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2024-04-13 革命防衛隊、シオニスト体制関連の船舶を拿捕 ホルムズ海峡付近で (Iran紙)

 コンテナ船「MSC Aries」が革命防衛隊海軍特殊部隊により、ホルムズ海峡付近で拿捕された。      【イラン紙電子版国際部】コンテナ船「MSC Aries」が革命防衛隊海軍特殊部隊(SNSF)によって、ホルムズ海峡付近で拿捕された。ヘリコプターにより部隊を船舶の甲板に降下させる作戦が実行された。       船舶は現在、我が国《訳注:イラン》の領海に向けて誘導されている。       このコンテナ船はポルトガル船籍で、海運会社ゾディアックによって運航されている。同社はEyal Oferと 全文をよむ

2024-03-31 イラクの反イラン・テロ組織の指導者数人のパスポート取り消し、氏名を公開|命令文書の画像をご覧ください (Hamshahri紙)

 複数の情報筋は、イラン・クルディスタン民主党と呼ばれる分離主義者のテロ組織の指導者数人のパスポートを取り消すというイラク政府の処置について明らかにした。      【ハムシャフリー電子版】複数の情報筋は、イラク政府がイラン・クルディスタン民主党というテロ組織の指導者数人のパスポートの取り消しに取り掛かったことを明らかにした。       この情報筋によると、テロ組織イラン・クルディスタン民主党の指導者、モスタファー・ヘジュリー氏のパスポートを取り消したことに続き、イラク政府はこの組織の他の複数 全文をよむ

2024-03-27 イラン、石油タンカー「セント・ニコラス」の船員18人を釈放|アメリカによるイラン石油の窃盗事件 (Hamshahri紙)

 石油タンカー「スエズ・ラジャン」は、イラン暦1402年2月(西暦2023年4月)に積載していたイラン・イスラーム共和国産の石油を米国の指示のもとで盗み、同国の港に移送し、提供していた。      【ハムシャフリー電子版】フィリピン外務省は水曜日、石油タンカー「セント・ニコラス」に乗っていた同国の船員18人が無事帰国したと発表した。       イラン暦1402年10月21日(西暦2024年1月11日)、イラン・イスラーム共和国軍が、米国によるタンカー「スエズ・ラジャン」の違反とイラン石油の窃盗 全文をよむ

2024-02-28 パキスタン、イランの協力を得てとある密入国斡旋組織の壊滅を発表|イラン治安部隊の重要な作戦及びその詳細 (Hamshahri紙)

 パキスタンは、イラン・イスラーム共和国の協力により、同国はイランの治安部隊の支援のもと、とある密入国斡旋組織の制圧と4人のパキスタン人の拘束、及び誘拐された同国の2人の国民の救出に成功したと発表した。      【ハムシャフリー電子版】イスラマバードにあるパキスタン連邦捜査局(FIA)の公式声明によると、同局の在テヘラン連絡官事務所とイランの関連機関の連携により、パキスタンからイランへの密入国のネットワークが消滅した。       この声明にはこう述べられている。「両国の効果的な協力の結果、1 全文をよむ

2024-02-08 イルハム・アリエフ氏が再びアゼルバイジャン共和国大統領に|アリエフ氏は何パーセントの得票率で勝利したのか? (Hamshahri紙)

 イルハム・アリエフ氏がアゼルバイジャン大統領選挙で連続5回目の当選を果たした。      【ハムシャフリー電子版】昨年9月の軍事作戦とカラバフ地域の支配権回復を受けて、イルハム・アリエフ氏の今回の勝利は決定的なものと思われていた。アリエフ氏は92%の得票率をもって水曜日に行われた大統領選挙で連続5回目の当選を果たした。       アゼルバイジャン共和国中央選挙管理委員会のメザーヘル・パナホフ委員長は記者会見で、「アゼルバイジャン国民はイルハム・アリエフ氏をこの国の大統領に選出した」と述べた。 全文をよむ

2024-01-18 イランとパキスタンの国境での事案に対するジョー・バイデン氏の奇妙な反応 (Hamshahri紙)

 ジョー・バイデンアメリカ大統領は、イランとパキスタン間に生じた緊張に関して投影的声明を発表した。      【ハムシャフリー電子版】ジョー・バイデンアメリカ大統領は声明で、「イランとパキスタンの相互攻撃は、イランが地域内のどの国家にも受け入れられていないことを示している」と主張した。   ロイター通信によると、同大統領はイエメンのアンサールッラー[ホウスィー派]に対する攻撃は今後も継続すると述べた。       こうした声明が出された一方で、アメリカは、パレスチナ人に対し戦争犯罪を犯しているシ 全文をよむ

