメディアによると、108人の難民を乗せた船がリビアを出発した直後に沈み、トルコのタンカー船によって救出されたことがわかった。難民らは、トリポリまで戻されることがわかると、船 全文をよむ

2019-03-20 ニュージーランド・モスク襲撃犯、トルコでの足跡 (Hurriyet紙)

ニュージーランドのクライストチャーチで2つのモスクに銃を乱射し、50人を犠牲にした28歳のブレントン・タラントは、2016年3月、マニフェストにおいてそのミナレットを破壊すると脅迫したアヤソフィアすぐ近くのホテルに3泊し、同年10月にもファーティフ、アクサライのホテルで3泊したことが明らかになった。      タラントがイスタンブルの他にもアール、スィヴァス、トカト、コンヤ、アンカラ、エディルネ、イズミルとメルスィンにも行ったことが確認された。タラントは訪れた町で歴史的な出来事が起こった場所を回 全文をよむ

2019-03-19 シャナハン米国防副長官「シリア問題、トルコと緊密な連携」 (Cumhuriyet紙)

パトリック・シャナハン米国防副長官は米国のシリアからの撤退プロセスについて、「トルコと緊密に連携している。かれらは戦略的パートナーだ。さらに重要なシリアでの我々の軍削減計画もおこなっている。」と述べた。      シャナハン米国防副長官は米国防総省(ペンダコン)でフロランス・パルリ仏軍事大臣と会合を開いた。      シャナハン米国防副長官は会合前に記者会見を行い、フランス代表とまずシリアに関する両国間の多くの問題を取り上げる予定だと述べた。      同米国防副長官はウォール・ストリート・ジャ 全文をよむ

2019-03-19 キルギス・タジキスタン国境紛争に新展開 (Hurriyet紙)

キルギスのジェニシュ・ラザコフ副首相とタジキスタンのアジム・イブロヒム副首相は、二国間の道路工事が原因で発生した問題の解決が期待されている協力議定書に署名した。      首相府プレスセンターが行った説明では、二国の安全保障責任者である副首相の間で、署名された協力議定書によると、二国の共通の利益を考慮に入れ、キルギスの南にあるバトケン地域にあるキョクーアクサイータムドゥック高速道路で建設作業が続けられることと、国境地域にある道路が再び開通することが盛り込まれていることが述べられた。   説明で、 全文をよむ

2019-03-18 オランダのバス車内銃撃、犯人はトルコ出身男性 (Hurriyet紙)

オランダの銃撃事件で3人が死亡、9人がケガをした。事件を起こしたギョクメン・タヌシュ容疑者は、「家庭内の問題」を理由に、路面電車に乗っていた親族に発砲し、その後救助に入ろうとした人々に発砲したことが明らかになった。   カイセリ県に住む容疑者の父、メフメト・タヌシュ氏は、「息子とは11年間会話がなく話していない。彼がやったのなら彼は罰を受けなければならない」と述べた。オランダの公共放送機関NOS(オランダ放送協会)は、容疑者がかつて暴行や様々な脅迫行為していた記録があるという証言を取り上げた。  全文をよむ

2019-03-18 イランからの発表、国境でトルコと共同作戦 (Hurriyet紙)

イラン内務省副大臣ヒュセイン・ズュルフィカリは、トルコ・イラン国境の統制のために共同作戦を実施すると述べた。      ズュルフィカリ副大臣は、首都テヘランでの記者会見でイラン国境の警備に関して話した。      同副大臣は、トルコとの共同国境防衛のためにとてもいい一歩が踏み出せたと述べ、「私たちは、トルコ・イラン国境で共同作戦を行う。国境は全体として問題はない」と述べた。      スレイマン・ソイル内務大臣は、3月6日に参加したアナトリア通信編集会議でイランと重要な協力を行ったと述べて、「過 全文をよむ

2019-03-17 欧州メディア、ニュージーランドモスク襲撃犯をテロリストと呼ばず (Hurriyet紙)

英国放送協会BBCはニュージーランドにおいて49名のムスリムが命を落とした虐殺へ「テロ攻撃」という表現を使わず、デイリー・ミラー紙もまたテロリストの子供時代の写真を掲載し、「天使のような子供」と述べた。      いくつかの英国の報道機関はニュージーランドの二つのモスクを対象としたテロ攻撃に関してのニュースでヨーロッパにおけるテロ攻撃と比べて異なる表現を用いることを好んだ。      世界の主要報道機関では襲撃に関するニュースは大抵テロ攻撃という見出しと共に報道される一方、BBCは虐殺に関するニ 全文をよむ

2019-03-17 トルコ外相と副大統領、ニュージーランド慰問 (Hurriyet紙)

フアト・オクタイ副大統領とメヴリュト・チャヴシュオール外相は、テロ攻撃が発生したクライストチャーチに到着した。      フアト・オクタイ副大統領とメヴリュト・チャヴシュオール外相は、2か所のモスクに向けたテロ攻撃で50人の命が失われ、50人が負傷したニュージーランドのクライストチャーチの街を訪れた。オクタイ副大統領とメヴリュト・チャヴシュオール外相、同行の代表団を乗せた特別機TC-CANは、現地時間18時ごろクライストチャーチ空港に着陸した。      オクタイ副大統領とチャヴシュオール外相は 全文をよむ

2019-03-16 欧州議会トルコ担当官「今のトルコではEUは無理」 (Cumhuriyet紙)

欧州議会のトルコ担当官カティ・ピリは、「現在のトルコ及びEUの状況では、トルコのEU加盟は難しい」と発言した。ピリ担当官は、「(トルコ政府は)私の後任ともより多くの問題に対処せねばならなくなるだろう」と述べた。      欧州議会で5年間に渡りトルコを担当しているピリは、(ドイツの)ドイチェ・ヴェレのトルコ語放送のインタビューに応じた。      ピリ担当官はインタビューの中で、草案を自らが準備し、欧州議会がトルコとEU間の加盟交渉の一時中断決定を提案することになった決定について、重要な発言をし 全文をよむ

2019-03-16 ニュージーランド・テロ犯、トルコ滞在歴 (Cumhuriyet紙)

ロイター通信はある関係筋からの情報として、ニュージーランドで襲撃事件を起こしたブレントン・タラント容疑者が過去にトルコでの滞在歴があると伝えた。トルコ国営放送(TRT)は、タラント容疑者がトルコに入国した際の映像を公開した。    ニュージーランドのクリストチャーチ地区にある2ヶ所のモスクで発生し、49人が犠牲となったテロ事件の犯人であるブレントン・タラント容疑者が、過去にトルコに滞在していたことが明らかとなった。    ロイター通信がトルコ人関係者から得たという情報によると、ブレントン・タラン 全文をよむ

2019-03-15 ニュージーランドでモスク・テローエルドアンも暗殺リストに (Cumhuriyet紙)

ニュージーランド・クライストチャーチで、10分の間を置いて金曜礼拝中の2つのモスクに対してテロ攻撃が発生し、49人が死亡した。ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は、現地時間13:40と13:50にクライストチャーチの2つのモスクで発生した攻撃について「テロ攻撃」であると明らかにした。      ニュージーランドで2つのモスクに対するテロ攻撃があり、49人が死亡した。同国首相はこの事件について「詳細まで計画されたテロ攻撃である」と明らかにしている。使用された武器には、ヨーロッパがムスリム 全文をよむ

2019-03-14 EU、シリア難民支援でトルコに15億ユーロ支援 (Cumhuriyet紙)

フェデリーカ・モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表は会見で、「トルコにいるシリア人のために、2回目として30億ユーロのうち15億ユーロを拠出することを確認したい」と述べた。      モゲリーニ氏は、ブリュッセルでEUと国連が開催した「シリアと周辺地域の未来への支援」会議の開会式において、シリア問題は軍事的にではなく政治的に解決されるべきだと強調した。      モゲリーニ氏は国連が主導するジュネーブ会談が、議論を経た政治的解決策を見出だすために重要な役割を負っていると述べ、それと同時に停戦 全文をよむ

2019-03-12 トルコ軍、イドリブで巡回へ (Hurriyet紙)

先週の金曜日(3月8日)、イドリブである重大なことが初めて行われた。約1年間同地で活動しているトルコ軍(TSK)の監視地点にいる部隊から構成された一団が、初めて装甲車による巡回任務をイドリブで行った。      アナトリア通信社(AA)の報道によると、巡回は、アレッポから25キロメートルほど南のアル・ハデル郡にあるテル・エイス村で、TSKの第6番監視地点からスタートした。トルコ国旗を掲げた装甲車は、隊員を乗せて南方に出発し、まず20キロメートル離れたセラキブ郡のテル・トゥカン村の第7番監視地点に 全文をよむ

2019-03-08 独ターゲットの詐欺商法、摘発ーデニズリ、アダナ (Cumhuriyet紙)

デニズリを中心にイスタンブル、アダナ、アンカラ、イズミル、アフヨンカラヒサルの各県で行われた当局の手入れにおいて、ドイツ人をターゲットにした詐欺目的で設置されたコールセンターが特定された。      容疑者らはデニズリとアダナに設置したコールセンターから電話をかけ、繋がったドイツ人に「あなたはトルコで賞金を獲得しました」、「自動車を獲得しました」などと言ってこの賞金や自動車を受け取るための「税金」という名目で金銭を要求し、騙し取ったとされている。75人が逮捕され、その内5人が勾留されており、中で 全文をよむ

2019-03-08 米国防省、トルコに警告「ロシア製S-400購入の代償は大きい」 (Cumhuriyet紙)

米国防総省のチャーリー・E・サマーズ報道官は、トルコがロシアから「S-400」防衛システムを購入したことについて見解を明らかにした。      米国防総省(ペンタゴン)チャールス・E・サマーズ報道官は、トルコがロシアから「S-400」防衛システムを購入することは、両国の軍事関係に深刻な影響を与えるとし、「F-35とパトリオットの購入は難しくなるだろう。」と語った。      サマーズ報道官代行は、ペンタゴンで行われた記者会見で記者からの質問に答えた。      同氏はトルコがロシアから「S-40 全文をよむ

2019-03-02 PKK/YPG、IS捕虜をトルコに送り込む? (Hurriyet紙)

テロ組織YPG/PKKは、シリアを包囲しているISのテロリストとその家族に、自分たちの占領地域外に退去する約束を与え、テロリストが再びトルコ領内に侵入する道を開いた。      YPG/PKKとアメリカがシリア・イラク国境のデリゾール県にあるバゴズの町に追いやられた最後のISの一団と2月15日に協定を結んだ後、ISの包囲とその家族らの避難が続いている。      アナトリア通信は、2つのテロ組織が結んだ協定の内容を掴んだ。      これによると、YPG/PKKは、ISとその家族が、希望する場合 全文をよむ

2019-03-02 「灰色の狼」指のポーズ禁止、罰金4000ユーロ―オーストリア (Cumhuriyet紙)

オーストリアで『灰色の狼』の指ポーズを禁止した『シンボル法』が施行され、灰色の狼の指ポーズをした人々には最高で4000ユーロの罰金が科される。      オーストリアで2018年12月に議会で採択されたシンボル法は、先月立法手続きを完了させ、2019年3月1日から施行された。      国内で2015年にイスラム国やアルカイダのようなテロ組織のプロパガンダを未然に防ぐ目的で施行されたシンボル法は、イスラム同胞団、ハマス、レバノンのヒズボラの軍事部門、テロ組織PKK、クロアチアの民族主義団体ウスタ 全文をよむ

2019-03-01 中国、ウイグル問題でトルコを脅迫 (Cumhuriyet紙)

中国は、トルコが東部トルキスタンにおけるチュルク系ウイグル人に対する中国政府の対応を今後も批判し続けた場合、二国間の経済的関係は危機的状況に陥るだろうと伝えた。特に、トルコで大規模な投資が期待されるエネルギーやインフラ関連企業が、今回の関係悪化でマイナスの影響を受けるだろうと中国は伝えた。    ロイター通信に向けてコメントしたデン・リー駐トルコ中国大使は、以下のように話した。「友人間でも誤解や意見の相違は起こりうるでしょう。しかし、われわれはそれらを対話によって解決することができます。社会のい 全文をよむ

2019-03-01 ギリシャのビザ事務所、トラブゾンに開設へ (Hurriyet紙)

ジョージナ・ソウルタナポウロウ在イスタンブル・ギリシャ総領事は、トラブゾンにギリシャのビザ事務所が開かれる予定であると発表した。      ソウルタナポウロウ氏はトラブゾン商工会議所を訪れ、スアト・ハジュサリヒオール会長、幹部の面々と会合を開いた。      ソウルタナポウロウ氏は訪問で両国の貿易関係について話し合う機会を得たと述べ、3月15日から総領事館ビザ事務所がトラブゾンでサービスを開始する予定だと語った。      ギリシャ総領事はトルコ国民がビザの手続きのためにもうイスタンブルまで行く 全文をよむ

2019-03-01 シリア船籍船、ボスフォラス海峡通過 (Cumhuriyet紙)

シリア船籍の貨物船がイスタンブルのボスフォラス海峡を通過した。シリアのタルトゥス港へ向かうために出発した船はマルマラ海に到達した。      サカルヤ・カルス港から荷物を積んだシリア船籍の貨物船「ソウリア号」は、16時ごろに黒海からイスタンブルのボスフォラス海峡へと入った。全長138メートル、幅21メートルのソウリア号は、約1時間後にファーティヒ・スルタン・メフメト大橋の下を通過した。      約1時間半後、ボスフォラス海峡を通過し終えたソウリア号は、シリアのタルトゥス港へ向かうためにマルマラ 全文をよむ

2019-02-28 ジョージアとの新国境ゲート、明日開通 (Milliyet紙)

トルコのジョージアへと開かれた最も重要な国境税関ゲートであり建設ー運営ー移転(BOT)方式によって再開されたサルプ国境税関ゲートが明日、サービスを開始する。      通商省によって行われた発表によると、改修工事が完了されたサルプ国境税関ゲートの開設式がルフサル・ペキジャン大臣によって行われる。サルプ国境税関ゲートはトルコ商工会議所連盟(TOBB) の子会社である関税渡航マネージメント社(GTİ)によってBOT方式で2009年にリニューアルされた。特にIDカードによる出入国の開始によって混雑の観 全文をよむ

2019-02-27 トルコ・ブルガリア鉄道路線にEU支援決定 (Hurriyet紙)

EUのハルカル・カプクレ鉄道線プロジェクトへの2億7500万ユーロの援助に関する支援合意が明日調印される予定だ。      EUトルコ代表のインターネットにおける発表によると、イスタンブルをトルコ・ブルガリア間でつなぐプロジェクトのために行われる投資額は合計でおよそ10億ユーロと予測されている。当該の路線は、EUの2億7500万ユーロの支援により、トルコで行われるEUの支援が最も多いプロジェクトとなる。      路線の工事が完了した場合、消費者、生産者両者にとって16億ユーロの重要な利益をもた 全文をよむ

2019-02-25 欧州議会会場周辺でPKK支持者、43人逮捕 (Hurriyet紙)

フランスのストラスブールで活動するテロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)の支持者らが、欧州評議会の建物と警察官を襲撃した。      現地の報道によれば、テロ組織リーダーのアブドゥッラー・オジャランの拘留状況条件に抗議するため欧州評議会の前でデモを行ったPKK支持者が、暴動を起こして周辺を襲撃した。      PKK支持者らは石や危険物を投げて欧州評議会の建物のガラスや門を壊し、さらに建物の外にあるゴミ捨て場に放火した。      投石で警察官3名を負傷させたテロ組織支持者のうち4 全文をよむ

2019-02-24 アカル国防相、米訪問成果 (Cumhuriyet紙)

フルスィ・アカル国防相は、ペンタゴンでの折衝の後会見を行い、「マンビジュ・ロードマップの実現、この件における延期の排除、そしてこの件を一刻も早く完了させることを米国側も認め、この件について努力すると述べた」と語った。      フルスィ・アカル国防相とアメリカのパトリック・シャナハン国防長官代行は、ペンタゴンで一堂に会した。      フルスィ・アカル国防相と参謀総長ヤシャル・ギュレル大将は、訪米してペンタゴンを訪れた際、アメリカのパトリック・シャナハン国防長官代行、統合参謀本部議長ジョセフ・ダ 全文をよむ

2019-02-24 サウジアラビア、初の女性大使任命 (Hurriyet紙)

サウジアラビア初の女性駐米大使、リーマ・ビント・バンダル・ビン・スルタン・ビン・アブドルアジーズ・アル・スード王女は、元駐米大使であった父バンダル・ビン・スルタン・ビン・アブドルアジーズ氏の帰任から14年ぶりに同職に就任した。サウジアラビア史上、初の女性大使となる。       皇太子兼国防大臣のムハンマド・ビン・サルマン氏は、会議に出席するためエジプトにいた父のサルマン・ビン・アブドルアジーズ国王の代わりに初めて勅令を出し、駐米大使である兄弟のハリード・ビン・サルマンに代えてリーマ王女を指名し 全文をよむ

2019-02-23 トランプ政権、シリア撤兵を撤回 (Hurriyet紙)

ドナルド・トランプ米大統領は、「他の合同軍とともに我々もシリアに少数の勢力を残すことが可能だ。私は退かなかった。これらはシリアに駐留する兵士らのほんの一部に過ぎない」と話した。米国防総省はシリア北東部に安全地帯を設置するため、国際連合を支援する名目で数百人の兵士を残留させると発表した。一方でアメリカのシリア撤退プロセスに関する議論が続く中、米政府は200人程の兵士をシリア北東部に、さらに200人程度を南東部のアルタンフに駐留させる形で、約400人の兵士を一定期間シリアに残留させると公表した。   全文をよむ

2019-02-22 トランプ・エルドアン、緊急電話会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領と電話で会談した。会談では,双方の諸問題のほか、シリアで生じている最新の展開が取り上げられた。      大統領府の情報筋から得られた情報によると、エルドアン大統領とトランプ大統領の間で行われた電話会談では、双方の諸問題に加え、シリアで生じている最新の展開が取り上げられ、政治プロセスを支持することの重要性が強調された。また,あらゆる種類のテロに対して戦うことは両国共通の決意であることも強調された。      エルドア 全文をよむ

2019-02-21 ヨーロッパ人権委員会、ハサンケイフ訴えを棄却 (Hurriyet紙)

欧州人権裁判所(AİHM)はバトマン県ハサンケイフ郡におけるウルス・ダム建設によって文化遺産が被害を受けるとの申し立てを棄却した。      ストラスブールに本部を置く欧州人権裁判所はオルシュ・アルク教授、メティン・アフンバイ教授、ゼイネプ・アフンバイ博士、オズジャン・ユクセキおよびムラト・カノ氏から2006年2月22日に「ハサンケイフ郡のウルス・ダム建設が文化財に被害を与えうる」との不服申し立てに判決を下した。      最終判決では申し立てが「受理できない」ものであるとし、本件がヨーロッパの 全文をよむ

2019-02-20 トルクメニスタンで女性運転に妨害? (Cumhuriyet紙)

トルクメニスタンの女性たちが、警察官が彼女たちを止めさせ、不当な理由で運転免許証を没収したと話している。      トルクメニスタンの反政府系報道機関のニュースサイト「トルクメニスタン・クロニクルズ」によると、今週末から、首都アシガバートで最も交通量の多いバウムスズルク通りとタラフスズルク通りで、交通警察が女性ドライバーを止めて車両を捜索しているという。      サイトに情報提供した目撃者は、「警察官は女性ドライバーに対して何かしらの違反があったとも言わず、ただ彼女たちの車を車列から外すための 全文をよむ

2019-02-19 欧州人権委員会、一日に4件トルコ有罪 (Cumhuriyet紙)

拷問と虐待を行ったこと、私有財産権を守らなかったこと、公正な裁判を行わなかったこと、宗教と思想の自由を侵害したことで、トルコは裁判で有罪判決を受けた。これら裁判の結果、トルコは37万5千ユーロ以上の賠償金を支払う。      トルコは今日、欧州人権委員会 (AİHM)で行われた4件の裁判すべてで敗訴した。   最初の裁判は、政府の拷問と虐待を受けたケマル・ギョミ受刑者の起こした訴訟だった。   ギョミは1993年に革命人民解放党(Dev-Sol)の党員であり、憲法秩序の武力による変革を試みたとし 全文をよむ

2019-02-19 トルコ・モルドヴァ間、身分証で行き来可能に (Hurriyet紙)

トルコの駐キシニョフ(モルドヴァの首都)ギュロル・ショクメンシュエル大使は、トルコとモルドヴァ間で相互に身分証による旅行が19日以降開始されると語った。      ショクメンシュエル大使はアナトリア通信特派員に対し、トルコとモルドヴァ両国間の関係を評価した。      ショクメンシュエル大使は、両国の間で署名され2019年2月19日以降に発効する協定により、国民は新型チップを内蔵した身分証を使ってモルドヴァで180日ごとに90日ビザ(査証)なしで滞在することが可能になると指摘した。      同 全文をよむ

2019-02-16 オランダ極右政党、トルコ系住民の選挙権奪う法案提出 (Yeni Safak紙)

オランダの極右政党、自由党(PVV)のヘルト・ウィルダース党首は二重国籍国民の国内選挙における投票と被選挙権を禁止するための法案を議会に提出した。ウィルダース党首は、法律の目的を「トルコ系とモロッコ系の有権者に支持されている平等党を国会や地方議会、市町村議会から排除するため」と発表した。      オランダの最大野党で極右政党の自由党(PVV)のウィルダース党首は、二重国籍者の投票権や政治活動を不可能にする法律案を提出した。ウィルダース党首は法律のねらいは「トルコ系とモロッコ系の有権者に支持され 全文をよむ

2019-02-16 カショギ殺害事件、新事実 (Cumhuriyet紙)

サウジアラビアの在イスタンブル総領事館でサウジアラビアのジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏を殺害した暗殺部隊は、カショギ氏殺害後、レストランに32㎏の生肉を注文していた。レストラン関係者は、これに関連する全ての情報を、捜査関係者に説明したと述べた。      カショギ氏殺害に関する捜査がイスタンブル最高検察庁により続く中、警察は、新たに明らかになった詳細や、寄せらせた情報を調査している。      捜査チームは、この凶悪な殺人事件の捜査を進めるにあたり、サウジアラビアから到着した暗殺チームが 全文をよむ

2019-02-16 分析―ソチのロシア・イラン・トルコ首脳会議の成果 (Cumhuriyet紙)

シリア問題において、トルコ外交の振り子は再びロシアに戻る形となった。ソチ会談により著しい反転を見せる結果となった。    外交団の代表者らによる外交関係におけるアプローチは、「外交とはビジネスである」というものだ。首脳らによる会談後の会見をこうした観点から評価すると、いくつかの要素が目に付く。ロシア・トルコ間における首脳会談前に軍事及び外交関係者が行った集中的な交渉は、話し合いを進めるための基礎を整えるものであった。この交渉におけるテーマの1つがイドリブについてだ。タイイプ・エルドアン大統領によ 全文をよむ

2019-02-14 ソチでロシア・イラン・トルコ首脳会議、そこからの見通し (Hurriyet紙)

昨日ソチでトルコ・ロシア・イランの大統領が参加して行われた第4回アスタナ・サミットの会見から「今後の見通し」まで、要約すると以下のような視点で見ることができる。      ■ロシアとの一致      ユーフラテス川東岸のシリア国境に沿った「安全地帯」の設定については、トルコとロシアの態度に歩み寄りが見られると言えるだろう。レジェプ・タイイプ・エル ドアン大統領が昨日ロシアのウラジミール・プーチン大統領との会談で、国際世論を前に「ロシアもこの案に好意的であることに満足している」と述べ、ロシア政府が 全文をよむ

2019-02-14 「海を超えてきたのだから、小川ではおぼれまい」ロシア・イラン・トルコ首脳会議 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国がシリアからの撤退を決めた後、トルコとロシア、イランの指導者が初めてソチで一堂に会した。エルドアン大統領は、シリア問題に関する首脳会談を終えると記者会見を行った。西側そして湾岸の諸国を非難し、「シリア危機の政治的解決の希望がこれほど生じたことはかつてなかった。海を越えた今、小川でおぼれることはあるまい」と述べた。      エルドアン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、イランのハサン・ロウハーニー大統領とソチで3首脳会談を行った。会談後、首脳たちは共同の記者会見に臨んだ 全文をよむ

2019-02-12 ドイツ、親PKK出版社を閉鎖措置 (Hurriyet紙)

ドイツは、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)と関係するメソポタミア出版とミル・マルチメディア社という名の会社の活動を禁じた。      ドイツ内務省の発表によれば、ホルスト・ゼーホーファー独内相の指示によりテロ組織PKKと関係のあるメソポタミア出版とミル・マルチメディア社の活動が禁じられたことが明らかとなった。      同発表では、この閉鎖(処置)は団体法に従っておこなわれたと説明され、午前からノルトライン=ヴェストファーレン州とニーダーザクセン州でこの問題の出版社及び団体に 全文をよむ

2019-02-12 中国政府、ウイグル詩人ヘイト死亡を否定のビデオ公開 (Milliyet紙)

中国政府は、死亡したとされるウイグル系トルコ人の詩人アブドゥッレヒム・ヘイト氏(57)が生存している証拠となるビデオの公開し、死亡したという発表を週末に行ったトルコ政府を非難した。トルコ政府はこれに反発した。      本紙に話をした情報筋は、ヘイト氏の生存は、中国政府が特に新疆ウイグル自治区で重大な人権侵害を行っている事実を払拭するものではないと強調し、以下のように話した。      「よくぞ外務省報道官はこの発表をしてくれた。これで中国政府はこの公表後ヘイト氏が生存していることを証明するビデ 全文をよむ

2019-02-12 Sedat Enginコラム:中国ウイグル問題でトルコ、明確な態度 (Hurriyet紙)

去る土曜日(2月9日)の夜8時ごろ、外務省のウェブサイトで公開されたハミ・アクソイ報道官の声明が、この2日の間に国際社会で様々な反響を引き起こしている。      声明では、ウイグル系トルコ人を対象にした差別的な措置を理由に、中華人民共和国をかなり強い言葉で批判している。外務省のこの批判は、中国政府から厳しい声明で反論を受けている一方で、世界のメディアも大きく注目する展開となった。      外務省報道官の声明は、8年間収容所に拘束されていたウイグル系トルコ人の有名な吟遊詩人、アブドゥッレヒム・ 全文をよむ

2019-02-06 米土ワーキンググループ会合で、協調強調 (Hurriyet紙)

アメリカ国務省は、米土ワーキンググループの最後の詰めで、双方がアメリカの首都ワシントンで行った会合について書面での発表を行った。      両当事者は、トルコ・アメリカ間の戦略的関係の重要性を訴えた発表を行い、その中で同盟に従って共通の懸念を表明する件でも合意したと明らかにした。      一方で、二者会談の後に、両国の代表団の中のワーキンググループが一堂に会したと述べられた。      代表団がシリア、テロ対策、防衛、外交的・法的問題を扱ったとし、「双方は、当該問題を進展させるために共に協力し 全文をよむ

2019-02-06 トルコ海軍のアデン湾派遣法案、1年延長 (Cumhuriyet紙)

アデン湾、ソマリア沿岸とソマリア沖、アラビア海と周辺地域におけるトルコ海軍の任期がさらに1年延長された。      トルコ大国民議会総会において、アデン湾、ソマリア沿岸とソマリア沖、アラビア海と周辺地域で任務に就くトルコ海軍の任期について、大統領府に1年間の権限を付与する法案の審議が終了した。総会では、武力行使権限の承認が1年間、延長された。      大統領府の許可書によりトルコ海軍が配置されることで、海域を通行するトルコ国旗を掲げたトルコに属する貿易船を効果的に保護し、海賊行為や略奪行為、海 全文をよむ

2019-02-05 ベネズエラ・マドゥロ大統領、エルドアンに熱烈メッセージ (Hurriyet紙)

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、スペインの民放局ラ・セクスタの番組でインタビューに答え、「私たちは、トルコとの同盟関係を、経済・貿易・金融・科学技術の点で強化し続ける」と述べた。      ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、スペインのラ・セクスタ・チャンネルで放送されている「サルヴァドス」という番組にゲスト出演し、ジャーナリストのホルディ・エヴォレの質問に答えた。マドゥロ大統領は、グアイド国会議長が行った呼びかけを受けて、大統領職を辞任する意向があるか否かを質問され、「我が国にとっ 全文をよむ

2019-02-04 チプラス・ギリシャ首相、トルコ訪問へ (Cumhuriyet紙)

ギリシャのアレクシス・チプラス首相が、トルコ訪問を前に、「我が国の国民にとっても、地域にとっても利益をもたらす関係を構築することが必要だ」と述べた。      ギリシャのアレクシス・チプラス首相は、「エルドアン大統領と私の関係は、尊敬と誠意、率直な発言に基づいている」と述べた。また、トルコが400万人の難民を受け入れたことについて、「国際社会はこのことに着目すべきであり、我が国の隣国のために、EUは出来る限りのことをしなければならない」と述べた。      大統領府の文書発表では、ギリシャのアレ 全文をよむ

2019-02-02 覚せい剤密輸で逮捕のトルコ人運転手に死刑判決―サウジアラビア (Cumhuriyet紙)

ハタイからサウジアラビアに向かう長距離運輸用の大型トレーラー(TIR)で麻薬が発見され、約4年前に逮捕された運転手のレムズィ・チェリキ被告について、死刑判決が出された。レムズィ被告の家族と近親者はこの状況を聞き、政府とレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に支援を求めた。      レムズィ・チェリキ氏の娘のセレン・バフチェジさんは、船で届いた食料品を積んだトラックを受け取りリヤドで荷物を降ろすことが父親の仕事であり、父親は麻薬とは関係ないと述べた。バフチェジさんは、エルドアン大統領が支援の手を伸 全文をよむ

2019-02-01 日本政府、外国人労働者受け入れ対象国にトルコを含めず (Hurriyet紙)

外務省報道官のハミ・アクソイ氏は、「日本で4月に施行予定である、外国人の居住許可を定める新しい法律に関係して、外国人労働者の受け入れをしない国に関する案が公表されたが、トルコもそこに含まれており失望へとつながった」と述べた。      アクソイ報道官は、日本での外国人の居住許可を定める新しい法律に関係して、外国人労働者の受け入れがされない国について案が公表され、トルコもそこに含まれていることに関する質問に回答した。      アクソイ報道官は、「日本で4月に施行予定である、外国人の居住許可を定め 全文をよむ

2019-01-29 テヘランで犬の散歩、禁止 (Hurriyet紙)

イランの首都テヘランで犬の散歩をすることが禁止された。テヘラン警察局長のヒュセイン・ラヒミ氏は公共の場での犬の散歩が禁止されたと述べた。      テヘラン警察局長のヒュセイン・ラヒミ氏は、イラン・ラジオ・テレビ局に属する青年記者協会 (YJC) に話をし、「公の場で犬を散歩させた人々には処罰を与える」と述べた。      ヒュセイン・ラヒミ警察局長は、公に開放している公園のような場所で犬が散歩することが人々の恐怖の原因になっているとし、車で犬を運ぶことも禁止になり、見つけ次第警察は厳しく対処す 全文をよむ

2019-01-27 トルコ政府、米ジェフリー・シリア特別代表に冷淡 (Cumhuriyet紙)

大統領府は、アメリカ合衆国のシリア・IS対策特使とのアポイントを取らなかった。      アメリカのシリア撤退決議とシリア北部での安全保障地帯の提案について協議するためにアンカラを訪れたドナルド・トランプ米大統領のジェームズ・ジェフリー・シリア特別代表に、大統領府からのアポイントは与えられなかった。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、昨日(24日)行った会見で、ジェフリー特別代表がアンカラでイブラヒム・カルン大統領府報道官とセダト・オナル副外相と会談する予定だと述べていた。しかし、カ 全文をよむ

2019-01-24 エルドアン・プーチン会談、大統領府より発表 (Hurriyet紙)

大統領府のフェフレッティン・アルトゥン報道官は、ロシアで行われるエルドアン大統領の会談について、ソーシャルメディアのアカウント上で声明を発表した。      フェフレッティン・アルトゥン報道官の声明は次の通りだ。      「エルドアン大統領は本日、ロシアのプーチン大統領と、シリアでの最新情勢や露土関係について会談する予定だ。トルコはテロリストと戦うだけではなく、シリアでの問題解決のためにも働いている。トルコにとって優先されるのは、シリアの領土の保全と政治的な安定である。この目的に向けて、我々は 全文をよむ

2019-01-23 トルコ軍、シリア領内PKK/YPG標的を爆撃 (Hurriyet紙)

アフリーンの南東に位置するタル・リファト郡を占拠する人民防衛隊(YPG)/クルディスタン労働者党(PKK)のテロリストらに対し、トルコ国軍(TSK)の榴弾砲が放たれた。      トルコ国軍は、シリア北部のタル・リファト郡を占拠するYPG/PKKを標的に、榴弾砲を放った。ユーフラテスの盾作戦地域に基地を置くトルコ国軍は、アフリーン南東のタル・リファト郡を占領する組織に対し、5つの榴弾砲が投げ入れた。   アフリーンでは午前中、爆弾を乗せた乗用車が爆発したが、死者や怪我人は出なかった。   テロ組 全文をよむ

2019-01-21 アラブ連盟、シリア難民問題を訴える (Cumhuriyet紙)

シリアの再加盟を持ち出したアラブ連盟のサミットで、様々な国に散った、凡そ500万人のシリア国民と国家再建に関し緊急の呼びかけが行われた。      内戦が始まった2011年からシリアの参加資格を停止したアラブ連盟は、ダマスカス政府に再び参加を呼びかけた最初の会議で難民の帰還を話題として取り上げた。ダマスカス政府はシリアに対する誤ったアプローチが続いているという理由で参加しなかったが、アラブ連盟経済サミットで演説を行ったレバノン大統領ミシェル・アウンは、国際社会が政治的な解決とは別途にシリア難民帰 全文をよむ

2019-01-19 同性愛者襲撃のトルコ人マフィア、厳罰へ―ロンドン (Cumhuriyet紙)

ロンドンのトルコ人街「ハックニー」を牛耳っていると主張するトルコ人マフィアが、同性愛者を酸で襲撃したところをカメラは捉えた。      2018年の5月に起こった襲撃で、被害者らは頭蓋骨にひびが入り、酸で目に火傷を負った。   関係筋によると、トルコ系の被告9名が裁判にかけられ、うち7人が逮捕され、うち2人は執行猶予となった。       オダTVのアルパイ・テキン氏が海外メディアから翻訳した情報によると、事件は同性愛者らが出入りしているバーの出入り口で車に乗っていた被害者の隣へマフィアのメンバ 全文をよむ

2019-01-16 シリア国境「安全保障地域」はどこに?その意味は? (Hurriyet紙)

国境から32キロの幅と、トルコ・シリア国境沿いに460キロの範囲を含む安全保障地域問題について、最近国民も注意を払い始めた。では、安全保障地帯はどこになるのか。トルコにとっての重要性は何か。      アナトリア通信社の地図予想によれば、トルコ・シリア国境から32kmの幅に設置される地域は、460キロに渡る線状である。ラッカとハケセの北部の居住地区を含む安全保障地域は、西から東にサッリーン、アイン・イーサー北部、スルク、ラースルアイン、テル・タムル北部、ダルバスィヤ、アームダ、カミスィリ、ヴェル 全文をよむ

2019-01-15 トランプ暴走、シリア問題でトルコと対立 (Cumhuriyet紙)

トランプ米大統領はもはや驚きに値しないトランプ主義を発揮し、アンカラへの経済的な威嚇、制裁に言及した。ブランソン牧師問題で使った同様の手口は、今回シリアについてYPG(人民防衛隊)に焦点を当てた。      米政権内で民間人から軍に関することまで見解の相違が出ているシリアからの撤退問題は、トランプ大統領の頭痛のひとつである。トランプ大統領は、選挙キャンペーン期間以来、これまで「我々はここに何の用があるのか」と語り、大統領の椅子に座っておよそ2年が経過したが、もはや現状や、取り巻きのネオコン、タカ 全文をよむ

2019-01-15 エルドアン「安全地帯構想」は、熟考を (Cumhuriyet紙)

コルチュルク元大使は、「軍事的に熟考しなければならない」と述べた。      オスマン・コルチュルク元大使は、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領がシリアからの撤退を決定したのち生じたトルコ―アメリカ間関係の動揺について、本紙にコメントし、シリア北部に造られる安全地帯がトルコにとってメリットとなるかを熟考する必要があると述べた。コルチュルク元大使は次のように言う。      「安全地帯の構築可能性と持続可能性を軍事的に熟考する必要がある。私には長く持続できるとは思われない。この地帯の保護は誰 全文をよむ

2019-01-15 アルバニア語、北マケドニアで第二公用語に (Hurriyet紙)

2018年6月に公式に北マケドニア共和国となるはずの国で、新しい規則が実現された。      マケドニア議会で承認された法律が施行されることによって、アルバニア語が第二公用語となった。      マケドニア語と並び、アルバニア語も公用語となることを念頭に置いた、2018年1月11日にマケドニア議会で承認された「言語使用に関する法律」が官報で報じられた。      マケドニア議会のタラット・ジャフェリ議長は、ジョルゲ・イヴァノフ大統領が署名しない予定であると発表した法律を、公表のために官報に送った 全文をよむ

2019-01-10 メルケル独首相「EU/トルコの難民協定の実施は難航」 (Cumhuriyet紙)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、トルコ・EU間の難民協定に関して「EUとトルコの合意は達成されたが、我々の望む形には至らなかった。送還される難民に関しての問題はまだ残っている。ギリシャとともにこの点を調整することに努める」と話した。      ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、およそ5年を経て初の公式訪問を行ったアテネにて、ギリシャのアレクシス・チプラス首相と記者会見を開き、話した。      トルコ・EU間の難民協定に関する質問にメルケル首相は、「EUとトルコの合意は達成されたが、我々の望む 全文をよむ

2019-01-09 米・トルコのシリア協議、詳細判明―トルコ国防省発表 (Hurriyet紙)

アカル国防相は、アメリカ合衆国統合参謀本部議長ジョセフ・ダンフォールド氏を迎え入れた。会談には、ヤシャル・ギュレル参謀総長も加わった。MSB(トルコ国防省)によって行われた発表では、「テロ組織のPKK/YPG」に与えられた武器の回収、 イスラム国(IS)を含むテロ組織との闘争の問題において、意見交換が行われた。」と伝えられた。      発表は以下のように行われた:      「フルシ・アカル国防相は、アメリカ合衆国統合参謀本部議長ジョセフ・ダンフォールド氏と同行している使節をトルコ国防省に迎え 全文をよむ

2019-01-06 ウクライナ正教会、ロシア正教会から正式に分離―イスタンブル総主教座で儀式 (Hurriyet紙)

コンスタンティノーポリ総主教ヴァルソロメオス1世は、ウクライナのポロシェンコ大統領も出席した儀式で、ウクライナ正教会に「独立正教会」の承認決定を与えた。      コンスタンディヌーポリ総主教ヴァルソロメオス1世は、ウクライナ大統領ペトロ・ポロシェンコ大統領臨席の儀式において、ウクライナ正教会に「独立正教会」(正教会のなかで自身の教会の長によって運営される教会に与えられる名)を承認する決定を与えた。      ポロシェンコ大統領とその家族、そしてウクライナ正教会大主教エピファニーがコンスタンティ 全文をよむ

2019-01-03 米・トルコ両海軍、東地中海で共同演習 (Hurriyet紙)

米・トルコ両海軍は、東地中海で共同演習を行った。      国民防衛省が公表したところによると、海軍に属するTCGガーズィアンテプ(G級フリゲート)、TCGフリゲート艦、海上ヘリコプター1機、F-16戦闘機2機、米国海軍に属するポーター(ミサイル駆逐艦)が参加し、東地中海の公海上で共同演習が行われた。 全文をよむ

2018-12-29 ロシアと外相会談―シリア情勢 (Hurriyet紙)

チャヴシュオール外相とアカル国防相がロシア外相、国防相とともにシリアでの進展についてモスクワで会談を行った。1時間半に及ぶ会談は終了し、会見を行ったチャヴシュオール外相は、「全てのテロ組織をシリアの土地から一掃することについて、我々は共通の意思がある」と述べた。         メヴリュト・チャヴシュオール外相とフルスィ・アカル国防相がセルゲイ・ラヴロフロシア外相とセルゲイ・ショイグロシア国防相とともにシリアでの進展を評価する会議が終了した。      ■チャヴシュオール外相からの発表      全文をよむ

2018-12-26 コロンビア舞踏団、アタテュルク空港に13日間 (Cumhuriyet紙)

帰国のチケットを買えず、滞在場所がなかったためにアタテュルク空港で13日間身動きがとれなくなったコロンビアの舞踏団は、帰国の様子を彼らのソーシャルメディアアカウントで共有した。      有名な芸術家であるハルク・レヴェント氏の働きかけの後、数名の企業家の支援とトルコ航空の航空券の割引により、7人のダンサーがトルコ航空の2時5分の便でコロンビアに帰国した。      航空券が与えられた後、先週金曜日にアタテュルク空港行政局の指導のもとホテルに移動していた舞踏団は、昨晩ボゴタへ発つために再びアタテ 全文をよむ

2018-12-25 カンボジアのギュレン系学校、閉鎖 (Hurriyet紙)

カンボジア政府の干渉で国内のフェトフッラー系テロ組織(FETÖ)と関係のある1つの大学と付属の4つの学校が、カンボジアの会社によって買収され、名前が国際パラゴン大学に変えられたと明らかになった。      トルコ教育財団 (TMV) によって出された声明によるとカンボジアのフン・セン首相は10月のトルコ訪問の際にレジェプ・タイィプ・エルドアン大統領と行った会見において対FETÖで協力していくことを保証した。同訪問で、調印された教育分野における協力の協定が12月11日に承認され、施行された。    全文をよむ

2018-12-23 トルコのイエメン派遣団、親UAE派により拘束 (Hurriyet紙)

人道支援のためイエメンへ入国したトルコの団体が、アラブ首長国連邦(UAE)寄りの政権軍により拘束された。      アナトリア通信社特派員と電話で話した団体のある人物は、ベシル協会から2名、宗務財団から1名が人道危機にあるイエメンを支援するため入国したが、2日間拘束されていると伝えた。   12月15日にアンマン経由でイエメンへ入国した後、イエメン南東部の都市セユンで人道支援を行い、そこからマリブへ移動したと述べた支援団の関係者は、12月20日イエメン南部の臨時首都アデンに移動したと話した。   全文をよむ

2018-12-23 シリア政府軍、イドリブ攻撃 (Hurriyet紙)

シリアのアサド政権とイランの支持を受けたテロリスト集団は、「イドリブ緊張緩和地帯」の境界内の居住区への攻撃を続けている。      バッシャール・アサド政権とイランの支持を受けた外国人テロリスト集団は、停戦維持のために締結されたソチ合意に反し、「イドリブ緊張緩和地帯」の境界内にある地域に攻撃を続けている。政府軍は、イドリブ緊張緩和地帯内にあるソチ合意の枠組みで重火器が排除された地域にある敵軍の前線と市民の居住区を攻撃した。      現地からの情報によると、ハマー県北部の郊外にあるラタミネ郡、マ 全文をよむ

2018-12-22 「米シリア撤退はエルドアンの勝利」米外交筋 (Hurriyet紙)

ドナルド・トランプ米大統領のシリアからの撤退の決定を、ヒュッリイェト紙にコメントした元米国務副長官でトルコ問題を扱う責任者であるマシュー・ブライザ氏は、次のように話した。「トランプ大統領は、エルドアン大統領との電話会談のあとこの決定を公表したということを考えるならば、これはエルドアン大統領の最近における最大の外交成果の一つであると考えている。トランプ大統領は、殆ど即座にクルド人民防衛隊(YPG)により引き起こされる被害を排除した。この決定によりトランプ大統領は、テログループよりトルコを選んだのだ 全文をよむ

2018-12-22 米シリア撤退に、トルコ外相コメント (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、「トルコ・マルタ間における政治的・商業的関係の発展:地中海における相互尊重と繁栄のモデル形成」会議後、会談相手であるアベラ外交通商相と共同記者会見を行った。    チャヴシュオール外相は、米軍がシリアから撤退することに関する質問に対し、「われわれは、シリアから撤退するというアメリカの決定を心から歓迎する。われわれは、シリアの領土保全を支持する」と述べた。    テロ組織であるイスラム国(DEAŞ)は未だ脅威であると述べたチャヴシュオール外相は、「DEAŞやその 全文をよむ

2018-12-20 ギュル法相、ギュレン送還に期待 (Hurriyet紙)

アブデュルハミト・ギュル法務相は、ジャマール・カショギ氏殺人事件について「トルコが神経質でなければおそらく事件は今も真相が明かされることはなかっただろう」と述べる一方で、フェトフッラー主義テロ組織(FETÖ)指導者ギュレンの引き渡しについても「我々は望ましい結果を期待している。 そうでなくてはならないのだ。アメリカは国内で検察やFBIを動員し、捜査を進めている。これは重要な進展だ」とコメントした。      ■アブデュルハミト・ギュル法務相の発表の要旨      「大変意義のある会合があった、親 全文をよむ

2018-12-18 オーストリア、二重国籍所持トルコ人の国籍はく奪を却下 (Cumhuriyet紙)

オーストリア憲法裁判所は、発表されたリストに名前があるという理由で二重国籍だとされたトルコ出身者がオーストリア国籍から除籍される方向で下された決定を取り消した。      オーストリア憲法裁判所は、発表されたリストに名前があるという理由で二重国籍だとされたトルコ出身者がオーストリア国籍から除籍される方向で下された決定を取り消した。      オーストリアで二重国籍であることは諸法に反しているので、公表されたリストに名前が掲載されたトルコ出身の国民はトルコ国民でもオーストリア国民でもあるとされ、こ 全文をよむ

2018-12-15  イラク政府の抗議に、外務省説明 (Hurriyet紙)

イラク外務省は、トルコ国軍がモースルのシンジャール山を拠点とするテロ組織PKKを標的とした空爆を行ったことを受け、ファーティフ・ユルドゥズ在イラクトルコ大使を外務省に招いて抗議した。これを受け、トルコ外務省は次のように見解を述べた。「トルコが安全保障の必要性を感じ、且つテロ組織がイラクを巣窟とする限り、テロとの闘いの範疇でこうした軍事作戦は継続される見込みである。」    外務省のハミ・アクソイ報道官は、ファーティフ・ユルドゥズ在イラクトルコ大使がイラク外務省に招聘されたことを受け、以下のように 全文をよむ

2018-12-09 隣国アルメニアで総選挙 (Hurriyet紙)

アルメニアで起こった政治的危機と社会的諸事件の後行われた早期国会議員選挙のために、国民は投票所に向かった。      アルメニアで4月に起こったデモの後首相の座に座ったニコル・パシニャン首相が早期選挙実現のために10月に辞職し、その後早期選挙が決定された。この選挙のために、市民は今朝(9日)、投票を開始した。      投票は、アルメニア全土で朝8時に始まり、12時間続く。約300万人の人口を持つこの国には、250万人ほどの有権者がいる。投票率は以前の選挙同様60%ほどになることが期待されている 全文をよむ

2018-12-08 米のシリア代表、アンカラ訪問―新モデル提案 (Hurriyet紙)

トルコ政府は、昨日(7日)シリアのジェームズ・ジェフェリー米国大使を招いて会談を行った。米国代表の最近の「アスタナ会議」への批判を陰に始まった今回の訪問では、ユーフラテス川以東における進展やマンビジュ(トルコ語名でメンビチ)に関する今後のロードマップが議題となった。    シリアのジェームズ・ジェフェリー米国大使は昨日、アンカラでトルコ代表らとシリアにおける政治的解決策に向けた尽力やマンビジュに関するロードマップに記載された段階的撤退、及びユーフラテス川以東におけるテロ組織YPGの存在について会 全文をよむ

2018-12-05 北キプロス、大雨洪水被害甚大 (Hurriyet紙)

北キプロストルコ共和国で2日間にわたって影響を与えている激しい嵐と大雨は夜に強まった。    視界が5メートルまでになり学校は休校になった。多くの地域で停電が起きている。北キプロス災害緊急状況管理委員は必要でない時は外出をしないよう呼びかけた。       北キプロス一帯で2日間影響を与えている嵐と雨が激化していることによっていくつかの地域では視界が5メートルまで落ちた。       ギルネでは激しい嵐と大雨によっていくつかのホテル、職場や家が浸水した。気象庁も嵐と大雨が明日さらに強まることを述 全文をよむ

2018-12-04 ユルドゥルム議長中国訪問「中国は戦略的パートナー」 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)議長のビナリ・ユルドゥルム氏が、「我々も中国をトルコにとっての戦略的友好国としてみなしている。」と述べた。      TBMM議長のビナリ・ユルドゥルム氏は、アジアの東端で、中国が、西端のトルコの二つの戦略的国家であることを述べ、「我々も中国をトルコにとっての戦略的友好国としてみなしている。」と述べた。      外交のために中国の首都北京に滞在しているユルドゥルム氏は、中南海の迎賓館で、全国人民代表大会常務委員会委員長リー・チャンシュー(栗 戦書)と会談した。   全文をよむ

2018-12-01 エルドアン大統領、米トランプ大統領らと会談ーG20サミット (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、G20首脳会議で「公正で持続可能な未来」というテーマのプライベートセッションに参加した。エルドアン大統領は、このセッション開始前にアメリカのドナルド・トランプ大統領と立ち話をした。エルドアン大統領は今回のG20首脳会議において、オランダのマルク・ルッテ首相や中国の習近平主席らと会談した。    エルドアン大統領はG20 首脳会議に参加するためアルゼンチンの首都であるブエノスアイレスを訪れ、各国首脳らとの会談を開始した。    G20サミットの主催者であるア 全文をよむ

2018-11-26 ロシア・ウクライナ対立、トルコの難しい選択 (Cumhuriyet紙)

ロシアとウクライナの対立は、両国の間で実はソヴィエト連邦の解体以来続く、しかし近年ではかなり大ごとになった「兄弟喧嘩」の延長という様相を呈している。      最新に起きた対立の理由は、表向きには、2003年に両国が共同利用のために合意したアゾフ海とケルチ海峡へのウクライナ船の出入りを、ロシアが臨検しようとしたことに由来する。2014年にモスクワによって併合されたクリミア半島にあるケルチ海峡は、黒海への入り口であるという理由で戦略的に重要である。3月にウクライナが漁船を拿捕して以来、ロシアは当該 全文をよむ

2018-11-26 オスマン遺構の市場で火災―北イラク・キルクーク (Hurriyet紙)

オスマン帝国時代に建設され、重要な商業の中心地のうちの一つであった、キルクークの歴史的カイセリ屋内市場で、夜間に火災が発生した。大部分をトルクメン人の小売業者が利用している歴史的市場では、放火の結果発生したと推定される火災で、大きな損害が発生した。      キルクークの重要な商業の中心地のうちの一つである、オスマン帝国時代から残っている歴史的カイセリ屋内市場で、夜間に火災が発生した。約200年の歴史を持つ市場で発生した火災で、炎は短時間で市場を包んだ。      消防隊員が消火に当たったが、市 全文をよむ

2018-11-24 国連、カショギ(カシュクチュ)捜査の進展を歓迎 (Hurriyet紙)

国連は、サウジアラビア人記者ジャマール・カショギ氏の殺害事件に関して、予定されている国際捜査を歓迎する意を明らかにした。      国連人権高等弁務官事務所のエリザベス・スロッセル報道官は、アナトリア通信に対して、カショギ氏殺害事件に関する見解を述べた。      カショギ氏殺害事件に関してトルコによる国際独立捜査の呼びかけを評価したスロッセル報道官は、「ミシェル・バチェレ国連人権高等弁務官は、カショギ氏殺害事件を独立・中立の立場で捜査し、人権侵害を行った犯人達を裁かねばならないとする。特に世界 全文をよむ

2018-11-23 シリア国境に15日間、「特別安全保障地域」設定 (Milliyet紙)

ガーズィアンテプ県知事局は、シリア国境の治安状況を支援し、潜在的な脅威と危険性を排除するために、特別安全保障地域が宣言されたと発表した。      ガーズィアンテプ県知事局は次のように発表した。      「シリア国境で治安状況を支援し、加えて国民生命・財産の安全に対する潜在的な脅威と危険性を排除するために、「2565号軍事的立ち入り禁止地域と安全地域法第32/A条」に基づき、国境のトルコ側地域で、2018年11月23日(金)の17時から、2018年12月7日(金)までの間の15日間、知事により 全文をよむ

2018-11-21 カザフスタン、キリル文字からラテン文字へ移行準備中 (Hurriyet紙)

カザフスタンは、キリル文字からラテン文字への移行のために様々な教育機関で試験的な導入を行い移行への準備を進めている。      昨年10月にキリル文字からラテン文字への移行を決めたカザフスタンは、承認された32文字の新しいカザフアルファベットを学校、カレッジ、大学の場に導入する。      シャイスルタン・シャヤフメトフ言語文化研究所所長であるイェルボル・トレショフ氏は、AA特派員に8月と9月に全国52の大学のカザフ語と文学の学部での試験的な導入がされていると語った。      トレショフ所長は 全文をよむ

2018-11-20 サウジ一部実業家、トルコ・ボイコットを呼びかけ (Cumhuriyet紙)

サウジアラビアの一部の実業家が、トルコがボイコットされるためにソーシャル・メディアでのキャンペーンを開始した。ツイッターにおけるキャンペーンのハッシュタグとともに、数時間以内に何千ものツイートが呟かれた。サウジアラビアと並んで他の湾岸諸国のユーザーも論争に参加した。      サウジアラビアの一部の実業家が、トルコがボイコットされるためにソーシャル・メディアでのキャンペーンを開始した。      ツイッターにおけるキャンペーンのハッシュタグとともに、数時間以内に何千ものツイートが呟かれた。サウジ 全文をよむ

2018-11-17 トランプ大統領、ギュレン送還について言及 (Hurriyet紙)

米ドナルド・トランプ大統領は、ギュレン派首領フェトゥフッラー・ギュレンの送還は、これまでのところ検討はなされていないと発言した。      カリフォルニア訪問に向けてホワイトハウスを出発したトランプ大統領が記者らの問いに答えた。      ■ギュレン派首領フェトゥフッラー・ギュレン送還に関して      ギュレン派首領フェトゥフッラー・ギュレンを送還するか否かという問いに対し、トランプ大統領は、「これまでのところ、我々はこの件について検討していない。トルコのために米国が何をすべきかを確認している 全文をよむ

2018-11-16 エルドアン・トランプ、電話会談―カショギ、ギュレン、PKK (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領が電話会談を行った。      大統領府からの情報によると、会談では 二国間の問題に加え、ジャマール・カショギ(カシュクチュ)氏殺人や、米で続くフェトフッラー派の捜査、シリアでのテロとの戦い、そして2国間の経済関係について意見が交わされた。      エルドアン大統領はトランプ大統領に、カリフォルニアで発生した森林火災の犠牲者に対して追悼の意を表した。      ジャマール・カショギ氏殺害に関して、徹底的な解明と事件 全文をよむ

2018-11-16 米が国外退去処分のレインドロップ財団系ギュレン派容疑者、トルコへ送還 (Hurriyet紙)

ギュレン派・テロ組織(FETÖ)が米国で築いたレインドロップ財団でかつて統括組織員会メンバーをを務め、「インターネットにおける児童売春の勧誘」と「児童への性的暴行を企て」をした疑いで有罪判決を受け米国から強制送還されたメフメト・サリーフ・ギョゼギル容疑者は、トルコに送還された。      ギョゼギル容疑者は米国での裁判後、昨日(11月15日)強制退去処分された。警備に伴われ米国ヒューストン市からトルコ航空の定期便でアタテュルク空港に到着した。   同容疑者はトルコ警察により飛行機のドアで身柄を確 全文をよむ

2018-11-15 サウジ外相、カショギ殺害について声明発表 (Hurriyet紙)

サウジ外相はカシュクチュ(カショギ)殺害が犯罪であり、大きな過ちである旨を述べた。      サウジ外相は、カシュクチュ(カショギ)氏殺害が犯罪であり大きな過ちであり、カショギ殺害事件が今や法の統制下にあり、この事件を政治化する試みを退ける旨を語った。      サウジ外相はこう続ける。「カシュクチュ(カショギ)事件の政治化とサウジアラビア内政への介入は認められない。当初から我々が伝えているようにカシュクチュ(カショギ)氏殺害の関係者は裁きを受けることになる。殺害に関して明らかにされるべき疑問が 全文をよむ

2018-11-14 オーストラリアでトルコ人アイデンティティ展 (Milliyet紙)

モアランドトルコ人協会会長アクデニズ氏は、「オーストラリアでのトルコ人70周年の歴史を、伝統服や初めての入植者へのパスポート、祖国から持ってきた品々と偉人のストーリーで見せる展示に関心は高い。」と話した。      オーストラリアへのトルコからの移民50周年、キプロスからの70周年をへて、オーストラリア出身トルコ人のオーストラリアでの暮らしを展示する「アイデンティティ展」への関心は高い。   在外トルコ人・親族コミュニティ庁(YTB)、ヴィクトリア多文化主義委員会、メルボルン市、移民博物館の支援 全文をよむ

2018-11-13 IAEA、福島原発の処理水処分を要求 (Hurriyet紙)

国際原子力機関(IAEA)は、日本で起きた福島原発事故以降、構内のタンクに貯蔵されている、大量の浄化処理済水(訳者注:汚染水から 放射性物質であるトリチウム以外の放射性物質のほとんどを除去した水。以下、「処理水」)を処分することに関して、緊急の作業計画を要求した。      IAEAの専門家らで構成された13人の代表団は、1週間に及ぶ調査の後、東京で報道関係者らに会見を行った。      専門家らは、約100万トンある処理水が発電所の安全性という点で危険であり、処理水を発電所内にある数百基のタン 全文をよむ

2018-11-07 米政府、PKK幹部の首に報奨金 (Cumhuriyet紙)

アメリカ合衆国は、ムラト・カラユランに500万ドル、ジェミル・バイクに400万ドル、ドゥラン・カルカンに300万ドルの報奨金をかけたことを明らかにした。      アメリカ合衆国国務省は、3人のPKK(クルディスタン労働者党;非合法)幹部の首に報奨金をかけた。      アメリカ大使館により行われた発表では、アメリカ国務省は、3人のPKK幹部に関し「正義のための報奨金」プログラムの中で、彼らの居場所の情報を提供した者に報奨金を与えることにし、具体的にはムラト・カラユランの首に500万ドル、ジェミ 全文をよむ

2018-11-06 米のイラン制裁、トルコは入るのか、入らないのか (Cumhuriyet紙)

アメリカのイランに対する石油制裁を6か月間免除された国のひとつであるトルコは、「イランに対するアメリカの制裁に参加しない予定だ」との発言にもかかわらず、イランからの輸入を大幅に削減したことが明らかになった。      エネルギー市場規制委員会(EPDK)から入手した情報によると、トルコは、昨年原油および精製した油の約27%をイランから輸入した。原油の輸入量ではイランの割合は44.6%であった。トルコは2017年に輸入した2570万トンの原油の1150万トンをイランから輸入した。      しかし 全文をよむ

2018-11-04 カシュクチュ(カショギ)危機は、トルコに好機 (Hurriyet紙)

フランスのAFP通信は、サウジアラビアの新聞記者ジェマール・カシュクチュ(カショギ)氏殺害に関連する危機が、中東におけるバランスをトルコに味方する側、反サウジアラビア側に変えうると分析した。       イギリスのシンクタンク、王立問題研究所(チャタム・ハウス)中東・北アフリカ担当主任のリナ・ハティブ氏は、「カシュクチュ氏の殺害はエルドアン大統領に、サウジアラビアへの圧力と、トルコをムスリム世界のリーダーとして示すための絶好の機会をもたらした。カシュクチュ危機は、トルコにとって大きな政治的地政 全文をよむ

2018-11-03 在ウガンダ・トルコ大使、なぜギリシャ風衣装? (Cumhuriyet紙)

在カンパラ(ウガンダ)・トルコ大使であるセフェフ・ヤヴザルプ大使が、10月29日記念レセプションでギリシャ神話に登場する神々のコスチュームを着用したことが話題になっている件で、調査のため同大使がアンカラに召還された。そして、なぜ大使がなぜあのコスチュームを着用したかが明らかになった。      セフェフ・ヤヴザルプ大使は、文化・観光省が2018年を「トロイ年」と宣言したためにこうしたコスチュームを着用していたことがわかった。同大使は10月29日記念レセプションでの挨拶で「今年の本式典のコンセプト 全文をよむ

2018-11-02 米のイラン制裁、トルコは免責 (Milliyet紙)

マイク・ポンペオ米国務長官は、アメリカのイラン制裁問題において8ヶ国を制裁から一時的に除外すると発表した。       英ロイター通信によると、制裁の除外はイランからの石油の輸入国に対し、輸入を減少させるために数週間の猶予を与える見通しである。ポンペオ国務長官は、2015年に解除した新たな制裁全てを再び適用するとした。イラン制裁の免責対象となる国とその他詳細は、月曜日の会見でポンペオ国務長官が発表する。ポンペオ国務長官の発表によると、アメリカ政府はEU諸国へ制裁を免責する予定はない。イラン外務省 全文をよむ

2018-11-02 米・トルコ関係、修復 (Hurriyet紙)

トルコとアメリカは、互いの国の大臣らに対する制裁措置の解除に合意したと同時に発表した。制裁解除のメッセージは、ブランソン牧師の公判終了・帰国後に発せられた。昨日アメリカ・トランプ大統領とトルコ・エルドアン大統領の電話会談で、制裁解除に関する発表を本日同時に行うということが決定された。      ブランソン牧師の公判の期間中、アメリカは一連の制裁措置を発動し、8月初頭には、スレイマン・ソイル内務大臣とアブデュルハミト・ギュル法務大臣がアメリカに保有する資産と金利収入が凍結された。この措置では、アメ 全文をよむ

2018-11-01 サウジ皇太子「カシュクチュ(カショギ)は危険なイスラム主義者」 (Cumhuriyet紙)

ワシントンポスト紙は、サウジのサルマン皇太子とアメリカのドナルド・トランプ大統領の娘婿で大統領上級顧問のジャレッド・クシュナーとの間での電話会談の詳細をあきらかにした。      ワシントンポスト紙によると、ジャマール・カシュクチュが亡くなった後、トランプの娘婿と会談を行った王位継承者のサルマン皇太子は、カシュクチュは「危険なイスラム主義者」だと主張した。      報道によると、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、10月2日にサウジアラビアのイスタンブル総領事館でサウジ記者カシュクチュが殺害さ 全文をよむ

2018-10-30 ロシア、イドリブ問題でトルコの責務に言及 (Hurriyet紙)

ロシアが、トルコのイドリブ問題における責務について言及した。      ロシア大統領宮殿のドミトリ・ペスコフ報道官は、トルコがイドリブにおける武装解除地域に関する責務を多くの困難があるにも関わらずほとんど遂行したことを明らかにした。会見ではロシアの合意が失敗に終わる恐れがないことが述べられた。      ■プーチン大統領は謝辞を述べた      ウラジーミル・プーチンロシア大統領は、ロシアとトルコの間に存在するイドリブ合意を実現することに関して、先日トルコに向けて謝辞を述べた。プーチン大統領は、 全文をよむ

2018-10-27 独仏露トルコ4者シリア会談ーイスタンブル・ヴァフデッティン宮 (Hurriyet紙)

4カ国シリア問題首脳会議は、ロシア、ドイツ、フランスが参加して、今日(27日)イスタンブルで開催される。首脳会議に先立ち、チャヴシュオール外相とアカル国防相は、それぞれロシアの外相および国防相と会談した。首脳らを乗せた飛行機がイスタンブルに着陸した後、ヴァフデッティン宮殿でエルドアン大統領主催による二者会談が行われた。歴史的なサミットは先程始まった。詳細は以下の通り。      ヴァフデッティン宮殿で行われた首脳会議には、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領 全文をよむ

2018-10-26 トルコ、カショギ(カシュクチュ)殺人事件でサウジから18名指名手配 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル共和国検察局は、カショギ氏殺害事件で逮捕された18人の被疑者をサウジアラビアからトルコへ引き渡すよう要求した。    カショギ氏殺害事件で逮捕された18人の被疑者が、サウジアラビアより引き渡されるよう要求された。この件に関し法務省から出された発表では、以下のように述べられた。    「ジャマール・カショギ記者殺害事件の捜査を進めるイスタンブル共和国検察局は、トルコ刑法第81条及び82条1項a・bで規定されている『故意に且つ衝動的に、または拷問を行うなどして意図的に殺害した』罪で起訴さ 全文をよむ

2018-10-24 ロシア・イラン・トルコ、シリア憲法制定委員会発足へ合意 (Cumhuriyet紙)

トルコ、ロシア、イランの三国が国連シリア特別代表と共同でシリアで憲法制定委員会の設立に向けた作業を迅速化する点で合意したと伝えた。      ロシア外務省が発表した書面による発表では、ロシア、トルコ、イラン副外務大臣が、シリア問題に関して昨日モスクワでアスターナでの会議のような形をとって会合を開いた。      会議では、シリアの戦闘地域の状況を詳細に取り上げたとし、以下のことが述べられた。      「ソチで行われたシリア国際対話会議でとられた決定に沿って、憲法制定委員会設立に向けた作業を開始 全文をよむ

2018-10-24 ドイツ外務省、トルコ旅行のドイツ人へ「SNS発信に注意を」 (Cumhuriyet紙)

ドイツ外務省はトルコへ旅行に行く市民にソーシャルメディアネットワークにおいて行うシェアに注意を払うように警告した。       ドイツ外務省が渡航情報において行った変更のトルコに関する部分で「政府を批判する情報のシェアあるいはそのような内容の投稿に「いいね!」機能を使用することは犯罪とみなされることがある。例として、共和国大統領への侮辱やテロのプロパガンダがある」と述べられた。    また変更箇所の続きにおいてこの状況はドイツの法律の解釈では、表現の自由の範疇に含まれる表現にとっても有効であると 全文をよむ

2018-10-24 ハタイに確認中の人物、安田純平さんか (Hurriyet紙)

シリアに密入国し、2015年に誘拐され行方がわからなくなっていた日本人ジャーナリストが、ハタイに連れてこられた。      ハタイに連行され、その居場所は発表されていない当該の日本人ジャーナリストが、ヤスダ・ジュンペイ・ヤママト(ママ)であるかどうかは、現在、確認中である。日本人ジャーナリストに関し、ハタイ県知事府からの文章による発表は、次のとおり。      「2018年10月23日に、認識票を持たず、日本国籍であるとされている人物が、治安当局と諜報組織のコーディネートにより、我が国に入国した 全文をよむ

2018-10-23 サウジ大使館員、事情聴取 (Hurriyet紙)

サウジアラビア人ジャーナリストのジャマール・カシュクチュ氏が在イスタンブル・サウジアラビア総領事館に入った後、その行方が分からなくなったことに関して、イスタンブル共和国検察局は捜査を進めており、領事館職員らに「10月2日」について事情聴取をおこなった。      イスタンブル共和国検察局テロ・組織犯罪捜査局は捜査を進めており、昨日10月22日も領事館職員らに対し事情聴取を続けた。検察局は、チャーラヤンにあるイスタンブル裁判所に来て証言をおこなった職員らに対し、「総領事館に入った15人を見たか?」 全文をよむ

2018-10-23 エルドアン大統領、カショギ(カシュクチュ)殺害事件を発表 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、公正発展党の会派集会での演説で、ジャマール・カショギ氏の殺人に関して衝撃的な詳細を明かし、「答えてもらうべき質問がある」、「地元の協力者は誰なのか」と述べた。また、サウジアラビアに呼びかけて、18人の逮捕者をイスタンブルで裁判にかけるよう求めた。      エルドアン大統領の演説の要旨は以下の通りである。   会派集会が我が党と我が国の利益につながることを神に祈る。モルドバ共和国への訪問は非常に素晴らしいもので、大変実りある会合を行った。同国の不可分の一部 全文をよむ

2018-10-21 正教会紛争の行方 (Cumhuriyet紙)

フェネル・ギリシャ正教総主教庁(コンスタンティノープル総主教庁)がウクライナの教会を承認した影響は、トルコを中心とする非常に広い範囲に渡った。      約3億人の正教徒が、フェネル・ギリシャ総主教庁とロシア正教会の間での議論に注目している。10月11日、ヴァルソロメオス・フェネル・ギリシャ総主教は、キエフ総主教庁のフィラレート総主教とウクライナ独立正教会のマカリー府主教の破門を撤回し、両総主教を承認した。この決定は、330年を経てウクライナ正教の中心地が再びイスタンブルとなる第1歩だ。この進展 全文をよむ

2018-10-21 トルコ・サウジ両首脳、電話会談 (Cumhuriyet紙)

 10月2日の事件後のトルコとサウジの政府関係者のやり取りが今後のプロセスを決めた。トルコは、この進展で国際的責任から当面のところ、解放された。        入手された情報によると、カシュクチュ(カショギ)氏の失踪以後、トルコは手中の情報をもれなくサウジアラビアへ伝えた。この目的で、タイイプ・エルドアン大統領は、元サウジ王室の家族のうち、「保守派」とされる人物と会談した。この会談で、トルコの手中にある情報と共にトルコ政府の出方対応が伝えられた。       その後、エルドアン大統領に、サウジの 全文をよむ

2018-10-21 カショギ(カシュクチュ)氏、遺体はどこに (Hurriyet紙)

サウジアラビア人記者のジャマール・カショギ(カシュクチュ)氏が10月2日に在イスタンブルサウジアラビア総領事館に入った後に行方不明となり18日間が経過したが、ようやく出されたサウジ政府による記者死亡の発表は事件の経緯についても明らかにされず、現在同記者の遺体がどこに保管されているかについても答えのないものであった。シリア人記者のムサ・オメル氏はカショギ氏の遺体が今どこにあるのか質問するとともに、カショギ氏がメディナへの埋葬を望んでいたと伝えた。    事件発覚当初からこの事件を追う人々すべてにと 全文をよむ

2018-10-17 ブルンソン神父、米テレビ出演ー劣悪な収監状況を語る (Cumhuriyet紙)

10月12日にイズミルで行われた審理により解放されて、その後アメリカに渡ったアンドリュー・ブルンソン神父は、アメリカのテレビ番組でトルコで囚われの身になっていた状況を説明した。2016年に囚われの身になった後で、何日間も独居房で囚われの身になっていたと話すブルンソン氏は、「さらに後に8人用の監房で20人で住んでいました。その大部分がギュレン運動のメンバーであることによって罪を着せられていました。監房の生活は文字通りモスクで生活するようなものでした」 と述べた。      10月12日にイズミルで 全文をよむ

2018-10-17 サウジ実行部隊の行動の詳細ージャマール・カシュクチュ氏殺害 (Hurriyet紙)

サウジアラビアの記者ジャマール・カショギ(カシュクチュ)氏が行方不明になる直前に、サウジアラビアから大半が軍に属する15人の集団がイスタンブルへ到着し、全員が事件の起きた日のうちにイスタンブルを後にしたことが、リヤド政権がこの危機を起こした張本人であることの最重要の証拠の一つとなっている。      完全公開されている情報を用いて、この集団が揃ってイスタンブルへ移動したこと、大半がイスタンブルで24時間居以内という短い時間の中で行動し、再び揃って出国したという情報を突き合わせると、興味深いタイム 全文をよむ

2018-10-15 トルコ・イラク、国境警備で合意 (Hurriyet紙)

イラクは、閣議においてトルコ・イラク国境の安全保障協力の議定書に批准した。   新政府の組閣まで任務を続行するハイダル・アバディ首相の名で発表された文章において、閣議でイラク・トルコ内務省間で安全保障協力の議定書が批准されたと発表があった。      発表では、当該の安全保障協力の議定書の詳細に関しては明かされなかった。      一方、内務省筋の情報によると、議定書は、国境警備に関する2国間の安全に関する調整が目的とされている。      ■国境警備隊      関係筋によると、現時点の国境警 全文をよむ

2018-10-15 サウジアラビア、報復を示唆 (Hurriyet紙)

サウジアラビアは、政治的圧力あるいは経済制裁措置を利用した脅しには納得できないとして、サウジに対する制裁が行われた場合には、厳しい報復を加えると明らかにした。      サウジアラビア国営通信SPAに掲載された、匿名サウジ高官の話に基づく記事は、経済制裁措置や政治的圧力を利用した脅し納得できるものではないという主張を明らかにした。      同記事で、サウジ関係者は、サウジの国家経済は世界経済に対する影響力があり、極めて重要な役割を果たしていると述べている。      世界経済が影響を受けない限 全文をよむ

2018-10-13 アメリカの望みどおりに・・・ーブルンソン事件 (Cumhuriyet紙)

トルコ・アメリカ間で外交的・経済的危機を引き起こす原因となった、テロ組織の非メンバーでありながら支援を行い、軍事的スパイを行った罪で懲役35年を求刑されたアメリカ人司祭のアンドリュー・クレイグ・ブルンソン氏の裁判が、第4回目の審議において判決を下された。目撃者が証言を翻したこの裁判では、ブルンソン被告の自宅拘留及び国外への渡航禁止が解除された。3年1ヶ月と15日間の禁固刑が宣告されたブルンソン司祭は、これまで刑務所で過ごした期間を考慮された結果釈放となった。ブルンソン司祭は夜遅くにトルコを離れ、 全文をよむ

2018-10-11 チャヴシュオール外相、イラク訪問ーバスラ、モースル領事館再開へ (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外務相はイラク大統領との会談後、記者たちの質問に回答した。      チャヴシュオール外相はイラクを公式訪問し、バルハム・サーリフ大統領と会談を行った。会談後の記者会見でチャヴシュオール外相は、これまでトルコがイラクへしてきた支援を再度強調するためにこの会見を実現させたと述べた。      チャヴシュオール外相はイラクの復興、経済関係の進展と貿易、投資などについて会談で取り上げたとし、対テロ闘争を共に継続していく必要性などについても見解を同じくしたと話した。      全文をよむ

2018-10-10 欧州評議会議員会議、アンチ・イスラム決定 (Cumhuriyet紙)

欧州評議会議員会議においてヨーロッパでイスラムの外国からの資金調達に関する国内の政治状況と急進化を防ぐための決定が認められた。投票の前にただイスラムが標的にされた事に反発したトルコの使節は、イスラムフォビアであると非難した。      欧州評議会議員会議の総会は、ヨーロッパでイスラムの外国からの資金調達、ラディカル化との闘争に対する草案を採決した。      「スプートニク」が流した報道によれば、急進民主党のスイス出身党員ドリス・フィアラ氏が用意した「反イスラムと急進化を防ぐためにヨーロッパでイ 全文をよむ

2018-10-10 エルドアン大統領ハンガリー訪問、ギュルババ廟で開所式 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、ハンガリーでの外交において昨日ヴィクトル・オルバーン首相と共にギュルババ廟の開所式に参加した。エルドアン大統領は、ターバンにバラ(Gül)をつけていたためにこのように呼ばれたベクターシー教団のギュルババが477年前に亡くなったことを述べ、次のように続けた。      「誠実、勇気、公正、自己犠牲、尊敬と愛と共鳴していたギュルババは、過去よりも現在や未来に関連している。ギュルババは我々のもとに存在しないが、名前と共に、記憶と共に、叡智と共にここに眠っている。ギュルババ 全文をよむ

2018-10-09 イドリブ非武装地域から重火器撤去完了 (Hurriyet紙)

トルコとロシアとの間のソチ合意に沿って「イドリブ緊張緩和地域」の非武装ラインでの重火器撤去プロセスが99%完了したと分かった。 シリア人権監視団は10月15日が(撤退)期限であり、タハリール・アル=シャーム(HTŞ)も重火器を同地域から撤去したと伝えた。      アンカラは、シリア反体制派の国民解放戦線ナジ・ムスタファ報道官の「トルコとロシア間の合意に従い、イドリブ周辺につくられる緩衝地域から重火器の撤去を開始した」との発表を認めた。      本紙に情報を伝えた治安情報筋は、8日の正午までに 全文をよむ

2018-10-08 サウジ記者行方不明事件、MITも調査に加わる (Hurriyet紙)

サウジアラビア人記者ジャマール・カシュクチュ(カショギ)氏の失踪に関する真相が明らかになっていない中、国家諜報機構(MİT)は検察捜査に参与する予定だ。トルコは、サウジアラビア大使を再び外務省に召致し、イスタンブル総領事館で調査許可を求めた。      イスタンブルにあるサウジアラビア大使館に入館後行方不明になった反体制派の記者 ジャマール・カシュクチュ氏に関して、イスタンブル共和国検察局が開始した捜査が続く中、MİTが捜査に乗り出した。MİTは、検察局が当件について作成する起訴状のために、事件 全文をよむ

2018-10-06 トルコ・ロシアのイドリブ合意、具体的な一歩 (Cumhuriyet紙)

トルコとロシアとの間のイドリブ合意が今日(10月7日)に具体的な一歩を踏み出した。      ロイター通信は、シリアのイドリブ地域の反政府グループが、今朝までにシリア北西部の非武装地域から撤退しはじめたと報じた。   同通信に対して取材に応じた反政府系関係者は、非武装化には数日かかる見通しを明らかにした。 全文をよむ

2018-10-06 サウジ記者、在イスタンブル・サウジ領事館に入り行方不明 (Hurriyet紙)

サウジアラビアの新聞記者、ジャマール・カシュクチュ(カショギ)氏は、10月2日、結婚手続きのためサウジアラビア総領事館へ入館し、以後出てきていない。同時間帯、2機の飛行機で到着した、一部サウジアラビア政府高官を含む15名のサウジアラビア人が、総領事館へ滞在していた。この人物らは、その後サウジアラビアへ帰国したとされている。       トルコの警察からの情報によると、10月2日火曜日13時12分、結婚手続きのためにサウジアラビア総領事館での待ち合わせに向かったジャマール・カシュクチュ(ジャマール 全文をよむ

2018-10-03 自宅軟禁のブルンソン牧師、憲法裁判所に提訴 (Cumhuriyet紙)

アメリカ人のアンドリュー・クレイグ・ブルンソン神父の弁護士イスマイル・ジェム・ハラヴルト氏が憲法裁判所(AYM)に提訴した。      アメリカ-トルコ間の外交危機の原因となっている現在イズミルで自宅軟禁されているアンドリュー・クレイグ・ブルンソン神父は弁護士を介し、AYMに提訴した。提訴の嘆願書ではブルンソン氏の自宅軟禁の解除を要求している。嘆願書には他に同氏の出国禁止、旅行の自由が侵害されている旨が記されており、さらにこの米国籍の神父の情報を提供した匿名の目撃者Dua氏がイェニドウシュ教会に 全文をよむ

2018-09-29 サウジ政府、偽造書類でメッカ巡礼にいったトルコ人巡礼者を拘束? (Hurriyet紙)

トルコ国内の違法旅行代理店が、サウジアラビアで活動するNascoという名の企業から招聘されたと見せかけた書類を準備し、トルコ人120人の商用ビザ取得を斡旋していたことが発覚した。Nasco社が、自社名義による偽造文書が作成されている疑惑をもち、サウジ側関係者に通報した。この事件後、抽選を経ず巡礼訪問したトルコ国籍者20人がサウジ出国許可を与えられないまま拘束されている状況が続いているとみられる。      聖地を訪問し巡礼を果たすため、今年トルコからはおよそ210万人が抽選に申し込み、抽選の結果 全文をよむ

2018-09-29 エルドアン・メルケル共同記者会見ー新たな関係へ (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領はドイツへの国家訪問の一環としてメルケル首相と会見し、共同記者会見では両国の関係性の活性化に向けてメッセージを発信した。エルドアン大統領は、「メルケル首相との会見では、暫くの間中断していた共同事業の仕組みについて実行することで合意に達した」と述べ、ビザ自由化については残りの6つの条件ができる限り早く達成される予定であると発表した。    タイイプ・エルドアン大統領はドイツでの3日間にわたる国家訪問の一環として、昨日ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイアー大統領と 全文をよむ

2018-09-28 エルドアン大統領、ドイツ訪問ー歓迎と非難の中 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領は、3日間の公式訪問のためにドイツへ赴いた。ドイツ野党は、エルドアン大統領が軍事パレードで迎えられたことに反応を示した。エルドアン大統領への反対運動もあるとみられる。      タイイプ・エルドアン大統領は大統領に就任して以降初めてのドイツ訪問に向けて、昨日ベルリンへ出発した。      この訪問に際して多くの反対運動が発生するとみられており、ドイツの治安部隊は厳戒体制に移行した。かつてアメリカやイスラエルの大統領が訪問した時のように、最高位の賓客に対して適用される最高レベルのセ 全文をよむ

2018-09-27 トランプ大統領、イドリブ問題でトルコに謝辞 (Cumhuriyet紙)

アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプはイドリブでの合意に関してトルコ共和国に対して謝辞を述べた。       国際連合安全保障理事会において話したトランプ大統領は、トルコ共和国とロシア連邦の間のイドリブに関する合意に関して発言を行い「イドリブにおける解決に関してトルコに対して感謝をしている」と述べた。       トランプはまた、シリアで生じていることに関してロシアとイランを非難した。 全文をよむ

2018-09-19 アメリカからPKK/PYDへ、さらに250トラック分の武器供与 (Hurriyet紙)

イドリブ県におけるアサド政権の地域攻撃計画がトルコとロシアの間で交わされた合意によって止められた一方で、シリアにおけるイスラム国の手中にある最重要な地域であるハジンに向けてのシリア民主軍の軍事行動が急速に進んでいる。 シリア民主軍は、アメリカがトラック250台分の重兵器と各種の兵士の装備を供与したことを発表した。       シリアでの反政府組織の監視下にあるイドリブ県に関して、先週の月曜日にトルコとロシアの間でシリア政府の包括的な軍事行動を延期させるとの合意があった一方で、テロ組織イスラム国の 全文をよむ

2018-09-18 エルドアン・プーチン会談、イドリブの非武装化で合意 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ウラジーミル・プーチン・ロシア連邦大統領とソチ(ロシア南部)でシリア問題について会談した。プーチン大統領は会談後の会見で、「10月15日に重火器を該当地域から撤去する」と述べた。そして、エルドアン大統領は、反体制派は該当地域に留まると発表した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ソチでウラジーミル・プーチン・ロシア連邦大統領と会談した。約1時間50分続いた会談は終了した。首脳会談の後、(トルコとロシアの)代表団の間での会合がもたれた。エルド 全文をよむ

2018-09-17 イラン外務省「イランはイドリブ攻撃には参加しない」 (Hurriyet紙)

イラン外務省のカーセミー報道官は、アサド体制のイドリブ県への攻撃にイランが参加しないことを明らかにした。      イラン外務省のブラハーム・カーセミー報道官が、イドリブに関する重要な声明を出した。   カーセミー報道官は記者会見で、イランがイドリブ県の攻撃に参加することはないとし、「イドリブでは人道的試みがある。これを重視し、何らかの結果を出したい」と述べた。      ■エルドアンとプーチンが会談      エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、前回から10日の内にシリア 全文をよむ

2018-09-08 ドイツ外相、トルコ・EU関係正常化に支援 (Hurriyet紙)

ドイツのハイコ・マース外務大臣は、トルコとEUの関係正常化に関心があるとし、トルコ訪問はその手始めとなり、トルコ政府がEUの重要な戦略パートナーであることは、全加盟国にとって否定しようのないことだと述べた。      ハイコ・マース外務大臣は、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙の取材に対し、トルコとEUの関係正常化に関心があると話し、トルコ訪問はその手始めになると述べた。      「トルコのEU加盟交渉において、EU本部で、何か加速させるような意図はお持ちですか?」との質問に対し 全文をよむ

2018-09-07 テヘラン首脳会議後、エルドアン、5言語でメッセージ (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、公式ツイッターアカウントから当日イランで行われた首脳会議とシリアで起きた出来事に関し、トルコ語、ロシア語、アラビア語、ペルシア語、英語の5ヶ国語でメッセージをツイートした。エルドアン大統領は、「政権の利益のために、何万人もの無実の人々が殺害されることを黙殺する状況だ。このような現状において、われわれはただ見るだけの観衆になることなどできない」と話した。    レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、会見で次のように話した。「トルコの立場として、われわれは当 全文をよむ

2018-09-07 テヘランでシリア問題に関し、トルコ・ロシア・イラン首脳会議 (Hurriyet紙)

トルコ・ロシア・イランは、シリアの将来に関しテヘラン・サミットを開催した。エルドアン大統領は、このサミットでプーチン大統領やローハニ大統領と、個別の会談も行った。サミット後に発表された声明では、「アスタナ会議の精神の継続」がうたわれた。      エルドアン大統領は、声明にイドリブに関し「停戦」の表現を盛り込むように強調した。エルドアン大統領は、「ヌスラ戦線も、HTŞも、みな一度、武器を捨てよう。まずは武器を捨て、平和をもたらそう。この訴えをこのサミットで行おう」と述べた。      イランの首 全文をよむ

2018-09-06 イランで、トルコ・イラン・ロシア会議へ (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、「シリア」内戦問題について話し合うためイランのハサン・ロウハニ大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領と会議を行う。イランのテヘランで行われるシリアをテーマとする「トルコ、イラン、ロシア3カ国会議」はロウハニ大統領の主催の下に行われる。      エルドアン大統領は、首脳会議後に、イラン大統領、ロシア大統領とともに共同記者会見の開催を予定している。      エルドアン大統領は会議に出席するため、明日イランの首都であるテヘランへ出発する。エルドアン大統 全文をよむ

2018-09-04 バルラス氏「勝者アサド大統領を支援すべきとき」 (Cumhuriyet紙)

Sabah紙の論説委員、メフメト・バルラス氏は、シリアのバッシャール・アサド大統領を支援すべき、と述べた。      バルラス氏は、「アサド大統領は戦争に勝利した。」と言い、「アサド体制がシリアで改憲と選挙を行う目的で行う取り組みを支援すべき」と話す。      バルラス氏が「アサド政権は戦争に勝利したが平和は勝ち取れなかった。」という見出しとともに掲載した記事は以下のようである:      これまでアレッポのような一種の遺産のような街が破壊され、人間がハエかのように殺されていくのを見てきた。そ 全文をよむ

2018-09-04 ロシア、イドリブを爆撃 (Hurriyet紙)

ロシア軍戦闘機が22日の間を経て、シリアのイドリブ県を空爆した。シリア軍も上空と地上からイドリブを攻撃し、ロシア政府(クレムリン)は空爆後に会見をおこなった。トルコに隣接するイドリブは、軍事的・政治的観点から戦略上非常に重要なところだ。      ロイター通信の情報によれば、シリア人権監視団の職員が、ロシア軍戦闘機が22日ぶりにシリアのイドリブを爆撃したと報告した。      反体制派の声明によると、フメイミム空軍基地から離陸した3機のロシア軍戦闘機がこれまでに20回の攻撃をおこなった。     全文をよむ

2018-09-03 ギリシャ、シリア出身の水泳競技者逮捕 (Milliyet紙)

シリアからギリシャへ避難しようとした何十人もの難民を沈みかけたボートから救助したシリア出身の水泳競技者姉妹のうちのサラ・マルディニーは、密入国を幇助した罪でギリシャ警察によって逮捕された。      ギリシャ警察は、レスボス島でギリシャへの密入国、スパイ、資金洗浄の容疑で30人を取り調べ、うち2人を逮捕したと発表した。逮捕されたサラ・マルディニー(23) は、2016年にオリンピックの水泳競技に出場したユスラ・マルディニーの妹であるという。ユスラ?・マルディニーは、アテネで最高レベルの警備を誇る 全文をよむ

2018-09-01 トルコ政府のイドリブ対応策 (Hurriyet紙)

トルコは、ロシア及びアサド政権がイドリブに対して開始すると予想される作戦に関して、異なる解決方法で働きかけを行っている。トルコ政府は、包括的な軍事選択肢に頼らずに問題を解決することを計画している。シリアのイドリブ県で「ロシアが望んでいない過激派組織のメンバーを説得した上で当該地域から排除すること」あるいは、「説得に応じないメンバーに対して点在的に作戦を行うこと」が、トルコ政府内では解決方法として検討されている。    シリアのアサド政権がイドリブ作戦の最終段階に入ったと報じられる中、トルコ政府は 全文をよむ

2018-08-29 トルコ軍パイロット、米でF-35戦闘機初操縦 (Hurriyet紙)

トルコ軍のパイロットが、アメリカ合衆国での訓練の一環として、F-35戦闘機を初めて操縦した。      参謀司令本部は、「アメリカで続いているトルコ人パイロット教育の一環で、我が軍のパイロットによるF-35機の初飛行が2018年8月28日に行われた」とと発表した。      ■トルコ軍が保有する初の第五世代の戦闘機      トルコも参画するF-35戦闘機プロジェクトにおける機体の初の引渡しは、6月にテキサス州フォートワースでの式典で行われた。提供されたF-35戦闘機は、アリゾナ州のルーク空軍基 全文をよむ

2018-08-25 トルコのシリア・メッセージ、ロシアへ (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相とフルスィ・アカル国防相、そしてハカン・フィダン国家諜報機構(MİT)長官は、昨日モスクワで開かれた緊急会合においてイドリブ問題を重要項目として取り上げた。アカル国防相及びフィダンMİT 長官が、この1週間で2回にわたりモスクワ入りしていることも注目された。    トルコの派遣団は、モスクワで対談を行いプーチン大統領から歓迎を受けつつトルコ政府のイドリブに関するメッセージを非常に正確な形で伝えた。    (以下、トルコ側のメッセージ)    イドリブが非戦闘地域と 全文をよむ

2018-08-24 チャヴシュオール外相、プーチン大統領とモスクワで会談 (Hurriyet紙)

ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、トルコとロシアの関係が徐々に進展しているとして、「我々とトルコとの関係は深まり、新たな中身で豊かになっている。地域的、経済的協働が急速に進んでいる」と述べた。      プーチン大統領は、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相、フルスィ・アカル国防相、国家諜報機構のハーカン・フィダン局長を首都モスクワのクレムリンで引見した。      プーチン大統領はこの会談で急速に進展するトルコとの関係に触れて、「我々とトルコとの関係は深まり、また新たな中身をもって豊 全文をよむ

2018-08-22 リラ安、ギリシャの島々へのトルコ人観光客半減 (Cumhuriyet紙)

為替レートの急激な上昇により、隣国の島々を訪れるトルコ人観光客の数が半減した。      為替レートの急激な上昇は、隣国ギリシャの島々をトルコから訪れる観光客数がほぼ半分に減少する原因となった。一方これらの島々に住み、通貨がトルコリラに対して価値を持つことになったギリシャ人は、特にテキスタイルや野菜・果実を得るため、トルコ西岸に詰めかけている。      レスボス(ミディルリ)島、ヒオス(サクズ)島、コス島、ロドス島といったトルコに近いギリシャの島々は、近年あたかもトルコ人観光客の殺到を被り始め 全文をよむ

2018-08-22 ギリシャ、クーデター未遂犯に最終決定 (Hurriyet紙)

ギリシャ国家評議会は7月15日のフェトフッラー派テロ組織によるクーデター未遂の後にギリシャへと逃亡したクーデター未遂犯へと亡命権が与えられることを決定した。       国家評議会総会は未遂犯のうちのスレイマン・オズカイナクチュに与えられた亡命権に対してギリシャ政府が行った異議に関しての最終決定を明らかにした。       前例となるであろう決定において、政府の意義は却下されつつ、逃亡をしたかつての軍人たちに亡命権が認められた。       ジュネーヴ条約を参照とした決定において、オズカイナクチ 全文をよむ

2018-08-18 格付け会社ムーディーズ、トルコの評価を下方修正 (Cumhuriyet紙)

格付け機関ムーディーズは、トルコの信用格付けを「Ba2」から「Ba3」へ下方修正し、格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」へ変更した。    国際信用格付け機関のムーディーズは、トルコの信用格付けを下方修正したと発表した。    ムーディーズが行った発表では、トルコの長期発行体格付けを「Ba2」から「Ba3」へ下方修正し、見通しも「ネガティブ」へ変更されたことが明らかとなった。    この発表では、トルコ当局が近い将来に適切且つ効果的な経済計画を提示することで、信用格付けのバランスをとること 全文をよむ

2018-08-17 トルコ在住アラブビジネスマン、米に抗議 (Cumhuriyet紙)

トルコ在住のアラブ系ビジネスマンらが、為替変動でトルコに支援するためドルを両替した。プラカードを手にトルコに支援を表明したグループは、ドル紙幣を燃やして米国に抗議を示した。      トルコ在住のアラブ系ビジネスマンや、シリア調整委員会のメンバー、アラブ協会連合のメンバー、シリアのビジネスマンらは、米国のトルコに対する経済制裁と為替変動に声をあげた。アラブ系ビジネスマンらは今日(8月17日)の金曜礼拝の後、ファティーフ区にある両替所の前に集まった。手にしたトルコ国旗とプラカードでトルコへの支援を 全文をよむ

2018-08-17 リラ危機に、中国政府からトルコ支援 (Milliyet紙)

中国外務省報道官は声明において、中国はトルコが自らの直面している経済的難局を乗り切ることができると信じていると述べた。      中国外務省の陸慷報道官は書面での声明において、近年トルコが経験してきた経済成長に鑑みて、「トルコには一時的な経済的難局を乗り切るだけの能力があると我々は信じている。また各主体(訳注: トルコと米国)が対話によって不一致を解決することを我々は望んでいる」と述べた。      陸報道官は、トルコの経済と外交において最近強まっている新しい傾向を注視していることを強調し、トル 全文をよむ

2018-08-15  ロシア・トルコ外相会談、中心はシリア情勢 (Hurriyet紙)

チャヴシュオール外相とロシアのラブロフ外相は昨日アンカラで会談を行い、シリアのイドリブ地方について詳細に意見が交わされた。ラブロフ外相がこの地域のテロリストに注視する一方で、チャヴシュオール外相は「テロリストがいるからと言って、イドリブ地方全域を爆撃しては大惨事となる」と話した。      メヴリュト・チャヴシュオール外相とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相の会談後の発表は、アサド政権が空爆したイドリブ地方に関するアンカラとモスクワ間での意見の相違を明らかにした。ロシア外相は、シリア軍はシリア領内テ 全文をよむ

2018-08-15 トルコ、拘束のギリシャ軍人を解放 (Hurriyet紙)

エディルネで刑務所から解放された後、健康診断を受けたギリシャ軍のアンゲロス・ミトレトディス大尉とディミトリス・コウクラズィス軍曹は、厳重な警護のもと、テキルダーのチョルル郡に送られた。ギリシャ国防省のパノス・カンメノス大臣は、二人のギリシャ人軍人の解放の後、トルコ国防省のフルスィ・アカル大臣をギリシャへ招待したことを明らかにした。      黒い窓のミニバスでチョルルへ送られたギリシャ人軍人が到着する空港では、チョルルの警察総局が特殊部隊と機動部隊により厳重に警備を行った。ギリシャ兵を乗せた車列 全文をよむ

2018-08-15 トルコ、アメリカ製自動車に追加関税 (Hurriyet紙)

アメリカが輸入する鉄鋼とアルミニウムに対し追加関税を増した後、報復を続けるトルコでも最大の反撃が自動車業界に向け生じた。今日発表された官報により、アメリカ製乗用車に暫く前に課された追加課税は60%から120%へと引き上げられた。トルコは、2017年にアメリカに14億ドル相当の自動車を輸出し、輸入はたったの2億6000万ドルだった。つまり、自動車での対アメリカ貿易収支は2017年は[トルコの]11億強ということになる。2017年、トルコの対米自動車輸出は7億7400万ドル、これに対してアメリカから 全文をよむ

2018-08-14 Abdulkadir Selviコラム:トランプの意図は? (Hurriyet紙)

ブランソン牧師に関して、アメリカ合衆国と行われた会談で、興味深い対話がなされた。      エルドアン大統領が、「(ブランソン牧師を)明日18時までに帰してください(とアメリカ側は言うが)…ここはチャトゥラドゥカプ(ひびの入った門*)の国か、ここはトルコだ。あなた方は一体何をしているのですか?」と反発を示した会談である。      ブランソン牧師の身柄拘束によって生じた危機について話し合うために、副外務大臣であるセダト・オナル氏を代表とし、アメリカへ行った代表団は、8月8日にアメリカの国務副長官 全文をよむ

2018-08-11 ロシア、米の対トルコ制裁を批判、「がんばれ、トルコ」 (Cumhuriyet紙)

米国がロシアとトルコへ行った報復行動について評価するロシア下院議員らは、両国はバリケードの同じ側におり、経済的観点から十分強力で独立した両国が共同政策を立案するならば、米国政府がロシア政府、トルコ政府に圧力をかけても意味をなさないことを強調した。      ロシア下院教育委員会委員長で国際政治専門家のヴャチェスラフ・ニコノフ氏はスプートニクのインタビューでロシアとトルコは同じサイドに立ってバリケードを展開していると発言した。      ニコノフ氏は「現在、本当に多くの国が同じボートに乗っている。 全文をよむ

2018-08-11 イラン、対米政策でトルコ支援メッセージ (Hurriyet紙)

イラン外務省のスポークスマン、べフラム・カスミ氏は、アメリカがトルコに対して続けている政策を批判し「イラン政府・イラン国民は、何時もトルコ国民・トルコ政府の味方であったし、これからもそうてある」と述べた。       カスミ氏はイラン国営放送で会見に臨み、「トルコは一人ではない。トルコのみなさんは自分たちを一人だと思わないでほしい。我々は永遠にトルコと共にあり、我々に可能なあらゆる支援の用意がある」と話した。トルコ国外からの制圧力に対して、うまくやれるだろうと述べたカスミ氏は、「それぞれの国の意 全文をよむ

2018-08-10 米政府「トルコとの交渉は続く」 (Cumhuriyet紙)

アメリカ合衆国国務省のヘザー・ナウアート報道官はトルコからアメリカに派遣された代表団との間で実現した会談に関して声明を行った。      アメリカ合衆国国務省のヘザー・ナウアート報道官は、アンドルー・ブランソン牧師をめぐってトルコとの間に起こっている外交危機について、アメリカ側にとってあらゆる状況改善の基準は「ブランソンが家へ帰ること」であると明言した。      ナウアート報道官は毎日行われる定例記者会見で、セダト・ウナル外務副大臣率いるトルコ代表団との昨日(8月8日)ワシントンで行われた会談 全文をよむ

2018-08-09 国連、トルコにシリア衝突時国境開放を要請 (Cumhuriyet紙)

国連シリア担当ヤン・エグランド顧問は、イドリブで衝突が起こった際にさらにシリアからの難民を受け入れるためにトルコの国境を開放するように要請したことを明らかにした。      シリアのバッシャール・アサド大統領は現在、国土の3分の2を支配下に置いているが、次の目標をイドリブに定め、国連はその対応に追われた。      スプートニク・トルコの報道によると、エグランド顧問は、国連でシリアに関する人道支援業務を担当しており、アスタナ・プロセスにおいて非紛争地域に含まれるイドリブに関してロシアがイランとト 全文をよむ

2018-08-05 世界の各地で異常気象 (Cumhuriyet紙)

世界の多数の場所で各国の人々が「異常気象」に苦しまされている。      異常気象が世界中で猛威を振るい続けている。スペイン南部では、暑さによって今週3人が亡くなった。オーストリアの首都ウィーンでは、ビーチバレーのトーナメントで日光の下パトロールをしていた警察犬に小さな靴が履かされた。      ■川の水温を考慮      オランダでも、アスファルトが溶けたことにより当局は一部の自動車道を閉鎖した。フランスでは、4つの原子炉が停止した。フランスの原子力発電所を管理する会社(EDF)は、発電所の原 全文をよむ

2018-08-05 シリア国境888キロの壁、完成―太陽光発電で照明 (Hurriyet紙)

内務省は、テロとの闘い・密輸・不法移民の侵入を阻止するため、トルコの東・南東の2,949キロの国境に、888キロに及び防護壁を完成させた。      トルコの南側国境(911キロにおよぶシリア国境のうち、アシ川・ティグリス川以外)の828キロには、工場製のコンクリート壁の建設が計画され、今までに802キロの壁が造られた。東方国境に関しては、144キロのイラン・アール・ウードゥル国境線上に86キロにわたる壁が建設された。また、トルコ・シリア国境のシャンルウルファ地区で、太陽光発電での照明が始まった 全文をよむ

2018-08-04 米土外相会談―外交の扉は閉じず (Hurriyet紙)

米国による2閣僚への「制裁措置」決定後、昨日シンガポールで会談を行ったメヴリュト・チャヴシュオール外相とマイク・ポンペオ国務長官は、「外交の扉は今後も開放し続ける」ことで合意した。両国の立場から、それぞれ「建設的な会談となった」との発表があった。    アメリカ国籍のアンドリュー・クレイグ・ブランソン牧師が自宅軟禁されていることを理由に、ドナルド・トランプ米大統領がアブドゥルハミト・ギュル法務相及びスレイマン・ソイル内務相へ米国内の資産凍結等の制裁措置を決定してから初の米土外相会談が昨日行われた 全文をよむ

2018-08-02 米のトルコ制裁危機への4つの段階 (Cumhuriyet紙)

アメリカがブランソン牧師の早急な開放のために始めた制裁が、昨日初めて具体化した。アメリカは、内務大臣と法務大臣をブラックリストに載せた。財務省は、ギュル法相とソイル内相について、「深刻な人権侵害に関与した組織のトップとして、制裁の対象となった」とコメントした。事態がこの段階に至る以前から、対米関係においてはその他の危機的な事態がおきていた。      ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官は、アブデュルハミト・ギュル法相とスレイマン・ソイル内相が制裁リストに加わったことを明かした。      サ 全文をよむ

2018-08-02 アルバイラク経済相、「米制裁の影響は限定的」 (Hurriyet紙)

ベラト・アルバイラク国庫財務大臣はアメリカの制裁の決定が受け入れられえないことを述べながら、「プロセスが、強い歴史的過去と同盟関係を有する両国の関わりに適した形で外交と建設的な努力を用いて終わることが優先される」と述べた。       アルバイラク氏は「これが過ちであること知りながら行われる状況で生じる結果のトルコやトルコ経済への影響は限定的であろう」と話した。      ベラト・アルバイラク財務相は、メディアへの会見で以下のように述べた:「アメリカ財務省によって発表された制裁の決定は私たちにと 全文をよむ

2018-08-01 エルドアン大統領「脅迫には屈しない」―米へ (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、ラヒプ・ブランソン牧師を巡って関係した対米国関係についての質問に、「脅しの言葉に屈する我々ではない」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は以下のように話した。      「あらゆる事を話した。脅しの言葉によるアプローチでは、誰にとっても何一つ得るものはない。これまでNATOにおいて我々はアメリカ合衆国と最高に素晴らしい連帯を築いており、韓国でも彼らと共にあった。今もNATOにおいて最高水準で連帯するトルコに対し、このような脅しの言葉を用いる事はまったく相 全文をよむ

2018-07-31 日本で猛暑と災害、ひと月に300人の人命奪う (Hurriyet紙)

日本で、七月に天候状況と関連する災害が原因で亡くなった人の数は300人を超えた。      日本で、災害対策を担当する当局は、7月の初めの2週間の間に、西日本に影響を及ぼした過度の降雨がもたらした洪水と地滑りによって222人の命が失われたと伝えた。行方不明の九人はというと、未だ消息が断たれている。      関係者たちはまた、気温が40度を超えた日本において、7月は、100人近くが猛暑が原因の健康被害によって命を失ったとしている。      (記事原文内の)地図は、日本の最も暑い地域を示している 全文をよむ

2018-07-30 外務省からモンゴル問題についての声明:主張は事実無根 (Cumhuriyet紙)

アクソイ外務省報道官は、モンゴルで金曜日に起こった事件が誘拐未遂として報道されたことは大変不快であることを述べた。      モンゴルで、ギュレン教団と関係すると言われているエンパシー学校の校長で、トルコ国籍のヴェイサル・アクチャイが「誘拐されそうになったが、モンゴル当局が誘拐を阻止した」と報道された。モンゴル外務省が行なった説明では、事件は「誘拐未遂」とされた。      ハミ・アクソイ外務省報道官は会見を行い、「誘拐」という主張に関係して「この主張は完全に事実無根であり、我々は否定する。アン 全文をよむ

2018-07-28 トルコ政府、沈静化にやっきーブルンソン牧師問題 (Cumhuriyet紙)

アンドリュー・ブランソン牧師をはじめとするトルコで拘束中の米国市民及び職員の釈放をめぐるトルコ・米国間の緊張に、イスラエルとの取引疑惑がさらに加わった。米大統領ドナルド・トランプのブランソン牧師解放のための働きかけにより、イスラエルのネタニヤフ首相を通じ同国で拘束中のエブル・オズカン氏(トルコ国籍)の解放が要求されたことが示唆されている。トルコ側は、このような取引は「根拠がなく非現実的」であると否定した。米国の声明に対し前日時点で回答したトルコ政府は、米上院と外交委員会でトルコへ融資を供与しない 全文をよむ

2018-07-28 AKP幹部、トランプ発言に「限度をわきまえないということ」 (Milliyet紙)

アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領がブルンソン牧師の釈放を拒否した上、さらにトルコに対して「制裁」の圧力をかけてきたことについてトルコ大国民議会(TBMM)憲法委員会のベキル・ボズダー委員長が反発を示した。    TBMM憲法委員会のベキル・ボズダー委員長は、会見で以下のように述べた。「トルコは主権を持つ独立国家であり、同時に民主的な法治国家である。トルコ司法は、独立した公平な司法機関である。いかなる人物や官庁あるいは組織もトルコへ、そしてトルコ司法へ命令や指示を出すことはできないし、提言 全文をよむ

2018-07-27 アルメニア、関係改善に前向き (Hurriyet紙)

アルメニアのニコル・パシニャン首相は、トルコと前提条件なしで外交関係を構築する準備ができたと述べた。      アルメニアのニコル・パシニャン首相はアル・ジャズィーラテレビのインタビューに答え、「アルメニアとの国交を断絶したのはトルコの方だ。私たちの側の国境は常に開いている。トルコは国交回復への決定を下すべきだ。」と述べた。      NTVのニュースによれば、パシニャン首相は「アルメニアはトルコとの前提条件なしでの外交関係の構築へ、準備万端だ」という表現を用いたという。「全ての地域的諸問題が平 全文をよむ

2018-07-24 ギリシャ山火事へ、トルコ支援の申し入れ (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ギリシャで発生した山火事災害の後、ギリシャ共和国のチプラス首相に電話をした。電話会談でエルドアン大統領は、「支援の準備はできています」と話した。      エルドアン大統領がギリシャ共和国のアレクシス・チプラス首相と電話会談を行った。大統領府の情報源から得た情報によると、エルドアン大統領は、チプラス首相に、電話会談でアテネ近郊で起きた山火事での犠牲に深い悲しみを抱いており、ギリシャ国民にお悔やみを、負傷者にはいち早い回復を望んでいると伝えた。ギリシャ国民の 全文をよむ

2018-07-22 エルドアン大統領、アフリカ歴訪の旅へ (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン・トルコ大統領は、南アフリカ共和国でBRICs首脳会議に出席し、その後ザンビアへトルコ大統領として初めての公式訪問を行う予定だ。      大統領府広報センターから行われた発表によると、エルドアン大統領は、7月25日から27日に南アフリカ共和国のヨハネスブルクで行われる新興5カ国(BRICs)首脳会議に出席する。エルドアン大統領はその後、7月28日にザンビアを訪問する予定だ。      ■BRICsと初めての高レベル接触      トルコは、BRICsサミットの一環 全文をよむ

2018-07-21 ギュレン派逃亡犯、英国は逮捕後、保釈していた (Hurriyet紙)

トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)による報道で、アクン・イペキ被疑者の身柄が拘束されたと伝えられた。イギリス内務省は、トルコの身柄引き渡し請求を受けてギュレン派逃亡犯であるアクン・イペキ被疑者を逮捕したと発表した。イギリス検察庁はアナトリア通信の特派員に対し、ギュレン派で「裁判が宙吊り状態であった」逃亡犯のアクン・イペキ被疑者を5月23日に逮捕し裁判を行った結果、保釈金の支払いをもって保釈したと伝えた。    英国裁判所は、トルコの身柄引き渡し請求を6月26日から精査開始した。逃亡犯であるイペ 全文をよむ

2018-07-20 トルコ・オランダ、双方向関係正常化へ (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相はオランダのステフ・ブロック外相と電話会談を行った。チャヴシュオール外相は「オランダが1通の書簡を送ってきた。我々はそれを受け取った。両国の関係正常化について合意に達した。彼らはトルコを訪問する予定だ。どのような一歩が踏み出されるのかそこで決定するだろう」と述べた。      会談の後には、文書での声明文が出された。      声明には「トルコとオランダは両国間の関係を相互に正常化する決定を下した」と記されている。      声明の全文は以下のようである。     全文をよむ

2018-07-19 外務省、イスラエルを批判 (Hurriyet紙)

外務省はイスラエル議会で承認されたユダヤ国民国家法について「ユダヤ国民国家法は普遍的な法の原則を踏みにじり、パレスチナ人の権利をないがしろにしている」と批判する声明を出した。      外務省は「イスラエルの議会で承認されたユダヤ国民国家法は普遍的な法の原則を踏みにじり、イスラエル市民であるパレスチナ人の権利をないがしろにしている」と伝えた。      外務省は、イスラエル議会が本日承認したユダヤ国民国家法に反応し、書面で声明を出した。      声明の中では「イスラエル議会が本日承認したユダヤ 全文をよむ

2018-07-17 「エルドアン以外はろくに働かない」NATOサミットのトランプ発言 (Hurriyet紙)

ブリュッセルでのNATOサミットはアメリカ合衆国の報道で、集中的に話題となっている。アメリカに拠点を置くCBSテレビに参加しているアメリカの新聞記者であるイアン・ブレンメル氏は、トランプ大統領が首脳会談で印象を刻んだ瞬間について以前耳にしたことがない発言を報道した。NATOのリーダーたちが「防衛費の予算」の増加を認めないために、トランプ大統領が怒っていると述べたブレンメル記者は、「リーダーたちの多くは、議会から承認を得ねばならない、継続しているプロセスがあると言った。」トランプ大統領は、エルドア 全文をよむ

2018-07-07 新たなシリア難民群、拡大ー35万人 (Hurriyet紙)

アサド政権とその支持勢力がシリア・ダルアー県で攻撃を行っており、ヨルダンやイスラエルとの国境地域へ逃れた市民の数は35万にのぼる。      最新の情報によると、シリアではバッシャール・アサド政権とその支持勢力が南西部のダルアー県を激しく攻撃しており、その攻撃から逃れた市民の数は35万を超えたとのことだ。      アサド政権とその支持勢力は、6月20日、南西部ダルアー県で、敵対勢力の支配下にある市民の居住地域を抑えるために軍事作戦を開始した。そのため、シリア南部ではヨルダンやイスラエルとの国境 全文をよむ

2018-07-06 イラン、越境容疑で970頭の羊、押収 (Cumhuriyet紙)

ハッキャーリ県シェムディンリ郡テケリ村の農地で、「国境侵犯」を理由に970頭の羊とヤギをイラン兵が押収したと伝えられた。羊飼い4人(うち、子供が2人)が身柄を拘束されたことが判明し、村人達は、羊飼いを解放し、帰還出来るよう村長らに訴えたと述べた。      事件は火曜日(7月3日)に、シェムディンリ郡のイラン国境付近にあるテケリ村のタンヨルで発生した。羊飼いは、バイラム(17)、ハビプ(13)、レシャト・シュレン、アデム・デミルの4人で、情報によると970頭の羊とヤギをイラン国境沿いの508番地 全文をよむ

2018-07-05 再びモースルへ―総領事館、再開へ (Milliyet紙)

4年前、テロ組織のイスラム国からの脅威によって閉鎖されていたモースルとバスラの総領事館が再び開かれる。最初に任命される者達はモースルとバスラへと行き、同地域で再開に向けた取り組みを開始する。      トルコはイスラム国の脅威によって4年前に閉鎖をしたモースルとバスラの総領事館の活動を再開する。2007年に業務を開始したモースル総領事館は、思い起こされるように2014年の6月11日にイスラム国の兵士達によって急襲され、当時、オズチュルク・ユルマズ総領事、領事館職員とその家族45人は101日間人質 全文をよむ

2018-07-04 ベルリンに生きたヨズガト出身オスマン爺さんの物語 (Hurriyet紙)

1. ベルリンで暮らすヨズガト出身のオスマン・カルンさんは、1982年に壁の東に庭を造り、それを奪おうとするあらゆる関係者に抵抗した。今年亡くなったカルンさんの土地は、もはや家族に委ねられた。      2. 孫のフンダ・カルンさんは、「まだ17歳の時に美術の授業で先生が有名な歴史的建造物を示しながら、そのエピソードを説明していました。祖父の木造の家もこれらのうちの一つでした」と言っている。「クラスの子供達はちょっと可笑しくていびつに見えたため木の家のことをからかったそうで、私もとても恥ずかしく 全文をよむ

2018-07-04 ビザなしEU、実現の条件はキプロス承認? (Cumhuriyet紙)

欧州連合(EU)の立法機関である欧州議会は、トルコ国民がEUへのビザ免除となるには「キプロス共和国」の承認を条件とした。      本日の欧州議会の議題では、テロと大犯罪に対して戦うため、欧州刑事警察機構(Europol)とトルコの関係機関との間での個人データの譲渡に関するEUとトルコの交渉の開始も含まれていた。      ドイチェ・ヴェレトルコ語版、カイハン・カラジャ氏の情報によると、これに関するレポートは反対110票、棄権24票、賛成538票で承認された。レポートでは、個人データの譲渡に関す 全文をよむ

2018-06-29 EU、難民対策でトルコ支援金を承認 (Hurriyet紙)

ブリュッセルで開催された欧州連合(EU)首脳会議で、難民対策としてトルコへの300億ユーロの支援金パケットが承認された。首脳会議では、トルコに対する財政支援の第二陣を出来るだけ早く実行するよう呼びかけがあった。しかしイタリアはこの問題に異議を唱えた。イタリアは朝まで説得をされ、支援金は承認された。      EU首脳会談では合同難民センターの設立とEU内で移民の移動を制限することを決定した。      首脳らは9時間続いた会談の最後に署名された共同声明で、この難民センターにより(難民の)再配分や 全文をよむ

2018-06-27 トルコ軍、カンディルPKK本部に前進中 (Milliyet紙)

トルコ軍は、作戦を成功させてカンディルへ徐々に前進し、これに対してテロリストは森林を焼き払いながら逃走した。      ハッキャーリ県シェムディンリ郡に属するデレジキの、イラク北部と国境を接する村々では、テロ組織であるPKK(クルディスタン労働者党;非合法)が以前からキャンプとして利用してきた、カニレシュとベルミザル地域を実際に目にできる。カニレシュ地域においてテロリストは完全に掃討される一方、トルコ軍は拠点地域を築く試みを絶え間なく続けている。      特にカニレシュ地域が、過日行われた激し 全文をよむ

2018-06-23 選挙後のトルコを待つ、外交難題 (Cumhuriyet紙)

6月24日のダブル選挙の結果がでたのち、トルコは、外交面で重要な側面を迎える。選挙結果は、EUとの加盟交渉、アメリカとの(シリアの)マンビジュ問題などに影響する。      6月24日のダブル選挙の結果がでたのち、外交面で重要な案件がトルコを待ち受ける。その第一は、6月28日~29日に行われるEUサミットだ。その後、トルコの体制変更と国際的責任が、欧州評議会の秋の会議で審議される。ヴェネチア委員会は、今回の体制変化に関するレポートを、監視委員会に提出する。      トルコにとって、もう一つの重 全文をよむ

2018-06-17 エルドアン大統領、カンディルPKK本部爆撃を報告 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、カンディルに向けた最新の軍事作戦で分離派テロ組織の集会場所が攻撃されたと明らかにし、「未だ結果を受けていないが、攻撃されたことは確実である」と述べた。エルドアン大統領は、「私が『皆さんに数日内によい知らせがある』と言っていたのは、このことだ」と述べた。      エルドアン大統領は、分離派組織PKKが集結しているイラク北部のカンディル地域に向けた軍事作戦が実行されたことに言及し、「現在、我々はカンディルに対し粘り強く対処し続けている。第1歩として、我々は戦 全文をよむ

2018-06-16 英国、トルコ国籍者に永住許可付与再開 (Hurriyet紙)

英国内務省は、新たなビザ・カテゴリーとしてトルコ国民に対する永住許可付与を再開した。      英国内務省は、英国において事業を開始するものまたは労働を行うトルコ国民に対し新たな制度を整備した。      本日発表された制度により、アンカラ合意として知られる欧州共同体連合合意(ECAA: European Community Association Agreement) においてビザを取得するトルコ国民は、英国で5年間継続して居住・就労後、永住許可のために申請が可能となる。      トルコ国民 全文をよむ

2018-06-14 トルコ軍、カンディル制圧へ道路準備中 (Hurriyet紙)

イラク北部、30キロの奥地まで進軍しているトルコ軍は、工作車、他の装甲車両を運ぶために大型の車両が通過できる道路を準備中である。      戦車、自走榴弾砲、他の装甲車両は重要な地点に展開される。トルコ軍が現在までに設営した11ヶ所の基地に、テロリストの昼夜の行動を監視する目的で、赤外線カメラを搭載した戦車が配備された。作戦の拡大に伴い、国境上にある「指揮所」の数も増え始めた。      指揮所は、国内と地域の情報ネットワークからの報告に沿って新たな軍事行動計画、それに対応した管理運用を行ってい 全文をよむ

2018-06-10 イスラエル・ギリシャ・キプロス、対トルコで連合 (Milliyet紙)

イスラエル、ギリシャそして南キプロス・ギリシャ政府の防衛大臣達は「地域の安全保障、軍事協力をより高めること、海域とエネルギーの安全を促す」ために金曜日に南キプロスに集まる。       ギリシャのパノス・カンメノス防衛大臣とイスラエルのアヴィグドール・リーベルマン国防大臣が南キプロスに集まる予定だ。ラルナカ・ゼノン調査保護共同センターで一堂に会する大臣達が協力関係について会談を行う予定であることがわかった。これらの国は以前、天然ガスについて行動を共にしていくことを決めている。       会談に 全文をよむ

2018-06-08  北イラクへ越境作戦、ターゲットはPKKカンディル本部? (Milliyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム首相はムシュ県で行った演説において、「トルコ軍は現在北イラクの領土内30キロメートル地点にいる。カンディルに関するすべての選択肢が机上に並べられた状態だ」と発言した。    ビナリ・ユルドゥルム首相は、ムシュ県で市民に呼びかけた。ビナリ・ユルドゥルム首相が演説で語った概要は、以下の通りだ。    ■「ムシュ県では数多くの分野で投資を行った」    「ムシュ県でわれわれがどのようなことを行ったのか、まずは話そうと思う。2016年、ムシュ県では非常に多くの公共事業を行った。ムシュ 全文をよむ

2018-06-07 アメリカ政府「ロシア製S400を買ってもよいが、使うな」 (Hurriyet紙)

チャヴシュオール外務大臣が、アメリカの外務大臣にあたるポンペオ国務長官とワシントンで行った訪問の後、ヒュッリイェト誌は、二国間の間で続いている交渉の舞台裏の情報を得た。YPG(クルド部隊)のマンビジュ(トルコ語名メンビチ)撤退計画に加えて、トルコがロシアからS400を購入する件が二国間で論争を生んでいる。一部のアメリカ関係者が「購入しても使うな」という話を持ち出したことも分かった。      ヒュッリイェト誌は、S400ミサイル、F35戦闘機の販売妨害のは働きかけ、アメリカによるYPGへの支援な 全文をよむ

2018-06-02 アサド政権とクルド系YPG、石油交換で合意? (Milliyet紙)

シリア政権がYPG(人民防衛隊)のテロリストへ軍事干渉の脅しを臭わせたとしても、デリゾールの最大の油田から出る石油はアサド軍の手に移り、引き換えに(テロリストは)4分の3の燃料を入手する。      アナトリア通信はアル・オメル油田に既に何十人もの米軍兵士がいることを報じている。      テロ組織YPG/PKK(クルディスタン労働者党:非合法)とバッシャール・アサド政権は、シリア東部のデリゾール県で組織の占領下にある最大の油田アル・オメルから出る石油の取り決めにおいて合意に至った。      全文をよむ

2018-06-01 獄死の新疆ウイグル自治区の賢人を涙で追悼―カイセリ (Hurriyet紙)

 カイセリ在住の東トルキスタン人(ウイグル人)らは、中国の刑務所で殺されたとされるウイグル人のイスラム知識人・アブドゥルアハド・バラト・マフスム師(享年86)に別れの祈りをささげた。祈り後の声明でウイグル人らが慟哭した。       ウイグル人らはフナト・ジャーミイでの金曜礼拝終了後、赤と青の(ウイグル)旗を持って集まり、3日前に中国の刑務所で殺されたとされるウイグル人のイスラム知識人・アブドゥルアハド・バラト・マフスム師のために別れの祈りをささげた。祈りの後、東トルキスタン文化連帯協会のセイト 全文をよむ

2018-05-31 オーストリア、ドイツ語中級以下の外国人の社会保障打ち切り (Hurriyet紙)

オーストリア政府は同国に在住するすべての外国人に関する社会保障の法律を改正する法案を提出した。      欧州連合加盟国出身者を含むすべての外国人を対象とするこの新しい法律によれば、オーストリアに在住する外国人は少なくとも中級程度のドイツ語が話せなければ社会保障の35%が打ち切られる。      オーストリア政府は、この新しい法律について、同国に在住する外国人がドイツ語を学ぶことでよりオーストリアに適応できるようになることを目的にしていると主張している。      ■児童手当も減額      オ 全文をよむ

2018-05-24 ギリシャ、クーデター関係者を難民認定へ (Cumhuriyet紙)

ギリシャの国家評議会は、7月15日のクーデター未遂事件後に同国へ逃亡したクーデター関係者に、難民としての権利を与えることを決定した。      ギリシャの国家評議会は、7月15日のクーデター未遂事件後に同国へ逃亡したクーデター関係者に、難民としての権利が与えることを決定した。国家評議会総会では、謀反兵の一人、スレイマン・オズカイナクチュへ亡命局が与えた亡命権の取消しを求める政府の控訴が取り上げられた。      本日召集された国家評議会の評議員らは、この決定への政府の異議申立てを棄却し、クーデタ 全文をよむ

2018-05-22 ブルガリア、EUにトルコの影響力行使阻止を求める (Cumhuriyet紙)

ブルガリア副首相兼国防大臣のクラシミル・カラカチャノフ氏はNATOとEUにロシアとトルコのバルカン半島での影響力行使を阻止するように求めた。      モンテネグロの都市ブドヴァで、モンテネグロ政府とアメリカ大使館、NATOの主導で開催された国際安全会議でカラカチャノフ氏は、EUの拡大に関して、明確な期限がなかったために、不快であったとさえ述べた。   スプートニクで掲載されたニュースによると、カラカチャノフ氏は「我々の政治は明快である。我々は、加盟の問題がはっきりすること、当該地域の国々が完全 全文をよむ

2018-05-17 EU拡大サミットに、トルコの不在 (Hurriyet紙)

EUは、今期の議長国であるブルガリアの首都ソフィアで「西バルカン諸国サミット」を開催した。EU拡大が焦点となり、トルコの隣国で行われたサミットであったが、トルコは呼ばれなかった。このサミットで、EUが拡大に際して西バルカン諸国とトルコを分けようとしていることが確かとなった。      EUは、長年バルカン諸国を意識してこなかったが、同地域でロシアとトルコの影響力が増大し続けていることが影響し、今期の議長国であるブルガリアの首都ソフィアで「EU・西バルカン諸国サミット」を開催した。一部の層はこのサ 全文をよむ

2018-05-16 もう1か国、エルサレムに大使館移動 (Hurriyet紙)

ロイター通信社は、アメリカがエルサレムに大使館を開設したのに続いて、グアテマラも今日、エルサレムに大使館を開設したと報道した。南アメリカで、アメリカから最も援助を受けている国の一つであることを理由に、グアテマラはエルサレムへの大使館移転についてトランプ大統領を支持した。      アメリカに続いて、グアテマラもテルアビブにある大使館をエルサレムに移転するという決定には、同国がアメリカから多大な支援金を得ていること、またジミー・モラレス大統領の汚職問題の影響があると言われている。      ‎国際 全文をよむ

2018-05-16 エルドアン大統領、対イスラエル外交戦線 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は、最近のパレスチナの動向に関し次々に重要な会合を実現させた。エルドアン大統領は、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、イランのハサン・ロウハーニー大統領、ロシアのウラディミル・プーチン大統領と電話会談を行った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、エルサレムに関する電話外交を続けている。      エルドアン大統領は、パレスチナの最近の動向に関し、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と電話会談を行った。      大統領府によると、二人のリーダーは会談で、アメリカ大使館のエル 全文をよむ

2018-05-15 エルドアン大統領ナトゥレイ・カルタ・ユダヤ正教会メンバーと面会 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ラビのエラハナン・ベック氏と同行したナトゥレイ・カルタ・ユダヤ正教会のメンバーと面会した。ナトゥレイ・カルタ・ユダヤ正教会は、モーセ五書を信じる一方で、反シオニズムであることと知られている。ラビのエラハナン・ベック氏の襟元にあるパレスチナ国旗のブローチも目を引いた。      インターコンチネンタルホテルで記者たちを閉め出して行われた面会は、30分に及んだ。面会には、EU担当大臣で主席交渉官のオメル・チェリキ氏と、大統領府副事務局長で報道官のイブラヒム・ 全文をよむ

2018-05-15 新聞各紙、紙面・ロゴを黒にーパレスチナ人多数死傷に抗議 (Hurriyet紙)

今日刊行された日刊新聞紙の一部は、イスラエルによるパレスチナでの虐殺に抗議する目的で、一面の紙面とロゴを黒にした。      アメリカ大使館を公式にエルサレムに移転することに際し、ガザとイスラエル国境でほぼ虐殺といえるような事件が起きた。パレスチナ人抗議者たちに対しイスラエル軍が実弾を発砲したことにより銃撃戦が起きた。第一報によると、この銃撃戦で少なくとも60人のパレスチナ人の命が失われ、2000人以上のデモ参加者も負傷した。同時に、2014年から今日までガザにおいて起きた中で、最も流血した日と 全文をよむ

2018-05-15 トルコ、米大使召喚―エルサレム大使館移転に抗議 (Hurriyet紙)

トランプ米政権が在イスラエル米大使館をテルアビブからエルサレムへ移転させることに伴い、アンカラ・ワシントン間の危機にもうひとつ新たなものが加わった。米国の決定に反発を示したトルコは、駐ワシントンのセルダル・クルチ大使を協議のためトルコへ召喚した。クルチ大使が協議のためトルコへ召還されたことに関連する初めての説明が米国防総省から届いた。パホン米広報官はトルコの大使召還の決定がワシントンとアンカラとの協力関係に影響するか否かとの質問に対し、「われわれは、緊密なNATO同盟国であるトルコと様々な共通の 全文をよむ

2018-05-14 アルメニアをアジェムオールが救う (Hurriyet紙)

世界でも有数の経済学者で、アルメニアにルーツを持つトルコ人経済学者ダロン・アジェムオール氏は、アルメニアの経済を救うために準備している。アルメニアの新首相ニコル・パシニャンは、世界的に著名な経済学者アジェムオール氏を招待して、アルメニア経済の再建するため協力を求めたという。      パシニャン・アジェムオウル首相は、アジェムオールが協力に前向きであると発表したフェイスブックのメッセージで次のように述べた。「アルメニア民族の中で世界的に有名な経済学者ダロン・アジェムオール氏と話した。彼は、アルメ 全文をよむ

2018-05-11 ISが去り町が息を吹き返すー北イラク・トルクメン人の町タル・アファル (Hurriyet紙)

 3年の間テロ組織ISの手に落ちていたイラクのトルクメン人の街、タル・アファルでは、帰還者で人口が10万人超に回復した。市場は活気を取り戻し、病院や学校も復旧している。だが街のシンボルだったタル・アファル城塞はもう存在せず、街のいたる所に地雷と爆弾の警告が見られる。ISが去った後のタル・アファルの様子をレポートする。       人口25万人のタル・アファルはトルクメン人が大半を占めたが、2014年6月にISの手に落ちると多くの難民を生んだ。IS下ではわずかに90世帯が残ったのみだ。2017年8 全文をよむ

2018-05-09 ギリシャ外相、キプロスの教会に苦情「トルコ人よりひどい!」 (Milliyet紙)

ギリシャ外相のニコス・コジアス氏は、キプロス共和国管轄下でギリシャ外務省に対して起こされた土地訴訟において被った扱いに猛反発し、原告である教会の弁護士に対して怒りを示した。      [キプロス共和国に所在する]ジッコ教会は、1998年に彼らの土地の半分を大使館建設のためギリシャ外務省に寄付し、残りの半分もまた外務省に200万ドルで売った。      それから今日まで大使館が建設されることは無かった。教会は、より高値を提示した顧客が見つかると、土地の返還を要求した。      昨日の訴訟でギリシ 全文をよむ

2018-05-06 サラエボ、ガーズィ・ヒュスレヴ・ベイ学校で第468回卒業生 (Milliyet紙)

ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで活動する、ヨーロッパの最も根付いたイスラム教育機関であるガーズィ・ヒュスレヴ・ベイ学校から、今年は126名の生徒が卒業した。      同校の第468回卒業生のために、首都の歴史あるガーズィ・ヒュスレヴ・ベイ・モスクで卒業式が行われ、ガーズィ・ヒュスレヴ・ベイ学校のメンスル・マルキチュ校長、ボスニア・ヘルツェゴビナ・イスラム協会副会長でトゥズラ県のムフティーであるヴァヒド・ファズロヴィチ氏とともに、多くの招待客が出席した。      マルキチュ校長は卒業式 全文をよむ

2018-05-03 エルドアン大統領の韓国訪問「海底トンネル、橋、次は運河」 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領から、韓国にイスタンブル運河への招待…。エルドアン大統領は、韓国企業が建設中のユーラシアトンネルとチャナッカレ橋を念頭に、「イスタンブル運河プロジェクトでも韓国が参画するのは格別の尊敬を集めることになるだろう」と発言した。      エルドアン大統領は韓国との技術協力で、防衛産業を始めハイテク産業分野で出来ることが多く存在すると述べ、貿易規模が将来的に2倍になることを要望した。エルドアン大統領は、トルコで行われている多くのメガプロジェクトに韓国が参加しているの 全文をよむ

2018-05-02 日本の安倍首相、イスラエル大使館エルサレム移転を明確に否定 (Cumhuriyet紙)

日本の安倍晋三首相は在テルアビブ日本大使館をエルサレムに移転しないことを明言した。      安倍首相は中東歴訪中に訪問したパレスチナでマハムード・アッバース議長と会談した。占領下のヨルダン川西岸地区ラマッラ―で行われた会談で、二人はパレスチナの最近の情勢と両国間の関係を評価した。      安倍首相は日本が対パレスチナ支援を継続していくことを述べ、イスラエル-パレスチナ問題では2国家による解決を支持していくことを表明した。      首相は更に、「日本はテルアビブの日本大使館をエルサレムへ移転 全文をよむ

2018-05-01 エルドアン大統領韓国訪問、イスタンブル運河参画に期待 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、韓国で行った会見で、「イスタンブル運河計画に、特に韓国が参加することは、我々にとって格別の誇らしい機会になる」と述べた。      エルドアン大統領は韓国の丁世均(チョン・セギュン)国会議長と面会した。まず、「この素晴らしい議会の建物であなた方と一堂に会する喜びを特に表したい」と述べて話を始めたエルドアン大統領は、韓国とトルコの間の歴史的な結びつきがどれほど強いものであるか、そしてこれが歴史的事実であることを話した。       韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との二者会 全文をよむ

2018-04-29 アルメニア政界からアンカラに要請:総主教代理選挙の実施を (Cumhuriyet紙)

トルコのアルメニア総主教代理選挙に政治介入があったとの主張は、トルコにいるアルメニア人コミュニティとアルメニア共和国の政治家達によって杞憂をもって捉えられている。イスタンブル県庁が今年はじめに取りやめとした総主教代理選挙はアンカラの政治的圧力によるものといわれている。      トルコ・アルメニア総主教代理選挙に政治的な介入があったとの主張は、トルコのアルメニア人コミュニティとアルメニアの政治家達によって議論されている。イスタンブル県知事が今年初めにキャンセルした総主教代理選挙では、アンカラ政府 全文をよむ

2018-04-25 トルコ旅行代理店協会、空港送迎でぼったくられた日本人観光客に補償 (Hurriyet紙)

日本から休暇のためにトルコに来た2人の観光客がアタテュルク空港からスルタンアフメト地区間の送迎に1550TL取られ、議論になった。ヒュッリイェト紙が記事にしたニュースの後、トルコ旅行代理店協会のフィルズ・バールカヤ会長は、「関連する委員会が報告書を用意している。報告書次第では警告または営業免許停止の罰則が与えられるかもしれない。市場は自由だが、観光客がほっておかれるわけではない」と述べた。一方、2人の日本人観光客の全費用はトルコ旅行代理店協会によって補填されるとの説明がなされた。      ■2 全文をよむ

2018-04-21 トルコ・カタール、空軍共同軍事訓練 (Hurriyet紙)

 トルコは、サウジアラビアを盟主とする一部のアラブ諸国の標的とされているカタールと、軍事分野で開始した協力・親交を、大きく進展させた。アラブ界の反発にも臆せず、トルコ国軍(TSK)はカタールに軍事基地を設けたが、トルコ空軍所有の戦闘機がカタールでの軍事訓練に初めて参加する。      ■ F-16戦闘機3機が出動       カタールの主催で、本日から1週間続く「シャーヒン20」と名付けられた軍事訓練には、トルコ空軍所有のF-16戦闘機3機と、他の空軍支援部隊の一部が参加する。2014年12月1 全文をよむ

2018-04-21 オーストリア、トルコ系住民への選挙向け政治集会を禁止 (Hurriyet紙)

オーストリアのセバスティアン・クルツ首相は、6月24日に予定されているトルコの国政選挙について、オーストリア国内での活動を認めないと述べた。      クルツ首相は昨日、オーストリア放送協会の放送で会見を行い、トルコで予定されている大統領選挙・国民議会選挙に関するオーストリア国内での活動を望んでいないと明らかにした。      クルツ首相は、「もしもトルコが今回もオーストリア国内でこのような活動を計画しているのならば、以下のことを明言しておく。このような活動はここでは望まれておらず、我々はこれを 全文をよむ

2018-04-20 外務省、米のトルコ総選挙懸念に反論 (Milliyet紙)

外務省のアクソイ報道官は、アメリカの報道官の「非常事態令下で総選挙」の発言に反論し、「トルコに対するダブルスタンダードな例だ。まだ実施していない選挙についてのコメントは受け入れられない。」      外務省のハミ・アクソイ報道官の会見は以下の通り:      「トルコで実施されてきた全選挙は民主的、自由、公正かつクリーンであることは国際調査書等で確認されてきた。非常事態令下で実施された2017年の憲法改正国民投票はその最新の証明である。この事実を無視し、非常事態令下の選挙は民主的水準の後退と主張 全文をよむ

2018-04-17 外務省、EUのトルコレポートに猛反発 (Cumhuriyet紙)

外務省は、EUのトルコレポートに厳しい反応を示した。発表では「幾度となくあらゆる書面を通じて説明を行ったにも関わらず、委員会は客観的にもバランスを取ることも出来なかった」という表現が用いられた。      外務省からEUのトルコレポートに厳しい反応が示された。外務省から行われた発表の全文は以下の通りだ。      「EU委員会によって準備された「2018年トルコ国勢報告書と成長戦略調書」は今日(2018年4月17日)発行された。      残念なことに欧州委員会は、国内情勢の難局を理解しようとし 全文をよむ

2018-04-14 エルドアン大統領、米英仏のシリア攻撃を支持 (Cumhuriyet紙)

アメリカがシリアに対して行った軍事作戦に関して見解を述べた公正発展党(AKP)のエルドアン大統領は、「今回の軍事作戦を支持する。これによりアサド政権は、自身らの攻撃が見逃されることはないとわかったはずだ」と発言した。    AKP党首でもあるレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、AKPファティフ郡党大会で講演を行った。夜間ずっとシリアへの軍事作戦について動向を追っていたと話したエルドアン大統領は、「われわれは今回の軍事作戦を支持する」と述べた。エルドアン大統領は、さらに以下のように発言した。「 全文をよむ

2018-04-13 Taha Akyol コラム:シリアはどこへ?―米・露の間のトルコの窮状 (Hurriyet紙)

 シリアを巡りアメリカとロシアが互いに力を誇示し合い、危機を深刻にしている。中でもトルコは最も不快な目に遭っている。       先日の金曜日、ドゥマで市民に毒ガスが向けられた。西欧諸国は反発した。       ロシア議会では、ロシア国防委員会のフランツ・クリントセヴィチ副委員長が、アメリカのミサイルを「確認し撃墜する訓練を行った」と述べ、それをロシアのその他のメディアも伝えた。    トランプ米大統領はすぐさまツイートして反発した。「ロシアはシリアに向かう全てのミサイルを落とすと言ってのけた。 全文をよむ

2018-04-11 アリエフ・アゼルバイジャン大統領、再選 (Cumhuriyet紙)

アゼルバイジャン共和国で行われた大統領選挙は、非公式ではあるものの第一報によれば得票率86.09%で現職のイルハム・アリエフ氏が当選した。      アゼルバイジャン中央選挙管理委員会(AMSK)メザーヒル・ペナホフ委員長は記者会見で、公式の発表ではないが、アリエフ氏が得票率86.09%で当選したと発表した。      ■エルドアン大統領から祝勝の電話      エルドアン大統領は再選したアゼルバイジャン大統領アリエフを祝福した。      ■首相ユルドゥルムからも祝福の電話      首相府か 全文をよむ

2018-04-04 ロシアメディア「歴史上はじめて、トルコがロシアの友に」 (Cumhuriyet紙)

ロシア大統領ウラジーミル・プーチンのアンカラ訪問がロシア・メディアの見出しの頭となった。ロシア国営テレビ、ロシア1はこの訪問を「歴史的」と表現し、両国の距離が最も近くなったと述べた。      ウラジーミル・プーチンのアンカラ訪問、大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンと参加したアックユ原子力発電所の起工式、両者の直接会談が詳細に報道された。      ロシア1ではパーヴェル・ザルビンが、プーチン大統領のリムジンに公式訪問に必須ではないにも関わらず、騎馬隊が随行したことは大きな歓迎であり、エルドア 全文をよむ

2018-04-04 エルドアン・プーチン会議―S400引き渡し前倒しに (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領は、アククユ原子力発電所の起工式ののち、ベシュテペの大統領府で1時半、会見した。会見ののち、トルコ・ロシアハイレベル協力評議会の会議が行われた。エルドアン大統領とプーチン大統領は、その後、共同記者会見、および4つの合意文書の調印式に参加した。      ■エルドアン大統領 「政治解決にむけ意見一致」      「会見では、二国関係だけでなく、シリア問題をはじめとする地域の問題で意見交換が行った。アスターナ・プロセスで停戦地域を実現させた。複数の停 全文をよむ

2018-04-03 アフガニスタンからの難民、続々・・ (Hurriyet紙)

警察のデータによれば、最近3か月にトルコに不法なルートで入国したアフガ二スタン人の数は1万7847人である。密航業者たちが国境の近くに残した子供たち、何十人ものアフガン人たちは、何キロメートルも道を歩いて国境を通過している。      トルコは最近2か月間、以前になかったほどアフガン人たちと向き合っている      警察のデータによれば、3月26~4月1日の間にトルコの東部国境で拘束された密航者の数は2713人である。このうちの2530人はアフガン人であり、146人はパキスタン人、34人はバング 全文をよむ

2018-04-01 サウジアラビア、女性もコンサートに殺到! (Hurriyet紙)

エジプト人歌手ターメル・ホスニー氏は、昨夜ジッダで女性も見に来たコンサートを行った。チケットには“ダンス禁止”の文字があったが、コンサート来場者はあちこちでこのルールを破った。      エジプト人歌手ターメル・ホスニー氏は、昨夜ジッダでサウジアラビアのファンたちと相見えた。コンサート中、男女はそれぞれ離れた場所からパフォーマンスを楽しんだ。      ホスニー氏が3月30日に行うコンサートの前に販売された約6,000枚のチケットは、すぐに完売した。ホスニー氏のファンは、チケット販売所の前に長蛇 全文をよむ

2018-03-31 トルコ、ドイツへ115人の返還要求 (Hurriyet紙)

独Stuttgarter Zeitung紙ならびにStuttgarter Nachrichten紙において、2016年7月15日のクーデター未遂事件以降、トルコがドイツに対し、トルコ国民115名の返還要求のための申請を行ったことが報じられた。      独法務省の情報に基づくこの記事ては、この返還要求を受けた人のうち54名は、テロ容疑が理由であることも報じられている。同2紙の報道では、2015年にはドイツに対して返還要求された人の数は66名で、うち13名がテロ理由であったという。 全文をよむ

2018-03-29 ヴァルナで何があったのかーEUトルコ首脳会議 (Cumhuriyet紙)

EU加盟交渉に精通している外交記者が次々に解雇されたため、ブルガリアのヴァルナという都市で行われたEU首脳会談に関して、虚偽の誤った報道を目にしている。まるでヨーロッパへのビザなし渡航が認められるまで後一歩というような、EU加盟交渉が再び加速したかのようなコメントがテレビに出回っている。実際にはヴァルナでなにがあったのか見てみよう。      ■最も重要な収穫は今回の会議だ      ヴァルナ首脳会議は、アンカラの主張とEU議長国ブルガリアの尽力により実現された。ヨーロッパ側は、まったく期待せず 全文をよむ

2018-03-27 EUとの首脳会議、相違鮮明に (Hurriyet紙)

昨夜ブルガリアのヴァルナで行われた会議は、およそ1年ぶりにトルコとEUが最高首脳レベルで会談する機会をもたらし、各陣営のポジションの違いを再び眼前に晒した。      乗り越えられるべき数多の問題がある中で、EU側が会議の大部分をトルコ国境を越えたために捕えられている2人のギリシャ兵の状況にあてたことは最も注意を引く要素だ。      ■復活祭の贈り物      会議に参加した複数の高官は、EUはギリシャ兵の件を驚くほど重要視しており、かなり大げさに取り上げられているという見解だ。。会議の開催国 全文をよむ

2018-03-26 シリア、「トルコの占領を国際社会に訴える」 (Cumhuriyet紙)

シリア政府は、国際社会に対して、トルコ国軍(TSK)がアフリーンから撤退するように早急な対策を講じるよう訴えた。      シリア国営通信社SANAが報じたニュースによると、シリア外務省は、「シリアは再度、占領者であるトルコ軍が無条件で即座にシリアの地から撤退するよう要求する。シリアは国際社会に対し、アフリーンで破壊と流血を招き、数千もの住民を追放したトルコ人の占領を終わらせるための早急な対応を求めている」と発表した。      シリア外務省は、トルコ政府はテロに対する闘いと国内秩序の維持という 全文をよむ

2018-03-25 トルコ軍、アフリーンを完全制圧 (Hurriyet紙)

トルコ国軍(TSK)は、自由シリア軍(ÖSO)の部隊を支援するため、1月20日に戦闘機72機による爆撃で「オリーブの枝」作戦を開始した。1月21日にキリス県ギュルババから地上部隊が進入したことによって、同作戦は空と地上から行われた。そして作戦の64日目、アフリーンを完全に制圧した。この作戦では49名が犠牲となり、約2,300平方メートルの地域からテロ組織PYD/PKKが一掃された。      ■作戦は未だ終わらず      アフリーンを完全に制圧したことに関する最初の表明は、参謀総長フススィ・ア 全文をよむ

2018-03-24 25年間にアブハジア系トルコ市民1万人、アブハジア国籍獲得 (Cumhuriyet紙)

コーカサス戦争の際にアナトリアに追放された1万人のアブハジア系トルコ人が、アブハジア国籍を取得した。      ロシアとコーカサス地方の紛争時にアナトリアに追放されたアブハジアおよびチェルケス系の人々は、アブハジアとジョージアとの間で1992~1993年に起きた大規模紛争でアブハジアの独立を支援し、アブハジア側の勝利に重要な役割を演じた。紛争後の1993年3月23日には、アブハジア共和国の初代大統領であるウラジスラフ・アルジンバの主導で、トルコ、シリア、ヨルダン、そして欧州で暮らしていたアブハジ 全文をよむ

2018-03-24 ギリシャ政府、ギュレン派3人を入国拒否 (Hurriyet紙)

ギリシャに逃亡したギュレン派を組織化する目的でアメリカからやってきた3人のグループに対して、ギリシャ政府は、「国家防衛」上の理由から入国許可が与えなかった。       身元が公開されてない3人のギュレン派はアメリカへ帰らざるを得なかった。ギリシャのカシメリニ新聞によれば、ギリシャにいるギュレン派のために基盤整備の目的で、トルコ系のアメリカ人3人が先週の月曜日にギリシャの空港にやってきた。3人のギュレン派はギリシャの警察に対して、「NGOのメンバーだ」、「ギリシャで不動産を扱っている会社の社員だ 全文をよむ

2018-03-23 チプラス・ギリシャ首相「トルコはわめき散らすが・・・」 (Cumhuriyet紙)

ギリシャのアレクシス・チプラス首相は、「トルコは常に[国際社会の出来事に首を突っ込み]わめき散らしているが、ここエーゲ地域でも同様に振舞うほど愚かではないことは承知している。なぜなら[ギリシャ-トルコ間における、様々な歴史的な摩擦が残る中]このエーゲ海地域で緊密な接触を図ろうとする者は、自分で自分の首を絞める結果になるからだ」と述べた。      ギリシャのアレクシス・チプラス首相は、EUサミットの終了後の記者会見で、ギリシャメディアでしばしば取り上げられる、トルコの「エーゲ地域で緊密な接触を図 全文をよむ

2018-03-23 アフリーン作戦の真相―市民を盾にテロリスト、逃亡 (Hurriyet紙)

政府の上層部で行われたアフリーン(情勢)の検討において、軍事作戦直前におきた事件に関し興味深い詳細が明らかになった。      3月18日にアフリーンへ侵攻する3日前、アンカラで活発な動きがあった。3月15日水曜日深夜22時30分にアフリーンのテロリストのメンバーをトルコ軍が爆撃する予定だった。      ■市民の犠牲者を出さないために      トルコ国軍のこの決定は、テロリストの首謀者らが市民の車列の間に私服でまざり、街を脱出し始めたというニュースを受けて一時見合わされた。多くの市民の犠牲を 全文をよむ

2018-03-21 トルコ軍・自由シリア軍、アフリーン解放 (Hurriyet紙)

子供たちや女性たち…。「オリーブの枝」作戦で、テロ組織PYD/PKKが一掃されたアフリーンで、最も大きな被害を受けたのは彼らだ。何カ月も家から出られなかった子供たちは、爆発物の処理が一刻も早く行われ、通りで遊べることを望んでいる。       何ヶ月間も世界の目が向けられていたアフリーンは、日曜日に、TSK(トルコ国軍)と自由シリア軍(ÖSO)の支配下に置かれた。街に最初に入った時、ある事務所からの声を聞いたÖSOはメンバーが開けたシャッターの後ろから、30人にものぼる一般市民がでてきた。最初は 全文をよむ

2018-03-20 テロリストはなぜアフリーンから逃げたのか (Hurriyet紙)

民主統一党/人民防衛隊(PYD/YPG)は2012年にアフリーンを占拠した。安全保障関係者の情報によると、アフリーンを支配しようとした同組織は、カンディルから500人の武装テロリストを送り込んだ。6年の間で組織の戦闘員数は次第に増えていった。この数字の増加について、組織の強制的な徴兵政策も影響しているとの見方がなされている。トルコ国軍・自由シリア軍勢力は、オリーブの枝作戦において最終的に3月18日にアフリーン中心部に突入し、同地域におけるPYD/YPGの6年に及ぶ支配に終止符を打つに至った。   全文をよむ

2018-03-17 トルコ軍アフリーン包囲戦、開始 (Milliyet紙)

CNNトルコの最新の報道によると、トルコ国軍(TSK)所属の特殊部隊がアフリーン郡中心部で軍事作戦を開始したという。      TSK所属の特殊部隊が、アフリーン郡中心部で軍事作戦を開始した。この作戦には、特殊部隊とともに自由シリア軍(ÖSO)の部隊も参加しているという。      トルコ国軍所属の特殊部隊がアフリーン郡中心部に入り、軍事作戦を開始したことが明らかになった。CNNトルコの中継に出演したテロの専門家、アブドゥッラー・アアル氏の情報によると、アフリーン中心部には、特殊部隊とともに、奇 全文をよむ

2018-03-17 シリア・アフリーンでまた殉職者 (Hurriyet紙)

トルコ軍がシリアのアフリーン地方で遂行中の「オリーブの枝作戦」で15日に負傷したミトハト・ドゥンジャ少佐(43)が治療していたハタイ国立病院で亡くなった。エスキシェヒルに住む遺族は悲しみにくれている。      ドゥンジャ少佐の訃報は軍の関係者たちによって彼の両親に伝えられた。ドゥンジャ少佐は既婚者であり、娘を持つ一児の父でもあった。エスキシェヒルのビュユクデレ街区ウスルラル通りには彼の実家があり、その平屋建ての家の前や通りにはトルコ国旗がいくつも掲げられている。家の前にはオドゥンパザル群知事府 全文をよむ

2018-03-16 この女性「テロリスト」ら、全員死亡 (Hurriyet紙)

「オリーブの枝作戦」(アフリーンで実行中の対クルド人作戦)が開始される前に撮られた集合写真に映るテロリストの女15名・男7名が、アフリーンでトルコ軍及び(反政府組織の)自由シリア軍によって殺害されたことが分かった。      オリーブの枝作戦の中で包囲下にあるアフリーン及び周辺地域では、テロリストの掃討作戦が継続している。トルコのサバフ紙のスルベルク・アルスラン記者の報道によると、オリーブの枝作戦開始前に撮影された写真に映る、PKK(クルド労働者党;非合法)及びクルド人民防衛隊(YPG)の女15 全文をよむ

2018-03-16 PYD/PKK、アフリーンから帰村をめざす市民を殺害 (Hurriyet紙)

 PYD/PKKというテロ組織の迫害から逃れるためにアフリーンからなんとかして離れることができた家族のうち6人が、避難するために入った家のカーペットの下に仕掛けられた爆発物の爆発の結果、亡くなった。       テロ組織によって、村々から無理やり引き離され、アフリーンの中心地に移住させられ、しかし家に戻ることを望んだ家族を、今度はテロ組織が仕掛けた手製の爆発物と、オタワ条約により利用が禁止されている非人道的な地雷が襲った。       無理やり住まわされたアフリーンから逃げて彼らの村であるグンデ 全文をよむ

2018-03-16 イギリス、トルコ国籍者への無期限滞在許可を廃止 (Cumhuriyet紙)

英内務省は、アンカラ協定の一端としてトルコ国籍者に与えていた無期限滞在許可を本日以降廃止した。今後は延長ビザのみ与えられることになる。      英内務省は、アンカラ協定の一端としてトルコ国籍者に与えていた無期限滞在許可を廃止した。      アンカラ協定の適用によれば、トルコ国籍者は最初の申請で1年間、その延長時には3年ビザを取得し、この4年終了後に無期限滞在許可を取得する。新しい取り決めにより、この許可は廃止となった。英内務省は、無期限滞在を廃止したと発表した。今後はトルコ国籍者はビザ延長申 全文をよむ

2018-03-15 トルコ、PKK問題でアルメニアに抗議 (Hurriyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム首相はアゼルバイジャン領でアルメニアの占領下にある地域にテロ組織PKKが定住するという問題について、質問に答えた。       ビナリ・ユルドゥルム首相はバクーで行った会見の中で、アゼルバイジャンとアルメニアの間で起きたダールク・カラバー問題に関連する重要な発言をした。首相はアルメニアの占領下の地域にPKKテロ組織が居つくという噂に関連し、次のようなことを述べた。       「アゼルバイジャンとトルコは、地域の安全確保やテロへの対抗に関して共同で協働している。ガラパー問題は 全文をよむ

2018-03-10  イラクからアフリーンのYPGへの支援武器、モースルで押収 (Hurriyet紙)

イラクから、アフリーンにいるクルド人民防衛部隊(YPG)のメンバーに移送するために出発していたトラック一台分の武器弾薬は、モースル警察の捜査により押収された。      ■トラックいっぱいのロケット      トラックでは多数のロケット発射台とそれらに装着するロケットが見つかった。地域から得られた情報によればテロ組織は深刻な武器問題を抱えており、この理由からイラクからの支援が非常に重要なものとなっている。      ■掃討されたテロリストの数は3,195名に上った。      一方で、「オリーブ 全文をよむ

2018-03-08 無国籍幼児、6万人増え31万人に (Hurriyet紙)

移住・統合レポートを受領した国民議会人権調査委員会で最新の避難民データが検討された。      難民権利準備委員会による調査では、25万の「国の無い」(無国籍)状態のシリア人幼児の数が、数ヶ月で6万1千人増加し、31万1千人にのぼることが明らかとなった。委員会に報告した移民行政総局のサリフ・ブチャク副局長は、「3月5日時点で、保護下にあるシリア人の登録数は354万648人である。トルコにいる外国人数は合計455万1,648人である」と述べた。      ■シリア人は搾取とは言わない      準 全文をよむ

2018-03-08 トルコからジャラブルスへ帰還のシリア人5万8千人 (Hurriyet紙)

ガーズィアンテプ県のカルカムシュ国境ゲートを抜け、厳重に警護されながらジャラブルスに移動する…。      アンカラ産業会議所の招きで我々はジャラブルスへ向かった。ヌレッティン・オズデビル会頭は、ジャラブルスとの物流ライン形成のために尽力していた。3月8日には女性と子どもたちにプレゼントも用意してくれた。      ジャラブルスは2016年9月に始まり2か月続いた作戦の結果、イスラム国(IS)の支配から解放された。過去16か月で人口は2000程にまで落ち込んでいたが、居住区域を改めて「生活可能な 全文をよむ

2018-03-08 アフリーン、重要な進展 (Hurriyet紙)

「オリーブの枝作戦」の48日目、アフリーンで重要な進展があった。トルコ国軍(TSK)が排除したテロ組織戦闘員の数を3055と公開した一方、 両方面の攻撃に追いつめられたPKK(クルディスタン労働者党;非合法)、クルド民主統一党(PYD)、人民防衛隊(YPG)は劣勢を隠そうとしている。その一方で、当該地域の部族長たちを拘束している。現在の状況は以下の通りだ。      TSKと自由シリア軍(ÖSO)軍は「オリーブの枝作戦」の48日目に、アフリーンの二つ「入口」を奪還した。      都市の北東にあ 全文をよむ

2018-03-06 シリア北部に9拠点に難民キャンプ設立へ―トルコ (Hurriyet紙)

外務省のハミ・アクソイ広報官は、「ユーフラテスの盾(作戦地域)及びイドリブ地域の9地点において、17万人規模の(避難民)キャンプを建設する」と述べた。      外務省のハミ・アクソイ広報官は議事に関する会見をおこなった。米国防総省ペンダコンのYPGテロリストに関する「一般的な」表現を用いた発表に対して厳しい反発を示し、「ペンダコンの広報官は馬鹿げたことを続けている」と述べた。      アクソイ広報官は、「シリアのマンビジュ問題を取り上げる初めての会合が、3月8日から9日の日程でワシントンで行 全文をよむ

2018-03-05 あなたをロマンティックなトルコに連れて行きたい (Hurriyet紙)

約5カ月前に発売されたアルバムに収録されていた校长(张驰)が歌う曲が中国でヒットチャートにランクインした。中国の音楽サイトで何百万回もダウンロードされた歌の一節で恋人に向けて「あなたをロマンティックなトルコに連れていきたい」という歌詞が登場する。中国では、今年トルコ観光年であり、この曲は信じられないほどトルコを紹介する機会を作り出している。      「あなたにあるリンクを送った。中国にいる。私がどこに行こうとも、この曲が流れる。この曲には謎がある。この曲を聞いてやり取りをしよう。」      全文をよむ

2018-03-03 釈放のムスリム元PYD共同党首、ベルリンで滞在 (Milliyet紙)

チェコの首都プラハで逮捕された後に釈放されたテロ組織クルド民主連合党(PYD)/クルド労働者党(PKK)の元共同党首サリフ・ミュスリム氏がベルリンに滞在していたことが明らかとなった。      ドイツの首都ベルリンでテロ組織YPG/PKK支持者主催の会合へ出席したPYD元共同党首サーリフ・ミュスリム氏は、その場でスピーチを行った。      この会合はブランデンブルグ門正面で開催され、時折、分離主義者アブドゥッラー・オジャランのポスターが広げられたにも関わらず警察の介入がなかったことが注目される 全文をよむ

2018-03-02 トルコ軍、ラコに入る (Hurriyet紙)

トルコ軍と自由シリア軍は、アフリーンの北西にある3つの村からテロリストを一掃し、ラコの町の中心に入った。昨日の衝突で8人の兵士が犠牲となった1083丘も、トルコ軍の手に落ちた。アフリーン県で、トルコ軍と自由シリア軍が入ったラコからの映像が入手された。映像には、自由シリア軍が車両で町の中心に入るのが映っている。逮捕された6人のPKK/PYDのテロリストへの尋問で得られた情報により、テロ組織がラコに作った4つのトンネルが発見された。罠の仕掛けられたトンネルの入り口は、無人偵察機により監視されている。 全文をよむ

2018-02-27 「オリーブの枝作戦」捕虜は何人? (Cumhuriyet紙)

オリーブの枝作戦でこれまでに無力化された2,059人のテロリストの内、58人が捕虜となった。      TSK(トルコ国軍)は国境と周辺地域に安全と安定をもたらすためにシリアの北東にあるアフリーン地方でPKK/KCK/PYD-YPG、そしてイスラム国のテロリストを無力化し、友好な兄弟国の市民たちをテロリストの抑圧と残虐行為から救い出すことを目的として1月20日に開始されたオリーブの枝作戦を継続している。      AA通信員の情報によると、作戦が開始されてから今までに無力化された2,059名のテ 全文をよむ

2018-02-27 オランダ、エルジエス山で開催の世界スノーボート選手権に不参加―政治的理由? (Hurriyet紙)

エルジエス山のスキー場で3月3日に開催が予定されている世界スノーボードスキーカップに、韓国とオランダが参加しないことが明らかとなった。先日、いわゆるアルメニア虐殺を(虐殺だと)認定したオランダのこの決定には、両国間の政治的な緊迫状態が影響していると述べられた。      FSI(国際スキー連盟)が主催する世界で最も重要なスノーボードレース、FISスノーボード・ワールドカップが、今年3回目となるエルジエス山で開催される。トルコスキー連盟の支援を受け、カイセリ広域市とエルジエス社によって運営される巨 全文をよむ

2018-02-27 チェコ裁判所、PYD元リーダーサーリフ・ムスリムを放免 (Hurriyet紙)

チェコ共和国の首都プラハで勾留されていたテロ組織クルド民主統一党(PYD)の元党首サーリフ・ムスリムが、チェコ裁判所によって釈放された。外務省はこの判決を受けてチェコに反発を示し、「チェコ裁判所は、数十人もの罪なき市民がテロ攻撃で命を失ったことやその遺族の苦しみを考慮していないという態度をとった」と述べた。メヴリュト・チャヴシュオール外相は、トルコからチェコに書簡を出したと述べた。チャヴシュオール外相は、判決後あらゆるアプローチをしているとし、「(ムスリム氏が)他の国に行っても我々は追跡をやめな 全文をよむ

2018-02-25 トルコ国籍IS女性メンバー16人に死刑判決?―イラク (Hurriyet紙)

フランス通信社(AFP)は、テロ組織と明らかにされた、IS(イスラム国)メンバーのトルコ国籍を持つ女性16名に死刑判決が下されたとイラクの司法関係者が語った、と報道した。       イラクで行われた裁判で、テロ組織ISのメンバーであるという罪で裁かれた16人のトルコ国籍を持つ女性は、有罪とみなされ、死刑判決を受けた。       イラク政府は、モースルを始めとした国境内でISの占拠下にあった地域を奪還した後、多くの女性やその子供を拘束した。       少なくとも女性560人と子供600人が、 全文をよむ

2018-02-25 PKK/YPDと戦うアフリーン「クルドの鷹」部隊、準備へ (Hurriyet紙)

自由シリア軍(ÖSO)に合流しているハムザ部隊が構成している「クルドの鷹」部隊は、「オリーブの枝」作戦において、YPG/PKKやISとの戦いのための準備を終えた。       「クルドの鷹」部隊のメンバーは“特別軍事”訓練を受け、テロリストとの戦いに備えた。部隊は明日、アフリーンヘ移動する。    「クルドの鷹」の戦闘員は、400人のクルド人と200人のアラブ人で構成されている「赤ベレー帽」隊としても知られるこの部隊は、アフリーン中心部の包囲と住宅地の戦闘で果たす役割を期待されている。      全文をよむ

2018-02-25 YPD共同党首ムスリム氏、プラハで逮捕 (Cumhuriyet紙)

AA通信報道によれば、国際逮捕手配書により捜索命令が出されていたクルド民主統一党(PYD)のサリフ・ミュスリム元共同党首がチェコの首都プラハで逮捕され、息子のウェラト・ミュスリム氏が逮捕の報を認めた。      AA通信による驚くべきニュース明らかになった。報道によれば、国際逮捕手配書で捜索命令が出ていた元PYD共同党首のサリフ・ミュスリムがチェコの首都プラハで逮捕されたという。      ■チェリキ大臣からサリフ・ミュスリム元共同党首逮捕についての声明:確認していない      İHA通信の情 全文をよむ

2018-02-24 EU、南キプロス支持鮮明にー地中海天然ガス資源問題 (Hurriyet紙)

トルコ軍艦が数日にわたりキプロス公海で待機していたイタリアENI社が所有するサイペム12000号の試掘活動を再度阻止したことに対し、EU内の空気は完全に反トルコへと変わった。    イギリスを除く加盟国首脳らを集めた非公式のEU首脳会談後に会見を行ったドナルド・トゥスク欧州理事会議長は、3月にEU並びトルコ間において首脳会談を開くための条件が整うか否かが見極められると話した。    サイペム12000号が該当海域から撤退する直前に起きた緊張状態の前まで、EU側にはエルドアン大統領が出席するEU・ 全文をよむ

2018-02-23 一触即発、地中海海底資源探査 (Hurriyet紙)

南キプロスの依頼を受けて、トルコの排他的経済水域として認められている地中海の領域で調査活動を目的に派遣された、イタリアのENI社所有のオフショア支援船「サイペム12000号」が、制止活動を行っていたトルコ軍艦の1隻とあわや衝突するところだったことが分かった。トルコ軍艦の司令官と「サイペム12000号」の船長との間の無線交信では、トルコ側の断固とした態度が明らかになっている。      外交筋からの情報によると、ENI社が所有する船「サイペム12000号」は、調査活動のために地中海の第3の地域とし 全文をよむ

2018-02-22 地中海天然ガス探査競争で、キプロス、トルコを脅迫 (Hurriyet紙)

キプロス共和国閣僚会議(ルム(ギリシャ系)側)は地中海で進行中の天然ガス開発競争に関して、厳しい措置を講じる考えを示した。      閣僚会議は火曜日に開催された会議で、トルコとキプロスのトルコ側に対して一連の予防措置を取る構えを示した。      ルム側のポリティス紙によれば、北キプロスと南キプロスの間にある通行地点の閉鎖、北キプロス関係者への「キプロス共和国」のパスポートを取り消すというものである。      同紙は、国境を閉鎖し、パスポートを取り消す提案は「過度」なものとして評価しているが 全文をよむ

2018-02-21 オランダ、難民申請のギュレン派容疑者の大半に滞在許可 (Hurriyet紙)

オランダは、トルコから逃れて難民申請を行ったギュレン派の人間の大半に滞在許可を与えたと明らかにした。      BBCトルコ語放送がオランダ公共放送(NOS)に基づいて行った報道によると、滞在許可が与えられたのは、2016年7月15日のクーデター未遂の後にトルコから逃亡したフェトフッラー派テロ組織(FETÖ)のメンバーである。      FETÖと結びついていると明らかにされたこれらの人物の73パーセントが、オランダ当局によって滞在許可が与えられた。公式の報告書によれば、クーデター未遂後、毎月何 全文をよむ

2018-02-19 エルドアン・プーチン・ローハーニー三者会談は2.22開催へ (Hurriyet紙)

ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ウラジーミル・プーチン大統領が来たる4月、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、イランのハサン・ローハーニー大統領との三者会談をトルコで行うため、準備を始めていると明らかにした。      スプートニク通信の報道によると、ペスコフ報道官は「こうした会談にむけて準備が行われている」と述べた。      トルコ・イラン・ロシアのトップが対面したのは昨年11月22日、ロシアのソチでの会談が最後だ。三者会談によってシリア国民対話会議の招集が決定され、会議は1月 全文をよむ

2018-02-19 トルコ政府、シリア政府軍のアフリーン進軍発表に警告 (Milliyet紙)

ベキル・ボズダー副首相兼政府広報官は閣議終了後に協議議題に関し重要な会見を行い、テロ組織YPGがシリア政権の部隊(のアフリーン進軍)に合意する方向だとの主張について答えた。      ボズダー副首相は、シリア政府軍がアフリーンへ進軍するとの報道に対し、以下のように警告した。      「シリア国営SANA通信社がシリア政権に属するいくつかの部隊がアフリーンへ進軍する予定だとの報道を流しているが、この報道は公的機関に確認されておらず、事実でなく、事実無根である。シリア政権がテロ組織民主統一党(PY 全文をよむ

2018-02-19 アイスランドで、男子割礼禁止法案議会提出 (Hurriyet紙)

アイスランドでは、ユダヤ教徒とムスリムにとって一般的な儀式である男子割礼の禁止に動いている。      この決定は、アイスランドで信教の自由の点で議論を巻き起こした。      ■医療的理由以外で男子割礼を行ったものには最大6年の禁固刑が下される可能性      アイスランド議会に提出された法案によると、医療的な理由以外で男子割礼を行ったものには最大6年の禁固刑が下される可能性がある。      スプートニク紙の報道によると、男子割礼と、多くのヨーロッパ諸国で禁止されている女子割礼との間の平等を 全文をよむ

2018-02-19 ニューヨークで教団シャイフの葬儀 (Hurriyet紙)

世間では、「トスン・ババ」として知られるバイラクタルオールのために昼の礼拝の後、葬送の礼拝が行われた。葬儀にはたくさん人が参加した。バイラクタルオウルの亡骸は、ニューヨークのジェラヒー・デルギャーフ(修道場)の庭に葬られた。葬儀に参加したトルコ・スーフィズム協会会長オメル・トゥールル・イナンチェルは、「私と40年間友人関係を築いてきたとともに、特に愛と真実を育み、経験させ、それを教えられる人であり、とても有徳のひとであった」と述べた。      ■心の娘ホレンが話した      アメリカ人のアイ 全文をよむ

2018-02-17 ドイツで「オリーブの枝作戦」支持ミーティング (Milliyet紙)

ドイツのブレーメン州に集まったおよそ50万人の人々は、トルコ国軍がアフリーンで進めている「オリーブの枝作戦」を支持した。      ブレーマーハーフェンの中心にある大教会広場で行われたデモへ、ブレーマーハーフェンと周辺の町から約1,500人が集まった。デモの参加者らは、トルコ国旗とPKK・PYDテロ組織を非難する横断幕で広場を埋めつくし、「トルコ人であることはなんと幸せか」、「うちに平和、世界に平和」、「祖国よ、あなたに命をささげる」、「トルコ人・クルド人・アラブ人・ラズ人・チェルケス人はみな兄 全文をよむ

2018-02-17 米トルコ外相会議決定の「作業グループ」の内容は? (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国のレックス・テイラーソン国務長官の重要なアンカラ訪問で結成が決定された作業委員会について、どのように形作られ運用されるかに関するいくつかの詳細が首都のロビーで話題にされ始めた。      作業委員会は、両国間で問題となっている議題に着手することになり、両国から交代で外務省、内務省、法務省、参謀本部、情報機関からの担当者が参加する。作業委員会は、PKK、YPG、FETÖ、領事館問題、(ロシアから購入した対空ミサイル)S-400のような緊張をはらんだ問題を取り上げ、現在のところ3つとな 全文をよむ

2018-02-16 ヴィザなしEUの条件は「テロ対策法の緩和」 (Cumhuriyet紙)

EU外相らは、トルコに対する「ヴィザ自由化」には「テロ対策法」の緩和が要件であると強調。会議では「オリーブの枝作戦」についても議論された。      トルコのオメル・チェリキEU担当相は、「ヴィザ自由化」実現のためにEUから対応を要求された72個の基準について、トルコは、改革が見込まれていた取り組みを完了させたと2月7日に発言していた。      ■「トルコ政府からいくつかのサインが出ている」      独Welle紙の報道によれば、ブルガリアの首都ソフィアで開催されたEU非公式EU外相会合にて 全文をよむ

2018-02-16 米土関係修復へ、最初の課題はマンビジュ (Hurriyet紙)

アメリカ・トルコ間で2日間続いた危機的会談の後に壊滅状態となった二国間関係が、正常化に向けて動き出した。シリアにおけるYPG支援やFETÖといった問題を解決するための仕組みが確立される予定だ。まずは、マンビジュ(トルコ語名メンビチ)におけるYPGテロリストらのユーフラテス川以東への撤退が課題となる。チャヴシュオール外相とレックス・ティラーソン米国務長官は、共同記者会見前にアンカラ宮殿を訪問した。チャヴシュオール外相は、アンカラ宮殿の壁にかけられたアタテュルクの写真について、ティラーソン国務長官に 全文をよむ

2018-02-16 これがPKK/PYDのつくった5キロのアフリーン塹壕 (Hurriyet紙)

トルコ国軍(TSK)がアフリーン二向け開始した「オリーブの枝作戦」の最中、テロ組織PYD/PKKより奪取したディクメタシュ村付近でテロリストらが5キロに及ぶ塹壕を掘っていたことが明らかになった。幅3メートルの塹壕はオリーブの枝作戦でテロリストらを一掃したスィルガヤ丘からブルセヤ山にまで続いていたことが明らかになった。      TSKが1月20日より開始した「オリーブの枝作戦」の最中、アフリーン近辺の多数の村々をテロリストから奪取した。テロリストらを一掃した居住地域及び危険地域では軍により爆撃処 全文をよむ

2018-02-15 ドイツ、PKKのデモ行動を禁止 (Milliyet紙)

ドイツで頻繁にデモを行い、テロ組織PKKに近い諸組織の上部団体であるNAV-DEM(ドイツ民主主義クルドコミュニティセンター)に、今後デモの許可が出されないことが分かった。      ケルン警察は、VAV-DEMが明日、アフリーンに対するオリーブの枝作戦を口実にして、ケルンとレーヴァークーゼンで行う予定の2つのデモが禁止されたと発表した。      デモが禁止された理由として、ドイツでテロ組織と認識されているPKKの使用が禁止されているシンボルと、テロ組織指導者のポスターの掲揚、そして今後のデモ 全文をよむ

2018-02-14 イスラエル、1915年事件の「民族浄化」認定否定 (Hurriyet紙)

イスラエル立法委員会(クネセト)で行われた投票で、1915年事件を「民族浄化」と認定する法案が否決された。      エルサレムポスト紙の報道によれば、クネセトはイェシュ・アティッド党のヤイール・ラピッド代表が支持する「アルメニア人虐殺」認定を否決した。      イスラエルのツィッピー・ホトベリー外務副大臣はこの法案に反対した演説で、1915年事件から100年を記念してアルメニアの首都エレバンに議会から代表団が送られたことを指摘しつつも、「しかし我が国は、高度な外交的事情及び非常に明瞭な政治的 全文をよむ

2018-02-12 中国、シリア問題解決に積極関与 (Hurriyet紙)

シリアで2011年以降続いている内戦を遠くから静観する姿勢をとってきた中国が、今後の経過に積極的に関与すると宣言した。      駐ダマスカス大使の齊前進は、中国がシリア・プロセスに積極的に関与する時が来たとし、「シリアにおける破壊的な衝突以降、中国がこの国の未来により積極的な役割を果たすべき時が来たと思っている。シリアの再建において、この国の合法的な政権と協同しながら日ごとに真摯に関与していこうと考えている」と述べた。      シリア内戦に関して国際的舞台ではロシアと行動を共にする中国は、他 全文をよむ

2018-02-11 「オリーブの枝」作戦22日目に、11人の犠牲者・・・ (Hurriyet紙)

オリーブの枝作戦の3週目を越え、昨日(10日)参謀本部から相次いでもたらされた発表は、心を痛めるものだった。作戦の22日目に兵士11名が殉職し、11名が負傷した。トルコ国軍(TSK)は昨日の作戦行動でテロリスト86名を制圧したと発表した。TSKは、今日発表を行い、衝突によって兵士1名がさらに殉職したとの情報と伝えた。殉職した兵士たちのうち9名は同じ部隊で任務にあたっていた。      シリアのアフリーンの町で続けられているオリーブの枝作戦で、殉職した兵士12名のうち9名は同じ部隊で任務にあたって 全文をよむ

2018-02-10 アフリーン近郊でトルコ軍ヘリコプター墜落、2名死亡 (Hurriyet紙)

トルコ軍(TSK)がアフリーンに対して行っている「オリーブの枝作戦」で、ヘリコプターが1機墜落した結果、2名の兵士が死亡した。TSKは会見を行い、ヘリコプターがどのように墜落したかは、今後の技術調査後明らかになるとした。安全保障専門家のアブドゥッラー・アール氏は出演したテレビ番組で、ヘリコプターが弾道ミサイルによって襲撃はされていないと述べた。       アール氏は、会見で以下のように述べた。   「映像で、ATAKヘリコプター3機の飛行を確認している。この飛行中、3機のうち1機が急激に高度を 全文をよむ

2018-02-10 在イスタンブル・アメリカ大使館、問題の領事官員をトルコ政府に引き渡す (Hurriyet紙)

アメリカが、在イスタンブル領事館で保安官長補佐をしていたナズミ・メテ・ジャンチュルクを1月31日に検察に引き渡し、ジャンチュルクは電子手錠を掛けられて自宅監禁になったことが分かった。      捜査が行われ、昨年10月にナズミ・メテ・ジャンチュルクについて監視命令が出された。ジャンチュルクは、2008年から2017年の間、訴訟対象となった数多くのFETÖ容疑者らと、最後の時期には特に頻繁に連絡を取っていたと言われている。ジャンチュルクは、10月に行われた捜索では見つからなかったが、先日、捜査に関 全文をよむ

2018-02-09 シリアの石油の70%はPKKの手に (Hurriyet紙)

テロ組織クルド民主統一党(PYD)/ PKK(クルディスタン労働者党:非合法)は、シリアで最大の油田と天然ガス田を占拠している。シリア国内のエネルギー資源の70%以上を手中に収めるテロ組織は、バッシャール・アサド政権と石油採掘のために提携を結んでいる。      テロ組織であるイスラム国は、影響力を持ち始めた2013年中頃以来、エネルギー源沿いに進行計画をはかった。      イスラム国は、シリア最大の油田と天然ガス田をもつデリゾール、ラッカ、フムス、ハセケ県にある地域を手中に収めていた。しかし 全文をよむ

2018-02-09 トルコ・アメリカ関係の新たな問題ーFETO容疑で逮捕のトルコ系米国人 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国外務省報道官ヘザー・ノーアート氏はアメリカとトルコの関係において最近起きている緊張に新たなものをさらに加えた。ノーアート氏はメディア関係者に対し行った説明で「アメリカ合衆国は、アメリカ国民セルカン・ギョルゲが、信頼できる証拠がないにもかかわらずテロ組織の構成員として2月8日に有罪にされたことに深く憂慮している」と述べた。      テロ組織 FETÖの構成員であったとして有罪判決をうけたセルカン・ギョルゲについて、アメリカ合衆国から2国間の緊張の高まりを予測させる発表がなされた。  全文をよむ

2018-02-07 アフリーン攻撃一休止ー理由は、ロシアの防空システム構築 (Hurriyet紙)

トルコ空軍に所属する戦闘機及びヘリコプターが、2月4日から5日に日付が変わる夜以降、アフリーン空域を飛行できていないことが明らかになった。ヒュッリイェト紙が入手した情報によると、この状態は、ロシアが自国の航空機への攻撃に対する新しい電子防空システムを構築しようとしているためである。ロシアがこの構築作業を終えた後、アフリーン空域は再びトルコ軍航空機に開放されるとみられている。また、無人航空機(UAV)の飛行に支障はないことが発表された。      ■攻撃機の撃墜      ロシアは2月3日、イドリ 全文をよむ

2018-02-07 サウジアラビア、初めてイスラエル機に空域通過許可 (Hurriyet紙)

イスラエルのハアレツ紙は、サウジアラビアが歴史上はじめてイスラエルにその領空を開いたと報道した。      サウジアラビア政府はデリーからテルアビブに行くエア・インディア航空の飛行機のために、領空通過を許可した。この許可によって、インドとイスラエルの飛行時間は2時間半短くなる。      インドのモディ首相が、イスラエルおよびサウジアラビアと親しい関係にあることもこれに影響した。 全文をよむ

2018-02-05 オランダとの外交亀裂深刻ー大使召還 (Hurriyet紙)

昨年3月にサヤン・カヤ家族社会政策相がロッテルダム総領事館への入館許可を与えられなかったことを受けてオランダとトルコの間で外交亀裂が生じ、その後始まった正常化会談では進展がなかった。オランダは、同相への謝罪という前提条件を受け入れず、大使を正式に召還しトルコ大使を受け入れないと発表した。      オランダは、昨年に在ロッテルダム・トルコ総領事館への入館許可を得られなかったファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ家族社会政策相への謝罪を受け入れず、 両国関係の正常化に向けて進められていた交渉は中断された 全文をよむ

2018-02-05 PKKシンパ、ローマで反エルドアン示威行動 (Hurriyet紙)

イタリアの首都ローマでデモをし、その後、ヴァチカンへ許可なく入ることを目論んだテロ組織のPYD・PKKの支持者を警察が阻止した。ヴァチカンへの入国に許可を与えられなかったPYD・PKKの支持者たちと警察の間で衝突があった。   イタリアの政府系新聞通信社であるアンサの報道によれば大統領レジェップ・タイイプ・エルドアンが今朝ヴァチカンでの会談の最中にヴァチカンに近い聖天使城(聖アンゲロ城)の前に集まったテロ組織PYD・PKKの支持者たちが違法なデモ行為をした。      現場での違法デモ行為のあと 全文をよむ

2018-02-04 アフリーン攻撃、16日目トルコ軍犠牲者7人 (Hurriyet紙)

「オリーブの枝作戦」16日目にトルコ軍が行った最新発表で、兵士2名が殉職し5名が負傷したと明らかになった。      シリアのアフリーン地域にいるクルド民主統一党(PYD)-クルド人民防衛隊(YPG)を無力化するためにトルコ軍(TSK)が開始した「オリーブの枝作戦」は16日目に突入した。      ■トルコ軍から発表      トルコ軍が行った最新の発表では「各作戦において兵士2名が殉職、5名が負傷した」と明らかにされた。      「オリーブの枝作戦」を遂行中のトルコ軍部隊と自由シリア軍各部隊 全文をよむ

2018-02-03 イラン外務省「トルコとの関係は、以前よりはるかに良い」 (Hurriyet紙)

イラン外務省のカスミ氏報道官は「トルコとの関係は1年前よりもはるかに良い段階に来ている。ここ数年にあった誤解も減った。現在、私達はトルコととても近い関係にある」と述べた。      イラン外務省のベヘラム・カスミ氏報道官は、トルコとイランの関係について「現在、私達はトルコととても近い関係にある」と説明した。      カスミ氏はイランのテスニム通信社が報じた声明で、イランのトルコそして周辺国家との関係について言及した。      声明で周辺国家のうち、ロシア、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメ 全文をよむ

2018-02-02 米国防相のPYG/PKK関連発表 (Hurriyet紙)

 トルコがシリアのアフリーンに向けて開始した「オリーヴの枝」作戦の進展で、トルコ政府と米政府の間では連絡を取り続けている。米国防総省のダナ・ホワイト主席報道官は、トルコに対し軍事作戦を制限するよう求めたと語った。また、トルコの作戦はISとの戦いで目標を散漫にするものだと評した。       米参謀本部報道官のケネス・マッケンジー中将は、主な要因はPKKのシリア支部であるYPGが設立したシリア民主軍(SDG)に米国が供与した武器であるが、これはISとの戦闘が完結した際に回収する予定だと説明した。  全文をよむ

2018-01-31 「オリーブの枝作戦」12日間で、27カ所を確保 (Hurriyet紙)

トルコ軍(TSK)と自由シリア軍(ÖSO)は「オリーブの枝作戦」でアフリーン北東のエインバトマン山のテロ組織PYD/PKKを掃討した。      アナトリア通信(AA)現地特派員の報道によると、トルコ軍と自由シリア軍の部隊は夕方、アフリーンのラジュ町北東にあるエインバトマン山をテロ組織から奪還した。日中もアフリーンの北にあるビュルビュル町に属するバク・ウバスィ村とその周辺のクルニ山にいるテロリストらを掃討した。      ■拠点は27か所に      「オリーブの枝作戦」が行われた12日間で、ア 全文をよむ

2018-01-30 北キプロス、野党4党政権に一歩 (Cumhuriyet紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)で選挙に勝った国民統一党(UBP)が連立への支持を得られなかったため、野党4党による連立の可能性が高まった。      KKTCで1月7日に行われた早期総選挙の後、組閣の会議でKKTCムスタファ・アクンジュ大統領は1月24日に組閣の役割にUBP党首かつ首相のヒュセイン・オズギュルギュン氏を指名した。      UBP党が選挙で連立政権のための協力を得られなかったことをうけ、他の4党は連合を認め合った。これに関し、夕方集まった民主党(DP)、国民党(HP)、共和 全文をよむ

2018-01-29 米、トルコとの衝突回避 (Hurriyet紙)

米国防総省から「オリーブの枝作戦」に関する新たな発表が届いた。米国防総省広報官は、月曜日の記者会見で、米国とトルコのジャーナリストの進捗状況についての質問に答え、マンビジュ(トルコ語名メンビチ)地区では米国主導連合軍のパートナーとして、シリア民主軍(SDG)に代わり、メンビチ軍事評議会に言及したことは注意を引いた。      アドリアン・ランキネ-ガロワイ広報官は、「メンビチ軍事評議会の6割がアラブ人、4割がクルド人、トルクメン人、キリスト教徒である。我々はメンビチ軍事評議会と協力している。彼ら 全文をよむ

2018-01-28 トルコ軍、ブルセヤ山を制圧 (Hurriyet紙)

アフリーンでのテロリストを標的とした「オリーブの枝」作戦の最新の進展。アフリーン北東部の戦略的要衝ブルセヤ(バルサーヤー)山から、テロ組織PYD/PKKが一掃された。朝、戦闘機や戦車、榴弾砲による爆撃の後、特殊部隊と自由シリア軍(ÖSO)はともに侵攻を開始し、激しい戦闘の音が聞かれた。アナトリア通信は、14時27分に山を奪取したと報じた。トルコ国軍(TSK)からこの件に関して行われた発表によると、「現在も同地域のテロリスト掃討作戦は続いている」という。テロ組織のコンクリート製の塔と小要塞が奪取さ 全文をよむ

2018-01-26 信頼を揺るがす4つの問題―トルコ・アメリカ関係 (Hurriyet紙)

ドナルド・トランプ米大統領とタイイプ・エルドアン大統領の昨晩行われた電話会議は約25分間にも及んだが、結局討論が終わることはなかった。なぜなら、トルコ政府曰くアメリカ政府は直近で頻繁に用いている方針を再度主張し、会談の内容は公式見解とは異なるものであったためだ。ビザ危機問題の解消も提示された公式発表で、「トルコは保証してくれた」との表現が用いられたのと同じように…この会談後にトルコ政府内で議論された唯一の問題は、これではない…    ■会談はどのように行われたのか    エルドアン大統領とトラン 全文をよむ

2018-01-26 トルコ軍、アフリーンへ入る (Hurriyet紙)

アフリーンにあるアダマンル村は、激しい武力衝突を経てテロリストたちから解放された。トルコ兵士は家に戻る人々に食料物資を分配し、健康診断を行った。感動的な対話がなされた…      進行中の「オリーブの枝作戦」で、標的のテロ組織への攻撃が続いている。アナトリア通信の特派員が、トルコ軍の支援を受けた自由シリア軍によってテロ組織PYD/PKK(クルド民主統一党・クルディスタン労働党)構成員から解放されたばかりのアダマンル村を撮影した。      国境から3キロ以内にある村は、激しい衝突後にテロリストか 全文をよむ

2018-01-26 CHP、「オリーブの枝作戦」に関し4つの要望 (Cumhuriyet紙)

エンギン・アルタイ共和人民党(CHP)会派副代表は、「オリーブの枝」作戦について「タイイプ・エルドアン大統領が、この作戦を、国家の存在根拠、及びトルコの安寧や一体性に関わるこの問題を、単なる「ワンマンショー」にしようとするのであればそれは成功しないだろう。成功ストーリーを生み出そうとする試みは裏目に出る」と述べた。アルタイ副代表は政府に対し、4つの要望を挙げた。      エンギン・アルタイCHP会派副代表はトルコ大国民議会(TBMM)で行われた記者会見で今日の政治課題について語った。アルタイ副 全文をよむ

2018-01-25 「オリーブの枝」作戦、EUの批判に厳しく反論 (Hurriyet紙)

オメル・チェリキEU(欧州連合)担当大臣は、トルコ軍がアフリーンで進めている「オリーブの枝作戦」に関するEUの批判に対して反論した。      EU外務・安全保障政策上級代表であるフェデリカ・モゲリーニ氏は、トルコ国軍がアフリーンで進めている「オリーブの枝作戦」を批判し「非常に心配だ。人道支援が及ぶのが保証される必要がある。この作戦ではイスラミック・ステート(IS)との闘争に重点が置かれるべきだ」と述べた。モゲリーニ氏はまた、トルコが開始したこの作戦によって、ジュネーヴで始まった和平交渉の継続が 全文をよむ

2018-01-25 ナーイミー部族、40台の車を連ね「オリーブの枝作戦」に志願 (Hurriyet紙)

ハタイ県レイハンル郡から車を連ねてきたナーイミー部族の100名は、クルクハン郡にやって来て「オリーブの枝」作戦参加の為、嘆願書を提出し志願した。      レイハンル郡から出発したナーイミー部族の約40台の車は、クルクハン郡にやって来た。      100名のグループが郡知事府の前でトルコ国旗を広げ、スローガンを掲げた。グループは、レイハンルの人々の人びとを代表して、アフリーン作戦に参加するため250もの嘆願書をクルクハン軍支部に提出した。      部族グループの代表として話をしたムスタファ・ 全文をよむ

2018-01-25 トランプ・エルドアン電話会談、食い違う発表はなぜ? (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、アメリカの「安全地域」への提案に返答した。チャヴシュオール外相は、「我々がアメリカと安全地域あるいは他のテーマについて話し合うためには、まず安全を再構築しなければならない」と述べた。エルドアン大統領とアメリカのトランプ大統領との間で行われた電話会談の後、アメリカが行った発表については、「あの会見は会談が行われる前からアメリカが用意していたものだろう。それゆえ、正確に事実を伝えない内容となった。そもそも彼らは会談直後にこの発表を行っている」と語った。      全文をよむ

2018-01-22 オリーブの枝作戦4日目、二人目の犠牲者 (Cumhuriyet紙)

トルコ国軍がアフリーンに向けて始めた「オリーブの枝」作戦の4日目にして、2人の軍人が殉職した。アフリーンにいるクルド人民防衛隊 (YPG)の支配地域から発射された2つのロケットがキリス市中心部と、ハタイのレイハンル区へと落下した。この件では死傷者ともにいなかったと明らかにされた。      トルコ国軍(TSK)が、シリアのアフリーン市で活動する民主統一党(PYG)とクルド人民防衛隊(YPG)に対しておこなっている「オリーブの枝」作戦を開始してから、4日が経った。自由シリア軍(ÖSO)とともにアフ 全文をよむ

2018-01-21 米撤回のクルド系国境治安部隊、どうなっているのか? (Hurriyet紙)

アメリカ政府は、トルコの反応を受けテロ組織PKKの関連組織、クルド人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍(SDG)下に置かれる「国境治安部隊」の設立を否定した。一方、フランスのAFP通信は昨日、問題となっているその部隊の写真を公開した。       AFP通信によると、シリア北東部のハサカ県で、500名のグループが3週間の教育を受け、昨日卒業した。問題の部隊で、最初の卒業生が一昨日誕生した。       ■宣誓を行った       軍服を着たグループは、[トルコとの]国境を「全ての攻撃と圧 全文をよむ

2018-01-21 YPG、ロシアに敵対宣言 (Cumhuriyet紙)

クルド人民防衛隊(YPG)司令部は、ロシアが攻撃サインを出す前にトルコがアフリーン作戦に突入できないであろうと伝え、「アフリーン作戦では、ロシアにも少なくともトルコ同様の責任がある。トルコの共犯国である」と声明を出した。       本紙ネルドゥン・ハジュオール氏が伝えるところによると、クルド人民防衛隊(YPG)が、イラク・クルディスタン地域政府の報道機関ルダウに対して出した声明で、ロシアをトルコの共犯国と主張した声明は以下の通りだ。      「トルコ軍が世界から特にロシアから承諾を得ずに、こ 全文をよむ

2018-01-21 トルコ軍、PKK/PYGへのアフリーン攻撃開始 (Hurriyet紙)

トルコ国軍(TSK)の待たれていたアフリーン作戦が昨日始まった。エルドアン大統領がキュタフヤで発した「作戦は戦場で実際に始まった」というメッセージの2時間後、トルコの戦闘機がアフリーンのPKK/PYDの標的を攻撃した。参謀本部は、17時に開始した作戦の名称を「オリーブの枝」作戦と発表した。「オリーブの枝」作戦という名称は、この地域がオリーブの木で覆われていることと、平和の象徴であることの両方の理由で使われたという。      参謀本部は、17時35分に行った書面による発表で「オリーブの枝」作戦を 全文をよむ

2018-01-18 米、シリア国境治安部隊撤回?ティラーソン国務長官、表明 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国国防総省(ペンタゴン)は報道発表により、その母体をPKK付属のPYD/YPGが構成するシリア民主主義軍(SDG)軍の中から、新たな「軍隊」またはいわゆる「国境治安」部隊を形成する予定はないと明らかにした。アメリカのティラーソン国務長官は、「アメリカはトルコには報道上の借りがある。シリアで国境治安部隊を結成する意図は我々にはない」と述べた。      アメリカ主導の連合軍は、シリア北部で最大勢力をなす、テロ組織クルディスタン労働者党(PKK)の付属組織クルド民主統一党(PYD)の武装 全文をよむ

2018-01-17 トルコ外相、ティラーソン国務大臣に警告「米土関係の危機」 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、アメリカのレックス・ティラーソン国務長官と会談した。会談は、カナダで行われた。会談の後の記者会見でチャヴシュオール外相は、「クルド人民防衛隊(YPG)/クルディスタン労働者党(PKK)に対する措置はアフリーンのみではない、マンビジュとユーフラテス側東部もある」と述べた。 さらに、アメリカのシリア国境治安部隊計画を論評したチャヴシュオール外相は、「このような状態ではトルコ-アメリカ関係が元に戻らない可能性がある」と述べた。      バンクーバーの北朝鮮サミット 全文をよむ

2018-01-17 Sedat Erginコラム:アメリカはシリアのクルド人を使って何をしようとしているのか (Hurriyet紙)

シリア北部でPKK(クルディスタン労働者党:非合法)の一派であるクルド人民防衛隊(YPG)が多くを占めるシリア民主軍(SDG)に3万人の国境警備部隊を結成させるという旨をアメリカ政府が公式に伝えたことで、トルコ-アメリカ間の関係が歴史上最大級の危機の一つに陥る可能性があると見込まれている。      未だシリア北部で2000人ほどの兵士を擁するアメリカは、問題の国境警備隊のために、現在1万5000人態勢のSDGの勢力に武装予定の1万5000人を追加して補強することを計画している。アメリカはクルド 全文をよむ

2018-01-16 トルコ国軍参謀総長「シリア国境治安部隊は決して認められない」 (Hurriyet紙)

トルコ国軍アカル参謀総長の発言:「PKK(クルディスタン労働者党)の傘下にあるという明確な証拠が得られたテロ組織YPG(クルド人民防衛隊)が「作戦上のパートナー」という名のもとに支援され、武装化されていることは決して認められない、認めるつもりもない。この過りから直ちに立ち返るよう望む。」      トルコ国軍から今日、アフリーンに関する明確なメッセージがNATOへ伝えられた。トルコ国軍のフルシ・アカル参謀総長は、ブリュッセルで始まったNATO軍事委員会参謀総長会議のオープニングセッションでスピー 全文をよむ

2018-01-15 米、トルコ・シリア国境警備をPYD軍に委ねる決定 (Hurriyet紙)

米国主導の連合軍は、シリア北部の最大部隊として、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法)傘下にあるPYD(民主統一党)の軍事組織YPG(人民防衛隊)が結成した、SDG(シリア民主軍)戦闘員による「国境軍」を創設するプロセスが開始されたことを明らかにした。   最近起きた米国関係の第二の危機も、「日曜日」に行われた発表後の祝日期間と重なった。今日(15日)、米国では、マーチン・ルーサー・キング牧師記念日を合衆国の祝日として祝っている。      米国主導の連合軍は、シリア北部の最大の部隊と 全文をよむ

2018-01-15 アフガン政府、イスタンブルでタリバンと会談 (Hurriyet紙)

アナトリア通信の英語版の報道によると、アフガニスタン政府が組織した高等平和会議の上級職の一人であるムハメド・イスマイル・カスムヤルは、アフガニスタン大統領エシュレフ・ガニーの相談役であるヒュマユン・ジャリルとアバアス・バシルが、イスタンブルでタリバンの代表者達と会談したと述べた。      ■私たちは、代表者を派遣していない      他方、タリバンの広報ゼビフッラー・ムジャヒドは、会談に参加しという主張を否定した。タリバンの広報は、ツィッターのアカウントから「タリバンの代表者たちがトルコでの会 全文をよむ

2018-01-12 トルコ、アメリカのトルコ旅行警告へ「仕返し」 (Cumhuriyet紙)

トルコは、アメリカのトルコ旅行警告へ仕返しを行った。トルコからアメリカへの旅行警告で、「アメリカでテロ事件が増えている」ことが強調された。      アメリカは、国外へ旅行する国民へ、トルコ、スーダン、ベネズエラのような国を安全面で危険度レベル3の国と示し、トルコへ行く国民へ「再検討してください」という警告を行った。アメリカの渡航警告にトルコは仕返しを行った。外相が行った会見では、「アメリカでテロや暴力事件が増えている」と語られた。      ■アメリカからトルコへ渡航警告...スーダンと同じグ 全文をよむ

2018-01-12 サウジアラビアへ、女性の一人旅許可へ (Hurriyet紙)

サウジアラビアで適用される新たな規則により、25歳以上であれば男性家族の同伴なしに女性が1人で旅行することが出来るようになると発表された。      サウジアラビアで、女性の自動車運転を許可するという決定に続いてもう1つの進展があった。サウジアラビア観光及び国家遺産委員会(SCHT)のウマル・アル・ムバーラク局長は、25歳以上の女性はサウジアラビアを一人で訪問出来るようになるとの声明を出した。      ムバーラク氏は、「観光ビザは1回限りで、最長30日間有効」であり、このビザはビジネスならびに 全文をよむ

2018-01-05  エルドアン、フランス在住オスマン家末裔らと面会 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、オスマン家末裔でフランスに居住する人々と面会した。    エルドアン大統領は、公式会見の後にパリにあるトルコ大使館を訪れた。ここで、オスマン家の末裔で現在はフランスに居住する人々を大使館内へと迎え入れたエルドアン大統領は、さらにフランス国会のフランス・トルコ友好議員グループで会長を務めるステファン・テステ議員と上院議会のトルコ友好グループで会長を務めるジョシアン・コステス議員、そして元フランス司法長官であり欧州議会議員であるラチダ・ダティ氏も招待して会談を 全文をよむ

2018-01-05 スーダンからトルコに提供の島に、エジプト激怒? (Hurriyet紙)

エジプト・スーダンの間の緊張…レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が先月訪問したスーダンは、駐エジプト大使を召還した。BBCトルコ語放送の報道では、「エジプト・スーダン間の緊張は、スアキン島のトルコへ割当てが原因か?」と問われた。エジプトメディアでは2国間で至った合意の目的は、この島で海軍基地が建設され「エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領の転覆である」と報道された。      スーダンは、アブドゥル・マフムド・アブドゥル・ハリム駐エジプト大使を首都ハルツームへ召還した。外務省はこ 全文をよむ

2018-01-05 エルドアン・フランス訪問「いつまでもEUに入れてくれ、と頼み続けるわけではない」 (Hurriyet紙)

共和国大統領タイイプ・エルドアンは、2018年最初の外遊で、4日、フランスの首都パリを訪れた。EUROSAMと防衛産業事務次官間の長距離空域ミサイル防衛システムプロジェクトの契約は、エルドアン大統領とフランス大統領マクロンの面前で締結された。共同記者会見でエルドアン大統領は、「EUは、我々を飽き飽きさせている。いつまでもEUに入れてくれとお願いするわけではない。恐らく我々をある決定に引き込むことになろう」と述べた。      ■我々は54年間待たされている      トルコが1963年から現在ま 全文をよむ

2018-01-04 米、ハルク銀行元副頭取裁判6容疑中5容疑で有罪判決 (Hurriyet紙)

米国で行われたハルク銀行の元副頭取ハーカン・アティッラ被告の裁判で評決が出された。アティッラ容疑者に向けられた罪状は6件あり、陪審員は内5件で有罪、「マネーロンダリング」では無罪と評定した。量刑は4月11日に開かれる法廷で言い渡される。アティッラ被告には、米国のイランに対する制裁措置の回避、米国に対する詐欺行為への関与、米銀行に対する詐欺行為、その詐欺行為の策謀、マネーロンダリングとマネーロンダリング策謀の罪が問われていた。評決が言い渡されると、アティッラ被告の妻は泣き崩れた。      米ニュ 全文をよむ

2017-12-30  イラン・トルコ国境の144キロの壁、半分完成 (Hurriyet紙)

シリア国境に世界で3番目に長い壁を築いたトルコ集合住宅局(TOKİ)は、イラン国境の144キロメートルの壁の半分を完成させた。TOKİ局長のエルギュン・トゥラン氏は、国境の壁のうち57.152キロメートル部分はウードゥルに、残りの86.848キロメートルはアールに建設すると述べた。       TOKİ局長のトゥラン氏は、トルコがシリア国境に建設を始めた壁の完成について言及し、「イラン国境間に144キロメートルの壁が半分完成した。シリア国境の後、イラン国境に続いた壁の完成によって、トルコ国境はよ 全文をよむ

2017-12-29 イランで反政府デモ、急速に広がるー物価高抗議 (Hurriyet紙)

イランのケルマンシャー州で物価高に抗議するデモ参加者らに対して警察が介入した。デモはイランの各地域に広がっているという。ジャハンギリ第一副大統領は、「通りのデモを始めさせた者は、それを止める者にはならないだろう。上がった煙は自身の目も燃やすだろう」と述べた。      ソーシャルメディアに掲載された映像では、ケルマンシャー州で行われたデモに多数の人が参加している様子が見られた。      国の外交政策、国家体制、ハサン・ロウハーニ大統領政権に対し、「ガザでもない、レバノンでもない、自分の命はイラ 全文をよむ

2017-12-29 エルドアンのスーダン・チュニジア・チャド歴訪にアラブ世界懸念 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領のスーダン・チュニジア・チャド訪問に対し、サウジアラビアを筆頭とするアラブ世界で懸念を生んでいる。トルコのエルサレムに関する政策とオスマン帝国に関する言及についてアラブ世界が懸念を表していることに対し、サウジアラビアを訪問したビナリ・ユルドゥルム首相は問題の鎮静化に努めた。エルドアン大統領のアフリカ諸国訪問の間、スーダンとチュニジアでは抗議運動が発生したが、親政権派のメディアでは取り上げられなかった。      タイイプ・エルドアン大統領のスーダン・チャド・チュニジア訪問は、20 全文をよむ

2017-12-28 アメリカとのヴィザ問題、ようやく解決 (Hurriyet紙)

アンカラとワシントンの間で、10月8日にまずアメリカが、次いでトルコがビザサービスを停止したために始まった危機が80日で解決された。      在アンカラ・アメリカ大使館は、トルコでビザサービスの再開に十分なレベルで改善が確保されたと説明した。在アンカラ・アメリカ大使館によってまずツイッターの公式アカウントから伝えられた発表の英文は、ほぼ同時刻にアメリカ国務省報道官によりメディア機関へ送られた。説明には以下のような表現が使われた。      「10月以来、トルコ政府は、トルコで任務を行う現地職員 全文をよむ

2017-12-28 ロシア製兵器をめぐる新報道―ロシア紙 (Hurriyet紙)

ロシアのメディアは、ロシア防衛産業ロステフ社のセルゲイ・チェメゾフCEOが「トルコがロシアから4防衛ユニットのS-400ミサイル防衛システムを25億ドルで購入した」と報道した。      ロシアとトルコの間で交わされるS-400長距離防空ミサイルシステムの導入について最終的な調印の日が刻々と迫ってきている。ロシアの武器メーカーコンソーシアム「ロステフ」社のセルゲイ・チェメゾフCEOは、契約について昨日までに明らかになっていなかった部分について説明を行った。      チェメゾフCEOは、トルコと 全文をよむ

2017-12-22 国連エルサレム決議、ボスニア=ヘルツェゴビナはなぜ棄権したか (Hurriyet紙)

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ大統領評議会は、トルコの主導で発議された、アメリカのドナルド・トランプ大統領によるエルサレムの首都認定を批判する国連総会決議案への投票を棄権した。同国の主体の1つであるRS(スルプスカ共和国)のミロラド・ドディク首相が(大統領領評議会の)イヴァニッチ議員へ宛てた「イスラエル」についての要望書が、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの棄権に影響したという。大統領評議会のボシュニャク人代表であるバキル・イゼトベコヴィッチ議長は、賛成票を投じるよう提案していたことが明らかになった。   全文をよむ

2017-12-22 シリア協議の2017年第8回アスタナ会議はじまるー国連代表も参加 (Milliyet紙)

カザフスタンの首都アスタナで、シリア協議の場が再開した。会議には、国連のシリア特使のスタファン・デ・ミストゥラ氏も参加する。      シリア和平会議が再びカザフスタンの首都アスタナで始まった。カザフスタン外務省報道官は、シリア政府と反政府勢力の流血を伴う内戦を終わらせる可能性を探るべく、ロシア、イラン、トルコを後援役として一堂に会したと語った。      これは、2017年の第8回目の会議となる。      会議の二日目、国連のシリア特使スタファン・デ・ミストゥラ氏も参加するという。ミストゥラ 全文をよむ

2017-12-21 エルサレム国連決議、アメリカの脅迫は影響したか? (Hurriyet紙)

国連総会では、アメリカが安全保障理事会で拒否権を行使した、エルサレムをイスラエルの首都に認定した決定、その撤回を求める決議を賛成多数で可決した。 128ヶ国が賛成、9カ国が反対、35ヶ国が棄権した。反対したのは米国、イスラエルの他、パラオ、グアテマラ、トーゴ、ナウル、ホンジュラス、マーシャル諸島、ミクロネシアである。米国が投票の前に「(もし賛成すれば)我々は経済援助を削減する」と脅したことが投票にどれほど影響したかが、関心を集めた。      トルコ主導で行われた、ドナルド・トランプ米大統領がエ 全文をよむ

2017-12-20 これはジョーク?米ビザ申請面談の予約は1年満杯 (Hurriyet紙)

トルコのアメリカ大使館によると、トルコ国籍者のビザ申請面談予約のための最も早い日付は2019年の1月であることが明らかになった。      トルコのアメリカ大使館によって行われた発表では、2018年の予約はいっぱいであり、アメリカへの訪問を望むトルコ国民のビザ申請に関し、2019年1月より予約可能と明らかにされた。国外に住むトルコ国籍者も2019年1月よりビザ申請のための予約ができる、とする大使館の説明では、現在有効なアメリカビザを持つトルコ国籍者はアメリカへ入国できるとした。      同発表 全文をよむ

2017-12-19 アフリーン侵攻へ、準備完了 (Milliyet紙)

ユーフラテスの盾作戦でシリアのイスラム国勢力を一掃すると、アフリーン侵攻作戦の番が来た。エルドアン大統領の「我々は、アフリーン、マンビジュを解放する」との発言のあと、トルコ国軍(TSK)と自由シリア軍(ÖSO)は、テロ組織の人民防衛隊(YPG)に対する軍事作戦について、「準備完了」の位置についた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はカラマン県で行われた公の施設の開館式典で演説した。「アフリーン、マンビジュ、タル・アブヤド、ラース・アル=アイン、カミシュリからテロリストを一掃する。我 全文をよむ

2017-12-18 EUとのビザ免除、政府の措置待ち (Cumhuriyet紙)

トルコとEUの間でのビザの自由化のために、アンカラ政府が措置を講じると発表した後、官僚は、現在、政府からの指示を待っている。 EUとテロ対策法の調整に尽力している官僚と外交官たちが、政府に、「EU内で多くの国がテロ対策法を厳格化している。これは、私たちにとって有利な状況である。私たちも説明のつく何かを持っておくべきである」と報告したことが判明した。ビザの自由化のために現在動き始めたとしても、早くて1年半から2年後に結果が判明すること示唆した高レベルの関係者は、EUが4月に発行する進捗報告書の前に 全文をよむ

2017-12-13 ギリシャ外相、「エルドアン来訪は成功」 (Milliyet紙)

エルドアン大統領の来訪について語ったギリシャのコシアス外相は、「来訪は成功した。なぜなら凍結していた外交ルートを解いたからだ。そして今後の新たな諸会談の準備が行われているからだ」と述べた。      ギリシャのニコス・コシアス外相は、アルメニアのエドヴァルド・ナルバンドヤン外相と、アテネで会談した後、記者会見に臨んだ。      コシアス外相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のギリシャ訪問については、「訪問は成功した。なぜなら凍結していた外交ルートを解いたからだ。そして今後の新たな諸会談の 全文をよむ

2017-12-13 イスラム協力機構イスタンブル臨時会議、エルサレム首都拒否決議 (Hurriyet紙)

イスタンブルで行われたイスラム協力機構イスラムサミット臨時会議において、東エルサレムはパレスチナ政府の首都と宣言された。イスラム諸国はイスラエルの支配下にある都市がパレスチナの首都と認められるよう、世界の全ての国々に呼びかけた。最終声明の重要箇所は以下の通り。      エルサレム(注)を占領者イスラエルのいわゆる首都として認めるアメリカ合衆国の大統領の一方的な決定は、断固として拒絶され、非難を受けた。      当該決定は法的拘束力のないものと宣言された。かのアメリカの声明がパレスチナの人々の 全文をよむ

2017-12-12 プーチン、トルコ訪問の舞台裏 (Hurriyet紙)

ロシアメディアは、ロシアのヴラディミル・プーチン大統領は、昨日アンカラでタイイプ・エルドアン大統領との記者会見でS-400ミサイルシステムの合意にサインする予定だったが、最後の最後で放棄した、と報道した。      プーチンの外国訪問全てを追うロシアのコメルサント紙のアンドレイ・コレスニコフ記者は、プーチンの昨日のシリア、トルコ、エジプト訪問について論評した。      コレスニコフ記者は昨日アンカラで行われたエルドアンとプーチンの記者会見でS-400の合意が議題に出たがサインされる直前で放棄さ 全文をよむ

2017-12-12 ロシア、シリアから突然の撤退 (Hurriyet紙)

ロシアの指導者プーチン大統領が突然、(ロシア)軍兵士のシリアからの撤退を決定した。プーチン大統領がラズキケの部隊へ出した通達は、特にPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)占領下にあるアフリーンの(軍事的)均衡を変化させるであろう。同地域にはロシア兵300人が駐留している。この撤退は、トルコ軍(TSK)がアフリーンへ向けた軍事作戦をいつでも始められると解釈される。      ロシアは、シリア紛争に直接介入した2015年9月以降、地域の(軍事的)均衡を変化させるひとつの要素であった。現在、30 全文をよむ

2017-12-11 露プーチン大統領、アンカラ訪問、エルサレム支援を表明 (Cumhuriyet紙)

ロシアのプーチン大統領は、シリアでアサド大統領と、エジプトではシーシ大統領と会談し、その後12月10日アンカラを訪れエルドアン大統領と大統領府で面会した。共同記者会見でプーチン大統領は、「クドゥス(=エルサレムのこと)の地位はイスラエルとパレスチナの間で直接コンタクトをとって話し合われるべきだ」とのメッセージを述べた。プーチン大統領は、ロシアが12月12日に開催されるイスラム協力機構の緊急サミットにオブザーバーとして参加すると語った。      タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・ 全文をよむ

2017-12-07 エルドアン大統領のギリシャ訪問、緊張の場面 (Hurriyet紙)

イギリス各紙は今日付けの記事で、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のギリシャ訪問に関する記事を掲載している。ガーディアン紙は、 会談で話し合われた内容を掲載し「プロコピス・パヴロプロス大統領は、エルドアン大統領の発言に明らかにショックを受けたように見えた」と報じている。      「エルドアン大統領、ギリシャ訪問で冒頭から強硬な発言」というタイトルがカーディアン紙の見出しを飾った。この記事では、トルコの大統領による65年ぶりのアテネへの公式訪問が「敵対的な形で」始まったと報じられている。   全文をよむ

2017-12-07 トランプに続き、チェコもエルサレム首都認知 (Hurriyet紙)

アメリカのドナルド・トランプ大統領がエルサレムをイスラエル首都として認定し、大使館をエルサレムに移転するよう指示した後、EU加盟国であるチェコからも同様の発表があった。      チェコ外務省のインターネットサイトでの発表において、「チェコは現在、イスラエル・パレスチナ間で和平合意が結ばれる以前の、1967年の国境に基づく形でエルサレムをイスラエルの首都に認定する」と述べられた。      発表ではまた、「チェコは、EU外交委員会が決定を下した後、他のEU加盟国と共にエルサレムを、イスラエル及び 全文をよむ

2017-12-05 エルサレム首都問題、トルコ外務省、米政府に警告 (Hurriyet紙)

大統領府広報官であるイブラヒム・カルン氏は、アメリカがエルサレムをイスラエルの首都として認めるという問題に関する意見について発言をした。カルン氏は、諸々の情報が杞憂を生んでいるとし、このような動きが新たな緊張や衝突の原因になりうると述べた。      同氏は、ツイッターで、アメリカがエルサレムをイスラエルの首都として認めるというニュースに反発を示した。カルン氏は以下のことを述べた。      「アメリカ政府がエルサレムをイスラエルの首都として認めるというニュースは、大変杞憂を生むものだ。これは、 全文をよむ

2017-12-03 ザッラーブ証人の3日間 (Hurriyet紙)

レザ・ザッラーブが2016年3月16日にアメリカへトルコ航空の定期便でマイアミ空港から入国し、FBIによって逮捕されてから1年半が過ぎた。ザッラーブはトルコで最も話題にのぼる人物の1人となった。アメリカに輸入業者として協力するために行ったのか、それとも本当に休暇を目的としていたのか、常に議論された。木曜日にこれらの議論は終結した。ザッラーブは、元ハルクバンクのメフメト・ハカン・アティッラ副頭取がアメリカのイランへの禁輸措置に反したことについて裁かれている、ニューヨークでの裁判で証人の席にいた。被 全文をよむ

2017-12-01 トルコ航空、アルメニア便就航へ (Cumhuriyet紙)

トルコ航空のイルケル・アイジュ取締役会会長は、来期にアルメニア便を就航することを発表した。      THY(トルコ航空)取締役会及び執行委員会会長のイルケル・アイジュ氏は、11月24日、アナトリア通信の経済部に招かれ、来期の取組みについて説明した。アイジュ会長は、今期6,900万人の旅客数を目標としているとして、「第3ターミナルがオープンすればキャパシティの問題が終わり、THYの年間旅客数が1億人に達するのも間近となるだろう」と述べた。また、来期にヨルダン・ハシェミット王国のアカベ便、ロシアの 全文をよむ

2017-11-30 トルコの心配的中―PYG、和平成立したらシリア政権軍に合流の意思表見 (Hurriyet紙)

テロ組織であるクルド民主統一党(PYD)のロシア担当者であるアブデュッセラム・ムハンマド・アリは、PYDが構成するシリア民主軍(DSG)がシリア政権軍に参加する準備ができていると述べた。      テロ組織・PKK(クルディスタン労働者党)のシリア支部であるPYDのロシア担当者であるアブデュッセラム・ムハンマド・アリは、人民防衛隊(YPG)が中心勢力を構成するシリア民主軍(DSG)が、政治的な解決に関する合意を取り付けたのち、シリア政権軍に参加する準備ができていると述べた。      アリはロシ 全文をよむ

2017-11-29 米国「PYGに渡した武器は回収する予定」と発表 (Milliyet紙)

アメリカ国防総省(ペンタゴン)が数人のジャーナリストの質問に対して書面で回答を行い、PKK/PYDに与えた大型車両と重火器を回収するつもりであると説明した。      ペンタゴンは、昨日の記者会見でペンタゴンのスポークスマンのアルバイ・ロブ・マニング氏に対する数人のジャーナリストからの質問に今日書面で回答した。      ひとりのジャーナリストの「配布された武器は回収つもりですか?」という形の質問にペンタゴンは、「私たちの意図としては、特定の脅威が取り除かれたのちに大型車両と重火器または人員が使 全文をよむ

2017-11-29 国家安全保障会議3時半、シリアでの新ターゲット等発表 (Hurriyet紙)

共和国大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が議事進行を行った、3時間半かけた国家安全保障評議会の集まりの後、書面による声明が発表された。発表では、 「トルコ軍は『イドリブ緩衝地帯』での諸勢力の観察任務を成功裡に続けており、この任務を西アレッポとアフリーンの近辺でも実行することで、平和と安全の環境を真の意味で確保できると判断された」と述べられた。      大統領官邸での国家安全保障評議会の後、声明が発表された。      発表ではトルコの治安と安全に影響する内外の情勢の進展が検討され、テロとの 全文をよむ

2017-11-26 米メディア「トランプはトルコへの接近を熱望」 (Hurriyet紙)

米ワシントンポスト紙は、アメリカ政府はクルド人民防衛隊(YPG)への武器提供を終了し、この件に関してトルコが抱いている不快感を取り除こうとしていると記した。同新聞によると、これが目的にしているのは、IS以後、アメリカが拡大するイランとロシアが及ぼす影響に対して、トルコの支援を求めることだ。      ドナルド・トランプ米大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の間で先日行われた、シリア情勢に関する電話会談は、アメリカのメディアをはじめ、欧州の各報道機関でも取り上げられた。この会談でトルコ政府 全文をよむ

2017-11-25 エジプト・シナイ半島ISテロ事件に哀悼メッセージ (Hurriyet紙)

エジプト、ラブダ・モスクを狙ったテロ事件の死者は305人に上った。エジプト当局は、攻撃はジープ車で訪れ、イスラム国の旗を掲げた25~30人のグループによるものだと発表した。      エジプトの検察は、北シナイ半島のアリシュ市のモスクで24日に起きた爆弾攻撃で死者が子ども27人を含む305人にのぼったと発表した。      アリシェ市に属するアベド村のモスクで、金曜礼拝の際、爆弾テロが起きた。検察の情報によれば、4×4ジープの中にいた25~30人の覆面グループがモスクに発砲した。イスラム国の旗を 全文をよむ

2017-11-22 トルコのためにスパイ行為?エジプトで29人逮捕 (Cumhuriyet紙)

トルコのためにスパイ行為を行いテロ組織に加担したとして、エジプトで29人が司法長官の命令によって逮捕された。      トルコのためにスパイ行為を行いテロ組織に加担したとして、エジプトで29人が司法長官の命令によって逮捕された。      ヒュッリイェト紙は、エジプトの国営通信社MENA(Middle East News Agency:中東通信社)の報道をソースとして、エジプトの総合情報庁の捜査で、これらの人物がエジプトのムスリム同胞団が再び政権を握るという計画の通話音声を記録し、これをトルコ情 全文をよむ

2017-11-19  トルコ・ロシア・イラン首脳会議前に、アンタリヤで外相会議 (Hurriyet紙)

シリアの保証国であるトルコ、ロシア、イランの首脳たちが、11月22日ソチでの首脳会議で初めて一堂に会する。本日アンタリヤで、その首脳会議のルートマップが形作られる。      シリアの政治的解決を目的とするソチでの首脳会議の準備を行うため、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣とイランのジェヴィド・ザリフ外務大臣は、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣をホストとして集合する。ロシアのプーチン大統領とエルドアン大統領が先週の月曜日ソチで行った最初の会談で、両首脳はシリアでの政治的解決に集中するため基礎 全文をよむ

2017-11-19 EUとの亀裂で、1億500万ユーロの支援消滅へ (Cumhuriyet紙)

EUとトルコのあいだの緊張状態のツケが明らかになりつつある。EUとして、連合各国の経済担当相らが、16時間にもわたる前日の会議で、2018年度予算におけるトルコのための準備基金1億500万ユーロ相当を削減する決定を下したのである。      EUとトルコのあいだの緊張状態のツケが明らかになりつつある。EUとして、2018年度予算におけるトルコ用準備基金から1億500万ユーロ相当を削減する決議が下されたのである。この決議の理由には「トルコの欧州基準からの逸脱」が挙げられた。つまりEUは、初めて「政 全文をよむ

2017-11-18 アタテュルクとエルドアン侮辱事件で、NATO事務総長トルコに謝罪 (Cumhuriyet紙)

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が、演習中の不祥事に対しトルコに謝罪した。NATOの演習中、エルドアン大統領を敵と協力関係にあるように見せたノルウェーの軍人は任務を解任された。    11月8日から11日にかけてノルウェーで行われたNATOの軍事演習において、アタテュルクやタイイプ・エルドアン大統領が標的とされたことが、演習後にNATOから発表された。    NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、この演習中におきた不祥事に関してトルコへ謝罪した。    NATOは 全文をよむ

2017-11-14 トルコ外務省、シリア・クルド勢力のIIS保釈を非難 (Hurriyet紙)

トルコ外務省は、テロ組織の民主統一党(PYD)/人民防衛隊(YPG)がイスラム国メンバーのテロリストをラッカから脱出させるためイスラム国と結んだ秘密合意について、重大な危険と教訓を示すものだと評価した。同省の文書声明には、「米国防総省広報官がこの合意を『尊重して』いるのが見られたことは遺憾である」と記された。      声明には以下のように記されている。      ■遺憾である      「テロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)のシリアでの拡張組織であるPYD/YPGのいわゆる「シ 全文をよむ

2017-11-12 トルコ外務省、ギュレン奪取計画報道を否定 (Hurriyet紙)

在ワシントン・トルコ大使館は、フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)の首謀者フェトフッラー・ギュレンを違法にアメリカから出国させることを望んでいるとする主張に関し、「トルコがフェトフッラー・ギュレンの送還のために法の支配に寄らない方法に頼ろうとしているとするあらゆる主張は完全な虚偽であり、ばかばかしく根拠のないものである」と発表した。      大使館の会見で、FETÖの首謀者フェトフッラー・ギュレンは7月15日のクーデター未遂の首謀者であり、法に則った方法でアメリカから送還されることが期待されて 全文をよむ

2017-11-10 米フリン前大統領補佐官調査で、ギュレン疑惑 (Hurriyet紙)

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、米司法省のロバート・ミュラー特別検察官は、ドナルド・トランプ米大統領政権で国家安全保障問題担当を務めたマイケル・フリン前大統領補佐官を含む容疑者に対し、フェトフッラー系テロ組織(FETO)指導者フェトフッラー・ギュレンをトルコへ強制送還するという数百万ドル規模の計画に関連する容疑で、捜査を行っている。      捜査関係者に近い情報源によると、トランプ米大統領のアドバイザーの職務を24日間務めたフリン前大統領補佐官と、その息子マイケル・フリン・ジュニ 全文をよむ

2017-11-10 ミャンマーで逮捕のTRTワールド職員に、禁固2か月判決 (Cumhuriyet紙)

2週間前、TRT(トルコ国営放送)ワールドに勤務する2名の記者とその助手2名が身柄を拘束され、今日裁判所で禁固2カ月の実刑判決が下された。      TRTワールドの従業員は撮影にドローンを使用し、このことが法律違反だとされ身柄を拘束された。   シンガポール人のカメラマンであるラウ・ホン・メンさん、マレーシア人の特派員であるモク・チョイ・リンさん、通訳のアウン・ナイン・ソーさんと運転手のフラ・ティンさんからなる取材チームは、ドキュメンタリーの作成プロジェクトに取り組んでいた。   取材チームは 全文をよむ

2017-11-06 イスラム国、逆方向に移動開始:トルコも最大の移動先 (Milliyet紙)

ユーフラテスの盾作戦によりアアザーズ、アル・バーブ、ジャラブルスを結ぶ線の兵力を失った後、トルコに向けた「聖戦」準備を始めたイスラム国は、最も重要な拠点を次から次へと失い始めた。      イラク政府の作戦によって「一夜で」占領していたモースルを失ったイスラム国は、イラクでの2番目の拠点を失い、さらに数日前にはイラク軍がシリア国境のアル=カイムも手にすることが生じた。      さらに、クルド人民防衛隊(YPG)がアメリカの支援を受けて始めた作戦によって、支配地域であったシリアのラッカも手放すこ 全文をよむ

2017-11-04 シルクロード鉄道、第一便は10時間早着!ーいつも遅れるわけではない (Hurriyet紙)

「シルクロード鉄道」として歴史上のシルクロードを再生させる「バクー・トビリシ・カルス(BTK)鉄道」がアゼルバイジャンで公式の開通を迎えた後、カザフスタンを出発した最初の電車が、貨物を下ろす予定のメルスィンに到着した。電車は600トンの貨物を載せ、予定よりも10時間早く到着した。      BTK鉄道は、アゼルバイジャンの首都バクーから約90kmの距離にあるアラト港で、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、カザフスタンのバクトジャン・サギンタエフ首相、 全文をよむ

2017-11-04 ミサイル攻撃標的のサウジアラビアで、王族ら逮捕 (Hurriyet紙)

サウジアラビアでは、昨夜非常に大きな動きがあった。各通信社によると、イエメンから、首都リヤドへ弾道ミサイル攻撃があり、攻撃は防がれたという。この攻撃の直後、国家警備隊担当相と海軍司令官が解任された。しかし、サウジアラビアの不穏な夜で、それらは序盤にすぎなかった。安全保障に関わる各部署において解任が行われ、数人の王族、元閣僚と実業家らが逮捕されたとの情報が各通信社へ出回り始めた。11名の王族、4名の閣僚と数十名の元閣僚を含む非常に多くの人々が逮捕されたことが分かっている。逮捕の背後には、ムハンマド 全文をよむ

2017-11-03 ブルーンベルグ紙「エルドアンとサッラーフの関係、審議」報道 (Cumhuriyet紙)

ブルーンベルグ紙に今日(11月3日)掲載された記事は、米国で行われているルザ・サッラーフ裁判でエルドアン大統領と関係する証拠が初めて審議されることが強調された。      ブルーンベルグ紙に今日(3日)、クリスチャン・ベルゼルセン氏の署名入りで掲載された記事によると、アメリカで行われているルザ・サッラーフ訴訟で、エルドアン大統領との関係する証拠が初めて審議されるという。記事は、アメリカの検察官らは、サッラーフに関するテープやその他の証拠を精査したと述べ、検察官の準備している書類には、エルドアンの 全文をよむ

2017-11-02 シルクロード鉄道開通に、ライバル登場ーロシア・イラン路線 (Hurriyet紙)

 ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、一先日イランを訪問した。その最も重要な成果が、新シルクロードの一部であるバクー・トビリシ・カルス鉄道のライバル、南北縦貫回廊の建設だと明らかになった。中国とトルコが主導する東西路線に対し、ロシアとイランが主導する南北の選択肢が登場した格好だ。       バクー・トビリシ・カルス鉄道開設の華やかなな祝典の翌日、ロウハーニー・イラン大統領とプーチン大統領、アリエフ・アゼルバイジャン大統領がテヘランで会談し、イランがアゼルバイジャン、ロシアを経由しフィンラン 全文をよむ

2017-10-31 バルザーニー辞任、イランは国境門再開へ (Hurriyet紙)

イラク・クルド自治区のバルザーニー大統領が辞任を決めた後、会見をおこなったイランのバクーリ参謀総長は、イランとクルド自治区との国境における制限を解除すると話した。一方、イラクのアバーディー首相は、アルビル(クルド自治政府)へ警告し、トルコへ輸出される石油が通過する国境門の管理権を確保できない場合、危機は深刻化するだろうと述べた。      イラク・クルド自治区のマスード・バルザーニー大統領は、一昨日、(クルド自治区の)議会へ送った書簡で11月1日辞任することを明らかにした中、その進展後、テヘラン 全文をよむ

2017-10-30 ロシア代表「クルド勢力も参加を」第7回アスタナ・シリア和平会議 (Hurriyet紙)

ロシアのウラジミール・プーチン大統領の、アスタナ会議における特別シリア代表のアレキサンダー・ラブレンティイェヴ氏は、昨日アスタナに集められた第7回シリア会議のメインテーマが「シリア人民議会の」結成と最初の会議の場所を明らかにすることであると明らかにした。      ロシア代表はクルド勢力も政治的和平交渉の場に参加すべきだと述べた。ロシア24チャンネルで行った説明でラヴレンティイェヴ氏は、「カザフ共和国の首都アスタナに集められるシリアグループにとって現在最も重要な議題は、ロシアが提案する『シリア人 全文をよむ

2017-10-26 北イラク・クルド自治政府の譲歩「不十分」―トルコ (Hurriyet紙)

トルコ外相メヴリュト・チャヴシュオールとコソヴォ第1副首相兼外相メフジェット・パッツォーリは共同記者会見を開いた。チャヴシュオールは「北イラク・クルド自治政府(IKBY)の譲歩は重要な一歩だが、しかしそれでも不十分である。今回の国民投票は取り消す必要がある」と発言した。      ■トルコ外相チャヴシュオールの発言       「バルザーニー大統領は国民投票を取り消すべきである。私たちはバルザーニー大統領に直接あって、交渉で何を失うことになるかを友人として説明した。しかし、他の誰かが知恵をつけた 全文をよむ

2017-10-21  ヒュッリイェト記者、キルクーク・レポート (Hurriyet紙)

ヒュッリイェト紙の記者は、先週イラクのクルド政府からイラク中央政府の支配下に入ったキルクークにいる。生活は比較的もとに戻りつつある状況であった。知事庁舎と病院、陸橋に、イラクとトルクメンの旗が掲げてある。大通りには、タラバーニー元イラク大統領の写真が残っている。しかし、イラク・クルディスタン自治政府(IKBY)のバルザーニ大統領の焼かれた写真が注意を引いた。       2003年、イラク憲法を準備した最初の議会で唯一トルクメン代表であったソンギュル・チャブク氏と共に、バグダードからキルクーク 全文をよむ

2017-10-21 EU加盟交渉に、更なる打撃 (Hurriyet紙)

トルコ政府との交渉で新たな議題に移らないプロセスの停滞期に入ったEUは、現在も候補国としてトルコに与えている財政支援における削減を見直す決定を下した。ドイツの試みに従い、EUの首脳たちは、削減または財源の方向性見直しに関して、欧州委員会にその権限を与えた。      EU諸国の首脳らは、ドイツをはじめとするいくつかの国々のトルコとの交渉の取りやめまたは保留の要望に青信号を出さず、EU加盟に先立つ財政支援においてどのような削減が行われうるか、またはこれらの財源がどのように方向性が見直されるかを明ら 全文をよむ

2017-10-19 米とのヴィザ相互停止問題、間もなく解消?―米外務省発表 (Milliyet紙)

アメリカ国務省のヘザー・ナウアート報道官は、トルコとのヴィザ相互停止問題に関してアメリカの委員会・トルコの責任者と共に会談を行い、成果を得たと明らかにしたうえで「共同委員会を設立するという提案に対し、そのための諸条件と役割を伝えた。この決定は近日中の決着に繋がるだろう」と述べた。      ナウアート国務省報道官は定例記者会見で、国務省のジョナサン・コーヘン副国務次官を委員長とする合衆国委員会がトルコで行った会談について発表した。      ナウアート報道官は以下のように述べた:      「会 全文をよむ

2017-10-19 ラッカにオジャラン・ポスターはためく (Hurriyet紙)

米国はテロ組織・クルド労働者党(PKK)と別組織だと繰り返し述べてはいるが、米国の支援するクルド人民防衛隊(YPG)のメンバーは、シリアのラッカをISから奪還すると広場にオジャランの旗を掲げた。YPGの女性組織、クルド女性防衛部隊(YPJ)のリーダー、ネスリン・アブドゥッラーは、ISから街を奪還したとの声明を出した。       テロ組織・ISがいわゆる「首都」としたシリアのラッカでは、米国の支援を受けたシリア民主軍(SDG)に完全制圧された後、街の中央広場にテロ組織・PKKの首謀者、アブドゥッ 全文をよむ

2017-10-17 キルクークのトルクメン系組織スポークスマン・インタビュー (Hurriyet紙)

一昨日、イラク軍とハシャディ・シャービー勢力が奪取したキルクークで、イラク政府から代理県知事として任じられたラカン・サイード・アリ・ジュブリは、街の安全に関する会合を行った。会合に参加したイラク・トルクメン戦線(ITC)報道官及びキルクーク県議会メンバーのアリ・メフディ氏は、 街の状況を本紙に伝えた。      メフディ報道官は、「キルクークでは昨日、極わずかな衝突があった。その衝突に参加した多くの人はキルクークのPKK(クルディスタン労働者党:非合法)派の人々であった。      クルディスタ 全文をよむ

2017-10-17 イラク軍、1日でキルクーク確保 (Hurriyet紙)

イラク中央政府軍は民兵組織ハシュディ・シャビと連携して、早朝軍事作戦を開始し、キルクークへ夕方入った。ロイター通信社は、キルクーク市は完全に制圧されたと伝えた。タラバーニ(※元イラク大統領)のクルディスタン愛国同盟のペシュメルゲは、イラク軍が圧倒的だとの理由により拠点から撤退した。 バルザーニ政府は撤退したペシュメルガを背任で非難した。連邦警察部隊はクルディスタン自治政府の旗を支柱から降ろした。      イラク軍とシーア派主体の民兵組織ハシュディ・シャビは、月曜日早朝、イラク・クルディスタン自 全文をよむ

2017-10-16 ヴィザ危機調停へ米代表団、アンカラ入り (Milliyet紙)

ヴィザ手続きが中止されて以降、トルコとアメリカによる初の代表団会談が10月17日にアンカラで行われる。アメリカ代表団はアンカラに到着した。      トルコとアメリカの間でヴィザ手続きが相互に中止されて以降、重大な局面の展開があった。アメリカ国務省ヨーロッパ・ユーラシア局事務次官補のジョナサン・コーエンを団長とする代表団が午後エセンボア空港に到着した。      アメリカ代表団は明日、外務省事務次官補アフメト・ムフタル・ギュンを団長とするトルコ代表団とヴィザ問題の解決に向けた会談を予定している。 全文をよむ

2017-10-15 イドリブ近郊ベレケトに対PYD前進支援司令部、設置 (Hurriyet紙)

トルコ国軍(TSK)は、テロ組織PYDの支配下のイドリブにあるベレケト山に前進支援司令部(İDBK)を設置している。兵士たちのあらゆる需要に対処し、個人用の部分を備えたコンテナ街が作られる。ベレケト山は、イドリブ・アフリーン・アレッポの郊外で支配的なため、重要な場所である。      トルコ国軍(TSK)は、イドリブのベレケト山にも、北イラクやアル・バーブにあるような前進支援司令部(İDBK)を設置する。ベレケト山のİDBKの敷地には、兵士が滞在しあらゆる需要を満たす、個人用の部分を備えたコンテ 全文をよむ

2017-10-13 トルコ軍、イドリブ進攻 (Milliyet紙)

昨夜トルコ軍は、偵察活動の一環として武装車両と特殊部隊メンバーが非武装地帯のシリア・イドリブ市に進攻したとみられる。       トルコはロシア・イランとの合意で非武装地帯に設定されたシリア・イドリブ市に軍の移動を続けている。昨夜、同地域での偵察活動の一環として特殊部隊メンバーと武装車両がイドリブ地域に進攻したとみられる。国境を越えたトルコ兵と武装車両の数は情報筋により異なるが、一部の情報筋は武装車両12台と特殊部隊約80人が国境を越えたと伝えている。越境する軍隊と武装車両は、将来的にトルコ軍の 全文をよむ

2017-10-11 セルビア外相、トルコ語で歌う―エルドアン大統領訪問時 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領のセルビア訪問後に催された食事会で、にぎやかな場面があった。セルビアのイヴィツァ・ダチッチ外務相が食事を終えた後、バルカン地方の民謡「オスマン・アガ」という歌をトルコ語で披露した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ウクライナ訪問の後、帰国前にセルビアに立ち寄り、セルビア大統領との会談を実現させた。   セルビア政府の全閣僚がエルドアン大統領を空港で迎えたことが注目を集め、エルドアン大統領の訪問に際して、その地域のトルコ人らは大きな関心を見せた。   会談の後、エ 全文をよむ

2017-10-10 イドリブ北部は自由シリア軍管理下に (Milliyet紙)

トルコ国軍が偵察活動の一環で国境を越えてイドリブに入ったと伝えられる一方、同地域に以前から入っている自由シリア軍(ÖSO) とタハリール・アル=シャーム(HTŞ)と名称を変更したヌスラ戦線との間でのイドリブにおける会合が合意に達したことが明らかになった。合意した内容は、HTŞがアフリーン国境を含むイドリブ北部の管理をÖSOに任せることだという。イドリブ-アフリーン国境線における3つの拠点とシリア政府軍が駐留する境界線もトルコ国軍に任される。      入手した情報によれば、イドリブ国境線の緩衝地 全文をよむ

2017-10-09 米トルコ相互ヴィザ相互発給停止問題に、エルドアン大統領発言 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領、アメリカ合衆国とのヴィザ問題に関し、訪問中のウクライナで発言した。      エルドアン大統領は、「アメリカとトルコが、ヴィザ発給を停止しました。これについてコメントいただけますか」との問いに次のように答えた。      「もちろん、この決定は何にもまして、残念なことだ。つまり、アンカラで、大使がこのような決定をし、実施に移したことは、残念なことだ。トルコ外務省の関係者は、本件を聞くやいなや、折衝のため、アメリカの外務省に電話をかけた。」      ■「部族国家ではない。」   全文をよむ

2017-10-09 米土ヴィザ停止問題元凶のメティン・トプブとは何者か? (Cumhuriyet紙)

アメリカ合衆国とのヴィザ問題は、アメリカ領事館職員のメティン・トプズが、フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)のメンバーとつながっており、彼らの国外逃亡を手助けしていたとして拘留されたことが原因だ。では、アメリカ領事館職員のメティン・トプズとは何者で、彼についての主張とはどのようなものなのか?メティン・トプズは、FETÖ派の警察官や検察官としかつながっていなかったのか?いま、メティン・トプズの、議題に「上っていない」謎の人間関係と真相を記す。      以下は、1982年にアメリカ領事館へ職員とし 全文をよむ

2017-10-09 トルコ側もアメリカ国民へビザ発給停止 (Hurriyet紙)

アメリカはトルコから行われるビザ申請に昨日以降、対処していない。アメリカ大使館が昨晩ツイッターを通じて行った発表で、「トルコにおけるアメリカの外交業務のうち、移民関連ではないビザ業務を停止した」とした。アメリカがこの決定を、イスタンブル領事館で勤務するメティン・トプズがフェトフッラー・テロ組織関連で拘束後に採ったことが注意を引く。ではアメリカのビザ停止はどういった人びとに影響を及ぼすのか。      ■ティラーソンは伝えたのか      アメリカ国務長官レックス・ティラーソンが、一昨日、外相メブ 全文をよむ

2017-10-08 トルコ国軍の支援をうけ自由シリア軍、イドリブ侵攻 (Hurriyet紙)

トルコは、ロシアとイランが合意に達したシリアの非戦闘地域のためにボタンを押すとともに、トルコ国軍(TSK)の支援を受けた自由シリア軍(ÖSO)がイドリブに侵攻した。ÖSO は、まずシリア側のバーブ・アル・ハヴァ国境門の支配権を確保した。衝突の長期化と安全上の理由によって、人道支援がこの地域に届けられないことは、新たな移民の波の危険性も同時にもたらした。赤新月社と災害緊急時対策庁(AFAD)は、起こりうる移民の波に対し対策を始めた。      シリアのテロ組織でアル・カイダと繋がりのあるアル・ヌス 全文をよむ

2017-10-07 トルコのイドリブ作戦、開始 (Cumhuriyet紙)

シリアの「停戦地帯」であり、この枠組みでトルコ国軍(TSK)が侵攻する可能性が言及されたイドリブ県   の作戦が始まった。エルドアン大統領は、過激派ヌスラ戦線のコントロール下にあるイドリブ県で、TSKの援助のもと、この作戦を自由シリア軍(ÖSO)が実行したと述べた。      ロシア、トルコ、イランが主導し実現したアスタナ・プロセスにより、シリアに「停戦地帯」を設け、この枠組みでTSKが県内へ侵攻する計画が示唆されたイドリブ県への作戦が始まった。ヌスラ戦線のコントロール下にあるイドリブを奪還する 全文をよむ

2017-10-06 イラク元大統領タラバーニ―、葬儀 (Hurriyet紙)

イラク元大統領タラバーニ氏の葬儀が行われた。イラクのクルド人自治区のネチルヴァン・バルザーニ首相も参列した。バルザーニ大統領は、議論となっている住民投票後に葬儀に現れた。バルザーニ氏の隣には、イラク大統領のフアート・マアスーム氏が、その隣にはイラン外相のジュヴァット・ザリフ氏が座っていた。イラク政府は、タラバーニ氏の棺がクルド人自治区の旗で覆われていることに反発を示した。      イラクの元大統領で、クルディスタン愛国同盟の総書記長だったジェラール・タラバーニ氏の遺体が、3日火曜日に亡くなった 全文をよむ

2017-10-04 エルドアン大統領、イラン訪問 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はイランの首都テヘランに滞在中である。エルドアン大統領はイラン大統領ハサン・ロウハーニーとサダーバート宮殿での式典で対面した。2人の大統領は首脳同士の会談、そして外交団を交えた会談に移った。エルドアンのブリーフケースには3つの重要なファイルが入っている。      北イラク・クルド自治区住民投票の後、当該地域で注目すべき事態が発生している中、エルドアン大統領はトルコーイラン間で行われる第4回高等協力協議会議のため今日、イラン首都テヘランに向かった。エルドアン大 全文をよむ

2017-10-03 タラバーニ―・イラク元大統領死去 (Hurriyet紙)

イラクで大統領を2期務めた84歳のジェラール・タラバーニー元大統領が、ドイツで亡くなった。タラバーニー元大統領の悲報は、彼が総書記長を務めるクルディスタン愛国同盟(KYB)のインターネットサイト「プクメディア」で伝えられた。同報道では、タラバーニー・イラク元大統領が治療を受けていたドイツの病院で亡くなったと報じられた。タラバーニー元大統領は、イラクで初の非アラブ系大統領だった。イラク・クルディスタン自治政府(IKBY) のバルザーニー大統領は、KYBのトップであるタラバーニー氏が亡くなったことを 全文をよむ

2017-10-03 イラク議会、全クルド自治区議員の議席凍結 (Hurriyet紙)

イラク議会は、クルド自治区(IKBY)選出議員の議員資格を凍結することを決定した。      イラク議会は、イラク・クルド自治区選出の議員が3日の会合へ参加することを許可しなかった。      会合には175人の議員が参加した。セリム・ジュブリ国会議長とシーア派国民連合は、クルド自治区でおこなわれた独立住民投票で投票したクルド人議員の不逮捕特権を無効にすることを求めた。ジュブリ議長は住民投票で投票した議員のリストを要求した。      ジュブリ議長は、議員が起訴されれば、資格剥奪を求められた。  全文をよむ

2017-10-02 インジルリキ空軍基地、クーデター当夜の記録提出拒否 (Hurriyet紙)

7月15日のクーデター未遂に関して行われた捜査で、インジルリキ空軍基地における48時間の記録をアンカラ共和国検察は要求したが、インジルリキ空軍基地のアメリカ第39航空団ジョン・J・ウォーカー大佐は、要求に前向きな返事をしなかったが明らかになった。      アダナ共和国検察は、捜査を理由に2016年9月22日に空軍司令部第10空輸基地司令部に書簡を送った。クーデター未遂の間、司令部からイ ンジルリキ空軍基地での48時間分のRAPCON(レーダー接近コントロール)の記録を要求した。記録を保持するこ 全文をよむ

2017-09-30 国連事務総長「キプロス解決の歴史的機会を逸した」 (Hurriyet紙)

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、7月にスイスでキプロスの保証国であるトルコ、ギリシャ、英国が参加したものの不成功に終わったキプロス会議に関する報告書を発表し、「解決の歴史的機会を逸した」と表現した。グレーテス事務総長は、国連安全保障理事会に提出された12頁に及ぶ報告書で、会議が不成功に終わった理由として、利害関係者それぞれの信頼不足と、政治的意思が不十分だった点を挙げた。      ■政治的意思不十分      グテーレス事務総長は、保証国の外務大臣レベルが参加したスイスのクラン=モンタ 全文をよむ

2017-09-29 クルド地域の国境管理へ、イラク・トルコ・イラン3国連合 (Hurriyet紙)

イラク国防省による会見において、イラク中央政府がイラン及びトルコとの連合軍という形でイラク・クルド自治政府(IKBY)の国境門を管理する予定であることが発表された。    本日イラク中央政府によって行われた会見において、イラク軍護衛部隊がイラク・クルド自治政府管轄下にある国境門のルート上で活動を開始することが明らかとなった。    一方、 イラク・クルド自治政府が行った会見では、国境門の明け渡しについていかなる要求も来ておらず、これにより国境門の管理がアルビルのクルド政府からイラク中央政府へ譲渡 全文をよむ

2017-09-29 ドイツ、ジャン・デュンダルの逮捕は不可能 (Hurriyet紙)

トルコのジャン・デュンダルの国際指名手配の要求に関して、ドイツの外務省報道官は、デュンダルの逮捕命令がドイツでは不可能であることを発表した。      トルコが国際指名手配のため国際警察組織インターポールに提出したジャン・デュンダルに関することで、ドイツの外務省報道官マルティン・スキャフェル氏は、ベルリンで発表を行った。週の定例報道会見で記者たちの質問に答えたスキャフェル氏は、デュンダルについて国際逮捕命令が無意味になると思うと述べた。      スキャフェル氏は、「この種の逮捕命令がドイツにお 全文をよむ

2017-09-29 エルドアン・プーチン会談ーシリア・イラクで合意 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアンとロシアのウラジミル・プーチン両国大統領の大統領府での重要な会議で、イラクとシリアの領土保全が議題に上がった。エルドアン大統領は「国民投票後の微妙な時期に、特にイラク地域政府のより深刻な失敗を防ぐ必要がある」と述べた。一方、ロシアのRIA通信に話したあるロシアの外交筋は、アンカラがモスクワの調停を求めていると主張した。       ロシアのウラジミル・プーチン大統領は、北イラクで議論が続く中、昨日アンカラへの重要な訪問を実現させた。夕方にエセンボア空港に到着したプーチン大統領 全文をよむ

2017-09-28 外務省、クルド自治区のトルコ人滞在者に帰国の呼びかけ (Milliyet紙)

トルコ外務省は、北イラクでフライトが停止する前にトルコ国民が同地を離れるよう望んだ。      外務省の発表では以下の様に述べられた。      イラク民間航空局は2017年9月29日、金曜日現地時間18時以降、アルビルとスレイマニイェ空港発のフライト(イラク系航空会社のイラク国内便を除く)が停止される予定であると発表した。      これにより、言及された日付以降にトルコとアルビル及びスレイマニイェとの間で相互運航が行われることが不可能となる見込みである。      言及された日時までトルコと 全文をよむ

2017-09-28  プーチン大統領、トルコ訪問 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラディミル・プーチン大統領は大統領宮殿での会談の後に共同記者会見を行った。北イラクについて言及したエルドアン大統領は、「国民投票後の微妙な時期にクルド自治政府がより深刻な間違いを犯すことを阻止しなければならない」と述べた。      エルドアン大統領とロシアのウラディミル・プーチン大統領は、直接会談、代表団間会議の後、大統領宮殿で共同記者会見を開いた。      プーチン大統領と一行を今一度トルコでもてなすことができて嬉しいと話すエルドアン大統領は 全文をよむ

2017-09-27 バルザーニー大統領「住民投票により新段階にはいった」 (Hurriyet紙)

北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領は昨日テレビで国民投票の勝利を宣言する中、首都バグダードの中央政府と近隣諸国に「イエス」と唱えた何百万人もの人々の(独立の)願いを尊重するよう要求した。      バルザーニ大統領は、「あなたたちは、クルディスタンの民として、この願いが壊されることを許さなかった、また独立に「イエス」と答えた、略奪、化学攻撃、ジェノサイドにノーと答えたあなたたちの票と共に、我々は新段階に入った」と述べた。      イバーディー・イラク首相、対話を信じる他のプ 全文をよむ

2017-09-27 クルド自治区住民投票、反発広がる (Hurriyet紙)

北イラク・クルド自治政府の一方的な独立への住民投票に、世界中から反発が注がれている。アメリカ合衆国からは「失望した」という発言がなされ、EUからは失望の意が表された。ロシアは「イラクの領土保全を支持する」と述べた。唯一の祝福の言葉は、スペインから独立するため住民投票を行う予定のカタルーニャからであった。北イラク・クルド自治政府、首脳のバルザーニーは、「勝利」を宣言し、バグダードや近隣諸国へ話し合いを呼びかけた。      当該地域諸国をはじめとする国際社会が反対しているにも関わらず、北イラク・ク 全文をよむ

2017-09-26 PKKテロリスト、カンディルからキルクークへ派遣? (Milliyet紙)

イラク・クルド自治政府(IKBY)の指導者、マスード・バルザーニー大統領が実施した住民投票により高まった緊張状態は、この地域で驚くべき展開を引き起こしている。      前日に当該地域のクルディスタン労働者党(PKK)地方評議会が下した決定により、武装した500人のPKKテロリストがバルザーニーのペシュメルゲ部隊を援助するためにキルクークに派遣されたと報じられた。9月25日にカンディルからキルクークにやって来たテロリストらの映像が公開された。      ■歓迎するペシュメルゲ部隊      住民 全文をよむ

2017-09-26 クルド自治政府国民投票、結果正式発表は3日後 (Hurriyet紙)

25日、イラクのクルド自治政府(IKBY)は、トルコが反対する「独立住民投票」の投票を開始した。ヒュッリイェト紙はこの投票を主都アルビルから追った。クルド自治政府選挙委員会は、今回の住民投票では520万の有権者が1万2千か所で投票し、投票率は78パーセントだと発表した。バルザーニー大統領に近いことで知られる報道機関ルダウは、投票率をアルビル86%、ドホーク90%、ザホ94%、キルクーク78.7%と報道した。非公式の最新結果によると、賛成票が93.29%、反対票が6.27%、投票率は72.16%だ 全文をよむ

2017-09-22 バルザーニー「住民投票、中止は手遅れ」 (Hurriyet紙)

イラク・クルド自治政府(IKBY)のバルザーニー大統領は、住民投票を延期するには時すでに遅しと述べた。      イラク・クルド自治政府(IKBY)のマスード・バルザーニー大統領は、3日後の実施が予定されている9月25日の住民投票を延期するにはもはや時間が残っていないと明らかにし、これに関しては時すでに遅しと述べた。      ■「時すでに遅し」      バルザーニー大統領は、アルビル県での最後の「住民投票賛成」集会で行った発言で、「我々は常に、住民投票を延期するよう昼夜、圧力をかけられている 全文をよむ

2017-09-22 北イラク住民投票、トルクメン系住民はボイコット (Hurriyet紙)

イラク・クルド自治政府(IKBY)が9月25日に実施を予定している独立のための国民投票を前に、キルクークではクルド系住民らは国民投票を支持する一方、トルクメン系住民は国民投票をボイコットすると表明している。キルクークでは、トルコ語で書かれたボイコットのポスターが目立つ。イラクのトルクメン系住民代表スポークスマンであるアリ・メフディ氏は、「『反対』票を投じれば、『国民投票を認識している』と報じられることになる。よって、われわれは国民投票をボイコットする」と述べた。    IKBYが独立のために行う 全文をよむ

2017-09-21 トランプ・エルドアン会談「これまでなかったほど近い」 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、先月ロシアとの間で合意された非戦協定を希望あるものだと述べた上で、「協定の枠内で、ロシアはイドリブ以外での安全保障を、トルコはイドリブにおける安全保障を担当する。これは簡単な任務ではない」とその難点を指摘した。エルドアン大統領は昨日、アメリカのトランプ大統領と会談を行った。トランプ大統領はエルドアン大統領を、「私の親友になった」と評し、トルコとアメリカが未だかつてないほど親密な関係になっていると述べた。会合の後、大統領府が発表した声明によれば、両大統領は、イラク・クルド自治政 全文をよむ

2017-09-21 国民投票まであと3日、緊張続く (Hurriyet紙)

イラク首相ハイダル・イバーディは、一昨日イラク首都バグダードで、新聞記者と政治学者たちと対談し、クルド自治政府と一部議論を生んでいる地域で実施予定の9月25日の国民投票について言及した。ルダウが伝えたニュースでは、イバーディ首相は要約すると次のようにこの話題にふれた。「この国民投票を、今も今後も受け入れない。なぜなら憲法に反し、国を弱体化させているからだ。イラクのすべての機関が国民投票が憲法に反しているとする決定を下した。」      ■「流血の扉をあける」      「国境を一方的に、武力を用 全文をよむ

2017-09-21 イラク・トルコ国境で緊張、続く (Hurriyet紙)

イラク国境線上のハブル国境ゲート周辺で実施されているトルコ軍(TSK)の演習が4日目に突入した。      ハブル国境ゲートから2Km先の、大型トレーラー駐車場向かいの空き地でトルコ軍が行っている軍事演習が4日目も続いている。演習に参加している戦車は今日、高速機動を披露した。演習場では臨時司令部が編成され、周囲を蛇腹形鉄条網で囲われており、職業軍人から成る即時対応部隊が演習場周辺を警備している。演習場には恒常的または簡易の宿舎も建てられた。演習場の部隊の駐留が一時的なものか、あるいは常駐するかは 全文をよむ

2017-09-20 北イラク・バルザーニー大統領「代案なしには延期なし」 (Cumhuriyet紙)

北イラク・クルド自治政府(IKBY)メスド・バルザーニー大統領は、国民投票に取って代わる別案が提示されなければ、延期される可能性はないと明かした。      バルザーニー大統領はアルビール県ソラン郡での「イエス」会議で、「国民投票をただ『見ろ、国民投票を行っている』という体でおこなわない。国民投票の目的は我々が独立を望んでいることを世界中に表明するためなのだ」と話した。      ■代わりの提案がなされても全く問題ない      バルザーニー大統領は、国民投票延期の話題に触れ、「いかなる時も我々 全文をよむ

2017-09-18 IS一掃後に取り残される女性と子供…ーモースルなど (Hurriyet紙)

イラクで、テロ組織イスラム国(IS)から解放されたモースル市やテルアフェル市などで、後に残されたトルコ人女性や子どもの将来は不透明だ。94家族が、ISに参加した子ども、孫、嫁を見つけるためにハブル国境検問所からイラクへ入った。217家族が、近親者を見つけるために公的諸機関へ申請した。      モースルとテルアフェル軍事作戦で拘束されたイスラム国(IS)の武装部門所属のテロリストらはイラクの刑務所で拘禁される一方、残された女性と子供は国連が運営するキャンプに収容された。モースルに近い地域にあり、 全文をよむ

2017-09-17 ユルドゥルム首相、北イラク住民投票に強い警告 (Hurriyet紙)

イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領が、2017年9月25日にイラク・クルド地域の独立を問う国民投票を行うと発表した後、ますます緊張が高まっている。      「9月22日の国家安全保障協議会(MGK)の後、バルザーニー大統領は我々の決意を目の当たりにするだろう」とエルドアン大統領が表明した後、ビナリ・ユルドゥルム首相も決然としたメッセージを発した。ユルドゥルム首相は、国民投票をトルコの安全保障問題として受け取ると述べ、「我々があらゆる措置をとるという点に関して、疑いの余地はない 全文をよむ

2017-09-15 エルドアン大統領訪米に警備官の随行なし (Cumhuriyet紙)

前回の訪米の際に平和的抗議活動をした者たちを暴行したエルドアン大統領の警備官について米国で逮捕の決定が下された影響は続いている。大統領は9月17日に国連総会のために訪米する。しかしながらこの件について捜査をされた警備官を随行しない予定だ。      タイイプ・エルドアン大統領は、前回のワシントン訪問の際に自身を抗議した者たちに暴行した警備官を、国連総会のため明日訪れるニューヨークに随行させない。警備官にたいして下された逮捕の決定の後、エルドアン大統領は9月17日―21日の期間で相応な警備官が米国 全文をよむ

2017-09-15 第6回アスタナ・シリア会議、閉会 (Hurriyet紙)

アスタナ会議において、シリアのイドリブ県に停戦地域を設けることで合意に達した。会議に出席したトルコの上級関係者は、「合意に至った内容によると、トルコ軍も停戦地域監視のためにイラン並びにロシア軍とともに現地に駐留する予定」であると語った。該当地域に一定数の軍隊を移送することが、現在は議題となっている。兵士の数は500人を越える見込みだ。    カザフスタンの首都アスタナで昨日(15日)閉会した第6回シリア会議において、ハタイ県のジルヴェギョズに隣接するイドリブに停戦地域を設けることで合意に至った後 全文をよむ

2017-09-14 クルディスタン議会、緊急集会 (Hurriyet紙)

9月25日(月)に実施予定の独立を問う住民投票の前に衝撃的な進展が起きている。バルザーニー政権は、2年間招集されていないクルディスタン議会のための「緊急集会」を決定した。      独立を問う住民投票とイラクでの戦争に風を吹かせている北イラク・クルド自治区は、明日に向けた衝撃的な決定を下した。2015年8月以来招集されていないクルディスタン議会が明日(9月15日)に「緊急」招集されることが決まった。      マスード・バルザーニー大統領は、2年に渡り閉会されていた議会を、「独立を問う住民投票」 全文をよむ

2017-09-13 ドイツ、クーデター未遂関連難民申請の大半を却下 (Cumhuriyet紙)

ドイツでトルコ人の難民申請の多くが退けられたことが分かった。申請はクーデター未遂後に増加したが、今年の初めからこれまでで8,547人のトルコ国民が難民申請をし、そのうち5,040人が却下されたことが明らかになった。      ドイツのターゲスシュピーゲル紙の報道で、連邦移民・難民局(BAMF)が1月から8月にかけて8,547人のトルコ国民の難民申請を審査し、申請理由に根拠がないととして、全体のうち5,040人を却下したことがわかった。      ■「一件一件調査された」      連邦移民・難民 全文をよむ

2017-09-12 ドイツ、トルコへの武器輸出を停止? (Hurriyet紙)

アンカラとベルリンの間の緊張が続く中、ドイツ側から重要な動きがあった。外相のシグマル・ガブリエル氏は昨日、経済新聞ハンデルスブラットが主催した委員会で、ベルリン政府が現在生じている人権侵害を理由に、トルコからの全ての重要な武器輸入入の要請を拒否すると発表した。      ロイター通信の報道によると、このガブリエル外相の発表は、二組のドイツ人夫婦がトルコで、政治的理由で逮捕されたという情報が届いた直後に行われたという。      ガブリエル外相は、NATO加盟国として要請を受けた場合、ドイツはトル 全文をよむ

2017-09-12 ドイツ・ネオナチ殺人犯に終身刑求刑 (Hurriyet紙)

ドイツで連邦検事庁は、トルコ人8名を含む10名を殺害したネオナチ・テロ組織(NSU)のメンバーの一人であるベアテ・チェーペ(Beate Zschaepe)容疑者に終身刑を求刑した。      裁判はミュンヘンで2013年5月に始まった。直近7回の裁判で立証を行ってきた検察は今日論告を読み上げ、被告人への求刑を明らかにする。      検察は以前、ベアテ・チェーペ容疑者に対して全ての罪状は間違いないと述べている。      連邦検事ヘルベルト・ディーマー(Herbert Diemer)氏は、このた 全文をよむ

2017-09-09 米国、ザッラーブ裁判でチャーラヤン元経済閣僚に逮捕命令 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領がアメリカを厳しく批判した直後、アメリカで衝撃的な決定が出された。ザッラーブ被告の裁判を管轄する裁判所が、ザフェル・チャーラヤン元経済相に逮捕命令を出した。    イランに対して実施された制裁への違反や、アメリカの銀行システムに対する詐欺行為、マネーロンダリングといった罪状によりアメリカで拘留中のレザ・ザッラーブ被告に対する裁判で、「禁止行為及び贈収賄罪で起訴されたザフェル・チャーラヤン、並びにスレイマン・アスラン全ハルク銀行総裁及びレヴェント・バルカン副総裁に逮捕決定が下された 全文をよむ

2017-09-07 IS投降者に、トルコ人174人? (Hurriyet紙)

イラクのモースルやタル・アファルで、IS(イスラミック・ステート)の掃討作戦が進んでいるが、その過程で家族と共に降伏したテロ組織のメンバーの中に174人のトルコ人が含まれていることが判明した。降伏したトルコ人のISメンバーについては、MIT(国家諜報機構)が調査している。ISから脱走してトルコへの入国しようとするテロリストに対し、国境警備隊は警戒態勢だ。      テロ組織・ISの拠点であるイラクのモースル・タル・アファルの掃討作戦や、シリア・ラッカの包囲作戦により、ISは活動計画の変更を余儀な 全文をよむ

2017-09-07 独土二重国籍のトルコ系市民、兵役問題で問題直面 (Hurriyet紙)

トルコのデュッセルドルフ総領事館は、出生により独土二重国籍を持つ市民の兵役延期の手続き時に、いつドイツ国籍を取得したのかを証明する書類を求めている。しかし一方でドイツ当局は、「そのような書類を出す権限も制度もない」と述べた。しかしそのせいで、二重国籍の若者は兵役を延長出来ないでいる。      ドイツで生まれて二重国籍を得たトルコ国民が兵役を延期するために、トルコ領事館は異なった手続きをとっている。例えば首都ベルリンのトルコ総領事館は、二重国籍市民の兵役延期手続きのために身分証明書とドイツ身分証 全文をよむ

2017-09-06 バルザーニー大統領、住民投票後辞任の意向? (Cumhuriyet紙)

北イラク・クルド自治政府のメスド・バルザーニー大統領は、9月25日に計画されている独立の住民投票について発表し、「独立を手に入れたとき、私の仕事は完了する」と述べた。      北イラク・クルド自治政府は9月25日に独立を問う住民投票を行う準備をしている。ルダウ通信によれば、住民投票を前に、アル・アラビーヤの取材の応えたバルザーニー大統領は、「私の唯一つの目標は、我が人民の独立を勝ち取ることだ。この目標に到達したとき、私の仕事は完了することとなる。」      ■「宗教的で、ある一つの集団によっ 全文をよむ

2017-09-04 外務省、ドイツの選挙キャンペーンでの「トルコ利用」に抗議 (Cumhuriyet紙)

外務省がドイツとオーストリアにいるリーダーたちの反トルコ発言に抗議した。抗議では、「リーダーたちのキャンペーンでの反トルコ発言を遺憾に思う」と述べた。      外務省はというと、ドイツとオーストリアでの選挙キャンペーンで行われた反トルコ発言に関して「ドイツとオーストリアで政治リーダーたちが、反トルコと、我が国のEU加盟プロセスに反対することを利用し選挙キャンペーンを行ったことを遺憾に感じるとともに、また警告をする。トルコは、言及されている国の政治家たちの先見の明がない視点では見ることのできない 全文をよむ

2017-09-02 ドイツ、トルコのギュレン派不動産没収の要求を拒否か?ーシュピーゲル誌 (Cumhuriyet紙)

シュピーゲル誌のニュースによれば、ギュレン派構成員所有の財産を凍結するというトルコの要求をドイツは拒否した。      ドイツは、トルコからのギュレン派構成員所有財産凍結要求を公式に拒否した。シュピーゲル誌の報道によれば、トルコは4月に、80人に及ぶリストを示し、ギュレン派構成員が所有する財産を凍結する要求をドイツに申し入れたが、ドイツがこれを拒否したと報じている。      昨日、さらに2名のドイツ国籍者がギュレン派との繋がりを理由にアンタルヤ空港で逮捕された。このことはドイツとトルコの関係を 全文をよむ

2017-09-01 アイラン君の海岸遺体写真から2年、何がかわったのか (Hurriyet紙)

幼いアイラン君の遺体が海岸に打ち上げられたあの時、みなが涙を流した。あれから2年が過ぎた。アイラン君の伯母が、ヒュッリイェト紙のインタビューに応じてくれた。「アラン(アイラン)がボドゥルムの海岸に打ち上げられた写真を見た時、これは神様からのメッセージなのだと思いました。2015年9月2日、あの日、世界中が涙したのを見ました。しかし、数ヶ月後にはみなが日常に戻りました。しかしながら、あの時誰もが多少なり自らに責任を感じ、手助けをしようとしてくれました。」    2015年9月1日の夜から翌2日朝に 全文をよむ

2017-08-31 エルドアン大統領、ミャンマー・ロヒンギャ問題でイスラム教国リーダーらへ呼びかけ (Hurriyet紙)

エルドアン大統領が、クルバン・バイラム(犠牲祭)の際にイスラム教国の首脳らと電話会談を行い、アラカン(ラカイン)州の人道危機解決に向けた取り組みの強化を呼びかけたことが分かった。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、クルバン・バイラムの際にイスラム教国の首脳らと行った電話会談で、ミャンマーの人道危機解決に向けた取り組みの強化を呼びかけた。      大統領府筋から得られた情報によると、エルドアン大統領は今日(8月31日)、モーリタニアのモハメド・ウルド・アブデル・アジズ大統領、パキ 全文をよむ

2017-08-30 バイラム前、シリア帰郷最終日ごった返す (Hurriyet紙)

クルバン・バイラムを自国で過ごすためにシリアとの国境であるキリス県オンジュプナル国境門に殺到したシリア人たちで、バイラム(宗教的祭日)前最終日はごった返した。      県知事府の許可を得て合法的にクルバン・バイラムを自国で祝うため、6万7千のシリア人が申請を行った。8/15に始まった帰省も今日で終わりを迎えるだろう。15日間、オンジュプナル国境で手続きを行うシリア人たちは最終日でさえ深夜から国境に殺到していた。国境では長蛇の列をなすシリア人たちでごったかえした。シリア人たちは、鉄製の門を避け、 全文をよむ

2017-08-29 ユンケルEU委員長「トルコは、急速にEUから遠ざかっている」 (Hurriyet紙)

ドイツとトルコの間で生じている二国間の政治的緊張の延長として欧州連合(EU)がアンカラへのアプローチを見直す決定を下したという状況のなか、ブリュッセルよりかなり厳しいメッセージが届いた。      ジャン・クロード・ユンケル欧州委員会委員長は、EU加盟が不可能な状態に至る責任はトルコ側にあるとし、「トルコはヨーロッパから大きく遠ざかっている」と述べた。国連大使会議でユンケル委員長は、「トルコのEU加盟を不可能にしたのはエルドアン体制であるとトルコ人が確かに気づくような形で行動したいと思う」と述べ 全文をよむ

2017-08-27 ジェッダーメッカ―メディナ高速鉄道まもなく開通―トルコ企業も参画 (Hurriyet紙)

「ジェッダーメッカ―メディナ高速鉄道」または「西鉄道グループ」の名で知られるハラマイン高速鉄道プロジェクトが来年開通する。ジェッダ空港に到着する巡礼者らの道中の不便を軽減する、全長453キロメートルの鉄道路線は、来年から巡礼者を輸送し始めることになる。      サウジアラビアに位置するムスリムの聖地メディナ、メッカ、とジェッダを繋ぐ高速鉄道は、ジェッダから3.75キロメートル伸びる支線で、ジェッダ北部に建設された人工都市「キング・アブドゥルアズィズ経済特区」もキング・アブドゥルアズィズ国際空港 全文をよむ

2017-08-26 シリア難民、バイラム理由に帰国の波 (Hurriyet紙)

   クルバン・バイラムを母国で過ごすことを希望するシリア難民の、国境門からシリアへの入国が続いている。彼らは夜のうちから列に並び、朝、門が開くのと同時に走ってシリアヘ入国するという、興味深い光景が繰り広げられている。      キリス県知事府がクルバン・バイラムに帰国を許可した後、4万7322人のシリア難民が帰国の申し込みを行った。混雑のため、オンジュプナル国境門には何百メートルもの列ができた。トルコからの国手続きは、国境にある7ヶ所の検問所で行われている。国境門の健康センターでは、0〜15歳 全文をよむ

2017-08-25 チャヴシュオール外相、アルビル訪問 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、一昨日イラクを訪問し、イラク・クルド自治政府(IKBY)の首都に当たるアルビルを訪れた。      ■トルコの警告      チャヴシュオール外相はアルビルでIKBYのマスード・バルザーニー大統領と会談し、9月25日に予定されているクルド自治政府の独立を巡る住民投票に関して、「住民投票はイラク内戦の引き金となりうる。全地域の平穏と安定に対してよくない影響を及ぼす。このため住民投票の決定を延期すべきだ」というトルコ政府の警告を伝えた。      バルザーニー 全文をよむ

2017-08-24 マティス米国防相来土、チャヴシュオール外相イラクへ―イラク・シリア情勢 (Milliyet紙)

シリアとイラクの進展は目まぐるしい外交的動きの原因となった。イランの参謀総長のアンカラ訪問後のエルドアン大統領のヨルダン訪問、アメリカ国防長官のアンカラ訪問、チャヴシュオール外相のバグダードとアルビルでの折衝で動きが加速した。      アメリカがラッカ軍事攻撃で選んだテロ組織人民防衛隊(YPG)へ重火器を供与したこと、イラクのクルド人地域で独立を問う住民投票の実施の告知、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党:非合法)のカンディルとシンジャールの他にアフリーン地区での活動が原因となった進展を受 全文をよむ

2017-08-23 トルコ・ロシアS-400ミサイルシステムで合意 (Cumhuriyet紙)

ロシア関係者らは、トルコとS-400の合意にサインしたことを伝えた。      ロシアの国営武器輸出企業ロソボロネクスポルト社の社長アレクサンドル・ミヘイェフ氏は、トルコとS-400ミサイル防衛システムのために必要な契約にサインしたことを明らかにし、「しかしながら問題の契約はまだ施行にはいたっていない。」と述べた。      首都モスクワで新聞記者らの質問に答えたミヘイェフ氏は、S-400ミサイル防衛システムに関するトルコとロシアの間の協議は続いていると述べた。      二国間でS-400の供 全文をよむ

2017-08-21 エルドアン大統領、ヨルダン訪問 (Milliyet紙)

ヨルダンを訪問したレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アブドゥッラー国王から公式の式典で歓迎を受けた。代表団同士の会談の報道陣公開時、エルドアン大統領は、「イスラム世界の地域として私たちは本当に苦しい日々を送っている。私たちの未来が形作られていくこの重要な時代に、私たちはムスリムとしてこの地域でより慎重に団結し続けなければならない」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ヨルダン国王アブドゥッラー2世から公式式典で歓迎を受けた。歓迎式典にはメヴリュト・チャヴシュオール外 全文をよむ

2017-08-20 バルセロナ・テロで負傷のトルコ人実業家、2度の手術―経過は良好 (Hurriyet紙)

テロ組織IS「イスラム国」によるスペインのバルセロナでの流血の惨事において、足を骨折し治療を行っていたトルコ人実業家エムレ・エロール氏(33才)が2度目の手術を受けたことが分かった。      エロール氏は、テロの起こった木曜日、負傷者として病院へ搬送された後、すぐに手術を受けていた。      ■領事官の訪問       トルコのバルセロナ総領事のギュチル・カラファト氏は、容態の安定したエロール氏をすぐに見舞った。。手術後、エロール氏が治療を受けている病院を訪問したカラファト総領事は、エロール 全文をよむ

2017-08-20 シリアにPKK関連新武装組織発足―トルコを標的に (Hurriyet紙)

テロ組織PKKのシリアでの組織YPGの屋台骨を構成するSDG内に新たな組織が発足した。組織は発足を宣言した発表でトルコを脅迫した。      テロ組織PKKのシリアでの組織PYDを率いるシリア民主軍(SDG)の体制内に「革命軍」と名づけられた新武装組織が発足した。ヴォイス・オブ・アメリカの報道によれば、シリアのシャハバ地域で発足したこのグループの目的は、「地域の安全と独立を守るため」と報じられた。また「オスマン主義の入植者をこの国から放逐すると約束する」という言葉でトルコを脅迫した。      全文をよむ

2017-08-20 ドイツ選挙、トルコ系住民票はどこへ? (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領の、ドイツのトルコ系有権者に向けた「保守的なドイツ・キリスト教民主同盟(CDU)、社会民主党(SPD)、緑の党へ投票しないよう」という呼びかけは、人々の目をドイツで9月24日に行われる選挙に向けさせた。      ドイツには、約150万人のドイツ国民を含む300万人近いトルコ人が暮らしている。トルコ系有権者の数は125万人近い。2013年の総選挙でトルコ系有権者の64%は社会民主党(SPD)に、12%が緑の党と左翼党に、7%がキリスト教民主同盟(CDU/CSU)に投票し 全文をよむ

2017-08-18 EUからの経済支援カットか―独、トルコへの経済圧力 (Hurriyet紙)

ドイツがトルコに対する経済的圧力を強めようとしている。ドイツ政府の働きかけにより、今秋にEUからトルコへ行われる予定の財政支援において、数億ユーロの削減が進められていることがわかった。    トルコ・ドイツ間の緊張関係が続く中、トルコ政府に対する圧力を強めるため経済的措置をとっているドイツは、EU内においても働きかけを行っている。ドイチェ・ヴェレのトルコ語放送によるニュースによれば、ドイツ政府の働きかけにより、EUはトルコへの財政支援削減を進めているという。    ドイチェ・ヴェレトルコ語放送が 全文をよむ

2017-08-13 北イラクのゴラン運動グループ、国民投票延期を提案 (Hurriyet紙)

北イラク・クルド自治政府(IKBY)の筆頭野党ゴラン(変革)運動は、9月25日に行われる予定の独立に関する国民投票の延期を要望した。      ゴラン側から発表された声明では、同運動の幹部らがスレイマニイェにある党本部に集まり、IKBYにおける政治的状況と独立国民投票問題を取り上げたと述べられた。      声明では、IKBYで実施が決まっている独立国民投票が法的、経済的、政治的、社会的な基盤に則していない状況で決定されたため延期を求めるとし、次のように述べられた。      ■合意を強調   全文をよむ

2017-08-13 アフガニスタン難民、トルコからスイスへ逃亡の物語 (Hurriyet紙)

カーディル・サヴンジュオール(エルズルム、ドアン通信)によると、自国の内戦から逃れ、イランで、自身の姉と離れ、17歳でトルコへ不法入国したアフガニスタン人ムハンマド・ムハメディは、まるで映画のような過程を経て、スウェーデンへの逃亡に成功した。スウェーデンで国籍を認可され、働き始めたムハメディは、トルコで暮らしていた時期、自分を世話してくれた人々にお礼を言うため、エルズルムへ来た。   ムハンマド・ムハメディは、逃亡物語を語った。エルズルムの養護施設で2年ほど過ごしてから、ヨーロッパへ行くという夢 全文をよむ

2017-08-09 オランダ、難民に水泳必修? (Hurriyet紙)

王立オランダスイミング連盟(KNZB)は国内の難民に水泳の授業の実施と水の危険性についての啓発を要求した。      連盟は、月曜日、ベンロ市で16歳のシリア人難民が、プールで溺死したことを受けてこの提案を行った。      このシリア系の青年は泳ぎを知らないのにも関わらず深いプールに入ってしまい、必死の救助も空しく死亡した。2年前にもレーネンの街でシリア人の少女がプールで溺死している。      王立オランダスイミング連盟スイミング教育担当アリス・シュールスによると、国内ではほぼ全員が泳ぎ方を 全文をよむ

2017-08-06 マイク・フリン米前補佐官に、トルコ関連調査 (Hurriyet紙)

米ドナルド・トランプ大統領側近のロシアとの癒着調査にあたっているロバート・ミュラー特別検察官が、ホワイトハウスに対し、マイク・フリン米前補佐官とトルコ政府との関係性に関する文書を要求していると米ニューヨークタイムズ紙が報じた。      同紙は、トランプ大統領の大統領選挙キャンペーンの最後の数ヶ月間において、トルコ政府からフリン前補佐官に対し秘密裏の支払いがあったかどうかをミュラー特別検察官が調査していると報じている。また、これは公式の要請ではないものの、ミュラー特別検察官の捜査チームがホワイト 全文をよむ

2017-08-05 梯子で密入国―トルコ・シリア間の壁、流入防げず (Hurriyet紙)

トルコ・シリア間に引かれる幅2メートル、高さ3メートルのコンクリート壁は、密入国者と密入を妨げられなかった。       ハタイのシリア国境線地帯のひとつであるアルトゥノズで止められたトラックで逮捕された11人のシリア人は、壁を梯子を利用して越え、トルコに入ったと説明した。最近、移民密入国への取り組みでハタイにおける治安部隊が重要な対策を講じる一方、現状は移民密入国を防ぐには不十分であった。アルトゥノズ郡に属するハジュパシャ、シブリカバク、サルブクのような多くの地区で、国境を違法に通り抜けるシリ 全文をよむ

2017-08-05 国民教育省、シリアでの教育をイマーム・ハティプ校に「下請け」 (Cumhuriyet紙)

「ユーフラテスの盾」作戦ののち、ISから解放され、自由シリア軍戦士のコントロール下に入ったアアザーズ、マレ、ソラン、アクタリン、チョバンベイ地域における教育活動をトルコの国民教育省(MEB)が担当することになった。当該地域のMEB関係者によると、長期間ISの弾圧下にあった人々と子供たちへの解決策は、イマーム・ハティプ校に求められる。      「ユーフラテスの盾」作戦ののち、シリア北部でISから解放され、自由シリア軍戦士のコントロール下に入ったアアザーズ、マレ、ソラン、アクタリン、チョバンベイ地 全文をよむ

2017-08-01 雹のなか無事イスタンブル着陸の英雄パイロットに、ロシア・ウクライナ対立の影 (Hurriyet紙)

ロシア外務大臣は、先週トルコで損傷した飛行機をイスタンブルへ緊急着陸させたウクライナ人パイロット、アレキサンダー・アコポフ氏を称え、ロシアに招待した。      先週トルコで損傷した飛行機をイスタンブルへ緊急着陸させたウクライナ人パイロット、アレキサンダー・アコポフ氏へ、ロシアの外務大臣が支援を差し伸べた。この経験豊富なウクライナ人パイロットは、ウクライナで称えられたが、ロシアへ共感を寄せていることが明らかになると反感が持ち上がった。これに対し、ロシア外務省の公式Facebookは、「アレキサン 全文をよむ

2017-07-31 米から、PKKのシリア組織YPGへの支援続く (Milliyet紙)

アメリカから、テロ組織PKKのシリア組織であるYPGへの、イスラム国との戦闘での使用を目的とした軍需品の支援が続いている。      先日の夜には、100台の大型トラックがまた、シリア・ラッカの北部にいる部隊へと送られた。アナドル通信の情報によると、戦車の備品と軍需品を運ぶ大型トラックは、イラクとの国境を越え、組織の支配下にあるハセケへと入った。コンボイに、アメリカ軍が使用している高性能の武装したハマー、4×4のジープ、クレーンがあったことが注目を集めた。この直近の支援をもって、6月の頭から、テ 全文をよむ

2017-07-30 ドイツ・トルコ外交危機の原因はこの議員―シュピーゲル誌 (Hurriyet紙)

ドイツで出版されたデア・シュピーゲル誌は、トルコ政府がドイツ議員団にコンヤにあるNATO基地への訪問許可を出さない理由が、コンヤ行きを希望するドイツ一行に属す、トルコのテロ組織PKK(クルディスタン労働者党:非合法)と関係のあると思われる左党国会議員、アレクサンダー・ノイの存在である、と伝えた。過去にPKKへのノイ議員の支援表明の存在が、トルコがこの件で妥協をしない理由として示された。       シュピーゲル誌によるトルコ外交筋に基づいたニュースでは、ドイツ議員団によるコンヤにいるドイツ兵訪問 全文をよむ

2017-07-25 イラク首相、クルド自治政府の国民投票に反対 (Milliyet紙)

イラクのハイダル・アル・アバーディ首相は、イラクのクルド自治政府(IKBY)の、独立の国民投票の計画に関して「クルド人と全イラク国民の願望に対しては敬意を表する。しかし、憲法では一方的に国民投票を行い独立することは認められていない。クルディスタン地域における国民投票は合法ではなく、これを認めることはない」と述べた。      イラクのハイダル・アル・アバーディ首相は、トルクメン人が多く暮らしているタル・アファルをISから救出する作戦のための準備が続けられていることを述べた。       首都バグ 全文をよむ

2017-07-25 EUと政治対話会談実現ー対話はあるが、前進なし (Hurriyet紙)

欧州連合(EU)とトルコは、5月25日にエルドアン大統領がEUの諸機関の首脳と行った会談後の最高レベルの会合を大臣級の政治対話会談として実現させた。両陣営の間にある深刻な問題にも関わらず対話のルートをオープンに保つという点で重要性を帯びた会合に具体的な前進の兆しはなかった。会合は、アンカラとブリュッセルの主要な問題に関する姿勢がプロセスを前進させる肯定的な結果を得られるほど一致しなかったことを示した。      フェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表とヨハネス・ハーン拡大担当委員によっ 全文をよむ

2017-07-24 トルコ、テロ支援独企業リストを即刻撤回 (Cumhuriyet紙)

ドイツ内務相のスポークスマンは、トルコが「テロ支援」を行った疑いがあるとして準備していたドイツ企業のリストを正式に撤回したことを発表した。      トルコは、ドイツに送ったテロを支援したとして非難した681の企業のリストを「間違えて送ってしまいました」との言葉とともに撤回した。リストには、ドイツの大手自動車メーカー「メルセデス」の名前もあった。      ■間違いだった      ドイツのスポークスマンは、スレイマン・ソイル内務相が、ドイツ外相と本日行った電話会談の中で、インターポールを通して 全文をよむ

2017-07-24 エルドアン大統領、サウジ・クエート訪問、首脳らと会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、7月23日、カタール危機解決のために湾岸地域への外遊を開始した。エルドアン大統領は、まずサウジアラビアでサルマン国王と、その後クウェートでクウェート首長と面会した。エルドアン大統領は、イスラーム世界が今この時代において一層結束し団結する必要があると述べ、「兄弟喧嘩に勝者はない」とのメッセージを示した。大統領は今日(7月24日)カタールに向かう予定だ。      クウェートとカタールにまで及ぶ、エルドアン大統領の外遊の最初の目的地は、まず7月23日のサウジア 全文をよむ

2017-07-22 独土外交危機、独外相「協力見直し」に言及 (Hurriyet紙)

独外相ジグマール・ガブリエルは、ベルリン・アンカラ間の最近の外交危機に関して、ビルト紙にてドイツに住むトルコ人に宛てた手紙を掲載した。       ガブリエル外相は、ドイツ国民がトルコで逮捕されたことに無関心ではないと表し、「ドイツ政府のトルコ政治に対する政策を変えるつもりだ」と述べた。手紙は、簡単に以下の内容だ。      「ドイツ人とトルコ人の間の友好関係は偉大な宝である。      しかし、同時にトルコで無実のドイツ国民が逮捕されている。ドイツ政府として反応を示さず、傍観しているわけにはい 全文をよむ

2017-07-21 トルコのシリア難民、74%はトルコ国籍希望 (Cumhuriyet紙)

トルコで暮らす350万人のシリア難民の状況をİNGEVとIPSOSが調査した。10の県で行われた調査によって、シリア人の52%の人が将来にわたりトルコにいると考えている一方、非正規そして安価な労働者として働かされているシリア人の日常の消費力は2ドル以下であるという事実が明らかになった。トルコのシリア人のうち74%はトルコ国籍を希望しており、この割合は15歳~17歳のグループにおいて80%にまで及ぶ。      「難民の暮らし調査」はİNGEVとIPSOS調査機関によるトルコのシリア難民に関する今 全文をよむ

2017-07-19 独アクティビスト拘束に、独政府反発 (Cumhuriyet紙)

アンゲラ・メルケル・ドイツ首相は、会議が開かれたカラビュユクアダのホテルで、拘束され「テロを援助した」罪で逮捕された人権活動家ピーター・スチュッドナー氏の釈放を要求した。      アンゲラ・メルケル・ドイツ首相はベルリンで、トルコで拘束されたドイツ人権活動家、ピーター・スチュッドナー氏に関する声明を発表した。メルケル首相は拘束を強い口調で非難し、スチュッドナー氏の釈放を要望した。      メルケル首相は、「拘束が全く完全に、違法であるという考えだ」と述べた。      ドイチェ・ヴェレによる 全文をよむ

2017-07-18 エルドアン大統領、湾岸3か国訪問へ―カタール危機打開なるか (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が湾岸危機の解決のために三カ国を歴訪する外交交渉の詳細が明らかになった。      エルドアン大統領は、7月23-24日にサウジアラビア、クウェート、カタールを訪れ折衝を行う。最初にサウジアラビアを訪れるエルドアン大統領は、危機を対話、外交そして常識によって解決に導くことを望むとみられる。      ■最初の訪問地はサウジアラビア      大統領は、サウジアラビアの後、クウェートとカタールに赴く。エルドアン大統領は、危機が外交によって解決されることが必要であ 全文をよむ

2017-07-18 ドイツ、法廷でのスカーフ着用を禁止 (Cumhuriyet紙)

ドイツの法廷は、夫に離婚訴訟を起こしたシリア人女性に、出廷するためにスカーフを外さなければならないと伝えた。      ターゲスシュピーゲルの報道によれば、難民としてドイツにやってきた女性が、夫と離婚するためにブランデンブルク州ルッケンヴァルデ民事裁判所で裁判を起こした。      公判前に判事は、女性側弁護士に、法廷でのスカーフ着用は認められないという旨の手紙を送っていた。      手紙には「スカーフのような宗教的動機に基づく表現は認められない」という表現があった。      ドイツの法廷で 全文をよむ

2017-07-17 ユンケル欧州委員会委員長「伸ばした手はそのまま」 (Hurriyet紙)

ジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長は、7月15日クーデター未遂から一周年を迎えたことを受けて文書を用意し、「ヨーロッパはトルコに向けて差し伸べた手をそのままにしておく」とし、トルコへの要望として、ヨーロッパとヨーロッパの基本的価値観に沿った態度を見たいと述べた。      ドイツの「ビルド・アム・ゾンダーグ」紙の日曜版に寄稿したユンケル氏は、(昨年)7月15日の夜攻撃に見舞われたトルコ大国民議会の議事堂と、負傷した人々の姿を今も覚えていると綴った。当時、クーデター未遂がどのように結論づけ 全文をよむ

2017-07-17 カタール、トルコ軍基地の閉鎖を改めて拒否 (Hurriyet紙)

ハリード・ビン・ムハンマド・アル=アティーヤ・カタール国防大臣は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプト、バフレインが、同国に対して行った要求リストにある「カタールにあるトルコ軍基地の閉鎖」項目に関して、「非常に長い期間にわたり皆によって知られたトルコ軍基地を、(突然)やってきて、我々に対し閉鎖を望むことは出来ない。これは、2つの独立国家間だけに関係しているのである。」と述べた。      アティーヤ国防大臣は、TRTワールドテレビチャンネルでのインタビューで、問題についてコメントし、質問に 全文をよむ

2017-07-14 バイラムでシリア帰郷の9千人、トルコに戻らず (Cumhuriyet紙)

ラマザン・バイラムで祖国へ戻ったシリア人9,000人が、トルコに戻らなかったことが明らかとなった。      ラマザン・バイラムで祖国へ戻ったシリア人がトルコへ戻る期限は過ぎた。バイラムを祖国で過ごしたシリア人68,238人の内、59,200人が再入国許可期限内にトルコへ再入国を果たしたが、9,038人はトルコへ戻らなかった。      キリス県から帰国許可を受けたシリア人は、オンジュプナル国境門経由で6月13~23日の期間、故郷のシリアへ帰還した。彼らがトルコへの再入国を許可される期限が過ぎた 全文をよむ

2017-07-13 トルコ外務省、キプロス地下資源掘削調査に抗議 (Cumhuriyet紙)

南キプロスギリシャ統治機構が炭化水素事業の枠組みで当該地域に掘削船を派遣したことを受けて、トルコ外務省は書面発表を行った。      南キプロスギリシャ統治機構の態度に協力して必要な対応を行う明らかにした発表において「南キプロスギリシャ統治機構がキプロス島の共同保有者であるキプロス・トルコ人の自然資源の本質的権利を軽視し、東地中海で一方的に進めている炭化水素事業を注視している。      トルコは、南キプロスギリシャ統治機構のこの無責任な歩みに対し必要な警告を当初から今に至るまで行ってきた。   全文をよむ

2017-07-13 カタール外相、トルコ訪問 (Hurriyet紙)

カタール外相シェイフ・ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・ビン・カシム・エル=サーニは、2017年7月13、14日にトルコを訪問する。      7月13、14日にトルコを訪問するカタール外相シェイフ・ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・ビン・カシム・エル=サーニが、タイイプ・エルドアン大統領に よって迎え入れられ、メヴルト・チャヴシュオール外相と会談を行うとされている。      訪問の際行われる会談では、カタールとの両国関係のほか、最新の、地域・国際情勢を取り上げることになるという。 全文をよむ

