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保健・医療・医科教育相はアントニオ・グテーレス国連事務局長に宛てた書簡の中で、ガザ地区北部で唯一稼働中の医療センター、カマール・アドワーン病院に対するシオニスト政権の度重なる攻撃を非難し、迅速な措置を取るよう国連に求めた。 【ジャーメ・ジャム電子版】保健省の発表によると、保健・医療・医科教育相のモハンマドレザー・ザファルガンディー博士によるアントニオ・グテーレス氏へ宛てた書簡には以下のように記されている。 「シオニスト政権によるガザ地区北部で唯一開院中の医療センターであるカ 全文をよむ
中国企業が世界で最も高い太陽光発電施設の稼働を開始した。標高5228mに位置するこのプロジェクトは、標高5100mに建設された第1期プロジェクトを超え、世界で最も高い太陽光発電施設とされている。 【ハムシャフリー電子版】エレクトレック[世界のテクノロジーやエネルギーインフラ関連のニュースを扱うアメリカのニュースサイト]によると、2020年に実用規模で世界最高高度のソーラープラスストレージ[太陽光+蓄電池]のプロジェクトがチベットの標高4700メートルの地点で完了した。そして次の段階と 全文をよむ
モスクワ駐在イラン・イスラム共和国カーゼム・ジャラーリー大使は、二国間協力の包括文書締結にイランとロシア両国の準備が整ったことについて言及し、マスウード・ペゼシュキヤーン大統領が1月17日にロシア訪問すると発表した。同大使は、この訪問中に両国大統領が二国間協力の合意書に署名すると述べた。 【ハムシャフリー電子版】ジャラーリー大使は、ユーラシア経済連合の会合に参加するため、サンクトペテルブルクの地へ赴き、市内にあるメチニコフ医科大学のイラン人学生および大学理事らとロシア国内の大学に通うイ 全文をよむ
シオニスト[訳注:イスラエル]政権が西暦2023年10月7日にガザ地区への侵略を開始してから今日まで、この狭い地区で34施設にのぼる病院を焼失させており、最新のものではガザ地区北部に位置するキャマール・エドワーン病院[訳注:カマル・アドワン病院の表記もあり]が放火された。 【ジャーメジャム電子版】アルジャジーラの報道によると、イスラエル軍がガザ地区北部ベイト・ラヒアにあるキャマール・エドワーン病院の主要部を焼損させたことが明らかになった。 この野蛮な措置に対しガザ地区政府イス 全文をよむ
外相は「我々の核に関する議論は来年、多くの協議を必要とする状況に直面するだろう」と述べた。 【ジャーメジャム・オンライン】セイエド・アッバース・アラーグチ―外相は北京到着後の記者会見で、「この外遊の基本的な目的は、地域及び国際的な対話と協議、双方向的な対話である」と述べた。 外相は、「中国とは過去数年間にわたって、地域・国際社会のいずれの問題においても常に緊密な協議を行ってきた。現在はセンシティブな状況であるが、地域は問題も抱えており、様々な国際的なレベルにおいても様々な 全文をよむ
パキスタンの攻撃機が昨晩、パクティーカー州のある地域を空爆した。 【ハムシャフリー電子版】ターリバーン国防省は、パクティーカー州バルマル県への空爆をパキスタンによるものと確認した。 同省は声明で、この爆撃は今晩[12月24日(火)]に行われ、その多くがワジリスターン難民からなる文民を標的にしていたと述べた。 ターリバーン国防省は声明において、子供を含む多数の文民が死亡ないし負傷したと言及した。 同省は「ターリバーンはこの野蛮な行為について、あらゆる国際原則に反する公然たる侵 全文をよむ
大統領はメッセージを発出し、航空機墜落事故により多数のアゼルバイジャン国民が死亡したことについて、アゼルバイジャン共和国大統領と同国の国民に哀悼の意を表した。 【ハムシャフリー電子版】マスウード・ベゼシュキヤーン大統領は、アゼルバイジャン共和国のイルハム・アリエフ大統領に宛てたメッセージの中で次のように述べた。 「アゼルバイジャン共和国の航空機墜落事故の報道は深い悲しみをもたらした。 大統領閣下と親愛なるアゼルバイジャン共和国の国民、特に犠牲者のご家族と親族の方 全文をよむ
外務省アメリカ局長は米国司法省の声明で指摘されたモハンマドレザー・ヌーリー氏に対する嫌疑を否定し、「この主張は、イラン・イスラーム共和国に対する政治的固定観念に基づき論理的根拠なく提起されたものであり、被告の基本的人権を侵害するものと見做される」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】イーサー・カーメリー局長は1403年デイ月2日[西暦2024年12月22日]日曜夜、中東地域の安定と平和の重要性を強調する一方、アメリカによるこの地域への介入と不安定化を助長する行為の歴史、そして地域諸国 全文をよむ
UNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務総長は、「ガザ戦争以外は、どんな戦争にもルールがある」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務総長は、「すべての戦争にはそれ自体のルールがある。だが、ガザ戦争だけはすべてのルールが踏み躙られている」と述べた。 同事務総長は、「ガザの学校や病院への攻撃が広がっており大きな問題となっている」と説明した。 ラザリーニ氏はさらに、「世界はガザの現状に慣れてはいけない」と 全文をよむ
ロシア外務次官は、「イラン外相アッバース・アラーグチー氏は2025年初め(1403年デイ月に相当)にロシアを訪問すると見込まれている」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】RIAノーボスチによると、アンドレイ・ルデンコ外務次官は金曜日、西暦の来年初頭にイラン外相がロシアを訪問する予定なのか否かという質問に答える中で、記者団に対して「我々はこの訪問および他の多くの事柄を期待することができる」と述べた。 アラーグチー外相のモスクワへの訪問は、イラン外相就任以来2度目のロシアへ 全文をよむ
D8サミットに出席し、演説するためにエジプトに向かった大統領は、数分前にエジプト政府当局とイラン・イスラーム共和国のイラン利益代表部の人員により歓迎を受け、カイロ入りした。 【イラン電子版】マスウード・ペゼシュキヤーン大統領は、今回の訪問で第11回D8サミットに出席し、演説するだけでなく、人道危機とガザとレバノンの復興の課題に関する特別会議にも出席する。 D8サミット参加国の国家元首らとの個別会談は、ペゼシュキヤーン大統領のエジプト訪問のもう一つの旅程となる。 全文をよむ
シリア中央政府の崩壊によって、現在、同国の難民をめぐる状況は悪化している。 (ジャーメ・ジャム電子版)アルジャズィーラによると、ヨーロッパと中東の国々はシリア中央政府の崩壊に伴い、シリア難民を自国に送還しようとしているが、その一方で、大量の難民の帰還に対してこの国が耐えられないことを諸々の証拠が示している。 2011年にシリア内戦が始まった時、この国の人口は2100万人であった。内戦による数十万人の人的な犠牲者とは別に、1300万人が同国で難民となった。 20 全文をよむ
シリアにおける最近の情勢に伴い、この国の大使館が各国でどのように業務を行っているかが話題となっている。 【ハムシャフリー電子版】最近の政治的動向や現地の動き、及びバッシャール・アサド政権の崩壊を受けて、この間の重要な問題の一つは、世界各地での同国大使館の運営のあり方や、同国の外交拠点に関する各国や国際機関の決定、及び新たな時代におけるこのアラブ国家の国政担当者らの承認である。 これに関してシリア外務省は日曜日の声明で、「今日、この国の歴史の新たな一ページが開き、シリア人を 全文をよむ
米国やドイツ、フランス、英国などの国々は、イラン・イスラーム共和国は身動きをとれないわけではなく、最大限の圧力を受ければ確実に最大限に抑止する行動に出るであろうことを認識しなければならない。 執筆:モフセン・パーカーイーン|国際問題上級専門家 イラン・イスラーム共和国の原則的な立場は常に、核計画を平和的に進め、核兵器の生産・製造・使用に向けた動きを自制するというものであり、この立場は依然として強固で揺るぎないものである。同時に、イラン・イスラーム共和国の政策は、 外国の脅 全文をよむ
欧州連合のピーター・スターノ報道官は声明の中で、シオニスト政権首相の逮捕に関する国際刑事裁判所(ICC)の判決に言及し、「すべてのEU加盟国はベンヤミン・ネタニヤフ首相の逮捕状を執行する義務がある」と述べた。 【ハムシャフリー電子版】スターノ報道官は、欧州連合のすべての加盟国がネタニヤフ首相の逮捕状を執行する義務を有しているとした上で、「欧州連合の加盟国は、国際刑事上の正義と不処罰との闘いに断固たる姿勢で取り組む責務がある」と述べた。 同氏はさらに、「欧州連合は国際刑事裁 全文をよむ
ウォール・ストリート・ジャーナルは、「イランとアメリカは相互に対立しているにも関わらず、トランプ氏と仕事を共にしてきた一部の人たちは、2期目のトランプ政権において、イランとアメリカの間で外交上の合意が結ばれる可能性がないとは見なしていない」と報じた。 【ハムシャフリー電子版】レバノン紙オリエント・トゥデイ(L’Orient Today)は、「ドナルド・トランプ氏のレバノン系の顧問であり、娘婿の父親にあたるマスウード・ボウロス氏は、アメリカの次期大統領がイランとの新たな核合意を準備して 全文をよむ
ガザ地区のパレスチナ保健省は、シオニスト政権軍のガザ地区に対する攻撃による殉教者数が4万3508人に達したと発表した。 【ジャーメ・ジャム電子版】アルジャジーラによると、ガザ地区のパレスチナ保健省は声明を出し、昨年(西暦)10月7日以来のシオニスト政権軍のガザ地区に対する攻撃による最新の殉教者数と負傷者数を発表した。 ガザ地区パレスチナ保健省の発表によると、昨年10月7日以来のイスラエル軍のガザ地区への攻撃の結果、4万3508人が殉教することとなった。 また、 全文をよむ
イラン外務省の報道官は以下のように述べた。「テヘラン(イラン政府)は、シオニスト政権がイラン国民を殺害した犯罪の責任を問うために、利用可能なあらゆる手段を講じるだろう」 【ハムシャフリー電子版】イラン・イスラーム共和国外務省のエスマーイール・バガーイー報道官は、日曜日、名誉あるイラン人女性で5人の子供の母親であるマアスーメ・キャルバースィー氏とレバノン人の夫レザー・アワーザ博士の残忍な殺害というシオニスト政権の新たな犯罪を強く非難し、この名誉ある夫婦の殉教に対し、彼らの名誉ある遺族、 全文をよむ
−(続き)− 既存の相違点と類似点は、「人権」と「人道的権利」という基本的な原則と規則に明らかに違反しているゆえに、パレスチナとレバノンに対する戦争の指揮官、実行者、及び指導者らに刑事責任があることをこれまで以上に示している。したがって、シオニスト政権首脳を刑事的・法的に処することへの国際社会の期待をこれ以上無視することはできない。これ以上の判断の停止は、国際法に関わる組織や機関の有効性と能力に多くの疑問を抱かせることとなり、それらの立場を弱めることにもなるだろう。しかも、この政権に 全文をよむ
−(続き)− ガンビア対ミャンマー事件の特別な点は、国際司法裁判所が、ミャンマーに対する見解において国連決議、人権にかかわる団体や機関の報告書に細心の注意を払い、そのような文書に基づいて、ミャンマーに対して判決を下すことができたことである。ここ数カ月、現在に至るまで、国連人権理事会やアムネスティ・インターナショナルなどの多くの国際機関が、国際司法裁判所の判決発出のための文書作成に向けて、諸々の措置を講じている。その措置とは、犯された犯罪をイスラエルに帰するための適切な根拠や典拠となり 全文をよむ
−(続き)− アウンサンスーチー氏とその政府は、宗教的・民族的過激思想をもってラカイン州のムスリムたちに対して「大規模なジェノサイド」を行なったが、ネタニヤフ政権は、パレスチナとレバノンのムスリムに対してそれと同様、全く同じことを行なっている。ミャンマーは、100万人以上のロヒンギャ族のムスリムに対する「人種・民族浄化」作戦の中で、殺害、住居への侵奪と取り壊し、バングラデシュへの強制移住を10年足らずのうちに行なったが、シオニスト政権は70年以上にわたって同じ方法を選択してきたのであ 全文をよむ
先週、国際刑事裁判所の幹部検察官がハーグの同裁判所に対し、「戦争犯罪」、「人道に対する罪」および「軍事目標を推進するための手段として民間人を飢餓に晒した」容疑でイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアブ・ガラント国防大臣の逮捕状を請求した。 ◆執筆者:モハンマド・エスマーイーリー/国際問題専門家 国際刑事裁判所がこの2人の逮捕状を発行するのに1年遅れたことは、国際的な場で活躍する弁護士たちの心に、延いては世論に、以下の懸念を抱かせている。すなわち、国際刑事裁判所の3人の判 全文をよむ
イスラエルメディアは、パレスチナのレジスタンス戦闘員によるヨルダン川西岸のイスラエル入植地への攻撃について懸念を示し、それが現実となれば、イスラエルの治安機関にとっての悪夢となると述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】イスラエル紙イェディオト・アハロノトは、イスラエル治安機関にとって眠れぬ夜をもたらしている懸念すべきシナリオについて述べた。そのシナリオとは、武装したパレスチナ人戦闘員数十人がヨルダン川西岸地区北部で、隣接した無防備なイスラエル入植地に対して10月7日[訳註:2023年 全文をよむ
革命防衛隊統合広報局は、ハマース政治局長であるイスマーイール・ハニーヤ氏が滞在していた施設が攻撃を受け、同氏とその護衛者のうち一人が殉教したと発表した。 イスラーム革命防衛隊統合広報局は次のように発表した。「ハマース政治局長であるイスマーイール・ハニーヤ氏が滞在していた施設が攻撃を受け、同氏とその護衛者のうち一人が殉教した。」 発表全文は以下の通り: 慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名のもとに 真に我々はアッラーのものであり、かれの御許に帰る 全文をよむ
(続き) ◆ハリス氏からみたイラン核問題 カマラ・ハリス副大統領のイランに対する姿勢は、民主党とバイデン政権のより広範な政策と軌を一にしていた。同氏は核合意復帰への取り組みを、イランも合意事項を再度遵守するという条件のもと支持している。 ハリス氏は2019年の外交問題評議会との談話で核合意(JCPOA)の重要性を強調し、トランプ政権の同合意離脱を批判した。氏は核合意の再締結がイランの核兵器保有防止と国際的連帯の再構築のために必要であるとの見解を述べた。ハリス氏は他の発 全文をよむ
ジョー・バイデン氏が米国大統領選挙から撤退したことを受け、現在民主党はトランプ氏に対抗するために次の候補者を選び出す必要に迫られている。バイデン氏の身体的事情によって、民主党が共和党に対抗するチャンスは大きく損なわれていたが、氏の後釜候補もまた、来たる選挙で民主党が勝つのに十分とは言えない可能性がある。 【ハムシャフリー電子版】ファルヒーフテガーン紙によると、カマラ・ハリス氏の代理出馬は、同氏が党内の指名争いで他候補に競り勝ち、民主党内で最多の票を獲得しなければならないことから、まだ 全文をよむ
シオニストのメディアは、「イスラエル政権は、エジプト側と協力し、ラファ検問所をケレム・シャローム(カレム・アブーサーレム)検問所に最も近い場所へ移転させようとしている」と主張した。 【ジャーメ・ジャム電子版】この報道によると、日曜日、シオニスト政権のチャンネル12は次のように報じた。「イスラエルはラファ検問所の場所を変更し、ケレム・シャロームの近くに移そうとしている。」 ケレム・シャローム検問所は(イスラエルとエジプト、ガザ地区の国境に位置している)ガザ地区唯一の商用検問 全文をよむ
パキスタンの国防大臣は、イランがテロリストとの戦いで彼らを支援している一方、アフガニスタンのターリバーンはいかなる支援も提供していないと述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】パキスタン国防相は、アフガニスタンのターリバーンとはテロとの戦いにおいてパキスタンと同盟を結んでいないと述べ、「我々はテロとの戦いにおいてイランの支援を受けており、また彼らの土地が我々に敵対的に利用されることはないとの保証をイランから受けているが、アフガニスタンのターリバーンは我々を支援していない」と強調した。 全文をよむ
アゼルバイジャン共和国のメディアは、同国とイラン・イスラーム共和国が本日水曜日に戦術演習を行うと報じた。 【ハムシャフリー電子版】トレンド通信社は、アゼルバイジャン共和国国防省の発表を引用し、同省の2024年の計画に基づき、本日6月12日(イラン暦ホルダード月23日)にナヒチェバンで、アゼルバイジャン共和国軍の諸部隊が参加して戦術演習が実施されると報じた。 これらの軍事演習は軍関係者の参加のもと戦闘機器および航空機器と無人航空機を使用して実施され、司令官の意思決定スキルと 全文をよむ
イラン産石油を中国に販売しようとしたとして、アメリカ人男性2人に実刑判決が言い渡された。 【ジャーメ・ジャム電子版】アメリカ合衆国司法省は声明で、ワシントンが課した制裁に違反してイラン産石油を販売しようとした罪と資金洗浄を計画した罪で、昨年11月に米国陪審員の評決により有罪判決を受けたテキサス州の男性2人が、懲役刑45ヶ月の判決を言い渡された。 司法省によると、43歳のジェンユー・ワン(ZhenYu Wang)(中米二重国籍者)と、テキサス州マッキニー出身の42歳のダニエ 全文をよむ
サウジアラビア政府はメディナでイラン代表団の[IRIB]取材班6名を国外追放した。 【ハムシャフリー電子版】イラン紙は以下のように記した。「6名の記者・ドキュメンタリー監督を含むこの取材班は、先週火曜日、預言者のモスクで聖クルアーンの読誦を録音していた所を拘束され、数時間にわたる取り調べの後、理由を告げられないままメディナ中央警察の拘置所へ移送され、同日夕刻ハッジ[*メッカへの大巡礼]を完遂できぬままサウジアラビアから追放された。 サウジアラビア王国からのイラン代表団の取 全文をよむ
ラマッラ駐在特派員がある記事の中で、シオニスト政権国家安全保障会議高官のヨーラム・ハモ氏辞任の理由に迫った。 【ジャーメ・ジャム電子版】アルアーラムに掲載されたこの記事によると、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区ラマッラに駐在する、アルアーラムニュース網のファーリス・サラファンディー記者はヘブライ語報道に基づき、シオニスト政権の国家安全保障会議高官で、ガザ戦争後の計画策定の責任者であったヨーラム・ハモ氏の辞任を報じた。 アルアーラムの記者は次のように報じた。「国家 全文をよむ
レバノンのヒズボラは、ヤールーン町の向かいにあるシオニスト軍の集結地と占領下のカフルシューバー丘陵地帯に所在するルワイサート・アラム軍事拠点にある彼らのスパイ設備を標的にしたと発表した。 【ジャーメ・ジャム電子版】レバノンのヒズボラは、2つの別個の声明を出し、被占領地パレスチナの北にあるシオニスト軍集結地とそのスパイ活動の拠点を攻撃したことを発表した。 ヒズボラの声明には次のように述べられている。「ガザ地区の不撓不屈のパレスチナの人々の支援とその勇敢で気高い抵抗を援護する 全文をよむ
ワシントン・ポスト紙は、ガザ地区におけるシオニスト政権の犯罪に向けた大学生らの抗議活動に対する「ここ数年の大学キャンパス内での活動への警察の最大の対応」という報道の中で、拘束者数が、直近の10日間で900人以上に上ると発表した。 【ハムシャフリー電子版】ニューヨークのコロンビア大学におけるデモ隊の弾圧が、抗議活動をアメリカ全土の大学に波及させ、最新の報道によると900人以上が拘束された。 デモを強制排除するために、学長らは注力している-しかし多くの場合で、失敗している-デ 全文をよむ
アメリカの消息筋は、バイデン政権がシオニスト政権に対し新たに10 億ドル以上相当の兵器の供与を計画していると明らかにした。 【ジャーメ・ジャム電子版】ウォール・ストリート・ジャーナルは本日付けの記事で、「アメリカ政府は 10 億ドル以上相当の軍事兵器をイスラエルに供与することを計画している」と報じた。 この記事ではさらに、アメリカ政府関係者の言葉を引用し、次のように報じられている。「これはガザ戦争開始以来イスラエル軍に対する最大の支援パッケージであり、テヘラン・テルアビブ 全文をよむ
中東地域は新たな段階に突入した。イスラエル政権は孤立し、中東地域の国家はイスラエルとの対立に向け新たな威信を獲得した。 [執筆者:ハサン・ハーニーザーデ|アラブ世界専門家] 「誠実な約束」作戦は、イラン・イスラーム共和国の地域的・国際的威信を回復させた、中東地域および世界における歴史的な作戦と評価されるべきである。イスラエルは約6か月間にもわたって、ガザ、レバノン、シリアをはじめとする中東地域諸国に対し多くの侵略を行っており、3万3000名以上の女性と子供を殺害し、7万6 全文をよむ
コンテナ船「MSC Aries」が革命防衛隊海軍特殊部隊により、ホルムズ海峡付近で拿捕された。 【イラン紙電子版国際部】コンテナ船「MSC Aries」が革命防衛隊海軍特殊部隊(SNSF)によって、ホルムズ海峡付近で拿捕された。ヘリコプターにより部隊を船舶の甲板に降下させる作戦が実行された。 船舶は現在、我が国《訳注:イラン》の領海に向けて誘導されている。 このコンテナ船はポルトガル船籍で、海運会社ゾディアックによって運航されている。同社はEyal Oferと 全文をよむ
一部の西側およびアラブメディアは以下のように報じている。「テヘランはワシントンに対し、もし米国がイスラエルとイラン間の戦争に介入するならば、地域の米軍が攻撃の対象になるだろうというメッセージを送った。」 【ハムシャフリー電子版】アルジャジーラの報道によると、テヘランはアラブ諸国を通じてワシントンに対し、もしアメリカがイスラエルを支援すれば地域の米軍を攻撃すると通告した、とAXIOS(訳注)が報じている。 イスラーム共和国通信(IRNA)も、以下のように報じた。「アメリカの 全文をよむ
複数の情報筋は、イラン・クルディスタン民主党と呼ばれる分離主義者のテロ組織の指導者数人のパスポートを取り消すというイラク政府の処置について明らかにした。 【ハムシャフリー電子版】複数の情報筋は、イラク政府がイラン・クルディスタン民主党というテロ組織の指導者数人のパスポートの取り消しに取り掛かったことを明らかにした。 この情報筋によると、テロ組織イラン・クルディスタン民主党の指導者、モスタファー・ヘジュリー氏のパスポートを取り消したことに続き、イラク政府はこの組織の他の複数 全文をよむ
石油タンカー「スエズ・ラジャン」は、イラン暦1402年2月(西暦2023年4月)に積載していたイラン・イスラーム共和国産の石油を米国の指示のもとで盗み、同国の港に移送し、提供していた。 【ハムシャフリー電子版】フィリピン外務省は水曜日、石油タンカー「セント・ニコラス」に乗っていた同国の船員18人が無事帰国したと発表した。 イラン暦1402年10月21日(西暦2024年1月11日)、イラン・イスラーム共和国軍が、米国によるタンカー「スエズ・ラジャン」の違反とイラン石油の窃盗 全文をよむ
パキスタンは、イラン・イスラーム共和国の協力により、同国はイランの治安部隊の支援のもと、とある密入国斡旋組織の制圧と4人のパキスタン人の拘束、及び誘拐された同国の2人の国民の救出に成功したと発表した。 【ハムシャフリー電子版】イスラマバードにあるパキスタン連邦捜査局(FIA)の公式声明によると、同局の在テヘラン連絡官事務所とイランの関連機関の連携により、パキスタンからイランへの密入国のネットワークが消滅した。 この声明にはこう述べられている。「両国の効果的な協力の結果、1 全文をよむ
イルハム・アリエフ氏がアゼルバイジャン大統領選挙で連続5回目の当選を果たした。 【ハムシャフリー電子版】昨年9月の軍事作戦とカラバフ地域の支配権回復を受けて、イルハム・アリエフ氏の今回の勝利は決定的なものと思われていた。アリエフ氏は92%の得票率をもって水曜日に行われた大統領選挙で連続5回目の当選を果たした。 アゼルバイジャン共和国中央選挙管理委員会のメザーヘル・パナホフ委員長は記者会見で、「アゼルバイジャン国民はイルハム・アリエフ氏をこの国の大統領に選出した」と述べた。 全文をよむ
ジョー・バイデンアメリカ大統領は、イランとパキスタン間に生じた緊張に関して投影的声明を発表した。 【ハムシャフリー電子版】ジョー・バイデンアメリカ大統領は声明で、「イランとパキスタンの相互攻撃は、イランが地域内のどの国家にも受け入れられていないことを示している」と主張した。 ロイター通信によると、同大統領はイエメンのアンサールッラー[ホウスィー派]に対する攻撃は今後も継続すると述べた。 こうした声明が出された一方で、アメリカは、パレスチナ人に対し戦争犯罪を犯しているシ 全文をよむ
【イラン・オンライン政治部】イラン外相ホセイン・アミール・アブドッラーヒヤーンは、「ガザにおける虐殺をやめることは、レバノン南部での戦闘を止めうる。戦争が解決策ではないこととイスラエルの捕虜が解放されることはないだろうということをネタニヤフ氏は理解するべきだ。解決策は自明であり、停戦・強制移住の停止・人質交換である。」と述べた。 アミール・アブドッラーヒヤーン氏は、「戦後の国家運営のため、パレスチナの指導者との協議の中で解決策を審議する。解決策は、ガザ地区およびヨルダン川西岸地区のパレスチナ 全文をよむ
米中央軍司令部は声明にて、ソマリア沿岸海域で米海兵隊員2名が行方不明になったことを確認した。 【ハムシャフリー電子版】USNI[アメリカ海軍協会]ニュースのウェブサイトによると、この声明は「1月11日木曜日(デイ月21日)の夕方、2人の米海兵隊員がソマリア沿岸海域で作戦を遂行中に海上で行方不明となった」としている。 この声明では、作戦の安全面での問題と行方不明となっている隊員の家族への配慮から、捜索活動が続く限りこの件に関して他の情報を公開することはないとし、「現在この2 全文をよむ
【ハムシャフリー電子記事】 米国とその同盟国によるイエメンの一部地域への侵略攻撃後、ロシアはこの問題の調査のため、国連安全保障理事会会合の緊急開催を求めた。 ジョー・バイデン米国大統領とリシ・スナク英国首相は金曜の朝、イエメンの数か所を標的にした空海共同攻撃を発表した。 バイデン氏はオランダ、オーストラリア、カナダ、バーレーンもイエメン攻撃において米国と英国を支援していると述べた。 米国当局はウォール・ストリート・ジャーナルに対し、米国とその同盟国はフーシ派に属する12か所を標的 全文をよむ
西欧メディアは、米・カタール政府間でアルウデイド基地における米軍駐留を10年延期することで同意したと報じた。 【イラン電子版:国際部】アメリカCNNネットワークは本日[2024年1月3日](水曜)、同国の当局者4名の言葉を引用し、米・カタール間で大規模なアルウデイド基地における米軍駐留10年延長の合意が成立したことを報じた。 ロイター通信もある情報筋を引用し、「両国がこの点で合意に達し、公式発表を行うだろう」と綴った。 同通信社によると、アルウデイド空軍基地は 全文をよむ
ロイター通信は水曜日夕刻、ホワイトハウスの発表を引用し人道的停戦とガザの人質解放に関する交渉は極めて深刻になっていると報じた。 【イラン電子版国際部】ホワイトハウスは水曜日、ガザ地区への人道支援がヨルダンを通じて可能になったと報道した。 ロイター通信によると、ホワイトハウスは、ガザ地区に関するいかなる安保理決議もハマースへの非難を含むべきであると発表した。 加えて、ホワイトハウスは人道的停戦とガザにおける人質解放交渉が非常に深刻になっていると主張している。 全文をよむ
イラン、サウジアラビア、中国の三か国共同委員会の初会合が金曜日、鄧励中国外交部副部長、サウジアラビアのワリード・ビン・アブドゥルカリーム・アル・ホレイジー外務副大臣、及びイラン外務省のアリー・バーゲリーキャニー政務担当次官を議長とし開催された。 【ジャーメ・ジャム電子版】会合の最終声明の一部は以下の通りである。 我々は、地域の安全と平和を脅かすガザの現状が続くことに懸念を表明する。 ガザにおける軍事作戦の即時停止と、民間人に対する永続的な援助の提供、パレスチナ 全文をよむ
−(続き)− 子供を殺害するシオニスト政権に反対して開催されている、また今後も開催される、アメリカとヨーロッパを含む世界の至る所で行われている数千人規模のデモは、人間的な感情が傷つけられたことを示す明らかな証拠である。したがって、ガザで行われた犯罪に刑罰が課されないままであってはならない。48日間にわたるガザに対する攻撃と犯罪において、シオニスト政権が大胆不敵であった主な理由は、おそらくこのように長期間にわたって刑罰が課されていないことであり、このことはアメリカとヨーロッパ諸政府の全面的な 全文をよむ
−(続き)− 政治化とダブルスタンダードの採用は、国際監視機関を巻き込んでいる災厄である。パレスチナは2015年以降、国際刑事裁判所規程[ローマ規程]の締約国となっており、その領土において犯された犯罪は当然、国際刑事裁判所の管轄下にある。国際刑事裁判所の検事はウクライナ危機の勃発から24時間後ただちに同国を訪れ、想定される事態の諸側面を調査する最大の調査チームを結成している一方で、1か月経過後、しかも世論の圧力を受け、パレスチナの抑圧された人々の支援のためではなくシオニストの犠牲者家族への 全文をよむ
−(続き)− 今日、国際社会は国際的なメカニズムの破綻を目の当たりにしている。国連憲章の規律に基づき、世界の平和と安全のために構築されていたメカニズムが、崩壊の危機にさらされている。国際人道法の既定の枠組みの中に秩序づけられていた人道の原則は、次々に侵害されている。国際連合が世界の共生のために歩んできた浮き沈みの激しい70年間の軌跡は、今や現代の野蛮さで評されるものとなってしまっている!もし、保護責任や人道的介入といった国際的なメカニズムを機能させるとするならば、その機能を発動すべき時はま 全文をよむ
−(続き)− 1949年のジュネーブ4条約は、武力紛争を人道的方法で解決しようとする人類の歴史的努力のエッセンスと考えられており、それらの共通第1条によれば、全ての政府はその規定を順守する責務を負っているばかりではなく、他国がその規定を遵守するよう保証しなければならない。それにも関わらず、現在に至るまで2万人以上が殺されており、そのうちの70%が子どもと女性である。負傷数はこの数字の4倍に上る。この数は、パレスチナでは日々増え続けているが、人道的原則の度重なる侵害に対して国際社会は依然とし 全文をよむ
イラン外相は覚え書きの中で、シオニスト政権による48日間のガザ侵攻を非難しつつ、国際人道法の規定の法的地位と道義的有効性が重大な試練に晒されているとの認識を示した。 【イラン電子版】ホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン外相は覚え書きに次のように記した; シオニスト政権によるガザ侵攻の48日間、国際人道法の規定の法的な地位と倫理的な有効性が重大な試練に晒され、占領者の存在が国際的な法制度の有効性に対し臆面もなく挑戦を仕掛けた。このような状況において、シオニスト政権当局が「 全文をよむ
ラマッラーの西に位置するモスクからアザーンが流れていた時、シオニスト占領軍の兵士が手榴弾をモスク内に投げ込んでいる! 【ハムシャフリー電子版−外報部】ラマッラーの西にある町[村]ブドゥルスでモスクからアザーンが流れているとき、シオニスト占領軍の兵士が別の兵士に動画の撮影を依頼し、その直後に手榴弾をモスク内に投げ込んでいる! この地域ではハマースに関する情報はないのだが、シオニストらはパレスチナ人のモスクに対し犯罪を行っており、このことはガザにおいてであれ、ヨ 全文をよむ
ある米国政府関係者の言によれば、同国大統領が中東地域の最近の動向を受けて実施した中国国家主席との会見で、イランに関しある要請を行ったという。 【ハムシャフリー電子版】米国政府高官は、ガザでの戦争をめぐる最近の地域危機を主要議題の一つとして実施されたジョー・バイデン米大統領と習近平国家主席の4時間に及ぶ会談の後、以下のように述べた。「バイデン大統領は中国に対し、イランへの自国の影響力を行使してイランの≪挑発的な行動≫を自制するよう要請した。」 ロイター通信はこれに関して、中国当局は 全文をよむ
―(続き)― ◆今まで度々、国連の構造は世界各国のために改革されるべきであり、特定の勢力のロビー活動から生み出された現在の構造から脱却すべきだと指摘されてきました。しかしながら、その決意は見られず、現在、パレスチナ危機においてこの問題がはっきりと現れています。 ― その通りです。これはまさに、我々が長年にわたって目にし続けている、苦い真実なのです。国際機関の構造や、アメリカやその同盟国がほしいままに操ってきた権力は、現在の世界に見られる数多くの危機に原則的、法的、かつ実践的に対応す 全文をよむ
間違いなく、最近のパレスチナ情勢の最も主要な敗北者は国連である。たとえ、国連のグテーレス事務総長が自らの発言の中で、ガザにおけるシオニストの犯罪について述べたとしても、国連の構造とシステムが生み出した実際的な結果は、ガザ地区とヨルダン川西岸地区でのイスラエル政府による犯罪継続以外の何ものでもない。 このような状況の中で、ガザで数千人もの罪のない子どもや女性たちが殺害されているにもかかわらず、なぜエルサレム占領政権[イスラエル]に対して一つの声明も決議も採択されないのかということに、 全文をよむ
ガザでパレスチナ一般市民——その大部分は女性と子供であるのだが——が連日殺戮され、水と電気といった基本的なライフラインが奪われるとともにインフラや住居も破壊されているという状況にも関わらず、マクロン大統領が被占領地を訪問し、シオニスト政権を全面的に支持しているのには、簡潔に言えば歴史的な背景が影響している。 1 フランスはアメリカや被占領地に次いでユダヤ人が多く、50万から60万人にのぼると見られるユダヤ人口を抱えており、ヨーロッパで最も体系化されたユダヤ人組織を有している。フランス 全文をよむ
シオニスト政権によるアルモーメダーニー病院の患者らに対する犯罪は、本日、ヨルダン国王アブドゥッラー2世、ジョー・バイデン米国大統領、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長、エジプトのアブドゥル・ファッターフ・スィースィー(シシ)大統領による4者会談がヨルダンで開催される予定だった中で行われた。しかしヨルダンはこの会談を中止することを決定した。なぜならシオニストらの犯罪が、シオニスト政権の今回の措置に対する大きな憎悪の波を世界全体とアラブ世界に引き起こしたからである。 シオニ 全文をよむ
ガザ地区のパレスチナ自治政府広報局は本日木曜日、シオニスト体制軍[イスラエル軍]がガザ地区のパレスチナ人家族に対して30件の虐殺を行ったという声明を発表した。 【イラン電子版】この声明には、この30件の虐殺で220人以上のパレスチナ人が亡くなり、その大部分が女性と子供だったと述べられている。 これによると、シオニストという敵による直近の犯罪はシャハーブ族に向けたもので、これによって44人のパレスチナ人が虐殺された。 この犯罪でシャハーブ族が居住していた複数の住 全文をよむ
バハーイー教徒ショウギー・エフェンディー[バハーイー教の守護者]の言葉は、イスラエル占領体制との戦略的つながりを示している。 ショウギー・エフェンディーはイラン太陽暦1330(西暦1951/52)年、ノウルーズのメッセージ(新年のメッセージ)にてイスラエル建国に満足の意を表し、イスラエルの体制の成立を神の約束に従ったものと紹介している: 「ハリール[アブラハム]の子孫とキャリーム[モーセ]の相続人に対する神の約束が証明されたことは明らかである。イスラエル国家がかの神聖な地 全文をよむ
アゼルバイジャン大統領はイランのメフルダード・バズルパーシュ道路・都市開発大臣と会談し、イランとアゼルバイジャン両国政府間の関係の重要性を強調した。 【ジャーメ・ジャム電子版】イルハム・アリエフ大統領は幹線道路橋と国境インフラの建設、および地域内沿岸防衛施設関連プロジェクトの着工式の重要性を強調し、この式典は両国の友好関係の最大限の強化に役立つものとなるだろうと述べた。 アゼルバイジャン大統領はまた、地域内諸国の参加を得て地域問題を解決することの重要性を強調し、アゼルバイ 全文をよむ
トルコのクルディスタン労働者党(PKK)はアンカラで発生した自爆攻撃をめぐり犯行声明を出した。 【ハムシャフリー電子版】Sky News ArabiaはPKKがアンカラの内務省付近で起きた自爆攻撃の犯行声明を出したと報じた。 これよりも前、メディアはトルコ内務省付近で爆発があったことを報じていた。 トルコのアリ・イェルリカヤ内相は、テロ攻撃はアンカラ中心部にある内務相庁舎付近で発生したと述べた。 2人の襲撃犯はアンカラの警察署付近と議会付近で爆弾テ 全文をよむ
シオニスト政権の諜報機関(モサド)の長官が、イラン・イスラーム共和国に対する新たな威嚇と妄言を繰り返した。 【ハムシャフリー電子版】デイビッド・バルネア長官は日曜日、イランは無人航空機に加えて、短距離と中距離ミサイルをロシアへ売却するつもりだったが、この協約は阻止されたと主張した。 同氏はさらにこう付け加えた。「イランは、さまざまな武器をロシアに売却する計画であるが、こうした行動にも対抗していく。」 バルネア氏は、イラン・ロシアの軍事協力によるロシア製武器のイ 全文をよむ
少し前に、ターリバーン政権はマーダー9という名のアフガニスタン製スーパーカーを発表した。この車はカタール国際モーターショーにて一般公開された。 【ハムシャフリー電子版】テジャーラト・ニュースによると、昨年の冬にターリバーンはソーシャルネットワーク上で、あるアフガニスタン人の若者が作った、マーダー9という名のスーパーカーに関する動画を公開した。 このモハンマドレザー・アフマディーという名の若者は、高等教育をイランで受けたようで、アフガン人技術者30名からなるチームの協力を得 全文をよむ
イラン・イスラーム共和国陸軍司令官の最近のモスクワへの訪問で、両国は相互防衛協力を様々な領域に広げることで合意した。両国の関係はこれまで以上に拡大しており、専門家らは、双方がこの分野における二国間の戦略的協力の強化に取り組んでいると考えている。 【ハムシャフリー電子版:アリーレザー・アフマディー】アミール・キユーマルス・ヘイダリ―司令官のモスクワ2023軍事展示会とロシア陸軍訓練機関、及び同国の軍需企業への訪問は、欧米諸国、特に米国が以前にも増して憂慮のうちにテヘランとモスクワの防衛 全文をよむ
イスラエル[訳注:原文は「シオニスト政権」と表記]大統領は、会議における最新の発言において、アメリカとイスラエルにとっての最大の課題はイランであると述べた。 アメリカを訪問中のイスラエル大統領イツハク・ヘルツォグ氏は、昨日水曜、米国議会議員らの会議にて演説を行い、イランの脅威について荒唐無稽な発言を続け、我が国[イラン]をアメリカとイスラエルにとっての最大の難題であると述べた。 イスラエルタイムズによると、ヘルツォグ氏は演説の中で以下のように主張したという。 「イランは、 全文をよむ
反イラン・反抵抗メディアは、自らの反イラン感情に過剰に熱狂し興奮するあまり、あるフェイクニュースを報じ、そのフェイクニュースに基づいた分析までも発表した。 【ハムシャフリー電子版】イラン紙は、「今回の件は、イラクの抵抗運動に近いあるメディアが、反イラン・反抵抗のメディアに報道させるために『ハーッジ・ホセイン・ソウハーニー司令官が死去』と題するフェイクニュースを発表したことから始まった」と記した。 もちろん、この名前は実在する人物の名前ではなく、実際はゴム[ゴム州の州都で、 全文をよむ
【イラン紙】スウェーデンの過激主義者による聖クルアーンの冒涜とムスリムの聖典の焼却は、イスラーム諸国及び非イスラーム諸国に非難の波を引き起こしている。 イランでもこの事件を受けて、大使不在中のスウェーデンの代理大使が外務省に召喚され、イランの抗議が伝えられた。ホセイン・アミールアブドッラーヒヤーンイラン外相もツイートを投稿して、以下のように記した。「この行動を民主主義や自由と呼ぶことは、単にテロリズムと過激主義を助長するだけである。その煙はどの方角よりも先に欧米の人々の目に入るだろう 全文をよむ
ナーセル・キャンアーニー外務省報道官は、ロシアにおける最近の事件を同国の国内問題であると見なした上で、「イラン・イスラーム共和国はロシア連邦における法の支配を支持する」と述べた。 昨夜[イラン暦1402年ティール月2日、西暦2023年6月23日]、各報道機関はモスクワの地元ラジオを引用し、大統領府の命令により、ロシア軍はモスクワに戒厳令を布告したと報じた。 タス通信[ロシア国営通信社]は、土曜日朝、準軍事組織であるワグネルのエフゲニー・プリゴジン代表の物議を醸す発言を受 全文をよむ
アラブの情報筋は、サウジアラビアがイランとの鉄道接続を検討していると伝えた。 【ハムシャフリー電子版】クウェート紙アルジャリーダは、フランス紙ル・フィガロの中東上級特派員ジョルジュ・マルブリュノ氏が、サウジアラビアはクウェートとイラクのバスラを経由してイランとの鉄道接続を検討していると話した、と報じた。 ル・フィガロの記者は、サウジアラビアの情報筋の話としてこの情報を伝えた。この情報筋は最近、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子に同行してフランスを訪問し、サウジアラビア・フ 全文をよむ
ある消息筋はアゼルバイジャン政府がバクーのイラン文化参事官室の閉鎖を試みていることに関して、「文化参事官室代表者[参事官]を追放した後にイラン・イスラーム共和国文化参事官室を閉鎖することは最近の両国間の不和を理由とした言いがかりである」と述べた。 【ハムシャフリー電子版】この消息筋は「イラン・イスラーム共和国は常に隣国との関係において良心的であり、非論理的で感情的な緊張を高める行為の自制と対話による両国間の問題の解決を望んでいる。そのため、この問題に関して一部のアゼルバイジャンメディ 全文をよむ
ウクライナ議会はイラン経済の一部に制裁を加える政府の提案を承認した。 【ハムシャフリー電子版】ヴェルホーヴナ・ラーダ(ウクライナ議会)は、イラン・イスラーム共和国に対し部分的な制裁措置とその他の制限措置を課すとするウクライナ国家安全保障・国防会議の決定を承認した。 Ukrinform[ウクライナ国営報道機関]のウェブサイトは、提案書が50年間の対イラン制裁の実施を求めていると報じている。この文書はウクライナ・イラン間の貿易活動の禁止と、ウクライナ領土における資源の中継、航 全文をよむ
【イラン電子版】カザフスタン大統領は、ユーラシア経済連合によるイランの港湾への共同投資は同連合の発展を促すものであると評価した。 ロシア国営タス通信によると、カシムジョマルト・トカエフ大統領は最高ユーラシア経済評議会の会合において、南北輸送回廊を、カスピ海横断国際輸送ルートと並行して開発すべきであると述べた。 同大統領はさらに、「ユーラシア経済連合が最終的にヨーロッパとアジア、そして世界の南北を結びつけるものになると確信している。我々は、中国、インド、パキスタン、イラン、 全文をよむ
中国は今日ターリバーンに対し、女性の教育を受ける権利と社会生活の権利を剥奪するのをやめ、テロ対策に向けさらに強固なアプローチをとるように求めた。 【ハムシャフリー電子版】AP通信によると、中国外務省の汪文斌報道官は、「国際社会は依然としてアフガニスタン暫定政権に大きな懸念と期待を抱いており、その中にはアフガニスタン側がバランスの取れた慎重な内政および外交の実施にさらなる歩みを進め、女性と子どもの利益と権利を保護し、テロ対策としてより多くの具体的な成果を得られるアプローチとなる、一層断 全文をよむ
反体制テロ組織「トンダル[稲妻]」を指導したジャムシード・シャールマハドに対する死刑判決を受け、独が反応を示した。 【ハムシャフリー電子版】独外務省は、本日水曜、反体制テロ組織「トンダル」の指導者ジャムシード・シャールマハドへの死刑判決に対して反応を示し、執拗で干渉的な姿勢を示しつつ、この判決を容認できないものとした。 アナレーナ・ベアボック独外相もこの問題に介入して以下のように述べている。「職務で任地を離れていた駐イラン独大使は、シャールマハドの件に介入するためテヘラン 全文をよむ
アラブ首長国連邦(UAE)のある高官は、カタールとUAEが外交関係の再開よび両者の大使館の再開を計画していると発表した。 【ハムシャフリー電子版】クドス・アラビー紙[Al-Quds al-Arabi;ロンドンに拠点を置く独立系アラビア語紙]の報道によれば、あるUAE高官が、「カタールとUAEは外交関係の再開および両国の大使館の再開を計画している」と発表した。 同高官は、カタールとUAEが6月中旬に両国の大使館を再開し、新たな大使を任命するとの見立てを示した。 全文をよむ
大統領は、抑圧されたパレスチナ人の支援は全イスラーム諸国共通の立場であるとして、「今日の抑圧されたパレスチナ人に対するシオニスト政権[イスラエル]の蛮行に対抗することが、ムスリムたちが政治家に対して求めることである。従って、イスラーム諸政府がシオニスト強奪政権の蛮行に対して、さらなる協調を図って対抗していく必要がある」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】アーヤトッラー セイイェド・エブラヒーム・ライ―スィー大統領は、新トルコ大使ヒジャビ・クルラングチ(Hicabi Kırlangı 全文をよむ
在アンカライラン大使館は、同大使館主催のイフタールのレセプション開催に関するトルコ紙の主張(※)を「事実無根且つ真っ赤な嘘」とした。 【ハムシャフリ―電子版】イェニ・シャファック(Yeni Şafak)紙はラマダーン月に在トルコイラン大使館が行った接遇やプログラムを批判し、同レセプションに一部の政治グループや政治団体を招待したことについてある主張を展開する記事を掲載したが、これ受けてイラン大使館は、「イェニ・シャファック紙がイラン・イスラーム共和国大使に責めを負わせていることは、完全 全文をよむ
ハリウッドが中国での映画興行に攻勢をかけていたにもかかわらず、日本のとある映画が、このアジアで最も人口の多い国の映画興行収入ランキングで1位になった。 【ハムシャフリー電子版】アニメーション映画『すずめの戸締り』が、興行収入2200万ドルで中国の週間映画ランキング一位となった。この若者向けコメディドラマは、一般公開から2週目の中国で依然として観客の人気を集めている。 中国では、公開から10日で、この話題の日本アニメーション映画の興行収入は8100万ドルという非常に良い数字 全文をよむ
〜本紙電子版が地域問題の専門家へのインタビューをもとに、シオニスト政権による直近のシリア攻撃の原因を探る〜 西アジア地域の専門家は、「シオニスト政権がシリアに対して仕掛けた盲目的で卑劣な攻撃は、占領地の住民がネタニヤフ政権に加えてきた極度の圧力が同政権に対し焦りをもたらしていること、またそのため同政権は国内情勢の危機的状況を抑制し得る成果を求めていることを示している」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】セイエド・レザー・サドゥロルホセイニー氏は、本紙電子版のインタビューで 全文をよむ
(続き) ◆米国は何を恐れているのか? 諸々の指標や解釈は、国際システムに対する米国支配の時代が終焉に近付いており、現在、我々は国際秩序の移行期を迎えていることを示している。 ロシア・中国の両国は、21世紀の初め頃から米国の優位に挑もうとし、いわゆる「ソフトバランス」戦略の導入を図っており、現在に至るまでこの戦略を一般的に、上海協力機構、BRICS、ユーラシア経済連合、および一帯一路プロジェクトなどの地域的および世界的な機構を通じて実行してきた。 一方、公 全文をよむ
(続き) ◆共通の脅威としてのアメリカ 米国メディアは、プーチン大統領と習氏の会談を、米国の影響力に対抗するための両国の接近と表現し、情勢を不安定化させるNATOの行動に反対する中露両大統領の共同声明に言及した。 CNNは、国際関係専門家アレクサンダー・コロレフ氏の発言を引用し、「ロシアと中国の共同声明は、多くの国際問題に関する見解とそれに対するグローバルなアプローチについて、両国の立場が総合的には一致していることを示している。彼らが米国を安全保障上の大きな脅威と見做 全文をよむ
(続き) 「シベリアの力2」(※1)が中国に到達! 2022 年 2 月 24 日にウクライナ危機が始まった後、ロシアは自国の石油とガスの資源を特別に値下げすることで常に輸出先を探し求めてきた。これを背景に、ロシアの 2 大顧客であるインドと中国は、割引価格でロシアのエネルギー資源を購入し始めた。 2022年1月、つまり2月24日の危機が始まる前では、インドによるロシア産原油の輸入量は日量10万バレル未満だったが、この量は2023年1月には16倍に、つまり日量160万 全文をよむ
(続き) 発展計画;人民元・ルーブルの取引から2000億ドルの貿易まで 習近平氏のモスクワ訪問は対応にあたったロシア側の高官らの過去に例のない歓迎を伴った。それ以降、プーチン氏と習氏の非公式ながら親密な対話は、全マスコミがこぞって報道する注目ニュースとなった。 翌日、歓迎プログラムはまず、ロシアのミハイル・ミシュスチン首相との面会で始まった。この会談では、習近平国家主席がプーチン氏と同首相を「一帯一路」経済プロジェクトの第3回国際会議に参加するよう招待したとされている 全文をよむ
中国国家主席のモスクワへの訪問は米国が最も恐れていたことを現実のものにした。ワシントンの高官らはウクライナ危機を口実に、「モスクワ・北京分離」戦略を完全に実施することを望んでいたが、この目論見は習近平のモスクワ訪問と「12項目の平和計画」の提案によって失敗した。 【イラン電子版】1402年ファルヴァルディーン月1日から3日(西暦2023年3月21日から23日)、クレムリン宮殿は、中華人民共和国国家主席としての再選後初めて公式訪問を行った人物[習近平氏]を歓待した。 習近平 全文をよむ
欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は記者会見で、イランとサウジアラビアの関係再開は、地域の安定性を高めるのに役立つだろうと強調した一方で、核合意再建のプロセスには影響を与えないとの認識を示した。 【ハムシャフリー電子版】EUジョセップ・ボレル外交安全保障上級代表が、欧州対外行動局のウェブサイトで詳細が公開されているEU・イラク協力会議の記者会見の前に、イランとサウジアラビアの合意について次のように述べた。「近頃、イランとサウジアラビアの関係が正常化したのを目の当たりにした。 全文をよむ
ある米国紙は、中国がイランとペルシア湾岸諸国の首脳会議の開催を計画していると報じた。 【ハムシャフリー電子版】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは本日日曜日に、中国はイランとペルシア湾岸諸国の首脳会議を開催しようと計画していると報道した。 これに関する同紙の報道は以下の通りである:(先週)金曜日、中国は7年ぶりのイランとサウジアラビアの関係回復のために仲介した。北京の発表によると、これまで報道されていなかったイランと湾岸協力理事会の6カ国の間の拡大会合は、今月下旬に予定 全文をよむ
〜域内での米国の地位が揺らいでいるのか?/域内諸国の対米政策変化の時/JCPOAとは無関係の合意〜 (続き) −この合意の後、中国が米国に取って代わったと評価できますか。 中国が米国に取って代わると言うのは時期尚早ですし、中国自身にそうした動機や関心はなく、また地域の現状においてそのようなことはあり得ません。 依然米国はサウジアラビアやヨルダンやUAE、また戦略的同盟国たるイスラエルやカタールにとっての主要アクターかつ安全保障の主要な提供者であり、中国が中東で米国 全文をよむ
〜域内での米国の地位が揺らいでいるのか?/域内諸国の対米政策変化の時/JCPOAとは無関係の合意〜 国際問題専門家のラフマーン・ガフレマーンプール氏は、中国が米国に取って代わると言うのは時期尚早であり、中国自身にそうした動機や関心はなく、また地域の現状においてそのようなことはあり得ないと考えている。 【本紙−ファターネ・アハディー】イランとサウジアラビアの合意の後、多くの人々がこの二国間関係を超えたレベルでの様々な分析を行っている。米国やその他の国々の行動を考察し、それらの 全文をよむ
外務省報道官は、シリアの都市ホムス郊外におけるI Sの犯罪行為を非難するとともに、「現在の米国政府による政策とアプローチは、同政府の、テロとの戦いを含む国際的課題への対応においてダブルスタンダードが継続していることを示している。」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】ナーセル・キャンアーニー報道官は、無実の民衆とシリア軍から50人超の殉教者を出すに至ったシリアのホムス郊外におけるI Sテロ集団の野蛮なる犯行を強く非難した。 同氏は、シリア政府と国民に哀悼の意を表すとともに 全文をよむ
シリアのアレッポ市駐在イラン総領事は、同国北部の地震被災地における最新の状況を説明した。 【ジャーメ・ジャム電子版】ナヴァーブ・ヌーリー駐シリアイラン総領事は、同国北部の地震被災地における最新の状況について、メフル通信の取材で明らかにした。 同氏は、シリア北部の地震発生地における最新の状況に関する質問に答えた際、以下のように発言した。「昨日(月曜)の朝方、大地震がトルコとシリアを襲い、アレッポ市でも激しい揺れが感じられ、不幸なことに多数の犠牲者と甚大なる損害をもたらした。 全文をよむ
アルゼンチンの裁判所は、殺人の罪で5人のラグビー選手に終身刑を言い渡した。 【ハムシャフリー電子版】アルゼンチンの裁判所は、10代の若者を殴打して殺害した罪で、同国のアマチュアラグビー選手5人に終身刑を言い渡した。この事件の他の3人の被告も15年の拘禁刑が宣告された。 ラグビーチームのメンバーだった5人を含む 8人の男たちは、2020年にナイトクラブの外でパラグアイの法律学生フェルナンド・バエズを殺害した。 喧嘩はナイトクラブ内で始まったのち、通りに出て続けら 全文をよむ
米軍のジェット戦闘機は偵察用との疑いのある中国の気球を、米国領空に侵入した一週間後の土曜日に、サウスカロライナ州沿岸で撃墜した。 【ハムシャフリー電子版】ロイター通信によると、ジョー・バイデン大統領はこの中国の気球を撃墜する命令を水曜日に発し、(この命令は)緊張状態にある米中関係をさらに悪化させる原因になったが、アメリカ国防総省は、航空輸送ルートの上空数千メートルの地点から落下する破片から民間人を守るため、気球が海上に出た時にこの撃墜(命令)を実行するよう指示していた。 全文をよむ
消息筋が「News 18」に語っているところよれば、ターリバーン幹部らは、女子教育の禁止が政府の一体性を脅かすとの理由で同組織の最高指導者ムッラー・ハイバトゥラー・アクンザダ師を解任することを検討中である。 【ハムシャフリー電子版】オンライン紙「インディペンデント」によれば、同消息筋は、現ターリバーン副首相のムッラー・アブドゥルガニー・バラーダル師がターリバーン最高指導者の後継を務める可能性のある人物として名前が挙がっているが、ムッラー・ハイバトゥラー師の解任に関する議論は未だ初期段 全文をよむ
オーストラリアは、対イラン制裁措置の対象に新たに16の個人と団体を追加した。 【ジャーメ・ジャム電子版】オーストラリアは火曜日、イラン・イスラーム共和国軍のセイエド・アブドルラヒーム・ムーサヴィー総司令官と民兵抵抗部隊バスィージの複数の幹部を含む16のイランの個人と団体に対して渡航制限と資産凍結を科した。 欧米諸国とオーストラリアが最近行なったイランでの人権侵害の主張を受け、新たな制裁はイランの当局者や団体を対象としている。 制裁措置のもう1つの理由は、ウクラ 全文をよむ
複数の報道によると、厳しい寒さと降雪、凍結により、過去8日間で少なくとも70人のアフガニスタン人が死亡し、家畜7万頭が死ぬ被害も出た。 【ジャーメ・ジャム電子版】また地元当局は、「アフガニスタンで寒冷被害件数は増加していくと見られる」と述べている。 AFP通信が報じているところによると、今年の冬は近年で最も寒い冬だとアフガニスタン気象局長は述べているという。 この一週間、アフガニスタンの一部の地域では気温がマイナス33度にまで達した。 バーフタル通 全文をよむ
シリア人権監視団と称する団体は、「シリア、ヨルダン、イラク国境の三角地帯にある国際有志連合のタンフ基地が、この数時間の間に出所不明のドローンによる攻撃を受けた」と発表した。 【ジャーメ・ジャム電子版】同監視団は以下のように記した。「この攻撃により自由シリア軍の隊列が被害を受け、米国が主導する国際有志連合軍はこれを受けて警戒態勢を敷いた。」 タンフ基地の発表によると、この攻撃は、過去5ヵ月以上にわたる期間において同連合軍に対して行われた初めての攻撃だという。 昨 全文をよむ
ドイツ外務省報道官は、人権問題を理由とする駐ベルリンイラン大使の召喚を発表した。 【ハムシャフリー電子版】ロイター通信によると、独外務省報道官は、同国が駐ベルリンイラン大使を外務省庁舎に召喚したと語った。 独外務省は、イラン当局の行ってきた措置に対する、人権問題にかかわる懸念について話し合うためにイラン大使を召喚した。 全文をよむ
(続き) シンベト[イスラエル総保安庁]動員に向けた要求 シオニスト連立新政権の反パレスチナ人的行動は、ヨルダン川西岸の一部地域併合では終わらない。ウェブサイト「ミドルイーストモニター」の昨日の報道によれば、イタマル・ベン・グヴィルはベンヤミン・ネタニヤフに対し、シオニスト政権の諜報治安機関(シンベト)を通じた占領地のアラブ人社会への対処を要求するつもりだと発表した。 国家安全保障相の地位にあるイタマル・ベン・グヴィルは、最近パレスチナの旗を占領地の公共の場所から撤去 全文をよむ
ベンヤミン・ネタニヤフ急進派内閣は、シオニスト[イスラエル人]入植者のためにヨルダン川西岸の新たな地域を占領しようとしている。 【本紙−バハーレ・モヘッビー】シオニスト体制の内閣で最も極右的な内閣が発足して僅か数週間しか経過していない一方、挑発的で反パレスチナ的な行動がベンヤミン・ネタニヤフ指導の下で日ごと激しさを増している。最新の事象で言えば、ネタニヤフ内閣がヨルダン川西岸にある同氏が言うところの「敵の属地」をシオニストの入植者に引き渡すつもりだと発表した。 ヨルダン川 全文をよむ
ターリバーンはカーブルの街並みを変えることで自身の都市行政管理能力を示そうと試みている。 【ハムシャフリー電子版】ターリバーンによるカーブル支配から1年以上が経過し、現在同集団の高官はアフガニスタンの首都で同都市の様相を変えるべく措置を講じている。ワシントン・ポスト紙はカーブルの情況に関する記事の中で、ターリバーン高官がアフガニスタンの首都の様相を変えるべく野心的な計画を開始したと記した。 カーブルは人口500万人を抱える賑やかな大都市であるが、未だに過去の戦争や内紛、外 全文をよむ
“ターリバーンは中国とアムー・ダリヤーでの石油プロジェクトに関する25年間の協定を結んだ。同協定によれば、中国は、今後3年間は毎年1.5億米ドルを、その後の22 年間は毎年5.4億米ドルをアフガニスタンに対して投資する” 【ハムシャフリー電子版】エネルギー関連ニュースサイトのOilprice.comの報道によれば、ターリバーンは中国と石油に関する国際的な協定に署名した。ターリバーンにとっては同組織が2021年にアフガニスタンで政権の座についてから初の国際的な協定だ。 ターリ 全文をよむ
(続き) 正常化協定における政府・国民間の溝 2022年のW杯カタール大会では、モロッコ代表チームの輝きが多くの人々の目を驚かせた。モロッコ人はまるで世界の注目が集まっていると分かっているかのように、ほとんどの試合でパレスチナの旗を掲げて壇上やフィールドに現れ、パレスチナが世論レベルにおいて最優先事項であることを示した。ウェブサイト「ニューアラブ」もこの問題に対し、サッカーのモロッコ代表チームがW杯カタール大会で何度もパレスチナの旗を手にしてフィールドに現れた時、イスラエル当局が 全文をよむ
イスラエルとモロッコが国交正常化協定に署名してから二年経った現在もなお、二国間には時に緊張を伴う冷たい雰囲気が漂っている。 【本紙−レザー・アムーイー】モロッコはスペインやフランスと並び、地中海と大西洋の両岸の恩恵を同時に享受する世界でも稀な3か国のうちの1つであり、まさにこの理由でこの北アフリカのアラブ国家は観光誘致において功績を上げてきた。2022年上半期だけでおよそ340万人の外国人観光客がこの国の穏やかな海岸を訪れたほどである。政府の統計によれば、観光部門によって2021年の 全文をよむ
外務省報道官は、国連総会で人権状況に関する反イラン決議案が採択されたことに対し談話を発表した。 【ジャーメ・ジャム電子版】外務省によると、ナーセル・キャンアーニー報道官は、国連総会において数年前と同様、カナダが提案し、欧州諸国とシオニスト政権[=イスラエル]の支持を得て提出された反イラン決議案が採択されたことに関して談話を発表し、この決議はこれを提出した国々の偽善を反映したものであり、正当性と信頼性を欠いているとみなした。 同報道官は、この決議案を提出した国々がイラン・イ 全文をよむ
英国政府は、ウクライナ戦争でイランがロシアを軍事的に支援しているとの主張を繰り返し、イランとロシアの個人に対する新たな制裁を課した。 【ジャーメ・ジャム電子版】英国政府は今日、ウクライナへのミサイル攻撃に関与した12人のロシア軍司令官、また彼らの主張によるとこれらの攻撃に使用された軍事用ドローンの製造と供給に携わったというイラン人販売事業者らに制裁を課したことを発表した。 英国政府は米国の情報機関の報告に基づき、イラン製のドローンがウクライナ民間人への攻撃に重要な役割を果 全文をよむ
(続き) ☆交渉で米国の保証を得るための正しい解決法は何ですか。またイランは米国のJCPOAへの復帰を信用できますか。 ―絶対に米国人は信用できません。これは政治的分析というより、この国の歴史に依拠するものです。このため相手側との交渉において、信用を必要とする文書を作成してはいけません。 我が国は何度も(米国を)信用してきましたが、(米国が)それに応えることはありませんでした。我々はこれまでの経験からもう学んだはずです。我々は米国の理想的な姿ではなく、米国外交の真実を見なけれ 全文をよむ
(続き) ☆米国の選挙の結果はイランにとってどのようなものになるでしょうか? ―米国の選挙の結果は必ずJCPOAに影響を与えますが、他方でまたバイデン政権最初の2年間、立法権と行政権は民主党の手中にあり、トランプ政権の政策を批判さえしていたものです。ともかく現在米国議会は民主党と共和党の勢力下にありますが、JCPOAに関する議論の傍ら、JCPOAにとどまらない他の反イラン活動も共和党の検討事項になっています。 これは米国の反イラン政策が一層明白になっていることから注意すべき問 全文をよむ
政治アナリストのフォアード・イーザディー氏は米国の政治構造の変化、共和党と民主党の行動、JCPOAにおける米国の立場の変化について述べている。 【ファッターネ・アハディー−本紙】1月の米国議会の開会と米国の内部紛争によりJCPOAの交渉は現在のところ進展していない。確かに最近のイランの変化や出来事によって米国の立場も変化している。一方で、米国の共和党と民主党内反対派の強力な勢力がJCPOAを押し戻しており、この問題は議会の新たな勢力図において、異なるプロセスを辿る可能性がある。すなわ 全文をよむ
(続き) 他方で、ウクライナも妥協する姿勢を示しておらず、この点に関するいかなる反対意見も激しく撥ね退けている。『フォーリン・アフェアーズ』誌は次のように記している。「停戦と交渉に反対する双方に対してどのような語を使って呼んでも違いは無い。結果はおおよそ同じである。両者とも現実的な政治を否定し、理想とする目的のために闘っている。このため、この戦争の終結の見通しは少なくとも向こう1は不透明なままだ。」 武器売却による莫大な利益 軍需産業の利益はウクライナ戦争の分析 全文をよむ
政治的指導者の誤算、イデオロギー対立、軍需企業の莫大な利益がウクライナでの停戦の大きな障害となっている。 【ハムシャフリー電子版】米国国防総省は、ウクライナに供与するため米国製M-26ロケットに容易に搭載可能な小型で安価な爆弾を生産し供給するとのボーイング社の提案を検討していると発表した。注目に値する点は、このロケットの射程距離が150㎞であることにより、ウクライナがロシア戦線後方の標的やこの国(ロシア)の領土さえも攻撃できるということだ。 ロイター通信は情報筋を引用して 全文をよむ
ドイツ当局は、最近のイランにおける情勢不安に鑑みて、次回の通告があるまでだれもイランに送還されるべきではないと発表した。 【ハムシャフリー電子版】ABCニュースによると、ドイツ内務相は月曜、自身の週例会見で、イランの最近の情勢に鑑みて、同国治安当局は次の通告があるまで、すべてのイラン人をイランに送還しないことで合意したと発表した。 同氏は、我々は次回の通告があるまでいかなる送還も行わないことで合意しており、犯罪者と危険な過激派に関してのみ、その人物の送還が検討される、と説 全文をよむ
イラクのクルディスタン地域に本拠を置く分離主義テロ集団の拠点に対し、イスラーム革命防衛隊(IRGC)による砲撃およびミサイル攻撃が再開された。 【ハムシャフリー電子版】イスラーム革命防衛隊は数時間前から、イラクのクルディスタン地域に本拠を置く分離主義組織を標的とした砲撃およびミサイル攻撃を再開した。 軍の情報筋は、ウルミエ(オルーミーイェ)で行われたファールス通信のインタビューの中で、イラク北部地域におけるテロ組織の拠点を攻撃したと発表した。 同氏は加えて、「 全文をよむ
(続き) アフガニスタンを越境する脅威 今日もはやISKPをアフガニスタンに限定された集団と見なすことはできない。『ディプロマット』のレポートによれば、ISKPは地域の他の国々へ自身の活動を拡大するための戦略的ビジョンを達成することで、組織的にアフガニスタン東部を離れてアフガニスタン北部州および西部州へ進出している。ISKPはこれらの地域でアフガニスタン国内のタジク人やウズベク人民兵を引き入れており、これらの民族から成る民兵によってISKPはアフガニスタン国境を越えて中央アジア諸 全文をよむ
(続き) ISKPのボーダーレスな特徴 通常ISKPはアフガニスタンとパキスタンの地元民兵で構成された集団であると言われているが、それ以上にこの集団が実際には中央アジア、南アジア、中東出身の構成員を有するボーダーレスな集団であると認識しておかなければならない。月刊誌『ディプロマット』はISKPに関するレポートの中で、表向きの顔はISISがアフガニスタンとパキスタンのパシュトゥーン人戦闘員で構成されていると言及したうえで、同集団の主な支柱となっているのはアフガニスタン国外のアジア地 全文をよむ
ISホラーサーン支部[ISKP:Islamic State-Khorasan Province]のテロ活動はアフガニスタンの領土を越え、現在は西アジア、中央アジア、南アジアに拡大している。 【ハムシャフリー電子版】長らくISテロ集団の名前がメディアで聞かれることは少なくなっていたが、同集団のホラーサーン支部はいまだ時折ニュースになることがある。シーラーズのシャーチェラーグ聖廟への直近のテロ攻撃事件もその一つであり、ISKPがこの作戦を実行した。ISKPは西暦での今年初め、「世界的ジハ 全文をよむ
(続き) イラン・イスラーム共和国のアミールサイード・イーラヴァーニー国連大使・政府常駐代表はこの決議案の検討会議にて、現在のアフガニスタンの悲惨な人道的・政治的状況はテロとの戦いや他国での平和と民主主義の確立を口実にした外国勢力の軍事介入が招いた悪しき影響を示すものであると述べ、こうした人類共通の至高な理念を活かすことのないまま諸国家と諸国民を際限なき危険に直面させているとした。 同氏はアフガニスタンの現状は外国軍にも責任や責務があると述べたうえで、次のように加えた。「イラン 全文をよむ
ニューヨーク駐在イラン国連大使・政府代表[アミールサイード・イーラヴァーニー氏]は、「世界は絶対に、アフガニスタンの国土がISIS、アルカーイダ、その他関連集団のようなテロ集団の安全な避難所にならないようにしなければならない」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】国連総会は「アフガニスタン情勢」に関する決議を可決した。 ターリバーンのアフガニスタン支配後初めて総会に提出されたこの決議は、同国の人道的状況を記しつつ、人権、安全保障、テロリズム、麻薬との戦い、難民、および同 全文をよむ