2024-01-17 アミール・アブドッラーヒヤーン氏「イスラエル首相ネタニヤフ氏は戦争が解決策でないことを理解すべき (Iran紙)

【イラン・オンライン政治部】イラン外相ホセイン・アミール・アブドッラーヒヤーンは、「ガザにおける虐殺をやめることは、レバノン南部での戦闘を止めうる。戦争が解決策ではないこととイスラエルの捕虜が解放されることはないだろうということをネタニヤフ氏は理解するべきだ。解決策は自明であり、停戦・強制移住の停止・人質交換である。」と述べた。   アミール・アブドッラーヒヤーン氏は、「戦後の国家運営のため、パレスチナの指導者との協議の中で解決策を審議する。解決策は、ガザ地区およびヨルダン川西岸地区のパレスチナ 全文をよむ

2024-01-13 米海兵隊員2名が行方不明 (Hamshahri紙)

 米中央軍司令部は声明にて、ソマリア沿岸海域で米海兵隊員2名が行方不明になったことを確認した。      【ハムシャフリー電子版】USNI[アメリカ海軍協会]ニュースのウェブサイトによると、この声明は「1月11日木曜日(デイ月21日)の夕方、2人の米海兵隊員がソマリア沿岸海域で作戦を遂行中に海上で行方不明となった」としている。       この声明では、作戦の安全面での問題と行方不明となっている隊員の家族への配慮から、捜索活動が続く限りこの件に関して他の情報を公開することはないとし、「現在この2 全文をよむ

2024-01-12 ロシア政府は、米国とその同盟国のイエメン攻撃に関して安全保障理事会会合の緊急開催を求めた (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー電子記事】   米国とその同盟国によるイエメンの一部地域への侵略攻撃後、ロシアはこの問題の調査のため、国連安全保障理事会会合の緊急開催を求めた。   ジョー・バイデン米国大統領とリシ・スナク英国首相は金曜の朝、イエメンの数か所を標的にした空海共同攻撃を発表した。   バイデン氏はオランダ、オーストラリア、カナダ、バーレーンもイエメン攻撃において米国と英国を支援していると述べた。   米国当局はウォール・ストリート・ジャーナルに対し、米国とその同盟国はフーシ派に属する12か所を標的 全文をよむ

2024-01-03 カタールにおける米軍駐留の延長 (Iran紙)

 西欧メディアは、米・カタール政府間でアルウデイド基地における米軍駐留を10年延期することで同意したと報じた。      【イラン電子版:国際部】アメリカCNNネットワークは本日[2024年1月3日](水曜)、同国の当局者4名の言葉を引用し、米・カタール間で大規模なアルウデイド基地における米軍駐留10年延長の合意が成立したことを報じた。       ロイター通信もある情報筋を引用し、「両国がこの点で合意に達し、公式発表を行うだろう」と綴った。       同通信社によると、アルウデイド空軍基地は 全文をよむ

2023-12-20 米国:ガザ地区の人質解放交渉は深刻 (Iran紙)

 ロイター通信は水曜日夕刻、ホワイトハウスの発表を引用し人道的停戦とガザの人質解放に関する交渉は極めて深刻になっていると報じた。      【イラン電子版国際部】ホワイトハウスは水曜日、ガザ地区への人道支援がヨルダンを通じて可能になったと報道した。       ロイター通信によると、ホワイトハウスは、ガザ地区に関するいかなる安保理決議もハマースへの非難を含むべきであると発表した。       加えて、ホワイトハウスは人道的停戦とガザにおける人質解放交渉が非常に深刻になっていると主張している。   全文をよむ

2023-12-15 イラン、サウジアラビア、中国の共同声明:パレスチナの未来はパレスチナの人々の意思を体現するものでなければならない (Jam-e Jam紙)

 イラン、サウジアラビア、中国の三か国共同委員会の初会合が金曜日、鄧励中国外交部副部長、サウジアラビアのワリード・ビン・アブドゥルカリーム・アル・ホレイジー外務副大臣、及びイラン外務省のアリー・バーゲリーキャニー政務担当次官を議長とし開催された。      【ジャーメ・ジャム電子版】会合の最終声明の一部は以下の通りである。       我々は、地域の安全と平和を脅かすガザの現状が続くことに懸念を表明する。       ガザにおける軍事作戦の即時停止と、民間人に対する永続的な援助の提供、パレスチナ 全文をよむ

