断食月の豪華な夕食会:議題は数十億ドルの開発プロジェクト(Milliyet紙)
2005年10月06日付 Milliyet 紙

エルドアン首相は、ドバイ訪問の際にトルコへの投資を呼び掛けたアル・マクトゥム王子と、今夜イフタール(断食後の夕食)を共にする。夕食会では、イスタンブルで計画されている数十億ドル規模の不動産プロジェクトについて話し合う予定。

今日トルコを訪れる予定のドバイ王位継承者のシェイフ・ムハンマド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥム王子は、イスタンブルでエルドアン首相が開く夕食会で、イスタンブルに対する少なくとも1億ドルの不動産投資について話し合う。
ホテル、住宅、ショッピングセンター建設を含む不動産開発プロジェクトについて話し合われる予定の会議には、ヌロル、アラルコといったトルコの主要ゼネコンの代表者や、不動産投資協会のハカン・コダル会長も参加する。プロジェクトには数十億ドルの投資が予想されており、総投資額は50億ドルに上るだろうと予測されている。

■テルシムとイズミル港にも投資要請

首相府が開く夕食会には、イスタンブル市のカーディル・トプバシュ市長とともにアッティラ・コチ観光相も出席する見通し。プロジェクトのための土地確保の問題も話し合われる。プロジェクトはアル・マクトゥム王子が社長を務めるドバイ財閥の関連会社ドバイ国際不動産が窓口となって行われる。また同関連会社のエマアル社も、イズミル港の民営化と(携帯電話オペレーターの)テルシムの入札に関心を示していることが伝えられている。
ドバイ財閥の傘下にある20社は、医療からテクノロジー、金融から不動産、教育から人間開発、観光からエネルギー、通信から産業、バイオテクノロジーに至る多くの分野で活動している。中でも最大のプロジェクトの一つと言われているのが、ドバイランドプロジェクトである。プロジェクトの経済規模は約20ディルハム(60億ドル)にも達する。
プロジェクトによりドバイを完全に観光地化し、2010年までに1500万人の観光客を獲得することを目標としている。
ドバイでは、高さ800メートルで世界一高いビルとなるブルジュ・ドバイ総合ビルも、アル・マクトゥム王子の会社が建設している。

■スルタン・アフメトで夜の礼拝

ドバイの王位継承者、アル・マクトゥム王子は、ドバイ財閥傘下の会社の経営者とともに今日3時にイスタンブルを訪れ、トルコで行う予定の数十億ドルの投資のための具体的な第一歩を踏み出す。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相も、フォーシーズンズホテルで開かれる予定の夕食会に参加し、マクトゥム王子と会談するため昨夜アンカラからイスタンブルへ向かった。

■アラブ側は訪問団

首相府高官によると、エルドアン首相はマクトゥム王子とまず公式会談に臨み、その後夕食会を開くという。2人はそろってスルタン・アフメト・モスクで夜の礼拝をする。
アル・マクトゥム王子に同行する訪問団には、アブダビ王子も含まれていることが明らかになった。二日間にわたる新聞広告の中でトルコへの訪問を表明していたドバイ財閥の取締役もアル・マクトゥム王子に同行する。ドバイ財閥のムハンマド・アル・ゲルガーウィ代表取締役は10月11日にもイスタンブル市のカーディル・トプバシュ市長と共同記者会見を開き、投資計画の詳細について明らかにする。

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( 翻訳者:田林 玲 )
( 記事ID:1013 )