(続き) 地域におけるイランの建設的な役割をパシニャン首相は高く評価 イラン・イスラーム共和国の公式招待を受け、公式訪問の形でイランを訪れていたアルメニアのニコル・パシニャン首相は、ソチでのアルメニア・アゼルバイジャン・ロシアによる三者会談とコーカサス地域関連の最新動向に関して報告を行なった。 アルメニア首相はこの会談で、近隣諸国との関係強化にアーヤトッラー・ライースィー政権が優先的に取り組んでいることを高く評価し、次のように述べた。「両国の関心と実施可能な事案を鑑 全文をよむ
大統領はイラン・イスラーム共和国にとって、イランの文明、歴史、文化の一部としてコーカサス地域の平和と安定、安寧を維持することが重要だとし、次のように述べた。「イランはいつでも、コーカサス地域の平和と安全の確立および強化のために多様で高度な能力を役立てる用意がある。」 【ジャーメ・ジャム電子版】アーヤトッラー・セイエド・エブラーヒーム・ライースィー大統領は火曜午前、アルメニア首相と共に二国間政府高官代表者会議を行った。 大統領はこの会議で、二国間関係が発展傾向にあることに満 全文をよむ
ソウルのイラン・イスラーム共和国大使館は、この痛ましい事件が発生して以来、韓国当局や関係者と連絡を取りつつ、在留イラン人の状況を追跡し、病院や医療センターを訪れて必要な措置を講じている。 【ジャーメ・ジャム電子版】IRNA(イスラーム共和国通信)によると、韓国のイラン・イスラーム共和国大使館は声明の中で、土曜日の夜にソウルで開かれたハロウィーンイベントの事故で同国の在留イラン人数名が死亡したことに哀悼の意を表した。 声明には次のように記されている。「1401年アーバーン月 全文をよむ
サウジアラビア外務省は声明の中で、テロ組織コマラの活動家潜伏先をイスラーム革命防衛隊[IRGC]が攻撃したことを非難した。 【ハムシャフリー電子版】サウジアラビア外務省は声明の中で、イラクのクルディスターン地域にあるテロ組織コマラの活動家潜伏先をイスラーム革命防衛隊が攻撃したことを非難した。 シャルク・アウサト紙によれば、声明の中でサウジアラビア政府は、分離主義組織コマラに対する攻撃はイラクの安全と安定に対する脅威であり、全ての国がイランに立ち向かわなければならないと主張 全文をよむ
イラン・イスラーム共和国外相は「イランは世界のいかなる場所であれ、あらゆる戦争に反対する」と述べた。 【ハムシャフリー電子版】イラン・イスラーム共和国のホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン外相がニューヨーク・タイムズのインタビューで、「イラン・イスラーム共和国は世界のいかなる場所で起こるものであれ、どのような戦争にも反対する」と語った。 アミールアブドッラーヒヤーン氏はこのインタビューで、ウクライナ戦争について、「イランは当初からこの戦争に反対の意を表明している」と述べ 全文をよむ
ブリュッセルのイラン・イスラーム共和国大使館は、北大西洋条約機構(NATO)の反イラン声明に対して、以下のように反応し、非難した。「NATOとその加盟国は、イランに対する根拠のない非難をやめ、自らの国土にいる偽善者のテロリスト組織[※モジャーヘディーネ・ハルグ(ムジャーヒディーン・ハルク等とも表記)を指す]を追い出すべきだ。」 【ジャーメ・ジャム電子版】わが国大使館の公式ツイッターアカウントにも掲載された本声明では、以下のように述べられている。「NATOとその加盟国は、イランのインフ 全文をよむ
この動画はパキスタンと中国を結ぶ道路が崩壊した瞬間に、一台のバスが谷に転落した時のものである。複数の報道によると、パキスタンの洪水で現在までに1000人以上が死亡、3000万人が家を失っている。 全文をよむ
中国外務省報道官は、ホワイトハウス高官の台湾に関する発言に激しく反発し、米国は地域の不安定要因だと主張した。 【ハムシャフリー電子版】中国外務省の汪文斌報道官[副報道局長]は、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のインド太平洋調整官カート・キャンベル氏の反中発言に反論した。 キャンベル氏は先日の記者会見で、ペロシ米国下院議長の台湾訪問をめぐる中国との緊張関係について、中国政府が世界の平和と安定を脅かしていると非難し、「中国は過剰な反応を示している」と主張した。 全文をよむ
イラクの裁判所はバグダード空港での犯罪およびソレイマーニー司令官とアブー・マフディー・アル=ムハンディス司令官の暗殺の実行犯4名に終身刑を言い渡した。 【ハムシャフリー電子版】アッ=カルフ刑事裁判所は、本日(8月7日日曜日)、バグダード空港での犯罪およびISISに勝利した司令官たちの暗殺について、実行犯4名に終身刑を言い渡した。 イラク最高司法評議会は、同機関のウェブサイトに掲載された声明の中で、アッ=カルフ刑事裁判所がバグダード空港での犯罪に関連し実行犯4名に終身刑の判 全文をよむ
米国政府高官はカーブルの標的に無人機攻撃を行ったことを認め、未確認情報によるとこのテロ組織の指導者であるアルカーイダの幹部1名がこの攻撃で死亡したと述べた。 【ハムシャフリー電子版】アフガニスタンの首都カーブルで米国が行なったとする空爆に関し、複数のメディアが報道したことを受け、米国政府はこの攻撃を実施したことを認めた。ターリバーンはこれを非難した。 米国政府高官は火曜日の朝、カーブルの標的に無人機攻撃を行ったことを認め、この攻撃でテロ組織アルカーイダの幹部1名が死亡した 全文をよむ
日本のメディアが安倍晋三元首相暗殺犯の殺害動機について新たな詳細を発表した。 【ジャーメ・ジャム電子版】メフル通信によると、日本のメディアは安倍晋三元首相暗殺犯の殺害動機について新たな詳細を発表した。 これによると、日本のメディアは、安倍元首相を射殺した人物が警察による取調べの中でこの犯行の動機を供述したと発表した。 日本の放送局NHKは、安倍晋三氏を銃撃し殺害した山上徹也容疑者が取調べの中で警察に対し、安倍晋三氏は自身の家族に経済的問題を引き起こした活動を行 全文をよむ
日本の総理として最も長い経歴を持つ安倍晋三元首相が、自身の所属する政党の選挙演説中に背後から手製の銃で撃たれ重傷を負い、病院に搬送される途中で亡くなった。 【本紙紙面】日本の公共放送局NHKによると、銃撃犯は奈良市出身の41歳男性で、昨日の朝、安倍晋三氏が演説をしていた際に、その場所付近の電柱の後ろにいた姿が報道カメラの映像に残されている。銃撃犯は、SPらの不注意により生じた好機を捉え、安倍晋三氏の背後から胸と首に2回発砲したが、逃亡する前に逮捕された。 大量に出血してい 全文をよむ
イランとロシアの大統領は第6回カスピ海沿岸諸国サミット【訳注:カスピ海に面するアゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、ロシア、トルクメニスタンが参加】において、2国間の会談を行った。 【ハムシャフリー紙電子版】 イランとロシアの大統領は第6回カスピ海沿岸諸国サミットにおいて、2か国間の会談を行った。 セイエド・エブラーヒーム・ライースィー大統領は水曜日の夕方、トルクメニスタンへの訪問の最後にロシア大統領ヴラジーミル・プーチンとの会談において以下のように述べた。「ロシアを訪 全文をよむ
現地メディアは、2月前に米国司法府の要請により差し押さえられたイラン産石油を積載した露船籍タンカーを、ギリシア当局が解放したと報じた。 【ハムシャフリー電子版】現地情報筋によると、ギリシア当局は、2ヶ月前に米国の要請により差し押さえていたイラン産の石油を積載した露船籍タンカーを解放した。 AFP通信が報じたところによると、本日(日曜日)、米国司法府の要請で4月中旬に差し押さえられていたイラン産石油搭載の露船籍タンカーに、航海の再開が許可されたとの通知がギリシア港湾警察から 全文をよむ
新興国から成るBRICSの首脳たちは会合の声明の中で、イラン核問題に対する政治的および外交的解決を強調した。 【ジャーメ・ジャム電子版】BRICS諸国の首脳たちは「北京宣言」を発表し、イランの核問題に対する政治的および外交的解決策を強調した。 この宣言の一部では次のように書かれている。「国際法に従い、平和的かつ外交的な手段を用いてイラン核問題を解決する必要性を我々は改めて表明し、国際的な核不拡散とさらなる平和および安定のために国連安保理決議第2231号とJCPOAを維持す 全文をよむ
本日(6月22日)水曜日の朝、マグニチュード6.1の地震がアフガニスタンの首都(カーブル)の南方を襲い、少なくとも255人が死亡した。 【ハムシャフリー電子版】この激しい地震はカーブル南方ホースト市の南西44キロメートルで発生し、初期の報告によると、少なくとも255人のアフガニスタン市民が地震発生の瞬間とその数分で命を落とした。 犠牲者の多くはアフガニスタン東部でマグニチュード6.1の地震、255人死亡東部のパクティーカー州の市民で、155人がこの地震で重症を負った。 全文をよむ
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ウラジーミル・プーチン大統領が様々な公務のスケジュールの中で、日々公の場に姿を現していることに言及しつつ、病気に関する噂を否定した。 【ハムシャフリー電子版】ラブロフ外相は、フランスのTF1テレビのインタビューの中で、「大統領は毎日公の場に姿を現している。誰もがテレビで彼の姿を見て、演説を聞き、演説の文章を読んでいる。分別のある人ならば、大統領からはいかなる病気や体調不良の兆候も見て取れないだろう」と指摘した。 同外相は、「日々大統領を見 全文をよむ
ナンガルハールでターリバーン聖戦士ムッラー・ヤクーブ国防相代行に対する自爆テロがあったと、複数のメディアが報じている。この事件でヤクーブ師の側近複数名が殺害されたが、ヤクーブ師自身は被害を免れたと言われている。 【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)はオフォグ通信の記事を引用して以下のように報じた。「複数のメディアによれば、ターリバーンの聖戦士ムッラー・ムハンマド・ヤクーブ国防相代行は、本日土曜に発生した自爆テロで九死に一生を得た。しかし当時同行していた側近複数名は死亡し 全文をよむ
イランの隣国の保健省は、サル痘の最初の感染例について報告した。 【ハムシャフリー電子版】アラブ首長国連邦の保健省は、国内でのサル痘ウイルスの最初の感染例について報告し、「サル痘ウイルスは、アフリカ西部から本国に旅行で訪れていた29歳の女性から検出された」と述べた。 この報告によると、女性との接触者の特定など、すべての必要な予防措置が行われたということだ。 アメリカの保健福祉省も、アフリカ以外ではめったに確認されず、インフルエンザのような症状を引き起こすサル痘ウ 全文をよむ
ターリバーンの最高指導者ハイバトゥラー・アクンザダ(ハイバトゥッラー・アーフンドザーダ)師が出したとされる命令によると、この組織構成員に対し一夫多妻制が禁止された。 【ハムシャフリー電子版】シャファグナー[シーア派ニュースメディア]によると、バーフタル通信社(カーブル拠点の政府系メディア)が報じたこの命令では、一夫多妻制は「不必要で、コストのかかるもの」だとされ、この組織の構成員は2回目、3回目、4回目の結婚を避けるべきだと強調している。 ターリバーンの最高指導者によるこ 全文をよむ
ドイツ国境警備隊は、制裁解除をめぐるウィーン協議の調整官をフランクフルト空港で拘束した件について説明した。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によれば、ドイツ国境警備隊は金曜、ウィ―ン協議で調整役を担うEU高官のエンリケ・モラ氏をフランクフルト空港で拘束した。モラ氏はテヘランからブリュッセルへの移動中だった。 連邦警察はスペインのパスポートを所有するエンリケ・モラ氏に加え、在ウィーン国際機 関EU代表部大使のステファン・クレメント氏、EUのイラン作業部会で座長を務 全文をよむ
複数のメディアは金曜日の朝(5月13日)、250の人権団体や人権機関が共同声明を発表し、アルジャジーラの記者に対するテロを理由にシオニスト体制を処罰するよう要望したと報じた。 【ジャーメ・ジャム電子版】声明では、これらの人権団体や人権機関が、カタールの「アルジャジーラ」の記者であるシーリーン・アブーアークレ氏へのシオニスト体制(イスラエル)によるテロ犯罪を、最も激しい表現で非難したということだ。 この声明の署名者たちは、記者のアブーアークレ氏をターゲットにした今回の占領者 全文をよむ
アメリカの元国防長官が、近日中に出版されることになっている本の中で、ドナルド・トランプ氏が、2020年の選挙前にイランの軍司令官の暗殺を決意していたと書いている。 【ジャーメ・ジャム電子版】アメリカの元国防長官マーク・エスパー氏は、『聖なる誓い』という題名の自身の新たな著書の中で、アメリカ前大統領であるドナルド・トランプ政権下での自身の回想を執筆した。 同氏は著書の中で、トランプ前大統領が、2020年の大統領選挙前、政治的および選挙での目的を推し進めるためにイランの上級将 全文をよむ
“在カーブル・イラン・イスラーム共和国大使館のセイエド・ハサン・モルタザヴィー公使は前アフガニスタン国家和解高等評議会議長のアブドッラー・アブドッラー博士と会談した” 【イラン紙電子版】アブドッラー・アブドッラー氏はこの会談で、現在アフガニスタンに存在する問題の一部を取り上げ、「外部勢力がアフガニスタン国民のために意思決定を行おうとする時代は過ぎ去った。この国の命運は自分達で決めていかなければならない」と語った。 アブドッラー・アブドッラー氏はまた、アフガニスタン移民にまつ 全文をよむ
―(1/2)の続きー イラン核合意や地域におけるイランの役割に対してシオニスト政権と立場を同じくするバハレーンの内務大臣は、核合意再建に向けたウィーン協議の結果としての合意実現に関して以下の様に述べた。「合意の形成に成功するか否かに関わらず、彼ら[イラン]が将来的にここ[バハレーン]だけでなく、イラクやシリアやイエメンでより積極的な活動を見せることになったとしても驚きはしないだろう。」 彼は、イランは“バハレーンの政府と社会の平和的で繁栄した、団結的な”本質を損なおうと試 全文をよむ
バハレーン[バーレーン]の内務大臣は、シオニズムを支持する全米福音派協会の商業・メディア分野の代表らとの会談に出席し、域内におけるイランの役割について主張を行った。 【ハムシャフリー電子版】シオニスト紙『エルサレムポスト』を引用したイラン学生通信によると、バハレーンの内務大臣シェイフ・ラーシド・ビン・アブドゥッラー・アール・ハリーファは全米福音派協会の商業・メディア分野の代表らとの会談で以下のように述べた。「我々の第一の脅威も、第二、第三の脅威もイランから発生しているものである。」 全文をよむ
アルジャジーラは、アフガニスタン北部クンドゥーズ州のモスクで爆発が発生したことを速報で伝えた。 【ジャーメ・ジャム電子版】現地消息筋から得た情報によれば、これまでに30人以上の死傷者が出ている模様だ。 現地情報筋の話によると、現地時間午後2時頃、アフガニスタン北部クンドゥーズ州エマームサーヘブ県において爆発が発生した。 事件はアフガン市民らが金曜礼拝を始めようとしていた時に発生した、と報じられている。 現地情報筋と目撃者らはメディアに対し、本日(ソ 全文をよむ
在アフガニスタンのイラン・イスラーム共和国大使館はマザーリシャリーフのセドカーンモスクでのテロ事件を非難した。 【ジャーメ・ジャム電子版】我が国の在カーブル大使館は昨日[4月21日]マザーリシャリーフで起きたテロ事件を非難し、ツイッターにこのように投稿した。 「またしても、聖ラマダーン月に、タクフィール主義テロリストの犯罪に汚れた手が、今度はマザーリシャリーフで、断食を行っていたアフガニスタン人ムスリムの血に染まった。イラン・イスラーム共和国大使館はこのテロ攻撃を強く非難 全文をよむ
駐テヘランパキスタン大使は自国の新首相に宛てたエブラーヒーム・ライースィー大統領の祝賀メッセージに謝意を表し、「イスラマバード[パキスタン政府]はイランとの最高レベルでの交流を増やすことを望んでいる」と強調した。 【ジャーメ・ジャム電子版】ラヒーム・ハヤート・クレーシー駐テヘランパキスタン大使は自身のツイッターアカウントに、パキスタンの新首相に宛てたエブラーヒーム・ライースィー大統領の祝意に感謝すると投稿した。 同氏は自身の投稿で以下のように書いた。「パキスタン政府を代表 全文をよむ
“ターリバーン政権報道官は、マシュハドでのテロ事件を非難した” 【ハムシャフリー電子版】アフガニスタン・ターリバーン政権のザビーフッラー・ムジャーヒド報道官は文書による声明で、「イスラーム首長国(ターリバーン政権のこと)は、イランで発生した礼拝所および聖職者に対する攻撃を非難する。この事件にアフガン国民やアフガニスタンは関係していない」と主張した。 ファールス通信によれば、ラマダーン月3日目に発生した1人の武装した襲撃犯によるエマーム・レザー廟への攻撃の後、アフガニスタンの 全文をよむ
巡礼参詣庁長官官房・広報局長は、イラクに入国するイラン人参詣者らのPCR検査を廃止することを発表した。 【ジャーメ・ジャム電子版】ヴァヒード・エスキャンダリー局長は、他国民の入国についての衛生ガイドラインに基づいた、イラク当局者らの決定に関して以下のように述べた。「イラクへの参詣者らの出入国円滑化に向けて巡礼参詣庁の当局者らが行なった協議を受けて、イラン人参詣者らのPCR検査陰性証明書の提出義務が解除された。」 同氏は次のように述べた。「以前と同様に、イラン人参詣者らは、 全文をよむ
〜(1)の続き〜 カタールのシェイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長も、イラン大統領との電話会談で、ドーハで積み重ねてきた協議や交渉を経て、テヘランとのあらゆる関係強化に全力で取り組むと強調。「(サーニ首長自身の)外遊が、友好関係の発展、および協力強化において、重要な役割を持つことになると確信している」と述べた。 サーニ首長はサッカー・イラン代表チームがワールドカップ(W杯)への出場権を獲得したことに祝意を表し、「この大会で我が国の兄弟(イラン)を大いに歓迎す 全文をよむ
“イラン大統領は、本日、イラン・イスラーム共和国とカタールの決意は、二国間関係のさらなる発展に向けて堅いとし、「イラン政府はカタール政府とのさまざまな分野における関係強化を歓迎する。二国間関係をさらに発展させるための長期的な取り組みは、両国、および地域の国々の利益に資すると認識している」と語った” イランのセイエド・エブラーヒーム・ライースィー大統領は日曜日(3月4日)夜、カタールのシェイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長と電話会談を行った。会談でライースィー大統領は、ラ 全文をよむ
“サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード外務大臣は土曜日(3月26日)、ドーハ・フォーラムにあわせて米国のロバート・マリー・イラン担当特別代表と会談し、協議を行った” 【イラン電子版】この会談ではイラン核問題、および現在進行中の国際会議(イラン核合意再建に向けたウィーン協議)に関する、サウジアラビアと米国の二国間協力について話し合われた。 また、ファルハーン・サウジ外相とマリー米国特別代表の会談におけるもう一つの重要な議題として、「イランによる国際 全文をよむ
イラク外相は、核合意はイラクの利益にもなるとして「イランとアメリカとの間の緊張緩和と対話促進のため、これまで同様に役割を果たしていく」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】イラクのフアード・ホセイン外相はドーハでの会合の際に、Al-monitor[ニュース・サイト]のアンドリュー・パラシリティAndrew Parasiliti氏の独占インタビューを受け、「イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相から連絡があり、彼らはウィーンでの協議において最終段階に至ったということだ」と述べた。 全文をよむ
アフガニスタン国民抵抗戦線の指導者アフマド・マスード氏は、新年のメッセージの中で、国のウラマー(イスラーム法学者)らの決定により、ターリバーンとの戦闘を終結させたと発表した。 【ハムシャフリー電子版】BBCを引用したISNA(イラン学生通信)によると、アフガニスタン国民抵抗戦線の指導者アフマド・マスード氏はノウルーズ(イラン暦の新年行事)によせたメッセージで、女子校再開の許可を出さなかったターリバーンを非難し、ターリバーンは「嘘と偽り」によって生徒らを閉ざされた校門に向き合わせたと語 全文をよむ
“ノウルーズ(イラン暦の新年行事。「新しい日」の意味)を祝う風習のある12カ国の大使や代表が、現地時間火曜日、イラン代表部が国連本部に設置したハフトスィーン(ノウルーズの正月飾り)の傍らに集まり、この伝統的な祝祭を祝った” 【ハムシャフリー電子版】イランのタフテラヴァーンチー国連大使は式典の参加者に国際ノウルーズ・デーの祝辞を述べ、演説の最後をイランの大詩人ハーフェズ・シーラーズィーの詩で締めくくった。 [訳注:参加した12カ国はイラン、アフガニスタン、インド、ウズベキスタン 全文をよむ
“ターリバーンは黒、赤、緑の3色が用いられたアフガニスタン国旗を、同国の国営テレビ局や公共の場から排除するよう命じた” 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、アフガン・メディアによって伝えられターリバーンの新たな命令で、今後は長年国家の象徴として用いられてきた黒、赤、緑の3色の国旗の使用を禁止すると発表した。 ターリバーンは、アフガニスタン国内外の全ての行政機関はイスラーム首長国の白い旗を掲揚しなければならないとしている。 この命令が発表される数時間前 全文をよむ
アフガニスタンのカーブル市では、今まさに春の陽気が訪れ、新年のお祝いが始まろうとしている。このような中で、カーブル市はノウルーズ(元日)の幕開けに備え、市内の至る所に飾りを設置した。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、1年の最後の時に、アフガニスタンの人々は通りや近所に繰り出し、新年の訪れを祝う夜に飾るサブゼ(緑草)と金魚を買う。毎年、アフガニスタンの首都カーブルでもノウルーズの雰囲気に包まれて、緑豊かな春へ歩みを踏み出す準備に入る。 アフガニスタンの人々は 全文をよむ
“イラン革命防衛隊の報道官は、イラク・クルディスターン当局者に対するイラン政府の再三の警告を強調。同地域にある複数のモサド(イスラエルの諜報機関)の拠点について、「もしイラクがこれらの拠点を摘発しなければ、イランは再び“対応する”ことになる」と述べた” 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、イラン・イスラーム革命防衛隊報道官のラマザーン・シャリーフ指令官は「イランの安全保障を脅かす攻撃の拠点を全て破壊するのは当然の権利であり、(イランにとって譲れない)レッドラインである」と強 全文をよむ
外務省報道官は、アラブ連盟外相会合によるばかげた非難と、自称アラブカルテット委員会[サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、そしてエジプトで構成]の声明を退け、「イエメンや西アジアの戦闘地域に対して干渉を行う国々による、イランが他国の内政に干渉しているとする度重なる、かつ根拠のない非難は受け入れられない」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】サイード・ハティーブザーデ外務省報道官は、第157回アラブ連盟外相会合によるばかげた非難と、この会合と並行して開催された自称アラブカルテッ 全文をよむ
“ロシアのウラディーミル・プーチン大統領は演説の中で、米国政府はイランとベネズエラに対する違法な制裁を科しているにもかかわらず、現在この両国との問題の解決に取り組んでいると語った” 【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、プーチン大統領は本日木曜日(3月10日)に演説を行い、「ロシア産原油の米国への輸出は我が国全体の輸出量の2%を超えるものではない」と述べた。 プーチン大統領は「ロシアは合意に基づいて欧州へのエネルギー供給を継続する」とし、さらに「非友好 全文をよむ
“在ウクライナ・イラン大使館はイラン国民1人がウクライナで死亡したと確認した” 【ハムシャフリー電子版】ウクライナでイラン国民1人が死亡したとの情報の発表を受け、在ウクライナ・イラン大使館は複数の調査を行ったのちにこの事実を確認した。 在ウクライナ・イラン大使館はこの件の調査を担当するウクライナ警察との電話後、遺憾の意を示すと共に、詳細について発表した。死亡したのはモハンマドホセイン・シューシュタリヤーン氏51歳(男性)、父親はナスロッラー。他のイラン人とウクライナ人の2人 全文をよむ
イラン外務省報道官は、ウクライナ情勢の推移に関し、イラン・イスラーム共和国は深い懸念を持ってウクライナにおける情勢の推移を追っていると述べた。 【ハムシャフリー電子版】サイード・ハティーブザーデ外務省報道官は、ウクライナにおける情勢の推移に関し、軍事行動と戦闘の激化に遺憾の意を表明しつつ、「イラン・イスラーム共和国は、深い懸念を持ってウクライナにおける情勢の推移を追っている。残念ながら、アメリカを中心としたNATO[北大西洋条約機構]による扇動的な措置の継続により、ユーラシア地域が全 全文をよむ
パレスチナの大義を支持する英国の女優エマ・ワトソンのインスタグラムの投稿は、ユーザーの広い支持を得たが、イスラエル当局の厳しい批判も浴びた。 【ハムシャフリー電子版】アルジャジーラによると、映画ハリー・ポッターシリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で有名なワトソンは月曜日、プラカードに「団結は動詞だ(SOLIDARITY IS a verb)」という文言が書かれた親パレスチナのデモ行進の写真を自身のインスタグラムのアカウントで共有した。 この写真は元々、昨年5月( 全文をよむ
アメリカ政府は、イランの核計画は「世界平和」に対する脅威であると見なされる、と声明で主張した。 【ハムシャフリー電子版】ロイター通信に依拠したISNA[イラン学生通信]の報道によれば、アメリカ政府は、占領地[イスラエルの意]で行われたシオニスト政府とのハイレベル会合の後に発表した声明内で、急速に進行中のイランの核計画は中東地域と世界の平和に対する深刻な脅威であると見なされる、と述べた。 アメリカの国家安全保障担当大統領補佐官であるジェイク・サリバン氏と当局者らは会合中、ウ 全文をよむ
世界の多くの地域でワクチン接種の遅れが深刻になっている中、現在、COVID-19用の錠剤がこの危機を制御する手段であると考えられている。 【ジャーメ・ジャム電子版】ガーディアン紙によると、ファイザー社は、抗コロナウイルス錠剤の供給のため、低所得国・途上国と契約を結んでいる。 同社は声明の中で、ジェネリック医薬品メーカーが、「パクスロビド[PAXLOVID]」という錠剤を世界人口のおおよそ53%を占める95の低所得・中所得国に供給できるようにする、と発表した。 全文をよむ
―(1)の続き― スプートニク通信がアフガニスタン国内の消息筋による情報に基づき報じたところによると、この間、アフガニスタン・イスラーム首長国の使節団がイランを訪問する前に、アフガニスタン民族抵抗戦線[NRFA]のアフマド・マスード[マスウード]司令官がイランを訪れ、去る水曜日にマシュハドで、元ムジャーヒディーン司令官で前ヘラート州知事のムハンマド・イスマーイール・ハーン氏と会談した。 スプートニクはさらに、アフマド・マスード氏はこの会談で、アフガニスタンに包括的な政府を 全文をよむ
ターリバーンは、アフガニスタン支配以後のここ数ヶ月、この地域の重要な問題の一つとなっている。我が国の外務省報道官は、「今はアフガニスタンの統治管理体[暫定政権]の正当性について話す段階ではない」と強調したが、その一方で往来の継続についても発表し、アフガニスタン問題担当イラン特別代表のハサン・カーゼミー・ゴミー氏が近いうちにカーブルを訪問する予定だとも述べた。 【ハムシャフリー電子版】本紙の紙面によると、しばらく前に議会国家安全保障外交政策委員会のアボルファズル・アムーイー委員は、次回 全文をよむ
アフガニスタン問題に関して、同国の近隣諸国外相らが出席して行われるテヘラン会合の開催まであと1週間となったが、あるターリバーン当局者は、この会合への出席に関して我々はまだ何も決めていない、と述べた。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ターリバーン暫定政権のハイルッラー・ハイルハワー情報文化大臣代行は、テヘランでのアフガニスタン近隣諸国外相会合への参加について、ターリバーンはまだ何も決めていないと述べた。 同氏はこう続けた。「我々は未だ、この会議への参加につい 全文をよむ
イラク大統領は、イラン・サウジ協議は順調に進んでおり、イラクと周辺地域はこのことを必要としていると強調した。 【ジャーメ・ジャム電子版】ISNAによれば、イラクのバルハム・サーリフ[サーレハ/サレハとも表記される]大統領は、イランとサウジアラビアの協議は順調に進んでいると発表した。 大統領は、「課題もあるが、本協議が大きな成果を生み出し、今後も継続することを望む。イラクと周辺地域はこのことを必要としている」と述べた。 大統領は続けて、イランとサウジアラビアは地 全文をよむ
イラン民間航空機関の報道官は、「カーブル空港の混乱が要因で空港の管制システムは機能しておらず、新たな情報が入手できるまでイラン-アフガニスタン間の航空便は欠航となる」と述べた。 【ハムシャフリー電子版】カーブルでの最近の状況変化を受け、モハンマドハサン・ズィーバフシュ報道官は、イラン-アフガニスタン間の航空便の最新状況に関し、「カーブルの管制センターは、カーブル空港の管制システムが機能せず制御できない状態になってしまったために、アフガニスタン行きの航空便は運航できる状態ではない、と発 全文をよむ
日本の茂木外務大臣は、西暦の今月中旬、テヘランにてイランの外務大臣を訪問し、イラン核問題等についてライースィー政権の閣僚と協議を行う。 【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、日本の茂木外相は西暦今月中旬、テヘランでイラン外相を訪れ、イラン核問題等に関しライースィー政権の閣僚と協議を行う予定である。 全文をよむ
“ロシアは水曜日、アフガニスタン和平交渉を促進させるためにモスクワが主導する「トロイカ」会合へのイランとインドの参加を支持した” 【ハムシャフリー電子版】スプートニク通信を引用したIRNA通信によると、ロシア、中国、パキスタン、アメリカが参加する「トロイカ」会合は、2019年から現在までに8回開催され、直近では今年4月30日にカタールのドーハで開かれた。最終的な声明で同会合はターリバーンに対し、アフガニスタンでの暴力のレベルを削減し、大規模な攻勢を行わないことを求めた。 在 全文をよむ
ロシア国防大臣は、ロシア海軍記念日パレードにイランを含む数か国の軍艦や小艦艇が参加することを発表した。 【ジャーメ・ジャム電子版】ロシア国防大臣セルゲイ・ショイグ氏は、本日(火曜)、記者らに対し「ロシア海軍記念日パレードは7月[原文は6月としているが明らかに誤植]25日(モルダード月3日)にサンクトペテルブルグで開催される予定だ」と述べた。 同氏は54隻の軍艦がこのパレードに参加するとして「これらはロシアとその他数か国の軍艦からなる予定であり、本年のパレードはこれまでのロ 全文をよむ
インドは、イランからの招待に応じホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン[訳注:アーヤトッラーよりも学識・地位が一段下のイスラーム宗教指導者に対する尊称のこと]・セイエド・エブラーヒーム・ライースィー師の大統領就任宣誓式に出席することを発表した。 『インディア・トゥデイIndia Today』によると、インドのジャイシャンカル外相がテヘランを短期訪問しイラン次期大統領と会談した際に招待の申し出があった。 インドの同メディアは、ニューデリー[インド政府]はイランの次期大 全文をよむ
欧州議会議員らは、「人権」を口実にイラン当局者らへの制裁を求める決議を可決した。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、欧州議会はEU市民を拘束したという口実で、イラン当局者らを標的とする制裁の行使を求める決議を可決した。 この決議の一部で、欧州議会は欧州評議会に対し、「EU市民に対する横暴な拘束と死刑宣告に役割を果たしてきた」イランの一部の機関や当局者らを標的とした、資産凍結を含む制裁の行使を求めた。 スウェーデンのチャーリー・ワイマーズ欧州議会議 全文をよむ
WHO[世界保健機関]は、新種のコロナウイルスがワクチン接種状況を上回る速さで世界中に蔓延しつつあることを警告し、世界の指導者たちに対して、ワクチン摂取のスピードを加速させるか、そうでなければ疾病の大規模な蔓延を覚悟するよう呼びかけた。 【ハムシャフリー電子版】ビジネス・インサイダー[訳注:アメリカのビジネスや技術ニュースの専門ウェブサイト]によると、WHO事務局長テドロス・アダノム・ゲブレイェソス博士は、インドで最初に確認された伝染性の高いデルタ株がワクチン接種を「追い越している」 全文をよむ
我が国の核協議担当事務次官はウィーンで1+4ヵ国との協議に言及し、以下のように述べた。「残された一連の重要課題は十分に協議がなされ、各国に決意の時が訪れている。」 ウィーン駐在のセイエドアッバース・アラーグチー核協議担当事務次官は、国営ハーネイェ・メッラト通信(ICANA)の取材に対し、自身と国会国家安全保障外交委員会の委員らとの本日(3月6日月曜日[西暦2021年6月27日])の会議について言及し、以下のように語った。「小職が国家安全保障外交委員会に出席し、ウィーンでの協議の最新 全文をよむ
ホワイトハウスは、シオニスト政権のベネット新首相とバイデン米国大統領の電話会談について発表した。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ナフタリ・ベネット氏がシオニスト政権の首相に選出されてから間もないが、ホワイトハウスは同氏がジョー・バイデン米国大統領と電話会談を行なったと発表した。 ホワイトハウスの声明によると、バイデン氏はこの電話会談で、イランを含む地域の安全保障に関する問題について、ナフタリ・ベネット氏に助言すると同意した。 この声明の続きで 全文をよむ
米軍が主導する有志連合の兵站支援物資輸送車列の走行ルート上で、路肩爆弾によりこの日2回目の爆発がサラーハッディーンに向かうバグダードの高速道路で発生した。 【ジャーメ・ジャム電子版】イスラーム共和国通信[IRNA]によると、日曜の夜、米国主導有志連合の兵站支援物資輸送車列がサラーハッディーン道路で攻撃を受けた。数時間前にも、路肩爆弾によって別の兵站支援物資輸送車列も被害に遭い、3人の兵士が負傷した。 今回の攻撃の犯行声明は、まだどこからも出されていない。 米国 全文をよむ
―(1)からの続き― 彼は続けて、「先の戦闘でガザが示したことは、イスラエルという敵との戦闘の日々の歴史的で稀な一歩であった。聖地の剣の戦闘の歴史的な変化は、ガザは、聖地とその住民等を守るために戦争に突入したのであり、ガザの防衛のためではなかったということだ。ガザの住民等とその抵抗者たちは聖地とアル・アクサー・モスクを守り、その道に身を捧げる準備ができていた。聖地の剣の戦闘は、シオニストたちが理解しなければならないことを明らかにした。それは[戦略に関する]評価の修正である」と続けた。 全文をよむ
レバノンのヒズボッラーの書記長は今夜、自身のスピーチで「先のガザでの戦闘の根本的な原因は、愚かなシオニストの敵による計算違いであり、シオニストたちは、聖地とアル=アクサー・モスクへの侵略はこの地域の戦争を意味すると知らなければならない」と語った。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ヒズボッラーの書記長サイイド・ハサン・ナスルッラー師のスピーチは、「抵抗と解放の祝い」として知られる、2000年5月25日に南レバノンからシオニスト政権の軍が逃走した記念日にあたり行われた。 全文をよむ
アメリカ国務長官はインタビューで、JCPOA[包括的共同行動計画;イラン核合意]の責務復帰に必要な措置を講じるための用意と姿勢に基づくイラン側の行動は未だ見られないと述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は、米ABCニュースのインタビューで、アメリカ政府はイランの核計画を特定の枠組みに入れ、その後、それを他の問題に関する合意のための足掛かりとして利用すべきだと述べた。 同氏はさらに、アメリカは、JCPOAの責務復帰に必要な対策を取るた 全文をよむ
Google Earth上でパレスチナの地図が不明瞭な画像となっているが、これは当該地域の問題に対する最近の検閲と同じ方向性で決定された措置である。 【ハムシャフリー電子版】Google Earthの衛星画像地図は非常に正確かつ明快で、皆さんも仮想の町散策をするために一度は使ったことがあるだろう。例えば、何時間もビバリーヒルズの通りを散歩し、非常に豪華なブティックのショーケースを見ることができる。この地図は非常に正確なので、例えばビージャン[訳注:ビージャン・パークザード;テヘラン生 全文をよむ
EUの外交責任者は、シオニスト政権[イスラエル]のカウンターパートと電話で会談し、同政権の保安に関し支持を強調した。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によれば、EUの外交責任者[欧州連合外務・安全保障政策上級代表]のジョセップ・ボレル氏は、シオニスト政権のガビ・アシュケナジ外相との電話会談で、犯罪者であるこの政権を支持すると強調した。 ボレル氏は木曜夜、「ガビ・アシュケナジ氏と長い間心のこもった会話を交わした。イスラエルの安全に関して、EUが支援することを強調して、 全文をよむ
中国国営メディアは、中国の最大の宇宙ロケットの残骸が日曜日(本日〔訳注:西暦2021年5月9日〕)にインド洋に降下し、その部品の主要な部分が大気圏に再度突入する際に破壊されたことを発表した。こうして、ロケット長征5号B遥2の残骸が落下する場所を予測する日々は幕を閉じた。 【ハムシャフリー電子版】ロイター通信によると、中国国営メディアが中国有人宇宙事業弁公室の発表に基づいて伝えた座標は、落下地点がインド洋のモルディブ諸島西方沖であることを示していた。 同メディアによると、こ 全文をよむ
アフガニスタン西部ヘラート州政府報道官は、同州アドラスカン郡で発生した洪水により12人が死亡、数人が負傷したと発表した。 ジャエラーニー・ファルハード報道官は本日火曜日、「昨夜発生したアドラスカン郡ルーハ地区における洪水で家畜300頭も失われた」と述べた。 また「昨夜の洪水はヘラート州オウべ郡でも甚大な経済的被害を引き起こしており、ヘラート州知事は州の危機・事故管理委員会に対し、被災者支援を行うよう指示を出している」と語った。 昨夜の洪水はアフガニスタンのバ 全文をよむ
バイデン米大統領はテロ組織アルカーイダ指導者、ウサーマ・ビン・ラーディン殺害10年の節目に際する声明で、「このテロ組織は非常に弱体化している」と表明した。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ジョー・バイデン米大統領は「米最長の戦争を終わらせ、最後のアフガニスタン駐留米軍が撤退を行う中、アルカーイダは非常に弱体した」と述べた。 同大統領はテロ組織アルカーイダ指導者、ウサーマ・ビン・ラーディン殺害10年の節目に際しての声明で上記のように述べてから、「アメリカは依 全文をよむ
“イラン外務省報道官はタジキスタン・キルギス間の国境における衝突に懸念を示し、イランには当事者間の対話の進展を促し、この分野における同国の法的・技術的経験を提供する用意があると表明した” 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、イラン外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官は本日(金曜日)[訳注:西暦2021年4月30日]、タジキスタン・キルギス間の国境における衝突に反応し、「イラン・イスラーム共和国は友人であり兄弟であるタジキスタンとキルギスの両国にまたがる国境地帯での直近の 全文をよむ
米ニュースサイトAxios[アクシオス]は、シオニスト政権[イスラエル]の情報機関と軍当局が同国の安全保障会議において、アメリカが近くイラン核合意に復帰するだろうとの見方を示したと報じた。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、日曜日にシオニスト政権の情報機関と軍当局の高官が同国の安全保障閣僚会議に出席し、ウィーンでのイランと他の世界的大国との協議が2015年核合意へのアメリカの復帰につながるとの見方を強めている。 この会議に出席したイスラエルの高官2名は、同国 全文をよむ
~サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子はジャマール・ハーショグジー氏殺害を指示したとされるも処罰リストには記載されず~ サウジアラビアの批判的なジャーナリストであるジャマール・ハーショグジー氏の殺害から約2年を経て、サウジアラビアの若い皇太子であるムハンマド・ビン・サルマーン氏は米国新政権の4ページにわたる安全保障に関する報告書の中で、凶悪な犯罪の主犯として名指しされた。 報告書は予想外のものではなく、サウジアラビアの若い皇太子に何らかの刑罰を科すよう米国を 全文をよむ
ある情報筋がロイター通信に対し、米国政府はイランの金属産業と通常兵器産業に対して制裁を課す意向であると語った。 【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、米国政府はイランの金属産業と通常兵器産業に対する新たな制裁措置を発表する意向である。 ロイター通信によると、この問題に詳しい情報筋は、この制裁措置は米国政府がイランを核交渉の新たなテーブルに着かせるために行っている最大限の圧力政策の継続を意図したものだと述べた。 トランプ大統領は2018年5月にイラン 全文をよむ
日本の菅義偉首相は、新型コロナウィルスの感染者数の増加に伴い、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県に緊急事態を宣言した。 【ハムシャフリー電子版】AP通信によると、緊急事態は首都と近隣の1都3県で金曜日から始まり、2月7日までちょうど一ヶ月間続く予定だ。東京都は最新のデータで一日に2447人の新型コロナ感染者を記録、過去最多となり、政府当局は緊急事態を宣言することを余儀なくされた。 今後一ヶ月の間、要請に従わなかった者への罰金は考慮されていないとはいえ、政府は国民に外出を減 全文をよむ
トリビューン紙(The Tribune)は、「イランのルック・イースト政策は、米国に対し自身の政策を再考させるものである」と言及した上で、イランは中国及びロシアに対し、政治的、経済的及び戦略的支援を求めている、と述べた。 【ハムシャフリー電子版】ISNA[イラン学生通信]によると、トリビューンは「イランと中国は相互協力を結び、それに基づき、中国は25年間で4000億ドルをイランの経済、インフラ及び産業に投資することに合意した。ロシアは、2001年12月に署名したイランとの協力に係る合 全文をよむ
“ソレイマーニー司令官とアブーマフディー・アルムハンディス氏の殉教1周年を記念した式典がイエメンの首都で開催された” アルマスィーラの報道によると、ソレイマーニー司令官とアブーマフディー・アルムハンディス氏の殉教1周年に合わせて、イエメンの首都サヌアで一部のイエメン当局者の出席のもと式典が開催された。 この式典にはイエメンのムフティーであるシャムスッディーン・シャラフッディーン師、同国の国家救済政府のアブドゥルアズィーズ・ビン・ハブドゥール外相、イランのハサン・イールル 全文をよむ
CNNは、「ジョー・バイデン氏は、宣誓後の大統領就任初日に、トランプ氏が発出した大統領令を停止または延期するだろう」と報じた。 【ハムシャフリー電子版】IRNA[イスラーム共和国通信]によると、バイデン氏の政権移行チームのジェン・サキ報道官は記者たちに次のように述べた。「次期大統領は宣誓後の大統領就任初日に、覚書を発出してトランプ政権が退陣間際に発した大統領令を停止または延期するだろう。」 サキ氏の言によると、バイデン氏の覚書は正に1月20日(イラン暦デイ月30日)の午後 全文をよむ
日本は、なるべく早くガソリン車完全廃止を実行する考えである。元々、これは2030年代に行われると予想されていたが、現在はこの実施の時期が早まると予想されている。 【ジャーメジャム電子版】ロイター通信によると、あと10年以内にすべてのガソリン車が日本から姿を消す。この実施のために日本政府は、2050年までのグリーン成長のための投資として2兆ドルを費やしている。 「グリーン成長戦略」は、水素産業と水素自動車の定着を目的としており、炭素燃料を排除するための実用的な計画であると見 全文をよむ
日本人特有の文化と清潔さは、他国では効果の見られないこのモデルの主要因である。しかし、この独自性と過信が、日本で以前の二波とは比べものにならないほど強大な第三波を招くこととなった。 【ジャーメジャム電子版】日本とスウェーデンは、近隣諸国とは異なる独自の新型コロナウイルス対策法をとっており、それを優れた国民性と国家の性質によるものであるとしている。 この二国特有であるのは、自国が他国とは異なるというだけでなく、優れてさえいるとさえ考えている点である。 両国のトッ 全文をよむ
レバノンのある通りにソレイマーニー司令官の写真が掲げられ、シオニスト政権[訳注:イスラエル政府]国防軍報道官は怒りをあらわにした。 【ハムシャフリー・オンライン】イラン学生通信(ISNA)によると、シオニスト政権国防軍のアヴィハイ・アドライ報道官は自身のツイッターに、レバノンのある通りに掲げられたソレイマーニー司令官の複数の写真を貼り付けて次のように投稿した。「レバノン国民のイランへの従属度がイラン人自身の自国への従属度よりも大きくなるとき、レバノンの運命はなおも試練の途上にあるので 全文をよむ
トルコの航空会社であるターキッシュエアラインズは、イスタンブール-タブリーズ線の運航路線を再開させた。 東アゼルバイジャン州空港局長アーザーリー氏は、次のように発表した。「当運航便はターキッシュエアラインズにより、B737機を用いて毎週月・水・金曜日に、イスタンブール–タブリーズ路線は午前0時5分発882便、タブリーズ–イスタンブール路線は午前3時5分(イラン時間)発883便として運航される。」 同局長は次のように指摘した。「全運航便において全ての衛生基準と新型コロナウ 全文をよむ
ヘブライ語紙イェディオト・アハロノトは、イスラエル人の有名な歌手が約二週間前からアラブ首長国連邦[UAE]の首長家の一員の招待によりドバイを訪れていることを明らかにした。 【ジャーメ・ジャム電子版】ISNA[イラン学生通信]によると、ヘブライ語紙イェディオト・アハロノトは本日アーバーン月4日の日曜日[西暦2020年10月25日]、次のように伝えた。「イスラエル人の有名歌手で、占領地[イスラエル]において最も有名なポップスターの一人とされているオマル・アーダム[Omer Adam]は、 全文をよむ
ムスタクバル潮流[未来運動]の党首サアド・ハリーリー氏は本日の議会協議で、必要とされる票数を獲得し大統領からレバノン新内閣の組織を命じられた。 【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、レバノンの元首相でムスタクバル潮流の党首であるサアド・ハリーリー氏が本日(木曜日)の議会協議において議員票全体の120に対し65票を得て、首相として組閣に着手することとなった。 レバノン大統領のミシェル・アウン氏はハリーリー氏を呼び新内閣の組織を命じた。ナビーフ・ベッリー国民議会議 全文をよむ
アメリカ国務長官は対イラン武器禁輸終了の翌日、イランへの武器販売を支援する国や個人を威嚇した。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、アメリカのマイク・ポンペオ国務長官はイランに対する武器禁輸の満了に反応を示した。 アメリカ国務長官は言った。「我々はイラン発着の武器の提供、販売、譲渡に手を貸す個人や機関に対し制裁を科すべく我々の権限を行使する。」 マイク・ポンペオ長官はさらに「イランへの通常兵器の輸出や同国からの兵器購入は安全保障理事会決議への違反と 全文をよむ
イスラーム評議会[イラン国会]バルーチェスターン南部選出の代議士は以下のように述べた。「2人のバルーチ人漁師が射殺されたことへの代償としてUAEから30万ディルハム[約856万1800円(2020/10/22 14:50のレートで換算)]の賠償金を受け取り、トロール漁業に関する漁業機構への苦情申立書も第90条委員会に送付されている。」 【ハムシャフリー電子版】タスニーム通信によると、モイーノッディーン・サイーディー代議士は、拘束されている漁師たちの解放手続きの追跡調査について記者会見 全文をよむ
米国のクリス・マーフィー上院議員はドナルド・トランプ米大統領の健康状態が同国の内政と他国の立場に与える影響に関して懸念を示し、反イランの主張を展開した。 CNNの報道によると、クリス・マーフィー上院議員は「大統領の体力は衰えておらず、国のトップとしての活動を続ける、とマーク・メドウズ米大統領首席補佐官が語った」と述べた。 マーフィー氏は「メドウズ氏が来て、我々のためにこのことを明らかにしてくれてうれしい。我々の仲間も敵対者もこのことを知らなければならない。なぜなら我々の 全文をよむ
米国務省報道官モーガン・オルタガス氏は22日火曜夜、自身のツイッターで第75回国連総会会議でのイラン大統領の発言に反応を示した。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、米国務省報道官モーガン・オルタガス氏はツイッターへの投稿でイラン大統領ハサン・ロウハーニーの演説に対し反応を示した。 彼女はこのツイッターでの投稿の中で、ロウハーニー大統領によるイランの平和及び対テロ戦争への支援に関する発言に触れつつ、地域の反対勢力をイランが支援していることがテロリズムの支援に他 全文をよむ
“日本の内閣官房長官である菅義偉氏は本日シャフリーヴァル月24日(月)[訳注:西暦9月14日]に実施された総裁選挙で自由民主党総裁に、そして辞任した安倍晋三首相の後継に選出された。” 【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、菅氏は石破茂氏(元防衛大臣・元自民党幹事長)と岸田文雄氏(元外務大臣・自民党政調会長)と選挙戦を繰り広げ、自民党総裁に選出された。菅氏はまた日本の総理大臣にも選出される見通しである。 与党が日本の国会で過半数を占めていることを考えると 全文をよむ
~(9)の続き~ ―19年前、米国はターリバーンがアルカーイダを支援したとしてアフガニスタンを侵略し、その結果ターリバーン政権は崩壊しました。先に述べた通り、ドーハ合意であなた方はテロ組織との関係を断つと誓っていますが、今後あなた方とアルカーイダの関係はどうなっていくのでしょうか。 我々はドーハ合意に基づき、いかなる集団または個人に対しても、米国とその同盟国やその他の国々の利益に反する行動のためにアフガニスタンの地を利用することを許可しないと誓っています。これには全ての集団 全文をよむ
~(8)の続き~ ―アフガニスタン間対話が始まったとして、ターリバーンは政権に参加する意図はありますか、それとも全ての権力を掌握することを望みますか。 我々は独自のプランを交渉のテーブルに載せ、相手側も同じように彼らの計画を持ってくるでしょう。間違いなく、多くの議論を尽くした後に決定を下すことは可能だと思います。我々はアフガニスタン・イスラーム首長国として自分たちの枠組みを持っています。 ―ここでお伺いしたいのは、ターリバーンはどの立場から対話に参加するのか 全文をよむ
~(7)の続き~ ―ターリバーンと米国が交渉を行なっていた1年半の間、アフガニスタンの将来における女性とその地位に関する問題は、アフガニスタン人たちの間の議論で最も重要な話題の一つでした。しかしながら、ターリバーンは過去に女性に対して特殊なアプローチをとっており、多くの人が、今後そして将来にわたって女性たちがどのように扱われるのかを知りたがっています。この問題についてターリバーンはどのような立場なのでしょうか。 女性がシャリーアで定められたヒジャーブを守るのであれば、我々は 全文をよむ
~(6)の続き~ ―ロヤ・ジルガの決議文には要求以外にも、複数の懸念が示されています。ロヤ・ジルガの参加者は、民主主義や共和制、少数民族の人権などといった過去20年間にアフガニスタンで得られた様々な成果が危機に陥るのではないかと心配しています。これらの問題に関してターリバーンの立場はどうなるのでしょうか。 少数民族については何ら問題ありません。しかし、体制の構造をどうすべきかという問題については、対話を行う中で決定される必要があります。我々には独自の解決策や計画があり、それ 全文をよむ
~(5)の続き~ ―あなたはターリバーンがドーハ合意を遵守しているとおっしゃいますが、この合意の条文の一つに、ターリバーンはテロ組織との関係断絶を保証したというものがあります。ハッカーニー・ネットワークはターリバーンと同盟関係にあり、ターリバーン傘下の集団の一部としてみなされていますが、[この]ハッカーニー・ネットワークは[アフガニスタン東部の]ナンガルハール州で最近発生した致命的な攻撃において、ISと連携したことを非難されています。お尋ねしたいのは、いかにしてターリバーン傘下の全ての 全文をよむ
~(4)の続き~ ―アフガニスタン間対話の話題に戻りましょう。ターリバーン傘下の一部の組織は、たとえ停戦合意がなされたとしてもそれを受け入れないと主張しているとの情報があります。これはつまり仮に停戦合意がなされたとしても、あなた方の前線の司令官の一部はそれを受け入れないということを意味しますが、ターリバーンの前線の司令官全員を制御し、停戦の完全な実施を行うことはできるのでしょうか。 まずあなたが言っている情報というものが曖昧です。仮に我々の司令官らがそのようなことを主張して 全文をよむ
~(3)の続き~ ―シャーヒーン報道官、私たちはアフガニスタンの一部地域、特にあまり情報が入ってこない首都からみた遠隔地、とりわけターリバーン支配地域において、政府軍の爆撃によって民間人が殺害されていることは認めます。しかし、私たちは議会選挙に際し、投票登録所や投票所がターリバーン戦闘員の攻撃の標的となったのを覚えています。あなた方は人々に対して、選挙に参加するな、さもなければ罰せられると脅していました。なぜ一般人を攻撃の標的にするのですか。 我々は当時、占領下において選挙 全文をよむ
~(2)の続き~ ―アフガニスタン政府が公表している統計によると、ドーハ合意が署名されてからの数ヶ月間におけるターリバーンの攻撃は減らなかったどころか、むしろ増加傾向にあります。あなた方は4ヶ月間に大小合わせて5,000回を超える攻撃を実施しており、言い換えれば1ヶ月あたり平均およそ1,300回の攻撃を行ったことになります。なぜドーハ合意に固執し、それに基づいて行動するのでしょうか。 政府が公表している統計は正しくありません。彼らは常に大袈裟です。我々は攻撃を減少させており 全文をよむ
~(1)の続き~ ―実際にターリバーンは停戦を行わないとおっしゃいますか?しかし、アフガニスタン政府は包括的な停戦が実施され、その後に対話が開始されると表明しています。 停戦の問題についてはドーハ合意で定められています。どうしたら合意に反し、カーブル政府が召集したジルガ[の決議]を受け入れることができますか?我々は米国と合意を結んでおり、それは国連によっても承認されています。ドーハ合意に従えば、アフガニスタン間対話の開始後、停戦も議題の一つとして扱われます。 全文をよむ
“「平和」とはアフガニスタンでの40年の戦乱を経て、今日他のいかなる単語よりも多く聞かれる言葉である。過去40年間、次の世代、また次の世代のアフガニスタンの人々の運命を決めたのは「戦争」であり続けている。彼らは戦争の只中に生まれ、戦争の中で生き、祖国を追われ、そして命さえをも落とした。” 【ハムシャフリー電子版】モハンマドアミーン・ホッラミー記者-昨年のエスファンド月[訳注:西暦2019年12月]、米国とターリバーンが握手を交わして20年間の戦争を集結させるための和平合意に署名したとき 全文をよむ
フランスの調査チームは、ベイルートでの爆発に関して、最新の情報を発表した。 【ハムシャフリー電子版】ISNA通信によると、レバノンのアル・ジャディードTVが治安当局筋の情報を引用し、爆発によりその発生地に43メートルもの深さのくぼみが出来たことをフランスの調査チームが発見した、と発表した。 情報筋は、この爆発がかつてないほどいかに激しいものだったかを説明した。 上述の情報筋によると、フランスのチームによる爆発に関する検証は依然として続いているとのことだ。 全文をよむ
ー(5)の続きー ◆ターリバーンの参加によりアフガニスタンが後退する可能性を否定 カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は、一部でターリバーンがアフガニスタンに参加すれば社会が人権などいくつかの分野が後退するといった悲観的な懸念が示されていることに対し、「これらはプロパガンダである。カーブル政府の支配地域では人権が侵害されている」とし、「カーブル政府の支配地域では数千もの人権侵害が発生しているが、我々の支配地域ではそのような状況は存在しない」と主 全文をよむ
ー(4)の続きー ◆ドーハのターリバーン政治事務所代表とポンペイオ国務長官の会談 カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は、2日前に同政治事務所代表のバラーダル師が米国のマイク・ポンペイオ国務長官と会談を行なった際に何を話し合ったのかという問いかけに対し、「私はその会談に出席していたが、ポンペイオ氏とバラーダル師は囚人の解放とアフガニスタン間対話について話し合っていた。これら2つの問題は政治的問題である」と答えた。 また、ターリバーン 全文をよむ
ー(3)の続きー ◆イラン政府はアフガニスタンの問題を解決するための政治的意思を示した カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は、6月にイラン外務省がアフガニスタン間対話を主催する用意があると発表したことをターリバーンはどう考えているのか、またこの件についてイラン側と何か接触はあるのかという質問に対し、「我々はイランを含む近隣諸国と接触している。なぜならイランとは長い国境線を共有しているからだ」と語った。 また、「数十万のアフガニスタ 全文をよむ
―(2)の続き― ◆ターリバーンはアフガニスタン政府から武器を購入している カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は、「過去に数十万の(アフガニスタン国軍の)武器が紛失、または盗難被害にあったという報道がなされたが、これらの武器は我々が購入したか、部分的には戦闘の中で獲得したものである。つまり、我々は数多くの武器弾薬を有しているが、その全てをカーブル政府から入手している」と語った。 同報道官はターリバーンとロシアの政治的関係がどのレベ 全文をよむ
―(1)の続き― ◆『ロヤ・ジルガは囚人解放の妨害のためだけに召集。ドーハ合意はアフガニスタンの問題を解決するための適切な枠組み』 カタールにあるターリバーン政治事務所のサヒール・シャーヒーン報道官は、もし囚人が解放されなかった場合にはどうなるのかという問いかけに対し、「もし囚人を解放しないのであれば、それはカーブルの政権がアフガニスタンの問題のための平和的プロセスを望んでおらず、軍事的解決の道を選んだということになる。これにより衝突は激しさを増し、カーブルの政権はその責任 全文をよむ
“カタールにあるターリバーン政治事務所の報道官は「イラン政府はアフガニスタン人間の問題解決に向けてその意思を示し続け、我々はイランの協力を歓迎する」と述べた。” カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は土曜日(8月8日)、ロシアのRIAノーボスチ通信のインタビューに応じ、アフガニスタンの問題解決におけるイランの役割や、ロシアが在アフガニスタン米軍兵士殺害のためにターリバーンを利用したという告発について、またロシア政府がターリバーンに武器を供与しているか否か 全文をよむ
過去数週間、シオニスト政権[イスラエル]はレバノン国境での活動に激しさを加え、レバノン政府と同国国民を軍事攻撃で威嚇していた一方で、シオニスト政権軍の情報筋は今日(西暦2020年8月2日日曜日)、退却を明らかにし、当政権は目下、レバノンのヒズボッラーとの戦闘を望んではいないと発表した。 【ジャーメ・ジャム電子版】イスラーム共和国通信(IRNA)によると、アルジャジーラが名前を明らかにしていないこの情報筋は同時に、同政権当局の主張を繰り返し、我々の優先事項はシリアでのイランの軍事的プレ 全文をよむ
ナジャフ市[※イラク中南部の都市。初代イマーム・アリーの聖廟があり、シーア派の聖地の一つである。]郊外にあるワーディー・アッサラーム墓地[※「平和の谷」の意。イスラム教シーア派の墓地。]はイラク近現代史のあらゆる時期の様相が何らかの仕方で見られる場であり、今日新型コロナウイルスの犠牲者が歴史に刻まれる場である。 【ハムシャフリー電子版】AP通信によると、新型コロナウイルスによる死亡者数の増加とバグダードや他の都市の墓地への埋葬を防止する必要が生じたことを受け、ワーディー・アッサラーム 全文をよむ
カナダ運輸安全委員会は、墜落したウクライナ国際航空752便のブラックボックスの初期精査が完了したことを発表した。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、カナダ運輸安全委員会は木曜日(西暦7/23)に国際調査チームが[今年1月に]テヘランで墜落したウクライナ国際航空752便のブラックボックスを調査し、フランスにおいてその初期情報精査が完了したと発表した。 [カナダ運輸安全委員会の]キャシー・フォックス委員長は「パリでの精査は終了したが、調査の完了までは程遠く、いま 全文をよむ
Google は来月から、COVID-19 に関する陰謀論を広めるウェブサイト広告をブロックする予定だ。 世界最大手のインターネット検索エンジンであるGoogleは、手動または自動の調査機能を駆使し、当該の規則に従わないウェブコンテンツ制作者とウェブ広告主を特定し、取り締まりを行う予定だ。 同社は、これまでに健康に関する有害な主張についてのポリシーを有し、新型コロナウイルスの大規模な蔓延によって引き起こされた混乱を利用しようとした2億以上の広告を削除した。Googleは 全文をよむ
人々が新型コロナウイルスから身を守るために使用しているマスクや手袋が投棄されることによるヨーロッパの主要河川の高い汚染度について、専門家が報告した。 【ハムシャフリー電子版】ISNA(イラン学生通信)によると、Tara Océan 財団研究機構は、 プラスチック汚染の悪化の原因となっているこの投棄物は、現在ヨーロッパ大陸の主要な河川を塞いでいると発表した。 6月の一か月間、研究者たちはヨーロッパ中の川岸や川べりで多くの投棄された手袋やマスクを絶えず見つけていた。 全文をよむ
トルクメニスタンの路上ではまもなく暗い色の自動車を見るのは稀になる。所有する暗色の自動車を白く塗り変えるため、多くの運転手が修理工場に殺到している。同国大統領が白を特に気に入っているからだ。 【ハムシャフリー電子版】ジャマーラーン[イランのニュースサイト]によると、ドイチェ・ヴェレ[訳注: ドイツ国営の国際放送局]は、グルバングル・ベルディムハメドフ同国大統領は白い自動車を大変好んでおり、政府役人や警察は国民に対し、所有する自動車を白くするよう求めている、と報じた。国民は現在、自動車 全文をよむ
アフガニスタンの首都カブールの駐アフガニスタンサウジアラビア大使は、「3千万ドルの費用をかけて病院をカブールに建設する」と述べた。同大使はアフガニスタンのファザル・ハーディー・ムスリムヤール上院議長との会談で、35の開発計画と宗教学校100校建設計画を伝えた。 ジャスィーム・ムハンマド・アルハーリディーサウジアラビア大使はさらに、「アフガニスタン東部ナンガルハール州で、アフガニスタンイスラーム国際大学の建設工事が始まる予定である」と付け加えた。 ジャスィーム・ムハンマド 全文をよむ
トルコ軍の侵攻に対して、イラク陸軍は領土保全のためトルコ国境地帯に派兵を行った。 ファールス通信によると、イラクの複数の消息筋が、イラク北部にトルコ軍の地上部隊および航空部隊が展開する中、トルコとの国境にイラク軍が展開していると報じている。 スカイニュースによると、この措置の目的は、トルコ軍のイラク領内侵入阻止とのことであるが、イラク軍の派兵規模については言及されていない。 7月3日金曜日には、イラク北部ドホーク県の2つの山岳地帯においてトルコ軍戦闘機による 全文をよむ
カナダ政府は、一月に墜落したウクライナ旅客機の外国人犠牲者遺族への損害賠償に関するイランとの交渉を開始することで合意に達したと発表した。 タスニーム通信によると、カナダ政府は一月に墜落したウクライナ航空機の外国人犠牲者遺族への損害賠償に関してイランとの交渉を開始することで合意に達したと木曜日(7月2日)に発表した。スウェーデンもイランが賠償金を支払うことに信頼を表明した。 カナダ政府の声明によると、この事件で自国民が死亡した国々からなる国際交渉団は合意書への署名によりイ 全文をよむ
ロシア国民の約78%がウラジーミル・プーチンの統治継続に対する投票に賛成を投じ、一方で85のロシア連邦構成地域のうち、とある1地域の住民の半分以上は、自国の強力な大統領に反対票を入れた。 【ハムシャフリー電子版】ガーディアン紙によると、モスクワから1600km北東に位置するネネツ自治管区の住民37490人が先週、プーチンの大統領在任を2期延長するか否か票を投じるため、投票所を訪れた。ロシア全体で85存在する連邦構成主体の中で、ネネツ自治管区の住民の55%が大統領のための憲法改正に「反 全文をよむ
サウジアラビア政府外務省アーディル・アル=ジュベイル閣外大臣は、米国の敵対的な外交に追随し、対イラン武器禁輸の延長を求めた。 タスニーム通信によると、国営サウジ通信社はサウジ外務省アーディル・アル=ジュベイル閣外大臣が、安全保障理事会の武器禁輸の度重なる違反に基づくイランに対する米国の根拠のない主張に追随し、対イラン武器禁輸の延長を要求したと報じた。 アル=ジュベイル閣外相の要求は、米国務省のイラン担当特別代表ブライアン・フックとの共同記者会見で公表された。 全文をよむ
アンサール・アッラー運動[フーシ派]に属するイエメン武装軍報道官がサウジアラビア領内深部でのイエメン人戦闘員による新しい作戦の詳細を説明した。 【ジャーメジャム電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、アンサール・アッラー運動に属するイエメンの武装軍報道官ヤフヤー・サリー准将は本日(火曜日)「サウジアラビアの首都に対するイエメン人戦闘員の最大の攻撃作戦『第四抑止均衡作戦』を行った」と発表した。 同氏は「第四抑止均衡作戦では、情報局、国防省、サルマン空軍基地、リヤドやジー 全文をよむ
ロイター通信は、本日のIAEA理事会に出席した外交官数人の発言を引用し、イランについての決議草案が提出され、中国の反対により、おそらくこれについての投票のために[メンバーが]出席する会議が開催されることになると報じた。 イラン学生通信はロイター通信を引用し次のように記している。外交官らは「IAEA理事会におけるイランに対する非難を求める決議書に中国主導で反対が行われた後、同理事会はメンバーが出席する会議の開催を強制されることになった」と述べた。 四日間のオンライン会議に 全文をよむ