2017-07-11 キプロス交渉、決裂 (Hurriyet紙)

イスタンブルで開かれた世界石油会議で昨日7月10日にタイイプ・エルドアン大統領はスピーチを行い、キプロス交渉が先週末に決裂したことをもって「大きなチャンスを逸した」と述べた。      実際、今回は誰もが合意の締結を期待していたも同然であった。北キプロス政府と南キプロス政府だけでなく、1960年の独立協定の保証国であるトルコ、ギリシャ、イギリスも数年を経て一堂に会し、国連事務総長の監督下でスイスも協議に参加していた。交渉は、現在南キプロス政府が合意を撤回したことで決裂した。我々が追跡調査できた限 全文をよむ

2017-07-11 北キプロス、暑さのため「外出禁止令」 (Cumhuriyet紙)

KKTC(北キプロストルコ共和国)の労働社会保障省は、暑さを考慮し、屋外で働く労働者の健康を守るために、12時から16時の間、屋外で働くことを禁止した。      KKTC労働社会保障省によって行われた文書発表は以下の通りだ。   「KKTC労働社会保障省は、気象庁の行った最新の気象評価と保健省の勧告に従い、また各界の代表組織の憂慮を鑑みて、北キプロスの温度が7月12、13、14日の3日間、例年の夏を上回ると予想されることから、屋外で働く労働者の健康を守ることを目的とし、労働法22/1992第3 全文をよむ

2017-07-08 エルドアン、プーチン会談―ハンブルグG20 (Hurriyet紙)

G20首脳サミット出席のためハンブルクを訪れたエルドアン大統領は、ロシアのプーチン大統領と会談した。会談はおよそ1時間続いた。非公開で行われた会談に先立ち短い会見を開いたプーチン大統領は、エルドアン大統領に対して、「敬愛なる大統領殿、シリアの状況が良い方向に転換し得るようになったのは、ほとんどあなたのおかげだ。この期間、テロリストの形成に対し、大きな打撃が与えられた」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ハンブルク・メッセ・コンファレンスセンターで行われるG20 首脳サミ 全文をよむ

2017-07-07 エルドアン大統領、安倍首相に苦言ー在日ギュレン派組織 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、「ギュレン派組織は、残念なことに日本で教育機関、協会やいわゆる文化センターという体で今でも活動を続けている。ギュレン派組織につながる団体は、自らがトルコ社会の代表であるかのように振る舞い、様々な活動を行っている。しかしこれらの組織は全くトルコを代表するものではない」と述べた。      エルドアン大統領は、ハンブルクメッセ会議センターで行われたG20首脳サミットでの「グローバル化の拡大と貿易」というテーマで行われた第1次会合を終えた後、各国首脳との二者会談 全文をよむ

2017-07-07 G20、首脳外交活発―エルドアン・トランプ会見 (Hurriyet紙)

ドイツの都市ハンブルグでG20サミットが始まり、首脳たちがそれぞれ会合を実現させている。メルケル首相は訪問者たちを迎えた後、G20は「テロとの戦い」をテーマとした「リトリート」会議に集まった。集合写真の撮影をした後、「グローバルな発展と商業」をテーマとした一回目の会談開催が実現されている。   レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ドイツの都市ハンブルグで開催されるG20首脳会議の中で行われる会合で、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領としばらくの間会談した。この場には外務大臣のメヴリュト 全文をよむ

2017-07-06 欧州議会、トルコ加盟交渉凍結レポートを承認 (Hurriyet紙)

欧州議会は、憲法改正がコペンハーゲン基準に適さないことを理由としトルコの加盟交渉の凍結を勧告するレポートを承認した。トルコ政府は、「効力はない」と述べて反発した。      欧州議会(AP)は、欧州連合(EU)とトルコの間で2005年10月3日に始められた加盟交渉の凍結を勧告する法案という性質をもつレポートを承認した。フランスのストラスブール市に召集された欧州議会総会での638人による投票で、欧州議会対トルコ報告官、オランダのカティ・ピリ氏によって作成されたレポートは、否認64票、承認477票と 全文をよむ

2017-07-02 サウジ王家の面々、ボドルムで休暇中 (Hurriyet紙)

ボドルムに75メートルもある超豪華クルーザーで訪れたサウジアラビア王室の家族の一員である王子と王女らは、楽園の街を楽しみ始めた。ジェットスキーを運転し、ビーチクラブで楽しみに訪れた王室家族らに、護衛はジェットスキーとゾディアック・ボートで同行したが、クルーザーに近づくものはいなかった。夕方ヤルカヴァクにある有名なレストランに食事に訪れた家族は5,280ユーロの会計に500ユーロのチップを残して店を後にしたと明らかにされた。      ギリシャのミコノス島から昨日の朝ヤルカヴァク、その後トルバ湾を 全文をよむ

2017-07-01 バーレーンにサウジ基地?ーカタール危機 (Cumhuriyet紙)

トルコ軍のカタールからの撤退を求めているリヤドの指導部は、条件を受け入れなければ、バーレーンに共同基地を設けると主張した。      カタールと断交しているサウジアラビア、バーレーン、アラブ首長国連邦とエジプトは、カタール政府が譲歩しない場合は、ペルシャ湾に軍隊の基地を設ける用意があると主張した。この主張は、これらの国々が先週カタールに突き付けた、ドーハにあるトルコ軍基地の閉鎖要求も含む13条項から成る最後通牒の承認のために与えた猶予期間が7月2日に終了することから持ち上がった。      ■ペ 全文をよむ

2017-06-30 エルドアンのドイツ・ミーティングに禁止措置 (Hurriyet紙)

7月7日~8日にハンブルグで開催されるサミット後に予定されていた、エルドアン大統領とトルコ系住民とのミーティングプログラムに法規制がかかった。      ドイツ政府は、総選挙を3か月後に控え、外国首長や国家代表に対し、原則としてドイツ国内での政治活動はできないという決定をした。ドイツ連邦政府は、エルドアン大統領からのトルコ系住民とのミーティング希望と、4月16日の憲法改正に関する国民投票の前に、トルコの政治家がドイツで演説を行おうとして起きた対立を受けてこのような決定をした。これについて、独外務 全文をよむ

2017-06-30 プーチン・エルドアン会談に続きトランプ・エルドアン会談 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領は、アメリカ・トランプ大統領とロシア・プーチン大統領との間で相次いで会談を行った。会談の後には会見を行った。ホワイトハウスで行った発表では、エルドアン・トランプ両大統領がカタールに関する問題について話し合ったと述べられた。クレムリンでの発表では、エルドアン・プーチン両大統領がシリア問題について話し合ったということが明らかにされた。      公正発展党(AKP)の中央決定執行部(MKYK)が、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を議長として招集された。会議の後、AKPのマヒル・ウ 全文をよむ

2017-06-28 キプロス問題に光明はみえるか?ー7つの難問 (Hurriyet紙)

キプロスの保証国であるトルコ、ギリシャ、イギリスは、1968年にレバノンの首都ベイルートで始まり約半世紀にわたって継続している国連監督下のキプロス交渉に終止符を打つためスイスのクラン・モンタナで一堂に会した。各国は、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)とキプロス・ギリシャ政府が連邦制の下で統合し、自動的にEUの加盟国となる新しい「キプロス連邦共和国」の建国を目指す。会議で最も重要なテーマは、トルコのキプロス島への介入権と島に駐留するトルコ軍がどうなるかだ...      1974年のキプロス平和 全文をよむ

2017-06-26 EUからトルコへ返還難民1000人、トルコからEUへ受入難民6000人―独ビルト紙 (Hurriyet紙)

ドイツで発行されているビルト紙が、欧州委員会の報告書に基づいて報じたニュースによると、EU(欧州連合)とトルコの間における協定が発効した2016年3月20日から現在まで、EUからトルコに1210人の難民が返還された一方で、6,254人のシリア人がトルコからEUの国々へ受け入れられた。      トルコを通って来た難民たちは、EUの15か国へ散らばり、そしてこの難民のうち2,270人がドイツへ入っていることを明らかにした。      EUとトルコ間の協定は、トルコから違法な方法でギリシャの島々に渡 全文をよむ

2017-06-26 シリア駐屯のトルコ兵も、バイラム礼拝 (Hurriyet紙)

トルコ軍兵士は、ユーフラテスの盾軍事作戦でテロ組織イスラム国をシリアのアル・バーブ市から一掃したが、同地域での任務が続いている。      トルコ兵は、バイラムの礼拝のために一堂に会した。安全保障専門家のアブドゥッラー・アール氏によりアル・バーブ市での礼拝の写真と記事が公開された。      それらの写真では、礼拝を先導したイマームの後、軍事作戦を指揮したゼカイ・アクサカル特殊部隊司令官が説教壇に立ったのがみられる。アクサカル司令官は、「全世界に対峙したバーブ市で『信仰告白をおこなった兄弟たちと 全文をよむ

2017-06-23 イスラエルからの賠償金、ようやくマーヴィ・マルマラ号の犠牲者遺族の手に (Cumhuriyet紙)

ナジ・アーバル財務相は、マーヴィ・マルマラ号への攻撃で亡くなった方の親族に対する賠償が完了したと述べた。      2010年5月31日、ガザへ支援物資を載せた船舶、マーヴィ・マルマラ号に対しイスラエル精鋭軍が攻撃を行い、トルコ人10人が亡くなった。      長期に亘りトルコ-イスラエル関係を分断したマーヴィ・マルマラ号への攻撃から7年経ち、イスラエルが、攻撃で亡くなった者の親族に賠償するためトルコ側に支払った2,000万USドルが、9ヶ月経ってもなお遺族に届いていなかったことが明らかになって 全文をよむ

2017-06-23 ロシア産天然ガスパイプラインを、プーチン監督 (Hurriyet紙)

ロシアのプーチン大統領が、チュルクアクムパイプラインを深海に敷設したイオニアリング・スピリット号に乗り込み、視察を行う。      ロシアのウラジミール・プーチン大統領が、チュルクアクムパイプラインを深海に敷設したパイオニアリング・スピリット号に乗り込み、視察を行うことが明らかにされた。      クレムリン・プレスセンターは、プーチン大統領は出張でロシアのクラスノダール地方を訪問することになっており、その延長でアナパ市のチュルクアクムパイプラインの建設現場を視察する予定だと発表した。      全文をよむ

2017-06-23 ダマスカスで、大イフタール(断食後の食事)会 (Hurriyet紙)

シリアの首都ダマスカスの東部グータ地区にあるアルビンという町で、衝突で被害に遭った建物の間で青空のもと2000人もの人々にイフタールが供された。国際通信社が撮った写真が大きな反響を呼び、ソーシャルメディアで何千回もシェアされている。      シリアの首都ダマスカスで政府軍の包囲網の中にあるアルビンという町で、青空のもと2000人もの人々にイフタールが供された。エル=ラフメ基金は、アルビンの町で反勢力とアサド軍間の戦線まで1キロの距離の場所でイフタールの席を設けた。      長机に食べ物と飲み 全文をよむ

2017-06-22 トルコ軍、カタール到着 (Hurriyet紙)

トルコ軍は、5台の装甲車両と23名のトルコ兵が今朝ドーハに到着したことを公式発表した。      参謀本部は、トルコがカタールで建設する基地に、初めての移送が行われたことを公式に明かした。   以下、ホームぺージでの発表である。      「トルコとカタールの間での軍事教育、協力、部隊配備について法的整備が行われ、トルコ軍のカタールにおける部隊配備過程の一部として、2017年6月22日午前8時に装甲車両5台と兵士23名のドーハへの移送が完了した。今後、軍事演習が計画通りに続けられる見通しである。 全文をよむ

2017-06-21 スターバックス、欧州で難民2500人雇用へ (Hurriyet紙)

大手コーヒーチェーン、スターバックスは、ヨーロッパで難民を雇用することを決定した。スターバックスは、2022年までヨーロッパで2500人の難民を雇用する。      スターバックスによって行われた書面での発表で、2022年までにヨーロッパの店舗で2500人の難民を雇用することが明らかにされた。   この決定は、会社が1月に発表した難民に仕事を提供するプログラムの一部であり、この枠内で全世界の1万人の難民を雇用することを明らかにした。   発表では、難民を選ぶ際にヨーロッパでの難民の定住援助組織と 全文をよむ

2017-06-17 カタール危機仲介へ、トルコ外相サウジ訪問、 (Hurriyet紙)

カタール包囲の危機を解決するため、サウジアラビアを訪問したチャヴシュオール外相は、「サウジアラビアが地域の指導的な立場にふさわしい形で問題を解決することを望んでいる。トルコとしてあらゆる援助を行う準備が整っている」というエルドアン大統領からのメッセージをサウジアラビアのサルマン国王へ伝えた。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、カタールとアラブ諸国間の危機を終わらせるためカタールとクウェートの後にサウジアラビアを訪問し、サルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王と面会した。チャヴシュオー 全文をよむ

2017-06-17 チャヴシュオール外相サウジ訪問、同行のTRTワールド記者一時拘束 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣が湾岸危機の解決のためサウジアラビアに行った重要な訪問に同行したTRTワールドの記者が、一時拘束されたことが明らかになった。      訪問を取材したTRTワールドのパキスタン国籍の記者ハサン・アブドゥッラー氏とカメラマンのニハト・ヤイマン氏は、メッカのホテルで拘束された。      チャヴシュオール氏の訪問を取材するために特別なビザでメッカに向かった記者とカメラマンは10時間拘束された。      2名のTRTワールド職員は、チャヴシュオール氏がサウジアラビ 全文をよむ

2017-06-16 バルザーニー大統領、国民投票延期なし (Hurriyet紙)

イラク・クルド自治政府(IKBY)の指導者であるマスード・バルザーニー大統領は、国民投票の機は熟したとし、そしてこれ以上の投票延期はないと述べた。バルザーニー大統領は『外交政策』誌のインタビューを受け「イラク大統領に対し、国民投票はクルディスタン地方の人民の法的権利であると伝えた。国民投票の後も、その結果に即して平和的な会談を行いたい」と述べた。      バルザーニー大統領は、国民投票がクルディスタン地方の独立に関して行われるものだと強調したうえで、このことは国民が決めるのだと明確にした。バル 全文をよむ

2017-06-16 ドイツ人にとって宗教・信仰は軽いードイツ紙調査 (Cumhuriyet紙)

ドイツの大半の人々にとって宗教や信仰に重要性はない。公共チャンネルであるドイツ公共放送連盟(ARD)のために行われたドイツのトレンド調査によると、63%の人々にとって宗教と信仰の重要性や生活における影響力はない。      調査に参加した人々の27%は「宗教が全く重要性を持たない」と答える一方、参加者の36%は「宗教の力はほんのわずか」だと述べた。信仰が自らにとって「重要」であると主張する人々の割合は29%であるが、「とても重要」と述べた人は8%であった。      ■女性はより重視している   全文をよむ

2017-06-15 イラン「カタール市場をトルコに奪われた」 (Hurriyet紙)

イラン食料生産協会のメフディ・ケリミ会長は、カタール問題においては重要な機会を逃し、市場をトルコに奪われたと語った。イランの準公式報道機関、タスニムの報道によると、ケリミ氏は「残念ながらカタール問題で我々は機会を活かせず、市場参入に成功を収められなかった」と述べた。      イラン食料生産協会のメフディ・ケリミ会長は、カタール危機の背後でカタール市場をトルコに奪われ、市場参入における成功を収められなかったと述べた。      ■チャヴシュオール外相:「我々はどちらにもつかない」      トル 全文をよむ

2017-06-14 シリア人、バイラムに向け帰郷殺到 (Hurriyet紙)

ラマザン・バイラムのため祖国へ戻るシリア人たちの、キリスのオンジュプナル国境検問所通過が見られている。帰郷のためにサフルの時間に国境検問所に押し寄せたシリア人たちが渋滞の原因となった。      バイラムのため、6月13日~23日の期間、シリアのアザーズ、マレ、ソラン、アクタリン、チョバンベイ地域への往来の許可が与えられるとキリス県庁が発表し、故郷を再訪したい何百人ものシリア人たちは、昨日よりオンジュプナル国境検問所に押し寄せている。国境検問所に人が集中すると、警察が鉄の柵で安全確保の予防策をと 全文をよむ

2017-06-10 カタール市民、トルコ産食糧に感謝 (Hurriyet紙)

トルコからカタールに食糧支援が届くと、ドーハのスーパーマーケットではトルコ産食品が大きな関心を集め、カタール市民が食品をSNSでシェアしてトルコに感謝を示した。また、「外国人のための10のトルコ語リスト」(訳者註:日常的な食品を表す10語を英語・トルコ語・アラビア語で示した対応表)は、カタール市民の間で最もシェア数の多い画像の一つとなった。      サウジアラビアが先導し、いくつかのアラブ諸国が決定したカタールとの政治的、経済的な国交断絶を受け、カタールは代替としてトルコからの食糧品調達を始め 全文をよむ

2017-06-09 エリトリア、カタールとの断交要求を拒否 (Hurriyet紙)

カタールとの断交の主張したサウジアラビアとアラブ首長国連邦(以下UAE)の首脳らからの、カタールとの断交の要求をエリトリアは拒否した。      エリトリア外務省が行った書面での発表におると、「カタールとの国交があるその他の国同様、サウジアラビアとUAEから友好国ドーハと断交することを求められた。我々はこの要求を断固として拒否をする。友好国のカタール国民と政府は我々と深い関係にある。当該国らの禁輸措置決定により、我々の関係に水をさすことは不可能だ」とつづられている。      ■毎日新しい展開が 全文をよむ

2017-06-08 独政府、米に続き、クルド自治政府国民投票決定を批判 (Hurriyet紙)

ドイツのガブリエル外相は、リビア訪問の際に発表を行い、クルド自治政府(IKBY)が「独立に関する国民投票」を行うことに関する彼の発表が大きな杞憂を呼んでいると伝えた。      ガブリエル外相は、この問題で、一方的な措置が取られないよう警告を行いうると発言し、「イラクの統一を危険にさらし、さらに国境を再び引こうとするのは正しい方法ではない。これは、アルビルと同時にバグダードにおける実際に困難で不安定な状況をさらに悪化させる」と表現した。      ■相互関係      両者の対話を提案したガブリ 全文をよむ

2017-06-07 独メルケル首相「インジルリキ基地から撤収後も会話継続」 (Hurriyet紙)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、「ドイツはインジルリキ基地からの撤退後でもトルコと対話を続けるべきだ」と表明した。      メルケル首相は、閣議でインジルリキ基地からの撤退を決定した後、ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相を迎えて共同の記者会見を行い、インジルリキ危機に関して向けられた質問に答えた。メルケル首相は、トルコがドイツの代表団に制限なしの訪問の権利を与えなかったためこのような決定を取らざるを得なくなったと述べ、次のように述べた。   「この結果は、以下のような貢献ももたらす。トルコとも 全文をよむ

2017-06-07 北イラク・クルド自治政府、9月に「独立」住民投票 (Hurriyet紙)

北イラク・クルド自治政府(IKBY)は、「独立」住民投票を9月25日に行おうとしていると明らかにした。      IKBY議長のマスード・バルザーニーは、議論を呼んでいる住民投票の日程を明らかにするため、IKBY議会に席を持つ政党代表者たちとアルビルのサラハディン町に集まった。      会議に参加したイラク・トルクメン戦線(ITC)のアルビル選出国会議員のアイドゥン・マルフは、アナトリア通信特派員に向けた説明で、「マスード・バルザーニーと諸政党は、住民投票は9月25日に、IKBY議員選挙は11 全文をよむ

2017-06-06 エルドアン発言「カタール支持」―カタール危機 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は「カタール危機」に関連し、「カタールに対して始められた制裁は正しくないことをあらかじめ説明しておきたい。湾岸協力会議のメンバーは加盟国間の問題を相互対話によって解決することがもっとも正しいやり方だ。これに関連して、カタールが明らかにした冷静かつ建設的な態度を評価する。(カタールが)テロ組織に対する効果的な戦いをしていることを密接に私たちは知っている。カタールがこのように形で孤立させられようとしていることは、いかなる問題の解決に貢献するものではない。最短でカタ 全文をよむ

2017-06-05 トルコ、パリ条約の議会批准を一時凍結―米、離脱をうけ (Cumhuriyet紙)

アメリカのドナルド・トランプ大統領がパリ協定からの脱退を決定したことで、協定の行く末が危機に陥っている。トルコはパリ協定に署名したのち、トルコ大国民議会での投票による批准を完了するためのプロセスが進む予定だ。このプロセスではまず、グリーン・クライメイト・ファンドから資金援助を得る予定だ。      アメリカのトランプ大統領がパリ協定からの脱退を決定したことで、代わって協定におけるトルコの位置づけに注目が集まっている。トルコは昨年協定に署名し、トランプ・アメリカ脱退の後、議会での承認プロセスに関す 全文をよむ

2017-06-05 ギリシャ、逃走図るクーデーター派軍人をボートでトルコへ送り返す (Cumhuriyet紙)

ギリシャは、違法に国外逃亡し、さらにクーデター未遂当時に軍警察総司令官ガリプ・メンディを逃がした軍人たちの一人であった下級士官ハリル・クムジュを含むギュレン派の容疑者5人とその近親者である女性1人、子ども4人をゴムボートに乗せ、マリツァ川経由でトルコへ送り返した。      メリチ郡のギリシャ国境にあるセレム村で、昨日、国境で監視をしていた軍人たちは子供の泣き声を聞きつけ、その地域に向かった。軍人たちはそこで、マリツァ川を渡るのに使ったゴムボートにいた10人を拘束した。取り調べにより、容疑者たち 全文をよむ

2017-06-05 カタール危機を読む (Hurriyet紙)

サウジアラビアをリーダーとするアラブ6か国がカタールとの外交関係を断つ決定を出し、世界中を驚かせた。イスタンブル文化大学教員であるボラ・バイラクタル助教授は、この決定についてhurriyet.comにコメントした。以下はバイラクタル氏の分析である。      ■カタールと断絶      ペルシャ湾でカタールとサウジアラビア率いる6か国との間でここのところ高まった危機は非常に厳しい決定をもって終わりを迎えた。カタールは、その地域で孤立し、封鎖状態となった。サウジアラビア、エジプト、バーレーン、アラ 全文をよむ

2017-06-03 モースル、炎上 (Hurriyet紙)

イラクのモースル市をISISから救出する作戦が続くなか、ルダウ放送生中継では、市の北東部のアル・ヌーリ大モスクとハブダ・ミナレットがある区域が延焼している様子が報道された。ISISはこのモスクでカリフ宣言をしたとされ、組織リーダーのアブーバクル・バグダーディーも、知られている限りの最新の動画をこのモスクで撮影している。      イラクのモースル市をテロ組織ISISから救出するため展開中の作戦で激しい衝突が続いている。また、イラク軍とハシディ・シャビ軍が、モースル県の大部分の地域からISISを掃 全文をよむ

2017-05-26 トルコ・EU関係「条件付き」改善 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領がブリュッセルでEU当局者と会談した後、EU本部内では「条件付き改善」が話題となっている。今後の関係改善は、相互に取られるステップが決めると評されている。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がブリュッセルでドナルド・トゥスク欧州連合議長とジャン・クロード・ユンケルEU大統領と行った会談の後、ブリュッセルでは「条件付き改善が話題となっている。両者が「非常にオープンに」話し、最も問題がある件についても「明快な」メッセージを送りあった会談の後、今後の加盟交渉プロセスの進展は 全文をよむ

2017-05-26 南キプロス、とんでも提案 (Milliyet紙)

南キプロスは、キプロスで問題解決の後に、北キプロス・トルコ共和国がトルコから輸入を行わないこと、また輸入割り当てを設置することを要求した。同時に南キプロスは、島に働くためにやってくるトルコ人1人に対して4人のギリシャ人労働者が南キプロスにくることを条件として規定した。      北キプロス・トルコ共和国(KKTC)のムスタファ・アクンジュ大統領と南キプロスのニコス・アナスタシアディス大統領の間で続いていた会談で、経済面に関して南キプロス側は驚くべき条件を提案した。ミッリイェト紙が入手した情報によ 全文をよむ

2017-05-26 エルドアン・メルケル会談ー2つの要求 (Hurriyet紙)

NATOサミットのためブリュッセルに滞在しているエルドアン大統領は、NATO本部ビルでドイツのメルケル首相と会談を行った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、「NATO国家・政府首脳会合」のために訪れているブリュッセルで外交折衝を続けている。      エルドアン大統領は、NATO本部ビルでドイツのメルケル首相と予定されていた会談を行った。      ■議題はインジルリクとFETÖ      エルドアン・メルケル両氏は、最近のシリア情勢に加えて、ドイツがフェトフッラー・テロ組織( 全文をよむ

2017-05-25 エルドアン、NATO総会に出席 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、NATO総会に出席するためにブリュッセルを訪れ、現地で二か国間の会談も行った。大統領府からの情報によると、エルドアン大統領は今日、シュタイゲンベルガー・ホテルでフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談し、その後欧州連合理事会の新オフィスで欧州連合理事会のドナルド・タスク理事長、それに欧州委員会のジャン・クロード・ユンケル委員長と面会した。この会合はトルコ-EU関係が波乱含みの時期に当たっているため、会合の後に記者会見は行われなかった。会合では、2016 全文をよむ

2017-05-20 不審なトルコ人乗客を乗せた旅客機、緊急着陸―アメリカ (Cumhuriyet紙)

ロサンジェルス国際空港を離陸した航空機に搭乗していたトルコ人旅客アヌル・Uによる騒ぎが発生した航空機が、F-22式戦闘機の誘導により空港に着陸した。アヌル・Uは警察により拘束された。      アメリカメディアの報道によれば、旅客181人、乗務員6人を乗せてロサンジェルス国際空港を離陸した31便旅客機内で、当時酔っていたことが明らかになっているアヌル・U(25)は、手にタオルを持ち、体にブランケットをまとった状態で、機体前方側のトイレがある地点で順番待ちをしようとし、この際、キャビンアテンダント 全文をよむ

2017-05-19 イスラエル右派閣僚のスカートの絵柄はエルサレム! (Milliyet紙)

カンヌ映画祭のオープニングに参加した極右派の文化大臣レゲヴ氏が身にまとっていたロングドレスの下部分には、聖地エルサレムの写真があった。イスラエルの占領下にある街のスカートを身に纏うレゲヴ氏にソーシャルメディアは真実を想起させた!      イスラエルの極右派の文化大臣であるミリ・レゲヴ氏は、カンヌ映画祭のオープニングでドレスでスキャンダルを引き起こした。第70回目となる世界で最も有名な映画祭でスターたちがレッドカーペットで自分達を披露したが、政治的な意味で話題を呼んだのはレゲヴ氏であった。ドレス 全文をよむ

2017-05-17 エルドアン訪米時の乱闘事件、米警察捜査 (Cumhuriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領の訪米時、ワシントンにあるトルコ大使館前で発生した事件は、アメリカ機関によって入念に捜査されている。      ワシントン警察は、アメリカ国務省とシークレットサービスとともに責任者を特定するために尽力していると述べた。アメリカ国務省は、トルコ人のボディガードが関与した暴力行為によるアメリカ側の不満を、トルコ政府に伝えた。      アメリカのマスコミが、事件を取り上げたことを受け、ワシントン警察は会見を行った。国務省とシークレットサービスとともに、事件に関与した者たちを 全文をよむ

2017-05-17 トランプ―エルドアン会談、各国新聞はこう伝えた (Milliyet紙)

ホワイトハウスでの重要な会談を紙面に載せたアメリカの各新聞は「高い緊張状態を脇にやり、トランプはテロとの戦いにおける同盟者としてエルドアンを称賛した」との見出しを付けた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と、ドナルド・トランプ米国大統領によるホワイトハウスでのプレス会見を、CNN、 BBC、アル・ジャズィーラのような世界的に大きな報道局は、生中継で放送した。      初の直接会談は世界的メディアで報じられ、ニューヨーク・タイムズ紙からガーディアン紙まで、多くの新聞社がリーダーたち 全文をよむ

2017-05-17 トランプ大統領のエルドアンへの要求は司祭解放 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプが、ホワイトハウスでエルドアン大統領と行った会談で、トルコで11月から現在までフェトフッラー・テロ組織(FETÖ)捜査の内で逮捕されたアンドリュー・ブルンソン司祭の釈放とアメリカへの引き渡しを要求した、と伝えられた。      アメリカ・メディアの報道によると、この件は代表団同士の会合で上がった。ブルンソン司祭に関する問題をまず最初にトランプ大統領、その後マイク・ペンス副大統領が持ち出した。      ホワイトハウスで行われた記者発表では、トランプ大統領がブ 全文をよむ

2017-05-15 ドイツとトルコ、インジルリキ基地をめぐる危機拡大 (Hurriyet紙)

ドイツの情報通信社DPAは、トルコがインジルリキ基地にいるドイツ兵との面会を求めたドイツの国会議員らに許可を与えなかった、と報道した。ドイツのアンゲラ・メルケル首相のスポークスマンであるステフェン・ザイベルト氏は、国会議員のインジルリキ基地訪問が許可されなかったとし、インジルリキから退くため、代替え地を探すだろうと発言した。ドイツのメルケル首相からも似たような発表があり、「ヨルダンは選択肢のひとつ」と述べた。      トルコが面会をなぜ認めなかったのか、その理由は明らかにされていない。アナトリ 全文をよむ

2017-05-12 ハンガリー、難民流入防止に国境に電気柵 (Cumhuriyet紙)

ハンガリー国内への難民流入を防ぐため、セルビアとの国境に設置されている柵に、電気が流されているとの情報が入った。      ハンガリー国内への難民流入を防ぐため、セルビアとの国境に設置されている柵に、電気が流されていると言われている。国境には、三か国語で書かれた警告文が掲示されている。ハンガリーメディアの報道により、ハンガリー‐セルビア間の国境沿いの町ロスケにあるワイヤーフェンスには、アラビア語、ハンガリー語、セルビア語で「感電注意!」との警告が掲げられていることが分かった。      ハンガリ 全文をよむ

2017-05-12 エルドアン大統領、中国訪問―中国「一帯一路」会議出席 (Milliyet紙)

エルドアン大統領が、「シルクロード経済圏構想(一帯一路)」国際会議への参加と、中国の習近平国家主席との会談実現のため、中華人民共和国の首都である北京に到着した。    レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、「シルクロード経済圏構想(一帯一路)」国際会議への参加と、中国の習近平国家主席との会談実現のため、中華人民共和国の首都である北京に到着した。    エルドアン大統領が大統領専用機の「CAN」機でトルコ時間の19時40分に北京首都国際空港に到着すると、同大統領をアリ・ムラト・エルソイ在北京トル 全文をよむ

2017-05-11 エルドアン大統領、中国・米国訪問の旅へ (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は今日から中国、その直後にアメリカを訪問するが、この2か国は異なる時間帯にある。中国はトルコより5時間進んでおり、その後に訪問するアメリカはトルコより12時間遅れている。エルドアン大統領は中国からアメリカへ向かう予定であり、アンカラ―北京―ワシントンD.C.間の片道の移動だけで25時間かかる予定だ。エルドアン大統領は、ワシントンD.C.でアメリカ・トランプ大統領と初めて直接会談する予定だ。      タイイプ・エルドアン大統領は元々、5月14日~15日に中国を訪問する予 全文をよむ

2017-05-11 モースル解放、間もなく完了か (Milliyet紙)

イラク軍は7か月に及ぼうとしている作戦が完了に近いことを公式に宣言した。国内で2番目の大都市はテロ組織イスラム国(IS)から完全に解放される。北西の二地区で激しい戦闘が行われ、軍は何十人ものテロリストを戦闘中に殺害した。すでにテロ組織の手にはわずかな地区しか残っておらず、組織はエスキシェヒル地域で45万人もの民間人を人質にしている。      イラク軍空軍中将オスマン・アル=ガニミーは2016年10月17日に始まったモースル作戦が数日のうちに完了すると発言した。ガニミー中将はBBCに聖なるラマザ 全文をよむ

2017-05-11 YPGへの武器供与をめぐり米土の緊張高まる (Hurriyet紙)

アメリカのドナルド・トランプ大統領による、テロ組織PKKのシリアにおける支部隊YPG(クルド人民防衛隊)への武器供与問題を分析したエコノミスト誌は、アメリカの重火器供与の決定でもって、トルコとアメリカの関係が新たな危機に直面しているという見解を示した。      BBCトルコ語版が伝えた分析報道では、5月16日に予定されているレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアメリカのドナルド・トランプ大統領の会談が緊張状態になりうるとした上で、「ラッカ攻撃作戦に関して、トルコはイスラム主義の反体制派を推薦 全文をよむ

2017-05-09 米政府、YPGへ武器供与を承認 (Cumhuriyet紙)

アメリカ大統領ドナルド・トランプは、シリアでクルド系勢力に武器供与する方向の計画を認めた。ペンタゴンから、ラッカをイスラム国から奪うためにクルド人民防衛隊(YPG)に武器供与を行う、との決定が発表された。トランプ氏は認可のために、エルドアンのアメリカ訪問を待たなかった。他の重要な詳細は、アカル参謀総長、国家諜報機構(MIT)のフィダン事務次官とカルン大統領報道官は昨日アメリカにいたことである。      ワシントン政府は、長く議題の中心としていたシリアで、イスラム国からラッカを奪還する作戦の一環 全文をよむ

2017-05-09 イラン・トルコ国境壁計画、イランも歓迎 (Hurriyet紙)

イラン外務省はトルコ・イラン国境壁建設計画を歓迎した。イランは計画の早期実現のためにトルコを支援する準備はできていると明かした。      イランの公式報道機関İRNAは、ある匿名の外務省筋から、イランが、イラン・トルコ二国間での国境壁建設計画について知り、これに賛成し歓迎したことを報じた。   「トルコの安全保障対策としての国境壁建設に主として反対ではない」とイラン人関係者は述べ、「しかし国境で行われるであろうすべての活動をイラン政府は把握していなかった」と続けた。      国境壁が密輸を高 全文をよむ

2017-05-09 ジョージア国境で放射線量急上昇でパニック! (Hurriyet紙)

ジョージア国境に設置された機器から放射線警告がきて、国境は2,5時間通行止にされた。放射線はトルコによって増えたとされ、トルコが警告を受けた。アナトリア横断パイプラインプロジェクト(TANAP)の一部で溶接作業の過程で放射線が増加したという通報のもとに、アンカラから来たトルコ原子力委員会(TAEK)の一行はその地域で調査を行った。ポソス首長のジャヒト・ウルガル氏は、「一行が行った測定と調査の結果、人間の健康を脅かし、障害をもたらすようなものはなかったことが明らかとなった。健康に関する害がないこと 全文をよむ

2017-05-06 ベネチアではケバプ屋開店は禁止! (Hurriyet紙)

都市の文化的価値を保護する目的から、世界有数の観光名所の一つであるイタリアのベネチアではケバブ屋やファストフード店への制限が導入された。      ガーディアン紙に掲載された記事によれば、文化遺産や伝統を保護するため、カットされたピザを販売する店をはじめとし、いくつかの店舗に制限がかけられる。なお、地元の手作りジェラートを売る店に関しては、新規制の対象から除外されることも関係者から明らかになった。      ■「ケバブ屋や他の料理を敵対視しているわけではない」      この話題で会見を行ったベ 全文をよむ

2017-05-05 シリア非武装地帯形成へ一歩―ロシア・トルコ・イラン合意 (Hurriyet紙)

ロシア、トルコ、イランが、カザフスタンの首都アスタナで行われたシリア和平協議で会し、シリアに非武装地帯を設けるとする覚書に署名した。シリア反体制派の一部は、署名が行われる間に会場を去った。シリア政府はこの合意を歓迎しているが、アメリカは懸念を表明した。      ロシア、トルコ、イランは、カザフスタンの首都アスタナで行われた第4回シリア和平協議で、シリアに「非武装地帯」と名付ける市民の安全を保障する地域を設ける覚書に署名した。非武装地帯として、トルコ国境地帯の反体制派の支配下にあるイドリブ全域、 全文をよむ

2017-05-03 EU加盟交渉・新条項開始の障害はキプロス (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は関係が停滞していたEUに新条項協議の開始呼びかけたが、ブリュッセル側には少しの望みもない。トルコは交渉過程において、これまでに16の条項を開始し、まだあと19の条項がある。しかしそのうち14はキプロス問題であるためブロック状態にあり、他2つの条項は交渉の結果によっては開始されうる。残りの3つの条項については、トルコが協議開始を望んでいない。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がEUに交渉条項の協議開始を要求し、長い間深刻な停滞をきたしていた加盟交渉が再び検討事項にな 全文をよむ

2017-05-03 ソチでエルドアン・プーチン会談ー関係改善確認 (Hurriyet紙)

ウラジーミル・プーチン大統領の招待を受けてロシアの黒海沿岸のソチを訪れたレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、「ロシアとトルコがこの地で講じる措置が、地域の運命を変えると信じている」と述べた。エルドアン-プーチン両氏は、ソチで約3時間続いたサミットでは、シリアの展開、停戦地帯、経済制裁の解除を取り上げた。      会談は、プーチン大統領のソチにある「バチャロフ・ルチェフ」邸で実現した。プーチン大統領は「我々の招待に応じてソチまで訪れてくれたことに感謝している。また先日のトルコでの国民投票結果 全文をよむ

2017-05-02 北イラク・バルザーニー大統領「クルド国家建設のとき」 (Hurriyet紙)

イラククルド自治地区政府(IKBY)のマスード・バルザーニー大統領は、イラクでの独立クルド国家建設のときが来たと述べ、「国際社会から援助を待っていては、永遠にクルド国家を建設することはできない」と話した。      フランスで発行されているル・フィガロ紙に話したバルザーニー大統領は、「クルド人の独立を宣言する時が来た。しかしイラクから平和的に対話と交渉をして独立したい」と述べた。      ■長い間イラクの統一を護るために努力してきた      長い間イラク統一を護るために努力してきたと述べるバ 全文をよむ

2017-04-29 独メルケル首相、二重国籍トルコ系住民を支援 (Cumhuriyet紙)

国民投票へのドイツでの在外投票に伴い、ドイツで議論し始められた二重国籍について、アンゲラ・メルケル首相から支援の声が届いた。メルケル首相はドイツ報道ネットワーク(Redaktionsnetzwerk Deutschland)に向けて、「二重国籍状態にあるトルコ系の市民でも、ドイツ国籍のみを有するトルコ系と変わらずドイツに忠誠を示すことができる」と語った。      ドイツでの選挙キャンペーン中、よりよい調和をいかにして図ることができるか、という話題を論点にしたいと語ったメルケル首相は、「本当の問 全文をよむ

2017-04-28 EU外相会議、EU加盟交渉継続決定「トルコが望むなら」 (Hurriyet紙)

マルタで昨日非公式に行われた会談で、EUの各国外務大臣は「国民投票の結果の認知と、結果を敬意をもって受け止める」「交渉を継続する」ことなどが強調された五要素から成る共通認識を築くことに成功した。欧州連合外務・安全保障政策上級代表のフェデリカ・モゲリーニは、会談において「トルコが望むなら扉は開いている。ここに参加されていることを喜ばしく思う」とのメッセージを出した。チャヴシュオール外務大臣は「彼らが誠実であるなら、 この好意的雰囲気を理解し、彼らが間違いに気づいたこともわかった」と述べた。     全文をよむ

2017-04-28 ドイツで黒衣、ブルカ禁止に (Hurriyet紙)

ドイツ議会は、安全保障法案の枠内で、公務員と兵士に対してヴェールの着用を禁止する法案を承認した。法案が可決され施行されるには、ドイツ連邦参議院を通過する必要がある。      新法は、公務員と女性兵士に対し、顔を完全に覆うブルカやヴェールを勤務時間中に着用することを禁じている。政府が制定するヴェール禁止令は「宗教または世界観を理由に顔を覆い隠すことは、国家公務員の中立性と矛盾する」と述べている。法案によると、女性は身分検査の際は顔を見せなければならない。衛生部門で働く人が、感染症の予防のために顔 全文をよむ

2017-04-27 メルケル独首相、トルコへメッセージ (Hurriyet紙)

ドイツのメルケル首相はトルコ-EU関係に関する声明を行なった。ドイツ連邦議会で話したメルケル首相は、トルコのドイツとEUとの関係について見解を明らかにした。      トルコの国民投票の結果を受けて、長い間その態度[表明]が興味深く待たれていたドイツのメルケル首相は、議会での政府発表でこの問題を話題にした。「トルコ国民が自国の憲法について自由かつ民主主義的な形で決定を下したことを、もちろん賞賛します」と述べるメルケル首相は、国民投票前と期間中の進展を心配しながら見ていたと話した。国民投票を観察し 全文をよむ

2017-04-26 ロシア、トルコ軍シリア・イラク空爆を批判 (Hurriyet紙)

ロシア外務省は書面発表で、トルコ軍がシリア及びイラクで行った空爆に関して批判した。発表では、「トルコによるシンジャールとカラコチャク攻撃は受け入れられるものではない」という見解が示された。      ロシア外務省は、書面発表で「トルコがイラク及びシリアで、これらの国々の正当な政府を無視して実施した空爆は受け入れられるものではなく、国際関係の原則に反するものだ」と述べた。      発表ではまた以下についても言及された。   「このような行動は、モスクワで深刻な懸念材料として捉えられている。トルコ 全文をよむ

2017-04-26 欧州評議会議員会議、トルコを「政治的監視」対象に (Cumhuriyet紙)

欧州評議会議員会議(AKPM)が行った歴史的な投票でトルコは、「民主化に希望が見えない」とし、13年ぶりに「監視対象」措置に逆戻りさせられることとなった。トルコは、2004年6月に、改革を約束し、EUへの加盟交渉し開始、「監視対象」から脱却していた。      トルコは、「監視対象」措置から一旦脱却し、再び「監視対象」へ戻った初の国となった。トルコ政府が民主化に必要な方策をとらず希望がもてないとし、「トルコにおける民主的諸組織の機能」と題した決議は欧州評議会議員会議で賛成票113、反対票45、棄 全文をよむ

2017-04-24 AKPMでトルコに関し重大な投票 (Cumhuriyet紙)

人権、民主主義、法治国家という原則において後退しているというトルコの大いなる傾向は、火曜にストラスブールで行われる予定の緊急投票で具体的な結果が出るだろう。      トルコは、2004年より以前に戻り再び監督プロセスに入るか、あるいは、三ヶ月という猶予を得るだろう。欧州評議会議員会議(AKPM)で下される決定は、トルコ政府がEUと続けている加盟交渉を始め、難民[受け入れの]代わりにビザ[免除]するというEUとの合意、経済の基本をなす関税同盟の運命を明らかするだろう。投票は、トルコ政府のアメリカ 全文をよむ

2017-04-21 欧州議会最大会派「トルコとの交渉終結」を提案 (Cumhuriyet紙)

欧州人民党グループ議長マンフレート・ウェーバー氏は、6月のEU首脳会議でトルコのEU加盟交渉を終結させることを提案した。      欧州議会における最大会派である右派の欧州人民党議長マンフレート・ウェーバー氏は、トルコとの加盟交渉を終結させることについての議論でEU加盟国への圧力を強めている。      ドイツのデア・シュピーゲル紙で話したウェーバー氏は、「交渉の終結は6月に行われる次の通常議会で実現させるべきである」と述べた。      ドイチェ・ヴェレのトルコ語の情報によれば、EU政府と首脳 全文をよむ

2017-04-18 プーチン大統領、エルドアンを電話で祝福 (Hurriyet紙)

ロシアのプーチン大統領は、エルドアン大統領に電話し、4月16日の国民投票の結果を祝福した。      ロシアのウラジミル・プーチン大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に電話し、4月16日の国民投票の結果を祝福した。      大統領府からの発表によると、ロシアのプーチン大統領は、今晩(4月18日)、エルドアン大統領に電話をした。プーチン大統領は、憲法改正の国民投票で「イエス」票が勝利を収めたことについて、エルドアン大統領を祝福した。電話では、2国間の関係の正常化に向けた努力を加速すると 全文をよむ

2017-04-13 エルドアン大統領、露プーチン大統領と緊急電話会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・エルドアン大統領はロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。      大統領府筋からの情報によると、会談ではまずシリアの最新の動向を含む国際問題と両国間の関係について議論した。会談で二人の指導者は、アスタナ・メカニズムとジュネーブ会談の継続の点でトルコとロシア両国が共に努力することの重要性に注目した。      会談では停戦をシリア全体に拡大するために共同歩調を取ることの重要性について言及し、イドリブ県で市民たちを標的とした化学兵器攻撃も議題に上った。      エルド 全文をよむ

2017-04-12 ロシア報道官、トルコに暴言 (Hurriyet紙)

ロシア外務省のマリヤ・ザハロヴァ報道官に「トルコからの『ハーン・シャイフーンでの攻撃でサリンガスが使用されたのは確実』との報道に質問が及んだ。ザハロヴァ報道官は「ハーン・シャイフーンでの事件に関する確認はトルコではなく、化学兵器禁止組織(OPCW)がすべきである」と述べ、以下の様に続けた。「私の考えでは、トルコ保健省は観光シーズンの前に海水分析、観光地をも含めた農作物品質管理に取り組むべきである。」      週定例会見に臨んだロシア外務省のマリヤ・ザハロヴァ報道官は、同国のセルゲイ・ラヴロフ外 全文をよむ

2017-04-10 ドイツ外相、クーデター未遂後トルコ人政治難民申請者問題で、トルコ批判 (Hurriyet紙)

ドイツのデメジエール内相は、トルコから難民申請を行ったトルコ人に関して会見で以下のように話した。   「難民申請に対し政治的圧力はないし、これからもないであろう。これまでの身柄の引き渡しに関する合意が継続されることは、トルコにとっても私たちにとっても利益となる。しかし、もし廃止したいなら、廃止する。私たちはゆすりには応じないしこれからも応じないつもりである。」      ドイツのトーマス・デメジエール内相は、7月15日のクーデター未遂後にドイツに難民申請を行ったトルコ人について、国営放送局である 全文をよむ

2017-04-09 ロシア地下鉄自爆犯、トルコに来訪歴? (Hurriyet紙)

ロシアのサンクトペテルブルクの地下鉄において、4月3日(日曜)に発生し、14人の命を奪った自爆テロの実行犯であるアクバルジョン・ジャリロフが、2年前にトルコを訪れていたことが疑われている。      ロイター通信の取材にこたえた犯人の2人の友人は、犯人はトルコを訪れたが、、そこからシリアへ渡ったか否かは明らかではないと述べた。犯人の名前を述べることを拒否した友人らは、ジャリロフがトルコへ行ったことを本人から直接聞いたと述べた。友人らは匿名を希望し、ジャリロフが2015年11月にトルコのアンタルヤ 全文をよむ

2017-04-09 失業率13%に達するか? (Hurriyet紙)

トルコ商工会議所連合(TOBB)経済・技術大学(ETÜ)の社会政治学研究センターによると、農業を除く失業率がここ7年半で最大値となったことがわかった。    TOBB経済・技術大学(ETÜ)の社会政治学応用研究センター(SPM)は、経済の継続的な低迷に注目するとともに、2017年1月期における失業率が0.1ポイント増加の12.8%に上る見込みであると予測した。    SPMは、2017年4月における「産業の発展と雇用動向」の調査結果を発表するとともに、2017年1月期に関して4月17日に公表され 全文をよむ

2017-04-07 ハタイに墜落のシリア空軍機長、逮捕 (Cumhuriyet紙)

シリア国境に近いハタイで墜落したシリア空軍機MIG21型戦闘機のパイロット、メフメト・スフハン少佐が逮捕された。      情報筋によると、2017年3月4日土曜日、ハタイ県ヤイラジュク地区の農地に墜落したシリア空軍機MIG21型戦闘機のパイロット、メフメト・スフハン(56)少佐が手術を受けているハタイ国立病院で約1ヵ月間の治療期間を終えた。   同少佐は、ハタイ共和国検察により「国境侵犯及びスパイ活動」を行った理由で訴追されており、治療後逮捕され、ハタイ刑務所に移送された。 全文をよむ

2017-04-07 シェンゲン域内への入国コントロール、厳重化 (Hurriyet紙)

以前、EU圏内に住む人々は、パスポートかIDカードを提示することでシェンゲン域を通過することができた。一方で、EU圏外の国々の人間は厳重な入国コントロールのみが適用されていた。新しい適用によって、シェンゲン域への陸・空・海路で入国及び出国する全ての通行人は厳しいコントロールを通されることになるだろう。      ■きわめて厳重な入国コントロールに      入国コントロールでは、通行人の情報はシェンゲンの情報システム、インターポール、その他様々な警察のデータベースに照会されるだろう。パスポートの 全文をよむ

2017-04-07 米、シリア砲撃―トルコには事前通告 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、アメリカの対シリア軍事作戦について「軍事作戦の前、同盟諸国に通告がなされた。すぐに、何よりも先に同盟諸国と情報の共有がなされた。これについての不満はない。同じ形で、アメリカのジョン・バス在アンカラ総領事も外務省顧問と連絡をとった」と述べた。ヌマン・クルトゥルムシュ副首相は「軍基地に対する攻撃は歓迎すべきで、意味のあるものである。シリアの現政権は国際的な場で罰せられるべきだ」と述べた。      アメリカの対シリア攻撃について、トルコから続報がもたらされた。メヴ 全文をよむ

2017-04-04 トルコ軍シリア作戦、次の展開 (Hurriyet紙)

シリアでの「ユーフラテスの盾」作戦において成功を収めたトルコ国軍はいかなる軍事行動へも準備万端だ。「『ユーフラテスの盾』作戦の第一段階が終わり、次の段階がやってくるだろう」というエルドアン大統領の発言のあと、検討が行われ、シンジャール(イラク北部)が候補に挙がった。      タイイプ・エルドアン大統領が先日行った、カラデニズで「他の地域でもテロ組織を制圧するため、新たな作戦を練っている。」との発言は、トルコ国軍が「ユーフラテスの盾」作戦以降、国境を越えた新たな軍事行動の準備に入っているのか否か 全文をよむ

2017-04-01 ドイツで大問題―国家諜報局提出の独ギュレン派リスト (Hurriyet紙)

国家諜報機構(MİT)がドイツ連邦情報局(BND)に提出した「在ドイツギュレン派」リストがドイツ国内で調査対象とされる中、連邦情報局のブルーノ・カール長官に矛先は向かった。    このリストの情報が出た後、メルケル首相は火曜日に情報局長官や関係省庁の大臣らとともに検討会を開いた。情報局長官らはこの会議において、MİTがドイツで監視したと主張しているリスト内の人物らの中に、ドイツ社会民主党(SPD)のミシェル・ミュンテフェリング国会議員も含まれていることを知らせなかった。同日夜にドイツの報道機関は 全文をよむ

2017-03-28 エーゲ海を泳いで密航―アルジェリア人2名 (Cumhuriyet紙)

イズミルのチェシュメ郡から出発し、9時間半泳いでサクズ島(キオス島)にたどり着いたアルジェリア人逃亡者2名が、海岸で半ば意識不明の状態で発見されたことが分かった。      ギリシャのサクズ島で報道を行う「www.astraparis.gr」というニュースサイトは閲覧者らに対し、3月27日の22時にチェシュメ近辺から救命用浮輪をつけて海に飛び込み約9時間半泳いだ29歳と31歳のアルジェリア人逃亡者2名がサクズ島の海岸に到達したと報じた。      沿岸警備隊の援助により、逃亡者らは同島にあるスキ 全文をよむ

2017-03-25 ブルガリア、AKP国会議員の入国拒否 (Cumhuriyet紙)

エディルネ県庁特別事務局局長のイブラヒム・タランジュ氏が、ブルガリアのシュメンで逮捕され、「国家の安全を脅かした」として強制送還された後、同日にイスタンブル選出のAKP所属国会議員アズィズ・バブシュチュ氏と、ソフィアにある大使館の宗教職員であるウルヴィ・アタ氏が、「望まれざる外国人」リストに掲載され、両者のブルガリアへの入国が禁止された。      ブルガリア内務省、国家安全保障局(DANS)は、国家の安全を脅かしたとして、先週、エディルネ県庁特別事務局局長のイブラヒム・タランジュ氏をシュメンで 全文をよむ

2017-03-24 EU、トルコの「火遊び」を警告 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領の「4月16日以降は関係性が精査されることになるだろう」という発言は、EUとの緊張関係を再び高めることとなった。あるEU関係者は、「トルコは火遊びが過ぎている。はっきり言って、EUはトルコより力関係では上だ」と話した。さらにEU・トルコ間の相互的経済関係に言及した同関係者は、公正発展党(AKP)の経済的成功の背景には、EU加盟交渉プロセスとEUの貢献があるとも述べた。    タイイプ・エルドアン大統領による欧州に向けた「欧州の国民らは誰一人として安全に外出することはできない」とい 全文をよむ

2017-03-24 ロシア高官「トルコのロシア製ミサイル購入にNATOは支障なし」 (Cumhuriyet紙)

ウラジミール・プーチン・ロシア大統領の軍事技術協力担当補佐官、ウラジミール・コジン氏は、トルコがNATO加盟国であることはS-400対空ミサイルシステム導入の障害にはならないと話した。      スプートニクの報道によると、ウラジミール・コジン氏はロシア24テレビで、S-400導入についてトルコと交渉が進んでおり「アンカラ政府は強い関心を示している」と語った。   「モスクワ政府はこの導入を恐れてはいないか」との新聞記者の問いに、コジン氏は「たしかにトルコはNATO加盟国だが恐れてはいない。何か 全文をよむ

2017-03-23 地中海リビア沖で再び悲劇―250人超が犠牲に? (Hurriyet紙)

地中海リビア沖で再び悲劇が起こり、250人の移民が死亡した可能性があることが明らかにされた。      イタリア通信に取り上げられたニュースによると、リビア沖15海里の地点で起きた悲劇において、2隻の難民ボートが転覆した。   地域の捜索救助活動ではスペインのNGOに所属するボートが5人の移民の遺体を収容したことと別の2隻のボートが沈没した可能性が憂慮されていることが指し示された。      この痛ましい事故で250人の移民が死亡したことが心配されている。   ローマの沿岸警備隊が行方不明者の数 全文をよむ

2017-03-23 シリアのロシア軍、YPGと記念写真! (Hurriyet紙)

シリアのアフリーン市で拠点建設の議論が続くロシア軍は、昨日、アレッポにおいて行われたノウルーズ祭に参加し、テロ組織PKKのシリアにおける支隊であるPYDの武装部門であるクルド人民防衛隊(YPG)と女性防衛隊(YPJ)の旗と共に、カメラに向かってポーズをとった。現地のロシア軍の司令官であるアンドレイ・ヴォルコフ少将はというと、祝いの最中、腕にYPGの紋章を身に付けていた。      シリアのアフリーン市で拠点の建設に関してテロ組織PKK(クルディスタン労働者党;非合法)の、シリアにおける支隊である 全文をよむ

2017-03-22 交通省、米のイスタンブル発便電子機器持ち込み禁止へ抗議 (Hurriyet紙)

アフメト・アルスラン交通海事通信相はアメリカが電子機器の機内持ち込みを禁止したことに関してアメリカの関係閣僚たちに書簡を送った。アルスラン交通海事通信相は「トルコは諸々の国際安全規約に従っている。イスタンブルとアンカラは禁止範囲から外されるべきだ」と述べた。      書簡には「この法案の適用は旅客の快適さに悪影響を及ぼしている。イスタンブルとアンカラは禁止範囲から外されるべきだ。トルコは諸々の国際安全規約に従っている」と説明した。ドナルド・トランプ合衆国大統領が署名して始まった適用により、携帯 全文をよむ

2017-03-22 ドイツ新大統領、最初の演説でエルドアン批判 (Cumhuriyet紙)

ドイツ新大統領、フランク=ヴァルタ・シュタインマイアー氏は、大統領就任後の初演説でレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を非難した。      フランク=ヴァルタ・シュタインマイアードイツ新大統領は大統領当選後、初演説を行い、この演説でレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を批判した。      「エルドアン大統領、自身と他の人びとが築き上げてきたすべてのものを、危険の中へ放り込んでいる」と、シュタインマイアー新大統領は言い、トルコに関しては「何十年も懸命に成し遂げてきた全てのことが瓦解するのをハラ 全文をよむ

2017-03-21 トランプ政権、米国行きイスタンブル発機に電子機器持ち込み禁止令 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国ドナルド・トランプ大統領は今日、驚きの法案に署名した。イスタンブルを含む8か国にある10の空港からアメ リカへの直行便にのる乗客たちは、機内に携帯電話より大きい電子機器を持ち込めないのだ。トルコ航空関係者は、最初の適用が明日(3月20日)朝8:30のイスタンブル発ニューヨーク行のフライトの乗客になると明らかにした。アメリカに続き、イギリスも同じ決定を下した。英国政府は、トルコを含む6カ国からグレートブリテン及び北アイルランド連合王国への直行便で、乗客に一部の電子機器の機内持ち込みを 全文をよむ

2017-03-21 二重国籍者の投票阻止!―ブルガリアでトルコ系住民の入国妨害 (Hurriyet紙)

ブルガリアで日曜日に行われる総選挙を前に、一部の政党は「トルコで生活する二重国籍者がブルガリアへ入国し投票することは望まない」と述べ、エディルネ県に位置するカプクレ国境門とハムザベイリ国境門、及びクルクラーレリ県のデレキョイ国境門の反対側にあるマロトゥルノヴォ国境門の道路を封鎖した!      ブルガリアで日曜日に行われる総選挙には、トルコ人が設立した、HÖH(権利自由行動党)と、DOST(責任自由寛容のための民主主義者党)も参加する。選挙前の今日、カプクレ国境門、ハムザベイリ国境門、そしてクル 全文をよむ

2017-03-18 ブルガリア、トルコ国境に鉄条網ー5月完成へ (Hurriyet紙)

ブルガリア内務省パラメン・ウズノフ内相が、ブルガリアとトルコの国境270kmにわたる鉄条網の建設が5月に完了する見通しを明らかにした。      ブルガリアの防衛大臣兼務副首相のステファン・ヤネフ防衛相とパラメン・ウズノフ内相がトルコとの国境における防衛状況を視察した。ブルガリア-トルコ間の国境に存在する各国境ゲートを視察し、国境警備隊の活動に関して情報収集を行ったヤネフ防衛相、ウズノフ内相は記者会見にて、国境において非常事態は発生していないとし、鉄条網の壁は5月に完成する見通しを明らかにした。 全文をよむ

2017-03-18 イタリアのサントメンナ市長、国外追放? (Cumhuriyet紙)

イタリア南部、サレルーノ県に属するサントメンナ市のマッシミリアーノ・ボザ市長は、イスタンブルで拘留された後、「安全性」を確保するため国外追放されたことが発表された。      イタリアの報道で取り上げられた情報によれば、マッシミリアーノ・ボザ市長が、「ナポリはアイン=アル・アラブのために」という名前の委員会のメンバーとしてディヤルバクルに行ったことについて、到着したイスタンブルのアタテュルク国際空港で拘留された。      アイン=アル・アラブを支援をするために設立されたとされる委員会のメンバー 全文をよむ

2017-03-17 キルクーク市、クルド語を公用語に (Hurriyet紙)

イラク・クルディスタン自治政府のマスード・バルザーニー大統領が任命したキルクーク知事が、市内の公的組織においてクルド語を「公用語」とした。また、知事は市内すべての公的施設に対して「クルド国旗を掲げる」ことを求めた。      イラク・キルクークのネジメッディン・ケリム知事は、「未解決地」内に位置する同市において、公文書にアラビア語と共にクルド語も使用することを義務化した。また、クルディスタン愛国同盟(KYB)のメンバーでもある同知事は、全ての公的組織と公的施設において、イラク国旗と共にクルディス 全文をよむ

2017-03-17 NATO事務総長、トルコとオーストリアに警告 (Cumhuriyet紙)

NATO事務総長のイェンス・ストルテンベルグ氏は、トルコとオーストリアについて言及し、いくつかの協力プログラムを妨害している外交危機を解決するよう求めた。      NATO加盟国ではないが、同盟によって協力関係にあるウィーン政府は、トルコのEU加盟交渉が停止されることを望んでいた。そして、4月16日の国民投票の前にトルコの政治家たちがオーストリアで活動に参加することに対して反対の態度を示した。      トルコは、この態度に対し反発を示し、NATO加盟国として、ヨーロッパ諸国によってNATOの 全文をよむ

2017-03-15 エルドアン首相、ウクライナ首相と会談 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領とウクライナのヴォロディミル・フロイスマン首相が今日大統領官邸で会談したことに関してウクライナ政府から発表があった。      ウクライナ内閣メディア報道局の発表によると、エルドアン大統領とフロイスマン首相は二重課税の回避と投資事業の相互保護に関する協定に署名する件を優先事項として取り上げた。      2017年末までにアンカラで政府間通商・経済協力委員会会合を実施する必要性を確認したこの会談では、軍需産業、航空・宇宙産業分野での二か国間の協力をさらに強めていく重要性が強調され 全文をよむ

2017-03-12 トルコ系住民、ロッテルダム領事館前で抗議 (Hurriyet紙)

トルコの家族社会政策相ファトマ・ベトゥル・サヤン・カヤ大臣を応援しようと在ロッテルダム総領事館前に詰めかけたトルコ系住民をオランダ警察が厳しく取り締まった。      オランダ警察は、カヤ大臣とSPを現場から遠ざけた後、在ロッテルダムトルコ総領事館前に集まった数千人のトルコ系住民を武力でもって蹴散らした。   衝突の際には、オランダ政府の妨害行為に反対してカヤ大臣を応援しようとした地元トルコ系住民に向けて、TOMA車両から圧縮水がかけられた、警察犬も多数導入された。      トルコ系住民の数名 全文をよむ

2017-03-12 オランダ政府「閣僚カヤの演説は認めない」 (Cumhuriyet紙)

オランダのマルク・ルッテ首相は、トルコのファトマ・ベチュル・サヤン家族社会政策相の演説は認めないと話した。      トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相のオランダでのフライト許可がキャンセルされた後、陸路にてオランダを訪れたファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ家族社会政策相の乗った車両は、領事館の30メートル手前で止められた。今回の危機に関係するオランダ政府から最初の声明が出された。      オランダのマルク・ルッテ首相は、「トルコの大臣がオランダを訪問することは禁止されてはいない。我々はた 全文をよむ

2017-03-12 オランダ、トルコ閣僚の随行員逮捕、国外追放? (Hurriyet紙)

オランダでのスキャンダルを受けてイスタンブルに帰国したファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ大臣が、顛末を説明した。トルコ領事館立ち入りの許可が与えられず、何時間も待たされた後警察の護衛のもとドイツに移送されたカヤ大臣は、「我々は非人道的、非倫理的な扱いを受けた。代理公使が逮捕された。顧問と5人のチームが逮捕された。オランダ警察の護衛でドイツ国境にある警察センターに連れて行かれた。そこの警察センターで1時間半待たされた」と述べた。      ファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ家族社会政策大臣は、オランダ 全文をよむ

2017-03-10 ドイツ政府、オジャランポスター・PYG旗を禁止 (Hurriyet紙)

ドイツ政府に対して、テログループPKKの活動やシンボルが禁止されていることについて、最近、トルコ政府が行っていた深刻な批判や示していた厳しい反応の結果が出たようである。      ドイツのトーマス・デメジエール内相は、州内相らと上院議員らに送った文書でドイツで禁止されているテログループPKKの旗やシンボルが使われることに対して許可しないことを求めた。見て見ぬふりをしないよう求められているシンボルや旗の中には、黄色い布のアブドゥッラー・オジャランのポスターも挙げられた。デア・シュピーゲル誌の情報に 全文をよむ

2017-03-10 エルドアン訪露、プーチン大統領と首脳会談:3つの要望伝える (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、昨日、ロシアのプーチン大統領との会見で、ロシア政府によるテロ組織PKKの兄弟組織PYDの禁止、シリアにおける協力、そして査証を含めトルコに対する制限事項の撤廃に関し、はっきりした要求を行った。      ロシアの首都モスクワで、2年ぶりに昨日行われた第6回高等協力機構サミットにおいて、エルドアン大統領は、ロシアのプーチン大統領に対し、シリアにおけるテロ対策での協力のみならず、モスクワでみられるPYDの活動の禁止を望んでいることを表明した。機構の会議に先立ち2時間半続 全文をよむ

2017-03-10 メルケル独首相、ナチのたとえに反発 (Cumhuriyet紙)

アンゲラ・メルケル独首相は、トルコに関して声明を発表した。メルケル首相は「トルコは私たちの大切なパートナーであるが、ナチの時代を示唆する発言はやめるべきだ。ナチと比較をされるのは極めて遺憾である」と述べた。       ドイツ議会でメルケル首相は、エルドアン大統領の発言について言及した。メルケル首相はエルドアン大統領がトルコの閣僚たちがドイツで国民投票の宣伝をすることが許されなかったことをナチの活動に例えたことに言及した。       トルコとの関係を「困難だが重要」と論評したメルケル首相は、ナ 全文をよむ

2017-03-10 共和党マケイン議員、アメリカ中央軍司令官へPYDめぐり苦言 (Hurriyet紙)

アメリカ上院軍事委員会委員長のジョン=マケイン上院議員(共和党)は、中央軍(CENTCOM)のジョセフ・ヴォテル司令官に対して 「トルコにおけるPKK(クルディスタン労働者党: 非合法)とクルド民主統一党(PYD)に関する問題の深刻さを理解していないため、ラッカの奪還作戦において 『列車事故』が予想される」と述べた。マケイン議員はヴォテル司令官の言葉を遮り「エルドアン大統領がこの(PYDとPKK)の問題に関してどれほど重点を置いて取り組んでいるかが理解されているのかわからない」と述べた。     全文をよむ

2017-03-09 メルケル独首相「トルコとは溝がある」 (Hurriyet紙)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相はトルコに関して発表を行った。ドイツ議会で演説を行った同首相は、「トルコは重要なパートナーだが、ナチスに準える発言は悲しいものである」と述べた。      ドイツのメルケル首相は、最近アンカラとベルリンの間で生じた危機に関して発表を行った。同首相はトルコとドイツ間の危機の原因である、トルコの政治家たちがドイツで集会を催すことについて肯定的な反応を示した。メルケル首相は、ドイツ連邦議会で演説を行い、トルコの政治家たちが事前に通知し、法に則る条件で許可を得た後に集会を実 全文をよむ

2017-03-08 独・土外相会談、対立解消へ一歩 (Hurriyet紙)

アンカラ-ベルリン関係の「会議」危機を切っ掛けとした緊張の後、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣とジグマール・ガブリエル外務大臣が会談した。ドイツの首都ベルリンでの対談は1時間半に及んだ。二人の大臣は別々に記者会見を行った。ガブリエル外務大臣は、トルコとドイツの関係が「一歩一歩」修復されるよう、チャヴシュオール氏と見解の一致に至ったと述べた。チャヴシュオール大臣は、「ガブリエル氏は良い考えと願望を、ドイツの要望を誠意を込めて伝えてくれた。わが友ガブリエル氏をトルコでもてなすつもりである」と述べ 全文をよむ

2017-03-07 3.10、エルドアン訪露、プーチンと会談へ (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、トルコ・ロシアハイレベル協力会議(ÜDİK)会議のために3月10日にモスクワに訪問する。      大統領府報道機関によって行われた発表によると、エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が主催するÜDİKには、関係閣僚らも参加する。会議では、トルコとロシアの間の2カ国関係について包括的に話し合われる他、トルコとロシアの2か国が興味を示すシリアをはじめとする地域と国際問題に関して、見解のやりとりが行われることが予測されていると述べられた。トルコ 全文をよむ

2017-03-07 バルザーニー北イラク大統領、「独立クルディスタン」発言 (Cumhuriyet紙)

マスード・バルザーニー北イラク・クルディスタン大統領はイタリアのラ・スタムパ紙とのインタビューにおいて、中東の現在の状況が「チェコスロバキアとユーゴスラビアの分裂」になぞらえ、「東ヨーロッパの国民がいかに自分の国家を持ったかを鑑みれば、クルド人も自分の国を持つ権利がある」と述べた。      ラ・スタムパ紙のマウリジオ・モリナリ編集長がアルビルでおこなったインタビューで、同紙は一面で「バルザーニー大統領:すでにイラクは終わっている。われわれクルド人は自分の国を持つことになるだろう」との見出しを掲 全文をよむ

2017-03-04 パルミラ、惨状 (Milliyet紙)

テロ組織イスラム国(IS)からの2度目の救出を受けた古代都市では非常に大きく破壊を被った。ロシア軍車両とロシア兵が写真におさまった。      シリア政権関係の兵士は、古代都市パルミラを再度テロ組織ISから取り戻した。ロイター通信は、廃墟となった古代都市の最初の写真は今日配信した。      写真ではテロ組織がパルミラを破壊したことが見受けられる。ロシア軍車両とロシア兵は古代都市に駐在する。最初の訪問者がパルミラを訪れたことが見られる。      パルミラはここ一年間以内に2度所有主が変わった。 全文をよむ

2017-03-04 シリア軍機、ハタイ近郊に墜落 (Hurriyet紙)

シリア体制派に属するロシア製のMiG-21戦闘機が昨夜(3日)、ハタイの中心部から8km西のヤイラジュク地域に墜落した。捜索チームは9時間に及ぶ捜索を経て、パイロットで大佐の「メフメト・スフファン」を墜落機の残骸から約40km離れたところで疲弊した状態で発見した。パイロットは56歳で、国立病院脳神経外科で治療が続いている。ヌレッティン・ジャニクリ副首相は、操縦士が送還されるかどうかに関して会見を行った。一方、アナトリア通信の報道によると、スフファン操縦士の言葉として、飛行機でイドリーブ地域を攻撃 全文をよむ

2017-03-03 北イラク・ペシュメルゲ部隊とPKK、24時間停戦 (Milliyet紙)

モースルのシンジャール郡で戦闘を起こしたペシュメルゲとテログループPKKとの間で24時間の停戦が決まったことが知らされた。      イラククルド人自治政府(IKBY)大統領メスド・バルザーニ氏の首席顧問であるヘミン・ハウラーニー氏は、モースルのシンジャール郡で戦闘を起こしたペシュメルゲとテログループPKK(クルディスタン労働者党:非合法)の間で24時間の停戦が決定されたと明らかにした。      ハウラーニー氏は、ツイッターのアカウントで、次のように発表した。「ペシュメルゲの指揮官とシンジャー 全文をよむ

2017-03-03 ドイツ・ガッゲナウ市、トルコ閣僚出席の集会に中止命令 (Hurriyet紙)

ドイツで外交スキャンダル…ドイツ・シュトゥットガルト近郊のガッゲナウ市が、トルコのベキル・ボズダー法務大臣が木曜の夕方に予定していたトルコ系市民との集会を中止した。中止の理由として「聴衆の数が多すぎる。駐車場や出入口がこれほど多くの人をさばききれない」ということが挙げられている。一方ケルンでも、ニハト・ゼイベクチ経済大臣が参加する予定だった集会が中止された。      ヨーロッパのトルコ人民主主義者連合(UETD)がガッゲナウ市で開催予定だった集会の許可を、市が取り消した。集会では、トルコのベキ 全文をよむ

2017-03-02 チャヴシュオール外相、マンビジュ攻撃を示唆 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、以前アメリカが述べた撤退の約束を引き合いに出し「我々はアル・バーブの後マンビジュへと向かう。作戦はまだ始まっていないが、威嚇砲撃はありえる。アメリカ軍がその地域にいることはわかっている。クルド人民防衛隊(YPG)の戦闘員がマンビジュから撤退するよう望む。さもなくば攻撃するだろうと以前に言った」と述べた。      チャヴシュオール外相は、メスド・バルザーニ訪問の際に国旗を置いたことを民族主義者行動党(MHP)の指導者であるデヴレト・バフチェリが批判したことに対 全文をよむ

2017-03-01 エルドアン、パキスタンでイラン・ロウハーニー大統領と面会 (Milliyet紙)

経済協力機構(EİT)首脳サミットのためパキスタンを訪れたエルドアン大統領は、イランのロウハーニー大統領と面会した。メディア非公開の面会が約一時間続いた。      エルドアン大統領は第13回経済協力機構(EİT)首脳サミットのため、パキスタンの首都イスラマバードを訪問し、イランのロウハーニー大統領と直接会談を行った。セレナホテルでメディア非公開となった会談は、およそ一時間続いた。 全文をよむ

2017-02-27 HDPバイデミル、「バルザーニー北イラク大統領の訪土は変化の現れ」 (Cumhuriyet紙)

HDP(人民の民主主義党)のバイデミル報道官は、バルザーニー北イラク大統領の訪土は重大な変化の現れであると述べた。バイデミル氏は、国民投票プロセスに関してもコメントし、「我々は悪に対しノーを唱える」と話した。      HDP報道官のオスマン・バイデミル氏は党本部にて記者会見を開いた。はじめに2月28日過程から20周年となったことに言及し、次のように述べた。      「2月28日過程を起こした者たちが敗れたように、我が党の議員を逮捕したクーデター参画者たちもまたいずれ敗れるだろう。2月28日過 全文をよむ

2017-02-26 バルザーニー北イラク大統領、エルドアンと会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、北イラクのメスド・バルザーニー大統領と昨日イスタンブルで会談した。北イラク大統領とトルコ当局の頻繁な会談は、シリアとイラクにおける対IS掃討作戦の継続に向けた新しい計画の策定と当該地域におけるエネルギー資源の世界市場への輸送のための新たな提携を明らかにする時期に来ている。      エルドアン大統領との会談に続き、本日、アンカラでビナリ・ユルドゥルム首相と会談を行う予定のバルザーニー大統領のカバンには、対IS軍事作戦の中でムスルとタッル・アファルの状況とテ 全文をよむ

2017-02-24 アル・バーブへIS爆弾襲撃、トルコ兵2名含む45人死亡 (Cumhuriyet紙)

アル・バーブ近郊のススヤン村で車に仕掛けられた爆弾による爆破テロが発生し、45人が死亡、100人近くが負傷した。16時、ススヤン村で2度目の攻撃が発生した。この爆発では8人が死亡した。一方トルコ国軍は、アル・バーブのタリフ交差点付近で、IS(イスラミック・ステート)系テロ組織が以前から仕掛けていた手製の爆弾が爆発し、トルコ兵2名が死亡、3名の兵士が負傷したと発表した。      シリアのアル・バーブ市で、帰宅のために居住証明書を発行してもらおうと市民が警察署の前に集まる中、爆弾が仕掛けられた自動 全文をよむ

2017-02-22 シリア人8万人に国籍付与問題、国民投票後に延期 (Hurriyet紙)

ヴェイスィ・カイナク副首相は第一段階で8万人のシリア人にトルコ国籍を与えるための活動が続いていたが、議論を避けるため4月16日の国民投票の前にこの一歩が踏み出されることはないと話した。      カイナク副首相がロイター紙に語ったインタビューで「現在まででわかっているだけで市民権を有するに適した、手続きを進めてきた2万世帯のシリア人がいる。合計は8万人にのぼる。彼らの安全性に関する調査が続いている」と話した。      シリア人労働者の数は1万人以上であり、規定の専門研修を受けた者、職に就いてい 全文をよむ

2017-02-21 イラン・トルコ間、舌戦エスカレート (Hurriyet紙)

トルコ・イラン間の舌戦が激しさを増している。エルドアン大統領とメヴリュト・チャヴシュオール外務相の「宗派主義」非難に対して、イランから厳しい答えが返ってきた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、先週バーレーンを訪問中に、「ある人々はシリアそしてイラクの分割を望んでいる。イラク分割運動を行う者もいる。そこにある宗派は民族紛争である、なぜならそこではペルシア民族主義があるからだ」と発言した。メヴリュト・チャヴシュオール外務相も、ミュンヘンで行った会見でイランを「宗派主義である」として 全文をよむ

2017-02-17 日本、アフガニスタンへ102文化財返還 (Cumhuriyet紙)

アフガニスタンでの戦争中に、違法なルートで日本へ持ち出された102点の歴史遺産が、今日2月17日に執り行われた式典で返還された。      アフガニスタンにおける内戦時代に、違法なルートで日本へ流出し、東京藝術大学の元学長である平山郁夫教授によって収集され、東京や九州の博物館や美術館に展示されていた102点の歴史遺産が、今日2月17日に執り行われた式典でアフガニスタンに返還された。      ■平山郁夫の遺族が勲章を受け取る      遺産を収集し保存した平山郁夫教授は、アフガニスタン政府によっ 全文をよむ

2017-02-16 参謀総長「アル・バーブ作戦の完了」を発表 (Milliyet紙)

参謀総長のフルシ・アカル氏は、アル・バーブ作戦の朗報をカタールで発表した。「おめでとうございます、アル・バーブ作戦は終わった」と言った、アカル氏は、当該地域で探索と除去が行われたと述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン共和国大統領のペルシャ湾岸諸国周遊に同行した参謀総長フルすぃ・アカル氏は、15日カタールの首都ドーハで、サバフ紙のアンカラ代表オカン・ミュデッリスオール氏を含む記者たちと短い談笑をした。その中で、アカル参謀総長は、シリア北部で続いているトルコ国軍部隊と自由シリア軍部隊で 全文をよむ

2017-02-15 イラン・トルコ間に、新国境ゲート開設 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)総会において、トルコ・イラン間の新国境ゲート開設に関する草案が受理された。      トルコ・イラン間の新国境ゲート開設を規定する草案が、TBMM総会で受理された。   草案によると、国際旅客者、物品、車両の輸送で使用されるルートの数を増やすために、ディルジュ・マク間及びカプキョイ・ラズィ間の国境ゲートが開設される。 全文をよむ

2017-02-08 これがトランプ・エルドアン電話会談の詳細 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領と昨晩電話会談を行った。両者は、アル・バーブとラッカでの共闘に関し合意に至った。エルドアン大統領は会談で7月15日のクーデター未遂に触れつつ、新大統領の任期においてフェトフッラー系テロ組織(FETÖ)との闘いで、アメリカがトルコの支持に回ることを期待していると述べた。またCIAのマイク・ポンペオ長官がトルコを最初の海外訪問先とすることも併せて発表された。      ドアン・ニュース通信(DHA)が大統領筋から得た情報 全文をよむ

2017-02-06 イランの観光フェアでトルコ観光宣伝 (Hurriyet紙)

イランの首都テヘランで行われている国際観光フェアへトルコの観光業者が多数参加した。同フェアのためテヘランを訪問したフセイン・ヤイマン文化観光副大臣は、トルコの観光ブースをひとつひとつ視察しながら、イラン人の訪問者と個別に話し合った。      6日に開会した第10回テヘラン国際観光フェアには、トルコからの多数の参加が強い印象を与えた。同フェアのためイランに滞在したフセイン・ヤイマン文化観光副大臣は、イズミル、コンヤ、トラブゾン、クシャダシュやその他のトルコの観光ブースをまわりながら、観光業者と長 全文をよむ

2017-02-03 トルコ・ギリシャ 批難の応酬 (Hurriyet紙)

外務省広報官ヒュセイン・ミュフテュオール大使は、朝行った発表で、ギリシャが行ったエーゲ海における軍事降下演習に関するギリシャ・メディアのニュースに関し、「イスタンキョイへ対するこの訓練は国際法に明らかに違反している。我が国のエーゲ海に対する政治的・法的立場に沿って、必要と見られる手続きをこれから取っていくことを辞さない」と述べた。夜にも、ギリシャから新たな発表があった。ギリシャのニコス・コツィアス外相は「トルコは、最良の隣人がギリシャであることを理解するべきであります。時々トルコは、関係発展に寄 全文をよむ

2017-02-02 メルケル首相、野党リーダーと会見 (Milliyet紙)

ドイツのメルケル宰相と、共和人民党(以下、CHP)ケマル・クルチダルオール党首は会談し、トルコ-EU関係の継続に賛同するが、EUを発端とするいくつかの誤りが生じているとし、「ダブルスタンダードに終止符を打たなければならない」と述べた。      共和人民党(以下、CHP)のケマル・クルチダルオール党首とドイツのメルケル首相は、在アンカラ独大使公邸で、約50分会談した。同会談には、同党のオズドゥルク・ユルマズ副党首も参加した。同党党首は、党としてトルコ-EU関係の継続に賛成していると強調したが、そ 全文をよむ

2017-02-02 独メルケル首相、エルドアンに苦言 (Cumhuriyet紙)

アンゲラ・メルケル独首相は今日、外遊のためトルコに到着した。メルケル首相は最初にレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と会談し、その後の記者会見で報道・言論の自由に懸念を表明したと語った。「大統領制」への質問には、「三権分立」への注意を促した。メルケル首相は、エルド アン大統領が反発し使用の自粛を求めた「イスラーム系のテロ」という言葉を、ユルドゥルム首相との会談でも再び使用した。また、「私の訪問は、トルコ国民の決定に影響を与えることはない」と語った。       メルケル独首相は、大統領官邸でのエ 全文をよむ

2017-02-02 メルケル・ユルドゥルム両首相、共同記者会見 (Milliyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム首相とドイツのメルケル首相が共同で記者会見を行った。      ビナリ・ユルドゥルム首相の言葉の要点は以下のようである。      「安全保障や経済をはじめとした二国間関係をいかに前進させるかという議題でこの会談が行われた。トルコが欧州連合(EU)加盟候補国であるために、二国間の同盟と関係を再び活性化させ、また2016年3月に行った合意が今後数カ月で更新され、EUの正式加盟に関してより歩みを進めるために、何を行えるかを検討する機会となった。      世界の民主主義の歴史で、 全文をよむ

2017-01-31 世界銀行、シリア難民児童へ教育プロジェクト開始 (Cumhuriyet紙)

世界銀行、国民教育省、災害緊急事態対策庁、EU、ドイツ復興金融公庫は、合同でトルコ難民基金の中の学校建設計画を開始することを明らかにした。      世界銀行、国民教育省、災害緊急事態対策省、EU、ドイツ復興金融公庫は、合同で「トルコ難民基金の中の学校建設計画」を開始することを明らかにした。発表によると、EUから融資を受け、ドイツ復興金融公庫とともに世界銀行により実施される「トルコ難民基金における学校建設計画」は、優先的諸県で被災を支える教育基盤を広げることを通じて一時保護を受けるシリア人と同時 全文をよむ

2017-01-30 アクンジュ大統領、キプロスで最終段階に達した (Hurriyet紙)

アクンジュ大統領は、継続している交渉の過程に関して行った声明文において、交渉の過程で未だに結論に達していない相違点が現実主義で良識のある範囲内で留まっており、合意する必要があると述べた。アクンジュは、「この点で合意に至ることができたならば、最終的には確実に国民投票ということを双方が主張するだろう。しかし、私たちは未だにその段階にいない。双方の社会と特に組織的な部分での支持によって合意という結果に至ることができるだろう。」と述べた。      ■交渉はとても積極的な段階に至った。      キプロ 全文をよむ

2017-01-29 メイ・エルドアン会談―英土貿易目標は200億ドル (Milliyet紙)

メイ英首相を歓待したエルドアン大統領は、「貿易額を最初の段階で200億ドルにすることを目標として掲げた。英国側にこれを提案した」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と英国のテリーザ・メイ首相は、昨日大統領府で重要な会談を行った。会談では、キプロス、シリア、イラクを始めとする地域の問題や、政治、軍事、経済を始めとする2国間関係が取り上げられ、会談の後エルドアン大統領は「我々は、多国籍軍とトルコの協力を今後のプロセスにおいてまったく別のコンセプトに位置づけようと望んでいる。今後 全文をよむ

2017-01-24 アスタナで、ロシア・トルコ・イランが共同声明 (Hurriyet紙)

トルコ・ロシア・イランは、アスタナでシリアに関する会議の結果について共同声明をおこなった。シリアにおける停戦監視についてトルコ、ロシア、イランの三カ国による体制をつくることを発表した。ジュネーブでのシリア会議への反体制武装グループの代表の参加についても合意した。      カザフスタンの首都アスタナで行われたシリアに関する会議は開催国(カザフスタン)のカイラット・アブドラフマノフ外務大臣が共同声明を読み上げ閉会した。      同声明によれば、シリアでの停戦監視についてトルコ、ロシア、イランの三 全文をよむ

2017-01-18 Brexit、EUとの関係はトルコ式? (Hurriyet紙)

イギリスのテレサ・メイ首相は、イギリスのEU離脱プロセスに関する会見で、イギリスは欧州連合(EU)のヨーロッパ統一市場から離脱し、新たな関税同盟の合意形成を作っていきたいと明らかにした。      ヨーロッパとの関税なし貿易を維持したい述べるメイ首相は、関税同盟のいくつかの方向性が、自分たちが他の国々と包括的な合意を作ることを妨げていると強調した。英国放送協会(BBC)は、メイ首相がこの会見を行った中で、選択肢の一つとしてトルコのモデルを挙げた。BBCは、「イギリスは、EU のメンバーではないが 全文をよむ

2017-01-15 チャヴシュオール外相「アメリカをシリア問題3者協議に招く」 (Hurriyet紙)

マーク・トナー米国務省報道官は1月23日にアスタナで開催予定の「シリア」会談に公式的な招聘を受けていないことを明らかにした。そして一日中飛び込んでくる矛盾する情報を受け、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相が最終決定を下した。「アスタナ協議に米国を招く。クルド人民防衛隊(YPG)は招かない」      トルコ外務省のメヴリュト・チャヴシュオール外相は、第9回大使会議の際に開かれ   たプレス会合後に記者らの質問に答えた。マーク・トナー米国務省報道官のYPG会見について尋ねられたチャヴシュオー 全文をよむ

2017-01-14 シリア政治解決への交渉、加速化―アスタナ会議、反体制派参加へ (Hurriyet紙)

シリアにおける恒常的な停戦の確保と内戦に対し政治的な解決策を見つけるために、1月23日にカザキスタンの首都アスタナでアサド政権と反対勢力の間で行われる会議を前に、アンカラとモスクワで、重要な会合が行われた。      先週の水曜日以来、アンカラで行われている反政府勢力の集まりで、アスタナ[会議]へ参加する方向で決定がなされたと発表された。外務省、参謀本部と国家諜報機構(MIT)の関係者も参加した会議には、シリアの31の反体制派グループのうち27がアスタナ[会議]に参加する方向での決定を下したとい 全文をよむ

2017-01-13 北キプロス大統領、国連調停案に反対 (Hurriyet紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)のムスタファ・アクンジュ大統領は、スイスのジュネーブで行われたキプロス協議で[キプロスの]ギリシャ側が提案した領土案を容認できないと明らかにし、次のように話した。「全く容認できる領土案でなく、これを受け入れる唯一人のキプロス系トルコ人はいない」と話した。      アクンジュ大統領は、国連ジュネーブオフィスで開催された記者会見で、キプロス問題を解決するために国連の監督の下、10日(火曜)始まったジュネーブ協議と昨日12日(土曜)開催された国際会議について見解を 全文をよむ

2017-01-11 国連、キプロス問題で前進 (Cumhuriyet紙)

国連でキプロス問題を担当するエスペン・バース・アイデ(Espen Barth Eide)氏が、ジュネーブで行われている会談に関する会見を行った。エスペン・バース・アイデ氏は、「会談ではとても多くの問題が解決された。ほかの問題も(解決に)近い」と述べた。      ジュネーブで始まったキプロスマラソンが続いている。計画されたスケジュール通り進めば、1月12日に再び同都市で「5者会談」が行われる。国連事務局のキプロス特別顧問エスペン・バース・アイデ氏は会見で、キプロス会談で前進していると述べ、「とて 全文をよむ

2017-01-07 トルコ軍、バシカ(イラク)からいつ撤退? (Cumhuriyet紙)

イラクの記者、「トルコ軍はバシカからいつ撤退するのか」と質問、ビナリ・ユルドゥルム首相が回答      記者会見でイラクの新聞記者が、ビナリ・ユルドゥルム首相に対して、トルコ軍はバシカからいつ撤退するのかと質問した。ビナリ・ユルドゥルム首相は、「それについては先ほど述べました。私たちはその問題についてくわしく話しました。ベシカがどのように始まり、どんなことをしているのかを説明しました。ベシカの我が軍には重要な義務があります。イラクの主権については十分配慮していきます。事態を好転させるのに必要なこ 全文をよむ

2017-01-07 YPG、在シリアのオスマン朝故地をISから奪還 (Cumhuriyet紙)

アメリカ主導の多国籍軍に空から支援を受けたシリア民主軍が地上で実行したラッカ作戦で、オスマン帝国建国者オスマン1世の祖父であるスレイマン・シャーの墓が以前にあったジャベル城が、イスラム国テロリストより取り戻された。      多国籍軍の空からの支援とともに、核をシリア国連民主軍(PYD)の武装集団、クルド人民防衛隊(YPG)が構成しているシリア民主軍はラッカ作戦を続け、衝突は10日間に渡りユーフラテス川左岸に残るジャベル城の周りで激しさを増していた。シリアとイラクにあるクルド・インターネットサイ 全文をよむ

2017-01-03 レイナ襲撃へ哀悼行事、ドイツ・ベルリンで (Milliyet紙)

ドイツの首都ベルリンの最も重要な歴史的シンボルの1つであるブランデンブルク門が新年の晩に、オルタキョイで起きたテロ攻撃を理由に結束を固めることを目的として、トルコ国旗の色に包まれた。      ベルリン市長ミハエル・ミューラーの決定により、「姉妹都市」であるイスタンブルとの結束を示すために、ベルリンにある歴史的なブランデンブルク門が今晩(1月3日)トルコ国旗の色でライトアップされた。      ミューラー市長はイスタンブル広域市市長カーディル・トプバシュに哀悼の手紙を送ったとされている。     全文をよむ

2016-12-31 アル・バーブのIS攻撃、トルコ・ロシア共同作戦 (Hurriyet紙)

トルコのアル・バーブに向けた空爆をロシアが支援し始めた。「ユーフラテスの盾」作戦の129日目に関して昨日トルコ国軍が行った発表で、初めてロシアに属する戦闘機がアル・バーブでイスラム国を攻撃したとの情報が伝えられた。軍関係者は「有志連合とこれまでできなかった連帯をロシアと行った」と述べた。      トルコとロシアが、シリアのアル・バーブ地域におけるテロ組織イスラム国を狙った空爆で初めて情報共有を行ない、協力したことが分かった。本紙が軍関係筋から得た情報によると、トルコとロシアの空軍は両国の戦闘機 全文をよむ

2016-12-30 トルコとロシアの後見のもと、シリアに停戦発効 (Hurriyet紙)

トルコとロシアの後見によって、シリアに停戦協定が発効された。ロシアのプーチン大統領がこれを発表した。停戦協定にはヌスラ戦線とイスラム国は含まれていない。ロシア側は、敵対する7のグループがアサド政権と合意し、これらのグループの合計6万人の戦闘員が関係しているとしている。停戦は現地時間0時(トルコ時間1時)に発効される。      ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、シリアにおける政府軍と敵対勢力の間で停戦の合意がなされたと明らかにした。モスクワで、セルゲイ・ラヴコフ外相とセルゲイ・ショイグ国防 全文をよむ

2016-12-26 シリア領内に、難民キャンプ計画―トルコ副首相 (Hurriyet紙)

ヴェイシ・カイナク副首相は、難民キャンプの外にはシリア人の失われた世代がいると話した。カイナク副首相は、EUとともに「失われた世代プロジェクト」に取り組んでいると述べ、「EUは同プロジェクトで行われる物的援助が学校や病院の工事に使われることを望んでおらず、自身の市民団体(STK)を通じて使用されることを望んでいる。我々は『我々がやるのであなた方は監理していてください』と言っている。共通点で歩み寄ってこのプロジェクトを実現させる」と語った。      カイナク副首相が本紙を訪れ、語った概要は以下の 全文をよむ

2016-12-25 北イラク政府バルザーニー首相、PKKに警告 (Hurriyet紙)

北イラク・クルド自治政府のネチルヴァン・バルザーニー首相は、PKKが第2のカンディルとしたことが明らかにされたトルコ国境に近いシンジャールについて、件のテロ組織に警告した。バルザーニー首相は、PKKは撤退するべきだとし、武力行使もありうると述べた。      北イラク・クルド自治政府(IKBY)のネチルヴァン・バルザーニー首相は、ドゥホク・アメリカン大学で行われた「独立後のクルディスタンコンフェランス」の後、情報サイトアル・モニターからアムベリン・ザマン記者に語った。バルザーニー首相は、テロ組織 全文をよむ

2016-12-23 アル・バーブでのトルコ軍死者、14人に (Milliyet紙)

トルコ軍の支援により自由シリア軍がシリア北部で実施する「ユーフラテスの盾」作戦において、一昨日、アレッポ県アル・バーブ地域近郊で殉職したトルコ軍兵士の数は16人に上り、負傷者31人の治療が継続している。      カイセリ県から作戦に参加した殉職した兵士の遺体は、検視のためヘリコプターでガーズィアンテプ大学医学部シャーヒンベイ研究病院死体安置所に移送された。殉職者の背後には、悲しみに満ちた物語が残された…      シリア北部で行われている「ユーフラテスの盾」作戦により、アレッポ県アル・バーブ地 全文をよむ

2016-12-21 ロシア・イラン・トルコ3国外相そろって記者会見 (Hurriyet紙)

トルコ、ロシアそしてイランの政府高官らがモスクワでシリア問題解決に関して集合した。まず、外務大臣のメヴリュト・チャヴシュオール氏とロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣が会い、ロシアの在アンカラ大使、アンドレイ・カルロイ氏が殺害された件について言及した。ラヴロフ氏は、「テロは勝利しない」と述べた。一方で3国がシリアの政治的解決のため保証となるだろう。      トルコ、ロシア、イラン3国の外務大臣と防衛大臣がシリアの政治的解決のためにロシアの首都、モスクワに集合した。会談の前に、メヴリュト・チャヴシ 全文をよむ

2016-12-20 ロシア大使暗殺、残された10の謎 (Cumhuriyet紙)

1.メヴリュト・メルト・アルトゥンタシュ機動隊員が、在アンカラのロシア大使、アンドレイ・カルロヴ氏に武器を用いて襲い、カルロヴ大使は命を落とした。暗殺 について早急に解明されなければならない謎が残った。このアンカラのロシア大使、アンドレイ・カルロヴ氏暗殺事件の裏で解明が急がれる謎とは?      2.事件のすぐ後に、速報メディアや情報通を筆頭に、暗殺犯がフェトフッラー派テロ組織メンバ―であることや、KPSS試験を盗んだ容疑者であるとさえ記していた。これほど早急に伝播したこの情報が正しいとすれば、 全文をよむ

2016-12-20  ロシア大使暗殺、このタイミング (Hurriyet紙)

在アンカラのロシアのアンドレイ・カルロフ大使を死に至らしめた暗殺事件は、内容もタイミングも、極めて慎重に計画されたものであった。この襲撃について我々が意見を聞いた安全保障専門家、諜報関係者、外交官らは、この襲撃の第一の目標がトルコとロシアの関係(悪化)であることを指摘し、以下の点を強調した。      この襲撃は、トルコとロシア間の関係が具体的な協力の歩みによって強化されている時期に行われた。      両国は、アレッポでの人道危機を終わらせるために4日間に渡って厳しい駆け引きを展開し、肯定的な 全文をよむ

2016-12-16 プーチンとエルドアン、カザフスタンでのシリア和平交渉継続合意 (Hurriyet紙)

ウラジミール・プーチン・ロシア大統領は、カザフスタンの首都アスタナで、シリア和平交渉を継続する点でレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と合意したと発表した。       プーチン大統領は、日本訪問の際に行った記者会見で、アスタナでの交渉が、スイスのジュネーブで国連の仲介で行われた会談に付帯して実施すると述べた。       AP通信の報道によると、プーチン大統領は、トルコがアレッポの避難合意を支援していると述べ、エルドアン大統領とともにシリア全土での停戦に向け努力していると話した。        全文をよむ

2016-12-13 アレッポで停戦成立―トルコ政府仲介 (Hurriyet紙)

アナトリア通信社の最新の情報によると、アレッポの東にいる反政府勢力とロシア率いる政府軍との間で停戦が成立した。停戦と避難の合意にはトルコ政府が仲介を行った。市民らを地域から運び出すバスがアレッポに到着した。一方で、この件に関して発表を行った外務省の報道官ヒュセイン・ミュフトオール大使は、東アレッポにいる反政府勢力と地域にいるロシア軍との間で行われた接触の結果、街で停戦が確立されたと伝え、「第一段階で市民が、その後で反政府勢力が、イドゥリブ方面に避難するという形で合意が話されたと述べた。」     全文をよむ

2016-12-12 ドイツ内務省、PKKを非難 (Hurriyet紙)

ドイツ内務省ヨハネス・ディモロス報道官は、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)はドイツでテロ組織とみられており、単にそのメンバーとなることさえ犯罪となると語った。      ディモロス報道官はベルリンのプレスセンターでおこなわれた会見で、「テロ組織PKKのドイツでの資金調達とメンバーの徴募に向けた活動に対し、ドイツ政府と警察がどのような対策をとっているかに関する」質問に対し、とっている、とられようとしている措置について連邦憲法擁護庁(BfV)の報告書を参照するよう求めた。      ディ 全文をよむ

2016-12-10 欧州協議会ベネチア会議「トルコの非常事態令は過剰」 (Cumhuriyet紙)

欧州評議会の憲法に関する諮問機関であるベネチア委員会はトルコにおける非常事態令は「対策」の範囲を大きく越えていると指摘した。委員会は実施内容が公務員を停職にすること以上に追放すること、組織を一時的に国の監督下に置くこと以上に粛清することに及んでいると指摘した。      7月15日以降のトルコでの出来事に関する法的根拠を形成することになっているベネチア委員会は、非常事態令の期間中にとられた決定や施行内容に関する見解を示した。ベネチア委員会はトルコには非常事態を宣言する十分な理由があるとしつつ、適 全文をよむ

2016-12-09 IS、トルコ公的機関を標的に (Milliyet紙)

テロ組織であるイスラム国(IS)の間でトルコ語を含む9言語で刊行されている雑誌『ルーミーヤ』の今月号で、焼殺は許容されるとする法的意見(ファトワ)が出された。この間、ISにトルコ軍兵士2人が捕らわれていることが伝えられた。      ■ISから恐ろしいファトワ:焼殺は許容される       雑誌には焼殺が許容されるとするファトワも掲載され、焼殺について次のような表現が用いられた。「ああ、アッラーに反逆する兵士ども!真にお前らが我々の兄弟たちを焼き殺したように、我々もお前らを焼き殺してやる。お前た 全文をよむ

2016-11-29 コソボ・トルコ総領事館に、テロ襲撃 (Cumhuriyet紙)

コソボ共和国における唯一の(トルコ)総領事館としてプリシュティナで業務をおこなっている在プリシュティナ・トルコ共和国総領事館に対し朝方にかけて、正体不明の単独犯あるいは複数犯が襲撃したと明らかにされた。      ロイター通信の報道によれば、同襲撃での物的損害はあったが、死者、負傷者はいなかった。2008年にセルビアから分離したコソボの独立をもっとも積極的に支持した国家の一つがトルコであることから、(トルコ)公館への攻撃の理由は不明だ。      コソボのメディアによれば、襲撃前にあるグループが 全文をよむ

2016-11-29 トルコへの武器輸出禁止はトルコ国軍にどう影響するのか (Hurriyet紙)

ドイツの軍事メーカー、ヘッケラー&コッホ社が、トルコに対する武器販売を中止する決定をしたという情報が流れている。この情報が正しいと確認されれば、トルコ軍に深刻な影響を与える可能性がある。       同社のライセンスで生産されているG-3自動小銃、MP-5機関銃、MG-3機関銃などの銃火器類は、トルコ軍にとって非常に重要な備品である。ライセンス生産が同社の販売中止決定により影響を受けるかどうかが焦点となっている。       トルコ側関係者は、ライセンス生産に関する協定にはトルコにとって有利とな 全文をよむ

2016-11-26 プーチン・エルドアン2度の電話会見、シリア対応で合意 (Milliyet紙)

エルドアン大統領はロシアのプーチン大統領と26時間内に2度の電話会談を行った。両者の会談ではシリア問題が取り上げられ、さらにジェラーブルス作戦の継続拡大が合意されたことが明らかとなった。      エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領は26時間のうちに2度の電話会談を行い、ジェラーブルス作戦の継続拡大が合意された。      大統領筋は、エルドアン大統領がシリアの最新情勢と、アレッポでの人道悲劇の解決に向けた努力について、今日も露プーチン大統領と電話会談を行ったと発表した。      ■協力 全文をよむ

2016-11-26 ハンブルク州裁判所で、偏向判決 (Hurriyet紙)

トルコは、ハンブルクの上級ラント裁判所のクラウス・ルーレ裁判長による裁判の判決文で、テロを支援していると非難された。判決では、クルド人の村々が焼かれ、裁判を経ず処刑が行われたことも訴えられた。      ドイツ・ハンブルクの上級ラント裁判所は、テロ組織PKKに人を集めて送っているテロリストが訴えられた裁判で、歴史に残る種類の判決に署名した。ドイツのヴェルト紙によると、本名が明かされていない「ベシル」というコードネームの60歳の被告人は、2014年8月から2015年3月の間にPKKのブレーメンの責 全文をよむ

2016-11-26 アル・バーブでトルコ兵を撃ったのは? (Cumhuriyet紙)

トルコ国軍(TSK)がアル・バーブにおいて、空爆による襲撃を受けたことに関する調査が続いている。この襲撃を行った機体の身元が判明しない中、シリア軍のトルコ連合軍を発見したものの襲撃はしていないと表明した。    「ユーフラテスの盾」作戦において、アル・バーブ北部に駐在していた特別部隊が空爆を受けたことに関して、TSK及び情報部隊による調査が現在も続いている。この調査は、襲撃を受けた部隊が駐在していた場所の座標が漏洩していたか否かという点に凝縮されていることがわかった。軍関係筋によると、機密情報の 全文をよむ

2016-11-26 メルケル独首相の、トルココーヒーの思い出 (Hurriyet紙)

アンゲラ・メルケル独首相は、自身について収められているドキュメンタリー映画で彼女の私生活について語っている。      ドイツのTV局公共放送連盟(ARD)及びアルテ(ARTE)、中部ドイツ放送協会(MDR)が共同制作したドキュメンタリーの記者発表が、一昨日に行われた。アンジェラ・メルケル首相はドキュメンタリーの中で思い出を語っている。父が彼女の誕生日に「30歳になったが、何も成し遂げていないようだね」と話したと語った。同首相は、父に「いら立った状態だった。思い立って父にトルココーヒーを作って、 全文をよむ

2016-11-26 エルドアン難民発言へ、欧州から返答 (Cumhuriyet紙)

欧州議会(AP)のトルコに関する決定に対し批判を展開したレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が「扉(国境)を開ける」と脅したことについて、欧州から次々と返答が来ている。欧州議会でかつて議員を務めたアンドリュー・ダフ氏は、「扉が開かれる」ことになれば、難民たちの多くがトルコ人となるだろうと述べた。      ドイツのアンゲラ・メルケル首相のスポークスマンを務めるウリケ・デメル氏は、欧州議会がトルコとEU間の加盟交渉を一時的停止を呼びかけた草案を承認したことと関して、エルドアン大統領が「あなた方(欧 全文をよむ

2016-11-24 欧州議会、トルコのEU加盟交渉凍結決議 (Hurriyet紙)

欧州議会は昨日、欧州連合(EU)とトルコの間で2005年9月3日に開始されたEU加盟交渉を途中で凍結する決定を、479対37の圧倒的賛成多数で可決した。107名の議員は保留した。議決文の最後には、ローザンヌ条約に関してトルコでなされた声明が「懸念材料」であるとする旨が加えられた。勧告ともとれるこの決定は、交渉が自動的に中断されるという意味でなかったとしても、欧州議会のトルコに対する認識が完全にネガティブなものへと変わってしまったことを表している。この決定が施行される前に、トルコ政府がブリュッセル 全文をよむ

2016-11-23 トランプ新体制、独立クルドィスタン支持 (Cumhuriyet紙)

アメリカ合衆国新大統領ドナルド・トランプの国家安全保障担当補佐官マイケル・フリン元中将はトランプ大統領がクルド人を非常に重要視しており、今後の支援において新たな進展が起きるだろうと述べた。また、この先独立したクルド国家が設けられうるとした      フリン氏は、大統領のクルディスタンとペシュメルガに対する見解はどうかという質問について以下のように答えた。「うれしい質問だ。ペシュメルガは最も雄々しく戦ってくれた軍隊の一つなのですから。      ペシュメルガとともに行った作戦は、ペシュメルガが非常 全文をよむ

2016-11-19 トランプ新政権のポンペオCIA長官候補、クーデターの夜にこんなツイート (Hurriyet紙)

トランプ氏のCIA長官への打診を受け入れた下院の議員、マイク・ポンペオ氏は7月15日のクーデター未遂が失敗に終わったことが分かるとツイートを投稿し、トルコ国民と政府を称えたイランのジャヴァード・ザリーフ外相に対し次のように返した。      「イランもトルコのエルドアン政権と同じくらい民主的だ…両方ともイスラーム主義・全体主義的独裁だ」      ポンペオ氏はこのツイートを投稿する際、自分のメッセージにレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のユーザー名も含めていた。      元軍人で、共和党から 全文をよむ

2016-11-17 欧州議会トルコ担当官問題から、使節トルコ入りキャンセル (Hurriyet紙)

欧州議会でトルコのEU加盟交渉の一時停止のための取り組みが始められている。そんな中、カティ・ピリ欧州議会トルコ担当官との関係悪化が原因で予定されていた欧州議会の使節によるアンカラ訪問が中止となった。      オメル・チェリキEU相がブリュッセルを訪問した翌日の15日、欧州議会外交委員会のエルマー・ブローク委員長がアンカラを訪れ、高官級会合を行う予定だった。トルコ政府は、近年の会合や「交渉凍結」提案、トルコで騒動を引き起こしたカティ・ピリ欧州議会トルコ担当官が欧州議会のシュルツ議長によって使節に 全文をよむ

2016-11-14 在トルコのシリア難民は何人? (Hurriyet紙)

トルコ公衆衛生協会のメフメト・アリ・トルンオール副会長は、国内に滞在する内戦を理由にトルコへ逃れてきたシリア人と関係が深い国会難民権利小委員会に対し衝撃的な数字を伝えた。      トルコで登録されているシリア人の数が275万3千人であることを明らかにしたトルンオール副代表が、伝えた情報は以下のとおりである。   (在トルコ)シリア人に対し、2011年から2016年9月末までに2,000万人に外来患者診療サービスをおこなった。96万7千人のシリア人が入院治療を受けた。82万4千人近くに手術をおこ 全文をよむ

2016-11-14 エルドアン大統領からシュルツ欧州議会議長へ「何様のつもり」 (Hurriyet紙)

欧州議会のシュルツ議長が「死刑が復活すれば、EU加盟交渉は凍結する」と述べたことに対し、エルドアン大統領は厳しいコメントを返した。エルドアン大統領は、国民投票のカードをシュルツ議長に突き付け、次のように畳み掛けた。「いったい何様のつもりだ。欧州議会の議長、だから何だというのだ。何という無礼者か。『制裁を科す』などと言っている。どこへでも制裁を科すことができると思っているのなら、とんだ思い上がりだ。」エルドアン大統領は、「国民農業会議」の一環で農業関係者と話し合うなかで、次のように話した。     全文をよむ

2016-11-14 EU外相会議「トルコ加盟交渉、継続が必要」 (Hurriyet紙)

欧州連合(EU)外相らはトルコについて議論し、オーストリアを除く全加盟国はトルコとの加盟交渉を継続する必要があると主張し、「我々がトルコに影響力を行使するにはこの方法しかない」と判断していることが明らかになった。      EU加盟国外相らが招集された外務理事会でトルコ問題が扱われた。非公式の会議では、加盟国がトルコとの加盟交渉の今後について見解を共有した。      EUの共同防衛、シリア・イラク・イエメン・リビアの問題も理事会で扱われ、その後EU外務・安全保障政策上級代表フェデリカ・モゲリー 全文をよむ

2016-11-12 CHP、EU「トルコ進捗レポート」を批判 (Cumhuriyet紙)

オズチュルク・ユルマズCHP副党首は欧州委員会の2016年トルコレポートに関して記者会見を開いた。オズチュルク副党首は「レポートでトルコの不足に触れている一方で、交渉プロセスの前にある政治的障害が除かれてプロセスが活性化されることについて明確ではっきりとした文言が再び表記されなかったことは、我々が批判する欠陥ある見方によるものである。しかしレポートが公正でなかったことは、その中に書かれたすべてが間違いだという意味にはならないはずだ」と述べた。       ユルマズCHP副党首は欧州委員会の201 全文をよむ

2016-11-11 エルドアン大統領、ベラルーシ訪問 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はプライベートジェット「TUR」で10時50分にベラルーシの首都、ミンスクに着いた。      エルドアン大統領はミンスク空港でベラルーシのアンドレイ・コビャコフ首相とトルコのケズバン・ニルヴァナ・ダラマ在ミンスク大使及びその他関係者に出迎えられた。      エルドアン大統領とエミネ・エルドアン夫人は飛行機から降りたところで民族衣装を着たベラルーシの少女2人からベラルーシの慣習である塩とパンを振る舞われた。エルドアン大統領とエミネ夫人はパン一かけを塩につけて 全文をよむ

2016-11-10 トランプはギュレン送還を行うか? (Hurriyet紙)

世界中が注目したアメリカ大統領選挙の結果が明らかになった。有名実業家のドナルド・トランプ氏が次期大統領に選ばれた。さて、トランプ氏は、フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)首謀者のフェトフッラー・ギュレンをトルコに送還するのか?フェイスブックのライブ動画#OnlarBunuKonuşuyorにて、本紙ワシントン支局のトルガ・タヌシュ特派員がこの問いに答えた。      タヌシュ特派員は、アメリカ連邦捜査局(FBI)がギュレン教団系の学校に対し、各州にて強制捜査を行ったが、この強制捜査に関しては未だ 全文をよむ

2016-11-10 ポスタ紙によれば「クリントン次期大統領!」 (Cumhuriyet紙)

ポスタ紙はアメリカ大統領選の開票が続く中、前もって用意していた記事を用い、「8日、大統領選の結果が明らかとなった。予想通り、クリントン氏が勝利した」と報道した。      ポスタ紙の「クリントン大統領」との見出しで始まる記事では、「米国初の女性大統領となり、新たな歴史を刻む。また初めて大統領となった元大統領の妻としても歴史に名を残すであろう。クリントン氏は選挙前に、オバマ現大統領が8年にわたり、トルコや中東で続けてきた外交政策を引き継ぐことを明らかにしている」とされた。   ポスタ紙が9日、一面 全文をよむ

2016-11-10 当選の夜、エルドアン・トランプ電話会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアメリカで新たに選出されたドナルド・トランプ氏が電話会談を実現した。電話はトルコ時間の23時に行われたと伝えられている。      大統領府の情報ソースによると、エルドアン大統領はアメリカの大統領選挙でのトランプ氏の勝利にお祝いを述べ、トランプ氏のこれからの職務の成功を祈った。      トルコとアメリカが相互に敬意を抱き、共通の利益や価値観に基づいている同盟国であると述べるエルドアン大統領は、今後、両国関係がより強固なものとなると信じていると強調したことが 全文をよむ

2016-11-08 ラッカ作戦におけるトルコ・アメリカ合意 (Cumhuriyet紙)

ジョゼフ・ダンフォード米国統合参謀本部議長はラッカ解放作戦において、トルコと米国の主導の下でイスラム国に対する国際有志連合が協力しあうことを明らかにした。      トルコ及び米軍の高官は、ラッカの解放、攻略、管理等の問題に関する長期計画について合意した。この合意はアンカラでおこなわれた会談の後になされたという。ダンフォード米国統合参謀本部議長は日曜日にトルコへ向かい、いくつかの調整をおこなった。      イラクの北部でイスラム国に向けて行われている軍事作戦(開始)後、トルコと米国およびイラク 全文をよむ

2016-11-05 ユンケル欧州委員会委員長、トルコへ苦言 (Hurriyet紙)

欧州委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長は、ベルギーで発行されているLe Soir紙のインタビューで、トルコ政府からの「(トルコ人の)ビザ免除が適用されないならば難民協定は解消する」というメッセージに対し「脅迫には屈しない。トルコ国民が欧州での自由な移動の権利を手にしないとしても、難民協定解消はトルコ側の瑕疵となるだろう」と述べた。      欧州(EU)委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長は、最近トルコが、特にメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣とEU担当相オメル・チェリキ大臣を介して 全文をよむ

2016-11-05  HPD党首ら逮捕に、世界から批判 (Hurriyet紙)

アメリカ、EU、ドイツから国民の民主主義党(HDP)を対象とした捜査に関する発表で懸念や危惧のコメントが相次いだ。EU諸国の在アンカラ大使たちは昨日異例の会合を行った。マルティン・シュルツ欧州議会議長は逮捕が危険な信号を発していると述べた。アメリカのジョン・カービー国務省報道官は「非常に憂慮すべき事態だ」と述べた。      HDPの共同党首、セラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセキダー氏を含む国会議員を対象とした捜査に対し、アメリカやEU及びその加盟国から批判が起こった。EU諸国の在 全文をよむ

2016-11-03 エルドアンの独批判に、独外相即答「理解に苦しむ」 (Hurriyet紙)

フランク=ヴァルター・シュタインマイアー独外相は、国としてトルコと良好で建設的な関係を継続することを願っているものの、最近の出来事を受け、難しい状況に陥っているとの見方を示した。同相は、本日(11月3日)、トルコのエルドアン大統領が独に批判的言動を行ったことについて、「理解に苦しむ」と表明した。      シュタインマイアー独外相は、エストニアのユルゲン・リギ外相との会談後に行われた共同記者会見で、発表を行い質問に応じた。      ある新聞記者が、「トルコ大統領は、ドイツを『テロリストの温床に 全文をよむ

2016-11-01 イラク・アバーディー首相、言いたい放題 (Hurriyet紙)

イラクのハイダル・アル=アバーディー首相は、イラクはトルコとの戦闘を望んではいないが、その準備はできていると述べた。アバーディー首相はさらに、「イラクへの侵攻はトルコ分裂の要因となるだろう」と主張した。      イラクのアバーディー首相は、「トルコとの戦闘を望んではいないが、対峙した際の交戦準備はできている」と述べた。フランス通信社(AFP通信)の報道によれば、アバーディー首相はテレビ生放送の記者会見にて、トルコによるイラク国境の街スィロピへのトルコ国軍派遣についてコメントした。      ■ 全文をよむ

2016-10-28 モースル近郊から避難の住民、IS支配の惨劇を証言 (Hurriyet紙)

イラクで続くモースル作戦のため近隣の村や町から逃れる市民らが、北イラク自治政府(IKBY)の首都アルビルにあるキャンプに移り住んでいる。およそ2年半にわたりイスラム国(IS)の支配下で暮らさざるを得なかった難民たちは、「ISは人々にひもじい思いをさせた。彼らに反抗する者を『スパイ』と呼び、処刑していた。(モースルの)作戦が始まるや否や、私たちはすべてを置いて逃げてきた」と語る。      最も厳しい衝突が発生したモースルの南東部に位置するハズル地区付近に設立されたハズル難民キャンプでは、現在およ 全文をよむ

2016-10-28 トルコとイラク、入国ビザ相互廃止 (Hurriyet紙)

トルコとイラクはビザを廃止した。明日から発効する。在バグダットのファルク・カイマクチュ・トルコ大使が声明を出した。      在バグダット大使館のホームページに掲載された、関連の声明は以下の通り。      カイマクチュ・トルコ大使:イラクとトルコは外交・就労・特別の各パスポートのビザを10月28日から廃止する。      大使は新聞数紙の質問に答え、2014年以来、トルコ・イラク間で公式パスポートビザの廃止に向け交渉してきた結果、2016年10月28日より、合意に基づき、外交・就労・特別の各パ 全文をよむ

2016-10-27 バルザーニークルド自治政府大統領、シーア派連合とともに記者会見 (Hurriyet紙)

イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領とシーア派国家連合リーダーのアマル・アル=ハキムは、モースルでカメラに向かって重要な発表を行った。アル=ハキムは、トルコ軍がバシカにいることに関する質問に答える中、「イスラム国(IS)」に対する軍事行動に参加する全ての者に感謝するが、この支援はイラクと合意があることが重要である」と話した。      イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領は、シーア派国家連合のリーダーであるアマル・アル=ハキムとともにモースルで記者会見に臨んだ。  全文をよむ

2016-10-27  トルコ、イランに100億ドル投資―工業団地造成 (Hurriyet紙)

イスタンブル産業機構(İSO)は100億ドル規模の投資を実施し、500ヘクタールの土地にイラン初となる外資系工業団地を建設する。      İSOがイラン初の外資系運営の工業団地を造成し、100億ドルを投資することが明らかとなった。   イランのアリ・イェズダニ産業・鉱業・商業省副大臣は、İSOとの協定に基づき、500ヘクタールの土地に140区画の工業団地が建設されると発表。イェズダニ氏はこの計画に伴い、İSOがイランで100億ドルの投資を計画していると述べた。   またイェズダニ氏は、建設予定 全文をよむ

2016-10-27 トルコの反対の中、米、YPG(PKK)のラッカ作戦参加を表明 (Hurriyet紙)

アメリカ主導の対IS国際有志連合軍アメリカ人司令官ステフェン・タウンゼンド中将はトルコの反対にもかかわらずPKKと関係のあるYPGがラッカ包囲に参加するだろうとはっきりとした口調で述べた。対IS国際有志連合軍アメリカ人司令官タウンゼンドは計画しているラッカ作戦においてテロ組織YPGが参加する予定だと発表した。トルコはアメリカに対し「ラッカ作戦でYPGが参加するのならば我々は参加しない。」という条件を提示しており、アメリカはトルコに保証を与えていた。      タウンゼンド中将はバグダッドからビデ 全文をよむ

2016-10-25 北イラク・ペシュメルゲ省、モースル作戦に報道規制 (Cumhuriyet紙)

モースルをイスラム国から奪還するために、イラク軍とイラク・クルド自治政府に属するペシュメルゲ軍が10月17日に始めた軍事作戦を継続する一方、ペシュメルゲ省の要請で、クルド系テレビ局が前線から生中継を行うことが安全上の理由により禁じられた。ペシュメルゲ省は、トルコならびに国際報道機関が前線で軍事作戦を取材する許可も取り消した。      イラク軍とともに10月17日、モースル解放作戦を開始したベシュメルゲ軍がいる前線から、特に衛星放送していたアルビルに本社を置くクルド系テレビ放送局、ルドウ・テレビ 全文をよむ

2016-10-23 米「トルコ・イラク合意」発表、イラクは否定 (Cumhuriyet紙)

イラク政府のある関係者が、「トルコとイラクはモースル問題に関し大筋において合意した」とするアシュトン・カーター米国国防長官の発表は事実ではないと語った。      匿名を条件としてBBC放送に語ったこの関係者は、トルコはモースル作戦への参加を望んでいなかったと述べた。   アシュトン・カーター国防長官は昨夜、「トルコ政府とイラク政府は、トルコのモースル作戦参加に関し合意したと考えている」と発表している。   カーター国防長官がこのことを発表したのは、トルコ訪問中にレジェプ・タイイプ・エルドアン大 全文をよむ

2016-10-22 キルクーク、銃声再び (Hurriyet紙)

イラクのキルクークでは、テロ組織イスラム国(DEAŞ)の兵士らと治安部隊による路上での戦闘が現在もなお続いている。    AP通信が報じたところによると、イラク警察は早朝にすべてのテロ組織の兵士らを殺害、または自爆により死亡したと発表した。AP通信は、今朝は静けさを取り戻したキルクークの路上において、軍による規制は完了したと伝えた。    ■治安部隊は地域を封鎖した    しかし、アナトリア通信はその後、再び戦闘が開始されたと伝えた。    キルクークの中心部でアナトリア通信の記者が報じたニュー 全文をよむ

2016-10-20 シリア政府「トルコ機、領空内に入ったら撃ち落とす」 (Cumhuriyet紙)

シリア軍は、領空に侵入する全てのトルコ軍機に「応対する」とし、ジェット機を撃墜すると表明した。      スプートニクの報道によると、シリア軍は領空に侵入する全てのトルコ軍機、ジェット機を撃墜すると表明した。   昨晩、トルコはシリアで進めているジェラーブルス作戦によりまたもシリア北部を空爆した。その後、シリア軍は次のように表明した。   「シリア領空に再び侵入しようとするトルコ軍機に応対し、あらゆる手段を用いて撃墜する。」 全文をよむ

2016-10-20 バシカのトルコ・キャンプ、ISは目と鼻の先 (Hurriyet紙)

イラク・クルド自治政府の軍事力であるペシュメルゲのモースル戦線に我々はいる。モースルへの軍事作戦が始まったハズル戦線を通ったとき、多くの戦車の中にあるクルド人の村々を見た。道の左側にはモースルから逃げ始めた避難民らのためのキャンプが設営されていた。我々の目的地はバシカ戦線である。道は岩や砂が堆積した丘に阻まれている。バシカ戦線には着いたばかりである。ここではイスラム国とペシュメルゲが対峙している。      バシカ戦線はイラクのモースル市から15㎞北東に位置する。すべての斜面に数百の戦車が配置さ 全文をよむ

2016-10-18 Fikret Bilaコラム:モースル問題におけるトルコの立ち位置 (Hurriyet紙)

 イラクのほか、モースルに関与せねばならない国があるとすれば、それはトルコだ。歴史的・法的に見てもそうである。       このことが知られているからこそ、米国は、トルコに対するイラク政府の抗議をあおっているのだ。英国、フランス、イランも同じことをしている。       米国・英国の懸念は歴史的なものだ。いったんトルコ軍がモースルに入れば、そこに居座るのではないかと懸念しているのである。これもかつてと同様に、モースル・キルクークから産出される石油の共有計画に由来している。      ■石油問題  全文をよむ

2016-10-18 モースル空爆、トルコ空軍も参加 (Hurriyet紙)

AKP会派会議で演説したユルドゥルム首相の発言要旨は以下の通り。      中略      ■モースルにて、語られていた軍事作戦がついに始まった      「私たちは目を見開いて(この作戦を)行う。このことのために誰かの許可が得る必要はない。トルコの国境の安全はあらゆる状況においても守り続ける。モースルにて、語られていた軍事作戦がついに始まった。我々はその一部始終を近くから監視している。あらゆる進展に対し適切な対処計画、計算が行われている。我々の準備は完了している。トルコは対抗するものに対し、い 全文をよむ

2016-10-16 どうなる、IS後のモースル (Cumhuriyet紙)

モースルをISから解放するための準備が完了した。しかし作戦だけではなく、その後のクルド人とアラブ人、スンナ派とシーア派の間で起こることも議論されている。      このバランスの中で、イラクのトルクメン人は、未来についてもトルコの攻撃目標となることについても心配している。イラク議会とイラク政府の一員である民族主義者トルクメン人民党のトゥルハン・ミュフティ党首は、トルコが軍事作戦への参加を主張していることは誤りだと述べ、「トルコがイラクに派兵し、モースル作戦に参加するのならば、イラク政府に尋ねなけ 全文をよむ

2016-10-15 モースル空爆はじまる (Hurriyet紙)

2014年以降、テロ組織イスラム国(IS)の支配下にあるイラクのモースルへの地上作戦を前に、米仏の戦闘機がモースル東に位置するIS拠点に軍事行動を行った。米国は大砲射撃による先行行動を開始し、同地域で初めてISを攻撃した。しかしオバマ大統領の対IS有志国連合特使は、作戦開始時にはイラク首相がこれを発表するはずであり、それ以前になされた発表はすべて尚早であると語っている。      トルコ軍関係筋は、昨晩夜半に、モースルから「米仏の戦闘機がモースル東側を攻撃」という内容の情報が入ったと伝えた。同じ 全文をよむ

2016-10-14 トルコ・イスラエル、マーヴィ・マルマラ号事件以来、初の閣僚会合 (Hurriyet紙)

マーヴィ・マルマラ号事件から6年が経過して以来、初めてイスラエルの閣僚がトルコを訪問した。イスタンブルでエネルギー省のベラト・アルバイラク大臣と会談したイスラエル・エネルギー省のステイニツ大臣は、「ここにいられることを大変嬉しく思います。私も、両国の関係正常化を強く支持する一人です」と述べ、イスラエルからトルコへのパイプライン建設計画に向け、対話プロセスが開始されることを伝えた。      イスラエルとトルコの関係正常化プロセスにおいて、昨日は重要な一日となった。イスラエル・エネルギー省のユヴァ 全文をよむ

2016-10-13 スウェーデンのクルド語放送「トルコ政府の圧力」で放送中止 (Cumhuriyet紙)

スウェーデンでクルド語の放送を行っていた「ネウローズ・テレビ」が「トルコ政府の圧力」によって衛星信号を切られたことが報じられた。      BBCのトルコ語放送がAP通信の報道を伝えたところによると、ストックホルムに本社を置く経営者ファルク・ノズハトザーデ氏は、フランスのユーテルサット社が11日にネウローズ・テレビに対して警告を行い、12日には衛星信号を切られたと話した。      ノズハトザーデ氏によると、このチャンネルではクルド語とペルシャ語のドキュメンタリー、ニュース、カルチャー番組を放送 全文をよむ

2016-10-12 フランスでトルコ人偽医者逮捕 (Milliyet紙)

フランスのナンシーで43歳のトルコ人が2009年5月から2016年1月にかけて偽の医師免許でフランスのいくつかの病院で麻酔専門医として勤務していたことが分かった。      フランスメディアの報道によると1973年生まれの容疑者U.Ç.はアルジェリア人の友人の医師免許のコピーを改ざんし、氏名の欄に自分の名前を記載した。偽医師はこの方法で2009年にCorbeil-Essonnes病院で麻酔専門医として働き始めた。その後次々にJuvisy-sur-Orge病院とLongjumeau eu Esso 全文をよむ

2016-10-11 米大統領選クリントン候補、クルド勢力支援を明言 (Milliyet紙)

米国大統領候補の二回目の討論会は前例のない激しいものであった。討論では、トルコに密接に関係しているシリア問題が取り上げられた。クリントン候補は、大統領になれば、テロ組織PYD(民主統一党)を意味している「シリアのクルド人へ武器支援することを考えている」と話した。      <前略>      ■「シリアのクルド人への武器支援を考えている」      クリントン候補は、シリア及び特にアレッポの悲劇を止めるために何を行うかとの質問に対し、以前同様に再び「飛行禁止区域」と「安全地帯」の提案を繰り返した 全文をよむ

2016-10-10 プーチン露大統領、世界エネルギー会議でイスタンブル訪問 (Hurriyet紙)

ウラジーミル・プーチン露大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と並んで、第23回世界エネルギー会議の開会式の会場へと入った。プーチン大統領はスピーチで、「トルコ・ストリーム」プロジェクトを実現させたいと述べた。またプーチン大統領は、クーデター未遂に対するトルコ国民の態度を祝福した。同大統領は、トルコが難しい時期を乗り越えてきたとし、「最後にはクーデター未遂が起きた。我々も経過を見守っていたが、状況は沈静化された。トルコ国民を祝福する」と述べた。       第23回世界エネルギー会議はイ 全文をよむ

2016-10-08 トルコのモースル計画 (Hurriyet紙)

トルコ軍のイラク北部バシカ駐留により生じているイラクとの緊張に終止符を打とうとするトルコだが、一方ではモースルに対する軍事作戦の用意が検討され始めた。      トルコ防衛筋は、モースルでの軍事作戦を近いうちに開始する方向で動いている。これに沿い、参謀本部でも多様なシナリオが練られている。       現段階の政府のモースル作戦では、トルコ軍が戦地で直接、陸上部隊に加わり支援することはない。      米国主導の連合軍から要請があれば、トルコは空軍を使って作戦を支援するか、あるいはトルコ空軍基地 全文をよむ

2016-10-05 「トルコは占領軍」発言に反論ートルコ外務省 (Hurriyet紙)

イラク国会が「トルコ軍の退去を求める」という決定の後、最新の情報が入った…。メヴリュト・チャヴシュオール外相は「我々はトルコ大国民議会で毎年更新している公式文書が再度承認された後に、イラク国会が行った発表を快く思っていない。同国会がイラク国民全体を代表していないことをよく知っている」と述べた。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、迎賓館で行った代表団会議の後、セルビアのイビツァ・ダチッチ外相と共同記者会見を行った。メヴリュト・チャヴシュオール外相は、直接会談と代表団会議の詳細を共有し、 全文をよむ

2016-10-04  イラク議会、トルコ軍の撤退要求を決議 (Hurriyet紙)

イラク議会で採択された決議でもって、トルコのモースル近郊に位置するバシカのトルコ軍の駐在を認めないことが知らされた。イラク議会の採択した決定に関して外務省から発表が行われ、「イラク国民議会の2016年10月4日に採択された決定を非難する。特に当該の決定の、我々の敬愛する大統領に向けた見苦しい非難を含んだ部分に強く抗議し、容認することはできない」と述べられた。      アナトリア通信の情報によると、イラク議会による書面での発表では、イラク議会はトルコ大国民議会(TBMM)が決定したトルコ軍がイラ 全文をよむ

2016-09-30 マーヴィ・マルマラ号事件、イスラエルからの賠償金入金 (Hurriyet紙)

イスラエルがマーヴィ・マルマラ号襲撃の犠牲者のためにトルコに2000万ドルの賠償金の支払いをしたことが明らかになった。      アナトリア通信社の報道によると、イスラエルは、2010年5月31日に起こったマーヴィ・マルマラ号襲撃の際に近親者を亡くした家族に支払う賠償金をトルコに送金した。      イスラエルは、2国間の合意により、法務省の口座に2000万ドルを入金した。      ガザに支援物資を送るために出発したマーヴィ・マルマラ号に2010年5月31日にイスラエルの兵士たちが襲撃を行い、 全文をよむ

2016-09-29 ジャラーブルスで新学期はじまる (Milliyet紙)

イスラム国が一掃されたジェラーブルスで、トルコの援助により授業が再開された。      テロ組織の支配下にあった間、教育施設が閉鎖され破壊されたジェラーブルスはトルコの援助により急速に日常を取り戻しつつある。町で最も古い学校で、テロ組織によってトイレに爆弾が仕掛けられたことで問題となったシェヒト・サンドゥク・ハンダヴィ学校は、ケチオレン自治体により修復され、生徒を迎えた。      私服で学校へ来た生徒らは白いTシャツとグレーのズボンを支給され、靴も新しいものが配られた。文房具の援助も受けた生徒 全文をよむ

2016-09-27 独ドレスデンでモスクに爆弾 (Cumhuriyet紙)

ドイツのドレスデン市にあるモスクとコンベンションセンターが同時襲撃された。警察は、この襲撃に爆発物及び可燃性物質が使用され、同事件が外国人へのヘイトが動機であったことを明らかにした。      ドイツで今年、外国人に対する襲撃事件の数が1,090件にのぼる一方、モスクへの襲撃も続出している。ドイツ東部ザクセン州の州都ドレスデン市で26日夜21時53分ごろ、フンドルフェル通りに位置するトルコ宗務庁トルコ・イスラム連合(DİTİB)に属するファーティヒ・モスクへ爆発物及び可燃性物質が投げ込まれた。同 全文をよむ

2016-09-23 エルドアン大統領、チプラス・ギリシャ首相と会談 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、ニューヨークでギリシャのアレクシス・チプラス首相と会談し、クーデター計画に関与した後、ギリシャに逃 亡したトルコ軍兵士8名の状況について質問した。チプラス首相は、「ご存知の通り、クーデター計画に関与した者をギリシャは歓迎しない」と応じた。      エルドアン大統領は、第71回国連総会のためニューヨークでギリシャのアレクシス・チプラス首相と会談し、最初に、トルコクーデター計画に関与した後7月16日に軍用ヘリコプターでギリシャのデデアーチに逃亡した兵士8名について質問 全文をよむ

2016-09-20 在ギリシャのシリア難民、トルコ送還のうわさに「反乱」 (Cumhuriyet紙)

ギリシャのミディリ島で難民達が暴動を起こしてモリアキャンプ場に火を放ち、キャンプ場の大部分が被害を受けた。収容人数3,500人のこのキャンプ場では、人口が5,600人を突破した。これにより食べ物、飲み物、そしてシェルターの用意が追い付かなくなり、難民らの避難の要求の拒絶、トルコへ送還されるというような噂が広まって、暴動がおこったことが強調された。      ギリシャのインターネットサイト『www.lesvos.gr』の情報によると、ミディリ島の5,600人の難民が滞在しているモリアキャンプ場で昨 全文をよむ

2016-09-19 原子力利用の兵器と闘うトルコ女性 (Milliyet紙)

男性が戦争によって暮らせないようにしてしまった世界に一人のトルコ人女性科学者が平和を保障するために日夜努力している。国連の国際監視制度局ヌルジャン・メラル・オゼルは、「私たちは、世界のどこで核実験を行おうとも特定できる。核兵器の製造を阻止する」と述べた。   今年、北朝鮮で核兵器を製造するために2回の核実験が行われた。国連の包括的核実験禁止条約機関準備委員会(CTBTO)の国際監視制度は、今回の実験をネットワークを通じて記録した。北朝鮮が過去10年以内に行った5回核実験を含む世界中で行われた核実 全文をよむ

2016-09-16 ドイツに続きイギリスもIS警戒で領事館など休館 (Cumhuriyet紙)

ドイツやイギリスの在トルコ領事館も今日「安全上の問題」で閉館すると伝えた。      トルコにある大使館、領事館、イスタンブルの私立ドイツ高校が一昨日「攻撃の危険が有るため」閉館することを発表したドイツに続いて、9月15日イギリスも似た 決定を下した。イギリス外務省の外国への渡航についての警告が行われているサイトで、在トルコ大使館が9月16日に「安全上の問題」で閉館すると伝えた。      トルコで「イスラム国」とPKK(クルディスタン労働者党;非合法)に関係するテロ攻撃のリスクが高まっているこ 全文をよむ

2016-09-15  フランスでトルコ語教育、無くなる? (Cumhuriyet紙)

フランス国民教育大臣ナジャット・ヴァロー=ベルカセムの発表によると、1977年にトルコを含む9カ国と調印した合意に基づき移民の子らを対象に実施されている「母国語及び文化教育」の授業は、2018年度はフランス国民教育省の教師が行うことになる。      フランスでは最近、「母国語及び文化教育」(ELCO)の枠組みで行われている外国語教育が論争を巻き起こしている。フランス語の授業時間を減らしてまで小学校でアラビア語の教育が行われている、と野党が批判するELCOに関連した政策の修正に関して、教育大臣ナ 全文をよむ

2016-09-15 海外のギュレン系学校で学生減続く (Milliyet紙)

ヨーロッパにあるギュレン系の学校からの生徒の著しい減少が続いているが、トルコでの緊張が自国に影響しているとヨーロッパの政治家を悩ませている。      トルコで発生したクーデター未遂ののち、デンマークではフェトフッラー・ギュレン系の学校の学生が減少し続けていることが明らかになった。デンマーク国営放送(DR)の報道によると、クーデター未遂から1か月の間に、365家庭が子供にこれらの学校をやめさせたが、その数は先週には500人を超えた。学校の職員は、親が子供に学校をやめさせる理由として、圧力や脅迫が 全文をよむ

2016-09-15 ドイツ、トルコでテロ警戒 (Cumhuriyet紙)

犠牲祭の期間中にテロの恐れがあるとして、ドイツがトルコにあるすべての在外公館と学校を9月16日まで閉鎖することが発表された。ドイツのビルト紙は、これを外務省からの情報として伝えた。ドイツ大使館はツイッターで、「取扱業務を縮小してサービスを行う」と発表した。      ドイツはテロ攻撃の恐れがあることから、トルコにあるすべての在外公館と学校を閉鎖した。このニュースを伝えたドイツのビルト紙は、アンカラにあるドイツ大使館とドイツ人学校に対するテロの恐れがあると報道。「深刻な」テロが警告されており、ドイ 全文をよむ

2016-09-12 米議会で待ち受けるトルコ批判 (Hurriyet紙)

先週、公正発展党6名の使節団がワシントンで4日間、ロビー活動を展開した。しかし、それにもかかわらず、米議会では明日、トルコのクーデター後の処理を批判する会議が開催される。      7月に起きたクーデター未遂後にアンカラが下した決断を説明することと、トルコがアメリカに要請したギュレン氏の本国送還申請に関してロビー活動を行うために公正発展党は先週、ワシントンで折衝をした。それを受け、米議会ではトルコを主題に会議が開かれることが発表された。また、トルコ使節団の折衝もむなしく、アメリカ合衆国下院外交委 全文をよむ

2016-09-10 ジェラーブルスに灯りともるー電気供給再開 (Hurriyet紙)

トルコ国軍共同特殊任務部隊と有志連合空軍によって、シリア北部のテロの脅威に対し開始された「ジェラーブルス作戦(別名ユーフラテスの盾作戦)」の第一の中心地、ジェラーブルスで通常の生活が戻ってきている。9月10日17時50分以降、ジェラーブルスへの電気供給が再開された。      電気配給会社はトルコからジェラーブルスに電気を配給するために開始された計画に従い、ミルハッタ街区とトルコ語名がついた街区と街路に徐々に電気供給を始めた。   街灯の初点灯をジェラーブルスの人々は拍手で迎えた。 全文をよむ

2016-09-09 EU、在トルコのシリア難民に援助カード配布へ (Cumhuriyet紙)

EUは、トルコで難民たちが食糧や避難所といった基本的な必要物資を得られるよう、電子援助カードを配布する準備をしている。      EUは在トルコのシリア難民を直接援助するために3億4800万ユーロを計上し、トルコにいる難民が食糧や避難所といった基本的な必要物資を得られるよう、難民に電子援助カードを配布する。   ドイチェ・ヴェレ(訳注:ドイツの政府系国際放送局)のトルコ語版が伝えたところによると、木曜日にブリュッセルでスピーチしたEU委員会の人道援助・危機管理委員会メンバー、クリストス・スティリ 全文をよむ

2016-09-07 メルケル首相、ドイツ議会でトルコを擁護 (Hurriyet紙)

難民政治問題のため強い圧力の下にあるアンゲラ・メルケル首相は、議会で関心事とされていたスピーチでトルコとEU間の難民合意を擁護した。メルケル首相は、クーデター未遂に関しても言及し、「もしトルコで軍事クーデターが失敗に終わったとしたら、我々は幸運にも失敗に終わったと言う。『クーデターを止めるために市民らが通りへ繰り出したのは重要なことだった』と言う。しかし我々は国境の安全性、外部との協会、EUの内部での自由な移動をどのように保証するのかといえば、一体性を保持しなければならない。トルコ-EU合意は両 全文をよむ

2016-09-05 オバマ・エルドアン会談、厳しい局面 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領とアメリカオバマ大統領が中国で行った会談の最も厳しい局面をヒュッリイェト紙は入手した。これによると、「マンビジュには、PYD(クルド民主統一党)が撤退したことにより、シリア民主主義軍のなかのアラブ系要素だけが残っている」と述べたオバマ大統領に対して、エルドアン大統領は「PYDの撤退によって、自由シリア軍(ÖSO)は、武力行使をせずにマンビジュに入れる」と返答した。       ■「アメリカ政府は(PYDと)関係を断つべきだ」      外交筋からの情報によれば、 全文をよむ

2016-09-05 ドイツとトルコ、妥協の途上 (Cumhuriyet紙)

中国で開かれたG20サミットで大統領レジェップ・タイイプ・エルドアンとドイツ首相アンゲラ・メルケルは、難民に関する合意の結果の点で、重要な会談を行った。メルケル首相は、エルドアン大統領との会談の後に、トルコとビザ免除の危機を解決することができるだろうと述べた。ヴェルト紙は、トルコ政府がビザの免除問題において譲歩し、EUに2カ月の猶予を認めたと報じ、テロ対策法の改革の点でトルコ政府と歩み寄ったと主張した。      大統領エルドアンとドイツ首相メルケルが昨日に中国で会談を行う前に、アンカラ政府は、 全文をよむ

2016-09-04 トルコ国境と接するISの支配域、消滅 (Hurriyet紙)

自由シリア軍は、トルコ軍の支援により、シリアの北部でテロ組織「イスラム国」のトルコ国境と物理的に接する支配地域を消滅させた。      トルコ国軍から発表された声明によると、「ユーフラテスの盾」作戦で14村がさらに奪還され、ジャラーブルス・アアザーズ地域がつながったことが明かされた。声明は以下のとおりである。      本日16時間30分から18時25分までの間で、すでに発表されている6つの村(Turayran, An Nahdah, Bab Es Sallum, Ganamiyah, Kuba 全文をよむ

2016-09-04  プーチン・エルドアン首脳会議「正常化に満足」 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、G20首脳会談のために滞在している中国・杭州でロシアのウラジミール・プーチン大統領と二国間会談を行った。      ロシアのウラジミール・プーチン大統領は会談の前に行った会見で、トルコの内政の正常化に満足していると述べた。      ■将来に向けた会談      シャングリラホテルで実現された会談の前に、エルドアン大統領とプーチン大統領は記者団の前に立った。エルドアン大統領は、ロシアからのチャーター便の運航が前日に再開したことについて言及し、「サンクトペテルブ 全文をよむ

2016-09-03 エルドアン大統領、中国訪問ーG20会議出席 (Hurriyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、去年アンタルヤで開催されたG20首脳会議以来の主要な問題つが、包括性、難民危機、そしてテロとの闘いであることを述べ、「テロリストに良いも悪いもない。テロリストは皆、悪だ。ゆえに、テロに対して私たちが一丸となって確固たる態度をとる必要がある。」と述べた。      G20会議に参加するために、中国に滞在する訪れたエルドアン大統領は、中国中央テレビ(CCTC)が行ったインタビューで、近頃の問題に関する質問へ答えた。      エルドアン大統領は、中国への歴訪 全文をよむ

2016-08-30 ヨーロッパ議会外交委員会委員長「ギュレン派テロへの認識新たに」 (Hurriyet紙)

ヨーロッパ議会(AP)のエルマー・ブローク外交委員会委員長は、トルコへの訪問後、ギュレン派テロ組織(FETO)に関するいくつかの認識を新たにすることを明らかにしながら、「このグループは10年間、ある種の秘密の同盟を発展させている。この方法で国の中に入り、軍と省庁でのこれらに関する状況が問題である。国と社会でシャリーアを適用させたいようである。この件に関して、注意しなければならないと私は考える。」と述べた。      ヨーロッパ議会外交委員会委員長のエルマー・ブローク外交委員会委員長とヨーロッパ議 全文をよむ

2016-08-28 シリア侵攻のトルコ軍、次の焦点はアル・バーブ (Hurriyet紙)

シリアでトルコが支援している自由シリア軍のジェラーブルス作戦の後、アル・バーブに注目が移っている。マンビジュとジェラーブルスから離れたイスラム国(IS)のメンバーは、アル・バーブに集まっている。またアル・バーブは、イスラム国とクルド人民防衛隊(YPG)の目標でもある。アル・バーブは、YPGが自分たちの自治区を繋げるために非常に重要な地域である。自由シリア軍の司令官たちは、YPGの計画を潰すためにアル・バーブを手中におさめたがっている。      トルコが結集させ軍事的支援を行っている自由シリア軍 全文をよむ

2016-08-25 ユーフラテス以東へ強制のクルド系YPG「自分たちは引かない」 (Cumhuriyet紙)

アメリカとトルコがクルド人民防衛隊(YPG)に対して、ユーフラテス川以東へ撤退するようにと警告したところ、YPGは「決して撤退しない」との声明を発表した。      ヒュッリイェト紙の報道によると、YPGのレドゥル・セリル報道官はトルコの軍事作戦について、イスラム国(IS)ではなくクルド人に対して行われていると主張し、彼らはユーフラテス川以西から撤退せず、如何なる者もこれに反対できないと述べた。セリル報道官は「我々の固有の土地から撤退することを誰も望むことはできない」と述べた。       昨日 全文をよむ

2016-08-25 トルコ、シリア領内でユーフラテス作戦、その詳細 (Hurriyet紙)

トルコと自由シリア軍は、国境のすぐ向かいのジェラブルース地区のテロ組織「イスラム国」を掃討するために昨日の朝ごろ始めた「ユーフラテスの盾」作戦でシリアに入った。戦闘機がロシアとの危機以来始めてシリア領空に入り、「イスラム国」を目標に攻撃した。トルコの戦車を伴った自由シリア軍は村々を占領し、ジェラブルースに到着した。      トルコ国軍の全体から選ばれた部隊で構成される共通特別任務軍は、8月24日の朝ごろ4時にシリアのジェラブルース地区をイスラム国から解放するために「ユーフラテスの盾」と名付けら 全文をよむ

2016-08-24 米報道官「トルコの標的は、クルド拠点ではなく、IS」 (Cumhuriyet紙)

アメリカのピーター・クック国防省報道官は、「(アメリカはシリアに対し)シリア政府の戦闘機が、シリアのYPG(クルド人民防衛隊)が主導する反体制派クルド人とアラブ人勢力がイスラム国(IS)と戦闘中の地域上空を飛行しないよう、警告した」と話した。また、クック報道官はトルコの標的はあくまでもISでなければならないことを強調した。       米国防省ペンタゴン報道官ピーター・クック氏は月曜日に開かれた記者会見で、シリアで続く紛争に関してコメントをした。クック氏は「シリアの反体制派クルド人とアラブ人勢力 全文をよむ

2016-08-24 特殊部隊、シリア領に入る (Hurriyet紙)

シリアのジャラーブルス市おけるイスラム国の分子を一掃する目的でトルコが国連の支援を得て軍事作戦を開始し、特殊部隊と戦車がシリアに入った。オービス搭載ロケットを発射し、戦車の砲撃が撃ち込まれている地域をトルコの戦闘機も攻撃した。自由シリア軍はこの援護によってイスラム 国の手中にあるジャラーブラス市を12時間で包囲した。さて、この12時間のジャラーブラス作戦を分単位で遡っていく。      16:00 トルコの砲兵と航空支援でジャラーブラス市の西側からシリアへ入った自由シリア軍は、作戦が開始されてか 全文をよむ

2016-08-12 米ウォールストリートジャーナル紙「トルコは信頼できない」 (Hurriyet紙)

米国のウォールストリート・ジャーナル紙は[一昨日の]記事中で、エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が会談し両国間の関係改善で合意したことが、クーデター未遂以降のトルコ・米国関係悪化の最後のサインとして「米国とトルコの関係は過去にも1974年のトルコのキプロス問題、2003年の米国のイラク問題などで難しい局面を迎えたが、両国のリーダーは関係修復に成功してきた。しかし、今回はそうはゆかないだろう。最近では、米国とトルコの考えが一致する部分はほとんどない」と述べた。      ■新たな同盟相手を探 全文をよむ

2016-08-10 エルドアン・プーチン会談―関係正常化へ (Hurriyet紙)

エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領の緊急会談で、経済の観点から重要な決定が下された。天然ガスをはじめ、特にエネルギー資源と観光部門の再活性化が話し合われた会談で、エルドアン大統領は、アククユ原発計画への戦略的投資契約が結ばれると発表、チュルク・アクム・パイプライン計画も迅速に遂行されると述べた。プーチン大統領はというと、チャーター船とビザ問題を近く解決するとメッセージを出した。      昨日、ロシアのサンクトペテルブルグ市で行われた、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラジー 全文をよむ

2016-08-09 インドへギュレン系学校閉鎖の依頼 (Hurriyet紙)

トルコはインドに対し、同国におけるギュレン系の学校を閉鎖するように依頼した。       インドのインディア・トゥデイ紙は、トルコ政府がインド政府に対し、同国におけるあらゆるギュレン系の学校を閉鎖するように依頼したと報じた。    同紙の報道によると、ムンバイ領事館のエルダル・サブリ・エルゲン領事がインド内務省宛てに書簡を送った。書簡において同領事は、ムンバイなどの地域に存在するフェトフッラー・ギュレン師とつながりのある学校を早急に閉鎖することを求めた。書簡においては学校の名が列挙され、それらの 全文をよむ

2016-08-07 クーデター非難のイェニカプ大集会、ヨーロッパメディアはこう伝えた (Hurriyet紙)

イスタンブルのイェニカプで行われた「民主主義と犠牲者の集会」はヨーロッパメディアで大きく報じられた。      ■イギリス       BBCは、イェニカプでの歴史的集会を「トルコで反クーデターの大規模集会」というタイトルで読者に伝えた。BBCのインターネットサイトでは、べサニー・ベル特派員が、7月15日以来毎晩「民主主義の番人集会」に参加しているというフェルハド・エルジュメンさんという名の市民と行った短いインタビューも掲載された。エルジュメンさんはインタビューで、「私たちは、国民を信じている、 全文をよむ

2016-08-07 ハタイ近郊シリア国境で米スパイ救出劇 (Hurriyet紙)

シリアで拘束されていたアメリカの女性諜報員が、無人捜査機やヘリコプターも出動して行われた2日間の映画のような救出作戦で救出された。      2016年8月5日、各通信社に「国境地域でアメリカ軍の活動活発化」というタイトルでニュースが入ってきた。      ■アメリカ軍のヘリコプターが到着      情報によると、米軍の2機の軍用ヘリコプターがヤイラダー郡近くに着陸し、ハタイ県関係者は、質問に対し「把握している」とだけ答えたという。突然の2機のヘリコプターの着陸にパニックになった村人が、状況を当 全文をよむ

2016-08-07 スェーデン首相、「トルコは失敗する」 (Cumhuriyet紙)

ノルウェーを訪問中のスウェーデン首相であるステファン・ロフヴェン氏は、その地で行った記者会見で、EUがトルコと署名を交わした難民協定が長期的な視野で見ると危険であると明らかにし、クーデター未遂事件ののち、トルコが「誤った道を進んでいる」と述べた。      スウェーデン首相であるロフヴェン氏は、「言論の自由だけではない。新聞記者たちに行われたことに注目した時、トルコの状況は杞憂を生むものである」と述べた。      ロフヴェン首相は、現在、トルコがEUと交わした難民協定から発生した責任を全うして 全文をよむ

2016-08-07 北イラクのギュレン系学校、公立化へ (Milliyet紙)

北イラククルド自治区(IKBY) の政権広報官セフィン・ディザイ氏は、問題の渦中にあるフェトゥフッラー派テロ組織(FETÖ)系の学校を文部省の管轄下とすることを明らかにした。      ディザイ広報官はAA通信の取材に対し、「今後は文科省がこれらの学校を指導する。学校は継続されるが、完全に文科省の管轄下となりFETOの手から離れることが望ましい。学校のシステムも新しくなり、人も運営も変わるだろう」と述べた。      ディザイ広報官はトルコとの良好な関係の結果として、こうした方針をとることにした 全文をよむ

2016-08-07 まもなくトルコ・ロシア首脳会議、何が起こるか? (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、8月9日、7月15日に起こったクーデターの企ての後、初の外遊先としてロシアを訪問する。      11月24日、作戦中のロシア機が領空侵犯により撃墜されたことで危機が発生した。エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領はそれ以降初めて会談をおこなう。エルドアン大統領は、6月27日、遺憾の意を表する手紙をプーチン大統領に送り、その後両国関係の正常化のため一部措置が講じられた。サンクトペテルブルク首脳会談もこのような形で準備された。ロシア政府は「首脳会談で何らかの文書や合意が調印さ 全文をよむ

2016-08-06 駐トルコ米大使、米関与の噂に「深く傷ついている」 (Hurriyet紙)

ジョン・バス米大使が、「個人的に、クーデター未遂事件の背後にフェトゥフッラー・ギュレン氏が関与しているとお考えですか?」との質問に対し興味深い回答をした。バス氏は、「アカル参謀総長の、クーデターの夜に関する発言を有力な証拠として捉えている」と述べた。バス氏は、7月15日のクーデター未遂にアメリカが関与していたとの主張を退け、次のように話した。「アメリカが(クーデターに)関与していたこと、あるいはクーデターに関する情報を得ていたことを主張する発言や批判に対し、深く傷ついています。アメリカ政府は、7 全文をよむ

2016-08-05 オーストリア新首相「トルコのEU加盟はありえない」 (Milliyet紙)

オーストリアのクリスティアン・ケルン首相は、EUはトルコとの加盟交渉を中断する必要があると述べた。      オーストリア放送協会(ORF)に対しケルン首相は、トルコのEU加盟について「何年かかっても、数十年かかったとしてもありえないことだ」と述べた。ケルン首相は加盟交渉が外交上のフィクションでしかないとする一方で、この件を9月16日に開かれるEUサミットでも議題にあげるつもりだと主張した。ケルン首相は、トルコにおける民主化の水準が、加盟交渉の最も大きな障害の一つであると述べる中、トルコ経済がE 全文をよむ

2016-08-04 パキスタン議会、トルコにおけるクーデター未遂を非難決議 (Cumhuriyet紙)

パキスタンは、議会でトルコのクーデター未遂を非難決議した最初の国となった。      パキスタン議会はトルコとの強力な連帯と友好を示す全会一致で決議を下した。      パキスタン大使館が出した声明によると、両パキスタン議会は、トルコの大統領、選ばれた政府、議会、民主主義的機関、国民と強い支持と連帯を示す、全会一致でなされた決議を、7月15日に決然とクーデター未遂を防ぎ民主主義を守ったことに関し、それぞれ下した。パキスタン議会は、このような全会一致でなされた決定を通した、国民によって選ばれた最初 全文をよむ

2016-07-24 ミュンヘン銃撃事件、トルコ系犠牲者3人 (Hurriyet紙)

ドイツのバイエルン州ミュンヘンのショッピングセンターで発生した銃撃事件で犯人を含め10名が死亡した。また重症3名を含む16名が負傷した。銃撃を実行し、現場付近で自殺した人物は18歳のイラン系ドイツ人アリ・ソンボリ容疑者とみられている。バイエルン州警察は、銃撃はISに関連したものではないと発表した。また、銃撃による死亡者うち3名はトルコ系だったことがわかっている。      ミュンヘン警察署のフーベルトゥス・アンドレ署長は、記者会見において捜査活動により現地時間の午後8時30分に、ショッピングセン 全文をよむ

2016-07-22 ヨーロッパ諸国、トルコからの難民警戒 (Hurriyet紙)

イタリア議会代議院のラウラ・ボルドリーニ議長は、個人の自由が尊重されていないない状況で、トルコから逃れてくる難民を受け入れる可能性があると述べた。      イタリア議会の下院である代議院のラウラ・ボルドリーニ議長は、クーデター後行われた大規模な作戦や解雇によって個人の自由が制限されているトルコ人難民に備え、彼らを受け入れることが必要であると述べた。ボルドリーニ議長はイタリアのニュースチャンネルRainews24に語り、なによりもまず何が起こっているか理解できず困難な時を過ごしているトルコの人々 全文をよむ

2016-07-17 チプラス・ギリシャ首相、ギリシャに逃亡のトルコ軍幹部送還を約束 (Hurriyet紙)

16日夜、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はギリシャのアレクシス・チプラス首相と電話会談を行った。そして、この電話会談の直後にギリシャのヘリコプターがトルコ軍関係者のもとに飛ばされたとの情報が入った。      大統領官邸筋から得られた情報によれば、ギリシャのチプラス首相はトルコの民主政府側の立場であるとし、ギリシャに逃亡したクーデター実行者8名のトルコ送還に必要な措置がとられるだろうと述べた。      チプラス首相は、民主主義においてクーデターはあってはならないと指摘し、トルコの民主政権 全文をよむ

2016-07-14 PKKと北イラク・クルド民主党、緊張高まる (Milliyet紙)

KDP(クルディスタン民主党)のスポークスマン、マフムド・ムハンマド氏は、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党)がメディアを通してKDP党員に敵対するプロパガンダと攻撃を続けるのなら、これに厳しく報復すると述べた。      IKBY(北イラク・クルド自治政府)のマスード・バルザーニー大統領率いるKDPのスポークスマン、ムハンマド氏が、党の公式インターネットサイトで声明を発表した。「PKKに繋がる、或はそれに近いいくつかの情報サイトと複数のテレビチャンネルは、KDP党員とその支持者について真実 全文をよむ

2016-07-13 PKK幹部バホズ・エルダル、「生きている」 (Cumhuriyet紙)

PKKの高等幹部である「バホズ・エルダル」というコードネームのフェフマン・ヒュセインはアル・ジャズィーラ・アラビア語の記者と電話をし、殺されたという情報が嘘であると述べた。      シリアで車に仕掛けられた爆弾により殺害されたと発表されたPKK(クルディスタン労働者党; 非合法)幹部の「バホズ・エルダル」というコードネームのフェフマン・ヒュセインは、当情報は嘘で、「自分は生きている」と、アル・ジャズィーラ・アラビア語のアルビル特派員に電話で明らかにした。      エルダルはニュースについて、 全文をよむ

2016-07-12 PKK幹部バホズ・エルダル暗殺―詳細明らかに (Milliyet紙)

テル・ハミス旅団が殺害したことを発表したバホズ・エルダルへ向けた最初の攻撃は、爆弾を積んだ車でおこなわれたが助かった。二度目の攻撃では車に爆弾が仕掛けられた。6人の警護が死亡し、エルダルは負傷した。最後の攻撃はエルダルが治療のため向かったヒモからの帰る際におこなわれた。      サバフ(Sabah)紙の報道によれば、バホズ・エルダル、作戦名フェフマン・フセインが殺害されたことに関する新たな詳細が明らかになった。      シリア北部のPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)支持者をまとめ、 全文をよむ

2016-07-07 エルドアンとローハニは、何を話したのか?ー電話会談 (Hurriyet紙)

大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンとイラン大統領ハサン・ローハニとの間で行われた電話会談についてイランのアンカラ大使館より声明があった。      声明によると、会談で両国民の間の深い協力に触れ、テヘラン―アンカラ間の関係があらゆる分野で可能な限り発展するための適切な環境が整っていると強調した。      声明には以下の表現が用いられていた。      「イランイスラム共和国大統領ハサン・ローハニは、大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンと先日電話会談を行いました。この会談でエルドアン大統領とト 全文をよむ

2016-07-03 対テロ対策、ロシアとトルコ情報共有 (Hurriyet紙)

アタテュルク国際空港でのテロ事件を受け、MİT(国家諜報機構)とロシアの情報機関は、即時の情報共有を開始した。ISとの繋がりがあるとされトルコへ の入国を禁止された7000人のリストがロシアへ渡された。ロシア側も、トルコ経由でシリアへと渡ったロシア人に関する情報を提供した。      アタテュルク国際空港でのテロ事件と時を同じくして、トルコを経由してシリアへ渡ったり、違法なルートでトルコへ戻ったりした外国籍のISメンバーの脅威 が、再度大きな問題となった。情報機関によれば、攻撃の矛先をトルコへと 全文をよむ

2016-07-03 PKKの塹壕作戦の被害レポート、発表―ディヤルバクル・シュルナク両県 (Hurriyet紙)

ディヤルバクル広域市のギュルタン・クシャナク市長とシュルナクのセルハト・カディルハン市長が共同で代表を務める南東アナトリア地域自治体連合(GABB)は、南東地方での衝突の結果について「被害検証と避難報告」を作成した。テロリスト無力化を目的に行われた作戦後、同作戦後の被害検証作業が行われ、それらのデータから合計88万806人の人口を要する県・郡で45万1117人が衝突の直接的な影響を受けたと考えられる。報告書に記載されたデータは次の通りである。      ■ディヤルバクル県      スィルヴァン 全文をよむ

2016-07-02 露土外相会談、シリアで共同作戦合意 (Hurriyet紙)

トルコ・ロシア間で昨年11月から現在まで継続している緊張状態の打開に向けて、昨日重要な会談が実現した。メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ロシア側のセルゲイ・ラヴロフ外務大臣と黒海経済協力機構の会議の際にロシア・ソチで一緒になった。危機的な状況の後初めて公式に対テロ共同作戦に合意した。      昨年11月にトルコ領空に侵入したことによりロシア戦闘機が撃墜された後、ロシア・トルコの間で発生した緊張関係を正常化する努力を継続している。ロシアのソチで昨日開催された黒海経済協力機構(KEI)第34 全文をよむ

2016-07-01 黒幕は、チェチェンIS「片腕チャタイェフ」か (Hurriyet紙)

アタテュルク空港で殺戮を行ったロシア国籍の容疑者らに攻撃の指令を下し、今回の事件を組織した人物が、国際指名手配されていた、「片腕」の異名を持つチェチェン出身のアフメト・チャタイェフ容疑者である可能性が高いことが分かった。アンカラにおける爆発事件以降その名が知られるようになったチャタイェフ容疑者は、国連安全保障理事会の記録によると、130名のIS戦闘員を束ねている。      ロシアのコーカサス地域治安当局は、何年もの間指名手配しその情報を提示していたチャタイェフ容疑者について、「直近では2012 全文をよむ

2016-06-30 ロシア・トルコ関係、正常化へ―エルドアン・プーチン電話会談 (Hurriyet紙)

11月24日に墜落させられたロシア機のパイロットの死に関してトルコが悲しみを表した書簡をモスクワに送った後、昨日エルドアン大統領 とロシアのプーチン大統領が7ヵ月ぶりに電話会談をした。プーチン大統領はエルドアン大統領にイスタンブルにおけるテロ攻撃のためお悔やみの言葉を送り、 会談の後、国交正常化の通達が出された。      ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と(トルコの)レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の間で戦闘機撃墜危機が起こった2015年11月24日以後、実現した最初の電話会談の後、国 全文をよむ

2016-06-27 エルドアン大統領、ロシアに遺憾の意表明の書簡送る (Hurriyet紙)

大統領府のクリン報道官は、エルドアン大統領がプーチン大統領に書簡を送り、去る11月にロシア戦闘機が墜落したことに関し、遺憾の意を伝えたと述べた。クリン報道官によると、エルドアン大統領の書簡では「亡くなったパイロットのご家族に改めて衷心からのお悔みを申し上げる。申し訳なく思っている」との表現がもちられたという。   大統領府のクリン報道官は、ロシア連邦共和国のプーチン大統領にエルドアン大統領が送った書簡に関し、発表を行った。      去る11月にロシア戦闘機は墜落したことに関し、エルドアン大統領 全文をよむ

2016-06-27 イスラエル・メディア「勝ったのはトルコ側」 (Hurriyet紙)

トルコ・イスラエル間の国交正常化をもたらした合意について、イスラエルのメディアはこれをトルコ側の勝利として伝えた。      イスラエルのハアレツ紙は、「6年遅れの合意。イスラエルは同じ条件をマーヴィ・マルマラ号事件のすぐ後に実現できたであろう。トルコは、かつてほどイスラエルを必要としていない。これは極めて必要性の高い合意であった」と報じた。      またイェルサレム・ポスト紙のアリエル・ベン・ソロモン氏は、「今回の合意での勝者はハマスとトルコだ」と分析した。      BBCトルコによると、 全文をよむ

2016-06-27 ハマス、エルドアンとトルコ国民に感謝の発表 (Hurriyet紙)

ハマスは、ガザ地区住民への支援とガザ封鎖解除への努力に対し、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とトルコに感謝の意を表明した。      ハマスは会見で、トルコが政府民間そろってガザへの禁輸令に反対したことや、パレスチナ問題と住民への支援を理由に謝意を表明した。そして侵略体制に引き続き抵抗し、最重要の目標は侵略を終わらせ、国民の権利を獲得することだと述べた。      今後もパレスチナ住民への支援の続行と、ガザへの禁輸令が完全撤回されるよう要求し、次のように語った。   「アル=アクサー・モスク 全文をよむ

2016-06-27 イスラエル・トルコ和解、これがその8条項 (Cumhuriyet紙)

トルコとイスラエル両国間の関係正常化について3年間続いている交渉で最後となるといわれる26日の会談の後、合意が達成された。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イスラエルとの関係正常化のための3つの条件を提示した。エルドアン大統領のこれら条件のうち、わずかひとつが受け入れられた。トルコとイスラエルとの間の覚書は、28日午前11時に署名される見込みだ。      トルコとイスラエルとの間で合意が達成された。ビナリ・ユルドゥルム首相は27日、ジャーナリストに対し、合意内容の詳細を会見で明らかにし 全文をよむ

2016-06-25 トルコ式グリーンカード「トゥルクアズ制度」はじまる―外国人滞在 (Milliyet紙)

トルコは技能を有する外国人労働者に対し、米国における「グリーンカード」制度に類似するシステムを導入する。これにより、難民をはじめ、能力のある外国人労働者を対象としたトゥルクアズ・カードシステムが導入される。トゥルクアズ・カードは外国人にトルコでの無期限の就労と居住を可能にするものである。      政府は昨日、外国人の未登録就労の防止と、トルコ人と外国人の労働力のバランスを考慮しつつ、技能を有する外国人労働者を活用するために、「グローバル労働資本に関する法案」をトルコ大国民議会に提出した。この法 全文をよむ

2016-06-25 英新首相候補ボリス・ジョンソン、12.5%トルコ人の血 (Cumhuriyet紙)

イギリスがEU離脱という結論を出し、デーヴィッド・キャメロン首相が辞職すると、元ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏の前途が開かれた。   イギリスのデイリー・メール紙は、同国のEU離脱のために大キャンペーンを行ったボリス・ジョンソン氏が新首相になる可能性があると、昨日報じた。   では、このボリス・ジョンソンとは何者なのか?      52歳のボリス・ジョンソン氏は、本人の表現によると25%トルコ人であるイギリス人政治家の息子だ。   ボリス・ジョンソン氏の父、スタンリー・ジョンソン氏は、オスマ 全文をよむ

2016-06-24 バルザーニ―、完全独立へ国民投票を呼びかけ (Milliyet紙)

イラク領クルディスタン地域政府(IKBY)のメスト・バルザーニー大統領は、クルディスタン地域の独立に関する国民投票について国民的な合意を形成するため、全ての政党に対して必要な努力を行うよう呼び掛けた。      バルザーニー大統領は、IKBYの独立に関する国民投票について、諸政党に対する呼びかけのメッセージを公開した。      同大統領は、クルディスタン地域が新たなプロセスに進んでおり、出現している全ての展開による大きな変化が胚胎されていると述べ、メッセージにおいて以下のような発言をした。   全文をよむ

2016-06-21 レバノン紙、トルコ・米・PKKの3者会談を報じる (Cumhuriyet紙)

レバノン紙は、「爆発」が影響を与えようと報じた。情報によると、マンビジュ軍事作戦の前にインジルリキ基地でアメリカ、トルコ、PKK(クルディスタン労働者党; 非合法)による会談が行われた。アメリカはトルコにオジャランの状況改善を説得しているといわれる一方、「クルド和平交渉」も再開するという。      アメリカの支援を受けたシリア民主軍(SDF)のマンビジュ軍事作戦が続く中、作戦実行に対しトルコがなぜ許可を与え、[トルコ国内の]クルド勢力圏の諸県で続く戦闘に関する重要な情報が話題となっている。   全文をよむ

2016-06-21 南キプロス、山火事消火でトルコの支援を受け入れる (Milliyet紙)

南キプロス・ギリシャ共和国は、自国の火事に際し、トルコの支援を受け入れた。      南キプロスの山地であるトロボス地方で、日曜日に起きた火事が風と猛暑の影響により拡大し、消火作業にあたった2人の消防士が亡くなった。      南キプロス政府は、3日が過ぎても収束しない山火事に、トルコが差し出した支援の手を受け入れることを発表した。ギリシャ側は、以前にムスタファ・アクンジュKKTC(北キプロス・トルコ共和国)大統領が伝えた同じ申し出を断っていた。      NTVの報道によると、キプロス共和国の 全文をよむ

2016-06-16 ISのトルコレポート「アレヴィーを殺せ!」 (Hurriyet紙)

ガーズィアンテプにアジトで作戦中に所持していた爆弾を爆発させたISのいわゆる指導者ユヌス・ドゥルマズのコンピュータを取り調べたところ、トルコについてまとめられたレポートが発見された。ドゥルマズのレポートでは支部の支部の組織化に言及されており、アレヴィー派、社会主義者のクルド人、無神論者を危険分子として認定し、そしてPKKは、左派組織、労働組合と非ムスリムを標的にすれば組織の支持層を獲得できるだろうと述べられている。      ■テロの標的      ドゥルマズの独房で押収された2台のノートパソコ 全文をよむ

2016-06-15 エルドアン、プーチン大統領に祝賀の書簡 (Cumhuriyet紙)

トルコ共和国大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンは、6月12日の「ロシアの日」にロシア大統領ウラジミル・プーチン氏にお祝いの書簡を送った。      エルドアン大統領は、主権宣言を受け入れた日としてロシアの祝日となっている「ロシアの日」にプーチン氏に宛てて書簡を書いた。その書簡で「トルコ国民を代表して全てのロシア国民のロシアの日を祝っています。また、ロシアとトルコの関係が近い将来価値あるレベルになるよう祈っております」と述べた。      トルコ首相ビナル・ユルドゥルム氏もロシアの同輩であるドミ 全文をよむ

2016-06-10 アヤソフィアに新たな火種 (Hurriyet紙)

ギリシャ政府は、アヤソフィア博物館からサフル・プログラム(訳註:ラマザン月の夜明け前の時間帯の放送)を放送することに強い反発を示す一方、ギリシャ外務大臣のニコス・コスヤス氏は「アヤソフィアで何が行われるのか確認したいと思っている。そのため駐イスタンブル領事が朝3時にアヤソフィアに向かった」と述べた。ヒュリエット紙はギリシャのイスタンブル総領事エヴァンゲロス・セケリス氏が月曜の朝アヤソフィアがある地区に向かったことがわかった。      TRT宗教チャンネルが、ラマザン月のあいだアヤソフィア博物館 全文をよむ

2016-06-10 トルコ・中国戦略会議、北京で開催へ (Milliyet紙)

中国・トルコ間で戦略会議が開かれることとなった。外務省のフェリドゥン・シニルオール事務次官と中国の張業遂外交部筆頭副部長間で行われる次官級の戦略会議は、来週月曜日に北京で開催される予定だ。この戦略会議では、トルコ・中国間における二国間関係だけでなく、シリアやイラクにおける開発、イスラム国によるテロなども議題となる。    外務省が行った会見では、今回の戦略会議に関して以下のように述べられた。    「シニルオール事務次官は、中国の張業遂外交官と行う『戦略会議』と関連して、2016年6月12日から 全文をよむ

2016-06-09 エルドアン大統領、モハメド・アリの葬儀に参列 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、先週死去した伝説のボクサー、モハメド・アリ氏のルイビルで執り行われた葬儀に参列した。      伝説的ボクサーであるモハメド・アリ氏は、先週金曜日夜(6月3日)、治療を受けていた病院で亡くなった。今日(9日)、アリ氏が生まれた米国ケンタッキー州ルイビルで礼拝が行われる。同氏が1960年にプロ初勝利を挙げたフリーダム・ホールで執り行われた葬儀には、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領も参加した。      エルドアン大統領には、エミネ夫人も同伴した。参列者は 全文をよむ

2016-06-07 独メルケル首相、エルドアン「暴言」を批判―アルメニア人虐殺決議をめぐり (Hurriyet紙)

ドイツ議会での「アルメニア人虐殺」の法案に賛成したトルコ系の上院議員に対する「テロ組織の手先」というエルドアン大統領の発言に対し、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が抗議した。      ベルリンで、メルケル首相は、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と会談した後、記者会見を行った。議員へ向けられた非難を否定し、「連邦議会の議員は例外なく自由に選ばれている。トルコによる非難と発言は理解できるものではない」と述べた。メルケル首相は、「ドイツはまず自身の虐殺を顧みるべきだ」というエルドアン大統領の 全文をよむ

2016-06-02 独「アルメニア虐殺法案」承認へトルコ、反発 (Hurriyet紙)

外務省は、ドイツ連邦議会で1915年の事件に関するアルメニアの主張への決議草案が承認されたことを批判し、「ドイツ連邦議会が 2016年6月2日に下した決定は、前述した機関の尊厳の観点から、恥ずべきものである。アルメニアの説明をまぎれもない事実のように主張しようとする、 無知で法律を尊重しないお手本のような決定だ。この偏見的で理性的でない政治は、真面目に自己批判をする必要がある。トルコがドイツ連邦会議から学ぶことは何もない」と述べた。      外務省の発表では以下のように述べられた。   「合法 全文をよむ

2016-06-02 独領事館、厳重警戒―アルメニア法案可決で (Milliyet紙)

独議会によるいわゆる「アルメニア人虐殺」法案の承認後、警察は、独総領事館の前で厳戒態勢を敷いた。      ■独領事館前で厳戒態勢      警察は、抗議行動が行われる可能性があるとの情報を受け、領事館がある通りの一部にバリケートを敷いて車両の通行止めを行い、待機を続けている。      今日6月2日、独議会によりいわゆる「アルメニア人虐殺」法案が承認されたことで、イスタンブルでは警察が独総領事館をはじめ独関係機関の前でデモ行動が行われる可能性があると情報を受け、警戒態勢をとった。夕刻、独領事館 全文をよむ

2016-06-02 ドイツ議会、「アルメニア虐殺法案」可決 (Cumhuriyet紙)

ドイツ連邦議会で「1915-1916年の間にオスマン帝国でアルメニア人とその他キリスト教マイノリティに対し行われたジェノサイドの記憶と言及」法案が可決された。ドイツは、1915年の事件を「アルメニア人ジェノサイド」だと述べた。      ドイツ連邦議会で1915年の事件を「ジェノサイド」だと断じる法案が可決された。投票ではわずかに議員一人が棄権、別の一人が反対票を投じただけだった。法案はドイツ議会の4党一致で可決。与野党一致による法案可決はドイツ史上初だ。      与党ドイツキリスト教民主連盟 全文をよむ

2016-05-31 オバマ大統領からの警告 (Cumhuriyet紙)

アメリカ合衆国のオバマ大統領は2013年5月にホワイトハウスに迎え入れた当時の首相であるタイイプ・エルドアンと国家諜報機構の事務次官であるハカン・フィダン氏を警告したことが明らかとなった。食事を伴う会合には当時のアフメット・ダウトール外務大臣の姿もあった。大統領控室(赤の間)での夕食会の際、知られているようにハカン・フィダン氏はエルドアン大統領のすぐ隣に着席した。その会合の新しい詳細は、サッラーフ裁判(訳註1)によって明るみに出た。      会合について知るアメリカ人関係者によると、その食事会 全文をよむ

2016-05-31 EU委員会委員長「エルドアンは、破談の前によく考えよ」 (Cumhuriyet紙)

ジャン・クロード・ユンケルEU委員会委員長は、「レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がEUと到達した難民合意を取り下げる前に、もう一度考え直す必要がある」と述べた。      EU委員会委員長がパリで行った会見で、「エルドアンは合意を取り下げるのであれば、トルコの若者、ビジネスマンと新聞記者らに今、なぜ自分の地で、なぜ窮屈なままでいなければならないのか、トルコ人がなぜ自由にヨーロッパに動き回れないのか、説明しなければならない」と述べた。エルドアン大統領は、先週行った会見において、「約束されたよう 全文をよむ

2016-05-30 ドイツ議会で今週、アルメニア法案審議 (Hurriyet紙)

ドイツ議会は、1915年のアルメニア人強制移住を「ジェノサイド」と位置付ける草案を用意し、これを来る木曜日に投票にかける。連立政権と緑の党が承認したこの法案は「アルメニア人とその他のキリスト教マイノリティに対しなされた101年前のジェノサイドの追悼」と題され、当時のドイツ帝国も共犯として責任を問われている。      ドイツで連立を組むキリスト教民主同盟とキリスト教社会同盟(CDU/CSU)、社会民主党(SPD)と、野党の緑の党は、1915年事件について何カ月間も準備した法案を完成させた。4党の 全文をよむ

2016-05-29 プーチン露大統領ビックリ発表「トルコとの関係改善が必要」 (Hurriyet紙)

ウラジミール・プーチン露大統領は昨日、2日間のギリシャ外遊のため訪問した首都アテネでトルコとの関係に関する重大なメッセージを発表した。      ギリシャのアレクシス・ツィプラス首相との会談後に、両国の首脳は共同記者会見を開催。その際、プーチン大統領はトルコ領空を侵犯したとして撃墜された露 戦闘事件の後の土アンカラ政府と露モスクワ政府の関係について説明を行った。プーチン大統領は、「トルコ側から一連の説明を聞いている。露土関係をあらためて 正常化する必要があると考えている」と述べた。      ■ 全文をよむ

2016-05-28 シリアから新たな難民の波 (Cumhuriyet紙)

イスラム国(IS)が、アンカラ政府が緩衝地帯としていたアアザーズ・マレラインを制圧せんとしている。この地域からトルコ国境へ逃れてきた市民の数は16万500人にのぼり、トルコ国軍は国境から700メートル先の地点に検問所を設けたことを発表した。      アンカラ政府の緩衝地帯計画が、レッドラインの示唆が、要するにシリアへの干渉の基盤となっていたアアザーズ・マレラインが、ISの手中に落ちる段になり、クエスチョンマークとともに重大な人道危機が生じた。トルコが封鎖している国境とアアザーズの間には、ヒュー 全文をよむ

2016-05-27 オバマ大統領、広島へ歴史的訪問 (Hurriyet紙)

アメリカ大統領バラク・オバマ氏は、アメリカが第二次世界大戦において原子爆弾を投下した広島市へ昨日(5月27日)歴史的な訪問を行い、核兵器削減に向けたスピーチを行った。      日本の総理大臣である安倍晋三氏と、広島にある平和記念公園を訪問したアメリカ大統領バラク・オバマ氏は、1945年8月6日朝、アメリカ空軍所属の一機の戦闘機が投下した原子爆弾の結果、命を失った何千人ものために決して消えることなく火がともされ続けている記念碑に花を手向けた。その後目を閉じながら黙とうを行ったオバマ大統領は、平和 全文をよむ

2016-05-25 ロシア、親ISトルコ企業名を発表 (Cumhuriyet紙)

ロシア連邦国連大使ヴィタリー・チュルキン氏は、イスラム国(IS)に爆発物生産に用いられる化学物質を届けたトルコの企業の名前を公表した。      国連本部へ手紙を送ったチュルキン氏は、「グルタシュ化学、マリケム化学産業、メトキム、EKM肥料、ディベルセイ化学」が、ISへ化学原材料を送ったと明らかにした。      ■「分析はトルコを示している」      ロシアのニュース通信社スプートニクの情報によれば、ロシア外相は「イラクのティクリート地区やシリアのコバーニー地区で、ISの軍事部門によって使わ 全文をよむ

2016-05-25 メルケル独首相、トルコとの合意に「不安はない」 (Cumhuriyet紙)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、EUとトルコの間で到達した合意に関して、不安は感じていないことを述べた。      エルドアン大統領が昨日、ビザ免除に関して最終通告をした後、ベルリンでの閣議後に話したメルケル首相は、トルコとEUの間で到達した難民合意に関し不安はないと明らかにし、トルコに対するビザ免除において合意に至っていない課題に関しては時間が必要である、と述べた。   合意の今後に関し、「不安はない、ただ我々にはもう少し時間が必要である」と述べたメルケル首相は、自身らは合意にのっとった姿勢 全文をよむ

2016-05-24 世界人道サミット、大統領主催晩さん会にキプロス代表欠席 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は世界人道サミットに参加した使節団のため晩さん会を主催した。晩餐会へ北キプロストルコ共和国(KKTC)のムスタファ・アクンジュ大統領が出席したため、ギリシャ側(キプロス共和国)のアナスタシアディス大統領は出席しなかった。      晩餐会はドルマバフチェ宮殿大広間で行われ、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣とヒュルヤ・チャヴシュオール夫人がゲストを向かい入れた。      ゲストは軍楽隊が演奏する行進曲で迎えられ、大統領府の記章に星を記したトルコ国家の兵士の 全文をよむ

2016-05-21 議員特権法廃止へ、ドイツの反応 (Hurriyet紙)

ドイツ政府報道官ステファン・ザイベルト氏は昨日、トルコ議会で話し合われていた議員特権法廃止に向けた法案の第一条が可決されたのを受けて、政治の分極化に対する警告をした。      ドイツ政府がこの採決の結果を注視していることを明らかにしたザイベルト氏は、「トルコにおける政治スタイルにおいて、徐々に分極化が高まっていることに、我々は不安を感じています。社会に存在するすべてのグループの権利が議会で代表されることは、民主主義の内的安定の観点から、重要です」と述べた。      日曜日にトルコを訪問予定の 全文をよむ

2016-05-21 EU、ヴィザ免除措置への急ブレーキを承認へ (Milliyet紙)

欧州連合(EU)の内務理事たちは首脳会合で、ヴィザ免除措置の保留を容易にする制度を承認した。決定期間を一ヶ月に引き下げる新規定は、近く欧州議会に承認のために提出される。       EUの内務理事会で加盟国は、ヴィザ免除措置の保留制度のための新規定を承認した。「緊急事態用ハンドブレーキ」として知られるこの制度はヴィザ免除措置の保留制度の範囲を広げる一方で、これの実施期間も短く簡略化する。新規定によると、ヴィザ免除措置を受ける国が送還受け入れ合意を適切に遂行できない場合、またはEU加盟国のいずれか 全文をよむ

2016-05-12 ビザなしヨーロッパ、ダヴトオールとともに霧散 (Cumhuriyet紙)

欧州議会は、昨日(12日)行われた会議の開始前に、(トルコに課された条件の)72項目が満たされない限り、トルコへのビザ免除を議題に取り上げないという立場を示した。ボズクルEU担当相が最新の発表で「ビザの免除と引き換えにテロ関連法を改定することはできない」と述べたのに対し、欧州連合理事会は「アンカラがテロ対策法の変更を拒否する限り、このプロセスは終わりをみない」とした。      トルコ・EU間に結ばれた難民協定に従い欧州委員会が勧告したトルコ国民へのビザ免除の提案は、欧州議会へとパスされた。12 全文をよむ

2016-05-10 EU、難民問題でトルコ返還策以外を模索?―独は否定 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領の「われわれは自分たちの道をゆく、あなた方も好きなように」との最後通告の後、難民協定の解消を懸念するEUは、ギリシャの島々を含んだ代替案の検討に入った。トルコとの難民協定の解消を懸念するEUは新たな危機に対する代替案を模索している、それによれば、第一選択肢は難民をギリシャでとどめ置くことである。ドイツ政府は、代替案を模索しているというのは憶測だ、と説明した。      欧州連合(EU)は、難民危機でEU崩壊の瀬戸際に立たされたが、トルコとの協定を通じて若干安堵の溜息をついた。だが 全文をよむ

2016-05-08 「ビザなしヨーロッパ」に、問題発生―テロ定義 (Milliyet紙)

シェンゲン協定圏にトルコ国民がビザでなし入国するには、EUが提示した条件から「テロ定義」は徐々に大問題に転じている。EUの法整備が待たれる一方、トルコからはこの条件には追随しない方向の発表などが行われている...。      7月以降、シェンゲン協定圏へのトルコ国民のビザなし訪問を可能にするビザ免除のプロセスで「テロ定義」ゆえに勃発した論争が、トルコとEUの間の危機に転じる可能性を帯びはじめた。      EUからは今週中にはテロ定義問題に関する必要な法整備が行われるという声明が出されている一方 全文をよむ

2016-05-08 軍特殊チーム、シリアに越境、ISに軍事作戦 (Milliyet紙)

シリアに越境した15~20人の特殊軍チームはイスラム国(IS)が占領している地域で作戦を実行した。      キリスに向けたISの攻撃が増えたことがトルコを動かした。トルコ国境にあるキリスに訪れたフルスィ・アカル参謀総長の訪問の後、話題に上がった一連の対策の中には特殊軍のピンポイント作戦開始も含まれていた。      ■偵察と準備       この選択肢のうち、7日深夜1時半ごろキリス中心部へ13~14kmの距離の場所で東方向からシリアへ進入した15~20人の特殊軍チームは、ISが占拠する地域で 全文をよむ

2016-05-06 アゼルバイジャンとアルメニアの間でドルマ戦争 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャン文化観光大臣のアブルファス・ガライェフは、トルコ文化に属する伝統的なドルマのレシピをアルメニアが我がものとしようとしていることを、このためレシピがユネスコ文化遺産リストに登録されるために活動を進めていくことを発表した。      スプートニク・トゥルキエのニュースによると、アゼルバイジャンとアルメニアの間にナゴルノ・カラバフ問題で緊張が続く中、両国が分かち合うことのできないドルマが、新たな危機を生み出した。バク―(アゼルバイジャン)はエリヴァン(アルメニア)を、自分たちのドルマを 全文をよむ

2016-05-04 ビザなしヨーロッパ旅行、条件はこのパスポート (Cumhuriyet紙)

EU委員会はシェンゲン協定加盟国への旅行においてトルコ人のビザの免除を推奨する決議を採択した。そしてトルコ人にとって一番重要な条件とは…。      EUの新チップ案は、6月1日以降に発行されるパスポートに対して新しいチップを導入するということで可決された。現行パスポートで有効期限内であればEU国にビザなしで入国可能であるというわけではない。2016年6月1日以降に発行されるパスポートのみでビザ不要の旅行が可能になる予定である。 このパスポートのチップにはEU規定の生体データ(指紋と一部の個人情 全文をよむ

2016-05-01 ユーロビジョン国旗騒動、IS・北キプロス・パレスチナは同類? (Milliyet紙)

欧州放送協会が作成した放送禁止旗リストが議論を呼んでいる。北キプロス、パレスチナ、そしてバスク地方の国旗がイスラム国(IS)の旗と同じリストに並んでいるのだ。      スウェーデンの首都ストックホルムにて開催されるユーロビジョン2016を前にメディアにリークされたとある文書が、観客の使用を禁止する国旗を指摘している。      欧州放送協会 (EBU) が定める放送禁止国旗リストが明るみになったことを受け、欧州では大きな議論が巻き起こっている。というのもテロ組織ISの旗がみられるリストに、スコ 全文をよむ

2016-04-30 PYDの武闘組織YPGによる遺体侮辱の蛮行に、批判の声 (Hurriyet紙)

PKK(クルディスタン労働者党:非合法)との関係性からトルコではテロ組織として公式に容認されているシリアで組織化されたPYD(民主統一党)の武装派組織YPG(クルド人民防衛隊)が、戦闘で死亡した敵対グループの戦闘員らの遺体をトラックのトレーラーに並べて昨日(28日)アフリーンの街頭で見世物としたことに対して反発が相次いでいる。    この画像に対し、敵対グループからだけでなくPYD内部や支持者からも厳しい反発意見が相次いだ。シリア北部から情報を発信しているARAニュースがサイト上で報じたところに 全文をよむ

2016-04-29 英右派政党党首「トルコがEUに入ったら集団暴行事件が増える」 (Milliyet紙)

イギリスで反移民・EUのイギリス独立党党首のファラージ氏は、アンカラが国際社会に加われば、ケルンであったような集団暴行事件は増加するだろう。      イギリスの反移民・EUの過激右派イギリス独立党(UKIP)党首のナイジェル・ファラージ氏からトルコを標的にした侮蔑的な発言がなされた。同氏は、トルコがEUに入った場合、ドイツ・ケルン市で起こった集団暴行事件が増えるだろう述べた。      同党首は、ヨーロッパでの国境管理についてのスピーチの際に、トルコがEUの入る件に対して反対意見を述べた。「は 全文をよむ

2016-04-28 アメリカ、PKK-PYDをめぐり矛盾する2発表 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国国防長官のアシュトン・カーター氏は、上院議会での質疑応答の際に、PKK(クルディスタン労働者党:非合法)とクルド人民防衛隊(YPG)、クルド民主統一党(PYD)との間に関係があることを認めた。一方で、アメリカ合衆国国務省のカービー報道官は、定例記者会見での質問に対し、アメリカはPKK、PYD、武装組織YPGをどのように認識しているかコメントした。      アメリカ合衆国上院議会の軍事委員会で上院議員の質問に返答したカーター氏は、リンゼー・グラム上院議員のシリアに関する相次ぐ質問に 全文をよむ

2016-04-28 仏独、トルコ人用新ヴィザ検討? (Cumhuriyet紙)

ドイツとフランスは、トルコがビザの自由化に向けた要件をクリアした場合、トルコ国民に適用されるビザの自由化に、新たな条件を提示しようとしていることが明らかになっている。      EUのニュースを扱うウェブサイトPolitico(EU寄り)は、ドイツ、フランス主導で準備された4月27日付草案文書を入手し、その中にトルコに導入されるビザの自由化を後退させる「サイドブレーキ」システムの提言があったことを報じた。      現行制度ではシェンゲン協定がカバーする地域に適用されるビザの自由化を、一度与えて 全文をよむ

2016-04-26 トルコ・グルジア国境、わずかに変更! (Hurriyet紙)

40年前、トルコ・グルジア間の国境となっているチャクス川の流れが変わり、15ドニュム(約1.4ヘクタール)の土地がグルジア領になったことから始まった論争は、トルコにとって良い結末を迎えた。締結された議定書をもって、グルジア領内の15ドニュムの土地は、40年を経てトルコへ返還された。      トルコ、グルジアの国境線となっているチャクス川の流れは40年前に変化した。これを修正するために、両国の派遣団が一堂に会した。川床で水の方向が変わった結果、グルジア領になった土地をトルコへ返還するため、ポソフ 全文をよむ

2016-04-26 ナイジェリアで誘拐されたトルコ人船員6名、解放! (Hurriyet紙)

ナイジェリアで誘拐された6人のトルコ人船員が解放された。カプタンオール海運所有のM/Tプリと名付けられたタンカーが海賊の攻撃にあった。      ナイジェリアのポートハーコート港の南部で誘拐された船員とプリという名の船が所属する会社の弁護士、フェフミ・ユゥルゲネル氏は、6人の船員が解放されたことを明らかにした。      ユゥルゲネル弁護士は、事件に関して行った文書による発表で、依頼人が所有する船の6人のトルコ人船員が、ナイジェリアの沖を離れて航海を行っている際、4月11日に誘拐されたことを確認 全文をよむ

2016-04-24 メルケル独首相、トゥスク欧州議長、ダヴトオール首相共同会見 (Milliyet紙)

ガーズィアンテプで難民たちを訪問しているダヴトオール首相、メルケル独首相、トゥスク欧州議長、ティマーマンス欧州委員会筆頭副委員長が、共同会見を行った。       会見でのダヴトオール首相の要点は以下の通りだ。   「(これに)ついて、多くのコメントが行われた。しかし以下を説明したいと思う。トルコ共和国政府にとって、また同時に欧州連合(EU)とドイツにとっても、ただ一つの目的がある。人道の点から第二次世界大戦後に発生した最大の悲劇について解決を共に求めることだ。この問題はトルコやEUが単独で引き 全文をよむ

2016-04-19 欧州委員会プローディ―委員長「トルコのシリア難民は、核爆弾のようなもの」 (Milliyet紙)

欧州委員会委員長のロマノ・プロ-ディー氏、トルコ国内にいる難民はまるで核爆弾のようであると述べた。      元イタリア首相であり欧州委員会委員長のロマノ・プロ-ディー氏は、トルコ国内にいる難民はまるで核爆弾のようであると述べ、「トルコはいつでも好きなときにこれを我々の上空へ向けて撃つことができる」と述べた。       難民に対する活動を行っているキリスト難民協会(JRS)のイタリア支部、セントロ・アスタリの年度報告の発表がローマで行われたが、その会合でロマノ・プロ-ディー氏が演説した。   全文をよむ

2016-04-18 シリアからのロケット弾着弾、シリア難民に死者 (Cumhuriyet紙)

シリアのイスラム国が支配するバプ地方から発射された5発の多連装式のロケット弾が間隔をあけてキリス市中心地の住宅地と空地に着弾した。爆発で4人の子どもと5人のシリア人が亡くなった。ハタイの国境警備所へも迫撃砲弾が撃ち込まれた。      キリスに隣接する、シリアのイスラム国支配地域のバプ地方から発射された5発の多連装式のロケット弾が18日、14時45分と16時40分の間に市中心部に着弾した。爆発はパニックを引き起こし、救急車と治安部隊が一緒に事件現場へ派遣された。ロケット弾のうち二発がアブドゥラ・ 全文をよむ

2016-04-17 トルコ系独政治家緑の党オズデミルに、差別主義攻撃 (Milliyet紙)

トルコ系ドイツ人政治家のジェム・オズデミル氏が、緑の党代表として2017年総選挙に出馬する意向であるとことが明らかになった。ソーシャルメディアでは、オズデミル氏がトルコ系であることに対し、人種差別的なコメントがみられる。      ドイツ緑の党のジェム・オズデミル共同代表が、2017年のドイツ総選挙で、党を代表して首相候補を目指す意向を明らかにした。独テレビ局ARDに対して同氏は、「時機を見る必要があるし、家族の賛同も得なければならない。今はそのどちらも満たしている」と述べた。   緑の党が選挙 全文をよむ

2016-04-16 トルコ・イラン首脳会議、意見の相違明確に (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領とイランのハサン・ロウハーニー大統領との会談では、両国の見解の相違が強調された。ロウハーニー大統領が小さな見解の相違は当然だとした一方で、エルドアン大統領は、「見解の相違を最小限に抑えることを何よりも優先する」として、「地域で流される血を止めることについて我々は同意見だ」と述べた。      イスタンブルで行われたイスラム機構総会に参加した後、アンカラを訪れたイランのハサン・ロウハーニー大統領は、16日、タイイプ・エルドアン大統領と会談した。エルドアン大統領はこの来賓を 全文をよむ

2016-04-15 エルドアン大統領との約束、「あごひげをはやします!」 (Milliyet紙)

モンテネグロのムフティ協会会長のフェイジッチ氏は「トルコを訪問した際、大統領エルドアン閣下が私に、にこにこしながら、『ムフティ・エフェンディ、あごひげはどうしたんです?』とおっしゃったのです。私は『あごひげをはやすための命令を待っているのです』と言いました。この私の言葉にエルドアン大統領は笑いました。その日、私はあごひげを生やすことを約束し、実際生やしました。そこで取られた写真はあごひげなしの最後の写真となりました」      モンテネグロのムフティ協会会長のルファト・フェイジッチ氏は、トルコ訪 全文をよむ

2016-04-15 イスラム協力機構、分担金未払い国は? (Cumhuriyet紙)

イスラム協力機構のイスタンブルサミットで「寄付金」と「分担金」の危機が起こった。分担金と寄付金を支払っている国について言及したエルドアン大統領は、このようにして残りの未払いの国々を露見させた。      エルドアン大統領は20の国が分担金をきちんと支払ったことを説明し、「そのほかの国は分担金の支払いにおいて問題がある。事務局に支払われる必要がある金額は計1億6000千万ドルである。それが支払われなければ、組織をどう機能させることができるというのか」と述べた。   サミットを主催するレジェプ・タイ 全文をよむ

2016-04-15 独検察、エルドアン風刺の作家を取り調べ (Milliyet紙)

マインツ検察局はドイツのテレビ局ZDFのコメディ番組でのタイイプ・エルドアン大統領についての放送に基づき、ヤン・ボーメルマン氏に対する取り調べを開始した。      マインツのアンドレア・ケラー首席検事はヤン・ボーメルマン氏について「他国の代表もしくは機関への侮辱」の罪で取り調べが行われたと明かした。ケラー首席検事は約20人が告発をしたと述べ、この告発と今後出されるであろう苦情をこの捜査においてとりまとめていくと語った。      ケラー首席検事はトルコやトルコの大統領が告発を行ったかどうかを明 全文をよむ

2016-04-14 欧州議会、悪口三昧のトルコレポート承認 (Cumhuriyet紙)

欧州議会は、全文にわたってアンカラ政府に対する厳しい批判を突きつけているトルコレポートを多数決で承認した。欧州議会のオランダ人議員であるカティ・ピリ氏は、ビザの撤廃に対しても悲観していると述べた。      欧州議会のオランダ人メンバーであるカティ・ピリ氏が作成した「トルコレポート」が今日、欧州議会総会にて議決され、多数決で承認された。今日まで準備されたこの最も否定的なレポートでは、トルコに対する非常に厳しい批判が書き連ねられている。レポートには、クルド問題や報道の自由などについての批判とともに 全文をよむ

2016-04-11 サウジ国王、トルコ公式訪問―注目点は? (Milliyet紙)

サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は共和国大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンの国賓として今日トルコを訪問した。エルドアン大統領は、サウジアラビア国王を、自身がサウジアラビアを訪れた際に受けた出迎えと同じようなやり方で、エセンボア空港へ赴き、直接出迎えた。       出迎えに関して、大統領府がインターネットサイト上に掲載した画像が注目された。エルドアン大統領と国賓であるサウジ国王の空港での会談時の背景にムスタファ・ケマル・アタテュルクの写真が飾られていたことが注目を集め 全文をよむ

2016-04-11 シリア政府、ロシアの航空支援のもとアレッポで作戦開始 (Milliyet紙)

シリアで2月末に始まった停戦が解除されるところであると述べたシリア首相は、ロシアの航空支援のもとアレッポを取り戻す準備をしている と述べた。ロシアの国会議員とダマスカスで会談をしたワーイル・ナーディル・アル=ハルキー首相は、かつては商業の中心地であり、シリアの第二の都市であったアレッポを「開放する」ために準備を始めたと述べた。ロシアのTASS通信は、ハルキ―首相が「私たちは、ロシアと協力してアレッポを開放し、停戦に合意しない、あるいは、停戦合意を破棄する法を順守しない武装集団のすべてを止めるため 全文をよむ

2016-04-10 ドイツで、トルコ系vsクルド系衝突の懸念 (Milliyet紙)

ドイツに暮らす数千人のトルコ系住民が今日、多数の都市で開催された「トルコとEUに平和を」と題したデモ行進に参加したする。      またドイツメディアはテロ組織PKK(クルド労働者党)の活動に反対するトルコ系住民の開催するデモ行進に対抗し、クルド系活動家もデモを行う予定である と報じた。フランクフルトでのデモには2000人のトルコ系住民の参加が見込まれている一方で、対抗デモにも300人のクルド系住民が参加すると予想されている。   ドイツ全体の多くの都市で、対抗するデモが同じ日に計画されており、 全文をよむ

2016-04-09 イスラエル、自国民にトルコ退去指示 (Hurriyet紙)

イスラエルは差し迫ったテロ攻撃のリスクから、自国民に「一刻も早く」トルコから退去するよう勧告を出した。      イスラエル首相府テロ対策局は昨日の書面による発表で現行の渡航リスク警告がレベル2(高い具体的な脅威)であるとする一方、「脅威はトルコにおける全ての観光地を含んでいる。トルコのイスラエル人は観光地から離れ、地元当局の警告に注意して一刻も早くトルコから退去することを勧告する」とした。      3月19日にタクスィムで起こった自爆攻撃でイスラエル人3名とイラン人1名が亡くなり、39名が負 全文をよむ

2016-04-08 イスラエル・トルコ交渉、進捗 (Hurriyet紙)

トルコとイスラエルの関係正常化に向けた取組みが、昨日重要な進展を見せた。      外務省のフェリドゥン・スィニルリオール全権大使率いるトルコ派遣団と、イスラエル首相特別代理のヨセフ・チカノーヴァー(Joseph Ciechanover)氏ならびに同国国防省のヤコブ・ナゲル(acob Nagel)司令官率いる代表団が、英国首都ロンドンで会談した。      外務省からの文書発表によると、代表団の会談では、「マーヴィ・マルマラ海号」事件後に両国関係を正常化するため進められた外交プロセスは、まもなく 全文をよむ

2016-04-08 米上院議員、クルド系YPG組織非難 (Hurriyet紙)

アメリカで共和党サウスカロライナ州上院議員のリンゼー・グラハム氏は「トルコ人は、クルド人民防衛隊(YPG)をPKK(クルディスタン労働者党;非合法)と似た組織だと考えている。私は上院で何度も、イスラム国に勝つため、YPGを利用する戦略は何の役にも立たないだろうと主張した。この戦略では、イスラム国を壊滅させることはできない」と述べた。      「私は上院で何度も、イスラム国に勝つため、YPGを利用する戦略は何の役にも立たないだろうと主張した。」上院の「タカ派」を率いる議員のうちの1人であるグラハ 全文をよむ

2016-04-03 アゼルバイジャン、一方的に休戦宣言 (Milliyet紙)

アルメニアとアゼルバイジャンの間にあり長年議論の的であったカラバフで緊張が高まっている。前線で迫撃砲と戦車が使われたことについての発表があった一方で、双方に損失があると述べられている。アンカラ政府はアルメニア政府に休戦に従うように呼びかけ、ロシアも介入した。   発生したこの熱い展開の後、アゼルバイジャンから速報の発表があった。これによればアゼルバイジャンが前線で一方的に休戦を宣言したのだ!      アゼルバイジャンは接触線での猛烈な衝突の後、報復作戦と対応措置を一方的な形で停止させる決定をと 全文をよむ

2016-04-02 ギリシャからの難民返還始、間もなく開始 (Hurriyet紙)

トルコ・EU間で3月18日に結ばれた合意の一環として、約250人の移民が明日(3日)ギリシャのレスボス島からイズミルのディキリ郡に移送される。      明日から水曜日の夕方にかけて、レスボス島からディキリへ移送される移民の数は約750人であることが明らかにされた。   さらに、明日、ヒオス島からもディキリへ移民の一団が移送されるという。これによって、EUとの合意で想定されたトルコが移民や難民の帰還を受け入れるプロセスが、正式に始まることとなる。      ヒュッリイェト紙が入手した情報によると 全文をよむ

2016-04-01 エルドアン・オバマ会談の50分 (Milliyet紙)

米国滞在中のエルドアン大統領とバラク・オバマ米大統領との間で会談が行われ、内容について最初の声明がホワイトハウスからあった。       エルドアン大統領とバラク・オバマ米大統領の間で予定されていた首脳会談が行われた。       核セキュリティサミットのため米国の首都ワシントンに滞在しているエルドアン大統領とオバマ大統領の会談は、トルコ時間4時25分よりホワイトハウスで始まった。会談はおよそ50分続き、「当初の予想より長かった」という意見が生じた。       会談についてはトルコ側の論評がま 全文をよむ

2016-03-29 レイハンル事件の首謀者、死亡?―シリア・アサド政権側指揮官 (Hurriyet紙)

AA通信の報道によると、シリア内戦でアサド政権に奉仕した民兵組織の司令官であり、(トルコの)ハタイ県レイハンル郡で2013年に発生した爆破テロの容疑者であるミフラチ・ウラルが、反体制派の攻撃により死亡したと見られる。      AA通信の取材に対し、アフラル・シャムのスポークスマンであるエブ・ユスフ・エル・ムハジルは、体制派が非常に活発であったラタキアで一時期偵察を続けた結果として、体制派が所有する軍用車の車列を今日(3月30日)攻撃したことを明らかにした。       ムハジルは、次のよ 全文をよむ

2016-03-28 ISからの解放、しかしパルミラ博物館の惨状 (Hurriyet紙)

シリアでアサド政権に属する軍が古都パルミアを10か月ぶりにイスラム国(IS)から奪還したことへの反響が続いている。      26日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がシリアのバッシャール・アサド大統領を祝った後、祝賀のメッセージが27日、イランより届いた。イランのアリ・シャムハニ国家安全保障最高評議会事務局長がアサド大統領へ送ったメッセージは、「シリア政府と軍が占領された土地をテロリストから奪還するために示した忍耐と決意を誇りに思う」だったという。一方、ISの占領の間、古都で引き起こされた 全文をよむ

2016-03-27 北イラク駐屯のトルコ兵に初の犠牲者―バシカ (Hurriyet紙)

モースル近郊で、IS・ペシュメルガ間の衝突でテロ組織ISが発射したカチューシャ・ロケット砲の砲弾がバシカ・キャンプに落ちた。イスマイル・ジャズグル中尉(28)が殉職し、別の兵士1名も負傷した。バシカ・キャンプは以前にも4度ISの攻撃目標となっていたが、トルコ軍(TSK)の最初の犠牲者となった。      北イラクのモースル近郊で、ISとペシュメルガ軍の間の衝突が続く一方、昨日(26日)15時10分、IS地域から発射されたカチューシャ・ロケット砲の砲弾がバシカ・キャンプに落ちた。参謀本部はこの攻撃 全文をよむ

2016-03-26 ISイラク・スタジアム自爆テロ犯は、少年 (Hurriyet紙)

昨日(3月25日)、イラクの首都バグダットの南にあるイスケンデリエ付近で行われた地元のサッカー試合直後にISが実行した自爆テロでの死亡者は、65人にのぼり、60人以上が負傷した。      攻撃を実行したのは、セイフッラー•エル•エンサリという名のISの少年兵士であったことが明らかにされた。ISは、ソーシャルメディアでテロを実行したことを発表した際に、16歳以下であると思われる子どもの写真を示し、「私たちの騎士は、自爆ベストを爆発させる前に人混みへ入った」と述べた。スタジアムでの 攻撃の際に撮ら 全文をよむ

2016-03-26 ヨルダン国王は「トルコはテロリストを送り込んでいる」と発言? (Hurriyet紙)

ヨルダンのアブドゥッラー国王が、1月にアメリカの高官らと行った会談において、トルコがヨーロッパにテロリストを送り込んでいると述べた可能性があることが分かった。      ヨルダンのアブドゥッラー国王が、1月にアメリカの政治家らと行った会談において、トルコがヨーロッパにテロリストを送り込んでいると述べた可能性があることが分かった。中東に関する報道機関であるミドル・イースト・アイ(Middle East Eye)は、インターネットのウェブサイトにおいて、デヴィット・ハースト氏の文責の元、アブドゥッラ 全文をよむ

2016-03-24 ブリュッセル爆弾犯の一人は、トルコから国外追放されていた (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ブリュッセルの爆弾犯の一人がガーズィアンテプで逮捕されトルコを国外追放された人物だと発表した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ブリュッセルの爆弾犯の一人について、非常に重要な発表を行った。「ブリュッセルの爆弾犯の一人は、以前、2015年6月に、ガーズィアンテプで逮捕され、国外追放した人物である。ベルギー政府は、当該人物を釈放した。この人物が、外国人テロリスト戦士であるとの警告をしたが、ベルギーは、テロとの関係を確認することができなかった 全文をよむ

2016-03-23 ブリュッセルのPKKテント、撤収 (Radikal紙)

PKKがベルギーの首都ブリュッセルで開き、批判の原因となったテントが当局の要請により撤去された。      ブリュッセルでのテロ攻撃の裏で警察はPKKの支持者にテントの撤収を求めた。3月13日に起こったアンカラでのテロからたったの2日後取られた許可で建てられたテントは今日午後撤去された。      PKKは月末までベルギーの関係各所からテント設営の許可を取っていた。      組織のシンボルがつけられたテントでは爆破テロの指示を与えた疑いで国際指名手配捜索状で捜索されているPKKのヨーロッパにお 全文をよむ

2016-03-23 IS参加のため、日本から来た24才青年、逮捕 (Milliyet紙)

ガーズィアンテプ県ネズィプ郡で行われた軍警察による捜査で、テロ組織IS(「イスラム国」)に加わるため、日本からきたといいうM.M. (24) が逮捕された。      カルムシュ郡でISに参加するため国境を越えようとしていた5名が逮捕された。   逮捕された日本国籍の、M.M. は、シリアにある人物と携帯電話で知り合い、その人物に説得されてISに参加するため国境を越えようとしたと証言した。捜査終了後に裁判所に送られたM.M. は、その後の手続きののち、国外追放にされるという。 全文をよむ

2016-03-23 ブリュッセル近郊の原発、テロ警戒で避難措置 (Radikal紙)

ベルギーの原子力発電所でテロ対策のために避難措置がとられたと明らかにされた。      ベルギーのティハンゲという名の原発でテロ対策のために避難措置がとられたことが明らかになった。ロイター通信が伝えたベルギー国営テレビVTMの報道によると、「警察はティハンゲ原発で避難措置をとった」という。しかし、この件に関する詳細はまだ明らかではない。   ベルギーの首都ブリュッセルで今朝(3月23日朝)ブリュッセル国際空港において2回、地下鉄マルベーク駅において1回、爆発事件が起きた。ブリュッセル検察当局が行 全文をよむ

2016-03-21 EU・トルコ合意後も続く、エーゲ海渡航の波 (Hurriyet紙)

EUとトルコは、3月20日以降に密航した難民たちの返還問題について合意した。しかしこれが、エーゲ海での密航者数の減少に効果があるようには思えない。3月20日から24時間後に我々はチェシュメ海岸に向かった。      トルコは3月20日以降にギリシア諸島に向かったすべての違法な難民たちで、トルコから渡航した場合、トルコに返還される。関係者たちは、3月20日から密航者の特定を開始し、4月4日からは、トルコは一人の難民をギリシアから受け入れるごとに、一人のシリア人をヨーロッパに送ることができる難民交換 全文をよむ

2016-03-20 返還措置開始直前、難民エーゲ海に殺到 (Hurriyet紙)

難民の運命を決定づける合意が、EUとトルコの間でなされた時、エーゲ海沖では、移動が全速力で続けられていた。      イズミルのディキリ、チェシュメ、メネメンにおいて、数多くの難民が捕まった。同日にギリシアの島々へ渡航することに成功した人の数は、1431人であった。      ■共同作戦      3月18日の早朝4時から、イズミル郡軍警察司令部と海岸警備エーゲ海地域司令部が合同して、不法渡航を防止するための陸海空作戦を行った。作戦の一環として、ディキリでは、8つの異なる入り江からボートでギリシ 全文をよむ

2016-03-18 一方的「連邦」宣言のクルド系PYDに対抗、シリア北部のアラブ45部族結束 (Milliyet紙)

テロ組織PKK/PYDの連合の発表が、シリアの部族を結束に駆り立てた。      シャンルウルファで集まった45部族の指導者たちは、民主連合党(PYD)に対して「東部部族軍」という名前の軍隊を作ることを決定した。   シリアの主要なアラブ部族が、「連合」発表をしたPKK/PYDに対して、共同アラブ軍を創設することを決定した。テロ組織クルド労働者党(PKK)のシリアでの分派であるPYDによる一方的な「連合」宣言は、シリアのアラブ部族を結束に駆り立てた。      ■45部族のリーダーが参加   ア 全文をよむ

2016-03-18 トルコ・EU間、難民交渉合意へ―日曜からトルコへの送還はじまる (Milliyet紙)

ブリュッセルで開かれたトルコ・EU首脳会議で、合意が固まった。これによると、欧州諸国に流入しているシリア難民らは、日曜日からトルコに送還されることになる。トルコのEU加盟交渉における33章の交渉分野についても、6月に交渉が再開される見込みだ。    ブリュッセルで開かれたEU・トルコ首脳会議において、重要事項が合意に至った。この首脳会議で得られた合意には、南キプロスの承認も含まれていることがわかった。    ツイッター上でコメントを発表したフィンランドのユハ・シピラ首相は、EU加盟国の首脳らが難 全文をよむ

2016-03-18 テロ予告通報をうけ、在トルコの関係機関で警戒態勢―ドイツ (Hurriyet紙)

ドイツは、テロ予告通報を受け、昨日、在トルコ公館及び学校を閉鎖した。ドイツのシュタインマイヤー外務大臣は、本日も警戒態勢を敷くことにつき、「在トルコ独公館に対するテロ予告に対し極めて具体的な通報を受けた」と語った。      ドイツは、昨日「深刻な脅威が存在する」ことを理由に、アンカラの大使館とエルンスト・ロイター中等学校、イスタンブルの総領事館とドイツ高等学校を閉鎖した。この措置は、ドイツでも緊張を高めた。昨日、ドイツ外務省幹部は首都ベルリンの報道機関に電話をかけ、40分後に外務省が記者会見を 全文をよむ

2016-03-16 パリで再びテロ警戒、トルコ人2名を含む4名逮捕 (Cumhuriyet紙)

フランスの首都パリでテロ攻撃を準備しているという情報があった4名が逮捕された。      BFMテレビのニュースでパリの第18地区とセーヌ・サン・ドニ郊外でテロ攻撃が準備中であるという情報により逮捕された容疑者のうち一人は女性であることが明らかにされた。容疑者らのうち二人は兄弟でトルコ系フランス人であることが明らかにされた。      逮捕された者のうち28歳の容疑者は警察署に前科があった。2015年11月13日のテロ攻撃後の非常事態宣言に従ってこの人物には自宅軟禁の決定がくだされていたと述べら 全文をよむ

2016-03-15 ベルリンで自動車爆発―所有者はトルコ人? (Hurriyet紙)

ドイツの首都ベルリンの朝方7時50分頃、走行中に爆発した車に乗っていた人物がトルコ系であることが明らかになった。爆弾は自動車に仕掛けられていたと考えられている。爆破事件はトルコ-ロシア系の麻薬マフィアの報復であると考えられている。      ベルリンで今朝起きた自動車爆発は人々に大きな恐怖を呼び起こした。ベルリンのシャルロッテンブルク(宮殿)近くのビスマルク通りで道路を走行中に爆発した自動車は、テロ攻撃の目的をもって行われたと疑われた。車両は大使館と政府建物周辺へ行ったことから、この疑いがさらに 全文をよむ

2016-03-12 オランド仏大統領「トルコに甘い顔はできない」 (Radikal紙)

フランスのオランド大統領は、トルコに対し、人権やビザの自由化のについて甘い顔はしないと発言し、72条件をすべて6月までに満たす必要があると述べた。      フランスのフランソワ・オランド大統領は、トルコがEUへの難民流入を抑制することの見返りに、EUは人権やビザの自由化の問題に譲歩しないと発言した。      仏大統領は、伊マッテオ・レンツィ首相、独ジグマール・ガブリエル副首相との会談後にスピーチをおこない、「人権とビザの自由の問題が、トルコとEUの関係性において透明性のあるものとなる必要があ 全文をよむ

2016-03-11 シリア3分割案? (Milliyet紙)

ロシアと西欧諸国はシリアが将来連邦国家となる可能性について議論している。連邦国家計画が国連のシリア特使に提示される一方、ロシア政府がボスニア・ヘルツェゴヴィナ同様のモデルを想定していると報じられた。      シリア内戦の解決のため国連の支援のもと実現した和平協議に参加した世界有力国は、シリアを「地理的一体性を守りつつ地方政府に幅広い自治を認めた連邦国家」とすることを議論している。シリアで2週間前に宣言された「停戦」が続く一方、今月ジュネーヴで行われる和平協議は継続される予定だ。ジュネーヴで永続 全文をよむ

2016-03-10 エルドアン大統領、ウクライナ・ポロシェンコ大統領との会見でロシア批判 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は、ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領との合同記者会見でロシアを批判し、「トルコはクリミアの非合法な編入を承認せず、これからも承認することはない」と述べた。      エルドアン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領は、大統領官邸で会談を行った。その後開かれた合同記者会見で、エルドアン大統領は主要な話題についてコメントした。      「トルコとEUの間で首脳会議が実現し、その後いくつかの提案や議題が一般にも公開されました。2018年までに支援金としてトルコへ30億ユーロが付 全文をよむ

2016-03-10 北キプロス共和国で、PKK警戒 (Milliyet紙)

トルコで大打撃を受けているテロ組織が、北キプロストルコ共和国(KKTC)の大学内で組織を作りつつあるという警告がなされた。北キプロス警察総局で行われた会議には、大学の運営者らも招待された。      トルコでは完全に追い詰められているテロ組織PKKの山岳部ならびに都市部構成員が、北キプロスで組織化に動き始めたという警告がなされた。イスタンブルのバイラムパシャで起きた警察への攻撃後、遺体が回収された革命家人民解放党戦線(DHKP-C)のテロリスト、ベルナ・ユルマズが北キプロスで生まれ育った人物であ 全文をよむ

2016-03-08 EUトルコ難民問題交渉、難航 (Cumhuriyet紙)

トルコは、EUの悪夢である難民危機を解決するため、交渉の開始、すべての難民を受け入れる代わりにシリア人のみ欧州へ入国するよう承認を求めた。イタリアのレンツィ首相は、トルコでは「自由な報道」のための措置が講じられていないことから、(トルコの)申し出を承認しないと語った。多くの国が査証、難民問題解決、新しい扉を開くことに反対した。(EU)高官は困難にもかかわらず、合意の可能性があることを明らかにした。      トルコは、EU加盟における閉塞状況を打開するため、公式に難民という切り札を議題にのせた。 全文をよむ

2016-03-08 イタリア、EUトルコ交渉の条件に「報道の自由」主張か (Radikal紙)

イタリアが、EU交渉に関して報道の自由が取り上げられない以上、トルコとは一切の協定を結ばないという強固な姿勢にあると報じられた。      イタリア国営テレビRainews24とSKYTg24が、トルコ-UE会談について重要な情報を伝えた。   イタリア首相府の情報筋によると、トルコ-EU会談のためブリュッセルに滞在中のマッテオ・レンツィ伊首相は、報道の自由について議論がない内は、トルコとのいかなる協定にも調印しない意向だ。      ■ジャン・デュンダル氏とエルデム・ギュル氏の手紙      全文をよむ

2016-03-03 ガーナにバス30台、プレゼント (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、メトロバス(バス専用道路)システムの視察のために、ガーナの担当者をイスタンブルに招いたと述べた。イスタンブル広域市(İBB)からは、ガーナへバス30台が贈られる。      ガーナの首都アクラで開かれたビジネスフォーラムで、エルドアン大統領は以下のようにスピーチした。   「現地で私たちのメトロバス制度を視察すれば、普通の地下鉄よりも安く、もっと便利なシステムが作れると信じている。アクラの交通や大量輸送は、もっと快適になるだろう。」   エルドアン大統領は 全文をよむ

2016-03-01 ギリシャ、密入国者をトルコに「返還」 (Hurriyet紙)

ギリシャは、違法に入国したアルジェリア、チュニジアとモロッコ国籍の密入国者約150名をイプサラ税関からトルコへ送り返した。キピとイプサラの間にある緩衝地帯で捕まった密入国者はバスでエディルネ移民管理局宿舎へ連行された。       ヨーロッパを目指す途上の密入国者らが、トルコとの間に結ばれた「返還協定」の効力によりギリシャで捕獲され始めた。      第一段階ではおよそ300人規模のグループから約70人のアルジェリア、モロッコ、そしてチュニジア国籍の密入国者が、ギリシャのキピ税関からバスでイプサ 全文をよむ

2016-02-24 米下院、ムスリム同胞団をテロ組織認定 (Radikal紙)

アメリカ下院司法委員会は、ムスリム同胞団をテロ組織として認定することを求める法案を承認した。      アメリカ下院司法委員会は、「ムスリム同胞団をテロ組織として認定する2015号法案」という題目で、共和党系の議員によって準備された法案を共和党系議員の賛成の結果反対10、賛成17で承認した。      委員会のメンバーの一人ジョン・コニャーズは、会見でムスリム同胞団をテロ組織として認定するには調査が不十分であると語り、この決定が米国で続く反イスラムの一部であると主張した。      ボブ・グッド 全文をよむ

2016-02-23 サウジ・カタール・トルコのシリア休戦条件は? (Cumhuriyet紙)

リヤド使節団(サウジアラビア・トルコ・カタール)はシリアでの休戦について多くの条件付きで「賛成」した。      アメリカとロシアはシリアが週末から停戦状態に入ることについて合意した。しかし、シリア反体制派は合意がまたただ紙上のものとなることを心配している。   アメリカの国務長官ジョン・ケリー氏とロシアの外務大臣セルゲイ・ラブロフ氏が週末に行った会談の後、合意について説明された。その合意の枠組みの中で停戦は、ヌスラ戦線やイスラム国のような「テロ組織」と認識されるグループに対して行われる攻撃は含 全文をよむ

2016-02-23 シリア・トルコ国境の壁、35キロ分完成 (Hurriyet紙)

不法侵入を防ぐため全長911㎞のトルコ-シリア国境に建設され始めた壁が、35㎞に到達した。      2年前に着工した壁は、幅2m高さ3m重さ7トンのコンクリートブロックを合わせて作られている。      シリア国境の約3分の1は、第二国境警備隊司令部の管轄地域にある。ハタイ国境地域には2014年2月から現在に至るまで不法入国防止のため計35㎞の壁が造られた。2016年4月初頭に工事が完了すれば壁の長さは72㎞に達する予定だ。コンクリート壁の50~60m手前には、有刺鉄線と堀が設けられている。  全文をよむ

2016-02-21 トルコ軍、PKKを空から、PYGを地上から爆撃 (Hurriyet紙)

トルコはアンカラで死者28人を出した自爆攻撃の首謀者テロ組織PKK(クルディスタン労働者党;非合法)とそのシリアでの派生組織のクルド民主統一党(PYD)の武装部隊のクルド人民防衛隊(YPG)を空と地上から攻撃し続けている。軍情報筋は、16日火曜にマルディン郊外で行われた空爆作戦でPKKの上層幹部のファルク・アタンが死亡したとの情報を発表した。       アンカラでの攻撃後、北イラクでテロ組織PKKを標的とした二度目の空爆作戦が木曜日に行われたと伝えられた。カンディル地域のアヴァシン・バスヤン、 全文をよむ

2016-02-21 オバマ・エルドアン100分の電話会談―シリア問題 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領は、一昨日19日、アメリカのバラク・オバマ大統領と1時間20分にわたる電話会談を行った。エルドアン大統領は、アアザーズが陥落すればトルコは難民問題と安全保障問題に直面することになるとし、「アサド大統領とロシア、クルド人民防衛隊(YPG)がミュンヘン合意に従うならば、 砲撃を停止する」と述べた。      本紙が大統領府及び外交関係者から得た情報によれば、オバマ大統領は、一昨日の夕方に実施した会談で、アンカラとディヤルバクルのテロ攻撃に対し哀悼の意を表し、エルドアン大統領 全文をよむ

2016-02-19 オランド仏大統領、「ロシア・トルコ戦争の危険性」に言及 (Hurriyet紙)

フランスのフランソワ・オランド大統領はトルコ政府がシリア危機への関与を深めたことがトルコ・ロシア間の戦争のリスクを生み出したと述べた。一方オランド大統領はロシア政府がシリアの国家元首バッシャール・アサドに対する支援をやめる必要がある述べた。      フランスのフランソワ・オランド大統領は「シリア北部でのトルコの空爆によりトルコ・ロシア間に戦争の危険性がある」と述べた。      フランソワ・オランド大統領はフランスのインテル・ラジオの取材に応じ、シリア北部でのトルコの作戦によりトルコ・ロシア間 全文をよむ

2016-02-17 メルケル首相、難民問題でのトルコとの約束を「全力で守る」 (Hurriyet紙)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、2月18、19日に行われるEU首脳会議で、難民危機についてトルコとの間で合意している行動計画を実行するために、「全力で努力する」と述べた。      EUの難民問題が国境を閉鎖するのではなく、この行動計画を実行することで解決できることを主張したメルケル首相は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とともにベルリンで行った会見で、木曜日に始まる予定のサミットの主な議題は難民問題となることを述べた。   EU加盟国が受け入れるべき難民の数について再度議論されないこと 全文をよむ

2016-02-16 トルコによるシリア砲撃の3つの理由 (Hurriyet紙)

トルコがシリアのアアザーズ地区南部を自走榴弾砲で砲撃したことは、世界の論議の的となった。      この状況について様々な解説がおこなわれている。トルコはまた米国とEU諸国に情報を伝えている。アンカラで政府首脳に配布された報告書に掲載され、ジョ セフ・バイデン米副大統領、アンゲラ・メルケル独連邦首相に伝えた情報によれば、自走榴弾砲による攻撃の3つの理由は以下の通りである。      1)PYD(民主統一党)とアサド軍(シリア政府軍)は、アアザーズ地区へ向けて進軍し、トルコへ向かう新しい難民の波を 全文をよむ

2016-02-13 中国、対トルコ制裁措置発表―トルコ・ロシア危機を受け (Hurriyet紙)

上海協力機構でロシアと同盟を組む中国では、2月15日以降、国内機関からの招聘がない限りはトルコ国民にはビザが発行されなくなる。      ロシア・トルコ間の危機は中国にまで影響している。上海協力機構においてロシアと同盟関係にある中華人民共和国は、トルコ国民に対するビザの適用を刷新。これに伴い、2月15日以降、地元機関(市庁、公共機関)からの招聘なしに中国のビザをとることはできなくなる。      ■旅行者数は増加      4年前といえばそれほど昔ではない。トルコはロシアに対して「上海協力機構に 全文をよむ

2016-02-13 トルコ軍、YPG軍事拠点を砲撃 (Radikal紙)

トルコ国軍(TSK)は、キリスに配備された榴弾砲によって、シリアのアアザーズ郡近郊で数日前にクルド民主統一党(PYD)が掌握したミニー空軍基地周辺地域への砲撃を行った。      トルコ国軍は、キリスに配備された榴弾砲によって、シリアのアアザーズ郡近郊で数日前にPYDが掌握したミニー空軍基地周辺地域への砲撃を行った。      キリスで、17時から国境線に配備された榴弾砲で、トルコ国境まで13キロメートルの距離にあり、数日前に自由シリア軍(ÖSO)からPYDの支配下に移ったミニー空港がある地域を 全文をよむ

2016-02-12 米露、シリアの停戦で合意 (Milliyet紙)

米国のジョン・ケリー国務長官は、ドイツのミュンヘンで開かれたシリア対策を協議する会議で、関係者が一週間の停戦について合意したと発表した。      米国のジョン・ケリー国務長官は、米国とロシアに加え中東のサウジアラビアやイラン、トルコが参加した会合の終了後に行った会見で「一週間以内に、シリア全土で停戦とすることで合意した」と述べた。      ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と国連シリア問題のスタファン・デミストゥラ特別代表との共同記者会見でケリー長官は、「暴力を止めるため国連の保護化で活動し、米 全文をよむ

2016-02-11 トルコ・イスラエル代表会合、ジュネーブで実現 (Milliyet紙)

トルコ・イスラエル代表らが両国関係の正常化を目指し、スウェーデンの首都ジュネーヴで会合をもったことが明らかとなった。      マヴィ・マルマラ号事件後のトルコ・イスラエル関係を正常化させるため、両国の代表がジュネーヴに集まった。   NTVの報道によれば、会合は10日夜に始まった。   会合でトルコ外務省のフェリデュン・スィニルリオール事務次官が議長を務める。イスラエルからはネタニヤフ首相顧問のジョセフ・チカノーバー氏とイスラエル国防省顧問のジャコブ・ナジェル氏が会合に参加している。   会合 全文をよむ

2016-02-06 オランダ首相「難民問題でトルコはよくやっている」 (Hurriyet紙)

オランダの首相は、トルコは難民問題の解決に向け多くのことをしていると述べ、ヨーロッパはこれまで大した貢献ができていないと語った。      マルク・ルッテ首相は金曜の定例閣議の後、難民問題とトルコの態度について発言した。      オランダ首相は難民危機についてEUとトルコの間で署名された合意がゆっくりと進行していると繰り返した。トルコを経由して毎日多くの人がギリシャに渡っていると言及した。      しかしルッテ首相はこれに関してトルコを非難することは一つもないと述べ、トルコが戦争と暴力から逃 全文をよむ

2016-02-06 1万人のシリア人、国境にせまる (Milliyet紙)

アサド政権やロシアがアレッポで行った空爆から逃れてきたシリア人らが、トルコ国境に押し寄せた。    国境沿いの難民キャンプに避難してきた1万人の人々は、月曜日にオンジュプナルからトルコ側に受け入れられることがわかった。    シリアでアレッポや北部地帯に行われた空爆は、地域住民の移住を止むなきものとした。1万人近いシリア人が、生活必需品をトルコ側から供給されているシリアのスジュやイーデといった村落に設置された6万人近い避難民を収容できるキャンプへと移住した。昨日(4日)、この避難所でテントの増設 全文をよむ

2016-02-04 アレッポからの難民、トルコ国境に迫る (Radikal紙)

アレッポとその周辺から逃げた数千人のシリア人で、キリスのオンジュプナル国境の反対側は混雑した。ダウトオール首相は今日7万人がトルコに向かっていると話していた。      シリア内戦の5年目に、数千人のシリア人は、体制側の部隊をはじめ、テロ組織「イスラム国」、民主統一党(PYD)、ロシアの空爆のために暮らしていた地域を捨てている。      現地関係筋から得られた情報によると、自由シリア軍と、アサド政権軍、政権を支持するロシア・イラン・ヒズボラの構成員との間の戦闘は、アレッポとその周辺で激化したと 全文をよむ

2016-01-31 ロシア軍艦、海峡通過 (Hurriyet紙)

チャナッカレ海峡を次々に通過したロシア艦隊の大型陸揚艦アゾフ(151)とミンスク(127)が、マルマラ海へ抜けた。      ロシア海軍の黒海艦隊に属する軍艦が、今日15時30分にエーゲ海からチャナッカレに入ってきた。   軍艦は16時30分頃にキリトバヒルの沿岸に接近。キリトバヒル村の山肌に浮かび上がる「旅人よ、止まれ」という文字の前を通過した2隻の軍艦は、16時45分に、海峡で演習を行うことが最も困難な場所であるナラ岬を回り、マルマラ海に抜けた。沿岸警備隊のボートが海峡の通過に伴走したが、ロ 全文をよむ

2016-01-30 「ロシアはPKKと接触」エルドアン大統領 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は、ロシアがPKK(クルディスタン労働者党;非合法)と接触し、今後PKKに支援を行うという情報があったと述べた。      エルドアン大頭領は南米訪問を前にアタテュルク国際空港で会見を行った。      大統領は記者からの、「ジュネーブ3会議はクルド民主統一党(PYD)の議論でスタートした。まずトルコが強固に反対したPYDの招集については、反対の立場としてロシアから抗議があった。ロシアはトルコがなぜそうした反意を示すのか理解できないという。結局、PYDは招待されず、今日の日中にサ 全文をよむ

2016-01-27 ジュネーブシリア会議にPYDは招待されているのか、いないのか? (Milliyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、シリア和平協議にPYD(クルド民主統一党)が招待されるのであればボイコットすると述べた。一方、ミュスリムPYD共同党首は、ジュネーヴで開かれるシリア和平協議に招待されていないことを明らかにした。      国連は昨日、シリア和平協議への参加グループに向けて招待状を送った。ジュネーヴで金曜日に開催されるシリア和平協議では、シリア政権側と反政府勢力の両者が初めて協議に参加する予定である。国連の文書による発表では、どのグループが招待されたか詳細は明らかにされていない 全文をよむ

2016-01-23 バイデン米副大統領、ダヴトオール首相と会見 (Radikal紙)

アフメト・ダヴトオール首相とアメリカのジョー・バイデン副大統領の会見の後、首相府の情報筋からから「バシカ問題について、アメリカと組織的な活動を行い新たな主導権を行使することで同意に至った」と発表した。      ジョー・バイデン米副大統領は、アフメト・ダヴトオール首相とドルマバフチェの首相府の執務室で会見した。会見の後、共同で報道発表を行った。報道発表で、ダヴトオール首相はPYD(クルド民主統一党)とPKKは同じものであると強調し、バイデン米副大統領はトルコ南部に政府を設立することは許可しない 全文をよむ

2016-01-23 バイデン米副大統領「トルコとともにシリアでの軍事作戦、準備万端」 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルを訪問中の米ジョー・バイデン副大統領はトルコのアフメト・ダヴトオール首相と会談した後、ユルドゥズ宮殿でレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とも面会した。1時間20分遅れて15時30分に開始された面会は18時に終了した。この面会では両国関係のほか、シリアとイラクをはじめ地域的な問題も議題となったことが明らかになった。      ■エルドアン大統領はテロとの戦いを強調      イスタンブルおよびディヤルバクルでのテロ攻撃に関連して、エルドアン大統領は米国政府からの同盟を好意的に論じた。 全文をよむ

2016-01-22 バルザーニ―北イラク大統領「独立クルディスタンは近い」 (Radikal紙)

北イラク・クルド人自治政府のメスード・バルザーニー大統領はイラクのクルド人が独立国家を持つ日はこれまでにないほど近いと述べた。      バルザーニー大統領は、アルビルでガーディアン紙のマーティン・チュロフ氏の質問に答え、1916年に署名され、中東の国境を確定したサイクス・ピコ条約は効力を失っており、地域にはそろそろ新しい国際条約が必要であると述べた。      サイクス・ピコ条約は第一次世界大戦でオスマン帝国の中東における土地を分割するためにイギリスとフランスの間で結ばれた密約である。     全文をよむ

2016-01-22 メルケル・ダウトオール「シリア難民」会談、 (Hurriyet紙)

昨日ベルリンで、ドイツとの第1回政府間高等協議会が両国の首相の主導で行われた。ドイツのメルケル首相は、トルコがヨーロッパへの難民流入を減らすことを約束したと述べた。これに対してドイツも、トルコ国民へシュンゲンビザの規制緩和においてトルコへ支援をすることを約束した。      ダヴトオール首相は、ドイツとの第1回政府間高等協議会のために昨日ダボスからドイツの首都ベルリンへ移動した。難民危機の解決のためトルコに大いに期待するドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ダウトオール首相を首相官邸での軍事式典で歓 全文をよむ

2016-01-22 米国防長官、「対IS、トルコはもっとやれる」 (Radikal紙)

カーター米国防長官は、トルコがイスラム国との戦いにおいて今以上に貢献できる余地があると話した。    アシュトン・カーター米国防長官は、トルコがテロ組織イスラム国との戦いにおいてさらに貢献してくれることを期待していると話した。    シリアやイラクでイスラム国と戦う連合軍のメンバー7ヵ国の国防相らがパリで一同に会し、イスラム国に対する軍事的作戦について検討した。カーター米国防長官は、その後に参加したセッションにおいて「イスラム国との戦いにおいて、トルコは十分に貢献しているか」という質問に対する答 全文をよむ

2016-01-18 ロシア、「トルコ農産品発見コール」設置 (Radikal紙)

モスクワ市民のため、市場で見つかった、ロシアへの輸入禁止のトルコ農産品を報告することができるようにするガイドラインが作られた。      トルコがシリア国境でロシア戦闘機を墜落させたことに対し、一連の制裁を決定したモスクワ政府は、今回「トルコ農産品発見コール」を設置した。      ロシア・ビヨンド・ザ・ヘッドラインズ(Vesti.ru)のニュースサイト上のニュースによると、モスクワ市民は電話番号8-495-785-37-41または電子メールで情報提供ができる。      また、人間の健康と消費 全文をよむ

2016-01-17 PKK首領バユク「米国は、わが同盟者」 (Milliyet紙)

治安部隊の最近の軍事作戦によって大打撃を被ったPKKは、アメリカに支援を求めた。カンディルのPKK幹部ジェマル・バユクは、ドイツメディアに対し、アメリカを戦術的同盟者とみなしていると強調し、「あるものを必要としており、アメリカはそれをすることができる。コバーニーにおいてアメリカは我々のパートナーだ」と述べた。      PKKのカンディルにいる指揮官ジェミル・バユクは、ドイツのDie Zeit紙へのルポルタージュで、アメリカに支援を求めた。   最近の軍事作戦で非常に大きな打撃を被り、追い詰めら 全文をよむ

2016-01-15 ドイツ・ボンハイム市、シリア難民の温水プール利用を禁止 (Radikal紙)

ドイツのボンハイム市で、女性利用者と職員たちから寄せられた苦情を受けて、男性難民の市内にある室内温水プールの利用禁止が発表された。       ドイツのボン近くにあるボンハイム市で、男性難民の市営温水プールへの入場が禁止された。市当局は今回の禁止決定を支持している。    ドイツのメディアで放送されたニュースで、市当局を代表し発表を行ったマルクス・シュナプカ氏は、最近温水プールで男性難民が原因のトラブルの苦情が数多く寄せられていると述べた。シュナプカ氏は、「私もこの決定は不公平だと分かっています 全文をよむ

2016-01-11 マルセイユのユダヤ人襲撃犯、トルコ国籍者16才と判明 (Radikal紙)

マルセイユのユダヤ人学校を、半月刀を持って襲撃し、一名の教師にけがを負わせた襲撃犯が、トルコ国籍者であったことが判明した。マルセイユの検事長は、襲撃犯が事件をISの名において行ったと話したと公表した。      ラディカル紙―フランスのマルセイユ市のユダヤ人学校の教師を、半月刀を持って襲撃した若者が、16歳のトルコ国籍者であることがわかった。      AFPのニュースによると、マルセイユのブリス・ロバン検事長は、名前非公開の襲撃犯が、今日11日の朝方に発生した事件で、手に半月刀とナイフを持ち、 全文をよむ

2016-01-09 トルコ、イラクのトルクメン人支援を約束 (Hurriyet紙)

「大統領は我々(トルクメン人)に、1000年来の我々の土地から我々が追い出されぬために、あらゆる種類の支援を行っていくと述べた。」      シリアトルクメン議会のアブドゥルラフマン・ムスタファ議会長は、タイイプ・エルドアン大統領が「トルコはシリア系トルクメン人の1000年来の土地から追い出されぬように、必要なすべての種類の支援を行っていく」と述べたと発表した。アブドゥルラフマン・ムスタファ議会長は今月7日大統領宮殿でエルドアン大統領と行った会談について弊紙(ヒュッリイェト紙)に以下のように述べ 全文をよむ

2016-01-09 ハンガリー首相「ギリシャに到着する難民に減少なし」 (Milliyet紙)

ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は、ギリシャ―トルコ国境において難民が容易にヨーロッパに入国することを防止するための防御線を設ける必要があると発言した。      ■「ギリシャに到着する難民に減少なし」      オルバン首相は、トルコと調印した「共同難民活動計画」が十分でないと明らかにした。ギリシャの移民政策大臣を務めるイアンニス・ムザラス氏は、ギリシャに1日につき3-4000人の人々が入国していると述べ、「トルコが密売業者らに対して十分に対処していない」と話した。      スカイTVに 全文をよむ

2016-01-08 サウジ・イラン仲介へ、アンカラ外交攻勢 (Milliyet紙)

サウジアラビア政府がシーア派宗教指導者のニムル・エル・ニムル氏の死刑を執行した後、サウジアラビアとイランの間で表面化した緊張が、スンナ派と シーア派の紛争に転化しないために、トルコは外交コンタクトを頻繁にした。メヴジュト・チャヴシュオール外務大臣は、イスラム世界の3つの重要な国の外務大臣と今日電話会談を行った。      シーア派宗教指導者がサウジアラビアで処刑されて以降、この国とイランの関係が緊張し始めた。この緊張は、軍事力の誇示という意味を持つ進展を理由に、地域的規模で心配を呼び覚ますという 全文をよむ

2016-01-03 ハブル国境門、再開 (Hurriyet紙)

トルコ・イラク国境で12月14日から閉鎖されていたハブル国境門において視察中のチュフェンクジ通商大臣は、初めて導入されたⅩ線装置と税関で進められている作業についてシュルナク県知事アリ・イフサン・スと他の行政関係者からも説明を受けた。      チュフェンクジ通商大臣は、「ハブル国境門は税関の通過で問題がないにもかかわらず、安全性の問題から閉鎖されていた。今日関係者と共に現場の再調査を行って、問題がなく、安全性の問題も解決すれば、明日か明後日にはこの国境門を開門できるように努力する」と話した。   全文をよむ

2016-01-01 プーチン氏「NATOの拡大はロシアの脅威」 (Radikal紙)

ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、NATOの拡大を安全保障に対する脅威だとみなす国家安全保障戦略の文書に署名した。      ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、NATOの拡大を国家の安全保障に対する脅威だと位置づけて、更新された新たな安全保障戦略の文書に署名した。この文書では、ロシア独自の内政・外交政策が、アメリカ合衆国とその同盟国が「対抗策」をとる原因となっているとし、これらの国々が国際的な場で主導権をにぎろうとしようとしているということが記されている。      2014年に始ま 全文をよむ

2016-01-01 ソマリアで、トルコ市民団体に攻撃 (Hurriyet紙)

外務省は、ソマリアの首都モガディシュで、トルコ系の市民社会団体の職員らに向けて攻撃が行われたと明らかにした。       外務省は、この攻撃でトルコ人団体職員1名が負傷、ソマリア人1名が死亡したと発表した。外務省情報局による発表は以下の通り。       「モガディシュで人道支援活動を行っていたトルコ系の市民社会団体の職員に向けたものとして、今日(1月1日)昼頃に攻撃が行われました。残念ながら、この攻撃により、トルコ人1名が負傷、またソマリア人1名が亡くなったことが分かりました。攻撃で亡くなった 全文をよむ

2016-01-01 ロシアのトルコ人労働者禁止措置、今日から (Milliyet紙)

プーチン大統領が署名した制裁措置の適用により、今後トルコ人労働者がロシア企業で雇用を禁止される法律が今日(1月1日)から施行となった。    プーチン大統領は、12月1日にトルコ・ロシア間で起きた航空機撃墜事件を理由に、1月1日からトルコ人労働者がロシア企業で働くことを禁止する決定に署名した。    ロシア連邦の国家安全保障の保全を目的とするこの決定は、今日から施行された。    就労ビザに対する今回の制限は、ロシアで長期契約を結んでいる特定の企業が対象となる。これにより、53社の企業が禁止措置 全文をよむ

2015-12-31 ストラスフォー社の予想する2016年―トルコは焦点の国 (Milliyet紙)

影のCIAと呼ばれるアメリカのシンクタンク、ストラトフォー社は、2016年はトルコに注目が集まるだろうと記した。レポートによると、トルコの中東における影響力は増大するだろう。イスラエルはアンカラ政府に接近するだろう。またロシアもトルコとの関係を断絶することはないだろう。      ストラトフォー社が2016年に発表した2016年の年鑑レポートで、「トルコは注目すべき最も重要なアクターになるという予想をした。レポートでは、 シリアへトルコ軍が軍事行動を行いうること、イランともっとライバル関係になる 全文をよむ

2015-12-30  ロシア、トルコ人旅行者を送り返す (Radikal紙)

年末休暇を過ごすためロシアのサンクトペテルブルク市に向かった11名のトルコ人旅行者が、直近の便でトルコに送還された。      トルコ航空(THY)による航空便TK-401便で、昨日12月29日の午前11時にでロシアのサンクトペテルブルク市に向かった11名のトルコ人旅行者が、入国審査の際さまざまな口実でロシアに入国できず、トルコに送還された。      DHA記者が電話でコンタクトを取った、送還された旅行者の一人であるO.P.氏は次のように説明した。      「新年をサンクトペテルブルクで迎え 全文をよむ

2015-12-29 エーゲ海を渡るシリア難民、どの入り江から?  (Hurriyet紙)

警察と沿岸警備隊の報告書によると、難民密航業者は科学技術をも駆使して出発地を決めているという。イズミルとイスタンブルからバスで出発した難民のグループは、天候の状態によって特定の入り江を(出発)地点として選んでいる。選ばれる島は、その島での官吏の数や、難民への対応によって変化している。人道支援組織が集中しているミディリィ島はヨーロッパへ一歩を踏み出すためにもっとも選ばれている島である。      1、アイヴァジュク(ミディリィ島):冬になり、ボドルムでの警備体制が高まるにつれ、エーゲ海渡航がより集 全文をよむ

2015-12-26 アフスカ系トルコ人を受け入れ―ウクライナから移住 (Hurriyet紙)

ウクライナから、2つのグループでやって来た329人のアフスカ系トルコ人が、エルズィンジャンにおいて、ヤルチュン・アクドアン副首相によって花束とともに出迎えられた。      ウクライナで暮らしていた329人のアフスカ系トルコ人が、キエフから飛行機でエルズィンジャンに到着した。彼らのために行われた歓迎式典には、ヤルチュン・アクドアン副首相、スレイマン・カフラマン県知事、ジェマレッティン・バシュソイ市長、公正発展党エルズィンジャン県選出のセバハッティン・カラケッレ議員、セルカン・バイラム議員、ウズム 全文をよむ

2015-12-25 トルコ支持が理由で党首、解任―ブルガリア (Radikal紙)

ブルガリアで、ロシア機撃墜に関しトルコ側に正当性があるとした、「権利と自由」党の党首メスタン氏が解任された。      ブルガリアで、メンバーの多くがトルコ人からなり議会では第三党にある「権利と自由」党(HÖH)の党首ルトフィ・メスタン氏は、トルコがロシアの戦闘機を撃ち落としたことを支持したために解任された。メスタン氏は党の名誉代表のアフメト・ドアン氏によって党首職から解任され、党からも除名された。      「権利と自由」党の広報部によって行われた説明で、同党は、3月に開催が見込まれている党大 全文をよむ

2015-12-22 ロシア、トルコ建設会社を制限へ (Radikal紙)

ロシアのミハイル・メン建設・公共事業大臣は、「2016年初めからトルコ建設会社のロシアでの建設部門への参加を縮小する予定だ」と発表した。      トルコがシリア国境でロシア戦闘機を墜落させた後、ロシアにおけるトルコ人の投資及びトルコ系企業を対象とした一連の経済措置を実施したロシア政府は、ロシアで事業をすすめるトルコ建設会社の事業をも制限することを計画している。   ロシアのミハイル・メン建設・公共事業大臣は、2016年初めからトルコ系企業のロシアにおける建設部門での参加を縮小すると伝えた。   全文をよむ

2015-12-19 ボドルムで今日もシリア難民がおぼれている・・・ (Cumhuriyet紙)

ボドルム沖合で、連日、新たな悲劇が生まれている。一昨日は海上に取り残された難民60名が救助されたが、子供4人が死亡。さらに昨日は、子供10人を含む18人の避難民が死亡した。      エーゲ海へ「希望の航海」に出発した人々が苦難の最期を遂げたという話は留まるところを知らない。一昨夜はトルコのボドルムからギリシャの島々へ渡ろうとしていた人々を乗せた木製ボートがヤルカヴァク沖合で転覆し、子供10人を含む18人が死亡、14人が救助された。      転覆は、ギリシャのキリムリ島(希:カリムノス島)に向 全文をよむ

2015-12-18 国民流出止まらず―コソボ (Hurriyet紙)

国際移民デーに会見を行ったコソボ内務省は、2014から2015年の2年間で、およそ11万人の国民が国を離れ、このうち帰国したのは1万6千人に過ぎないことを明らかにした。コソボの2015年統計によれば、人口総計は187万人前後である。      国際移民デーに、コソボ内務省国民移民難民局で報道記者会見が行われ、スケンデル・ヒュセイニ内務大臣が会見にあたった。大臣は、2014から2015年にかけておよそ11万人がコソボから流出したと述べ、2015年初頭がコソボからの国民流出のピークであったと明らかに 全文をよむ

2015-12-18 ロシアがトルコからの輸入を止められないものは? (Hurriyet紙)

外交問題にどれだけ強い風が吹き荒れようとも、ロシアはトルコ製品をあきらめられない―。ロシアはトルコ領空を侵犯した軍用機が撃墜された後、トルコからの一部製品の輸入を制限した一方で、靴や洗濯機、食器洗い機やオーブンといった軽工業製品は例外的に扱っている。これらの製品のロシアの消費者にとっての重要性が、あらためて浮き彫りになった。      ロシアのデニス・マントロフ貿易産業相は、トルコから購入した軽工業製品について対策を講じる予定はないと発表し、これらの製品のロシアにとっての重要性が大きく取り上げら 全文をよむ

2015-12-18 トルコ・イスラエル関係、正常化へ1歩 (Hurriyet紙)

イスラエル―トルコ間の関係正常化に向け、仮の合意に達したことが報じられた。ヒュッリイェト紙に話したアンカラの関係筋は弊紙に対し「いまだ最終合意に至ったわけではない。ただ、交渉は前向きなかたちで継続している」と語った。      ロイター通信は匿名のイスラエル関係筋の話として、トルコとイスラエルがスイスで協定に調印したと報じた。   合意によると、イスラエルがマーヴィ・マルマラ号襲撃事件に対してトルコへ賠償を支払い、双方の大使が任務に復帰する。   イスラエル・ハアレト紙に語ったイスラエル関係筋に 全文をよむ

2015-12-17 米、トルコはイラク・バシカからの撤兵を求める (Hurriyet紙)

アメリカ政府は、トルコ軍が進駐しているバシカ・キャンプがIS(イスラム国)によって攻撃されたという報道を受け、書面による発表で攻撃を非難した。一方で、トルコに対してもイラク政府が許可しないイラク進駐中の全兵力を撤退させるよう呼びかけを行った。      ■最初のコメントは攻撃の報告へ      立て続けに行われた書面発表のうち最初のものは、バイデンアメリカ副大統領の安全保障顧問、コリン・カールの名で、バシカへの攻撃が行われたというニュースに関係するものとして出された。発表では、当該の攻撃が現在証 全文をよむ

2015-12-12 シリア・アサド大統領、シリアを離れることなど一度も考えたことはない (Radikal紙)

シリアの指導者(大統領)バッシャール・アサドは、戦争が勃発した2011年から今日まで、一度も国を出ようとは思わなかったと語った。      スペインの国営通信社EFEに対し、インタビューに応えたシリア大統領バッシャール・アサドは、戦争が勃発した2011年来、一度もシリアから出ようとは思わなかったと語った。      シリア大統領はアメリカとサウジアラビアが、シリア政府を「テロリストら」と同じテーブルに着かせようとしたということを、しかしこれを受け入れるつもりはないということを述べた。ニューヨーク 全文をよむ

2015-12-12 サウジアラビアの女性、はじめての投票 (Cumhuriyet紙)

 サウジアラビアで女性が被選挙人としても選挙人としても参加する初の市町村選挙が現地時間で朝8時に始まった。       サウジアラビア総選挙委員会から得られた情報によれば、4年に一度行われている市町村議会選挙で、17の選挙区において今月12日に女性13万637人を含む、合計148万7477人の有権者が投票を行う。全選挙区で男性と女性がそれぞれ分かれた場所で投票すると明かされた。       市町村議会選挙の第三回選挙で、女性979人を含む合計6917人が当選のために立候補したと伝えられた。投票は 全文をよむ

2015-12-12 外相、ロシア連邦議会上院議長と接触 (Radikal紙)

トルクメニスタンの首都アシガバードで行われた国際会議において、ロシア連邦議会上院議長ワレンチナ・マトヴィエンコ氏に、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相が近寄って行って話をした。      マトヴィエンコ上院議長はプレス会見でチャヴシュオール外相と接触したと話したが、会談の内容については明らかにしなかった。   また同氏は、公式的な二国会談は行われておらず、面会は非公式なものだったと述べた。「私には非常に濃密な会談のスケジュールがありました、またそれ以外の国際的な面会や公式会談の予定はなかっ 全文をよむ

2015-12-07 イスラム教徒の若者、お祈りをしたため飛行機から降ろされる (Radikal紙)

コペンハーゲン発パリ行きの飛行機で、お祈りをしたためにある乗客のクレームを受けたイスラム教徒の若者が、安全上の理由で飛行機から降ろされた。         デンマークで、お祈りをしたためにある乗客のクレームを受けたイスラム教徒の若者が、安全上の理由でコペンハーゲン発パリ行きの飛行機から降ろされた。   パリでのテロ事件のあと、ヨーロッパで形作られている妄想が、その姿を現した。   スウェーデンである競技会に出席した後、デンマークの首都コペンハーゲンからエアーフランス機でパリに、そこから自国モロッ 全文をよむ

2015-12-05 カスピ海油田で火事、32名死亡 (Radikal紙)

アゼルバイジャンのエネルギー会社SOCAR(アゼルバイジャン国営石油会社)が所有しているカスピ海の油田で火事が発生し、32名が死亡した。      SOCARの発表によれば、昨日4日の夕方ごろ発生した火事から、42名の作業員が無事救出された。現場へ向かったレスキュー隊は消火活動を開始した。      84名がいた油田では、消火活動が続けられている。      油田から発生した火事は、天然ガスのパイプラインが損傷を受けた結果発生したことが明らかにされている。      SOCARが生産する石油の6 全文をよむ

2015-12-05 トルコ軍モースル駐屯にイラク政府、抗議「攻撃も辞さない」 (Cumhuriyet紙)

IS(イスラム国)に対抗する穏健派諸グループとペシュメルゲの訓練のためにイラクのモースル地域に駐屯するトルコ部隊に動きがあった。イラクがこの変更に厳しい反発を示した。トルコ軍は、「侵略者」とされ、「攻撃」の脅迫を受けた。      イラクでISに対抗する穏健派グループを訓練するためのモースル地域のトルコ部隊の変更は、昨日の夜あっという間に興奮をもたらした。参謀本部の情報筋は、「この行動はルーティンであり、異常なことではない」と伝えた一方、バグダード政府からは次々と厳しいメッセージがやって来た。  全文をよむ

2015-12-04 北イラク・モースル駐屯トルコ軍、戦車25台で任務交代 (Radikal紙)

ペシュメルガの訓練を目的に2年半にわたってモースルに駐屯していたトルコ国軍の任務交代により、トルコ軍の部隊が25台近い戦車を伴ってイラクのベシカへと移送された。トルコ国軍の任務交代に加えて、戦力強化のために現地へ赴き、ベシカに駐屯するトルコ人兵士の数は600人にのぼることがわかった。    ヒュッリイェト紙のウール・エルガン記者が報じたところによると、トルコ国軍(TSK)は2年以上にわたり駐屯したモースルから、30km北に進んだトルコ国境線に近いベシカにおいて、ペシュメルガやその他の対イスラム国 全文をよむ

2015-12-03 フランス、アルメニア法案を否決 (Milliyet紙)

フランス国民議会で審議された「アルメニア人虐殺」を否定する者に対し、禁錮刑・罰金を科す法案は否決された。      共和党マルセイユ選出ヴァレリー・ボイエル議員が報告し、1年前国民議会に提出された「アルメニア人虐殺」を否定すると5年の禁錮刑と4万5千ユーロの罰金を科す法案が、本日フランス国民議会で審議された。法案は否決され、小委員会に送られた。      ヴァレリー議員は、フランス憲法委員会や欧州人権裁判所では無効となると推定する一方、本件は法的問題性にとらわれた。この歴史的事件を虐殺と性格づけ 全文をよむ

2015-12-01 ロシアの諸大学、トルコの大学との協定を停止へ (Hurriyet紙)

ロシアの44大学及び大部分の高等教育機関が、トルコとの学術協定を停止した。      ロシア教育・科学省の声明では、「トルコの教育機関と連携している44のロシアの高等教育機関の大部分は、トルコ側の協定校との連携協定を一方的に取り消す、あるいは一時停止にすると通達した」と述べられた。      大学間交換プログラムによりトルコに留学中のロシア人学生も帰国することになる。   これらの学生数は100名以下であると推測される。      ■「トルコ人学生を保護せよ」      同声明では、ロシアで教育 全文をよむ

2015-12-01 エルドアン大統領「プーチン氏に聞くが・・・」 (Hurriyet紙)

パリにおける国連気候変動枠組み条約サミットのためにフランスに滞在中のエルドアン大統領は、記者会見を行った。プーチン露大統領の「トルコは、ISから石油を買って売っている」との疑惑に反発したエルドアン大統領は、「もしそのようなことが証明されたら、その瞬間に私は辞任する。しかし、(もし逆なら)プーチン氏に聞きたいが、「その地位にとどまるつもりか?」」とのべた。      エルドアン大統領は、国連気候変動枠組み条約サミットのために滞在中のパリで記者団の質問に答えて。      エルドアン大統領は、ロシア 全文をよむ

2015-11-30 プーチン露大統領「トルコの行動はISの石油のため」 (Hurriyet紙)

パリでの国連気候変動サミット(訳者注:気候変動枠組条約締約国会議)でレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と会わなかったウラジーミル・プーチン露大統領は、トルコに対する非難を続けている。      プーチン大統領はパリを出発する前に、トルコと、撃墜された飛行機について新たにコメントを行い、以下のように話した。      「我々は、新たな証拠を手に入れた。問題は、シリアにおけるトルクメン人達を守るためではない。トルクメン人達は、口実である。重ねて我々が確信していることは、ロシアの戦闘機を、シリアから 全文をよむ

2015-11-30 EUヴィザなし入国へ、必要なこと (Milliyet紙)

トルコは、ビザ無しでのヨーロッパ(入国)のため2016年10月までに、(不法な移民の)送還の手続きや、国境とビザの手続きに向けて諸部門を強化し、移民(を取り扱う)施設を作り、ビザに関する政策を変更しなければならない。      ブリュッセルにて先日実現したトルコ―EUサミットで、難民の流入をストップさせることと引き換えに、EUがトルコに提示した項目のうちの一つである、ビザの免除が2016年の10月から開始される。しかし、ビザの自由化は自動的に開始されるわけではなく、「ビザなしでヨーロッパに入国」 全文をよむ

2015-11-29 EU-トルコ間で難民問題で合意 (Radikal紙)

EU-トルコ間で難民問題を取り上げたサミットが終わった。ブリュッセルでのサミットの後にアフメト・ダヴトオール首相は、ドナルド・トゥスク欧州理事会議長とジャン・クロード・ユンケル欧州委員会委員長との間で実現したEU-トルコサミットの後に共同記者会見を行った。   サミットで取り上げられた話題と下された決定は次のとおりである。   ・EUは、トルコの再収容に関する合意から生まれた責任を果たした場合には、2016年の10月からビザの自由化を開始することを決定した。   ・EUは、トルコにシリア難民のた 全文をよむ

2015-11-27 クルド系YPG、ロシアの支援うけ勢力拡大中 (Radikal紙)

シリア北部の要衝を支配するクルド人民防衛隊(YPG)が、ロシアの航空支援によりユーフラテス川の西側まで勢力を拡大しつつあることがわかった。    ロシアの戦闘機が、YPGによるユーフラテス川西部への勢力拡大と平行して、テロ組織であるイスラム国(IŞİD/ISIS)の支配下にあるユーフラテス川西部の都市アレッポ郊外に位置する一部の地域に空爆を行ったことがわかった。    アナトリア通信社がその地域の関係者から得た情報によると、YPGがロシア戦闘機の支援を受け、ユーフラテス川西部に位置する都市ジャラ 全文をよむ

2015-11-27 トルコ外相、アゼルバイジャン訪問 (Milliyet紙)

メヴジュト・チャヴシュオール外相は公式訪問で訪れたアゼルバイジャンでイルハム・アリエフ大統領に歓迎され、オクタイ・エセドフ国会議長とアルトゥル・ラシザーデ首相と会談を行った。      アリエフ大統領はチャヴシュオール外相がバクーに来たことを嬉しく思うと述べ、第64次新内閣に入閣したことを祝った。アリエフ大統領はトルコで開催されたG20首脳サミットについて触れ、アゼルバイジャンが招待されたのは2国間の友好関係の表れだと述べた。チャヴシュオール外相はレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアフメト・ 全文をよむ

2015-11-26 どうなる、ロシアへの生鮮品輸出 (Milliyet紙)

ロシアのアレクサンドル・トカチェフ農業相は、「必要であればトルコからの生鮮食品輸入を停止し、トルコへ送られている穀物類を他国への輸出に回すことも検討する」と述べていたが、それに関してモスクワは「訂正」を行った。      あるロシア政府関係者は「ロシア政府はトルコに対する禁輸政策を検討しておらず、内閣でも議論されていない」とロシアのイタルタス通信に話した。トカチェフ農業相は25日朝、「ロシアの輸入のうち、トルコ産の野菜が占める割合は20%に過ぎない。野菜の輸入、特にトマトは、イランやモロッコ、イ 全文をよむ

2015-11-26 ロシア、原子力発電所計画に「中止はないが、延期はある」 (Radikal紙)

ロシア連邦政府管轄下にある分析センターのアレクサンダー・クルディン戦略エネルギー研究部長はトルコ領空を侵犯したロシア軍機の撃墜は原子力発電所計画に影響を与えることはないだろうとし、「アックユ原発計画が全て中止になることはないが、政治情勢によっては、計画は延期しうる」と述べた。      トルコ領空を侵犯したロシア軍機をトルコが撃墜したことで高まった緊張が、両国の共同プロジェクトに影響を与えるか否かについての見解を示した。この状況がロシアのトルコにおける最も重要なプロジェクトの一つであるアックユ原 全文をよむ

2015-11-24 撃墜された戦闘機パイロット、銃撃の瞬間 (Hurriyet紙)

DHA特派員がシリアのトゥルクメン隊の戦線で面会した沿岸部隊第二指揮官のアルパスラン・チェリキ氏は、「パイロットらを、パラシュートで落ちてくるときに撃った。遺体はここにある」と述べた。バシャル・モッラー指揮官も、この地域の丘を再び支配下においたと述べ、広汎で詳細な情報を提供した。また、映像では、パラシュートで落下する二人のロシア・パイロットに対し、空中にいるときに銃撃が行われ、部隊の一部からは「撃つな、捕虜にしよう、捕虜に・・」と言っている姿も映っている。 全文をよむ

2015-11-24 ロシアからトルコへの旅行ツアー、一時停止 (Hurriyet紙)

Tass通信社の報道によると、ロシアの旅行会社が先ほどトルコのパッケージ旅行の販売を一時的に停止することを決定した。これに加えてロシア議会は「トルコ線の航空機の発着を禁止する」ことを提案した。      ロシアのトルコツアー販売最大手Nattalie Tours社は、暫定的にトルコへのパッケージ旅行の販売を停止したと発表した。      またロイター通信によると、ロシアのRostourism社も同様にトルコへのパッケージツアーの取り扱い停止を勧めたことを明らかにしたという。      これらはR 全文をよむ

2015-11-24 NATO臨時理事会、「緊張を鎮める必要がある」 (Milliyet紙)

NATOのストルテンベルグ事務総長は、ロシア戦闘機の撃墜に関し「トルコの発表は、我々が持っている情報に合致している。緊張を鎮める必要がある。深刻な事態だ。緊張を鎮めることに努めなくてはならない。」      トルコの要請をうけ実施されたNATO理事会の臨時会議は1時間続いた。この会議で、トルコは銭湯機撃墜について説明を行った。NATOのストルテンベルグ事務総長と加盟国の大使らの参加した会議ののち、ストルテンベルグ事務総長は、記者会見を開いた。   ストルテンベルグ事務総長は、「ロシアの目的はIS 全文をよむ

2015-11-24 ロシア機、シリア国境で撃墜される (Hurriyet紙)

参謀本部は、シリア国境で撃墜された戦闘機に関し発表を行った。空域に関するレーダーの軌跡分析も、軍関係者により公開された。トルコ国軍の発表では、次のように述べられている。      「2015年11月24日9時20分ごろ、ハタイ県ヤイラダー地区でトルコ領内に侵入した国籍不明の飛行機は、複数回にわたり(5分間に10回)警告されたにもかかわらず、トルコ空域に入り込んだ。当該の飛行機は、交戦規定にもとづき、2915年11月24日9時24分に、この地域で警戒任務にあたっていて我が国の2機のF16戦闘機によ 全文をよむ

2015-11-22 G20、台所の舞台裏 (Milliyet紙)

G20サミットの枠組みで、世界でも重要なリーダーたちをもてなしているアンタルヤで、セキュリティ対策の知られざる詳細は厨房にあった。リーダーたちの食事は特別な警備の元で準備された。味見をせずに供されることはなかった。サミットの台所からの特別な報告は以下の通り。      サウジアラビア、アブドルアズィズ・アル・サウード国王:海産物は食べなかった   ロシア、ウラジミール・プーチン大統領:外では水すら飲まなかった   IMF、クリスティーヌ・ラガルド専務理事:お酒は飲まなかった   ドイツ、アンゲラ 全文をよむ

2015-11-21 北キプロスへの水供給事業、中断 (Milliyet紙)

北キプロストルコ共和国政府がメルスィン県のアナムル郡から供給される水の管理に関してトルコの「民営化」案を受け入れず、自治体が担うよう主張したことから、トルコは水の供給を止めた。アナムルのバルブを閉めたトルコは北キプロスのゲチトキョイダムへの水の供給だけでなく、投資のための金の流れも止めた。これによりいくつかの自治体と省庁の投資計画が中断となった。VATAN紙の取材に対し、ゲチトキョイのバイラム・アヴジュ村長は1週 間の水の供給停止を取りやめ、「政治家は危機の解決策を生み出すべきだ」と述べた。   全文をよむ

2015-11-21 パリ・テロ事件ベルギー国籍連絡役、アンタリアで逮捕 (Radikal紙)

パリのテロ事件で連絡役を担っていたとされるモロッコ出身でベルギー国籍のアフメト・ダフマニ(26歳)被疑者が、イスラム国の民兵2人とともにアンタルヤで逮捕された。    フランスの首都パリにおいて、先週132人の犠牲者を出す結果となったテロ事件の連絡役をしていた疑いで、モロッコ出身の民兵らがシリアへの逃亡をはかる途中アンタルヤで逮捕された。ベルギー国籍で26歳のアフメト・ダフマニ被疑者と、一緒に行動していた2人の人物が身柄を拘束された裁判所で逮捕された。    パリで11月13日の金曜日に起きたテ 全文をよむ

2015-11-18 来土のチプラス・ギリシャ首相、CHPとHDPを訪問 (Hurriyet紙)

ギリシャのアレクシス・チプラス首相は共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首、国民の民主主義党(HDP)のフィゲン・ユクセキダー共同党首と会談した。      会談にはCHPのファイク・オズトゥラク副党首、アンカラ県選出のアイリン・ナズルアカ国会議員とイルファン・イナンチ・ユルドゥズ青年部代表も加わった。   難民問題、キプロス及びエーゲ問題とトルコのEU加盟に関する課題が取り上げられた会談で、2007年に亡くなったイスマイル・ジェン元外務大臣が2つの国の兄弟愛のために行った貢献につい 全文をよむ

2015-11-16 G20アンタリヤ会議に「招かれざる客」―猫! (Hurriyet紙)

G20アンヤリヤ会議では、最高レベルの警備が敷かれたにもかかわらず、「招かれざる客」も、会場に入ることに成功した。      最高レベルの警備体制がとられたG20会議だったが、レセプションの会場や公式行事の会場を、猫がうろうろしていた。      サミットに参加した各国首相を迎えた外務省の会議担当のシェヴキ・ミュテヴェッリオール長官は、猫を追い払おうとしていた。しかし、それには成功しなかった。この瞬間はカメラにとらえられていた。 全文をよむ

2015-11-16 スロバキア、全ムスリム住民を監督下に (Milliyet紙)

スロバキアの首相は、パリでの攻撃の後、国内に居住するすべてのムスリムを監督下に置くことを発表した。      スロバキアのロベルト・フィツォ首相は、スロバキアのニュースチャンネル「TA3」に対して行った説明において、「スロバキア共和国内に居住するすべての ムスリムを監督下に置く。彼らの大多数は国内に合法的に居住している」と述べた。スロバキア・イスラーム基金は(首相の)この説明に反対する形で行った声明で、フィツォ首相が人々を宗教的な理由で「脅威」と見なしていることを強調しつつ、「フィツォ首相は明ら 全文をよむ

2015-11-16 G20、料理のサービスは一斉に (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、G20首脳サミットの一環として、「地球温暖化と難民危機」という議題の会合の食事で、一堂に会した。食事の際に首脳たちの傍で給仕をするウェイターは、この奇妙な光景を作り出した。       G20アンタルヤ首脳サミットの初日の晩餐では、テロリズムと難民危機が議題に挙げられた。会議の始まりで注目を引いた点の一つが、全首脳の傍にいるウェイターたちである。同時に給仕をするウェイターの写真が、注目を集めた。      ■テロリズムは国際的な問題      会談では、パ 全文をよむ

2015-11-16 フランスでトルコ系住民、差別主義者に撃たれ軽傷 (Hurriyet紙)

フランスのベルギー国境周辺のカンブレーでケバブ屋を営むトルコ系住民が、差別主義者の襲撃の対象となった。      30歳前後のトルコ系住民は、店の近くの歩道で、3人が乗車し、フランス国旗を掲げる乗用車から放たれた銃弾によってけがをした。      カンブレーのレミ・シュワルツ検察官は、トルコ系の住民が小口径銃から発砲された銃弾によって背中にけがをしたが、命に別状はないと語った。発砲した者が同じ日の晩に自殺したことも、検察側からの情報に含まれていた。      乗用車に乗っていた1989年生まれの 全文をよむ

2015-11-15 IS虐殺のヤズィディー女性埋葬地みつかる (Cumhuriyet紙)

イラクのシンジャール県でISにより殺害されたヤズィディー教徒女性らの集団埋葬地が発見された。      イラクのシンジャール県近くで、ISにより殺害されたヤズィディー教徒女性らのものとみられる集団埋葬地が見つかった。つい先日、ISが一掃された都市の近くで見つかった集団墓地からは、40~80歳代まで幅広い年代の女性78名の遺体が発見されたと明らかにされた。      シンジャール県議会のミヤスィル・ハッジ議員はこれに関して、若い女性はISに奴隷として連れて行かれたのではないかと述べている。ハッジ議 全文をよむ

2015-11-15 アンタリヤG20サミット開催、注目は経済よりテロ (Hurriyet紙)

パリでのテロの影響は、G20サミットが開催されるアンタルヤでも感じられている。昨日(14日)行われたB20、L20、T20などの活動でも、すべての参加者がパリのために祈った一方、ジェヴデト・ユルマズ副首相の、テロに対しすべての国が一斉に抵抗することが必要であるという言葉が大きな喝采を受けた。ビジネス界も反発を示した。      今日(15日)アンタルヤで始まるG20サミットに、一昨日の13日夜パリで起こったテロ攻撃が跡を残す。昨日行われたビジネス20(B20)サミットでも、パリでのテロが議題に上 全文をよむ

2015-11-14 パリ連続テロ事件へ、エルドアン大統領声明発表 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、フランスでのテロ事件に関連し、声明を発表した。エルドアン大統領は、パリの事件に関し「コンサートホールでおきた人質事件は、いかなる人間的、道徳的価値観をもってしても説明できるものではない。この卑劣な事件はテロに関し我々が長年にわたって主張してきた警告が、いかに的をえたものであったかを、きわめて悲痛な形で証明している」と述べた。      エルドアン大統領は、パリでのテロ事件に関し「トルコとトルコ国民を代表し、オランド大統領とフランス市民へ、テロ犠牲へのお悔み 全文をよむ

2015-11-13 EU、難民問題協力でトルコへ30億ユーロ提案? (Radikal紙)

EUとアフリカ諸国がマルタで集い開催した難民サミットが昨日終了した。サミットでのトルコに関する詳細が徐々に明らかになってきている。ブリュッセルで10月初めに行われたサミットでは、EU諸国の中からまずイギリスが、難民の流れを止める見返りにトルコに30億ユーロの資金援助に関する提案を行っていた。      EUとアフリカ諸国がマルタで開催し、昨日終了した難民サミットでのトルコに関する詳細が、続々と届いている。ブリュッセルで10月初めに行われたサミットでは、難民の流れを止める見返りに、EU諸国の中から 全文をよむ

2015-11-13 IS勝利のペシュメルゲ部隊、教育したのはトルコ国軍 (Milliyet紙)

北イラク・クルディスタン自治政府のマスード・バルザーニー大統領に属するペシュメルゲ部隊のシェンガル(シンジャール)地方でのテロ組織ISに対しての勝利の後、トルコ国軍が行った訓練、輸送、戦術的な支援が重要な役割を果たしたことが分かった。イラクのヤズィーディー教徒が多く暮らす地方で行われた軍事作戦の、最前線に立った約 2,500人のペシュメルゲ(クルド人民兵)は、トルコ人将校によって(トルコによる)訓練・支援活動の一環として訓練されていた。   テロ組織PKKと、そのシリアにおける組織であるPYDが 全文をよむ

2015-11-11 フェネル・ギリシャ正教総主教の発言、ブルガリアで波紋 (Radikal紙)

フェネルのギリシャ正教総主教であるバルソロメオス氏が「第二次世界大戦時に盗まれ、総主教座の貴重なイコンは本当の持ち主に返されるべきだ」という表現がブルガリアで波紋を呼んだ。      フェネル・ギリシャ正教総主教であるバルソロメオス氏がソフィアを訪れた際に、ブルガリア側に「第二次大戦時にあなた方が強奪したイコンを返還してください」という発言で大きな危機を生んだ。ロセン・プレヴェネリエフ大統領が総主教に最上位の「スタラプラニナ」国家勲章を授けたセレモニーで問題が発生したことを受け、ブルガリアのボイ 全文をよむ

2015-11-09 ダヴトオール首相、対IS地上戦の可能性に言及ーCNNインタビュー (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール首相はCNNインターナショナルでクリスチャン・アマンポール記者の質問に答えた。同首相は、トルコがイスラム国(IS)との闘いのための地上戦の準備をしているか否かと聞かれ、「トルコは一か国で全ての負担を負うことはできない。もし、連合軍が結成され、統合された戦略があるならトルコはあらゆる意味でそれに参加する用意がある」と答えた。      アフメト・ダヴトオール首相は、シリアのバッシャール・アサド大統領の辞任を含めた包括的な戦略がある状態において、シリアでのイスラム国に対する地上 全文をよむ

2015-11-09 G20アンタリヤ会議、準備状況 (Zaman紙)

アンタリヤで開催されるG20サミットに参加する首脳たちの名前が明らかになった。      G20アンタリヤ会議には、アルゼンチン大統領クリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル、オーストラリア首相トニー・アボット、ブラジル大統領ジルマ・ヴァナ・ルセフ、カナダ首相スティーヴン・ハーパー、中華人民共和国国家主席集近平、フランス大統領フランソワ・オランド、ドイツ首相アンゲラ・ドロテア・メルケル、インド首相ナレンドラ・モディ、インドネシア大統領ジョコ・ウィドド、イタリア首相マッテオ・レンツィ、日本の安 全文をよむ

2015-11-04 外相、北イラク・バルザーニ―大統領と会見「クルド地域の発展に寄与する」 (Radikal紙)

フェリドゥン・スィニルリオール外相は北イラククルド自治政府(IKBY)のマスード・バルザーニー大統領と会談し「トルコは良好な隣国関係にあるクルド地域の発展・進展に寄与する。トルコはクルド地域における安定性と安全性を支援する」というメッセージを送った。      イラクにおける滞在が続くフェリドゥン・スィニルリオール外相は、アルビル(IKBYの首都)でIKBYのバルザーニー大統領と会談した。IKBY大統領府公式サイトは会談の詳細に関して書面による発表を行った。それによると、スィニルリオール外相とバ 全文をよむ

2015-10-30 パラグアイ議会「アルメニア法案」可決 (Radikal紙)

パラグアイ議会は、「アルメニアジェノサイド」を認めることを表明した。      南米パラグアイ議会は、「アルメニアジェノサイドを認める法案を可決した。野党の進歩主義民主党の上院議員デジレ・マッシ氏によって提出された法案が全会一致で可決された。   可決に参加した上院議員の共同署名により制定された法案で「人類に対する大罪から今年で100年目となる。パラグアイ共和国上院は1915-1923年の間にオスマン帝国によって行われたアルメニア人に対するジェノサイドを認める」という表現が用いられた。   可決 全文をよむ

2015-10-29 EU進捗レポートで、トルコ批判 (Hurriyet紙)

イギリスのロイター通信によると、EUの今年のトルコ進捗レポートのアウトラインでは、政府は、法の優越、表現の自由、司法の独立といった項目が後退したことで非難されている。EU委員会は報道について、「報道内容については我々は関係ない」と述べた。      イギリスのロイター通信は、EUによって毎年用意されるトルコ進捗レポートのアウトラインが決定したと伝えた。ロイターが見た文書では、トルコ政府が、司法の優越、表現の自由、司法の独立などの点で後退したと批判されている。同社は、EUレポートが日曜日の選挙後に 全文をよむ

2015-10-28 インデペント紙「独裁にあと一歩のトルコ」 (Hurriyet紙)

インディペンデント紙のパトリック・コックバーン記者は、11月1日の総選挙が「トルコの分裂をより深刻化させる」と述べた。      BBCトルコによると、コックバーン氏は「独裁にあと一歩」という題の記事の中で次のように記した。      「2002年以来トルコを統治してきたエルドアン大統領と公正発展党(AKP)は、いかにして単独で第一党となり、政治的独占を作ることができるのか。今回の選挙ではこれが明らかになるだろう。」      「いまだ選挙戦最中である。しかし選挙キャンペーンは、クルド人とトルコ 全文をよむ

2015-10-27 イスタンブルだけでも全ヨーロッパより多い難民がいる (Hurriyet紙)

国際救済委員会のデーヴィッド・ミリバンド委員長は、シリア人を筆頭とした難民の60%が大都市で生活しており、イスタンブルの難民だけでもヨーロッパへ到来した全難民の数を超えていると伝えた。      イギリスを拠点とするNPO国際救済委員会のデータによればイスタンブルで暮らす難民数は33万6000人である。この数はヨーロッパへ到来した全難民の数より多い。      一方、トルコの全難民数は250万人近くである。      ■彼らはもう一度シリアへ帰還することは考えていない。      国際救済委員会 全文をよむ

2015-10-25 東京での投票で喧嘩、日本警官ら負傷 (Hurriyet紙)

トルコで11月1日に行われる国会議員総選挙のため在外投票が続く中、日本の首都東京でトルコ国民の投票者の間で喧嘩が起きた。      AFP通信の報道によると、トルコ大使館の前で昨日起きた喧嘩に警察が介入した。      ドアン通信社の報道に載った報道によると、あるグループがテロ組織PKK(クルディスタン労働者党)に好意的なスローガンを叫び、PKKの旗を掲げたことに際して始まった緊張が喧嘩となった。      東京の通りで何十分も続いた騒動で2人の警官を含む少なくとも12人がけがをした一方で、ロイ 全文をよむ

2015-10-24 PKKの背後には28か国がある (Milliyet紙)

トルコ大国民議会元議長にして公正発展党(AKP)アンカラ選出議員であるジェミル・チチェキ氏は、次のように述べた。「我が国で連立政府で何が起きたか、これらを思い出せなければ、また過ちを犯すことになる。トルコが連立に向かう可能性は非常に限定的で、実施されるとすれば、なすべき多くのことがある。」       アンカラのギョルバシュ教員会館で非政府組織のメンバーと集ったチチェキ氏は、トルコは不透明な状態にあり、これが全国民に大きな影響を及ぼしていると述べた。 チチェキ氏は、今起きている不透明さが11月1 全文をよむ

2015-10-23 EU進捗レポート、迷走 (Hurriyet紙)

EUから毎年発行されているトルコに関する進捗レポートが、11月1日の選挙前に2度発表を延期したことが議論の的となっている。ブリュッセルでの現段階での進捗レポートの発表は11月5日との模様。      EU委員会が、トルコのために1998年より発行している進捗レポートが初めて、「まったく発行できず」議論の的となった。トルコで11月1日に実施される選挙前にレポートの発表が何度か延期されざるを得なくなったこと、延期に至る理由が理にかなっていないことが、この議論をより深めている状態だ。欧州議会の様々なグ 全文をよむ

2015-10-21 ダヴトオール首相のアサド大統領のロシア訪問コメント (Radikal紙)

アフメト・ダヴトオール首相は、シリア大統領バシャール・アサド氏とロシア大統領ウラデミル・プーチン氏が昨日モスクワで行った会見についてコメントし、「なんといいましょうか、彼がモスクワでもっと長い時間滞在してくれれば、シリア国民は一息つけただろうし、できれば、いったきりになり、その形で移行プロセスが始まればよかったのに・・」と発言した。      アフメト・ダヴトオール首相は、トルコがシリアにおいてアサド大統領の在任を容認する解決プロセスを受け入れる方向にあるという報道と、シリア大統領バシャール・ア 全文をよむ

2015-10-18 エルドアン、独メルケル首相と難民問題会談 (Radikal紙)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相とトルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はイスタンブルでの会談において、難民問題、シリア問題、EU問題について話し合った。      ドイツのアンゲラ・メルケル首相とトルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の会談が終了した。   ベシクタシュにあるマベイン・キョシュクで予定より約25分遅れて始まった会談のため、まず初めに、エルドアン大統領が到着した。エルドアン大統領(の到着)から約1時間後の16時25分にメルケル首相がキョシュクに到着した。   会談後、両 全文をよむ

2015-10-17 「キプロスへ水」パイプライン、完成 (Hurriyet紙)

トルコからキプロスへ海底サスペンション・パイプラインシステムを用いて水を供給するプロジェクトが今日、メルスィン県アナムルと北キプロス(KKTC)での、共同式典をもってスタートする。このたび、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアフメト・ダヴトオール首相が、メルスィン県のドラゴス川に架かるダムでバルブを開栓した。今後、ヘリコプターで(パイプの終点である)ギルネに移動し輸送された水を迎える予定である。プロジェクトには16億リラがかけられ、約4年で完成した。      アナムル〜メルスィン水 全文をよむ

2015-10-17 トルコ政府、EUの難民対策トルコ支援プランに冷ややか (Milliyet紙)

トルコのフェリドゥン・スィニルリオール外相は、EUが財政援助と引き換えにトルコに対し難民問題への協力を求めているのに対し、「受け入れがたい」と述べた。      ■アンカラは、EUの計画に冷ややか      スィニルリオール外相は、ブリュッセルで合意された計画が最終的なものでなく、一種の案にすぎないと強調した。トルコが難民問題で支出した金額が800万ドルに上るとするスィニルリオール外相は、「トルコの国民総所得は、180億ドルだ。彼らの総所得は、18兆ドルに上る。18兆ドルのうち、30億ユーロなど 全文をよむ

2015-10-17 トルコ空軍、国籍不明の無人偵察機を撃墜―ロシア?シリア? (Hurriyet紙)

トルコ軍用機は、昨日(15日)国籍不明の無人偵察機(İHA)をキリス上空で機械砲撃により撃墜した。この無人偵察機は撃墜前に無線で3回の警告を受けていた。今回撃墜された無人機のモデルが、ロシア製の「オルラン10(小型イーグル)」に酷似していたことは注目を集めた。モスクワ政府は無人偵察機の損失はなかったと発表している。    シリアとの国境沿いでパトロール飛行を行っていたトルコのF-16機は、レーダーでキリス上空のトルコ領空から3km程内側に入ったあたりに外国籍の航空機を特定した。F-16機は無線で 全文をよむ

2015-10-12 日本で、人文社会系の学部閉鎖へ (Hurriyet紙)

日本政府は、「社会的要請にこたえる」という目的で、人文社会系の学部への閉鎖を、86の国立大学に指示している。大学の多くは、この決定に従うと発表しているが、日本を代表する東京大学と京都大学という2つの大学は、この指示を「知的活動に反する」と評している。      日本では、多くの大学が、政府の指示により、人文社会系の学部の閉鎖を決めた。政府は、この指示の目的を「社会的が必要とする分野に、より集中するため」としている。日本は、人文社会系にかわり、国の発展を加速化させる技術や職業分野に重点を置くことを 全文をよむ

2015-10-09 日本の天皇、エルドアン大統領を「質素な」部屋でお出迎え (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、2日間の来日中の昨日、首都東京で天皇陛下と会見した。天皇陛下がエルドアン大統領をもてなした皇居のレセプションルームの質素さが注目された。      エルドアン大統領とエミネ大統領夫人は日本の天皇皇后両陛下とおよそ30分間会見した。この会見は皇居のレセプションルームで行われた。レセプションルームの質素さがソーシャルメディア上で最も話題となったテーマの一つとなった。      @mhlf_kale   日本の天皇が何の威厳もなく座っているのに注目。   @mu 全文をよむ

2015-10-08 メルケル独首相「トルコは必要だが、EUには不要」 (Milliyet紙)

アンゲラ・メルケル独首相は、シリアからヨーロッパへの難民流入を止めるためにトルコの助けが必要だが、トルコのEU加盟については(反対の)意見は変わらないという見解を明らかにした。公正発展党(AKP)からはメフメト・アリ・シャーヒン副党首がこの発言に応じた。      トルコのEU加盟反対派として知られるアンゲラ・メルケル独首相は、同国の国営放送局ARDでの会見で、この考えは変わっていないことを表明。「トルコの加盟には常に反対してきた。エルドアン大統領もこのことはご存じだ。考えは今も変わらない」と発 全文をよむ

2015-10-07 トルコ、シリア問題でロシアに協働呼びかけ (Hurriyet紙)

領空侵犯問題をきっかけに冷え込むトルコ-ロシア関係において重要な展開があった。ロシア側の発表によると、トルコ政府は同様の危機を防ぐため、協働同盟関係の構築を提案した。      トルコ政府とこの件について協議したと言われるロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官は、「在アンカラのロシア大使館軍事顧問がトルコ防衛省を訪問した。火曜日(6日)の午後行われた会談で、トルコ側の担当者と面会したわが国の職員は、我が国の対シリア政策と同様の危機を未然に防ぐために、協働同盟関係の構築に向けた提案を受けた」 全文をよむ

2015-10-05 トルコ外務省、ロシアに猛抗議―領空侵犯問題 (Milliyet紙)

トルコ外務省からロシアへ領空を侵犯したことへの2回目の抗議。      トルコは、土曜日に領空を侵犯した後の日曜日の新しい問題についてもロシアに対して2回目となる抗議の文章を提出した。アンカラは、ロシア大使に対して、強い表現を用いて「貴国は望まれない事態の要因となっている」と警告した。      トルコとロシアの間で、シリア危機によってもたらされた問題が広がり続けている。   外務省は、今朝行った発表において、土曜日に一機のロシア戦闘機がシリア国境上でトルコの領空を侵犯したと公表した。このため在 全文をよむ

2015-10-04 トルコさらに200万人のシリア難民受け入れか (Radikal紙)

トルコが200万人のシリア難民をさらに受け入れると言われている。ドイツのツァイト紙のインターネットサイトの記事によると、 EUとトルコが欧州対外国境管理機関によるギリシア国境の警備を計画していて、トルコが200万人近いシリア難民をさらに受け入れる準備をしていると報道した。      記事によると、EUとトルコは難民のヨーロッパへの流入を止めるための計画を準備した。ツァイト紙がフランクフルト・アルゲマイネ・ゾンタークスツァイトゥングに基づいて報道した記事では、トルコがギリシア国境をさらに厳重に警備 全文をよむ

2015-10-04 ロシアのシリア爆撃、トゥルクメン地域も標的に? (Milliyet紙)

トルクメン人人口の多い地域の1つ、(シリア北西部、ラタキア県の)バユルブジャク地域で、アサド体制に反対し戦っているトルクメン人のウマル・アブドゥッラー司令官は、ロシアの飛行機がトルクメン地域も攻撃していると述べた。      スルタン・アブデュルハミト旅団のウマル・アブドゥッラー司令官はアル・ジャズィーラに対し、この2ヶ月間、(ラタキア県)トルクメン山のアサド体制側にロシアの戦車が駐屯しており、50人以上のロシア人兵士がこの地域に展開していると主張した。      アブドゥッラー司令官は、無線で 全文をよむ

2015-10-01 ロシアのシリア空爆、軍事教育組織を標的 (Milliyet紙)

アメリカの教育基金プログラムの枠組みの中で教育を受けたシャーム鷹旅団のリーダー、ハサン・ハジ・アリ氏は、ロシアの戦闘機が旅団のイディリブ県にあるキャンプへ、2度の空爆を行ったと主張した。      アリ氏はロイターに以下のように話した。      数名の戦闘員が軽傷を負い、攻撃で20発のミサイルが撃たれたとした。自由シリア軍傘下の戦闘員が、教育基金プログラムの枠組みで、カタールとサウジアラビアで教育を受けていたと語った。アメリカのジョン・マケイン上院議員は、ロシアの空爆は自由シリア軍傘下の、教育 全文をよむ

