トルコ家計調査:イスタンブルでは家賃、南東アナトリア地方では食費が最大の出費(Milliyet紙)
2005年11月15日付 Milliyet 紙

トルコで家賃と住宅費をもっとも多く支払っているのはイスタンブル住民である。国家統計局(DİE)が2003年および2004年家計調査結果からまとめたところによると、イスタンブル住民の住居費・家賃の支出は、家計の32.2%を占めている。
家計のなかで食費の占める割合が最も高い地域は、39%で南東アナトリア地方である。教育費をもっとも多く支出する地域は、3.2%の東部黒海地方である。

■中央アナトリアはアルコールで第一位
消費支出項目のうちアルコール飲料・タバコを地方別にみると、5.3%で中央アナトリア地方の住民が最も多く支出している。
最も支出の多い項目を地域別にみると、アルコール飲料・タバコでは6.2%を占めるアール、カルス、ウードゥル、アルダハン、衣料品・靴では8.8%を占めるマルディン、バトゥマン、シュルナク、スィイルト、医療費は3.3%でテキルダー、エディルネ、クルクラーレリ、教育費では3.2%でトラブゾン、オルドゥ、ギレスン、リゼ、アルトヴィン、ギュムシュハーネがそれぞれ上位を占めた。

■教育費の占める割合はアルコールとタバコの半分
トルコ全国では、家計に占める教育費の割合は2.1%であり、アルコールやタバコの支出(4.2%)の半分にとどまっている。
教育費が家計に占める割合は、地中海地方で1.5%、西部アナトリア地方で2.3%、西部黒海地方で1.6%、西部マルマラ地方で1.7%、東部黒海地方で3.2%、東部マルマラ地方で1.6%、エーゲ海地方で1.9%、南東アナトリア地方で0.7%、北東アナトリア地方で1.5%、中央アナトリア地方で1.1%、中東アナトリア地方で1.2%、そしてイスタンブルでは3.1%であった。

■消費の25%はイスタンブルで
国家統計局のデータによると、2003年と2004年に総額1京(けい)4291兆5千億リラの消費支出があり、この25%がイスタンブル地方だけで支出された。同時期に、アンカラ、イスタンブル、イズミルからなる3大都市の総消費支出は5千兆7476億リラであり、これは全国の40.2%を占めた。2003-2004年、トルコ全国平均では、家計の支出のなかで最も高い割合は27.5%で住宅費・家賃であり、続いて26.9%で食費や非アルコール飲料となった。

■マルディンでは教育費にあてるお金がない
マルディンでは最大の支出項目は47.3%の食費であり、最も低いのは0.2%で教育費であった。食費の割合が最も高い第2位は、43.4%でヴァン県となった。同県の教育費は0.3%であった。


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( 翻訳者:栗林 尚美 )
( 記事ID:1298 )