国際原子力機関[以下IAEA]のサウジアラビア代表ハリド・ビン・スルタン大使は、IAEAのイランに対する主張を支持した。 ファールス通信によれば、サウジは、イランの核関連活動や核関連施設への査察を増やすためのIAEAの取り組みを支持すると発表した。 IAEAサウジアラビア代表を兼任する、駐オーストリア・サウジアラビア大使のハリド・ビン・スルタン氏は、イランに対するIAEAの最近の主張を支持した。 ハリド王子の発言は、主にイランの核開発計画に焦点を当てたIAE 全文をよむ
アラブ連盟はイランとトルコに対する自身の以前の主張を繰り返しこの二国にアラブ諸国の国内事情への介入を止めるよう求めた。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、アラブ連盟は声明でイランとトルコのアラブ諸国への介入を非難し、この介入を止めるべきだと述べた。 アラブ連盟は「イラン人とトルコ人はアラブ諸国で暴動や紛争の火をつけようとしている」と主張した。 声明でアラブ連盟は「シリアやリビアのような国々へのトルコの介入はことごとく失敗し、非難されている」と述べ 全文をよむ
サウジアラビアのメディアは、同国が今年のメッカへの大巡礼[ハッジ。イスラーム暦第12月(巡礼月)8~10日(西暦2020年では7月29日~7月31日ごろ)を中心に行われる。聖地メッカ及び周辺地域での諸儀礼から成り、ムスリムが人生で1回は行うべき義務とされる。実施する時期等で小巡礼(ウムラ)とは区別される]の開催中止を決定したと報じた。 【ジャーメジャム電子版】タスニーム通信によると、サウジアラビアがメッカ大巡礼の一連の儀礼を取りやめることを決定したのは同王国の建国史上初めてのこ 全文をよむ
米国務省報道官はホワイトハウスの失敗を隠蔽するために再度、イランは反ユダヤ主義であるとわが国を批判した。 【ジャーメ・ジャム電子版】メフル通信によると、米国務省のモーガン・オルタガス報道官は今日日曜日、ツイッターでの投稿で「40年前イラン政府はアルバート・ダニエルプールを処刑した。これにより、イランは反ユダヤ主義である!」と滑稽な主張をした。 オルタガス報道官は、米国内外でのホワイトハウスの失敗を隠蔽しようと試みる一環として、次期大統領選挙が目前に迫る中、イランは「宗教的 全文をよむ
パレスチナの各抵抗グループがシオニスト政権[イスラエル]に対し一週間の猶予を与えた。これは、この体制の新政府組閣前に、ガザ地区の情勢鎮静化に関して取り決められた合意に準じるためだ。 【ジャーメ・ジャム電子版】パレスチナ広報センターによると、レバノンのアフバール紙が抵抗グループのいくつかの情報源に基づき、ハマスとパレスチナ・イスラーム・ジハード運動(PIJ)はガザ地区の鎮静化に対するシオニスト政権の立場について、エジプトの当局者らとここ数日間協議をしたと報じている。 この情 全文をよむ
軍事通信(アル・イウラームルハルビー) [ヒズボッラーの軍事報道機関]の広報部は初めて、イマード・ムグニイェ(Imad Mughniyeh)[訳注:ヒズボッラーの創設に関わった人物。対イスラエル作戦に尽力]により指揮されていたレバノン南部解放作戦の映像を公開した。 【ハムシャフリー電子版】メフル通信によると、2000年5月24日[1379年ホルダード月4日]にシオニスト政権[イスラエル]はレバノン南部からの撤退を余儀なくされた。この措置はレバノンの人々の18年間にわたる抵抗の末に達成 全文をよむ
アメリカ上院は、イランに対する軍事行動を制限する議会の決議への米大統領の拒否権行使を破棄する決議案を採決する予定だ。 【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、イランに対する軍事行動を制限する決議へのドナルド・トランプ米大統領による拒否権の行使が発表された数時間後、上院は木曜日トランプの決定の破棄に向けた会議を開く予定だとメディアが報じた。 アメリカ議会上院のTwitter公式アカウントは、現地時間1時30分に拒否権破棄の決議の採決を行うと投稿した。 だ 全文をよむ
アフガニスタン保健省は、5月3日[イラン暦2月(オルディーベヘシュト月)14日]日曜日、同国の首都カーブルで500件の新型コロナウイルス無作為検査を実施した結果、150件以上で陽性反応が検出されたと発表した。 【ハムシャフリー電子版】AP通信によれば、アフガニスタン保健省のワヒード・マヤール報道官は「カーブルでのこの結果は、憂慮すべき事態だ」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため自宅にとどまるよう国民に促した。 マヤール報道官は、同国での新型コロナウイルス感染 全文をよむ
5名の中国人が、ファーウェイによるイランとの取引に関しインターネット上で私的なチャットを行なったことで逮捕された。 【ジャーメジャム電子版】ファールス通信によると、5名の中国人がファーウェイによるイランとの取引に関しインターネット上で私的なチャットを行なったことで逮捕された。 逮捕された5名のうち2名は、ニューヨークタイムズ紙の取材に対し、それぞれ8か月と3か月の間収監されていたと話した。 ファーウェイの社員の一人がウィーチャット(WeChat)のグループチャ 全文をよむ
ミドル・イースト・アイは、原油減産に関しメンバー間で合意に達しなかったOPECの最近の会合の前に、プーチン大統領とムハンマド皇太子の間で口論があったと伝えた。 【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、ミドル・イースト・アイは次のように伝えた。先月(西暦)ロシアの大統領ウラジーミル・プーチンとサウジアラビアの皇太子ムハンマド・ビン・サルマーンが電話会談した。この会談の中で、激しい言葉の応酬となった。このことが原因で口論となっただけでなく、サウジアラビアは原油の増産を 全文をよむ
ベネズエラ外相は、イランのロウハーニー大統領とベネズエラのマドゥーロ大統領が電話会談を行ったことに触れつつ、両国間で米国の制裁に対抗するための共同戦線強化に関する具体的な協議が行われたと発表した―― ベネズエラのテレスール通信(teleSUR)によると、ベネズエラ大統領府はこの国とイランの両大統領が電話会談を行ったと発表した。この報道によると、ハサン・ロウハーニー大統領とニコラス・マドゥーロ大統領が、今回の会談の中で両国の協力・友好関係の強化を強調し、一方的で違法な米国の措置に対抗した 全文をよむ
アメリカ大統領は「イランは自国への医療品支援を可能とするための制裁緩和要請を出していない」と述べた。 ファールス通信によると、アメリカのドナルド・トランプ大統領は「イランは自国への医療品支援を可能とするための制裁緩和要請を出していない」と述べた。 毎日行っている定例記者会見の中で新型コロナウイルスの感染拡大について発言している米大統領ドナルド・トランプは、新型コロナウイルスが蔓延している期間中のイランへの制裁緩和に関する質問に答えて以下のように述べた。「イラン経済及び軍 全文をよむ
司法府報道官は、殉教者ソレイマーニー氏テロ事件捜査のため、司法委員会に加え諮問委員会を設立することを伝えた。 メフル通信によると、ゴラームホセイン・エスマーイーリー報道官は、故ガーセム・ソレイマーニー中将テロ事件の最新の捜査状況に関して、「司法府はテヘラン検察庁において非人道的な当該事件の首謀者、実行犯並びに幇助者を起訴するため特別案件を立件した」と述べた。 彼は「これに関連し、当該訴訟案件は特別予審判事の任命、テヘランの検事補一人に対する特別任務、さらに国際事案調査特別法廷の設置と 全文をよむ
米国国務省イラン担当特別代表ブライアン・フックは、敵対政策をとるイランを非難しつつ述べた。「イラン経済制裁の目的は、当該国を罰することではなく、米国の国家安全保障のためである。」 ISNA通信(イラン学生通信)によると、フック特別代表はドーハ・フォーラムに出席するためにカタールに渡航していたが、アルジャジーラのインタビューにこう述べた。「イランが自身の敵対的な活動を止めた場合、我々は制裁を解除し、外交関係を再開する準備をするだろう。」 同氏は、イラン当局が彼らとの交渉ではなく 全文をよむ
イランの外務事務次官セイイェド・アッバース・アラーグチー氏は、「イランは、日本の船舶の安全保障の支援を目的とした中東への自衛隊派遣計画に反対である」と表明した。 IRNA(イスラーム共和国通信)によると、政務担当外務次官として東京を訪問したサイード・アッバース・アラーグチー氏がNHKの取材に対し、「イランは、日本の最終決定に期待している。しかし、いかなる外国軍であろうもこの水域への派遣は、平和や安全保障、また安定強化の助けになるとは信じていない。」と述べた。 アラーグチー氏は 全文をよむ
レバノンの「自由愛国運動(ペルシア語原文では自由国民潮流)」はサアド・ハリーリー氏 を激しく非難しながら、彼がレバノンの首相職の空席を埋めるのを阻止しようとし、ムハンマド・サファディ氏が首相就任を辞退するに至った責任者とみなした。ハリーリー氏の事務所はこれを否定している。 RTを引用したイスナー通信の報道によると、レバノンの「自由愛国運動」は次の声明を発表した。「レバノン首相サアド・ハリーリー氏の政策は明白であり、彼自身が首相になることを望んでいないだけではなく、他の者が組閣者に任命さ 全文をよむ
イラン・イスラーム共和国外務省報道官サイード・アッバース・ムーサヴィー氏は述べた。「イランは常に国民の利益と安全のために、イスラーム法上の義務に基づいて人権に配慮している。」 IRNA通信の報道によると、ムーサヴィー氏は木曜日の夜、国連総会第三委員会でのイランに対する人権に関する決議の可決に対して、この決議をその発議者のダブルスタンダードと偽善を反映するものであるとみなし、それによりこれは合法性や信用に欠けると見なした。 ムーサヴィー氏は以下のように続けた。「この決議の発議者 全文をよむ
イランは国際海事機関(IMO)に書簡で3隻の自国タンカーが攻撃されたことを伝えた。 ファールス通信によると、ある米紙は、イランは書簡を通じて3隻の自国石油タンカーが過去6か月間に紅海で攻撃されたことをIMOに伝えたと主張した。 ウォールストリートジャーナルは、イラン・イスラーム共和国は先週(10月30日)IMOに送付されたこの書簡の中で紅海における貿易航路は安全ではないと主張した、と報じた。 同紙がこの書簡に基づき報道したことによると、最初の攻撃は4月1日に起き 全文をよむ
クウェート外務副大臣は、同国がサウジアラビア、バーレーン両政府当局に宛てたイランのメッセージを両国に伝えたと発表した。 タスニーム通信によると、クウェート外務副大臣ハーリド・ジャールッラー氏は昨日、同国がサウジアラビア、バーレーン両政府に宛てたイランのメッセージを伝達したと公表した。 同氏は、「クウェートは事実として、このメッセージを兄弟たち(サウジアラビア国民、バーレーン国民)に伝達した。このメッセージはペルシア湾岸の情勢に関するもので、未だメッセージに対する返答は得られて 全文をよむ
[ハムシャフリー電子版]トルコ、イラン暦メフル月17日(西暦10月9日)にシリア北東部クルド人勢力に対し「平和の泉」と名付けられた軍事作戦を開始した。 ガーディアン紙によると、トルコ共和国レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は水曜日、ツイッターで、「トルコ軍はシリア国軍と共にたった今、シリア北部のPKK/人民防衛隊とISISに対して平和の泉作戦を開始した。我々の任務は、わが国南部の国境にテロ回廊が構築されることを防止し、地域に平和を取り戻すことである。」と発表した。 シリ 全文をよむ
[ハムシャフリー電子版]米国のマイク・ポンペイオ国務長官はイタリア外遊中に、同国がイランの航空会社、「マーハーン航空」に対して制裁を科すよう圧力をかけた。 ファールス通信によると、伊外相は米国による圧力の後、早期にマーハーン航空がイタリアにアクセスすることを禁止することになるだろうと発表した。 イタリアを外遊したポンペイオ国務長官は木曜日に、イタリア政府がマーハーン航空に対して制裁を科すよう圧力をかけることに努めた。 ポンペイオ氏は木曜日にイタリアのルイジ・ディマイ 全文をよむ
【国際部】ターリバーンの最高幹部はパキスタンの高官らとの会談で、ドナルド・トランプ氏が3週間前に中止を発表した米国との和平交渉の再開を試みるため、昨日イスラマバードを訪れた。 パキスタンの日刊紙『パキスタン・トゥデイ』によると、ターリバーンは同集団の政治委員会の議長である、ムッラー・アブドゥルガニー・バラーダルが率いている。 この会談のプロセスに関わっていたパキスタンの一部の当局者は、「ターリバーンは、パキスタンのイムラン・カーン首相から今回の会談の提案を受けると、すぐに訪問 全文をよむ
インテルファクス通信は露大統領が「カスピ海の法的地位に関する協定」に署名したと報じた。 インテルファクス通信によると、ロシアのウラディーミル・プーチン大統領は本日(火曜日)、カスピ海の天然ガス・原油といった資源の分割方法を明確にする「カスピ海の法的地位に関する協定」に署名した。この協定の草稿は昨年、イランとロシア、及びカスピ海に面した旧ソ連4カ国が参加した会議で準備された。 ロシアとその他の国々は、この協定に署名することでエネルギー資源の更なる利用や、ガスパイプライン・プロジ 全文をよむ
ハムシャフリー電子版:アフガニスタン選挙管理委員長は同国全土で行われた第4回大統領選挙が成功裏に終了したと発表した。同氏は今回の選挙が過去18年間で最も成功したとしている。いくつかのメディアは投票所において開票作業が始まったと報じている。 IRNA通信によると、ハワーアラム・ヌーリスターニー氏はカーブルで行われた記者会見で、17時をもって第4回アフガニスタン大統領選挙の投票が成功裏に終了したと述べ、全国4500の投票所のうち、98%で投票が実施されたと発表した。 ヌーリスター 全文をよむ
アフガニスタン前大統領のハーミド・カルザイ氏はAP通信の取材に対し、今回の選挙はアフガニスタンを不安定化させる可能性があると述べた。 カルザイ氏は、「私は選挙の代わりに和平交渉を始めなければならないと考える」との意見を述べた。 カルザイ氏は米国とターリバーンの交渉の再開を望む人物の一人であり、同氏は米国・ターリバーン間であれ、ターリバーン・アフガニスタン間であれ、和平交渉を再開することが最善の道であると信じている。 カルザイ氏は、「アフガニスタン人たちは戦争から脱出 全文をよむ
共同通信は、日本の安倍首相のニューヨーク外遊において、日米貿易とイランが同氏の議論する主要な問題の一つになる見込みであると報じた。 共同通信の報道によると、安倍晋三首相は今朝(月曜日)、国連総会に出席するため、ニューヨークに向けて出発した。同氏は今回の外遊中にドナルド・トランプ米大統領と会談する予定である。 日米貿易が安倍・トランプ会談で話し合われる主要な問題であるとみられるが、イランについても安倍首相の重要な議題である。 テヘラン・ワシントン間の緊張はトランプ氏が 全文をよむ
ハムシャフリー電子版:ロシア外務省はイラン中央銀行に対する米国の新たな制裁は違法であると表明した。 スプートニク通信を引用したイラン学生通信によると、ロシア外務省はイラン中央銀行に制裁を科すという米国の敵対的な措置が違法であるとした上で、これらの制裁に関わらずイランの諸銀行との協力を続けていくと発表した。 イラン学生通信は、ドナルド・トランプ米国大統領が金曜日にイラン中央銀行に対する制裁を科すと発表したと報じている。 スティーヴン・ムニューシン米国財務長官はこれに関 全文をよむ
イエメン武装勢力の報道官は同国のドローンの力の驚くべき真実を明らかにした。 YJC通信の報道によると、イエメン武装勢力の報道官ヤフヤー・サリーはラアイ・アルヤウム新聞の取材に対し以下のように述べた。 「ブカイク(アブカイク)とフライスに攻撃を行った10機のドローンはイエメン製であり、イエメン領土から飛行したものである。このドローンはジェットモーターを装備しており、サウジアラビアのレーダーがどれだけ先進的なものであっても探知することができない物質で製造されている。このドローンを管理す 全文をよむ
中国外務省報道官は「アメリカはイランへの圧力と制裁行使を中止すべき」と述べた。 ファールス通信によると、華春瑩(か・しゅんえい)中国外務省報道官は月曜、アメリカの対イラン政策を批判し、ワシントン(アメリカ政府)はテヘラン(イラン)への圧力をやめるべきであると述べた。 AFP通信によると、華報道官は北京での週定例記者会見において、「アメリカは一方的な対イラン制裁や、厳しい圧力に代表される誤ったアプローチをやめるべきである」とし、続けて「同時に、この合意の全当事国は自ら、合意を完 全文をよむ
ウィーン市長は、「イランに対するアメリカの一方的な制裁があろうと、ウィーンによるテヘランとの都市開発の協力関係の発展や拡大には大きな可能性と関心が存在する」と述べた。 ミヒャエル・ルドヴィク市長は、木曜にウィーン市庁舎で行われたテヘランのピールーズ・ハナーチー市長との会談で次のように表明した。「二つの首都の関係において、人々の日常に困難が見受けられるが、国際的なイデオロギーや国際的な政治の争いとは無関係である。」 ハナーチー市長は、先週月曜夜に行政と議会の長として国際連 全文をよむ
【ハムシャフリー電子版】日本は、ワシントンが要請しているペルシア湾とオマーン海における治安維持を目的とした有志連合への参加について返答をする前に、イラン・アメリカ間の緊張緩和に向けて、必要とされるあらゆる努力を行うと発表した。 ユーロニュース(Euro News)によると、この日本政府の立場は、米国が日本に対し、海上自衛隊[訳注:原文では日本海軍と表記されている]を、イラン・イエメンの海上の国境における戦略的水域を防衛するための有志連合に参加させるよう要請している中で審議されてきた。 全文をよむ
南米とEU(欧州連合)の自由貿易協定(FTA)は、完全に実行される前に、特に自然環境への配慮の点から多くの抗議に直面している。 ユーロニュース(euronews.)によると、この自由貿易保護における協定は、6月28日金曜日に欧州連合とメルコスール(Mercosur)と呼ばれる南米南部共同市場のメンバーである南米のいくつかの国との間に締結された。欧州と、メルコスールを創設したアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの4カ国との協議は何年も前から行われていたが、欧州と米国間の経済問題 全文をよむ
国連事務総長はイランによるアメリカ無人偵察機撃墜と緊張の高まりを受け、両国に自制を求めた。 イラン学生通信(ISNA)によると、当地域の情勢の混迷を受け、アレッサンドラ・ヴェルーチ国連報道官はアントニオ・グテーレス国連事務総長の発言を引用し、次のように述べた。「事務総長は、ただ一つ重要な勧告を行った。それは平和の維持である。」 国連事務総長はこう述べている。「両国は最大限に自制しなければならず、無人機撃墜事件による影響で高まった緊張の拡大を留めなければならない。中東地域 全文をよむ
モハンマドジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、「包括的共同作業計画(JCPOA)における第二の措置はティール月16日[訳注:2019年7月7日]から講じられる」と述べた。 イラン学生通信(ISNA)によると、ザリーフ外相は本日ホルダード月31日[6月21日]金曜日の正午、イラン・トルコ戦略立案委員会の合同記者会見で、集まった記者らに対し、両国大統領の取り決めにより二年に一度、両国外相が戦略案を検討するとした上で、「今回の会議では、計画案について検討がなされ、二年間の両国の協力を確認す 全文をよむ
アメリカ連邦航空局が同国航空会社に対し、当面のオマーン湾とホルムズ海峡上空の飛行自粛を要請した後に、航空各社の一部が飛行ルートを変更した。 本紙ファールス支局によると、米連邦航空局は同国の航空各社に通達し、次の通達があるまでオマーン湾とホルムズ海峡上空の飛行自粛を求めた。 これに基づき、アメリカ以外の一部の航空会社も飛行ルートを変更したり、ホルムズ海峡とオマーン湾上空の通過を取りやめたりした。 各社は、KLMオランダ航空やユナイテッド航空と同様に、現在飛行ル 全文をよむ
ロシアのプーチン大統領は、対イラン経済制裁が不当なものであると言及し、「もしアメリカが対イラン軍事行動をとった場合、中東地域に悲劇的結果をもたらすだろう」とした。 スプートニク通信のアラビア語報道を引用したISNA(イラン学生通信)によれば、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領がTV番組「ダイレクト・ラインПрямая линия」に出演し、「米国の対イラン軍事攻撃は、中東地域にとって悲劇的なものとなる。なぜならこの問題は、暴力の増加に加え、地域の難民増加にもつながるからだ」と 全文をよむ
ロウハーニー大統領:イランと中国のアメリカ第一主義に対する抵抗はアジアと世界の利益のためである。 ハムシャフリー・オンライン:ロウハーニー大統領はキルギスのビシケクで第19回上海協力機構首脳会議に合わせて中国国家主席と会談し、2国間合意事項履行の方策に満足を示しながら「中国との関係は常にイランにとって戦略的友好関係であったし、これからもあり続けるだろう。」と強調した。 イラン学生通信によると、ハサン・ロウハーニー大統領は、イランは核合意における自国の履行義務を厳守してきたが、 全文をよむ
ロウハーニー大統領はこの地域におけるイランとロシアの関係を、実例となるべきものであり、経済・政治・国際の全ての分野において拡大していると見なし、以下のように強調した。「今日、当地域への外国からの干渉とアメリカによる非合法的制裁が地域の安定と協力状況を困難にしている中で、両国のためにイラン・ロシア間の関係を深め発展させ、この地域を安定させ発展させることは重要である。」 ISNA(イラン学生)通信によると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモサルミーン[訳注:「アーヤトッラー」よりも1ランク下 全文をよむ
中国外務省は、本日金曜日、オマーン湾での戦争勃発を誰も望んでいないと表明し、すべての関係国に対して自制と対話による問題解決を求めた。 イラン学生通信によると、中国外務省の耿爽(こうそう)報道官は、「中国政府は、中東の緊張拡大を懸念している」と述べた。 彼は北京での記者会見で、「どの国もオマーン湾での戦争勃発を望んでおらず、このようなことは誰の利益にもならない」と述べた。 さらに耿爽氏は、「中国は、すべての関係国に対して対話による問題解決を求める」と述べた。 全文をよむ
さらに「アメリカはイランと誠実な会談をする準備ができている」という安倍首相の発言に触れ、「我々はその言葉を全く信用していない。なぜなら、誠実な会談とは、トランプのような人間からが持ち出されるものではないからである。」と安倍首相に伝えた。 またハーメネイー師は「米国当局者の中に誠実さはほとんどないに等しい。」と強調した。 ハーメネイー師は安倍首相に対して、「トランプ氏は数日前にあなたと会談をし、その中でイランについても協議していた。しかし、彼は日本から帰国後直ちに、イラン 全文をよむ
2019年6月13日の午前、イランの最高指導者ハーメネイー師は日本の安倍晋三首相と同行使節団と会談し、以下のように強調した。「イランはアメリカを一切信用しておらず、我が国はイラン核合意におけるアメリカとの過去の交渉の苦い経験を決して繰り返すことはないだろう。というのも寛大で賢明な国家は圧力を前提とした会談を受け入れはしないからだ。」 この会談の始めに、安倍首相はハーメネイー師に対して、「私はアメリカのトランプ大統領からのメッセージをあなたに渡すつもりである。」と伝えた。 そ 全文をよむ
イランは日の照らす国日本の総理を迎える。古くからある大陸の東にあり、数千年に及ぶ長い歴史を持つ日本は、歴史的に最も重要な文明国の一つであり、経済や産業、特に近代的な技術と知的・技術的領域における革新といった様々な分野において世界で最も影響力のある国の一つと見なされている。イランもまた巨大な文明と偉大な文化を有するとともに、地政学的に重要な位置を占めており、西アジアにおいて歴史的、地理的、文明的に日本と対を成す国と見なされている。歴史的、文化的、経済的、戦略的に重要で偉大なこの両国のバランスは常に 全文をよむ
ロウハーニー大統領は「アジアにおける交流と信頼醸成」会議に参加するため、今年6月14日にタジキスタンの首都ドゥシャンベを訪問する予定だ。 ファールス通信ドゥシャンベ支局の報道によると、イランのハサン・ロウハーニー大統領は、タジキスタン大統領の招きにより、2019年6月14日「アジアにおける交流と信頼醸成」に関する会議に出席するためタジキスタン首都ドゥシャンベを訪問する。タジキスタン外務省メディアセンターの発表によると、この会議へのイラン大統領の出席は、タジキスタンのスィラージュッデ 全文をよむ
パレスチナ人拘禁者・元拘禁者総務委員会の幹部がエイデ・フェトル(訳注:断食明けの祭)に際して拘禁者に関する最新の統計を発表した。それによると5000人を超えるパレスチナ人拘禁者がシオニスト体制の刑務所に収容されている。 ファールス通信によると、パレスチナ人拘禁者・元拘禁者総務委員会のアブドゥルナーセル・ファルヴァーネ研究・調査部長は、「男女5800人のパレスチナ人がシオニスト政権の刑務所に収容されている。」と発表した。 マアン通信社の報告に基づいて、ファルヴァーネ研究・調査部 全文をよむ
フェイスブックとツイッターが、イランに関連するユーザーアカウントを削除した。 親イランを理由として、フェイスブックは51のユーザーアカウントを自社のプラットフォームから削除し、ツイッターも2800のユーザーアカウントのネットワークを削除した。 ドイチェ・ヴェレを引用したメフル通信の報道によると、フェイスブックとツイッターはイランに関連するユーザーアカウントを削除したと公表した。 ソーシャルネットワークのフェイスブックは、自社プラットフォーム上の51のユーザー 全文をよむ
ハムシャフリー・オンライン:あるヘブライ語のメディアが、シオニスト体制外務省のものとされる文書に基づき、「世紀の取引」の詳細を明らかにしたが、それによると、新生パレスチナ国家は軍隊や武器を保有せずに形成されるという。 スプートニク通信[訳注:ロシアの通信社]を引用したイスナー通信によると、ヘブライ語紙の「イスラエル・ハヨム」は、シオニスト体制外務省の文書に基づき、「世紀の取引」と名付けられた、パレスチナとイスラエルに対する米国の和平案の完全な詳細を明らかにした。 同紙は以下の 全文をよむ
アフガニスタンの政府及び市民社会の代表と、ターリバーンによる全アフガニスタン対話会議は金曜日(ハマル月/ファルヴァルディーン月30日)[訳注:西暦4月19日]に始まる予定であったが、アフガニスタン大統領がこの会議への参加者名簿に関してカタール政府に異議を申し立てたため、中止された。 ユーロニュースによると、アシュラフ・ガーニーアフガニスタン大統領は、ある報道発表において会議中止の理由を説明し、「カタール政府はアフガニスタン政府と様々な政治勢力諸派の合同の参加者名簿の代わりに、新たな参加 全文をよむ
アントニオ・グテーレス国連事務総長は、米国の意向に反し、占領されたゴラン高原はシリアの領土であると改めて強調した。 エジプトのアッシャルクル・アウサト[訳注:原文では通信社とされている]の記事を引用したIRNAによると、グテーレス国連事務総長は水曜日に行われたサーメハ・シュクリ・エジプト外相との記者会見で次のように述べた。「国際連合は、ゴラン高原をシリア領の一部であると見做している。国連は、シリアの領土、とりわけ、占領されたゴラン高原におけるシリアの主権に敬意を払う必要があると強く 全文をよむ
外務省はパレスチナの日に際して声明を発表し、「地域における恒久的平和構築は、パレスチナの占領を解消し、難民の全てが帰還して、国民投票に基づいてパレスチナの将来の体制を決定するまで、抵抗運動を行うことによってのみ実現可能である。」と提起した。 我が国の外務省はヨウム・ル=アルズ[訳注:アラビア語で「土地の日」、(1976年にイスラエル国内で行われたパレスチナ人の土地接収の際の衝突で、イスラエル国籍のパレスチナ人6人が射殺され、100人を超える負傷者を出した事件の記念日)]、パレスチナの土 全文をよむ
外務省のバフラーム・ガーセミー報道官は、イラクのモスルで起きたテロ事件を断罪しながら、次のように述べた。「イラクの国家や政府に対して[訳注:ISつまりダーイシュが]敗北したことにより、小規模なテロ集団が報復を画策するだろうが、速やかに恒久的に中東から一掃されることになろう。」 我が国外務省よると、ガーセミー報道官は、イラクのモスルで起きた無辜の民を殺傷した卑劣なテロ事件を断罪し、イラク政府と国民、および事件の犠牲者の家族に哀悼を意を表した。 同報道官は、この事件を恥ず 全文をよむ
SWIFT(国際銀行間通信協会)のCEOゴットフリード・ライブラント(Gottfried Leibbrandt)の言によると、イランの一部の銀行から世界の銀行間通信システムを遮断されることになる。 イラン学生通信(ISNA)によれば、ライブラント氏はパリにおいてイランの一部銀行が、世界における信頼される銀行間通信であるSWIFTのシステムを利用できなくなると発表したと、ロイター通信が言及しているという。 彼は、イラン・イスラム共和国に対するアメリカ合衆国の敵対的制裁が再 全文をよむ
フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣はサウジアラビア人記者ジャマール・ハーショグジーJamāl Khāshoqjī氏[訳注:日本の報道では「カショギ」と記述]の殺害を凶悪犯罪と呼んだ。 スプートニク通信によれば、ル・ドリアン仏外相の声明は、チュニジアの首都チュニスにおいて、ハマイエス・ジヒナウイ同国外相との合同会見で発表された。 ル・ドリアン外相は、次のように述べた。「ハーショグジー氏の殺害は凶悪犯罪である。この事件の真相を解明しなければならない。」チュニジア外 全文をよむ
アメリカ政府の要請に基づき、圧制的・不法な制裁を理由にして世界各国で非合法に逮捕、拘束されたイラン人被収容者【訳註 7月2日に拘束されたイラン人外交官】の家族の一団が、今朝イラン外務大臣と面会し、彼らの逮捕状況とその後の追跡調査に関して話し合いがなされた。 オンラインニュースによる記事からジャーメ・ジャム・オンラインが報告するところによると、この囚われの同胞たちの家族とのテレカンファレンスによる面会において、逮捕状況と、先行する障害についての報告が為された。 この一連の面会に 全文をよむ
トルコの与党は、ビナリ・ユルドゥルム氏を議長候補者として推薦した。 与党公正発展党の党首ナージー・ベスタンジー氏とその党員たちは、ビナリ・ユルドゥルム氏をトルコ国会議長の候補者として推薦した。 アナトリア通信から引用したISNAの報道によると、ベスタンジー氏は報道陣を前に「国内法に基づいて、国会議長選挙が7月12日(イラン暦4月21日)に行われる」と発表した。続けて、「議長選の手続きは長くかからないだろう」と述べた。 ユルドゥルム氏も報道陣に対し「神がお望み 全文をよむ
トルコメディアによると、同国北西部で発生した列車脱線事故による被害の増加により、少なくとも24人が死亡、数十人が負傷した。 ファールス通信によると、月曜日(9日今日)の共和国大統領就任宣誓式が準備される中、同国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が北西部[訳注:原文は南西と誤植]で発生した凄惨な列車脱線事故に関して声明を発表した。 トルコ北西部で362人の乗客を乗せた列車が脱線し、10人以上が死亡し73人が負傷したとトルコメディアが伝えたのは、日曜日の夜であった。 全文をよむ
レバノンでの最新の選挙に関して、イラン革命防衛隊ゴドス軍司令官ガーセム・ソレイマーニー少将[訳注:少将は現在のイランにおける軍の最高位]から「ヒズボッラー[アラビア語発音ではヒズブッラー]が初めてレバノン議会128議席のうち74議席を獲得し、1抵抗政党からレバノンの抵抗政府に変わるという大勝利を収めた」と発表があった。 ファールス通信によると、ソレイマーニー少将は、最近のレバノンでの選挙が一般投票であったことに触れ、「シリア、レバノン、イラク、イエメンそして中東ですべてのものがヒズ 全文をよむ
セイエド・アッバース・アラーグチー法律・国際問題担当外務次官は、「ネタニヤフ首相は滑稽で子供じみたショーをやっていた。そういったものは何年も前に見ており、この前は地下組織が工作していた」と主張した。 メフル通信によれば、アラーグチー氏は、ネタニヤフ首相の声明と、イランに秘匿された核開発計画が存在するという彼の主張に対し、「ネタニヤフ氏の行状は、子供じみた滑稽なショーであった。そういったものは何年も前から見てきており、前回は地下組織が工作していた」と語った。 アラーグチー 全文をよむ
サウジアラビアのアーディル・アル=ジュバイル外務大臣はベルギー外相との共同記者会見で、またもイランに対して根拠のない持論を繰り返した。 ミーザーン通信によると同外相は、お決まりの「イランは中東地域最大の脅威」という主張を繰り返した。 サウジ外相はこの主張について、イエメン軍にミサイルを供与しているのはイランであると非難し、「レバノン、イエメン、シリアでの軍事行動により、イランは中東地域最大の脅威となっている」と主張した。 また彼は、イランはサウジを攻撃させる 全文をよむ
パレスチナ自治政府が、原子力供給グループ(NSG)に加入した。 国際原子力機関(IAEA)パレスチナ代表のサラーフ・アブドゥルシャーフィー氏は、「パレスチナによるこの憲章への参加は、パレスチナの国際的責任と安全保障の強化を示すものだ」と述べる。 パレスチナの加入措置は、ドナルド・トランプ米国大統領がエルサレムをイスラエル首都として承認した後に採択された。 イラン学生通信(ISNA)はパレスチナのワファー(WAFA)通信社の報道を引用し、アメリカとイスラエルは、パレスチナ 全文をよむ
最高指導者へのソレイマーニー軍司令官の重要で歴史的な報告はアラビア語メディアに大きな影響を及ぼし、その一部では以下のように言及された。 【アル=ミヤーディーン・チャンネル】 レバノンにあるこのチャンネルは緊急ニュースで、最高指導者へのソレイマーニー軍司令官の重要な報告の一部に関して伝えた。「ソレイマーニー軍司令官はイランの最高指導者アーヤットラー・ハーメネイー師への報告で、シリアとイラクでのISに対する勝利に祝辞を述べた。」 アル=ミヤーディンは、また、以下のことも強調し 全文をよむ
イラン革命防衛隊司令官ハーッジ・ガーセム・ソレイマーニー少将によるシリアとイラク内のテロリスト組織IS(ダーイシュ)根絶に関する最高指導者への報告は、アラビア語メディアに大きな反響を及ぼした。 メフル通信からの引用による本紙の報道によると、背教者テロリズムとの戦闘とIS支配の終焉にまつわるイラクとシリアのイスラーム抵抗前線の歴史的な勝利は、[訳注:イラク国境にあるシリアのユーフラテス沿岸都市]アブー・カマール市において米国とイスラエルが支援したこのグループの旗を引きずり下ろしたこと 全文をよむ
イスラーム議会(国会)国家安全保障・外交委員会のへシュマットッラー・フェラーハトピーシェ議員は、米国によるイラクのイランからの離間工作、イラク=サウジ間の友好回復政策について触れ、次のように述べた。「サウジアラビアは、中東地域の米国の走狗として背教者たるテロリストたちを支持し、イラクの敵意と不興を買ってきた。したがってイラクとサウジの融和は実現されないだろう。」 フェラーハトピーシェ氏は、本紙の取材に対し、イラク首相と米国務長官がサウジアラビアを同時訪問し、米国政府が中東におけるイ 全文をよむ
【イラク中央政府に対するクルド自治区住民投票の影響】 イラク・クルド自治区住民投票は自治政府自身、またこの地域に住んでいる人々を厳しい困難に直面させているが、その悪影響はイラク中央政府、そしてそれ以上にイラク・クルド自治区周辺地域にも脅威を与えている。 イラク中央政府はハウィージャ、キルクーク、ハーナキーン、サラーフッディーン県、アンバール県、ニネヴェ県の一部にいるダーイッシュ(ISIL)の残党との戦闘を続けており、自治政府の予想される安全保障的、政治的行動も考慮し、領有 全文をよむ
アルビールにあるクルド自治政府が、昨日クルド自治区で住民投票が行われたことで発表したのは76%の有権者が参加したという結果だけだ。またその最終結果を48時間以内、つまり木曜日に発表すると約束した。 本紙によれば、マスウード・バールザーニー氏[訳注:クルド自治区の代表]が、この住民投票を実施したことで、自治政府とイラク中央政府、そしてクルド自治区周辺地域の関係を複雑な状況に置くことになったのは明らかだ。 【自治区の住民投票の成り行き】 1. クルド自治区独立に向け 全文をよむ
トルコ大統領は、イラク北部のクルド国家設立についてはイスラエルのみが支持していると述べ、イラクからクルディスターンの分離を問う住民投票は、違法であり信頼できないものであると強調した。 ファールス通信から引用した本紙によると、トルコ大統領レジェップ・タイイップ・エルドアン氏は、今日(25日月曜日)、「イラクのクルディスターンの[訳注:イラクからの]分離独立住民投票は受け入れられないもので、認められることはない」と述べた。 エルドアン氏はイスタンブールでの演説の間に、クルデ 全文をよむ
マフムード・ヴァーエズィー大統領府長官は、アメリカがイランの軍事施設の査察を要求してきた件につき、「米国新政府は、[核合意文書である]包括的共同計画JCPOAの中身を理解していない」と述べた。 メフル通信によるとヴァーエズィー氏は、米国が[イランの]核施設の査察と軍事施設の査察との間に違いはないと表明したことに対し、このように反論した。「私の見解ではJCPOAにおいて全てが明らかになっており、全ての段階を踏んでいる。」 同氏は、次のように強調した。「米国新政府は、JCP 全文をよむ
パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領は、公邸であり迎賓館でもあるラーマッラー[訳注:またはラマッラー、パレスチナ自治政府の首都にあたる]のサルダー宮殿を、パレスチナ国民事務局に改めた。 パレスチナ経済開発評議会(ベクダール)代表で、この公邸の建設監督者のムハンマド・シュタイェMohammad Shtayye氏は、この決断がパレスチナにおける同胞の間で初めてのものであると強調した。 同宮殿は、広さ4千7百㎡以上あり、ラーマッラーの北にあるサルダー村の西の端に位 全文をよむ
世界第三位の経済規模を誇り、ヨーロッパ輸出市場第七位である日本は、欧州連合EUとの貿易自由化協定に大筋合意へ至った。この二つの経済勢力は、世界の40%の貿易を掌握している。 日本政府とEUは、木曜日、貿易自由化協定締結に向け基本合意に達した。この協定の締結がなされた場合、関税が撤廃され、日本とEU加盟国の取引総額は著しく底上げされることになる。 ドイツの報道によれば、多くの専門家たちが、この協定合意について米国大統領ドナルドトランプ氏の経済政策に対しての意趣返しの意味も 全文をよむ
ドイツのフランク=ヴォルター・シュタインマイアー連邦大統領が、アフガニスタンを訪問した。ドイツ大統領のアフガニスタン訪問は、警備上の理由から事前告知されなかった。シュタインマイアー氏は、マザーリシャリーフ市[訳注:アフガニスタン北部の都市]において同市駐留ドイツ兵を観閲した。 ドイツ政府広報の発表によると、シュタインマイアー氏はこれまで、同国外相としてアフガニスタンを7回訪問している。今回は、ドイツ大統領として初のアフガニスタン訪問となる。 ドイツ連邦大統領機は木曜日( 全文をよむ
ドイツでのG20の会議に向かうロシア大統領ウラジーミル・プーチンを乗せた飛行機は、NATOの一員であるポーランドと、バルト三国の上空を避けて飛行し、約500キロメートル(300マイル)を遠回りした。 飛行追跡から判断すると、ロシア政府専用機はモスクワからハンブルクまでウラジーミル・プーチン大統領を乗せて、ベラルーシとポーランドの上のまっすぐな進路を外れた。 ウェブサイトのフライトレーダー24の情報に基づくと、ロシア大統領の飛行機(イリューシンIL-RA96022)はバル 全文をよむ
現在、日本とEUは来週にも互いに自由貿易協定の合意を締結することとなっており、この協定については、アメリカ大統領ドナルド・トランプに対する挑戦状であると解釈されている。 AP通信を引用したメフル通信には、セシリア・マルムストローム貿易担当欧州委員の発言は、「日本=EU間自由貿易の合意は、世界の一部の国で進められている保護主義に対する挑戦状でもある」というものだったと記されている。 同氏はこのように述べている。「両者の4年に渡る交渉を経て、日本=EU間自由貿易の合意は来週 全文をよむ
ロシアとウクライナの企業や銀行が広範囲にハッキングされ、いくつかのサーバーがダウンさせられた。 ロシアのアル・ユウムを引用したアル・アーラムの報道によると、ロシアとウクライナの石油、通信、金融企業がランサムウェアPeytaへの感染ターゲットにされた。 ロシアの石油企業もまた、同社のサーバーが広範なハッキングをうけているとセキュリティ機関に訴えたことを発表した。 キエフにあるウクライナ最大の空港や、同国のいくつかの企業や銀行もまたハッキング攻撃にさらされた。報 全文をよむ
イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、「ヨーロッパは、ペルシア湾岸地域における対話の成立に卓越した活躍を果たすべき」と述べた。 ミーザーン通信を引用した本紙によれば、ザリーフ外相は、月曜日(6月26日)に欧州外交評議会の年次総会にて演説を行った。 彼は、現在ベルリンで開催中のこの会議で、以下のように述べた。「欧州連合(EU)は、他国の負担によって成功するものではない。イランはこのことをよく分かっている。」 ザリーフ氏は、「他国を不安定にした対 全文をよむ
トランプ米国大統領は、大統領に対する共和党と民主党の非協力的な態度を批判しながら、この国の統治システムには問題があると述べた。 ジャマーラーン・ニュースによると、トランプ大統領はFOXニュースTVチャンネルの独占インタビューで、同国の統治システムを批判しながら、同様に同国二大政党の民主党と共和党の相互不和についても非難した。 FOXニュースTVチャンネル司会者ピートは、共和党の医療保険政策について大統領に質問した。「大統領ご自身の医療保険政策に対するもっとも大きな障害物 全文をよむ
イラン国会議員のエスマーイール・コウサリー氏は、昨夜シリアのデリゾールに潜伏するシリアの過激派テロ組織「IS(ダーイシュ)」に対する革命防衛隊のミサイル攻撃が中東地域と世界へ向けたメッセージであるとして、次のように述べた。「テロリストとその支持者、特にアメリカ人は悪徳を犯し続ける限り、より重い報復を受けることになると思い知るべきだ。」 本紙取材に対するコウサリー氏の言によれば、イランは国の安全保障上のあらゆる脅威に対して、最も苛烈な手段をとるとして、「イラン・イスラム共和国は自ら手 全文をよむ
IAEA(国際原子力機関)の定例理事会が、ホルダード月22日(6月12日)の現地時間10時30分(テヘランでは13時)から、ウィーンにある本部で開会された。IAEA事務局長である天野之弥氏によるイランに関する新しい報告の調査がこの会議の議題となっている。 IRNA(国営イラン通信)によると、6月16日(金)まで続くこの会議は、記者の傍聴なしの非公開で開催されており、イランの核計画管理に関するIAEA事務局長の最新の定例報告が、審議対象となっている。 2016年度のIAE 全文をよむ
カタール政府はサウジアラビア・アラブ首長国連邦(UAE)・バーレーン・エジプトのカタールとの国交断絶の決定を「根拠のない主張に基づく理由なきもの」だとした。 カタールの官報を引用したイスラム共和国通信(IRNA)によると、カタール外務省はこの問題の通知に際して声明を発表し、このような国交断絶の決定について遺憾の意を表明したという。 同外務省は、このような措置は一般市民及び外国人の生活に何ら影響を与え得ないとして、カタール政府は、同国の社会や経済に悪影響を及ぼそうとするあ 全文をよむ
ロウハーニー大統領は、アサド氏との電話会談で米国によるシリアへの武力侵攻を糾弾しつつ、「イラン国民は、テロリズムとの戦闘とシリアの領土保全に、これまで同様シリア国民とともにあり続ける」と伝えた。 イラン国営通信(IRNA)によると、ハサン・ロウハーニー師(ホッジャトルエスラーム・ヴァル・モスレミーン[アーヤットラーの下位にあたるイスラーム聖職者の称号])は、昨夜(ファルバルディーン月20日[訳注:西暦2017年4月9日])シリア共和国のバッシャール・アサド大統領との電話会談で、アメ 全文をよむ
我が国(イラン)外相は、アメリカ新政権の打ち出したイラン人の同国入国禁止措置に対して反応を示した。 メフル通信の報道によると、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、ムスリムの米国への旅行を制限する米国政府の決定に関して、我が国外務省が昨日公表した声明のリンクを貼った、自身のツイッターのページで次のようにツイートした。「この措置は、イラン政府と対立しながらもイラン国民との友好を唱える米国当局の主張に根拠がないことを示した。イスラーム国家の国民を入国禁止とする米国の措置は、過激派へ 全文をよむ
テロリストグループ・ダーイシュ(IS)がシリアのラッカ県、タブカにあるユーフラテス川の3つのダム湖の閘門を開放し、数千ヘクタールの土地を水没させた。 IRNA(国営イラン通信)から引用されたジャーメジャム・オンラインの報道によると、ユーフラテス川の複数のダムの閘門開放により、下流地域の河川水位は前代未聞の水準にまで上昇してしまっている。 ここ25年間で前例のないこの水位上昇は、一部の地域では10メートルの高さにも及んでいる。 テロリストグループ・ダーイシュ( 全文をよむ
ザリーフ外相「あらゆるテロ組織と戦う必要がある」 イラン外相はモスクワ会談の結果を肯定的に評価し、「3ヵ国による今回の共同歩調によって、テロや暴力、過激主義に苦しめられてきたシリア国民の苦痛が可及的速やかに終わりを迎えることを、われわれは期待している」と述べた。 イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は〔ロシアの〕セルゲイ・ラブロフ外相、ならびに〔トルコの〕メヴリュト・チャヴシュオール外相が参加した三者協議の終了後、記者会見の場で、〔協議の中で〕行われた話し合いに 全文をよむ
【イラン紙2面】イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相、およびトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は各国の国防相を交えて、昨日モスクワで協議を行った。しかし、その前日の夜にアンカラで起きたロシア大使殺害事件が、この会議に関する報道をかき消してしまう格好となった。 〔三者協議の〕参加国の外相らによるバイ会談も同時に行われたこの会議の結果、8項目からなる声明文が採択された。そこでは、アレッポ(ハラブ)での停戦の実施プロセス、シリア全土における民 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者はさらに、「イスラーム共和国は地域で起きた一部の問題に巻き込まれているが、それにもかかわらず、パレスチナこそイスラーム世界の第一の問題であるということを、つねに、そして明確に表明してきたし、またこの問題で自分がすべきことをしっかりと実行している」とも述べた。 同師は、「パレスチナ各組織、ならびにアラブ人ウラマーや知識人、著述家たち」にはパレスチナ問題が各国の民衆の心の中に活き活きととどまるよう努力する義務があると指摘した上で、「パレスチナ問題こそが〔解決され 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイーは昨日(水曜日)の正午、パレスチナのイスラミック・ジハード運動の総書記ならびに随行団と会談し、その中で「パレスチナ問題を忘却させようと、シオニスト体制の支持者たちは執拗に危機を作り出しているが、それにもかかわらず、この高貴なる大地はパレスチナの国民ならびに各組織の抵抗と努力によって解放されるだろう」と強調した。 イスラーム革命最高指導者は、パレスチナ人の間にある信仰に根付いた〔闘争への〕意思および抵抗の精神を称賛した上で、「聖 全文をよむ
「フランス24」TVは、今日(17日月曜)のレポートで「イラク軍へのイランの財政支援と軍事顧問派遣は、モスル解放作戦における重要な要素となる」と述べた。 IRNAを引用した本紙によると、同TVは、「この軍事作戦において対ダーイシュ(IS)有志国連合軍の空軍とアメリカ陸軍特殊部隊7500名も加わった」と述べていたと言う。 最近の同軍による空爆は、米国の主導でファルヴァルディーン月(西暦3月20日~4月20日)にマフムールの西にある村のハシド・シャービ陣営に対して行われ、3 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】ジャーメ・ジャム・オンラインがタスニーム通信を引用して伝えたところによると、イラン・イスラーム共和国軍海上部隊第44艦隊は最近、国際的なミッションを遂行するべく、公海に向けて出航した。〔‥‥〕 このミッションでは、駆逐艦「アルヴァンド」や護衛艦「ブーシェフル」から成る第44艦隊はまず、アデン湾および戦略的に重要なバーボル・マンダブ(バブ・エル・マンデブ)海峡に向けて出航し、これまでつねに海賊たちの脅威に晒されてきた同海域を航行する商用船を守るために、し 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】最高指導者事務所所長は、「ダーイシュが必要としているものはサウジやカタールが保有するドル、ならびに〔その他の〕アラブ諸国のムスリム人民の財産からまかなわれている。もちろん、ダーイシュの根源的な資金源はアメリカだ」と述べた。 ジャーメ・ジャム・オンラインがタスニーム通信からの引用として伝えたところによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのモハンマド・マフディー・ゴルパーイェガーニー師は本日午後、〔エスファハーン州〕シャーヒーンシャフル・ミーメ 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】サウジアラビア政府の支援を受けているイエメン政府筋は対イラン・プロパガンダで、アンサーロッラー〔※反政権の立場を取るフースィー派のこと〕に武器を引き渡すために、イランの艦船40隻がイエメンの領海を侵犯したと主張した。 ファールス通信からの引用としてジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、サウジアラビアの支援を受けている一部のイエメン政府筋はイランに対するネガティブ・キャンペーンとして、アッシャルク・アルアウサト紙に約40隻のイラン艦船が水曜 全文をよむ
米国のジョン・ケリー国務長官は、「ロシアがアレッポへの攻撃を停止しない場合、モスクワとの協力を中止する」と強調した。 ジャーメ・ジャム・オンラインがアルマヤーディン・ニュース[訳注:レバノンのマスメディア]を引用して伝えたところによると、米国のケリー国務長官はロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との電話会談において、シリア情勢における同国とロシアの関係が悪化していることに強い懸念を表明した。 ケリー国務長官は、「ラブロフ外相に対し、我々は、シリアの住宅地域における焼夷弾とクラ 全文をよむ
【イラン紙4面】「難民・移民の大規模な移動に関する会議」〔※「難民と移民に関する国連サミット」のこと〕に参加するためにニューヨークを訪れているイラン内相はは、その傍らでスイス司法相、アルメニア外相、及び国連難民高等弁務官と個別に会談を行った。 イラン国営通信の報道によると、アブドッレザー・ラフマーニー=ファズリー内相はスイス司法相との会談で、次のように述べた。 イラン・イスラーム共和国が移民らを適切に受け入れ、また〔彼らの移動に対する〕管理政策を実施しているおかげで、彼らの 全文をよむ
【イラン紙2面】革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日(水曜日)、ミナーおよびマスジドゥル・ハラーム(アル=ハラーム・モスク)の惨劇で死亡した殉教者たちの遺族らと面会し、その中でこれらの事件でサウード家がみせた怠慢と無能ぶりは、二大聖地を管理する資格がこの呪われた汚らわしき家系にはないということを再度証明したと指摘した上で、「もし彼らが本当のこと言い、事件で彼らに非はないのであれば、イスラーム諸国による国際的な真相究明委員会に事の真相を間近から調査させ、真実を明るみに出させる許可 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】これまで幾度となくイランとイラン人を侮辱してきたサウジアラビアのワッハーブ派のムフティー〔※ファトワー(教令)を出す権限をもった人物のこと〕が、今度はメッカ巡礼についてのイラン最高指導者の声明に反発して、イラン人はムスリム(イスラーム教徒)ではなく、ゾロアスター教徒だと断じた。 ファールス通信の報道としてジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、イスラーム共和国指導者のアーヤトッラー・ハーメネイーがメッカ巡礼に関してメッセージを発し、その中で 全文をよむ
アメリカ合衆国国防総省の当局筋が、革命防衛隊の4隻の小型哨戒艇がホルムズ海峡付近で米海軍駆逐艦の航行を妨害したと主張した。 メフル通信を引用した本紙報道によると、米国防総省の当局筋が、イラン・イスラーム革命防衛隊の4隻の小型哨戒艇が火曜日にホルムズ海峡付近で米駆逐艦に対し航行妨害を行ったと主張した。 この米国国防当局筋は、匿名を条件に、「イランの小型哨戒艇の内2隻がミサイル駆逐艦USSニッツェの300ヤード(約285メートル)まで接近したが、このような行為は安全を無視し 全文をよむ
シャムハーニー書記の発言と時を同じくして、昨日米国務省のマーク・トナー報道官は記者会見で、ロシア戦闘機のイランからシリアへの出撃作戦が終了したことについて、様々な憶測が出ていることに答えるなかで、「我々は〔この件で〕ロシア外相と話をした。また国防総省の同僚たちは、この問題を注視しているところだ」と述べた。 ラーリージャーニー国会議長、国会議員からの「指摘」に回答 他方、昨日国会議長はシャムハーニー書記の発言とは明らかに異なる見解を表明し、ロシア戦闘機の飛行は停止していない 全文をよむ
【イラン紙3面】イランとロシア両政府の外交当局が月曜日に示したスタンスに対して多くのメディアが取った解釈は、「ハメダーン空軍基地からのロシア軍機の出撃は終了した」というものだった。これに対し国家安全保障最高評議会書記は、ロシア軍機は地上作戦計画に従って、先の木曜日にノウジェ基地を立ち去ったと発表した。 イラン国営放送通信の報道によると、アリー・シャムハーニー海軍司令官は、ロシア戦闘機の撤退は計画に沿ったものであり、他国の圧力によるものではないと述べ、イランとロシアの戦略的協力関係に関 全文をよむ
ハメダーンを飛び立ったロシア軍機、ダーイシュの陣地を攻撃 ロシア国防省は声明の中で、ロシアの爆撃機がハメダーンにあるイランの空軍基地から飛び立ち、戦闘が行われているハラブ(アレッポ)やイドリブ、デイルッズール(デリゾール)にあるダーイシュやアン・ヌスラ戦線の陣地を爆撃したことを発表した。 イラン学生通信が伝えたロシア国防省の声明によると、これらの爆撃機の攻撃により、これまでところシリア・ハラブ市近郊にある主要な武器庫5ヵ所が破壊されたという。これらの武器庫はテロ組織ダーイ 全文をよむ
シャムハーニー「シリアにおけるイランとロシアの協力は戦略的なもの」 【イラン紙2面】イランとロシアはシリアにいる武装テロリストとの戦いにおける協力関係で、新たな段階に入った。両者は互いに新たな協定を結び、これにもとづきロシアは自身の保有する爆撃機を、ハメダーンにあるイランの空軍基地に配備した。そしてこれらの爆撃機は同基地から、シリアにあるダーイシュの陣地を攻撃したのである。 国家安全保障最高評議会書記はこの新たな展開について説明する中で、テロとの戦いにおけるイラン・ロシア両 全文をよむ
アンバール県作戦司令部は、イラク軍が月曜日に同県の中心であるラマディー北部でザンクーラとブー・リーシャの2地区の解放作戦を開始したことを明らかにした。 ユーフラテス・ニュースのニュースバンクから引用したイラン国営通信の報道によれば、イスマーイール・アル=ミフラーヴィー司令官もまた、「この軍事作戦は、対テロ特殊部隊と警察戦術部隊の協力、及びイラク空軍と対ダーイシュ(ISIL)連合のサポートにより開始された」と報告したとのことである。 彼は「この作戦は、いくつかの幹線道路で 全文をよむ
イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、シリア危機について外交手段をもって解決する旨を表明した。「シリア危機を解決するための糸口は、イランの4つの計画にある。」 本紙によれば、我が国外相はノルウェー外相との共同記者会見において、次のように述べた。「シリア危機の解決とは外交であり、軍事的手段によってなされることはないだろう。」 ザリーフ外相は、ノルウェー外務大臣ボルゲ・ブレンデ氏との会談で、中東地域の問題についてこのように語っている。「軍事力もシリア危機解決 全文をよむ
【イラン紙20面】ターリバーンはついに、自身の指導者であったムッラー・アフタル・マンスールが殺害されたことを正式に認め、パキスタン・バルーチェスターン州の中心都市クウェッタで最近開かれたグループ内の秘密会議で、ターリバーンの新指導者として尊師ハイバトッラー・アーホンドザーデを選出した。同グループはまた、スィラージュッディーン・ハッガーニーとその息子ジャラールッディーン・ハッガーニー(ハッガーニー・ネットワークの指導者)、そしてムッラー・ウマル(ターリバーンの創始者)の息子ムッラー・ムハンマド・ヤ 全文をよむ
こうした中、〔‥‥〕アフガニスタンにおける〔武装〕民兵組織の活動へのリーダーシップをターリバーンが独占してきたことに対し、ダーイシュは挑戦状を叩き付けようと試みている。 ムッラー・マンスールはダーイシュに対して紛う方なき軍事行動を起こすよう、〔配下の〕ターリバーンに指令を出すことで、ダーイシュを排撃するためならばどんなこともするし、きわめて冷酷にもなれるということを証明してきた。〔‥‥〕いずれにせよ、ダーイシュは現在、昨年と比べてアフガニスタンにおいて弱体したと考えられている。〔‥ 全文をよむ
【マルドムサーラーリー紙14面:国際部】パキスタンのテレビは昨日(火曜日)、アフガニスタンの原理主義組織ターリバーンはおそらく、ムッラー・アフタル・マンスールの後継者を3日以内に指名するだろうと伝えた。すでにターリバーンの指導評議会が招集されたとも言われている。ターリバーン指導者ムッラー・アフタル・マンスールの後任としては多くの人物がいる。ターリバーン指導者は土曜日、アメリカの無人航空機の攻撃によってパキスタン領内のアフガニスタン国境付近で殺害された。ムッラー・アフタル・マンスールは2015年の 全文をよむ
ムッラー・マンスールはターリバーンの指導者としての地位に就くために、新指導者として一部の指揮官たちの支持を得ていた(とはいえ26歳と年齢が若いために経験が著しく乏しいという印象だった)、ムッラー・オマルの息子ムッラー・ヤアクーブを排除することに成功した。 〔とはいえ〕ムッラー・マンスールから1年以上もの間、ムッラー・オマルの死について騙され続けたと考えたターリバーンの一部のメンバーらは、彼に不満を抱いていたし、後継者指名についての必要な手順を守らなかったとして、彼を非難するメンバー 全文をよむ
【イラン紙20面】ムッラー・マンスールの死は、ターリバーンにとって大きな空白となるだろう。というのも、彼は紆余曲折を経ながらも、このグループにおける自身の地位を確固たるものにし、ムッラー・オマルの息子・兄弟をはじめとする、ターリバーン内の有力不満分子の一部を自身に帰順させることに成功していたからである。ムッラー・マンスールはまた、自身の指導に挑戦状を叩き付けていたムッラー・ムハンマド・ラスール指揮下の元ターリバーン・グループを黙らせることにも成功していた。他方、彼はアフガニスタン治安部隊に対する 全文をよむ
【イラン紙20面】約10ヶ月前、アフガニスタンのターリバーンの指導者・創設者のムッラー・ムハンマド・オマルの死亡に関する情報が露見したことで生じた混乱の中で、各メディアは同グループの新たな指導者に関して〔さまざまに〕報じ、〔最終的に〕ムッラー・オマルの後継者としてムッラー・アフタル・マンスールの名を伝えた——そしてそれは、ターリバーンの分裂の原因となる出来事でもあった。しかし、ムッラー・マンスールの指導期間は多くの紆余曲折を経つつ、一年にも満たないものであった。アメリカ国防省は、ターリバーン指導 全文をよむ
安倍昭恵氏「近い将来、私の夫(日本内閣総理大臣)がテヘランを訪問するでしょう」 1日の予定で開かれた、第1回「イラン・日本合同会議」が、「女性、平和、そして持続的発展」と題して、昨日、女性・家庭問題担当副大統領のシャヒードフト・モウラーヴェルディー氏や日本国内閣総理大臣夫人の安倍昭恵氏、法律・国際問題担当外務次官のセイエド・アッバース・エラーグチー氏、笹川平和財団代表の笹川陽平氏、環境庁長官のマアスーメ・エブテカール氏らの出席のもと、外務省政治・国際問題研究所にて開かれた。 全文をよむ
【イラン紙4面】昨日、イランと日本両国民の平和と友好を記念する木が、日本総理大臣の妻、安倍昭恵夫人によってパルディーサーン公園に植えられた。 イランと日本による初めての合同シンポジウム「女性、平和、持続的発展」に参加するためにイランを訪れた昭恵夫人は、昨日マアスーメ・エブテカール副大統領兼環境庁長官が見守る中、イラン・日本両国民の平和と友好の木として、オリーブの若木をパルディーサーン公園に植樹した。 エブテカール副大統領はこのセレモニーで、「今日、平和と友好の印として、安 全文をよむ
【イラン・オンライン】革命防衛隊マーザンダラーン州「カルバラー」部隊の広報・宣伝担当副司令官であるホセインアリー・レザーイー氏は、シリアに駐留していたマーザンダラーン出身の戦闘員らは全員、イランに帰国したことを明らかにした。 レザーイー氏は、聖地防衛にあたっていたマーザンダラーン州カルバラー部隊第25師団の戦闘員全員が帰国したことを発表した上で、「ハーン・トゥマーンでの軍事作戦では21名の負傷者が出たが、現在のところ、彼らの治療に問題は生じていない」と語った。 同氏はこれ 全文をよむ
シリア軍とその同盟軍は、アレッポ市の南部周辺地域のハーン・トゥーマーン地区周辺でこの地域を再び管理下に置くことを目指し軍事行動を継続している。 本紙の取材によると、ワールドネットの通信員が月曜日にアレッポから報告し、シリア軍の戦闘機と砲兵隊もこの地域にあるテロリストの陣地と要塞を標的としたという。 シリア軍は、ジャイシュ・アルファタ(征服軍)として知られる反体制分子による軍事施設への攻撃を受けて、いくつかの戦術的軍事作戦を実施した。 同時に、シリア軍のミサイ 全文をよむ
【イラン・オンライン】革命防衛隊ゴドゥス部隊の司令官の一人がシリアで殉教したことが報じられた。 セイエド・シャフィー・シャフィーイー司令官はオルディーベヘシュト月17日〔西暦5月6日〕、アレッポ州南方にある小都市「ハーン・トゥマーン」でタクフィール主義のテロリストらと戦闘し、神の嘉せし殉教を遂げた。 この殉教者はギーラーン州ルードバール県の出身で、殉教後の彼の遺体はタクフィール主義のテロリストどもの手に落ちた。 殉教者シャフィーイーは近年、司令官としてさまざま 全文をよむ
【イラン・オンライン:ミーザーン通信政治部】ハーン・トゥマーンの事件、そしてこの要衝をタクフィール主義者たちに占領させたアメリカの計略・策謀が、最近のメディアのトップニュースを飾っている。ハーン・トゥマーンは、シリアの二大都市であるアレッポとダマスカスの間にある戦略的都市であり、1394年エスファンド月(西暦2016年2/3月)にロシアとアメリカの間で結ばれた合意によって確立した停戦区域に位置している。この地域を侵略したタクフィール主義者らは、アメリカ、サウジアラビア、そしてトルコから、資金面お 全文をよむ
「ハーン・トゥマーンの悲劇」でのイラン人捕虜および殉教者数が発表 国会の国防部会長のエスマーイール・コウサリー氏は、ミーザーン通信政治部記者とのインタビューで、シリア・アレッポ地域で起きた「ハーン・トゥマーンの悲劇」について、「シリアとイラクで自分たちの目的が達成されないのをみたアメリカは、和平や停戦を提案した。そしてこの提案はロシアとの合意によって、ハーン・トゥマーンを含むシリアの一部地域で実現したのである」と述べ、さらに次のように付け加えた。 停戦に関して取り決められた 全文をよむ
国会の国家安全保障・外交政策委員会の報告者ノウザル・シャフィーイー議員は、米国がイランの資産を没収していることについて、次のように語った。「イランと国連、およびすべての国は、次に関して抗議の意を表明する。国内法を拡張して外国にまで適用することは、国際社会にとって深刻な懸念をもたらすだろう。このような拡大適用は、国際法に反している。」 シャフィーイー氏は本紙とのインタビューにおいて、米国によってイランの資産が押収されていることについて、本紙に対し次のように語った。「この件に関して米国 全文をよむ
ナウルはオーストラリアにほど近い、人口1万人ほど、面積21平方キロメートルの島国である。ボートに乗って違法にオーストラリアを目指す移民たちの多くは、「キャンベラ条約」にもとづき、ナウルにある拘置所に拘留される。 この事件の映像からは、23歳のイラン人男性が自らを何らかの液体で濡らし、ある場所に立って、何事かを叫んでいる様子が見て取れる。その後、炎は一群の人々によって消されるが、しかし火傷が頭部を含む全身に及んでいるのが分かる。ガーディアン紙の報道によると、彼はナウル共和国病院に運ば 全文をよむ
【マルドムサーラーリー紙5面】一人のイラン人避難民が、ナウル共和国にある居留施設で、過酷で劣悪な生活状況を理由に焼身自殺を図った。 イラン学生通信(ISNA)が英ガーディアン紙の報道として伝えたところによると、あるオーストラリアのメディアは昨日〔※2016年4月27日〕、「島嶼国ナウルにあるオーストラリアの拘置所において、一人のイラン人不法移民が移民生活に疲弊し、国連難民高等弁務官事務所の代表者らのいる前で自らに火をつけた」と報じた。 オーストラリアのピーター・ダットン移 全文をよむ
S-300ミサイル・システムの特性 「S-300」システムは第三世代のミサイル防衛システムであり、その設計・製造は1970年代の終わりにロシアで始まった。〔……〕 軍事専門家らは、S-300をアメリカの対ミサイル・システム「パトリオット」に匹敵するものであると評価している。S-300ミサイル・システムは 距離150キロメートル内、高度27キロメートル内を飛行する標的を撃墜することができる。このシステムはまた、同時に100もの標的を追跡し、かつ同時に12もの標的と戦闘と行 全文をよむ
しかし〔‥‥〕S-300の〔イランへの〕譲渡禁止の解除を命ずるクレムリンの命令を経て、イランへの同防衛システムの引き渡しのための新たな契約締結に向けた話し合いが、両国間でスタートした。この決定は我が国当局によって、あらゆる分野での協力拡大を目指す両国首脳の政治的意思の表れであると解釈され、より一層の軍事協力が継続される環境をも用意した。 そのため、こうした決定に対するアメリカ当局の立場が、イランの軍事・防衛能力の向上に対する懸念の表明と、それと同時に〔S-300の対イラン輸出は〕イ 全文をよむ
【イラン紙3面】イラン初となる対空防衛システム「S-300」が、大統領やイラン軍高官らが見守る中、「イスラーム共和国軍の日」に合わせる形でお披露目された。イランはこのシステムを手に入れたことで、最新鋭のミサイル防衛装備を有する限られた数の国への仲間入りを果たした。 この最新鋭システムを披露するパレードが昨日行われ、約10年前にイランとロシアの間で始まり、両国間の対立へと発展していった重要な武器取引問題をめぐるすべてのゴタゴタに、終止符が打たれた。この問題に終止符を打つには、時の経過以 全文をよむ