2015-10-01 イラクで人質のトルコ人労働者16人、解放! (Hurriyet紙)

9月2日、イラクの首都バグダードで、ヌロル建設の建築現場から誘拐された16人のトルコ人労働者が、今朝未明開放された。バグダードの55キロ南にあるケルベラという道で開放された労働者らを、ファールク・カイマクジュ・バグダード大使が引き取った。エルドアン大統領の指示を受け、特別機ANAがイラクで解放されたトルコ人労働者らをトルコへ帰還させるべく、バグダードへ飛び立った。トゥールル・トゥルケシュ副首相、メフメト・ミュエッズィンオール保健相、ニハト・ゼイベキジ経産相、そしてファフリ・カスルガ大統領秘書がこ 全文をよむ

2015-09-29 トルコ空軍、北イラク空爆25人殺害 (Hurriyet紙)

参謀司令本部は、イラク北部のテロ組織のメンバーに向けた空爆で19人を、ハッキャーリ県チュクルジャ地区での軍事作戦で6人を殺害したことを明らかにした。      参謀司令本部がインターネットサイトに掲載した情報によれば、イラク北部のガラ地区に向けて実施された空爆で分離主義のテロ組織のメンバー19人を殺害した。      ハッキャーリ県チュクルジャ地域で行われた軍事作戦では、6人のテロリストの死体を押収した。      ビトリス県ギュロイマク郡で地雷と手製爆弾を捜索していた兵士はタトヴァンとムシュの 全文をよむ

2015-09-26 ダウトオール首相、メルケル独首相らと会見―国連総会 (Milliyet紙)

アフメト・ダウトオール首相は、国連総会のためにニューヨークを訪れ、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と面談した。      両国の代表団による会談と両首相による会談は約45分続き、シリア問題と難民の移民問題が重点的に取り上げられた。この会談に、国家諜報局(MİT)のハーカン・フィダン事務次官も出席したことも注目を集めた。      ダヴトオール首相は、メルケル独首相との会談で、まずヨーロッパに向かう難民によってもたらされる危機に向けたEUの決定と、EUに対するトルコの提案を取り上げた。      全文をよむ

2015-09-25 北キプロスに、偽マック?! (Milliyet紙)

アメリカの巨大ファーストフードチェーン、マクドナルドは北キプロス・トルコ共和国のカフェに「ビッグ・マック」という名前をつけ、看板にアルファベットのMを使ったことについて、カフェのオーナーでトルコ系キプロス人のオスマン・ガーズィオール氏を訴えた。      キプロス島のギリシャ側で営業するマクドナルドの関係者は、北キプロスで「ビッグ・マック」という名のカフェが開かれたという報道を新聞で読んだ。これを受けて北キプロスへ向かったギリシャ側のマクドナルド関係者たちはトルコ系キプロス人のカフェで食事をし、 全文をよむ

2015-09-25 モスクワに大モスク完成―開所式にエルドアン出席 (Milliyet紙)

世界の多くの国で、何百万人ものムスリムが犠牲祭初日の礼拝に参加した。      ロシアの首都モスクワでは、2日前に開設されたモスクワ・ウル・モスクに、何千人ものムスリムが訪れた。欧州最大との称号を持つモスクの開設式に、訪露中のエルドアン大統領も参加した。エルサレムでは、アル=アクサモスクでの犠牲祭の礼拝に注目が集まった。混雑により、何百人ものムスリムがモスクの外で礼拝を行っ た。礼拝後、抗議デモを起こしたグループは、「アル=アクサモスクに自由を」とスローガンを叫んだ。 全文をよむ

2015-09-22 シリア移民、ジェットスキーでエーゲ海を渡る (Milliyet紙)

ボドルムで、シリア移民4人が違法にジェットスキーを使ってギリシャ領プセリモス島へ渡る姿が撮影された。      ギリシャのニュースサイトが、20日午前に4人のシリア不法移民が、ボドルムからジェットスキーで、トゥルグトレイス地区の向かい側にあるギリシャ領プセリモス島へ渡ったことを読者に伝えた。3人ずつ乗った2艘のジェットスキーで、4人のシリア不法移民をギリシャ領の島へ届けた(操縦者の)2人は再びトルコ領へ戻ったという。不法移民のジェットスキーによる旅は、一人のアマチュアカメラマンが撮影したことでニ 全文をよむ

2015-09-19 シリア難民パニックの欧州各国からトルコ訪問相次ぐ (Milliyet紙)

欧州連合(EU)は、3年間十分に気に留められてこなかったシリア人難民問題に対して、不法移民の流入がヨーロッパに向けられたことに対する態度の変化を取り上げ、これらのメッセージをトルコ政府に伝えた。   シリア人難民がギリシャ・ブルガリア国境に押し寄せていることと、エーゲ海の不法移民通過の増加を受けて、この2日間でヨーロッパから3カ国の外相がアンカラに重要な訪問を行った。シリア国内に安全な場所を形成するというトルコの主張を支持する方向でEUから送られたメッセージも注目を引いた。      ■シリア 全文をよむ

2015-09-18 エディルネで足止めのシリア難民、またストップ (Radikal紙)

4日間にわたりエディルネの自動車専用道で待機していたシリア難民は、ドゥルスン・アリ・シャーヒン県知事の「首相があなた方を受け入れる可能性はある」という発言を受け、パザルクレ国境門に向かって歩いていた。しかし5キロに及ぶ移動の後、難民らは警察と軍警察のバリケードにより再び止められた。      エディルネ自動車専用道で4日間待機しているシリア難民らのそばにやってきたエディルネ県のドゥルスン・アリ・シャーヒン県知事は、難民らとともに金曜礼拝を行った。その後、首相が選挙での候補者選定作業にかかわってい 全文をよむ

2015-09-18 ブルガリア、シリア難民流入阻止へトルコ国境へ1000人兵士派遣 (Milliyet紙)

ブルガリアは、シリア難民の流入を阻止するため、トルコ国境へ兵士1,000人を派遣する決議を取った。      内務省は、昨晩(9月17日)、難民660人が違法にブルガリアへ入国を試みた後、同派遣決議が取られたと発表した。ブルガリア副首相兼内務相ルムヤナ・ブチワロワ氏は、難民に対する武力行使は行わない、と述べた。同氏は、「金網を破る者がいれば拘束しなければならない。ハンガリーで起こったような、難民に対するガス使用は間違っている」と話した。 全文をよむ

2015-09-16 サウジ政府、メッカ工事事故死亡者遺族へ80万TL(3200万円)保証提示 (Radikal紙)

サウジアラビア王国政府は、カーバ神殿周回路拡張工事に用いられたクレーン倒壊による犠牲者の遺族に100万リヤル(約80万トルコリラ=日本円で約3200万円)、負傷者には50万リヤル(約40万トルコリラ=約1600万円)が支払われることを明らかにした。      サウジアラビア王国政府は、カーバ神殿で起きたクレーン倒壊事故に関する発表を行った。サルマーン・ビン・アブデュルアズィーズ国王の厳命による発表は以下の通り。      「クレーン倒壊事故の犠牲者のご遺族には100万リヤルが支払われます。また事 全文をよむ

2015-09-12 エーゲ海密航3人の有力トルコ人が手配?―ワシントンポスト紙 (Hurriyet紙)

イズミルからの亡命移民について報道したワシントンポスト新聞は、「エーゲ海で1人の難民も死に至らしめなかった」と自称する違法移民業者の「この仕事は2、3人の有力なトルコ人が仕切っている」という発言を伝えた。記事によると、この夏、違法移民業者らはこの仕事で少なくとも三億ドル稼いだ。      アメリカで影響力のある新聞のうちの一つ、ワシントンポストは、シリア人やアフガニスタン人難民のトルコからヨーロッパへの「恐ろしい、しかし選択の余地のない移住」を報じた。このためにイズミルへ記者を派遣したワシントン 全文をよむ

2015-09-12 メッカの事故、建設はビン・ラディンの親族企業 (Radikal紙)

カーバ神殿で発生した107名死亡の建設事故について、この事業をビン・ラディンの親族が請け負っていたことが明らかとなった。      カーバ神殿で107名が命を落とした建設事故に関して重大な事実が明らかとなった。カーバ神殿改築事業はビン・ラディンの親族企業が請け負っていたというものだ。ただし、かつてのアルカイダ首領ウサマ・ビン・ラディンは1990年代にテロ活動を行うようになったことをきっかけに一族らに勘当されていたようだ。      ■下請け企業各社と合意      サウジアラビア政府の一大事業の 全文をよむ

2015-09-12 カーバ神殿で事故、トルコ人2名含む107名死亡 (Milliyet紙)

サウジアラビア政府は、107名が死亡、238名の負傷者が出たと述べた。   宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官は、カーバ神殿でのクレーン車横転事故で死亡した人々のうち、2名のトルコ人巡礼者が含まれていたことを明らかにした。      カーバで、数日間続いている強い雨と暴風の影響により、マスジト・ハラームでの拡張作業の際、50-55メートルの高さのあるクレーン車が巡礼者の上に倒れた。       この事故により107名が死亡、238名が負傷した。   メッカにおける宗務庁関係者らによると、カーバ神殿 全文をよむ

2015-09-11 IS、インターネットで捕虜「販売」 (Hurriyet紙)

IS(「イスラム国」)は、身代金を集められなかったノルウェー人と中国人、2人の人質をインターネットへ「販売」に出した。オスロのオーレ・ヨハン・グリムスガード-オフスタッド、北京のファン・ジンフイ(樊京輝)と書かれた人質写真の側に「身代金を支払いたい物はこちらに連絡を」 とメモが記されていた。       ISは、身代金を集められなかったノルウェー人と中国人、2人の人質をインターネットへ「販売」に出した。ジハード主義者がインターネットに掲載しているプロパガンダ雑誌・ダービクの11号に、オスロの政治 全文をよむ

2015-09-05 フランスで初のイスラム銀行、開業 (Cumhuriyet紙)

フランスでイスラム法に基づいて運用する初の銀行が、パリ近郊のセーヌ=エ=マルヌ県のシェル市で開業した。       銀行は約3000人の顧客(預金者)を集めていて、この顧客のうち5%は企業、95%は個人が構成している。同銀行は来年中に国内全土で20近くの支店をオープンすることを計画していて、生命保険、健康保険、その他の銀行業務を請け負っていく一方で利子と投機事業は行わない予定だ。銀行内には顧客のための礼拝所も用意している。    同銀行は酒、煙草、賭博場、ギャンブル、武器取引のような分野の投資家 全文をよむ

2015-09-05 バグダードのスタジアム建設現場からトルコ人労働者18人、誘拐 (Hurriyet紙)

バグダードにあるヌロル建設の建設現場から誘拐された18人のトルコ人を救出するため、イラク治安部隊による捜索活動が間断なく続けられていることが明らかになった。イラク政府がトルコ政府へ伝えた情報によると、トルコ人たちは、軍と警察組織の中で影響力を持つ一部のシーア派民兵によって誘拐されたと考えられており、16台の別々のオフロード車で常に場所を変えながら拘束されているという。      ■40キロメートル範囲内      車は時折3、4台のグループに分かれていることが確認されている。イラク当局の現地の情 全文をよむ

2015-09-05 水死のシリア難民幼児ら、埋葬 (Hurriyet紙)

クルディさんとその家族の、シリアにおける内戦やイスラム国(IS)支配からの避難のため始まった希望の旅路の結末は、すべての人々の心を打ちのめした。悲しみにくれる父親のアブドゥッラー・クルディさんは、今日(5日)息子のアイラン・クルディくんとガリプ・クルディくん、そして妻のリハン・クルディさんをコバーニーで埋葬した。      ボドゥルムの海岸に打ち上げられた遺体、全世界に大きな波紋を呼んだ3歳のアイラン・クルディくんとその兄と母の遺体が、今日イスタンブルからウルファへ、そしてそこからコバーニーへと 全文をよむ

2015-09-05 誘拐された兵士、ISの病院にいた (Hurriyet紙)

トルコとシリアの国境でイスラム国(IS)と関連のある密入国グループと生じた衝突で行方不明となり、この組織の中にいると考えられていたトルコ人兵士の生存が明らかにされた。      誘拐された人物がセフェル・Tという名前の兵士であることが分かった。兵士を生きて救出するために国家諜報機構 (MİT)も乗り出し、地元の情報から取り組みが行われていることが明らかにされた。      治安機関の情報筋は誘拐されたセフェル・T氏が足を負傷していることと、アレッポの近くのISの病院で治療されているという情報を 全文をよむ

2015-09-04 難民の渡航阻止へ沿岸警備、増強 (Radikal紙)

全世界が衝撃を受けたシリア難民のアイラン・クルディちゃん(2才)の溺死後、ボドルムでは、国外に希望を見出し出国し続ける外国籍の不法難民に対して機動隊や軍警察、沿岸警備隊が警備を強化した。また、昨日の午後イスタンブルからバスで到着した450人の不法難民は、市外に渡航するためにムーラ県警察に移送された。      希望を持ったボドルムからの旅路で、アイラン・クルディちゃんが転覆したボートから落ちて母親、兄と共に死亡した。ヨーロッパでは激しい世論が沸きあがる一方で、警察と軍警察、沿岸警備隊は、これまで 全文をよむ

2015-09-04 溺死シリア難民幼児、祖父の慟哭 (Radikal紙)

ボドルムの海岸にその亡骸が打ち上げられたアイラン・クルディちゃんとガリプ・クルディちゃんの祖父、シェホ・シェン・クルディさんは、「海岸に打ち上げられた孫たちの亡骸を見て、私の心は砕けてしまった」と語った。       ボドルムの海岸にその亡骸が打ち上げられたアイラン・クルディちゃんとガリプ・クルディちゃんの祖父、シェホ・シェン・クルディさんは、「起こったことや孫たちの死に、もはや何を言っても及ばない。私は強く主張したのだ。行くな、コバーニに戻ってこいと。だが、聞き届けられなかった。娘婿のアブドゥ 全文をよむ

2015-09-04 溺死シリア難民幼児の最後の写真 (Hurriyet紙)

ムーラのボドルム県で違法な方法で国外へ逃げようとした難民たちのボートが沈んだ結果、亡くなった母親と二人の子供の遺体が、イスタンブルへ向かい、そこからシャンルウルファへと送られた。転覆したボートから落ち、溺死した3歳のコバーニー出身のアイラン・クルディの密航出発の6時間前にアクヤルラル海岸で眠っている時に撮られた最後の写真も明らかになった。不運な人生を終えた幼子は、母親や兄弟と、生き延びるために逃げたコバーニーで埋葬される。      ■幼いアイランの最後の寝顔はこうだった      希望への旅で 全文をよむ

2015-09-02 トルコ全県にシリア難民 (Milliyet紙)

トルコを通ってヨーロッパへ渡ることを望んでいる移民が直面する惨事に無関心ではいられないという内務省移民担当長官のトロス氏は、「シリア人がいないトルコ国内の県はない。」と述べた。      内務省移民担当長官のアティッラ・トロス氏は、トルコを通ってヨーロッパへ渡ることを望んでいる移民が直面している人道的な惨事に無関心ではいられないとし、「157緊急ヘルプ・コールを4言語でサービスを行うコールセンターへと一変した。コールセンターには、生きるか死ぬかの状況で、「海で我々のボートが沈み、死にかけている」 全文をよむ

2015-09-02 バンコク爆破テロで5名逮捕 (Hurriyet紙)

タイ首相のプラユト・チャンオチャ氏は、8月17日に首都バンコクの寺院で発生した爆破事件に関して、9月3日朝、2人目の容疑者が逮捕されたと発表した。      アメリカのAP通信の情報によると、タイ首相は、この人物は、爆発の間防犯カメラに録画された映像から、バックパックをエラワン寺院の手すりに吊り下げた後その場を離れた「黄色のTシャツ」の人物に似ていると話した。国境付近で逮捕された容疑者はユスフ・ミエライルという名前で、偽造の可能性がある中国のパスポートを所持していた。      ■偽の身分証   全文をよむ

2015-08-29 トルコ空軍、IS空爆に参加 (Radikal紙)

外務省より行われた発表で、トルコの戦闘機が国際的有志連合の戦闘機とともにイスラム国(IS)の拠点を標的とし攻撃を行ったと伝えられた。      外務省はISの拠点を標的とする共同作戦について記者会見を行った。省が行った書面での発表で、トルコの戦闘機が有志連合の戦闘機とともにISの拠点に対して28日夜以降に共同の空爆作戦を開始したことが伝えられ、「トルコとアメリカの間で、ISとの戦闘に関する現在の協力がより深化する方向で下された決定について、世論に情報が提供された。ISに対して行われている、国際的 全文をよむ

2015-08-29 タイ警察、バンコク爆弾テロ関連でトルコ人1名逮捕 (Hurriyet紙)

タイ警察は、8月17日に首都バンコクでエラワンというヒンドゥ教寺院に行われ、20人の命が失われた爆弾テロに関連して、トルコ人1人を逮捕したと発表した。      タイ王国国内治安維持部隊の報道官バンポット・プンピン大佐は、逮捕された人物がトルコ国民であること、多数のパスポートを所持していたことを述べ、これほど多くのパスポートを所持しているのは異常であると述べた。しかしつづりのミスからトルコのパスポートが偽造品である疑いが浮上し、注目を集めている。このパスポートには、イスタンブル(İstanbul 全文をよむ

2015-08-28 欧州めざす中東出身難民、「十字架」理由に赤十字援助を拒否 (Radikal紙)

ギリシャとマケドニアの国境で待つ中東出身の難民たちが、赤十字の救援物資を「十字架がある」という理由でつき返した。      ギリシャとマケドニアの国境で困難な状況下で待機している何千人もの中東出身の難民たちが、十字架が描かれているという理由で国際支援機関である赤十字の救援物資をつき返した。      国境でマケドニア警察が移民たちへ赤十字の救援物資を配っている時、面白い事件が起きた。写真では、鉄条網の後ろで待っている移民たちが、警察が配ろうとした物資を批判している。警察は、移民たちの反発のために 全文をよむ

2015-08-21 チプラス・ギリシャ首相辞任、ナーズム・ヒクメトの詩とともに (Hurriyet紙)

ギリシャのアレクシス・チプラス首相は早期選挙の為に辞任したことを発表した。チプラス首相はテレビから国民に向けて「より強固な内閣を作るために、大統領に辞任を提出しに行きます。国民の皆からもより強固な政府を作るための支持を期待します」と話した。チプラス首相はナーズム・ヒクメトの「最良の日々とは、我々がまだ経験していない日々」という詩も朗読した。      アレクシス・チプラス首相は昨夜国民に演説をし、首相を辞任した。   ギリシャ首相は近しい友人との5時間にわたる会議の後辞任を決意した。EUと合意し 全文をよむ

2015-08-13 シリア国境に3メートルの壁 (Milliyet紙)

最近発生しているテロ事件の為シリア国境での安全対策も高まっている。      ハタイ県知事府と第2国境連隊司令部は国境のあるレイハンル郡のビュクルメズ街区の向かいにあるアトメの町との境界線に壁を建てることを決定した。すでに完了している基礎工事の後に、トラックで運ばれたコンクリートのブロックがクレーンで積み上げられ始めた。コンクリートブロックは幅2メートル、長さ3メートルで、重さは7トンである。ブロックは8キロメートルにわたって国境に敷かれ、すぐに壁は完成するだろう。治安部隊は国境地域の安全対策を 全文をよむ

2015-08-13 在トルコのシリア難民、190万! (Milliyet紙)

アッティラ・トロス内務省移民管理局長はイズミルで記者会見を行い、トルコ82県でのシリア難民登録者数は190万5,980人にのぼると発表した。このうち、26万2,134人は、10県に存在する暫定難民キャンプに滞在している。      ヒュッリイェト紙バヌ・シェン記者の記事によると、内務省は、トルコ82県でのシリア難民登録者数は190万5,984人にのぼると発表した。      アッティラ・トロス内務省移民管理局長は、イズミルで記者会見を行い、「直近5年、世界で公表されている数字によると2万2千人が 全文をよむ

2015-08-09 米機、インジルリキ基地に到着―IS攻撃へ (Hurriyet紙)

ISに対して行われる作戦に参加するためインジルリキ基地に配備される、アメリカ合衆国の第480番飛行部隊の最初の小隊、F-16戦闘機6機が、8月10日アダナにある基地へ移動した。      アメリカ合衆国とトルコとの間の合意の結果、ISに対する作戦で任務に就く戦闘機より先に、これらの機体を地上で整備する300人の隊員がインジルリキに到着した。イタリアのアヴィアノ空軍基地から出発するF-16戦闘機も14時30分ごろ次々とアダナにある基地に降り立ち始めた。      米空軍の第480番飛行部隊に属する 全文をよむ

2015-08-05 インジルリキ出撃の米機、ISの拠点を爆撃 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国とトルコの間で先月達した合意の後、昨日初めてインジルリキから出撃した米機はISのシリアにおける拠点であるラッカを攻撃した。空爆の前にチャヴシュオール外相は「近く、ISに対する包括的な戦闘を全て共に始めるであろう」と述べた。      トルコが先月ISに対する攻撃における使用許可を与えたインジルリキ空軍基地から昨日出撃した武装プレデターは、ラッカにあるISの拠点を攻撃した。信頼性のある情報筋は、シリアに対してアメリカ合衆国の空軍機によって行われた作戦は今後も続けられることを述べた。  全文をよむ

2015-08-05 カタール、北イラク攻撃問題でトルコを支援 (Hurriyet紙)

アラブ連盟ナビール・アル=アラビー事務局長が北イラクで実施された空爆作戦についてトルコを非難したことを受け、カタールはトルコ政府を支援するためアラブ連盟を明確に批判した。      ロイターの情報によるとカタールは1971年以降メンバーであるアラブ連盟の声明を受け入れていないと明らかにした。      カタール外務省が開いた会見では以下のように主張された。      「アラブ連盟を代表して行われた発表は、事前に他の連盟国と議論されることはなかった。カタールは、国境を守り、安全と安定を保障するため 全文をよむ

2015-08-04 猛暑のキプロス、午後は外出禁止令! (Radikal紙)

キプロスでは猛暑で日中の気温が50度まで上昇した。呼吸さえも困難であるため午後の屋外作業禁止令が出された。      北キプロス内務・労働省から行われた発表では、労働者の健康を守るためにこのような決定が下されたと明らかになった。      禁止令は土曜日の日中まで有効である。NTVの報道によると、気象情報に則り、屋外での作業禁止令は来週まで延長される可能性がある。 全文をよむ

2015-08-01 トルコ軍北イラク爆撃で市民10名犠牲か? (Radikal紙)

PKK(クルディスタン労働党)の北イラクのキャンプ爆撃8日目、「市民の死亡」という主張で話題となっている。カンディル地区にあるゼルゲレ村が、今朝がた、TKS(トルコ国軍)の爆撃機によって攻撃され、10人の市民の命が失われた、との情報が流れている。      イラク北部のPKKのキャンプを狙い7月4日以降空爆を行うTKSのジェット機がカンディル地区のゼルゲレ村を爆撃したこと、そしてそこで10人の市民の命が失われたことが主張されている。トルコ国軍の戦闘機が今朝4時にゼルゲレ村を爆撃したことに関するニ 全文をよむ

2015-08-01 バルザーニ北イラク大統領、PKKの退去を求める (Cumhuriyet紙)

北イラク・クルド自治政府大統領府は、トルコが行っている軍事作戦において起こりうる民間人の犠牲を防ぐため、テロ組織PKKのクルド地域からの撤退を呼びかけた。      北イラク・クルド自治政府大統領府は、トルコが行っている軍事作戦において起こりうる民間人の犠牲を防ぐため、テロ組織PKKのクルド地域からの撤退を呼びかけた。大統領府の公式インターネットサイト上での発表で、「PKKは、クルディスタン地域の民間人が衝突の犠牲とならないために、この地域から撤退すべきである。PKKは、戦場をクルディスタン地域 全文をよむ

2015-08-01 モスクワ空港で暮らす日本人新聞記者、発見! (Zaman紙)

スティーブン・スピルバーグが実際の事件をテーマにして撮影し、主演をトム・ハンクスが演じた『ターミナル』(2004)という映画が、ロシアで現実となった。国へ帰ることを望まない日本人新聞記者のアボ テツヤさん(36)は、2ヶ月間、モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港のトランジット待合エリアに住んでいる。      在モスクワ日本大使館の報道官であるウツキ クラツ氏も事件が事実であることを認めた。日本人外交官は、新聞記者がモスクワ空港で住んでいることを述べ、以下のように続けた。   「大使館の職員が彼 全文をよむ

2015-07-30 インジルリキ基地に米軍30機配置へ (Radikal紙)

米国のIS掃討活動におけるインジルリキ基地の利用範囲について、その詳細が具体化してきている。米空軍はドイツにある航空団をインジルリキに移動させ、インジルリキ基地へ約30機の配備することが計画されている。      米国は戦闘機30機をインジルリキに配備する。IS掃討の合意枠内でワシントンと進められている交渉で、インジルリキをどのような範囲で使用するかについて、詳細が具体化し始めた。これによると、米空軍はドイツに駐屯する第480航空団をインジルリキに移動させる。また、イギリスのサフォーク空軍基地に 全文をよむ

2015-07-29 シリア国境7県、7日間の特別安全保障地域へ (Radikal紙)

キリス県は、シリア国境の4地域について7日間暫定的に特別安全保障地域に宣言する事を決定した。      キリス県は、シリア国境の4地域を7日間暫定的に特別安全保障地域に宣言する事を決定したと発表した。県から出された書面発表の中では、昨今のシリア国境における治安状況の支援、人々の生命財産の安全確保、想定される脅威や危険の排除を目的として、7日間にわたり一部地域が特別安全保障地域に宣言されたと発表した。      発表ではこの決定が第2565号非武装地帯及び安全保障地域法の第32条A項に基づき下され 全文をよむ

2015-07-27 北シリアIS排除後の状況はこうなる?―トルコ・アメリカ計画 (Radikal紙)

弊紙が先週の金曜日に初めて世論へ伝えた、イスラム国(IS)を排除した地域の詳細が明らかになりだした。この地域はマーレ - ジャラーブルス間、長さ98km、高低差40kmのエリアから成る。この地域は以後、自由シリア軍に引き渡される。      今日27日に発表された、シリア北部でISを排除した地域の創設に関するトルコとアメリカ間の合意を、弊紙は先週の金曜日に世論へ伝えていた。      この地域の特徴は以下のとおりである。      ・この地域はマーレ - ジャラーブルス間、長さ98km、高低差4 全文をよむ

2015-07-27 アメリカ、トルコの北イラク・PKK攻撃を容認 (Hurriyet紙)

アメリカ国務省は、アメリカがPKKをテロ組織と認定しており、トルコがこの組織に対し自身を防衛する権利を有すると発表した。      アメリカ国務省のジョン・キルビー報道官は、通常の記者会見で記者団の質問に答えた。キルビー報道官は、トルコがIS対応に関して多国籍軍に支援をしていることに満足していると述べた。そして、いくつかの基地が多国籍軍の戦闘機の使用に提供されたことに触れ、「この支援に感謝している」と述べた。      キルビー報道官はは、アメリカがPKKをテロ組織と認定しており、トルコがこの組 全文をよむ

2015-07-26 トルコ軍、北イラク・へ攻撃第3波 (Hurriyet紙)

トルコ国軍は、1昨日の夜に開始した北イラクのPKK、シリアのISの拠点に対する陸空からの攻撃を、昨日午後まで継続した。      北イラクに対する攻撃には、ディヤルバクル第八戦闘機基地、インジルジキ、バトマン空港が発進した50機の「戦う鷹」F16戦闘機と、マラティヤ県エルハチ郡にある第七戦闘機基地から発進した25機のF4-2020 ターミネーター戦闘機が参加した。一昨日の夜22時30分に始まった攻撃は、昨日の午後15時まで続いた。トルコ陸軍が国境に設置し40キロの攻撃距離をもつ嵐(フルトゥナ)の 全文をよむ

2015-07-26 アゼルバイジャン・アルメニア国境で銃撃戦 (Radikal紙)

アゼルバイジャン・アルメニア国境で起きた銃撃戦によって、アルメニア兵5名とアゼルバイジャン兵1名が死亡した。      アゼルバイジャン側のマスコミの情報によれば、アゼルバイジャン・アルメニア国境で起きた衝突によって、アルメニア兵5名、アゼルバイジャン兵1名が死亡した。      7月24日、ゴランボイ県やテルテル県、アーダム県、フズリ県、そしてアルメニア・アゼルバイジャン国境のゲデベイ県一帯で、一昼夜アルメニア軍がアゼルバイジャンの複数の基地へ発砲した。アゼルバイジャン側が反撃した結果、アルメ 全文をよむ

2015-07-26 バルザーニー北イラク大統領「何年も続く交渉の方が1時間の戦闘よりまし」 (Hurriyet紙)

トルコ国軍がPKKの拠点に行った空爆について、北イラク・クルディスタン自治政府から初の発表があった。      行われた書面での発表では北イラク・クルディスタン自治政府のマスード・バルザーニー大統領がアフメト・ダヴトオール首相と行った電話会談の内容が記されていた。マスード・バルザーニー大統領は会談でダウトオール首相に「何年も続く平和交渉の方が1時間の戦闘より良い」と伝えたと述べられた。   そして、バルザーニー大統領はダヴトオール首相と行った会談で「この状況は危険で悩ましいものだ。このプロセスが 全文をよむ

2015-07-26 トルコ軍北イラクPKK拠点爆撃で、PKK幹部死亡 (Radikal紙)

クルディスタン労働者党(PKK)の幹部評議会メンバーのオンデル・アスラン(コードネーム:シェルヴァン・ヴァルト)がトルコ軍による爆撃で死亡した。      PKKはカンディル、ザプ、メティナ、ガレ、アヴァシン、ハクルクといった地域を対象に昨夜から今日にかけて続く拠点爆撃に関する文書発表を行った。この発表において人民防衛軍(HPG)幹部評議会のメンバーであるオンデル・アスラン(コードネーム:シェルヴァン・ヴァルト)が死亡し、3名のPKK党員が負傷したと伝えられた。アスランは1993年以降、PKK軍 全文をよむ

2015-07-24 トルコ空軍、シリアのIS拠点と北イラクPKK拠点を爆撃 (Hurriyet紙)

トルコ国軍は、昨日の未明、ISの支配地域に始めた空爆を、昨日の夜まで続けた。F16戦闘機は、IS、続いてPKKを標的に爆撃した。      夜半にディヤルバクルから出撃したパルス部隊のF16戦闘機はシリア領内のISの支配期に対し二度目の空爆を行った。トルコ―シリア国境に近いISの拠点に対して朝方に行われた攻撃同様、レーザーで照準をあわせた爆撃が行われた。      ■北イラクでもオペレーション      ディヤルバクル第8主力ジェット司令部から3分隊で出動した9機のF16戦闘機は、22時55分ご 全文をよむ

2015-07-24 シリア国境に電気柵計画 (Cumhuriyet紙)

トルコで国境の危険地帯で「電気の壁」といわれる「物理的防衛システム」が設置される。Aselsan(軍事電機産業)が設計したシステムでは危険地帯に電気センサーやレーダー、探査機を付けたワイヤーの柵が建設される予定だ。      シャンウルファ県スルチで32名の命が奪われたイスラム国による攻撃のあと、アンカラ政府は国境に於ける新たな対策を進めた。   閣議でくだされた決定に基づき、国境の危険地帯に「電気の壁」といわれる「物理的防衛システム」が設置される。Aselsanが設計し、その一部が南アフリカで 全文をよむ

2015-07-24 F16戦闘機、IS拠点を爆撃 (Hurriyet紙)

7月23日の明け方近くに飛び立ったトルコ軍の戦闘機は、国境上の「イスラム国」の拠点を目標に定めた。攻撃で、国境のすぐそばに配置された「イスラム国(IS)」の拠点に向けた爆撃も行われた。二日前キリス県知事によって「特別安全地帯」とされた地域は、戦闘機によって4回爆撃された。戦闘機の投下した爆弾の音はキリスでも聞こえた。作戦には昨日殉職した下士官のヤルチン・ナネさんの名がつけられ、作戦がシリアの領空に入ることなく実行されたことと、2つの拠点と1つの集合地点が爆破されたことが分かった。      最近 全文をよむ

2015-07-22 トルコ・アメリカ対シリア合同作戦にゴーサイン? (Milliyet紙)

トルコ・アメリカ対シリア合同作戦が合意に達し、閣議決定書に署名がなされる段階に至った。新たな標的はイスラム国(IS)のリーダーか?      シリアとイラクにいるテロ組織ISに対するトルコ・アメリカ合同作戦について進められている交渉において、一定の進展がみられた。これらの交渉のあと、相互の合意についての閣議決定書に署名がなされる段階に移ったことが、インジルリキなどの一部の軍事基地がアメリカのジェット機や、武装無人飛行機に開放されるかどうかについての懸念を生んでいる。スルチでの自爆テロの心理的影響 全文をよむ

2015-07-21 シリア難民4万人、受け入れ先なし (Hurriyet紙)

トルコは特にシリアの戦争から逃げた約200万人を「やむなく」迎えているが、EU諸国は窮状に喘ぐ難民計4万人をどこへ「割り当てるかを」決められないでいる。EUは、シリア、エリトリアから脱出し、未だイタリアとギリシャの難民キャンプに残存している国際的保護を必要とする難民4万人を加盟諸国間で分担せざるを得ない。      トルコは単独で欧州委員会によって明示された数字の約50倍の難民を受け入れている一方で、会議に会議を重ね問題の解決を図っているEU諸国28ヵ国は未だ4万人という数字に到達する事が出来な 全文をよむ

2015-07-19 11月のG20会議、会場のアンタルヤ・ベレキはこうなる (Radikal紙)

ベレキ観光投資協会(BETUYAB)のジェミル・ウウルル会長は、G-20サミットの準備に関連した非常に特別な情報を共有した。      世界の人口の66%を代表する最大の国際プラットフォームであるG-20の受け入れ準備をしているアナトリアで息が飲まれた。ベレキ観光投資協会(BETUYAB)のジェミル・ウウルル会長は、11月15・16日にベレキで行われるサミットの前に行われる特別な準備に関してヒュッリイェト紙に情報を提供し、レグナム・カーヤ・ゴルフ・スパ・リゾートホテルがサミットのメインビルとして 全文をよむ

2015-07-18 ニューヨークで成功のディヤルバクル出身ハックの物語 (Milliyet紙)

ディヤルバクル出身のハック・アクデニズさんは、住む家も持ち金もなく、貧乏な状態で大きな困難を経験したニューヨークで、強い意志により、3回世界ピザチャンピオンになり、7つのピザ屋と1つのタコス屋の主人となった。      カナダからニューヨークへ不法に渡ることでアメリカでの生活を始めたハック・アクデニズさんは、強い意志と勤勉さで、ピザ帝国へと続く大きな成功を印した。ディヤルバクル出身のハック・アクデニズさんは、路上で寝て、食べる物も水もなく過ごしたアメリカでの生活の中、8つのレストランのオーナーに 全文をよむ

2015-07-12 ダヴトオール首相出席のスレブレニツァ虐殺追悼式でセルビア首相に抗議 (Milliyet紙)

セルビアのアレクサンダル・ブチッチ首相は、ボスニア・ヘルツェゴビナのポトチャリで行われたスレブレニツァ虐殺追悼式に参加した。ブチッチ首相が追悼墓地へ現れると、口笛や「アッラーは偉大なり」の声が飛び交い、プロテストが行われた。ブチッチ首相へ固い物体が投げられ始めた時、ダヴトオール首相もその場にいた。      スレブレニツァ虐殺20周年の追悼式に参加するため、ポトチャリ記念墓地を訪れたセルビアのアレクサンダル・ブチッチ首相に対して、住民たちがプロテストを行った。      ブチッチ首相が虐殺の犠牲 全文をよむ

2015-07-09 クルド地域は「経済的に独立」? (Milliyet紙)

北イラク地域のクルド自治区における燃料がイラク政府に縛られず 独立して販売されるという決定がなされた。イラク議会 の石油・天然ガス委員会会長のアレズ・アブドゥッラー氏は、7月1日に下された決定 が「イラクの分断の第一歩となると説明した。      北イラクの衛星放送であるルダウTVの報道によると、クルド自治政府のスポークスマンのサフィン・ディザイ氏はこのステップは深刻な割合に達している経済危機への解決策のために踏み出された と述べ、以下のように続けた。   「トルコ政府は、石油合意の順守に 関 全文をよむ

2015-07-09 タイ政府、ウイグル人90人を中国へ強制送還 (Hurriyet紙)

8日、イスタンブルで、タイで待機させられていたウイグル人たちが中国に強制送還させられることに対する抗議としてデモが行われ、一時騒乱が起きた。タイ政府は9日、90人のウイグル人が中国に送還されることを発表した。約200人のウイグル人が、新疆ウイグル自治区での抑圧から逃れるため、タイに避難していた。      タイ政府副報道官のWeerachon Sukhonthapatipak少将はアナトリア通信員の電話取材に対し、中国からやって来たとされるウイグル人90人が規則に従い中国に送還されることを明らか 全文をよむ

2015-07-08 PKKから国境の村へショッキングな命令! (Milliyet紙)

PKKは、シュルナク県ウルンデレ郡周辺の村から人々が、イラク国境を密輸業者に開放するため行動することを指示した。      この命令に従って行われた集会で地域にあるいくらかの村の住民が、国境を越えようと試みることを強いられ 、越境できなかったものは地域にいる兵士に激しく石や棒で攻撃することが決められた。   軍の情報筋からの情報によると、イラク北部ハフタニン地域でS・ロジハット部隊は、地域の責任者として活動した分離独立テロ組織のメンバーによってシュルナク県ウルンデレ地域全体から 、代表団を組織す 全文をよむ

2015-07-06 中国政府、新疆地域での民族問題の存在を否定 (Cumhuriyet紙)

中国外交部は、中国西部の新疆ウイグル自治区にはいかなる「民族問題」も存在しないと主張した。      ロイター通信によると、中国外交部の華春瑩報道官は記者会見で、「ウイグル人は平和に、現状に満足したかたちで暮らし、働いている。憲法の枠組みにおいて宗教的自由を手にしているのである」と話した。      華報道官は、「つまり一部の報道で語っているように、新疆ではいわゆる「民族問題」というようなものは一切ない」と話した。      トルコと中国との関係は、北京政府の、東トルキスタンとしても知られる新疆 全文をよむ

2015-07-04 経済危機のギリシャへトルコ人観光客増加のみこみ―現金持参を (Milliyet紙)

ギリシャの経済危機により旅行価格が下落した結果、ギリシャはトルコ人観光客による旅行候補地としての需要が高まっている。特に断食月後にギリシャを訪れる旅行者数は大幅に増加すると見込まれる。ギリシャでは銀行閉鎖等が予想されることから、各旅行業者は旅行者らに現金を携行するよう呼びかけている。      ギリシャ経済危機による観光業の価格低下を受け、トルコ人観光客の需要が高まっている。特に断食月後に隣国を訪問する人の数は大幅に増加するだろうと予想されている。      ギリシャでの金融危機が観光業界へ及ぼ 全文をよむ

2015-07-03 ベルギー、イラク・クルド自治政府旗の切手発行 (Radikal紙)

ベルギーで、北イラク・クルド自治政府のベルギー代表部代表のドゥラウェル・アジェイ氏の要望に応じて、クルディスタン自治政府旗が描かれた切手を発行することが明らかにされた。         ベルギーでクルド自治政府旗が描かれた切手が発行された。ルダウ紙(オンライン)に語ったアジェイ氏は、文書のやり取りが公式な形でなされるため、ベルギー政府へ切手にクルディスタン自治政府旗を載せて欲しいという要望を伝えたことを明らかにした。   要望がベルギー側によって承認されたとするアジェイ氏は、「懸案の切手はベルギ 全文をよむ

2015-07-02 ベルギーでの「ジェノサイド」提案にトルコ人の署名 (Hurriyet紙)

ベルギー連邦議会に対し1915年事件が「ジェノサイド」と認識されるためにの 政権与党を支持する文書をうけて、野党側も決議草案を提出した。       ワロン社会党(PS)によって提示された草案にある4つの署名のうちの1つは、トルコ人ルーツの連邦議員であるオズレム・オゼン氏のものである。草案では、オスマン帝国の最後の政府に責任の所在があるとされる1915年から1917年の間の悲劇を「ジェノサイド」として記述する必要性が唱えられている。「アルメニア人が犠牲者であるということは、あの虐殺が1948年ジ 全文をよむ

2015-07-01 ギリシャ「システム故障」でトルコ人観光客へビザ発行遅延 (Hurriyet紙)

ギリシャへ渡航予定のトルコ人が、システム不具合でビザを受給できない状態となっている。観光業界の代表らはビザが発行されないため開催予定のツアーが中止となってしまう可能性を示唆し、「8月3日までギリシャ領事館はビザ申請のための予約を受け付けない。断食明けの休暇でギリシャへ渡れない可能性がでてきた」と述べた      経済危機にあえぐギリシャへ行くためにビザを申請しているトルコ人は待ちぼうけをくらっている。システム上の不具合のため、ギリシャへ渡航予定のトルコ人にビザが発給されないことが明らかとなった。 全文をよむ

2015-07-01 1日でさらに800人、シリア難民流入 (Milliyet紙)

テル・アブヤドの戦闘から逃げ出したシリア人約800名は、アクチャカレ国境門からトルコへ入国した。大半が女性、子供、老人から成る同集団はミニバスでアクチャカレ国境門にある登録センターへ、その後、難民キャンプへ誘導された。      一方、負傷したシリア人5名は112番救急サービスチームの手で病院へ搬送された。 全文をよむ

2015-07-01 ユーフラテス川がレッドライン!―トルコのクルド支配域認識 (Milliyet紙)

民主統一党(PYD:シリアのPKK関連組織)によるユーフラテス川西のジャラーブルスやシリア政府がイドリブの北側へ大量の移民を生むような動きは、「レッドラインの侵害(=国土防衛のためトルコ軍が反撃を開始する)」と認識される。その際、軍は指令なしで武力行使を始める。      シリア北部において、PYDがコバーニーとジズレの間の町テル・アブヤドを制圧し、国境の重点地域を支配下に置いたこと、またPYDの統制下にあるアフリーンとコバーニーの間にある、反政府勢力が影響力を持つジャラーブルス地域がIS(イス 全文をよむ

2015-06-29 トルコ軍の面前でIS兵、国境に地雷敷設 (Milliyet紙)

(トルコ)治安部隊はシリア国境線沿いの治安対策を強化した。      ガーズィアンテプ県カルカムシュ郡が面するジャラーブルスのシリア側を管理しているイスラム国(IS)兵が地雷を埋設しながら塹壕を掘っているのがみられる一方、カルカムシュ国境ゲートに掲げられているトルコ国旗がはためく地点から30メートル離れたジャラーブルスでは一本のポールにISの旗がはためている。一方で、 キリス中心に属するイナンル村とセベ村の国境線には装甲車が派遣されているという。      入手した情報に寄れば、第5機甲旅団に属 全文をよむ

2015-06-27 ギリシャへ難民密入国運搬船沈没、トルコ人船長死亡 (Cumhuriyet紙)

違法ルートでボドルムからギリシャのキリムリ島(カリムノス島)へ渡ろうとした外国籍密入国者12人を乗せた高速船が沈没し、トルコ人船長が死亡した。      今日27日の午前2時頃、ボドルムのトゥルグトレイス地区からギリシャのキリムリ島へ渡ろうとしたイラクおよびシリア国籍の密入国者を乗せた高速船(全長6メートル)が、チャタルアダ付近で暴風雨の影響を受け沈没した。27日12時頃、通りがかったヨットが水中にライフジャケットを身に着け衰弱した様子の密入国者に気づき、トルコ沿岸警備隊に通報した。      全文をよむ

2015-06-27 シリアへの密入国阻止へ、国境壁建設へ (Milliyet紙)

トルコからシリアへIS戦闘員が流れていくこと、また違法な国境越えを防ぐことが出来ていないことから、国境に高さ3.5メートルの国境壁を建設することを決定した。      内務省は、シリア国境に緩衝地帯を設けるため、国境地帯の4つの県議会に対し合計2千万トルコリラ(約9億1500万円)を緊急で割り当てると発表した。対象となったハタイ県、ガーズィアンテプ県、キリス県、シャンルウルファ県の議会は行動を起こし、「緩衝地帯」設立を目指す共同プロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトで、トルコとシリア間の全長 全文をよむ

2015-06-27 ISのコバーニー報復襲撃―凄惨な詳細、明らかに (Milliyet紙)

コバーニーで大規模な2度目の殺戮を行ったイスラム国メンバーが、断食月中の夜明け前の食事の後に町へ侵入し、人々を消音の武器で殺害し、こうした殺害現場に潜んで、負傷者救出に来た人々をライフルで襲撃したことが明らかになった。      急進的宗教テロ組織イスラム国が実行した最も悲惨な民間人虐殺の1つであるコバーニー襲撃の詳細が明らかになり始めた。イスラム国メンバーは、襲撃前午前3時から4時頃にコバーニーへ侵入し、サイレント機能付きのカラシニコフライフルで襲撃、出てきた人々を武器を用いて、または頭部を切 全文をよむ

2015-06-25 アナドル通信はなぜコバーニー襲撃を知っていたのか? (Cumhuriyet紙)

ISが4カ月にわたって包囲しているシリア北部のクルド人の都市コバーニーで早朝にかけて行われた襲撃で、アナドル通信社(AA)のカメラだけが爆発の瞬間をとらえることができた。       新聞記者のセダト・ユルマズ氏は、AAの記者が午前四時にコバーニーを監視していたことを重要視し「この画像はダーイシュ(IS)がAAに提供させたとでもいうのか」と疑問を呈す。   コバーニーでは、ISの戦闘員が市街地を三方向から襲撃し、ムルシトプナル国境門の周辺でも爆薬を乗せた車両が爆発。早朝にかけて起きたとされる爆発 全文をよむ

2015-06-25 IS、コバーニーを襲う、死傷者多数 (Hurriyet紙)

シリアのコバーニー地域でISが行った処刑と、爆弾攻撃及びその後起きた衝突で死者は数十名に上り、負傷者は100人を超えた。トルコ外務省もシャンルウルファ県知事府も攻撃を行ったISの兵士がトルコからコバーニーへ越境したという情報は正しくないと明らかにした。コバーニー在住者らが国境にある村々にいる親戚に与えた情報によると、町に侵入したISの兵士らは夜中の3時から明け方にかけて家々の戸を叩き、中に入ったあと、音もなく人々を殺害した。さらに、ISの兵士は昼頃ミュルシトプナル国境門に対面する地域で爆弾を載せ 全文をよむ

2015-06-24 PYD指導者「クルド国家建設計画はない」 (Hurriyet紙)

サリフ・ムスリム氏は、イタリア政府の招待に応じてローマで会談を行っているテロ組織クルディスタン労働者党(PKK)と関係のあるシリアのクルド民主統一党 (PYD)の指導者であり、本紙に対し「トルコの南の国境にクルド国家を建設する」という懸念に関して行った会見で「我々にクルド国家を建設する計画は無い。この手の論説はただ一つの目的があり、それは地域でのクルド人、アラブ人を互いに敵対させることだ」と述べた。      PYDはタル=アブヤドをイスラム国(IS)の手から取戻し、今後ラッカへ進む予定である。 全文をよむ

2015-06-20 IS駆逐後のテルアブヤド「正常化」へ一歩 (Milliyet紙)

テル=アブヤドは、イスラム国(IS)によるトラウマの痕を消し去ろうと取り組んでいる。ISが切断した頭部を晒していた池は清掃され、床屋も再開した。      IS悪政から解放されたテル=アブヤドの市街の中心部や国境地域では、治安回復と正常な暮らしを取り戻すための取り組みが猛スピードで続いている。ISが拷問を行い、切断した頭部を晒していた市街中心部の池は清掃され、残虐な行為によって植え付けられたトラウマは払拭されようとしている。      トルコのアクチャカレと[シリアの]テル=アブヤドを隔てる国境 全文をよむ

2015-06-17 米国ギュレン系学校で内部告発 (Hurriyet紙)

アメリカでギュレン・ジェマート(教団)の学校に対するFBIの捜査に加え、職員たちが学校に対して差別裁判を起こした。元職員がアメリカに来る際、ビザの申請で虚偽の申告をしたことを明かし、給料の一部をジェマートに提供するよう求められたと主張した。      アメリカでギュレン・ジェマートに近い人物たちによって運営される学校に関する議論が続いている。予算の大部分が国によって賄われ、「チャーター」と呼ばれるこれらの学校についてFBIが2011年以降公に行ってきた捜査が続く一方、今度はジェマートの管理下にあ 全文をよむ

2015-06-17 トルコ政府、ムルシー死刑判決を非難 (Milliyet紙)

エジプト裁判所は、クーデターで倒された公選のムルスィー大統領に対する「スパイ行為」の訴訟で下された死刑を終身刑に変更した。しかし裁判所は「刑務所襲撃」に関する訴訟で下された死刑判決を承認した。      判決後にトルコ外務省から発表が行われた。      エジプトで衝撃的な展開…。世界中の反発にも関わらずムルスィー氏の死刑判決が承認された。      ■ 第一審で16名に死刑、ムルスィー氏に終身刑      裁判所は世論で「大スパイ行為」として知られ、36名が裁かれた訴訟で自由と公正党(HAP) 全文をよむ

2015-06-16 トルコ潜入のイスラム国2戦闘員、逮捕 (Radikal紙)

武器を鞄に入れてトルコに潜入し、国境で兵士によって捕まえられたIS(イスラム国)戦闘員2人が今晩裁判所により逮捕された。       IS戦闘員2人が、昨夜5日の夕刻にシャンルウルファのアクチャカレ郡の向かい側にある[シリア側の]統制がクルド人民防衛隊(YPG)と自由シリア軍(ÖSO)の管理下に入ったことを受け、鞄に入れた武器を持ってトルコに潜入しようとした。しかし国境でトルコ軍兵士によって捕まえられ、今晩裁判所[の決定に]よって逮捕された。       テル=アブヤドの統制がYPGとÖSOの管 全文をよむ

2015-06-16 トルコ国境目前のシリア、騒然―IS5名、トルコ側で逮捕 (Milliyet紙)

人民防衛隊(YPG)と自由シリア軍(Burkan El Fırat)の部隊が町の東部からタル・アブヤド(シリア北部)へ入り、中心部に進駐した。トルコのアクチャカレ国境ゲートに面するテル・アブヤド国境 ゲートの管理権もYPGの手に渡った。YPGメンバーの行動を国境越しに容易に見ることができている。      国境線のある場所についても活発化した動きがみられた。(トルコ軍)兵士はトルコ側へ抜けようと試みていた5,6人を拘束した。これらの人物は逃走したイスラム国(IS)のメンバーであることが明らかとな 全文をよむ

2015-06-15 シリア難民をどこが受入れるのか? (Milliyet紙)

テルアブヤドでの衝突のためシリアからアクチャカレへ新たな難民の波が生まれている一方、トルコが受け入れたシリア難民数は約180万人になった。      この一日で、1万8千人のシリア難民がトルコに入国したとされている。      国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、5月26日時点でシリアでの内戦から逃れた数百万人のうち1,761,486人がトルコに避難した。また5 月7日時点でレバノンが118万3327人で、トルコに続き最も多くのシリア難民を受け入れた2番目の国になった。ヨルダンは約6 全文をよむ

2015-06-13 シリア国境で、難民越境緊張 (Radikal紙)

IS(イスラム国)支配下にあるシリアのタル・アブヤドから逃げアクチャカレ国境で待機している人々がトルコへの越境を望んでいる事に対し、緊張が起こり、兵士が空中に威嚇射撃を行った。      シリア人が国境線に位置する鉄道のアクチャカレ駅がある国境鉄条網に群がり始めたことを受けて、治安部隊によってこの地域に増援部隊が派遣された。国境線にやってきたシリア人たちがトルコへの越境に許可が与えられなかったため、緊張状態が発生した。国境を守る兵士たちは、集まった一団に装甲車からたびたびアラビア語のアナウンスを 全文をよむ

2015-06-12 クルド国家設立へのステップ (Milliyet紙)

トルコが連立政権の議論で忙しくしている一方、アメリカを含む各軍は 国境のすぐ向こうでクルド政府を成立させるためのステップをとっている。      アラブ人とトルクメン人がトルコ国境に押し寄せる原因となった、テル・アブヤドでの砲撃により無人になった地域 にPYDとPKKが配置されている 。シリアのクルド地域に新しい州を作る目的でシリアのクルド政党であるPYDと国最適な連合軍の共同の攻撃が続けられている。この一環でテル・アブヤドに空爆した連合軍に加え、地上から 介入したPYDのため アラブ人とPYD 全文をよむ

2015-06-11 セファルディム・ユダヤ人にスペイン二重国籍付与 (Hurriyet紙)

スペイン国会は11日、セファルディム系ユダヤ人が帰国できる可能性を認める法案を承認した。      この法案は3年間有効となる。1492年、宗教裁判所のユダヤ人追放令によりスペインから追放されたユダヤ人は、長い旅路を経て世界のあらゆる場所に散らばった。この法律は、この何十万人ものユダヤ人にスペインでの二重国籍を認めるというものだ。      過去に向き合おうと提案されたこの法律だが、スペインの関係者によれば、最初の段階でも2200万人のユダヤ人が利用するとみられている。      トルコに住む1 全文をよむ

2015-06-10 カタールへトルコ軍3000人派遣 (Hurriyet紙)

官報に掲載され、建設が確定したカタールにおけるトルコの軍事基地は、旅団規模となることがわかった。      軍隊の旅団は少なくて3000人、多くて5000人の兵士から構成される。現状では、少なくとも3000人のトルコ軍兵士が技術・法的準備が整えられた後に軍事基地において任務につく。      二国間で共同の軍事作戦・演習の拡大や地域間での情勢によって、兵士数が徐々に増加する可能性がある。      トルコ国外に初めて建設される軍事基地が、旅団規模となることから、司令官には准将が任命される予定であ 全文をよむ

2015-06-07 メフテル軍楽隊、東京で行進 (Hurriyet紙)

日本の首都、東京でトルコ・日本友好125周年記念のイベントで「トルコ・パレード」が行われた。      東京ユヌス・エムレ財団の企画で行われたイベントを、トルコから来たメフテル軍楽隊が特色づけた。   パレードのために東京のメインストリートの一つである表参道は交通規制され、トルコと日本の国旗を振る人々で華やかな様相を呈した。パレードには在東京トルコ大使館のアフメト・ビュレント・メリチ大使や海軍情報局のナムク・アルペル局長とともに、エルトゥールル・フリゲート艦の沈没125周年の追悼行事の一環で、2 全文をよむ

2015-06-06 脱出!IS(イスラム国)から逃れ、黒衣脱ぎ捨てる (Radikal紙)

ISの占領地域から脱出することに成功した女性たちが、YPG(人民防衛隊)の支配地域に入った後、ISが着用を強制したチャルシャフ(目の部分のみが開けられた全身を覆うベール)を脱ぐ姿が見られた。      シリアで活動するフリージャーナリストのジャック・シャーヒン氏は、ISの占領地域から逃れた女性たちの喜ぶ姿をとらえた。女性たちが、YPGの支配地域に入った後、ISが着用を強制したチャルシャフを脱ぐ姿が注意を引いた。      インデペンデント紙の報道によれば、写真にうつっている白い車の上の女性はアラ 全文をよむ

2015-06-05 北キプロス新大統領、国連総長と会見「そろそろ、祝いの番だ」 (Milliyet紙)

北キプロストルコ共和国(KKTC)ムスタファ・アクンジュ大統領は、国連事務総長のパン・ギムン事務総長とニューヨークで会談した。会談ではキプロスで始まった交渉が取り上げられた。      パン事務総長はアクンジュ大統領の当選を祝い、新大統領の「キプロス問題解決構想」を歓迎した。パン事務総長は「リーダー達はつくり出された前向きなムードを結果に結びつける」というメッセージに加え、「アクンジュ大統領の問題解決に向けた努力を支持する」との声明を出した。      アクンジュ大統領は会談後の会見で「キプロス 全文をよむ

2015-06-03 サーマッラーIS自爆テロ、トルクメン多数犠牲に (Hurriyet紙)

イラクのサーマッラー市エス=スィルサール区で今週初め、IS(イスラム国)の起こした自爆テロにおいて、亡くなった犠牲者全員がトルクメン族であったことが分かった。今回のテロ攻撃は、ISと戦うため連邦警察の一員としてサーマッラーで任務に当たっていたタッル・アファル出身の警官を標的として行われ、爆弾を積んだ戦車が利用された。この事件でトルクメン族50人以上が死亡、100人近くが負傷した。      テロの犠牲となったトルクメンたちの葬儀はカルバラーで行われ、埋葬された。      イラク・トルクメン・フ 全文をよむ

2015-06-02 日本人はここで死ぬ―青木が原の物語 (Radikal紙)

森は多くの人から散歩やジョギング、ピクニックをする場所として親しまれるが、日本では状況が異なる。富士山の麓にある青木ヶ原の森は最も自殺の多い、自殺の名所である。   読み間違いではない。その文化に様々な特徴を包括する日本国民が自殺するために選ぶ場所は森だ。年間で50件から100件の自殺現場となる青木ヶ原の森は、日本神話において悪霊が宿る場所とされている。森は今日、日本で「樹の海」を意味する「ジュカイ」として知られる。      森にあるさまざまな種類のたくさんの木は、そこの雰囲気を一種の閉ざされ 全文をよむ

2015-05-29 欧州初のスカーフ国会議員、アルメニア問題認識で党除名 (Milliyet紙)

ベルギーと欧州で初のスカーフを着用した国会議員として名を刻んだマヒヌール・オズデミル氏が、1915年の事件に関し、アルメニア人の主張を認めなかったため、党を除名された。      民主人道主義中道派(CDH)のブリュッセル議会議員のマヒヌール・オズデミル氏は、党執行部からの1915年の事件に関するアルメニアの主張を‘ジェノサイド’と認めるようにとの圧力を拒否した。これにより召集されたCDHの倫理委員会はオズデミル氏を党から除名した。   CDHの党首ベノワ・リュトゲン氏による、「もし党内でジェノ 全文をよむ

2015-05-28 エルドアン大統領、日本で治療・完治の少年と再会 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、2年前に日本で治療を受けさせるよう指示した5歳のギュレセル・インジェベイ君と面会した。      大統領府の関係筋から得られた情報によると、28日、全体開会式出席のためアイドゥンに滞在していたエルドアン大統領は、サプライズとして彼と面会した。      トルコで治療が不可能なため、エルドアン大統領の指示により日本で治療を受けて完治したギュレセル君は、アイドゥン知事府にてエルドアン大統領と面会した。      世界でも珍しい病気で、トルコでは治療が不可能であ 全文をよむ

2015-05-27 サウジアラビア・メガシティ、2035年完成へ (Hurriyet紙)

1000億米ドル規模の投資が予定される「アブデュッラー王の経済都市」計画。このプロジェクトが完成すれば、地域における物流と製造の中心地になるとされている。      サウジアラビアのメガシティ計画「アブデュッラー王の経済都市」は、1000 億米ドルをかけて2035年の完成が目指されている。プロジェクトを請け負ったエマール・プロパティーズのCEOファフド・アル・レシード氏は、ヨルダンで開催された世界経済フォーラムの会議で発言し、メガシティが完成すれば地域の物流・製造の中心地になるだろうと語った。プ 全文をよむ

2015-05-23 日本トルコ原発開発協力、確定―官報公示 (Milliyet紙)

閣僚会議でトルコと日本の間で原子力産業と原子力発電所の発展のための協力開始についての協定と協力の承認が決定された。       これに関する国家間協定は、官報で報じられた。これによると、原子力発電所の実現可能な活動、設計、建設、修理、管理、発電所の燃料供給、安全性、発電所で従事する有資格者の養成について協力が行われていく。       トルコの原子力産業の発展のため認可に関する整備をおこない、品質管理システムを開発し、原子力燃料生産工場の建設を奨励し、原子力エネルギーの平和的な目的での使用に関す 全文をよむ

2015-05-22 イラク・シリア間の国境門、すべてISの手に (Radikal紙)

シリア・イラク間の、アサド政権支配下の最後の国境門がISの手に落ちたと報じられた。パルミラ市を掌握し、シリア全土の半分以上を支配下に置いたとされるイスラム国は、現在も侵攻を続けている。シリア政府に敵対する組織であるシリア人権監視団体は、シリア大統領バッシャール・アサド政権の軍隊がアル・タナフ国境門から撤退したことを明らかにした。ロイター通信が接触したあるIS兵士により、情報が裏付けられた。   イスラム国はイラクで前進を続けている。ラマディを占領したISは、10キロ東のヒュセイバ治安部隊の防衛線 全文をよむ

2015-05-21 欧州議会のトルコ進捗レポート、発表さらに延期 (Zaman紙)

欧州議会による年次トルコ進捗レポートが、ドイツ、フランス等の国で国内の政争の具に用いられ、悪用される懸念があるとして、6月迄公表が延期されることとなった。      通常、3~4月に承認される欧州議会によるトルコ進捗レポートが、最終承認の数時間前になって6月に延期となった。欧州議会筋によると、レポート延期の決定の背後には、欧州人民党グループ(保守・キリスト教民主主義系)と欧州統一左派・北方緑の左派同盟グループ(共産主義・極左系)が反対したことが影響したとのこと。      欧州議会のトルコ進捗レ 全文をよむ

2015-05-19 1万7千人アフスカ・トルコ人にトルコ国籍―ウクライナから移住 (Milliyet紙)

アフスカ・トルコ人1万7千名にトルコ国籍が認可される。ウクライナからやって来た600世帯はカルスに定住する。      市民権及び居住許可授与の吉報を得ようとアフメト・ダヴトオール首相のブルサ市での集会に参加したが、待ち望んでいた吉報を得られなかったアフスカ・トルコ人にバルケスィル市から朗報が届いた。      アフスカ・トルコ人の約4年間に渡る市民権獲得闘争が実を結んだと伝えたイネギョル市アフスカ・トルコ人文化・連帯協会のメフメト・タシュ会長は、ダヴトオール首相のバルケスィル市での集会でアフス 全文をよむ

2015-05-17 エルドアン大統領、ムルスィー死刑判決を強烈批判 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は、エジプトでクーデターによって解任された、かつて選挙で選ばれたムハンマド・ムルスィー大統領が死刑判決を受けたことについて、ツイッターで反対を表明した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ムルスィー氏が死刑判決を受けたことに関して、ツイッターを通してトルコ語、英語、アラビア語でメッセージをシェアした。   エルドアン大統領は、「エジプト・タフリール広場で政治的意志を追い求める何千人もの人々に向けて放たれたすべての銃弾は、世界中の合法な政治に向けられた。もし今ムルス 全文をよむ

2015-05-16 三児の母のアメリカ人女性、YPGに加わる (Radikal紙)

三児の母であるアメリカ人女性、サマンサ・ジョンストンさんがイラクで人民防衛隊(YPG)に参加していることが明らかとなった。   三人の子供を持つアメリカ人女性サマンサ・ジョンストンさんが、IS(イスラム国)と闘うYPGへ参加していたことが明らかとなった。25歳のジョンストンさんは、フェイスブックのページから毎日イラクでの生活をシェアしている。   テレグラフ紙の情報によると、以前アメリカ軍にエンジニアとして加わっていらジョンストンさんは、海外での任務は未経験で、実際の戦闘には加わらなかったようだ 全文をよむ

2015-05-16 トルコ軍、越境のシリアヘリコプターを撃墜 (Hurriyet紙)

トルコ国境を侵犯したシリアのヘリコプターが、アダナから出発した戦闘機F-16から発射された2発のミサイルによって墜落させられた。アフメト・ダヴトオール首相とイスメト・ユルマズ国防大臣はシリア側がİHA(無人航空機、ドローン)であると主張した航空機は、シリアのヘリコプターであった事が確認された。      アフメト・ダヴトオール首相は、交戦規定の中でトルコのジェット機が国境侵犯を行ったシリアのヘリコプターを撃墜した事を、トルコの決意を示す観点から重要であるとして評価しながら、「トルコ国軍に我々が与 全文をよむ

2015-05-14 イラン、PKK本部のあるイラク・カンディルを越境爆撃 (Radikal紙)

イラン軍が榴弾砲などを用いてカンディルを爆撃したことが明らかにされた。      PKKの支配下にあるカンディルが、暫くぶりに爆撃され た。カンディルに対する軍事行動をイラン軍が実行した。作戦では榴弾砲などが用いられた。カンディルに対する軍事行動はPKKによって行われた説明で明らかになった。      PKK報道連絡センターによって行われた説明によると、「5月11日の21時から22時の間に我々のメディア保護地帯内のカンディルの境界上にあるテペ・シェヒト・ロナヒーに向けてイラン兵が榴弾砲での爆撃を 全文をよむ

2015-05-12 欧州評議会から朗報2つ (Radikal紙)

欧州評議会議員会議において、トルコ人議員数が12名から18名に増員されることとなった。トルコ語は、議員会議における作業言語になる予定だ。      議員会議におけるトルコ人議員数は来月12名から18名に増える予定であり、これを受けてトルコ語はもはや議員会議における作業言語に加えられることになる。議員会議におけるトルコ人議員数の12名から18名への引き上げを盛り込んだ報告書とこれに関連する決議案が5月21日から22日にサラエボで召集される常任委員会会議で投票される。   可決されることが確実視され 全文をよむ

2015-05-11 リビアでトルコ貨物船に砲撃 (Hurriyet紙)

内戦がおこったリビアの沖合で一隻のトルコの会社に属する貨物船に対して陸から砲弾が撃ち込まれ、空から攻撃が行われたという。15人体制である「トゥナ―1」という名前の船で第三等のキャプテンであるイルケル・ビュユクデレさん(37)が命を落とした。ヒュッリイェト紙に話をしたレフィキ・イェーイネル氏は、船が飛行機からロケット弾を撃ち込まれたと話した。      一方はトリポリ、もう一方はトブルクに政府があるリビアの沖合でツナトゥナホールディング会社のツナトゥナ―1という名前のトルコの貨物船が前日陸と空から 全文をよむ

2015-05-08 ルクセンブルクも「ジェノサイド」と表現 (Zaman紙)

ルクセンブルグ議会は1915年の事件に関するアルメニア人のジェノサイド請求を認める決議草案を承認した。       議会は、公開された宣言においてオスマン帝国の領土に暮らすアルメニア人たちに対して1915年以降行われた「悲劇的な出来事」を「ジェノサイド」に属するものだと唱えた。      この決定では、オスマン帝国のアルメニア人に対して哀悼の意を示したことについてレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアフメト・ダヴトオール首相に感謝が示され、トルコの政治家たちが過去と向き合うことを後押しした(勇 全文をよむ

2015-05-07 米報道「アサド政権転覆作戦でトルコ・サウジ合意」 (Radikal紙)

AP通信は、「トルコ及びサウジアラビアがシリアのアサド政権転覆のため『積極的な戦略的』提携」を報じる記事を配信した。トルコ当局関係者を情報源とする記事では、この展開は「米国にとって憂慮をあたえるもの」と報道された。      AP通信はトルコ当局関係者を情報源とする記事で、トルコとサウジアラビアが、シリアでアサド政権と対峙する武装グループに対する支援につき、新たな合意に達したと報道した。記事では、武装グループに対し兵站、財政支援を含む合意が、シリアの過激イスラム主義グループ強化につながると懸念す 全文をよむ

2015-05-02 イランを揺るがす黄色いポルシェの事故死 (Radikal紙)

近年最も驚愕のスキャンダルにイランが揺れている。テヘランで事故を起こした黄色のポルシェ車内から、政府に近い宗教関係者の孫と愛人が遺体で発見されたのだ。      2009年以降、イランに対する国際的制裁措置が取られた結果、イラン国内では外国や政府と強いかかわりを持つ一部有力者が、禁輸措置の周囲で動き回り、富裕化していった。      トルコとのかかわりが明らかとなった若き実業家バベキ・ゼンジャニ氏もその一人だ。だが富裕化したのはこうした抜け目のない若者達だけではない。彼らを手助けする政府関係者の 全文をよむ

2015-05-01 テロ容疑で2トルコ人逮捕―ドイツ (Radikal紙)

ドイツで2人のトルコ人がテロを企てた疑いで身柄を拘束された。彼らはサラフィー派グループとの関連も調査されており、家宅捜索で手製の爆弾も見つかったことがわかった。      ドイツのヘッセン州にある容疑者たちの自宅で行われた家宅捜索において、手製の爆弾が見つかったことが分かった。フランクフルト検察当局は爆弾がいつでも使用できる状態にあったこと、そして彼らの自宅からは爆弾の他に弾薬や自動歩兵銃の部品を押収したことを明らかにした。また 検察が行った発表では、テロを企てているとして捜査が開始されたものの 全文をよむ

2015-04-30 EU「トルコが加盟を難しくしている」 (Hurriyet紙)

EU委員会隣国政策及び拡大意見交換会の理事会メンバーであるヨハンネス・ハーン氏は、1915年に起こった一連の事件を「ジェノサイド」とするヨーロッパ諸国に反発するトルコの態度がトルコ政府のEU加盟プロセスを困難なものにすると述べた。      氏はオーストリアの新聞デル・シュタンダルド紙のインタビューに応え、トルコ政府の「非常に強い」反発がトルコで近日行われる選挙に関連して評価されなければならないと述べた。      「これは、国の一部地域における、特定グループに属する人々の間でかなりポピュラーな 全文をよむ

2015-04-29 スウェーデン、1915年事件に関する決定を棚上げ (Hurriyet紙)

スウェーデン政府が、1915年事件に関するアルメニアの疑惑 とシリア正教徒 について、2010年の議会で採決された決議の適用を棚上げし、(スウェーデンが)問題に関する独立した調査委員会の調査に基づいて行動するということが明らかにされた。      スウェーデン外務省のエリキ・ボマン報道官は、ステファン・ロヴェーン首相の数日前の言葉を想起させ、1915年に起きた事件について、独立した組織による調査の後に明らかになる結果に基づいて行動すると述べた。      ボーマン報道官はこれらについての外務省の 全文をよむ

2015-04-29 サウジ軍、サナー空港爆撃 (Milliyet紙)

サウジアラビアを主導とするアラブ諸国所属の戦闘機がイエメンのフーシ派への援助物資を運搬するイラン機の着陸を阻止する目的でサナア空港の滑走路を爆撃した。      アル=アラビーヤの報道によれば、昨日4月28日、同戦闘機はサナア空港へ離陸態勢に入っていたイラン機を退却させようと試みた。但し、航空機は無線命令を無視しサナアへ向かって飛行を続けた。      これを受けアラブ諸国所属の戦闘機は、イラン機の着陸を阻止する目的でサナア空港の滑走路を爆撃した。同イラン機は爆撃を理由に退却した。      爆 全文をよむ

2015-04-29 コバーニーのクルド・ペシュメルゲ部隊、トルコに越境 (Milliyet紙)

ペシュメルゲ部隊の一団はスルチ郡からトルコ入りし、国境すぐの地点で待機を始めている。      シリアのアレッポ県に属するコバーニー(アイン・アル・アラブ)地域で活動を行っていたペシュメルゲ部隊が、トルコへ越境した。      AA通信が地元筋から得た情報によると、約二カ月にわたり同地域で活動を行ってきたペシュメルゲ部隊は、任務を完了したとしてイラクへ帰還の途に着いた。      同部隊は、スルチ郡のミュルスィトプナル国境門から軍車両でトルコへ入国し、国境から約200メートル離れた、一般通行禁止 全文をよむ

2015-04-28 露メドヴェージェフ首相も「ジェノサイド」表現つかう (Radikal紙)

 ウラジミール・プーチンロシア連邦大統領が1915年事件に関して「ジェノサイド」という表現を使用し、また100年記念式典のためにアルメニア首都のエレバンを訪問したことに引き続き、ドミトリー・メドヴェージェフ露首相も同様に「ジェノサイド」という表現を使用した。       メドベージェフ露首相はオヴィク・アブラハミャン アルメニア首相に1915年の事件で亡くなった人々に関する電報を送り、アルメニア国民の悲しみと痛みを分かち合うとし、また人道に反して犯された罪は消して正当化されてはならないと強調した 全文をよむ

2015-04-25 エジプト、ロロ通過協定更新せず:トルコに報復的措置 (Milliyet紙)

エジプトとトルコの間のロロトランジット貿易協定が、昨日更新されなかった。[代替えルートとして]スエズ運河を通過することでかかる期間は4日になり、価格は5千ドルまで上る。      エジプトは、以前に発表したように、トルコとのロロ協定の期限を昨日、更新しなかった。こうして、トルコの輸出製品が、[地中海側にあるエジプトの港に上陸したあと]サウジアラビアや他の湾岸諸国へ達する重要なルートであるシナイ半島をトラックで通過する時代は終わった。      国際輸送協会会長のチェティン・ヌフオール氏は、「スエ 全文をよむ

2015-04-25 世界各地で1915追悼の集会―エレヴァン式典にはプーチン、オランド参加 (Hurriyet紙)

1915年事件から100周年であることから、アルメニアの首都エリヴァンを始めとする世界各地で、強制移住などで命を落としたアルメニア人への追悼が行われた。エリヴァンで行われた追悼式典会場の目玉の1つは、トルコ出身のアルメニア人を母親に持つ、フランス人歌手のシャルル・ アズナヴールであった。      エリヴァンでの式典にはロシアのプーチン大統領やフランスのオランド大統領を含む4人の首脳が参加した。      プーチン大統領は、「150万人以上の命が失われた大きな悲劇であった」と語り、またオランド大 全文をよむ

2015-04-22 アルメニア大統領、エルドアン談話に期待 (Radikal紙)

アルメニアのセルジ・サルキシアン大統領は、「トルコのエルドアン大統領が4月24日に強い声明を出すこと、そしてトルコとアルメニアの国交正常化を願います」と述べた。      アルメニアのセルジ・サルキシアン大統領はCNNトルコに会見を行った。同大統領は、「トルコ人とアルメニア人はこの土地で隣人になることを選びませんでした。トルコが協定を承認していれば、すべて違った結果となっていたでしょう。アルメニア議会で協定を審議から外すことは、トルコに与えられた政治的なメッセージでした。我々は署名を行いませんで 全文をよむ

2015-04-22 チャナッカレ100周年への出席者リスト決定 (Hurriyet紙)

アルメニアが1915年事件100周年のために始めた所謂「ジェノサイド」攻撃に対する、トルコの反撃として評価されているチャナッカレ戦争100周年追悼記念行事への出席者リストが決定した。      21か国から首脳レベルで参加が期待されている式典に2人の議長、3人の副大統領、そして5人の首相が参加する予定だ。      ■最初の会場は平和サミット      チャナッカレ戦争100周年のために4月23-25日にトルコで追悼記念式典が催される予定だ。アンカラから式典のために世界各国へ招待状を送ったところ 全文をよむ

2015-04-18 テッサロ二キ総領事館に火炎瓶 (Radikal紙)

テッサロニキ総領事館前で警備にあたっていた警官らに火炎瓶が投げつけられ、アタテュルク生家などもある総領事館の建物に命中した。      テッサロニキのトルコ総領事館前に置かれた派出所と、同じ通りにあった警察バスが火炎瓶攻撃を受けた。   ギリシャ警察の介入により事なきを得た攻撃では、火炎瓶が命中したアタテュルクの生家がある総領事館も大きな危機を免れた。      テッサロニキで昨夜21時頃、F型刑務所の閉鎖と、刑務所でハンガーストライキを行っている受刑者の釈放を要求するグループが、市内中心部での 全文をよむ

2015-04-17 北イラク米領事館前での爆発テロ、トルコ人2名犠牲に (Radikal紙)

北イラク・クルド自治政府の首都アルビルにある米領事館前で車を使った爆発テロが起こった。イスラム国によるこのテロで3人が死亡、5人が負傷した。死者のうち2人がトルコ人だったことが明らかになった。バグダードでは爆発物が仕掛けられた2台の車によるテロで27人が亡くなった。      サダム・フセインの元支持者でイスラム国の軍組織のブレインとして知られるイッゼト・イブラヒム・ドゥリ氏が殺害されたと発表されたのと同じ日、アルビルのアンカワ地区にある米領事館近くで爆発があった。      ロイター通信は北イ 全文をよむ

2015-04-17 AKP-CHP-MHP、欧州議会のアルメニア決議に共同声明 (Hurriyet紙)

欧州議会は4月15日の総会で、1915年事件に関する議決を行い、可決した。これを受け、トルコ大国民議会ジェミル・チチェキ議長、並びに議会の多数派である公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)は共同で声明を発した。      「欧州議会は、オスマン帝国の全臣民にとって悲劇であった時代について、恣意的かつ一面的な見方を再び示したが、第一次世界大戦の状況下において、全アナトリアの人々が味わった苦痛に耳を傾けず、アルメニア人の悲劇のみを誇張するのは適切ではない。この決定が可 全文をよむ

2015-04-17 バルザーニー北イラク大統領、PKKを非難 (Hurriyet紙)

北イラククルド自治政府(IKBY)大統領のマスード・バルザーニーは、「南クルディスタンはアルビル(IKBYの首都)によって統治されえない」と発言を行い、バルザーニーを独裁者だとして非難したテロ組織PKK(クルディスタン労働者党;非合法)のカルカン評議員を「裏切りと内戦を扇動した」と非難した。バルザーニー大統領は「この類の試みは国民、祖国への裏切りである」と述べた。カルカン評議員が「願望をクルド地域で実現しようとするのを認めない」と主張したバルザーニー大統領の、書面による説明は、以下のとおり。   全文をよむ

2015-04-14 アルメニア1915事件で、米政府発表 (Milliyet紙)

アメリカ国務省のハーフ副報道官の発言:「オバマ大統領と米国政府高官は、オスマン帝国時代の末期に150万人のアルメニア人が殺害された、または死に追いやられたことは歴史上の事実として認識していると何度も述べて参りました。正確かつ公正で誠実な事実の認識が、トルコ、アルメニア、アメリカの三国を含むすべての国のためになると考えています」      アメリカ合衆国国務省マリー・ハーフ副報道官は、1915年に起こった事件について、事実を「正確かつ公正で誠実に認識することがトルコ、アルメニア、そしてアメリカの三 全文をよむ

2015-04-14 国連、1915事件を「悲劇」「殺人罪」と表現 (Radikal紙)

国連のパン・ギムン事務総長報道官ステファン・ドゥジャリク氏は、1915事件を「悲劇」「殺人罪」と表現した。      ニューヨークにある国連本部での定例記者会見において、アルメニア人の主張とローマ教皇の発言に関する質問に答えたドゥジャリク氏は、アルメニア人は1915年4月24日の「悲劇」から100周年を追悼するだろうと述べた。      ドゥジャリク氏は、国連のパン・ギムン事務総長が100年前の事件が定義されることに関して慎重になっているとし、「パン・ギムン事務総長は、1915年 の『悲劇』が思 全文をよむ

2015-04-13 教皇「ジェノサイド」発言へのトルコ反発に伊外務省発表 (Radikal紙)

アルメニア人社会は「20世紀最初のジェノサイドの犠牲者であると考えられる」と語ったフランシスコ教皇に対するトルコからの反発について、イタリア外務省が13日会見した。      イタリアのパオロ・ジェンティローニ外務大臣は、教皇への反発を示したトルコ当局に返答した。   ジェンティローニ外務大臣は会見で、「トルコ人の教皇に対する厳しい反発は正当ではない」と述べた。   フランシスコ教皇は、アルメニア人社会は「20世紀最初のジェノサイドの犠牲者であると考えられる」と語った。   この発言に対しトルコ 全文をよむ

2015-04-13 世界「敬虔度」地図、トルコは? (Hurriyet紙)

スイスに本拠を持つ国際調査ネットワーク、WIN/ギャラップ・インターナショナルの最新の調査で、世界各国の敬虔な人々の割合が明らかとなった。調査の結果、世界人口の3分の2が自分を敬虔であると考えていることが分かった。      トルコで自身は敬虔であると言う人の割合は79%であった。13%が「敬虔ではない」と答えた。この調査で、トルコに住む無神論者の割合は2%であり、自身を宗教的にいかなるかたちでも定義しない人や、問いに答えなかった人は6%であった。      世界で最も敬虔な国は、94%のタイで 全文をよむ

2015-04-13 教皇の「ジェノサイド」発言、海外メディアはトルコの反応をどう報じたか (Milliyet紙)

フランシスコ・ローマ教皇が日曜日に1915年の事件において殺害されたアルメニア人について「20世紀初のジェノサイド」という表現をしたことを受けて、トルコ政府が在バチカン大使を外務省へ召還したことは、外国の報道で広く話題となった。       アルメニアのエドワルド・ナルバンジャン外務大臣は、フランシスコ・ローマ教皇のアルメニア人殺害を「ジェノサイド」と見なしたことに関して、トルコが出した応答を、「トルコは別の言語を話していために理解していないように見える」という形で評価した。       チャヴ 全文をよむ

2015-04-11 トルコ人看護師に巨額遺産―英 (Milliyet紙)

英国で働く看護師ネルミン・カンジェフェルさんに、担当患者から100万ポンド(約1億7600万円)の遺産が残された。      英国サリー州で暮らしていたデニス・シアーズさんが100万ポンド(約385万リラ)相当の資産を遺した相手は、親族ではなく、生前、面倒をみてくれた50歳の看護師ネルミン・カンジェフェルさんだった。享年87歳だったデニスさんからの遺産を得られなかった親族らは不平を募らせ、なぜ、たった14ヶ月間デニスさんの面倒を見ただけの女性に遺産が残されたのか理解できずにいる。   ネルミン・ 全文をよむ

2015-04-10 せまる、欧州議会との「アルメニア虐殺」表記危機 (Hurriyet紙)

欧州議会は、「アルメニア虐殺」の主張を表記する決定を4月15日に承認する手筈を進めている。欧州議会のすべての政治会派が共同して、文章として承認されると思われるこの決定は、トルコに不快感を与える要素を孕んでいる。アンカラ政府が現在まで行ってきた外交的且つ政治的なやり取りは実を結ばなかった。      長い間欧州議会の決議書に反映されることはなかったが、今年が1915年の事件から100年目にあたるという理由でこれまでとは異なる意味を持つ「虐殺」の表記決定は、離散アルメニア人らが継続的且つ集中的に主張 全文をよむ

2015-04-09 ボズクルEU担当相、「トルコの財政赤字と政府債務残高はEUより良い」 (Hurriyet紙)

トルコ・EU合同協議委員会会議-ボズクルEU担当相 :「我々の金融指標はEU加盟国中22ヵ国より良い」EU担当相で首席交渉官のヴォルカン・ボズクル氏は財政赤字と政府債務残高においてトルコはEU加盟国中22ヵ国より良い状態であることを述べた。      トルコ・EU合同協議委員会会議-トルコ議会外交委員長ボズクル氏:「我々の金融指標はEU加盟国中22ヵ国より良い。」EU担当相で首席交渉官のヴォルカン・ボズクル氏は財政赤字と政府債務残高においてトルコはEU加盟国中22ヵ国より良い状態であることを述べ 全文をよむ

2015-04-09 PKK、対ドイツ謝罪 (Radikal紙)

クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK)ジェミル・バユク執行部委員長は、PKKを代表してドイツに謝罪した。      ドイツ公共放送連盟(WDR)と北ドイツ放送(NDR)といった放送組織に声明をおこなったKCKジェミル・バユク委員長は、1990年にドイツでおこなった道路封鎖と、デモ参加者自身が抗議の焼身自殺をはかったことを謝罪した。      WDRで放送されたインタビューでは、バユク委員長は「PKKを代表して、ドイツ市民に謝罪します。このようなことは二度と起きません」と述べ、PKKがトルコに 全文をよむ

2015-04-07 エルドアン大統領イラン訪問、イエメン問題解決へ協力で合意 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とイラン・イスラム共和国のハサン・ロウハニ大統領は会談で、イエメンの平和や安定の実現のため二国が協力的に行動することで合意した。      大統領府から入手した情報によると、エルドアン大統領とロウハニ大統領と会談では、イエメン情勢をも取り上げた。イエメンに平和や安定を実現するために、二国が行動を共にしていくことについて合意に至ったという。      また、具体的な内容や方法は近日中に決められるとされている、イエメン問題における活動の二本柱は、「平穏(ある種の停 全文をよむ

2015-04-06 イラン報道官、エルドアンのイラン訪問を批判 (Radikal紙)

フセイン・ナカヴィ・イラン国会国防安全保障・外交委員会報道官は、エルドアン大統領のイラン訪問に関して、「国を侮辱する人物の足元に赤絨毯を敷くのは、我々の外交にとって恥ずべきことである」という発表を行った。      イランのファルス通信の半公式発表において、フセイン・ナカヴィ・イラン国会国防安全保障・外交委員会報道官は、「エルドアンのイランに対する発言を考えれば、政府はこの訪問に許可を与えるべきではなかった。この訪問はキャンセルされるか、延期されるべきだった」と話した。      イランの報道官 全文をよむ

2015-04-04 ラヴロフ露外相、トルコ代表団クリミア訪問に注文 (Hurriyet紙)

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、トルコの代表団がクリミアへの訪問を求めているが、この訪問はウクライナを経由せずに行われる必要であると述べた。   .   ラヴロフ外相は、トルコがクリミアへ非公式の代表団を送ることに反対するものではないと述べた上で、唯一条件があるとしたら、訪問の際ウクライナを経由せずに入国する必要があると話した。      ソヴィエト赤軍によるスロバキアのブラチスラヴァ奪還70周年の式典に参加したラヴロフ外相は、報道陣の質問に答えた。      ラヴロフ外相は、トルコがクリ 全文をよむ

2015-04-03 イエメン滞在のトルコ人55人、無事脱出、 (Milliyet紙)

外務省は海軍司令本部に属するフリゲート艦TCGビュユクアダが、イエメンの港湾都市であるアデン在留のトルコ人55人を救出したと発表した。      外務省により昨日(3日)行われた会見では、サウジアラビア率いる連合軍によってイエメンで開始された軍事作戦のあともイエメン国内に在留していたトルコ国民らの内、脱出を希望した人々の救出に向けた慎重な救出作戦が継続されていることが伝えられた。      トルコ国民の安全を脅かすことがないよう配慮しながら、非常に多面的且つあらゆる選択肢が検討された方法を追求し 全文をよむ

2015-04-01 英国人9人、シリア国境で逮捕 (Radikal紙)

参謀指令本部は、シリア国境で英国国籍者9人を逮捕したことを明らかにした。      治安部隊はシリアへ不法入国しようとした英国籍9人をシリア国境で逮捕した。   参謀指令本部のインターネットサイトでの発表によると、シリアへ不法入国しようとした英国籍9人がハタイ県にあるオウルプナル国境警察管轄区域で逮捕された。      問題の9人は司法当局に移送された。   これと並んでガーズィアンテプでは、シリアの戦闘地域へ向かおうとしたとされる人物が拘束された。       ガーズィアンテプ県知事府が行った 全文をよむ

2015-03-24 IS(イスラム国)、アルジェリアの道路工事トルコ人労働者100人を排除 (Milliyet紙)

アルジェリアの発表で、道路建設に従事しているトルコ人労働者100名がIS(イスラム国)戦闘員からの脅迫を受け建設現場から避難した事が明らかにされた。      アルジェリアでISの脅迫を理由にトルコ人労働者100名が一時的に立ち退いた。      アルジェリア治安当局は道路建設プロジェクトに従事しているトルコ人労働者100名が、ISの脅迫を受け建設現場から避難したと発表した。      トルコ人労働者らは、24時間建設現場から隔離された。同労働者らは月曜日夕方前を以て作業を再開したと伝えられてい 全文をよむ

2015-03-18 独外相、トルコにアサド大統領との対話を求める (Radikal紙)

ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相がトルコはバッシャール・アサド大統領との対話をすべきだと述べた。      ドイツのシュタインマイヤー外相は「シリア内戦解決のためにはアサド政権との対話の可能性を排除してはならない」と話した。同外相は、アメリカのジョン・ケリー国務長官が発したシリア政策に関する発表を支持し、アサド大統領に対するトルコの態度に反発を示した。また「シリアでの暴力行為を終結させるための唯一の道は政治的解決のために交渉がなされることだ。これを行ううえでアサド政権との対話 全文をよむ

2015-03-17 IS参加希望の英女性を国外追放へ (Radikal紙)

シリアで戦闘に参加するためトルコへ入国したイギリス国籍の22歳の女J・Hがアンカラで拘束された。女はテロ対策局で取り調べを受けた後、国外追放のため外国人担当局に移送された。      トルコ経由でシリア入国を目指す外国人戦闘員を食い止めるべく、空港やバスターミナル、国境門にはテロ事件対策局員の出張所が置かれている。アンカラ・バ ス・ターミナル(AŞTİ)に設置されたテロ事件対策局員らは昨日(16日)不審な行動を取るイギリス国籍の女を追った。女がシャンルウルファ行きのバスチケットを購入しようとした 全文をよむ

2015-03-15 シリア国境での逮捕者は2万4千人超 (Milliyet紙)

英国籍の少女3人がIS(イスラム国)に参加するためにシリアに向かう際、カナダの諜報員である人物が案内を務めたことが明らかになったことが大きな反響を呼んだ一方、トルコの国境地帯では、40か国から来た何千人もの人々が逮捕されているという。      イスメト・ユルマズ国防相は、ISに加わろうと様々な国から来る人間に対してトルコが十分なセキュリティ対策を取っていない、さらには「容認」しているという西洋諸国の批判に対し、平手打ちのような返答をし、逮捕されたのは2014年だけで9,488人に達し、この4年 全文をよむ

2015-03-13 貨物船からシリア人不法入国者337名発見、船長を逮捕 (Zaman紙)

チャナッカレ海峡で昨日の夜にかけて騒動が起きた。湾岸警備部隊による砲撃で停止させられた貨物船の中から337人もの不法入国者が見つかった。彼らはゲリボルのスポーツ施設に収容され、船の船長は逮捕された。      不法入国者を乗せたとされる貨物船と湾岸警備部隊との間で緊張が走った。砲撃を受けて停止した船に乗っていた難民たちが、子どもを船からぶら下げて警備部隊の攻撃をやめさせようとしたことが伝えられた。得られた情報によると午後六時頃チャナッカレ海峡に入った船におよそ400人もの不法入国者が潜んでいると 全文をよむ

2015-03-08 新ギリシャ国防相、対トルコ挑発行動 (Hurriyet紙)

ギリシャ国防省パノス・カメノス大臣が就任して以来、同大臣による議論を引き起こす行動や、行った発言が、トルコの厳しい反発を引き起こした。就任後初の活動ではカルダク岩礁を訪れ、アンカラのトルコ政府とアテネのギリシャ政府との間に新たな緊張を呼び起こしたカメノス国防相が、またもやエーゲ海の島々を訪問し物議を醸している。      トルコ外務省は、ギリシャ国防相のパノス・カメノス大臣の「エーゲ海周辺の緊張を高めるような表現ならびに活動は受け入れられない」と発表した。      この発表では、「就任以来、ギ 全文をよむ

2015-03-06 タジキスタン、反体制派リーダーイスタンブルで暗殺 (Hurriyet紙)

タジキスタンで結成された「グループ24」と称する反体制派運動リーダーとして知られるウマラリ・クヴァトフは、ファーティヒで銃弾を受け、命を落とした。      ファーティヒのモッラ・ギュラーニ地区で3月5日の22時30分に発生した事件の顛末は、以下のとおり。   知人と家で食事を摂ったクヴァトフ氏は、しばらくしてから外へ出た。通りを歩いていたウマラリ・クヴァトフに近づいた何者かが、彼の頭をめがけ銃弾を一発打ち込み、すぐさま現場から逃走した。目撃者の通報を受け、現場には警察と救急隊が到着した。救急隊 全文をよむ

2015-03-06 シリア難民受入れ最大のテント村、開村 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の妻であるエミネ・エルドアン氏は、国民教育相ナビ・アヴジュ氏、社会政策相アイシェヌル・イスラム氏と共に開村式を催したスルチ・テント村に残る避難民に声をかけた。      開村式の参加者に対し「万歳、兄弟」という意味のクルド語「Biji biratiye gelan」で(スピーチを)始め、避難民から拍手喝さいを浴びたエミネ・エルドアン氏は、国から支出した55億ドルが、シリア及びイラク200万人分のワクチンに使われたと述べた。同氏が行ったスピーチは、クルド語に翻訳 全文をよむ

2015-03-05 この92人のトルコ人、国際手配中 (Cumhuriyet紙)

アメリカ、グルジア、ルーマニア、スウェーデンにおいて臓器密輸から児童虐待、殺人から交通規則違反に至るまで多くの犯罪への関与が疑われる92人のトルコ人がインターポールによって手配されている。      国際警察組織インターポールによるリストには、国際手配をもって捜索されている92人のトルコ人がいる。この行方不明の92人は殺人から詐欺、人間および臓器の密輸に至るまで、多くの罪に問われている。容疑者が目撃された場所で逮捕され、トルコに返還されることを決めた国際手配書をもって捜索されているトルコ人の罪に 全文をよむ

2015-03-03 トルコから対IS(イスラム国)、軍事援助 (Hurriyet紙)

イスメト・ユルマズ国家防衛相は、モースルに対してイラク軍が実施する地上戦に、トルコが援助する可能性を排除しないという発表し、その後トルコからイラクへ軍事物資を運搬する貨物輸送機2機が向かった。      C-130型輸送機2機は首都バグダッドから東に20km離れたアル・ムサンナ空軍基地へ着陸した。ファールク・カイマクチュ在イラク・トルコ大使は、イラク国防省関係者らに当該援助物資を渡した。同大使は、この援助物資が対IS(イスラム国)戦に利用されると公表した。ヒュリイェト紙に語ったイラク国防省関係者 全文をよむ

2015-03-03 アサド大統領、ドウ・ペリンチェキ母国党党首と会談 (Radikal紙)

シリアのバッシャール・アサド大統領が、母国党(Vatan Partisi)のドウ・ペリンチェキ党首率いる使節団を歓迎したと報じられた。      シリアのアサド大統領は、母国党のペリンチェキ党首、使節団と会談を行った。      シリア国営放送SANAはニュース番組で、アサド大統領がペリンチェキ党首や使節団を出迎えたと報じた。アサド大統領と使節団の会談の様子を写す写真もSANAで放送された。      アサド大統領の招待で土曜(2月28日)首都のダマスカスに入ったペリンチェキ党首と使節団は、昨日 全文をよむ

2015-03-03 IS(イスラム国)へイラク軍大攻撃、司令官はイラン人 (Hurriyet紙)

イラク軍は春に計画したモースルに向けた軍事作戦の前に、倒されたかつてのリーダー、サダムの故郷として知られるティクリートをIS(イスラム国)から取り戻すために過去最大の軍事作戦を開始させた。      3万人が参加する攻撃の調整をイラン革命防衛隊のエリート部隊エルサレム部隊の有名なカーセム・スレイマーニー司令官も支援している。   AFPはイランやイラクメディアに基づいたニュースで、イラン革命防衛隊のエリート部隊エルサレム軍団の有名なカーセム・スレイマーニー司令官もサラーフッディーン県で軍事作戦の 全文をよむ

2015-03-02 在フランス・トルコ大使にジュース攻撃 (Radikal紙)

在フランス・トルコ大使館のハック・アキル大使が、パリで参加していた会議で、身元不明の人物によりジュースで攻撃された。      パリ・デカルト大学法学部で行われた「トルコとフランスにおける世俗主義」会議に発表者として参加していたアキル氏は、身元不明の人物の襲撃を受けた。スピーチを行っている間に演壇に近づいたその人物は、手に持っていた液体をアキル大使に浴びせた。   アキル大使は、ヒュッリイェト紙へ行った会見で、その液体が、予想に反して、染料では無くザクロジュースであることを明らかにした。     全文をよむ

2015-03-01 モースル解放作戦にトルコも参加か? (Radikal紙)

バルザーニ政権に近い筋とされる、クルドのニュース・ポータルサイト『ルダウ』のインタビューを受けたモースル知事のエスィル・ヌジェイフィ氏は、「トルコは、モースル軍事作戦に参加の決定を下した」と述べた。ヌジェイフィ氏は、「トルコが作戦に軍事支援と物資配給などの後方支援を表明し、武器や軍需物資を送ることになる」と主張した。   エスィル・ヌジェイフィ氏の兄弟であるイラク副大統領ウサメ・ヌジェイフィ氏は、最近、トルコを訪問し、エルドアン大統領とダウトオール首相と会談した。   イラクで2番目に大きな都市 全文をよむ

2015-02-28 リビア・トブルク政府、トルコを非難 (Hurriyet紙)

2011年のカダフィ体制崩壊後に政治的混乱に陥ったリビアで国際社会が国の代表として認めるアブドゥッラー・アル・サニ首相は、「政府がトルコと合意できておらず、その理由はトルコがリビア国民を互いに殺し合わせるためにトリポリの反体制派グループに武器を送っているからだ」と主張した。リビアでは国際社会に認められ、国の東部のトブルクに撤退することとなった政府に対し、トリポリを拠点とする政府もある。      フェジュリ・リビア(リビアの夜明け)の名の下に一つになった、ムスリム同胞団の支持者も含むイスラム主義 全文をよむ

2015-02-27 日本でIS(イスラム国)模倣の殺人事件 (Milliyet紙)

日本の川崎市で、13歳の少年が首を切られた状態で河川敷にて発見された。この事件に関与しているとして、18歳の少年が逮捕された。      (逮捕された少年は)この殺人事件の前に、テロ組織であるイスラム国(IŞİD)が配信した首を切る動画を見ていたこと、そしてこの動画から首を切る方法を学んだことが主張された。さらに、この事件に関与したと考えられる別の少年2人が昨日逮捕された。(殺害された)上村遼太くんは、容疑者らと以前から知り合いであり、頻繁に言葉による嫌がらせやいじめの被害にあっていたことが判明 全文をよむ

2015-02-25 IS(イスラム国)、作戦を変更か? (Milliyet紙)

テロ組織「イスラム国(IS)」はイラク軍が行う可能性のある地上軍事行動に対し、掌握したモースルでの兵士の増強と防備の強化に取り組んでいる。      アメリカのバラク・オバマ大統領の、対IS有志国連合の調整を担当するジョン・アレン特使が今月2月に行った、イラク軍がISに対して近く地上軍事行動を始めるという会見を受け、ISはモースルで新たな作戦を展開している。ISの戦闘員はイラク最大都市の一つで、ISの砦とされるモースルに対する地上軍事行動の可能性を考慮し、政府建物周辺に設置していたバリケードを市 全文をよむ

2015-02-25 シャルリーエブド誌に、ナスレッティンホジャ! (Radikal紙)

フランスの風刺雑誌シャルリーエブド誌の最新号では与党リーダーサルコジ氏と極右のリーダーであるル・ペン氏は犬として描かれる一方、ナスレッティンホジャの笑い話が載せられた。      風刺雑誌シャルリーエブド誌の1月13日の後、今日発行された号では表紙に国民運動連合のリーダーであるニコラ・サルコジ氏と極右である民族戦線党リーダーであるマリー・ル・ペン氏とフランシスコ法王が描かれた。表紙には口にシャルリーエブド誌をくわえた犬の後ろを走るル・ペン氏、サルコジ氏、フランシスコ法王が犬として描かれている。  全文をよむ

2015-02-23 シリアに続きイランもトルコ非難―「シャー・フラト作戦」 (Hurriyet紙)

トルコの「シャー・フラト作戦」はシリアに続きイランからも非難された。イランフセイン・エミール・アブドラヒヤン外務副大臣は、トルコがシリア領でおこなった作戦はいかなる弁明も成立しないであろうと語った。アブドラヒヤン副大臣は、「隣人のシリアへの軍事介入は問題をより複雑にするだろう」と述べた。      ■イラン国営通信(İRNA):「トルコ軍がシリア領を侵犯した」      イランの公式通信社であるイラン国営通信(İRNA)は、トルコがスレイマン・シャー廟の移動及びスレイマン・シャー軍駐屯所の撤去を 全文をよむ

2015-02-23 トルコ外交の敗北!リビアからの企業撤退 (Cumhuriyet紙)

リビアのトブルク政府は、国内で事業を行う全てのトルコ企業を撤退させる決定をした。      アブドゥッラー・サニー氏が首相を務めるトブルク政府の公式インターネットサイトに掲載されたニュースによれば、「昨日ベイダ市で臨時に集まった暫定政府の大臣たちがトルコ企業をリビアから撤退させる決定をした」ということが明らかになった。   ニュースでは加えて「会議において、外国企業と行われた全ての事業契約が見直されることが決定された」ことさえも明らかにされた。      ■エジプトとリビア、トルコとカタールに対 全文をよむ

2015-02-22 スレイマンシャーの新拠点、クルド勢力の統制化 (Radikal紙)

トルコが国境の外に領有している唯一の領土であるという特性を持っているスレイマンシャー廟とその護衛詰め所に駐留している兵士の救出と歴史的な重要性のある遺物を持ち出すという作戦の反響は続いている。ことの最も注意を引く点はというと、スレイマンシャー廟の以前の場所と今朝移る予定であると発表された場所が、クルド勢力とIS(イスラム国)の間で生死を伴う戦闘が行われているコバーニーにとても近い場所であるということである。この近さによって、「作戦の中、クルド人民防衛部隊(YPG)と、どのようにコンタクトをとった 全文をよむ

2015-02-22 シリアに越境、スレイマン・シャー廟作戦の全容 (Milliyet紙)

トルコが国外に所有する唯一の領土であるスレイマン・シャー廟の移動と、スレイマンシャー軍駐屯所からの撤退を実現した「シャー・フラト作戦」の詳細が明らかになり始めた。本来は2月14日の実施が計画されていたものの地域での戦闘の激化のため1週間延期されたこの計画は、昨晩、3つの国境地点からシリア入りした部隊により実行された。      カラコザク村にあるスレイマン・シャー廟への圧力がますなか、「シャー・フラト」作戦が計画された(注:フラトは、ユーフラテス川を意味する。直訳は「ユーフラテス王作戦」)。(オ 全文をよむ

2015-02-22 ロサンジェルスのスターバックス、トルコ国旗が写るポスターを撤去 (Hurriyet紙)

トルコでも出店している世界的に有名なコーヒーチェーン店がアメリカのロサンジェルスで実施した「マーケティング」戦略は街のアルメニア人たちの批難を呼んだ。      同社は街に暮らす約50万人のアルメニア人に向けたキャンペーンを実施し、用意したポスターをウッドランドヒルズ店で掲示した。ポスターではコーカサスに特有の衣装を身に纏った女性たちの上に、トルコ国旗の象徴を取り入れた風船が飛んでいるのが見受けられた。ポスターを見たアルメニア人たちは、写真の女性たちはアルメニアの伝統的な衣装を身に着けていること 全文をよむ

2015-02-22 シリア内トルコ飛び地スレイマンシャー廟へ、部隊移動 (Radikal紙)

11ヶ月前にイスラム国(IS)の管理下におかれたシリア内のトルコ領であるスレイマンシャー廟で任務中の兵士40名のため、トルコ軍は補給目的の軍事行動を行った。クルド系情報筋によれば、コバーニーでは多数の戦車や装甲車が国境を通過してスレイマンシャー廟に向かったという。      スレイマンシャー廟はシリア内のトルコ領であるという特徴をもち、長い間テロ組織ISISによって周辺を管理下におかれていた。トルコ軍は、昨日、スレイマンシャー廟にいる派遣兵40名への補給を目的とした軍事作戦を実行した。      全文をよむ

2015-02-20 ISの手中で、トルクメン遊牧民450人捕虜状態 (Hurriyet紙)

イラクで450人のトルクメン遊牧民がISの手中にあることが明らかになった。      トルクメン救出委員会が北イラク(IKBY)に提出した報告書によると、女性50人と子供70人を含む計450人のトルクメン遊牧民が、ISにより人質にとられている。この報告書では、イラクのキルクーク、サラーフッディーン、ディヤーラー、モースルの各県で暮らすトルクメン人に対するISの非人道的行為についても記述されている。またトルクメン人が暮らす村々では、ISの戦闘員らがトルクメン人の遺体を電柱に吊るし、わずか10歳の子 全文をよむ

2015-02-19 米土、シリア反政府兵士教育で協定締結 (Yeni Safak紙)

トルコ、アメリカ間で、シリアの反政府組織へ「教育」プログラムについて合意が取り付けられ、署名された。両国間でしばらく交渉が行われていた合意文書が、外務省で夕刻、フェリドゥン・スィニルリオール外務次官とアンカラ駐在のジョン・ベース米大使によって署名された。      調印式でスィニルリオール外務次官は演説し、合意が二国間の戦略的パートナーシップの枠組みで踏み出された重要な一歩であることを協調し、これは一歩目にすぎないと述べた。「もっとやるべきことが沢山ある。近隣でそして世界の様々な場所でとても混沌 全文をよむ

2015-02-19 トルコにもIS襲撃の危険、MİTが警告 (Hurriyet紙)

国家諜報機構(MİT)は、アメリカの空爆、ペシュメルゲの援護を受けて戦うPYDの戦闘部隊の反撃により、シリアの北部に位置するクルド人居住地、コバーニーから撤退を余儀なくされたIS(イスラム国)の戦闘員達がトルコへ流れたと警告した。      MITは治安組織に以下の警告を出した。   「爆破や、自爆テロに特化した戦闘員が、シリアへ軍事介入した有志連合勢力が以前に偵察し情報を流したアンカラとイスタンブルの大使館、領事館を標的に武装し、爆弾を使ったテロの用意を行った事が明らかになっている。」     全文をよむ

2015-02-17 中国で33人殺傷のウイグル人グループ、トルコ・パスポート所持 (Hurriyet紙)

中国の雲南省昆明市の駅で、去年の3月に起こり、33人の死亡者と133人の負傷者を出した刃物を用いた襲撃に関与していたとして捜索されていた9人のうち4人がインドネシアで拘束された。      中国の公式紙”人民日報”の英語ページのニュースによると新疆ウイグル自治区の出身者とみられる容疑者たちからトルコのパスポートが押収された。インドネシア警察の調査で、まず中国の新疆ウイグル自治区出身であると主張していた容疑者たちは、調査が進むと証言を変更し、自分たちはトルコから来たと説明した。9人の逃亡者のうち、 全文をよむ

2015-02-13 ラテンアメリカ歴訪のエルドアン大統領、オバマ大統領に呼びかけ (Cumhuriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領はラテンアメリカ歴訪の最終地、メキシコの首都メキシコシティで相手国メキシコのエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領と直接会い代表団間の会談に続き、共同記者会見で以下のように話した。       エルドアン大統領は「以前に2回、首相としてここに来ました。今回で3回目の訪問となります。私たちは二国間関係を非常に広い意味合いで検討する機会がありました。ここに3つの協定を作り、共同宣言に調印しました。12年前、両国間の貿易量は非常に滑稽でした。120万ドルから100倍に増やしました。 全文をよむ

2015-02-12 オランド仏大統領、シリアのクルド組織・民主統一党(PYD)と面会 (Hurriyet紙)

 シリアでイスラム国(IŞİD/ISIS)と戦闘を繰り広げている民主統一党(PYD)所属の2人の女性幹部が、先週日曜日にオランド仏大統領によってエリゼ宮殿に招待された。本紙に寄せられた情報によれば、この会談はエリゼ宮殿側によって準備され、また、クルド女性防衛隊(YPJ)の司令官であるネスリン・アブドゥッラー氏が迷彩服で会談に臨んでいたことが話題となった。       フランス大統領のフランソワ・オランド氏が、シリアにおけるテロ組織ISISとの戦闘を繰り広げているPYDの女性リーダーたちと会談を行 全文をよむ

2015-02-12 エルドアン来訪のキューバメディア「トルコは2つのモスク建設希望」 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領のラテンアメリカ外遊の二番目の訪問国となったキューバでは、主要各紙が大統領の訪問を大きく報じ、トルコが同国に2つのモスク建設を希望していると明らかにした。キューバ滞在を終えたエルドアン大統領は、外遊の最終目的地であるメキシコへ向かった。      中南米を外遊中のエルドアン大統領は、2番目の訪問国であるキューバの首都ハバナのホセ・マルティ国際空港で、同国のログリオ・シエッラ副外相、ハサン・セルヴェト・オクテム駐ハバナ大使、その他の関係者による花束の歓迎を受けた。   キューバの主 全文をよむ

2015-02-11 アサド大統領トルコ非難「テロリストを支援している」 (Cumhuriyet紙)

シリアの指導者のバッシャール・アサド氏は、イラクとシャームのイスラム国(ISIS)に対して構成される国際的な有志連合に参加はしないが、空爆についてはイラクと他の第三国を通じて情報を提供し続けると述べた。また同氏は、テロリストらを支援している国と協力は行わないと語った。      ダマスカスでBBCのジェレミー・ボーエン特派員の質問に答えたアサド氏は、ISISについて協力に反対はしないが、アメリカ当局との会談は行わないことを明らかにした。      バッシャール・アサド氏は、「なぜならば彼らはあや 全文をよむ

2015-02-11 G20会合、イスタンブルで開催 (Milliyet紙)

トルコが議長国となる初の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議でババジャン副首相とアメリカのルー財務長官は、G20構成国・地域からの強い要望によって、グローバル経済の援助に合意した。      アリ・ババジャン副首相は、「さらなる成長を実現するためのキーポイントは、もはや信頼になるだろう」と述べた。ババジャン副首相は昨日(2月10日)、イスタンブル会議センターで行われたG20財務相・中央銀行総裁会議の開幕演説をおこなった。   ババジャン副首相は、2015年度の議長国を務めるトルコでの 全文をよむ

2015-02-06 日本政府、休暇をとらない人へ「強制休暇」 (Milliyet紙)

日本政府は、労働基準法改正案を以て労働者に対する強制休暇取得の権利を持ち出した。休暇取得の権利を行使したがらない者に対する法的手続きが取られる。労働者が長時間労働の末、心の病を患うことを防ぐため、法案が提出されたことが明らかとなった。      ■休暇未取得者に対する法的手続      厚生労働省の調査によると、日本の労働者の半数以上が、年平均18.5日付与される有給休暇を消化していないことが明らかになった。      同調査によると、日本人は休暇中の仕事の穴埋めを上司が同僚に振ることをためらい 全文をよむ

2015-02-06 サッダム・フセイン絞首刑の縄に、700万ドル (Radikal紙)

イラクで2006年に処刑されたサッダム・フセイン元大統領の絞首刑の縄が競売に出され、様々な国の買い手は700万ドル(約8億円)から買値を提示したと伝えられた。      イラクで2003年に引き渡され2006年に処刑されたかつての指導者のサッダム・フセインを絞首刑にするために使われた縄が競売に出されている。処刑の縄への提示価格は700万ドル(約8億円)から始まったと伝えられた。      Independent紙の報道によると、イラクの元内務大臣ムワッファク・アル・ルバーイー博士の家で見つかった 全文をよむ

2015-02-05 新疆からカイセリへ―亡命ウイグル人ルポルタージュ (Hurriyet紙)

 中国の統治下におかれている東トルキスタンから亡命し、イスタンブルへとやってきた500人のウイグル人たちは、およそ1ヶ月前からカイセリにある打ち捨てられた、破壊決定の下った警察の宿舎で住むことを余儀なくされている。       亡命希望者である彼らウイグル人たちは、東トルキスタンからイスタンブルへとやってきた経緯を本紙に初めて語ってくれた。しかしながら、顔と名前は伏せることが条件であった。自分たちの名前や顔が知れてしまうと、中国統制下の中で暮らしている家族たちに被害が及ぶことを恐れているのだ。 全文をよむ

2015-02-04 イスラム国「空爆したものは焼き殺す」 (Milliyet紙)

テロ組織「イスラム国」(ISIS)は、今日まで犠牲者達の頭を銃で撃ち抜き、首を切り落とし、又は投石によって殺してきた。ヨルダンのパイロットは生きたまま焼き殺された。「イスラム国」(ISIS)は焼き殺しの理由を、「私たちは都市に爆弾を落とした者達に同じやり方で罰を与える。」と話した。      イラクとシリアに勢力を持つテロ組織「イスラム国」(ISIS)は、昨日公開した22分間の映像でヨルダン人パイロット、ムアーズ・カサースベ氏が生きたまま焼き殺されている光景が映された。      ■おぞましい光 全文をよむ

2015-02-03 ブルガリア、トルコ国境に「壁」 (Milliyet紙)

ブルガリアがトルコ国境に壁を建設することを決定した。この壁は全長82kmに及ぶという。      この壁は、密入国者の阻止を名目に建設されるという。ブルガリア政府は、トルコ国境に引かれた鉄線フェンスが密入国を期待したほど防げていないとして、今よりも高く、長い壁を新設することに決めた。      ■有刺鉄線では密入国を止められない      密入国者は有刺鉄線フェンスの下を掘ったり、鉄線上にカーペットをかけたりするなどして、国境を越え続けている。今回、障壁は新しい「ベルリンの壁」のようになるとされ 全文をよむ

2015-02-02 「イスラム国」殺害の日本人ジャーナリストのTweetに共感広がる (Radikal紙)

「イスラム国」(IŞİD/ISIS)に殺害された日本人ジャーナリストの後藤健二さんのツイッターのアカウントに4年前書き込まれたメッセージがソーシャルメディアで急速にシェアされている。      「イスラム国」(IŞİD/ISIS)が少し前に(殺害)実行映像を公開した二人の日本人ジャーナリスト(原文ママ)のうちの一人47歳の後藤健二さんのツイッターアカウントに4年前に書き込まれたメッセージがソーシャルメディアで急速にシェアされている。      悲運なジャーナリストのソーシャルメディアのアカウント 全文をよむ

2015-02-02 チプラス・ギリシャ首相、キプロストルコ系住民と対話 (Milliyet紙)

ギリシアのアレクシス・チプラス首相は今日行うキプロス島への訪問で、キプロス・トルコ系住民との対話を行う。      世界で話題となった選挙の勝利の後での最初の公式訪問を、国の伝統に則って南キプロスで行う予定のチプラス首相は、史上初めてトルコ系住民とも対話を行い彼らのキプロス問題に関する考えを聴く予定だ。ギリシア首相が初めてキプロスのトルコ人と対話をするという話は、島の双方に興奮をもたらした。チプラス首相は、南キプロスのヒルトン・ホテルで16:30分にトルコ人とギリシア人とともに一堂に会する。会談 全文をよむ

2015-01-28 コバーニーから最新情報―クルド兵、士気高し (Radikal紙)

134日後に「イスラム国」(IŞİD/ISIS)の手から解放されたコバーニーだが、街の約90%が崩壊した状態だ。だが人々が自由に行きかうコバーニーでは士気も高まっている。人民防衛隊(YPG)のメンバーは、まだ戦いは終わってないと述べている。      134日後、IŞİDの手から解放されたコバーニーを目の前にすると、何年も前に捨てられた廃墟の街を思い出す。最初に街に入ると、荒れ果てた様子から戦争の痕が感じられる。家の中の家具は昨日放っておいたままのように見えるが、ドアや窓、壁は崩壊し、ぼろぼろの 全文をよむ

2015-01-27 イスラム国への反攻に祝賀一色―シリア国境レポート (Radikal紙)

イスラム国(ISIS)のコバーニーからの一掃は、スルチに言うなれば祝賀ムードをもたらし、国境門での歓声は集会へと変わった。あるグループが国境に向かって行進しようとしたところ、軍が催涙ガスでグループに介入した。      134日後のコバーニーからのISIS完全撤退は、コバーニーと国境を挟むスルチで祝賀ムードを作り出した。何千人ものコバーニー市民がミュルシトプナル国境門に押し寄せた。国境で行われた集会には人民と民主主義党(HDP)所属の国会議員やアーティストらが参加した。集会会場からあるグループが 全文をよむ

2015-01-26 イラク副大統領、PKKによる村落襲撃を非難 (Milliyet紙)

イラクのウサマ・アル=ヌジャイフィー副大統領は、テロ組織PKKの兵士が(イラク北部)モースル県の町スィンジャールとラビアの間にある村々を襲撃し五名が死亡、数十名が負傷したと発表した。      ヌジャイフィー副大統領は副大統領室で会見を開き、「届いた情報によると、PKK(クルディスタン労働者党;非合法)は、スィンジャールとラビアの間にある、ウムル・ハバリ、ウムル・セベヤ、アル=ジャヒシュ等の遊牧部族が暮らす村を武装して襲撃し、五名を殺害、数十名を負傷させた。またPKKの兵士は数多くの住宅を焼き払 全文をよむ

2015-01-26 バルザーニー北イラク大統領コバーニー掌握でトルコに感謝 (Milliyet紙)

北イラクIKBY)のメスト・バルザーニー大統領:「私自身と、クルディスタンの人々に代わ(り、トルコ共和国に感謝する。援護部隊のペシュメルガがコバーニーの戦士たちを助けるために赴くことに許可をしてくれた。この援助が大きな役割を果たし、勝利を手にすることができた」      メスト・バルザーニー北イラク大統領は、コバーニー奪還において果たした役割に対し、トルコに感謝の意を述べた。   バルザーニー大統領はコバーニーがテロ組織イスラム国の手から奪還されたことを受け、IKBY大統領府の公式ページでメッセ 全文をよむ

2015-01-24 ディヤルバクルで、反シャルリー・エブド集会に10万人 (Radikal紙)

フランスで、預言者ムハンマドの風刺画を発表したためテロの標的となり、風刺画家8人を含む12人が死亡した風刺雑誌シャルリー・エブドは、ディヤルバクルで預言者を愛する者たちのプラットフォームの主催で「預言者ムハンマドに敬意を」という名で行われた抗議集会には、約10万人が参加した。集会で演説を行ったモッラー・オスマン・タイフルは、預言者を攻撃する言葉をやめさせると述べた。      預言者を愛する者たちのプラットフォームが、預言者ムハンマドの風刺画を発表したシャルリー・エブド誌に抗議するため駅前広場で 全文をよむ

2015-01-23 サウジ国王死去に、1日服喪の日宣言 (Radikal紙)

首相府は、サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード国王の逝去をうけ、全国哀悼を行うと発表した。      首相府の報道センターから出された書面による発表では、「サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード国王の逝去をうけ、1月24日は終日全国哀悼を行うことが告知された。これにより、お亡くなりになったアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード国王陛下に全能である神の慈悲を祈り、そして兄弟であるサウジアラビアの国民 全文をよむ

2015-01-22 英外相「トルコのシリア政策は正しい」 (Radikal紙)

英国のハモンド外相が「トルコは(イスラム国の戦闘員となるため)シリアに入ろうとする人々をくい止めるため、充分めざましい働きをしている。国境の構造上100%阻止するのは不可能だが、ダヴトオール首相のやり方は正しい」と発言した。         英国のフィリップ・ハモンド外相は、イスラム国の一員となるためシリアを目指す人々を止めるため、トルコが素晴らしい役割を果たしていると述べ「国境の構造上、完全には阻止できていないが、トルコ首相のやり方は正しい」と述べた。   ロンドンで開かれた「イスラム国との戦 全文をよむ

2015-01-20 パリ襲撃の逃亡犯を助けたのはトルコマフィア?―英タブロイド紙報道 (Hurriyet紙)

英国デイリー・ミラー紙はトルコ国家諜報機構が情報源だとする記事の中で、パリ襲撃事件のアクターとして世界中が行方を追っている女性テロリスト、ハヤト・ブーメディエンヌ容疑者をトルコマフィアがイスタンブルのサビハ・ギョクチェン空港で出迎え、シリアに送り、その逃亡援助の見返りとしてイスラム国から数万ドルを受け取ったと報じた。      デイヴィッド・コリンズ記者が書いた「パリ襲撃事件―容疑者のシリア逃亡のために、トルコマフィアに金銭支払い」という見出しの記事で、ブーメディエンヌ容疑者はトルコマフィアの構 全文をよむ

2015-01-20 エルドアン大統領、「イスラム国」2日本人人質問題で安倍首相と電話会談 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は、今晩(20日夜)日本の安倍首相と電話会談を行った。      大統領府からの情報によると、この会談では、二国間関係と国際的な諸問題について意見交換が行われた。この会見で、シリアにおいて二人の日本人がテロ組織により誘拐された事件についても話題になったという。両首脳は、この件で、諜報活動と情報共有の重要性を強調し、この地域の混沌とした状況からトルコ人も被害をうけたことに言及されたという。エルドアン大統領は、トルコが日本の友人として、この件に細心の注意を払い、あらゆる種類の情報共有 全文をよむ

2015-01-20 クルド原油増産決定、輸出ルートはトルコ (Milliyet紙)

クウェートとサウジアラビアに続いて、クルド原油も増産されることがわかった。出荷は段階的に日産60万バレルに引き上げられ、その輸出の中心的役割を果たすのはトルコである。      バグダードとアルビル(両政府の)和解の後、クルド原油が世界に開かれたことでトルコの役割は拡大している。北イラクからトルコへおこなわれている45万バレルの原油の出荷は、徐々に60万バレルに引き上げられる。クルド原油の唯一の(輸出)ルートはジェイハン港となる。クルド原油の増産が下落した(原油)価格へいかに影響するかも市場から 全文をよむ

2015-01-17 「イスラム国」まもなくテレビ局開設? (Radikal紙)

イスラム国(ISIS)は、テレビ及びラジオチャンネルを開設しようとしており、現在インターネットで動画を配信しているという。      ドイツのデア・シュピーゲル誌は、ISISがテレビとラジオのチャンネル開設の準備をしていると報じた。   同誌は、「Kalifat live」という名で放送するとされているISISのテレビ局が、現在ISISがインターネット上で配信している動画を見せていると明らかにした。同誌によると、ISISはテレビチャンネルと同時に3つのラジオチャンネルも放送の準備を進めているとい 全文をよむ

2015-01-17 ドイツでトルコ国籍イスラム国関係者逮捕 (Milliyet紙)

ベルリンで昨日(16日)朝、トルコ国籍者を有しイスラム国(IŞİD)と関わりのあるグループに、250名の警察部隊による強制捜査が行われた。イスラム国に民兵や資金を供給していた組織のリーダーであるイスメト・ドアンは、「指揮官」と呼ばれていたことが伝えられた。      フランスでシャルリー・エブド社の風刺画雑誌が標的とされたテロ攻撃後、ヨーロッパを取り巻くテロの恐怖は日に日に増している。ベルギーで昨日2人の容疑者死亡により幕を閉じた対テロ作戦の後、ドイツでも大きな掃討作戦が実施された。首都のベルリ 全文をよむ

2015-01-17 4月24日はチャナッカレ戦役かアルメニア追悼か?―招待合戦 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、チャナッカレ戦争100周年追悼式典のために世界各国のリーダーらに送った招待に対し、アルメニアから返答が届いた。      アルメニアの公式通信社Armenpressは、セルジュ・サルキシアン大統領がエルドアン大統領の招待に対し返答した文書を掲載した。      サルキシアン大統領は、「親愛なるエルドアン大統領、チャナッカレ戦争100周年追悼式典への参加のお誘いを頂きました」という言葉から始まる書簡において、1915年事件に言及した。      サルキシアン 全文をよむ

2015-01-14 シャルリ・エブド紙「トルコ語版は、とくに重要」 (Cumhuriyet紙)

預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことへの復讐として実行された攻撃で12人が犠牲になったシャルリ・エブド紙は、殺害によって風刺画を禁じようとする試みに屈しなかった。 フランスの風刺雑誌は、世界中で発行する「生存者の数」という表紙にまた預言者ムハンマドを掲載した。      ■テロリストはいない、ムハンマドがいる      フランスの左派新聞であるリベラシオンで活動を続けている雑誌スタッフは、月曜日の夜、風刺画家レナルド・ルジエが描き終えた表紙を大笑いの声と拍手の中で皮肉な形で「アッラーは偉大なり 全文をよむ

2015-01-13 メルケル・ダヴトオール会談「イスラム国の被害を最も受けているのはトルコ」 (Milliyet紙)

メルケル連邦首相とEU及びトルコに関して「静かな応酬」を交わしたダヴトオール首相は、「テロはテロであり、テロリストはテロリストである。宗教的肩書を持たせれば、集団犯罪を犯す者らに口実を与える」述べた。      アフメト・ダヴトオール首相は、自身がパリ襲撃に関し発した「トルコがEU加盟国であったならば、この文化的緊張は起こらなかったであろう」という声明に対し、「もしこうだったら、こうなっていなかったという仮説を立てる事は極めて憶測的なアプローチである。我々はテロに対して一致協力すべきである。これ 全文をよむ

2015-01-13 パリテロ共犯者、ブルガリア・トルコ国境で逮捕 (Milliyet紙)

フランスの風刺新聞のシャルリー・エブド紙に対して先週行われ、12人の命を奪った襲撃の実行犯であるシェリフ・クアシ、サイード・クアシ兄弟との関与が疑われるフランス人のフリッツ・ジョリー・ヨアキンが、ブルガリアから隣国トルコに入国しようとした際に逮捕された。      フランスの首都パリのシャルリー・エブド紙のオフィスで12人を殺害したシェリフ・クアシ、サイード・クアシ兄弟の罪への関与が疑われるフランス人のある人物が、ブルガリアで拘束された。      ブルガリア国営テレビ(BNT)が検察庁報道官の 全文をよむ

2015-01-13 パリ各国首脳行進の舞台裏 (Cumhuriyet紙)

フランスの首都パリで起こされた銃撃事件後の日曜、各国首脳が参加して行われた行進は、今なお世界中の注目を集めている。      指導者達が腕を組んで並び、「先陣を切って」行われた行進は、多くのフィルムに収まることとなった。しかしツイッターで共有されたこの写真は、実際の様子は異なるものであったことを示している。      首脳らの行進の際に撮影された写真では、彼らが群衆の先頭を歩いているように見える。      一方で遠距離から撮影されたべつの写真を見ると、指導者たちは群衆とは離れた形で、護衛に守ら 全文をよむ

2015-01-13 宗務長官メッセージ「1200万人の死を放置し12人の死を悼む、この矛盾」 (Radikal紙)

ギョルメズ宗務長官は、パリ虐殺に示された感受性がムスリムには示されていないと指摘し、「1,200万人が虐殺されたことに声をあげなかったひとびとがわずか12人に対する殺人を理由に立ち上がったことを教訓として注視している」と述べた。      ギョルメズ宗務長官は、「一方、この10年間にイスラーム地域では苦しみにもだえた1,200万の人びとが虐殺され、ないことにされた。しかし、先週パリで、またいかなる形においても(イスラームの)信仰者でなく、常識的とは思えない12人が無残に殺害された。1,200万人 全文をよむ

2015-01-11 パリ反テロ集会へ、ダヴトオール首相出席へ (Milliyet紙)

フランスの首都パリで今日(11日)行われる反テロ集会に、ヨーロッパ諸国の首脳とともに、アフメト・ダヴトオー首相やアラブ連盟の代表者らも参加する。   アフメト・ダヴトオー首相は、今日パリに向かい有名なユーモア紙、シャルリー・エブドに対して行われた襲撃に関し、「テロへの厳しい非難とフランス市民との結束行進」に参加した。フランス政府からの招待に応じ、フランスに向かうダヴトオール首相は、トルコ市民はフランス市民とともにあるというメッセージを伝え、襲撃はイスラムと関連付けられることはできないと述べる予定 全文をよむ

2015-01-10 トルコ軍艦、国際任務へ―アデン湾の海賊駆逐 (Milliyet紙)

国産軍艦プロジェクトの一環として二番目に生産されたTCGビュユクアダは国際水域における最初の任務に向け準備している。TCGビュユクアダは、海賊との戦いのため将来アデン湾に派遣される予定で、レーダーに探知される可能性を最小限に抑えた技術で「幻の軍艦」と言われている。      ■トルコの工学技術による作品      武器と技術を備えたトルコ海軍の秘蔵品であるTCGビュユクアダ(F-512)は国際水域での最初の任務に就く。TCGビュユクアダは、将来アデン湾に向かい海上交通を脅かす海賊と戦う予定。TC 全文をよむ

2015-01-09 ドイツ法相、モスクを訪問―仏テロをうけ、宗教対立回避メッセージ (Hurriyet紙)

ドイツのマース法相は今回フランスで起きたテロ事件がイスラムに責任転嫁されないよう、昨日(9日)ベルリンのモスクを訪問した。そして「そもそも今はテロに対して共にそれを阻止する時だ。社会が分断されることや、ムスリムが疎外されることを許してはいけない」と話した。      またドイツのガウク連邦大統領も、昨日「憎しみがわれわれを分断することは許さない」と会見で述べた。 全文をよむ

2015-01-06 1915年100周年対応へ、行動プラン―アルメニア問題 (Milliyet紙)

TBMM(トルコ大国民議会)は、1915年事件100周年を理由にロビー活動を開始した。TBMM議長府はこの一環として行動プランを作成した。      ジェミル・チチェキTBMM議長は、議会外務委員会の委員長らと1915年事件に当たり一堂に会した。チチェキ議長主宰の下で実施された会議にEU調整外務委員会委員長及び、トルコ-EU合同議会委員会委員長と国際議会会議トルコ代表団長らが出席した。      作成された計画によると、アルメニア人民族絶滅(ジェノサイド)という主張が100年目を迎えるに当たり、 全文をよむ

2015-01-05 ドイツ・ケルンで、極右差別者デモに、反対デモ (Hurriyet紙)

ドイツで反イスラムと外国人排斥デモと共に出現した「西洋のイスラム化に反対する愛国主義欧州人」(ベギーダ、PEGIDA) の運動は国中で抗議されている。ケルンで、極右差別主義組織ペギーダの関係組織であるケギーダが開催を予定していた行進は、何千人もの反対デモ参加者によって妨害された。歴史的なケルン大聖堂でも極右派に対する抗議として明かりを消した。      ドイツで、西洋のイスラム化に反対する愛国主義欧州人(Pegida)という名称の反イスラムグループがケルンでケギーダという名前で行う行進は、反対デ 全文をよむ

2015-01-05 ベルリンで極右差別者による襲撃 (Hurriyet紙)

ベルリンで人種差別主義者の襲撃に遭ったユダヤ人が、まず顔に唾を吐き捨てられたあと、殴られていたことが分かった。ベルリンのユダヤ教団に所属している女性の車にもナチスのシンボルが彫られた。      ドイツで近年増加している人種差別主義襲撃だが、新たに2つの事件が起こった。ベルリンでユダヤ人一人が暴行され、さらに一人の車にはナチスのシンボルであるハーケンクロイツが彫られた。      ■容疑者はアラブ人かトルコ人      ドイツメディアで報じられ、年越しの夜に起きたこの事件は、注目を浴びた。この事 全文をよむ

2015-01-03 トルコの詐欺グループ、ドイツで100万人を騙す (Radikal紙)

トルコで活動していた電話詐欺グループが、あの手この手を使いドイツで100万人の退職者を騙したという。      フォーカス誌に掲載された記事では、ドイツで高齢者に対する詐欺が新たな様相を呈し始め、詐欺グループがトルコから退職者に電話をかけ、彼らにお金を獲得したと言って騙したと述べられた。      トルコのコールセンターから退職者を探したことが指摘された当該記事には、このようにして退職者の口座にある貯蓄を奪ったり、借金をさせたり、家を抵当に入れさせたりしたと書かれている。      記事では、こ 全文をよむ

2014-12-28 OECD諸国の中で新生児死亡率が高いのはトルコ (Milliyet紙)

OECD加盟国で行われた調査で、トルコに関する興味深い結果が出た。報告書によると、トルコは新生児死亡率で首位となり、大気汚染も最も深刻な国であった…      経済協力開発機構(OECD)によって行われた調査の結果が、「図表でみる公衆衛生:ヨーロッパ2014年版」という報告書に掲載された。調査では、平均寿命、新生児死亡率、肥満、アルコール及び煙草使用率、発がん率といった項目が調べられた。加盟国の調査報告書には、EU統計局や世界保健機関(WHO)のデータが使用された。合計35カ国のヨーロッパの国々 全文をよむ

2014-12-27 1981年ローマ法王暗殺未遂事件のアージャ、イタリアで逮捕、国外追放へ (Radikal紙)

メフメト・アリ・アージャは、1981年の暗殺未遂事件で負傷させた当時のローマ法王ヨハネ・パウロ2世(ジョン・ポール2世)のヴァチカンにあるお墓を訪れた。アージャは昨日オーストリアの国境からイタリアに入り、元ローマ法王ヨハネ・パウロ2世のお墓を訪れた後、イタリア警察に逮捕され、国外追放の可能性があると見られている。      イタリアのAdnkronos通信社の情報によると、アージャは朝、手に白いバラの花束を2つ持ち、1981年5月13日の暗殺未遂事件で負傷させた、当時のローマ法王ヨハネ・パウロ2 全文をよむ

2014-12-21 ドイツで拘束のMIT関係者、目的はトルコ関係者の情報収集 (Zaman紙)

サバフ新聞はドイツで拘束された3人の国家情報機関(MİT)関係者がトルコ系移民とトルコ人団体の情報を集めるために行ったことを明らかにした。      ドイツがMİTのための情報収集活動の疑いで拘束していたムハンメド・タハ・G、アフメト・ドゥラン・Y、ギョクセル・Gのトルコ国籍者3名が移民の情報収集活動のためにドイツにいったことが明らかになった。      サバフ新聞が報道した記事により、3人のトルコ人MİT関係者がドイツのトルコ人とトルコ人団体の情報を集めるために行ったことが発覚。記事によると、 全文をよむ

2014-12-21 クルド戦闘員にチェコが武器援助 (Radikal紙)

イスラム国に対する軍事行動を開始した北イラククルド自治政府に、チェコ共和国も武器供与を始めた。チェコ共和国軍司令部は、ペシュメルゲ部隊(クルド人民兵)に貨物便で5千発もの対戦車ミサイルを提供した。      イスラム国に対して、PKK(クルディスタン労働者党)とYPG(人民防衛隊)の援助で数千人のペシュメルゲとともに包括的な攻撃を開始した北イラククルド自治政府に、アメリカの後、チェコ共和国も武器供与を始めた。チェコ共和国軍司令部は、ペシュメルゲ部隊に貨物便で5千発もの対戦車ミサイルを提供した。  全文をよむ

2014-12-20 ガザへの国際支援、到達はわずか2% (Radikal紙)

ガザへの支援として国際社会が約束した54億ドルのうち、わずか2%のみが到達していたことが分かった。      夏にイスラエルによるガザ攻撃を受けて国際社会が示したガザへの支援公約は全く果たされていない。2ヶ月前にエジプトの首都カイロで行われた国際会議においてガザ再建のために約束された支援金は54億ドルにものぼった。しかし、昨日国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は約束された金額のうち、たったの2%のみがパレスチナに送金されたことを明らかにした。      ■アラブ諸国からの支援金来ず 全文をよむ

2014-12-20 ペシュメルゲ軍、イスラム国支配のシェンガル入り (Radikal紙)

ペシュメルゲ軍が、テロ組織イスラム国(ISIS)支配下にあるモースルのシェンガル郡に入ったことが明らかになった。      AA通信の入手した情報によれば、ISIS兵士との3日間におよぶ武力衝突がの後、ペシュメルゲ軍がシェンガルの中心部に入った。同地域では市街戦のかたちで戦闘が続けられている。   ペシュメルゲ軍のセフィン・シンガリ司令官は、各国連合軍からの戦闘機による援護を受けて、シェンガル郡の中心部に入ったとAA通信へ説明した。シンガリ氏によれば、多数のISIS兵士がシェンガルを捨ててモース 全文をよむ

2014-12-16 パキスタンでの死者を悼み、1日の服喪宣言―トルコ首相 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール首相はパキスタンで起きた学校襲撃事件を受け、明日17日トルコで一日の「全国服喪」を行うと発表した。      ダヴトオール首相は、チャドのカルズベ・パイミ・ドゥベ首相と、首相府中央舎で会談した。      2人の指導者は会談後、共同記者会見を行った。ダヴトオール首相は、パキスタンで148人もの死者を出し、犠牲者の多くが子供であった学校襲撃事件を悼み、明日トルコで一日の「全国服喪」を宣言すると述べた。      パキスタンは今年5月、トルコのソマで起こった炭鉱事故の際に一日服 全文をよむ

2014-12-16 ザマン紙強制捜査にヨーロッパから批判の嵐 (Zaman紙)

ヨーロッパで民主主義に対する捜査への反応が高まっている。EUと欧州議会(AP)から次々に警告が来ている。欧州委員会近隣政策・拡大交渉委員のヨハネス・ハーン氏は、事態を「非合法」であるとした。欧州議会緑グループの代表のハームス氏は、「エルドアンは贈収賄の嫌疑をもみ消すために新聞 記者を投獄している」と述べた。      トルコ民主主義の黒歴史となった報道制圧作戦へのヨーロッパから多くの反発が起きている。ザマン紙主筆のエクレム・ドゥマンルとサマンヨルTV グループ会長ヒダイェト・カラジャの逮捕直後に 全文をよむ

2014-12-12 2015年、世界で一番危険な10の国は?―ロンドンの研究機関発表 (Milliyet紙)

国際リスク管理コンサルティングのサービスを行いロンドンに拠点を置くコントロール・リスクス社が、2015年版の危険国家地図を発表した。      強盗や軽犯罪、ひったくり、詐欺、誘拐そしてテロ攻撃といった判断基準に照らして行われた評価により、中央アフリカ共和国やソマリア、アフガニスタン、シリア、イラク、ナイジェリア、イエメン、コンゴ、パキスタンそしてパレスチナといった国々が世界で最も危険な国の上位10カ国を構成した。      ■最も安全な国はヨーロッパに      ランキングで最も安全な国とされ 全文をよむ

2014-12-09 ドイツで嫌イスラム・デモ、1万人参加 (Milliyet紙)

ドイツでここ数週間、「愛国的なヨーロッパ人」が呼びかける反イスラーム・反外国人デモの参加者が増加している。専門家らは、このデモ騒動が大衆運動と化す可能性があると警鐘を鳴らしている。      ドイツ通信(dpa)の報道によれば、「西欧のイスラーム化に反対する愛国的なヨーロッパ人」(Pegida)という団体が呼びかけ、ドレスデン市で発生した騒動への参加者が増加している。ドレスデン市に倣い、その他のドイツ諸都市でも「月曜の行進」というデモが実施されている。      当初は数百名であったデモ参加者は 全文をよむ

2014-12-09 トルコ・ポーランド間、相互ヴィザ免除へ (Milliyet紙)

アフメト・ダヴトオール首相は、「ポーランドへのヴィザを免除することを決定した」と発表した。これに対して、ポーランドからはトルコ航空(THY)便の増便と、EUのシェンゲン・ヴィザ適用の廃止に向けた協力について了承を得た。      ダヴトオール首相のポーランド外遊は、エヴァ・コパチ首相との首相会談と代表団同士の会談ではじまり、その夕刻、首相は会談で得られたヴィザについての合意を公表した。      トルコ‐ポーランド外交関係開始600周年記念行事の閉会行事として、ワルシャワ国立オペラ劇場で開催され 全文をよむ

2014-12-09 シリア国境警備のトルコ軍3兵士、死亡 (Radikal紙)

シャンルウルファのジェイランプナルの国境で歩哨に当たっていた3人の兵士が銃で撃たれて死亡した。この事件についてアフメト・ダヴトオール首相は、「攻撃とは何の関係がない」と話し、気が触れたある兵士が友人たちと自らを撃ったことで起こったと報じられている。      シリア国境のシャンルウルファのジェイランプナル郡で歩哨に当たっていた3人の兵士が銃撃の結果死亡したことに続き、参謀本部筋はこれがテロ攻撃ではないことと、1人の兵士が2人の友人を殉職させ、自殺したと明らかにした。ダヴトオール首相は事件について 全文をよむ

2014-12-02 プーチン・エルドアン共同会見ー天然ガス、値引きも発表 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラジミル・プーチン大統領が行った会合後、共同記者会見が開かれた。会見で、プーチン大統領は来年1月1日よりトルコへの天然ガスの価格を6%値下げすると発表した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシア連邦大統領のウラジミル・プーチン氏は高レベル協力会議(ÜDİK)の第五回会合の後、共同記者会見を行った。会見でエルドアン大統領はトルコ・ロシア間の貿易額が2013年に320億ドルであり、2023年の目標は1000億ドルであると述べた。アック 全文をよむ

2014-11-29 「イスラム国」の兵士、トルコ国境25メートルに迫る (Hurriyet紙)

アレッポ県コバーニー(アイン・エル=アラプ)における、テロ組織「イスラム国(ISIS)」との衝突は、国境門付近で激しさ増している。午前中にはISIS兵士らが国境のムルシトプナル門付近を爆発物を積んだ車両2台で襲撃し、門まで25メートルというところまで接近した。爆発物を積んだ車両はトルコ領土を通って国境門まで近づいたとされている。しかしこの主張は首相官邸により否定されている。      人民の民主主義党(HDP)は、トルコのシャンルウルファ県スルチ郡と接するコバーニーを占領するため、本日午前中にI 全文をよむ

2014-11-29 世界平和へ6言語で祈りートルコ訪問のローマ法王 (Milliyet紙)

ローマ法王は、旧市街の後、聖霊大聖堂で行われた儀式に参列した。儀式では世界平和の祈りが捧げられた。      フランシスコ法王は、イスタンブル訪問の中で、昨日29日は、ハルビエにある聖霊大聖堂で儀式に参列した。フランシスコ法王は、安全上の理由で裏口から教会へ入った。儀式に多くの人々が参列する中、フランシスコ法王が教会内へ足を踏み入れると、ざわめきと「ヴィヴァ・パパ」(ローマ法王万歳)の 合唱が起こり、法王は信徒達と挨拶を交わした。コンスタンティノープル総主教のヴァルソロメオス1世及びシリア正教会 全文をよむ

2014-11-28 ローマ法王トルコ訪問、平和のメッセージ (Milliyet紙)

エルドアン大統領はフランシスコ法王との異教徒間の対話において、寛容と平和のメッセージを伝えた。エルドアン大統領は「アンカラで生まれたこの写真は、疑いなく世界にとって希望の写真である」と述べ、ローマ法王は「神よ、トルコにご加護を」と祈った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が新築した大統領官邸で歓待した初の外国人招待客は、ローマ・カトリック教会の精神的なリーダーであり、ヴァチカン市国の国家元首であるフランシスコ法王となった。ローマ法王と同じ考えを共有したと話したエルドアン大統領は、人 全文をよむ

2014-11-28 ローマ法王、宗務庁官と会談、「イスラム教徒への配慮が欠けた行為が行われている」 (Yeni Safak紙)

宗務庁のギョルメズ長官は、世界的なメディアによってムスリムに対する嫌悪感を助長する言葉が用いられ、人々の常識への配慮が欠けた行為が行われていると述べた。      彼はまた、「近頃パレスチナでは、平和への希望を打ち消す行為が行われています。特に、信仰の共通の聖地であるアル=アクサー・モスクの聖所や、迫害されているパレスチナの人々に向けた攻撃は、人道上の大きな恥であり、また良心ある人にとって深い悲しみの源です」と語った。      カトリック世界における精神上の指導者であるローマ法王であるフランシ 全文をよむ

2014-11-28 ローマ法王トルコ訪問、エルドアン大統領と会見 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と新大統領宮殿初の来客となったローマ法王フランシスコによる合同記者会見で、エルドアン大統領の外交批判が明確になった。    エルドアン大統領はアクサライでの記者会見で外交的方法でにローマ法王に対し「シシ批判」を行った。      ローマ法王はエジプトで4日前にクーデターにより政権についたリーダー、アブドゥルファッターフ・ア・シシ氏を招いた。エルドアン大統領は会見でクーデターの主体に対する国際的な支持を批判し、次のように語った。      全文をよむ

2014-11-28 ローマ法王トルコ訪問、その以外な要望とは? (Milliyet紙)

キリスト教カトリックの精神的指導者、フランシスコ教皇がトルコを訪問する前、バチカンから興味深い要望がアンカラへ寄せられたことが分かった。      大統領の客人である教皇本人へ「公用車はレンタルであること」という要望と、当該車はメルセデスではないこと、という要望があったことが分かった。この要望について教皇のためにアンカラとイスタンブルでメルセデス製以外の高い安全性の備わった車がそれぞれレンタルされたことが分かった。      二日間の予定でトルコを訪問するフランシスコ教皇は、以前と同じく再びパス 全文をよむ

2014-11-26 エルドアン大統領の「男女の違い」発言、世界の反響 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領の男女の違いに関する発言は世界の新聞やテレビなどのメディアにおいて大きな反響を呼び、以下のようなコメントが寄せられている。      BBC(イギリス)   エルドアンの発言は一般的に信仰心の篤い支持者の支持を獲得することを目的にされているが、一方リベラル派の有権者はそれに対して大変腹を立てている。また11月初頭にエルドアンは、「アメリカはコロンブスではなく1178年にムスリムによって発見された」という主張を行ったようだ。エルドアンは権威主義的な傾向があると非難されてい 全文をよむ

2014-11-22 バイデン米副大統領、トルコ訪問 (Milliyet紙)

トルコのアフメト・ダヴトオール首相と米国ジョー・バイデン副首相が北大西洋理事会でスピーチを行った。      ■ダヴトオール首相の発言      イスタンブルを訪れる者は若返るという。バイデン副大統領にもよりいっそう若返った気分でイスタンブルを後にしてほしいものだ。   最新の議題の一つはエネルギー問題だ。トルコはG20サミットにおいて、エネルギー問題が最重要であると以前から明らかにしてきた。しかし、トルコは深刻な経済危機にあり、一方では政治的にも混乱した危機的状況の中にいる。例えばシリア問題は 全文をよむ

2014-11-22 ダヴトオール首相、北イラク訪問、固い握手 (Milliyet紙)

アルビルで北イラク・クルド自治政府のネチルヴァン・バルザーニー首相と会談したダヴトオール首相は、人道や安全保障、政治、経済といった面での連携を深めていきたいと話した。      アフメト・ダヴトオール首相は、様々な会談を行うために訪れたアルビルで、北イラク・クルド自治政府のネチルヴァン・バルザーニー首相と会談した。ダヴト オール首相は、「イラクの安全保障はトルコにとっても非常に重要なものです。クルディスタン地域の安全も、トルコにとって重要です」と述べた。ダヴトオール首相を、空港で北イラク・クルド 全文をよむ

2014-11-20 トルコ、北イラク・ペシュメルゲ軍の訓練を担当へ (Radikal紙)

北イラクのクルド自治政府のスポークスマン、サフェエン・ディザイ氏はダヴトオール首相との会談の後、重要な発表を行った。ディザイ氏はト ルコがペシュメルゲ軍の軍事訓練を担当する方向で進展があったと述べ、バルザーニー大統領の家族が飛行機で逃げようとしているとの報道についても否定した。      ■「ダヴトオール首相から聞いてください」      北イラクのクルド自治政府のスポークスマン、サフェエン・ディザイ氏はトルコがペシュメルゲ軍の軍事訓練を担当する方向で進展があったと述べた。ディザイ氏はダヴトオー 全文をよむ

2014-11-20 麻薬取引有罪のトルコ人に死刑執行―サウジアラビア (Hurriyet紙)

サウジアラビア内務省は、大量の麻薬取引の罪で拘束されていたアリ・アフメト・アウルダシュさんの死刑が本日(21日)執行されたと発表した。       国営サウジ通信(SPA)によると、サウジアラビア内務省は、裁判で死刑判決を受けていたアフメト・アウルダシュさん(トルコ国籍)の死刑執行が行われたと明らかにした。      アウルダシュさん(34)は、トルコのハタイ県からサウジラビアに渡り給仕として働いていたが、8年前に拘束され、死刑判決を受けていた。      アウルダシュさんは、2006年に労働目 全文をよむ

2014-11-15 シリアをめぐり米・トルコ折衝、活発化―米の戦略変更? (Milliyet紙)

シリアのアサド政権とテロ組織であるイスラム国(ISIS)に対し進められている戦いにおいて、アメリカ政府がトルコの主張に近い戦略への変更に傾いていると評価されている中で、トルコとアメリカとの間での折衝が活発化し始めたことが注意を引いた。      アメリカのジョン・ケリー国務長官は、今日15日、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣へ電話した。電話会談では、2国間訪問の日程に焦点が当てられた。      アメリカのバラク・オバマ大統領は、国家安全保障会議で行われた評価付けの後、シリア及びテロ組織であ 全文をよむ

2014-11-15 G20-2015、トルコ開催へ (Milliyet紙)

2015年、世界の目がトルコに集まる。何十もの国のリーダーがトルコに集まり、トルコは歴史的なチャンスをつかむことになる。      トルコには課題が山積しており、非常に重要なことが見落とされている。トルコは今週末から世界最大の会議であるG20の議長国を務める準備を始める。ダヴトオール首相は既に引き継ぎのためにオーストラリアへ発った・・・2015年にトルコで行われる大規模サミットにより世界中の目がトルコに集まり、トルコは歴史的な名声を得る機会を得ることとなる。      G20は世界で最も発展し、 全文をよむ

2014-11-13 欧州議会、キプロス問題でトルコを批判 (Hurriyet紙)

キプロス沖における「排他的経済水域」で戦艦を伴って進められている調査作業のために先月欧州理事会で警告されたトルコ政府は、今回も欧州議会(AP)によって厳しく批判された。      排他的経済水域における最近の状況が議題にあげられた会議では、まさにルーム(南キプロスのギリシャ人)・ギリシャの連帯が示され、与えられた主なメッセージは「トルコはその地域に用がないこと」、「踏み出された一歩が国際法に明らかに違反していること」、「トルコ政府の政策は反応を予測しないものであるべきではないこと」、「このような 全文をよむ

2014-11-11 ロシア、イランに原発2基建設へ (Milliyet紙)

モスクワでロシア・イラン間にて調印された原子力協定に基づきロシアがイランにて新たに原発2基を建設予定である事が明確となった。      イラン国営通信İRNAの報道によれば、モスクワ滞在中のアリー・アクバル・サーレヒー原子力庁(İAEK)長官とロスアトムのセルゲイ・キリエンコ総裁が一連の二国間原子力協力協定を調印した。      当該協定によればロシアは、イランに対しブーシェフル原発近郊に更に原発2基の建設を予定している。      調印された協定は両国間の原子力協力の増大も明記している。イラン 全文をよむ

2014-11-11 シリア難民にワークパーミッション (Radikal紙)

 労働社会保健省大臣ファルク・チェリキ氏は、最近国民の関心を引く問題に関して重要な発表を行った。       同氏は、事故における責任が誰にあるとしても、責任を追及する必要があると述べ、またエルメネキ市にある4企業が合意に至ったことを明らかにした。さらにシリア人に求人のある所、また一部の県で就労許可を与えることを発表し、それに合わせて従業員失業給付に関する新しい制度を今期中に作ることが不可欠であることも述べた。       計画・予算委員会で同省の2015年度予算プレゼンテーションにおいて質問に 全文をよむ

2014-11-08 キプロス問題、EUからトルコへ新警告 (Hurriyet紙)

トルコがキプロス沖の「排他的経済水域」において、軍艦を伴って行った調査作業のために、先月欧州理事会で警告を受けたアンカラ政府だが、今回は欧州議会から批判されることになりそうだ。      ヒュッリイェト紙が接触した全ての政治グループが支持しており、来週にも可決されるだろう共同決定草案で「挑発的」とされた行動の継続、もしくは繰り返しが、加盟交渉プロセスをはじめ、EU・トルコ関係に悪影響を及ぼしかねないと明らかにされている。欧州議会の文書では、トルコへ冷静かつ国際法に則った行動をとるよう呼びかけが行 全文をよむ

2014-11-08 リビアのトルコ人労働者から、音信不通 (Milliyet紙)

リビアへ出稼ぎに行っていたトルコ人労働者8人との連絡が途絶えている。8人はベンガジからトルコへの帰路についていたとされるが10日間音信不通となっており、目に涙を浮かべた家族らは、外務省からの吉報を待っている。      入っている情報によれば、メフメト・ヌーリー・サーラムさん(31)、ムスタファ・ジャンさん(27)、メフメト・アリ・ギョクタシュさん(38)、エトヘム・ユルマズさん(31)セゼル・ユルドゥルムさん(31)、エルディンチ・アルタルさん、ハサン・アスランさん、イーサ・アルトゥナイさんは 全文をよむ

2014-11-04 北イラク政府、ヨーロッパにペシュメルゲ部隊の武器要請 (Hurriyet紙)

イラク・クルド自治政府(IKBY)の国家安全保障会議のマスルール・バルザーニ議長はイスラム国(İŞİD)と交戦中のペシュメルゲのためににヨーロッパに武器・装備の支援を要請した。バルザーニ議長は、「我々はİŞİDと自由世界の名において交戦しているが、自由世界は我々が要する装備を確保してくれない」と述べた。      欧州議会(AP)外務委員会で議員らに向け現地における最近の動向に関しプレゼンテーション、質疑応答を行ったIKBY国家安全保障会議のマスルール・バルザーニ議長のメッセージは、以下のとおり 全文をよむ

2014-11-04 ペシュメルゲ部隊の武器通過に、北イラク・トルコの秘密協定 (Radikal紙)

トルコと北イラク・クルド自治政府の間で、(トルコ領を経由し)コバーニー(シリア領)へ入ったペシュメルゲ部隊が武器と弾薬の補給を要請した場合、それらもトルコ領を経由し、(コバーニーへ)通過させるための特別な協定を結んだことが明らかとなった。      この協定の存在は3日の遅く、ペシュメルゲ省オスマン・リシェイ報道官がおこなった会見で発表された。リシェイ報道官は、コバーニーに配備されるペシュメルガ部隊に対しトルコを経由し新たな武器と弾薬が送られると語った。リシェイ報道官がアナトリア通信に語ったとこ 全文をよむ

2014-11-02 新任のイスラエル総領事、ISISとの戦争をトルコのみに委ねてはならない (Radikal紙)

新任のイスラエル総領事、シャイ・コーエン氏は、当該地域の全国家がイスラム国との戦争に協力する必要があると述べた。      新任の在イスタンブル・イスラエル総領事、シャイ・コーエン氏は、イスラム国との戦争をトルコのみに委ねてはならないと強調した。コーエン氏は、「イスラム国との戦争は国際的な協力が欠かせない。この地域の全ての国がこの戦争に参加するべきだ」と発言した。      ヒュッリイェト紙のイペッキ・イェズダニ記者のインタビューに答えたコーエン氏は、新時代において重要なメッセージを伝えた。コー 全文をよむ

2014-11-01 エルドアン大統領訪仏、シリア対応でフランスと合意 (Milliyet紙)

日帰りでの公式訪問でパリを訪れたエルドアン大統領は、仏オランド大統領との会談で、イスラム国(ISIS)とシリアのアサド政権との対応について合意した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と仏フワンソワ・オランド大統領がパリでの緊急会議でイスラム国(ISIS)への対応について、飛行禁止区域・保安区域の設置や、トルコによるシリア反政府勢力の訓練などで合意した。      エルドアン大統領は昨日、仏大統領からの招待を受けパリへ日帰り公式訪問を実施した。ISISへの対応や、シリア・イラク問題、 全文をよむ

2014-11-01 14才のトルコ人少年、ウィーンでテロ容疑逮捕 (Milliyet紙)

イスラム国(ISIS)は、オーストリア在住のメルトカン・G(14)を首都ウィーン爆破テロ実行のため25万ドルで買収した。      少年は、警察がテロ計画の情報を得たため逮捕された。メルトカン・Gは爆破を計画していた地域を明かし、警察の捜査の結果身柄を拘束された。少年はオーストリアに8年間暮らしており、駅を爆破した後ISISに参加への参加を計画していた。少年に与えられる刑罰は明らかになっていない。スイスの当局者によると、3月に同国でテロ実行を企てた3人のイラク人が逮捕されたという。        全文をよむ

2014-10-31 ペシュメルゲ兵、トルコ出発コバーニー入り (Milliyet紙)

シャンルウルファのスルチ郡のシリア国境から4kmの距離にあるチュコビルリキ(注:チュクルオヴァに設立された共同事業体)に属する建物に留まっていた155人のペシュメルゲ(クルド民兵)部隊の兵士がコバーニーに入った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はパリ訪問中にフランス国際関係研究所で参加した会議で報道陣の質問に答えた。エルドアン大統領は「トルコはペシュメルゲ部隊の通行を許可しなかった」との報道に関する質問に対し次のように述べた。      ■彼らはコバーニー入りは好ましくないとの知 全文をよむ

2014-10-30 イラク・ペシュメルゲ兵は、なぜ米国旗を身につけていたか? (Milliyet紙)

ペシュメルゲ省ジャバル・ヤヴァル事務局長は、ハブル国境門からトルコに入るペシュメルゲの1人が腕に米国旗、胸に「米国軍」と書いたユニフォームを身に着けていた件につき説明を行った。      アナトリア通信にコメントを行ったヤヴァル氏は、「エンブレム形式で他国の国旗がペシュメルゲのユニフォームの肩あるいは胸にかかることは決して許されることではない。これは全く受け入れられることではない。あのユニフォームはあのペシュメルゲ本人が入手したものであり、本件に関する我々の態度は明白である」と 述べた。     全文をよむ

2014-10-29 クルド組織YPG報道官、「ペシュメルゲは歓迎するが、効果は期待できない」 (Radikal紙)

YPG(人民防衛隊、PYDの武装組織)のポラット・ジャン報道官は、トルコからコバーニーへ入ったペシュメルゲ(クルド人民兵)の数は、大きな軍事的影響をもたらすほどのものではないが、称賛に値すると述べた。      ペシュメルゲの勢力がコバーニーへ入る直前、ラディカル紙のインタビューに応じたYPGポラット・ジャン報道官は、トルコがペシュメルゲ勢力の通過を遅らせ、数を減らさせたと述べた。ジャン報道官はコバーニーへ入った部隊は軍事的影響をもたらすほどのものではないが、称賛に値すると述べた。以下、ジャン報 全文をよむ

2014-10-25 コバーニーで死亡のクルド女性の棺、女性が担ぐ―バトマンで埋葬 (Milliyet紙)

コバーニーでイラク・シリア・イスラム国(ISIS)との衝突で死亡した女性1人を含む2人のYPG (人民防衛隊、PYDの武装組織)のメンバーが、バトマンで埋葬された。       コバーニーへのISISの攻撃の後、YPGに参加したバトマン出身のトゥバ・カラエルさんとマズルム・トーラプさんは、参加した衝突で命を落とした。このYPGメンバーたちの遺体はバトマンに運び込まれた。女性YPGメンバー(トゥバ・カラエルさん)の遺体はボゾオウルラル墓地に運ばれ、人民の民主主義党(HDP)所属バトマン選出のアイラ 全文をよむ

2014-10-22 チャヴシュオール外相、地上戦参入を否定 (Milliyet紙)

外務大臣メヴルト・チャヴシュオールは、地上戦参入を認めていないと述べた。       チャヴシュオール外相は、イラク・クルド人自治政府の民兵組織ペシュメルゲはまだトルコ経由でコバーニーには行っていないこと、またこの件に関しての話し合いが続けられることを述べた。          チャヴシュオール外相はテレビ番組NTVにおいてこの問題に関する発表を行ない、「民主統一党(PYD)は、ペシュメルゲを望んではいないように思えます。PYDとペシュメルゲの間で合意が行われるべきです」と述べた。外相はまた、ペ 全文をよむ

2014-10-21 激戦のコバーニーから3時間、タルトゥスにはショッピングモール開業―シリア (Hurriyet紙)

シリアはかつてない混乱に直面している。しかし、それにもかかわらずシリア政府が支配しているタルトゥス市において、建設費5000万ドルのショッピングモールが先週オープンした。      シリアのワーイル・アル=・ハラキー首相によってオープンされた高級ショッピングモールに関し、シリア人からの非難も見受けられる。      コバーニーでPKKとイスラム国の間で闘争が続く中、シリア内のいくつかな地域では「(市民の)生活は続いている」。   それらの地域の一つが、コバーニーから3時間離れたタルトゥス市である 全文をよむ

2014-10-19 コバーニー争奪、トルコ国境に近づく戦場 (Milliyet紙)

アメリカ主導の連合軍は昨日、シリアとイラクにおけるイスラム国を標的としたコバーニーへの5回の空爆を行った。一方イスラム国は、YPG(人民防衛隊、PYDの武装組織)側の外部との接触を遮断するため、国境門への攻撃を進めている。      シリア・コバーニー市の征服を目論むイスラム国側とYPGとの闘争が勃発してから34日目に入った。アメリカ主導の連合軍機の爆撃によって足止めをされたイスラム国軍は、YPG側の外部との接触を遮断するためミュルシトプナル国境門付近へ遠方から榴弾を用い攻撃をしている。この攻撃 全文をよむ

2014-10-18 新任在アンカラ米大使、トルコ語で挨拶 (Hurriyet紙)

アンカラ駐在の新たな米大使であるジョン・バス氏が18日の昨日トルコに到着した。バス新大使はエセンボア空港で待ち構えていた新聞記者達へ、トルコ語で以下にコメントした。      「私を空港で迎えてくださったことに感謝します。いつも報道関係者の方々が仕事をしているのを見ると嬉しくなります。私は何度もトルコを訪れ、大変気に入っています。ここで生活すると思うととても幸せです。トルコとアメリカは非常に長い間、良い友好関係にあり、戦略的同盟国です。トルコで客人としてみなさんとお話しし、みなさんから多くのこと 全文をよむ

2014-10-16 チャヴシュオール外相、国連安保理非常任理事国選の敗因を語る (Radikal紙)

国連安全保障理事会非常任理事国選挙を振り返るメヴリュト・チャヴシュオール外相は、「本日、我々の原則的な態度に不快感を覚える国が存在するかもしれない。我々は、票獲得の目的で、自分たちの原則、態度、スタンスを崩すことは出来ない。我々に期待をする国の声、良心を持ち続ける。 国連安全保障理事会で9票を獲得し、同胞パレスチナ人を安心させるたがったが、残念ながら叶わないようである、一部の国のために」と述べた。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、トルコの原則的態度に不快感を覚える国が存在しうる、と 全文をよむ

2014-10-16 トルコ、国連安全保障会議非常任理事国選挙で敗れる (Milliyet紙)

ニューヨークで行われた国連総会で、トルコが候補になっていた2015-2016年の国連安全保障理事会の非常任理事国選挙が行われた。選挙で109票を獲得したトルコと、121票を獲得したスペインが第二次投票に残った。ニュージーランドは、145票で選出された。   第二次投票で、トルコは73票、スペインは120票を獲得。この結果、投票は第三回目に持ち越された。最後の投票で、トルコは60票に留まり、132票を獲得したスペインが非常任理事国に選ばれた。      トルコは2015年-2016年の候補となって 全文をよむ

2014-10-15 「イスラム国」曰く、「我々がPKKを攻撃する理由は・・」 (Milliyet紙)

イスラム国は、インターネットで発行されているDABIQという名の英語雑誌の表紙に、バチカン市国の有名なサン・ピエトロ広場にモンタージュで組織の旗を合成した写真を掲載した。      1516年にオスマン帝国とマムルーク朝間でマルジュ・ダービクの戦いが行われた、シリアのダビク町から名前を取った雑誌は、最後のカリフ位がオスマン帝国に渡ったこの戦いの後に置かれた新しいカリフ位の、公的な機関誌として述べられている。      ■PKKをどうして攻撃するのか?      同誌でPKKは「十字軍の未来の同盟 全文をよむ

2014-10-14 「シリア反政府派訓練」とは、何をするのか? (Milliyet紙)

アフメト・ダヴトオール首相は、端的に『訓練-装備』と表現される、シリア穏健派反政府組織の訓練における法的根拠について、「この処置に関しては国連と国際社会が下した決定がある。法の抜け穴はない」と述べた。      アフメト・ダヴトオール首相は24年を経て、トルコの訪問を実現させたシンガポールのリー・シェンロン首相と面会した。その後、首相府官中央ビルで共同会見が開かれた。ダヴトオール首相は会見で、「本日、古くからの友好国から私と同職の首相を招き、非常に嬉しく思う。古くからというのは、トルコとシンガポ 全文をよむ

2014-10-14 コバーニーからの「避難」民、一部国外追放、一部身柄拘束 (Radikal紙)

イスラム国(ISIS)から逃れてトルコにやってきた273人のうち63人が昨晩(13日)午前2時にコバーニーに戻った。人民の民主主義党(HDP)シュルナク県選出ファイサル・サルユルドゥズ国会議員は、63人が国外追放されたと主張したが、シャンルウルファ県当局は63人が自らの意思でトルコを去ったと述べた。人民防衛隊(YPG;シリア・民主統一党の武装組織)メンバーになりうるという理由で、現在149人が身柄を拘束されていると述べるシャンルウルファ県当局は、彼らに関する捜査は続いていると発表した。      全文をよむ

2014-10-14 「イスラム国」、リビアでサッカー大会開催? (Radikal紙)

世界中の殆どの国が関心を寄せるテロ組織のイスラム国は、連合諸国に挑むかのように月末までリビアの領土内で独自のサッカー大会を開催すると明らかにした。      イスラム国サッカー大会の情報をテレビ番組「アル=ファジャル」上で公開したイスラム国戦士は、「大会はリビアのデルナで行われる。詳しい日程は安全保障上の問題から公表しない。大会にはアフガニスタン、イラク、エジプト、シリア、そしてリビアの選手が出場する。      選手の多くはイスラム国に参加する前にもプロのサッカー選手であった。我らのサッカー大 全文をよむ

2014-10-10 トルコ系国会議員、「ISISはドイツのイスラムフォビアを増長」 (Radikal紙)

ドイツにおいてトルコ人移民の多い地域であるノルトライン=ヴェストファーレン州(KRV)緑の党選出のアリフ・ウナル国会議員が、ドイツを筆頭にヨーロッパで近年多発しているモスク襲撃事件に関して、あたかもヒトラーの時代を彷彿とさせると発言した。      アリフ・ウナル国会議員はデュッセルドルフの連邦州議事堂で会見を行い、イスラムフォビアが近年増長したこと、またこれが民主主義国家であるドイツに似つかわしくないことだとし、次の様に語った。      「近年、本当にドイツやヨーロッパの他の国々においてモス 全文をよむ

2014-10-10 CNNの報じるクルディスターン (Milliyet紙)

アメリカの国際放送チャンネルCNNインターナショナルは、トルコの一部地域をクルディスタンとして見せた地図に関して在アメリカのトルコ人社会代表者たちが抗議して送った手紙に対し、「我々は間違いを犯していない」と答えた。      CNNインターナショナルのアリソン・ゴラスト広報副責任者が当の地図に関する在米トルコ人社会の抗議に応答した。同氏が、首相府在外トルコ人庁諮問委員会のメンバーの一人、アリ・チュナルへ送った書類では、東・南アナトリア地域をクルディスタンと示すことは誤りではなく、地図ではその地域 全文をよむ

2014-10-09 「トルコのEU加盟」,2014年進捗レポートのなかみは? (Milliyet紙)

進捗レポートでは安定した言葉が注意を引く一方、解決プロセスが支持された。最も批判された点は国家諜報機構(MİT)法、司法の独立性と集会の権利であった。      EU委員会はトルコの2014年進捗レポートと戦略文書を承認した。昨日発表されたレポートで特に解決プロセスと個別の申請に関する称賛が述べられる中、最も批判を受けた点は司法の独立性と裁判官・検察官高等委員会と国家諜報機構の法改正であった。国家諜報機構に対し盗聴録音、監視問題に関して4月に司法の決定を得ずに与えられた捜査権限のために「ヨーロッ 全文をよむ

2014-10-07 トルコ政府「地上戦には入らない」 (Hurriyet紙)

トルコ政府は、シリア領に「安全地帯」と「飛行禁止区域」が宣言されずして、トルコ大国民議会(TBMM)で承認された法案を実行することは考えていない、このことは、トルコ軍が国境を越えないということを意味する。政府はコバーニーに、そしてコバー二の住民に人道支援で十分であるとするだろう。      イスラム国がコバーニーで前進を続ける一方、トルコが、PYD(民主統一党)の武装部門に軍事的支援を与えるよう要請を受けていることについて取りざたされている。しかし政府が採った最後の決定は、トルコ国境の南「安全地 全文をよむ

2014-10-06 北イラク政府幹部バルザーニー司令官、インタビュー (Radikal紙)

イラク・クルディスタン地域のマスード・バルザーニー大統領の甥でマフムル、ギウェル戦線に配備されたシルワン・バルザーニー司令官は、イラクではイラク・シリアのイスラム国家(ISIS)が一万五千人の武装した戦闘員を抱えており、その85%がイラク人であると話した。      バルザーニー司令官は、イラク・シリアのイスラム国家(ISIS)は(有志連合による)空爆により戦術を変え、以前ような勢力を保っていないと語り、「もうたくさんの車列を組んで示威行動することはみられない。大挙して移動することもない。民間の 全文をよむ

2014-10-05 シリア・クルド戦線民主統一党リーダー、秘密裏にアンカラ訪問 (Hurriyet紙)

クルド政治運動が、ISIS(イスラム国)の激しい攻撃の対象となっているコバーニーに関しトルコを責める批判を続ける一方で、PYD(民主統一党)のリーダー、サリフ・ミュスリム氏が秘密裏にトルコに来ていたことが明らかになった。ミュスリム氏は先日トルコを訪問しMİT(トルコ国家情報機構)をはじめとする複数の重要機関と会談を行ったことがわかった。      丸一日の滞在の後、トルコを出発したミュスリム氏のこの重要な訪問が、アフメト・ダヴトオール首相とHDP(人国民の民主主義党)のセラハッティン・デミルタシ 全文をよむ

2014-10-05 トルコ軍、「イスラム国」迫撃砲へ反撃 (Milliyet紙)

トルコ国軍(TSK)は、トルコの領土に落ちた迫撃砲がどこから発射されたかを、AN-TPQ 36レーダーで即座に明らかにし、自走砲T-155フルトゥナで攻撃している。トルコ側に砲撃を行ったと断定されたISIS(イスラム国)の車2台とPYD関連組織であるYPGの部隊の砲台が攻撃された。      トルコ国軍(TSK)は、トルコの領土に落ちた迫撃砲に同等の反撃を加えている。トルコ側への砲撃が発された場所は、国境に配備されたAN-TPQ26レーダーで即座に発見され、自走砲T-155フルトゥナで攻撃された 全文をよむ

2014-10-05 バイデン米副大統領「トルコの責任」発言でエルドアンに謝罪 (Zaman紙)

アメリカ合衆国副大統領のジョー・バイデン氏の発言が、トルコとアメリカの間に緊張を生んだ。その発言は、イラクとシリアでテロを起こしている「イスラム国(IS)」が勢力を拡大した際に、トルコも役割を果たしたという旨のものである。      バイデン副大統領は、木曜日にハーバード大学で行った会見で、9月25日にニューヨークで会談したタイイプ・エルドアン大統領が、彼に以下のような発言をしたと述べた。      「あなたは正しかった。私たち(トルコ)は、多くの人間が(シリアへ)渡る許可を与えた。今は国境を封 全文をよむ

2014-10-02 北シリア・コバーニー攻防に見る、PKKの試練 (Milliyet紙)

ほぼ三週間、トルコ国境に沿って、PKKとIŞİDの間で戦闘が続いており、我々はテレビを通してリアルタイムで見ている。クルド人がコバーニーと呼び、アサド政権はアイン・アル・アラブ、またİŞİDはアイン・アル・イスラムと呼ぶ都市の支配権をめぐり、熾烈な戦いが繰り広げられている。   衝突の様子を見ていると、技術や戦術が今世紀のものとは思えないといっても、過言ではない。   その様相はまるで、中世の都市攻防のようである。      ■狙いは、軍事であろうか、心理的なものであろうか?      IŞİD 全文をよむ

2014-10-02 「イスラム国」戦闘員、トルコへ避難難民の車両を略奪 (Milliyet紙)

イスラム国(ISIS)の占領下コバネからトルコへ避難する難民所有の車両がISIS軍によって略奪されるところをイフラス通信社(IHA)のカメラが捉えた。      シリアのコバネ郡でISISの攻撃によってシャンルウルファのスルチュ郡からトルコへ避難したクルド人難民らは、車両、オートバイ、農業用車両を持って来た。避難民は登録後に国境を越える際、車両は許可をもらうまで国境沿いのエリアで待機させられた。周辺でのパトロールを担うトルコ軍と国境警備所を気にしないISISが難民の車両を略奪する様がIHAのカメ 全文をよむ

2014-10-01 トルコ在住トルコ系ブルガリア人の投票阻止?―ブルガリア国境一部閉鎖 (Milliyet紙)

ブルガリアで日曜日の選挙前にナショナリストの「検閲のないブルガリア党」が、ブルガリア-トルコ国境にある3つの国境を封鎖した。団体は昼ごろには解散したものの、金曜日により大きな活動を行うと明かした。      ブルガリアで犠牲祭と時を同じくして行われる早期総選挙を前に、トルコからブルガリアへ通じる3つの国境門がナショナリストにより封鎖された。4%の投票支持率に僅かに越える「校閲のないブルガリア党(BBZ)」リーダー、ニコライ・バレコフは、トルコから投票に来る人々の通過を妨害する目的で、昨日朝頃カプ 全文をよむ

2014-10-01 エジプトでトルコ製品ボイコット呼びかけ (Milliyet紙)

エジプトの作家、政党、労働組合はトルコ製品をボイコットするよう呼びかけた。同国メディアはエジプト政府が「完全な経済的ボイコット」を検討していると報道した。      タイイプ・エルドアン大統領の、国連総会及び世界経済フォーラムにおける、エジプトでムスリム同胞団系のムハンマド・ムルスィー政権転覆後に政権に就いたアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領に対する発言が怒りを生んだ。エジプトの作家及び政治運動は、「エルドアン大統領の不当な攻撃を理由に」トルコ製品をボイコットするよう呼びかけた。ボイコット 全文をよむ

2014-09-29 ダヴトオール首相、バルザーニー北イラク首相と会談 (Radikal紙)

イラク・クルド地域政府(=北イラク・クルド自治政府)は、ダヴトオール首相とバルザーニー首相の会談に関連しおこなった発表で、「クルディスタン地域とトルコの間で、エネルギー及び天然資源の分野での協力関係を強化する方向で、意見の一致をみた」 ことを明らかにした。       イラク・クルド地域政府は、アフメト・ダヴトオール首相とネチルヴァン・バルザーニークルド自治政府首相との会談について発表を行い、「バルザーニー首相とダウトオール首相は、政治、経済、ビジネスの関連分野での共同事業を拡大し、継続すること 全文をよむ

2014-09-28 中国、トルコへ自由貿易協定提案 (Radikal紙)

ニューヨークで中国の王毅外相率いる中国代表団は、メヴリュト・チャヴシュオール外相へトルコと自由貿易協定を結ぶ提案をした。      第69回国連総会会合のためにニューヨークにいるチャヴシュオール外相は、王毅外相と会談した。二ヶ国間や地域的な関係が話題とされた会談で、中国側がチャヴシュオール外相率いるトルコ外交代表団に自由貿易協定の調印が有益なものになるという考えを口にしたことがわかった。      会談で、今後行われる訪問について言及があり中国側はレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の中華人民共 全文をよむ

2014-09-28 米統合参謀本部議長、「緩衝地帯」構想に疑問符 (Milliyet紙)

デンプシー米統合参謀本部議長は、シリアの緩衝地帯の設定は「ある点において可能性として考えられる」ことと、15000人の反対勢力が地上作戦のために訓練されることが必要であることを述べた。      アメリカ合衆国のマーティン・デンプシー統合作戦本部議長とチャック・ヘーゲル国防長官は、イスラム国(ISIS)に対して行われた空爆に関して、26日ペンタゴンで記者会見を開いた。シリア・トルコ国境に緩衝地帯を置き、民間人をバッシャール・アサド体制の空爆から救うためシリア北東部に飛行禁止区域を設定するというト 全文をよむ

2014-09-28 イスラム国の見えない出口 (Zaman紙)

イスラム国がトルコ国境にあるコバーニーで圧力を強めている中、アンカラ政府がイスラム国との戦いにおいて踏み出す一歩に関心が向けられている。トルコのシリア領内における緩衝地帯の提案にアメリカ、アサド政権、民主統一党(PYD)が反対をしている。エルドアン大統領が話題にした陸上作戦についてもワシントン政府から肯定的な反応はなかった。      シリア国境のクルド人が生活しているコバーニーで過激派のイスラム国とPKKのシリアでの組織である民主統一党の間での衝突が激化する一方、視線はトルコの姿勢に向けられて 全文をよむ

2014-09-27 エルドアンの国連演説へ、エジプトに続きアラブ首長国連邦非難 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が国連総会で行った演説を、エジプトに続きアラブ首長国連邦(BAE)も非難し、同国の外務省は、エルドアンを「無責任で無頓着である」と非難した。アラブ首長国連邦外務省による書面発表では、エルドアン大統領が国連で行った演説は驚愕であったとし、エルドアンがエジプトを攻撃するために国連プラットフォーム会合を悪用していると主張された。また、エルドアン大統領がエジプト政府およびエジプト国民を煩わせることをやめさせるよう要求した。エジプトのサミフ・シュクリ外務大臣も、エルドア 全文をよむ

2014-09-27 コバーニーのクルド人支援へ国境を超える人々 (Milliyet紙)

コバーニーにおける戦闘は、スルチ郡カラジャ地区でもにわかに表出している。国境のフェンスを越える大勢の人々は、「イスラム国」に抵抗して戦う人民防衛隊(YPG)を支援するためコバーニーへ移動した。      コバーニーでの戦闘がトルコ国境にこれほどまでに接近してきたため、もはや戦争は国境沿いの村々から双眼鏡を使わずとも観察可能な状況だ。銃弾の届く国境沿いでは極度の緊張状態が続いている。国境のフェンスを越える集団は、「イスラム国」に抵抗するYPG勢力を支援するためコバーニーへとやってきた。約10日間に 全文をよむ

2014-09-25 シリア国境緩衝地帯構想 (Milliyet紙)

ヌレッティン・ジャニクリ関税通商相は、「緩衝地帯」はシリア難民に対し、より安全な保護を与えるためだけの構想であるとしたうえで、「安全保障上の計画ではない」と話した。      (アドゥヤマン県)フェスハーネ市で行われた交流イベントに出席したヌレッティン・ジャニクリ大臣は、「緩衝地帯」論争に関する記者団の質問に答え、次のように述べた。   「現在150万人を超える難民がシリア、イラクから流れてきており、彼らの生活はトルコがまかなっています。私たちはこの役目を、正義感をもって行っています。あれほど多 全文をよむ

2014-09-24 エルドアン大統領国連演説、「世界のダブルスタンダードがテロを生んでいる」 (Milliyet紙)

国連総会で演説したエルドアン大統領は、中東で起きている圧政にふれ、人道に対する罪が行われていると述べた。国連は毅然とした態度をとることができなかった述べたエルドアン大統領は「もし民主主義だというならそれを本気で守ろうではない。民主主義ではなく、軍事支配の肩をもつなら、なぜ国連はあるのだと問いたい」とした。エルドアン大統領の演説には、しばしば拍手がおきた。      また、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、国連安全保障理事会の外国人戦闘員に関する首脳級特別会合でも発言し、「”イスラム国”は手 全文をよむ

2014-09-24 らくらく仏へ入国―トルコからの送還のイスラム過激派 (Hurriyet紙)

フランス警察はトルコから帰国するイスラム過激派を逮捕し、取り調べるためにパリ空港で待機していたが、当の過激派はマルセイユ空港から大手を振ってフランスに入国し、そのことがフランスで醜聞となった。フランスのジーン・イヴス・レ・ドリアン国防大臣は、トルコ当局が搭乗機の変更をフランス当局に伝えなかったとし、トルコ当局を糾弾した。      ジャン=イヴ・ル・ドリアン国防大臣は、フランスの情報ラジオ番組(France Info Radio)でこの件について語り、昨年トゥールーズにあるユダヤ系の学校を襲撃し 全文をよむ

2014-09-24 米シリア空爆、「イスラム国」トルコ人司令官殺害 (Milliyet紙)

アメリカがイスラム国に対して行った空爆においてヌスラ戦線が標的とされた。空爆ではヌスラ戦線の司令官の一人であるトルコ国籍者、アブ・ユスフ・アル・チュルキの愛称を持つ38歳のウミト・ヤシャル・トプラクが死亡した。      アメリカがアラブの5カ国と共同で、シリアにおいてイスラム国とアルカイダに属する組織に向けて行った空爆により死亡したことが公表された、アブ・ユスフ・アル・チュルキの愛称を持つ38歳のウミト・ヤシャル・トプラクは、妻と5人の子供をブルサの家族のもとに残し、アサド政権、またイスラム国 全文をよむ

2014-09-23 エルドアン大統領、ニューヨークでシリア・イラク問題協議 (Milliyet紙)

エルドアン大統領のニューヨークにおける世界ユダヤ人会議の代表団との会談は、約束の時間の変更が土壇場になって求められたためにキャンセルされた。エルドアン大統領は、国連の議題でシリアに緩衝地帯を設けるためにロシアに対し協力を求める予定だ。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のアメリカ合衆国における最初の会談である、ロナルド・S・ローダー会長率いる世界ユダヤ人会議の代表団との会談の約束において、問題が生じた。ユダヤ人会議が昨日行われる予定であった会談を他の時間に行うよう求めたことを受けて、 全文をよむ

2014-09-22 シリアからの難民、2日間で10万人、すでに160万人―トルコの70県分の人口上回る (Hurriyet紙)

「イスラム国(IŞİD/ISIS)」による襲撃をのがら、ウルファに到着したシリア系クルド人の数は、20万人に達した。記録登録をおえた13万人は、「暫定保護センター」に落ちついた。国連の数字によれば、ここ3日を含め、トルコに避難したシリアからの難民の数は、160万人に達した。この数字は、トルコの11の大都市を除く70県の分の人口を上回る。      この直近の避難民の波により、すでに157万人に達した(トルコに入った)シリア人の数は、イスタンブル、アンカラ、イズミル、アンタリヤ、アダナ、ブルサ、コ 全文をよむ

2014-09-21 シリア国境に、7万人避難民 (Cumhuriyet紙)

ISISの攻撃より逃れたシリアのクルド人の数が48時間で7万人に達した。       イラク・シリアのイスラーム国(ISIS)がシリアのクルド人地域であるロジャヴァのコバーニー村を手に入れるため始めた攻撃から逃れたクルド人たちがトルコへ押し寄せてきている。一昨日、トルコが国境フェンスを開け、通行を許可した後、この2日間で流入した人数は7万人を超えた。HDP(人民の民主主義党)とDBP(民主地域党)とDTK(民主社会会議)は、コバーニー村へ行き調査を行っている。    ISISは一週間ほどにわたっ 全文をよむ

2014-09-20 300人のPKK系PYDメンバー、「イスラム国」との戦闘へトルコからシリアへ越境 (Hurriyet紙)

ISISの侵攻に対し、昨日20日、トルコから少なくとも300人が戦闘のためコバーニーの町へと越境した。      シリア人権監視団の発表によれば、昨夜国境を越えたこれらの人々は、PKKに近しいPYD(民主統一党)の武装支部であるYPG(人民防衛隊)の隊列に加わった。ミュルシトプナル国境ゲートの周囲では、何千人もの人々がコバーニーの住民達と団結するために待機し続けている。      ■HDPからISISに関する質問書      昨日20日にスルチに集合した民主社会会議(DTK)のセルマ・ウルマク共 全文をよむ

2014-09-20 49人人質解放の鍵は、アラブ部族の仲介―解放の舞台裏 (Milliyet紙)

6月11日に、イラクでトルコのモースル総領事館を襲った「イスラム国(IŞİD)」の戦闘員によって人質にとられたオズチュルク・ユルマズ総領事と48人の館員は、101日ぶりに解放された。その解放作戦の詳細が明らかになりはじめている。      ■国家諜報局は、人質危機の鍵をアラブ部族によって開けた      一切武力が使われなかった救出作戦のコーディネーションは、約2か月間、この地域で丁寧な仕事をおこなってきた国家諜報局によってなされた。そして、何度も居場所を移された人質の状況は、ずっと、無人偵察機 全文をよむ

2014-09-20 首相、「民族、宗教の別なく支援」―国境へシリア・クルド避難者殺到 (Milliyet紙)

ダヴトオール首相は、昨日(19日)、アゼルバイジャンの首都バクーで訪問したトルコ共和国国民教育省管轄の「トルコ学校」で、「イスラム国」の攻撃から逃れてトルコ国境にのがれていた何千人もの避難者についての質問に答えた。      先日おこなわれた「トルコ問題解決プロセス会議」でもこの問題に関するさまざまなシナリオが検討されたとするダヴトオール首相は、「最初の目標は国境において人道的な支援をすることだった。国境地帯の県知事らには、昨晩、必要なことをすべてするようにとの指示をだした」と述べた。      全文をよむ

2014-09-20 吉報!「イスラム国」人質となっていたモースル総領事館員ら49名、解放 (Milliyet紙)

ダヴトオール首相は、モースルで「イスラム国」により人質にとられていた49人のトルコ人が解放されたと発表した。首相によると、解放された人質は、今朝6時にトルコに入国し、シャンル・ウルファに向かっているという。      首相は、人質らの健康状態はよいとし、「今日の明け方、我が同胞を取り返し、トルコにつれてきた。夜中の12時半ごろに接触が大詰めをむかえ、朝5時にトルコに入国した。夜じゅう、連絡を受けていた。少し前に大統領閣下にもお伝えした。この幸せな事件は、私たち皆に素晴らしい朝を迎えさせてくれまし 全文をよむ

2014-09-18 ガザの負傷者、トルコへ搬送 (Radikal紙)

治療を受けるために、ガザから搬送された負傷者達は、テルアビブのベン・グリオン空港から軍用機でイズミルへ運ばれた。5人の子供を含む21人の負傷者は、イズミルのトプラク県知事によって迎えられた。      トルコが人道援助目的で確保した特定空路によりガザから避難した5人の子供を含む21人の負傷者が、軍用機でイズミルへ運ばれた。災害緊急時対策庁(AFAD)が調整し、保健省、参謀指令本部、トルコ協力開発機構(TIKA)、そしてトルコ赤新月との協同で行われた作戦で、テルアビブのベン・グリオン空港からC-1 全文をよむ

2014-09-17 ギュレン師、米有力各紙に「イスラム国」非難広告 (Radikal紙)

フェトゥッラー・ギュレン師はアメリカ最有力各紙に広告を寄せ、イスラム国テロ組織を批判したと明かした。      アメリカ合衆国にすむギュレン教団リーダー、フェトゥッラー・ギュレン師はアメリカが組んだ同盟によって作戦行動が整われたイラク・シリアのイスラム国を非難するメッセージを発表した。      アメリカ最有力紙のうちニューヨークタイムス、ワシントンポスト、ウォールストリートジャーナル、シカゴトリビューン、ロサンゼルスタイムスに広告を寄せたギュレン師は、イスラム国のテロ行為を批判したと明かした。 全文をよむ

2014-09-17 「イスラム国の真の標的はトルコ」英タイムス紙 (Radikal紙)

イギリスのタイムス紙は、「イラクとシリアのイスラム国」の本当の標的はトルコであると主張した。      同紙の外交レポーターのロジャー・ボイズ氏は、「トルコが本当の標的である」と始まる記事において、イスラム国の真の目的はトルコであることを書き、このテロ組織が近づきつつある戦争において、トルコが決定的な要因となることを避けようとしていると指摘した。      イギリス人援助活動員のデービット・ヘインズさんが処刑されたことについては残虐な見せしめだとし、この殺害はジハーディストらによる小さな計算のひ 全文をよむ

2014-09-16 いまトルコの隣人は、だれか?―シリア・イラク (Radikal紙)

シリアで2011年から今日まで続いている内戦およびイラク・シリア・イスラム国家(ISIS) のイラクでの迅速な展開の後、トルコの南の国境検問所の反対側には6つの異なる旗が翻っている。それらは、シリア・アラブ共和国、イスラム戦線、自由シリア軍、イラク・シリア・イスラム国家(ISIS) 、イラク・クルド人地域政府(=北イラク・クルド自治政府)、PYD(民主統一党)―PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)のものだ。      イスケンデルからジズレまで続く約911キロメートルのシリアとのトルコ国 全文をよむ

2014-09-15 シリア行きの韓国製中古車4000台、4か月半待機中 (Milliyet紙)

シリアの輸入業者が反体制派のコントロール下にある地域で販売するために韓国で購入し、船で運んできた4000台の中古車は、税関通商省が実施している出入国禁止により、4ヶ月半の間イスケンデルン、メルスィン、タシュジュの港で待機中である。輸入業者らは、この禁止による損害額が150万ドルを越えたと話した。      ハタイのレイハンル郡のファーティフ・チメン氏は、港で待機中の自動車の、トルコ側の手続きを担っていた。彼は、税関通商省が2013年12月26日に下した決定により、韓国で船に載せられ、1ヶ月の航海 全文をよむ

2014-09-14 「イスラム国(IŞİD)」の迫撃砲、トルコ領内に着弾 (Milliyet紙)

マルディン県ヌサイビン郡に接するシリアのカムシュル地方のトゥルハミス村では、「イスラム国」軍とクルド民兵(YPG)軍の戦闘が続いている。「イスラム国」軍の撃った迫撃砲が(トルコ側の)ヌサイビンに着弾した。      「イスラム国」軍がカムシュルに向けて撃った迫撃砲の2発が国境を越え、マルディン県ヌサイビン郡に着弾した。人命に被害はなかったが、1発は国際ルートの道路に、1発は空き地に着弾した。      トルコのヌサイビン郡に接するシリアのカムシュル郡のトゥルハミス村ではクルド民兵組織(YPG)と 全文をよむ

2014-09-14 ムスリム同胞団、新拠点はイスタンブル? (Milliyet紙)

エジプトでのクーデターの後、カタールへと逃れていたムスリム同胞団は、ドーハ政府を「安心させる」ために国を去ると発表した。AFP通信は、指導部がトルコを拠点とする可能性があると報じた。      ムスリム同胞団の指導部が、エジプトでの広範囲のプロテスト運動の後軍事クーデターで倒れてから逃れていた先であるカタールを去る。エジプトで「テロリズム」を理由として禁止された組織の、カタールで生活していた上層部の幹部の一人であるアムル・ダラグ氏は、フェイスブック上で行った発表で、「我々を歓待してくれたカタール 全文をよむ

2014-09-13 イラク軍、「イスラム国」中国人戦闘員を捕虜に (Cumhuriyet紙)

イラク軍は、イスラム国(ISIS)戦闘員に対する軍事作戦で初めて、ISISの中国人メンバーを捕虜にした。      イラク軍は、イスラム国(ISIS)に対する軍事作戦の結果、ISISの中国人メンバーを捕虜として捕えた。捕えられた中国人テロリストについて、中国の関係筋からは、現在のところいかなる発表も行われていない。 全文をよむ

2014-09-13 ケリー長官アンカラ訪問、「イスラム国」対応に参加求める (Hurriyet紙)

「イスラム国」への対応で、トルコからの支援を求めるためにアンカラを訪れたアメリカのケリー国務長官は、「なんらかの参加を」と求めた。      ケリー国務長官は、メヴリュト・チャヴシュオール外相、タイイプ・エルドアン大統領、アフメト・ダヴトオール首相の順に会談した。ケリー長官には、トルコがこの同盟にアクティブな形では参加しないものの、人道支援や物資調達の面では支援をするとの返答がされた。そして、この地域における「すべてのテロ組織との戦い」に関し、合意がなされた。ケリー長官に対しトルコ側は、「イスラ 全文をよむ

2014-09-12 オランダのお騒がせトルコ人―苦情申し立て3500件 (Milliyet紙)

オランダで自治体に3500通もの苦情申し立てを書いたトルコ人が役所仕事を麻痺させた。      オランダのロッテルダムに近いドルトレヒトに住むムスタファ・カラシャーヒン氏は、自治体に復讐するため1年間で3500通もの苦情申し立てを書いた。      法律により申し立てには4週間以内で返答を出さねばならない自治体は、これらの申し立てに返答するため特別役員を任命した。しかし申し立てに対する返答にそれでも人数不足となった自治体は、ムスタファ・カラシャーヒン氏を裁判で提訴した。現在、刑務所に入る可能性も 全文をよむ

2014-09-12 アラブ・アメリカ「対イスラム国」会議、最終声明にトルコ署名せず (Hurriyet紙)

トルコは、ジッダで行われた会議で決定され、「イラク・シリア・イスラム国」への断固たる対応をその内容とする「テロとの戦い国際会議」の最終声明へのサインを行わなかった。      アメリカのケリー国務長官は、今日、アンカラをおとずれる。その前のこの展開は、「イスラム国」に対し「主要国連合」を作ろうとする国々に対し冷や水を浴びせる結果となった。   アメリカおよびアラブ諸国と、トルコとの間のこの問題は、ケリー国務長官のアンカラ訪問により解決されると期待されている。      ■「アンカラが承認せず」か 全文をよむ

2014-09-11 「イスラム国」幹部、イスタンブルで逮捕 (Radikal紙)

最も捜し求められているISISのメンバーの1人であるモロッコ系フランス人のモウラド・ファレスが、先月イスタンブルで捕らえられフランスに送還されていたことが明らかになった。      フランスの諜報機関がISISとの戦いで最も捜し求めていた人物のうちの1人であるモロッコ系フランス人のモウラド・ファレスが先月ひそかにイスタンブルでトルコ警察によって逮捕されていたことが明らかになった。   フランスメディアは、トルコがファレスを昨夜ひっそりとフランスへ送還したと報道した。RTLラジオは、ファレスが今朝 全文をよむ

2014-09-10 「トルコ人殺害は合法」だった!?アイスランド (Hurriyet紙)

今晩サッカーでトルコと対戦したアイスランドでは、1970年代までトルコ人殺害が合法だった。      1627年にムラト・レイス提督率いるオスマン海軍が約26日で400名近くのアイスランド人を捕虜にした。グリンダヴィーク市、イーストフィヨルド市、ヴェストマンナエイヤール市で行われた拉致を理由に、1627年、アイスランドに足を踏み入れるトルコ人の殺害が合法化され自由になった。      但し、同法により殺害されたトルコ人は一人もいなかった。更にこの法律はその後、忘れさられてしまった。あるアイスラン 全文をよむ

2014-09-10 Murat Yetkinコラム:インジルリキ空軍基地、「イスラム国」の前線へ (Radikal紙)

エルドアン-オバマ会談において話し合われた「対イスラム国」の前線に参加するトルコは、インジルリキ空軍基地とその空域を「物流と人道的支援を目的とする」飛行に開放する。      8月21日木曜日の朝、イラクからトルコ国境に向かって近づくアメリカのF-15戦闘機が緊急着陸の許可を求めた。「イスラム国」に対して行われた空襲の際銃弾を受けており、油圧装置が受けた傷では、カタールにある基地まで飛行することは不可能であるようだった。      トルコ参謀総長は着陸許可を与えた。アメリカの飛行機をイラクとの国 全文をよむ

2014-09-09 米国防長官、「トルコも対ISIS作戦に支援を」 (Hurriyet紙)

オバマ米大統領が明日10日、テロ組織 イラク・シリア・イスラム国家(ISIS) に対する軍事計画を発表することが期待される中、チャック・ヘーゲル米国防長官は昨日8日、アンカラを緊急訪問した。ヘーゲル米国防長官は、参謀総長ならびに国家安全保障相と会談し、エルドアン大統領に謁見、トルコのISISに対する有志連合への支持について打診した。米国のある政府高官はロイター通信に対し、「私たちは、トルコなしにこの仕事を進めることはできない」と語った。      (英国)ウェールズで先週開かれたNATOサミット 全文をよむ

2014-09-05 エルドアン・オバマ1時間半の会談―シリア、イラク・・・ (Radikal紙)

エルドアン大統領とアメリカ合衆国オバマ大統領は、イラクにおいて全勢力を包括する政権を早急に樹立することや、シリアにおいてはジュネーブ声明が示した方向性で実質的な政治変革を実現させることが大きな意味をもつことを表明した。エルドアン・オバマ両大統領は近々連絡を取り合い、国連総会の際にニューヨークで再び会談を行うことで合意した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアメリカ合衆国バラク・オバマ大統領の会談では、二人のリーダーがイラクで全勢力を包括する政権を早急に樹立することや、シリアにおい 全文をよむ

2014-09-05 エルドアン大統領、独メルケル首相と会談―盗聴発覚後、初 (Yeni Safak紙)

エルドアン大統領は、ウェールズで開催されたNATO首脳会議に出席し、国家元首、政府首脳らとの会談を続けている。      大統領は、本日(5日)初めて大西洋理事会の会議でサミットに参加した首脳らと会合を行った。約2時間続いた首脳会談後、エルドアン大統領はギリシャのアントニス・サマラス首相を招いた。      エルドアン大統領は、その後、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と会談を行った。会談でエルドアン大統領にはメヴルト・チャヴシュオール外相とフェリドゥン・スィニルリオール外務次官、イブラヒム・カルン 全文をよむ

2014-09-04 NATO首脳会議、エルドアン大統領出席 (Milliyet紙)

エルドアンが大統領として参加したNATO首脳会議で、ISISの国境線侵害を防ぎたいヨーロッパ諸国に対してトルコ側は明確な返答をした。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が参加したNATO首脳会議初日の主要協議事項は、ISISに対する措置とウクライナ危機、アフガニスタンに関するものだった。ISISのトルコ経由の出入国を阻止し、安全対策を高めようとするヨーロッパの指導者らに対し、トルコ側は「重要なのは、彼らをこうした追求に追いやる理由を取り除くことだ。私たちにリストを下さるなら、すべきこ 全文をよむ

2014-09-02 サウジアラビア政府、ムハンマドの墓を移動か? (Milliyet紙)

サウジアラビア、マディーナにある預言者のモスクの拡張計画の一環として、預言者ムハンマドの墓が移動される可能性があることが伝えらえた。      ムスリム世界で物議を醸す要因になりうる情報を報道したイギリスのインディペンデント紙によると、リヤド大学のサウジアラビア人学者、アリ・ビン・アブドゥルアズィズ・アル・シャバール教授は、預言者のモスク拡張プロジェクトに関する61ページにわたる提案書をまとめ、預言者ムハンマドの妻や娘たちの墓の移動を提案したと主張された。インディペンデント紙の報道によると、提案 全文をよむ

2014-08-31 ベルリンの知られざるトルコ「領土」 (Zaman紙)

シリアのスレイマン・シャー廟に関するニュースでは、そこがトルコの国境外にある唯一の飛び地であると言われてきた。しかし国外にはまだ国土があり、そこにはベルリン・シェヒトリキ・モスクがそびえている。      以前の、一部の政府官僚がシリアに干渉するために必要があればここが爆破されうると発言した、と主張されている音声記録によって、我々はスレイマン・ シャー廟について多くを知ることとなった。続いて10日ほど前、ISISが人質にとった49名の領事館職員解放の見返りとしてこの廟を要求したことに関する、別の 全文をよむ

2014-08-29 トルコ、対「イスラム国」軍事援助を拒否―北イラククルド政府高官語る (Milliyet紙)

北イラク・クルド自治政府フアト・フセイン議長は、イスラム国に対する戦争のためにトルコから欲していた軍事支援が、「イスラム国の手中にある人質と大統領選挙」を理由に拒否されたと述べた。      アルビルを本拠地とするルドゥテレビの生放送に出演したフセイン氏は、イスラーム国に対抗する支援を得るために、トルコへの極秘訪問を実現したと述べた。フセイン氏は、会合の場所やどの担当者と会ったのかについて明らかにしなかった一方で、トルコの担当者の答えは次のようだったと述べた。      「あなたたちの状況は分か 全文をよむ

2014-08-26 イラン、北イラク・クルド自治政府軍に武器提供 (Radikal紙)

北イラク・クルド自治政府のメスト・バルザーニー大統領は、イランがペシュメルガ(クルド民兵)に武器を提供したことを発表した。      イラクでのISISの脅威を排除するために、アメリカに引き続き、イランもペシュメルガに武器や弾薬を提供したことを明らかにした。      北イラク・クルド自治政府のメスト・バルザーニー大統領は、クルド自治区の中心地アルビルにてイランのジャヴァード・ザーリフ外務相との共同記者会見を開いた。      バルザーニー大統領は、イランはペシュメルガに武器や弾薬を送ったことを 全文をよむ

2014-08-23 米の新同盟者はPKK? (Radikal紙)

イギリスに本拠を置くロイター通信社は、イラクで聖戦主義者のイスラム国組織との闘いに加わるPKK(クルディスタン労働者党)が新たな役割を見出したと報じた。      ロイター通信社のマフムール発の前回のニュース・分析は、「ワシントンは、イラクのイスラム国の戦闘員との戦いで予想外の同盟者を得た。通常はテロリストとみなされる戦闘集団である」と始まる。「違法なPKKは30年間もの間トルコに対して反抗していたため非難されていた」、現在はイラクの聖戦主義者の戦闘員を敗北させるための役割を担っていると述べてい 全文をよむ

2014-08-18 PKK兵士、米製武器携え北イラクへ (Hurriyet紙)

イラク・シリア・イスラム国家(İŞİD、ISIS)がモースルに続き掌握したシェンガル(シンジャール)地方でヤズィーディ教徒の虐殺が続いていることに対し、カンディル山からシェンガル山へ派遣され、サダム・フセインの時代から残る軍駐屯地に駐留しているPKK兵士をドアン通信( DHA)が撮影した。彼らが駐留している軍駐屯地には、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)の旗とアブドゥッラー・オジャランのポスターが掲げられている。PKK兵士の責任者のアギト・ジヴィヤンは、シュンガル山に拠点をつくってその 全文をよむ

2014-08-16 在独トルコ大使、Der Spiegel誌のエルドアン記事に抗議 (Radikal紙)

ベルリンにあるトルコ大使館のヒュセイン・アヴニ・カルスルオール大使は、ドイツで最も有力な雑誌の一つ、Der Spiegel誌に対し、ドイツ語とトルコ語で書簡を送った。      カルスルオール大使はSpiegel誌のウォルフガング・ビュフネル編集長宛に8月8日に送った書簡で、同誌がトルコに寄せた大きな関心は注目すべきものだと述べた。      カルスルオール大使は、『緊急が要され、壊滅的な結果となった多くの国際的な危機があったにも関わらず』、Spiegel誌はトルコ情勢を注視していると強調し、書 全文をよむ

2014-08-13 ガザの負傷者、トルコへ搬送 (Radikal紙)

負傷した18人のパレスチナ人を運ぶ飛行機が、エセンボア空港に上陸した。      イスラエルのガザ攻撃によって負傷したパレスチナ人の内18人が、治療のため軍用機でアンカラに運ばれた。      負傷者を運ぶ、救急医療設備を装備し、40台の担架を積載するC130型の軍用機は、一般航空ターミナルに、17:25に着陸した。      保健省の職員によって飛行機から降ろされ、容態が重い人たちには、保健省により広場に作られた救急テントで応急処置が施された。      子ども5人と妊婦1人を含む18人の負傷 全文をよむ

2014-08-12 ISISについて知っておかねばならぬこと (Radikal紙)

イラクとシャームのイスラーム国(ISIS)のイラクでの進行が続いている。ISISについて知っておかなければいけないことは…      1. ISISはアルカイダから分かれた      アルカイダのイラク支部であったISISとアルカイダのつながりは2014年2月に消滅した。組織の分裂は以下のようにして発生した。ISISが、アル=ヌスラ戦線を支配下に置き、アルカイダのリーダーのアイマン・ザワーヒリーの命令に従わない方針を明らかにしたことにより、アルカイダのリーダーは、組織の分子から初めて明らかに無視 全文をよむ

2014-08-08 北イラクへのISIS進行進む、トルコ介入のシナリオは? (Milliyet紙)

ダーイシュ(ISIS)がシンジャールを制圧し、マフムルを掌握することを受け、国際社会は行動に移り、アンカラ政府は警戒態勢に入った。アンカラで8月7日の午前中にはダヴトオール外相が、夕方にはエルドアン首相が高レベル会議を開いた。アメリカからは介入のシグナルが来た。      シリアでの内戦時、展開した地域を放棄せず、特にシリア北部に影響力を構築していたISISが、イラクへ入りモースルを掌握することで始まった混沌は、アメリカと国際社会がその地域へ介入する用意をするという結果になった。最初の介入の合図 全文をよむ

2014-08-08 北イラクのキリスト教徒、10万人が退避 (Milliyet紙)

イラクに古くから住むキリスト教徒たちの多くは、カルデア人やシリア正教徒だ。しかしアメリカの占領に続き、今度はイラク・シリア・イスラーム国(ISIS)の脅威によって、家々を後にしている。      2003年には約150万人が住んでいたと考えられているイラクのキリスト教徒たちは、今日では35万人ほどに減少したと言われている。昨日7日にも、10万人近いキリスト教徒たちがISISの脅威から逃れるため、北イラクの家々を後にした。北イラクでは、ペシュメルガ(クルド人民兵組織)の撤退とともに、イラク最大のキ 全文をよむ

2014-08-05 ISISと戦闘へ、PKK兵士らバスで出発 (Radikal紙)

イラクでイラク・シリア・イスラム国家(İŞİD)が掌握したモースル県シンジャール郡を救出する目的でカンディル山から数百のPKK(クルド労働者党:非合法組織)兵がバスで同地へ派遣された事が報告された。      イラク・クルド人地域はペシュメルゲ(クルド民兵)が管理する一方で、一部のペシュメルゲ集団が管理地区を放棄した事を受け、İŞİDはモースル県及びテルアフェル県を掌握した。İŞİDの手中に移ったシンジャール郡へ向けて、シリアのロジャヴァ地区から向かったPKKの一派である人民防衛隊(YPG)と一 全文をよむ

2014-08-01 ダヴトオール外相、パレスチナ3日間停戦に関し会見 (Radikal紙)

トルコとカタールの外務大臣が、ハマスとイスラエルが、ガザで3日間の人道的停戦について合意したことについて、共同声明を出した。      これについての会見で、国連の潘基文事務総長とアメリカのケリー国務長官は8月1日の現地時間8時に始まるとされ、延期されない場合は72時間続く停戦を歓迎すると述べた。      ■停戦を歓迎する      持続的停戦を交渉するため、パレスチナの全グループを包括する代表団をカイロへ送るというパレスチナ政府の新たな試みを強く支援するとして、次のように述べられた。   「 全文をよむ

2014-07-31 嫌トルコ・テッサロニキ大司教、トルコ人観光客にもご不満 (Hurriyet紙)

テッサロニキのアンティモス大司教は、バイラム休暇のため、ギリシャを訪れる何千人ものトルコ人旅行客に嫌悪感を見せた。      トルコに、トルコ人に、そして近年ではトルコのドラマに対する厳しい姿勢で度々話題となっていたギリシャ、テッサロニキのアンティモス大司教は、今回は テッサロニキを訪れるトルコ人旅行客に不満を見せた。“アルファ”ラジオで話したアンティモス大司教は、「わからないのですか?トルコ人が旅行客と してテッサロニキに来ることは意図的なものです。本当の目的はほかにあります。明日、明後日と来 全文をよむ

2014-07-28 米外務省、トルコにおける宗教の自由を批判 (Radikal紙)

アメリカ外務省は、「国際宗教の自由度調査報告書」を発表した。報告書では、トルコにおいて宗教の自由が脅かされているということを批判する報道が含まれていると述べられ、政治指導者と政府を援助するメディア組織で「反ユダヤ主義」の表現が増えていることが注目された。      アメリカ外務省の「国際宗教の自由度調査報告書」のトルコに関する章の要約において、トルコ共和国憲法、いくつかの法令と政策は概して宗教の自由を保護しているが、一部の法律、政策と憲法解釈がこの権利を制限していると主張した。      ■報告 全文をよむ

2014-07-24 キプロス交渉、ギリシャ側代表大暴れ―外交スキャンダル (Radikal紙)

ギリシャ側[キプロス共和国]のリーダーが、交渉のテーブルで取り乱し、「私の望み通りになるのだ」と叫び始め、メガネを投げ、タバコに火を点け、机を乱打し、委員会を放棄して退場した。      キプロスのギリシャ側政府のリーダー、ニコス・アナスタシアディス[大統領]は、国連管理下の交渉のテーブルで自制心を失い、外交上のスキャンダルを生んだ。北キプロストルコ共和国(KKTC)のデルヴィシュ・エロール大統領と会談したアナスタシアディスは、自身の要望を受け入れる必要を説き、まず叫び始めた。メガネを投げ、屋内 全文をよむ

2014-07-22 トルコ航空テルアヴィブ便、引き返す (Radikal紙)

イスタンブル・テルアヴィブ間を飛行していたトルコ航空2便が引き返した。      トルコ航空のテルアヴィブ行きの2便は、テルアヴィブにあるベン・グリオン空港がパレスチナ・イスラエル間の紛争のため安全が確保できないことから引き返した。      トルコ航空の広報であるミュシャーヴィリ・アリー・ゲンチ氏は、ツイッターの個人アカウントで、「現在の状況を鑑みて、テルアヴィブ行きの便を24時間の間欠航することを決定した。状況を見続けて、進展次第で運航に関する決定は変更される」と説明した。 全文をよむ

2014-07-20 ISIS、モースルのキリスト教徒を追放 (Milliyet紙)

モースルでその支配を強めるISISは、全キリスト教徒へ「街を去れ」という通達を行い、キリスト教徒たちの家や仕事場には「イスラム政府の所有物である」と書かれた札が掛けられた。      市にあるシリア・カトリック司教座はISISによって火を放たれた。モースルで歴史的・宗教的な場所を破壊したISISが、キリスト教徒達に改宗を強要し、それを受け入れない者達は市を去るよう強制したことが明らかになった。バスニュース通信によれば、キリスト教徒達を殺害、もしくはイスラム教への改宗を強制し脅迫してきたISISが 全文をよむ

2014-07-19 ISIS、姦通罪の女性を石打ち処刑―シリア (Milliyet紙)

シリアのラッカ県で、ダーイシュ(ISIS)の闘士たちが、姦通を行ったことを理由に、一人の女性を石を投げつけて殺した。      シリアのヒューマン・ライツ・ウォッチが説明した事件とともに、ISISが初めて石打ち刑を行ったことを明らかにしたされた。   ヒューマン・ライツ・ウォッチによれば、処刑は、木曜日にISISの統制下にあるラッカ県のタバカ町の広場で人々の目の前で実行された。      ■ISISが設立した裁判所により裁かれた      石を投げつけられて殺された女性は30代で、ISISが設立 全文をよむ

2014-07-19 アッバース議長イスタンブル訪問、エルドアン首相と会見 (Radikal紙)

タイイプ・エルドアン首相とマフムード・アッバース・パレスチナ自治政府大統領の間で行われた会見は2時間半続いた。      エルドアン首相とアッバース大統領は、会見のためドルマバフチェ宮殿の首相執務室にやってきた。イェニカプで行われたイフタール(断食明け)の食事のあと、両者は二者会談を行った。 全文をよむ

2014-07-18 国会、4党合意でイスラエル非難決議 (Radikal紙)

4党は国会本会議において、イスラエルの地上作戦を非難する共同声明を出す点で全会一致した。      ジェミル・チチェキ議長はイスラエルのガザ地区に対する地上攻撃についてこう述べた。「これは絶対に受け入れがたい事態だ。強い怒りをもって非難する。今こそ、この不正義に対して皆がストップを呼びかける時であります。事態がひどくならないうちに早急にて休戦がなされるべきです。これ以上の流血が起こる前に解決策を見つけなければなりません。」      国会は、労働法及びその他の法、条文の規定変更に関する法案審議、 全文をよむ

2014-07-17 イスラエルのガザ攻撃、浜辺で遊ぶ子供らも犠牲に (Milliyet紙)

イスラエルの軍事作戦で、ガザでの死者が220人に達した。昨日起きた事件は、死者が出るのが日常となっているガザで、人々の血を凍りつかせた。 「安全だから」と言って浜辺で遊んでいた4人の子供が爆撃のために亡くなった。      イスラエルのガザへ向けた攻撃の9日目までに、その80%が一般市民である、226人のパレスチナ人が殺された。イスラエルの戦闘機はハマス幹部の家もある40近い標的を爆撃した。ハン・ユヌスにある家では65歳の女性と10歳の子供が亡くなった。    しかし、昨日起きた事件では、絶望的 全文をよむ

2014-07-17 宗派間の争いにイスタンブルがイニシアチブを (Milliyet紙)

ギュル大統領とエルドアン首相が参加。イスラム知識人はイスタンブルに集結。      トルコは、イラクとシリアでの内戦状況を原因とする進展がイスラム世界全体のスンナ派―シーア派間の紛争に転じないようにするために学術的・ 哲学的レベルでイニシアチブを取ろうと奮闘している。世界イスラム知識人、平和・穏健・正見会議を本日イスタンブルのドルマバフチェ宮殿で開催する。会議にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が参加する一方、アブドゥッラー・ギュル大統領はスンナ派・シーア派の学者らをタラブヤ亭にて断食明けの食事 全文をよむ

2014-07-15 シリア難民イスタンブルで物乞いに緊急対策―イスタンブル知事 (Milliyet紙)

イスタンブルのヒュセイン・アヴ二・ムトゥル県知事は町で物乞いをしながら路上生活をしているシリア難民に関して「短期間のうちにしっかりした新しい対策をとる」と述べた。      ムトゥル知事はイスタンブルに住んでいる他のシリア人も物乞いをする人々を不快に感じていると述べ、「シリア人代表者らは私たちを訪れ『彼らは私たちのここでのシリア人難民としてのイメージを傷つけている』と言っています」と話した。      県調整委員会2014年度第二期会議がイスタンブルのヒュセイン・アヴ二・ムトゥル県知事が議長を務 全文をよむ

2014-07-14 トルコからイラクへガソリン「輸出」 (Milliyet紙)

サラフィー主義組織のイラク・シリア・イスラーム国(ISIS)が、モースルにあるバイジ製油所を掌握した後、イラク国内では石油危機が発生した。この危機の解決策として、北イラク・クルド人自治政府はトルコに石油の輸送を要請し、北イラクへの石油輸送が始まった。      サラフィー主義組織のイラク・シリア・イスラーム国(ISIS)がまずイラクのモースルを掌握し、その後他の地域にも勢力を拡大したことは、イラク国内における深刻な問題の原因となった。まず、モースルにいるトルクメン人たちのモースル脱出が起き、今は 全文をよむ

2014-07-10 エルドアン首相、イスラエルのガザ攻撃非難 (Milliyet紙)

大統領候補者のエルドアン首相は、イスラエルのガザへの攻撃について、「まず(イスラエルは)この残虐行為を止めるように。止めない限り、トルコとイスラエルとの関係正常化の実現も不可能だ」と述べた。      エルドアンは、ヨズガト市によって催されたイフタール(断食明けの食事)に参加した。ここで国民へ呼びかけたエルドアン首相は、イスラエルは残虐行為をやめず、この問題に関して口実を常に用意していると述べた。首相は、国連をはじめとして、全世界にこの残虐行為をやめさせることと、停戦を呼びかけたと述べ、今日この 全文をよむ

2014-07-08 イラク・クルド独立住民投票にエジプト・イランから反対声明 (Hurriyet紙)

独立住民投票を準備しているイラクのクルド人に対し、二か国から同時に反対(声明)が届いた。エジプトの指導者スィースィー氏は「クルド人の独立要求は大惨事となる」と語り、イランはこれ(クルド人の独立)をイスラエルが求めていると主張した。      イラク軍はイラク・シリア・イスラム国(ISIS、トルコ語でIŞİD)の素早い攻勢に直面し、キルクークから撤退した。そして、キルクークの支配権をペシュメルガ(クルディスタン自治政府の正規軍)が掌握した後、イラクのクルド自治政府のマスウド・バルザーニ大統領は先週 全文をよむ

2014-07-06 ISIS、シーア派モスクを爆発―イラク (Milliyet紙)

ジハード主義のイラク・シリアのイスラム国(ISIS)組織は、シリア同様にイラクでもシーア派のモスクを破壊している。組織がモースルとテル・アファルでブルドーザーを使って破壊したもののなかには、スンナ派とスーフィの廟もある。       イラクのモースルの町と他のいくつかのスンナ派地域を制圧しているテロ組織であるイラクとシリアのイスラム国(ISIS)は、イラクのモスクと廟を破壊し始めた。フランス通信社(AFP)が組織のソーシャルメディアでのアカウントから手に入れた画像では、モースルを初めとする多くの 全文をよむ

2014-07-04 ISIS支配域で、シリア・イラク国境撤廃 (Radikal紙)

テロ組織ISIS(イラクとシリアのイスラム国)が率いる武装集団は、掌握した地域をもってイラク・シリア国境を事実上撤廃した。      イラクとシリアの間には4つの国境門がある。ワリード国境門はイラク軍、ペシュカブールとヤールビイェの門はペシュメルガ(クルド人民兵)の支配下にある。カイム国境門はISISが掌握しており、シリア側にあるアブ・カマル門も支配下に置いている。チグリス・ユーフラテス川の周辺で勢力を強めるISISは、カイム国境門の掌握により、シリアとイラク直接行き来できる通路を確保した。IS 全文をよむ

2014-07-04 トルコ人墓地復興―トルコ・ギリシャ友好の証 (Milliyet紙)

ギリシャのエデッサという町に属するパナギッサ村の、トルコ・ギリシャ住民交換の前に亡くなったトルコ人たちの遺骨が、隣人であるギリシャ人により何年も保護されていた。亡くなったトルコ人たちの遺族は、長い時を経てその村の遺骨をギリシャ人の墓地の中にあるムスリム墓地に埋葬した。      トルコとギリシャの間で90年前に結ばれた住民交換の合意は、数十万の人々を家から、土地から、祖国から引き離した。辛い経験にもかかわらず、トルコとギリシャの人々の間で友好の橋は壊れなかった。この友好へ、最も素晴らしい例の一つ 全文をよむ

2014-07-02 カリフ国家宣言のISIS、「公務員」へ給料支給はじめる (Radikal紙)

イラクで「カリフ国家」樹立を宣言したISIS(イラクとシャームのイスラム国)が、彼らの制圧しているモースルで公務員たちに給料の支給を始めたことが明らかになった。      イラクで「カリフ国家」樹立を宣言したテロ組織であるISISが、彼らの制圧しているモースルの公務員たちに給料の支給を始めたことがわかった。      モースル市で働いている公務員から得た情報によると、ISISの過激派たちは、公的書類を提出したモースル市職員に給料の約6割を支給した。      安全上の理由で匿名を希望するある市職 全文をよむ

2014-06-28 アンカラの心臓部に、シリア人地区 (Milliyet紙)

イラクとシリアのイスラム国(ISIS)に参加して重傷を負い、シリアからトルコへ連れてこられた14歳のタイラン・Yさんが暮らす、アンカラの最も古い居留地地域の1つであるハジュバイラム街区で注目すべき事態が起きている。アリフ・アクバシュ区長が、子供を含む30人以上がシリアに行ったと述べたこの地区で、およそ1500人のシリア人が暮らしているのだ。      シリアとトルコの国境で、14歳のタイラン・Yが重傷を負って病院に運ばれたことで起きた悲劇に似たような事態が、何キロも離れたタイランが暮らす街区でも 全文をよむ

2014-06-25 イラクでトルクメン人リーダー、暗殺 (Radikal紙)

ITC(イラク・トルクメン戦線)執行部メンバーのカフィリ氏が銃撃により死亡した。      イラク・トルクメン戦線(ITC)執行部メンバーのミュニル・カフィリ氏が、銃撃で死亡した。キルクークの軍事地区で正体不明の武装集団によってカフィリ氏の車両が銃撃された。頭を撃たれたカフィリ氏は、現場で死亡した。      カフィリ氏は、キルクーク市議会議長も務めていた。      イラク・シリア・イスラム国(ISIS)が6月10日にモースルを掌握した後、イラク政府軍はキルクークから撤退した。ペシュメルガ(ク 全文をよむ

2014-06-24 シリアで孤立のアルメニア村落をトルクメン勢力が救出 (Milliyet紙)

シリアの反体制派に掌握されたケセブ村で孤立していたアルメニア人がトルクメン人の作戦行動により救出されていたことが明らかになった。      シリア国内で激しい衝突が続く中、ヤイラダー(ハタイ県南部)向かいに位置するケセブ地方に暮らし、しばらく前にトルコに連れてこられた18人のアルメニア人家族が、トルクメン人のあるグループの手助けのおかげで死から免れていたことが分かった。   我々ミッリイェト紙のつかんだ情報によると、シリア政府が町と国境門を支配するケセブで、トルコは衝突地帯に残されたバユルブジャ 全文をよむ

2014-06-23 「あやかさん、どうか許して」、日本の政治家、陳謝 (Radikal紙)

日本の与党自由民主党所属の東京都議会の鈴木あきひろ議員は、セクハラ発言でからかった相手の塩村あやか議員に頭を下げて謝罪した。      先週の水曜日(18日)に日本中を騒がせた事件が起きた。塩村あやか都議会議員(35)が、子育てと不妊治療に関連し取りうるべき措置に関して発言して いた時、複数の男性議員が「はやく結婚しろ」、「子どもを産めないのか」「独身なのか!」のようなセクハラヤジをとばしたのである。      ■政府を辱しめた      この事件は日本国内で男女平等に関する議論を巻き起こした。 全文をよむ

2014-06-23 マレーシア、異教徒の「アッラー」使用を禁止 (Radikal紙)

マレーシアで非ムスリムが「アッラー」という単語を使用することが「混乱をまねくもの」という理由で最高裁により禁止された。      マレーシア連邦裁判所は非ムスリムが「アッラー」の単語を使用することに対して、以前に下された決定を承認した。決定に伴いマレーシアのキリスト教徒が「アッラー」の単語を使用することが最高裁によって有罪となることが承認された。      2007年に、同国のキリスト教徒によって発行された『ヘラルド』紙が「アッラー」の単語を使用しないように決定が下されており、2009年10月に 全文をよむ

2014-06-22 リビアのクーデター派、トルコ人を脅迫 (Radikal紙)

リビアの退役陸軍准将であるハリフェ・ハフテル氏と関係のある組織が、トルコ国籍者とカタール国籍者に対して、48時間以内にリビア東部から離れるように述べた。      リビアでのクーデターに参加した退役陸軍准将のハリフェ・ハフテル氏と関係のある組織は、「トルコおよびカタール国籍者に、リビア東部から離れるために48時間の猶予を与えた」と述べた。      ハフテル氏と関係のある組織のスポークスマンである、アルバイ・ムハンメド・アル・ヒジャジ氏は非政府系テダムン通信社に声明を発表し、次のように述べた。  全文をよむ

2014-06-22 イラク・シリアのイスラム国のおかげで、クルドはキルクークを無血で手にした (Radikal紙)

トルコで1974年に設立され、1980年9月12日のクーデターで党員らが国外に亡命した非合法組織クルディスタン社会主義党(KSP)のメスット・テッキ書記長はアルビルに住んでいる。同氏はISISがモースルを掌握したおかげでクルド人が無血でキルクークを手にすることができたと述べた。      非合法となり34年間トルコに帰国できないでいるメスット・テッキ書記長はイラクの状況について論評した。ケマル・ブルカイ氏の退任後、KSPの書記長となった同氏は旧名「イラク・イスラム国家」であったこの組織がその後「 全文をよむ

2014-06-21 ISISのシリアでの攻撃、トルコ国境の目の前で (Radikal紙)

シリアのカムシュルで、ISISの組織が、アサド派の兵士が管理下におく飛行場を迫撃砲で攻撃した。マルディン県ヌサイビン郡のすぐ向かいに位置するカムシュルでの爆発音によって、トルコ側のメフメトチキ国境門ではパトロールが増加した。      ヌサイビン郡のすぐ向かいに位置するカムシュルの飛行場を、ISISが攻撃したことが明らかにされた。飛行場の安全性を確保するシリアのバッシャール・アサド大統領の下にある兵士に対して、迫撃砲により攻撃が行われた。死者や負傷者に関する情報は得られていない。攻撃の後、シリア 全文をよむ

2014-06-21 エルドアン首相、62万人の在フランス・トルコ系市民に演説 (Milliyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン首相は在仏トルコ人に向けて演説を行った。そこで「フランス国籍を持っていないトルコ国民に私は語りかける。必ずフランス国民にもなるように。フランスでの政治的権利をあなたがたも行使するべきなのだ。」と述べた。      以下演説内容:   「EU(ヨーロッパ連合)にはトルコが必要であり、それは今日、より重要度を増している。EUの強力な経済力のためにはトルコが必要である。EUは、トルコの若くダイナミックな人口構成ゆえに、トルコを必要としている。EUが人種主義、差別主義、反 全文をよむ

2014-06-21 オーストリア・クルツ外相、エルドアンに面会、感謝―ウィーン演説に好感 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、オーストリアの首都ウィーン訪問に際し、セバスチャン・クルツ外相を接見した。   エルドアン首相が滞在中のグランドホテルで行われた会談は、約50分続いた。クルツ外相は会談後、記者会見せずにホテルを離れた。      会談後、報道陣に対して会見したメヴリュト・チャヴシュオールEU担当大臣は、会談は非常に前向きなものであったと話した。      チャヴシュオール大臣は、オーストリア外相がエルドアン首相の昨日(20日)の演説の中で、特に統合問題についての首相の積極的 全文をよむ

2014-06-19 銃にかこまれるイラクのトルクメン系住民 (Radikal紙)

イラクで「イラクとシリアのイスラム国」(ISIS)による、シーア派トルクメン人が暮らす町や村を狙った攻撃が増えている。ラディカル紙へ語ったトルクメン系の人々からの情報によると、テル・アファルで地区大半を陥落させたISISに対抗する警察とシーア派民兵の抵抗が続く一方で、キルクーク南方のチャルダールとビルヤイジュの村々と、セラハッディン県バクヤのカラナズ村とトゥズフルマトゥのバスタムル村が、ISISの空爆によって次々に陥落した。これらの村で起きた衝突で少なくとも20人の民間人が死亡。一部の民間人がこ 全文をよむ

2014-06-19 トルクメン系の村、一つ一つ陥落、ISISの手に (Milliyet紙)

キルクークに住むトルクメンの指導者の一人であるニザーム・イッゼッティン氏は、トルクメン地区の最新の状況を説明してくれた。モースル・キルクーク間にあるトルクメン系の村がISISの手に落ち、多くの村が戦火の中にある。      イラクのイスラム主義テロ組織イラクとシャームのイスラム国(ISIS)がモースルを手に入れた後、この町の周辺のトルクメンが多く住む地区では衝突が続いている。キルクークに住むイラク・トルクメン友好文化協会会長であるニザーム・イッゼッティン氏は、トルクメンが多く住む街や村での最新状 全文をよむ

2014-06-19 ISIS「イスタンブルも射程内!」 (Milliyet紙)

ISISがシリアやイラクのようにトルコも「ジハードの範囲」であると宣言したことが明らかになった。      モースルにあるトルコ総領事館にいた職員を人質にしたISISは、シリアとイラクのようにトルコもジハードの範囲であると宣言したことが明らかになった。ISISのトルコ担当幹部は、シリアでの内戦を終わらせた後、イスタンブルをはじめとしてトルコで大きな行動を起こす用意があることを明らかにした。その上、一部のISIS幹部の、「できればイスタンブルも占領しよう」という言葉が盗聴捜査において明らかになった 全文をよむ

2014-06-17 イラク・トルクメン勢力、武装化 (Hurriyet紙)

イラク・シリア・イスラム国(ISIS)がモースルとテルアフェルを掌握した後、キルクークのトルクメン人の一部は、安全確保のため武装し始めた。      トルクメン人たちの不安は、今日(6月17日)行われた記者会見においても露わになった。イラク・トルクメン戦線(ITC)の指導者エルシェド・サーリヒは防弾ベストを着用して会見に臨み、ITCメンバーらも武器を手に列席した。      ■「我々は武装せざるをえない」      サーリヒは会見で、イラクにおける全派が武装していると指摘し、「トルクメン人にも自 全文をよむ

2014-06-16 トルコ政府、イラク7県から避難指示 (Milliyet紙)

(トルコ)外務省は、イラクのモースル県、キルクーク県、サラーハッディン県、ディヤーラ県、アンバール県、バグダッド県に続き、バスラ県にいるトルコ国民に対しても出国するよう呼びかけた。      外務省がイラクの混乱に対処するため設置した(イラク)危機対策局がおこなった発表で、(イラクの)地域的治安状況に関し、(その情報の)更新の必要が生じたことが明らかとなった。その一環として、危機対策局はモースル県、キルクーク県、サラーハッディン県、ディヤーラ県、アンバール県、バグダッド県に続き、バスラにいるトル 全文をよむ

2014-06-15 在モースルのトルコ領事館、監獄に代用 (Zaman紙)

イラク第二の都市モースルにあるトルコ総領事館の建物が、テロ組織イラク・シリア・イスラム国(IŞİD)のによって占拠され、総領事館の公用車はイラク・シリア・イスラム国の車列の中で目撃されたといわれている。他方、総領事館の建物は、イラク・シリア・イスラム国によって監獄として使用されている。      イラク・シリア・イスラム国の活動家が銃を一度も使用せずに占拠したトルコ総領事館にいた外交官と警備員とともに職員の家族も人質に取られているという衝撃的なニュースの後に、今回もトルコの領土とされる領事館の建 全文をよむ

2014-06-15 モースル知事とのインタビュー (Radikal紙)

ナジャフィー一家はイラク政界で有力な立場を持っている。スンナ派の政治家、ウサマ・ビン・ナジャフィー氏は連邦国会議長だ。弟のエズィル・ナジャフィー氏はモースル県の知事。同氏は、「イラク・シリアのイスラム国(ISIS、トルコ語でIŞİD)」がモースル市を掌握したのち、モースルから逃げてクルド人地区に避難した。滞在したホテルでナジャフィー氏に近づいた際、モースルの財政を管理する女性はすぐに話を遮り、「我々の状況はとても悪い。ISISは中央銀行で5億ドルを手に入れ、人々に分配し、より強大になった」と言っ 全文をよむ

2014-06-14 イラク・シリア・イスラム国(ISIS)兵士、なぜかガラタサライのユニフォーム (Milliyet紙)

警備にあたっているイラク・シリア・イスラム国(ISIS)民兵の制服が、ソーシャルメディアに衝撃を与えた!      トルコの在モースル領事館を襲撃し、オズチュルク・ユルマズ総領事と子供2人を含む48人を人質に取ったイラク・シリア・イスラム国(ISISD)が、今回はトルコのソーシャルメディア上に非常に興味深いビデオとともに登場した。   ビデオの映像には、1人のISISの民兵が映っている。この映像で面白いのは、民兵が着ているのがガラタサライのユニフォームだということだ。   ガラタサライのユニフォ 全文をよむ

2014-06-14 バルザーニー・クルド自治政府首相「空白を埋めているのは我々だ」 (Hurriyet紙)

北イラク・クルド自治政府(IKBY)のバルザーニー首相は、弱体化しバラバラになったイラク軍が残した安全保障上の空白を、ペシュメルガ軍が埋めていると述べ、「ペシュメルガ軍はクルディスタン(クルド人地域)の国境を厳格に守らなければならない」と話した。      バルザーニー首相は、北イラク・クルド自治政府の首相府のサイトに掲載された声明で、「イラク・シリア・イスラム国(IŞİD)がモースルを掌握した後、クルド人地域に国境が引かれた場所でイラク軍は弱体化し離散した。このため安全保障上の空白ができた。ペ 全文をよむ

2014-06-13 トルコ人のイラクからの脱出はじまる (Radikal紙)

ISIS(イラクとシリアのイスラーム国)がモースルのトルコ領事館を占拠して、内部にいた人たちが人質にとられたことで、またイラク全土に広まった治安上の問題を理由に外務省が治安上の警告をだすや、トルコ人のイラクからの脱出がはじまった。      外務省が最新情勢をもとに、イラクにいる、もしくはイラクへの旅行を予定しているトルコ国民に向け、渡航及び治安警告を発するや、イラクにいるトルコ人の帰国が始まった。本日(2014年6月13日時点)トルコ航空803便でトルコ人グループの第一弾が、14時にバグダード 全文をよむ

2014-06-13 生後8か月の幼児らの解放はいつ・・―モスク領事館人質 (Hurriyet紙)

イラクの都市モースルでイラク・シリアのイスラム国(ISIS)の兵士によって在モースル領事館で人質に取られたなかで、最年少である8カ月のエラちゃんの祖父ネヴザト・エルジャンさんは、ISIS による占拠の3時間前に息子のエミンさん一家とテレビ電話で話したと述べた。「朝起きて領事館が占拠されたと知った。息子、嫁、孫が元気でいると信じている。政府はテロリストらに領事館を渡さない」と述べた。      クルシェヒル県のムジュル郡に住むエミン・エルジャンさんは、8年前に公務員としてモースル領事館に勤務し始め 全文をよむ

2014-06-13 米議会、教会財産めぐりトルコ非難決議へ (Hurriyet紙)

イラク・シリアの危機の中、アメリカ議会は、来週トルコへの非難決議を採択する用意があることが明らかとなった。下院外交委員会で、審議され承認される予定の4347号法案で、トルコと北キプロストルコ共和国にあるキリスト教徒の不動産が、アメリカ国務省により訴訟される見通しである。      アメリカ議会で共和党が多数を占める下院は、来週トルコ非難決議法案を採択する予定だ。下院議長のジョン・ベイナーが、アルメニア人虐殺問題を議題に取り上げることに反対したことに引き続き、在外アルメニア人、在外ギリシャ人により 全文をよむ

2014-06-13 イラン革命防衛隊、イラク入り (Milliyet紙)

イラクのスンナ派地域における影響力を高めるイラク・シリア・イスラム国 (ISIS)の軍隊との戦闘のために約500人のイラン兵がイラクへ行ったことを自らイランの政府高官が認めた。      イラク・シリア・イスラム国(ISIS)がイラク第2の都市、モースルを支配し、スンナ派が多いイラク北部や東部への侵攻を続けていることがイラクや 近隣諸国のシーア派住人に対する不安要素となっている一方、「イランからイラク政府へ軍事支援」といった主張を、イランの政府関係者が認めた。イランの治安機関高官はCNNの国際放 全文をよむ

2014-06-13 サッダム・フセインの娘「占領を喜んでいる」 (Zaman紙)

サッダム・フセインの絞首刑執行後、ヨルダン王室の保護下で亡命生活を送っているラガド・フセインは、イラク・シリア・イスラム国(ISIS)によるモースル占領の後、ロンドンで発行されているアラブ紙クドゥス・アラビーに語った。      父親の裁判で弁護団を率いたラガド・フセインは「イラクでISISが勝ち取った勝利を喜んでいる」と述べた。法学部を卒業したラガド・フセインは、インタビューで反乱者への支持を表明し、サッダム・フセインの右腕であったイザト・イブラヒム・アル・ドゥリが組織に加わったことを評価した 全文をよむ

2014-06-13 「イラク・シリア・イスラム国」―世界で最も金持ちテロ集団に (Hurriyet紙)

イラク・シリア・イスラム国(ISISトルコ語でIŞİD)がモースルにあるイラク中央銀行から4億2500万ドルを手に入れ、世界で最も金持ちのテロリスト集団になった。この金額は2001年のアルカイダ、現在のタリバンとアルシャバブをも追い越す数字だ。この収入によりIŞİDは、月給600ドル(およそ1300TL)で6万人の民兵を一年間雇うことが可能だ。      IŞİDは数日前、モースルを占領し トルコ領事館に侵入し略奪を行った。さらに 昨日モースルにある中央銀行を手中におさめ、5000億イラクディナ 全文をよむ

2014-06-12 ギュル大統領、新エジプト大統領を祝福 (Radikal紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領が、エジプトでムルスィー前大統領を解任したクーデター後、大統領に選ばれたスィースィー氏へ祝福メッセージを送った。      ■大使館へ祝福メッセージを送る      ハベル7の情報によると、ギュル大統領はアンカラのエジプト大使館へ「スィースィー氏への祝辞」を電報で送り、二国間の強い関係が常に続くことを望むと伝えた。      アブドゥッラー・ギュル大統領のメッセージでは、「親友で兄弟であるエジプト国民のために安定した平和と、二国の国民たちの間で何世紀にも渡って平和と友 全文をよむ

2014-06-12 キルクーク、クルド人支配下に (Radikal紙)

イラクの石油生産の拠点、キルクークからイラク政府軍は完全に撤退した。その後キルクークはクルド勢力に制圧され、イラク軍の兵士は一人も残っていない。      イラクの石油生産の拠点で、イラク・シリア・イスラーム国(ISIS、トルコ語ではIŞİD)が侵攻した北イラクの都市キルクークからイラク政府軍が撤退したことを受け、イラク・クルド連合はキルクークを制圧したこと宣言した。北イラクの「ペシュメルゲ(ペシュマルガ、クルド民兵組織)」のスポークスマン、ジェッベル・ヤヴァル氏はロイター通信に「全キルクークは 全文をよむ

2014-06-10 非常事態のモースルから、トルクメン系住民避難つづく (Milliyet紙)

イラクの都市モースルがイラク・シリア・イスラム国(ISIS)に掌握されたことを受けて、ヌーリー・アル=マーリキー首相は非常事態宣言を発令した。同時に、市民は大急ぎでモースルを脱出している。家族は持てるだけの家財を抱えて国境を越えている。      トルクメン系住民も避難を始めた。イラクのサラーフッディーン県トゥズ・フルマトに住む何千人ものトルクメン人が、現地を脱出している。      ISISは、トルコ人トラック運転手に関する声明を発表した。      マーリキー首相は、「モースルがテロリストの 全文をよむ

2014-06-08 バチカンで初のコーラン朗唱 (Zaman紙)

カトリック界の精神的なリーダーであるローマ法王フランシスコの招待を受けて、今日、バチカンは、パレスチナのマフムード・アッバス議長、イスラエルのシモン・ペレス大統領、[イスタンブルの]フェネル所在のギリシア正教会バルトロメオス総主教が参加する「平和のための祈りのサミット」の主催者となる。このサミットのために歴史上初めてバチカンでコーランが朗唱されることになる。      バチカンは、フランシスコ法王の招待を受けて、「平和のための祈りのサミット」の主催者となる。歴史的なサミットにイスラエル大統領シモ 全文をよむ

2014-06-06 反イスラーム主義者によるノルウェー連続テロ事件の生存者、ムスリムに (Zaman紙)

2011年ノルウェーで、反イスラーム主義者のアンネシュ・ベーリング・ブレイビクが起こした銃乱射事件の生存者であるモルテン・アブラハムセン氏が、「イブラヒム」の名を得てイスラームに改宗した。69人が亡くなったこの事件後、初めて(事件について)口を開いた22歳のイブラヒム氏は、事件以前はアルコール依存症の一人の若者であったと話した。事件後は多くの宗教について調べたこと、そして自分に最も合う宗教としてイスラームを選んだことを明らかにした。      反イスラーム主義者のアンネシュ・ベーリング・ブレイビ 全文をよむ

2014-06-04 キプロス和平交渉開始、ただちに暗礁へ (Radikal紙)

ジョー・バイデン米国合衆国副大統領が先月レフコシャへの歴史的訪問で明らかにしたキプロスの交渉で、トルコとギリシャの代表が15日に一度会談することが決められた。先日初の会談で南キプロスのニコス・アナスタシアディス大統領は、キプロスにいるトルコ人を受け入れないという要求と共にテーブルに着いた。   北キプロス・トルコ共和国のデルヴィシュ・エルオール大統領は昨日、南キプロスのニコス・アナスタシアディス大統領がレフコシャの国連監視下の緩衝地帯で行われた会談で提示した要求を説明した。エルオール大統領は南キ 全文をよむ

2014-06-02 英で白鳥を食用に殺したトルコ人の刑、確定 (Hurriyet紙)

イギリスで、湖で捕まえた一羽の白鳥を食べるために頭部を切断しリュックサックにつめこんでいるところをカメラにとらえられたトルコ人が、100ポンド(約350トルコリラ/17万円)の罰金を科せられた。      イギリスのタブロイド紙のロンドン・イヴニング・スタンダードの報道によると、ケント州ヒルデンボロー村にある湖のほとりで魚釣りをしていたボブ・モリスさん(64)によって写真を撮られたハサン・フィダンさんは、白鳥を切断し食したことを自供した。      フィダンさんは、イギリスでは法にもとづいてすべ 全文をよむ

2014-06-02 ドイツ緑の党オズデミル党首、「トルコ系市民の将来を決めるのはエルドアンではない」 (Zaman紙)

ドイツ緑の党のジェム・オズデミル共同党首は、誰がどの国に属するのかをレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が決めることはできないと語った。      オズデミル党首は、トルコにおける二極化と議論がドイツ・トルコ社会を分裂させてはいけないと語り、エルドアン首相の友人と敵の解釈が敬意とはほど遠いと述べた。緑の党のオズデミル共同党首は、エルドアン首相が彼に向けた「偽トルコ人、自分の限度を知れ」という発言に、「誰がどこに属するかをエルドアン首相は決めることができない」と答えた。      オズデミル党首は、 全文をよむ

2014-05-30 ギュル大統領の米国講演に、ゲズィ非難質問 (Radikal紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、子息のメフメト・エムレの卒業式参列のため訪問中のハーバード大学で、「現在の地域問題と将来への展望」という公開討論会に出席した。大統領は、聴衆の一人ハーバード大学医学センターのエムレ・アルトゥンディシュ博士による約3分間もの長く、厳しい質問をうけることとなった。      アルトゥンディシュ博士が、「トルコで人々が亡くなっているのに、あなたはどうして(平気で)夜、眠っているのですか」と質問すると、会場は氷のような空気に包まれることになった。アルトゥンディシュ博士はト 全文をよむ

2014-05-30 エルドアン首相、プーチン大統領とシリア問題で電話協議 (Radikal紙)

エルドアン首相が、ロシアのプーチン首相と二国間関係、ウクライナ情勢、クリミア自治区、シリア問題などについて電話で会談したことがわかった。      首相府からの書面発表によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とロシアのウラディミル・プーチン首相の間で本日(5月30日)正午ごろ電話会談が行われた。   会談では二国間関係のほか、ウクライナで行われた大統領選挙を筆頭に国際情勢についても意見交換がなされたとされ、次のように発表された。      「エルドアン首相は、ウクライナでの選挙結果が敬意を持 全文をよむ

2014-05-29 ウクライナのトルコ系住民、避難はじめる (Yeni Safak紙)

スラビャンスク(Slavyansk)で暮らす数多くのメステヒア・トルコ人住民が家を捨てた。住民の代表のバサトフ氏は、今日までにスラビャンスクで暮らす700人近いメステヒア・トルコ人住民が家を捨てた」と話した。       ウクライナ東部の政府軍と親ロシア分離派の間の衝突が原因で、この地で暮らす700人近いメステヒア・トルコ人が家を捨てざるを得ない状況に追い込まれた。   メステヒア・トルコ人母国協会のドネツク代表のネビジャン・バサトフ氏は、アナトリア通信へ行った説明で、今日両者の間でおきた衝突で 全文をよむ

2014-05-27 ウクライナで選挙監視団4名と連絡取れず―1名はトルコ人 (Radikal紙)

欧州安全保障協力機構はウクライナ東部のドネツクにおいて任務遂行中であった4人の監視員との連絡が途絶えたことを明らかにした。      欧州安全保障協力機構は、ドネツクにおいて任務遂行中であった欧州安全保障協力機構特別監視ミッションチームの4人の監視員から月曜日18時から連絡がないことを書面で公表した。代表団員の氏名は公表されなかったが、監視員の1人はトルコ人で、他の監視員はエストニア人、スイス人、デンマーク人と記録されていたという。      監視員とドネツク東部で巡回任務に出かけその後連絡が途 全文をよむ

2014-05-25 エルドアン首相ドイツ訪問―熱烈歓迎とプロテスト (Hurriyet紙)

「ケルン集会」は、ドイツで異なる2枚のトルコの写真を生み出した。      エルドアン首相を支持する人々が笑顔で歓迎し、「立ち上がれ、屈するな、出稼ぎ労働者はあなたとともに」とスローガンを掲げた叫んだ一方で、ケルンの八つの異なる場所で数万人ものトルコ人がエルドアン首相に対する抗議デモを行った。ドイツは、エルドアン首相を支持する人々と首相に抗議する人々のために警官六千人を配備した。      タイイプ・エルドアン首相が出席するケルン集会のために、数千ものトルコ人たちが手に旗を持ち、ランクセス・アレ 全文をよむ

2014-05-24 ドイツ訪問のエルドアン首相、問題発言再び「統合にイエス、民族喪失にノー」 (Milliyet紙)

エルドアン首相は、2008年のケルン訪問で述べ、ドイツで大きな問題となった「統合にイエス、同化にノー」という言葉を、(今回の)ケルン訪問でも 繰り返した。エルドアン首相は、この発言によって一部のドイツ人政治家から、ドイツ人の地でトルコ民族主義的な言動をしたと非難された。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ドイツで問題を巻き起こしたケルン訪問を終えた。エルドアン首相は、2008年のケルン訪問で述べ、ドイツで大きな問題となった「統合にイエス、同化にノー」という言葉を、(今回の)ケルン訪 全文をよむ

2014-05-22 メルケル独首相、訪問間近のエルドアン首相に「節度」呼びかけ (Hurriyet紙)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相が、5月24日にケルンに訪れる予定であるトルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相へ節度ある振舞いをするよう呼びかけた。      アンゲラ・メルケル独首相は、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に対し、ケルン訪問の間は分別のある行動をとるよう促した。パッサウアー・ノイエ・プレッセ紙にコメントを寄せたメルケル首相は、エルドアン首相が以前にもケルンとベルリンを訪問した際のことを例に挙げ、幾度も彼がこれとは反対の振る舞いをしたと語った。メルケル独首相は、「エルドア 全文をよむ

2014-05-20 4月のイラク総選挙、クルド勢力勝利宣言 (Radikal紙)

イラクで4月30日に実施された総選挙で62議席獲得したクルド勢力は、選挙結果を「勝利」と評価した。一方、イラク全土で不備・不正の疑惑が判明した。      イラクで2010年に実施された選挙で57議席獲得したクルド勢力は、アルビル県、スライマニヤ県及びドゥホーク県に区分された選挙区44カ所にとどまら ずキルクーク県、モースル県及びディヤーラ県でも大勝利を収めた。クルド勢力は62議席でイラク議会における立場を強めた。       ■ 「クルディスタンが勝利した」      マスード・バルザーニー北 全文をよむ

2014-05-19 北イラク政府、PKK関連組織を強制捜査、多数を拘束 (Milliyet紙)

(イラク北部)アルビルでPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)に関連する組織に対する強制捜査がおこなわれ、多数が拘束された。      クルド民族会議(の結成)(※KDP主導のシリア系クルド政治組織の連合体)によって始まったロジャヴァ(シリアのクルド人地域)を巡って続いているPKKとマスード・バルザーニ氏が代表を務めるKDP(クルディスタン民主党)の間の緊張は、武力衝突の寸前まで高まっている。シリアでKDPと並行して活動しているシリアのクルド組織の活動が妨害され、その指導者とメンバーが拘束 全文をよむ

2014-05-10 ダウトオール外相「我々は北朝鮮ではない」―報道の自由報告に反発 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、アメリカのNGOフリーダムハウスがまとめた報道の自由に関する報告書で、トルコが「部分的に自由である国」から「自由でない国」のカテゴリーに転落したことに関し、反発を示している。      昨日9日に行われた第29回改革監査委員会(RİG)に参加したダヴトオール外相は、「私たちは、新聞記者の皆さんが『私たちは北朝鮮で はない』と発言する勇気を見せてくれることを待っています」と述べた。メヴリュト・チャヴシュオールEU担当大臣、ベキル・ボズダー法務大臣、エフカン・アラー内務 全文をよむ

2014-05-03 トルコ・イスラエル関係、正常化へ (Radikal紙)

トルコ・イスラエル関係における緊張は解かれ、正常化に向かいつつある。マーヴィ・マルマラ号事件の謝罪と補償の承諾に続き、トルコは在テルアヴィヴ大使を任命する予定である。      イスラエルとの関係において、新たな時代がはじまろうとしている。9名のトルコ人が殺害されたマーヴィ・マルマラ号の襲撃事件を受け、断交状態にあった二国間関係において「正常化」に向かう進展が見られている。外務関係者は相互合意に至った。イスラエルは謝罪に続き、保証要求も承諾した。トルコ側が最終声明を発表する一方、イスラエルではベ 全文をよむ

2014-05-01 11000人のシリア人、トルコで出産 (Milliyet紙)

トルコのシリア人避難キャンプでは、今日までに11,533人のシリア人の子供が誕生した。      災害緊急時対策庁のデータから収集した情報によると、シリア内戦でトルコに避難したシリア人のために10県16カ所に設置された難民キャンプでは、22万人が生活している。各地のキャンプに850ある教室では、約68,000人のシリア人が教育を受けている。また、難民キャンプでは11,533人のシリア人の子供が誕生している。   シャンルウルファ県アクチャカレ郡のキャンプでは、約千組の夫婦の子供たちがトルコで産声 全文をよむ

2014-04-25 アルメニア・ディアスポラ子孫らにトルコ国籍付与―1915問題、第2策 (Radikal紙)

トルコは、昨日24日にタイイプ・エルドアン首相が1915年事件の犠牲となったアルメニア人に対して哀悼の意を示したのに続いて、さらなる一歩を進めようとしている。      1915年事件の中オスマン朝の領内からの移住を強いられ、その当時の状況が原因でトルコ共和国の国籍を得ることができなかった、もしくは失ったアルメニア人の子孫たちに対して国籍取得の権利認めることが議題に上がっている。      このことは1月にアンカラで開かれた会議で最初に話題にされた。      1月に「アンカラ思想の自由企画」が 全文をよむ

2014-04-24 アルメニア・エリヴァンでは、トルコ国旗焼かれる (Zaman紙)

1915年にアルメニアでいわゆるアルメニア人虐殺が行われたことに対する抗議デモで、トルコ国旗が焼かれた。毎年4月24日に行われるトーチ行進の参加者の数は数千に上り、虐殺記念館前に集結し、トルコ国旗を焼いた。      ロシアの報道によると、アルメニア青年組織が催したデモでは、自由広場に集まった群衆がトーチを手に持ち、虐殺記念館まで行進した。夜の大通りでは厳重な警備が敷かれ、交通封鎖となり、反トルコスローガンが叫ばれた。      デモ参加者はプラカードを掲げ、トルコにより150万人が虐殺の犠牲に 全文をよむ

2014-04-24 タクスィムでアルメニア虐殺追悼集会 (Hurriyet紙)

4月24日の夕方19時、ベイオール地区のイスティクラル通りに「4.24アルメニア人虐殺を追悼するプラットフォーム」委員会の1000人近いメンバーが集まり、1915年の事件で犠牲となった人々のために、追悼の活動を行った。      事件から99年目を迎え、グループのメンバーは犠牲者を追悼するために火を灯し、地面にカーネーションを載せたパネル写真を置いて、一時間座り込みを行った。   追悼集会には、故フラント・ディンク氏の妻であるラケル・ディンクさん、故セヴァグ・シャーヒン・バルクチュ氏(訳注:アル 全文をよむ

2014-04-24 サルキスヤン・アルメニア大統領、トルコの1915メッセージを概ね歓迎 (Radikal紙)

アルメニア大統領セルジ・サルキスヤン氏は「4.24」に関連した声明で、トルコ政府はアルメニア人虐殺を否定したがアルメニアとしてはトルコ人を敵と見なしていないと話した。      サルキスヤン氏が今日の式典で行う予定の演説の一部が、大統領ホームページで公開された。エルドアン首相のメッセージに対しては言及されなかったが、その演説では要約すると次のように語られている。   「アルメニア人虐殺(の主張)は、トルコの否定政策が続く限り、続いていく。ある罪を否定すれば、その罪が続いていくことになると我々は信 全文をよむ

2014-04-24 米国務省、アルメニア問題でのエルドアン発言を評価 (Radikal紙)

アメリカは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の1915年のアルメニア人虐殺に関するメッセージを「歴史的」であるととらえ、好意的に受け止めた。      アメリカ外務省のジェニファー・サキ報道官は、定例記者会見でエルドアン首相のアルメニア人虐殺に関するメッセージへの質問にも返答をした。サキ報道官は、エルドアン首相の声明を好意的に受け止め、これが歴史的なことであり、またポジティブな第一歩でもあるととらえていると述べ、次のように続けた。      「エルドアン首相が、アルメニア人が1915年に被った 全文をよむ

2014-04-24 トルコ軍、シリアに入る―スレイマン・シャー廟警備のため? (Milliyet紙)

陸軍司令官のフルシ・アカル大将は、シリアのスレイマン・シャー廟への軍備増強に関する写真に、以下の説明を行った。「特別な状況ではない。計画的な活動です」と述べた。      一方、トルコ軍が行った軍備強化に関係するとされる写真がツイッターで拡散し始めた。   アカル大将は、トルコ大国民議会の94周年記念パーティーで、「スレイマン・シャー廟への軍備増強」についての新聞記者たちの質問に答えた。   当該の話題について、レジェップ・タイイプ・エルドアン首相とアフメト・ダヴトオール外相が必要な説明を行って 全文をよむ

2014-04-19 シリアで拘束の仏記者ら、トルコで発見 (Hurriyet紙)

「国境なき記者団」として「世界の最も危険な国」と称されるシリアで、昨年以来行方不明になっていた4人のフランス人記者らが、目隠しをされ、手を縛られた状態でシャンルウルファのアクチャカレ郡の国境付近で、パトロールをしていた兵士によって発見された。      アルカーイダとつながりのあるIŞİD(イラク・シリアイスラーム国)勢力から逃れることに成功し、他のグループによって国境付近に置き去りにされたとされるフランス人記者のニコラス・エナン(38)、ピエール・トーレス(29)、エドワード・イリアス(22) 全文をよむ

2014-04-17 トルコと北イラク・クルド政府、クルド石油問題で協調 (Milliyet紙)

昨日(4月16日)、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、首相官邸でイラク・クルド自治政府のネチルバン・バルザーニ首相と会談し、両者関係に加え、地域問題も話し合われたことが明らかになった。      首相府筋によると、エルドアン首相とバルザーニ首相は、トルコとイラク・クルド自治政府がエネルギー協力の継続と発展について明確な意志をもっており、バグダッド中央政府、米国サイドにも表明するという。      ■テロの増加      両者の会談では、イラクにおける最近の情勢不安、テロの増加も議題に上った。 全文をよむ

2014-04-16 シリア難民、100万人に近づく (Radikal紙)

災害緊急時対策庁(AFAD)のフアト・オクタイ長官は、トルコにいるシリア難民の数が、90万人を超えていることを報告した。トルコに住むシリア難民の数は、広域市になるのに必要な75万人という人口を約15万人超えている状況だ。      首相府災害緊急時対策庁(AFAD)のフアト・オクタイ長官は、トルコに住むシリア難民についての発表で、シリア難民が生活するキャンプにおいては、すべてがうまく行っていると述べた。      キャンプの外で生きているシリア人たちの要望に応え、生じている問題を最小限に抑えるこ 全文をよむ

2014-04-13 ドイツのトルコ系統合大臣、トルコは現状EUにふさわしくない (Hurriyet紙)

ドイツのメルケル政権のアイダン・オズオウズ統合大臣は今月末にヨアヒム・ガウク大統領と共にトルコを訪問する。   ドイツの「Welt am Sonntag」紙に話したアイダン・オズオウズ大臣は、トルコの最近の情勢について以下のように述べた。「友好的に話す必要があるなら、我々にとって想像できない状態だ。最近の情勢はとても残念だ。首相になってすぐのころにトルコを発展させたのはエルドアン首相自身だった。しかし圧力に対してとった最後の行動はトルコに全く得ではない。国をまた一部ヨーロッパから遠ざけた。」アイ 全文をよむ

2014-04-13 イラク-シリア国境の塹壕完成間近 (Radikal紙)

テロ組織と密輸業者の往来を阻止するために、イラクがシリア国境で始めた塹壕工事が続いている。   イラクのクルド自治政府は、ドゥホク市アロカ村まで到達した塹壕の工事が、完成まで15kmとなったと発表した。重機で深さ3m、幅2mの塹壕を掘っている。イラク国境警備隊は、塹壕工事が行われている地域を防衛している。   この地域の防衛を任されている警備隊の司令官ムハメット・ハサン少佐が行った会見で、「イラク政府は、シリアとの605kmにおよぶ国境に塹壕を掘ることを決定した。現在までに590kmの塹壕が完成 全文をよむ

2014-04-10 エジプト528人死刑判決抗議の大集会―イスタンブル・アヤソフィア前 (Hurriyet紙)

アナトリア青年協会主導の下、イスタンブル・アヤソフィア広場前に集まった集団が、エジプトで反クーデター派528人に死刑判決が下されたことに抗議した。死体を包む白い布を身にまとったその集団に対し、イスタンブル繊維卸業者市場地区モスクのイマームであるネジャト・バクールは、雨降りしきる中夕刻の礼拝を取り仕切った。バクル氏は、礼拝後、聖典コーランを読誦した。      手にエジプト国旗、様々なポスターを抱えた集団のメンバーが、エジプトにおけるクーデター政権に反対するスローガンを叫び、ムハンマド・ムルスィー 全文をよむ

2014-04-10 北イラク・シリア間の国境塹壕建設問題で、クルド勢力間対立深刻化 (Milliyet紙)

北イラク・クルド自治政府が、シリアのクルド地域であるロジャヴァ国境への往来を封鎖するために行っている塹壕工事は、この地域の緊張関係を高めている。北イラク・クルド政府に抗議する目的で数千人が国境へ歩いていくや、ペシュメルゲ(クルド人兵士)が警告の銃を放った。      イラク・クルド自治政府が、クルド人が生活しているシリアのロジャヴァとの国境地区へ塹壕を掘っていることで、両国のクルド人勢力が対立し始めている。塹壕が掘られることで、ロジャヴァから北イラクへの通行を確保してきた可動橋は撤去された。この 全文をよむ

2014-04-10 アメリカ議会、「アルメニア(人虐殺非難)法案」を可決 (Radikal紙)

アメリカ合衆国議会上院外交委員会で審議された国際連合安全保障理事会決議410号決議法案が、12対5で可決された。法案が議会プロセスを通過するためには、休会に入る前、明日の夕方までに本会議で取り扱われる必要がある。      ワシントンより――アメリカ合衆国議会の上院外交委員会は、予定していた通りトルコ時間の夜9時に始まった会合に提出された、アルメニア人虐殺に関連した法案を審議することから始まった。決議法案の投票前に、委員長である民主党のニュージャーシー州選出、ロバート・メネンデス上院議員は、法案 全文をよむ

2014-04-10 各国軍艦、海峡を次々に通過―ウクライナ情勢? (Milliyet紙)

米国軍艦に引き続いて、フランス軍艦がチャナッカレ海峡(ダーダネルス海峡)を通過した。      チャナッカレ海峡を通過したアメリカ艦隊のミサイル駆逐艦である「ドナルド・クック」が黒海に向かった。   アメリカ艦隊第75ミサイル駆逐艦の「ドナルド・クック」が本日(木曜日)朝7時にエーゲ海からチャナッカレ海峡へ入った。トルコ沿岸警備船艇の同行のもとアメリカ軍艦は朝8時にチャナッカレ目前に到着した。その後海峡で船の操縦が最も難しい地点であるヌラ・ブルヌをまわっていった。軍艦の前の部分には軍人の姿も見受 全文をよむ

2014-04-08 どうなる二重国籍者?―ドイツで国籍法変革 (Hurriyet紙)

ドイツは、二重国籍の未来を切り開く公的な一歩を踏み出した。ドイツの内閣は、ドイツで出生した移民の子どもがドイツのパスポートを保持し、かつ両親と同じ国籍を保持することを可能とする法案を承認した。      ドイツのハイコ・マアス連邦司法相は閣議後に行った会見で、国籍選択の制度は廃止されると話した。連邦司法相の発言内容は以下の通り:「ドイツの国籍法が一部より近代的になる。ドイツで育った若者たちは今後、家族のルーツ(とドイツ国籍の間)に決定を下さなければならない状況から解放される。国籍を選ばなければな 全文をよむ

2014-04-05 マクドナルド、クリミアで閉店へ (Milliyet紙)

クリミアが先月ロシアへ併合された後、クリミア半島における西洋文化の象徴たるマクドナルドが閉店した。       アメリカのファストフードチェーンであるマクドナルドは、クリミアでの営業を「商品製造上の問題」を理由に停止した。同社による文書での発表では、クリミアで働く従業員には、ウクライナのいずれかのマクドナルドの店舗で働くためのオファーがなされることになるとされた。   発表では、「我々にはどうしようもない技術的な問題のため、クリミアの三大都市であるシンフェロポリ、セヴァストポリ、ヤルタでの支店を 全文をよむ

2014-04-05 アリエフ大統領、在アゼルバイジャン・ギュレン系学校への対応を約束 (Milliyet紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と会談したエルドアン首相は、アゼルバイジャンで20を数える「(ギュレン系)ジェマート学校」への対策を求め、アリエフ大統領はこれに協力すると述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、地方選挙後初めての外遊で、昨日(4日)アゼルバイジャンを訪れた。エルドアン首相は選挙後フェトゥフッラー・ギュレン派に対する作戦を始めると述べ、バクーにもアゼルバイジャンのジェマート学校に関する特別な書類を携えて訪れた。      エルドアン首相は、トルコで選挙前 全文をよむ

2014-03-30 クリミアのクリム・タタール人、民族自決を決議 (Milliyet紙)

ロシア領となったクリミアにおいて人口の12%を占めるタタール人の人々が『民族自決』を決議し、法的面での準備を進めている。      クリミア自治政府による国民投票後に決定されたロシアへの併合を受けて、クリミア・タタール国民議会(KTMM)において「民族自決」が宣言された。バフチェサライに集合した約30万人のクリム・タタール人を代表するKMTT議長のルファト・チュバロフ氏は、200人以上が参加した議会の冒頭で「全ての面において、我々の歴史的祖国に民族自決を確立する取り組みをはじめたことを伝えておく 全文をよむ

2014-03-27 シリア外交政府トップ会議の内容、漏洩 (Radikal紙)

シリア政府およびシリア国内のいくつかの武装グループとの間で緊張関係が高まった時期になされたとされる会合の音声記録が、今日インターネットにアップされた。      Yeni Şafak紙のインターネットサイトニュースによると、アフメト・ダヴトオール外務大臣、トルコ軍(TSK)のナンバー2のヤシャル・ギュレル大将、トルコ国家情報機構(MİT)事務次官ハーカン・フィダン氏、外務事務次官フェリドゥン・スィニルリオール氏といった面々が登場する音声記録では、シリア情勢が語られている。      音声記録では 全文をよむ

2014-03-25 シリア機撃墜に関するトルコ軍参謀本部発表 (Hurriyet紙)

参謀司令本部は、昨日トルコのF-16戦闘機5機がハタイ上空を飛行中、シリアに設置されたSA-2,SA-5,SA-17地対空ミサイルシステムに合計で10分53秒の間レーダー照準され、12回にわたり妨害を受けたと発表した。      参謀司令本部の発表は次の通り。「トルコ・シリア国境地域を警戒飛行していたトルコのF-16戦闘機は、シリアの戦闘機及びヘリコプター計4機がハタイ、ヤイラダーウ、ジルヴェギョズの南方をトルコに向け接近していたことを受け現場空域へ急行した。しかしシリア籍の4機は国境へ1.6~ 全文をよむ

2014-03-24 米国、トルコのツイッター遮断への批判強める (Radikal紙)

アメリカ政府は、トルコのツイッター遮断に対する批判を強めた。外務省報道官は、「トルコにおいて政府によるアクセス禁止後のツイート数は、禁止前よりも多い。これは、表現の自由を制限しようとする者たちに向けられた興味深いサインである。民主主義においては、このように自由な表現の権利を制限することはできない」と述べた。      先週、ツイッター遮断後にトルコ政府を批判したアメリカ政府は、遮断が続いていることを受けてさらに批判を強めた。アメリカのマリー・ハーフ外務省報道官は、ツイッター遮断後、トルコでツイー 全文をよむ

2014-03-24 撃墜のシリア機パイロット、インタビューに登場 (Radikal紙)

シリア国営通信(SANA)は、トルコ領空を侵犯しトルコ空軍によって撃墜されたシリア戦闘機からパラシュートで飛び降りて救出されたパイロットの、病院で撮影された映像を公開した。      健康状態が良好であるとされるパイロットは、撃墜された時点では飛行機がトルコ国境から7km離れたシリア領空内にいたという。   パイロットは戦闘機からミサイルが撃ち込まれた際にシリア領内にあるケセブ周辺でテロリストを目標とした任務を遂行していたところだったと話した。   パイロットの写真は公開されたが名前は公表されて 全文をよむ

2014-03-24 トルコ機、シリア機を撃墜 (Hurriyet紙)

三年間内戦状態にあるシリアとトルコとの緊張は23日、トルコがシリア空軍所属の戦闘機を、国境侵犯を理由に撃墜したことで再び高まった。      トルコは2012年6月にF-4型戦闘機がシリアにより撃墜されたことにより変更された交戦規定の枠組みの中で23日、シリア軍機一機を攻撃し撃墜した。(シリア軍機撃墜は、)二度目となる。ハタイのヤイラダー郡真向いのケセプ町近郊で23日の13時頃、シリア空軍所属の戦闘機一機がトルコ国軍(TSK)によって撃墜された。シリア機はディヤルバクルの第181飛行隊(パルス飛 全文をよむ

2014-03-18 ユルドゥズ天然資源相「ウクライナ問題のトルコへの影響は・・・」 (Hurriyet紙)

エネルギー天然資源省のタネル・ユルドゥズ大臣は、クリミア問題がどこまで拡大するか予測がつかないとし、「ウクライナ危機がトルコに影響しないというのは間違いだ」と述べた。      ユルドゥズ大臣は記者団のインタビューに答え、土露関係においてこれまでエネルギー計画が政治的言動とは分けて見守られてきたとし、ロシアと政治的見解の相違が生じる場合エネルギー政策とは分ける必要があると思うと語った。問題がどこまで広がるか予測が出来ないとするユルドゥズ大臣は、「だがEUもアメリカもロシアのクリミア関連の政策を激 全文をよむ

2014-03-13 トルコのシリア内飛び地領土のトルコ兵、苦境 (Hurriyet紙)

スレイマン・シャー廟のあるトルコ唯一のシリア内の飛び地領土の周辺が、アルカーイダと繋がりのあるイラク・ダマスクス・イスラム国家(IŞİD)により掌握された。      トルコ国境から35メートル離れたカラコザック村付近の霊廟周辺で発生したこの事態によって、シリア国境に駐屯するトルコの陸空軍部隊は警戒態勢に入った。この廟で任務に就いている約25人の兵は廟に攻撃があった際の迎撃を命じられている。      ■IŞİDにより掌握      情報によると廟を含むこの地域は、長い間トルコが支援していた自由 全文をよむ

2014-03-13 タイ山中で、自称トルコ人難民220人発見? (Milliyet紙)

タイ警察は、タイ山中の秘密キャンプにて220人のトルコ人難民が発見されたと発表した。警察はこの件について「過去に例を見ない」事態とした。難民らがトルコから来たと主張するが、220人の国籍については情報が飛び交っており、定かではない…      タイでトルコ人であるとされる220人の難民が身柄を確保された。国の南に位置する「秘密キャンプ」で行われた一斉捜査によって身柄を確保された難民たちは自分たちがトルコ人であると語っており、キャンプにある2つの仮設施設に潜んでいたことが発表された。      そ 全文をよむ

2014-03-10 親ロシア・クリミア首相、タタール住民に提案 (Radikal紙)

親ロシアのクリミア指導部は、「新政府はロシア人とタタール人の共同運営とする」との提案をおこなった。      クリミア指導部はロシアへの併合を問う3月16日の住民投票の準備を行う一方、クリム・タタール系少数民族に対して驚きの提案をおこなった。親ロシア派のセルゲ イ・アクセノフ首相はクリミアで人口の12%を占めるタタール系住民に対し、「入閣の提案」をおこなった。アクセノフ首相は、「新政府はロシア人とタタール人の共同運営とする」との提案をロシア・ノーボスチ通信社への声明の中で言及したのだ。      全文をよむ

2014-03-08 独・緑の党オズデミル共同党首のトルコ政界評 (Radikal紙)

独・緑の党オズデミル共同党首はトルコの現状に論評を加え、検閲と様々な(政治的)介入はトルコをEUから遠ざけていると話した。      独・緑の党オズデミル共同党首は、党のケルン支部が開催した活動の際にトルコでの現状についてコメントした。      オズデミル氏は、「検閲を行うこと、思想の自由の制限は、残念ながらトルコをEUから遠ざけています。ヨーロッパの腐敗に関する基準が、トルコに適用されるなら、議会はからっぽになってしまいます。かなり多くの国会議員はとどまりえないと思います。トルコはEUに入り 全文をよむ

2014-03-06 アゼルバイジャンのギュレン系学校、国営企業の経営に (Radikal紙)

アゼルバイジャンで、ギュレン教団系の学校がアゼルバイジャン国営石油会社「SOCAR」に譲渡された。      アゼルバイジャンで、バクーにあるチャーカフカス大学を含む教育機関がアゼルバイジャン国営石油会社「SOCAR」に譲渡された。      バクーのチャーカフカス大学を含を含む教団系の11の学校と13の塾がアゼルバイジャン国営石油会社「SOCAR」傘下の「アゼルバイジャン国際教育センター」に吸収されたことが明らかになった。これは国営化されていない学校が譲渡されたことによる措置であるという。   全文をよむ

2014-02-28 ダヴトオール外相、緊急ウクライナ入り (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、ウクライナのクリミア自治共和国での情勢とロシアの空・陸軍がこの地に入り、シンフェローポリ国際空港がロシア軍の手に落ちたというニュースを受け、公式訪問中のブルガリアから緊急にウクライナに入った。      アフメト・ダヴトオール外相と同行の訪問団は、ウクライナの首都キエフに入った。駐キエフ・トルコ大使館で少し休んだ後、ロシアが占領を始めたと言われているクリミアのタタール民族大会の元議長でウクライナ議会議員のムスタファ・アブデュルジェミル・クルムオール氏を招く予定だ。ダ 全文をよむ

2014-02-23 イランからの脱出を助けたTHYパイロットの死、日本で追悼 (Hurriyet紙)

日本の(和歌山県)串本町にあるエルトゥールル号慰霊碑で、1985年にイランの首都テヘランに取り残された日本人を救出したトルコ航空(THY)機パイロットの故オルハン・スヨルジュさんを偲んで式典が行われた。      式典にはトルコと日本から代表者が参加し、オスマン帝国末期に日本近海で沈没したフリゲート艦エルトゥールル号の犠牲者とオルハン・スヨルジュさんの象徴する「587+1」のキャンドルが灯された。      式典では、セルダル・クルチ在東京トルコ大使がスピーチを行い、エルトゥールル号の悲劇で命を 全文をよむ

2014-02-20 「お久しぶり!」オバマ大統領からエルドアン首相に電話 (Hurriyet紙)

アメリカのオバマ大統領とエルドアン首相が、6ヵ月ぶりに電話会談を行った。会談において(トルコとアメリカの)二国間の関係、シリア、イラクのエネルギー問題、キプロス、イスラエルとの関係を取り上げる一方、オバマ大統領は、エルドアン首相に対し、法の優越の原則の重要性を強調した。      アメリカとトルコの関係は、ゲズィでのデモの後、そして[昨年]12月17日の賄賂捜査以降、今一度後退していたが、再び最高レベルでの接触が実現した。先週ホワイトハウスはキプロスの双方の側で新たに始まった議論について、エルド 全文をよむ

2014-02-15 スペイン政府、500年前に追放のユダヤ人に「国籍あげます」 (Hurriyet紙)

スペイン政府は1492年にスペインから追放され、その多くがバルカン諸国やアナトリアに移住したセファルディム・ユダヤ人に対して国籍を認めるための法案を承認した。      イズミル・ユダヤ教徒財団の会長サミ・アザル氏は、この決定に対し次のように語った。「これは遅すぎる権利である。しばらくの間、問題となっていたし、今日までパスポートの二重国籍の権利を獲得するために申請する人もいた。しかし、今日まで誰一人としてスペインに移住し、定住するための申請をした人はいなかった。パスポートを持っている人でさえとて 全文をよむ

2014-02-13 今年もメッカ巡礼制限―カーバ神殿拡張工事つづく (Zaman紙)

サウジアラビアで行われているカーバ神殿及びその周辺拡大工事が未完成であり、2013年に採用された巡礼者の定員の20パーセント減が2014年にも採用されることが明らかにされた。      20パーセントの定員減が採用されるため、2014年に新たな巡礼者の募集が行われない予定だ。2007年から2013年の間に巡礼者申請をし、また2013年の巡礼者抽選に参加したのにもかかわらず巡礼に行くことのできなかった全ての巡礼候補者の登録の2014年分の更新がなされる予定だ。      2007年以降、毎年登録を 全文をよむ

2014-02-10 キプロス平和交渉、18か月ぶり再開 (Zaman紙)

キプロスで一年半の間停滞している包括的解決交渉は、キプロス島の双方の首脳が明日会談することにより再開される。      北キプロス・トルコ共和国 (KKTC)デルヴィシュ・エルオール大統領と南キプロスのニコス・アナスタシアディス大統領は中間地帯にある国連協議会本部で面会する。会談は11時半に始まり、国連総書記のキプロス特別代表リサ・ブッターハイムの立ち会いの下で実現する。交渉の前には双方とも慎重な形で話し合うが、顔を合わせた会談後に共同記者会見が行われることが見込まれている。共同会見では形成予定 全文をよむ

2014-02-09 日本の安倍首相、再びイスタンブルに (Hurriyet紙)

2014年冬季オリンピックの開会式に参加するためソチを訪れた日本の安倍首相の専用機は、燃料補給のため、アタテュルク空港に降りた。      随行員とともにボーイング747型機で22時10分にイスタンブルに到着した安倍首相は、アタテュルク空港で関係者の出迎えを受けた。安倍首相は、随行員とともに、空港内の政府専用迎賓室をでてホテルに向かった。安倍首相は、今晩遅くにイスタンブルから離れるという。 全文をよむ

2014-02-07 ボスニア、政府への抗議運動広まる (Yeni Safak紙)

サラエボで昨日始まり、今日も続いている抗議運動の中で、抗議者らは大統領府の建物の一階に火を放った。      抗議運動はボスニアヘルツェゴビナの北東にあるトゥズラ市の公務員によって始まり、国全土に広まった。首都サラエボの大統領府の建物の一階は抗議者によって火が放たれた。      サラエボで昨日始まり、今日も続いている抗議運動の中で、抗議者らは大統領府の建物の敷地に入った。警官隊は、群衆を建物に近づけないために広く一帯に厳戒態勢を敷いた。警察のバリケードをこえた一部の抗議者は、大統領府の建物に侵 全文をよむ

2014-02-05 キプロス問題、新展開? (Zaman紙)

 昨日の米国国務省ビクトリア・ヌランド次官補の島への訪問を受けて、今日南キプロスは新展開を見せた。ギリシャ人側政府大統領ニコス・アナスタシアディスは今日ギリシャ系の各政党党首らと個別に会合し、明日午前11時に非公式の政党党首間会議を開く予定だ。      またアナスタシアディス大統領は明日夜にギリシャへ向かい、明後日ギリシャのアントニス・サマラス首相とエヴァンゲロス・ヴェニゼロス外務大臣と会うことが分かった。      ■カスリーディス「両側の共同会見は近い」       同時にギリシャ人側政府 全文をよむ

2014-02-04 ドイツ各紙、エルドアンのドイツ訪問を大きく報道 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のドイツ訪問を各国のメディアが大きく報じた。      ドイツ・メディアはエルドアン首相がトルコのEU加盟問題で協力を望んでいることを報道した。しかしながら望んでいたような返答は得られなかったと明らかにした。さらにエルドアン首相のドイツ訪問の真の目的は選挙のキャンペーンであると主張した。      ■世界各紙の反応      Wall Street Journal:「エルドアンのドイツ訪問の目的は、トルコ人ディアスポラだ」との見出しの記事で、エルドアン首相のベル 全文をよむ

2014-02-03 国家諜報機構のトラック、無検査でシリアへ (Zaman紙)

国家諜報機構(MİT)に関係する大型トレーラー(TIR)が停車させられた件に関し、内務省でMİTと警察の高官が参加した会合が開かれたことが明らかとなった。 情報によれば、警察および捜査をさせないために検察官に圧力をかけるようにとの指示が出されたという。TIRを停車させた検察官を「スパイ活動」として裁判にかけることも求めた。      アダナで1月19日に停車させられた3台のTIRがMİTに関係していることが明らかになった後、重大な進展があった。MİTの高官と内務省及び警察本部の上層部が一堂に会し 全文をよむ

2014-02-02 チェルケスの人々、ロシア大使館にソチ・オリンピックを抗議 (Hurriyet紙)

2014年冬季オリンピックがロシア・ソチで開催されることを受けてチェルケス人の人々が抗議活動を行った。      ソチが1864年に起きたチェルケス抹殺・追放のシンボルであるということからコーカサス協会連盟(KAFFED)の指揮のもとチェルケス人の人々がロシア大使館の前に集合し抗議活動を行った。ヤシャル・アスランカヤKAFFED会長は2月6日から23日まで開催予定である2014年冬季オリンピックの開催地であるソチには、チェルケスの人々にとって忘れ去られた、あるいは、忘れるよう強いられた真実が存在 全文をよむ

2014-02-01 ストックホルム県ボートシルカ市「シリア正教徒虐殺」記念碑、承認 (Hurriyet紙)

スウェーデンで、以前から1915年の諸事件を「虐殺」と認識していたボートシルカ市議会は、「シリア正教徒虐殺」記念碑の提案に「賛成」と答えた。      ストックホルム県最大の都市の1つであるボートシルカ市で、「国際アッシリア人虐殺調査」センターのスウェーデン代表らは、スウェーデンに暮らすシリア人コミュニティの形成とともに、市による記念碑建立のための場所の割り当てとその建立のために訴えを行った。これを受けて、木曜の夕方に同市議会が招集された。      投票が行われた結果、市議会は、提案する側が設 全文をよむ

2014-01-28 仏オランド大統領訪土、CHPクルチダルオール党首に大統領選を質問 (Milliyet紙)

フランスのフランソワ・オランド大統領が、CHPのケマル・クルチダルオール党首に対しエルドアン首相が次期大統領選に出馬する意向があるか尋ねたと伝えられた。      オランド大統領は、アンカラにあるフランス大使館で共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首と約30分会談した。会談にはファルク・ローオールCHP副党首とオスマン・コルチュルク元在仏トルコ大使も出席し、トルコ・EU関係、先の贈収賄一斉捜査、次期地方選、大統領選についてとともに、オランド大統領が所属するフランス社会党とCHPとの関係が議題 全文をよむ

2014-01-25 元駐アンカラ米国大使ら「エルドアン支持放棄提言」寄稿 (Radikal紙)

元駐アンカラ米国大使モートン・アブラモウィッツ氏とエリック・エデルマン氏は、ワシントンポストに「アメリカはトルコに対して“路線変更せよ”と伝えなければならない」と題する記事を寄稿し、エルドアン首相はトルコの民主主義を阻害しており、アメリカはこの状況に介入する必要があると主張した。      この10年の成功がいかなるものであったとしても、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相はトルコに危険な民主主義の場を封じている。これは、トルコとトルコの西側同盟諸国にとって深い問題である。というのは、短期 全文をよむ

2014-01-21 ブリュッセル訪問エルドアン首相へ、支援大集会! (Milliyet紙)

ブリュッセルでエルドアン首相が宿泊するホテル前にあるステファニー広場に集合したトルコ市民数千人はトルコ国旗とプラカードを手に、「堂々と立て、屈服するな、この国はあなたと共にある」、「レジェプ・タイイプ・エルドアン」とシュープレヒコールを叫んだ。      エルドアン首相は熱烈に出迎えた群衆に向けたスピーチの中で、「世界中が、多数テレビチャンネルを通じてシリアでの残虐行為を目にした。数万の人々が、現在ま でに老若男女15万の人々が如何に殺害されたのかを目にした。明日、ジュネーブ2会議がある。我々も 全文をよむ

2014-01-21 シリアのクルド人、「民主自治区」宣言 (Milliyet紙)

シリアのクルド人から速報!シリア北部のクルド人地域ロジャヴァのジズレ地区は、民主自治政府を宣言した。      シリアの未来が議論されるジュネーヴ2会議にクルド人代表団が招聘されなかったことがトルコやヨーロッパで抗議される一方、民主統一党(PYD; シリアのクルド系政党)内部のクルド高等評議会は、ロジャヴァ地域における自治を宣言した。シリアのハワル通信(ANHA)の報道によれば、「暫定民主自治政府議会」は、昨日(1月20日)マルディン県の向かいに位置するアムデに集まり、ジズレ自治政府を宣言した。 全文をよむ

2014-01-21 北イラク石油輸入止まるのか? (Milliyet紙)

タイイプ・エルドアン首相は、北イラク・クルド自治政府と中央イラク政府間に生じ、かつトルコにも影響する問題に関する質問に対し、北イラクの石油輸入については問題ないと話した。      石油の輸送が始まると話したエルドアン首相は、以下のように述べた。      ■「私にすればでたらめ」      「この件に関して私は北イラク自治政府と関係者、つまりネチルヴァン・バルザーニー氏と行った会合についてお話できる。この他の方々について話すのは意味がない。あの時我々が彼らと何を話したか、何を話し合ったか。その 全文をよむ

2014-01-21 エルドアン首相、シリア犠牲者写真にコメント (Milliyet紙)

エルドアン首相が滞在する予定のブリュッセルのホテルの前にあるステファニー広場には、トルコ国旗とプラカードを手にした何千人ものトルコ系市民が集まり、「屈するな、私たちはあなたと共に」、「レジェップ・タイイプ・エルドアン」といったスローガンを叫んだ。      群衆の熱狂的な歓迎を受けたエルドアン首相は、「世界中のテレビでシリアで行なわれている暴虐が報道された。世界中の人々が、老若男女問わず何万人もの人間、今日まででは15万人がどのように殺されてきたか目撃した。明日ジュネーヴで二回目の会議が開かれる 全文をよむ

2014-01-12 トルコ人労働者、ソチで拘留中 (Milliyet紙)

トルコからロシアのソチに建設労働者として働きに行っている14人が拘留された。本紙と電話で話した労働者のカドゥリ・バラン(39歳) は、パスポートの刻印を偽造したという理由でロシア当局によってソチで拘束されたと説明した。バランは、「ソチに70日前にハズィーネダルオール建設の工事現場に働きに来た。私たちが来た時にロシア当局は私達のパスポートを押収した。私たちはパスポートをモスクワに送り刻印をすると伝えられた。40日間働いた後、12月16日にトルコに戻るために出発した。しかしソチの港から出発するときに 全文をよむ

2014-01-09 三菱電機製「トルコサット-4A」、2月に宇宙へ (Hurriyet紙)

トルコと日本の技術者が共同で開発したトルコサット4A通信衛星の出荷記念式典に参加したエルドアン首相は、「トルコサット4A通信衛星のおかげで、テレビ放送や衛星通信が、アフリカ大陸全土にまで届くことになります。衛星は、カザフスタンの宇宙基地に運ばれ、プロトンロケットで2014年2月15日に打ち上げられます」と話した。      エルドアン首相は、訪日日程の一環として、トルコサット4A及びトルコサット4B通信衛星が制作された東京の三菱電機衛星製作所を訪問した。エルドアン首相は、山西健一郎三菱電機社長と 全文をよむ

2014-01-08 欧州評議会、トルコのHSYK決定を批判 (Zaman紙)

欧州評議会は ―トルコもその創立メンバーの一つであるが― トルコ政府が裁判官・検察官高等委員会(HSYK)の構造改革に向けて国会に提出した改革案に反対の色を示した。欧州委員会は夕刻行った説明において、現在のHYSKが大部分においてヨーロッパ基準に適っており、司法の独立が保証されていると述べた。      欧州委員会の拡大・欧州近隣政策担当ステファン=フューレ氏のスポークスマンであるペテル=スタノ氏は、司法の独立性、中立性、積極性の観点から調査が行われたことを強調し、以下のように述べた。「委員会が 全文をよむ

2014-01-07 串本町長、来日エルドアン首相に「鍵」贈呈 (Yeni Safak紙)

エルドアン首相は、軍艦エルトゥールル号がその沖で沈没したトルコ人船員を救出した串本町の人たちの子孫とイラン・イラク戦争間にテヘランからトルコ航空で救出された日本人の代表らと共に一同に会した。感謝の意を表し、日本の串本町長田嶋勝正町長がエルドアン首相に町の黄金の鍵を贈呈した。         本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。 全文をよむ

2014-01-04 エルドアン首相日本等訪問、今回から専用機に乗れない新聞はこの12紙 (Radikal紙)

週末に始まるレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の極東訪問に際し、12紙に対し認定がおりなかった。いつも首相専用機へ乗れないる新聞数社に、その12紙が新たに加えられた形だ。      日本、シンガポール、マレーシアをまわる極東訪問を週末に控えたエルドアン首相、その首相機に乗れない新聞が明らかになった。首相機に乗れない新聞の中には、発行部数の最も多いザマン紙、ポスタ紙、ヒューリエット紙の3紙も含まれる。      首相の訪問に帯同できない新聞は以下の通りだ。   ラディカル紙、   ヒュッリイェト紙 全文をよむ

2014-01-01 日本・トルコ共同による科学技術大学、場所はイスタンブル・アナトリア側に (Yeni Safak紙)

タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は日本とトルコが共同で設立する科学技術大学に関する同意書に1月中に署名する予定であることを述べた。さらに”原子力発電所プロジェクト・ホスト国”協定も今年6月までにトルコ大国民議会を通過するであろうと話した。   300万部の発行数を誇る日本の新聞、日本経済新聞は、2014年1月1日付けの朝刊にタネル・ユルドゥズ大臣とのインタビューを掲載した。タネル・ユルドゥズ大臣は日本とトルコが共同で設立する科学技術大学に関する同意書が1月中に署名されることを明らかにし、 全文をよむ

2013-12-24 エルドアン首相、パキスタン訪問 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、パキスタンはトルコの「同胞」であり、両国国民間には「深い愛の絆」があると発言した。      エルドアン首相は、パキスタンのナワーズ・シャリーフ首相と行った二国間協議及び代表団間の会談後に実施された共同記者会見で発言した。同首相は、「パキスタンは我々の同胞である。両国国民間には深い愛の絆がある」との言葉でスピーチを始めた。エルドアン首相は、「我が同胞たるシャリーフ首相は首相就任後の9月に我が国にて2回目の外遊を行われた。我々はこの外遊に多大な喜びを感じた。我 全文をよむ