2023-12-02 アミールアブドッラーヒヤーン外相の覚え書き|人間性への悲歌(5) (Iran紙)

−(続き)−    子供を殺害するシオニスト政権に反対して開催されている、また今後も開催される、アメリカとヨーロッパを含む世界の至る所で行われている数千人規模のデモは、人間的な感情が傷つけられたことを示す明らかな証拠である。したがって、ガザで行われた犯罪に刑罰が課されないままであってはならない。48日間にわたるガザに対する攻撃と犯罪において、シオニスト政権が大胆不敵であった主な理由は、おそらくこのように長期間にわたって刑罰が課されていないことであり、このことはアメリカとヨーロッパ諸政府の全面的な 全文をよむ

2023-12-02 アミールアブドッラーヒヤーン外相の覚え書き|人間性への悲歌(4) (Iran紙)

−(続き)−    政治化とダブルスタンダードの採用は、国際監視機関を巻き込んでいる災厄である。パレスチナは2015年以降、国際刑事裁判所規程[ローマ規程]の締約国となっており、その領土において犯された犯罪は当然、国際刑事裁判所の管轄下にある。国際刑事裁判所の検事はウクライナ危機の勃発から24時間後ただちに同国を訪れ、想定される事態の諸側面を調査する最大の調査チームを結成している一方で、1か月経過後、しかも世論の圧力を受け、パレスチナの抑圧された人々の支援のためではなくシオニストの犠牲者家族への 全文をよむ

2023-12-02 アミールアブドッラーヒヤーン外相の覚え書き|人間性への悲歌(3) (Iran紙)

−(続き)−    今日、国際社会は国際的なメカニズムの破綻を目の当たりにしている。国連憲章の規律に基づき、世界の平和と安全のために構築されていたメカニズムが、崩壊の危機にさらされている。国際人道法の既定の枠組みの中に秩序づけられていた人道の原則は、次々に侵害されている。国際連合が世界の共生のために歩んできた浮き沈みの激しい70年間の軌跡は、今や現代の野蛮さで評されるものとなってしまっている!もし、保護責任や人道的介入といった国際的なメカニズムを機能させるとするならば、その機能を発動すべき時はま 全文をよむ

2023-12-02 アミールアブドッラーヒヤーン外相の覚え書き|人間性への悲歌(2) (Iran紙)

−(続き)−    1949年のジュネーブ4条約は、武力紛争を人道的方法で解決しようとする人類の歴史的努力のエッセンスと考えられており、それらの共通第1条によれば、全ての政府はその規定を順守する責務を負っているばかりではなく、他国がその規定を遵守するよう保証しなければならない。それにも関わらず、現在に至るまで2万人以上が殺されており、そのうちの70%が子どもと女性である。負傷数はこの数字の4倍に上る。この数は、パレスチナでは日々増え続けているが、人道的原則の度重なる侵害に対して国際社会は依然とし 全文をよむ

2023-12-02 アミールアブドッラーヒヤーン外相の覚え書き|人間性への悲歌(1) (Iran紙)

 イラン外相は覚え書きの中で、シオニスト政権による48日間のガザ侵攻を非難しつつ、国際人道法の規定の法的地位と道義的有効性が重大な試練に晒されているとの認識を示した。      【イラン電子版】ホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン外相は覚え書きに次のように記した;       シオニスト政権によるガザ侵攻の48日間、国際人道法の規定の法的な地位と倫理的な有効性が重大な試練に晒され、占領者の存在が国際的な法制度の有効性に対し臆面もなく挑戦を仕掛けた。このような状況において、シオニスト政権当局が「 全文をよむ

2023-11-17 アザーンが響き渡る中、モスク内に手榴弾が投げ込まれる(動画付き) (Hamshahri紙)

        ラマッラーの西に位置するモスクからアザーンが流れていた時、シオニスト占領軍の兵士が手榴弾をモスク内に投げ込んでいる!      【ハムシャフリー電子版−外報部】ラマッラーの西にある町[村]ブドゥルスでモスクからアザーンが流れているとき、シオニスト占領軍の兵士が別の兵士に動画の撮影を依頼し、その直後に手榴弾をモスク内に投げ込んでいる!       この地域ではハマースに関する情報はないのだが、シオニストらはパレスチナ人のモスクに対し犯罪を行っており、このことはガザにおいてであれ、ヨ 全文をよむ

2023-11-16 バイデン米大統領、イランに関し中国側に要請 (Hamshahri紙)