アリー・ジャンナティー文化イスラーム指導相は、以下のように述べた。「遺憾ながら、サウジアラビア政府はここ数か月におよび妨害行為を行っている。」 本誌の取材によると、ジャンナティー氏は、イラン商工鉱業会議所の朝食会において、次のように述べた。「我々は、本年度のハッジ・タマット[訳注:メッカ住民以外に課せられた義務としての巡礼儀礼、大巡礼]に関する交渉委員会をサウジアラビアへ派遣した。巡礼者たちを聖地メッカへ送り出せるように鋭意努力している。」 彼は、「遺憾ながらサウジアラ 全文をよむ
【イラン紙21面】イラン・イスラーム共和国の外交団はイスタンブールで開かれたイスラーム諸国外相会議で、サウジアラビアの破壊工作に毅然と異議を唱え、サウジのやり方がもたらす結果に警告を発した。 イラン国営通信(IRNA)が報じたところによると、イスタンブールで開かれたイスラーム協力機構(OIC)加盟国外相会議で、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、サウジアラビアと同国の一部の同盟国の支持によって提出された、イスラーム諸国首脳会議の声明文草案で、反イラン的な内容の条項が4項目、反レ 全文をよむ
【イラン紙21面】シリアで顧問として作戦実行中に殉教したイスラーム共和国軍のコマンド隊員4名に関する身元詳細が確認された。 タスニーム通信によると、シリア軍とともに無謬かつ清浄なる預言者一族の聖地〔※ダマスカスにあるゼイナブ廟のこと。ゼイナブは第三代イマーム・ホセインの妹〕を守るためにシリアに派遣されていたイラン・イスラーム共和国軍の軍事顧問4名が、過去数日間でタクフィール主義者のテロリストらによって殉教させられた。 殉教者モジタバー・ヤドッラーヒー・モンファレド少尉は1 全文をよむ
イラン・イスラーム共和国軍陸上部隊司令官は、「昨年のエスファンド月〔西暦2016年2〜3月〕、ダーイシュは我が国の国境地帯に侵入してきた。しかしそのまさに初っぱなに、自爆ベストを着用して侵入してきた2名のテロリストは、国軍陸上部隊によって殺害された」と述べた。 〔革命防衛隊が運営する〕タスニーム通信の報道によると、イラン・イスラーム共和国軍のアフマド・レザー・プールダスターン司令官は昨日開かれた記者会見で、国境地帯の最新の状況について、以下のように述べた。 〔‥‥〕現在、 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部副参謀長は、「何度も言っていることだが、ミサイル力について〔他国と〕話し合うことは不可能であり、それはイスラーム的イランにとってのレッドライン(冒すことのできぬ一線)である」と述べた。 ジャーメ・ジャム・オンラインがイスラーム革命防衛隊広報を引用して伝えたところによると、軍統合参謀本部の副参謀長(バスィージ・国防文化問題担当)のセイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官は、アメリカ国務長官がペルシア湾岸協力会議各国との会談後、「ミサイル 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン大統領はアゼルバイジャン/アルメニア両国の大統領と電話会談し、その中でイランには争いを解決する力があると指摘した上で、紛争の平和的解決の必要性を強調した。 ジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、ハサン・ロウハーニー大統領はツイッター上のメッセージの中で、アゼルバイジャン/アルメニア両国の大統領と電話で会談したことを明らかにした。 大統領はゼルバイジャン/アルメニア両国の大統領との電話会談の中で、イランには争いを解決する力 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム共和国治安維持軍の国境警備隊司令官は、イランとアゼルバイジャン/アルメニア両国の関係は良好だと指摘した上で、「国境警備隊は国境地域の安全と平和の確立に努力している。イランの国境地域に砲弾が数発着弾した問題については、両国に注意・警告を行ったところだ」と述べた。 ジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、イスラーム共和国治安維持軍国境警備隊のガーセム・レザーイー司令官はアルダビールおよび東アゼルバイジャン両州の国境地域を視察する中で、 全文をよむ
ウォールストリート・ジャーナルによれば、英国の外相もEU諸国の外相らは月曜日(昨日)にも、イランによる先のミサイル実験について検討を行うことになるだろうと指摘した上で、「確認しておかねばならないのは、我々のアプローチは、バランスのとれた合理的なものとなるということだ」と述べた。 ハモンド英外相は続けて、イランの地域政策に対して西洋が繰り出す根拠のない主張に依拠しながら、敵対的発言の中で次のように述べた。 同様に我々が明確にしておくべきは、イランがミサイル実験や攻撃的活動、 全文をよむ
モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相はイランのミサイル計画を明確に擁護した上で、イランによる先のミサイル実験に否定的な西洋諸国ならびにアメリカの主張に対して、「イラン政府はこの実験によって、国連安保理決議に違反したわけではない」との立場を表明した。 こうした姿勢が示される一方で、イランによるミサイル実験は昨日午後の国連安保理の会議で取り上げられた。 ジョン・ケリー米国務長官とジャン=マルク・エロー仏外務大臣は、国連安保理常任理事国の当局者として、今回の件で敵対的な立場 全文をよむ
カービー氏は続けて、次のように主張した。 この場で言っておかなければならないのは、安保理決議2231号は、イランの弾道ミサイルの開発および製造に関する活動に制約を課すものだということである。また我々は、イランのミサイル計画の脅威に対抗するために、独自の手段を用いるが、こうした手段は決してJCPOA、ないしその履行に矛盾するものではない。我々は常に、これらの手段を手元に置いている。 〔‥‥〕 こうした中、ロイター通信によると、フランス外務省の某高官も、「イランによる先の 全文をよむ
【イラン紙2面】 国連:重要なのはイラン政府が「包括的共同作業計画」を遵守すること アメリカ国内の「包括的共同作業計画」[JCPOA / BARJAM(2015年7月の核合意)]反対派らがここ2日間、成功裏に終わったイランのミサイル実験をきっかけとして、緊張状態を創出するための新たな口実を模索する一方、国連はこの実験に対する反応として、イランがJCPOAに従い義務を遵守することが重要であるとの見方を示し、「今回の措置がいずれかの決議に違反するものであったか否かを決定すべきは 全文をよむ
革命防衛隊のトンネルや地下施設が拡張 革命防衛隊宇宙航空部隊司令官はまた、革命防衛隊が使用しているトンネルや地下施設が拡張されたことを明らかにした。 イラン学生通信によれば、ハージーザーデ司令官は今回の演習を実施した目的について、「演習『エグテダーレ・ヴェラーヤト』は、全国にある革命防衛隊のミサイル関連部隊および基地の〔戦闘〕態勢ならびに能力を向上させる目的で行われたものである」と述べた。 同司令官は、今回の演習は一週間前にスタートしたと指摘した上で、昨日〔3 全文をよむ
ホセイン・サラーミー司令官「発射準備が整った大量の弾道ミサイルを我々は保有している」 革命防衛隊によって行われたミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」の続きで、2発の弾道ミサイル「ガドルH」と「ガドルF」が、アルボルズ山脈東部地域より発射され、マクラーン沿岸に前もって設定された、およそ1400㎞先の標的の破壊に成功した。この標的は、〔ミサイルが発射された地点から〕イラン国内で最も遠い南東の地点にあり、オマーン湾に面している。 ファールス通信によると、弾道ミサイル「ガド 全文をよむ
革命防衛隊の弾道ミサイルによって、700km先の標的を破壊 革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、この演習が行われている傍らで、ファールス通信に「演習『エグテダーレ・ヴェラーヤト』の最終段階が開始されるにあたり、地下格納施設からミサイルが発射され、700km先の標的に命中、標的は破壊された」と語った。 アミール・アリー・ハージーザーデ司令官は、ミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」の最終段階が始まり、地下格納施設からの弾道ミサイル発射に成功したことに言及し、次のように述べた 全文をよむ
【イラン紙2面】 ジャアファリー少将「国防力と国家安全保障は我々にとってのレッドラインだ」 ミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」〔ヴェラーヤト(国家、統治)の力、の意〕の最終段階が昨朝、革命防衛隊総司令官出席の下、同宇宙航空部隊によって行なわれた。 革命防衛隊広報総局が伝えたところによれば、ミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」の最終段階には、イスラーム革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官とアミール・アリー・ハージーザーデ同宇宙航空部 全文をよむ
国連の最新報告によると、イラン・イスラーム共和国はパキスタン、ヨルダン、レバノンとともに、世界で最も多くの難民を受け入れている国の一つであり、難民の主な国籍は、アフガニスタン、シリア、ソマリアである。 国連広報センターの発表を引用する形でISNA(イラン学生通信)が伝えたところによると、『国際的な移民数のトレンド:2015年の見直し』〔※Trends in International Migrant Stock: The 2015 Revisionのこと〕と題されたこの報告書は、国 全文をよむ
アフガニスタンとパキスタンを覆うダーイシュの暗い影 今回の協議開催をきわめて重要なものとして印象づけているもう一つの事実に、アフガニスタンおよびパキスタンの一部地域でテロ組織ダーイシュ(イスラーム国)が勢力を伸ばしているという危険な状況がある。アフガニスタン東部におけるダーイシュの勢力拡大は顕著なものとなっており、アシュトン・カーター米国防長官はついに、数週間前ナンガルハール州ジャラーラーバードにある空軍基地の電撃訪問を余儀なくされた。 同長官は、ダーイシュの脅威はアフガ 全文をよむ
アフガニスタン和平に対する希望と恐れ アフガニスタン和平交渉の第一ラウンドは、昨年の夏、良好な気候で知られるイスラマバード北部の「マリー(Murree)」地区で開かれた。この協議の第二ラウンドに向けて準備が万端となったとき、前ターリバーン指導者のムッラー・オマルの訃報が突然舞い込み、このプロセスも停止に追い込まれたのであった。 この訃報はまた、ターリバーン勢力内部の分裂、さらには衝突をももたらした。彼らはさらに、〔和平〕交渉への参加をめぐっても、互いに対立していた。結果と 全文をよむ
同氏はこの協議の中で、アフガニスタン和平交渉のプロセスを促進させるための4つの道筋を提示した。その道筋とは、すなわち 1.ターリバーンが暴力行使に走らぬよう説得するための諸条件を整え、彼らが交渉の席につくよう促すこと、 2.ターリバーンとの交渉を阻む障碍を取り除くための事後的措置を講ずること、 3.ターリバーンに交渉の席につくよう促すために、双方が信頼醸成措置を取ること、 4.交渉の全段階を広く見渡すための、現実的で柔軟なロードマップを編むこと、 である。 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】パキスタンの首都イスラマバードは昨日、数か月間の中断を経て、再びアフガニスタン和平を中心テーマとする会議開催の場となった。報道筋によると、昨日四ヵ国協議がアフガニスタン、パキスタン、中国、アメリカ合衆国の各国代表の参加のもとで開催された。 アフガニスタンのヒクマト・ハリール・カルザーイ外務次官、パキスタンのアズィーズ・チュードリー外務大臣、中国のデング・シー・ジュン・アフガニスタン問題担当特別代表、および米国のリチャード・オルソン・アフガニスタン・パキ 全文をよむ
レバノンの国政政党は、またも大統領を選出できなかった。同国国会は大統領選出するための会議を日程に組んだが、定員数に達しなかったため、バフマン月19日[2016年2月8日]に延期することとした。 ヒズブッラー[ペルシア語音ではヒズボッラー]の関係議員や少数派のミシェル・アウン氏が代表を務める自由国民潮流の議員は、大統領選出のためのレバノン国会特別会議をボイコットした。 アルジャジーラの記事を引用したイラン学生通信によると、この会議には36名の議員しか出席しなかった。大統領 全文をよむ
シリア反体制派同盟委員会は、アメリカ陸軍が初めてシリア領内に駐留し、シリア北部のティシュリーンダムの管理を掌握したと発表した。 イラン学生通信はRT(ロシア・トゥデイ)を引用し、この委員会が「目下、シリア北部のユーフラテス河におけるティシュリーンダムの管理を掌握した軍は、アメリカ陸軍であり、同軍は本営としてこの河付近の都市を選んでいた」と発表した。 この委員会から公布された声明によれば、アメリカ軍は現在ユーフラテス河西岸に位置するマンビジ市(アレッポ市の北部)を掌握する 全文をよむ
最高指導者アーヤトッラー・ハーメネイー師は、本日の朝イスラーム法学ハーレジの講義[訳注:宗教学校における最上級クラスの講義、大学院の博士課程に相当]の中で、虐げられた敬虔なるシーア派イスラーム法学者シェイフ・ネメル・バーゲル・アルネメル師(Sheykh Nimr Bāqil al-Nimr)を殉教に至らしめたかどで、サウジアラビアが犯した大罪を激しく断罪し、この大罪とサウジがイエメンとバハレーンで犯した同等の数々な罪に対して、世界は責任を感じるべきであると主張した。その上で、「虐げられたこの殉 全文をよむ
テヘラン第一区の「ブースターン通り」が「シャヒード・アーヤトッラー・ネメル通り」に名称変更された。 本紙の取材によると、テヘラン・イスラーム評議会[市議会]のモルテザー・タラーイー副議長は、今朝、インスタグラムにシェイフ・ネメル師の殉教を掲載して、次のように書いた。「この殉教者の名は、永遠に歴史に残り、語り継がれていくことになろう。」 同氏は、これについて続けて「現在、テヘラン・イスラーム評議会は、会議を開催中であり、私と評議委員諸兄は、サウジアラビア大使館がある通りを 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】ロシア副首相は水曜日、ミサイル防衛システムS-300のイランへの納入を阻む障碍はすべて取り去られたことを、改めて述べた。 ジャーメ・ジャム・オンラインによると、ロシアのドミトリー・ロゴージン副首相は水曜日、ロシア政府はおそらく旅客機「スホイ100」を100機、イランに売却することになるだろうとも述べた。 ロシアは2007年にイランと交わした契約により、対空防衛システムS-300を少なくとも5基、イランに納入する義務があった。ロシア政府は20 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】アメリカ政府に賠償金を請求する第一種緊急法案に対する署名が、国会議員166名に達した。 ジャーメ・ジャム・オンラインが国会通信の報道として伝えたところによると、アフマド・ショウハーニー氏は、アメリカ政府に対して賠償金を請求するための国会議員らによる第一種緊急法案の存在について明かした上で、「アメリカ政府に対して賠償金を請求するための国会議員らによる第一種緊急法案は最終段階をすでに経ており、これまでにこの法案には、166名の議員から署名が得られている」と 全文をよむ
テヘラン駐在ナイジェリア代理大使は、同国ザリア市にあるシーア派のホセイニーイェ[宗教施設]に対してナイジェリア軍が攻撃を行ったことを受けて、外務省に呼び出された。 ファールス通信の国際政治取材部の報道によると、ザリア市のホセイニーイェに対するナイジェリア軍の攻撃により、ナイジェリアのイスラーム運動の指導者となったイブラーヒーム・ザークザーキーの指導の下にあるナイジェリアの多くのシーア派イスラーム教徒が殺害されたり、重傷を負った。この件に関して、月曜[12月14日]午後、テヘラン駐在 全文をよむ
在アンカラ・ロシア大使は、ロシア政府がトルコ政府を許す3つの条件として、「謝罪」「ロシアのスホーイ戦闘機の撃墜関係者の特定と処罰」「賠償金の支払い」を挙げた。 イラン国営放送の報道によれば、アンドレイ・カルロフ大使はトルコのジュムフリエット新聞に対し、次のように述べた。「この3つの条件が実行されなかった場合、以後のトルコ側の申し立ては、無視されることになる。」 カルロフ大使は、トルコに対するやむを得ない制裁の発動に遺憾の意を表しながら次のように言った。「我々は、トルコ政 全文をよむ
イエメン軍報道官のシャルフ・ログマーン准将は、次のように発表した。「侵略軍とその傭兵の増員に関してバブ・エルマンデブ海峡近くで入手した情報に基づき、わが軍はやむなくこの武装勢力をトシュカ型ミサイル[ロシア製戦術弾道ミサイルOTR-21 Tochka]で攻撃した。」 ログマーン報道官は、レバノンのニュースサイト・アルアヘドとの会見で以下のように説明した。「トシュカ型ミサイルは、侵略軍とその傭兵に関する情報を得た後、バブ・エルマンデブ近くで同軍が集結している地点に向けて発射された。彼ら 全文をよむ
国軍地上部隊の司令官は、「〔軍の〕装備実現の分野での我々のロシアとの関係はすでに確立されており、それに合わせる形で、我々はT-90戦車の購入を予定している。おそらくは我が方の専門家らがこの件で同国を訪問し、関連する契約を結ぶことになろう」と述べた。 タスニーム通信の報道によると、アフマドレザー・プールダスターン司令官は記者団に対し、国軍による軍事演習の実施について、「今月末〔※2015年12月中旬頃〕または来月〔※2015年12月22日以降〕にも、対テロ演習ならびに人質解放訓練を行 全文をよむ
革命防衛隊政務担当副司令官は、「トルコによってロシア機が標的とされたことを受けて、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は初めて公式に、ダーイシュによるトルコへの石油密輸について暴露した。とはいえ、こうした石油密輸の証拠はしばらく前から、イラン軍にとっては明白なこととなっていた」と述べた。 ラスール・サナーイーラード氏はミーザーン通信との会見の中で、ダーイシュへのトルコ〔※原文にはロシアとあったが、トルコの誤りと判断した〕への石油の密輸をめぐって取りざたされている噂話について触れ、「 全文をよむ
ロシアとトルコの両首脳が気候変動条約会議(COP21)において会談する可能性〔がある〕という報道に反して、ロシア政府はウラジミル・プーチン大統領とレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の会談予定はないが、プーチン氏とアメリカ大統領が会談する可能性はあると発表した。 ロシア大統領府のスポークスマンであるドミトリー・ポスコフ氏が、本日月曜日(11月30日)に説明したところによると、ウラジミル・プーチン大統領はトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談する予定は一切ないとい 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】最高指導者の補佐官で上級顧問を務めるサファヴィー氏は、「トルコはロシア機を撃墜するという行為において、戦略的誤りを犯した。この問題はトルコにとって高くつくことは間違いないだろう」と述べた。 メフル通信の報道によると、サファヴィー少将は〔‥‥〕政治・治安状況について分析した上で、次のように述べた。 この破壊的な戦争で、シリアだけで25万人が亡くなった。そしてシリアとイラクで900万人の人々が難民となり、一部は街の外に、一部はバグダードやダマスカ 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者は、シリア問題を正しく解決させることがきわめて重要であり、地域の将来にも影響を及ぼすとし、「シリアにおいて、こうした重罪を犯しているテロリストどもを叩かなければ、彼らの破壊活動の範囲は中央アジアや他の地域にまで広がってしまうだろう」と指摘した。 この会談で、ロシア大統領もまた、イスラーム革命最高指導者が重ねてきた貴重な経験について触れ、また同師との会談が実現したことは喜ばしいことだと述べた上で、「技術や航空宇宙工学、その他の先端テクノロジーの分野をはじめとし 全文をよむ
革命最高指導者はさらに、「アメリカとその追随国はシリア問題において、軍事的に達成することのできなかった目標を政治的領域で、交渉のテーブルを通じて実現させようとしている。知恵を絞り、積極的な立場から、こうした動きを阻止することが必要だ」と強調した。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、バッシャール・アサド氏というシリア国民に選ばれた合法的な大統領の退場を強く求めるアメリカの主張は、同国政府が表明している政策の弱みのひとつであるとし、「シリア大統領は全土で行われた選挙において、さまざま 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命最高指導者は本日午後(月曜日)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談で、二国間、地域、および国際的な協力のさらなる拡大を歓迎し、地域問題、とりわけシリア問題におけるロシア政府の力強いプレゼンスを高く評価した。同師はその上で、「中東地域に関するアメリカの長期的な計画は、すべての諸国民および国々、特にイランとロシアにとって害をなすものであり、知恵を働かせて、より緊密に連携することで、その計画を阻止すべきである」と述べた。 ジャーメ・ジ 全文をよむ
米国中央銀行は、外国為替市場で米ドル取引が増加していることについて、以下の点で懸念を表明した。イラクに限度額以上のドルが流入しており、ISISがそれを思うがまま入手している可能性があるとのことである。 ファールス通信によれば、米中銀が現在イラクで発生しているドルの流入状況に懸念を表明している。 同中銀は、イラクの現状と無秩序状態ともいえるその経済状況について考えると、米ドルの流入規模が急激に増大してきたことは当然のことだとした。ただ、同様に考えられる事態として、今この国 全文をよむ
米政府高官は、サウジアラビアやカタールといった湾岸協力会議(GCC)諸国や新興諸国BRICSは、シリア難民救済のための措置を取るべきであると強調した。 タスニーム通信から引用したジャーメジャム・オンラインの報道によると、米国のアン・C・リチャード(Anne Claire Richard)国務次官補は、次のように語った。「私は、中東に位置し、ヨルダンやレバノンと比較してより裕福なGCC諸国がより多くの支援を行うことに期待を寄せている。」 同氏は、続けて以下のように述べた。 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】「ジャムラの投石」で巡礼者らが死亡した悲惨な事故発生から2週間が経ち、サウジアラビア巡礼相はついに声明を発表して、この事故発生に関してイランに哀悼の意を表した。 イラン学生通信(ISNA)によると、465人のイラン人巡礼者の命を奪ったミナーでの事故発生から14日が経過し、事故発生に関して謝罪するようサウジアラビア政府に求めるイラン・イスラーム共和国の一般国民ならびに責任者たちの広範囲からの抗議の声をうけて、サウジアラビア巡礼相はついに声明を出し、共感と 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】最高指導者事務所長は、師〔=ハーメネイー最高指導者〕の発言・態度表明はサウジアラビア政府を動揺させるものだったと指摘した上で、「安心してほしい、革命最高指導者がサウード家を放任するようなことはない」と述べた。 ホッジャトルエスラームのモハンマド・モハンマディー=ゴルパーイェガーニー師は、〔ゴム〕講師協会の第7回地区会議の傍らで、ファールス通信に対し「革命最高指導者の発言や態度表明〔※〕は、サウジアラビア政府を動揺させるものだった」と述べた。 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン国軍陸上部隊司令官は、過去数年間でサウード家が犯した数々の犯罪行為やミナーでの惨事について触れた上で、「サウード家は今日、嫌われ者の一族として知られている。彼らに対しては、ただただ《力の言葉》で臨むべきである。なぜならば、彼らはこうした言葉以外の言葉を理解する能力がないからだ」と述べた。 タスニーム通信によると、アフマド・レザー・プールダスターン司令官は今日の正午、エスファハーンの「殉教者ヴァタンプール陸上部隊航空隊基地」の飛行士訓練学校の卒業式 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者は、このことがもつさまざまな側面や深みを理解しようとしない、国内にいる一部の軽率かつ安直な人々を批判した上で、「こうした軽率な者たちとは別に、社会のことなど何も考えない人たち、国益には何の関心も寄せない人たちというのもいるのである」と付け加えた。 アーヤットラー・ハーメネイー閣下は、軽率かつ安直な人たちがアメリカとの交渉に関して一部の問題を提起していることに触れ、「このような人たちは、『アリー閣下もイマーム・ホセイン閣下も敵と交渉したではないか。なのに今、ア 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命最高指導者のアーヤットラー・ハーメネイー閣下は本日(水曜日)朝、イスラーム革命防衛隊海上部隊の司令官ならびに隊員らとの面会の中で、〔…〕「敵は国の責任者たちのアプローチに変化を生じさせ、一般民衆、特に若者らの考え方を変えようとしている。〔この事実に対し〕全員が意識を高め、目を見開いておく必要がある」と強調した。 革命最高指導者事務所の広報サイトを引用する形でジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、アーヤットラー・ハーメネイー閣 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】パキスタンの各メディアがミナーでの惨事に関する報道やサウジ批判をめぐって、同国政府から受けている警告を無視していることを受け、駐パキスタン・サウジ大使は同国メディアの行動を批判し、「彼らはミナーでの惨事を誇張している」との主張を展開した。 アブドゥッラー・アル=ザフラーニー大使は、ウルドゥー語紙「ナヴァイ・ヴァクト」とのインタビューの中で、パキスタンの各メディアがミナーでの惨事に関して次々と広範囲に及ぶ報道、リポート、論説などを伝えていることを批判し、 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン巡礼参詣庁長官は、ミナーの惨劇で亡くなったイラン人71名の遺体がいまだに見つかっていないことを明らかにした上で、「現在、遺体安置所にあるイラン人42遺体の身元が判明された。またイラン人巡礼者がサウジ国内で逮捕された可能性について示唆するような数字は、一つも提示されていない」と話した。 サイード・オウハディー氏は2日前にイラン巡礼参詣庁の責任者がサウジアラビアの巡礼相代行と協議を行ったことを指摘した上で、「〔‥‥〕現在、ジッダの遺体安置所にある 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】 イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、ニューヨーカー誌とのインタビューの中で、「オバマ大統領があなたと握手をするつもりだったということを、あなたは知っていたのですか?」との質問に対し、次のように述べた。 否、一国の首脳が、わざわざ他国の外務大臣と握手をするために計画をたてるといったようなことは、通常では決してないことだ。もし大統領がこのようなことで計画を立てるようなことがあれば、それは自分自身の名声を損なうものとみなされるだろう 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】 ザリーフ氏とオバマ氏の握手の件について、ハーシェミー=ラフサンジャーニー師のウェブサイトは、ザリーフ氏がオバマ氏の手を拒絶しなかったのは、文字通り外交のイロハであり、ザリーフ氏はそうすることで、8千万人のイラン人の尊厳を守ったのだ、とする論説を掲載した。 ファールス通信によると、体制公益評判評議会の議長であるハーシェミー=ラフサンジャーニー師の公式ホームページは、国際問題の専門家の指摘として、「ザリーフ氏がオバマ氏の手を拒絶しなかったのは 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は、ハーメネイー革命最高指導者の意志を実現させるために、迅速かつ厳しい対応を取る準備が革命防衛隊にはすでにできているとし、イランはミナーで起きた惨劇に関してサウード家に返報する態勢にあることを明らかにした。 タスニーム通信によると、イスラーム革命防衛隊総司令官は、ハータモル・アンビヤー海上部隊の会議に出席した傍らで、次のように述べた。 革命防衛隊は、イスラーム革命最高指導者の 全文をよむ
同師はミナーの惨事で亡くなった人々の神聖なご遺体の移送をめぐって生じている問題に触れ、国の責任者たちが〔この問題の解決に〕奔走していると指摘した上で、責任者たちによる努力は〔これからも〕続けられねばならないと強調した。同師はその上で、「この件に関して、サウジアラビア政府は自らの責務を果たしておらず、一部のケースでは〔責任逃れや事実の隠蔽といった〕こざかしい行為にも手を染めている」と付け加えた。 同師はまた、以下のように語った。 イラン・イスラーム共和国はこれまで、自制的態 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】全軍最高総司令官のアーヤットラー・ハーメネイー閣下は、今朝(水曜日)、ノウシャフルにあるイマーム・ホメイニー海洋学大学で行われた、イラン・イスラーム共和国軍士官学校の学生らの卒業式及び宣誓・肩章授与式に出席した。 最高指導者事務局の広報サイトが伝えたところによると、アーヤットラー・ハーメネイー閣下はこの式典で、ミナーで起きた流血の惨事に言及し、イラン人数百人を含む数千人のメッカ巡礼者が亡くなったことから、この惨事はイラン国民にとって真の悲しみであり、苦 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン巡礼参詣庁長官は、これまでのところ9割の病院を調査したとした上で、「残念ながら、ミナー〔での惨事によって亡くなった〕殉教者の数は増えるだろう」と述べた。 メフル通信の報道によると、サイード・オウハディー長官はミナーでの惨事による死傷者数に変わりはないと述べた上で、「これまでのところ、239名のイラン人巡礼者がミナーでの惨事で命を落とした。行方不明者の数は依然として241名だ」と語った。 同氏は負傷者数について、「幸いなことに、現在この 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】サウジアラビア政府当局の無能が原因で犠牲祭の日に起きたミナーでの惨劇を記念し、巡礼者らの殉教に敬意を払うために、「積み重なる傷」と題されたシングルが制作され、バーチャル空間上で公開された。制作は「バスィージ音楽協会」、歌手はモフセン・タヴァッソリー。 このシングルの歌詞では、巡礼者の家族らが巡礼者の帰りを待つ気持ちが歌われ、さらにサウジ政府がイエメンで起こしている惨劇についても触れられている。 ファールス通信の報道によると、この作品の歌詞は 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】 イラン巡礼参詣庁長官、ミナーでの惨事によって亡くなったイラン人殉教者数が228名に増えたことを明らかに メフル通信の報道によると、巡礼参詣庁のサイード・オウハディー長官は同庁の調査チーム2班によって初期の捜索が行われたことに触れ、「当初、メッカにある大規模遺体安置所には1200名の遺体が安置された。巡礼参詣庁の調査チームが現場を訪れたところ、169名の〔イラン人の〕遺体を確認した」と述べた。 同氏はさらに、「亡くなった方の遺体を 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、本日(日曜日)の朝、イスラーム法学の上級コースの授業の冒頭で、ミナーでの大惨事に言及し、「イスラーム世界はこの件について多くの疑問を抱いている。サウジアラビアの為政者たちは責任転嫁するのではなく、イスラーム共同体ならびに悲しみに打ちひしがれる遺族に対し謝罪し、この惨劇における自らの責任を認め、必要な措置をとるべきだ」と強調した。 ジャーメ・ジャム・オンラインが最高指導者事務局の広報サイトから引用し 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】内務省からの許可がないまま、我が国の多数の革命的大学生ならびに市民は、巡礼の運営におけるサウジ政府の無能に抗議する集会を、同国大使館前で自然発生的に実施した。 ファールス通信の報道によると、我が国の多数の革命的大学生ならびに市民は本日(9月27日)午後、巡礼の運営におけるサウジ政府の無能に抗議する集会を、同国大使館前で自然発生的に実施した。 この報道によると、この集会の開催に対して内務省からは許可が下りず、また大学生バスィージも本日朝、許可 全文をよむ
同氏はイタリア使節団のイラン訪問についても、次のように述べた。 イラン石油相はイタリアの閣僚2名と実り多き会談をおこなった。この会談にはEni社〔※イタリアの石油・ガス企業〕の代表取締役も同席していた。一部の開発・精製プロジェクトでの双方の関与のあり方が、重要な議題の一つとして双方の閣僚の間で話し合われた。 同氏はまた、日本からの使節団の訪問にも触れ、次のように述べた。 イラン石油相は、日本企業による協力の歴史を踏まえ、これらの企業がイランの石油プロジェクトで活躍した 全文をよむ
同氏はEU諸国の商業使節団の訪問にはいくつかの意味があるとした上で、次のように述べた。 一つは、石油企業がイランに進出することを政府関係者が支持していることであり、欧州企業が石油だけでなく、イランのあらゆる産業で投資や事業を行いたいと考えていることである。これらの訪問がもつもう一つの意味は、〔これらの訪問が〕アメリカ議会に対する明確なメッセージとなっているということである。 同氏はフランス使節団との協議についても、次のように述べた。 フランス企業、特にトタールにはイラ 全文をよむ
【マルドムサラーリー紙9面】イラン石油省国際問題・商務担当次官は、「協議の中で日本側は、イランからの石油輸入量が最大35万バレルまで増加することを歓迎する意思を示した」ことを明らかにした。 石油省によると、アミール・ホセイン・ザマーニーニヤー氏は、イランが国際的な企業と協議を行っていることについて、次のように述べた。 まず指摘しておきたいのは、我が国と5+1(国連安保理常任理事国とドイツ)との間で結ばれた核合意は、石油業界の動きに直接的な影響を与えているということである。し 全文をよむ
シリア人権監視団の責任者は、「ダーイシュのテロリストたちはシリア人考古学者でパルミラ市古代遺跡博物館長のハーリド・アル=アスアド氏の首をパルミラ市の広場で刎ね、その遺体を同広場にロープで吊した」ことを明らかにした。 イラン学生通信(ISNA)によると、「シリア古代遺跡局」のマームーン・アブドゥルカリーム局長もこの情報を確認した上で、ハーリド・アル=アスアド氏はパルミラ市内の古代遺跡の分野で多数の学術調査を行い、発掘・探査活動では、アメリカやフランス、ドイツの調査隊と協力していたと強 全文をよむ
ダーイシュ所持の武器を押収 こうした中、トルコ政府筋は昨日、同国の治安部隊がダーイシュのメンバーらの特定・逮捕に向けた作戦を継続する中で、このテロ組織への参加を企てていた4人の人物を逮捕したと発表した。 警察は、トルコ・シリアの国境に位置するガズィアンテプ市で一台の車に不審を抱き、同車を停車させた上で、乗っていた4人の人物を逮捕した。そのうち3人は外国人だったとのことだ。 これらの人物の身柄を同市の検察庁に引き渡した後、警察は車内にあった荷物や包みの捜査を開始 全文をよむ
ダーイシュのテロリストらは過去一年間、幾度にもわたってさまざまな宣伝用の映像を公開し、各国の指導者らを脅迫、その国の国民には自分たちへのバイア(忠誠)を呼びかけてきた。こうした国々の中にあって、トルコは例外的な立場にあった。というのも、これまで何度も伝えられてきたところによると、レジェップ・タイイブ・エルドアン〔・トルコ大統領〕はダーイシュに協力し、過去2年間最大の支援・便宜を彼らに供与してきたからだ。 こうした中、ダーイシュに関係しているツイッター・アカウントで公開された映像の中 全文をよむ
女性に関してダーイシュが定めた法律の中には、女性は椅子に座ってはならないというものもある。また、目を隠さない女性たちは24金を1グラムを支払わねばならない。ダーイシュの法律で女性が椅子に座ってはならないのは、女性の後に男性がその椅子に座るかもしれないからだ。ダーイシュの立法者の見方では、女性が男性の医師のもとを訪れるのも違法だという。 このリサーラでは、洋服のブティックや美容院は悪魔の所業であると述べられている。テロ組織ダーイシュは女性の服装に関して驚くべき規則を制定する一方、女性 全文をよむ
我々が言う通りの礼拝をしろ! ダーイシュ配下の者たちの見解によれば、断食明けの礼拝(フィトル)を行い、その祭りを祝うことは新しい慣習であり、これまでに前例がなかったという。ダーイシュは声明を発表し、その中でモスルの住民には、フィトル祭の休暇に楽しく祭りを催す権利はなく、墓参りに行った者に対しては取り締まりを実施すると表明した。 ダーイシュ配下の者たちはラマダーン月(断食月)向けの法律も制定している。それによれば、断食を破った者は磔刑に処せられることになっている。断食を破っ 全文をよむ
ダーイシュに抑圧されることば 「私たちに対して『ダーイシュ』と言うことなかれ」。これはダーイシュのメンバーらが〔支配地域の〕住民たちに求めている要請である。いや、「要請」では断じてない!もし従われなければ、70回の鞭打ち刑に直面してしまう、れっきとした「命令」なのである。 ダーイシュはまた、自らの支配下にあるこのイラク北部の街〔=モスル〕の商店や商業施設の所有者らに対して、これらの施設に「ヴィーナス」や「ギター」といった外国名(これらは、彼らによれば不信仰者たちの信仰に関 全文をよむ
ビジネスとしての罰金 しばらく前のこと、ダーイシュは商店の所有者100名を、ザカート(喜捨)未払いの容疑で逮捕し、またこのテロ組織の「取り分」を収めなかった容疑で、漁師ら17名を処刑した。 ダーイシュが導入した法律の違反者たちに対して罰金を科す行為は、この組織にとって収入源を確立するための新たな方法となっている。このテロ組織は現金による科料以外にも、以前から様々な〔使役による〕科料、例えば〔シリアの〕ラッカ市では地区の清掃や墓石の破壊、塹壕を掘削の強要などが科されてきた。 全文をよむ
ダーイシュにとって、結婚もまた、このテロ体制の外に何らの〔独立した〕意味を有してはいない〔=結婚をめぐるすべてのことはダーイシュによって管理され、意味づけられている〕。 結婚契約の登録のためにダーイシュの命令下にある裁判所以外のところを訪れた若者は、誰であれ処罰されることになる。というのも、彼らの考えによれば、〔その他の〕裁判所は背教徒たちに属しているからだ。ダーイシュの裁判所以外のところで結婚契約を結んだ者は誰であれ、結婚契約仲立ち人であるか、結婚契約者本人であるかにかかわらず、 全文をよむ
ダーイシュの見解によれば、いかなる〔民間〕メディアも活動してはならない。このため、彼らはモスルにおいてラジオの使用も禁止にしたのである。これが発表されたのは、市場からラジオを購入した一部の市民が警察官らによって鞭打ち刑に処せられた時のことである。 ダーイシュが依拠するリサーラ(宗教論文)によれば、教育を目的にイスラーム諸国を訪れる教師たちはスパイであり、彼らの目的は有害かつ非宗教的な考えを普及させることにあるとされる。 またこれらのテロリストたちは、初等教育を学ぶ児童に 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ8-9面:ネギーン・バーゲリー】 はじめに その名を口にすると、まず最初に恐怖が心を混乱した状態に陥らせる。ダーイシュは権力の座に就いて以降、驚くべき法律の数々を導入してきた。ボロの黒衣を纏った彼らにとって、これらの法律を無視することは、これまた驚くべき刑罰を伴うものとなる。 こうした中、ダーイシュの制定した諸々の法律を互いに競わせるならば、「もっとも驚くべき法律グランプリ」の栄冠は「かみつき女〔の刑〕」、「ハト飼育禁止令」、そし 全文をよむ
アメリカの影響力が浸透する経路は固く閉ざしてある イスラーム革命最高指導者は、地域の国々に「影響力を浸透させること」がアメリカの二つ目の邪な謀略であるとし、「アメリカは数十年にわたって影響力を浸透させ、失った名声を取り戻そうと目論んでいる」と強調した。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、アメリカ政府が核交渉の結果を悪用しようと試みていると指摘し、次のように付け加えた。 アメリカは〔核交渉で得られた〕合意から、イランに影響力を浸透させるための手段を創り出そうとし 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者は、この問題が顕著に現われている例としてシリア問題を挙げて、次のように述べた。 チュニジアやエジプトで偶像崇拝体制がイスラーム的なスローガンによって打倒された時、アメリカやシオニストらは抵抗する国々を亡き者にするために、この方式を利用することを決意した。彼らが〔その謀略の実行の舞台として対イスラエル抵抗運動の前線基地たる〕シリアに狙いを定めたのは、まさにそのためだったのだ。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はさらに、「シリアで事件が起き始めると、知恵のな 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者はその上で、現在の情勢下における敵の謀略について詳らかにし、「この謀略は『対立の惹起』と『影響力の浸透』という二つの原則に立脚している」と続けた。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、対立をあおるための敵の計画について、「抑圧諸国が狙っているのは、各国政府間、そしてより一層危険なことに、〔世界・地域の〕諸国民間に対立を惹起させることなのである」と指摘した。 対立を煽るにあたって、アメリカはイギリスの弟子 同師は、現時点で諸国民間に対立を 全文をよむ
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はさらに、次のように指摘した。 「イスラーム地域、特に戦略的に重要かつセンシティブな西アジア地域で抑圧諸国が企てている謀略をしっかりと認識し、それと闘うための計画を練ること」が、今日「神のために闘うこと」の客観的な一例として挙げられよう。この闘争には、「防衛的な対決」と「攻撃的な対決」の二つが含まれている。 イスラーム革命最高指導者は、地域における過去百年間の抑圧諸国の陰謀の数々に言及し、さらに次のように述べた。 「イスラーム地域におけ 全文をよむ
「シーア派世界会議」ならびに「イスラーム・ラジオ・テレビ連合会議」の参加者との面会で イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、昨日午前、ウラマーや識者、および「預言者一族(シーア派)世界会議」ならびに「イスラーム・ラジオ・テレビ連合会議」に参加した賓客らと面会し、その中で地域における抑圧諸国の謀略と戦うことは、「神のためのジハード」に明確に該当する行為であるとし、「核交渉の結果を悪用して、経済的、政治的、文化的影響力をイランに浸透させようとするアメリカの試み」に 全文をよむ
民間航空庁の長官代行は、イランはロシア製航空機によって自国で運用される航空機の体制強化を目指していると述べた。 イラン学生通信によると、民間航空庁のモハンマド・ホダーキャラミー長官代行はロシアのスプートニク通信に対し、「イランは旅客機の購入をめぐって、ロシアと話し合いを行う方向性で計画を練っているところだ」と述べた。 ホダーキャラミー氏は、「私たちはロシア企業を含む、世界のすべての航空機メーカーと協力する用意がある。この分野でイランとロシアの間で話し合いが行われるだろう 全文をよむ
パキスタン情報筋は昨日、テロ組織ラシュガレ・ジャハングヴィーの指導者マーリク・イスハークが警察との銃撃戦で殺害されたと伝えた。 マーリク・イスハークはアメリカの国際テロリストのリストに掲載されており、彼が立ち上げた組織はこれまでに、数百人の非戦闘員を殺害している。殺害された人たちの多くは、パキスタンの少数派であるシーア派の人々であった。 イスハークは先週、自身の息子2人と補佐官とともに、治安部隊によって逮捕されていた。 彼はこの間の供述の中で、同組織が武器を 全文をよむ
--この情報と同時期に伝えられた別の情報として、パキスタンのテロ組織「ラシュカレ・ジャングヴィ(Lashkar-e-Jhangvi)」の指導者マーリク・イスハークが殺害されたという情報があります。この出来事は、パキスタン政府の政策に変化が生じているという意味で捉えることができるのでしょうか? 〔パキスタン国家の〕権力の中枢を占めていると考えられているパキスタン情報局は、多くの過激組織やテロ組織の秘密を握っていると、多くの人が考えている。こうしたことから、〔パキスタンでは〕司法機関にイス 全文をよむ
--和平協議の第二ラウンドが金曜日(明日)〔=7月31日〕にも行われる予定であると言われていますが、今回のニュースはこの協議にいかなる影響を及ぼすでしょうか? 実のところ、パキスタン政府はどんな方法を使ってもターリバーンを交渉のテーブルに就かせるよう求める、アメリカ政府の厳しい圧力下に置かれている。他方、ムッラー・オマルの死亡ないし殺害に関する問題がこの時期に流されたのには、協議のプロセスに対するこの情報の影響の程を確認できるというパキスタン側の事情もある。 ムッラー・オマル 全文をよむ
インド亜大陸・アフガニスタン問題専門家のピール・ムハンマド・ムッラーゼヒー氏が指摘 昨日、ターリバーン指導者のムッラー・ムハンマド・オマルが2年前に死亡していたことが報じられた。この情報が確認された場合、アフガニスタン和平に対しても、またターリバーンという組織自身に対しても、相当の影響が及ぶ可能性がある。この問題を検討するために、我々はインド亜大陸・アフガニスタン問題の専門家であるピール・ムハンマド・ムッラーゼヒー氏にインタビューを行った。以下でお読みになるのは、その内容である。 全文をよむ
死因は結核 パキスタン紙もまた、ターリバーン指導評議会の幹部の話として、ムッラー・オマル死亡の情報を確認した上で、死因は結核だと指摘している。 この幹部によると、ムッラー・オマルの息子が父親の遺体を確認したとのことである。この筋が明らかにしたところでは、ムッラー・オマルの正確な死亡時期は2年4ヶ月前で、彼はアフガニスタン領内のある国境地域に埋葬されたとのことである。 こうした報道の一方で、数日前にもターリバーン報道官のカーリー・ハムザは、2013年7月にムッラ 全文をよむ
ターリバーン支配の暗黒の日々を何年にもわたって経験してきたアフガニスタン国民は昨日、これまでも幾度となく耳にしたことのある報道、すなわちターリバーンの指導者ムッラー・オマルが死去したとの報に接した。しかし今回のターリバーン指導者死去の報道には、これまでにはない真実味がある。 昨日早朝に報じられたところによると、一部のパキスタン治安当局者がアフガニスタン当局に対し、ムッラー・オマルが2年前に死去していたとの情報を伝えたという。 その後、アフガニスタン政府当局はこの情報につ 全文をよむ
噂では、ムッラー・オマルはウサーマ・ビン・ラーディンの年長の娘を娶ったとされ、ビン・ラーディンも、ムッラー・オマルの娘を4人目の妻に迎えた可能性が取り沙汰されている。また、この2人は毎日、衛星電話で互いに連絡をとり合い、時々一緒に釣りに出かけていたとも言われている。 彼の愛した武器 多くのアフガン人にとって、ムッラー・オマルは名前のみを知る存在だが、彼を見たことのある人々の証言によれば、彼は比較的若く、背が高く、あごひげを生やし、黒いターバンを巻いており、パキスタンに暮ら 全文をよむ
【国際部:マアスーメ・ザーレ】マウラウィー・グラーム・ナビーの子どもムッラー・ムハンマド・オマル(ムジャーヒド)はヒジュラ太陽暦1339年、西暦1960年にカンダハール州で生を受けた。ムッラー・ムハンマド・オマルは、ホタク族のトムズィー一族出身で、ホタク族はパシュトゥーン部族の中の一つの大きな枝族である。 ムッラー・オマルは5歳で父を亡くし、父の死後、彼の家族はウルーズガーンに移住した。ターリバーンの最高指導者に関する伝記には、彼の性格について次のように述べられている。 彼 全文をよむ
地域警察の司令官1名、ならびにアフガニスタン北部サレ・ポル州ガルエ・シャフル地区の治安部隊の一部が、同地域で活動するターリバーンに加わった。 サレ・ポル州議会のモハンマド・ヌールラフマーニー議長は、「サレ・ポル州クーヒスターナート県のガルエ・シャフル地区は、地域警察の司令官であるハサン・アルバーブが武装ターリバーン勢力との間で交わした取り引きのために、〔ターリバーン勢力の手に〕陥落してしまった」と述べた。 同氏はさらに、「昨日この地域はターリバーンの占領下に入った」と述 全文をよむ
サウード家のシオニスト的目標 サイイド・フサイン・アル=フーシー氏はインタビューの続きのなかで、サウジアラビアがイエメンと戦争を起こした動機について、次のように述べた。 イエメンは貧困という点から見た場合、アラブ諸国のなかでは一番の国であり、サウジアラビアが我が国〔=イエメン〕の石油や埋蔵資源を追い求めているのではないということは明らかだ。そうではなく、彼らは西洋やアメリカ、そしてなかでもイスラエルの利益の保全を求めて、戦争に突入したのである。 「アラブの春」が地 全文をよむ
同氏はまた、「子供や女性に対するサウジ国家の野蛮な攻撃、そして罪なき人々の虐殺の後、各階層に属する〔イエメン〕人民の多くが革命組織や人民動員組織に加わった」と語った。 アル=フーシー氏はアデンについて、次のように述べた。 アデンはその地理的位置により、サウジアラビアにとって極めて重要な都市である。なぜならば、アデン港、そしてバーブルマンデブ海峡へのアクセス〔の確保〕および監視は、サウジアラビアおよびイスラエルにとって〔戦略上の〕要所とみなされているからだ。 サウ 全文をよむ
サイイド・フサイン・アル=フーシー氏、ジャーメ・ジャム・オンラインとのインタビューで イエメンのアンサールッラー〔※イエメンの民兵組織フーシー派の別名〕の政治局局員を務めるサイイド・フサイン・アル=フーシー氏は、ジャーメ・ジャム・オンラインとの独占インタビューのなかで、「アンサールッラーは今後数日のうちに、敵に対して激しい攻撃を開始するつもりだ。今後数日で彼らを散り散りに敗走させることになるだろう」と述べた。 同氏は続けて、次のように述べた。 この戦争で、サウジ 全文をよむ
体制公益判別評議会の議長は、ガーディアン紙のインタビューで、アメリカとの直接交渉のタブーは破られたと指摘し、同国の大使館をテヘランに再開させることについて、「不可能なことではない」とした。 ファールス通信の報道によると、アーヤトッラー・ハーシェミー=ラフサンジャーニーはこのインタビューの一部で、次のように述べた。 面と向かって交渉する方が、メディアを通じて遠隔から話をするよりもよい。イランは真剣そのものだ。もし相手側も同じくらい真剣であれば、合意が必ず得られるだろう。イラ 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】あるアフガン当局者は、「テロ組織ダーイシュは少なくともこの国の3つの州に進出しているが、カーブル政府はこのテロ組織の壊滅を決意している」と表明した。 アフガニスタン副大統領報道官を務めるザファル・ハーシミー氏は、イラクならびにシリアを主な活動地域としているテロ組織ダーイシュは、アフガニスタンでは東部のナンガルハール州、西部のファラーフ州、および南部のヒルマンド州に進出していると述べた。 ハーシミー氏はまた、アフガン治安部隊がダーイシュに対し 全文をよむ
テロ組織ダーイシュ(イスラーム国)はビデオテープを公開し、ガザで活動するハマース(イスラーム抵抗運動)に対して、攻撃を加えると脅迫した。 ロイター通信によると、シリアにあるダーイシュの基地で制作・編集されたこのビデオテープの中で、このテロ組織は、ハマースはイスラームのシャリーア(聖法)の法規定をしっかりと実行していないと指摘し、ハマースの責任者らを偶像崇拝者(!)だと名指ししているという。 ダーイシュのあるメンバーはこのテープの中で、「ダーイシュはファタハ、ハマース、イ 全文をよむ
シナイ地域にあるアル=アリーシュ病院の医療関係者らの話によると、少なくとも35人の遺体がこの病院に搬送され、そのうちの多くを軍の隊員が占めていたという。 こうした中で、「スーメリーイェ・ニューズ」のような一部情報筋は、軍側の死者数は約60名に上ると報じている。その一方で、軍の関係筋は昨日の正午半までに22名のテロリストを殺害し、彼らが使っていた3台の軍用車を破壊したと発表した。 他方、テロリストらは襲撃で、軍の戦車2台を奪い取ることに成功している。 今回の攻 全文をよむ
エジプト検事総長のヒシャーム・バラカト氏に対するテロからたった2日後の昨日、同国北部のスィーナー(シナイ)地域で、ダーイシュのテロリストらによる一連の大規模攻撃が目撃された。こうした一連の情勢は、エジプトが治安面で脆弱な状況に置かれていることを示している。 複数の情報筋が目撃者の話として伝えたところによると、200から250人の武装した人物が昨日、軍用車に乗って、スィーナー(シナイ)砂漠に位置するシャイフ・ズワイド市の南にあるエジプト軍の検問所5ヵ所を同時に攻撃したという。 全文をよむ
カリフ制の国家を樹立するために血みどろの戦争をシリアおよびイラクで展開しているダーイシュは、最近、これらの国において新たな地域を占領する一方、自らの占領地域の一部を失っている。ダーイシュの動きを示す最新図を見ると、この組織が経済的資源の占拠にかなりの重点を置いていることが分かる。 イラン学生通信(ISNA)がニュースサイト「ビジネス・インサイダー」を引用して伝えたところによると、このテロ組織の勢力範囲の拡大の裏には、別の動機も存在するという。ダーイシュは過去一年間で、シリアとイラク 全文をよむ
ダーイシュは新たに、組織化されたネットワークをペルシア湾岸地域に立ち上げた。ダーイシュの発表によると、その主な目的はアラビア半島に住む少数派のシーア派に対して自爆テロをしかけ、同地域からシーア派の信徒を一掃することにあるという。 ファールス通信がロイター通信を引用する形で報じたところによると、ダーイシュはペルシア湾岸のアラブ諸国在住のメンバーらから成るテロ・ネットワークの形成に成功したと、一部の信頼できる情報筋が述べた。そのネットワークの任務は、アラビア半島に住むシーア派の信徒らに 全文をよむ
アメリカのメディアにみられる、テロリズムの意味深な表現 こうした中、こうした組織、そして総じてテロリズムの問題に対する、メディアのレベルでのアメリカ人の接し方は、それ自体一考に値する問題である。この接し方は、3つのレベルで分析することができる。 第1のレベルは、ある地域や世界においてアメリカの利益に反する行動を取る集団に対して、「テロリスト」という語が用いられていることである。このアプローチでは、アメリカのメディアおよび当局は、すでに指摘したように、2つの異なる国〔※イラ 全文をよむ
このように、アン=ヌスラ戦線やシリア・イスラーム解放戦線、そして自由シリア軍といったテロ組織は、アメリカによる支援に関する資料が〔ウィキリークスによって〕公にされたもう一つの例である。これらは同国による西アジア地域へのテロ支援・介入のほんの一部にすぎず、その他の資料もテロ組織に対する米政府の国際的支援を示唆している。 これに関し、〔アメリカによるテロ支援についての〕さらなるリストを指摘することが可能であり、それはさまざまな時期にアメリカ自身によって確認されている。反ボリバル主義のテ 全文をよむ
「悪い」テロと「良い」テロ 一部に「テロとの戦い」はアメリカ合衆国の信条でもなければ基本政策でもなく、同国の政治的戦略の一つにすぎないと指摘する人たちがいる。「テロとの戦い」は、それが打ち出された当初より、そしてソビエトの崩壊後は特に、「共産主義との戦い」の代わりを務めるようになり、この国の国際的な目標達成のための隠れ蓑となった、というわけだ。 この戦略は9.11以降、アメリカ政府の政策のなかに、より堅固な地位を得た。実際、アメリカのメディアはそこから「公衆の要求」を創り 全文をよむ
一部のテロ組織に対するアメリカ合衆国の、沈黙を伴った支援を考える 【ジャーメ・ジャム紙11面:セイエド・ナーセル・ネエマティー】「テロとの戦いという今日のスローガンは、その他の世界に対するアメリカ合衆国の偽善に満ちた視線でしかない」。これは、ある東側の政治関係者の言葉でもなければ、反抑圧を訴えるメディアのスローガンでもない。そうでははなく、これはスタンフォード大学政治学教授のグラハム氏が、自著のなかでテロリズムというものに対するアメリカのアプローチについて指摘した発言なのだ。「偽善に満 全文をよむ
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、「サウジアラビア主導のアラブ連合軍がイエメンで行った一部の攻撃により、サアダ市では数十名もの非戦闘員が殺害され、何百もの建物が破壊された」と発表した。 ロシア・トゥデイ・アラビア語版の報道によると、ヒューマン・ライツ・ウォッチ中東局長のサラ・ワトソンは「サウジアラビアが主導するアラブ連合軍のイエメンへの攻撃は、深刻な戦時国際法違反であり、現地調査を実施する必要がある」と述べたという。 この団体が報告書の中で発表したところによると、4月6日 全文をよむ
もう一つの問題は、サラフィー系のグループが公的なモスクから離れた状態で〔‥‥〕自らの活動を続けていることである。これらのグループの財源の多くは、ペルシア湾岸諸国から提供されたものである。 このリポートの著者らは、ボスニア人ジハーディストらについて3年間にわたって調査を行った結果、彼らを2つのグループに分けている。一つは1992年から1995年にかけて、アラブ諸国から来た義勇兵部隊とともに、ボスニア内戦に参加した経験をもつ古兵らであり、もう一つは過激でイデオロギー的なスタンスを有した 全文をよむ
サラエボ大学の政治学教授ヴラード・アジノビッチ(Vlado Azinović)氏と同国〔=ボスニア・ヘルツェゴビナ〕のジャーナリストのムハメド・ユーシッチ(Muhamed Jusić)氏は最近、「シリア内戦の誘惑:ボスニア地方から渡った外国人戦闘員たち」(The Lure of the Syrian War: The Foreign Fighters’ Bosnian Contingent)と題されたリポートを発表している。 このリポートは、外国人部隊が多種多様な武器の使い方につい 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム紙10面:ホセイン・ハリーリー】ヨーロッパ諸国の市民らがシリアやイラクに渡り、ダーイシュに合流する現象が始まって以降、ボスニアはつねに、テロリストらが仲間を募る際の主なターゲットの一つとして知られてきた。 しかし、ボスニアの社会・経済状況を一瞥するならば、同国の当局が実際には、この脅威に対して何ら真剣な対策を採っていないことが分かる。ボスニア人の若者らがダーイシュのテロリストたちに合流し、その後彼らが帰国するという流れが加速しているのである。 このこ 全文をよむ
サウジアラビアによるイエメンへの侵略戦争が続けられる中、昨日イエメン軍がサウジアラビアのミサイル基地の一つを標的として、スカッドミサイルを発射したことが発表された。 〔イラン国営放送のアラビア語チャンネルである〕「アル=アーラム」放送局が伝えたところによると、イエメン軍の公式報道官であるシャラフ・ルクマーン氏はこのことを明らかにした上で、このミサイルは高い精度で標的に命中したと表明した。 この報道によると、このミサイルは「アッ=スライル」ミサイル基地に着弾したとのことで 全文をよむ
ここ最近、イエメンの様々な地域が、サウジアラビアの戦闘機による爆撃を受けているが、そうしたなかテロ組織ダーイシュも抵抗勢力〔※フーシー派をはじめとする反大統領派のこと〕への攻撃を行っている。こうした戦闘行為の直近のものが、月曜日夜に同国の首都サナアで起きた。 複数の情報筋が伝えたところによると、月曜日の夜に行われた攻撃は、サナアにある軍用病院の裏手で発生した。この事件では、爆弾の仕掛けられた車両一台が爆発した。フーシー派に近い筋の話によると、アンサールッラー〔※フーシー派のこと〕の 全文をよむ
アメリカが最近、バーレーンへの軍事支援再開に向けて行動を起こすなか、バーレーン政府は反人権的行動を続けている。そればかりか、同国は国内にいるタクフィール主義者たち〔※〕の過激な活動をコントロールすることもできないでいる。 ※訳注:厳格なイスラーム解釈のもと、「不信仰者」(カーフィル)とみなされる人物(例えばシーア派)に対して「背教徒宣告」(タクフィール)をして、その者を処刑する権利が自分たちにはあると考える人たちのこと。 バーレーンの情報筋は昨日、イスマーイール派のイスラ 全文をよむ
アメリカ国務省は、2012年のバーレーンによるデモ隊弾圧後に適用されていた、同国の国防軍ならびに国家防衛隊に対する安全保障上の支援の停止を解除する予定だと発表した。 バーレーン発の報道によれば、ハリーファ家による体制が過去1週間で61名ものバーレーン市民を拘束したにもかかわらず、IRNA(イラン国営通信)がAFP通信の報道として伝えたところによると、アメリカ国務省のジョン・カービー報道官は声明の中で、「バーレーンの人権状況が適切であるとは考えていないが‥‥、しかし人権改革と国民和解 全文をよむ
【マルドムサラーリー紙14面】ダーイシュ(イスラーム国)は約1年前、イラクならびにシリアにおいて自らの「カリフ制」を宣言した。そしてこのテロ組織が、イラクとシリアだけでなく、その他の域内諸国、さらには世界中の国々でも作戦行動に着手するのに、この1年間という時間は十分なものであった。 レバノンもまた、ダーイシュによるテロ活動から安全ではなく、テロリストたちはしばらく前から、同国のシリアとの国境地帯で自らの存在を宣言していた。そればかりか、複数の報道が伝えるところでは、ダーイシュはレバノ 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】アフガニスタンのナンガルハール州において、ダーイシュとターリバーン双方のタクフィール主義〔※〕のテロリストらの間で激しい戦闘が勃発し、同州のダーイシュの指導者を含む12人が死亡した。 ※訳注:厳格なイスラーム解釈のもと、「不信仰者」(カーフィル)とみなされる人物(例えばシーア派)に対して「背教徒宣告」(タクフィール)をして、その者を処刑する権利が自分たちにはあると考える主義のこと。 アフガニスタン国家安全保障局の局長は、同国におけるダーイシュ 全文をよむ
6月22日月曜日の朝、アフガニスタン国防省の[大臣]候補者を紹介する式典の開催で、アフガニスタン議会の議員多数が本会議場に集っていた最中、自爆テロによる連続爆発がアフガニスタン議会を震撼させた。 AFP通信は緊急報道で目撃証言を取りあげ、カーブルにあるアフガニスタン議会の入り口で一発の爆弾が爆発したと伝えた。同様にアル=アラビーヤ・ネットワークは緊急報道で、この爆発の後、議会の外から銃撃の音がしたと報じた。 AP通信もまた、現地の情報筋からの情報で、四度の爆発がアフガニ 全文をよむ
サウジアラビアの有名なメディアとして精力的に活動するムジュタヒド[ツイッターのアカウント名]は、ツイッターでの最新の投稿でムハンマド・ビン・サルマーン氏の最近のロシア訪問に関して重要な情報を提供した。 タスニーム通信社によると、支配者家族のベールの奥からの正確な情報を伝えることからサウード家の王子であろうと想像されているムジュタヒドは、ツイッターで「ムハンマド・ビン・サルマーンは皇太子の跡継として、またサウジアラビアの防衛大臣としてロシアへ向かった。同国のウラジミール・プーチン大統 全文をよむ
イラクのハイダル・アル=アバーディー首相が昨朝、イラン当局と会談し、地域の諸問題について話し合う目的で、テヘラン入りした。〔大統領宮殿のある〕テヘランのサアダーバード宮殿では、第一副大統領出席のもと、イラク首相の公式歓迎セレモニーが開かれた。 イラクで新政権が発足してから1年足らずだが、今回がイラク首相の2度目のテヘラン訪問である。 昨日、イラク首相は最高指導者、大統領、公益判別評議会議長、および国家安全保障最高評議会書記と会談した。アバーディー首相はまず最初に、エスハ 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、昨日の午後、イラクのハイダル・アル=アバーディー首相とその随行団と会談し、その中でイラクの政治的・国民的統一を守るための聡明さが極めて重要だとし、テロリストたちとの戦闘でイラクの若者たちが見せている強い意志と努力、および勇敢さに触れ、「人民義勇軍の大いなる可能性は、イラクの将来とさまざまな領域における進歩に大きく役立ち、〔よい〕影響を与えるだろう」と強調した。 最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、、ハーメ 全文をよむ
得票率16%でトルコ大国民議会の81議席を獲得した民族主義者行動党(MHP)の党首は、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領からの会談の申し入れを拒否した。 トルコのオンライン新聞の引用したIRIBニュース(イラン国営放送)の報道によると、MHPの党首デヴレト・バフチェリは、新内閣の組閣について協議するため各党の党首たちを招待する意向であるという最近のエルドワン氏の発言について、「これは、エルドアン氏が行った失態や不正に対する口封じのためのものだ。」と述べ、このように語った。「私 全文をよむ
異端テロリスト集団ISIL(ダーイシュ)の指導者10数名が、シリア空軍の前代未聞かつ最大規模の軍事作戦によりラッカ県にて殺害された。 シリア空軍は、シリア危機開始時期からこれまでの間において空前規模の作戦を実施し、ISILに対して30回以上の出撃を行った。 このISILに対するシリア空軍の作戦は、ラッカ県境地域の緑と水の豊かなアーイードサギールという地域に対して行われた。ラッカは、ISILのシリアにおける最重要で基本的な活動拠点である。 この作戦でシリア空軍 全文をよむ
サウジアラビア軍の戦闘機による、無防備なイエメンの民衆への絶え間ない攻撃で連日多くの同国国民が殺害されているが、サウジアラビア外相はイランだけが他国の事情に介入していると訴えた。 アル=アーラム・ニュース・ネットワークの報道では、カイロを訪問しているサウジ外相は、今日(日曜日)、エジプト外相との共同記者会見において次のように発言した。「我々は皆、バッシャール・アサド排除のために戦っているが、イランだけが我々アラブの事柄に介入している。」 サウジアラビアのアーデル・ジュバ 全文をよむ
イラク軍および義勇軍は昨日[5月22日]、ラマーディー市[イラク西部のアンバール県の中心都市]の東地域をテロリスト集団ISIL(ダーイッシュ)の手中から解放した。 AFP通信社の報道によると、ラマーディーの町の東7キロに位置するフサイバḤuṣaybahを解放するための軍事作戦が始まったことをテロリスト集団ISILに対するイラク軍前線駐留司令官は発表した。 彼は記者団に対して匿名を希望し、以下のように述べた。「現時点までに、フサイバの警察署とその周辺地域をテロリストの手中 全文をよむ