2013-12-16 中東諸国に降雪 (Hurriyet紙)

中東諸国は、近年で最も寒い冬になった。イスラエル、パレスチナ、レバノンとエジプトで通常の季節よりも気温が下がったため、国民は何年かぶりに初めて12月に雪を見た。      イスラエルのエルサレムで豪雪のため多くの道が閉鎖され、雪に足止めされた車両を救出するために軍が出動した。吹雪に巻き込まれたいくらかのイスラエル人は困難な目に遭った。イスラエルはまた、洪水と格闘するガザへの燃料の供給停止を緩和した。      ■112年ぶり      エジプトの首都のカイロで112年ぶりに雪が降った。寒気が人生 全文をよむ

2013-12-15 ドイツで初のトルコ系入閣者誕生へ (Radikal紙)

社会民主党(SPD)のシグマール・ガブリエル党首は、アイダン・オズオウズ副党首(女性)が移民・難民・統合担当大臣として入閣すると話した。      SPDのシグマール・ガブリエル党首は、党の本部で行った記者会見で、新しい政府で働くメンバーが党で明らかとなったと話した。SPDのアイダン・オズオウズ副党首が移民・難民・統合担当大臣となるとしたガブリエル党首は、オズオウズ氏によってはじめてトルコ系政治家が入閣し、このことに大きな喜びを感じると述べた。      アイダン・オズオウズ氏がこの役職に就くこ 全文をよむ

2013-12-13 ダヴトオール外相、キプロス問題でギリシャ外相と会談 (Hurriyet紙)

トルコとギリシャは、キプロス問題についての共同声明で合意に達し、短期間のうちに解決のための話し合いを始めるために、北キプロス・トルコ共和国 (KKTC)と南キプロス政権を後押しすることで合意した。      アフメト・ダヴトオール外相は、アテネでまずアントニス・サマラス首相と、続いてエヴァンゲロス・ヴェニゼロス外相と会談し、ヴェニゼロス外相との共同記者会見で、ちょうど三回、アテネからKKTCに移動することになると述べながら、トルコはキプロス問題に関して短期間のうちに議論を始めたいと思っており、解 全文をよむ

2013-12-12 マンデーラ葬儀へ、オジャランから花輪 (Hurriyet紙)

PKK(クルド労働者党、非合法組織)の指導者であるアブドゥッラー・オジャラン氏が、先週亡くなったネルソン・マンデーラ氏の葬儀に花輪を送ったことが判明した。      ソーシャル・メディアでは、オジャラン氏がマンデーラ氏の葬儀に送ったとされる花輪の写真がシェアされている。CNNインターナショナルが放映する番組の有名キャスターであるクリスティアン・アマンプール氏は、これらの写真の一枚を共有し、「(オジャラン氏は)マンデーラ氏を獄中にて追悼しました。クルド人のリーダーであるアブドゥッラー・オジャラン氏 全文をよむ

2013-11-29 カーバ神殿拡張工事で、崩落事故 (Yeni Safak紙)

カーバ神殿内で行われている拡張工事で崩落事故が発生した。      聖地管理省のアフマド・アル・マンスール報道官は、カーバ神殿における第2段階目の取り壊し作業中に一部で過剰な負担がかかったことによる崩落事故が発生したと発表した。同報道官によると、この事故による死者や負傷者は出ていないという。      マンスール報道官は、この崩落事故により拡張工事が一定期間遅延する見通しであると伝えた。      カーバ神殿入り口の向かい側で行われていた第1段階の工事が大部分完了した後、金の水路と呼ばれる場所の 全文をよむ

2013-11-23 トルコ・エジプト外交危機―大使「国外退去命令」応酬 (Zaman紙)

エジプト外務省報道官は、トルコとの外交関係を格下げし、トルコ大使にもエジプトからの退去を要求したことを明らかにした。これを受けてトルコ外務省は、エジプトとの関係が代理公使レベルに落とされたと発表した。エジプトのアブデラフマン・サラーフッティーン大使は「好ましくない人物(ペルソナ・ノン・グラータ)」を通告された。      外務省が行った会見によると、ヒュセイン・アヴニ・ボトサル在カイロ・トルコ大使は今日エジプト外務省に呼び出され、アンカラに駐在するエジプト代表のレベルが代理公使レベルに格下げされ 全文をよむ

2013-11-20 バルザーニー・北イラク大統領、トルコ訪問を総括「夢のようだった」 (Radikal紙)

北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領はアルビルでの集会に参加し、「始まり」と評価したディヤルバクル訪問時に、経験したことの無いほどの関心が示されたと述べた。      バルザーニー大統領はトルコでクルド問題が平和的に解決されることを長らく願ってきたと述べた。また過去には トゥルグト・オザル大統領がこの問題に高い関心を示したがその力は及ばなかったとし、「タイイプ・エルドアン首相が今この問題の解決に向けて始めた対話を前向きにとらえている」と述べた。      ■2局で放送された   全文をよむ

2013-11-19 ドイツ・キリスト教民主同盟副党首「欧州にトルコの居場所はない」 (Radikal紙)

デュッセルドルフで発行されている「ライニッシェ・ポスト(Rheinische Post」紙に語ったキリスト教社会同盟のクリスティアン・シュミット副党首は、ドイツ・キリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)及びドイツ社会民主党(SPD)間で協議が継続している連立協定にトルコのEU完全加盟を支持する表現が入らないよう阻止すると語った。      2005年以来、ドイツ連邦国防省で参事職にあり、アンゲラ・メルケル首相の政党の副党首であるクリスティアン・シュミット氏は、自身の声明の中で、「トルコは、 全文をよむ

2013-11-18 ダウトオール外相、訪米―中国製ミサイル契約問題白紙か? (Hurriyet紙)

ダヴトオール外相の一日間のワシントン滞在で、ゲズィ運動以来冷え込んでいた二国間の関係を改善する努力が行なわれた。ダヴトオール外相とアメリカのケリー国務長官は、国務省で行なわれた会談の後、友好的なメッセージを交わし、ダヴトオール外相は「二国間のパートナーシップは永遠に続く」と述べた。ダヴトオール外相は、「ミサイルの入札」について、トルコは新たな応札を待っていると述べた。      アフメト・ダヴトオール外相は昨日、5月にエルドアン首相と訪米して以来、5か月ぶりにワシントンを訪れ、午前中にペンタゴン 全文をよむ

2013-11-15 北キプロス・トルコ共和国、建国30周年を祝う (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国は建国30周年を式典で祝った。エロール大統領はギリシャ系政府[キプロス共和国のこと]のリーダーに対して「この歴史的な式典で、私は 再び呼びかけます。尊敬するアナスタシアディス大統領、我々はすべての問題をすぐに明日、交渉のテーブルで話し合う準備があります」と話した。      昨日(14日)、北キプロス・トルコ共和国 (KKTC)の建国30周年が祝われた。式典には、ベシル・アタライ副首相と第一軍司令部のアフメト・トゥルムシュ大将も参加した。      式典に参列した人々は、 全文をよむ

2013-11-14 トルコのシリア難民受入れ、20万人を突破 (Milliyet紙)

故郷を逃れてトルコに避難したシリア人の内、テント村15箇所、コンテナ住宅地5箇所の仮設の避難民キャンプで暮らすシリア人の数は20万2,793人に上った。      災害緊急時対策庁 (AFAD)の統計によると、トルコ国内におけるテント型の避難民キャンプとコンテナ型の避難民キャンプでは、シリア人学生4万5,696人が693の教室で授業を受けている。これらの学校では377人のトルコ人教師、1,546人のシリア人教師が教えている。      野外病院の1日の外来患者数は9,432に上り、これまでに17 全文をよむ

2013-11-12 エルドアン首相、バルザーニー北イラク大統領とディヤルバクルで会談へ (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相は11月16日土曜日から行う予定の二日間のディヤルバクル訪問で、イラク北部クルド自治区の指導者マスード・バルザーニー大統領と会談する予定だ。      エルドアン首相が滞在するホテルで行われる予定の会談では、解決プロセス及びイラク政府(在バグダッド)とトルコの間で始まった緊張緩和プロセスなどの諸問題の解決が取り上げられると考えられている。バルザーニー大統領は公式折衝のため過去イスタンブルとアンカラを訪問したことがあるが、クルド自治区のトップとしてのディヤルバクル訪問は初め 全文をよむ

2013-11-09 イラク国境通関トラック長蛇の列―7億5千万ドル物資並ぶ (Zaman紙)

イラク政府が行った食料品に対する特別検査のため、ハブル国境門では何キロにもおよぶ車両渋滞が発生した。トルコにとってドイツに次ぐ第2位の輸出先であるイラクのこうした態度がトルコ企業を苦しめている。国際流通協会は、交渉の結果、問題の一部が解決されたと明らかにした。      トルコの第2の輸出相手国であるイラクのこのような態度は、多くのトルコ企業に困難を強いている。イスタンブル穀物・豆・種子油製品輸出協会は、7億5千万ドル相当の物資が待機させられていると明らかにした。企業関係者は、この検査の判定は政 全文をよむ

2013-11-08 スィノプ原発への参加で、フランス大統領訪土へ (Zaman紙)

フランソワ・オランド仏大統領がいつ実現させるか迷宮入りしていたトルコ訪問が、ついに具体化された。   ザマン紙がトルコ政府の高官たちから得た情報によると、オランド大統領は1月27日に2日間の予定でアンカラを来訪する。スィノプで計画されている原子力発電所が日本の三菱重工とフランスのアレバ社の企業連合により建設されることが決まり、その発表を受けて今回の訪問が決定した。      トルコのEU加盟反対で知られたニコラ・サルコジ前仏大統領が政権から離れて以来、トルコ政府とフランス政府の関係はゆっくりとで 全文をよむ

2013-10-30 日本安倍首相の「アーミン」は220億ドルのため? (Cumhuriyet紙)

マルマライ開通式で両手を広げ祈りをささげた日本の安倍首相が来訪目的が、トルコでの式典ではなかったことが明らかとなった。日本の首相はトルコと日本の間のスィノプに建設される原子力発電所の合意のために来土したことがわかった。      マルマライ開通式でメフメト・ギョルメズ宗務庁長官の祈りに参加した写真で話題となった安倍首相は、スィノプの原子力発電所のためにエルドアン首相と会談した。         ■220億ドルの合意      夕刻ドルマバフチェの首相府にて行われた2者会談は約2時間続いた。非公開 全文をよむ

2013-10-29 安倍首相、マルマライ開通式でイスラム式お祈り「アーミン!」 (Milliyet紙)

ウスキュダル広場でマルマライ開通式が行われた。この際、日本の安倍首相がメフメト・ギョルメズ宗務庁長官の祈りに合わせて、両手を上に向けイスラム式の祈りを行ったことが注目された。      マルマライ開通式には、ソマリアのハサン・シェイク・モハムド大統領、日本の安倍晋三首相、ルーマニアのヴィクトル・ポンタ首相、ほか8か国の大臣と来賓が参列した。      式典スピーチの後、メフメト・ギョルメズ宗務庁長官による祈りとともに、マルマライ開通のテープカットが行われた。祈りの際、日本の安倍首相がイスラム式に 全文をよむ

2013-10-29 トルコ・日本、スィノプへの原子力発電所建設を合意 (Milliyet紙)

トルコと日本の間で、スィノプ原子力発電所の建設が合意に達した。      エルドアン首相と日本の安倍晋三首相がドルマバフチェ宮殿で会談を行い、その後共同記者会見を開いた。      エルドアン首相は会見の中で「私たちは、日本の原子力の先端技術がどれほど進んでいるか分かっているから、日本と合意書にサインした。エネルギー省の大臣や関係者は必要な調査を十分に行った。確かに福島の事故もあったが、私たちは分かっている、事故が100%無いと言うことはできないし、100万回に1回でも起 きれば重大な危険や事故 全文をよむ

2013-10-28 大開通式に、大きな飛行機でやってきた―日本の安倍首相 (Milliyet紙)

日本の安倍首相は、世紀の開通式に、大きな飛行機でやってきた。飛行機の上にはトルコと日本の旗が飾られていた。      日本の安倍晋三首相は、今年2度目のトルコ訪問を実現した。企業関係者やマスコミの100人の人々とともとにイスタンブルに到着した安倍首相は、マルマライの開通式に参加する。      イスタンブルのボスフォラス海峡の下を通るマルマライの開通式のためにイスタンブルにやってきた日本の安倍晋三首相を、アタテュルク空港貴賓室で、日本関係者とイスタンブルのジェラレッティン・ユクセル副知事が出迎え 全文をよむ

2013-10-28 日本の安倍首相、ヒュッリイェト紙に語る「マルマライは新しい友好のシンボルとなる」 (Hurriyet紙)

10月29日に開かれる「マルマライ」開通式典に出席するため今夜トルコを訪れる日本の安倍首相が、ヒュッリイェト紙のインタビューに答えた。      安倍首相は、トルコと日本の戦略的パートナーシップ構築の加速を提案し、「日本は今後もこのように官民一体として日本企業の海外進出を支援していき、それによって日本とトルコの双方を成功に導くようなwin-winの関係を構築していくことを望んでいます」と述べた。安倍首相は、トルコは首相に就任してから今日まで複数回訪問した唯一の国であるとし、その理由をトルコのこと 全文をよむ

2013-10-24 トルコの中国製防空システム導入計画へ、NATO難色 (Radikal紙)

NATO(北大西洋条約機構)は、機構の戦術データリンクネットワークであるリンク16に、トルコが中国から購入を予定している防空システムを参加させない意向を示している。      トルコがミサイル購入のために中国企業と交渉を進めていることで、NATOとの関係に大きな支障をきたしている。ムラド・バヤル防衛産業政務次官は、NATOからの訪問団に対して「(NATOの)システムと同期していく」と話したが、回答は「中国製のシステムがNATOのシステムに統合されることはない。これは単なる圧力や脅しではなく、事実 全文をよむ

2013-10-24 トルコ・イラク関係、改善へ (Milliyet紙)

■ボズクル議員が一旦訪問し、その後ズィバーリー外相が来訪した      トルコ大国民議会(TBMM)外交委員会の委員長であり、公正発展党(AKP)のイスタンブル県選出のヴォルカン・ボズクル議員は、イラクで重要な外交折衝を行った。これらの折衝の後に、イラクのホーシャール・ズィバーリー外相は木曜日に、公式会談へ出席するためアンカラを来訪した。ズィバーリー外相はエセンボア空港で記者たちの質問に「後で我々は会見を行う予定だ」と言って応じなかった。この会談の重要性を理解するために、トルコ・イラク間でここ2 全文をよむ

2013-10-24 トルコ南東部で、PKKとヒズボラ衝突 (Milliyet紙)

トルコ南東部やシリアのロジャヴァで、YPG(PKK系武装組織)を襲ったアルカイダ系グループに物資支援を行いさらに兵士を送り込んだとして、ヒズボラと共に活動を行っているいくつかの団体や組織に対し、攻撃が行われるのではないかという緊張が高まっている。      これらの地域で生じているPKKとヒズボラの間の緊張は、一昨日ジズレで事件へと発展した。ジズレ市メム・ズィン文化センターの職員でYPG活動家であるメフメト・カラネは、ロジャヴァのティルベシピイェ地区のとある場所に仕掛けられた爆弾で死亡したが、彼 全文をよむ

2013-10-20 レバノン大統領からギュル大統領に感謝の電話 (Zaman紙)

レバノンのスレイマン大統領と電話で会談したギュル大統領は、レバノンで誘拐された二人のトルコ人パイロットとシリアで人質にされたレバノン市民が家に無事に帰ったことが喜ばしいことだとし、この素晴らしい結果を得るためおこなわれた協力関係に、スレイマン大統領とレバノン関係者に感謝の意を示した。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、レバノンのミシェル・スレイマン大統領と電話会談を行った。ギュル大統領に電話を掛けたスレイマン大統領は、9人のレバノン市民が解放され、国に無事に戻ってきたことに関して、トルコ 全文をよむ

2013-10-15 南キプロス首相、「トルコが北を買い占めている」 (Hurriyet紙)

南キプロスのニコス・アナスタシアディス首相は、経済危機に伴って南キプロスの人々が北キプロストルコ共和国(KKTC)の不動産委員会 に土地の売却を申し込むケースが増えていることに言及し、「不動産を競売にかけないように。トルコがキプロスの土地を買い占めれば、交渉で我々が不利になる」と警告を発した。       KKTCで設立され欧州人権裁判所に公認されている不動産委員会へ、1974年以前から北キプロスに不動産を持っていた[キプロス共和国の]ギリシャ系住民からの売却申し込みが急増している。キプロス交渉 全文をよむ

2013-10-15 シリア避難民への医療無料化はじまる (Zaman紙)

今までシリア人は、シリアとの国境付近の県のみで医療サービスを受けることができていたが、今後はキャンプ地での登録有無を問わずにトルコ全土の国立病院で無料で行われるという。また個人薬局から薬を購入することができるよう規定が定められた。しかしシリア人以外の難民6万人の処置はいまだ明らかになっていない。      トルコへ避難したシリア人が医療サービスを無料で受けられる機会が拡大した。今までは、シリア国境付近の11県内のキャンプに登録しているとの条件でシリア難民への治療が行われていた。今後は国内全ての国 全文をよむ

2013-10-11 キプロス・トルコ側の目標は、2014年3月の住民投票実施 (Zaman紙)

北キプロス・トルコ共和国のオズディル・ナーミー外相は、来月11月にギリシャ側(南キプロス)と指導者レベルで包括的解決の交渉に入りたいと述べ、トルコ側(北キプロス・トルコ共和国)の目標は2014年3月に住民投票を実現することだと述べた。      指導者レベルでの会見については11月の初週に開始することが計画されている。ナーミー外相は、トルコ側はEUが独立した交渉者として会合の席に着くことを決して認めないと述べ、ギリシャ側は彼らのEUのメンバーシップをトルコに敵対するものとして利用することはできな 全文をよむ

2013-10-11 トルコ空軍機、北イラクで偵察飛行 (Zaman紙)

解決プロセスにより北イラク地域に撤退したテロ集団の一部が新たに国境を越えたという情報を受け、国防軍はPKK(クルド労働者党)キャンプ地帯上空に飛行探査機を派遣した。       第8航空基地から5機のF-16戦闘機が、イラク北部に存在するPKKのキャンプ上空で探査飛行を行った。北イラクに存在するPKKキャンプのうちカンディル、ザップ、そしてメティナ上空で探査飛行を行ったトルコのF-16戦闘機は、約2時間にわたって探査飛行を行い、PKKキャンプに関する情報を収集した。 10月8日と9日にそれぞれ探 全文をよむ

2013-10-10 犠牲祭期間、シリアとの往来禁止へ (Milliyet紙)

ハヤティ・ヤズジュ通商大臣は、安全上の理由から、犠牲祭の期間中トルコのナンバープレートをつけた車両は[ハタイ県]ジルヴェギョズ国境からのシリア入国を禁止すると明らかにした。ヤズジュ大臣はアールのギュルブラク国境で調査を実施し、国境門に関する見解を発表した。      「犠牲祭期間中、ジルヴェギョズ国境門での通関サービスを停止するとシリア側から通達があった。これにより、シリアの不安定な情勢の中でトルコとシリアの間で生まれている自発的な貿易もいったん中断することになる。」      (ブルガリアとの 全文をよむ

2013-10-03 シリア難民子弟へのアラビア語による教育、明日開始 (Zaman紙)

トルコで暮らす50万人を越えるシリア人の教育問題は待ったなしの状態となっている。学校はあるがその数は限られており、需要に見合っていない。トルコ語を理解する人々は、一時滞留許可証があれば、国民教育省の管轄下にある学校で学習することができる。トルコ語を理解しない人々のために、イスタンブル国民教育局が行動を開始した。様々な自治体と協力を行いながら、シリア人家族が集中して暮らす郡ではアラビア語で教育を施す学校の開設が決定された。エセンユルトで第一歩が踏みだされた。サアデトデレ文化センターの一つの階が、学 全文をよむ

2013-09-27 トルコで生まれたシリア難民の赤ちゃん、すでに6000人 (Zaman紙)

2年半以上続く内戦によって、シリアの医療インフラは崩壊した。トルコは、受け入れた難民たちへ医療面でのサービスを提供し、この問題の解決にあたっている。      現在までにシリア難民に対しては、診療所での診察が150万件行われ、27万5千人が現地の病院へ搬送され、2万8千人が手術をうけた。この2年半の間で6千人のシリア難民の子供が生まれた。トルコでの医療が受けられるように、新生児は発育観察がなされ、かかとの血が採血され知的障害があるかないかが調べられている。その次に、一連のワクチン接種がしかるべき 全文をよむ

2013-09-26 ギュル大統領、イラン・ロウハーニー大統領と会談 (Radikal紙)

第68回国連総会のためにニューヨークを訪問中のアブドゥッラー・ギュル大統領は、イランのハサン・ロウハーニー大統領と会談した。      両大統領の初めての公式会談は国連総会の場で実現した。外交筋の情報によると、ギュル大統領はロウハーニー氏が大統領に選ばれたことによって、イランに新しい時代が始まったと話した。両大統領は、トルコとイランがハイレベルでの関係を発展させていくことについて意見を一致させた。会談でのロウハーニー大統領 の非常に前向きなコメントは、国際社会がイランに対してより建設的なアプロー 全文をよむ

2013-09-26 このままでは開催までに労働者4000人が死ぬ!―ドーハ・ワールドカップ工事 (Radikal紙)

2022年FIFAワールドカップ開催に向け、国全体で大規模な建設工事を進めるカタールでは、移民労働者が「現代の奴隷制」と言うべき労働条件で働かされている。      カタールで進められている建設工事では、週に12人のペースで労働者が死亡している。労働条件が改善されなければ、ワールドカップ開催までに4,000人が命を落とすこととなる。      英ガーディアン紙は、2020年サッカーワールドカップ主催に向けスタジアム、ホテル、ショッピングセンター、地下鉄の新設に620億$を投入しているカタールにお 全文をよむ

2013-09-20 シリア・クルド組織YPG司令官ヘモ氏、語る (Radikal紙)

PYDと関係をもつ武装組織の司令官、シパン・ヘモ氏が、ラディカル紙のムトゥル・チヴィルオール記者の取材に答えた。ヘモ氏は、彼らが敵として戦う過激派がトルコから支援を受けていると改めて主張、トルコで暮らすクルド人からは十分な支援を受けていないと述べた。      ―最後にあなたとお会いしたのは7月末でした。その日から今日までにどういったことが変わりましたか?クルド人から見てどのような状況なのでしょうか?      ―ご存知の通り、長い間ロジャヴァはでクルド人に対する戦争の構想が始まっていました。ヌ 全文をよむ

2013-09-19 米政府、シリア難民問題でトルコに感謝 (Milliyet紙)

アメリカのアン・リチャード国務省補佐官は、「シリアで家を追われた人々の数は、ボスニアの民族浄化やルワンダの大虐殺から逃れた人々の数を上回っている。」「人々はトルコの難民キャンプを『五つ星だ』と話す。それは世界各地の一般的なキャンプに比べて快適な環境が整っているからだ。だが時間が経つにつれ設備も痛み、避難民の使用によって劣化が進んでいる。」「今後を見据えてトルコが3つのキャンプを新たに設置する計画であり、郊外居住のシリア人を登録することで無償で医療サービスを提供していることに非常に感謝している」と 全文をよむ

2013-09-19 イラン外相、トルコ外交を批判 (Cumhuriyet紙)

イランのムハンマド・ジェヴァド・ザリフ外務相は、イランとトルコは多くの問題で共通する意見を持っているが、シリア問題においてはトルコ政府が「とても危険で誤った政治を展開している」ことを批判した。      イランのムハンマド・ジェヴァド・ザリフ外務相は、イランは化学兵器使用を強く非難しており、国連監視団による化学兵器使用の調査に対し許可を出すようシリア政府に求めた、と述べた。      シリアでの政治的解決を目指して「影響力のある外国や、全てのシリア国内のアクターへ、テーブルにつくために圧力をかけ 全文をよむ

2013-09-19 住友ゴム工業チャンクル工場起工式、静かにそっと…―これが日本式! (Hurriyet紙)

ある日本企業とトルコ企業によってチャンクル市につくられる予定の5億1600万ドルものゴム工場の起工式の際、日本人の慣習により式典は行われなかった。工場は2015年に始業予定で、総投資額は5億1600万ドルとなる。      5億1600万ドルのゴム工場は、日本の住友ゴム工業とアブデュルカーディル・オズジャン自動車ゴム株式会社によってチャンクル市につくられる予定である。しかし、その起工は、日本人の慣習により静かに行われた。公正発展党所属のチャンクル県選出トルコ大国民議会議員であるフセイン・フィリズ 全文をよむ

2013-09-16 トルコ軍機、国境侵犯のシリア・ヘリコプターを撃墜 (Milliyet紙)

ハタイ県ヤイラダウ郡で、シリアのものとされるヘリコプターが墜落した。ビュレント・アルンチ政府報道官は、ヘリコプターは領空侵犯をしたためトルコ戦闘機によって撃墜されたと発表した。   トプラクトゥタン駐屯所に程近いシリア領土で起きた墜落事件について調査を行なったトルコ軍関係者は、瓦礫地帯にヘリコプター1機が墜落したと断言したが、機外へ脱出したとされるパイロット2名については今のところ何も明らかにしていない。   シリア政府軍所有のMi-17ヘリコプターは、トルコの領空へ2km侵入した。      全文をよむ

2013-09-15 シリア内戦の第三勢力 (Hurriyet紙)

我々はシリア北部、ロジャヴァにいる。アサド政府軍の撤退後、ヌスラ戦線との大規模な衝突が起きている。この地域ではクルド人だけでなく、トルクメン人や、自分たちの教会が攻撃の標的となっている少数派のキリスト教徒もヌスラ戦線と戦っている。      シリアでは、私たちのすぐ隣では、人類史上最も恥ずべき時代の一つを迎えている。私たちの多くがインターネットで見るに耐えなかった、首を切断している奇妙な風体の男たちは、ここでは現実そのものだ。あの連中を、世界各地から一体どんな勢力が集め、そして何のためにこの地へ 全文をよむ

2013-09-15 英ブレア元首相の長男、トルコ系スザンヌさんと結婚―祖父は元アンカラ市長 (Milliyet紙)

イギリスのトニー・ブレア元首相の長男ユアン氏は、トルコ系のガールフレンド、スザンヌ・アッシュマンさんと盛大な結婚式を挙げた。      イギリスで今か今かと待たれていた結婚式が行われた。トニー・ブレア元首相の長男で政界における後継者でもあるユアン・ブレア氏は、長年つきあってきたトルコ系のガールフレンド、スザンヌ・アッシュマンさんとバッキンガムシャー教会で挙式し、結婚した。      スザンヌ・アッシュマンの(母方の)祖父は元アンカラ市長で大臣経験もあるメフメト・アルトゥンソイ氏である。一方、花嫁 全文をよむ

2013-09-14 エジプトで、トルコ人男性「スパイ容疑」で逮捕 (Hurriyet紙)

エジプトでトルコ人のラシット・オウズ氏がクーデターによって政府から弾圧されたムスリム同胞団との協力とスパイ容疑によって逮捕された。      ロイター通信社のエジプトにある公式通信社MENAに基づく情報によると46歳のオウズ容疑者は8月28日にイスマイリア市で軍事施設の写真を撮影中に拘留された。カイロのトルコ政府関係者が情報収集にあたっており、留置所でオウズ氏を訪問した事が明らかになっている。      エジプトでクーデター後に政権を取った暫定政府は、クーデターを批判したトルコを内政に干渉したと 全文をよむ

2013-09-13 米、シリア問題でトルコへ返答 (Radikal紙)

シリアが保有する化学兵器を引き渡すという提案は、「注意をそらす作戦」だと考えるトルコに対し、アメリカから「最良の道は軍事作戦ではない」との返答があった。      アメリカ国務省のマリー・ハーフ副報道官は、シリアが化学兵器禁止条約(CWC)への参加を希望していることに関して、要望を国連事務総長に伝えたとし、「現在ジェノヴァで話し合われている以外の方法はありません」と語った。      ハーフ氏は、定例会見で、ジョン・ケリー米国務長官が、国連とアラブ連盟でシリア特別代表を務めるイブラヒミ氏とジェノ 全文をよむ

2013-09-09 中国で誤報!?「オリンピックはイスタンブル」 (Radikal紙)

中国の国営新華社通信は、2020年のオリンピック開催地はイスタンブルに決定したという速報を流し、中国のメディアを混乱させた。      中国の国営新華社通信は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われた投票について最初に流した速報の中で、オリンピック開催地がイスタンブルに決定したという情報を流した。      投票が終わる前の現地時間午前3時10分に、新華社通信が「イスタンブルがオリンピック開催権を獲得した」という速報を流したことが、中国国内の新聞が混乱する原因となった。中国国内で朝刊の印刷を 全文をよむ

2013-09-08 PYD代表、オジャランとの面会要求 (Milliyet紙)

シリアのクルド系政党PYDのサリフ・ミュスリム共同党首は、トルコとの話し合いが続いている中、アブドゥッラー・オジャランとの面会を要求すると述べた。      シリアのクルド系政党PYDのサリフ・ミュスリム共同党首は、トルコとの関係の進展を受けてアンカラに事務所を開く可能性があると述べた。ヨーロッパで放送を行っているSterkテレビの生放送に出演したPYDサリフ・ミュスリム共同党首は、トルコを敵対視したことはないし、トルコに害を及ぼしたこともないと述べつつ、次のように話した:      「トルコに 全文をよむ

2013-09-07 シリア国境地域での、トルコ軍の動き続く (Yeni Safak紙)

シリアへの軍事介入の可能性が増すなら、トルコ国軍の国境地帯への移動は昨日(6日)も続いた。ガズィアンテプ、アダナ、シャンルウルファ、キリス、マルディン、ハタイでは、多くの装甲車が国境地帯に配備された。軍第二司令部のガリプ・メンディ大将も、国境の視察を行った。      マルディン県ヌサイビン市での軍の動きは、昨日も続いた。シュルナル県やハッキャーリ県から、ジズレ・ヌサイビン・クズルテペ国道を使って移動してきた軍の部隊が、キルピと呼ばれる装甲車でシリア国境にむかっているのが目撃された。部隊は、妨害 全文をよむ

2013-09-06 G20出席のエルドアン首相、シリア問題で記者会見 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はロシアのサンクトペテルブルグで開かれたG20サミットについて記者会見を行った。エルドアン首相はG20では経済についてだけでなく、シリア情勢も議題に上ったと強調し、「次のような疑問が浮かぶ。『アサドが去ればどうなるか。』ずっと良くなるだろ う。現在の体制より悪くなることはないはずだ」と述べた。      エルドアン首相はサミットの重要議題はシリア問題だったと強調し、次のように語った。      「私たちは国としてG20の議論を非常に重視している。今年のサミットで 全文をよむ

2013-09-06 エルドアン首相、オバマ大統領とシリア問題協議 (Radikal紙)

エルドアン首相は、ロシアで開かれているG20サミットでアメリカのオバマ大統領と会見した。会見では、予想どおり、シリア問題が扱われた。      エルドアン首相は、G20サミットのために滞在中のロシアでアメリカのオバマ大統領と会見した。夕食後の催し物のさいに会見したエルドアン首相とオバマ大統領は、シリアの状況と軍事作戦の問題を話したという。改めてこの件を話しあうことを決めた2リーダーは、今日中にもう一度、会見することになった。会見時間は、未発表。 全文をよむ

2013-09-04 シリア副外務大臣、「空爆があれば、トルコを攻撃する」 (Milliyet紙)

シリアのファイサル・アル・マクダド副外相は、米国がシリアに軍事攻撃を実施した場合、ダマスカス政府は単にイスラエルだけではなく、この攻撃を支持するならばヨルダンとトルコをも攻撃すると述べた。      ウォールストリートジャーナルのダマスカス駐在のサム・ダガー記者の記事によると、マクダド副外相は、「米国当局者が賢明な行動をとることを、公正の声に耳を傾けることを、挑発行動に出ないことを願っている。我々は米国の民衆を愛している。アラブ系の多くの米国人がいる。彼らの一部はシリア人だ。我々は米国との戦争を 全文をよむ

2013-09-04 アサド大統領の右腕・元防衛相、トルコに脱出か (Yeni Safak紙)

シリア国民連合上級事務官のケマル・レブヴァニ氏は、パリのロイター通信社へ声明を発表し、元シリア防衛相のアリ・ハビブ氏が逃亡し、トルコに脱出したと述べた。      レブヴァニ氏はこの問題に関して説明を行い、「アリ・ハビブ・マフムド氏は政権の手中から逃げ出すことに成功し、現在トルコにいる。しかしこれは反体制側につくことを意味するわけではない。この情報は、欧米のとある外交官が私に提供してくれたものだ」と述べた。元シリア防衛相のアリ・ハビブ・マフムド氏は、アサド政権を離脱した最も高位の人物のうちの1人 全文をよむ

2013-09-02 エルドアン首相、国連のシリア対応を批判 (Radikal紙)

エルドアン首相は、「スィイルト週間」の閉会式で演説した。首相が批判した矢の先には、国連もあった。      ■「世界は、5つの国よりも大きい。この運動を私は支持する」      「国連がシリア問題で何もしないかったことは、人類史に汚点を残した。国連を、5つの常任理事国のいうことだけに閉じ込めておくことは、決して民主的なことではない。非民主主義的だ。(中略)青年たちは、「世界は、5つの国よりも大きい」という運動をはじめた。私も。この運動を支持する」      ■国連の態度は、アサドに力を与えた   全文をよむ

2013-09-02 CHP、「シリアでの戦争にノー」集会 (Hurriyet紙)

共和人民党副党首ギュルセル・テキンは、シリアへの軍事作戦が実行される場合、新たな許可証の必要はないと述べた首相レジェプ・タイイプ・エルドアンに、「あなたは最高審議の場[をないがしろにする]罪を犯した」と述べた。テキン副党首はこの先「シリアでの戦争にノー」集会を行うと述べた。テキン副党首は、エルドアン首相が一昨日放送された「国民への奉仕の道で」という演説での発言を次のように批判した。      ■罪を犯す      「首相は、一昨日『シリア問題に新たな認可証の必要はない。現行の認可証がこれに対応し 全文をよむ

2013-08-31 シリア国境線、密入出国防止工事はじまる (Milliyet紙)

シリア・トルコ間での密輸および密入出国を防止するため、国境地域に溝を掘る工事が始まった。   シャンルウルファ県のシリア国境線沿いにあるスルチュ郡では、違法な出入国が行われた地域で、深さ3m、幅2mの溝を掘る工事が始まった。      密輸や密出入国を防ぐため、治安部隊はスルチュ郡のなかでシリアと国境を接しているミュルシトプナル、アランユルト、オイルム村で溝掘りの工事を決めた。ブルドーザーで幅2m、深さ3mの溝が、違法な出入国が行われたエリアで掘られた。軍関係者が見守る中、ブルドーザーによって掘 全文をよむ

2013-08-29 深まるトルコ・エジプト間の対立―外交官にビザ発給されず (Cumhuriyet紙)

エジプト外務省は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がアズハルのシャイフであるアフマド・アッ=タイイブ師を批判したことを受け、駐カイロ・トルコ大使館に最後通告をした。   ミッリイェト紙のブルジュ・カラカシュ記者の記事によると、大使館へ新たに赴任した3人の外交官に対し外交パスポートの許可が下りず、この展開を受けて3人がトルコへ帰国するという。      ■「歴史はこれらを呪うだろう」      「アズハルのシェイフが反政府勢力を支持したのを見て、非常に落胆した。歴史はこれらを呪うだろう。」という 全文をよむ

2013-08-29 BDP女性支部、シリアのクルド市民支援デモ (Milliyet紙)

BDP(平和民主党)女性議会と民主主義自由女性運動(DÖKH)は、シュルナク県のスィロピ郡とマルディン県のヌサイビン郡において、シリアのクルド人支援のために国境で一日間の宿衛デモを行った。      シュルナク郡でのデモでBDPギュルタン・クシャナク副党首は、ロジャヴァ(シリア・クルディスタン/西クルディスタン)で起こっている事態について、「クルディスタンを紙の上で四つに分割にできたとしても、我々の心は一つだ」と語った。 全文をよむ

2013-08-23 ギリシャ、キプロスとのバクラヴァ本家争いで、トルコにゴ〜ル! (Hurriyet紙)

トルコとギリシャ、キプロスのギリシャ人の間のバクラヴァ(菓子の一種)戦争はガズィアンテプのバクラヴァに軍配が上がった。EU委員会はガズィアンテプ工業会議所が4年前に行った「アンテプ・バクラヴァ」の登録申請を許可した。バウシュEU担当相はEUにおけるガズィアンテプのバクラヴァの登録について非常に重要なステップをクリアしたと述べ、「ガズィアンテプは我々の独立のために示した勇敢さを今、私たちの今後をかけた戦いで示している」と述べた。      ガズィアンテプ工業会議所はバクラヴァを「アンテプ・バクラヴ 全文をよむ

2013-08-20 エジプトで、トルコ人記者やNGO関係者、逮捕拘束 (Radikal紙)

エジプトのクーデター政権は、イフラス通信社カイロ支局の支局員らを拘束し、カイロ支局長のターヒル・オスマン・ハムデ氏を逮捕した。エジプト南部の都市ルクソールでは今日トルコ人観光客二名が逮捕され、数時間後に釈放された。また、ファティフ・モスクで逮捕されたTRTの記者メティン・トゥラン氏の勾留期間は2週間延長された。      エジプト治安部隊と兵士による、エジプトで取材を続ける記者らに対する弾圧が強まる中、ついにイフラス通信社のカイロ支局が治安部隊の妨害を受けた。イフラス通信社の全世界向けテレビ放送 全文をよむ

2013-08-17 ファティフ・モスク強制排除、トルコ人記者ら拘束 (Radikal紙)

エジプトの首都カイロで治安部隊がムスリム同胞団支持者たちの立てこもるファティフ・モスクの強制排除を行った。モスクで脱出できずにいたトルコ国営放送の記者メティン・トゥラン氏とアナトリア通信社の記者ヒバ・ゼケリヤ氏が拘束され、拘置所に送られた。      エジプトの首都カイロで治安部隊がムスリム同胞団支持者の立てこもるファティフ・モスクの強制排除を行った。      治安部隊の介入の間、武力衝突が起こった。モスク内に催涙弾を投げ入れた警官隊は、多くの人々を拘束したと発表した。      モスクで脱出 全文をよむ

2013-08-17 イスタンブル・エミニョニュ広場で「エジプト」抗議集会 (Radikal紙)

ファーティフ区エミノニュ広場のイェニ・モスク正面に集った1000人近い集団が、クーデター以降のエジプトで続く事件に対し抗議をおこなった。集団は、エルドアン首相とムルスィー前大統領の写真を並べた巨大なプラカードやトルコ国旗を掲げ、プラカードや国旗は手から手へと広場をめぐった。      クーデター以降続くエジプトでの事件に抗議するため集まった集団がエミニョニュ広場を埋め尽くした。      İHH(「人権・自由 ・人道支援財団」)主催の抗議活動で、参加者らは、「アッラーは偉大なり」と声を上げ、「エ 全文をよむ

2013-08-15 トルコ、エジプト大使を召還 (Milliyet紙)

エルドアン首相は、ヒュセイン・アヴニ・ボトサル駐エジプト大使に対し、今後の対応を協議するためにアンカラへ一時帰国するよう指示したことを明らかにした。   トルコは、エジプトで525人の犠牲者を出したデモ隊と治安部隊の衝突を受け、駐エジプト大使をアンカラへ呼び戻すことを決めた。トルクメニスタンから帰国途中のエルドアン首相が、機内で明らかにした。それによると、首相とアフメト・ダヴトオール外相は今日電話でエジプトの情勢について話し合い、ボトサル大使を帰国させると決めた。大使は明日か明後日に帰国の予定だ 全文をよむ

2013-08-15 トルコ全土で、エジプト衝突へ抗議 (Milliyet紙)

エジプトのラービア・アダウィーヤ広場及びナハダ(ナフダ)広場で治安部隊が反クーデター派のデモ隊に対し行った虐殺についてトルコ全土で抗議デモが行われた。      首都アンカラではそのメンバーを始め、アカベ協会、ゲンチビリキム、イルカヴ、ウムラン・ハレケト、ヴァフデト財団も含む様々な市民団体からなる「イスラム教徒連帯プラットフォーム」が、エジプトの治安部隊によるラービア・アダウィーヤ広場及びナハダ(ナフダ)広場での反クーデターデモ隊に対する武力行使と虐殺に抗議した。      プラットフォーム参加 全文をよむ

2013-08-13 北シリア・ロジャヴァのクルド系市民襲撃事件に調査団 (Radikal紙)

イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領の呼びかけで開かれたクルド国際大会準備委員会は、昨日、市民を標的とする襲撃の報道を調査するため、クルド人が暮らすシリアのロジャヴァ地域に派遣される調査団を発表した。      調査団は、シリアの(PKK関連組織の)民主統一党(PYD)の武装組織YPGの兵士に警護されることが明らかとなった。また民主統一党のサーリフ・ミュスリム共同代表が昨夜2度目となるトルコ訪問を行ったことも発表された。      北イラクの街セラーハッディンに昨夜集まったクルド 全文をよむ

2013-08-12 「ムスリムは駐車禁止」―米テキサスのショッピングセンター (Radikal紙)

アメリカ合衆国テキサス州のとあるショッピングセンターの駐車場に掲げられた注意書きは、駐車しようとしたお客を困惑させることとなった。      テキサス州のスプリングブランチ地区にあるウエストビューショッピングセンターの駐車場に設置された「ムスリム駐車禁止」の看板は、地区の住民たちの反発をよんだ。      注意書きにより当惑      この注意書きは、問題のショッピングセンターのすぐ先にあるモスクの信徒たちに向け掲げられたことがわかり、強い反発を受けて即座にその場から撤去された。ムスリムの神聖な 全文をよむ

2013-08-10 トルコ軍、レバノンでの国連平和維持活動から撤退へ (Cumhuriyet紙)

レバノンでトルコ航空のパイロット2名が誘拐された後、危機的な状況が生じている。国連任務の枠組みでレバノンに駐留中のトルコ軍が撤退すると発表された。トルコ大国民議会は7月、トルコ軍の国際連合レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)としての任務期間を2013年9月5日以降、もう1年延長することを承認したばかりだった。      国連アンドレア・テネンティ報道官がレバノンのデイリー・スター紙に行った説明では、「280人ほどが撤退予定です。海軍兵士52人が残留します」と語られた。同報道官は、8月上旬に撤退が決 全文をよむ

2013-08-09 外務省、レバノン旅行自粛を勧告 (Radikal紙)

外務省がトルコ航空パイロットが誘拐された事件に関して行った会見で、「国民のみなさんは、現状を鑑みて、どうしても行かなければならない理由がないのであれば、レバノンへの旅行を取りやめていただくのが適当です」と発表した。      外務省は、トルコ航空のパイロットたちが誘拐された事件に関する会見を行い、「国民のみなさんは、現状を鑑みて、どうしてもいかなければならない理由がなければ、レバノンへの旅行を取りやめていただくのが適当です」と語った。      書面による声明発表では次のように発表された。「レバ 全文をよむ

2013-08-03 自由シリア軍将校、「PKKの根を断つ!」 (Radikal紙)

自由シリア軍(ÖSO)アレッポ軍事評議会代表のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐は、政府軍と衝突する一方でPKKに背後から攻撃を受けているとして、「PKKの根を断つ」ことを主張した。      シリア北部で(シリアのPKK関連組織である)民主統一党(PYD)と反政府軍との間で衝突が続く一方、ÖSOは、「PKKに対し積極的な戦いを開始する」と表明した。反政府軍は、政府軍と戦う一方でPKK(PYD)部隊から毎回攻撃を受けていると述べ、これ以上「PKKの行動を許容できない」と述べた。      全文をよむ

2013-08-01 シリア、クルド・アラブ戦争化の危機―トルコのクルド人4000人シリア入り (Milliyet紙)

シリア側国境付近で、イラク・イスラム国(イラクのサラフィー・ジハード主義組織)、ビラード・シャム・アルヌスラ(アッ=シャームの民のアン=ヌスラ)戦線とPYD(民主統一党:PKKのシリア支部)の間の戦闘が広範囲に拡大しているが、その戦闘が拡大するに従ってクルド・アラブ戦争へと発展していると言われている。      この戦闘には、シリア自由軍に所属する一部のグループも加わっている一方で、PYDとKCK(クルディスタン社会連合)は、クルド人をPYD戦列に加わるよう呼びかけている。ジェイランプナル国立農 全文をよむ

2013-07-29 シリアからトルコ入国を試みた1000人、投石・催涙ガス・・・・ (Radikal紙)

参謀本部は、シリアからトルコへ入国しようと試みた約1000人の密輸団に対し警告射撃をおこない、ガス爆弾で介入したと発表した。      参謀本部によると、シリアからトルコとの国境へ接近し兵士へ投石を行った1000人の密輸団へ催涙ガスで介入し、6000リットルの重油を見つけたと発表した。      参謀本部がインターネットのサイトで行った発表によると、トルコ・シリア間の国境で第二国境連隊司令本部オールプナル国境警備隊の警戒範囲内で、9時55分にシリア方面からトルコへ向けておよそ1000人が密輸目的 全文をよむ

2013-07-28 ソマリアで、トルコ大使館標的テロ―トルコ人1人を含む6名死亡 (Zaman紙)

ソマリアの首都モガディシュで昨日、トルコ人を標的にした二つの襲撃事件が発生した。この事件では爆弾を搭載した車両が使用され、トルコ人1名を含む6人が死亡し、多数の負傷者が出たと報道された。         トルコ大使館を標的にした最初の攻撃で、自爆テロ犯1名が、爆発物を搭載した車両を起爆させた。この事件でトルコ人警官1名のほかさらに3名が死亡した。トルコの援助で設立されたシファ病院へ向けられた襲撃では、2名が命を落とした。大使館への襲撃はアル・カイダと関連のあるアル・シェバブによるものと見られてい 全文をよむ

2013-07-26 シリアから実弾、トルコ側死者1名 (Milliyet紙)

混乱が続くシリアのハセキ市にあるラスライン郡でアル・ヌスラ戦線とPKK(クルディスタン労働者党)のシリア支部であるPYD(民主統一党)勢力との間で夜間に衝突が起こり、放たれた実弾が国境を越えてシャンルウルファ県ジェイランプナル郡の国境近くに落ちた。      実弾が落ちた場所にいたシュクリュ・カフラマンさん(44歳)が亡くなり、2人の子供が負傷した。シリアのラスライン郡で7月16日、アル・ヌスラ戦線とPYDとの間で起こった衝突は10日間散発的に続いている。ラスライン郡での衝突により、ジェイランプ 全文をよむ

2013-07-24 イラクからイランへ、天然ガス供給協定 (Milliyet紙)

禁輸措置に苦慮したイランは、イラクと大型の天然ガス供給協定を結んだ。      同協定により一日に2500万㎥の天然ガスが販売される予定である。この協定がトルコに差当り影響することはないと予想されている。同協定は両国の石油相の出席によりイラクの首都バグダードで締結された。      協定によれば、パイプライン建設完了後に、イランからイラクのバグダード市及びマ ンスーリーヤ市の発電所に一日2500万㎥の天然ガスが輸出される予定である。イラクにあるアル=バグダード発電所、アル=マンスール発電所、サド 全文をよむ

2013-07-21 宣言まであと3ケ月?シリア北部の「クルド自治国家」 (Milliyet紙)

シリア北部に拠点を構えるクルディスタン民主統一党(PYD)が、3ヵ月以内に臨時政府を樹立するとみられている。   Alモニターというウェブサイトの情報によれば、6ヵ月以内に憲法草案が準備され、普通選挙が行われるという。      シリア北部で、シリア政府が2年間続いている暴動のためにコントロールを失ったことで、勢力を拡大してきているクルディスタン民主統一党(PYD)であるが、この地域で政治的影響力を持つクルド勢力と共に臨時政府作りのため、準備していることが明らかとなった。      中東問題で評 全文をよむ

2013-07-19 シリアPKK系PYD、シリア・トルコ国境に「旗」掲げる (Yeni Safak紙)

PKKの在シリア組織といわれるPYDは、ジェイランプナル国境に自らの旗を掲げた。旗は、国境から50メートルの位置にある事務所の屋上に掲げられた。      PKKの在シリア組織PYDと、(アル=カイーダ系の)アル・ナスラ軍の間の衝突は続いている。3日間続く衝突ののち、PYDは、今日早朝に国境から50メートルの場所にある事務棟に旗をかかげた。事務棟のなかには狙撃手が待機している。旗は、狙撃手により守られている。レスライン郡全域はPYDの支配下にはいっており、衝突は、レスライン郡の5キロ南にある村で 全文をよむ

2013-07-18 シリアPKK系PYDミュスリム共同党首、「クルド国家建国は考えていない」 (Cumhuriyet紙)

シリアのトルコ国境付近で発生した衝突が激化する中、シリアのクルディスタン労働者党(以下、PKK)系組織、民主統一党(以下、PYD)サリフ・ミュスリム共同党首は、クルド国家建国は考えていないと述べた。      シリアのトルコ国境付近で発生した衝突が激化する中、シリアのPKK系組織PYDのサリフ・ミュスリム共同党首は、クルド国家建国は考えておらず、トルコが安全保障上懸念すべき状況ではないと述べた。同共同党首は、「YPG(PYDの人民防衛部隊)支配下のトルコ国境付近では、統治は文民に委ねられたと説明 全文をよむ

2013-07-18 シリアPKK系YPGとアルカーイダ系衝突で死亡の3人はトルコ国籍者? (Milliyet紙)

シャンルウルファ県のジェイランプナル郡との国境沿いに位置するシリアのラアス・アル=アインという街で、PKK(クルディスタン労働者党)に近いYPG(人民防衛部隊、クルド系政治組織である民主連合党配下の武装組織)とアル・カーイダに属するヌスラ戦線の民兵との間の戦闘は昨日も続いた。クルド系のニュースサイトの報道によると、ラアス・アル=アインにおける戦闘で死亡した3人から、トルコ共和国国籍のIDカードが発見された。      フラト通信社のニュースサイトに掲載された報道によると、ラアス・アル=アインでの 全文をよむ

2013-07-18 シリアのPKK系PYD、北部シリアのラス・アル・アインを掌握 (Zaman紙)

シリアのPKK(クルディスタン労働者党;非合法)系組織であるPYD(民主統一党)は、トルコ国境付近に位置するシリアのラス・アル・アインの町を掌握した模様である。この情報はPYDと反体制派の情報筋によって裏付けられた。PYDと反体制派のヌスラ戦線、グレバ・アル・シャーム同盟との間で二日間にわたって戦闘が行われている。戦闘の結果、ラス・アル・アインがPYDの制圧下に置かれ、PYDとつながりのあるインターネットサイトでは、ラス・アル・アイン掌握に関するニュースと写真が報道された。      PYDの情 全文をよむ

2013-07-12 枯れない、ボスニア紛争の涙 (Radikal紙)

第2次世界大戦後の欧州で起こった最悪の悲劇「スレブレニツァの虐殺(1995年7月)」から18年が経ち、犠牲となった8,000人以上のボシュニャク人が追悼された。新たに身元が判明した犠牲者409人の埋葬も行われ、悲しみを新たなものとした。最年少の犠牲者であるハバ・ミュヒッチさんの「名前のない」赤ちゃんの棺が移送される時、人々は悲しみに包まれた。虐殺で殺害された父の傍に埋葬された赤ちゃんの母ミュヒッチさんは、墓標にファティマと刻むよう望んだ。ポトチャリ(ボスニア・ヘルツェゴビナの村)で埋葬される犠牲 全文をよむ

2013-07-05 ムルスィー元大統領、トルコ亡命を拒否していた (Milliyet紙)

エジプト(元)大統領ムハンマド・ムルスィ―氏へ、クーデターの前にトルコ亡命の提案がなされていたことが明らかになった。   エジプトの国営紙アル=アハラームの報道によると、48時間の最終期限が切れるまで残りわずかとなったとき、安全を保障したうえで兵舎に拘束されたムルスィー大統領と軍上層の幹部らの間である駆け引きが行われた。      ■ムルスィー氏はこのようにして拘束された      参謀総長兼国防大臣アブドゥファッターフ・アッ=スィスィの暫定政府を見越すロードマップを、アル=アハラーム紙の夕刊で 全文をよむ

2013-07-03 エジプト軍全権掌握に、トルコ各党一斉に批判声明 (Milliyet紙)

ヒュセイン・チェリキ氏は、「ムルスィーを政権につけた大衆は、自身の票や名誉を守るべきだ」と述べた。   共和人民党(CHP)のファルク・ローオール副党首は、エジプトで、さらに事態が悪化することを我々は望まないと述べると共に、「あらゆる場所でもそうであるように、軍が政治に介入することが適切なことだとは思わない」と発言した。大統一党(BBP)のムスタファ・デスティジ党首は、エジプトの軍事クーデターにおいて、国際的な帝国主義勢力の力が関与していると述べ、エジプト国民の民主主義を守る必要があると呼びかけ 全文をよむ

2013-06-28 エルドアン・プーチン、シリア問題で45分の電話会談 (Zaman紙)

タイイプ・エルドアン首相は、昨晩(27日)ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と45分の電話会談を行った。      会談では、2か国関係と同時に地域問題についても意見交換を行ったが、重要な問題としてシリアが取り上げられた。首相関係筋から入手した情報によれば、エルドアンとプーチン両首脳は、シリア問題の解決策の模索を求めて計画されている「ジュネーブ2」会談についても意見交換を行った。プーチン大統領はこの会談を重視して いると話したと伝えられた。エルドアン首相もトルコが「ジュネーブ2」会談を支持して 全文をよむ

2013-06-26 米下院、ゲズィ公園問題を討議、トルコ政府の対応を批判 (Hurriyet紙)

ゲズィ公園抗議運動についてアメリカ連邦議会は特別公聴会を開き討議した。連邦議会議員はトルコ政府のデモへの対応を強く非難した。       ゲズィ公園抗議運動に関しては警察隊がデモ隊へ過度の武力を行使したとしてアメリカ政府はこれまで何度もトルコ政府を批判してきたが、今回アメリカ連邦議会も この問題を取り上げた。公聴会は下院の外交委員会の下で開かれ、専門家が議員へ助言を行った。       欧州ユーラシア新たな脅威小委員会で行われた公聴会は小委員会の議長である共和党カリフォルニア州選出ダナ・ローラバ 全文をよむ

2013-06-25 サウジアラビアで、休日変更 (Hurriyet紙)

サウジアラビアの休日はこれまで木曜日と金曜日であったが、今週から金曜日と土曜日に変更となった。      アルアラビーヤによるとサウジ政府は、休日の多くが土曜日と日曜日である世界基準に合わせ、これまで世界との休日の違いから生まれていた経済的損失と行政上の問題を減少させるために休日変更を行った。      サウジアラビアのこれまでの木曜日・金曜日休日制度の下では世界基準と重なるウィークデーが3日しかなかったため、金融取引や貿易は3日間しか行えていなかった。このこともまた、特にサウジアラビアの経済に 全文をよむ

2013-06-25 エルドアン・オバマ、1時間の電話会談 (Milliyet紙)

オバマ大統領は、昨夜エルドアン首相と1時間の会談を行った。会談ではゲズィ公園運動とその後、そしてシリアをはじめとする地域問題が議題に上った。      レジェップ・タイイプ・エルドアン首相とアメリカ合衆国バラク・オバマ大統領は、昨日急遽電話会談を行った。オバマ大統領がエルドアン首相へ電話を掛けたことにより実現し、1時間という長時間続いた電話会談では、ゲズィ公園運動とその後、またシリアをはじめとする地域問題が議題に上った。首相府が行った書面による発表には、「親愛なる我らがエルドアン首相は、会談をき 全文をよむ

2013-06-21 ブラジル外相、ブラジルはトルコとは違う (Milliyet紙)

アントニオ・パトリオッタ・ブラジル外相は、ブラジリアでバス料金の値上げに反対して始まり、警察の激しい介入により不正と公共サービス不足に対するデモへと変わった運動に対し、著名なジャーナリスト、クリスティアン・アマンプール氏のCNNの番組に出演した。      アマンプール氏はパトリオッタ外相にブラジルとトルコの抗議運動の比較を求めた。外相は、「両国では状況が異なると考えています。全体的にブラジルのデモは平和的でした」と語り、運動が今後もこのように続くと思っていると付け加えた。      アマンプー 全文をよむ

2013-06-17 カタールで、ゲズィ支持デモ参加者5人逮捕 (Radikal紙)

カタールで、ゲズィ公園での活動を支持しようとトルコ人がデモ隊を結成し、うち5人が逮捕された。      カタールの首都ドーハで、ゲズィ公園での行動を支持するため集まったトルコ人デモ参加者5人が逮捕された。      ■首相を非難するスローガン      あるホテルの庭園の前でプラカードを掲げたデモ隊は、政府や首相をなじるスローガンを叫んだ。デモ隊は後に記者会見を開くことを要望した。   その後、警察が事件に介入し、デモ隊のうち5人は逮捕され監視下に置かれた。      ■木曜日(6月20日)まで 全文をよむ

2013-06-12 世界的な人権団体がデモ隊を支持 (Hurriyet紙)

世界的に知られる二つの団体、ヒューマン・ライツ・ウォッチとアムネスティ・インターナショナルは、昨日(11日)タクスィム広場で起きた衝突について、デモ隊側を支持する声明を行った。      アムネスティ・インターナショナルは昨日の騒動に関し、エルドアン首相に事態の収束と警察の介入を止めさせるよう呼びかけを行った。その発表の中で、「拘束者へ不当な扱いを止め、拘束をやめるべきだ。また(衝突でのけが人はすべて)医療手当を受けられるようにすべきだ。政府は事態を収束させるために一刻も早く反省の意を示し、武力 全文をよむ

2013-06-06 スルタン・エルドアン?―英エコノミスト誌、エルドアンを表紙に (Yeni Safak紙)

英エコノミスト誌は、2011年のトルコ総選挙前、トルコ国民に共和人民党への投票を呼びかけ、事ある毎にエルドアン首相を批判してきた。その同誌今週号では、スルタン[君主]に模したエルドアン首相が表紙を飾る。      同誌6月9日号世界版(北米・アジア地域以外)の表紙をスルタンに模したエルドアン首相が飾る。見出しは「民主主義者かスルタンか」だ。      同誌は、今般のゲズィ公園での出来事に関し「エルドアンとトルコの反乱」との副題をつけ、かつてトルコ総選挙(2011年6月12日)前の記事では、『トル 全文をよむ

2013-05-30 5・29「ビザンツ最後の日」、ギリシャでは右翼団体が示威行動 (Hurriyet紙)

「コンスタンテンティノープルを再び我らのものに」-ギリシャ極右政党「黄金の夜明け」は、首都アテネでコンスタンティノープル征服から560周年の「記念」イベントを催し、抗議活動を行った。(写真1)      「黄金の夜明け」の支持者は、市内中心部でビザンツ帝国最後の皇帝ヨハネス8世パレオロゴス・コンスタンティノス11世ドラガセス像に花輪を備え、ギリシャおよびビザンツ旗、松明を手に携え、1453年5月29日の(オスマン帝国による)コンスタンティノープル征服の際、ビザンツ帝国民がハギア・ソフィア聖堂に隠 全文をよむ

2013-05-27 イラン、シリアを支援―40億ドルの借款 (Milliyet紙)

イランは、シリアに対して計40億ドルの二つの借款を供与した。ロシア通信社ノーボスチが伝えたところによると、シリアのティシュリン紙は今日、イランがシリアに対し計40億ドルの借款を供与したと報じた。      シリア中央銀行のアディーブ・マイヤーラ総裁はティシュリン新聞に対して行った会見で、「イランはシリアに対し援助を続けている。イランはシリアに対し、10億ドルを消耗品の輸入のために、30億ドルを石油や石油製品を買うために貸し付けた。」と述べた。      マイヤーラ総裁は4月、イランに対する追加借 全文をよむ

2013-05-23 アナドル通信社、クルド語報道を開始へ (Yeni Safak紙)

アナドル通信社取締役社長であるケマル・オズチュルク氏は、アルビルで北イラク・クルド人自治政府のネチルヴァン・バルザーニー首相を訪問した。オズチュルク氏は、アルビルに本格的にアナドル通信社支社を開き、クルド語クルマンジー方言とソーラーニー方言での報道を行う予定であり、自治区での発展を公正かつ中立的な形で世界中に報道したいと述べた。会見でオズチュルク氏は、アナドル通信社がトルコにおいて最も大きく、世界でも最重要な10通信社の一つであることを述べ、5つの言語で報道を行っていると説明した。バルザーニー首 全文をよむ

2013-05-22 イラク・トルコ間、第二パイプライン建設へ (Radikal紙)

イラククルド自治政府天然資源省の石油顧問アリ・バロ氏は、トルコとの間に第2の石油パイプライン建設が決定したと明らかにした。      イラククルド自治政府は、統治地域からキルクーク-ユムルタルク石油パイプラインへの接続で拡大する新たなエネルギーラインに、もう一本ラインを加えると説明した。   エルドアン首相により北イラクでのエクソン・モビール社との共同調査実施が発表された後、クルド自治政府からもこの件に関する会見が行われた。クルド政府は、トルコ政府とエクソン・モビール社との協定後、トルコへの石油 全文をよむ

2013-05-20 シリアのPKK系組織PYD、イラク・クルド自治政府関係者を拘束 (Milliyet紙)

シリア国内でバッシャール・アル=アサド大統領付属の軍と自由シリア軍の戦闘が続く中、シリア‐トルコ国境を管理下に置くシリアのPKK(クルディスタン労働者党;非合法) 関連組織、民主統一党(PYD)が、北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領の元で活動しているエル=パルティ(El-Parti)の兵士74名を拘束し、クルド人の間で緊張が高まっている。また、PKK所属の武装グループが北イラクへ引き上げを続ける中、北イラクでPKKから離脱した 214名の元メンバーが、イラクのジャラール・タラ 全文をよむ

2013-05-20 北イラク・クルド自治政府、イラク・シリア国境を閉鎖 (Zaman紙)

北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領は、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)がシリアで結成したPYD(民主統一党)に向けて厳しい声明を発表した。      バルザーニー大統領はPYDが密かに武装化していることを指摘し、もはや話し合いはできないと語った。クルド系反体制派のサイトのnasname.com(ナスナメ・ドット・コム)は、PYDがイラクとシリアの国境に拠点基地を構築し始めたことを伝えた。      北イラク・クルド自治政府とPYDとの間の緊張は先週の土曜日 全文をよむ

2013-05-18 「シリアに最後のチャンスを」エルドアン・オバマ会談 (Milliyet紙)

アメリカを訪問中のエルドアン首相がシリアについて興味深い発言をした。エルドアン首相は軍事的な選択肢ではなく外交的な試みにもう一度チャンスを与える可能性をほのめかした。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はワシントンの権威あるブルッキングス研究所で記者会見を開いた。報道陣の質問に答え、「飛行禁止空域については、アメリカとトルコの間で決定を下すことはできない。これは国連安保理の承認を得る必要がある。なぜなら、第1回ジュネーヴ会議を第2回ジュネーヴ会議で引き継ぐといったプロセスが絡んでくるか 全文をよむ

2013-05-17 エルドアン・オバマ会談、シリアの今後にどう影響? (Zaman紙)

ずっと以前から待望されていたオバマ・エルドアン会談が昨日実施された。それというのも、シリアが危機に陥ったこの2年の間に、アメリカの大統領選挙が原因で、シリア情勢に直接介入しないとの考えが優勢であった。      オバマ大統領がもう一回その地位に就くなら、シリア問題に取り組み、国際的な圧力が増すと期待されていた。しかし、オバマ氏の大統領再任は、考えられた程の影響を及ばさなかった。アサド体制は今なお健在で、今なお流血状態であり、今なお大胆な行動を表明している。まさにこういったことにより、エルドアン首 全文をよむ

2013-05-17 エルドアン・オバマ首脳会談、「強力なパートナー」 (Hurriyet紙)

オバマ米国大統領は、ホワイトハウスで行われた共同記者会見において、エルドアン首相について「強力なパートナー」と表現し、PKK問題解決プロセスにおける勇気ある行動に「祝福する」と述べた。         ■「強力なパートナー」を祝福する      エルドアン首相もオバマ大統領の歓待に感謝し、トルコと米国が多くの問題で共通の考え方であると述べた。バラック・オバマ米国大統領とレジェップ・タイイプ・エルドアン首相の会談後、シリア問題解決について二国間で意見が一致し、両国がテロとの闘いを始めとする多くの分 全文をよむ

2013-05-17 エルドアン首相、米投資家へ呼びかけ (Milliyet紙)

エルドアン首相は、アメリカ商工会で行ったスピーチで、2国間での通商関係に言及した。米投資家らにトルコに投資を行うよう呼びかけたエルドアン首相は、外国からの投資でアメリカがさらに順位を上げるよう指摘し、「アメリカはこれを行う必要がある」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アメリカで精力的な交渉を続けている。首相は、アメリカのバラク・オバマ大統領との夕食の前に、アメリカ商工会を訪問した。首相はそこでスピーチを行い、トルコ‐アメリカ間の経済関係を取り上げた。      エルドア 全文をよむ

2013-05-15 イラク政府、PKKのイラクへの撤退を国連へ提訴へ (Yeni Safak紙)

トルコで流血騒動を起こすPKK(クルド労働者党;非合法)メンバーたちを、イラクは長年受け入れてきた。ところがPKKが撤退を始めると同時に、突如国境のことを思い出したようだ。PKKメンバーが一団となって北イラクにあるキャンプへ撤退すると、ヌーリー・アル=マーリキー首相を始めとして、イラク政府に不快感が広がった。イラク政府はこの件に関し書面で、「(PKKのイラクへの)撤退を拒否する」と発表し、PKK党員の(イラク国内への)撤退はイラクの主権と独立を明らかに犯していると訴えた。      ■平和的プロ 全文をよむ

2013-05-15 シリア難民、シリアへの帰国はじまる (Milliyet紙)

シリア難民がハタイ県のレイハンル郡から離れて行く。シリアの内戦から逃れてトルコでの生活に馴染もうとするシリア人難民は、先日レイハンル郡で起きた爆発以降、各々の家に閉じこもっていたが、昨日からその大多数がシリアへ帰還し始めた。      先日レイハンル郡の一部の市民によるシリア人を対象とした襲撃が起こったことを受けて、自分たちの身の安全が保証できないと何十人ものシリア人が昨日ジルヴェギョズ国境 ゲートからシリアへ帰国した。      ムハンメド・ラーミ・イブラヒムさんは、荷物を急いでまとめて自分達 全文をよむ

2013-05-12 ダヴトオール外相「対シリア門戸開放政策は続ける」―レイハンル・テロ後 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外務大臣は、レイハンル郡で発生した爆破テロののち、取り急ぎNATOに支援を要請する必要はないとし、「大統領と内務大臣と話しあったが、会議を開いてから今後の方針を発表する」と論評した。      ダヴトオール外務大臣は、ドイツ訪問の際に同行した特派員たちとともに、ベルリンのトルコ大使館で集った。ダヴトオール外務大臣はハタイ県で発生したテロについて、次のようなメッセージを発表した。      ■トルコに影響せず      「シリアで発生した事案の影響を、トルコ国内にも伝播させよ 全文をよむ

2013-05-09 イラク外務省、「PKKを歓迎しない」 (Zaman紙)

イラク外務省は、トルコ領内から撤退するPKK(クルド労働者党)が、イラク国内に足を踏み入れることに反対を表明した。       イラク外務省は公式声明を出し、国の平和と安定が損なわれる危険性を鑑みて、トルコから撤退するPKKがイラク領内に入ることはあり得ないと明言した。      「イラク政府は、トルコにおけるクルド問題の政治的、平和的方法による解決に向けた努力を評価する」としながらも、「その上で、イラクの主権、社会の治安と安全保障、そして他国への内政不干渉という諸原則に則り、イ 全文をよむ

2013-05-09 エルドアン首相「シリアに米介入なら支援の用意」 (Milliyet紙)

オバマ米大統領との会談の前、NBCのインタビューに応じたエルドアン首相は、「アサド政権があきらかにそこで化学兵器を使っている。もう最終段階にさしかかっている」と述べた。エルドアン首相は飛行禁止区域[案]を支援するかという質問に対して「はい」と答えた。      タイイプ・エルドアン首相は5月16日、ホワイトハウスにおいてアメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領と会談を行う前、アメリカNBCテレビへ注目すべき発言を行った。      アン・カリー記者の質問に答えたエルドアン首相は、シリアでアサド政権が 全文をよむ

2013-05-03 エルドアン首相、日本の安倍首相と共同記者会見「ぜひオリンピックから辞退を!」 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、2020年オリンピックに関し、日本がトルコのライバルであるとのべ、「東京はオリンピックについて日本のライバルのように思われますが、日本の首相に「辞退してください」といいました。「このオリンピックは我々がやります」といいました。東京都知事に指示してくれるでしょう」と述べた。      エルドアン首相は、日本の首相との共同記者会見での発言で、東京とイスタンブルが2020年オリンピックのライバルであるとのべ、「東京はオリンピックについて日本のライバルのように思われ 全文をよむ

2013-04-28 北イラク・クルド自治政府民兵、キルクークを包囲 (Hurriyet紙)

イラクではこの5日間で200人以上が犠牲となる中、昨日、北イラク・クルド人自治政府(IKBY)の民兵(ペシュメルガ)がキルクークの街を包囲した。      ペシュメルガ相であるジャバル・ヤヴァル氏は、テロ組織が同地域へ攻撃の準備を行っているという筋の情報を得たことを明らかにし、 「我々の唯一の目的は、クルド人の仲間を守ることだ」と述べた。また、北イラク・クルド人自治政府民兵はキルクーク市内へ入らないと言った。      イラク軍は、その地位に議論の余地があるキルルーク近郊に自治政府民兵が配置され 全文をよむ

2013-04-27 イラン国営ラジオ「PKKはクルド人のイスラム性を消す」 (Radikal紙)

イラン国営ラジオは、西洋諸国がイスラムの信仰システムをクルド地域から消そうとしており、トルコもシリア政治における敗北の挽回に努めていると述べた。      テヘラン・ラジオで、トルコにおける「解決プロセス」とPKKの3月8日以降の武装組織の国外撤退の決定に関する解説が放送された。解説では、ムラト・カラユランがカンディル(PKK本部)で行った記者会見の最後に、武装解除が含まれる3段階の解決策に言及し、アメリカ、ロシア、EU諸国に対し問題解決のための支援を要請したことが述べられた。解説では、PKKが 全文をよむ

2013-04-24 アルメニア、全土で「ジェノサイド」追悼行事 (Zaman紙)

アルメニアで首都エレバンをはじめとする各地域で「ジェノサイド」追悼行事が実施されている。エレバンでセルジ・サルキシヤン大統領をはじめとする与野党グループがツィツェルナカベルド(ジェノサイド追悼碑)を訪ねた。      サルキシヤン大統領はその日の重要性に関する声明で次のように述べた。「史上最古の地域の住民が強制移住によりいなくなってしまった。20世紀の最初のジェ ノサイドが、世界における一つの文化的価値をも喪失させたのだ。今日、トルコが行っているように、この人道に対する罪を否認するということは、 全文をよむ

2013-04-24 1915の悲劇記念日、オバマ大統領メッセージで「ジェノサイド」使わず (Hurriyet紙)

1915年の悲劇を記念して毎年伝統的に出されている大統領声明で、オバマ大統領は今年も就任以来同様に、アルメニア語で"大きな災難"という意味の”Meds Yeghern”という表現を用いた。またも「ジェノサイド」という表現が声明で用いられることはなかった。      1915年の事件がどのように定義されるのかという議論に関し、今年米国で変更された点はない。バラク・オバマ米大統領は毎年、悲劇記念日と設定される4月24日に、この事件に関して大統領声明を出している。2009年の就任以来「ジェノサイド」で 全文をよむ

2013-04-22 エルドアン首相のガザ訪問問題で、米ケリー国務長官発言にアンカラ、カンカン (Milliyet紙)

エルドアン首相がガザ訪問を延期する必要があると述べたケリー米国務長官に対し、アルンチ副首相は「トルコがいつ何をするか望んだとしても、それを実現するのは一つの力である」と返答をした。      ジョン・ケリー米国務長官が24時間のトルコ滞在で行った、外交接触に関する発言が議論を呼んだ。ビュレント・アルンチ副首相は昨日、ジョン・ケリー米国務長官のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相がガザを訪問することに対する発言に返答をした。閣議後に会見を行ったアルンチ副首相は、「(ケリー米国務長官の)発言は外交的視 全文をよむ

2013-04-22 アフガニスタンでトルコ人8人人質に―「族長」らと交渉へ (Hurriyet紙)

21日夜、アフガニスタンで悪天候により緊急着陸する事態となったヘリコプターに搭乗していたトルコ人8人、アフガニスタン人1人 とロシア人2人の計11人が人質となった。タリバンが誘拐したとみられるこれらの人質を救出するためアンカラ(トルコ政府)は、アフガニスタンの族長らと交渉を始めた。      221日夜、ホスト(アフガニスタン東部)のNATO基地からカブールの軍基地へ飛行していたホラサン・ロジステック社に所属するMI-8型ヘリコプターは、豪雨のため緊急着陸をおこなう事態となった。ホラサン・ロジス 全文をよむ

2013-04-21 廃墟の町、アレッポ (Yeni Safak紙)

アサド政権軍と反体制武装集団との間で約2年続いた衝突は、あとに廃墟と孤児を残した。      シリア自由軍のタウヒード隊の統治下におかれているアレッポの中心部では、アサド政権軍による空爆が続いている。   アレッポの多くの学校、モスク、博物館、病院とオフィスは、使用不可能な状態になり、アレッポは廃墟となった。      ■歴史的な建物は、使用できない状態に      シリア軍は、反体制武装集団に敗れた地域から撤退する際に、周囲を完全に焼き尽くす。アサド政権軍によって爆破された場所の中には、ダルル 全文をよむ

2013-04-19 シリア・アサド大統領、エルドアン首相批判 (Hurriyet紙)

シリアのバッシャール・アサド大統領は、シリアのフランスによる植民地支配からの解放67周年を祝してアル・イフバリヤTV局に対して行ったインタビューにて、タイイプ・エルドアン首相を厳しい口調で批判した。      公共の通信社である国営シリア・アラブ通信社(SANA)のトルコ語放送サービスが伝えたところによると、アナウンサーによる「エルドアン首相がクルド人に国家をつくり、トルコは分裂するだろうとニュースで話題になっています。シリアにおける状況と、特にクルド人らの現状をどのようにお考えになりますか」と 全文をよむ

2013-04-19 トルコ内相、ボストン爆発犯とトルコとの関係を否定「10年前に10日の家族旅行」 (Milliyet紙)

今週のはじめにアメリカで行われたボストンマラソンへのテロの容疑者の1人は、警官隊との銃撃戦で死んだ。FBIの発表した映像にある「白い帽子の容疑者」は逃亡した。AP電によると、このテロリストらはチェチェン出身の2兄弟だという。身元の判明した容疑者らがトルコから飛行機に乗ったとされているされ、一部のメディアは、容疑者のうち一人がアメリカに来る前にトルコで暮らしていたと報じた。      これを受け、ムアンメル・ギュレル内務相は発表を行い、このチェチェン人テロリストが2003年7月10日にトルコにきた 全文をよむ

2013-04-18 タイム誌「今年の世界の100人」に、ギュレンとオジャラン (Milliyet紙)

米タイム誌は恒例の「今年の世界の100人」を発表した。      この100人の「リーダー」に、かの2人が選出された:フェトフッラー・ギュレン氏とアブドゥッラー・オジャラン氏である。      彼らの紹介文を書いた人物も関心を引いた。オジャラン氏のプロフィールはアイルランド共和軍(IRA)系の政治組織、シン・フェイン党党首のジェリー・アダムス氏が担当、ギュレン氏のプロフィールは、トルコを題材とする著書「三日月と星:2つの世界の間で」著者のステファン・キンゼル氏である。      「世界の100人 全文をよむ

2013-04-17 イラン南部地震、ドバイでも高層ビルから避難者 (Radikal紙)

イラン南東部で起きた強い地震はペルシャ湾岸地域でも感じられ、住民は高層ビルから避難した。   避難対象の高層ビルには、高さ828メートルで世界一高い、ドバイのブルジュ・ハリファ・ビルも該当している。      被災者のマヌーチェフル・ケリミさんはAP通信の電話取材に「地震の揺れは長かった。ちょうど多くの人が日中、家で休んでいた時間帯に地震が起きました」と答えた。      パキスタンのニュース番組はパキスタン南部のカラチ市の様子を取り上げ、地震でパニックとなり、揺れている建物や家から屋外に飛び出 全文をよむ

2013-04-13 EU加盟交渉進捗レポート、今年は「好成績」に? (Milliyet紙)

EU加盟交渉再開には、最近、政府が講じた策がトルコへの見方を改める点で功を奏したという。ブリュッセルでは、今年、「これまでと大幅に異なる、進展のある報告書」が出るかもしれない、とささやかれている。      EUを相手に続けている交渉プロセスは、約3年の中断を経て、6月に一項目について交渉が再開されることになっている。これに加え、[トルコの加盟交渉で]問題がある各国が好意的シグナルを送り、生じた前向きな雰囲気には、トルコが最近講じた策が功を奏している。      昨年秋、EU委員会の出した進捗報 全文をよむ

2013-04-12 オルホン碑文をビザなしで見よう―モンゴルとの相互ビザ撤廃 (Zaman紙)

キルギスタン訪問後にモンゴルへ向かったレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、トルコの歴史的観点から大きな重要性を持つオルホン碑文のある国と、相互ビザの撤廃に向けた協定に署名した。モンゴルではノロブ・アルタンホヤグ首相が、エルドアン首相を式典で出迎えた。      エルドアン首相は同行した委員らとともにモンゴルのノロブ・アルタンホヤグ首相と会見をした後、共同記者会見を行った。2005年の訪問後、再びモンゴルに訪れることができたことを喜ばしく思うと述べたエルドアン首相は、トルコとモンゴルの歴史に基づ 全文をよむ

2013-04-12 スウェーデン、ミナレからの金曜礼拝の呼びかけを許可 (Hurriyet紙)

スウェーデンの首都ストックホルムにあるフィッジャ・ウル・モスク。このミナレからの金曜礼拝呼びかけについて許可が求められていたが、ボートシルカ市議会から前向きな決定がなされた。警察による音量技術調査が完了し、市議会はモスクからスピーカーで礼拝の呼びかけが行われることを承認した。      ストックホルムのボートシルカ市イスラム文化協会のイスマイル・オクル会長は、2012年1月24日に行った申請に対し市議会議員が行った投票の結果、礼拝呼びかけの許可が得られたと話した。   警察による音量調整の確認も 全文をよむ

2013-04-10 北朝鮮、「外国人は韓国から避難を」―日本はミサイル迎撃体制整備 (Milliyet紙)

核ミサイルの恐怖へ日を追うごとに新たらしい恐怖を加えていく北朝鮮は、韓国の外国籍企業と外国人に対し同国を離れるよう呼びかけた。日本は首都東京へミサイル防弾システムを準備した。      北朝鮮の最高指導者金正恩の国際制裁の決定に対する加速した攻撃的発言は、日を追うごとに過激化している。外国代表部へ「避難の可能性」を考慮するよう呼びかけたが、昨日になって「戦争状態に入った場合に被害を受けないよう」韓国にいる全外国企業と観光客に退去勧告をおこなった。世界で最大の孤立政権であるこの国について研究してい 全文をよむ

2013-04-05 イラク・マーリキー首相、トルコへ「オリーブの枝」 (Yeni Safak紙)

イラクのマーリキー首相は「トルコと歩み寄るために必要なあらゆることを喜んで実践する」と述べた。      イラクのヌーリー・アル・マーリキー首相はトルコとの2国間関係がお互いに対する敬意のもと続くことに期待すると述べた。      マーリキー首相はインターネットの公式サイトにおける発表で「トルコと歩み寄るために必要なあらゆることを、共通の利益とお互いに対する敬意のもと喜んで実践する」と述べた。      アメリカのジョン・ケリー国務長官が先週行ったイラク訪問の後、マーリキー首相にトルコとの関係を 全文をよむ

2013-03-31 シリアのクルド人、アレッポで自由シリア軍に協力か? (Radikal紙)

シリアが流血をともなう内戦状態に陥って以来、反政府武装勢力と距離を置いてきたクルド人グループが、アレッポで自由シリア軍と共に行動を始めたとみられている。      2011年3月に平和的なデモで始まったものの、すぐに流血をともなった内戦へと変貌したシリア内乱のプロセスにおいて、とくに北部で均衡を崩すような「展開」が起こっているという見方が徐々に強まっている。内乱の初期から、体制側とも反政府武装勢力とも等距離を保ち、多くの都市や町で一発の銃弾を用いることなく支配権を獲得してきたクルド人グループが、 全文をよむ

2013-03-28 シリア人避難民、600人国外追放 (Hurriyet紙)

シャンルウルファ県アクチャカレ郡のスレイマンシャー居住区で昨日、1人の女児が死亡した火災の抗議活動を行ったシリア人らと保安部隊の間で騒動が勃発し、3時間半後に鎮静された。この騒動に関わったことが確認された600人の避難民が国境外に追放された。      内戦の続く母国を逃れトルコに亡命した3万5000人以上のシリア人が避難しているアクチャカレ郡のスレイマンシャー居住区第一地区で昨日朝、回線ショートによる火災が発生した。この火災によりテントにいた7歳のスドラ・エルハムトさんが死亡、2人の姉が負傷し 全文をよむ

2013-03-26 イスラエルからの賠償金、1千万ドル級に (Radikal紙)

イスラエルがマーヴィーマルマラ号襲撃に関し謝罪した後、犠牲者の家族に対する賠償金支払いに向けて両国が動き出したと報じられた。      ハーレツ紙のベテラン記者ツヴィ・バルエル氏は、トルコ側情報筋に基づく報道の中で、イスラエルが支払う賠償金総額がいくらになるかは未だ不明であるが、1千万ドル級になるだろうと指摘した。   バルエル記者によると、アフメト・ダヴトオール外相並びにイスラエルのツィッピー・リヴニ法相が「賠償プロセスに関わる諸条件を提示する委員会の設置」を検討し、昨晩の電話会談を通じてトッ 全文をよむ

2013-03-25 北イラク、アルビルは「東のパリ」―ないものはない! (Milliyet紙)

北イラクのクルディスタン地域(=北イラク・クルド自治政府)の首都アルビルへ近年、現金と投資が流れ込み、社会生活は少しずつ活気づいている。豪華なイタリアレストランからアメリカのコーヒーチェーンまで、ドイツ流ビアハウスから豪華なオスマン式レストランにいたるまであなたが探しているものは何でもある。      私はアルビルの数キロ郊外にあるマジディ・モールにいます。この豪華なショッピングセンターの3階にある広大なワッコ社の店舗を通り過ぎて、階段で上階に出るとイタリアレストランの前に出ます。その店の名はベ 全文をよむ

2013-03-24 エルドアン首相、イスラエルに和解の条件提示 (Zaman紙)

公正発展党(AKP)の党首であるレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、トルコとイスラエルの関係に関して「(条件の)適用が実現すれば(関係の)正常化は可能だ。適用が実現しなければ、申し訳無いが和解は不可能だろう。われわれはとても明確に話している」と発言した。      以下は、エルドアン首相による発言の内容である。      「われわれは、国民がわれわれに付与していない権力をいかなる場所でも行使したことはなく、今後も行使することはない。今日まで、われわれの誉れ高い姿勢、険しい姿勢、厳しい姿勢があっ 全文をよむ

2013-03-22 史上初!イスラエル、トルコに謝罪―マーヴィ・マルマラ号事件 (Hurriyet紙)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に電話をかけ、マーヴィ・マルマラ号事件(2010年5月、ガザに援助物資を運んでいたトルコ船舶が、イスラエルによって襲撃された事件)についてトルコ国民に謝罪した。エルドアン首相はネタニヤフ首相の謝罪を受け入れた。この会談を世論に発表したのは、アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領であった。      オバマ大統領の3日間にわたる中東歴訪の最後に、ホワイトハウスから声明が出された。      声明では、今日エルドアン首相・ネタニ 全文をよむ

2013-03-16 カーバ神殿、工事現場の現状 (Hurriyet紙)

英インデペンデント紙は、先日イスラム世界の最古の3つのモスクが壊される予定だと報じたが、この度は「サウジアラビアが見せたくない光景」のタイトルで、メッカのカーバ神殿周辺にあるオスマン朝時代の回廊が撤去されている工事現場をとりあげた。      ヒュッリイェト紙が2月17日に報じたカーバ神殿の拡張工事については、イギリスの有力紙ザ・インデペンデント紙も大きくとりあげた。   同紙は、「サウジアラビアが見せたくない光景」のタイトルで、メッカにあるカーバ神殿の周囲の、オスマン朝期とアッバース朝期に造ら 全文をよむ

2013-03-15 ハラールミートの検査で豚肉みつかる―ノルウェー (Radikal紙)

ヨーロッパ全土に広がった馬肉混入事件のあと、食品検査を強化した調査チームだが、ノルウェーにおいて驚くべき事態に直面した。ハラ―ルミート(イスラームの規則に則って処理された肉)から「事故とはみなせない程大量」の豚肉が検出されたのだ。      ノルウェーの食品検査チームは、ハラ―ルミートの製造を行っている会社が市場に出荷した肉の中に、かなりの量の豚肉が混在していたことを明らかにした。      ヨーロッパのほぼ全ての国で秘密が露わとなった馬肉混入事件の後、ヨーロッパ諸国は政府の食品検査チームによる 全文をよむ

2013-03-09 また一つ、相互ヴィザ撤廃―ニュージーランド (Yeni Safak紙)

アフメト・ダヴトオール外務大臣は、ニュージーランドとトルコとの間でビザを撤廃すると述べた。アフメト・ダヴトオール外務大臣とサレ・ダヴトオール夫人はトルコ女性労働者協会(TİKAD)による「世界女性週間」のため、コンラッドホテルで開催された会議に参加した。      トルコ女性労働者協会のニリュフェル・ブルト会長や働く女性たちも多く出席した会議で、女性たちに向けてスピーチを行ったダヴトオール外相は、国民が自信を持つことが非常に重要であると語った。      ダヴトオール外相は、政府が国民に安心や、 全文をよむ

2013-03-09 シリアのPKK系PYD、油田地域を掌握か? (Milliyet紙)

シリア北部でPYD(民主統一党)系のクルド武装勢力が、油田のあるカフタニイェを政府勢力から奪ったことが明らかになった。      シリアにおいて、内戦をチャンスとばかりにシリア北部で実権を握っている民主統一党(PYD)が、ラッカ市の南にあるエル・カフタニイェ村にある油田地域を掌握したという。   PYDのスポークスマンを務めるムハンマド・レソ氏は、中東関連のニュースや解析で定評のあるアル・モニター(Al Monitor)のサイトで、「人民による防衛同盟(YPG)」はシリアのクルド人地域全域を完全 全文をよむ

2013-03-07 イスラエルテロ対策局、イスラエル市民へトルコ旅行自粛を勧告 (Milliyet紙)

イスラエルのテロ対策局は、ユダヤ教徒の祭典であるペサハ祭(過越祭)に先立って発した渡航注意情報の中で、「特に」トルコへの渡航を避けるように国民に勧告した。      イスラエルは3月26日のペサハ祭に先立ち、国民がトルコに渡航しないよう勧告する注意情報を発した。テロ対策局による渡航注意情報には33カ国が掲載された。   注意情報にはイスラエル国民の渡航が禁じられているシリア、イラン、イラクのクルド自治政府、レバノン、イエメンとサウジアラビアに加えて、イスラエル国民にとって「最高レベルの危険度」と 全文をよむ

2013-03-04 アサド大統領、トルコを非難―「紛争停止させたければ、エルドアンを止めろ」 (Milliyet紙)

アサド大統領によると、シリア国内の紛争を終結させるために何が必要かというと・・・・。      英サンデータイムズ紙のハラ・ジャベル氏は、シリアのバッシャール・アサド大統領と行ったインタビューの後BBCにてその印象を語った。ジャベル氏はアサド政権と決別しそうな指導者というような印象は与えなかったと述べた。およそ2年前もルポを行ったジャベル氏は、アサド大統領がこの間に変わったか変わらないかという質問に対し「変わっていない」と答えた。また、アサド大統領が彼にシリアや世界中で起きている 政治的発展をを 全文をよむ

2013-03-02 米ケリー新国務長官、アンカラ訪問 (Zaman紙)

米ジョン・ケリー国務長官が就任後初めてアンカラを訪問した。アフメト・ダヴトオール外相と会談したケリー国務長官は、ギュル大統領とエルドアン首相からとも面会した。      ケリー国務長官は、エルドアン首相のウィーンでの「シオニズム運動」への批判について「寛容の精神を称揚しなければならない。指導者は皆、これを重視したメッセージを出すべきだ」とコメントした。また、トルコとイスラエルの関係に関しては「中道」を見つける重要性を強調し、「トルコとイスラエルは、両国ともアメリカ合衆国の同盟国である。」と述べた 全文をよむ

2013-02-26 「アルゴ」オスカー獲得にイラン激怒―オバマ夫人の衣装へも「検閲」 (Hurriyet紙)

1979年イラン・イスラム革命後に発生したアメリカ大使館人質事件を題材としたハリウッド映画『アルゴ』のアカデミー賞作品賞受賞は、イランの怒りを買った。イランの公式メディアは、ミシェル・オバマ大統領夫人が受賞作品の発表を行ったということからベン・アフレック監督の受賞スピーチにいたるまで、同作品に関するあらゆることを批判した。      『アルゴ』は、イラン革命後テヘランのアメリカ大使館が占拠されアメリカ人52名が人質に取られた後の出来事を描いている。この映画が題材とした実際の出来事とは、大使館占拠 全文をよむ

2013-02-25 メルケル独首相、トルコ訪問 (Radikal紙)

エルドアン首相は、「現在、ドイツにおけるトルコ人企業家の数は7万人に達し、労働者数は32万人を超える状況にある。 ドイツのトルコへの総輸出額は550万ドルを超える状態だ。ドイツと我々との関係において、人的結びつきは重要な地位を占めている。我々国家間において、 堅固な友好の橋が架かっている。トルコ-ドイツ大学は、この最も基本的な例である」と述べた。      ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、「昨日、防衛大臣と文化大臣が私をもてなして下さったことに対してお礼いたします。今回の訪問で、アンカラ以外も 全文をよむ

2013-02-24 トルコ訪問のメルケル首相、EU交渉再開に言及 (Milliyet紙)

本日トルコを公式訪問したドイツのアンゲラ・メルケル首相は、トルコのEU加盟交渉の再開を支持した。      今日トルコへの公式訪問を始めたドイツのアンゲラ・メルケル首相は、「不安」ではあるが、トルコのEU加盟交渉再開を支持しているという。メルケル首相は、週に一回のビデオメッセージで、医学生のウンミュハン・チフッチさん(24)の質問に答えた。      トルコのEU加盟に関する質問に対してメルケル首相は、「これから先、長い交渉の道があることを信じています。私は不安を持ってはいますが、交渉のプロセス 全文をよむ

2013-02-24 ブルガリア正教会の新総主教 (Yeni Safak紙)

マクシム総主教が2012年11月11日に永眠して以後、教会の運営や権威の危機に見舞われているブルガリア正教会が新しい総主教を選出した。      ブルガリア正教会の運営組織である聖シノドで行われた選出会で、ルセ主教を務める68歳のネオフィト氏がブルガリア正教会の新たな精神的指導者となった。      聖シノドで2回にわたって行われた選出会には、3名の候補者が参加した。1回目はネオフィト氏やロヴェチ主教のガヴリール氏、そしてスタラ・ザゴラ主教のギャラクション氏の三者間で選出が行われた。この回では代 全文をよむ

2013-02-23 日本の首相、オバマ米大統領と会見「中国に屈しない」 (Yeni Safak紙)

日本の安倍晋三首相は、東シナ海に浮かぶ諸島に関して、中国に屈しない姿勢を示した。      アメリカの首都ワシントンを訪れた安倍首相は、米戦略国際問題研究所で講演した。安倍首相は講演の中で、「尖閣諸島の領有権に対する中国の挑戦は、容認できない。我が国の決意を試すようなことはしないでいただきたい。日米同盟に不信はない」と述べた。また、尖閣諸島問題をエスカレートさせるつもりはないとの姿勢を示し、「こちら側のドアは中国の指導者に向け常に開かれている」と述べた。   安倍首相は中国との関係を重要視してお 全文をよむ

2013-02-22 アゼルバイジャン・アルメニア国境で、20年ぶりにモスクのアザーン響く (Zaman紙)

アゼルバイジャン・アルメニア国境で20年ぶりにアザーンが流れた。      国境地帯にあるアグダム地区チェメンリ村のチュムシュト・モスクで今日、金曜礼拝のためのアザーンが流れた。金曜礼拝が行われるモスクには、礼拝に来た人々と共にエルシャド・イスケンデロヴ・アゼルバイジャン宗教団体国家委員会(ADKDK)委員長、ナゴルノ・カラバフのアゼルバイジャン人代表であるバイラム・セフェロヴ氏、国会議員、近隣の街の知事らが集まった。      ADKDKといくつかの民間組織の主催で国境にある全てのモスクで行わ 全文をよむ

2013-02-21 ブルガリア首相、トルコ系政党元党首の脅迫を訴える (Yeni Safak紙)

ブルガリアの首相は、大半がトルコ人から成る権利と自由運動党に対し、「わたしを殺そうとしたのは、アフメト・ドアン元党首です。どうぞ委員会を設立してこの件について調査してください」と訴えた。      ブルガリアで内閣不信任決議が可決された。しかし、投票時にボリソフ首相が、大半がトルコ人から成る権利と自由運動党に対して行った衝撃的な訴えが注目を浴びた。      投票の少し前にボリソフ首相は、権利と自由運動党に対して、「わたしを殺そうとしたのは、アフメト・ドアン元党首です。どうぞ委員会を設立してこの 全文をよむ

2013-02-19 シリアのPKK系PYD、反政府派と共同戦線 (Zaman紙)

テロ組織KCK(クルディスタン社会連合)-PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)のシリア支部とされるPYD(民主主義統一党)と、シリアの反政府組織「自由シリア軍」の間で平和協定が結ばれた。      11項目にわたる協定によると武装グループは、勢力争いを繰り広げていたラス・アル・アインを解放する見通しである。アラブ系、クルド系住民を共に代表する町の運営組織が設立され、共同の検問所も設置されて食料物資の搬入に許可が出されるようになる。また政府の支配下にある町々の獲得に向けて、共闘していく。共 全文をよむ

2013-02-17 拡張工事の進むカーバ神殿、オスマン時代の回廊は15m移動へ (Hurriyet紙)

カーバ神殿拡張計画の枠組みで、マスジド・ハラーム・モスク内の歴史的なオスマン時代の回廊の移動工事がはじまった。一つ一つ番号をつけられ厳重に梱包された回廊は、点検の後15m移動させられ、再び組み立てられる予定だ。      解体が議論される中、マスジド・ハラーム・モスク内のオスマン時代の歴史的建造物である回廊がカーバ神殿拡張工事計画に伴い、移動工事が始まった。      この工事計画には、800億サウジリヤル(約380億トルコリラ/約2兆円)もの予算がかけられることがあきらかになっており、工事はト 全文をよむ

2013-02-15 南キプロス外相、トルコ訪問の意向表明 (Milliyet紙)

南キプロスのエラト・コザク・マルクッリ外相が、明日行われる閣僚選挙を前に、ミッリイェト紙に語った。マルックリ外相は、キプロスのトルコ人とトルコ政府へ「統一のために共に行動しよう」とメッセージを送った。      南キプロスのエラト・コザク・マルクッリ外相は、明日行われる閣僚選挙を前に、キプロス島における発展とトルコとの協力について本紙に語った。   マルクッリ外相は、選挙はこの議論の今後に影響しないとして、「誰が選挙で勝とうと、議論は続きます。キプロス問題の解決は島に安寧と富をもたらし、トルコに 全文をよむ

2013-02-14 イラン人将軍、シリアで殺害 (Zaman紙)

レバノンで活動していた在レバノン・イラン復興本部のヘサーム・ホシュネヴィース本部長がダマスカス-ベイルート間の道路で攻撃に遭遇し、殺害されたと報じられた。   ベイルートにあるイラン大使館が行った発表では、ダマスカスからベイルートに向けて出発したホシュネヴィース本部長は、遭遇した攻撃の結果、命を落としたと公表された。   襲撃の実行犯は未だに判明していない。   同時に、シリア外務省が行った発表では、報道されたシリア国民連合(SMDK)のムアーズ・アル・ハーティブ議長とシリアのワリード・ムアッリ 全文をよむ

2013-02-13 EU、イスラエル産品に初の輸入禁止措置 (Milliyet紙)

死海から製造される化粧品に並び、地域特産のオリーブやワインはイスラエルからヨーロッパへの輸出の大部分を占めている。      EUは、イスラエルがヨルダン川西域と東エルサレムのユダヤ人入植区で製造された商品を「イスラエル製(Made inIsrail)」と表示して販売することに対し、対応策をとる。ドイツで発行されるデア・シュピーゲル誌の記事によると、昨年12月にEUの27カ国の外相が集まり、この件について議論した。この会議で、イスラエルが占領地で製造した商品を「イスラエル製」と表示して販売するこ 全文をよむ

2013-02-12 スペイン・フランスでPKK一斉捜査、21人逮捕 (Radikal紙)

スペインとフランスの治安部隊がそれぞれ行った一斉捜査で「PKKに資金を調達していた」ことが判明した15人が逮捕された。      フランスでのPKK一斉捜査で15人が逮捕された。ボルドーで「PKKの不正資金の出所を明らかにするため」に始められた捜査の一環として、新たな一斉捜査が行われた。警察が各所で行った強制捜査の結果、「資金集めの強要やマネーローンダリングによってPKKに資金提供をした」とされる15人が逮捕された。昨年3月に開始された捜査において、今日までにフランスのパリを始めとしてボルドー、 全文をよむ

2013-02-11 アルバニア、サーミーの墓の移転とテペデレンリ・アリ・パシャの首の「返還」要請 (Zaman紙)

アルバニア共和国のサリ・ベリシャ首相は、公正発展党イズミル選出議員でありアルバニア友好団体会長のルファト・サイト氏に対し、アリ・サーミー・イェンの父シェムセッティン・サーミーの墓とオスマン帝国時代に処刑されたテペデレンリ・アリ・パシャの首をアルバニアへ移してほしいと伝えた。この興味深い要望は、公式訪問中に行われた二者会談の際に正式に伝えられた。   バルカン諸国訪問の一環として、アルバニアとコソボを訪れたイスメト・ユルマズ国防大臣とトルコ・アルバニア友好団体会長でAKPイズミル選出議員のルファト 全文をよむ

2013-02-08 キプロス共和国(南キプロス)、エルドアン発言に反発 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の「キプロスというひとつの国家はない」との発言に、南キプロスのギリシャ人から反発が起こった。      南キプロス、ギリシャ側の新聞は、政府の副スポークスマンのフリストス・フリストフィディス氏が、トルコのこの見解は「全ての国際社会の認識に反している」と述べたと伝えた。      記事によると南キプロスの・ギリシャ政府の副スポークスマンであるフリストス・フリストフィディス氏は次のように述べた:「エルドアン首相の挑発と暴挙では、自由と再統一への私たちの決心は変えられ 全文をよむ

2013-02-07 イスラエル、嘆きの壁近くのオスマン朝期建造物も破壊 (Radikal紙)

イスラエルがアル=アクサ・モスクから50mの距離にある「嘆きの壁」のそばで始めた取り壊し作業は、オスマン朝期の建造物にも及んだ。      取り壊しが続く建造物の中には、オスマン朝期から残る歴史的なアーチや建物もある。      取り壊しに反対するアル=アクサー・ワクフ文化遺産財団が出した文書には、「占領勢力(イスラエル)は二日目にアクサ・モスクから50m離れた「ブラークの壁(嘆きの壁の別名)」の北側にある歴史的なアーチや建物を取り壊し続けている」と書かれている。      イスラエル政府は、取 全文をよむ

2013-02-07 アフマディネジャド大統領、シリア問題でトルコ・エジプトとの接近と発言 (Yeni Safak紙)

イランのアフマディネジャド大統領は、「シリア危機の解決について、イラン、エジプト、トルコの見解はそれぞれ接近しつつある」と発言した。      イスラム協力機構の第12回首脳会議でカイロを訪れたアフマディネジャド大統領は、記者会見の席で、この歩み寄りの詳細については情報を明かさなかった。   アフマディネジャド大統領は、「イランは、戦争がシリア国民に諸権利を与える解決策であるとは考えていない。シリア危機を収束させる解決策は、シリア体制と反体制派の間に行われる国民的和解である。自由、選択権、そして 全文をよむ

2013-02-07 ギュル大統領、エジプト・ムールスィー大統領と会見 (Zaman紙)

イスラム協力機構の首脳会議後、エジプト大統領官邸を訪問したギュル大統領は、ムールスィー大統領から歓迎行事で迎えられた。大統領官邸でメディアに非公開で行われた首脳直接会談後、二国間会談が行われた。      ギュル大統領とムールスィー大統領は、会談後、共同記者会見を行った。ギュル大統領との会談で地域問題を話したと述べるムールスィー大統領は、「親愛なるギュルといくつかの問題について詳細に話し合った。トルコとエジプトの政策は似ている」と話した。      会談で、二国間関係の発展について話し合ったこと 全文をよむ

2013-02-07 ロシア、ヌルジュの祖ヌールスィーの著作を禁止 (Hurriyet紙)

ロシアのカリーニングラード裁判所は、サイード・ヌルースィーの著書16冊が「過激」であることを理由に禁止の決定を行った。      ロシアでは、サイード・ヌルースィーの著作が続々と禁止になっている。近年、タタールスタン共和国、バシコルトスタン自治共和国で禁止となったものが、昨日、 ロシア西端カリーニングラードの高等裁判所により禁止となった。禁止となった著作は、「分離主義的かつ宗教間対立を扇動する要素」とされた。      今回、ヌルースィーの著作がカリーニングラードで禁止決定となったことには、別の 全文をよむ

2013-02-04 アフマディネジャド・イラン大統領、宇宙飛行士志願? (Radikal紙)

イランのマフムード・アフマディネジャド大統領は、宇宙に行く初めてのイラン人宇宙飛行士になりたい、と語った。   ファルス通信社の報じたところによれば、アフマディネジャド大統領は、「宇宙技術の日」にちなんでイランの知識人に向けてスピーチを行った。アフマディネジャド大統領は、航空と宇宙開発の分野において、特筆すべき成功がなされ、「ビーナス」と「スィムルグ(伝説上の聖鳥)」という名の衛星を宇宙に打ち上げるために研究がつづけられていると述べた。      アフマディネジャド大統領は、植民地主義者と抑圧者 全文をよむ

2013-02-01 イラン、トルコへのパトリオット配備を批判 (Radikal紙)

シリアの軍事施設を空爆したイスラエル、そしてトルコにイランから脅し      イランのアミル・アブドゥルラヒアン副大臣は、トルコに配備されたパトリオットミサイルはイスラエルを守るのには(訳注:原文ママ)不十分と話した。      ファルス通信のニュースによれば、アブドゥルラヒアン副大臣は、「イスラエルが愚かなことを行ってもトルコに配備されたパトリオット迎撃ミサイルを信用することなどないように。忘れてはならないことは、パトリオットは最近の8日間に及んだイスラエルのガザ攻撃の際も役に立たなかったのだ 全文をよむ

2013-01-30 北イラク・クルド自治政府、イラク政府と合意進まず (Radikal紙)

北イラク・クルド自治政府のペシュメルガ省は、イラク政府防衛省と合意に達しなかったことを明らかにした。      ペシュメルガ省は、最近の会議で、軋轢が生じた地域の問題解決について、バグダードのイラク政府防衛省関係者との間で合意に達しなかったと述べた。      ペシュメルガ省事務局長のジェッバー・ヤヴェルは、北イラクとバグダードの間で設けられた委員会が軋轢が生じた地域の問題解決のための会合をもうけたが、合意には達しなかったと述べた。      ヤヴェル事務局長は、会合では複数の地域において共同軍 全文をよむ

2013-01-30 エルドアン首相、カタールでギリシャ首相と会談 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公式訪問のため同じ日程でカタールに滞在していたギリシャのアントニス・サマラス首相と会談した。      エルドアン首相は、カタールの首都ドーハへの公式訪問の一環として二カ国会談を行った。カタールのハマド・ビン・ジャシム・ビン・ジャビル・エス・サーニー首相兼外相とシェイフ・ハマド・ビン・エス・サーニー首長とともに首長公邸であるエミリ・ディーワン宮殿で会談した後、エルドアン首相は、滞在先のホテルに移動した。      ■トラキアのトルコ人について話された     全文をよむ

2013-01-27 トルコ世界の合同軍創設へ (Zaman紙)

バクーで一昨日、歴史的な決定がなされた。トルコ・アゼルバイジャン・キルギスが、「ユーラシア軍警察隊」の創設に合意した。これにはカザフスタンとモンゴルも加わると見られている。      トルコ・アゼルバイジャン・カザフスタン・キルギス・モンゴルの間で、「ユーラシア軍警察隊」創設に向けた取り組みが最終段階に入った。アゼルバイジャンで交渉にあたった軍警察総司令官のベキル・カルヨンジュ陸軍大将は、一昨日行われた「ユーラシア軍警察隊」創設会議に参加した。会議にはカルヨンジュ陸軍大将の他に、開催国アゼルバイ 全文をよむ

2013-01-26 イラクの自爆テロ被害者、トルコで治療 (Yeni Safak紙)

イラクのサラーハッディーン県トゥズフルマトゥ郡で発生した自爆テロで10人のイラク系トゥルクメン人が負傷し、治療のため救急飛行機でアンカラへ輸送された。      トゥズフルマツで発生した自爆テロで負傷した10人のトゥルクメン人は、治療がイラクでは不可能であったため特殊軍用救急飛行機に運び込まれ、アンカラへ 輸送された。飛行機はエティメスグト軍用空港へ着陸し、負傷者達は救急車に乗せられ、アンカラの複数の病院へ運ばれた。負傷者のうち3名は、ヌメネ教育研究病院で治療を受けていることが分かった。 全文をよむ

2013-01-25 サマティヤ・アルメニア人女性殺人事件に、アルメニアロビー抗議 (Yeni Safak紙)

サマティアでの年配のアルメニア人女性に対する相次ぐ襲撃はアメリカ合衆国の関心を引いている。12月28日にマリトゥサ・キュチュクが殺された殺人事件に続き、他のアルメニア人女性に向けられた攻撃が続いたため、アメリカのアルメニアロビーが手紙をおくり、その手紙がアメリカ政府に警戒を促した。   アメリカ合衆国国務省はサマティアでの事件の展開を注視している。アメリカ側はサマティアでの攻撃と襲撃事件の背後の動機を探っている。説明を求めている基本的な問いは:「増加しつつある攻撃は、言われてきたようにトルコにお 全文をよむ

2013-01-21 シリアの重要油田、シリア・クルド系組織PYDの手に? (Radikal紙)

シリアの内戦が続く中、(シリア)北部に位置する同国の最も重要な油田があるリメランを、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)傘下のPYD(民主統一党)が掌握したという。      ヨーロッパにおいてクルド語で発行されているルダウ紙(Rudaw)のニュースサイトで、シリアの最も重要な油田のあるリメランをPYDが掌握したと伝えられた。      PKKのシリアにおける政党であるPYDのサーリフ・ムスリム代表は、同地域(リメラン)には政府軍とともに入り激しい戦闘の末に掌握した、と語った。      全文をよむ

2013-01-20 ブルガリアのトルコ系政党党首の頭にガス銃―犯人もトルコ系 (Milliyet紙)

ブルガリアのトルコ系政治家アフメト・ドアン氏の頭にガス銃を向けた人物は、この襲撃を一人で計画し実行したと主張している。ブルガリアの報道によると、オクタイ・イェニメフメドヴという名のこの人物は、自分の目的はアフメト・ドアンを殺すことではなかったという。襲撃犯は、22年来党首を務めているアフメト・ドアンが、「触れられない存在ではないことを示すためにやった」と述べている。   (注:ガス銃で脅したこの事件では、犯人はすぐに取り押さえられ、けが人はなかった。)      そのメンバーの大半をトルコ系が占 全文をよむ

2013-01-18 アルジェリアの人質救出作戦、悲劇に (Milliyet紙)

アルカイダ系組織が、フランスによるマリ作戦への報復としてサハラ砂漠にある天然ガスプラントでとった人質に対して行われたアルジェリアによる作戦は、大きな失敗に終わった。アルジェリア軍のヘリコプターが砲撃をした結果、「覆面団」あるいは、「血判団」と名のる15人のテロリストと並んで、34人の人質が犠牲になった。      現時点では人質に関する公的な発表は行われていないが、イリズィ市にある施設にいるテロ組織メンバーは、モーリタニアの通信社ANIに対し、この情報を認めた。      ■人質は連れ去られよう 全文をよむ

2013-01-17 クルド系マフィアのボス、モスクワで暗殺 (Zaman紙)

ロシアで最も有名なマフィアの首領として知られている「デッド・ハサン」ことアスラン・ウソヤン氏(76)が、銃撃に遭い死亡した。      テロ組織PKKへ武器を販売していたと言われる有名なクルド系マフィアの首領が、昨日(1月16日)首都モスクワのあるレストランの出口で銃撃を受けた。別の建物の屋根から殺し屋に狙われたものと見られ、この襲撃は裏社会における血の復讐の結果であると言われている。ロシア内務省関係者は、ロシア・インタファクス情報通信の取材に「初めに考えられるのは、別の犯罪組織との抗争による殺 全文をよむ

2013-01-15 CHPクルチダルオール党首、中国訪問中 (Milliyet紙)

共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、衛星・突厥2号の打ち上げにおいて協力を得た、中国発射技術研究センターを視察した。      ここでクルチダルオール党首に衛星の模型がプレゼントされた。CHP代表団は昨日、中国共産党中央委員会のワン・ジリャウ(王家瑞)対外連絡部委員長、と中国共産党全国人民代表大会外交委員会のナン・チェンチョン(南振中)外事副主任、中国共産党中央委員会政治局のリー・ユェンチャオ(李源潮)氏と会談した。ユェンチャオ氏は、中国の将来の指導者候補として面会し、特にウイ 全文をよむ

2013-01-15 パキスタン首相の逮捕、原因はトルコ企業? (Hurriyet紙)

イタリアの時事通信社ANSAはパキスタン高等裁判所がパキスタンのラジャ・ペルベズ・アシュラフ首相に対しトルコ系エネルギー会社であるカルケイ・カラデニズから賄賂を受け取ったとして逮捕令状を発行したと報じた。但し、同会社関係者らは容疑を断固否定している。      ANSAの報道では、数万人のパキスタン国民が宗教指導者ターヒル・カードリーに率いられデモ行進を行ったと伝えられると同時に、アシュラフ首相並びに水利・電力相を含む15名に対し逮捕令状が発行されたと言及された。      メディアセット・グル 全文をよむ

2013-01-13 パリで殺害のPKK幹部、葬儀はディヤルバクルで (Radikal紙)

パリで殺害された3人のクルド人女性の遺族は、その遺体がトルコで埋葬されることを望み、担当者たちはゴーサインを出した。大きな葬儀がディヤルバクルで行われる。      フランスの首都パリのクルディスタン情報局で暗殺され亡くなったPKKの設立メンバー、サキネ・ジャンスズとフィダン・ドアン、レイラ・ソイレメズの遺体は家族の希望によりトルコに送られる。家族はこのためにフランス当局に申請しており、検死が終わった3人の遺体の搬送のためパリのトルコ大使館にも申請することが分かった。亡くなった3人のPKKメンバ 全文をよむ

2013-01-13 MIT、フランスの情報当局と接触 (Zaman紙)

テロ組織PKKの設立者の一人、サキネ・ジャンスズと、PKKメンバーのフィダン・ドアンおよびレイラ・ソイレメズがパリで殺害された事件は今でも人々の関心を集めている。      トルコ政府が事態を注意深く見守る中、国家諜報機構(MİT)もフランスの情報当局と接触していることが分かった。MİTはフランスの情報当局からこの殺人事件に関する最新情報を入手し、その後本部で組織された特別チームが、殺害に関する取り組みを始めたという。MİT関係者がフランスで行われる捜査に立ち会うためにフランスに行くかどうかはま 全文をよむ

2013-01-10 エルドアン首相、ニジェールからラクダをトルコに連れて帰る (Hurriyet紙)

ニジェールの有名な部族であるトゥアレグ族によって、タイイプ=エルドアン首相にラクダがプレゼントされた。      前もって準備が始まっていたニジェール=トルコ友好の森に、エルドアン首相はトルコから待ちこんだ苗木を植えた。植林の式典では色とりどりなシーンが見られた。様々な部族がパフォーマンスを行ったのだ。      ラクダの背中にゆられて何百キロも道を進み、3日間の旅をして式典に参加したトゥアレグ族がいた。彼らはサプライズでエルドアン首相に7歳のラクダを1頭プレゼントした。首相はラクダに関し、関係 全文をよむ

2013-01-08 トルコ農業銀行、ギリシャの農民に資金融資 (Hurriyet紙)

ギリシャの銀行が資金融資をほぼ打ち切っている中で、トルコは農業銀行が一定の条件でギリシャの農民や業者、ビジネスパーソンに融資の機会を提供できるようにするため立ち上がった。ギリシャ政府が認めれば、まず4000~5000万ユーロが融資される。      トルコは3年間財政危機に瀕しているギリシャに手を差し伸べ、今日までEU諸国がやってこなかった提案をした。ギリシャの銀行は、経済危機とギリシャ国債の53パーセントの「下落」によって大きな痛手を受け、金融引き締めを行った。そのためギリシャの農民、業者、そ 全文をよむ

2013-01-04 インドネシアとの相互ヴィザ免除発効 (Zaman紙)

トルコ・インドネシア間のヴィザは、明日(5日)公式に廃止される。警察総局の発表によると、2011年4月5日にジャカルタで署名された「トルコ共和国政府とインドネシア共和国政府間における外交旅券及びサービス・パスポート保持者に対するヴィザの相互免除に関する協定」は、明日発効される。      同協定によると、入国前に最低6ヶ月の有効期限を有する外交旅券または(政府関係や国際機関での仕事に従事する者に発行される)サービス・パスポートを保持する両国の市民は、互いの国に入国した日から180日以内の合計90 全文をよむ

2013-01-04 シリアでトゥルクメン系政党、設立へ (Zaman紙)

シリアでの政権の転覆のために行われている戦闘にて重要な役割を果たしているシリアのトゥルクメン人らは、多数の代表者(議員)を擁する政党を設立する為の努力を始めた。      党則はすでに準備済みだという。さらに、今月(1月)ガズィアンテプで開かれる会合で、党首、運営委員会と紋章が決められる予定である。委員会へはシリア全県からトゥルクメン人の代表が集まる。党則ではシリアの一体性とトゥルクメン人が国家の基礎的な要素の一部を成していることが強調されている。      12月15日に始めて行われた「シリア 全文をよむ

2013-01-03 パトリオット配備のため、米軍兵、ガーズィアンテプに (Radikal紙)

トルコがNATOに要請したパトリオット対空システム配備のため、米軍兵がガーズィアンテプに到着した。      米軍兵はトルコ航空の定期便でガーズィアンテプに到着し、トルコ軍警察及び警察チームの警護を受け、宿泊先へ入った。      明日(1月4日)、今回の訪土団27名は、第5装甲師団司令部及びガーズィアンテプ空港で調査を行う予定となっている。 全文をよむ

2013-01-02 差別主義グループ、トルコ人の家に放火―オランダ・ユトレヒト (Yeni Safak紙)

1日夜、オランダのユトレヒト州ニューウェハインに暮らすヤシャルさん宅が放火された。彼らはこの地域に住む唯一のトルコ人家庭で、親戚宅に招かれている間に、家は外から放火された。      1日夜、他の街に住む親戚のもとを訪れていた新婚のセイフェッティン・ヤシャルさん、ネスィベ・ヤシャルさん夫妻が深夜に帰宅すると、家が焼かれていた。若い夫婦はニューウェハインの唯一のトルコ人家族であり、家の庭側から中へ投げられた可燃物質によって多くの家財が被害にあったと述べた。   ヤシャル・セイフェッティンさんは「近 全文をよむ

2013-01-01 北イラク、世界の大観光地となるか?―タイム誌報道から (Hurriyet紙)

アメリカの有名雑誌であるタイム誌は、北イラクのクルド地域が世界の新たなる観光地になる可能性があるとする記事を掲載した。これとともに、観光施設が建設されることになる場所のいくつかが、PKKキャンプに近接していることが治安上の問題となっている。      タイム誌のインターネットサイトの記事では、イラク北部地域がイラク国内で最も安全でアクセスしやすい地域であり、ほかの地域とは対照的にパザールなどでは観光客が安心して散策ができると記載された。   記事では、米国務省がイラクへの渡航を予定している米国民 全文をよむ

2012-12-30 イランのもうひとつの顔 (Radikal紙)

イランでは、表ではスカーフやベールを着用し閉鎖的で宗教保守的な生活だが、家の中に入るとワインの最高級品を飲み、世界情勢を逐一確認する全く別の生活がある。      イスラム法の支配が続いており、男女平等という点で大きな問題を抱えている隣国イラン。そこでは外から見たのとは逆に、教育を受けた、現代的で、世界の情勢を逐一確認する大衆、特に女性が、自分たちが革命の犠牲などではなく、そのように見られることも認めないと証明しようとするかのように大きな抵抗を見せている。      イスラム革命後、政府の宗教的 全文をよむ

2012-12-27 シリア反体制派、エルバカン派を宣言 (Yeni Safak紙)

シリアの反体制派のあるグループが、ネジメッティン・エルバカンの写真の周りに集まり、ネジメッティン・エルバカン部隊を設立し、アサド大統領に対し闘争を行うことを伝えるビデオを配信した。      シリアでアサド勢力に対し闘争を行う反体制派は「ネジメッティン・エルバカン部隊」をつくり、至福党との接触を希望すると話した。      ■我々はエルバカンの弟子である      反体制派は自身らがネジメッティン・エルバカンの弟子であると述べ、「イスラエルと一度も戦わないアサド勢力に対し、抵抗を続ける」というメ 全文をよむ

2012-12-27 イエメン議会で、トルコ非難 (Hurriyet紙)

イエメンで国会議員の一団がトルコとの外交関係を凍結するように政府に勧告した。議員たちはまた、治安当局の上級職たちの解任と、大都市における自動二輪車の利用禁止を求めた。      フェリックス通信の報じた所によると、アブドゥ・ビシル国会議員が軍と国家治安局、および政治治安機構の指揮官たちを解任するよう求める一方、ムハンメド・ モシュリ・エル=ラドヒ議員は、イエメンにおける暗殺活動の多くが自動二輪車に乗った武器携帯者によるものだったと明らかにし、特に首都サナアにおける自動二輪車の利用禁止を求めた。  全文をよむ

2012-12-23 シリアの部族長、ウルファで会合 (Yeni Safak紙)

シリアの有力部族長たちはアサド後のシリア統一のためシャンルウルファで会合を開いた。      軍関係者や政治家、民間人からも参加があった会合はシャンルウルファで終了した。3日間かけて行われた会合の結果はメディアや市民に公表された。      メソポタミア・ユーフラテス解放戦線のメンバー、ラケム・アル・フドゥル氏は記者会見で、抵抗運動が成功するよう、他の外国勢力や外部接続のないイスラーム組織と協力する用意があると明らかにした。      フドゥル氏はメソポタミア・ユーフラテス地域の発展のために必要 全文をよむ

2012-12-22 400人のトルコ人労働者の働いた独ルール炭坑、閉山 (Milliyet紙)

ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州にあるキャンプ・リンフォート県で100年間生産が行われてきたベルグヴェルク・ヴェスト鉱山で閉山式がおこなわれ、これをもって閉鎖された。      ドイツのテレビ局のニュースによると、およそ400人のトルコ人を含む計1500人の労働者が働いたルール炭鉱で行われた閉山式において、ハンネロール・クラフト州知事は、州の開発において鉱山労働者が決して軽視されえない貢献をしたと説明し、涙をこらえることができなかった。      すでに発表されていた決定に従い、ベルグ 全文をよむ

2012-12-21 シリアで収監の2トルコ人解放、イスタンブル着 (Hurriyet紙)

シリアで収監され、人権・自由・人道支援財団(İHH)の尽力で解放されたトルコ人2人は、自由になった後今日イラン経由でトルコに帰国した。      家族が失踪届をだしていたため、身柄拘束命令がでていたエクレム・ジーエルリさんは、事情聴取のためバルクキョイ検察局に送られる一方、もう一人のトルコ人のイドリス・チャナクチュさんが新聞記者らの質問に答えた。      シリアで英語の教員をしていたイドリス・チャナクチュさんと、自発的にシリアに行ったエクレム・チエウリさんをアタテュルク空港で家族らが迎えた。2 全文をよむ

2012-12-21 イラクで第二のハシーミー事件? (Hurriyet紙)

昨日(12月20日)、イラク財務省が襲撃を受け、警備員全員が「誘拐された」と発表された。      ジャラール・タラバーニー大統領が心臓発作、麻痺を起こし、治療のためドイツに運ばれたその日に事件が発生したことで注目されている。ラーフィウ・イーサーウィー財務相は記者会見で、「民兵組織」と見なされる武装勢力が、午後グリーン・ゾーン内の同省建物を襲撃し、同省職員及び警備員150人を誘拐したと述べた。      イーサーウィー財務相は、本件の原因責任がマーリキー首相個人にあり、首相が国をどこに導こうとし 全文をよむ

2012-12-21 キプロス・ギリシャ側で過去との清算 (Hurriyet紙)

キプロス・ギリシャ政府は1950年代にゲリラ組織、キプロス闘争民族機構(EOKA)のテロにより犠牲になった人たちに対し初めて、初めて前向きな第一歩を踏み出した。1950年代にキプロス闘争民族機構(EOKA)により「共産主義者」「トルコ人の友人」と非難され、「反逆者」という烙印を押され、街中で釘のついた棒でリンチされ、殺害された19人のギリシャ人の名誉が回復された。      キプロス・ギリシャ政府のデメトリス・フリストフィアス大統領は、半世紀にわたりキプロスのギリシャ人社会が血を流し続けている傷 全文をよむ

2012-12-16 シリアのクルド支配地域で住民投票 (Yeni Safak紙)

シリアのクルド勢力は、シリアで反体制派とアサド政権の間で続く内戦で日毎に政府側が敗れているものと見込んでおり、アサド体制の存続の有無(を問う)住民投票を実施する。      シリアで内戦後に起こった騒乱と権力の空白を利用して、シリア北部でクルド人が多く住んでいる都市を支配しているPKK(クルド労働者党:非合法)/PYD(民主統一党)は、いわゆる「クルディスタン」領内と宣言した都市で住民投票を行う意向である。      入手した情報によると、PKK/PYDは、明日予定している住民投票のために一日中 全文をよむ

2012-12-16 トルコの外交政策とシリアのアルメニア人 (Zaman紙)

アルメニア問題は今日トルコで議論が最も難しく、物議を醸す、タブーとされるテーマのうちの一つだ。この問題は今やシリアにまで波及する。      シリアのアルメニア人全員をアサド派政権の支持者とみてはいけないということに留意すると同時に、アサド後に実現の可能性が非常に高いスンナ派中心の国家体制を、シリアに住むアルメニア人たちが不安に思っていることは明らかだ。アレッポは、約2年近く続くアサド側と反体制派の戦闘がおそらく起こったことがなかった数少ない居住地区のひとつであったが、最後には戦闘の運命に陥った 全文をよむ

2012-12-12 パトリオット・ミサイルの配備地点決定 (Radikal紙)

NATOからトルコへ送られるパトリオット・ミサイルが、まずディヤルバクル県とマラトゥヤ県へ配備されることになるとみられる。      関係者は、シリア国境に近いシャンルウルファ県、ガズィアンテプ県、ハタイ県のうち、いずれかへミサイル配備するための交渉が続いていることを明らかにした。   シリア情勢の進展に関連して、トルコがNATOに要請したパトリオット・ミサイルの、配備地点の検討が概ね完了した。トルコ軍司令官らがミサイル配備地点に関して、NATO関係者とおこなっている会談が決着をみつつある。基本 全文をよむ

2012-12-10 オルハン・パムクら世界の文学者、アサド大統領に辞任呼びかけ (Radikal紙)

オルハン・パムク氏と五カ国の五人の作家たちが、シリアのアサド大統領に書簡を出し、「辞任しなければカダフィーのような目に遭うか投獄されるだろう」と訴えた。      オルハン・パムク氏を含む世界的に有名な六人の作家と知識人は、シリアの指導者バッシャール・アル=アサド大統領に公開書簡を送り、「辞任せよ、さもなければサダム・フセインやカダフィと同じ末路を辿ることになる」と警告した。      NTVのカイハン・カラジャ記者が伝えたところによると、今朝(12月10日朝)フランスのリベラシオン紙に、ノーベ 全文をよむ

2012-12-10 クルド自治政府とイラク政府の間でゆれる、キルクーク・トゥルクメン住民 (Hurriyet紙)

バグダード(中央政府)か、北イラクのクルド自治政府か、キルクークの前には二つの選択肢がある。キルクーク県議会のトゥルクメン人議員、トゥルカン・エユプ・シュキュル氏は、「アルビル市は、クルド人はおらずトゥルクメン人が大半を占めていたが、今、トゥルクメン人はいなくなった。北 (クルド人の政府)に帰属することになれば、同化(政策)が始まる」と述べた。      キルクークでは、クルド人であれ、アラブ人であれ、トゥルクメン人であろうが、最も関心のある議論は、市(キルクーク)がどちらの側に統合されるかとい 全文をよむ

2012-12-08 エルドアン首相、エジプト・ムルスィー大統領と電話会談 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、街頭での激しい抗議行動で苦境にたつエジプトのムルスィー大統領と電話会談を行った。      エルドアン首相は、ムルスィー大統領からエジプトにおける直近の展開に関し、情報提供をうけたという。      ■エルドアンから対話の呼びかけ      エジプト首脳に対し対話の呼びかけを行ったエルドアン首相は、この電話で、トルコがエジプト情勢に強い関心を持っていることを伝え、エジプトがこれまでの経験をふまえこの難局を乗り越えると考えていると伝えた。      ■ムルスィ 全文をよむ

2012-12-07 ギュル大統領、イラクの「アルビール・トゥルクメン代表団」と会見 (Hurriyet紙)

タネル・ユルドュズ・エネルギー天然資源相のアルビール訪問がイラク中央政府の不認可により実現せず、両国間で緊張が生じる中、アブ ドゥッラー・ギュル大統領は、「アルビール・トゥルクメン代表団」を受け入れた。大統領は「アルビールの同胞を常に気にかけている。キルクークの同胞についても同じ思いだ」と温かいメッセージを送った。      大統領は、トゥルクメン人がイラクの主要構成民族であると強調、イラクの結束・統合を守ることが地域の平和・安定に重要であると述べた。また、トルコはイラクのあらゆる民族・宗派と同 全文をよむ

2012-12-07 ロンドン9千人収容大モスク計画、不許可に (Hurriyet紙)

イギリスで「テブリー教団」が9千人を収容する「大モスク」の建設を希望したが、施工許可はおりなかった。      ロンドン東部のウェストハム地区に建設が希望されたモスク計画だが、ニューハム・ロンドン特別区の開発委員会はこれを不許可とした。このモスクは、ロンドン最大の教会であるセント・ポール大聖堂の4倍の規模で計画され、8階建て、高さ12メートルのミナレット(1本、あるいは複数)と、図書館、スポーツ施設を備えたもので、2006年から承認を待っていた。ニューハム特別区はこの計画を拒否した理由として、「 全文をよむ

2012-12-05 北イラク自治政府民兵省、イラク国軍ヘリコプターに砲撃と発表 (Radikal紙)

北イラク自治政府の民兵省は、キルクーク近くで同省の動きを上空から偵察していたイラクのヘリコプターを砲撃したと明らかにした。      民兵省のスポークスマンであるエンヴェル・ハジ・オスマン氏は、イラクのヘリコプターを砲撃したと認め、目的は脅かすことであり、状況がこのまま続けばヘリコプターを墜落させると述べた。キルクークに近くトルクメン人が多いトゥーズフルマートでは、イラク国軍の軍人が一般市民の格好をして キルクークへ潜入したと主張されている。      イラクでは中央政府とクルド自治政府の間で緊 全文をよむ

2012-12-05 イラク・マーリキー首相に独占インタビュー「エルドアンに手をのばしたのだが・・」 (Hurriyet紙)

イラクのヌーリ・アル=マーリキー首相は、トルコとの良好な関係を望んではいるものの、その条件が「トルコがイラク内政に干渉しないこと」であると述べた。マーリキー首相はエルドアン首相に和平の手を差し伸べたといい、「我々もトルコの内政に干渉する機会はある。だが干渉していない。そちらも干渉しないでいただきたい。我々は全てをやり直すことができる」と述べた。マーリキー首相がバグダートで本紙とおこなったやりとりは、以下の通り。      ■最初は上手く行ったが      トルコ国民に真実を理解してほしい。我々は 全文をよむ

2012-12-05 ソマリア大統領、最初の外遊にトルコを訪問 (Milliyet紙)

9月10日に大統領に選出されたソマリアのハッサン・シェイク・モハムド大統領が、初の外遊でトルコを訪問。昨日(12月4日)大統領官邸にて、アブドゥッラー・ギュル大統領から公の式典で歓迎を受けた。      ギュル大統領は共同記者会見で、ソマリア大統領が初の外遊先としてトルコを訪問したことに対し嬉しく思うとして、「トルコは全世界にお見せしたい。いかなる見返りも求めることのない、他国への人道的支援がどのように行われるのかを。我々はこれを最良の形で実現させています。ソマリア国民の皆様はこれを間近で目にし 全文をよむ

2012-12-04 オランダでPKK捜査、55人逮捕 (Hurriyet紙)

オランダでテロ組織PKK(クルド労働者党:非合法組織)を対象に行われた捜査作戦で55名が拘束された。警察官150名が参加した同作戦に対しヘリコプターによる空中支援も行われた。      オランダ総合情報保安局(AIVD)の情報によれば、オランダ警察により月曜朝に実施された捜査作戦にゼーラント州警察及び機動隊も支援を行ったと伝えられた。      オランダ検察局は、逮捕者らが、オランダ南部ゼーラント州の自治体サーウンダイヴァラントにあるエレメーント村のキャンプで秘密会合を行った事が明らかになったと 全文をよむ

2012-12-03 アタライ副首相、「流血停止のためなら誰とでも会う」 (Zaman紙)

ベシル・アタライ副首相はテロ問題に関して流血を止めるために誰とでも会うこと、あらゆる措置を講ずる準備があると述べた。国民的統合及び親交プロジェクトを確固として続けるとし、「流血を止め、この痛ましい問題を集結させるために誰と会うことが必要であろうとも、どのような措置を講ずるべきであろうとも、どのような方法、メカニズムの中に置かれるのが必要であろうとも、適宜必要な決断を取ることをためらっていないし、これからもためらわないだろう」と述べた。      ベシル・アタライ副首相は、戦略考案研究所(SDÜ) 全文をよむ

2012-12-03 プーチン大統領トルコ訪問「ロシアはシリアの弁護士ではない」 (Milliyet紙)

ロシアのプーチン大統領は、記者会見での質疑応答で(トルコへの配備が検討されている)パトリオット・ミサイルについて、古いシステムであり好ましくないと述べた。プーチン大統領はまた、シリアは核兵器を保持していないとしながらも、「我々はシリア政府の弁護士ではない」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と共同記者会見で、以下のように述べた。   「トルコ‐ロシア第三回首脳協力会議で、我々はシリアをはじめとし、特に中東の情勢について意見交換を行なうこ 全文をよむ

2012-12-02 パトリオット配置に向け、NATO調査団、ハタイへ (Radikal紙)

トルコ政府の要請により配置されるパトリオットミサイル防御システムの配置場所を決めるべく、NATO調査団はアダナ県、イスケンデル市、ハタイ県で調査を行なった。調査団はシャンルウルファ県、ディヤルバクル県、マラトゥヤ県、ガズィアンテプ県での調査を終え、昨日の朝、厳重なセキュリティー体制の下、インジルリク空軍基地からアダナ空港へ移動した。滑走路周辺を見て回った8名の調査団は、セイハン市軍警察司令部の責任者から情報収集を行った後、ヘリコプターでハタイ県に向かった。イスケンデルンーアンタキヤ間高速道路沿い 全文をよむ

2012-12-01 エルドアン首相、パレスチナ・アッバース議長を祝福 (Milliyet紙)

パレスチナが国連で「オブザーバー国家」という地位を獲得したことを受けて、パレスチナ自治政府のアッバース議長を最初に祝福した指導者は、エルドアン首相だった。   エルドアン首相の「トルコセンター(Türkevi)はあなたたちの家でもある」という言葉は、アッバース議長を感激させた。      パレスチナが国連で「非加盟国オブザーバー国家」という地位を獲得したことに対し、アメリカにいるパレスチナ自治政府アッバース議長に電話を掛け祝福した最初の指導者はエルドアン首相だった。トルコ時間では深夜であったにも 全文をよむ

2012-12-01 PKKカンディル首領カラユランの著書紹介行事、ギリシャで問題に (Milliyet紙)

ギリシャの戦争博物館でテロ組織PKKの首謀者の1人カラユランが書いた本の紹介が行われ、館長が解任された。      ギリシャで、国防省系列の戦争博物館でテロ組織PKKの首謀者の1人ムラト・カラユランの著作の紹介行事が行われ、同博物館の理事長、パナギオティス・ラゾス少将が解任された。      国防省による会見で、パノス・パナギオトプロス国防相の決定により、戦争博物館理事会のラゾス理事長の職を、パナギオティス・カペロニス准将が引き継ぐことが発表された。      会見によると、同博物館の第1副理事 全文をよむ

2012-11-29 国連、パレスチナを「国家」に引き上げ、エルドアン首相まっさきに祝福 (Zaman紙)

パレスチナは国連で「オブザーバー国家」という位置づけがなされることとなった。      国連総会で行われた投票で、パレスチナの要求に対し138カ国が賛成、9カ国が反対、41カ国が棄権した。      こうして国連で正式加盟国ではないもののオブザーバー国家となったパレスチナは、国連での投票権を獲得するための第一歩を踏み出した。   パレスチナはこの決議により、イスラエルの占領、不法入植そして攻撃を国際刑事裁判所に起訴することができるようになる。      去年、パレスチナの国連正式加盟要求は安全保 全文をよむ

2012-11-26 「トルコのパトリオット配備要請を緊急検討中」NATO報道官 (Radikal紙)

北大西洋条約機構(NATO)報道官のロメオ氏は、ブリュッセルのNATO本部においてボスニア・ヘルツェゴビナの新聞記者らと面会し、トルコからのパトリオットミサイルシステム配備の要請についても言及した。      ロメオ氏は、トルコからの要請はNATOの軍事関係者らによって緊急に検討されたと述べた。   同氏は、シリアと国境を接するNATO加盟国のトルコへのパトリオット配備は、NATOの優先事項の一つであると強調し、「このミサイルシステムは防衛のためのものである。このシステムは潜在的な脅威からトルコ 全文をよむ

2012-11-25 エルドアン首相、イラン国会議長と会談 (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日首相官邸で、まずイラン国会議長のアリ・ラリジャニ氏と会談し、その後シリア反政府連合のムアーズ・アル・ハティーブ代表率いるシリア訪問団と会談した。      首相は、午前中にイラン国会議長と会談した。非公開で行われた会談は2時間続いた。イラン国会議長ラリジャニ氏との会談中、国家諜報機構(MİT)のハカン・フィダン事務次官も首相官邸を訪れた。      エルドアン首相は、この会談の後、マケドニア・トルコ民主党のケナン・ハシプ党首と会談した。会談は、1時間15 全文をよむ

2012-11-23 シリアのクルド諸勢力、反「自由シリア軍」で一致 (Hurriyet紙)

シリアのクルド人達が組織している民主統一党(PYD)とクルド民族評議会は、反「自由シリア軍」で一致した。      シャンルウルファ県ジェイランプナルに隣接するシリアのハセキの町に属するレスルアイン郡において、つい先頃、自由シリア軍とこの地域で活動しているPKK(クルド労働者党:非合法)のシリアの傀儡組織PYDが衝突する一幕があり、この衝突で少なく見積もって6名が死亡したとされる。      AFP通信(フランス通信社)の報道によると、「PYDと他のクルド人勢力が統合し、軍事勢力を組織することが 全文をよむ

2012-11-23 トルコ語を話した学生に退学処分―オランダ (Milliyet紙)

2004年にトルコ語の授業を禁止したオランダで、現在、学校でトルコ語を話すことが禁止されている。多くの初等、中等学校運営者が採用した決定の後、学校にいる間は、校庭、廊下、教室、カフェテリアでトルコ語を使用する事が禁止され始めた。決められた禁止事項に抗議し、母語を話し続 ける学生は「校則に違反している」として学校側によって退学処分となっている。      何年も前に、トルコ語の授業を禁止したオランダで、現在多くの学校でトルコ語を話すことが禁止され始めている。校庭、廊下、教室、カフェテリアで、トル 全文をよむ

2012-11-23 D8イスラム開発途上8カ国会議パキスタンで開催―エルドアン首相、各国首脳と会見 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イラン、インドネシア、パキスタンの首脳と、エジプトの副大統領とともに一堂に会した。      エルドアン首相は、D8サミット(イスラム途上国8カ国首脳会議)に参加する目的で訪問したイスラマバードで、様々な話し合いを行った。エルドアン首相はサミットの前に、パキスタンのアースィフ・アリー・ザルダーリー大統領、インドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領、イランのマフムード・アフマディネジャド大統領、エジプトのマフムード・メッキー副大統領と会談した。      全文をよむ

2012-11-22 トルコ、ガザ停戦を歓迎 (Hurriyet紙)

イスラエル・パレスチナ間の停戦に関する会見で、トルコ外務省は「人間の良心を揺さぶるイスラエルのガザ攻撃を止めさせ、高まる緊張を取り除くために多くの努力がなされた。その結果手にした停戦を我々は大いに歓迎する」と述べた。      会見では以下の事が述べられた。「双方が停戦に向けて口にした発言を遵守すること、中庸で分別ある行動を取ること、そして停戦を白紙に戻すようなことをしな いことを望んでいる。トルコは、今回の停戦が恒久的な平和の構築を目指して必要な努力を早速開始するための好機とするよう望んでいる 全文をよむ

2012-11-21 オーストリアとトルコ、トルコ系移民統合問題で4つの協力 (Zaman紙)

オーストリアにおける融和政策を担当するセバスチャン・クルツ政府顧問は、オーストリアで暮らすトルコ移民のために多岐にわたる取組みを進めているとして、「言語教育、家庭内教育、女性の社会進出、そして信仰という分野で、トルコと協力できることを嬉しく思います」と述べた。      クルツ墺政府顧問が代表を務めるオーストリア派遣団は、「国外在住のトルコ人及び親族会協会(YTB)」を訪問した。ギュルセル・ドンメズYTB副会長は、協会の概要と役割、活動内容などをオーストリア派遣団に説明した。      クルツ墺 全文をよむ

2012-11-21 トルコ・シリア国境にパトリオット・ミサイル配備へ (Radikal紙)

トルコがシリア国境に配備するためNATOに正式要請したパトリオット・ミサイルの準備が、オランダで開始された。      この件に関して正式文書を受け取ったと発表したオランダのフランス・ティマーマンス外相は、議会に提出した文書で、内閣決議で賛成が得られた後、トルコにミサイルを搬送することになると明らかにした。      オランダのフランス・ティマーマンス外相が調印し、議会に送られた文書には、トルコがミサイルの件でNATOに正式要請する方針であるとする一方で、発表では「ミサイルを国境に配備することで 全文をよむ

2012-11-20 トルコのEU加盟は2023年? (Milliyet紙)

EU担当相兼EU加盟交渉長官のエゲメン・バウシュ氏は「トルコはいつEUに加盟するのか?」と問うた。この問いにどのような答えが出されたのだろうか。      エゲメン・バウシュEU担当相は、ビザ問題を始めとした交渉や進捗報告、そしてEUトルコ関係の今後について協議すべく、ストラスブールを訪れた。      バウシュ大臣のヨーロッパ議会におけるプログラムはまず、トルコで拘束中の新聞記者たちの状況を調査する監督委員会で始まった。大臣はここで、ヤロスワフ・ワレサ(Jaroslaw Walesa)委員長と 全文をよむ

2012-11-19 ダウトオール外相、エルドアン首相相次いでガザへ (Hurriyet紙)

イスラエル‐パレスチナ間で続く衝突を終息させるため、カイロで開かれる会議に注目が集まっている。そんな中、エルドアン首相がアラブ諸国の指導者に対し行なった呼びかけに返答があった。アラブ連盟の首脳らは、火曜日に予定されているガザ訪問にトルコも加わるよう求めた。まずダヴトオール外相がアラブ諸国の外相らとガザを訪れる。またエルドアン首相もガザを訪問する可能性があることが明らかになっている。      ハマスとイスラエルの停戦を促すためカイロで開かれる会議で結論が出れば、アフメト・ダヴトオール外相は、アラ 全文をよむ

2012-11-19 オバマ大統領、エジプト・トルコ両首脳の対応を批判 (Milliyet紙)

バラク・オバマ米大統領はガザでおこなわれている攻撃に関する会見で、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とエジプトのムハンマド・ムルスィー大統領に対し、とげのある表現を用いた。      オバマ大統領は、ガザで起きている最近の衝突の原因は、米国がテロリストの組織としてみているハマスのロケット弾攻撃にある、とのべた。二期目の最初の重要な外交的試練を迎えているオバマ大統領は、イスラエルの空爆を非難するエルドアン首相とエジプトのムルスィー大統領に対し、批判的表現を用いた。オバマ米大統領は、三日間のアジア 全文をよむ

2012-11-17 イスラエル状況めぐり、オバマ・エルドアン電話会談 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、米国バラク・オバマ大統領、ロシアのウラディミル・プーチン大統領との電話会談をおこなった。会談では、イスラエルがガザに向けて開始した攻撃に関して議論された。エルドアン首相は、まず米国バラク・オバマ大統領との電話会談をおこなった。      首相府の関係筋からの情報によれば、ガザでの緊張の高まりを受け、今夜、エルドアン首相と米国バラク・オバマ大統領の間で電話会談がおこなわれたという。   会談では、両首脳はともに、現状の緊張状態がパレスチナに関する和平プロセスや 全文をよむ

2012-11-16 エジプトの反イスラエルデモに、エルドアンの写真 (Hurriyet紙)

エジプトではカイロをはじめとした多数の都市でイスラエル抗議行動が行われた。抗議行動ではエルドアン首相の写真も掲げられた。      エジプトではカイロをはじめとした多数の都市で金曜礼拝の後に反イスラエルデモが行われた。      カイロのアズハル・モスクで説教したエジプト人ウラマーの一人ユスフ・カルダヴィ氏は、イスラエルに抗議行動を行っており、ガザ弾圧を終えさせなければならないと話した。礼拝後、何千人もの人々が4キロメートル離れたところにあるタフリール広場へ向かった。       女性と子供たち 全文をよむ

2012-11-16 エルドアン首相、イスラエルのガザ攻撃に関し、エジプト大統領と電話会談 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、エジプトのムハンメド・ムルスィー大統領と電話会談をし、ガザに対するイスラエルの攻撃をはじめとする、この地域の緊張に関し、意見交換を行った。      エジプトのムハンメド・ムルスィー大統領は、土曜日に予定されているエルドアン首相のエジプト訪問を心待ちにしていると、強く述べた。      ■エジプト大統領「彼らのそばにたつ」      ハマスを擁護者の立場にあるイスラム同胞団出身のムルスィー大統領は、昨日、記者会見をし、イスラエルの攻撃は「許されるものではない 全文をよむ

2012-11-16 トルコ、シリアの反政府派連合を正式に承認 (Zaman紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、シリアの反体制派が新たに結成した連合組織を公式に承認したと発表した。       ダヴトオール外相はジブチで開催されているイスラム協力機構加盟39カ国の閣僚会議の場で行った演説において、シリアの現体制は完全に正当性を失ったと明言する一方で、カタールで様々な組織を統合して結成された「シリア国民連合」を、“シリア民衆にとって唯一の正統な代表”としてトルコが承認したと述べた。シリ アの反体制派と民衆がより一層の支援を(受けるに)ふさわしいと強調しながら、国際社会がシリア民 全文をよむ

2012-11-14 北イラクのクルド紙のPKK評「強引、身勝手」 (Milliyet紙)

北イラクのクルド系新聞であるルダウ紙は、PYD(民主統一党)(注1)が、シリアのクルド地域では「支配的」であるが、「ほぼ間違いなくカンディル(注2)から指示を受けており」、PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)は他のクルド系組織に「強硬路線をとり」、そして抑圧的だと評した。      ルダウ紙は記事およびコラムで、シリア戦闘機がトルコ・ジェイランプナルに隣接するシリアのラス・アル=アインを爆撃、多くのクルド人が犠牲となったと指摘する一方で、シリア国内のクルド地域ではPYDが「支配的であり」 全文をよむ

2012-11-14 韓国、北朝鮮発シリア行き武器輸出を差し押さえ (Radikal紙)

韓国が、北朝鮮からシリアへ送られ、中に弾道ミサイルの製造に使われる可能性のある部品が含まれていた貨物を差し押さえ、国連安全保障理事会へ報告していたことが分かった。      韓国が、北朝鮮で生産され、中国の貨物船でシリアへと輸送されていた弾道ミサイルに使われる可能性のある部品を含んだ貨物を押収し、国連安全保障理事会へ報告していたことが明らかとなった。      入手した情報によれば、韓国は問題の貨物を押収したことを6月に国連安全保障理事会へ報告し、これを受け安保理の承認に向け委員会がこの件を調査 全文をよむ

2012-11-14 トルコ外務省、イスラエル非難 (Hurriyet紙)

ハマスの軍事部門カッサーム旅団のナンバー2、アフマド・ジャアバリー氏を標的にした攻撃の後、ガザで行われたイスラエルの軍事攻撃に対しトルコは厳しい態度を取った。      外務省は「イスラエルのこの攻撃を一刻も早く止めるために国際社会ならびに国連に必要な取り組みをするよう呼びかけている」と発表した。詳しくは以下の通りである。      「イスラエルが実行したガザ地区への軍事攻撃は、イスラエルの攻撃的な政治の最新の一例である。イスラエルのこの攻撃を我々は強く非難し、ただちにやめるよう求める。以前から 全文をよむ

2012-11-13 シリア国境からの住民退避はじまる (Radikal紙)

シャンルウルファ県スルチ郡の村々から人々が移動している。スルチ郡のムルシトプナル村とバール村の住民は村を離れ、シリア国境地域から退避した。      シリアのジェット機によるトルコ国境付近の反体制派部隊に向けた空襲で、国境ゼロ地帯では緊張が次第に高まっている。      シャンルウルファ県のジェイランプナル郡では住民の退避が続けられており、スルチ郡でも退避が始まっている。スルチ郡のムルシトプナル村とバール村の住民は村を離れ、シリア国境地域から退避した。      この地域で発生した爆撃が原因で、 全文をよむ

2012-11-13 トルコ、シリアに再び書面で警告 (Milliyet紙)

ダウトオール外務大臣は国境付近での衝突をうけ、シリアへ書面での警告を発した。   ジェイランプナルと国境付近で起こった事態を受け、トルコ政府は行動に移った。      アフメト・ダウトオール外務大臣はトルコがシリアに向けて書面での警告を発したと述べた。   「第9回トルコ・イタリアフォーラム」のためイタリアを訪れたアフメト・ダウトオール外務大臣は、イタリアのジュリオ・テルツィ外務大臣と共同記者会見を行った際に、「シリア政府に書面での警告を発した。国連安保理とNATOへも状況を伝えた」と述べた。  全文をよむ

2012-11-12 チョムスキー、ハンスト問題でトルコ政府に呼びかけ (Radikal紙)

世界でもっとも著名な思想家の一人ノーム・チョムスキー氏は、 生命の危機に瀕しているハンスト参加者に関連し、トルコ政府に呼びかけをおこなった。      チョムスキー氏は、インターネットで公開されている呼びかけで以下のように語っている:      「私はトルコ政府に対し、人道の名において、またもたらしうる重大な政治的帰結と人権のために、現在、極めて危険な状況に達しようとしている命がけのハンスト参加者らの、私が思うに、大変合理性のある要求に応じ、それによりすでに深刻化し、もしトルコ政府が人道的、文明 全文をよむ

2012-11-11 エジプトのムフティー、さらなるトルコ校の開校を希望 (Yeni Safak紙)

エジプトのムフティーであるアリ・ジュマ教授は、トルコ人起業家らにエジプトにて最低でも10ヶ所の開校を求めた。首都カイロの南部にある都市バヌ・スエフにて2つ目のトルコ人学校の開校式に出席したジュマ教授は、これらの学校で育った生徒らが母語に加えて英語も完璧に学んだと述べた。      預言者は外国語の習得を奨励したとするジュマ教授は、このような形でイスラムがすべての人々の心により容易に届くことができると強調した。自身もバヌ・スエフの出身であるジュマ教授は、将来を委ねる信仰の厚い世代の養成のために、教 全文をよむ

2012-11-08 シリアに向かうアルメニア機、エルズルムで強制着陸 (Yeni Safak紙)

シリアへの人道支援物資を運んでいるとされるアルメニアの貨物機が、検査のためエルズルムに着陸させられた。      シリアへ支援物資を運んでいたアルメニアの航空機は、検査の結果、疑わしい状況が見受けられなかったため、シリアへ向けて離陸する許可を与えられた。      外務省は、トルコ領空を通過してシリアへ向かっていたアルメニア航空の貨物機が、エルズルムで強制着陸させられ、機内で検査が行われていると明らかにした。      外務省関係者は、航空機がアレッポ行きで、人道支援物資を運んでいたことを明らか 全文をよむ

2012-11-07 エルドアン首相、再選のオバマ大統領に祝福メッセージ (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アメリカ大統領に再選を果たしたバラク・オバマ大統領の勝利について言及した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「私たちは4年にわたる職務上の友好関係おいて、周知かつ共通の国際外交に取り組む期間を過ごしてきた。ただ単に国際外交上だけでなく、私たちの地域においても、真摯に共に取り組んできた。私たちの戦略的パートナーシップはオバマ大統領とともに模範的な関係を達成してきた。私個人は我が国を代表してご自身を勝利ゆえにお祝い申し上げる」と述べた。      全文をよむ

2012-11-06 在外トルコ系子女支援予算増額へ、「キリスト教徒にさせてはならない」 (Milliyet紙)

ベキル・ボズダー副首相は、宗務庁の2013年度予算を、2012年度比で18.34%引き上げ、46億464万9千トルコリラに増やすことを明らかにした。      ボズダー副首相は、トルコ大国民議会(TBMM)の予算委員会で、宗務庁、在外トルコ人管轄局とトルコ協力開発機構(TIKA)の予算案を提示した。それによると、宗務庁の2013年度予算を、2012年度より18.34%増の46億464万9千トルコリラに増やすことを明らかにし、予算の81.28%を人件費、13.79%を社会保障機関への国費支出、3. 全文をよむ

2012-11-06 シリアで拘束の記者解放求め、在アンカラ・シリア大使館前でデモ (Yeni Safak紙)

シリアで拘束中の記者、ジュネイト・ウナルさんとバシャル・カドゥミさんの解放を要求する同僚らが、シリアの在アンカラ大使館前で抗議活動を行った。この活動にはジュネイト・ウラルさんの家族も参加した。      拘束中の記者の解放を求める同僚らは夕方、在アンカラ・シリア大使館近くにある憲法裁判所公園に集った。英語とトルコ語で「シリアよ、私たちの同僚を返せ」と記された横断幕を広げ、「記者は標的ではない」、「テロリストではなく記者だ」と記したトルコ語及び英語のプラカードを掲げた。   トルコ報道カメラマン協 全文をよむ

2012-11-06 シリアの7軍司令官、トルコへ亡命 (Radikal紙)

国内での混乱から逃亡したシリア軍所属の7名の軍司令官がトルコへ亡命した。      シリア軍に所属する7名の軍司令官がトルコへ亡命した。広範な安全対策を取ったうえで国境で保護された兵士たちは、アパイドゥン・キャンプに送られた。   内乱が起きているシリアで、軍からの離脱が続いている。シリア軍所属の7名の軍司令官はレイハンル郡ビュキュルメズ村にある国境線までやってきて、トルコへの亡命を申請した。広範な安全対策のもと国境で保護された7名の司令官たちは、アパイドゥン・キャンプに送られた。      一 全文をよむ

2012-11-01 独メディアはどう報じたか―エルドアンのドイツ訪問 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は在ベルリン トルコ新大使館の開館式の為にドイツを訪問した。アンゲラ・メルケル独首相との会談も行われたこのエルドアン首相の訪問を、ドイツメディアは多大な関心を以って報じた。      フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトュゥング(FAZ)紙は「エルドアン首相、EU加盟に最後通牒」との見出しを打ち、トルコ共和国100周年でトルコをEUに加盟させなければEUはトルコを加盟させる機会を逃すというエルドアン首相の発言を報じた。      エルドアン首相は南キプロスの 全文をよむ

2012-10-27 トルコ、イスラエル製無人偵察機を返品へ (Zaman紙)

テロ対策に重要な役割を果たす無人偵察機に関して、テロ対策関係者は顔をしかめている。無人偵察機「ヘロン」から十分な情報が得られず、またアンカ・プロジェクト(無人偵察機プロジェクト)の遅延が政府を窮地に立たせている。      イスラエルから2008年に購入した無人偵察機「アエロスター」3機が返品されることが決まった。イスラエルが責任を果たさなかったとして、3機の契約が取り消される。「アエロスター」3機のうち1機は墜落し、2機は技術的問題のために、テロ対策に有効に用いられていない。      国内の 全文をよむ

2012-10-25 ダウトオール外相、シリアの停戦発表に歓迎メッセージ (Yeni Safak紙)

アフメト・ダウトオール外務大臣は「バイラムということで、シリアで発表された停戦により、1年以上もの間重火器や戦闘機により爆撃されたシリア国民に平和がもたらされることを望んでいますし、この停戦によりシリア国民が望む形で新時代の幕が開かれることを期待します」と記した。      ダウトオール外相はソーシャルメディアサイトに犠牲祭とシリアの停戦発表に関する論評を寄せた。      ダウトオール外相は「全国民の神聖な犠牲祭をお祝いします。自己犠牲、分け合い、隣人や親しい人の困難を悩み、その困難を癒すため 全文をよむ

2012-10-21 宗務庁、メッカ郊外のアラファトで巡礼者向け準備完了 (Yeni Safak紙)

宗務庁からの書面による発表によると、アラファト山での滞在準備において、メッカ病院に入院している巡礼予定者たちのための準備が周到になされているという。アラファト山滞在の日、巡礼予定の患者たちは専門の医師の監視のもとアラファト山に建てられる医療用テントに運ばれる。      宗務庁のメッカとメディナにいる全ての医療従事者たちもアラファト山に建てられる400㎡の医療用テントで働く。医療用テントでは救急手当や診察、看護サービスを受ける入院患者たちのため、140のベッドを収容する場所の他、薬局も設置される 全文をよむ

2012-10-21 日本の法相、マフィア・メンバーと判明 (Milliyet紙)

日本の田中慶秋法務大臣が、日本の犯罪組織として知られる「ヤクザ」との関係を認め、日本国内に衝撃を与えた。      田中大臣は3週間前、野田義彦首相に任命され法務相に就任した。しかしヤクザ幹部の一人と一緒に写った古い写真が報道され、内閣への信頼が揺るがされた。同相は、写真が公開された直後、当初は「辞任しない。写真は過去の出来事だ」と発言していた。      ■「われわれでさえ擁護できない」      首相に近いある党員からは、「田中法務相は辞任すべき。われわれは最早彼を擁護できない」という声が上 全文をよむ

2012-10-21 シリア機強制着陸事件、情報はCIAから (Hurriyet紙)

ワシントンポスト紙に情報を寄せたアメリカ合衆国関係者は、モスクワ―ダマスカス間を飛行中にアンカラへ強制着陸したシリアの旅客機に軍用兵器が搭載されていたという情報が、CIAから流されたと説明した。      シリア国境付近で影響を増している危機は、トルコとアメリカ間の情報共有と軍事会議の増加をもたらした。アメリカ随一のワシントンポスト紙は、アンカラ とワシントンの間でのこの二つの分野における共有がここ最近顕著に増加していると伝えた。ホワイトハウスの情報に基づいた記事では、この接近の理由は「シリア国 全文をよむ

2012-10-18 陸路の巡礼団、イラクが妨害、トルコへ送還される (Yeni Safak紙)

イラクの首都バクダッドで、イスタンブルから聖地メッカに向けて陸路で出発した巡礼団が拘束された。酷い扱いを受けた巡礼者はトルコ国境の検問所に連行された。      6日前にイスタンブルから聖地メッカに向けて出発した巡礼団がバクダッドで拘束された。拘束された巡礼団の一人であるハリル・イブラヒム・ソウトさん(58)の親戚、アフメト・ギョチェルさん(48)はこう話す。「最後に本人と話したのは2時間前です。バクダッドで24時間拘束され、パスポートを取られたと言っていました。バクダッドで留まっているそうで、 全文をよむ

2012-10-17 アフマディネジャド・エルドアン会談、予定外に実現 (Milliyet紙)

エルドアン首相は、アゼルバイジャンでイランのアフマディネジャド大統領と思わぬ形で会談が実現したと述べ、シリア問題でトルコーエジプトーイランの3カ国による協力体制を提案したことを明らかにした。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はアゼルバイジャン訪問の後、アンカラのエセンボア空港で記者たちの質問に応じた。イランのアフマディネジャド大統領との会談に関する質問では、シリア問題を中心に話し合いが行われたと語り、以前から続いていたこうした話し合いを今後も外務大臣ら通して行っていくことを決めたと明 全文をよむ

2012-10-16 「トルコはPKKと話し合いを」―バルザーニー・北イラククルド政府首相 (Hurriyet紙)

北イラク・クルド自治政府のネチルバン・バルザーニー首相は、トルコはクルド問題解決に向け、PKK(クルド労働者党、非合法組織)の武装解除を要求する前に、対話を始めるべきだと述べた。      バルザーニー首相は、BBCペルシア語放送の質問に回答し、PKK問題解決に向けた優先事項を「即時停戦」、「アブドゥッラー・オジャランの刑務所状況の改善」、及び「武装解除に向けたPKKとの対話」と列挙し、以下の見解を述べた。      「トルコ政府はクルド問題が軍事的なものではなく、政治問題であり、この問題を軍事 全文をよむ

2012-10-15 ロシア外相が驚きの発表、「トルコには検査の権利がある」 (Hurriyet紙)

モスクワ―ダマスカス間を飛行中のシリアの航空機を、トルコがアンカラに強制着陸させたことについて、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は「トルコはこの件においてシカゴ条約に基づいて(航空機内の貨物検査を)おこなった。トルコにはこの権利があった」と話した。      ロシアの外務省ホームページによると、ラヴロフ外相はルクセンブルグ訪問に関する会見を開いた。外相は、訪問の最中に何度か報道関係者に向けて会見を行い、シリアの情勢不安とアンカラに強制着陸させられたシリアの航空機について言及した。      ラ 全文をよむ

2012-10-15 今度はエルズルムでアルメニア機を検査―クルーには、ドネルケバブのおもてなし (Milliyet紙)

アルメニアからアレッポに向かったアルメニアの貨物機が、エルズルムに強制着陸させられた。機内の捜索が行われたのち、ちょうど6時間後に、飛行機はアレッポに向かって飛び立った。ビュレント・アルンチ副首相は、「機内には人道支援物資がある。離陸の許可を下した」と述べた。      検査のためにエルズルム空港に強制着陸を命じられたアルメニアの貨物機は6時間の捜索ののち、シリアのアレッポにむけ離陸した。      ■ドネル・ケバブが振る舞われた      アレッポにむけエレヴァンから離陸した人道支援機には、 全文をよむ

2012-10-13 エルドアン首相、国連のシリア対応を批判 (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、国連は「公正」といったことをもとに新たに再編成されるべきだと述べた。エルドアン首相はシリアでの出来事について触れ、「シリアでは20か月もの間世界の皆の目の前で非人道的行為が起きています。国連安保理はこれに何の介入もしませんでした」と話した。      イスタンブル世界フォーラムがイスタンブル・コングレス・センターで始まった。このフォーラムは、首相府広報外交推進局(KDK)と政治・経済・社会調査基金(SETA)の共催で2日間に渡って行われる。イスタンブル世界フ 全文をよむ

2012-10-13 シリア、トルコへ対話呼びかけ (Cumhuriyet紙)

シリアは、航空機の強制着陸事件により激化したしたトルコ・シリア間の緊張を鎮静化させるため、直接対話に臨む準備があると発表した。      ロシア国際通信社リアノーボスチによる報道でシリアの外務省は「シリア・トルコ両政府間の安全保障問題について直接対話をおこなう場を設ける必要がある、というロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣の言葉を賛同の意をもって受け止めている」と発表した。      声明では同時に、シリア当局は、駐ダマスカスのロシア大使と、トルコ=シリア国境の安全を保障するため、シリアとトルコの 全文をよむ

2012-10-13 ロシア発シリア行軍事物資は、だれの注文か? (Hurriyet紙)

トルコが検査のため、アンカラへの着陸を要求したシリア航空の旅客機に関して、一昨日から言われており、ロシアの税関関係者が否定するトゥラ町との関係が再び問題となった。また、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は飛行機内のレーザー探知機が合法なものであると述べた。      モスクワ近郊にあるトゥラ町で刊行されている「トゥルスキ・ノヴォスティ」紙は、シリアの飛行機に積まれた軍事製品がこの町で製造をおこなう「電化製品製作所」の工場のものであると明らかにした。      同紙は、情報源をトゥラ町機密情報局職 全文をよむ

2012-10-12 シリア政府軍兵士10人、トルコへ逃げ込む (Zaman紙)

シリア政府軍兵士10人が敵から逃れて国境へ向かい、トルコに避難した。      反政府勢力に奇襲をかけられたアサド政府軍兵士が、トルコに逃げ込み難を逃れた。アサド シリア大統領側の10人の兵士は、紛争が続くアズメリン村とデルクシュ村で、敵兵によって国境へ追い込まれ、身の安全を確保するためトルコへ逃げ込んだ。負傷兵を含むシリア兵は国境で警察当局へ引き渡され、調査が行われた後、国境の外へ出されることがわかった。      入手された情報によると、ハタイ県アルトゥノズ郡ハジュパシャ地域のすぐ向かいで、 全文をよむ

2012-10-11 強制着陸命令のシリア旅客機、積荷はモスクワ近郊軍基地で搭載 (Zaman紙)

トルコがアンカラに強制着陸させたシリアの旅客機は、モスクワから200キロメートル地点にあるトゥラ市の軍用空港で積荷が搭載されたという。ロシアの税関職員は、旅客機は材木を運んでいたと話した。      ロシア連邦税関庁の職員は同国のイズベスチア紙に対し、「旅客機の税関調査は、モスクワのヴヌーコヴォ空港ではなく、トゥラの軍用空港で行われました。モスクワではただ乗客を乗せただけです。旅客機はここにトゥラから来ましたが、私たちは検査をせず、ここに旅客機が着陸したとういうことで検印を押しました。 それから 全文をよむ

2012-10-11 オジャランの逃避行(1999)援助のギリシャ武器商、インドネシアで謎の死 (Hurriyet紙)

テロ組織のリーダー、アブドゥッラー・オジャランのロシアからアテネへの逃避行(1999年)を援助していたことで知られるギリシャ武器商人のブラシス・カムブロールが、インドネシアの首都ジャカルタのホテルの一室で死亡しているのが見つかった。      カムブロールの死により、ロシアがギリシャへTOR-1タイプのミサイルを売った時の5000万ユーロの賄賂スキャンダルに関わり、謎の死をとげた人の数は3人となった。   以前このスキャンダルに名前が挙がったロシア人、イゴール・クリモフは赤の広場で、同僚で近しい 全文をよむ

2012-10-11 イラク・マーリキー首相、トルコ非難「世界はトルコの行動を阻止を」 (Yeni Safak紙)

トルコを対シリア政策において傲慢に行動しているとして批判したマーリキー首相は、「国際社会がトルコを阻止する必要がある」と呼びかけた。      マーリキー首相は、シリアからトルコへのいかなる脅威も存在せず、NATOがシリアでの問題の進展に介入しないことが必要であると公言し、「現況を鑑みれば、戦争の扇動、あるいはNATOにトルコ擁護を呼びかけるのは間違っている。トルコを脅かすような状況は皆無である」といった表現を用いた。同首相によれば、NATOがシリアに介入すれば戦争は中東全体に拡散しうるという。 全文をよむ

2012-10-10 トルコ、シリア旅客機に着陸指示 (Milliyet紙)

シリアの旅客機が積荷に武器や弾薬をつんでいるとして、エセンボア空港に着陸させられた。      入っている情報によると、モスクワーダマスカス間を飛んでいたA320 型32人搭乗の旅客機が、積荷に武器や弾薬をつんでいるという疑いにより、トルコのF16 機により、エセンボア空港に強制着陸させられた。旅客機の積荷部分での捜索が続いている。      外務省から寄せられた情報に基づき、民間航空総局(SHGM)は、本日午後、トルコの航空各社に緊急コード付きの情報で、シリア空域を利用するすべての飛行機を、た 全文をよむ

2012-10-10 NATO事務総長「トルコ支援は、万全」 (Milliyet紙)

アナス・フォー・ラスムセンNATO事務総長は「必要となったら、トルコを防衛し、支援する計画はすでに立ててある。ただ、戦争とならず、これらの計画が実行されないことを祈る。トルコはNATOを信頼してよい」と述べた。      ラスムセン事務総長が明らかにした計画は、ここ数日の事件を受けて練られた ものではない。計画はNATO軍事機構によって事前に作られており、トルコの防衛強化と有事の軍事戦略と行使される軍事力が含まれている。この計画は衝突の規模によってその都度更新されている。 全文をよむ

2012-10-06 ハタイにも着弾、トルコ、シリアへ再び砲撃 (Milliyet紙)

シリアが今日(6日)も砲撃を行い、一つの砲弾が夕方ハタイ県のヤイラダウ郡内に着弾した。      自由シリア軍(反政府軍)との戦闘のなかでシリア国軍がラズキイェ市内から放った砲弾が、ハタイ県のヤイラダウ県郡アシャウ・プッル・ヤズ村の郊外に着弾した。砲弾がトルコ領土に落ちたことをうけ、ヤイラダウ郡に駐屯する第三国境警備隊の砲撃隊はシリアに向けて発砲した。シリアの砲弾は郊外に着弾したため犠牲者や破損等は避けられたが、軍関係者によると、軍は警戒態勢にあるという。 全文をよむ

2012-10-05 エルドアン首相「不本意だが、戦争から遠くにはいない」 (Radikal紙)

エルドアン首相は(国会からの)「派兵許可」プロセスで何度も発言した「戦争のためではない。抑止力のためである」という強調に一言付け加えた。「しかし、我々は戦争からも遠くにはいない…」      タイイプ・エルドアン首相は、エセンレルの空港周辺で都市再生プロジェクトのために行われた式典で、「我々は戦争から遠くにはいない」と述べた。式典で行ったスピーチで、シリアに関し言及したエルドアン首相は、「我々は決して戦争がしたいわけではない。しかし、我々は戦争から遠くにはいない。国に平和、世界に平和(というアタ 全文をよむ

2012-10-05 アラタイ副首相、「シリアが謝罪」と発表 (Milliyet紙)

アタライ副首相は、シリア政府が「謝罪した」と発表した。エル・ズビ・シリア情報相は、「兄弟であるトルコ国民に」哀悼の意を表した。      ベシル・アタライ副首相は、シリアへの越境攻撃の許可が国会で承認された後に行った発表で、シリアはアクチャカレで5人が死亡したことについて「自分たちに責任があることを認めた」と述べた。      アタライ副首相は、「シリア側は(越境砲撃を)行なったことを認め、謝罪した。同様のことはもう二度と起こらないだろうと述べている。こはは、これでよい。国連仲介の下、昨夜シリア 全文をよむ

2012-10-05 Fikret Bira コラム:トルコの反撃でシリア軍で死者―8~10人? (Milliyet紙)

シャンルウルファ県アクチャカレ郡で5人の命を奪い、13人を負傷させる原因となった砲撃を行ったシリア軍に対しトルコは60~70の砲弾を発射した。シリア軍の損失は多大なものとなった。      アクチャカレ郡で5人の命を奪う原因となったシリアからの砲撃に対し行われたトルコの反撃が、実ははじめてのことではないことは、昨日、報じた。これまでの情報によると、2012年9月20日から現在まででシリア軍のものとされる17の砲弾がトルコ国内に落ちており、トルコは変更した戦闘規則にのっとり、これまでもシリアの砲 全文をよむ

2012-10-04 シリア反政府派司令官、「7月のトルコ軍機撃墜はロシア軍」!? (Hurriyet紙)

自由シリア軍アブデュルハミト・オメル・ゼケリア司令官は、6月22日にトルコ偵察機が墜落した原因は、在シリアのロシア基地からの発砲だとした。      アル・アラビーヤテレビの生放送番組にイスタンブルから出演した、自由シリア軍のアブデュルハミト・オメル・ゼケリア司令官は、トルコ軍機墜落に関しての意見を述べた。      ゼケリア司令官は、トルコ軍機を墜落させたのはシリアではないとほのめかし、「このように軍機を砲撃することは、シリア軍の原則に適っていません。目下私は反政府派ではありますが、このことを 全文をよむ

2012-10-04 トルコのシリアへの反撃、16地点へ50発砲撃 (Hurriyet紙)

トルコは、アクチャカレ郡へ着弾し5人の命を犠牲にし、10人が負傷した砲撃に対し、今回激しく反撃した。アンカラの政府トップが直接指示して始まったこの反撃により、アクチャカレでの悲劇の原因となったテル・アブヤードからトルコへの砲撃をしたとされる16地点へ50発近い砲撃を行った。今朝も6時45分以後、シャンルウルファのアクチャカレ郡とその周辺で、トルコからシリアへの砲撃の音が聞こえている。      砲撃への報復として行われた軍事行動の標的は、ANTPQ36タイプの探索レーダーによる過去数日の記録をも 全文をよむ

2012-10-03 アンカラ緊張、首相ら全予定キャンセル (Radikal紙)

シリア軍のシャンルウルファ県アクチャカレ郡への砲撃後、アンカラ政府に緊張が走った。エルドアン首相はオゼル参謀総長やダヴトオール外相と緊急会議を行った。      アクチャカレ郡への砲撃はアンカラ政府に緊張を走らせた。エルドアン首相は、首相府で20-20投資協会の投資家らと面会中、アクチャカレ郡でシリア軍からの砲撃があり、トルコ人5名の命が奪われたことを知った。まずシャンルウルファ県知事、次に市長と連絡を取った。その後に、エルドアン首相は、その時エラズーにいた参謀総長と連絡を取り事実関係を把握した 全文をよむ

2012-10-03 首相府発表、「トルコ、シリアに反撃」 (Yeni Safak紙)

首相府は、アクチャカレでの事件に関連し、国際交戦規定に基づき反撃を行い、シリアの標的を砲撃したと発表した。      アクチャカレへのシリアからの着弾に関して行われた首相府からの発表は次のとおり。   「この忌むべき攻撃に対して、国境地帯に駐留するトルコ軍により、国際交戦規定に基づき、即座に必要な反撃が行われた。レーダーで特定されたシリアの標的に対し砲撃が行われ、(砲撃は)目標に命中した。」      シャンルウルファ県アクチャカレ郡に対しシリア側から撃たれた銃弾が着弾し5人が死亡したのを受け、 全文をよむ

2012-10-03 NATO、トルコを全面支持 (Zaman紙)

北大西洋条約機構(NATO)の北大西洋理事会は、トルコとシリアの国境付近の情勢悪化を受けて記者発表を行った。      北大西洋理事会には大使クラスが集まり、その後の発表で、シリア情勢が詳細に報告された。NATOの南東境界に対するシリア政府による直近の攻撃は、明確に国際法違反であるとし、同盟国の1国(=トルコ)の安全に対する明らかな危険であると述べられた。      今日、ワシントン条約第4条の規約にもとづき北大西洋理事会が招集されたとする発表では、シリアの国境に隣接するトルコの領土で、シリア政 全文をよむ

2012-10-03 シリアから砲弾着弾、トルコ側5人死亡―母親と子供4人 (Hurriyet紙)

シャンルウルファ県のアクチェカレ郡にシリアから着弾した爆弾で、4人の子供と1人の女性、計5名が死亡した。死亡したのは母親とその子供であることがわかった。このほか、2名の重傷者を含む10人が負傷した。      シリア軍と反体制派軍の間での戦闘がトルコとの国境近くで続いているが、その間に、アクチェカレ郡に大砲とhavan の弾が着弾した。シリアのラッカ市に近いテル・アブヤード郡から発せられた砲弾が、15時30分に農産物集積事務所の庭に着弾した。      長期にわたり緊張の高まっていたこの郡のおい 全文をよむ

2012-09-29 サウジアラビアからシリア避難民にコンテナ住宅―キリスの2千戸 (Yeni Safak紙)

首相府災害緊急事対策庁(AFAD)とサウジアラビアのリリーフ・コミュニティーズ&キャンペーンの間で署名された議定書により、キリスへ1万人収容可能の仮設住宅が建設されることになった。      「トルコ・サウジアラビア『手に手を』キャンペーン」の枠組みにもとづき、サウジの支援団体の代表者であるハリード・アッ=サラーム氏とAFAD長官フアト・オクタイ氏がシリア国民のための援助物資の議定書に署名した。オクタイ氏は議定書の調印式のスピーチで、9万1219人のシリア人がキャンプに住んでおり、この数字は日々 全文をよむ

2012-09-26 「領空侵犯のトルコ機を神のお許しのもと撃墜する」―イラク兵力増強を訴え (Yeni Safak紙)

イラク議会は、イラクの領空領内においてトルコが実行している対PKK オペレーションに厳しい姿勢を表明した。      イラク議会安全保障委員会副委員長のイスケンデル・ヴィトヴィト氏は、(PKKキャンプのある)カンディル地域を攻撃する際にトルコが犯したイラクの領空侵犯に対して厳しい見解を示した。氏は「トルコの、イラクの領空内におけるPKKを標的とした攻撃に対して、軍事的な準備をする。神のお許しの元、この航空機を撃墜するために武装化をする」とニューヨークタイムズ誌に述べた。      ■ロシアからの 全文をよむ

2012-09-26 ダヴトオール外相、クリントン米国務大臣と会見 ―シリア問題 (Yeni Safak紙)

トルコのダヴトオール外相と米国のクリントン国務長官は、国連総会の後に会談を開いた。両者は、シリアの問題を取り上げた。昨日、クリントン国務長官が主 催した「大西洋」と言う名の夕食会の席で、彼女は参加者に対し、「これはあなた方との最後の会議である」と別れを告げた。      アフメト・ダヴトオール外相とヒラリー·クリントン国務長官の会談では、主にシリア問題が取り上げられた。両者は、第67回国連総会の際、ニューヨークのウォルドルフ=アストリアホテルで、二者会談を行った。協議団間の会談は1時間に及んだ。 全文をよむ

2012-09-25 中国のトルコへの2つの嘘 (Hurriyet紙)

中国がウクライナから「我々は遊覧船を建造する」と言い購入し、2001年11月に「我々は100万人の中国人観光客を送る」と述べトルコを通過させた大型船ワリャーグ(Varyag)は既に中国海軍が公式に保有するものとなっている。ワリャーグから改名された「遼寧 (Liaoning)」は明言されていた通りの遊覧船にはならず、トルコに100万人の観光客が来ることもなかった。      中国がウクライナから2000万ドルを投じて購入したワリャーグがトルコの海峡を通過した事で大混乱を招いた。トルコ政府が許可しな 全文をよむ

2012-09-24 EUのトルコ支援に、英メディア怒りの批判キャンペーン (Milliyet紙)

EUの外国支援がまたしてもイギリスで議論されている。イギリスメディアは、トルコへの6億2000万ポンド(約781億円)の支援金の一部がEU関連のテレビドラマに使われていることを強烈に非難した。      イギリスでは、EUの支援プログラムにおいてトルコに払われた支援金と、この支援金の一部があるドラマ企画に使われたことが主要議題となった。英の保守党議員はEUへの支払いが、英国民の税金を中~高レベルの財政状況のよい国にばらまいているという現実を見直すことを要求した。英の保守党議員は自身のお金がトルコ 全文をよむ

2012-09-24 シリアからの流れ弾に撃たれた母娘の物語 (Milliyet紙)

アクチャカレでシリア側から来た流れ弾が、まず5歳の娘ゼフラちゃんに、次に生後35日の赤ちゃんに授乳していた母のヘドゥレさんに当たった。以下はその母娘の当時から今までの出来事である。      ■「神様が守ってくださいました。神様が守ってくださいました。」      母に抱かれた生後35日の赤ちゃんイサを見ながら、私たちはこのように何回も同じ言葉を繰り返していた。生まれたばかりの赤ちゃんに授乳しているときに、隣に座る5歳の娘ゼフラちゃんとともに、バルコニーから入ってきた銃弾の的となったヘドゥレ・ア 全文をよむ

2012-09-23 平和の船(ピースポート)の日本人、歓迎の出迎えなく・・・ (Radikal紙)

日本で1945年に広島・長崎への原爆投下から奇跡的に助かった4人を含む800人の核兵器反対の平和主義者がピースボートでアイドゥン のクシャダス郡を訪れた。各国で地元の自治体の関係者や市民団体に歓迎された平和ボランティアは、クシャダスでは誰にも出迎えられなかった。      日本の横浜港から出発したピースボートは、ベトナム、シンガポール、インド、イスラエルの後、原子力発電所建設の準備にあたっているトルコへと向かった。日 本で核兵器の放棄のために活動している、シンクタンク・ピースデポに属するピースボ 全文をよむ

2012-09-21 トルコのアフガン派兵、さらに1年延長に (Hurriyet紙)

トルコが国際治安支援部隊(ISAF)の取り決めにおいて実施していたカブール地区への派兵は、2012年11月1日付で一年間延長されると発表された。      参謀指令本部は、「NATOによるアフガニスタンでの活動を実行している国際治安支援部隊(ISAF)の取り決めにおいて、トルコが2009年11月1日付で開始したカブール地区への派兵は、2012年11月1日付で一年間延長されることが決定された」と発表した。 全文をよむ

2012-09-19 シリア国境の町、軍事衝突のため学校休校 (Zaman紙)

シリアのラッカ市テル・アブヤド郡で起こった軍事衝突を受けて、トルコのアクチャカレ郡のシリア国境に近い地域の学校は本日休校となった。      トルコとの国境をなすテル・アブヤド国境門を手中に収めるため攻撃を決定した自由シリア軍とバッシャール・アサド大統領側の軍隊の間で、昨日から現在までの軍事衝突が続いているが、その衝突によってトルコのアクチャカレ・アナドル高校へ弾丸が飛んできた。この事件は深夜の誰もいない時間に起こり、弾丸は教室の窓や壁にまで到達した。      国境付近の軍事衝突のために、町の 全文をよむ

2012-09-15 ギュレン師のリビア事件コメント (Radikal紙)

フェトフッラー・ギュレン師は、世界中で物議を醸した映画「イノセンス・オブ・ムスリム」に関して批評を行ってこの映画を強く非難する一方、リビアのアメリカ領事館に対する攻撃に関して、諜報部が計画した可能性があると述べた。      ギュレン師は、インターネットサイトwww.herkul.orgの「ヘルキュルの調べ」のページに、「昨日は醜い風刺画、今日は不愉快な映画」題した批評を(14日に)掲載し、この映画を強く非難した。しかし、反発を示す際に、極端さに走るべきではないと述べた。      ギュレン師は 全文をよむ

2012-09-15 エルドアン首相、「宗教への侮辱は、表現の自由で守られるものではない」 (Zaman紙)

エルドアン首相は、宗教、預言者、人々が崇拝するものを侮辱することは、表現の自由として許容されるものではないと述べた。首相は「明らかな挑発と敵意のあるアプローチ」といわれる扇動的な映画に対し暴力に訴えることが、扇動を助長しているとの警告を発した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イスラム教と預言者ムハンマドを侮辱したとされる映画が非常に扇動的であると言及し、世界中のムスリムに、これに惑わされないように呼びかけた。「明らかな挑発と敵意のあるアプローチ」といわれる扇動的な映画作品に対し 全文をよむ

2012-09-14 トルコ航空、リビア直行便着陸できずUターン (Yeni Safak紙)

トルコ航空(THY)のイスタンブルーベンガジ間を飛ぶ飛行機が、治安上の問題からベンガジ空港が閉鎖された結果着陸を行えなかった。飛行機は乗客121名とともにイスタンブルに引き返した。      情報によると、121名の乗客を乗せ今朝7時30分にアタテュルク空港を出発したトルコ航空TK647便イスタンブルーベンガジ線の飛行機は、リビアのベンガジ市街で発生した事件により空港が閉鎖されたため、ベンガジ空港に着陸出来なかった。   THYの飛行機は着陸の1時間前、ベンガジ空港が閉鎖されたことを知らされたた 全文をよむ

2012-09-13 アンジェリーナ・ジョリーUNHCR親善大使、シリア難民キャンプ訪問、「たいへん満足」 (Radikal紙)

オンジュプナルの難民キャンプを訪れたジョリーは、目にしたものすべてに満足したと述べ、「トルコ政府は素晴らしい寛大さを示し、このキャンプを設置した」と話した。      国連特使のアンジェリーナ・ジョリーと国連難民高等弁務官のアントニオ・グテレス氏が、キリスのオンジュプナルにあるシリア難民が生活する難民キャンプを訪れた。ジョリーは、トルコがすばらしき寛大さを示し、このようなキャンプを設置したことに触れ、自身とシリア人の感謝の気持ちを言葉に表した。      約12,500人が生活するオンジュプナル 全文をよむ

2012-09-11 アゼルバイジャンとの関係強化、相互ビザ免除へ (Radikal紙)

現在、アゼルバイジャンはトルコに対しビザを要求し、トルコは同国に対しビザを免除している。この状況が新たな段階を迎えた。      アゼルバイジャンのゲベレ市で第二回トルコ・アゼルバイジャン高度戦略的協議会が開催された。トップ会談と代表団会議が行われた後、共同記者会見が開かれた。      アゼルバイジャン共和国のアリエフ大統領は、「親愛なる兄弟よ、 あなた方を迎えて嬉しく思います。我々の国へようこそ。」という言葉で語り始め、トルコとアゼルバイジャンの関係は全ての分野で発展し、二国間にはいかなる見 全文をよむ

2012-09-11 イラク死刑判決のハーシミー副大統領に、トルコ「引渡さない」 (Radikal紙)

トルコ政府は、死刑判決が出たイラクのハーシミー副大統領の(イラクへの)身柄引き渡しについては問題にしないことを決定した。      トルコは、イラクのタルク・ハーシミー副大統領への死刑判決は「政治的」だと認識し、ハーシミー副大統領を引き渡しに関しては問題にしないとの決定を下した、外務省によれば、(死刑)判決は裁判所の判断とは別のところでの政治闘争の結果下されており、イラクの宗派間抗争を再燃させる危険な一歩だという。アンカラで記者会見を行ったハーシミー副大統領も欠席裁判で下された判決は、「政治的」 全文をよむ

2012-09-07 日本、軍事費を増強―島の帰属問題から (Zaman紙)

日本は、韓国、中国、台湾と東シナ海の島々を巡る問題の渦中にあり、防衛予算の調整をおこなった。日本政府は、軍事費が過去50年間の中で最大の削減にもかかわらず、 帰属問題を抱える島の防衛のため兵器を購入する。防衛省は、新年度予算で、4.6兆円(約580億ドル)の概算要求を発表した。防衛省予算は今年度より縮小したのだが、水陸両用強襲車4両分の25億円の計上を決めた。      同省の関係者は、「たとえば我が国の南には多くの島があります。各島に自衛隊を駐留させることはできません。敵対勢力がこれらの島に上 全文をよむ

2012-09-05 ハタイの漁師へ領海侵犯注意! (Radikal紙)

食料農業畜産省がトルコの漁師を、シリア領海侵犯の件で警告した。      イスケンデルン漁業組合のジェラル・ビレン副会長は、食料農業畜産省漁業及び水産物総局により、領海侵犯の件で複数の漁業組合に対し警告書が届いたと述べた。      ビレン副会長は、漁師は領海侵犯をしていないと述べ、次のように発表した。      「(食料農業畜産畜産省より)水産物協会のもとに送付された書類では、シリア当局がトルコの漁師たちがシリア領海を侵犯したと伝えてきたと、外務省を通じて通知があったと報告されている。同書類で 全文をよむ

2012-09-05 フランス歴史教科書に偽造文書―「アルメニア人虐殺」記述 (Zaman紙)

フランスの中学校の歴史教科書にアルメニア人虐殺に関する記述が2ページに渡り掲載されていたことで、フランス・トルコ間の関係に新たな緊張が走った。      在フランストルコ大使館は、フランスの外務省と国民教育省に対し、虐殺に関する主張が学術的に証明されたものとして記載された2ページの訂正要請をする公式書簡を送った。 さらに、タラト・パシャのものであると主張されている偽造電報が使用されたことを批判した。トルコの反発を引き起こした2ページに渡る箇所は、元仏大統領のニコラ・サルコジが政権を握っていた20 全文をよむ

2012-09-03 エジプト国営TVに、久方ぶりスカーフ着用アナウンサー (Radikal紙)

エジプトで久方ぶりにスカーフを着用したアナウンサーが国営テレビのニュースを伝えた。アナウンサーのスカーフ着用は、ムバラク時代には禁止されていた。      エジプト国営テレビで2日、ニュースを読んだ女性アナウンサーがスカーフを着用したことは(エジプト)国内で論争を引き起こした。ムバラク体制下では、スカーフを着用した女性がテレビでニュースを伝えることは禁止されていた。旧政権を打倒し、代わりにムスリム同胞団が設立した政党が政権の座に就いたということが、宗教的価値観の観点で、初めて具体的に目に見える形 全文をよむ

2012-09-03 シリアからの難民、生活のため農作業 (Radikal紙)

ガズィアンテプ県イスラヒイェ郡のテント村で暮らすシリア難民は、収入を得るために農業労働者として働き始めた。      内戦が続くシリアから国外のトルコへ逃亡し、イスラヒイェ郊外4kmの地点に設営されたテント村で暮らすシリア難民の数は、8,256人に達した。テント村関係者の署名入のある「外出許可証」により許可を得て、毎朝9時にキャンプ外に出かけるシリア難民は約2,000名に昇る。彼らは収入を得るために、赤唐辛子の収穫や伐採ごみの収集、葡萄の枝切りといった農作業を始めた。キャンプ外で待機するミニバス 全文をよむ

2012-09-02 日土関係: トルコを通じて地域に進出 (Zaman紙)

トルコにとって日本は「遠くて近い国」である。この友好関係は1890年に600人近いオスマン軍の兵士が殉職したエルトゥールル号事件で始まる。      両国はここ数年、友好関係だけでなく、外交、経済においても結びつきが強くなってきており、2国間関係を確信的に発展させている。外交における接近と大きく重なるトルコ・日本間の経済関係は今後ますます深まるだろう。日本の高官たちは本紙を日本へ招き、トルコとの関係をどのように見ているのか、潜在的な協力分野などの多くの話題について我々に語った。      両国の 全文をよむ

2012-09-01 自由シリア軍の拠点はハタイ? (Radikal紙)

自由シリア軍のインターネットサイトの情報により、トルコの世論は混乱している。      自由シリア軍のインターネットサイトには、軍の「主要拠点」がハタイにあるとされ、トルコ国内の電話番号とe-mailアドレスからなる公開情報が掲載されている。      自由シリア軍(ÖSO)の英語版サイトのトップページでは、過去にトルコに亡命し、同軍の指導者であったリヤド・アル=アサド氏のメッセージが掲載されている。      「現在の状況、および武力なしにはシリアの犯罪的な政権を止めることができないとの我々の 全文をよむ

2012-08-29 シリア難民キャンプへの人権団体視察を受け入れ (Yeni Safak紙)

アフメト・ダウトオール外相は、トルコ大国民議会(TBMM)の人権調査委員会が、シリア人兵士が滞在しているアパイドゥン・キャンプ へ入るため、今日外務省へ申請をおこなうと明らかにし、「我々は首相と相談し、この要求を肯定的に受け止めた。議会に関わる委員会が責任ある行動をとることを信じている。委員会のすべてのメンバーがアパイドゥン・キャンプを含めたあらゆる場所に行くことができる」と述べた。      ダウトオール外相は国連安全保障理事会のシリア難民に関する会議に参加するためにアンカラを発つ前にエセンボ 全文をよむ

2012-08-29 シリア外相、「混乱はトルコなどの外国の責任」 (Milliyet紙)

シリアのヴァリド・ムアッリム外相は、シリア内戦後に西側との最初のインタビューで、同国での混乱はアメリカ、トルコ、カタール、サウジアラビアに責任があると指摘した。      シリアのヴァリド・ムアッリム外相は内戦後初めて、英国で発行されているインディペンデント紙のベテランの中東特派員ロバート・フィスク氏のインタビューを受けた。      オフィスから爆発音が聞こえる中、非常にゆっくりと話す英語でインタビューを受けたムアッリム外相は次のように述べた。      「我が国の混乱の60%の背景にはトルコ 全文をよむ

2012-08-28 シリアTV、誘拐されたトルコ人記者をテロリストとして報道 (Milliyet紙)

アレッポで二週間前に誘拐されたトルコ人ジャーナリストのジュネイト・ウナル氏の拷問を受け撮影されたとみられる映像が、親シリア政府のテレビ局で放送された。映像では、(ウナル氏は)反体制派を支持していることを説明する文章を読み上げた。これは誘拐犯がウナル氏に強要したものと思われる。      親シリア政府のアル・イフバリーヤ局は、二週間前アレッポで誘拐されたカメラマンのジュネイト・ウナル氏の映像を放送した。撮影日が不明な映像では、ウナル氏は疲れており、話はぎこちなく、両目の下にアザがあったことが注目を 全文をよむ

2012-08-27 ギリシャの新聞に驚きの付録―アタテュルク語録から (Hurriyet紙)

ギリシャの日刊紙「タ・ネア」は、アタテュルク語録『ヌトゥク』からの抜粋を載せた付録を配布した。      同紙は、世界史を変えた指導者らが自らの民に向けて発した言葉や、彼らの偉業を読者に紹介する目的で、「世界を変えた言葉」という本のプロモーションを始め、その一環で、アタテュルクの言葉やエレフテリオス・ヴェニゼロスの言葉を載せた付録を読者へ配布した。      タ・ネア紙は、アタテュルクのトルコ共和国建国宣言や青少年に向けた呼びかけを集めた『ヌトゥク』からの抜粋を載せた付録の序文で、「ケマル(アタ 全文をよむ

2012-08-25 PKK、シリアで交通検問?―仏AFP社伝える (Milliyet紙)

シリアで、アサド政権と反政府派の間で激しい衝突が起こっている一方、フランスのAFP通信(フランス通信社)が、昨日(8月24日)、興味深い1枚の写真を伝えた。      トルコとの国境付近のアスリンで撮影された写真には、アブドゥッラー・オジャランのTシャツを着た、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の活動家たちが、カラシニコフ銃を持って、交通検問をしている姿が写っている。アスリンの検問所にも、テロ組織のものと思しき旗が立っている。 全文をよむ

2012-08-23 「割礼は傷害」論争、再燃―ドイツの裁判所 (Zaman紙)

ドイツのケルン州裁判所が下した割礼禁止の決定が、新たな議論を呼んでいる。      この決定が下される原因となったオメル・ケッゼ医師は、裁判官は法廷にやって来る前に頭の中で既に割礼禁止を確定していたと述べた。「その目的は、私に刑罰を与えるということよりも、むしろ割礼を禁止することにありました」と話した。ケッゼ医師は、どのようなプロセスを経てこのポイントに達したのかをザマン紙に説明し、「2010年4月に、私はチュニジア国籍の家族のこどもに割礼をとりおこないました。しかし、子どもの母親は、独自に行っ 全文をよむ

2012-08-23 キプロス富豪アスィル・ナーズィルに英裁判所・禁固10年、「裁判は私のおもちゃ」 (Radikal紙)

キプロス系トルコ人実業家のアスィル・ナーディルは、詐欺罪で訴えられた裁判で、10年の禁固刑を言い渡されたことに関し、「我々はどんなに苦労してきたことか。裁判は我々にとっておもちゃだ」と述べた。      アスィル・ナーディルは、自らが経営しているポリー・ペック・インターナショナル(PPI)から3400万ポンドを横領したという訴えを受けて行われた裁判で、10年の禁固刑を言い渡された。      この裁判を担当したホルロイド裁判官はナーディルを「優秀で成功した実業家」と述べ、「この会社の成功はあなた 全文をよむ

2012-08-22 日本人記者の死亡をうけ、キリスに「日本・報道センター」 (Zaman紙)

銃撃戦の様子を追っていて亡くなり、キリスに運ばれてきたヤマモト・ミキ氏の遺体は、検死のためアダナ法医学協会に運ばれた。検死ののち、ふたたびキリスに運ばれる予定である。ヤマモト氏の死の報道をうけ、多くの日本人記者がここに集まり、一種の報道センターを形成した。      シリアで殺された日本人記者の夫、サトウ・カズタカ氏は、「遺体は、現在、アダナからここに運ばれている。午後2時ごろに、キリスにくるはずなので、待っている。遺体を、明日、ガズィアンテプからイスタンブルに運び、イスタンブルで一泊して日本に 全文をよむ

2012-08-20 ギリシャの宗教者、「トルコ製TVドラマはみてはいけない」 (Radikal紙)

ギリシャ右翼政党によるトルコ製TVドラマへの宣戦布告の後、宗教勢力も「トルコ製TVドラマ」視聴禁止を通告した。      ギリシャでは直近の総選挙で議席を獲得した極右政党「黄金の夜明け」のニコラオス・ミハロリアコス党首に続いてテッサロニキ府主教のアンシモス氏もトルコのTVドラマを標的にした。      以前、アンシモス府主教は、アテネに建設予定のモスクについてアヤソフィア博物館を(建てた方がよいと)望んだ。同主教は、礼拝時、信徒に対しトルコ製TVドラマの視聴禁止、放映中のTVスイッチオフを呼びか 全文をよむ

2012-08-20 ヒオス島(サクズ島)山火事続くギリシャ、トルコの援助支援を拒否 (Hurriyet紙)

■チェシュメの対岸ヒオス島(トルコ名サクズ島)は3日間炎の中      チェシュメとヒオスの間は8海里(約15キロ)の距離だ。つまり手を伸ばせば触れられるほど近い。フェリーでは45分でヒオス島に到着できる。このような状況なので、引かれた国境線は無いようなものだが、時々チェシュメとヒオス島の地元の人々の間には「国境線」が現れる。   漁師たちは互いに近づいてこの国境線を超えずに挨拶している。時には失くした魚網を見つけ出し、互いに助け合っている。チェシュメとヒオス島の人々の間には映画のシナリオになり 全文をよむ

2012-08-19 ドイツ極右団体、モスク前で排斥デモ―ベルリン (Milliyet紙)

ドイツの首都ベルリンで、極右政党であるプロ・ドイツ市民運動が、3つのモスクの前で預言者ムハンマドの肖像画を掲げ、デモを行った。野党および左派団体も、辻々で極右派を追うかたちで、極右派の主張に反対するデモを行った。ベルリン警察の警戒により事故等はなかった。      ドイツの首都ベルリンで、昨日(18日)、極右派によるデモと、イスラム嫌悪・人種差別主義に反意を示す人々による反対デモがみられた。かつてデンマーク人イラストレーターによる預言者ムハンマドの風刺画が問題となったが、極右政党プロ・ドイツ市民 全文をよむ

2012-08-16 メッカで、ギュル・アフメディネジャド会談―シリア問題 (Radikal紙)

メッカを訪問したギュル大統領は、イランのアフメディネジャド大統領とシリア問題について会談した。イスラム協力機構(OIC)第4回臨時首脳会議のためメッカを訪れたアブドゥッラー・ギュル大統領は、OICの加盟国の首脳らとそれぞれ2カ国間会談をした。      ギュル大統領は、メッカの迎賓館でOIC加盟国の各国首脳と2カ国間会談を行った。      イランのマフムド・アフメディネジャド大統領との会談では、主にシリア問題について話し合われた。ギュル大統領とイラン大統領は意見交換をし、ギュル大統領はシリアで 全文をよむ

2012-08-15 イラク政府、バフチェリMHP党首にヴィザ不発給 (Radikal紙)

イラク政府はバフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首のヴィザ請求を拒否した。      イラク政府は、デヴレト・バフチェリMHP党首がキルクーク訪問ために必要なヴィザを発給しなかった。バフチェリ党首は8月17-20日にキルクークを訪問する予定だった。      アフメト・ダヴトオール外相は今月初頭にキルクークを訪問した。イラク外務省は、訪問について聞かされておらず、そして訪問が承認されていなかったと発表していた。      イラク側の発表では、「(外相の)訪問は外交上の慣行に反しておこなわれ、イ 全文をよむ

2012-08-13 イラン・メディアのトルコ攻撃、とどまるところを知らず (Milliyet紙)

イランのメディアによるトルコのシリア政策への批判が続いている。      テヘラン大学のムハメド・マランディ教授はイラン国営テレビ局のプレスTVに、トルコが「シリア(政府)と対立するテロリズムを支援することは、高い確率で反撃される」と語った。   ムハメド・マランディ教授は、トルコが米国、湾岸諸国と並んでシリアの危機拡大に積極的な役割を果たしており、「トルコがシリア(政府)と対立するテロリズムを支援することは、高い確率で反撃されるだろう」と主張した。   また、マランディ教授は、世論調査を見ると 全文をよむ

2012-08-12  ギュル大統領、クリントン国務長官と会見、「シリアを分裂させてはいけない」 (Milliyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領はアメリカ合衆国国務長官のヒラリー・クリントンと行った会合で、激しい内戦状態に陥り、分裂が懸念されるシリアについて、その一体性が保持されることが必要だと強調した。      ギュル大統領が昨晩イスタンブルのタラビヤ離宮でクリントン国務長官と行った会談は約二時間に及んだ。外務大臣のアフメト・ダヴトオールも出席したこの会合では、シリア問題が重要事項になり、儀礼的な表敬訪問というよりも、外交団どおしの会見の雰囲気となった。      会談の前に大統領府のインターネットサイト 全文をよむ

2012-08-12 アレッポからの報告 (Radikal紙)

私は、ダマスカスに行くことのできる少数のトルコ人記者のうちの一人となった。人々は、内戦に飽き飽きし始めたようだ。近くの地区を戦闘機が爆撃しても、誰も関心を持たない。人々はパンのために5時間列に並んでいる。      シリアで内戦が始まって17か月が過ぎた。シリアに一人のトルコ人記者として入国する計画を考えてからは、1年がたった。隣国における混乱を1年前トルコから入国して目にすることはほとんど不可能だった。体制の支配下にある国境を記者が通過することは禁止されていた。密かに通過する計画のリスクは非常 全文をよむ

2012-08-11 隣国イランで、恐怖の地震 (Milliyet紙)

 イランの東アゼルバイジャン県で、6.0と6.2のマグニチュードの2つの地震が11分間隔で次々に発生した。地震によって87人が亡くなり、400人が負傷した。    東アゼルバイジャン県で現地時間16時53分にマグニチュード6.0の地震が起きた。同じ地域で11分後、マグニチュード6.2の地震が記録された。国営テレビのIRINNは、東アゼルバイジャン、西アゼルバイジャン、アンダビールとゼンジャンで感知された地震によって87人が亡くなり、400人が負傷したと発表した。地震で亡くなり負傷した人数の増加が 全文をよむ

2012-08-08 エルドアン夫人ら、ムスリム虐殺問題のなかミャンマー訪問 (Hurriyet紙)

ミャンマー・アラカン州における仏教徒のムスリムへの弾圧行為について、ミャンマーを訪問したトルコ首相の妻エミネ・エルドアン夫人は、 「仏教徒の教えがお手本とされる時代に、信仰の指導に携わる方(仏教徒指導者)が行った虐殺行為です。もし同じ立場のムスリムが仏教徒の方を虐殺していたら、世界はどんな反応を示していたでしょう?」と述べた。      タイイプ・エルドアン首相の妻エミネ・エルドアン夫人は、ミャンマー・アラカン州における仏教徒のムスリムへの弾圧行為について遺憾に思うと語った。エミネ夫人は昨日、ア 全文をよむ

2012-08-05 キルクーク知事、トルコ外相の訪問を評価 (Zaman紙)

イラクのキルクーク県ネジメッディン・ケリム知事は、アフメト・ダヴトオール外相のキルクーク訪問が非常に重要であったと述べた。   ダヴトオール外相のキルクーク訪問に関して発表を行ったケリム知事は、県として訪問を支持すると述べた。ケリム知事は、「ダヴトオール外相の訪問はとても重要である。外相は、訪問中にトルコがキルクークとイラクにおける全エスニックグループに平等な距離であると強調した」と話した。ダヴトオール外相がキルクークとイラクの発展のために協力すると確約したと述べたケリム知事は、「トルコ企業がキ 全文をよむ

2012-08-05 シリア初の宇宙飛行士、反政府派へ―トルコへ入国 (Hurriyet紙)

シリア出身の宇宙飛行士ムハメド・アフメド・ファリス大佐が反政府側に参加した。      アサド政権から逃れ、都市アレッポにある反体制派自由シリア軍の司令部に到着したファリス氏は、自由シリア軍の司令官らと面会した。自由シリア軍を支持することを表明したファリス氏は、「我々の心と血はあなた方とともにある」と述べたという。      以前アサド政権から3度逃れようとしたが失敗に終わり、これが4度目であるとファリス氏は語る。      ファリス氏は今日トルコに入国した。      シリア初の宇宙飛行士と 全文をよむ

2012-08-03 トルコ、イラクの抗議に即反論―外相のキルクーク訪問問題 (Milliyet紙)

昨日、アフメト・ダヴトオール外務大臣がキルクークを訪問したことに対して厳しい反応を示したイラクは、今日抗議を外交的問題化し、トルコに対し「注意喚起」を行った。トルコはすかさず反論した。      アフメト・ダヴトオール外務大臣は北イラク訪問中にケルクーク訪問をおこなったが、これはバグダート政府によって公式に非難された。イラクの外務省によって行われた会見で、イラクの外務省職員がトルコのバグダート代理大使と面会し、注意勧告の手紙を手渡したと発表された。      「イラク政府はトルコが緊急発表を行う 全文をよむ

2012-08-02 イラク政府、「我々はダヴトオール外相を逮捕することもできる」 (Radikal紙)

イラク外務省は、アフメト・ダヴトオール外務大臣のキルクーク訪問がイラクのバグダート政府の把握していないところで行われたとし、厳しい反応を示した。イラクのヌーリー・アル=マーリキ首相のスポークスマンは、訪問が危険な結果をもたらすかもしれないとし、国会議員のアブドゥルハディ・アル=ハサンは「我々はダヴトオールを逮捕することが出来る」と述べた。      北イラク・クルド自治政府のリーダーであるメスド・バルザーニとの会合のために、アルビルを訪れたダヴトオール外相は、昨日の朝、突然、キルクークを訪問した 全文をよむ

2012-08-01 トルコ外相、北イラク・クルド自治政府を訪問「明確なメッセージを伝えた」 (Radikal紙)

アフメト・ダヴトオール外務大臣は北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領と行った会合について記者会見し、「バルザーニー氏との会合は好感触であった。自治政府はトルコのメッセージを受け取った」と述べた。      アフメト・ダヴトオール外相は、北イラク・クルド自治政府マスード・バルザーニー大統領と会談を行った。   アルビルへ行ったダヴトオール外相は北部地域のクルド自治政府のネチルヴァン・バルザーニー首相によってアルビル空港で迎えられた。      公正発展党の外交問題担当オメル・チレ 全文をよむ

2012-08-01 中国政府、新疆ウイグル自治区の公務員と学生の断食禁止 (Hurriyet紙)

中国当局は、人口900万の大多数がムスリムである新疆ウイグル自治区で、またもや新たな弾圧を行っている。自治区内の国家公務員及び学生にラマザン月中の断食を禁止した。      断食禁止の通達は、自治区行政当局の公式サイトで発表された。この通達には、「共産党員、国家公務員(退職者を含む)及び学生がラマザン月に特有な宗教行為を行うのを禁止する」と記されており、またその禁止措置は「ラマザン月期間中の社会的安定の確保のため」と記されている。      ■モスクに行けない      ウイグル自治区の住民へ行 全文をよむ

2012-07-31 エルドアン・オバマ、シリア問題で電話会談 (Zaman紙)

エルドアン大統領はシリアでの最近の動向に関して昨日アメリカのバラク・オバマ大統領と電話会談を行った。      首相府による書面の発表によると、36分間の会談ではシリアのバッシャール・アサド大統領の政権撤退とシリア国民の要望を叶えるために、シリアの政権移行の迅速化に向けた共同対処を取り上げた。この中で、両国の責任者が密接に協力して取り組むことが決定された。      両国のリーダーは、アサド体制国民を標的にして攻撃を続けていることでアレッポをはじめとして国民の状況が次第に悪化していることを憂慮し 全文をよむ

2012-07-31 アナトリア通信社カメラマン、シリアで負傷 (Radikal紙)

激しい衝突が続いているシリアのアレッポで、アナトリア通信社カメラマンが負傷した。      シリア情勢取材のため、最激戦地のアレッポを訪れているアナトリア通信社カメラマンのスィナン・ギュル氏が負傷した。      アナトリア通信によると、ギュル氏は足を撃たれたため病院へ運ばれた。 全文をよむ

2012-07-30 割礼は傷害か?ーオーストリアでの論争に終止符 (Zaman紙)

オーストリア法務省は、フォアアールベルク州の国立病院で割礼手術を禁止する指示がなされていたことを受け、会見を開いた。法務省は会見で「宗教上の理由で行なわれる割礼は罪と見なされない」との見解を示した。      フォアアールベルクのマークス・ヴァルナー州知事は、オーストリア全土で大きな反発が起きたこの割礼禁止の背景には法律の不明確さがあると述べた。州知事の質問に対する回答として会見が行なわれ、割礼手術を行なった医師に対しいかなる刑罰も適応されないことが明言された。      会見で法務省はこの決定 全文をよむ

2012-07-28 ロシア、「シリア政権の友ではない」 (Hurriyet紙)

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、ロシアはシリア政権と友好的な関係ではないこと、そしてアサド大統領をロシアが認めるような意志は全くないことを述べた。      この数か月、報道関係者の間でささやかれている「アサド大統領は最終的にロシアに逃亡するのか?」という質問に、ラヴロフ外務大臣は強い口調で次のように返答した:      「そのような選択は全く考えていない。世界にこのような考えを吹聴したがるのは、非常に悪い意図をもったものたちである。ロシアはシリア政権やアサド大統領の親しい友人ではない。そ 全文をよむ

2012-07-28 シリア、3つのPKKキャンプを容認 (Hurriyet紙)

父ハーフィズ・アル・アサドの死後、トルコとの国境にあるPKKキャンプを閉鎖したシリアのバッシャール・アル・アサド大統領は、現在、シャンルウルファ県スルチ郡、マルディン県ヌサイビン郡、そしてハタイ県に近い「カムシュル、イドリブ、アユン・アル・アラブ(コバネ)」地域でキャンプを開くことを容認した。アサド大統領はこれに満足せず、「バホズ・エルダル博士」というコードネームをもつフェフマン・ヒュセインを通じて組織にメッセージを送り、財政的支援をすることを知らせた。      ■シリア、3つのPKKキャンプ 全文をよむ

2012-07-27 シリア・イラク国境めぐり、イラク政府とクルド自治政府緊張 (Radikal紙)

イラク国軍とペシュメルガ(北イラク・クルド自治政府軍)の間でイラク・シリア国境北部の支配権を巡り緊張が生じている。       イラク・シリア国境地帯のうち、ペシュメルガが支配下に置く北部地区がイラク国軍の管轄下に置かれようとしていることを巡って、ペシュメルガとイラク国軍が対立していることが明らかとなった。       ペシュメルガ支配下のラビア国境門にまで進んだイラク国軍は、ここでペシュメルガと対峙し、緊張が続いているのをアナトリア通信記者は目撃した。       一方北イラク・クルド自治政府 全文をよむ

2012-07-27 シリアから緊急レポート、「我々は、市民だ」 (Milliyet紙)

アアザーズを手中に収めた反政府勢力は、「シリアの大統領はイスラム教徒ではない。私たちは断食もしているし、お祈りもしているイスラム教徒だ。でも私たちはアルカイダではない。私たちは普通の市民だ」と語った。      シリアで反政府勢力が手中に収めたアアザーズと国境地帯を取材し、私が受けた印象を昨日ミッリイェト紙に掲載すると、読者から多くの質問が届いた。「反政府勢力はイスラム主義者か?」「なぜ頭にターバンを巻いたのか?」「クルディスタン労働者党(PKK)が国境を管理しているのか?」というような質問であ 全文をよむ

2012-07-26 アサドの元側近でスンナ派大物軍人、極秘にアンカラ訪問 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、反体制派側についたシリアのメナフ・トゥラス元少将とアンカラで会見した。ダヴトオール外相とトゥラス氏の会談は、外相公邸で行われた。イフタール(断食後の食事)ではじまった会見は1時間続いた。トゥラス氏は、イフタールの食事ののち、乗ってきた飛行機でトルコから離れた。         しばらく前にシリアを脱出してサウジ・アラビアに逃げていたメナフ・トゥラス氏は、本日(26日)、密かにアンカラを訪問した。ダヴトオール外相は、トゥラス氏と外相公邸でイフタールの食事を共にした。  全文をよむ

2012-07-25 シリア・クルド人リーダー語る、「北シリアはクルド人が治めている」 (Hurriyet紙)

PKK(クルド労働者党:非合法)のシリア国内における関連組織「民主統一党」(PYD)のサーリヒ・ムスリム共同党首は、BBCトルコに対する個人的インタビューにおいて、シリア国内のクルド人が最近講じた措置に関し重要な声明を出した。イスタンブル工科大学(İTÜ)卒業の化学エンジニアであることを明らかにし、「だから、私のトルコ語はイスタンブルのトルコ語であり、ウルファのトルコ語ではない」と同氏は述べた。      シリアの首都ダマスカスで、7月18日に、ダウード・ラージハ国防相、アーシフ・シャウカト副国 全文をよむ

2012-07-25 ダヴトオール外相、「アサドの受け入れ先は用意する」 (Hurriyet紙)

ダヴトオール外相とクルド系であるシリア国民議会のアブドゥルバセット・サイダ議長は、「最後がカダフィのようになる前に」シリアのアサド大統領の受け入れ先を見つける件で合意した。ダヴトオール外相はサイダ議長にシリアの北に掲げられたクルディスタンの旗を下ろすことを要求した。      シリアで野党の勢力をひとつの枠組みでまとめているシリア国民評議会とトルコは、大統領本人が要求した場合アサド大統領に今後生活を送ることのできる国を探し始めうるというサインを送った。      ■カダフィにならないように   全文をよむ

2012-07-24 イラクのクルド兵士、大量にシリア入り (Radikal紙)

トルコのシリアおよび北イラク・クルド自治政府との国境付近で、軍事活動が目撃される中、何千人ものクルド・ペシュメルガがイラクからシリアへ入っている。      内戦が続くシリアで、トルコの南東アナトリア地方との国境に近い地域に住むクルド人が、コバーニー、アフリーン、デリカ・ヘムコを手中におさめたことで勃発した混乱が続いている。トルコのシリア国境にあるスルナク県のジズレ郡とマルディン県のヌサイビン郡の国境付近で軍事活動が活発化している。      ジズレ郡から今日約200台の民間車両の車列によって、 全文をよむ

2012-07-23 トルコ軍、シリア国境での兵力強化 (Milliyet紙)

マルディン県のシリア国境へ、鉄道を用いた大規模な派兵が行なわれた。砲兵とミサイル砲台が鉄道によってヌサイビン郡へ輸送され、軍警察駐屯地に配置されたと報じられた。また国境地帯とシルクロードのパトロールが強化された。      アナトリア通信が入手した情報によると、シリア国境のヌサイビン郡へ鉄道により輸送されたミサイル砲台と軍用車両は、大規模な警備体制のもと駅舎に入った。   軍用車両は第2国境警備隊ケナン・ダルバシャル兵舎へ、クレーンによって下ろされた。   軍用車両は第2国境警備隊司令部から各国 全文をよむ

2012-07-22 「シリア政府軍にイラン人多数」、シリア反政府派証言 (Zaman紙)

ダマスカスでの爆弾テロの後、トルコ・イラク国境にある数カ所の検問所を掌握した自由シリア軍は、国土の60%を制圧したと主張している。      反政府派はザマン紙に対し、この2日間で殺害または捕縛した人々の身元について、注目すべき情報を与えている。これらの多くはイラン国籍であり、一部はイラン革命防衛軍に属しているという。反政府派は、「もはや正式にイランと戦争状態にある。シリアで、特にヘリコプターと重火器はイラン人が使っている」と述べ、身元を明かさなかった捕虜の中にアラビア語を知らず、ペルシア語を話 全文をよむ

2012-07-20 シリア内戦、トルコとの国境ゲートで衝突、トラック12台炎上 (Hurriyet紙)

トルコに開かれたシリアのバーブ・アル=ハヴァ国境ゲートで昨日起こった激しい衝突の最中、12台のトラックが燃やされた。       ハタイ県レイハンル郡にある(トルコ側の)ジルヴェギョズュ税関ゲートの反対側にある(シリア側の)バーブ・アル=ハヴァ国境ゲートとその周辺で、昨日の朝、そして日中ずっとその衝突がつづき、税関駐車場でトラックが炎上したことが分かった。       流血の衝突をへてシリアの反体制派のコントロール下に入ったバーブ・アル=ハヴァ国境ゲートにもどったトルコ人運転手たちは、ここに駐車 全文をよむ

2012-07-18 イスラエル観光客のバスに爆弾、4人死亡―ブルガリア (Radikal紙)

ブルガリアのイスラエル人観光客を乗せたバスで爆発が起きた。      ブルガリア東部ブルガス市の空港でイスラエル人観光客を乗せたバスが爆発した。   ブルガリアのテレビ局BTVは、この爆発によってバスが完全に炎上したと報道した。   最初の発表によると、この爆発で4名が死亡したという。警察は、事件の後、広域警備体制をしいた。      ■背後にはイランの存在      イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ブルガリアでイスラエル人観光客を乗せたバスに対して行われた攻撃には、イランが関与してい 全文をよむ

2012-07-18 プーチン・エルドアン首脳会談、終了 (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談した。2人のリーダーは会談の後共同発表を行っ た。プーチン首相とエルドアン首相はシリア問題について話し合った内容を説明するとき、エルドアン首相は「撃墜された軍機に関し文書は共有していない、情 報を共有しただけだ」と語った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とロシアのウラジーミル・プーチン大統領の会談が終了した。クレムリン宮殿で行われた会談は約2時間半続いた。      会談にはアフメト・ダヴトオール外相、 全文をよむ

2012-07-17 イラク・マーリキー首相「トルコの国境侵犯は許さない」 (Yeni Safak紙)

イラク政府はトルコがイラク空域と地上の国境を侵犯したと主張し、このことは二国間の関係と共通の利益に悪影響をあたえると述べた。      イラクのヌーリー・アル・マーリキー首相はバグダッドにある警察学校で開かれた卒業式で行ったスピーチで、隣国の軍機がイラク空域を侵犯し、またこれは許容できないことであると述べた。マーリキー首相は以下のように述べた:      「我が国は国外からの干渉を受けている。毎日、隣国の飛行機が我が空域を侵犯していると聞いている。我が国の国家主権は、故意にもしくは過失的にないが 全文をよむ

2012-07-16 トルコ、エチオピアの「ムハンマドの教友」廟を改修へ (Zaman紙)

ベキル・ボズダー副首相は、「はじめてイスラム教徒を受け入れたエチオピア王の廟とムハンマドの教友廟をトルコが保護に乗り出します。トルコとして、単なる祖先の(歴史的)遺産ではなく、我々の文化や宗教的遺産として保護に乗り出し、次代に継承していけるよう努力します。これはトルコの偉大さの現れなのです。」と話した。      トルコはエチオピアのネジャシ村にある預言者ネジャシと共に12のムハンマドの教友廟を改修し、整備を進めさせている。ベキル・ボズダー副首相はエチオピア訪問の際、アジスアベバから専用機でメケ 全文をよむ

2012-07-12 参謀本部発表、微妙に変化―「撃墜された」から「シリアが撃墜したといっている」 (Hurriyet紙)

参謀司令本部は昨日発表を行い、墜落したトルコ軍機の部品からは「ガソリン性のいかなる発火剤や爆発物の形跡」も発見されなかったと述べた。      その一方で、参謀司令本部は初めて(「撃墜された」という表現にかわり)「シリア当局により、シリア軍が撃墜したとされている」という一文を使用した。      参謀司令本部のインターネットサイトでの発表では、地中海で墜落したトルコ軍機の海面から引き揚げられた部品からは、ガソリン性の発火剤や発火促進物質、また爆発物の形跡、火薬の類はどれも発見されなかったと発表さ 全文をよむ

2012-07-12 ロシア戦艦、ボスフォラス海峡を通過、地中海へ (Yeni Safak紙)

シリアに向けて出発したロシア戦艦は、イスタンブルのボスフォラス海峡を通過した。シリアにある海軍基地、タルトゥースへ3ヶ所から11隻の戦艦が向かい、射撃訓練を行うことを明らかになった。      ロシア艦隊のスメトリーヴィという名の駆逐艦が11:30頃、ボスフォラス海峡を通過し終えた。通過の際には、沿岸警備隊のボートが同行した。スメトリーヴィの任務は完全にはわかっていない。しかし、ロシア海軍の情報局は全長147メートルの戦艦スメトリーヴィが、地中海で遂行する必要のある任務があったと明らかにしている 全文をよむ

2012-07-10 政府に軌道修正か?―撃墜位置、「シリア空域」濃厚 (Radikal紙)

シリアが撃墜したトルコ軍機でミサイルの痕跡が発見されなかったために、政府は言い方を変える兆候を示している。      トルコはシリアによるトルコ軍機撃墜問題において最初に発表した「公海上において撃墜された」というシナリオを書き換えている。国防大臣イスメト・ユルマズや、参謀本部スポークスマン・バキ・カヴン准将のような国家諜報機関担当者も軍機がミサイルによって撃墜された明白な証拠をつかめていないと述べた。シリア軍がロシアから提供されたミサイル・システムを改造して「温度センサー」や「レーダー」の他に「 全文をよむ

2012-07-07 アサド大統領インタビュー(5)―「アラブの春」は世俗政権を脅かす (Cumhuriyet紙)

インタビュー1:撃墜事件はおこるべきではなかった   インタビュー2:エルドアンは神の啓示でも得たのか?   インタビュー3:すべて、想定外   インタビュー4:トルコも痛い目にあう   インタビュー5:「アラブの春」は世俗政権を脅かす      シリアのバッシャール・アサド大統領は、中東および北アフリカでの市民革命について、「アラブの春はこの地域にもっぱら涙、血、そして死をもたらしている。また同時に、シリアから世俗主義を取り去っていく」と評価した。      アサド大統領は、この地域の地図が新 全文をよむ

2012-07-07 墜落偵察機の発見残骸―疑問―未発見残骸 (Radikal紙)

シリアの撃墜したRF-4(ファントム)機で殉職したパイロットは昨日、埋葬された。葬儀に参加したすべての関係者は同じ問いを問うていた。参謀本部は、197時間、昼も夜も作業をし二人の犠牲者の遺体にたどりついたが、引きあげた部分をまとめてもRF-4、別名ファントムに何が起きたのかを理解するのは難しい。依然、未発見の機体の部分と疑問が残っている。      ■軍機はどこで撃たれたのか?      トルコ側は陸から13マイル、シリア側は陸から1.5~2マイルの沖合だといっている。飛行機の残骸は、8.6マイ 全文をよむ

2012-07-06 アサド大統領インタビュー(4)―トルコも痛い目にあう (Cumhuriyet紙)

インタビュー1:撃墜事件はおこるべきではなかった   インタビュー2:エルドアンは神の啓示でも得たのか?   インタビュー3:すべて、想定外   インタビュー4:トルコも痛い目にあう   インタビュー5:「アラブの春」は世俗政権を脅かす      バッシャール・アサドシリア大統領は、PKKを支援しているとの疑惑に対して答えた。      バッシャール・アサドシリア大統領は、PKKの最近の攻撃の陰にシリアがいるとする主張について、「私自身頭の痛い問題を抱えているとき、あなた方にかまっている暇などな 全文をよむ

2012-07-06 墜落機のパイロット、悲しみのなか埋葬 (Radikal紙)

シリアが撃墜した飛行機で殉職した2名の将校は涙の中埋葬された。2人の父親は、遺体を運ぶ兵隊の道を遮り、棺に口づけした。      東地中海での偵察飛行中、6月22日にシリアにより撃墜されたトルコ軍機で殉職したパイロット、空軍大尉ギョクハン・エルタン操縦士と空軍少尉ハサン・ヒュセイン・アクソイ操縦士は昨日(5日)、最後の旅路へと送られた。 このページにも掲載されている葬儀の最も悲しい瞬間は、マラティアでの軍の葬儀であった。若い士官らの遺体が兵士たちによって運ばれる際、2名の殉職者の父親が棺を運ぶ兵 全文をよむ

2012-07-05 アサド大統領インタビュー(3)すべて、想定外 (Cumhuriyet紙)

インタビュー1:撃墜事件はおこるべきではなかった   インタビュー2:エルドアンは神の啓示でも得たのか?   インタビュー3:すべて、想定外   インタビュー4:トルコも痛い目にあう   インタビュー5:「アラブの春」は世俗政権を脅かす      アサド大統領は、シリアで「毎日何十人もの罪のない人々や子供が亡くなっている」という指摘に対し、反政府派が武器と暴力で鎮圧されていることについて、自政権が過ちを犯すこともありうると答えた。アサド大統領は、「しかし外国の介入による損害は、我々の過ちよりも甚 全文をよむ

2012-07-05 墜落機のパイロットの遺体引き揚げ、回収品一部公開される (Yeni Safak紙)

墜落機のパイロットの遺体が海底から引きあがられた。シリアによって撃墜されたトルコ軍機のパイロットの遺体は、海底から引きあがられ、マラトゥヤ基地に送られた。引きあがられた遺品の一部の写真が公開された。      トルコ国軍からの発表によると「犠牲者の遺体は引きあがられた。マラトゥヤに送られた。遺体は、シリア海岸から8・6マイルで発見された」という。      また、捜索の結果、墜落機ののものとみられる30点が海面で回収されたという。      発表によると、海底捜査船ノートリス号と、トルコ海軍のイ 全文をよむ

2012-07-05 トルコ軍機撃墜事件、残る2つのシナリオ―ミサイル?公海上の船から? (Hurriyet紙)

以下は、ヒュッリイェト紙英文版編集長Murat Yetkinの寄稿である。      *****      シリアにより撃墜されたトルコ機についての参謀本部の発表には、いくつの重要な点がある。それは次の5点だ。      1.ずっと世の中が求めていた事故の詳細の一部は、7月4日に二人のパイロットの死亡が正式に発表されたのと同時に、発表された。もっと詳しい情報の発表は、7月5日にパイロットの遺体が引きあがられるまで待たれていた。そもそも7月6日にマラトゥヤで軍の葬儀が行われることが発表された時点で 全文をよむ

2012-07-05 フランス新外相、「アルメニア虐殺否定法再提出はない」 (Milliyet紙)

フランスのローラン・ファビウス外相は、「アルメニア虐殺否定法再提出はない」と述べた。       ファビウス外相は、パリにおけるトルコのアフメト・ダヴトオール外相との会談後に会見を開き、この虐殺否定法が前の議会で審議された後、憲法委員会によって「違憲」であるとして棄却されたことを指摘し、再び議会に提出される法案は、前に提出された(虐殺否定)法案の結論を受け入れたものとなると述べた。   またファビウス外相は、アルメニアとトルコを互いに接近させうるあらゆる動きを支援していくと話した。 全文をよむ

2012-07-04 アサド大統領インタビュー(2)―エルドアンは神の啓示でも得たのか? (Cumhuriyet紙)

インタビュー1:撃墜事件はおこるべきではなかった   インタビュー2:エルドアンは神の啓示でも得たのか?   インタビュー3:すべて、想定外   インタビュー4:トルコも痛い目にあう   インタビュー5:「アラブの春」は世俗政権を脅かす      シリアのアサド大統領は、エルドアン首相との関係がどのように悪化したのかを、本紙に語った。      シリアのアサド大統領とのインタビューでは、トルコ軍機撃墜問題に続き、近年までその緊密さで知られていたエルドアン首相に関することが、第二のテーマとなった。 全文をよむ

2012-07-03 アサド大統領インタビュー(1)―撃墜事件はおこるべきではなかった (Cumhuriyet紙)

インタビュー1:撃墜事件はおこるべきではなかった   インタビュー2:エルドアンは神の啓示でも得たのか?   インタビュー3:すべて、想定外   インタビュー4:トルコも痛い目にあう   インタビュー5:「アラブの春」は世俗政権を脅かす      シリアのアサド大統領は、Cumhuriyet紙アンカラ支局長のウトゥク・チャクルオゼルのインタビューに応じた      シリアのバッシャール・アサド大統領は、武器を搭載していないトルコのRF4偵察機を、シリア空域で、対空高射砲により撃墜したと述べた。墜 全文をよむ

2012-07-02 WSJ誌、「シリア空域」報道批判をめぐり、エルドアン首相を批判 (Radikal紙)

米誌ウォール・ストリート・ジャーナル(以下、WSJ誌)は、トルコ軍用機がシリア領空で撃墜されたと報道したことでエルドアン首相から大きな反発を招いたが、引き続き同問題を扱っている。      エルドアン首相に「臆病だ」と批判されたWSJ誌は、その情報源が米政府当局者によるものと繰り返した。ただ、実名の公表は避けている。WSJ誌は、トルコ政府からの反発に対し、「トルコ、軍用機撃墜問題の見解崩さず」との見出しで本日(7月2日)も報道を続けた。      トルコ国軍は軍用機が墜落したのは公海上であるとの 全文をよむ

2012-07-01 ダヴトオール外相、ジュネーブで外交展開 (Yeni Safak紙)

ダヴトオール外相は、ジュネーブにおいてシリア問題に関する会議の中で二者会談を行なった。      アフメト・ダヴトオール外相は、シリア問題を議論する会議のため訪れたジュネーブにて、二者会談を行なった。      ダヴトオール外相はジュネーブの国連事務局にて行なわれた会議に出席する前、カタールのシェイフ・ハマド・ビン・ジャーシム・ビン・ジャブル・アル・サーニ首相兼外相と会談を行なった。      ダヴトオール外相とアル・サーニ首相兼外相は、今日(30日)にジュネーブにて行われたシリア問題に関する会 全文をよむ

2012-06-28 シリアのアラブ・クルド反政府派、共同委員会設置 (Zaman紙)

シリアで、アラブとクルドの反政府派間の分裂に終止符を打つための重要な一歩が踏み出された。一昨日、シリア人反政府派の統括組織であるシリア国民評議会とクルド国民評議会が共同委員会を設置することで合意した。      2つの反体制派グループ間の政治関係強化を目指す同委員会は、来月中にエジプトの首都カイロにおいて、シリア人反体制派を集めた会議を開催するために努力することを明らかにした。      シリアのクルド国民評議会アブドゥルハキム・バッシャール外交担当は、新委員会が、15人から編成されると発表した 全文をよむ

2012-06-28 キプロス(南)、公式訪問のイラン外相を「逮捕」 (Milliyet紙)

キプロス共和国(キプロス・ギリシャ政府)の外務省の国賓として南キプロスを訪問したイラン外相のアリー・アクバル・サーレヒー氏は“EUのブラックリストに載っている”という理由でキプロスのテロ対策当局のチームによって逮捕された。      19人の代表団とともに、ラルナカ空港に到着したサーレヒー氏は逮捕されると、暴れ出した。テロ対策当局のチームに抵抗したイランの外交使節団は直ちに南キプロスの外務省に連絡を取った。外務省の介入により、サーレヒー氏は釈放された。南キプロスのポリティス紙は事件を、「キプロス 全文をよむ

2012-06-28 MHPバフチェリ党首のバルカン歴訪に、ギリシャ民族主義者と警官隊衝突 (Hurriyet紙)

バルカン歴訪を続ける民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首がギリシャを訪問したことに、極右勢力の「黄金の夜明け党」のメンバーと一部のギリシャ系キプロス人が抗議し、テッサロニキのトルコ領事館前で警官隊と衝突した。      ギリシャ訪問2日目に、テッサロニキを訪れたバフチェリ党首と同行した代表団は、アタテュルクの生家を訪問した。      アナトリア通信によると、アタテュルクの生家で訪問者ノートに署名をしたバフチェリ党首は、ノートに「アタテュルクが生まれたテッサロニキにあるこの家は、 全文をよむ

2012-06-27 シリア、国境にPKKの旗掲揚 (Radikal紙)

シリア政府は、トルコとの国境付近にPKK(クルディスタン労働者党、非合法)を象徴する旗の掲揚を許可した。      トルコとシリア間の“トルコ軍機撃墜事件”が続いている一方、国境付近では緊張を高める事態が起きた。   シリアが、国境付近にPKKの旗が掲げられるのを許可したのだ。   情報によると、シリアはまず、(トルコ南東部の)シュルナク県ジズレ郡に面したシリアの国境警備所に、巨大なシリア国旗を掲げた。      そして、今日、シリア政府は、(トルコ南東部の)シャンルウルファ県スルチュ郡のムルシ 全文をよむ

2012-06-26 アサド大統領、「シリアは、戦争状態」 (Milliyet紙)

シリアのアサド大統領は、「言葉の100%の意味において、戦争状態にある」と述べた。      シリアのアサド大統領は、「言葉の100%の意味において、戦争状態にある」と述べた。シリアの通信社サナは、アサド大統領が新閣僚の宣誓式で演説を行ったと伝え、アサド大統領は、「シリアは、言葉の100%の意味で、戦争状態にある」と述べたと伝えた。そして、戦時にあって、すべての政治、政府、関係機関は、あらゆる可能性を使い、勝利に向かわなくてはならないと述べたという。 全文をよむ

2012-06-26 NATOラスムセン事務総長シリアを非難、ただし「集団的自衛権」行使はなし (Hurriyet紙)

NATO(北大西洋条約機構)のアナス・フォー・ラスムセン事務総長はNATO会議の後に行った会見で、締約国のトルコへの支持を強調する一方で、会議で(NATO条約)第五条にある「集団的自衛権」は議論されなかったと語った。      ラスムセン事務総長はブリュッセルでトルコの要請と北大西洋条約の第四条の枠組みにより行われた会議の後、会見を行った。   ラスムセン事務総長は「締約国の安全は損なわれない。我々はトルコの側にいる」と語り、NATO加盟国の進展を見守っていくと語った。   ラスムセン事務総長は 全文をよむ

2012-06-26 シリア、イラク国境に軍、集結 (Hurriyet紙)

マルディン県では今日、軍事活動が進められる中、長距離輸送用大型トレーラー(TIR)に積載された戦車が国境地帯に向かう様子も目撃された。      TIRに積載された戦車、装甲車などを備えた軍隊がディヤルバクル方面から派兵された。一団は厳重な警備体制の中、マルディン県のシリア国境に位置するヌサイビン郡及びシュルナク県ジズレ郡方面へ向かった。      ■ ハッキャーリ県、ディヤルバクル県及びシュルナク県内の13区域が「管理区域」に      東部及び南東部に位置するハッキャーリ県、ディヤルバクル県 全文をよむ

2012-06-26 トルコへ仕組まれた罠―シリア危機 (Milliyet紙)

トルコのジェット機がシリアによって撃墜されたことを検証した二人のコラムニストは事件を特異な視点から批評し、大事な点を指摘した。      『サバフ紙』のコラムニスト・マフムト・オヴュルは「シリアはウルデレ事件の続きか?」という見出しの記事で、新しい陣営と、トルコが過ちを犯すのを手ぐすねを引いて待つ連中らについて書いた。以下の文章はそのコラムの関係個所。      ***      以前にも書いたように、この展開によってトルコは、シリアに仕掛けられた深い「罠」に陥れられようとしている。こうした展開 全文をよむ

2012-06-26 エルドアン首相、「国境への接近は軍事的標的となる」―シリアを警告 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、シリアがトルコ軍機を撃墜して以後、はじめて行った国会会派会議の演説で、シリアに厳しいメッセージを発した。      シリアがトルコの国境に引き起こしている安全保障上のリスクに対し、今後はこれまでような寛容な態度はとれない。と述べた。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、今回の事件ののち、トルコとシリアは新しい状況となったのべ、「今後、シリア側からトルコ国境にむけ安全保障上のリスクや危険を生み出すような形でとられる、いかなる軍事的行為も、トルコへの攻撃とみなし 全文をよむ

2012-06-26 独ケルン州裁判所、割礼は「傷害罪」 (Radikal紙)

ケルン州裁判所は、傷害罪に割礼が含まれるとして違法と判断を下した。      州裁判所は、イスラム教徒の子供に割礼を行った医師は実際には傷害罪を犯している、と本日の判決の中で明らかにした。同裁判所は、処置を行った医師は「その違法性を知らなかった」として無罪判決にした。      裁判所は、割礼が傷害罪に当たると判断したが、医学上の必要性を持っているならば、罪にあたらないと決定した。さらに、医師は家族の要望に従って処置を行ったのであり、医学的方法に基づいて行ったと述べた。      あるイスラム教 全文をよむ

2012-06-25 トルコ、国連に正式書簡 (Yeni Safak紙)

   トルコ軍機がシリアにより撃墜されたことに関連し、国際連合トルコ政府代表部アパカン大使は、国連事務総長と国連安保理期間代表に書簡を送った。      国連トルコ政府代表部エルトゥールル・アパカン大使は、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と国連安保理の議長国である中国の李保東国連大使へトルコ軍機がシリアにより撃墜されたことに関する書簡を送った。      アパカン大使は書簡で、「6月22日、武装していない単独で飛行していたRF-4型軍用機がシリアにより同国の海岸より13マイル(約21㎞)手前の 全文をよむ

2012-06-25 救援機も砲撃を受けていた (Hurriyet紙)

閣議終了後、ビュレント・アルンチ政府報道官は先日のヒュッリイェト紙の報道を正しいと認め、シリアによって撃墜されたトルコ軍戦闘機の救援にあたったトルコ軍CASA機も地上から攻撃を受けていたことを明らかにした。      シリアによるトルコ軍機撃墜を議題に閣議は7時間に及んだ。この会議では空軍軍事行動局長のアテシュ・メフメト・イレズ少将がこの件に関する詳細な状況説明を行なった。会議終了後、アルンチ政府報道官は、先日ヒュッリイェト紙にてセルカン・デミルタシュ氏の署名で報じられたニュースを正しいと認め、 全文をよむ

2012-06-24 ダヴトオール外相、事件を説明、「空域侵犯と砲撃には因果関係なし」 (Milliyet紙)

TV番組に出演したアフメト・ダヴトオール外相は、「トルコ軍機の任務は、国内レーダーシステムのテストだった。この飛行は完全にテストを目的とした、教育飛行だった」と述べた。      アフメト・ダヴトオール外相は、トルコ国営TRT放送アフメト・ビョケン報道主幹の質問に答え、トルコ機がシリア側から何の警告も受けず、国際空域で砲撃されたと述べた。      ■事件の推移      ダヴトオール外相は事件の経緯を次のように説明した。   「トルコ機は、国際空域で砲撃された。これは、慎重な調査検討の結果とし 全文をよむ

2012-06-24 水深1300メートルで、撃墜された機体確認 (Radikal紙)

マラトゥヤで離陸したのち、ハタイの南でシリアによって撃墜されたトルコ軍機の残骸は、水深1300メートルにあることが判明した。パイロットの発見のための捜索活動は続いている。      ハタイ県サマンダー郡チェヴリキ海岸では、沿岸警備司令局から昨日朝にパイロットの捜索のために出航した二隻のボートが夕刻にもどったのが目撃された。チェヴリキ漁港にある沿岸警備司令局から、朝5時~5時半に出航した二隻のボートは再び捜索にむかったとものとみられている。一方、夜間に捜索をおこなった沿岸警備司令局の別のボートは、 全文をよむ

2012-06-24 「これは意図的な攻撃」-トルコ政府の「判断」鮮明に (Milliyet紙)

(23日夜に)アンカラで開かれた安全保障会議では、シリアへの偵察飛行を行っていたトルコ軍F4機が何の警告もないまま、「事故」ではなく(シリア上層部からの)指示命令により撃墜されたという見方が主流となった。      シリアで撃墜されたトルコ軍機に関し政府が入手した具体的な情報にもとづき、昨日行われた高次の安全保障会議では、軍機が、「偶然」撃墜されたのではなく、指示・命令の系統的な決定にもとづき撃たれたものであり、トルコが国際社会の指示を得る形で厳しい対応を取る必要があるとの意見が主流をしめた。会 全文をよむ

2012-06-23 シリア・メディア、「シリアはトルコに謝罪はしていない」 (Zaman紙)

シリア政府関係者は、トルコ機の撃墜に関し、トルコにいかなる形でも謝罪はしていないと発表した。      シリアのジハード・マクディッスィ外務省報道官は、「トルコに謝罪はしていない」と述べた。      シリアの政府より報道機関であるアル=イフバリーイェ・テレビと、チャムプレスのインターネットサイトは、シリア外務省のジハード・マクディッスィ報道官からの発表によるとして、シリアがいかなる形でもトルコに謝罪はしていないと報じた。シリアのメディアは、マクディッスィ報道官が、「軍機の撃墜に関し、トルコ政府 全文をよむ

2012-06-23 シリア、緊張緩和に必死、「攻撃ではなく、事故だった」 (Milliyet紙)

シリアのジハード・マクディッスィ外務省報道官は、RF-4Eタイプの偵察機の撃墜が、「事故」であり、決して「攻撃」ではなかったと述べた。      Aニュースの生放送での質問に答えてマクディッスィ報道官は、「現時点で重要な点は、トルコとシリアの海事関係者が、共同してパイロットの発見につとめていることだ。パイロットを一刻もはやく発見し、この問題を解決いたいと願っている。シリアがトルコに対しいかなる敵意もいだいていないことに注意してもらいたい。単に、国土の主権を守るため防衛にあたっただけだ。これは単な 全文をよむ

2012-06-22 シリア、トルコ機撃墜―首相府発表 (Milliyet紙)

エルドアン首相が議長をつとめて行われた安全保障会議が終了した。      会議ののちの文書での発表によると、マラトゥヤ基地から離陸したのち、地中海に墜落した戦闘機について次のように述べられた。      「6月22日に通常任務のため、マラトゥヤ・エルハチ軍用空港から離陸したトルコ機とのレーダーおよび無線での交信が途絶えた。本件の展開に関し、エルドアン首相が主催する会議で取り上げられた。      関係各機関からの情報を検討し、シリアと共同しておこなった救出活動のなかで得られた情報がはっきりするな 全文をよむ

2012-06-22 シリア発表、「撃墜後にトルコ機と認識」―シリア、トルコ軍戦闘機を撃墜 (Radikal紙)

シリア国防省は、撃墜されたトルコ軍F4戦闘機に関し、発表を行った。      シリアの国防省からの発表によると、「シリア領域の1キロほど内側に飛行機を発見した。国境侵害をした飛行機に対し、高射砲により砲撃した。飛行機は、海上10マイルの距離に墜落したとみられる」とされた。発表ではトルコ戦闘機が、シリアのシリア水域で低空飛行をしたとされ、次のように述べている。      「目標を撃ったのちに、トルコ機であることを確認した。」      発表では、行方不明となったパイロットの発見のため両国が共同して 全文をよむ

2012-06-21 「トマトはキリスト教徒、食べてはいけない」エジプトの過激サラフィー主義教団 (Milliyet紙)

エジプトにおいて急進的イスラム主義的な意見で知られるサラフィー派のあるグループは、トマトがキリスト教徒であり、イスラム教徒にとってハラム(宗教的な禁忌)であると主張した。      Now Lebanonのサイトのニュースによると、「エジプト民衆イスラム連合」として知られるグループがフェイスブックのページにおいてある写真を公開した。その写真においてトマトはキリスト教徒であり、その最大の根拠は水平に切られたトマトの中に十字架に似た形をしたものが見られるからであるという。      写真の下に書かれ 全文をよむ

2012-06-19 オバマ・エルドアン会談終了―メキシコG20 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とアメリカのバラク・オバマ大統領の会談が終了した。      G20首脳会議本部での会談は約40分だった。会談にはエルドアン首相と共にアリ・ババジャン副首相、アフメト・ダヴトオール外務大臣、メフメト・シムシェキ財務大臣、公正発展党のオメル・チェリキ副党首が参加した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とアメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領の間で実現された会談ではシリアでの進展が特に話題になったという。会談でシリアの情勢が日に日に悪化していることが懸念されるとされ、 全文をよむ

2012-06-15 イスラエル、アクサ―モスクの目の前にユダヤ博物館建設へ (Zaman紙)

イスラエルでアクサーモスクの向かいに建設される予定であるユダヤ博物館の計画が、エルサレム市によって承認された。      博物館は、エイラト入植協会の主導および資金援助によって建てられる計画であり、4ドニュム(4000㎡)の敷地を占め、地下水槽と聖器を展示する考古学博物館になる予定である。エルサレム市の決定に対して、アル=アクサー・ワクフ文化遺産財団は、「約3カ月前にその案件を巡って合意に達した計画が(市に)承認されたことは、“ソロモン神殿”という名称で(進めている)大ユダヤ教化活動を完成させる 全文をよむ

2012-06-13 シリアから400人が越境避難 (Zaman紙)

シリアでの衝突からのがれ、2名の負傷者を含む400人がハタイ県レイハン郡でトルコ側に入った。      AA通信社がえて情報によると、2名の負傷者を含む400人が、同郡のクシャル、カヴァルジュク、ビュクレメズ村の国境を通り、入国した。国境での手続きののち、けがをしている2名のシリア人はレイハンル国立病院で治療をうけた。この2名以外の多くは女性と子供で、彼らは、今後、シャンルウルファ県の難民キャンプにつれていかれるという。 全文をよむ

2012-06-12 イラン、原子力潜水艦計画を発表 (Hurriyet紙)

イラン海軍のアッバース・ザミーニー副司令官は、原子力潜水艦の設計作業に入ったことを発表した。      ザミーニー副司令官は、半国営のファルス通信に対し行った発表で、「原子力潜水艦の推進システムを設計及び構築するための第一段階に入った。全ての国々は平和的に核技術を利用する権利を有する。船艦の推進システムもこれに含まれる」と語った。      同副司令官は、イラン海軍が「長距離作戦の実施に当たって原子力推進システムを必要としている」ことを言明したが、それ以外の発表は行わなかった。      イラン 全文をよむ

2012-06-12 イスラエル議会、1915年アルメニア「虐殺」事件を審議 (Hurriyet紙)

マーヴィ・マルマラ号襲撃に関与したとされる4名のイスラエル人指揮官について、トルコで終身刑を求刑する訴訟が起こされた。これに反発しているイスラエル議会(クネセト)で、明日審議される「アルメニア虐殺」の件で今日、特別会議が行われた。      ルーヴェン・リヴリン議長は、9名のトルコ人が死亡したマーヴィ・マルマラ号襲撃事件に関するイスラエル国家調査報告書の開示前日に行われた会議で発言。1915年に起こった出来事について「トルコに、または現在のトルコ政府に責任を負わせようなどとは考えていない」と述 全文をよむ

2012-06-11 シリア反政府派新リーダー、イエメン方式を一定評価 (Hurriyet紙)

シリア国民評議会(SUK)の新議長に選ばれたアブドルバセト・シダ氏は、「イエメン方式」と呼ばれるプランに部分的に賛成した。      シダ議長はアナトリア通信の取材に対し、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領はファルク・アル=シャラー副大統領に権限を譲るべきと考えていることを明かした。シリアで起きている大虐殺に関して、シダ議長はアサド大統領の側近グループに責任があるとし、このグループと交渉をするのは不可能だが、虐殺と直接関係のないグループとなら交渉が可能であると述べた。   この会見から、ア 全文をよむ

2012-06-08 5兵士死亡で、アルメニア・アゼルバイジャン国境の緊張、高まる (Radikal紙)

アゼルバイジャンで、週初め5名のアゼルバイジャン兵がアルメニア軍によって殺害されて以降、前線での緊張が高まっている。      アゼルバイジャン・アルメニア間の前線では緊張が続いており、休戦協定違反が生じていることが明らかとなった。      アゼルバイジャン国防省報道センターで行われた会見で、アゼルバイジャン・アルメニア間の前線においてアルメニア軍による攻撃が行われており、アゼルバイジャン軍も反撃していることが発表された。      発表では、昨日以来衝突が激しくなっていること、しかしながら、 全文をよむ

2012-06-07 ギリシャ暫定政府報道官、「この状態てもトルコよりはまし」 (Radikal紙)

ギリシャ経済に関するエルドアン首相の発言に、ギリシャは現在の状況を持ってしてもトルコよりはましだと回答。      デミトリス・シオルダス ギリシャ暫定政府報道官は、エルドアン首相の発言に対し声明を発表した。内容は以下のようである。      「ギリシャは、隣国に対し、あれこれ喧噪をたてるのではく、ギリシャの問題に敬意をしめしてもらいたいと考えてきた。今日少々減ってしまったギリシャの一人当たりのGDPに到達するのに、トルコには未だ長い道のりが有る。隣国は、自国の問題に専念し、これに加えて両国関係 全文をよむ

2012-06-05 シリア、トルコなどへ外交上の報復 (Hurriyet紙)

シリア外務省は、トルコのダマスクス大使館のオメル・オンホン大使を含む数カ国の大使と代理大使らを、「問題人物」と裁定した。      AFP通信の情報によると、シリア外務省は「いくつかの国が、我々の代理大使や大使館職員を歓迎しない旨を通知してきた」と発表した。報道によると、これを受け、シリアは、トルコ、アメリカ、フランス、イギリス、スイス、イタリア、スペインの大使らと、ベルギー、ブルガリア、ドイツ、カナダの代理大使を含む計17名を「問題人物」と裁定した。 シリア側のd発表によると、それにもかかわら 全文をよむ

2012-06-05 シリア戦闘機、トルコ国境に近い村を爆撃 (Zaman紙)

シリアは、ハタイ県レイハンル郡との国境にほど近いベシミシュレ村へ、ヘリコプターによる攻撃を行った。      シリアのトルコ国境に最も近い村であるベシメシュレ村はヘリコプターによって爆撃を受けた。      ベシメシュレ村へ加えられた爆撃の音はトルコの国境の村でも聞こえた。村から立ち上った煙はトルコ国境にまで達した。村の住民は国境を越えようとしたシリア人の企てを妨害するためにこのような爆撃が行われたと証言した。 全文をよむ

2012-06-05 ベルギーのブルカ女性「逮捕」騒動、続く―密告者に報奨金? (Radikal紙)

顔を覆い隠す衣装が禁止されたベルギーでは先週の警察のブルカ着用女性に対する干渉を発端とする緊張状態が続いている。      ブリュッセルで公共交通機関の取り締まりを行っていた警官隊はステファニ-・デジャト(25)という女性のブルカを脱がそうと試みたが、彼女は抵抗し、干渉してきた女性警官2名との乱闘で互いに軽傷を負った。      その後、ムスリムであると判明したベルギー在住のステファニーさんは出頭先の法廷にて釈放されると、「ベルギーにシャリーアを」(Sharia4Belgium)という過激組織の 全文をよむ

2012-06-04 ソマリアでソフトパワー力を試すトルコ (Milliyet紙)

イギリスの通信社ロイターは、ソマリアで次第に増えているトルコによる近年の支援・復興活動を、取り上げた。      広範な取材ファイルを準備したロイターは、「ソマリアは、トルコ政府に、グローバルな舞台でのソフトパワーとしてのイメージを強化する機会を提供した」との分析を行った。「トルコは、ソマリアで、ソフトパワーを試している」というタイトルの記事は、要約すると以下のとおりである。      **      モガデシュでは、あちこちに散らばったビニール製の難民キャンプと迫撃砲の標的となっていたビルの間 全文をよむ

2012-06-01 ブリュッセルで警察に連行されたブルカの女性、大暴れ (Hurriyet紙)

ベルギーの警察は木曜日の晩にブルカの恐怖を味わった。首都のブリュッセルのモーレンベークの通りで2人の警官が黒いブルカを着て歩いている女性を呼び止めて身分証明を求め、次に顔の部分を開けるように要求した。      女性がこの要求に応じなかったため、警官は彼女を警察に連行した。しかし女性は道で一人の警官に頭突きをしようとした。警官らはブルカ女性をなんとか警察に連行することに成功したが、そこではさらに大きな驚きが待ち構えていた。というのも女性は警察で大暴れしたのだ。      ■警察の前で抗議    全文をよむ

2012-05-30 トルコ、シリアの在アンカラ外交官に国外退去求める (Zaman紙)

トルコは、シリアの外交官に国外退去を求めることとした。      ホウラでの大量殺戮をうけ、各国がシリア外交官の国外追放を決めたが、その中にトルコも加わることんあった。トルコ外務省からの発表によると、「シリアの在アンカラ臨時大使、ならびに大使館の全外交官に対し、2012年5月30日から72時間以内に国外にでるよう求めた」という。      なお、イスタンブルの総領事館の外交官については言及されていない。      (以下、略) 全文をよむ

2012-05-28 シリアでトルコ市民1名、死亡 (Hurriyet紙)

シリアで衝突の中に取り残された63歳のトルコ市民の死亡が明らかになった。      シリア軍と反政府軍の間でトルコ国境から10キロ範囲内にあるアレッポ県アアザーズ郡で発生した 武力衝突の中に取り残されたアリエ・タシュさん(63)の死亡が明らかになった。      アアザーズ郡に隣接するセラマという街で、11人のレバノン人を含む50人が反政府軍側により誘拐された という主張を受けて、シリア軍は、去る 土曜日、この地域に対し軍事作戦を実行した。空と陸から大砲 と戦車の援助を受けて実行された作戦の際、 全文をよむ

2012-05-22 NATO首脳会議出席のギュル大統領、オバマ米大統領と会見 (Hurriyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、NATO首脳会議のために訪れたシカゴで、通常それまでいかなる首脳とも二者会談を行わないとしていたアメリカのバラク・オバマ大統領との会談を果たした。         約30分続いた会談でオバマ大統領は、トルコが重要な同盟国であり、首脳会議では多くの問題でアメリカを手助けしてくれたと述べた。   ギュル大統領はテロとの戦いでは、トルコはアメリカに大いなる期待を寄せているとのべ、無人偵察機購入問題ができるだけ早く決着することを望んだ。アメリカのオバマ大統領は、無人偵察機 全文をよむ

2012-05-21 グルジア国境1TLで通行可、バトゥーミとの往来繁盛 (Milliyet紙)

商人は、ホパの現状を「国境ゲートの通行料は1リラになった、ホパの商人はがっかりしている。人々の大半が向こうに行き、我々は仕事を奪われている。(向こうの)ホテル、レストラン、バーそしてパブは人で一杯だ。お金がある者もない者も行く」とまとめた。      サルプ国境ゲートが開かれた。通行料は1リラになり、黒海の夜の生活を好む者達は喜んだ。昨日はバトゥーミを歩き、今日はこっち側にいる。国境のこちら側(ホパ)の商人は、この変化によりどのような影響を受けたのだろうか。アルトヴィン県のサルプ国境ゲートに一番 全文をよむ

2012-05-21 イスラエルと南キプロス接近続く―イスラエル側、2万特殊部隊配置を要請 (Hurriyet紙)

イスラエルは、キプロス共和国とイスラエルの間に敷設予定の石油パイプラインとキプロス共和国側にされる建設予定天然ガスターミナルの安全を確保するため、キプロス共和国側に2万の特殊部隊の配置を要望したことが明らかになった。      アナトリア通信は、2012年2月19日、ギリシャ側キプロス(キプロス共和国)に一日だけ訪問したイスラエルのビンヤミン・ネタニヤフ首相とキプロス共和国のデミトリス・フリストフィアス大統領の間で行われた会談の内容と、内容が発表されていない中共同防衛協定の詳細について、いくつか 全文をよむ

2012-05-21 抗議かと思ったら大歓声―エルドアン首相、パキスタン議会で演説 (Milliyet紙)

エルドアン首相は、パキスタン国会でスピーチを行なった。      見慣れた机を叩く行為はトルコでは抗議の意味になるが、パキスタンでは拍手の意味になるらしい。      エルドアン首相がパキスタン国会でスピーチを行なうと机を叩いて拍手が起き、不思議な時間が流れた。      パキスタンでのエルドアン人気は国会に留まらない。街角はエルドアンのポスターで飾られた。      エルドアン首相は、パキスタンの国会議員に向けてスピーチを行なった。首相はパキスタンとトルコの兄弟愛から貿易関係にいたる多くの話題 全文をよむ

2012-05-20 ダヴトオール外相、イラク外相と電話会談―バスラでのトルコ国旗焼却事件に抗議 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外相はNATO首脳会談のために訪れたシカゴでイラクのホーシュヤール・ズィバーリー外相と電話会談を行った。      ダヴトオール外相はズィバーリー外相との会談で、バスラ総領事館周辺で行われたトルコ国旗に対する悪質な行為について話したことが分かった。同外相は会談で「無礼な集団によって起こされたことが分かっているデモでトルコ国旗に対して行われた悪質な行動」を非難した。      ダヴトオール外相は、トルコとしてこの件で担当責任者を置くことを期待していると述べ、「(他国の)外交団 全文をよむ

2012-05-18 サウジアラビア、公文書での西暦と英語の使用を禁止? (Radikal紙)

サウジアラビア政府は、公文書における西暦と英語の使用を禁止した。      サウジアラビアのアル・ワタン紙の報道によれば、内務省は、各省庁や他の公的機関に送った通達で公文書ではイスラム暦を使用しなければならないとした。   通達では、さらに、会社や特にホテルでの連絡でも英語ではなくてアラビア語を使わなければならないと強調した。      サウジアラビア内務省は、イスラム暦とアラビア語を守る目的でこのような運用になったと述べ、しかしながら公的機関は困難な場合にはイスラム暦で記録するのと同時に西暦も 全文をよむ

2012-05-17 アサド大統領、トルコを非難 (Hurriyet紙)

シリアのバッシャール・アサド大統領は半年ぶりに、ロシアの国営テレビ局のインタビューに応じた。アサド大統領はトルコを非難する一方、シリアへ流入した武装反乱者のうちの一部はシリア人でなかったことを近いうちに世界に示すと述べた。      アサド首相は「ロシア24」というテレビ番組で話し、トルコとシリアとの政治関係を、「自身らを優秀と考えるものたちの幻想」という言葉で表した。      アサド大統領は、トルコがシリアの混乱から利益を得ることはできないと話し、アンカラ政府とではないとしても、いくつかの近 全文をよむ

2012-05-15 北キプロス、ストライキで混乱 (Hurriyet紙)

北キプロス政府の閣議で、北キプロス・レフコシャ市(LTB)で生じた財政危機の結果、二ヶ月間給料を受け取れないでいる労働者らが行ったストライキを、60日間延期させる旨の決定が出たことに反発した労働者らは、力づくで市庁舎に押し入ろうとした。      閣議での決定の後、市庁舎へ歩いて向かった労働者らは、政府のストライキ延期の決定を認めないと述べた。      市庁舎に押し入ろうとした労働者らと警察の間で騒動が起こった。その後、労働者らは建物の前の道路を封鎖し、道にごみをまいて火をつけた。デモでは、公 全文をよむ

2012-05-15 キリスのシリア避難民コンテナハウスで、警官隊に投石 (Radikal紙)

キリスのシリア避難民が居住しているコンテナハウスで、無許可に滞在していたシリア人らと警官との間で抗争が起こった。シリア人が投げた石によって警察官3名が負傷した。       トルコのキリス県のコンテナハウスには国内紛争によって逃亡してきたシリア人を収容しており、その何名かが彼らに割り当てられていない空きコンテナに居住しているという情報を警察は掴んだ。午後4時ごろ立ち退き作業が始まった。      警察の警告を無視して、コンテナハウスから出ないシリア人は警官に石を投げた。投石により3名の警官が負傷 全文をよむ

2012-05-14 米CBSテレビ、ギュレン・ドキュメンタリー放映 (Milliyet紙)

米テレビ局は、「60ミニッツ」というタイトルのドキュメンタリー番組でフェトフッラー・ギュレン師の生活とギュレン運動を取り上げた。      米国で放送しているCBSテレビは、「ギュレン運動」を「60ミニッツ」というタイトルのドキュメンタリー番組で取り上げた。取材班は同番組で、ギュレン師の学校を取材し、そこで働いている教員やトルコの専門家にインタビューし、ギュレン師の邸宅を訪ねた。そして、この10年間、米国でフェトフッラー・ ギュレン師の教えが学ばれ、トルコ人ビジネスマンと研究者が設立し経営する学 全文をよむ

2012-05-11 「在欧ムスリムが協調するだけ、ヨーロッパの右傾化強まる」 (Zaman紙)

政治的不安定と経済難がつづくヨーロッパで、ムスリムに対する差別が多く見られるようになる中、在欧ムスリムが置かれている状況に関する学術研究から興味深い結果が出た。      アメリカのミシシッピ大学社会人類学部に准助教授として勤めるアフメト・ユクレイェン氏によると、ムスリムが地元民に協調するだけ、ヨーロッパの人々は急進的な右翼により傾くという。      「ヨーロッパに根付くイスラム」と題する研究について本紙に語ったユクレイェン氏は、1500万人のムスリムが暮らす西ヨーロッパでムスリム移民の第三世 全文をよむ

2012-05-07 ギュル大統領、、オランド新仏大統領へ「慎重な態度求める」祝福メッセージ (Hurriyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領 は、6日におこなわれた決選投票でフランスの大統領選に勝利した フランソワ・オランド氏を祝福し、新しい任務での成功を祈った。       ギュル大統領は文書によるメッセージで、オランド氏が選出されたことが二か国間の関係の発展に寄与することを願った。また、同じメッセージで、トルコにとって微妙な問題がオランド氏による新政権では考慮されるとの期待も表明された。      フランスのサルコジ前政権は、トルコのEU加盟交渉において、いくつかの交渉課題の進展を妨害し、そして、最近 全文をよむ

2012-05-05 シリアで行方不明中の記者2名から、家族に無事を知らせる電話 (Radikal紙)

アフメト・ダヴトオール外務大臣は、シリアで行方不明になった2人のトルコ人新聞記者について会見を行った。      シリアに滞在し、何週間連絡が取れなかったトルコ人記者、ハミト・ジョシュクンさんとアデム・オズキョセさんから吉報が届いた。ジョシュクンさんとオズキョセさんは本日、家族に電話で無事であることを伝えた。      アフメト・ダヴトオール外務大臣は、「シリア滞在の記者たちに関して私たちはいくつか情報を得ている、事態の推移も注視している。何事もなく無事に、健康に国 に帰ってきてほしい」と述べた 全文をよむ

2012-05-03 どうなるオスマン朝始祖廟、シリアに飛び地のトルコ領 (Milliyet紙)

シリアにあるオスマン・ガーズィーの祖父の墓廟があるおよそ9千㎡の土地は、トルコ領とされている。今、この地で任務にあたる兵士の運命が議論されている。      シリアとトルコの間の緊張が日増しに高まっているにも関わらず、シリアにあるオスマン朝の始祖オスマン・ガーズィーの祖父の墓廟は、1921年以来トルコ軍兵士により守られている。しかし、アンカラ条約に従ってトルコ領と見なされているスレイマン・シャーの墓廟を守る兵士らが、シリア政府によって挑発行為に利用されると懸念されている。   AP通信によると、 全文をよむ

2012-05-01 英でトルコからの難民申請者への対応めぐり政府・司法対立 (Radikal紙)

イギリス高等裁判所は、同国に政治難民として受け入れを申請したトルコ国籍の男が、高等裁判所の決定に反してトルコへ強制送還されたことについて、メイ内務相を強く非難した。      イギリスに政治難民申請をしていたトルコ人が、高等裁判所の決定に反してトルコへ強制帰送還されたことについて、イギリスでは稀に見る問題に発展している。      問題の裁判官はテレサ・メイ英内務相を強く非難し、大臣に対し、現在アゼルバイジャンに避難中であるとされ、氏名が公表されていないトルコ人を見つけ出してイギリスに連れ戻すこ 全文をよむ

2012-05-01 トルコ・シリア国境に銃撃の音 (Zaman紙)

シリア国境のキリスで、(シリア側からの)銃撃の音が聞かれた。情報によると、シリアのアレッポ県アアザーズ近郊から聞こえてくる銃声は、特に夜9時~10時の間に大きくなった、という。      銃声は、アアザーズ近郊でのシリア政府軍と反政府派との間の銃撃戦のものであると見られている。銃声が聞こえてくると、シリア難民の暮らすコンテナ住宅では反発の声が高まり、シリア政権に対する抗議のシュプレヒコールが叫ばれた。      一方、シリアから4人が地雷地帯を越えて避難し、トルコに入ったとみられている。 全文をよむ

2012-04-29 カザク・トルコ高校に応募者多数 (Zaman紙)

カザフスタンで教育を行っているカザク・トルコ高校の入学試験に25,000人の受験生が出願した。全国規模で行われた試験には、例年のように今年も記録的な数の応募があった。全国の28のカザフ・トルコ高校で同日同じ時間に行われた入学試験に参加した学生の興奮が注目を集めている。      全部で1500人の学生を受け入れる予定のこれらの高校で学ぶことを、自分たちにとって特別な、そしてメリットのあることだと考えている学生同様、その親たちも熱い関心を寄せている。少なくとも子供たちと同じくらいに興奮している学生 全文をよむ

2012-04-27 ドイツ警察、PKKのヨーロッパ資金調達責任者を逮捕 (Zaman紙)

2007年から2010年の間、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)のヨーロッパ資金調達責任者であったトルコ国籍のアブドゥッラー・S(45歳)が、ドイツで逮捕されたことが明らかにになった。      カールスルーエの連邦検察局によって行われた会見で、4月25日(水)、ケルンで「ハムザ」というコードネームをもつアブドゥッラー・Sが、外国人テロ組織のメンバーであるとの理由で逮捕されたことが明らかにされた。      説明では、アブドゥッラー・Sが2003年から2004年の間、PKK組織 全文をよむ

2012-04-25 バルザーニー・北イラク大統領、「統一イラクへ残された時間は少ない」 (Radikal紙)

北イラク・クルド自治政府大統領のマスード・バルザーニーは、イラク中央政府が行政権の分担の問題に決断を下すために、残された時間は少ないと述べた。      バルザーニー大統領は、アルビルの郊外の事務所で、AP通信と行った45分にわたるインタビューにおいて、イラクの野党やイラクのクルド人らが、国の政治的危機に絶えられなくなっていることを述べ、行政権の分担に関する問題で合意がなされなければ、イラクは政治的混乱やさらにはクルド人の分離といった問題に直面することになることを明らかにした。      マスー 全文をよむ

2012-04-25 AKP議員、アルメニア人「虐殺」問題で謝罪の発言 (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)の創設者の一人イスメト・ウチュマ氏は、1915年の強制移住を悲劇的な「人種追放」であるとし、謝罪した。ラディカル紙の記事によると、AKPの「創設者」の一人であるイスタンブル選出議員イスメト・ウチュマ氏が、1915年の事件について「悲劇的な人種追放であった」と述べた。責任は統一と進歩委員会にあると述べるウチュマ氏は、アルメニア人に「個人的に」謝罪した。      「彼らの痛みは我々の痛みである」と述べたウチュマ氏は、国境を開放しアルメニアに住むアルメニア人に「平安と平穏」をもた 全文をよむ

2012-04-24 シリアへの武器運搬船から爆発物313トン、押収される (Radikal紙)

シリアへの武器輸送の疑いで、4月18日からイスケンデルン港に停泊中の商船「アトランティック・クルーザー」号から、爆発物313トンなど、合わせて945トン相当の貨物が押収された。      船長の話によると、トルコの輸入商社6社が民間での使用を目的に輸入した313トンの火薬、導火線、薬筒のほか、ロシアに運ばれる予定の精製物質68トン、クロアチアに輸送される火薬31トン、シリアのタルトゥース港に向かう962個、総重量945トンに及ぶ火力発電部品や発電機などを含む船内の貨物全てが押収された。      全文をよむ

2012-04-23 イラクで逮捕命令のハシミ・イラク副大統領、滞在中のイスタンブルで発言 (Zaman紙)

タルク・ハシミ・イラク副大統領は、トルコが自身の見解を強制的にイラクに押しつけるとは考えられず、トルコがイラクで何が起きていることか心配することは極めて自然なことである、と話した。ハシミ副大統領は、「なぜなら、イラクで起きていることは、肯定的であれ否定的であれトルコに影響を及ぼすからだ」と述べた。      タルク・ハシミ・イラク副大統領は、イスタンブルからヤヴス・スルタン・セリム・フェリーでヤロヴァを訪れ、テルマル郡にあるセラマリウム・ウェルネスパーク・ホテルへ向かった。ここで自分に用意された 全文をよむ

2012-04-21 トルコ外務省、イラク首相府発表に答える「トルコは、イラクの内政には干渉せず」 (Yeni Safak紙)

外務省報道官のウナル氏は、イラク首相府のインターネットサイトに掲載されたトルコに関しての報道発表に関連し、トルコは、イラクをはじめどの周辺諸国に対しても内政に干渉するつもりはない、と話した。      アンカラ:外務省報道官のウナル氏は、イラク首相府のインターネットサイトにトルコに関して掲載された報道発表に関連し、トルコは、今日までイラクをはじめどの周辺諸国に対しても内政に干渉したつもりはないと述べた。      同氏はこの話題に関連する質問に対し、トルコが今日までイラクをはじめどの周辺諸国の内 全文をよむ

2012-04-20 イラクのマーリキー首相、「トルコは地域の敵になりつつある」 (Hurriyet紙)

イラクのマーリキー首相は、トルコが地域における「敵性国家」になりつつあると述べた。      ヌーリー・アル=マーリキー・イラク首相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の発言が、イラクの内政に干渉していると主張した。      イラク首相府は文書で声明を発表し、エルドアン首相がカタール訪問に先立ち行った発表を批判した。マーリキー首相は次のように主張している。      「エルドアン首相による直近の発表は、イラクの内政に干渉しようとする態度を再び示したものである。エルドアン首相は、依然として、地 全文をよむ

2012-04-20 米ペンシルバニア州でギュレン系学校に閉校命令 (Radikal紙)

アメリカのペンシルバニア州最大の都市、フィラデルフィア市は学校改革委員会(SRC)は、ギュレン運動に属するトゥルーブライト・サイエンスアカデミーを含む3校の学校の閉校の決定を下した。      委員会が満場一致で採択した決定により、これらの学校の認可が更新されないことが分かった。フィラデルフィアのインクワイヤー紙は委員会によるこれら3校の学校の閉校命令の理由として、学校が運営・学術(指導)面でペンシルバニア州の基準を満たしていないことを挙げた。      フィラデルフィアのインクワイヤー紙は、ギ 全文をよむ

2012-04-20 オランダ訪問のギュル大統領、「10年前のトルコとはちがう」 (Zaman紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領はトルコがここ10年で激変した述べた。ギュル大統領は特に人権の面でトルコが10年前とは打って変わったと言い、「しばしば発生する問題には対処し、解決してきた」と述べた。      アブドゥッラー・ギュル大統領はオランダとの国交樹立400周年記念祭の一環でハーグを訪れ、「人権侵害」に関してトルコは10年前とは打って変わったと述べた。アブドゥッラー・ギュル大統領はマルク・ルッテ首相との会談の後、記者らの質問に答え、国民があらゆる民主的権利を行使していることに満足していると強 全文をよむ

2012-04-19 シリアに武器運搬?不審船、イスケンデルンで検査中 (Hurriyet紙)

シリアに武器を運ぶためにイランが借りたとされる貨物船が、昨日、イスケンデルン港の沖合に停泊させられた。      4月13日に出港し、16日月曜日にシリア・キプロス・トルコの間を衛星信号をオフにして操行していたとみられる6200トン級の船が、昨日11時15分にイスケンデルン沖合に停泊した。イスケンデルン港から、2.5マイルの地点に停泊した貨物船から、最初の捜索で爆発物やその材料が発見された。このため、船に対し、危険物資運搬の印である赤旗が掲げられた。爆発物やその材料の量に関しては、発表は行われて 全文をよむ

2012-04-19 逆境のウズベキスタン進出トルコ企業 (Hurriyet紙)

ウズベキスタンで投資を行っているトルコ企業は現在、がけっぷちに立たされている。何十もの会社が差し押さえられる一方、会社の所有者の一部が数か月もの間拘束され、その後国外退去処分を受けている。トルコに戻った会社所有者らは、命の保障がないという理由で2度とウズベキスタンには行けない、と話している。ウズベキスタンの刑務所には50人程のトルコ人が収容されている。      ウズベキスタンにおいて、同様の状況下にある企業の数は60社と伝えられている。      アルトヴィン出身のヴァヒト・ギュネシュ氏とその 全文をよむ

2012-04-16 シリア停戦後も、救急車はけが人を運ぶ (Zaman紙)

シリアで停戦が承認されたにも関わらず、国境線を越えてくる負傷者の入国が後を絶たない。ハタイ県レイハンル郡にあるクシャクル村はシリアと接する国境線で活発な動きがあった。シリアのイドリブ市で起きた衝突での負傷者車で国境線へ運ばれた。負傷者はここでトルコ当局者が手配した救急車でレイハンル国立病院へ移送された。      ■密入国しようとしたものは戻った      一方、カバルジュク村のシリア国境では違法な手段で、トルコに入国しようとしたシリア人は(トルコ)治安部隊によって拘束された。入国の安全検査の 全文をよむ

2012-04-15 アサド後のシリア構想、ブルサで発表 (Zaman紙)

反体制派のシリア国民評議会のスポークスマン、アブダッラー・トゥルクマニ氏はアサド体制後、議会制度を設けることを計画していると話した。トゥルクマニ氏は、「過去を清算するためにも『真実と正義委員会』をつくる」と述べた。      シリア反体制派の統括組織、シリア国民評議会のスポークスマン、アブダッラー・トゥルクマニ氏は、バッシャール・アル=アサド氏に対する抗議デモが続くシリアでバアス党政権後にどのような国を築くことを計画しているかの全体像について、ブルサで参加した討論会で発表した。トゥルクマニ氏は、 全文をよむ

2012-04-14 イスタンブル開催のイラン核問題6カ国会議、終了 (Radikal紙)

イスタンブルで開催された、イランと「5+1」か国間の核問題協議が終了した。協議では、次回会議が5月23日にバグダードで行われることが明らかにされた。      リュトゥフィ・クルダル国際会議展示場で今日(14日)、国連安全保障理事会常任理事国であるアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスとドイツによる「5+1」か国とイランが、核協議のため交渉の席に着いた。EUのキャサリン・アシュトン外交上級代表は、イランとの核協議が「建設的かつ有益」で、「以前イランと行われた手紙のやり取りの精神に則した」もの 全文をよむ

2012-04-14 アルメニア・トルコ和解会議に、米アルメニア穏健派代表参加 (Zaman紙)

トルコとの対話推進派のアルメニア系アメリカ人グループは、在外アルメニア人のタカ派グループの激しい批判のなか、ワシントンで開催された、「アルメニアとトルコの和解」をテーマにした活動に参加した。NGO団体HasNaによって、トルコで殺害されたフラント・ディンク記者の「対話が唯一の解決策である」という言葉をスローガンに開催された会議では、エドワード・チョバニアン氏の紹介で、オメル・タシュプナル博士が話をした。      HasNa運営委員会のメンバーで、ナショナル・ウォー・カレッジの教員でもあるタシュ 全文をよむ

2012-04-12 イラン、インターネットを全面禁止か? (Radikal紙)

イランはインターネットアクセスを長期的に規制する準備を整えている。この代用として使用者の監視がおこなえるようになるイントラネットシステム、「クリーンなインターネット」が開設される。      イランの通信・インターネット技術大臣レザー・タギープールは8月から、国が運営する「クリーンなインターネット」が開設されると述べた。インターネット・ビジネス・タイムスに掲載された情報によると、8月から全てのインターネットサービスのプロバイダーは国立インターネット(IPS)を介してサービスを提供する。      全文をよむ

2012-04-10 シリア兵、トルコにむけ銃撃、難民キャンプに着弾、けが人なし (Hurriyet紙)

シリア国内の内戦を逃れてトルコ側に入ったシリア人に対し、シリア軍は再び銃口を向けた。      キリス県オンプナル国境ゲート近くで、今日(10日)夜19時頃、シリア側の地雷地帯をこえてトルコ側への越境が相次いだ。女性や子供を含む役100人がトルコ側に入ったところ、銃声が響いた。シリア側の丘に陣をかまえたシリアの兵士が銃を発射し、人々の間にパニックが起こった。銃弾の一部は、(難民の使っている)コンテナハウスに着弾した。死者や負傷者はでなかった。この襲撃ののち、トルコ側に入ったシリア人らはマイクロバ 全文をよむ

2012-04-10 石油がだめでも絨毯を・・・イラン輸出 (Radikal紙)

イランで1年間に5億6千万ドルの手織りシルク絨毯が輸出された。      イランは核問題で西洋諸国の経済制裁措置の対象となっており、絨毯の輸出で国の経済を建て直そうとしている。半官半民のイランのファルス(FARS )通信によるとイランは、2011年3月21日から2012年3月19日までに手織りシルク絨毯を5億6千万ドル売り上げた。イランのハムディ・アリィハニ産業・鉱業・商業大臣はきめ細やかさと質の高さで世界中に知られているイランのシルク絨毯は輸出の主要品目の一つであると述べた。アリィハニ大臣は、 全文をよむ

2012-04-10 Sami Kohenコラム:トルコ・中国関係におけるウイグル要素 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、三日間の中国訪問を新疆ウイグル自治区から開始したことは、ウイグル自治区が中継地に位置しているためだけでなく、政治的で感情的な意味を帯びている。   トルコの首相がウイグル・トルコ人(訳注:トルコではウイグル人がトルコ系であることからウイグル・トルコ人と呼称することが多い)の故郷を訪問するのはこれが初めてだ。ウイグル自治区の首府ウルムチで市民が示した友好的な関心と愛情は、お互いに対する親近感の現れである。   この親近感は、遠い昔に遡る歴史と文化的な繋がりから 全文をよむ

2012-04-10 エルドアン首相とウルムチの一日 (Hurriyet紙)

交わされた握手や(イスラムの)挨拶には愛情、誠意、思慕が表れていた。しかしながらそれにより、拍手喝采は起こらない。恐らく、警察への恐怖心がその場を支配しているのだ。新疆ウイグル自治区ヌル・ベクリ知事でさえ、エルドアン首相と一緒になって民衆とふれあうことを避けている。エルドアン首相の「市場まで歩きましょう」との申し出も却下となった。      ウルムチの午後は晴れ…   我々はウイグル・モスクの庭にいる。   エルドアン首相は午後の礼拝のため体を清めている一方…   外相は古い知人と抱擁を交わして 全文をよむ

2012-04-10 シリア政府軍による攻撃、トルコ側におよぶ (Hurriyet紙)

シリアで反体制派へ向けて発射された銃弾が9日、トルコ領に着弾した。シリア軍と反体制派との間の衝突から逃げた約100人がトルコ国境検問所に殺到した。キリスへ移送された21人の負傷者のうち2人が死亡した。(避難したシリア人のための)仮設住宅で勤務していたトルコ人通訳と警察官も流れ弾で負傷した。      シリアでアサド政権に対し一年以上続いている反乱の火がトルコ国境を越えた。9日3時30分からシリアのアアザーズ郡とエセラメ国境の間の地点で、シリア治安部隊と反体制派の間で武力衝突が起きた。衝突(銃撃戦 全文をよむ

2012-04-08 エルドアン首相、中国を訪問 (Zaman紙)

トルコ‐中国関係は、タイイプ・エルドアン首相の歴史的な訪問で大きく加速するだろう。      トルコの首相として27年ぶりに中国を訪問するエルドアン首相は、5人の大臣、多くの実業家の代表団、60人を超える報道関係者とともに出発し、首都北京の他に、上海と新疆ウイグル自治区も訪問する。エルドアン首相は、両国間の最も敏感な問題であるウイグル人が多く住む地域から訪問を始める。エルドアン首相は、ウルムチで関係者と会談した後、現地での設立が計画されているトルコ工業地域とビュユク・モスクを訪問する。中国での最 全文をよむ

2012-04-08 エルドアン首相はイラン指導者に何を伝えたのか?-イスラエル報道 (Hurriyet紙)

イスラエルのインテリジェンスに詳しいインターネットサイト、デブカは、アメリカ合衆国オバマ大統領がエルドアン首相とイランの宗教指導者アリー・ハメネイ師に6つのメッセージを送ったと発表した。      サイトの発表によれば、オバマ大統領は、3月25日に韓国で会ったエルドアン首相へ、3月29日にテヘランで会うことになるハメネイ師に伝えるよう、以下のメッセージを送った。      1.テヘランは、議論すべき核計画に関して5+1カ国で4月13日にイスタンブルで行う交渉へ向けて、真摯な姿勢を示し、合意のため 全文をよむ

2012-04-07 二つのイラン―対トルコ対応二転三転 (Hurriyet紙)

エルドアン首相はイランに対して「イランが使っている言葉は外交上のものではない。何か他の言葉だ。そしてその言葉も私には相応しくないものだ」と苦情を述べていたが、その背景をヒュッリイェト紙は調査した。エルドアン首相の机にある報告書は、イランが核サミットの開催地をなぜまずイスタンブルを希望し、その後放棄したかを説明している。      国家の全関係部門が関与し、ヒュッリイェト紙の重要な部門に届いた報告書は、この2週間の間に西側世界、トルコ、イランの間で興味深い外交攻勢と戦略があったことを表している。以 全文をよむ

2012-04-07 国防相「シリア対応準備は万端」 (Radikal紙)

イスメト・ユルマズ国防大臣は、トルコとしてシリア問題への準備は万端であると述べた。ユルマズ大臣は、起こりうる緊張に対し軍事面での備えをするというギュル大統領の発言が戦争を意味するものではないと述べ、「我々は平和を支持する。平和以外を望んではいない。トルコとしてあらゆる状況に対し備えができている」と述べた。      イスメト・ユルマズ国防大臣は、公正発展党(AKP)県大会に参加するためアドゥヤマンを訪れた。ユルマズ大臣は大会が行われるアタテュルク・スポーツセンターを訪れ、そこでフェンシングを習う 全文をよむ

2012-04-06 スィミット戦争、勃発の気配―ギリシャ対トルコ (Hurriyet紙)

エーゲ海を挟んだ2つの地域で、バクラヴァに引き続いてスィミットークルーリ(ギリシャ版スィミット)戦争が勃発する可能性がある。      イスタンブル・スィミット売り協会のゼキ・サミ・オズデミル会長が、スィミットの国際特許を申請しようとしていることに対しアテネが反発した。      エレフテロス・ティポス紙は、「トルコとギリシャの喧嘩に新ラウンド:カルダク岩場、バクラヴァの次はスィミット」と報じ、スィミットが紀元前からよく知られた食物であり、ビザンツ帝国期には、特にイスタンブルとサロニカで愛された 全文をよむ

2012-04-04 シリア反体制派、クルド人に平等の約束 (Zaman紙)

シリア反体制派の統括組織であるシリア国民評議会(SMK)は、(自分たちを)「憲法上の地域及び国民」として定義されるよう要求したが拒否されたとして同評議会に参加しなかったクルド人グループに向けて、先週合意された「新シリア協約」の承認を呼び掛けた。      昨日4月3日イスタンブルで行われた記者会見で、シリア国民評議会はシリア国内のクルド人に関する諸問題が認められ、又クルド人に平等な諸権利が与えられる新国家を約束した。同国民協約では、立ち遅れたクルド人居住地の発展に向けた取組みの実施が明示される一 全文をよむ

2012-04-03 シリア国連代表、「トルコの行動は宣戦布告」 (Radikal紙)

シリアのジャファリ国連常任大使は「トルコが隣国の主権を脅かす目的をもった会議を主催しており、これは宣戦布告と見なされる」と述べた。      シリアのバッシャール・ジャファリ国連常任大使は、イスタンブルで開催された「シリア友好」会議を厳しい言葉で批判した。シリアの公式通信社サナの報道によると、ジャファリ大使は、国連で行われた記者会見で、「コフィー・アナンは当初からシリア政府と一つの窓口で話がしたいと言っていた。しかし明らかに、一部の者は並行した交渉窓口をつくって彼の声を落とすように努めている。イ 全文をよむ

2012-04-02 アルメニア「虐殺」否定発言のバウシュEU担当相、スイスで不起訴 (Hurriyet紙)

チューリッヒ首席検察局によると、エゲメン・バウシュEU担当大臣について始められた予備審問の結果、訴えは不起訴に至った。      スイス外務省にバウシュEU担当大臣が外交特権があるかないかを問い合わせた首席検察局は、「特権はある」という回答を受け、バウシュEU担当大臣について起訴に相当しないと決定し、立件しないと伝えた。      検察局は、この問題をプレスリリースでもって発表し、以下のような見解を伝えた。      「トルコのエゲメン・バウシュEU担当大臣が2012年1月30日に行った発言の中 全文をよむ

2012-04-01 シリア友好会議、イスタンブルで開催 (Zaman紙)

初会合が2月の終わりにチュニジアで開かれた「シリア友好」会議の第2回会合が今日イスタンブルで開かれている。70以上の国が参加するこの会合は、シリアへの民主主義の定着へ向けた重要な一歩となるだろう。会合ではシリア国民評議会が「シリア国民の唯一の正当な代表」として承認される事が期待されている。      シリアの民間人虐殺を停止させる方法について議論するため、70以上の国が今日イスタンブルに集まっている。初会合がチュニジアで行われた「シリア友好」会議の第2回会合には、トルコ、アメリカ、イギリス、フラ 全文をよむ

2012-03-31 バグダードのアラブ連盟首脳会議、経費の半分はトルコ企業の懐へ (Hurriyet紙)

イラクの首都バクダートで行われたアラブ連盟首脳会議の準備の一環でトルコ企業が3億ドル相当の事業を獲得。合計6億ドルをかけたこの会議では、保安対策が前面に打ちだされた。イラク共和国官邸で行われた会議には、22の加盟国のうち10名の首脳が参加した。   バクダートで行われた第23期通常アラブ連盟首脳会議は3月27日にスタートし3月29日に終了した。会議準備はかなり前から始められており、イラク政府報道官でもあるアリ・デブバー国務大臣は、会議には600万ドル強かかったと明かした。この経費のうち3億ドル相 全文をよむ

2012-03-30 アフマディネジャド大統領、「帝国主義に警戒を」―イラン・トルコ首脳会議 (Hurriyet紙)

世界中が注目していたエルドアン首相とイランのアフマディネジャド大統領の会談が、昨日朝行われた。1時間40分つづいた会談で、アフマディネジャド大統領は、イランとトルコには共通の敵がいるとのべ「帝国主義は、トルコとイランのような国の成長を望んでいない。このため、さまざまな策謀に対し、注意深く賢くふるまわなくてはならない」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、世界中が首を長くして待っていたイランの指導者アフマディネジャド大統領との会談を昨日、実現した。アフメド・ダヴトオール外相と 全文をよむ

2012-03-30 アゼルバイジャン、イスラエルに基地供与 (Radikal紙)

アゼルバイジャンは、イラン国境付近にある基地をイスラエルに航空基地として提供した。イスラエルが使用する航空基地の名前は「アゼルバイジャン」と命名された。      専門家らは、アゼルバイジャンがイスラエルに航空基地を提供した事でトルコ-アゼルバイジャン間の関係にマイナスの影響を与えるとした。      米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」はホームページで、「イランとの戦争はカフカス地方から始まるのか?」と見出しを載せ、イルハム・アリエブ アゼルバイジャン大統領が、アゼルバイジャンのイラン北部国境 全文をよむ

2012-03-29 イラン・トルコ首脳会議終わる「敵は共通」 (Milliyet紙)

非公式で行われた会談に関し、イラン大統領府は、公式インターネットサイトに掲載した報道発表で、双方が政治経済等、多くの議題について意見を交換したと公表した。      会談で、アフマディネジャド大統領は、イランとトルコが独立国として敵は共通であると述べ、「帝国主義は、トルコやイランのような国の発展や強化を望んでいない、そのため、陰謀に対し、注意深く適切に対処しなければならない」と述べた。      アフマディネジャド大統領は、イランが進めている核開発に対し、トルコが「透明性のある立場」を表明してい 全文をよむ

2012-03-29 セルビア民族主義派、トルコ製ドラマ人気に宣戦布告 (Hurriyet紙)

セルビア民族主義組織「ナシ1389(Naşi1389)」はセルビアで人気を博しているトルコのドラマへの抗議活動を始めた。      「ナシ1389」のメンバーはセルビアの首都ベオグラードでトルコのドラマに対する抗議のポスターを掲げた。反トルコ・ドラマのメッセージを含んだポスターの下部には抵抗組織チェトニックのインターネット・サイトのアドレスも記載されていた。      「ナシ1389」がが出した文書による声明では、ポスターを掲げた理由は特に「華麗なる世紀」シリーズへの抗議行動のためだったと明ら 全文をよむ