 ある米国政府関係者の言によれば、同国大統領が中東地域の最近の動向を受けて実施した中国国家主席との会見で、イランに関しある要請を行ったという。      【ハムシャフリー電子版】米国政府高官は、ガザでの戦争をめぐる最近の地域危機を主要議題の一つとして実施されたジョー・バイデン米大統領と習近平国家主席の4時間に及ぶ会談の後、以下のように述べた。「バイデン大統領は中国に対し、イランへの自国の影響力を行使してイランの≪挑発的な行動≫を自制するよう要請した。」   ロイター通信はこれに関して、中国当局は 全文をよむ

2023-11-02 リチャード・フォーク元国連人権理事会特別報告者「大量虐殺の責任は国連安保理に」本紙インタビュー(2) (Jam-e Jam紙)

―(続き)―   ◆今まで度々、国連の構造は世界各国のために改革されるべきであり、特定の勢力のロビー活動から生み出された現在の構造から脱却すべきだと指摘されてきました。しかしながら、その決意は見られず、現在、パレスチナ危機においてこの問題がはっきりと現れています。      ― その通りです。これはまさに、我々が長年にわたって目にし続けている、苦い真実なのです。国際機関の構造や、アメリカやその同盟国がほしいままに操ってきた権力は、現在の世界に見られる数多くの危機に原則的、法的、かつ実践的に対応す 全文をよむ

2023-11-02 リチャード・フォーク元国連人権理事会特別報告者「大量虐殺の責任は国連安保理に」本紙インタビュー(1) (Jam-e Jam紙)

 間違いなく、最近のパレスチナ情勢の最も主要な敗北者は国連である。たとえ、国連のグテーレス事務総長が自らの発言の中で、ガザにおけるシオニストの犯罪について述べたとしても、国連の構造とシステムが生み出した実際的な結果は、ガザ地区とヨルダン川西岸地区でのイスラエル政府による犯罪継続以外の何ものでもない。       このような状況の中で、ガザで数千人もの罪のない子どもや女性たちが殺害されているにもかかわらず、なぜエルサレム占領政権[イスラエル]に対して一つの声明も決議も採択されないのかということに、 全文をよむ

2023-10-26 パレスチナに対する犯罪 フランスの歴史的役割 (Iran紙)

 ガザでパレスチナ一般市民——その大部分は女性と子供であるのだが——が連日殺戮され、水と電気といった基本的なライフラインが奪われるとともにインフラや住居も破壊されているという状況にも関わらず、マクロン大統領が被占領地を訪問し、シオニスト政権を全面的に支持しているのには、簡潔に言えば歴史的な背景が影響している。      1 フランスはアメリカや被占領地に次いでユダヤ人が多く、50万から60万人にのぼると見られるユダヤ人口を抱えており、ヨーロッパで最も体系化されたユダヤ人組織を有している。フランス 全文をよむ

2023-10-19 アメリカによるガザ地区の管理 (Iran紙)

 シオニスト政権によるアルモーメダーニー病院の患者らに対する犯罪は、本日、ヨルダン国王アブドゥッラー2世、ジョー・バイデン米国大統領、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長、エジプトのアブドゥル・ファッターフ・スィースィー(シシ)大統領による4者会談がヨルダンで開催される予定だった中で行われた。しかしヨルダンはこの会談を中止することを決定した。なぜならシオニストらの犯罪が、シオニスト政権の今回の措置に対する大きな憎悪の波を世界全体とアラブ世界に引き起こしたからである。       シオニ 全文をよむ

2023-10-12 ガザでパレスチナ一般市民への虐殺が継続 (Iran紙)

 ガザ地区のパレスチナ自治政府広報局は本日木曜日、シオニスト体制軍[イスラエル軍]がガザ地区のパレスチナ人家族に対して30件の虐殺を行ったという声明を発表した。      【イラン電子版】この声明には、この30件の虐殺で220人以上のパレスチナ人が亡くなり、その大部分が女性と子供だったと述べられている。       これによると、シオニストという敵による直近の犯罪はシャハーブ族に向けたもので、これによって44人のパレスチナ人が虐殺された。       この犯罪でシャハーブ族が居住していた複数の住 全文をよむ

2023-10-08 バハーイー教徒とシオニストの親密で組織的な関係を表す文書 (Jam-e Jam紙)