イエメン軍は、サウジアラビア領に対する軍事作戦でサウジ兵10数名を戦死または負傷させた。 アル=マナールを引用したイラン国営放送(IRIB)の報道によると、人民委員会とイエメン部族連合は、サアダ県[イエメン北西、サウジアラビアと国境を接する県]北部のアラブ ‘Alab付近でサウジアラビア軍を攻撃した。この軍事作戦で1名の将校を含む28名のサウジ兵を戦死に至らしめ、5両の軍事車両を破壊した。 またサウジアラビア国境地域、特にアッ=ダーヒン[読み不詳]やアッ=ドゥード[同] 全文をよむ
国営ガス公社のアズィーゾッラー・ラメザーニー国際部局長は、こう発言した。 国営ガス公社は、アフガニスタンへのガス輸出について、目下、同国と交渉中である。 同国際部局長は、次のように発言した。 昨年から今年はじめ[西暦3~4月ごろまで]にかけて、アフガニスタンへのガス輸出についての、同国との交渉が行われた。しかし、現在までのところ、その成果は得られていない。ガス輸入のためのアフガニスタン市場は、未だ整っておらず、この分野への参入は初めのことであり、アフガニスタン側にとっ 全文をよむ
[ペルシア湾岸の]ホルモズガーン州文化遺産手工芸観光局のモフセン・ズィヤーイー局長は、アブー・ムーサー島への特別観光ツアー開始の計画を発表した。 同局長は、同島での基礎的なインフラ整備は整っていると述べ、こう語った。 「我々は、アブー・ムーサー島への特別観光ツアーを早急に開始する予定だ。目下、同島への空路での3日間の旅行を想定しながら、国の旅行サービス担当部署と協議しているところだ。」 全文をよむ
イラク共和国のファウード・マアスーム大統領が高官団の団長として、昨日午後、テヘラン入りした。 イラン国営放送通信の報道によると、モハンマド・レザー・ネエマトザーデ鉱工業商業相がメフラーバード空港にて、イラク大統領を出迎えた。公式の歓迎式典は本日、我が国のハサン・ロウハーニー大統領の出席のもと、サアダーバード・コンプレックスにて開かれる予定。 ファウード・マアスーム大統領はこの訪問で、イラクの観光相、環境相、および商業相を率いている。イラク大統領はこの訪問で、イラン大統領 全文をよむ
イスラーム革命防衛隊総司令官代理は無防備のイエメン人民に対するサウード家による野蛮な侵略を非難した上で、「サウード家はムスリム間に分断の種をまき散らしている。分断を生じさせ、アメリカとイスラエルの目標を実現させるために動いている」と述べた。 ホセイン・サラーミー防衛隊准将は火曜日の午前、サナンダジの「自由ホール」で開かれた「永遠なる偉業を生みだす者たち」と題された、クルド人ムスリム・ペシュメルガ部隊による大会の席上、「イスラーム世界は今日、他のいかなる時代にもまして、敵の陰謀に対す 全文をよむ
イラン外務省次官は虐げられ、無防備な状態に置かれているイエメン人民に対し、緊急人道支援を行う必要性を強調した。 イラン国営放送通信が報じたところによると、ホセイン・アミール・アフドッラーヒーヤーン次官は国連事務局の人道支援問題担当次長で緊急支援調整官のヴァレリー・アモス氏と電話で会談し、無防備なイエメン人民に対してサウジアラビアが軍事的侵略を継続していることを強く批判した上で、「非軍事施設や非軍事的標的に対する過去数日間の攻撃は、国際的なルールや人道的権利に対する明らかな侵害である 全文をよむ
レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、先週、トルコ南東部の都市スィイルトで聖コーランを手にして言った。 「私はコーランとともに育ち、コーランとともに暮らしている。」 同大統領はこの演説で、次の選挙での与党《公正発展党》への人々への支持を求めた。 エルドアンのこうした言動に対し、野党《共和人民党》と《民族主義者行動党》の国会議員らは、トルコ国会において彼を激しく非難した。共和人民党のイスタンブール選出議員で、過去には、トルコ宗務庁のメンバーでムフティー[同庁宗教指 全文をよむ
トルコの国会選挙まであと1ヶ月足らずである。ホルダー月17日[6月7日]の選挙は、与党《公正発展党》にとっては政治戦略的に重要なものとなるだろう。何故なら、[同党は]国会での優勢に加えて、トルコの政治システムを議会制から大統領制に移行することを求めているのだから。 それゆえエルドアンは数日前に選挙戦を開始して選挙レースに参戦し、コーランを手に演説して物議を醸した。何故かと言えば、多くの評論家が彼のことを、宗教とコーランを悪用して政治的目的を遂げようとしていると非難したからだ。 全文をよむ
虐げられしイエメン人民へのサウード体制による攻撃と、アメリカをはじめとする人権主張国らによる今般の侵略行為への支持が続くなか、テヘランならびにイラン国内の数百に及ぶ都市で開かれた金曜礼拝の参加者たちは礼拝終了後、デモ行進を実施し、サウード体制の軍による侵略を非難するとともに、虐げられしイエメン人民に対する連帯の意志を表明した。 イエメン人民への連帯の意志を表明するために、我が国人民がデモ行進を実施した一方、我が国の責任者たちも今般の危機が発生して以来、国内対話を通じた問題の解決の必 全文をよむ
革命防衛隊総司令官は、こう述べた。 「イスラーム革命の最新の成果は、イエメンにおけるものである。イエメンの人々は、覇権体制に対するイスラーム・イランの抵抗に倣い、抵抗し続けている。」 ファールス通信によれば、革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官は、同防衛隊の政治的信念の上級教官らを讚える集会で、次のように発言した。 「イラン国外におけるイラン・イスラーム革命の状況は、極めて好ましいものである。我々は今日、イスラーム的覚醒とイスラーム的抵抗を目の当た 全文をよむ
アメリカの石油産業の関係者らが今週、テヘランを訪問し、イランの石油産業の製造者やトップらと会談する予定だ。 石油省のアッバース・シェエリー=モガッダム次官は、これらアメリカの石油産業関係者らのテヘラン訪問は確実だと認め、こう述べた。 「この石油産業訪問団の来訪により、将来、イランの石油産業に対する制裁が解除された際には、我々はアメリカのガス・石油メジャーがイランで活動するのを目の当たりにするだろう。」 全文をよむ
国境関門において、アゼルバイジャン共和国の国籍保有者に対して[イランへの入国]制限が設けられたという報道を受け、駐バクー・イラン大使館メディア担当のセイイェド=モハンマド=ホセイン・アーヤトッラーヒー氏は、これを否定し、次のように述べた。 「イランは、アゼルバイジャン共和国国籍をもつ人々に対し、いかなる[入国]制限も設けていない。」 ISNAによれば、同氏は、イランとアゼルバイジャン共和国の人々との間の人的交流を強化したいと強調してこう述べた。 「ビザ廃止法により、 全文をよむ
同次官は、またシリアにおける政治議論の動向について次のように述べた。「シリアの事件が起こってから、バッシャール・アサド大統領は政治的[解決]プランを提示した。過去四年間、我々は軍事的解決の道を信じていない。しかし他国は大統領が提示した数々のプラン、特に彼が2013年に行った演説を完全に無視したのだ。」 彼は、「彼らは、シリアの体制が数時間・数日・数週間・数ヶ月の間に転覆するだろうと思っていた。しかし彼らは、CIAが自ら認めたところによれば、百以上の国からこの国へやってきたテロリスト 全文をよむ
【地域の陰謀の元凶はイスラエル】 シリアのファイサル・メクダード外務次官は、イスラエルがこの地域の国々に陰謀を巡らしている元凶であるとした。 同次官は、「中東において近年起こった事件のすべてが、基本的にイスラエルから仕掛けられたもので、実際にあった残虐非道な行いを隠したまま、その目的達成のために傭兵を送り込んでいる。」と続けた。 同氏は、イスラエルの行いがこの地域の陰謀の元凶であると述べた。「米国とサウジアラビアやカタールなどの国には背後にイスラエルの目論見や 全文をよむ
彼は、テロリストとの戦いで最終的な勝利を確信していると述べ、特にイラン・イスラム共和国とロシアを初めとするBRICsの支援国に感謝の意を表した。「わが国は変わらずテロとの戦いの渦中にあるが、最終的には勝利する。」 ファイサル・メクダード氏は、バッシャール・アサド大統領の失脚を図った西欧、特に米国が手を引いた理由について問われ、「西欧諸国は、単に力を知るのみで弱者を理解することはできない。」と答えた。 彼は、次のように続けた。「数日でチュニジア政権を転覆させ、その後にリビ 全文をよむ
シリアのファイサル・メクダード外務次官は、「シリア政府は、イランの全面的な支持と支援により敵対勢力及びテロリスト集団に対抗する上で、自国の抵抗力と安定性をより強固に持続することができた。」と述べた。 ファイサル・メクダード次官は、イラン国営放送の個別インタビューにおいてシリアにおけるテロ拡大の原因について意見を述べながら、中東地域における過去4年間に起きた数々の事件がたいへん困難なものであったとして、次のように続けた。「最初に『アラブの春』が始まったが、これは実際には『アラブの春』 全文をよむ
イラン外務省アラビア・アフリカ局のホセイン・アミーレ・アブドッラーヒヤーン局長は、本日(4月20日)午後、ロケット弾もしくはミサイルがイエメン首都サナアにあるイラン・イスラム共和国大使館の近くに着弾したと発表した。 アミーレ・アブドッラーヒヤーン局長は、イラン国営放送の個別取材に対して次のように述べた。「たいへん遺憾ながらロケット弾もしくはミサイルが、サナアにあるわが国大使館から数メートルの地点に着弾し、大使館の窓ガラスが割れた。幸いなことに大使と大使館員に怪我はなかった。」 全文をよむ
同外相は、パレスチナ問題についても以下のように述べた。「わが国は、パレスチナ問題にも注意を払っている。唯一の解決の道は、パレスチナ国家の設立である。わが国は、この問題に関して平和的な手段で始めるべきとのことでフランスと合意しており、フランスには感謝している。」 同時にファビウス外相は、次のように述べた。「サウジアラビアとフランスの関係は、長年にわたるすばらしくも広範なものであり、私はこの会談で再度この[パレスチナ]問題を強調した。友好的で暖かな支援をいただき、サウジアラビアで多くの 全文をよむ
サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相は、「サウジアラビアは、イエメンにおいてイランと戦争に突入したのか」という質問に対し「わが国は、イランと戦争状態にあるわけではない。わが国は、要請に基づきイエメン入りしただけである。イエメンには大統領がおり、その大統領が民兵組織フーシ[訳注:シーア派ザイド派]と対抗する上で、わが国に同国の法の適正さを支持するよう求めてきた。そしてわが国と湾岸諸国や他のアラブの同盟国は、この戦争に参加したのである。イランはイエメンの一部ではない。」と答えた。 全文をよむ
マーク・リッパート駐韓米国大使がナイフで襲撃された。リッパート氏は病院へ運ばれ、80針の縫合を受けた。 ユーロニュースの報道によれば、この襲撃後に55歳の男は聴取を受け、リッパート氏は負傷し病院へ運ばれた。傷は80針の外科的処置を必要としたが、リッパート氏に命の別状はなかった。同氏は2014年に大使として着任している。 ロバート・オグバーン駐韓米国公使は、取材に対し次のように述べた。「ワシントンの我が国スポークスマンから聞いていると思うが、合衆国政府はこの無意味な残虐行 全文をよむ
イラン製有人宇宙船の初期模型がお披露目 昨日大統領が視察した展示会場では、イラン製有人宇宙船の初期模型が初めてお披露目された。この宇宙船は来年、軌道に向けて打ち上げられる予定だ。 この展示会の傍らで、マフムード・ヴァーエズィー通信情報技術相は宇宙分野における国内の専門家たちの20年間にわたる活動と、人工衛星「ファジル(夜明け)」の打ち上げ成功について触れ、次のように述べた。 知識基盤経済の成長のために、宇宙工学やナノテクノロジー、バイオテクノロジーなどの最新技術 全文をよむ
国家安全保障最高評議会の議長を務めるロウハーニー大統領はさらに、 一部の言動が、敵が口実探しを継続させ、根拠のない不当な非難をイラン国民に加えるのを助けてしまっている。敵はこうした発言の内側に何かを見つけ出しては、「あいつらは自分たちに加えられた嫌疑を、自ら認めているよ」などと言ってくるのである。 ※訳注:ここでロウハーニー大統領は、国内の急進派の言動が、欧米諸国による対イラン批判・制裁を正当化させてしまっている、と批判している。 ■ 交渉の影に追いやられる核技術の発展 全文をよむ
大統領、核技術の発展が核交渉の影に追いやられる状況に不満を表明 イラン大統領は昨日、国の宇宙開発の最新の成果を紹介する展示会の視察後、「イラン・イスラーム共和国は科学の発展の為に、これまで誰かに許可を求めるようなことはなかったし、これからも許可など求めない」と明言した。 政府の広報サイトが伝えたところによると、ハサン・ロウハーニー氏は「宇宙技術の日」を記念して、次のように述べた。 イランの国民的意志は、あらゆる先端技術、中でも宇宙航空技術の分野で進歩を遂げるこ 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部副参謀長は「イランのミサイル計画や防衛能力は、いかなるアプローチによってであれ、またどのような諸外国との集まりにおいてであれ、交渉の対象とはなりえない」と述べた。 ジャーメ・ジャム・オンラインが軍統合参謀本部の発表として報じたところによると、セイエド・マスウード・ジャザーイェリー軍統合参謀本部副参謀長は、イラン・イスラーム共和国の防衛力とミサイル計画に関するアメリカ当局の最近の発言に対し、「アメリカであれ誰であれ、国防に関して干渉し、出し 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】サウジアラビア国王の死に関する、テヘラン臨時金曜礼拝導師のアーヤトッラー・アフマド・ジャンナティーの発言が、湾岸協力会議の反発に遭っている。 BBCテレビによると、アブドラ国王の埋葬からちょうど一週間後に発せられたこの発言に対して、湾岸協力会議が反発、同会議は声明の中で、アブドラ国王を賞賛する一方で、ジャンナティー師の発言は無責任であると、強い口調で断じた。 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】アメリカ国務省のある当局者は、イランが宇宙に人工衛星を打ち上げたとの報道に対し、「ヴォイス・オブ・アメリカ」に、「イランのミサイル計画は地域にとって脅威であり、ミサイル計画の拡大を目指すイランの動きに対するわれわれの懸念を、国際社会は共有している」と述べた 〔‥‥〕 BBCテレビも、 イランは新たな人工衛星を打ち上げ、同国の当局も軌道にのせることに成功したと述べている。この人工衛星は「ファジル」という名で、イランが宇宙空間に打ち上げ 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、「イランは、ミサイルやその他の装備の製造技術を輸出することによって、シリアやイラク、パレスチナといった国々やレバノンのヒズブッラーを支援し、彼らがシオニズム体制やダーイシュ、その他のタクフィール集団に対抗して、それらから力を奪うことができるようにしてきた」と述べた。 〔‥‥〕 革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、「安全」という概念を「輸入された安全」と「自前の安全」という二つのグループに分け、イラン・イス 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国防省傘下の企業の一つである「イラン・エレクトロニクス・インダストリーズ」社のスペース・プロジェクトのリーダーは、「人工衛星『ファジル(夜明け)』による地上との交信が、打ち上げ成功後の本日、確立された」と発表し、〔‥‥〕さらに「我々は人工衛星『ファジル』が次の任務を完璧に果たすことに、期待しなければならない」と説明した。 「ファジル」は、人工衛星「オミード(希望)」、「ラサド(観測)」、「ナヴィード(吉報)」に次いで、軌道に乗った4機目のイラン製人工衛 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】「ファジル(夜明け)」と名付けられた4機目となるイラン・イスラーム共和国の国産人工衛星が、「アッラーホ・アクバル」(神は偉大なり)のかけ声と、「ヤー・モハンマド・ラスーロッラー」(おお、ムハンマドは神の使徒なり)の合い言葉とともに、宇宙に向けて打ち上げられ、軌道上に乗った。 神聖なる「ファジル10日間」の期間中にあたり、「宇宙技術の日」に指定されたバフマン月14日〔西暦2月3日〕を目前に控え〔た本日=2月2日〕、イスラーム世界で初めて人工衛星を発射した 全文をよむ
オバマ大統領は、続いて次のような解決法を提案した。「目下、我々がすべきことは、今回の交渉を合意に至らせ、イランに国際社会の要求を飲むよう圧力をかけることだ。重要なのは、P5+1の同盟の堅持、ロシアと我が国の間の緊張とは無関係に同国との同盟、そしてイランの石油を渇望する中国との同盟の維持だ。我々はまだこの同盟関係を堅持できており、我々の外交がどれ程有効であってきたか示すことができるのだ。」 また米国大統領は次のように述べた。「このまま私が核問題についてイランと合意に至らないのなら、筋 全文をよむ
米国大統領は、追加制裁がジュネーヴ合意に反するものであるとして、米国議会に対してイランに対する新たな制裁決議をやめるよう求め、次のように述べた。「すべての検証、つまりイスラエルの各情報機関の検証によっても、イランはジュネーヴ暫定合意の内容を遵守している。」 バラク・オバマ米大統領は、CNN放送の著名な解説者であるファリード・ザカリアとの対談の中で、テロとの戦いを宗教戦争であると見てはならないと述べた。彼は、99.9%のムスリムがテログループ(ISIL)に反対しており、我々はこれらの 全文をよむ
「被抑圧者たちの動員(バスィージ)」機構長官は、「殉教者アッラーダーディーの殉教は、エルサレム解放を指示し、シオニスト体制に対して相応の返報を与えることを許すものである」と述べた。 バスィージのウェブサイトが伝えたところによると、モハンマド・レザー・ナグディー司令官は、バスィージや全国各州に展開する革命防衛隊部隊の司令官・責任者らとの会合の中で、アッラーダーディー司令官の殉教は〔イラン国民を〕啓発・覚醒させるための〔歴史〕記録であるとした上で、「彼の殉教は、タクフィール主義者たちが 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】タクフィール主義のテロリストたちと戦闘を交えた、信仰厚き若き勇者が、「二人のイマーム・アスキャリー」[第10代イマーム・ハーディーと第11代イマーム・アスキャリー]墓廟の聖域を護って殉教した。 この戦士は、昨日、イラクのサーマッラーでタクフィール主義のテロリストたちとの戦闘で死亡した。彼は、預言者一族のために身も心も捧げる者たちの一人であり、毎年、[シーア派第3代イマーム]ホセイン追悼儀礼やゼイナブ[ホセインの妹]殉教の行事に参加していた。 殉教 全文をよむ
同氏は続けて、「レバノンのヒズブッラーの同志たちや〔革命防衛隊の〕殉教者アッラーダーディー司令官など、イスラーム共同体の子らの殉教という結果を招いたクナイトラでの出来事は、実際には過去数ヵ月間の東地中海情勢〔※恐らくイスラーム国の台頭を指すものと思われる〕の反映・帰結だったのである」と述べ、さらに「革命防衛隊総司令官の声明に見えるとおり、革命防衛隊とヒズブッラーは、いかなる行為も返報・報復なしに放置するようなことはないということを、過去の歴史的場面で示してきた〔‥‥〕」と強調した。 全文をよむ
革命防衛隊総司令官代理は、「ヒズブッラーと革命防衛隊は、いかなる行為も返報・報復なしに放置するようなことはないということを、過去の歴史的場面で示してきた」と指摘した上で、「シオニスト体制による最近のクナイトラへの侵略に報復するために、必ずや特別な措置が講じられるだろう」と強調した。 ファールス通信によると、ホセイン・サラーミー司令官は〔イラン国営放送のアラビア語放送局である〕アル・アーラム・ニュース・ネットワークの番組「テヘランから」でのインタビューで、「我が親愛なるパレスチナの主 全文をよむ
イラン司法相は、 最近の出来事や西洋の出版物によるイスラームの預言者に対する侮辱は、西洋の文化的無力と自傷行為の極致を示すものである。「なぜ人権や女性の権利、子供の権利、その他を守らないのか」などと私たちに言ってくる西洋人たちは、表現の自由の名の下でイスラームの預言者を侮辱し、そうすることで10億人以上の人々を侮辱しているのである。 と述べた。 イラン学生通信の報道によると、ホッジャトルエスラームのモスタファー・プールモハンマディー司法相は、〔‥‥〕司法省の職員たち 全文をよむ
アフマド・タヴァッコリー氏は、過激派組織を作り上げたのはどこの誰なのかと問うた上で、「イラクやシリアでタクフィール集団を支援したのは、西洋諸国自身である。それゆえ、この問題は彼ら自身の行為の産物なのである」と述べ、さらにイラン政府関係者らに向けて、 〔‥‥〕外務省の責任者たちは、革命最高指導者〔=ハーメネイー師〕があなた方のことを、革命的な気持ちを忘れない、自身の〔愛すべき〕子供たちであると考えているということを、しっかりと認識すべきだ。そうである以上、あなた方は〔フランスに対して軟 全文をよむ
アフマド・タヴァッコリー「仏誌に対する襲撃事件は西洋の行動の帰結」 フランスのシャルリーエブド誌に侮辱的な風刺画が掲載されたことを理由とする抗議集会が、在テヘラン仏大使館前で開かれ、「神の使徒よ、我は汝に従う」との怒号が響きわたった。 タスニーム通信の報道によると、昨日(1月19日)、フランス大使館前に集まった集会参加者らは、口々に「神の使徒よ、我は汝に従う」、「神の預言者よ、我は汝に従う」、「我らは屈辱とは無縁」、「誰であれ、ムスリムの沈黙はコーランへの裏切り」、「フラ 全文をよむ
国家安全保障最高評議会書記は、シリア政府の主権を侵害し、クナイトラ地方でヒズブッラーの複数の戦闘員らを殉教せしめたシオニスト体制の行為を非難した上で、「こうした行為は間違いなく、タクフィール主義のテロリストたちとの協力関係の延長線上にあるものだ」と述べた。 イラン国営通信の報道によると、アリー・シャムハーニー氏はイラクのムハンマド・サーリム・アル=ガバーン内相との会談のなかで、さらに「シオニスト体制によるこうした行為は、同体制の偽りの国境線に緩衝地帯を設けるためならば、テロ集団をも 全文をよむ
レバノン・ヒズブッラー(神の党)は声明の中で、シリア・クナイトラ地方で発生した同党の部隊に対するシオニスト軍の攻撃で、複数の隊員が殉教したことを発表した。 イラン国営通信の報道によると、この声明には次のようにある。 シリア・クナイトラ地方にあるマズラア・ アル=アマル街を、ヒズブッラーのジハード部隊が実地調査をしていたところ、敵シオニストのヘリコプターが彼らに向けて、ミサイルを発射した。 声明は続けて、敵シオニストによるこのミサイル攻撃で、ヒズブッラーのジハード 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】新疆ウイグル議会は、《顔を覆うベール》が、ウイグル女性たちの同地域特有の伝統的な衣服ではないとの理由からこれを禁止した。メフル通信によれば、中国の新疆州立法議会はヨーロッパの一部の国々に従い、ウイグルの公共の場で、女性たちの《顔を覆うベール》の着用を禁じる法律を可決した。 この法律は昨年、新疆の首府であるウルムチの女性市民に対して制定されていた。今年に入り、若干の法修正ののち、同州[※ウイグル自治区]全土で施行されたのである。 新疆議会は、顔を覆 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】 […] [イラクを訪問中の]イラン国会議長のアリー・ラーリージャーニーは、イラクのフワード・マアスーム大統領と会談し、「イランは最も困難な状況においてイラク政府と国民を後押ししてきた」と述べ、こう発言した。 イランとイラクの関係やつながりは、歴史的なものである。我々は、隣国の友好国において、政治体制が確立され、この安定創出でイラク国民が果たす役割が大きくなったことを嬉しく思っている。 […] ■石油価格の下落は、陰謀だ 全文をよむ
◇イスラーム教徒の能力誇示 実際、この点と治安への脅迫に屈しない姿勢については、マスメディアも無視することができず、BBCはアルバイーン当日のシーア派の能力誇示について「何百万人ものシーア派の巡礼者が、当該地域に急進的なグループが潜伏し数々の脅迫があったにもかかわらず、カルバラーで土曜日(12月13日)に行われたアルバイーンの儀式に参加した。この巡礼者たちの多くのものが、土曜日の哀悼の儀に数日間歩いてやってきた。ナジャフからカルバラーまでのおよそ80kmの道のりが、巡礼者らが歩んだ経路であ 全文をよむ
◇静かな戦場 この儀式の無事な開催について、エマード・アフルーグ教授は以下のように述べている。「今年のアルバイーンの徒歩巡礼者は、イマーム・ホセインがヒジュラ暦61年(西暦680年)にその命と引き換えに撒いた種子の結実である。この出来事は、イマームの静かな戦場戦略に遡る。」 アフルーグ氏はファールス通信の取材に対し、アルバイーンに2千万人の巡礼者が参加するというシーア派の力の表出ついて次のように述べた。 「この問いは、この場所に対する我々の感覚や受け取り方に回帰する。私は全 全文をよむ
イラクのカルバラーでイスラーム教徒が大規模な行動をとったという宗教的・政治的なメッセージは、イスラームを待ち構える異端者の危険が常にも増して存在する年において、世界のマスメディアの注目を集めた。 世界のマスメディアは昨日(2014年12月13日)、まさにこのような分析と報道をカルバラーにおけるイスラーム教徒たちの大集会に当てはめたのである。この行事は、大アーヤットラー・マカーレム・シーラーズィー師によれば、イスラームと預言者とその家族に従う者達(すなわちイスラーム教徒)の敵の心に恐 全文をよむ
イラン外務省アジア・オセアニア担当外務次官イブラーヒーム・ラヒームプール氏は、ガーディアン紙のインタビューで、イラクのイスラーム国(ダーイシュ)陣地に対するイランの空爆は、イラク政府側からの支援要請により実施されたものであると述べた。 このイラン政府高官は、昨日(5日金曜日)イラクのイスラーム国に対するイランの空爆作戦を認めながらも、この措置はイラク政府の要請を受け実施されたものであり、米国とのいかなる協調も行われていないと述べた。 ラヒームプール外務次官は、インタビューで、 全文をよむ
アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、タクフィール主義者たちの行動は今日の世界が直面する大いなる問題の一つであると指摘した上で、「力にものを言わせる世界の列強は、反イスラーム感情を広めるために、タクフィール主義者たちや過激派の無知を利用しているのだ」と述べた。 マルジャエ・タグリード〔シーア派の宗教権威〕である同師は、「600年前、ある人物がそれと知らずに、タクフィール主義者たちの火に油を注ぎ、彼らの思想に学問的な形を与えてしまった。彼らをこのように〔理論〕武装させたことで 全文をよむ
また、バラク・オバマ氏を痛烈に批判してきた共和党の上院議員ジョン・マケイン氏とリンジー・グラハム氏は、ワシントンからテヘランに親書が送られたことに対して、激しい口調の声明を発表した。 この2人の上院議員は、声明の冒頭で「米政府からのさらなる支援を求めるシリア穏健勢力の叫びが聞く耳を持ってもらえないような時に、バラク・オバマ大統領がイスラーム国との戦いに加わるようアーヤトッラー・ハーメネイーに呼びかけたことは、恥ずべきことだ」と述べている。 ジョン・マケイン氏は常にオバマ 全文をよむ
このウォールストリート・ジャーナルの報道はまた、米政府の対イラン政策の将来に新たな疑問を提起するものでもある。先月、スーザン・ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)はあるテレビ番組に出演し、「アメリカは、イスラーム国との戦いに関して、イランと協力していない」と主張した。 同氏はこれについて、次のように述べている。 イスラーム国との戦いのいかなる側面に関しても、我々はイランと調整したり、直接的な協議を行ったりしてはいない。実際、イランはイラクにおいて、対イスラーム国でイラ 全文をよむ
この報道とその影響は、早くもForeign Policy(FP)誌の注目するところとなった。デイヴィッド・フランシス氏とヨチ・ドリーゼン(Yochi Dreazen)氏はこの件に関して、イラクおよびシリアでアメリカの攻撃対象となっている、イスラーム国をはじめとする〔武装〕集団へのオバマ政権の戦闘は拡大の一途を辿っており、アメリカを複雑な状況に追い込んでいると指摘する。 それによると、オバマ氏はイラク政府の軍事的強化のためにロシアと歩調を合わせているが、その一方でシリア政府とは、イス 全文をよむ
ウォールストリート・ジャーナル、米大統領からイラン革命最高指導者に親書が送られたと報道 【政治部:アッラーメ・アズィーズィー】ルパート・マードックの運営するメディア帝国の一部をなすウォールストリート・ジャーナル紙は、選挙での共和党の勝利の直後、米国政府が地域問題でイランとの協力に関心を抱いていると報じた。この報道は、対イラン強硬路線の支持者およびイスラエル・メディアから、激しい反発を招いている。 ウォールストリート・ジャーナル紙は情報筋の証言として、「バラク・オバマ米大統領 全文をよむ
■ ラーリージャーニー国会議長「地域諸国は責任ある行動を」 国会議長は中東情勢や反ダーイシュ連合、及び一部の国々〔※トルコを指す〕がシリア上空の飛行禁止を宣言するよう〔国際社会に〕求めていることについて、「このような措置〔=シリア上空に飛行禁止区域を設定すること〕は受け入れられない。これは一種の政治的混乱〔を招く措置〕だと言える」と述べた。 イラン国営放送報道センターによれば、昨日[10月11日]エスファハーンを訪問していたアリー・ラーリージャーニー国会議長は記者団に対し 全文をよむ
ラーリージャーニー「連合軍の違法行為は国際的な混乱を引き起こしている」 軍統合参謀本部長は今起きている出来事の複雑さを指摘し、〔米軍が主導する対ダーイシュの〕見せかけだけの連合軍による舞台裏の陰謀に対しては、意識を高くもって慎重に対応する必要性があると述べた上で、「〔シリア北部トルコ国境沿いに位置する〕クーバーニーの人々を犠牲にして、シリアにおける連合軍の軍事的駐留に向けた橋頭堡を築こうという、陰謀が感じられる」と語った。 IRNA(イラン国営通信)の報道によれば、セイエ 全文をよむ
■国民的問題では党派同士の張合いは控えるべき 外務省のアフハム報道官は、さらに以下のように発言した。 このような状態[国内における核合意への国内における妨害、交渉チーム・外相への根も葉もない批判など]は、[核]交渉に関するすべての問題について十分に意見交換が行われ、各界の様々な見解が考慮され、交渉は国民的プロセスとして進められているにもかかわらず、生じているものである。 アフハム報道官は、更に続けて、「一部の人たちは、交渉を個人的な問題や派閥の問題に結び付けようとしている 全文をよむ
■国民的利益と国民的コンセンサス 外務相のアフハム同報道官は、「自分たちがわざわざ作り上げた証拠に即して分析を加えている同朋たちは、以前にも増して彼ら自身の目を国益に転じ、時の経過とともに、この問題において一層の国民的コンセンサスが形成されるべく」期待していると語った。 また、同報道官は、「何故ヨーロッパとの関係や核問題での合意の可能性が高まるほど、それを壊そうとする動きも高まるのだろうか」という質問に答えて、次のように述べた。 国益を追求し、[国内の]政治的・党 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】 ■米外交評議会でのザリーフ発言全文が閲覧可能 イラン外務省のアフハム報道官は、「質疑応答の形式で行われた米外交評議会での発言の全文が、同評議会のサイトに掲載されており、友人たちにもそれを送ってある」と述べた。 更に同報道官は、以下のように続けた。 この問題を正しく理解したくない人たちにとっては、それは不十分であり納得のいく説明ではないけれども、問題の真相を求める人たちに対しては、核問題、地域[情勢]の変化、ダーイシュ[イス 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】わが国の外務省報道官は、米外交問題評議会でのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相の[英語での]発言内容が、翻訳の際に改ざんされていることを批判した。 マルズィエ・アフハム報道官は記者会見の場で、同省に対する批判の高まり、わけても米外交問題評議会でのザリーフ発言に関する質問に答えて、こう述べた。 一部の批評家、また、政治プロセスや外交関係の枠組みについて異なる見解をもつ人たちが、2時間に及ぶ[同評議会での]会合の瑣末なことを取り上げているのだ。 全文をよむ
【ジャーメジャムオンライン】ダーイシュ司令官は、コバーニー占領後、次のように発言した。 クルド人はムスリムではない。もしイスラームのカリフ制を受け入れて、ムスリムになるか、[異教徒として]人頭税を支払うなら、安全は確保されるだろう。しかし、そうでない場合は、死が待ち受けている。 ファールス通信によれば、コバーニー攻略作戦に加したタクフィール主義テロリスト集団「ダーイシュ」[※イスラーム国]のある司令官は、発言の中でクルド人を非ムスリムと見なし、次のように述べた。 クルド人 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】大統領は「勿論、今後テロとの闘いに取り組むと誠実に宣言したいずれの国についても、我々は 、彼らの懺悔を受け入れねばならないと考えている」と付け加えた。 ロウハーニー大統領は「一部で叫ばれているスローガンとは別に、今日、世界の国々はテロリズム撲滅に向けて手を取り合って行かねばならない。少なくとも『反テロリズム』で団結した明確な声がなければならない」と強調した。 大統領は続いて、国際的な様々な問題についても議題が山積しており、それらの分野において 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】大統領は、テロリズムは拡大しつつある世界的脅威であると指摘した上で、こう述べた。 滑稽なのは、これまで諸々のテロ組織を訓練して装備させ、資金援助を行ってきた国々が、今日、突如として、これらテロ組織との闘いに取り組もうとしていることだ。 大統領府広報サイトによれば、大統領はスロバキア共和国の副首相兼外相との会談において以下のように言明した。 イラン・イスラーム共和国は互恵的、地域的かつ国際的な協議及び協力拡大へのスロバキアの意志を歓迎する。 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】中国車、特に、中国製《モンタージュ》[部品組立生産。いわゆる「ノックダウン生産」を指す]の使用は、自動車産業において増加する一方である。専門家らは、こうした傾向が続くことに懸念を表明し、こうした流れは、イラン自動車産業の中国化につながるとしている。 ジャーメ・ジャムの報道によれば、専門家らは、イランの自動車産業に中国車がむやみに流れ込むことを大きな危険だとし、こうした流れが続くならば、イラン自動車産業は、信用も、製品の品質、および、製造技術も大きく損なわれ 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】自動車製造者協会会長のアフマド・ネエマトバフシュ氏は、「なぜ自動車メーカーは質が高く定評ある世界の自動車ブランド[との提携・モンタージュ生産]を模索しないのか」という質問に答え、ジャーメジャム紙に対して次のように述べた。 イランは何年にもわたり制裁を受けており、海外の信頼できる自動車メーカーが我々と契約できない状況では、イランの市場に中国企業が参入して来るよりほかないのだ 。 彼は次のように付け加えた。 制裁によって、それ以前にイランの自動車 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】イラン自動車産業の専門家であるモスタファー・ママガーニー氏はこの問題[イランの自動車産業が中国製自動車部品のモンタージュ生産(組立生産)業と化している問題]について、本紙のインタビューに答えて次のように述べた。 「トヨタ、FIAT、フォルクスワーゲンのような信頼できるブランドや、キアやヒュンダイといった韓国車との共同生産や製品のモンタージュ生産[部品組立生産]にどうして取り組もうとしないのか」というのは自動車メーカーに対する最大の疑問である。 同氏は次 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】イラン自動車産業の専門家モスタファー・ママガーニー氏は次のように述べた。 中国車は十分な品質基準を満たしていないため、安く組み立てられるというのは、事実である。この問題は、多くの中国車に当てはまる。例えば、一時市場に出回った中国のバンは[エンジン・トランスミッション等の]パワートレインに問題があり、燃費が14リットル〔/100km = 約7.1km/L〕にまで達していたと記憶している。中国トラックのHowo〔シノトラック社〕が引き起こし、多くの同胞の命を奪 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】サウジアラビアは、麻薬密輸の容疑で逮捕されていたイラン国籍の男に死刑判決を下した。この判決は、剣を用いて斬首するという方法により執行された 。 BBCの報告によると、サウジアラビア内務省は処刑されたイラン人を「レザー・アッバース・ファーゼル・アドリーサヴィー」であるとし、サウジアラビア東部地域で彼の死刑判決を執行したと伝えた。 サウジアラビア内務省の発表に基づくと、被告人は「大量のハシーシュ[ハシシ]」を海路で密輸していたという。この点についての 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】オイル・ダラー(oil dollars)を手にし、イラクとシリアの人々を殺戮した「ダーイシュ」(イスラーム国)戦闘員らのお楽しみ画像(プールでの水遊び、プールサイドでの食事風景)。 ※訳者注:各種ペルシア語ニュースサイトによれば、これらの画像は、ツィッター・フェイスブック等SMSのアラビア語ユーザーの間で広まったものともされる。 全文をよむ
セイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官は、イスラエルの無人航空機はイラン・イスラーム共和国の北に位置し、旧ソ連邦の一部であった国からイランに送り込まれたものだと述べた。 ファールス通信の報道によると、軍統合本部副参謀長は〔‥‥〕「この無人航空機のオペレーション範囲では、同機を直接占領地〔=イスラエル〕から〔イランに〕送り込むことは不可能である。域内のある国から送り込まれたものだ」と指摘した上で、次のように述べた。 われわれは、無人航空機の送り込みでエルサレム占領体制 全文をよむ
イラン外相はイラク訪問の3日目、同国北部にある〔クルディスタン自治区の首都〕アルビールに向かった。 複数の通信社が伝えたところによると、イラン外交の最高責任者であるザリーフ外相はイラクのスライマーニーヤ(ソレイマニヤ)およびアルビールで、イラク・クルディスタン自治区の指導者であるマスウード・バールザーニー氏とジャラール・ターリバーニー氏と会談した。外相は同自治区の指導者であるバールザーニー氏との会談後、共同記者会に臨み、「われわれはイラクの領土的一体性、国民的統一、発展と安全を支持 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会の国家安全保障外交政策委員会の副委員長は、イラン外務次官のサウジ訪問を強く批判し、「サウジアラビアは今や、中東地域の負け組に数えられている」と述べた。 ジャーメ・ジャム・オンラインによると、マンスール・ハギーガトプール議員(アルダビール選出)は、「サウジアラビアはシリア問題で信用を失った。また同国の犯罪ファイルには、ダーイシュの犯罪行為の数々を見て取ることができる。サウジアラビアはバーレーンでは占領者、弾圧者として認識されている」と語った。 全文をよむ
外務省のホセイン・アミール・アブドッラーヒヤーン次官(アラブ・アフリカ諸国担当)は事前の予告なく、サウジアラビアに向けて出立した。 外務省の高官である同氏は昨日、サウジアラビア政府当局者と会談するために、リヤドに向けて出発した。この訪問は、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相のイラク訪問中に行われたものである。 イラン国営通信が伝えたところによると、アミール・アブドッラーヒヤーン次官はこの訪問の中で、サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相と会談し、両国の懸案事 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会の国家安全保障外交政策委員会の報道官は、「革命防衛隊によって撃墜されたシオニスト体制の無人航空機の技術的構造から考えるに、同機はペルシア湾岸諸国からイランの領空に侵入したものである」と述べた。 ジャーメ・ジャム・オンライン記者が伝えところによると、セイエド・ホセイン・ナガヴィー=ホセイニー議員(ヴァラーミーン選出)は撃墜されたこの航空機について、「燃料の量、距離、同機の移動にかかわる諸側面から示されるのは、同機がペルシア湾岸諸国からイランに飛来した 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命防衛隊総司令官代行は、シオニスト体制の無人偵察機が我が国に侵入したことについて、「われわれの応答は外交的なものではなく、戦場で応答を示すことになろう。必要に応じて、われわれは自らの反応を〔ことばで〕表明することなく、行動に移すことになろう」と述べた。 ホセイン・サラーミー司令官は本日正午、内務省の集会ホールで開かれた「職員バスィージ記念大会」で演説を行い、その中で我が国への偵察機の侵入について触れ、「最新のステルス技術とレーダー回避技術が 全文をよむ
イスラーム革命防衛隊宇宙航空部隊の司令官は、シオニスト体制の偵察用無人航空機が撃墜された問題に触れ、「この無人航空機は『ヘルメス』という機種で、域内にある国から飛来したものである」と言明した。 革命防衛隊ニュースが伝えたところによると、アミールアリー・ハージーザーデ司令官はこの無人航空機が侵入し、撃墜された問題の詳細について説明する中で、次のように述べた。 土曜日、1機の無人航空機が革命防衛隊宇宙航空部隊の防空システムによって撃墜された。この無人航空機はシオニスト体制によ 全文をよむ
革命防衛隊の広報は、シオニスト体制の偵察用無人航空機が革命防衛隊宇宙航空部隊の防空システムによって、撃墜されたことを明らかにした。 この無人航空機は革命防衛隊の宇宙航空部隊の防空システムによって追尾された後、ミサイルで撃ち落とされた。破壊された航空機はレーダーを回避するステルス性能を有した機種で、ナタンズ核施設がある地域上空に侵入しようと試みていた。しかし防空システムの探知とタイムリーなアクションによって、地域上空に入る前に、地対空ミサイルによって撃墜された。 革命防衛 全文をよむ
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は演説の最後を、世界との交流・対話に関するテーマに充てた。 同師は、大統領がイランの大使や臨時代理大使らを前にして2日前に行った、全世界との交流・対話に関する演説を支持した上で、「その中でも、二つだけ例外がある。シオニスト体制とアメリカである」と述べた。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はアメリカとの交流・対話を否定する理由について、いくつかの点を指摘し、次のように強調した。「アメリカと関係をもち、同国と交渉することは、特別なケースを除い 全文をよむ
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は外交が行われる現場を戦場に喩えて、次のように述べた。「実のところ、外交の場とは戦いの場である。もし目的に対する確固たる信念もなく外交を行えば、あるいはその場で、あるいは最終的に、敗北を喫することになるだろう」。 革命最高指導者は外交における成功のもう一つの必要条件として、「休みなく活発に動くこと」を挙げ、「活発なダイナミズムは外交と切っても切り離せない必要条件であり、このことにしっかりと注意を払う必要がある」と付け加えた。 同師は演説の 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、外務大臣や各国に駐在するイラン大使、ならびに海外にあるイラン代表部の責任者らと面会し、イランの外交機関は〔イランの国家的な〕目標、国益、そしてイラン人の国民資本を守るために最前線で戦う守護者であるとした上で、新世界秩序への過渡期にある現在の重大局面において、イラン外交がもつべき特徴とスマートで積極的な外交の必要性について説明を行った。同師はさらに、アメリカとの交流・対話は無益であることについて、重要な論点を提示した。 全文をよむ
公益判別評議会書記のモフセン・レザーイーは、テヘランで中国大使と会談し、イランと5+1諸国との交渉に関連しての中国の適切な立場に対して謝意を表明して次のように述べた。 我々は、核交渉の問題における西洋諸国とアメリカの意向に対しても、また、[中東]地域の問題に対しても、楽観的ではない。 タスニーム通信によれば、レザーイー同書記はこう述べた。 地域の火種をあおる西洋諸国のやり方に対する中国の適切な対応を見るならば、中国は、[中東]地域における、とくに、イスラエルに関わる核武装 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部の副参謀長は、「子供殺しの邪悪なイスラエル軍兵士たちのガザからの強制退却は、このイカサマ体制にとって三度目の恥ずべき敗北となった」と述べた。 軍統合参謀本部副参謀長(バスィージ問題及び防衛文化担当)のセイエド・マスウード・ジャザーイェリー准将は、ガザ戦争をめぐる情勢について言及し、「シオニストたちがガザ22日戦争や8日戦争で喫した歴史的敗北は、先の30日戦争での略奪者イスラエルの偉容の崩壊によって、完璧なものとなった。今や、暴虐で被抑圧者 全文をよむ
同氏はさらに、次のように強調した。 もちろん、現在抵抗運動を行っている戦闘員たちに私が言っているのは、今後は市民の保護のことも考え、戦争のことばかり考えるべきではない、ということである。つまり、戦争が起こったらすぐに、全市民を地下に入れて守ることのできるようなトンネルを、ガザに掘ることも可能だろう、ということだ。これは新たな仕事として、パレスチナ人が始めるべきことである。抵抗が勝利を収めるには時間がかかる。ミサイルを発射するためにトンネルを利用しているように、市民を守るためにも、今後 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】公益判別評議会の書記は〔パレスチナの〕抵抗運動のために最新の技術を移転し、現在のミサイルの精確性を高め、射程距離を伸ばすことが必要だと強調した上で、「パレスチナ抵抗運動が用いているミサイルは、イランからの技術移転の恩恵を浴している」と指摘した。 モフセン・レザーイー氏は〔イラン国営放送のアラビア語チャンネルである〕アル=アーラム放送との独占インタビューのなかで、「パレスチナが完全な封鎖状態にあっても、武器を生産し、自らを守ることができるよう、防衛用の武 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】革命防衛隊総司令官はガザ戦争とシオニスト体制の野蛮の犯罪行為、そしてイスラーム教徒らを守る必要性について言及し、「われわれが自らを犠牲にさせる場は、全イスラーム世界であり、世界のすべての被抑圧者たちである」と述べた。 革命防衛隊広報部が伝えたところによると、イスラーム革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は「偉大なる預言者閣下」基地で開かれた会議の傍らで、ガザで起きている出来事や、シオニスト体制による野蛮な攻撃に対するパレスチナのイ 全文をよむ
■ シオニストどもの大胆不敵ぶりは、イスラーム世界の分裂の結果 また、イスラーム革命最高指導者は火曜日(フィトル祭)、国の指導者や国民各層、ならびにイランに赴任しているイスラーム諸国の大使・臨時代理大使ら数百名と面会し、抑圧状態に置かれているパレスチナの民を支援するよう、全イスラーム教徒に呼びかけた。同師はその上で、 イスラーム世界は違いを脇に置いて、ガザの人々が必要としているものの提供に全力を尽くすべきである。シオニストどもの恥知らずな犯罪行為に対抗するとともに、彼らの支 全文をよむ
革命最高指導者は、ガザでシオニスト体制の指導者たちが犯している明白な犯罪行為は一種のジェノサイドであり、それは歴史上稀に見る惨劇だとした上で、「犯罪者も、その抑圧的な支援者たちも、ともに国際的な裁判にかけられ、罰せられねばならない〔‥‥〕」と述べた。 同師はガザ問題で重要な第二の点として、同人民の驚くべき忍耐力と、称賛すべき抵抗を挙げ、「ガザの人々は、完全に封鎖された地域の中におり、彼らが保有するささいな設備・施設も、シオニストという汚らわしく不浄で冷酷な敵による、昼夜を問わない残 全文をよむ
〔前略〕 〔7月29日のラマダーン月明けを祝うフィトル祭の礼拝で講話を行った〕アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は礼拝の説教第一部で、〔‥‥〕ラマダーン月で手に入れた成果を維持するよう、国民一人一人に訴えた上で、簡素なイフタール(日没後の断食明けの食事)の普及〔※〕を社会に求めた、自身の昨年の呼びかけについて言及し、「喜ばしいことに、今年も街頭や公共の施設、宗教施設などで、簡素なイフタールが継続されたことが、広く見受けられた」と述べた。革命最高指導者はその上で国民に対し、「こうしたこと 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】テヘラン金曜礼拝導師はガザで起きている心痛む出来事について言及し、 ガザに関する情報が少しずつ、世界の人々の耳に入るようになっている。そして彼らは少しずつ目覚め、この汚らわしき個体(シオニスト体制)のことを知って、それに対する嫌悪の念を表明するようになっている。人類の良心には我慢の限度があるということを、シオニスト体制は知るべきだ。それゆえ彼らが覚悟しておくべきは、我慢の限界に達して、人類の良心が彼らに向かってくる日がいつか来る、ということだ。 と 全文をよむ
イスラーム革命防衛隊ゴドゥス部隊司令官はメッセージを発出し、その中でパレスチナ抵抗集団、およびガザ民衆の尽力に謝意を示した上で、抵抗の武装解除は決して実現されることのない妄想にすぎないとの見方を示した。 〔‥‥〕 ガーセム・ソレイマーニー少将のメッセージ全文は、以下の通り。 慈悲深く慈愛あまねき神の御名において あなた方は自分の誓いを破り、使徒を追放しようと企てた者たちと戦わないのか。彼らは最初にあなた方を攻撃したのである。あなた方は彼らを恐れるのか。 全文をよむ
ガザ内部との連絡は、ここのところ常にも増して困難になってきている。 ガザと電話連絡を試みること2日、ついに、我々は、イスラー・ムダッラルに電話インタビューすることに成功した。彼女は、ハマースの前・報道官であり、現在はパレスチナ国民融和政府において、外務省外交局長を務めている。 彼女が語る、ガザの戦闘地区における人々の状況を、そのままお読みいただきたい。 ―現在のガザの人々の状況は、どのようなものか? ―ガザ地区の状況は、この言葉に要約できるだろう。すなわち 全文をよむ
―戦車はガザ地区に入ったのか? ―シオニズム体制のマスコミ報道に反して、[イスラエル]陸軍は依然としてガザ地区国境に留まっている。ガザ地区内約2㎞の地点まで侵攻したと報じられが、私は確信を持って言うことができる。同軍は現在までのところ、わずか数十メートルガザ地区内に入っただけであり、未だ戦車や装甲車を我々は目撃していない。 ―地上からのミサイル攻撃は、砲台と国境に駐留している戦車によってのみ行われている。同軍により、建物を瓦礫と化し、彼らは居住区へ侵入しようとしている。しかし 全文をよむ
テヘラン金曜礼拝導師は「イスラエルの問題は、パレスチナにのみ限られるものではない。それはむしろ、イスラーム世界を灰にする炎なのであり、それゆえ我々ムスリムの責務とは、この癌腫瘍に対して立ち上がり、エルサレムの日〔※〕に我々の固き隊列を世界の人々に見せつけることである」と述べた。 訳注:「エルサレム(ゴドゥス)の日」とはラマダーン月最後の金曜日のことで、1979年の革命以来、イランでは同日に、反イスラエル・デモが盛大に開かれる。 ISNA(イラン学生通信)の報道によれば、サ 全文をよむ
イラクで不安定な状況が続いていることを受け、アリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記は木曜日〔18日〕、同国を訪問した。シャムハーニー氏のバグダード訪問は、イラク軍と同国民、ならびに同国の各部族とテロ組織ダーイシュとの戦闘が、イラク各地で続けられている中で行われたものである。他方、新政権樹立の阻害要因となっているイラクの各派・各政治関係者間での政治的対立の発生が、イラクとその近隣諸国の国民の間に懸念を呼び起こしている。 イラクで行われたシャムハーニー氏による〔イラク有力者と 全文をよむ
エジプト外務省は、同国の外務大臣がイランのモハマド・ジャヴァード・ザリーフ外相に電話し、その中でシオニスト体制による攻撃が継続される中でガザ地区で起きている危機的状況について、話し合ったことを発表した。 イラン学生通信の報道によると、〔‥‥〕エジプト外務省が昨日の午後発表した声明には、次のようにある。 エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣はイランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と電話で会談を行い、その中でガザでの戦争を終結させるためにエジプト政府が提示した( 全文をよむ
詩人も「被抑圧者陣営」への支援に立ち上がらねばならない 預言者一門の人イマーム・ハサン・モジタバー〔第2代イマーム〕生誕記念日の夜、イラン国内の文化人やペルシア語詩・文学の教授たち、若手・ベテラン詩人ら、そしてタジキスタンやインド、アフガニスタン、パキスタンから集まったペルシア語詩人らが、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下に謁見した。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はこの面会の席上、イマーム・ハサン・モジタバー生誕を祝った上で、〔‥‥〕「詩」の第 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部長のフィールーズアーバーディー少将は、「今日、抑止だけが問題となっているのではない。そうではなく、モンゴル人の襲来への対応が問題になっているのだ。これに対して備えておくことが必要だ」と述べた。 「バスィージ少将」であるセイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー氏は、今日われわれは歴史の曲がり角に立たされていると述べた上で、次のように述べた。 今日の状況の重大性には、多くの側面がある。その一つが、イマーム・ホメイニー閣下が《隠遁 全文をよむ
我が国に対する経済制裁の拡大と共に、我が国の石油業界における中国企業のプレゼンスは、多くの損害をもたらしてきた。たとえ、欧米の有力企業がイラン市場に回帰し、中国企業がいくつかの石油プロジェクトから退いたことにより、イラン石油産業と中国との蜜月が、終焉したかに見えるとしても。 中国企業によるイラン石油産業への損害は、専門家らが世論への悪影響を考慮し、それへの言及を差し控えるほどである。石油産業に詳しい専門家と業界関係者らによれば、中国企業は自国の低品質な物品をイラン市場に流入させただけで 全文をよむ
制裁期間中、第9期・10期政権[第1期・第2期アフマーディネジャード政権]は、制裁を回避するための代替措置として、またイラン石油の格好の市場として中国に目を向けており、ここ数年の間に大量のイラン産原油が中国に輸出された。 […] イラン産石油代金支払に関して、中国政府が提示した条件の一つが、取引を同国通貨建てで行うことであった。すなわち中国は、国際的に価値を有するドルでの支払いの代りに、イランにとって貿易取引上多大な制約が生ずる人民元でイランに支払いを行うことというもの 全文をよむ
司法権人権本部書記は、ナヴィ・ピレイ国連人権高等弁務官宛の書簡の中で、アフマド・シャヒード国連人権特別報告官の敵対的な姿勢と素人じみた仕事ぶりについて抗議した。 司法権人権本部が伝えたところによると、モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー書記はこの書簡の中で、イラン・イスラーム共和国は様々な問題で互いに交流し、筋の通った建設的な対話を進めることを自らの戦略としていると強調した上で、「特別報告官がこれまで選択してきた路線は、中立性、専門性、独立性が求められる報告官としての職責と 全文をよむ
【経済面:視点】メルセデス・ベンツは1389年[西暦2010年]からイランにおける全ての活動を停止している。しかし、現在はイラン市場への回帰を切望しているようだ。 イラン学生通信の報道によれば、メルセデス・ベンツ社[※訳者注:原文まま]は50年以上にわたって、商用車、さらには高級乗用車を広範囲に供給することによって、イランの商用車市場で大きなシェアを占めていた。 しかし、メルセデス・ベンツ社は1389年[西暦2010年]にイランにおける全ての活動、特に重量車両の生産部品の 全文をよむ
【政治部:クーロシュ・シャラフシャーヒー】革命的価値観の再興を訴えながら、一部の者たちが違法にイギリス大使館を襲撃したのは、1390年〔西暦2011年〕の秋のことだった。この襲撃によって、イギリス大使館には損害が生じ、一部の物品については大使館から持ち出されるという出来事も起きた。 この事件以降、イギリスは大使館を閉鎖して大使館関係者たちを本国に呼び戻した。これに対し、イラン国会も報復行動に出て、イギリスにあるイラン大使館を閉鎖する決定を下した。最終的にイランとイギリスの外交関係は危 全文をよむ
アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは声明の中で、サウジアラビアでシーア派信徒が置かれている状況について触れ、「サウジ当局者に警告する。このような過激な動きは世界のすべてのシーア派信徒の感情をいたく傷つけるものであり、悪しき影響を及ぼすであろう」と指摘した。 ファールス通信の報道によると、マルジャエ・タグリード〔シーア派の宗教最高権威〕である同師の声明文には、次のようにある。 〔サウジアラビア東部の〕アフサーおよびカティーフに住むシーア派信徒に対するサウジ当局の振る 全文をよむ
治安維持軍総司令官は、イラン国境を通過しようと企てていたバアス党系タクフィール集団「ダーイシュ」の一群が逮捕されたとの噂について、「国境でこの組織の関係者が逮捕されるといったことは、ありうることである。しかしダーイシュの部隊が〔イラン領内に〕侵入したかどうかを問われれば、答えはノーである。そうしたことは正しくない」と述べた。 エスマーイール・アフマディー=モガッダム准将はファールス州治安維持軍司令官の離任・着任式で、我が国の国境はテロリズムに対して完全に閉じられた状態にあると強調し 全文をよむ
国防軍需相はバアス=タクフィール主義テロ組織「ダーイシュ」がイラクとシリアで犯している犯罪行為の数々に言及し、「テロ組織ダーイシュとその支持者たちは戦争犯罪人として処罰されるべきである」と述べた。 国防省防衛宣伝局が伝えたところによると、ホセイン・デフガーン司令官は防衛産業機構の若きエリートたちや優れた才能、そしてリーダーらとの会議の席上で行った発言の中で「間違いなく、サッダームよりも悪しき結末がテロ組織ダーイシュには予想される。〔ダーイシュの〕非人間的な行為は確実に、彼らの支持者 全文をよむ
シーア派のマルジャエ・タグリード(宗教最高権威)の一人であるマカーレム=シーラーズィー師はメッセージを発出し、「イラクの一体性、特に聖地〔※〕を防衛することは、イスラームならびに預言者一門を敬愛するあらゆる者にとって、神のためのジハードとして果たすべきイスラームの義務である」と強調した。 ※訳注:イラクにあるナジャフ、カルバラー、サーマッラー、カーゼマインの4ヵ所の聖地を指す。これら4ヵ所にはシーア派の歴代のイマームの墓廟がある。ワッハーブ派やその影響を受けているスンナ派の過激派は、 全文をよむ
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はさらに、次のように付け加えた。 イラクで起きている最近の出来事の主な目的は、アメリカのプレゼンスと干渉にもかかわらず、同国の国民が手に入れた成果を、彼らから奪い取ることにある。そうした成果の中でもっとも重要なのが、人民主権体制という統治体制である。 アメリカはイラクが自らの支配下に置かれるのを望んでいる イスラーム革命最高指導者はまた、次のように強調した。 アメリカはイラクの現在のやり方、すなわち国民がよく参加した選挙が行わ 全文をよむ
大統領は、これらの野蛮な者たちは〔‥‥〕ジハードとイスラームの名の下で、やりたい放題のことをしていると指摘した上で、次のように述べた。 今日という日は、イスラーム世界にとってなんと大きな災厄の日となっているだろうか。最近はムスリムにとっては悲しみの日、シオニストにとっては喜びの日となっている。なぜなら、こうした動きの裏側には、はっきりとシオニストたちの手が見えるからである。彼らはムスリムたちを互いに相争わせ、そうすることで容易に、パレスチナ人たちを拷問し、ガザを爆撃して破壊ているのだ 全文をよむ
大統領は地域情勢に触れ、「今日、全てのウラマー、思想家、政党、イスラーム組織、イスラーム的なNGO、そして特にスンナ派やシーア派の高位のウラマーたちは野蛮と暴力、殺人に対抗するための宗派を超えた運動を起こすべきである」と述べた。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、ハサン・ロウハーニー大統領はイスラーム諸国首脳会議ホールで開かれた第一回「預言者の孫、イマーム・ハサン・モジタバー国際会議」の席上で、「我々は平和や統一の呼びかけが過激とタクフィール(背教徒宣告)の声を凌駕 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、司法権長官ならびに同権の高官らと面会し、その中で〔‥‥〕国が抱えるマクロな課題と国益に関して、三権の長〔=大統領、国会議長、司法権長官〕が互いに心と声を一つにして協力し合うことが必要かつきわめて重要だとした。 同師はさらに、最近のイラク情勢に触れ、次のように強調した。 イラクで反乱と紛争が煽られている背後には、覇権主義的な西洋諸国、そしてその筆頭としてのアメリカの存在がある。イラン・イスラーム共和国はイラク 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国軍陸上部隊司令官は、「数日前、テロ組織のメンバー数名が我が国の国境の侵犯を試みたが、彼らは国軍陸上部隊の〔‥‥〕兵士らの機転によって、立て直し不可能なほどの大打撃を受けた」と述べた。 ジャーメ・ジャム・オンラインが国軍陸上部隊広報サイトの情報として伝えたところによると、国軍陸上部隊司令官であるアフマドレザー・プールダスターン准将は次のように述べた。 〔‥‥〕テロ組織PJAK(ペジャーク、クルディスターン自由生命党)は各種の装備を施して、我が 全文をよむ
大統領はイラク情勢ならびにダーイシュによるテロ行為に触れ、「シーア派のイマームたちの聖地、敬愛すべきカルバラーやナジャフ、カーゼマイン、そしてサーマッラーに関し、すべての超大国、彼らにカネで雇われた傭兵や人殺しども、そしてテロリストらに告ぐ。偉大なるイラン国民は聖地を守るために、いかなる努力も惜しまない、と」と述べた。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、ホッラムシャフル市内のメイン・スタジアムに集まった同市の熱狂的な市民の前で演説を行ったハサン・ロウハーニー大統領は 全文をよむ
外務省報道官が土曜日に、イラン政府はイラク危機への外国の介入には反対であると強調したにもかかわらず、一部の西洋メディアはいまだに、テロ組織「ダーイシュ」(イラク・シャーム・イスラーム国)への対応で、イランとアメリカが協力する〔可能性〕について強調している。恐らくそのためであろうか、今回、国家安全保障最高評議会書記はこうした騒動を否定する発言を行った。 アリー・シャムハーニー書記はイランとアメリカがイラク危機で協力する可能性について伝えている西洋メディアの一部の報道に触れ、「こうした 全文をよむ
イラクでのダーイシュ(イラク・シャーム・イスラーム国)によるテロ活動が続くなか、内相はテロリストらに対して、「もしイラン国境地帯に近づけば、殲滅する」と警告した。 メフル通信の報道によると、アブドッレザー・ラフマーニー=ファズリー内相は昨日、北ホラーサーン行政評議会の会議の場で、イラクで起きている最近の出来事やテロ組織ダーイシュの同国での犯罪行為に触れ、次のように言明した。 われわれはイラクの政府と国民に対し、テロリストへの対応で支援を行うつもりだ。もちろん、この支援とい 全文をよむ
■ 場所の如何にかかわらず、テロリズムを懸念している 地域におけるテロ問題やイラクでのダーイシュ(イラク・シャーム・イスラーム国)の攻勢、そしてこの集団への対応でイランとアメリカが協力する可能性について、一部の海外の新聞記者からロウハーニー大統領に質問があった。 ロウハーニー大統領はこれに対し、テロリズムが民主主義を容認していないことがイラク危機の重要な問題であるとした上で、〔‥‥〕「イラクでは最近になって選挙が終わったばかりだが、選挙での敗北をテロリズムによって埋め合わ 全文をよむ
■ 核問題は交渉を通じてのみ解決可能 「最終合意が得られなかった場合も、ロウハーニー政権は穏健・柔軟性の姿勢を維持するつもりか」とのCBS記者の質問に対し、大統領は次のように答えた。 この政権が発足して以降、われわれは5+1交渉で、真剣に交渉を行う用意があるという姿勢を示してきた。この問題は交渉を通じてのみ解決可能だ、というのが政権の認識である。 同師は政権が発足してから最初の100日で、〔暫定〕合意が得られたことの重要性を指摘した上で、「〔‥‥〕国際的な合意は全員の 全文をよむ
大統領は、公的機関が党派的な動きを見せてはならないと強調した上で、〔‥‥〕 〔政府を〕支持する者であれ、反対する者であれ、批判をする者であれ、私が彼らに求めたいのは、自身の保有する新聞ないしメディアを通じて、自身の所属するグループや党の名の下で、批判をしてほしい、〔公的な目的とは〕別の目的のために公金を利用しないでほしい、ということである。私は大統領として、こうした状況〔※国営放送や軍などの公的機関が、公的な立場を忘れて政府批判に走っているような状況〕について、これまで何も口にしてこ 全文をよむ
ホッジャトルエスラーム・ハサン・ロウハーニーが1392年ホルダード月24日〔2013年6月14日〕に大統領選で勝利を収めてから1年、この勝利を記念して大統領自らが三回目となる記者会見に臨んだ。大統領はその中で、国内や地域の諸問題、ならびに核交渉に関する政府の見解を説明し、国内外の記者の質問に答えた。〔‥‥〕 ■ ホルダード月24日が伝えた外国へのメッセージ ロウハーニー大統領はホルダード月24日が伝えた意味について説明する中で、国民は賢慮と理性に対して票を投じたのであり、 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】イラン保健機構のミーナ―・セッディーグ=ヌーヒー 副理事長は、ジュネーヴ暫定合意後も保険に対する制裁が解除されてないことを強調した上で、イランに参入したいという海外保険による要請が殺到していることに言及し、こう続けた。 海外の保険会社が、イランで保険証書を発行する見通しは立っていない。 同副理事は、ジュネーヴ暫定合意後の保険会社に対する制裁解除の状況について次のように説明した。 イラン産石油の輸送[船舶]保険への制裁解除に関わる条項は、執行可 全文をよむ