2012-03-29 トルコ・イランの首脳会談、アフメディネジェド大統領の体調不良で延期 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日、テヘランのサーダバード宮でラヒーミ第一副大統領によって公式行事で出迎えをうけた。      エルドアン首相は、春の雨のもと、閲兵隊に敬礼をし、その後、ペルシャ語で感謝の意を述べた。この式典には、アフメト・ダウトオール外相、ザフェル・チャーラヤン経済相、タネル・ユルドゥズ・エネルギー自然資源相、エルドアン・バイラクタル環境開発相、オメル・チェキリ党副党首、ヤルチュン・アクドアンAKPアンカラ選出議員、ハラン・フィダン国家諜報局事務次官、フルースィー・アカ 全文をよむ

2012-03-29 シリア反政府各派アンカラで会合、アサド後で「合意」 (Zaman紙)

トルコやアメリカ合衆国、EU、アラブ連盟諸国の大多数を形成している70ほどの国々の外務大臣は、日曜日イスタンブルでアサド後のシリアについて話し合う予定だ。      この会合に注目が集まる中、トルコ政府はシリア国民評議会が率いる反政府グループをサミット前に、唯一(シリアを代表する)組織体とする目的で各国を招集した。反体制各派は「新シリアの国民協定/プロジェクト」と名付けた基礎理念において合意に至った。全ての民族的・宗教的集団は政治的なシリアのもとに団結することを盛り込んだ声明においては、「憲法上 全文をよむ

2012-03-27 イタリア5都市でPKK逮捕劇―「革命税」徴収チームか (Radikal紙)

イタリア6都市で実施された一斉捜査におけるPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)メンバー5名の逮捕に関する詳細が明らかになってきた。イタリア警察は、容疑者らがクルド系実業家らから「革命税」の名の下で資金調達を行っていたと発表した。      ヴェネツィアの検察当局の指示で決行され、ヴェネツィアを始めとした、首都ローマ、ペーザロ、パドヴァ、モーデナ、そしてウーディネの住宅及びオフィス8ヶ所を対象に実施された強制捜査は、国家警察統合捜査特別作戦部(DIGOS)により進められた。作戦本部であるヴ 全文をよむ

2012-03-26 トルコの首都はイスタンブル?―米大学生のトルコ知識調査 (Yeni Safak紙)

アメリカのある大学でトルコに関する知識と認識について行われた調査結果によると、アメリカの人々はトルコをあまり知らないようだ。しかしアメリカの人々は、トルコから民主主義で現代的な国家を連想しているという。      カイセリ・マリクシャー大学の経済経営学部国際政治学科のアブドゥッラー・ユヴァジュ准教授が2009年のトルコがアメリカで強力な観光キャンペーンを行った時期に、アメリカの学部教育でトップ50に入り、所得水準のとても高い裕福な白人たちが学ぶセンター・カレッジで行った調査結果は、アメリカ人のト 全文をよむ

2012-03-25 エルドアン首相、核安全サミット参加のためソウル訪問 (Milliyet紙)

エルドアン首相は核安全保障サミットに参加するため昨日韓国に着いた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はバラク・オバマ米大統領と今日行う会談へ荷物の詰まった鞄を抱えて向かう。会談ではエルドアン首相は、オバマ大統領に対し、シリアのバッシャール・アル・アサド大統領へ鮮明な態度を取るよう求めるという。また会談ではイランやイラク、テロとの闘い、中東、キプロスの問題も取り上げられる。      ■「核問題のシェルパ」フィダンMİT次官      エルドアン首相と共にアフメト・ダヴトオール外相やタ 全文をよむ

2012-03-24 シリア難民受入、これにトルコの負担経費はどれだけ? (Yeni Safak紙)

首相府災害緊急事態対策局(AFAD)が明らかにした最新の数字によると、バッシャール・アサド大統領の大虐殺から逃れてトルコに亡命したシリア人難民の数は合計1万6723人となっている。一方で、1万6000人のシリア人難民によるトルコの負担経費は現在までで1億5000万リラであることが明らかにされた。      バッシャール・アサド政権がホムスやハマなどの都市で行った大虐殺から逃れた多くのシリア人難民は、虐殺が始まって以来トルコに亡命していた。2011年4月末に集中的にトルコ・シリア国境にある(シリア 全文をよむ

2012-03-23 イラン、トルコTRTのノールーズ報道に抗議 (Radikal紙)

トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT) は、ノールーズを「トルコ世界の大祝祭」と紹介し、イラン人の怒りを買った。      イランの公共放送機関である国営イラン通信(IRNA)は、TRT のノールーズ報道に抗議し、トルコがイランの祭りとされているノールーズを横取りしたと非難した。      İRNAの報道によれば、ノールーズは「イランを起源とすると誰しもが認める古くからの祭り」と定義し、トルコが国営放送で「トルコ世界の大祝祭」と報じたことを非難した。報道では、アンカラのアゼルバイジャン大使館でノー 全文をよむ

2012-03-23 儀礼兵へのトルコ語挨拶、野党の標的に―ブルガリア首相、トルコ訪問時 (Milliyet紙)

ボイコ・ボリソフ・ブルガリア首相が週初め、トルコを訪問したこと、そしてこの訪問時に儀礼兵に対しトルコ語で「こんにちは、みなさん」と挨拶をしたことが、ブルガリアの人種差別主義者、極右政党連合であるアタカ党の怒りを買った。      アタカ党のヴォレン・シデロフ党首は今日の議会で、ボリソフ首相に対し、「オスマン帝国の野望(訳注:ヨーロッパの支配)を再現しようとしているトルコと内閣間協議を行うことと、儀礼兵に対しトルコ語で挨拶することは、ブルガリア国家の利益に反するのではないか」と質問した。   ボイ 全文をよむ

2012-03-20 北イラク・クルド自治政府バルザーニー大統領、独立宣言を延期 (Radikal紙)

北イラク・クルド自治政府のメスート・バルザーニ大統領は、独立宣言に関し「ゆくゆくは必ずこの吉報を発表する予定だ。但し、その日は然るべき日でなくてはならない」と述べた。      北イラク・クルド自治政府のメスート・バルザーニ大統領は、イラクは混迷を深めており、全政党及び関係者が結集し当問題を解決すべきであると伝え、「もし問題が解決されなければ、我々の民に諮ることになる。民が最終決定権を握ることになるであろう」と述べた。      一方、バルザーニ大統領は独立宣言への期待に関し「我々は国民であり、 全文をよむ

2012-03-16 エジプトの有名ムフティー、アサド大統領に死刑宣告 (Radikal紙)

エジプトの有名ムフティーであるサフベト・ヒジャジ氏は、バッシャール・アサド シリア大統領に対し死刑のフェトヴァを出した。      ドバイに拠点を置くガルフ・ニューズ紙がインターネットで報じた情報によると、エジプトでホスニー・ムバラク政権の崩壊を決定づけた、タハリール広場での抗議行動の中心人物であったサフベト・ヒジャジ氏は、カイロでのアサド政権に反対するデモで発言した。      サフベト・ヒジャジ氏は、アサド シリア大統領に死刑のフェトヴァをだし、さらに、この宣告が多くのウラマーによって承認さ 全文をよむ

2012-03-16 アフガニスタンでヘリコプター墜落、トルコ軍人12名死亡 (Radikal紙)

アフガニスタンで任務に就いていたトルコ軍を搬送していたヘリコプターが墜落した。これにより12人の兵士が死亡したことが明らかになった。      トルコ国軍は、アフガニスタンでのヘリコプター墜落により12人のトルコ軍人が死亡したと発表した。シコルスキー型のヘリコプターで、9人の士官、2名の下士官、1人の専任軍曹が死亡したことが明らかになった。      会見では以下のことが述べられた:   「NATOがアフガニスタンで展開している国際治安支援部隊(ISAF)の中でトルコが指揮しているカブール地方の 全文をよむ

2012-03-15 2022年サッカー・ワールドカップ開催予定のカタール、酒類解禁? (Radikal紙)

アル・アラビーヤ紙のインターネット版で、カタール当局がW杯の期間中、(スタジアムの)スタンドでアルコール飲料の販売を許可することが報道された。記事によると、2022年W杯カタール大会委員会のヒュセイン・アル・ゼヴァーディ委員長が、この件に関しブラジルや英国等で様々な対応がなされてきたと指摘し、アルコール飲料がいつどこで販売されるかFIFA(国際サッカー連盟)関係者と協議しているという。カタールでは現在、酒類の販売は、外国人が好んで行くような高級ホテルなど限定されている。      同記事によると 全文をよむ

2012-03-15 シリアからのトルコへの避難者、1日で千人 (Zaman紙)

トルコ外務省のセルチュク・ウナル報道官は、シリア情勢の悪化を受け、この24時間のシリアからトルコへの避難者数が、1000人に達したと発表した。      トルコ外務省の定例記者会見で、ウナル報道官はトルコに避難したシリア人に関する情報を報道陣に明らかにし、今朝(3/15)の時点でトルコに避難したシリア人の数が14,700人に達し、この24時間では1,000人がトルコに入国したと語った。      ウナル報道官は、トルコに入国したシリア人のうち、14,200人はハタイに、500人はイスラヒイェにい 全文をよむ

2012-03-13 トルコ人記者2名、シリアで行方不明 (Radikal紙)

シリアで発生した事件を取材し、ドキュメンタリー撮影を行う目的でイドリブ市へ向かったトルコ人記者2名からの連絡が途絶えていると伝えられた。      約一週間前、シリアへ渡ったトルコ人記者2名からの連絡が4日間途絶えていると伝えられた。      『現実』誌の中東担当記者であるアーデム・オズキョセ氏とカメラマンのハミト・ジョシュクン氏は、シリアの事件を取材し、ドキュメンタリー撮影を行う目的でハタイ県で国境を越えイドリブ市へ渡った。      イドリブ市へ到着したことを報告した同トルコ人記者らから、 全文をよむ

2012-03-13 シリア、トルコ・レバノン国境に地雷敷設か? (Zaman紙)

人権NGO団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、シリアのレバノン・トルコ国境付近において、情勢不安から逃れようとする人々が通るおそれのあるルートにロシア製の地雷が敷設されたと発表した。      ニューヨークに本部を置くヒューマン・ライツ・ウォッチは、目撃者や反政府団体の情報をまとめた報告書で、問題の地雷がここ数週間の間に国境地域に設置され、すでに一般市民の犠牲者が出ていることを明らかにした。同団体のスティーブ・ローズ氏は「いかなる国も、いかなる目的があろうとも、無差別に命を奪うこの兵器 全文をよむ

2012-03-12 シリアでトルコ国籍者1名、犠牲に (Hurriyet紙)

シリア軍はトルコ国境に近いアレッポ県アアザーズ郡で、中に2人のトルコ人が乗った車に向けて銃撃した。この攻撃で75歳のハイレッティン・アイオールさんが死亡、もう一人は無傷で救出された。      シリアからトルコへ戻った75歳のハイレッティン・アイオールさんと、名前が非公表の同行者が乗った自動車は、オンジュプナル国境検問所から約20キロ離れた(シリアの)アレッポ県アアザーズ郡近郊でシリア軍の攻撃を受けた。   シリア兵の銃撃により、車に乗っていたハイレッティン・アイオールさんは頭を撃たれて負傷し 全文をよむ

2012-03-12 リビア、トルコ人労働者に期待 (Hurriyet紙)

トルコ人労働者は、リビア政変後落ち着きを取り戻しつつあるリビアにおいて、市場の活性化を期待している。      昨年、リビアから仕事をなげうって帰国せざるを得なかったトルコ人労働者は、当地の情勢が落ち着くと再びリビアに戻り始めた。しかしながら市場が停滞しているため、外国人労働者らは(市場の活性化を)期待を込めて待ち続けている。      在リビアトルコ人労働者のアフメト・キョセオール氏は、政変前、リビアには約35,000人のトルコ人が働いていたが、政変後、戻ってきた仲間は未だ非常に少ないと明かし 全文をよむ

2012-03-11 アムネスティ・インターナショナル、ユーロビジョン開催予定のアゼルバイジャンの人権状況を批判 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンの人権状況は悪いと主張する一部の人々が、5月にバクーで開催予定のユーロビジョン・ソング・コンテスト2012への参加拒否を呼び掛けている。      アルメニアが不参加を表明し、アルメニアの歌手が「参加拒否」の呼びかけを行った2012年ユーロビジョンは、アゼルバイジャン政府にとっては、国の紹介とバクーが文化的中心都市になるために非常に重要である。      アムネスティ・インターナショナルは、反体制派の平和的なデモ行進ですら警察の激しい介入にあったり禁止されたりし、記者らが逮捕され 全文をよむ

2012-03-11 地震と津波から1年、トラウマ克服をめざす日本 (Zaman紙)

今からちょうど一年前、地震と津波に襲われた日本は、第二次世界大戦以降最大の災難に見舞われた。      日本の人々は一年が経過した後も、二重の災難が生んだトラウマを未だに乗り越えられていない。2011年3月11日、日本近海で起こったマグニチュード9.0の地震は記録上これまでで最も大きな5つの地震の一つであったが、地震に対し常に備えていた日本人は過度に不安に陥ることはなかった。しかし太平洋で起こった地震が引き起こした高さ40メートルの巨大な津波が日本の海岸に押し寄せた時、この先端技術の国の人々は人 全文をよむ

2012-03-09 シリアの4将軍、トルコに脱出 (Zaman紙)

今日、シリアからトルコ・ハタイ県へ渡った将軍の人数は4人にのぼることがわかった。      地元の情報筋から得た情報によると、治安部隊の横暴や虐殺を理由として7人の高級軍人が反政府側に回った。兵士らとともに234人のシリア人が様々な場所からトルコへ避難してきた。      シリア軍から離れた4人の将軍と、2人の大佐、1人の軍中佐、3人の将校がハタイへ渡ったという情報が得られた。      ダマスカス、ホムス、ラタキアの町で任務にあたっていたとされる将軍らによるコメントが出されるものと見られている 全文をよむ

2012-03-08 ドイツの移民統合プログラム言語試験で、改竄の疑い? (Zaman紙)

ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州のビルカイ・オネイ統合相は、ドイツで行われた言語試験の結果で改竄が行われたという主張について、州として疑わしい試験結果を調査する事を発表した。      統合省が公表したオネイ統合相の文書発表には、州各地の市役所にこの件を通知し、特にリューネン市、ハーゲン市、ヴッパータール市の周辺地域については慎重に調査を行うよう指示されたことが記されている。      オネイ統合相は、連邦移民難民庁(BAMF)からも、この疑わしい状況に関してより詳細な情報が提供されると発表 全文をよむ

2012-03-08 ギュル大統領、シリア問題で緊急発言「外国の介入は望まない」 (Hurriyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコはシリアへの、域外からの介入が行われることへ反対すると表明した。      チュニジアのカルタゴ宮殿にて二者会談と代表団間の会談を実現させたギュル大統領はチュニジア大統領ムンセフ・マルズーキーと共に共同記者会見を開いた。      共同記者会見の後、記者の質問に答えたギュル大統領は、トルコとしてシリアへの域外からの介入が行われることへ反対することを表明した。      「このような介入が起これば、それは侵入となりうる」と述べたギュル大統領は、「自身の国民へ暴 全文をよむ

2012-03-08 コソヴォのプリズレン市、トルコ語を公用語化 (Milliyet紙)

コソヴォのトルコ系政治家らが求めていたトルコ語公用化をめぐる問題が勝利した。プリズレン市で今日まで2年間続いていたトルコ語公用化問題は、賛成多数によりプリズレン市議会で承認された。      プリズレン市議会で賛成多数によりトルコ語公用化に関する条例が承認された。承認された条例により、トルコ語は、政府や市の公文書とともに、住民登録や運転免許証さらには道路標識などの表記において、アルバニア語と併記されることになる。プリズレン市として複数言語公用語化を可能とする条例は、長い時を経て政党間合意に達し、 全文をよむ

2012-03-07 トルコに設立のイラン系企業、急増 (Zaman紙)

イランがトルコに設立する企業が急増している。イラン系企業の4社に1社以上が2011年に新設されており、イランは国連の経済制裁をトルコのもとで耐えようとしているのか、という疑問が浮かぶ。      国際連合から核兵器開発に対する経済制裁を受けているイランだが、トルコに設立した企業が急増している。サンデーズ・ザマン(Sunday’s Zaman)紙の報道によると、トルコに設立されたイラン系企業の総数は、昨年41%の増加を示した。昨年設立された590社を合わせると、トルコのイラン系企業は2140社に達 全文をよむ

2012-03-06 リビア東部の諸部族、埋蔵石油のために「自治宣言」 (Hurriyet紙)

リビアの革命が始まったベンガジをも含む石油に富む東部地方キレナイカは、半自治を宣言した。何千人もの抗議者たちは、「リビアは分かたれえない」とデモを行った。独立議会を組織したリビア系米国人石油技術者のムハンメド・ブイシイェル氏は一方、「一つのリビアを信じている。だが東部が政府によって無視され続けるのなら、これ(一つのリビア)を保証することはできない」と述べた。      リビアでムアンマル・カダフィーを誰が転覆させたか、そして新しい時代に権力をどう分配するかについて合意に至っていないミスラタとジン 全文をよむ

2012-03-05 イスラエル、キプロスに海底ケーブルで電気供給 (Zaman紙)

南キプロスとイスラエルの間で海底電気ケーブルプロジェクト(通称:ユーロアジア・インターコネクト)に関する基本合意がクドゥスで調印された。      南キプロスのアリシア紙(Alithia)によると、2016年の完成を目指し、イスラエル-南キプロス間で水深2,000m、287kmに及ぶ海底電気ケーブルが敷設される。南キプロス側は、ケーブルはギリシャ経由で欧州大陸と結ばれることを見込んでいる。      イスラエル電力公社のイフタッハ・ロン・タル取締役会会長は、この「ユーロアジア・インターコネクト」 全文をよむ

2012-03-03 イラン議会選挙、アフメディネジャド大統領の妹、落選 (Zaman紙)

イランで昨日(2日)行われた第9期国会選挙に出馬したマフムード・アフマディネジャド・イラン大統領の妹は落選した。      イランの半国営通信社メフル通信は、マフムード・アフマディネジャド大統領の出身地ガルマサルから出馬した大統領の妹で近しい支持者であるパルヴィン・アフマディネジャド氏が選挙で野党のライバルに敗北したと報道した。      テヘラン市議会の議員であるペルヴィン・アフマディネジャド氏が、2009年にマフムード・アフマディネジャド大統領が当選した大統領選以来の最初の選挙で、アフマディ 全文をよむ

2012-03-03 リビアに「公正発展党」旗揚げ (Hurriyet紙)

リビアのムスリム同胞団が数十年の時を経て政党を旗揚げした。      ムスリム同胞団は、公正発展党を立ち上げたと公表した。      リビアのムスリム同胞団は、より過激なイスラム派との競争にさらされていにも関わらず、リビア内で最も組織化された集団として認知されている。      ムスリム同胞団のムハンマド・ゲイル広報担当は、18の街に組織の支部があると述べた。      ムスリム同砲団の支持者の多くが、リビアの内戦が終わりを告げると国内に戻ってきた。 全文をよむ

2012-02-28 ナザルバエフ・カザフスタン大統領の娘と婿、世界長者番付入り (Zaman紙)

カザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ大統領の娘と婿は、フォーブス誌が発表する世界長者番付に名を連ねた。      ナザルバエフ大統領の娘のディナラ・クリバエフ氏と婿のティムール・クリバエフ氏が13億ドルの資産額でフォーブス誌が毎年発表する世界長者番付入りを果たした。      フォーブス誌が今年作成した長者番付には、カザフスタンから4名の実業家が入った。そのうちの一人であるヴラディミル・キム氏は、47億ドルの資産でカザフスタンの富裕実業家に選ばれ、リストでも223位となった。      カザ 全文をよむ

2012-02-28 フランス憲法委員会、「虐殺否定禁止法」を棄却! (Hurriyet紙)

仏憲法委員会は、アルメニア虐殺を否定することを罪とする法案が違憲であると結論付けた。同判決後に、ニコラ・サルコジ仏大統領は、政府に新法案を作成するよう求めた。      憲法委員会は、同法案が表現の自由に抵触していると発表した。同委員会は、発表で「従って委員会は、同法案が違憲であると判断した」と述べた。      さらに同発表では、「委員会は立法者が認定した、あるいは罪と定義付けた事実に異論を唱える者が刑罰を受けた場合、立法者は表現の自由を侵害しており違憲であると結論付けた」と言及された。   全文をよむ

2012-02-27 マラトゥヤNATOレーダー基地、準備ととのう (Zaman紙)

NATO(北大西洋条約機構)の2010年リスボン・サミットで採択された新戦略に関連する、マラトゥヤ県キュレジキ地区チャルシャク高地に設置された早期警戒レーダーシステムの(運用)準備が完了したことが分かった。改修が終わった基地には、世界でもっとも進んだレーダーシステムである米国のレイセオン社製AN/TPY-2 Xバンド・レーダーが置かれたことが明らかとなった。      アメリカ欧州陸軍及び第7軍団の司令官マーク・ハートリング中将が米国のAP通信社に語ったところによれば、(NATOの)早期警戒シス 全文をよむ

2012-02-26 アゼルバイジャン・ホジャル「虐殺」20年一大抗議集会―ナゴルノ・カラバフ紛争 (Milliyet紙)

ホジャル虐殺から20周年のためタクスィム広場で集会が行われた。多数の市民、市民団体、政党が支持した集会の参加者達は、手にトルコとアゼルバイジャンの国旗をもち、様々なスローガンを掲げながらタクスィム広場まで行進した。   集会には、イドリス・ナイム・シャーヒン内相、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル・イスタンブル県知事、アゼルバイジャン国会議員らも参加した。シャーヒン内相は、ホジャル虐殺を非難する演説を行った。   アゼルバイジャンのホジャル郡で起こった虐殺から20年周年のため、タクスィムで何千人もの人 全文をよむ

2012-02-23 フランスの極右政治家マリーヌ・ルペン、今度はヘラ―ル・ミートを標的に (Radikal紙)

フランスで外国人嫌いとして知られる極右政党のマリーヌ・ルペン国民戦線党首は、パリのヘラール肉を標的にし始めた。      パリのルペン党首の弁護団は、パリの屠殺場でヘラール肉にする為の屠殺方法が「残酷」であると主張し、検察に異議申し立てを行った。   弁護団は、パリ地域の屠殺場はムスリムマイノリティの管理下にあるとの見解を示し、すべての食肉は「ヘラール肉」のきまりにそって屠殺されて生産されており、他の消費者は騙されていると主張した。      弁護団は、直ちに政府が消費者や動物保護の観点から行動 全文をよむ

2012-02-23 ドイツで、極右テロで殺されたトルコ系市民らを悼む追悼行事 (Hurriyet紙)

ドイツで極右テロの犠牲となったトルコ系市民の追悼式が、ベルリンで行われた。犠牲者を悼むため、ドイツにある公的機関の建物では半旗が掲げられた。そして国全体で1分間の黙祷が行われた。ドイツのアンゲラ・メルケル首相はベルリンでの追悼式の間、犠牲者であるハリト・ヨズガトさんの父イスマイル・ヨズガトさんとハリトさんの兄弟の間に座った。      コンサートハウスでの追悼儀式で話したメルケル首相は、人種主義的殺人を行った国家社会主義地下組織(NSU)をテロ組織として非難した。   メルケル首相は、「ドイツの 全文をよむ

2012-02-22 チャーラヤン経済相、「トルコは中国に片思い」―習近平国家副主席来土 (Hurriyet紙)

世界で台頭してきている大国、中国の次期主席となることがほぼ確実視されている習近平国家副主席は、トルコ・中国経済・貿易投資協力フォーラムのため今日イスタンブルにやってきた。   習氏をトルコに迎えたザフェル・チャーラヤン経済相は、フォーラムのスピーチで中国・トルコ関係について冗談を交えながらも不満を漏らした。      アブドゥッラー・ギュル大統領の招待でトルコを来訪し、アンカラに立ち寄った後イスタンブルを訪問した習国家副主席には、中国系企業58社の首脳100人が同行した。これにトルコ側の関係者、 全文をよむ

2012-02-21 ベルギーのトルコ村カーニバル、今年もにぎやかに (Hurriyet紙)

トルコ人が一人も住んでいないにもかかわらず、「トルコ村」として何世紀にもわたり知られている、ベルギーの村、フェモンヴィルでのカーニバルは大盛況のうちに行われた。      フェモンヴィルでは、カーニバルで毎年異なる国の民族衣装を纏う周辺の村とは反対に、トルコ国旗を持った騎兵が練り歩き、その後ろをブラスバンドが演奏をしながら歩くパレードの伝統を住民たちが昔から絶やすことなく続けており、観光客たちから大きな拍手喝采を受けた。ベルギー、オランダ、ドイツから来た何百人ものトルコ人も花を添えたカーニバルで 全文をよむ

2012-02-20 イラン外相、核問題協議イスタンブルでの開催を発表 (Milliyet紙)

イランのアリー・アクバル・サーレヒ外務大臣は、国連常任理事国五か国にドイツを加えた六か国とおこなわれる核問題に関する協議の次の会合が、イスタンブルで開催されることに決定されたと発表した。      サーレヒ外務大臣は、米国、ロシア、フランス、イギリス、中国、ドイツと行われる協議をイランが歓迎していることを強調した。記者会見をおこなったサーレヒ外務大臣は、「サイード・ジャリーリー国家安全保障最高評議会書記がキャサリン・アシュトンEU外務・安全保障政策上級代表に宛てた書簡で、イランは協議が可能な限り 全文をよむ

2012-02-16 アルメニア人虐殺否定発言のエゲメン大臣、「スイスで言った、フランスでも言う」 (Hurriyet紙)

エゲメン・バウシュEU加盟交渉担当大臣が、私立カスムオール・ジョシュクン高校が主催したキャリアセミナーに講師として参加した。校門で学生たちに迎えられたバウシュ大臣は、その後講演を行った。      バウシュEU加盟交渉担当大臣は、学生たちに向けて行った講演で、トルコのEU加盟から欧州財政危機まで、多岐にわたって話をした。バウシュ大臣は、「今日欧州で起こっている危機の解決策は、実は、トルコが提案したモデルであり、同胞意識や寛容さである。トルコで国民や政府、あらゆる人々が団結することを不快に思う国内 全文をよむ

2012-02-16 PKK、シリアで検問任務に?―シリア政権、PKK擁護の一幕 (Zaman紙)

クルド語のインターネットサイトavestakurd.netに掲載された写真により、テロ組織PKKがシリアに拠点をかまえ、バース党体制のために活動していることが明らかとなった。   サイトのニュースで、PKKの武装民兵が(シリア・クルド)民主統一党の傘下に入り、アフリーン市内各地に入り込んだということが明らかになっている。ニュースではPKKの武装民兵らが様々な場所で検問やボディーチェックを行ったと伝えている。また、PKK党員はなんども住民を脅し、このため住民はしばしば移動ルートを変更しなければなか 全文をよむ

2012-02-13 米トルコ両外相、シリア問題で共同記者会見 (Hurriyet紙)

アフメト・ダウトオール外相は、アメリカのヒラリー・クリントン国務長官とワシントンで共同記者会見を行った。      ダウトオール外相は、シリア問題について微細にわたり話し合いを行ったとし、「シリアで武力衝突が高まっている。もはや待っていられる状況ではない。人々が爆撃されているのに、傍観することはできない。人道的なイニシアティブが発揮されることが必要だ」と述べた。   ダウトオール外相は、民主的な文化を保有することはシリアの権利だと述べ、「シリアにおいて、(問題が)解決に至れば、このことから最も利 全文をよむ

2012-02-12 ダヴトオール外相、自由シリア軍へのトルコの援助を否定 (Milliyet紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、シリアでバッシャール・アサド大統領反対派が結成した自由シリア軍に、トルコが武器またはそれに類似する物資を援助してはいないとし、この集団に軍事教育を行ったという主張が真実を反映したものではないと述べた。      共和人民党所属ハタイ県選出国会議員のレフィキ・エルユルマズ氏の質問に返答したダヴトオール外相は、トルコが、その基本的外交姿勢や近隣諸国と良好な関係を築くという目標において、シリアの反体制派集団に武器またはそれに類似する物資を援助し、これらの集団に軍事教育を行 全文をよむ

2012-02-09 ユーラシア北部回廊ルート確保に米、5億ドル支払い (Zaman紙)

アメリカ合衆国は、北部回廊ルートと言われる補給路の為に中央アジア諸国に年あたり5億ドルの支払いを行うと発表した。      ウズベキスタンのメディアによる報道で、アメリカ国防省がアフガニスタンで任務を遂行している部隊に必要な物資を運搬する為に北部回廊ルートというべき場所に位置する中央アジア諸国全体に毎年5億ドルの支払いを行うと発表した。      ペンタゴン(アメリカ国防省) 関係者は、5億ドルの各国別の割当額詳細は明らかにしなかった。アメリカ及びNATO向けに武器以外の物資が運ばれている北部回 全文をよむ

2012-02-08 ダウトオール外相、シリア会議は「トルコでなくても、この地域で開催を」 (Hurriyet紙)

外務大臣アフメト・ダウトオールは、シリアに関して実施予定の国際会議のプラットフォームについて、会見でコメントを述べた。ダウトオー ル外務大臣は、会議がトルコで行われる可能性についての質問に対し、「会議の原則的な問題の方が、会議の行われる場所よりも大切だ。けれども、この地域で行 われることを強く望んでいる」と述べた。      NTVの番組で話したダウトオール外務大臣は、シリアでメヴリト・カンディリ(訳者注:預言者ムハンマドの誕生日を祝う灯明祭)の日に何百人もの人が殺された後に中国とロシアが国際連 全文をよむ

2012-02-08 エルドアン首相とロシア・メドベージェフ大統領、シリア情勢めぐり電話会談 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ロシア連邦のメドヴァージェフ大統領に対し、現在のシリア政権が信頼と正当性を失ったと述べた。      首相府報道局からの発表によると、エルドアン首相とロシアのメドヴァージェフ大統領は、本日(8日)夕刻にシリア情勢に関し、電話で会談を行った。エルドアン首相は、メドヴァージェフ大統領に対し、国連安保理でシリアに関する決定が行われず、本件に関する提案に拒否権が行使されたことへの遺憾の意と憂慮の念を伝えた。エルドアン首相は、シリアでの死者数が7千人を越えており、市民 全文をよむ

2012-02-07 イラン国営テレビ、とんでもない主張―トルコ、シリア侵攻まぢか (Radikal紙)

イラン国営放送プレスTV:「アメリカ合衆国と西側勢力によって準備されている計画により、トルコがやがてシリア領内に進攻」と報道      トルコがシリア反体制派の武装化を図り、イスラエルもシリア軍の重要軍事基地を遠方から攻撃し、バッシャール・アサド政権転覆において反体制派を支持すると報じられている。      プレスTVが「最高機密情報」に基づくとする報道によると、この計画の中で、まず各国のシリア大使館が反体制派の攻撃に遭い、これによりアサド体制の正当性が世界の世論の目前で失われる。   その後シ 全文をよむ

2012-02-07 イラクのクルディスタン民主党幹部「ノールーズに独立宣言」報道を否定 (Radikal紙)

トルコに滞在中のクルディスタン民主党外務担当ハウラーミー氏は、「バルザーニー北イラク・クルド自治政府大統領がノールーズにクルディスタンの独立を宣言する」という旨の報道を否定した。一方、公正発展党(AKP)のオメル・チェリキ副党首は、北イラクにあるクルド自治政府をあらゆる側面から支援するとし、「PKKテロ組織によるトルコの治安を脅かすテロへの対応で、北イラク政府の支援は大変重要だ」と述べた。      チェリキ副党首は、北イラク自治政府与党のクルディスタン民主党(KDP)外務担当ヘミーン・ハウラー 全文をよむ

2012-02-06 バウシュEU担当相、アルメニア「虐殺」否定発言で物議―スイスにて (Milliyet紙)

エゲメン・バウシュEU加盟交渉担当相がチューリッヒで行なった「アルメニア人虐殺は存在しない。私を逮捕したければそうすればいい」という発言に対し、事前聴取が開始された。(トルコ)外務省は直ちに動き、在アンカラのスイス大使に説明を求めた。      スイスのノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング紙の報道によると、バウシュEU加盟交渉担当相がダボス世界経済フォーラムの帰りにチューリッヒで行なった「アルメニア人虐殺は存在しない。私を逮捕したければそうすればいい」という発言に対しスイスのアルメニア人コミュニ 全文をよむ

2012-02-06 対独訴訟、却下―「アルメニア裁判」かかえるトルコに、朗報 (Milliyet紙)

イタリアの裁判所でドイツに対して始められた裁判が、国際司法裁判所によって棄却されたことは、「アルメニア側の訴え」により、様々な国の裁判所で、トルコに対して開かれるであろう裁判の前例となり得る。      イタリアの裁判所で、ドイツが第二次世界大戦時に犯した罪について始められた裁判が、国連の司法機関である国際司法裁判所によって棄却された。ドイツの、一国が行った行為のために、他の国の裁判所で裁判が行われることは「裁判権免除」の原則に反する、との主張が、国際司法裁判所によって受け入れられた形だ。裁判所 全文をよむ

2012-02-01 クルディスタン、3月にイラクから独立宣言か?―イラク通信社伝える (Radikal紙)

イラク北部のクルド自治政府が2012年3月21日のネヴルズ(ノウルーズ)の日に北イラクでのクルド国家独立宣言に向けて準備をしているとの情報が流れている。      アメリカがイラクから撤兵した後、イラク国内では政治不安が頭をもたげている。こうした中、北イラクのクルド自治政府は独立宣言を準備しているといわれている。      アヴェスタクルド(Avestakurd)というインターネットサイトは、イラク通信社エル・ネヒール(El Nexil)の情報をもとに、クルド自治政府大統領のメスート・バルザーニ 全文をよむ

2012-02-01 仏「アルメニア虐殺否定罪」、憲法委員会へ提起、審議へ (Zaman紙)

フランス議会で可決されたアルメニア法案の施行停止の提起がフランス憲法委員会に対し行われた。憲法委員会は1ヶ月以内に決定を下す。      フランスの国民議会と上院議会で可決された「アルメニア虐殺否定罪」法案に反対の意を表している上院議員及び国民議会議員は、「憲法第33条と表現の自由に反するとして」昨日憲法委員会に対し申し立てを行った。与党の国民運動連合(UMP)メンバー兼仏土議員友好団体会長ミッシェル・ディーフェンバッハー氏の努力により行動を起こした国民議会議員65人、そして上院でも欧州民主主義 全文をよむ

2012-01-31 シリア、今日の死者数35人 (Zaman紙)

シリアの反体制派組織のひとつ地方調整委員会は、今日のシリア軍の軍事作戦と激しい銃撃戦の結果、死者の数が35人にのぼったと発表した。      地方調整委員は、今日、(軍により)実施された軍事作戦の最中に発生した激しい銃撃戦で、ヒムスを筆頭に、ダマスカス周辺やイドリブ市で、35人が死亡したと発表した。ダマスカス周辺の地域では、数日来激しい銃撃戦が続いており、この地域では銃や爆弾の音が響き続けている。      シリアの反体制の人々は、一般的にいって、激しい銃撃戦の知らせは、自由シリア軍が優勢で、ほ 全文をよむ

2012-01-31 「裸にスカーフ」の絵でイスラム侮辱―マケドニアで高まる宗教対立 (Milliyet紙)

マケドニアのヴェヴチャニ村で開催された伝統的な祭でイスラムへの侮辱を含むスローガンが叫ばれ、横断幕が掲げられた事に対しムスリムは激しく反発した。      祭典中にスカーフを被った裸の女性の絵が描かれた緑色の新月旗が掲げられ、この動画がインターネット動画共有サイトで配信された事が物議を醸した。      ストゥルガムフティー局が主導となり同村で大規模な抗議デモを起こしたムスリムは、ヴェヴチャニの自治体長からの謝罪及び、イスラムを侮辱した者らの逮捕・処罰を要求した。      デモでは、ストゥルガ 全文をよむ

2012-01-31 ドイツ、ネオナチ犠牲のトルコ人らの遺族に賠償金支払い開始 (Hurriyet紙)

ドイツ極右テロ組織の国家社会主義地下組織(NSU)により、2000-2006年の間にトルコ系移民8名・ギリシャ系移民1名が殺害された。犠牲者遺族への賠償金支払が始まり、賠償金の合計額が公表された。      FDPのザビーネ・ロイトホイサー=・シュナレンベルガー連邦司法大臣のスポークスマンは、賠償額5,000-10,000ユーロで犠牲者の家族に支払いが始まったと明らかにした。同省関係者は、犠牲者遺族に対して既に支払が行われ、本件で多くの賠償請求を彼らから受けたことを認めた。賠償は、いわゆる個人の 全文をよむ

2012-01-26 PKK系RojTV、ルクセンブルグの衛星をつかい放送再開 (Yeni Safak紙)

フランスに拠点を置く衛星通信会社Eutelsatにより放送を停止されたRojTVが、別の衛星通信会社との契約を結んだ。RojTVはほどなくして、ルクセンブルクに本社を置く通信会社Intelsat社を通じて衛星放送を再開した。      コペンハーゲン市裁判所がテロ組織PKKのプロパガンダを行っていると認定した後、フランスのEutelsat社により放送を打ち切られたRojTVは、あらたにIntelsat社と契約を結んだ。      月曜日からインターネット上のみで放送していたRojTVは、Inte 全文をよむ

2012-01-26 トルコ、また一位!―欧州人権委員会「有罪」件数 (Milliyet紙)

ストラスブールの欧州人権裁判所(AIHM)は、2011年の有罪判決リストを公開した。2011年、最も多くの有罪判決を受けた国別順位でトルコが首位に立った。      昨年、欧州人権裁判所で最も多く有罪判決を下された国のリストで、トルコが首位に立った。欧州人権裁判所のニコラス・ブラッツァ長官は、同裁判所の2011年の活動内容について記者会見を行い、昨年、国家に対し下された人権侵害関連の判決について情報を公開した。      ブラッツァ長官が公開した情報によると、昨年トルコは159の訴訟で、欧州人権 全文をよむ

2012-01-26 イランのアフメディネジャド大統領、「交渉のテーブルにつく用意はある」 (Hurriyet紙)

イランのマフムード・アフメディネジャド大統領は、核開発計画に関し、世界の主要国との交渉のテーブルにつく準備があると述べた。アフメディネジャド大統領は、イランを標的にした制裁策は自分たちにはなんの影響もないと続けた。      アフメディネジャド大統領は、イランを交渉のテーブルに着かせることを目的として西側の発表に言及し、「我々が交渉を避けているといっている。しかし、それはちがう。交渉を避けるわけがない」とのべた。      EUのアシュトン外相は火曜日に行った会見で、「EUは諸外国とともにイラン 全文をよむ

2012-01-24 トルコ外務省、フランス上院のアルメニア法案可決を非難 (Yeni Safak紙)

外務省は、フランス上院議会のアルメニア法案可決に対し、多くの問題を孕み、無責任の象徴といえるこの決定を厳しく非難し、トルコはこの決定に対する反発をあらゆる場で示していくと述べた。      外務省の文書による説明で、フランス与党、国民運動連合(UMP)の国会議員によりフランス国会へ提出された、1915年の事件に関してアルメニア人の主張を否定することをフランス国内で処罰の対象とする法案が、1月23日に上院本会議で投票、承認されたと発表された。外務省は「多くの問題を孕み無責任の象徴といえるこの決定を 全文をよむ

2012-01-24 トルコからリビア新警察へ、車と制服 (Hurriyet紙)

ザーフェル・チャーラヤン経済相は、「我々はリビア及びリビア国民を本当に愛しています。我々は自由なリビアが、一刻も早く経済・社会分野において発展への期待感を高めるよう願うばかりです」と述べた。      トルコ協力開発機構(TİKA)の取り組みのもと、警察車両30台と警官用制服6000着の譲渡式がリキソス・ホテルで開催された。同譲渡式に、チャーラヤン経済相、リビアのアフマド・アル・コシェリ経済相、アリ・ケマル・アイドゥン在トリポリ・トルコ大使、TİKAのセルダル・チャム会長、及びトルコ、リビア両国 全文をよむ

2012-01-24 アルメニア・サルキスヤン大統領、「フランスは偉大さを示した」 (Hurriyet紙)

アルメニアのセルジ・サルキスヤン大統領は、フランスのサルコジ大統領に書簡を送り、「虐殺否定」罪法案がフランス上院を通過したことについて感謝を述べた。      AFP通信によるとサルキスヤン大統領は、サルコジ大統領へ送った手紙で「フランスはその偉大さ、力そして普遍的な人類の価値への尊重の念を再び示した」と述べた。      アルメニスタンのサルキスヤン大統領は、「今日という日は、人権の厳守、人類に対して起こる犯罪の未然の防止、それへの非難のために奮闘した全ての者にとって素晴らしい日である」という 全文をよむ

2012-01-23 キプロス南北首脳、ニューヨークで会談 (Milliyet紙)

潘(パン)国連事務総長、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)のエルオール大統領とキプロス共和国(南キプロス)のフリストフィアス大統領が一堂に会した。      ニューヨーク州グリーンツリー地区で行われた第5回キプロス三者会談の会合が始まった。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長、KKTC(北キプロス・トルコ共和国)のデルヴィシュ・エルオール大統領とキプロス共和国(南キプロス)のデメトリス・フリストフィアス大統領は、ニューヨーク州ロングアイランドのグリーンツリー農場で三者会合のために一堂に会した。 全文をよむ

2012-01-23 仏「アルメニア虐殺否定罪」の立役者ボワイエ議員、勝利の喜びに涙 (Milliyet紙)

法案を準備した与党・国民運動連合(UMP)党のヴァレリー・ボワイエ議員は、法案が上院で可決されると、涙を流さずにはいられなかった。      フランス上院でのアルメニア虐殺否定罪法案可決後、トルコ在パリ大使タフシン・ブルジュオール氏は、「これはたいへん間違った決定である。この責任は私たちにはない。私たちは出来る限りのことをした」と述べた。   ブルジュオール大使は、「協議のため、トルコに呼ばれるのだろうか」という質問にも、「それも選択肢のひとつだ」と答えた。      法案を準備した与党与党・国 全文をよむ

2012-01-23 フランス上院、アルメニア虐殺否定犯罪法を可決 (Zaman紙)

フランス上院議会は、1915年の事件について(アルメニア人がトルコに虐殺されたという)アルメニア側の主張を否定することを罪とする法案を可決した。      反対票86票、賛成票127票で可決されたこの法案は、「法律により認められた虐殺を否定してはならない」と定めている。フランス議会は、2001年に「フランスは1915年のアルメニア人虐殺を認める」とする法律を承認している。      アルメニア人虐殺否定犯罪法の施行には、ニコラス・サルコジ大統領の署名と官報上での発表が必要となる。この法案は二条か 全文をよむ

2012-01-21 フランスで反「アルメニア虐殺否定罪」デモ行進 (Milliyet紙)

フランスで1915年の事件に関するアルメニア側の主張を否定することを罪とする法案の上院での否決を求め、トルコ人たちがフランスの首都パリに集まった。フランスの他多くのヨーロッパの国々で暮らす数千人のトルコ人は、今日(21日)の朝からダンフェール・ロシュロー広場に結集した。      フランスのトルコ人協会組合のヒクメト・チュルク広報官は、「今日パリで35000人が集まることを期待している」と述べた。      チュルク氏は、「実のところこの法案を提案したサルコジ氏に感謝している。サルコジ氏はフラン 全文をよむ

2012-01-20 オバマ大統領「5人の友」の1人はエルドアン (Milliyet紙)

アメリカのオバマ大統領は、タイム誌での対談で、幾つかの国の指導者達と友好的で信頼できる関係を築くことができていると答え、エルドアン首相を含む「5人の友」の名前を挙げた。      アメリカのオバマ大統領は、タイム誌において、著名なジャーナリストであり評論家でもあるファリード・ザカリヤ氏との対談を行った。      ザカリヤ氏は、アメリカ外交や外交政策メンバーとの諸関係を総括するオバマ大統領に対し、外国の首脳達との関係を質問した。オバマ大統領は、各国の指導者達と築いている友好と信頼の関係が、効果的 全文をよむ

2012-01-18 在イラクトルコ大使館に、ロケット弾 (Zaman紙)

在イラクのトルコ大使館近くにロケット弾が撃ち込まれた。      バグダッドのトルコ大使ユヌス・デミレル氏は、アナトリア通信(AA)に行った説明で、3発のロケット弾が発射され、そのうちの一つが大使館の外の防壁に命中したと述べた。      その他の2発のロケットがどこに落ちたののかは完全にはわかっていない。      ■チャーラヤン氏からのトルコ大使館に対する爆破に関する会見      経済大臣のザフェル・チャーラヤン氏はバグダッドのトルコ大使館への攻撃に関して、車の原因不明の爆発により、車の上 全文をよむ

2012-01-17 米大統領選、共和党ペリー候補トルコを標的に「NATOから追放せよ」 (Radikal紙)

今年行われる米大統領選共和党候補の一人でテキサス州知事のリック・ペリー氏は、トルコがNATOから追放されるべきだと主張した。      ペリー氏は、トルコが「イスラム主義テロリストであると多くの人が受け取れるような連中」に支配されていると発言した。同氏は、共和党候補者を指名する予 備選第三戦の舞台であるサウスカロライナ州で選挙前に行われ、ニュースチャンネルのフォックス・ニュースで生放送された討論会で、トルコを激しく非難した。      同討論会で司会を務めたブレット・ベイヤー氏は、トルコの最近動 全文をよむ

2012-01-17 ラウフ・デンクタシュ元北キプロス大統領、葬儀盛大に (Hurriyet紙)

北キプロス・トルコ共和国ラウフ・デンクタシュ初代大統領の棺は多くの人に最後の旅路を見送られ、埋葬された。デンクタシュ氏の墓には、トルコ、息子のライフ・デンクタシュ氏の墓、中央アジアの諸トルコ共和国、そしてキプロス島のギリシャ人地区にあるハラ・スルタン修道場(テッケ)から土が運ばれた。デンクタシュ氏の棺は兵士たちの肩に担がれて儀礼用車両に乗せられ、北キプロス・トルコ共和国首都・ニコシアにある大統領邸からセリミエ・モスクに運ばれた。(棺をのせた)車と一緒に歩いた何千もの人々が、元大統領の棺をのせた車 全文をよむ

2012-01-16 ドイツでトルコ系女性「因習」殺人の犠牲に―背景にはヤズィード派信仰? (Milliyet紙)

在独トルコ系女性アルズ・オズメンさんは、彼女の家族が(彼女と)20歳のアレクサンダーKさんとの関係を断つためにかけた圧力に抗い、2011年8月に女性シェルターで生活を始め、同年11月、3人の仮面を被った人物に誘拐された。18歳のアルズさんの遺体は、行方不明となったリューベック近郊のゴルフ場で埋められていた。この事件は、ドイツで大反響を起こした。ドイツメディアは、ヤズィード派信仰では異教徒との結婚を行う女性・男性は除外されると強調した。      2011年11月1日、ドイツ人ボーイフレンドの家で 全文をよむ

2012-01-14 南キプロス各紙、デンクタシュの死に言いたい放題 (Milliyet紙)

南キプロス各紙は、北キプロス・トルコ共和国初代大統領のラウフ・デンクタシュ元大統領の死に関し、「ギリシャ語のうわごとで、キプロス・トルコ政府や、南キプロス共和国ディミトリス・フリストフィアス首相の名をいいながら、息を引き取った」、「大量殺人テロ組織トルコ・レジスタンス・グループ(TMT)の 創始者」、「キプロス島侵略の長ラウフ・デンクタシュ死亡」などの表現で報じた。      南キプロス各紙は、キプロス・トルコ政府のラウフ・デンクタシュ元大統領の逝去に憎しみのこもった論調を示した。      ポ 全文をよむ

2012-01-14 北キプロス・トルコ共和国建国時の大統領ラウフ・デンクタシュ、死去 (Radikal紙)

北キプロス・トルコ共和国創設者のラウフ・デンクタシュ元大統領が昨晩近東大学付属病院集中治療室で息を引き取った。キプロスの反政府組織だった「トルコ抵抗組織」でトロスという名で知られたデンクタシュ元大統領は、1983年から2005年の間、大統領を務めていた。      近東(ヤクンドー)大学付属病院集中治療室で1月9日日曜日から厚い手当てを受けていた北キプロス・トルコ共和国創設者のラウフ・デンクタシュ元大統領が逝去した。         デンクタシュ元大統領は1月8日夜、下痢に伴う脱水症状が理由で病 全文をよむ

2012-01-13 イラン、交渉場所にトルコを指名―トルコは「我が兄弟」 (Milliyet紙)

イラン国会議長は「協議がトルコで行われることを前向きにとらえている」と述べた。      アリ・ラリジャニ イラン国会議長は今回の核協議が真剣に行われることを望んでいると述べ、「偽りの協議はご免だ。私たちの兄弟であるトルコも協議をトルコで行うことを考えている。トルコは私たちの兄弟国である。そのため、私たちはこれに対して積極的な見方をしている。」と続けた。      アンカラで行われた会合の後、記者会見を行ったラリジャニ イラン国会議長は、訪問は実り多いものになったと述べ、トルコとイランが地域の重 全文をよむ

2012-01-13 隠し撮りによるプライバシー侵害でセーラ・ファーガソン妃に22年半求刑 (Milliyet紙)

アンカラ県共和国主席検事は、社会福祉・児童保護協会(SHÇEK)のサライ養育・リハビリテーション・センターで撮影されたと明らかになり、イギリスのテレビ局で放映された映像に関連して(英王室アンドリュー王子元夫人で)ヨーク公爵夫人のセーラ・ファーガソンさんを「5人の私生活のプライバシーを侵害」したとして訴えた。      訴訟ではファーガソンさんに22年半の禁固刑が求刑された。ファーガソンさんと共にトム・ジョーンズ氏とクリス・ロジャーズ氏が2008年9月22日に許可手順に従わずに、また身元を隠してサ 全文をよむ

2012-01-11 ブルガリア議会で歴史的決議―共産党時代の同化政策を批判 (Hurriyet紙)

ブルガリア議会は、1989年までの共産主義体制下でムスリムとトルコ人に対して行われた同化政策を批判する宣言を承認した。しかし今日の議会では、1915年事件に関しアルメニア側の虐殺があったとする主張をブルガリアが公的に認めることを求める決議案は否決された。      この宣言は、ブルガリア政府がトルコ人に対して同化政策を行ったことを公的に認める初の文書という点で、非常に重要である。      「強いブルガリアのための民主党員」党(DSB)党首であるイヴァン・コストフ元首相が提案した宣言承認投票に参 全文をよむ

2012-01-10 エルドアン、マーリキー・イラク首相と緊急電話会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イラクのヌーリ・マーリキー首相と夕刻に電話会談を行った。エルドアン首相は、会談で、(イラクの)連立パートナーが感じている懸念が敵対へ変化することは民主主義に悪影響を与えると述べたという。      情報によると、会談ではマーリキー首相が(手術をしたばかりの)エルドアン首相に回復を願う祈りが伝えられ、その後、イラクでの最近の展開が取り上げられた。      エルドアン首相は、マーリキー首相へ、米軍のイラク撤退の後、イラクで見られる宗派的、民族的な分極化が、戻る 全文をよむ

2012-01-09 トルコを非難のアルジェリア首相に、国内で批判の嵐 (Hurriyet紙)

トルコとフランスの“虐殺”をめぐる対立においてフランス側につき、エルドアン首相に対して、「我々の血を利用するな」と言ったアルジェリア首相にアルジェリア国内の全政党から激しい批判が起こった。      連立内閣のパートナーである社会平和運動や、国家改革運動、ナフダ党、国家変革戦線、アルジェリア国民戦線はそれぞれの政党記者会見で、アルジェリアのアフマド・ウーヤヒヤ首相の発言に対し、厳しい反応を示した。   アルジェリアのウーヤヒヤ首相の発言を不適当なものであるとの判断を下した政党の党首らは、「ウーヤ 全文をよむ

2012-01-08 ダマスクスは午後6時になると一日が終わったようだ (Yeni Safak紙)

バッシャール・アサド大統領の招きによりシリアを訪れている至福党訪問団は、ダマスクスとフムスでひと気のない街を目の当たりにした。3月に始まったデモで何千もの人が亡くなったダマスクスとフムスでは、人々が家から外に出なくなってしまっている。諸文明の都であるダマスクスでは午後6時になると一日が終わったようになってしまっている。      至福党ムスタファ・カマラク党首および訪問団が、バッシャール・アサド大統領の招きにより実現したシリア訪問は、3日目にはいった。訪問団は20人からなっている。      こ 全文をよむ

2012-01-07 6万4千人がトルコに、8万人がヨーロッパに住む町―ゾングルダク・デヴレク郡 (Zaman紙)

1950年代以降、ゾングルダク・デヴレク郡からヨーロッパへ移住した人口は、その地に暮らす6万4千人を超えたことが分かった。      1961年にトルコとドイツの間で署名されたトルコ-ドイツ雇用双務協定ののち急速化したヨーロッパへの移住で、国外に暮らすデヴレク郡の出稼ぎ労働者の数は8万人を超えたことが分かった。      ほとんどすべての家庭に出稼ぎ労働者がいるデヴレク郡では、国外移住者が村に建てた家に冬は誰も住まないため、閉められたよろい戸とカーテンだけでなく、ドアの前に置かれたままの電気料金 全文をよむ

2012-01-05 仏アルメニア法案、上院審議は1月24~25日に決定 (Hurriyet紙)

仏大統領のサルコジは、いわゆる「アルメニア人虐殺」を否定する人々に1年の懲役と45000ユーロの罰金を科す法律を、577人いるフランス国民議会の議員のうち50人の票で可決させ、上院へ送った。この提議は、1月10日上院会派代表会議で取り上げられ、その後、憲法委員会に送られる予定だ。1月23~31日に上院審議が行われる。      仏ニコラス・サルコジ大統領は、トルコのすべての警告と呼びかけを無視して、フランス国民議会で通ったアルメニア人虐殺否定禁止法案を今月中に上院の議題とすることを決定した。法案 全文をよむ

2011-12-29 トルコ、ロシアの天然ガス・サウス・ストリーム黒海敷設を認可 (Yeni Safak紙)

天然ガス・パイプライン「サウスストリーム」の建設をめぐり、黒海海底からのトルコの専管水域通過を許可する合意に、昨日モスクワで調印がなされた。      ロシアがウクライナを迂回することを重要視した、天然ガス・パイプライン「サウスストリーム」建設をめぐり、黒海海底からトルコの専管水域通過を許可する合意に、モスクワで調印が行われた。ロシアのウラジーミル・プーチン首相に並び、トルコのタネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相、ロシアのイーゴリ・セーチン副首相も出席した調印式で、ボタシュBotaş社(トル 全文をよむ

2011-12-27 シリア、トルコ製品に30%の関税決定 (Yeni Safak紙)

シリア議会は、トルコから輸入されるトルコ製品に30%の関税を課すという決議案を可決した。      シリア国営通信の報道で、シリア議会が昨晩の会議において、トルコからシリアへ輸入されるすべてのトルコ製品に価格の30%の関税を課すことを盛りこむ決議案を可決したことがわかった。徴収された税金は発展途上にある村落の開発に使用されるという。 全文をよむ

2011-12-27 イスラエルはアルメニア人「虐殺」審議を見送り (Milliyet紙)

昨日、イスラエル議会の文化委員会はアルメニア人に関する一連の事件を虐殺として認めるため集まった。しかし審議は政府の介入を受けて延期された。イスラエル政府は「歴史的事件は我々の扱うところではない」と述べた。      フランスに続きイスラエルにおいても1915年事件に関する法案が国会に提出されたが、政府の干渉を受け、会合ではいかなる結論も出なかった。イスラエル 議会クネセト教育・文化委員会は昨日、1915年に起きた事件を「アルメニア人虐殺」として認めること、「アルメニア人虐殺追悼記念日」を制定する 全文をよむ

2011-12-25 世界のメディア、エルドアンの「対仏アルジェリア発言」に注目 (Hurriyet紙)

トルコがフランスに対抗しアルジェリア虐殺を持ち出したことが、世界中のメディアで広く報道された。      このニュースは、ニューヨーク・タイムス(NYT)の電子版で「電子メールで最も共有されたニュース」となっただけでなく、「最も読まれているニュース」リストにおいても昨日、3位につけた。ニューヨーク・タイムスは、レジェプ・タイイプ・エルドアンのフランスに対する「厳しい」返答が、すでに難航しているEU加盟交渉で「亀裂を表面化させる」と見られていると報じる一方、トルコが「近年、非常に自身をつけているこ 全文をよむ

2011-12-25 アルメニア法案の立役者ボワイエ議員、選挙区で人気 (Hurriyet紙)

仏国会で承認されたアルメニア人虐殺否定禁止法案の立役者、国民運動連合(UMP・フランス中道右派政党)のヴァレリー・ボワイエ議員の人気が高まっている。ボワイエ議員は最近では特に、彼女の選挙区マルセイユ在住でフランス市民権をもつアルメニア人からの賞賛を得ているという。      同議員がニコラス・サルコジ大統領とともに訪れたアルメニア視察は、本紙にも掲載されたが、この視察後に提出した法案ゆえに、彼女はトルコでもすっかり有名になった。      ボワイエ議員は1962年6月11日フランスのシェール県ブ 全文をよむ

2011-12-24 イラン、ホルムズ海峡で軍事演習はじめる (Milliyet紙)

世界で最大級の石油輸送経路地であるホルムズ海峡を含む広範囲の海域でイランによる軍事演習が今日(24日)始まった。      イランのアラビア語放送局であるエル=アラムが伝えるところによると、海軍のハビブッラー・サイェリ司令官が前日に発表した防衛―90軍事演習が予定通りに開始された。イラン海軍は、ホルムズ海峡の東からオマーン湾とアデン湾までの2000Kmの範囲で配置についた。      イラン政府の核開発計画に対する経済制裁により、イランと西欧諸国との間の緊張が高まった中で始まったこの軍事演習は、 全文をよむ

2011-12-23 ウクライナと相互ヴィザ協定締結、次は自由貿易協定 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相は、トルコ・ウクライナ間でのヴィザ免除協定が締結されたと発表し、「自由貿易協定についても合意した」と語った。      エルドアンは、トルコを公式訪問したウクライナのヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領との共同会見を行い、次のように語った:      ■ヴィザ廃止へ      「最も高いレベルをめざして我々が構築しようとしているこの共同システムによって、二国間の関係は、新たな計画とともに高みに達したと考えています。今日のスタートが非常に重要な一歩あることは間違いありません。こ 全文をよむ

2011-12-22 トルコ外務省、仏「アルメニア虐殺否定法」議会承認に抗議 (Zaman紙)

トルコは、フランス国民議会が虐殺の否定を罪とする法案を可決したことを非難した。外務省からの書面での発表は、「フランス国民議会で、トルコ国民を深く傷つけ、我々の歴史を一方的な見方にもとづいて否定し、この不正義に対し抗弁する権利を我々の手から奪うことを目的とした法案が承認されたことに厳しく抗議する。この行為は不正義、不適切であり、国際法に反するものである」と述べている。      声明は、フランス政府の承認のもとで行われた今回の展開は、友好的で前向きな姿勢で行われたきたこれまでの発言に反するものであ 全文をよむ

2011-12-22 「アルメニア人虐殺」法案、フランス議会を通過 (Hurriyet紙)

一般に「虐殺否定法」として知られる、1915年の事件に関するアルメニア側主張を否定することを「罪」とする法案が、フランス国民議会で可決された。      フランス国民議会会本会議の評決には約50人の議員が参加した。これは、577人の議員のうち、約10%にあたる。      議会で可決された法案は、次に上院におくられる。上院で、「修正提案」なしに可決されると、法制化される。「修正提案」が付されると、あらためて国民議会で審議される。議会は、この本案の審議をした22日夕刻からクリスマス休暇に入り、1月 全文をよむ

2011-12-22 エルドアン首相、対仏・対抗案を発表 (Milliyet紙)

アルメニア人虐殺に関する法案が承認された後、エルドアン首相は、予想どおりの発表を行った。      我々は、自国の歴史に誇りを持っていると話すエルドアン首相は、仏への敵意をむき出しにし、8つの対仏・対抗措置を実施する。すでに駐仏大使をアンカラへ召還した。政治、軍事、経済、財務活動や人的交流等すべての活動を中止する。また、軍事演習もすでに中止された。      レジェップ・タイイプ・エルドアン首相は、1915年の事件に関し仏国民議会(下院)が、アルメニア側の主張(アルメニア人虐殺があったとする主張 全文をよむ

2011-12-22 仏ジュペ外相、トルコに「冷静な対応」求める (Radikal紙)

フランスのアラン・ジュペ外相は、(1915年の事件に関する)アルメニア側の主張を否定することを罪とみなす法案が可決された後、トルコに対し「冷静な対応をとることが求められる」と述べた。      アラン・ジュペ外相は、アンカラ政府が(「虐殺否定法案」可決を受け)対抗措置を発表した後、フランスのボルドーで記者会見を開き、「トルコの友人たちがフランスの議会での決定に対して冷静な対応を示してくれることを願っている」と述べた。外相はアンカラ政府が新たに講じ得る対抗措置に関する質問に以下の回答をした:「実際 全文をよむ

2011-12-20 トルコ、英の「アタテュルク」登録商標無効裁判で敗訴 (Radikal紙)

タラフ紙の報道によると、トルコで法律で保護されている「アタテュルク」の名が、今後EU諸国で商標として使用される。イギリス系ムスリムであるムハンメド・スジャフ・ジョヘル・ヤクブ(Muhammed Sujah Jioher Yaqub)氏は、アタテュルクの名が、2005年10月5日以降EUの商標として全加盟国で通用するよう商標登録申請した。トルコはこの状況に対抗して裁判を起こし、「アタテュルクの名はムスタファ・ケマルの妹でさえ名乗れなかった。このため、『アタテュルク』の姓は他の指導者たちの名とは異な 全文をよむ

2011-12-20 サルコジ、ギュルの電話に「居留守」―フランス議会アルメニア「虐殺」法案審議へ (Radikal紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は今日行った厳しい調子の文書による声明発表の前に、フランスのサルコジ大統領との電話会談を求めた。しかしサルコジ大統領は電話会談を拒否、大統領官邸に「今日か、明日にでも」との返答が寄せられたことが明らかとなった。      フランス国会で今週の木曜日、「1915年のアルメニア人『虐殺』事件関連法案」(「1915年の諸事件に関し、アルメニア人虐殺を否定することを罪とみなす法案」)が審議されるのを前に、ギュル大統領は、法案の審議入りを思い留まらせるための重要な一歩を踏み出し 全文をよむ

2011-12-20 ドイツ極右組織、ドイツ初のトルコ系閣僚を脅迫 (Zaman紙)

ドイツで10人を殺害した極右テロ組織と関係があるとされたドイツ国家民主党の解党議論が続く中、ニーダーザクセン州の社会・家族・女性・厚生・融和総合省のアイギュル・オズカン大臣が、電子メールによる脅迫を受けた。      ビルト新聞の記事によると、電子メールの内容は誹謗や脅迫に満ちており、「2012年にあなたをあることが待ち受けている。我々はこれから、来年政治的目標を達成し、我々の文化を守るために新しい武器を使うことを宣告する。もう十分だ、このままいけば我々は別ものになってしまう」と書かれている。  全文をよむ

2011-12-19 ベルリンで「ケバブ屋殺人」再び? (Yeni Safak紙)

ドイツの首都ベルリンで、ケバブ屋を出た一人のトルコ人が通りの真ん中で殺害された。この事件は、「ケバブ屋殺人」再発かと疑われている。      ベルリンで女性専門マッサージサロンの開店に向けて、店舗で最後の改装をしていたレジェプ・アクスさん(46)は、土曜日(17日)の昼過ぎにケバブ屋へ行って食事をした。ケバブ屋を出たアクスさんは、トルコ人が多く暮らすクロイツベルグ地区グロスビレンストラッセにおいて、公衆の面前で銃弾を浴びせられた。目撃者が、警察と消防に連絡する一方、襲撃犯は現場から逃げ去った。  全文をよむ

2011-12-14 米議会で「反トルコ」決議、わずか2票で可決 (Radikal紙)

「トルコ国内のキリスト教徒の権利を100%尊重すること」をトルコに要求した第306号法案は、アメリカ合衆国下院議会を通過した。      議会に「サスペンションルール」の手法で提出された同法案についての審議は、議会における全審議が終了した後、トルコ時間の朝5時頃開始された。      法案を提出した人物のうちアルメニア・ロビーの強力な支持者である下院外交委員会メンバーのハワード・バーマン氏とエドワード・ロイス氏が同法案についての説明を行った。バーマン氏とロイス氏の支援者として、反トルコ法案が出る 全文をよむ

2011-12-13  スピーカーを使った礼拝呼びかけ禁止の動き―イスラエル (Zaman紙)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルでスピーカーを使ったアザーン(モスクから流される礼拝の呼びかけ)の朗誦を禁止する新しい法案を支持した。      イスラエルのハーレツ紙の報道によると、アヴィグドール・リーベルマン外相率いる『イスラエル我が家党』のアナスターシア・ミハエル議員が「ミュエッズィン(アザーンを唱和する人)法案」を提出した。その内容は、アザーンが騒音を引き起こしていると主張し、イェルサレムをはじめとする国内のモスクでスピーカーを使った礼拝への呼びかけが禁止されるもので 全文をよむ

2011-12-11 バウシュEU担当相、アルメニア大統領を批判 (Yeni Safak紙)

エゲメン・バウシュEU加盟交渉担当大臣は、アルメニアのセルジ・サルキシャン大統領に対して強い反発を示した。バウシュ大臣はサルキシャン大統領が、「トルコは、エレバンにある虐殺記念碑で敬意を示すような、真のヨーロッパの政府によって統治されるだろう」という表現を用いたとし、サルキシャン大統領に関して、「身の程知らず」と述べた。さらにバウシュ大臣は、「誰もトルコ人をひざまずかせる力を持ってはいない」と反論した。      公正発展党のキャウトハーネ区党大会に参加したバウシュ大臣は演説で、アルメニアのセル 全文をよむ

2011-12-11  エルドアン首相、文明間連帯フォーラムに向けたメッセージ (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、自分たちの地域だけでなく、世界中で平和を構築するために、中東における慢性的な問題が解決され、もはや中東で血と涙が止まらなければならないと指摘し、「中東で国家テロが続き、和解に向けた努力が滞り、無辜の子供たちの下に爆弾が落ち、無実の人々が屋外刑務所で捕らえられ続ける限り、平和は存在し得ないのです」と述べた。      エルドアン首相は、会議に参加できないことを残念に思っていると明かし、「そこに身を置いていなくとも、ドーハの興奮を、そして世界の平安で豊かな未来の 全文をよむ

2011-12-10 ギリシャで自殺者、増加 (Zaman紙)

ギリシャで経済危機が、同国の医療保険システムに悪影響を及ぼす中、深刻なほどの自殺者の増加が報告された。      ギリシャの報道機関は、この件に関して行われた調査で、ギリシャの経済危機が理由でヨーロッパ各国の中で最も自殺者が増加している国となったこと、そして自殺は2011年の最初の5ヶ月で昨年の同時期に比べ40%増加したと報道した。      首都アテネにあるアッティキ地区に続いて、自殺者が多いのはクレタ島であるとメディアは伝えている。クレタ島では過去1年半以内で20人以上が自殺したと報じされた 全文をよむ

2011-12-10 国連監視下で、北キプロスで人口調査 (Hurriyet紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)において、週末の外出を禁じた上で、国連の監視下での人口調査が実施された。この人口調査によって、国の人口が29万4906人であるということが明らかになった。      北キプロス・トルコ共和国のイルセン・キュチュク首相は、2006年の調査結果と比較して国の人口が5年で11.2%増加したと話した。キュチュク首相は書面による発表で、最も人口が増えたのは、7万2284人の人口を抱えるギルネだったことを明らかにした。人口調査は、キプロス共和国(キプロス・ギリシャ政府)で 全文をよむ

2011-12-07 チェチェン、トルコ人労働者1200人の「軟禁」続く (Zaman紙)

チェチェン共和国の首都であるグロズヌイで、チェチェンの兵士がグデルメスとアルグンの工事現場からの出入りを禁止したことで、1200人のトルコ人建設労働者が軟禁状態におかれている。建設会社の幹部がチェチェンを去る中、労働者たちはお金もなく、途方に暮れている。      建設会社ボラのアルグン工事現場で人事担当者として働いているソネル・ビルギリ氏は、電話を通じて様子を伝え、チェチェンの兵士はトルコ人に対して手を出すことはないが、大変過酷な状況にあることを語った。      チェチェン共和国で巨額の建設 全文をよむ

2011-12-05 今度はイギリスで―トルコ人を狙った極右テロ? (Milliyet紙)

イギリスの政治評論家らは、一連の襲撃の背後には外国人を嫌忌するイギリスの極右組織「イギリス防衛同盟(English Defence League/EDL)もしくはテロ組織PKK(クルド労働者党、非合法)が存在する可能性があることを明らかにしている。      イギリスの首都ロンドンにおいて、この一カ月間にトルコ系の新聞社、集会所、礼拝所に対し連続して行なわれた火炎瓶による襲撃の背後には、テロ組織PKKもしくはイギリスの極右組織「イギリス防衛同盟」の存在があると考えられている。   ロンドンのトル 全文をよむ

2011-12-04 ダヴトオール外相、訪問先のドイツで教会を訪問 (Hurriyet紙)

アフメト・ダウトオール外相は、5日間のドイツ訪問の一環として、ケルン市のアンタキヤ・アラブ正教聖ディミトリウス教会とオールド・シリア教会の聖ペトルス教会・聖パヴルス教会を訪れ、トルコ国籍のキリスト教徒市民と会合をもった。      ダウトオール外相は、ここで行った演説で、(トルコのマルディンにある)聖ガブリエル修道院問題について、他意があると思わないでほしいと述べ、そこで起こった問題が完全に法的な問題であったことを強調した。聖ガブリエル修道院が差し押さえられたわけではないとするアフメト・ダウトオ 全文をよむ

2011-12-03 シリアで食料価格20%上昇、トルコの経済制裁の影響? (Milliyet紙)

最も重要な貿易相手国の1つであるトルコも経済制裁を実施したことにより、シリアは深刻な経済危機に直面した。食料品の価格は20%高騰した。      国際社会が相次いで表明した重い経済制裁によってシリアの経済は停止している。約9ヶ月続いた暴動の間に短期間ダマスカスを訪れる許可を与えられた少数の記者の1人であるニューヨーク・タイムズ紙のニール・マクファーカー記者は「バッシャール・アサドの統治に対して行われている経済戦争」を目撃した。EU、アラブ連盟、アメリカ合衆国およびトルコが直ちに経済制裁を実施し始 全文をよむ

2011-12-02 シリアから報復措置?―ガーズィアンテプの領事館閉鎖 (Hurriyet紙)

在ガーズィアンテプ・シリア領事館は、2005年4月にガーズィアンテプのアッレベン地区ケマル・キョケル通りで業務を開始し、初めてイスタンブルとアンカラ以外の都市に、第3番目の領事館として開設された、という特色を持っていた。先週の在シリアトルコ大使館襲撃後、警備体制が強化した領事館では業務が停止していた。「在ガーズィアンテプ・シリア・アラブ共和国総領事館は、新たな通知をおこなうまでの間、閉鎖されます」というトルコ語とアラビア語による掲示が領事館職員によって扉に掲げられた。      この件に関して公 全文をよむ

2011-12-01 EU加盟国11外相、共同声明でトルコ称賛 (Milliyet紙)

11カ国のEU加盟国の外務大臣らは、作成した共同声明でトルコを大いに賞賛し、そのEU加盟プロセスを支持した。      EUオブザーバーでドイツ、イギリス、イタリア、スウェーデン、フィンランド、ハンガリー、チェコ、スロベニア、リトアニア、エストニアの外務大臣が署名した声明において、EUで起きた経済危機を理由に近隣諸国に背を向ける必要はない、と強調された。      「特に共同市場にとって新しい経済中心地であり、地域的な影響力を増しているトルコは、私たちの共同外交の営みに協力しえる。私たちはトルコ 全文をよむ

2011-12-01 トルコ、対シリア制裁案を発表 (Milliyet紙)

トルコは、数カ月来暴力の停止を要求してきたシリアの指導者に対し、厳しい制裁策を発表した。外務大臣ダウトオールは会見で「シリアの態度によっては追加の対策を取りうる」と発言した。      外務大臣アフメト・ダウトオールは、アラブ連盟の決定ののち、トルコが、シリア政府に対して適応する9項の制裁の内容を発表した。制裁にはシリア大統領バッシャール・アサド、政府高官、そして政権に近い実業家らがトルコにもつ資産の凍結が含まれている。水や電力供給の停止、食料品取引きは政策策に含まれなかった。      ダウト 全文をよむ

2011-11-30 バルザーニー北イラク大統領、PKKを批判 (Zaman紙)

マスード・バルザーニー北イラク・クルド自治政府大統領は、北イラク・クルド自治政府がPKKとコンタクトをとっていると述べ、テロ襲撃を食い止めるために最大級の圧力をかけると語った。      バルザーニー大統領はロイター通信との会見で、「テロ組織の攻撃はクルド人の将来を弄んでいる」と述べ、今は襲撃の時ではなく、平和的かつ民主的な方法で闘うべきであり、これこそが解決法であると語った。      バルザーニー大統領は又、状況が悪化した場合はイラン国境にクルド人民兵ペシュメルガを派兵することも考えられると 全文をよむ

2011-11-29 ネオナチ抗議のトルコ人実業家、ドイツを離れる (Milliyet紙)

現在に至るまでドイツで多くの投資をし、数百万ユーロもの税金を納めてきた有名実業家のイルハン・ドアン氏は、ネオナチ殺人事件及びダブル・スタンダードに抗議の意を示すため同国を去った。      ドイツのミュンスター市近郊に位置する小都市ヴレーデン在住の有名実業家イルハン・ドアン氏は、ネオナチ殺人事件に抗議の意を示すため、ドイツでの全投資を取止め同国を去った。ドアン氏は、ヴレーデンにある自身の豪邸に巨大なトルコ国旗、ドイツ国旗と共に大きな横断幕を掲げ、横断幕の文面でドイツ在住の移民に対し用いられている 全文をよむ

2011-11-27 アサド大統領、トルコ国旗を焼かないようにと呼びかけ (Zaman紙)

バッシャール・アサド・シリア大統領は、「頼むから、トルコ国旗を焼かないように。なぜならそれはトルコ国民にとって大きな価値があるものだから」と述べた。      あるインタビューでトルコに関する質問に答えたアサド大統領は、トルコの一部にはオスマン帝国再現を夢見る人がいるが、それは不可能であると述べた。また、アサド大統領は、シリアで起こったいくつかの出来事に言及し、トルコ国旗が焼かれるべきではない、トルコ国民にとっては国旗は非常に重要であるからだ、と述べた。      バッシャール・アサド大統領は、 全文をよむ

2011-11-26 イタリア滞在のPKKオジャランの元恋人、ドネル屋チェーン経営中 (Milliyet紙)

ケニアで逮捕されるまで続いたPKKの指導者オジャランの逃亡時代に同行していた恋人のアイフェル・カヤがイタリアで目撃された。(オジャランの妻である)ケスィレ・オジャランとともにPKKの2人の「潜伏中の姉(あね)さん」のうちの1人であるカヤはイタリアで新たな恋人とレストランチェーンを営んでいる。      PKKの指導者オジャランは1998年9月9日にシリアを脱出した後ギリシャ、ロシア、イタリア、ケニア間で偽造パスポートを使って出入国を繰り返していた。その当時常に同行していた組織のブラック・ボックス 全文をよむ

2011-11-24 PKK、12年ぶりにシリアでキャンプ設営 (Zaman紙)

トルコの軍事行動により窮地にたたされているテロ組織PKKはシリアに待望の隠れ家を見つけたもようだ。      トルコ政府と緊張状態にあるシリア政府はPKK(クルディスタン労働者党)に対し再び大きなキャンプ設置の許可を与えた。反体制派を支持しないという点で、シリアの諜報機関と同意したPKKの新しいキャンプは、シャンル・ウルファ県ジェイランプナル郡の南に位置するレスル・アユン地方にある。150人の集団が暮らすキャンプには、トルク空軍の作戦で死亡したKCK(クルディスタン社会連合トルコ議会)のメンバー 全文をよむ

2011-11-24 ガザのハマス政府高官、トルコにオスマン文書中の地券記録を求める (Yeni Safak紙)

ハマスは、トルコからオスマン時代のガザの地券書と出生・死亡記録を要請したが、対応してもらえなかったと明らかにし、アブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に協力を求めた。      パレスチナ自治政府の内務省民生局長リヤド・ザイトゥーニ氏は、2008~2009年の戦争の際に、手元にあった記録が爆撃により消失してしまい、イスラエルがその控えを渡すのを拒否したと話した。あとは、トルコにおいてこの記録を入手する可能性が残っていること、そのため今年5月にアンカラとイスタンブルを訪問 全文をよむ

2011-11-24 アルンチ副首相、シリアへの軍事介入の可能性を否定 (Radikal紙)

ビュレント・アルンチ副首相は、シリア情勢について、「我々はシリアに対する軍事介入を全く望まないし、トルコがそれに加担する事態も容認しない」と話した。      ビュレント・アルンチ副首相は、ブルサ新聞記者協会のヌリ・コライル会長が司会をし、ブルサの4つのテレビ局で生放送された番組で、記者らの質問に応じた。      シリア情勢についての質問に対し、アルンチ副首相はこのように話した。      「シリア情勢を注視している。我々がバッシャール・アサド大統領とその家族、政府と密接な関係があることは周知 全文をよむ

2011-11-23 英メディアに見るギュル大統領夫妻イギリス訪問 (Milliyet紙)

イギリス女王がアブドゥッラー・ギュル大統領を歓迎し催したバッキンガム宮殿での晩餐会のニュースは、イギリスメディアで写真、映像などで大々的に取り上げられた。BBCは「最高級の王室の儀礼に適った食事の席で、アブドゥッラー・ギュル大統領は燕尾服を着用していた」と報道し、デイリーテレグラフ紙は 「その豪華さ、公務以上に目立つヒール」という見出しのニュースで「15センチヒールのグレーの靴を履いたハイルニサ・ギュル大統領夫人がエリザベス2世 とエディンバラ公爵フィリップ王配殿下の隣でそびえ立っている」と伝え 全文をよむ

2011-11-21 サッカー観戦にトルコ国旗デザインのTシャツは「分離主義」―イラン (Hurriyet紙)

イランの複数の政府寄りインターネットサイトは、あるサッカーの試合でトルコとアゼルバイジャンの国旗が付いたTシャツを着用し、アゼルバイジャンの国旗を携えたアゼリーサポーターを分離主義者だと非難した。      イランでアゼリーが住民の大半を占めるタブリーズ市のサッカーチーム・トラジュトルサジとシーラーズ市のチーム・フェジュリ・セパシとの試合中に撮影された写真では、数人のサポーターがトルコ国旗の付いたTシャツを着ており、さらにそのうちの数人がアゼルバイジャンの国旗を携えていたことが伺える。   (イ 全文をよむ

2011-11-21 シリアで巡礼帰路のバスに銃撃、トルコ人2名負傷 (Yeni Safak紙)

シリアでトルコ人巡礼者の団体が乗るバスが銃撃を受けた。この事件で二名が負傷した。      巡礼の義務を果たし帰路につくトルコ人巡礼者を乗せた二台のバスがシリアで銃撃を受けた。   入手した情報によると、トルコ人巡礼者を乗せた二台のバスは、朝方、シリアのハマ‐フムス間で銃撃を受けた。   銃撃を受けた巡礼者の乗るバスのうち一台で、運転手のナジ・オザタ氏とジェミル・カルル氏が軽傷を負った。      多数の銃弾を浴びた二台のバスは、ジェルヴェギョズ国境ゲートからトルコへ入国した。負傷したジェミル・ 全文をよむ

2011-11-19 Sedat Ergin コラム:対シリア、トルコ政府の2つのシナリオ (Hurriyet紙)

シリアのバッシャール・アサド政権の将来が、国際政治において最も重大な諸問題の一つとして(国際)課題に定着する一方、トルコ政府は今後の対シリア政策において指針とするパラメーターを概ね形成した状態にある。      この政策の大筋は以下のように言い表せる。      ■ シリアは最早引き返せない      トルコ政府は、(シリアの)反体制派もアサド政権も「引き返せない地点を越えた」という見解をもっている。アサド政権崩壊は確実視されており、全関心が、政権交代の公算に向けられている。「政権が自身を変える 全文をよむ

2011-11-19 独メルケル首相、トルコ系国民へメッセージ「極右犯罪はドイツの恥」 (Radikal紙)

ドイツのメルケル首相は、ネオナチ・テロ組織によって殺害されたトルコ人に関して次のような声明を発表した。   「犯人は誰なのか、それぞれの事件の関係性を知る共犯者がいるのかどうか、皆が知りたいことです。このような犯罪は、ドイツの恥です」      ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ドイツでトルコ人8人を含む10人の殺害容疑をかけられているネオナチ・テロ組織と諜報機関との関連性に関して、「犯人は誰なのか、それぞれの事件の関係性を知る共犯者がいるのかどうか、遺族だけでなく、我々皆が知りたいことです。そ 全文をよむ

2011-11-18 イラクにクルド自治政府に続き、トゥルクメン自治政府か?―議会前向き (Radikal紙)

イラクで最もトゥルクメン人の人口率が高いサラーフッディーン県の自治要求が国会で前向きな反響を呼んだ。      イラク国会法務委員会の委員であるエミール・アル・キナニ氏は、民族および宗派に基づく自治の要求でないかぎり、1県以上の県が合併することで自治を要求することに対して法的には障害はないと述べた。       イラク国会のウサーマ・アル=ヌジャイフィー議長が支持を表明したことに続き、国会では自治要求に対し前向きな反応が続いている。      法務委員会のエミール・アル・キナニ委員は、憲法では 全文をよむ

2011-11-17 リビア系アラブ・トゥルク銀行、記録的収益―喜ぶリビア新政府 (Milliyet紙)

国連の決議に沿って預金保険機構(TMSF)の管理下におかれたアラブ・トゥルク銀行(A&T銀行)は、今年9月に記録的収益をあげた。      A&T銀行の収益は、80.7%増の3350万リラ(約13億7937万円)に増加し、リビアから感謝のメッセージが届いた。   トルコ銀行部門の収益が13.2%減となった今年第3四半期までに、カダフィー政権の凍結された銀行が新記録を達成した。トルコで営業活動をおこなっている48の銀行のうち、21行の収益が昨年同時期に比べ減少したのに対し、80.7%増と最も収益を 全文をよむ

2011-11-15 ユルドゥズ資源エネルギー相、シリアへの電力供給停止を示唆 (Radikal紙)

エネルギー天然資源相タネル・ユルドゥズ氏は対シリア関係について、「現在、我々はシリアに電気を供給している。この展開が続くのならば、我々はこれらすべての決定を見直さざるを得ない」と述べた。      ユルドゥズ大臣は、対シリア関係に関して、「現在、我々はシリアに電気を供給している。この展開が続くのならば、我々はこれらすべての決定を見直さざるを得ない」と述べた。また、ユルドゥズ大臣は、民間セクターによる発電量の割合を75%台に引き上げることを目標としており、株式市場におけるエネルギー関連銘柄も成熟し 全文をよむ

2011-11-15 イランの若者、核施設を守る「人間の鎖」 (Radikal紙)

数百人のイランの学生たちは、イラン政府の核開発計画を守るためなら命も懸ける覚悟があると示す目的で、イスファハーンにあるウラン転換施設前で人間の鎖を作った。      イスラエルのハーレツ紙がドイツ通信社(DPA)を介して伝えた報道によれば、若者らは、同施設前で行った抗議活動で「イスラエルに死を」、「アメリカに死を」などのスローガンを叫んだという。また抗議活動に参加した若者らは、イスラエルがイランの核施設に攻撃を行った場合には抵抗すると話した。      国際原子力機関(UAEK,IAEA)は、2 全文をよむ

2011-11-14 ダヴトオール外相、シリアを厳しく非難 (Hurriyet紙)

(アフメト・ダヴトオール外務大臣は、)トルコ政府は在シリア大使館への襲撃に対し「強い姿勢」で抗議していくと語った。この会見が行われている時、TVニュースはシリアがトルコに謝罪したことを伝えた。      アフメト・ダヴトオール外務大臣はトルコ大国民議会(TBMM)でおこなった会見で、「ここから、(トルコ)国会の中から、私はシリア政府にもう一度呼びかける。総領事館や、大使館への襲撃に関しては、すでに相応の外交上の対応を行い、返答を受けているが、しかし私たちはこの襲撃に対して最も決然とした姿勢をとり 全文をよむ

2011-11-14 大使館襲撃に関し、シリア、トルコに謝罪 (Yeni Safak紙)

シリアは、トルコ大使館が襲撃を受けたことに対し謝罪を行なった。      シリアのワリード・アル=ムアッリム外相は、トルコの在シリア公館が襲撃を受けたことに対し謝罪を行なった。      アル=ムアッリム外相はダマスカスで記者会見を行ない、「外務大臣として、外国の公館が襲撃を受けたことにお詫び申し上げる」と述べた。      同外相は、『(領事関係に関する)ウィーン条約』に基づき(シリア政府には)大使館職員の安全保障に責任があると述べ、このような事件が再び起こらないよう願っていると話した。   全文をよむ

2011-11-13 トルコ外務省、在シリア大使館、領事館への襲撃に厳重抗議 (Yeni Safak紙)

トルコは、昨晩シリアで体制派のデモ隊により、在シリア大使館、在アレッポ総領事館、在ラタキア名誉領事館に対して行われた襲撃を強く非難した。      外務省の発表によると、同省は事件に関してアンカラにいるシリアの代理大使を呼び、覚書を渡した。問題の襲撃を受け、大使館職員や領事館員の家族のトルコへの避難帰国が今日始まった。      また、大使館職員や領事館員は職務を続けるという。外務省の発表の内容は以下のとおりである。      「昨日(11月12日)の夜に、シリアで体制派のデモ隊により、在シリア 全文をよむ

2011-11-13 在シリア・トルコ大使館職員の家族、帰国 (Zaman紙)

トルコ政府は、在シリア大使館職員の家族らの避難を決定した。      外務省筋によると、特に昨夜(12日)トルコの在シリア大使館等に対して襲撃が行われたことで、治安状況が悪化したとの理由で、大使館職員の家族らの避難が決定された。このため、本日午前トルコ航空の飛行機がダマスカスへと向かった。      エセンボア空港に着陸予定の飛行機で、トルコ大使館職員の家族らとともに危急を要する任務のないスタッフらがアンカラへ帰国する。      トルコのオメル・オンホン在シリア大使と大使館職員らは、現段階では 全文をよむ

2011-11-11 ギュル大統領から日本の天皇にお悔みのメッセージ (Hurriyet紙)

ギュル大統領は、ヴァンで一昨日の夜発生した地震による日本人医師アツシ・ミヤザキ(宮崎淳)さんの死去、支援ボランティア・ミユキ・コンナイ(近内みゆき)さんの負傷に関連し、日本の明仁天皇にメッセージを送った。そこでは、「ヴァンで行っていた素晴らしい活動によりトルコの人々の心を今また虜にしたこの心やさしき人々を、私たちは、感謝と敬意の気持ちをこめ、長く記憶してまいります」と記されている。      ギュル大統領は、ヴァンにおけるM.5.6の地震で倒壊したバイラム・ホテルの瓦礫の下でなくなった宮崎医師 全文をよむ

2011-11-11 地震で救出の日本人女性アンカラへ、「またヴァンにいきたい」 (Zaman紙)

ヴァンで発生したM.5.6の地震で倒壊したバイラム・ホテルの瓦礫の下から救出された日本人で、支援団体ボランティアのミユキ・コンナイ(近内みゆき)さんは、タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源担当相の指示で、特別機でアンカラに移送された。      アンカラのエセンボア空港では日本の荒木喜代志・在トルコ大使や保健省の担当者らが、近内さんを出迎えた。飛行機から歩いて降りてきた近内さんは、ユルドゥズ大臣やその他の保健相担当者の助けをかりて担架で救急車にのせられた。近内さんの治療は、搬送先のアタテュルク 全文をよむ

2011-11-10 ドイツ連邦議会、国籍法改正案を否決―トルコ系市民、がっかり (Radikal紙)

ドイツ連邦議会で、在ドイツトルコ系市民が強く関心を寄せる国籍法改正案が否決された。      ベルリンのドイツ連邦議会で、野党のドイツ社会民主党(SPD)が提出した国籍変更に関する改正法案は否決された。      問題の改定法案は、ドイツで生まれた外国人の子供が恒常的に二重国籍が持てるとの内容であった。緑の党、左翼党が提出した、ドイツ国籍に切り替える事を容易にする決議案も議会で否決された。      ドイツで現在適用されている法律では、ドイツで生まれた移民の子供達は生まれてすぐに二重国籍を認めら 全文をよむ

2011-11-08 トルコ航空機、戦争後初の民間旅客機としてリビアに到着 (Yeni Safak紙)

国連安保理によって行われていたリビアにおける飛行禁止区域指定と、市民保護を目的に展開されていた軍事介入・作戦が10月31日をもって終了した。これをうけ、民間旅客機としてトルコ航空が初のリビアへの就航を実現させた。イスタンブルから離陸したトルコ航空は98名の搭乗者を乗せてトリポリ空港へ到着した。      情報によると、トルコ航空TK635便の飛行機は以前国内線向けに使用されていたミティガ空港を利用し、本日より毎週金曜日を除く毎日トリポリ空港に就航する予定である。トリポリ空港は内戦の間、何カ所かで 全文をよむ

2011-11-08 ギリシャ空軍機によるトルコ領空侵犯つづく (Milliyet紙)

隣国の空軍機出撃数は減少に至らず、先月にかけてトルコ空軍機のエーゲ海上空の国際空域での活動に対する妨害行為をも行っている。      ギリシャでは防衛費の削減と軍隊の縮小が計画されているが、一方でギリシャ軍の戦闘機によるトルコ空軍機の国際空域での飛行に対する妨害が続いている。      トルコ参謀本部のデータによると、トルコ空軍機が2010年に出撃した回数は2,843回に上ったが、ギリシャ軍のエーゲ海での空軍機出撃回数はこれを上回る12,346回となった。ギリシャ空軍は、自国の経済危機や、トルコ 全文をよむ

2011-11-06 モスクワでの犠牲祭の礼拝風景 (Zaman紙)

ロシアの首都モスクワでは何万人もの人が中央モスクの建設現場に臨時的に設けられたプレハブのモスクで犠牲祭の礼拝を行った。      歴史的なモスクを取り壊し、新たに建設するモスクに統合する作業が開始されたため、一時的な策として「テント・モスク」が設けられた。ロシアに住む2000万人のムスリムと、モスクワにある4つのモスクに押し寄せた何万人ものムスリムは、一体となって共に犠牲祭の熱狂を味わった。      テント・モスクでの場所を確保するために朝早く出発しても、大通りや路地で礼拝をしなければならなか 全文をよむ

2011-11-04 カンヌG20で、オバマ・エルドアン会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、G20首脳サミットが開催されたカンヌで、アメリカのバラク・オバマ大統領と会談した。オバマ大 統領は、会談で何度もエルドアンに哀悼の意を伝え、「私も母を亡くしました。母親を失うということがどういうことか、よくわかっているつもりです。心からお悔やみ申し上げます」と話した。      オバマ大統領とエルドアン首相は会見で、両国の関係や地域情勢、ヴァンで発生した地震などについて話し合ったという。オバマは今回の地震について見舞いの言葉を述べ、「被災地域への支援ですが、 全文をよむ

2011-11-04 ドイツ野党、エルドアンの「トルコ人の二重国籍提案」を支持 (Zaman紙)

エルドアン首相が提案した「二重国籍」案について、ドイツ野党が歩み寄っている。トルコ人からこの権利を剥奪することを差別と捉え、「50周年の記念に二重国籍を与えよ」というスローガンに打って出た3つの政党は、来週国会に法案を提出する。      トルコからドイツへの出稼ぎ移住の50周年記念行事のためにドイツを訪問したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相であるが、彼が提案した二重国籍案についてドイツ野党が歩み寄っている。ドイツのトルコ人が二つの国籍から一つの国籍を選択しなければならないという現状に反対する 全文をよむ

2011-11-04 イスラエル、ガザ支援船を2隻曳航 (Milliyet紙)

トルコを出発しガザへ向かった船団に対しイスラエル軍が妨害をし、兵士らが乗船の上、同船をアシュドッド港へ曳航したことが明らかになった。      トルコのフェティエを出発した船団は、ガザからおおよそ80キロ離れたところでイスラエル戦艦2隻によって追跡され、その後、乗船していた活動家にイスラエル軍が直接接触したという。      イスラエル軍報道官アヴィタル・レイボヴィッチ少佐は、ガザ支援船をイスラエルのアシュドッド港へ曳航し、活動家は、イスラエルの監視下に置かれると発表した。レイボヴィッチ少佐は「 全文をよむ

2011-11-04 G20終了、2015会議はトルコ開催決定 (Zaman紙)

フランスのカンヌで開かれていたG20会議の最終声明で、トルコが2015年に議長国を務めることが発表された。2日間の審議ののち、世界のリーダーたちが一堂に会するG20が終了した。サミットの最後に発表された声明で、トルコの2015年に議長国となることが発表された。      2012年のメキシコ、2013年のロシア、2014年のオーストラリアにつづき、トルコはその次の議長国を務める。トルコの議長年ののち、G20の議長国システムには変更が加えられる。      新しく決まった決定によると、2015年以 全文をよむ

2011-11-03 フランス誌へのハッカー攻撃は、トルコから? (Hurriyet紙)

シャーリー・エブド(Charlie Hebdo)誌がムスリムの心情を傷つける風刺画を掲載し、イスラム世界の反発を受けているが、同誌のインターネットサイトを攻撃したハッカーは「突撃者(アクンジュ)」と名乗るトルコ人のグループであると見られている。      預言者ムハンマドの風刺画が掲載された号が原因で火炎瓶の攻撃に遭ったフランスの週刊諷刺雑誌シャーリ・エブド誌のインターネットサイトは、11月2日、ハッカーの手に渡り、ページ内のコンテンツが削除され、代わりに脅迫メッセージが入力された。      全文をよむ

2011-11-02 在日トルコ人からトルコへ手紙、「日本流支援を」 (Hurriyet紙)

インターネット版ヒュッリイェト紙(Hurriyet.com.tr)のファーティフ・チェキルゲ編集長が「トルコ南部の公共宿泊所とホテルを、ヴァンで家を失った被災者たちに開放しよう。同様の取り組みは日本でも行われた。私たちにもできるはず」と提案したが、これを支持する手紙が日本から届いた。      以下は、慶応大学に勤務するトルコ人教員であるムラト・ドール氏からの手紙である。      親愛なるファーティフ氏、      私は18年間日本に住んでおります。眼科学准教授です。   私はこれまで2回の大 全文をよむ

2011-11-02 ドイツへの労働者移住50周年式典、両国首脳、メスト・エジルでは「合意」 (Radikal紙)

トルコのエルドアン首相とドイツのメルケル首相がドイツに住むトルコ人のために語った。エルドアンが「メスット・オズィル(トルコ系のドイツ代表サッカー選手)がゴールを決めると、うれしく思います。トルコチームに対するもの以外は、ですが」と言うと、「私が言う必要もないことだが、メスット・オズィルのゴールに少なくともあなた方と同じくらい私たちも喜んでいます」と返答した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はドイツで、トルコからドイツへの移民50周年の記念講話を行った。ドイツのアンゲラ・メルケル首相 全文をよむ

2011-11-01 イスタンブルで、アフガニスタン・パキスタン首脳会議 (Zaman紙)

イスタンブルで本日(1日)開催が実現されるトルコ・アフガニスタン・パキスタン三カ国首脳会談の前に、トルコのアブドゥッラー・ギュル大統領は昨日(31日)二カ国のリーダーとそれぞれ個別に会談した。      三者の会談はアフガニスタンでタリバンとの和平交渉を行っていたブルハーヌッディーン・ラッバーニー元大統領が襲撃により死亡して以来初となる。そのためギュル大統領は会談で、アフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領とパキスタンのアースィフ・アリー・ザルダーリー大統領に向けて「元々この地域での緊張は高まっ 全文をよむ

2011-10-27 サウジ国王、地震被災者に5千万ドル支援 (Milliyet紙)

アラブのテレビ局、アル・アラビーヤは、サウジアラビアのアブドッラー国王がトルコの地震被災者に5千万ドルの義援金を送ることを決定したと伝えた。      また報道では、トルコ東部のヴァンで発生したマグニチュード7.2の地震で、現在(27日)までに523名が死亡したと伝えた。 全文をよむ

2011-10-27 トルコ、アルメニアの老朽原発の廃止を国際原子力機構に提訴へ (Milliyet紙)

トルコからアルメニアの原子力発電所に警告。エネルギー大臣は、アルメニアの原子力発電所の閉鎖を求め、国際原子力機関に提訴する。      トルコはヴァンでの地震後、隣国アルメニアのメツァモール原子力発電所に関して動き出した。タネル・ユルドュズエネルギー天然資源大臣は、40年以上稼働し閉鎖されるべき原子力発電所が世界に26か所あるとし、(その1つである)アルメニアの発電所が閉鎖されるよう国際原子力機関に提訴すると発表した。      ユルドュズ大臣は、デイリーニュース紙の50周年記念式典で、今回の地 全文をよむ

2011-10-26 日本から心のこもった援助、「がんばれトルコ」 (Milliyet紙)

ヴァンでおきた激しい地震ののち、日本の人々は、東京にあるトルコ大使館の郵便ポストに現金のはいった封筒や支援のメッセージを投函して立ち去っている。      トルコがこの3月に日本でおきた地震ののちに行った支援を忘れなかった義理がたい日本の人々は、中にお見舞いや哀悼のメッセージの入った現金入りの封筒を、そっと残し立ち去っている。      中にはトルコ語で「トルコTurkiye、救助用kurtarma icin」のようなメモが添えられ、封筒に入れられた現金がトルコの在東京大使館にあつまっている。そ 全文をよむ

2011-10-23 PKK、高地に移動 (Milliyet紙)

北イラクでPKKを標的とした陸上での砲撃が行われている。空からはというと、飛行機で確認された標的に爆撃をしている。これにより村々に逃げ隠れているPKKは、高地に撤退した。      ハッキャーリのチュクルジャ郡で24人の兵士が殉職した襲撃に対して始められた、懸命の追跡が続いている。トルコ軍が22部隊で北イラクの領土に入ったという情報は、ペシュメルガ(クルド人ゲリラ組織)によって再度はっきりと否定された。トルコ軍の特殊部隊は、シェムデンリ地域の対岸にあるハクルク地域でのみ国境沿いの陸上軍事作戦を行 全文をよむ

2011-10-22 カッザーフィー関連、秘密文書 (Hurriyet紙)

ヒュッリイェト紙は、歴史に光を当てるカッザーフィー(カダフィー)文書を入手した。      トルコ政府:職務を家族の誰かに任せて引退せよ。   カダフィー:私は大統領ではなく革命指導者だ。革命指導者は職務を放棄しない。   トルコ政府:アフリカのどの国もあなたを受け入れることを望んでいない。ベネズエラ以外のラテンアメリカか、極東で自分の行く国を選択したらどうか。   カダフィー:拒否する。それらの国で見つかっても殺されるだろう。      その死亡に至るまでトルコが秘密にしてきたリビアの元指導者 全文をよむ

2011-10-22 サウジ、国内失業率対策で3万人のトルコ人労働者を解雇―「アラブの春」を恐れ? (Radikal紙)

「アラブの春」の影響を懸念するサウジアラビアは、失業率を下げる取り組みのなかで3万人のトルコ人労働者を国外退去させる。サウジ国内の300万人の移民労働者が帰国させられる見込みだ。      10.8%もの失業率を引き下げようと、サウジアラビアは300万人の外国人を国外退去させる。3万人のトルコ人労働者もその対象だ。サバフ紙の記事によれば、サウジアラビアの失業率は急速に増加しており、その解決策を外国人労働者の国外退去に見いだしている。   7月には10.8%にまで急増した失業率の低下に取り組むリヤ 全文をよむ

2011-10-21 トルコ訪問のイラン外相、「カラユラン逮捕・釈放は誤報」、対PKK協調を約束 (Hurriyet紙)

アフメト・ダウトオール外相の招待でアンカラを訪問している(イランの)アリー・アクバル・サーレヒー(外相)は、テロとの戦いに対し、トルコ に協力すると約束した。会談後に記者会見に臨んだ(イランの)サーレヒー外相は、「ムラト・カラユランは捕まえられなかったのです」と語った。      ダウトオール外相は、サーレヒー外相との会談で、クルド労働者党(PKK)とクルド自由生活党(PJAK)のテロに対し、協力していく方向で合意したと発表した。イランの同外相は、PKK-PJAK問題が、両国にとって共通の課題で 全文をよむ

2011-10-21 カダフィーはリンチされたのか? (Radikal紙)

リビアの失脚した指導者カダフィー大佐はその生地シールトで負傷した状態でつかまり、その傷がもとで死んだとされている。カダフィーの息子のうち、ムタッシムも殺され、もう一人の息子であるセイフルイスラームは、ズリテン地方で捕まった。      負傷がもとで死んだとされるカダフィーの最後の瞬間を写したヴィデオは議論を巻き起こしている。映像では、トラックの荷台にのせられているカダフィーの傷はわからないが、カダフィーは四方から殴られ地面をひきずられており、カダフィーがリンチにあって殺された、との見方が広まって 全文をよむ

2011-10-20 バルザーニー・クルド自治政府大統領、お悔みの電話―PKK襲撃を非難 (Zaman紙)

イラクのメスート・バルザーニー・北イラク・クルド自治政府大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に電話し、PKKの襲撃(注)によって亡くなった人々に対し哀悼の意を表した。      首相府の情報筋から入手した情報によれば、バルザーニー大統領は、エルドアン首相との会話で、(PKKによる)ハッキャーリ県での襲撃がクルド人と、トルコとクルドの友好関係とを標的にしたものであることを指摘した。バルザーニー大統領は、自身らをも深く悲しませたこの事件を強く非難すると話した。      訳者注:10月19日 全文をよむ

2011-10-19 イスラエル釈放のハマスメンバー、特別機でイスタンブルに到着 (Milliyet紙)

イスラエルとパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの間で結ばれた捕虜交換取引で、パレスチナの外で暮らすという条件で釈放された40人のパレスチナ人捕虜のうち、女性1人を含む11人のパレスチナ人が、特別機で昨日(18日)深夜、トルコに到着した。      イスラエル側の条件とハマスとによってもたらされた今回の合意において、トルコに好条件で送還されたパレスチナ人たちは、今後一定期間、全員一緒に安全な場所で迎えられることとなる。      外務省とパレスチナ大使館から得た情報によると、イスラエルは、捕虜 全文をよむ

2011-10-18 イスラエルが釈放、パレスチナ入国不可のハマス・メンバー、トルコが受入れへ (Yeni Safak紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、イスラエルとハマスの間で締結された捕虜交換取引によって釈放された幾人かのパレスチナ人がトルコに移送されることに関して、「我々へ正式な申し入れがあり、(交換取引において)パレスチナや近隣諸国への帰還が承認されず、(釈放条件で)双方の合意をもって承認されず、イスラエルからの要望というだけでなく、双方の理解のもと(トルコが受け入れることに関して)合意に至った42人のうち一部を、我々が受け入れる」と述べた。   ダヴトオール外相は、コンヤで、イスラエルとハマスの間で締結され 全文をよむ

2011-10-14 ギリシャ、トルコ国境に「堀」建設中―ボート競技にも利用? (Hurriyet紙)

ギリシャは、トルコの戦車の通行を阻止するために計画され、20%分の建設が完了している全長120キロ、幅30メートル、深さ7メートルの堀で、ボート競技、カヌー、カヤックでの利用も想定。      ギリシャ国防省のパノス・ベグリティス大臣によれば、マリツァ川で建設作業が続いている巨大な「堀」は、「敵の戦力が大災難を被る場所」となりうる。ベグリティス大臣は、野党の中で国粋主義である国民正統派運動党(LAOS)の2名の国会議員が国会に提出した質問主意書に対し書面で返答したが、「堀」の建設について次 のよ 全文をよむ

2011-10-12 新構図―シリア・イラン連合 vs. トルコ・イラク連合 (Radikal紙)

シリアのアサド大統領は、国内の反体制派のもっとも強力な支持者がトルコであるとみなし、トルコにかわってイランを後ろ盾にしようと努力している。この変化は、トルコとイラク政府の接近をもたらしている。この4カ国の2極化の背後にある要因のひとつが、PKKとクルド問題である。      ■イラク政府への接近      反政府派に容赦をしないシリアで、ついにクルド人リーダーのマシュアル・タンムー氏が殺害された。ここのところ、シーア派反体制派に対し、クルド人を自らの側のつけようとしてきたアサド大統領は、この暗殺 全文をよむ

2011-10-12 イスラエル、エジプトには謝罪 (Zaman紙)

イスラエルのエフード・バラク国防相は、2ヶ月前エジプト人兵士5人がイスラエルの治安部隊によって殺害されたことを受け、エジプトに謝罪をした。      8月、国境付近でイスラエルの治安部隊が、イスラエル人8人が殺害されたことを受け発砲し、この衝突でエジプト人兵士5人の命を奪ったと伝えられている。      バラク国防相は会見で「職務を全うするために我がイスラエルの治安部隊が行った発砲で、エジプトの治安部隊の方々は命を落とされた。彼らのため、エジプトに謝罪することを決めました」と述べた。      全文をよむ

2011-10-11 ブルガリアのトルコ系政治家、トルコ語演説で罰金 (Radikal紙)

ブルガリアで党員の大半がトルコ人である「権利と自由運動」党のアフメト・ドアン党首が、選挙集会時にトルコ語演説を行ったとして、罰金刑に処される可能性がある事が明らかになった。      10月23日に実施される大統領選及び地方選に向け同党が行った選挙活動の際、オパカという小都市で催された選挙集会でトルコ語演説を行ったとして、同党首に関する捜査が開始された。ドアン党首は、記者らに対する発表で「どんな刑であれ、よろこんで罰金を支払う用意ができています」と述べた。      ブルガリア選挙法では、選挙運 全文をよむ

2011-10-10 イラク・マーリキー首相、PKK PJAK掃討へイラク軍の北部派遣を発言 (Radikal紙)

イラクのヌーリー・アル・マーリキー首相は、PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織) およびイラクにおけるその関連組織PJAK(クルディスタン自由生活党)を掃討するための最善策は、イラク軍を北部へ派遣することであると述べた。      アル・マーリキー首相は、ロイター通信への声明で、イラク北部の山岳地帯に潜伏しているPKKおよびPJAKのメンバーを掃討し、他国によるイラク内政への干渉を排除するための合理的な方法は、北部に軍を派遣すること、もしくはイラク国内から彼らを締め出すため十分な策を講じる 全文をよむ

2011-10-09 マケドニアのトルコ人ムスリムの嘆き (Yeni Safak紙)

マケドニアのオフリド湖畔沿いに作られたオフリド市のイマームの一人、オメル・ホボルさんの隣にわれわれは腰掛けている。ご機嫌を伺った後は、オメル師が話し続けるばかりで、われわれは黙り込んだままだ。「マケドニア人たちはトルコのドラマを見て、(われわれここのトルコ人たちに対して)あなたがたはお酒を飲まない、名誉に固執する人間ですという。(しかし)トルコのドラマでのトルコ人はそうではない。あなたがたはどんなトルコ人なのですか?」      欧州諸国の一つになろうと努めるがそもそも欧州ではなく、そしてそのフ 全文をよむ

2011-10-06 サルコジ仏大統領、アルメニア・エレヴァンでトルコ向け発言 (Hurriyet紙)

フランスのニコラ・サルコジ大統領は、公式訪問中のアルメニアの首都エレヴァンからトルコへ1915年の事件と向き合うよう呼びかけた。      アルメニアのセルジ・サルキシャン大統領と行った共同記者会見で話したサルコジ大統領は、「フランスとドイツ同様、トルコも大国です。ですから、フランスとドイツがそうしたように、トルコも歴史を見直すべきです」との表現を使用した。      ル・フィガロ紙は、大統領としてはじめてアルメニアを訪問したサルコジ大統領のエレヴァン訪問を、近づいている選挙への下準備と解説し、 全文をよむ

2011-10-02 ダヴトオール外相、作家ダージュの葬儀参列のためクリミアへ (Yeni Safak紙)

アフメト・ダヴトオール外相とエルトゥールル・ギュナイ文化観光相は、クリミア出身の作家、ジェンギズ・ダージュ氏の葬儀に参列するため、クリミアを訪問した。      大人数の代表団とともにクリミアを訪問したダヴトオール外相とギュナイ文化観光相は、エセンボア空港で短い会見を行った。      ダヴトオール外相は、ギュナイ文化観光相とともにトルコとトルコ文化にとって非常に意味のある訪問をするとし、クリミアとトルコ文学の、20世紀におけるもっとも著名な人物の一人であるジェンギズ・ダージュ氏が、先週死去した 全文をよむ

2011-10-01 デンマークの大臣候補、トルコ料理店からの賄賂問題で脱落 (Milliyet紙)

9月15日にデンマークでおこなわれた総選挙後、内閣発足で政権を任された社会民主党に大きな衝撃が走った。      ヘレ・トーニング・シュミット社会民主党党首はデンマークで新たに組閣し、国内初の女性首相となる。しかし彼女の右腕で財務相への就任が確実視されていたヘンリク・サス・ラーセン氏について、デンマーク保安・情報庁(PET)が、「彼が財務相であることは、保安上のリスクとなり望ましくない」と報告した。   国内報道に爆弾のごとく落ちてきたこの情報により、ラーセン氏がBandidosという暴走族メン 全文をよむ

2011-09-30 ロスでのメフテル行進、アルメニアロビーの反対で中止 (Radikal紙)

ハリウッドでメフテル楽団が予定していた行進とコンサートがアルメニアロビーの強い反対で中止された。      アルメニアのニュースサイトAsbarez.comの情報によれば、トルコの国旗や国章、刀、盾を持って、アルメニア以外でアルメニア人の人口が最も多い地域の中心地で行われる予定だった行進は、アルメニア人コミュニティを刺激した。      アメリカ・アルメニア国内委員会(ANCA)は、メフテル楽団がロサンゼルスで行進することに許可が出されていたことに反発した。      アルメニアロビー団体は、こ 全文をよむ

2011-09-29 ブルガリアで民族間衝突、「ロマ(ジプシー)を丸裸に、トルコ人をぶっ殺せ!」 (Milliyet紙)

あるブルガリア人とロマ(ジプシー)の間におきた交通事故がもたらした緊張が、民族間の抗争につながった。      ブルガリアで一人の若者が亡くなった交通事故に関連して、「チャル・キロ」というあだ名のロマのリーダーと彼の親族が逮捕された。一昨日の夜も続いたブルガリア人とロマの衝突とデモで、160人以上の人が逮捕された。      ■「ロマを身ぐるみはがせ、トルコ人をぶっ殺せ」      先週の火曜日にフェリベ市近くのカトゥニトサ村で、19歳のブルガリア人の若者が、ロマのリーダーが所有するミニバスには 全文をよむ

2011-09-25 エネルギー天然資源相、ピーリー・レイス号への支援に言及 (Zaman紙)

タネル・ユルドゥズエネルギー天然資源相は、ピーリー・レイス号は(海底探査を)続けるし、行くべき場所へ向かうと述べた。(そして)「ピーリー・レイス号だけで十分か?」という質問に対して、以下のように答えた。「もちろん単独でここまでは来られない。技術的能力だけでは不十分で、我々の力が必要なら、その種の強化も行っている。このことに関して心配はいらない」      タナル・ユルドゥズエネルギー天然資源相は、キプロス周辺海域における海底調査を行うため一昨日(23日)に出港したピーリー・レイス号に対し、不十分 全文をよむ

2011-09-25 エルドアン首相、アフマディネジャド大統領と会談 (Radikal紙)

第66回国連総会のためニューヨークに滞在中のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相はイランのアフマディネジャド大統領と会談を行った。      2人の首脳による非公開の会談は、約45分間続いた。会談では、まずクルド労働者党(PKK)のテロ組織やシリア問題について話した事が分かった。しかし2国間の関係後退の原因であるNATOのレーダーシステムも話題に上ったと考えられている。      写真撮影のみが許された会談には、エルドアン首相と共にアフメト・ダヴトオール外相、ザフェル・チャーラヤン経済相、オメル・ 全文をよむ

2011-09-24 トルコ、シリアに向かう武器は差し押さえる (Yeni Safak紙)

エルドアン首相はシリアに武器を輸送していた船を、トルコが差し押さえたことがあると発表した。      ニューヨークの「トルコ館」でこの件に関し記者に情報を提供したエルドアン首相は詳細は明らかにせず、ただ「シリアに武器が向かうなら、我々はそれを阻止する」とだけ述べた。      エルドアン首相は、トルコがシリアに対し制裁策をとるという決定がシリア政府に正式に通知されたとのべ、さらに、「以前にも、マルマラ海である船を差し押さえたたことがある。現在、もしこの種の(武器輸送の)航空機があったり、陸路で同 全文をよむ

2011-09-23 オランダ国会、極右政党議員のエルドアン侮辱発言で紛糾 (Milliyet紙)

オランダの2012年予算法案審議で、自由党(PVV)のレイモンド・ドゥ・ローン国会議員がエルドアン首相に対して、侮辱たっぷりの発言を行った。      新たな国会の審議期間が火曜日(20日)に始まったオランダで、2日間開催された2012年予算法案審議において発言した極右政党で、反イスラム派として知られる自由党のレイモンド・ドゥ・ローン国会議員は、エルドアン首相を厳しい言葉で侮辱した。      これに関してマルク・ルッテ首相は、「我が国オランダにとって友好国であるトルコの首相に、このような言葉を 全文をよむ

2011-09-21 エルドアン首相、NYで記者会見「シリアとの接触は打ち切り」 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ニューヨークでバラク・オバマ米大統領との1時間半にわたる会談後、滞在したペニンスラ・ホテルにて行われた記者会見で、会談でシリアが話題に上ったとし、「シリア政権との話し合いは打ち切られた状態です」と述べた。      「この段階に来ることは望んでいませんでしたが、シリア政権が我々にこのような決定を取らせたのです。特に最近トルコを非難するプロパガンダを開始したことは、非常に醜い。以前にも説明した通り、シリア政権への信用はもはやなくなりました。シリア政権との話し合 全文をよむ

2011-09-21 伊レプブリカ紙のトルコ評、「オスマン・トルコ共和国、世界に挑戦状」 (Zaman紙)

イタリアの『レプブリカ(La Repubblica)』紙に3ページに亘るトルコ特集が掲載された。      マルコ・アンサルド記者によるトルコ特集は『R2』という別刷りで読者の手に渡った。      記事の冒頭は、トルコがなぜ重要な国であるのかという質問に対するアフメト・ダヴトオール外相の答えだ。「簡単なことです。なぜならトルコはすべてのものの中心だからです。」      アンサルド記者はトルコのEU加盟交渉についての記事で、トルコとEUとの距離が遠のいたと述べた。その理由としてトルコがEU加盟 全文をよむ

2011-09-21 シリア国営放送、トルコのシリア人難民キャンプに関し虚偽報道 (Zaman紙)

外務省は、シリア国営放送SANAや他の報道機関が昨日伝えたトルコのシリア人難民キャンプに関する報道の内容に、悲しみと遺憾の意をもって受け止めたと明らかにした。      外務省は声明で、「トルコのシリア人難民キャンプが、レイプと拷問にあふれた隔離施設に転じている」とする見出しで伝えられた報道を向け、「(シリアが)ネガティブ・キャンペーンのために、嘘や問題の悪意ある原因を探しているとするなら、この報道が発信したメッセージは格好の例である」 と伝えた。      またトルコの避難キャンプに暮らす人々 全文をよむ

2011-09-20 トルコ政府、ギリシャ側キプロスの海底資源探索に猛反発 (Milliyet紙)

エネルギー天然資源相のタネル・ユルドゥズ氏は、「排他的経済水域が議論されている境界のはっきりしていない場所で、この種の試みを行うのは、完全に政治的挑発である」と述べた。      ユルドゥズ大臣はドイツへ向かう前、エセンボア空港にて記者たちの質問にこたえた。      トルコも地中海で海底探査を行う予定があるのかと問われたユルドゥズ大臣は、当該地域において(ギリシャ側による)実際の動きがあることを指摘し、「ギリシャ側キプロス地域が、国際法に反し、また北キプロス・トルコ共和国の権利を無視して行って 全文をよむ

2011-09-20 指折り数えて・・・ギリシャ側キプロスの海底調査の結果2週間後に判明 (Hurriyet紙)

キプロス政府が進める石油・天然ガス開発政策において、東地中海の「アフロディト」と呼ばれる「第12地区」でノーブルエナジー社が日曜日(18日)の夜に始めた採掘調査の結果が15~20日以内に明らかになる見通しであることが報じられた。      ギリシャ側キプロスのメディアは、アメリカの企業によりギリシャ側キプロス沖の「第12地区」に設けられた油田採掘場が日曜(18日)の夜に稼動し始めたという情報が、ギリシャ政府が沈黙を守る一方で、外国メディアによって報じられたと指摘した。      ルム・ポリティス 全文をよむ

2011-09-19 ギュル大統領、ドイツで記者会見、「EUは約束を守るべき」 (Hurriyet紙)

ギュル大統領はウルフ独大統領によって、ベルビュー宮殿での軍事式典で歓迎を受け、約1時間の会談の後におこなわれた記者会見で、トルコとEUの関係について言及した。      ギュル大統領は、質問に応えるなかで、ドイツ政府の多数派を占めるキリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)が、トルコにEUの正加盟国ではなく特権的パートナーシップを提案していることをやんわりと批判した。ギュル大統領は以下のように述べた:      「トルコが正加盟国になるかどうかという議論が今なされることは、大変場違いであると 全文をよむ

2011-09-19 イスラエルの保護下でギリシャ側キプロス、天然ガス探索はじめる (Milliyet紙)

地中海に緊張をもたらしていたギリシャ側キプロス政府の資源掘削調査が昨日始まった。イスラエルが戦艦と飛行機を用いてこの石油・ガス開発調査を援助していることが明らかになった。      ギリシャ側キプロス政府は、トルコが警告を行なったにもかかわらず、天然ガス開発のための初めての調査を昨晩開始した。アメリカのノーブル・エナジー社は、南キプロスの沖合で「アフロディテ」と呼ばれる第12地区での掘削調査を、24時間継続して行なう。ギリシャ側キプロス政府のアンドニス・パスハリ ディス通商相は、南キプロスのメデ 全文をよむ

2011-09-18 ベルリン特別市議会選挙でトルコ人に「ベルリンの壁」 (Yeni Safak紙)

ベルリンで今日、特別市選挙が行われる。しかしドイツ国民ではない46万人は投票することができない。ドイツ国民でないトルコ人は、トルコでも投票できないため、民主主義の元で暮らしながら、民主的権利を行使できない新たな層を形成している。問題の解決のため、ドイツの現政権への圧力は強まってきている。      世界で最も進んだ民主主義国家のうちのひとつであるドイツであるが、首都ベルリンでおよそ50万人が投票できないという矛盾が生じている。ベルリンで今日行われる特別市選挙では46万人が、投票したくてもすること 全文をよむ

2011-09-16 サルコジを悔しがらせる熱烈歓迎―エルドアン首相、リビア訪問 (Milliyet紙)

エルドアン首相は、リビアの首都トリポリの「殉教者広場」で、リビアの人々と一緒に金曜礼拝を行った。広場には厳重な警備体制がひかれた。金曜礼拝への参加者は非常に多く、礼拝ののち、エルドアン首相は同じ広場で民衆に演説をした。      ■リビアはリビア人のもの      リビアの首都トリポリで演説をおこなったエルドアン首相は、「民衆の意思に対し、いかなる政権もさからうことはできないことを皆さんは世界中に示した。このために命を失ったリビアの兄弟に冥福を、残された人々に忍耐を祈念する」と述べた。      全文をよむ

2011-09-15 サルコジ仏大統領、持参の仏国旗で歓迎ショー演出 (Zaman紙)

ニコラ・サルコジ仏大統領は、直前に発表された電撃訪問という形で、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相より数時間早く、リビアへの公式訪問を実現した。      サルコジ大統領は昨日、デイビッド・キャメロン英首相と共に、リビア国民評議会の首脳らと会談した。サルコジ大統領は、その後、反カダフィ派の拠点ベンガジにおいて、パリから持参した仏国旗を市民に配り、自分たちは新生リビアと共にあると語った。サルコジ大統領とキャメロン首相は、失脚したリビアの指導者ムアンマル・カダフィーの逮捕の必要性を口にする一方で、リ 全文をよむ

2011-09-15 カリフか、プリンスか、サラディンか?―エルドアンアラブ歴訪に外国メディア高い関心 (Milliyet紙)

エルドアン首相の「アラブの春」国家歴訪に際し、南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung紙)はトルコ首相、レジェプ・タイイプ・エルドアンは、アラブ人が思い描いている君主のように振舞っている、と報じた。      ■ドイツ:アラブ人の思い描いている君主      南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung紙):トルコの首相レジェプ・タイイプ・エルドアンは、アラブ人の思い描いている君主のように振舞っている。自信に満ち、戦闘的、傲慢、時折パフォーマー、そしてドラマチック。エルドアン 全文をよむ

2011-09-15 サルコジ大統領大慌て、「エルドアンより先にリビアへ」 (Zaman紙)

フランスのサルコジ大統領は異例の決断をし、エルドアンシュ首相よりも先にリビアに行くことを決めた。      カダフィー政権に対する軍事作戦で指導的な役割を果たしたサルコジ大統領は、イギリスのキャメロン首相とともに、今日、リビアを訪れる。エジプト、チュニジアにつづき、今晩、リビアに到着する予定のエルドアン首相は、カダフィー政権転覆後、最初にこの国を訪れる外国首脳となるはずだったが、サルコジ大統領は、早朝にトリポリに向かい、エルドアンを追い越すつもりだ。      リビアの新たな建設のために何百万ド 全文をよむ

2011-09-14 NATOミサイル網レーダー設置決定、ワシントンとの間で調印式 (Milliyet紙)

NATO(北大西洋条約機構)のミサイル防衛システムの一環として、トルコに設置予定のレーダーに関しワシントンとトルコ政府の間で調印式が行われた。      外務省の情報によると、NATOのミサイル防衛システムの枠組みでトルコに設置されるレーダーの場所が確定し、今朝合意書に署名がなされた。      トルコ代表としてフェリドゥン・スィニルリオール外務事務次官が署名した。アメリカ合衆国側はというと、代表として在アンカラ米大使のフランシス・リチャルドーネ氏が署名した。      レーダーはマラトゥヤのキ 全文をよむ

2011-09-14 エルドアン首相、シリアへの懸念は「スンナ派・アレヴィー派対立激化」 (Radikal紙)

エルドアン首相はアラブ世界の報道陣に対し、シリア国民の怒りは治安組織において重要な位置にあるアレヴィー派(訳者注)へ向けられていると述べた。      カイロ-レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はエジプトの報道陣に対し会見を行った。首相はシリアでの展開について、「アレヴィー派とスンナ派の間で、シリアで内戦が勃発することを危惧している」と発言した。      「アレヴィー派が体制の中で、また治安組織において重要な位置にあること」を指摘したエルドアン首相は、「国民の怒りは彼らに向けられている」と言っ 全文をよむ

2011-09-13 エルドアン首相、アラブ連盟外相級会議でイスラエルを非難 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「国連をはじめとする国際社会は、イスラエルの一方的でわがままな振る舞いを容認し、この非人道的な行動に目をつぶることを続けるのならば、犯した罪の加害者として記憶されることから逃れられない」と話した。      エルドアン首相はアラブ連盟外相級会議で行った演説で次のように語った。      「イスラエル政府の政策がもつ攻撃性が、イスラエルの市民の未来を脅かしている。平和の前にある障害はイスラエル政府のものの見方、統治の態度である。イスラエル政府によって封鎖されて 全文をよむ

2011-09-13 トルコ・エジプト、共同政治声明を発表―「高等戦略協力評議会」設立へ (Yeni Safak紙)

トルコとエジプトの「高等戦略協力評議会」設立にむけての共同政治声明が、エルドアン首相とイサム・シェレフ・エジプト首相、関係閣僚によって調印された。 全文をよむ

2011-09-13 エルドアン首相カイロ訪問、エジプト市民空港で歓迎 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、特別機「ANA」で「アラブの春」を体験した国を歴訪するが、その最初の訪問地エジプトの首都カイロに到着した。      カイロ空港では、エジプトのイサム・シャラフ首相がエルドアン首相を出迎えた。アフメト・ダヴトオール外相とヒュセイン・アヴニ・ボトゥサル駐エジプトトルコ大使も歓迎式に参加した。   エルドアン首相に同行して、エミネ夫人、息子のビラル・エルドアン氏、娘のシュメイヤ・エルドアンさん、オメル・チェリキAKP副党首、ヌーレッティン・ジャニクリAKP会派副 全文をよむ

2011-09-11 イスラエル・リーベルマン外相、イスラエルのPKK支援報道を否定 (Radikal紙)

イスラエルのアビグドール・リーベルマン外相は、金曜日(9/9)付のイスラエルイディオト・アハロノト紙に掲載されたイスラエル外務省がトルコ政府に対して報復計画を準備中である、という報道を否定した。      イスラエルのTVチャンネル2で、イスラエルにおける有名新聞記者かつ解説者であるエフド・ヤーリ氏は、ゲスト出演したリーベルマン外相に対し、「大臣任期中に、トルコとエジプトから、大使が追放された」ことに言及し、アハロノト紙の報道の真偽を尋ねた。リーベルマン外相は「報道はまちがっている」と述べたが、 全文をよむ

2011-09-11 エルドアン首相、イスラエルについてアル・ジャズィーラに答える (Zaman紙)

エルドアンは、アル・ジャズィーラのインタビューで様々な問題に関する質問に答えた。   トルコ‐イスラエル関係についての質問にエルドアン首相は次のように答えた。   「最終的にどうなるのかを、今判断するのは容易ではない。私達の歩みはまだ始まったばかりだ。この最初の歩みを、あなた方も知っているように5項目に、5つのタイトルにまとめている。そして、現在、踏み出した歩みにより何らかの発展があるだろう、これを数日、数週間、あるいは数か月で私達は確認するはずである。しかし、イスラエルは、今日まで行ったことが 全文をよむ

2011-09-10 トルコ・エジプト関係強化へ―エルドアン首相率いる一大デレゲーション・エジプト訪問 (Zaman紙)

エルドアン首相は近く、8人の大臣と200人の実業家と共にエジプトを訪問する。アブデルラフマン・セラハッディン駐土エジプト大使は、2カ国間で増加する協力関係は他の国に対するものではないと強調した。さらに「関係進展の背後に隠された思惑などはなく、単に2カ国の利益のみを目的としている」と続けた。      アブデルラフマン・セラハッディン駐土エジプト大使は、2国間関係の進展は誰を狙ったものでもないと述べた。また、トルコ・エジプト間の協力が他の国の模範となるモデルを形成することも強調するセラハッディン大 全文をよむ

2011-09-09 イスラエル・リーベルマン外相、「PKK援助・アルメニアロビー支援でトルコに報復」―イスラエル報道 (Radikal紙)

タカ派でしられるイスラエルのアビグドール・リーベルマン外相が、トルコ政府に対する報復として計画していることのなかには、「PKKリーダーとの会合、米アルメニア・ロビーとの協力」が含まれているという。      イスラエルのイディオト・アハロノト紙は、「(トルコを)罰する」と題した記事のなかで、支援船襲撃への謝罪をめぐり、トルコが発表したイスラエルに対する制裁策に対し、イスラエルが対抗策をとると報じた。[訳者注:トルコ政府は、ガザ支援船に対する攻撃に関しイスラエルに謝罪を求めていたが、イスラエルが謝 全文をよむ

2011-09-08 首相、イスラエルからの無人偵察機ヘロン返却を期待―代金は支払い済み (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はメンテナンスの為にイスラエルが引き取り、まだ返還を果たしていない6機の無人飛行機の返還に関して、まだあきらめていないと述べた。      エルドアンは取りきめられた日時までに、これらの飛行機にメンテナンスを施して返還することが為されていないことを指摘し、「私たちの所有する無人飛行機は彼の地イスラエルにある。6機の無人飛行機が我々の下に返還されることが必要だ。これらの代金はみな支払われている。商業倫理の観点からこの点を非常に重要視している。我々はイスラエルによっ 全文をよむ

2011-09-06 イラン報道官「米国の真のねらいはイランより東の国」―トルコへのミサイル配備問題 (Radikal紙)

イラン外務省のラーミーン・メフマーンパラスト報道官はトルコへ配備が計画されているNATOのミサイル防衛システムがイランに向けられていることについて、これの本当の狙いはイランより東に位置する他国であると述べた。      メフマーンパラスト報道官は、ギリシャ外務省のグリゴリオス・デラヴェクラス報道官の招待を受け、訪問先のアテネでギリシャ人記者らの質問に答えた際に、「アメリカは中東地域における自国の存在を正当化するためにイランを口実にしている」と主張した。      メフマーンパラスト報道官は「アメ 全文をよむ

2011-09-06 バルザーニー・北イラク・クルド自治政府大統領、PKKに和平呼び掛け (Radikal紙)

北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニ大統領は、PKKとPJAKに対し、北イラクの国土を利用して行う(トルコとイランへの)テロ攻撃に終止符を打つよう、呼びかけた。      バルザーニー大統領は、この地域を代表して外国に駐在する人々を集めての演説で、「PKKとPJAKに対し、わが国土をつかって行う軍事行動に終止符を打つよう、自らの権利を政治的な手段で獲得するよう呼び掛けている」と述べた。      クルド人の権利獲得には敬意を表するが、その獲得は平和的な手段によって達成されると述べたバル 全文をよむ

2011-09-06 エルドアン首相「イスラエルは『わがままな息子』役」発言に、イスラエル株式市場急落 (Milliyet紙)

エルドアン首相の「イスラエルはいつもわがままな息子だ。今回の事態を今までとは異なる制裁措置でもって追求していく」という会見のあとで、イスラエルの株式市場は急激に下落した。      イスラエルに対する制裁を実施した後、2回の会見をしたタイイプ・エルドアン首相は次のように語った。「イスラエルはいつもわがままな息子の役割を演じてきた。国家テロを行うこの国に対する決定を我々は明確に示した。発表された報告はイスラエルの期待に応えるものではない。今のところ発表された内容は、我々にとっても何の価値もない。そ 全文をよむ

2011-09-05 トルコとイスラエル、今度は互いの入国管理をめぐり激しい応酬 (Hurriyet紙)

国際連合のマーヴィ・マルマラ号事件報告書をめぐりトルコ‐イスラエル間の関係が歴史的に悪化する中、二国間の緊張は「空港足止め合戦」により一層高まった。      テルアビブを発つトルコ人旅行者がベン・グリオン空港で過度な保安検査を受けた。この後トルコにおいても互恵の外交原則に基づき、イスタンブルに到着したイスラエル国民に対する聴取が行なわれた。      イスラエル外務省からの声明では、テルアビブからイスタンブルを訪れたイスラエル人40名がアタテュルク空港到着後トルコ当局による聴取を受けたことが明 全文をよむ

2011-09-04 トリポリで最初に活動を開始した大使館はトルコ (Milliyet紙)

リビアの首都トリポリを国民臨時評議会が掌握したのをうけて、トリポリにあるトルコ大使館は昨日再び業務を開始した。      業務を開始したトルコの新しい在トリポリ大使アリ・ケマル・アイドゥン氏は、「私が(国民評議会の掌握後)トリポリにやってきた最初の外国大使であると分かった。新生リビアの初代トルコ大使になれたことを誇りに思っている」と話した。25人からなる大使館職員とともに両国間の関係をさらに発展させるために働くことになると述べた大使は、「トルコがガタフィ体制とリビア国民の間の仲介役として働くこと 全文をよむ

2011-09-04 アゼルバイジャンがトルコのTVドラマを禁止した真の理由とは?―ウィキリークス文書 (Milliyet紙)

アゼルバイジャンでのトルコのテレビドラマ禁止について、これまで発表されていたものとは別の理由だったことが明らかとなった。      2008年末、トルコのラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)のような機関である、アゼルバイジャンの国家ラジオ・テレビ放送委員会は、「テレビドラマや映画、その他の番組はアゼルバイジャン語で(のみ)放送する」と決定し、トルコのドラマも例外とはされなかった。民間のテレビ局関係者らも、トルコ語に関する問題が解決されていない点を指摘し、解決されるまではトルコのテレビ番組を放送しな 全文をよむ

2011-09-02 トルコ、対イスラエル外交関係を正式に遮断 (Milliyet紙)

国連のマーヴィ・マルマラ号(注)報告書がイスラエル寄りのものになるとの情報が流れるなか、ダヴトオール外相はイスラエルに対し厳しい会見を行った。ダウトオール外相は、「トルコとイスラエルの軍事的な同盟はすべて白紙に戻される。イスラエルとの外交関係は次席書記官レベルに引き下げられる」と述べた。      ダヴトオール外相は国連のマーヴィ・マルマラ号報告書について言及し、トルコの要求が実現しないかぎりイスラエルとの関係正常化はないと強調した。ダウトオール外相は、イスラエルとの軍事的同盟の停止、外交関係の 全文をよむ

2011-09-02 イスラエル、改めて謝罪拒否 (Hurriyet紙)

トルコの外交断絶宣言を受け、イスラエルは再びトルコへの謝罪を行わないことを繰り返した。      ダウトオール外相が、イスラエルとの外交関係を次席書記官レベルに落とし、軍事的な同盟を白紙にもどす発表をしたのをうけ、イスラエルから返答がきた。      イスラエルのある高官は、イスラエルが国連のパーマー報告書は受入れること、それによりトルコとの関係が修復するものと希望していると述べた。しかしながら同高官は、援助船襲撃で死者がでたことに対して謝罪はしないと繰り返した。同高官は、「死亡者がでてことは遺 全文をよむ

2011-08-26 YÖK機構長、アメリカで高等教育を受けたトルコ人留学生に「帰ってきて!」 (Milliyet紙)

高等教育機構(YÖK)機構長のユスフ・ジヤ・オズジャン教授は来月予定されているアメリカ訪問で、大学院教育を受けたトルコ人留学生に修了後はトルコに戻るよう呼びかける。      オズジャン教授は9月にアメリカを訪問し調査すると伝えられた。ニューヨーク、ボストン、ワシントンで高等教育に関するプログラムに出席予定とされていたが、アメリカで大学院教育を受けたトルコ人留学生に修了後は「帰国」するように呼びかける予定であることが明らかになった。オズジャン教授はこれらの留学 生はトルコにとって必要な人材である 全文をよむ

2011-08-24 トルコ系ドイツ統合相ビルカイ・オネイの発言に批判集まる (Yeni Safak紙)

ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州の社会民主党系統合相ビルカイ・オネイの「トルコ人はドイツ人に比べ5倍テレビを見ている」や「ド イツにどれだけトルコ人がいようと、それだけ社会が不安定となる」という発言が反発を引き起こしている。ドイツのメディアはオネイ統合相がヴェルト・アム・ゾンターク紙に対し行ったインタビュー及びそれに対する反発を大きく取り上げた。      ドイッチェ・ヴェレのトルコ語ニュースによると、ドイツ・トルコ社会やベルリン・トルコ・コミュニティーのような団体が、オネイ統合相の「トルコ 全文をよむ

2011-08-22 北イラク自治政府、トルコの越境攻撃批判、「市民への被害がある」 (Milliyet紙)

北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領は、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)キャンプ(在北イラク)に対しトルコが行なった空爆において、走行中の自動車一台が標的となり児童2名を含む一家7名が死亡したと主張した。      バルザーニー大統領は攻撃を非難し、軍事行動の停止をトルコに求めた。   北イラク・クルド自治政府は、一昨日行なわれたトルコ軍戦闘機によるカンディル山への空爆においてセルゲセル地区で走行中の自動車一台が爆撃され、乗車していた児童2名を含む一家7名が 全文をよむ

2011-08-22 イラン、「有害」トルコ製TVドラマの衛星視聴に妨害対策 (Radikal紙)

イランは、1994年以降禁止している衛星(放送受信用)アンテナの大規模な取り締まりを始めた。        トルコのTVドラマを筆頭として、イラン文化に害を与えると主張されている外国番組の視聴を妨げるため、特別な訓練を受けた警察官が屋根からぶら下げられたロープを用いてパラボラアンテナを屋根から撤去している。       イラン当局は、ヨーロッパ風のヘアスタイル、ペット(愛玩動物)の世話、女性のマニキュアと化粧、放送されている「世界の料理」などのテレビ番組はイラン文化に有害であるとし、これらの番 全文をよむ

2011-08-14 ロジテレビ閉鎖裁判始まる (Milliyet紙)

PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の放送機関ロジテレビのテロ法違反について、コペンハーゲンで開かれたテレビ局閉鎖に関する裁判で、同テレビで放映された多くの番組が証拠として提出される予定である。      トルコが長年閉鎖を望んでいたロジテレビは、デンマークから放送をしているテロ組織PKKの放送局であるが、その閉鎖に関する裁判が、来週月曜日現地時間で9時半にコペンハーゲンの地方裁判所の27番法廷で開かれる。デンマークのラルス・バルフォエド法相は、デンマーク王国検事の要請に沿った形で、PK 全文をよむ

2011-08-14 ギュル大統領がアサド大統領に送った書簡の中身は (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、アフメト・ダウトオール外務大臣を介してシリアのバッシャール・アサド大統領に送った書簡に、「いつか顧みた時に遅すぎたり足りなかったりしたと後悔してほしくない」と書いた。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、シリアのバッシャール・アサド大統領に送った書簡で、上記のように忠告した。ギュル大統領が、火曜日シリアに行ったアフ メト・ダウトオール外相を介してアサド大統領に送った書簡の内容が明らかになった。シリアが現状を抜け出すための考えと呼びかけを書き連ねたギュル大統領 全文をよむ

2011-08-12 エルドアン首相、米オバマ大統領と電話会談 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、米オバマ大統領と電話会談を行った。会談ではシリアで起きている事件が取り上げられ、両首脳はシリアでの流血が早急に止められ、民衆に対する武力弾圧は停止されなければならないということに関して合意した。      首相府報道局からは次の声明が発表された。      「本日(12日)エルドアン首相と米国のオバマ大統領の間で電話会談が実現した。会談では地域問題とともにシリアでの事件も取り上げられた。   両首脳はシリアで起きている事件は緊急性を帯びているとし、シリア政 全文をよむ

2011-08-11 エルドアン首相一家、ソマリア訪問へ (Yeni Safak紙)

エルドアン首相は、何十万もの人々が飢餓や水不足に苦しむソマリアへ行くと明かした。首相は「私と外務大臣は家族とともにソマリアへ行く。そこでの状況を、我々も視察する機会を得るであろう」と述べ、世界の無関心をもいかなる場においても問うと話した。      エルドアン首相は、飢餓と災害に苦しむソマリアへ訪れると明かした。エルドアン首相は、世界の無関心をいかなる場においても問うと述べ、「私と外務大臣は家族全体でソマリアへ行く。そこでの状況に際して、我々も視察する機会を得るであろう」と述べた。   公正発展 全文をよむ

2011-08-10 ダウトオール外相シリア訪問から最初の成果ーシリア軍ハマーから撤退 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、シリアのバッシャール・アサド大統領が昨日の会談から24時間足らずで具体的な一歩を踏み出したと明らかにした。      ダヴトオール外相は今日アンカラで行われた記者会見で、オメル・オンホン駐シリア大使がハマーを訪れ、外相と一日に2回連絡を行ったと述べた。「全ての武装部隊や装甲車がハマーから撤退するという情報を入手している。また、大使だけでなく民間の報道関係者も現地に入れたというのは大きな進歩だ。重要なのは彼らが現地を訪れ、直接市民と接触できたことだ。」      トル 全文をよむ

2011-08-10 アサド・ダウトオール会談終了、その内容は? (Hurriyet紙)

ダウトオール外相は、シリアのアサド大統領との会見を、昨日(9日)ダマスカスで実現させた。      ダウトオール外相は、「まず治安、次に改革、といっていては、改革の日は決してやってきません」とのべ、アサド大統領に対し民衆に対する流血をともなう軍事作戦の中止と民主化改革を、一刻の猶予もなく実現するよう求めた。      ダウトオール外相のシリア訪問は、冷ややかな雰囲気のなかで始まった。この雰囲気は、ダマスカスにおける歓迎にも反映した。シリア政府は、以前の外相訪問ではヴァリド・ムアッリム外相が出迎え 全文をよむ

2011-08-09 ロンドン暴動、トルコ人はドネル用ナイフで自己防衛? (Yeni Safak紙)

ロンドンでは近年で最も激しい暴動が起きている。先週から今まで続いている一連の暴動の中、トルコ人のとった行動について大きな論争が起こった。      ロンドンのいくつかの地域に住むトルコ人が店や商品を暴徒化した群衆から守るために、バットやドネル用ナイフ、ケバブの串で防御していると報じられている。ヒュッリイェト紙の報道によると、こうした状況が、ソーシャルネットワークサイトやイギリス紙で議論を巻き起こしたという。抗議する群衆やその支持者らがトルコ人の行動を批判する一方で、一部のロンドン市民はトルコ人に 全文をよむ

2011-08-08 ダヴトオール外相シリア訪問を前に、シリア強硬姿勢鮮明に (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がシリアに対して行なった「我々の忍耐は限界に達した。火曜に外務大臣をシリアへ送る」という発言に対し、シリア政府から返答があった。      シリアのアサド大統領の顧問を務めるブセイナ・シャアバーン氏は、「トルコは(自国で起きている)市民や軍や警察に対する武装テロリスト集団の残虐な殺人行為と罪を非難しようとしない。アフメト・ダヴトオール外相がシリアへ強硬なメッセージを送るならば、我々はトルコのその態度に対しより強固な返答を行なう」と述べた。      シャアバーン 全文をよむ

2011-08-08 サウジアラビア、シリア大使を召還 (Radikal紙)

サウジアラビアは、シリアで起きている激しい弾圧に抗議して在ダマスカスの大使を召還した。      アル・アラビーヤ・テレビで放送された会見でその決定を伝えたアブドゥッラー国王は、シリアで起きている激しい弾圧を認めないことも強調した。アブドゥッラー国王は、シリア政府が「真の改革」を実現させ、国王自身が語った「一刻も早く、死の装置をとめること」を望んでおり、(シリア)大使を「協議するために」リヤドに召還したことを明らかにした。   アブドゥッラー国王の会見の少し前、アラブ連盟はリヤドからの発表と同時 全文をよむ

2011-08-08 ドイツ地方選挙にムスリム排斥ポスター (Radikal紙)

極右政党のドイツ国家民主党(NPD)は、9月18日のベルリン州議会選挙に向け、外国人への敵視を表すポスターを製作した。      先週末、ベルリンで貼り出された選挙ポスターの中には、「あなた方のお国へ良い旅を」との文面で、スカーフを着用した女性、ターバンを巻いた男性、黒人男性が空飛ぶ絨毯に座っている風刺画があった。同様のポスターが以前、選挙活動で使われていた。      別の選挙ポスターでは、「ガスをくれ」の文字と共にNPDウド・ヴォイト党首がオートバイに跨っており、ナチス時代のガス室を想起させ 全文をよむ

2011-08-07 ダヴトオール外相、シリア訪問へ (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、火曜日にアフメト・ダヴトオール外相をシリアに派遣することを発表した。      エルドアン首相は、ダヴトオール外相が8月9日火曜日にシリアを訪問することを明らかにし、「シリアの関係者とそこで必要な会談を行う予定です。この会談において、私たちのメッセージは最終的に彼らにはっきりと伝えられる予定です。今後のプロセスは、シリア側の回答と行動とによって具体化されるでしょう」と述べた。      エルドアン首相は、連合財団のチェムベルリタシュにある本部で開いた伝統のイ 全文をよむ

2011-08-05 ダヴトオール外相、天然資源開発問題でギリシャ側キプロスに警告 (Yeni Safak紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、ギリシャ側キプロス政府の進める天然資源開発問題について、キプロス問題が解決し、キプロス島に統一政府が出来るまでは、島または海底の資源開発権を明確にするのは避けるべきとの考えを示した。「先に開発が行われるようなことがあれば、この件に関して我々は然るべく抗議する」と述べた。 全文をよむ

2011-08-03 北イラククルド自治政府、イランと合意?ーPKK系フラト通信社 (Milliyet紙)

イランが、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)とイランのPJAK(ぺジャーク、クルディスタン自由生活党)が拠点を置く北イラクのカンディル地方を掃討し、ペシュメルガ(クルド人武装組織)を駆逐するために、北イラククルド自治政府と合意に至ったという。      トルコは長年、カンディル地方のPKK拠点の排除に向けた対策をクルド自治政府や米国と共に実施してきたが、よい結果は得られていなかった。一方イランは、カンディルを自国の監視下に置くという目的で近年PKKやPJAKに対する作戦を継続的 全文をよむ

2011-08-02 イランのPJAK攻撃に批判のBDP、国境でデモ (Milliyet紙)

テロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)のイランにおける一派であるPJAK(ぺジャーク、クルディスタン自由生活党)に対するイランの軍事作戦に対して、ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡のエセンデレ国境ゲートで平和民主党(BDP)党員側によりデモ抗議が実施された。デモ参加者らは、イランへの通過を望んだが、イラン及びトルコ当局は国境ゲートを封鎖した。何百台もの車が国境ゲートで待ち、デモ参加者らは国境ゲート前にテントを立てた。デモに参加したヴァン県選出のBDP党員国会議員オズダル・ウチェル氏は、デ 全文をよむ

2011-07-31 外務省、シリア情勢に憂慮を表明 (Yeni Safak紙)

外務省は、シリアにおいて聖なるラマザン月の前日に起きた軍事行動に関し、すべてのイスラム世界とともに深い失望と憂慮を覚えたと表明した。      同省は、軍事行動はシリアにおける公共秩序確保にいかなる貢献もせず、行われるべき改革に関するプロセスにも非常に否定的な方向で影響を及ぼしていると述べた。      外務省の書面による発表では、隣国シリアにてこの数カ月間起きている社会的事件が、国際世論同様に、トルコ側も非常に密接に辛抱強く注視していると強調された。      この発表では、(トルコにとって) 全文をよむ

2011-07-25 ノルウェー連続テロ犠牲のギゼムさん、砕かれた国会議員への夢 (Milliyet紙)

ノルウェー連続テロ事件で行方不明となったギゼム・ドアンさんは、パン工場に勤務する父親の娘であった・・・。ギゼムさんは昨年ノルウェーの国会でスピーチを行なった経験がある。      ノルウェー人で過激な民族主義者であるアンネシュ・ベーリング・ブレイビク容疑者は、先週の金曜日ウトヤ島で行なわれたノルウェー労働党青年部のサマーキャンプで大量殺人に及んだ。この事件による行方不明者の一人である17歳のトルコ人女性、ギゼム・ドアンさんの家族は娘の無事を伝える知らせを心から待ち望んでいる。      ■国会に 全文をよむ

2011-07-25 NATO、リビアで病院誤爆 (Radikal紙)

NATOはリビア西部で行なった攻撃で病院を爆撃し、7人が亡くなったと発表した。      首都トリポリの東側にあるズリタン町の病院で働く救急隊運転手ウサメ・マフムード氏は亡くなった人のなかには3人の医者も含まれていたと話した。      住民がNATOの航空機が今朝村の建物を爆撃していると語る一方で、イタリアのナポリにいるNATO司令部のスポークスマンは、連合軍は明日まで一切の会見を行わないと話した      さらに、リビア関係者は、報道陣をズリタンの破壊された病院に連れて行った。NATOの空爆 全文をよむ

2011-07-25 ノルウェー連続テロ容疑者、トルコへの敵意 (Milliyet紙)

ノルウェーで93人を殺害したアンネシュ・ブレイビク容疑者に関し、トルコが注目すべき点がある。同容疑者が事件直前に発表した声明文では、237回「トルコ」に言及しており、トルコに対する敵意が読み取れる。      ノルウェーで何十人もの命を奪った事件の前に発表した1500ページの声明文に、トルコに関する記述が出てきた。      ブレイビク容疑者は、「トルコ人」や「トルコ」に計237回言及。NATOからトルコを追放する必要があるとし、「アルメニア人虐殺」の主張を支持、キプロスの平和活動(訳者註:トル 全文をよむ

2011-07-23 エルドアン首相、対イスラエル強硬メッセージ (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、パレスチナ大使会議の開会にあたり、スピーチをおこなった。首相スピーチの概要は次のとおり。      ・イスラエルが謝罪しようとしないならば、両国(イスラエル、トルコ)間の関係は改善されない。   ・われわれの経典である聖なるコーランでは、誰かが一人を殺せばそれは全人類を殺したことになるとしている。   ・同様の理解は聖書でもなされている。   ・旧約聖書は、「汝は人を殺すことはできない」と説いている。   ・ならばイスラエルは、パレスチナの人々に対する迫害を 全文をよむ

2011-07-22 イラン軍、イラク領内に4キロ侵攻、クルド・ゲリラ掃討作戦展開 (Radikal紙)

イラン軍は、イラン・イラク国境に展開するPKKの一派PJAK(クルディスタン自由生活党)に対し数千人を動員して軍事作戦を展開し、イラク領内に約4キロ侵攻したと見られている。      北イラク・クルド自治政府の公式情報筋は、イラン軍がPKKのイランで活動する一派PJAKに対し10日前から数千人の兵士を動員した軍事作戦を開始し、それは今も続いている、と述べた。軍事作戦の一般で、イラン軍は、イラク領内に約4キロ侵攻したという。      イランの国境に近いイラクのチョマン郡のアブドゥルワヒト・ギワイ 全文をよむ

2011-07-20 EU、エルドアンのキプロス訪問を注視 (Zaman紙)

EU(欧州連合)は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の6月12日の総選挙後初めて国外周遊となったキプロス訪問の行動や発言を注視している。アフメト・ダヴトオール外相に続きエルドアン首相がギリシャ系キプロスが(EUの)次期議長国となることに関しはっきりと警告したことは、EU本部でのキプロス議論に火をつけた。オーメン・ルージテン欧州議会トルコ審議役は、トルコが「ルールに則ってゲームをする」必要性を説く中、EU委員会は現段階でキプロスが議長国となった際に生じうることを憶測するのは正しくないと声を上げて 全文をよむ

2011-07-19 北キプロス訪問のエルドアン首相、強硬発言 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「殉職者の血と、兵士の血に染まり形作られたこの土地で、誰にもオペレーション(作戦)を許すことはできません。いつも次のように説明しています。公平で、包括的かつ建設的な二つの国家という考えが受容されない限り、今、一歩を踏み出すことは出来ません」と述べた。      エルドアン首相は、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)で行った演説で、「公平で、包括的かつ建設的な二つの国家という考えが受容されない限り、今、一歩を踏み出すことは出来ません。現在、キプロスという名前の 全文をよむ

2011-07-17 シリア反体制派、イスタンブルで会合 (Yeni Safak紙)

シリアの反体制派による「国民救済大会」が、イスタンブルで開かれた。人権・自由・人道支援財団(İHH)と、被抑圧者団結協会(MAZLUMDER)の主催で、ペンディク・グリーンパークホテルで実現された大会は、シリアでの騒乱によって命を落とした人のための祈りから始まった。その後シリアの首都ダマスカスにいる反体制派を代表してメシャル・ティルモ氏とガッサーン・ナッジャール氏もテレコンファレンスシステムで大会に参加した。議会メンバーのティルモ氏とナッジャール氏は、シリアで起こった事件について説明を行った。  全文をよむ

2011-07-17 クリントン国務長官、2012年キプロスでの国民投票を支持 (Zaman紙)

米のヒラリー・クリントン国務長官は、トルコが提案したキプロスで2012年の初めに国民投票を行う計画を支持した。      リビア問題を協議する「連絡調整グループ」会議のためイスタンブルを訪れ、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、アフメト・ダヴトオール外相と会談したクリントン国務長官は、「私たちは2つの共同体、2つの地域からなる連邦を2012年までに見たい」と述べた。会談ではテロとの戦いにおける協力関係をどう強化するかについても話し合われた。この問題では、共通の態度と協力関係を継続することで一致し 全文をよむ

2011-07-16 電力逼迫のギリシャ側キプロスへ、北キプロスから送電はじまる (Zaman紙)

7月16日深夜、北キプロス・トルコ共和国からギリシャ側キプロスへ送電が始まった。      北キプロスからギリシャ側キプロスへ人道的支援を目的とした電力販売に関して、ギリシャ側キプロスの関係者と今朝契約を締結していた。      アナトリア通信の記者がキプロス・トルコ電力機構(KIB-TEK)関係者から得た情報によれば、今日深夜、ニコシア近郊のハスポラトからギリシャ側に電力供給が始まった。      北キプロスの電力のギリシャ側区域への供給が始まった。ギリシャ側は、まずテストを行い、その後電力を 全文をよむ

2011-07-13 爆発事故で苦しむギリシャ側キプロスで大停電―トルコ側の支援を断る? (Zaman紙)

軍事基地爆発により発電所が大きな被害を受け電力不足に陥っているキプロスだが、KKTC(北キプロス・トルコ共和国)からの電力援助の申し出を受けるかどうか態度を決めかねている。対応を協議している議会では、ギリシャ人(キプロス人)としてのプライドを重視して援助に否定的な声があがっている。      ポリティス紙は、KKTC側がキプロス電力局の管轄内に150メガワットまでの電力供給が可能であると発表したと伝え、これが実現すれば問題解決に向けた重要な一歩となることを伝えた。   同紙によると、KKTC側は 全文をよむ

2011-07-11 キプロス問題、トンネルの出口はみえたのか? (Milliyet紙)

ダヴトオール外相が、キプロスで2012年に国民投票が行われうると話したことから、キプロス問題は今まで以上にその解決に近づいたかのようにみえる。トルコ系住民にとって歴史的な一歩となった3者会談に関して、エルオール大統領のスポークスマンは「問題解決に向けた道筋がはっきりした」と話した。      南キプロス・ギリシャ側がアナン・プラン(訳者注)に反対したことにより中断されていたキプロス問題をめぐる話し合いが、2012年までに「幸せな結末」に至るのではないではないかとみられている。7月7日にジュネーヴ 全文をよむ

2011-07-10 トルコ、南スーダンを承認 (Hurriyet紙)

トルコは、独立を宣言した南スーダン共和国を承認することを表明し、「平和と豊かさに満ちた将来を希求する南スーダン共和国およびその国民と、友好と親愛で結ばれた関係の中で密接な協力を発展させていくために、必要な努力を示していく」と述べた。      外務省は発表の中で、包括和平合意の枠組みにおいて2011年1月9日から15日に、平和的で民主的な環境の下で実施された南スーダンの住民投票の結果、分離独立が支持されたことにより、南スーダンが本日独立を宣言したことを述べた。      発表において、「トルコは 全文をよむ

2011-07-09 2012年、統一キプロスを-ダヴトオール外相、発言 (Milliyet紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、キプロス問題に関して「我々の希望は年末までに解決させ、2012年のはじめには国民投票を行うこと、そして「統一キプロス」としてEU議長国の任務を担うことである」と述べた。      第61代内閣において再び外務大臣に就任したアフメト・ダヴトオール外相は、初の公式訪問として北キプロス・トルコ共和国を訪れ、デルヴィシュ・エルオール同国大統領と面会した。会談はワーキングランチでも続き、その後エルオール大統領とダヴトオール外相は共同記者会見を開いた。      ダヴトオール外 全文をよむ

2011-07-08 在トルコのカダフィーの20億リラ財産、反政府勢力へ送金へ (Zaman紙)

トルコは、国連安保理の決定を受けて、リビア中央銀行が所有するアラブ・トゥルク銀行(A&T銀行)に対して、一時資産凍結し、リビアの暫定政府にポーズを取る準備をしている。      カダフィ政権が退陣するまでA&T銀行にある預金資産は預金保険機構(TMSF)によって運営される予定で、A&T銀行に預けられている資産の利子の運用は続けられるだろう。      この結果、トルコにあるリビアの約20億トルコリラ(約1000億円)の資産は、凍結されるもののカダフィ政権が退陣するまで運用されるだろう。      全文をよむ

2011-07-05 米政府、ガザ支援船襲撃国連レポートとりまとめに向け合意圧力? (Milliyet紙)

マーヴィ・マルマラ号(ガザ支援船)襲撃について捜査を進める国連委員会が報告を発表するまで残り数日となったが、トルコ及びイスラエルの外交官幹部らは和解に向けて努力を続けているとされる。(イスラエルの)ハ・アレツ紙によると、「不和の主な要因は、トルコが謝罪要求をし続けていること」であり、またイスラエル政府筋は「米国が見解の相違を解決するために(イスラエル及びトルコ)両国に圧力をかけている」と主張している。      イスラエルの主要紙ハ・アレツ紙によると、「イスラエル及びトルコは、国連のガザ支援船団 全文をよむ

2011-07-05 アンカラでリビア問題折衝つづく (Radikal紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、リビアで発生した暴動、及び軍事作戦に関し、要人らを招いた。      アフメト・ダヴトオール外相は、ベンガジ訪問後、アンカラにて、リビア問題に関し関係要人らを招いた。   同外相は、外務省で、まず潘基文国連事務総長とリビア特使であるアブデリラー・アル・ハティープ氏と会談した。      ハティープ特使との会談後、ダヴトオール外相は、外務省にて、リビア反体制派トップのマフムード・ジブリル氏とシェイフ・アブドゥッラー・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤン・アラブ首長国連邦(B 全文をよむ

2011-07-03 ダヴトオール外相、ベンガジ訪問 (Yeni Safak紙)

トルコのアフメト・ダヴトオール外相は、リビアでカダフィーに対して反乱を起こしている反体制派と会うため、日帰り訪問という形でリビア東部のベンガジを訪問した。      ダヴトオール外相と代表団は、空港でトルコのベンガジ総領事であるアリ・ダヴトオール氏に迎えられた。ダヴトオール外相が空港から市中心部へ移動する際、厳重な警備が敷かれた。      ダヴトオール外相の警備担当者も飛行機で防弾チョッキを着用した。ダヴトオール外相は、ベンガジで始めにリビア国民評議会議長のムスタファ・アブドゥルジェリル氏と会 全文をよむ

2011-07-03 トルコ、カダフィー政権との窓口を閉鎖へ (Zaman紙)

リビア危機の当事者である双方の勢力と交渉を続けてきたトルコは、カダフィー側との関係を断った。在トリポリのトルコ大使を中央へ呼び戻す一方で、代わりの大使の任命はなかった。ダヴドオール外相は反カダフィー勢力の拠点となっているベンガジを訪問することになっているが、その訪問一日前にこのことが明らかとなったということは、「反カダフィー勢力支持への意思表示」であるとみなされている。      アンカラ政府は、リビアで現政権に対する民衆蜂起がおこってから今日まで、リビアの指導者ムアメル・カダフィー氏および反対 全文をよむ

2011-06-28 ギリシャ・ストライキで生活マヒ、トルコ航空便もキャンセル (Milliyet紙)

ギリシャで、緊縮策を盛り込んだ政府の中期的な計画に反対する公務員と民間労働者達が48時間のストライキを始めた。このストにより、ギリシャでは生活がマヒしている状況である。      ギリシャで28日に始まったストで、トルコ航空アテネ行きフライトにも影響が出ている。入ってきた情報によると、ギリシャの48時間ゼネストと、アテネ空港の空港交通管理官らがストに参加した結果、全便に影響がでた。このためトルコ航空TK1845、TK1849イスタンブル‐アテネ便とTK1846、TK1850アテネ‐イスタンブル便 全文をよむ

2011-06-27 イランでミサイル軍事演習はじまる (Radikal紙)

   イランで、外国からの攻撃という有事を想定した軍事演習「偉大なる預言者6」が始まった。演習は、軍隊の装備を点検、強化する目的で、射程距離の異なる複数のミサイル実験が行われる。      イラン国営放送によると、イラン革命防衛軍により実施される10日間の軍事演習では、「血脈」、「征服者」、「抗命」、「ペルシャ湾」、「地響き」、「流星1」、「流星2」といった名前のミサイルを含め、長距離、中距離、近距離に対応した複数のミサイルが試される。イラン革命防衛軍空軍本部のアミール・アリー・ハジザーデ大佐は 全文をよむ

2011-06-26 フランスでモスクが政府の規制対象に (Zaman紙)

ニース市が、11年間モスクとして使われてきた建物の購入を予定していたモスク協会に立ちふさがった。市は建物を自ら購入し、「ここにイスラム文化センターを作る予定だ」と発表した。市長は(建物購入の)本来の目的は、金曜日に道路にまで溢れる集団を阻止することであると述べた。ムスリムたちはこの決定に抗議し、問題を法廷に持ち込んだ。      2012年に選挙を控えるフランスで、政府が「通りでの礼拝阻止」を目的にモスク規制に乗り出した。ニース市在住のムスリムが11年間使用してきたモスクの建物は市の管理下に入る 全文をよむ

2011-06-24 ギュル大統領「シリア国民の要求に答えなければ、シリアは泥沼状態になるだろう」 (Zaman紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は,シリアの安定性復帰を求めつつ、次のように続けた。「人々を納得させ、その要求に答えるような、真の正しい努力が必要だ。さもなければ、状況はさらに悪化し、泥沼状態になるだろう」と述べた。      カタールのアル・ジャルク紙のインタビューに答えたアブドゥッラー・ギュル大統領は、冷戦終結後、中東でも変化の風が吹き始めた、と語った。ギュル大統領は、「しかしこの地域のいくつかの体制は、この現実に目を向けず改革の運きに足並みをあわせるのに遅れました。私たちは、常に改革が内側から 全文をよむ

2011-06-23 避難民集中のシリアの国境の村、トルコ国旗下ろされる―シリア軍制圧 (Milliyet紙)

シリア軍は、混乱を逃れた住民の集っていたトルコ国境のフルバト・アル=ジューズ(トルコ語読みフルプトゥジョズ)村に到達した。この村にある見張り塔に掲げられていたトルコ国旗がおろされ、国旗台のまわりにはライフルを装備したシリア兵が配置された。トルコ軍第二司令本部セルヴェト・ユリュク大将は現場を訪れ、記者会見を行った。      ハタイ県ヤイラダー郡のギュヴェヌッチ村と対面するシリア側にあり、約3万人のシリア人が混乱をさけ避難していたフルバト・アル=ジューズ村に、今朝(23日)、シリア軍兵士が到達した 全文をよむ

2011-06-22 トルコ企業、ギリシャからの撤退加速 (Radikal紙)

ここ10年で大きな希望を抱きギリシャで店舗を展開していたトルコ系企業は、「ギリシャの回復には時間がかかるだろう」としトルコへの帰途に就き始めた。      ギリシャ危機は、数々の経済危機を乗り越えてきたトルコ企業でさえも撤退を余儀なくさせた。「ギリシャ危機はちょっとやそっと程度ではない。この危機の克服には10年はかかるだろう」と考えるトルコ企業は、ほんの4~5年前大きな希望を抱き足を踏み入れた隣国からの帰途に就いた。      イペッキヨル(İpekyol)は8店舗を同時に閉店し市場から撤退する 全文をよむ

2011-06-22 NATO副事務局長、「シリアに武力制裁はなし」 (Zaman紙)

ガボール・イクロディNATO副事務局長は、シリアにおいてリビアと同じような制裁を望んでいる者にとって期待はずれの回答をした。このハンガリー人の担当者は現段階では制裁を行う必要があるような出来事は見当たらないことを強調し、暴力事件が悲劇的な状況になった場合には、介入しうると述べた。      シリアで増加している暴力事件に対し国際社会がどのような反応を示すのか今や遅しと待たれていたところでNATOから重要な発言が出た。ガボール・イクロディNATO副事務局長は「NATOにこの段階でシリアに対する任務 全文をよむ

2011-06-20 「新たなオスマン帝国の出現か?」米ニューズウィーク誌のトルコ評 (Radikal紙)

アメリカの週刊誌ニューズウィークに掲載された記事の中で、「トルコがその力を示すにつれ、近い将来、息を吹き返したオスマン帝国と直面することになるかもしれない」との見解が述べられた。      ニューズウィーク誌のニオール・ファーガソン記者の「中東の次のジレンマ」というタイトルの記事で、「大中東地域に駐留する米軍兵士の削減について、アメリカの共和党の党首候補者らと大統領の間で調整が行われている」とし、「誰一人答えようとしない質問は、アメリカが手を引いたあと、この地域で何が起きると思うかという質問だ」 全文をよむ

2011-06-18 シリアからトルコへの避難民、ついに1万人を超す (Yeni Safak紙)

首相府災害緊急時対策庁(AFAD)は、シリアからの避難民の緊急措置のため、ハタイ県に3百万トルコリラを送った。さらに、トルコに逃れたシリア国民の数が、1万114名に達したことが明らかにされた。AFADの文書による発表によると、ハタイ県に緊急救援金として追加で3百万トルコリラが送られ、これまでに送られた総額は375万リラに達した。      発表によると、シリアからトルコに向かう人の動きに対し、AFADの調整のもと、参謀司令本部、内務省、外務省、保健省、国民教育省、農業村務省、交通省、財務省、ハタ 全文をよむ

2011-06-18 UNHCR親善大使アンジェリーナ・ジョリー、ハタイのシリア人避難民キャンプ訪問 (Zaman紙)

UNHCR親善大使であり映画スターであるアンジェリーナ・ジョリーは、昨日ハタイを訪問し、トルコ新月社が設けたシリアからの避難民キャンプを訪問した。      窓に黒いフィルムがかかったマイクロバスでやってきたアンジェリーナ・ジョリーは、シリアからの避難民が滞在するアルトゥンオズの避難民キャンプを訪問した。彼女はそこで「ようこそ。世界の素敵なエンジェル」と書かれた大きなプラカードで出迎えを受けた。アンジェリーナ・ジョリーは、新月社とトルコ国旗で飾られた難民キャンプで難民たち会い問題に耳を傾け、関係 全文をよむ

2011-06-15 イラン、初の画像撮影衛星の打ち上げに成功 (Radikal紙)

イランが宇宙へ打ち上げた初の画像撮影衛星、「ラサド(観測)」は無事周回軌道にのった。      イラン国営通信IRNAは、アフマド・ヴァヒーディ防衛相が見守る中「ラサド(観測)」という初の偵察衛星が打ち上げられ、その衛星が集めるテレメトリー(遠隔測定)のデータが地上基地に送られることになると発表した。      設計、部品製造、試験段階をイランの専門家が行った衛星は、やはり国産のロケットを用いて打ち上げられた。その重さは15.3キログラムである。「ラサド(観測)」衛星は1日に15回地球を周回する 全文をよむ

2011-06-14 シリア側に、トルコ国旗 (Milliyet紙)

シリアから避難民の流入が続いているが、ハタイ県ヤイラダー郡ギュベッチ村のシリア側対岸にあるフルバト・アル=ジューズ村のデムスの丘の上にある建物に、トルコの旗が掲げられている。シリアの反政府派が要塞の上に掲げたと思われるこの旗は、トルコ側からもよく見える。国境から2キロの地点にあるこの旗は、トルコのギュベッチ軍警察支部に対面している。      ■250人は帰国      一方、ヤイラダーのキャンプに留まっているシリア人避難民のうち250人がシリアに戻った。その理由は明らかにされていない。 全文をよむ

2011-06-10 ギュル大統領、シリアの最悪のシナリオへトルコの備えは十分 (Radikal紙)

アブドゥラー・ギュル大統領は「私たちは日々の諜報活動により、シリア情勢をとても詳細にフォローしています。軍も、政府も、最悪のシナリオに備えている」と述べた。      ギュル大統領はイスタンブルのタラビヤのレストランで昼の食事をとった後、メディア関係者の質問に答えた。シリアにおける展開に関する質問を受け、ギュル大統領は次のように答えた。      「私たちは日々の諜報活動によりシリアをとても詳細にフォローしています。軍も、政府も、最悪のシナリオに備えています。もちろん、いかなる時でも最悪の事態に 全文をよむ

2011-06-10 トルコ、シリア国境を閉鎖しないことを決定 (Milliyet紙)

シリアからの難民の殺到に対し、国境を閉鎖しないこと決めたトルコでは、最悪のシナリオに対し、どのような対応が可能かの検討が始まった。      ヒュッリイェト紙のインタビューに応じた政府間関係者は、このシナリオの中には、何万という人がトルコへの避難をはじめた場合にそなえ「緩衝地帯」をつくることも含まれているが、それは現時点、あるいは、近い将来に実施されることは考えられていないと述べた。      ■エルドアン首相「アレッポは戦車で一杯。無政府状態に近い」      エルドアン首相は、「3日前に、ア 全文をよむ

2011-06-10 トルコからリビアへ1億ドル支援、決定―アブダビ会議 (Zaman紙)

アフメト・ダヴトオール外務大臣は、アラブ首長国連邦の首都アブダビで行われた「リビア連絡調整グループ」の第3回会議で、リビア反体制派が組織した国民評議会にトルコが1億ドルの支援を行う事を明らかにした。      イタリア、フランス、アメリカ、カタールなどの国が参加するこのグループから、反体制派へ11億ドルの支援が行われることが決定した。ダヴトオール大臣は、トルコからの物質的支援は、人道支援、保健福祉サービス、学校や基盤整備に使われると述べた。外務大臣は、「第4回リビア連絡調整グループ」会議がトルコ 全文をよむ

2011-06-05 欧州安全保障・協力機構の事務局長選出でオーストリアと対立 (Zaman紙)

アンカラは、トルコ反対発言で知られるオーストリアの候補者ウルスラ・プラスニク候補を拒否した。本紙に語ったアフメト・ダウトオール外務大臣は「我々トルコが欧州に加わることに疑問を呈する人物を承認しないという話ではない」と述べた。      トルコの候補者ブユケルチ・エルスィン・エルチンをキプロス・ギリシャ地域とアルメニアが拒否した。      欧州安全保障・協力機構の事務局長選出で、オーストリア元外相ウルスラ・プラスニクが最も有力な候補者だと見られていたが、アンカラはトルコで評判の良くないこの候補を 全文をよむ

2011-06-01 トルコのEU加盟支持率は69%-トルコ経済社会研究財団アンケート (Zaman紙)

トルコ経済社会研究財団の実施した調査によると、キプロス問題によりEU加盟プロセスが滞っているにも関わらず、トルコ国民の69%が加盟を支持している。EU加盟を最も支持するのは、支持率91%の南東アナトリア地域だ。アンケートによると、トルコが直面している最大の危機はテロである。      トルコ経済社会研究財団(TESEV)の実施した「トルコにおける外交意識」の調査において、印象的な結果が表れた。この調査により、交渉過程における停滞と、トルコの外交方針をめぐる議論が発生している状況にあって尚、トル 全文をよむ

2011-06-01 トルコ・グルジア間の往来自由化、パスポートも不要 (Milliyet紙)

トルコはグルジアと相互に往来において、パスポートの提示を不要とした。新協定によれば、両国民は国境を通過する際パスポートの代わりに身分証明書を提示する。      トルコは歴史的な協定に署名し、隣国グルジアの往来においてパスポートを不要とした。タイイプ・エルドアン首相はサルプ国境門を訪れ、国境のグルジア側にある施設のオープニングをミヘイル・サーカシヴィリ・グルジア大統領と共同で行った。オープニングセレモニーで、両国民の国境往来においてパスポートの代わりに身分証明書を提示することを新たに適用するため 全文をよむ

2011-05-27 ギリシャ政府、アタテュルク生家を歴史遺産指定 (Radikal紙)

ギリシャのテッサロニキ(セラーニク)にあるアタテュルクの生家が、ギリシャ文化省近代歴史遺産センター委員会によって、「歴史遺産」に指定された。      ギリシャ文化省近代歴史遺産センター委員会は、全員一致で、省管轄の住宅遺産に決めたと発表した。      ギリシャでの報道によると、近代歴史遺産委員会は、テッサロニキにあるムフタファ・ケマル・アタテュルクの生家が、保護されるべき歴史的建造物か否かを、ここ最近、討論してきたという。      この建物はトルコ政府が所有しているが、一部に改修工事が必要 全文をよむ

2011-05-25 水資源問題、イラクがトルコを「脅迫」 (Hurriyet紙)

イラク政府は、ユーフラテス川とチグリス川からのイラクへの水分配に関する条約が締結されるまで、すでにトルコと調印した高次の戦略的協力関係に関する条約を会議で通過させないことを明らかにした。      国務大臣でもあるアリー・ダッバーグ・イラク政府報道官は、演説でチグリス・ユーフラテス川からのイラクへの水分配に関する条約の締結についてと、この条約が、2カ国政府間で調印される高次の戦略的協力関係の条約に一条項として含まれない限り、高次の戦略的協力関係に関する条約がイラク国民会議を通過することはないと述 全文をよむ

2011-05-24 トルコと同時交渉開始のクロアチア、2013年中にEU加盟へ (Milliyet紙)

2005年にトルコと同時にEUへの加盟交渉を開始したクロアチアが、この2年以内に(正式に)加盟することが議題に上っている。EU諸国の外務大臣らは、昨日ブリュッセルにて、クロアチアの加盟日を2013年7月1日とすることについて協議した。      トルコは1999年にEU加盟候補国と公表されたが、その5年後(2004年)にそれと同じ地位を得、2005年10月3日、トルコと同時に交渉を開始したクロアチアが、EU加盟への最終段階を迎えている。EU諸国の外相らは、首都ザグレブ(クロアチア政府)と進めてき 全文をよむ

2011-05-23 ギュル大統領、リビア反政府派リーダーと会見「リビアにカダフィーの居場所はない」 (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領が、リビア反政府派リーダー、ムスタファ・アブドゥルジェリル氏との会見で「リビアにカダフィー政権の居場所はない」と語ったことが明らかになった。      一連の会議のためトルコを訪問したアブドゥルジェリル氏は、面会したギュル大統領に対し、リビアの政権移行プロセスに対しトルコからの支援を求めた。      ギュル大統領も、リビアが圧政や専制を脱して新しいシステムを早急に構築すること、また政権移行プロセスが早く終わることが必要であるとし、「もうリビアに旧体制の居場所はない」 全文をよむ

2011-05-20 ニューヨーク市長、入札敗退のトルコ車に暴言「2年後にはタイヤが落ちる」 (Radikal紙)

ニューヨークのブルームバーグ市長が、カルサン社の「V1」モデルについて、「2年後にタイヤが落ちるのを見たくない」とコメントした。      ニューヨーク市のタクシーの入札の最終選考に残った3社のうちの1つであるカルサン社の役員であるジャン・ナフム氏は、「V1」モデルが最終選考に残った後、ニューヨークのブルームバーグ市長がトルコの自動車産業のことを理解していなかったと述べた。      ニューヨーク市で開催されたトルコ・アメリカビジネスフォーラムの初日に参加したジャン・ナフム氏は、アナトリア通信 全文をよむ

2011-05-17 イスラエル、ガザ救援船に再び砲撃 (Yeni Safak紙)

イスラエル軍、ガザに援助物資を運んでいたマレーシア船を銃撃した。       パンドナ・グローバル平和財団からの発表によると、イスラエル海軍は、この船を取り囲んで砲撃したという、事件による死者、けが人はいなかった。      救援船には、マレーシア人7人、アイルランド人2名、インド人2名のボランティアが乗船していたという。この船は、破壊されたガザの下水道の修復のため、プラスチックの水管を運んでいた。 全文をよむ

2011-05-13 イラク・キルクークで3つの連続テロ (Zaman紙)

イラクの“時限爆弾”といわれるキルクークは、昨日3つの挑発的な攻撃によって震撼させられた。イラク・トゥルクメン・フロント(ITC)の代表の家をロケット砲で攻撃し、クルド系の警察署長の護衛車に地雷が仕掛けられた。関係者たちは、この挑発行為の目的は内戦の誘発だと語った。      イラク北部、様々な人種の住民が住んでいるキルクークで、昨日、大きな混乱を引き起こしかねない挑発的攻撃により町は震撼した。最初は、ITC代表に先週就任したエルシャド・サリヒ氏の家が標的となった。早朝に起きた攻撃で、ロケット砲 全文をよむ

2011-05-12 エルドアン首相、「ハマスはテロ組織ではない」 (Radikal紙)

タイイプ・エルドアン首相は、ハマスをテロ組織とは見ていないと述べ、イスラエル・トルコ間で続く外交上の緊張について、「我々の姿勢は揺るぎない。我々は3つのことを求める。謝罪、補償、そしてガザで施行されている通商停止の撤回だ」と述べた。      エルドアン首相はアメリカのPBSテレビの質問に答えた。      イスラエルメディアが大きな関心を示したこのインタビューで、エルドアン首相は、「我々は中東においてイスラエルとパレスチナ政府を知る国だ」と述べ、他の全ての国々に対して、トルコのように2国を知る 全文をよむ

2011-05-09 イラン情報相「ビン・ラディンはとっくに病死していた」 (Radikal紙)

イラン情報相のハイダル・ムスリヒ氏は、テロ組織アルカイダのリーダーであるウサマ・ビン・ラディンはずっと前に病死していたという確実な情報を得ていることを明らかにした。      イランの各新聞に掲載された記事によると、ムスリヒ情報相は、アメリカ軍によってパキスタンの隠れ家で殺されたと発表されたビン・ラディンが、本当はずっと前に病死していたと主張した。      「ビン・ラディンは病死したという確実な情報を手にしている」と話したムスリヒ情報相は、「アメリカ軍やCIA情報局が本当にビン・ラディンを捕ま 全文をよむ

2011-05-07 アリ・ハメネイ師、アフマディネジャド大統領に批判の矢 (Hurriyet紙)

イランの宗教指導者であるアイェトッラー・アリ・ハメネイ氏とマフムド・アフマディネジャド大統領との間に、一時期、政治的不和が生じていたが、ハメネイ氏が大統領に対し最終通告をしたことが明らかになった。アフマディネジャド大統領の側近の一人によると、ハメネイ氏はイラン大統領に対し、「私がだした人事決定を受諾しなさい、でなければ辞任しなさい」と述べたそうだ。      ガーディアン紙が、イランの情報サイトに基づき出した記事によると、アフマディネジャド大統領は側近であるムルダザ・アガ・タフラーニ氏に対し、「 全文をよむ

2011-05-06 欧州委員会、トルコの「報道の自由」に懸念 (Milliyet紙)

欧州委員会のステファン・フューレ委員は、「2010年の拡大パッケージはトルコでメディアと表現の自由が後退していることを示しています。進展を非常に懸念しています」と語った。      欧州委員会主導のもと、西バルカン諸国とトルコにおける報道の自由について議論された「声をあげよう」をテーマにした国際会議は、アンカラが次第に深刻な局面を増す「イメージの低下」に直面していることを提示した。この種のテーマの会議は初めてではなかったが、トルコが報道の自由というテーマで初めて西バルカン諸国と同じ天秤に掛けられ 全文をよむ

2011-05-06 イラクのロバ、スモークの物語 (Hurriyet紙)

北イラクの何百万頭もいるロバの1匹にすぎなかったロバのスモークと、1人のアメリカ人軍人の物語は映画顔負けだ。ジョン・ファルソム大佐は、引退して帰国したにもかかわらずスモークを忘れなかった。スモークをアメリカへ連れて行くために奮闘したのだ。      積み荷を運ぶロバの体には、痛々しい苦痛の傷跡が見られた。しかし、3年前幸運が降ってきた。イラク南部のアンバール県で第一歩兵兵站部隊に属する米国兵の駐屯キャンプに近づいたためだ。ロバは食料を探してキャンプのフェンスに接近した。駐屯キャンプの司令官ジョン 全文をよむ

2011-05-05 ビン・ラディンの殺害で銃撃戦はなかった (Zaman紙)

アメリカ軍特殊部隊がアルカイダの首領オサマ・ビン・ラディンと4人を殺害した軍事作戦では、銃撃戦はなかったことが明らかになった。アメリカの国防関係者がAP通信に語ったところによると、建物にいたもののうち武器をもっていたのは一人だけで、その人物も、発砲以前に特殊部隊により射殺されたという。      最初の発表では、ビン・ラディンは40分間の銃撃戦のあと死体で確保されたとされていた。しかし、最新の発表により、この軍事作戦の目標がビン・ラディンの殺害であったという疑いがさらに濃厚になった。 全文をよむ

2011-05-05 カダフィーのトルコ人コック、1カ月音信不通 (Yeni Safak紙)

ハタイ県サマンダー市在住の子供を1人持つ女性が、6ヶ月前にリビアの指導者ムアンマル・カダフィー大佐の息子、ハンニバル・カダフィー氏の自宅で専属料理長として勤め始めた夫と一ヶ月音信不通になっている事を明らかにした。      サマンダー市で家族に支えられながら生計を立てているセルピル・タムさん(39)がアナトリア通信の特派員に語った所によると、夫のアドナン・タムさん(54)はサマンダー市の幾つかのレストランでコックをしていたが、稼ぎでは暮らしが苦しくなり、自営業者保険組合への借金も嵩んだためリビア 全文をよむ

2011-05-03 テキサス州で宗教の違いを超えた雨乞い (Zaman紙)

アメリカのテキサス州で1930年代以来続いているもっとも深刻な干ばつのために、リック・ペリー知事は信仰を持つ者らに対してそれぞれが信仰する宗教に従って雨乞いの祈りをささげるよう求めた。州内のいくつかの地区では3か月まったく雨が降らず、暑さと乾燥のために火災の危険がある。去年の12月から今日までの5か月間に起きた8000件以上の火災で400軒の家と180万ヘクタールの土地が被害にあった。      リック・ペリー知事が発表した声明文では上述のような様々な情報を伝えながら、イスラムの教えに基づく雨乞 全文をよむ

2011-05-03 フリソストモス大主教、キプロスEU加盟にまつわる歴史的証言 (Radikal紙)

(キプロスが)EU加盟のためにヨーロッパ諸国を欺いたとする、ギリシャ正教のフリソストモス大司教の発言は、キプロス全体をゆるがすものとなった。(キプロスの)ギリシャ系住民は宗教指導者である大主教に対して怒りを表し、新聞等では「聖人が台無しにした」、「大主教よ、黙れ」との見出しが載った。      (2004年の)キプロスでの国民投票から丁度7年が経った後、ギリシャ系住民によって歴史的証言がなされた。ギリシャのテレビ放送局スカイのインタビューに応じたギリシャ正教のフリソストモス2世大主教は、キプロス 全文をよむ

2011-05-02 シリアからの難民、テント村での生活が始まる (Zaman紙)

金曜日(4月29日)にトルコへ避難したシリア人は昨日(5月1日)、滞在していた体育館からテント村へ引っ越した。42張のテントが設営されたキャンプでは一日3食が提供されており、テントに落ち着いた263人のシリア人は祖国の混乱が落ち着くまでトルコに滞在したいと話した。       当局への抗議が続いているシリアを逃れてトルコへ避難した263人のシリア国民は、ハタイ県で彼らのために設営されたテント村へ移動した。トルコ政府は29日の夜に国境の鉄条網を越えてトルコ国内に入ったシリア人を保護し、263人をハ 全文をよむ

2011-05-02 ビン・ラディン殺害、タリバンも報復を誓う (Hurriyet紙)

タリバンのパキスタン支部は、アル・カーイダのトップ、オサマ・ビン・ラディンの殺害が公表されたことに対し、脅迫の声明を発表した。      タリバンのスポークスマン、イフサヌッラー・イフサン氏は、場所は特定されていないが、ある場所からAFP通信に対し声明を発表し、「もしビン・ラディンが“殉教”したのならば、私たちはその死への復讐を誓い、アメリカとパキスタン政府、そしてそれぞれの治安部隊に対し報復攻撃を行う。これらの人間は、イスラムの敵である」とも語った。      さらにイフサン氏は、タリバンがビ 全文をよむ

2011-05-02 ビンラディンの死は世界のバランスを変える (Hurriyet紙)

アメリカの軍事作戦によりウサマ・ビン・ラディンが殺害されたという発表に、世界中が注目した。これはアメリカ政治にも世界的にも大きな意味を持つ。      ■オバマ、支持を獲得      このニュースがもつ政治的重要性のうち最大のものは、2012年に行われる大統領選挙を目前にオバマ大統領が掴んだ優位である。直近のアンケートでは、大統領の支持率は最悪と言えるほど低下していた。   (しかしビン・ラディンの死が)特に共和党支持者が多く住み、前線にいる多くの米軍兵士の出身地でもあるアメリカ中央部の州に大き 全文をよむ

2011-04-30 ギリシャ・メディア、イスタンブル運河計画に懸念 (Hurriyet紙)

アテネで発行部数の多さを誇るエトノス紙は、黒海とマルマラ海の間に運河を建設するというレジェプ・タイイプ・エルドアン首相のプロジェクトは、「トルコをモントルー条約の責務から解放し、中央アジアの石油を地中海へ輸送することにおいてトルコに完全なる主導権を握らせるような代替案となるだろう」と報道した。      エトノス紙は、「3つの海の運河-エルドアン首相の恐るべきファラオ的プロジェクト」という見出しのコラムの中で、「タンカーがイスタンブル運河を通行すれば、国際海上輸送分野における均衡に変化をもたらし 全文をよむ

2011-04-30 ギュル大統領「オーストリア・トルコ系市民には2つの母語を」 (Hurriyet紙)

13年の歳月を経て、アブドゥッラー・ギュル大統領は就任後初めてオーストリアを訪問する予定であり、訪問前にオーストリアメディアに対し、オーストリア・トルコ系市民にはドイツ語とトルコ語の2つを母語にすること、そして2つの母語を同時に学ぶことが重要であると強調した。      ギュル大統領は、オーストリアの学校におけるトルコ語の授業設置の議論に関して「デア・シュタンダルト」紙記者に対し、次のように語った。オーストリアには20万人のトルコ人が生活しており、そのうち10万人はオーストリア国民である。私はオ 全文をよむ

2011-04-28 シリアからの難民受け入れ、備えは万全 (Zaman紙)

トルコは、何週間も反体制デモが行われている隣国のシリアが極度の不安定状態に陥ることを懸念し、警戒態勢を取った。政府は、民衆の要求する改革を実現するようシリア政府を激励する一方で、武力行使が増加するシリアで予想される難民の流入にむけて準備を整えた。      シリアで6週間前に始まった反体制デモの死者数は次第に増加している。シリアのある人権団体によると、デモ隊への治安部隊介入による死者数は500人を超えた。逮捕者は何千人にもなると言われている。今週はじめシリア政府がデモ隊に戦車で介入した南部のダル 全文をよむ

2011-04-26 エルドアン首相、電話外交―オバマ大統領につづきアサド大統領にコール (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、シリアのバッシャール・アサド大統領と電話会談を行ったと伝えられた。      アナトリア通信によれば、エルドアン首相がアサド大統領に電話をかけたという。電話会談では、昨今シリアで発生している騒乱に関して意見交換が行われた。      昨晩、エルドアン首相がアメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領と行った電話会談では、シリアをはじめとした中東地域における諸問題が協議された。 全文をよむ

2011-04-26 イラクで誘拐のトルコ人労働者3名、解放 (Milliyet紙)

イラクのキルクークで2月に誘拐されていた3名のトルコ人労働者が、イラク軍によって行われた作戦で無事救出された。      キルクークで冷蔵技術やエレベーターシステムを取り扱う会社に勤務するアリー・クラクスズ、バフティヤル・クルチュ、そしてムタリップ・キュテュクの3名は今年2月に誘拐され、それ以来彼らの安否は不明であった。 全文をよむ

2011-04-25 トルコの大型貨物トラック300台、シリアに足止め (Radikal紙)

シリアで3月に始まった混乱はダマスカスとヨルダンに近いダラ地区で続く一方、シリアのヨルダン国境閉鎖により、トルコの大型貨物トラック(TIR)も同地区で足止め状態にあることがわかった。      25日にヨルダンへと通じる(シリア側)ダラ国境門が閉鎖されたことで、トルコへ戻ろうとする、あるいはこの国境門から出国し他のアラブ諸国へ出国しようとする約300台のトルコの大型貨物トラック(TIR)は出入国ができないでいる。   国際輸送業者組合(UND)執行部メンバーのハミト・シャンベルディさんは、「ヨル 全文をよむ

2011-04-23 飲酒運転規制強化の日本、交通事故38%減 (Zaman紙)

交通事故の原因は、その過半数がアルコールによるものであるという研究結果がある。      イズミル法医学研究所で毒性学を専門とするヌーリー・イディズ研究員がおこなった研究で、運転時のアルコール法定制限の引き下げにより、死亡事故が大幅に減少しうることが明らかとなった。この研究によると(血中アルコール濃度の)制限を0.50パーミル(‰)から0.30‰へ引き下げることにより、毎年2000人の命が失われずにすむ可能性があるという。また、イディズ氏の研究は他国で行われている取り組みにも触れている。運転者の 全文をよむ

2011-04-23 バーレーンで16のシーア派モスク、取り壊される (Milliyet紙)

バーレーンの最大野党であるアリ=ヴィファクは、政府関係者がシーア派蜂起を鎮圧するとして16のモスクを取り壊したと発表した。      アリ=ヴィファクは発表の中で、先月戒厳令が公布されてからこれまでに、16のモスクを含む30の礼拝場所が取り壊された、あるいは破壊されたと述べた。   発表では、政府がシーア派の聖なる場所に踏み入ったことをいかなるようにも正当化できず、これはスンニー派政府へのデモに対する処罰という意味になると述べられた。      シーア派の礼拝場所が取り壊されたことにより、バーレ 全文をよむ

2011-04-22 戒厳令はないが死者はある―シリア緊張高まる (Hurriyet紙)

バッシャール・アサド大統領が48年に及ぶ戒厳令を解除した一日後、シリアは混乱に陥った。何十万ものキリスト教徒、イスラム教徒のシリア人が集まった「大いなる金曜」は、最大の流血の日となった。バアス党の単独政権の廃止とアサド大統領の辞任を求めるデモ隊に、(治安部隊は)銃弾で応じた。反体制派によると少なくとも70人が死亡したという。      シリアで半世紀に及ぶ戒厳令が解除されたことから国での自由の拡大を願った人々は、初日にして絶望に直面した。この日は、イエスが磔刑に処された日であり、イスラム教徒の聖 全文をよむ

2011-04-22 菅首相よりトルコ大統領と首相へ礼状、「災害救援支援に感謝」 (Milliyet紙)

日本の菅直人首相は、3月11日の大地震と津波後にトルコが行った支援に対して長い感謝状をしたためた。菅首相はギュル大統領とエルドアン首相に対してMilliyet紙を通して感謝を述べ、「我が国に対してこのような支援をもたらして下さったトルコ人のご厚情は、日本に対する友情を再度確認するものとなりました。日本人を代表して最大のそして心からの感謝の言葉を申し上げます」と述べた。感謝状の内容は以下の通り。      ■日本国首相 菅直人      日本は2011年3月11日の現地時間14:46に史上最大の地 全文をよむ

2011-04-21 BBC、マーヴィ・マルマラ号ドキュメンタリーをめぐり、謝罪 (Radikal紙)

BBCは昨年8月に放送された「地中海での死」というドキュメンタリー番組に関し、編集の原則を侵害したと認め、謝罪した。      「BBCトラスト」の編集基準委員長であるアリソン・ヘイスティングス氏がイギリス放送協会BBCの名で会見を行った。BBCはマーヴィ・マルマラ号襲撃に関するドキュメンタリーで編集の原則が侵害されたとし、正確と中立という点で3つの間違いがあったと述べて謝罪した。      この番組で死者に関する検死報告書について触れらず、事件の全貌が完全に説明されなかったこと、そしてİHH( 全文をよむ

2011-04-19 フランス議会、アルメニア虐殺否定罪を否決 (Milliyet紙)

フランス上院で5月4日に討議が予定されていた「アルメニア人虐殺」を否定した人々を罰する法案が憲法委員会で否決された。      憲法委員会は法案を、「立法機関が歴史を規定すべきではなく、法案はフランス憲法と言論の自由に反している」として否決した。法案は5月4日の上院で討議される前に憲法裁判所で審議される予定だ。上院での討議が(憲法裁判所で)認められなかった場合、法案は再び議会に送られる。 全文をよむ

2011-04-18 エルドアン首相の「フランス人」ジョーク、フランスでも好評? (Milliyet紙)

欧州評議会議員会議(AKPM)において、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が発した「フランス人でいること(=トルコについてなにもわかっていない)」という言葉は、ヨーロッパの人々に好評を得ている。      メヴリュト・チャヴシュオール欧州評議会議員会議議長は、エルドアン首相が欧州評議会議員会議の本会議で行なったスピーチのなかでの「フランス人でいること」というジョークが、トルコでは間違ったように受け取られたのに対し、ストラスブールでは評価され、欧州評議会用語集にこのトルコの慣用句が加わったと話した 全文をよむ

2011-04-17 シリアで非常事態法、今週撤廃 (Milliyet紙)

改革が約束されたにもかかわらず反体制デモが続くシリアで、バッシャール・アサド大統領はおよそ50年間続いた非常事態法の撤廃を遅くとも来週中には行うと述べた。      アサド大統領は、昨日宣誓を済ませて職務を始めた新内閣に向けて、非常事態法の撤廃に関する委員会の作業が数日前に終わり、委員会が準備した法律草案が短期間のうちに政府に提出されると述べた。   デモの際に亡くなった全ての人々を「殉死者」であると述べたアサド大統領は、非常事態法の撤廃、国民との対話、透明性、改革といった言葉を並べた後、首都に 全文をよむ

2011-04-14 欧州評議会議員会議でのエルドアン発言にEU関係者から速攻反論 (Radikal紙)

エルドアン首相のストラスブールでの発言が、政界及びマスコミから反響を生んでいる。政界では、オーメン・ルージテン欧州議会トルコ審議役が、アフメト・シュクとネディム・シェネルが拘留されていることについて、最もすばやく反論した。ルージテン審議役は、「長期間拘置されるのは、民主主義の本質と一致しない」と述べた。      ルージテン審議役は、「シュクとシェネルが長期間拘置されるのは、民主主義の本質と一致しない」と述べ、エルゲネコン捜査の方向性が変わった印象を受けた旨話した。同審議役は、「エルゲネコン捜査 全文をよむ

2011-04-14 エルドアン首相と舌戦の「フランス人」はこの人 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に、トルコにおけるマイノリティーの状況について質問した際、エルドアン首相から「私たちの友人はフランス人なんでしょうね。トルコのことを何もご存じない」と返答された国民運動連合(UMP)所属のミュリエル・マルラン・ミリテッロ議員がトルコ系であることが判明した。ヒュッリイェト紙(この報道の掲載紙)に談話を寄せたミリテッロ議員は、「首相は大変大きな間違いを犯しました。残念ながら私は『トルコのことを何も知らない』わけではありません。私はトルコ系で、この出自に誇りを持ってい 全文をよむ

2011-04-13 エルドアン首相、欧州評議会議員会議で激論 (Radikal紙)

タイイプ・エルドアン首相が出席した欧州評議会議員会議で緊迫した空気が流れた。エルゲネコン捜査における新聞記者の逮捕と、アフメト・シュク氏の著書回収に対する批判はエルドアン首相を憤慨させた。ダブルスタンダードで振舞っているとして欧州の同僚を非難した首相は、マイノリティ問題を例に挙げてフランスがロマ人へ行った差別を強調した。これに対してあるフランス議会女性議員がトルコでは宗教の自由がないと発言すると、エルドアン首相は次のように痛烈に反論した。「私はあなたをトルコへお連れしたい。あなたは耳にしたことだ 全文をよむ

2011-04-12 日本の震災被害見込み、さらに深刻 (Milliyet紙)

日本の与謝野馨経済相は、先月発生した地震及び津波が経済に及ぼす被害は、当初の見込みよりさらに深刻なものとなる可能性があると伝えた。      与謝野経済相は、記者会見で、節電により工場生産が停滞し、サプライチェーンに乱れが発生していると述べ、地震及び津波が経済に及ぼす被害は当初の見込みよりさらに深刻なものとなる可能性があると言及した。同経済相は、震災後、人々が消費自粛傾向にあることも伝えた。      日本政府は、震災が自動車部品に及ぼした被害だけでも3000億ドルに達すると予想している。一方、 全文をよむ

2011-04-09 恥ずべき1位―新聞記者の逮捕者数、トルコが世界1位 (Radikal紙)

国際報道研究所は、トルコが、中国やイランのはるかに上回る、世界で最も多くの新聞記者を投獄している国であると発表した。中国、イランで投獄されている記者の数は、それぞれ34人であるが、トルコは57人である。      欧州安全保障協力機構 (AGİT)が入手したレポートを発表した国際報道研究所は、「トルコでは、現在57人の新聞記者が投獄されている。この数は世界でトップである。昨年12月には、トップは34人逮捕の中国とイランだったが、EU加盟候補国でもあるトルコが、5か月後にはその約2倍の数字の逮捕者 全文をよむ

2011-04-09 2010アメリカ人権リポート、トルコをめった切り (Hurriyet紙)

アメリカ国務省が2010年人権リポートを発表した。リポートのトルコに関する記述は非常に手厳しい。46ページに及ぶリポートでは、特に司法の独立性と出版の自由について激しく批判し、様々な違反を、例を挙げながら示している。リポートの注目すべき部分をまとめる。      司法プロセスを経ない刑の執行:昨年(2010年)トルコでは治安当局が司法プロセスを経ない刑の執行を行った。そしてこうした事件は十分には捜査されなかった。3月11日に警察官のギュルテキン・シャーヒンは、ムーラ大学でのデモでセルザン・クルト 全文をよむ

2011-04-06 トルコ政府、リビアの負傷者をトルコ国内に移送 (Zaman紙)

近年、遂行した危険地帯での人道支援活動により世界の賞賛を浴びているトルコ政府は、国内の混乱が続くリビアから321人の負傷者を治療のためトルコへ移送した。      11日前リビアに医療物資を届けたフェリボート・アンカラ号は、昨日(5日)午後、トルコのチェシュメへ到着した。ミスラタとベンガジから移送された470人を、オスマン・ギュネシ内務相とレジェプ・アクダー保健相が出迎えた。到着したけが人は、まず船に乗船していた医療チームにより診療をうけ、その後、港に設立された野外病院へ運ばれた。港ではトルコ国 全文をよむ

2011-04-05 在イスタンブル英国領事館、シリア在住英国人救出計画発表 (Radikal紙)

在イスタンブル英国総領事館のサラ=ムーニー副総領事は、ハタイでシリア在住イギリス人救出計画を発表し、「シリアで起こりうる混乱の後のイギリス国民救出に関して予備調査を行っている」と述べた。      さらにイギリス代表団は避難のためにジルヴェギョズとヤイラダウ国境門で調査を行った。ムーニー副総領事は、イギリス総領事館のスーザン=ウィルソン領事部長とともにアンタクヤ商工業会議所ヒクメト=チンチン会頭と理事会メンバーを訪問した。      ムーニー副総領事は中東における和平を支援していると述べ、「シリ 全文をよむ

2011-04-05 独大統領宮殿前でピクニック―ベルリン・トルコ系住民の楽しみ! (Milliyet紙)

ドイツの首都ベルリンで、ポカポカ陽気を満喫するトルコ人らは、市民に開放されたティアガルテン公園でバーベキューを楽しんだ。      同公園が大統領宮殿前に位置していることはこの景色からも明らかである。ドイツの首都ベルリンでは以前、一部の政治家が、トルコ系住民が頻繁にバーベキューを行う公園で、バーベキュー禁止令を敷くよう要求していた。一部のキリスト教民主党同盟党員も2001年に、「ピクニックにYES,バーベキューはNO」というキャンペーンを始めていた。ビルド紙は2003年6月8日、9日に祝われた「 全文をよむ

2011-04-05 リビア反体制派、トルコ領事館前でデモ (Radikal紙)

トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相がリビア指導者を支持しているとして、トルコ領事館の前に集まったグループがトルコ国旗を降ろすよう求めた。      総領事のアリ・ダヴトオール氏は、この件を外務省に報告し、反体制派によって組織された臨時評議会関係者と面会した後、一部の評議会メンバーが領事館の前に来た。領事館前に高射砲を積んだ車両で治安対策をとる反体制派は、冷静な対応をするようグループに呼びかけた。グループはスローガンを叫び抗議活動を行う一方、領事館内では対応に追われていた。領事館周辺の防犯 全文をよむ

2011-04-04 トルコ、リビア停戦に向け外交努力活発 (Hurriyet紙)

トルコは、リビア停戦のため外交努力を始めた。アンカラは昨日、カダフィ体制の上級特使を迎えた。リビアの反体制派の代表者も近日中にトルコを訪問する予定である。      アフメト・ダヴトオール外相は昨日、アテナでの会談を終えトルコを訪れたリビアのアブトゥラティ・オベディ外務副大臣と、アンカラで面会した。ダヴトオール外相は、北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長との会談の後に開いた記者会見で、トルコは反体制派によって結成されたリビア国民評議会との話し合いも継続していると明かし、「近いうちに彼 全文をよむ

2011-04-03 国境隣接アルメニア・メタモール原子力発電所はトルコの脅威 (Yeni Safak紙)

イギリスで発行されている「インディペンデント・オン・サンデー」紙が、新たな調査に基づき世界の442箇所の原子力発電所の内10箇所が、地震発生後に放射性物質を拡散させる危険性のあることを発表した。      BBCが報じたニュースによると、これらの原子力発電所の中にアルメニアとトルコの国境線付近にあるメタモール発電所も含まれている。      「インディペンデント・オン・サンデー」紙によると、原子力安全専門家たちは原子力発電所が地震発生時にもたらす危険に関し、トルコの国境線から16キロメートル、( 全文をよむ

2011-04-03 トルコ船290人の負傷者を載せリビアを出港、トルコへ (Zaman紙)

五日間リビアのミスラタ沖で待機しているトルコのフェリーボート・アンカラ号が、ミスラタ・ベンガジ両港から負傷者を救助できるよう、反体制派とカダフィ派が一時停戦を宣言した。290人の負傷者と80人の同行者を乗せトルコへ戻る船を守るため、12機のF-16戦闘機が巡視飛行した。      リビアへ人道支援物資を送ったトルコのアンカラ号は、ミスラタとベンガジの港からおよそ290人の負傷者と80人の同行者を乗せ、トルコへの帰路に就いた。得られた情報によるとトルコ政府は、衝突のため五日間ミスラタ沖で待機してい 全文をよむ

2011-04-03 アルゼンチン、アルメニア虐殺問題で、トルコに有罪決定 (Radikal紙)

アルゼンチンの、微妙な訴訟を扱うことで有名な裁判官ノルベルト・オヤルビデが発表した判決文で、「トルコ国家は1915年から1923年の間に同胞の150万人のアルメニア人を組織的に抹殺する罪をはたらいた」と述べた。      アルメニア系のアルゼンチン国民であるグレゴリオ・ハイラベディアンは、2000年に訴えを起こし、第1次世界大戦中にシヴァスとハルプトで暮らした自身の先祖の行方(の責任)についてトルコに問うことを望んで始まった11年間に及ぶ訴訟の結果、史上はじめていわゆるアルメニア人虐殺の責任につ 全文をよむ

2011-04-02 フクシマの悲劇は100年、続く (Hurriyet紙)

福島第一原子力発電所から海に流出した放射性物質の流出源が明らかになった。専門家は、原子炉の燃料棒が冷却され撤去できるようになるまでには、少なくとも50年から100年の年月が必要になると予想する。      日本の菅直人首相は、3月11日に発生したマグニチュード9.0の地震と津波による大惨事から3週間経ってようやく、4月2日にはじめて被災地を訪問した。被災者から菅首相への最初の質問は、「私たちはいつ家を再建できるのでしょうか」であった。      菅首相は、「あなたたちへの支援に関しできる限りのこ 全文をよむ

2011-04-01 リビアに残ったトルコ人165人、チュニジア経由で脱出 (Zaman紙)

リビアに残っていたトルコ人のうち165人がチュニジア経由で脱出したことが明らかになった。      外務省によると、リビアに残ったトルコ人のうち165人は昨日、トリポリにある在リビア・トルコ大使館の職員に付き添われてバスでチュニジア国境まで行き、さらにそこから在チュニジア・トルコ大使館が手配したバスでチュニジアのジェルバ島に連れて行かれたいう。外務省はさらにトルコ人と共に5人の外国人もリビアから脱出したと述べた。      トルコ人とその他の外国人は今日の早朝、トルコ航空の飛行機でトルコに戻ると 全文をよむ

2011-03-31 訪英のエルドアン首相、リビア反体制派への武器供与に懸念表明 (Hurriyet紙)

訪英中のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、NATOに対し、「リビアが、アフガニスタンのようになってはいけない。トルコは、カダフィ政権に抵抗し続ける反体制派への武器供与には反対である」と述べた。      訪英後、トルコへ帰国したエルドアン首相は、昨日、デ-ビッド・キャメロン英首相と行った共同記者会見において、リビア作戦の指揮権を引き受けたNATOに対し、以下のように呼びかけた。      「NATOが重要な試験をリビア作戦を成功させて欲しいと我々は思っている。つまり、リビアにおけるNATOの 全文をよむ

2011-03-29 エルドアン首相、イラク訪問―北イラク・クルディスタンでも演説 (Hurriyet紙)

2日間の予定でイラクを訪問中のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イラクの(シーア派聖地の)ナジャフにあるイマーム・アリ聖廟を訪問した初のスンニー派指導者となった。エルドアン首相は、同時に、北イラク・クルド自治政府を訪問した初のトルコ首相という肩書で(北イラクの)アルビルで演説を行ったが、そこで「クルド人の繁栄は喜ばしい。強固なイラクとは、つまり強固なトルコを意味するのです」と述べた。      イラクを訪問中のエルドアン首相は、本日まずイラクの首都バグダッドにあるカズミイェ、及びイマーム・ア 全文をよむ

2011-03-28 エルドアン首相、「リビアの流血をとめる」 (Hurriyet紙)

エルドアン首相は、英ガーディアン紙のインタビューに対し、軍事行動の長期化はリビアを第二のイラクやアフガニスタンに変えてしまうだろうと述べ、トルコにはリビア停戦のために仲介を行なう準備があることを明らかにした。      エルドアン首相は、リビア政府および「反体制派の首都」ベンガジのリビア国民評議会との話し合いは継続中であると述べた。またトルコはNATOとの協定に基づき、人道支援を目的に反体制派の勢力下にあるベンガジの空港と港湾の管制を引き受けるつもりだと語った。      エルドアン首相は、リビ 全文をよむ

2011-03-27 シリアの衝突現場でトルコ国旗をひろげ脱出 (Yeni Safak紙)

シリアからトルコへ帰国するため出発した大型トレーラー運転手は、衝突現場の中に取り残された際、トルコ国旗を広げ、命を守った。シリアのダマスカス・ダルアー両地区で最近続いている混乱に巻き込まれた運転手のメフメト・カルカン氏(56)は、車に投石していた集団にトルコ国旗を見せると、集団は投石するのをやめたという。      カルカン氏は、車のフロントガラスにおいてあったトルコ国旗を広げると、車に攻撃していた集団が、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とトルコを称えるスローガンを叫び、カルカン氏に別の道から 全文をよむ

2011-03-27 ダヴトオール外相、シリアのムアッリム外相と会談 (Zaman紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、シリアのワリード・ムアッリム外相と電話で会談し、改革プロセスを前進する方向での取り組みに対し、トルコが全面的に支持することを伝えた。      外交筋からの情報によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とシリアのアサド大統領の電話会談に続き、ダヴトオール外相がムアッリム外相と電話で会談したという。      ダヴトオール外相は、「親友であり兄弟であるシリアの出来事を注意深く見守っている」と述べ、これまでの流血沙汰や負傷事件について、遺憾の意を伝えた。事件の責任者の 全文をよむ

2011-03-26 「次はお前だ」、サルコジ仏大統領、アラブ強権リーダーを挑発 (Hurriyet紙)

ニコラ・サルコジ仏大統領はとても激情していた。特にアラブのリーダーらを暗にほのめかしながら、デモを厳しく抑圧しようとしている国々に対し、リビアと同じような介入もありえると述べた。      リビアに対する軍事行動を主導しているニコラ・サルコジ仏大統領は、その勢いを弱めることなくほかのアラブの独裁者らに対し、語り口はソフトだが、実力行使を行いうるとしている。ブリュッセルで一昨日行われたEUサミットにおいて記者会見をおこなったサルコジ大統領は、シリアでの事態に言及し、「どのリーダーも、特に全てのアラ 全文をよむ

2011-03-25 放射能の雲、スウェーデンに到着、トルコももうすぐ (Milliyet紙)

放射能の雲、スウェーデンに到着、トルコももうすぐ      放射能の雲がスウェーデンに到達し、イタリアでもパニックが広がり安定ヨー素のタブレットが飛ぶように売れている。      日本の首都である東京にある浄水場の水に含まれる放射線量が、乳幼児が飲んでもよいとされる国の基準である1キログラム100ベクレルの値を下回った後、東京の隣の県である埼玉の川口市においても浄水場の水も放射能の影響を受けていることが分かった。    日本製品の輸入禁止措置を行う国の数も日に日に増している。   日本政府関係 全文をよむ

2011-03-25 エルドアン首相、「指揮権はNATOに。フランスは枠の外」 (Radikal紙)

エルドアン首相は、リビアへの攻撃に関し、その指揮権がNATOに移ったとのべ、「フランスは(この問題の)圏外となった」と述べた。世界のメディアは、リビア攻撃がNATOに移ったことを報じている。      エルドアン首相はリビアに対する制裁がNATOに移ったことに関して声明を発表し、NATOがこの件にかかわることは多くの点で事態を改善させるだろうと述べた。      エルドアン首相は、フランスはもはや圏外であるとし次のように述べた。      「フランスがこの問題で圏外にでることは、リビアにおけるプ 全文をよむ

2011-03-25 リビア空域監視のNATO司令は、イズミルから (Hurriyet紙)

リビアに対する軍事行動の指揮権をNATOに移すというアンカラの主張がすでにNATOで受け入れられているにもかかわらず、フランスのニコラ・サルコジ大統領は、火曜日(29日)にロンドンで予定されているリビア情勢をめぐる外相級会議において、この決定に反対する可能性があることが明らかになった。そのためこの会議が行われる前に、全ての作戦がNATOの指揮下に移されることが期待されている。      対リビア作戦司令本部がイズミルに置かれ、シャルル・ブシャール・カナダ空軍中将が司令官に任命された。この時、連合 全文をよむ

2011-03-25 トルコ政府、シリア在住トルコ人に注意警告 (Hurriyet紙)

在ダマスカス・トルコ大使館は、シリア在住のトルコ人に、シリアでの反政府デモを受けて注意勧告を発した。      在ダマスカス・トルコ大使館のホームページにおいて「トルコ国民への緊急警告」というタイトルで掲載された文書で、 シリアでは複数の反政府デモが起きており、最も激しい抗争がダルアー市で発生していると言及された。   このトルコ大使館が発した注意勧告では、シリア在住のトルコ人のうち、反政府デモが起きている地域に居住している者はおらず、また、今後トルコ人が居住している場所においてデモが発生した場 全文をよむ

2011-03-25 いつか見た光景・・「放射能問題なし」宣言、政治家パフォーマンス (Radikal紙)

日本の東京都知事は、水道水が放射能に汚染されていないことを示すために、1杯の水を一気飲みした。その光景は1986年のチェルブイリ事故後にチャイを飲んだ当時のジャヒト・アラル産業・通商大臣を思い起こさせた。      石原慎太郎東京都知事は、福島の原子力発電所の放射能漏れで、水道水の放射能の割合が基準値を上回ったとパニックになっている日本国民を安心させようと努めた。そして知事がとった行動は、我々に25年前放射能を浴びたチャイを飲んで議論を巻き起こしたジャヒト・アラル元産業・通商相を想起させた。   全文をよむ

2011-03-24 シリア政府、制圧の一方で改革の約束 (Radikal紙)

バッシャール・アル・アサド大統領とバアス党幹部らは本日、会合を開催し、シリア国内で社会的・政治的諸改革を行うことを決定した。      この決定の下、48年間続いて非常事態宣言の廃止を目指す取り組みが始められる。また、不正の撲滅のために有効な機構が構築され、政党に関する法整備を行い、場当たり的な逮捕を防ぐ、という。「改革に向けた前進」と位置付けられたこの決定は、アサド大統領の側近であるブセイナ・シャアバーン報道官によって記者会見で発表された。      シャアバーン報道官は、シリアにおける政治活 全文をよむ

2011-03-24 リビア制裁NATO管理へ、米・英・仏・トルコ合意―ダヴトオール外相、発表 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、アメリカ、イギリス、フランスの外相と電話で遠隔会議を行ったことを述べ、「パリ会議によって形成された多国籍連合は、その任務を手放し、すべての命令権を一括してNATOに移管する。これにより、トルコのこの件における懸念、要求は認められた」と述べた。      ダヴトオール外相はアンカラ・パラス・ホテルで行われた「21世紀の世界的秩序を再考する」という会議に到着した際、記者に会見を行った。      ダヴトオール外相は、アメリカのヒラリー・クリントン外相、イギリスのウィリア 全文をよむ

2011-03-24 イエメン反政府運動へ送られたけん銃はトルコ製―ドバイ警察発表 (Radikal紙)

アラブ首長国連邦の警察は、イエメンへの拳銃16000丁の輸送に関して捜査し、押収された拳銃は全てトルコ製であったと発表した。      ドバイのドバイ警察長官であるハルファン・タミーム氏は、彼の所属する部署が、シーア派反政府運動家がいるイエメンの北方に向かう拳銃16000丁の輸送を食い止めたと発表した。      タミーム長官は、「ドバイ警察は、武器で一杯のコンテナーがイエメンに向かうのを食い止めた」と述べた。発表によると、拳銃16000丁はトルコから出た後、エジプトを経由してイエメンにもちこま 全文をよむ

2011-03-23 今度はスカートの丈―フランスでつづくイスラム論議 (Zaman紙)

フランスではムスリムに関して毎日新しい議論が持ち上がっている。   フランスでは、イスラムを俎上に乗せようとするニコラ・サルコジ仏大統領の思惑が明らかとなったのち激しさを増したこうした議論に、新しいテーマが加わった。   パリの北に位置するセーヌ=サン=ドニ県で、4人のムスリムの少女らが、着用していた洋服の長さを理由に学校側から、「学校の将来」に関わるとして警告を受けた。      フランスでは、ニコラ・サルコジ大統領が2012年の選挙を前に議論が起こるよう仕向けている中、イスラムに関する議論の 全文をよむ

2011-03-22 NATO報道官、トルコの派遣数を発表―軍艦5、潜水艦1 (Milliyet紙)

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2011-03-22 ドイツ内相、エルドアン首相のドイツ演説を批判 (Radikal紙)

ドイツのハンスペーター・フレードリッヒ内相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、訪独時にトルコ系移民に対して行った演説を批判した。   「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」紙に意見を述べたフレードリッヒ内相は、エルドアン首相が今日までに二度トルコ系移民に向け演説を行い、この演説があたかも選挙集会のような雰囲気の中で行われたと指摘され、加えて「あなた方が掲げる寛容のコンセプトの中には、トルコの首相がドイツでこのような選挙運動を行うことも含まれているのですか」という質問を受け、下記 全文をよむ

2011-03-22 カダフィの武器は、埋蔵「金」 (Milliyet紙)

国際社会は、一方で軍事行動、他方では経済制裁によってリビア指導者ムアンマル・カダフィを政権から遠ざけようとしている。しかしこれは実現しないかもしれない、なぜなら、カダフィは何年も戦争を続けるための大切な源、中央銀行における144トンの金、を所有しているからだ。      国際社会は、空爆が行われる前にリビアへの一連の制裁を決定した。リビア指導者だけでなく、近親者やたくさんの公営企業の資産を凍結した。しかし、英経済紙フィナンシャル・タイムズ紙によると、実施されるこの対策は役にたたないかもしれない 全文をよむ

2011-03-22 トルコ、リビア作戦でアメリカを後方支援 (Hurriyet紙)

トルコがリビアにおいてアメリカを「後方支援」することが、アメリカ当局によって公式に発表された。      アメリカ外務省のマーク・トナー報道官は定例記者会見での発言の中で、トルコがアメリカの「後方支援役」を務めることを了承したと述べた。      トナー報道官は、トルコがこの役割を受け入れたことに「とても感謝している」と述べ、さらにニューヨークタイムズ紙のジャーナリストを解放させ、安全にリビアを出国させるためのトルコの働きに対しても「深く感謝する」と語った。      「後方支援」役の一環として 全文をよむ

2011-03-21 NATOのリビア対応めぐり、トルコとフランス対立 (Radikal紙)

NATOはリビアへの制裁を議論しているが、一方トルコは空爆計画の変更を求め、計画外の行動をしたとしてフランスを非難した。      リビアの空軍能力破壊のための国際的提携にNATOの参入が働きかけられているが、(この動きは)トルコの激しい反対に直面している。(NATOが)多国籍軍の軍事行動に積極的に参加するか、あるいは、物資面・情報面のみで支援するかとう二つの前提での軍事行動計画が20日、ブリュッセルにあるNATOの政策決定機関、北大西洋理事会(North Atlantic Council)に提 全文をよむ

2011-03-21 トルコ、リビアで拘束のニューヨークタイムズ記者4名を救う (Radikal紙)

リビアでカダフィ軍に拘束されていたニューヨークタイムズ紙記者4名が、トルコの介入により解放されたと報じられた。      在ワシントントルコ大使ナムク・タン氏はSNSツイッター上で、トルコ・リビア両国政府高官の会談後、米国の記者が今朝方解放されたと述べた。タン氏によると、解放された記者は、在トリポリトルコ大使館からリビア国境に向かい、そこで米政府に引き渡されることが明らかになった。      アフメト・ダヴトオール外相はアンカラで記者会見を行い、(トルコの)今回の行動は米国の要請を受けてのもので 全文をよむ

2011-03-20 トルコ、リビア空爆へ不参加、決定―後方支援に限定 (Zaman紙)

トルコは、リビアに対する空爆に関し、態度を決定した。概要は次のとおり。      1.NATOが(リビア問題に)介入する際には、トルコも参加する。      2.トルコはNATOの決定に従う。トルコは、現在開催中の28カ国によるNATOサミットの決定に従う。      3.トルコは戦闘軍には加わらない。トルコ空軍の戦闘機は、リビア空爆には参加しない。      4.飛行禁止地域の警備にあたる。空爆には参加しないが、飛行禁止地域に関する決定がなされた場合には、地域の安全確保のための措置へ、警戒飛行 全文をよむ

2011-03-20 トルコ、NATOサミットでリビア空爆見直しを求める (Radikal紙)

NATO加盟国の大使によるブリュッセルでの会議で、リビアへの軍事作戦と制裁が議題となった。      NATOのある情報筋は、NATO本部で行われた緊急会議について、NATOのアナス・フォー・ラムスセン事務総長が、今日会議に参加した28カ国の大使に決議を促した事を伝えた。今日の会議で結果が得られないなら、サミットが明日も続けられるという。      一方AFP通信は、トルコがリビアへの飛行禁止空域設定に反対したと伝えた。AFP通信がNATO外交筋から得た情報によると、トルコは今日の会議で、NAT 全文をよむ

2011-03-20 ギリシャ、トルコの原発計画をEUに苦情申し立て (Milliyet紙)

ギリシャのカロロス・パプルヤス大統領は、日本で起こった原子力災害後に、トルコが地震地帯に原子力発電所を建設しようとしていることに対し、「ばかげている」と述べて、EUに対し「この問題に関して動いてくれるよう」呼びかけた。パプルヤス大統領は一昨日に行った記者会見で、「日本で私達に衝撃を与えた地震が起こったこの時期に、トルコが地震地帯に原子力発電所を建設しようとしていることはばかげたことだ。EUは、自分たちの身近なところで災害が起こらないように、この問題に介入すべきである」と述べた。      ■アク 全文をよむ

2011-03-19 日本のカミカゼ、「まだ子供のいない、若者は行くな」 (Milliyet紙)

日本における原子力発電所での大惨事を防ごうと取り組んでいる180名の「カミカゼ」隊では、「子供ができなくなったら、家庭を築けなくなる」と言い、若者が作業にあたることが拒まれたことが明らかになった。      マグニチュード8.9の地震により被害を受けた福島原子力発電所では180名が4つのグループが交代で原子炉を冷やすための作業をしている。消防士とみられる名前の公表されていない英雄達は、50歳以上の人々であると見られている。      1400名の中から行われた選抜で、自主的に名乗りを上げた若者に 全文をよむ

2011-03-19 クリントン国務長官、リビア情勢をトルコ外相に電話連絡 (Hurriyet紙)

リビアで行われる空と海からの軍事作戦を前に、連合軍側はトルコとの間で綿密な折衝を重ねた。      米国ヒラリー・クリントン国務長官と英国ウィリアム・ヘイグ外務英連邦大臣は、トルコのアフメト・ダヴトオール外相に電話で、ここ一日の進展を伝えた。      本日(19日)行われた外交交渉の後、リビアに対する進展を近くから注視しているトルコも、次の4つの基本的な姿勢を示し、両者に伝えた。      1. リビアがイラクのようにならない、つまり現行のプロセスが占領という結果に終わらないようにすること。  全文をよむ

2011-03-18 リビア政府、トルコとマルタに停戦へ仲介要請 (Yeni Safak紙)

リビア政府はトルコとマルタに停戦の仲介と監視を要請した。      リビア政府は発表した停戦の実現に向けてトルコとマルタに仲介要請をしたと発表した。   リビア政府のスポークスマンであるムサ・イブラヒム氏は、ロイター通信に対して行ったコメントで、この両国に停戦の実現への監視団として参加することも要請したと説明した。      イブラヒム氏は、「トルコとマルタに停戦の監視と停戦の仲介を要請しました」と述べた。      同スポークスマンは国連安全保障理事会に対しても停戦の実現に向けた協力を要請した 全文をよむ

2011-03-18 フクシマの微量放射線、アメリカ西海岸に到達 (Milliyet紙)

アメリカの西海岸で、日本の福島原子力発電所からのものと推測される、ごく低濃度の放射線が検出されたことが明らかとなった。      国際原子力機関(IAEA)の本部があるウィーンの外交筋は、放射線は人体に有害なレベルには程遠と話している。      放射能漏れが続く福島原子力発電所の複数の原子炉では、燃料棒の冷却作業が続いている。      ■日本の原子力は危機的状況      国際原子力機関(IAEA)は、日本で(地震)被害を受けた原子力発電所は危機的状況にあるが、最悪の状態には達していないと発 全文をよむ

2011-03-18 トルコから日本へ派遣の避難特別機は有料で (Milliyet紙)

■チュニジア、エジプト、最後にリビア      トルコは大国であることを示した。国内で混乱が起き、深刻な危機的状況のこれらの国々にいるトルコ国民を、大規模な作戦によって救出した。   民間機、軍用機、船舶が次々に動員され、北アフリカ地域で命の危機にさらされたトルコ国民が救出された。   引き続き、今度は日本で地震、津波の災害が起こった。そして最終的には原子炉における放射能漏れによって、日本にいるトルコ人らが放射性物質にさらされる事態となった。すでに自然災害で大きな被害をうけた日本に滞在しているト 全文をよむ

2011-03-17 トルコ、日本へ33人の救援隊派遣 (Radikal紙)

福島県の原発近くの地域で、放射能漏れの危険性により病院外に避難を余儀なくされた入院患者のうち14人のお年寄り患者が死亡した。      病院関係者のイナムラ・チュエイさん(注:原文まま)は、2人のお年寄り患者が原発事故で避難指示圏内の病院から避難する途中で、残りの12人は一時的に移された高校の体育館内で死亡したと述べた。イナムラさんは、「十分な治療をほどこせる状況になかった」と話した。      日本における地震や津波により、最も被害を受けているのはお年寄り世代である。日本国内では地震と津波の影 全文をよむ

2011-03-16 ロシアとの相互ヴィザ撤廃、はじまる (Zaman紙)

トルコとロシアの相互ビザが撤廃される。30日後に施行される新しいルールの合意に、アフメト・ダヴトオール外相とロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相がサインを交わした。      7人の大臣と大勢のビジネスマンと共にモスクワへ向かったタイイプ・エルドアン首相は、調印式のあとロシアのメドヴェージェフ大統領と会談した。クレムリン宮殿で行われた記者会見で、二人は今回の合意が4月17日から施行されることを明らかにした。エルドアン首相はメルスィンのアククユで計画されている原子力発電所について触れ、結果を悲観して投資 全文をよむ

2011-03-16 カダフィー子息のサルコジ批判、「選挙資金はリビアから」 (Yeni Safak紙)

リビア指導者ムアンメル・カダフィーの息子セイフルイスラーム・カダフィーは、反政府派を支持するフランスのニコラ・サルコジ大統領を批判し、リビアがサルコジ大統領の選挙資金援助を行ったと主張した。      セイフルイスラームは、フランスに本社を置くユーロニューステレビのインタビューに答え、サルコジ大統領の2007年での選挙活動をリビアが資金面で援助したこと、そのお金を返してほしいと述べた。      カダフィーは「彼の選挙活動を資金援助したのは我々で、その証拠はある。すべてを暴露する用意はある。この 全文をよむ

2011-03-11 東京、窓からジャンプしたのはトルコ人一人―日本で大地震 (Radikal紙)

日本を直撃したマグニチュード8.9の地震を経験したトルコ人の一人であるイブラヒム・セリムハン・クルチ氏は、揺れ始めた時窓から飛び出たと述べた。      クルチ氏は日本で地震が起きた時家におり、NTVニュースの生放送に電話で出演し、自身が経験したことを次のように説明した。「私は東京から20㎞離れたところにある埼玉県草加市に住んでいます。最初の地震の時家にいました。ひどく揺れたので、私は窓から外に飛び出ました。揺れが少しおさまった頃、家に戻ったのですが、二回目の揺れがあり、再び窓から外に飛び出まし 全文をよむ

2011-03-10 カダフィーの金庫番、イスタンブルに (Radikal紙)

リビアの混乱をうけて行方不明となっていてリビア中央銀行のファルハト・オマル・ベンダーラ氏がイスタンブルにいることがわかった。      その座が危機的状況にあるカダフィー大佐の金銭関係をもっともよく知っているものの筆頭にくるベンダーラ氏からの音信は、ここ2週間、途絶えていた。リビアの外交官らが世界中で探しもとめていたベンダーラ氏は、英フィナンシャル・タイムス紙に対し、火曜(3/8)の夜に電子メールで連絡をし、イスタンブルにいることを明らかした。      ベンダーラ氏、反政府側についたのかどうか 全文をよむ

2011-03-09 欧州議会、批判満載のトルコレポート承認―トルコ外務省、「意味なし」 (Hurriyet紙)

欧州議会は、ここ数年のなかでは最も厳しいトルコレポートを承認した。トルコにおける報道の自由に関する厳しい表現を含むこのレポートには、最後の修正で、(ジャーナリストの)ネディム・シェネルとアフメト・シュクのエルゲネコン捜査での逮捕も追加された。このレポートが承認されたあと、トルコ外務省は声明を発表し、欧州議会が発表したこの文書が、「トルコ側からみて、意味をもつには、(EU側が)真摯で、建設的、公平な態度を示して初めて可能となる」と述べた。      この文書は「法案」という形で提出され、ストラスブ 全文をよむ

2011-03-09 カダフィー、トルコ人労働者に帰還呼びかけ「みな、我々はみなオスマン人」 (Yeni Safak紙)

リビアの指導者ムアンメル・カダフィーは、トルコ人労働者がリビアから出国したことは正しいとは思わないと述べ、「しかし我々はみなオスマン人だ。トルコと我々には歴史的友好関係がある。出国したトルコ人労働者が戻ってくるよう、我々のドアは開かれている」と話した。       トリポリでTRTトルコのインタビューを受けたカダフィーは、リビアで発生した事件をアル・カイーダとオサマ・ビン・ラディンの仕業とした。カダフィーは、暴動的な事件の背後にはアル・カイーダが存在し、特に外国メディアも誤った情報を流しこうした 全文をよむ

2011-03-07 エジプトの騒乱、トルコの旅行代理店に大打撃 (Radikal紙)

先月エジプトで起きた騒乱は、トルコの旅行代理店に大打撃を及ぼした。エジプト行き飛行機の離陸数時間前に、ツアー催行の取りやめを強いられた各代理店は、ホテルや航空会社から事前支払金の返金を受けられなかった。15~20社近くの代理店の被害総額は100万ユーロ(約1億1千万円)にも及ぶことが明らかになった。      バラジュダ観光のジェム・ポラトオール理事長は、エジプトのデモにより現在30万リラ(約1,570万円)近くの被害を受けていると発表し、「弊社はすべてのお客様や代理店に代金を返金しました。結果 全文をよむ

2011-03-07 ベンガジのリビア国民評議会代表、トルコへ呼びかけ (Milliyet紙)

リビアのベンガジ市で反独裁政権派により組織された暫定国民評議会のアブドゥルハフズ・ゴガ副議長はトルコに対し、リビアで起きた傭兵による市民への武力行使を非難するよう呼びかけた。      リビアでムアンメル・カダフィーの独裁政権が倒された場合、国家運営を担うと考えられているゴガ氏は、国民評議会ビルで会見を行い、その中で、トルコに対しリビアの市民革命を認め、支援するよう求めた。      ゴガ氏は、民衆の反乱が3週間目に入った現在、今日(7日)までに国のおよそ75%が反独裁派政権側の管轄下に入ったと 全文をよむ

2011-03-05 G20会議、4月末イスタンブル開催へ (Zaman紙)

アリ・ババジャン国務大臣兼副首相は、4月末または5月初頭ごろにトルコでG20会議が行われることを明らかにした。      ババジャン国務大臣兼副首相は、アンカラのクズルジャハマム郡で行われた投資環境改善調整評議会 (YOİKK)の会議に参加した。開会挨拶で、2011年はすべてがオートパイロットのようにはいかない1年になるだろうと語り、「2011年は、一分一秒が肝心です。日々の進展を追跡し、それにより決定を下して業務を方向づけられねばなりません」と強調した。      また、「今年(2011年)は 全文をよむ

2011-03-03 リビア、援助をまつ18万の各国労働者―国境に殺到 (Hurriyet紙)

リビアのエジプトとチュニジアとの国境付近に集まった18万人以上の移民労働者は生きるか死ぬかの闘いを繰り広げている。母国からの救援のない労働者たちは、リビアから避難することもできずにおり、国連もその対策に乗り出せていない。外で寝泊まりをし、空腹をかかえた3万人のバングラデシュ移民はシーツの端切れに「私達を助けて」と書いた。      リビアのエジプトとチュニジアとの国境付近は人で溢れかえっている。ほとんどが貧しい国々の出身である数万人の移民が、カダフィ体制に対し2週間ものあいだ続いている反乱や武力 全文をよむ

2011-03-02 エルドアン首相、英デイリー・テレグラフ紙から名誉棄損慰謝料獲得 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の弁護士エマ・エドヘム氏は、エルドアン首相がイギリスのデイリー・テレグラフ紙に対し起こした名誉棄損訴訟で勝訴し、同紙がエルドアン首相に対し2万5000ポンドの慰謝料を支払うことになったと述べた。      ■デイリー・テレグラフ紙がエルドアン首相に謝罪       イギリスの首都ロンドンの高等裁判所において本日(2日)開かれた裁判で、エルドアン首相は、イギリスのデイリー・テレグラフ紙に対し起こした名誉棄損訴訟で勝訴した。エルドアン首相は2010年9月に同紙のイン 全文をよむ

2011-03-02 ギュル大統領、エジプト訪問へ (Milliyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は市民の反乱によって軍政に移行したエジプトへ、トルコは同国の国民及び政府と連帯して行くことを示すために明日訪問する予定である。      ギュル大統領は、ホスニー・ムバラク大統領が市民の反乱によって退陣した後のエジプトに向かい、重要な会談を行う。ムバラク大統領の辞任後、エジプトの政権は軍最高評議会が引き継いだ。評議長のヒュセイン・タンタヴィ氏は民主的な選挙を行うと発表した。ギュル大統領はエジプト訪問で、タンタヴィ評議長および評議会メンバーと会談する。大統領府筋は、ギュ 全文をよむ

2011-02-28 トルコ・フェリーはイラン人を乗せてくれなかった―イラン報道 (Radikal紙)

イランのファールス通信は、リビアで孤立しているイラン人労働者15人が、トルコ政府の送った船に「場所がない」ため乗船できなかったと伝えた。      革命防衛隊に近いファールス通信社は、リビアの石油採掘業で働く15人のイラン人労働者救出のため、イラン当局がトルコ側担当者と交渉し、トルコ国民救出のためにトルコからリビアへ送られる船にこのイラン人グループも乗船することで同意を得ていたと明らかにした。同通信は、リビアへ向かったトルコ船が、他国の国民が乗船しておりイラン人には場所がないと乗船拒否したと主張 全文をよむ

2011-02-28 トルコ系移民へのエルドアン演説、反響生む (Radikal紙)

BBC Türkiyeが引用したイギリスIndependent紙の報道によると、エルドアン首相は、ドイツのトルコ系移民が受けている処遇が、トルコとヨーロッパの間の溝をさらに広げていると語り、トルコ系移民の統合に関する諸政策を「国際法違反」にあたると発言し、「驚くほどの歯に衣着せぬ発言である」と報じられた。      一方ドイツDeutsche Welle紙は、エルドアン首相の訪独に関する報道において、首相がドイツの「外国人敵視」と「嫌イスラム」を警告したとし、「反ユダヤ主義が極めて非人道的な罪で 全文をよむ

2011-02-27 「反政府派とサッカーをした」、リビアから帰国の労働者、語る (Milliyet紙)

バトマン県出身で23歳のフドゥル・ユルドゥルム氏は、騒乱のたま、一ヶ月半前に結婚の結納金を貯めるために渡ったリビアのベンガジからバトマンへ帰った。ユルドゥルム氏は、「リビアでは神が私たちを守ってくれました。最初の襲撃は私たちの建設現場で行われ、一瞬私たちは死を首筋に感じました」と話した。      ユルドゥルム氏は、リビアのベンガジにある民間企業で30人のバトマン県出身の労働者が働いていると述べ、以下のように説明した。      「私は去年兵役を終え、結納金を貯めるためにリビアにある建設会社で働 全文をよむ

2011-02-26 北イラクで騒乱、アラブ系部隊vsクルド陣営 (Radikal紙)

キルクークのクルド人集住地域であるハウィージャ・ジェレウレ両郡で昨日(25日)金曜礼拝の後武器を持った約300人のアラブ人が公的な建物に火を放ちキルクーク市街地に向かって行進した。これに対し4部隊からなるアルビールの特殊訓練を受けたゼレヴァニ・ペシュメルガ(クルド人民兵組織)がキルクークを包囲した。      北イラクのスレイマニエで2月17日に始まった抗議デモは未だ続いている。改革運動を主導する地域クルド政府への抗議デモで今日(26日)、爆弾が爆発し2人のデモ隊メンバーが死亡した。この爆弾が誰 全文をよむ

2011-02-26 独ハンブルグ市議選挙で13人のトルコ系候補当選 (Milliyet紙)

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2011-02-26 「トルコの不満、生む」―サルコジの300分トルコ訪問へフランス紙評 (Zaman紙)

仏メディアは、サルコジ大統領の5時間のトルコ訪問に対するレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の反発と、極短時間の会談に広く紙面を割いている。      各報道番組は毎分ごとに訪問を報道し、新聞各紙はトルコ政府の反発を招いたサルコジ大統領を非難した。ルモンド紙は、トルコがサルコジ大統領の訪問に不満をおぼえているとして、「サルコジ大統領の300分間訪土は、エルドアン首相が『ちょっと待って(one minute)』と300回言うのに十分だった」と報じた。同紙はまた、今回の訪問は、トルコ側の期待を満たすも 全文をよむ

2011-02-25 サルコジ、トルコEU加盟反対を明言―5時間のトルコ訪問 (Radikal紙)

フランスのニコラ・サルコジ大統領は、「パートナーシップはありえない、とトルコ側は何度ものべた。他の解決方法を考えるべきだ」と語った。       アブドゥッラー・ギュル大統領とフランスのニコラ・サルコジ大統領の共同記者会見が行われた。ギュル大統領は会見で、「EUは約束を守るべきだ」と述べた。      ギュル大統領は次のように語った。      「サルコジ氏は新たな時代の大統領として、この訪問を実現しました。1992年以降、フランス大統領はトルコを訪問しなかったため、サルコジをそのような新しい時 全文をよむ

2011-02-25 サルコジ・フランス世論・トルコのEU加盟問題 (Zaman紙)

フランスのニコラ・サルコジ大統領は、長い間その実現が待たれていたトルコ来訪を、G20議長国の外交訪問の一環として実現した。このことは、フランスの有権者の姿勢と一致している。      フランスで、トルコのEU加盟に関して行われたアンケートによると、サルコジ大統領の所属する政党である国民運動連合(UMP)に票を投じたと語る有権者の71%が、トルコのEU加盟に反対していることが明らかになった。この数字は、極右政党である国民戦線(FN)の支持者の間では87%にもなる。フランス全国民の平均でも、この値は 全文をよむ

2011-02-25 セイフルイスラーム・カダフィ「『リビアをトルコに渡さない』はリビアの諺」 (Hurriyet紙)

リビアの指導者ムアンマル・カダフィー氏の子息サイフルイスラーム・カダフィー氏は反政府暴動の後、トルコのテレビ局に対して初めて特別インタビューに答えた。「リビアを、トルコやイタリアに渡さない」という発言で反感をかっていたカダフィー子息は、議論となっていたこの発言について説明を行った。      カダフィー子息は首都トリポリでジュネイト・オズデミル氏と会談し、以前述べた「リビアをトルコやイタリアに渡さない」という発言について、これはリビアで使用される一種の諺であり、実際のトルコやイタリアには関係がな 全文をよむ

2011-02-22 リビア脱出のトルコ人、恐怖を語る (Milliyet紙)

リビアから主要道路でエジプトのアレクサンドリア市に来た248人のトルコ人がリビアでの出来事を語った。トルコ人救出者は、「我々を部族が守ってくれた。反政府デモ隊らはトルコ系の会社を略奪した」と述べた。      救われたトルコ人の一人、ムスタファ・ギュネイ氏は、何があったのかを説明するのはとても難しいと述べた。ギュネイ氏は、「我々は追われるように逃げた」という。      女性や子供を含むトルコ人避難者へのアレクサンドリア・ブルジュ・エル・アラブ空港での手続きは続いている。トルコ人らは空港で待機し 全文をよむ

2011-02-22 リビア滞在のトルコ人は2万5千人―救出へ政府案 (Zaman紙)

トルコ政府は、暴動が次第にエスカレートし、死者も増えているリビアにいるトルコ国民を救出するため、共和国史上最大の避難救出作戦を始めた。外務省で開かれた臨時会議の後、昨日二隻のフェリーがリビアに向けて出航した。      トルコ政府は、反政府デモが暴動に転化しているリビアにいる約25,000人のトルコ国民を、安全に国に帰還させるための作業を開始した。共和国の歴史上最大の避難救出作戦の一環で、一昨日の夜、外務省で緊急対策会議が開かれた。この会議で、飛行機が着陸出来ないベンガジへは、陸路と海路を使用す 全文をよむ

2011-02-22 ベンガジからのトルコ人労働者救出活動続く、さらにフェリー2隻派遣 (Yeni Safak紙)

トルコ人を本国に帰還させるために出発したイスタンブル海上バス会社(İDO)所属のフェリー「オルハン・ガーズィ1」と「オスマン・ガーズィ1」が、ベンガジに到着した。      リビア在住トルコ人を本国に帰還させるために出発したイスタンブル海上バス会社(İDO)所属の2隻のフェリーのうち、「オスマン・ガーズィ1」もベンガジ港に接岸した。フェリーが港に接岸した後、リビアの反政府勢力と推測される6人組が、責任者と話をするために船に乗り込んだ。フェリーにいた乗組員や記者は、船から下りることを許可されなかっ 全文をよむ

2011-02-21 リビア国営放送、「トルコ人らが反乱を扇動」と非難 (Milliyet紙)

リビア当局は、イスラエルの下で諜報活動をした疑いで、地下組織のメンバーを逮捕し、この中にはトルコ人も含まれていると発表した。リビア国営通信社による報道の後、トリポリにあるトルコ大使館は、リビア政府に「犯罪を犯したというならば、そのトルコ人たちの名前を明かすよう」求めた。      リビアで仕事をしていて家や職場で略奪に遭ったトルコ人たちは、衝突が激化するベンガジやデルネ、ジャロで脱出の時を待っている。      (中略)      リビアで反乱が拡大する中、カダフィ政権は国を混乱させ安定を乱して 全文をよむ

2011-02-20 ギュル大統領の仲介でイランで二人のドイツ人記者解放 (Yeni Safak紙)

スパイ容疑で、長期間、イランで拘束されていた2人のドイツ人記者の為に、アブドゥッラー・ギュル大統領が仲介に入り、その努力が実を結んだ。ギュルは、イラン訪問の間にこの問題をアフマディネジャド大統領に話し、記者を解放させた。      スパイ容疑でイランで収監されていたドイツ人記者が解放された。ビルト紙のカメラマン・イェンス・コッホ氏と記者のマルクス・ヘルヴィヒ氏が、アブドゥラー・ギュルの仲介で解放されことがわかった。      イラン訪問の前にアブドゥラー・ギュル大統領と電話で話したドイツのクリス 全文をよむ

2011-02-19 リビア動乱、トルコ系建設会社で略奪さわぎ (Milliyet紙)

ザフェル・チャーラヤン国務大臣は、反政府デモが起きているリビアのベンガジ市やデルネ市にあるいくつかのトルコ系建設会社の資材置き場で深刻な強奪・略奪が起きていると述べた。      チャーラヤン国務大臣は様々な会談を行うためにブリュッセルに行き、そこで新聞記者らに対して行った会見で、リビアにおいて事業を展開しているオザルトゥン社、メサ社、システム社、アルセル社の資材置き場で略奪が起き、この件に関して昨日からリビアと頻繁に連絡を取っていると述べた。      「そこにいるトルコ人労働者、我々トルコ企 全文をよむ

2011-02-19 トルコ、リビアに救援機2機送る―トルコ人リビア脱出へ (Hurriyet紙)

反政府デモが行われているリビアでデモの状況がエスカレートする中、トルコ外務省はリビア国内のトルコ人を避難させるため、トルコ航空から借り上げた航空機2機を現地へ送る。      トルコの建設会社各社の建設現場でも略奪が発生したというリビアからの情報を受けて、外務省が動いた。第一段階では、THYのエアバスA330型とA321型の2機をベンガジ(リビア北東部)へ飛ばし、現地のトルコ国民をイスタンブルへ移送する予定である。      アタテュルク国際空港からベンガジへ飛ぶ予定のTK3998便は16時に、 全文をよむ

2011-02-18 イスラエル、トルコ国内2公館を臨時閉鎖―テロの標的の通報 (Milliyet紙)

イスラエルは、在アンカラの大使館と在イスタンブルの領事館をテロ予告のため、一時的に閉鎖した。イスラエルは、少なくとも他三カ国で同様の措置を取った。      イスラエルは治安上の観点から在外公館を一時的に閉鎖し、今回のこの措置が取られた四カ国の中にトルコが含まれていることが明らかになった。ミッリイェト紙に談話をよせたある領事館関係者によると、アンカラとイスタンブルにあるイスラエルの公館が金曜日(2/18)以降閉鎖されており、今のところ再開の目処が立っていないという。      ■ヒズブッラーによ 全文をよむ

2011-02-18 トルコのキプロス新経済対策措置に反発の運動広がる―北キプロス (Radikal紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)では、トルコが適用した「経済対策措置法案」に対する反発が日増しに高まっている。      北キプロス・トルコ共和国(KKTC)でトルコが適用した「経済対策措置法案」の施行開始とともに始まった抗議活動が、日に日に緊張感を高めている。1月28日に北キプロスで行われた「社会的存在」集会で反トルコのプラカードが掲げられたことを受けて、トルコのタイイプ・エルドアン首相が「養っている」と発言したことを、労働組合や野党、市民社会団体はトルコ系キプロス人に対する侮辱とみなし、 全文をよむ

2011-02-17 EU諸国へのヴィザなし渡航問題、オランダ・オーストリア政府が難色 (Zaman紙)

オランダとドイツの裁判所がトルコのヴィザなし渡航の権利を承認する中、オランダ及びオーストリア政府は、トルコとのヴィザ免除交渉を開始する文書で、“ヴィザ”という言葉が用いられることに反発を見せている。      EU(欧州連合)内務大臣、法務大臣らが、2月24日に行う予定の会議において、欧州委員会へのトルコとのヴィザ免除交渉の委任が行われると予想されている。しかし、この委任の決定にあたり、オランダとオーストリアが“ヴィザ”と“免除”という言葉を入れることに反発を示し、フランスとドイツはこの二ヶ国を 全文をよむ

2011-02-16 財政危機のギリシャ、598の小島を販売へ? (Milliyet紙)

ギリシャ政府はエーゲ海とイオニア海にある598個の小島と岩場を販売する意志があると報じられた。      アテネで発行されるエレフテロス・ティポス紙は、「パパンドレウ首相は、598個の島に販売看板を立てる」との見出しの記事で、欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)の「三組織」関係者が2015年までに合計500億ユーロ相当の民営化を実施することを予定した新改革を実施するよう要求したことで、数か月前に政府が国有不動産の「換金化」に向けての計画実行を開始したと主張している。  全文をよむ

2011-02-13 グルジアに身分証明書で入国可能に―ダヴトオール外相グルジア訪問 (Milliyet紙)

   グルジアの首都トビリシを訪問しているアフメト・ダヴトオール外務大臣は、「以後両国間の通行は、パスポートではなく身分証明書で可能になる。我々はこのための取り組みを始めることを決定した」と話した。      グルジアの首都トビリシを訪問しているアフメト・ダヴトオール外務大臣は、グルジアのグリゴル・ヴァシャッゼ外務大臣と会談した。      会談では、両国の関係、地域情勢、両国にある双方に関係する歴史文化遺産の修復に関する問題が話し合われた。両大臣はその後代表団間の会談に参加した後、共同記者会見 全文をよむ

2011-02-13 ギュル大統領、イラン訪問 (Zaman紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコ航空のチャーター機にてイランを訪問した。      エセンボア空港からは、テヴフィク・カラバルク・アンカラ副知事やアンカラ中央司令官のオルハン・ビュユクギュンギョル准将、ゼキ・チャタルカヤ・アンカラ警察署長、その他関係者らがギュル大統領を見送った。      ギュル大統領とともに、アフメト・ダヴトオール外相とジェヴデト・ユルマズ国務長官もイランへ向かった。      (中略)      アブドゥッラー・ギュル大統領は、今回実現したイラン訪問が、2国間の関係発 全文をよむ

2011-02-11 ムバーラク辞任へトルコの反応―ダヴトオール外相Twitter発言、ならびに首相府声明 (Radikal紙)

ダヴトオール外相は、Twitterを通じ、次のメッセージを発表した。      ダヴトオール外相、「兄弟であり友人であるエジプト民衆にとって、またアラブ社会にとって、さらには、地域全体にとって、今日の展開は歴史的。」      ムバーラク大統領の辞任を「兄弟であり友人であるエジプト民衆にとって、またアラブ社会にとって、さらには、地域全体にとって、歴史的な出来事」と評したダヴトオール外相は、「これは、指導者の交代と言う意味で、歴史的なのではない。重要なのは、エジプトの民衆が、明確な政治的自覚をもっ 全文をよむ

2011-02-11 ムバーラク大統領、最後の1日 (Hurriyet紙)

そして、ついに待望の出来事がおきた。多くの専門家により「最も決定的な日」とされた2月11日、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領が辞任した。ムバーラク大統領はその職を軍部に移譲した。      18日間続いた抗議デモの後、ムバーラク大統領を辞任に至らしめたプロセスは以下のように一歩一歩進んだ。      18:11 オメル・スレイマン副大統領はムバーラク大統領が役職を軍事評議会に移譲したと発表した。スレイマン副大統領は、「我が国が経験したこの困難な日々に、ホスニー・ムバーラク大統領は辞任を決意し 全文をよむ

2011-02-11 イスラエル元駐エジプト大使、ムバーラク辞任に困惑 (Milliyet紙)

イスラエル元駐エジプト大使ズヴィ・マゼル氏は、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領の辞任は、イスラエルにとって多くの懸念材料を含んでいると述べ「イスラエルは頭を悩ませています」と語った。      マゼル氏は、ニュースサイトYnetに対し、「終わりました。エジプトはすでに(地域の)スーパーパワーではありません」と話し、トルコとイランが発展する一方でエジプトが地域での地位を完全に失ったとした。      ズヴィ・マゼル氏は、ムバーラク大統領在位中はイスラエルの地域諸国との関係に空洞は存在しなかっ 全文をよむ

2011-02-10 ドイツへのトルコ人観光客ヴィザ撤廃へ、独法廷、画期的判決 (Radikal紙)

ドイツのミュンヘン行政裁判所は欧州司法裁判所によるトルコ人に対するヴィザ撤廃の決定が観光目的の入国にも適用されるのかという問題に結論を出した。      ヒュッリイェト紙の報道によると、ミュンヘン行政裁判所は「トルコ人は、特に観光目的の場合にもヴィザなしでドイツへ入国でき、滞在許可を得ずに3ヶ月ドイツに滞在できる」という判決を下した。ミュンヘンのサナス法律事務所所属のテメル・ナル弁護士がセルダル・アルトゥンタシュ弁護士と共に起こした裁判で、初めて行政裁判所が、観光目的でドイツに入国するトルコ人の 全文をよむ

2011-02-10 イランは2月14日、行動の日へ―中東民主化運動、イランへ波及? (Milliyet紙)

2009年にイラン国内に衝撃を与え、「緑の運動」と名付けられた抗議活動は、鎮圧後、息をひそめていた。しかしこの反体制運動が再び活動に移る。その実行日は2月14日である。      エジプトとチュニジアの抗議活動を支持したアフマディネジャド政権は、一方で抗議の声がイランに飛び火する事を防ごうと努めている。しかし、反体制運動は、すでに活動を始めている。ミール・ホセイン・ムーサヴィーとメフディー・キャッルービーを指導者とする反体制派はエジプトとチュニジアにおける国民の蜂起を支持する為に2月14日に大き 全文をよむ

2011-02-09 エジプト情勢めぐり、トルコ・イスラエル間の舌戦つづく (Radikal紙)

エルドアン首相は今日の会見で、オバマ米大統領とギリシャのパパンドレウ首相との会談でイスラエルがエジプトに介入しないことの重要性を伝えたと話した。      「パパンドレウ首相に『ここはギリシャの出番だ』と言った。イスラエルはこの問題に関与、介入すべきではない。オバマ大統領にもイスラエルが干渉すれば悪影響が出ると話した」というエルドアン首相のコメントに対し、イスラエル側は以下のように対抗した。      「大切なのはエジプトがどう考えるかだ」と話すイスラエル外務省の発表では、「エジプト国民が自国で 全文をよむ

2011-02-09 カザフスタン大統領候補3名のうち1人、カザフ語試験不合格 (Zaman紙)

カザフスタンで4月3日に大統領選挙が行われるのにあたり、候補者の申し込みは続いているが、候補者の一人がカザフ語試験で不合格になったことが明らかになった。      カザフスタン中央選挙委員会は、大統領になるため現在までに3名が公式に候補者の申し込みを行っているが、そのうちの一人がカザフ語試験で不合格だったために、候補者として認められなかったと発表した。      委員会関係者は、大統領選挙への立候補にはカザフ語を知っていることが条件であるといい、立候補していたウアリクハン・カイサロヴ氏が、カザフ 全文をよむ

2011-02-07 ギリシャ語紙トルコ特集付録、「トルコがなければ今のギリシャはなかった」 (Milliyet紙)

アタテュルクのモンタージュ写真が破られ、長いあごひげが付け加えられた写真が載っている醜悪な表紙に、「国家の数世紀にわたる敵、イスタンブルの征服者、ヘレニズムの災難、東方からやってくる絶え間ない脅威、異なる宗教の未開人。時折このように、ケマルに関する無意味な考え方が見られる。ケマルは今日においてもイスラームの旗とともに私たちにとっての悪夢なのだろうか?ギリシャをギリシャたらしめているものがなんであるかがわからないと―そして、実は、よくはわからないのだが―、この(トルコは悪夢か、という)問いへの答え 全文をよむ

2011-02-07 駐土エジプト大使、「トルコはエジプトのモデルとはならない」 (Milliyet紙)

エジプトの駐土アブデルラフマーン・サラハッディーン大使は、トルコを含めたどの国もエジプトのモデルではないと発言した。大使は「エジプトはトルコではないし、トルコだってサウジアラビアではない。それぞれの国の特性があるのです」と話した。      駐土エジプト大使のアブデラフマン・サラヘルディン大使は、NTVの生放送番組に出演し、エジプト情勢についてディーデム・トゥンジャイのインタビューに答えた。      大使はこの24時間に対話に進展があったことを明らかにし、「大枠での合意に向けた議論がされている 全文をよむ

2011-02-06 トルコ、シリアと六つの計画実施へ (Radikal紙)

エルドアン首相は、シリア・トルコ間にてこの先、六つの重要な計画が進められると公表した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、トルコ・シリア間で建設されるアースィー川友好ダムの基礎工事の着工式典のためハタイで会見を行なった。式典のためにエルドアン首相は「OBA」ヘリコプターに乗りハタイへ赴き、(シリアの)ムハンマド・ナージー・オトリー首相は自国の国境境界内に降り立った。アースィー川に架かる小さな橋の上で対面した二人の首相は、その場で報道陣に向けてポーズをとった。その後ダムの基礎工事着工 全文をよむ

2011-02-06 エルドアン首相、アサド大統領とエジプト問題について会談 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とシリアのバッシャール・アサド大統領は、エジプト問題をはじめとした地域的、国際的な最近の情勢について会談した。会談で両者は、エジプト国民の要求と期待に応え、新たな被害を防ぐために「共に努力」すると表明した。      エルドアン首相とアサド大統領の会談後の共同プレスリリースは、首相府広報センターのウェブサイトで発表された。これによると、会談では両国の二国間関係について話し合われ、アサド大統領とエルドアン首相はすべての分野での協力関係に満足していると述べた。   全文をよむ

2011-02-04 これが市民の武器!―カイロ・タフリール広場 (Milliyet紙)

エジプトでの衝突でデモ隊の主な武器は道路の舗装をはがした石だが、カイロ市民は頭に怪我をしないために彼ら独自の防衛方法を生み出した。      ホスニ・ムバーラク大統領支持派も、彼の反対者も、防衛具としては、鍋釜といった台所用品、ペットボトル、そして街かどにあった看板などを用いている。 全文をよむ

2011-02-03 テヘラン通りをテヘランと間違うと・・・―アメリカのイラン監視体制明るみに (Radikal紙)

ヴァタン紙によると、イスタンブルのある銀行から、アンカラの別の銀行に外貨が送金され、送金先の銀行の住所がテヘラン通りであったことで、話が混乱した。米国財務省は、この送金がテヘラン(イラン)に行われたと勘違いし、SWIFT社を介して行われた送金作業をブロックさせ、銀行経営者を問い質した。      米国財務省が、イランの核ミサイル計画に協力したという理由で、トルコ人2人とトルコ企業3社をブラックリストに載せたことに関する議論が続く一方で、米国がトルコの銀行を監視していることが、アンカラでのこの不可 全文をよむ

2011-02-03 エジプト外務省、「トルコは口をだすな」 (Hurriyet紙)

エジプト政府は、国際社会からの政権交代に向けた呼びかけを拒否した。      エジプト外務省のフサーム・ザキー報道官は、国際社会から様々な呼びかけがなされた後に行った声明で、「政権交代」は認められないこと、こうした呼びかけがエジプトの状況を悪化させるものであると述べた。      ザキー報道官は、「アメリカ合衆国、イギリス、フランスのような西洋諸国、加えてトルコまでもが、あらゆる機会をつかってエジプトに介入を試み、エジプトの展開に口を出そうとすることは誠に遺憾である」と述べ、これらの国家は、(他 全文をよむ

2011-02-02 ギリシャ紙、「中東混迷はトルコに好機」 (Milliyet紙)

ギリシャのメディアは、アラブ諸国で発生している危機が、トルコのエルドアン政権にとって、トルコが、この地域(中東)の発展のために必要とされる(中東と)西側、すなわちEUやアメリカとの間の仲介者としての役割を強める機会を与えているとみなしている。      アテネで発行されている経済紙「イメリスィア」紙は、「エジプトにおける危機はエルドアン首相にとって好機」とした記事で、現状では、「政治的イスラムがこの地域で異なる様相で形成され始めたことは、エルドアン首相に、トルコが非常に重要な仲介者としての役割を 全文をよむ

2011-02-02 なんでもあり―欧州議会トルコ・レポート修正提案、TVドラマから酒類規制まで (Milliyet紙)

TVドラマ「華麗なる世紀」と酒類規制が欧州議会の議題に上った。オランダのオーメン・ルージテンOomen-Ruijten議員が作成したレポートでは「醜悪」(エルドアン首相がカルスの彫像に対して評した言葉)も取り上げられた。      ここ数週間トルコで議論の的となっているドラマ「華麗なる世紀」と酒類規制といった問題が、欧州議会(AP)の議題となった。欧州議会のオランダ出身オーメン・ルージテン議員は例年通りトルコ・レポートを作成している。レポートは昨日最終版となる前に欧州外交委員会で話し合われた。  全文をよむ

2011-02-02 エジプト・ムスリム同胞団報道官「手本はトルコ、イスラム体制はめざさない」 (Zaman紙)

ホスニ・ムバーラク政権に対する抵抗の一環として、昨日(2月1日)数百万にも上るエジプト人が立ち上がったが、デモの影の主導者ともいえるムスリム同胞団から穏健なメッセージが届いた。      デモが行われたタリハール広場からZaman紙に語ってくれたムスリム同胞団スポークスマンのジェマル・ナッサール氏は、イスラエルや西洋勢力が主張していることとは異なり、「我々が望んでいるのはイスラム的な体制ではなく、民主的な体制である」と語った。この点で自分たちがお手本とする体制の一つが、トルコの体制であるとするナ 全文をよむ

2011-02-02 PKK系テレビ局RojTV、ノーベル平和賞候補リスト入り (Radikal紙)

クルド労働者党(PKK)と繋がりがあるとして起訴されているROJテレビが、ノーベル平和賞候補となった。      ドイチェ・ヴェレのニュースによると、EUおよび米国のテロ組織リストに載っているPKKと繋がりがあるとして、デンマーク当局から閉局を求める裁判が開かれているROJテレビが、ノーベル平和賞の候補に挙がっている。      ROJテレビを推薦する人のリストには、南アフリカのデスモンド・トゥトゥ牧師、デンマーク拷問被害治療・リハビリセンターを設立したインゲ・ゲネクフェ博士、デンマーク・ヘルシ 全文をよむ

2011-02-01 アメリカ財務省イラン制裁違反リスト発表、トルコ系企業3社など名を連ねる (Hurriyet紙)

米国財務省は、イランの弾道ミサイル開発を支援し、物資を提供した6名の個人と5つの企業をブラックリストに掲載したと発表した。ブラックリストには、2名のトルコ国籍者とイスタンブルに本社を置く3つの企業が挙げられている。      財務省の発表では、制裁措置の目的は、イランの弾道ミサイル開発を一手に引き受ける航空宇宙産業機構へ流れる700万米ドル以上の資金調達ネットワークの流れを止めることにあるとされた。      採択された決議により、米国籍の諸組織(企業)が、問題とされる人物や企業と取引するのを阻 全文をよむ

2011-02-01 「待ってました!」エルドアン演説にカイロ民衆、好感 (Milliyet紙)

公正発展党のトルコ大国民議会会派会合で演説したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、チュニジアやエジプトにおける事態の進展に関して言及した。   エルドアン首相は、チュニジアやエジプトでの騒乱を注視していると述べ、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領に死について語りかけながら、呼びかけを行った一方で、抵抗する民衆に対しても「武器を持たずに、あなた方の自由を追いかけなさい」と話した。   (訳注:演説内容は2月1日付Radikal紙「エルドアン首相、ムバーラク大統領に呼びかけ「民衆の声に耳をかたむ 全文をよむ

2011-01-31 イスラエル、ムバーラク政権維持を働きかけ―イスラエル左派紙報道 (Radikal紙)

イスラエルは、中東地域の安定を守るため、エジプトのムバーラク大統領に対する批判を控えるよう欧米に要求した。      イスラエルがアメリカ合衆国とヨーロッパ諸国に対し、中東地域の安定を守るために、エジプトのホスニ・ムバラク大統領への批判を控えるよう呼びかけたことが明らかになった。      イスラエルの左派系の新聞であるハーレツ紙は、エジプトの安定を維持することは欧米諸国の利益にもなるとして、イスラエル政府が同盟国を説得しようと努めていると報じた。      注目すべきは、アメリカと欧州連合(E 全文をよむ

2011-01-31 映画「狼たちの谷―パレスチナ編」、米や独で上映はじまる (Zaman紙)

アメリカやイギリスの新聞は、先週金曜日に封切りとなった「狼たちの谷―パレスチナ編」に大きな関心を寄せた。      イギリスのガーディアン紙は、映画の主人公ポラト・アレムダルを「ジェームズ・ボンドのようだ」と評した。アメリカのロサンゼルス・タイムズ紙も「ポラト・アレムダルはジェームズ・ボンドとランボーを合わせたようなキャラクターだ」と報じた。また同紙は、「この映画は、元々張りつめていたイスラエル・トルコ関係を更に緊張させるものだ」と解説した。ガーディアン紙には、映画の予告編に出てくるポラト・アレ 全文をよむ

2011-01-27 エゲメンEU加盟交渉担当相、「この先、もう一度52年は待てない」 (Zaman紙)

エゲメン・バウシュ国務相兼EU加盟交渉主席担当官は、一連の交渉のために訪れたブリュッセルで、EU加盟の申し入れをはじめて行ったのは1959年であったことに触れ「トルコはこの先もう一度52年待つことには耐えられない」と話した。      エゲメン・バウシュEU加盟交渉主席担当官は欧州評議会(AP)のトルコ友好グループの新年レセプションに出席した。レセプションでは、バウシュ担当官と並んで欧州評議会ステファン・フューレEU拡大担当委員もスピーチを行った。ステファン・フューレEU拡大担当委員を合わせ、欧 全文をよむ

2011-01-26 独裁判所、不法入国逮捕容疑のトルコ国籍者を釈放、「トルコ人へはヴィザ不要」 (Radikal紙)

ビザを取得せずドイツに入国したため逮捕されたトルコ人は、ハノーバー簡易裁判所により釈放された。      ハノーバー簡易裁判所は、ビザを取得せずドイツに入国したため国外退去処分とするため逮捕されたトルコ人(26)を釈放し、観光客としてドイツへ入国するトルコ人はビザ無しで3ヶ月間滞在できるという、以前に欧州司法裁判所が下した「包括決定」を承認した。      ハノーバー簡易裁判所はさらに、自身の弁護士を通して、入国許可を受けたり、提供したりする問題で格差(ビザ発行の格差)があってはならないと主張し 全文をよむ

2011-01-25 ハンガリー大統領、まさかの発言「150年のトルコ支配はいいことだった」 (Milliyet紙)

パル・シュミット・ハンガリー大統領は、スペインの日刊紙ABCへのインタビューで「150年のトルコ支配は良いことだった」と述べた。パル・シュミットハンガリー大統領は、ハンガリーの輪番制議長国職や、新たに発布された新メディア法に関しスペイン紙のインタビューに応じ、その中で、トルコのEU加盟についてもふれた。      ハンガリー大統領は、その会見で「トルコの政治家たちとしばしば会合しトルコのEU加盟について長時間、話会っている。およそ1億人のイスラム教徒の国がEUに入るには、時間が必要だ」という表現 全文をよむ

2011-01-25 映画「狼たちの谷―パレスチナ」、ドイツでの上映暗礁 (Milliyet紙)

ドイツで1月27日に上映開始が予定されていた映画『狼たちの谷-パレスチナ』には、上映開始予定日の許可が下りないことが発表された。長期間にわたりドイツでは(この映画の)上映開始日が議論のテーマとなっていたが、ドイツでの上映の可否は未だ不明である。      1月27日は、ドイツにおける「国際ホロコースト(ユダヤ人虐殺)犠牲者記念日」である。   キリスト教民主同盟外交スポークスマンのフィリップ・ミスフェルダー氏は、映画の中で、(虐殺されたユダヤ人)犠牲者に対する思いやりが欠如しており、かつ尊厳が保 全文をよむ

2011-01-25 エルドアン首相、キエフ訪問―ウクライナと協力協約締結、ヴィザも廃止へ (Zaman紙)

トルコ政府は、シリア、ヨルダン、レバノン、アゼルバイジャン、イラク、イギリス、ロシア、中国、そしてギリシャと構築した戦略(的友好)関係の輪に、さらに一国を引き入れようとしている。エルドアン首相が、600人の実業家と実現させたキエフでの宣言において、ウクライナと高度戦略協力会議の設立を予定した協定に署名がおこなわれた。両国はヴィザを撤廃し、自由貿易のテーマでも一致をみた。      トルコが最近各地の諸国家と構築している戦略関係の範囲が拡大している。(そして)トルコは、ウクライナとの戦略関係に向け 全文をよむ

2011-01-24 マーヴィ・マルマラ号事件、トルコ側レポート発表 (Hurriyet紙)

イスラエルに続き、今日(24日)トルコはマーヴィ・マルマラ号事件に関するレポートを発表した。報告ではイスラエルは被害を補償しなければならないとする一方で、乗客はイスラエル軍から性的暴行を受けたことも明らかにした。      トルコは、マーヴィ・マルマラ号事件のあと、国連事務総長の発議で開かれた調査討議に2010年9月1日に提出した中間調査レポートを、アナトリア通信を通じて公表した。      国際調査・審査委員会の出した中間調査レポートには、どの船も安全審査と出入国を合法的に行ったあと、トルコを 全文をよむ

2011-01-24 ギュル大統領、イスラエルのマーヴィ・マルマラ号レポートを批判 (Radikal紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領はイスラエルのマーヴィ・マルマラ号レポートに言及し、「イスラエルが作成したこのレポートからは、世界と国際法へ注意を払わないという、イスラエル政府の増長した、不適切な姿勢がうかがえる」と述べた。      ギュル大統領は随行団とともに欧州評議会議員会議2011年冬季定例会議に来賓として出席するためトルコ航空特別機でストラスブールへと向かった。      ■国連報告を信じる      ギュル大統領はストラスブールへの出発前、アタテュルク空港政府関係者室で記者たちの質問に回 全文をよむ

2011-01-24 アナトリア東部で放射能漏れ、検査―アルメニア原発 (Zaman紙)

トルコ国境からすぐの地域にあるアルメニアのメドザモル原子力発電所から放射能漏れが起きたとの疑いをうけ、、チェクメジェ原子力研究・教育センター(ÇNAEM)とエルズルムのアタテュルク大学科学学部物理学科による放射能の計測が、ウードゥル、アール、ムシュ、トゥンジェリ、ハッキャーリ、シュルナクで始まった。      アタテュルク大学科学学部物理学科のネスリハン・エキンジ准教授と助手のベキル・ドアン氏はウードゥルで調査を開始した。両氏は、ウードゥル県環境森林局の協力のもと行う調査で、市のラドンの分布を調 全文をよむ

2011-01-23 イラン核問題6カ国会議、結論でず (Milliyet紙)

トルコがホスト国を務め、イスタンブルで行われたイランの核協議は結論がでず、欧米諸国のイランに対する態度が厳しくなる可能性がある。イランの核兵器開発を主張するP5+1各国(アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシア、ドイツ)の代表は、EUのキャサリン・アシュトン外事代表の議長の下、金曜日からチュラアン・サライを会場に、イランのサイード・ジェリーリー核問題担当官と参謀幕僚たちと協議を行った。アシュトンEU外事代表は燃料の交換については、イランが所有する3000キロ以上の低レベル濃縮ウランのうちの28 全文をよむ

2011-01-22 胸元を隠して・・・―イラン新聞フォトショップで6カ国協議議長の写真加工 (Radikal紙)

イランの新聞社が、イスタンブルで開かれた核開発に関する6カ国協議に出席したキャサリン・アシュトンEU外交安全保障上級代表の胸元を、写真加工ソフト「フォトショップ」を使い隠していたことがわかった。      トルコが主催しイスタンブルで開かれた核開発に関する協議で、西側を代表するEUのアシュトン外交安全保障上級代表がイラン核開発筆頭交渉官のサイード・ジャリーリ最高安全保障委員会事務局長とともにチュラーン宮殿で撮影した写真が、イラン各紙に様々に加工を施された上で掲載された。      Hamshah 全文をよむ

2011-01-21 イラン核問題6カ国協議、イスタンブルで開催―トルコの役割は「?」 (Hurriyet紙)

トルコがホスト国を務め、イスタンブルで初の開催となるイラン核問題6カ国協議は、6カ国(アメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリス、ドイツ)がテヘラン(イラン)に対し、ワシントン(アメリカ)との二国間協議を行うよう説得を試みたものと特徴づけることができるが、トルコがそのプロセスにおける仲裁者であるのかないのか、はっきりしていない。   イスタンブル交渉は、昨日(20日)朝、チュラーン宮殿での全体会議から始まった。午前の会議ではイランサイドのテーブルにサイード・ジャリリ核問題交渉責任者を団長とする1 全文をよむ

2011-01-20 チュニジア軍、お手本はトルコ軍?―アラブ紙論評 (Milliyet紙)

アラブのメディアは、国家の政教分離の原則を守ろうとするチュニジア軍は、「アタテュルク主義の番人」といわれるトルコ国軍(TSK)をお手本にしようとしている、と伝えた。      チュニジアで、ベンアリ政権が国民の暴動によって崩壊した後、新しい国家の政治モデルに関する議論が始まった。アラブ世界で有力な新聞紙の一つ、ロンドンが拠点のアッ・シャルク・アル・アウサト紙のタールク・アル・フメイッド編集長は、先日執筆した社説でチュニジア軍をトルコ国軍にたとえた。      アル・フメイッド編集長は、記事の中で 全文をよむ

2011-01-19 「トルコの中東での存在感」―レバノン問題でニューヨークタイムズ紙論評 (Zaman紙)

The New York Times紙に掲載された論説で、レバノンでの政治危機を解決の模索が、中東の力関係を変え、トルコの発言力を徐々に高めていると論じられた。      アンソニー・シャディド氏が書いた「レバノンが示す権力者の変遷」という論説では、レバノンで近年では最大規模の危機が起きており、この危機の解決においてはサウジアラビアもアメリカも無力であると書かれている。      同論説で、中東で長年力を持っていたサウジアラビアとエジプトの影響力が低下していると述べ、「トルコやイラン、カタールの 全文をよむ

2011-01-18 「エルドアンでも難しい・・」レバノン市民の声 (Milliyet紙)

レバノンで先週始まった政権崩壊危機によって、関心はタイイプ・エルドアン首相に向けられた。ベイルートの市民は「アラブの指導者ができないことを彼はやっている。しかしここの問題は、そう簡単ではない」と語る。      レバノンで2005年に暗殺されたラフィーク・ハリーリー元首相の死に関して、裁判所によって訴追されようとしているのを恐れるヒズブッラー組織は、水曜日(12日)に政権を離脱した。ラフィーク・ハリーリーの息子のサアド・ハリーリー現首相は、バラク・オバマ米大統領やニコラ・サルコジ仏大統領との会談 全文をよむ

2011-01-18 ウズベキスタンのトルコ学校、国内事情から閉鎖 (Zaman紙)

ウズベキスタンの首都タシュケントで1995年以来、トルコのスィルム社とウズベキスタン外務省が共同で運営してきたインターナショナル・タシュケント・ウルーベク学校が、長期間ウズベキスタン国内で直面している官僚的な妨害のために全ての教育活動を中断することを余儀なくされた。      スィルム社は、同校が2011年1月1日づけで、「何らかの意図、ないしは誰かに損害を与えることなく」、ウズベキスタンでの全ての教育活動の中断せざるをえなくなったと、発表した。説明では、学校がこの決定を下す理由が詳細に述べられ 全文をよむ

2011-01-17 ボスニア・ヘルツェゴビナでトルコ語からの翻訳本出版、活況 (Radikal紙)

トルコ語からボスニア語へ翻訳された本はここ数年で読者の強い関心を集め、ボスニア・ヘルツェゴビナの出版社はこれらの本を出版しようと、まるで競い合っているようだ。      トルコからボスニア・ヘルツェゴビナへは、食品、衣料品、テレビドラマが輸出されているが、次は書籍も重要な位置を占めるようになった。トルコに対する心理的結びつきがあるボスニア人だけでなく、この国に暮らすセルビア人やクロアチア人もトルコ語の本に興味を示している。オルハン・パムクのノーベル賞受賞によって生まれたトルコ文学作品への関心は、 全文をよむ

2011-01-17 ダマスカスでレバノン情勢3者会議、開催―トルコ、シリア、カタール首脳参加 (Zaman紙)

レバノンで起きている政治危機を収束するため、トルコ、シリア、カタール3カ国の首脳会談がシリアの首都ダマスカスで開かれた。会談は2時間45分間続いた。      シリアのバッシャール・アサド大統領主催の首脳会談には、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、カタールのシェイフ・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長が参加した。      大統領官邸での会談には、アフメト・ダヴトオール外務大臣とシリア、カタールの外務大臣も参加した。      レバノン政治危機に関してダマスカスで開かれた3カ国首脳 全文をよむ

2011-01-15 チュニジアのベンアリ前大統領、最後のバカンスはボドゥルムだった (Milliyet紙)

チュニジアで24年間政権の座につき、家族に関して流出したウィキリークス資料によって、民衆暴動が引き起こされ、その結果国外亡命せざるを得なくなったゼイネル・アビディン・ベンアリ前大統領であるが、最後のバカンスをボドゥルムで過ごしていたことが分かった。レイラ・トゥラベルシ夫人と子供達とボドゥルムにやってきたベンアリ前大統領をドアン通信(DHA)がカメラに収めていた。      民衆蜂起によって昨晩国を後にしてから行方が知られていないベンアリ前大統領とその家族が、昨年7月27日にボドゥルムのトゥルバ・ 全文をよむ

2011-01-14 ハリーリー・レバノン首相、緊急アンカラ訪問、首相らと会談 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とレバノンのサード・ハリーリー首相の会談が終了した。自国で政権崩壊の危機に瀕しているハリーリ首相との会談は約2時間にわたった。      首相官邸で行われた会談には、アフメト・ダヴトオール外相も参加した。会談のあと、ハリーリー首相は帰国のためアンカラを後にした。エルドアン首相とハリーリー首相が行う予定だった記者会見は中止された。エルドアン首相がレバノンで起きている政権崩壊の危機に関して公正発展党県代表者会議でコメントすることが明らかになった。      エルドア 全文をよむ

2011-01-14 カルス「醜悪」彫像に、アルメニア外相応援メッセージ (Radikal紙)

ナルバンジャン外相:「カルスの彫像はトルコ・アルメニアの友好関係を象徴している。エルドアン首相の態度は残念だ。」      アルメニアのエドゥアルド・ナルバンジャン外相は、世界はトルコがアルメニアと調印した議定書を批准するのを待っていると語った。      メディアマックスによると、ナルバンジャン外相は、今日(1月14日)アルメニアの首都エレバンで記者会見を開き、「世界はトルコがアルメニアと調印した議定書に対する態度を変え、これを批准するのを待っている」と語った。外相は二国間で2009年に議定書 全文をよむ

2011-01-12 独外務省「歴史を教えてもらわなくていい」―エルドアン首相の反論に再反論 (Hurriyet紙)

ドイツ政府のシュテフェン・ザイバード報道官は、キプロス問題が解決しないのはトルコ側に責任があるとしたアンゲラ・メルケル独首相の説明に反発を示したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相をはじめとする、トルコ側、および、北キプロス・トルコ共和国関係者に返答した。ザイバード報道官は、「メルケル首相は(キプロス問題に関する)歴史を教えてもらう必要はない」と述べた。      ザイバード報道官は、今日首都ベルリンで行われた毎週の定例記者会見で、「アナン・プラン(注)がギリシャ系キプロスの人々に拒否されたことを 全文をよむ

2011-01-12 人気墜落の日本の菅首相へ、夫人からも肘鉄 (Radikal紙)

国内の支持率低下により厳しい状況に置かれている日本の菅直人首相が、夫人からも手痛い一撃を受けた。信子夫人は「生まれ変わったら夫とは結婚しない」という。      新聞記者らとの昼食会で、信子夫人は「今の生活はもう一度経験したのだから、同じことをまた繰り返す気はない」と話した。40年連れ添った夫とはいとこ同士でもある信子夫人は「生まれ変わったら全く違う人生を送ってみたい」と語った。      夫を時には元気づけながらも、多くは叱っているという夫人は「あまり強く言い過ぎない方がいいのかも」と話した。 全文をよむ

2011-01-11 パパンデレウ・ギリシャ首相のエルズルムでの発言、ギリシャ国内で支持 (Milliyet紙)

ギリシャのディミトリス・ドゥルツァス外相は、ヨルゴス・パパンドレウ首相がエルズルムを訪れ「遠慮せずに、堂々」と発言したことを挙げて、「私にとって、国内の問題は神聖なものである。これは大衆扇動的に騒ぎ立てるべきでない真面目な問題であり、PRまたは党利党略は我々に影響するものではない。政党の反応を見てみると、全ギリシャ国民は、トルコにおいて厳しい聴衆の前でギリシャの立場や利益を正々堂々と主張し、高めたギリシャ首相を目にしたのだ」と語った。      ディミトリス外相は、スカイ・テレビで放送したインタ 全文をよむ

2011-01-11 「キプロス問題でギリシャ側に落ち度なし」メルケル独首相の神経逆なで発言 (Milliyet紙)

ギリシャ系キプロス地域(キプロス共和国)を訪問したメルケル首相は、ギリシャ系キプロスのディミトリス・フリストフィアス大統領と会談した。メルケル首相は、会見での発言で、キプロス問題が解決しない原因は、トルコとトルコ側キプロスにあるとした。そして、「南キプロスは、解決のためにできるだけのことをした。しかし、トルコ側はそれに答えなかった」と述べた。      アンゲラ・メルケル独首相は、トルコのEU加盟プロセスの継続とキプロス問題の解決を望んでいると述べた。      ギリシャ系キプロス地域(キプロス 全文をよむ

2011-01-11 イエメンにトルコ兵戦死記念碑建立、ギュル大統領、「イエメン哀詩」に涙 (Radikal紙)

ギュル大統領は、イエメンでトルコ兵戦死者記念碑の建立式を行った。大統領と訪問に同行した閣僚らは、イエメン哀詩に涙した。      イエメンに公式訪問中のアブドゥッラー・ギュル大統領と同行の使節団は、アンカラのトゥルンタシュ村近郊でヘリコプターが墜落した知らせを聞き大きなショックを受けた。大統領は、同事故で殉職した将校らの冥福を祈りつつ遺憾の意を表明し、「全トルコ国民及び殉職した将校らのご家族にお悔やみ申し上げます」と述べた。   イエメンを公式訪問しているギュル大統領は、トルコ兵戦死者記念碑の建 全文をよむ

2011-01-10 キプロス共和国外相、トルコのEU加盟交渉に厳しい発言 (Hurriyet紙)

ギリシャ側キプロスは、キプロス問題の解決策が見出されないかぎり、トルコのEU加盟を承認しないと、厳しい警告を行なった。      キプロス共和国のマルコス・キプリアヌ外相は、国営放送で会見を行ない、「トルコのEU加盟の承認だけでなく、加盟交渉の継続も妨害する」と述べた。      キプリアヌ外相は、「誰もトルコに忍耐の限界を強いるべきではない、キプロスかEUかという選択を押しつけるべきではない」という(トルコ政府の)警告に返答した。キプリアヌ外相は、キプロス問題の解決とEU加盟は切り離せないとす 全文をよむ

2011-01-08 トルコ・ギリシャ両首脳、キプロス・EUめぐり刺々しい応酬 (Milliyet紙)

パパンドレウ・ギリシャ首相の「トルコがキプロス占領を続ける限りEU加盟はありえない」という発言に対し、エルドアン首相は、平和的メッセージを含むスピーチ原稿を変更して「トルコがあなたたちに何をしたというのか。忍耐にも限界がある」と述べた。      パパンドレウ・ギリシャ首相「8機のトルコ戦闘機がギリシャの小島の上空を飛行した。これはどういうことだ?トルコは何のデモンストレーションをしようとしているのか?これらの行動は、エーゲ海におけるトルコの状況を変えることはない。キプロス占領を続ける限りトルコ 全文をよむ

2011-01-07 パパンドレウ首相のエルズルム訪問、ギリシャ野党批判―トルコと秘密取引? (Zaman紙)

ギリシャ政府のヨルゴス・ペタロティス報道官は、「ギリシャのヨルゴ・パパンドレウ首相はエルズルムで行われた会議で、ギリシャとトルコ間の協力のための条件を明らかにした」と述べた。      エルズルムを訪問したという理由で、ギリシャの野党はパパンドレウ首相を「トルコと秘密取引を行った」と非難した。ペタロティス報道官は、この批判に答える会見で、「パパンドレウ首相は、トルコ大使らとの会議の中で行われた話し合いで、たいへん堂々とし、決断力を見せ付けた」と話した。      ペタロティス報道官は次のように述 全文をよむ

2011-01-06 「私たちはなぜEU加盟をめざすのか?」テレビコマーシャル放映へ (Radikal紙)

欧州連合事務局(ABGS)は、「私たちはなぜEU加盟を目指すのか?」というよく耳にする国民からの問いに答えるべく、ラジオ・テレビコマーシャルを製作した。      欧州連合事務局(ABGS)によると、コマーシャルはエゲメン・バウシュ国務相兼EU加盟交渉主席担当官自らが綴った書簡とともに、全国区・地方・ローカルのテレビ・ラジオ各局へ送られ、放映を開始した。      EU広報戦略の枠組みにおいて、世論で良く耳にする「EUに入って何になる?」という問いに答える11種類のコマーシャルは、女性の権利に関 全文をよむ

2011-01-03 トルコの国連非常任理事国任期終了、早期の再任求める (Milliyet紙)

トルコは12月31日付で国連安全保障理事会の非常任理事国の任期を満了するが、再度非常任理事国候補となることを示唆した。      外務省は、トルコは非常任理事国としての役割を見事に果たし、評価をえたので、「トルコが一刻も早い再任を望むのは当然のことである」と発表した。      外務省は、トルコは約50年ぶりに2009-2010年期の国連安全保障理事会非常任理事国となり、12月31日付で任期を満了したことを発表した。そして任期中、トルコを安全保障委員会のメンバーに推した国々の選択と信頼に答え、特 全文をよむ

2011-01-01 CNNアラビア語放送、エルドアン首相を「Men of the Year」に選出 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ドバイに拠点を置くCNNアラビックのインターネットサイトで読者によるMen of the Year に選ばれた。      http://arabic.cnn.comによると、1位は74%の多数でエルドアン首相、ついで得票率20%でシリアのバッシャール・アル・アサド 大統領が選ばれた。      アラブ世界の動向を反映するという点で非常に重要な同サイトの報道によると、この結果はエルドアン首相とトルコ外交の飛躍の確固たる証拠として示されている。      これ 全文をよむ

2010-12-30 トルコEU加盟への道、2011年の展望 (Zaman紙)

トルコの欧州連合(EU)加盟交渉は現在、危機的な時期を迎えている。欧州理事会の一会期の間に交渉が行われなかったのは初めてのことである。トルコの加盟に対し、承認か交渉継続のどちらかが決断されるときが近づいている。2011年は、欧州経済共同体とアンカラ条約を締結した1963年、加盟申請を行った1987年、候補国となった1999年、そして交渉が開始した2005年のような、EU加盟の歴史的転換点の一つとなることが予測される。      46年にわたる紆余曲折をへて、大きな希望とともに開始されたトルコのE 全文をよむ

2010-12-24 イラン・アフマディネジャド大統領がトルコ語を話せること判明 (Milliyet紙)

イランのアフマディネジャド大統領がトルコで開催された経済協力機構(EİT)サミットの後に記者会見を開いた。会見では大統領にアクシデントが次々と起きた。      まず、ホール入口に飾ってあったイランの宗教指導者(最高指導者)であるアリー・ハメネイ師の写真が落ちた後、通訳がいなくなるというハプニングが生じた。      記者会見で、トルコ語の質問をペルシア語に訳す仕事をしていた通訳の耳に、断続的に英語の声が入ってくるや、通訳は突然その場を離れてしまった。      このことに戸惑った大統領は、トル 全文をよむ

2010-12-23 中東・中央アジア首脳イスタンブルに集結―経済協力機構サミット (Zaman紙)

 中央アジアと中東の諸国を包括する経済協力機構(EİT)の首脳サミットが昨日(23日)、イスタンブルで開催された。      首脳会議には7ヶ国の首相と各国の外相が出席した。本会議では、経済協力の発展、地域における繁栄と安定の確保に関し、合意が行われた。アブドゥッラー・ギュル大統領は、イスタンブル、テヘラン、イスラマバードを結ぶ鉄道システムの改善と、経済協力機構加盟の全国家とヨーロッパを結ぶ鉄道網の敷設を呼びかけた。ギュル大統領は、まだ同意を参加していない加盟国にも、経済協力機構商業・開発銀行( 全文をよむ

2010-12-23 在米アルメニア・ディアスポラに失望広がる―米下院議長を「脅迫」 (Hurriyet紙)

アルメニア虐殺に関する議案提出阻止を受けて、在米ディアスポラは激怒      米第111議会の閉会後、二週間以内に正式に下院議長を辞めるナンシー・ペロシ議長に脅迫が相次いでいる。ある新聞記者は、今回の件に対して、はっきりとペロシ議長を批判する形で「今回の件は、悪い結果になるだろう」と語った。アメリカ-トルコの社会は、この戦いで勝利を収めた喜びにひたっている。      アメリカ・アルメニア国内委員会(ANCA)ケン・ハチュクヤン委員長は声明を発表し、「アルメニアにルーツを持つアメリカ人は、ペロシ 全文をよむ

2010-12-23 米下院での「アルメニア法案」審議、回避される (Milliyet紙)