 バハーイー教徒ショウギー・エフェンディー[バハーイー教の守護者]の言葉は、イスラエル占領体制との戦略的つながりを示している。       ショウギー・エフェンディーはイラン太陽暦1330(西暦1951/52)年、ノウルーズのメッセージ(新年のメッセージ)にてイスラエル建国に満足の意を表し、イスラエルの体制の成立を神の約束に従ったものと紹介している:      「ハリール[アブラハム]の子孫とキャリーム[モーセ]の相続人に対する神の約束が証明されたことは明らかである。イスラエル国家がかの神聖な地 全文をよむ

2023-10-06 アゼルバイジャン大統領が我が国の道路・都市開発大臣と会談「イランとアゼルバイジャンの友好は地域にとって重要」 (Jam-e Jam紙)

 アゼルバイジャン大統領はイランのメフルダード・バズルパーシュ道路・都市開発大臣と会談し、イランとアゼルバイジャン両国政府間の関係の重要性を強調した。      【ジャーメ・ジャム電子版】イルハム・アリエフ大統領は幹線道路橋と国境インフラの建設、および地域内沿岸防衛施設関連プロジェクトの着工式の重要性を強調し、この式典は両国の友好関係の最大限の強化に役立つものとなるだろうと述べた。       アゼルバイジャン大統領はまた、地域内諸国の参加を得て地域問題を解決することの重要性を強調し、アゼルバイ 全文をよむ

2023-10-01 PKKがアンカラで発生した自爆攻撃をめぐり犯行声明 (Hamshahri紙)

 トルコのクルディスタン労働者党(PKK)はアンカラで発生した自爆攻撃をめぐり犯行声明を出した。      【ハムシャフリー電子版】Sky News ArabiaはPKKがアンカラの内務省付近で起きた自爆攻撃の犯行声明を出したと報じた。       これよりも前、メディアはトルコ内務省付近で爆発があったことを報じていた。       トルコのアリ・イェルリカヤ内相は、テロ攻撃はアンカラ中心部にある内務相庁舎付近で発生したと述べた。       2人の襲撃犯はアンカラの警察署付近と議会付近で爆弾テ 全文をよむ

2023-09-12 27回のイランの攻撃は失敗した/テヘラン中心部で復讐する! (Hamshahri紙)

 シオニスト政権の諜報機関(モサド)の長官が、イラン・イスラーム共和国に対する新たな威嚇と妄言を繰り返した。      【ハムシャフリー電子版】デイビッド・バルネア長官は日曜日、イランは無人航空機に加えて、短距離と中距離ミサイルをロシアへ売却するつもりだったが、この協約は阻止されたと主張した。       同氏はさらにこう付け加えた。「イランは、さまざまな武器をロシアに売却する計画であるが、こうした行動にも対抗していく。」       バルネア氏は、イラン・ロシアの軍事協力によるロシア製武器のイ 全文をよむ

2023-09-11 (画像)アフガニスタン製最初の自動車が発表/ターリバーンの自動車の外観を見よ (Hamshahri紙)

 少し前に、ターリバーン政権はマーダー9という名のアフガニスタン製スーパーカーを発表した。この車はカタール国際モーターショーにて一般公開された。      【ハムシャフリー電子版】テジャーラト・ニュースによると、昨年の冬にターリバーンはソーシャルネットワーク上で、あるアフガニスタン人の若者が作った、マーダー9という名のスーパーカーに関する動画を公開した。       このモハンマドレザー・アフマディーという名の若者は、高等教育をイランで受けたようで、アフガン人技術者30名からなるチームの協力を得 全文をよむ

2023-08-21 ロシアの通信社スプートニクの専門家が本紙インタビューで発言 モスクワでイラン製の兵器が異例の高評価/どのイラン製兵器が世界の注目を集めたのか? (Hamshahri紙)

 イラン・イスラーム共和国陸軍司令官の最近のモスクワへの訪問で、両国は相互防衛協力を様々な領域に広げることで合意した。両国の関係はこれまで以上に拡大しており、専門家らは、双方がこの分野における二国間の戦略的協力の強化に取り組んでいると考えている。      【ハムシャフリー電子版:アリーレザー・アフマディー】アミール・キユーマルス・ヘイダリ―司令官のモスクワ2023軍事展示会とロシア陸軍訓練機関、及び同国の軍需企業への訪問は、欧米諸国、特に米国が以前にも増して憂慮のうちにテヘランとモスクワの防衛 全文をよむ

2023-07-20 イスラエル大統領のイランに関する新たな言及 (Jam-e Jam紙)