「国家バスィージ仮想空間センター」の情報技術・先端メディア担当副所長は、フェイスブックの経営者がファールス州の判事によって召喚されたことを明らかにした。 イラン学生通信の報道によると、ルーホッラー・モオメンナサブ氏はファールス州で《WhatsApp》へのフィルタリングをめぐって市民から訴えが起きていることに触れ、 ファールス州の司法局は、プライバシーの侵害、および《WhatsApp》メッセンジャーと〔画像共有〕ソフト《インスタグラム》〔※いずれのソフトもフェイスブック社が 全文をよむ
インドの新首相は昨日、新内閣の組閣を発表した。政権の新たな顔ぶれの中に、イランにルーツをもつ大臣がいる。 ロイター通信の報道を引用したメフル通信によると、インドのナレンドラ・モディ新首相はスムリティ・イラニ氏を、彼の内閣における最年少の大臣として発表した。 スムリティ・イラニは38歳で、人的資源開発大臣となった。彼女は、インド・ゾロアスター教徒であるズービン・イラニの配偶者である。 訳者注:スムリティ・イラニは、元ミス・インドで国民的女優として知られる。記事タイトル 全文をよむ
イラン国軍陸上部隊の司令官は、「イラン軍はいかなる侵略に対しても、忘れることのできない教訓を与えることになるだろう。その結果は、侵略者たちの大いなる悔いとなるはずだ」と述べた。 イラン国営通信が伝えたところによると、アフマド・レザー・プールダスターン准将は昨日、エスファハーンのナスルアーバードで行われている軍事演習「ベイトルモガッダス26」の演習地にて、記者団に対し、この演習は「ホッラムシャフル解放記念日」に行われていることに触れ、「今回の演習は積年の経験を活かしながら実施されてお 全文をよむ
国軍陸上部隊司令官は、「今年は無人航空機による特殊演習を、〔‥‥〕自爆無人航空機や、地対空および空対空ミサイルの発射能力をもつ無人航空機を使用する形で実施する予定だ」と述べた。 メフル通信の報道によると、国軍陸上部隊のアフマド・レザー・プールダスターン司令官は軍事演習「ベイトルモガッダス(エルサレム)」が開始され、ミサイル「ファジル5」や「ナーゼアート」、「カチューシャ」などが発射されたあと、〔記者団との質疑に応じ〕「今年は大規模軍事演習を3回実施するべく努力しているところだ」と語 全文をよむ
昨日午後、ホッラムシャフル‐バスラ間の河川航路が、昨日午後、正式に就航した。イラン港湾船舶庁のジャハーンディーデ副長官は、これについて、次のように述べた。 同航路は目下、旅行者やアタバート[イラクのカルバラ、ナジャフ、サーマッラー、カーザミーンにあるシーア派聖地]への参詣者らへのサービスと安全を提供する用意をしている。 同副長官は次のように述べた。 この河川ラインの開通で、ホッラムシャフル‐バスラ間の航路の所要時間は35分にまで短縮された。両都市を結ぶ陸路のルートは、2時間以上 全文をよむ
イラン国営海運公社のダージュマルCEO氏は、次のように説明した。 ジュネーブ合意後の現在、古くからの海運会社は、様々な分野において協力関係を再開するために交渉を行った。そして、その大半が現状を精査している最中であり、制裁が解除あるいは緩和され、突破口が開かれたらすぐに、協力関係を再開させようとしている。 ダージュマルCEOは以下のように付け加えた。 しかし、海外の海運企業がイラン市場に戻ってくるときには、制裁と制限から得られた成果、および、ここ何年もかけて実現され、実際、 全文をよむ
イラン国営海運公社CEOは、イランと5+1ヵ国[国連安保理常任理事国とドイツ]の交渉開始後、以前と比べて同社の活動は主にどのように変化したのかという質問に答え、以下のように述べた。 既に述べられたように、多くの制裁と制限が、イランの海運産業、特に国営海運公社に対して加えられており、依然として効力を保っている。ジュネーブで、イランの核問題に関する1次合意に達したにも関わらず、制裁の解除、あるいはその緩和でさえも全く行われていないのである。 ダージュマルCEOは付け加えた。 全文をよむ
モハンマド・ホセイン・ダージュマルCEOは、次いで、現在の情況下でイラン国営海運公社の艦船が他国の港に入港する可能性について、「EUおよびアメリカによって課された制裁のために、現在、イランの船舶は、特にEU諸国やアメリカの港に入港することが禁じられている」と述べた。 同CEOは、さらにこう続けた。 しかしご存知のように、海運業は国際的な産業の一つであり、国際法によれば、公海や他国の港をイランの艦船が航行することを妨げるものはないはずだ。自由に入港できる港としては、特に、中東、アジ 全文をよむ
イラン国営海運公社CEOモハンマド・ホセイン・ダージュマル氏は、「核交渉の再開により、海運と海上輸送業の様々な部門に対し課されていた制裁と制限の解除が行われると見られていた。 しかし、西洋諸国からは、ジュネーブ合意書に定められた自発的措置は、いまだ行われていない」と述べた。 モハンマド・ホセイン・ダージュマルCEOは昨日、イラン国営通信(IRNA)とのインタビューで、次のように発言した。 2013年11月24日にイランの核計画についての一次合意に達したにもかかわらず、西洋諸国 全文をよむ
大統領はパキスタン首相との会談で、「国境地帯の安全と発展の上に両国関係を築いていく必要がある」と述べた上で、「イラン・イスラーム共和国はイランとパキスタンの国境を、鉄道、道路、および光ファイバーによってつなげる用意がある」と言明した。 大統領府のウェブサイトが伝えたところによると、大統領は「両国の国境地帯で起きた最近の不快な事件は、イラン・パキスタン両国の世論を動揺させるものであった」と指摘した上で、イラン人国境警備兵がテロ組織の手から解放されるに当たって、パキスタンの政府ならびに 全文をよむ
【政治部:クーロシュ・シャラフシャーヒー】国境地帯の不安定化は、イランが直面する〔主要な〕問題の一つとなっている。実際、こうした地域ではテロ組織や悪党どもによるテロ活動が散発している。 少し前にも、「ジェイショル・アドル」と呼ばれるテロ組織が、非人間的な所業に手を染め、我が国の国境内部に侵入して、5名のイラン人国境警備兵を略取するという事件が起きた。事件発生から約3ヵ月後、略取された国境警備兵のうち4名は解放されたが、しかしこのテロ組織の発表によると、1名については殺害したとのことで 全文をよむ
イラン国営石油公社(NIOC)役員は、石油・ガスの探鉱・生産計画への投資交渉をイギリス企業と進めていることに触れ、石油および石油製品の輸出に関わる交渉を欧州・アジアの5企業と行っていると語った。 メフル通信記者によれば、同社役員のアブドゥルレザー・アサディー氏はテヘラン石油展示会に伴い、アジアとヨーロッパの石油企業10社の関係者らと予備交渉を行ったと伝え、次のように述べた。 この2日間で現在までに、ノルウェー、イギリス、イラク、トルコ、ポーランド、イタリア、カザフスタン、ス 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン:ファラフナーズ・ハーシェミー】 第5回イラン-ガーナ経済協力会議が、5月5日~6日の二日間、イランの主催で農業ジハード省にて開催された。 この会議では、農業、エネルギー、保険、保健、技術、学術、資本市場から海運にまで及ぶ各分野での2か国間の相互協力協定について検討された。最終的には9つの経済協力協定に両国が署名した。この会議の傍ら、アブドゥルラシード・ペルプオ農業相兼公共・民間部門協力担当副大統領顧問にインタビューした。 ―食糧安全保障の確保 全文をよむ
我が国の国防大臣は、中国国防相との会談において次のように強調した。 軍事協力の拡大によって、過激主義やテロリズム、麻薬や海賊に関して、共通地域における両国の安全保障上の懸念を払拭することができる。 ファールス通信によると、中国国防相チャン・ワン・クァン[※訳者注:チャン・ワン・チュエン(常万全)の誤りか?]元帥の公式の招待に応じ、国防省高官らを率いて北京を訪問中の国防相ホセイン・デフガーン司令官は、《核兵器なき中東》をイラン・イスラーム共和国の戦略目標と述べ、次のように説明した。 全文をよむ
アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはエジプトのムスリム同胞団のメンバーら700名に対して死刑判決が、また500名に対しては終身刑が下されたことを批判し、「われわれはこれを批判する。なぜなら、この種の判決はイスラーム世界では前代未聞だからだ」と述べた。 イラン国営通信が伝えたところによると、マルジャエ・タグリード(シーア派の宗教最高権威)である同師はゴムの大モスクで開かれた上級コースの授業で、「エジプト政府のこうした措置は、シオニスト体制〔が悪行に手を染めるの〕を容易にさせる 全文をよむ
モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー人権本部書記は昨日、オーストリアのセバスチャン・クルツ外相と会談し、その中でイランで死刑を減らすための興味深い方策を提案をした。イランで死刑の件数が多い理由について尋ねたクルツ氏の質問に対し、ラーリージャーニー氏は次のように答えた。 イランで執行される死刑の約8割は、麻薬密売との闘争を同国が真剣に考えているために行われているものである。イランはアフガニスタンとの間に、800キロメートル以上もの国境線を有しているために、同国はヨーロッパ向けの 全文をよむ
カスピ海沿岸5か国の外相会議に参加するためロシアを訪れているイラン外相は、昨日、会議開催の前に、ロシア外相セルゲイ・ラブロフ氏と面会し、両国や周辺地域 、国際社会の様々な議題について、会談した。 イラン国営通信の報告によると、イラン・ロシアの両外相はこの会談で、地域の安全保障やテロリズムといった広範囲の地域的問題・国際問題において、話し合いを継続する必要性を強調した。そして、選挙を目前にし注目を集めるシリア情勢を含む、地域的・国際的な変化が、ザリーフ-ラブロフ会談の主要テーマのひとつと 全文をよむ
テヘランのメフラーバード空港に着陸したアメリカの航空機を貸し出した会社は、「この航空機は、ガーナの貿易関係者らの一団を乗せていただけであり、国際法に違反してはいない」と発表した。 イラン学生通信の報道によると、先週の木曜日〔=4/17〕、ニューヨークタイムズ紙は「アメリカ国旗を付けたユタ銀行所有の1機の航空機が、テヘランのメフラーバード空港に着陸した」と報じた。 同社の社長は声明の中で、「今回の渡航は航空機およびフライトに関するあらゆる国際法に適合したものである」と述べ 全文をよむ
アラヴィー財団はアメリカ連邦裁判所の判決に関し、「控訴審で今回の訴訟が完璧に審理されるまで、政府も民間の原告側も、合法的に財団の資産に手を付けることはできない」と表明した。 アラヴィー財団が所有する一棟のビルの差し押さえを命ずる判決が米連邦裁判所から出されたことに関して、同財団の理事会が発表した声明には、次のようにある。 再三にわたって指摘してきたように、アラヴィー財団はニューヨーク州に登録された、独立した非営利財団であり、同州の法律や規則を遵守している。アラヴィー財団は 全文をよむ
レザー・ザッラーブが自身の告白の続きで、自分はイランのスパイではないと強調し、さらに「私にとって、イランとの往復に全く問題はない」と述べていることが分かった。 イラン学生通信がトルコ・タイムのニュースサイトの報道として伝えたところによると、トルコでのマネーロンダリング及び贈賄事件の主犯の一人であるレザー・ザッラーブは、保釈後に同国のあるテレビ局とのインタビューで、「あなたはイランのスパイなのか」との質問に対し、次のように答えたという。 違う。私は一介の貿易商にすぎない。イ 全文をよむ
トルコ外務省は、同国で起訴された実業家レザー・ザッラーブ[※]についての情報提供をイラン当局に求められ、これを拒否した。 ※イラン出身のアーゼリー(人)実業家でトルコでの大規模な収賄事件の容疑者。経済制裁下の不当な石油取引で膨大な利益を手にしたとされるアーゼリー実業家で、イランで拘束中のバーバク・ザンジャーニーは、トルコの収賄事件の黒幕であったとも報じられ、二人の容疑者の関係が憶測されている。ザンジャーニー事件の捜査状況についてはこちら。 トルコ・Milliyet紙を引用した 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】環境保護庁海洋環境 担当副長官 は「昨今、極めて豊かなホルモズ島(ホルムズ島)の土が、ペルシア湾沿岸諸国へ運ばれている 」と発言した。 イラン国営通信の報道によると、パルヴィーン・ファルシュチー副長官は、環境保護庁で行われた記者会見で、「ペルシア湾周辺域において、我々が直面している難題の一つは、鉱物組成 という観点から非常に重要なホルモズ島の土が運び去られている ことである」と述べた。 同副長官 はさらにこう続けた。 ホルモズ島の土 全文をよむ
■ 偵察用無人航空機の使用は国境警備のため 「国軍の日」の大規模パレードが行われている傍らで、国軍総司令官のサーレヒー少将は「有り得べきあらゆる攻撃に対するわれわれの応答は、聖なる防衛〔=イラン・イラク戦争〕のときよりも強烈なものとなろう」と述べた。 同氏は友好国ならびに敵国への今回のパレードのメッセージについて言及し、 われわれの友好国へのメッセージは、もし自分たちの足で立つなら、力と名誉を自らのものとすることになるだろう、というものである。また敵へのわれわれ 全文をよむ
ファルヴァルディーン月29日〔西暦4月18日〕の「国軍の日」に合わせ、同日の特別セレモニーが昨日、亡きイマームの墓廟の隣で催された。その中で大統領は、 もし今日、あなた方の外交団、つまり平和の戦場で戦う将校たちが、政治的闘争の場、すなわちことばを武器とした大国との交渉の場に赴き、これらの大国との交渉で勇敢に自国の利益を守っているのなら、そのとき彼らを支えているのは、〔交渉を支持する〕人民の意見であり、最高指導者の指導であり、軍、なかでも国軍の力強さなのである。 と強調した。 全文をよむ
【同紙1・2面:政治班 モスタファ・エンテザーリー・ハラヴィー】米議会上院は、反イラン的な措置を続け、我が国が国連常駐イラン代表としたハミード・アブーターレビー氏には米国に入国する権利がないとの法案を可決した。米上院議員らは、アブーターレビー氏が58年(西暦1979年)の在テヘラン米大使館占拠事件に加わっていたことをその根拠に挙げている。 ハミード・アブーターレビー氏の入国を禁止する法案は、テッド・クルズ共和党上院議員によって提出されたもので、挙手による採決により、上院の過半数の賛成 全文をよむ
【同紙2面】スペインは、ミサイル部品製造およびウラン濃縮に必要な工業設備をイランに輸出しようとした容疑で4人を逮捕した。 ISNAによれば、このうち一人はイラン人で他の3人はスペイン人である。外務省報道官は、昨日の記者会見でこのニュースについて以下のように発言した。 イラン人らが逮捕されたことは、残念ながら誤った方法での根拠のない容疑によるものである。このイラン人がスペインで逮捕されたことに関連して、我々は、これに関する補足情報を得ようと努めたところ、この報道が根拠のないもの 全文をよむ
大統領は先のイランに対する欧州議会の決議に触れ、「イラン・イスラーム共和国政府の見方からすれば、この決議には何の価値もない。欧州議会が偉大なイラン国民を侮辱するのは分不相応だ」と述べた。 大統領広報サイトが伝えたところによると、ハサン・ロウハーニー大統領は国会や政府関係者、政治活動家らとのノウルーズの面会で、世界との交流拡大について触れ、「核問題をめぐって包括的な合意を手に入れるべく、我が国の外交部門が諸外国と行っている交渉は、複雑で困難なものである。しかし、たとえこのやりとりを台 全文をよむ
ラーリージャーニー議長は、「イランとの交流を望む欧州当局者は、イラン国民の文化への敬意と政治的エチケットを身につけてから、関係構築に動くべきだ」と強調、さらに「外務省は政治的エチケットを守り、イラン・イスラーム共和国のルールに従って〔イラン国内の関係者との〕面会をしようとする欧州の当局者に対してのみ、〔イラン訪問を〕ご案内すべきである」と続けた。 ■ ハッダードアーデル「今日のイランは、ガージャール朝時代のイランではない」 国会の会派「原理派」の会頭を務めるゴラームアリー 全文をよむ
■ ラーリージャーニー「われわれはイスラームを西洋の勧めと取り替えるようなことはしない」 アリー・ラーリージャーニー国会議長も昨日、新年が始まって最初の国会公開会議での冒頭演説の中で、外交という領域は狡猾な政治的不作法がまかり通るような領域、アマチュアリズムが通用するような領域ではないと指摘した上で、「欧州議会の決議は、その作成の仕方という点からも、その象徴的立場という点からも、単なる声明以上のものではない。それはまったく実行性を伴わないものである」と述べた。 イラン国営 全文をよむ
イランのザリーフ外相は先の欧州議会の決議を強く批判した上で、「この欧州議会の決議に書かれてあるような条件で、同議会の使節団がイランを訪問するようなことを、政府はいっさい容認しない」と強調した。 外務省メディア外交局が伝えたところによると、国会の国家安全保障・外交政策委員会の招きで、昨日同委員会に出席したモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、「欧州議会は、他国の状況についてとやかく言うような倫理的立場にはない」と述べた。 同外相はさらに、「この議会は、ヨーロッパ内の関 全文をよむ
■ ボーイング社、販売許可へ 複数の通信社が昨日報じたところによると、世界最大の航空機メーカーであるアメリカ・ボーイング社は、イランへの航空機のスペアパーツの販売許可をアメリカ財務省から得ることに成功した。同時に航空機エンジン・機材の製造元であるGEも、イラン航空機の整備・修理に必要な許可を得た。 それによると、アメリカ財務省はボーイングに対して、イラン核開発に関するジュネーブ合意に鑑み、同社の商業用製品の特定機材をイランに販売する許可を与えた。 ボーイング社 全文をよむ
シャーヒーンシャフル選出の国会議員であるホセインアリー・ハージーデリーガーニー氏も「欧州議会の決議に対抗するためのイラン・イスラーム共和国の戦略」と題した法案を、国会議員らが用意していることを明らかにした。 同氏はファールス通信とのインタビューで、「この法案は単一条項と8節からなっている。日曜日に国会議員の署名を取り集めて、第2種緊急法案として国会運営委員会に提出することになろう」と述べた。 この法案には、「政府は今回の欧州議会の決議案に賛成票を投じたヨーロッパ諸国との 全文をよむ
最近のEUによる反イラン決議への反発が続くなか、アリー・ラーリージャーニー国会議長はこの決議について、妄想に満ちたもので軽率だと指摘した。 ファールス通信の報道によると、国会の責任者・職員らとのノウルーズの会合で話をしたラーリージャーニー国会議長は、「こうした行動やイランの政治的偉業〔=2013年の大統領選挙〕についての発言〔※決議のなかで2013年のイラン大統領選挙が民主的なものではなかったと指摘されたこと〕は、間違いなく妄想的である。これは、こうした人たち〔=欧州議会内で決議に 全文をよむ
【ソヘイラー・ヤードガーリー】民間航空庁長官は、航空機材の販売許可が一部の企業に与えられたことはジュネーブ合意の結果であるとし、「複数の外国企業が、イランへの航空機材輸出をめぐる問題が解除されたことを発表している」と述べた。 アリーレザー・ジャハーンギーリヤーン長官は、米政府がボーイングとGEの2社に対し、航空機の修理とスペアパーツ販売の許可を与えたことについての詳細は、数日後にも発表されるだろうと述べた上で、「航空庁はこの問題を注視しているところだ」と付け加えた。 同長 全文をよむ
■ モヴァッヘディー=ケルマーニー「西洋の干渉を許すな」 テヘラン金曜礼拝導師のアーヤトッラー・モヴァッヘディー=ケルマーニーも昨日の金曜礼拝での説教で、欧州議会による反イラン決議は恥ずべきものだとの見方を示し、「イラン政府ならびに国民は、我が国の内政に干渉する許可を彼らに与えるようなことはないだろう」と強調した。 モヴァッヘディー=ケルマーニー師はテヘラン金曜礼拝での説教第二部の冒頭で、この決議を採択し、アメリカに服従したことを理由に、ヨーロッパ諸国に対してお悔やみの言 全文をよむ
欧州議会が反イラン決議を採択したことに対し、国内の当局者からは大きな反発が起きている。昨日の金曜礼拝での説教でこの決議を非難した全国の金曜礼拝導師らに加え、外務省報道官やその他の当局者の一部も、この件について相次いで反応を示している。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、欧州議会は木曜日、フランスのストラスブール市にある議場で、23の条項からなる、我が国に敵対的な内容の決議案を採択した。 EUの主張によれば、この決議はイランに対するEUの戦略を描くものだと 全文をよむ
国連特別報告官のアフマド・シャヒードによる新たな報告書が発表されたことを受け、イラン・イスラーム共和国は〔シャヒード報告官による〕情報の収集方法を批判した上で、この報告書は恣意的であると指摘、「この報告書でインタビューの対象となった者たちは、重大犯罪の容疑者らである」と強調した。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、74ページからなるアフマド・シャヒードの報告書の内容は、オランダやドイツ、フランスに在住のイラン人72名、及びトルコならびにイランに在住のイラン人61名と 全文をよむ
■ ノウバフト政府報道官「政府は国際社会に何の約束もしていない」 ノウバフト政府報道官も昨日の記者会見で、「ロウハーニー大統領は人権に関して約束を果たしていない」とする内容の先のバンキムン発言に対し、「《深慮と希望の政府》は国際社会にいかなる約束もしていない。政府は自国民に対して約束をしたのであり、その実行の義務を負っているのである」と述べた。 同氏は続けて、「政府は憲法と市民的自由のもと、それらを傷つけるいかなる行為にも反対する。市民の自由の実現のために、政府は自らがも 全文をよむ
国連事務総長の人権に関する年次報告、そして我が国の国内問題に対する彼の干渉的な発言が、イラン・イスラーム共和国当局者の反発を招いている。こうした反発の一つとして、イスラーム革命最高指導者の国際問題担当顧問で、「イスラーム覚醒世界会議」の事務局長を務めるアリー・アクバル・ヴェラーヤティーは「バンキムン氏は国連事務総長の中でも、イスラーム世界が抱える問題に対して、最低のパフォーマンスしか残せていない人物の一人である」と述べた。 イラン学生通信の報道によると、昨日「世界の政治力学における 全文をよむ
彼女は次のように付け加えている。 あなた方の国がサッダーム・フセインに化学兵器や化学爆弾を与えていた時代に、貴女が何処で何をしていたのかは知りません。しかし、化学兵器の攻撃を受けた傷痍者たちのもとを訪れて、あなた方欧米が何をしたのか、近くから見て欲しかったと思います。 この手紙はさらに、以下のように続いている。 あなたはイランで「人権」を吹聴し、女性活動家らと面会されたとのこと!結構なことですが、一体どんな「人権」でしょうか!?あなた方の言うところの「人権」に、人を虐 全文をよむ
国会の教育・研究委員会の委員を務めるアリーレザー・ソレイミー氏もこの件に関して、「この問題は我が国への内政干渉とみなされる」と述べた。 同氏は、《反乱》〔※2009年大統領選挙後の抗議運動のこと〕を洗い清め、そこに価値さえ見出そうとする潮流が国内に存在すると指摘し、次のように述べた。 アシュトンの面会も、このシナリオに沿ったものだ。この面会を計画・設定した者は、〈政府の足元にメロンの皮を仕掛けている〉〔=政府が「転ぶ」よう陰謀を仕掛けている〕のであり、政府はこの問題に注意 全文をよむ
アシュトンの女性活動家らとの非公式面会は外務省との調整なしに行われたものだった ・ザリーフ外相「このような行動はむしろプロパガンダ的、政治的なものであり、国民の疑念を強める」 ・アンバールルーイー「アシュトンさん、なぜあなたは核の殉教者の遺族とは会おうとしないんだ?」 ・エスファハーン生まれの3名の殉教者の母親、アシュトンに手紙「殉教者の花園に行って、サッダームに対する西洋諸国の惜しげもない支援がもたらした結末を見て欲しかった」 ・ナルゲス・モハンマディー 全文をよむ
大統領は革命防衛隊海上部隊、ならびに駆逐艦ジャマーラーンを視察した。 イラン国営通信の報道によると、ロウハーニー大統領は革命防衛隊海上部隊ならびに駆逐艦ジャマーラーンの各部を視察した後、「我が国の軍は〔ハーメネイー〕全軍総司令官の指揮の下、自己の能力を頼りとして、外国に対する抑止力を見事に生みだしてきた」と述べた上で、一国の軍の力は「平和」を守るためにあるとの見方を示し、「軍の力によって、我が国民・我が国に恒久的な平和が確立することを願っている」と語った。 同師は「すべ 全文をよむ
【同紙15面】イラクのホシヤール・ズィーバーリー外相は、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ[イラン外相]との会談後、次のように発表した。 我々はアルヴァンド川[シャットルアラブ川]の問題に関して、即ち河川の浚渫[堆積泥土等の除去]、更には国境の線引きに関して合意した。 イラン国営通信(IRNA)の報道によると、ズィーバーリー外相は以下のように述べた。 今回のイラン訪問で、重要な問題の多くについて協議が為され、特にアルヴァンド川の問題に関して、即ち河川の浚渫と堆積物の除去、 全文をよむ
【政治部】イラン-イラク間の国境における緊張関係は政治的・法的・歴史的に長い経緯があり、サダム・フセインによる《強要された戦争》〔イラン・イラク戦争〕が勃発した原因の一つとしても挙げられる。その30年後、バース党政権が崩壊し、サダム・フセインが処刑された後、ジャラール・タラバーニー[現イラク大統領]は、《アルジェリア協定》[原文まま。一般には《アルジェ合意》など]を改正し施行に向けて取り組むことに同意していたが、実行段階には至らずにいた。 イラクは昔に比べればイランと良好な関係にあるが 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】南部アーザーデガーン油田開発における最初の歩みは、第9期政権[2005~2009年:第1期アフマディーネジャード政権]にさかのぼる。国営イラン掘削公社(NIDC)と国営南部産油地域公社(NISOC)との協働によって日量5万バレルの生産が可能となった。 同油田開発の中国側による先送りが続くのに伴って、ビージャン・ザンギャネ石油相は昨日、大統領も同席しての共同会見において、中国の契約企業の行為を批判し、こう発言した。 CNCPI(中国石油天然気集団公 全文をよむ
イラン石油相は、中国の国営石油メジャーCNCPI(中国石油天然気集団公司の海外事業部《中国天然汽勘探開発公司》)が先延ばしを続けることに対し、最後通告を伝え、南部アーザーデガーン共同油田の開発において現在のような状況が続くならば、中国企業が撤退する可能性もあり得ると公式に発言した。 南部アーザーデガーン共同油田でのイランのパートナーであるイラクは、今年シャフリーヴァル月の中旬[2013年9月初め]から(アーザデガーン油田と半共同である)マジヌーン油田[※1]の石油生産を日量17万50 全文をよむ
革命防衛隊総司令官は、「敵の考えている軍事的オプションとは、核施設のある重要地域へのミサイル攻撃、空爆であろう。しかし彼ら自身、われわれがこうした〔敵の軍事的〕行動に対して、彼らをそのままにはさせないだろうということ、彼らを内側から脅威に晒すであろうということを知っているはずだ」と述べた。 ファールス通信安全保障・国防班が伝えたところによると、革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は本日朝、「イマーム・ホセイン将校育成大学」の卒業生らの前で、イスラーム革命は人民 全文をよむ
国防省によって開発された2基のイラン製新型ミサイルのテストが、35回目となるイスラーム革命記念日を直前に控えた月曜日〔2月10日〕、成功裏に行われた。 ファールス通信の報道によると、2基のミサイルのうちの1基は「ビーナー」と名付けられたレーザー誘導ミサイルで、空中と地上両方から発射が可能である。もう1基は「レイニー弾頭」〔※〕を装備した新世代長距離弾道ミサイルである。 ※訳注:英文の報道ではa fragmentation warheadと表現されていることから、「レイニー 全文をよむ
革命防衛隊総司令官はイスラーム革命の殉教者らの記憶・思い出を称揚した上で、「かつては多くの人が革命的だった。しかしこうした性質は今や、見る影もなくなってしまった。残念なことに、彼らは革命の革命のスローガンから距離を置いてしまった」と述べた。 ファールス通信の報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将は「《アメリカに死を》大記念祭」での演説で、次のように明言した。 革命の本来のスローガンは、《神は偉大なり》以外のものではなかった。そしてこれが意味するのは、まさに《 全文をよむ
イラン東部ジャキーグール地域で、5名のイラン人国境警備兵がテロ組織によって略取され、パキスタン領内に連れ去られた事件を受け、駐テヘラン・パキスタン大使がイラン外務省に呼び出された。 イラン国営通信の報道によると、この面会で外務省西アジア局長は、イラン=パキスタン国境地帯では過去数ヵ月間で数件のテロ事件が発生しており、テロリストらはパキスタン領を〔テロ活動に〕利用していると指摘し、略取された人々の無事と帰国が保証されることの必要性〔を強調した〕上で、このテロ行為に関わった犯人の引き渡 全文をよむ
同師は敵との戦争でイラン人が8年間にわたって見せた勇敢さに触れ、「イランは8年間戦い、誇り高い存在となって敵を屈した。イランとの戦争は、すなわちイスラームとの戦争であり、イスラームとの戦争は、すなわちイランとの戦争であった。この間、あなた方〔=アメリカ〕は後悔以外、何を手に入れたというのか〔‥‥〕」と述べた。 ■ バフマン月22日、ワシントンの敵意に対しイラン人民が回答 こうした発言が飛び出した背景には、新たなラウンドの核協議が始まるのを目の前にして、ジョン・ケリー米国務 全文をよむ
テヘラン金曜礼拝で説教を行ったアーヤトッラー・モヴァッヘディー=ケルマーニーは、アメリカはいまだ〔イランに対する〕脅迫と制裁を口にしていると指摘した上で、「アメリカの政府関係者たちはイランについて支離滅裂で根拠のない話をすることで、自らの厚顔無恥ぶりをさらけ出している。イランには『アメリカに死を』を叫ぶ権利・理がある」と述べた。同師はさらに、「彼らはイラン国民ことをいまだよく理解していない。イラン国民はバフマン月22日〔※2月11日革命記念日〕のデモ行進で、『アメリカに死を』を叫ぶことで、こう 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】バラク・オバマ政権高官の発言を引用したAP通信は、アメリカによるイラン国営放送への制裁が暫定的に解除されたと伝えた。 IRNAによればこの米高官は、AP通信の取材に対し、こう語った。 今回の措置は、いま現在イランからアメリカに向けての衛星電波が送信されていないことが明らかになったのを受けて、行われたものである。 同米高官によれば、この制裁は再び課される可能性がある。再度電波が送信され、衛星電波が乱されることがあれば、[イラン国営放送に対する] 全文をよむ
AFP通信は、ハサン・ロウハーニー政権発足から6ヵ月がたち、西洋諸国の外交官やビジネスマンらが次々と、急ぎイランを訪問していると伝えている。〔イランとヨーロッパ諸国の〕外交関係の雪解けによって、再び〔イラン〕市場が開放へと向かうことに、期待感が高まっている。 イラン学生通信が伝えたところによると、AFP通信はこの報道の続きで、「2013年11月にイランと5+1グループの間で得られた歴史的合意は、西洋諸国による対イラン制裁が解除されるのではないかとの期待を高めた」と報じた上で、110 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】「フランス経営者連合」[訳者注:原文まま]会長は、イランとフランスの経済関係者らによる共同会合において、4つの《仏―イ》協力グループが結成されたと発表し、こう述べた。 われわれは、フランスとイランの経済関係の復活を模索している。 この4つのグループは、工業、陸上輸送、石油・ガス、遠隔通信と情報技術の4分野であり、恒常的な発展とサービスの取引を意図したものである。 この会合において、鉱工業商業相は、現在、両国の貿易関係の規模は下降の一途をたどっ 全文をよむ
イラン外相は、核問題に関する包括合意に達することを目的に、バフマン月29日〔2月18日〕からウィーンで開かれる予定のイランと5+1(国連安保理5ヵ国とドイツ)との協議について触れ、「双方が合意に達することができなければ、イランは〔ウラン〕濃縮レベルを20%超にまで引き上げることになろう。しかし、こうしたことにはならないよう、努力しなければならない」と述べた。 イラン国営通信の報道によると、ミュンヘン安全保障会議に参加するためにドイツを訪れていたモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】イエメンの治安当局者は、「サナアで誘拐されたイラン人外交官ヌール・アフマド・ニークバクトは、生存している」と述べた。 ISNAによれば、イエメンのこの治安当局者は日曜日、ロイター通信に対し、匿名を条件に次のように明かした。 部族の仲介によって誘拐の実行犯グループと接触を図ったところ、彼が生存していることが確認された。 Press TV[イランの国営英語ニューステレビ・チャンネル]によれば、在イエメンのイラン大使館の事務官であるニークバクトは、 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】ヒラリー・クリントンは、交渉が継続している現在、イランに対するいかなる新たな制裁追加に対しても拒否権を行使するという米大統領バラク・オバマの立場を支持し、こう強調した。 イランの民主主義に猶予をあたえるべきだ。 アメリカの前国務長官ヒラリー・クリントンは、イランの核計画に関わる交渉が依然として継続している最中に、同国への新たな制裁が[議会において]承認されることは、正当な措置ではないとの見解を述べた。 さらに、クリントンは、米上院軍事委員長の 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】イラン学生通信(ISNA)の報道によれば、イラン税関から発表された最新統計に基づくと、イランのアメリカからの輸入は1392年の9ヶ月[2013年3月21日~12月21日を指す]の間に重量にして85.58%、貿易額にして21.13%減少した。イランはこの間、額にしておよそ8600万ドル[約86億円]におよぶ1万9000トン以上の産品をアメリカから輸入した。 今年9ヶ月間の輸入の落ち込みは、一方で、ここ2ヶ月、つまりアーバーン月とアーザル月(2013年10月2 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】ISNA(イラン学生通信)は次のように伝えた。 入手した情報によれば、必要な許可をすでに取得した某アメリカ企業が、アメリカからイランへ直接、貨物を直行輸送するための準備を整えたと発表した。 ISNAによれば、OFAC(米財務省「外国資産管理局」)から必要な許可を取得した某アメリカ企業が、「アメリカからイランへの海路での貨物の直行輸送に向けて必要な準備が整っている 」と発表した。 ISNAは、アブドゥルハミード・アサディヤーン貿易振興 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】スイス連邦議会は、29日水曜日の会議で、対イラン制裁の一部解除を決定した。 ファールス通信によれば、スイスの《大臣たちの内閣》[各省大臣7人から構成される内閣]の公式サイトは、次のように発表した。 我が国の連邦議会は水曜日の会議で、対イラン制裁の一部を解除するとの決定を下した。 政府の決定によれば、レアメタルの売買、および、イラン産石油の輸送、そして、イランの組織団体のためのイラン[系企業]の活動は、8月14日までに認められる予定である。 全文をよむ
司法権長官は、イラン問題担当国連人権特別報告官による新たな報告書の原案について、「虚偽、事実誤認、そして誤った推論」に満ちたものだと指摘し、各国の国内法に相対するときの西洋人のダブルスタンダードを批判した。 イラン学生通信の報道によると、サーデグ・アーモリー=ラーリージャーニー師は昨日の司法高官会議の席上、イマーム・ホメイニーの運動と、イスラーム革命が今日の世界に及ぼした影響・福音について分析する中で、次のように述べた。 あなた方が今日目にしているのは、シーアの思想がイス 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者は昨日午後、トルコ首相と会談し、その中で両国の現在の「同胞関係、愛と友情」は過去数世紀で比類なきレベルにあるとした上で、「両者の大いなる可能性は、両国関係のさらなる発展と深化を後押ししてくれるだろう」と強調した。 最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はエルドアン首相のイラン訪問に関する合意実現に向けて、イラン・トルコ両政府が真剣に取り組むことが必要だったとした上で、「こうした真剣さによって、関係のさらなる強化と 全文をよむ
ロウハーニー大統領は「経済、学術、文化、貿易におけるイランと韓国の長きにわたる関係の拡大にとって、障碍となるものは何も見当たらない。石油やガス、エネルギー、工業の様々な領域で韓国企業が投資や〔経済〕活動を行うのに、〔適した〕条件や環境がすでに用意されている」と述べた。 ISNA(イラン学生通信)の報道によると、ハサン・ロウハーニー大統領は〔姜昌熙〕韓国国会議長との会談で、「今日、新たな状況が現れつつあるのに合わせて、世界の主要な貿易会社はイラン経済への投資と参入に関心を示している」 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】イラン系女性ヤーサミーン・ファヒーミーが、ドイツ社会民主党(SPD)の特別会合で、同党書記長に選出された。ファヒーミーは、88.5%の票を集めて当選した。 [ドイツの国際放送メディア]ドイチェ・ヴェレを引用したISNAによれば、[…]同党の特別会合は、アンドレア・ナーレスの後任としてファヒーミーを選出した。ナーレスが、新連立内閣発足後に労働相に就任したためである。 ヤーサミーン・ファヒーミーは46才でイラン系である。彼女はこれまで労働組合で活動し 全文をよむ
【ハムシャフリーオンライン・経済部】 ルノー社の販売部門責任者は声明を通じて、「資本取引規制の解除により同社のイランへの自動車部品の輸出が再開された」と発表した。 ロイター通信によるとルノー社は、昨年の同社の自動車販売が1.3%成長したと述べ、ロシアや、他の新興市場において安価な自動車の売れ行きが好調であったことが、ヨーロッパにおける不況を補ったと報告した。ジ ェレミ―・ストーウェル同販売部門責任者は、同社製品の売れ行きへの西洋諸国による対イラン経済制裁の影響についてこう述べた。 全文をよむ
イラン外務省はスイスでのジュネーブ2会議開催について声明を発表し、「シリア問題をめぐる地域的・国際的な動きは、いかなるものであれ、テロとの対決を最優先課題とすべきだ」と強調した。 イラン外務省の声明文は、以下の通り。 イラン・イスラーム共和国はシリアにテロ組織が入り込んでいることに深い懸念を表明すると共に、シリア問題をめぐる地域的・国際的な動きは、いかなるものであれ、テロとの対決を最優先課題としなければならないと考える。ジュネーブ会議開催の是非や必要性は、それがシリアにお 全文をよむ
ロウハーニー大統領は一部のテロ支援国家がジュネーブ2会議に出席することを批判した上で、「総体的に見て、ジュネーブ会議にはあまり希望のしるしは見当たらない。なぜなら、この会議には一部のテロ支援国家が出席しているからだ」と述べた。 イラン大統領のホッジャトルエスラーム・ハサン・ロウハーニーは水曜日の朝、ダボス会議に出席するためにテヘランからスイスに出立する前に、記者団と会見し、ジュネーブ2会議とダボス会議が同じ時期に開かれていることについて、「この二つの会議はそれぞれ〔別の〕範疇に属す 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】アメリカとヨーロッパ諸国の圧力が功を奏し、国連事務局長パンギムンの公式の招待のわずか一日後に、彼は《ジュネーヴ2》[第2回ジュネーヴ国際会議、もしくは、シリア和平会議]の会議参加に自らイランを招待したのを撤回した。 パンギムンがイランを招待すると公式に発表したそのときから、さまざまな試みがなされたが、彼は自らの決定をひるがえさなければならなかった。 アメリカは、イラン・イスラーム共和国が参加してもいない《ジュネーヴ1》を、我が国が受け入れ、その決 全文をよむ
■ 植民地主義者の直接支配からの漸進的脱却 同師はムスリム諸国民が植民地主義者の直接支配から徐々に脱却しつつあることに触れつつ、「抑圧者たちは直接支配の時代の利益を、間接的な政治・文化・経済支配によって確保する腹づもりである」と警告した。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は「目覚めと意識」こそ、イスラーム共同体が幸福をつかむ唯一の道であるとした上で、「イスラーム諸国がもつ豊富な可能性、すばらしい地理的位置、極めて貴重な歴史遺産、そして比類なき経済資源、これらは〔ムスリムた 全文をよむ
同師は深い憂慮の念を示し、次のように付け加えた。 一部のタクフィール主義者は、卑劣なシオニスト体制に注意を払う代わりに、イスラームとシャリーアの名の下で、多数のムスリムにタクフィール(背教徒宣告)をし、〔ムスリム間の〕戦争と暴力、対立のお膳立てをしている。それゆえ、タクフィール主義という潮流の存在は、イスラームの敵にとって、まさに吉報なのである。 革命最高指導者は、「かれ〔=預言者ムハンマド〕と共にいる者は不信心の者に対しては強く、挫けず、お互いの間では優しく親切である」という 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、親愛なるイスラームの預言者の歴史的生誕と、第6代イマーム・サーデグの祝福に満ちた誕生を祝うめでたき記念日〔=イスラーム太陰暦ラビーユル・アッワル月17日、西暦で1月19日〕に際し、国の責任者やイスラーム団結会議の招待客、ならびに一般市民らと面会し、最後の預言者が思い描いていたものを実現させるよう、イスラーム世界に呼びかけた。同師はその上で、「今日、イスラーム世界が抱える最も重要な問題は、団結である。いかなる陰謀があろうとも、《団結と 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者顧問は、「アメリカは核問題をめぐるジュネーヴ合意での自身の約束を守る他に、なす術は無い」と強調した。 アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は、本日日曜日午後、テヘランを訪問中のエジプトのメディア関係者らと会見し、「西洋諸国、特にアメリカがジュネーヴ合意での自身の約束を守ることに、期待しているか」との質問への回答の中で、このように述べ、さらに「我々は〔核交渉での〕イスラーム共和国の勝利を確信しているが、しかしこの問題は時間のかかる種類の問題であり、最終的な解 全文をよむ
テヘラン金曜礼拝で臨時説教師を務めたエマーミー=カーシャーニー師は本日の説教の中でジュネーブ協議に言及し、同協議は民主主義を主張する国々〔=西洋諸国〕に対するイランの正当性を証明するものだったと評価し、「イランが核爆弾を手に入れようと画策しているとの西洋諸国の主張が嘘以外の何ものでもなかったということが、この協議で証明された」と述べた。 テヘラン金曜礼拝で臨時説教師を務めたアーヤトッラー・モハンマド・エマーミー=カーシャーニーは本日の説教で、世界中のキリスト教徒に向かってイエス・キ 全文をよむ
【ジャーメジャム:エマード・エッザティー】アメ車はいかが? え?アメリカ車の輸入は禁止されているって?たしかに、あなたはアメリカ製自動車をテヘランや大都市の通りでは見かけないだろうし、もし目にしたとしてもその数は、片手の指で数えられるほどだろう。だから、この車を買うことはできないというのだろうか。あなたへの答えは、「イエス」であり、「ノー」でもある。 そうだ、一方では、あらゆる法的制限と禁止はまちがいなく厳然と存在している。しかし、他方では、これらの間に大きな「しかし」が存在する。それ 全文をよむ
シーア派の宗教的最高権威の一人であるマカーレム=シーラーズィー師は、人権擁護を求める抑圧諸国の主張は、自らに異を唱える者たちを非難するための一つの手段として現れたものに過ぎないと指摘した上で、「たとえ核エネルギー問題をめぐって彼らと合意に達することができるとしても、人権問題で同じような合意はありえない」と述べた。 アーヤトッラー・ナーセル・マカーレム=シーラーズィーは水曜日の朝、ホッジャトルエスラーム・モハンマド・ジャヴァード・アラスターへの「イスラーム人権委員会賞」授与のために、 全文をよむ
軍事演習「ヴェラーヤト4」が、初期の目標をすべて達成して、昨日成功裏に終了した。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、国軍総司令官代理のアブドッラヒーム・ムーサヴィー司令官は今回の演習の主な目的として、・若い兵士らに経験を伝え、実戦舞台の管理を任せること、・海上ならびに空中の動く標的を射撃すること、・航空部隊の専門家らの手によって性能が向上した国産システムを利用すること、そして・航空機に搭載された新型の爆弾・武器を空中から発射し、予め設定した標的に命中させること、など 全文をよむ
ハータモル・アンビヤー防空基地司令官は記者会見で、防空分野での軍の最新の成果について説明し、国内の核施設には最新鋭の防空監視システムが備え付けられていることを明らかにした。 ファールス通信の報道によると、ファルザード・エスマーイーリー司令官はS-200ミサイル・システムの改良を命じたハーメネイー全軍最高総司令官の指令に言及し、「年末〔=2014年3月20日〕までにこの改良を開始するとわれわれは約束したが、年末まで3ヵ月と迫った現在、このシステムはS-200長距離ミサイルの発射に加え 全文をよむ
〔イラン訪問中の〕欧州議員団はイランでの最初のプログラムの一つとして、最近釈放されたばかりの弁護士ナスリーン・ソトゥーデと面会した。同議員団は以前、イランが特定の政治活動家との面会に同意しなかったことを理由に、テヘラン訪問をキャンセルしたことがある。 この面会での話題の中心は、イランにおける人権状況をめぐるものだったと言われている。ドイチェ・ヴェレのウェブサイトが伝えたところによると、この議員団はイラン人映画監督のジャアファル・パナーヒーとも面会したという。ソトゥーデもパナーヒーも 全文をよむ
ケルマーン革命裁判所長は、イギリスの諜報機関MI6に関係していたスパイ1名が情報省によって逮捕されたことを明らかにした。 イラン国営通信の報道によると、ダードホダー・サーラーリー氏は「このスパイは数ヵ月間にわたる複雑な情報活動の末、〔情報省の〕罠にかかった」と述べた。 同氏はさらに、次のように述べた。 この容疑者は11回にわたって、国内外で直接、イギリス諜報機関の高官らと面会し、その都度、同諜報機関が必要とする情報を渡していた。また、この人物はイギリス諜報機関 全文をよむ
イラン外務省は、イラクのバアクーバ(バクバ)東部で、ガス・パイプライン敷設会社に務めるイラン人職員らが襲われるテロ事件が起き、その結果、少なくとも15名の同胞が殉教したことを発表し、これを非難した。同省は、今回のテロの詳細については現在調査中だとした。 〔イラン西部〕ナフト・シャフルのガスをバクダードに輸送するパイプラインの敷設計画にかかわっていたイラン人らは金曜日、作業を終えディヤーラ県ハーナキーン南東のダラールナディー〔?〕地区に戻る際、テロ組織の攻撃に遭遇した。 全文をよむ
交渉チームは殉教者たちの血を守れ 革命防衛隊総司令官はまた、本日木曜日、イラン国営放送コンベンション・センターで開かれた会議「科学ジハードの殉教者たち」の席上、「政府関係者、特に重責を担っている〔核〕交渉チームならびに尊敬すべき大統領に申し上げたいのは、殉教者たちの流した血を守れ、ということである」と述べた。 ジャアファリー司令官は〔‥‥〕「イスラーム的イランの今日の名誉、力、そして偉大さは、(国防、安全保障、科学ジハードなどの)さまざまな分野でわれわれの親愛なる殉教者た 全文をよむ
革命防衛隊総司令官は、ミサイル力は我が国の抑止力の一つだとし、革命防衛隊の無人航空機には完璧な誘導性能をもった爆弾・ミサイルが搭載されていることを明かした上で、「我が国の有するミサイルの保管場所に関する敵の情報は、正しいものではない。ミサイルの初期の保管場所なら、もしかしたら彼らも知っているかもしれないが、しかし〔その後の〕ミサイルの保管場所は隠されており、またこれらのミサイルの発射方法も全国に拡散されている」と述べた。 イスラーム革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファ 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】レバノンのヒズブッラー(ヒズボラ)は、レバノンの首都ベイルート周辺で、ヒズブッラー司令官のひとりが殺害されたと発表した。 ニュース・センターは、レバノンの《アル・マナール》テレビ放送の報道を引用し、以下のように報じている。 レバノンのヒズブッラーは同組織の司令官のひとりであるハッサーン・アル・カイスの殉教に哀悼を示し、「シオニスト体制が同司令官殺害に直接関与した」との声明を出した。 殉教者カイスは、本日未明ハドス地区の自宅前で殺害された 全文をよむ
ミサイル艦「タバルズィーン」〔※「斧」の意〕ならびに「ニーゼ」〔※「槍」の意〕、及び輸送艦「スィールジャーン」が、イラン国軍海上部隊に合流した。 イラン学生通信の報道によると、昨朝、国軍総司令官のアターオッラー・サーレヒー少将ならびに国軍海上部隊司令官のハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官が出席する中、ミサイル艦「タバルズィーン」ならびに「ニーゼ」、及び輸送艦「スィールジャーン」がブーシェフル第二海上管区にて、国軍海上部隊の艦隊に追加された。 これらの戦艦は国軍海上部 全文をよむ
■ イラン・米関係に突破口が開かれた FT紙記者は続けて、ロウハーニー大統領に「例えば将来、オバマ大統領をテヘランに招待するといったような用意はあるか〔‥‥〕」と質問、これに対し大統領は次のように答えた。 私たちが行った電話での会話で、私は彼が礼儀正しく、頭の良い人物だと感じた。先に述べたように、イランとアメリカの間の問題は極めて複雑であり、短期間で解決することは不可能である。こうした複雑さにもかかわらず、過去100日間で〔イラン・米関係の改善に向けた〕突破口が開かれた。こ 全文をよむ
ロウハーニー大統領はイラン核計画が平和目的であることを強調した上で、「イランは必要な分の核燃料を自ら濃縮する」と述べた。 ファールス通信の報道によると、ハサン・ロウハーニー大統領はフィナンシャル・タイムズ(FT)紙とのインタビューの中でこう述べた上で、核施設の停止はイラン・イスラーム共和国にとって越えることのできない一線(レッドライン)だと述べた。 大統領はこのインタビューの一部で、イランが抱えている経済問題について触れ、「問題はあるが、しかし私たちは国の経済の将来につ 全文をよむ
3日間の日程でテヘランを訪問したシリア首相は昨日午後、テヘラン入りに際して、「今回の訪問の目的は、イランの国民ならびに当局に対し、ジュネーブ核交渉で歴史的成功・成果を手に入れたことについて祝意を示すことである。核問題でのイラン・イスラーム共和国の成功が地域でのその他の勝利の序曲となることを、われわれは確信している」と述べた。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、電力相および外務省次官(アラブ・アフリカ担当)の出迎えでメフラーバード空港に降り立ったワーイル・アル・ハルキ 全文をよむ
アラブ首長国連邦(UAE)の外相は我が国の当局者らとの会談のなかで、イラン・イスラーム共和国との協力を希望していることを強調した。 メフル通信の報道によると、木曜日にテヘランを訪問したシャイフ・アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンUAE外相は、我が国の大統領および外相と会談を行った。 同外相は、「われわれはイラン・イスラーム共和国の隣人だ」とした上で、「しかし、われわれはこのレベルで満足してはいない。われわれはイラン・イスラーム共和国のパートナーになりたいと 全文をよむ
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は88年の反乱〔=2009年大統領選後の抗議運動〕で現アメリカ大統領が担った役割について触れ、「当時、反乱者らを支援する可能性があったソーシャル・ネットワークの一つは、修理を必要としていた。ところが、アメリカ政府はこうした活動が中断するのを阻止した〔※〕」と指摘した。 ※訳注:米国務省がツイッター社に対し、メンテナンスによるサービス停止を延期するよう要請したことを指す。当時、抗議運動を繰り返していた人々は、ツイッターを連絡・情報共有手段に用いていた。 全文をよむ
革命最高指導者はベトナムやイラク、パキスタン、アフガニスタンで起きた市民の殺戮や拷問の数々について指摘し、「グアンタナモやアブー・グレイブで行われた憎むべき拷問が諸国民の記憶から去ることは、決してないだろう」と付け加えた。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は覇権体制に理性的に対応するためには、抑圧諸国の特徴について知ることが必要だという基本的了解から、覇権主義者たちのもう一つの特徴、すなわち彼らの詐欺的・偽善的性格について論じた。 ■ 犯罪行為に《貢献》の服を着せることこ 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者は、「イスラーム体制は常に、全人類に対して愛と奉仕の精神で接したい、すべての諸国民と友好的な関係を築きたいと望んできた」と付け加え、さらに次のように指摘した。「イスラーム体制はアメリカ国民に対してすら、いかなる敵意も抱いてはいない。たとえアメリカ政府がイラン国民ならびにイスラーム体制に対して抑圧的で、敵意と悪意と憎悪に満ちた感情を抱いているとしても、である」。 同師はその上で、「イスラーム体制の対極にあり、またイスラーム体制が対峙しているもの、それが抑圧(エ 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、〔革命防衛隊傘下の民兵組織〕バスィージの司令官数万人と盛大な面会を行い、その中でバスィージはイスラーム体制の安定性と誇り高さ、そして威容の象徴だとした。同師はまた、アメリカを筆頭とする世界の抑圧諸国の、他国の権利を受け入れようとしない欺瞞に満ちたやり方について説明した上で、国民による抵抗と力の誇示こそ、敵を絶望させる唯一の方法だと指摘した。ハーメネイー師はさらに、〔核交渉にあたっている〕政府ならびに当局者への揺るぎなき支持を強調 全文をよむ
ヘジャーズィー司令官:イランのミサイル力の驚異的進歩は殉教者テフラーニーモガッダムの努力のお陰 殉教者テフラーニーモガッダムとともに戦い、同じ釜の飯を食った経験をもつヘジャーズィー軍統合副参謀長は、「殉教者テフラーニーモガッダムがミサイルの分野で成し遂げた貢献は極めて大きく、実際、今日のわれわれのミサイル力の驚異的進歩は、彼の努力のお陰だと言うことができるのである」と述べた。 ヘジャーズィー司令官はこの式典に国民各層が参加していることに触れ、「国民は一人の奉仕者を失ったこ 全文をよむ
2年前テヘラン近郊の基地で起きた事故で殉教し、「イランのミサイルの父」との称号を手に入れた殉教者テフラーニーモガッダム少将(革命防衛隊司令官)の2年忌が、昨日文官・武官らの出席の下、開かれた。その中で革命防衛隊ならびに国軍の司令官らは、あらゆる種類の脅迫には断固たる応答を即座に与えるだけの、完全なる準備が軍には整っていることを明らかにした。 フランス政府の妨害工作によって合意には至らなかったものの、核交渉の新ラウンド開始を受け、シオニスト体制は再びイラン・イスラーム共和国を脅迫する 全文をよむ
軍統合参謀本部の副参謀長を務めるジャザーイェリー司令官は、「イランに対するほんの少しの軍事的ミスも、史上最大のしっぺ返しが待っているということを、アメリカも分かっているはずだ」と述べた。 セイエド・マスウード・ジャザーイェリー副参謀長は「殉教者テフラーニーモガッダムとその仲間たち殉教二周忌記念式典」の傍らで、「殉教者テフラーニーモガッダムとその仲間たちの事績により、昨今の超大国もイランに対して何の軍事的行動も起こせないでいる」と述べた。 同氏はさらに、「アメリカは軍事的 全文をよむ
【ISNA】イランは国連安保理議長に宛てた書面の中で、サラーヴァーンで起きたテロ行為に対して、国連が緊急かつ適切な対応を取るよう求めた。 イランの国連常駐代表を務めるモハンマド・ハザーイー大使は国連安保理議長に宛てた書面の中で、国境の町サラーヴァーンで国境警備兵14名が殉教し、6名が負傷したテロ事件について言及し、こうした野蛮な行為への緊急かつ適切な対応を国連安保理に求めた。 ハザーイー氏はこの書面の中で、ジェイショル・アドルという名のテロ組織がこの攻撃への関与を認めたと 全文をよむ
サラーヴァーン国境警備隊を狂信的に攻撃したテロ・グループの行動は、いかなる目的で行われたものなのであろうか。また、こうした攻撃は軍事的・安全保障的にいかなる価値を持つものなのだろうか。 この攻撃は金曜日の夜に行われ、その結果イラン人国境警備兵16名〔※ママ〕が殉教している。 イラン紙が専門らにインタビューした結果分かったのは、こうした攻撃に軍事的重要性はほとんどないものの、他方で攻撃者らは政府や体制に対抗して「逸脱戦線」を立ち上げ、イランが不安定な地域であることをアピー 全文をよむ
「ジェイショル・アドル」〔※「正義の軍」の意〕という名のグループが、国境警備兵ら14名の殉教をもたらしたサラーヴァーンでのテロ攻撃への関与を認めた。その一方で、治安維持軍国境警察司令官は今回の事件の完璧な詳細について説明した上で、域内及び域外の5ヵ国がテロリストらを支援していたことを明らかにした。 メフル通信の報道によると、ゾルファガーリー司令官は昨日、国境警備の任に就いている各部隊の司令官らを集めた大会の傍らで、記者団に対し、「2ヵ国がテロリストらに資金を提供していたとの情報を握 全文をよむ
イラン外務報道官は「〔カナダにある〕オマーン〔の大使館〕がカナダにおけるイランの利益代表部に、また〔イランにある〕イタリア〔の大使館〕がイランにおけるカナダの利益代表部になることが確定した。これは、国連の場でイランとカナダの代表の間で合いで交わされた政治的対話・覚え書きを経て決まったのものである」と述べた。 イラン学生通信の報道によると、マルズィーイェ・アフハム報道官は週の定例記者会見で、「5+1に対してイランが示した提案は、イラン上層部や最高指導者との常日頃からの調整のなかで示さ 全文をよむ
革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、革命防衛隊製の無人航空機「スキャン・イーグル」の実物サンプル1機をロシアに贈呈したことを明らかにした上で、「革命防衛隊によって製造された無人航空機は、イスラーム的イランの技術力の一端を示す象徴である。そして今日、その実物サンプルをプレゼントとして、〔イランを訪問中の〕ヴィクトル・ニコライビッチ・ボンダレフ少将とロシア国民に贈呈した」と述べた。 革命防衛隊広報によると、ロシア空軍のヴィクトル・ニコライビッチ・ボンダレフ司令官は、革命防衛隊宇宙航空部隊の 全文をよむ
テヘラン臨時金曜礼拝導師は、「現在、シオニストたちや不信仰世界・抑圧世界が問題にしているのは、核問題ではない。彼らが示しているのは、イスラームと預言者に対する敵意なのである」と述べた。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アーヤトッラー・エマーミー=カーシャーニーはテヘラン金曜礼拝での説教の第二部で、イランと5+1〔※国連安保理常任理事国とドイツ〕との最近の協議に言及し、次のように述べた。 アメリカは「われわれにとって問題なのは、イスラエルの安全だ」と述べて 全文をよむ
シーア派のマルジャエ・タクリード(最高権威)であるアーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、「今ワッハーブ派の動きや〔イラン国内の〕人口構造を変えようとする彼らの企てに対して何らかの対策を考えなければ、いかなる措置も不可能となるような状況に陥る可能性があるということを、責任者たちには言っておいた」と述べた。 アーヤトッラー・ナーセル・マカーレム=シーラーズィーは本日、ゴムで開かれたイマーム・サッジャード国際会議の関係者らを前に、「近年ワッハーブ派はイラン国内で多くの活動に着手し 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】しかし、実際には、〔中東〕地域諸国の中で化学兵器、核兵器、生物兵器を含む大量破壊兵器を最も多く所有しているのはシオニスト体制である。おそらく現在イスラエルは、 [同国の]化学兵器の利用に関する分厚い証拠書類があるにも拘らず、いかなる国際機関もそれに踏み込んだことがなく、化学兵器禁止条約にも署名しておらず、NPT(核拡散防止条約)の加盟国でもなく、しかし様々な文書によれば数百の核弾頭を確かに保有しているという、 世界で唯一の体制である。 そして、同体制の首脳 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン:国際部-モハンマド・キャルバースィー】シリアの化学兵器廃棄のプロセスが開始され、ダマスカス[シリア政府]が化学兵器禁止条約に加盟したあと、多くの人々の関心が今度はシオニスト体制[※イスラエルを指す。以下同様]の大量破壊兵器に向けられた。 もはや世界の国々にとっては火を見るよりも明らかであるのが、中東において唯一シオニスト体制のみが、様々な文書、資料によると少なくとも300の核弾頭を有しているということである。さらに、拡散防止条約(NPT)にも署名せず、同 全文をよむ
イギリス外相は、近くイランとイギリスは両国にある互いの大使館に公使を派遣する予定であることを発表した。 タスニーム通信がアル・マヤーディーン〔※レバノンのアラビア語放送局〕の報道として伝えたところによると、ウィリアム・ヘイグ英外相は、近く在テヘラン・イギリス大使館に派遣する同国の公使の氏名を発表するつもりだと述べた。 他方、イランも自国の公使を発表し、在イギリス・イラン大使館に派遣する予定とのことである。 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】米国務省報道官は、2014年ブラジル・ワールドカップ前にアメリカとイランのサッカー親善試合を行うことについて、「イラン側と交渉を行う場所としてサッカー・フィールド以上にふさわしい場所があるだろうか」と述べた。 ISNAの報道によると、イラン・サッカー連盟会長のアリー・キャッファーシヤーン氏は先日、アメリカから提案されたイラン代表チームとの親善試合について発表した。そして、この発表は、さまざまな反響を呼んだのである。 同会長はイラン・アメリカの親善 全文をよむ
副大統領兼文化遺産観光庁長官は、複数の国に対するビザ発給について、免除もしくは簡素化を政府委員会で検討する予定であることを明らかにした。イラン入国を希望する近隣諸国や東アジア諸国、西洋諸国からの観光客について、優先的に検討するとのことだ。 モハンマド・アリー・ナジャフィー氏〔※〕は、ファールス通信とのインタビューで、世界60ヵ国との間で査証免除措置を講ずるという第10期政権〔=第二次アフマディーネジャード政権〕の計画を、新政権も引き続ぐつもりかとの質問に次のように答えた。「この計画 全文をよむ
CNNの行った最新の世論調査によると、アメリカ国民の75%が核問題の解決に向けたイランとの直接交渉を歓迎・支持しているという。 CNNの報道としてタスニーム通信が伝えたところによると、核問題をめぐってイランと直接交渉を行うことに反対の意思を示したのは、同放送局の世論調査に参加した人のうちの20%に過ぎなかった。この世論調査の結果、米民主党支持者の87%、共和党支持者の68%以上が核問題の解決に向けたイランとの交渉を支持していることが判明した。 数日前、バラク・オバマ米大 全文をよむ
在外イラン人問題最高評議会議長は、同評議会がユダヤ教徒、キリスト教徒、ゾロアスター教徒、イスラーム教徒を問わず、全ての国外在住イラン人に対し、最善の方法でサービスを提供しなければならないと強調した。 イラン学生通信の報道によると、アクバル・トルカーン氏は同評議会の幹部らとの会議の場でこのように表明した上で、大統領が在米イラン人たちとの会見で得た諸成果について説明した。 同氏は、大統領がニューヨーク在住のイラン人たちとの会見で得た諸成果を極めて高く評価し、「ロウハーニー博 全文をよむ
「シャーヘド129」と名付けられた最新のイラン製戦闘用無人航空機が大量生産段階に達し、昨日革命防衛隊総司令官が見守る中、実戦配備された。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、この種の航空機の設計・製造はこれまでアメリカの独壇場となってきたが、今後はイランも、革命防衛隊宇宙航空部隊の専門家らの尽力によって、この種の強力な無人航空機の製造技術を有するようになるという。 この攻撃用無人航空機は100%イランの国産技術によるもので、イランの領土・領海・領空を守るこ 全文をよむ
昨夜、イランのハサン・ロウハーニー大統領が母国へ帰国するためにニューヨークの空港へと向かおうとしていた最後の時間に、突如緊急電話回線が接続され、イラン・米関係に新たな事態が出来した。この電話連絡はホワイトハウスからのもので、回線の向こう側にいたのは、米政府のナンバーワンだった。観測筋によると、米大統領は開口一番、米・イラン両国の代表団によるデリケートな話し合いの中で生まれた新たな状況を歓迎する旨を表明したという。 米大統領によるイラン大統領への前代未聞の歴史的な緊急電話連絡について 全文をよむ
新型空中発射ミサイル・システム「ガーデル」と「ナスル」が、昨日国防相出席の下、お披露目された。 メフル通信の報道によると、このお披露目式は、アーバーダーン包囲を打ち破ったメフル月5日〔9月27日〕の「サーメノル・アエメ軍事作戦」勝利記念日〔※〕を直前に控えた、「聖なる防衛」週間の4日目に行われた。 ※訳注:「サーメノル・アエメ軍事作戦」とは、イラン・イラク戦争で占領されていたイラン南西部の港町アーバーダーンを解放するために、1981年9月27日に行われた軍事作戦の名前。サ 全文をよむ
ガーセム・ソレイマーニー少将は、イスラーム共和国体制の転覆を追求してはいないとのオバマ発言に対し、「あなたのこうした発言は、好意から発せられた発言ではなく、むしろ無力さの表明である。あなたはイスラーム体制の転覆を目指すことなどできなかったし、今もできないのである」と述べた。 イスラーム革命防衛隊ゴドゥス部隊〔※対外部門を担当する革命防衛隊の主要部隊の一つ。なお、英文でQudsと表記されるために、日本の新聞では「クッズ部隊」と誤って表記されている〕のガーセム・ソレイマーニー司令官は「 全文をよむ