米国下院のナンシー・ペロシ議長は、1915年の事件を、「虐殺」として認知することを求める242号アルメニア法案の審議を、昨日(22日)も上院の議題とすることができなかった。      米下院は、クリスマス休暇に先立ち、最後の会議を開催し、9.11に関する法案を審議した。ここにいたるまで、在米アルメニア・ディアスポラから強い圧力を受けていたナンシー・ペロシ議長は、アルメニア「虐殺」非難の法案を本会議にあげることなく、会期を終了する道を選択した。議会の任期終了にともない、法案は棚上げとなった。   全文をよむ

2010-12-22 タラバーニー・イラク大統領トルコ訪問、関係修復へ (Zaman紙)

中央アジア・中東諸国を一つにまとめる経済協力機構(EIT)の首脳会談が今日イスタンブルで開かれる。      アブドゥッラー・ギュル大統領の主催で開催される首脳会談には7ヶ国の首脳が出席する。ギュル大統領は昨日イスタンブルに到着した首脳たちと二者会談を行った。最も注目されたのは、3月の選挙以降、自身への不支持を理由にアンカラを非難していたイラクのジェラル・タラバーニー大統領との面談であった。選挙後の新政権樹立後、初めての外国訪問をトルコで実現させたタラバーニー大統領をギュル大統領は温かく歓迎した 全文をよむ

2010-12-21 「アルメニア法案」をめぐり、米国下院での緊張のかけひき続く (Hurriyet紙)

アメリカ下院議会では昨日、アメリカ政府が批准を期待している重要な新戦略兵器削減条約(新START)と、2011年度予算編成に関わる法案が提出されていた。それにもかかわらず、下院においては、午前中から「第252号アルメニア虐殺非難決議法案」をめぐって緊張が生じていた。下院の司法委員会は、法案を議題に取り上げなかったが、司法委員会の決定を覆す権限をもつナンシー・ペロシ下院議長は、ヒュッリイェト紙に対し、議題化の可能性がなくなったわけではないと語った。トルコ大使館の職員たちは、朝から議会の廊下で状況を 全文をよむ

2010-12-17 イスラエル・キプロスの地中海経済協力構想にアンカラ正式抗議 (Zaman紙)

トルコ-イスラエルの緊張関係が続く中、この状況を好機と捉えた南キプロスは、テルアビブ政府と地中海の“埋蔵金”の山分けを狙った、排他的経済水域(EEZ)協定に署名を行った。       キプロス問題が包括的解決に至っていない中での、この協定に強い反発を表明したトルコ政府は、不快感を露にした。在トルコ・イスラエル大使であるガーヴィ・レヴィを外務省に召喚し、協定への不快感を伝えた。南キプロスは以前にも、エジプトとレバノンとの間に、同様の協定を結んでいる。       レフコーシャにおいて続いていた交渉 全文をよむ

2010-12-15 アルメニア人のマリアムさん、トルコに難民申請 (Hurriyet紙)

アルメニアで自治体によって家を壊された5人の子の母であるマリアム・ギシュヤンさんはトルコにやってきて、難民要請をした。      ギシュヤンさんは「トルコは私と子供を保護し、私達を受け入れてくれることを信じています。もうあの国にとどまることはできない」と述べた。マリアム・ギシュヤンさんのエリヴァンにある家には、ソヴィエト時代の法律によれば、所有権はなく使用権だけが与えられていたとして、2004年に地方自治体によって取り壊しの決定が出された。ギシュヤンさんは家が取り壊されないよう抵抗したが駄目であ 全文をよむ

2010-12-13 ネタニヤフ・イスラエル首相「トルコに弁償も謝罪もしない」 (Milliyet紙)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、支援船への襲撃に関しトルコに謝罪しないよう強い圧力を受けている。      イスラエル内閣の一部の重鎮が謝罪に反対する一方、イェディオス・アフロノース紙に掲載されたコラムでは、「謝罪しようなどとは思うな」、「ネタニヤフ首相は我々を代表してトルコに謝罪をする権利はない」とされた。      イェディオス・アフロノース新聞のウェブサイト「YNet」で掲載された、アッサーフ・ウォフルの署名入りコラム「謝罪しようなどとは思うな」ではネタニヤフ首相について次のよう 全文をよむ

2010-12-12 エルドアンーオバマ電話会談の詳細 (Yeni Safak紙)

アメリカのブラク・オバマ大統領からの電話を受けて行われた会談の中でレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「両国間の問題が故意にねじまげられるのを許容してはならない。意図的な風評に基づく情報が公式文書に反映されてしまっていること、そのやり方や内容は当然ながら非常に不快なものだ」と話したことがわかった。      首相府報道部の書面による発表では、オバマ大統領が昨日エルドアン首相に電話をかけたことに言及された。電話会談ではオバマ大統領がウィキリークスにリークされた外交文書について意見交換をしたことが 全文をよむ

2010-12-11 米連邦裁判所、アルメニア人の対トルコ訴訟に青信号 (Milliyet紙)

アメリカ合衆国第9連邦控訴裁判所は、アルメニア人が主張する、いわゆる虐殺問題を、カリフォルニア州が承認したことについて、米国の外交政策と矛盾しないという判決をだした。   判決は控訴裁判所の審判団によって2対1で下され、それにより、1915年の事件で近親者を亡くした人々が、米国内で保険会社に対してこの判決を理由に訴訟を起こす権利が生まれた。      女性裁判官ドロシー・ネルソン氏は、考えを覆し、昨年下した判決を破棄した。そして米国控訴裁判所はこのようなスキャンダラスな判決にサインをすることとな 全文をよむ

2010-12-07 ギリシャ、トルコ国境警備倍増を計画 (Milliyet紙)

アテネで発行されるタネア紙に談話を寄せたギリシャのパプチス市民擁護大臣は、国境警備のためにEU境界警備機関であるフロンテクスにさらなる兵力の派遣を要請することになるのかどうかという質問に答えた。      同大臣は、メリチ川(ギリシャ・トルコ国境地帯を流れる川)にはフロンテクスの機動介入部隊のみが駐留しているのではなく、国境を警備するギリシャ兵の数が2倍に増やされており、さらに包括的な介入による新基盤が計画されていると述べ、「不法移民を防ぐ最も効果的な政策は、国境警備に関してより厳しい措置が取ら 全文をよむ

2010-12-06 イスタンブルの公園のスポーツ器具、ブリュッセルのお手本に (Zaman紙)

ブリュッセル地域行政府のエミル・クル行政府長は、市内の数か所にスポーツ器具を設置し、この器具を無料で市民に開放する考えがあると話した。クル行政府長は、このプロジェクトがトルコから着想を得て実現に結びついたと述べ、スポーツの重要性が極めて高く、これを社会に広く呼び掛ける必要があると語った。      クル行政府長はジハン通信社に対し、スポーツ分野への投資プロジェクトについて次のように語った。「健康的に生きるには、第一に運動です。これを若い年齢のうちに始めておくことが重要です。これを可能にするため、 全文をよむ

2010-12-03 ヨーロッパで最もイスラムに不寛容なのはドイツ―ドイツ人研究者レポート (Radikal紙)

ヨーロッパで実施されたイスラムに対する意識調査で驚くべき結果が明らかになった。調査によれば、イスラムに最も不寛容なのはドイツである。   ドイツ、フランス、オランダ、デンマーク、ポルトガルでイスラムに関する調査を実施したドイツミュンスター大学のデトレフ・ポラック教授は、イスラム教徒に最も不寛容なのはドイツ人だと述べた。   ポラック教授は、今日(3日)、調査に関連してベルリンで行われた記者会見で、様々な点で異なるためドイツの西側の諸州と旧東ドイツ(DDR)の諸州を調査の段階で別々に調べたことを明 全文をよむ

2010-12-03 イスラエル・ネタニヤーフ首相、トルコに感謝―山火事消火飛行機派遣 (Radikal紙)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤーフ首相は、エルドアン首相に電話をかけて感謝を述べ、ラマト・ダヴィド空軍基地でトルコ機を訪ねた。      イスラエルのハイファ市周辺で約30時間続いた山火事の消火活動に、国外から援助を行った最初の国はトルコであった。エルドアン首相に電話をかけ、感謝の意を表したネタニヤーフ首相は、ラマト・ダヴィド空軍基地で援助を行ったトルコ機のもとを訪ねた。      ■ネタニヤーフ首相、「両国関係改善の端緒になると確信」      イスラエルのベンヤミン・ネタニヤーフ首相は、レ 全文をよむ

2010-12-02 イスラエル山火事に、トルコ2機の消火飛行機派遣 (Milliyet紙)

ガザ支援船に対するイスラエルの襲撃や、最近のウィキリークス問題で、イスラエルとトルコの関係は冷え切っているが、イスラエルでおきた大規模な山火事の消火のために、2機の消火飛行機を派遣する命をタイイプ・エルドアン首相がくだした。首相は、昨日、アフメト・ダヴトオール外相やエゲメン・バウシュ国務大臣とトップ会談をし、イスラエルで起きている大規模な山火事について検討した。首相は、会談ののち、消火活動に参加するためトルコから2機の消火飛行機を送る命令を発した。      ■イスラエルは歓迎      イスラ 全文をよむ

2010-12-01 漏えい米外交公電のなかのトルコ―サルコジのトルコ嫌いはここまで (Yeni Safak紙)

ウィキリークスが公開したアメリカの機密文書によると、エッフェル塔がトルコ国旗の色に染まった日、フランス大統領秘書官らはフランスのニコラ・サルコジ大統領がこれを見て憤激するだろうと、飛行機の航路を変更させたという。      イギリスのガーディアン紙によると、2009年12月に在パリ・アメリカ大使チャールズ・リヴキンからヒラリー・クリントン国務長官へと送られた機密文書には、彼らが接触したエリゼ宮殿の人物らが、サルコジ大統領が好まないために避けていたことがらが列挙し報告していたという。      文 全文をよむ

2010-12-01 漏えい米外交公電のなかのトルコ―在トルコ米軍基地での核兵器の存在を確認 (Milliyet紙)

ウィキリークスが公開した米外交文書によれば、ドイツが米国に対し自国内の核兵器を撤去するよう求めたところ「こうした事態になればトルコにあるものを保持するのも困難になるだろう」との回答があったという。      ウィキリークスが公開した文書には、トルコ・ドイツ・オランダ・ベルギーに米国の戦略的核兵器が配備されていることが示されていた。在ベルリン米国大使館に属する2009年11月12日付けの公電では、フィリップ・K・マーフィー在ドイツ米国大使とフィリップ・ゴードン米国務次官補、ドイツのクリストフ・ホイ 全文をよむ

2010-12-01 米外交公電漏えい後、初のトルコ・アゼルバイジャン両大統領会見、発言を否定 (Radikal紙)

カザフスタンの首都アスタナで開催された欧州安全保障協力機構(AGİT)首脳会談に参加したアブドゥッラー・ギュル大統領は、ウィキリークスによる情報漏えいの激震後、初めてアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と顔を合わせた。      ギュル大統領は、欧州安全保障協力機構における交渉で、アリエフ大統領、イギリスのニック・クレッグ副首相、バチカン市国のタルチジオ・ベルトーネ国務長官らとの個別会談を行った。      ギュル大統領は、独立宮殿で開かれた首脳会談の開会式典に参加し、順にアゼルバイジャン 全文をよむ

2010-11-30 国連安保理でキプロス問題討論はじまる (Zaman紙)

国連安全保障理事会は、キプロスでの国連事務総長の調停ミッションの枠組みで、KKTC(北キプロス・トルコ共和国)のデルヴィシュ・エルオール大統領と、キプロス共和国(キプロス・ギリシャ政府)のディミトリス・フリストフィアス大統領との間で継続中の交渉を扱った討議を開始した。      報道陣に非公開で行われる討議では、パン・ギムン(潘基文)国連事務総長が先週発表したキプロスにおける国連の調停ミッションや一連の交渉の近況に関する報告書について、アレキサンダー・ダウナー国連事務総長キプロス特別顧問が国連安 全文をよむ

2010-11-29 クリントン国務長官、ダヴトオール外相と会見、外交公電漏えいを謝罪 (Radikal紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、ウィキリークス文書に関し、アメリカが事前にトルコへ情報提供をしたことに感謝した。クリントン国務長官との会見後に記者会見したダヴトオール外相は、漏洩した文書のなかでトルコの名もでていることに関連し、クリントン国務長官が謝罪したことを明らかにした。      ダヴトオール外相はトルコ記者団むけの会見を行い、クリントン国務長官との会見について情報を提供した。ダヴトオール外相は、今回の訪米が、以前から計画されていたものであることを強調し、クリントン国務長官とは、長時間、さま 全文をよむ

2010-11-27 「4万人がドイツからトルコへ永住帰国」ビルトゥ紙(独)報道 (Hurriyet紙)

ドイツ在住のトルコ系住民4万人が昨年トルコへ永住帰国したという。独ビルトゥ紙は、ドイツで生まれドイツ育ち、ドイツで教育を受けた後にトルコへ行きトルコで働き始めたトルコ人数名を紹介している。      「ドイツ生まれのトルコ人としてトルコへ戻ってきた」と題する記事では、2009年には4万人のトルコ系住民がトルコへ永住帰国したと伝えられている。      ドイツのミュンヘン生まれのウズレム・アイドゥンさん(31)は、以前は建築家として働きトルコに旅行目的で独りで行ったことがあると言い、「トルコで良い 全文をよむ

2010-11-26 イスラエル・ブルガリア、共同軍事演習へ―トルコをパス (Radikal紙)

ハーレッツ(Haaretz)紙は、トルコとの関係が悪化しているイスラエルが、バルカン半島との関係強化に動いていると報じている。この中で、イスラエル空軍が近くブルガリアにおいて初となる飛行訓練を行うことも明らかになった。      イスラエルの主要新聞のひとつであるハーレッツ紙は、イスラエルとバルカン諸国の接近を報じる記事において、「トルコにおける(イスラム化に向けた)急進主義に関して不安を共有していることは、バルカン諸国とイスラエルの結びつきを強め、経済的・軍事的な協力体制を作る新たな可能性を示 全文をよむ

2010-11-25 スイス訪問のギュル大統領、「モスクのミナレ(塔)を恐れることはない」 (Radikal紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、スイスの国民投票でミナレの建設が禁止されたことに関し、「スイスでは誰しも好きなスタイルで礼拝をすることが出来るはずだ。礼拝所についてももっと自由があってもいいと思う。ミナレになにを恐れるというのか?」と述べた。      ギュル大統領とスイスのドリス・ロイトハルト大統領との共同記者会見が行われ、新聞記者らの質問に答えた。      ロイハルト大統領はスイスにて国民投票によってミナレの建設が禁止となったことを振り返り、「スイスでは多文化主義はどの程度、成功を収めてい 全文をよむ

2010-11-25 トルコ・レバノン、経済協力協定に調印―自由貿易圏構想へ一歩 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、レバノンへの公式訪問において、トルコ・レバノン経済協力協定に調印した。      国務大臣のプレスリリースによると、二国間で自由貿易圏構想を想定した経済協力協定が、ザフェル・チャーラヤン国務相とムハンマド・サファディ・レバノン経済通商相により調印された。      同協定が正しく履行、拡大され、生じうる問題が解決できるよう、この協定の枠組で「協定評議会及び協定委員会」が設立されることが記されたプレスリリースでは、閣僚レベルの協定評議会が、新たな経済協力を確立 全文をよむ

2010-11-25 レバノンのアルメニア団体、エルドアン首相の訪問に抗議、ポスターを破る (Radikal紙)

レバノンで暮らしているアルメニア人が、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の訪問に抗議する為に首都ベイルートでデモを行った。      ベイルートの戦没者広場に集まったデモ隊はレバノン国旗とアルメニア国旗を手に、トルコとエルドアン首相に反対するスローガンを叫んだ。   エルドアン首相が、サイダ市でトルコ国際協力機構(TIKA)が建設にかかわった「心的外傷・リハビリテーション病院」の開所式に参加する時間に合わせて、デモが行われ、いわゆる「アルメニア人虐殺」に関係したプラカードを掲げたデモ隊らは、屋外 全文をよむ

2010-11-24 エルドアン首相レバノン訪問、大歓迎―通りは赤一色 (Milliyet紙)

レバノンでエルドアン旋風が巻き起こっている。レバノンに二日間滞在する予定のエルドアン首相が到着する前から、街のあちこちの通りでトルコ国旗が掲げられた。エルドアン首相の巨大なポスターがかけられ、新聞の一面でも取り上げられている。訪問を歓迎する学生たちが持つプラカードには「ようこそ、スルタン」と書かれていた。      レバノンの街では、今日到着するエルドアン首相に敬意を表してあちこちでトルコ国旗が掲げられた。イギリスでアラビア語で発行されているシャルク・エル・アヴサト紙では、レバノン国民が首相への 全文をよむ

2010-11-20 ギュル大統領満面笑み、「NATOの威信を守ったのはトルコ」 (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、「NATOの威信をトルコが守りました。そして誤った認識を払拭しました。トルコは基本原則を遵守し、NATOの防壁であることを再認識させ、これを再確認しました。このサミットでだれもがこのことを理解してくれました」と話した。      ポルトガルの首都リスボンで開催されたNATOサミットについて、アブドゥッラー・ギュル大統領は、「原則を遵守するというトルコの態度がNATOの威信を守った」と総括した。      ギュル大統領は、サミットが行われた会場を後にする際、新聞記者 全文をよむ

2010-11-19 NATOリスボン首脳会議、トルコの要望含むミサイル装備「新戦略概念」で各国合意 (Radikal紙)

NATO加盟国の首脳らは、同盟の今後10-15年を形付ける新戦略概念を承認した。      21世紀におけるNATOの役割を表明した文書では、ミサイル防衛システムのおけるトルコの要求が受け入れられた。この文書では「住民と欧州全土を弾道ミサイル攻撃から守る防衛キャパシティを広げることが、共同防衛の基本要素だ」と述べられ、これが同盟安全保障の不可分原則に貢献することが強調された。      ■オバマ米大統領からギュル大統領に特別な関心      ポルトガルのルイス・アマード外務大臣はNATO首脳会議 全文をよむ

2010-11-18 キプロス問題、国連で3者会談はじまる (Hurriyet紙)

国連のニューヨーク本部で、パン・ギムン(潘基文)事務総長、北キプロス・トルコ共和国のデルヴィシュ・エロール大統領、南キプロス・ギリシャ政府のディミトリス・フリストフィアス大統領の間で行われる3者会談が、ランチミーティングの形で始まった。      北キプロス・トルコ共和国のエロール大統領は、国連での会議に向かう際に、トルコセンターの出入り口で記者団の質問に対し、以下のように述べた。      「(会議においては)事務総長が、両者の間にある懸案事項解決のための提案を行う予定である。また事務総長が我 全文をよむ

2010-11-18 注目のNATOリスボン会議を前に、ミサイル配備でかけひき (Yeni Safak紙)

リスボン会議を前に、配備されるミサイル防衛システムの指揮権を巡る駆け引きが続いている。エルドアン首相は「トルコに配備されるのであれば、指揮権は私たちに与えられるべきである」と主張する一方、アメリカ合衆国の北大西洋機構(NATO)常任理事であるダールデル大使は、「まず基本的な部分を決めていきましょう。指揮権の話はその後です」と返答した。イルテル・テュルメン元外相はこれらの議論について、会議では基本的な方針だけが決定されることになるだろうとコメントした。      ミサイル防衛構想に関する最終的な 全文をよむ

2010-11-16 経済危機などどこ吹く風、メッカ巡礼ビジネス活況 (Radikal紙)

英国のガーディアン紙は、メッカ巡礼の経済的な側面に関する記事の中で、サウジアラビアに巡礼目的で訪れるムスリムの数が2025年には1700万人に増加するだろうと報じた。      同紙は、メッカ巡礼の経済的な側面を取り上げた記事の中で、約250万人のムスリムがメッカ巡礼に訪れており、メッカとメディナを訪れる観光客の総数は、2025年までに1200万から1700万人に増加することが予想されると報じた。ガーディアン紙は、「メッカの変容:メッカ巡礼はいかにしてサウジアラビアの大規模ビジネスになったのか」 全文をよむ

2010-11-14 イラクとの国境再設定、議題に (Milliyet紙)

以前、ハヤティ・ヤズジュ副首相の提案で議題に上がったトルコ・イラク間の国境線変更のため、トルコと北イラククルド自治政府が合同委員会を組織したことがわかった。      PKK(クルド労働者党)に近いことで知られるフラト通信によれば、11月10日、ドゥホク市において「実務担当者レベル」で行われた会議で、トルコとイラクの国境を再設定するために委員会を作ることが決定された。報道によれば、会議には、クルド自治政府農業省のミヘメド・エミン・ファリス水資源担当官、トルコ外務省の安全保障担当官、そしてイラク外 全文をよむ

2010-11-14 ストラスブールのモスクに焼かれたコーラン送られる (Radikal紙)

フランスのトルコ人コミュニティーのモスクに、白い粉や焼かれたコーランの一部、そして人種差別のメッセージが入った2通の封筒が送りつけられた。      フランスのストラスブールにあるトルコ人コミュニティーのエユプ・スルタンモスクに、白い粉と一部が焼かれたコーラン、そして人種差別のメッセージが入った差出人不明の2通の封筒が送りつけられた。      モスク関係者が金曜礼拝ののちに封筒を開封すると、「この土地から早く立ち去れ、スーツケースを携えて行くか、さもなくば棺に入って」というメッセージが出てきた 全文をよむ

2010-11-13 トルコ韓国首脳会議、原発契約に進展なし (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領との待望の会談が実現した。しかしトルコで建設予定の200億ドルをかけた原子力発電所の案件はまとまらなかった。エネルギー天然資源相タネル・ユルドゥズ氏は、欧州・アメリカ・日本などの国々の企業とともにこの問題を議論することを明らかにし、「トルコの原子力発電所建設に関し、決定が覆ることはない」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と韓国の李明博大統領は、大統領官邸(青瓦台)で行われた朝食会議(ブレックファーストミ 全文をよむ

2010-11-12 在オーストリアトルコ大使へ、トルコ系移民から強力支持 (Radikal紙)

在オーストリアトルコ大使であるカドリ・エジヴェト・テズジャン氏が、オーストラリアで発行されている『Die Presse』紙に行った発言をきっかけに巻き起こった「移民統合政策の誤り」に関する議論が、トルコで大きな反響を呼んでいる一方、オーストリア在住のトルコ人らは大使への支持を表明した。      オーストリアのトルコ系市民団体組織の代表者らはテズジャン大使の発言に対し、「全面的に支持する」と表明し、「何年間にもわたって、いかなる関係責任者らもこのような大っぴらな批判ができないでいた移民統合政策の 全文をよむ

2010-11-11 G20会議出席のエルドアン首相、米の経済政策を批判 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相は、今日(11日)韓国ソウルで始まるG20の会議で、アメリカの連邦準備銀行が金融緩和政策に対する批判を行う予定だ。金融緩和はトルコのような発展途上国にとって危険を伴うとするエルドアン首相は、「これは正当なやり方ではない。トルコはこのことを認めることはできない」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アメリカの連邦準備銀行が国債を買い、その代わりに市場に6億ドル分の紙幣を増加供給する政策を批判した。首相は、市場により多くのお金を流し経済を活性化しようとい 全文をよむ

2010-11-10 「EUはダブルスタンダードを止めよ」EU進捗レポートへ批判の声 (Zaman紙)

トルコがEU加盟に向けて最近1年間で見せたパフォーマンスを評価する進捗レポートが昨日(9日)発表された。EUが今年第13号を発表した進捗レポートに対し反発を示したトルコ―EU合同議会委員会のエレーヌ・フロートル共同議長は、欧州に対し「トルコに対するダブルスタンダードを止めよ」と話した。EU拡大委員会のステファン・フューレ委員による記者会見の数分前に書面による声明を出したフロートル議長は、ドイツ、フランス、ギリシャを名指しし、「彼らのダブルスタンダード」を批判した。フューレ委員はフロートル議長の主 全文をよむ

2010-11-10 在オーストリアトルコ大使の「ゲットー」発言への波紋、広がる (Radikal紙)

在オーストリアトルコ大使のカドリ・エジヴェト・テズジャン氏は、オーストリアの移民統合政策を厳しい言葉で批判し、「トルコ人もゲットー化を強いられている」と発言したことが波紋を呼んでいる。      在オーストリアトルコ大使のカドリ・エジヴェト・テズジャン氏が、Die Presse紙でオーストリアの移民政策を批判したことへの反発が続いている。      オーストリア首相ヴェルナー・ファイマン氏は、「テズジャン大使の発言は(外交の)プロの発言とは思えぬほどのものであり、受け入れ難いものだ」と述べ、「テ 全文をよむ

2010-11-09 2010EU加盟交渉トルコ進捗レポート発表(3) (Radikal紙)

【2010EU加盟交渉トルコ進捗レポート発表(2)より、続く】      ■「民主的解決策」は期待に答えなかった      進捗レポートでは、政府は強い意志を表明はしたものの、『(クルド問題に関する)民主的解決策』ではわずかな前進に留まったとされ、クルド人問題の解決へ向けた努力を続けるよう強く求めた。      レポートには、「民主的解決策」として提案された具体的な対策が「期待以下のものであり、きちんとした形でフォローもなされなかった」との見解が記載された。このレポートでは、テロとの戦いに関して 全文をよむ

2010-11-09 2010EU加盟交渉トルコ進捗レポート発表(2) (Radikal紙)

【2010EU加盟交渉トルコ進捗レポート発表(1)より、続く】      ■文民による軍の監視      欧州委員会が作成したレポートでは、南東部で1990年代に起こった犯人不明の殺人事件で(逮捕され、)裁判を受けているジェマル・テミゾズ大佐の裁判が順調に進むことが、「(軍籍をもつ)被告の刑事免責に対する闘争において極めて重要である」と強調された。   同レポートには、「トルコ国軍(TSK)が、管轄以外の政治問題に対し、直接的または間接的に影響力を行使するケースは少なくなった。しかし、参謀総長は 全文をよむ

2010-11-09 2010EU加盟交渉トルコ進捗レポート発表(1) (Radikal紙)

「エルゲネコン裁判と諸クーデター計画に関する捜査は、トルコで民主的な組織運営と法の優位性に対する信頼性を高めるための好機」      欧州連合(EU)委員会が作成した2010年トルコ進捗レポートは、トルコに対し、エルゲネコン裁判と諸クーデター計画に関する捜査を、トルコにおける民主的な組織運営と法の優位性の強化のための好機とするよう求めた。      EU拡大担当委員のシュテファン・フューレ氏が行った記者会見で明らかにされた同レポートでは、「トルコでは、軍部が計画した複数のクーデター計画に対し、新 全文をよむ

2010-11-06 Semih İdizコラム:不可避な中国との関係強化、ウイグル問題は棚上げ (Milliyet紙)

トルコと中国の関係は大幅に前進してきた。ここ2年間、2国間を頻繁に要人が相互訪問したことも、その証拠である。ギュル大統領が2009年に行った公式訪問に続きシムシェキ財務相、チャーラヤン海外貿易担当相、ユルドゥルム運輸相、ギュネイ文化相、アクダー厚生相、ならびにアタライ内務省が次々と中国を訪れた。   この間に中国からは陳徳銘商務部長、大物政治家である李長春氏、楊潔篪外相、そして最後に温家宝首相がトルコを訪れ、トップレベルでの接触を持った。トルコのダウトオール外相は中国から帰国したばかりで、報道を 全文をよむ

2010-11-01 トルコ・アイス、上海万博で大人気 (Yeni Safak紙)

2010上海万博のトルコ館に大勢の中国の人々が押し寄せている。特に中国テレビの取材を受けたマラシュ・アイスクリームは大人気で、お隣のギリシャがやっかむほどだ。      2010上海万博のトルコ館でアイスクリーム・ショーで中国の人々を魅了し、「アイスクリームおじさん」の愛称で知られるまでになったマラシュ出身のアリーハン・タンルヴェルディさんは、「万博の星」となった。      ■こんなものは見たことがない!      万博の来場者は、タンルヴェルディさんのショーを見、マラシュ・アイスクリームを食 全文をよむ

2010-10-29 北イラク在アルビル・トルコ領事館で共和国記念日祝賀 (Hurriyet紙)

北イラク・クルド自治政府の首都アルビルに、3月に領事館を開いたトルコは、10月29日の共和国記念日を祝う在外公館のなかに今年初めてアルビルを加えた。トルコのアルビル総領事アイドゥン・セルジェン氏が主催する29日夜の祝賀会では、初めてクルド自治区の国旗もトルコの外交儀礼の中で正式に扱われることとなる。      10月29日の共和国記念日は、今年初めて北イラク・クルド自治区で、イラク中央政府の首都バグダッドとは別の祝賀会として祝われる予定だ。トルコのアルビル領事、アイドゥン・セルジェン氏が主催者と 全文をよむ

2010-10-26 欧州人権裁判所、キプロス・ギリシャ人財産保障問題でトルコに記録的賠償命令 (Hurriyet紙)

欧州人権裁判所(AİHM)は、キプロス・ギリシャ人の一連の財産権裁判の中でトルコに対し、1300万ユーロという史上最高額の賠償金を支払うよう命じた。この裁判は2009年に結審しており、トルコは賠償を命じられていた。      欧州人権裁判所のウェブサイトに掲載された声明によれば、2009年に命じられていた賠償の額が本日(26日)の法廷で決定された。この決定によりトルコは原告であるキプロス・ギリシャ人に対し、3ヶ月以内に1331万5千ユーロ(約15億円)の賠償を支払うことになる。   この決定は、 全文をよむ

2010-10-23 ヨーロッパの極右政党、「反トルコ」で団結 (Hurriyet紙)

ヨーロッパの極右政党は、ウィーンで行われた会議でトルコのEU加盟に共に反対していくことで一致した。      会議の議長を務めたオーストリア自由党(FPÖ)のハインツ・クリスティアン・シュトラーヒェ党首は、会議でEUが誤った決定をしないよう効果的な反対活動を協力して行っていくことで一致した、と述べた。      シュトラーヒェ党首は、「最初の計画は、トルコのEU加盟に関しEU全体で国民投票を実施することだ」と言った。      シュトラーヒェ党首は、昨年12月に施行されたリスボン条約によるとEU 全文をよむ

2010-10-20 エルドアン首相、ギリシャ訪問を前に「平和」メッセージ (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、アテナ訪問を前にし隣国へ平和のメッセージを送った。エルドアン首相は、ギリシャのスカイTVえ一昨日(19日)深夜に放送されたメッセージの中で、エーゲ海におけるトルコとギリシャの戦闘機の活動に関し、「我々はそもそも島々の上空をいかなる戦闘機も飛行しないことを望んでいる。トルコ参謀本部、トルコ軍はこの問題をデリケートな問題とみている。私も、ギリシャの戦闘機が非常に広範囲に飛行を行いその範囲がトルコの大陸棚にまで及んでいることを、遺憾に思っている。両国の間で、それほ 全文をよむ

2010-10-20 タラバーニー・イラク大統領、PKK批判―叶わぬ夢を追う意味はない (Hurriyet紙)

イラクのジャラール・タラバーニー大統領は、「テロ組織クルド労働者党(PKK)の最大の過ちは、トルコの民主主義の価値を理解していないことであり、現実とはなりえない夢を追いかける意味はない」と発言した。      トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)の中でアラビア語放送を行っているチャンネル、アル・ツゥルキーイエで放映されている番組「アル・ツゥルキーイエへの客人」に出演したタラバーニー大統領は、テロ組織がなぜカンディル(北イラクのPKK拠点)から撲滅されないのかという質問に対し次のように答えた。「こ 全文をよむ

2010-10-18 独大統領、今日トルコ訪問―ドイツでイスラム教徒移民統合・排除議論のさなか (Hurriyet紙)

ドイツで就任して間もないクリスティアン・ウルフ新大統領が、ベッティナ夫人とともに4日間の公式訪問のため今日トルコに到着した。ドイツでは外国人統合やイスラム教徒に関する厳しい議論がなされており、こうした時期に、ウルフ大統領はトルコとの関係を整えるため注力することになる。      ドイツのアンゲラ・メルケル連邦首相が「ドイツの多文化主義は失敗した」とのべる一方で、連立与党のホルスト・ゼーホーファー(バイエルン州首相)氏も「多文化主義は死に瀕した。ドイツにさらに多くのトルコ人とアラブ人が来ないよう規 全文をよむ

2010-10-12 ギュナイ文化観光相、テルアビブOECD会議へのトルコ欠席を表明 (Radikal紙)

エルトゥールル・ギュナイ文化観光相は、イスラエルのテルアビブ市で10月20-22日に開催予定の経済開発協力機構(OECD)会議に代表を派遣しないと発表した。      ギュナイ文化観光相は、トルコホテル連盟(TÜROFED)がアクバンクと共同で作成した「第二次観光事業報告書」の発表のため開催された会議で、記者らの質問に答えた。      同文化観光相は、OECDが10月20-22日に、エルサレムで行う観光業会議に参加するか否かに関する質問を受け、トルコが会議に代表を派遣しないことを明らかにし、「 全文をよむ

2010-10-11 南キプロス大統領「問題解決には領土割譲が条件」 (Yeni Safak紙)

南キプロスのディミトリス・フリストフィアス大統領はキプロス問題の解決のため、ギュゼルユルトが南キプロスに割譲される必要があると述べた。アナン計画に含まれているよりも多くの土地を望んだ同大統領は、さもなければキプロス問題の解決は不可能であると述べた。      南キプロスのディミトリス・フリストフィアス大統領はギュゼルユルト出身のギリシャ人が行った伝統的な「オモルフォ(ギュゼルユルト)への歩み」という催しで行ったスピーチで、「我々はより多くの土地を望んでいる、これにより(土地・財産の)所有権問題の 全文をよむ

2010-10-08 中国・温家宝首相トルコ訪問、経済協力に大きな一歩 (Radikal紙)

トルコ-中国関係の歴史的第一歩である。世界の大国となりつつある中国が、トルコとの貿易においてドルだて取引をやめた。トルコ-中国間の貿易はこれからトルコリラと元で行われる。2国間で8項目の合意文書に調印された。   レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、温家宝首相と会談をし、その後共同の記者会見を開いた。エルドアン首相は、トルコー中国間の貿易がトルコリラと元で行われることを明らかにした。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「中国との貿易高を見てみると、約170億に及ぶ。今日我々は、あ 全文をよむ

2010-10-07 タン駐米大使、イスラエルに警告「このままでは親しい友をなくすことに」 (Hurriyet紙)

トルコの駐米大使ナームク・タンは、イスラエルによるマーヴィ・マルマラ号への襲撃後、緊張の高まっているイスラエル・トルコ関係に言及し、「イスラエルは、当該地域におけるもっとも親しい友人を失いかけていることに気がついていない。適切な行動をとらなければ、両国関係を再び正常化することは難しくなるだろう」と述べた。      タン駐米大使はポトマック研究所で講演を行い、イスラエルが謝罪することを、イスラエルを貶めることだと考えるのは間違いだとのべた。その上でタン大使は、関係正常化のための最初の一歩は、イス 全文をよむ

2010-10-05 ギリシャ経済危機の原因はオスマン帝国!―ギリシャ系米国人の主張 (Milliyet紙)

ギリシャ系アメリカ人作家のポーライン・ヘイガー氏は、金融危機の状況にあるギリシャ苦境の原因は、オスマン帝国にあると主張した。      ヘイガー氏は、ギリシャがオスマン帝国の支配下時代にあった頃を述べた本で、オスマン帝国を厳しく非難している。この本の紹介文で「トルコ人の支配者達は、ギリシャ人の村人達に「イスラムに改宗して税を免除されるか、或いは、(要求された)人頭税を支払って平和を得るか」という条件を突きつけた。今日のギリシャにおいても、徴税官達が、税金を正しい形式で支払ったと記載するのに手数料 全文をよむ

2010-10-04 難民申請棄却のトルコ人2名を乗せたスイス機に、着陸不許可 (Milliyet紙)

スイス連邦移民事務所がチャーターし、難民申請が棄却された二名のトルコ人を乗せた旅客機に対し、トルコ側からイスタンブルへの着陸許可が出されなかったとされている。      スイス連邦移民事務所がチャーターし、スイスへの難民申請を棄却されたトルコ人二名を乗せた旅客機に、イスタンブルへの着陸許可が出されなかったといわれている。      スイス・ラジオ放送は、連邦移民事務所からの情報に基づく報道の中で、8月31日に難民申請が棄却された7人を本国へ送還するため、スイス連邦移民事務所が旅客機をチャーターし 全文をよむ

2010-10-01 マーヴィ・マルマラ号報告書、国連人権委員会で承認、ただし米からは反対票 (Milliyet紙)

国連人権委員会は、ガザへの支援物資を積んだマーヴィ・マルマラ号をイスラエルが襲撃した事件の捜査報告書を承認した。      人権委員会によって組織された調査委員会の報告書は、反対1票、賛成30票で承認された。アメリカのみが反対票を投じ、足並みを揃えたEU諸国を含む15カ国が棄権票(白票)を投じた。      ■ダウトオール外相は非難   委員会の3人の専門委員は報告書で、乗船員は「度を越した、残忍というべき暴力を受け」、この事件が「故意による殺人」であるとした。アフメト・ダウトオール外相は、「特 全文をよむ

2010-09-26 訪米中のギュル大統領、コロンビア大学で講演 (Milliyet紙)

ギュル大統領は、国連総会ののち、コロンビア大学を訪問し学生に講演した。また、ボストンでトルコ人研究者らと会合した。      マスメディア研究の先端をいくコロンビア大学で、ギュル大統領は、トルコにおける民主主義と人権の水準向上や、EU加盟にむけての改革について語り、また、メディアにおけるポピュリズム、多言語・多チャンネル、あらゆることが議論の対象とされる社会におけるインターネット革命の役割について言及した。そして、トルコ国営放送がクルド語放送を開始したことにふれた。ギュル大統領は、かつてのように 全文をよむ

2010-09-26 PKKの武装解除に向け、北イラク・クルド自治政府と折衝へ (Milliyet紙)

クルド問題解決とPKKとの闘争に関し、アメリカ合衆国での折衝を終えたハーカン・フィダン国家諜報機構事務次官の新たな目的地が(イラクの)アルビルになることがわかった。フィダン事務次官による折衝に先立ち、べシル・アタライ内務大臣の要請でムラト・オズチェリキ駐バグダッド・トルコ大使がアルビルへ赴き、北イラク・クルド自治政府のメスード・バルザーニー大統領と面会した。      バルザーニー大統領は、解決に向けて一定の進展がみられた場合には、イランのKDPの時がそうであったように、北イラクにおけるPKK 全文をよむ

2010-09-24 ヒラリー・クリントンがお化粧はじめて、ギュル大統領唖然? (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、国連総会でアメリカ合衆国のヒラリー・クリントン国務長官と、ひとしきり立ったまま会話をしていた。その談笑の途中、クリントン国務長官はバックから取り出した鏡に向かって口紅を直した。彼女が口紅を引いた瞬間はカメラのレンズにも捉えられた。      その後、ギュル大統領は潘基文国連事務総長が各国代表のために主催した昼食会に出席した。      ギュル大統領は、国連総会の開会式での演説後に出席した昼食会で、潘国連事務総長とアメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領と同じテーブルに 全文をよむ

2010-09-23 ギュル大統領、国連総会で演説 (Zaman紙)

国連総会開会式で演説したギュル大統領は、トルコ人9人が犠牲となったマーヴィ・マルマラ号襲撃事件に関する国連人権委員会のレポートを称賛した。同レポートが、この悲惨な事件の真相を明らかにしたとするギュル大統領は、イスラエルに対し再度、謝罪と損害賠償を求めた。      ギュル大統領は、国連人権委員会情報収集調査団によるーヴィー・マルマラ号襲撃事件に関するレポートを高く評価すると述べた。国連総会開会式の初日に各国首脳に対して演説したギュル大統領は、同レポートが、この悲惨な事件の真相を明らかにしていると 全文をよむ

2010-09-21 ギュル大統領からアルメニアに「独立記念日」祝賀メッセージ (Hurriyet紙)

アルメニアのソ連からの分離独立19周年に、アブドゥッラ・ギュル大統領がセルジ・サルキシャン・アルメニア大統領に祝賀書簡を送ったことが伝えられた。      アルメニア側から書簡内容に関する公式発表は行われなかった。他方、hurriyet.com.trに語ったアルメニア大統領府関係筋は、ギュル大統領が、サルキシャン大統領に祝賀書簡を送ったことを認めている。      自由欧州放送(Radio Free Europe/Radio Liberty略称RFE/RL)のアルメニア語放送に語ったアルメニア大 全文をよむ

2010-09-20 アクダマル・アルメニア教会での儀式へ、海外の反応 (Milliyet紙)

イギリスとアメリカの新聞各紙は、アクダマル教会での儀式の象徴的重要性を強調したが、その一方で十字架が設置されなかったことへの反発も見られた。アクダマル教会で5千人が参加して行われた宗教儀式に世界の関心が集まった。      英国のファイナンシャルタイムズは、「アクダマル教会での儀式は「寛容」のサイン」と評し、次のように伝えた。   「100年近くのブランクをへて、トルコの東部にあるアルメニア教会で、民族的宗教的少数派に関する歴史的問題を克服するためのトルコ共和国の努力のひとつの象徴として、教会の 全文をよむ

2010-09-19 ギュル大統領、ペレス大統領と会談するのか (Milliyet紙)

ニューヨークを訪問しているギュル大統領が、シモン・ペレスイスラエル大統領と会見を行う可能性のあることが伝えたれた。      第65回国連総会への参加と数カ国の代表との会見のために、アメリカ合衆国のニューヨークを訪問しているアブドゥッラ・ギュル大統領が、イスラエルのシモン・ペレス大統領とも会見する予定であることが報道された。イスラエルの報道機関は、明日(20日)シモン・ペレス大統領は国連総会に参加し、その翌日(21日)アブドゥッラ・ギュル大統領とマフムード・アッバースパレスチナ暫定自治区大統領の 全文をよむ

2010-09-16 「アヤソフィアを教会へ」運動の米国籍ギリシャ人グループがやってくる? (Zaman紙)

米国籍のギリシャ人グループが、アヤソフィアで典礼を行うためにトルコに来ることが伝えられた。フェネル・ギリシャ正教総主教座は、この運動に反対する立場を表明した。      ワシントンで「国際アヤソフィア連合」を名乗る市民団体の設立者、クリス・スピロウ氏が、「アヤソフィアで典礼を行う」ために明日(金曜)、40人のグループと共に、バスでデデアーチを出発してトルコへ入国し、アヤソフィアへと向かう。ミッリエト紙アスル・アイドゥンタシュバシュ記者の記事によると、昨日アンカラ-ワシントン-アテネの外交ルートで 全文をよむ

2010-09-14 欧州人権裁判所、ディンク殺人裁判でトルコ政府を「有罪」に―トルコ、受諾 (Radikal紙)

欧州人権裁判所(AİMH)は、射殺され命を失った新聞記者フラント・ディンク氏の家族が起こした訴えにおいて、トルコ政府を「有罪」とした。トルコ外務省は、この決定に対して上訴しないことを明らかにした。      フラント・ディンク氏が生前に起こした訴えと、ディンク氏の死後に妻、子ども、兄弟が起こした訴えを一つにし、トルコ政府を欧州人権条約の「生命」「表現の自由」「効果的な捜査」の権利を保障する条項に違反しているとの理由で有罪判決を下した。抗弁の際にディンク氏をナチ将校らと一緒くたにし、ディンク氏は危 全文をよむ

2010-09-13 「軍が敗北」-世界は国民投票結果をどう伝えたか? (Radikal紙)

トルコの9月12日の国民投票の結果は、世界中のメディアで様々な形で伝えられている。国民の同意をえたのはエルドアン派であるが、ではだれが敗北したかということについては意見の一致をみていない。      これはBBCトルコがイギリスのメディア報道をまとめたものである。      ガーディアン紙は、「有権者は憲法改正を支持、軍と司法が敗北」という見出しを付けた。   同紙は、国民投票が、公正発展党(AKP)にとって予測しなかったほど簡単に勝利に終わったとし、トルコの大きな政治的変革の始まりであり、憲法 全文をよむ

2010-09-11 米国へ「頭脳流出」した人へ、帰還キャンペーンはじまる (Radikal紙)

TÜBİTAK(トルコ科学技術研究機構)は、「頭脳流出」したトルコ人に国へ戻ってもらうため、12月にアメリカへ乗り込んでいく。      トルコ人が多く暮らすボストン、カリフォルニア、ミシガンなどの州では、”Destination Turkey”のスローガンのもと、大規模なキャンペーンが始まる。EUやTÜBİTAKの資金によって、帰国が望まれる研究者達に対し、トルコの大学や産業界での可能性が提示されるのだ。TÜBİTAK第7包括プログラム・国民コーディネーターのオカン・カラ氏は、このキャンペーン 全文をよむ

2010-09-01 デンマーク司法当局、PKK系Roj TVへの裁判開始 (Milliyet紙)

デンマークのラルス・バルフォード法務大臣は(デンマーク)王国首席検事の要請に応じ、クルド労働者党(PKK)系放送局Roj TVとメソポタミア放送A/S親会社をテロ法に違反するとして(放送局)閉鎖のための裁判開始を決定した。      法務大臣の決定の後、コペンハーゲンのリゼ・ロッテ・ニラス検事は、Roj TVがテロ法に違反したため、コペンハーゲン高等裁判所において放送局閉鎖のための裁判が開始されると述べた。裁判開始に際し、元社長マノウチェル・ゾノーズィ氏の同局とPKKとの関係を示す写真が決定打と 全文をよむ

2010-08-29 ドキュメンタリーで最後の総主教はバルトロメオスかの問いかけ (Yeni Safak紙)

CNNインターナショナルにて、総主教座の行方に関するドキュメンタリーが放送された。このドキュメンタリーでは「バルトロメオスは最後の総主教となるか?」という問題が論議された。      CNNインターナショナルテレビは、トルコにおけるギリシャ正教徒がマイノリティーである状況と、イスタンブルの(フェネル)ギリシャ正教会総主教座の今後にかんするドキュメンタリーを放送した。      トルコではギリシャ正教徒の数が年々減少していることに注意を引きつけたこのドキュメンタリーでは、バルトロメオス現総主教が最 全文をよむ

2010-08-27 「金のあんず」フェスティバルめぐるマラトゥヤとアルメニアの争い (Zaman紙)

アルメニアとマラトゥヤのあいだで“金のあんず”という名称の権利をめぐり訴訟が起きた。“金のあんず”という名称のフェスティバルを開催しているエリヴァンは、“マラトゥヤ国際映画祭”を開催し、そこで“金のあんず”賞を授与する計画のマラトゥヤに対し訴訟を起こすと発表した。マラトゥヤのウルヴィ・サラン県知事は、フェスティバルの名称に金のあんずは入っていないと指摘した。      ギリシャとガズィアンテプのあいだでバクラヴァについて起こった“国の菓子”論争と同じようなことがマラトゥヤとアルメニアのあいだで起 全文をよむ

2010-08-25 エルドアン首相のエミネ夫人、来週、パキスタン訪問へ (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相夫人のエミネ・エルドアン氏は来週、洪水の発生したパキスタンを訪問する予定である。       トルコ女性実業家協会(TİKAD)は、8月27日金曜日にイフタールの食事会を開催する予定だ。エミネ・エルドアン夫人の参加する食事会には、政財界や芸術関係、外交関係の多くの人物、そして宗教指導者らが参加する予定であることが明らかとなった。       食事会では、洪水の発生したパキスタンのため篤志家らから援助を募るつもりだと述べられる一方、エルドアン首相夫人のエミネ・エル 全文をよむ

2010-08-25 アメリカの「反イスラム」、「嫌イスラム」の段階へ (Radikal紙)

ニューヨークは、グラウンド・ゼロ近くにモスクを建設する計画に、反対する者と賛成する者たちのデモによって揺れている。建設計画を推進するイマームの妻は、「イスラム恐怖症を超え、これはムスリムへの嫌悪です」と語った。タイム誌は表紙に「アメリカはイスラム恐怖症か?」との見出しを付けた。      9月11日のテロ事件で崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡(グラウンド・ゼロ)近くにモスクを建設する計画が出されるや、議論がまきおこり、緊張状態を作っている。ニューヨークでは、モスクに反対する者たちと賛 全文をよむ

2010-08-21 美貌のアゼルバイジャン・ファーストレディ、米メディアの注目の的 (Milliyet紙)

アメリカの有名なニュースサイトであるハッフィントン・ポストは、46歳のアリエヴァを賞賛。ハッフィントン・ポストは、もともと医者であるメフリバン・アリエヴァのスタイルを賞賛する一方で、特に高いハイヒールに注目した。アリエヴァは1983年にイルハム・アリエフと結婚後、社会的責任を担う文化人とファッションリーダーとして活躍している。アゼルバイジャン国民議会のメンバーでもあり、またユネスコ親善大使や非常に多くの慈善・文化組織の責任者を務めている。 全文をよむ

2010-08-18 在テルアヴィヴ・トルコ大使館で人質騒ぎ (Milliyet紙)

パレスチナ人が在テルアヴィヴ・トルコ大使館におもちゃの拳銃を持って押し入ったが、2人の人質を取った後、拘束された。      イスラエルの在テルアヴィヴ・トルコ大使館にて2人の人質を取った男が、生きたまま身柄拘束された。ネディム・インジャーズは、現地時間18時30分にトルコ大使館の2階によじ登り窓ガラスを破り、大使館内部へ侵入し、「暗殺者ユダヤ人から」身を守るためにトルコへ政治亡命を求めた。インジャーズの弁護士によると、インジャーズ(32歳)はイスラエル諜報機関に協力していたが、いざこざが生じ刑 全文をよむ

2010-08-16 どうぞ地中海へ!―中国人観光客獲得へ (Radikal紙)

海や砂浜、太陽になじみのない中国人は、豊かになるにつれ休暇のスタイルを変え始めている。   トルコは、中国ではビーチというよりも歴史や文化で有名な観光地として知られており、暮らしが豊かになったことで休暇の選択肢が増えた中国人観光客を獲得しようとしている。      文化観光省の在北京トルコ文化観光局参事官の働きかけで、中国で発売されている雑誌『マリークレール(Marie Claire)』8月号で、14ページに渡って、海、太陽、砂浜のある魅力的な観光地としてトルコのアランヤが取り上げられた。   全文をよむ

2010-08-16 パパンドレウ・ギリシャ首相「歴史的出来事」―スメル修道院祭礼を評価 (Hurriyet紙)

ヨルゴ・パパンドレウ・ギリシャ首相は、聖母マリア祭の一環で88年ぶりにスメル修道院で宗教的な祭礼が行なわれたことを「重要で歴史的な出来事」として評価した。      パロス島で休暇を過ごしているパパンドレウは、トルコ政府が修道院での宗教的な祭礼に許可を与えたことに触れて、「この祭礼は、両国民の間での平和と協調の精神を反映している。」と述べた。ギリシャ国営放送で放送されたスメル修道院での祭礼について、日頃トルコに関する否定的な意見と会見で知られている極右政政党LAOSのヨルゴ・カラカフェリスでさえ 全文をよむ

2010-08-15 イタリア、PKK首脳トーチュを釈放 (Milliyet紙)

トルコがイタリアからの送還を求めていたPKK首脳ニザメッティン・トーチュが、監視付きで釈放された。トーチュは、1994年に国外逃亡していた。      PKK首脳ニザメッティン・トーチュ(58)は、休暇で訪れたイタリアにおいて、7月18日パドヴァ県近郊アルビニャーゼゴ町で身柄を拘束された。トーチュは、その時から現在までパドヴァ刑務所で拘留されていた。ヴェネツィア控訴裁判所は、以前、7月23日と30日に行われた最初の2回の公判において、トーチュの(危険に対する)予防拘禁を続けることを適当と判断し、 全文をよむ

2010-08-14 米裁判所、「アルメニア問題」でトルコ側要求を却下 (Milliyet紙)

アメリカで、アルメニア人虐殺に関する授業において、虐殺の存在を疑問視する見解も紹介するべきとする要求が却下された。      アメリカで、学生が真実を公平な立場から学ぶために、アルメニア人虐殺に関する授業では虐殺の存在を疑問視する見解も紹介すべきだという要求が却下された。裁判所はトルコ側の資料を(学生に)読ませることを認めなかった。      アメリカの控訴裁判所で、トルコ・アメリカ協会連合(ATAA)は、マサチューセッツ州の学習指導要領の中に、アルメニア人虐殺の存在を疑問視する見解を盛り込んで 全文をよむ

2010-08-13 ギリシャ側キプロスで天然ガス、発見 (Hurriyet紙)

南キプロス・ギリシャ政府は、トルコの反対をよそに石油・天然ガス採掘を行っていた東地中海で、100年分の需要を満たす天然ガス田が見つかったと明らかにした。南キプロス・ギリシャ政府は、当該区域の国境を確定するためイスラエルとの交渉を5年間に渡って行っていた。      キプロス・ギリシャ政府は、東地中海にあり、経済的な独占を一方的に宣言している海域で、3000億立方メートルの天然ガスの蓄積が見つかり、3年以内に1日あたり4千万立方メートルの天然ガスを採掘できるようになると明らかにした。ギリシャ人が5 全文をよむ

2010-08-11 「新資料がある」―アルメニア対トルコ弁償裁判の米・弁護士 (Milliyet紙)

(「アルメニア人虐殺」として知られる)1915年の事件の際に奪われた財産に対する損害賠償を求め、トルコに対して起こされた裁判 で、アメリカのマーク・ゲラゴス弁護士は、手元へ新資料が存在していると主張した。ゲラゴス氏はこの裁判でアルメニア人を弁護する2人の弁護士のうちのひとりであり、「セレブ弁護士」としても知られている弁護士である。      マーク・ゲラゴス弁護士は、ロサンジェルスタイムズ紙のインタビューで新たに裁判を始める理由を問われ、入手した重要な資料をその理由として挙げた。しかしゲラゴス氏 全文をよむ

2010-08-11 ギュレン師、水害被害のパキスタンに1万ドル寄付 (Zaman紙)

イスラム世界はラマザン月に入ったことで、活気付いているが、パキスタンでは数百万人もの人が洪水により、家を失い、援助を必要としており、そうした中で「神の恩寵の季節」を迎えている。      史上最悪の洪水被害に見舞われたパキスタンのために、国際的な支援組織が支援の準備を始めた。洪水で1600人もの命が奪われたパキスタンに対し、『誰かいませんか協会』も支援キャンペーンを始めた。キャンペーンには、フェトゥフッラー・ギュレンも援助を行った。ギュレンは、パキスタンの被災者のために、彼の著書やCDなどの売上 全文をよむ

2010-08-08 シドニーにシリア正教徒ジェノサイドの碑たつ (Radikal紙)

シドニーのフェアフィールド市は2009年12月15日に、トルコが第一次世界大戦中、シリア正教徒に対し、いわゆる虐殺を行ったことを認定し、その後、市内に建てられるために準備されていた、俗に言う虐殺の碑が除幕された。      トルコ人の反発にもかかわらず、製作を3ヶ月前にシリア正教徒にルーツを持つ芸術家のルイス・バトロスが始めた碑がボニーリッグパークで除幕された。国際シリア通信の情報によると、「シリア正教徒連合」という名のグループのを中心に行なわれた昨日の除幕式にはシリア正教徒とオーストラリア人か 全文をよむ

2010-08-06 イスラエル、拿捕したトルコ船を返還 (Zaman紙)

ガザに援助物資を運ぶ途中の5月31日に、イスラエルによって襲撃・拿捕された3隻のトルコ船籍の船が、トルコに戻ってくる。      拿捕されてから今まで引き止められており、9人のトルコ人が殺害されたマーヴィ・マルマラ号を始めとするデフネ号とガザ号ら援助船は、昨日トルコが送った3隻の牽引船とともにイスラエルの港を出た。援助船は、昨日、駐テルアビブ・トルコ大使館関係者が見守る中、牽引船と接続された。援助船は、8月8日か9日にイスケンデルンの港に到着することがが待たれている。マーヴィ・マルマラ号とデフネ 全文をよむ

2010-08-02 イスラエル、マーヴィ・マルマラ号事件で国際調査団を承認 (Milliyet紙)

イスラエルはマーヴィ・マルマラ号襲撃に関して国際調査団の設置を承認したが、トルコを満足させることはできなかった。      イスラエルが、マーヴィ・マルマラ号襲撃に関し、国連内で国際調査団を設置することを承認したことで政府内で喜びの声が上がるも、十分とは言えなかった。謝罪と損害賠償の要求はいまだ続いている。      「国際調査団の設置、それと謝罪と損害賠償…」      5月31日にイスラエルのガザ支援船に向けられた襲撃とトルコ人9人がなくなった後に、トルコがイスラエルに断固として上記の要求を 全文をよむ

2010-08-02 ドネル・ケバブ、日本で大人気 (Radikal紙)

生魚と米を用いた伝統的な食べ物「寿司」に代わるものとして、日本では近頃トルコのドネル・ケバブの店が増加している。      首都東京に集中する何十ものドネル・ケバブ店の経営者の一人であるビロル・ギュンドゥズさんは、10年前に日本にやってきたと話した。      生魚と米から作られる寿司が日本の主な料理であり、日本を訪れる人々も好きでよく食べると述べる同氏は、「そのため寿司が好きで、味覚がトルコ人と似ているとは思えない日本人は、ドネル・ケバブにすぐにはなれなかった」と述べた。      同氏は、東 全文をよむ

2010-08-01 ギリシャのメディア「一番いい観光客はトルコ人」 (Radikal紙)

金融危機ただなかのギリシャで、エーゲ諸島を訪れるたくさんのトルコ人が困難な状況にあるギリシャ経済にとって「一息つく好材料」となっているとの評価がなされた。      ギリシャ国内で起きている金融危機により国の一番重要な収入源となっている観光分野においてもマイナスの影響がでている状況下、エーゲ諸島を訪れるたくさんのトルコ人は、困難な状況にあるギリシャ経済「一息つく好材料」になっているとの評価がなされた。      ギリシャの新聞報道によると、「娯楽を好み寛大で気前がよい」とされているトルコ人観光客 全文をよむ

2010-07-28 日本で、「死刑」執行 (Zaman紙)

日本で殺人罪の判決を受けていた二人の死刑囚に死刑が執行された。      千葉景子法務相は、今日(28日)絞首刑による死刑が執行されたと発表した。      死刑が執行された二人のうちの一人は、2000年に宝石店に放火し、女性6人を焼死させた。もう一人は、2003年に女性1人と男性1人をナイフで殺害した。      日本はアメリカと同じく、死刑が行われているいくつかの先進国のうちの一つである。 全文をよむ

2010-07-27 トルコ訪問の英キャメロン首相へ「エリザベス1世あてムラト3世書簡」送られる (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はイギリスのデービッド・キャメロン首相に、オスマン帝国のスルタンであったムラト3世がイギリスの女王エリザベス1世宛てに書いた返答書簡を贈呈した。      エルドアン首相はトルコを公式訪問しているイギリスのデービッド・キャメロン首相に、スルタンであったムラト3世がイギリスの女王エリザベス1世宛てに書いた書簡を贈呈した。      額の中におさめられた書簡には、「友好国と敵国に対して共に行動がとられ、2国間で署名された合意条件に合致する場合、イギリス商人に対し誰も 全文をよむ

2010-07-24 顔をおおうベールの次は、イスラム風水着標的に―フランス (Radikal紙)

フランスでは、ブルカやベールなど顔を完全に隠す衣類を禁止するための法案が議会の下院を通過し、上院へと送られたが、今度はイスラム風水着が論議を呼んでいる。      地中海岸のポート・ルカト村で、上は長袖のチュニック、下はズボンのようなイスラム風水着を着てプールで泳ごうとした人が、プールから出るように言われたことで、騒動が起こった。リヴ・デ・コービエール・リゾートのプールで、プール監視員はまず、イスラム風水着を着てプールに入ることは「衛生的」でないと言い、女性たちにビキニなどの水着を着るよう促した 全文をよむ

2010-07-21 「自治宣言も」―PKKリーダーのカラユラン、BBCインタビューに答える (Milliyet紙)

テロ組織PKKの重要人物の一人、ムラト・カラユランは、武力放棄の条件としてトルコに対しいくつかの要求を行った。BBCの取材に答えたカラユランは、文化的、社会的権利を認めてくれるなら、武力放棄を行う可能性があると述べた。       BBCは、この申し出が合意に達することがあれば、26年間の内戦の終結も起こり得るとした。あるトルコ政府関係筋はBBCに行った発言において、自身らはテロ組織により行われた発言に対しコメントすることには賛成しないと述べた。       この数カ月でPKKによる攻撃が増加し 全文をよむ

2010-07-20 シリア訪問のダヴトオール外相、シーア派指導者サドル師と会見 (Yeni Safak紙)

ダウトオール外相は、公務で訪れているシリアの首都ダマスカスでイラクのシーア派指導者ムクテダー・アッ・サドル師と会見した。   情報によると、会見の中で、イラクで進められている新政府樹立のプロセスについて意見が述べられ、サドル師はダウトオール外相に、政府樹立に関わる取り組みについての情報を与えた。   イラクの前首相や政党連合「イラーキーヤ」の代表であるイヤード・アッラーウィー氏(暫定政権首相)とも会う機会をもったダウトオール外相は、アッラーウィー首相とサドル師と包括的な話し合いを行ったことを明ら 全文をよむ

2010-07-20 北キプロスへ水供給パイプライン、着工へ (Radikal紙)

トルコから北キプロス・トルコ共和国に向けて、パイプラインを使って年間7500万立方メートルの水の供給を計画しているプロジェクトが着工される。      「北キプロス・トルコ共和国(KKTC、以下北キプロス)の水への需要を満たすことに関する政府間枠組合意」は、7月20日の平和・解放記念日の祝典の一環で本日(20日)の調印式において調印される。北キプロスのデルヴィシュ・エルオール大統領が主賓として参加した調印式では、北キプロスのイルセン・キュチュク首相とトルコのジェミル・チチェキ国務大臣兼副首相が合 全文をよむ

2010-07-19 経済危機の北キプロス、大統領専用車の修理もままならず・・ (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)で起こった経済危機は大統領府にまで影響を及ぼしている。      デルヴィシュ・エルオール大統領のメルセデス社製の公用車が故障した。費用がかさむということで車の修理が行われなかった。エルオール大統領はシトロエン社の車を使用し始めた。メルセデス社製ベンツの方は駐車場にしまいこまれた。メルセデス社製ベンツは車庫にしまいこまれた。ミッレト紙が、確かな情報筋から得た情報によると、長期間にわたって調子が悪かった公用車の施錠装置が完全に壊れたそうだ。自動スピード制御装置の 全文をよむ

2010-07-16 NATO副事務局長に、トルコからディリオズ氏就任 (Yeni Safak紙)

NATOの副事務局長に、元大統領府外交政策最高顧問であるヒュセイン・ディリオズ大使が就任した。      NATO のスポークスマンは、"防衛政策に責任があるNATOの副事務局長に"任命されたディリオズ氏が、政治と軍事の政策面で、ラスムセン事務局長の一番の助言者になるだろうという見解を発表した。       防衛政策に責任があるNATO副事務局長に、大統領の元外交政策最高顧問であったヒュセイン・ディリオズ大使が就任した。      NATOのスポークスマンは、政治と軍事政策の面でラスムセン事務局 全文をよむ

2010-07-15 欧州人権裁判所よりオジャラン終身刑囚に悪い知らせ (Yeni Safak紙)

 PKKテロ組織のリーダー、アブドゥッラー・オジャランのトルコでの裁判のプロセスが、欧州評議会閣僚委員会の議題から削除されることにたいし、異議申し立てがなされたが、その検討を欧州人権裁判所は拒否した。       理由が記された決定で、閣僚委員会は、2007年度の議題から削除されるという決定と、裁判やり直し請求が拒否されたことに関するトルコ国内の司法判断を、詳細に検討した後、2005年付の欧州人権裁判所の判決が、トルコによって適切に適用されたことに満足するとする見解に達した。       今日の 全文をよむ

2010-07-15 トルコ人と間違えられたギリシャ人への慰謝料は16万ユーロ!―スウェーデン (Milliyet紙)

スウェーデンで生産されているトルコ風ヨーグルトのパッケージに写真を使われたギリシャ人は、これを裁判所に訴え、200万クローン(約16万ユーロ)を獲得した。      ヨーグルトのパッケージに印刷された老人の写真が、あるギリシャ人のものであることが判明し、これを販売したスウェーデンの乳製品会社は慰謝料を支払う羽目となった。ギリシャで暮らす77歳のこの人物は、スウェーデンに暮らす親戚を通じて自分の写真が使われたことを知った。      ギリシャ人であるにもかかわらずパッケージでトルコ人のように示され 全文をよむ

2010-07-14 NATO、トルコにアフガニスタン派兵延長要請 (Hurriyet紙)

NATOは、アフガニスタン・カーブル地域司令部での任務が11月1日で終了するトルコに対し、さらに1年の派兵延長を要請した。      アフガニスタンにおける国際治安支援部隊(ISAF)の一員として、2009年11月1日から現在に至るまでカーブル地域司令部での任務にあたっているトルコは、この申し出に対し未だ返答していないことが明らかとなっている。      NTVニュースは、派兵延長の要請は、NATOのアフガニスタン代表マーク・セドウィルがトルコ側と接触する中で伝えたと明らかにした。ニュースでは、 全文をよむ

2010-07-13 アフマディネジャード・イラン大統領の甥、トルコ人女性と結婚へ (Hurriyet紙)

イラン大統領、マフムード・アフマディネジャード氏のところへトルコ人の花嫁がやって来る。イラン大統領の甥は、アルルベイト出版社社長のラフミ・オヌルシャン氏の娘と結婚する。      アフマディネジャード氏の妹、ペルヴィン・アフマディネジャード氏の息子であるアリ・ルザー氏は、トルコの会社の社長であるラフミ・オヌルシャン氏の娘、マースメ・オヌルシャンさんと結婚することを決めた。      若いカップルは、来期にイスタンブルで行なわれる豪華な披露宴で正式に結婚する。マースメ・オヌルシャン氏は、アフマディ 全文をよむ

2010-07-12 ドイツ、İHH(「人権・自由」)の活動を禁止―ハマスと関係 (Yeni Safak紙)

ドイツの内務大臣トーマス・デメジエールは、ハマスの名のもとに寄付金を集めたとして、本部がフランクフルト市にある“人権・自由人道支援財団”(IHH)という名のトルコの組織の活動を禁止した。      同大臣は、書面での説明で、「ハマスのようなテロ組織へ支援をしている」ために特にハンブルクやヘッセン、ノルトライン・ヴェストファーレン州でIHH が活動することを今朝より禁止すると発表した。      IHHが長い間ガザ地区でハマスの名の下で活動をおこなう「いわゆる」社会福祉財団を物質面で多大に支援して 全文をよむ

2010-07-10 イスラエルより「拿捕のマーヴィ・マルマラ号を海上ホテル改造」案 (Yeni Safak紙)

ハイファ市(イスラエル)のヨナ・ヤハヴ市長は、トルコとイスラエルの間で新たな緊張を生み出したマーヴィ・マルマラ号を改造し、海上ホテルにすることを提案した。      マーリヴ紙の報道によれば、ハイファ市長は、イスラエルのエフード・バラック国防大臣に書をしたため、船を改造し、観光用に利用することを提案したことがわかった。ヤハヴ氏は手紙に、「もし、イスラエルが船を没収すると決めたなら、船がハイファ市に贈呈され、市の海岸の向い側で海上ホテルに改造されることを願っている。」と書いた。      ヤハヴ氏 全文をよむ

2010-07-09 ギリシャ側キプロスに屈服―ジェニファー・ロペス、コンサートをキャンセル (Radikal紙)

キプロスのギリシャ系住民によるラジオ番組は、ジェニファー・ロペスが北キプロスで開催する予定だったコンサートをキャンセルしたことを報じた。ロペスの公式ホームページには、「ジェニファー・ロペスは、人権侵害を行っているいかなる政府、国家、政権に対しても積極的に支持することは出来ません」という文章が記載されている。    ポップスターのジェニファー・ロペスは、北キプロスの平和記念日である7月20日に公式オープンする、ギルネ地区のクラトスプレミアムホテルでのガラコンサートをキャンセルした。        全文をよむ

2010-07-09 トルコ、イランにガソリン提供―再びイランへ救いの手 (Milliyet紙)

国連の制裁決議後、苦境に立たされたイランのガソリン需要の半分をトルコが提供する。      石油産業筋からの情報によると、イランは7月に必要なガソリンの約半分をトルコから、残り半分を中国から購入する。      およそ18カ月の間、イランへのガソリン販売を控えていたトルコ石油精製会社(トゥプラシュ)が、6月から再びこの国へ(ガソリンを)調達し始めたことが明らかになった。      これは、ちょうどブラジルとトルコがイランと核燃料交換協定を結んだ時期に該当する。      石油産業筋は、イランの7 全文をよむ

2010-07-08 ダウトオール外相、ロンドンから再びイスラエルに警告 (Milliyet紙)

アフメト・ダウトオール外務大臣は、トルコ人9名が死亡したガザ支援船攻撃に関連して、「トルコ国民の権利を守るために、いかなる手段も取る権利がある」と話した。   ダウトオール氏はロンドンで、ウィリアム・ハーグ英外務大臣と会談したのち、記者団の質問に答えた。ガザ支援船への攻撃を理由としてイスラエルと断交するか否かという問いに対し、「イスラエルからの謝罪か、もしくは国際調査委員会を受け入れてくれることを願っている。この要求は当然だと思う」と話した。      ダウトオール氏は、「イスラエルがこの二つを 全文をよむ

2010-07-08 オバマ大統領、トルコ加盟問題でEU批判 (Hurriyet紙)

オバマ米国大統領は、EUがトルコの加盟交渉を加速させなければ、トルコは欧州以外との同盟を模索する可能性があると述べた。トルコのEU加盟への支持を新たにしたオバマ大統領は、EUをトルコ問題について警告すると同時に、「賢明に」対応する必要があるとのメッセージを伝えた。      ロバート・ゲーツ国務長官に続き、オバマ大統領も、トルコとの加盟交渉と真剣に向き合わないEUを批判した。      イタリアのコリエーラ・デラ・セーラ紙の独占インタビューでオバマ大統領は、EUにとって、トルコの加盟を受け入れる 全文をよむ

2010-07-06 イスラエル参謀総長、「トルコ軍との協力強化は続いている」 (Milliyet紙)

イスラエルのガビ・アシュケナジ参謀総長は、トルコとの外交危機にも関わらず軍事的な協力強化は続いていると強調した。同参謀総長はイルケル・バシュブー参謀総長とすでに会談し、またイスラエル陸軍総司令官であるサミ・トゥルゲマン少将も「数日前にヨーロッパでバシュブー参謀総長の後継者とみなされている同職者」と会談したと明らかにした。      ガビ・アシュケナジ参謀総長はイスラエル国会(クネセット)外交防衛委員会で行った演説で、トルコ・イスラエル間での外交危機にも関わらず両国の軍事的な協力強化は依然続いてい 全文をよむ

2010-07-06 イスラエル、岩のドームへのトルコ・タイル搬入に歩み寄り (Radikal紙)

トルコから持ち込まれた後、神殿の丘の広場に70日間放置されたトルコ・タイルは、今朝予想外の許可を受け、モスク内へ運ばれた。しかし、依然として問題は解決されていない。      聖地を管理しているイスラエルの治安当局関係者と神殿の丘・ワクフ関係者間で、一昨日に会合が行われ、その後、トルコ・タイルのうちのいくつかがサンプルとして調べられた。以前イスラエル側は、封をされた箱を開け、中の4000個近いトルコ・タイルを調査すると述べていたが、考えを変え、今朝ワクフ関係者に対し、トルコ・タイルを中へ運び入れ 全文をよむ

2010-07-06 アサド・シリア大統領「トルコはイスラエルとの関係改善を」 (Milliyet紙)

バッシャール・アサド・シリア大統領は、トルコとイスラエルの関係が改善しないと、トルコが地域平和のために貢献できなくなり、今回の件が地域和平の可能性を減じ、戦争の起きる確率を高めるだろう、と語った。      バッシャール・アサド・シリア大統領は、「もしトルコとイスラエルの関係が改善されなければ、トルコが地域平和のために役割を果たすことはとても難しくなるだろう」と述べた。      アサド大統領は、スペインで会見を行ない、イスラエル・トルコ間の緊迫状態は、地域一帯に害を及ぼすと語った。そして、イス 全文をよむ

2010-07-05 イスラエル・リーベルマン外相「謝罪すべきはトルコ」 (Radikal紙)

イスラエルのアヴィグドール・リーベルマン外相は、ガザの支援船襲撃をうけトルコは謝罪を求めているが、要求に応じるつもりはないと述べた。      トルコ-イスラエル間の緊張は、トルコのアフメト・ダヴトオール外相とイスラエルのビンヤミン・ベン・エリエゼル通産相が(ブリュッセルで)行った会談で落ち着くかとみられていたが、「謝罪」か「国交断絶」かのかけひきで再び緊張が高まった。(両国外相と通産相の)会談を当初、知らされていなかったリーベルマン外相は、会談を知って以来トルコに対し、高圧的な態度をとり始めた 全文をよむ

2010-07-03 宣伝禁止のなか旅行者増加―イランから (Hurriyet紙)

世界の多くの国で観光PR活動を実施しているトルコだが、イラン政府はトルコの観光PRを禁止している。   イラン外務省はビルボード広告のような視覚的なPR活動に許可を与えておらず、広報活動のみ行なえる状態だ。しかし、それにもかかわらずトルコを訪れるイラン人観光客の数は昨年の1月から5月までの比で約90パーセント増加。イラン人観光客の数は38万8000人から73万9000人に、またシリアからの観光客の数は108パーセントの増加を見せた。この増加の主な理由としは各国間のビザの廃止があげられている。 全文をよむ

2010-07-03 キルギスのオツンバエワ大統領の就任式、唯一の外国代表はトルコから (Zaman紙)

キルギスで先週行われた国民投票で大統領に選出されたロザ・オツンバエワは、7月2日就任式で宣誓をし、大統領としての任務を開始した。就任式に外国政府代表として参加したのは、トルコだけであった。オツンバエワ大統領は、式典に参加したアフメト・ダヴトオール外相を歓迎し、「トルコが常に私達のそばにいることを再確認させてくれました。嬉しいことです」と述べた。      キルギスで国民投票の結果、暫定内閣の長としてロザ・オツンバエワが大統領に選ばれ、就任式に外国政府代表として参加したのはアフメト・ダヴトオール外 全文をよむ

2010-07-01 ダヴトオール外相、イスラエル通産相と秘密会談―会おうと言ったのはどちらか? (Radikal紙)

アフメト・ダヴトオール外相とイスラエルのビンヤミン・ベン-エリエゼル通産相がチューリッヒで秘密会談を行なったことが明らかになった。      アフメト・ダヴトオール外相とイスラエルのビンヤミン・ベン-エリエゼル通産相が、チューリッヒで行なった会談は、イスラエルで混乱を引き起こした。イスラエルのアヴィグドール・リーベルマン外相は、会談については知らないと述べる一方、強い口調で批判した。イスラエル首相府が行なった会見によると、この会談は「非公式」であり、会談の要求はトルコからのものだったとしている。 全文をよむ

2010-07-01 ヨーロッパで広まる危険な禁止―反イスラム? (Milliyet紙)

スペインの4つの市で黒衣(体を覆う長衣)の着用が禁止された、フランスでは来週、黒衣の着用者に対する罰則を準備をしている。ヨーロッパのムスリム指導者たちと専門家たちは、ムスリムに対するより深刻な攻撃が起きることを恐れている。      今日までヨーロッパであまり重要でない事柄として取り上げられていたムスリムに対する敵意が、ここ数ヶ月の間に政治家の公的な発言のなかで現れる状態になった。50年以上の間、ヨーロッパに暮らすムスリム移民たちのミナレ(モスクの尖塔)、モスク、黒衣がどうして今、問題となってい 全文をよむ

2010-07-01 ロシア人スパイはイスタンブルにも来ていた (Zaman紙)

アメリカのFBI捜査官が行った近年で最大のスパイ活動捜査により逮捕されたロシア人スパイの一人アンナ・チャプマン容疑者が、ある期間イスタンブルに滞在していたことが判明した。      イスタンブルのオルタキョイ、スルタンアフメト、ボスポラスなど、多くの世界的に有名な場所で撮影されたチャプマン容疑者の写真が見つかっている。      FBI捜査官が7年に及ぶ捜査の末先週の火曜日に逮捕した11名のスパイの一人アンナ・チャプマン容疑者(28)が、フェイスブックに掲載した90枚を超える写真のうちの1枚はイ 全文をよむ

2010-06-30 トマト蛾問題でウクライナ、35万トンのトマトをトルコへ返品、廃棄処分へ (Milliyet紙)

「トマト蛾」が検出されたため、輸出用トマト350トンがウクライナからトルコに返品された。そのうちの250トンはエディルネで廃棄処分となった。      アンタリヤ、ムーラ、メルスィン地方で栽培されたトマトは、トルコからウクライナに陸路で輸出されていたが、ウクライナ国境で検査を受けた際、「トマト蛾」が見つかったため返品された。      トマトを積んでいるTIR(長距離運送用トレーナー)はカプクレ国境税関所で10日ほど足止めとなり、その後エディルネ市のごみ廃棄場に向かわされた。      10台の 全文をよむ

2010-06-29 ドイツで移民への知能試験論争 (Hurriyet紙)

ドイツでは、与党のドイツキリスト教民主同盟(CDU)の政治家であるピーター・トラップ氏が「移民へ知能試験を」と要求し、国内で新しい論争が始まった。連立を組んでいる自由民主党(FDP)と左翼党は、トラップ氏の提案に対し厳しい態度を示す一方、キリスト教民主統一党の姉妹政党であるキリスト教社会同盟(CSU)のバイエルン州政府内務大臣ヨアヒム・ヘルマン氏は、移民政策により厳しい対策を求めた。      ドイツキリスト教民主同盟のベルリン州政府内政担当報道官であるピーター・トラップ氏は、ドイツへやってきた 全文をよむ

2010-06-28 ドイツ警察にトルコ語授業 (Zaman紙)

ドイツに300万人以上いるトルコ人のコミュニティーが、市民と接する機会のある様々な職業の団体にトルコ語を学ぶ機会を提供している。警察はこの職業団体の1つだ。ベルリン最大の組織であるベルリントルコ人会(TGB)が設置した12週間のトルコ語講座を修了したドイツ人警官には式典で修了書が与えられた。トルコ人が集中して住んでいるクロイツベルク地区にあるTGBの本部で行われた式典には、ベルリン市警のディーター・グリーチュ署長とトルコ人関係者が出席した。      ベルリン市警のグリーチュ署長は、警察がトルコ 全文をよむ

2010-06-28 2013年のG20開催地、ロシアとトルコが候補に (Hurriyet紙)

ロシアとトルコが、2013年のG20サミットの主催国をめぐって対立していることが明らかになった。      ロシアのドミトリー・メドベージェフ大統領の補佐官であるアレクサンドゥル・ドボルコビッチ氏は、ロシアが2013年のG20の主催国となることを望む一方、トルコも同年の主催国となることを望んでいるため、この件での最終決定が出来ないでいると述べた。      同氏は、この件についての話し合いが韓国サミットまで続くと明らかにする一方、「サミットをどの国が主催するかは、韓国サミット時に決められるだろう 全文をよむ

2010-06-27 İIHH財団ユルドゥルム理事長、イスラエルのテレビで語る (Yeni Safak紙)

ガザ支援船の一隻であるマーヴィ・マルマラ号に対してイスラエル軍が5月31日に行い、トルコ人9名が死亡した軍事攻撃が、トルコ・イスラエル間の関係においてキャスト・レッド作戦(2008年から2009年にかけてのガザ紛争)以来最大で、2度目の緊張状態を生み出している中、支援船関係の主催団体の一つである(人権・自由・)人道支援財団(İHH)のビュレント・ユルドゥルム理事長は「誰も犠牲になるために船に乗り込んだのではない」と述べた。      イスラエルの民放チャンネル10にてインタビューを受けたユルドゥ 全文をよむ

2010-06-25 首相、クルド語で「'Tu bi xer hati'」―バルザーニー・クルド自治政府議長明かす (Radikal紙)

バルザーニー議長:エルドアン首相はクルド語で「Tu bi xer hati(ようこそ)」と私を出迎えた      イラク北部にあるクルド自治政府のメスード・バルザーニー議長は、今月初めにトルコを訪問した際に、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が彼をクルド語で「ようこそ(Tu bi xer hati)」と迎えていたことを明らかにした。トルコでの会談後、フランス、ドイツ、オーストラリアの各国を訪問したメスト・バルザーニ議長は、北イラクへ戻るとアルビル空港で記者の質問に答えた。彼が党首を務めるイラク・ 全文をよむ

2010-06-22 日本、経済ギリシャ化の恐怖 (Milliyet紙)

日本の菅直人首相は、財政改革が第一優先事項であること、そして現在のところ5%の消費税を2倍に引き上げを検討していると発表した。      菅首相は会見で、日本が債券市場で投資家たちの信頼を失い始め、その利子も上昇し始めた事態のなかで、ギリシャの経済危機に似た状況を防ぐために動いていると話した。      財政改革案で投資家たちの長期的に支援を得続けるようつとめ、格付け会社が日本の信用格付けを下げるのを防ごうとしている。      上記の努力のほか改革案では、長期的に財政均衡を目標として、現在のと 全文をよむ

2010-06-17 イスラエル、İHH(「人権と自由」)をテロ組織認定 (Hurriyet紙)

イスラエル国営テレビの報道によると、イスラエル政府が人権・自由・人道支援財団(İHH)をテロ組織と認定したという。       報道では、İHHにはハマスやヒズブッラーも関与し、イスラエルの諜報機関が調査を進めている組織リストにも載っていることが判明した。       フランス通信社の取材に対しイスラエル防衛省の報道官は報道を肯定も否定もされなかった。しかしながら、匿名を望む上層の関係者は「İHHがイスラエルで犯罪組織として見られており、その理由はテロを支援しており、ハマスとも近い関係にあるから 全文をよむ

2010-06-16 EUのトルコ政策に大きな変化?―独ヴェルト紙レポート (Hurriyet紙)

EUは、トルコが西側から遠ざかり、過激なイスラム団体に接近していると考えて、トルコへのビザ撤廃と重要協議事項の提示のため新たな対トルコ政策を練っている。      政府に近いとされるリベラル系新聞のディ・ヴェルト紙(ドイツ)は、トルコの最近の外交政策を取り上げたレポートを作成した。レポートでは、EU外交筋がブリュッセルで新たな対トルコ政策を極秘に練っていることが述べられた。      同紙によると、EUは年末のトルコ・サミットでトルコに対して重要な提案をおこなうといわれる。対トルコの新たな政策を 全文をよむ

2010-06-16 米政策に「逆らった」トルコ外交への影響、じわじわと (Hurriyet紙)

国連安全保障理事会でイランへの経済制裁決議に「反対」票を投じたトルコ。その最初の影響が表れた。アメリカが、トルコとの二国間レベルで実現させ、テロとの戦いにおける両国の協力のために開かれる「トルコ‐アメリカ政府間テロ対策」会議をキャンセルした。      会議は今日イスタンブルで行われる予定であった。   しかし会議は、アメリカ側の代表でありテロ対策で最も強い影響力をもつ外交官、ダニエル・ベンジャミン大使によってキャンセルされた。      アメリカの厳しいメッセージ:二カ国協力はキャンセル、しか 全文をよむ

2010-06-15 キルギス騒乱へ緊急対応求めるMHPにギュル大統領、「時期尚早」 (Hurriyet紙)

韓国を訪問中のアブドゥッラー・ギュル大統領は、MHP(民族主義者行動党)のデヴレト・バフチェリ党首の「戻ってくるべきだ」という催促に対し、返答した。ギュル大統領は、「この地に眠る(朝鮮戦争時の)トルコ人殉職者らを見舞わずに帰れというのか」と語った。      ギュル大統領は、イスラエルに関するトルコのロードマップは明確であると述べ、「我々のロードマップははっきりしている。政府は近く発表するだろう」と話した。   さらに、イランがガザに送った船団に関する質問には、「問題だとは思わない」と述べた。  全文をよむ

2010-06-15 ベルギー国政選挙トルコ系候補3名当選、うち1名、所属は右派民族主義政党! (Milliyet紙)

ベルギー在住のトルコ人の情報によると、6月13日の総選挙の結果、3人のトルコ系候補が一気に連邦議会議員に当選したことが分かった。      この3人のトルコ系議員はみな女性であり、そのうちの1人が、今回の選挙で第一党となった右派民族主義政党(オランダ語圏の分離独立を目指す政党)の新フランドル同盟(N-VA)の候補者として当選したことは、一層興味深いことだった。選挙に立候補したトルコ系候補たちは、一般的に伝統的路線の政党を好むが、ズハル・デミル候補は新フランドル同盟を選んだ。      デミル候補 全文をよむ

2010-06-15 ダヴトオール外相、「イスラエルによる調査は信頼できない」 (Milliyet紙)

イスラエルは、2週間前ガザ支援船のうちマヴィ・マルマラ号に対して行い、9名のトルコ人の命を奪う原因となった襲撃に関する内部調査委員会を設立すると発表した。ホワイトハウスはこれを支持したが、アフメト・ダヴトオール外相は国際委員会の設立を要求し、肯定的な反応を示さなかった。      ホワイトハウス報道官であるロバート・ギブズ氏は、イスラエルの声明を「重要な一歩」と表現した。反対に、ダヴトオール外相は、「民間人による船団に襲撃を企てた」イスラエルが公平な調査をするとは思えないと話した。ダヴトオール外 全文をよむ

2010-06-14 キルギス滞在のトルコ人救出へ特別機出発 (Yeni Safak紙)

キルギスのオシュ市とその周辺に滞在するトルコ人の救出のため、トルコ航空機が派遣された。ジャラルアバド市に滞在するトルコ人の救出のための取り組みも続いている。      外務省は、キルギスのオシュ市とその周辺に滞在するトルコ人救出のためにトルコ航空機を派遣し、トルコ時間15時55分にイスタンブル・サビハ・ギョクチェン空港からキルギスへと出発したと発表した。   また、飛行機はまずビシュケク市へ、その後オシュ市へ向かうと発表された。      発表では、オシュ市とその周辺に滞在するトルコ人の救出 全文をよむ

2010-06-12 米ユダヤ・ロビー、支援船組織の「市民団体」をテロ組織認定運動 (Hurriyet紙)

アメリカのユダヤ系諸団体は米外務省にそれぞれ書簡を送り、マーヴィ・マルマラ号を組織した「人権と自由の市民団体(İHH)」をテロ組織と認定することを求めた。      米ユダヤ人委員会(AJC)は、米外務省ヒラリー・クリントン長官に送った書簡で、İHHがアメリカのテロ組織リストにある組織とつながりをもっていないかどうか調査するよう求めた。AJCデイビット・ハリス委員長は書簡にて「İHHはテロ行為を支援しているのことに鑑み、そのアルカイダやハマスとの関連性を調査し、必要な処置をとることが必要だ」と語 全文をよむ

2010-06-11 ゲーツ米国防長官「トルコに失望」 (Radikal紙)

ロバート・ゲーツ米国防長官は、トルコの対イラン制裁決議に失望したと語った。      国連安全保障理事会で行われた投票で、トルコとブラジルが対イラン制裁決議に対して反対票を投じたことに対してアメリカから反発があがり始めた。ロバート・ゲーツ米国防長官は、トルコが制裁決議に賛成しなかったことに失望を感じたと述べた。       ゲーツ長官は、ブリュッセルで行われた北大西洋条約機構(NATO)の国防相理事会での記者会見で次のように語った:「イラン制裁決議におけるトルコの投票に失望しました。トルコは長年 全文をよむ

2010-06-11 民族抗争つづくキルギスでTRT特派員襲われる (Milliyet紙)

キルギスの南方で武力衝突が発生している中、TRTのビシュケク特派員であるウール・オゼルが首都ビシュケクで襲われ、被害を受けたことが明らかとなった。      キルギスの南方におけるキルギス系住民とウズベク系住民の間に発生した武力衝突を表面上回避させる為と、議事堂の前から、政府にオシの街へ向かうバスなどを所望した群衆が、南方へ向けて声明を発表するために国営テレビ局の建物に向かって行進した。      この建物の前に集合した群衆のうち何十人かが、その際に自分たちを報道していたTRT特派員のウール・オ 全文をよむ

2010-06-11 日本破たんの危機が近付いている-菅直人首相、警告 (Hurriyet紙)

日本の新首相となった菅直人氏は、増え続ける公的債務に早急に対策を講ずる必要があると語り、それが実現されない場合、ギリシャに端を発したユーロ圏の混乱と同様の金融危機に陥る可能性があると警告した。      首相に就任後、初の国会演説(所信表明演説)を行った菅氏は、日本の財政が高齢化と人口減によりひっ迫していることを指摘したうえで、国の借金を(これ以上)増やすことはできないと語った。      菅首相は、日本がギリシャのような危機に陥らないよう、財政の抜本的な建て直しが必要であるとし、「我が国の債務 全文をよむ

2010-06-10 イタリア外相「トルコをヨーロッパに引き留めるには・・・」 (Milliyet紙)

フラッティーニ伊外相は、ドイツの「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」新聞のインタビューで、「ヨーロッパは、自分たちがトルコに対してどのような過ちを犯したか、一刻も早く考えなければならない。イタリアはおそらく、トルコのEU加盟を支持する最も重要な国のひとつであろう。我々ヨーロッパ人は、トルコを自分たちに近づける代わりに、東方に押しやりすぎてしまった。もし、ヨーロッパがトルコを中に取り込む意向がないという印象を与えると、彼らも、イラン、コーカサス、シリアのような地域へ向き、違った見通し 全文をよむ

2010-06-09 ダヴトオール外相、、「イラン制裁発効後も、核燃料交換に関するテヘラン合意は有効」 (Zaman紙)

アフメト・ダヴトオール外務大臣は、国連安全保障理事会がイランの核開発に対し今日採択した決議について、トルコとして周辺地域の核兵器に反対するという一貫した態度で対応しながらも、平和的目的のための核エネルギー所有には誰しも権利があると主張した。   ダヴトオール外相はカナル24テレビの番組に出演し、今回の件に関するインタビューに応じた。      ダヴトオール外相は、今回の国連安保理の決議に賛成した国を含む多くの国が、トルコがブラジルと共に実現したテヘラン合意を高く評価していると言い、今回の決議もこ 全文をよむ

2010-06-09 国連安保理イラン制裁決議に、トルコは反対票 (Milliyet紙)

国連安全保障会議でイランに対する新たな制裁決議が賛成12票で可決された。この投票でトルコとブラジルは反対票を投じたが、ロシアと中国を含む全ての常任理事国が支持を表明し、レバノンは棄権した。アメリカが主導した新制裁案に対する安全保障会議15理事国による投票は緊迫した雰囲気のなかで行われ、予想どおり賛成12で可決された。      ■ボスニアも賛成票      賛成票を投じたのは、常任理事国であるアメリカ合衆国、イギリス、フランス、ロシア、中国、非常任理事国のオーストラリア、日本、メキシコ、ウガンダ 全文をよむ

2010-06-07 トルコとイラン、北イラクのPKKキャンプを越境攻撃 (Zaman紙)

北イラクにあるテロ組織PKKのキャンプに対するトルコとイラクの攻撃が続いている。      イラクのジャラール・タラバーニー大統領の政党、クルド愛国同盟(YNK)のインターネットサイトは、トルコの戦闘機が本日(7日)シデカン地方を爆撃したと伝えた。YNKは6機の戦闘機が本日シデカン地方の広域にある“マーレ・メラー”と“ターリーン”を攻撃したと述べた。当該地区では大きな被害が生じたと伝えられている。      イラン軍も(同日の)夜間に同地域を砲撃した。イランの攻撃のために“メルゲレシュ”村からの 全文をよむ

2010-06-06 パレスチナ自治政府アッバース大統領、トルコ訪問 (Yeni Safak紙)

パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領は、「第3回CICA(アジア相互協力信頼醸成措置会議)と21世紀ユーラシア安全・経済共同会議」に参加するため、イスタンブルを訪問した。      プライベート機で15:30にアンマンからアタテュルク空港に降り立ったマフムード・アッバース大統領を政府迎賓館でフヒュセイン・アヴニ・ムトゥル・イスタンブル知事や他の関係者らが迎えた。アッバース大統領はボディーガードとともに飛行機のタラップを降り、通路から公用車に乗ってチュラーン宮殿に向かった。      全文をよむ

2010-06-06 キプロス訪問のローマ教皇、ナクシュバンディー教団シャイフと接見 (Radikal紙)

ローマ教皇ベネディクト16世が、キプロスにてナクシュバンディー教団のシャイフ、ナーズム・クブルシと接見した。   北キプロス・トルコ共和国で、デルヴィシ・エルオール氏が大統領に選出された後の話し合いにおいて、問題を引き起こしているディミトリス・フリストフィアス・キプロス共和国大統領は、南のキプロス共和国を訪問したベネディクト16世に対し、「トルコによる軍事占領」への非難を長いこと繰り返し、以下のように発言した。「北側に残されたわれわれの文化的・宗教的遺産が、36年もの間ずっと台無しにされている。 全文をよむ

2010-06-05 ガザの土産物屋「エルドアンの写真、良く売れてます」 (Hurriyet紙)

イスラエルによるマーヴィ・マルマラ号への流血の惨事となった襲撃は、ガザ地域の国旗やみやげ物を扱う商店の顔をほころばせているという。      トルコ国旗やレジェプ・タイイプ・エルドアン首相のポスターが次々と売り切れなっているのだ。ムハンメド・エブ-ダジャさんは「トルコ船への襲撃後、トルコ国旗への爆発的な注文が殺到している」と話す。ダジャさんによれば、エルドアン大統領のポスターは40シェケルから(約15リラ)、ペナント類は5シェケルから販売されているという。ダジャさんは「それらを買うために食費を削 全文をよむ

2010-06-05 イラクのクルド自治政府バルザーニー議長、平和民主党と不協和音 (Radikal紙)

バルザーニー議長は、アンカラで会談した平和民主党(BDP)の議員たちに「(トルコ)政府との協力は有益である。我々は(クルド問題の民主的)解決策に最後まで協力する」というメッセージを発した。これにBDPのデミルタシュ党首は反発している。「こうした発言はバルザーニー議長の個人的見解である」      イラク北部のクルド自治政府のマスード・バルザーニー議長は、平和民主党(BDP)に「トルコ政府との協力は有益である。解決策に最後まで協力する」というメッセージを発した。BDPのセラハッティン・デミルタシュ 全文をよむ

2010-06-04 イラクのバルザーニー・クルド自治政府議長、トルコ訪問 (Yeni Safak紙)

北イラクのクルド自治政府議長であるバルザーニーは、(トルコの)歓待に感謝し、「問題解決に関するこちらの見解を首相に伝えました。暴力の終結のために全力を尽くします」と語った。      トルコを訪問した北イラクのクルド自治政府議長メスード・バルザーニーは、アフメト・ダヴトオール外務大臣と会談を行い、その後二人で質問に答えた。ダヴトオール大臣は、北イラクの自治政府とは共同でエネルギー・商業戦略を進めていくと述べ、「トルコ航空のアルビル便の運航開始を計画しています」と語った。      共同でエネルギ 全文をよむ

2010-06-02 欧州人権団体、ガザへ「自由船団」第二陣を準備中 (Milliyet紙)

イスラエルによるガザ地区への経済封鎖を人道支援船で海から突破しようとしたヨーロッパの人道支援団体は、最初の試みがイスラエル軍による流血の圧力に終結したにも関わらず、次の船の準備を進めている。「ガザ地区解放を目指す欧州キャンペーン」による発表では、「第二自由船団」のために3隻分の資金を集めたと発表された。   初回の船が公海内で「イスラエルによる奪略行為・流血の虐殺」の対象となったにも関わらず、目的を諦めないと発表しているガザ地区解放キャンペーンの代表アラファト・マディ博士は、より多くの船でより多 全文をよむ

2010-06-02 イスラエル、拘束した支援船活動家を釈放、国外追放―続々、イスタンブルへ (Hurriyet紙)

イスラエルの支援船への攻撃で負傷した人々をのせた飛行機が間もなくイスタンブルに到着する。トルコの保健相は、ガザに向かう途中で攻撃にあったマーヴィ・マルマラ号に乗っていた負傷者を乗せた第一便の飛行機がテルアヴィヴを出発した、と発表した。発表によると、イスラエルで治療を受けていた重傷者2名をのせた飛行機はイスラエルを飛び立ち、今晩中にイスタンブルにつくものとみられている。      ■何百人も、イスタンブルへ      イスラエルを出発してトルコに到着予定の人々を、ビュレント・アルンチ副首相を含む大 全文をよむ

2010-06-02 おもちゃ、自転車、薬…―マーヴィ・マルマラ船内の支援物資公開される (Yeni Safak紙)

イスラエルがマーヴィ・マルマラ船に情け容赦なく攻撃した後、アシュドッド港に停泊したマルマラ船のデッキで兵達が、空になった船に残された支援物資を点検した。      子供たち用の様々なおもちゃが積んであった無実のマルマラ船のキッチン内部にあった   大量のペン等が入っている支援物資が世界のメディア関係者に公開された。   支援物資の中には車いすと様々な種類の毛布、そして大量の薬が箱や籠に梱包されていた。   マーヴィ・マルマラ船もそのメンバーであり、世界35カ国に支部を持つ、40年前に北アイルラン 全文をよむ

2010-06-02 トルコ軍に続きイランが、PKKの北イラク・カンディル・キャンプを爆撃 (Milliyet紙)

PKKを標的としたトルコ軍による砲撃が続く中、イラン軍も国境を越えカンディル地域へと入った。イラン兵らがイラク北部に基地を設置したことが明らかになった。      クルド愛国同盟(KYB)の公式インターネットサイト、プクメディアは、重兵器で武装したイラン軍が1日朝7時30分にヴェゼ村近辺からイラク北部へと入ったと発表した。   クルディスタン自由生活党(PJAK)の攻撃が強まり多くの兵士が殉職していることを理由に、イラン軍がイラク北部へ入ったことが明らかとなった。カンディル山中のチョマン地区で標 全文をよむ

2010-06-01 マーヴィ・マルマラ号の最年少の乗客、イスタンブルに (Milliyet紙)

イスラエルが軍事作戦を展開したマーヴィ・マルマラ号に乗船していたニリュフェル・チェティンさんと1歳と半年の彼の息子のチュルケル・カーアン・チェティンちゃん、そしてガザという名の船に乗っていたタフシン・クルさんがトルコに帰国した。      ■乗客、恐怖を語る      ニリュフェル・チェティンさんは、アタテュルク空港で恐怖の時間を「マーヴィ・マルマラ号は惨事となり、船は血の海と化した。」と説明した。ニリュフェル・チェティンさんはトルコ航空のテルアビブ・イスタンブル間の定期便で7時10分にイスタン 全文をよむ

2010-06-01 イスラエルが示した船内の武器・・・実は、台所の包丁 (Milliyet紙)

イスラエルは、マーヴィ・マルマラ船に向けて行なわれた流血を伴った急襲の理由として『武器』の写真を公開した。しかしイスラエルのプロパガンダ機関が『武器』として示した包丁とカミソリ研ぎはマーヴィ・マルマラ船の台所の物であることがわかった。      イスラエルの最大のニュースサイト、イスラエル・ナショナル・ニュース(IsraelNN.com)に語った自由ガザ運動のスポークスマン、グレタ・ベルリン氏は武器として紹介された包丁とカミソリ研ぎはマーヴィ・マルマラ船の台所の道具であると話した。      そ 全文をよむ

2010-06-01 イスラエル・メディア「『オスマン艦隊』を、ガザ沖で阻止!」 (Radikal紙)

イスラエル・メディアは、支援船に対して行なわれた襲撃に関し、インターネットを使って広範にさまざまなニュースや論評を報道している。      右派のエルサレム・ポスト紙は、イスラエルは、襲撃が世論に与えるマイナスのイメージが拡大するのを防ぐため、時間との競争をしていると述べる一方、軍事行動に対してヨーロッパからもアラブと同じほどの反発の声が上がっていると報じた。同紙は、支援船上の活動家たちがイスラエル兵を襲撃した模様が収められたビデオを、イスラエル側が公表するのが遅れたと報じ、「兵士の武器が(活動 全文をよむ

2010-06-01 イスラエルの支援船攻撃をめぐり、エルドアン首相チリで会見 (Milliyet紙)

エルドアン首相は、イスラエルが支援船に対して行った攻撃に関連し、「この非人道的な国家テロに対し、我々が無言・無策でいられないことを皆に知っておいてもらいたい」と述べた。      エルドアン首相は、ガザに支援物を運ぼうとした船に対するイスラエルの攻撃を、「いかなる理由をあげようとも、これは、国際法に完全に反する国家テロである」と断じ、「この攻撃は、現在のイスラエル政府が、この地域における平和の実現を全く望んでいないことを、改めて明らかにした」と述べた。エルドアン首相は、「この非人道的な国家テロに 全文をよむ

2010-05-31 トルコ人乗船者、30人空港へ18人逮捕―イスラエル援助船攻撃問題 (Zaman紙)

イスラエルがガザへ向かう支援船に対して行った攻撃で人命が奪われた。その後、港に曳航された船舶内のトルコ人の乗客の一部は、空港へ連れて行かれたとみられている      これまでに入っている情報によると、アシュドッド港に到着した船の乗客のうち、手続きの終わった約30人がトルコに送還されるべく、ベングリオン空港へ送られたことが明らかになった。      アシュドッドにある管理センターでイスラエル当局者の(国外退去の)要請を受諾しなかった18名のトルコ人は、イスラエル南部のベルシェヴァにある刑務所で逮捕 全文をよむ

2010-05-31 ダヴトオール外相、国連安全保障会議でイスラエル非難―援助船襲撃問題 (Hurriyet紙)

流血を伴うイスラエルの軍事行動後、国連安全保障理事会が開いた緊急会合においてアフメト・ダヴトオール外相は「中継であの野蛮な事態を観ていた」と述べた。またダヴトオール外相はイスラエルの手は血で汚れたとし、この軍事行動をいかなる形でも正当化することはできないだろうと述べた。      以下はダヴトオール外相の発言の要約である。   ・32カ国から約600人の民間人が乗っていた船団に対して行われたこの襲撃を、いかなる形でも正当化することはできない。   ・イスラエルの手は血に汚れた。これは一つの国家に 全文をよむ

2010-05-31 トルコ外務省、イスラエルへ警告、「トルコの反応は厳しいものとなるだろう」―援助船団攻撃事件 (Milliyet紙)

トルコ外務省は、イスラエルによる(ガザへの)援助船攻撃をうけ、厳しい反応を示した。外務省は、その声明で、「イスラエルはこの行為がもたらす結果を重く受け止めることになるだろう。容認しがたい出来事だ。激しく抗議し、早急に説明を求める」と述べた。      ガザから届いた一報はアンカラに緊張をもたらした。エルドアン首相とダヴトオール外相が南米のチリ滞在中であるため、急きょ設置された危機対応本部はビュレント・アルンチ副首相がとりしきった。トルコはイスラエルに対し、船舶への攻撃をしないよう、警告していた。 全文をよむ

2010-05-31 船長はトルコと交信中だった―イスラエル軍襲撃時の会話の全容 (Milliyet紙)

ガザに援助物資を運んでいた船がイスラエル軍の攻撃を受けた際、マーヴィ・マルマラ号の船長は、海運局捜索救援センターと交信中だったことが明らかになった。      海運局捜索救援センターに連絡をいれた546人の乗客、29人の乗り組員を乗せたマーヴィ・マルマラ号の船長は、ボートとヘリコプターからイスラエル兵が船に乗り込んできたと語った。      交信が途絶えがちだったという状況下で、双方が語った内容は以下のとおり。      捜索救援センター:マーヴィ・マルマラ号へ、こちら、捜索救援センター。マーヴ 全文をよむ

2010-05-30 バシュブー参謀総長、エジプトで捕虜死亡者に献花 (Hurriyet紙)

エジプトを公式訪問した参謀本部総長イルケル・バシュブー大将は、カイロのトルコ人戦没者慰霊碑を訪問し、献花をした。      第1次世界大戦中にパレスティナ戦線でイギリスによって捕虜にされた後、エジプトの捕虜収容所と病院で戦死した4500人の兵士の名前が書かれた慰霊碑を訪れ、説明を受けたバシュブー大将は、慰霊碑を管理していたエジプトの関係者に感謝をし、プレゼントをした。バシュブー大将は、さらに、アンワール・サダトのお墓と無名戦士記念碑を訪問して献花した。バシュブー大将は、ホスニ・ムバラク大統領とも 全文をよむ

2010-05-27 ブラジル訪問中のエルドアン首相「ウラン交換合意を守り抜く」 (Radikal紙)

■ブラジリアでルーラ大統領と合同記者会見を開いた   レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はイランの核計画に関する交換合意について、「私たちは、イランで提示した10項目の合意書に調印を結んだ国家としてこれを支持し、守りぬくつもりです。なぜなら私たちは信念を持ってこの任務に着手し、これを自覚し、このことが正しいと信じているからです」と語った。      エルドアン首相とブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領は会談を行い、その後、合同記者会見を開いた。   エルドアン首相はある記者の、 全文をよむ

2010-05-26 「トルコの対イラン工作は恥」―米ニューヨークタイムス・コラム (Milliyet紙)

イランとの核燃料に関しトルコとブラジルが確保した合意に対する反発が続いている。ニューヨークタイムスのコラムニストであるトーマス・フリードマンは、トルコとブラジルに向けた厳しい批判を含むコラムで、2ヶ国は軍政権を乗り越えて生まれた新しい民主主義国家であると明らかにし、「両指導者が、イランの民主主義者を踏みつぶすために、軍と警察を利用しているイラン大統領を抱擁し強化することは、恥である」と表現した。      ニューヨークタイムスで有名なコラムニストであるトーマス・フリードマンは、「これ以上ないほど 全文をよむ

2010-05-24 「オバマ大統領、エルドアンを1時間説得」ワシントン・ポスト紙 (Radikal紙)

ワシントンポスト紙は「アメリカとトルコの関係者からの情報によると、水曜日にオバマ大統領はトルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に、トルコがイランと結んだ合意が、核開発計画を持つイラン・イスラム共和国を孤立させるようとするアメリカの努力といかに矛盾するかを説明し、電話で1時間以上を費した」と記した。      イランとの核燃料交換に関し、テヘランで合意に達したことでトルコへの批判的論評が続いている。ワシントン・ポスト紙は、アメリカのバラク・オバマ大統領はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相にこの 全文をよむ

2010-05-21 ダヴトオール外相「トルコはすべての港を南キプロス船に開く」 (Yeni Safak紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、キプロスに存在する全ての境界線の撤廃を望んでいると述べて、 「南キプロスのギリシャ系住民に対しても、トルコにおけるすべての港の開放が可能になるように準備を行っています。その見返りとして我々が望むのは、たったひとつ、つまり一地中海人として、地中海の全ての港を使用する権利を持つキプロスのトルコ系住民の港である、ギルネ、マゴサ、エルジャン空港を開放することです。 国際的には、キプロスのトルコ系住民に3港が開放されます。我々トルコ人はすべての港を南キプロスの船舶に開放するで 全文をよむ

2010-05-21 エルドアン首相のイランをめぐる「ウラン」外交続く (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イランがトルコ、ブラジルと調印したウラン交換の共同声明に関連する外交交渉を間断なく続けている。先日、バラク・オバマ・アメリカ大統領、ウラジーミル・プーチン・ロシア首相と電話で会談したほか、アゼルバイジャン、ギリシャ、シリア、そしてカタールの国家元首とも会談したことを明らかにしたエルドアン首相は、今後ドイツ、イギリス、フランス、そして中国とも会談する予定であると述べた。      エルドアン首相は昨日、ハシム・タチ・コソボ首相と首相府本館で会談した後、記者会見 全文をよむ

2010-05-20 トルコはイランに巻き込まれた?―濃縮ウラン移送合意を巡る評価 (Milliyet紙)

各紙は、移送合意にも関らず、イラン制裁に関する決議案が再び安全保障理事会に提出されたことが、トルコとブラジルで失望を生んでいると報道した。      イランの核計画を起因とした、濃縮ウラン生産問題解決のために結ばれたトルコとブラジルの主導による合意の後に、アメリカが新しい制裁決議案を国連安全保障理事会(以下、安保理)に提出したことは、各国メディアで波紋をよんだ。この提案はトルコとブラジルを失望させ、イランがこの2カ国を利用したという評価がなされた。      ニューヨーク・タイムズ(アメリカ): 全文をよむ

2010-05-18 イラン核開発をめぐるイラン・トルコ・ブラジル合意に、米国反発 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国、欧州とロシアは、保有する核燃料の約半分をトルコに移送する決定をしたというイランの声明に対して非常に懐疑的に反応し、新たな制裁の実施に向けた努力を続けると述べた。      さらに複数の国の関係者らは、トルコとブラジルによって進められた話し合いの結果として得られたこの合意が、制裁プロセスを妨害する上で、非常に時機を得た企てだと述べた。      その合意の条件は、(2009年)10月に成立するはずだったもののイランが拒否したために実現しなかった合意に非常に似ている。アメリカ政府は、 全文をよむ

2010-05-17 イランのウラン交換合意の舞台裏―エルドアン首相の説得、功を奏す (Milliyet紙)

イランが合意文書に明記したウラン搬送の期日に関し、改めて話し合いを望んだことについて、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は現在の文書を擁護し、「期限が明記されなければ、ここから実のある結果を得ることはできない」と話したことが分かった。      ブラジルがこれに同調したため、イランが1週間以内に国際原子力機関(IAEA)にウラン搬送の用意を文書で通告する条項が合意文書に記されたという。      入手された情報によるとエルドアン首相は、昨日(16日)、外務大臣アフメト・ダヴトオールとイラ 全文をよむ

2010-05-17 ブラジル紙「エルドアン首相がブラジル大統領から主役の座を盗んだ!」 (Milliyet紙)

ブラジルの有力新聞エスタード・デ・サンパウロ紙は、エルドアン首相がブラジルのルイース・イナシオ・ルーラ大統領から主役の座を盗んだと報道した。      CNNトルコのメティン・ギュネッシュの報道によると、エスタード・デ・サンパウロ紙はエルドアン首相がイランとの核燃料交換で合意に達したことをルーラ大統領より先に発表し、本来同大統領にあたるべきスポットライを自身に当たるようにしたと報道した。そして、「ブラジルの大統領は日曜日に核燃料交換で合意に達したことに関しいかなる発表もしなかった。ブラジル側とイ 全文をよむ

2010-05-17 イランのウラン交換、トルコで―イラン・トルコ・ブラジル合意書調印 (Radikal紙)

イランのウラン交換に関する共同提案のための合意が、トルコ・ブラジル・イランの3外相によって調印された。ウランの交換はトルコで行われることが発表された。      イラン・トルコ・ブラジル3国の努力に達成された合意により、1200キロのウランの交換が行われることになった。      イランの政府系通信社イルナによると、本日、タイイプ・エルドアン・トルコ首相、ルイース・イナシオ・ルーラ・ブラジル大統領、イラン大統領マフムード・アフマディネジャードの臨席のもと、トルコのアフメト・ダヴトオール外相、イラ 全文をよむ

2010-05-15 ギリシャ・トルコ両首脳、記者会見―two days! で爆笑 (Milliyet紙)

両国首脳、各大臣らが記念撮影。エルドアン首相とパパンドレウ首相が握手を   交わす。(写真)       エルドアン首相はパパンドレウ首相に「親愛なる友、ヨルゴ(ゲルギオス)!」 と呼びかけ、「ギリシャは真の同胞国です」という表現を用いて、ギリシャ語で「エファリスト・ポリ(ありがとうございます)」と締めくった。      パパンドレウ首相は両国が署名した調印文書により、緑色のパスポート(訳注1)を保持するトルコ人にはビザが免除されることを明らかにした。パパンドレウ首相はトルコ対岸に位置するエーゲ 全文をよむ

2010-05-15 エルドアン首相、新しい時代を開いたギリシャ訪問 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が10人の大臣とともに行ったアテネ訪問は、エーゲ海両岸の関係について新たなページを開いた。深刻な経済危機のため困難な日々を過ごすギリシャの防衛費削減を目指すためにも決定的に重要な訪問の初日に、エルドアンは「決意を持っていれば乗り越えられない障害は何もない。もちろんこれらの前進の妨害を望む者たちも出てくるかもしれない。しかし私たち政治家が危険を冒すことを知っていればこれらをも乗り越える」と述べた。      エルドアン首相は昨日12時アテネに到着し、最初にカロロス 全文をよむ

2010-05-15 ダヴトオール外相、緊急イラン訪問 (Zaman紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、イランのマヌーチェフル・モッタキー外相に「緊急」の電話を受け、核協議に関する意見を交換した。      電話会談では、モッタキー外相が、核協議は順調に進んでいるとダヴトオール外相に述べたことが分かった。      外務省関係者から得られた情報によれば、イランのモッタキー外相は、フォー・シーズンズ・ホテルで、“21世紀初頭の地域的/世界的秩序とトルコ外交”をテーマとする会議に参加していたアフメト・ダヴトオール外相に、会議中に“緊急”の電話をかけた。モッタキー外相は、ダ 全文をよむ

2010-05-14 エルドアン首相、歴史的なギリシャ訪問 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相は歴史的な訪問のためギリシャにいる。アテネでは、トルコ代表団は壮麗な式典で迎えられた。二国の首相らの親密さが注意を引いた。各通信社は、トルコ政府とギリシャ政府の間で、トルコからギリシャへの入国を図る不法移民に関して送還協定が結ばれたことを伝えた。また経済危機にあるギリシャは、国防費を削減することを明らかにした。      ギリシャへの歴史的訪問を実現させたエルドアン首相と彼に随行した代表団は、アテネでギリシャの政府首脳らとの面会を果たした。ギリシャの首相と大統領に面会し 全文をよむ

2010-05-12 ロシアと原子力開発協定締結、相互ビザ免除発効 (Hurriyet紙)

トルコとロシアは、相互ビザ免除およびアククユでトルコ初の原子力発電所設立をめざす歴史的な協定に調印した。原子力の発電単価は12.35セント(1キロワット当たり)で合意。発電所の建設は遅くとも2年以内に着工する見通しだ。      ギュル大統領とロシアのメドヴェージェフ大統領による共同記者会見では、トルコ人新聞記者の質問が会場の笑いを誘った。メドヴェージェフ大統領は記者に「原子力で始まり、天然ガスで終わったね」と返事をした。      メドヴェージェフ大統領は、原子力、天然ガスの価格引下げ、ロシア 全文をよむ

2010-05-09 トルコ政府、身分証明書の宗教欄に関する欧州人権裁判所の判断に反論せず (Radikal紙)

身分証明書の「宗教」欄に自身の信仰を記入することについての裁判に関し、欧州人権裁判所(AİHM)から出された判決に対し、法的控訴申請期間の満了にも関わらず、トルコ政府側からの異議申し立てはなかった。      トルコ共和国政府は、イズミル在住のシナン・ウシュクさんが起こした、身分証明書の「宗教」欄に自身の信仰を記入することについての裁判に関し、欧州人権裁判所(AİHM)側から出された判決に対して法的期間の満了にも関わらず異議申し立てを行わなかった。外務省が異議申し立てに向けた控訴の申請は行わない 全文をよむ

2010-05-09 総主教の弁護士、ギリシャ訪問の首相に総主教の同道をもとめる (Hurriyet紙)

フェネル・ギリシャ正教会総主教バルトロメオス一世の弁護士兼顧問であるケズバン・ハテミ氏はタイイプ・エルドアン首相の5月14、15日に行うギリシャ訪問に総主教も招待される可能性があると、述べた。      ハテミ氏は政府がこの一歩を真剣に検討していると述べ、「エルドアン首相がアテネへ行く際、総主教も同行すればトルコの重要性を示すことになる。これは、1千万の人口のギリシャに対し、3億のギリシャ正教徒を味方につけ、アテネに乗り込むという意味になる。大きな反響があるだろう」と述べた。ハテミ氏は、このこと 全文をよむ

2010-05-07 ロシアとの相互ヴィザ免除、施行まであと一歩 (Radikal紙)

トルコ、ロシア間でのビザなし渡航のための協定は、5月11日から12日のドミートリー・メドヴェージェフ大統領のトルコ訪問の際に調印される見通し。      モスクワ-トルコとロシア間のビザなし渡航のための協定は、2国の関係委員会の間で仮調印され、ロシアのドミートリー・メドヴェージェフ大統領が5月11-12日にトルコを訪問する際に調印され、施行される見通しであることが明らかとなった。      在モスクワトルコ大使であるハリル・アクンジュは、アナトリア通信(AA)に対して行った説明で、ビザ廃止に向け 全文をよむ

2010-05-04 ベルリン中心地在住のトルコ人・アラブ人へ、追い出し圧力 (Zaman紙)

ドイツの首都ベルリンのミッテ区に住む多くのトルコ人、アラブ人家族は賃貸会社によって家からの追い出しに圧力がかけられていることに不満を漏らした。      家族らは、R&V賃貸会社がトルコ人やアラブ人家族に実施した家賃の引き上げに反発している。短期間で家賃の値上げに直面した家族らは互いに新しい住まいを探し始めた一方、何年も住んだ地区から追い出されることを悲しんでいる。      ミュフィト・ポフレンクチさんは同じ建物に住むドイツ人とポーランド人家族にこのような対応がなされたと話し、「2か月前、私は 全文をよむ

2010-05-03 南北キプロス交渉、5月26日再開へ (Hurriyet紙)

会談は5月26日、キプロスで      国連のアレクサンダー・ダウナー・キプロス特別代表はメフメト・アリ・タラト元大統領の後任、デルヴィシュ・エルオール北キプロス・トルコ共和国大統領と昨日はじめて面会し、ギリシャ側(南キプロスとの話し合いの続行を決定した。      国連はエルオールとギリシャ側の指導者ディミトリス・フリストフヤスとの会談の実施を5月26日に計画している。      ダウナー特別代表は北キプロス・トルコ共和国での選挙終了後、ニューヨークにある国連本部と連絡をとり、キプロスを巡る状 全文をよむ

2010-05-03 日本人を騙したトルコ人「宇宙飛行士」―東大博士号剥奪のセルカン・アヌルル (Milliyet紙)

東京大学は「130年の歴史の中でこのような事は一度もなかった」と発表し、アヌルル氏を解雇し、彼の博士号も剥奪した。      ワタン紙のウウル・コチバシュ記者の報道によると、世界の大学トップ10に入り、日本で最も権威ある大学である東京大学で「トルコ人学歴詐称」問題のショックが続いている。      「宇宙エレベーター」というプロジェクトで日本や世界のメディアの話題となり、NASAで2年間宇宙飛行士の訓練を受けた「初のトルコ人宇宙飛行士」だと主張していたとしてセルカン・アヌルル氏は日本中を混乱させ 全文をよむ

2010-04-29 トルコがギリシャを救ったら…・―ドイツ紙風刺漫画 (Milliyet紙)

フランクフルター・アルゲマイネ紙の、「ギリシャを救えるか?」という問いへの答えを模索する記事で、いっぷうかわった風刺画が描かれた。風刺画には、アクロポリスをトルコが買収したとし、そこにはトルコ国旗が掲げられている。名称も「アクリュピュリュス」に変えられ、建物の前で話すドイツ人観光客らは「ゲルトルード、何と喜ばしいことか、トルコ人がギリシャ人を救い、我々のお金は失わずにすんだよ」と述べている。 全文をよむ

2010-04-24 アルメニア「悲劇」をめぐるオバマ発言に2つの評価―4.24記念日 (Hurriyet紙)

アメリカのバラク・オバマ大統領が定例通り4月24日におこなった「アルメニア人ジェノサイド」と総称される事件に関する声明に、今年はトルコでは2つの異なる評価がなされた。      1つ目の評価はタイイプ・エルドアン首相からである。「何度かの会談によりこの事件に関する期待がとても異なっていた。これに対しオバマ大統領は、我々の繊細な感情を本当によく知っているので、この声明で『ジェノサイド』に触れなかった。」      エルドアン首相は、オバマ大統領の声明にこのような肯定的な評価をした一方、外務省はとて 全文をよむ

2010-04-23 タラト前北キプロス大統領、離任あいさつ (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)の大統領選挙で勝利したデルヴィシュ・エルオール首相は、昨日、メフメト・アリ・タラト前大統領から職責を引き継いだ。タラト前大統領は、式典前に起きた「職員危機」のため、私有乗用車で官邸を去った。         KKTCで週末に行われた大統領選挙の勝利者、デルヴィシュ・エルオール首相は、昨日、トルコのアフメト・ダヴトオール外務大臣も出席した式典で、メフメト・アリ・タラト前大統領から職責を引き継いだ。      式典前に、執務室と職員を巡ってKKTC政府とタラト前大 全文をよむ

2010-04-22 アルメニア、関係正常化議定書議会承認手続きを凍結? (Hurriyet紙)

アルメニア政府は、1915年の事件が起こった4月24日の前日に、トルコ関係の正常化を見据えた議定書承認の手続きを一時停止した。その理由として、トルコが(ナゴルノ・)カラバフ問題を議定書承認の前提条件としていることが挙げられた。      アルメニア議会における連立与党3党が共同声明を発表し、セルジ・サルキシャン・アルメニア大統領に対してトルコとの間で調印された議定書を議会から取り下げるよう求めた。      共和主義党、法治党および繁栄アルメニア党は声明の中で、この決定はトルコの振る舞いが引き起 全文をよむ

2010-04-20 ダヴトオール外相、イラン・アフマディネジャード大統領と会見 (Zaman紙)

アフメト・ダヴトオール外相が、イランのマフムード・アフマディネジャード大統領と会見した。      ダヴトオール外相は、テヘランでの訪問日程において、大統領官邸でアフマディネジャード大統領と会談を行った。冒頭カメラ取りの後、会談は非公開で行われ、およそ1時間続いたことが明らかにされた。      ダヴトオール外相は、その後アリー・ラリジャニ・イラン国会議長やマヌーチェル・モッタキー・イラン外相、イラン国家安全保障最高会議書記であり核問題交渉責任者でもあるサイード・ジャリリ氏とも会談を行った。   全文をよむ

2010-04-20 法律学者、エルドアン首相の「大統領制」提案を批判 (Milliyet紙)

エルドアン首相の大統領制についての会見を法律学者が批評した。      ■ 「独裁制になり得る」      ネヂミ・ユズバシュオール博士:世界に目を向けてみましょう。大統領制が成功をおさめた唯一の国があります。アメリカです。EUを手本にしていると言っています。ヨーロッパで大統領制の国はあるでしょうか。この制度を適用したのは南米諸国です。そして、すべての国で独裁制となりました。うまくいかなかったわけです。ヨーロッパ諸国は全ての国において議会制、もしくは半大統領制であります。このためトルコにとって大 全文をよむ

2010-04-19 北キプロス新大統領はギュル大統領と同郷―先祖はカイセリ出身 (Radikal紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)のデルヴィシュ・エルオール首相が大統領に選出され、トルコのカイセリにあるギュリュク街区からアブドゥッラー・ギュルに次いで二番目の大統領が誕生した。      カイセリ広域市のメフメト・オズハセキ市長は、北キプロス・トルコ共和国大統領となったデルヴィシュ・エルオール氏に市を代表して祝福のメッセージを送り、「カイセリのギュリュク街区からアブドゥッラー・ギュル氏に次いで二番目の大統領が輩出したことに格別な喜びを感じています。大統領に就任してから初めてトルコにいらっし 全文をよむ

2010-04-18 北キプロス大統領選結果出る (Milliyet紙)

北キプロスの住民は、新しい大統領を選ぶために投票に行った。北キプロス・トルコ共和国での大統領選挙に7人の候補者が立候補した。選挙の本命の二人、メフメト・アリ・タラトとデルビシュ・エルオールが、票の大部分を分け合った。      北キプロス・トルコ共和国で本日行なわれた大統領選挙に関して、北キプロス・トルコ共和国の629の投票所のうち596箇所で開票が行われ、全投票のうち94.75%の票が集計された。   北キプロス・トルコ共和国高等選挙委員会委員長ネブバル・ノランの会見によると、596の投票所で 全文をよむ

2010-04-16 逃亡のバキーエフ元キルギス大統領「トルコへ」の噂 (Milliyet紙)

キルギスで野党勢力が政権を握った後、国の南部に逃れ、昨日(15日)カザフスタンに逃亡した失脚したクルバンベク・バキーエフ元大統領が、昨夜(15日)トルコに到着し、亡命申請をしていると噂されている。   4月7日に起きた流血をともなう抗議運動の後、野党勢力が政権を握ったことで、南部のジェララバードに逃亡したバキーエフ元大統領は、妻と二人の子供と共に、昨日(15日)、アメリカ、ロシア、カザフスタンなどの各大統領などの支援によりカザフスタンのタラズ市に逃れた。昨夜(15日)、ロシアインターファクス通信 全文をよむ

2010-04-15 独作家ギュンター・グラス、「トルコ政府が謝罪する時がきた」―アルメニア問題 (Milliyet紙)

文化プロジェクトへの参加のためイスタンブルを訪れた作家のギュンター・グラス氏は記者会見において、ポーランドのユダヤ人に対するドイツの謝罪に言及し「トルコ政府関係者がアルメニア人に謝罪する時が来た」と述べた。      「ヨーロッパ文学をトルコで‐ヨーロッパ文学をドイツで」という文化プロジェクトの関係でイスタンブルを訪れているドイツ人作家のギュンター・グラス氏とトルコの作家ヤシャル・ケマル氏が、本日15時からハルビエ・ムフシン・エルトゥールルホールで行われる文学対談を前に顔を合わせた。   昨夜ド 全文をよむ

2010-04-14 エルドアン大統領「核の平和利用は各国の権利」―核保全サミットでの演説 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は「全ての国に、平和的目的で核エネルギーを利用する権利を付与し、それが認められなくてはならない」と語った。      エルドアン首相は、核保全サミットでのスピーチで、核兵器なき世界は、そこに住む誰もがより安心感を得られる世界を意味し、またトルコもその方向での取り組みを奨励してきたと語った。そして「核開発計画に関する問題は、対話、政治的関与、外交といった方法でのみ解決できるという我々の持論は今も有効である」とも語った。   エルドアン大統領はさらに言葉を続けた:  全文をよむ

2010-04-13 核保安サミットでのエルドアン・オバマ会談、15分の予定が45分に (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アメリカ合衆国の首都ワシントンで開かれた核保安サミットに参加し、バラク・オバマ米大統領と会談を行った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がバラク・オバマ米大統領と行った会談は、「とても親密な雰囲気で進行し、アルメニアやイランを始めとした多くの問題を取り上げた」ことが明らかになった。      情報によると、エルドアン首相とオバマ米大統領の間で行われた会談でアルメニアやイランを始めとした多くの問題が取り上げられた。      オバマ米大統領に対し、 全文をよむ

2010-04-12 訪米のエルドアン首相、サルキシアン・アルメニア大統領と会談 (Radikal紙)

トルコのエルドアン首相とアルメニアのサルキシアン大統領の間で一時間半の会談が行われた。      核安全保障サミットに参加するためにワシントンにいたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とアルメニアのセルジ・サルキシアン大統領との間で会談が行われた。      ワシントンのコンベンションセンターで実現した一時間半の会談にはアフメト・ダヴトオール外務大臣とフェリドゥン・スィニルリオール首相特使も参加した。      エルドアン首相はフェリドゥン・スィニルリオール首相特使と共にアルメニア政府に書簡を送っ 全文をよむ

2010-04-09 ドイツで独自のイマーム養成コース誕生か (Yeni Safak紙)

ドイツで発売前から話題を集めている書籍『イスラームの説教師たち』の筆者であり、オスナブリュク大学イスラーム宗教教育学科・宗教学教授のラルフ・ジェイラン氏は、今後神学部が新設されることで、より自覚的なイマームたちを養成できると語った。      オスナブリュク大学イスラーム宗教教育学科・宗教学教授のラルフ・ジェイラン氏が執筆し、出版前から大きな議論を巻き起こしている著作『Prediger des Isram'(イスラームの説教者たち)』が明日(4月10日)発売される。この著作でドイツでのイマームた 全文をよむ

2010-04-08 トルコとギリシャ、軍人交換演習 (Milliyet紙)

二日間の予定でトルコを訪問しているディミトリス・ドルツァスギリシャ副外相はNTVの質問に答えた。目的は協力関係の推進であると述べたドルツァス外相は、トルコのEU加盟を支援すると繰り返した。      ドルツァス副外相はアンカラ訪問の際にアフメト・ダヴトオール外相と会談した。訪問中にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が5月中旬にアテネを訪問する旨が明らかにされた。今回の訪問の前に、二国間の協力関係強化を目指した5カ条の信頼関係促進案が承認された。      その条件は次のようなものである。     全文をよむ

2010-04-07 エルドアン首相、フランスでトルコ系市民へ演説 (Yeni Safak紙)

ヨーロッパに居住するトルコ人に対しエルドアン首相は、次のように演説を行った。「トルコの顔は西へと向けられているが、決して東に背を向けていない。長きに亘って共に生きてきた、そしてそうした国々に無関心ではいられない。それらの国々にいる我々の兄弟を見捨てたりできない。」       レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「トルコの顔は西へと向けられているが、決して東に背を向けていない。長きに亘って共に生きてきた、そしてそうした国々に無関心ではいられない。それらの国々にいる我々の兄弟を見捨てたりできない 全文をよむ

2010-04-07 今度はイスラエル首相発言―非難合戦つづく (Milliyet紙)

イスラエル首相ビンヤミン・ネタニヤフ氏は、トルコ首相のレジェプ・タイイプ・エルドアン氏が現状を認識しているにも関わらず、しつこくイスラエルを攻撃する方針をとっていることを遺憾に思うとを述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、パリで行なったフランスの報道機関との記者会見で、イスラエルを「地域の平和における一番の脅威」と呼んだことに関連し、イスラエル首相ネタニヤフ氏は、首相就任初年度の取り組みに関する記者会見でこの事に言及した。      ネタニヤフ首相は、エルドアン首相のイスラエ 全文をよむ

2010-04-06 外務省、イスラエル外相発言に速攻で反応 (Hurriyet紙)

トルコ外務省は、今日イスラエル外相アビグドル・リーバーマンがレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に関しておこなった発言に、厳しい反応を示した。      リーバーマン外相は、エルドアン首相を「段々(リビアの)カダフィーに似てきた」と評価していた。      トルコ外務省の声明は以下の通りである。      「イスラエル外相アビグドル・リーバーマン氏によるものとされ、イスラエルのマスコミをにぎわしている、我が国の首相に関する度を超えた不適切で真実を歪曲した表現に、猛烈に批判するとともに(そういった事 全文をよむ

2010-04-06 イスラエルのリーバーマン外相、エルドアン首相を誹謗中傷 (Zaman紙)

イスラエルのアヴィグドール・リーバーマン外相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相によるガザとエルサレムに関する最近の批判を受けて、エルドアン首相が「徐々にリビアの指導者カダフィのようになっている」と主張した。       リーバーマン外相はイスラエルのYnetニュースサイトに載せた声明で、「エルドアン首相は着実に(リビアのムアムメル・)カダフィもしくは(ベネズエラの)ウゴ・チャベス大統領のようになると信じている」と発言した。       同外相は「これは彼がやっていることであって、問題はトルコ 全文をよむ

2010-04-04 サルキシアン大統領、トルコは要求ばかり (Radikal紙)

アンカラ政府とアルメニア政府の関係を正常化させる過程が行き詰まりの状況の中、アルメニアのセルジ・サルキシアン大統領は、トルコについて、アルメニアから妥協を求め、決定を先延ばしにしていると批判した。ドイツのデア・シュピーゲル誌に語ったサルキシアン大統領は、アンカラ政府が議定書の議会での承認のためにカラバフでの状況進展を条件とすることで、「トルコは、私達からたびたび妥協を求めている。これは不可能だ。最も重要な点は、カラバフの人々に、自分の運命を自分で決めさせる権利を与えることである」と述べて、次のよ 全文をよむ

2010-04-01 パキスタン訪問のギュル大統領に名誉博士号 (Milliyet紙)

パキスタンを公式訪問したアブドゥッラー・ギュル大統領に、カイディアザム大学により「国際関係」の名誉博士号が与えられた。      警備の観点から大統領官邸で行なわれた式典に、ギュル大統領はパキスタンのアスフ・アリ・ゼルダリ大統領と共に参加した。ガウンとケープをまとい会場に入ったギュル大統領は、名誉博士号を授与され光栄に思うとし、関係者たちに感謝した。トルコとパキスタンは、良き未来の為に努力する信頼できるパートナーとなり続けると話したギュル大統領は、「この特別な関係はメヴラーナ・ジェラレッディン・ 全文をよむ

2010-04-01 シリアから覚せい剤入りサンドイッチ (Milliyet紙)

シリアからアンタリヤに持ち込んだ麻薬をトラブゾン・パン(石釜焼きのパン)に挟んで売ろうとしていた人物が逮捕された。      アンタリヤで麻薬の売買がもっとも活発に行われている地域の一つであるイェシルデレ地区で麻薬撲滅運動をしていた密輸・組織犯罪対策課麻薬犯罪対策室のチームが、疑いを抱いた人物を制止した。      警察はエンベル K.(27才)という名前である事が確認された人物の鞄の中にあったトラブゾン・パンの中にあった493個の麻薬の錠剤を押収した。      密輸・組織犯罪対策課に連行され 全文をよむ

2010-03-30 メルケル独首相、今日はイスタンブル観光 (Zaman紙)

ドイツ首相アンジェラ・メルケルは、トルコ訪問の二日目で最終日にあたる昨日、イスタンブルの文化と経済を中心にした日程をこなした。)      アンジェラ・メルケル首相は、イスタンブル市内を観光し、アヤソフィア博物館とスルタン・アフメト・モスク (ブルーモスク)に感嘆の意を示した。メルケル首相は、スルタン・アフメト・モスクの建築にとても関心を抱き、「平穏な雰囲気で包まれている空間。とてもすばらしい」とコメントした。 独首相は、アヤソフィア博物館については、「ヨーロッパが共有する、素晴らしい作品です。 全文をよむ

2010-03-29 メルケル独首相来土、在ドイツ・トルコ人学校へ「条件付きイエス」 (Radikal紙)

アンカラを訪問したドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ララという名前の学生から送られた、紙でできた平和のハトをエルドアン首相に贈った。メルケル首相は、ドイツのトルコ人学校に対し条件つきで「イエス」と言った。ドイツの学校と同じようにトルコ人学校が存在しても構わないが、それがドイツ語を学ばない口実になってはならない、とのことであった。      アンゲラ・メルケル独首相は、トルコ・ドイツ間で問題となっている在ドイツ・トルコ人学校について言及したが、明確な回答は避けた。メルケル首相は「ドイツ語を学ばない 全文をよむ

2010-03-28 トゥルクメンが、イラクの選挙結果を左右 (Yeni Safak紙)

イラクは、国民議会選挙においてマーリキー氏を2議席差で下した「世俗派連合」イラキーヤの党首、アラウィー氏の勝利に包まれた。支援者たちが楽団を伴って通りでダンスショーなどを行う一方で、僅差の勝利にはトゥルクメンたちの票が鍵となった。しかし開票結果発表時間に起きた死者57人に及ぶテロは、今後のプロセスが流血を伴う可能性のあることを示している。      アメリカによる占領以来、イラク人たちは(今回)初めて「自分たちの意思によって」リーダーを決定する興奮を体験した一方で、マーリキー氏を2議席差という予 全文をよむ

2010-03-28 アラブ諸国、イラクの選挙結果に安堵 (Milliyet紙)

イラクでの選挙で世俗主義的なシーア派イヤド・アラウィ氏の「イラク同盟」が票を得たことによってイラクへのイランの影響が減少することが考えられる。      3月7日にイラクで行われた総選挙で、イランがイラクに対して影響力を持つことに反発する「世俗主義シーア派」の元首相イヤド・アラウィが勝利したことは、テヘランのイラクへの影響が減少するだろうとの見通しをもたらした。アラウィがリーダーを務め、スンニ派も参画するイラク同盟が議会の325席中91席を獲得し選挙で勝利をした。スンニ派がイランに接近しているこ 全文をよむ

2010-03-27 デニズフェネリ裁判で2つの重要な進展 (Radikal紙)

ドイツ史上最大の寄付金スキャンダルとされるデニズフェネリ協会スキャンダルの捜査の第2段階が完了した。起訴状は裁判所に提出され、受理された。裁判所は裁判開始のためにトルコに要請している「法的協力」の到着を待っている。検察官はデニズフェネリ協会のトルコ側の組織を捜査し、寄付金を使ってテレビ局・ユーロ7のものとなった船「バルチック・クリスティナ」号がヨーロッパ2国間で運行していることを突き止めた。ユーロ7からイスタンブルに本社をおく会社に貸与された「パナマ船籍」のこの船は、船名を変えて地中海での貿易に 全文をよむ

2010-03-19 エルドアン首相の違法滞在アルメニア人追放発言、海外メディアに波紋 (Milliyet紙)

エルドアン首相は、トルコで違法滞在者として働いている10万人のアルメニア人に関して国外追放の可能性を口にした。海外メディアはこれを大きく報じている。      タイムズ紙(英):   一面で、「トルコの首相は、国内に居住する10万人のアルメニア人を国外追放すると脅し、オスマントルコ時代のアルメニア人集団虐殺に関する国際的な議論を、別の段階へ移した」と報じた。かつてもトルコの政治家がアルメニア人を追放すると脅していたと述べる新聞は、「しかしながら今回のこの脅しは、初めて一国の指導者の口から出たもの 全文をよむ

2010-03-16 エルドアン首相、「アルメニア人労働者の送還もありえる」 (Radikal紙)

エルドアン首相が、イギリスのゴードン・ブラウン首相とダウニング通り10番地の首相官邸で会談を行った。      タイイプ・エルドアン首相は、アルメニアとのあいだで進められている国交正常化がうまくいかなければ、在トルコのアルメニア人違法労働者を送還することもありえると述べた。      アンカラ-レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アルメニア法案により生じた危機がアルメニアに損害を与えていると述べ、「我々はもちろん『(2国間の)懸案事項ゼロをめざす政策』を断固とした態度で進めていますし、進めるつ 全文をよむ

2010-03-12 スウェーデンで「アルメニア」決議で投票を棄権したトルコ系国会議員の釈明 (Milliyet紙)

スウェーデン議会で議論され、一票差で可決されたアルメニア決議案に関する会合で、左翼陣営の環境党トルコ系議員、メフメト・カプランが今回の件について語った:「党の決定にさからって発言を行うことすら大きなリスクを帯びていました。しかし良心に従い、自身の責任を果たすために発言しました。」      議会の本会議で昨日(3月11日)の投票前、決議に反対を表明し、他の議員たちに提案に反対することを望んでいたカプラン議員は、アナトリア通信(AA)に行ったコメントで、なぜ投票に参加しなかったのかを説明した。   全文をよむ

2010-03-11 スウェーデン政府、「議会のアルメニア決議は、誤った決定」 (Zaman紙)

アルメニア側の主張を含んだ決議がスウェーデン議会において反対1票で承認されたのち、スウェーデン政府からの発表があった。会見では、「これは間違った決定である。歴史を政治的に利用している。」と述べられた。      スウェーデンで超党派の所属議員が立案した、1915年の出来事に関するアルメニアの主張を含んだ決議は、スウェーデン議会において反対1票で承認された。スウェーデン政府は、「決定が通過しないようにと我々政府は積極的に努力した。歴史上の出来事に政治的決定を下すべきではない」と発表した。      全文をよむ

2010-03-11 スウェーデンも「アルメニア」決議を採択 (Radikal紙)

スウェーデンで超党派の国会議員たちが準備した、1915年の事件に関するアルメニア(虐殺)の主張が含まれた決議は、スウェーデン議会において1票差で可決された。      スウェーデン議会外交委員会において、3月2日に話し合われ、委員会メンバーが否決の決定をした決議は、討議のため、今日、国会へと持ち込まれた。      野党の左派政党、すなわち、社会民主党と左翼党、環境党が支持した決議に関して、AA通信に会見を行なった在ストックホルム・トルコ大使ゼルギュン・コルチュルクは「この決議は、スウェーデン議 全文をよむ

2010-03-10 召還の在米トルコ大使、1カ月は復帰なし―「アルメニア虐殺」決議をめぐり (Milliyet紙)

アメリカ合衆国議会下院が1915年の事件を「いわゆる虐殺」と定義することを見込む法案を可決したのを受け、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相による、「今後の帰趨が判明しない限り我々の大使をアメリカへは派遣しない」との発言は、アメリカ―トルコ関係において起こっている「緊張」を再度明確なものとした。      ■ ダヴトオールの接触      トルコ政府によるアメリカへの対応において注目は、第一にこの決議が下院のナンシー・ペロシ議長により本会議へと提出されるか否かへと集まっている。第二には、アメリカ合 全文をよむ

2010-03-07 ダヴトオール外相、シリア首脳と地域問題について意見交換 (Zaman紙)

アフメト・ダヴトオール外務大臣がシリアを訪問し、バッシャール・アル=アサド大統領、ワーリド・アル=ムアッリム外務大臣、そしてハサン・アル=トゥルクマニ副大統領補と二国間及び地域問題について意見交換を行った。      ダヴトオール大臣は、シリア-イスラエル間とイスラエル-パレスチナ間の関係をはじめ、幅広いテーマに関する話し合いを本会談で行ったこと、これらの国家間において続けられる国交問題(交渉)が、永続的かつ公正で、積極的な平和を実現させる形で行われる方向で合意に至ったことを記者団に明らかにした 全文をよむ

2010-03-06 エルドアン首相、「米下院外交委員会の票決はコメディ」 (Milliyet紙)

米下院外交委員会の決定について、党の中央決定執行委員会(MKYK)でコメントしたエルドアン首相は、票決はコメディであり、決議は政治的であると述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の主催の下で昨日(5日)行われた公正発展党の中央決定執行委員会で、米下院外交委員会が1915年の事件を「虐殺である」とする決議案を可決したことが議論された。票決を「コメディ」だと述べたエルドアン首相は、「すべての手立てを講じ、必要なことすべてを行う」と述べた。 エルドアン首相は、一部のメンバーのインジルリ 全文をよむ

2010-03-05 アゼルバイジャン議会、米「虐殺」決議案を批判 (Hurriyet紙)

アゼルバイジャン議会は、アルメニア人「虐殺」決議案が米下院外交委員会で可決されたことが、周辺地域の安定とナゴルノ・カラバフ問題の解決の為のこれまでの努力を妨げることになると説明した。      アゼルバイジャン議会は、「虐殺」決議案が米下院外交委員会で可決されたことを受け、法案の可決が不当であること、アルメニアの主張は「病的精神の産物」であると断言する声明を可決した。   アゼルバイジャン議会の発表では、「「虐殺」法案の可決で、ナゴルノ・カラバフ問題解決の為のそれまでの努力が全て無駄になった」と 全文をよむ

2010-03-05 米「アルメニア虐殺」決議案に関し、ダヴトオール外相会見 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、アメリカ合衆国下院外交委員会での決議に関する記者会見を行い、そこで問われた最も重要な質問に対し、「いいえ、そのようなことはない」との完全否定を避けた。      ダヴトオール外相に対し記者会見である新聞記者が、「法案が可決されるとアメリカ合衆国との関係において、協定などが取り消される可能性があると言われています。この文脈で今後インジルリキ(米軍基地)に関する議論、アフガニスタンからの撤兵といったことが問題となりますか?」との質問を向けた。      ダヴトオール外相 全文をよむ

2010-03-05 緊張の一夜―米「アルメニア」決議案をめぐる外交活発 (Milliyet紙)

米下院外交委員会における、1915年の事件が「虐殺である」とする決議案に関する投票の間、アンカラは緊迫していた。アフメト・ダヴトオール外務大臣は、投票の一部分を外務省で、一部分は公邸で見守り、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、結果を首相公邸で確認した。      昨日の決議案投票の前、アンカラの空気は緊迫していた。アンカラは昼頃アメリカに対して、「トルコ大使を召還することを含め、あらゆる選択肢を検討している」とのメッセージを送った。ダヴトオール外務大臣は、夕方5時頃にエルドアン首相と首相府で 全文をよむ

2010-03-04 今後の対米関係はどうなる? (Milliyet紙)

トルコによるあらゆる警告にもかかわらず、米下院議会外交委員会は、「アルメニア虐殺」の承認を含む第252号決議案を可決した。      外交委員会で行われた投票において、決議案は反対22票に対し、賛成23票で可決された。ユダヤ系の民主党ハワード・ベルマン議員が議長を務めた同委員会は、第252号の「虐殺」法案の審議のため、トルコ時間の17時に召集された。ナムク・タン駐米国大使、トルコとアルメニアの両国議員も傍聴した審議後、投票が行われた。投票では、委員23人が賛成、22人が反対に票を投じた。ハワード 全文をよむ

2010-03-04 ドイツからギリシャにエーゲ海の島の売却提案―巨額借金返済に (Radikal紙)

ドイツの一部政党党員は、ギリシャに借金の返済のため「島々の売却」を提案した。      ドイツの有力政党のキリスト教民主同盟(CDU)と、連立政権を組む自由民主党(FDP)の党員の中から、ギリシャに借金の返済のため「島々の売却」を提案する声が上がった。      ドイツのビルト紙で「ギリシャ人は島を売れ」という見出しで報じられた記事によると、FDPの議員と党の財政担当のフランク・シェフレル氏は、アンゲラ・メルケル独首相がギリシャへ支援表明をしたが、法に反してはならないと述べ、「ギリシャ政府は、企 全文をよむ

2010-03-04 アメリカ議会外交委員会、23票対22票で「アルメニア虐殺」決議案を可決 (Radikal紙)

アメリカ下院議会外交委員会において「アルメニア虐殺」決議案が22票対23票で可決された。トルコ政府は決定を非難し、在ワシントン大使のナムク・タンを協議のため、召還した。      政府の発表では、アメリカ下院議会外交委員会において、アルメニア側の主張にもとづく法案が可決されたことに関連し、「我々は、トルコ民族を犯してもいない罪で告発するこの決議案を非難する」としている。発表によると、トルコの在ワシントン大使であるナムク・タンがこうした展開を協議するため、今晩、アンカラに召還されたという。     全文をよむ

2010-03-04 首相府、米議会外交委員会「アルメニア虐殺」決議案可決に抗議し大使召還 (Milliyet紙)

首相府は、トルコはアメリカ合衆国下院外交委員会によって本日可決された決議案に遺憾の意を発表し、「犯していない罪を理由にトルコ国民を告発するこの法案を我々は非難する」と述べた。さらに首相府は、この進展に関する協議のため、今夜、ワシントンの大使ナムク・タンをアンカラに召還すると発表した。      首相府は、トルコはアメリカ合衆国下院外交委員会が本日可決した法案に関する会見を行った。その中で次のようなことが述べられた。      「トルコはアメリカ合衆国下院外交委員会によって本日可決された決議案を遺 全文をよむ

2010-02-26 日本で大地震、震度7.3 (Hurriyet紙)

日本の沖縄本島沖でマグニチュード7.3の地震が起きた。   日本の南側の太平洋で、マグニチュード7.3の地震が起きた。アメリカ合衆国地質調査センターによると、震源は沖縄県那覇市の84キロ東の地点だった。    地震は深さ29キロの海底で発生したと明らかにされた。日本のテレビ局は地震のマグニチュードを6.9と報じた。日本の気象庁は、津波警報を発令した。 全文をよむ

2010-02-26 イタリアでPKKメンバー76人、拘束 (Zaman紙)

PKKに対する軍事作戦が行われたイタリアのピサで、4名の容疑者が検察命令により逮捕された。クルド人と見られる計76人は、身元確認のために拘束されたと発表された。      ピサ市警署長のRafaele Micilloは、強制捜査は(容疑者の潜伏先の)キャンプでトルコ時間の朝6時に行われ、150名の警官が参加したと説明し、「警察として軍事掃討作戦を完遂しました。(潜伏先の)観光施設へは3つの小道から行くことができ、その(小道)ため、治安部隊は施設(付近)に深夜歩いて向かわなければなりませんでした。 全文をよむ

2010-02-19 高級服飾店VAKKO、北イラクに出店 (Radikal紙)

トルコ随一のファッションブランドのヴァッコ(VAKKO)は、北イラクのアルビルに出店した。ワッコはオープニングセレモニーを行い、アルビルのマジド・モールというショッピングセンターにブティック・ヴァッコ店を開店した。      オープニングセレモニーには、アルビルのニハト・ラティフ・コジャ郡長、ヴァッコ・ホールディング取締役のジェフ・ハッコ、アルビル商工会議所のダラ・ハヤト会頭、アルビル・ヴァッコ・ブティックのニハット・ミンタシュ店長と招待客らが参加した。商売繁盛を祈り開店したワッコ店では、レディ 全文をよむ

2010-02-15 エルドアン・クリントン会談の舞台裏 (Radikal紙)

アメリカ合衆国のカタール大使は、会談を早めに終わらせるため、「あなた方は重要ではありません。(カタールの)首長がより重要です」と大声を出すと、首相の第一顧問であるタンライ大使は、「わが国を侮辱することは許しません。誰が大きい存在で、重要であるかは誰にも判定することは出来ません」と述べた。お互いの胸ぐらをつかんだ二人の大使をその場にいた人々がとりなした。      タイイプ・エルドアン首相がアメリカのヒラリー・クリントン国務長官と行った会談で、大きな外交スキャンダルが起こった。20分を予定していた 全文をよむ

2010-02-11 日本製は良質・・・は過去の話?―トヨタ・ホンダに続き、飛行機の座席 (Radikal紙)

トヨタやホンダに続き、今度は航空機の座席を製造している小糸工業が、製品の回収に踏み切った。      航空機の座席を製造している小糸工業の掛川隆社長は、「32カ国で運行されているボーイング機1000機に取り付けられている15万席を、製造過程での座席強度不足により、回収することを決めた」と述べた。座席が新しい強度検査に通らなかったためこの決定をしたとする掛川社長は、最初昨年、この問題に気づいたことを述べた。      日本の、前原誠司国土交通相は、事件を恥ずべきこととしており、小糸工業に厳しい形で 全文をよむ

2010-02-11 エルドアン首相、EU各国の大使に抗議演説 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、首相官邸でのEU各国の大使たちとの昼食会のなかで行ったスピーチで、ヨーロッパ議会に向けて「このヨーロッパ議会は盲目なのだろうか。もしこの公正を見て見ぬ振りをするのであれば、いつか彼らがこの公正を必要とするときがくるだろう」と話した。この言葉に対し、国務大臣兼EU加盟筆頭交渉担当官のエゲメン・バウシュは呆然とエルドアン首相を見つめた。エルドアン首相の発言は以下の通り。      「ヨーロッパ議会の報告書に関して申し上げなければならないことがある。この報告書は偏 全文をよむ

2010-02-09 ダヴトオール外相、急きょイラン訪問、核問題協議 (Zaman紙)

イランがウラン20%濃縮作業を開始した発表した後、アフメト・ダヴトオール外務大臣はイランを訪問する意向を明らかにした。      ダヴトオール外務大臣は、欧州評議会のトルビョルン・ヤーグラン事務総長との会合後に行われた共同記者会見で記者の質問をうけ、イランのウラン20%濃縮作業に関して今日(9日)あるいはカザフスタン訪問後にイランを訪問する意向を明かし、この件について悲観的ではなく、依然として合意点があると考えていると述べた。      ダヴトオール大臣は、今日(9日)イランを訪問する意向である 全文をよむ

2010-02-08 ボスニア・ヘルツェゴビナへのトルコの外交努力は実るか?―明日、アンカラ会議 (Hurriyet紙)

昨今、活発な外交政策で注目を呼んでいるトルコは、明日(10日)バルカン諸国に関する重要な会議のホストを務める。しかしトルコの支援と外交努力は、継続する政治的危機に直面しているボスニア・ヘルツェゴビナへ安定をもたらすには至らないかもしれない。      国内外の報道によると、ボスニア・ヘルツェゴビナとセルビアの外務大臣らが明日(10日)、アンカラでの会議の後、両国の外交関係の活性化と、両国間の大使の交換決定の発表をすることが期待されている。このステップは、バルカン諸国の国交正常化プロセスのために非 全文をよむ

2010-02-06 アフガニスタン派遣のトルコ軍、治安維持で活躍―ISAF司令官インタビュー (Radikal紙)

アフガニスタンにおける国際治安支援部隊(ISAF)のスタンリー・A・マックリスタル司令官は、トルコ軍が、アフガン治安部隊とともに、治安維持に成果をあげはじめたと明らかにした。   アフガニスタンにおける国際治安支援部隊のスタンリー・A・マックリスタル司令官は、トルコ軍が、アフガン治安部隊とともに治安維持に成果をあげはじめたと明らかにした。アフガニスタンにおいて、アメリカ(軍)と国際治安支援部隊ISAFの司令官であるスタンリー・A・マックリスタル大将がヒュッリイェト紙のインタビューに応じた。   全文をよむ

2010-02-04 NATO会議、ホストのトルコ、会議運営でミス連発、大混乱 (Milliyet紙)

NATO防衛大臣非公式会合は運営ミスで大混乱した。停電を始め、ごみの山や記者なしの記者会見まで、数え切れないミスについてコメントした記者たちは、今まで見た中で最もひどい会議運営だったと話す。      ■参加者も被害を蒙った      朝、閣僚会合のためにイスタンブル会議場に来た参加者たちは、入場カードが会議場内で配布されることになっていたにもかかわらず、入場カードを保持していない者は会場内に入れないことを知った。マチカとハルビエの間を何キロも行き来して、あらゆるドアからの入場を試みる記者や参加 全文をよむ

2010-02-03 ヨーロッパ査察団からイムラル島オジャラン収監牢へ、合格点 (Milliyet紙)

外務省の呼びかけで先週二日間、欧州拷問抑止委員会(CTP)のメンバーが査察のためイムラル島刑務所を訪れた。査察の結果、アブドゥッラー・オジャランが収監されている厳戒警備Fタイプ収監牢は、プラスの評価がされていることが明らかになった。      査察団の訪問中、首相府エフカン・アラ事務次官と国家諜報機構エムレ・タネル事務次官も、イムラル島を訪れたという。欧州拷問抑止委員会(CTP)からマウロ・パルマ率いる5人の委員が、1月26日~27日の間イムラル島とブルサで査察と面会を行った。      パルマ 全文をよむ

2010-02-02 Q,X,Wの禁止は妥当―欧州人権裁判所、判断 (Radikal紙)

欧州人権裁判所(Avrupa İnsan Hakları Mahkemesi, AİHM)は、身分証明書にトルコ語のアルファベットにはないq、w、xの文字の使用を認めないというトルコを妥当であえるとみなした。原告側の弁護士は、裁判所の決定は政治的であるとした。      AİHMは1日、トルコで暮らすクルド人に関係する判決を下した。クルド語で子供たちにつけられた名前を身分証明書に書く際のq、w、xの使用に関係するものである。裁判所は、これらの文字の使用を認めないとするトルコ政府を妥当であるとした 全文をよむ

2010-02-02 身分証明書から「宗教」欄削除へ―欧州人権裁判所、判断 (Yeni Safak紙)

欧州人権裁判所が、トルコ共和国の身分証明書に宗教の項目があることは欧州人権条約の宗教および思想の自由に関する第9条に違反すると判断した。       欧州人権裁判所は2日、トルコ国籍のスィナン・ウシュクという人物が2005年に申請した案件について判決を下した。       裁判所は、宗教や信条を表明する自由には、その裏返しとして、人は自分の宗教や信条を明らかにすることを強いられない、という側面もある   とした。       トルコ政府の「2006年以降は、身分証明書に宗教を明記することは強制 全文をよむ

2010-01-28 アルメニア・トルコ議定書難航、アルメニア国会で「拒否権」法案審議中 (Radikal紙)

アルメニアは、トルコと共同で作られた議定書に対してセルジ・サルキシャン大統領へ拒否権を認める法案を審議中である。      アルメニアはセルジ・サルキシャン大統領にトルコ・アルメニア議定書に対する「拒否権」を認める法案を審議中である。      ウォールストリートジャーナル紙に登場した話好きなビゲン・サルキシャン・アルメニア共和国大統領外務参事官は、政府が議定書承認のために、必要な資料を議会に提供し、同時にそれとは異なる審議も行っていると話した。      参事官は議定書に対する拒否権行使法案の 全文をよむ

2010-01-24 イスタンブルで「アフガン・サミット」―イランからは副大統領が参加 (Hurriyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領が議長を務めイスタンブルで行なわれる「アフガニスタン・サミット」に、イランは驚きの決定によりマフムード・アフマディネジャード大統領の第一副大統領のムハンマド・ルザー・ラヒーミー氏を派遣することを決定した。      サミットに大臣あるいは次官レベルの参加を計画していたイランが参加者のランクを引き上げた裏には、核開発に関してテヘラン政府がアンカラ政府へ重要なメッセージを届ける意図があるとみられている。イランのマヌチェフル・ムッタキー外相は、少し前に、濃縮ウランの交換と貯 全文をよむ

2010-01-21 アルメニア憲法裁判所の決定に対し、不快感―ダヴトオール外相、表明 (Milliyet紙)

アルメニア憲法裁判所が公表した二両国間で調印された合意文書に関する決定において、虐殺について暗に言及されていることにトルコ政府が厳しい声明で反発を示したことに続いて、アフメト・ダヴトオール外相は自身に電話をかけてきたアルメニアのエドワード・ナルバンタヤン外相に、「アンカラは不快に感じている。合意文書の未来が危険にさらされてはならない」とのメッセージを伝えた。      ■ナルバンタヤンは電話した      ナルバンタヤンは一昨日の夜、「トルコ側が、裁判所の決定のどの部分を前提条件であると看做した 全文をよむ

2010-01-16 トルコ海軍、アデン湾で海賊からインド船籍船を救う (Radikal紙)

アデン湾で任務にあたっていたトルコのフリゲート艦ギョコヴァがインド船籍の船を今日午前中に海賊から救出した。      トルコ海軍のインターネットホームページに掲載された情報によれば、本日午前中、貿易船の警戒水域、沖合い195キロメートルの公海上でインド国旗を掲げた貿易船M/V JAL LAYAK号を、海賊が自動銃により攻撃をした。      海賊の攻撃はTCGギョコヴァ(F-496)というフリゲート艦の対処行動、ヘリコプターと特殊急襲部隊(SAT)の出動によって鎮圧され、海賊らの逃走を食い止めた 全文をよむ

2010-01-16 バラク・イスラエル防衛相来土、政府首脳は会う予定なし (Radikal紙)

トルコ・イスラエル間で起こった「低いソファ」危機後、アンカラのトルコ政府は明日(17日)賓客を迎える予定だ。しかしトルコ政府首脳と会いたいというイスラエルのエフード・バラク・イスラエル防衛大臣の要望は叶わなかった。      イスラエルのエフード・バラク防衛大臣は、明日トルコを訪問する。バラク大臣はアンカラに1日滞在し、アブドゥッラー・ギュル大統領、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、参謀総長イルケル・バシュブー大将らとの会見の予定を入れてくれるよう望んだ   ギュル大統領は2010年欧州文化首 全文をよむ

2010-01-15 アヤロン・イスラエル副外相、強弁「得したのはイスラエル」 (Hurriyet紙)

トルコの在テルアヴィヴ大使であるオウズ・チェリコルに対する「外交的な辱め」が原因で、昨日(1/14)謝罪を行ったイスラエル副外相ダニィ・アヤロンは、今朝行った会見の中で、自らに向けられた批判を否定した。(自身が)示した態度は、イスラエルに有益性を齎すことを主張したアヤロンは、「トルコが既に行われた会見について、より注意を向けるようになるだろう」と語った。      トルコの在テルアヴィヴ大使であるオウズ・チェリキコル大使に対する「外交的な侮辱」が原因で、昨日(1/14)謝罪を行ったイスラエル 全文をよむ

2010-01-14 世界が伝えた「イスラエルのトルコへの詫び状」 (Radikal紙)

イスラエル副外相ダニー・アヤロンが、トルコ大使であるオウズ・チェリコルに対しての言動により、公式な謝罪をせざるを得なくなったことは、世界でもトップニュースで扱われた。各通信社は、フラッシュニュースとして伝える一方、各メディアはイスラエルがトルコの「脅し」を受けて、謝罪せざるをえなくなったと伝えた。      タイムズ紙   「イスラエルは、ムスリム世界で最も近い同盟国トルコの大使を侮辱したことにより謝罪させられた」      BBC   「イスラエルは、トルコの在テルアヴィヴ大使に対しての振る舞 全文をよむ

2010-01-13 イスラエル外務省の無礼行為、イスラエル国内からも批判の嵐 (Hurriyet紙)

イスラエルのアヤロン外務副大臣が、テレビドラマ「狼たちの谷」に対するイスラエルの不快感を伝えるために呼びつけたトルコの在イスラエル大使オグズ・チェリキコルを、一段低いソファーに座らせたことは、騒動のたねとなった。飲み物や食べ物もださず、報道陣の前で、大使と握手をすることも拒否したアヤロン外務副大臣は、ヘブライ語で(イスラエルの報道陣へ)、「(トルコの大使が)われわれより低いイスに座り、ここにはひとつの旗しかないのを映すように」と言った。アヤロン外務副大臣がひきおこしたスキャンダルは、イスラエルの 全文をよむ

2010-01-13 アルメニアで、関係正常化議定書承認手続きすすむ (Yeni Safak紙)

アルメニア憲法裁判所は、エリヴァンーアンカラ間の関係正常化を盛り込んだ議定書が違憲ではないとの決定を下した。リア・ノヴォスティ通信によると、憲法裁判所は、昨日(12日)の会合で、トルコ・アルメニア間の国境再開と外交関係構築を盛り込み、昨年10月に調印された議定書が憲法違反かどうかを話し合った。      ガギキ・アルトゥニヤン憲法裁判所長官は非公開の会合の後、下された決定について発表し、裁判所が、2009年10月10日にチューリッヒで調印した議定書は、アルメニア憲法に違反するものではないと判断し 全文をよむ

2010-01-13 エルドアン首相に「イスラムに貢献-キング・ファイサル賞」 (Milliyet紙)

エルドアン首相が、キング・ファイサル賞を受賞した。首相には、手書きの証明書と20万ドルのお金、200グラムの金メダル、さらに24金でできた記念メダルが贈られる。      キング・ファイサル財団の事務総長を務めているアブドゥッラー・アル・ウセイミン博士は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「キング・ファイサル賞」を「政治と行政の成功、それと同時にイスラム世界における指導性ゆえに受賞した」と知らせた。エルドアン首相が、この賞とともに、重さ200グラムの金メダルと24金の記念メダル、手書きの証明書 全文をよむ

2010-01-12 人気ドラマ「狼たちの谷」へ、イスラエル外務省が抗議 (Hurriyet紙)

イスラエルは、トルコとの間の危機の原因となったテレビドラマ「別離」につづき、今度は、テレビドラマ「狼たちの谷―襲撃!」に対し、外交ルートを通じ抗議を行った。      以前、TRTが放映しガザをテーマにしたテレビドラマ「別離」に対し抗議をしたイスラエルは、この度は、「狼たちの谷―襲撃!」の先週放映分について、抗議をはじめた。      Yedioth新聞のインターネット版に掲載された記事によると、イスラエル外務省は、この件について情報をえるため、在テルアヴィヴのトルコ大使オウズ・チェリキコルを外 全文をよむ

2010-01-12 イスラエル外務省報道官「トルコにイスラエルを説教する資格はない」 (Hurriyet紙)

イスラエル外務省は、タイイプ・エルドアン首相がハリーリー・レバノン首相との共同記者会見で行ったイスラエルに対する発言に反発し、「トルコは、イスラエル国家になにか教訓を垂れる最後のひとり(その資格はない)」との発表を行った。      イスラエル外務省のヨスィ・レヴィー報道官は発表のなかで「(イスラエル)外務省は、トルコ首相の過激にすぎる発言を遺憾に思う」とのべ、「イスラエルはトルコに対し、敬意を払うよう努めている。両国間の良好な関係の継続を願っている。しかし、これには相手方からも同じ努力を求める 全文をよむ

2010-01-12 イスラエル・トルコ関係悪化の一途、大使召還か? (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外務大臣は、「この条件下ではイスラエル外務省とは話しはできない」と語った。イスラエル最大のエルサレム・ポスト紙は、「トルコは大使を召還するかもしれない」と報じた。      アフメト・ダヴトオール外務大臣は、イギリスのデヴィット・マイルバンド外相との会談ののち、イスラエル・トルコ間の緊張、キプロス、中東問題などに関してDolchesterホテルにおいて記者会見を行った。ダヴトオール外相は、そこでの会見で、「イスラエル外務省と、この条件下で話し合うことは考えていない」と述べた 全文をよむ

2010-01-11 レバノンとの相互ビザ、廃止―エルドアン首相、ハリーリー・レバノン首相と会見 (Hurriyet紙)

トルコ-レバノン間の通行ビザ撤廃にかんする合意がなされた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アンカラを訪問したレバノンのサアド・ハリーリー首相と記者会見を開いた。      記者会見の前に、二国間でいくつもの合意がなされた。その合意によれば、トルコ-レバノン間のビザが相互撤廃される。      エルドアン首相は記者会見で以下のように述べた。   尊敬すべき仲間であるサアド・ハリーリー首相にトルコでお会いできることを、大変嬉しく思っていると伝えたいです。   レバノンはとても困難な 全文をよむ

2010-01-11 キプロス・ギリシャサイド、北キプロス側提案に難色 (Milliyet紙)

キプロス・ギリシャ政府は、今日(11日)始まる「強化されたプロセス」を前に、北キプロス・トルコ共和国メフメト・アリー・タラート大統領が「実施」において「4つの自由」を条件に、「(南の)ギリシャ系住民が、北キプロス・トルコ共和国で行われる選挙で、20%の有効性で、交差投票を行ってもらいたい」という提案をしたことを、受け入れられないとした。      ギリシャ政府代表ディミトリス・フリストフヤスは、昨日(10日)官邸でのギリシャ政党党首らと行った会合で、トルコ側の提案は「トルコ側のごまかしである」と 全文をよむ

2010-01-10 アフガニスタン、アゼルバイジャンにトルコの大学開校 (Hurriyet紙)

トルコの主要で、歴史ある大学であるアンカラ大学、ハジェッテペ大学とガーズィー大学が、中央アジア諸国に教育面で攻勢を始めた。高等教育機構(YÖK)と協力してプロジェクトを進めているこれらの大学は、アフガニスタンとアゼルバイジャンにトルコの大学を作るためのプロジェクトを開始した。高等教育機構ユスフ・ズィヤ・オズジャン教授から支持を得た学長たちは、国立大学を国外に開校する第一歩をアフガニスタンで踏み出す。3つの大学が、共同した形でカーブルに、アフガニスタンでの教員養成の必要性に応えるために、教育学部を 全文をよむ

2010-01-08 「夫を誇りに思う」―アフガニスタンCIA支部へのヨルダン人自爆テロ犯のトルコ人の妻 (Milliyet紙)

2009年12月31日にアフガニスタンCIA支部への自爆テロを行ったフマム・ハリル・アブ・ムーラル・エル・バラヴィのトルコ人の妻であるデフネ・バイラクさんは、「夫はこのように、戦いで非常に大きな作戦を実行したのです」と語った。      2009年12月31日にアフガニスタンCIA支部を攻撃し、「フマム・ハリル・アブ・ムーラル・エル・バラヴィ」として知られる自爆犯は、トルコへの出入国の際には「ホマム・ハリール・モハンマド・アブマッラール」という名前のヨルダンのパスポートを使用していたことが明らか 全文をよむ

2010-01-04 「交換条件はギリシャのトルコ系住民への待遇」神学校再開問題でエルドアン首相発言 (Milliyet紙)

エルドアン首相は神学校の開設について、「関係する大臣たちはこの件で努力を行っています。もちろん、西トラキアに住むトルコ系少数者のギリシャ政府への要求も、考慮されるべきです」と語った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ヘイベリアダ神学校が再開されることに関し、「西トラキアに住むトルコ系少数者のギリシャ政府への要求も、考慮されるべきです」と語った。   エルドアン首相はクリテリ誌1月号のインタビュー記事で、「短期間のプログラムで、神学校を開校する事はあるのか?」という問いに以下の返答 全文をよむ

2010-01-03 ダヴトオール外相、リヤドのトルコ人学校訪問 (Zaman紙)

サウジアラビア訪問中の外務省大臣アフメト・ダヴトオール氏が、リヤドのトルコ人学校を視察した。ダヴトオール大臣は、サウジアラビアの外務大臣サウード・アル=ファイサル氏との会談の後、国際トルコ人学校へ向かった。      ダヴトオール大臣は、訪問の最初に短いスピーチを行い、生徒たちに何が欲しいか(何を望んでいるか)聞いた。ある生徒たちは、「(大臣の)健康」や「幸せ」、といった返事を述べ、またある生徒たちは大臣へ詩を朗読した。ダヴトオール大臣がある生徒へ「ほら、手をあわせてごらん」と言って自身の手を伸 全文をよむ

2010-01-02 イラン、トルコ人10名を拘束中 (Yeni Safak紙)

ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡のエセンデレ国境門からイランへ入国した10人のトルコ国民がイラン保安部隊によって逮捕された。      現在入っている情報によれば12月31日にエセンデレ国境門から車両でイランへ入国したユクセコヴァ出身の商人10名がイラン、セロ地区ジェッラー警察署職員らによって逮捕され、車両とパスポートを押収された。      10人がイランで逮捕されるという事件を受けて、ハッキャーリ県のムアッメル・トゥルケル知事が動き、ユクセコヴァのチェティン・チェリキ郡長にイラン側関係者らと話し 全文をよむ

2009-12-21 ヴィザ問題でEUのダブルスタンダード! (Milliyet紙)

EUがそんな決定を下したせいで、トルコは気が変になりそうです。アフメト・ダヴトオール外務大臣は、この問いに対するEUの回答を待っている。      EUは、セルビア、マケドニア、モンテネグロ国民対象に、昨日(21日)からヴィザを免除した。しかし、加盟国会議ですら話題に上がらなかったセルビアに対してEUがヴィザを免除したことは、トルコの反感を買った。アフメト・ダヴトオール外務大臣は、「トルコの進展はないのに、セルビアに対してこのような特別扱いするのは認め難い」と言った。      ■ セルビア、マ 全文をよむ

2009-12-21 AKP代表団、イラク・クルド自治政府首脳と会見 (Radikal紙)

代表団とともにアルビルに向かった公正発展党(AKP)アダナ選出議員デルギル・ミール・メフメト・フラトは、メスト・バルザーニ自治政府代表とサラーフッディーン県にある政府本部で会談した。      内務大臣ベシル・アタライは、クルド労働者党(PKK)に対抗するため企画された、三者戦略会議のため、アルビルで行われる会議に参加しようと北イラクに向かった。一方で、公正発展党デルギル・ミール・メフメト・フラト前副党首は、クルド自治政府代表メスト・バルザーニと会談した。フラト前副党首は、トルコ政府による「(ク 全文をよむ

2009-12-20 ニューヨークでアタテュルクを巡って議論 (Milliyet紙)

ニューヨークの国連本部で行なわれたアタテュルク・シンポジウムに参加したアタテュルクの養女ウリュク・アダテペは、アタテュルクに対して「彼は金髪の美女を好み、酒を飲んでいた」と述べたヴァムク・ヴォルカン教授に、「私は、映画『ムスタファ』の中にいるように感じた。この言葉は、私を悲しませた」と反発を示した。   ヴォルカンはアタテュルクの家庭での生活やプライベートな生活、子供時代、初等教育といったことがらについて発言したが、そのことに反発を示したアダテペは、アタテュルクの娘になって、この上なくとても光栄 全文をよむ

2009-12-20 ダマスカスでユヌス・エムレ文化センター開館へ (Zaman紙)

シリアの首都ダマスカスでユヌス・エムレ文化センターが開館される。      トルコ・シリア関係のここ数年での急速な進展で、シリアの人々のトルコ語やトルコ文化への関心が高まった。このため、ドイツのゲーテ文化センター、スペインのセルバンテス文化センターに似た活動を行うユヌス・エムレ文化センターを開館して、シリアの要望に応える予定である。      センターではトルコ語のクラスに加えてトルコ文化を扱う講座やプログラムが開設される予定である。      ダマスカスでのユヌス・エムレ文化センター開館に関す 全文をよむ

2009-12-20 ブルガリアのボリソフ首相、トルコ語放送禁止問題に関し後退の兆し (Zaman紙)

ブルガリア国営放送局であるBNTでのトルコ語によるニュース番組に関する住民投票の是非を巡って議論が続くなか、以前は住民投票の提案を支持すると述べたボイコ・ボリソフ首相が、この決定を断念する態度を示した。      ボリソフ首相は「ダリッキ」という民間ラジオ局で行った会見において、ゲオルギ・パルバノフ大統領の「(提案者たちは)首相に罠を仕掛けた」という旨の見解に賛成していることを明らかにした。「大統領は正しい。住民投票の件において自分が罠にかかったということを認めている」と述べる首相は、BNTのト 全文をよむ

2009-12-16 EU加盟進捗レポートに悪影響―DTP解党命令がもたらすもの (Milliyet紙)

憲法裁判所の民主市民党(DTP)解党命令は、欧州議会(AP)で1月に取り上げられることになるトルコレポートにも影響を与えることになる。      現在のところ草案では「トルコ社会および政党間にある二極化により引き起こされる不安定要因」が言及されており、社会統合のため政府とトルコ大国民議会(TBMM)の政党が共に努力するよう希望するとされている。この点が強化されるよう期待される中、様々な提言により実行される変化と、特に解党命令に対する反発が表明され、そして(クルド問題の)民主的解決の継続の重要性が 全文をよむ

2009-12-14 EUが民主市民党(DTP)批判、「PKKとの距離をとるべきだった」 (Zaman紙)

欧州連合委員会は、憲法裁判所によって解党を決定された民主市民党(DTP)が「テロ活動を非難したりクルド労働者党(PKK)と距離をとることを断固として拒んだことは悲しむべきことである」と述べた。      欧州連合の毎日行われる定例記者会見で、欧州連合委員会拡大担当委員オリ・レーン氏の報道官であるアマデュ・アルタファジ・タルディオ氏は、民主市民党の解党に関する質問に以下のように答えた。   「先ず、先週PKKの流血を伴う攻撃によって始まった、(クルド問題の)民主的解決を危険にさらす最近の展開に深い 全文をよむ

2009-12-09 駐米トルコ大使、突然の辞任―エルドアン訪米中になにがあった? (Milliyet紙)

在ワシントントルコ大使であるナビ・シェンソイ氏が辞任した。ドアン通信の電話インタビューに応えたシェンソイ氏は「この件に関して話したくありません」とだけ言った。      シェンソイ氏は数ヶ月後、定年退職になる予定だったが、エルドアン首相の最近のアメリカ訪問におけるホワイトハウスでの会談でトラブルが発生したと言われている。会談中、シェンソイ氏が命令に従わなかったと言われている。      ナビ・シェンソイ氏はこの摩擦の後、ダヴトオール外相に辞任願いと外務省本省への復帰願いを伝えた。外相もこの要求を 全文をよむ

2009-12-08 マケドニアのメディア各社「ありがとう、トルコ」 (Milliyet紙)

マケドニアの国名使用にギリシャが反対していることに関するレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の発言が、マケドニア国内で大きな反響を呼んでいる。   エルドアン首相の発言を大きく取り上げたTVメディア各社では、トルコ語で「ありがとうトルコ」とも報じられた。同首相は、前日7日にEU事務局イスタンブル支部のオープンに際しての演説で、地域協力の重要性に注意を促し、ギリシャに以下のように呼びかけた。「あなたは、ギリシャであり続けなさい。そしてマケドニアに干渉せずに、マケドニアはマケドニアのままにしておけば良 全文をよむ

2009-12-07 エルドアン・オバマ首脳会談、米は対PKKの戦いで協力約束 (Radikal紙)

二国の首脳がホワイトハウスでの記者会見で以下のように語った:      オバマ大統領:4月にトルコにいる際、見せていただいた信じられないもてなしの心を、あなた方に(ここで)お見せできたことを嬉しく思います。議会で行った会見で述べたように、二国の間に良い関係が続くよう、全てを行うつもりです。トルコはNATOの国であるため、お互いの防衛を約束をしました。またトルコはG20のメンバーでもあるため、昨今の財政危機で共に努力してきました。トルコが、政教分離で民主的な法の優位性を尊重する国であること、(その 全文をよむ

2009-12-06 オランダのモスクのミナレット(尖塔)、式典でお披露目 (Yeni Safak紙)

オランダの首都アムステルダムで1994年に教会からモスクに転用されたニザーム・アーレム・スレイマニエ・モスクに、後から付け加えられたミナレット(尖塔)が来週式典でお披露目される。      スイスでミナレットの建設の禁止をした国民投票の余波が続く中、オランダでトルコ系住民のためのモスクに新しくミナレットが建設され、12月11日に使用開始される。来週行なわれる公式な式典には、アムステルダムのオスドルプ区のマリヨ・トゥーリン区長も参加する予定だ。      オランダにはミナレット論争がないことをうれ 全文をよむ

2009-12-05 トルコ、アフガニスタン派兵に参加せず (Milliyet紙)

アフガニスタンでの治安に貢献している44カ国のうち25カ国が追加派兵を約束した。アフメト・ダヴトオール外相は、トルコは戦闘のための軍隊を派遣しないと述べた。      バラク・オバマ米大統領のアフガニスタンへ追加派兵にむけた呼びかけに、当該地域の国際軍である国際治安支援部隊(ISAF)に参加する44カ国のうち25カ国が肯定的な返答をした。NATO参加国及びその同盟国はアフガニスタンに7000人規模の追加派兵を行う。アフガニスタンで「引き金を引かない」政策をとるトルコはこれに与しない。昨日ヒラリー 全文をよむ

2009-12-02 アメリカ、トルコに対しアフガニスタン増派を要請 (Milliyet紙)

 アメリカ合衆国在アンカラ大使ジェイムズ・ジェフリー氏は、アメリカ合衆国バラク・オバマ大統領による最新アフガニスタン戦略の枠組みにおいて、他同盟国と同様にトルコからも追加支援を期待しており、これには軍隊の増派も含まれていると明らかにした。       ジェフリー大使は、公邸で記者団に対し行った会見において、オバマ大統領が昨日(1日)行った最新アフガニスタン戦略を要約し、この枠組みにおいて全同盟国からのさらなる支援を期待していると述べた。この支援が経済的、文民的、軍事的な分野で行われ得ると述べたジ 全文をよむ

2009-12-01 ギュル大統領ヨルダン訪問、相互ヴィザ免除協定に調印 (Hurriyet紙)

トルコ・ヨルダン間でヴィザの適用が相互に免除された。      アブドゥッラー・ギュル大統領とヨルダンのアブドゥッラー国王は、直接会見ののち、代表団間の会合を主催した。会合の後「トルコ・ヨルダン両政府間の相互ヴィザ免除に関する協定」が、ギュル大統領とアブドゥッラー国王の立会いの下に調印された。   フンマル宮殿での歓迎セレモニーの後、ギュル大統領夫妻とアブドゥッラー国王夫妻はしばらく対談を行った。その後、代表団どおしの会合に向かった。   代表団の会合の後、ギュル大統領とアブドゥッラー国王の立会 全文をよむ

2009-11-30 ダヴトオール外相「EU加盟実現は2023年」 (Zaman紙)

アフメト・ダヴトオール外相は、トルコのEU加盟は2023年に実現化しているだろうと語った。      犠牲祭休暇を家族と共にアフヨンカラヒサル・コレル温泉ホテルで過ごしたダヴトオール外相は、メヴレヴィ・モスクとスルタン・ディヴァニ・メヴレヴィハーネ博物館を訪れた。   同氏は、メヴレヴィハーネ博物館訪問の終わりに記者に対し、ニューズウィークで報道された情報による誤解を避けるため、説明を行った。      その場で「2023年にどのようなトルコであるとお考えですか?」という質問がされたと明らかにし 全文をよむ

2009-11-29 スイス国民、ミナレット建設に過半数反対 (Hurriyet紙)

「ミナレット建設禁止に賛成」委員会のウォルター・ウォブマンは、スイス国民の59%が「ミナレット建設反対」に賛成したことを、勝利のサインを示しながら祝った。スイスでミナレット建設を禁止するための国民投票を、民族主義政党が主導した。   スイスで反イスラーム勢力が、 国民投票で勝利した。 スイスでモスクにミナレットを建設するかしないかを問う国民投票が行なわれた。スイスの新聞ブリック紙によると、投票者の57%が「ミナレット建設反対」に賛成した。国民投票の最終結果はまだ出ていないが、スイス国民がミナレッ 全文をよむ

2009-11-29 ニューヨーク州のボスニア人モスク (Zaman紙)

アメリカ合衆国のニューヨーク州ウチカ市内にあるウチカ・ボスニアイスラーム協会モスクは、ニューヨーク州においてだけでなく、アメリカ合衆国における最大のモスクの一つである。ボスニア人たちが1米ドルで買い取り、(公共の場として)サービスを開始したこのモスクは、1869年に建設されたものである。以前は教会として福祉活動をしていたこのビルの増築は1912年に遡る。      約5千人のボスニア人たちが暮らすウチカ市でモスクが必要となれば、人口の約12%に相当するボスニア人たがのこの要望に対し、地方自治体も 全文をよむ

2009-11-26 アンタリヤからリビアに「水」輸出 (Zaman紙)

アンタリヤ広域市当局の管轄下にあるアンタリヤ上下水道局(以下、ASAT)のフェティ・ヤルチュン局長は、世間で「ナマヴガット平和の水」プロジェクトとして知られているマナヴガット飲料水確保施設からリビアへ水を輸出する準備が出来ていると明らかにした。      ASATのフェティ・ヤルチュン局長は、アナトリア通信(AA)記者に対して行った発表で、10年前にイスラエルへ水を輸出する目的で実施され、14億ドル(約122億円)を要し、世間で「平和の水」プロジェクトとして知られているマナヴガット飲料水確保プロ 全文をよむ

2009-11-22 アゼルバイジャン、アルメニア両首脳、ドイツで会談 (Yeni Safak紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アアリエフ大統領とアルメニアのセルジ・サルキシャン大統領は今日ドイツのミュンヘンで会談した。      欧州安全保障協力機構の共同議長であるフランス人のベルナール・ファシェ氏は、両国の大統領がカラバー問題の会談において「重要な進展」と見せたと述べた。      フランの在ミュンヘン総領事官邸で行なわれた会談で、アゼルバイジャンのエルマル・メメドヤロフ外相、アルメニアのエドワルド・ナルバンジャン外相、欧州安全保障協力機構ミンスクグループの共同議長のベルナール・ファシェ氏 全文をよむ

2009-11-15 北キプロス、26周年を祝う (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国のメフメト・アリ・タラト大統領は、バイラック・ラジオテレビで行なった演説で、北キプロス・トルコ共和国がキプロスのトルコ系住民の自治を行なう能力の具体的な現れであると述べた。祝賀行事に参加するためにキプロス島に向かった国務大臣兼副首相のジェミル・チチェキも、北キプロス・トルコ共和国が、26歳を迎える「若者らしい、若く共和国」であると述べた 全文をよむ

2009-11-14 フランスに逃れたジェム・ウザンに凶報 (Milliyet紙)

トルコは、(フランスにおける難民・亡命者)保護の点で「安全な国」のリストに入れられた。これによって、ウザン氏の庇護申請が棄却される可能性が増した。      フランス難民及び無国籍者保護局(OFPRA)は、昨日採択した新しい決定で、トルコを「安全な国」リストに加えた。これによって、10月5日にフランスに庇護申請をした青年党党首で事業家のジェム・ウザン氏の申請が棄却される可能性が増した。この決定により、ウザン氏の(不服)申立ての申請も簡易審査とされるため、この詐欺師の事業家が短期間でトルコへ送還さ 全文をよむ

2009-11-09 バシール・スーダン大統領、来土断念―イスラム会議機構関連会議への出席問題 (Hurriyet紙)

スーダンのオマル・アル・バシールについては、国際掲示裁判所が逮捕命令をだし、また、EUとアメリカ合衆国がそのトルコ訪問に反対していたが、そのトルコ訪問は、昨日(8日)の晩、キャンセルされた。      アル・バシール大統領のこの決定においては、アンカラのトルコ政府が、スーダン行政府に「面と向かっていう」代わりに、トルコと国際メディアが報道する情報を通じてメッセージを伝えたことが重要な役割を果たした。同大統領は、「トルコを困らせないように」イスラーム諸国経済商業協力委員会(ISEDAK)の首脳会議 全文をよむ

2009-11-09 イラン・アフマディネジャード大統領のレーニンのような演説「資本主義は破綻」 (Radikal紙)

イラン・イスラム共和国のマフムト・アフマディネジャード大統領は、世界各国の国外債務の拡大に、1千万人が飢餓に、3千万人が貧困に苦しむ原因である資本主義の仕組みと考え方はもはや破綻していると話した。アフマディネジャード大統領はイスラム諸国と共同で呼びかけを行い、「私達が団結すれば、経済の発展において大成功をおさめることができます」と言った。      アフマディネジャード大統領は、イスタンブルで行われたイスラム会議機構第25回経済・通商協力委員会(İSEDAK)において、自身の話しをトルコ国民が暖 全文をよむ

2009-11-09 イスラム会議機構経済委員会首脳会議、開催―イスタンブルに各国首脳集結 (Zaman紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、イスラム会議機構(OIC)経済貿易委員会第25回会議の一環として行われた経済貿易委員会首脳会議に参加した各国代表と集合写真を撮影した。      コーランの朗詠と共に、イスラム会議機構(OIC)代表を兼ねるギュル大統領によって、首脳会議の開会が宣言された。      首脳会議(サミット)には11人の各国首脳、3人の副大統領、6人の首相、3人の副首相、18人の大臣が参加し、オブザーバーとして参加したのは3名で、そのうちの一人が北キプロス・トルコ共和国大統領メフメト・ 全文をよむ

2009-11-08 トルコとスーダンの関係の背後には、石油 (Milliyet紙)

トルコは、スーダンとの経済関係を重要視している。両国間で貿易を中心に、すでに11の合意文書が締結されており、石油に関しても調査が実施された。      ダルフール虐殺の罪で国際裁判所が逮捕の決定を下したスーダンのオマル・アル・バシール大統領のイスタンブルの訪問は、トルコとEUの間に緊張関係を生じさせる一方で、スーダンとの関係を是が非でも発展させるというトルコの決意は注目を集めている。アル・バシール大統領のこの訪問において、自由貿易協定が協議される予定である。      トルコがスーダンとの関係を 全文をよむ

2009-11-06 バシール・スーダン大統領訪土問題でEUから「警告」? (Milliyet紙)

ギュル大統領は、アル・バシール大統領の訪問に関してEUが示した「警告(nota)」について、「彼らは、何を干渉しているのか」と述べた。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、スーダンのオマル・アル・バシール大統領のトルコ訪問に関して、「これはイスラム会議機構の枠内で開催される会合である。これは二国間の訪問ではない。多国間の相互訪問だ。」と述べた。      ギュル大統領がエラズーから離れる前に、エラズー空港で新聞記者らが、スーダンのオマル・アル・バシール大統領が経済商業協力委員会(ISEDA 全文をよむ

2009-11-04 欧州議会でトルコ関係報告書「外交方針の変更に注意」 (Milliyet紙)

トルコの外交政策に転向があるかどうかが討議され、「アンカラの関心は西から東へ移った」との論評が色濃くなっている昨今、欧州議会から興味深い報告書があがってきた。   欧州議会が作成した報告書では、トルコが外交政策面でEUと連携していくことが期待されている。この報告書に関する会合が本日、欧州議会外交委員会で行われる。委員会議長を務めるイタリアのガブリエル・アルベルティーニ委員によって作成された報告書で、トルコに関する記載の概要は下記のようなものだった。   ・ コペンハーゲン基準に向けた取り組みが継 全文をよむ

2009-11-02 「対PKK軍事作戦への参加はない」北イラク・クルド自治政府報道官談 (Zaman紙)

北イラク・クルド自治政府は、クルド労働者党(PKK)に対しいかなる軍事的活動も行わないことを明らかにした。      自治政府報道官のフアト・フセイン氏は、アクニュースに対し行った会見で、トルコのアフメト・ダヴトオール外相と自治政府代表メスト・バルザーニ氏の間で行われた会議を「歴史的な会議」と評価した。同氏は、会議ではトルコとの関係について多くの話題が協議されたと述べ、クルド問題解決策とPKKについても言及した。   フアト・フセイン氏は、テロ組織PKKに対するいかなる軍事的活動へも参加しないこ 全文をよむ

2009-11-01 オバマ大統領、二日遅れての祝辞 (Hurriyet紙)

アメリカ大統領バラク・オバマは、トルコ共和国の建国86周年のためメッセージを発表した。      オバマは、メッセージでアメリカの人々がトルコ共和国建国記念日のお祝いでトルコの人々の傍らにいると述べて、「両国の間の友好関係は強固で、同盟は永遠である」という表現を用いた。アメリカとトルコが50年以上前に共通の価値観とお互いへの敬意を基本としたパートナーシップを始めたと述べたオバマ大統領は、このパートナーシップと友好関係が年々深まり、多くの共通の問題を解決してきたと述べた。大統領は、アメリカのトルコ 全文をよむ

2009-11-01 アフガニスタン駐留軍の指揮、再びトルコへ (Milliyet紙)

NATOがアフガニスタンで展開している国際治安支援部隊(ISAF)活動の一環として、42カ国6万4千人の隊員を擁するカーブル地域部隊を今日からトルコが指揮することになる。      NATOが今日まで最も重要な活動の一つだと位置づけていたISAF活動には42カ国6万4千5百人の隊員が参加していた。   トルコ国軍(TSK)は国連、NATOによる決定ならびにトルコ大国民議会から承認をうけた権限の範囲内でアフガニスタンの平和維持活動に2002年より参加している。   ISAFの指揮権を2003年およ 全文をよむ

2009-11-01 アフマディネジャード大統領、8日に訪土 (Radikal紙)

エルドアン首相のテヘラン訪問に続き、イランのアフマディネジャード大統領が11月9日にイスタンブルで行われるイスラム会議機構(İKO)経済商業協力委員会(İSEDAK)の首脳会議に参加するため、11月8日にトルコを訪れる。      西欧の大きな批判を巻き起こしたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相のテヘラン訪問につづき、イランのマフムト・アフマディネジャード大統領がイスラム会議機構(İKO)第25回経済商業協力委員会(İSEDAK)の首脳会議に参加するために、11月8日にトルコを訪問することが発表 全文をよむ

2009-10-30 ダヴトオール外相、バルザーニー・クルド自治政府議長と会談 (Yeni Safak紙)

ダヴトオール外相は、「アルビルでの総領事館設立を決定した」と発表した。(北イラク・クルド人指導者の)マスード・バルザーニ氏も「トルコにおける(クルド問題に関する)民主的解決策の枠組みで踏み出された歩みを我々は支持する」と述べた。         アフメト ・ダヴトオール外相は、北イラクにおける(クルド)自治区の指導者であるマスード・バルザーニ氏と同じビジョンを共有したと述べ、アラブ人、クルド人、トルコ人が一丸となって新たに中東を創っていくこと、そしてその為の思い切った一歩を踏み出す時がきた と述 全文をよむ

2009-10-29 外務大臣、初の北イラク・クルド自治政府訪問 (Zaman紙)

トルコ政府とイラク北部にあるクルド自治政府の間で二年間進められてきている正常化プロセスのなかで、今日(10/29) 重要な一歩が踏みだされる。      アフメト・ダヴトオール外務大臣は、外国貿易担当のザフェル・チャーラヤン国務大臣とともにアルビルへ向かう。実業家たちも同行する、二日にわたるこのプログラムは、これまでで最も高い地位にある担当者による訪問となる。このプログラムにはアルビルの他にバスラとモースルも含まれていることは、「トルコは、クルド自治政府とだけではなく、イラク全体とも関係を築く」 全文をよむ

2009-10-28 「イランには核の権利あり」イラン訪問中のエルドアン首相発言 (Milliyet紙)

イランを公式訪問中のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日会談したイランのマフムード・アフマディネジャード大統領によって、イスラエルに対する姿勢により賞賛の言葉で迎えられた。      イラン国営放送(IRIB)の報道によると、アフマディネジャード大統領は会談中、エルドアン首相のイスラエルに対する姿勢が満足できるものであったと説明し、「シオニスト体制に対する明確な対決姿勢はイスラム世界に肯定的な影響を生み出し、多くの国を幸福にした」と述べた。「非合法国家が核兵器を保有している状況で、他国が平 全文をよむ

2009-10-26 パキスタン訪問中のエルドアン首相、住宅援助を自賛 (Yeni Safak紙)

パキスタン訪問中のレチェップ・タイイプ・エルドアン首相は、ケシュミル地域を訪れ視察した。      エルドアン首相は、ケシュミル地域のムザフェラバード市でパキスタンのユスフ・リザ・ギーラーニ首相とシャー・マフムド・クレイシ外務大臣、(トルコの)アフメト・ダヴドウル外務大臣、メフメト・アイドゥン国務大臣、タネル・ユルドゥズ エネルギー天然資源大臣とともに視察した。      エルドアン首相は、ムザフェラバード市をヘリコプターから視察し、地震後の再建活動に関する報告を受けた。首相を乗せたヘリは(トル 全文をよむ

2009-10-26 エルドアン首相「ガーディアン誌」インタビューで再びイスラエル攻撃 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアンがイスラエルに対して向けたここ数日の批判が、イスラエルにおいて波紋を呼んでいる。エルドアン首相は英ガーディアン紙によるインタビューにおいて、特にイスラエル外相アビグドール・リーベルマンがガザに対して核兵器の使用をちらつかせ脅しているという旨を話し、反発を受けている。リーベルマン外相が広報を通じて「くだらないことを気にする必要はない」と強い言葉で一蹴する一方で、イスラエルのハーレッツ紙は、「トルコ首相は、トルコ・イスラエル間で続いている緊張をさらに悪化させた」と報じた 全文をよむ

2009-10-26 ギュル大統領、セルビア訪問 (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、セルビアのタディッチ大統領から正式招待を受けセルビアへ向かった。ギュル大統領は、訪問前に行った会見で1986年以降セルビア訪問する初めての大統領であると述べながら、「今回の訪問が、バルカン諸国における平和と繁栄を確実にすることに向けた努力に寄与することになると信じている」と述べた。同大統領は産業界の代表らも同行すると述べ、タディッチ大統領と共にトルコ・セルビア産業協議会の開会式を行うことを説明した。 全文をよむ

2009-10-25 パキスタンの実業家へのビザ撤廃 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イラクの首都バグダッドで今日発生した自爆テロを受けてトルコとして緊急援助の提案を伝えたと述べた。      バグダッドで爆弾を積んだ車両による自爆テロで約100人が死亡し、多数の負傷者を出したという情報を受けたと話すエルドアンは、「私たちはこのテロを全く以って容認しないし、容認することはできない。これは宗教や信仰とはまったく関係はない。これは非人道的な行為だ。」と述べた。   エルドアン首相は、トルコとパキスタンの実業家フォーラムで行なった演説でテロに対して 全文をよむ

2009-10-25 宗務庁、コーカサスで問題解決の動き (Yeni Safak紙)

40近い国々のムスリムたちに宗教奉仕活動を行っている宗務庁が、今度はコーカサス地方への活動を開始した。カラチャイ・チェルケス共和国やアディゲ共和国と初めて交流する宗務庁長官バルダクオール氏は、「その土地では宗教奉仕活動への強い要請がなされています。首都にはモスクさえもないのです」と述べた。オセチア、チェチェン、イングーシやダゲスタンのような独立共和国とも関係を築くことを説明した同長官は、以下のように続けた:「そこでは宗教に関する知識や宗教奉仕活動において深刻な不足が見られます。トルコへ行き神学部 全文をよむ

2009-10-24 ニューヨークで、ベーグル対スィミット・パンの戦い! (Hurriyet紙)

アメリカンドリームの象徴マンハッタンで販売を始めたトルコのスィミット・パンが、ニューヨーカーが愛する食べもの「ベーグル」に挑戦している。      アメリカ合衆国でもっとも有名な雑誌のひとつであるニューヨークマガジンの今週号は、ギュルオール社がマンハッタンで開いたスィミット・パン店は、「ベーグル」の手ごわいライバルとなったと報じた。マンハッタンにおけるスィミット・パン店は故郷の味を懐かしむトルコ人の客、そして、アメリカ人の強い関心を集めている。      同誌は、トルコ・スィミット・パンがこれほ 全文をよむ

2009-10-21 アルメニア与党関係者、「トルコ議会の合意書批准は近い」 (Milliyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)でトルコ-アルメニア間の合意書について議論がなされる一方、アルメニアの与党である共和党のラズミク・ゾフラビヤン副党首は、トルコ国民議会が合意書を年末か、または春には批准するだろうと述べた。ゾフラビヤン副党首は、トルコはアゼルバイジャンの圧力には屈服しないと信じているとも述べた。      ラズミク・ゾフラビヤン副党首はエリヴァンでの記者会見で、トルコ国民議会が合意書を年末、または春には批准するという見通しをのべ、そもそもトルコは遅くとも4月24日までには合意書に批准し 全文をよむ

2009-10-20 フランス警察、PKKフランス本部を家宅捜査 (Zaman紙)

トルコでクルド問題解決の動きが続いている一方で、フランスは、PKKの国内での活動への取り締りを強めている。フランス警察は今日20日、テロ組織PKKに関連するパリのアフメト・カヤ文化センターへの家宅捜査を行った。その際、家宅捜査に抵抗するグループと衝突した。      2007年にテロ組織PKKのフランスでのメンバーや金銭のルートを調査したフランスのテロ対策部隊は、PKKの取締りを続けている。フランス警察は、今日パリにおけるPKKの活動拠点として知られるアフメト・カヤ文化センターと何人かの幹部の家 全文をよむ

2009-10-18 在アゼルバイジャン駐在武官、国旗への処置に抗議 (Hurriyet紙)

トルコとアルメニア両国によりブルサで行なわれた(サッカー)試合でアゼルバイジャン国旗を広げるのを禁止したことへの報復として、バクーのトルコ人戦没者墓地にあるトルコ国旗が下ろされ掲揚塔ははずされた。バクーにあるトルコ大使館に駐在するオズハン・アヤシュ武官は、1130人のトルコ人戦没者墓地でトルコ国旗がおろされ時に感じた憤りを、一昨日関係するアゼルバイジャンの高官に口頭で伝えた。アヤシュ駐在武官は、トルコに対して向けられたこの反感が、アゼルバイジャンの前大統領ハイダル・アアリエフが唱えた「一民族二国 全文をよむ

2009-10-16 イスラエルでトルココーヒーへボイコット―TRTドラマ「別離」に抗議 (Milliyet紙)

イスラエル国内に多数のチェーン店を持ち、イスラエル版スターバックスともいえるイーラーン社は、トルコに対する抗議の意を表すため、「トルココーヒーの販売を中止する」と発表した。      イーラーン社販売局長Michal Steg氏は、テレビドラマ「別離」への抗議としてトルココーヒーの販売を中止したと述べ、自分たちは、イスラエルの一般の人々同様、「イスラエルの兵士が小さい子供たちを殺すシーンのあるドラマに黙ってはいられない」と述べた。 全文をよむ

2009-10-16 アルメニア記者の見たサッカートルコ・アルメニア戦 (Radikal紙)

サッカートルコ・アルメニア戦をブルサで観戦したアルメニア人新聞記者のマルカリャン氏は、「もしトルコが真の友好関係を築きたいのなら、ファーティフ・テリムを我々に与えるべきだ」と述べた。      「ファーティフ・テリムの最後の試合であるということで、選手たちがいい試合をし、少なくとも3対0にはなるだろうと思っていた。(2-0という)結果には満足している…」「国家間の関係は大事だが、真の友好関係を築きたいのなら、テリムを我々に与えるべきだ…」「サッカーには負けた…」「トルコ側の熱狂ぶりを羨ましく思う 全文をよむ

2009-10-15 イラク訪問中のエルドアン首相、バグダッド鉄道建設などで合意 (Hurriyet紙)

トルコとイラクとのあいだで、国境検問所の数が3つに引き上げられること、イスタンブル–バグダッド間に鉄道を建設することが決定された。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と同行した代表団は、バグダッドでイラクの政府関係者と会合した。両国の政府関係者の間で行われた会合では、イラクとトルコの間の国境検問所の数を3つに引き上げることが合意された。アフメト・ダヴトオール外務大臣は、会合後に行われた会見で、イスタンブル–バグダッド間に鉄道が建設されるとの情報を伝えた。      代表団による会合以外 全文をよむ

2009-10-15 TRTのドラマ「別離」に、イスラエル正式抗議 (Yeni Safak紙)

イスラエル外務省は、トルコ国営放送の1チャンネルで今週火曜日(13日)に放映されたある番組で、イスラエルの兵士がパレスチナ人の娘に銃を向けるシーンがあったことに抗議した。イェニ・シャファク紙のハカン・アルバイラク記者が政治面での相談役をつとめた「別離」という名の連続テレビドラマは、パレスチナでの残虐とそれへの抵抗を描いている。      在イスラエルのトルコ大使をイスラエル外務省に呼び出した同省は、イスラエルの兵士が子供の殺害者として描かれているのは間違いであると伝える意向だという。      全文をよむ

2009-10-14 イスラエル、トルコとの軍事パートナーシップ見直しへ (Milliyet紙)

「アナトリアの鷹」と名づけられた軍事演習を巡り、イスラエルでは反響が続いている。著名なイスラエル人ジャーナリストのロン・ベン‐イシャイ氏は、イディオト・アハロノト紙に掲載された論評で、「アナトリアの鷹」をめぐる危機がイスラエルにとって「戦略面での打撃」であったと評し、「もはやトルコはイスラエルにとって信頼できる戦略的同盟国ではない」と論じた。      ベン‐イシャイ氏は「イスラエルに戦略的打撃」との見出しを付けた論評で「もはやトルコはイスラエルにとって信頼できる戦略的同盟国ではない」との見方を 全文をよむ

2009-10-14 ギュル大統領「歴史をつくる」―サルキシャン大統領と会談 (Hurriyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領はアルメニアのサルキシャン大統領とアルミラホテルで行った会談で次のような表現を使った。「我々は歴史をつくっているのだ」      2ヶ国の大統領はトルコ代表対アルメニア代表の試合観戦前にブルサにあるアルミラホテルで約1時間にわたる両国代表団会議で議長を務め、その後二者会談を行った。      ギュル大統領がサルキシャン大統領をホテルで招待した食事会の後、2ヶ国の大統領一行は試合観戦のためアタテュルク・スタジアムを訪れた。外交筋は会談が今までにないほどすばらしい環境で行 全文をよむ

2009-10-14 サルキシャン大統領とギュル大統領、並んでサッカー観戦 (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領とセルジ・サルキシャンアルメニア大統領は、スタジアムの入り口で、トルコサッカー協会(TFF)マフムト・オズゲネル会長、シャハベッティン・ハルプト・ブルサ知事、その他関係者に迎えられた。      欧州サッカー連盟(UEFA)ミシェル・プラティニ会長もこの試合を観戦した。スタジアムのスタンド入口で、マフムト・オズゲネルTFF会長と、トルコ代表担当のレヴェント・クズル氏が、プラティニ会長を出迎えた。プラティニ会長も試合を貴賓席で観戦した。      試合開始に先立ち、トル 全文をよむ

2009-10-12 ディアスポラからアルメニア共和国へ「援助停止」の揺さ振り (Milliyet紙)

スウェーデンにあるアルメニア人協会連盟のアヴェディアン会長は、(国交樹立の)合意文書がアルメニア共和国とディアスポラの関係を壊したと述べ、「ディアスポラが最初に踏み出す第一歩は、アルメニア共和国への投資を中止することだ」と述べた。      トルコ・アルメニア間の外交関係の樹立と発展に関する合意文書に対し、アルメニア人ディアスポラが反発していることが明らかになった。   本部をエレヴァンにおくアルミンフォ通信社の報道によると、スウェーデンにあるアルメニア人協会連盟のヴァハン・アヴェディアン会長は 全文をよむ

2009-10-12 トルコ・アルメニア合意文書調印、読み上げられなかった外相メッセージ (Radikal紙)

ダヴトオール外相は、アルメニア側からの反対で実現しなかったチューリヒでの演説において、トルコとアルメニアの共通の過去の「悲痛な部分acı bölümü」について、意見の相違を話しあう場が設けられることに言及していた。カラバフ問題には直接言及しないものの、この地域の全ての問題の解決が全ての人にとって有益であることと強調している。      スイスのチューリヒでの、トルコとアルメニアの関係正常化文書の調印式で予定されていた演説は行われなかった。アフメト・ダヴトオール外相は、二国間の共通の歴史の「悲痛 全文をよむ

2009-10-12 合同軍事演習延期をめぐり、イスラエル・トルコ関係ぎくしゃく (Radikal紙)

トルコとイスラエルの関係は、ダボス会議での「あと1分だけ(One Minute)」事件(注)に続き、今度は(トルコ・イスラエル・アメリカ・NATOによる)「アナトリアの鷲」と名づけられた合同軍事演習の中止という事態となった。外務大臣は「イスラエルには良識的な判断を望む」と語った。      (トルコ・イスラエル・アメリカ・NATOによる)「アナトリアの鷲」合同軍事演習は、トルコ・イスラエル間にまた新たな「ダボス危機」を作り出したのか?   イスラエルの参加も予定されていた合同軍事演習の多国間演習 全文をよむ

2009-10-12 トルコ・アルメニア合意文書署名の舞台裏―ロシア外相のメモが決め手? (Milliyet紙)

■ラヴロフ露外相からナルバンジャン・アルメニア外相へ「静かに合意書にサインして、退席せよ」メモ      スイスのチューリッヒ市で土曜日、トルコとアルメニアの外務大臣の間で合意文書へのサインに至る前に生じた危機が、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣のメモにより解決されたとの情報が流れている。      ロシアの主要紙「コメルサント紙」は、チューリッヒ大学で生じた混乱を、署名式に参加したロシアのラヴロフ外務大臣が解決したと伝えた。アゼルバイジャンでも掲載された記事によると、緊張が高まったのを受けラ 全文をよむ

2009-10-11 アゼルバイジャンより歴史的署名へ反発 (Yeni Safak紙)

アゼルバイジャン外務省は、トルコとアルメニアが調印した合意文書に関する声明を発表した。      同国の外務省から出された書面による声明文では次のように述べられている。      「トルコは、アルメニアによるアゼルバイジャン領の占領とアゼルバイジャンに対して行われたジェノサイドの制裁措置として、1993年にアルメニアとの国境を封鎖した。アルメニアによる侵略の結果、アゼルバイジャン領の20%が占領、100万人近くのアゼルバイジャン国民が自分達の土地を離れて避難民となり、占領されていた地域にあった歴 全文をよむ

2009-10-10 トルコ・アルメニア関係正常化合意文書に署名、その内容 (Yeni Safak紙)

トルコ・アルメニア間の国交樹立と関係改善に関する協定がアフメト・ダヴトオール・トルコ外相とエドワルド・ナルバンジャン・アルメニア外相によって調印された。      トルコ・アルメニア間の国交樹立と関係改善に関する協定は、アフメト・ダヴトオール外相とエドワルド・ナルバンジャン・アルメニア外相によって調印された。      スイスのチューリヒで調印された「トルコ共和国とアルメニア共和国間の国交樹立に関する協定」は、両国の間に存在する現行の国境を互いに認めるものと見込んでいる。      協定によりト 全文をよむ

2009-10-10 アルメニア・ロビー、関係正常化支持のオバマ大統領を非難 (Zaman紙)

アメリカ・アルメニア人国民委員会(ANCA)は、トルコ・アルメニア関係正常化合意文書の署名に対し、強い反発を示した。      ANCA委員長のケン・ハチキアン氏は声明の中で、アメリカ合衆国バラク・オバマ大統領を約束を破ったとして非難した。      ハチキアン氏は、オバマ大統領が1915年アルメニア人大虐殺の事件に関する約束を守るのではなく、「全く逆の方向に進んでしまい、包囲された状態のアルメニアを苦しめるために全外交力をつぎ込んでいる」と述べた。      ANCAは、別の声明においても、「 全文をよむ

2009-10-10 トルコ・アルメニア合意文書、難産の末、調印 (Milliyet紙)

数か月間に亘る交渉を経て、スイスのチューリッヒでトルコのアフメト・ダヴトオール外相とアルメニアのエドワルド・ナルバンジャン外相が、二国間の関係改善と国交樹立を謳った2つの合意文書に調印した。土壇場で、アルメニア側が懸念を表明し調印式(開催)を危機に陥れたものの、アメリカとスイスの仲介によって危機は回避された。      今日まで、(トルコとアルメニア)二国間の関係は、1915年の事件(アルメニア人「虐殺」問題)の影を引きずり、克服できずにいたが、トルコとアルメニアは、この事件のつくりだした不毛な 全文をよむ

2009-10-10 調印直前の対立の原因は、ナゴルノ・カラバフ問題 (Hurriyet紙)

この対立の原因は何なのであろうか?      一見するとその原因はアルメニアの「ジェノサイド」問題を、ナルバンジャン外務大臣の口から、一定の形で調印式の演説に加えられることにあると考えられるが、本当の原因はアゼルバイジャン問題への言及が欠落していたことだ。より正しくは、ナゴルノ・カラバフ問題である。   アルメニアと調印した合意文書では、カラバフ問題については何も公に言及されていない。   アルメニアは、このことを自国民の世論、全世界へ伝えたが、一大勢力となっているアルメニア・ディスポラ(在外ア 全文をよむ

2009-10-09 日本人なら作るよね!新型インフルエンザ防止用紳士服 (Radikal紙)

日本のある会社が、新型インフルエンザウィルスを防御するスーツを開発したと発表した。   はるやま商事で広報を担当する山本隆吾氏は今日(9日)会見を行い、同社の日本国内にある272店舗で土曜日から52,290円(約870リラ)で販売予定のスーツの生地に使われている繊維が、新型インフルエンザの原因となるウィルスA(H1N1)を除去すると述べた。      ■ウィルス分子を分解      同社の広報担当者によれば、スーツ生地は二酸化チタンを含むのだが、この化学物質は光に当たると新型インフルエンザウィル 全文をよむ

2009-10-08 世界トップ100大学リスト、トルコからは1校もなし (Milliyet紙)

世界のトップ100大学リストが公表された。しかし、100大学の中にトルコからは一校もない。      イギリスのガーディアン紙は、Times Higher Education-QSによる調査を報じ、オックスフォード大学が6位にランクを下がった一方で、アジアでの学術界の成長は、近い将来、米国の由緒ある8大学によるIvyリーグとオックスフォード大学およびケンブリッジ大学からなるオックスブリッジを脅かす存在になるだろうとしている。      同リストによると、トップ10のうち4大学、トップ100のうち 全文をよむ

2009-10-07 コーヒー15万杯、ペットボトル50万本ー国際金融会議の舞台裏 (Yeni Safak紙)

国際通貨基金(IMF)-世界銀行年次総会の準備期間、総会開催期間中、合計15万杯のコーヒー、50万本のペットボトル水が消費された。開催地イスタンブルでは、5000人のスタッフが世界の経済界のリーダーたちをもてなした。      国際通貨基金(IMF)-世界銀行年次総会が開催されたイスタンブルで、186ヶ国から参加した財務大臣や官僚が帰国を始めた。世界銀行ロバート・ゼーリック総裁は昨夜(6日)、ドミニク・ストロスカーンIMF専務理事は今日(7日)、イスタンブルから帰国の途に就いた。   世界の経済 全文をよむ

2009-10-06 「抗議にも一理あり」エルドアン首相、国際金融会議で開会演説 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、世界的な比類なき金融危機は過ぎ去ったこと、しかし、これに対しては悲観的な絵を描かない必要があると述べた。      IMF‐世界銀行総会の開会は,ハルビエのイスタンブル会議場で実行された。タクスィム広場でIMFに対する強い抗議活動が行われている中で会始まった会議でエルドアン首相は、また、世界が連携し、お互いに助け合う態勢をとる必要があるとの考えを明らかにし、21世紀は脅しではなく、チャンスの時代にしたいと願うと述べた。「このためには全世界がさらに努力し、この 全文をよむ

2009-10-06 国際金融会議、本日(6日)イスタンブルで本会議 (Milliyet紙)

IMF(国際通貨基金)と世界銀行の年次総会の会場となるハルビエ・コンベンションバレーで次々と開催されている会合や多くのセミナーは、本日(6日)の本会議によって本当の意味での山場を迎える。世界経済の責任者らはIMFとの話し合いを続けている。      IMFのドミニク・ストロス・カーン専務理事は、「新しいIMFの基礎はイスタンブルで築かれる」と言って注目をひいたが、そのIMFと世界銀行の年次総会の本会議は本日(6日)開かれる。本日までセミナーや事前会合を続けてきたサミット会議であるが、本日の本会議 全文をよむ

2009-10-03 10月14日のサッカー・アルメニア戦にそなえ、ブルサに「戒厳令」 (Milliyet紙)

アルメニア・ナショナルサッカーチームがトルコを訪問すると同時に厳重な警備体制がとられ、ホテルおよびトルコでの移動ルートは極秘となる。また10月14日に試合がおこなわれるブルサでは次々に対策が講じられている。      トルコとアルメニアのナショナルチーム間で10月14日にブルサ・アタテュルク・スタジアムにて行われる国際試合に先立ち、総動員体制がとられた。セルジ・サルキシャン・アルメニア大統領が国際試合を観戦する可能性を考慮し、大統領府、外務省、内務省とサッカー連盟は連携してその準備にあたっている 全文をよむ

2009-10-02 日本の飛行機に乗る前にはお手洗いへどうぞ—新環境対策 (Hurriyet紙)

日本の全日空(ANA)は、二酸化炭素の排出を削減するために搭乗前の乗客にトイレを利用するよう呼びかけている。『デイリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)』紙によれば、ANAは乗客に旅客機への搭乗前にトイレを利用するよう呼びかけているが、ANA関係者によればこれにより旅客機の重量が減り、その結果重量が軽くなった旅客機は燃料の消費を減らすことができると述べている。この新しい試みの一環としてANAはターミナルの出発ゲートの前に係員を配置し、係員は乗客に旅客機に搭乗する前にトイレを利 全文をよむ

2009-09-29 タラート北キプロス大統領にヤジの嵐ー飛行機2時間半遅延 (Milliyet紙)

アメリカから戻ったタラート北キプロス・トルコ共和国大統領は、島(キプロス)に向かうためイスタンブルで乗り込んだ飛行機で抗議を受けた。「待たせた」として乗客のブーイングを浴びたタラート大統領一行は飛行機から降りざるを得なくなった。      伝えられた情報によると、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)のメフメト・アリ・タラート大統領を乗せたニューヨーク発イスタンブル行の旅客機は、11時5分にアタテュルク空港に着陸した。   メフメト・アリ・タラート大統領とその一行は、137人の乗客を乗せて待機させ 全文をよむ

2009-09-26 エルドアン首相、オバマ大統領と二者会談 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、バラク・オバマ米大統領と会見した。アメリカ合衆国ピッツバーク市にあるデイビッド・エル・ローレンス・コンベンション・センターで行われたG-20サミットに参加したエルドアン首相は、サミットの最後にオバマ米大統領と会談した。オバマ大統領は、サミットに参加したリーダーたちを見送る途中で、エルドアン首相に声をかけた。オバマ大統領とエルドアン首相の会見は約15分間続いた。会見の終了後、エルドアン首相はピッツバーグからニューヨークへ向けて出発した。      レジェプ・タ 全文をよむ

2009-09-24 ギュル大統領、訪問中のサウジでメッカを巡礼 (Milliyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、アブドゥラ王科学技術大学の開校式に参加するため訪れていたサウジアラビアで最初の夜をメッカで過ごした。      ギュル大統領一行は、一昨晩訪れたジッダで宿泊施設として与えられたアル・ハムラ宮殿で少しの間休んだあと、巡礼服をまといメッカへと向かった。      メッカにあるカーバ神殿を訪れたギュル大統領とハイリュンニサ・ギュル夫人は、夜半すぎに巡礼した。ビュレント・アルンチ副首相とそのミュネッヴェル・アルンチ夫人もギュル大統領とともに巡礼した。ギュル大統領はその後、 全文をよむ

2009-09-23 国連総会出席のエルドアン首相、タラバーニーイラク大統領と会談 (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が国連総会でイラクのジャラール・タラバーニー大統領と会談した。      国連を舞台に首脳会談を続けているエルドアン首相がイラクのタラバーニー大統領と会談した。この会談には、トルコ側からアフメト・ダヴトオール外務大臣、エゲメン・バウシュ国務大臣兼EU加盟交渉担当、メフメト・シムシェキ財務大臣、イラク側からホシュヤール・ゼバリ外務大臣が参加した。(記者団には)会合の冒頭に写真の撮影だけが認められた面会は当初予定より若干長引いた。      エルドアン首相と同席の大 全文をよむ

2009-09-23 ドイツでのアンケート結果、「他者=トルコ人」 (Radikal紙)

ドイツの2つの大学の学生を対象に行われた調査で、「他者」という概念がドイツ人学生らに「ムスリム、トルコ人、血、涙、野蛮、テロ、痛み、貧困、暴力、自分たちと異なる人々、外国人、無神論者、西側の敵」を思い起こさせるという結果が出た。      (トルコのエラズーにある)フラト大学コミュニケーション学部のムスタファ・ヤーバサン博士は、ドイツのハンブルク大学とマグデブルク大学で、社会科学分野の388人の学生にアンケートを実施し、「ドイツ社会における文化間コミュニケーションという観点からみた他者イメージ理 全文をよむ

2009-09-22 ギリシャ、フランス製スカルプ・ミサイル配備?―イスタンブルも射程内 (Milliyet紙)

アメリカ政府がトルコに78億ドルのパトリオットミサイルシステムを売却しようとしているという観測がここのところ議論されているが、ギリシャは250キロメートルを射程圏内に収めるスカルプミサイルを配備した。      ギリシャはフランスから250キロメートルを射程圏内に収めるミサイルを購入した。配備されたスカルプ・ミサイルは、ミラージュ2000-5戦闘機で使用される予定だ。タ・ネア紙はスカルプ・ミサイルが現在、タナグラにあるスィセアス空軍基地にあると報じている。      同紙は、これらのミサイルによ 全文をよむ

2009-09-21 トルコと関係正常化交渉のサルキシャン・アルメニア大統領「空気を食べては生きられない」 (Zaman紙)

ロシアで発行されているモスコフスキー・コムソモーレツ新聞に語ったアルメニアのセルジ・サルキシャン大統領は、トルコとの関係正常化を主張した。アルメニア大統領は、ロシアとの関係発展を妨げる可能性のあることはしないと述べ、以下のように続けた。      「モスクワがアンカラを戦略的パートナーとみている以上、我々のトルコとの関係改善も受け入れられるだろう。アゼルバイジャンもロシアの戦略パートナーだ。ロシアは強国で、自国の望む国と友好を築く。では、我々は何を食べていけばいいというのか。空気をか。我々(アル 全文をよむ

2009-09-16 民主市民党代表団イラク訪問、タラバーニー大統領に「クルド問題解決」へ支援求める (Milliyet紙)

 北イラクへ訪問したアフメト・チュルク党首を代表とする民主市民党(DTP)代表団は、イラク政府のジャラール・タラバーニー大統領とトルコ国内での「クルド問題解決策」、クルド労働党(PKK)の北イラクでの立場、更にクルド・コンフェランスについて意見交換をした。民主市民党代表団は、クルド問題の解決向けてタラバーニー大統領に対し、積極的な支援を求めた。       昨日イスタンブルから飛行機でスレイマニエへ向かった民主市民党代表団には副党首のエミネ・アイナ氏、イスタンブル選出国会議員のセバハト・トゥンジ 全文をよむ

2009-09-16 イラン、トルコとの国境に壁建設 (Radikal紙)

イランはクルディスタン自由生活党(PJAK)の潜入を防ぐため、トルコとの454キロメートルに渡る国境の戦略的地点に壁を建設している。      イランは、クルド労働者党(PKK)の関連組織であるPJAK系テロリストの国境からの潜入を防ぐため、2キロメートルごとに警備所を設置し、今も阻止する事ができない密輸業者に関しても興味深い方法を試みている。トルコとイランの国境のうち特に馬が通過することができる地域にコンクリートの壁を建設し始めたのだ。      トルコとイランの国境で興味深い進展が見られてい 全文をよむ

2009-09-16 トルコ・シリア間の往来、ヴィザ不要に (Milliyet紙)

 アフメト・ダヴトオール外務大臣は、トルコ、シリア間のヴィザの適用が相互に完全撤廃されると述べ、シリア国民へ「トルコはあなた方の2番目の故郷だ。この(断食月明けの)祝祭のプレゼントが2国の国民に対し幸運なものとなりますよう」と話した。シリアのワリード・アル・ムアッリム外務大臣も、「あなた方のシリア来訪は、イスタンブルからアンカラへの移動のようになるだろう。シリア人もトルコへは、アレッポからダマスカスへの移動のような旅行となるだろう」と話した。      ダヴトオール大臣は、明日トルコ―シリア―イ 全文をよむ

2009-09-15 イラクとの密貿易はPKKの収入源、上納金(ショバ代)はラバ1頭あたり50ドル (Hurriyet紙)

テロ組織、PKK(クルド労働者党)がトルコ‐イラク間国境の密輸業者から上納金を集めていたことが明らかとなった。         Dチャンネルが公開した映像によって、PKKが密輸業者から上納金を集めていたことが分かった。PKKに属するテロリストたちは、北イラクに運ばれたすべての密輸品から上納金を取っており、その上、森林監視員までも利用していた。監視員が関わっていた密輸ビジネスでは、ラバ1頭につき50ドル上納させられていた。      情報部員が撮影したこの映像によると、PKKはトルコ‐北イラク間で 全文をよむ

2009-09-14 アルメニア、トルコ軌道対応の機関車・貨物車を発注 (Yeni Safak紙)

アルメニアがトルコの鉄道の軌道に合わせた三台の新しい車体を注文したことが発表された。ポーランドのポズナンスキ車両製造会社が機関車を含む三台の新しい貨物列車を近々アルメニアに納品する予定という。新しい貨物列車は、トルコ行きの路線で使われる。      ポーランドのラジオ局マーキュリーラジオのニュースによると、アルメニアのワルシャワ大使アショット・ガロヤン氏が同社を訪れ、同社責任者と契約書にサインをした。      ポーランドの新聞ヴィボルチャ紙はアルメニアが列車を注文したことが会社を経済危機から救 全文をよむ

2009-09-13 イランとの国境貿易交渉まとまる (Yeni Safak紙)

トルコ・イラン間国境貿易の合意書が調印された。特に、ヴァン県とその周辺の県に関係するカプキョイ国境門は、通過貿易の手続き業務を遅くとも2009年11月までには開始する。      ヴァン県にて2日間続いたトルコ・イラン国境貿易共同委員会の第6回会合の末に、両国の貿易担当事務次官補の間において合意書に調印がなされた。合意締結式典終了後に会見したムニル・カラルオール・ヴァン県知事は、両国間における国境貿易が、イランの国境地域に暮らす市民だけでなく、同様にトルコのヴァンやハッキャーリ、アウル、そしてウ 全文をよむ

2009-09-04 トルコ・アルメニアの関係改善の動きに、アルメニア・ディアスポラ団体反発 (Milliyet紙)

欧州アルメニア同盟は、トルコ・アルメニア間で仮調印された議定書を「危険な後退」であるとした。      この発表は、ディアスポラ団体が議定書の実施を困難にさせ、また可能であれば阻止する目的であらゆる手段を講じることを最初に示したという点で、重要である。      ディアスポラ団体は発表で次のような見解を表明した。   「調印された議定書と国際的な強い圧力により、アルメニアが何年もの間拒んできた前提条件がトルコによって押し付けられてしまった。欧州アルメニア同盟は、この議定書を、アルメニアの伝統に則 全文をよむ

2009-09-02 遅くとも春には国境開通―ダヴトオール外相、対アルメニア問題の見通しを語る (Hurriyet紙)

ダヴトオール外相は、現在起こっているプロセスは新しいものではないと述べ、「国境開通を春に間に合わせたいと考えている。年始頃にも開通の可能性がある」と話した。同外相は、現状は誰の利益にもならないと強調した。       アルメニアとの間で4月に仮調印がなされた議定書の署名に6週間を残し、アフメト・ダヴトオール外相は、「国境開通を春に間に合わせたいと考えている。年始頃にも開通の可能性がある」と話した。       ダヴトオール外相は、昨日北キプロス・トルコ共和国にてNTVの質問に回答した。トルコ―ア 全文をよむ

2009-09-02 カダフィ大佐の40周年式典の賓客―トルコ副首相とエミネ・エルドアン (Yeni Safak紙)

リビアの国家元首ムアンマル・アル・カダフィ政権40周年式典へ、トルコ副首相兼国務大臣のビュレント・アルンチとその妻ミュネッヴェル・アルンチ、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の妻エミネ・エルドアンも参加した。リビア政府関係者が、特別機でトリポリを訪れたトルコ代表団一行を軍隊の式典による最上級の儀礼をもって出迎えたことが注意を引いた。アルンチ夫妻とエルドアン夫人はトリポリ国際空港で、リビアの国家元首ムアンマル・アル・カダフィの息子サディの妻エミレ・エル・フメイディと司法大臣ムスタファ・アブドゥルジ 全文をよむ

2009-09-01 アルメニアの民族主義政党、トルコとの合意に猛反発 (Hurriyet紙)

アルメニアにおける野党は、サルキシャン大統領の行動を背信行為だと責めている。      トルコ―アルメニア間の外交関係を新たに構築するために始められた新しい試みは、アルメニア野党の反発を生んだ。   野党は、アルメニア側が、条件としてまずカルス協定を事実上認め、次にアルメニア人大虐殺を双方の歴史家の協議議題として取り上げることを受け入れたと非難した。野党であるイルス党国会議員ステファン・サファルヤンによると、今回の合意でアルメニア側は次の4つの権利を放棄しているという。      ■野党が挙げた 全文をよむ

2009-08-31 おごりと暴言の末の与党大敗―日本で政権交代 (Radikal紙)

日本を54年間治め続けた自由民主党(自民党)が、総選挙で大敗を喫した。「退職者など私には関係ない」といった失言で有名な、自民党の麻生太郎党首は、辞任した。選挙を大差で勝利した左派の日本民主党(民主党)鳩山代表は、「驕らず、国民の声に耳を傾けたい」と話した。       日本で昨日(8月30日)行われた総選挙で、国民は、第二次世界大戦以降わずかな合間を除き54年間にわたって国を統治した自民党を歴史に葬り、中道左派の民主党を与党に選んだ。有権者1億4百万人は総選挙で記録的な投票率の高さを実現する一方 全文をよむ

2009-08-31 アルメニアとの関係正常化へ大きな一歩―2つの協定に向け合意 (Hurriyet紙)

トルコとアルメニアは、スイスの仲介により仮調印がなされた「外交関係樹立に関する協定書」と「2国間関係発展のための協定」について、国内での協議を開始することで合意した。      トルコは、欧州連合(EU)やアメリカとの会談で最大の障害のひとつとなっているアルメニアとの関係改善問題を、解決に向け前進させた。トルコは、スイスの仲介により、現在、外交が完全に閉ざされているアルメニアとの「外交関係樹立」と「2国間関係発展」に関する協約の調印にむけ、一歩を踏み出した。トルコ・アルメニアの国境は現在は閉ざさ 全文をよむ

2009-08-26 サルキシャン・アルメニア大統領へ、「空路でどうぞ」 (Milliyet紙)

アゼルバイジャンのDay.Az通信によると、在バクー・トルコ大使のフルシ・クルチュ氏は、アルメニアのセルジ・サルキシャン大統領が、トルコとアルメニアのサッカー代表チームの間で10月15日にブルサで行われるワールドカップ予選の試合を観戦する件について、「もし大統領閣下が試合の観戦を希望されるなら、歓迎いたします」と述べた。      サルキシャン大統領は、試合観戦にトルコを訪れるには、2国間の国境が開かれるか、あるいは、国境開放に向けて具体的な対策が取られるが条件だとし、「試合の開催地にはトルコ- 全文をよむ

2009-08-24 オランダ・トルコ人女性実業家殺害事件の容疑者はトルコ人 (Yeni Safak紙)

オランダのメディアは、アルズ・エルバシュ・チャクマクチュさん殺害事件の容疑者が明らかになったと報じた。      トルコ人事業家アルズ・エルバシュ・チャクマクチュさんは二週間前、オランダの首都アムステルダムで、自身がオーナーをしていた幼稚園の前で、刃物で刺されて死亡した。   オランダで刊行されているデ・テレグラフ紙が警察情報に基づいて報じたところでは、アルズ・エルバシュ・チャクマクチュさんを殺害したのはネヴザト・コヤク容疑者(41)であるとされた。コヤク容疑者はアクサライ市に住民登録され、オラ 全文をよむ

2009-08-22 隣国ギリシャ、火事で「非常事態」宣言―アテネ火事 (Zaman紙)

ギリシャの首都アテネの東に位置するグランマティコ、ヴァルナヴァ、カレツジ、マラトンの住宅地で燃え続けている火事は、激しい風により鎮火できずにいる。火事で一部の家屋が被害を受けた。      アテネの東部で21日の夜に発生し22日の朝、激しい風により住宅地の中へ拡大する形で、12平方キロメートルの地域に広がった火事を消すために、数多くの飛行機、ヘリコプター、消防車が消火作業に投入された。家々を(火事から)守ろうとする住民も、手にバケツやホースを持って作業を手伝った。風により火事は広範囲に広がる一 全文をよむ

2009-08-19 ギュル大統領、イラクのタラバーニー大統領にお悔やみ―バグダッド・テロ事件 (Yeni Safak紙)

ギュル大統領は、バグダッドで発生したテロ事件を受け、イラクのジャラール・タラバーニー大統領に電話し負傷したイラク国民のトルコでの治療や医療スタッフ、物資の援助を実施することを初めとし、あらゆる種類の援助の準備が整っていると伝えた。      ギュル大統領は、バグダッドで発生したテロ事件を受け、イラクのジャラール・タラバーニー大統領に電話し負傷したイラク国民のトルコでの治療や医療スタッフ、物資の援助を実施することを初めとし、あらゆる種類の援助の準備が整っていると伝えた。       大統領府報道セ 全文をよむ

2009-08-19 ダヴトオール外相、「アフガニスタンへ「増強派兵」の要請はない」 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール外務大臣は、トルコからアフガニスタンへの追加派兵要請はないと発言した。   ダヴトオール外相は、「トルコ軍はアフガニスタンにおいてISAF(国際治安支援部隊)の枠組みの中で活動している。新たに指揮国の任に就いた場合には、当然、それに従って兵の数も増えるだろう。しかしアフガニスタンに戦闘要員を派遣するといった要請は一切ありえない」と話した。 全文をよむ

2009-08-16 アタテュルクの父の家、修復へ (Yeni Safak紙)

マケドニアのメルケズ・ジュパ市コジャジュク村にある、アタテュルクの父の生家の修復工事が行われている。      国民の英雄であるアタテュルクの父の家の修復のための竣工式に、マケドニア首相ニコラ・グルエフスキー氏、文化大臣エリザベタ・カンチェスカ・ミレフスカ女史、文化観光省副次官ニハト・ギュル氏および同行の関係者ばかりでなく、トルコのウスキュップ大使館の文化担当官であるラマザン・チョクチェリキ氏、2等書記官第スリン・アイクト氏、メルケズ・ジュパ市長であるマズルム・ハサン氏、マケドニアのトルコ民主党 全文をよむ

2009-08-13 ハシェマ(イスラム風水着)と競技用水着は紙一重―フランスでの禁止の波紋 (Zaman紙)

ハシェマが衛生的ではないという理由から、ハシェマを着てプールに入るのを許可しない人たちが、オリンピックなどで活躍する女性アスリートたちを賞賛している。そのアスリートたちの水着とハシェマとの間の唯一の違いは腕があらわになっているかどうかである。もしハシェマが衛生的でないとするなら、オリンピック主催者らを訴えるべきである。なぜなら、アスリートを筆頭に、たくさんの人々の健康を脅かしているからだ。どうだろうか?      今日インターネットサイトではハシェマを着たフランス人女性の悲劇を伝えていた。私たち 全文をよむ

2009-08-09 トルコ・ロシアの関係変化 (Milliyet紙)

ロシアのウラジミール.プーチン首相による先週木曜日アンカラ訪問は、両国間で長い間準備を続けてきた歩み寄りの過程を国際世論の前で明らかにした。      1990年代にロシアでトルコについて言及することさえよく思われなかったが、この状況を変えたのがプーチン氏による2004年のアンカラ訪問だった。両国関係の前途は、突然開かれた。ロシア政府のアンカラ政府に対する見方を最も劇的に変化させたのは、2003年にトルコがアメリカとの関係を壊すリスクを犯して、「(トルコ軍の派兵ならび外国軍の駐留に関する政府権限 全文をよむ

2009-08-08 韓国からの訪問団、朝鮮戦争参加の国連軍トルコ兵を訪問 (Hurriyet紙)

韓国の首都・ソウルからキュタフヤにやって来た訪問団は、そこに住む唯一の朝鮮戦争参加の元国連軍トルコ兵の家を訪れた。      韓国で放送をしているCourtというテレビ局の記者のひとりであるキム・モンソ氏と韓国の学生グループは、朝鮮戦争に参加した兵士のひとりであったアフメト・イェトキンさん(76)のガイビエフェンディ地区にある家を訪れ、戦争の思い出に耳を傾けた。      キム・モンソ氏と学生はイェトキンさんの手にキスをして花などのプレゼントを渡すと、イェトキンさんは、停戦協定が結ばれようとした 全文をよむ

2009-08-06 ロシアとトルコ、エネルギー問題で合意―プーチン露首相とベルルスコーニ伊首相、来土 (Radikal紙)

タイイプ・エルドアン首相とロシアのヴラジーミル・プーチン首相、イタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ首相が参加し実現したエネルギー問題についての首脳会議において、チャルク・ホールディングが閣議決定によってサムスン-ジェイハン間に建設することになった石油パイプラインに、ロシアが石油の供給を約束したことが発表された。ロシアと共同し、トルコがロシアのサウス・ストリーム計画とブルー・ストリーム2計画に参加すると述べたプーチン首相は、同時に原子力発電所の入札についてはロシアとトルコの共同企業が獲得し、原子力 全文をよむ

2009-08-05 「バクラヴァはギリシャのお菓子」説に打撃? (Milliyet紙)

■ギリシャ人バクラヴァで大失点      バクラヴァ(シロップ菓子)をギリシャ菓子だといっていたギリシャにおいて、その最大手の銀行が(トルコの)ギュルオール・バクラヴァを振舞った。      キプロスのギリシャ人は、EU(ヨーロッパ連合)諸国の“国を代表する菓子”を紹介した小冊子で、バクラヴァを、キプロスのギリシャ菓子のように見せて紹介したが、(今回)自分のゴールにオウンゴールをし、バクラヴァ論争に終止符を打った。      南キプロスで最大手の銀行として知られる「キプロス銀行」は、各国で銀行の 全文をよむ

2009-08-04 海賊、トルコ船籍貨物船を襲撃 (Milliyet紙)

トルコ船籍の「デュデン」という貨物船が、ナイジェリア沖で海賊の銃撃により、貨物船のコックと乗客係が軽傷を負った。      情報によると、一昨日、トルコ船籍の「デュデン」という貨物船がナイジェリアのポート・ハルコート港を航行中に、銃撃された。それにより、貨物船のコックと乗客係が腕に軽傷をおった。治療を貨物船で受けた船員の健康状態は良好であるという。米を積んだ貨物船は、元副首相の故エルダル・イノニュ氏の義弟であるセリム・ソフトリッキ氏のソトランス海運会社に所属している船であるとされた。海賊から逃げ 全文をよむ

2009-08-04 ギリシャ、エーゲ海岸でトルコ人記者5名拘束 (Radikal紙)

ギリシャの海上警備船が、カラ島に警備隊詰所が設置されたという情報を調査していた3名の記者を含む5名を拘束した。その後5名は解放された。      ギリシャ兵がカラ島に送られ、ギリシャ国旗が掲げられたという情報があったため、小型船をチャーターしたイフラス通信社のチャーダシュ・ユルドゥルム記者、サブリ・チャーラル記者、サバフ紙のベキル・オネル・シャン記者、同紙の運転手のユスフ・ヤヴズイート氏と船の船長は船で向かった。      ギリシャの海上警備船は、カシュの沖合を航行していた小型船に接近し、記者た 全文をよむ

2009-08-03 日本の大問題は、ミニ着物 (Radikal紙)

ミス・ユニバース世界大会への日本代表、宮坂絵美里さんが着るミニ着物に対し反対が集中した      バハマで今月行われるミス・ユニバース世界大会で日本代表の女性が着る下着が見えるミニ着物が日本国内で議論を巻き起こした。日本代表の宮坂絵美里さん(25歳)のインターネット上のホームページには、ミニ着物に抗議した日本国民による電子メールが殺到した。日本代表のミス・ユニバース参加に責任を受け持つIGB JAPAN株式会社は抗議を受け、黒い牛皮でできた着物の丈を長くすることを明らかにした。この着物をデザイン 全文をよむ

2009-08-03 日本発―「膝枕で耳そうじ」の店で殺人事件 (Milliyet紙)

日本で一般にひろまっている耳そうじサロンでは、主に女性の従業員が、膝を枕にして横たわる客の耳を、みみかきできれいにする。      しかし、日本の首都東京で、今回思わぬ事態が発生した。耳そうじ喫茶の襲撃をはかった一人の客は、一人をナイフで殺害し一人に傷を負わせた。      読売新聞の情報によれば、耳そうじ喫茶への出入りを禁止された41歳の男性客は、犯行のあと警察で行った供述で、店でトラブルが生じた女性従業員を殺害しようとしたと語った。   容疑者は、ドアを開けた部屋の従業員の祖母を刺した後、従 全文をよむ

2009-08-03 オジャラン終身刑囚、「8月15日で身を引く」 (Milliyet紙)

アブドゥッラー・オジャランは、8月15日にクルド問題解決のための「ロードマップ」を発表した後に、一連のプロセスから身を引くと話した。   オジャラン氏は、金曜日に弁護士らと週に一度の面会を行っているが、彼がだした声明は分離主義テロ組織に近い筋のネット上のサイトで発表された。       オジャラン氏は、民主市民党を含めどの政党も、問題を完全に理解し、把握できていなかったと主張し、過去にトルコで革命を起こそうと考えたことや、さまざまな痛みを生み出さないように、民主的な手段と秩序立った解決策を取って 全文をよむ

2009-08-02 ギリシャ、エーゲ海で海底資源探索へ (Radikal紙)

ギリシャの開発大臣のコスタス・ハジダキス氏は、ギリシャがエーゲ海で石油と天然資源ガスを探索・産出する活動を始めることを明らかにした。      ハジダキス氏は、アテネで発行されている新聞エレフテロティピア紙に寄せたメッセージで、「この件で新しい法の制定に向けて取り組んでおり、新法は、今年度末までに議会に提出されるであろう。」と語った。      新法制定が、1990年以来有効である法の枠組みを、投資者にとってより魅力的なものとすることを目的とし、EU法規約に適い、近代的な環境への配慮に注意したも 全文をよむ

2009-07-28 サルキシャン・アルメニア大統領「国境の開放がなければ来土もない」 (Hurriyet紙)

アルメニアのセルジ・サルキシャン大統領は、国境の解放がない限り、トルコが2010年ワールドカップ予選でアルメニアと行う試合の観戦には行かないであろうと述べた。      サルキシャン大統領は、セルビアのボリス・タディッチ大統領と共に行った記者会見で、「もし国境が解放されれば、あるいはアルメニアに対する封鎖の解除という状況になれば、来土するであろう」と述べた。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、サルキシャン大統領の招待を受け、トルコ‐アルメニア戦の観戦にエレヴァンを訪れたことがある。 全文をよむ

2009-07-27 チェチェンのグロズヌイで自爆テロ、トルコ人労働者死亡 (Milliyet紙)

チェチェンの首都グロズヌイで昨日(26日)行われた自爆テロで、トルコ人を含む6人が死亡した。      チェチェンの労働省が行った会見で、命を失ったトルコ人が建設現場の監督だったことが明らかになったが身元は公表されなかった。トルコ人はテロで負傷した後、運ばれた病院で死亡したことがわかった。   チェチェン当局関係者は、自爆犯がグロズヌイで行われた若者フェスティバルで、800人がいたコンサートホールへ入ろうとしたところ警察によって制止され、その時、爆弾を爆発させたことを明らかにした。   テロで死 全文をよむ

2009-07-22 在トルコのウイグル支援諸団体がイスタンブルで記者会見 (Zaman紙)

中国新疆地区で起こった大量殺人を目撃したという、あるウイグル人は、事件後発表された196人ではなく、それ以上のウイグル人が銃殺刑に処されたと証言した。身元と顔を隠したこの匿名のウイグル人は、刑務所に入れられたとされる600人の消息が得られないと語った。      196人のウイグル人が銃によって処刑されたのを受け、「東トルキスタン」系の民間諸団体は、人権自由(İHH)人道的援助財団と共に記者会見をした。人権自由財団本部で開催された会会見には、財団ビュレント・ユルドゥルム会長、東トルキスタン教育連 全文をよむ

2009-07-20 トルコの禁煙法、世界のメディアの話題に (Milliyet紙)

トルコで昨日(19日)施行された、公共の室内空間での喫煙の禁止が、世界の関心を集めている。      フランスのルモンド紙は、「トルコで禁煙法-ムラト4世、死後の勝利。大変恐れられたオスマン朝スルタンのムラト4世はおそらく墓の中で勝利を味わっていることだろう」と報じた。スペインの高級紙のひとつエルパリス紙は、同じニュースを、「”トルコ人のようにタバコを吸う”という表現はもう使えない」と伝えた。      イギリスの放送会社BBCは、トルコ国民が禁煙法を支持したことを強調する一方で、「しかしイスタ 全文をよむ

2009-07-19 イラク北部で緊張増す (Zaman紙)

イラクのニネヴェ州で生活するクルド人たちは、アラブ人知事が彼らに対し差別的な政治を行っていると述べ、クルド人が多数の地域で、同様の自治政府をつくると脅しをかけている。      ニネヴェ州の37の行政区のうち16の区で支配権を握っているクルド人は、定数37人のニネヴェ州地方議会で同様に16議席を占めている。    ニネヴェ州議会のクルド人議員たちは、彼らに対し議会で差別的な政策を取ったとする知事と、関係を断っている。クルド人議員のデルマン・ヒタリ氏は、「もし、この問題に対する解決策が見つからなけ 全文をよむ

2009-07-18 北キプロスの小学校で夏期コーラン学校開講?―教師組合は猛反対 (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)で初めて、夏期に「宗教の知識」教育という名称のもと、32の学校でコーラン学校を開講するため、宗務庁と国民教育省との間の議定書が交わされたが、それが原因で、北キプロスで騒ぎがおきている。      教師組合はコーラン学校開講に激しい反対を表明し、「知識と文化の源である学校が、ひとつの宗教的な修道場へ変えられることを決して許さない」と発表した。一方、ケマル・ドゥリュスト国民教育相は、コーラン学校は世俗的な教育システムにふさわしいものとして行われると述べた。ユスフ・ 全文をよむ

2009-07-17 ブルガリア新政府、トルコ人閣僚入閣予定 (Milliyet紙)

選挙前にトルコ人を「悪の素材」と発言していたブルガリアの新リーダー、ボリソフ氏は、有名な彫刻家でトルコ系のラシドフ氏を大臣に任命する。      「欧州発展のためのブルガリア市民」(GERB)党は、7月5日にブルガリアで行われた総選挙で勝利した。ボイコ・ボリソフ党首は、昨日(7月16日)ゲオルギ・パルヴァノフ大統領から組閣を委託され、文化大臣にはトルコ系の彫刻家であるヴェジディ・ラシドフ氏を据える予定だ。ボリソフ氏は、選挙前に行ったスピーチで、トルコ人が「悪の素材」と発言している。      選 全文をよむ

2009-07-16 マケドニアのゴスチバル市でトルコ語公用言語に (Milliyet紙)

マケドニアのゴスチバル市で、アルバニア語と並んでトルコ語が公用語となる見込みである。マケドニア・トルコ民主党の市議会議員の提案を受けて、ゴスチバル市議会は、トルコ語が市の中で公用語として用いられることを規定した草案を満場一致で可決した。ゴスチバル市議会での会見では、トルコ語が公用語になると、全ての公式文書、公用印、通信文が、トルコ語でも作成されることが明らかにされた。      ゴスチバル市長のルーフィー・オスマニ氏は、トルコ語の公用語化を喜ばしいと述べ、施行が2010年の1月1日になることを発 全文をよむ

2009-07-15 ロシア紙「ナブッコは、ロシアの石油政策に大きな痛手」 (Zaman紙)

一昨日アンカラで各国の首脳が集まり、ヨーロッパのエネルギー調達におけるロシアへの依存度低減のためナブッコ天然ガスパイプラインについて署名が行われた。これについてロシアでは議論が続いている。      インターファクス通信にコメントを寄せたロシアの外務省関係者は、今回の合意を冷静に受け止めていることを明らかにした。   同関係者は「ロシアは、7月13日に署名された合意に冷静に対処するだろう。我々の考えでは、如何なる天然ガスのパイプラインも地政学的な懸念によって建設されるべきではない。また、ここでは 全文をよむ

2009-07-15 中国、「エルドアン・トルコ首相は発言を撤回せよ」 (Milliyet紙)

トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が中国新疆ウイグル自治区の騒乱を「民族浄化だ」と明言したことに対して中国側は強く反発した。中国国内で英字で発行されている政府系の「チャイナ・デイリー」は昨日掲載された社説において、エルドアン首相に発言を撤回することを求めた。      ■「歪めないように」      同紙は、「真実を歪めないように」という見出しで、騒乱で亡くなった184人のうち137人は漢民族であり、このバランスが「騒乱の核心を明らかにした」と述べている。同紙はエルドアン首相に対し、「中 全文をよむ

2009-07-14 ギュル提案を対し南キプロス側から、否定的返答 (Yeni Safak紙)

南キプロス政府は、アブドゥッラー・ギュル大統領とメフメト・アリ・タラート北キプロス・トルコ共和国(KKTC)大統領が昨日7月13日に行った発表に否定的返答を返した。   マルコス・キプリアヌ南キプロス外相は、「トルコと北キプロス側が伝えた案件は建設的ではないし、よい雰囲気を醸成するものでない」と述べた。キプリアヌ外相は、ギュル大統領の「キプロス島に実質的に、1,2の分割地帯を設けること、そしてこれが平等な権力分配の原則に基づきつくられること、新たな協調のかたちとして具体化すること」という提案を拒 全文をよむ

2009-07-10 ギュル大統領、中国ウイグル人問題で「必要なことはすべてやるっている」 (Radikal紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、中国の新疆ウイグル自治区で起きた事件に関し、「必要なことはすべてやっている」と語った。      ギュル大統領は金曜礼拝を終え、オスティムにあるアブデュルカーディル・ゲイラニ・モスクを離れる際に報道陣の質問に答えた。大統領は「ウイグル自治区で起きたことを、不安と恐れ、そして深い悲しみをもって見つめています」、「暴動、殺人の責任を明らかにし、説明することが、中国のような偉大な政府には求められます」と発言した。      ギュル大統領は、つい先日訪中し会談し、二国間の 全文をよむ

2009-07-10 欧州人権裁判所、トルコ系住民差別でギリシャに有罪判決 (Milliyet紙)

欧州人権裁判所(AİHM)は、1998年まで有効だった法によりギリシャの国籍を奪われた西トラキヤのトルコ系住民のために、手本となるような判決を下した。      親戚と会うためにイスタンブルを訪れたことが原因で家族と共に国籍を奪われたベドリエ・ゼイベクさんが起こした訴訟で、裁判所はギリシャに損害賠償を含む有罪判決を下した。      ギリシャは、ゼイベクさんが1984年に夫と4人の子供と共にイスタンブルを訪れたことを、国籍法の19条により、「財産を売って国外に移住を試みた」と解釈し、家族全員の国 全文をよむ

2009-07-09 短パン・ビキニ姿のサウジ王族ーボドルムで休暇中 (Milliyet紙)

休暇中の国王一家。サウド家の王子やその家族の西洋風のいでたちが、人目を引いた。      7日間の休暇のため、ムーラのボドルム市にやってきたサウジ・アラビアのアブドュラジズ・ビン・ムハンマド・ビン・ファード・ビン・アル=サウド王子と妻のジャワーヒル・ビン・ナイフ・アル=サウド妃は、息子や甥たちと出かけたクルーズで、気楽な振る舞いと、短パン・Tシャツ姿で人目を引いた。まずバルバロス・ベイ・ホテルで日光浴し、その後2隻のヨットでクルーズ出かけたサウジの王子とその家族がヨットの使用料に1日8万ドル費や 全文をよむ

2009-07-09 ウイグル人指導者にヴィザ発給する―エルドアン首相、発言 (Zaman紙)

エルドアン首相は、イタリアに出発する前に記者会見を行なった。エルドアン首相は世界ウイグル会議の代表であるラビア・カーディル氏が、もし申請したなら、ヴィザを発給することを明らかにした。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、新疆ウイグル自治区における事件に関する対応を始めたことを明らかにし、「わが外務省は、この問題に関して中国のアンカラ大使を外務省によび、必要な面会を行なった。今回の事件が暴挙であり、一刻も早く終止させなくてはならないと話した」と述べた。      ■決定は喜ばれた   全文をよむ

2009-07-08 中国政府へ、トルコ議会から「One Minute ! 」 (Hurriyet紙)

中国・新疆でのトルコ系ウイグル人への残忍な行為に対して、トルコ大国民議会は、中国政府に対し「One miniute!」(注)という合図をした。      パレスチナ・ガザ攻撃後に、「イスラエル友好議員連盟」で起きたのと同様に、議会に387名の所属議員がいる「中国友好議員連盟」からの集団的な脱会が始まった。      公正発展党(AKP)の友好議員連盟の議員280名の内、アンカラにいる50人が昨日脱会した。また、民族主義者行動党(MHP)の友好議員連盟議員59名も昨日まとまって脱会した。公正発展党 全文をよむ

2009-07-07 ウイグル人虐殺の10日前、ギュル大統領が調印した中国との諸合意 (Yeni Safak紙)

先日、ウルムチ市(烏魯木斉市)でウイグル人大虐殺が起こったが、そのわずか10日前にアブドゥッラー・ギュル大統領が北京で協議を行い、総額5615万ドルでそれぞれ6つの合意が調印されている。      先日、ウルムチ市(烏魯木斉市)で発生したウイグル人大虐殺のわずか10日前にアブドゥッラー・ギュル大統領が北京で協議を行い、総額5615万ドルでそれぞれ6つの合意が調印されている。      この地域で近年発見された豊富な石油と天然資源はすぐに外部勢力の関心を引き、かつては、この地域における独立闘争はそ 全文をよむ

2009-07-06 ブルガリア総選挙、「トルコ人は人間のくず」発言の民族主義政党勝利 (Milliyet紙)

ブルガリアで行われた総選挙で、「トルコ人は人間のくず」と発言した首都ソフィアのボリソフ市長の率いる政党が、過半数に達した。ボリソフ市長は、連立政権の党首になると見られている。      ブルガリアで、議席数240名の議会の新議員を選出のための総選挙で、「トルコ人は悪人の元」と発言したソフィアのボイコ・ボリソフ市長率いる右派政党「欧州発展のためのブルガリア市民」(GERB)が大勝利を収めた。680万人の有権者のうち、60.2パーセントが投票した選挙の出口調査によると、「欧州発展のためのブルガリア市 全文をよむ

2009-07-05 正教世界の2人の総主教、イスタンブルで相見える (Radikal紙)

イスタンブルを訪問した新しいロシア正教会のキリル総主教は、フェネルのバルトロメオス・ギリシャ正教会総主教と会見した。キリル総主教は、明日6日にはギュル大統領やエルドアン首相との会見を予定している。      正教会世界の最も有力な二人の総主教である、就任したばかりのキリル・ロシア正教会総主教と、バルトロメオス・ギリシャ正教会総主教が会見した。キリル総主教は、この訪問が新たなスタートになることを祈っていると述べ、「われわれは一つにまとまった正教会の一部分です」との言葉を続けた。      キリル・ 全文をよむ

2009-07-03 イスタンブルで歴史的な正教会サミット―フェネルのギリシャ正教会とロシア正教会 (Hurriyet紙)

正教会世界で最も有力な2人の宗教指導者、フェネルのギリシャ正教総主教座のバルトロメオス総主教とモスクワ総主教座のキリル総主教は本日(3日)イスタンブルで一同に会する。この「歴史的」会見によって数百万人の正教徒が属する2つの総主教座の将来が決定されることになる。      新しいモスクワ総主教座のキリル総主教は本日イスタンブルで、フェネルのギリシャ正教総主教座のバルトロメオス総主教と初の会見が予定されている。      午後1時半に開始予定のイスタンブルでの会見は、正教会世界で最も有力な宗教指導者 全文をよむ

2009-07-02 ロシア、トルコに対し新パイプライン計画を打診 (Milliyet紙)

ロシアは、ナブッコ・パイプラインの代替案として計画中の「南ルート」天然ガスパイプラインプロジェクトについて、トルコに参加を打診した。この打診は、ロシアのエネルギー担当副大臣イゴル・セチン氏から、モスクワ滞在中のエネルギー天然資源大臣タネル・ユルドゥズ氏に正式に伝えられた。ユルドゥズ大臣は会談での提案全てを検討すると話した。      モスクワで、エネルギー天然資源大臣タネル・ユルドゥズ氏と会談を行ったセチン氏は、ロシアの天然ガスを黒海の海底からブルガリアへ、さらにそこからオーストリアとイタリアへ 全文をよむ

2009-06-30 「トルコは大国、言うとおりにはならない」―アメリカ外交官発言に南キプロス側はがっかり (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)とキプロス・ギリシャ系管理地域(南キプロス)で外交的な折衝をおこなったアメリカのマシュー・ブライイザ国務次官補は、キプロス問題で態度を変えさせるためにアメリカがトルコに圧力を加えるよう求めたギリシャ議会のマリオス・カロヤン議長に対し、「トルコは大国になった、アメリカは圧力を加えることはできない」と答えた。      ギリシャ・キプロス側の報道によれば、ギリシャ議会議長で民主党(DİKO)党首のマリオス・カロヤン氏は、トルコがキプロス問題に関する現在の態度を放棄 全文をよむ

2009-06-30 EU加盟交渉、ようやく一歩前進―33項目中第11番項への進捗 (Radikal紙)

トルコのEU加盟交渉において課税分野の交渉が開始された。これで交渉中の項目は11に増えたこととなる。      3年前の項目吟味の会議によって開始されたトルコのEU加盟交渉において課税に関する項目が交渉開始され、全33項目中11項目が交渉中となった。      国務大臣で代表交渉者のエゲメン・バウシュ氏は、課税分野の交渉を開始するために開かれた政府間会議の後に設けられた合同記者会見の場で、「トルコはゲームをルールに従いプレーすると決めている。試合が続いている際、新しいルールも取り入れるのは反発を 全文をよむ

2009-06-25 フランスで、親トルコ派の閣僚任命される (Milliyet紙)

フランスで一昨晩公表された内閣改造で、ニコラ・サルコジ大統領により、欧州担当大臣にトルコのEU加盟を強く支持しているピエール・ルルーシュが任命されたことを受けて、「ヌヴェル・オブサヴァトゥル」誌はインターネットサイトで、「欧州担当省のトップにトルコの弁護士」と評価した。      同誌は、トルコのEU加盟に反対しているサルコジ大統領によりルローシェが大臣に任命されることが一見矛盾しているように見えるが、3つの理由から一貫していると記した。この3つの理由とは、「トルコとの加盟交渉を最重要議題と考え 全文をよむ

2009-06-23 イラン抗議デモのシンボル・ネダさん、恋人と知り合ったのはイズミルだった (Radikal紙)

テヘランで土曜日に、死の瞬間が携帯電話で撮影されインターネット経由で世界に広まったネダ・アー・スルタンさんが抗議の象徴となる一方で、彼女の経歴と死亡状況に関する情報が伝わっている。主な情報筋は、彼女の婚約者だとする37歳フォトジャーナリストのカスピヤン・マカン氏である。      マカン氏はネダさんが26歳の哲学科、音楽科の学生であり、旅行代理店でパートタイマーとして働いていたと伝え、数ヶ月前、ツアーに参加した際、初めてイズミルで知り合い、神学の授業に満足していないネダさんが、音楽を学ぶようにな 全文をよむ

2009-06-23 ベルギー国会でスカーフ論争―スカーフ着用トルコ系国会議員登場で (Radikal紙)

ベルギーの地方選挙でワロン系キリスト教民主党からトルコ系のマヒヌール・オズデミル氏が、ブリュッセル議会へ選出された。オズデミル氏はベルギー本国及びヨーロッパにおいて初めてスカーフを着用した議員となるして、議会で宣誓を行った。最年少の議員として議会の書記もつとめた26歳のオズデミル議員は喝采拍手をもって迎えられたが、その反面でスカーフ論争も巻き起こった。      国会の外では20名が「アッラーは存在しない」、「公の場にスカーフは入るな」などと書かれたプラカードをもって抗議活動を行った。一方で、ワ 全文をよむ

2009-06-23 トルコ軍のレバノン駐留、一年延長 (Hurriyet紙)

国連レバノン暫定駐留軍の一員としてのトルコ軍の駐留期間が、2009年9月5日より1年間延長されることについて、政府に許可を与えるとする大統領府の法案がトルコ大国民議会総会で承認された。      国連安全保障理事会が国連レバノン暫定駐留軍の駐留期間を延長すると決定したことをうけて、活動範囲、活動領域、派兵規模が政府により決定されることになるトルコ軍は、国連安全保障理事会決議とトルコ大国民議会決議により示された原則の枠組みにおいて、2009年9月5日よりさらに1年間レバノン暫定駐留軍の活動に参加す 全文をよむ

2009-06-21 キルクークでトゥルクメンにたいする襲撃 (Yeni Safak紙)

キルクークは、昨日に最近では最もひどいテロの舞台になってしまった。イラク北部にあるキルクーク市タゼ郡のモスクの近くで爆弾を積んだ車による自爆テロで死者は70人にも達した。亡くなったのは、シーア派とスンナ派のトルクメン人であると明らかになった。キルクークの警察当局は、負傷者の数が180人にのぼると述べた。当局は、爆発で80以上の家が崩れ、がれきの下を捜索が続けられおり、このため死者数は増える見通しだと述べた。この地域では、シーア派のトルクメン人がたくさん生活している。外務省は、キルクークでのテロを 全文をよむ

2009-06-19 バシュブー参謀総長、アルバニアで金鷲メダルを受ける (Zaman紙)

アルバニアのマクシム・マライ参謀総長の公式招待で同国を訪問中のイルケル・バシュブー参謀総長はバミール・トピ大統領から金鷲メダルを授与された。      トピ大統領はティラナのトゥガイラル宮殿で行われたメダル授与式で、トルコ軍がアルバニア軍の近代化とアルバニアのNATO加盟に対して多大な支援を行ったと語った。      同大統領は、両国間の軍事的関係の発展においてはイルケル・バシュブー参謀総長の存在も重要であると述べた。      バシュブー参謀総長もアルバニアのバミール・トピ大統領に対して謝辞を 全文をよむ

2009-06-19 「トルコは、いつでもシリア-イスラエル会談を仲介する」トルコ外相談 (Hurriyet紙)

ダヴトオール外相は、イスラエル―シリア会談において、双方の準備が整いしだい仲介を始められるだろうと述べた。また、アフメト・ダヴトオール外務大臣は、国際社会とトルコが、イラクへ強力な援助を続けるだろうと述べた。      アフメト・ダヴトオール外相は、国連安保理(BMGK)のイラクに関する会議の後に、国連内で外国人記者陣に対して説明を行い、質問に答えた。ダヴトオール氏は、国連安保理で、イラクの国土の一体性の保持と、政治的統合、将来に対し、強力な援助が与えられることに大きな喜びを感じていると述べた。 全文をよむ

2009-06-18 フランスにおける「トルコの季節」企画に暗雲 (Milliyet紙)

 ギュル大統領がスポンサーへの食事会を中止したことは、フランスで計画されている「トルコの季節」の先行きが危ぶまれている。この企画が中止されれば経済的な代償は大きなものになりうる。       「トルコの季節」の企画では、トルコとフランスの文化省が6月30日にに「開催」を宣言することが見込まれていたが、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、そしてアブドゥッラー・ギュル大統領が、フランスの反トルコ的な態度に対しとった反応が原因で先行きは不透明なものとなっている。フランス側のトルコの季節実行委員会は「 全文をよむ

2009-06-15 「カスピ海にアンタリヤを」―トルコメニスタンに大型トルコ系ホテル開業 (Hurriyet紙)

トルコメニスタンのアヴァザ地区をアンタリヤのような観光天国にしようと目論むトルコのビジネスマンたちは、10億ドルのホテル投資をおこなった。既に完成している5つのホテルは、トルコメニスタン大統領ベルディムハンメドフとトルコの文化観光大臣エルトゥールル・ギュナイによってテープカットがなされた。全部で1100床をもつこの5つのホテルにより、トルコメニスタンの観光客収容率は1日で25%アップした。      世界で5番目の天然ガス埋蔵量をほこるトルコメニスタンは、新たなステップとして観光を取り上げたいと 全文をよむ

2009-06-14 ギュレン運動は、社会奉仕者にとっての源泉: ダリア・モガヘドとのインタヴュー (Zaman紙)

バラク・オバマアメリカ合衆国大統領の諮問役である、エジプト出身のダリア・モガヘド女史は、フェトゥフッラー・ギュレン氏に共鳴する『ボランティア活動』が、社会の利益のために働くすべての人々にとって、一つの模範と行動を指南する源泉となっていると話した。      ホワイトハウスで働く初のムスリム諮問役であるモガヘド女史は、「私からするとこの活動は、世界に献身的なすべての人々が一団となって働いた際、社会の利益の名の下に何が行われうるのかを示しています」と述べた。同女史は、『ギュレン運動』が(異なる)宗教 全文をよむ

2009-06-13 EU、またまたこんな決定―査証トルコ人には必要、セルビア人には不要 (Milliyet紙)

EUはまたもや議論を呼ぶ決定に署名をした。加盟交渉を続けるトルコに対しビザを適用するEUは、加盟候補の申請国であるセルビア国民に対してはビザの義務を撤廃した。      同決定によるとEUは、まだ加盟候補国にさえなっていないセルビアに対し、遅くとも年末までにはビザを撤廃するという。      オッリ・レーン欧州委員会拡大担当委員は、セルビアがビザ制限撤廃に伴う責任を完璧に果たしていると述べた。      EUは加盟交渉を続けるトルコに「ビザ簡略化協定」を提案しており、この合意に「再入国協定」を追 全文をよむ

2009-06-13 イラン大統領選、結果判明―アフメドネジャードともう4年 (Hurriyet紙)

世界がこの結果を固唾を呑んで見守っていた。西側諸国は「変化」に期待していた。しかし今朝、その期待は次の機会へと繰り越されたしまった。アフマディネジャード大統領は選挙によって政権を「新たにスタートした」……。      イランで昨日(6月13日)行われた第10期大統領選挙について、非公式の結果によればマフムード・アフマディネジャード候補が新たに選出された。   サドゥック・マフスリ内相は非公式の確定結果によって、アフマディネジャード候補が今後4年間の任期を務める新大統領に選出されたことを明らかにし 全文をよむ

2009-06-12 安保理議長のイルキン国連大使、北朝鮮を非難 (Yeni Safak紙)

イルキン国連大使は、「トルコの希望は、北朝鮮が核兵器実験を中止すること、そして6カ国協議に復帰することだ」と述べた。      トルコの国連常駐大使であるバキ・イルキン氏は、トルコは北朝鮮が核兵器実験を中止し、6カ国協議に復帰することを望むと述べた。イルキン大使は、今月の国連安全保障理事会の議長国として、北朝鮮に対して追加の厳しい制裁を与える決議を全会一致で採決した理事会本会議の議長をつとめた。      イルキン氏は、本会議の後トルコの記者陣に行った説明の中で、トルコの立場から見て、決議を次の 全文をよむ

2009-06-10 レーンEU拡大担当、「35項目中10項目で交渉開始はよい前進」 (Yeni Safak紙)

欧州委員会はトルコのEU加盟交渉に粘り強く支援を続けている。EU拡大担当委員のオッリ・レーン氏は一昨日の記者会見で「2006年以降、35の改善項目のうち10項目を完了させ交渉を継続させてきた。国内の経済危機やEUとの関係緊張にも関わらずこれらが実現したのは良い結果だと思う。今後重要なのは、両者がコミュニケーションを継続し、国内の選挙はさておき基本的人権を実現するための改革に改めて着手することだ。表現の自由、信教の自由はもっとも重要な課題である」とした。      ■ 刑法第301条が功を奏す   全文をよむ

2009-06-08 ベルギーで、スカーフをかぶった最初のトルコ系地域議会議員誕生 (Yeni Safak紙)

ベルギーで、初めてスカーフを着用した候補者が議員となった。トルコ人女性マヒヌル・オズデミル氏は、ブリュッセル首都圏地域議会入りを果たした。同氏は、首都ブリュッセルで「トルコ人地区」として知られているシャエルビーク市で、2006年以来スカーフを着用して市議会議員の任務を行ってきた。マヒヌル・オズデミル氏は、ベルギーの新しい世代のトルコ人の間で人気を博している。      ベルギーで6月7日から行われた地域議会選挙で、出馬した60名近くのトルコ系候補のうち6人が、選出された。前回の選挙で海外初のトル 全文をよむ

2009-06-07 イスタンブル-モースル間で航空便就航 (Zaman紙)

世界で最も危険な都市といわれるイラクのモースル市とイスタンブルの間に、一週間に一日(一便)の予定で航空便の運航が始められた。モースルイスタンブル間の航空便の開始によって、イラクは、トルコ上空からヨーロッパ、そして世界へ開かれた新しい窓となる。      運行の開始に伴って、モースル空港では、今日7日に記念式典が行われた。式典にはモースル知事アスィール・ノジャルフィ氏、在モースル・トルコ総領事ヒュセイン・アヴニ・ボトサル氏、モースル副知事ファイサル・アジル・エル・ヤヴェル氏、その他招待客が参加した 全文をよむ

2009-06-06 トルコ、NATOのパキスタン大使に就任 (Milliyet紙)

パキスタンとアフガニスタンの間で長く仲介役を務めたトルコだが、このたびNATOがパキスタンの首都イスラマバードに初めて設置された「連絡大使」に任命された。      パキスタンとアフガニスタンの「仲裁」役を務めるトルコが、パキスタンの首都イスラマバードにNATOによって設立された「中継大使」に任命された。既存の在パキスタン・トルコ大使館が担当する連絡大使館の任務において、トルコは、NATOとパキスタンの政治対話の実現に向けて仲介役を担うことになる。      アル運動(ARI Hareketi) 全文をよむ

2009-06-05 ギュル大統領、「オバマ大統領の演説は誠実で現実的」―カイロ演説を評価 (Zaman紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、カイロ大学におけるアメリカ合衆国オバマ大統領の演説は「非常に、誠実で現実的」であったと語った。      ギュル大統領は、オバマ大統領の「今日(4日)の説明と約束は、イスラム諸国の観点からも、平和と安定のために協力を行いうるものであり、オバマ大統領が建設的な指導者であることを再び示した」と述べた。      ギュル大統領は、オバマ大統領の演説を関心を持って見たと述べ、「オバマ大統領が与えたメッセージはきわめて明確で明瞭であったと考えています。オバマ大統領がイスラム 全文をよむ

2009-06-01 トルコ、国連安全保障理事会の議長国の任を開始―6月担当 (Milliyet紙)

トルコは今日(6月1日)国連安全保障理事会の1ヵ月間の議長国の任をロシアから引き継ぐ。      トルコが担当する今期の議長国の任をその配下の部下とともに遂行するトルコの国連常駐大使のバキ・イルキン大使は、国連安全保障理事会で1ヶ月間、議長を務める。この間、安保理は主にアフガニスタンとパキスタン問題に取り組むものと見られている。国連安保理の議長国は5常任理事国と10非常任理事国の合計15カ国の中でアルファベット順に任命される。この規則にのっとりトルコは1ヵ月後に議長国の任をウガンダに引き渡す。ト 全文をよむ

2009-05-28 一番お金を使うのはアメリカ人、一番物見高いのは日本人―外国人旅行客比較 (Zaman紙)

トルコに来る観光客のうち、一番物見高いのは日本人で、一番お金を使うのはアメリカ人、値切ろうとするのはイスラエル人、ケチなのはイギリス人だということが分かった。       南部マルマラ・プロフェッショナル・ガイド連盟(GÜMRED)のウール・チェリッコル代表はAA通信に対して行った会見で、「煙突無し産業」とも呼ばれる観光部門が我が国に多くの外貨の流入をもたらし、経済に貢献していると話した。       彼は、トルコに毎年何百万人もの観光客が訪れ、とりわけツアー参加者は5千人以上の免許を持ったガイ 全文をよむ

2009-05-25 バクー・トビリシ・カルス間鉄道プロトコール、調印される (Yeni Safak紙)

バクー(アゼルバイジャン)、トビリシ(グルジア)、カルス(トルコ)間鉄道・調査技術会議が、トルコのムーラ県ボドルムで行われた。トルコ、グルジア、アゼルバイジャンの各代表団の中には大臣級のメンバーも含まれており、会議の最後に、プロジェクトの枠組みで準備されたプロトコールのひとつが調印された。      ビナーリ・ユルドュルム交通大臣は、ボドルム・イスィスホテルでの会議の最後に行われた調印儀式において会見を行い、技術団が2日間の取り組みを終了し、そしてプロジェクトが計画通りに進められることについて合 全文をよむ

2009-05-24 ダヴトオール外相、ダマスからバクーへ (Hurriyet紙)

イスラム会議機構(İKÖ)の第36回外相会議がシリアの首都ダマスカスで始まった。      トルコ代表のアフメト・ダヴトオール外相は本日(24日)の会議終了後、アゼルバイジャンのエルマル・メメディヤロフ外相とともに自家用機でアゼルバイジャンの首都バクーへ向かう予定である。ダウトオ-ル外相はアルメニア占領下にあるナゴルノ・カラバフや、天然ガスの料金、トルコとアルメニアの関係改善という状況におけるトルコ・アゼルバイジャン関係をバクー会談で議題にする予定である。ダマスカスでのİKÖ会議の方では、イスラ 全文をよむ

2009-05-22 ドイツ司法当局、学校でのイスラム式水着を許可 (Radikal紙)

ドイツ司法当局は、イスラム教徒の児童について、小学校での男女一緒のプール授業を免除することは認めなかったが、ブルキニ(イスラム式水着)の着用を許可した。      ドイツのある裁判所で、イスラム教徒の小学生に対し、男女一緒のプール授業を免除しないという判決が下された。ただし、「ブルキニ」という全身を覆う水着の着用については許可を出した。      ゲルセンキルヒェンという町に住むイスラム教徒の家族が、男女児童が一緒にプールの授業を受けることを「不道徳だ」として、9歳の女子児童の授業を免除するよう 全文をよむ

2009-05-21 フランスでトルコのEU加盟をめぐる論争、過熱 (Milliyet紙)

 欧州議会選挙を前にして、フランス与野党によるトルコのEU加盟論争が過熱している。       フランス与党の国民運動連合(UMP)はトルコ問題について野党の社会党を「有権者をからかっている」とし、対する社会党も与党を、選挙に向けて「嘘をついている」と批判した。社会党スポークスパーソンのベノワ・アモン氏はニコラ・サルコジ大統領に対して「嘘をついている」と述べ、「サルコジはトルコは要らないと言うが、(フランスの)EU議長国時に二つの章を開設した。パリで話すことと、ブリュッセルで話すことが違う」と批 全文をよむ

2009-05-17 ギュル大統領、シリアで自由主義経済を説明 (Radikal紙)

ギュル大統領は、旺盛な投資意欲と自由な市場経済によってトルコの事業家たちは、すでにヨーロッパと競争できる状態にあると述べた。そして、シリアへ力強い協力のメッセージを伝えた。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、自由市場経済の拡大につれ旺盛な投資意欲で、事業が大きくなったこと、また関税改革とともに、トルコの事業家たちが今日、ドイツ人やフランス人のようなヨーロッパの人々と競争できる状態になっていることを述べた。シリアを訪問したギュル大統領は、シリア政府のバッシャール・アル・アサド大統領と、首都 全文をよむ

2009-05-16 エルドアン首相、ソチでロシア・プーチン首相と会見 (Zaman紙)

アゼルバイジャンとポーランドを歴訪した後ロシアの黒海沿岸都市ソチに向かったタイイプ・エルドアン首相は、リヴィエラ宮殿でロシアの指導者ウラジミール・プーチン首相と会見した。議題はエネルギー、二国間貿易や関税問題、ナゴルノ・カラバフ問題の解決についてであった。2時間40分に及んだ首脳会談の後、首相たちはメディアの前に姿を見せた。      エルドアン首相は会談をさらに詰めるためプーチン首相をトルコへ招待し、2012年で満期を迎える天然ガス合意の更新に関する取り組みを始めると述べた。プーチン首相もブル 全文をよむ

2009-05-15 ギリシャで、「イズミル上陸は正しかったのか」論争 (Hurriyet紙)

エーゲ海の向こう岸では、今年90周年を迎えるイズミル上陸が議論されている。カティメリニ紙がインターネット・サイト上で行った、「ギリシャ軍によるイズミル上陸は正しかったのか」との論争には、多くの意見が寄せられた。      民族解放戦争から87年、ギリシャ軍のアナトリア派兵から90年になる今年、ギリシャではトルコへの敗北について、答えが出されようとしている。カティメリニ紙は、ギリシャで「小アジア(アナトリア)の惨事」として知られる解放戦争前後の時代について、インターネットで大規模な論争を始めた。  全文をよむ

2009-05-15 ギュル大統領、シリア訪問―パレスチナ国内統一を訴える (Yeni Safak紙)

ギュル大統領は、「トルコは、地域的問題に関して常に善意をもって対処しており、常に建設的だ。私はパレスチナで一刻も早く国内統一が得られることを望む。そうでなければ、パレスチナ問題の解決に、最も大きな害を与えることになるだろう」と述べた。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコが地域的問題に常に善意をもって対処しており、常に建設的であり、この方向で貢献していると述べた。ギュル大統領は、公式訪問が実現したシリアにおいて、バッシャール・アサド大統領と人民宮殿で、およそ3時間に及んだ二者会談と、 全文をよむ

2009-05-15 ポーランド訪問中のエルドアン首相、仏・独首脳を批判 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、欧州議会議員選挙を目前にトルコのEU加盟に反対する声明を声高に発したアンゲラ・メルケル独首相とニコラ・サルコジ仏大統領に、厳しい反発を示した。      アブドゥッラー・ギュル大統領が、「将来像なしに話している」と批判した両国のリーダーについて、エルドアン首相は、トルコを政治の道具にしていると非難した。「先で再び、私たちは一緒のテーブルにつきます。顔を合わせることになるのです。(こんな発言は)ありえないことです。」と述べた。      ワルシャワでドナルト・ 全文をよむ

2009-05-14 日本人がまた快挙!―PC盗難対策 (Hurriyet紙)

日本のPC巨大企業から日本人に相応しい発見:もうPC上の個人情報は盗まれることはありません...      すでに知られているように、秘密の情報が他人の手に渡る方法は、使用した内臓ディスクを売ることのみではない。まるで泥棒のように、予想できない状況であっても内臓ディスクや中のデータが他人へと渡ることがある。      日本企業である富士通は、ノートパソコンが盗まれた場合、中の重要情報が他人に渡るのを妨げるために、新しいパソコンを開発した。富士通の新しいパソコンは、携帯電話と連動でき、盗難されたと 全文をよむ

2009-05-14 「婚活ブラジャー!」発売―日本の下着メーカー (Radikal紙)

日本では結婚適齢期にも関わらず、独身のままの女性が多いことに注目した会社は、「結婚の時期を意識させる」ブラジャーを開発した。ブラジャーにつけられた指輪は一定期間の「婚約」ののち、結婚の時期が来たことを知らせるために色を変える。ブラジャーにつけられたカウンターは付き合い始めてからカウントダウンを始める。人によってその期間は異なるが、期間が終了すると、カップルに結婚する時期が来たことを意識させる。開発者達は、「日本で結婚年齢はかなり遅くなった。多くの女性が独身生活を送っている。彼女達の手助けになれば 全文をよむ

2009-05-12 ロボット先生、最初の授業―日本発 (Radikal紙)

日本人が開発したロボット教師が東京で最初の授業を行った      デイリー・テレグラフ紙によれば、東京理科大学により開発されたSayaという名の人型女性ロボットが、九段小学校の4年生児童らの理科の授業に登場した。   ロボットは可能な限り人間そっくりに動き、茶髪で、ピンク色の唇をし、衣服を着用している。   眉を上げることから笑うことまで、一連の顔面運動が可能なロボットの顔は、6つの基本的な感情(驚き、恐怖、怒り、幸福、悲しみ、嫌悪)を表現できるようプログラムされている。   Sayaの開発者で 全文をよむ

2009-05-11 サルコジ仏大統領、「トルコへの空手形に終止符を」 (Milliyet紙)

ニコラ・サルコジ仏大統領は、トルコのEU加盟問題に対する「空手形」をやめなければならないと話した。      サルコジ大統領は、ドイツのビルド・アム・ゾンターク紙に行った発表で、EUが際限なく拡大することは不可能だろうということ、また、そのためトルコに対して空手形を渡すかわりに、「共同でいかに大きな共通の経済と生活地域」をつくることができるかを考える必要があると話した。      ドイツのキリスト教民主同盟フィリップ・ミスフェルダー議員は、サルコジ大統領とともに同紙に語り、EU諸国の市民の間でト 全文をよむ

2009-05-11 首相の座を断念―日本で野党党首、献金問題から辞任 (Radikal紙)

日本で最大野党の小沢一郎代表が、次期選挙で勝利するため、政権を獲得するために辞任した      日本で最大野党の小沢一郎代表が辞任すると表明した。日本民主党党首の小沢氏は、行った記者会見で「来たる選挙で勝つため、そして政権を獲得するため、党の結束をもたらす目的で身を引くことと、党首を辞することを決断した」と述べた。      次期総選挙で実際あまりふるわないとされる66歳の小沢氏は、秘書が政治献金法に違反しているとして3月に責任を問われてから支持を失い始めた。      日本で総選挙は遅くとも9 全文をよむ

2009-05-10 ローマ教皇、アンマンでは靴を脱がず (Yeni Safak紙)

スルタン・アフメト・モスクに入る際に靴を脱いで、布製の靴下を履いたローマ教皇は、フサイン王モスクを訪問した際、靴を脱がず、敷物の上を歩いた。      ローマ教皇ベネディクトゥス16世は、中東訪問の一環として昨日ヨルダンの首都アンマンでフサイン・イブン・タッラール王・モスクを訪問した。2006年のトルコ訪問でスルタン・アフメト・モスクを訪問したときは、靴を脱いだローマ教皇は、レバノンのモスクを訪問した際は靴を脱がなかったことが注意を引いた。バチカンのスポークスマンは、「教皇がトルコ訪問の時とは違 全文をよむ

2009-05-10 ケルンの通りで民族主義者と衝突発生 (Radikal紙)

極右グループのプロ・ケルンが主催した「反イスラム会議」と、このグループに反対して行われたデモが、都市ケルンを混乱させた。通りでは衝突も起きた。      ドイツの都市ケルンで、モスクの建設に反対する極右グループ「プロ・ケルン」が行った「反イスラム会議」には関心が寄せられなかった一方で、このグループに反対して行われたデモには、何千人もの市民が参加した。   ケルンのドイツ街区では朝から、オーストリアやアメリカ、フランス、イタリアといった国々から集まってきた約350人以上の極右集団がその会議に参加し 全文をよむ

2009-05-07 アゼルバイジャン・アルメニア首脳会議、始まる (Hurriyet紙)

 アゼルバイジャンのイルハム・アアリエフ大統領とアルメニアのセルジ・サルグシャン大統領の首脳会議が在プラハ(チェコ)・米国大使館で開始された。       欧州安全保障協力機構(AGİT)内ミンスク・グループの主要国メンバーのうち、米国の主導によって始められたアアリエフ大統領とサルグシャン大統領の会談には、他の主要国メンバー、フランスとロシアの代表者らも参加した。      ■握手せず       首脳会談の冒頭、撮影のために短時間会場へ入室した新聞記者らも執拗な求めにも関わらず、両大統領が握手 全文をよむ

2009-05-04 エルドアン首相、近くアゼルバイジャンとロシアを訪問 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は5月13日にアリイェフ・アゼルバイジャン大統領、そして5月16日にはソチでプーチン・ロシア首相と会談する。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、実務訪問のために5月12日、アゼルバジャンの首都バクーへ発つ。次の日にはアゼルバイジャンのイルハム・アリイェヴ大統領と会談を行うという。エルドアン首相は、5月14日にはポーランドへ公式訪問する予定。      エルドアン首相は、5月16日にはロシアのソチ市でロシア連邦のウラジミール・プーチン首相と会談の場を 全文をよむ

2009-05-03 オバマの後はFBI長官がトルコ訪問 (Zaman紙)

アメリカ大統領オバマ・バラク氏に続き、今度は連邦捜査局(FBI)ロバート・ミュラー長官がトルコを訪れる予定だ。近日中に実現が予定されるこの訪問では、クルド労働者党(PKK)やアルカイダの問題が取り上げられる予定である。      アンカラへの2日間にわたる訪問の日程は、在アンカラ・アメリカ大使館によって内密にされている。アメリカ大使館は、長官の日程に関連し、ベシル・アタライ内務大臣やオウズ・カアン・キョクサル警察総長、国家諜報機構(MİT)エムレ・タネル事務次官との面会を求めた。首都で非公式の会 全文をよむ

2009-05-03 ムクタダー・サドル、トルコを訪問:トルコがイラク安定の仲介役を果たすかもしれない (Yeni Safak紙)

イラクのシーア派リーダーであるムクタダー・サドル氏が、イスタンブルでイラク人国会議員たちと一堂に会した。サドル氏とその一行は、イラク人国会議員たちと数人の代表者たちとともにマスコミ非公開の会合を行った。会合の後にサドル氏の名で会見を行ったスポークスマンは、以下の様に述べた。「われわれは、トルコを平和への調停を行ってくれる国家として見なしています。この点において要求はありませんでしたが、必要とあらば行うこともあるでしょう」      イラク占領に対する抵抗運動のシンボル的存在であるムクタダー・サド 全文をよむ

2009-04-26 トルコ・シリア陸軍の間で初の合同演習 (Yeni Safak紙)

トルコとシリア両陸軍の間の友好と協力と信頼を強化する目的で明日27日、国境警備合同演習が行なわれる。      参謀本部のインターネットのサイトの情報によると、トルコ・シリア国境警備合同演習が、キリス郡のユクセッキテペ国境地区とシリアのシャマリン・アアザーズ地方で行なわれる。      両国の陸軍に相当する部隊の間の友好と協力と信頼を強化する目的で行われる演習の目的の中には、国境警備隊の教育と、合同で活動できる分野を拡大するという目的も含まれている。      両国の陸軍に相当する部隊の間で初め 全文をよむ

2009-04-25 オバマ声明にトルコ外務省「容認できない表現を含む」 (Milliyet紙)

トルコ外務省は、バラク・オバマ米大統領の「アルメニア人追悼日」として24日におこなった声明の中の一部の表現と1915年事件に関する歴史解釈が容認できないものであることを指摘した。      トルコ外務省は文書による声明で、「過去におこなわれてきたように、オバマ米大統領も4月24日の『アルメニア人追悼日』に書面による声明を発表した。この声明の中の一部の表現と1915年事件に関連する歴史解釈を我々は容認することはできない」とした。      1915年事件に関連し、あの時代、あの地域で数十万人のトル 全文をよむ

2009-04-24 「ジェノサイド」か「大きな悲劇」か―オバマ大統領の4月24日演説 (Milliyet紙)

アメリカ大統領バラク・オバマは、4月24日の大統領官邸のプレス・リリースで、1915年のアルメニア人の事件に対し、「ジェノサイド」と表現しなかった。       バラク・オバマ大統領は、1915年のアルメニア人事件の追悼日に出した書面による声明で、「94年前に20世紀最大の虐殺のひとつが始まった。我々は毎年、オスマン帝国の末期に150万人のアルメニア人が殺害されたこと、または死への行進をしたことを追悼する」と述べた。       オバマ大統領はジェノサイドという言葉を用いず、トルコ語で「大きな悲 全文をよむ

2009-04-24 在米アルメニア人団体、オバマ大統領の「ジェノサイド」関連演説にブーイング (Zaman紙)

アメリカ合衆国の2大アルメニア人団体は、4月24日のオバマ大統領の演説に不満を持ち、大統領が昨年交わした約束を守っていないと非難した。      アメリカ・アルメニア人国民委員会(ANCA)のケン・ハチキアン会長は、書面で、「私は、オバマ大統領が『ジェノサイド』を認めるという約束を守らなかったことに対して深い失望を感じた在米アルメニア人たちの気持ちに同調しています」と述べた。      ハチキアン会長はオバマ大統領に対して、この問題における態度を変え、アメリカ議会で議決待ちとなっている「ジェノサ 全文をよむ

2009-04-24 トルコ・アルメニア「正常化」に向けて、ロードマップ作成 (Hurriyet紙)

この件に関し、まずは委員会が設置される。細部について話し合うために両国に外交関係が築かれるだろう。今後は代表部が開設され、国境について協議される予定である。      トルコ・アルメニア関係の正常化に向けて、両国で一致したと公式に伝えられた「ロードマップ」は、まずは委員会を設置し、またこの委員会が国境の開放や外交関係の構築といった多くの細かな作業を行っていくことを内包しているのが明らかとなった。アルメニアとの「ロードマップ合意」は、まず一昨日の深夜にアンカラで発表され、エレヴァン(アルメニアの首 全文をよむ

2009-04-24 日本の警察、裸で騒いだ人気歌手クサナギを逮捕 (Radikal紙)