イスラエル[訳注:原文は「シオニスト政権」と表記]大統領は、会議における最新の発言において、アメリカとイスラエルにとっての最大の課題はイランであると述べた。      アメリカを訪問中のイスラエル大統領イツハク・ヘルツォグ氏は、昨日水曜、米国議会議員らの会議にて演説を行い、イランの脅威について荒唐無稽な発言を続け、我が国[イラン]をアメリカとイスラエルにとっての最大の難題であると述べた。      イスラエルタイムズによると、ヘルツォグ氏は演説の中で以下のように主張したという。   「イランは、 全文をよむ

2023-07-03 ハーッジ・ホセインのソウハーンが犠牲に!/イラン・インターナショナルなどがハーッジ・ホセイン・ソウハーニー司令官死去を報じた件 (Hamshahri紙)

 反イラン・反抵抗メディアは、自らの反イラン感情に過剰に熱狂し興奮するあまり、あるフェイクニュースを報じ、そのフェイクニュースに基づいた分析までも発表した。      【ハムシャフリー電子版】イラン紙は、「今回の件は、イラクの抵抗運動に近いあるメディアが、反イラン・反抵抗のメディアに報道させるために『ハーッジ・ホセイン・ソウハーニー司令官が死去』と題するフェイクニュースを発表したことから始まった」と記した。       もちろん、この名前は実在する人物の名前ではなく、実際はゴム[ゴム州の州都で、 全文をよむ

2023-07-01 スウェーデンでの聖クルアーン冒涜に対するイランの反応 (Iran紙)

【イラン紙】スウェーデンの過激主義者による聖クルアーンの冒涜とムスリムの聖典の焼却は、イスラーム諸国及び非イスラーム諸国に非難の波を引き起こしている。       イランでもこの事件を受けて、大使不在中のスウェーデンの代理大使が外務省に召喚され、イランの抗議が伝えられた。ホセイン・アミールアブドッラーヒヤーンイラン外相もツイートを投稿して、以下のように記した。「この行動を民主主義や自由と呼ぶことは、単にテロリズムと過激主義を助長するだけである。その煙はどの方角よりも先に欧米の人々の目に入るだろう 全文をよむ

2023-06-24 ロシアでの最近の事件に対するイランの最初の反応/ワグネル反乱に関するキャナアーニー報道官の見解 (Hamshahri紙)

 ナーセル・キャナアーニー外務省報道官は、ロシアにおける最近の事件を同国の国内問題であると見なした上で、「イラン・イスラーム共和国はロシア連邦における法の支配を支持する」と述べた。       昨夜[イラン暦1402年ティール月2日、西暦2023年6月23日]、各報道機関はモスクワの地元ラジオを引用し、大統領府の命令により、ロシア軍はモスクワに戒厳令を布告したと報じた。       タス通信[ロシア国営通信社]は、土曜日朝、準軍事組織であるワグネルのエフゲニー・プリゴジン代表の物議を醸す発言を受 全文をよむ

2023-06-23 イランとの鉄道接続がサウジアラビアの議題に (Hamshahri紙)

 アラブの情報筋は、サウジアラビアがイランとの鉄道接続を検討していると伝えた。      【ハムシャフリー電子版】クウェート紙アルジャリーダは、フランス紙ル・フィガロの中東上級特派員ジョルジュ・マルブリュノ氏が、サウジアラビアはクウェートとイラクのバスラを経由してイランとの鉄道接続を検討していると話した、と報じた。       ル・フィガロの記者は、サウジアラビアの情報筋の話としてこの情報を伝えた。この情報筋は最近、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子に同行してフランスを訪問し、サウジアラビア・フ 全文をよむ

2023-06-02 アゼルバイジャン政府のイラン政府に対する新たな措置 イランは多数の不動産をバクーに所有… (Hamshahri紙)

 ある消息筋はアゼルバイジャン政府がバクーのイラン文化参事官室の閉鎖を試みていることに関して、「文化参事官室代表者[参事官]を追放した後にイラン・イスラーム共和国文化参事官室を閉鎖することは最近の両国間の不和を理由とした言いがかりである」と述べた。      【ハムシャフリー電子版】この消息筋は「イラン・イスラーム共和国は常に隣国との関係において良心的であり、非論理的で感情的な緊張を高める行為の自制と対話による両国間の問題の解決を望んでいる。そのため、この問題に関して一部のアゼルバイジャンメディ 全文をよむ

2023-05-29 ウクライナ議会が対イラン制裁の実施を承認 50年間の対イラン制裁を提案! (Hamshahri紙)