国会原理派の会頭を務めるハッダードアーデル氏は、米・イラン両国大統領の昨日の演説について、35年ぶりのイラン・米の国交回復の可能性について質問に答えるなかで、「あまり結論を急ぐべきではない。ロウハーニー師も急いではなかった」と述べた。 ゴラームアリー・ハッダードアーデル氏は国会での会議の傍らで、記者らの前で、昨日の米大統領の演説について「昨日のオバマの発言は、歴代の米大統領のこれまでの発言とも、彼自身の最近の発言とも、口調の異なるものだった」と指摘した。 同氏はさらに、 全文をよむ
ロウハーニー大統領の演説全文 〔前略〕 イラン国民は先の選挙で、その思慮深き動きを見せ、希望と深慮、穏健の言説に票を投じた。外交政策における希望・深慮・穏健とは、イラン・イスラーム共和国は地域の大国として、地域と世界の安全に対して責任ある対応を行うということ、この領域で責任あるその他のプレーヤーたちと、多角的・全面的な協力を行う用意があるということを意味している。 われわれは民主主義と投票にもとづいた平和が、世界のあらゆる場所で、特にシリアやバーレーン、その他の 全文をよむ
ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのロウハーニー・イラン大統領は国連総会が行われている傍らでフランスのフランソワ・オランド大統領と会談し、その中で、両国の間には文化・政治・経済の各分野において、長きにわたる関係が築かれてきたと指摘した上で、「イラン・イスラーム共和国とフランスは、両国関係の発展と地域的・国際的諸問題〔の解決〕で互いに協力することができる」と述べた。 大統領広報サイトが伝えたところによると、ロウハーニー大統領は「フランスは2003年から2005年にかけて、イラ 全文をよむ
ニューヨーク・タイムズ紙は、バラク・オバマ米大統領とロウハーニー・イラン大統領の間で親書のやりとりが行われたことで、国連の会議の場で両首脳が会談する環境が整ったと指摘した。もし会談が実現すれば、イラン・イスラーム革命以降、米イ両国首脳が初めて直接顔を合わせることになる。 イラン学生通信が伝えたところによると、ニューヨーク・タイムズ紙は報道の続きで、「ウィリアム・ヘイグ英外相もニューヨークで開かれる国連総会の場で、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相と会談する予定だ。こうし 全文をよむ
革命防衛隊総司令官は、「もしアメリカがシリアで軍事的な動きに出るようなことになれば、間違いなく多くの問題に直面するだろう。そのときには革命防衛隊も、自らの義務を遂行することになろう」と強調した。 タスニーム通信の報道によると、革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は第20回「革命防衛隊司令官・責任者全国会議」の傍らで、記者団に対し、「アメリカがシリアで冒険主義的行動を起こした場合、革命防衛隊はいかなる対抗策をとるのか」との質問に答えるなかで、「彼らが理性的に決断 全文をよむ
最高指導者国際問題顧問のヴェラーヤティー氏は、「シリアの抵抗によって、ロシアは世界における自らの力の再生と、ソ連復活に向けて動く勇気を得た。同国は世界で最もデリケートな場所、すなわち中東の地を大国復活の地に選んだのだ」と述べた。 イラン学生通信の報道によると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏はある分析会議の席上、次のように述べた。「西洋による多くの陰謀がアラブ世界とイスラームに対して企てられてきた。しかし彼らはアラブ世界の諸問題に対して正確な認識を有していないがために、幸いなこ 全文をよむ
ハサン・ロウハーニー大統領の国連総会出席の有無をめぐっては、さまざまな憶測が流れたが、ついに昨日ザリーフ外相の口から、ロウハーニー師が大統領として初めてニューヨークを訪問することが確定したことが発表された。同外相によると、国連総会で演説を行い、非同盟運動の議長として核兵器廃絶を訴えることや、海外在住のイラン人指導者たちと面会すること、非同盟運動に加わっている国々の外相らと会談を行うことなどを予定しているという。 イラン国営通信の報道によると、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は 全文をよむ
国軍海上部隊司令官代理のゴラームレザー・ハーデムビーガム海軍司令官は、〔イラン北部マーザンダラーン州の〕ノウシャフルで開かれている「海上先端技術国民会議」二日目の傍らで、記者団に対し、公海への進出は世界のすべての国の権利だと指摘した上で、「公海への進出は、国の軍事力を示すものであり、また政治的次元での影響力もある。もちろん、われわれは〔隊員の訓練という〕教育的次元も視野に入れている」と述べた。 同氏はさらに、「公海、特に地中海やその他の海域・海峡に進出する計画が、国軍海上部隊にはあ 全文をよむ
地域情勢を調査するために、今週シリアとレバノンを訪問したイラン議員団は、日曜日〔9月1日〕にシリア政府関係者とダマスカスで会談した。その後、月曜日と火曜日〔9月2日と3日〕には、地域におけるアメリカ政府による戦争煽動行為を抑え込むべく、レバノン当局の賓客となった。 アラーオッディーン・ボルージェルディー国家安全保障外交政策委員長を団長とするこの議員団は、昨日〔ヒズブッラー指導者の〕セイエド・ハサン・ナスルッラー師と会談し、その中で最新の地域情勢について議論・検討した。 ■ 全文をよむ
ハータモル・アンビヤー防空基地のアミール・ファルザード・エスマーイーリー司令官は記者会見で、「全国規模の大規模合同軍事演習を、今年の後半にも新たな地域で、新たな目標と戦術とともに実施する予定だ」と述べた。 同司令官さらに、「この演習はメフル月下旬からアーバーン月前半〔※10月中旬から11月上旬〕の時期に行われる。この演習の規模は、《ヴェラーヤトの空を守る者たち4》よりも大規模なものとなるだろう」と続けた。 エスマーイーリー氏はまた、「防空専門家による努力計画が実を結び、 全文をよむ
アメリカとその同盟国による対シリア攻撃をめぐる問題をめぐって、イランの一部の政治・軍事当局者らは様々な反応を示している。 軍統合参謀本部副参謀長(バスィージ・防衛文化問題担当)のセイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官は、アメリカはシオニスト・ロビーの圧力のもと、地域で戦争を煽るような政策を追求していると指摘した上で、「さまざまな証拠や推測が示すところでは、アメリカとその同盟国には戦争を煽ることはできても、それを制御・コントロールすることはできない。これはアメリカにとって最大の 全文をよむ
ハーシェミー=ラフサンジャーニー公益判別評議会議長は、国の外交政策に負の影響を与えかねない、〔外交政策には直接関わりのない〕非公式の個人・チャンネルによる政治的発言を批判した上で、「〔外交政策に〕関係のない人々による非公式的かつ極端な立場の発言は控えるべきだ。体制の原則的立場は、責任を有する公式チャンネルを通じて、よく練られた形で表明されるべきものだ」と述べた。 イラン学生通信の報道によると、アーヤトッラー・ハーシェミー=ラフサンジャーニーは、ハサン・ロウハーニー大統領やマフムード 全文をよむ
モフセン・ガラヴィヤーン師はイスラーム哲学に詳しい人物の一人で、これまで40冊もの著作が世に出されている。イスラーム神学校及び大学で教鞭を取るガラヴィヤーン教授は学術的な生産活動に加え、政治・社会問題にも意見する、原理派に属する第一級の宗教指導者である。 タクフィール問題への対策として、ガラヴィヤーン師は、イブラーヒーム的宗教〔※ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教〕の指導者たちによる世界会議を立ち上げることを提案している。同師にとって、タクフィールとは宗教的な潮流というよりはむしろ 全文をよむ
コーラン活動家・暗唱者でホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※アーヤトッラーよりワンランク下の宗教指導者のタイトル〕のモハンマド・アボルガーセム博士は、8年間にわたり、ゴムの神学校で上級レベルの授業の講師を務めてきた人物である。 同師は12年間、タブリーズィー師やファーゼル師、ヴァヒード=ホラーサーニー師、ジャヴァーディー=アーモリー師らのもとで、イスラーム法学や法源学、コーラン解釈学などを学んできた。同師はまた、イスラーム法学の最上級コースで学ぶ傍ら、10年間にわたってバ 全文をよむ
まず最初にタクフィール(背教徒宣告)をして、その後で殺す。イスラームでは宗教的な暴力が猛威をふるった歴史はないが、しかし近年、タクフィール主義者が復活する傾向にあり、その刃がエジプトのシーア派信徒に向けられる事件が先日起きている。これより前にも、イラクやアフガニスタン、パキスタンで、タクフィールという刃がシーア派に対して用いられるのを、われわれは目の当たりにした。しかし、タクフィール主義者とは一体何者なのだろうか? カイロ南部ギーザ県のザーウィーヤ・アブー・ムスリム村で、4名のシー 全文をよむ
軍統合参謀長は現在のシリア情勢、ならびに同国へのありうべき軍事攻撃に対するアメリカの域内・域外のパートナーたちの協力姿勢の変化について言及し、「9.11以降、《アル・カーイダとの闘い》という大いなる嘘によって地域諸国を軍事的に侵略してきたアメリカは、今やアル・カーイダのためにシリアで闘いを起こそうとしているのだ」と述べた。 セイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将はまた、「アメリカによる対シリア攻撃論は、あらゆる点で、その他の国々に大いなる困難をもたらす可能性がある」と指摘 全文をよむ
■ 戦争が起これば、状況はあらゆる者にとって危険なものとなる イランのザリーフ外相はメフル通信とのインタビューの中で、「ここ数日の外交努力はすべて、シリアで戦争が起こるのを阻止することに向けられている。なぜなら、地域で戦争が起これば、状況はあらゆる者にとってきわめて危険なものとなるからだ」と述べた上で、「一国ないし数カ国が検事、判事、そして刑の執行人の役を同時に務め、事実ではなく、彼ら自身の利害に基づいて行動するようなことを、世界が容認することはできない。この問題の結末は、彼ら自身に 全文をよむ
世界の諸政府・諸国民がシリアへの軍事攻撃に強く反対しているにもかかわらず、ホワイトハウスはアサド政権に対する力の行使に、いまだにこだわり続けている一方で、地域において戦争の火の粉が煽られるのを阻止するための世界の指導者らの努力が、依然として続けられている。こうした中、ロシアのウラジミル・プーチン大統領はイランのハサン・ロウハーニー大統領との電話会談のなかで、西洋諸国による対シリア軍事攻撃の阻止に向けて、ロシアがイランと共通の立場を有していることを強調した。 政府広報サイトが伝えたと 全文をよむ
イラン外務省報道官は、シリア大統領が家族と共にテヘラン入りしたとの噂が一部の海外メディアで伝えられていることについて、質問に答えるなかで、「こうした内容はシオニスト風のジョークのようなものであり、私はそれを否定する」と述べた。 アラーグチー氏は「モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相によって、外務省民間外交局長のマルズィーイェ・アフハム氏が初の女性報道官に任命されたと伝えられているが、それは確定したものなのか」との質問には、「新たな外務省報道官はすでに確定しており、行政上の手続きが 全文をよむ
フィールーズアーバーディー軍統合参謀長は、アメリカとその同盟国によるありうべき対シリア攻撃がもたらすであろう結果について説明した上で、「シリアに対するいかなる軍事的行動も、シオニストたちを火の海へと引きずり込むことになるだろう」と強調した。 セイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将はシリア情勢、及びアメリカならびに反シリア戦線による同国への軍事介入の脅しについて言及し、「地域における新たな〔軍事〕オペレーションは、いかなるものであれ、多くの害をもたらし、シオニストたちを歓喜 全文をよむ
ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのハサン・ロウハーニー博士を議長とする閣議が、昨日開かれた。 大統領は閣議の冒頭で、地域情勢に懸念を表明した上で、「世界、そして特に中東地域の人々は、新たな戦争を受け入れる準備などできてはいない。この地域でいかなる冒険主義(アドベンチャリズム)が犯されようと、それは地域と世界の安定にとって取り返しのつかない危険な状況を惹起し、地域に過激主義とテロリズムを拡大させることにつながるだろう」と述べた。 ロウハーニー師は力の行使をちらつ 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、第11期政権〔=ロウハーニー政権〕の閣僚らと初めて面会し、その中で政府と国会が新政権の速やかな発足に向けて協力したことに感謝の意を表明した上で、ロウハーニー師について、明瞭な革命的経歴を有した、信頼感あふれる好ましき人物だと評した。 同師はまた、良き政府の重要な特徴として、・信条的・倫理的健全性を有していること、・人民に奉仕すること、・正義〔の実現に向けて努力すること〕、・汚職などがなく腐敗と闘うこと、・法律遵守を旨 全文をよむ
【政治部】先の大統領選テレビ討論会でのアリー・アクバル・ヴェラーヤティー候補の核問題や外交政策をめぐる率直な発言は、その誠実さによって、ライバルたちの称賛を集めた。〔‥‥〕 ご記憶の通り、穏健な原理主義者であり老練な外交官であるヴェラーヤティー氏はそこで、交渉とは声明文や自らの立場を読み上げるための場ではないとして、〔別の大統領候補の〕サイード・ジャリーリー国家安全保障最高評議会書記を批判し、〔ジャリーリー率いる〕核交渉チームとアフマディーネジャード政権の無能さが、国際社会における圧 全文をよむ
〔テヘランを訪れた〕シリア首相はハーメネイー最高指導者の国際問題担当顧問を務めるアリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏との会談のなかで、同国のバッシャール・アサド大統領のハーメネイー最高指導者宛の親書を手交した。 この会談のなかで、ヴェラーヤティー氏はイラン・イスラーム革命の勝利以降、現在に至るまでの両国の戦略的同胞関係の歴史について振り返りつつ、「革命最高指導者はシリアに対して、シオニズムに対するイスラーム世界の抵抗戦線の最前線に位置する国として、大きな重要性を認めてきた。シリアの 全文をよむ
AFP通信はあるイエメン情報筋の話として、イエメンでのイラン人外交官拉致にアル・カーイダが関与している可能性を報じた。 他方、イラン学生通信がイエメン警察の発表として伝えたところによると、拉致犯の身元は不明とのことである。 また、イラン外務省報道官はメフル通信とのインタビューの中で、イラン人外交官がアル・カーイダによって拉致されたとの報道について、「このことについて確認された情報を、われわれは有していない」と述べた。 武装した男たちがイエメンの首都サヌアにあ 全文をよむ
戦車運搬車「サイヤード」が、イラン国軍陸上部隊司令官が見守る中、同部隊の最新の成果として披露された。 アフマドレザー・プールダスターン准将は、この戦術車両のお披露目式で、「非対称戦における重要な指標の一つとしての俊敏性を高めるために、戦車運搬車「サイヤード」が、国軍陸上部隊の最新の成果として設計・製造された」と述べた。 同氏はさらに、「戦略的車両の一つに数えられるこの車両は、各種の装甲車両や戦車、遠隔操作車両などを作戦地域に最短の時間で届けることができる」と付け加えた。 全文をよむ
【政治部】新政権の始動とともに、イランの他国との外交関係も改善するのではないかとの希望を皆が抱く中、イラン市民らをめぐる不快なニュースが海外で伝えられている。 昨日、在サヌア・イラン大使館勤務のヌールアフマド・ニークバフト事務官が武装勢力によって拉致されたとの情報が伝えられる一方で、オーストラリアのある島では、イラン人難民らが暴行を受けたとのニュースも報じられている〔※ママ。以下同〕。これらの問題については、外務省がより一層真剣に追求する必要があろう。 昨日ロイター通信が 全文をよむ
在サヌア・イラン大使館のヌールアフマド・ニークバフト事務官が武装勢力によって拉致された問題で、イラン外相はイエメンのアブーバクル・アル・カルビー外相に電話連絡し、その中で今回の非人間的行動を非難するとともに、同事務官の解放に向けて真剣に対応するよう、イエメン政府に求めた。 イラン国営通信の報道によると、イランのサーレヒー外相はこの電話会談のなかで、海外在住の外交官の安全確保は、国際条約により任地国政府の責任であるとした上で、今回の事態に対してイエメン政府がしっかりと責任を果たすよう 全文をよむ
イラン外相はエジプト情勢をめぐる各国との協議の一環として、エジプト暫定政権副大統領(国際問題担当)のモハンマド・エルバラダイ氏と電話会談を行った。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アリー・アクバル・サーレヒー外相は昨日早朝、エジプト問題についてトルコ当局と協議するために行った同国への短期訪問からの帰国後、エルバラダイ副大統領と電話で会談した。その中でサーレヒー外相は、エジプトの将来は同国人民の意思によってのみ決定されると強調した上で、エジプトの政治的未来に対する同 全文をよむ
イラク外相は、イラクの空域を通過するイラン機とシリア機に対して行われた抜き打ち検査で見つかったのは、医薬品と食料品だったことを強調した。 イラン学生通信の報道によると、フーシヤール・ズィーバーリー外相はロンドン発行の「アッシャルクル・アウサト」紙とのインタビューの中で、「イラク領空を通じてイランからシリアに武器が輸送されている問題について、イラク政府が黙認している」とされる疑惑に答えるなかで、次のように述べた。「われわれは昨年9月から行動を起こし、イラン機及びシリア機に対して抜き打 全文をよむ
ある軍事問題の研究所が、サウジアラビアにあるミサイル基地の衛星写真を根拠に、同国のミサイルがイラン及びイスラエルを標的としているとする見方を明らかにした。サウジアラビアはこれまで幾度となく、イランの核計画に懸念を表明してきた。 〔この写真からは〕サウジアラビアの弾道ミサイルが、これまで砂漠の中に隠されてきた基地から、イランならびにイスラエルにある標的に照準を合わせているように見える。この情報はロンドン・デイリーテレグラフ紙が、イギリスの軍事問題分析機関の発行する専門誌「IHSジェー 全文をよむ
イランのアリー・アクバル・サーレヒー外相はアラブ首長国連邦のシャイフ・アブドゥッラー・ビン・ザーイド外相と電話会談を行った。 この電話会談で、両国の外相は重要な地域・国際情勢や、両国の共通の関心事項、特にエジプトの内政問題について議論・検討を行った。 両者はまた、二国間関係における双方向的な交流の強化と拡大の重要性・必要性を強調した。 サーレヒー外相はまた、アラブ首長国連邦からイラン人が国外追放処分を受けるケースが相次いでいる問題に懸念を表明し、この問題で考 全文をよむ
イラン人のアラブ首長国連邦(UAE)からの追放が、ここ数週間で激しさを増している。こうした中、国会の国家安全保障外交政策委員会の外交政策部会長は「同委員会は国会の休会明けに、イラン人がUAEから追放されている問題について検討する予定だ」と述べた。 ヴァヒード・アフマディー部会長はイラン学生通信(ISNA)とのインタビューの中で、何の理由もなく在留イラン人を追放するUAEの最近のやり方に言及し、次のように述べた。 イラン人がUAEから追放されている問題は、恐らく、国家安全保 全文をよむ
イラクのクルディスタン愛国同盟の代表は、イラン〔※原文には「イラク」とあったが誤植と判断し訂正〕とイラク・クルディスタン自治区の間で経済・貿易協力に関する覚書が、〔イラン〕行政担当副大統領〔ママ〕とクルディスタン自治区開発相が臨席する中で交される予定であることを明らかにした。 ナーゼム・ダッバーグ氏はイラン学生通信とのインタビューで、クルディスタン自治区のカームラーン開発相がティール月15日〔西暦7月6日〕にテヘランを訪問することについて明らかにした。 同氏はこの訪問に 全文をよむ
国軍の海上部隊司令官代理は、国軍の艦隊をロシアに派遣することの重要性について指摘した上で、「こうした流れがつづき、今後その他の艦隊も派遣されることに期待したい」と述べた。 国軍海上部隊司令官代理のゴラームレザー・ハーデムビーガム海軍司令官は、ファールス通信とのインタビューの中で、数ヶ月後にも納品される予定の最新型潜水艦の建造プロセスについて触れ、「潜水艦ファーテフが、現在国防軍需省によって建造中だ」と述べた。 同司令官代理は初めて行われた国軍艦隊のロシアへの派遣の重要性 全文をよむ
ロシア・カスピ海艦隊の報道官は、イランとロシアによる合同演習は実施されないことを明らかにした。 イラン学生通信によると、「ラジオ・ボイス・オブ・ロシア」はロシアのカスピ海艦隊の報道官の発言として、「イランとロシアによる合同海上演習は実施されない」と伝えた。 合同演習の実施については、イランの戦艦2隻が6月28日に親善訪問として、ロシアのアストラハン港に寄港した際に発表された。 ロシア艦隊の報道官によると、この親善訪問が準備されていた時も、合同演習の実施につい 全文をよむ
アメリカ財務省からの圧力のもと、グルジアはイラン人に認めていたビザなし入国を解除すると発表した。 イラン学生通信によると、グルジア外務省のイラクリ・ヴェクア(Irakli Vekua)報道官は、この内容をAFP通信に明かした。 2010年、イランとグルジアはビザの発給なしに短期訪問を可能にすることで合意した。 こうした中、(グルジアの首都)在トビリシ・イラン大使館の情報筋は「グルジア外務省は、同国の出入国管理に関する法律の変更を通知してきた。〔イラン人のビザ 全文をよむ
ハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官は、防衛展示会への視察を目的としたロシアへの軍事使節団の派遣に先立って行われた記者会見で、イランとロシアによる合同海上軍事演習について、「現在、事前協議を進めているところであり、今後イスラーム共和国の当局によって承認された場合、〔合同軍事演習のための〕プログラム作りが行われ、実施されるだろう」と述べた。 同氏はこの記者会見で、「全軍最高総司令官〔=ハーメネイー最高指導者〕が見据えているのは、イラン・イスラーム共和国軍海上部隊の艦隊が〔世界の〕南 全文をよむ
ヨルダンの情報機関に近い筋が明かしたところによると、同機関はここ数日間、「偽善者のテログループ」〔※反体制組織のモジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)のこと〕のメンバーと一部のシリア反体制派が難民キャンプで会合を開いていたのを観測していたという。 シリアに渡航し、同国政府とその反対派の間で起きている戦闘に関与する目的で、「偽善者のテログループ」のメンバー多数がヨルダンを訪れたことを示す、ヨルダン情報機関の資料を、この筋は「アシュラフ・ニューズ」に提供した。 アンマンにある 全文をよむ
アフマディーネジャード大統領「公正なエネルギー価格の決定が覇権主義の根を断つことになる」 イランのアフマディーネジャード大統領はガス輸出国首脳会議に出席するためロシアを訪問し、4つの重要な提案をこの会議に提起した。 イラン学生通信によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、ロシアを訪問するにあたってクレムリン宮殿入りし、最初にロシアのウラディーミル・プーチン大統領の歓迎を受けた。そして会議開始に先立って、プーチン大統領他、ガス輸出国の首脳らと記念撮影を行っ 全文をよむ
イラン外務省は、〔バーレーンの首都〕マナーマで採択されたペルシア湾岸協力会議とヨーロッパ連合(EU)の外相らによる共同声明を批判した。 セイエド・アッバース・アラーグチー外務報道官は、マナーマで採択されたペルシア湾岸協力会議とEU外相らによる共同声明、ならびに〔湾岸協力会議とEUによる〕会議の傍らで一部参加者がイラン・イスラーム共和国について行った発言に応答する形で、「遺憾なことに、この会議の開催の過程で、原理原則に反した、根拠のないスタンスが一部で表明されたのを、われわれは目の当 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】人生のうちの30年間をアメリカで暮らしたニュージャージー州に住む69歳の男性は、意識不明によって強制送還された後、自身の母国であるポーランドにたどり着いた。 ウラディスラフ・バニシェフスキー [訳者注:ペルシア語表記に基づき推定] 氏は、アメリカ合衆国で医療保険に入っていないために、同国の病院のこのような扱いの被害者となった者たちのひとりである。なぜなら、アメリカの病院は、こうした人たちを治療費の不払いを理由に追い出すからである。 ポーランド 全文をよむ
一部の報道によると、ロシア政府はイラン・イスラーム共和国との和解に向けた新たな提案として、「S-300」ミサイルの代わりに「Anty-2500」ミサイル・システムを我が国に納品することを検討しているという。 ※訳注:S-300とは弾道を描く標的を破壊する能力を持った地対空ミサイル・システム。ロシアからイランへの同システムの提供に関する契約は2007年12月に締結されたが、ロシア側が安保理決議1929号に基づきこの契約を破棄したため、両国間では確執が生まれている。 ファース 全文をよむ
クウェート紙「アッラーイ・アル・アーム」が1970年に発行したある号が、最近注目されている。同紙に「アブー・ムーサー及び大小トンブの3島をイランに完全に譲渡する条約の締結」に関する報道が報じられていたためだ。 イラン学生通信によると、同条約で〔現在のアラブ首長国連邦の一部を構成する〕ラアス・アル・ハイマの首長は「これらの島々に対する一切の所有権を有していない」ことを宣言したと、このクウェート紙は報じているという。 クウェートのアッラーイ・アル・アーム紙は西暦1970年5 全文をよむ
イラン国家安全保障最高評議会書記は、シオニスト体制に対する抵抗およびイスラーム抵抗運動への支援で、シリア国民が過去数十年間果たしてきた役割を称賛した上で、「テロリストたちに武器を提供するという一部の国の決定〔※〕は、シリア国民に対する侮辱であり、国際法違反である」と述べた。 ※訳注:一部の欧米諸国やアラブ諸国が、シリア反体制派に対して武器供与を行うことで合意したことを指す。 イラン学生通信によれば、サイード・ジャリーリー書記は「シリア国民の要求を追求する委員会」のメンバー 全文をよむ
イラン外相は、「イランでの先の選挙は、イランと西洋の関係にとってインセンティブをもたらすだろう」と述べた。 ISNA(イラン学生通信)の報道によると、アリー・アクバル・サーレヒー氏は、本日サイト上にその一部が公開された、アル・マヤーディーン放送局〔※レバノンの衛星放送局〕とのインタビューの中で、イランがバーレーンに干渉しているとの主張に関して、「イランがバーレーンに干渉して、イラン政府にいかなるメリットがあるというのか」と問うた。 イラン外相は、地域で起きている諸問題の 全文をよむ
イラン外相は地震をはじめとする自然災害に対する、ブーシェフル原発の高い技術的安全性・保全性を強調した上で、同原発の活動に対しIAEAが常時、技術的監視を行っていることを明らかにした。 イラン学生通信の報道によると、アリー・アクバル・サーレヒー外相はイラン・クウェート友好議連のクウェート側代表を務めるアフマド・アブドゥル・ムフスィン・アル・ムライフィー氏との会談のなかで、イラン・クウェート両国の友好関係を傷つける目的で行われる敵のプロパガンダ活動、特にブーシェフル原発をめぐる最近の虚 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、昨日の朝、大学教授や第30回国際コーラン大会に参加したコーラン読経師らとの面会の中で、ムスリムらに向けて語られたコーランの重要な命令の一つに、連帯と団結の維持があるとの見方を示した上で、「今日ムスリムに対して団結を呼びかける言葉は、どれも神の言葉なのであり、ムスリムたち、そしてイスラームの諸宗派を互いに敵対的感情へと煽る言葉は、どれも悪魔の言葉である」と強調した。 革命最高指導者事務局の広報サイトが伝えたところによると、 全文をよむ
敵の真の計画は、イスラーム教徒間に対立と紛争を生じさせること 預言者としての使命がムハンマドに下されたことを記念するマブアス祭に合わせ、体制の責任者や国会議員、イスラーム諸国の大使、ならびに偉大なる殉教者家族らが、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下に謁見した。 最高指導者事務局の広報サイトによると、アーヤトッラー・ハーメメイー閣下はこの面会のなかで、マブアス祭に祝辞を述べつつ、「現在の状況下におけるイスラーム共同体の最も重要な義務は、自身がいかなる 全文をよむ
「被抑圧者の動員(バスィージ)」機構のモハンマド・レザー・ナグディー長官は、「アメリカがペルシア湾地域や〔イラン周辺〕地域から基地を撤去し、シオニスト略奪体制への支援から手を引き、人権分野における犯罪行為を悔い改めて真理の道に立ち帰らない限り、我々は決してアメリカと関係を確立することはない」と述べた。 イラン労働通信の報道によると、ナグディー氏はアルダビールで開かれた大学関係者らとの会合の中で、「今日、バカの一つ覚えのようにアメリカとの妥協・関係確立を口にする連中も、アメリカの本質 全文をよむ
【ハムシャハリー・オンライン】アメリカの国務次官は、イランへの携帯電話及びコンピューターの輸出規制の解除と食料品と医薬品の輸出規制撤廃を発表した。 メフル通信によれば、ウェンディー・シェルマン米国務次官は、BBC[ペルシア語放送]のインタビューに際し、「5月30日よりこれらの制裁解除に包括的な許可が下され、イランへの通信機器の合法的輸出に道が開かれることになる」と述べた。 ■≪通信の鉄の壁≫取り払う義務負う 同国務次官は、アメリカ政府は、制裁によってイランの人々が必 全文をよむ
ニューヨークにある国連のイラン常駐代表・大使を務めるモハンマド・ハザーイー氏は、「イエメン、およびソマリアに武器を送っているとするイランに対する嫌疑は偽造されたものであり、根拠がなく、政治・プロパガンダ上の動機によって流されたものにすぎない」と強く訴えた。 メフル通信の報道によると、ハザーイー氏は国連安全保障理事会の議長に2通の書簡を別個に送付し、イエメンおよびソマリアに武器を送ったとする、我が国に対する根拠なき嫌疑を否定した上で、「こうした主張は、いかなる証拠も示されることなくな 全文をよむ
サウジアラビア外相は「バーレーンに対するイランの脅迫行為」なるものを非難した上で、イラン政府が平和を確立・維持する方向へと踏み出すことに期待を表明した。 サウジアラビア通信によると、サウード・アル・ファイサル氏はジッダで行われたインドのサルマーン・ホルシード外相との共同記者会見の場で、「イランは各国に対して脅迫めいた言葉を使っている」と主張した上で、「イランは平和を確立・維持する方向へと歩みを進めてほしい。威嚇的な言葉を使うのではなく、近隣諸国と強固な関係を築くことに注意を払って頂 全文をよむ
イラン政府、そしてエジプト政府も、イランはエジプトでシーア派の文化を広めようと試みてはいないと繰り返し強調しているにもかかわらず、アズハル学院の総長は、「スンナ派諸国におけるシーア派拡大に向けたイランの企て」なるものについて、批判する発言を行った。 イラン学生通信の報道によると、アズハル学院のアフマド・アル・タイイブ総長はドバイ・テレビとのインタビューの中で、「スンナ派諸国におけるシーア派拡大に向けたイランの企て」なるものを批判した上で、「この問題はアズハル学院にとって認められるも 全文をよむ
イスラーム革命防衛隊宇宙航空部隊への長距離地対地ミサイル発射台の納品セレモニーが、昨日開催された。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アフマド・ヴァヒーディー司令官はこの式典が行われている傍らで、記者団の前で次のように述べた。 ミサイル発射台が大量に納品されたことは、この戦略的システムの設計・製造におけるイラン・イスラーム共和国の能力と自給自足態勢を表すだけでなく、イラン・イスラーム共和国の軍のミサイル火力の高さをも示すものである。我が軍は脅威に直面した状 全文をよむ
ラーリージャーニー国会議長はイランとヒズブッラーを非難するトルコ外相の発言は間違っており、非現実的であると指摘したうえで、「トルコは誤った分析でシリアと対立を続けている。たとえ自らの計算が誤りであったことが判明しても、そのツケをヒズブッラーとイランのせいにしないよう、我々は勧告する」と述べた。 ファールス通信の報道によると、アリー・ラーリージャーニー国会議長は〔国会の〕公開会議場での冒頭演説の中で、「イスラーム共和国は最初から、シリア問題は政治的話し合いの枠内で解決されるべきである 全文をよむ
フランス外相は、シリア問題をめぐって開催が提案されている和平会議へのイランの参加に否定的な姿勢を示し、イランは紛争に関与しており、和平に関心などないなどと根拠薄弱な主張を繰り広げた。 ロイター通信がアブダビから伝えたところによると、フランスのローラン・ファビウス外相はセルゲイ・ラブロフ露外相とジョン・ケリー米国務長官を〔パリで開かれる〕夕食会に招き、その中でシリア問題について話し合いを行う予定となっているという。 ファビウス外相はアブダビに向かう飛行機の中で、バッシャー 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】ロスタム・ガーセミー石油相は、本日午後、同省高官らとともに、インド石油相の公式の招待に応じ、ニューデリーを訪れた。 IRNA(イラン国営通信)によれば、同石油相は、明日、インドのビーラパ・モイリー石油・天然ガス相に会い、両国の石油貿易と相互協力関係の拡大について会談する予定である。 […] インドは、イランの石油の最大の輸入国のひとつであり、アメリカによるイランへの制裁や圧力にも拘らず、イランからの石油輸入を継続してきた。インドの石油関 全文をよむ
第9代イマーム〔=モハンマド・ジャヴァード〕の生誕記念日〔=イスラーム太陰暦ラジャブ月10日、西暦5月20日〕とホッラムシャフル解放伝説記念日〔=イラン暦ホルダード月3日、西暦5月24日〕を目前に控えた昨日、国防相が見守る中、「第9のヘルズ〔※お守り、避難所の意〕」と名付けられた新型防空システムの大量生産ラインの稼働が始まった。 イラン労働通信の報道によると、アフマド・ヴァヒーディー准将はこの生産ラインの稼働開始式典で、高貴なるラジャブ月の日々、ならびにホッラムシャフル解放伝説と誇 全文をよむ
外国の諜報機関に仕えていたスパイ2名が、日曜日(1392/2/29)〔西暦2013年5月19日〕の早朝に絞首刑に処せられた。 テヘラン検察の広報サイトの発表によると、時間通りに死刑判決が執行された最初の元死刑囚はモハンマド・ヘイダリーというの名の人物で、彼は国の安全保障に関する様々な問題や機密情報を調べ、国外で行われたモサドのエージェントとの度重なる面会の中で、それを提供し、見返りに報酬を得ていた。 もう一人の元死刑囚はクーロシュ・アフマディーという名で、アメリカ中央情 全文をよむ
フランス外務省のフィリップ・ライヨ報道官は昨日、同国政府はシリア問題に関する国際会議へのイランの参加を拒絶すると表明した。 同氏は記者会見で、このことについて「我々はいかなる形であれ、この会議へのイランの参加を望まない」と述べた。 同氏はさらに、「シリア危機が地域全体に広まっており、地域の安定〔を維持できるかどうか〕が試されている。我々は地域の安定にとって脅威となっているイランの同会議への参加を拒絶する」と続けた。 これに関し、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相 全文をよむ
大統領選への立候補届けを受け、ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官が職を辞した。外務省アジア・太平洋地域担当次官のアッバース・アラーグチー〔前駐日大使〕が後任に就任した。 イラン学生通信の報道によると、メフマーンパラスト氏はアリー・アクバル・サーレヒー外相に対し、外務報道官からの辞職願を提出した。同氏は辞職を決意した理由として、いかなるものであれ、〔大統領〕選挙の過程で自身が国有施設や政府関係者としての立場を利用しているとの疑惑が浮上するのを避けるためだと表明している。 全文をよむ
イランは昨年、4億1千万ドル以上の商品をエジプトに輸出し、同国からは4900万ドルの輸入があった。 イラン貿易振興機構アラブ・アフリカ局の局長は、昨年のエジプトへのイランの輸出額が1400%増加したと発表した。 イラン労働通信によると、イラン貿易振興機構アラブ・アフリカ局のホセイン・ホセイニー局長は1391年〔西暦2012/13年〕におけるイランのエジプトへの輸出額が1400%増加したことを明らかにし、「イランは昨年、4億1千万ドル以上の商品をエジプトに輸出し、4900 全文をよむ
ラーミーン・メフマーンパラスト外務省報道官は、「域内諸国による対話こそが、問題解決の最高の方法である。なぜなら、それは域外の国々による干渉を許すような状況をなくすことにつながるからだ」と述べた。 同氏はISNA(イラン学生通信)とのインタビューで、カタール首相のイラン訪問について「外務大臣も兼任しているカタールの首相が今週、〔イラン外務大臣の〕サーレヒー氏の招待によってイランを訪問する予定となっている」と述べた。 また、アラブ首長国連邦外務省による三島〔=アブー・ムーサ 全文をよむ
イラン最新の攻撃用無人航空機「ハマーセ」〔※伝説、偉業の意〕のお披露目が、国防省殉教者大会の閉幕式にて、高官や上級将校らが見守る中行われた。 ファールス通信によると、「ハマーセ」は最新のイラン製無人航空機であり、飛行継続距離や飛行高度の点で、他の国産無人航空機と異なっている。 アフマド・ヴァヒーディー国防相は、「ハマーセ」のお披露目が行われている傍らで、記者団に対し「この無人航空機は国防産業の専門家たちによって製作されたもので、警戒、認識、及びミサイル・ロケットによる攻 全文をよむ
国軍海上部隊による機雷除去のための特殊演習が、インド洋北部のオマーン海(ホルモズ海峡東部)にて、昨日成功裏に行われた。 国軍海上部隊の作戦担当副総司令官スィヤーヴォシュ・ジャッレはこの掃海特殊作戦の実施終了後、〔機雷除去に用いられた〕このシステムには複雑かつ世界最新の技術が用いられていると指摘した上で、「この技術を有しているのは〔世界でも〕1〜2ヵ国しかない。この新型機雷除去装置を活用すれば、〔ペルシア湾〕地域におけるイラン商船の航路が危険に晒されても、われわれはこの航路の安全を確 全文をよむ
イラン国営石油公社はサウジ・アラムコ社に対して、同社の海図内で〔アラビア湾という〕偽称が用いられていることに抗議する書簡を提出するとともに、この海図を同社に送り返す措置を取った。 メフル通信によれば、『永遠にペルシア湾』世界デー〔4月30日〕に際して、サウジ・アラムコ社はイラン国営石油公社をはじめ、世界中の石油会社に、ある海図を送付した。 この海図には、「ペルシア湾」の代わりに偽称が使用されていた。これに対し、イラン国営石油公社はサウジ・アラムコ社に対して正式文書を送付 全文をよむ
国防相は最近のシオニスト体制による対シリア攻撃に対して、「地域におけるシオニスト体制の冒険主義的行動は、反シオニズムの波をさらに荒れ狂ったものにするだろう」と述べた。 メフル通信の報道によると、第125回地方州訪問として、他の閣僚らとともに西アゼルバイジャン州を訪れたアフマド・ヴァヒーディー司令官は、「シオニスト体制によるシリアへの攻撃はアメリカのゴーサインによって行われたものであり、〔シリアで暗躍する〕お雇いテロリストとエルサレム占領体制の支持者たちとの関係を暴露した」と述べた。 全文をよむ
司法権長官は、米国務省人権報告書に言及し、 最近、アメリカの国務省が人権報告書を発表したが、その中にイランを話題にしている箇所があり、〔イランでは〕政治的処刑が行われていると記述している。しかし、〔イランでは〕誰も政治的信念が理由で処刑などされてはおらず、これは真っ赤な嘘である。だが、武器を手にして国の治安に反する行為を働いた者はすべて、世界のどんな場所でも〔厳しい〕処罰を受けている。 と述べた。 イラン学生通信の報道によれば、アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャ 全文をよむ
国会の国家安全保障委員会の委員長は、「カナダ政府はさまざまな主張を繰り出すことで、嫌イラン政策を追求している」と述べた。 アラーオッディーン・ボルージェルディー氏はISNA(イラン学生通信)のインタビューで、カナダで旅客列車を脱線させようとした罪で、イラン在住のアル・カーイダ分子とつながりのある人物2名を逮捕したと、カナダ警察が主張していることに触れ、こうした主張は最も馬鹿げたものの一つだと指摘し、「イランでアル・カーイダが見つかれば、われわれは必ずそれを摘発する」と述べた。 全文をよむ
最高指導部〔外交〕戦略評議会のメンバーであるモハンマド・シャリーアトマダーリー氏は、〔大統領が〕ホロコースト問題を〔国際社会に〕提起したことで、イラン国民にはさまざまな代償が強いられたと指摘した上で、「今やアフマディーネジャードも、当時ホロコースト問題を提起したことを後悔している」と述べた。 同氏はメフル通信とのインタビューで、「アフマディーネジャードも当時ホロコースト問題を提起したことを後悔している。その証拠に、最近のニューヨーク訪問の際、記者らがこの問題についてどれほど質問を投 全文をよむ
アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは、アメリカが人権という概念を道具的に用いていることに遺憾の意を示した上で、イラン次期大統領選挙の実施に対してアメリカが疑問を投げかけていることに触れ、次のように述べた。 アメリカ国務省は報告書のなかで、イランは選挙実施を妨げており、この国では民主的な形での政権交代が阻害されていると指摘している。こうした主張の一方で、実際にはイランではほぼ毎年、選挙が実施されており、また西洋諸国の主張に反して、ここ数年、いかなる政治集団・党派も政権を手に 全文をよむ
〔イラン国営放送が運営する英語によるニュース専門チャンネルの〕Press TVは、国連による対北朝鮮制裁は依然として同国を圧迫しており、食糧不足に対する懸念から、同国はモンゴルに食糧援助を要請したと伝えた。 ISNA(イラン学生通信)によれば、こうした食糧援助を北朝鮮の困窮した人々にどのように届けたらよいかが、一つの懸念材料となっているという。また国連の制裁は、北朝鮮に石油不足も引き起こしている。 これに対し、北朝鮮の某使節団は最近、「テヘラン石油・ガス・精製・石油化学 全文をよむ
国防相は「対イラン軍事行動では、それが如何なるものであれ、シオニスト体制の最初の過ちは、彼らの最後の過ちとなるだろう。なぜなら強国イランは、彼らに〔対イラン攻撃で成功を収める〕いかなる機会も与えはしないからだ」と述べた。 メフル通信によると、アフマド・ヴァヒーディー国防相は、米国防長官の最近の発言に触れ、「アメリカとシオニスト体制の脅迫行為には、いかなる価値も無い。それは同時に、彼らの侵略的な気質を示し、また彼らの嘘偽りに満ちた詐欺的な主張を暴露するものでもある」と述べた。 全文をよむ
アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニー司法権長官は、人権をめぐるアメリカの過去の記録は真っ黒だと指摘した上で、「遺憾なことに、アメリカは人権についてあのような真っ黒な記録を有していながら、独立不羈の精神を有した〔世界の〕諸国民・政府に対して、事実に反した、誹謗中傷に満ちた内容の報告書を〔世界に向けて〕発表している。彼らがタコのように伸びる〔世界規模の〕メディアを擁しているためだ」と述べた。 イラン労働通信の報道によると、アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは司法最 全文をよむ
「イラン国軍の日」の式典が、大統領、軍統合参謀本部長、国防相、国軍や革命防衛隊、治安維持軍の各司令官、ならびに海外のイラン駐在武官らの出席のもと、ファルヴァルディーン月29日〔4月18日〕木曜日に、イスラーム共和国の建国者の眠るホメイニー廟の隣で開かれ、最新の国防製品が披露された。 この式典の中で、国軍を構成する4部隊〔※陸上部隊、海上部隊、航空部隊、防空部隊〕は我が軍の最新の国防製品を披露した。その中には、UN装甲車、23ミリメートル砲を装備した装甲兵員輸送車「ボラーグ」、N72 全文をよむ
「国軍はいかなる試練にも誇り高く立ち向かうだろう」 イスラーム革命最高指導者のハーメネイー全軍総司令官は、イラン・イスラーム共和国軍について、〔イラン国民の〕誇りの源であり、また率先して行動を起こす精神に満ちた、経験豊富で信仰厚き、知的な人民軍であると述べた。同師はまた、アメリカ率いる抑圧戦線の非合理性について触れ、「今日、西洋文明は多くの矛盾や非論理性、暴虐性、そして人道的原則に対する無視のために、滅亡と崩壊に直面している」と述べた。 ISNA(イラン学生通信)によると 全文をよむ
国会の国家安全保障外交政策委員会アラーオッディーン・ボルージェルディー委員長は、サウジアラビアのジッダ空港で、イラン人[メッカ]参詣者[※]の女性二人が、死亡した事件を受けて、次のように発言した。 ※訳注:メッカを巡礼月の一定期間に参拝し、宗教儀礼に参加する者を、とくに「巡礼者」と呼ぶが、それ以外の時期のメッカ参拝者・儀礼参加者やその他の聖地の参拝者に対しては「参詣者」の呼称を用い、両者を区別している。 サウジアラビア政府は、イランからの旅行者が入国したその時から、参詣者の安 全文をよむ
石油省次官は、ガス輸出に関わるイラン・イラク両政府の新たな合意について発表した。日量4000万立法メートルが、今年の夏にはイラクへ輸出されるという。 メフル通信によれば、ジャヴァード・オウジー石油省次官は、イラクとの間で天然ガス輸出に関する二つの協定が結ばれたことについて、次のように話した。 パキスタンへのガス輸出について最終合意が結ばれ、パイプライン建設が始まった後、我々は、イラクとの間でも、それぞれ別個のルートを通る二つのパイプラインによるガス輸出で合意に達した。 国 全文をよむ
アゼルバイジャンのイスラーム法学者ハーッジ・ターレ・バグラフは、同国の警察で拘留された際に拷問と暴行を受け、右手が麻痺する状態にまで陥った。 ■アゼルバイジャン治安機関による逮捕と拷問 アゼルバイジャン共和国のイスラーム系通信は数時間前、バグラフの弁護士の談話として、同国警察によるバグラフへの拷問を報じた。 イスラーム法学者ハーッジ[メッカ巡礼を果たした人への尊称]・ターレ・バグラフは、二日前、アゼルバイジャン治安機関による逮捕が報じられ、一昼夜に及び所在が不明と伝えられ 全文をよむ
UAE(アラブ首長国連邦)経済連合によれば、対イラン制裁により、同国経済にも損害が生じている。また、対イラン制裁への追随を逡巡している国々との交渉にも支障をきたしているという。 ファールス通信がUAE国営サイトの発表として伝えているところによると、同国を代表する商業関係者らは、合衆国による対イラン制裁は、UAE経済にも損害を与えていると警告している。この問題は、アブダビでのアメリカ・UAE両国政府高官の会談で取り上げられた。 […] この会談に出席したドバイの商業関 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】アリーアクバル・サーレヒー外相は、次のように語った。 現在、3300人近いイラン人が、海外の刑務所で服役中である。その多くが不法滞在によるものであり、我々は、年間700人ずつの釈放を目指している。 同外相は、政府の広報サイトのインタビューで、在外収監イラン人の問題解決と早期釈放への取り組みについて、以下のように述べた。 我々の取り組みのひとつは、海外で収監されているイラン人解放に関わる問題の調査である。我々は、彼らの直面している問題を一刻も早 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、「イランとトルクメニスタンの関係は格別かつ深く、友好的で、兄弟のごとく親しいものだ。トルクメニスタンとの国交の規模は、投資分野やエネルギー分野といった経済の領域と文化の領域において、ますます拡大している」と述べた。 イラン大統領広報ウェブサイトによれば、同大統領は、世界ノウルーズ祭に出席するために赴いたトルクメニスタン外遊からの帰国後(3月21日木曜日夕方)、メフラーバード空港で記者会見に応じて、次のように話し 全文をよむ
【同紙1面・4面】永きに渡る関係者の尽力と紆余曲折の末、昨日、イラン・パキスタンの両大統領は国境0地点において、50億ドル(約4,750億円)をかけた平和パイプライン建設の開始を宣言した。 複数の通信社によれば、アメリカの反対や再三にわたる妨害にも拘らず、マフムード・アフマディーネジャード大統領とアースィフ・アリー・ザルダーリー大統領は昨日、チャーバハールの国境0メートル地点を訪れ、イランのパキスタン向けガス輸送パイプライン着工の鍬入れ式を行った。 平和パイプラインは当初 全文をよむ
【同紙4面】パキスタンのアースィム・フサイン副首相は、パキスタンが必要とするエネルギー資源を提供するというアメリカの申し出にも拘わらず、イランからのガス輸入を決定したと強調した上で、次のように述べた。 パキスタンは、今すぐにガスが必要なのだ。10年後ではなく。 FOX Newsを引用したタスニーム通信によれば、パキスタンはアメリカによる脅しに屈することなく、イランからのガス輸送パイプラインを完成させることを決定した。 同副首相は、石油や天然資源の問題に関して、タスニー 全文をよむ
【同紙4面】貿易振興機構の欧米局局長は、イラン・トルクメニスタン間で交わされたガス輸入の現物取引に関する合意に言及し、次のように述べた。 イランのトルクメニスタンからのガス輸入代金の一部は、現物商品によって同国に支払われることになった。 アブドゥルハミード・アサディーヤーン同局長はISNA(イラン学生通信)とのインタビューで、イランは年間約30億ドルのガスをトルクメニスタンから購入している[*]と述べ、「イランはトルクメニスタンからのガス輸入代金支払いの一部に、現物商品をあてるこ 全文をよむ
【同紙4面】ロスタム・ガーセミー石油相は、イラン‐パキスタンの共同ガス・パイプライン(平和パイプライン)が、来週月曜日、パキスタン側で正式に着工すると発表し、「この着工式には、両国の閣僚らが出席する予定だ」と明かした。 同石油相は、メフル通信のインタビューで、イラン・パキスタン共同パイプラインの建設と運用開始についての最終合意がなされたことに触れ、「この合意に基づき、パキスタン側のガスパイプライン着工式の開催はエスファンド月21日(2013年3月11日)を予定している」と述べた。 全文をよむ
ゴムのマルジャエ・タグリード(最高宗教権威)の一人であるアーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーは、シーア派に対する大規模な攻撃がネット上で繰り広げられていることに警告を発した上で、「これらの攻撃に答える準備をしておかねばならない。もちろん、そのためには広範囲にわたる〔知的な〕装備も必要だ」と述べた。 ファールス通信の報道によると、アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーはゴムの大モスクで行われた自身のイスラーム法学の上級コースの授業のなかで、「世界の抑圧諸国やシオニストたち、そして革 全文をよむ
イラン外務省報道官のラーミーン・メフマーンパラスト氏は、「相手側が自らの善意を証明し、イランの国内問題や〔中東〕地域の問題に対する干渉・悪意から手を引き、公正な振る舞いをしたときに初めて、話し合いに関する〔アメリカ側の〕主張は信頼できるものとなろう」と強調した。 ISNA(イラン学生通信)によると、メフマーンパラスト報道官はゲシュム自由大学の教授や学生たちとの面会の中で、外交や地域問題に対するイランの最新の立場を説明した上で、彼らの質疑に答えた。 外相特別顧問も務める同 全文をよむ
今週初めから行われていた大規模軍事演習「偉大なる預言者8」が昨日、終了した。終了日には、ミサイル「トンダル」〔稲妻〕や「トウサン」〔暴れ馬〕の発射が成功裏に行われた。 ファールス通信によると、この演習は革命防衛隊陸上部隊によって、ケルマーン、スィーリーズ、およびスィールジャーンの一般地区にて行われた。 この演習では、電子戦争用の機器や通信機器〔‥‥〕などの、革命防衛隊陸上部隊に追加された新たな装備の試験が成功裏に行われた。〔‥‥〕 T72S戦車によって発射さ 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】革命防衛隊の広報担当官は「シャーテリー司令官はダマスカス=ベイルート間の道中で、シオニスト体制の傭兵・支援者たちによって殉教させられた」と述べた。 イスラーム革命防衛隊広報担当官のラマザーン・シャリーフ司令官はファールス通信とのインタビューの中で、在レバノン・イラン復興本部長を務めていたハサン・シャーテリー〔※別名ヘサーム・ホシュネヴィース〕司令官の殉教について、〔同氏が殉教者として死亡したことについて〕祝福するとともに〔この世を去ったことについて〕お 全文をよむ
アフマディーネジャード大統領は、イランはエジプトとの外交関係の拡大と大使館の開設を望んでいると強調した上で、「両国の貿易や観光での交流を促進するために、近く〔エジプト市民に対する〕ビザを一方的に廃止する予定である」述べた。 イラン国営通信の報道によると、カイロでの日程の一つとして、国際的な通信社の記者らが出席する記者会見に臨んだマフムード・アフマディーネジャード大統領は、「このことが、あたう限りの両国関係拡大にとっての第一歩となることを希望する」と続けた。 イランのアリ 全文をよむ
【政治部】政府の指示・命令下にあるメディアと化しているイラン国営通信(IRNA)は、今回のアフマディーネジャード大統領の〔エジプト〕訪問について、注目に値する歴史的訪問だと伝えている。しかしそれとは裏腹に、アズハル学院〔スンナ派教育研究機関の最高峰〕の総長はアフマディーネジャード氏との〔会談後の〕共同記者会見に姿を現さず、代理の者を寄越すという〔アフマディーネジャード大統領にとって屈辱的な〕出来事が起きた。〔‥‥〕 マシャーイー氏が伝えるアフマディーネジャードとアズハル学院総長の会談 全文をよむ
イラン・イスラーム共和国大統領は、イランとの直接協議に向けたアメリカの提案に対して、「我々はアメリカの新たなスタンスを前向きに評価しており、彼らの態度が改まるのなら、この提案を検討することになるだろう」と述べた。 IRNA(イラン国営通信)によれば、イスラーム諸国会議機構(OIC)首脳会議に出席するためエジプトを訪問しているマフムード・アフマディーネジャード大統領は、エジプトの報道機関の編集長らとの会見で、彼らの質問に答えるなかでこのように述べた。 ■ パレスチナの支援は 全文をよむ
アフマディーネジャード大統領は昨日、カイロ入りしてすぐに、エジプトのムハンマド・ムルスィー大統領と会談した。 イラン大統領は、イランとエジプト両国が協力関係を拡大させれば、この地域に新たな力が生まれるだろうと強調した上で、「もしイランとエジプトが一緒になれば、国際社会に潜む人類の敵はいかなるダメージもわれわれ両国民に与えることはできないだろう」と述べた。 大統領府のウェブサイトが伝えたところによると、アフマディーネジャード氏は「歴史的、巨視的な観点から見るならば、もしイ 全文をよむ
アフマディーネジャード大統領、カイロの空港でムルスィー・エジプト大統領の歓迎をうける イランのアフマディーネジャード大統領は昨日、イスラーム諸国会議機構(OIC)の会議に参加するためカイロへと発ち、イラン・イスラーム革命の勝利以降、初のエジプト訪問を果たした大統領となった。 イランとエジプト両国の国交は1358年〔西暦1979/80年〕以来断絶状態にあるが、ホスニー・ムバーラク政権の崩壊とイスラーム主義勢力の政権獲得以降、前向きな展望が開かれるようになっている。例えば、非 全文をよむ
イラン大統領は、「我が国の若者たちは4、5年以内に人類を宇宙空間に送る決意を固めており、これは実現すると私は確信している」と述べた上で、「私が犠牲になってもいいと思っている。たとえリスクが高くとも、あなた方〔=イラン宇宙開発の専門家たち〕が宇宙に送り込もうと考えている最初の人間に、自分がなる用意がある」と付け加えた。 イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は「宇宙技術の日」の記念式典で、「今日、科学の領域におけるイラン国民と我が国の学者たちの運動が極 全文をよむ
「ファジル(夜明け)10日間」の3日目にあたる昨日、国産戦闘機「ガーヘル(征服者)313」が、アフマディーネジャード大統領が見守る中、発表された。この戦闘機は、国防軍需省によって生産されたものである。 ファールス通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はメフラーバード第1攻撃基地で開かれた「イラン製新型戦闘機発表会」の席上、イラン国民は毎日のように新たな成果を人類社会に提供していると指摘した上で、「イラン国民の軍事力は他国を攻撃したり占領したりするためにあるので 全文をよむ
〔‥‥〕慈愛の預言者、選ばれし人ムハンマドと彼の親愛なる子イマーム・サーデグの生誕記念日〔=イスラーム太陰暦ラビーユル・アッワル月17、西暦1月29日〕であった火曜日、体制の責任者らや第26回イスラーム団結会議に海外から参加した来賓たち、イスラーム諸国の各大使、および社会各層の市民らは、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下と面会した。 ISNA(イラン学生通信)によると、イスラーム革命最高指導者ははこの面会において〔‥‥〕、イスラーム世界、特に北アフリカ地域に 全文をよむ
イラン・イスラーム共和国の宇宙分野の専門家たちは、生物を乗せた探査機「ピーシュガーム」(先駆者)の打ち上げにより、数カ国に独占されていた宇宙空間での生物学的研究の領域へ、大きな一歩を踏み出すことに成功した。 報道によれば、4つの部分から構成されている探査機「ピーシュガーム」は、生理学的に人間と類似した生きた猿を乗せて、上空120キロメートル以上まで打ち上げられ、生物用カプセルの設計・製造・打ち上げに関する技術の国産化〔…〕などの目標を達成した。 イランは有人飛行に向けて進 全文をよむ
国会の「宗教指導者会派」に属するパジュマーンファル議員は、米英独の政府関係者たちがグーグル社に対し、同社のユーザに関するスパイ活動に従事するよう要求を強めていると指摘、こうした行動は人権侵害の極致に他ならないとの見方を示した。同議員はその上で、「グーグルは西側諸国のスパイサイトへと変貌を遂げている」と述べた。 イラン国会通信とのインタビューの席で、ナスロッラー・パジュマーンファル議員は、〔欧米の〕政府がユーザへのスパイ活動の要求をグーグルに対して強めていることについて、「米英独の政 全文をよむ
アフマディーネジャード大統領は、「われわれは、現状を守るために団結しようとしているのか。もしそのためならば、団結の必要はない。われわれが団結しようとしているのは、運動を起こすためなのか、それとも静穏さを保つためなのか?団結は運動を起こすためにあるということは明らかだ〔‥‥〕」と述べた。 メフル通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は第26回イスラーム団結会議の開会式で、「今や世界の至るところで、困難が存在する。ヨーロッパでも、アメリカでも、アフリカでも、極東で 全文をよむ
シーア派マルジャエ・タグリードの一人であるヌーリー=ハメダーニー師は、イラン南部に位置する一部の都市でワッハーブ派が〔勢力伸長を〕試みていると指摘した上で、「カタール政府はイラン南部諸州にワッハーブ主義を浸透させるために、30億ドルを支出している。彼らは嫌シーア/嫌イラン・プロジェクトを目論んでいるのである」と述べた。 イラン労働通信(ILNA)によれば、アーヤトッラー・ホセイン・ヌーリー=ハメダーニーは「イスラーム諸宗派間の歩み寄りのための世界会議」の事務局長を務めるアーヤットッ 全文をよむ
最高指導者国際問題担当顧問のヴェラーヤティー氏は、最高指導者によってアメリカとの交渉が許可された者などいないと指摘した上で、「法的根拠を要し、最高指導者の許可が必要とされるような交渉が行われたことは、一度もない」と述べた。 アリー・ヴェラーヤティー氏はメフル通信とのインタビューの中で、しばらく前に飛び交った、アメリカとの間で話し合いが行われたとする内容の噂を否定した上で、「私はアメリカと一切交渉していない。〔噂に上った〕オマーンでも、それ以外の場所でも、したことはない」と語った。 全文をよむ
司法権長官は、「西洋諸国が人権として自ら思い描いてきたものを、メディア支配を通じて〔世界の〕すべての諸国民に強要するようなことを、われわれは許してはならない」と述べた。 ISNA(イラン学生通信)によると、アーヤトッラー・サーデク・アーモリー=ラーリージャーニーは人権最高会議の場で、西洋的人権の理論的基礎や歴史、その二枚舌的な活動に異を唱え、翻ってイスラームの人権理念を明確化することが必要だと強調した上で、「人権をめぐってわれわれが行っている議論は、単に西洋による人権概念を使ったイ 全文をよむ
「イラン国民はバフマン月22日〔西暦2月10日〕のイスラーム革命記念日に自らの力と活気、聡明さを世界の人々に誇示するだろう」 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、軍の情報保全の関係者らとの面会の中で、「神は、神の教えを信じ、それを忍耐強く守り通す者たちや、その普及に力を貸す者たちを助く」との神の約束は必ず果たされると指摘した上で、次のように強調した。 イスラーム共和国体制こそ、神の約束が実現されたことの客観的な証明である。この体制は敵のあらゆる 全文をよむ
モルダード月14日〔西暦2012年8月4日〕に誘拐された48名のイラン人参詣者たちは、反バッシャール・アサド勢力によって囚われの身となっていた。 シリアで拉致された48名のイラン人参詣者たちは、事件発生からおよそ6ヶ月が経過した昨日、解放された。 「シリア自由軍」なるグループに関係した武装集団が、ダマスカス市リーフ地区でイラン人参詣者らを拉致したのは、モルダード月14日のことであった。その後、犯行グループはビデオ映像を通じて、拘束したイラン人たちは軍人であり、シリア現政権 全文をよむ
東アゼルバイジャン州知事は、「敵は救援隊を装って〔地震のあったアゼルバイジャン〕地域に報道機関を派遣し、虚偽の演出やデマの流布を通して、体制に敵対的な流れや悲観論的な雰囲気を作ろうとしていた。いうまでもなく、こうした者たちの中には、人の心を迷わせるバハーイー教徒やコミュニスト、神への反逆を試みている者たちが含まれており、彼らは報道機材を携帯して虚偽報道を行っていたところを逮捕された」と述べた。 イスラーム神学校ニュースが伝えたところによると、アリーレザー・ベイギー氏はゴムで開かれた 全文をよむ
ホルモズ海峡で行われた海上軍事演習「ヴェラーヤト91」で、地対海ミサイル「ガーデル」の発射が成功裏に行われた。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、ミサイル「ガーデル」の射程距離は200キロメートル以上で、発射準備を素早く行うことができ、即応能力も高い。同ミサイルは小型艇や戦艦などの洋上の標的や、沿岸にいる敵を破壊することができる。 ミサイル「ガーデル」の特徴としては、低空での飛行、高い破壊能力、重量の低さ、及び標的の正確な破壊などが挙げられる。 全文をよむ
国軍による軍事演習「ヴェラーヤト91」の4日目にあたる昨日、短距離ミサイル「ナスル」が発射され、またロケットランチャー「ミーサーグ」の発射によって、〔仮想〕敵軍の無人航空機が破壊された。 複数の通信社が伝えたところによると、昨日、短距離巡航ミサイル「ナスル」の発射が成功裏に行われ、前もって用意されてあった標的に見事命中した。また国軍海上部隊は新型ミサイル「ラアド」及び魚雷の発射も行い、所定の標的を破壊した。 軍事演習の報道官を務めるラストガーリー海軍司令官は演習4日目に 全文をよむ
海上軍事演習「ヴェラーヤト91」の三日目にあたる昨日、国内で生産されたホバークラフトによる沿岸防衛オペレーションの訓練が実施された。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、海上軍事演習「ヴェラーヤト91」のラストガーリー報道官は〔‥‥〕「〔演習では仮想の〕敵軍は領海に進入後、沿岸に接近するも、沿岸防衛システムによる強力かつタイムリーな砲撃を受けた。自軍の特殊部隊・海兵隊は敵軍を沿岸および領海から退かせるとともに、沿岸防衛態勢を整えることで、沿岸一帯に武器や装備を配備し、 全文をよむ
国軍海上部隊司令官は、「特殊軍事演習ヴェラーヤト91が、デイ月8日〔12月28日〕から6日間の予定で行われる」と述べた。 ファールス通信の報道によると、ハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官は、同部隊による軍事演習の実施を直前に控えて開かれた記者会見で、国の発展にとって海洋が有している重要性に触れた上で、「この演習はホルモズ海峡の東から北緯18度の地点まで、面積100万平方キロメートルの海域で行われる。〔ホルモズ海峡に面したイラン側の港湾都市〕バンダルアッバースから北緯18度東まで 全文をよむ
スペインの衛星運用を行うヒスパサット社は金曜日(12月21日、イラン暦デイ月1日)、イランの英語放送局プレスTVとスペイン語放送局ヒスパンTVを、イラン国営放送総裁に対する制裁なるものを理由に、スペインならびに南米で行っている衛星放送のリストから排除した。 イラン学生通信(ISNA)のテレビ・サービス部が伝えたところによると、〔ユーテルサットに続いて〕ヨーロッパのもう一つの衛星運用会社が、言論の自由に反する措置として、イランの国際テレビ放送局に対する妨害行為に出た。 プ 全文をよむ
駐アゼルバイジャン共和国イラン大使は、イランとアゼルバイジャンの国境地帯に住む住民の往来を簡素化するために両国の間で交わされた了解覚書を、アゼルバイジャン議会が破棄したことに触れ、「麻薬撲滅のためには、それ独自の手法があるのであり、そのために人々の往来を阻害する必要はない」と述べた。 モフセン・パークアーイーン氏はイラン学生通信(ISNA)との会見の中で、「イラン・イスラーム共和国は常に、イランとアゼルバイジャン共和国両国の国民による往来をサポートし、その実現のために必要な便宜を図 全文をよむ
各メディアがアメリカの無人航空機RQ-170がイラン領内で撃墜されたと報じたのは、ちょうど1年前のアーザル月13日〔西暦2011年12月4日〕のことだった。そして、アメリカの無人航空機がイラン側の防衛射撃によって我が国領空からの退散を余儀なくされたのは、つい先月のことだった。ところがこれでもアメリカには不十分だったのか、〔アメリカは再びイランの領空を侵犯、〕イラン・イスラーム共和国の海上部隊によって昨日、再びアメリカの無人航空機1機が捕獲された。 複数の通信社が報じたところによると 全文をよむ
軍統合本部のジャザーイェリー副参謀長(バスィージ・防衛文化問題担当)は、同本部内に「ソフトな戦争」基地が設けられる予定だと述べた上で、「この基地は理論的な面で多くの〔精神的〕支えを〔知識人たちから〕得ているが、より実践的な形をとって表舞台で存在感を示すことができるようにするためには、知識人らからの〔一層の〕支援が必要だ」と語った。 イラン労働通信(ILNA)の報道によると、セイエド・マスウード・ジャザーイェリー革命防衛隊准将は「国営メディア・バスィージ」のサイバー大隊による初めての 全文をよむ
イランの国連大使は、イランに対する人権決議の発議のために開催された国連総会・第三委員会における演説の中で、この決議は政治的なものであるとの認識を示した上で、その中にはプロフェッショナルな仕事とは言えない一方的な内容が含まれていると強調した。 人権問題をめぐる反イラン決議に対する投票では、68ヵ国が棄権票を、31ヵ国が反対票を、そして83ヵ国が一部の西洋諸国、とりわけアメリカやカナダのロビー活動によって、賛成票を投じた。その一方で、インド、中国、エジプト、エクアドル、キューバ、ベネズ 全文をよむ