日本と韓国で人気のある、歌手で俳優の草彅剛さんが東京で裸のまま歩きまわっているところを逮捕された。草彅さんは「裸でいて何が悪い?」と言った。      日本の首都、東京で、泥酔し公園を裸で歩き回ったポップス界のスターが逮捕された。警視庁は、日本でとても人気のあるグループ「SMAP」のメンバーである草彅剛さんが、公園で裸の男が騒いでいるとの近隣住民の苦情で、現行犯逮捕されたことを明らかにした。日本の報道機関のNHKによれば、警官が行ってみると、地面に座って連行されるのを拒んだ34歳のスターは、「裸 全文をよむ

2009-04-23 南キプロス首相、トルコの港湾開放拒否を容認の発言 (Zaman紙)

 南キプロス(キプロス共和国)のディミトリス・フリストフィアス首相は、一昨日ギリシャのコスタス・カラマンリス首相との記者会見でトルコが南キプロスに対してEU加盟の条件を果たさなくても、加盟交渉に拒否権を行使したりはしないと述べた。       ギリシャ系住民向けの新聞には、フリストフィアス首相の「もし我々が拒否権を発動したら、他の25の加盟国から孤立してしまう。」との発言が掲載された。ポリティス紙は、「トルコへ拒否権を行使すべき時ではない」というタイトルで、南キプロスとアテネが、トルコのEU加盟 全文をよむ

2009-04-23 ドイツ、トルコ人観光客へのヴィザを免除せず (Radikal紙)

ドイツで、欧州司法裁判所がトルコ国民に対するビザの義務付けにつき好意的な決定を下したことに関連し議論が続いている。緑の党が、欧州司法裁判所の決定を理由に、ドイツに短期間の滞在で訪れるトルコ人にビザを免除する必要があるとの見解を示したが、これにドイツ連邦政府は反対している。連邦議会内務委員会のキリスト教民主同盟議員ラインハルド・グリンデルは「旅行者に対するビザの義務付けに何ら変更はない」と述べている一方で、内務委員会委員長で社会民主党のセバスチャン・エダスティ議員はドイツのビザ義務付けを、全てのト 全文をよむ

2009-04-23 トルコ・アルメニア「正常化」へ、アゼルバイジャン反発 (Radikal紙)

トルコ外務省は、トルコとアルメニアが関係正常化のための枠組みに合意し、ロードマップ(行程表)が明らかにされた旨発表した。これに対しアゼルバイジャンは、「アルメニアのアゼルバイジャン領占領問題が解決されるまで、関係は正常化されるべきではない」と発表し、反発を示した。      長い間トルコ・アルメニアの仲介役を務めるスイスは、昨日驚くべき一歩を踏み出した。3ヶ国の外務省は、トルコ・アルメニアの会談に関し共同声明を発表した。      トルコ、アルメニア及びスイスが同時に発表した声明では、トルコ・ア 全文をよむ

2009-04-22 「トルコへNATO副事務総長ポスト」、独仏が反対 (Milliyet紙)

トルコに与えられると言われているNATO副事務局長のポストがすでに他国に割り当てられていること、トルコのために新しいポストを作ることにはドイツとフランスが反対していることが明らかになった。      デンマークのラスムセン元首相のNATO事務総長選出にあたりアンカラへ示されたとされる「約束」は、また一つ、期待外れとなる可能性がある。ロジテレビの終了について何も具体的な進展がないことや、ラスムセン氏が「文明間の同盟」フォーラムで行った挨拶で預言者ムハンマドの風刺画に関して謝罪をしなかったことに続き 全文をよむ

2009-04-20 北キプロス総選挙、国民統一党(UBP)勝利―選挙民、「交渉不支持」を支持 (Radikal紙)

北キプロス・トルコ共和国で昨日(19日)、経済危機が影響した早期総選挙のため、投票が行われた。共和トルコ党(CTP)連合勢力が大幅に票を逃した一方、「(キプロス統合)交渉不支持」を支持する国民統一党(UBP)が44パーセントという爆発的な得票率で勝ち抜いた。      北キプロス・トルコ共和国で近年進展していた(キプロス問題)解決と変革への希望の消失をうけて、昨日(19日)経済危機が争点となった総選挙について投票が行われた。解決を選挙公約として与党となった中道左派寄りの共和人民党(CTP)連合勢 全文をよむ

2009-04-20 エルバカン元首相、アフマディネジャード・イラン大統領と会談 (Milliyet紙)

ネジュメッティン・エルバカン元首相は、イラン大統領のアフマディネジャード氏と会談した。大統領官邸での会談は、報道関係者の撮影後に報道陣に非公開で続けられた。      クム(ゴム)でエルバカン氏は、専門家会議及び公益判別評議会議長アーヤトゥッラー・アリ・エクベル・ハシーミー・ラフサンジャーニー氏、元大統領モハンマド・ハータミー氏、マヌーチェフル・モッタキ外相、アリ・ラリジャーニ議長、アーヤトゥッラー・マフムード・ハーシミー・シャフルーディー司法長官と会談した。エルバカン氏はさらにいくつかの大学や 全文をよむ

2009-04-15 ババジャン外相、アルメニア訪問へ (Yeni Safak紙)

アリ・ババジャン外相は明日、黒海協力機構の会議に出席するため、アルメニアを訪問する。      アリ・ババジャン外相が明日、黒海経済協力機構の会議に参加するため、アルメニアの首都・エレバンを訪問することが発表された。      外務省が行った発表によると、ババジャン外相は、同行する訪問団とともに、4月16日にエレバンで開かれる黒海経済協力機構外相級20カ国会談に出席するため、アルメニアに日帰りでいく。外務省の発表によると、黒海経済協力機構はトルコの主導により、1992年6月25日のイスタンブル・ 全文をよむ

2009-04-12 イスタンブルを訪問しないアアリエフ大統領、モスクワを訪問 (Zaman紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アアリエフ大統領が、モスクワに行くとの情報が流れた。クレムリンからの発表によると、ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ首相の招待を受けてアゼルバイジャンのアアリエフ大統領が4月16日17日にモスクワを訪問するとされた。      アアリエフ大統領がアブドゥッラー・ギュル大統領とアメリカ当局者の要求にもかかわらずイスタンブルで行なわれた「文明間の同盟」サミットに参加しなかったのは注意を引いた。       アアリエフ大統領のモスクワ訪問は、トルコ―アルメニア関係の修復に 全文をよむ

2009-04-11 エルドアン首相、ナゴルノ・カラバフ問題解決なくしてトルコ・アルメニア関係正常化なし (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ナゴルノ・カラバフ問題についてアゼルバイジャンとアルメニアの間で意見の一致がみられない限り、アンカラとエレバンの間で最終的な協定に署名されることはない、と話した。      アンタキヤ訪問中、「アルメニアのセルジ・サルキシャン大統領が、10月7日にトルコで開催される(サッカー)リターンマッチまで、国境が開放されるよう期待されると発言したこと、および(それに対する)アゼルバイジャンの不快感に関して」記者らが示した質問について、エルドアン首相は以下のように応えた 全文をよむ

2009-04-09 アフガニスタン派兵のトルコ軍兵士の制服、人気 (Milliyet紙)

アメリカのオバマ大統領のトルコ訪問を振り返り、トルコ大国民議会外交委員会委員のムラト・メルジャン博士はテレビ番組で、「アフガニスタンとの間で制服が原因で外交危機があった」と話した。      昨夜のテレビ番組で、オバマ大統領との会談でアフガニスタンへの派兵が話題に上ったかどうかを訊かれたメルジャン博士は、アフガニスタン駐留のトルコ兵が非常に気に入られており、さらにはそのことが原因でNATOとの外交危機があったと話した。同博士は、1年前にアフガニスタンに駐留するNATOの兵士が、身を守るためにトル 全文をよむ

2009-04-09 オバマ政権にトルコから最初のノー―ギリシャ正教会神学校問題 (Milliyet紙)

オバマ米国大統領が、トルコ大国民議会での演説で伝えたメッセージを評価した宗務担当のサイド・ヤズジュオール国務相は、トルコ大国民議会でヘイベリ島にあるギリシャ正教会神学校の開設について明確に言及したオバマ大統領に関し、「彼の発言によって何かが変わるわけではない」と話した。エルドアン首相も、「現時点でそのような予定はない」と述べた。   9月11日の攻撃後、西欧が間違った認識をし、反イスラム感情が作り出されたと話すヤズジュオール国務相は、「現在ドイツや米国で武器を使用した攻撃が起こっている。外国人が 全文をよむ

2009-04-08 このミニスカートにだまされてはダメ・・―外国メディアのトルコ評 (Hurriyet紙)

世界のメディアでは今日もオバマ大統領のトルコ訪問に関係して、興味深い解説をしている。しかし最も興味深い記事はインディペンデント紙にあった。その記事によれば、オバマ氏に質問したミニスカートの学生を見て騙されてはいけない。この写真の裏には別の真実がある。それはトルコの田舎では世俗主義が死んでいるということだ・・・      ■インディペンデント紙 「トルコの田舎では世俗主義が死んでいる」      イギリスのインディペンデント紙の記者パトリック・コックボーンはオバマ氏に関し、「大統領の歩み寄りの政策 全文をよむ

2009-04-07 アヤソフィアの猫、一躍有名に―オバマ大統領とポーズ (Yeni Safak紙)

アメリカ合衆国バラク・フセイン・オバマ大統領がアヤソフィア博物館を訪問した際に可愛がった猫が、一躍有名になった。名前を「グリ」と言い、アヤソフィアにいる7匹の猫のうちの1匹として、生まれてから今までの3年間ここで育ったとのことだ。      バラク・オバマ大統領がアヤソフィア大統領を訪れた際に可愛がった「グリ」という名の猫は、同訪問の印象的な場面の一つとなった。      同博物館考古学者のデフネ・テカイ氏は、猫は生まれてから今までずっとここで育ったと明かし、「博物館に来る観光客にとても懐いてい 全文をよむ

2009-04-07 EU加盟支持のフランス外相、トルコに失望―NATO事務総長選出問題の波紋 (Radikal紙)

フランスのベルナール・クシュネール外相は、もはやトルコのEU加盟を支持しないと述べた。エルドアン首相がNATO首脳会談の際、新事務総長へのラムスセン氏就任に執拗に反対したことにショックを受けたと明らかにしたクシュネール外相は、トルコでは宗教が強固になり世俗主義という特徴が弱められていると主張した。      トルコのEU加盟に反対する態度が次第に広がっている。ベルナール・クシュネール外相は以前には何度もトルコのEU正式加盟を支持しており、この点でニコラ・サルコジ大統領や他のフランスの大臣から距離 全文をよむ

2009-04-07 オバマ大統領、イスタンブルの一日 (Milliyet紙)

オバマ大統領はコンラッドホテルで、初めて在イスタンブルアメリカ総領事館の職員やその家族と顔を合わせた。      その様子は報道機関には非公開で行われた。      オバマ大統領は、その後にイスタンブル・ムフティーのムスタファ・チャールジュ氏、トルコでのユダヤ教大ラビのイスハク・ハレヴァ氏、トルコのアルメニア正教会総主教代理のアラム・アテシヤン氏、シリア正教会イスタンブル府主教のユスフ・チェティン氏と会談した。      この会談に参加しなかったフェネル東方正教会総主教バルトロメオス氏は、オバマ 全文をよむ

2009-04-06 ラムスセン新NATO事務総長の次の災難、イスタンブルで脱臼 (Hurriyet紙)

NATOの新事務総長に選ばれたフォー・ラスムセン氏が、イスタンブルのホテルの階段から落ち、肩を脱臼したと発表された。ラスムセン氏は、タクスィム救急病院で治療を受けた。      「第2回文明間の同盟フォーラム」に参加のためイスタンブルに滞在していたラスムセン氏は、昨晩、ホテルの階段からおち、タクスィム救急病院に運ばれたと発表された。ラスムセン氏は、脱臼の治療ののち、数時間後にホテルに戻ったという。      チュラーン宮殿で開催された「第2回文明間の同盟フォーラム」の総会でスピーチをしたラスムセ 全文をよむ

2009-04-06 ラスムセンNATO事務総長、イスタンブルで演説、謝罪はなし (Yeni Safak紙)

NATO事務総長であり前デンマーク首相のアンダース・フォー・ラスムセンは、期待されていた詫びを述べなかった。      同氏は、宗教のシンボルに敬意を表する必要があるというメッセージのみを送った。氏は、風刺画の危機が勃発した際に行った説明に似たかたちで表現の自由の重要性を指摘した。新NATO事務総長は以下のメッセージを述べた:「優先事項の一つは、イスラム世界との対話や関係の機会を増し、そして発展させることです。」      第2回文明間の同盟フォーラムで開会の辞の後、総会が開始した。「危機の時期 全文をよむ

2009-04-06 オバマ大統領トルコ議会で演説「困難だが、変革が必要」 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会で歴史的な演説を行ったオバマ米大統領は、トルコ訪問が全世界に対する「明白なメッセージ」であることを強調した演説で、「変革」のメッセージを投げかけた。。      「私たち全員の変革が必要だ。しかし、変わるということは、容易なことではない」と話しオバマ米大統領は、「虐殺」という言葉は使わずに、アルメニア問題について議会の演壇で次のように言及した。「この議会で演説をするにあたり、1915年に起きた不幸な出来事についてももちろん触れざるを得ない。これは私の問題ではなく、アルメニア人とト 全文をよむ

2009-04-05 スペイン、トルコのEU入りを支持 (Milliyet紙)

サクップ・サバンジュ博物館での会議でスピーチを行ったエゲメン・バウシュ国務大臣兼EU加盟交渉担当官は、トルコとスペインの関係がここ10年で加速したこと、観光、学術分野そして貿易における両国関係が増大したと述べた。   スペインがトルコのEU加盟を支持したことに満足したバウシュは、「かつて私たちは『ヨーロッパの病人』と呼ばれていた。一時も『アジアの病人』とは呼ばれなかった。私達は完全にヨーロッパ側に位置している。今までに一度もこれほど豊かで強かったことはなかった」と述べた。スペインの友人らが、EU 全文をよむ

2009-04-05 オバマ大統領、トルコの議会で45分間語る予定 (Zaman紙)

アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領が、明日6日トルコ大国民議会(TBMM)本会議で、45分間にわたって議員たちへ演説を行う。オバマ氏は本会議で演説を行う前にも、TBMM議長キョクサル・トプタン氏や議会に議席をもつ政党の党首たちと会談する予定だ。      トルコ訪問の内の1時間半を議会で過すオバマ大統領は、明日6日午後2時半頃にTBMMへ到着する。バラク・オバマ氏は、TBMM議長キョクサル・トプタン氏によって、議長の執務室の入り口で迎えられる。      キョクサル・トプタン議長と15分間、会 全文をよむ

2009-04-04 トルコ、説得を受け入れる―NATO時期事務総長にラスムセン・デンマーク首相 (Radikal紙)

NATOのヤープ・デ・ホープ・スヘッフェル事務総長は、トルコの反対のため長引いたが、デンマークの アナス・フォー・ラスムセン首相がNATO事務総長に就任することについて、合意に達したことを明らかにした。      NATOのヤープ・デ・ホープ・スヘッフェル事務総長は、デンマークのアナス・フォー・ラスムセン首相が同盟機構(NATO)の新事務総長に就任することについて、合意に達したことを明らかにした。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ラスムセン首相のNATO事務総長選出に関連し、「我々の懸念は、 全文をよむ

2009-04-04 記念行事に遅刻の伊ベルルスコーニ首相、長電話の相手はエルドアン首相 (Yeni Safak紙)

本日(4月4日)行なわれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の公式イベントで、伊シルヴィオ・べルルスコーニ首相がトルコのエルドアン首相との電話のために、開会行事に遅刻した。      首脳会議の一環とした行われたドイツのケールでのイベントで、ドイツのアンジェラ・メルケル首相が各国首脳らと握手をしているとき、メルケル首相に向かって歩いていたベルルスコーニ首相の携帯電話が鳴った。ベルルスコーニ首相はメルケル首相に手で合図をして許可を求め、その後長時間電話で話しこみ、開会イベントに加えて、各国首脳ら 全文をよむ

2009-04-03 オバマ大統領トルコ訪問同行者へ「脱ぎやすい靴できてください」 (Yeni Safak紙)

バラク・オバマ米大統領のイギリス、フランス、ドイツ、チェコ共和国、そして、トルコを含む外遊に関し、ホワイトハウスは、トルコ外遊に先立ち、オバマ大統領に同行する記者らに、脱ぎやすい靴を、また女性記者らにはスカーフを携行することを勧めた。オバマ大統領に同行する記者らに送られたEメールでは、「報道関係者は、靴を脱ぎ、女性の頭部を覆うことが必要な場所に行くことになるかもしれません。特に、取材が許可される記者の数に制限がある一部のプログラムに参加する場合は、脱ぎやすい靴を、さらに女性は頭部を覆えるものを持 全文をよむ

2009-04-03 NATOに衝撃―エルドアン首相から新事務総長候補へ反対発言 (Milliyet紙)

デンマークのアナス・フォー・ラスムセン首相は、NATO事務総長の候補者であることを正式に表明した。      ラスムセン首相が候補であることを正式に表明してからしばらく後に、ロンドン・チャタム・ハウスで演説したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ラスムセン首相の立候補に反対であると述べた。テロ組織の報道機関がデンマークを本拠地としていることと、ムハンマド風刺画問題の危機を取り上げたエルドアン首相は、「こうしたことで平和プロセスに貢献できない者は、一体これからどうなるのか?これはもちろん我々に一 全文をよむ

2009-04-02 エルドアン首相、G20会議でオバマ大統領らと会談 (Hurriyet紙)

G20首脳会議において経済危機を協議し国際的解決を求める政治家たちが、G20のスローガンである「安定、成長、雇用」についての意見交換を行っている。      G20会議の初日、タイイプ・エルドアン首相はアメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ氏、スペインのロドリゲス・サパテロ首相、オランダのヤン・ペーター・バルケネンデ首相とアンゲラ・メルケル氏と会合を行ない、トルコと世界経済の動向及びNATOに関して意見交換を行った。会合後、トルコへ公式訪問を予定しているバラク・オバマ大統領と同訪問の詳細についても 全文をよむ

2009-03-29 トルコ人へのビザ不用の判断、欧州諸国を混乱させる (Hurriyet紙)

欧州裁判所の決定の後、ビザ問題がトルコーEU関係の主要な争点となった。来週にも欧州議会で広範な参加者のもと会議が開かれる予定だ。EU委員会は4月中旬には公式な見解を発表し、4月22日には執行部メンバーらによる「ビザサミット」が開かれる。      欧州裁判所がトルコ人にたいしビザ不要との決定を下し、ドイツ行政裁判所がこの決定を承認する判断を下したのち、ビザを廃止するための取り組みが活発化し、この問題の解決に向けて動きだした。   全てのEU協定が「正確」で「完璧」に適用されることに責任がある欧州 全文をよむ

2009-03-25 大統領は、「クルディスタン」といったか否か (Hurriyet紙)

イラクから帰国したギュル大統領は、論争となっている「クルディスタン」という表現について、使わなかったと主張した。「イラクの憲法ではイラク北部にクルド地域政府が存在するのを認めており、私はそれについて述べた。ごく普通のことである。こんな馬鹿げた不要な議論は無意味だ」      ギュル大統領が一昨日イラクへ向かう際、記者たちとの会話の中で「クルディスタン」という言葉を使ったという報道は、大きな波紋を呼んだ。しかし、昨日の夕方イラクから戻った大統領は「クルディスタン」と言ったことを否定し、混乱を招いた 全文をよむ

2009-03-24 エルドアン首相、米軍のイラク撤退計画に条件付き協力へ (Yeni Safak紙)

エルドアン首相は、「米軍がイラクから撤退する際にトルコ領土の使用を許可する」と述べた。CNNの取材に応じた首相は、この件に関してワシントンからの正式な要請はまだないと話した。      エルドアン首相は米国からの許可要請があれば、イラクから撤退する米軍がトルコ領土を使用することを検討しうると述べた。米国CNNテレビのインターネットニュースによると、首相は23日に公正発展党(AKP)総本部で声明を発表し、米軍の(イラクからの)撤退に対し前向きな姿勢をとると話した。      ■武器はどこへゆくのか 全文をよむ

2009-03-23 トルコ共和国大統領、33年ぶりのイラク公式訪問―ギュル、バグダッドに到着 (Hurriyet紙)

イラク共和国大統領タラバーニーとトルコ共和国大統領アブドュッラー・ギュル会談の最初の詳報が公表された。タラバーニー氏はクルディスタン労働者党(PKK)のことを、「彼らは戦闘を放棄するか、もしくはイラクを捨てるかのどちらかだ」とはっきりと警告した。      トルコ共和国大統領は33年ぶりにイラクを訪問した。ギュル大統領が搭乗した飛行機が、バグダッドに着陸した。      ギュル大統領は公式訪問でイラクの首都バグダッドを訪れた。      バグダッド国際空港では、イラクのサービル・アル・イーサーウ 全文をよむ

2009-03-20 ドイツ入国への査証(ビザ)免除問題、独内務省見解 (Yeni Safak紙)

ドイツ内務省は、査証免除でドイツ入国を求めるトルコ人のトラック運転手メフメト・ソイサルさんの訴えを認めた2月19日付けの欧州司法裁判所の判決は、ドイツに物品を運搬するトルコ国民に対してのみ有効であると述べた。      ドイツ内務省がこの問題について行った発表によると、トルコ人観光客、ビジネスマン、その他のトルコ国民が査証免除でドイツへ入国できるという解釈はもはや正しくないのであり、左派党がおこなった入国可能であるとの発表によって判決の事実がゆがめられたと述べた。      発表の中で、さらにこ 全文をよむ

2009-03-20 オスマン文書を証拠にエルサレムの土地問題解決へ (Hurriyet紙)

東エルサレムで、ユダヤ人とパレスチナ人の間の30年間続いている土地所有問題は、オスマン朝に関する文書館所蔵の、ある歴史的文書により解決される。ヒュッリイェト紙に語ったパレスチナ人弁護士は、トルコ当局が、ガザの戦闘後、彼らを援助し始めたこと、そして文書発見後すぐに手渡したことを強調した。      東エルサレムのシャイフ・ジャッラーフ区にある30箇所の建物の所有権に関して30年間続いている論争は、トルコ当局の尽力で見つかったと伝えられるオスマン朝のある地券文書で決着がつけられる可能性がある。   全文をよむ

2009-03-17 水戦争、イスタンブルで始まる―世界水フォーラムへの抗議 (Radikal紙)

2万3千人が参加する第5回世界水フォーラムがイスタンブルで開催する一方、会場内外で抗議活動が行われた。デモ隊はささいな理由で放水を受けた。ギュル大統領は、2年後トルコは水不足になりうると述べた。      トルコが3年間準備していた「第5回水フォーラム」が昨日(16日)開催された。会場内で指導者らが「水に関する連合」を呼び掛け、外では抗議活動が「水は生命である、売買されえない」とのスローガンを掲げていた。アブドゥッラー・ギュル大統領は「対策を講じなければトルコは2010年以降、水不足の限界点を下 全文をよむ

2009-03-16 ソマリア沖海賊対策に派遣のトルコ海軍フリゲート艦、ベトナム船籍の船を救う (Yeni Safak紙)

トルコ海軍所属の艦船、フリゲート艦のギレスンは、アデン湾で一隻のベトナム船籍の船を射撃したソマリア人の海賊に干渉した。海賊はトルコ兵らの射撃に耐え切れず、退散した。      トルコ兵は、アデン湾でテロ行為を実施しているソマリア人の海賊を一撃した。統合参謀本部は、アデン湾で任務を遂行していたトルコ海軍所属のフリゲート艦のギレスンが、イエメン南部でベトナム船籍の船に向けた海賊の襲撃を、デンマークの戦艦と共同で阻止したと伝えた。      ■ 艦載ヘリによる干渉      統合参謀本部のインターネッ 全文をよむ

2009-03-15 エルドアン首相、タラバーニー大統領と会見 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、第5回世界水フォーラムに参加する予定のジャラール・タラバーニー、イラク大統領と今日イスタンブルで二者会談を行う予定である。   バルケスィルとイズミルでのミーティングの後、夕方イスタンブルに来る予定のエルドアンは、イスタンブルの首相公館で22時からタラバーニー大統領と会う予定だ。エルドアンは、さらに水フォーラムのためにイスタンブルを訪問中のイママリ・ラフマン、タジキスタン大統領とハン・スンス、韓国首相とも会談する予定だ。 全文をよむ

2009-03-11 ギュル大統領、テヘラン訪問 (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、イラン訪問がとても有益で有意義に過ぎたと述べ、「トルコとイランはとても根源的な歴史と文明のある、どの観点から見ても力のある国である」と話した。      ギュル大統領は、経済協力機構(EİT; ECO)第10回首脳サミットに参加するためイランの首都テヘランを訪れ、マフムード・アフマディネジャード大統領とアーヤトッラーのアリー・ハーメネイーとは個別に会見した。ギュル大統領はさらに後、会見に関しトルコ人新聞記者らに説明を行い質問に答えた。      ギュル大統領は、イ 全文をよむ

2009-03-11 ドイツの高校で銃乱射事件、死亡のイブラヒム君はアルバニア系 (Yeni Safak紙)

ドイツの南部シュトゥットガルトで起きた銃乱射事件で死亡した生徒の一人が、トルコ系ではなく、アルバニア系であることが明らかになった。死亡した生徒の名前はイブラヒム・ハリル・アイで、名前が類似していたことでトルコ系であるとみなされていたことが分かった。      ドイツの南部シュトゥットガルトの小都市ヴィンネンデンで起こった銃乱射事件の結果、生徒9人、教員3人、学校付近にあるクリニックの傍で1人が死亡した。容疑者は警察との抗争の結果亡くなったが(自殺したが)、抗争の際、通りすがりの2人も亡くなった。 全文をよむ

2009-03-11 元PKK兵士、米軍傭兵としてアフガニスタンへ (Hurriyet紙)

トルコ軍が北イラクで激しく攻撃した分離主義テロ組織PKKから逃れた複数のテロリストが、アメリカ軍に傭兵として加わってアフガニスタンに行ったことが明らかとなった。      チャンネルDの報道によれば、トルコ軍戦闘機の攻撃の結果大きく士気を低下させられた分離主義組織のメンバー達はPKKから離脱し始めた。PKKから離脱したテロリスト達は北イラクでばらばらになって生き延びているが、その一部はトルコに戻っている。イラクに駐留するアメリカ軍に加わることを選んだ者も複数いる。アルビルにあるアメリカ軍の事務所 全文をよむ

2009-03-09 ギュル大統領、今月イラクを訪問 (Yeni Safak紙)

イラク政府報道官であるアリー・アル=ダッバーグ氏は、アブドゥッラー・ギュル大統領が今月中にイラクを訪問する予定であると主張した。      ダッバーグ報道官は記者会見で、ギュル大統領のバグダッド訪問が非常に内容の濃いものとなるだろうと述べた。同報道官は、「今月中に訪問を実現させるために、全ての準備がなされました」と語った。ダッバーグ報道官は、イラク政府がこの訪問をとても重要視していると述べ、次のように話した。      「イラクとトルコの間の関係は、強固であり、重要であり、そして戦略的です。この 全文をよむ

2009-03-08 トルコ航空機の事故原因に関する国際航空機整備士連盟の発表 (Radikal紙)

国際航空機整備士連盟(AEI)とトルコ航空整備士組合(TALTA)は、トルコ航空の「テキルダー」機がアムステルダム・スキポール空港に着陸する際に発生した事故は「点検整備の不足によるものではない」と説明した。      AEIのフレッド・ブルッグマン事務局長とTALTAのムスタファ・ブジャン・チョラク事務局長によって行われた共同会見で、オランダ民間航空総局当局者の報告書に従い、ありうべき事故のシナリオと2機関の見解が次のように説明された。   「航空機の高度に関する情報を獲得する高度計が降下の際、 全文をよむ

2009-03-07 米クリントン国務長官、アンカラ来訪 (Radikal紙)

アメリカ合衆国のクリントン国務長官は、最初の中東歴訪の一環として昨晩(6日)アンカラを訪れた。クリントン国務長官は、アブドゥッラー・ギュル大統領、タイイプ・エルドアン首相、アリ・ババジャン外相との会談を予定しているが、アメリカのイラクからの撤退支援、アフガニスタンにおけるNATO支援、アメリカ議会での「アルメニア人虐殺」決議案等の複雑な問題が交渉の焦点となっている。外務省スポークスマンのバラク・オズゲリンは、「クリントン国務長官の来訪は、戦略的協力を証明する観点から重要である」と強調する一方で、 全文をよむ

2009-03-06 国境門ではない、友情の架け橋 グルジアとトルコの国境で (Yeni Safak紙)

 新しく改築されたサルプ国境門の開門式にグルジアのサアカシュヴィリ大統領と共に出席したエルドアン首相は、「トルコとグルジアの国民を70年間隔ててきた国境が友好の架け橋に生まれ変わった」と話した。       トルコ会議所・商品取引所連合によって新しく改築されたサルプ国境門は、タイイプ・エルドアン首相とグルジアのミハイル・サアカシュヴィリ大統領によって開門された。開門の式典で式辞を述べた二人のリーダーは友好的なメッセージを伝えた。エルドアン首相は、「トルコとグルジア国民を70年間に渡って隔ててきた 全文をよむ

2009-03-03 欧州人権裁判所、トルコ側の主張を認めず (Hurriyet紙)

欧州人権裁判所は、ボズジャ島にあるギリシャ正教会が起こした訴訟でトルコ側の主張を認めなかった。      欧州人権裁判所は、ボズジャ島にあるキミシス・テオドクギリシャ正教会財団が起こした訴訟でトルコの主張を認めなかった。      欧州人権裁判所は、資産と所有権の保護に(関する協定)の、第1条第1項が侵害されているという見解に達し、トルコ側に裁判費用を含む105万ユーロの支払いを命じた。      欧州人権裁判所は、「トルコの裁判所が、教会が所有する不動産を教会名義で地券に登録する要求を拒んだた 全文をよむ

2009-02-28 エルドアン首相に、シリアの大学から名誉博士号授与へ (Yeni Safak紙)

シリアのアレッポ大学から、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に名誉博士号が授与されることが明らかになった。ガズィアンテプ大学総長のヤヴズ・ジョシュクン教授は、アナトリア通信の記者に行った会見で、2月24日にアレッポ大学の理事会が行った会議の際、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に対する名誉博士号の授与が決定されたと述べた。      ジョシュクン氏は、ガズィアンテプ大学とアレッポ大学で進められている共同プロジェクトの一環で、シリアのアレッポを訪れたと述べ、そこでの交流の際に、レジェプ・タイイプ・ 全文をよむ

2009-02-25 クリントン国務長官とババジャン外相電話会談、トルコの主導的役割を高く評価 (Hurriyet紙)

クリントン米国務長官は、アリ・ババジャン外相との電話会談で、トルコが広範な地域において担っている主導的役割を評価した。      ババジャン外相とクリントン長官のあいだで2月24日に実現した電話会談では、トルコとアメリカに関わる外交政策が取り上げられた。両大臣とも、様々な外交政策について互いの協力を望んでいることを明らかにし、中東、コーカサス、中央アジア、バルカン、エネルギーといった分野に関するそれぞれの立場を伝えた。電話会談では、今日25日から始まるジョージ・ミッチェル米中東特使のトルコ訪問も 全文をよむ

2009-02-21 オバマ大統領が買い物をした、トルコ人経営の土産物店に長い行列 (Hurriyet紙)

バラック・オバマ米大統領が、初の外遊先として訪問したカナダで、トルコ人が経営する商店を訪れた。      オバマ大統領は、オタワを離れる前にバイワード・マーケットを訪れ、驚かせた。周囲にいた人々が驚きの眼差しを向ける中で、マーケットを見物したオバマ大統領は、トルコ人移民のアドナン・ウステュン氏(45)が所有する「Oxxo Silk and Gift」という名前の土産物店で娘のコレクションのために5カナダドルでキーホルダーを購入した。      ■その日最も幸運な男性      カナダのメディアに 全文をよむ

2009-02-15 ギュル大統領、モスクワでプーチン首相と予定外の会見 (Milliyet紙)

一昨日(2月13日)ギュル大統領とロシアのウラジミール・プーチン首相が、予定外の会見を行なったことが明らかになった。中東問題の進展が議論されたこの会見には通訳のみが同席したという。      一昨日(2月13日)アブドゥッラー・ギュル大統領とロシアの「真の実力者」であるウラジミール・プーチン首相が、予定外の会見を行なった。ギュル大統領とプーチン首相は、それぞれの代表団間での会談の後、予定にはなかったにもかかわらず会談をおこなったことがわかった。会談では中東問題の進展も議題に上ったという。ロシア側 全文をよむ

2009-02-14 トルコ軍参謀本部よりイスラエル空軍司令官発言に猛反発 (Zaman紙)

参謀本部は、イスラエル陸軍司令官が国際会議で行ったスピーチに関し報道で取り上げられたいくつかの発言を、「現実をゆがめ、目的を逸脱した、忌々しく、到底認められないもので、彼らの任務の権限・責任から外れたものであり、そして最も重要なこととして、二国間の国家的利益を害しうるような発言であったと評価しうるものだ」ということを明らかにした。      参謀本部による文書声明では、次のように述べられた:   「2009年2月13日、イスラエル陸軍司令官が国際会議で行ったスピーチに関するいくつかの発言が、報道 全文をよむ

2009-02-11 エジプトのムバーラク大統領、ギュル大統領の心配りで念願のイスタンブルへ (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領を出迎えるためイスタンブルへ来た。専用機「ANA」で12時にアンカラからイスタンブルに到着したギュル大統領を、アタテュルク空港の迎賓館でイスタンブル県知事のムアッメル・ギュレル、県警本部長のジェラーレッティン・ジャラーとその他関係者が迎えた。ギュル大統領にハイリュンニサ夫人も随行した。      ■「あの世界都市を一度も見たことがない」   ギュル大統領が、一日限り(11日)の訪問のためにトルコを訪れるエジプトのムバーラク大統領 全文をよむ

2009-02-10 エジプトのムバーラク大統領、ガザ問題を話し合うためイスタンブルへ (Yeni Safak紙)

ホスニー・ムバーラク・エジプト大統領は、ガザ危機を話し合うため今週アンカラに来る。明日イスタンブルへやってくる予定のムバーラク大統領に、さまざまな話し合いの場でのエジプトの役割に対して、(トルコは)協力者として歩調を一つにする心づもりがあると伝えられる予定だ。      ホスニー・ムバーラク・エジプト大統領は、ヨーロッパ歴訪の一環としてトルコへくる予定。ヨーロッパ各国への歴訪に出発したエジプト大統領の最も重要な目的は、ガザ攻撃後の再建である。イスタンブルで行われる会談の焦点では、パレスチナのハマ 全文をよむ

2009-02-08 エルドアン首相、アッバース・パレスチナ大統領と会談「統一を!」 (Hurriyet紙)

パレスチナのマフムード・アッバース大統領をもてなしたエルドアン首相は、ファタハとハマスの分裂がトルコの支援を弱めていると述べた。エルドアン首相は、「彼らは自分たちの間で相互理解できていない」と主張されていることを明らかにし、「あなたたちがひとつになれば私たちはより力強く守ることができるだろう」と述べた。      タイイプ・エルドアン首相は、イスラエルのガザ攻撃の後、ハマスを批判したパレスチナのマフムード・アッバース大統領に対し、「団結してください。そうすればより力強くあなたたちを守ることができ 全文をよむ

2009-02-04 イラク・トルコ国境、二つ目の国境門設置が計画中 (Yeni Safak紙)

ビナリ・ユルドゥルム運輸大臣は、トルコとイラクのあいだに2つの新しい国境門を設置することが計画されていることを明らかにした。      ユルドゥルム大臣は、イラクの運輸大臣アマル・アブドゥルジャッバール・イスマーイール氏がトルコを訪問した際に、両国間に新たな国境門を設置することに関して協議を行ったと述べた。ユルドゥルム大臣は、外務省がこの点についてイラク側の関係者と話し合いを続けていると話し、「(国境門設置の)決定に変更はありません。イラク側も前向きです。また、1つではなく、2つの国境門の設置が 全文をよむ

2009-02-02 ギュル大統領、「ハマスも和平プロセスに含められるべき」 (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、ハマスが中東和平プロセスに含められるべきだと発言した。ギュル大統領は、サウジアラビアのアル・メディーナ紙に2日、掲載予定の声明の中で、「パレスチナ人同士の不和を終わらせなければなりません。ハマスは中東和平プロセスに加わるべきです。そしてこのプロセスに対する態度を改めるべきです」と述べた。      ギュル大統領は声明で、「パレスチナでの団結の重要性」に注意を引き、パレスチナ諸派間の不和が害を及ぼしていると述べた。      ギュル大統領は、2月3日から5日までサウ 全文をよむ

2009-02-01 ダボス退席事件”主犯”のルーツはアナトリアのアルメニア家系 (Radikal紙)

世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が来年のダボス会議に参加することを「心から待っている」と述べ、「次は同じような不快なことが起こらないよう、我々は特別な関心を払うつもりです」と述べた。シュワブ会長は、退席事件について、司会者のデイビッド・ウグナテウス氏に責任があるとした。      シュワブ会長は、NTVテレビに行った説明の中で、トルコとトルコ人をとても好きであり、エルドアン首相へ尊敬の念を抱いていると話した。またシュワブ会長は、エルドアン首相がイス 全文をよむ

2009-01-31 英雄!エルドアン首相―退席事件で中東諸国から大賛辞 (Radikal紙)

エルドアン首相は、ダボス会議でのペレス大統領に対する振舞いの後、「中東の英雄」になった。ガザでは「エルドアン首相支持」集会が開かれ、ハマスの指導者たちは首相について、「征服王スルタン・メフメトだ」、「オスマン朝スルタンの後継である」と語った。アラブのメディアは、「アラブの指導者たちはエルドアン首相に学ぶべきだ」と伝えた。      一昨日(29日)夜のダボス会議でのガザ討論会における、イスラエルのシモン・ペレス大統領に対するエルドアン首相の態度が、中東でトルコ旋風を巻き起こしている。パレスチナの 全文をよむ

2009-01-30 ダボス会議でエルドアン首相、サルグシャン大統領と20分間、会談 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は「ダボス会議にはもう参加しない」と言い捨てたガザ討論会の直後にアルメニアのサージ・サルグシャン首相と会談した。   ガザ討論会の緊張の中で、この会談はダボスでの議会本部において実現した。エルドアン首相とサルグシャン首相の会談は約20分続いた。エルドアン首相は22時40分にヘリコプターでダボスを後にし、エミネ夫人と共に首都チューリッヒに向かい、チューリッヒからトルコへ帰国した。 全文をよむ

2009-01-30 ダボス会議で緊張高まる エルドアン首相、ガザ関連討論で怒りの退席 (Milliyet紙)

世界経済フォーラムの枠組み内で行われた「ガザ 中東和平のためのモデル」という討論会で、エルドアン首相とイスラエルのシモン・ペレス大統領の間に緊張が高まった。イスラエルがガザでゆきすぎた武力を行使し、国際社会もこれを傍観者として見ていたことを指摘したエルドアン首相は、イスラエルに対しガザの封鎖解除を求めた。ペレス大統領はエルドアン首相に対し、「あなたは頭上にロケットが飛んできたらどうするのか?」と返答した。それに対しエルドアン首相は、ペレス大統領の方を向きながら、「あなたは声を荒げているが、それは 全文をよむ

2009-01-29 エルドアン首相、ダボス会議でアルメニアのサルグシャン大統領と会談へ (Yeni Safak紙)

エルドアン首相は世界経済フォーラム年次総会に出席するためダボスを訪れた。      エルドアン首相は特別専用機でチューリッヒに入り、そこからヘリコプターでダボスに移動した。      宿泊先のベルベデーレ・ホテル到着の際、記者団の質問に答えたエルドアン首相は、2日間を充実した時間にすると述べ、複数の二者首脳会談を予定しており、今日も様々なパネル会議に出席する予定であることを述べた。      アルメニアのサルグシャン大統領と会談するか否かの質問に対してエルドアン首相は、「会談すると思います」と答 全文をよむ

2009-01-28 サウジで死刑囚とされたトルコ人理髪師、昨日帰国 エルドアン首相を訪問 (Hurriyet紙)

サウジアラビアで1年10ヶ月前に、隣人と口論になった際にアッラーを侮辱した廉で逮捕され、裁判で死刑を宣告されたが、アブドゥッラー・ギュル大統領の働きかけにより恩赦となった31歳の理髪師サブリ・ボーダイさんが昨日1月27日にトルコへ帰国した。       トルコへの送還手続きをジッダのトルコ総領事館で受けたサブリ・ボーダイさんは、昨日27日5時40分にトルコ航空の定期便でイスタンブルに到着した。飛行機から車両にてVIPサロンへと移動したボーダイさんは、そこで自分を待っていた妻のムアゼズさんと3歳に 全文をよむ

2009-01-28 キプロスギリシャ系住民を殺害したというオルガチの証言、欧州人権裁判所へ (Milliyet紙)

俳優のアッティラ・オルガチは1974年のキプロス平和維持活動の際に捕虜一名を含む10名のギリシャ系住民を殺害したと述べるも、後にそれは彼の脚本であると述べた。しかし南キプロス政府は彼の証言にたいし国際的審判を仰ごうとしている。      南キプロス政府は オルガチの証言を「証拠」と受けとめ、1974年に行方不明となった1468名のギリシャ系住民らの末路を明らかにするため欧州人権裁判所(AİHM)に訴えることを公表し、さらに当件を国連安保理、欧州議会(AP)、さらにはEUにも持ち込む決定を下した。 全文をよむ

2009-01-27 エルドアン首相、ダボス会議出席へ ガザ問題で対立したイスラエルとも同席 (Hurriyet紙)

ダボス会議が、ガザ攻撃をめぐり対立しているトルコとイスラエル間の、驚きの会談を設定する予定。      タイイプ・エルドアン首相は、世界経済フォーラムのために明日ダボスへ向かう予定だが、ダボスでは木曜の夜にイスラエルのシモン・ペレス大統領と「ガザ問題『中東和平へのモデル』」というテーマで会合を開く。エルドアン首相は、反発を覚える相手はイスラエル国民ではなく、攻撃の責任者であるイスラエル政府であることを強調し、「反ユダヤ主義同様、イスラムフォビア(イスラム嫌い)も反人道的な罪となることを主張するこ 全文をよむ

2009-01-27 ハマスは決断すべき 武力か?それとも政治力か? (Milliyet紙)

トルコ政府が「ハマスの支持者、さらには代弁者」であると批判される一方、外務大臣は興味深い言動に出た。   ババジャン外務大臣は、「『ハマス』は決断しなければならなりません。武力組織を目指しているのか、それとも政治的活動を目指しているのか。我々の提案はハマスが政治構造の中で位置を占めることです」と述べ、「ハマスという真実があります。しかし、ハマスが間違っているところもあります。我々はハマスの犯している間違いを承認するつもりはありません」と述べた。      ブリュッセルでEUのガザ会議に参加したア 全文をよむ

2009-01-26 サウジで死刑宣告受けていたトルコ人理髪師、釈放 帰国へ (Yeni Safak紙)

サウジアラビアで死刑宣告を受けたあと、アブドゥッラー・ギュル大統領とトルコ政府の働きかけによって釈放されたサブリ・ボーダイは、一刻も早く愛しい家族と会いたがっている。      昨日、囚人としての立場に終わりを告げたサブリ・ボーダイは、トルコへ帰国するための公的な手続きを完了して釈放された。サウジアラビア当局とジッダのトルコ総領事館当局の保護下にあるボーダイは、数日内にトルコに送還される予定だ。「大きな苦難のあとに釈放されてとても嬉しい」と語ったトルコ人理髪師だったが、その一方で気持の上で混乱し 全文をよむ

2009-01-25 トルコ援助隊、2日にわたりガザ・エジプト国境で足止め (Milliyet紙)

イスラエルのガザ攻撃で被害を受けた人たちへ人道援助を行うため、トルコからガザ地区に向かった、元国会議員2人と医者多数を含む30人の援助隊は、エジプト側担当者の許可が下りないため、二日間ラファ国境検問所で足止めされている。      公正発展党所属の元国会議員、スレイマン・ギュンドゥズ氏とムハンメト・ポラト氏を含む30人の援助隊は、23日に到着したラファ国境検問所で通行を許可してもらえず、エジプト当局のガザ退避勧告に反して、22日も待ち続けた。      トルコ援助隊の担当者は、ガザへ入るために様 全文をよむ

2009-01-24 PKK内部の指導者争いで、逮捕劇 (Zaman紙)

テロ組織PKK(クルド労働者党)内で指導者争いが拡大している。アブドゥッラー・オジャランの後に分離主義組織の指導者となったムラト・カラユランは、自身と権力の座を争ったシリア国籍の「バホズ・エルダル博士」というコードネームをもつフェフマン・ヒュセインをカンディルで拘束させた。       治安筋からの情報によれば、ムラト・カラユランをリーダーに、ジェミル・バユクとドゥラン・カルカンを含む上級幹部が出席した会合が2008年12月の終わりにカンディルで行われた。この会合では軍事部門の活動が議題に上が 全文をよむ

2009-01-24 俳優オルゲルの「キプロスで10人殺した」発言、キプロス・ギリシャに衝撃 (Hurriyet紙)

俳優のアッティラ・オルガチが、キプロス平和維持活動の際に、手を縛られたギリシャ兵捕虜の頭を銃で撃ったという発言は、トルコに続いてギリシャと、キプロス・ギリシャ系住民管理地域(南キプロス)をも混乱させた。反応の大きさにオルガチは、文書で「あの時は、脚色して述べたのだ」と説明した。   映画「イラク―狼の谷―」のクルチュ役で知られる45年のキャリアをもつ映画人、アッティラ・オルガチが、カナルチュルクで放映された「そこで何が起こっているのか」という番組で、1974年のキプロス平和維持活動において、19 全文をよむ

2009-01-23 ハマス、イスラエルの攻撃で被害にあった人々に支援金支給へ (Yeni Safak紙)

ハマス執行部は、イスラエルの攻撃で死亡した人や負傷した人の家族に、家を失うまたは家が被害を受けた人々に、支援金を支給する予定だ。      ハマスの代表団は、トゥッファとエル・ライエスの街区で家族らの行方不明者を現場で調査した。代表団の調査後、ハマス報道官のひとりタヒル・アル・ヌヌは、殺害された全てのパレスチナ人一人につき、その家族へ1000ユーロ(約11万円)、負傷者にはそれぞれ500ユーロ(約5万7千円)を支給することを明らかにした。      アル・ヌヌの発表によると、家を完全に破壊された 全文をよむ

2009-01-20 イラクのズィーバーリー外相、金曜日にトルコを訪問 (Yeni Safak紙)

イラクのフーシュヤール・ズィーバーリー外相が、様々な交渉を行うため、23日の金曜日にアンカラを訪問する。      入手された情報によるとズィーバーリー外相は、アンカラでアリ・ババジャン外相と会談する予定だ。      ズィーバーリー外相の旅程はいまだ明らかにされていないが、同外相の予定にあえば、ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が訪問を受けることが明らかにされている。      会談では、トルコ・イラク関係が一般的な意味合いで議題とされ、二国間の協力態勢や安全保障問題が取り上げら 全文をよむ

2009-01-18 ハマス報道官「トルコが隣国だったらよかったのに」 (Yeni Safak紙)

ハマスの公式報道官は、「パレスチナがアラブ諸国ではなくトルコと国境を接していたら、占領はなかっただろう」と述べた。ズフリ報道官はトルコが平和のために尊敬すべき態度をとったことを強調し、「イスラエルが政治的礼儀正しさで上回っても、反対キャンペーンに耳をかさず、平和を支え続けてください」と呼びかけた。      ハマスの公式報道官サミ・アブー・ズフリ博士は、ガザの最近の状況についてイェニ・シャファク紙にコメントした。ズフリ報道官は、ガザ占領の下地になっている理由に注意をむけ、「イスラエルは、ガザから 全文をよむ

2009-01-16 海外出張中のババジャン外相、エルゲネコン捜査関連の質問にうんざり  (Hurriyet紙)

アリ・ババジャン外相は、コソボとボスニアヘルツェゴビナの訪問時に、EU加盟諸国外相から受けた「エルゲネコンに関する電話」にうんざりした。      多くのヨーロッパの大臣は、各国メディアに出た報道や各国大使館がアンカラから発信した文書から知ったエルゲネコン訴訟に関して、ババジャン外相から情報を得ようとした。      ババジャン外相と親しい仲にあるEU加盟諸国の外相は、「アリ、何が起こっているのですか?政府は司法に圧力をかけ、政府と反対の立場をとる人達が次々と拘束されているという批判がありますが 全文をよむ

2009-01-15 アルメニア知識人が、「感謝キャンペーン」を開始 (Yeni Safak紙)

1915年の出来事に関してトルコで知識人グループがキャンペーンを始めたことに対し、フランスに住むアルメニア系の芸術家や知識人たちが「感謝キャンペーン」を行った。   「ありがとう」の文字で始まる嘆願書には、「このような活動を個人として行ったトルコの人々に感謝します」という文が載せられた。   知識人や芸術家から構成される21人のアルメニア人たちによって始められ、支持者が日に日に増えているというこの嘆願書には「彼らの活動を支持します。我々にとって真の願いの表れであり、歴史的に価値のある進展だと思い 全文をよむ

2009-01-14 エルドアン首相の涙 パレスチナ負傷者が入院する病院訪問 (Radikal紙)

エルドアン首相は、イスラエルによる攻撃で負傷したパレスチナ人を訪問し、目の当たりにした光景に心を動かされ、涙をこらえることができなかった。      ターイップ・エルドアン首相は、アタテュルク教育研究病院でイスラエルのガザ空爆で負傷しトルコに搬送されたパレスチナ人を訪問した。エルドアン首相は特に整形外科、一般外科、やけどで治療を受けている負傷者について、医師から説明を受けた。同首相は何人かの病人が説明した話や、けがの状況を見て、涙をこらえることができなかった。      病院を出発する際に、記者 全文をよむ

2009-01-14 イスタンブルでパレスチナ・サミット ファーストレディーらが多額の寄付 (Yeni Safak紙)

週末にイスタンブルで行われたパレスチナ・サミットに参集した首脳夫人達は、金銭的にも支援を行った。首脳夫人らに配布された支援招待状に書かれた銀行口座番号には、莫大な寄付が行われた。      エミネ・エルドアン夫人が先導し開催されたパレスチナ・サミットのためイスタンブルを訪れた首脳夫人達は、会合で配布された支援招待状に記載の銀行口座番号に莫大な寄付を行った。      サミット参加者には、内閣府危機管理総局が作成した支援への招待状が配布された。『ガザ住民があなたの支援を待っています』という見出しの 全文をよむ

2009-01-12 トルコ政府、アルビルでバルザーニと最初の公式接触 (Zaman紙)

駐イラクのトルコ特別代表部オズチェリキ氏は、クルド人地域政府大統領兼イラク・クルド民主党(IKDP)党首のマスウード・バルザーニー氏と、イラク大統領ジャラール・タラバーニー氏が党主のイラク・クルド愛国者同盟(IKYB)のコスレト・レスル事務局長と会談した。      トルコ政府は過去一年以上もの間、イラク政策に目に見えるいくつかの変更を行い、外交交渉を全てのグループに対して拡大してきた。   イラクのタラバーニー大統領が、昨年2008年3月に行ったアンカラ訪問は、この点で一つの転換点と受け止めら 全文をよむ

2009-01-11 首相夫人、涙で「ヒロシマの詩」を朗読―中東諸国ファーストレディー集会 (Milliyet紙)

中東各国のファースト・レディ達は、エミネ・エルドアン首相夫人の招待によりイスタンブルで一堂に会し、ガザへ支援を呼びかけた。スピーチの際、涙を見せたエルドアン夫人は、詩人ナーズム・ヒクメトが広島のために書いた詩『小さな娘』を朗読した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の妻エミネ・エルドアン夫人の招待により、イスタンブルで一堂に会した中東各国のファーストレディが、ガザへの支援を訴えた。一人の母として話していると述べたエルドアン夫人は、涙を流しながら「子どもたちの死は、無実の死です。無実の 全文をよむ

2009-01-10 金曜礼拝後、各地でイスラエルへの抗議集会 (Hurriyet紙)

イスラエルのガザ攻撃に対してトルコ各地で、金曜礼拝後デモによる抗議行動が行われた。      キュタフヤのタヴシャンル郡では3,000人が参加して、ガザで亡くなった人たちを追悼する礼拝が行われた。礼拝後、人々は「殺人者、イスラエル」と叫んだ。何人かは棒に靴をつけて「Pisrail」と書かれたプラカードをもって抗議に参加した。メルスィンでは、金曜礼拝が終わると、ウル・モスクの前に集まったムスタザフラル協会の会員らがイスラエルに反対するスローガンを叫んだ。集まった人たちはイスラエル国旗とホスニ・ムバ 全文をよむ

2009-01-08 イスラエル・トルコ、外交駆け引きの舞台裏 (Hurriyet紙)

イスラエル首相のトルコ訪問から1週間も経たずしてガザになされた攻撃がトルコ‐イスラエル両政府間に生じさせた緊張が続いている。しかし、トルコはそれでも調停のための接触を継続している。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ガザ攻撃についてイスラエルに対し強く反発し、「軍事作戦が終了するまでイスラエルの要人とは誰とも面会しない」と決め、この決定を「個人的には」続けている。しかし同首相の「面会禁止」の一方で、トルコ‐イスラエル間での交渉はほとんど全てのレベルで継続されている。      外交 全文をよむ

2009-01-08 イスラエル総領事からあきれた声明 カザで民間人の被害は最小限 (Yeni Safak紙)

駐イスタンブルのイスラエル総領事モルデハイ・アミハイ氏は、多数の一般市民が犠牲となり、世界から大きな反発を買っているガザ攻撃について、「一般市民を避けた攻撃に成功している」と主張した。      世界に向け特別声明を発表したイスラエル総領事は、攻撃では一般市民を標的にはしていないと主張し、それにも関わらず一般市民の犠牲者が出ていると述べた。一方。ハマスは承知で一般市民を標的にしていると示唆した。国連による「死者のうち少なくとも4人に1人は一般市民」という発表についても、総領事は、「ということは、 全文をよむ

2009-01-07 イスラエル側が500人死亡したら、ヨーロッパの外交官は休暇返上しただろうに (Zaman紙)

イスラエルがガザで引き起こした悲劇に対し、今まで無関心だったドイツメディアから6日、初めて異なる視点の声が上がった。      ドイツメディアは、12月27 日に始まったイスラエルの攻撃について、初めからずっと、軍事作戦は正当だと主張する報道を行い、イスラエルが放った爆弾による破壊を示した写真の下にさえ、軍事衝突がパレスチナのロケット攻撃の結果引き起こされたというキャプションを付けていた。      しかし6日、ドイツ国営テレビのARDのニュースで放送された見解では、イスラエルがガザに対する経済 全文をよむ

2009-01-07 トルコ大国民議会、イスラエルのガザ攻撃に対する共同声明出せず (Milliyet紙)

イスラエルがガザに対して行った軍事行動について、トルコ大国民議会本会議での審議では、与野党間で激しい論戦が巻き起こされた。       イスラエルに対する共同声明発表に向けた共和人民党の試みも、外務省の「バランスを考えると適切ではない」という見解に基づき、公正発展党によって拒否されたことが明らかになった。      共和人民党のグループ長ケマル・クルチダルオール氏は、イスラエル批判のためトルコ大国民議会から共同声明を発表しようと試みた。クルチダルオール氏は昼頃、公正発展党のグループ長ベキル・ボズ 全文をよむ

2009-01-06 「イスラエルを非難するだけでは悲劇は止まらない」前参謀総長が発言 (Yeni Safak紙)

ヒルミ・オズキョク前参謀総長は、イスラエルのガザへの攻撃が一刻も早く終結するべきだと述べた。      ヒルミ・オズキョク前参謀総長は、世界中がイスラエルを非難しているが、非難することでは悲劇は止まらないと述べ、次のように続けた。      「亡くなった人々の近親者の悲痛は続いています。負傷者は治療を受けることができないのです。これは人間の悲劇です。我々の望みは、世界が示した反応によって、この悲劇が一刻も早く終結することです」 全文をよむ

2009-01-06 トルコ政府のガザ調停外交、世界が関心示す ガーディアン紙も評価 (Zaman紙)

イスラエルのガザ地区への攻撃をやめさせるためにトルコ政府が行った取り組みが、海外でかなり注目されている。   イギリスのガーディアン紙では、「各国外交官たちは、トルコが(外交の)舞台裏で重要な役割を果たしていると述べている」と書いている。同紙は、ハマスはレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「イスラーム主義的なバックグラウンドの中」から出てきているので信用しているとしており、「トルコ政府は、的確に人を選んで対話している。中立な立場に立つ調停者とみなされている。誠実でスペシャリストである」といった見 全文をよむ

2009-01-04 イスラエルはどれくらい強いというのか? ガザ侵攻は06年のレバノン戦争の延長線上に (Radikal紙)

今日、ハマスをテロリストと呼ぶイスラエルは、以前にはアラファトをテロリストと呼んだ。そして今ガザにしていることを、ラマッラでアラファトに対して行った。      イスラエルがガザで始めた今回の空爆は、2006年のレバノン戦争の延長線上にある。安全保障のために常に暴力に訴えるイスラエルは、建国された1948年からこれまでに、軍事力を行使して、当該地域の支配を確立しようしている。      イスラエルが優位を占めようとする裏には、矛盾する二つの意向がある。ひとつはアラブ人に対する軍事力と政治力の優位 全文をよむ

2009-01-04 マーリキー・イラク首相「我々はPKKを容認しない」 (Hurriyet紙)

イランに公式訪問したイラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は、「イラク政府は、領土が隣国に対する脅迫のために使われることを認めません」と述べた。      イランの公営テレビチャンネル、エル・アレムに声明を出したマーリキー首相は、テロ組織PKKを含め、イラクの領土にいて、トルコやイランに対する脅威となっている組織の名前を挙げ、これらの組織がイラクと隣国との関係を壊すことを認めないと述べた。      イラン民衆ムジャーヒディーン、PKK、そしてPKKのイラン支部であるPJAKの名前を挙げたマーリ 全文をよむ

2009-01-04 世界はグルジアに示した関心をガザにも払うべき―エルドアン首相発言 (Yeni Safak紙)

イスラエルのガザ地区で続けられている虐殺に対し、シリア、レバノン、エジプトに続きサウジアラビアを訪れたエルドアン首相は世界に次のように呼びかけた。   「あなた方がグルジア(の問題)で見せた思いやりを、なぜガザのために示さないのか」      タイイプ・エルドアン首相は、ガザ地区の無防備な子供や女性が銃撃されているのは不正に他ならないとして、グルジア(の問題)で示された思いやりがガザに対しても示されることを呼びかけた。エルドアン首相は、中東周遊の一環で訪れたサウジアラビアのリヤドでのコンタクトの 全文をよむ

2009-01-02 ハマスの報道官、「トルコの姿勢を称賛する」と発言 (Yeni Safak紙)

レバノンの首都ベイルートで行われたアラブ議員連盟の会議で、イスラエルのガザへの攻撃について話し合われた。会合において、レバノン国会のナビーフ・ビーリー報道官は、アラブ世界はガザ地区におけるパレスチナの人々の抵抗を支持すると述べた。      会合の後、記者会見が行われ、ハマスのウサーマ・ハムダーン報道官は、トルコの平和への努力へ称賛すると述べた。ハムダーン氏は、「人々の士気は高く、私たちは、この戦いを、人々の善意と利益の限り、続けていく」と話した。ハムダーン氏はパレスチナのために行われる努力は、 全文をよむ

2009-01-01 トルコが提供した救急車5台、ガザ地区に到着 (Yeni Safak紙)

イスラエルがガザ地区への空爆を開始してから6日目、トルコ赤新月社が提供した救急車5台がガザ地区に到着した。      5台の救急車は必要な装備を全て備えており、パレスチナの人々を喜ばせた。パレスチナ保健省のアブニ・ブルジュ氏は「トルコから5台の救急車が贈られた。外科手術に必要なものが全て揃っている。我々は、パレスチナ人として、また保健省として、トルコの人々とトルコ政府に感謝している」と述べた。救急車はガザ地区で一番大きいシファ病院に贈られた。 全文をよむ

2009-01-01 ギュル大統領、ペレス大統領に「停戦」をよびかけ (Milliyet紙)

大統領府報道局の説明によると、ギュル大統領は昨日電話でペレス大統領と会談した。電話の内容は次の通り:   「会談ではガザでの状況が取り上げられ、ギュル大統領は、政治的そして人々の状況についての懸念を述べ、一刻も早く停戦が行われるよう呼びかけをし、また人道支援が途切れることなく続けられるべきであると強調しました」      ■トルコの声が最も高まった   一方でアリ・ババジャン外務大臣はイスラエルのガザへの攻撃に関し、トルコは最も明確な態度をとっている国のひとつであると述べ、「この事件が悪循環とな 全文をよむ

2008-12-30 エルドアン首相、ガザ地区の問題解決のため、「平和のための歴訪」へ (Yeni Safak紙)

エルドアン首相は明日31日に、シリア、ヨルダン、サウジアラビア、エジプトを訪問する。エルドアン首相は年末最後の閣議を招集し、イスラエル、ガザ地区での民間人を標的にした空爆について話し合った。      会議後に声明を出した副首相のジェミル・チチェキ氏は、エルドアン首相が関係地域へ平和のための歴訪を行うことを発表した。チチェキ副首相は、エルドアン首相が当該地域諸国に行う歴訪が、完全に平和目的であると述べ、次のように述べた。   「エルドアン首相はまずシリア、そしてヨルダン、サウジアラビア、エジプ 全文をよむ

2008-12-28 トルコ各地でイスラエルへ抗議デモ (Milliyet紙)

イスラエルのガザ地区への流血を伴う空爆は、トルコ国内各地でデモにより抗議された。      イスラエルのガザ空爆のために、様々な市民社会団体がベヤズト広場で行ったデモで抗議した。   デモでは、女性や子どもたちも含む約100団体近くの市民社会団体を代表する人々が、ベヤズト広場を満杯にした。デモは、正午の礼拝の後、ベヤズト・モスクの前で列をなし、攻撃で亡くなったパレスチナ人のための遺体不在の葬送礼拝により開始した。      参加者の中の一部には、ジョージ・ブッシュ米大統領とエフード・オルメルト・ 全文をよむ

2008-12-28 トルコ政府、イスラエルのガザ攻撃を非難「和平に対する暴挙だ」 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イスラエルのガザ地区への攻撃に強い反発を示し、国連に対しその役割を果たすよう呼びかけた。      エルドアン首相は次のように話した。   「平和のために私たちがこれほどの努力を費やしているこの時代に、イスラエルがこのような道に進むことを、なによりもまず平和と平和への試みに対する暴挙とみなします。私は速やかにこの姿勢が止められ、断念されることを特に強調します…。今日(昨日:27日)イスラエル・シリア会談に関連して、イスラエルのオルメルト首相に電話することを考 全文をよむ

2008-12-25 イスラム会議機構の広告、イスラム世界を混乱させる (Hurriyet紙)

ことの発端は、アラブ連合とイスラム会議機構が各国紙に掲載した広告だった。この広告はトルコの新聞にも掲載された。内容は、アラブ連合とイスラム会議機構がイスラエル・パレスチナ問題の解決のため、アラブ和平プランを支持するというものであった。ここまでは何の問題もなかった。しかし、そこに各国の国旗が登場したため事態は混乱してしまった。というのも広告の真ん中に、イスラエル・パレスチナ問題を焦点に当てるという意図で、イスラエルとパレスチナの国旗が据えられた。そして広告の枠に沿って、イスラム会議機構に所属するす 全文をよむ

2008-12-25 イラク政府、最初の国の休日をクリスマスに決定 (Yeni Safak紙)

イラク政府はアメリカ軍の占領後、興味深い決定に署名し、最初の国の休日を、キリスト教の信仰でクリスマスの始まりである12月25日に決定した。      イラクの閣議は、クリスマスが始まる12月25日を初めて国の休日とすることを発表した。イラク政府の報道官アリ・デッバー氏は、イラク政府が12月25日を休日にすると決定したと発表する一方、マリキ首相は、国内にいるキリスト教徒の権利を守る責任があると述べた。 全文をよむ

2008-12-23 ノーベル平和賞受賞したイラン人女性シリン・エバディさんの事務所、閉鎖される (Milliyet紙)

ノーベル平和賞を受賞したイラン人女性弁護士シリン・エバディ氏が設立し運営する人権保護団体の首都テヘランにある事務所が閉鎖された。      警察は一昨日、事務所を調査し、閉鎖したと明らかにした。閉鎖当日、同団体は世界人権宣言の60周年記念セレモニーを行う計画をしていたと発表された。警察筋は、事務所がなぜ閉鎖されたかについての説明はしなかった。      ニューヨークに本部があるヒューマン・ライツ・ウォッチは、団体の事務所閉鎖がイランでの人権保護運動家を黙らせることを目的にしていると述べた。ヒュー 全文をよむ

2008-12-19 オスマン軍楽隊のようなゆっくりとした歩みでEU加盟へ (Milliyet紙)

2005年にはじまったEU加盟交渉で、今日新たに2項目での交渉を開始するトルコは、交渉開始項目数を10とする一方、交渉を完了できた項目を1つにとどめている。同日にEU加盟交渉をはじめたクロアチアは今日で交渉開始項目数を22、交渉完了項目数を7に増やす。      トルコは今日(19日)ブリュッセルで行われる政府間会議で、EU加盟交渉プロセスにおいてさらに2項目の交渉を開始する。「資本の自由な流通」と「情報社会とメディア」の分野で交渉を開始することで、トルコは2005年から現在までに交渉を開始させ 全文をよむ

2008-12-16 「アルメニア人への謝罪」署名キャンペーンが議論に (Milliyet紙)

■「兄弟であるアルメニア人に謝罪をします」      近頃、.アフメト・インセル教授、バスクン・オラン教授、そして新聞コラムニストであるアリ・バイラムオール氏らのグループが「アルメニア人へ謝罪する」と名付けられた署名キャンペーンを始めた。「兄弟であるアルメニア人へ謝罪する」というキャンペーンの声明文では、「1915年にオスマン帝国のアルメニア人たちが受けた『大惨劇』に無関心であること、これを否定することは良心が許さない。この不正を拒絶し、兄弟であるアルメニア人の感情や苦しみを分かち合い、彼らに謝 全文をよむ

2008-12-14 ギリシャ暴動、無政府主義者グループのサイトにはナーズム・ヒクメトの詩 (Hurriyet紙)

ギリシャでひとりの少年が警察に射殺された後に発生した暴動は、一週間以上続いている。アテネ大学の占拠を続けている暴動者らのグループは、インターネットを通じた声明文でナーズム・ヒクメトの詩を引用した。声明文は、「私が燃えなければ、あなたが燃えなければ、私たちが燃えなければ、暗闇は明けるはずもない」で始まっている。      ギリシャの首都にあるアテネ経済経営大学(ASOEE)で占拠を続けるある学生グループは、イギリスを中心とする無政府主義者のe-マガジン「占領されたロンドン」で声明を発表した。ギリシ 全文をよむ

2008-12-12 高校生がギリシャ領事館にトマト投げ抗議 ギリシャ警官の少年殺害事件に (Radikal紙)

イズミルで学生グループが、アテネでのアレクシス・グリゴロプロス殺害に抗議した。自らを「高校生革命家」と名乗る学生グループは、ギリシャ領事館の前で記者会見し、領事館にトマトを投げ反発を示した。   ギュンドードゥ広場に集まった学生グループは、コルドンにあるギリシャ領事館までスローガンを掲げて行進した。デモの間警察が広範に警備するなか、学生たちは「自由は町にある」と書かれたプラカードを持ち「ギリシャの若者たちは1人じゃない」「(警察は)マフィアではなく学生にたいしてバリケードを築いている」「万歳、国 全文をよむ

2008-12-12 EUの国籍を取得した外国人、最も多いのはトルコ人 (Yeni Safak紙)

EU統計機構であるユーロスタット(Eurostat)は、2006年に最も多くEU加盟国の国籍を取得したのがトルコ人であったと発表した。ユーロスタットのデータによれば2006年には735,000人がEU加盟国の国籍を取得し、トルコ人は64,000人でトップとなった。その次に48,000人でモロッコ人、23,000人でイラク人、21,000でエクアドル人、20,000人でセルビア人が続いた。      トルコ人はEU加盟国の中でもドイツ、オーストリア、デンマーク国籍取得人数でトップ、ベルギーとオラン 全文をよむ

2008-12-11 ババジャン外相、「エキュメニカルを認めるとは約束していない」 (Hurriyet紙)

アリ・ババジャン外相は、フェネル・ギリシャ正教総主教座のステイタスが「エキュメニカル」に変更されることについて、誰に対しても約束は一切なされていないことを明らかにした。      民族主義者行動党のメフメト・エキジ副党首が、ババジャン外相の回答を求めてトルコ大国民議会議長に提出した質問状で、公正発展党政府が「49年ぶりにトルコを訪問したギリシャのコスタス・カラマンリス首相に対し、EU加盟交渉とフェネル・ギリシャ正教会総主教座の問題について約束をしたのかどうか」を尋ねたのだった。ババジャン外相は、 全文をよむ

2008-12-10 モスクがないため屋外で犠牲祭の礼拝 (Yeni Safak紙)

ギリシャのイスケチェ市に暮らす西トラキア系トルコ人たちは、モスクがないために犠牲祭の礼拝を町の広場で行った。今日までギリシャ当局に何度もモスク建設の要望を訴えてきたにもかかわらず、結果を得られていない住民たちは、一昨日(8日)に署名キャンペーンを始めた。      このキャンペーンには、イスケチェ市の平等リスト委員長を務める実業家のヒュセイン・バンダック氏と議員も支援を表明した。実業家のヒュセイン・バンダック氏は記者団への会見で、「イスケチェに暮らす何百人ものトルコ系の人々は、モスクがないために 全文をよむ

2008-12-09 国際治安支援部隊(ISAF)のトルコ軍、犠牲祭をアフガニスタンの人々と祝う (Yeni Safak紙)

アフガニスタンで国際治安支援部隊の一員として任務を行っているトルコ軍は、犠牲祭をアフガニスタンの人々と共に喜び、味わった。      アフガニスタンにおける国際治安支援部隊(ISAF)の任務を行っているトルコ軍は、午前中、カビルにあるトルコ軍の本拠地ドーアンで犠牲祭を祝う儀式を行った。セレモニーで演説したアフガニスタン・トルコ支援軍司令官であるファルク・スングル参謀大佐は、社会的融合の最も素晴らしい例である犠牲祭に、同胞国であり友好国であるアフガニスタンで任務を遂行していることを述べ、トルコ軍が 全文をよむ

2008-12-08 アラブの専門家:トルコのドラマは不道徳 (Radikal紙)

カタールで開かれたあるシンポジウムで、アラブの人々が好んでみているトルコの連続テレビドラマがアメリカの連続ドラマよりも「不道徳」との意見が出た。アラブの人々のなかで増えている離婚や夫婦喧嘩の責任はトルコの連続ドラマにありとされた。      アラブ世界で視聴されている連続ドラマが人々に影響を与えているのかどうかを議論したシンポジウムがカタールで開催され、トルコの連続ドラマも取り上げられた。カタールのメディアの情報によれば、議論の最中に発言したメディア専門家のハサン・ラシード氏は、アラブの人々が見 全文をよむ

2008-12-04 アフマディネジャード大統領、東アゼルバイジャン州の演説、トルコ語で呼びかけも (Hurriyet紙)

アフマディネジャード大統領は、国内視察として今日訪れた東アゼルバイジャン州タブリーズで、スタジアムを埋めた数万人の人々に向けて時折トルコ語で呼びかけた。      アフマディネジャード大統領は、国内視察として今日訪れた東アゼルバイジャン州タブリーズで、聴衆を前にした演説で、「占領と衝突と戦争」に言及した。「難しい言葉を使うこと、虚勢や暴力に任せる考えかたは終わりました」と述べたアフマディネジャードは、大国に向け「民衆に寄り添ってください、公正と友情のために行動してください。これはあなた方の為でも 全文をよむ

2008-12-02 トルコとの関係が最重要に クリントン氏の国務長官指名が及ぼす影響 (Yeni Safak紙)

オバマ氏が国務長官にヒラリー・クリントン氏を指名することによる土米関係への影響について、大統領選においてクリントン氏の「金庫番」とされ、選挙運動における寄付金管理者の一人メフメト・チェレビ氏は、本紙の取材に重要な発言を行った。チェレビ氏は、「今後の展開において最も重要なのがトルコである。トルコはヒラリー氏にとって重要なポイントとなるであろう。オバマ氏が国民に対して掲げた外交政策に関する言葉の中で、全てのキーポイントとなっていたのはトルコだった。アメリカ国民に対して掲げた約束のうちの3つの柱がトル 全文をよむ

2008-12-01 新任の米大使、トルコ語事始め (Hurriyet紙)

米国の新しい駐在アンカラ大使ジェムス・ジェフリー氏は、アンカラに定期便の飛行機で到着した。      エセンボア空港での記者会見をトルコ語で行ったジェフリー大使は、再びトルコで勤務できることになってとても幸せだと述べた。31年の勤務で何度かトルコで働き、最初はアダナ、次はアンカラで、そして前回もアンカラで1999年から2002年まで主席参事官として勤務していたと述べた。ジェフリー大使は、「トルコとアメリカは、1923年以来、友人である。韓国、そしてNATOにおいて58年間、同盟国である。トルコ政 全文をよむ

2008-11-28 イランのイスラーム法廷、女性を失明させた男性に罰として失明を命じる (Hurriyet紙)

イランのイスラーム法廷は、結婚の申し込みを断った女性の顔に酸性の薬品をかけ、失明させたことで裁判にかけられている男性の目を、酸で失明させる判決を下した。      イティマディ・ミッリー紙の記事によると、イラン裁判所は問題の判決を、イスラーム法における「犯された罪に対する公正な対応」を意味する「報復」法に基づいて下したと報じている。同紙はその記事の中で、メジドとして名前が公表されている男性が何度もしつこく結婚を申し込んだが、エミネとして名前が公表されている女性が(メジドの)申し込みを毎回断り続け 全文をよむ

2008-11-28 シムシェキ国務大臣、「トルコがEU加盟国だったら、これほどの軍隊は必要なかっただろうに」 (Milliyet紙)

昨日(27日)トルコ-EU合同議会の第60回会議に出席したシムシェキ国務大臣は、会議メンバーの質問に答えた。2005年に北キプロス・トルコ共和国の国境警備隊詰所からトルコ国旗を奪い騒動を起こしたマトサキス欧州議員は、トルコが困難な時期に直面しているにもかかわらず防衛支出が多すぎることを指摘し、トルコが100万人以上の軍人を有していると主張した。また北キプロスにもトルコ軍人がおり、彼らの給料はトルコ国民の税金で賄われていると述べたうえで「防衛費の削減を考えていますか?」と質問した。これに対しシムシ 全文をよむ

2008-11-23 デンマーク政府、15才以下でのユダヤ教徒・イスラム教徒の割礼禁止を検討中 (Hurriyet紙)

イタリアの有力紙コッリエレ・デッラ・セラ紙は、デンマーク政府が15歳以下のムスリム及びユダヤ教徒の男子への割礼禁止を検討していることを報じた。これについての法案が委員会へ送られた。デンマーク国内に暮らす7千人のユダヤ人は、「もしも法案が通ったら、デンマークから去る」と話している。      数年前、預言者ムハンマドを侮辱する風刺画危機が始まった国、デンマークでは、今度は政府が15歳以下のムスリムおよびユダヤ教徒の男子への割礼を禁じようとしている。      イタリアの「コッリエレ・デッラ・セラ」 全文をよむ

2008-11-21 ババジャン外相、24日にアルメニア外相とイスタンブルで会談へ (Yeni Safak紙)

 ババジャン外相はアルメニアのナルバンジャン外相と11月24日にイスタンブルで会談すると述べた。       アリ・ババジャン外相は、アルメニアとの間で始められた対話の目的が(両国間関係の)正常化であると述べ、「しかしながら、正常化にたどり着くまでにはお互いの歩み寄りが必要です」と話した。ババジャン外相は公式訪問でアンカラに滞在中のルーマニアのラザール・コマネスク外相と会談した。二人の外相は会談後、合同記者会見を開き、記者の質問に答えた。ババジャン外相はアルメニアのエドワルド・ナルバンジャン外相 全文をよむ

2008-11-16 ドイツのオバマ誕生―緑の党にトルコ系移民第二世代の党首 (Hurriyet紙)

 両親が「外国人労働者」としてドイツにやってきたジェム・オズデミル氏は、クラウディア・ロート氏と共に、緑の党の共同党首に選出された。これによりドイツ連邦初の非ドイツ系党首が誕生した。オバマ氏がアメリカ合衆国でつくりだした「change(変化)」の波をヨーロッパへもたらしたジェム・オズデミル党首は、「これをトルコ系1世の人々に捧げます」と話す。この成功は、270万人のトルコ系ドイツ人を鼓舞するだろう。       米国で、父親がケニア人でハワイ出身のバラク・オバマ氏が大統領に選出され、「史上初」が 全文をよむ

2008-11-12 エルドアン首相、イラン問題でオバマ米次期大統領に助言、「毅然と、ただし挑発にはのらず」 (Yeni Safak紙)

アメリカ訪問を前にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相はニューヨークタイムズとの会見に応じた。エルドアン首相は、トルコがアメリカとイランの仲介役を担う準備があると述べ、バラク・オバマに対し「毅然と。ただし挑発にはのらないように」と忠告した。      ■仲介役の準備はできている   エルドアン首相は会見で、「トルコとして、私たちが仲介役を担う準備は整っている。この件について私たちは十分な貢献ができます。」と述べた。バラク・オバマが米大統領に選出されたことがアメリカ―イラン関係を改善するために、いい 全文をよむ

2008-11-10 いつかはドイツでもトルコ系の首相を擁立するだろう (Hurriyet紙)

ラインランド・プファルツ州知事でドイツ社会民主党の前党首クルト・ベック氏は、アメリカでバラク・オバマ氏が大統領に選出された後、ドイツで始まった移民の首相論争にルードヴィッヒスハーヘン市で参加した。ドイツでは多くの移民が生活していることに注意を引いたベック前党首は、将来、トルコ系の首相の可能性がないわけではないと述べた。シュパイヤーで建設予定のシナゴーグの竣工式に参加したクルト・ベック前党首は、シッファーシュタットのヴィルフリート・ディートリッヒ体育館で対戦が行なわれた地方レスリングリーグの試合を 全文をよむ

2008-11-09 44頭の羊を屠って祝ったヴァンの人―祝・44代米大統領にオバマ当選 (Radikal紙)

アメリカ合衆国次期大統領オバマ氏の当選を全世界が喜んでいる。ヴァンのチャヴシュテペ村人たちもアメリカ合衆国の第44次大統領にちなんで44頭のクルバン(犠牲獣)を捧げて祝った。      ヴァンのギュルプナル郡チャヴシュテペ村住民が、アメリカ合衆国の第44代大統領に当選したオバマ氏のために44頭のクルバンを屠り、ドラムとトランペットの調子に合わせハライ(踊り)が披露された。捧げられたクルバンの血をオバマ氏のポスターに塗りつけていた村民らは、片目が青く、もう一方の目が黄色いヴァン猫をホワイトハウスへ 全文をよむ

2008-11-07 英TV放映のトルコの知的障害児童施設の惨状 (Radikal紙)

セーラ・ファーガソン公爵夫人がトルコの児童養護施設で撮影した映像が、イギリスのテレビで「ヨーロッパを恥ずかしめる光景」という語りとともに放映された。       イギリスのテレビ局(ITV)のニュース番組「ITV トゥナイト」が、「公爵夫人と娘たち:彼女たちの秘密の任務」というタイトルで、トルコの2ヵ所の児童養護施設で隠し撮りされたという映像を放映した。番組でイスタンブルのゼイティンブルヌと、アンカラのサライの児童養護施設だと説明された2つの場所で隠し撮りされた映像は、「ヨーロッパを恥ずかしめる 全文をよむ

2008-11-06 ジェノサイド関連で問題ありうる オバマ新大統領誕生への専門家の見方 (Hurriyet紙)

アメリカ大統領にバラック・オバマ氏が当選したことに関し、トルコ大国民議会(TBMM)の政党の代表者らは似たような評価をした。トルコとアメリカの関係において、一部の専門家と政党の重要人物らがトルコから見たオバマ時代に関して行った評価は次の通り。      スアト・クヌクルオール(公正発展党(AKP)議員):「アルメニア・ロビーが抑圧をかけるだろう。しかしオバマ氏と彼のスタッフがこのような冒険に乗り出すとは考えていない。トルコとのすべての関係を滅茶苦茶にするようなリスクは犯さず、戦略的協調性にも害を 全文をよむ

2008-10-31 シュレーダー元ドイツ首相、「EUはトルコの重要性を理解し始めている」 (Milliyet紙)

ゲアハルド・シュレーダー元ドイツ首相は、EUがトルコの重要性を理解し始めていると語った。      シュレーダー元首相は、ケメルにてトルコ繊維業者組合が開催した「未来」というテーマのセミナーに参加し、トルコのEU加盟する日時を決定する必要があるが、現状では厳しいと述べ、「トルコの地理的重要性をEUは今や以前よりも深く理解しています。コーカサス地方での政治的役割をEUは理解し、今や経済・文化面でのみトルコに目を向けている訳ではないのです」と発言した。      シュレーダー元首相は更に、トルコが欧 全文をよむ

2008-10-30 バルザーニ議長からトルコにメッセージ (Yeni Safak紙)

ワシントンに滞在中のイラク北部クルド地域政府メスート・バルザーニ議長は、トルコに友好のメッセージを送ったと述べた。      駐ワシントンのクルド地域政府代表部が、ホテルでバルザーニ議長のためにレセプションを催したが、そこでバルザーニ議長は、記者の集団に「トルコに友好のメッセージを送ります」と述べた。      バルザーニ議長はレセプションでのスピーチで、アメリカに対して、「イラクを独裁から救ってくれた」と感謝の意を表し、「近隣諸国と最良の関係を築くよう努めています」と話した。      イラク 全文をよむ

2008-10-27 ドイツ最大のモスクで最初の礼拝 (Yeni Safak紙)

ドイツ最大のモスクであり、建設中に極右派の反対デモの原因ともなったデュースブルグ市のメルケズ・モスクで、26日、公式な式典が行われ、同モスクでの礼拝がはじまった。ドイツ国内の数多くのムスリムたちが、モスクでの最初の礼拝を行うため早朝からデュースブルグ市に訪れた。総工費七百万ユーロのこのモスクの開所式に、宗務庁のアリ・バルダクオール長官も列席した。      ■次はケルンのモスク   バルダクオール長官はデュッセルドルフで、ノルトライン-ヴェストファーレン州のアーミン・ラシェット統合大臣と会談し、 全文をよむ

2008-10-27 イラクはもはや近い:THYバグダッド線就航 (Zaman紙)

第一次湾岸戦争の後に停止されていたトルコ航空(THY)のバグダッド線が、17年の時を経て昨日26日に(再開後の)初飛行をおこなった。イスタンブル-バグダッド便には、ビナーリ・ユルドゥルム交通大臣や対外貿易を管理するキュルシャド・トゥズメン国務大臣、そしてトルコ航空総支配人のテメル・コティル氏が乗客らとともに搭乗した。      週に3便運航されると公表されたイスタンブル-バグダッド線に(乗るために)は、エコノミークラスでは864YTL(日本円にして約4万8400円/1YTL=56円で換算)の料金 全文をよむ

2008-10-26 北イラク自治政府との2度目の協議、来週に―対PKK対応協議 (Milliyet紙)

 トルコが、イラク北部にあるクルド地域政府メスート・バルザーニ議長と直接会談を始め、テロ組織PKKに対し共同闘争を行うと決定されたことに続き、トルコのイラク特別代表部ムラト・オズチェリキ氏と随行する代表団が来週、アルビールを訪れる予定であることがわかった。       トルコ代表団はまずバグダッドで会談を行ったのち、クルド地域政府のネチルヴァン・バルザーニ首相、そしてその地域の治安部隊と、初めてアルビールで公式に会見する予定であると発表された。       入手された情報によると、今回の訪問は、 全文をよむ

2008-10-21 イランで2羽のスパイ・鳩、捕らえられる ウラン濃縮施設近くで (Hurriyet紙)

イランで治安部隊が国の中央部に位置するナタンズのウラン濃縮施設近くで、スパイ鳩を「がっちりと」捕まえた。      イティマドゥー・ミッリー紙の報道によると、ハトのうちの一羽はウラン濃縮施設近くのカシャーンにあるバラ水工場で捕まえられた。同紙は、ハトには金属の輪とカムフラージュされたコードが取り付けられていたと報じた。      また同紙は、同じ情報筋の話として、今月中に捕まえられた他の黒いハトも似た様な金属の輪とコードを付けていたことを明らかにする一方、鳥を使ったスパイ行動を裏付けるような、あ 全文をよむ

2008-10-18 トルコ、国連安全保障理事会の非常任理事国入り (Milliyet紙)

国連安全保障理事会の西ヨーロッパ大陸の非常任理事国を選ぶために行われた選挙で、トルコは151票を獲得し、1位となった。トルコの非常任理事国入りは47年ぶりで、その他の非常任理事国はオーストリア、メキシコ、ウガンダ、日本であった。      アイスランドのインギビョルグ・ソールルン・ギスラドッティル外相としばし雑談を交わしたババジャン外相は、投開票ののち祝福を受けた。      トルコは47年ぶりに国連安全保障理事会の非常任理事国となった。国連安全保障理事会2009-2010年期の候補であったトル 全文をよむ

2008-10-15 イランの航空会社、30年ぶりにテヘラン・バグダッド線を復活 (Hurriyet紙)

イランの航空会社が30年ぶりにテヘラン・バグダッド線を再開したと伝えられた。      イラン国営通信(IRNA)が伝えたところによると、テヘランを離陸したマーハン航空所属のエアバス旅客機が192人の乗客を乗せバグダッド空港に着陸した後、新たな乗客を乗せ帰国した。      初飛行に関連し、イラク、イランの両当局者が出席し、空港で式典が行われたと伝えられた。当局者は、火曜日、金曜日、日曜日にテヘラン・バグダッド間の相互運航を行う予定だと発表した。マーハン航空は、近々、マシュハド・バグダッド線、マ 全文をよむ

2008-10-12 EUはトルコを支持する レーンEU拡大担当が最近のテロ攻撃についてコメント (Milliyet紙)

EU委員会のオッリ・レーン拡大担当理事は、先日発生したテロ攻撃について、トルコ国民にお見舞いの言葉を述べるとともに、「トルコ国民のテロとの闘いにおいてEU委員会及びEU加盟国はトルコの味方であり続ける」と述べた。      ブリュッセルに向かうためアタテュルク空港にやってきたレーン氏は、搭乗前にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相、アリ・アバジャン外相と行なった会談について語った。   「トルコ国民がテロリズムとの闘いで支払った労力に支援を続ける方針だ」と述べた同氏は、「それとともに、このテロとの 全文をよむ

2008-10-11 PKKの資金は、スイスの銀行に (Milliyet紙)

アクチュチュン警備詰所が所属する部隊の元司令官、エルダル・サルゼイベキ退役空軍大佐は、出演した「政治広場」という番組で、アクチュチュンに対して行われた襲撃と、PKK(クルド労働者党)の当該地域における構造と、情報管理システムについて説明した。      サルゼイベキ退役空軍大佐はまた、PKKの資金がスイスの銀行にあること、「クルド相互扶助協会」という名義で開かれた口座によって、PKKがマネーロンダリングをしていると述べた。   サルゼイベキ退役空軍大佐は、この口座が調査されれば、PKKの資金源と 全文をよむ

2008-09-29 ギュル大統領と戦争犯罪者、イフタールで同席 (Radikal紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、フェトフッラー・ギュレンに近いことで知られる『トルコ文化センター』が主催したイフタール(断食明けの夕食会)で戦犯として裁かれることが検討されているジンバブエのムガベ大統領と同じテーブルに座った。      少し前にいわゆる「アルメニア人ジェノサイド」法案の熱心な支持者のひとりアメリカの議員カロリン・マロニーに「ズベイデ・ハヌム賞」を送ったことで反発を買ったフェットフッラー・ギュレン寄りのトルコ文化センターが、今回も外交スキャンダルを起こした。トルコ文化センターは、 全文をよむ

2008-09-29 イスラム諸国会議機構イフサンオール事務総長、ライス国務長官と会談 (Zaman紙)

イスラム諸国会議機構事務総長であるエキメレッディン・イフサンオール教授は、ニューヨークでコンドリーザ・ライス米国務長官との会談で、イスラム諸国会議機構がテロリズムを断固として拒絶・糾弾し、同時に宗教としてのイスラムに敬意が払われることを期待していることを述べた。      イフサンオールイスラム諸国会議機構事務総長がライス国務長官と行った非公開の会談では、全体的にイスラム諸国会議機構とアメリカ合衆国との関係が取り上げられたことが明らかにされた。      この会談では、イフサンオール事務総長がラ 全文をよむ

2008-09-28 アルメニア、アゼルバイジャン、トルコ3外相会談―問題解決への一歩 (Milliyet紙)

ニューヨークを訪れているアリ・ババジャン外相は、アルメニア・アゼルバイジャンの両外相と一堂に会した。3カ国の外相会談で「この地域の問題をともに解決する」というメッセージを出した。      国連総会のためニューヨークを訪れたトルコ、アゼルバイジャン、アルメニアの外務大臣による、3カ国外相会談が行われ、「問題をともに解決する」というメッセージが出された。   会談はまずアリ・ババジャン・トルコ外相とエドワルド・ナルバンジャン・アルメニア外相の間で始まった。ナルバンジャン外相は会談に入る前にトルコの 全文をよむ

2008-09-27 アルメニア大統領、トルコとの関係改善へ意欲みせる 国連総会で (Milliyet紙)

アルメニアのセルジ・サルキシャン大統領は、第63国連総会の演説で、ギュル大統領とともに始めたサッカー外交について言及した。      サルキシャン大統領は、木曜日に行ったスピーチで「我々は二国間や地域的な多くの問題について話をしましたが、我々のした最も重要な決断は、これらの問題の解決を次の世代に残さない、ということです。   私はトルコ‐アルメニア問題を解決するのに最適な時期が来たと考えています、また同様の決意がギュル大統領にもあると見て取りました」と話した。   サルキシャン大統領は、解決に向 全文をよむ

2008-09-24 ギュル大統領、国連でコーカサス・プラットフォームを強く主張 (Milliyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、昨日(23日)国連の第63回総会開会式で行ったスピーチの中で、「コーカサス協力および安定プラットフォーム」の提案およびキプロス問題に多くの時間を割く一方で、トルコの安全保障理事会入りのために総会で支持を求めた。      総会の開会式で8番目に話したギュル大統領は、トルコの発展途上国に対する開発・保健・教育・農業の各プロジェクトを議題とし、「トルコは貢献を高めるドナー(提供)国として国際社会によって認識されている」と述べた。      ■ 「プラットフォームにチャ 全文をよむ

2008-09-22 オズデミル欧州議会議員、エルドアン首相に対話の呼びかけ (Milliyet紙)

欧州議会(AP)の議員であるジェム・オズデミル氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のメディアに対する態度を、ドイツの歴代首相たちの一人であるヘルムート・コール元首相になぞらえ、対話を呼び掛けた。      オズデミル議員は、エルドアン首相による一部新聞社のボイコットの呼びかけに関して会見を行い、エルドアン首相の態度を、ヘルムート・コール元ドイツ首相のメディアとの同様な争いになぞらえた。同氏はまた以下のように続けた。「コール氏も、ある時期『デル・シュピーゲル』紙に話をしなかった。同紙の記者たち 全文をよむ

2008-09-21 大モスク建設予定のケルンでのイスラム排斥主義集会、不発 (Hurriyet紙)

 ドイツのケルンで予定されていた「イスラム排斥主義集会」は人種差別主義者であるという理由により失敗に終わった。       宗務トルコ・イスラム連合(DİTİB)がケルンで建設を望んでいるモスクに反対していることで知られる極右組織プロ・ケルンの支持者らは、厳重な警備の下、集会のため昼頃ホイマルクト広場を訪れる予定であった。しかし「自治」を名乗る左翼組織が、広場へと繋がる道を封鎖した。5000人の警官が、対立する組織間で勃発した闘争に催涙ガスを用いて介入した。警察は極右組織の支持者のうち数名を警護 全文をよむ

2008-09-20 チチェキ副首相、「PKKは海外から最も大きな支援を受けているテロ組織」 (Zaman紙)

ジェミル・チチェキ副首相は、ブリュッセルでヨーロッパ諸国に対しテロ批判を行った。チチェキ氏は、「世界に多くのテロ組織がある。しかし、はっきりという必要があるなら、PKK(クルド労働者党)は、世界で海外から最も多くの支援を受けているテロ組織だ。トルコはこの組織のみならず、この背後にいる支援者らとも闘っている」と述べた。      チチェキ氏は、アマスヤ選出の国会議員アキフ・ギュッレ氏とともに、ヨーロッパ・トルコ民主主義者連合のブリュッセルでのイフタール(断食明けの夕食)行事に参加した。チチェキ氏は 全文をよむ

2008-09-16 アルメニア政府、歴史的な一歩を準備中 -共同歴史委員会設立に向けて (Zaman紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領がアルメニアの首都エレバンを訪問することで、トルコ・アルメニア両国関係が新時代へと突入する中、二国間で歴史的な一歩が踏み出されようとしている。      1915年事件の調査のために「共同歴史委員会を設立する」というトルコ側の提案に対し、アルメニア側も好意的にとらえているのが明らかになった。歴史調査のほか、経済・文化・外交関係を発展させるため、それぞれ異なる委員会の設立が検討中である。こうした検討議題の進展は、二国間の関係を早急に発展させ、トルコの国際的立場の改善し、 全文をよむ

2008-09-13 国民教育省の教科書、アルメニア関連の記載事項に進展 (Yeni Safak紙)

新しく改定された歴史教科書が、アルメニアとの関係前進にさらなる一歩を記した。 アルメニア人作曲家ビメン・シェンの歌が載せられていた小学8年生用の革命史の教科書に、オスマン時代のアルメニア人らの穏やかな生活を描いたカパルチャルシュの絨毯屋カラピット・ネデニヤンの文章が加わることとなった。      アブドゥッラー・ギュル大統領がアルメニアの首都、エレバンでの国際試合に行ったことで築かれた両国の熱い関係を、国民教育省も新しい教科書で後押しした。新しい歴史教科書では、アルメニア人に関し注意深く書かれて 全文をよむ

2008-09-08 ギュル大統領のアルメニア訪問を受けて海外メディア、「歴史的な訪問」と報道 (Milliyet紙)

トルコのアブドゥッラー・ギュル大統領がトルコ対アルメニアのサッカー観戦のためにエレバンに出向いたことが、外国メディアによって「歴史的訪問」であると表現された。      フランスのAFP通信社は、「ギュル大統領の歴史的訪問のあとでトルコとアルメニアは共に新しい時代を約束した」という見出しを用いた。   AFP通信社はトルコのギュル大統領とアルメニアのセルジ・サルグシャン大統領が対話の声明を出したことに注意を引き、「しかし、ギュル大統領がエレバンにあるハラズダンスタジアムの入り口でアルメニア人サポ 全文をよむ

2008-09-08 ロシア危機の経費は5億ドルに達した (Milliyet紙)

ロシアとの間で起こった問題は未だ解決できていないと明らかにしたトゥズメン大臣は、「経費はこれからまだ上がるだろう」と警告した。      ロシアとの関税問題について、政府との見解の不一致に陥ったキュルシャド・トゥズメン国務大臣は、最近ロシアがトルコからの輸入製品を待たせたために生じた経費が5億ドル(約495億円)に達したと述べた。   トゥズメン大臣は、行った説明のなかで、問題はまだ続いているとも強調した。      トゥズメン大臣は、トルコ輸出業者連合の会長候補者である、イスタンブル繊維・原材 全文をよむ

2008-09-06 弁護士から寄付者に呼びかけ、 「訴訟を起こしなさい」  (Milliyet紙)

ドイツでの最大の寄付スキャンダルの余波が続く中、デニズ・フェネリ・e.Vの、没収された4142万3千ユーロ(約62億9千万円)は、寄付者たちが訴訟を起こさなかった場合、クズル・ハチュ・オーガニゼーションと、ドイツ財務省にとどまることが明らかとなった。      ドイツで弁護士をしているサバハト・ギュルブズ氏は、デニズ・フェネリ・e.Vへ寄付を行った人たちが皆で集団訴訟を起こす可能性があること、この訴訟が始まればすべての寄付者の寄付金は取り戻しうると述べた。ギュルブズ氏は、デニズ・フェネリ・e.V 全文をよむ

2008-09-05 アゼルバイジャン国会議員ら、ギュル大統領のアルメニア訪問は不適切 (Milliyet紙)

ギュル大統領のエレバン訪問の決断は、アゼルバイジャンを悲しませた。      外務大臣のエルマル・メメディヤロフ氏は、「この問題はトルコの内政問題」と評価付けをする一方で、何人かの国会議員は訪問は間違いであり、これを遺憾の意をもって受け止めると表明し、反発を示した。      国民団結党党首であるサビル・リュステムハンル氏は、訪問がアゼルバイジャンにとっても問題になること、そしてこのような状況は、トルコがアゼルバイジャンにした約束の信用性を低め、二国間関係を冷やす原因となりうると主張した。   全文をよむ

2008-09-04 ギュル大統領、招待を受け、サッカー観戦のためアルメニアへ (Hurriyet紙)

「招待を受け、試合を観戦することにした」―ギュル大統領は、トルコ国内だけでなく海外からの注目も集まる中、このように発表し周囲の期待に応えた。ギュル大統領は、エレバンで行われるサッカーのトルコ‐アルメニア戦を観戦する。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、アルメニアのセルジ・サルキシャン大統領からのサッカー観戦の招待を試合4日前になって公式に受け入れた。大統領官邸で昨日の夕方行った会見では「サッカーの試合が、歴史を共有する両国民の壁を取り払うきっかけとなること」を強調した。      ギュル 全文をよむ

2008-09-01 ベルリンでラマザンの準備 (Radikal紙)

近づく断食月への準備がドイツの首都ベルリンでも続いている。ベルリンのパン屋は、イフタール(断食開け)の食事に欠かせないラマザンパンを、お菓子屋はバクラヴァを準備する一方、職人たちはサフル(断食開始前の夜明け前の食事)とイフタールの食卓に並ぶ商品をマーケットの棚に並べ始めている。      トルコ人がたくさん住んでいるクロイツベルグ地区で「インテル食品」という名のスーパーを所有しているイブラヒム・デデオールさんは、断食月への準備をしているとし、「断食月は、自営業者から見ても忙しい。最も素晴らしい形 全文をよむ

2008-08-28 サッダーム専用だったデラックス電車、一般市民用に (Hurriyet紙)

処刑されたイラクの堕ちた指導者サッダーム・フセイン専用の豪華電車が近く一般市民用に運行される。      イギリス国営放送BBCの報道によると、フランス人により1970年代に製造された23両編成の電車は、来月初めからバグダッドとイラク南部のバスラ市の間で乗客を乗せ運行を始める。      豪華電車はこれまでバグダッドにおける秘密の場所で保管されてきた。 全文をよむ

2008-08-23 米国の駆逐艦、ボスフォラス海峡を通過 積荷はグルジアへの人道支援物資 (Yeni Safak紙)

グルジアへの人道支援物資を運ぶために、ギリシャのクレタ島を出航した米国の駆逐艦マクフォールとポーランドのフリゲート艦は、昨日(22日)イスタンブルのボスフォラス海峡を通過し黒海に向けて進んだ。しかしロシア政府はトルコ政府に対して「不快感」を伝えてきたので、トルコ政府はアメリカ政府に対して圧力をかけた。これに対して米国は、同地域での緊張を高めないよう、ボスフォラス海峡を通過することについてロシアと交渉に入った。外務省は、この2日間に同海峡を通過した4隻の戦艦はNATO第一常設海上任務部隊に所属する 全文をよむ

2008-08-19 トルコ系諸国の元首が集まる会議、また延期 (Zaman紙)

トルコ系諸国の元首が一堂に会する会議がまた延期された。9月5日にアゼルバイジャンの首都バクーで行われる予定のトップ会談は、各元首の予定が合わないという理由でまた持ち越された。   アゼルバイジャンは9月初旬にトルコ系諸国の元首が2年ぶりに集まるため準備を行っていた。しかし、9月5日に行われることになっていた会議に、カザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ大統領の予定に変更があり参加できなくなったことで、「トルコ系諸国」の元首の会議は延期された。情報筋によると、9月5日の会議にウズベキスタンのイス 全文をよむ

2008-08-18 トルコ赤新月社の援助物資を受け取ろうと大混乱 グルジアのゴリで (Radikal紙)

赤新月社がゴリで配布した援助物資を受け取るため、大群が押し寄せた。多くの人が何も受け取ることができずに帰った。      ロシア軍が掌握したグルジアのゴリでは一般市民が生き残りに奮闘する一方で、トルコ赤新月社もゴリに到着した。食料品を一杯に詰め込んだ4~5台の赤新月社のトラックが、街の広場で物資を配る一方で、150人のグルジア人が手に援助カードをもち、米や乾燥豆の入ったパックを受け取るために、ひしめき合った。人々は複数のパックを受け取った人々に怒った。大混乱となった争いで、押し合いにより列から弾 全文をよむ

2008-08-17 南オセチアで銃撃されたトルコ人記者、左目失明 (Milliyet紙)

ドイツ病院にて8月17日、手術したオズチュルク記者を夕方、グルジア人の一団が見舞った。見舞いの間、笑みを絶やさなかったオズチュルクは、「待っていてくれ、私を。一刻も早く快復して、職場に復帰する」と述べた。      トルコに暮らすグルジア人らは、17日の夕方にイスタンブルのロシア総領事館前で抗議行動をおこなった。抗議行動後、集まったグルジア人は、グルジアで負傷し、トルコへ搬送されたレェヴェント・オズチュルク記者を見舞った。そこで、グルジアで負傷し、先日、特別機でイスタンブルに移送されたジャーナリ 全文をよむ

2008-08-16 コーカサス問題も議題に エルドアン首相、イラン大統領と会談 (Milliyet紙)

イラン大統領は、エルドアン首相をチュラーン・ホテルで接見した。会談では、グルジアでの戦争、アフガニスタンとパキスタンにおける状況の進展、イランの核計画とエネルギー問題が議題に上げられた。      イランのマフムード・アフマディネジャード大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相をチュラーン・パレス・ケンピンスキーホテルで接見した。賓客のアフマディネジャード大統領がエルドアン首相を接見した際、地域的問題が議題として取り上げられたことが明らかになった。   情報によると、イランのアフマディネジャ 全文をよむ

2008-08-15 エルドアン首相、「コーカサス安定・協力プラットフォームへのアルメニアの参加を歓迎」 (Yeni Safak紙)

ロシア・グルジア訪問から帰国したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アゼルバイジャンとアルメニアの「コーカサス安定・協力プラットフォーム」への参加が域内平和の貢献につながると述べた。同首相は、アリ・ババジャン外相とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が来週会談を行い、プラットフォームのためのプロセスを開始すると述べた。      ボドルムのミラス空港で記者会見を行ったエルドアン首相は、コーカサス地方での衝突後、初めに手を差し伸べて援助した組織がトルコ赤新月であったと述べ、「現在も人道的援助で貢献して 全文をよむ

2008-08-14 エルドアン首相提唱のコーカサス同盟を、ロシア政府が承認 (Hurriyet紙)

ロシア首脳陣はコーカサス危機の解決において、トルコの役割を重視しているという姿勢を、エルドアン首相に対する「例外的な待遇」の形で示した。メドヴェージェフ大統領、プーチン首相、ラヴロフ外相といったロシア政府全首脳陣と同じ会食のテーブルについたエルドアン首相が、コーカサス同盟という提案をだしたことで、その提案にもゴーサインが出された。      西欧のグルジア主軸の外交に冷ややかな対応を示すロシア政府は、コーカサス危機の解決において、トルコが仲介者としての役割を担ってくれることを重視しているという姿 全文をよむ

2008-08-11 南オセチアで二人のトルコ人ジャーナリスト負傷 (Hurriyet紙)

カナルチュルク・テレビ局のインターネットサイトで報じられたニュースによると、南オセチアの首都ツヒンバリに2キロほど入ったトルコ人ジャーナリストを乗せた車に対し、オセチア軍が攻撃した。車に乗っていたNTV局員のヒルミ・ハジャルオールさんと、ジュムフル・チャトゥカイさんは怪我を免れたが、カナルチュルク社の特派員レヴェント・オズチュルクさんとカメラマンのギュライ・エルヴィンさんが軽傷を負った。病院で手当てを受けている二人の記者の容体は良好であることが伝えられている。      ■二人のジャーナリストが 全文をよむ

2008-08-11 トルコ赤新月社スタッフ、トビリシに入る (Milliyet紙)

サルプ国境門で待機していたトルコ赤新月社の救助隊は、先遣車両1台と国際輸送トレーラー2台でグルジア国内に入国した。      トビリシに入った救助隊は災害救済要員5人から成る。国際輸送トレーラーにはテント150張り、毛布2500枚、キャンプ用簡易ベッド150台、ボトル入りの水1000本が積まれていると発表された。他の車両も今後、ニーズに従ってグルジアに送られることが明らかにされている。      この間、トビリシにあるトルコ大使館は、この国にいるトルコ国民の安全を保障するための対策をとっている。 全文をよむ

2008-08-11 トルコ国民をグルジアから救出するため準備開始 (Zaman紙)

トビリシのトルコ大使館当局者の情報によると、南オセチアでの武力衝突が続いている中、首都のトビリシとその周辺で暮らしているトルコ国民を安全に避難させるための活動が行なわれている。対策の一環として、まずトルコ国民をアゼルバイジャン国境にあるクルムズ・キョプリュ国境門から避難できるようにアゼルバイジャン政府との交渉が始まった。グルジアのサルプ国境門も、非常事態時にトルコ国民の避難に使用することが計画されている。      コーカサス諸国で運送業を営む企業幹部のアフメト・オルネキさんは、5日前にグルジア 全文をよむ

2008-08-10 南オセチア紛争の責任はトルコにある―ロシアのイズヴェスチア紙報道 (Milliyet紙)

ロシアの主要新聞のひとつ、イズヴェスチア紙に昨日掲載された論説で、3ヶ月前にロシア防衛省が発表した軍の報告書に基づき、グルジアに対する軍事援助がアメリカ合衆国とトルコから最も多く行なわれたことが明らかにされ、ワシントン政府とアンカラ政府が「紛争を扇動した」として非難された。      記事では、NATOメンバーのアメリカ合衆国とトルコがこの数年で援助や売却によってグルジア政府に数十万ドル分もの武器を与えたことが明らかにされ、「旧ソビエトの共和国の間で近年もっとも急速に軍事力を強化した国はグルジア 全文をよむ

2008-08-10 これが問題の写真!―シリアのアサド大統領一家の休暇風景 (Hurriyet紙)

シリアのベシャル・アサド大統領とエスマ・アサド夫人のボドルム訪問が国家的な危機を引き起こしている。      アサド家がトルコを公式訪問したと考えていたシリア国民は、大統領がボドルムにて自家用ヨットで休暇を楽しんだことを知るや、反感をあらわにした。      シリア国営テレビは終日、『親愛なる大統領閣下はトルコで公務を果たされています。休暇を楽しんではいません』と放送していた。しかし国営放送は外国の通信社から送られたこの写真を隠しておくことができなかったようだ。 全文をよむ

2008-08-09 イスラエル、イラン問題でトルコに対し反発 (Milliyet紙)

イスラエル新聞によると、イスラエル大使はトルコ外務省に抗議を伝えた。トルコ政府は、新聞の報道を否定した。      アタテュルク廟訪問を望まないという理由で、来週行われる訪土をイスタンブルに限定したことで、世論の反発を呼んだイランのマフムード・アフマディネジャード大統領は、トルコ‐イスラエル関係でも緊張の原因となった。イスラエルの主要紙のひとつであるハーレツ紙は、イスラエルがアフマディネジャード大統領の訪問に抗議し、この訪問のため非常に失望していると伝えた。イスラエルの在アンカラ大使館当局者も、 全文をよむ

2008-08-06 ボドルムでバカンスしながら外交も シリア大統領とエルドアン首相 (Milliyet紙)

シリア大統領バッシャール・アル・アサド大統領が、一週間の休暇のため夫人とボドルムを訪れた。エルドアン首相とエミネ夫人、そして娘のスメッイェ・エルドアンさんがアサド大統領夫妻を出迎えた。アサド大統領とエルドアン首相は昼食を共にした。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とシリアのバッシャール・アサド大統領がボドルムで会した。エルドアン首相はエミネ夫人と娘のスメッイェさんと共に昨日5日11時50分にミラス・ボドルム空港に到着。12時15分にアサド大統領とエスマ夫人を乗せた飛行機も到着した。エ 全文をよむ

2008-08-01 英国外相、「トルコはより民主的にEUへの道を進むだろう」 (Yeni Safak紙)

「反世俗主義勢力の中心である」という理由で開かれた公正発展党(AKP)に関する解党訴訟において、憲法裁判所が解党の判決を下さなかったことを、英国政府、英国民、在英トルコ人は肯定的に見ている。   デビッド・ミリバンド外相は、解党訴訟の判決が下された直後に、書面で「トルコの友好諸国により祝福されるべき判決」と発表した。同外相は、判決により、トルコがより民主的に欧州への道を進むだろうと述べた。 全文をよむ

2008-08-01 クルド人、日本で難民申請に奮闘 (Milliyet紙)

フランス通信社(AFP)は、昨日のニュースにおいて、トルコから日本へ移り住み、難民申請のために奮闘しているクルド人たちの状況を伝えた。      フランス通信社によると、クルド人らは日本での合法的移民としての法的地位を得るために、裁判所で長年に及ぶ裁判を行なっている。この種の裁判ではほとんどがクルド人にとって不利な判決が言い渡されている。フランス通信社は、東京の郊外に位置する川口にクルド人が多く生活していることを伝えた。   報道では、日本の首都である東京近郊の病院で、喘息と高熱により治療を受け 全文をよむ

2008-07-26 プーチン首相を怒らせた東方正教会総主教バルトロメオスの写真 (Zaman紙)

ウクライナではスラヴ民族がキリスト教を受容して1020年経つのを祝う記念行事が続いている。首都キエフの聖ソフィア教会広場に集まった民衆に対し、ウクライナ大統領ヴィクトル・ユシュチェンコ氏とフェネルの東方正教会総主教のバルトロメオス氏は、団結と協力を呼びかけた。      ウクライナ大統領は、演説の冒頭でバルトロメオス氏に「祖国へようこそいらっしゃいました」と述べ、教会と国家が互いに不可分な重要な二本柱であることを強調した。ウクライナのリーダーである彼は、「今日はヨーロッパ文明とキリスト教にとって 全文をよむ

2008-07-24 「鉄道シルクロード」プロジェクト、大きな一歩ふみだす (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、BTK(バクー=トビリシ=カルス)鉄道プロジェクトによって、歴史的なシルクロードが再び活気を取り戻すと述べた。そしてプロジェクトはコーカサス地方の平和と安定に貢献し、良好な隣国関係を望むことを表明するすべての国々に開かれていると語った。   BTK鉄道プロジェクトのトルコ国内部分の着工式典が、ギュル大統領、グルジアのミヘイル・サーカシヴィリ大統領、アゼルバイジャンのイルハム・アアリエフ大統領が出席しカルスで催された。ギュル大統領は式典での演説で、「この幸せな日に皆 全文をよむ

2008-07-22 アフガニスタンで解放されたトルコ人エンジニア、特別機で帰国 (Milliyet紙)

アフガニスタンで先週誘拐され、一昨日(20日)、解放されたトルコ人エンジニア2人が特別機で故郷であるエラズーへ送り帰された。      アフガニスタン西部の道路整備プロジェクトで働いていた時、先週、何者かに誘拐されたトルコ人エンジニア2人が一昨日の朝、解放され、昨日、特別機でトルコへ帰国した。      イランとの国境付近で、「シャフラケ・グザラ」道路整備プロジェクトを請け負ったギュルサン建設のために働いているトルコ人エンジニアのエルハン・ギュンドゥズさんとギョクハン・ギュルさんは、7月14日に 全文をよむ

2008-07-21 トルコ国軍、キプロスで平和を確保してきた (Hurriyet紙)

参謀本部のインターネット・サイトに掲載された文章には、1963年以降、ギリシャ系住民による武装攻撃の結果、キプロス島のトルコ系住民が圧力により国政から遠ざけられた、と述べられた。また、ギリシャ系住民がキプロス島のギリシャ本国への帰属を目的とする、エノシスを実現するために行った襲撃と禁輸措置を増強し、継続したと説明されている。またその文章には、1974年に到達した時点でギリシャ軍事政府は、キプロス島併合の時が来たと信じていたこと、しかしマカリオスをこの併合の障害として見ていたことが書かれている。  全文をよむ

2008-07-20 PKK、ショイブレ独内相暗殺を計画か (Yeni Safak紙)

PKK系のロジTVがドイツで放送禁止となった後、3人のドイツ人旅行者を誘拐したPKKは、チャンネルを閉鎖したショイブレ独内相暗殺を計画していることが明らかにされた。      ドイツがテロ組織PKK系の放送局ロジTVを禁止し、その後テロリストたちがアララト山で3人のドイツ人旅行者を誘拐してから、流れは全く止まらない。7月9日に誘拐された人質の解放のためあらゆる外交努力が続く一方、ドイツのフォーカス誌は、連邦刑事局(BKA)がヴォルフガング・ショイブレ独内相に対し、テロ組織PKKによる暗殺の可能性 全文をよむ

2008-07-20 国境を越えて「名誉殺人」―シリアからウルファへ (Radikal紙)

ウルファ県アクチャケレ郡で、シリア人が、娘を連れ去った親族の家にカラシニコフ銃で襲撃した。襲撃で2人が死亡し、3人が負傷した。      事件は、(深夜)1時頃、アクチャカレ郡のビュユクナーネリ村のアクヤプラク部落で起きた。主張されたところによると、25歳のアリ・ティムルテュルカンは、3ヶ月前、シリアのラッカ市に暮らす遠縁の親族で、苗字不祥のシーリンを、結婚するために連れ去った。シーリンの家族は、アリ・ティムルテュルカンの家族に娘を返すように要請した。しかしこの要請は受け入れられなかった。シーリ 全文をよむ

2008-07-19 イギリスで747台のパソコンが紛失! (Zaman紙)

イギリス国防省は、過去4年間に747台のノートパソコンを紛失していたことを認めた。パソコンには機密情報が含まれていた。       国防大臣デス・ブラウンは、議会に提出した書面による説明で、紛失した747台のノートパソコンのうち、たった32台しか見つかっていないことを述べた。ブラウン大臣の説明は、イギリス国軍閣外大臣ボブ・エインスワースが121枚のメモリーカードが紛失したという旨の発表を行った後、行われた。政府を再度、非難した自由民主党所属のサラ・テーザー議員は、行った会見で、「この事件は、機密 全文をよむ

2008-07-19 AKP解党請求訴訟は、EU加盟交渉に悪影響 (Yeni Safak紙)

欧州委員会のEU拡大担当委員オッリー・レーン氏は、トルコとの交渉を開始した2005年10月3日からこれまで毎年、危機を経験していると述べた。      レーン氏は、フィンランド国営放送YLEテレビに、トルコでの最近の進展について評価付けを行った。レーン氏は、「トルコは困難な日々を過ごしています。政治事件は大変緊張しており、困難な段階にあります。政治家たちが一堂に介し、この困難な状況から抜け出ることができる状況に持ってくる必要があります」と述べた。      レーン氏は、加盟交渉の開始とともに、毎 全文をよむ

2008-07-13 メルケル独首相「交換条件は飲まない」―PKKによるドイツ人3名誘拐事件 (Yeni Safak紙)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、トルコでテロ組織PKKによって誘拐された3人のドイツ人登山家が解放されることを望む一方、「テロリストには屈しない」と述べた。メルケル首相は、「ビルト・アム・ゾンターク」紙のインタビューで、ドイツ政府は誘拐されたドイツ人たちの解放のためにあらゆることを行うこと、トルコ当局と協力して行動することを明らかにした。      誘拐されたドイツ人たちが速やかに、危害を加えられずに解放されることを望むと語るメルケル首相は、この問題をフランスの首都パリで行われる地中海連合サミ 全文をよむ

2008-07-12 イラン、「イスラエルから攻撃されればインジルリキの米軍基地も攻撃する」と発表 (Hurriyet紙)

イランの領土が攻撃された場合、「イスラエルの中心部と、中東地域のインジルリキ基地を含む32箇所のアメリカ軍基地」を攻撃すると発表した。      ■ミサイル「シャハブ」、インジルリキ基地攻撃の可能性も      半国営のファールス通信の報道によれば、イランの宗教的指導者アリー・ハマネイ氏の相談役であるムジュテバ・ゾルヌル氏は、「もしアメリカもしくはイスラエルが攻撃を開始するか、我が国にミサイルを撃ち込んだら、イラン軍はすぐさまイスラエル中心部と中東地域の32箇所の米軍基地を攻撃する」と語った。  全文をよむ

2008-07-11 エルドアン首相、北イラクに謝意 -PKKテロとの戦いでイラクの協力を取り付ける (Hurriyet紙)

昨日(10日)、バグダッドに日帰り訪問をしたエルドアン首相を、イラクのヌーリー・マーリキー首相とイラク閣僚は空港で赤絨毯をひいて出迎えた。共同の記者会見では、「人間の中で母親に代わるほど愛情に満ちた人はいないように、バグダッドに代わるほどすばらしい場所もありません」と述べたエルドアン首相は、「PKKテロに対してイラクと北部地域政府から受けた支持と理解に感謝申し上げます」と述べた。      レジェプ・ターイプ・エルドアン首相は、ヌーリー・マーリキー首相との会談で、テロ組織PKKの根絶は、トルコ・ 全文をよむ

2008-07-05 トルコのケバブ屋さん、海を超える -ロンドン、ブラジル、湾岸諸国へ (Yeni Safak紙)

トルコのケバブ屋は、海外に進出を始めた。ヒュセイン・オゼルは「ソフラ」の他にロンドンで新しいコンセプトの店を立ち上げ、「キョセバシュ」はブラジルに2号店をオープンさせる。「ラマザン・ビンギョル」の目標は湾岸地域にある。       トルコへの1986年のマクドナルド1号店の進出によって、国際市場競争を実感することになったトルコのケバブ屋は、海外進出攻勢に打って出ている。アテネに続き海外2号店をブラジルのサンパウロに開いた「キョセバシュ」は、今ブラジルでの2号店オープンに向けて準備中だ。「キョセバ 全文をよむ

2008-06-30 欧州評議会の議員会議、ギリシャ系住民の私有財産返還を採択 (Radikal紙)

欧州評議会の議員会議 (AKPM)は、公正発展党(AKP)の解党訴訟に関して、トルコの民主主義が水準を下げるというような(判断を下して)採択を行ったが、今回はトルコ政府に対し「ギリシャ系マイノリティーへ権利を」という呼びかけを行った。      欧州評議会の議員会議は、トルコに対しボズジャ島とギョクチェ島で暮らすギリシャ系マイノリティー集団へ「積極的な態度」を示すことを呼びかけた報告書と、これに関連する推奨議案を承認した。スイス人のアンドレアス・グロス議員によって作成された報告書とこれに関する推 全文をよむ

2008-06-29 南キプロス政府、「死んでもトルコの水は飲まない」そうで… (Hurriyet紙)

南キプロス政府は、北キプロス・トルコ共和国が提案した平和の水プロジェクトの枠組みで、年間2500万立方メートルの水を提供するという提案を水不足が限界に達しているにも関らず拒否した。そして1000キロメートル離れたギリシャからタンカーで水を運搬することを決定した。ギリシャ系政府のスポークスマン、ステファノス・ステファヌ氏は、「キプロス問題が続く限り、水を貰うことはできない」と説明した。      南キプロス政府のミハリス・ポリニキス農相とギリシャのヨルゴズ・スフリアス公共事業相が一昨日(27日)、 全文をよむ

2008-06-29 クルド自治政府、エルドアン首相の訪問歓迎を表明 (Radikal紙)

イラク北部にある地域自治政府の上層幹部(首相)のネチルヴァン・バルザーニ氏は、「トルコ共和国のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相をイラクで熱烈歓迎致します」と語った。       イラク中央政府関係者と行った会談の後、アルビールへ戻ったバルザーニ氏は、そこでバグダッド訪問に関する記者会見を行った。バルザーニ氏は、クルド地域で実施されている全てのことがイラク憲法に則していると述べ、これについては極めて透明性のある政策を追求していると話した。締結された石油協定を中央政府のいかなる人物も取り消すことが 全文をよむ

2008-06-25 ベルギー:スカーフ禁止は差別ではない (Radikal紙)

ベルギーの文具チェーン店「クラブ」では、ある女性従業員からのスカーフ着用の要望を却下した。そして、女性が再び仕事場にスカーフを着けてくると、女性は解雇された。女性が訴え出た労働裁判所は、これを「差別」にはあたらないと結審した。      女性はスカーフ着用を望んだという理由で解雇され、雇用者を訴えたが、ブリュッセル労働裁判所はこの女性の訴えを退けた。「クラブ」社は、ベルギーで本と文具を扱う大手チェーン店である。同社はある女性従業員が職場でスカーフを着用したいという要望を拒絶したが、女性がこれにも 全文をよむ

2008-06-23 イラク、トルコ石油公社に国内での入札参加を許可 (Milliyet紙)

イラク石油省は、6カ国の石油公社に対して、今後の入札への参加を許可した。以前に発表されている入札参加可能な国際的事業を展開する35社に加え、トルコ、ベトナム、パキスタン、タイ、アンゴラ、アルジェリアの公社も追加されたことが明らかにされた。      石油省のアスム・ジハード報道官は、比較的小規模な油田・ガス田の採掘のための入札参加については、複数の企業に招待通知を出す準備をしていることを明らかにした。同報道官は招待通知を出す日時を明らかにはしなかったが、一方で「石油省は、最初の入札を行ってすぐに 全文をよむ

2008-06-16 北イラクへ定期便就航へ (Zaman紙)

トルコは、北イラク地域クルド政府含むイラクの全勢力と折衝することを認めた国家安全保障評議会(MGK)の決定をうけ、北イラク地域クルド政府との間で二者間の多角的な関係発展を進めている。      アンカラとアルビルに首都をおく北イラク地域クルド政府との間で関係発展を目的に行われた一連の会談を受けて、経済面でも重要な決定が行われた。安全面の問題から、今日まで不定期にチャーター便としてのみ運行されていたイスタンブル-北イラク間の空路が、定期便として運行されることが決まった。民間航空会社のアトラスジェ 全文をよむ

2008-06-15 ガガウズ自治区(モルドバ)訪問中の共和民主党議員、ギュレン系の学校でイスラム探索 (Yeni Safak紙)

キュルシャド・トゥズメン国務大臣とともにモルドバを訪れた共和人民党(CHP)のエシュレフ・カライブラヒム議員は、トルコ人学校に入ることにためらいを見せた。校庭で待つことを望んだカライブラヒム議員は、キリスト教徒の生徒たちに「あなたたちは礼拝をさせられているか」と尋ねた。      キュルシャド・トゥズメン国務大臣とともにモルドバを訪れる代表団に加わったCHP議員が、(訪問先の学校で、世俗主義に忠実に)相も変わらぬ(信仰)調査に乗り出した。CHPのギレスン選出のエシェルフ・カライブラヒム議員は、こ 全文をよむ

2008-06-08 ギュル大統領、串本(和歌山)でエルトゥールル号遭難118周年の式典に出席 (Hurriyet紙)

トルコから何千キロも離れた日本の太平洋岸で118年前にフリゲート艦エルトゥールル号が沈没した海の悲劇で殉職した人々を追悼する式典に、アブドゥッラー・ギュル大統領がトルコの大統領としては初めて参加した。      東京での日程を終えたギュル大統領と随行の代表団は、昨日(7日)午前日本航空の特別便で和歌山県を訪れ、エルトゥールル号追悼式典が行われる串本町に向かった。ギュル大統領とハイリュンニサ・ギュル大統領夫人は、フリゲート艦エルトゥールル号が沈没した大島の岩礁地帯で日本側によって作られた記念碑のあ 全文をよむ

2008-06-05 ギュル大統領、日本を訪問した初めてのトルコ人大統領 (Milliyet紙)

日本への公式訪問が実現した最初のトルコ大統領であるギュル大統領は、二カ国間の経済についての潜在的可能性を実現に移すために重要な機会であると述べた。         アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコと日本の間の歴史的な友好が実を結ぶよう日本を訪問したと述べた。      公式訪問のために来日したアブドゥッラー・ギュル大統領とハイリュンニサ・ギュル夫人を、東京の羽田空港で日本の宇野治外務大臣政務官とセルメト・アタジャンル在日トルコ大使が出迎えた。      ギュル大統領は、会談を始める前に記者 全文をよむ

2008-06-03 サウジアラビアで拘束のトルコ人理髪師、釈放へ 死刑宣告を受けたもうひとりは進展なし (Zaman紙)

サウジアラビアで「預言者ムハンマドを侮辱した」という理由で、5月初頭に拘束されたトルコ人理髪師エルスィン・ターゼさんが釈放されたことが明らかになった。      外務省から得られた情報によると、トルコ政府がしばらくの間、サウジアラビア政府当局側に始めていた働きかけの結果、昨日(2日)午後、イスケンデルン出身の理髪師エルスィン・ターゼさんが釈放された。ターゼさんはサウジアラビアで11年間、理髪業を営んでいた。彼が拘束された後、事件を近くから見守っていた在リヤドトルコ大使ナジ・コル氏は、リヤド知事を 全文をよむ

2008-05-31 PKKで内紛、テロリスト8人が死亡 (Milliyet紙)

イランの治安勢力から逃れ、(クルド労働者党内での主導権争いをおこなうムラト・)カラユランと関係していたことで知られる6人のテロリストは、サルマースと呼ばれる地域にあるジャンデル村の近くの洞窟に隠れていたとき、「ドクター・バホズ」というコードネームをもつ(フェフマン・)ヒュセインに関係するグループに襲われた。「ムト」というコードネームの指導者に率いられたヒュセイン側は、7人を殺した。殺された「サーリフ」「バラン」「デブリム」「ヒュセイン」「ルバル」「ズィラン」「テコシェル」というコードネームの組織 全文をよむ

2008-05-31 トルコ・ドイツ大学設立へ、ベルリンで調印式行われる (Zaman紙)

トルコ・ドイツ関係に、これまでとは違う広がりをもたせると期待されるトルコ・ドイツ大学の設立協定が、30日、ベルリンで調印された。      イスタンブルに建設が計画されている大学の協定に、ドイツのフランク・ヴァルター・シュタインマイヤー外相、トルコのアリ・ババジャン外相、そしてドイツのアネッテ・シャヴァーン教育・研究相が署名した。      二国間の新たな橋渡し役をつとめることになるこの大学は、エルンスト・ロイター・イニシアティブの成果となる。エルンスト・ロイター・イニシアティブは、2006年9 全文をよむ

2008-05-28 ババジャン外相、レーンEU拡大担当と会談 (Yeni Safak紙)

外務大臣兼EU加盟交渉役代表のアリ・ババジャン氏は、欧州委員会の拡大担当オッリ・レーン氏、エネルギー担当委員のアンドリス・ピエバルクス氏と会談した。ババジャン外相は、27日、トルコ・EU共同協議会および共同議会委員会の会合で始まったブリュッセルでの外交日程を、欧州議会外交委員会でのスピーチで終える予定である。      ババジャン外相は、スロバキアのヤーン・クビシュ外相の招待客として28日、ブリュッセルからブラチスラヴァへ出発する。 全文をよむ

2008-05-27 ギュル大統領、日本へ 6月4日から8日まで (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、婦人のハイリュンニサ・ギュル夫人と一緒に6月4日から8日の間に日本に行く予定だ。      在京トルコ大使館から出された声明では、日本の天皇と皇后がギュル大統領夫妻を歓迎して迎賓館で昼食会を催すと発表された。今回の訪問でギュル大統領は福田康夫首相と会談することが明らかにされる一方で、東京ではトルコ・日本ビジネスフォーラムが開催されることも発表された。   声明では、ギュル大統領夫妻が、和歌山県にある日本とトルコの友好関係において記念碑的な場所、串本町を訪れることも 全文をよむ

2008-05-25 アルメニアとチーズ外交―まもなく店頭に並びます (Hurriyet紙)

トルコ・アルメニア労働協議会のメディア顧問のアリン・オズィニアン氏は、イギリスのエコノミスト誌に掲載された「トルコ・アルメニア間のチーズ外交」という主題のニュースが正しい情報であると認めた。      現在、アルメニアにいるオズィニアン氏は、トルコ・アルメニア間の外交関係の開始へと導くと期待されている「コーカサス・チーズ共同生産」の詳細に関して次のように説明した。      ■2月に決定   2008年2月、トルコ・アルメニア労働協議会は、イギリスの社会市民団体インターナショナル・アラートとコー 全文をよむ

2008-05-17 英外相のメッセージ:「世俗主義を擁護する最良の方策が解党か?」 (Milliyet紙)

英国の在トルコ大使であるニック・ベアード(Nick Baird)氏は、デイヴィット・ミリバンド英外相がトルコでのやり取りの折に、「民主的な世俗主義を擁護するための最良の方策が、党を閉鎖することでしょうか?」というメッセージを表明したと述べた。      ベアード氏は、エリザベス二世のトルコ訪問に関してCNNトルコの質問に答え、今回の訪問は英国がトルコのEU加盟を支援している証として見なされる必要があると述べた。      ■ 世俗的な民主主義と経済      ベアード氏は、ミリバンド英外相の野党 全文をよむ

2008-05-15 英国エリザベス女王、ボスフォラス海峡をクルージング (Yeni Safak紙)

エリザベス女王はカバタシュ男子高校の訪問日程を終えた。女王と夫君のエディンバラ公フィリップ殿下は、学校の桟橋からヨット「ケイフ・スタイル」号に乗船した。船では女王夫妻をアブドゥッラー・ギュル大統領とハイリュニサ・ギュル夫人、アリ・ババジャン外務大臣とゼイネプ・ババジャン夫人が出迎えた。      英国女王エリザベス2世はカバタシュ男子高校の訪問日程を終えた。訪問のあと、エリザベス女王はカバタシュ高校の創立100周年の記念碑を見学したのち、記念台帳に署名した。ここでカバタシュ男子高校基金のエロル・ 全文をよむ

2008-05-12 アメリカで二人のトルコ出身者にエリス島名誉章 (Milliyet紙)

アメリカのエリス島で心臓外科医のメフメト・オズとトルコ慈善事業基金の理事長で実業家のハルドゥン・タシュマン氏を含む100人のアメリカ人に「エリス島名誉メダル」が授与された。      エリス島は、アメリカに1892年から1954年の間にヨーロッパから移住のため船でやって来た1200万人の移民が、最初に足を踏み入れた場所である。このエリス島で行われたセレモニーでは、「国内エスニック連合」という名の市民社会団体によって、異なるルーツをもつ100人のアメリカ人に名誉章が授与された。メダルは、職業と慈善 全文をよむ

2008-05-08 北イラク地域クルド政府バルザーニ議長、「トルコに対する心理的抵抗感がなくなった」 (Milliyet紙)

北イラク地域クルド政府のメスード・バルザーニ議長は、トルコとの間の心理的抵抗感がなくなり、新たにさらなる一歩がふみ出されるのを期待すると述べた。   イラク・クルド民主党(KDP)系の「クルディスタンTV」のニュースによると、バルザーニ議長は、トルコ国境近くのドゥホックという町で、彼が代表を務めるKDP党指導部を前に発言した。   バルザーニは発言の中で、イラクとクルド政府の関係と協調は良い方向に向かっていると述べた。とりわけ、北イラク地域クルド政府のネチルバン・バルザーニ首相が先週バグダッドを 全文をよむ

2008-05-06 南キプロスでアンケート調査結果でる -トルコ系住民と共存可能だが、結婚はしない (Hurriyet紙)

南キプロス(*キプロス共和国)でおこなわれたアンケートによると、ギリシャ系住民の85%が島内のトルコ系住民と生活を共にすることができる、と答えた。ただし、トルコ軍の撤退とトルコによる後援が終了するとの条件による。ギリシャ系住民は、トルコ人との結婚には冷淡だ。たった31%しか、この問いに「はい」と答えていない。      キプロスのギリシャ系住民は、前大統領であるタソス・パパドプロス氏の政治舞台からの退去の後、トルコ系住民への否定的な見方を改め始めた。最新の世論調査によると、ギリシャ系住民の85% 全文をよむ

2008-05-05 ギュレン氏の学校、NYT紙で取り上げられる (Milliyet紙)

ニューヨークタイムズ紙は、パキスタンの学校で行われている急進的イスラームに偏った教育に代わるものとして、同国内で穏健的イスラーム教育を行うフェティフッラー・ギュレン派のトルコ人学校を紹介した。同紙は「トルコ人はパキスタンに穏健的イスラームを教えている」という見出しの記事において、パキスタン国内のパクチュルクという名の7つの学校で、フェティフッラー・ギュレン氏がパキスタン国民に穏健的イスラームの教育を行っていると述べた。   また同紙は、ギュレン氏の学校が急進的イスラームに対抗する代替案となってい 全文をよむ

2008-05-04 トルクメニスタン元大統領テュルクメンバシュの彫像、一掃へ (Radikal紙)

トルクメニスタンの新しいリーダー、グルバングルイ・ベルディムハメドフ大統領は故サパルムラド・テュルクメンバシュ・ニヤゾフ前大統領が残した興味深い施策にくつがえすだけでなく、故大統領の銅像からも逃れようと準備している。      ベルディムハメドフ大統領は、故テュルクメンバシュ前大統領が家族の(メンバーの)名前をつけた月と日の名称をもとにもどし、憲法改正へのシグナルを発した。また同大統領は、首都の中心にある最も重要な故テュルクメンバシュ前大統領像を、アシカバード市外の主要幹線道路沿いに移築させよう 全文をよむ

2008-05-03 新ロンドン市長は、オスマン帝国のアリ・ケマル内務大臣の子孫 (Zaman紙)

オスマン帝国末期の内務大臣だったアリ・ケマルの子孫、ボリス・ジョンソン氏は、ロンドンで一昨日(5月1日)行われた市長選挙で、労働党公認の現職のケン・リヴィングストン氏に勝利した。      116万8千738票を獲得したジョンソン氏に対し、8年間ロンドン市長を務め、「赤顔のケン」の愛称をもつケン・リヴィングストン氏の得票数は102万8千966票だった。ロンドン市長選挙の投票率は45パーセントで、ここ数年で最高の投票率となった。      ジョンソン氏は当選後に行った会見で、ケン・リヴィングストン 全文をよむ

2008-05-02 トルコ、イラクと共同戦略文書作成へ (Yeni Safak紙)

 中東和平プロセスのため、イスラエルとシリアの橋渡し役をつとめるトルコは、イラクとの共同戦略構想でも重要な前進を果たした。エルドアン首相の首席顧問であるダヴトオール氏は、イラクのタラバーニー大統領およびバルザーニ氏と一堂に会した。       イラクとの関係をあらゆる側面から発展させると決定された後、エルドアン首相の外交政策首席顧問アフメト・ダヴトオール氏とトルコのイラク特別代表部ムラト・オズチェリキ氏は、バグダッドを訪問し、重要な外交日程をこなした。       アフメト・ダヴトオールとオズチ 全文をよむ

2008-04-29 ババジャン国務大臣 「北イラクとの交渉はより頻繁に行われるだろう」 (Milliyet紙)

ババジャン国務大臣は、「イラクにいるすべてのグループとの関係を発展させるための考え(政策)がある。今後北イラクの政府(クルド自治政府)と様々な交渉が頻繁に行われることが期待できる」と述べた。      アリ・ババジャン外務大臣は、「今後北イラクの政府(クルド自治政府)と様々なレベルで、今までとは異なる交渉がより頻繁に行われることが期待できる」と述べた。アンカラを公式訪問したウィンストン・ピーター・ニュージーランド外務大臣とともに記者会見に臨んだババジャン国務大臣は以下のように話した。「近いうちに 全文をよむ

2008-04-27 オスマン朝スルタンの末裔、トルコ国籍取得の喜び (Yeni Safak紙)

オスマン朝スルタンのメフメト5世の子孫であるアイシェ・ギュルネヴ・オスマンオールさん(37歳)が、トルコ国籍を取得し、同時にトルコ共和国の旅券を取得した。      ロンドンで暮らすオスマンオールさんは旅券をイギリスのトルコ大使館で受け取る際、トルコ政府に感謝の意を示した。   彼女は「これからは毎年休暇をトルコで過ごします。わたしも子供たちももっとしっかりトルコ語を勉強してトルコの文化と共に生きていくつもりです」と述べた。   また、イギリス人の夫と5人の子供たちが自動車レースフォーミュラ1の 全文をよむ

2008-04-27 ダマスカスでゴラン高原めぐる駆け引き -エルドアン首相が仲介役 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相の昨日(26日)の日帰りダマスカス訪問は、イスラエルとシリアの間にあるゴラン高原に関する交渉の舞台となった。      エルドアン首相は、ダマスカスでの二者会談で、シリアのバッシャール・アル・アサド大統領に対し、イスラエル側の占領地からの撤退条件を伝えたと主張されている。エルドアン首相は、アサド大統領からシリア側の条件を聞いたと考えられている。      ■イスラエルから代表団   エルドアン首相のダマスカス訪問の後、イスラエルから上級レベルの代表団が事の成り行きについて 全文をよむ

2008-04-24 エルドアン首相、シリアを訪問へ トルコ・シリア経済フォーラムの第一回会議に参加 (Yeni Safak紙)

エルドアン首相は、トルコ・シリア経済フォーラムの第一回会議に参加するため4月26日土曜日にシリアを訪問する。      首相府報道センターの声明文書では、「エルドアン首相は、シリアのナージー・オトリー首相の招待を受け、2008年4月26 日~27日に実施されるトルコ・シリア経済フォーラム第一回会議に参加するため、4月26日土曜日にダマスカスに日帰り訪問を行う」と発表された。      さらに発表では下記についても記載されている。   「エルドアン首相は、2007年1月1日よりシリアとの間で、同時 全文をよむ

2008-04-22 EU加盟への道、クロアチアは加速、トルコは停滞 (Milliyet紙)

EU加盟交渉をトルコとともに開始したクロアチアは、交渉が始まった分野の数を18項目に増やした。トルコは国内問題と加盟交渉プロセスの一部休止のため、6項目で停滞している。      EU加盟交渉にて、新しい項目の交渉を始めたいというトルコの望みは、「テクニカルな要因で」、6月に持ち越された。「著作権法」や、「会社法」といった項目においてトルコが完了すべき技術的な作業を間に合わせられなかったので、EUは21日の政府間協議ではクロアチアのみ招集した。      加盟交渉をトルコと同時期に開始したクロア 全文をよむ

2008-04-19 スカーフをモチーフにしたトルコ国旗、仏ルモンド紙が掲載 (Milliyet紙)

トルコ人風刺画家のセルチュク・デミレル氏の描いた、トルコでの昨今の政治的進展とスカーフに関する議論をモチーフにした風刺画が、フランスの大手新聞であるルモンド紙に4月17日付けで掲載された。 全文をよむ

2008-04-18 ギュル大統領、6月3-8日に日本を公式訪問 (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、6月3~8日に日本を公式訪問する。ギュル大統領は、トルコと日本の間で経済と商業の関係を強化する目的で日本を訪問する。この訪問では、多数のビジネスマンも同行するよう招待されている。      ギュル大統領は、二者会談とともに一連の公式訪問も行う。訪日の際、トルコ会議所・商品取引所連合(TOBB)とトルコ海外経済委員会(DEIK)の協働で、対トルコの投資を強化するため、「トルコ-日本ビジネスフォーラム」も実施される。   日本で行われるこのフォーラムにも、ギュル大統領 全文をよむ

2008-04-18 欧州評議会の議員会議、公正発展党解党に反対する声明出す (Yeni Safak紙)

欧州評議会は、公正発展党(AKP)について憲法裁判所で開かれた裁判に関する声明に署名した。      ザマン新聞の記事によると、欧州評議会は、公正発展党(AKP)について憲法裁判所で開かれた解党訴訟に関し署名した声明を公表した。      欧州評議会は、公正発展党(AKP)について憲法裁判所での訴訟に関して、今朝署名した声明を公表した。      声明に署名した欧州評議会議員21名の中には、キリスト教民主同盟、社会主義、自由主義および統一左派グループの代表者も含まれている。      声明では、 全文をよむ

2008-04-18 ドイツでトルコ人の住宅で火災 二人死亡 (Milliyet紙)

5階建てのビルで発生した火災で、アルジェリア系ドイツ人1名を含む2名が死亡した。      ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州フライブルク市で、住民のほとんどが外国人の5階建てビルから出火した火災で、13歳と20歳の2名が死亡した。この火災では4名が負傷、41歳の妊婦が意識不明であることが伝えられている。      水曜(16日)22時40分頃、50戸が入った建物の2階でおきた火災は、機械の故障が原因と見られている。消防当局は、計270名が居住するこの建物から人々はすぐに避難したが、この火災で 全文をよむ

2008-04-15 トルコ人死刑囚の死刑執行阻止のため、トルコ政府、サウジアラビア政府に働きかけ (Milliyet紙)

サウジアラビアで「神を冒涜した」という主張で死刑判決を受けたトルコ国民のサブリ・ボーダイ(*ハタイ出身)の刑罰を阻止するため、アブドゥッラー・ギュル大統領、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、外務省関係者の働きかけは、(再審)訴訟の流れを変えるという点で、サウジアラビアで肯定的な雰囲気を作り出した。トルコの駐リャド大使であるナジ・コルは「ギュル大統領がサウジアラビア国王のアブドゥッラー・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウードに宛てた手紙は訴訟に向けて非常に肯定的な風を吹かせた」と述べた。ジェッダ 全文をよむ

2008-04-13 選ぶも困難、選ばれるも困難 -イタリアで早期総選挙 (Milliyet紙)

イタリアでは、右派ベルルスコーニ氏と左派ヴェルトローニ氏が接戦で競っている早期総選挙によって、第二次大戦以降61代目内閣が任命される。      第二次大戦から今日まで60の内閣が設立されてきたイタリアでは、中道左派連合ロマーノ・プローディ内閣の崩壊を受け、総選挙のため今日(13 日)と明日(14日)、投票が行われる。約4700万人の有権者が投票する今回の選挙では中道右派のスィルヴィオ・ベルルスコーニ氏の自由国民党と中道 左派のワルテル・ヴェルトローニ氏の民主党の激戦が予想される。   71歳に 全文をよむ

2008-04-11 バローゾ欧州委員長からトルコに4つのメッセージ (Yeni Safak紙)

1.公正発展党(AKP)解党裁判   憲法裁判所の判決が、欧州の基準に合うものになることを期待している。解党裁判のことを耳にした時は正直なところ驚いた。このような進展は、先進国では起こりえない。      2.世俗主義の解釈   政府の宗教は存在しない。しかし国民の宗教は存在するのである。ここでは個人の権利に対する尊重が重要だ。世俗主義が一種の宗教であるかのように人々に押し付けられてはならない。民主的な世俗主義とはこういうものである。宗教の必要性にも敬意が払われるべきだ。      3.トルコ刑 全文をよむ

2008-04-11 サウジアラビアでトルコ人理髪師、神を冒涜した罪で死刑へ (Milliyet紙)

 ハタイ県サマンダー郡から11年前にサウジアラビアに行き、床屋を開業したサブリ・ボーダイ(31)は、神を冒涜し、13ヶ月間刑務所に収監されている。ボーダイには死刑判決が言い渡された。トルコ当局の尽力が結果につながらなければ、収監されているこの若者の首が切られ、死刑が執行されることになる。       サウジアラビアのジッダで床屋を営むサブリ・ボーダイは、仕立て屋を営むエジプト人隣人と原因不明の理由で口論した。その後、現場に駆けつけた警官にエジプト人の隣人は、「この男は神を冒涜した」と言うと、ボー 全文をよむ

2008-04-08 欧州検察機構副代表、PKKに対する法的不備があると発言 (Milliyet紙)

欧州検察機構(Eurojust)副代表ミッシェル・コニンスクは、クルド労働者党(PKK)のヨーロッパにおける活動について認識しているが、ただ法的不備があるため、こうした活動に対し、然るべき処置をとれないでいる、と述べた。   EUは、国際的な組織犯罪にたいし、EU加盟国の所轄官庁の活動を強化するために、2002年に欧州検察機構を設立した。その副代表であるコニンスクは、欧州議会において昨日(7日)行った会見で、「PKKの活動は、挑発、教育、そして組織メンバーの獲得に関し、活発化している。彼らは、こ 全文をよむ

2008-04-06 アルカイダのイスタンブル責任者、逮捕 (Radikal紙)

バウジュラルとバイラムパシャで、私設の学校と礼拝所を設立したことが分ったアルカイダ組織のメンバーに対する作戦行動では、29人が拘束され、そのうち24人が逮捕された。      ベシクタシュにあるイスタンブル裁判所の検察局で供述調書がとられた後、29人は逮捕状請求のためイスタンブル第13重罪裁判所に移され、そこで再び供述をした。このうち、組織のイスタンブル担当と主張されているハリス・Bを含む24人が刑務所に送致された。他の5人は釈放された。      拘束された容疑者は、ガズィアンテプにある組織と 全文をよむ

2008-04-04 PKK、EUのテロ組織リストから削除されず (Yeni Safak紙)

欧州第一審裁判所はPKK(クルド労働者党)をEUテロ組織リストへ掲載する決定を無効とした。これを受けてトルコおよび欧州では、PKKがリストから外されるのではというニュースが広まった。しかし欧州評議会はこの決定は拘束力をもたないと発表した。      欧州第一審裁判所はテロ組織PKK(クルド労働者党)とKONGRA-GEL(クルド人民会議)をEUのテロ組織リストに追加する決定を取り消した。同裁判所は、テロリストリーダーのアブドゥッラー・オジャランの弟、オスマン・オジャランの異議申し立てを受けて、2 全文をよむ

2008-03-29 ビュユクアヌト参謀総長「北キプロスが安定するまでトルコ軍は駐留を続ける」 (Zaman紙)

ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)における会談後、エルジャン空港で記者会見を開いた。ビュユクアヌトは「トルコ国軍は島(KKTC)で、公平で永続的な解決を保証する」と述べ、この平和の要因が詳しく明らかにされ、人々に対し説明される必要があると強調した。   ビュユクアヌトは「北キプロス・トルコ共和国は主権国家である」と話し、キプロス島のトルコ人は、自らの主権を主張していることがわかったと述べた。ビュユクアヌトは、北キプロス・トルコ共和国とトルコの国旗が並んでいる 全文をよむ

2008-03-29 トルコ政府、北イラクのクルド政府と継続的に接触があることを認める (Radikal紙)

■ババジャン外相: 様々なルートで接触を保っている   PKKとの戦いを積極的にすすめるため、イラクとの関係を発展させることを決めたトルコは、クルド系のジャラール・タラバーニー大統領をアンカラで歓待した後、北イラクのクルド関係者と初めて公式な接触を持った。アリ・ババジャン外相は、トルコが北イラク政府とは交渉しないこと、しかし接触を様々なルートで保っていることを述べた。   先週イラクを訪問したトルコのイラク特別代表ムラト・オズチェリキが、バグダッド、バスラそしてムスルで会談を行い、トルコへの帰途 全文をよむ

2008-03-28 ブルガリア訪問したエルドアン首相、人種差別主義グループにより抗議受ける (Radikal紙)

ブルガリアに支持基盤をもつナショナリスト政党、ATAKAがねつ造したスキャンダル、そして「アルメニア人ジェノサイド」承認の動きが、エルドアン首相のバルカン半島訪問に影を落とした。      ソフィア市議会による4月24日を「アルメニア人ジェノサイド」追悼日と認める提案の多数決は、ブルガリア外務省の介入により行われなかった。しかしながらATAKA党の議員は、首相官邸に押し入り、エルドアン首相の記者会見を中止に追い込んだ。ボスニアとアルバニアに続き、2日間の訪問のためにソフィア入りしたエルドアン首相 全文をよむ

2008-03-25 ビュユクアヌト参謀総長「アフガニスタンへの追加派兵、軍ではなく国の政策」 (Milliyet紙)

ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、アフガニスタンへの追加派兵に関して、「これは、トルコ国軍のではなく、国の政策である。これだけ言えば十分だ」と述べた。ビュユクアヌト参謀総長は、パキスタンの共和国記念日のためスイスホテルにて行われたレセプションで、ある記者の「アメリカのディック・チェイニー副大統領と何について話し合ったのですか?」との質問に対し、このことに関する質問をしないよう求めた。   「チェイニーがトルコを離れる際、記者会見を行ったか」と尋ねたビュユクアヌトは、記者の「いいえ」という答えに 全文をよむ

2008-03-21 本日キプロスで歴史的会談 (Radikal紙)

 キプロス島において「平和は妨害されない」との共通スローガンに沿って同胞意識を作り出したメフメト・アリ・タラット氏とディミトリス・フリストフィアス氏は、本日午前10時に緩衝地帯で北キプロス・トルコ共和国大統領と南キプロス・ギリシャ地区大統領として初の会談を行う。両大統領とも、初会談であると同時に、今後のために特定の方向を打ち出すという観点からも決定的に重要な会談の前に、世論に対し「政治は政治、友情は友情」とのメッセージを伝えると同時に、期待されている進展に対する姿勢も露にした。       北キ 全文をよむ

2008-03-17 トルコ、アフガニスタンで大学開校 (Zaman紙)

世界中での援助、平和維持活動で注目を集めるトルコは,アフガニスタンへの支援を続けている。      アフガニスタンの再開発や治安の安定のために大きな援助を行ったトルコ政府が、アフガニスタンの首都、カブールに大学を開校する。外務省と高等教育機構(YÖK)が協同で進めているプロジェクトによれば、開校されるトルコ・アフガニスタン大学では、まず教育学部が開校する。大学では、トルコから現地に向かう研究者たちが授業を行い、まずトルコ語、英語、基礎教養の授業が優先される。外交筋は、両国の歴史的友好関係に注意を 全文をよむ

2008-03-10 アテネでもムスリムの墓地開設へ (Milliyet紙)

ギリシャ正教会は、アテネでムスリムの墓地を開設する目的で市の西側に所有している30,000㎡の土地を政府に譲った。      ギリシャ正教会の新しいリーダーであるイエロニモスは、狂信的な言動や他の宗教に対して不利益な態度を慎むというメッセージを先月大主教に選出された際に発表した。この一貫として、アテネで長い間未解決だったムスリムの墓地問題に緊急の解決策をもたらし、ギリシャ外務副大臣セオドロス・カシミスとの会談で教会がこの墓地のためにシスト地域の30,000㎡の土地を寄付することを述べた。     全文をよむ

2008-03-08 新国旗とともにイラク大統領、トルコを訪問 (Yeni Safak紙)

イラクのタラバーニー大統領はトルコと新しいページを開くため、新国旗とともにアンカラを訪問した。ギュル大統領、エルドアン首相とタラバーニー大統領との会見の議題は、クルド労働者党(PKK)とキルクークについてであった。      イラクのジャラール・タラバーニー大統領は、アブドゥッラー・ギュル大統領の招待客として2日間の実務訪問のためアンカラを訪れた。エセンボア空港での出迎えの式典には軍関係者はまったくおらず、憲兵による安全措置がとられなかったことも注意を引いた。イラク国家の新国旗はエセボアンで初め 全文をよむ

2008-03-02 イラク越境攻撃の成果、次第に明らかに―PKKのザプ基地で2トンの爆弾押収 (Zaman紙)

イラク北部で行われた地上作戦の詳細が明らかになり始めた。兵士は、クルド労働者党(PKK)のカンディルに次ぐ最大の基地であるザプで2トンのC4、A4爆弾を押収した。洞窟で発見された食料はテロ組織の何か月分もの量だった。      トルコ国軍が地上作戦を終わらせる議論を始めた一方、作戦の詳細は、今後起こりうる深刻な事件が妨げられたことを示している。入手した情報によると、テロリスト自身とともに、PKKの兵站を破壊することを計画したトルコ兵士が、ザプキャンプで大規模な弾薬庫を発見した。岩場の下に設けられ 全文をよむ

2008-03-01 ゲイツ国防長官帰国、北イラク越境攻撃も終了 (Radikal紙)

ゲイツ国防長官の「短期間での終了を」という言葉に対し、ビュユクアヌト参謀総長は「短期間とは、1日かもしれないし、一年かもしれない」と述べていた。しかし、軍事作戦は昨日終わった。ビュユクアヌト参謀総長:「ゲイツ国防長官の訪問時には、撤退は既に始まっていた。」      トルコ国軍(TSK)の北イラクに対する「突然の」地上軍事作戦は、その終了も「突然の」ものとなった。木曜日にアンカラを訪問し、「一刻も早い撤退を」と強く要望したアメリカ国防総省長官ロバート・ゲイツに、大統領官邸と首相官邸、国防省、そし 全文をよむ

2008-02-29 英国メディア、トルコ宗務庁に無理やり改革をさせるつもりか (Radikal紙)

宗務庁は「そのような動きはない」としているが、イギリスのメディアでは、トルコでウラマー(イスラム学者)がイスラム改革を行っているとの論調が強い。      フィナンシャル・タイムズ紙は昨日(28日)付紙面のトップ記事を、『イスラム教のメッセージ再考』との見出しで飾った。この記事では、『フランクフルト学派』を彷彿とさせる『アンカラ学派』という表現を使用し、「トルコでは新イスラムかつ改革派の政権が奨励する活動の中で、真に近代化したイスラム解釈への動きがある」と報じた。インディペンデント紙のアドリアン 全文をよむ

2008-02-28 米国から越境攻撃に関するメッセージ「2週間以内に切り上げ、政治的解決を考えよ」 (Radikal紙)

米国のロバート・ゲイツ国防長官は、トルコ軍が1,2週間でイラクから撤退することが重要であること、また軍事行動だけでは不十分であると発言した。国家安全保障評議会は作戦行動に2週間という期間を明示した。      ゲイツ国防長官はトルコへ来る途中、トルコ政府に対して「1、2週間以内に北イラクから撤退せよ」とのメッセージを送った。2月21日、作戦行動開始の1時間前に終了した国家安全保障評議会の会議でも、作戦を2週間とすることが決定されたと言われている。これに対し、バグダッドに赴いた代表団のひとり、総理 全文をよむ

2008-02-25 キプロスで新時代の幕開け (Radikal紙)

アナン・プランを4年前に拒否したキプロスのギリシャ系住民が、 「ミスター・NO」のニックネームが付いたタソス・パパドプロス氏の時代ののちに、「共産主義」系で宗教の義務化をもたらす指導者を選択した。      大統領選の第2回目投票に「共産主義」の労働人民進歩党(AKEL)のデミトリス・フリストフィアス総書記長(得票率:53.3%)が、中道右派の民主運動党(DİSİ)で教会関係者の支持を得た前外務大臣イアニキス・カスリディス候補(得票率:46.7%)を破り、大統領に選出された。欧州連合(EU)の中 全文をよむ

2008-02-24 ライス国務長官「PKKは、我々の共通の敵」―イラク越境攻撃へ米国の支援 (Hurriyet紙)

ライス米国務長官は、トルコ国軍(TSK)の北イラク作戦とクルド労働者党(PKK)問題においてトルコと完璧に結束していると述べ、「PKKは我々の共通の敵である」と述べた。ライス長官は、イラクの領土がテロリストの攻撃のために利用されてはならないということを強調し、「PKKは、イラクの人々と政府にとっても敵である」と話した。      アメリカ合衆国のコンドリーザ・ライス国務長官は、トルコ国軍TSKがテロ組織PKKに対し北イラクで始めた作戦に関して、「トルコとPKK問題において完璧に結束していると言い 全文をよむ

2008-02-23 ギリシャ、カラギョズの特許をとろうとしているのに、トルコでは・・・ (Milliyet紙)

国際操り人形および影絵芝居協会(UNIMA)のトルコ本部のハイレッティン・イヴギン代表は、ギリシャがカラギョズとハジヴァトの特許をとろうとしていることを明らかにした。イヴギン氏は1929年にプラハで設立されたUNIMAにトルコは1991年に加盟した述べ、トルコにいる影絵使い全員が協会のメンバーであり、とても優れたカラギョズーハジヴァトの演じ手がいるが、トルコではこの芸術の重要性が理解されていないと語った。   イヴギンは次のように述べた:「トルコでカラギョズとハジヴァトは衰退しつつある。ギリシャ 全文をよむ

2008-02-22 北イラクでの軍事行動は継続 (Yeni Safak紙)

 国家安全保障評議会(MGK)の2月会議において、イラク北部のテロ組織に対する軍事行動が取り上げられた。会議の後に書面で公開された報告では、社会の混乱を目論む組織に対して軍事行動が必要と認められる限りは継続していくという声明とともに、イラクとの関係を発展させることに関しても触れられた。アブドゥッラー・ギュル大統領を議長とし、チャンカヤの大統領官邸で4~5時間行われた会議の後、議論が交わされた事柄に関し報告が行われた。      ■イラクの全体性を強調    書面で行われた報告では、以下のような記 全文をよむ

2008-02-22 北イラクにフェトフッラー・ギュレンが大学設立へ (Milliyet紙)

ヌル派の主流であるリーダーの1人、フェトフッラー・ギュレンと近しいことで知られている宇宙教育連合は、アルビルとスレイマニエにあるウシュク・ニルフェルカレッジとケルキュクにある男子校に続き、アルビルにおいて新しい大学を設立する。   建物を含むすべての費用は全て地元のクルド政府負担でまかなわれるトルコの学校では、ヨーロッパ、アメリカ、バグダッド及びトルコからの学生も学んでいる。北イラク地域のクルド自治政府代表メスード・バルザーニの甥たち、イラクの大統領ジャラール・タラバーニーの親戚たち、元内相でク 全文をよむ

2008-02-20 地上からの軍事行動もありうる -ババジャン国相、北イラク越境攻撃に関して (Hurriyet紙)

バルザーニ代表:我慢にも限度がある。トルコの攻撃が続くならば黙ってはいない。   ババジャン外相:我々は地上からの軍事行動も行いうる。時期や状況によって決断するだろう。      イラクのクルド地域政府メスード・バルザーニ代表は、「トルコの越境攻撃に対し黙ってはいられない」と発言したが、これに対してアリ・ババジャン外相が返答した。同外相は昨日(19日)モスクワに向かう機内で新聞記者らに、PKKに対する地上からの軍事行動も選択肢にあがっているかどうかという質問に関して、「地上軍事行動もありうる。タ 全文をよむ

2008-02-20 トルコの対アフリカ外交、本格始動へ (Radikal紙)

トルコは、対アフリカの開かれた外交の一環として、次々とアフリカの指導者らを招いている。スーダンの後にセネガルのアブドュラエ・ワデェ大統領を招いたアブドゥッラ・ギュル大統領は、2月26日にタンザニアを訪問する。二日間続く交渉には、トルコ実業家協会のメンバーである業界の幹部らも同行する予定である。ギュル大統領は、この国に公式訪問する最初のトルコ大統領となるだろう。ギュル大統領は、アフリカ連合の議長国であるタンザニアがトルコの国連非常任理事国加盟を支持してくれることを望んでいる 。      ■ワディ 全文をよむ

2008-02-18 コソヴォ独立宣言雑感 (Radikal紙)

■ EUのマーチ、記念碑、巨大なケーキ      独立宣言に続き、コソヴォ・フィルハーモニー・オーケストラが欧州連合EUのマーチとなったベートーベンの交響曲第9番「歓喜の歌」を演奏した。首都のプリシュティナの青年広場では、独立記念碑が披露された。コソヴォ風で作られた1.5トンの巨大な独立ケーキも切られた。タチ首相が、ブルガリアから用意した8万トンの花火も上がった。      何万もの人が、赤地に双頭のワシのデザインのアルバニア国旗と星条旗、EU旗を持って通りになだれ込んだ。スピーカーからはアルバ 全文をよむ

2008-02-18 ドイツで2週間のうちに4度の火事 (Milliyet紙)

ドイツで相次いで発生した火事は、トルコ系住民をも不安にさせた。最初の火事はドイツのラインランド・ファルツ州のルートヴィヒスハーフェンで2月3日日曜日に発生した。24人のトルコ系住民が暮らす建物で発生した火事では、5人の子どもを含む9人が亡くなり、60人が負傷した。      2月4日月曜日にもヘルネ市でドイツ人2家族も暮らす、サミ・マヴシュ所有の4階建ての建物で発生した火事で、7人の子どもを含む16人のトルコ系住民が一酸化炭素中毒となった。マヴシュの家の中の使用されていない寝室から発生した火事は 全文をよむ

2008-02-18 キプロス共和国パパドプロス大統領、選挙で敗れる (Zaman紙)

キプロスのギリシャ住民は、島の分離あるいは統合に向けたメッセージと見られていた選挙で、解決に向けた交渉推進を選択した。      2004年にアナン国連事務総長(当時)による和平案を拒否したキプロス政府のリーダーであるタソス・パパドプロス氏が、意外な形で決選投票に進むことなく敗北した。解決策の面で穏健なメッセージを出しており民主運動党(DISI)が支持するヤンナキス・カスリデス氏と、議会議長であり労働人民進歩党(旧共産党)書記長のディミトリス・フリストフィアス氏が、決選投票に残ることとなった。  全文をよむ

2008-02-17 エルドアン首相、中央アジアのトルコ系諸共和国へ「トルコ連合」を提唱」 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がアゼルバイジャンの首都バクーでのトルコ系諸共和国共同体の親交、友好、協力大会で議題に持ち出し、その後広報された「トルコ連合」設立に向けた提議が実行に移されている。大国民議会議長のキョクサル・トプタンはプロジェクト実現に向けて動き始めた。      プロジェクト実現のため事務レベル作業を進めるため、トルコ系諸共和国議会協議会を設ける予定。2月20日-22日には議長のキョクサル・トプタンも参加して、アンタリヤにてトルコ諸語を話す国家の国会議長が一同に会する。   全文をよむ

2008-02-16 エルドアン首相、メルケル首相の一貫しない態度を批判   (Yeni Safak紙)

エルドアン首相は公正発展党(AKP)の中央執行部委員会の会合で、ドイツ訪問について報告し、メルケル首相に対する批判を継続した。   エルドアン首相はメルケル首相に対し、 「条件がこのまま継続するのであれば、三者会談には参加しません」と伝えたことを明らかにし、「ご本人に『二者会談のときに異なることをおっしゃり、外部ではまた別のことをおっしゃっています』と言いました」と語った。   エルドアン首相は発言を次のように続けた。   「我々は同化には反対です。トルコにドイツ語で教育を行う学校があるように、 全文をよむ

2008-02-14 オーストリアでミナレットとモスクが禁止へ (Milliyet紙)

オーストリア南部のカエルンテン州議会は一昨日、「歴史的かつ自然な景観を損なう」として州内にモスクやミナレットの建設を禁止する条例を承認した。州知事であり、極右政党のオーストリア未来連合(BZO)の設立者であるハイデル氏が作成した条例案には、キリスト教民主人民党が賛成した一方で、社会民主党が反対を唱えた。   州内でのモスク、ミナレット建設禁止という新条例に賛成したキリスト教民主人民党の州代表ジョゼフ・マーティンス氏は、「条例には賛成するが、一部の内容は変える必要があると思っている」と話した。   全文をよむ

2008-02-13 ドイツの大臣ら、エルドアン首相は恐怖感を生じさせていると反発 -学生との討論パネルに波紋 (Radikal紙)

ドイツ訪問の際にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相がトルコ系の人々に行った「同化されないように」という呼びかけに波紋が広がり、トルコのEU加盟に関する議論も再燃した。      エルドアン首相は、ケルン・アリーナで行った演説で、「ドイツ国民になったからといって、遺伝子は変わらない。同化と融和は別物だ。融和は、この(トルコ系)社会の将来、さらには社会の安定のために重要である。ある社会の安寧を妨害する権利は誰にもない」と話した。      この発言に反発を示すドイツ政府の移民と適応担当マリア・ボフメ 全文をよむ

2008-02-12 トルコ政府報道官、ベルギーでの革命人民解放党/戦線メンバー無罪判決に反発 (Milliyet紙)

トルコ政府報道官であり、副首相であるジェミル・チチェキは、ベルギー司法当局による、非合法組織「革命人民解放党/戦線(DHKP-C)」の工作員らの無罪判決に対し、強い反発を示した。そして「こうした判決のあとで、『司法の独立』という言葉に我々が納得しているなどとは言えない」と語った。   チチェキ政府報道官は、昨日(12日)の閣議に続いて行った会見において、次のように述べた。   「トルコにおいて大勢の命が犠牲になった残虐な攻撃を実行したテロ組織について、EU加盟国である一国で、事実上彼らを無実にす 全文をよむ

2008-02-09 トルコでもお願いします -エルドアン首相、ドイツで学生たちと直接討論 (Radikal紙)

多くのトルコの政治家と同様、民衆と直接会って議論することを全く好まないエルドアン首相は、ドイツで移民の学生達と会い、メルケル首相と一緒に彼らの批判に耳を傾け、提案について議論した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とドイツのアンゲラ・メルケル首相は、首相官邸でトルコ人、ドイツ人の学生と、熱気に満ちた、そして民主主義の見本となる光景で一堂に会した。   両首相はトルコ人とドイツ人の学生達と一緒に座った。そして多くの異なる話題について、学生たちに長い発言時間が与えられた「座談」が行われた 全文をよむ

2008-02-08 ベルギー司法当局、革命人民解放党/戦線の工作員をテロリストとみなさず解放 (Yeni Safak紙)

ベルギー司法当局は、昨年、重い懲役刑に処せられたサバンジュ暗殺事件容疑者で脱走犯のフェフリイェ・エルダルをも含む革命人民解放党/戦線(DHKP-C)の工作員をテロリストとはせず、釈放した。      ベルギー司法当局は、長年続いた裁判の結果、昨年重い懲役刑に処したものの、法的ミスにより判決を取り消し、釈放したテロ組織、革命人民解放党/戦線(DHKP-C)の工作員を逮捕し、裁判にかける代わりに、今度は釈放した。サバンジュ暗殺事件の被告、脱走犯のフェフリイェ・ エルダルを2年の懲役刑に処した裁判所は 全文をよむ

2008-02-08 EU、イスラーム風スカーフに利用されていると不快感 (Milliyet紙)

オッリ・レーン欧州委員の広報担当クリスティナ・ナギ氏がトルコでのスカーフ論争について発言したことは、公正発展党がEUをこの問題で利用しようとしていると、欧州委員会が不快感を抱いていることを反映したものである。   同広報担当が、スカーフ問題でEUは今日まで如何なる提案も見解もしていないと強調したことは、かえって注目を引いている。欧州委員会はここで公正発展党に具体的なシグナルを送り、「EUをこの枠組みで利用しないでもらいたい」と述べている。   一方で、欧州委員会に近い外交筋によると、EUでトルコ 全文をよむ

2008-02-05 ドイツで火災、9人のトルコ人が焼死 -悲劇の原因は木造階段 (Milliyet紙)

ルートヴィヒスハーフェンで、トルコ人が多く住むビルで一昨夜発生した火災で、一家族8人を含む9人のトルコ人が死亡した。火災で、2人が重傷、60人が軽傷を負った。火災は、2階から発生し、ビル内にある木造階段が燃えたために部屋にいた人たちが逃げられなかったことが明らかにされた。火災発生原因は明らかになっていない。      ドイツのルートヴィヒスハーフェンで、トルコ人が多く住むビルで一昨夜発生した火災で、一家族8人を含む9人のトルコ人が死亡し、60人が軽傷を負った。負傷者のうち20人は治療中で、重傷の 全文をよむ

2008-01-30 ドイツのシュレーダー元首相、北キプロスへ (Milliyet紙)

ドイツ元首相ゲルハルド・シュレーダー氏は、キプロス共和国を憤らせる可能性の高い試みをおこなおうとしている。シュレーダー氏は、北キプロス・トルコ共和国のフェルディ・サビット・ソイェル首相の招待で、2月1日金曜日に特別機で北キプロスに向かう。      同氏は、キプロス島へ、キプロス共和国が違法を主張し、欧州連合首脳が使用に反対しているエルジャン空港より入国する予定である。外交筋は、同氏がエルジャン空港を使用して入国することを、「キプロス共和国側に向けたメッセージ」として評価した。北キプロス滞在の際 全文をよむ

2008-01-26 欧州憲法裁判所のスカーフ禁止問題の判断基準 (Milliyet紙)

大学におけるスカーフ着用禁止の撤廃に向けた試みは、欧州人権裁判所(AİHM)が合法と見なしたスカーフ着用禁止を再び議論させることとなった。一貫して、スカーフを「宗教および政治的シンボル」と性格づけているAİHMは、スカーフを禁止している国々を正当と見なした。宗教と国家の関係について、数多くの判決を下しているAİHMの、特にスイスのダフラブさん、トルコのシャーヒンさんの判例は大きな重要性を持つ。トルコにも関わる、スカーフに関連するAİHMの判決例を次に挙げる:      ● 十字架も禁止した   全文をよむ

2008-01-25 ブッシュ大統領、平和利用の原子力技術をトルコへ輸出のため、法的整備へ (Milliyet紙)

ブッシュ大統領は、民間利用のための原子力技術や物資をトルコに対して輸出する協定の承認を得るため、議会に送ったことを明らかにした。      ジョージ・W・ブッシュ米国大統領は、米国とトルコの間で、平和目的の原子力利用の協力体制を築くことを盛り込んだ協定を、議会の承認を受けるため提出した。ホワイトハウスで行われた会見によれば、ブッシュ大統領は議会に送ったメッセージの中で、「この協定は、NATO同盟国間の政治的・経済的関係を強化し、そしてトルコで設立が計画されている民間の原子力セクターに対し、米国産 全文をよむ

2008-01-24 ギリシャのカラマンリス首相、アタテュルク廟を訪問 (Yeni Safak紙)

・伯父とは違った      ギリシャのカラマンリス首相がアタテュルク廟を訪れ、来賓録に記帳した。      コンスタンティン・カラマンリス首相は、トルコ訪問の2日目にアタテュルク廟を訪れた。トルコ政府を代表して案内役を務めたのはザフェル・チャーラヤン内務大臣であった。カラマンリス首相はアタテュルクの霊廟に花輪を供えたあと、黙とうをささげた。その後来賓録に記名するため「国民の協定」の塔へ向かった。そこで訪れた感想をギリシャ語で下記のように記した。   「アタテュルクとヴェニゼロスには、共に政治的野 全文をよむ

2008-01-22 ルモンド紙、ドイツ国内のトルコ系学校を模範例として紹介 (Zaman紙)

フランスで最も権威のある新聞のひとつであるルモンド紙は、ドイツ国内のトルコ系学校の成功を紹介した。付録号の表紙に「教育」というタイトルをつけたルモンド紙は、実業家や篤志家によって設立されたこの学校を、そしてそこで実施されているシステムを、フランス国内の移民らの教育のモデルとして示した。      ストゥットガルト、ドルトムント、キョルン、ベルリンの教育施設を調査したマリー・エリザベス・ボーン氏は、紙面で、「社会の中で孤立しているトルコ人は反乱を起こしている」という見出しを用いた。これらの学校では 全文をよむ

2008-01-15 エルドアン首相「政治的シンボルとしてのスカーフ、それは罪なのか?」と発言 (Yeni Safak紙)

スカーフ問題に関して、世界でもこれに似た禁令はないとしたエルドアン首相は、「スカーフを被った人に対して、政治的シンボルとして被っているのだな、と言葉が投げかけられている。たとえ政治的シンボルとして被っていると考えられているのだとしても、政治的シンボルとしてのスカーフを被ることは罪なのか?」と話した。      エルドアン首相は、ヨーロッパプレスという通信社主催の朝食会に賓客として出席した。エルドアン首相はここである演説をし、出席者の様々な質問に答えた。ヨーロッパプレス主催の記者会見に臨んだエルド 全文をよむ

2008-01-12 トルコ、イラクの石油事業で米国と協力 (Radikal紙)

ヒルミ・ギュレル大臣は、イラク石油事業の経営・輸送について、トルコとアメリカが協力していく予定であると語った。      エネルギー天然資源省のヒルミ・ギュレル大臣は、アメリカと共同エネルギー・プロジェクトにおいて協力していくことで合意したと発表し、「我々はイラクの石油問題についてアメリカ及びイラクと戦略的な協力をおこないます。おそらくアメリカの他にイギリスも加わることでしょう。以前には(イラクの)様子を伺っていましたが、今後はプレイヤーの一員になるのです」と語った。      CNNトルコにゲ 全文をよむ

2008-01-12 米国で、アルメニア人ジェノサイド非難決議案、幕引きへ (Yeni Safak紙)

ユダヤ系米国人の団体、名誉毀損阻止連盟(ADL)のアブラハム・フォックスマン代表は、米国でアルメニア人ジェノサイド非難決議案が問題から除外されたことと、自らも法案反対を継続してきたこと、そしてその姿勢を変えなかったと述べた。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、ニューヨークのトルコハウスにて、米国ユダヤ人社会の代表者たちの訪問を受けた。会談でフォックスマン代表は、米国で1915年の出来事に関するアルメニア側の主張を盛り込んだ法案が議題にされなかったと述べ、次のように続けた。   「これはす 全文をよむ

2008-01-11 欧州人権裁判所、トルコ軍キプロス侵攻時に行方不明のギリシャ系住民遺族の訴え、認める (Yeni Safak紙)

1974年のキプロス侵攻時に行方不明になったと主張される18人のギリシャ系住民の遺族の訴えにより開かれた裁判で、欧州人権裁判所はトルコに非があることを認めた。同裁判所は、トルコが問題の裁判に関する有効な捜査を行わなかったと判断し、トルコが欧州人権条約第2条、3条、5条を犯しているという見解を示した。      欧州人権裁判所は、トルコが裁判費用として原告それぞれに対し4000ユーロ(約65万円)ずつ支払うことを命じた。同裁判所はこの判決理由を、トルコが問題となった主張に関して「有効な捜査を行わな 全文をよむ

2008-01-08 ギュル大統領、ホワイトハウスを公式訪問 (Radikal紙)

アメリカ合衆国に1986年以降、大統領レベルの最初の公式訪問を実現させたアブドゥッラー・ギュル大統領は、今日(8日)、ジョージ・W・ブッシュ米大統領と会談する。ギュル大統領と昼食をとる予定のブッシュ大統領は、中東和平プロセス、イラク、イラン核危機を議題にするとみられている。ギュル大統領の交渉議題は、PKK(クルド労働者党)との闘い、「アルメニア人ジェノサイド」法案の議会通過の阻止、そしてキプロスで新たな試みを開始することである。      ■12年ぶりの公式訪問      アフメト・ネジュデト・ 全文をよむ

2008-01-07 イラン、トルコ国籍のPKKメンバーに死刑執行 (Milliyet紙)

イランにあるPKK支部、クルディスタン自由生活党(PJAK)の名のもとに活動していた、という容疑で去年捕まった、トルコ国籍のハサン・ヒクメト・デミル(35歳)がホイ市で死刑にされた。PJAKは、「イラン政府のこの行為は必ず報復されるだろう。」とイランを脅迫している。フラト通信社からの情報によると、ガズィアンテプ出身のデミルは、家族へは何の通知もなく死刑を執行された。イラン政府は死刑の実施については何の発表もしていないが、遺体はデミルの家族へは引き渡されないと通知した。 全文をよむ

2008-01-06 トルコ政府、国際刑事裁判所への加盟を延期 (Zaman紙)

欧州連合EUから要請があったにもかかわらず、テロとの戦いに支障を与えるという理由により国際刑事裁判所(ICC)へのトルコの加盟は当面延期することが明らかにされた。      Today’s Zaman紙の報道によると、この件に関する決定は、先週レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が主宰し外相と法相も出席した会議でなされた。会議に出席した所管官僚たちは、ICCの加盟国になることで、多くの高位のトルコ軍司令官がテロ組織クルド労働者党PKKに対する戦いのために、人権に対する罪に問われかねないことを懸念し 全文をよむ

2008-01-04 ドイツで、トルコ人を侮辱したひどいポスター (Yeni Safak紙)

最近、移民の適応関連法にみられるように、人種差別による外国人敵視の姿勢を明確にしたドイツで、今度はある政党が支持を集めるために若いドイツ人女性が不快な思いにさせられていると主張し、「アリ、性目的で近づかないで」というスローガンのポスターを印刷した。      ドイツで外国人敵視と移民反対を基本政策とするドイツ共和党(REP)は、1月27日実施予定のヘッセン州の選挙でこれまでの不振を払拭するため、トルコ男性が金髪のドイツ人女性に不快な思いをさせていることをとりあげた「アリ、私に性目的で近づかないで 全文をよむ

2007-12-30 トルコの貨物トラック車列、イラクで襲撃される―1名死亡、6名重軽傷 (Radikal紙)

イラクに荷を運ぶトルコの貨物トラック車列に対し、ドゥホク・ムスル間の幹線道路で地雷による攻撃が行われた。この攻撃で、1人のトルコ人運転手が死亡、6人が負傷した。   攻撃は、一昨日(28日)22時30分に、ドゥホク・ムスル幹線道路13キロメートル地点のヘイル・アラビ地域で実行された。イラク駐在のアメリカ合衆国部隊やいくつかの企業に新鮮な野菜や果物を運ぶ、60台の車からなるトルコ貨物トラック車列の帰路に、道の端の地雷が爆発した。この攻撃により、最初の発表によると運転手1人が死亡し、同じ会社で運転手 全文をよむ

2007-12-29 ギュル大統領とブッシュ大統領、年明けに会談へ 議題はPKK (Yeni Safak紙)

ホワイトハウスのスコット・スタンゼル報道官は、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領とアブドゥッラー・ギュル大統領が1月8日にホワイトハウスで会談し、テロ組織PKK(クルド労働者党)対策について話し合う予定であると語った。スタンゼル氏は、「ブッシュ大統領は、ギュル大統領とPKKとの闘いといった共通の問題について話し合うことを予定している」と述べた。 2人の指導者はアフガニスタンや中東問題、トルコのEU加盟問題といった問題についても話し合う計画であるとされている。 全文をよむ

2007-12-28 チルレル元首相「亡命先から帰国する際、危険性を認識していた」 (Zaman紙)

昨日(27日)暗殺されたベナジル・ブット元首相と1993年にボスニアを訪れたタンス・チルレル元首相が、パキスタン国民に対しお悔やみを述べた。      チルレル元首相はザマン紙に対し、「(ブット元首相は)パキスタンの情勢が非常に緊迫していることを認識しながら語ってくれ、暗殺の犠牲者となる可能性を口にしていた。すべてを覚悟の上で帰国した」と話した。また、クルバン・バイラム(犠牲祭)に会ったのが最後であるとし、「私をパキスタンに招待してくれた。お受けしようと考えていたところだった」と話した。ブット元 全文をよむ

2007-12-25 タラバー二ー大統領とバルザーニ・クルド地域政府代表が会談 トルコの越境攻撃について見解一致せず (Yeni Safak紙)

トルコの越境攻撃の視察のために顔を合わせたジャラール・タラバーニーイラク大統領とメスト・バルザーニクルド地域政府代表が異なる見解を示した。バルザーニ氏は越境攻撃で多くの一般市民が死亡したことに触れ、爆撃を非難した。タラバーニー氏は、トルコへ通告したことにふれながら、「黙ってはいないが、宣戦布告する予定もない。」と述べた。タラバーニー氏とバルザーニ氏は、越境攻撃を非難する態度を明らかにするため、スレイマニエ市のドゥカンで会談を行った。タルク・エル・ハシミ・イラク副大統領も同じく参加し、会談後に首脳 全文をよむ

2007-12-23 参謀本部発表「何百人ものPKK党員が死んだ」 (Milliyet紙)

越境攻撃に関係して参謀本部は昨日夕方7時ころに会見を行った。会見は次のとおり。      「イラクの北部で2007年12月22日の午後14:25~15:00の間、PKK/KONGRA-GELテロ組織に属する重要ないくつかの標的がトルコ空軍に属する戦闘機によって爆撃された。任務を成功裡に完了した空軍機は無事に基地に戻った。また、同じ標的は16:55~17:10の間にも国境に近い地点に設置された陸用の支援ミサイルによって砲撃された。      2007年12月16日にイラク北部とカンディル山地域で実 全文をよむ

2007-12-21 国境の向こう側では軍事行動、こちらでは犠牲祭で肉が配られる (Radikal紙)

イスラム民間支援諸団体は、越境軍事作戦の不安の中にいる東部および南東部の人々に犠牲祭の肉を大量に振舞った。諸団体は合計11万軒以上の家を訪問した。      イスラム民間支援諸団体は、犠牲祭を越境軍事作戦の不安の中で迎えている南東部および東部で支援活動を開始した。公正発展党の時代に「国民のための組織」として認知され、このように許可をとることなく、寄付や支援を集めることができるようになったイスラム支援団体の一つである「キムセ・ヨク・ム協会(KYMD)」は6万軒に、「デニズフェネリ協会(DFD)」は 全文をよむ

2007-12-16 イラクで、クルド語新聞制限へ (Radikal紙)

クルド政府は、「安全の破壊」「テロの挑発」といった罪で新聞記者を投獄し絞首刑にし、簡単に新聞を発刊停止しうる法律を出した。      北イラクのクルド地域政府は、様々な新聞記者達の頭上でデモクレスの剣のように振り回されることになる法によってメディアを締め付けている。クルド議会は「テロの挑発、安全の破壊、恐怖の拡散」というような不明瞭な罪状によって新聞記者が告発される新しい出版法を出した。この法律は、総数111人の議員がいる議会で57人の議員が参加した審議で、11人の棄権、7票の反対票に対し、39 全文をよむ

2007-12-13 仏大統領の妨害にエルドアン首相が苦言 「フランスの失うものは大きい」 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、フランスのニコラ・サルコジ大統領がEU首脳会談の最終声明でトルコと「メンバー」及び「加盟」という言葉がともに使われることを妨害していると答え、「こうしたことでフランスは何も利益を得ない。失っている」と述べた。      エルドアン首相は、昨晩ヒルトン・ホテルでトルコ実業家協会(TÜSİAD)によって催されたレセプションで行った会見で、「このことは、フランスの特色になった」と述べた。更に、EU内部でフランスが孤立した立場になっており、数カ国が支持するのみだと述 全文をよむ

2007-12-13 EUがPKKではなくテロを糾弾 (Yeni Safak紙)

金曜日(12/14)にブリュッセルで行われるEUサミットの結果報告書において、拡大の項目でトルコについて「加盟」という表現を使わないEU首脳陣は、トルコにおけるテロ活動をPKK(クルド労働者党)の名前を出さずに非難するもようだ。   報告書では、「評議会は、トルコ国内における全てのテロ活動および暴力を非難し、トルコ国民の団結、またトルコが人権、基本的自由および国際法を遵守しながら地域の和平と安定を維持し、国民を守りテロと戦うために行っている努力に対し支持を表明する」と述べられる予定だ。 全文をよむ

2007-12-11 サルコジ仏大統領、トルコのEU「加盟」に言及せず (Radikal紙)

フランス政府が圧力をかけ、(EU)首脳会議の草案からトルコの「加盟」という文言が削除された。      ニコラ・サルコジ仏大統領は、12月14日のEU首脳会議の最終声明において、トルコと「加盟資格」、「加盟」という文言が同時に用いられることを阻止した。昨日(10日)のEU外相会議でフランスが譲歩しなかったために、(2007年下半期EU)議長国であるポルトガルの声明は困惑するようなものとなった。拡大分野において「議論の目的は加盟資格の検討である」とは言及されず、議題決定のための会議に対し、「加盟会 全文をよむ

2007-12-10 アフマディネジャード大統領、来年にもトルコへ公式訪問 (Zaman紙)

イランのアフマディネジャード大統領が2008年中にトルコを公式訪問することが計画されている。イラン外務省報道官ムハンメド・アリー・ヒュセイニー氏は、アフマディネジャード大統領のトルコ訪問が議題になっているが、訪問の明確な日程はまだ決まっていないことを明らかにした。      大統領府筋は、イラン大統領の訪問に関するニュースを肯定する一方で、同様に訪問の正確な日取りはまだ決まっていないと伝えた。イランのアフマディネジャード大統領が、第10代アフメト・ネジデド・セゼル大統領の時代にトルコを訪問するこ 全文をよむ

2007-12-09 アフガニスタンでタリバン勢力、トルコ人実業家を誘拐 (Milliyet紙)

アフガニスタンーパキスタン国境で10日前に誘拐され、タリバンに拘束されているとみられているトルコ人実業家のバイラム・チュルクゲルディさん(34歳)の救出のため、外務省が介入に乗り出した。      チュルクゲルディさんと電話で話した家族によれば、チュルクゲルディさんは、「私に拷問はされていない。ただ彼らは、パキスタン政府に拘束されている人質の解放をもとめている」と話した。 全文をよむ

2007-12-08 トルクメニスタン大統領「トルコは我々に豊富なエネルギー資源をもたらした」 (Yeni Safak紙)

トルクメニスタンのダシュオウズ市でトルコ企業チャルク・エネルギー・グループによって建設された電力発電所の開所式が、アブドゥッラー・ ギュル大統領とトルクメニスタンのグルバングルイ・ベルディムハメドフ大統領により執り行われた。      発電所に到着した際、ギュル大統領とベルディムハメドフ大統領に対し、トルクメンの伝統で神からの祝福を象徴するトルクメン・パンと塩が振舞われた。両大統領は、トルクメンの宗教家たちが発電所設立を祝うために詠んだ祈りの言葉を聴いた。      開所式には、エネルギー大臣ヒ 全文をよむ

2007-12-07 北キプロス外相、欧州議会で演説 (Milliyet紙)

キプロス島のギリシャ側(キプロス共和国)のあらゆる試みに関わらず、ヨーロッパ議会内のリベラル派によって実現された「ヨーロッパと民主化の促進」をテーマとした会議で、北キプロス・トルコ共和国外相であるトゥルガイ・アヴジュが「公式な立場で」演説するのを妨害することができなかった。リベラル派のリーダー、グラハム・ワトソン(*Leader of the Alliance of Liberals and Democrats for Europe)も、アヴジュ外相と行った会談において、キプロスのトルコ人と北キ 全文をよむ

2007-12-04 ムシャラフ大統領に友人として助言 -ギュル大統領、パキスタンを訪問 (Milliyet紙)

ムシャラフ大統領と各野党と会談したギュル大統領は、「このような危機に瀕した時期にはあらゆるリーダーは大事へと目を向けて協力し合わねばならない。我々の友邦であるパキスタンで、混乱が起こってほしくない」と話した。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、パキスタンで政府関係者と野党両方に「パキスタンの将来に向け協力し合わなければならない」というコメントをした。野党リーダーのベナジル・ブット氏とナワズ・シャリフ氏の支援者と政府支持者たちの間で暴力事件が続いている中で、パキスタンを訪問したギュル大統領 全文をよむ

2007-12-01 アルメニア共和国から国外へ人口流出 原因は経済状態 (Milliyet紙)

独立を達成した1991年から現在に至るまで、アルメニアでは人口の約3分の1が経済的困窮を理由に祖国を去った。      独立を達成した1991年から現在まで続く経済の低迷により、この国では人口の約3分の1が国外へ移住した。      欧州安全保障協力機構(AGIT)の支援を受け、市民社会機関によって行われた2005-2007年の調査によると、移住者の45パーセントが失業、43パーセントが低所得のために国外へ移住せざるを得なかったと答えた。調査によると、過去2年間で12万7000世帯では家族のだれ 全文をよむ

2007-11-30 ヒラリー・クリントン上院議員の金庫番はトルコ人 (Yeni Safak紙)

2008年に行われる米国大統領選の有力候補の一人、ヒラリー・クリントン上院議員の献金収集を担当するメフメト・チェレビ氏はヒラリー議員のお気に入りである。重要な任務を受け持つチェレビ氏はヒラリー議員が米国大統領に当選すれば外務委員会のメンバーとなるであろう。       2008年に予定されている米国大統領選に立候補している民主党の有力候補、ヒラリー・ロドハム・クリントン上院議員が選挙キャンペーンのために米国在住のトルコ人、メフメト・チェレビ氏を重要な職務に就けた。民主党周辺部は、選挙活動にて重要 全文をよむ

2007-11-27 アフガニスタンの親トルコ感情、理由はトルコ軍兵士とトルコ学校 (Zaman紙)

世界中の多くの国々にはトルコ学校があり、トルコの知名度を上げるのに大きく貢献している。トルコ学校は、公正発展党(AKP)のクズルジャハマムでの諮問会議でも大きな話題となった。      国会議員らに外交政策に関する発表を行ったアリ・ババジャン外務大臣は、トルコが在アフガニスタンのNATO総司令本部を任されている関係で、アフガニスタンに関する情報を提示する際、とりわけトルコ学校に関し語った。アフガニスタンの人々は親土的であると語る一方で、こうしたプラスの感情が生まれた背景には、トルコ学校とアフガニ 全文をよむ

2007-11-23 エルドアン首相、レバノンでの緊迫状況に電話で調停役 (Yeni Safak紙)

レバノンでの大統領選挙をめぐって生じた政治的危機のために電話外交を展開させたエルドアン首相は、シリアの政党の指導者とレバノンの首相に電話をして解決策を探った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、9月以降継続しているレバノン大統領選をめぐって生じた危機を打開するため、電話外交を展開している。   この混乱は11月24日で任期が切れるレバノン大統領エミル・ラフドの後任者の名が、与党、野党いずれからも挙げられなかったことに端を発している。エルドアン首相はこの混乱を収束させるために、レバノ 全文をよむ

2007-11-21 バングラデシュのサイクロン被災者へトルコも支援 (Zaman紙)

バングラデシュで木曜日に起こったサイクロンでの死者が3500人を超えた。支援が行き届いていない村も多くある一方、バングラデシュ赤新月社は死者の数は1万人超えと予想している。      サイクロンの被害に苦しむバングラデシュから世界各国へ援助要請の声が上がっている。バングラデシュの暫定政府主席ファフルッディン・アフメドは、サイクロンを「国家全体の天災」と呼ぶ一方で、緊急避難した何十万人もの被災者から助けの声が上がっている。      友人であり兄弟の国バングラデシュにトルコから「キムセ・ヨク・ム協 全文をよむ

2007-11-21 2003年イスタンブル連続テロ事件の容疑者、アブー・グレイブ刑務所から脱走 (Hurriyet紙)

イスタンブルで4年前におこった爆弾テロの主犯格であるサーデッティン・アクダシュとブルハン・クシュがイラクで収容されていたアブー・グレイブ刑務所から脱走した。      アクダシュとクシュはトルコにおけるアル・カーイダの幹部で、2003年11月15日および20日に60人の犠牲者をだした4ヶ所での爆弾テロに加わった後イラクに逃亡したが、2005年に同国でふとしたことから逮捕されていた。          アメリカ軍が行った拷問でその名が知られたアブー・グレイブ刑務所に収監されていた2名のテロリストは 全文をよむ

2007-11-17 17歳のトルコ人青年、ロンドンで殺害される (Milliyet紙)

イギリスの首都ロンドンで、17歳のトルコ人青年エトヘム・チェレビさんが何者かに背後から発砲され命を落とした。      チェレビさんは、ロンドン北部のストーク・ニューイントンで両親と住んでおり、レイトンサッカーチームに所属していた。チェレビさんの殺害でトルコ社会は悲しみに沈んだ。   チェビレさんは水曜日の夕方、ストーク・ニューイントンの国営住宅にある自宅の庭の壁に友人たちと座って、新しい仕事の申請書を書いていたときに、背後から発砲され地面に倒れた。不幸な青年は、医療関係者の1時間にわたる努力も 全文をよむ

2007-11-15 ドイツ紙、トルコ議会でのペレス大統領のヘブライ語スピーチに注目 (Milliyet紙)

ドイツの新聞は、イスラエルのシモン・ペレス大統領がトルコ大国民議会においてヘブライ語でスピーチを行ったことを、大規模に報道した。ディ・ヴェルト紙は「ムスリムの議会にヘブライ語」という見出しの記事の中で、ペレス大統領の行ったスピーチが国の内外に対し、連合・協力のメッセージを与えたと伝えている。同記事にはこう記されている。「議会は国家の問題が議論されるのに最もふさわしい場所である。外国の指導者がそこへ招待されるということには、二つの意味がある。それは名誉とメッセージだ。そのため中東が緊迫状態にある中 全文をよむ

2007-11-14 仏サルコジ大統領、トルコの人口を「1億人」と発言 (Radikal紙)

フランス大統領は、欧州議会との私的な会合で、「人口一億人のトルコはヨーロッパではなく、小アジアにある。私の在任中はトルコにEU加盟を約束させない」と述べた。サルコジ大統領は国内ではストに頭を悩まされている。      フランスの保守派大統領のニコラ・サルコジ氏は、トルコの人口を一億人であるとした。サルコジ大統領は、13日の欧州議会議員らとの私的な会合で、トルコのEU加盟に反対であることを繰り返す一方、以下のような説明をおこなった。「一億人の人口のトルコはヨーロッパではなく、小アジアにある。フラン 全文をよむ

2007-11-13 ペレス大統領、ギュル大統領に対イラン外交で協力求めるが・・ (Radikal紙)

イスラエルのペレス大統領は、ギュル大統領との会談後に行った共同記者会見で、「ギュル大統領は私と同じ考えではないが、イランはテロを支援している」と発言した。ギュル大統領は「シリアとイランは我々の隣国であり、我々は良好な関係に力を注いでいる」と語った。ペレス大統領は、ハマスが誘拐した兵 士2人について、トルコが仲介することも要請した。      イスラエルのシモン・ペレス大統領は、イランに関してギュル大統領と見解の違いが生じたことを共同記者会見で述べた。ギュル大統領は、「隣国との良好な関係に力を注い 全文をよむ

2007-11-11 パレスチナとイスラエルの両大統領、アンカラで会見へ (Milliyet紙)

ギュル大統領から公式に招待され、トルコを訪問するイスラエル大統領とパレスチナ自治政府議長は、今週火曜日トルコ大国民議会で、それぞれ元首として初の演説をすることとなる。      イスラエル、パレスチナ両国の和平にむけて、アメリカ政府の支援によって11月26日にアメリカのアナポリスで開催される会議のためにシャトル外交を進める一方で、トルコは歴史的な会談のホスト国としてイスラエル大統領シモン・ペレスとパレスチナ自治政府議長マフムード・アッバースを同時に招待する準備を進めている。この両者の訪問の間、ア 全文をよむ

2007-11-11 燃料・砂糖・にんにく・・・イラク国境警戒強化中に押収された密輸品 (Hurriyet紙)

イラクとの国境線地帯で密輸業者を監視するトルコ軍兵士は、ここ1週間のあいだにヴァンとその周辺の郡で、馬の背に積まれ不法に持ち込まれようとしていた12トンの燃料油、27トンの砂糖、1トンのにんにく、200メートルのカーテン用布地を押収した。      作戦行動では、イラン国籍2名を含む5名が拘束された一方で、密輸業者が輸送に使った200匹の馬も押収された。 全文をよむ

2007-11-10 ブルガリアのトルコ系政党、民主市民党(DTP)の発言に不快感 (Hurriyet紙)

党員の大多数がトルコ系であるブルガリアの政党「権利と自由のための運動(HÖH)」は、トルコの「民主市民党(DTP)」と比較されたことに不快感を示した。「権利と自由のための運動」のグループ代表代理のレムズィ・オスマン氏は、「我々の思想が、手を血に染めたテロ組織を守る思想と同一視されたことに心を痛めています」と語った。      オスマン氏はアナトリア通信に対し、「我々はブルガリアの集権的統一構造と国旗に敬意を表し、ブルガリアの国益のために誰よりも努力する政党です」と話した。      オスマン氏は 全文をよむ

2007-11-10 サウジのアブドゥッラー国王とその一行、9機の飛行機でアンカラへ (Yeni Safak紙)

2日間の滞在のため、9機の飛行機で訪土したサウジアラビアのアブドゥッラー国王は、金の玉座と専属の料理人、理髪師を伴っていた。総勢400人で訪れたアブドゥッラー国王一行のため、120台の車が貸切られた。      サウジアラビアのアブドッーラ国王が、様々な意見交換のためアンカラを訪問した。アブドゥッラー国王はヨーロッパ各国訪問の途にあり、イギリス、イタリア、ヴァチカンそしてドイツを訪問した後、2日間の滞在予定でアンカラを訪問した。新たに選出されたアブドゥッラー・ギュル大統領を祝福するために訪土した 全文をよむ

2007-11-09 EU、新加盟国9カ国にシェンゲン協定承認 (Milliyet紙)

EU諸国の内務大臣は、加盟国間での通行自由化を可能とするシェンゲン協定を9カ国の加盟国に拡大することを承認した。      EU諸国の大臣の決定により、エストニア、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、マルタ、ポーランド、スロベニア、スロバキア、そしてチェコが12月21日からシェンゲンビザ協定に含まれる予定だ。      この日付以降、これらの国々の「陸路の」国境では審査が行われなくなる。加盟国から入国する場合、空港の入国審査は3月末まで継続される。 全文をよむ

2007-11-06 日本でもテロ対策始まる:入国する外国人対象に指紋採取 (Zaman紙)

アメリカ、イギリスに続き日本でも今後起こりうるテロ活動への対策を強化している。日本は、11月20日から入国するすべての外国人から「指紋採取」を始める。      外国人は入国審査の際に顔写真も撮られることになる。トルコ航空は、この状況について旅行客へ「驚かないでください」という見出しとともに伝えた。      日本へ入国する外国人は、顔写真と指紋の他、広範囲な内容の入国審査書類にも記入することになる。外国人は、詳細な個人情報に加え、この国を旅行する理由を書類に記入する。また「日本から国外退去を命 全文をよむ

2007-11-05 モッタキー外相、アメリカはPKKを支援している (Yeni Safak紙)

トルコの働きかけの結果2003年に始められた『拡大イラク近隣諸国外相会議』のためにイスタンブルに滞在しているイランのマヌーチャフル・モッタキー外相は、テロ組織クルド労働者党(PKK)のイラクからの追放、トルコの東西諸国との関係、イラク社会と両国間の経済・政治的な関係について本紙に語った。      ■ アメリカは事態を複雑にしている。      テロ組織クルド労働者党について明確な表現を使ったモッタキー外相は、「PKKの問題の根元にはアメリカがいる。トルコとこの地域の諸国はとても注意深くならなけ 全文をよむ

2007-11-04 イラク安定化外相級会議、トルコは目標達成 (Yeni Safak紙)

トルコの尽力により、PKKおよびイラクの治安をめぐって、イラク近隣諸国会議がイスタンブルで開催された。会議ではイラクの領土がテロ組織によって利用されないという声明が全会一致で決議文に入れられた。      トルコの尽力により2003年に設立され、進展なしといいながら停滞状態が望まれていたイラク近隣諸国会議がイスタンブルで再び動き始めた。会議には、イラク近隣諸国とともに国連、EU、G8、アラブ同盟、イスラム諸国会議機構を含め、数多くの参加者があり、会議の最後にイラクの領土がさまざまなテロ組織によっ 全文をよむ

2007-11-02 北イラクに対する禁輸措置、秘密裏に始まる (Yeni Safak紙)

 PKK(クルド労働者党)テロ組織を支援する北イラクのクルド自治政府に対する禁輸措置が秘密裏に開始された。世論には明かされなかったものの、ハブール国境ゲートの通行量が制限されている。イラクへ輸出する食料品を始め、いくつかの輸出品については輸出許可が出されていない。ジェミル・チチェキ副首相は、本来の禁輸措置は11月5日のブッシュ大統領とエルドアン首相の会談後に開始するとの意向を明らかにした。       ■秘密裏での禁輸措置       閣議では、PKKテロ組織を領内から追い出そうとしないイラク中 全文をよむ

2007-11-01 エルドアン首相、サイグン副参謀長とともに米国へ (Zaman紙)

トルコの北部イラクに対する越境軍事作戦を承認する決議案が議会で採択されてから、ますます重要性を増したエルドアン首相の訪米だが、エルギン・サイグン副参謀長もこれに同行することが明らかになった。      アメリカのコンドレッサ・ライス国務長官による明日のアンカラ訪問も厳しい目で見られている。アメリカの専門家たちは、ライス長官が今回の問題を進展させることはないと予想する。アメリカの政治家や政治専門家らは、ライス長官はこのトルコ訪問で、テロ組織対策に関する約束を守るよう要求されるが、しかし実際は「身動 全文をよむ

2007-10-31 イラクのクルド人困惑 「PKKと一緒にしないで」 (Zaman紙)

トルコ東南部から次から次へと伝わってくる犠牲者のニュースの後、イラク北部への越境軍事作戦問題は、トルコと世界の話題となった。      トルコと欧米のジャーナリストが押し寄せた地域では、ペシュメルゲ(※またはペシュマルガ:クルド人の武装組織)らが時ならぬ慌しさに包まれる中、人びとの日常生活は続いている。軍事作戦の可能性は、喫茶店の客たちの一番の主要な話題となっている。本紙が得たこの地域の人々の見方では、二つのポイントが強調されている。「テロ組織PKKと私たちを同一視しないで。問題の解決は武力では 全文をよむ

2007-10-29 オルメルト首相、領空侵犯を謝罪 (Zaman紙)

イスラエルのエフード・オルメルト首相は、9月6日にイスラエル軍機によりシリアに向けて行われたことが明らかにされた軍事作戦中に、トルコ領内に燃料タンク落としたことに関し、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に謝罪したことを明らかにした。      昨日(28日)の定例閣議において発言したオルメルト首相は、先週ロンドンでエルドアン首相と会談した際、「起こりえたいかなる被害ゆえに」謝罪をしたと述べた。パリとロンドンでの活動について報告した同首相は、閣僚に対し、「(イスラエル軍機が)本当にトルコの領空を 全文をよむ

2007-10-28 イラク側の臨戦態勢、もはや秒読み (Milliyet紙)

トルコ軍が越境軍事作戦のために待機するなか、シロッピのちょうど向かいに当たる北イラクのザホではペシュメルゲ部隊が(※またはペシュマルガ:クルド人の武装組織)、山間や山頂に陣地を据え、テントを張っている。      トルコ軍(TSK)は北イラクに向けた越境軍事作戦の準備を終え、号令の時を待っている。国境を越えた北イラク側でも、動きが活発化し続けている。ペシュメルゲの活発な動きは、国境を越えたトルコ側からも見てとることができる。    トルコの戦闘機が毎日、国境地帯で飛行を続ける一方で、国境線ぎり 全文をよむ

2007-10-27 トルコ訪問中イラク代表団の提案内容は話にならない -北イラク越境軍事行動問題で (Yeni Safak紙)

越境軍事行動の停止を求め、急遽アンカラに派遣されたイラク代表団の提案は、トルコ側には好意的に受けとめられなかった。実施に時間を要する彼らの提案に対し、アンカラ政府は早急の対策を求めた。      イラク代表団と行われた会談は合意に至らなかった。越境軍事行動に反対するイラク代表団が、時間をかけた対策を提示したのに対し、アンカラ政府が「受け入れられない」という態度を示したため、共同記者会見は行われなかった。イラク代表団は、トルコ・イラク双方による国境地帯の国境警備隊の増強や、トルコとアメリカ、イラク 全文をよむ

2007-10-27 エルドアン首相:11月5日のブッシュ会談まで、何がどうなるか知る由もない (Radikal紙)

タイイプ・エルドアン首相は、11月5日に予定されているアメリカ合衆国のジョージ・ブッシュ大統領との会談に関して、「私の米国訪問まで何がどうなるか知る由もありません」と語った。エルドアン首相は、ルーマニアから帰国し、アタテュルク空港で新聞記者らの質問に答えた。首相は、越境軍事作戦の可能性に関し、どのようなプロセスでまたいつ行うか、当事国一国では決められないだろうと語り、次のように続けた。「野党第一党(共和人民党)や他の野党、または国民が要求しているからと言って作戦を実行することはできません。第一に 全文をよむ

2007-10-26 ライス国務長官、エルドアン首相とギュル大統領と会談へ (Radikal紙)

トルコの北イラクへの軍事作戦を阻止しようと努める米国のコンデリッサ・ライス国務長官が来週、アブドゥッラー・ギュル大統領、(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相と面会する。11月2日と3日にイスタンブルで行われるイラク近隣諸国会議に参加するライス長官は、会議の前にギュル大統領とエルドアン首相と会談を行う。トルコ側の外交筋高官はロイターに対し、トルコ政府が米国にクルド労働者党(PKK)への対処要求に応えるよう求めていくことを明らかにし、次のように話した。「最後の機会は11月5日のブッシュ大統領とエル 全文をよむ

2007-10-25 米軍高官、トルコ国境地帯へ (Hurriyet紙)

トルコ軍の活動を視察するため、国境地帯を訪れたアメリカ軍のミクソン将官とヘルトリング将官は、ザホでクルドの代表者から情報収集を行った。イラクに駐留するアメリカ軍のペトラエウス司令官は、地形を理由に北イラクを管理下に置くのは難しいと主張し、「クルド労働者党(PKK)への圧力が必要」と話した。      北イラクを訪問中のアメリカ軍のベンジャミン・ミクソン元総司令官とマーク・ヘルトリング新総司令官は、トルコ軍の活動状況について情報を集めるためトルコのハブル国境門の向かいにある、ハリル・イブラヒム税関 全文をよむ

2007-10-25 EU、刑法第301条に注意促す、アルメニアジェノサイド問題は却下 (Radikal紙)

トルコ進捗レポートを議題とした欧州議会(EP)は、トルコの新憲法案を称賛、刑法第301条には注意を促し、エネルギー問題ではトルコとの交渉開始を求めた。「アルメニア・ジェノサイド」に関する3つの提案は、却下された。      欧州議会では昨日(24日)、オランダのリア・オーメン・ルージテン議員が作成したトルコ進捗レポートが提言決議として承認された。決議は、新憲法案に賛同の意を示す一方で、トルコ刑法第301条を改訂するよう警告した。「アルメニアジェノサイト」の主張に関連した3つの変更提案は却下された 全文をよむ

2007-10-24 イラクのマーリキー首相、「PKKの拠点は閉鎖、活動は禁止する」と発表 (Hurriyet紙)

イラクのシーア派ヌーリー・アル=マーリキー首相は、テロ組織PKK(クルド労働者党)のイラク領内の事務所を閉鎖すると発表した。      10月23日、アリ・ババジャン外務大臣を受け入れたマーリキー首相は、首相官邸でおこなわれた会見で、PKKはテロ組織であると表明し、「我々はPKKの事務所の閉鎖とイラク領内での活動禁止を決定した。イラクとトルコをおびやかすPKKのテロ活動を許さない」と述べた。      マーリキー首相のこの発言は、以前イラクの高官たちによって語られてきた、PKKはイラクの権限が及 全文をよむ

2007-10-24 アフマディネジャード大統領、アルメニア虐殺記念碑訪問をドタキャン (Milliyet紙)

イランのアフマディネジャード大統領は、アルメニアでの話合いを予想外の短時間で切り上げ「虐殺記念碑」を視察せずにそそくさと帰国した。   アルメニア大統領メディア担当顧問のヴィクトル・ソグマニアンは、「二国の代表が合意した結果、訪問が予定より早く終わった」と述べた。同氏は、アフマディネジャード大統領が訪問を短時間で切り上げた理由について、「テヘランで、大統領本人が緊急に対応しなければならないような不測の事態が起こった」と述べている。当初のプログラムでは、イラン大統領が、昨日の午前中にアルメニア側の 全文をよむ

2007-10-22 トルコの企業家、アルメニア関連議案に抗議しイスラエルでの作業中断も (Zaman紙)

イスラエルで大きな投資を行っているトルコの企業家アフメト・レイス・ユルマズ氏は、アメリカ合衆国で議題となっているアルメニア関連法案の責任をイスラエル政府に帰した。      2年前にイスラエル-トルコ事業評議会によりイスラエルにおける「今年の企業家」に選ばれたユルマズ建設の社長は、真の反発はイスラエルに向けられるよう望んだ。      リゼ出身の同氏は、アメリカ下院の外交委員会に含まれる8名のユダヤ系委員中7名がアルメニア関連法案に賛成票を投じたことに注目し、イスラエル政府への抗議を準備している 全文をよむ

2007-10-19 シャーヒン法相、「アフガニスタンで米国は何をしているのだ?」 -ブッシュ大統領の発言に反発 (Milliyet紙)

イラク北部で軍事作戦を実施するという政府案をトルコ議会が承認したことを受け、ブッシュ米大統領が「さらなる派兵はすべきでない。トルコの利益にならない」と述べたことに対し、メフメト・アリ・シャーヒン法相がアフガニスタンを例に出し反論した。      同法相は次のように述べた。「派兵についてトルコを非難する者がいるが、彼らはアフガニスタンで何を見つけようとしているのか説明すべきだ。(世界貿易センタービル)ツイン・タワーが破壊されて以降アフガニスタンに然るべき権利、権力をもって進んだはずだが、トルコもそ 全文をよむ

2007-10-19 アルメニア人ジェノサイド決議で本国召還されたシェンソイ駐米トルコ大使、米国へ戻る (Yeni Safak紙)

アルメニア人虐殺決議案がアメリカ合衆国下院外交委員会において承認されたことを受けトルコへ召還されたナビ・シェンソイ在ワシントン・トルコ大使が、日曜日(21日)にワシントンへ引き返すこととなった。      トルコ大国民議会外務委員会で決議案承認の件の状況報告を行ったシェンソイ大使は、日曜日にアメリカへ戻ると明らかにし、「だが私がトルコに召還されたことは、この問題がいかに重大かを示している。なぜならアメリカがトルコへの輸出停止を決定した時でさえトルコ大使は本国へ召還されなかったのだから」と述べた。 全文をよむ

2007-10-18 イラク、トルコとの協働に前向き発言「テロ対策のためにチャンスを」 (Radikal紙)

マーリキー首相、エルドアン首相に電話「我々のテロ対策にチャンスを」   タラバーニー大統領「トルコへあらゆる協力の準備がある」      トルコが越境軍事作戦の可能性を示唆する決議案を大トルコ国民議会(TBMM)へ提出するやいなや、イラクのタルク・ハシミ副大統領はトルコを訪問。しかしアンカラで期待通りの回答は得られなかった。これに対し、イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相はタイイプ・エルドアン首相に電話をし「我々のテロとの戦いにチャンスを与えて欲しい。必要なことがあれば共に行動しよう」と話した 全文をよむ

2007-10-18 シリアのアサド大統領、トルコの北イラク越境軍事行動決議を支持 (Yeni Safak紙)

シリアのアサド大統領はどの状況にあってもトルコを支持すると述べ、決議が正当な防衛権であると述べた。アサド大統領はイラク政府に「この問題を終わらせ、トルコを安心させてくださいと進言しましょう」と述べた。      トルコ大国民議会で議論し採択した越境軍事作戦を盛り込んだ決議に、国際的に初めて同意したのはシリアだった。シリアのバッシャール・アサド大統領は北イラクに向けた軍事行動決議がトルコの正当な防衛権であると述べた。更に、「このことに関してトルコが採るであろうあらゆる決定を支持し、トルコを支援する 全文をよむ

2007-10-17 イラクのハシミ副大統領、訪土の成果に満足 (Yeni Safak紙)

イラクのハシミ副大統領は、アンカラから求めていた約束を取り付けたと述べた。   ハシミ副大統領は交渉を終えアンカラを発った。      イラクのタリク・ハシミ副大統領は、「会談で我々が求めていたものを取り付けました。現在の危機を取り除くための新しい雰囲気があります。国境を越えたテロ活動に対する対策をたてる機会をイラク政府は与えられるべきです。両国は同意文書に署名しました。まずこれを実行しなければなりません」と述べた。      ハシミ副大統領は交渉を終えアンカラを発つ前にエセンボア空港でメディア 全文をよむ

2007-10-16 アルメニア側の主張がEU進捗レポートに入らぬよう、議会がブリュッセルに派遣団 (Yeni Safak紙)

議会は、EU進捗レポートにアルメニア側の主張が入らないようにするため、代表団をブリュッセルに派遣する。10月22日にベルギーの首都ブリュッセルに行く予定の代表団は、ロビー活動を行い、進捗レポートをトルコにとって有利になるよう尽力する。議会のEU適応委員会は、11月に公表される予定の進捗レポートにトルコに不利な項目が入らないよう、ブリュッセルに派遣団を送る。      アルメニア人ディアスポラが昨今、集中的に活動した結果、いわゆるアルメニア人ジェノサイドの主張に関する多くの決定が下された。ディアス 全文をよむ

2007-10-13 北イラク越境軍事行動に関してエルドアン首相、「イラク爆撃に米国は許可をとったのか」 (Milliyet紙)

エルドアン首相はトルコの北イラクへの越境軍事行動に対し、アメリカやEUの反発が予想されることに関し、「(今まで)イラクを攻撃する際、誰も許可など取らなかったではないですか」と語った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はアメリカに厳しいメッセージを送った。首相は、北イラクへの越境軍事行動がとられた場合、その代償が何であれ受け止める用意があると表明し、何万キロも離れたところからイラクを攻撃するのに(アメリカのイラク攻撃を意味する)、誰も、誰からも許可を取らなかったではないかと述べた。さら 全文をよむ

2007-10-11 米国でアルメニア人虐殺関連議案、承認される -米国・トルコの100年間の友好に亀裂か (Hurriyet紙)

アメリカの下院外交委員会で議論されていたアルメニア人虐殺関連議案が、反対票21に対し賛成票27で承認された。      アメリカ下院外交委員会で、1915年の出来事に関するアルメニア側の主張を含んだ議案が承認された。      外交委員会での票決では、民主党カリフォルニア州選出議員のトム・ラントス委員会長が周囲の予想を裏切り賛成票を投じたのが注目された。議案が承認されると、傍聴席のアルメニア人団体から拍手が起きた。      今回の承認により、本決議案はまもなく下院本会議にかけられると予想される 全文をよむ

2007-10-09 ギュル大統領からブッシュ米大統領へアルメニア問題に関する書簡 (Yeni Safak紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、ジョージ・W・ブッシュ合衆国大統領に宛てた書簡で、「アルメニア側の主張に関する議案が承認される場合、両国関係に生ずる深刻な緊張に」注意を喚起した。      大統領報道センターから行われた書面による説明によると、ギュル大統領は、ブッシュ米大統領に宛て1915年の出来事に関わるアルメニア側の主張に関する議案について書簡を送った。      説明では、この問題に関する以下のような内容が伝えられた。      「我らの大統領閣下は、ジョージ・W・ブッシュ合衆国大統領に宛 全文をよむ

2007-10-08 イスラエルの新任大使はトルコ出身 (Zaman紙)

イスラエルの新任アンカラ大使ガビ・レヴィは、トルコ生まれで、トルコが「二番目ではなく、第一の祖国」であると述べた。      ベルガマからイスラエルに移住したトルコ出身のユダヤ人の子息であるレヴィ氏は、彼に「第二の故郷に行きますね」と祝福する人たちに、「トルコで生まれました。第一の祖国です」と語った。      4年間イスラエルのアンカラ大使として駐在したピンハス・アヴィヴィの後任とされたガビ・レヴィは、トルコに着任する前に熱いメッセージを伝えた。      トルコーイスラエル関係を発展させよう 全文をよむ

2007-10-08 ババジャン外相、イスラエルによるシリア攻撃への許可を否定 (Radikal紙)

アリ・ババジャン外相は、11月にイスタンブルで行われるイラク会議に広く参加を呼びかけるために中東外遊に出発し、まず9月6日にトルコ経由で飛行したイスラエルの戦闘機によって攻撃を受けたシリアを、その後イスラエルを訪問した。ババジャン外相はダマスカスにおいて、トルコ経由でのイスラエルによるシリア攻撃に許可を行わないことを保障した。またイスラエルにおけるシリア攻撃に関する発表を待っていることも述べた。      昨日7日、ババジャン外相は、シリア共和国のバッシャール・アサド大統領に、アブドゥッラー・ギ 全文をよむ

2007-10-06 アルメニア人虐殺関連法案問題でエルドアン首相、ブッシュ大統領に圧力 (Milliyet紙)

エルドアン首相は、アメリカ下院におけるアルメニア人虐殺の主張に関する法案を阻止するため、ブッシュ大統領、イスラエル大統領のペレス両氏と電話で会談した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は昨日(10月5日)、アメリカ大統領ジョージ・ブッシュ氏、イスラエル大統領シモン・ペレス氏、そして前アメリカ大統領のビル・クリントン氏に電話をかけ、来週アメリカ下院の委員会で票決が行われるアルメニア人虐殺の問題に関する法案が通過しないよう、支持を求めた。      エルドアン首相は、会談を行ったブッシュ 全文をよむ

2007-09-29 エルドアン首相、マードックと二度目の顔合わせ (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、メディア界の帝王として知られるオーストラリア人のルパート・マードック氏と会談した。      第62回国連総会のためニューヨークに滞在中のエルドアン首相は、滞在先のザ・リッツ・カールトン・ホテルでマードック氏と会談を行った。会談の内容については発表されていないが、マードック氏は預金保険機構(TMSF)の所有するサバフ紙(Sabah)とATVグループの買収を提案したといわれている。コカ・コーラ社が月曜日(24日)にニューヨークのフォーシーズンズ・レストランでエ 全文をよむ

2007-09-28 ミャンマーで死亡の日本人ジャーナリスト、死の瞬間もシャッターを (Milliyet紙)

(ミャンマーの)ヤンゴンでのデモに対する治安部隊の弾圧の際に重症を負った、フランス通信社AFP(ママ)の日本人カメラマン長井健司さん。彼は息絶えるときでさえもプロを貫き、地面に倒れた状態でもカメラを構えていた。 全文をよむ

2007-09-28 ババジャン外相、EU拡大担当レーンに「新硬貨」の件で苦言 (Yeni Safak紙)

 第62回国連総会で二国間協議を続けている外相兼EU加盟交渉担当のアリ・ババジャン氏はEU拡大担当のオッリ・レーン氏とトルコセンターで対談した。ババジャン外相は新硬貨の図柄の地図でトルコが消されたことに遺憾の意を表明した。       ババジャン外相はレーン氏へ「このようなことがトルコのEU加盟交渉中に生じたことの説明は困難だ」と非難した。       外務省幹部らの情報によると、会談でレーン氏はババジャン氏自身と氏が所属する公正発展党が選挙で勝利し、ババジャン氏が外相に抜擢されたことを祝った。 全文をよむ

2007-09-28 エルドアン首相:ムスリムの国ではなく、世俗的な国です (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)の勝利で終わった7月22日の選挙以降、「トルコという国がイスラム的性格を帯び、マレーシアのようになるのではないか」との議論が起こっている。これに対しレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アメリカで行われた会談でトルコの“世俗的な”体制を強調し、今後もこれが変わることはないと述べた。   さらにユダヤ人団体の代表者らと行った会談では、「あなたはイスラム国家のリーダーです」との(ユダヤ人団体側の)発言に対し、「いいえ。私は世俗国家のリーダーです。」と訂正している。エルドアン首相は 全文をよむ

2007-09-27 トルコ・イラク間でテロとの共闘に関し合意 (Yeni Safak紙)

トルコとイラク間の対テロ共闘が合意に達した。両国の内相の会談後、対テロ闘争協定が明日調印されると発表された。協定の範囲内で、イラクの許可をとったうえで武力を伴う越境追跡作戦が可能となる。       イラクとの合意により、PKK(クルド労働者党)の活動は今後、より難しいものとなった。北イラクのPKKに対し、武力を伴う追跡と軍事作戦を行う条件がより和らげられた。トルコのベシル・アタライ内相、イラクのジェヴァッド・ボラニ内相の間で行われた会談後、発表が行われ、対テロ闘争に関し両国が今後、よりいっそう 全文をよむ

2007-09-27 エルドアン首相、まずユダヤ関係者、その後アフマディネジャード大統領と会談 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、合衆国下院でイランと取引を行う国際企業への制裁適用に向けた決議が出た日に、イランのマフムード・アフマディネジャード大統領と面会した。エルドアン首相は、アメリカにおけるユダヤ人ロビーの代表的なメンバーとも会談し、アルメニア人虐殺問題がアメリカ議会で承認されることのないよう支援を求めた。国連ビルでのアフメディネジャード大統領との面会後は会見を行わなかったが、トルコとイランのエネルギー問題に関する合意やイランの核計画、イラク問題などが話し合われたという。      全文をよむ

2007-09-25 欧州評議会、新ユーロ硬貨の地図からトルコを削除 (Yeni Safak紙)

欧州評議会が、来年流通する予定の新しいユーロ硬貨の裏面にあるヨーロッパ地図からトルコを消去したと報道された。地図からトルコが削除される一方で、キプロスは本来の位置よりも何百キロメートルも西、クレタ島の横に描かれた。      欧州評議会が、来年流通する予定の新しいユーロ硬貨の裏面にあるヨーロッパ地図からトルコを消去したと報道された。この決定に反論したイタリア人議員は、欧州評議会が「意識的にそして秘密裏に」トルコを地図から消去したことを明らかにし大反発した。      フィナンシャルタイムズ紙によ 全文をよむ

2007-09-22 シリアー北キプロス間でフェリー運航開始決定 (Hurriyet紙)

シリアは北キプロス・トルコ共和国(以下北キプロス)に対して行っている出入港停止措置を撤廃し、マゴサ-ラタキア港間で定期的なフェリーボートの運航を開始することを決定した。      北キプロスは国際的孤立を是正するため欧州連合の行動を待つ中、シリアの(好意的な)サインを受けた。シリア側は北キプロスのパスポートを認め、ビザも求めない予定だ。      フェリーボートの運航に関する外交交渉は非常に秘密裏に進められた。トルコもこの交渉に加わるとともに、北キプロスのトゥルガイ・アヴジュ外務大臣は先週ダマス 全文をよむ

2007-09-21 フェトフッラー・ギュレン関係組織企画のイフタールに駐米大使参加 (Radikal紙)

フェトフッラー・ギュレン氏が名誉会長を務め、本部をワシントンD.Cに構え、異なる宗教および異文化間の対話を推進するルーミー・フォーラムは、アメリカ議会においてイフタール(断食明けの夕食会)を催した。    食事会にはナビ・シェンソイ在ワシントン・トルコ大使、イスラム諸国会議機構エクメレッディン・イフサンオール事務総長、トルコ・アルメニア教会総主教メスロブ・ムタフヤン二世、アメリカ合衆国ギリシャ正教会デメトリアス大主教、公正発展党議員、イスラム諸国の大使、アメリカ下院初のムスリム議員で民主党選出の 全文をよむ

2007-09-20 サイード・ヌールシーの本、ロシアで発禁に (Milliyet紙)

「極端な要素を含んでいる」ことや「宗教的憎悪」を広めるという理由で、サイード・ヌールシーの本に対して、ロシアで行われた発禁が、正式に適応されはじめた。      ロシアの検察庁で昨日行われた会見によると、モスクワのある裁判所が5月21日に下した発禁の決定が、上告裁判によって同様に認められ、その結果、ロシアでヌールシーの本の出版と配布が、厳密に禁止された。      会見では、(ヌールシーの)著作が過激思想を含み、宗教的憎悪を広め、特定の人々を信仰心に基づき賞賛したり蔑視していると指摘された。ロシ 全文をよむ

2007-09-20 今年はラマザン月が、アメリカでも感じられる (Zaman紙)

 ニューヨークのトルコ文化センター「ユニバーサルファンデーション」の門をくぐると、アザーン(礼拝への呼び掛け)の美しい声が迎えてくれる。夜の礼拝を終えた男たちは、女や子供たちとともにイフタール(断食明けの食事)に向かう。    コーラン、談話、ハーフズによるコーラン朗誦、日没後と夜の礼拝、そして祈りが次々と行われるラマザンの長い夜が始まる。       アメリカ同時多発テロ事件(9月11日)の6周年が近づき、「イスラムとテロ」に関する様々なニュースが入り乱れるこの時期、まずユダヤ教徒のローシュ・ 全文をよむ

2007-09-19 ギュル大統領、最初の公式訪問先北キプロスでスピーチ (Zaman紙)

ギュルから世界に明確なメッセージ:島の問題の解決は、二つの国家があるという現実に基づく      ギュル大統領は、最初の公式訪問先の北キプロス・トルコ共和国(KKTC)で、キプロス問題の解決は現実に基づいてなされると語った。同大統領は、「この現実とは、キプロスには二国の国民、二つの民主主義、二つの政府が存在するということです」と話した。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、昨日(18日)、最初の海外訪問を北キプロス・トルコ共和国で行った。同大統領は出発前にエセンボア空港で報道陣の前に姿を現 全文をよむ

2007-09-08 モロッコで、2回目の民主選挙が行われる  (Zaman紙)

北アフリカで近年奇跡的な成長を遂げた国モロッコで、2002年に行われた最初の民主選挙に引き続き、9月7日に2回目の総選挙が始まった。      1550万人のモロッコ人有権者が325議席ある国会の新しいメンバーを決定する選挙の公式結果が、明日明らかになる。投票率が選挙当日に、結果が選挙の2日後に明らかにされることは、選挙が長年政治的混迷の中にとり残されてきた国において、「歴史的」発展として評価されている。選挙は、1999年に王位についたモハメッド6世が設立した人権協議委員会(CCDH)の主唱のも 全文をよむ

2007-09-07 スウェーデン首相がモスク訪問、イスラム世界が高く評価 (Zaman紙)

スウェーデン首相がモスクを訪問し、イスラム世界の評価を集めた。       スウェーデン首相ラインフェルト氏はストックホルムにあるモスクを訪問し、イスラム教徒を傷つけた風刺画騒動について悲しみを表現したことで評価を得ている。イスラム会議機構のイフサンオール事務局長は「前向きな歩み寄りであり、聖なるものへ敬意を示している」と述べた。スウェーデンで本日予定されていたデモも中止された。       預言者ムハンマドを侮辱した風刺画のためにイスラム諸国の反感を買ったスウェーデンはその緊張を緩和することに 全文をよむ

2007-09-01 北イラクで、イランによるPKK系組織爆撃が継続 (Milliyet紙)

イランはクルディスタン自由生活党(PJAK)に対する軍事作戦を継続している。この地域から逃げた村人らは、イランが村々を爆撃したと主張している。      イランは、自国で組織されたテロ組織であるクルド労働者党(PKK)の分派であるクルディスタン自由生活党に対して、8月15日に開始した軍事作戦を継続する一方、北イラク国境のカンディル山とハジウムラン地方を間断なく爆撃している。イランの爆撃から逃げた村人らは、イランが、クルディスタン自由生活党の活動拠点などないのに彼らの村々を爆撃したと述べている。  全文をよむ

2007-08-31 トルコ系建設会社で働くトルコ人5名、アフガニスタンで人質に (Milliyet紙)

アフガニスタンでZMDという名のトルコ系建設会社に勤務する5名のトルコ人が人質になった。      このトルコの会社は、アブドゥルフェトフ・ゼンゲルザーデというアフガニスタンのビジネスマンの会社との間でなされた協業でもめ事を起こしていたことが分かった。この事が原因となって管理責任者に任じられたエルジャン・ケテネ機械技師も人質に取られたが、頭部を銃床で殴られ軽傷を負ったため病院へ搬送された。      第一報では、健康状況は良いとされる他の人質の身元は特定されなかった。一方で、外務省はこの件に関し 全文をよむ

2007-08-27 マーリキー首相、北イラク問題でトルコとイランに反発 (Zaman紙)

イランに続いてトルコが北イラクを攻撃したとの主張を確認したイラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は、イラン、トルコ両国に反発した。      マーリキー首相は、26日の記者会見の中で、イランと同様にトルコも、テロ組織であるクルド労働党(PKK)の北イラクにおける拠点を破壊したと発表した。首相は「イランとトルコによる破壊作戦は、イラク主権への侵害である。我々はこの侵害を認めない、この問題は外交経路で解決されなくてはならない」と述べた。またこの問題に関する遺憾の意を、外務省の経由で伝えると述べた。 全文をよむ

2007-08-26 ギリシャ山火事、隣国ギリシャでは国全体が悲しみに (Milliyet紙)

ギリシャのペロポネソス半島で一昨日に発生し、猛威をふるった山火事において、死者は昨日で51人にのぼった。ギリシャ首相コスタス・カラマンリスは、火災が国家的惨事 のレベルに達していることを受け、非常事態宣言を発布することを明らかにした。カラマンリス首相が「国全体の悲劇」として位置づける火災のため、国では「国家的哀弔」の公布がなされ、半旗が掲げられた。昨日開幕することを予定していたギリシャ第1リーグ(サッカー)では週末のすべての試合が延期され、すべての政党の選挙活動も中止された。火災の原因を調査して 全文をよむ

2007-08-23 イラン、イラク国境での軍事行動を準備か? (Milliyet紙)

イラン軍がヘリコプターでイラク国境にある村々に「軍事行動が行われる。村を放棄せよ」との知らせを撒いたとの主張がなされた。イラン政府はこれを否定している。      イラン軍がイラン国内でクルディスタン自由生活党(PJAK)として存在するクルド労働者党(PKK)のテロリストらに対し闘争を続ける一方、ヘリコプターを使って国境線上にあるイラクの村々に「偉大なアッラーの名の下に」との題された知らせを撒き、軍事行動が行われることを知らせるとともに、民間人がその地域を放棄することを要求したと主張された。しか 全文をよむ

2007-08-23 ドイツ新移民法の波紋-「ドイツ語を学ぶか、さもなくば来るな」の二者択一 (Yeni Safak紙)

ドイツのケーラー大統領が、トルコ系がもっとも影響を受けるだろう新移民法を承認したことに対し、「緑のオルタナティヴ・リスト」党のネバハト・ギュチリュ議員はこの(「ドイツ語を学ぶか、さもなくば来るな」という)解釈をした。      ドイツのホルスト・ケーラー大統領が議論の多い移民法を承認したことは、トルコ系諸組織をはじめとする人権団体の反発を招いた。トルコ系の人々は、同大統領の承認は、憲法第6条にある家族の保護に関する法に反する、人種差別的な取り組みであると説明した。緑のオルタナティヴ・リスト党のネ 全文をよむ

2007-08-20 欧州議会議長、トルコやアラブ諸国との特権的パートナーシップを主張 (Hurriyet紙)

欧州議会ハンス‐ゲルト・ポッテリング議長は次のように述べた。「欧州議会の大多数は、トルコが加盟基準を満たすことを条件にトルコの正式加盟を支持しています。しかし私自身は、トルコがEUにとって特別なパートナーになるほうが良いと考えています。さらに我々は、ウクライナやアラブ諸国とも特権的パートナーシップの問題を考えるときにきています。EU拡大の問題について大げさな行動は避けるべきです。そうしないと、ローマ帝国の崩壊に似た結末を避けられない可能性があります」      これらとともにハンス‐ゲルト・ポッ 全文をよむ

2007-08-14 トルコ語は、アゼルバイジャン語にとって危険な存在 (Milliyet紙)

アゼルバイジャンの著名な映画監督であるアヤズ・サライェヴは、トルコ語がアゼルバイジャンの言葉(アゼルトルコ語)にとって大変危険であると述べた。      サライェヴはノヴォスティ・アゼルバイジャン通信社のインタビューにおいて、ロシアとアゼルバイジャンが二国間の合意に達すことができずロシアのチャンネルのアゼルバイジャンでの放送が途絶えたことは、アゼルバイジャン社会の文化的発展に悪影響を及ぼすだろうと述べた。アゼルバイジャン人の監督は、「そもそもロシア語には我々にとっていかなる危険も存在しません。し 全文をよむ

2007-08-03 ギリシャでトルコ人を良く表現した教科書、改訂へ (Hurriyet紙)

ギリシャで「悪しきトルコ」のイメージを和らげたために、教会、政党、更にはキプロス政府(南キプロス)から強い反発を招いた小学校6年生の歴史教科書の改定が決まった。      オスマン時代の1821年に始まった独立戦争、1922年の解放戦争そして1974年のキプロス事件に関して用いられた表現が発端となった噴出した騒動にたいし、歴史教科書の80か所以上の修正がなされた。新訂版では、「1922年、ギリシャ人はイズミルにおいて混乱のなか大挙して港に集まった。」という表現に変えて「ギリシャ人は劇的な状況のた 全文をよむ

2007-07-31 イラク北部でトルコと米国、合同で軍事行動か? (Zaman紙)

トルコが単独でイラク北部への干渉に乗り出すことを望まないアメリカから、「合同での軍事行動」というシグナルが出た。      ワシントンポスト紙は、アメリカ合衆国がテロ集団であるクルド労働者党に対してトルコ政府と合同で極秘の軍事行動を準備する予定と強調した。記事によると、特殊部隊が参加する予定の作戦の目的は、クルド労働者党の活動地域で指導者を捕まえることである。その説を取り上げた合衆国の重要なコラムニストの一人、ロバート・ノバック氏は、国防次官のエリック・エデルマン氏が、先週議会のメンバーにこの話 全文をよむ

2007-07-30 トルコ、中央アジアのトルコ系諸共和国に対し、ビザ免除 (Zaman紙)

中央アジア諸国との関係をより発展させたいトルコは、この方向で重要な一歩を踏み出した。政府は、アゼルバイジャン、モンゴル、ウズベキスタン、タジキスタン、そしてトルクメニスタンの「一般目的パスポート」を所持する国民に対し、29日以降、ビザを免除した。トルコは、カザフスタン、キルギスの国民にはビザをすでに課していなかった。グルジアとは、昨年ビザが相互協定で免除された。      アゼルバイジャン、モンゴル、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタンの一般目的パスポートを持つ国民は、トルコへの最長3 全文をよむ

2007-07-29 北イラク・キルクーク、トルコマン系の村への襲撃つづく (Zaman紙)

イラク北部キルクークのトルコマン系居住のイェンギジェ村で、イラク・トルコマン前線(ITC)の事務所にむけられた襲撃で6名が死亡、6名が負傷したことが報じられた。      イラク・トルコマン戦線のインターネットサイトで、イェンギジェ事務所に仕掛けられた襲撃で6名が死亡したこと、負傷者6名の中に同組織責任者も含まれていることも明らかとされた。      負傷者はキルクーク病院に搬送され、同組織責任者は重体であると報じられたニュースでは、襲撃で責任者の子息と甥が死亡したことも明らかとなった。     全文をよむ

2007-07-26 エルドアン首相、ブッシュ大統領と会談をもつことで合意 (Yeni Safak紙)

2日前(24日)電話会談したアメリカ合衆国ジョージ・ブッシュ大統領とエルドアン首相は直接会談することで合意した。      CNNトルコの情報によると、2日前(24日)電話会談したアメリカ合衆国ジョージ・ブッシュ大統領とエルドアン首相は直接会談することで合意した。アメリカ合衆国ジョージ・ブッシュ大統領は、選挙が成功したため、電話でエルドアンを祝福した。      エルドアン大統領は、ブッシュの祝福に感謝をしながらも、PKKの問題をとりあげ、アメリカ合衆国の進展のなさに不快感を明らかにした。   全文をよむ

2007-07-24 トルコ総選挙、海外メディアの報道ぶり -軍の政治介入に国民はNO (Zaman紙)

トルコにおける総選挙を取材していた外国メディアは、公正発展党(AK)の勝利を、軍、司法、官僚そして第一野党(共和人民党)に対する強いメッセージとしてとらえた。      7月22日の選挙を、トルコにおける民主主義と、軍事的圧力に支えられた世俗主義勢力との間の抗争として見ていた外国各メディアは、今回の選挙結果は「軍の政治介入に対する国民の反発である」という意見で一致した。外国各メディアは紙面トップで選挙結果を伝え、公正発展党は世俗主義を危機に至らしめるようとはしていないということを明らかにし、「公 全文をよむ

2007-07-19 米軍からPKKに流れた武器めぐり、ペンタゴンで調査 (Milliyet紙)

ギュル外相は、ペンタゴンで行われた調査によると違法行為が行われており、何人かのアメリカ兵がこれに関わっていることが確定したことを明らかにした。      アブドゥッラー・ギュル外相は、アメリカ合衆国がイラク軍に供与した武器がPKKの手に渡ったことに関連して、アメリカ国防総省で調査が始められたこと、初の調査結果によれば違法行為が行われており、何人かのアメリカ兵がこれに関わっているという情報が得られたことを明らかにした。      ギュル外相はCNNトルコの質問に答え、次のような要点をあげた。   全文をよむ

2007-07-15 ギュル外相、イラク外相と会談 (Milliyet紙)

アブドゥッラー・ギュル外務大臣は、イラクのホシャール・ズィバーリー外務大臣に、バグダッド(のイラク)政府が北イラクのクルド労働者党PKKの存在に対し、早急に対処することが必要だと警告した。      ズィバーリー外相の希望により、一昨日(13日)電話会談が行われたことが、イラク外務省によって伝えられた。会談を認めたトルコ外務省幹部は、ギュル外相が次のように警告したと述べた。「イラクの安定は近隣諸国の安定でもある。このためあなたたちもテロとの戦いにおいて自らに関わることを急いでやらねばならない。ク 全文をよむ

2007-07-14 分極化する若者は「トルコのジレンマ」:米タイム誌 (Milliyet紙)

米タイム誌は、「分極化は若者たちを活発にした。世俗主義の支持者は、西洋式の生活スタイルがおびやかされているという恐れを抱いている」と報じた。      アメリカのニュース雑誌タイムは、トルコで選挙前に生じている分極化をヨーロッパ版の表紙にした。タイム誌の「トルコのジレンマ」と題した分析記事で、今日まで政治にかかわっていなかった若者たちが、この分極化のために政治的領域で活動的になり始めたことが明らかにされた。      タイム誌特派員のアンドリュー・プルヴィスは、7月22日の選挙が彼らの記憶にある 全文をよむ

2007-07-13 イラクでロイター通信の記者2名、殺害される (Yeni Safak紙)

イラクで、ロイター通信のイラク人報道カメラマンと運転手が、首都バグダッドで殺されたことが明らかになった。ロイター通信は、22歳のカメラマンであるネミル・ヌル・エルディンと40歳の運転手サイード・チマグが、アメリカ軍と反政府軍との抗争によって亡くなったことがわかった。また、イラクにおいて昨日アメリカ軍が反政府軍に対し行なった軍事行動において、市民5人を含む10人が亡くなったことが明らかになった。 全文をよむ

2007-07-07 ギュル外相:北イラクに対する軍事行動の方針決まる  (Yeni Safak紙)

外務大臣と副首相を兼任するアブドゥッラー・ギュルは、NTVに行った説明で、大統領選挙無効の原因となった367票の条件に関する判決では、憲法裁判所は法的原則を軽んじていたが、一昨日(5日)採られた判決でこれを取り消したと述べた。      ギュル外相は、憲法裁判所の判決は彼にとって驚きであったと語り、判決と共に憲法裁判所が「これだけの圧力でもう十分だ」と述べたとして、「生じた出来事に憲法裁判所の構成員も不愉快な思いをしていた。彼らも法律に則して行動することが法廷の威厳を守り、トルコの利益となること 全文をよむ

2007-07-07 フランス風イスラーム -仏政府の苦肉の策 (Milliyet紙)

フランス人は、移民問題を解決するため現在も自国の学校でイマームを養成し、「フランス風イスラーム」というものをつくりあげようとしている。   ミッシェル・アリオ=マリー内相は、ニコラ・サルコジ大統領が4年前内相であったときに実施した改革を続けること、特に高度な教育を受け、様々な能力を備え持ったイマームを養成するつもりであると述べた。大臣はこのことに関して「私たちの国家は『フランス風イスラーム』をつくり、このための教育を行うことに意欲的である」と述べた。   フランスでは約600万人のムスリムが生活 全文をよむ

2007-07-01 久間防衛大臣の驚きの発言 (Yeni Safak紙)

日本の久間章生防衛大臣は、第2次世界大戦の最後に日本に原爆が落とされたことについて、アメリカに怒りを持っていないと発言し、国内に混乱を引き起こした。      「原爆が落とされなかったら、日本はソ連に占領されていただろう。だから、私はアメリカを恨むつもりはない。」日本の防衛相のこのような発言に対し、広島と長崎の被爆者から抗議の声が上がった。   率直な発言で知られる防衛相の解釈は、生き残った被爆者たちで作る組織などに「恥ずべきもの」だとみなされた。野党も久間氏は防衛相の職にふさわしくないと考えて 全文をよむ

2007-06-28 北キプロスで問題になっていたコーラン学校、取りやめに (Milliyet紙)

北キプロスで、教育文化省(MEB)が夏休みに学校でコーラン教室を開催するとの通達を出したことにより、議論が起こっていたが、ジャナン・オズトプラク教育文化大臣は「夏期教室は取りやめになった」と述べ、この問題にけりをつけた。    教室の開催に反対しているキプロス・トルコ教師協会(KTOS)のセネル・エルチル事務局長は「キプロスのトルコ国民と世俗主義が勝利した」と述べた。    教育文化省が全てのプライベートスクール、幼稚園および小学校の校長に送った夏期教室に関する通達が混乱を招いた。キプロス・トル 全文をよむ

2007-06-26 トルコとロシア、エネルギー分野での協力関係強化へ (Zaman紙)

黒海経済協力機構(BSEC)の15年目のサミットでトルコとロシアはエネルギー協力に調印した。12カ国の大臣たちが参加し、イスタンブルで開かれたこのサミットでは、タイイプ・エルドアン首相とウラジミール・プーチン露大統領間の会談が実現したことが最も注目された。      チュラアン宮殿でのエルドアン首相とプーチン大統領の会談は、約45分間に及んだ。エネルギー分野をはじめとして、2国間の経済分野と政治分野での協力を継続させることを決定した2人の首脳は、地域問題についての対談継続も重視した。会談には、ア 全文をよむ

2007-06-25 ハドソン研究所の会議参加者、本紙ニュースの正しさを認める (Milliyet紙)

ワシントンにあるハドソン研究所という名の保守系のシンクタンクで6月13日に行われ、論争の原因となったトルコのシナリオが取り上げられた会議の参加者のうち、アメリカのリーハイ大学国際関係学科長ヘンリ・バーケイ教授は、24日午前CNNトルコで放送された「ここはワシントン」という名の、ミッリイェト紙ワシントン支局のヤセミン・チョンガル支局長の番組にゲスト出演した。バーケイ教授はその中で、話題となっている会議に参加したことを認め、本紙が伝えた、会議に関するニュースを肯定した。      ■「絵空事ではない 全文をよむ

2007-06-24 ホライゾン財団、渋谷にトルコ人学校開校 (Yeni Safak紙)

関係を継続的に発展させている、日本とトルコの間で教育現場での活動も、進展してきている。日本で活動する在日トルコ人は、教育現場で素晴らしい活動を印している。そうした活動のひとつであるホライゾン財団は、先週金曜日に東京の渋谷という素晴らしい街に新しくできたトルコ人学校開設を祝した。      学校開設事業は、ソルマズ・ウナイドゥン前駐日トルコ大使が密接な関係にあった、渋谷区に提案したことで始まった。      この提案に賛同した桑原敏武渋谷区長は、友好都市協定を結ぶ(イスタンブルの)ウスキュダル区の 全文をよむ

2007-06-22 トルコで最も「AKP寄り」の都市はカイセリ、と英フィナンシャル・タイムズ (Milliyet紙)

フィナンシャル・タイムズ紙の、トルコで間近に迫っている選挙を取り上げた評論記事は、カイセリに焦点を当てている。同紙の表現によれば、トルコでおそらく最もAKP寄りの都市はカイセリである。同紙は、公正発展党(AKP)の根幹はイスラームに依拠しているが、(同党は)現代的なビジョンを持っていると考えている。   フィナンシャル・タイムズ紙によると、近代的なヨーロッパ国家のイメージをトルコの伝統とがっちり繋ぎ合わせた政党がAKPである。同紙は、トルコで7月22日に投票箱での成功の法則の結果であることが判明 全文をよむ

2007-06-22 北キプロスで議論に -夏休みの空き校舎を利用してコーラン学校 (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国の教育文化省(MEB)が、すべてのプライベートスクール、幼稚園、および小学校の校長に送った「夏期クラス」に関する通達が、混乱を招いている。キプロス・トルコ教師協会(KTOS)は、「夏期クラス」で児童に対しイマームらによる宗教教育が行われることが判明したことを受け、「迷信では教育にならない。公正発展党(AKP)は世俗主義の秩序を乱している」とのコメントを発表した。      エルドアン・ソラクン教育文化省事務次官は、宗教教育は専門の教師らが行うと述べた。だが、ハティジェ・ド 全文をよむ

2007-06-22 ハマス、トルコに仲介役をもとめる (Zaman紙)

パレスチナでは、兄弟喧嘩が狂気の様相を呈するようになり、不安定な状況が続いている。マフムード・アッバース大統領に法に背いていると宣告されたハマスの武装勢力は、ガザ地区の支配を続けている。       本紙にコメントしたハマスのナンバー2マフムード・ザハル氏は、トルコに仲介役を務めてくれるよう求めた。周辺諸国が合意に至るために、トルコ政府が助力者となり得ると強調するザハル氏は、「飢餓や通商の禁止、ガソリンの制限によって追い詰められたパレスチナ人に対してトルコは支援することができる。グループ間の意 全文をよむ

2007-06-16 米国シンクタンクの最悪シナリオに、与党公正発展党反発 (Milliyet紙)

アメリカの保守的な研究機関である(シンクタンクの)ハドソン研究所で行われた集団思考(ブレインストーミング)会議で、トルコに関して、憲法裁判所長官が暗殺の被害者となる最悪のシナリオが議論され、反発を招いた。会議では、准将クラスの2人のトルコ軍要人も同席していたことが明らかとなった。このことに関するニュースがアンカラに伝わった後、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相も「このシナリオが誰のために奉仕しているものなのか理解するのは困難だ。これらはとても想像的で・・・」と述べながら、不快感を口にした。   全文をよむ

2007-06-16 北イラク国境地帯レポート:トルコ軍の砲撃におびえる村々 (Milliyet紙)

クルド労働者党(PKK)のメンバーが身を潜めている北イラクの山岳地域に向けたトルコ軍の砲撃は、(北イラクの)ザホの国境の村々を恐怖に陥れた。不安を感じている村の1つにはバグダッドから逃れてきた人々が居住している。      トルコ軍の国境沿いへの集結が続く一方で、地域では活発な軍事活動が観察されている。国境のゼロ地点(最前線)に配備された戦車と砲兵ユニットも北イラクの山岳地帯にこの2日間集中砲火を浴びせた。   (シュルナク県)スィロピのチャルシュカン村とギョルムルュ村の上手にある峰からPKKメ 全文をよむ

2007-06-10 ギリシャ、北イラクに領事館開設準備へ (Hurriyet紙)

ギリシャが北イラクのアルビルに領事館を開設する準備を始めているとギリシャ・メディアが報じた。      アテネで発行されているエレフテロティピア紙は、在バグダッドのギリシャ大使、パナヨティス・マクリス氏を代表とするギリシャ人一行が、先般、イラク北部地域政府のネチルヴァン・バルザーニ氏と会談し、公館設置の問題をとりあげたと報じた。      同紙は、マクリス・ギリシャ大使の北イラク訪問が、2006年、北イラク地域政府関係者がアテネを訪問したことに応えたものであるとも述べ、昨年行われたアテネ訪問でも 全文をよむ

2007-06-08 クルド地域政府のバルザーニー氏:PKKとの戦闘は認めない (Yeni Safak紙)

イラクのクルド指導者のマスウード・バルザーニ地域政府代表とジャラール・タラバーニー大統領は昨日、サラーハッディーン市で会合を行なった。会合の後、会見を行なったバルザーニ代表は、テロ組織クルド労働者党(PKK)に関する問題が、話し合いによって解決されることを望んでいると強調し、仲介者を介した接触について言及した。      バルザーニ代表は、トルコがイラク領内にいるクルド労働者党勢力に向けて軍事行動を開始しようと望んでいるとし、「我々は問題が平和的な方法で解決することを望んでいる。クルド労働者党と 全文をよむ

2007-06-07 欧州安全保障協力機構、ムスリム差別調査を申請 -スイスは許可ださず (Zaman紙)

スイス外務省は、欧州安全保障協力機構(AGİT)の代表として同国のムスリムに対する差別を議論しようとしたオムル・オルフン氏の申し入れを拒否した。   AGİTの「ムスリムに対する不寛容・差別と闘う会」個人代表オルフン氏の訪問が、10月の議会選挙の後実現することを明らかにした。外務大臣ミシュリン・カルミ=レイ氏はオルフン氏の訪問の申し入れを、選挙の前では政治問題へと発展する可能性があり、それを懸念し拒否したことを告白、国内で激しい反発が起きた。オルフン氏はスイスのムスリムたちが被っている差別が議論 全文をよむ

2007-06-05 ヨーロッパのトルコ人移民4世、アイデンティティーが問題に (Zaman紙)

ヨーロッパ在住のトルコ人移民たちが、欧州連合加盟へのプロセスの中でその存在の重要性が高まる一方で、特に移民3世や4世は、トルコ人としてのアイデンティティーが徐々にうすれはじめていることが明らかになっている。移民先の国の文化にも適応できない移民の子供たちは、宙ぶらりんとなる危険に直面している。      ヤシン・アクタイ教授とネジュデト・スバシュ准教授が宗務庁の支援で行った現地調査では、こうした結果を明白な形で示した。ヨーロッパ諸国で暮らすトルコ人の「アイデンティティーや手本の模索」の研究を行う2 全文をよむ

2007-05-31 トルコ軍の情報がアメリカ・イラク経由でクルド労働者党(PKK)に流出? (Cumhuriyet紙)

トルコが、PKKのテロとクルド人グループがキルクークを標的にしたことから北イラクへの軍事作戦を行う可能性が明るみに出、地域に大きな割合の軍事力を送り始めて以来、アメリカはトルコ軍の国境での活動を細かく監視している。この監視の結果は、クルド人指導者のマスード・バルザーニ(クルド地域政府議長)経由でテロ組織PKKに届けられていると指摘されている。テロ組織PKKがトルコ軍が軍事作戦を行うであろう地域を事前に知って逃げたこともこのことと関連付けられている。      トルコによる北イラクへの軍事作戦の可 全文をよむ

2007-05-26 北イラクのクルド地域政府軍、国境でシェルター掘る (Hurriyet紙)

トルコが1ヶ月もの間国境で進めてきた「バルヨズ・オペレーション(壊滅的作戦行動)」は、北イラクに注意深く監視されている。クルド地域政府軍は、国境の監視所の周囲に新たなシェルターを掘っている。      ■アメリカ合衆国が追跡中       北イラク国境上のハフタニン、シナフト、ザップ、ベフディナン地域の反対側に位置するトルコの国土に駐留するトルコ軍装甲部隊は、アメリカ側からも監視を受けた。モースルから北イラク国境にあるザホ郡に進軍したアメリカ軍は、陸・空双方で国境監視を開始した。アメリカ所属のヘ 全文をよむ

2007-05-20 フランス新外相、「ムスリムで世俗的なトルコ」のEU加盟を支持 (Yeni Safak紙)

フランスの新しい外相となったベルナール・クシュネル氏は、トルコのEU加盟に関し、「私はムスリムで世俗的なトルコがEUの一員となることを支持します」と述べた。      ベルナール・クシュネル新仏外相は、「サルコジ大統領から私に大臣の話が来たとき、トルコの問題に関し、彼と私は異なる考えを持っていることを伝えました。私はムスリムで世俗的なトルコがEUの一員となることを支持します」と述べた。トルコのEU加盟問題では、ニコラ・サルコジ大統領と異なる考えを持つクシュネル氏は、トルコとの交渉は長期間かかるだ 全文をよむ

2007-05-19 移民系女性のダチ司法相誕生 -サルコジ新内閣発足 (Hurriyet紙)

サルコジ大統領が首相に任命したフランソワ・フィヨン新内閣の司法相に移民系ムスリム女性が就任した。      新内閣人事で最も注目を引いた人物の一人はラシダ・ダチ氏である。フランス史上、移民系として始めて司法相に就任したダチ氏は、アルジェリア人の父とモロッコ人の母を持ち、12人きょうだいで、郊外の低所得者用団地で育った。   1年半前、サルコジ氏に反対して立ち上がった移民へ向けての彼の和解のメッセージを、41歳のムスリム女性大臣は、「サルコジ氏と働きたかったので、彼に書きました。返事はありませんで 全文をよむ

2007-05-16 「トルコの政治危機は民主主義のテスト」-中東諸国が注目 (Zaman紙)

イスラーム世界は、大統領選挙の行き詰まりで浮上してきたトルコの政治的危機を興味深く見守っている。専門家は、今回の危機はこれまで見られなかった関心を中東諸国に呼び起こしたと述べている。そして穏健イスラーム派が「民主政治受け入れの利点をはかるテスト」と位置づけてトルコでの成り行きをみていると指摘している。       フィナンシャル・タイムズ紙はトルコでの危機が周辺地域へ与える影響について調査した。そして同紙は、事の成り行きを注意深く見守る穏健イスラーム派が、民主政治を取り入れる利点を検証していると 全文をよむ

2007-05-15 カラギョズ(影絵芝居)は誰のもの? -ギリシャより前にトルコにあった (Hurriyet紙)

伝統的な影絵芝居であるカラギョズとハジヴァットの特許をとるために、EUに訴えていたギリシャへの返答が国際人形劇連盟のUNIMAからもたらされた。本部がフランスにあるUNIMAの会長マッシモ・シュースターは、トルコUNIMAへ送った文書で「カラギョズはギリシャ人の前にトルコ人の間に存在していた」と述べた。      人形劇連盟のフランス人会長であるシュースターは、ギリシャの訴えをについて知らせてくれたトルコUNIMAの代表でカラギョズの名手メヴリュト・オズハンへ、この件に関する手紙を送った。手紙で 全文をよむ

2007-05-12 フランスの罠 -トルコEU加盟ではなく地中海連合の設立を (Hurriyet紙)

ニコラ・サルコジは、大統領選挙の間、頻繁に「トルコはEUの一員になるべきではない、我々は特権的パートナーシップを築くべきである。トルコはヨーロッパではないが、しかし強力な地中海の国である」という言い方をしていた。選挙後に行った勝利演説で、「強力な地中海連合を設立しなければならない。このようにして、中東と北アフリカの国々はEUと経済的に一つになることが可能なのだ」と語った。      インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙によると、サルコジのこの発言は大きな反響をもたらし、トルコのEU加盟を 全文をよむ

2007-05-09 サルコジ大統領誕生でトルコのEU加盟に暗雲の兆し (Radikal紙)

 フランス新大統領の下での内閣に所属が見込まれているミシェル・バルニエ外相は、「サルコジ大統領がEU内でトルコに対するフランスの姿勢を変えるのは必至」と発言。2008年、緊張が高まることが予測される。        フランス大統領の座を5月16日、ジャック・シラク現大統領から継ぐ直前にヨット観光に出かけたニコラ・サルコジ氏だが、トルコのEU加盟に対立する彼の姿勢は今後も話題となりそうである。シラク大統領とともにトルコのEU加盟のため力を尽くしたバルニエ外相は、サルコジ氏の外交関係コンサルタントか 全文をよむ

2007-05-08 サルコジ大統領誕生にエルドアン首相、懸念 -就任後は対トルコ姿勢の変換を (Milliyet紙)

トルコのEU加盟に反対のニコラ・サルコジ氏は、大統領選挙運動中、その立場でしばしば発言してきた。このサルコジ氏に対してレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、フランス大統領職就任後は二国間関係にそのような態度を反映させないよう求めた。      エルドアン首相は7日、中央執行委員会の会議のため公正発展党 (AKP)総本部に訪れ、取材陣の質問に答えた。   サルコジ氏がフランス大統領に選出されたことに関する質問に対してエルドアン首相は、「フランス国民の意思です。したがって私達はフランス国民の意思を尊 全文をよむ

2007-05-04 「小アジアの国」の「カッパドキア人」 ―サルコジ仏大統領候補、TV討論でトルコを揶揄 (Radikal紙)

フランス大統領選挙で、(大統領の座を)日曜日の第2回投票で争う連立与党・国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ党首と社会党候補のセゴレーヌ・ロワイヤルは昨晩(2日)、2000万人が視聴したテレビの生放送の討論番組で激しく意見を闘わせた。   800万人近い態度未定の有権者の支持を呼び込もうと努めている2候補による経済、失業、治安に焦点を当てた討論では、熱のこもったトルコ論争が沸き起こった。サルコジがトルコのEU加盟反対を表明する際に用いた「カッパドキア人、アナトリア人」という言葉や、「イスラー 全文をよむ

2007-05-03 手にキスをしたイラン大統領に「シャリーアに反する」と非難の声 (Cumhuriyet紙)

かつての恩師である年配の女性の手にキスをする際に写真を撮られたイランのアフマディネジャード大統領は、自国の「過激派」からシャリーアに反する行為だとして非難されている。      教師の日(5月1日)であることから1日に開かれた式典で、かつての恩師であることが分かった年配の女性の手にキスをしたイランのマフムード・アフマディネジャード大統領のこの行為が不適切だとみなされた。      アフマディネジャードが式典で背をかがめて恩師の手にキスをするとき、そしてやはり恩師から抱き寄せられたときに撮られた写 全文をよむ

2007-05-03 スカーフがまるで制服のようになった -北キプロス元大統領から懸念の声 (Hurriyet紙)

 北キプロス・トルコ共和国の初代大統領であったラウフ・デンクタシュは、参謀総長ヤシャル・ビュユクアヌト将軍とアフメト・ネジュデト・セゼル大統領両者の世俗主義に関する憂慮に賛意を表した。      デンクタシュ元大統領は、現代教育理数予備校(アルカン・ホールディング経営)が企画した高校生研究プロジェクトコンテストの開幕式に参加し、「イスタンブルの一部で男性が、緑色の筒長の帽子をかぶり、手に杖をもち、ローブを纏い、黒い外衣に身を包んだ女性が男性から数歩下がって歩んでいたら、スカーフの着用が女性のみの 全文をよむ

2007-05-01 欧州評議会も警告:軍部は政治に口出しすべきでない (Zaman紙)

参謀総長が4月27日夜に出した声明に対し、EUに引き続き欧州評議会からも厳しい警告があった。   声明を懸念していたことを明かした欧州評議会テリー・デイビス事務総長は「軍部は政治に口出しすべきではない。」と語った。   欧州評議会から出された文書では、「軍部によって行われた声明発表を大変懸念している。軍部によるこうした声明は、大統領選挙に影響を与えることを目的としてなされたように見える。軍部は政治に口出しすべきではないし、政治から距離を置くべきである。」と述べられている。民主主義体制において、軍 全文をよむ

2007-05-01 米国外務省スポークスマン:トルコの民主的組織を信頼 (Zaman紙)

米外務省のスポークスマン、ショーン・マコーマックは昨日、記者団との短い懇談の中で、トルコの政治状況に関する質問に答えた。マコーマックは、「トルコの新大統領選出に関して生じ得る全ての問題解決において、我々はトルコの民主的な組織を信頼すると同時に合法的プロセスをも信頼しています。」と話した。 全文をよむ

2007-04-27 大統領選候補ギュル外相に仏紙が注目 (Cumhuriyet紙)

フランスのメディアがトルコの大統領選に多くの紙面を割いた。フランスのル・モンド紙は26日付の紙面で、アブドゥッラー・ギュル外相について、「穏健イスラームを支持しているが、世俗主義的な人々には信頼感を与えていない」と述べた。一方、ル・フィガロ紙は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はギュル外相を擁立することで、大統領府へのとびらを自らのために開け放ったという見方を示した。      ル・モンド紙は、トルコ大統領選についての社説、報道記事とともにギュル外相のプロフィールを掲載した。そして公正発展党( 全文をよむ

2007-04-24 イランとEU、明日トルコで会談へ (Hurriyet紙)

イランの核問題に関してEUとイランの間で途絶えていた協議が、トルコで再開される。ハビエル・ソラナEU共通外交・安全保障政策上級代表と、イラン核交渉責任者のラーリージャーニー最高安全保障委員会事務局長の会談が、明日(25日)トルコで行われることとなった。      ソラナ代表とラーリージャーニー事務局長の会談は、国連安全保障理事会が先月、イランに対し新たに第二次制裁決議を採決して以来初めてとなる。      協議は、アンカラの迎賓館で行われる予定である。アブドゥッラー・ギュル外相が協議の前または後 全文をよむ

2007-04-20 キリスト教関連出版社殺害事件、海外メディアの報道ぶり -ナショナリストの犯行 (Radikal紙)

マラトゥヤでの事件は海外メディアにも広く取り上げられた。      ■ 米国      『ニューヨーク・タイムズ』:トルコでは、国家の民族的宗教的単一性を守るためには殺人も辞さないと考えるナショナリストが範囲を広げて暴力に訴えかけている。フラント・ディンク氏も犠牲者の一人であり、カトリックの聖職者も同様である。最近のナショナリストによる襲撃はトルコの「過去」からやって来た亡霊なのだ。       『ワシントン・ポスト』:この事件は、EU加盟を目指すイスラム国家であるトルコが、マイノリティー保護が 全文をよむ

2007-04-13 ビュユクアヌト参謀総長の対北イラク軍事行動肯定発言、外国メディアの反応 (Zaman紙)

ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長が「北イラクで軍事行動を行うべきである」と発言したことを受け、外国メディアで大きな反響が起こっている。      ■フィナンシャル・タイムズ紙      英国フィナンシャル・タイムズ紙は、ビュユクアヌト参謀総長が北イラクに向けた発言について、最近クルド人指導者とトルコの間に生じていた緊張が“最高潮”に達したものと評した。      同紙はさらに、クルド人指導者とトルコ人指導者間での“言葉の戦争”を発端として、緊張関係がうまれ、ビュユクアヌト参謀総長の発言によりさら 全文をよむ

2007-04-10 エルドアン首相、クルド地域政府バルザーニ氏の発言に強い不快感 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、北イラクのクルド地域政府代表マスード・バルザーニが「トルコがキルクーク問題に干渉するなら、我々もディヤルバクルや、トルコの他の都市の問題に干渉する」と述べた発言に激しく反発し、「度がすぎている。この報いはひどいものとなろう」と述べた。      エルドアン首相は、昨日(9日)、計84の学校の開校式がまとめて行われた国民教育省の会議場を去る際、この件に関する質問に答えた。アラブ・サミットのために先に訪れたリヤドでイラク大統領ジャラール・タラバーニーと会談した際 全文をよむ

2007-04-07 バルザーニKDP議長:トルコがキルクークに手を出すなら、我々もディヤルバクルに (Hurriyet紙)

 イラクのクルド民主党(KDP)のマスード・バルザーニ議長は、トルコがキルクーク問題に干渉するなら、自分たちもディヤルバクルに干渉する権利が発生する、と主張した。      バルザーニ議長は、アル・アラビアテレビ(訳注:ドバイにあるアラビア語放送のテレビ局)のインタビューに答え、トルコには3,000万人のクルド人がいると主張し、「トルコがキルクークに干渉することを許しません。キルクークは歴史的、地理的にクルド人の町でクルディスタンの一部です。そこを2~3,000人のトルクメン人のために内政干渉す 全文をよむ

2007-04-05 クルド地域政府内務省行きの給水車5台、トルコで足止め (Yeni Safak紙)

クルド地域政府内務省宛てに送られた給水車5台が、通行許可を得られずトルコで足止めを強いられている。入手した情報によると、韓国国際協力団KOICAによりサラ・ハヴァ運送貿易会社を通して「クルド地域政府内務省」宛てに送った5台の給水車が、トルコから通行許可を得られなかった。      マルシリア諸島に登録したユニオンアリアンスという名前の船で2007年3月9日に(トルコの)コジャエリのデリンジェ港に到着した給水車は、ディレル港の倉庫で待機中だ。約33万ドルの給水車はイラクのスライマニーヤ市に向かうこ 全文をよむ

2007-04-05 エルドアン首相、「EUはキリスト教クラブ」に警告 (Radikal紙)

エルドアン首相はEUを「キリスト教クラブ」と表現することを批判し、「こういった表現がトルコで否定的な雰囲気をもたらしており、EU加盟に対する支持率が低下している。」と警告した。      エルドアン首相は4日、ドイツ・トルコ友好議員連盟を総理公邸に迎えた。その面談でエルドアン首相は、最近、EUが「キリスト教クラブ」であるとの表現が広がっていることに触れ、次のように述べた。   「この捉え方はトルコで否定的な雰囲気をもたらしている。EU加盟に対するトルコ国民の支持は70%代であったが、この割合が低 全文をよむ

2007-04-03 クウェートで二人目の女性大臣、スカーフをかぶらずに宣誓 (Radikal紙)

2005年5月に女性が選挙権と被選挙権を得た湾岸の保守的な国クウェートで、初の女性教育相の肩書きを得たヌーリヤ・アル=サビーハは、昨日(2日)の議会で頭に何もかぶらず宣誓して、汎イスラム主義者の国会議員を怒らせた。      ハイフッラー・ブラミア氏率いる数人の男性議員は、サビーハに反対するスローガンを掲げて騒ぎを起こそうと働きかけた。サビーハをシャリーア(イスラム法)に反するふるまいをしたとして非難したブラミア氏は、ジャセム・ハラーフィ議長に宣誓の儀式を妨げるよう求め、「大臣は、議会が承認して 全文をよむ

2007-04-01 アルメニア政府、アクダマル教会修復の見返りにモスク修繕を約束 (Milliyet紙)

(トルコ東部のヴァン湖に浮かぶ)アクダマル島にあるアルメニア教会の修復の見返りとして、アルメニアも自国内にある荒廃したモスク1棟の修繕を約束した。このことは、ヴァンでアッティラ・コチ文化観光相に伝えられた。      トルコは、アクダマル島に位置し、長い歴史を持つアクダマル教会を260万新トルコリラ(約2億2000万円)で改修して再度訪問者に公開する一方で、アルメニアもエレヴァンまたは自国内の他の場所にある荒廃したモスク1棟を修繕する約束をしたことが分かった。   アルメニアのハスミック・ポゴス 全文をよむ

2007-03-31 国連人権理事会、イスラームへの侮辱禁止を決議 (Zaman紙)

国連人権理事会は、イスラームという宗教への侮辱を全世界で禁止することを呼びかける決議を承認した。      理事会において、イスラム会議機構が提案した「イスラームをテロリズム、暴力、人権侵害によって定義づけようとする企てに深い憂慮を表明する」との決議は、反対14票、賛成24票で承認された。47の理事国のうち9カ国が棄権し、欧州諸国と非ムスリムの数カ国が反対票を投じた。      決議において、イスラーム以外の他宗教は言及されなかった。しかし、「いかなる宗教、または宗派に対する侮辱、悪意、敵愾心、 全文をよむ

2007-03-31 シリア首相の3年越しの夢実る―シリア・アレッポでフェネルバフチェが親善試合 (Yeni Safak紙)

オトリー首相の3年越しの夢実る      シリアのアレッポ市に建設された7万人収容のスタジアムの開設式で行われるフェネルバフチェ対イッティハトスポルの親善試合が、シリアのオトリー首相の3年越しの夢であったことが明らかとなった。      4月3日、シリアのアレッポ市に開設されるスタジアムの開設式で行われるフェネルバフチェ対イッティハトとの試合は、シリアのナージー・オトリー首相の3年越しの夢であった。エルドアン首相が昨年12月にこの国を訪問したときに話題となったフェネルバフチェへの試合の申し込みは 全文をよむ

2007-03-29 イラン政府に拘束の英国人とトルコ人外交官との面会を要請 (Milliyet紙)

トルコはイラン政府に対し、拘束後の健康状態が懸念される英国海軍兵士たちに、トルコ外交官の面会の許可するよう要請した。リヤドでレジェプ・タイイプ・エルドアン首相がマヌーチェフル・モッタキー・イラン外相に伝えたこの要請に対し前向きな回答がなされれば、テヘラン駐在トルコ大使であるギュルジャン・チュルクオール氏、または副大使であるデヴリム・オズチュルク氏が海軍兵士たちを訪問する予定だ。イラン政府が拘束中である海軍兵士と英国外交官との面会を拒否したため、マーガレット・ベケット英外相はトルコ訪問中にエルドア 全文をよむ

2007-03-27 興味深いプレゼント -メルケル首相からシラク大統領へ (Milliyet紙)

EU設立50周年記念式典が週末、ベルリンで行なわれ、加盟諸国の国家元首、首相が集った。今期(上半期)EU議長国をつとめるドイツのアンゲラ・メルケル首相は、フランスのジャック・シラク大統領へナポレオンが1799年にエジプトでオスマン帝国に勝ったことを表すレリーフのついたビールジョッキをプレゼントした。   イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙は、5月に大統領任期が終了するシラク大統領にメルケルが労いのプレゼントとして渡したビールジョッキは、「フランス帝国の民主主義の後継者に対して、トルコのEU加盟 全文をよむ

2007-03-23 セゼル大統領、ムバーラク大統領に南キプロスとの協力関係を警告 (Milliyet紙)

  セゼル大統領はムバーラク大統領に「地中海に於いて討議を要する諸分野で、あなた方が南キプロス行政との協力関係を打ち切ることを望んでいる。」と述べた。       アフメト・ネジュデト・セゼル大統領はエジプトのホスニ・ムバーラク大統領に対し、「地中海に於ける討議を要する諸分野において、南キプロス・ギリシャ地区(キプロス共和国)との協力関係を見合わせる」よう警告した。       トルコを訪問したムバーラク大統領は、セゼル大統領と儀仗隊の出迎えを受けた。セゼル大統領は、キプロス・ギリシャ地区とエジ 全文をよむ

2007-03-22 トルコ人専門家、イスラエルによるアクサー・モスク周辺、聖地発掘の状況調査はじめる (Zaman紙)

イスラエル考古学庁がハラム・アッシャリフ周辺で行っている発掘を調査するため、トルコの調査団がエルサレムに赴いた。7人の専門家チームは、橋の架け替え工事がアルアクサ・モスクに影響するかどうか2日間に渡って調査を行う。    専門家チームはその後調査報告書をエルドアン首相に提出する。トルコのエルサレム総領事館大使エルジャン・オゼルが代表を務める調査チームは、初めてイスラエル考古学庁関係者とともに発掘地を訪れた。専門家は、マスコミとの非公開の会見の後、発掘を調査するためマグリブ門から嘆きの壁の中庭に出 全文をよむ

2007-03-21 EU拡大担当レーン氏による50年後のEUの姿 (Milliyet紙)

欧州の重要人物が、予想される50年後のEUの姿について執筆した。   フィナンシャル・タイムズの特別号で「EU:これからの50年」と特集された注目論文のひとつにEU拡大担当オッリ・レーン氏の名前があった。加盟候補国に具体的な日付を示すことを嫌うレーン氏は、論文の大半を占めたトルコの加盟時期に関しても明確な手がかりを示すことはなかった。ところが拡大の最後の年を2033年と明かしたことで、「ひょっとして最後の国はトルコだろうか」との疑問を読み手に抱かせている。      レーン氏の未来予想は2007 全文をよむ

2007-03-20 イラク戦争5年目へ: サダム・フセインの像を壊したイラク人「後悔している」 (Zaman紙)

2003年3月20日にアメリカ軍が開始したイラク戦争は5年目に突入した。朝のアザーンと共にミサイルの雨が降ったバグダッドではフセイン政権が崩壊したが、政権崩壊からしばらく経ったにも関わらず国民の苦悩は続いている。アメリカ軍がバグダッドに侵攻した日、都市中心部で先頭に立ってサダム・フセインの銅像を壊したイラク人のカズム・エル・チュブリは今、後悔しているという。      イギリスのガーディアン紙に語ったチュブリは、「アメリカ人たちは、サダムの独裁よりもっとひどい。今では一日一日ひどくなるばかりだ。 全文をよむ

2007-03-17 キルクーク-ハイファ間の石油パイプラインが拡張工事へ (Cumhuriyet紙)

イラクのクルド自治政府は、キルクーク-ユムルタルク(トルコ南部・地中海側の都市)間の石油パイプラインを稼動させないための工事を速やかに完了させようとしている      クルド自治政府とイスラエルは、キルクークの石油をハイファ(イスラエル北部・地中海側の都市)に輸送するパイプライン拡張のため開始した工事の一環として、パイプラインの通るルートを発表し、「本体工事プロジェクト」が終了したことを明らかにした。新パイプラインは、イラクの領内で旧ラインよりさらに短いルートをとることになると発表された。新ライ 全文をよむ

2007-03-14 欧州議会、クロアチアに対するEU加盟推奨決議を準備 ―トルコにはなし (Zaman紙)

EUとの加盟交渉をトルコと同じ日に始めたクロアチアが、トルコよりはるかに早い2009年にEUの加盟国となることを目指す推奨決議が(欧州議会により)準備されている。      先週ブリュッセルで会談したクロアチアのイボ・サナデル首相と欧州議会のハンス=ゲルト・ペッテリンク議長は、EU加盟問題とクロアチア・スロヴェニア間の国境問題について意見を交換した。   AB Haber(EUニュース)(http://www.abhaber.com/)によると、欧州議会のペッテリンク議長は、欧州議会がクロアチア 全文をよむ

2007-03-12 「チュルクの日」と「週末学校」の開設—第一回トルコ・ディアスポラ・サミット後の活動方針発表 (Milliyet紙)

国外在住のトルコ系団体が、バクーで開催した「第一回トルコ・ディアスポラ・サミット」にアゼルバイジャン共和国のイルハム・アアリエフ大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相も参加した。このサミットで、国外で力を持っているアルメニアのロビーと闘う方針が明らかになった。      ■精神性の強化      アルメニア・ディアスポラによる(過去のアルメニア人)虐殺に関する主張に対し、歴史上アルメニア人が行った虐殺を公に示すことを決断したトルコ・ディアスポラは、この分野において世界で最も力を持っているユダ 全文をよむ

2007-03-11 30万人以上のクルド人が外部から流入?―北イラク・キルクーク― (Yeni Safak紙)

トルコ世界人権協会とイラク人権センターの作成した「キルクーク人権報告書」は、「キルクークにおける“輸入クルド人”の数は30万人以上に上る」と報告した。      トルコ世界人権協会とイラク人権センターが共同で作成した「キルクーク人権報告書」には、キルクークに居住させられているクルド人の数が30万人であることを明らかにした。      キルクーク人権報告書は、アンカラのシェラトンホテルで開かれた会合で一般に公開された。報告書は、キルクーク地域におけるトルコ系住民の居住の歴史やローザンヌ条約後のモー 全文をよむ

2007-03-11 ヨーロッパ諸国、国民資格試験実施へ―問われる「内面(良心)の問題」 (Zaman紙)

「女性と男性が法律上平等であることを進歩だと思いますか?」、「あなたは、海岸で二人の人物がキスをしている様子を見ました。さてどうしますか?」、「もしあなたの息子が同性愛者であると打ち明けたとしたら、あなたはどんな反応を示しますか?」   これらの質問は、テレビ番組の質問から引用したものではない。      ヨーロッパ諸国で国籍を取得したい移民たちは、上記の質問に類似した「内面(良心)」の問題に触れるような多数の質問に「正しく」答えなければならない。長年、自国文化への執着を批判されてきたヨーロッパ 全文をよむ

2007-03-11 トルコにおける人権侵害ーアメリカ外務省人権侵害レポートより (Milliyet紙)

アメリカ外務省による最新の人権侵害レポートは、新聞記者から大学関係者、容疑者から受刑者、未成年者から非ムスリム、アレヴィー教徒から身体障害者に至るまで、社会のあらゆる集団が直面している人権侵害を報告した。      アメリカ外務省は、毎年刊行している人権レポートで、世界のあらゆる地域の「基本的人権と自由」に関する現状を写真に収めた。192カ国を調査したこの最新レポートは、先週刊行され、我々のメディアで一部の地域について取り上げられた。今日は、レポートのさらなる要旨を読者の方々に伝えたい。記者から 全文をよむ

2007-03-10 キプロスを隔てるロクマジュ・バリケード、南キプロス(ギリシャ系)側からも撤去-EUの反応は「前向きな措置」 (Milliyet紙)

南キプロス(キプロス共和国)によるロクマジュ・バリケードの撤去は、良い意思のアピールというより、(キプロス共和国の)タソス・パパドプロス政権の任期切れを前に、面と向かってかけていたプレッシャーのレヴェルを軽減しようとする努力に基づくものである。「現状維持者」とのレッテルを貼られることから逃れようとする南キプロスが取ったこの措置が、欧州委員会と(欧州理事会の2007年前期)議長国であるドイツが北キプロス・トルコ共和国(KKTC)を喜ばせるメッセージを出した時期と重なったことに、関心が集まっている。 全文をよむ

2007-03-09 アルメニア人虐殺問題のトルコ側主張をとりあげた百科事典に仏裁判所、表現の自由認める (Hurriyet紙)

フランスの百科事典Quid2003年版がトルコ人の論文を掲載し、アルメニア人虐殺を否定したとの理由でフランスのアルメニア人団体から訴えられていた裁判で、パリ控訴審裁判所は、Quid2003年版がアルメニア人虐殺を否定しておらず、客観的に情報を伝えているとの結論に達した。同百科事典の発行元ロベ-ル・ラフォン出版社が前回の有罪判決を控訴し、パリ控訴審裁判所での再審を要求したことを受け、昨夜行われた審理で、裁判所はトルコ人の論文を掲載し、アルメニア人虐殺を否定したとの理由からフランスの『アルメニア訴訟 全文をよむ

2007-03-07 イランの元防衛次官、イスタンブルで失踪  (Radikal紙)

ダマスカスからイスタンブルを訪問、4つ星ホテルに滞在の後、失踪したイランのアリーレザー・アスギャリー元国防次官兼国防司令官をCIAとモサド(イスラエルの対外諜報機関)が拉致あるいは逃亡させたとの情報が流れている。      イラン政府はトルコに調査団を派遣する一方、昨日〔3月6日〕エスマーイール・アフマディー=モガッダム警視庁長官は、欧米の諜報機関を告発した。モガッダム警察庁長官は、 63歳のアスギャリー氏発見のためにトルコ警察と捜査協力を行うと述べ、「アスギャリー氏は、国防次官のポストに就いた 全文をよむ

2007-03-07 アメリカ・イスラム界のリーダー、ムハンマド氏訪土 (Yeni Safak紙)

トルコ・アメリカ議会友好グループの会長で、公正発展党の国会議員であるエゲメン・バウシュ氏は、トルコを訪問したアメリカ・ムスリム伝道団の指導者であるワリス・ディーン・ムハンマド氏とその一行に敬意を表し、トルコ大国民議会で昼食を振舞った。   大理石でできたサロンでの昼食には、イスタンブル選出の共和人民党議員シュクリュ・エレキダー氏と、バルケスィル選出の公正発展党議員、トゥルハン・チョメズ氏も同席した。バウシュ氏は食事の場で、ムハンマド氏へ「聖遺物資料」を贈った。バウシュ公正発展党議員の招待客である 全文をよむ

2007-03-05 アルメニアの原子力発電所は時限爆弾のようなものーイスタンブル工科大学のユーラシア地学研究所の調査報告 (Milliyet紙)

イスタンブル工科大学ユーラシア地学研究所がトルコ科学技術研究機構(TÜBİTAK)の協力を得て作成した「トルコ周辺の原子力発電所で事故が起こった場合のトルコへの被害予想」という調査で、トルコがどれだけ危険にさらされているかが明らかになった。最初の調査結果によると、アルメニア共和国のメタモール原子力発電所が、憂慮すべきほど危険な状態である。      ■気候条件の影響      天候がどうであれ、トルコ国境から16キロの場所にある原子力発電所でチェルノブイリと同様の事故が起こったら、24時間以内に 全文をよむ

2007-03-03 エルドアン首相、イラクの3女性への死刑執行停止を求める (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相は、イラクで本日(3月3日)死刑が執行されることになっている3人の反体制派の女性たちのため、いよいよ乗り出すことになった。      昨日電話会談を行ったイラクのマーリキ首相に対し、エルドアン首相はヴァッサン・ターリブ(31歳)、ゼイネプ・ファズィール(25歳)そしてリカ・ムハンメド(26歳)らに公正な裁判がなされなかったことに関し懸念を表明し、このため現在バグダッドのカドミエ刑務所に収監されている3女性への死刑執行が停止され、調査書類が新たに調べられることを希望すると述 全文をよむ

2007-03-02 4月にイスタンブルでイラク・サミット -イラン、米国、シリアが参加 (Yeni Safak紙)

イラク問題について、米国政府はシリアとイランそれぞれと二国間会談は行わないと発表する一方で、ライス国務長官がイランとシリアの外務大臣と4月にイスタンブルで会談する可能性があることを明らかにした。      米国政府の情報筋は、4月に大臣レベルで行われる可能性のある2回目の会議が、おそらくイスタンブルで行われるだろうと述べている。ニューヨークタイムズ紙やワシントンポスト紙のような米国紙のほかに、英国のインディペンデント紙も同様の見方をしている。      各紙の報道によると、3月10日にトルコを含 全文をよむ

2007-02-28 ライス長官、イラクのクルド地域を「クルディスタン」と表現 (Zaman紙)

ライス米国務長官はアメリカ上院の公聴会でテロ組織PKK(クルド労働者党)に言及するさい、「トルコ国内への攻撃は、トルコ・クルディスタン間の国境で活動するPKKに責任がある」と表現した。      上院歳出委員会で行われたイラク・アフガニスタンへの米軍事作戦についての2007年追加予算に関する公聴会には、ライス国務長官とともにロバート・ゲーツ米国防長官、ピーター・ペース米軍統合参謀本部議長が同席した。      共和党コロラド州選出のウェイン・アラード上院議員が「いくつかの情報筋によるとイラクのク 全文をよむ

2007-02-27 クルド自治政府のバルザーニー議長、独立への夢 (Milliyet紙)

北イラクのクルド自治政府議長メスド・バルザーニーは、独立した国を建設することがクルド人の当然の権利であることを述べながら、「独立は夢の話とみなされるべきではない。ただ我々も政治的現実はわかっている。いつの日かこの真実は受け入れられると確信している」と述べた。   ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、テロ組織PKKへ武器などの支援を行っているとして、クルド地域の指導者とは会うつもりはないと明言しているが、バルザーニー議長は彼に対しても「PKKへ武器を供給しているという証拠があるのならば明らかにされ 全文をよむ

2007-02-26 オルメルト首相、イスラム会議機構メンバーからなる調査団の受け入れを拒否 (Zaman紙)

イスラム教徒の聖所アクサー・モスクを内包する聖域で行われている発掘作業に関して、イスラム会議機構(İKÖ)のメンバーからなる調査団を現場に派遣する提案をトルコがしたところ、イスラエルの首相エフード・オルメルトはこれを拒否していたことが明らかとなった。      先々週アンカラを訪問したオルメルト首相は、エルドアン首相の提案に対して、İKÖからでなく、トルコ政府からの発掘調査団が送られることを希望する旨を伝えたという。      İKÖ加盟7カ国の外相会議でイスラマバードを訪れたギュル外相は、記者 全文をよむ

2007-02-25 デンマークのイスラム化反対団体がコーランを告発 (Zaman紙)

ムハンマドを侮辱する風刺画が新聞によって広められたデンマークで、新たな挑発の試みが発覚した。自らを「イスラム化に対する唯一の対抗者」と定義する小規模団体が、コーランを告発した。      デンマークのイスラム化反対団体(SIAD)という小規模団体が、コーランのいくつかの章句が残虐で犯罪を助長させるとの理由で、法務省に対して告発を行った。SIADのアンデルス・グラベルス会長が同省に提出した告発状は、デンマーク憲法第78条にある、「暴力を利用し、その利用を扇動する組織は閉鎖させられる」という条項が、 全文をよむ

2007-02-23 解説:アメリカがイランを攻撃しないこれだけの理由 (Yeni Safak紙)

誰もがアメリカがイランを攻撃するのか否かを議論している。アメリカがアフガニスタンとイラクの後にイランを攻撃するのはそう遠くないと見られている。しかし私はイランで戦争が起こらないだろうということを示す証拠の方が、戦争が起きることを示す証拠よりもずっと多いと考えている。      第1に、アメリカがイラクで陥った泥沼状況である。アメリカはイラクでそれほど(深い)泥沼にはまってしまったので、泥沼から抜け出す前に別の戦いに乗り出す可能性は大変低い。これに、アフガニスタンでもタリバンが次から次へと攻撃して 全文をよむ

2007-02-22 イラクをゆさぶるレイプ事件 -スンナ派女性をシーア派男性が (Radikal紙)

イラクで20歳のスンナ派女性が3人のシーア派警官を暴行罪で告訴したことにより、スンナ派とシーア派の緊張が高まった。警官らを無罪であると擁護し、さらに賞与を命じたヌーリー・アル=マーリキー首相は、告訴に関する調査を求めたスンナ派有力者をも追放した。   マーリキー首相は、拘束下でのレイプは恐ろしい犯罪だと述べながらも、国際調査を求めたスンナ派ワクフ財団会長アフメッド・アブドゥルガフル・サマライを解雇した。マーリキー首相が告訴は政府の権威を失墜させるために仕組まれたものだと、警官らを擁護する一方で、 全文をよむ

2007-02-21 第19回トルコ・イラン合同経済委員会会合開催 (Yeni Safak紙)

イランのモッタキ外相は、アンカラに対し熱いメッセージを送った。   モッタキ外相は、イラン・トルコ間に解決できない問題はないと述べた。また、両国は、さまざまな国際組織でかなり活発な役割を果たすことができると話し、核エネルギー生産の協力を望むと語った。      ■イランは国内産業保護の割合が高い   第19回トルコ・イラン合同経済委員会会合が昨日(20日)アンカラで開催された。同会合で、イラン側はマヌーチェフル・モッタキ外相が代表を務めた。キュルシャド・トゥズメン国務大臣は、トルコ・イラン間の2 全文をよむ

2007-02-20 キルクークは新たなサラエボかー北イラクのシーア・スンナ派テュルクメン人事情を取材 (Milliyet紙)

トルコでは、イラクでテュルクメン人は「一体」をなしていると考えられている。しかし実際はそうではないということを、我々は以前に伝えようと試みた。実際に、イラクにおけるテュルクメン人の現実を知るほかの方法は存在しないのだ。そうでないと、イラクで2005年12月に行われた総選挙でテュルクメン人が得た結果にアンカラの政府が感じた失望が、将来再現するのは不可避とみられる。      事実その総選挙で、シーア派アラブ人政党から出馬したシーア派テュルクメン人がイラク国会に5名もの議員を輩出しようことになろうと 全文をよむ

