ラフサンジャーニー師:イラン、エジプト両国の関係拡大を希望(シャルグ紙)
2005年11月02日付 Sharq 紙

【ファールス通信】アクバル・ハーシェミー・ラフサンジャーニー公益評議会議長は、駐イランエジプト権益保全事務局長との会談で「イラン、エジプトの二国間関係は将来的に変化することもありうる」と述べた。

ラフサンジャーニー師はイスラーム諸国の相互関係、団結の重要性を強調し、以下のように述べた。「イラン、エジプト両国は(イスラーム)域内の主要国であり、両国の相互協力により、イスラーム世界に有益な変化をもたらすことが可能である。」

また、同師はエジプトを戦略上重要な立場にあるアラブ・アフリカ国家と位置づけ、「両国の関係は満足できる水準に達しておらず、その関係が政治、経済、文化の分野で望ましいものとなるよう努力をすべきである」との見解を述べた。

同師は、協調には、イラン、エジプト両国民の同意が何より先決と捉え、「両国の当局者は、寛大さと利益の拡大を考慮に入れ、両国間の関係、また同様にイスラーム世界との関係を発展させることが出来るであろう。」と述べた。

この会談において、駐イランエジプト権益保全事務局長もまた、様々な分野での両国間の発展を願い、「エジプト政府も国民も両国の関係拡大に関心を示している。」と陳述した。

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( 翻訳者:杉山良 )
( 記事ID:1227 )