 ウクライナ議会はイラン経済の一部に制裁を加える政府の提案を承認した。      【ハムシャフリー電子版】ヴェルホーヴナ・ラーダ(ウクライナ議会)は、イラン・イスラーム共和国に対し部分的な制裁措置とその他の制限措置を課すとするウクライナ国家安全保障・国防会議の決定を承認した。       Ukrinform[ウクライナ国営報道機関]のウェブサイトは、提案書が50年間の対イラン制裁の実施を求めていると報じている。この文書はウクライナ・イラン間の貿易活動の禁止と、ウクライナ領土における資源の中継、航 全文をよむ

2023-05-26 カザフスタンがイラン港湾への投資を提案 (Iran紙)

【イラン電子版】カザフスタン大統領は、ユーラシア経済連合によるイランの港湾への共同投資は同連合の発展を促すものであると評価した。       ロシア国営タス通信によると、カシムジョマルト・トカエフ大統領は最高ユーラシア経済評議会の会合において、南北輸送回廊を、カスピ海横断国際輸送ルートと並行して開発すべきであると述べた。       同大統領はさらに、「ユーラシア経済連合が最終的にヨーロッパとアジア、そして世界の南北を結びつけるものになると確信している。我々は、中国、インド、パキスタン、イラン、 全文をよむ

2023-05-10 中国、ターリバーンに予想外の批判 アフガン女性への対応をめぐって (Hamshahri紙)

 中国は今日ターリバーンに対し、女性の教育を受ける権利と社会生活の権利を剥奪するのをやめ、テロ対策に向けさらに強固なアプローチをとるように求めた。      【ハムシャフリー電子版】AP通信によると、中国外務省の汪文斌報道官は、「国際社会は依然としてアフガニスタン暫定政権に大きな懸念と期待を抱いており、その中にはアフガニスタン側がバランスの取れた慎重な内政および外交の実施にさらなる歩みを進め、女性と子どもの利益と権利を保護し、テロ対策としてより多くの具体的な成果を得られるアプローチとなる、一層断 全文をよむ

2023-04-26 ジャムシード・シャールマハドの死刑判決に対するドイツの反応/駐イラン独大使はテヘランに向け帰任の途次 (Hamshahri紙)

 反体制テロ組織「トンダル[稲妻]」を指導したジャムシード・シャールマハドに対する死刑判決を受け、独が反応を示した。      【ハムシャフリー電子版】独外務省は、本日水曜、反体制テロ組織「トンダル」の指導者ジャムシード・シャールマハドへの死刑判決に対して反応を示し、執拗で干渉的な姿勢を示しつつ、この判決を容認できないものとした。       アナレーナ・ベアボック独外相もこの問題に介入して以下のように述べている。「職務で任地を離れていた駐イラン独大使は、シャールマハドの件に介入するためテヘラン 全文をよむ

2023-04-18 UAEとカタール 近く国交正常化へ (Hamshahri紙)

 アラブ首長国連邦(UAE)のある高官は、カタールとUAEが外交関係の再開よび両者の大使館の再開を計画していると発表した。      【ハムシャフリー電子版】クドス・アラビー紙[Al-Quds al-Arabi;ロンドンに拠点を置く独立系アラビア語紙]の報道によれば、あるUAE高官が、「カタールとUAEは外交関係の再開および両国の大使館の再開を計画している」と発表した。       同高官は、カタールとUAEが6月中旬に両国の大使館を再開し、新たな大使を任命するとの見立てを示した。        全文をよむ

2023-04-16 イラン・イスラーム共和国大統領は新しいトルコ大使の信任状捧呈式で強調 パレスチナ人の支援は全イスラーム諸国共通の立場 (Jam-e Jam紙)

 大統領は、抑圧されたパレスチナ人の支援は全イスラーム諸国共通の立場であるとして、「今日の抑圧されたパレスチナ人に対するシオニスト政権[イスラエル]の蛮行に対抗することが、ムスリムたちが政治家に対して求めることである。従って、イスラーム諸政府がシオニスト強奪政権の蛮行に対して、さらなる協調を図って対抗していく必要がある」と述べた。      【ジャーメ・ジャム電子版】アーヤトッラー セイイェド・エブラヒーム・ライ―スィー大統領は、新トルコ大使ヒジャビ・クルラングチ(Hicabi Kırlangı 全文をよむ

2023-04-14 ラマダーン月のイラン大使館主催レセプションに関するトルコ紙の主張 在アンカライラン大使館の反応 (Hamshahri紙)