2007-02-19 イスラム会議機構事務局長、北キプロスを訪問 (Yeni Safak紙)

 エクメレッディン・イフサンオール氏は、はじめて「イスラム会議機構事務局長」という肩書きのもと、北キプロス・トルコ共和国を訪問した。      İKÖ(イスラム会議機構)の事務局長エクメレッディン・イフサンオール氏は、この2年の間に、İKÖと北キプロスの間に重要な政治的、経済的、文化的な関係の発展があり、これがより進展することを望んでいると述べた。そして、「我々は、(北キプロスの)不当な出入港禁止がなによりまず取り除かれることを望んでいる。イスラム諸国はこの問題に関しての政治的意向を明らかにして 全文をよむ

2007-02-19 アクサー・モスク付近での発掘作業に調査団派遣を決定するも、アラブ諸国では関心を呼ばず (Zaman紙)

エルサレムにある聖域(ハラーム・アル=シャリーフ)でイスラエルが行っている発掘作業が、アクサー・モスクに損傷を与えたか否かを検証するため、トルコがエルサレムに調査団派遣を決定するも、アラブ諸国では関心を呼ばなかった。      (アラブの)報道がこの問題を見て見ぬ振りをする中、トルコの活動があまり誇張されるべきではない、と強調されている。本紙に語った専門家たちは、イスラエルでのトルコ調査団の活動範囲は限定的と主張した。      名前を公表されたくないとしたあるエジプト人の専門家は、アラブ諸国は 全文をよむ

2007-02-14 オルメルト首相訪土前にエルドアン首相がイスラエルに対し警告 (Zaman紙)

イスラエルの行っているエルサレムでの掘削作業が「聖地に害をなす」恐れがあると指摘される中、エルドアン首相はオルメルト首相訪問を前にしてイスラエルに次のように忠告した。「パレスチナ内の合意が達成されたこの期におよんで緊張を生じさせるべきでない。エルサレムで行うあらゆる行動にはムスリムの同意が絶対条件だ。」      エルドアン首相は、今日予定されている極めて重要なイスラエルのオルメルト首相訪土を前にして、エルサレムでの行為に関し強く警告を発した。エルドアン首相は、イスラエルのハラム・アッシャーリフ 全文をよむ

2007-02-13 イスラエルのオルメルト首相、15日に訪土 (Yeni Safak紙)

イスラエル首相エフード・オルメルトは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の招待に応えて2月15日にトルコを公式訪問する。首相官邸報道室から出された文書での発表によれば、オルメルト首相は、エルドアン首相に加え、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領、トルコ大国民議会議長ビュレント・アルンチ、外務大臣兼国務大臣アブドゥッラー・ギュルとも会談をする予定である。   発表では、訪問の間行われる会談で、トルコとイスラエルの2カ国の関係を含め地域全体の問題が取り上げられる予定であることが伝えられた。 全文をよむ

2007-02-11 EU議会、スカーフ問題をとりあげる (Yeni Safak紙)

欧州議会のトルコ系オランダ議員であるエミネ・ボズクルトは、報告書「トルコにおける社会・経済・政治生活における女性の役割2」を作成し、12日の一般委員会でとりあげる。報告書では、スカーフ着用禁止問題がトルコの雇用政策に影響していることが強調されている。      また、スカーフ問題がトルコにおいて「間接的差別」の要因になる心配があると注目されている。スカーフ問題がトルコにおいて「間接的差別」の要因になっているかどうか見極めるため、女性が公共部門の労働市場に進出する際に直面する差別に関して、信頼でき 全文をよむ

2007-02-10 北イラクには米軍もNATOも不要 (Yeni Safak紙)

タイイプ・エルドアン首相の首席外交顧問アフメト・ダヴトオールは、イラクに駐留している米軍の北イラクへの配置や北イラクにNATO軍を派遣するといった提案に、トルコは反対の立場であることを述べた。外務大臣アブドゥッラー・ギュルのワシントン訪問団に加わったダヴトオール氏は、ドイツ・マーシャル基金(GMF)に招かれ講演を行った。その講演で、北イラクにアメリカ軍やNATO軍を派遣することに対する見解を問われ、NATO軍派遣の問題がワシントンで以前ギュル外務大臣にも向けられたこと、そしてギュル外務大臣が「N 全文をよむ

2007-02-06 米国からトルコに5つのメッセージ -国務副長官が語る (Milliyet紙)

1)偉大な国民であるトルコ人には301条のような法律は必要ではない。   2)「我々はみなフラント・ディンク、我々はみなアルメニア人」というスローガンはトルコ人であることを侮辱するものではない。   3)強力で偉大な国であるトルコは、アルメニアに手を差し伸べるべきである。   4)トルコ政府は、自らの利益の為に、歴史を慎重に検討すべきである。   5)トルコのイラクへの介入は重大なリスクを伴う。出来ればこれを引き止めたい。      アメリカ政府は、トルコで高まっているナショナリズム、ディンク氏 全文をよむ

2007-02-04 ギュル外相、米国訪問 ―難問山積 (Hurriyet紙)

ギュル外務大臣は、今日はじまるワシントン・ニューヨークを含むアメリカ訪問の間、チェイニー副大統領、ライス国務長官、ハドリー国家安全保障担当大統領補佐官、両院の多数の議員、ユダヤ教徒ロビイストの代表者と会う予定である。いわゆるアルメニア人虐殺問題が持ち出されることが確実な、下院のペロシ議長とギュル外務大臣が会うかどうかは、まだ明らかになっていない。ギュル外務大臣は2月9日までの訪米中アメリカ政府が注目する問題に関して、彼の見解を機内で以下のように語った。      ブッシュ大統領は、PKK(クルド 全文をよむ

2007-02-03 タイム誌の付録に「アルメニア人虐殺」特集DVD (Milliyet紙)

アメリカの雑誌タイムは、ヨーロッパ版タイム誌でアルメニア人虐殺説を擁護するDVDを同誌の付録として配布し、アルメニア人団体のプロパガンダを1ページ丸々、広告料無しで掲載した。      タイム誌は、2005年にアンカラ商工会議所の企画で、「アルメニア人虐殺」論に関しトルコの主張を反映させたDVDを有料で配布していたが、今回故地を離れているアルメニア人ディアスポラを喜ばせる第一歩を踏み出した。以前に、虐殺の主張を「歴史的事実」とする立場をとることを明らかにしたタイム誌は、今回、読者に「虐殺のDVD 全文をよむ

2007-01-31 エルドアン首相エチオピアへ (Zaman紙)

エルドアン首相はアフリカ連合(AU)首脳会議に参加するため訪問したエチオピアで貧困地区を視察した。      首相は目にした光景に対し「こうした場所を見ると心からきまり悪さを感じる」と語った。窓がなく一部屋だけの、台所、洗面所、トイレがない家で目の当たりにした光景に対峙して、首相は相当に心を動かされた様子だ。首相はあるバラックの家の前で報道関係者の質問に対し、「ダルフールには難民キャンプがあった。しかし、ここは人々が生活する場所だ。我々は首都の中心にいる。そこにシェラトンホテルがある。こうした場 全文をよむ

2007-01-28 旧暦の豚どし(猪年)新年の近づく中国で、イスラム教徒へ気遣い (Yeni Safak紙)

中国中央テレビ(CCTV)の責任者らは、旧暦の豚年(猪年)の新年が近づくことで、ムスリムたちが気分を害しないように、テレビで豚を放映しないことを決定した。あるTV局関係者は、2月中旬に豚年を迎え、中国同様アジアの大部分のいたるところで豚の映像が放映されることになると指摘し、ムスリムたちの気分を害しうるという考えから、テレビで豚を放映しないことを発表した。 全文をよむ

2007-01-27 指揮者セルマン・アダ氏:「ギリシャ人がコンスタンティノポリスと呼ぶのは自然」-トルコ・ギリシャ友好コンサートで (Hurriyet紙)

イスタンブル国立オペラ・バレエ団が1月12日にギリシャの首都アテネで行った友好コンサートで、トルコ人楽団員の襟に「オーケストラ・コンスタンティノポリス」と書かれた名札が付けられたことが表面化した。ギリシャ外務大臣ミュステシャル・ディミトリス・コツィダスも臨席したコンサートで、「コンスタンティノポリス」という表現が使われたことが、楽団員の間に反発を引き起こした。      トルコ・ギリシャ友好コンサートの一環として、アテネ国立交響楽団が始めてトルコを訪問し、1月11日にアタテュルク文化センターでコ 全文をよむ

2007-01-24 レバノン、ヒズブッラーのゼネストで幹線道路封鎖 (Radikal紙)

セニョーラ政権に対し、終日のゼネストを行っているヒズブッラーは全幹線道路を封鎖し、レバノン全土はマヒ状態に陥った。デモ隊と政府側との衝突で3人が死亡し、少なくとも133人が負傷した。      ヒズブッラーを主とする抵抗勢力は、欧米の支持を受けているフアード・セニョーラ政権に「国民統一政府」を要求し、受け入れられなければ政権を転覆させることを目的に、12月1日からベイルートにテントを張り活動している。同勢力は昨日(1月23日)、終日のゼネストにより国をマヒ状態に陥らせた。国内の全幹線道路を封鎖し 全文をよむ

2007-01-23 プロディ伊首相:過去の出来事についての分析は建設的であるべき -エルドアン首相との会談で発言 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とイタリアのロマーノ・プローディ首相との会談の中心となった議題は、フラント・ディンク氏殺害とアルメニア人虐殺についての主張であった。エルドアン首相は、EUへ「どの国においてもこのような自分を知らない者たちは現れうる」というメッセージを述べた一方、プローディ首相は「アルメニア人虐殺についての議論」が意見分裂の橋渡し役にならないことが必要であると述べた。      ■「トルコ国民に向けての銃弾」   エルドアン首相は、プローディ首相と共に行った記者会見で、あるイタリ 全文をよむ

2007-01-19 アルメニア外相:ディンク氏暗殺に大きなショックを受けている (Milliyet紙)

アルメニアは暗殺を非難する声明を発表した。    バルタン・オスカニャン外相はショックを受けたことを明らかにし、次のように語った。    「トルコ人でありアルメニア人である新聞記者フラント・ ディンク氏が殺害されたというニュースは我々に大きなショックとなりました。ディンク氏は一生を通じて人々に相互理解、対話、平和が可能であるという信念とともに生きてきました。」     オスカニャン外相は公表されたプレスリリースで次のように述べた。  「どのような状況があったにせよ、我々はこの事件を糾弾します。そ 全文をよむ

2007-01-18 オジャラン:クルド問題、武力ではなく平和的解決へ (Milliyet紙)

 テロリスト、アブドゥッラー・オジャランは、テロ組織PKK(クルド労働者党)が布告した休戦に返答を得るため、国会議員に文書を送った。オジャランは、「クルド問題は武力ではなく、平和的に解決できる。休戦を、永遠に続く平和に変えようではないか。真実探求及び公正委員会を設立しよう」と述べた。   PKKと関係の深いインターネットサイトに載っていた情報によれば、オジャランは次のように述べている:   「互いを許しあい、間違いを明らかにし、告白し、真実を明らかにしよう。この委員会には、例えば知識人、弁護士会 全文をよむ

2007-01-17 「加盟できなければEUへの移民は増加」トルコ実業家協会報告書(Zaman紙) (Zaman紙)

トルコ実業家協会(TÜSIAD)の報告書によれば、トルコがEUに加盟しない場合にはEU加盟とそれによって相互自由移動が可能となる場合に比べ、移民の増加が予想されることが明らかになった。    昨日(16日)発表された「トルコ―EU関係における国際移民論」と題した報告書によると、2030年までに見込まれるトルコからEUへの移民は、自由移動が可能となった場合、出稼ぎ労働者(ゲストワーカー)による移民よりも少数になると見積もられている。出稼ぎ労働者数は200万を下回ることが予想される。報告書によれば、 全文をよむ

2007-01-16 ベルギー国防省のインターネットサイト、「オスマン帝国の子孫」名乗るハッカーに攻撃受ける(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

  オスマン帝国の子孫と自称するハッカーの一団は、ベルギー国防省の公式インターネットサイト(www.mil.be)を攻撃した。ベルギーのマスコミはこの事件を「急進的トルコ民族主義者がわれわれのサイトを攻撃した」と報道した。ベルギーではしばしば議題に上るいわゆるアルメニア虐殺問題を厳しい口調で否定した一団は、PKKはテロ組織であることを強調し、トルコにクルド問題は存在しないことを書き付けた。    国防省が、この攻撃の衝撃をいまだ払拭できないでいるのに、ハッカーらは攻撃が続きうるというサインを出し 全文をよむ

2007-01-15 イラクのシーア派とスンナ派、アンカラで相会す (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

イラクのシーア派とスンナ派のグループが本日(15日)、世界戦略研究所(GSE)によりアンカラにて開催される「キルクーク2007」というパネルディスカッションのため相会する。  パネルディスカッションにはムクタダー・サドル派、イブラヒム・ジャファリ派、イヤッド・アラヴィ派、アブデュルアジーズ派、サリフ・ムトラク派、イラク・トルクメン戦線、トゥルメネリ党、イラク・イスラム党、クルドイスラム連合、ヤズィード派、アスリ民主運動、イラク共和国者連合の代表が参加する。パネルディスカッションはヒルトンホテルで 全文をよむ

2007-01-14 フランス大統領候補サルコジ、「EUにトルコの居場所はない」(Zaman紙) (Zaman紙)

フランス大統領候補のニコラ・サルコジ氏は14日、「EUにトルコの居場所は無い。」と発言し、トルコのEU加盟に対して非常に厳しい姿勢を示した。    サルコジ氏は、4月に行われる予定の大統領選挙に与党・国民運動連合の公認候補に示されたことをうけて、感謝の意を述べるスピーチを行った。そのなかで同氏は、「ヨーロッパの境界をはっきりさせるべきである。全ての国が ヨーロッパの一員になる資格を有しているわけではない。これらの国の筆頭に来るのがEUに居場所の無いトルコである。」と述べた。    サルコジ氏は、 全文をよむ

2007-01-14 ギュル外相のEU交渉総括「否定的な状況がつづくだろう」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ギュル外相は、公正発展党(AKP)のイスタンブル支部が主催した「公正発展党が説明する」と題した集会で、「EU加盟交渉はトルコに大きな貢献をした」と述べた。    アブドゥッラー・ギュル外相は、現在ヨーロッパでトルコに対する否定的な風潮があることに言及し、「いつかは起こり、なくなるもの。トルコの重要性や、トルコがいかにEUに層の深みをもたらすことになるか、各国は今後理解するだろう。その上、加盟交渉を加速するために彼らが努力することになるだろう。私たちにとって大切なのは、課されたことをきちんとこなす 全文をよむ

2007-01-13 米ライス国務長官:イラクが分裂すれば、トルコと北イラクのクルド人が対立することになる(Zaman紙) (Zaman紙)

アメリカ合衆国のコンドリーザ・ライス国務長官は、アメリカがイラクで失敗すれば、イラクのクルド人は分裂を深めるこの国に留まることを望まず、そしてこのことが、トルコとクルド人の間に問題を引き起こすだろう、と述べた。    アメリカで民主党が優勢となった連邦議会で、イラクについて言及したコンドリーザ・ライス国務長官は、アメリカがイラクで失敗した場合に起こり得る地域的惨禍のシナリオを語った。    ライス長官は、アメリカがイラクを占領した際に、トルコ対イラクのクルド人、イランと南イラク対スンナ派と南イラ 全文をよむ

2007-01-12 人権監視団体(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)、2006年のトルコ人権改革は不成功と評価 (Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカに本部を置く人権監視団体(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)は、トルコにおける2006年の人権保護に関する試みを成果なしと評価した。  団体が昨日発表した年次報告書のトルコの章には、次のような表現があった。  「エルドアン政権は2006年に、それまで人権保護の分野で留意されてきた進展を実現すべく、必要かつ重要な諸改革を実施することに失敗した」    ■「攻撃が続いている」    「軍を含めたいわゆる国家の諸勢力が改革に抵抗し続けた。PKKが10月に宣言した停戦後に衝突が減少したとはいえ、非合 全文をよむ

2007-01-12 エルドアン首相、キルクークに関する米国のけん制に強い不快感(Zaman紙) (Zaman紙)

タイイプ・エルドアン首相は、「キルクークの扱いはイラクの内政であり、外部の勢力が干渉すべきではない」と述べるザルメイ・ハリルザド駐バグダッド米国大使に対し、厳しく反論した。    エルドアン首相は、「では尋ねたいのだが、アメリカが何千キロも離れた所からイラクへ赴くことは内政干渉ではないのでしょうか。ハリルザド大使はイラク国民だとでも言うのでしょうか。誰の立場に立って話しているのだろうか。(我が国の)間近にあり、国境を接する地で毎日すぐにでも赴く準備にあって、(でも)この件に関して見解を示さない。 全文をよむ

2007-01-09 北キプロスでロクマジュ陸橋の撤去、今日から(Milliyet紙) (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国大統領府スポークスマンのハサン・エルチャクジャは、北キプロス・トルコ共和国大統領メフメト・アリ・タラトとトルコのヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長との間で議論を生み出していた、ロクマジュ陸橋の撤去作業が今日始められることを明らかにした。この陸橋は北キプロスと南キプロスの間での行き来を確保する目的で建設されたものであった。  ミッリイェト紙が得た情報によると、昨日アンカラとレフコシャの間で真剣な協議が行われた。タラトと参謀らは、アンカラと連絡をとりあいながら調整をおこなった。 全文をよむ

2007-01-08 移民第三世代では女性の方が適応力が高い (Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ研究財団(TAM)とトルコ経営者団体連合(TISK)がヨーロッパに居住するトルコ女性を調査した。      「ヨーロッパに居住するトルコ人女性:ドイツの例によるヨーロッパのトルコ人女性の生活条件に関する分析」という表題の調査結果によれば、教育水準、言語の習熟度、社会への適応度に関する、トルコ人女性への偏見と紋きり型の考え方とは逆に、特にドイツに暮らすトルコ人女性の教育水準は、同世代のトルコ人男性よりも高かった。      ドイツで育ったトルコ人女性は、ドイツ語を十分に習得し、男性よりも遥か 全文をよむ

2007-01-06 南キプロス政府、EU市民となったブルガリア籍トルコ系住民の入国を事実上制限(Radikal紙) (Radikal紙)

南キプロス政府は、1月1日に EUへ正式加盟したブルガリアに関連して、北キプロス・トルコ共和国に暮らす2千人ほどの(ブルガリア国籍をもった)トルコ系住民に対し、信じ難い脅迫を行った。    南キプロスのスポークスン、フリストドゥロス・パシアルディスは、4日に出された最初の声明で、北キプロス・トルコ共和国に暮らすブルガリア籍のトルコ人は、EU市民であるため、南キプロスへ移動することができると述べた。しかしその後に、「キプロス共和国(南キプロス)」へ不法入国し、不当滞在したという理由で処罰されないと 全文をよむ

2007-01-03 新EU加盟国ブルガリア、入国予定トルコ国民に「ビザをお忘れなく!」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ブルガリア国境でトルコ車両が長蛇の列をつくった。ブルガリア当局は「トランジットを含め皆、ビザを取得する必要がある。」と述べた。    トルコ人がブルガリアに入国する際に発生した問題のために、カプクレ国境にある税関・入国審査所では数百台もの車両が長蛇の列を作っていることが分かった。ブルガリア内務省は、1月1日にEU加盟国となった同国がトルコ人に課したビザ制度のためであると説明した。    「妥協してビザなしを認めることは絶対にありません。ブルガリアはEUの国境線として信頼されているのです。」と述べ 全文をよむ

2007-01-02 ティクリートの人々、次々とフセイン元大統領の墓へ(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

 米国によって失脚させられたイラクの元国家元首サッダーム・フセインに、ドゥジェイル事件裁判で下された死刑が土曜日の明け方に執行された。サッダームの生地であるティクリートでは、哀悼の意を表するためのテントが多く設置された。アヴジャ村にて、彼の息子ウダイ氏とクサイ氏の近くに埋葬されたサッダーム・フセインの墓には、周辺の村や町から、何百人もの人々が訪れた。サッダームのために彼の生地であるティクリートに設置された追悼テントでは、コーランが読誦された。    ■抵抗勢力は禁止事項を破った     警察はテ 全文をよむ

2007-01-01 「見たければ送るよ」 -イラクの人々が元大統領の処刑映像を転送しあう(Radikal紙) (Radikal紙)

退陣させられたイラクの元国家元首サッダーム・フセインの死刑執行シーンを携帯電話で撮影した映像は瞬く間に市場に流れた。バグダッドで携帯電話からまた別の携帯電話へと転送された「独裁者の没落」する様子を記録したデータは、店舗では500ディナールから販売されている。ミュスタクベルという携帯電話販売店の店主ナザル・ルザーさんは、ある一台の端末に送られてきたデータを販売することにしたこと、そして多く買い手がいると話している。  バグダッドでは、シーア派指導者ムクタダ・サドル氏の拠点である人口250万人のサド 全文をよむ

2006-12-31 サッダーム・フセイン、生まれ故郷の村へ埋葬(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

死刑が執行されたイラクのサッダーム・フセイン元大統領が、深夜にティクリート近郊の生まれ故郷アウジャ村で一族が所有する土地に埋葬されたことが明らかになった。    アルブー・ナースィル族のアリ・アル・ニダ部族長が記者たちに対して行った説明では、フセイン元大統領は死刑執行から24時間後の31日早朝に一族が所有する土地に埋葬されたという。    フセイン元大統領の親族であるムーサ・ファラジ氏は次のように述べた。  「サダム・フセインは本日4時に、バアス党政権時代にアウジャに建設されたある場所に埋葬され 全文をよむ

2006-12-31 真実は闇の中―アメリカの思惑はあきらか(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

アメリカは、全宗教にとって容赦と和解の日である犠牲祭に、イラクの堕ちた暴君サダム・フセインを絞首刑に処し、イスラーム世界へ真の意図を見せつけた。サダムの起こしたイラン‐イラク戦争、クウェート占領、及びアンファール作戦における西側との共犯の罪が闇に葬られることとなった。    イラクを24年間支配し、2003年にはじまったイラク戦争でアメリカ軍により拘束されたサダム・フセインは、バグダッドで朝の4時55分(トルコ時間)に処刑された。死刑執行は、ヌーリー・アル=マーリキー首相が、前日(30日)夜にマ 全文をよむ

2006-12-31 イラク崩壊を招いた男サッダム・フセイン(Milliyet紙) (Milliyet紙)

サッダム・フセインのフルネームは、サッダム・フセイン・アブデュルメジト・エル・ティクリティである。政権にあった1979-2003年の間、鉄拳で国を統治した。「抵抗する者」という意味を持つ「サッダム」の名にふさわしく、妥協のない振る舞いで世界に公然と反抗し、政権に就いた時以来この方、国家を戦争に引きずり込み、その崩壊を招いた。    アラブ世界を自身のリーダーシップで統一する、というサッダムの夢想は、2003年に、イラクを占領したアメリカ軍に拘束され、昨日(12月30日)処刑されたことで潰えた。  全文をよむ

2006-12-30 ギリシャとマケドニア、アレキサンダー大王を「取り合い」(Radikal紙) (Radikal紙)

ギリシャとマケドニアの間で、共有されざる人物であるアレキサンダー大王をめぐって、また緊張が高まった。アテネが「ギリシャ人」、スコピエ(マケドニア)が「マケドニア人」とみなすアレキサンダー大王の名を、首都にあるスコピエ空港に冠する決定がなされるや、ギリシャでは大ブーイングが起こった。すぐに、ギリシャではドラ・バコヤニ外務大臣がコスタス・カラマンリス首相と会談し、「歴史は、2300年経とうと変わらないし歪曲されていいものでもない。アレキサンダー大王はギリシャ文明を全世界に広げたギリシャの将軍である。 全文をよむ

2006-12-28 メッカ巡礼にVIP専用通路 -石投げの儀式で圧迫死事故防止の一環で(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 巡礼時の石投げの儀式の際に起こる圧迫死を防ぐ為、新たな措置が取られる。このプロジェクトでは6階建ての道を造り、その内の1つはVIP専用にする。2009年に完成すると、1時間に62万5000人が通行可能となる。     毎年大混雑のため何十人もの巡礼者の圧死が起こる、ミナーの谷にある石投げの儀式の場所が新たに整備されている。ビン・ラディン・グループが実施するプロジェクトはその第一段階が終了したが、完了すると1時間に62万5000人が通行可能になる。6階建ての道を造るというこのプロジェクトでは、ヘ 全文をよむ

2006-12-28 年明けにEU正式加盟のブルガリア、EUの新たな悩みに? -国内のムスリムは80万人(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ロイターによると、1月1日にEU加盟するブルガリア国内の80万人のムスリムの持つ伝統や文化が、EUの協調を妨げうると予想されている。    トルコで議題に上り続けるテーマのひとつであるスカーフ問題は、2007年1月1日にヨーロッパ連合(EU)に加盟するブルガリアのムスリムたちによって、EUでも問題となることとなった。イギリスのロイター通信の評価によると、ブルガリアの人口790万人のうち12%を占めるムスリムたち(人口の9.4%を占めるトルコ人はこれに含まれる)の服装や習慣は、EUの中で調和を脅か 全文をよむ

2006-12-26 バンダ・アチェの被災者にトルコからプレハブ住宅の援助(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

メフメト・アリー・シャーヒン国務大臣兼副首相と国際赤十字委員会はインドネシアの首都ジャカルタでの会談のあとバンダ・アチェへ向かった。シャーヒン大臣と共に首相府事務次官オメル・ディンチェル、トルコ赤新月社代表テキン・キュチュクアリ、(首相府)住宅建設促進管理局長エルドアン・バイラックタル、公共事業・住宅省次官補サドゥック・ヤマチ、トルコの駐ジャカルタ大使アイドゥン・エヴィルゲンもバンダ・アチェを訪れた。シャーヒン大臣と同行者らを、空港でバンダ・アチェ州知事ムスタファ・エブバカルが出迎えた。     全文をよむ

2006-12-24 トルクメニスタン大統領ニヤゾフの死、市民は信じず(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 本日、21年来トルクメニスタンで独裁を続けてきたサパルムラト・ニヤゾフ大統領が国葬で、生まれ故郷のクプチャク村に埋葬される中、市民はまったく大統領の死を信じていない。     ひとびとは、「もし私たちを試すために演技をしているなら、棺を見ずには彼の死を信じない」と述べた。    金曜日の朝頃、心不全で無くなったとされるトルクメニスタン大統領のサパルムラト・ニヤゾフ大統領の死はトルクメニスタンで信じられていない。このため、ニヤゾフ(66歳)の死を信じない市民は、突然の死に関し口を開くことを避けて 全文をよむ

2006-12-23 ニヤゾフの息子?ヴェルディムハマドフ副首相が大統領代行に就任―トルクメニスタン共和国(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ニヤゾフの非嫡出子といわれるヴェルディムハマドフ副首相が大統領代行に就任した。憲法で大統領代行就任が規定されていた国会議長は拘留された。    トルクメニスタン共和国を21年間にわたり支配したサパルムラト・ニヤゾフ(トルクメンバシュ)の一昨日(21日)の急死を受け、権力闘争が始まった。(ロシアの)ブレミア・ノボステイ紙は、憲法の規定で大統領代行を務めるはずだった人民議会オヴェズゲルディ・アタエフ議長は、安全保障会議の決議に基づき、告発を受けて拘留された、と伝えた。また、アタエフ議長の後任にアク 全文をよむ

2006-12-22 ギュル外相、エルドアン首相とともにトルクメニスタン大統領葬儀参列へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アブドゥッラー・ギュル外相は、 12月24日に行われるサパルムラド・チュルクメンバシュ(ニヤゾフ, サパルムラト・アタエヴィチ大統領)の葬儀にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相と自身がトルコを代表して参列することを明らかにした。ギュル外相は21日、トルコ大国民議会でチュルクメンバシュの逝去に関する質問に答え、次のように話した。    「チュルクメンバシュは、トルコ世界において非常に重要な指導者の一人でした。トルクメニスタンは、トルコ人 の誰もが親しみを感じている兄弟のような国です。我々は、中央ア 全文をよむ

2006-12-16 イスタンブルでアラブ諸国を中心にイラク問題についての会議開催―アメリカ、イラク政府は反発(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イスタンブルで開催された会議には、スンナ派の宗教的指導者が参加した。イラクのスンナ派ウラマー委員会の指導者シャイフ・ハーリス・ダーリ師の参加は、アメリカとイラク政府に不快感を生んだ。イラクのシーア派及びクルド人勢力は、アルカイダとタリバンとのつながりを主張し、イラクでの内戦の責任を同師に帰している。    イラク、カタール、イエメン、サウジアラビアからスンナ派宗教指導者が参加し、「イラク国民への援助」を目的として、カタールに本部を構える「好戦性に対するグローバルな抵抗の主導(Global Ini 全文をよむ

2006-12-14 ブレア英首相の提案に南キプロス(ギリシャ系)が激怒(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

トニー・ブレア英首相は、15日に予定している訪土に先立ち、南キプロス(ギリシャ系)に対して、終了間際のゴールのような最終手段を準備している。  EU首脳会議の際、イギリスがキプロス問題について終了間際に妙策を準備していることが分かった。EUニュース・コム(http://abhaber.com/)によると英国は、南キプロスに対しキプロス問題解決を迫るため、EU首脳会議の結論文書にある宣言の追加を求めている。    結論文書に「付属文書」(Annex)として添付が見込まれているこの宣言は、実は議長国 全文をよむ

2006-12-12 トルコについて誰が何を言ったか -EU各国外相の発言(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

EU諸国のトルコ問題に対する見解の相違が各国外相らの声明に反映された。    EU委員会:EU委員会拡大担当委員オッリ・レーン氏は、キプロス(問題)は、トルコ-EU間の問題でなく、トルコと(南)キプロス側の間における問題であると述べた。キプロス問題に端を発し、トルコ-EUの交渉プロセスが中断されないことが必要であるとのメッセージを送ったレーン氏は、トルコとの交渉継続が重要であると喚起した。     フィンランド:フィンランド外相エルッキ・トゥオミオヤ氏はEU諸国に、建設的アプローチを示すことを要 全文をよむ

2006-12-09 エルドアン首相、ギリシャ、アメリカにトルコ側提案への支持求める―EU加盟交渉で(Milliyet紙) (Milliyet紙)

エルドアン首相は、昨日(8日)金曜礼拝を行ったモスクからギリシャのカラマンリス首相に対し電話会談でキプロス提案への支持を求めた。また、新提案をアメリカ合衆国のブッシュ大統領にも説明した。    トルコは1港湾および1空港を(南キプロスの)ギリシャ系住民に解放する提案をEUに伝えた。これに続き昨日(8日)、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はアメリカ合衆国のジョージ W.・ブッシュッ大統領及びギリシャのコスタス・カラマンリス首相と電話会談し支持を求めた。  エルドアン首相はアフヨンカラヒサル、サン 全文をよむ

2006-12-08 トルコ政府、EU加盟交渉で妥協策示す―北キプロスでの1港湾に限った開放を提案(Milliyet紙) (Milliyet紙)

政府は、EU加盟交渉を支障なく継続させるため、南キプロス(キプロス共和国)に対し港湾1ヶ所を1年間無条件で開放することを提案した。    EU加盟交渉の行方に関し、EU側からの強い圧力の下にあるトルコが予想外の政策を採った。(北キプロスの)港湾および空港の南キプロス側への開放の可否に端を発した交渉の行き詰まりの打開を望んでいた政府は、港湾1か所を暫定的に無条件でキプロス籍の船舶に開放するという提案を示した。    EU議長国フィンランドのトゥオミオヤ外相は、この提案は、加盟交渉継続のためにはまだ 全文をよむ

2006-12-08 ローマ法王がモスクで祈りを捧げたことにカトリック教会が怒り(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ローマ・カトリック教会の法王、ベネディクト16世が訪問先のイスタンブルのスルタン・アフメト・モスクで、イスタンブル県宗務局ムスタファ・チャールジュ局長の「黙祷」への誘いに応じた際の行為が大げさに捉えられ、ヴァチカンの人々は不快感を抱いている。     ローマ法王庁キリスト教一致推進評議会議長のヴァルター・カスパー枢機卿は、スルタン・アフメト・モスクでの法王の行為はキリスト教の立場からは「礼拝」とは言えないとした。   カスパー枢機卿は、イタリアのスカイTVに対し、「私はスルタン・アフメトでの 全文をよむ

2006-12-05 バグダッドのトルコ大使館で三等書記官、負傷 -流れ弾が腰に命中(Milliyet紙) (Milliyet紙)

バグダッドにあるトルコ大使館勤務のオズジャン・シャーヒン三等書記官が、土曜日(2日)大使館の庭で銃弾を腰にうけ負傷したことが明らかになった。アンカラで手術を受け退院する同書記官の健康状態は良好と発表された。    外務省筋によれば、シャーヒン書記官は土曜日の16:00頃、(大使館の)庭でスポーツをしていたところ、発砲された銃弾によって腰を負傷し、この発砲は直接トルコ大使館をターゲットにしたものではない事が明らかにされた。    同省の発表によると、シャーヒン書記官はバグダッドですぐに病院に運ばれ 全文をよむ

2006-12-05 元ロシア情報機関員リトビネンコ氏はムスリムだったのか(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

イギリスで毒殺された元ロシア情報機関員アレクサンドル・リトビネンコ氏が、生前、イスラームにのっとった埋葬を望んでいたことが分かった。リトビネンコ氏の父親、バリテル・リトビネンコ氏は、息子が死の床で自分からこのように望んできたことを明らかにした。コメルサント紙の取材に答えたリトビネンコ氏の父は、次のように述べた。  「息子は私に『イスラームに則ったかたちで埋葬されたい。』といいました。私は『わかったよ。お前の望むようにするからね。私達家族の中にはいつもムスリムがいた。大切なことは、神を信じること。 全文をよむ

2006-12-03 ローマ法王トルコ訪問の総括ー外国メディアの報道(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヨーロッパのメディアはローマ法王のトルコ訪問を報道し、ドイツでの発言で憎しみの対象となっていたベネディクトゥス16世が、平和のポーズにより好ましい人物像をつくることができたと伝えた。    ヨーロッパのメディアはローマ法王ベネディクトゥス16世のトルコ訪問を報道し、「トルコ訪問前、ローマ法王は憎しみの対象だったが、3日間の訪問の後、好ましい人物として見られはじめた」と伝えた。ローマ法王のトルコ訪問中も、トルコを去った後も、外国メディアはトルコに関心を寄せ続けている。ヨーロッパの各紙は、ローマ法王 全文をよむ

2006-12-02 ローマ法王が帰国-トルコ訪問を終了(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ訪問を終えてヴァチカンへと戻った法王ベネディクト16世は、「この大都市の全てを見ていないが、最も美しいものを目にした。アヤソフィア博物館とモスク(スルタン・アフメト・ジャーミー)へ行くことができたのだ。私の心の半分はイスタンブルに残った」と語った。    アフメト・ネジュデト・セゼル大統領の賓客として来訪したトルコで素晴らしい振る舞いをみせた法王ベネディクト16世は、訪問を終え昨日(1日)ヴァチカンへ戻った。法王が行った会見において、「私の心の半分はイスタンブルに残っている」と語った。   全文をよむ

2006-12-01 ローマ法王、アヤソフィアではなくスルタン・アフメト・モスクで祈りを捧げる(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 アヤソフィアを訪問した際礼拝するかどうか数日来議論されていたローマ法王ベネディクト16世が、スルタン・アフメト・モスク内でイスタンブル県宗務局長ムスタファ・チャールジュの誘いを受けてキブラ(メッカの方向)を向きながら祈りを捧げた。法王がキブラを向いて、そして手をお腹の辺りで重ねた格好で礼拝したことは世界中のメディアに「速報」として報道された。      ベネディクト16世は、ローマ帝国時代以来その姿をとどめるヒッポドローム側にある本来の正門、中庭門からモスクへ入った。そこでイスタンブル県宗務局 全文をよむ

2006-12-01 EU正式加盟が遠のいた -欧州委員会が加盟交渉一部凍結を決定(Milliyet紙) (Milliyet紙)

欧州委員会は、トルコが港および空港を南キプロスギリシャ地区からの船舶および航空機に解放していないことへの制裁として、8項目の交渉を凍結するとの勧告を提示した。この8項目の中に、合意を得るのが最も難しいとされる「農業と農村開発」および「漁業」も入った。    交渉凍結の決定が農業および漁業にも及んだことは、2015年に予想されるトルコのEU正式加盟日程の無期限延長という結果につながる可能性がある。  欧州委員会は、関税同盟を南キプロスギリシャ地区に適用することを盛り込んだアンカラ協定追加議定書に、 全文をよむ

2006-11-30 海外メディア、ローマ法王訪土についての報道ぶり(Radikal紙) (Radikal紙)

■エルドアン首相、法王を罠にかける    ローマ法王ベネディクト16世の訪土に関し、海外メディアは大々的に報道したが、法王によるトルコのEU加盟支持に関しては懐疑的な見解がとられ、そして宗務庁長官アリ・バルダクオールの批判的な言葉が報道された。    ■イギリス    法王はトルコのEU加盟交渉を評価した。訪問の最初の段階でアンカラ(トルコ政府)のEU加盟を支持した。キリスト教徒とイスラーム教徒の歩み寄りを求める法王は、宗教指導者達に対しても、信仰の名の下に行使されるあらゆる暴力を拒絶するよう呼 全文をよむ

2006-11-29 法王、トルコのEU加盟支持:首相・大統領との会談で(Radikal紙) (Radikal紙)

■EU加盟プロセスに驚きのメッセージ    ヴァチカン市国国家元首でカトリック世界の精神的指導者ローマ法王ベネディクト16世のアンカラ訪問は、エセンボア空港での「EU加盟支持」というサプライズでもって幕を開けた。エルドアン首相は首相着任以来初めて来賓を航空機の乗降口で迎え、法王と空港で20分にわたる会談が行われた。そのなかでエルドアン首相の「EU加盟について法王の支持を期待している」との言葉に対し、法王が「トルコのEU加盟を望んでいる」と答えるやりとりが注目を集めた。    ■23分の会談    全文をよむ

2006-11-28 オランダ議会にトルコ系議員がもう1人当選(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

オランダで先週水曜日(22日)に行われた(下院)総選挙の最終結果が発表され、民主66党からファトマ・コシェル・カヤ氏も選択投票によって議員に当選した。    こうして下院に選ばれたトルコ系議員の数は4名に増した。    3議席を得た民主66党の候補者名簿の第6番目であったファトマ・コシェル・カヤ氏は、総数34564の票を得た。公式発表ではないが最終結果によると社会主義労働党からネバハット・アルバイラック氏、キリスト教民主党からジョシュクン・チョルズ氏と社会党のサーデット・カラブルト氏の議員当選が 全文をよむ

2006-11-28 世界が注目する中、今日ローマ法王がついに訪土(Radikal紙) (Radikal紙)

カトリック教の精神的指導者ローマ法王ベネディクト16世はアフメト・ネジュデト・セゼル大統領による正式招待を受け、今日トルコを訪問する。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、NATO(北大西洋条約機構)首脳会議に出席する為ラトビアの首都リガへ出発する前にエセンボア空港で法王と会談する予定だ。    ■会談は20分間  エルドアン首相は、今日11:00にAKP(公正発展党)のトルコ大国民議会党会合に参加する。その後リガへ飛び立つ為エセンボア空港に向かう。同時刻にローマ法王ベネディクト16世を乗せた飛 全文をよむ

2006-11-26 トルコは不人気・・・世界36カ国人気投票 (Radikal紙) (Radikal紙)

世界規模で2万6千人に行われたアンケートによれば、36カ国の中でイスラエルがもっとも悪いイメージを持たれており、トルコも下から2番目となった。基準は、対象国が「観光」「輸出」「国民性」「政治」「文化」「投資」の分野でどのように認識されているかということである。    アンホルト・ナショナル・ブランド・インデックスが米Global Market Insite(GMI)のため行った調査では、世界の中で最もネガティブなイメージを持たれている国がイスラエルであった一方、トルコもその次にランク付けされた。 全文をよむ

2006-11-25 著名な歴史学者バーナード・ルイスの受賞を在米アルメニア人団体が非難(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

トルコによるアルメニア人虐殺説は虚偽であるという意見を主張する著名な歴史学者、バーナード・ルイスに、今年アメリカの「国家人文科学賞」が与えられた。    授賞式にはジョージ・W・ブッシュ大統領とローラ夫人も臨席したが、この受賞は全米の離散アルメニア人らを立腹させた。アルメニア人諸団体は、インターネットにメッセージを流し、著名な歴史学者に賞が与えられたことを非難した。ルイス氏は、研究を始めた初めの数年間は虐殺説を擁護していたが、研究の後、虐殺はなかったとの見解を持ち始めた。同氏は1995年6月21 全文をよむ

2006-11-25 シーア派トルコ系(テュルクメン)住民への自爆テロで23人死亡-北イラク(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクの首都バグダッドのシーア派住民が多数を占めるサドルシティーで一昨日(23日)流血テロが発生したが、24時間を経ずに昨日(24日)もトルコ系住民(テュルクメン)の町タルアファルでシーア派トルコ系住民(テュルクメン)への自爆テロがあった。タルアファルの乗用車販売店前でのテロで、23人が死亡し少なくとも26人が負傷した。警察によると、シーア派トルコ系住民を狙ったテロは2人の自爆テロ犯による犯行で、1人は身につけた爆発物を爆発させ、もう1人も爆弾を積んだ車を爆破させたとのことである。    バグダ 全文をよむ

2006-11-24 ローマ法王に随行するトルコ人司祭ジュリオ・ムラト(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ローマ法王ベネディクト16世が訪土に際し伴う30人のヴァチカン一団の中に、イズミル出身のトルコ人がいる。44歳の司祭“ジュリオ・ムラト”は、枢機卿として昇進すれば、今後法王になるチャンスを掴む可能性のある唯一のトルコ人として知られている。    トルコには、ローマ法王と共に、国務省長官 タルチジオ・ベルトーネ枢機卿をリーダーとした30人の一団が随行する。飛行機に同乗する予定で、イズミル出身のレパント人(トルコ居住の西欧出身者末裔)の家族の息子であるジュリオ・ムラトは、幼い頃聖職者の路に身を投じ、 全文をよむ

2006-11-21 米国の機内で礼拝したイマーム、飛行機からおろされる(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

 アメリカ合衆国のミネアポリス・セントポール国際空港において、アメリカン航空の航空機内で礼拝を行ったイマームらが航空機から降ろされるという事件が起こった。     アメリカン航空のスポークスマンであるパット・ホーガン氏は、フェニックスへ向かう航空機に搭乗した6人のイマームが、ある乗客の苦情により航空機から降りるように要求されたが、イマームらはこれを拒絶し、警察に要請をおこなう事態になったと述べた。     イマームらは数時間尋問をうけた後、釈放されたと述べられた。ミネアポリスで行われた北アメリカ 全文をよむ

2006-11-19 ブレア英首相「イラクの悲劇」(YeniSafak紙) (Yeni Safak紙)

アメリカのイラク政策をもっとも強く支援しているイギリスのトニー・ブレア首相は、アル・ジャズィーラ放送との会見で、イラクの状況が「悲劇的」であると認めた。    アル・ジャズィーラ放送局の英語の新番組にゲストとして招かれたブレア英首相は、イラクの状況が「悲劇的なレベルにある」ことを認めたが、いかなる理由でもイラクに派遣されたイギリス兵を撤退させるつもりはないと語った。インタビューを行ったデビット・フロスト氏が、ヨーロッパのイラク介入が「これまでずっと悲劇であった」という見解を示すと、ブレア首相は「 全文をよむ

2006-11-17 ババジャン国務大臣、デンマーク入国でトラブル -入国審査よりロジテレビの対応を(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 国務大臣でありEU加盟交渉役代表のアリ・ババジャン氏は、15日夜、デンマーク入国した際、コペンハーゲン空港で国境警察によって保安のための身体検査を求められたことをうけて、随行者に「トルコへ戻ろう。」と言ったが、この危機的状況が寸での所で解決されたため、トルコへ戻ることを断念したことが分かった。北欧を地で染めた野蛮なヴァイキングの末裔であるデンマーク人の職員がトルコの大臣に対してとった態度は、先祖のヴァイキングそのものだった。トルコ外務省の幹部は「デンマーク警察が優先的にすべきことは、テロ組織の 全文をよむ

2006-11-13 イラン前大統領ハータミーの発言—アタテュルク廟訪問を肯定 (Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イランの前大統領ムハンメド・ハータミー氏は、驚きの発言をおこない、イラン政府高官が、アタテュルク廟を訪問しないという態度をもはや改めることが必要だ、と述べた。    トルコのテレビ局、カナル・Dのメインニュースでジャーナリストのメフメト・アリ・ビランド氏は対談をおこない、「なぜイラン高官がトルコを訪れた際、アタテュルク廟を訪問しないのか。アタテュルク廟を訪問することは、イラン高官にとってふさわしくないことなのだろうか」という同氏の質問に、ハータミー氏は次のように驚きの返答をおこなった;    「 全文をよむ

2006-11-10 トルコ兵も任務にあたるレバノン南部で放射線検出か (Hurriyet紙)

イタリア国営放送RAI(Radio Televisione Italiana)は、トルコ平和維持部隊が駐留するレバノン南部ヒアムで放射線が検出されたと報じた。現地で取材にあたるRAI通信員フラビアーノ・マセラ氏によれば、イスラエルが投じたバンカー・バスター爆弾による放射線反応が見られた土壌からサンプルが採取され、二人のレバノン人物理学者アリ・クバイッシとイブラヒム・ラチディがイギリスのハーウェル核研究所で分析を行った。マセラ氏は、10のサンプルのうち2つに放射線反応があったと話した。    ■4 全文をよむ

2006-11-10 オーストリア航空、北イラクのアルビルに就航(Milliyet紙) (Milliyet紙)

オーストリアの航空会社、オーストリア航空(AUA)は12月11日よりイラク北部のクルド人都市、アルビルに就航を開始すると発表した。    オーストリア航空の発表によると、同社は週に2回ウィーン・アルビル間を往復するフライトを運行表にとりいれた。同社執行部のジョセフ・バーガー代表は、この新路線がイラク経済の再生に重要な貢献をしていくだろうと述べた。 全文をよむ

2006-11-09 欧州委員会が第9次EUプログレス・レポートを公表 マイナス点が目立つ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 欧州委員会が発表した第9次プログレス・レポートでは、否定的な点が肯定的な点を、批判が賞賛を上回った。レポートで公表されたプラスとマイナスは以下のようなものである:    ■プラスの面  ・ トルコは、コペンハーゲン基準に十分なレベルの対応を進めている。  ・ トルコは政治改革の実現を進めている。  ・ 裁判所の改革にも進展がある。  ・ 職権乱用に対する取り組みにおける法整備にも改善がみられる。  ・ 拷問や虐待にかんする苦情が減少している。  ・ 軍事裁判所では文民に対する裁判がなされないと 全文をよむ

2006-11-08 フセイン元大統領に死刑判決:アンファル作戦問題で出廷(Radikal紙) (Radikal紙)

ドゥジャイル村裁判で絞首刑が言い渡されたサダムは、昨日(7日)アンファル作戦問題で出廷した。1月の絞首刑は執行確定が見込まれる一方、クルド人らは、「アンファル作戦問題の判決が出てからにしてほしい」と語っている。     イラクのサダム・フセイン元大統領は、1982年に148人のシーア派村民が殺害されたドゥジャイル村事件に関する裁判で絞首刑が言い渡された。この48時間後、今度はクルド人虐殺に関する裁判に出廷した。サダムと6人の被告人が1988年、北イラクで182人のクルド人を殺害したアンファル作戦 全文をよむ

2006-11-06 宗務庁長官、シドニーのモスク開所式に参加 (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

 様々な会談に出席するためオーストラリアのシドニーに滞在している宗務庁のアリ・バルダクオール長官は、シドニーのトルコ系住民によって建設されたボニーリッグ・モスクの開所式に出席した。   開所式は、ボニーリッグ・モスクの聖職者であるハサン・ギュレシェンさんが詠唱する聖典クルアーン(コーラン)で始まった。その開所式でスピーチを行ったバルダクオール長官は、次のように述べた。「宗務庁としてオーストラリアへの訪問が無いまま25年も経ってしまいました。このような長い時間がたってしまった原因はあなた方ではなく 全文をよむ

2006-11-06 ドイツにお嫁にいけない!? (Milliyet紙) (Milliyet紙)

  ドイツは、外国人移民を減らすため、移住の理由の一つとなっている「家族同居」に、年齢制限と言語に関する規制を設けることになった。ドイツ移民と結婚して新たに移住しようとするものは、まず言語を学ぶことが必要になる。    ■欧州諸国は外国人に対して門戸を閉ざす方向での政策を進めている。「家族同居」を理由にした移住に制限をかけているのはデンマーク、オランダ、スイスであり、今回ドイツも加わることとなった。  ドイツのメルケル首相の連立政権では、すでに移民として暮らしているものと結婚して、新たに移住して 全文をよむ

2006-11-05 ドイツの学校で体育の授業用水着に解決策(YeniSafak紙) (Yeni Safak紙)

ドイツで信仰を理由に水泳の授業を受けないムスリムの女子生徒のために、「ハシェマ(註)」が公的な場で議論されている。ドイツの学校では、少女たちをプールに入れるために、「ハシェマ」の使用を推奨している。    ドイツに住む15歳のトルコ人生徒のハティジェ・Kは、ベルリンで必修の水泳の授業の時、ハシェマを着用してプールに入ったために、プールの指導員の判断で授業を受けさせてもらえなかった。ドイツの Der Tagesspiegel紙の報道によれば、先週の月曜日、高校生のハティジェ・Kは必修の水泳授業を受 全文をよむ

2006-11-03 ローマ法王の訪土に武器で抗議(Radikal紙) (Radikal紙)

  ローマ法王ベネディクト16世のトルコ訪問に抗議するため、在イスタンブル・イタリア領事館の前で空に向かって発砲した人物が拘束された。ベイオールの在イスタンブル・イタリアの領事館の前で昨日一人の人物が、衣服の中から拳銃を取り出して空に向かって二度拳銃を発砲した。抗議者は「法王よ、トルコに来るな。」と叫び、彼の拳銃が動かなくなるや、警官隊は突入しこの人物を取り押さえて拘束した。所持品からは身分が割り出せなかったが、最初の取調べで「イブラヒム・アク」と名乗った。  警官隊は、武器を武装した抗議者を慎 全文をよむ

2006-11-03 外国メディア、エルドアン首相がローマ法王を避けていると報道(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、カトリック教徒の精神的指導者ローマ法王ベネディクト16世の11月28日から30日までの訪土期間中、ラトビアで開催されるNATOの会議に参加することになった。この決定について外国メディアは、エルドアン首相が来年の選挙で票を失うことを恐れてローマ法王を避けたとの見方を示している。    ■写真を撮影させない    英国タイムズ紙は、「トルコの首相はローマ法王との面会を避けている」と書いた。同紙では、エルドアン首相が来年行われる選挙を前にして、ビザンツ皇帝によるイ 全文をよむ

2006-11-01 ギリシャのバコヤニ外相、在ギリシャ・トルコ大使館の共和国記念日式典に出席(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ビュユクアヌト参謀総長が参謀総長レベルで実現させた初めてのギリシャ訪問に対し、ギリシャのドラ・バコヤニ外相は歴史的働きかけでもって応えた。ギリシャ外相の共和国記念日式典への参加は23年ぶり。    ■突然の参加決定  今日(11月1日)から行われるビュユクアヌト参謀総長のギリシャ訪問を前に、タフシン・ブルジュオール在ギリシャ・トルコ大使が昨夜大使館にて開催した共和国記念日レセプションで、あるサプライズがあった。    ブルジュオール大使はレセプション前にギリシャ側からある閣僚が参加するとの連絡を 全文をよむ

2006-10-31 クレッチマー駐トルコ欧州委員会代表:改革を妨害しているのはトルコ軍部(Radikal紙) (Radikal紙)

4年間、トルコで任務を遂行した欧州委員会駐トルコ代表ハンス・ヨルグ・クレッチマー氏は、鋭い発言が原因でヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長に批判されてきた。同氏は、アンカラ滞在最後の日に「政府は改革を継続することを望んでいる。しかし軍部がこれに抵抗している。」と述べた。    クレッチマー氏はトルコを離れる日に「最後」のルポルタージュをCNNトルコで受けた。そのなかで同氏は外圧がトルコの発展に一役買っていることと、国内の(改革の)動きが緩慢になってきていることを語った。また軍部に対する批判も続け、次 全文をよむ

2006-10-28 英国教会カンタベリー大主教:十字架、ベールなど宗教的シンボル着用の自由を主張(Radikal紙) (Radikal紙)

英国国教会の精神的指導者であり、カンタベリー大主教であるローワン・ウィリアムズは、イギリスでアフガニスタンとイラクの占領に反対したことで知られていている。ウィリアムズは、ベール論争の仲裁に入り、政治に対し、服装における宗教的要素に関して干渉しないよう呼びかけた。ウィリアムズは、全く宗教的シンボルを含まない社会を目的とすることは政治的に脅威となるだろうと主張し、信仰を象徴するベール、スカーフ、十字架のようなシンボルの着用については自由とすることが必要だ、と主張した。    ウィリアムズはタイムズ紙 全文をよむ

2006-10-25 元アメリカ国連大使リチャード・ホルブルック氏、アメリカの北イラク政策に注文:トルコ・クルド間紛争を防ぐために(Milliyet紙) (Milliyet紙)

民主党の外交分野で有力なリチャード・ホルブルック米元国連大使は、ワシントン・ポスト紙のコラムにジョージ・W・ブッシュ大統領宛ての公開書簡を記した。    そのなかで、イラク政策の選択肢で「最も悪くない」オプションは、米軍が3つの自治地域からなるゆるやかな連邦の基盤をつくり、イラクから撤退することであると述べた。ホルブルック氏はこの提案がイラクを3つの国家に分割するという意味にはならないとし、トルコ・クルド間紛争の防止のためにも北イラクに派兵するべきとの見方を示した。    同氏はブッシュ大統領 全文をよむ

2006-10-21 北イラクのクルド人地区の大学に、トルコから大量の入学希望者(Radikal紙) (Radikal紙)

北イラクのクルド人自治区にある大学に願書を提出した1230人の外国人留学生のうち524人がトルコ国民であることが分かった。東部ならびに南東アナトリア地方の学生たちがクルド人自治区の大学に大きな関心を示しているという。    イラクのジャラール・タラバーニー大統領の政党、クルド愛国同盟の広報機関であるプクメディア(Pukmedia)の情報によれば、今年、クルド人自治区の大学にトルコから524人、シリアから415人、そしてイランからは219人、計1230人の外国人留学生が願書を提出した。クルディスタ 全文をよむ

2006-10-18 トルコ・EUトロイカ外相会合でギュル外相、友好的雰囲気に満足(Radikal紙) (Radikal紙)

 アブドゥッラー・ギュル外相は、「今回トルコとEUは、初めてパートナーらしい会合を持った」と語った。ギュル外相は、一昨日 (16日)の EUトロイカとの会合後、アンカラへ戻る飛行機の機内で新聞記者らと会見を行った。     ギュル外相は、「今回の会合はそれ以前の会合と異なる雰囲気の中で行われた。以前の会合は、まるで喧嘩でもしているような険悪なものであった。今回は、最も友好的な会合のうちの一つであった。トルコ、EU、両者ともそう感じている。初めてトルコとEUはパートナーらしく、互いを尊重しあい、会 全文をよむ

2006-10-17 チュニジア警察、スカーフ女性を取り締まり(Radikal紙) (Radikal紙)

 イスラームコミュニティに対する抑圧的な政策で知られる北アフリカのチュニジアは、街路でのスカーフ着用禁止法を施行した。チュニジアは、トルコと同様に国家機関や学校でのスカーフ着用を1981年に禁じている。フィナンシャル・タイムズ紙はチュニジアの新法について、「トルコと同様のスカーフ着用禁止令」という視点で報道した。新たな法律によると、チュニジア警察は街路でスカーフを着用している女性を引きとめ、強制的にスカーフをとらせるだけでなく、二度とスカーフをかぶらないように誓約書に署名をさせている。法律関係の 全文をよむ

2006-10-13 アルメニア人虐殺否定処罰法、仏国民議会が圧倒的多数で承認(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アルメニア人大量虐殺を否定すると、一年の禁固刑に加え4万5千ユーロ(約674万円)の罰金を科すという法案が、EU委員会とトルコ政府の警告にもかかわらずフランス国民議会が承認した。    フランス国民議会は、野党であるフランス社会党から提出され、アルメニア人大量虐殺への否定で1年の禁固刑に加え4万5千ユーロの罰金を科すとしている法案について、19票の反対票に対し、106票の賛成票で承認された。  提案された法案が法律化するためには上院においても可決通過されることが必須である。国民議会と上院は、20 全文をよむ

2006-10-10 東アジアで核の脅威(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

朝鮮半島情勢が再び熱くなっている。北朝鮮の国営朝鮮中央通信は、科学研究部門が地下で核兵器実験に成功したと伝えた。北朝鮮は実施20分前に中国に事前通告した。中国は周辺地域の国々に注意するよう呼びかけた。周辺諸国は、北朝鮮史上初となる実験を「脅威」そして「挑発」と位置づけた。一方アメリカは実験を非難し、国連に緊急制裁決議をとるよう呼びかけた。    ■周辺諸国は警戒体制    北朝鮮の核実験実施に関する発表は、隣国をもっとも緊張させた。日本政府は状況を協議するため緊急に招集された。韓国国防省は、韓国 全文をよむ

2006-10-09 エルドアン首相サウジ訪問 (Milliyet紙) (Milliyet紙)

 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、サウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王の賓客として、一昨晩ジッダに到着した。エルドアン首相、彼に同行したエミネ・エルドアン夫人と娘のシュメイエ・エルドアンさん、メフメト・アイドゥン国務相とアリ・ババジャン国務相を、キング・アブドゥルアズィーズ国際空港で知事と高官が出迎えた。     エルドアン首相とアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王が行った会談においては、ババジャン国務相とアイドゥン国務相に加え、イスラム会議機構のエクメ 全文をよむ

2006-10-08 イギリスのスカーフ論争、副首相ジョン・プレスコットは擁護派(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イギリスでは、最近のスカーフ論争にジョン・プレスコット副首相も加わり、スカーフを被る女性をサポートした。    プレスコット副首相はBBCラジオで「ある女性がスカーフを被りたいのなら、なぜ被らせないのか?スカーフは、その人の嗜好だ。文化的差異というのはこのことであるが、結局は嗜好なのだ。」と話した。さらに続けて、「私のオフィスに、スカーフやサングラスまたは帽子を着用した誰が来ようとも、それらを外す事を私は望まない。その人はどのような人とでもコミュニケーションをとっていけると考えている。」とも話し 全文をよむ

2006-10-07 エルドアン、メルケル両首脳、宗教・文明間の対話を呼びかける(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

総理執務室で宗教指導者たちとの会談の後、記者会見を行ったメルケル首相とエルドアン首相は、宗教の名の下に暴力を振るってはいけないというメッセージを発信した。メルケル首相は、「今回の対話が世界平和に貢献するでしょう。」と述べた。    エルドアン首相、メルケル独連邦首相、そして宗教指導者らは、総理執務室での会談の後、庭園で記者会見を行った。メルケル首相は、イスタンブルのアルメニア正教主教メスローブ2世、フェネルにあるギリシャ正教総主教座のバルトロメオス総主教、イスタンブルのムフティー、ムスタファ・チ 全文をよむ

2006-10-06 ヨーロッパへの不法入国者問題はトルコの悩みではない(Radikal紙) (Radikal紙)

不法入国者問題はトルコだけの問題ではない。毎日のように不法入国者に関する多数のニュースが報道されている。    軍警察と国境警備隊によると、エディルネで行われた審査で、不法に海外へ出ようとしていたパレスチナ、モーリタニア、ソマリア、パキスタン、バングラディシュ、インド、そしてイラク国籍の計126人が逮捕された。    ヨーロッパを目指す不法入国者たちがトルコ以外の選択肢と考えるもうひとつの国がスペインだ。カナリア諸島で拘束された30人は、赤十字が配布した毛布で一夜を明かした。     全文をよむ

2006-10-03 エルドアン・ブッシュ会談 -PKK対策を約束(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、2日、ホワイトハウスで会談を行ったジョージ・W・ブッシュ米大統領に「テロに対する国際協調をPKK問題でも実践すること」を要請した。エルドアン首相は、イラクでアメリカの武器がPKKの手に渡っていることに不快感を示した。そしてテロ組織に対して具体的な対策が講じられないことがトルコ国内での反米感情を高めていることを指摘した。ブッシュ大統領は、PKK対策をイラクのジャラール・タラバーニー大統領とヌーリー・アル=マーリキー首相に自ら要請し、この問題の顛末を見とどけたい 全文をよむ

2006-10-02 EU拡大担当オッリ・レーン訪土 (Radikal紙) (Radikal紙)

欧州議会のEU拡大担当委員であるオッリ・レーン氏は、トルコ・EU関係における重要課題3点について話し合うため、2日(今日)アンカラを訪れる。  レーン氏が提示する課題のうちひとつは、昨今の発言で問題視されている、政治に口出しする軍部の問題となるだろう。    11月8日に公表される予定の加盟交渉進捗レポートにおいても、これまで達成してきたことではなくまだ手つかずの問題に言及されると見込まれている。  外交筋によると、レーン氏が出すと考えられている三つの重要なメッセージは以下のとおり。    ・民 全文をよむ

2006-10-01 シラクの妨害―アルメニア訪問で「虐殺記念碑」に献花(Radikal紙) (Radikal紙)

フランスの首脳がアルメニアで、トルコのEU加盟には「アルメニア人虐殺」を認めることが条件と発言。    フランス国民議会は、「アルメニア人虐殺」の否定を罪とみなし、懲役5年と45000ユーロの罰金刑を課す法案審議を10月12日に行う準備を進めている。一方、アルメニアを訪問中のジャック・シラク大統領からはトルコ政府を不愉快にする発言が飛び出した。同大統領は今回はじめて、第一次世界大戦中のアルメニア人の大量殺りくを「大虐殺」であったとトルコがEUに加盟前に認める必要があると発言した。      ■「 全文をよむ

2006-09-30 アルメニア人虐殺否定処罰法案再提出へ~シラク大統領はアルメニア訪問(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランスで「アルメニア人虐殺」の否定を罪とする法案が再び国民議会の議題に取り上げられる一方、シラク大統領は「フランスにおけるアルメニア年」の一環としてアルメニア共和国を訪問中である。    フランスのアルメニア人は、アルメニア人のディアスポラが政治的重要性を増している点から、黄金時代を経験している。フランスのジャック・シラク大統領は、先週始まった「フランスにおけるアルメニア年」を祝うために昨日(29日)アルメニアの首都エレバンへ旅立った。一方、野党の社会党は、「アルメニア人虐殺」の否定は1年以下 全文をよむ

2006-09-30 英ウィンザー城にイスラーム礼拝所設置される~ラマザン期間中(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

英女王エリザベス2世が最もよく利用し、1年の大半を過ごす住居のうちのひとつであるウィンザー城内のひと部屋が、城で働くイスラーム教徒がラマザン(断食)月のあいだ使うことができるように、イスラームの礼拝所として模様替えされた。    ナギナ・チョウダリーさんは、城内の公開箇所を見学する旅行者相手の小さな売店で働いている。彼女はラマザン期間、気兼ねなく礼拝できるようにしてほしい嘆願し、それを聞き届けた女王は、城内のサクソン塔と呼ばれる場所にあるひと部屋をチョウダリーさんに使わせることに承諾したことが、 全文をよむ

2006-09-27 タラバーニー大統領、トルコに脅し口調 -内政干渉をけん制(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクのジャラール・タラバーニー大統領は、ワシントンで2日間続けて行われた会見で、トルコに対して“威嚇的な”表現を用いた。さらに北イラクに駐留するアメリカ軍はトルコのような国による占領の可能性に対する担保になっていると語った。    タラバーニー大統領は一昨日(25日)のNPRラジオ(National Public Radio、アメリカの公共ラジオ放送)のインタビューで、トルコ、イラン、シリアがイラクに内政干渉している非難し、この状況は“忍耐の限界”であると語った。また 「イラクに対する三国の行 全文をよむ

2006-09-26 イラクのタラバーニー大統領:PKKに停戦するよう説得した(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクのジャラール・タラバーニー大統領は、停戦するようPKKを説得したことを明らかにし、同組織が近日中に公式に停戦宣言をするだろうと述べた。  国連会議のためニューヨークにいるタラバーニー大統領は、ニューズウィーク誌に答えたインタビューで、取材記者の「トルコ軍がイラク国境まで迫りましたが。」という問いかけに対し、次のとおり述べた。  「そのとおりだ。しかしイラク領内には入っていない。我々はPKKに対して戦闘を停止するよう説得した。PKKは数日以内に公式に停戦宣言をするだろう。この進展は、イラクが 全文をよむ

2006-09-26 ローマ法王、イスラーム諸国の大使ら招き相互対話を強調、しかし・・・(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

ローマ法王ベネディクト16世は、イスラム世界で自身へ向けられている反発を鎮める目的で、トルコを含む22カ国のイスラム諸国の大使をローマ近くの別荘に招いた。    全体で8,5分であった会見では、依然法王からの謝罪はなかった。イスラム教が攻撃的な宗教であることを含意した発言が、誤解に繋がる表現であったということに関しても言及しなかった。会見では招待客たちには発言の機会を与えなかったにも関わらず、法王は宗教間の対話の重要性を説いた。    ■ヨハネ・パウロ2世前法王からの引用    法王は、「この会 全文をよむ

2006-09-24 ローマ法王ベネディクト16世、訪土時にベネディクト15世像を訪問予定(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ローマ法王ベネディクト16世は、トルコ訪問の際、ハルビエ地区所在の聖霊(Saint Esprit)大聖堂を訪れる予定だ。そこには「勇敢な平和大使」とされ、名前を受け継いだベネディクト15世の像がある。ローマ法王の訪問を受けて、大聖堂の庭にあるトルコ人の友人として知られるベネディクト15世の像は、イスタンブル広域市により清掃された。    ベネディクト15世は、第一次世界大戦終結に尽力し、トルコにいる負傷兵のためシリア地域に病院を築いた人物であった。その彼の像がのせられた台の金箔は張り替えられた。 全文をよむ

2006-09-24 日本の太陽観測衛星、打ち上げ成功(Radikal紙) (Radikal紙)

日本の宇宙航空研究開発機構 (JAXA)は、太陽観測衛星ソーラーBを打ち上げた。同機構は、M(ミュー)5ロケットに搭載されたソーラーBが成功裏に軌道に乗ったことを明らかにした。    太陽観測衛星ソーラーBは、ソーラーパネルを開くことにも成功した。日米英共同開発のソーラーBは900kgの重さで、太陽の磁場を観測するためのX線、紫外線、そして光学装置を搭載している。ソーラーBは、1991年から2001年に別の国際プロジェクトであるソーラーAの後続機。 全文をよむ

2006-09-23 バチカン、ローマ法王のトルコ訪問時の警備強化を要請(Milliyet紙) (Milliyet紙)

バチカンは、ローマ法王ベネディクト16世が11月末に行うトルコ訪問に関して、トルコ側に安全確保の徹底を要請した。    ドイツで法王が行ったスピーチのなかで、預言者ムハンマドについて述べたことがイスラム世界に反発を招き、バチカン側は心配をつのらせている。バチカン当局に近い情報筋は、バチカン関係者がベネディクト16世のトルコ訪問に関して、トルコ政府による徹底した警備体制の確約を望んでいることを明らかにした。      専門家らは、法王のトルコ訪問に関する心配が取りざたされているのは、中東の一部のテ 全文をよむ

2006-09-22 反抗教師達の勝利 -日本で国歌斉唱の強制は違憲と判決(Radikal紙) (Radikal紙)

日本の自由民主党の党首に選ばれた安倍晋三氏は、保守派として知られ、近々引退する予定の小泉純一郎氏に代わって首相に就任する準備をすすめている。その一方で、帝国主義時代のシンボルとされる国旗の掲揚と国歌斉唱を指示した東京都の通達に反対する教師達の訴えが認められた。    東京地裁は401人の教師が起こした訴訟で、東京都の石原慎太郎知事と東京都教育委員会が2003年に示した通達が「思想の自由を侵害し、 国家を軍政時代に退行させるもの」であることを認め、都側の主張をしりぞける判決を下した。東京地裁は、精 全文をよむ

2006-09-20 タリバン、アフガニスタンで働くトルコ人を殺害か(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アフガニスタンにおいて、タリバンが、先月誘拐されたトルコ人男性ムスタファ・セミフ・トゥファルを殺害したと発表した。AP通信によると、タリバンのスポークスマンであるカリ・ユスフ・アフメディは、トゥファルの勤めていた商社がタリバンによるアフガニスタンからの立ち退き命令に従わなかったため、南部のヘルマンド州のヤフサル地域で殺害されたと発表した。報道では、この発言内容をまだ確認できていないことが明らかにされた。     タリバンは、週末に、トゥファルが勤務していたトルコの商社が24時間以内にアフガニス 全文をよむ

2006-09-19 エルドアン首相、トルコ系言語を話す国々が参加する共同体設立を提案(Radikal紙) (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「英語話者諸国の共同体」のように、「トルコ語話者諸国の共同体」を設立することを提案し、「われわれも外交政策で共同歩調をとり、協力し、各国の力を寄せ合う共同体を作り上げよう」と述べた。    トルコ系世界総会は、5年の時を経て昨日エルドアン首相の支援の下アンタリヤのSungate-Port Rolayホテルに集まった。会議には、エルドアン首相、アゼルバイジャン大統領のイルハム・アアリエフ氏、北キプロス・トルコ共和国大統領メフメト・アリ・タラト氏、カザフスタン国 全文をよむ

2006-09-17 エルドアン首相:ローマ法王の発言は宗教家ではなく政治家のよう(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ローマ法王ベネディクト16世の発言を誤っているとし、「醜く、不適切な発言で後退への道を歩んでいる。イスラーム世界にも、ムスリムにも謝るべきであると思う」と述べた。エルドアン首相は、昨日イスタンブルで催された第5回国際西トラキアトルコ人総会後に、法王の発言に関する質問に答えた。首相は、「世界で宗教、価値、文明間の対話が始められたこの時代に、平和という意味を持つイスラームという宗教及びその親愛なる預言者に対し行った発言、態度はまことに不適切なものである」と述べた 全文をよむ

2006-09-15 宗務庁バルダクオール長官、ローマ法王ベネディクト16世の発言に謝罪を要求(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アリ・バルダクオール宗務庁長官は、イスラム教および預言者ムハンマドに対するローマ法王ベネディクト 16 世の発言に厳しい反応を示し、「法王は憎しみや悪意に満ちた言葉を口にすべきではない」と話した。さらに長官は、11 月に予定されている法王のトルコ訪問についても文明間の和平に貢献することはないだろうと述べ、「来ないで欲しい」との意向を示唆した。  バルダクオール長官は本紙に対し、ベネディクト 16 世の発言は自身とヴァチカン市国双方にとって得るところはないと述べ、「もしこれが悪意と敵意を持った故意 全文をよむ

2006-09-10 ローマ法王曰く、「コンスタンティノープル・・・」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ローマ法王ベネディクト16世は、故郷に6日間滞在するため、昨日ドイツに到着した。ミュンヘン空港でホルスト・ケーラー大統領、アンゲラ・メルケル連邦首相、バイエルン州のエドムント・シュトイバー州首相からセレモニーで出迎えを受けた法王に敬意を表して、バチカン、ドイツ連邦、バイエルン州それぞれの国歌、州歌が演奏された。    ドイツの「N24」テレビは、ベネディクト16世が今後、イスタンブルとブラジルを訪問する予定であること、また飛行機で行った会見でイスタンブルの代わりに「コンスタンティノープル」という 全文をよむ

2006-09-07 アフガニスタンでタリバンと戦うNATO軍からトルコ兵参加を求む声(Radikal紙) (Radikal紙)

タリバンと戦うNATO軍が大きな(人的)損失を被ると、上級高官はトルコ兵も戦闘に加わるよう圧力をかけ始めた。    トルコがレバノンに駐留する多国籍軍に兵士を派遣することのリスクが大きな議論を呼び起こす一方で、トルコ兵が今日まで(参加している)平和軍で鼻血さえ出さなかったアフガニスタンで激しい戦闘に加わるよう求める要請がある。3年前にアフガニスタンの平和軍の指揮を引き受けたNATOが、アフガニスタン南部でタリバンに対し実行した軍事作戦で犠牲者の数が増えると、西側の高官はトルコ兵を前線に送るために 全文をよむ

2006-09-06 日本の秋篠宮妃紀子さま、男子出産(Milliyet紙) (Milliyet紙)

日本の秋篠宮妃紀子(文仁親王妃紀子)さまが、男のお子様を出産された。皇室にとって41年ぶりとなる男のお子様の誕生は、“皇位”の継承をめぐる危機にも解決をもたらしたことになる。    天皇陛下の次男にあたる文仁親王の妃である39歳の紀子さまが、帝王切開によってお子様を出産されたと発表された。お子様の体重は2.5キログラムで、母子ともに健康であることも伝えられた。皇室で男のお子様が誕生されたことにより、女性にも皇位継承を可能にするために1947年に制定された皇室典範を改正するかどうかの論争も見送られ 全文をよむ

2006-09-06 マレーシア人宇宙飛行士、宇宙でティータイム(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

マレーシア人医師シェイフ・ムザッフェル・シュクリュさん(34)は、マレーシア初の宇宙飛行士として宇宙でティータイムを楽しむ予定だ。(宇宙飛行士の派遣は)2003年にマレーシアとロシアとの間で結ばれた戦闘機購入協定の一環として、ロシアがマレーシア人を宇宙に送るという合意に基づくもので、首都クアラルンプールでは数千人もの人々が宇宙飛行士の座を争った。    整形外科医であるシュクリュさんは、2007年に宇宙へ飛び立つ権利を手にした。シュクリュさんとハリドさんは1年間、モスクワ近郊の「星の街」(※宇宙 全文をよむ

2006-09-05 ムシャラフ大統領、タラト大統領を北キプロス・トルコ共和国大統領として招待(Radikal紙) (Radikal紙)

キプロス共和国のトルコ人指導者メフメト・アリ・タラト大統領は、トルコ以外で初めて自身を公式に北キプロス・トルコ共和国大統領として招待したパキスタン・イスラム共和国のパルヴェーズ・ムシャラフ大統領らによって、昨日手厚くもてなされた。イスラマバードを、北キプロス・トルコ共和国の国旗をつけた車で見て回ったタラト大統領は、国営放送でも北キプロス・トルコ共和国大統領として紹介された。タラト大統領は、(そのように)紹介されることを予想してはいなかったとし、しかしながらこの会談がキプロスのギリシャ人にとって重 全文をよむ

2006-09-04 VOA(ボイス・オブ・アメリカ)がクルド語テレビ放送へ(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

 トルコ語ラジオ放送を廃止しようとしている‘アメリカの声ラジオ(ボイス・オブ・アメリカ)’〔the Voice of America/VOA〕は、クルド語ラジオ放送に加えクルド語のテレビ放送開設に向けた活動を開始した。     長期間イラクを占領下に置き、クルド人と良好な関係を築いたアメリカは、こうした状況の中、自国の政策を反映する、さらなるテレビ放送への展開を目指している。VOAは現在44言語でラジオ放送を行っている。VOAのクルド語放送に携わるデヒイル・シェモ氏が明らかにしたところによれば、 全文をよむ

2006-09-02 北イラクバルザーニ議長、クルディスタンの旗のみ掲げるよう指示(Milliyet紙) (Milliyet紙)

クルド自治政府議長バルザーニは、北イラクの全自治政府施設でイラク国旗を降ろすよう指示した。    イラク連邦クルド自治政府議長メスット・バルザーニは、自治政府が統治する北イラクで、全てのイラク国旗を降ろし、クルディスタンの旗のみを掲げるよう指示した。  北イラクで成立したクルド人の連邦政府は、独立に向け次々と布石を打っている。自治政府は地方議会活動への移行、新憲法の制定、クルド軍の設立に続き、今回もイラク政府を懸念させる国旗危機を煽り始めている。  “Pukmedia”の報道によると、バルザーニ 全文をよむ

2006-08-31 欧米先進諸国をおちょくるイラン―核濃縮の新段階へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国連安保理が核開発の停止のために設けた期間が本日31日に期限切れになる一方、イランはウラン開発の新たな段階を開始したと明らかにした。  国際原子力機構(IAEA)に近い外交官は、昨日30日AFPに「イランがナタンズで先週、(濃縮用の)遠心分離機に少量の六フッ化ウラン(UF6)気体燃料を注入した」と述べた。他の外交官も、イランが164の遠心分離機に極少量のUF6を「10キロ未満」注入したと述べた。IAEAは本日31日ウィーンで、イランによる核活動の継続を確認することが予期される。    8月31日 全文をよむ

2006-08-31 外国メディアは、アンタリヤ爆弾テロをどう伝えたか(Radikal紙) (Radikal紙)

「観光地域でのテロ攻撃は、トルコの対外関係に悪影響を及ぼす可能性がある」:トルコの2大観光地であるアンタリヤとマルマリスで起こった爆弾攻撃が、外国メディアの関心を引き続けている。各新聞は、トルコの観光業に打撃を与えるために行われた攻撃が、特にトルコとアメリカの関係により大きな悪影響を及ぼす可能性があると書いた。    今回のテロ攻撃に関して外国メディアが提示した見解は次の通り。    ・英タイムズ紙:トルコでの最近のテロの攻撃は以前のものより一層深刻である。なぜなら生じうる危険がより大きいからだ 全文をよむ

2006-08-29 ドイツ・キリスト教民主同盟も反イスラムフォビア―嫌イスラム思潮―を明言(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

ジョージ・ブッシュ米大統領が口火を切った「イスラムフォビア(嫌イスラム思潮、イスラム恐怖症)」論争に、ドイツも加わった。ドイツ連立与党(キリスト教民主同盟(CDU)/キリスト教社会同盟(CSU))連邦議会議員団のヴォルフガング・ボスバッハ副団長は、フランクフルター・ルントシャウ紙とのインタビューで、自らの所属政党(CDU)の議員の一部が主張している、イスラム教徒の出入国をさらに厳しく監督すべきという要求を批判した。    ボスバッハ議員は、イスラム教徒全てを疑いの目で見ることはできないとし、次々 全文をよむ

2006-08-27 トルコのレバノン派兵へ、強まる国連の圧力(Radikal紙) (Radikal紙)

レバノンに駐留予定の多国籍軍への参加について話し合われたEU・国連会議で、EUが7000人の兵士の派遣で合意した後、派兵の圧力はトルコに向けられた。国連、イタリア、レバノン、イスラエルは、トルコに派兵するよう呼び掛けている。    国連1701号決議にしたがって、1万5000人の兵力でレバノンに展開される見通しの国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)に、7000人の兵士の派遣を約束したEUは、歴史上最大の軍事作戦への準備を進めている。UNIFILがキリスト教徒の軍隊であると見なされないよう、残る 全文をよむ

2006-08-26 英国でPKK(クルド労働者党)が非合法化 ―支持の呼び掛けや集会参加にも罰則(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イギリスは、PKK(クルド労働者党)と、その別称であるKADEK(クルド自由民主会議)とKONGRA-GEL(クルド人民会議)を非合法化した。その決議は、2006年8月14日に効力を発揮した。PKKの一員となることはもはや刑事上の罪とみなされる。    イギリスは、PKK、KONGRA-GEL、KADEKを「非合法(組織)」であると宣言した。イギリス議会のPKKとその別称であるKADEKとKONGRA-GELを非合法化するという決議は、2006年8月14日に効力を発揮した。KONGRA-GELと 全文をよむ

2006-08-25 グアンタナモ基地に拘束のトルコ系青年、釈放される(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

キューバにあるアメリカのグアンタナモ基地で、5年もの間裁判なしに拘束されていたムラト・クルナズは、昨日ドイツのラインラント・プファルツ州にあるアメリカのラムシュタイン基地に身柄を移され釈放された。彼の弁護士は「地獄のような生活を味わったが、今は家族と一緒だ」と述べた。    キューバにある米グアンタナモ基地で5年前から裁判を経ずに拘束されていた24歳のムラト・クルナズは、昨日釈放された。クルナズはドイツのブレーメン市在住で、ドイツの永住権を取得している。クルナズの弁護士、ベルナルド・ドッケは、長 全文をよむ

2006-08-22 ギュル外相、アサド大統領との会談を前にメッセージ(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

ギュル外相は、今日訪問するシリアへ3つのメッセージを伝える:「レバノン内政への干渉をやめよ」「ヒズブッラーに対する貴国の影響力をよい方向に行使せよ」「国連第1559号、第1701号決議の履行に協力せよ」    レバノンに派遣される予定の国連平和維持部隊の編成に向けて関係諸国を訪問しているギュル外相は、今日シリアのダマスカスを訪れ、バッシャール・アサド大統領と会談する。ギュル外相は、次の3つの重要なメッセージを伝える予定。    ・ヒズブッラーへの貴国の影響力をよい方向に行使せよ:シリアの姿勢は、 全文をよむ

2006-08-21 ギュル外相、イスラエル、パレスチナ首脳と会談~トルコのレバノン派兵に期待(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レバノンに配備される国連軍に関する交渉のためイスラエルを訪れたギュル外相に対し、イスラエルのペレツ国防相は「トルコの派兵に期待している」と述べた。    国連軍に関する交渉のため、ギュル外相はイスラエルに向かった。当地で最初の会談相手であるアミル・ペレツ国防相は、ギュル外相に「トルコ軍を派遣してほしい」と呼び掛けた。これに続き、ツィピ・リブニ外相と会見したギュルは、その後エフード・オルメルト首相に迎えられた。    ギュル外相はまず、テル・アビブのベン・グリオン空港で飛行機を降りるとエルサレムに 全文をよむ

2006-08-20 エルドアン首相、国連、仏、伊首脳と電話会談~「トルコのレバノン派兵には議会の承認必要」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国連のコフィ・アナン事務総長、ジャック・シラク仏大統領、ロマーノ・プローディ伊首相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と電話会談し、レバノンに駐留予定の平和軍へのトルコの参加を求めた。エルドアン首相は、国際部隊へのトルコの参加に関する決定がトルコ大国民議会の承認を得る必要があると答えた。    ■「トルコを待っている」    エルドアン首相は、一昨日の夜にアナン事務総長と、また昨日朝にシラク大統領ならびにプローディ首相と電話で会談し、イスラエルとレバノンの間の情勢について意見を交換した。アナン 全文をよむ

2006-08-20 米国前統合参謀本部議長、ビュユクアヌト参謀総長を称賛~テロとの戦いで(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカの前統合参謀本部議長であるマイヤーズ氏は、「テロ組織を撲滅できる司令官がいるとすれば、それはビュユクアヌト氏である。彼はアタテュルクの原則、そして政教分離に少しの妥協も許さない」と述べた。    アメリカの前統合参謀本部議長であるリチャード・マイヤーズ氏は「8月30日に参謀総長に就任するヤシャル・ビュユクアヌト陸軍大将は、シェムディンリ事件(訳者注:昨年11月にトルコ南東部のシェムディンリにある書店で起きた爆発事故。PKKとの関わりがあるとされる)をめぐって(反対勢力により)失脚させられ 全文をよむ

2006-08-19 「トルコ軍、PKK掃討のためイランと協力し北イラクを爆撃」と英紙(Milliyet紙) (Milliyet紙)

英ガーディアン紙は、トルコとイランがPKK(クルド労働者党)の撲滅で共闘しているとし、イランの北イラクへの爆撃の一環でトルコも北イラクを砲撃したと報じた。    ガーディアン紙は、イラン軍が4日間にわたって北イラクのクルド人居住地域を爆撃したとし、この爆撃は、テロ組織PKKの活動の撲滅を目的としたトルコとイランの共同の取り組みの一環であったと報じた。同紙は、マイケル・ハワード記者のカンディル山(※トルコ国境まで100キロメートルの地点にある北イラクの山)発の報道で、トルコも北イラクを砲撃したと述 全文をよむ

2006-08-18 イラン民間機、イスラエルの要請でトルコに強制着陸 ヒズブッラーへの武器輸送の疑いで(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスラエルからの「ヒズブッラーにミサイルを輸送している。」との告発を受けて、トルコが7月27日と8月8日にイラン飛行機2機をディヤクバクル空港に強制着陸させ、検査を行っていたことが明らかになった。  ヒュッリイェト紙の報道によれば、8月8日にトルコ上空を通過しシリアに向かおうとしていたイランの飛行機が、外務省が民間航空管理局に出した警告に従いディヤルバクル空港に着陸させられた。  イラン-シリア経由でレバノンに軍事品とロケット弾が輸送されているというイスラエル当局からの告発を受けてのことだった。 全文をよむ

2006-08-17 ギュル外相、「レバノン首相を支持する」(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

 外務大臣ギュルは、レバノンで順にフアード・セニョーラ首相、ナビーフ・ビッリー議長、ファウズィー・サッルーフ外相、殺害された元レバノン首相ラフィーク・ハリーリーの息子サアド・ハリーリーと会談し、また昨日ベイルートを訪れたマレーシア、パキスタン、フランスの外相たちとも会談をおこなった。     ギュル外相は、遅きに失したが国連がレバノンに関する決議を下したことに喜びを表明し、以下のように語った。「親愛なるフアード・セニョーラ首相の七段階の計画を我々は強く支持しており、永続的な平和に至るもっとも良い 全文をよむ

2006-08-16 ギュル外相、レバノン・イスラエル歴訪前に大統領らと意見交換(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ギュル外務大臣は、本日レバノンへ、週末にはイスラエルを訪れる。ギュル外相は昨日、中東歴訪に関する情報をセゼル大統領と野党・共和人民党党首のバイカルへ報告した。     アブドゥッラー・ギュル外相は、イスラエル・レバノン間の衝突に停戦が成立したことを受け、今日この地へ向かう予定だ。本日レバノン、週末にはイスラエルを訪問する予定のギュル外相は、この地域の最新情勢とレバノンに投入される見込みの国際部隊に関して会談を行う予定である。しかし戦闘が始まって間もなくイスラエルの攻撃を受けたベイルート空港は壊 全文をよむ

2006-08-16 エルドアン・ブッシュ会談やっと実現か:問題はドイツ首相とのダブルブッキング(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 エルドアン首相が待ちに待ったホワイトハウスでの会談は、ドイツのメルケル首相の来訪日とかち合ってしまった。解決が図られているところである。     アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は、長い間ブッシュ大統領との会談を待ち望んでいたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に対し、会談に前向きな姿勢を示した。エルドアン首相は、ブッシュ大統領との会談実施を数ヶ月間待ち望んでいたが、ブッシュ大統領側の過密スケジュールを理由に承諾を得られなかった。しかし今回、ホワイトハウス会談を10月5日~6日に開催する方向で 全文をよむ

2006-08-15 イランのアフマディネジャード大統領、ブログを開設(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イランのマフムード・アフマディネジャード大統領も、インターネット上で伝染病のように流行しているブログ(インターネット上の日記)にハマった!アドレスはwww.ahmadinejad.irで、まずはペルシャ語、アラビア語、英語で公開を始め、フランス語版の準備も進めている。インターネット日記の初回の記事を祈りの言葉で始めた同大統領は、自身が「名家の威信や、都市生活の素晴らしさの残っていた時代」である1956年8月にテヘランから90キロメートル東に離れたガルムサル村で生まれたと書いた。    モハンマド 全文をよむ

2006-08-15 イスラエルのオルメルト首相の訪土、キャンセル(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

今月末に行われる予定だったイスラエルのエフード・オルメルト首相のトルコ公式訪問は、中東危機のためキャンセルされた。    NTVの報道によると、オルメルト首相の全ての国外訪問は延期されたという。オルメルト首相のトルコ訪問は、中東情勢が鎮静した後に改めて検討されると伝えられた。オルメルト首相の訪問は今月末に行われる見通しだった。 全文をよむ

2006-08-15 トルコのレバノン派兵に待った -新たな国連安保理決議必要(Milliyet紙) (Milliyet紙)

タイイプ・エルドアン首相を座長に開かれた国内首脳会議で、レバノンへのトルコ軍派遣問題が取り上げられ、国連安保理が新たな決議を採択し方針が示されるまで派兵を待つことで合意した。    エルドアン首相を座長に首相府で10時から始まり1時間40分続いた会議には、参謀総長ヒルミ・オズキョク大将、アブドゥッラー・ギュル外相、ヴェジュディ・ギョヌュル国防相、ジェミル・チチェキ法相、陸軍司令官ヤシャル・ビュユクアヌト大将、アリ・トゥイガン外務省事務次官、エルトゥールル・アパカン同事務次官補佐、参謀本部計画・指 全文をよむ

2006-08-13 ブッシュ大統領:トルコ軍の北イラク介入支持しない(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

エルドアン首相とブッシュ大統領の間で行われた電話会談で、米大統領がPKK(クルド労働者党)問題について「積極的な」行動を約束していたことが明らかになった。しかし、エルドアンに対し「トルコの軍事行動は支持しない」と伝えていたことも判明した。    アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領がタイイプ・エルドアン首相との会談で、北イラクで軍事行動をとらないよう求めていたことが伝えられた。  信頼できる情報筋からの情報によると、2人のリーダーの間でつい先ほど行われた電話会談で、ブッシュは北イラクにあるPK 全文をよむ

2006-08-11 英国で液体爆発物によるテロ計画が阻止(Milliyet紙) (Milliyet紙)

疑いの筆頭にあるのはアルカイダ:イギリス警察の何カ月にもわたる捜査の結果、逮捕された容疑者たちは、イギリス生まれのパキスタン系の若者だった。イギリスのレイド内相は「過去最大の殺人テロ事件が発生するところだった」と述べた。  イギリスへの航空便をキャンセル:THY(トルコ航空)を含む多くの航空会社が、イギリスへの航空便をキャンセルした。イギリスでは最も高いレベルのテロ警報が出される一方、空港では特別な警戒措置がとられた。    イギリスで、アメリカに向かう10機程度の航空機を上空で同時に爆破するテ 全文をよむ

2006-08-11 クルド地域政府バルザーニ代表:トルコ軍が国境を爆撃している(Radikal紙) (Radikal紙)

イラクのクルド地域政府の長であり、クルド民主党(KDP)党首のバルザーニ氏は、ボイス・オブ・アメリカのクルド語放送に対する声明で、トルコ軍が北イラクへ1カ月の間に4回の砲撃を行ったとし、「クルド地域政府も、イラク政府も黙ってはいない。我々はいかなる国境侵犯も干渉も非難する」と語った。    イラクには強力な中央政府は成立し得ないと話すバルザーニは、独立についてどのように考えているのかという質問に対し次のように答えた:「近隣諸国は、クルド人が独立について言及することを、罪やけしからぬことと考えては 全文をよむ

2006-08-10 イスラエルのレバノン攻撃で生後10日の乳児が犠牲に(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

彼の名はヴァアド。10日前に(レバノン・ベイルート郊外の)シーイェで生まれた。イスラエルが自国の防衛のためベイルートやカナ、スールを爆撃し、死者が出ているさなかに・・・ ヴァアド坊やは、わずか10日に過ぎなかった「人生」の間じゅう、我々の多くが味わったよりも多くの痛みや恐怖を経験した。    ヴァアドは爆撃の音の中で生まれ、そして死んだ。よその国で赤ん坊がガラガラ鳴るおもちゃであやされているときに、ヴァアドは子守歌の代わりに爆弾の音を聞いていた。(よその)母親が子どもを腕に抱き、髪のよい香りをか 全文をよむ

2006-08-07 9.11後の米国で非人道的な扱い受けたトルコ人男性、証言のため渡米(Milliyet紙) (Milliyet紙)

非人道的な扱いを受けたという理由で米国政府に対して訴訟を起こしたコンヤ出身の元イマーム(イスラム指導者)イブラヒム・チュルクメン氏は、陳述のため「特別ビザ」を受けてアメリカに召喚された。    9.11後に米国で非人道的な扱いを受けたという件では初めて、コンヤ出身の元イマーム、イブラヒム・チュルクメン氏は、米政府に対して訴訟を起こした。かつて、手錠をはめられ国外追放を余儀なくされたアメリカへ、今回はアメリカの発行した特別ビザで向かうこととなる。  チュルクメン氏は、アメリカのある人権団体の弁護団 全文をよむ

2006-08-06 イスラエルのレバノン攻撃による環境破壊、トルコに及ぶ可能性も(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

イスラエルのレバノン攻撃は、人的被害の他にも、あらゆる地域にとって脅威となる環境破壊を引き起こしている。イギリスで発行されているガーディアン紙とファイナンシャル・タイムズ紙は、イスラエルが爆撃したジッヤー発電所から漏れだした原油の流れを止める必要があり、さもなければトルコまで流れ着く可能性があると警告した。ガーディアン紙は、イスラエルがジッヤー発電所にある燃料タンクを攻撃したため、地中海に流れ出した原油による汚染が悪化したと報じた。    ■海岸を覆う厚い原油の層    記事は、これまでに35ト 全文をよむ

2006-08-06 ヒロシマをくりかえすな―日本のヒロシマで原爆投下61周年の追悼式典(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

日本で、アメリカが広島市に(史上)最初の原子爆弾投下を行ってから61年目を迎え、犠牲者の追悼式典が開かれた。    首都である東京の690キロメートル西南に位置する広島で、約45,000人が式典に参加した。原爆が投下された午前8時15分に鐘が鳴らされると、参加者は犠牲者に一分間の黙とうを捧げ、数百羽の鳩が放たれた。    秋葉忠利広島市長は、平和記念公園で行われた式典での平和宣言で、世界中の全ての核兵器が廃絶されるよう呼び掛け、世界で唯一原爆による攻撃を受けた日本が、核廃絶に向けリーダーシップを 全文をよむ

2006-08-06 セルビア共和国コソボ自治州で、トルコ語公用語化へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

セルビア共和国のコソボ自治州で、トルコ語の公用語化を目指すコソボ民主トルコ党(KDTP)のヤージュラル党首は、コソボのチェク首相とベリシャ国会議長との間で書面による合意を取り付けた。  コソボ議会の審議でトルコ語の公用語化(案)が7月28日の初の採決で否決されると、KDTPの議員たちは反発して審議を拒否した。その後、代表者会議を開いたKDTPのヤージュラル党首は、そこでチェク首相やベリシャ国会議長と会談し、トルコ語の公用語化に関し書面による合意を取り付けた。KDTPは今回の合意後に法案を議会へ再 全文をよむ

2006-08-06 イスラム系政党のひとつ至福党党首クタン、「ハマスやヒズブッラーは、英雄」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

至福党のレジャイ・クタン党首は「ハマスやヒズブッラーの抵抗者たちはテロリストではない。彼らは英雄である」と発言した。    クタンは昨日、党の県支部長会議の席上、中東情勢に関する見解を示した。イスラエルの非人道的な行為に対して国際社会が口をつぐんでいると述べ、次のように語った。「国連はどこにいるのか。『アフガニスタンやイラクに自由と民主主義をもたらそう』と言っていたアメリカやEUはどこにいるのか。パレスチナのハマスやレバノンのヒズブッラーの抵抗者はテロリストではなく国民を守る英雄である、というこ 全文をよむ

2006-08-04 色褪せる米国のイメージ -ギュル外相:米国は他国の価値観を重視すべき(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レバノンの事件は自由と正義に関してアメリカが指導的立場にあるというイメージを壊していると指摘するギュルは、「アメリカは、他国が望んでいる価値観に自らも合わせるべき」と述べた。    外務大臣兼副首相のアブドゥッラー・ギュルは、レバノンで続いている悲劇が、自由と正義に関してアメリカが指導的立場にあるという伝統を世界に問題視させ、中東の民主化にむけた希望も粉々に打ち砕いている、と述べた。  ギュルは、レバノンでの事件に関してアメリカの有力紙「ワシントンポスト」に掲載された「指導力の要請:世界で一番の 全文をよむ

2006-08-04 OIC緊急首脳会議でエルドアン首相、地球規模の危機を警告(Radikal紙) (Radikal紙)

イスラム会議機構(OIC)のマレーシアでの臨時首脳会議で、イスラエルによるレバノン攻撃が強く非難される一方、国連の安全保障理事会に対し即時停戦を呼び掛けるよう求められた。  17カ国が参加した会議では、イスラム世界の忍耐が、すでに最も穏健な国々でさえ限界に達したとの西洋に対する警告が際立った。タイイプ・エルドアン首相は、戦争が“地球規模の戦火を引き起こす”との警告を発した。    トルコ、マレーシア、インドネシア、アゼルバイジャンといった国々の首脳と、エジプト、ヨルダン、カタール、シリア、セネガ 全文をよむ

2006-08-03 無残―イスラエルのバールベク急襲で子ども7名を含む19人の民間人死亡(Radikal紙) (Radikal紙)

 イスラエルがバールベクを攻撃した結果、7人の子供を含む19人の民間人が殺された。ほぼ3組の家族が失われた。ヘリコプターから逃れたベドウィンの母親と5人の子供は一人一人射殺された。     バールベク‐レバノン戦争でヒズブッラーを威嚇するため、イスラエルが初めて北東へ特殊部隊を派遣した代償は、バールベックの7人の子供を含む少なくとも19人の民間人の命で払われた。ベカー高原の、この有名な古代都市で、朝の光は破壊と死の光景を照らし出した。    ■ベドウィンの家族が一人一人襲われた   特殊部隊をヒ 全文をよむ

2006-08-01 レバノン行き志願のイラン人学生、トルコ大使館前で抗議(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

レバノン国民を支援しようとトルコを通りシリア経由でレバノンへ向かおうとしたが、トルコへの入国許可を取ることのできないおよそ40人のイラン人学生は、昨日テヘランのトルコ大使館前で抗議デモを行った。    トルコの態度を非難する声明を読み上げたイラン人学生たちは、「トルコはアメリカとシオニストの手先だ」というスローガンを掲げた。学生たちは、大使館前での座り込みの後、建物に石を投げつけて攻撃しようとしたため、警察は学生グループの行動に干渉して解散させた。大使館の建物には被害はなかった。    約200 全文をよむ

2006-08-01 アフガニスタンの悲劇を忘れないで -カルザイ大統領から世界へメッセージ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領は、世界が9・11の攻撃を忘れ注意をアフガニスタンからそらすなら、再び大きな苦痛を味わうことになるだろう、と話した。「テロとの闘争において概ね勝利を収めたが、細部では勝利できなかった」と述べた同大統領は、ミッリイェト紙を通して国際社会に向けてメッセージを送った。カーブルの大統領宮殿で我々の質問に答えた大統領の発言の要旨は以下の通りである。    ■新しいアフガニスタン   「得た最大のものは、アフガニスタンが再び全アフガン人の祖国となったことだ。現在までに 全文をよむ

2006-07-31 多数の民間人犠牲になったレバノン南部空爆へ世界から非難の声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ外務省:「イスラエルの爆破により、少なくとも23人の子どもを含む、罪のない民間人の命が奪われたことに深い悲しみを感じている。この反目に何の責任も負っていない民間人に向けられた攻撃は極めて遺憾である」。    イスラム会議機構・イフサンオール事務総長:「イスラエルによるこの虐殺は、1つの戦争犯罪である。今回の出来事は、イスラエルが国際法と戦争時の民間人の保護に関するジュネーヴ条約第4条を承認しなかったことを示すものである」。    ヨルダン・アブドゥッラー国王:「イスラエル軍のカナでの殺りく 全文をよむ

2006-07-31 イスラエル軍レバノン攻撃で、子ども37人含む多数の民間人が死亡(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レバノン南部カナへのイスラエル軍の空爆により、ビルの避難所に隠れていた37人の子供を含む60人の民間人が死亡した。    昨夜、イスラエル軍によるレバノン南部カナへの空爆により、37人の子どもを含む60人の民間人が死亡した。今回の空爆は、イスラエルがレバノンのヒズブッラーに対して19日前から始めた攻撃の中で最大の死傷者を出すものとなった。  この攻撃で亡くなった人々のほとんどは、一発の爆撃で壊滅した3階建てのビルの避難所に避難し、空爆から逃れようとしていた人々であった。カナの攻撃対象へ空爆の間に 全文をよむ

2006-07-30 レバノンの腎臓病の子どもたちへトルコから援助物資、到着(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イスラエルのレバノン攻撃が医療方面に悪影響を与えているなか、生命の危機に脅かされているレバノンの腎臓病の子どもたちのために、トルコは$300,000相当の医療物資を送った。援助の受け渡しに立ち会ったレバノン子ども腎臓病協会の会長スィブル・ムラニ教授は、「アラブの隣国もトルコのように援助をしてくれたら、と願います」と述べた。     トルコ腎臓基金が準備した7トンの物資を運ぶトルコ海軍司令部所属のトルコ国船バフラ号は、昨日の昼頃ベイルート港に停泊した。トルコ国船バフラが運んできた透析用の血液ろ膜 全文をよむ

2006-07-30 トルコのEU加盟に対するEU諸国世論の逆風、弱まる?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EU加盟国の最新の世論調査によると、トルコのEU加盟に賛成する人の割合は31パーセントから39パーセントに上昇し、反対は55パーセントから49パーセントに低下した。    欧州委員会による世論調査「ユーロバロメーター」が、EU拡大について行った最新の調査結果によると、「求められるすべての条件をクリアすれば」トルコのEU加盟に賛成すると答えた人の割合が増えていることがわかった。    ■昨秋より8ポイント上昇    ユーロバロメーターのデータは、昨秋に比べトルコのEU加盟に「賛成」と答えた人の割合 全文をよむ

2006-07-29 首相、CNNラリーキングショーに出演。中東情勢について「今は責任者追及の段階ではない」(Hurriyet紙) (Milliyet紙)

CNNに出演し、司会のラリー・キングの質問に答えたエルドアン首相は、中東危機について(今)責任者を追求してはならないと述べた。「責任者を追求すれば事態を難局へと導く。今我々がしなければらないことは停戦を確保し、和平プロセスをどのように始めさせるか検討することだ」と語った。    世界の主要ニューステレビ局、CNNの「ラリーキングショー」に出演したエルドアン首相は、中東危機について「今は責任者追及の段階ではない。今我々がしなければならないことは停戦の確保だ」と語った。事前に行われた収録でエルドアン 全文をよむ

2006-07-28 レバノン爆撃で、真っ黒の遺体に化学兵器の痕跡(Radikal紙) (Radikal紙)

イスラエルが一般市民の犠牲者を増やす結果をもたらしたブドウ弾の投下に続き、レバノンとパレスチナのガザ地区の爆撃において化学兵器を使ったのではないかという主張に関する新たな証拠が見つかった。爆撃された村から運ばれた負傷者であふれかえっているレバノンのサイダ市のある病院の死体安置所に保管された死体から、リン以外の化学兵器が使われた疑いが浮上した。    国際赤新月社の監督下にあるサイダ市のCHS病院の死体安置所に入り、遺体の映像を放映したDHA通信社は、医師団がイスラエルが化学兵器を使用したという結 全文をよむ

2006-07-26 レバノンのオーストラリア人救出に向かったトルコ船にイスラエル軍が発砲(Milliyet紙) (Milliyet紙)

オーストラリア国民の避難に使われる予定のトルコの高速艇が、イスラエル船から警告の発砲を受けた。    ビナリ・ユルドゥルム運輸相は、レバノンにいるオーストラリア国民の避難のために使われるイズミット市役所所有の高速艇「アクチャコジャ号」が、昨晩乗客を乗せずにベイルートから(北キプロスの)マゴサに向かう途中、イスラエル軍のボートから警告の発砲を受け、停止させられ朝まで待機させられたことを明らかにした。問題が、外交的な活動の範囲を超えていると述べたユルドゥルムは、レバノンとを往来するすべての船の航路と 全文をよむ

2006-07-25 レバノン駐土大使:国際治安部隊にトルコも参加を(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レバノンの駐トルコ大使、ジョルジュ・ハビブ・シアム氏は、レバノンの現状を受けて、組織が議論されている国際治安部隊にトルコも参加することになれば幸いだと話した。    アンカラに駐在するアラブ諸国の代表者(大使)は、イスラエルの攻撃に対しレバノン国民への支援を得るため、自国のトルコ大使館を訪問した。トルコ国民の支援がレバノン国民にとって非常に大切であると話すシアム氏は、レバノンがアラブ諸国の「第一防衛線」となっていると述べた。  また同氏は、イスラエル―レバノン間の国境への国際治安部隊の配備が、国 全文をよむ

2006-07-24 南キプロス、北キプロスのレバノン避難者受け入れを妨害か(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

レバノンからキプロス共和国(南キプロス)への避難ラッシュのため、世界に財政支援の呼び掛けを行っている南キプロス政府が、外国人の北キプロス・トルコ共和国(北キプロス)への受け入れを妨害していることが明らかになった。イギリスは北キプロスの港も避難に利用することを提案した。しかし南キプロスは「北キプロスの領土を使う国は、我々の領土で行われている避難に支障をもたらす」というメッセージを出した。    レバノンで(軍隊に)包囲された何万人もの外国人の避難に際して、思いもかけない愚行が起こっている。港を開放 全文をよむ

2006-07-23 トルコ政府「戦争状態でのレバノン平和維持軍への参加は論外」(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

レバノンのために組織される多国籍軍にトルコ軍も参加すべきだ、との主張や論説に対し、トルコ政府は不快感を示した。    外務省スポークスマンのナームク・タンは「戦闘がこのような激しい形で継続している状況で、平和維持軍創設のような組織的な試みを検討することは不可能だ」と語った。別のトルコ人外交筋も、「戦争状態では平和維持軍はありえない」と話し、次のような見解を示した。    「西洋世界では、一部の人々が特定の見解を持っているかもしれない。トルコが外国へ軍隊を派遣するためには、まず政府と軍がともに情勢 全文をよむ

2006-07-23 ブッシュ政権、イスラエルへ緊急武器輸出(Radikal紙) (Radikal紙)

アメリカがイスラエルの要請を受け、精密誘導爆弾を緊急に送ったことが明らかになった。専門家によれば、イスラエルはレバノンでの攻撃対象をまとめた長いリストをもっているという。    イスラエルはヒズブッラーが自国兵を拉致したことを理由に7月12日にレバノンへの攻撃を始め、壊滅状態にしてこれまでに少なくとも350人を殺害した。さらにイスラエルはアメリカのおかげでさらに攻撃を拡大できるようになる。ヒズブッラーに大打撃を与えずして停戦が宣言されることを妨げたブッシュ政権は、イスラエルに軍事作戦を継続できる 全文をよむ

2006-07-22 トルコ政府、レバノン在住アメリカ人避難のため空軍基地開放(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコは、レバノン在住のアメリカ人避難のためにインジルリッキ空軍基地を使用することを人道的な見地から許可した。アメリカは、トルコ政府とトルコ軍へそれぞれ感謝を述べた。    トルコは、レバノン在住のアメリカ人避難のためにインジルリッキ空軍基地を使用することを人道的見地から許可した。2000人のアメリカ人は、船で到着するメルスィンからトルコへ待つことなしに入国し、インジルリッキ空軍基地から空路で自国へ送られる。アメリカの護送車を警護するための12人編成の武装チームの入国要請は却下された。    レ 全文をよむ

2006-07-21 エルドアン首相、キプロス問題に関してEUを批判(Radikal紙) (Radikal紙)

7月20日の式典(※)に列席したタイイプ・エルドアン首相はヨーロッパ連合(EU)を激しく非難した。エルドアン首相は、キプロス問題がトルコのEU加盟交渉の妨害に利用されているとし、「大きな過ちだ。現実を見ていただきたい。実際に起こっている事を新たな視点で見ていただきたい。キプロス問題を解決するのはEUではなく国連だ」と話した。    同首相は式典の中で、ギリシャ系住民が(両住民の)反目の代償をトルコ系住民に支払わせるのは大きな矛盾であり重大な過ちであるとした上で、「キプロスのトルコ系住民に対する不 全文をよむ

2006-07-19 レバノン攻撃でトルコのトレーラーも爆撃に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イスラエルがレバノンにおこなった昨日の空爆でベカー渓谷において標的とされたTIR(国際道路輸送協定)向けトレーラーの一つは、トルコの車だった。運転手のムサ・セヴィムは空爆から逃れ救出された。ムサ・セヴィムはベイルートのトルコ大使館によって、ダマスカスのトルコ大使館の仲介によりトルコに移送された。     イスラエルが昨日ベカー渓谷におこなった空爆で標的にされたTIR向け貨物輸送トレーラー運転手ムサ・セヴィム(「セヴィム交通」所属)は、ミサイル攻撃からどのようにして救われたのかを以下のように説明 全文をよむ

2006-07-18 トルコ政府、米国とイラクへPKK問題で最終警告(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ政府は、テロ組織PKK(クルド労働者党)の成員が一掃されておらず、組織の指導者であるアブドゥッラー・オジャランが国土から放逐されていない場合には、越境を伴う軍事作戦を行使する権利を有するという趣旨の厳しい警告をシリアに対し1998年に出していたが、それと同様の警告を昨日イラクに対しても伝えた。    政府報道官のジェミル・チチェキは、アメリカ、イラク双方に、「この反逆者を退去させよ。イラクは(PKKに対する)措置を講じ、責任を果たせ」というメッセージを送った。閣議後に会見を行ったチチェキは 全文をよむ

2006-07-16 イスラエルのレバノン攻撃へ欧米首脳の弱腰の非難相次ぐ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

欧米首脳がイスラエルのレバノンに対する軍事行動を厳しく非難せず、穏健な批判に留めたままでいることが注目される    兵士2人を拉致したヒズブッラーに対する軍事行動で、レバノンを空と海から包囲して何日も爆撃しているイスラエルに対し、特に欧米で高まっている反発が「弱々しい声」による非常に控えめの警告に終始したことが注目される。唯一、ロシアのウラジミール・プーチン大統領だけがイスラエルに「軍事行動をすぐに止めるよう」呼び掛けた。欧米からの弱々しい批判の中心は「不均衡な力を行使していること」で占められた 全文をよむ

2006-07-16 レバノンからの脱出者1万人、シリア経由でトルコ国境へ(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

レバノンにいたトルコ人、観光客、レバノン人らは陸路でトルコに避難した。     シリア経由でハタイにあるヤイラダーとレイハンルの国境検問所に着いたトルコ人、フランス人、レバノン人のおよそ60人がトルコに入国した。レバノン人の近親二家族は、戦争には慣れており、年次休暇をとって地中海沿岸でのバカンスのためにトルコに来たのだと話した。トルコ人32人とフランス人2人の計34人は、ベイルートのトルコ大使館が用意したバスを使って陸路より午後5時にはシリアに到着し、そこからトルコに向い、午前4時30分頃に 全文をよむ

2006-07-15 首相、レバノン爆撃でイスラエルを非難。アメリカにも慎重対応求める(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコ政府は、イスラエルのレバノンへの侵攻後の初日に公式に非難表明をしなかった一方、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は昨日厳しい態度を示した。    エルドアン首相は、子供たちまでもが死んだイスラエルの海岸襲撃により緊迫状態が始まったことが軽視されていることを明らかにし、「子供たちが情け容赦なく殺された。その後イスラエル兵士が拉致された」と述べた。バランスを欠いた軍事力の行使を「パレスチナの軍事力はないといいながら攻撃し、破壊している。レバノンにも軍事力はないのに」と批判した首相は、「これが戦 全文をよむ

2006-07-11 イラクのマーリキー首相、クルド自治政府を訪問 -イラク国旗はみあたらず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクのマーリキー首相がクルド自治政府の首都アルビールでクルド地方議会を訪問した際、イラク国旗はどこにも掲揚されなかった。その一方でイラク国歌は演奏され、そのあとに続いて「クルディスタン賛歌」が演奏された。      ■バルザーニ氏と会う    2日間の訪問のためアルビールを訪れたマーリキー首相は、朝、クルド地方議会を訪れた。議会の建物内で自治政府首相のネチルヴァン・バルザーニ氏と面会したマーリキー首相を、アドナン・ムフテゥ議長とケマル・ケルクーキ副議長が出迎えた。      ■旧イラク国旗が掲 全文をよむ

2006-07-10 アフガニスタンで初のファッションショー ブルカも登場(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 シャリーア(イスラーム法)を厳格に行使した過激派イスラーム組織タリバン政権の支配から約5年が過ぎたアフガニスタンの首都カブールの高級ホテルで、初めてファッション ショーが催された。ホテルの庭で、伝統的なアフガン音楽の演奏とともに開催されたファッションショーで発表された服は、イタリア人ファッションデザイナー、ガブリエッラ・ジドニ氏とアフガン人の同僚、ズュレイハ・シェルザッド氏がデザインした。     数多くのアフガン人女性を含む招待客に披露された服の中にはブルカもあった。     全文をよむ

2006-07-09 ドイツで、女性教員のスカーフ許可の判決(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ドイツで、学校でのスカーフ着用が認められなかったムスリムの教師、ドリス・Gは「ムスリムの教師は、学校でスカーフを着用できないのに、キリスト教の修道女の教師には許されている」と不服を申し立てたところ、この訴えが正当と認められた。事件を審議したシュトゥットガルトの行政裁判所は「教師はスカーフを着用して授業を行うことができる」との判決を下した。    バーデン・バーデンにある公立学校ではキリスト教徒の教師が宗教的な服装をして授業をすることができる、と指摘した裁判官は「以上のことをかんがみると、シュトゥ 全文をよむ

2006-07-07 エルバラダイ国際原子力機関事務局長:イラン核問題でトルコに重要な役割(Radikal紙) (Radikal紙)

 国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は、核エネルギー政策に関する会談のためにアンカラを訪れた。そしてトルコがイランの核問題に重要な役割を果たすことが可能だというメッセージを残し、次のように語った。「トルコの立場は他国にはない特別なものだと私は思う。イランとは国境を接する隣国であり、同じイスラム国だ。中東やイランと歴史的に密接な関係にあり、欧米との関係も深い。さらにはNATO加盟国でもある。トルコは中東・欧米の各国を正しく理解できる国であり、各国を協議の席に着かせるために重要な役割を果たすことが 全文をよむ

2006-07-02 エルドアン首相からイスラエルへ、バランスを欠いた軍事力行使を批判(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相は、(パレスチナとの)軍事衝突の危機にあるイスラエルが「バランスを欠いた軍事力」を行使していることを批判しつつ、「(イスラエルの)一兵士が拉致されたことは間違いであるが、その代償が(パレスチナの)8人の閣僚と50人以上の国会議員の拉致なのか」と問い掛けた。    第5回グローカリゼーション会議の冒頭で演説したエルドアン首相は、イスラエルの最近の行動を中東和平に資するものとは考えていないことを明らかにした上で、「国連の取り組み方にも反している。国際外交の観点から見て、極めて 全文をよむ

2006-07-02 EU加盟交渉へのギリシャ系の妨害続く―実質交渉は開始したが・・・(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコとの実質交渉の開始を妨害しているギリシャ系キプロス(キプロス共和国)政府は、激しい駆け引きの末、昨日最後の最後に説得され、科学・研究の分野における実質交渉の開始・終結がEUによって承認された。ギリシャ系キプロスによる、最初の2つの拒否権行使の危機はこのようにして乗り越えられたことになる。しかし69回のさらなる妨害がありうる。    昨日、EUは「ぎりぎりの」決定でトルコとの実質加盟交渉の開始を承認した。ルクセンブルクで昨年10月3日に起こった出来事(EU外相会談での加盟交渉枠組み採択が難航 全文をよむ

2006-07-01 クウェート総選挙、初の女性国会議員誕生はならず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 クウェートで昨日行われた女性に選挙権と被選挙権が初めて認められた議会選挙で、女性は男性に投票した。クウェート議会は行政監督権と立法権が制限されている。今回の選挙では女性が一人も議席を獲得できず、急進的イスラム主義勢力である野党が過半数を勝ち取った。     政府発表によれば、50議席の国会で野党勢力は合計33議席を得た。このうち21議席をイスラム主義勢力が占めた。全部で252名の候補者があった。今回初めて選挙権と被選挙権を得た女性は、28名の候補者を出したが一人も議席を獲得できなかった。登録さ 全文をよむ

2006-06-30 プーチン露大統領、セゼル大統領を歓迎(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ共和国大統領として初めてロシアを訪問したセゼル大統領は、プーチン大統領による熱い歓迎を受けた。プーチン大統領はセゼル大統領を「親愛なる友」と呼び、両大統領の会談は1時間半に及んだ。    アフメト・ネジュデト・セゼル大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領は、両国間の「広範にわたり強化された連携」関係をさらに発展させ、米軍の黒海地方駐留を阻止する方向で協力体制を拡大していくことで合意した。  公式訪問でモスクワを訪れているセゼル大統領は昨日(29日)、プーチン大統領と会談を行った。セゼ 全文をよむ

2006-06-29 エルドアン首相、欧州評議会で発言「イスラムフォビアは人道に対する罪」(Radikal紙) (Radikal紙)

 「表現の自由」を主張する欧州評議会の議員議会で昨日(28日)、エルドアン首相は「表現の自由と信仰に対する敬意」をテーマとする会議のなかで「自由には限界がある」と意見を述べた。文明間同盟プロジェクト(注1)の共同代表として行ったスピーチでエルドアン首相は、「批判にはイエス、侮辱にはノー」と語った。そして西洋とイスラム世界の間に断層があるとも指摘し、アンチセミティズム(反ユダヤ主義)と同様にイスラムフォビア(イスラム恐怖症)も人道に対する罪と見なされるべきだと主張し、次のように続けた。    ■表 全文をよむ

2006-06-28 駐トルコ米大使、PKK問題で米政府の姿勢を批判(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカ合衆国駐アンカラ大使ロス・ウィルソンは、アメリカ政府の態度を批判した。ウィルソンは、「PKKとの闘争において、トルコを援助するためにアメリカができる限りの事をしているかということについては、私は満足していない。」と述べた。  アメリカ独立230年を祝う昨夜のレセプションを主催した駐アンカラ大使のロス・ウィルソンは、協議事項に関する質問に答えた。  ウィルソンは、トルコがPKKの北イラクでの活動を停止させることにつきアメリカに期待していることを指摘され、以下のように述べた。  「トルコとア 全文をよむ

2006-06-25 ギュル外相、核問題解決のため、イラン訪問(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アブドゥッラー・ギュル外相は、国連安全保障理事会の常任理事国5カ国およびドイツがイランに対し核開発を中止した場合の見返りとして提示している「包括案」について、イラン側の受け入れを促すため、昨夜イランの首都テヘランに向かった。マフムード・アフマディネジャード大統領のほか、グラマリ・ハッダド・アディル国会議長、アリ・ラリジャニ最高安全保障委員会事務局長、マヌチェフル・モッタキ外相と会談する予定のギュル外相は、核問題の今後に関して大きな影響力をもち、これまで欧米の調停者とは一切面会していない宗教指導者 全文をよむ

2006-06-24 「不寛容」なイスラム教徒、「不道徳」な西洋人(Radikal紙) (Radikal紙)

ピュー(*)の15カ国における調査は西洋とイスラム世界の間にある隔たりを明らかにした。西洋人はイスラム教徒を「狂信的、暴力的、不寛容」と、イスラム教徒は西洋人を「不道徳、利己的、強欲」と考えている。    ピュー・リサーチ・センターが行った、トルコを含む15カ国での調査は、西洋とイスラム世界の間にある深い溝をあらわにした。「大きな隔絶」というタイトルの付けられたアンケート結果によれば、西洋人はイスラム教徒を「狂信的、暴力的、不寛容」と、イスラム教徒は西洋人を「不道徳、利己的、強欲」と考えている。 全文をよむ

2006-06-17 EU首脳、トルコにギリシャ系キプロスへの港湾開放など議定書履行を強く求める(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ブリュッセルで開かれたEU首脳会議で、トルコに対する厳しい警告が出された。会議に出席した各国首脳からも、議長総括でも、港湾をギリシャ系キプロス(キプロス共和国)へ開放するために、トルコへ6カ月の猶予期間を与えた。    EU加盟国の国家元首と首相が一堂に集まったEU首脳会議で、トルコに対する最上級の、極めて明確な警告が出された。議長総括に盛り込まれたトルコに関する項目は、キプロス共和国とギリシャの意向に従ってより厳しい内容のものとなった。これだけでは満足しないEUは、アンカラ議定書問題についても 全文をよむ

2006-06-17 “ギリシャ系キプロス国旗”デザインの北キプロス人、旗の変更と賠償求める(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

北キプロス・トルコ共和国の画家、イスメト・ギュネイ氏は、まずキプロスのギリシャ系住民(キプロス共和国)の起こした不動産訴訟に、そしてルクセンブルクでのEUサミットで同国がトルコに対し拒否権行使をちらつかせたことに憤慨し、決意した。今日キプロス共和国国旗としてギリシャ系住民が自分達のものにしている旗は、1960年のキプロス独立時にはギリシャ系住民とトルコ系住民が共同で建てた国のものであった。ギュネイ氏は、旗の著作権使用料を支払わないギリシャ系住民に対し、慰謝料の請求と国旗の変更を求めて提訴し、必要 全文をよむ

2006-06-16 北イラクのクルド人自治区の石油めぐり、クルド側は強硬姿勢(Milliyet紙) (Milliyet紙)

北イラクの石油利権をめぐり、クルド人とイラク中央政府の政治的緊張が高まっている。    トルコ国境付近の地域でノルウェーのDNO社が行った試掘で、1億バレルの石油が埋蔵されていることが判明した。これをうけ会見を行ったクルド地方政府の石油相、エシュティ・ハヴラミ博士は、他の企業とも油田探索契約を結ぶために話し合いを行ったことを明らかにした。   同博士は、クルド地域での油田探索活動に関わる契約に、連邦政府の承認が必要であるとの主張を一蹴。バグダッド政府を批判し、油田探索活動に対して中央政府からの承 全文をよむ

2006-06-14 トルコの「宿題」EU共同行動計画書、内容はトルコに批判的(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EUの対トルコ関係の到達点とEUの期待についての評価が行われたトルコ・EU共同議会で、EU側の見解を反映した共同行動計画書は、(トルコに対する)批判の多さで注目を集めた。    トルコにとっては「宿題」となる計画書は、秋に出されるプログレス・レポートにその精神を反映させるという点でも重要である。計画書に記された主な項目は以下の通り。    ■「さらなる努力が必要」    ・改革プロセス:改革プロセスのペースが落ちていることを指摘する計画書は、特に(コペンハーゲン基準の)適用について「目に見える形 全文をよむ

2006-06-13 トルコ、EU加盟へさらに一歩進む(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ギリシャ系キプロスのボイコットは5日間の交渉の末に中止され、トルコにEUとの本格的な交渉への道が開かれた。「学術・研究」分野の交渉におけるこの騒動は、他の分野での更なる困難なプロセスの前兆と捉えられた。    トルコの本格的な交渉への移行以前に起きた難題は、南キプロスへのEUによる説得で解決された。ギリシャ側の幾日にもわたる「(南キプロスの)承認、関係正常化や港の開港」といった要素を交渉に関連させる試みはEU内で承諾されなかった。  昨日ルクセンブルクに集まったEU外相らは、議長国オーストリアの 全文をよむ

2006-06-12 EU加盟交渉の事実上の開始直前、南キプロスが妨害(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ギリシャ人の事実上の加盟交渉に対する拒否権の脅威によってトルコ・EU関係が危機的状況に陥っている。EUのオッリ・レーン拡大担当委員は、「改革の遅延は我々の関係に悪い影響を与える」というメッセージを送った。    トルコ・EU関係の形成における最高決定機関である共同委員会の第45回会合が、今日ルクセンブルグで開催された。キプロス共和国政府が出した要求と、今日始まる予定となっていた事実上の加盟交渉に対する「拒否権の脅威」が、トルコ・EU関係を危機的状況に導いた。キプロス共和国政府は、「研究と調査」 全文をよむ

2006-06-11 トルコ・ギリシャ外相会談:信頼醸成の促進が主眼(Radikal紙) (Radikal紙)

 トルコ外相アブドゥッラー・ギュルとギリシャ外相ドラ・バコヤニは、ボスフォラス海峡の美しい風景を見ながら、エーゲ海に平和な夏をもたらす合意を行った。エーゲ海の平和のためには、空海両面で両国の摩擦の原因となっているカルダック岩礁近辺の訓練を取り上げる必要があった。両国外相は二時間続いた会談でこの問題についても話し合った。会談では軍事的側面から重要な信頼醸成措置が取られた。    1)両国参謀総長間にホットライン開通。  2)エスキシェヒルとラリサの空軍基地間にホットラインを開通させ、7月1日から利 全文をよむ

2006-06-10 北キプロス大統領、ドイツ外相との会談でギリシャ系キプロスへの圧力強めるよう要請(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アメリカとイギリスの閣僚との会談ののち、北キプロス・トルコ共和国(北キプロス)のメフメト・アリ・タラート大統領は今度はシュタインマイヤー独外相と会談した。ドイツ外務省の迎賓館で行われた会談で、タラート大統領は「欧米が(ギリシャ系の)キプロス共和国への圧力を強めれば、キプロス問題の解決は容易になる」というメッセージを伝えた。    アメリカ、イギリスに続いてドイツも北キプロス・トルコ共和国との交渉に応じた。昨日(9日)、ドイツの首都ベルリンで、フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー独連邦外相と会 全文をよむ

2006-06-10 エーゲ海のオルデニズ、世界一美しいビーチに選ばれるか?(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ビルド紙がインターネット上で始めた世界一美しいビーチコンテストで、エーゲ海のオルデニズが世界中の天国のようなビーチ10カ所と順位を競っている。     ドイツで最高発行部数を誇るビルド紙は、インターネットサイト上で読者に向けて世界で最も美しいビーチを決めるコンテストを始めた。コンテストには、セイシェルの「ラディ―グ」ビーチ、モルディブの「フィッシュマンアイランド」ビーチ、リオデジャネイロのコパカバーナ、そしてバルバドスのBotton Bayのような世界的に有名なビーチと並んで、トルコからもフェテ 全文をよむ

2006-06-07 セゼル大統領、イスラエル訪問(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アフメト・ネジュデト・セゼル大統領の、イスラエルでの公式行事が始まった。イスラエル大統領のモーセ・カトサブと会談したセゼルは、イスラエル・パレスチナ問題が正しい解決に至るためには、両政府の解決という目標が達成されることが唯一の適切な方法であると述べた。イスラエル議会でのスピーチで平和を呼びかけるメッセ-ジを発表したセゼル大統領は長い間拍手を浴びた。  大統領アフメト・ネジュデト・セゼルは、イスラム諸国会議のメンバーであり、アラブ諸国との歴史的な友好関係がある一方、EUの加盟候補国であると同時に、 全文をよむ

2006-06-07 ブッシュ大統領、エルドアン首相の会談申し入れに「今のところはなし」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカ合衆国大統領ジョージ・ブッシュは、多忙なスケジュールのためレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に対し“今のところ”会談の約束をしなかった。約一ヶ月前にブッシュ大統領に会談の申し入れを行ったエルドアン首相は、アメリカへの訪問が遅くとも9月には実現されると述べた。    入手された情報によると、ワシントンからブッシュ大統領は6月と7月が多忙であるとエルドアン首相の側近へ伝えられた。エルドアン首相は少し前に、アメリカ政府首脳とコネクションを築くために、特にイラン問題に関する意見交換の場を持つため 全文をよむ

2006-06-03 「トルコはEUの一員」:訪土中の独外相、加盟支援を重ねて表明(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ドイツ外相フランク・ウォルター・ステインマイヤーは、またしてもトルコのEU加盟支援を表明した。トルコ外相アブドゥッラー・ギュルの招待で訪土中のステインマイヤー外相が、ギュル外相との直接会談で「トルコはEUの一員である。トルコの交渉は、EU加盟という結果に結びつくだろう。我々は現在の議長国であるオーストリアからも、トルコの行っている交渉姿勢に関して肯定的な評価を得た」と語ったことが明らかにされた。    ■追加プロトコル  ステインマイヤー外相はEU(加盟)に関して明快な支援を行いつつ、追加プロト 全文をよむ

2006-06-03 南東アナトリアにクルディスタン出現!? ―英タイムズ紙の欧州未来予想図(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

世界の名誉ある新聞、英タイムズ紙は、完全に自身の見解に基づく欧州地図を描いた。2020年には独立する可能性のある39カ国の中に、イギリスから分裂すると予想するスコットランド、アイルランド連合、ウェールズ、そしてトルコから分裂すると断言する”クルディスタン”を挙げた。     英紙の記事によれば、欧州大陸での独立の呼びかけは地図を非常に複雑な状態にするようだ。タイムズ紙は、欧州の忘れられた片隅にある数ヶ所でさえ国家になりうると注意を引き寄せると同時に、小国家の独立宣言が元々不安定な地域において保た 全文をよむ

2006-06-02 アルメニア人大虐殺否定に関する罰則法案、今度はオランダ国会で(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 フランスに続いて今度はオランダで、アルメニア人大虐殺の事実を否定する者に対し禁固刑または罰金刑を下すとの法案が国会に提出された。この法案は国会で150議席中3議席を占めるキリスト教連合(CU)が作成した。この法案が通れば、虐殺や人権侵害の罪を世論に対し、公然と称賛して敵対心や差別をあおる者、あるいはこの罪を否定する者、罪の存在を認める者に危害を与えた者には、一年以内の懲役刑と裁判官が決定する金額の罰金刑が下されることとなる。     ティネケ・フジンガ・ヘリンガキリスト教連合議員の情報によると 全文をよむ

2006-06-01 ババジャン国務大臣、EUとの交渉文書に「世俗主義」の文言、必要なしと判断(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ババジャン国務大臣は、EUと6月12日に教育・文化の分野で交渉を始める政府が提出する「交渉見解文書」に、「トルコの教育システムは世俗主義である」という一文は必要ないとした。     国務大臣で交渉担当総責任者のアリ・ババジャンは、EUと教育・文化の分野で進められる交渉を前に、トルコの方向性を示す「交渉見解文書」に「トルコの教育システムは世俗主義」という説明を加えるという官僚たちからの要求を受け入れなかった。文書に関する承認過程が完了していることと、新たな変更がトルコの交渉過程を遅らせることを理 全文をよむ

2006-05-31 クロイソス王の財宝盗難事件、世界で報道される ―「トルコの恥」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

リディア王クロイソスの最も価値の高い財宝のひとつである有翼獣のブローチが盗まれ、そして本紙が4月20日に一面で報じた40日後にウシャク考古学博物館のアクビュユクオール館長他8人が拘留されたニュースは、海外メディアでも大きく報じられた。イギリスのタイムズ紙は財宝の盗難事件を「トルコの恥」と評した。    タイムズ紙は、2500年前にさかのぼる財宝が大規模な法廷闘争をへてトルコに戻された経緯を述べた。そしてその一部が盗まれ、偽物にすりかえられていたことが事実と確認されたことを報じた。同紙は、トルコが 全文をよむ

2006-05-30 スウェーデン国王夫妻がアンカラ訪問 -セゼル大統領夫妻を晩餐会へ招待(Milliyet紙) (Milliyet紙)

スウェーデン国王カール16世グスタフと妻である王妃シルヴィアは、昨日始まったトルコ訪問の間、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領と妻のセムラ・セゼルを招いた晩餐会のために専属のシェフとウェイター、食器類一式、そして食材をスウェーデンの宮殿から持参した。  グスタフ国王とシルヴィア王妃は、セゼル夫妻の招待を受けての5日間にわたる訪土のために昨晩アンカラに到着した。初めてスウェーデンからトルコへ国王クラスでの訪問を行ったグスタフ国王の訪問では、トルコ共和国・スウェーデン王国両国の典礼がいずれも適用され 全文をよむ

2006-05-30 トルコ、イスラエルの国境画定案を不支持(Radikal紙) (Radikal紙)

ハマスを言い訳にして二国家共存のための国境線を「一方的」に決定したイスラエルに対し、トルコは不支持を表明した。リブニ外相は新政府の政策を説明するためにトルコを訪れ、「永遠にハマスを待ってはいられない。」と述べた。一方アブドゥッラー・ギュル外相は、中東問題の解決方法はひとつしかなく、それはロードマップ(新中東和平案)と国連文書にもとづいて「話し合われた」ものであるべきと強調した。    イスラエルの外相は、30日(昨日)、アンカラでギュル外相はじめアフメト・ネジュデト・セゼル大統領、タイイプ・エル 全文をよむ

2006-05-24 トルコ・ギリシャ機空中衝突事件:背景に「飛行情報区」解釈の差異(Radikal紙) (Radikal紙)

 エーゲ海域での「空中戦」の背景には、両国の飛行区域線と飛行情報区に解釈の違いがある。ギリシャは海域6マイルの島の飛行区域が10マイルであると認識している。トルコは海域と飛行区域が同じ広さであるべきと考えている。トルコとほぼ全てのNATO加盟国は、ギリシャの飛行区域が6マイルであると認識していたことを示した。そのため、両国の戦闘機間の緊張は多くがグレーゾーンの4マイルの飛行区域で起こっている。     ギリシャはこの領域における全ての飛行を領空侵犯だと考えている。飛行情報区と呼ばれる、民間機の飛 全文をよむ

2006-05-21 イラク、5ヶ月かかって漸く政権発足―トルコ系(テュルクメン)は1名入閣(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イラクでは5ヶ月という長期にわたった議論と駆け引きの末に20日、シーア派のヌーリー・アル=マーリキー氏によって組閣された新政府が275名の議員からなる国民議会に承認された。新政権ではクルド人のホシュヤル・ジバーリ氏が外務大臣を続投する一方で、重要なポストである石油省大臣にシーア派のヒュセイン・シャハリスタニ氏が起用された。青少年・スポーツ省大臣に任命されたジャスィム・ムハムメド・ジャフェル氏が唯一のトルコ系(テュルクメン)として注目を集めた。    新政府の内相、国防相そして国家治安相のポストに 全文をよむ

2006-05-18 フランス、「アルメニア人大虐殺」関連法案の審議見送り(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

フランスの社会党が提出した「アルメニア人大虐殺の否定」を罪とみなす法案が議論された本会議は、票決を行わないまま終了した。フランス国民議会のジーン・ルイ・ドゥブレ議長は票決せずに議会を終了し、行政裁判所が後にこの議案をとりあげる予定であると明らかにした。    フランス国民議会の関係者は、現立法期中に票決が行われることはないとの見解を示している。      ■票決が行われず、国民議会が混乱      社会党が提出した「アルメニア人大虐殺の否定」を罪とみなす法案を審議する本会議が票決を行わないまま終 全文をよむ

2006-05-16 フランス国民議会での審議(18日)を前に、仏大使館に抗議(Milliyet紙)  (Milliyet紙)

5月18日にフランス国民議会で審議予定の「アルメニア人大虐殺」を否定した者に刑罰を科すことを盛り込んだ法案を、アゼルバイジャンの首都バクーで数百人の学生が反対運動とデモ行進によって抗議した。フランス大使館の近くに集まった学生たちはトルコ国歌を歌い、フランスに対してスローガンを叫んだ。    アンカラでは労働者党の党員らがフランス大使館の前で3日間の「座り込み」を始めた。   全文をよむ

2006-05-16 EU移民問題プロジェクト、アンカラの中東工科大学教授が調整役(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコは、EUが最も基本的な問題として示している移民問題について「新政策」を打ち出す国となる予定だ。    中東工科大学(ODTÜ)は、欧州が新たな移民政策を必要としているとして準備したプロジェクト「東地中海およびユーラシアからのグローバル移住:欧州の安全保障と人権に関する課題(GLOMIG)」をEUに承認させた。    EUは、総額2億5000万ユーロの規模で2年間継続される国際プロジェクトの調整役を中東工科大学に委託した。プロジェクトを共同研究者とともに計画し、今後統括していくアイシェ・アヤ 全文をよむ

2006-05-13 開発途上8カ国(D8)サミット、関税引き下げなど具体的進展目指す(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 エルバカン福祉党元党首の先導のもと創設された開発途上国(D-8)会議が、初めて具体的な一歩を踏み出す。バリ(インドネシア)で行われる予定の商業協定にエルドアン首相が署名する予定である。     解体されたRP(福祉党)の元党首で政治活動が禁止されているネジメッティン・エルバカン氏(訳者註)の先導のもと創設された、開発途上8国(D-8)会議の構成国、バングラデシュ、インドネシア、イラン、マレーシア、エジプト、ナイジェリア、パキスタン、トルコの間での優先的な商業協定に署名する巡り会わせとなったのは 全文をよむ

2006-05-09 トルコ、核開発すすめるイラン政府に警告 -両国関係は崩壊寸前(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコは、核問題危機を深刻化させているイラン政府に最終警告を行い、「ご留意あれ。両国関係は崩壊寸前だ。」とのメッセージを送った。昨日、アンカラで会談を行ったイラン国家安全最高評議会長官アリ・ラリジャーニ氏は、「核兵器開発をするつもりはない。これに関してはフトバ(*1)がある。」と述べた。      イランの核問題の交渉責任者でもあるラリジャーニ氏は、最初に国家安全保障評議会のイート・アルポガン事務局長、続いてアブドゥッラー・ギュル外相、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と個別に計6時間もの会談を 全文をよむ

2006-05-08 フランスで歴史学者が反発 -アルメニア人大虐殺否定に罰則の法案めぐって(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランスを代表する歴史学者19人は、アルメニア人大虐殺説を否定することを犯罪とみなす法案に対し、共同声明で強い反対の意を示し、法案を「恥ずべきもの」として批判した。    フランス社会党の働きかけにより、アルメニア人大虐殺説を否定することに対し禁固または罰金刑を課す法案が5月18日に国会で審議の上票決される見込み。この法案に対しフランスを代表する歴史学者達は極めて強い反対姿勢を示した。彼らは法案を「恥ずべきもの」と批判し、発表した声明の中で「思想の自由を妨げるもの」であるとの見解を示した。    全文をよむ

2006-05-07 ブッシュ大統領へのヒュッリイェト紙・ビルトゥ紙共同インタビュー「ムスリムを怒らせたよ」(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アメリカのブッシュ大統領は、今日のヒュッリイェト紙とドイツのビルトゥ紙に掲載されたインタビューで、ビルトゥ紙のカイ・ディエクマン編集長の質問に答えた。テロとの戦いに必ず勝利すると強調したブッシュ大統領は、特に中東での過激派の横行を許さないという警告を発した。ブッシュ大統領は、イラク戦争は成功を収めると述べ、イランに対しては核兵器保有の幻想を放棄するか国際社会から孤立するかの選択をする必要があると話した。    ブッシュ大統領はインタビューで主に以下のようなメッセージを残した。    ・テロとの戦 全文をよむ

2006-05-06 EU加盟に失望のトルコ、中東諸国に接近?:英エコノミスト誌(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イギリスのエコノミスト誌は「トルコのエルドアン首相は、フランスやオーストリアといった国が絶えず(EU加盟への)障壁を作ることにうんざりした。その失望感は、トルコ政府によるイランやシリア、ハマスへの接近を説明できる」と書いた。    最近トルコで民主主義の領域で起こっているマイナスの進展を調査したエコノミスト誌は、先日発行した号で「トルコ政府はヨーロッパから遠ざかろうとしている可能性がある」という見方を示した。  「間違った方向へ行ってしまうこと」という見出しの、アンカラとディヤルバクル発の記事の 全文をよむ

2006-05-06 核問題でイランは交渉の席に着くべき:首相、アフマディネジャード大統領との直接会談で(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レジェプ・タッイイプ・エルドアン首相は、核問題で米国の激しい反発に直面しているイランのアフマディネジャード大統領と5日、バクーで直接会談を行った。エルドアン首相は、米国のイラク侵攻をとりあげ次のように警告した。「交渉の席についてください。イラクという悲惨な出来事を忘れないでください。話し合いを始めてください、そうしないと孤立することになりますよ。」    ■一時間の会見    両国のリーダーは、アフマディネジャード大統領の要望にそって5日、バクーで行われた経済協力機構(EİT)サミットの後、1時 全文をよむ

2006-05-05 クルド人がPKKの武力闘争にNOというべき(Hurriyet紙)  (Hurriyet紙)

EU合同議会委員長であるラゲンディジキは「クルド人政治家、知識人やクルド人民がPKKに向かって‘武力闘争などという昔のやり方はもう止めてくれ’と言ってほしい。」と述べた。    トルコ-EU合同議会委員長の一人であるオランダの国会議員ジョスト・ラゲンディジキは「トルコのクルド人たちがPKKの武力闘争にストップをかけるべきであり、クルド人政治家は勇気を出してほしい。」と述べた。「南東に市民権を」というテーマの会議に参加するため、明日ディヤルバクルに行くことを明らかにしたラゲンディジキ委員長は「ディ 全文をよむ

2006-05-05 学校でのスカーフ禁止は必要 -EUから公正発展党へ(Radikal紙) (Radikal紙)

EU諸国の国会議員は、学校でのイスラム風スカーフ着用の禁止を擁護し、エルドアン首相の行為を無責任と非難した。共和人民党(CHP)議員はこうした発言に拍手を贈った。    トルコ‐EU合同議会委員会の会議に出席したEUの議員は、公正発展党(AKP)に対し、スカーフ問題について“冷や水を浴びせるような”発言を行った。イギリスの国会議員ジョフリー・ヴァン・オーデンは、大学でのスカーフ着用許可は宗教原理主義を助長することになると述べ、着用禁止の継続の必要性を訴えた。ドイツのリネート・ソマー議員は批判の語 全文をよむ

2006-05-04 円卓会議でEU拡大が議論 -最近の拡張路線に疲労感か(Radikal紙) (Radikal紙)

 EU拡大について議論された「円卓会議」の最終段階で、EUが拡大路線に疲労感を持っているという見解が現れた;EUは最近の拡大をまだ解決していない、トルコのEU加盟交渉は簡単ではない、なぜならこの件に関しては(EU各国の)指導者ではなくトルコのEU加盟を支持していない世論が決定を下すからだ、などの見解も表明された。     本紙とEDAM(教育相談・研究センター)が共同で行った「イスタンブル円卓会議」の第5期で、EUの拡大路線と世論がそれをどう見ているかについて話し合われた。討論では、EUは200 全文をよむ

2006-05-01 ギュル外相、アルメニア人大虐殺否定を罰する仏の法案に警告(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコはフランスの国民議会に提出された法案の成立阻止を仏政府に求めた。その法案は、アルメニア人大虐殺を否定することを罪として罰するというものだ。      アブドゥッラー・ギュル外相はブルガリアのソフィアで27日、フィリップ・ドゥースト=ブラジー仏外相と会談した際、「このような思想の自由があるものか。我が国の大統領や首相がフランスに訪問し見解を述べたら、(彼らを)逮捕するわけですか?」と述べ、もし法案が成立した場合には、両国の政治・経済に多大なる亀裂を生じると警告したことがわかった。仏国民議会は 全文をよむ

2006-04-29 北イラク開発の鍵を握るトルコ系企業(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ロサンゼルス・タイムズ紙は、トルコ人とクルド人は20世紀の大半を「敵対」してきたが、イラク北部クルド自治区の安定に努めるクルド政府高官らの態度が、「思いがけない方向へ」好転していると報じた。    ソロモン・ムーア氏によるこの記事では、1930年初頭以降、トルコではクルド語とクルド独立運動が武力で封じ込められてきたと書かれている。  また同記事では、「トルコ国内で民間人や軍人を攻撃する戦闘集団」を援助した北イラクをトルコ政府高官が非難したことも述べられている。      ■314社のトルコ系企業 全文をよむ

2006-04-29 ブルガリア、米軍への空港・基地提供で米と合意(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ブルガリアの2つの空港を含む3つの軍事施設を10年間アメリカ軍に提供することを定めた歴史的な協定が、アメリカとブルガリアの外務大臣によってソフィアで調印された。    北大西洋条約機構(NATO)外相会議のためにソフィアに滞在していたアメリカのコンドリーザ・ライス国務長官とブルガリアのイヴァイロ・カルフィン外相との間で調印された協定に従って、2007年以降ブルガリアに2千5百人の米軍兵が配置される予定。    協定によれば、ブルガリアはトルコ国境近くのベズメル空港とノボセロ訓練施設、グラフイグナ 全文をよむ

2006-04-27 緊急越境追跡を懸念するイラクにトルコが回答 -PKKがいる限り続ける(Milliyet紙) (Milliyet紙)

外務省は、北イラクで「PKK(クルド労働者党)追跡作戦」を行ったとしてトルコに非難通告を出したイラクに対し、「PKKの存在がある限り、トルコ軍は北イラクでの作戦を続ける」と伝えた。    イラクは、トルコ国軍(TSK)が北イラクで緊急追跡作戦を行ったとしてトルコに非難通告を出した。外務省は、PKKのイラクにおける活動が国境対策を必要とするからである、という回答を出した。  トルコが緊急追跡作戦を行ったという情報とイラクの非難通告が、イラク側への「越境作戦」に関し厳しい見解を示したアメリカのライス 全文をよむ

2006-04-25 第一次世界大戦ゲリボル戦役から91周年 夜明けの戦闘開始時刻に合わせてセレモニー(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

チャナッカレ陸上戦の91周年式典の第2日目、アンザック湾では、「夜明けのセレモニー」が行われた。      ゲリボル半島には昨夜遅くから、約10,000人のオーストラリアおよびニュージーランド出身の訪問者が足を運び始め、早朝、アンザック湾で行われたセレモニー会場に出席し、「夜明けのセレモニー」が始まった。セレモニーでスピーチを行ったオーストラリアのマイケル・ジェフリー総督は、91年前、夜明けの時間にオーストラリアとニュージーランド出身の兵士たちはこの入り江から上陸を始め、トルコ人兵士たちの側は国 全文をよむ

2006-04-23 マドンナ、ディヤルバクル・コンサート!? ―外交筋を混乱させた偽情報(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アメリカ国務省の定例記者会見で「(ライス長官と)同じ日にマドンナがクルド人の町アメド(ディヤルバクル)を訪問するそうですが、治安は大丈夫なのでしょうか?」と新聞記者が質問したことが、アメリカ・トルコ両国の政府に一時的な混乱をもたらした。    アメリカ国務省スポークスマンのショーン・マコーマックの定例記者会見で発言した新聞記者が、「コンドリーザ・ライス長官のトルコ訪問と同じ日に、世界的に有名なアメリカ人歌手のマドンナがトルコ南東部のアメド(ディヤルバクル)を訪れ、クルド人を楽しませるためにスタジ 全文をよむ

2006-04-22 パレスチナのアッバース議長、トルコ訪問を前に熱いメッセージ(Radikal紙) (Radikal紙)

アナトリア通信社(エルサレム):  4月23日~25日にトルコを訪問する予定のパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長は、公正発展党政府に熱いメッセージを寄せた。アッバース議長はアナトリア通信社への談話で、トルコ・パレスチナ関係、テルアヴィヴでの最近の自爆攻撃、イスラエルとの和平交渉、そしてハマス政権について見解を示した。ハマス代表団がアンカラに迎え入れられたことがアメリカとイスラエルから批判されたが、アッバースは「私はこのことが間違いだったとは思わない」と述べた。    ■「エルドアン首 全文をよむ

2006-04-21 19世紀のトルコ・アルメニア問題、両者に責任 -アルメニア総主教が発言(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコのアルメニア教会総主教メスロブ2世は、エルジエス大学で行われたシンポジウム「オスマン社会における共生:トルコ・アルメニア関係を例として」での講演で、19世紀のアルメニアの各政党およびアルメニア総主教にもトルコ・アルメニア問題に対する責任があると強調した。メスロブ2世は、「これまで起こったことに対し、トルコ人とアルメ ニア人、両者に責任がある。」と述べ、次のように続けた。    「フランス革命がもたらした民族主義の潮流は、やがて他の国すべてが影響を受けたように、オスマン帝国に属していたすべて 全文をよむ

2006-04-20 フランスのリヨンでアルメニア人大虐殺の記念碑、24時間監視へ(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

フランスのリヨンで4月24日に除幕される予定のいわゆるアルメニア人大虐殺記念碑は、「トルコ語とフランス語」でスローガンと罵倒の言葉が書かれたため、アルメニア系フランス人と治安部隊により24時間の監視下に置かれた。    フランスのリヨンでもっとも活気のある広場、ベルクールのすぐ脇にあるアントニオ・ポンセ広場に立てられた、いわゆるアルメニア人大虐殺記念碑は、トルコ語とフランス語のスローガンが書かれたことから厳重な警備の下に置かれた。記念碑は多くのフランスの国会議員が参加する式典で除幕される。  文 全文をよむ

2006-04-18 トルコ研究センター(TAM)が欧州で調査:イスラームフォビアは増加傾向(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツに本部を置くトルコ研究センター(TAM)の調査によると、欧州でイスラームフォビア(イスラーム恐怖症)が増加している。ドイツでは58%の人がイスラームと西洋文明間の相違が将来、衝突を引き起こすと考えている。またドイツ人の4分の1は、テロ攻撃を理由にイスラーム教を危険な宗教であると見なしている。    同センターは、9.11同時テロ以降に生まれた偏見について明らかにするため、オランダ、オーストリア、ドイツ各国でイスラーム恐怖症に関する調査を実施、このほどドイツでの結果がまとまった。調査では10 全文をよむ

2006-04-14 ギリシャの通信衛星ヘレサットの活用でトルコとギリシャが提携 (Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコとギリシャの間で興味深い提携が実現する。ギリシャの人工衛星ヘレサットの空き容量のマーケティングをトルコが引き受ける予定だ。これにより、ギリシャ、トルコ双方がヘレサットから収益を上げることができるようになる。      トルコの人工衛星事業を手がけるチュルクサット社が、ギリシャの通信人工衛星ヘレサットの未使用分トランスポンダー(自動応答機※)をマーケティングする。トルコとギリシャの通信衛星事業者の提携により、ヘレサットのトランスポンダーの空き容量分が埋められ、チュルクサット社はヨーロッパ向け 全文をよむ

2006-04-12 2010年欧州文化首都はイスタンブルに決定!(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

欧州文化首都選考委員会は、イスタンブルを2010年の「欧州文化首都」に推薦した。欧州議会とEU委員会そしてEU評議会から2人ずつ、EU地域評議会の1人の計7人の代表からなる選考委員会は、立候補した都市の書類を調査し、口頭でのプレゼンテーションの内容を考慮しながら昨日、選考結果を公に発表した。    ブリュッセルでの会議に向けて行われたプレゼンテーションのうち、最も選考委員の心をとらえたスローガンは「ヨーロッパとアジアで太陽が同時に昇る世界で唯一の都市」だった。選考委員会はEU加盟国からドイツのエ 全文をよむ

2006-04-06 作戦情報はアメリカから―対PKK作戦における米・土協力(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコとアメリカは、テロ組織PKKとの闘争における協力関係を、最近になってますます深めたことを明らかにした。ムシュ県、ビンギョル県など南東部地域において14名のPKK党員を死に追いやる結果となった作戦は、アメリカとの情報交換の賜物であったことも明らかになった。    外務省のスポークスマン、ナムク・タンは、昨日行った記者会見で、アメリカの対PKK作戦における姿勢に関する質問に答え、イラクではPKKのいかなる活動も決して認めないことを強調した。タンの会見での発言を裏付ける外交筋は、最近になってトル 全文をよむ

2006-04-04 スカーフの女性アナウンサー、デンマークで議論の的(Milliyet紙) (Milliyet紙)

デンマークの国営放送DR2で新たに放送を開始した討論番組が論議を呼んでいる。デンマークでのイスラーム問題を扱う「アダムとアスマ」という討論番組で、無神論者のアナウンサー、アダム・ホールムとともに番組を進行するパレスチナ出身のアスマ・アブドゥルハミドがイスラーム風スカーフを着用していることが、国内の女性団体の反発を招いた。    国営チャンネルに対する最初の抗議は、男女平等を主張する「平等協会」や女性団体、政党から届いた。これらの組織は、DR2チャンネルに対し、「新しい討論番組が原理主義を合法化し 全文をよむ

2006-03-31 仏の若者向け雇用制度反対の学生運動をリードするトルコ人女子学生(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

フランスで、1968年5月の労働者・学生による5月革命を思い起こさせるような学生運動が起こっている。リードするフランス学生連合(UNEF)のスポークスマンの一人であるトルコ人の女子学生、レイラ・テメルは、フランス全土で巻き起こっているデモ運動は、政府が制定した新雇用法が撤廃されるまで続くだろうと述べた。パリでの昨日の駅占拠の際に最前列にいたテメルは、「私たちは、将来の保障を得たいのです。この要求をやめるつもりはありません」と語った。    フランスでは、学生など26歳未満の若者の解雇を容易にする 全文をよむ

2006-03-31 イスタンブルはバグダッド?―アメリカの共和党議員候補の大ポカ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

今年の11月に予定されているアメリカ議会選挙への共和党候補者、ハワード・カローギアン氏はイラクの現状について深刻さを誇張した報道がなされていると主張し、選挙キャンペーン用に作成した自身のホームページに“バグダッドでの生活は通常通りであり、通りも至って静かであることを示す”写真を掲載した。しかしながら“インターネット刑事”なる人たちが、掲載された写真はバグダッドではなくイスタンブルのものであると突き止めた。アメリカ・ニューズウィーク誌(インターネット版)は「バグダッドとイスタンブル、違いはあるのか 全文をよむ

2006-03-26 オスマン家の末裔、ニューヨーク・タイムズの記事に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

本日発行された米ニューヨークタイムズ紙の不動産情報別冊付録の表紙に、1939年以来ニューヨークで生活してきたオスマン家の末裔のエルトゥールル・オスマン氏と彼が61年間住まいとしてきた家が紹介された。    同紙は、オスマン帝国が再建されていれば、93歳になるエルトゥールル・オスマンがスルタン(皇帝)になり285部屋を持つドルマバフチェ宮殿に移るであろうと述べ、「このことは、ニューヨーク在住のオスマン氏を非常に喜ばせただろうに」と書いた。    アブデュルハミト2世の孫であるエルトゥールル・オスマ 全文をよむ

2006-03-25 2009年の世界水フォーラムはトルコで開催~イスラエル周辺のパイプライン事情(Radikal紙) (Radikal紙)

私たちが海や水に親しんでいないということは文学の世界ではしばしば語られている。三方を囲まれているにも関らず、我が国は海とも漁業とも関係が薄い。だがしかし、「水の世界」に関してトルコが重要な役割を果たすことになる大きな一歩が踏み出された。2009年に開催される「世界水フォーラム・閣僚会議」の主催国に選ばれたのだ。    先週、メキシコシティで開かれたフォーラムと閣僚会議には4000人近い専門家が参加した。伝えられるところでは、2009年には少なくとも1万人の参加者、約130人の閣僚がトルコを訪れる 全文をよむ

2006-03-25 アメリカ参謀本部長、PKK問題解決でトルコ政府との協働を強調(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イラクのPKKとの闘争に関してトルコに慎重な対応を望むアメリカ統合参謀本部議長のピーター・ペース大将は「我々はトルコ政府と共に戦うことを決意している。だが、これは単純な解答がある問題ではない。もし単純な問題であったなら、トルコ政府は30年間も戦うはずがなかった」と語った。   参謀司令本部の主催でビルケントホテルで催された“地球規模のテロリズムと国際協力”のシンポジウムが昨日終了した。   「知られているように、イラクに武装したPKKがいる」とペース大将は述べ、「われわれはテロ組織PKKの存在 全文をよむ

2006-03-22 ヨーロッパ各国のネオナチグループ、W杯開催時にドイツへの集結を宣言:ムスリム虐殺を予告(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ドイツで開催される2006年サッカーワールドカップが近づくなか、ヨーロッパのさまざまな国から試合の観戦にやって来るネオ・ナチグループが、トルコ人をはじめとするムスリムを「殺す」と宣言した。    イタリアで発行されているラ・リパブリカ紙の質問に答えたあるイタリアのネオ・ナチグループのリーダーは、ドイツ、イギリス、スペイン、オランダのネオ・ナチのリーダーたちがオーストリアのブレニューという都市に集まり、ワールドカップ期間中イスラム教徒に対して共同の行動を起こす決定を下したと述べた。    ネオ・ナ 全文をよむ

2006-03-21 フランス人の3人に1人は人種差別主義者!(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

フランス国際人権評議委員会(CNCHD)が行った世論調査では、「フランス人の3人に1人は、人種差別主義者であると認めた」ことを明らかにした。    CNCHDは世論調査の結果と解説をまとめた報告書を作成し、ドビルパン首相に提出した。その報告書には、「わが国では次第に人種差別主義の増加が懸念されている」と記載されていた。同調査では、フランスでは自分は人種差別主義者だと思う人の割合が1年前と比べて8%増加し、33%に上った。    一方で、内務省の情報によると、警察に記録のある人種差別主義、反外国人 全文をよむ

2006-03-17 オランダ政府、ムスリム新移民へエロチック容認度試験(Hurriyet 紙) (Hurriyet紙)

オランダは、同国への定住を求めるムスリムに対して、ゲイのキスシーンとトップレス姿の女性を「自然に受け入れること」を定住の条件としてあげた。移住適応テストを受ける移民に配られた『テスト・バッグ』に含まれている2時間のDVDを使って、移住申請者がオランダのリベラルな環境に対して準備が整っているかが試されている。ムスリムは、「テストの目的は教化ではなく挑発だ」と述べて反発している。    オランダ政府は移民規制のために準備された適応テストを先日公布したが、同性愛とヌードを自然に受け入れられるかという条 全文をよむ

2006-03-17 EU、トルコに不利なレポートを承認(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EUヨーロッパ議会は、ドイツのキリスト教民主同盟に属するエルマー・ブロク議員が作成した加盟国拡大計画についてのレポートと、それに関しての決定事項を承認した。95の反対票に対し397の賛成票があった。トルコにおける改革が遅延しており、政治的評価基準が短期間で実現されるべきというメッセージが表明されたレポートにおいて、北キプロスからのトルコ軍撤収に対する変更提案は、完全に拒否された。    トルコが加盟国になるためには実現必須である政治的評価基準は、1,2年以内での実現が要求されている。また、議会は 全文をよむ

2006-03-14 ブッシュ政権の第一目標はイランの政権転覆(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ワシントン・ポスト紙は、ブッシュ政権がアメリカの外交保障上の最大の脅威とみなしているイランに対し、体制の転換を最終目標とする包括的プランを実行に移したと報じた。    議論を呼ぶ核関連研究文書が国連安全保障理事会で討議されているイランが、アメリカのブッシュ政権にとって国家安全保障上の最重要事項となったことが昨日明らかになった。ブッシュ政権が世論に対し明確な形でイランの体制変革には言及しなかったにもかかわらず、(同紙は)イラン政権のイスラーム指導者体制の転換を目指す、長期間にわたる活動を実行に移し 全文をよむ

2006-03-13 バグダッドで血の日曜日―62人死亡、229人負傷(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イラクでは、アルカリーヤ廟が破壊されて以来、シーア派とスンナ派間で報復攻撃が始まった。その攻撃が、宗派間の戦争に発展することは抑えられたものの、新しく召集された議会の初会議が木曜日に行われることが昨日発表された直後から爆弾テロが続き、首都バグダッドは血の海と化している。速報によると、62人が死亡し、229人が負傷した。   バグダッドでシーア派が大多数を占めるサドル市における4つの市場で同時に、爆弾を積んだ6台もの自動車によって行われた攻撃で46人が死亡し、204人が負傷した。エル・シャアブと 全文をよむ

2006-03-12 イスラムへの冒涜に処罰を―ギュル外相、EU外相非公式会議で発言(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ムハンマドの風刺画がヨーロッパの新聞・雑誌に掲載されたことで欧州とイスラム世界の間に生まれた緊張は、EU外相らの中でも話題の的となっている。EU外相による非公式の会談に参加し、トルコの実績や見解をEU側に伝えたトルコのアブドゥッラー・ギュル外相は、現在の緊張の中でヨーロッパの威信が問われていると述べ、「EUは各国の手本となるべきで、まったく反対の今の状況ではまず自らを滅ぼすことになる」とコメントした。信教の自由について法的な整備がなされることを呼びかけているギュル外相は、イスラム教も含め全ての宗 全文をよむ

2006-03-10 トルコのEU加盟実現に、イスラーム世界も注目(Radikal紙 3月6日付英Kuds ül Arabi紙より引用) (Radikal紙)

トルコのEU加盟が実現すると、全イスラーム世界に影響を与え、特にアラブ諸国の思想や政治的近代化を促進するだろう。    トルコのEU加盟は、公正発展党(AKP)にとっては単に経済的な目標というだけではなく、19世紀半ばのオスマン帝国のタンジマート期以来トルコを揺るがし続けてきた文化と文明に関する問いに答えを出す努力であるように見える。目的はといえば「歴史と国民の持つ宗教的アイデンティティを否定しない『トルコイコール欧州の一員』」という等式を作り出すことである。    同時に、国内改革もその目的の 全文をよむ

2006-03-10 日本側、わいろ禁止を要求 -カマンの博物館建設プロジェクト支援契約で(Radikal紙) (Radikal紙)

汚職と不正に関し、トルコへの評価は低い。国際的な協定においてもその悪影響が出始めている。日本は最近、トルコにおける考古学調査に300万ドルを支援する条件として、プロジェクトで労働力や物品を調達する際にわいろを要求されないことを挙げ、これを契約議定書の項目に記載させた。議定書の承認について審議した国会議員たちは、「承認できない」との理由をつけて協定案を政府に送り返す決定を下した。日本側が「わいろを要求されない」という条件を主張した理由として、汚職と不正への汚染度に関して、トランスペアレンシー・イン 全文をよむ

2006-03-08 ウィーンで開始されるEU加盟交渉で、トルコに厳しい注文(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコとEU側3者の会談が本日ウィーンで行われる。2005年10月3日のEU加盟交渉開始後では初めての会談であり、キプロス問題が議題として取り上げられる予定だ。会談には、アブドゥッラー・ギュル外相、現EU議長国オーストリアのウルズラ・プラスニック外相、次期EU議長国フィンランドのエルッキ・トゥオミオヤ外相、欧州委員会のオッリ・レーン拡大担当委員が出席する。    EU側は、トルコが昨年調印した関税同盟の議定書はキプロス共和国も加盟国に含まれていることを指摘し、キプロス船籍の船が、いかなる理由によ 全文をよむ

2006-03-07 欧州委員会、トルコにおける「ドメスティック・バイオレンス」を非難(Milliyet紙) (Milliyet紙)

欧州委員会のウラジミール・シュピドラ雇用・社会・機会均等担当委員(元チェコ首相)は、「あなた方の国において、年に少なくとも1600件の「名誉殺人(※)」が行われたとの報告を受けました。この習慣による犠牲者の数は、イラクでの米軍兵士の年間死亡者数に等しい。また、自殺に追い込まれた人の数も調べるべきです。」と語った。シュピドラ委員のあげた「名誉殺人」の件数が、なぜこれほど誇張された数値になったのかは不明だ。警察庁のイスマイル・チャルシュカン報道官は、最近6年間に起きた「名誉殺人」事件は、1091件だ 全文をよむ

2006-03-05 ブリュッセルのDHKP-C(革命人民解放党戦線)事務所、強制捜査へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ベルギーで「行方不明になった」フェフリイェ・エルダルの捜査が行われる中、テロ組織であるDHKP-C(革命人民解放党戦線)のブリュッセル事務所の強制捜査が行われた。     テロリスト、フェフリイェ・エルダルはベルギーのブルゲス裁判所にて懲役四年の刑を言い渡される前日「行方不明に」なった。彼女の捜索が進む一方でブリュッセルにあるDHKP-Cの事務所が特殊捜査部隊によって強制捜査された。捜査員は事務所にいた3人を、身元を調べるために一時拘束したがその後釈放した。事務所にあった書類やコンピュータに入 全文をよむ

2006-03-03 ジャファリ首相、イラク安定のためトルコに期待(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

エルドアン首相と会談したイラクのジャファリ首相が「アメリカにイラクの和平実現は不可能だ。この任務を遂行できなかった。トルコに来てほしい」と語ったことが判明した。    イラクのイブラヒム・ジャファリ首相は、エルドアン首相との会談において、イラクの平和はトルコの手にかかっているとし、「アメリカはこの任務を遂行できなかった、イラクの和平実現はあなた方にしかできない」と語ったことが判明した。  政府に近い情報筋によると、首相官邸で行われたエルドアン-ジャファリ会談では、イラクでの聖廟爆発事件とそれに続 全文をよむ

2006-03-02 ベルギー、サバンジュ・センター暗殺事件容疑者の逃亡を傍観(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ベルギー政府当局は、サバンジュ・センター暗殺事件の容疑者のうち、テロリストのフェフリエ・エルダル容疑者が1999年に逮捕されて以来採ってきた政策、ならびにあらゆる警告にもかかわらず続けてきた措置により裁判を迷宮入りさせたあと、今回もテロリストの逃亡を文字通り傍観した。警察の監視の下で自宅からの外出禁止処分が課されたエルダル容疑者が、判決が出る前にさらばと手を振って逃亡したことは、関係省庁と治安当局との間での責任のなすり合いを招いた。    ■交渉役は誰?    エルダル容疑者が逃亡したため、内務 全文をよむ

2006-03-01 「革命人民解放党戦線」主要メンバー、ベルギーで懲役判決下るも失そう(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ベルギーの裁判所は、フェフリエ・エルダルに対し、ベルギーで犯した罪についてのみを裁判の対象とし、懲役4年の判決を下した。国外に出国したとみられるエルダルは、判決後の警察の捜査では発見されなかった。    サバンジュセンターでの暗殺事件の容疑者の一人であるフェフリエ・エルダルについて、トルコで犯した罪について裁判することや身柄を引き渡すことを避けたベルギーは、ベルギー国内の罪のため態度を変えた。エルダルと並んで組織のリーダーであるドルスン・カラタシュを欠席裁判で裁いた法廷で、革命人民解放党戦線(D 全文をよむ

2006-03-01 イラクのジャファリ首相、トルコのセゼル大統領らと会談:訪土問題でタラバーニー大統領との溝深まる(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ジャラール・タラバーニー・イラク大統領の反対にもかかわらず、トルコを訪問したジャファリ・イラク首相は、首都アンカラで手厚い待遇を受けた。ジャファリ首相を受け入れたアフメト・ネジュデト・セゼル大統領は「両者間の論争が我々に影響をあたえることはない。正式な首相として来たのだから私たちは受け入れた」との見解を述べた。セゼル大統領はジャファリ首相に対し、トルコがイラクに期待することを次のように述べた。  1.イラクの全領土と政治的統一を守ってほしい。  2.テロリストがトルコに対して行動できぬよう、イラ 全文をよむ

2006-02-28 トルコ、イラク北部クルド自治政府を承認へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 オウズ・チェリッコル・イラク特使は、イラクの各勢力のすべての指導者が集まったバグダッドでの協議の中で、メスード・バルザニ・クルド自治政府首相と会談した。チェリッコル特使は、「クルド自治政府」を承認し、協力する準備があるというトルコ政府のメッセージを伝えた。   ある外交関係者は、イラク議会が招集されていないため、昨年10月15日のイラクの国民投票で認められた新憲法が、依然として施行されていないことを指摘し、以下のように続けた。   「イラク憲法に記載されている「クルド自治政府」は、まだ公式には 全文をよむ

2006-02-27 ニューヨーク・タイムズ紙、イラク内戦の場合、トルコ介入の可能性指摘(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクのサマワにある、シーア派の最も神聖な礼拝地の1つ「殉教者の墓」に砲撃が加えられたことにより、シーア派とスンナ派間で激しいイラク内戦が起こる可能性がでてきた。アメリカの専門家たちは、このような戦争は中東の均衡を破る可能性があると警告している。  ニューヨーク・タイムズ紙は、アメリカで描かれた内戦のシナリオに関する記事を載せた。記事には、イラクが悲惨な結末を迎えた場合、周辺諸国で宗派間闘争が過熱し、さらにイラク国内での自派の支援に乗り出すだろうと書かれている。    ■トルコの介入の可能性   全文をよむ

2006-02-26 ムハンマド風刺画をめぐる危機的状況打開のためのサミットにも亀裂か(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国連のコフィ・アナン事務総長が、イスラム諸国における流血のデモ行動の原因となった預言者ムハンマドの風刺画騒動を解決するため、ヨーロッパおよびイスラム諸国の代表者をカタールで会談させる呼びかけを行ったが不成功に終わった。トルコからはギュル外相が出席したが、参加を表明していたEU会期議長国であるオーストリアのウルスラ・プラスニク外相とEU安全保障・外交政策担当のソラナ代表は、土壇場になって出席を取りやめた。   アナン氏は昨日カタールの首都ドーハで行われた会談に、イスラム諸国を代表するイスラム会議機 全文をよむ

2006-02-26 米国外務省:北キプロスとの貿易は違法ではない(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ブッシュ政権は、アナン計画のもと2004年に実施された国民投票から今日に至るまで北キプロス・トルコ共和国と貿易関係を築くべく一連の試みを行ってきたが、この内容がアメリカの文書公開によって初めて明らかになった。アメリカ・ヘレニック研究所という団体に提出されたこの文書は、ワシントンの南キプロス系団体の反感を買う一方で、外務省は「北キプロスとの貿易は合法である」という趣旨の説明をした。    ■文書の内容   アメリカ外務省のスポークスマン補佐アダム・エレリは、「北キプロスとの貿易は、わたしの知るあ 全文をよむ

2006-02-24 欧州委員会委員、宗教団体は市民社会組織との認識を示す(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 欧州委員会拡大総局のメンバーであるアレッサンドラ・ヴィエッツァは、EU加盟候補国と実施したEU‐市民社会組織の対話において、トルコにおける宗教団体は、EUの提唱する方法と諸活動に含まれると述べた。ヴィエッツァは、2006年に提案された諸活動への助成金として7,000万ユーロの資金が割り当てられていることもあわせて表明した。    ■会議で講演   国際地域環境センターによって開催された会議で講演したヴィエッツァは、市民社会組織は、政府と公的機関以外の中心的な組織であると定義し、この定義の中に労 全文をよむ

2006-02-22 ハマスの訪土問題でエルドアン首相声明発表(Milliyet紙) (Milliyet紙)

エルドアン首相は、「パレスチナ代表団」としてのハマスのトルコ訪問および会談について初めて党会議で擁護した。トルコが重要事項として見なしていたにもかかわらず、まったく進展がなかったと述べたエルドアン首相は、イスラエルと野党に対し、「トルコは中東に関し蚊帳の外で傍観者になるつもりはない。どこからもこの点において同意を得る必要はない。」と語った。    ■「傀儡的民主主義」   エルドアン首相は、パレスチナにおける新体制を経済的手段で操る方法がとられている現状は民主主義とは呼びえないと語り、「これは傀 全文をよむ

2006-02-20 アテネで、北キプロス・トルコ共和国承認を呼びかける声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ギリシャメディアの有力な論者の一人、アンドニス・カルカヤニスは、キプロス問題の解決を望む新外相ドラ・バコヤニスに対し、「必要があれば北キプロスを承認しよう」と呼びかけた。    前アテネ市長のドラ・バコヤニスが外相に任命された後、ギリシャメディアの有力な論者たちは、コスタス・カラマンリス政権の外交政策転換への期待を、「キプロス問題を泥沼状態から救おう」「必要があれば北キプロス・トルコ共和国を承認しよう」といった表現で表明しはじめた。    ギリシャで最も権威ある新聞の一つで政府寄りのカティメリニ 全文をよむ

2006-02-19 ハマス、トルコ外務省の説得でイラン訪問を断念(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アンカラで困難に直面し、トルコの次にイランへの訪問を希望していたハマスの指導者ハリド・メシャル氏は、「ハマスに対するよいイメージを崩すべきでない」とのトルコの外交官の忠告に従い亡命先のダマスカスに戻った。    2月16日の朝にアンカラに到着したハマス代表団は、アブドゥッラー・ギュル外相や公正発展党幹部、外務省高官と面会したのち、夜になってホテルに戻った。ハマスの政治部門のトップであるメシャル氏は、今回の訪問のまとめ役である外務省の儀典担当者と行った話し合いで、イランからも招待を受けていることを 全文をよむ

2006-02-18 ハマスのトルコ訪問は成果なし:「10日後に分かる」と外交筋(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ハマスの指導者ハリド・メシャル氏が具体的な進展が何もないまま帰国の途に着いたことは、「政府は背負ったリスクの見返りを得られなかった」と受けとめられた。    メシャル氏が2日間のアンカラ滞在中に、トルコが伝えた国際社会の期待を何一つ実現しないまま帰国したことは、「政府は背負い込んだ大きなリスクの見返りを得られなかった」という見解を生む原因となった。ハマス代表団は、報道陣の前でも、非公開の会談でも、「武装闘争の放棄、イスラエルの承認、和平プロセスの基礎をなすロードマップに従うこと」といった条件のい 全文をよむ

2006-02-17 ハマス一行がアンカラ訪問 -イスラエル、米国から反発の声(Radikal紙) (Radikal紙)

イスラエル:二国間の関係に大きな傷を残す重大な失態  アメリカ:遺憾である  トルコ外務省:国際社会の要望を伝える。正しいメッセージの伝達こそが重要である    公正発展党(AKP)政権は、アメリカとイスラエルの圧力をはねのけて、昨日ハマス一行を「パレスチナ人民が選挙で選んだ代表」としてトルコへ迎え入れた。イスラエルはトルコ政府に強く反発し、トルコ政府がハマスを擁護することについて「二国間の関係に大きな傷を残す重大な失態」であると非難した。アメリカ政府はトルコがこのような微妙な問題を勝手に相談も 全文をよむ

2006-02-16 EU議長国オーストリア、風刺画問題でトルコに期待(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ヨーロッパ連合(EU)は、風刺画問題に対する共同声明を発表するための討議を行った。トルコがEUから重視されるのはイスラームと西洋それぞれの価値が共存する文化を持つためだ。欧州議会における風刺画問題について開かれた会議で今期の議長国オーストリアは、トルコが2つの文明間の「架け橋の役割」を果たすことに強い期待を示した。   オーストリアのヨーロッパ問題担当大臣ハンス・ウィンクラーは、風刺画問題がもたらした環境を克服することに躊躇はならないと述べた。ウィンクラー担当相は、EUは対話を重視していると 全文をよむ

2006-02-10 ムハンマド風刺画問題で独外相、トルコの対応を称賛(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相は、預言者ムハンマドを描いた風刺画が原因となって引き起こされた問題の解決に、トルコが理性的かつ建設的な役割を果たしていると述べた。    シュタインマイヤー外相は、外国人記者のために首都ベルリンで開いた記者会見で、風刺画問題の解決においてトルコが果たしうる役割をただしたデンマーク人記者の質問に対し、次のように答えた。  「デンマークのアナス・フォー・ラスムセン首相は、この問題に関してトルコが建設的な役割を果たしうるとの見解を示した。私はトルコの 全文をよむ

2006-02-10 伊からイランへ輸送中のアルミニウム製大型容器、核開発に転用可能と判明(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 アメリカ中央情報局(CIA)とトルコの国家諜報機構(MİT)は共同オペレーションを遂行し、核施設で使用されるべくイタリアからイランに輸送中のアルミニウム製大型容器3個をギュルブラク(イラン国境)出発直前に確保したことを明らかにした。     3233キログラムものアルミニウム製大型容器3個は、トルコ系運送会社のトラック2台でイタリアのミラノ市を出発した。輸送先はイランのシャディ石油インダストリー会社とみられている。この資材は、現在、ギュルブラク国境にある税関倉庫に保管されている。      ■ 全文をよむ

2006-02-08 ボイス・オブ・アメリカのトルコ語放送、停止へ:予算カットが原因(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ジョージ・ブッシュ・アメリカ大統領に提出された2007年予算内で、ボイス・オブ・アメリカにおけるトルコ語のラジオ、テレビおよびインターネット放送の停止が提案された。ボイス・オブ・アメリカのラジオ放送とテレビ放送を管理するアメリカ合衆国国際放送協会は連邦議会にトルコ語放送の停止を提案した。一日に4時間のクルド語放送と毎日のアルメニア語テレビの放送は、続けられる予定だ。    ■承認待ち  予算案が可決されると、ボイス・オブ・アメリカでトルコ語部門により現在行われている一週間に合計12時間のラジオ 全文をよむ

2006-01-28 エルドアン首相、「ハマスにチャンスを与えるべき」(Radikal紙) (Radikal紙)

エルドアン首相は、パレスチナ評議会選挙で勝利したハマス組織にチャンスを与える必要があると述べる一方で、ハマスとイスラエル政府にも相互に承認するよう呼び掛けた。またエルドアンは、トルコが和平のために仲介役を務める用意があることを明らかにした。    昨日ダボスにおいて、コフィ・アナン国連事務総長との会談後に記者会見したエルドアン首相は、「パレスチナの人々の選択を尊重しなくてはならない。ハマスはイスラエルを承認しないという主張を取り下げ、イスラエルもハマスを認めないという姿勢を放棄する必要がある。こ 全文をよむ

2006-01-27 パレスチナ市民の選択はテロ組織 -評議会選挙でハマス大躍進(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスラム原理主義組織ハマスは、ヨーロッパ連合(EU)とアメリカのテロ組織リストに名を連ねており、その設立以来、イスラエルの抹殺とパレスチナ国家樹立を目指しているが、パレスチナにおいて昨日、この10年間で初めて行われた評議会選挙で、期待を上回る圧倒的な得票数で勝利を収めた。132議席のパレスチナ評議会において、非公式だが確実な結果報告によると、76人の議員を国会に送り込むことに成功したハマスは、ゲリラ活動を通して40年ほどパレスチナ自治政府における与党であり続けたファタハを崩壊させたこととなった。 全文をよむ

2006-01-23 外交ナンバー車に北朝鮮の覚せい剤密売人 -逮捕映像をメディア初公開(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イスタンブル警察麻薬捜査チームが1年前、クムブルガズで外交ナンバーをつけた車を使って70万個の麻薬錠剤を運んでいた2人の北朝鮮外交官の身柄を拘束する際の映像が明るみに出た。トルコのメディアで初めて公開された映像では、外交官が身分不可侵の特権を隠れみのに麻薬取引を行っている実態が克明に記録されていた。    作戦が実行された日、カメラに映っていたハリル・アクバル容疑者とアブデュルカーディル・バルカン容疑者は、赤い外交ナンバーをつけたオペル・オメガに近付いていった。車の中には2人の北朝鮮外交官が座っ 全文をよむ

2006-01-16 宗務庁、巡礼時の死者対応のため、イスラム会議機構の緊急召集を提案(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 宗務庁は、この10年間でメッカ巡礼(ハッジ)において1,500名の生命が失われたことを発表し、イスラム会議機構が生命の安全について決議を行う必要があると述べた。     宗務庁は、イスラム会議機構に対し、巡礼中に発生した死亡事故のため「緊急会議の開催」を提議した。メフメト・ギョルメズ宗務庁副長官は、この10年のうちに1,500名に及ぶ巡礼者の生命が失われたことに対し、もはやこのペースにブレーキをかける必要があると述べた。   ギョルメズは巡礼期間終了の際、イスラム会議機構を緊急に召集し、巡礼に 全文をよむ

2006-01-05 イスラエルのシャロン首相(77)、脳卒中で緊急入院 病状は重篤(Milliyet紙) (Milliyet紙)

重い脳出血で倒れたイスラエルのアリエル・シャロン首相(77)は、昨夜、緊急入院したハダッサッフ病院で手術を受けた。     シャロン首相の首相権限は、エフド・オルメルト副首相に委譲されたことが分かった。病院関係者のシュロモ・モル・ユスフ氏が明らかにしたところによると、シャロン首相は全身麻酔がかけられ、人工呼吸器につながれている。    AP通信は、首相が危篤状態であり、生命の危険にさらされていると報じた。また、イスラエルの第2チャンネルは、シャロン首相は腰から下が麻痺状態であると報道した。より 全文をよむ

2006-01-03 欧州委員会の新議長国オーストリア、トルコの完全加盟に後ろ向き(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EUの議長国がイギリスからオーストリアに引き継がれ、今期議長国オーストリアから好ましくない声明が発表された。オーストリアのヴォルフガング・シュッセル首相は、クロアチアとマケドニアの正式加盟の見通しを示す一方、トルコの加盟は明確ではないと述べた。オーストリアのウルスラ・プラスニク外相もオーストリアが議長国期間中に「トルコとの本格的な加盟交渉は始まらないだろう」と語った。    年初から6カ月間EUの議長国となるオーストリアは、初回の会見でシュッセル首相とプラスニク外相を通じてトルコ側に否定的なメッ 全文をよむ

2005-12-24 英国の2006年予測 “トルコとEUにとって困難な年”(Radikal紙) (Radikal紙)

 EU(理事会)の議長国を交代する英国曰く、「2006年にはギリシャ系キプロス人へ港を開かなければ、危機的状況になる。財団法や神学校問題も解決しなさい」。    EU 議長国をオーストリアに引き継ぐ英国は、2006年はトルコから見れば困難な経過を辿ることになるだろうと警告した。英国の外交官たちによると、EUが2006年にトルコに期待することは「関税同盟の附則条項がトルコ大国民議会で承認されること」、「国際機関において、ギリシャ系キプロス人への拒否権が削除されること」「財団法を実現すること」「ヘイ 全文をよむ

2005-12-22 EUから北キプロスへ、1億2000万ユーロの援助計画、無効に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EUが北キプロスに約束していたが、のちにいくつかの条件が設けられた2億5900万ユーロの財政援助のうち、1億2000万ユーロ分は無効となった。残りの支援についても希望は持てそうにない。    EUが北キプロスに対し隔離状態を解消する目的で計画していた協議項目の一つである財政援助法案の一部が無効となった。  EUが協議入りに難色を示し、キプロス共和国の要望に沿う態度をとった結果、総額2億5900万ユーロの支援を行うための法案は昨日今一度取り上げられた。しかしいかなる打開策も見出せないままこの支援の 全文をよむ

2005-12-19 ギリシャ系住民のトルコ人虐殺を告発したジャーナリスト、南キプロスを追われ北で教壇に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トニー・アンガスティニオティスは自身の著作「血の声」の中でキプロス侵攻の最中にギリシャ系住民が126人のトルコ人を虐殺したと書いたため南キプロス政府の逆鱗に触れた。彼は現在北キプロスにある東地中海大学コミュニケーション学部で教員を務めている。生徒にも大変満足している。    トニー・アンガスティニオティスは「血の声」という本とドキュメンタリーの中で、1974年8月14日のキプロス侵攻の際にギリシャ系住民がムラター村、サンダルラル村、アトラル村の126人のトルコ人住民を殺害したと書いた。そのため南 全文をよむ

2005-12-16 ユダヤ人を救ったトルコ人外交官を描いた短編映画、米国で大きな反響(Milliyet紙) (Milliyet紙)

南カリフォルニア大学の学生であるトゥルグト・チュルク・アドゥギュゼルさんは、ユダヤ人を救ったトルコ人外交官ウルキュメンの生涯を描いた映画を製作し、米国で大変な人気となった。    南カリフォルニア大学の学生、トゥルグト・チュルク・アドゥギュゼル(49)さんは、ユダヤ人を収容キャンプから助けたトルコ人外交官セラハッティン・ウルキュメンの生涯を描いた短編映画“Crescent Star”(三日月と星)により米国で有名になった。   アドゥギュゼルさんは、9月にカリフォルニアで行われたビッグ・ベア・レ 全文をよむ

2005-12-14 イラクのクルド民主党党首バルザーニ、エルドアン流のアイデンティティ解釈を表明(Milliyet紙) (Milliyet紙)

クルド自治政府首相メスット・バルザーニは、「ヤズディ教徒であれ、キリスト教徒であれ、ムスリム、トルクメン人、ケルダーン人、アッシリア人、クルド人であれ一切関係ない。北イラクで生活している誰もが『クルディスタン人』だ」と述べた。    レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のシェムデンリ訪問により始まり、長い間トルコ国内政治の焦点となっていた『下位アイデンティティー-上位アイデンティティー』論争が、北イラクに飛び火した。イラククルド民主党党首で、クルド自治政府首相メスット・バルザーニは、明日行われる連 全文をよむ

2005-12-13 イラク国内のクルド勢力、選挙を前に北部クルド地域の境界線見直しを訴える(Milliyet紙) (Milliyet紙)

メスード・バルザニが党首を務めるクルド民主党(KDP)やジャラール・タラバーニーが党首を務めるクルド愛国者同盟(KYB)を含む9政党で構成される「クルディスタン同盟リスト」の選挙公約は、「イラク北部クルド地域の境界線を引き直すこと」を盛り込んでいる。イラクで12月15日に行われる選挙に参加する政党の一部は、安全面への配慮から候補者を公表していない。一方クルド人は候補者リストと選挙公約を印刷し、地域の一般の人々に配布した。イラク全土で出馬する「クルディスタン同盟リスト」は、シーア派の街であるナジャ 全文をよむ

2005-12-09 欧州委員会、トルコと北キプロスからの反対を受けて宣言案を棚上げに(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 欧州常駐代表委員会は、トルコと北キプロスからの反発を軽視できないとし、直接貿易をグリーンラインまで後退させ、マラシュをギリシャ系キプロスに与えるとする宣言案を棚上げとした。       北キプロス・トルコ共和国を隔離状態から救うための支援法ならびに直接貿易法問題は、18ヶ月間続いている停滞状態のままとなった。欧州委員会が支援法の承認のために作成した宣言案は、直接貿易を棚上げする内容であった。このため同委員会は宣言案を前に進めることをやめた。そしてトルコと北キプロスが発した警告的メッセージを考慮 全文をよむ

2005-12-06 PKKとの関連が指摘されるクルド民主解決党(PCDK)、イラク選挙に立候補へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

PKKとの関係が明らかにされたクルド民主解決党(PCDK)は、イラク連邦議会選挙で第779番の党として10地域に候補者を立てる。PCDKキルクーク選挙区担当のフドゥル氏は、「PKKとの心の結びつきがある、われわれは兄弟のようなものだ」と語った。    テロ組織PKKによって設立されたことを明らかにされたクルド民主解決党(PCDK)は、イラク連邦議会選に第779番の党として、10地域での当選を狙う。PKKの政党ではないと主張する同党キルクーク担当のシェムセッディン・フドゥル氏は、「PKKとは心の結 全文をよむ

2005-12-05 イラクのスンナ派エル・ハシミ氏と駐イラク米大使がイスタンブルで会談(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクの選挙に参加しなかったサダム派組織とは別のスンナ派と、アメリカの関係者がトルコを介してイスタンブルで会談した。会談は、駐イラク米国大使のザルマイ・ハリルサド氏も参加して行われた。12月15日に行われる選挙へのスンナ派グループの参加がもっとも重要な議題となった。   イラク戦争勝利のために不可欠なイラク市民の支持を獲得したいという米国の方針にそって、米国関係者はイラクの4つのスンナ派アラブ人グループと会談した。ハリルザド駐イラク米大使は、イラク、米国の両国が秘密裏に準備した会談へ一昨日の夕方 全文をよむ

2005-12-03 イラクで人質となったドイツ人考古学者のためにベルリンのモスクで祈り(Milliyet紙) (Milliyet紙)

2日の昨日、ベルリンで宗務トルコ・イスラーム協会に属するチュルク・シェヒトリック・モスクと、イスラーム連盟に属するエミル・スルタン・モスクで、イラクで人質となった考古学者スザンヌ・オストホフさんの救出を願って、礼拝が行なわれ祈りがささげられた。     ベルリンのエールハルト・キョルティング上院議員は、シェヒトリック・モスクでムスリム達とともに並んで金曜礼拝を行った。その後、エミル・スルタン・モスクで午後の礼拝を行った。キョルティング上院議員は、読み上げられた祈りの後、人質のオストホフさんのた 全文をよむ

2005-12-02 アルメニア初代首相の告白:トルコ人は悪くなかった(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 アルメニアの初代首相のカチャズヌニは「ヨーロッパ諸国が私たちを埋葬したのだ。トルコ人が罪悪感をおぼえる必要はない」と言ったという。     アルメニアの初代首相のオヴアネス・カチャズヌニが1923年にブカレストで行ったダシュナク党の会議に提出された報告書において「トルコ人が罪悪感を覚えるべき点は存在しなかった」という表現があった。モスクワレーニン図書館所蔵のロシア語版報告書をトルコ研究者アリフ・アジャルオールがトルコ語に翻訳した。報告書の記述によって、トルコ人がアルメニア人を虐殺したという説に 全文をよむ

2005-12-01 イラクの副大統領がアンカラを訪問(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 イラクの副大統領アーディル・アブドゥルマフディーは、交渉のためにトルコのアンカラへ赴いた。   公務としてアンカラを訪問したアブドゥルマフディー副大統領を、エセンボア空港でアンカラ副知事ハヤティ・ソイル氏と外務省の幹部たちが出迎えた。     副大統領は、今回の訪問日程のなかでアフメト・ネジュデト・セゼル大統領を表敬訪問し、副首相兼外相アブドゥッラー・ギュルと会談することになっている。     アブドゥルマフディー副大統領とは、イラクの選挙前の最近の状況や、トルコ・イラク関係および今後の展開に 全文をよむ

2005-11-28 オーストラリアでガリポリ半島を模した公園建設計画(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 オーストラリアの前復員軍人大臣ダナ・ヴェイルが「ガリポリ半島のレプリカをわが国に」と呼びかけた。当初から大きな反響を呼んだこの呼びかけへの支持は徐々に拡大している。     オーストラリアの前復員軍人大臣ダナ・ヴェイルによる「ガリポリ半島をわが国に持ってこよう」という提案はシンパを広げている。オーストラリア政府はこの提案にあまり好意的ではないが、市民団体の中には支持を表明するものも出てきた。トルコの専門家はこの提案が実現する可能性を示唆している。    ■驚くほど似ている   すべてはヴェイル 全文をよむ

2005-11-28 EU代表がトルコの交渉体制に疑問符(Milliyet紙) (Milliyet紙)

■欧州委員会トルコ代表部クレッチマー氏がEU加盟交渉の体制について、「ババジャン氏が明らかにした体制の有効性について疑問がある。」とコメントしたことが議論をよんだ。    欧州委員会トルコ代表部ハンスイェルク・クレッチマー氏は、トルコの加盟交渉体制に不安を抱いている。クレッチマー氏は、コーディネーターとなる組織が作られていないことを批判し、チーフ交渉担当者のアリ・ババジャン氏が明らかにした交渉体制の有効性についてEU内では疑念がでてきていることを強調している。クレッチマー氏は、先週掲載されたイン 全文をよむ

2005-11-26 セーブル条約の民族自決権に言及する北イラク“クルディスタン憲法”に反発の声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

北イラクのクルド人が、トルコが祖国解放戦争で破棄したセーブル条約を持ち出すことに激しい反発が起こった。アクタンは「自決権はローザンヌ条約によって執行された。」と述べた。    列強によるアナトリア分割を明記しながら、アタテュルクのリーダーシップによる祖国解放戦争によって歴史に葬られたセーブル条約が、本紙がスクープしたイラク連邦クルディスタン地区議会作成の「クルディスタン地域憲法草案」に盛り込まれた。セーブル条約への言及に対し反発が示された。    ■効力は消えた    元大使ギュンドュズ・アクタ 全文をよむ

2005-11-22 デンマークのロジ・テレビ閉鎖は困難(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 デンマークでは、テロ組織から資金提供を受けることは違法とされていない。 このため、PKK系の放送をしているロジ・テレビを閉鎖させることは困難と見られている。     トルコとアメリカがデンマークに対して即時閉鎖を求めているPKK系のロジ・テレビの放送中止は困難と見られている。デンマーク刑法によるとテロ組織からの財源獲得は同国では罪と認定されていない。   デンマークでは、アメリカとEUが作成した「テロ組織」リストに含まれる組織であっても、多くの場合、人道的な活動は禁止されていない。それでも、ロ 全文をよむ

2005-11-09 欧州委員会、プログレスレポート、加盟パートナーシップ文書(KOB)を承認(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

欧州委員会は、トルコの年次プログレスレポートと短・中期目標が記載された加盟パートナーシップ文書を今日の会議で承認し、メディアに公開した。またEU拡大についての一般戦略文書とバルカン諸国に関するレポートも公表した。    欧州委員会のオッリ・レーンEU拡大担当はブリュッセルでの記者会見で、トルコのプログレスレポートと加盟パートナーシップ文書について、EUの見解を述べた。レーン氏はトルコに関する講評のなかで、プログレスレポートにはトルコが抜本的改革を実施しているとの指摘があると述べ、コペンハーゲン基 全文をよむ

2005-11-06 トルコ大使館:タラト北キプロス大統領からの招待はなかった(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコの在レフコシャ(北キプロス)大使館は、北キプロス・トルコ共和国のメフメト・アリ・タラト大統領が、ラマザン明けの祭りの表敬客の出迎えを初めてトルコ大使やトルコ平和維持軍司令官とは別に行なった結果生じた両国間の緊張関係について説明した。  報道担当官によると、アイダン・カラハン大使と平和維持軍の司令官は、タラト大統領からラマザン明けの表敬客の歓待を一緒に行う旨の文書が送られてくるのを待っていたが来なかったため、大統領とは別に表敬客を迎える準備をする決定を下したという。     ■手紙によるお祝 全文をよむ

2005-11-05 欧州委員会、今年はクルド人やアレヴィー派を「少数民族」と明言せず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

2004年の報告書でクルド人やアレヴィー派を「少数民族」 と定義した欧州委員会は、今年は同様の定義を明言することを避けた。報告書では、ローザンヌ条約で定義された少数民族以外に、「少数民族と定義される可能性のある集団」と言及された。     欧州委員会が刊行している進捗報告書で少数民族の権利がやはり重視される一方で、昨年はクルド人とアレヴィー派を「少数民族」と定義した委員会は、今年はこの定義を明言することを避けた。   報告書では少数民族の権利に関わるトルコの政策に昨年からこれまでに全く変化が見 全文をよむ

2005-11-03 北キプロスで30年の伝統に終止符(Milliyet紙) (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国(北キプロス)の政府関係者と、北キプロス駐在のトルコ共和国軍人、そして在北キプロス・トルコ大使が、一同に介して断食明けの祭りの表敬客に挨拶をする、という慣例は廃止されることになったと、発表された。この慣習は、30年間続いてきたが、第2代北キプロス大統領メフメト・アリ・タラトによって終止符を打たれることになった。    前大統領ラウフ・デンクタシュ主催の断食明けの祭のパーティーでは、大統領と並んで主催者側にたっていた在北キプロス・トルコ大使、トルコの平和維持軍司令官、そして 全文をよむ

2005-11-02 マトサキス欧州議会議員の挑発行為:ギリシャ系キプロス政府は冷ややかな態度(Milliyet紙) (Milliyet紙)

キプロス共和国タソス・パパドプロス大統領が党首を務める民主党の党員であり、欧州議員であるマリオス・マトサキス氏は、昨日朝レフコシャ(ニコシア)にある停戦ラインを越え、アクンジュラル-キラジキョイ道路に建設中のトルコ軍監視小屋にある旗竿からトルコ国旗を奪い、南キプロスへ持ち帰った。    ■「私が死ぬことはたいしたことではない。」  マトサキス氏は、1996年にキプロス島のギリシャ人2名が死亡した国境侵犯事件の首謀者である。同氏は、トルコによるキプロス「占領」にEUの注目を集めるため、今日、奪い取 全文をよむ

2005-10-28 ロンドンでEU非公式首脳会談:トルコ加盟交渉開始は重要な成果と英国報道官(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EU非公式首脳会談で、議長国イギリスに「成果なし」との批判が投げかけられたが、ブレア首相の報道官は「トルコとの交渉を開始したことは小さな成果ではないのか」と自己を擁護した。    EU今期議長国のイギリスは、ロンドン郊外のハンプトンコートパレスで昨日開催された非公式首脳会談で同国に向けられた批判に対しトルコとの件で返答した。  ブレア首相の報道官は「成果なし」という批判に対し「トルコとの加盟交渉が開始されたことは小さな成果ではないのか」と返答した。会議ではエルドアン首相も昼食会でEU首脳陣と顔を 全文をよむ

2005-10-24 オルハン・パムク、ドイツ出版協会平和賞受賞式典であいさつ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 オルハン・パムクがドイツ出版協会平和賞を「トルコとトルコ人がヨーロッパにもたらした最初のものはもちろん平和である」と語って受賞した。     作家のオルハン・パムクは、ドイツ出版協会の第56回平和賞をフランクフルトにある157年の歴史あるパウロ教会で行われた式において受賞した。賞を協会長のディーター・ショーマンから受け取ったパムクは、この賞を受けることに大きな名誉と誇りを感じると述べた。    ■30分の演説   パムクは30分間の演説においてトルコ・EU関係に大きく時間を割いた。トルコのEU 全文をよむ

2005-10-22 エルドアン首相、パキスタン地震で総額1億5000万ドルの援助を約束(Milliyet紙) (Milliyet紙)

パキスタンの震災地域を視察したエルドアン首相は、1億5000万ドルの援助を約束した。震災地域に入った初の外国の首相であるエルドアン首相の援助は、一国がパキスタンに対し行う最大の援助額となった。    ■「あらゆることを行う」    国連は、数万の人々が亡くなり、何百万もの人々が負傷した地震の後、世界各国からの支援が少額に留まっていると警告し、より多額の支援の必要性を強調した。  パキスタン首相府スポークスマンのジャビット・マリクは、トルコが行う援助が1億ドルの現金と、5000ドル相当の物資になる 全文をよむ

2005-10-21 EU加盟協議の調査プロセススタート:科学・研究分野から(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコのEU加盟協議の第一歩である調査プロセスが昨日ブリュッセルで「科学・研究」分野から正式に始まった。報告をメーンとするこの会合には、トルコとクロアチアの代表団もそろって参加した。欧州委員会は、どの分野であれ年内の協議開始は非常に難しいとの認識を示した。    欧州委員会側の代表は拡大委員長のファブリジオ・バルバッソ氏が務めた。EU常任代表のオウズ・デミラルプ大使を団長とした総勢30人のトルコ側委員には、トルコ科学技術研究機構(TÜBİTAK)や高等教育機構(YÖK)をはじめとした様々な機関の 全文をよむ

2005-10-17 アメリカ国税庁長官はトルコびいき(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカ国税庁のマーク・W・エヴァーソン長官は、1991年から滞在したトルコで2人のトルコ人の子どもを養子に迎えた。仕事が終わるとトルコ人の友人と一緒にトルコレストランでラクを飲む。    アメリカで特に納税の時期に「もっとも嫌われる人々」の頂点に立つ国税庁のマーク・W・エヴァーソン長官は大変トルコに友好的だ。首都ワシントンの実力派の官僚の一人であるエヴァーソン氏は、毎晩仕事を終えると運転手なし、ボディーガードなしにラフな格好で行き付けのトルコレストランに向かう。トルコ人の友人と一緒にラクを飲み 全文をよむ

2005-10-15 国連食糧農業機関(FAO)、鳥インフルエンザ問題でトルコの対応を評価(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国連食糧農業機関(FAO)は、地球規模の鳥インフルエンザ蔓延は起こらないとし、不安を抱いている国々を安心させた。同機関は「トルコとルーマニアは病気を広めないよう迅速で効果的な行動を取った」と述べた。    FAOは、トルコとルーマニアが鳥インフルエンザに積極的に対応したために、アジアで数年前に起こったような大規模感染は発生しないと発表した。ローマに本部を置くFAOの家畜生産・衛生管理担当者、サムエル・ユッチ博士は、ニューヨークタイムズ紙の取材に対し、トルコとルーマニアが鳥インフルエンザの拡大防止 全文をよむ

2005-10-13 パキスタン地震:トルコからの救援隊、105時間ぶりに女性救出(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

TSK(トルコ軍)特殊部隊司令部のDAK(Doğal Afetler Arama ve Kurtarma Timleri=自然災害捜索救護チーム)と、イスタンブル県保健局のUMKE(Ulusal Medikal Kurtarma Ekibi=国民医療救護チーム)は、パキスタンのカシミール地方を襲った地震から105時間後の昨日、一人の女性を瓦礫の下から救出することに成功した。女性の夫は「ありがとうトルコ」と言って喜びの気持ちを表した。    ムザッファラバードで活動していたトルコチームが、ラシデ・ 全文をよむ

2005-10-11 ドイツ連立政権樹立でメルケルCDU党首が首相に:外相ポストは社民党が確保(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツは、「大連立政権」で合意に達した。メルケルが首相となる。シュレーダーが閣内にとどまらない代わりに、社会民主党は内閣の14ポストのうち8つの閣僚ポストを得た。    9月18日に行われた早期総選挙を僅差で制したキリスト教民主同盟(CDU)のアンゲラ・メルケル党首(51)がドイツ初の女性首相となることが確定した。メルケルは3週間にわたって連立政権樹立を模索する中、先日と昨日ゲルハルド・シュレーダー首相(61)が属する社会民主党(SPD)幹部と協議を行った。この協議でメルケルは、シュレーダーが7 全文をよむ

2005-10-10 オルハン・パムクについての議論がノーベル賞発表を遅らせている(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 英紙オブザーバーは、スウェーデン王立科学アカデミーのノーベル文学賞今年度受賞者発表の延期は、オルハン・パムクに賞を与えるかどうかで審査員の間に亀裂が生じていることが原因であると報じた。     英の日曜紙オブザーバーは、ノーベル文学賞を決定するスウェーデン王立科学アカデミーが今年度の受賞者発表を一週間延期したことについて、審査員がオルハン・パムクに賞を与えるかどうかで意見が二分されていることが原因であると報じた。   同紙によると、審査委員会内の意見分裂によって文学賞が医学、物理学、化学、平和 全文をよむ

2005-10-10 アゼルバイジャン自由連合デモ警官隊と衝突(Radikal紙) (Radikal紙)

バクー発    バクーでは、11月6日の大統領・議会選挙を前に政権側と野党側のデモ衝突が続いている。(バクー)県当局が2週間にわたって認可を与えなかったにもかかわらずデモを実施し抗議の姿勢を見せた主要野党によって組織された「自由連合」は、警官隊の強硬な鎮圧に遭った。  首都バクーの通りという通りから小規模なグループとなって地下鉄「5月28日」駅のある広場に入ろうとしたデモ隊は、機動治安行動をとった警官隊によって阻まれた。前回のデモを目にしている警官隊がより厳しい姿勢で対応し、デモ隊を解散させるた 全文をよむ

2005-10-06 トルコ人は世界で三番目に不幸・・・!(Milliyet紙) (Milliyet紙)

30カ国を対象に行われた調査で、トルコ人は、ハンガリー人、ロシア人に次いで自らを不幸だと感じている国民ランキングの上位三位に入った。    世界規模で行われた調査によると、トルコ人は世界でもっとも不幸な国民の一つ。  イギリスの市場調査会社Gfk NOPにより30カ国で計3万人を対象に行われた調査が、イギリスのタイムズ紙に掲載された。  調査参加者達は、家庭内での生活から彼らのおかれている社会的地位にいたるまで、さまざまな点に注目しながら、幸福度を決定した。  もっとも不幸な国家はハンガリーで、 全文をよむ

2005-10-05 EUスタンダードによる新生活:日常生活はこう変わる(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EU加盟交渉はそのプロセスが進むにつれ、法律も生活規範も一歩一歩、徐々に量を増やす形で日々の生活に影響しはじめることになる。海や湖へのごみ投棄は禁止され、交通ではドルムシュ(乗り合いミニバス)さえも標準化される。    欧州連合との完全加盟交渉を始めたトルコは、交渉プロセスの進展に従って身近な日常生活に影響を与える“EU標準”に直面することになる。加盟交渉は進展するにつれ、法律も生活規範も一歩一歩、徐々に量を増やしながら日常生活に影響し始めることになる。この影響の範囲は、35項目の交渉内容分野と 全文をよむ

2005-10-05 シラク仏大統領:トルコEU加盟達成には文化革命と十分な時間が必要(Milliyet紙) (Milliyet紙)

シラク仏大統領はトルコEU加盟達成には大掛かりな「文化革命」が必要だと述べた。シラク大統領は「トルコは(EU加盟で)成功を収めるだろうか?願わくばそうなって欲しいが、確信はない」と語った。    シラク仏大統領はトルコがEU加盟国になるための条件として、大掛かりな「文化革命」の必要性を感じているとの発言をした。昨日、ベルルスコーニ伊首相との会談後に行われた記者会見で「トルコは成功を収めるだろうか?このことについては何とも言えない。願わくばそうなって欲しいと思うが、確信は持てない。ただトルコには少 全文をよむ

2005-10-04 トルコのEU加盟交渉開始決まる:ギュル外相、EUトルコ双方にプラスと発言(Milliyet紙) (Milliyet紙)

政府間会議の後、トルコのアブドゥッラー・ギュル外相は、「加盟交渉開始はトルコ・EU双方に利益をもたらすであろう。我々はすでに互いの一部となった」と述べた。またトルコでの民主主義を深化させるだろうと語った。    ギュル外相は、トルコの加盟交渉開始を、「われわれの希望がかなった。完全加盟への展望が見えた」との言葉で評した。EU今期議長国であるイギリスのジャック・ストロー外相も、「トルコの地位は変化した」と述べた。  トルコの加盟交渉開始を決めた政府間会議の後、ストロー外相、EU委員会拡大担当委員の 全文をよむ

2005-10-04 重大局面はこうして乗り越えられた:EU交渉枠組み文書合意の舞台裏(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トルコに対し「特権的パートナーシップ」を提案していたオーストリアは、交渉の結果主張を取り下げた。ギリシャ系キプロス(キプロス共和国)へNATO加盟の道を開く第5条は、“トルコ政府の拒否権は剥奪されていない”とする“議長発表”を行うことを合意することで決着した。     EUはこれまでの歴史で初めて、人口の大部分をイスラム教徒が占める国との完全加盟交渉の席に着く一方、トルコはヨーロッパを目指し、後戻りできない道を歩み始めた。度重なる協議を、「完全加盟以外の代替案」を主張してストップさせたオースト 全文をよむ

2005-10-03 エルドアン首相の国内向けメッセージ:「路線変更はない」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

(アンカラの)クズルジャハマムで行われた公正発展党(AKP)協議会で演説したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「EUは、(加盟交渉への対応次第で)政治的成熟さを見せて世界的なプレーヤーとなり力となることを決断するか、キリスト教徒の社交クラブに留まることを受け入れることになる。決定がどうなろうとも、我々の路線に変更はない」と述べた。    EU加盟交渉に対する決定が肯定的であるか否定的であるかにかかわらず、トルコがどういった態度を示すのかについてエルドアン首相は、要約すると次のように語った。  全文をよむ

2005-10-03 トルコのEU加盟交渉、いよいよ正念場:10月3日の交渉を前に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコが今日EUとの加盟交渉を開始するのを前に、唯一の障害となっているオーストリアを説得するためルクセンブルクで行われたEU外相会議では結論は出なかった。    トルコが10月3日に交渉を開始することについて明らかな異議を唱えている唯一の国であるオーストリアの頑な態度は、昨夜行われたEU外相特別会議でも変えることができなかった。24カ国に包囲される形となったオーストリアは、会議が終わりに近づくにつれ態度軟化の兆しは見せたものの、説得には応じなかった。会議に先立ち「お互いの話をよく聞き、この問題に 全文をよむ

2005-10-01 オーストリア首相の対トルコ強硬姿勢、真の狙いは地方選対策?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トルコに対する強硬な態度で10月3日の交渉開始を危険にさらすオーストリア首相シュッセルだが、そうした態度の背景には10月23日のウィーン地方選挙で勝利したいとの思惑があるようだ。    トルコのEU加盟交渉が月曜日に開始できるようEU加盟国の合意が必要な交渉枠組み文書に関して行われた会議を、「特権的なパートナーシップ」という代替案を文書に盛り込むことを主張して譲らず紛糾させたシュッセル政権だが、AP通信に語ったオーストリアの分析家によると、こうした態度をとることで反トルコ派の国民の票を得ようと 全文をよむ

2005-09-30 アゼルバイジャン野党連合ハンスト突入(Radikal紙) (Radikal紙)

バクー発  アゼルバイジャンでの11月6日の選挙に先立って、イルハム・アアリエフ政権と野党勢力との間の緊張状態が続く一方で、各野党はハンストに突入することを決定した。野党を形成する自由連合(Azatlık Bloku)のつい先の会合では、集会の自由の制限に関して国会議員候補者が今朝以降ハンストを行うことで合意されていた。この動きには、自由連合のムサヴァト、人民戦線、民主各党の首脳と一部の党員が加わる模様。ムサヴァトのヴルグン・エユプ副党首は、「選挙前の状況は、民主主義の観点からすれば最悪」であり 全文をよむ

2005-09-30 トルコEU加盟交渉、オーストリアが障壁に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

10月3日を前にトルコ政府が「恐れていた事態が起こっている」。    EU加盟プロセスの道筋と方法を示す交渉枠組みの承認は、オーストリアが難色を示したため期日ぎりぎりまで持ち越された。  文書に(完全加盟以外の)特別な協力関係という文言を入れるよう求めているオーストリア政府は、昨日枠組みを承認しない唯一の国となったにも関わらず、EU常任代表者委員会(COREPER)を妨害した。“トルコ問題”は、10月2日にルクセンブルグで開かれる臨時の外相会議で解決に向けた話し合いが行われ、加盟プロセスの公式の 全文をよむ

2005-09-30 クルディスタン航空、トルコ上空を飛ぶ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヨーロッパと北イラクを結ぶ初めての直行便がトルコの上空に開設された。9月19日に始まった直行便は、初回からトルコの領空を通過した。この航路の第2便には本紙の特派員も同乗した。    週1回、月曜日にフランクフルトとアルビルを結ぶ路線は、10月13日以降水曜日にも行われ、週2回の運航となる。この便を「クルディスタン航空」の代理店でフランクフルトの中心街にある「ウーラク・レイセン(イラク旅行)」という名前の会社が統括している。同社は、往復780ユーロで3カ月間有効な航空券を販売している。  我々もク 全文をよむ

2005-09-29 衝突の名は自由 選挙を前にアゼルバイジャン与野党対立激化(Radikal紙) (Radikal紙)

アゼルバイジャンでは11月6日の総選挙を控えて野党側と政権側の激しい衝突が起こっている。野党側は自由広場でのデモ実施を求めたが、イルハム・アアリエフ大統領は、ウクライナにおける「オレンジ革命」がバクーまで波及することを防ぐためにこれを認めなかった。野党の自由連合が日曜日に実施したデモが警官隊によって強硬に鎮圧された直後からアメリカの在バクー大使は野党への広場開放を提案した。政権側と野党側の協議が物別れに終わると、自由連合はこの土曜日にも広場に繰り出すことを明らかにした。ヨーロッパ安全保障協力機構 全文をよむ

2005-09-29 欧州議会、追加議定書承認を延期:EU加盟交渉最初の暗雲(Milliyet紙) (Milliyet紙)

欧州議会は追加議定書の承認が必要であるにも関わらず、トルコ大国民議会による「キプロスを公認しない」という宣言が出される可能性があることを口実に、評決に付すことを延期し、10月3日以降、最初の危機の種をまいた。    欧州議会は、関税協定を全EU諸国に拡大する追加議定書の承認を延期した。この延期は、昨日トルコのEU加盟にはっきりと反対を表明した(ドイツ)キリスト教民主同盟の提議により議題になったが、10月3日の交渉開始に関し法的影響力を持つものではない。しかし今回の延期は、交渉過程における最初の危 全文をよむ

2005-09-28 今日、欧州議会で追加議定書承認見込み:キプロス問題が焦点に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 欧州議会の、トルコに関する決議案において、「トルコはできるだけ早いうちにキプロス共和国(ギリシャ系キプロス)を承認しなければならない。トルコの港が2006年までにキプロス共和国に開かれなければ、(トルコのEU加盟)交渉のストップもありえる」という表現があった。     加盟交渉が始まる予定である10月3日が来るまで、発言権は欧州議会にあるようである。欧州議会は、今日追加議定書を承認する予定である。長く続くトルコ論争を今度はホームで行うことになる。議論の結果下された決定におけるメッセージは厳しい 全文をよむ

2005-09-20 ドイツ総選挙でトルコ人が5人当選:若手が躍進(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツ連邦議会選で当選を果たした5人のトルコ人のうち、ヒュセイン・アイドゥン氏は43歳、エキン・デリギョズ氏は34歳、セヴィム・ダーデレン氏は30歳だった。最高齢のトルコ人議員でも1943年生まれである。    ドイツで先日前倒しで行われた連邦議会の総選挙に出馬した26人のトルコ人候補者のうち、5人が当選を果たした。トルコ系議員の数は、これで2人から5人に増加した。  エキン・デリギョズ氏(緑の党)は3度目、ラーレ・アクギュン氏(社会民主党)は2度目の当選となった。左派党から立候補したドイツ・ト 全文をよむ

2005-09-19 キリスト教民主同盟メルケル党首、過半数獲得できず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

キリスト教民主同盟はドイツにおける選挙で過半数は獲得できなかったものの、第一党となった。  単独政権のチャンスをうしなったメルケル党首は社会民主党とともに連立政権を組まざるを得ない。    ドイツにて昨日行われた前倒し総選挙の結果、左派・右派両政党は、議会において単独政権樹立のための単独過半数を得られず、互いに連立政権を組まざるを得ない状況となった。    ◇結果のトルコへの影響  ドイツにおける選挙は、トルコにとっても運命の選挙とされてきたが、それは今回の選挙で有力だったCDU(キリスト教民主 全文をよむ

2005-09-17 イラク政府首脳、PKK対策に取り組む姿勢みせる(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカで開かれているサミットでのトルコ・イラク首脳会談では、PKK問題が討議された。トルコの外交官は「イラク政府はPKK問題についてとても明確に話した。我々が聞きたかった言葉は全て聞けた」と語った。    ブッシュ政権による最新の会見に続き、イラク政府当局がトルコへ与えた確証も、北イラクのPKK拠点に対して近いうちに具体的対策が講じられるという期待を高めた。    国連サミットのために訪米したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、イラクのジャラール・タラバーニー大統領、イブラヒム・ジャファリ首 全文をよむ

2005-09-15 アラブ連盟事務局長、加盟国にトルコのEU加盟支援を要請(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アラブ連盟(注1)のアムル・ムーサ事務局長は、(北アフリカ諸国など)地中海諸国はEU加盟問題でトルコをより一層支援する必要があると述べた。また、トルコのEU加盟論議は南・東地中海諸国間の文化的接近や文明に関わる問題であるとし、1995年に地中海諸国間の相互協力を促進する目的で発足した「バルセロナ・プロセス」(注2)に対しても、トルコをより積極的に支援するよう呼び掛けた。ロンドンで開かれたヨーロッパ-地中海ネットワーク会議で演説したムーサ氏は、「イスラム国家がEUに加わることについて、様々な警告や 全文をよむ

2005-09-15 米大統領、イラク大統領にPKK対策を要請(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカのブッシュ大統領はエルドアン首相と会談した際、ホワイトハウスで前日に会ったイラクの指導者に「PKKに対して何か対策を講じて下さい」と伝えたことを明らかにした。    アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は、イラクのジャラール・タラバーニー大統領と前日ホワイトハウスで行った会談の席でPKK問題について取り上げ、PKKのイラク側の組織に対して処置を講じるよう求めた。ブッシュ大統領は、タラバーニー大統領との間で行ったPKK問題での意見交換の内容を、昨晩ニューヨークで会談したレジェプ・タイイプ 全文をよむ

2005-09-14 シュレーダー首相、ドイツのトルコ系新聞社を訪問(Radikal紙) (Radikal紙)

 ドイツのシュレーダー首相は、「加盟交渉をきちんと始めようではないか。トルコは不安定な地域において、大変に安定した錨のような国だ。トルコとヨーロッパの価値をひとつにすれば、われわれの安全保障につながる」と述べた。     ドイツのゲアハルト・シュレーダー首相は選挙期間中の昨日、フランクフルト近郊にあるドアン・メディア・グループ(DMG)〔Milliyet、Radikal、Hurriyet紙の発行元〕の施設を訪問した。シュレーダー首相はドイツにおけるDMGの働きを賞賛し、トルコのEU加盟について、 全文をよむ

2005-09-12 シュレーダー首相、トルコのEU加盟に反対する対立候補を批判(Milliyet紙) (Milliyet紙)

シュレーダー首相は、トルコのEU加盟に異を唱える対立候補のメルケル氏に警告を発した。「安全保障の問題の1つを内政面での攻撃材料にすべきでない。これはドイツの国益に反する行為だ」。    ドイツで9月18日に行われる前倒し総選挙を前に、与党・社会民主党(SPD)のゲアハルト・シュレーダー首相と対立候補のキリスト教民主同盟(CDU)党首、アンゲラ・メルケル氏は最後の舌戦を繰り広げている。トルコのEU加盟を選挙キャンペーンの最重要課題に位置付けるシュレーダー首相は、昨日メルケル氏に警告を発し、トルコの 全文をよむ

2005-09-11 トルコ系が住むイラク北部のタル・アファルで大規模な攻撃(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラク北西部のタル・アファルを拠点としているイスラム勢力に対し、アメリカとイラクの軍隊が昨日、大規模な攻撃を始めた。空と陸からの爆撃により、141人のイスラム戦士の死亡が確認された。    イラクに駐留するアメリカ軍とイラク軍は、首都バグダッドから420キロ北西で、シリア国境から100キロの地点にあり、テュルクメン人が住民の90%を占める都市タル・アファルを拠点としている暴徒や外国から来たスンナ派アラブ人テロリストに対し、昨日未明から大規模な掃討作戦を始めた。3日以内で終える予定と伝えられている 全文をよむ

2005-09-09 英国ジャック・ストロー外相:EUはトルコ加盟を認め拡大すべき(Milliyet紙) (Milliyet紙)

   イギリスの外務大臣ジャック・ストローによる政策についての論説において「EUにとって、トルコを引き入れて拡大することのほかに選択肢はない。」     EU議長国イギリスがトルコのEU加盟に与える支援について、外務大臣ジャック・ストローは力強い表現で再度言及した。ストロー氏は、「ヨーロッパは、トルコをEUへ引き入れて競争力を高めるか閉鎖性を強めるかという2つの路線から選ばなければならない」と述べた。EUの完全加盟交渉を10月3日に始めるべきであると述べるストロー氏は、ヨーロッパがトルコを拒絶す 全文をよむ

2005-09-08 トルコのEU加盟問題:EU諸国の支持率が減少へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツ・マーシャル基金により出版された「大西洋沿岸国の趨勢2005」と題された報告書で、EUにおける反トルコの運動が、恐れられていた通りマイナスの影響を及ぼしたことが明らかになった。調査が行われたEUの9ヶ国におけるトルコのEU加盟に対する支持は、「例外なく」低下傾向を示した。トルコの加盟に対するこの9ヶ国の支持率は、昨年より平均で8%低下し、22%へと後退した。加盟がEUにとって良いか悪いか決められないとする人々が平均42%いることも気になるところである。昨今の情勢を受け、EU加盟に対するトル 全文をよむ

2005-09-07 ユーロフェスタ2005をギリシャ政府が禁止に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ギリシャ政府は、9月16-18日にモラ半島で、ヨーロッパから多くの人種差別主義組織が参加する予定の「ヨーロッパにトルコの場所は無い」とのスローガンで計画されている「フェスティバル」を禁止した。     9月16-18日にギリシャ南部に位置するモラ半島のメリガラでヨーロッパ各国から多くの極右組織や人種差別主義組織が「ヨーロッパにトルコの場所は無い」とのスローガンをかかげ開催される、「ユーロフェスタ2005」という活動がギリシャ政府に禁止された。  政府担当スポークスマン、テオドラス・ルソプロス氏 全文をよむ

2005-09-06 ヨルダンのアブドゥッラー国王がアンカラへ:イラク問題が議題(Milliyet紙) (Milliyet紙)

公務でアンカラを訪れたヨルダンのアブドゥッラー国王は、イラク情勢の推移に対する懸念を表明した。エルドアン首相も、「イラクでの戦火は我々にも飛び火する」と語った。    ヨルダンのアブドゥッラー国王の突然のアンカラ訪問では、イラク情勢が議題に上った。同国王は、10月15日に国民投票にかけられる新イラク憲法をめぐる昨今のイラク情勢に懸念を表明した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相も同国王の懸念に共感して、「イラクでの戦火は我々にも飛び火する」と述べた。  日帰りでアンカラを訪れた同国王をアブドゥッ 全文をよむ

2005-09-04 パキスタン・イスラエル会談の仲介役トルコを米が高評価(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコが歴史的会談の仲介役を担ったことにより、公正発展党政権は(アメリカ政府から)「地域間和平に向けた積極的役割」を果たしたと見なされた。    トルコがパキスタン・イスラエル間の、両国史上初となる高官級の公式会談を仲介しホスト役を務めたことは、アメリカ政府内に大きな満足感を生み出した。この過程で、特にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相がイスラエルのアリエル・シャロン首相と親密な対話を築いたことに注目したアメリカの情報筋は、会談の成功を公正発展党政権が「地域間和平に向けた積極的役割」を果たした証 全文をよむ

2005-09-04 クルド人は望むものを全て獲得した:イラク憲法草案(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカの主要紙の1つであるニューヨーク・タイムズ紙は、先週国会を通過し、10月15日に国民投票にかけられることが決まったイラク憲法草案を取り上げた社説で、イラクの今後の政治・司法のあり方を規定する憲法において、クルド人は新たに何も獲得しなくても、スンナ派とシーア派に対して一切譲歩せず、望むものを全て手に入れることになるという見方を示した。  「反抗勢力だったクルド人は、イラクの政治で手にした勝利を満喫している」という、クルド人の指導者メスド・バルザーニー氏を想起させる見出しをつけた同紙は、バル 全文をよむ

2005-09-03 『私の名は紅』ならぬMy name is Orhan!:起訴に対する外国メディアの反応(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ウォールストリートジャーナル紙は、作家オルハン・パムク氏について開かれる裁判を批判した記事に、小説「私の名は紅」のタイトルをもじって「私の名はオルハン」という見出しをつけて報じた。    アメリカのウォールストリートジャーナル紙の欧州版に掲載された記事は、トルコのEU加盟が危機的な状況にある中、作家のオルハン・パムク氏に最長3年の禁固刑を求める裁判が開かれていることに対する驚きの念を表明した。記事には、パムク氏の小説のタイトル「私の名は紅」をもじって「私の名はオルハン」という見出しが付けられた。 全文をよむ

2005-08-31 EU交渉開始を前にフランス、危機をまねきたくないと発言(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランス外務大臣ドゥスト=ブラジは、「フランスは欧州に新たな危機を招きたくない」と述べつつ、同国が、キプロスのためにトルコの交渉開始を妨げる意図はないことを明らかにした。     近頃、様々なレベルにおいて関係者が「トルコはキプロスのギリシャ地域を承認することが必要である」と口にし、でなければ10月3日のEUとの交渉を開始することは出来ないだろうという脅しめいた発言をしているフランスだが、昨日はトーンを落とした。フィリップ・ドゥスト=ブラジ仏外相はこの問題に関する会見において、「フランスは欧州に 全文をよむ

2005-08-30 北キプロス・トルコ航空機バクーへ「落ちる」!(Radikal紙) (Radikal紙)

キプロス・トルコ航空が初めてバクーへ直行便を飛ばした。セルダル・デンクタシュは、これがEUに対するサインとなり、孤立状態に幕が引かれることに期待感を示した。    セファ・カラハサン    バクー発    トルコと北キプロスがキプロスのトルコ系住民の国際的孤立を解消しようと策を講じるなか、アゼルバイジャンを交えた相互の歩み寄りがみられる。7月28日にアゼルバイジャンのImair航空が100名の代表団を乗せて北キプロスへ飛んだのち、一昨日の夜、キプロス・トルコ航空(KTHY)に所属する航空機によっ 全文をよむ

2005-08-29 トルコ加盟へ欧州委員会の力強い支援(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 レーンは、トルコに対して加盟交渉開始前にギリシャ人承認を求める要求を出すことは、新たな条件を提示することになると述べた。     欧州委員会拡大担当委員オッリ・レーンは、ヨーロッパ連合(EU)が来月、トルコとの加盟交渉開始問題について合意に達することを確信していると明らかにした。    ■「トルコの改革を促進」   オッリ・レーンは、フィンランド紙“Helsingin Sanomat”に対するコメントで、欧州委員会が加盟交渉開始に関し、9月には任務にとりかかることになると確信していると明らかに 全文をよむ

2005-08-28 トルコとアルメニアの若者交流:友情の9日間(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヘルシンキ市民協会がアンタキヤで実現させた“ゆっくり、ゆっくり”という名のプロジェクトでトルコ、アルメニアから12人ずつの青年が集まった。参加した青年たちは短い期間ではあったが友情を育み、9日後に涙の別れを迎えた。    プロジェクト期間中、アルメニアとトルコの青年たちはアンタキヤで歓待を受けた。ヘルシンキ市民協会主催の、アルメニア語で“Gamats Gamats", トルコ語でYavaş Yavaş”(ゆっくり、ゆっくり)というプロジェクトを通して、アルメニアとトルコ両国からの計24 全文をよむ

2005-08-21 イラク憲法起草期限明日にひかえ米国がクルド人にブレーキ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカ政府の圧力の結果、イラクのクルド人が新憲法に“自決権”条項を盛り込む要求を取り下げる可能性が出てきた。    イラクのクルド人は、新憲法草案に将来イラクから分離する権利も含む“自決権”を盛り込むよう要求していたが、アメリカからの強い圧力を受け、要求を取り下げる可能性が出てきたことが明らかになった。  アメリカのAP通信が、憲法の草案作りを進める委員会のクルド人委員の話に基づき伝えた報道によると、新憲法草案の一刻も早い完成を望むアメリカはクルド人に対し、新憲法にイスラム教的言説を取り込みた 全文をよむ

2005-08-20 成果着々・・・?:エルドアン-アアリエフ会談後日談(Radikal紙) (Radikal紙)

フンダ・オズカン    アゼルバイジャンのイルハム・アアリエフ大統領は、賓客のエルドアン首相とともにバクーでカメラを前にしながら次のように語ったのだった。  「北キプロス・トルコ共和国を国際社会が承認するその先駆けとしてまず我々が承認します。」  北キプロスの国際的孤立を解消するための支援者としての尽力に加えてアアリエフは、将来的な課題として、北キプロス旅券によってアゼルバイジャン入国を可能にすること、アゼルバイジャン実業家からなる代表団の派遣、そして両国を直接結ぶ航空便の就航を挙げていた。   全文をよむ

2005-08-15 アルカイダ・トルコ支部メンバー、9・11のテロを予告していた(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツのシュピーゲル誌の最新号に、トルコで逮捕されたアルカイダの容疑者サッカがアメリカの9.11テロを一日前にシリア情報局に予告していたという記事が掲載された。     トルコで捕まったアルカイダ容疑者のロウアイ・サッカが9.11テロを一日前にシリア情報局に予告し、シリア側もテロの直後にこの情報をCIAに伝えていたことが明らかになった。本日発売のドイツ誌シュピーゲル最新号に掲載された記事によれば、サッカは、2001年9月10日にシリア情報局へアルカイダが近いうちにアメリカでテロを計画していること 全文をよむ

2005-08-15 キプロス航空機墜落:121人死亡(Radikal紙) (Radikal紙)

 アテネに墜落した旅客機で死亡した121人の人々は、空調設備の故障によって飛行中にすでに意識がなかった可能性がある。旅客機から発せられた最後のメッセージは、「パイロットの顔色は真っ青だ。いとこよさようなら、私たちは凍えています」だった。     キプロスの民間航空機会社ヘリオス社に属するボーイング737型旅客機がアテネの北東部に墜落した。子供48名を含む乗客115名、そして6名の乗務員は、飛行機が墜落する前に空調設備の故障により酸欠状態で凍えて意識を失っていた可能性が高い。ギリシャのジェット戦闘 全文をよむ

2005-08-12 EU加盟交渉責任者ババジャン「チーム編成し各国にトルコの見解伝える」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アリ・ババジャン国務大臣兼EU加盟交渉責任者は、EU各国の首都へトルコの見解を伝える外遊を始めたと明らかにした。ババジャンは、7月29日に調印した関税同盟合意議定書がトルコ大国民議会の通常議会で取り上げられることを明らかにし、批准手続きは10月3日以降になるだろうと示唆した。    ■ 「全く障害はない」   10月3日にEUと交渉を始めるかどうかということに関するNTV[訳注:トルコのテレビ局]の質問に対し、ババジャンは、「技術的にも法的にも10月3日の会談には何の障害もない。政治的には、35 全文をよむ

2005-08-11 アルメニアで逮捕されたトルコ人研究者、本は古書店で購入したものだった(Milliyet紙) (Milliyet紙)

歴史的に貴重な書物を国外に持ち出そうとした疑いで、アルメニアで逮捕されたトルコ人研究者イェクタン・チュルクユルマズ氏と面会した友人のアイシェ・ギュル・アルトゥイ氏は、取り調べがまずチュルクユルマズ氏の研究内容を知るために行われ、次いで古書店から入手した本が明らかにされたと述べた。    アメリカのデューク大学の博士課程に在籍する歴史研究者のチュルクユルマズ氏は、6月17日にエレヴァンでアルメニア国家保安委員会(KGB)に逮捕された。  6カ国語に堪能で、学術分野で優れた研究者として知られるチュル 全文をよむ

2005-08-10 サウジのテュルキー・アル・ファイサル王子一家がボドルムでバカンス:ミュージシャンらも同行(Milliyet紙) (Milliyet紙)

先週逝去したサウジアラビアのファハド国王の兄弟、テュルキー・アル・ファイサル王子が家族とともにボドルムでバカンスを過ごしている。王子は、子供4人、ボディーガード15人、アドバイザー8人、そして20人のミュージシャンとともにトルコを訪れた。    ボドルムのリクソスホテルは世界でも有数の大金持ちの家族を迎えている。先週逝去したサウジアラビアのファハド国王の兄弟で情報省の元長官であるテュルキー・アル・ファイサル王子は、昨晩6時55分に特別機でミラス・ボドルム空港に降り立った。この旅行には1人の息子、 全文をよむ

2005-08-07 元FBIトルコ語通訳が告発 -トルコロビーや外交官が“裏工作”?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカの連邦捜査局(FBI)で一時期トルコ語通訳を務めていたタブリーズ生まれでトルコ系のシベル・エドモンズ氏は、アメリカでのトルコ関係者に対して重大な告発を行った。    エドモンズ氏は雑誌「Vanity Fair」に対し行った会見で、ワシントンとシカゴのトルコ人外交官がアメリカ連邦議会下院のデニス・ハスタート議長にアルメニア大虐殺法案に反対の立場を取らせるために賄賂を贈ったことや、アメリカ・トルコ評議会(ATC)やトルコ・アメリカ協会連合(ATAA)という団体がアメリカ政府に対しスパイ活動を 全文をよむ

2005-08-05 エルドアン首相、キプロス承認問題で仏大統領に落胆(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランスのシラク大統領の、キプロス共和国を(政治的に)承認しない限り、EU加盟交渉は始まらないだろうという趣旨の言葉に落胆したエルドアン首相は、「彼は私に『これ(関税同盟へのサイン)は政治的承認ではない』と言っていた」と主張した。    エルドアン首相は、フランスから来た「キプロス共和国を承認しない限り、EU加盟交渉は始まらないだろう」という言葉に、「新たな条件を出してはいけない」と反発を示した。フランスのシラク大統領の言葉に落胆したと述べるエルドアン首相は、「12月17日に祝福の電話をかけてく 全文をよむ

2005-08-04 多数のクルド系イラク人がキルクークに押しよせ住民登録(Milliyet紙) (Milliyet紙)

何万人ものイラクのクルド人がキルクークに住民登録したことが判明した。クルド人がキルクークを自らの自治地域に組み入れようとしていることに対し、反対の声も出ている。    イラクのクルド人は豊かな産油都市であるキルクークを自治地域に組み入れる目的で、相次いでこの町に移住し住民登録をしたことが明らかになった。AP通信は、住民登録をしたクルド人の数は数千人にも上ると伝えた。こうしたキルクークへのクルド人の移住は憲法の58条に基づいて行われている。この条項は失脚した独裁者サダム・フセインの時代に遠隔地に強 全文をよむ

2005-08-03 フランスはトルコに対して不公平な態度 -EU加盟とキプロス問題(Milliyet紙) (Milliyet紙)

「トルコが10月3日までにキプロス共和国を承認しないならば、(EU加盟)交渉スタートの延期もありうる」と述べたフランスのドミニク・ドビルパン首相は、欧州委員会から返答を得た:トルコは交渉スタートのために条件をクリアした。    トルコが先週金曜日に、EUとの関税同盟にギリシャ系キプロス(キプロス共和国)を含む10の新加盟国を組み入れる議定書にサインしたことで、EU関係者は10月3日の加盟交渉開始に向けた準備は整ったとみなす一方、フランスは議定書とともに行われた「これはキプロス共和国を承認するもの 全文をよむ

2005-08-03 イラン、原子力問題で駆け引き(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イランは、ウラン転換作業を再開すると発表した。国際社会からの圧力に対して「決定を撤回することはない」と発言。しかし再開は2日間延期された。    イランが前日発表した、イスファハンでの核開発の再開は、昨日1日EU加盟国との間で外交的な“隅取り合戦”を引き起こした。EUとアメリカはこの件を国連安全保障理事会に提訴すると圧力をかけると、イランは戦略的に行動し、(ウラン転換施設の)稼動を必要な準備が整った後、2日後に開始すると発表した。  イラン国家安全保障最高評議会(UYGK)のアリ・アガムハメディ 全文をよむ

2005-08-02 サウジアラビア、ファハド国王死去 -訃報はすぐにブッシュ大統領へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

84歳でリヤドで亡くなったサウジアラビアのファハド国王の死去の知らせは数分のうちにアメリカ大統領へ「緊急」というコードで送られた。サウジアラビア政府当局は、アブドゥッラー新国王は石油政策を変えないだろうと述べた。    5月27日以来肺炎の診断を受けて首都リヤドのファイサル国王専門病院で治療を受けていたサウジアラビアのファハド国王が、昨日現地時間午前6時(トルコ時間午前7時)ごろ84歳で亡くなった。10年来サウジアラビアを事実上指揮してきた、ファハドの義理の弟で81歳のアブドゥッラー皇太子が世界 全文をよむ

2005-07-30 トルコ、キプロス共和国を含むEU関税同盟にサイン ― 国家承認は否定(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコは、ギリシャ系キプロス(キプロス共和国)が(EU・トルコ間の)関税同盟に加わる追加議定書にサインし、EU加盟に向けたハードルをまた1つ越えた。  トルコ政府:署名はキプロス共和国を承認したという意味にはならない。    トルコにEU加盟交渉への道を開く関税同盟の追加議定書が昨晩書簡の交換によってブリュッセルでサインされた。トルコのオウズ・デミラルプEU常任代表が議定書にサインした。しかしトルコは、議定書とともに出された宣誓書においてサインが(キプロス共和国の)承認という意味にはならないこと 全文をよむ

2005-07-30 「ビジネスマンは北キプロスへ飛んだって構わない」アゼルバイジャン 北キプロス直行便継続(Radikal紙) (Radikal紙)

パパドプロスの警告にもかかわらず、バクー政府は北キプロスへの直行便運行の姿勢を堅持した。これは特筆すべき進展だ。ビジネスマンは飛びたいところに飛べるのだ。    バクー発    北キプロス旅券承認の見通しを示し、7月20日の解放記念日には公式代表団を参加させたばかりでなく、一昨日北キプロスへの直行便の初フライトをも実現したアゼルバイジャンは、ギリシャ系側の圧力を突っぱねようとしている。ギリシャ系側指導者のタソス・パパドプロスがイルハム・アアリエフ大統領に書簡を送付し今回のフライトに抗議し国際民間 全文をよむ

2005-07-29 ロンドンのテロ事件捜査の関連で、トルコ人3人逮捕(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ロンドンで発生したテロ事件に関連して逮捕された者には、3人のトルコ人が含まれていた。イスラム、ヒダーイェト、イブラヒムという名のトルコ人は“ハラール・ハンバーガー”を販売するケバブ店に勤務していた。    ロンドンで7月21日に発生した爆弾テロに関連して、警察は昨日の捜査で9人を逮捕したが、そのうち3人はトルコ人であることが判明した。事件後の逮捕者数は20人に増える一方、未遂に終わった爆発を企てた容疑者3人は未だ行方不明のままである。テロ対策チームは昨日朝、ロンドン南部のトゥーティング・ブロード 全文をよむ

2005-07-29 北キプロスは「アゼリー」記念の祝賀ムード(Radikal紙) (Radikal紙)

レフコーシャ(ニコシア)発    アゼルバイジャンのİmair航空による100名を乗せた初の北キプロス直行便は島に熱狂をもたらしたが、アゼリー使節団は昨日ラウフ・デンクタシュ前大統領とメフメト・アリ・タラート現大統領と会談した。デンクタシュは、アゼルバイジャン-トルコ実業者連合総裁で使節団団長のアフメト・エレントクに対して、「頻繁においでになっていたら…重ね重ねようこそいらっしゃいました。」と述べた。  タラートは使節団を迎える際に「これは、キプロス・トルコ人の不当な孤立状態に幕を引くために踏み 全文をよむ

2005-07-28 31年の時を経てトルコ以外からの直行便北キプロスへ初飛行(Radikal紙) (Radikal紙)

北キプロスへの初の直行便は、昨日アゼルバイジャンの民間航空会社İmair航空によって実現した。実業家、技術者、ジャーナリストらからなる100名規模の使節団は北キプロスとの共同事業の可能性を探る。    バクー発    北キプロス旅券承認に加えて、7月20日の平和・解放記念日の式典に公私の代表が参加し重要な一歩を踏み出したアゼルバイジャンは、ついに昨日キプロス島へ初の直行便を運行した。1974年の和平作戦(Barış Harekâtı)以降初となるトルコ以外の国からの北キプロスへの直行便が実現した 全文をよむ

2005-07-27 ブルガリアで民族主義右翼が国会包囲、トルコ系議員の承認に抗議(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ブルガリアの極右集団が、信任投票の際に国会近くで抗議集会を開き、4名のトルコ系議員が入閣することに抗議した。デモ行進は教会から始まった。     ブルガリアの選挙で勝利した社会主義者政党はメンバーの大多数がトルコ系で構成されている「権利と自由運動」と連立を組むが、これに対し極右集団ATAKA(攻撃)連合のメンバーは信任投票の際に国会近くで抗議集会を開いた。   集会の参加者たちは、セルゲイ・スタニシェヴ首相のトルコ帽をかぶった似顔絵とブルガリアの地図の上にトルコの旗があるプラカードを携えていた。 全文をよむ

2005-07-24 エジプトのリゾート地、シャルムエルシェイフがテロの標的に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

和平会談の開催地となったエジプトのリゾート地シャルムエルシェイフが、アルカイダによるテロの標的となった。夜の最も賑やかな時間帯に同時に起きた3つの爆発は、エジプトの天国のようなリゾート地を地獄に変えた。    2001年9月11日にニューヨークとペンタゴンから始まり、イスタンブルやマドリードの後、(今年)7月7日にロンドンを攻撃したアルカイダのテロは、昨日次なる標的にエジプトの観光リゾート地シャルムエルシェイフを選んだ。シャルムエルシェイフの3カ所でほぼ同時刻に爆弾が爆発し、9人の観光客を含む8 全文をよむ

2005-07-24 西側諸国はトルコを失ってはならない(Radikal紙 7月20日付独Frankfurter Rundschau紙より引用) (Radikal紙)

アメリカはPKK(クルド労働者党)に対する怠慢の、ヨーロッパはトルコのEU加盟に明確な道筋を提示するのをためらっていることの帰結をよく考えなければならない。    トルコ政府から見ると、トルコを取り囲む世界は今、陰謀に満ちているように見えるに違いない。東方ではNATOのパートナーであるアメリカがおよそ5000人いるPKKのテロリストと北イラクで戦うことに関心を示していない。アメリカ人はPKKによるトルコ国内でのテロ活動に対し、ほとんど何もせず傍観している。西方では、EUが40年以上に渡って留保し 全文をよむ

2005-07-23 ロンドンでいつもどおりの一日 -2回目のテロ事件のあと(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ロンドン市民は輸送機関を狙った攻撃の翌日、何事もなかったかのように地下鉄やバスを満員にしてクリケットの試合や演劇に出かけていき、テロリズムに対し最高の返答を示した。     ロンドン市民は、地下鉄3ヵ所とバス1台に対し実行されたが今回は小規模な爆発に終わった一昨日のテロに、昨日はテロを恐れない態度という最高の返答を示した。ロンドン市民は昨日、ごく普通の一日のように地下鉄やバスをいっぱいにして、観劇の予約を取り消すこともなく、何千もの人々が電車の駅を埋め尽くしクリケットの試合へ出かけた。テロリズ 全文をよむ

2005-07-22 バクー-エルジャン直行便計画 準備着々(Radikal紙) (Radikal紙)

アンカラ発    アゼルバイジャンの民間航空会社İmairは7月に北キプロスへの直行便を就航させる。アゼルバイジャン高官は、就航に必要な認可の取得が済み、エルジャン空港への初テストフライトが7月27日に実施される予定であると語った。バクーからの同テストフライトは、旅客便ではなく、有識者と技術スタッフからなる一団が搭乗し飛行ルートの確認と技術的テストのために行われるもの。同高官筋は、通常運行のための準備作業には2-3週間かかるとの見通しを示し、遅くとも9月中には直行便が通常運行されるだろうと述べた 全文をよむ

2005-07-18 アゼルバイジャン使節団北キプロスへ エルドアン談話「島を訪れるということは事実上の国家承認」(Radikal紙) (Radikal紙)

バクー発    北キプロスの国際的孤立を解消するために7月30日にエルジャン空港への航空路線を開設する準備を進めているアゼルバイジャンが、2週間以内に3つの使節団を派遣することが明らかになったが、タイイプ・エルドアン首相は、バクーのこの動きに対して「事実上、国家として承認したということになる」と述べた。昨日ロシア訪問に先立って記者会見を開いたエルドアン首相は、アゼルバイジャンが7月20日の平和・開放記念日に公式使節団を派遣することについて、7月1日のバクー訪問ではキプロス・トルコ人に対する前向き 全文をよむ

2005-07-17 北キプロスへアゼルバイジャンの使節団派遣決定 ギリシャ側は苦い顔(Radikal紙) (Radikal紙)

アンカラ発    北キプロス・トルコ共和国(訳者註:以下「北キプロス」と略記)旅券を承認し大きく歩みを進めたアゼルバイジャンは、7月20日の「解放記念日」(訳者註:Özgürlük Bayramı:正式名称は「平和・解放記念日」Barış ve Özgürlük Bayramı)の記念式典に公私双方の代表が参加して支持を表明する。アゼルバイジャンは、北キブロスとのトルコを介さない直接の商取引についても、7月28日に39名のビジネス関係者を派遣し国際世論に訴えかける構えだ。    北キプロスの在ア 全文をよむ

2005-07-17 クシャダス・ミニバス爆破事件―欧州メディアでいかに伝えられたか(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イギリスのメディアは、クシャダスでのミニバス爆破事件を「テロの恐怖」と伝えた。  「一人の自爆テロリストの女性により行われたと見られるテロが、イギリス国内に新たなテロの恐怖」をもたらしたと書いたオブザーバー紙は、テロでイギリス人とアイルランド人の観光客1人ずつが亡くなったと報じた。  同紙は、昨日行われたテロがトーマス・クック社のツアーでトルコを訪れたイギリス人観光客を乗せた車を狙ったものであることが、イギリスに向けられた組織的テロを思い起こさせると主張。今回のテロが、新たなテロ攻撃を呼ぶのでは 全文をよむ

2005-07-16 ロンドン同時多発テロ後に国連が支持 -エルドアン首相「『文明間同盟』はテロへのメッセージだ」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

エルドアン首相は、国連が支援する「文明間同盟」計画は「テロと暴力からの救いを求める人々への心強い返答」だと述べた。スペインの政府高官は、このプロジェクトを首相たちの(外交的)成功だと語った。    エルドアン首相は、「文明間同盟」計画に関する決定が下されたのがロンドンのテロ攻撃の後だったのは痛ましい偶然だと述べた上で、計画は「テロと暴力からの救いを求める人々への心強い返答」になると語った。(首相は)首相府の報道センターで、国連のコフィ・アナン事務総長が昨日発表した計画についてコメントを発表した。 全文をよむ

2005-07-15 アメリカ、アゼルバイジャンの対北キプロス支援本格化か?(Radikal紙) (Radikal紙)

アメリカの対北キプロス支援に関連して、トルコ系住民向けコンサルタント業務の担当企業がベアリング・ポイント社であることが明らかになった。バクー―エルジャン間のチャーター便も就航する。    レフコーシャ(ニコシア)発    キプロスで昨年行われたアナン・プランの是非を問う国民投票でトルコ系住民側が「賛成」の意を表した後、30,500,000ドル相当の支援を表明したアメリカは、その支援額のうち10,000,000ドルでコンサルタント事業に乗り出す。  これに関連して、アメリカ合衆国国際開発庁(USA 全文をよむ

2005-07-15 シリアのアサド大統領のトルコ訪問キャンセル(Milliyet紙) (Milliyet紙)

エルドアン首相がダマスカス訪問の際にトルコに招いたシリアのバッシャール・アサド大統領は、トルコ訪問の予定を取りやめた。アサド大統領は数日前にエルドアン首相に電話をし、家族とともにトルコで休暇を過ごす意向を伝えていた。アサド大統領のこの予定が世論に「トルコ政府との交渉を含む公的な訪問」と受け止められたため、外務省は「アサド大統領の訪問は予定外のもの」との説明を行っていた。  首相府のアキフ・ベキ報道官も、アサド大統領のトルコ訪問は計画の段階であり、はっきりした日程は不明であると述べていた。アメリカ 全文をよむ

2005-07-14 イラク復興会議、ボルのアバントで開催(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクで8月15日までに完成し、10月15日までに国民投票にかけられる予定の新憲法に関する会議の一部がトルコで開かれている。外務省と中東・バルカン調査ワクフが計画しボルのアバントで始まった非公開の会議には、イラクの全グループの代表者とイラク法務省のイスメト・アブデュルメジト政務次官、トルコのオスマン・コルテュルク イラク特別代表も参加している。コルテュルク特別代表が今日、会議に関する会見を開くことが伝えられた。意見交換の場として設定され、憲法の表記法について主に話し合われた会議は今日で閉幕するこ 全文をよむ

2005-07-13 ギュル外相、ロンドンのテロで負傷したトルコ人学生オカン・ブラクに激励のお見舞い(Radikal紙) (Radikal紙)

 ボスニアでのスレブレニツァ虐殺事件10周年記念追悼式典のあとで渡英し、昨日エクセター大学で名誉博士号を授与された外務大臣アブドゥッラー・ギュルは、その前夜、ロンドンでのテロで負傷したトルコ人学生オカン・ブラク(26)を見舞い、激励した。国立ロンドン病院を訪れたギュルは、「オカン君が非常に落ち着いた様子でいることには大変安心しました。右目はまだ治療の必要があります。左目は大丈夫でした。回復を祈ります」と述べた。ギュルはさらに、医師らがオカンを丁寧に診察しており、ロンドン駐在のトルコ大使館も事態を 全文をよむ

2005-07-13 アメリカは引き渡すか?イスタンブル・テロ事件の主犯格、イラクで身柄を確保(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブル・テロ事件(の主犯格)で逃亡中のサーデッティン・アクダシュとブルハン・クシュが、イラクで拘束されたことが明らかになった。アメリカは、容疑者の身柄を確保していることを非公式ながら認めた。アクダシュとクシュの身柄がオジャランの場合のように引き渡されるかどうかが、米土関係の新たな争点となるだろう。    イスタンブルで2003年11月15日および20日に起きた連続自爆テロで逃亡した容疑者のうち、2人の身柄がイラクで拘束されたことが明らかになった。米国の監視下にあることが非公式ながら確認され 全文をよむ

2005-07-10 イスタンブルとロンドンを結ぶ線-イスタンブルでのテロと同一組織の犯行か?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ロンドン同時テロで、世界が用意周到な国際テロの脅威に直面していることが、改めて明らかになった。今回のテロ事件では、イスタンブルで2003年11月15日と20日に発生した2ヵ所のシナゴーグ、英総領事館、英国系銀行(HSBC)へ爆弾を仕掛けたのと同じ、アルカイダ系の「アブハフス・アブマスリ旅団」と名乗る組織が犯行声明を出した。同旅団の名前は、スペインの首都マドリードで191人の死者を出した列車爆破事件でも使われた。    ■よく知られている名前  ロンドン・マドリード・イスタンブルのテロ事件で同じ名 全文をよむ

2005-07-09 イランで少数民族に、飲酒許可(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イランで採択された法律によると、非ムスリムの飲酒が自由化される一方、酒を飲んだムスリムには1年の懲役刑、または74回の鞭打ち刑が課されるという。    ホメイニ政権に移行した1979年以来アルコール消費を禁じているイランで、飲酒した者に課される刑罰が2倍に増やされる一方、国内で暮らす非ムスリムには飲酒が許可された。  イランのメフル通信社からの情報としてアゼルバイジャンで報じられた内容によると、イラン国会はアルコール飲料を飲んだり製造、販売した者に対して適用される刑罰を重くする法案を可決したとい 全文をよむ

2005-07-08 ロンドン・テロ事件に関しエルドアン首相「文明に対する攻撃」と非難(Milliyet紙) (Milliyet紙)

文明に対する攻撃   レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ロンドンで起こったテロについて、全人類と文明に対する攻撃だと述べた。首相は、「もともとテロの目的とは、人々の注目を引くこと、そしてプロパガンダを継続的に行うことだ。」と述べ、「政治家として我々は利用されてはならない。」と言った。米国アイダホ州におけるサン・バレー会議で行われた講演のなかでエルドアン首相は、グローバル・テロリズムに対して結束を固める必要性をこれまでも訴えてきたことを振り返り、「我々の悲しみはとても大きい。この悲しみに国や故 全文をよむ

2005-07-05 北キプロスで12モスク建設-トルコからの今年の援助の内容発表される(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ政府は、北キプロスで12の新モスク建設のために計350万YTLを充当することを決めた。担当者は、モスクに建て直された教会がギリシャ系住民に引き渡されると伝えられたことがモスクの需要を増大させたと述べた。    同政府は、北キプロスへの今年の財政支援草案の中に、12の新モスク建設費用として計350万YTLを計上した。現在173のモスクがある北キプロスで、新しいモスクの建設要求が北キプロス当局からあったと伝えられる一方、モスク建設の決定後、アナンプランに「モスクに建て直された教会がギリシャ系住 全文をよむ

2005-07-04 トルコ・ギリシャ地域協力への一歩:天然ガスパイプライン基礎工事開始(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコとギリシャ間における天然ガスパイプラインの基礎工事が、2カ国の首相が参加した式典と共に開始された。国境の町イプサラで2カ国の境界線となっているメリチ川の緩衝地帯で雨の中会見した両国の首相は友好の意を交わし合った。トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、平和と友好関係が未来に残る不滅の遺産となることを述べ、「天然ガスの熱さが我々の心の温かさを超えることはないだろう。むしろ友好関係を強固にするに違いない」と述べた。    ■“新しい歴史”  イプサラに11時半にヘリコプターで到着したエル 全文をよむ

2005-07-03 キプロス・ギリシャ政権、仕切り直しの新プロセス宣言(Milliyet紙) (Milliyet紙)

キプロス・ギリシャ政権のリーダー、タソス・パパドプロス大統領は、キプロス・ギリシャ国家評議会の決定にあわない、仕切り直しの新プロセスを宣言した。以前、パパドプロスは、「まず交渉、その後にアナン計画」と述べていたが、(こんどは)「アナン計画の根本的な変更後でなければ、新たな交渉のための環境は整わない」と述べた。   パパドプロスの新たな基本外交政策は、リン・パーカーの後任、イギリス高等警視ピーター・ミレットの信任状授与のための特別式典時に発表された。    ■政策は変わるのか?   ニュースを見出 全文をよむ

2005-07-01 エルドアン首相アゼルバイジャン訪問:アアリエフ政権から北キプロス・トルコ共和国へ大きな支持(Radikal紙) (Radikal紙)

アアリエフ政権は、北キプロス・トルコ共和国(以降「北キプロス」と略記)承認のための重要な一歩を踏み出した。北キプロス旅券を承認する決定を下したバクー政府は、直接のチャーター便を飛ばす。    (バクー発)    アゼルバイジャンは、北キプロス承認のための重要な一歩を踏み出した。北キプロス旅券を承認する決定を下したバクー政府は、レフコーシャ―バクー間を直接結ぶチャーター便を就航させる予定であると明らかにした。タイイプ・エルドアン首相は、遅ればせながら実施された初のアゼルバイジャン公式訪問において、 全文をよむ

2005-07-01 イスラム会議機構から北キプロスへ、孤立解除の呼びかけ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスラム会議機構(OIC)の外相たちは、世界に、北キプロスの孤立を解除するよう呼びかけた。さらに、OICメンバー諸国がこの方向で措置を講ずることになる決議がなされた。国連安全保障理事会とEU常任代表部会(訳注:EU理事会の常設機関)に同様の措置を取ることが合意された報告書が承認された。    アブドゥッラー・ギュル外相がトルコの代表として出席した、サヌアにおける3日間のOIC外相会議は、昨日結論に達した。機構の活動に以前は「団体」という立場で参加していた北キプロスは、この会議で初めて「キプロス・ 全文をよむ

2005-06-30 EU加盟交渉日程確定「トルコ加盟以前にEUは問題点を解決しておく必要」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコのために準備された加盟交渉枠組み案を公開した欧州委員会のレーンは、「EUは約束を守っている。」と述べ、さらに「EUが予算と憲法に関する問題を解決することが必要だ。」と続けた。    欧州委員会のEU拡大担当であるオリー・レーンは、「EUは(交渉開始を)採択した。我々は約束を守っている。」と述べ、これとともに、(交渉は)長く険しい道のりとなろう、というメッセージも残した。トルコを対象とした加盟交渉枠組み案に関して記者会見を行ったレーンは、交渉が10月3日に始まることを強く述べた後で、交渉の目 全文をよむ

2005-06-29 エルドアン首相の遅れたアゼルバイジャン訪問とイラン(Radikal紙) (Radikal紙)

アゼルバイジャンは秋に選挙を控えている。アンカラ政府は、力強く民主的なアゼルバイジャンを支持する。    ムラト・イェトキン    タイイプ・エルドアン首相が明日出発するアゼルバイジャン訪問は、地域情勢が流動的な時期に実現する模様だ。本来であれば昨年中に実施されるべきでありながら、流動的なEU外交の成り行きのゆえに実施されなかった訪問は、このような訪問の遅れを一種のアドバンテージに変える可能性を持っている。    地域的に重要な最大の動向は、先週末に結果が判明したイランの大統領選挙である。イラン 全文をよむ

2005-06-28 世界婦人デー暴力事件の6警官への処罰に、EUからお褒めの言葉(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EU諸国の大使らは、世界婦人デーで暴力事件を起こした警官6人が減給処分に、その上官3人が訓告処分となったことに満足の意を示した。    トルコは、ヨーロッパ側からの「改革が実行されていない」との批判に対し、世界婦人デーでデモ隊の参加者に暴行した警官を処罰することで返答した。EU諸国の駐土大使は、トルコ内務省が警官6人の減給に加え、事件で過失があったと認められた上官3人にも訓告処分を下したことに満足の意を示し、「(2004年)12月17日以降政府は初めて真摯な一歩を踏み出した」と評価した。     全文をよむ

2005-06-26 イラン、改革路線の終焉-ウルトラ保守・アフマディネジャード氏圧勝(Milliyet紙) (Milliyet紙)

保守強硬派のアフマディネジャード氏が、イラン大統領選挙決選投票でなんと61.6%を獲得した。ライバルである穏健派のラフサンジャニ氏は35.9%を獲得したにとどまった。    イランで24日行われた第9代目大統領の決選投票で、宗教人でないにもかかわらず、最も保守的な宗教者よりも保守的とされているマフムード・アフマドネジャード氏が圧倒的大多数の票を得て勝利したことは、1997年の穏健派の宗教者ムハンマド・ハタミ氏の大統領就任とともに開始された改革路線の終焉、という形で解釈された。    ■ 最後の城 全文をよむ

2005-06-25 ドイツで6番目のスカーフ禁止州はブレーメン、しかし禁止の内容は多様(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツでスカーフを禁止する州にブレーメンが加わった。しかし、ブレーメンの禁止の内容は他の6州とは異なっており、苦情に応じて法律が適用されるようだ。  ドイツ全土でベルリン州、バイエルン州、バーデン=ヴェルテンベルク集、ヘッセン州、ニーダー=ザクセン州、サールランド州に続いてスカーフを禁止した最後の州がブレーメンになった。  イスラム教徒の教師がスカーフを被ることを禁止する法律は、キリスト教民主同盟、社会民主党連合の賛成で承認された。緑の党は法案に反対していた。  不満が起った場合に教師が学校での 全文をよむ

2005-06-24 EU加盟問題でトルコへの保証-次期議長国イギリスのブレアから確約(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イギリス首相は欧州議会で行った演説で「トルコのようにEUの将来において地位を占めることを望む国々に対しての諸責務を実現するよう努めます」と述べた。     7月1日にEU期間議長国の職務をルクセンブルクから受け継ぐことになっているイギリスは拡大問題でトルコを優先的に扱った。イギリスの6ヶ月プログラムを欧州議会で発表したイギリス首相トニー・ブレアは、「10月3日のトルコとの交渉を始める問題における諸責務を実現する」とのコメントを発表した。   ブレアは、欧州議会総務会で行った演説で、EU拡大問題 全文をよむ

2005-06-23 オスロのジェノサイド博物館でのアルメニア室開室へ、アンカラから抗議(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ノルウェーの首都オスロに開設予定のジェノサイド博物館に、アルメニア室が設けられることが判明した。アンカラを訪問中のノルウェーの外務副大臣・キム・ツラアヴィック(Kim Traavik)に対し、アブドゥッラー・ギュル外相とアリ・テュイガン外務次官が抗議した。ツラアヴィック副大臣は「博物館は国の支援によってではなく、民間財団が開設するものであり、政府としてすることは何もない」と述べた。    ■「この博物館は国民を悲しませる」    ベルゲン大学歴史学部教授のオッド-ブジョーン・フュレ(Odd-Bj 全文をよむ

2005-06-19 アゼルバイジャンは「フリーダム」を望んだ(Radikal紙) (Radikal紙)

(バクー発)  アゼルバイジャンで11月に予定された選挙を前に声を上げはじめた反対派は、6月4日に実施されたデモ(訳者註:2005/06/05「バクーで野党連合集会:アゼリー人広場に集結」(Radikal紙)参照)に続いて、昨日路上に繰り出した。3大野党であるムサヴァト、人民戦線、民主各党によって構成される「アザードルク」(自由)陣営のバクーでの集会において、2万人が、イルハム・アアリエフ大統領の退陣を求めた。警察が「民主的」選挙のスローガンを掲げるデモ隊に対して非常線を張ると、衝突が発生した。 全文をよむ

2005-06-18 キルギス民衆、またも路上を埋めつくす(Radikal紙) (Radikal紙)

(ビシュケク発)  キルギス共和国では、アスカル・アカエフ大統領が退陣した3月24日の「チューリップ革命」直後から、7月10日の大統領選を前にした緊張が高まっている。暫定政権が不安定で統制が取れていない中、大統領選への立候補をキルギスとカザフの二重国籍の故に認められないウルマトベク・バリクタバソフの支持者1,000名が、昨日、大統領宮殿を襲撃した。治安部隊は同運動を実力行使で鎮圧した。  暴動グループが建物内から出てこないと知るや、治安部隊が介入した。同暴動は、アカエフがロシアへと移住せざるを得 全文をよむ

2005-06-18 アルメニア占領下カラバフ地方での選挙へ警告(Radikal紙) (Radikal紙)

(アンカラ発)  アルメニア占領下にある高地カラバグ(ナゴルノ・カラバフ:Yukarı Karabağ/アゼリー・トルコ語ではDağlıq Qarabağ)において明日行われる予定の議会選挙を前に、ナームク・タン外務省報道官は、トルコが同選挙を「不当なもの」と考える旨を明らかにした。タン報道官は「目下、アルメニア占領下にある高地カラバーにおいて予定されている選挙は、国際法と、国連、欧州安全保障協力機構、及び欧州評議会の各原則、とを損なうことを意味する。」と述べた。タン氏は、トルコが、この問題(訳 全文をよむ

2005-06-18 イラン大統領選の結果-改革派大統領ハタミ政権の終焉(Milliyet紙) (Milliyet紙)

8年間の任期を通しイランで実りのある改革をすることが出来なかったハタミ大統領は、投票の際に唯一「終わったよ」という言葉を口から漏らした。    イランで国民は、1979年に始まったイスラム共和国以来9度目の大統領選挙のために昨日投票所へ足を運んだ。4700万人の有権者がいるイランで、選挙では保守派4人、改革派3人の計7人の候補者が出馬した。投票時間は3度延長された後、昨晩トルコ時間で21:30に終了した。投票率は約55%であったことが伝えられた。  選挙中は、候補者の誰も第一回目の投票で当選する 全文をよむ

2005-06-18 トルコへの保証-EU首脳共同声明で2004年12月の拡大方針を確認(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EU首脳は、昨日行った共同声明で2004年12月の決定を完全に履行してEU拡大を継続させる方針を確認した。    ブリュッセルで開かれたEU首脳会談は、欧州憲法と予算の問題が最重要課題となった。拡大に向けた取り組みも再度確認された。最終報告で、2004年12月のEU拡大の決定を遵守するとしたEU首脳陣は、トルコと10月3日に加盟交渉を始めることを確認した。  根強い「拡大は棚上げされた」「トルコとの加盟交渉は見通しが立たない」との見方にもかかわらず、最終報告には「形式的」であれ拡大に向けた確かな 全文をよむ

2005-06-17 ドイツ連邦議会でトルコ論争(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツ連邦議会で昨日、トルコにかんする論争が起こった。ゲアハルド・シュレーダー首相が議会で行った演説でトルコのEU加盟を支持したのに対し、野党キリスト教民主同盟のアンゲラ・メルケル党首は「特権的パートナーシップ」の提案を粘り強く行っていくと述べた。    ■シュレーダー:トルコは重要だ    シュレーダー首相は「トルコは今日まで40年間、加盟条件をみたし、キプロス問題を解決したならばEUに加盟できると言われ続けてきた。トルコのような原理主義をとらない国と、西洋の知恵が結集することはとても重要だ」 全文をよむ

2005-06-16 シリアのレバノン撤退は、トルコの要請のおかげとエルドアン首相(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レバノン訪問に出発したエルドアン首相は、シリアのアサド大統領がトルコを訪問した際に、(トルコ側がシリアに)レバノンからの撤退を求めたことを明らかにした、と述べた。  エルドアンは、「アサドは、セゼル大統領がシリア訪問を行った際にも、「シリアはレバノンから、あなたがたの求めに応じて撤退するのです」と言ったそうだ。その1週間後に実際の撤退がはじまりました」と語った。    アラブ経済フォーラムに参加するために、昨日、レバノンに到着したエルドアンは機内で記者と懇談した。アメリカがシリア問題を深刻視して 全文をよむ

2005-06-15 アルメニア・ロビイスト団体、アメリカ下院へ働きかけ(Radikal紙) (Radikal紙)

 アメリカのアルメニア・ロビイスト団体は、新たな「アルメニア・ジェノサイド」決議案をアメリカ連邦議会に提案する見込みである。民主党議員アダム・シフは決議案を2週間以内に下院で提出する予定であると説明した。決議案はまず7月に下院国際関係委員会にの下部組織であるヨーロッパ分科会や人権分科会で議論に付されることが見込まれる。決議案はこの2つの分科会を通過する可能性が高いが、国際関係委員会の議題となるかどうかは不明である。シフは国際関係委員会議長ヘンリー・ハイドから決議案を国際関係委員会で取り上げる確約 全文をよむ

2005-06-15 イスタンブルかコンスタンティノポリスか、トルコ・EU合同議会委員会会議紛糾(Milliyet紙) (Milliyet紙)

■「コンスタンティノポリス」に怒り  トルコ・EU合同議会委員会会議において、ギリシャ系キプロス人(キプロス共和国)のメンバーがイスタンブルを「コンスタンティノポリス」と呼び、トルコ人女性が「集中看護下にいるよう」と主張したため議論が紛糾した。    イスタンブルで昨日始まったトルコ・EU合同議会委員会第54回会議において、特にギリシャと南キプロスの委員会メンバーが示した悲観的なシナリオが反発を生んだ。トルコ側は、スカーフ問題を議題に取り上げ、トルコ人女性の状況を「集中看護(下にある)」と評した 全文をよむ

2005-06-14 PKK、クルディスタン自治政府議長バルザニへ支援要請(Milliyet紙) (Milliyet紙)

PKK(クルド労働者党)のズべイル・アイダル党首は、IKDP(イラククルド民主党)マスード・バルザニ党首に対し、支援を要請した。バルザニは、イラク北部の町アルビルで行われた選挙で「クルド自治政府議長」に選出され、今日、宣誓し就任することになっている。  PKKに向け放送する「ロジテレビ」でメッセージを伝えた元DEP((クルド系の)民主党)の国会議員であるアイダルは、バルザニの選出がクルド人の中東での地位確立に向かう一つのステップであるとし、次のように述べた。    ■戦闘状態が問題だ  「クルド 全文をよむ

2005-06-12 『イラク戦線、異常なし』-今日も死者90人(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクにおいてこの24時間に起きた攻撃やアメリカ軍によるミサイル攻撃で、反乱者40人を含む90人が死亡した。首都バグダッドでは昨晩、シー・アル・スレ地域への爆弾を積んだ車による攻撃で11人が死亡した。昨日朝には、ヒッレからバグダッドへ向かう労働者を乗せたマイクロバスへの砲火で11人が死亡した。バグダッドでは昨日の朝、警察学校への自爆テロで8人が死亡した。他の攻撃により12名が死亡した一方、昨晩バグダッド西方で道端に置かれた爆弾の爆発により、アメリカ兵5人が死亡した。昨日もバグダッドでアメリカ軍2 全文をよむ

2005-06-10 EUサミット(6/16-17)にむけトルコ加盟交渉日の記載で駆け引き(Milliyet紙) (Milliyet紙)

6月16、17日にブリュッセルで行われるEU首脳会議結論概要報告でのトルコに関する箇所がまた議論を呼んだ。EU常駐代表委員会で取り上げられた文書の中の10月3日に関連した記載が議題となった。    フランスやオーストリアなどの数カ国がトルコに関する条項に当初定められた加盟交渉の期日10月3日について言及する必要性がないと述べた。これに関し、イギリスが提示した「12月17日の決断の全要素」について言及した一般的な発言が受け入れられた。言葉上の駆け引きに終始したこのアプローチによって、10月3日の交 全文をよむ

2005-06-05 バクーで野党連合集会:アゼリー人広場に集結(Radikal紙) (Radikal紙)

異論の声が無視されるアゼルバイジャンで、3大有力野党であるムサヴァト党、人民戦線党、民主党が、約2年ぶりとなる大規模集会を、首都バクーの一角にあるゲレベ広場で開催した。約1万人が参加した集会では、「自由な選挙」、「アアリエフ辞任」「解放」といったスローガンが掲げられた。  主催者によれば多数の若者と女性が参加したと見られる集会では、ムサヴァト党のイーサー・カムベル党首が、「ヘイダル・アアリエフとイルハム・アアリエフ政権と言えば、氾濫する不正、国家簒奪、表現の自由の圧殺といったことが脳裏をよぎりま 全文をよむ

2005-06-05 ハタイに着弾したロケット誤発問題で、米政府、シリア政府へ警告(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ブッシュ政権は試験的に発射したスカッド・ミサイルを「誤って」ハタイに着弾させたシリアを、地域の民主化に向けた歩みを乱していると非難した。    トルコ政府と米政府を数ヶ月来悩ませているシリア問題は、トルコのエルドアン首相とブッシュ米大統領が6月8日に行う会談を前に、再び重要事項として浮上している。  シリア政府が試験的に発射したスカッド・ミサイルが「誤って」ハタイに落ちたことは、トルコ政府が見逃したにも関わらず、イスラエル政府高官が遺憾の意を示したことで、米政府の議題に上がった。  ブッシュ政権 全文をよむ

2005-06-04 EU憲法批准をめぐる国民投票(Radikal紙) (Radikal紙)

EU憲法の危機が広がっている。ポルトガル、デンマーク、アイルランドで国民投票の実施が延期された。ユンカーは「市民が拒否するなら辞任する」と切り札を出した。     EU憲法がフランスやオランダで拒否されEUの一体性が問われる中、ルクセンブルク首相ジャン・クロード・ユンカーは現職の国家首脳としては初めて、国民投票でノーが出た場合辞任すると発表した。EUに対して7月10日の国民投票でノーが出た場合には辞任カードを切るというユンカーは、「これは有権者に対する名誉の問題である」と述べた。ルクセンブルクで 全文をよむ

2005-06-03 EU憲法の否決はトルコのEU加盟にも逆風(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランスとオランダで行われたEU憲法批准の是非を問う国民投票が大差で否決されたことで、EUの先行きは不透明となった。その一方で敗北のツケはトルコをはじめ将来EUへの加盟を希望しているバルカン諸国に回ってくるという推測がなされ始めた。    昨日の欧州委員会オッリ・レーン拡大担当委員の発言は、こうした推測を裏付けるものとなった。レーンは反対票の根底にあるのはEUの急速な拡大に対する反発だと述べ、昨日の記者会見で候補国の加盟を承認する基準がきちんと満たされているかどうかを厳格に審査することを明らかに 全文をよむ

2005-06-02 オランダも否決「トルコの加盟に反対」が理由の第三位(Milliyet 紙) (Milliyet紙)

ドミノ効果:フランス人が反対55%でEU憲法を否決した3日後、オランダ人も61.6%が憲法に対して反対と答えた。     ヨーロッパ連合(EU)の創立国の一つであるフランスで、日曜日に行われた国民投票で、EUの基本法であるEU憲法に、(投票者の)55%が「反対」と答えたのに続いて、昨日オランダで行われた国民投票でも、61.6%とフランスよりも高い反対票の割合で否決した。   オランダの1200万人以上の有権者の63.5%が投票するなかで示された「反対」の意見は、フランスの国民投票によって事実上死 全文をよむ

2005-05-31 新フランス首相は親トルコ派(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランスのシラク大統領は、国民投票の結果を受けて辞任したラファラン氏に代わりドミニク・ドビルパン氏を首相に任命した。ラファラン首相の辞職を承認したシラク大統領は、ドビルパン内相を首相に起用した。ドビルパン氏はトルコのことをよく理解し、トルコのEU加盟に前向きな考えを持つ政治家として知られている。長年外務省で働いていたドビルパン氏は、シラク政権の1期目に5年間大統領府事務局長といった重要なポストにあった。シラク大統領の忠実な側近として知られるドビルパン氏は、中道右派政権の誕生後、外相となった。外相 全文をよむ

2005-05-30 フランス国民投票でEU憲法条約‘否決’(Milliyet紙) (Milliyet紙)

欧米各国紙の反応(一部)  <フランス>  (フィガロ紙)  ・国民投票の結果が、シラク大統領が思い描いていたビジョンを壊した  ・ヨーロッパでの危機の幕開けとなった  ・フランス国民は国民投票に意欲的に参加した  ・ブリュッセルは打開策を考え始めた  ・政権改革により、首相の座に内務大臣のドビルパン氏を任命する予定  ・国民投票の結果が、社会党内での分裂を深めた  (リベラシオン紙)  ・反対票は、反シラク票であり、内閣を改造してももう手遅れだ  ・国民投票の結果が、野党第一党である社会党執行 全文をよむ

2005-05-26 最初の石油がバクーを発った:カスピ海パイプラインBTCルート開通(Radikal紙) (Radikal紙)

夢は現実となった。バクーからジェイハンへ向けて、初の石油が搬出された。2つの新たなプロジェクトも歩み始めた。    21世紀の最重要プロジェクトのひとつである総工費36億ドルのバクー―トビリシ―ジェイハン(BTC)・石油パイプラインに、最初の石油が昨日行われた式典で搬出された。カザフスタン、アゼルバイジャン、グルジア、トルコの各国大統領が一堂に会した式典によって操業を開始したパイプラインは、カスピ海の豊富な地下資源を、信頼できるルートで世界市場へと供給することになるだろう。カザフスタン、アゼルバ 全文をよむ

2005-05-24 ドイツの選挙(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツ人口の5分の1を擁するノルトライン・ウェストファーレン州(ノ州)で昨日行われた州議会選挙で、39年間続いた社会民主党政権が最後を迎えたことにより、大敗を喫したゲアハルト・シュレーダー首相が今秋への選挙前倒しを決定したことは、トルコのEU加盟にも否定的な影響を与えかねない大きな賭けになると見られている。    今日までEUの一大構成国として比較的トルコの加盟支持の政策をとり、トルコを冷遇するフランスの政策とのバランスをとっていたシュレーダー首相は、最新の世論調査で17ポイント差をつけられてい 全文をよむ

2005-05-22 バクー発「反対派」行きのルートはない:アゼルバイジャンで反政府デモ鎮圧される(Radikal紙) (Radikal紙)

異論の声が無視されるアゼルバイジャンで、警官隊は、昨日首都バクーで有力野党であるムサヴァト党、人民戦線党、(国家)民主党の支持者達によって実施されたデモに対して、厳しい回答で応じた。野党3党の呼びかけによって、民主的かつ公平な選挙と、言論の自由を主張するために集まったアゼリー人たちは、集会が行われるはずであった地下鉄「5月28日」駅前の広場に達したところで、警官隊のバリケードと相対することとなった。広場へ通じる全ての側道を封鎖するという警官隊の措置にもかかわらず、デモ隊が広場に入ろうと試みたとこ 全文をよむ

2005-05-20 バクーで変死:アゼルバイジャン野党首脳毒殺か?(Radikal紙) (Radikal紙)

アゼルバイジャンでは、ここ2日間にわたって野党勢力の拘束が進められる一方で、新たに服役を終えた野党指導者が奇妙な死に方をした。国家民主党副党首イルティハム・ジェリロフが、昨日、友人とお茶を飲んでいたところ、突如テーブルに崩れ落ち絶命した。ムサヴァト党のカビル・ヒュセイニーは、2003年に行われたデモに参加したとして収監された23歳のムサヴァト党員が今回と同様の死に方をしたことを思い返させたうえで、毒殺の疑いを指摘した。     全文をよむ

2005-05-20 イラク首相のトルコ訪問(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イラクのイブラヒム・ジャファリ首相はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の手配したATA?機で二日間の公式訪問のためにアンカラに到着した。テロの可能性があるため、トルコ人とアメリカ人とで最大の警戒態勢をひいた。通商相、石油相、電力相、天然資源相、文化相らも首相に同行した。エセンボア空港ではエネルギー相のヒルミ・ギュレルとトルコのイラク特別代表オスマン・コルテュルクがジャファリ首相を迎えた。ジャファリ首相は取材に応じ、“我々は兄弟なる国、トルコと同じ運命を分かち合う。トルコとは国益を共有しており、 全文をよむ

2005-05-19 アメリカの宇宙軍備(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカのブッシュ大統領が新たに地球規模の軍備競争を起こそうとしているというニュースにロシアは厳しい批判を示した。ロシアは、アメリカが宇宙空間に武器や兵器を備えると主張するならば、必要ならいかなる手段を用いても抵抗すると語った。    フィナンシャル・タイムズ紙はロシアから出た批判を数ページに渡って取り上げた。    内容は以下のようなものである:    『ロシアはアメリカ合衆国が宇宙軍備競争に進まないように呼びかけている。ロシアのある高官は、アメリカが宇宙空間に武器や兵器を備えると主張するので 全文をよむ

2005-05-16 欧州人権裁判所について(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 欧州人権裁判所は、EU加盟とは切り離せない存在となった。トルコは、欧州人権裁判所の判決に沿うことがEU加盟プロセスに大きな影響を与えると考えている。来期には、ターバン・宗教教育・不可侵・得票率・所有権・村への帰還などの問題に判決が下される。これらの判決は政治分野のものではあるが、トルコの法的観点からも、とても重要なものになるだろう。     公正発展党政権は、これらの問題において必要とされる法的措置が実現されるように、政治的契約を結んだ。トルコでは解決不可能な多様な問題が欧州人権委員会に申請さ 全文をよむ

2005-05-13 欧州拡大担当委員キプロス訪問(Milliyet紙) (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国と南キプロスのギリシャ地区を訪れた欧州委員会拡大担当委員のオッリ・レーンは、キプロスにおいて最優先されるべきは恒久的な解決であると述べた。    レーンは、昨日まずレフコシャのギリシャ人地区においてギリシャ人政権の指導者タソス・パパドプロスと会談した。その後、北キプロス・トルコ共和国へ移動し、大統領メフメト・アリ・タラットとも会談した。会談の最後に行われた共同記者会見で、タラットは“トルコ系住民の懸念をレーン氏に向けて直接述べた”と話した。それに対してオッリ・レーンは、キ 全文をよむ

2005-05-12 不安なトルコ―アメリカ関係(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のホワイトハウスでのジョージ・ブッシュ大統領との会談まで4週間となったワシントンで会合を行ったトルコ産業家と実業家組合(TÜSİAD)は、アメリカの代表から両国関係について不安な見解を聞くことになった。    TÜSİAD代表委員会のオメル・サバンジュ委員長と同委員会のメンバーからなる代表団は、アメリカ外交官、連邦議会下院のトルコ友好団体の代表ら、そしてアメリカユダヤ教組合との会合で、「トルコはどこへ向かっているのか?」という質問を向けられた。ワシントンの関係者 全文をよむ

2005-05-10 対独戦勝60周年(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、2003年3月1日の米軍駐留否決以来冷え切っていたアメリカとの関係を修復するため、ジョージ・ブッシュアメリカ大統領とワシントンで会談を行いたい意向を示してきた。これに対しアメリカ側から出されていた青信号は昨日、モスクワでアメリカ大統領自らによりエルドアン首相に確認された。    ヨーロッパで第二次世界大戦を終結させることとなったソヴィエト連邦対独戦勝60周年を記念しモスクワで式典が開催され、式典には各国首脳が参加、ブッシュ大統領も参加した。ブッシュ大統領はク 全文をよむ

2005-05-10 EU委員会報告書にトルコが抗議(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EU委員会が、トルコにおける軍-文民関係を改善する際手引きとなるレポートを作成した欧州安全保障研究センターとユーラシア戦略研究センターが実施した共同調査は危機を招いた。ヨーロッパ側は調査の最終レポートで軍の参謀幕僚長官が国防省長官と結びついているとの見解を表明しており、ユーラシア戦略研究センターは4月28日に調査グループから脱退した。オランダ外務大臣によって融資された退役軍人と多くは文民からなる調査グループは、「トルコの軍-文民関係最終レポート」を2月に完成させた。調査グループ長である元オランダ 全文をよむ

2005-05-06 ギリシャ:「トルコは国際法に違反している」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ギリシャ防衛省長官のスピルヨス、スピルヨトプルスはトルコが国際法に違反している述べた。アテネ報道通信社によると西ギリシャのエジオンで開催された会議に参加したスピルヨトプルスは新聞のエーゲにおけるトルコの数々の違反に関する問いにこのように答えた。    「トルコは挑発的な態度で、国家ぐるみで継続的に、国際法に違反している。といったスピルヨトプルスはこのやり方はトルコ、ギリシャ間を良好にしていく為の努力とトルコのEU加盟を粉砕する」と述べた。    ギリシャ防衛省長官のスピルヨトプルスはギリシャの武 全文をよむ

2005-05-06 セゼル大統領、アルメニア人「虐殺」問題に関してドイツへ警告(Milliyet紙) (Milliyet紙)

セゼル大統領はドイツのシュレーダー首相に対して、“ドイツ議会の議題に挙がっている、アルメニア大量虐殺に関する議案はトルコードイツ関係に悪影響を及ぼす”と警告した。セゼル大統領は、トルコの共同委員会設立案を支持するとを述べたシュレーダー大統領に対して、“では、なぜ委員会の結果を待たずして判断を下すのですか。これは矛盾ではないのですか。”と述べた。    セゼル大統領とシュレーダー首相との対話    セゼル大統領:この議案がドイツ議会から出されたことはトルコードイツ間の友好関係に悪影響を及ぼし、トル 全文をよむ

2005-05-05 イラクでトルコ人トラック運転手殺害される(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクの首都バグダッドの近くで、トルコ人のトラック運転手が襲撃を受け、殺害された。    運転手の親類、ジャーヒット・オルデッキから得られた情報によれば、アンタキヤのコチョレン村で暮らしていたサリフ・ギュルボル(34)は、エスキオジャクラル社の斡旋で、運送業に従事するためイラクに向かった。結婚していて、2児の父親であったギュルボルは、3日前に受けた襲撃で命を落とした。    トルコのクウェート大使館に引き渡されたギュルボルの遺体は、明日アンタキヤに送られ、コチョレン村に埋葬される。        全文をよむ

2005-05-05 アルビル(イラク)で自爆テロ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラク北部の都市アルビルで、昨日、イラクにおけるこの2ヶ月で最も被害の大きな自爆テロが起こった。クルド民主党(KDP)の地方事務所に対して起こった自爆テロで少なくとも60人が死亡、150人が負傷した。このテロに対しアルカイダと関わりのあるイスラームテロ組織「アンサール・アル・スンナ」が声明を出した。    警察官募集センターとしても使用されていた事務所の前には、テロが起こったときには仕事の申請のために待つ市民がおり、攻撃がセンターが最も賑わっている時間を狙ったことがわかった。テロ後、事務所の面し 全文をよむ

2005-05-03 イギリス公文書にみるアルメニア問題(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イギリス政府の公文書をまとめた‘イギリス公文書’には、第一次世界大戦中オスマン帝国領土内に居住していた民衆の間で起こった争いが‘列強の政策の結果’起こったものであり、こうした進展によりオスマン帝国領土内すべての民衆が苦難を経験したと記されている。    一部のアルメニア人組織やアルメニアは、当時の事態の進展や国際状況を軽視し、アルメニア人だけが1915年に問題に直面したかのように見せているが、イギリスの公文書は当時の出来事をより包括的な視点から評価している。     イギリス公文書館所蔵の文書を 全文をよむ

2005-05-02 エルドアン首相イスラエル訪問、シャロン首相と会見(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ハマスの政治的リーダー、シェイフ・ヤシンに対する暗殺未遂事件後“国家がテロを企てている”とイスラエルを非難したエルドアンは、1998年以来初めて、首脳レベルでのイスラエル訪問を実現した。エルドアンは、イスラエル首相シャロンや数名の彼の側近と会見を行った。     トルコ-イスラエル間に直接電話回線をつなごうというシャロンの提案に対しエルドアンは、仲介者なしで直接連絡を取ることは有効だ、と同意した。イスラエルと直接回線を繋ぐのは、アメリカ・イギリス・ロシア・EUに続いてトルコが5番目である。イス 全文をよむ

2005-04-30 ドイツ:アルメニア問題へのトルコの取り組みを支持(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツ首相ゲアハルト・シュレーダーは、エルドアン首相がアルメニア大統領ロベルト・コチャリャンへ行った「大量虐殺の主張を調査するために共同委員会を組織すること」という提案を支持した。NTVからのインタビューに応じたシュレーダーは、大量虐殺の主張がEU加盟を目指すトルコの前に新たな条件として付け加えられることはないと強調した。また「トルコ首相の提案は妥当だ。国家が自国の歴史を反省の念を込めて省みることは重要だ。エルドアンの進む道は注目されるに違いない。」と述べた。ドイツ議会でアルメニアの主張が議論さ 全文をよむ

2005-04-28 EUのフランス警察による暴行に対する見解(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルでの暴行を批判していたEUがフランスで起こった同様の出来事に対しては理解を見せた    フランスで政府の教育改革に反対運動を起こした高校生に対して取られた暴力行為に対しEU諸国から様々な反応が見られた。これついてEU委員会は見解表明を避ける一方、EU議会は「イスタンブルで女性に向けられた暴力とパリで学生に取られた措置は同じものだ」と述べた。EU委員会のジョセ・マニュエル・バロッソ委員長のスポークスマン、フランチョイス・レ・バイルは、この件に関する質問への回答を頑なに避けながら、「パリ 全文をよむ

2005-04-26 フランス:アルメニア人「虐殺」否定に処罰法案を準備(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランスのフランソワ・オーランド社会党党首は、アルメニア人移住から90年を迎え昨日パリで演説を行い、そのなかで‘1915年のアルメニア人虐殺’を否定することに対し、処罰を求める法案を準備していると明らかにした。社会党はトルコのEU加盟を支持する一方、トルコが‘アルメニア人虐殺’の事実を認めることを一つの条件とみなしており、オーランドは演説のなかでこのことも強調した。    一方で、フランス政府と、またオランダ政府もルクセンブルクで開催されているEU外相会談で、今日行われる予定のトルコEU共同会議 全文をよむ

2005-04-24 キプロス共和国元首脳が歴史的見解「キプロス紛争は回避できた・・・」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

キプロスのギリシャ政府の元リーダーであるグラフコス・クレリデスは、当時彼自身が議長として活躍していた1973年には、キプロス問題が解決の段階にきていたことを発表した。    アテネで出版されたTo Vima新聞に声明文を載せたクレリデスは、1973年にトルコ側と合意したことを発表しなかったのは大きな間違いであったとし、彼自身にとってもひどい誤りをおかしたと述べた。    記者の「今日ようやく告白できるような大きな過ちをおかしたのか」という質問に対し、次のように答えた。「もちろんだ。1973年に問 全文をよむ

2005-04-22 アルメニア-フランス首脳会談(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランスの大統領シラクはパリを正式に訪問しているアルメニア大統領ローバートコチャルヤンを官邸へと招いた。そしてその後連れだってアルメニア虐殺碑へと行った。    二人は碑の前で立ち止まると、花輪を捧げた。パリ市により2003年に作られた碑には1915年にオスマン帝国で起こった、20世紀初の虐殺が1万5千人の死者をだしたことが書かれている。この訪問に対しパリのアルメニア人団体は謝意を表明した。    今晩行われた会見では二国間の関係の他、トルコとカラバー山地問題が話題になった。シラク大統領筋によれ 全文をよむ