司法権長官は、民兵組織バスィージは「国防」と「精神性」との人民的結合であると述べた上で、「バスィージは単なる軍事組織ではない。それはむしろ、あらゆる面で〔精神的〕価値にもとづいた国防のための人民組織なのである」と述べた。 イラン学生通信の報道によると、司法権長官のアーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは司法最高責任者会議の席上で、〔‥‥〕さらにシリア情勢について言及した上で、次のように述べた。「残念ながら、西洋諸国、および一部のアラブ諸国の無知な指導者たちの不適切な介入によ 全文をよむ
「アフマド・シャヒードはイランに不利な資料をでっち上げようとしている」 司法権人権本部書記は、アフマド・シャヒード国連人権報告官について、「この人物はテロ集団の罠に陥っており、報告官としての務めを果たす代わりに、〔イランに不利な〕資料をでっち上げようとしている」と述べた。 ジャーメ・ジャム紙によると、モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー書記は昨日、国内外の記者との会見のなかで、アメリカとの協議やアフマディーネジャード大統領のエヴィーン刑務所視察問題、サッタール・ベ 全文をよむ
イランや海外のメディアに所属する記者やカメラマンらの一団が、〔イラクにある〕アシュラフ基地を訪れ、〔モジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)関係者らから〕解放された同基地の一部地区を視察した。 メフル通信によると、イラク政府との間で交わされた合意によってアシュラフ基地を訪れたイランや海外のメディアの記者らは、同基地のうち〔MKO関係者によって〕明け渡された地区を視察し、「偽善者集団」〔※MKOのイラン国内での呼称〕のメンバーらが同基地から追放された事実を確認した。 イラク政 全文をよむ
アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはメッセージを発出し、その中で「ガザ8日戦争」におけるイスラエルの敗北を指摘した上で、「イスラエルの不敗神話と鉄のドームは崩れ去った」と述べた。 メフル通信の報道によれば、マルジャエ・ダグリード(シーア派最高権威)である同師のメッセージには、次のようにある。 一方では、イスラエルが戦争で敗北を喫するまでの時間は日に日に短くなっていることが証明された。もしレバノンにおけるヒズブッラーの抵抗〔※2006年夏に起きたイスラエルとレバノン 全文をよむ
イラン情報省のウェブ・サイトは報告の中で、アメリカがテロ集団「偽善者」〔※反体制組織モジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)のこと〕とネバダ砂漠で行った「共同作業」について検討を行った上で、「アメリカ当局は、テロリストたちが同国を自由に往来できるようにしている」と指摘した。 情報省は報告の中で、「アメリカ政府は国際的な原則や規則に対して、自国の国益にもとづいた解釈を施すことで、テロリストたちが同国を自由に行き来し、アメリカの軍事的管理下にある国やアメリカに服従している国で広範囲な活動に 全文をよむ
イラン国軍海上部隊司令官は、「国軍海上部隊ウィークに合わせ、明日ガディール級潜水艦2隻が同部隊の潜水部隊に加わり、またミサイル艦スィーナー7のお披露目が行われる予定だ」と述べた。 イラン国営通信の報道によると、ハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官はアーザル月7日〔西暦11月27日〕の「国軍海上部隊の日」を記念して開かれた記者会見で、記者団に対し「ガディール級潜水艦は、国軍海上部隊および国防軍需省国防産業の責任感強きイラン人専門家らによって、設計・製造された国産の潜水艦の一つである 全文をよむ
ラーリージャーニー国会議長は議員団の団長として、金曜日から土曜日の深夜まで、シリア、レバノン、およびトルコを定期訪問し、これらの国々の当局者らと会談、地域の最重要問題やガザ問題について外交協議を行った。 イラン学生通信の報道によると、今回の定期訪問の主要な目的はイラン・イスラーム共和国の周辺地域諸国との関係の発展と強化にあるとしていたアリー・ラーリージャーニー国会議長は、最初の訪問地であるシリアに入り、シリア部族会議議長のムハンマド・ジハード・リハーム氏の歓迎を受けた。ラーリージャ 全文をよむ
イラン外務省報道官は、トルコがNATOに対し、同国とシリアの国境地帯へのパトリオット・ミサイルの配備を要請したことについて言及し、「この問題はシリア問題の解決の助けとならないだけでなく、むしろ情勢をより複雑で困難なものにするだけだ」と述べた。 イラン学生通信(ISNA)の報道によると、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、「軍事的手段によるシリア問題の解決を主張することが、地域の混乱と脅威を増幅させている一つの根本的な原因となっている。すべての国、特にシリア情勢に重要な役割を担っ 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、〔‥‥〕民兵組織バスィージはイスラーム革命の奇蹟であると評し、国家、国民、革命、そして歴史は永遠にバスィージを必要としていると指摘した上で、バスィージの活動の質的向上を訴えた。 同氏はまた、ガザ地区への攻撃というシオニスト体制による野蛮な犯罪行為は同体制指導者たちの驚くべき獰猛さを示すものだと指摘し、ガザ人民の殺戮を支持するという米英仏の憎むべき暴挙について触れて、次のように強調した。 イスラーム諸国、特に 全文をよむ
イスラーム革命防衛隊総司令官は、イランはいかなる武器も直接ガザには送ってはいないと述べた上で、「強権的な者たちや抑圧者らに立ち向かっている、ガザやその他の虐げられた〔世界の〕諸国民、ないしムスリム諸国民に対してわれわれが提供しているのは、軍事分野での技術のみである。われわれはこうした技術移転をこれからも続けていく」と述べた。 メフル通信の報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将はバスィージ映像システムの開所式の傍らで記者団に対し、抵抗こそガザ人民を救うことのできる唯一の 全文をよむ
国会議長は、国会議員らはパレスチナの人民と共にある用意があると述べた上で、「われわれのパレスチナ支援が物質的・軍事的側面を有するものだったことを、高らかに表明する」と述べた。 ファールス通信の報道によると、アリー・ラーリージャーニー国会議長は〔‥‥〕「シオニスト体制によるガザ攻撃をめぐっては様々な議論が出ているが、それらの議論で共通しているのは、シオニスト体制が計算違いをしているということだ」と述べた。 ラーリージャーニー国会議長は、孤立から抜け出すためならハマースを攻 全文をよむ
【政治部】ハータモル・アンビヤー防空基地司令官は、ミサイルシステム「ヤー・ザフラー3」と「ガーデル」、ならびに砲システム「セファート」のお披露目が行われたことを明らかにした。 軍事演習「ヴェラーヤトの空を守る者たち4」が行われている現地から記者クラブが伝えたところによると、ファルザード・エスマーイーリー司令官(准将)は記者会見で、ミサイルシステム「ヤー・ザフラー3」ならびに「ガーデル」のお披露目が行われたことを明らかにした上で、「このミサイルシステムは100%国産である」と述べた。 全文をよむ
米国防総省が、ペルシア湾上でアメリカの無人航空機がイラン側の攻撃を受けたと主張したことに対し、イラン国防相は「先週、正体不明の航空機1機がペルシア湾地域で、イラン・イスラーム共和国の領空に侵入した。これに対し、イラン・イスラーム共和国の軍はタイムリーでスマート、かつ断固たる措置を示し、同機は退散を余儀なくされた」と強調した。 アフマド・ヴァヒーディー司令官はさらに、「今回を含めた過去の事例から、イラン・イスラーム共和国は十分な警戒を行い、〔敵の〕動きを完璧に捉えていることが示された 全文をよむ
〔‥‥〕イラン学生通信(ISNA)によれば、アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは司法最高責任者会議の席上、イラン・イスラーム共和国体制にとって、三権分立は最も重要な教理の一つであるとした上で、「憲法の原文によれば、イラン・イスラーム共和国を構成する三権はそれぞれ独立であり、最高指導者の監督下でそれぞれの義務を果たすことになっている」と述べた。 〔‥‥〕ラーリージャーニー司法権長官はさらに、「イスラーム共和国体制は、自由民主主義(リベラル・デモクラシー)に基づく体制ではな 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】ハータモル・アンビヤー防空基地司令官は、軍事演習「ヴェラーヤトの空を守る者たち4」のプログラムについて説明する中で、同演習には8千名の隊員が参加すると明かした上で、「この演習のメッセージは、侵略的な国々に対して断固たる回答を示すことである」と述べた。 ハータモル・アンビヤー防空基地のエスマーイーリー司令官は、本日木曜日に行われた記者会見で、軍事演習「ヴェラーヤトの空を守る者たち」のプログラムとその目的、メッセージについて説明を行った。 同司 全文をよむ
外務省報道官は、イランの資産に対するカナダの裁判所の判決は、カナダ政府の行動に影響された政治的な措置だとの見方を示し、この件についてイランも対抗措置を講ずると明かした。 先日、カナダ・オンタリオ州の裁判所の判事が判決の中で、イラン政府に対して数百万ドルの賠償金を求めていたあるアメリカ人家族を支持するかたちで、カナダにあるイラン資産の凍結を命ずる判決を下した。 ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、この措置を非難した上で、「カナダ政府は〔同国の裁判所による〕こうした行動 全文をよむ
昨日、バンダル・レンゲ県に革命防衛隊海上部隊の第5管区が正式に立ち上げられた。これに伴い、革命防衛隊総司令官は、今回の措置は戦略的重要性を有するペルシア湾上のイラン島嶼部の防衛力・安全を強化することが目的であると強調した。 この管区の作戦範囲は、ナーズアート諸島を加えたゲシュム島の端からキーシュ島の西端までとなっている。 ジャアファリー司令官は革命防衛隊海上部隊第5管区の任務について、「ナーズアート地区および3島〔=ゲシュム島の南西に位置する大小トンブ島、およびアブー・ 全文をよむ
イランのサーレヒー外相は、イランが原子爆弾の獲得を試みているという一部から繰り返される主張に対して、「われわれは原子爆弾など必要としていない。しかし現在、われわれはあらゆる領域の核技術を保有している」と強調した。 イラン学生通信によれば、アリー・アクバル・サーレヒー氏はクウェート紙「アル=ラーイ・アル=アーム」とカタール紙「アル=ワタン」とのインタビューで、次のようにつけ加えた。「われわれは理性的な観点からも、また宗教的・倫理的な観点からも、原子爆弾は必要ないという結論に達し、革命 全文をよむ
イランに対するカナダの敵対的政策が続く中、カナダにある裁判所は妄想に満ちた主張に沿う形で、2002年に起きた事件犠牲者の遺族への賠償金支払いのためとして、イラン大使館を含む、カナダにあるイラン資産の差し押さえを命じた。 ISNA(イラン学生通信)によると、マーラ・ベネットさん(当時24歳)は2002年にエルサレムにあるヘブライ大学で起きた爆破事件で殺害され、アメリカの裁判所は同事件へのハマースの関与を指摘した。 また、ハマースはイランから支援を受けているとの主張のもと、 全文をよむ
軍統合参謀本部長は、「大型ハリケーン・サンディで悲しむべき状況が生じ、被害を受けたアメリカ国民の安否確認が急を要しているにもかかわらず、同国政府はシリアで新たな分断を引き起こそうと画策している」と述べた。 ISNA(イラン学生通信)によると、軍統合参謀本部長のセイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将は、「ガディール・フンムの祝日〔※1〕は、イスラームの統治構造を強化していく中で預言者ムハンマドがなしてきた数々の画期的行動を想起させてくれる」と強調した上で、「アメリカ合衆国民 全文をよむ
ヴァヒーディー国防軍需相は「最近レバノンの抵抗勢力によってエルサレム占領体制の上空に飛ばされ、敵の目をくらませた無人航空機の技術は、明らかにイランの最新技術ではない」と語った。 同相は政府の広報サイトとの会見のなかで、「現在イラン・イスラーム共和国は、ヒズブッラーによって最近イスラエル上空に飛ばされたものよりも、もっと高度な技術をもった無人航空機を保有している」と明言した。 同相はさらに、「無人航空機をイスラエル上空に飛行させるというヒズブッラーの示威行為によって、表向 全文をよむ
同氏は国内での抵抗経済の実施について、「我が国の経済が人民化しなければ成功はないということ、また憲法44条政策〔※国営企業の民営化政策〕を忠実に実施するにあたっては、人民のポテンシャルを活性化させる必要があるということを、我々は受け入れなければならない」と語った。 国会議長はまた、「我々は、予算を立案する際の制度その他について、状況に応じて改革することが必要だ」とも述べた。 ラーリージャーニー議長はまた、抵抗経済を実施するもう一つの方法として、〔第一次産業や第二次産業な 全文をよむ
国会議長は、我々はきわめて重大な局面に立っており、アメリカ政府が自らの目的や政策に沿って少しでも行動に出るようなことがあれば、われわれの仕事も難しいものになるだろうと指摘した上で、「我々の側から、彼らが何をすべきなのかを今からはっきりさせておく必要がある」と述べた。 メフル通信の報道によると、アリー・ラーリージャーニー議長は「州行政評議会」の会議の席上で、世界および我が国の今日の状況について言及し、「我々は革命の勝利から34年間のうちに、様々な状況を経験してきた。《強要された戦争》 全文をよむ
米大統領選が佳境に入る中、イラン・米両政府の話し合いに関する噂が増加中 我が国の高官らがアメリカとの直接協議に関する一部発言に異議を唱え〔※〕、またアメリカ側も対イラン制裁を強化しているなかで、一部の西洋メディアはイラン・米両当局の話し合いについて、新たな噂を作り出している。こうした噂を、イラン当局は明確に否定しているが、昨日、ある噂で名前の挙がった〔元外相の〕アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏が改めて、自身が米当局と協議したとの報道はまったくの虚偽であると述べた。 ※訳 全文をよむ
国防相は「抵抗を完成させる最後の要素たる抵抗経済を構築することができれば、我々は勝者となるだろう」と述べた。 ISNA(イラン学生通信)によると、アフマド・ヴァヒーディー国防相は第一回パッシブディフェンス会議において、「国家の安全を保証する力の指標の中でも、軍事力は基本的要素の一つであり、また最もよく知られた要素でもある」と述べた。 同氏は「軍事力は国家間の軍事的問題に影響を与えるだけでなく、国際関係にも影響を与える。軍事力は多くの場合、戦争の発生を抑止するために整えら 全文をよむ
イラン外務報道官は、イラン国民はイギリス政府の行動に対していい記憶を持っていないとした上で、今のところイラン政府はイギリスとの関係に変化をもたらそうという特別な計画を有しているわけではないと述べた。 ファールス通信によると、ラーミーン・メフマーンパラスト氏はEUがイランに対して一方的な制裁を科すことで追求している道は、誤った道、不合理で正義に反する道、そして最終的には欧州諸国の利益を損なう道であると指摘した上で、「イラン国民は、イギリスとの関係をめぐる現在の状況に不満を抱いてはいな 全文をよむ
スーダンの武器工場に対してシオニスト体制が行った、正当化しがたい不意打ち攻撃は、なぜ国際機関、中でも国連安保理はシオニスト体制によるこうした無法行為に対して、何の反応も示そうとしないのかという疑問を、再び提起する出来事となった。 この攻撃に対し、大半のムスリム諸国やアラブ諸国は非難を声を上げているが、しかしシオニスト体制を支持する西洋諸国は、依然として沈黙したままである。しかし多くの中立的な観察者らは、こうした行為は国際法に明確に反するものであると指摘している。 先週火 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、大巡礼団に向けたメッセージの中で、ハッジ(メッカ巡礼)という神秘に満ちた儀礼は、イスラーム共同体を改革するための方法を検討し、イスラーム世界で起きている重要な出来事について考察して理解を深めるのに、最高の機会を提供してくれると指摘した上で、 傷を負った列強〔=欧米諸国〕は地域で起きた革命を逸脱させる目的で、ムスリムたちを分裂させるための裏切りの計画を立て、反イスラーム的なプロパガンダを行い、一部のイスラーム諸国を内戦へと誘 全文をよむ
革命防衛隊総司令官は「イスラーム的イランに対して全力で経済戦争を仕掛け、これまで以上の圧力をかけてきている敵に対して、勝利を収めるための秘訣とは、〔敵に〕立ち向かうことであり、抵抗することであり、持ちこたえることである」と強調した。 イラン労働通信の報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将は「ゴム・アラヴィヤーン教育センター第16期将校一般教育課程」の修了式の場で、こうした圧力に対して気力を失い、他人〔=敵〕と同じ意見を〔うわごとのように繰り返して〕述べてしまっている者 全文をよむ
全国の金曜礼拝導師らは、西洋諸国がイラン国営放送の国際衛星放送局による放送配信を停止する措置を講じたことを強く非難し、こうした措置はイラン国民の思想が〔世界の〕他の諸国民に輸出されることに対して、敵が恐怖心を抱いていることをよく示していると指摘した。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、金曜礼拝導師らは金曜礼拝での説教のなかで、このような破綻した行動は、とどまるところを知らないイスラームの目覚めの拡大に対して、イラン国民の敵が万策尽き果てて窮していることの表れであると 全文をよむ
軍事演習「エルサレムまで」は昨日で終了 革命防衛隊「ムハンマド」部隊による軍事演習「エルサレムまで」に参加した民兵組織バスィージの隊員らは、同演習の3日目の最終日にあたる昨日、パレスチナ広場で集会を開き、偉大なる預言者ムハンマドに対する侮辱行為を非難した。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、昨日行われたこの抗議集会に参加したバスィージ隊員らは、声明を発表し、次のように強調した。 尊敬すべきイスラームの預言者に対する侮辱は前もって計画された行動であ 全文をよむ
アフマディーネジャード大統領はシリア問題での我が国の提案について説明する中で、「犠牲祭の日〔※10月26日〕にシリアで停戦が宣言され、シリアの〔政府/反体制勢力〕双方がこの停戦を守る、という案をイラン政府は提案している」と述べた。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はクウェートのメディア関係者らとの会見の中で、「〔停戦期間中は〕どの国もいずれか一方を支援してはならない。〔政府/反体制勢力〕双方が話し合い、自らの問題を解決すべき 全文をよむ
革命防衛隊のテヘラン駐留部隊「神の使徒ムハンマド」のモフセン・カーゼミーニー司令官は、軍事演習「エルサレムまで」がテヘランで本日から始まると述べた。 同司令官によると、この演習の目的は、〔敵の〕脅威に対するバスィージの組織的能力・力強さを顕示することにあるという。また、預言者に対するシオニストたちの侮辱行為への応答としての意味も含まれているとのことだ。 全文をよむ
人工衛星「ホットバード」、イラン国営放送の国際放送の配信を停止 「ホットバード」〔を運営するユーテルサット〕社は、昨日メフル月24日〔西暦10月15日〕から、衛星周波数帯12437Hzを切断し、イランの衛星チャンネルへのサービス提供を停止すると発表した。 西洋諸国には自由な情報の流れがあるという西洋の主張に反し、人工衛星ホットバードを通じたイラン・イスラーム共和国の国際放送の配信は停止されてしまった格好だ。 〔イラン国営放送が運営するアラビア語放送の〕「アル・ 全文をよむ
イラン国防軍需相はレバノン・ヒズブッラーが占領地〔=イスラエル〕の上空に無人航空機を飛ばしたことに言及し、この無人航空機がイラン製であることについて「イラン・イスラーム共和国の能力は極めて高い。この能力はイスラーム共同体に提供され、役立てられている」と述べた。 アフマド・ヴァヒーディー司令官はイラン国営放送報道センターとのインタビューの中で、さらに「われわれが保有しているものは何であれ、適切な時期に、イスラーム共同体とその大地を守るために用いるつもりである。これは当然のことだろう」 全文をよむ
レバノン・ヒズブッラーの総書記は、占領地パレスチナの領空を侵犯し、パレスチナ南部及び同重要地域の上空を飛行して、〔イスラエル南部の都市〕デイモナ近くにまで到達した〔無人〕偵察機は、イスラーム抵抗運動が送り出したものであることを表明した。 イラン学生通信によると、サイイド・ハサン・ナスルッラーはヒズブッラー傘下のレバノン放送局「アル・マナール」を通じて発表した発言のなかで、今回の特殊オペレーションへの関与を認めた。 同師は今回のオペレーションを、レバノンの抵抗運動の歴史に 全文をよむ
イランとイラク両国の国防相が参加した式典において、両国間の防衛協力文書が調印された。 イラン学生通信(ISNA)によると、以前両国間で交わされたいくつかの覚書をもとにして作成されたこの防衛協力文書のなかで、双方は防衛関係が日一日と拡大していることについて強調し、これらの覚書を実行に移すことが、その他の分野でのあたう限りの関係強化をもたらし、域内の平和と安定の一助となるとの認識を示した。 イランの国防軍需相、及び同行した国防関連の高官団はイラク訪問中、同国の大統領、国会議 全文をよむ
最高指導者国際問題担当上級顧問のヴェラーヤティー氏は、「昨今のトルコ・シリア間の国境の緊張は、アメリカがNATOを中東地域に呼び込むために仕掛けたワナである」と述べた。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は、〔‥‥〕「すべての国々、特にトルコ、シリア、イラク、及びレバノンはこの新しい罠にかからないよう、注意しなければならない。なぜならNATOを中東地域に入り込ませるために、おびただしい努力が行われ、またそれと並行して、これらの国々 全文をよむ
国防分野での協力レベルを引き上げることを目的に、1979年の革命後初めて、アフマド・ヴァヒーディー国防軍需相が国防関連の高官団の団長として、イラクを公式訪問、バグダード入りした。 複数の通信社が伝えたところによると、今回の訪問は、イラク政府が同国の上空を通過してシリアに向かっていたイラン機に検査を実施したことに対し、イラン政府が抗議する中で行われたものである。 国防軍需相とその同行団は、イラクのサアドゥン・アル・ドゥライミー国防相の正式の招待によって実現した今回のイラク 全文をよむ
【政治部】アフマディーネジャード大統領のニューヨーク訪問中のこぼれ話の一つに、この訪問に同行していたイラン国営放送のカメラマンの一人が亡命したというニュースがある。この件についての最新情報が、同カメラマンの弁護士によって伝えられている。 ニューヨーク訪問中にアフマディーネジャード大統領の同行団から抜け出したこのカメラマンの弁護士は、同カメラマンの代理として亡命申請をアメリカ当局に提出したことを明らかにした。 ニュースサイト「アスレ・イラン」によると、ハサン・ゴルハンバーン 全文をよむ
革命防衛隊海上部隊司令官は、「今日、われわれのサイバー部隊は敵の最極秘情報を容易に入手できており、サイバー戦争の基礎を理想的な形で向上させている」と述べた。 ファールス通信によると、アリー・ファダヴィー海軍司令官は革命防衛隊海上部隊の情報技術システムの運用開始式の席上、イスラーム革命の本質と、抑圧的覇権体制〔=アメリカを中心とする世界秩序〕の本質とについて触れた上で、「われわれとアメリカの敵対関係は、真と偽の敵対関係に他ならない」と指摘した。 ファダヴィー氏は、「われわ 全文をよむ
マフムード・アフマディーネジャード大統領は第67回国連年次総会に出席し、演説を行った。その中で大統領は、地域や世界が直面する重要問題に関する我が国の立場を表明した。 大統領は、今日の支配秩序は差別的であり、不正義に基づいていると述べた上で、 世界が新たな思想と秩序を必要としていることに、疑いの余地はない。人類が神の最高の被造物として、物質的・精神的諸側面を享受できるような秩序、人々や諸国民を侮蔑し、序列化するのではなく、人間としての尊厳を復活させ、それを受け入れることを追 全文をよむ
革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、イランとの戦争は制御不能であり、この戦争が第三次世界大戦に発展する可能性もある、つまり複数の国がイランの敵・味方に分かれて戦争に突入することもありうる、との見方を示した。 ファールス通信の報道によると、アミール・アリー・ハージーザーデ司令官は〔イラン国営放送のアラビア語衛星チャンネルの〕アル・アーラム放送とのインタビューの中で、敵の脅威について、「基本的に、イランとシオニスト体制、あるいはアメリカとの戦争は、それ単独のものとして想定することはできない 全文をよむ
イスラーム革命防衛隊総司令官は、イランに対する戦争が勃発すれば、それはイスラエルの消滅を意味すると強調した上で、「敵が狂気に陥り、戦争が起こる可能性がある。われわれはこうした事態に備えておく必要がある」と述べた。 イラン学生通信の報道によれば、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将は〔‥‥〕次のように明言した。「彼らの脅しは、イスラームと革命に対する彼らの敵意が本物であるということを証明しているに過ぎない。こうした敵意は、最後には物理的衝突に終わるだろう」。 同氏はまた 全文をよむ
ホメイニー廟で行われた大規模軍事パレードに出席した我が国の軍高官らは、このセレモニーの傍らで記者らとのインタビューに応じ、アメリカとその同盟国がペルシア湾で軍事演習を行ったことについて、反応を示した。 軍統合参謀本部長のセイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将は、この件について、「アメリカとその同盟国がペルシア湾で軍事演習を行ったことに対して、われわれは脅威を感じてはいない。むしろ今回の演習は、何ヶ月もの間、〔ペルシア湾周辺〕地域にとどまりながら、何の動きも見せてこなかった 全文をよむ
イラン外務省報道官は、フランスの出版物が尊敬すべきイスラームの預言者の御前に対して侮辱的な風刺画を掲載したことを非難し、「こうした憎むべき行為に対して、西洋諸国がいつも一致して沈黙を通すことは、〔西洋諸国の〕イスラーム嫌悪とも一致するものである」と述べた。 イラン国営通信が木曜日に外務省情報報道局の発表として伝えたところによると、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、アメリカ製映画による侮辱行為に続いて、尊敬すべきイスラームの預言者に対して侮辱的な風刺画がフランスの発行物に掲載さ 全文をよむ
革命防衛隊の広報責任者は、ジャアファリー少将の記者会見の模様を内外のメディアが取材してくれたことに謝意を示した上で、外国のメディアが同氏の一部の発言を歪曲して伝えたことを非難した。 イラン学生通信の報道によると、革命防衛隊広報責任者のラマザーン・シャリーフ第二准将は、最近の革命防衛隊総司令官の記者会見の模様をメディアが取り上げてくれたことに謝意を示しつつ、「金貨・外国為替市場」及び「シリアにおけるゴドゥス部隊のプレゼンス」に関する同少将の発言の一部が歪曲されてしまったことについて、 全文をよむ
全軍最高総司令官のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、イラン・イスラーム共和国軍士官大学の学生らの修了・宣誓・肩章授与式において、最後の預言者ムハンマド・ムスタファー閣下の輝かしき姿を侮辱するという犯罪行為が発生したことについて触れ、「覇権主義的=シオニズム的な嫌イスラーム政策の存在を知って、〔世界の〕諸国民はアメリカ及び一部の欧州諸国に非難の矛先を向けた。これらの国々の指導者たちは、この種の狂気に満ちた行為を禁ずることで、こうした重大な犯罪行為にはかかわっていないということを、行動で証明 全文をよむ
【政治部】革命防衛隊の〔陸海空〕三軍創設記念日のあった昨日、同総司令官は記者団を前に記者との質疑に応じた。同総司令官の発言は、政治的内容のものもあれば、経済的、軍事的内容のものもあった。 モハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官は最近インターネット上で配信された、イスラームの預言者を侮辱する内容の映画について、遺憾の意を表明し、「反イスラーム的な映画を制作して預言者を侮辱するという、シオニスト=アメリカ的侮辱行為は、実に遺憾なことであり、われわれはそれを非難する」と述べた。 全文をよむ
イラン国連代表「表現の自由を理由にこの事件を看過するわけにはいかない」 数日前から始まった、イスラームの預言者の聖なる御前に対する侮辱行為への抗議運動は今なお続いており、我が国の高官や責任者らも今回の侮辱行為を非難し、預言者に対する侮辱映画を公開した人物らの逮捕を、アメリカに要求している。 アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニー司法権長は声明を発表し、最近のイスラームの偉大なる預言者への侮辱行為を非難し、この件に関して諸々の国際機関やイスラーム組織に対して〔毅然と 全文をよむ
アフマディーネジャード大統領は「今年のメッカ巡礼は特別な状態、特別な精神のもとで行われるだろう」と述べた上で、「非文化的で反人間的なシオニストたちの命脈は、すでに尽きようとしている。彼らは各民族間、各宗教の信徒間、そして各国民間で宗教戦争を起こそうと画策しており、この陰謀に対して全員が警戒する必要がある」と述べた。 イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、テヘラン州からメッカ巡礼に出立する予定の人々を集めた1万2千人集会で、次のように付け加えた 全文をよむ
偉大なる預言者の光に満ちた御前に対する、イスラームの敵どもによる憎むべき侮辱行為を受け、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、イラン国民ならびに偉大なるイスラーム共同体に向けたメッセージの中で、今回の悪しき動きの舞台裏には、シオニズムとアメリカ、その他世界の抑圧諸国の首脳たちの敵意に満ちた政策が存在するとの見方を示した。 同師はさらに、イスラームとコーランに対してシオニストたちが抱く憎しみの理由について詳述した上で、「アメリカ政府関係者たちは、〔今回の侮辱行 全文をよむ
数日前から始まった、イスラームの預言者の聖なる御前に対する侮辱行為への反発は、新たな様相を帯びるようになっている。この侮辱行為に対し、ムスリム(イスラーム教徒)たちは世界中にあるアメリカならびにドイツ、イギリスといった国々の大使館の前で集会を開き、この醜悪な犯罪行為の犯人たちを処罰するよう求めた。 〔‥‥〕 昨日、イラン人民もまた、金曜礼拝に参加後、抗議デモを実施し、イスラームの預言者に対する侮辱行為を非難、アメリカ政府に対し、世界中の全ムスリムへの謝罪と、醜悪な行為を犯 全文をよむ
サーレヒー外相は、カナダでのイラン・イスラーム共和国の活動は〔同地に居住するイラン人への〕サービス提供・領事業務に限定されてきたと指摘した上で、「外務省はカナダに住むイラン人同胞が直面する問題を最小限に抑えるために、全力を尽くす所存だ」と述べた。 アリー・アクバル・サーレヒー氏は「国会ニュース」とのインタビューの中で、イラン・イスラーム共和国はカナダとさほど深い政治的・経済的関係を有しているわけではないと指摘した上で、「カナダにあるイラン・イスラーム共和国大使館はカナダに住むイラン 全文をよむ
【政治部:パルヴィーン・ターレビヤーン】イランと欧米・アラブ諸国との冷えきった外交関係は悪化の一途をたどっているが、EU諸国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、トルコに続いて、今度はカナダに〔イランとの関係緊張化を決断する〕番が回ってきた。カナダは代理大使級の外交関係を打ち切ることを決定したからだ〔※〕。このニュースは金曜日、カナダ外務省によって発表され、多くの反応を引き起こした。もちろん、こうした措置はイスラエルへのよき奉仕行為として、分析可能である。 ※訳注:なお、ここの文章は素直 全文をよむ
国家戸籍庁の副長官(身元証明書担当)は、在外イラン人のもっとも多い国はアメリカであると述べた上で、「アラブ首長国連邦、イギリス、カナダがそれに続いている」と語った。 モフセン・キャラミー氏はイラン学生通信(ISNA)のインタビューに対し、アメリカには140万人ものイラン人が居住していることを指摘した上で、「アラブ首長国連邦には80万人以上、イギリスには41万人、同じくカナダにも41万人が生活している」と述べた。 同氏によると、在外イラン人の多い国としては、ドイツ、フラン 全文をよむ
カナダ外務省はイラン・イスラーム共和国に対するアメリカの敵対的政策に追従する形で、昨日、同国外相の署名入りの声明の中で、在テヘラン・カナダ大使館の閉鎖を発表した。 メフル通信がCBSの報道として伝えたところによると、カナダのジョン・ベアード外相はこの声明の中で、カナダはイランにある自国の大使館を閉鎖する旨を表明、さらにカナダにおけるイラン人外交官の駐在を認めないこと、イラン人外交官はカナダを退去しなければならないことなどを記している。 声明の続きで、カナダ外相はさらに「 全文をよむ
最高指導者上級顧問のヴェラーヤティー氏は、「〔対イスラエル〕抵抗戦線の命脈は、アメリカや西洋のフィトナ(イスラーム世界の分裂を誘う陰謀)に対してシリアが耐えられるかどうかにかかっている。なぜなら、同国は抵抗戦線の《黄金の鎖》の一環をなしているからだ」と述べた。 「記者クラブ」が伝えたところによると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー上級顧問はイラン国営放送海外支局報道責任者らとの会合で、次のように述べた。「イラン・イスラーム共和国がシリアの内政に立ち入ることは決してないだろう。なぜ 全文をよむ
国軍海上部隊司令官は、「イランとアメリカの海軍の装備について比較するならば、アメリカほどの装備を備えている国は、世界にはどこにもないと言わなければならない。というのも、アメリカは年間8千億ドルものお金を軍の装備に費やしており、〔米軍は〕すべての赤道上に〔※「すべての公海上に」の意と思われる〕展開しているからだ」と述べた。 ハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官は第13回「全国大学独立学生イスラーム協会連合」の年次会議の席で、さらに「ペルシア湾やオマーン海への米艦隊の進出は、国際的な 全文をよむ
【イラン外交】テヘランで開かれた非同盟運動首脳会議におけるエジプトのムハンマド・ムルスィー大統領の演説の誤訳めぐって、イランとバーレーンの間の緊張が高まっている。こうした中、ペルシア湾岸協力会議は声明を発表し、〔湾岸〕諸国の内政に干渉しないよう、イラン・イスラーム共和国に求めた。ペルシア湾岸協力会議はこれまで幾度となく、サウジアラビアの煽動によって、この手の声明を発表してきたが、イラン政府はそのたびに内政干渉との批判を否定、こうした指摘は根拠のないものだとの認識を示してきた。 先週木 全文をよむ
イスラーム革命防衛隊総司令官は、イランに対する敵の脅迫が厳しさを増していることについて触れ、「敵は軍事的な脅しをかけているが、行動にまで至るような脅しをする勇気など、彼らにはない」と述べた。 イラン学生通信報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官は「教授バスィージ機構」の年次大会の開会式で、「世界は変革の途上にあり、〔その中で〕我が国が特別な立場を占めていることは、否定しようがない」と指摘し、「ソフトな戦争は、それについて明確に感じ取ることができないような種類の戦争 全文をよむ
NAM(Non-aligned Movement:非同盟諸国運動の略)会議終了後、イランを訪れた各国首脳らは、我が国高官との会談に臨んだ。こうした中、イスラーム革命最高指導者はNAM会議に参加した北朝鮮、ギニア・ビサウ共和国、及びモンゴルの各指導者たちと相次いで会談を行った。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、北朝鮮人民共和国のキム・ヨンナム最高人民会議常任委員長との会談で、イランと北朝鮮は多くの分野で同じスタンスを有していると指摘したうえで、「大いなる目標に向けて、真摯に歩み続 全文をよむ
国家安全保障最高評議会書記はアルジェリア外相との会談で、「イランは自国の核の権利にこだわっているが、それはNPT(核拡散防止条約)のメンバー各国、そして独立した国々の包括的権利の擁護でもあるのだ」と語った。 IRNA(イラン国営通信)によると、サイード・ジャリーリー氏はこの会談で、アルジェリア人民による過去の反抑圧闘争について触れ、アルジェリアが非同盟運動の目標を推進させる上で重要な役割を果たしてきたことを強調した上で、「自由で独立した国々は非同盟運動という枠組みのなかで、統一と団 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】エジプトのムハンマド・ムルスィー大統領は我が国のマフムード・アフマディーネジャード大統領と二国間会談を行った。 ジャーメ・ジャム・オンラインの報道によると、第16回非同盟運動会議に出席したエジプトのムハンマド・ムルスィー大統領は、エジプトが有していた同運動の議長の座を、我が国のマフムード・アフマディーネジャード大統領に引き渡し、その後会議の合間を縫う形で、アフマディーネジャード大統領と会談を行った。 30分間にわたって行われたこの会談では、 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、アメリカやその他の一部列強によってシオニスト体制が核武装を実現していることについて指摘し、「この問題は地域にとって大いなる危険となっており、このことについて国連が何らかのアクションを取ることを期待する」と述べた。同師はさらに、「遺憾ながら、国連の構成には欠陥がある。核兵器を保有し、それを使った過去のある、世界で最も強権的な国が、安保理を支配している」と付け加えた。 最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、 全文をよむ
テヘランで開かれる非同盟運動会議の報道官を務めるモハンマド・レザー・フォルガーニー氏は、「ニームルーズ」との会見のなかで、北朝鮮の最高指導者がテヘランを訪問することを明らかにした。 「ニームルーズ」が伝えたところによると、モハンマド・レザー・フォルガーニー氏は北朝鮮最高指導者の金正恩氏がテヘランを訪れるとの情報について、ニームルーズの記者に、「北朝鮮は首脳レベルでこの会議に参加する予定だ。非同盟運動の会議に参加するために、北朝鮮の最高指導者がテヘランを訪問するだろう」と発言した。こ 全文をよむ
【外交部】複数の外交筋や資料から得られた情報によると、国際的な制裁を踏まえ、イランは金融制裁を回避するためにアルメニアに接近しているという。 イランと人口330万人のアルメニアとの関係強化の背景としては、西側、特にアメリカの金融偵察・評価機関によって、イランとの金融取引が精細な監視下にあることが挙げられる。最新の事例としては、イランとの間で2500億ドルのマネーロンダリングに手を染めたとして、スタンダードチャータード銀行がアメリカから訴えられる出来事が起きている。 一方で 全文をよむ
アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、「ワッハーブ派はイスラーム世界の恥であり、イスラームのウラマー〔宗教学者〕によるこれ以上の沈黙は許されない。彼らはワッハーブ派によるイスラーム教徒の殺戮に対する自らの沈黙を打ち破り、彼らの罪業を告発すべきだ」と述べた。 イラン労働通信の報道によると、アーヤトッラー・ナーセル・マカーレム=シーラーズィーは聖コーラン釈義に関する講義のなかで、「洋の東西を問わず、歴史家らが一致していること、それはイスラームが世界のなかで急速に進展していること 全文をよむ
イランの人道支援物資が、イラン・イスラーム共和国赤新月社を通じて可及的速やかに、ミャンマーに送られる見込みだ。 イラン学生通信の報道によると、ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官は迫害を受けているミャンマーのイスラーム教徒たちの最新状況、ならびにこの問題に関して我が国がとっている政策についての質問に答えるなかで、「ミャンマーに住むロヒンギャ族のイスラーム教徒たちに対する最近の暴力事件を受け、駐タイ・イランイスラーム共和国大使はミャンマーを訪問し、ミャンマー外相代行をはじめとする 全文をよむ
【社会部:マルヤム・ユーシーザーデ】普通のシリア人ですら、内戦が終わるまで自宅待機を選ぶような状況にもかかわらず、イラン人参詣者らが同国を訪れ、誘拐される事件が起きている。 昨日朝11時、ダマスカスのゼイナブ廟〔※〕周辺で武装集団がイラン人参詣者48名を乗せたバスを襲撃し、誘拐する事件が発生した。これに関してファールス通信は、イラン人参詣者らはイランに帰国する途中で、この誘拐事件はダマスカス国際空港に向かう道中で発生したと報じている。 ※訳注:初代イマーム・アリーの娘、ゼイ 全文をよむ
アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはアラブ諸国のウラマーやムフティーらに向けて公開書簡を送付し、一部の国のイスラーム教徒が直面している惨状に対して、彼らが沈黙を続けていることを批判した。 メフル通信の報道によると、マルジャエ・タグリード(シーア派宗教最高権威)である同師は、書簡の中で、イスラームの歴史を通じて、今日ほどイスラーム教徒が他の者たちによって無残に殺戮されている時代は他にないと指摘した上で、次のように述べている。 イラク、パキスタン、アフガニスタン、バー 全文をよむ
シリア外相のテヘラン訪問に合わせ、245名の国会議員が声明を発表した。その中で議員らは、シリア政府ならびに同国民に対する支持を表明した上で、次のように強調した。 われわれイランの国会議員は、アメリカ、イスラエル、及び西洋の介入と陰謀、及び一方で反動的諸国〔※サウジやカタールを指すものと思われる〕の、他方で反イスラーム的な大国の手先となりさがった急進的暴力グループの、それに対する全面的支援は、いかなる成果ももたらさなかったことに、心から喜ぶものである。そして、シリア政府への自らの支持を 全文をよむ
シリアのワリード・アル・ムアッリム外相が昨日、テヘランを電撃訪問し、イラン当局者と会談した。12時半頃に政府高官団の団長としてイラン入りしたムアッリム氏のスケジュールには、イランのアリー・アクバル・サーレヒー外相、及びサイード・ジャリーリー国家安全保障最高評議会書記との会談が組まれていた。 シリア外相とサーレヒー外相及びジャリーリー書記との会談では、二国間関係、シリア情勢、地域・国際情勢などを軸に話し合われた。この訪問は、シリア、特に同国で最も人口の多い都市アレッポで戦闘が続き、コ 全文をよむ
イラン国防軍需相は、イランがシリアに軍を派遣することを決断したとする報道を否定した。 アフマド・ヴァヒーディー司令官は閣議の傍らで、シリア政府を支援するためにイランが軍を同国に派遣する意向を持っていると報じられたことについての質問に答えるなかで、この報道を否定した上で、「そのようなことは必要ない。シリアの政府ならびに国軍には、テロリストたちに対抗するという責務を果たすだけの能力があると、われわれは考えている」と述べた。 同相は「イランはシリアにいかなる軍部隊も置いてはい 全文をよむ
ニュースサイト「マシュレグ」が一部の情報として伝えたところによると、サウジアラビアで新たに6名のイラン人に死刑判決が下されたという。 サウジアラビアでは5年前に拘束されたイラン人18名に対して、死刑が執行されたばかり。 サウジアラビア警察の発表としてこの報道が伝えたところでは、〔今回死刑判決が下された〕イラン人らからは、3000キロ以上の麻薬が発見されたとのことである。 全文をよむ
イラン外相は、「シリアの政府、人民、そして国軍は、現在の状況を乗り越え、自らの国民的な一致団結を守るならば、今後これまで以上に力強く、自らの国益を追求するようになるだろうし、域内・国際的な領域におけるシリアの役割もこれまで以上に増すようになるだろう」と述べた。 アリー・アクバル・サーレヒー外相は昨日の夕刻、シリアのウマル・ガラーワンジー副首相(サービス担当)兼国内行政相とその随行団と会談した。 メフル通信によると、イラン外相はこの会談のなかで、シリアの政府ならびに人民が 全文をよむ
情報省は、殉教者レザーイーネジャードに対するテロ事件の犯人らが逮捕されたことを明らかにし、「最近の一連の逮捕で、核科学者に対するテロとの関連での逮捕者は30名以上に上っている。またこれとの関連で、テロを実行していた2つのネットワークが特定された」と述べた。 イラン学生通信の報道によると、ホッジャトルエスラーム・ヘイダル・モスレヒー情報相は殉教者レザーイーネジャード記念セレモニーのなかで、殉教者レザーイーネジャードに対するテロには特有の複雑さがあると指摘した上で、次のように加えた。 全文をよむ
テヘランの金曜礼拝導師は、現在の情況を「意思の闘争」に喩え、シリアはパレスチナが惨めな状態に置かれていること〔に支援の手を差し伸べ〕、またイランへの支持〔を貫いていること〕に対する《ペナルティ》を支払っているのだと指摘した上で、シリア国民に向けて「もし敵の《ゆすり》を断固拒否すれば、きっと勝利を収めるだろうということを認識すべきだ」と語りかけた。 メフル通信の報道によると、アーヤトッラー・セイエド・アフマド・ハータミーはテヘラン金曜礼拝での説教のなかで、ラマダーン月では貞節とヘジャ 全文をよむ
イラン外務省特別補佐官は、イランがイエメンの内政に干渉しているとする同国の一部当局者らの発言に触れた上で、そのような主張や非難は容認できないとして否定した。 ラーミーン・メフマーンパラスト氏は「イエメン当局者らは、他の国々を非難する代わりに、自国の人民の正当な要求に応え、イエメンの開発・独立・安定のために努力するべきだ」と言明した。同氏はまた、「イラン・イスラーム共和国はイエメンの主権を常に尊重しつつ、同国に寄り添い、同国の安定・発展・開発のためにはいかなる援助も惜しまない」と付け 全文をよむ
革命防衛隊の政治担当副総司令官は、「イラン・イスラーム革命の敵は〔イラン〕経済を不安定化させ、そうすることで社会に不満を植え付けて、それを92年〔2013年〕の〔大統領〕選挙で利用しようと、〔多大な〕投資を行っている。つまり、市場のあらゆる緊張・不安定は〔‥‥〕敵のパズル・ゲームにすぎないのである」と述べた。 イラン学生通信によると、アリー・アシュラフ・ヌーリー副総司令官は「西洋諸国は33年間にわたるイスラーム革命の間、常にイランに対して制裁を科してきた。そして、イラン・イスラーム 全文をよむ
軍統合参謀本部長は、「私たちはホルモズ海峡封鎖案を有してはいるが、それを実行するためには、全軍最高総司令官〔=ハーメネイー最高指導者〕のご判断とご命令が必要である」と述べた。 イラン学生通信によれば、セイエド・ホセイン・フィールーズアーバーディー少将は、アメリカ航空母艦がペルシア湾に侵入していることに関して、「地域におけるアメリカのプレゼンスとその役割とは、域内における巨大資本とアメリカ、そしてシオニズムの利益を確保することにある」と語った。 同少将はさらに、「しかしア 全文をよむ
しばらく前、政府当局者たちは、物価高は外国の仕業によるものであり、敵がこれにかかわっているとして、〔政府の〕無計画さや無能力ぶりは経済問題には無関係との立場を取っていた。さてこうしたなか、原理派に連なる勢力の関係者で、「アンマール部隊」〔※〕司令官を務める人物が、物価高の原因の一つは内部からの一部の裏切りによるものであり、それらはすでに特定され、対策が講じられたとの見方を示した。 ※訳注:「アンマール部隊」とは、社会一般を啓蒙し、敵による「ソフトな戦争」を未然に防ぐことを目的に、約1 全文をよむ
軍統合副参謀長は、「ホルモズ海峡へのいかなる悪事、いかなる侵略行為も、イラン・イスラーム共和国の軍による速やかな反撃に直面することになるだろう」と述べた。 セイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官は記者クラブとの会見のなかで、イランによるホルモズ海峡封鎖への対抗措置として、200発の安定翼付ミサイルを配備するとのアメリカ当局の発言に触れ、このような政策を嘲った上で、「アメリカはミサイルによって、自らの意志をイランのような大国に強要することはできない」と語った。 同司 全文をよむ
最高指導者代理で国家安全保障最高評議会書記のジャリーリー氏は昨日の午後、チュニジア制憲議会のアン・ナフダ会派の会頭を務めるムハンマド・ソブヒー・アル・アティーク氏と会談した。 サイード・ジャリーリー博士はこの会談のなかで、ザイヌルアービディーン・ビン・アリーによる独裁・従属体制に対するチュニジア・ムスリム国民による闘争を称賛し、チュニジア革命の勝利が中東・北アフリカ地域におけるイスラームの目覚めの端緒となったとの認識を示した上で、「抑圧主義者たちの存在にもかかわらず実現したこの目覚 全文をよむ
国会運営委員会の理事を務めるジャヴァード・ジャハーンギールザーデ氏は、ホルモズ海峡の封鎖に関する法案はいまだ国会には提出されていないと述べた上で、この問題に関しては、外務省と国会運営委員会との間で協議が行われていることを明らかにした。 同氏はさらに、「ホルムズ海峡封鎖に関する法案は、国際関係にとってきわめて敏感な問題を惹起することを考慮するならば、この法案を施行する際のあらゆる側面、あらゆる欠点や利点を正確に検討することが必要だろう」と付け加えた。(イラン学生通信) 全文をよむ
「イスラーム覚醒世界会議」の総書記を務めるヴェラーヤティー氏は、「今やロシアとアメリカは、ソビエト崩壊後初めて、互いに対峙するようになっている。我々は一方にロシアと中国が立ち、他方にアメリカ・イギリス・フランス・その他西洋諸国が立つという、〔新たな〕冷戦の幕開けを目撃しているのである。そしてこの冷戦の起点こそ、中東地域、そしてシリアであることが予測されるのである」と述べた。 アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏はテレビ番組「昨日、今日、明日」のなかで、シリア問題をめぐって開かれてい 全文をよむ
アフマディーネジャード大統領、電話会談でムルスィー氏に対し、テヘランで行われる非同盟運動首脳会議に出席するよう招待 1979年から今日にいたるまで、ほぼ断絶状態の完全に冷え切った関係にあったイラン・エジプト関係は、ホスニー・ムバーラク失墜後、ムハンマド・ムルスィーを通じて大統領の座を手に入れたイスラーム主義者たちのエジプトにおける台頭を受けて、最近になって新段階に突入、両国関係には新たな展望が開かれつつある。 これに関し、エジプト新政府やその支持政党の側から、関係強化につ 全文をよむ
サラーミー司令官「この軍事演習は、イラン人民に対して政治的に不作法な態度で口を利く者どもへの反発として行われている」 軍事演習「偉大なる預言者7」は本日終了するが、その一方で昨日、ミサイルや無人爆撃機を利用して、セムナーン砂漠やルート砂漠に設定された標的を狙い打ちする訓練が革命防衛隊によって実施された。 三日間の日程で行われた軍事演習「偉大なる預言者 7」は月曜日から始まり、革命防衛隊が保有する長距離、中距離、及び短距離ミサイルが、国内の様々な地点から、域外諸国〔※欧米諸 全文をよむ
ハージーザーデ司令官「イラン製弾道ミサイルや対レーダー・ミサイルも開発中」 「偉大なる預言者7」と銘打った革命防衛隊宇宙航空部隊による地対地ミサイルの軍事演習が今日から始まる。3日間にわたって行われるこの軍事演習の重要性は、域外諸国〔=アメリカやNATO〕の空軍基地に似せて作られた基地が我が国の砂漠の真ん中にシミュレートされ、革命防衛隊のミサイルの標的となることにある。 革命防衛隊宇宙航空部隊のアミール・アリー・ハージーザーデ司令官が昨日、記者会見で明らかにしたところによ 全文をよむ
イラン外務省高官のアミール・アブドッラーヒヤーン氏は、「我々は〔イスラーム教徒の〕同胞として、また近隣国として、サウジアラビアに対して二国間関係についての最後通告を行った。サウジ側の対応に変化が見られることを、我々は期待している」と述べた。同氏はイラン国営通信とのインタビューのなかで、「イラン・イスラーム共和国は、域内諸国との関係縮小を求めてはいない」と明言した。 イラン外務省アラブ・アフリカ担当次官はさらに、「サウジアラビアはイラン人囚人18名を処刑したことについて説明を行うべき 全文をよむ
「抑圧者の動員(バスィージ)機構」長官は、「〔中東〕地域の国々の反対勢力に対して抑圧諸国が提供している武器は、間もなくエルサレム解放のためにシオニズムに対して向けられることになるだろう」と述べた。 イラン学生通信(ISNA)によれば、モハンマドレザー・ナグディー司令官はコルデスターン州の「善良者の輪」〔※〕の監督やコーチ、リーダーらの集会に出席し、「世界のなかでもイスラーム的イランが日進月歩の進歩を遂げている様子を、今日われわれは目の当たりにしている。国内のすべての都市と農村で、建 全文をよむ
公益判別評議会のレザーイー書記は、「シオニストらの影響下にある分子によってバクーで行われている活動は、火遊びのようなものである」と述べた。 イラン学生通信の報道によると、モフセン・レザーイー氏はアゼルバイジャン共和国におけるシオニストらの反イスラーム活動について触れた上で、「シオニストの影響下にある分子によってバクーで行われている活動は、アゼルバイジャン共和国の人々にとって有害であり、同国の政府関係者たちはこのような反イスラーム活動に保護を与えるべきではない」と述べた。 全文をよむ
イラン外務省特別補佐官は、サウジアラビア国内で複数のイラン人が処刑された問題を追及するための派遣団が、同国を訪問する予定であることを明らかにした。また同氏は記者会見で、〔中東〕地域の諸問題やエジプト大統領選挙、核問題等についても言及したが、ブラジル大統領がイラン大統領との会談に応じなかった問題については、納得できる回答は行わなかった。 ラーミーン・メフマーンパラスト外務省報道官は昨日の朝、週の定例会見で記者団に対し、次のように語った。「イラン国民に関して起きたこの問題は、簡単に見過 全文をよむ
「われわれは賢明に行動すべきであり、緊張を惹起してはならない」 宗教学者でイスラーム神学校と大学の両方で教鞭をとるアーヤトッラー・タバスィーは、シーア派には強力な論理性があると指摘した上で、宗派間の緊張を回避し、賢明に行動する必要性を力説した。同師はまた、ワッハーブ派とスンナ派を弁別し、ワッハーブ派はシーア派とスンナ派双方にとって共通の敵であるとの認識を示した上で、ワッハーブ派は衰退に向かっていると説いた。 アーヤトッラー・ナジュモッディーン・タバスィーはShafaqna 全文をよむ
ワシントンポスト「アメリカとイスラエルはコンピューターウイルス《フレイム》の製作で協力している」 対イラン・ウィルス「フレイム」の製作でアメリカとシオニズム体制が協力しているとの報道が流れたちょうどその頃、通信情報技術相は国家的なサイバー攻撃を理由に、イラン・イスラーム共和国が諸々の国際機関に抗議を申し入れていることを明らかにした。 イラン国営通信の報道によると、昨日閣議の折に会見を開いたレザー・タギープール通信相は、「かつてサイバー攻撃はハッカーたちによって行われていた 全文をよむ
大統領「植民地化の機会を失った者たちは今日、気高き諸国民の進歩に異を唱えている」 定期的な訪問として南米を歴訪中の我が国の大統領は、昨日ブラジル入りし、地球サミット(通称「リオ+20会議」)に出席した。 マフムード・アフマディーネジャード大統領は、ラテンアメリカに向けてテヘランを出発する前、ブラジルで開かれる「国連持続可能な開発会議」を〔自らに都合良く〕利用しようとする資本主義体制の指導者たちの企てについて言及した上で、「リオ+20会議における決定が、〔世界の〕諸国民の利 全文をよむ
アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、「政治問題は巡礼及び信仰上の問題とは別であり、巡礼とはいかなる関係もないということを、サウジアラビア当局に理解させなければならない」と述べた。 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはゴムにある自身の事務所で行われた巡礼参詣庁長官との面会の中で、「政治問題は巡礼及び信仰上の問題とは別であるということを、サウジアラビア当局に理解させなければならない。巡礼者たちに対して彼らが友好的に振る舞えば、政治問題にも肯定的な影響を与えるということ 全文をよむ
メフマーンパラスト外務省報道官「関連の国際協定を通じて、この問題に引き続き対処する」 【政治部:キャターユーン・マーフィー】さほど良好とは言えない状況にあったイラン・サウジ関係は、サウジアラビアでイラン人数名が処刑されたことによって、悪化の一途をたどっている。イランは駐イラン・サウジアラビア臨時代理大使を〔外務省に〕呼び出して、このことに抗議、また外務省報道官もこの問題がもたらす政治的悪影響〔について警告して〕、関係する国際協定を通じてこの問題に引き続き当たることを明らかにした。 全文をよむ
シーア派信徒のマルジャエ・タグリード(最高権威)の一人であるアーヤトッラー・ロトフォッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニーは、メッカやメディナに巡礼・参詣しないことの害は、その益よりも大きいと述べたうえで、「巡礼の儀礼に参加し、〔メッカにおける〕自身の存在感を維持することが必要だ」と述べた。 メフル通信の報道によれば、アーヤトッラー・ロトフォッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニーは火曜日の午前、巡礼参詣庁の新たな長官に就任したホッジャトルエスラーム・セイエド・アフマド・ムーサヴ 全文をよむ
国軍海上部隊の技術担当副総司令官は、イランで原子力潜水艦駆動システムの設計・製造に向けた第一段階が実施されていることを明らかにした。 イラン・イスラーム共和国軍海上部隊技術担当副総司令官のアッバース・ザミーニー海軍司令官は、ファールス通信とのインタビューのなかで〔…〕超重量級原子力潜水艦の保有に向けた同部隊の計画について触れ、「核の平和利用技術をもっている今だからこそ、我々は原子力潜水艦駆動システムの製造をも、自らの課題として位置づけることができるのである」と表明した。 全文をよむ
マフムード・アフマディーネジャード大統領は、北京で第12回上海協力機構首脳会議が開かれる中、トルクメニスタン大統領や中国首相と会談した。また北京大学の学生らとの集会でも、演説を行った。 〔‥‥〕 ■ アフマディーネジャード大統領、中国首相と会談 アフマディーネジャード大統領は中国首相との会談の中で、イランは〔国際社会との〕核協議を継続させる用意があると指摘した上で、「イラン・イスラーム共和国は、核問題が一回の会議で解決するなどという期待は持っていない。西洋諸国は 全文をよむ
大統領は世界の経済危機を乗り越えるための案を引っさげて、北京に向けてテヘランを発った。 イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は、北京に向けてテヘランを発つ前、4日間の訪中の目的について説明するなかで、「我々の中国訪問は、2つの目的で行われるものだ」と指摘した上で、「この訪問の一つ目の目的は、上海協力機構首脳会議に参加することだ。この機構には6カ国が加盟しており、われわれを含む数カ国はオブザーバーとしてこの会議に参加する」と付け加えた。 全文をよむ
アフマディーネジャード大統領は、「〔世界の〕諸国民の意志の行使というイマーム・ホメイニーの理想が実現される素地が、今や世界中で準備されつつある。諸国民は目覚め、人の手で作られた偽りの国境は消えてなくなり、世界の民衆の一般的要求は互いに接近しつつある」と強調した上で、「気高きイラン国民やエジプト国民は、こうした道のりにおいて、世界の他の諸国民にとって先駆的役割を果たしている。両国民は正義の実現と、神の唯一性・一神教信仰の世界支配実現のために、互いに先駆者となって、団結する必要がある」と述べた。 全文をよむ
在アゼルバイジャン共和国イラン大使館は、公的地位にあるイラン人一名の入国を妨げた、アゼルバイジャン政府の非外交的行為に遺憾の意を示した。 イラン学生通信の報道によると、ロイター通信は次のように報じている。 火曜日、在アゼルバイジャン・イラン大使館は「月曜日に公的地位にあるイラン人一名のアゼルバイジャン共和国への入国が妨げられたことを、深甚なる遺憾の意とともに、ここに報告する」との声明を発表した。イラン大使館はこの声明で、「こうした行為は非外交的な形で行われたものである」と 全文をよむ
「スタックスネット」と同様に、対イラン用に設計された新たなコンピューターウィルスが発見されたとの報道が、昨日のイラン関連の最重要ニュースとして、世界のメディアで伝えられた。 ワシントンポストの報道としてターブナーク通信が伝えたところによると、この新たなウィルスは「フレイム」という名で、スタックスネットよりもサイズが20倍大きいという。しかしこのウィルスはスタックスネットとは異なり、破壊ではなく諜報を目的とするウィルスだとされる。 同紙の報道によると、このウィルスの複雑さ 全文をよむ
【政治部】ここ数日、わが国とアゼルバイジャン共和国との間の政治的対立はこの数年で最高潮に達している。在バクー・イラン大使館前で「神聖なる存在」への侮辱が行われたことが大きなきっかけとなって、わが国は同国から大使を呼び戻し、駐イラン・アゼルバイジャン大使もイラン外務省〔※原文では「わが国の大使館」とあったが、誤りと判断〕に呼び出す事態に発展した。このように、イラン=アゼルバイジャン関係には暗雲が立ちこめているのである。アゼルバイジャン共和国で開催されたユーロビジョン・コンテストも、イラン=アゼルバ 全文をよむ
国会の国家安全保障外交政策委員会の委員の一人は、イランとアゼルバイジャンの間で起きている緊張は、100%西洋の陰謀によるものだとした上で、「アゼルバイジャン当局が敵学を学び、隣国としての立場を〔正しく〕用いることで、西洋諸国の作り出した現在の緊張に満ちた雰囲気を終わらせることが必要だ」と述べた。 セイエド・ホセイン・ナグヴィー=ホセイニー議員は国会通信とのインタビューのなかで、アゼルバイジャンはアメリカ当局の強欲の眼差しに晒されている国の一つだとした上で、「これに沿う形で、シオニス 全文をよむ
【政治部】アゼルバイジャン共和国内で起きたイランに対する敵対的行動が原因で、わが国とアゼルバイジャンの間の政治的対立が頂点に達している。イランは〔駐イラン・〕アゼルバイジャン大使を〔イラン外務省に〕呼びだすとともに、駐バクー・イラン大使を〔本国に〕呼びもどしたためだ。 この決定は、在バクー・イラン大使館前で起きた侮辱行為を受けて下されたものである。テヘランとバクーの外交関係がぎくしゃくするようになってすでに久しいが、しかし今回、在バクー・イラン大使館前でイラン指導部への侮辱行為が行わ 全文をよむ
バーレーン人民はサウジ政府によるバーレーンのサウジアラビア併合案への抗議として、大規模なデモ行進を挙行、60以上のマナーマの主要路を封鎖した。 複数の報道によると、このデモは午後4時半にシャーフラ広場からディラーズ広場にかけて行われた。デモが行われたマナーマ西部の道路は、群衆で溢れかえった。バーレーン人民はこのデモで、祖国は売り物などではないと強調した。このデモは、同国の人民の主権と独立をおびやかす、サウジアラビアとの併合に向けた体制側の努力を拒絶することを目的としたものだった。 全文をよむ
ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※シーア派宗教指導者の位階の一つ〕のカーゼム・サディーギー師は、今週テヘランで行われた金曜礼拝での説教で、次のように述べた。 アメリカのゴーサインとサウジアラビアの直接的支援によって、各種の犯罪行為が、抑圧されたバーレーン人民に対して行われている。最近も、自分たちのやっていることに効果がないのを見るや、彼ら〔=サウジアラビア〕は自身のもつあらゆる種類の術策と軍事力を利用したばかりだ。彼らが最近になって示した陰謀は、自らの弱さをあらわにするも 全文をよむ
イラン外務省報道官のラーミーン・メフマーンパラスト氏は「〔イランは〕Google社に対し、ペルシア湾に代わる単語を使用した場合、彼らを提訴する予定である旨を警告した」ことを明らかにした。 イラン外務省報道官は昨日(オルディーベヘシュト月28日〔西暦5月17日〕木曜日)、記者団を前に、Google社が「イランに対して敵が新たな行動を起こす際のオモチャになっている」ことを指摘し、さらに「もしGoogle社がペルシア湾の名称を正しく用いなければ、イラン国民からの大いなるしっぺ返しに直面 全文をよむ
バーレーン臨代、外務省に呼び出し「イランはバーレーン情勢を懸念している」 駐テヘラン・バーレーン臨時代理大使は外務省に呼ばれ、バーレーンの現在の情勢に対するイラン・イスラーム共和国の懸念が伝えられた。外務省ペルシア湾第二課長はこの面会のなかで、バーレーン外相の発言に触れ、この主張を突っぱねた上で、バーレーン政府が同国情勢に対して適切な対応を採ることに期待を表明した。同課長は現在の難局を乗り越える唯一の方法はバーレーン人民の正当な要求にきちんと応えることであると強調した。 全文をよむ
こうしたなか、〔保守強硬派の夕刊紙として知られる〕ケイハーン紙の発行責任者を務めるシャリーアトマダーリー氏は、バーレーン人民は自らの本来の祖国への復帰を強く望んでいるとした上で、「自身から分離した一つの州(バーレーン)のイスラーム的祖国〔=イラン〕への復帰を求める権利が、イランにはある」と述べた。 数年前にもバーレーンはイランに復帰するべきだと述べて、イラン・バーレーン関係を緊張化させたことのあるホセイン・シャリーアトマダーリー氏は昨日、ファールス通信とのインタビューの中で、サウジ 全文をよむ
イラン、バーレーンの反応に警告 ホセイン・シャリーアトマダーリー氏「わが国の領土から分離した州の復帰を求めるのはイランの権利」 【政治部】イランで大きな反発を呼んだサウジアラビアによるバーレーン併合構想への反響が、今も続いている。 「バーレーンを簡単に呑み込むことなどできない」としたイランのアリー・ラーリージャーニー国会議長の発言への抗議として、昨日バーレーン外務省は、駐マナーマ・イラン代理大使を召喚し、抗議文書を手交した。その一方でAFP通信は、バーレーン国王の広報顧 全文をよむ
バーレーンをサウジアラビアに併合する案に対し、イランの国会議員らは猛烈に反発、議員190名が署名する非難声明を発表した。 〔サウジアラビアを治める〕サウード家と〔バーレーンを治める〕ハリーファ家が統治する二つの体制は、昨日リヤドで開かれたペルシア湾岸協力会議の会合のなかで、基本的に政治・安全保障上の性格を持ち、実質上バーレーンをサウジアラビアの小規模な州に変えてしまうこの案〔※〕に署名をする意向であることを示した。 ※訳注:ペルシア湾岸沿いのアラブ諸国が作る湾岸協力会議を 全文をよむ
イラン外相は、核不拡散条約やその他の大量殺戮兵器に関する様々な国際条約の枠内で定められた国際的な義務に、イランは忠実に従ってきたことを強調した上で、「同時にわれわれは、この条約の枠内における自らの権利の活用も決意している」と付け加えた。 イラン学生通信(ISNA)の報道によれば、