 在アンカライラン大使館は、同大使館主催のイフタールのレセプション開催に関するトルコ紙の主張(※)を「事実無根且つ真っ赤な嘘」とした。      【ハムシャフリ―電子版】イェニ・シャファック(Yeni Şafak)紙はラマダーン月に在トルコイラン大使館が行った接遇やプログラムを批判し、同レセプションに一部の政治グループや政治団体を招待したことについてある主張を展開する記事を掲載したが、これ受けてイラン大使館は、「イェニ・シャファック紙がイラン・イスラーム共和国大使に責めを負わせていることは、完全 全文をよむ

2023-04-04 日本アニメ映画、中国で驚きの興行収入に! 10日で8100万ドル (Hamshahri紙)

 ハリウッドが中国での映画興行に攻勢をかけていたにもかかわらず、日本のとある映画が、このアジアで最も人口の多い国の映画興行収入ランキングで1位になった。      【ハムシャフリー電子版】アニメーション映画『すずめの戸締り』が、興行収入2200万ドルで中国の週間映画ランキング一位となった。この若者向けコメディドラマは、一般公開から2週目の中国で依然として観客の人気を集めている。       中国では、公開から10日で、この話題の日本アニメーション映画の興行収入は8100万ドルという非常に良い数字 全文をよむ

2023-04-04 ネタニヤフは国内反発の危機回避に躍起/イスラエルはイスラーム世界の団結を恐れている (Jam-e Jam紙)

〜本紙電子版が地域問題の専門家へのインタビューをもとに、シオニスト政権による直近のシリア攻撃の原因を探る〜       西アジア地域の専門家は、「シオニスト政権がシリアに対して仕掛けた盲目的で卑劣な攻撃は、占領地の住民がネタニヤフ政権に加えてきた極度の圧力が同政権に対し焦りをもたらしていること、またそのため同政権は国内情勢の危機的状況を抑制し得る成果を求めていることを示している」と述べた。      【ジャーメ・ジャム電子版】セイエド・レザー・サドゥロルホセイニー氏は、本紙電子版のインタビューで 全文をよむ

2023-04-03 米国が恐れた外遊;ワシントンの重要な戦略は失敗したのか(5) (Iran紙)

(続き)   ◆米国は何を恐れているのか?       諸々の指標や解釈は、国際システムに対する米国支配の時代が終焉に近付いており、現在、我々は国際秩序の移行期を迎えていることを示している。       ロシア・中国の両国は、21世紀の初め頃から米国の優位に挑もうとし、いわゆる「ソフトバランス」戦略の導入を図っており、現在に至るまでこの戦略を一般的に、上海協力機構、BRICS、ユーラシア経済連合、および一帯一路プロジェクトなどの地域的および世界的な機構を通じて実行してきた。       一方、公 全文をよむ

2023-04-03 米国が恐れた外遊;ワシントンの重要な戦略は失敗したのか(4) (Iran紙)

(続き)   ◆共通の脅威としてのアメリカ       米国メディアは、プーチン大統領と習氏の会談を、米国の影響力に対抗するための両国の接近と表現し、情勢を不安定化させるNATOの行動に反対する中露両大統領の共同声明に言及した。       CNNは、国際関係専門家アレクサンダー・コロレフ氏の発言を引用し、「ロシアと中国の共同声明は、多くの国際問題に関する見解とそれに対するグローバルなアプローチについて、両国の立場が総合的には一致していることを示している。彼らが米国を安全保障上の大きな脅威と見做 全文をよむ

2023-04-03 米国が恐れた外遊;ワシントンの重要な戦略は失敗したのか(3) (Iran紙)

(続き)   「シベリアの力2」(※1)が中国に到達!       2022 年 2 月 24 日にウクライナ危機が始まった後、ロシアは自国の石油とガスの資源を特別に値下げすることで常に輸出先を探し求めてきた。これを背景に、ロシアの 2 大顧客であるインドと中国は、割引価格でロシアのエネルギー資源を購入し始めた。       2022年1月、つまり2月24日の危機が始まる前では、インドによるロシア産原油の輸入量は日量10万バレル未満だったが、この量は2023年1月には16倍に、つまり日量160万 全文をよむ

2023-04-03 米国が恐れた外遊;ワシントンの重要な戦略は失敗したのか(2) (Iran紙)

(続き)   発展計画;人民元・ルーブルの取引から2000億ドルの貿易まで       習近平氏のモスクワ訪問は対応にあたったロシア側の高官らの過去に例のない歓迎を伴った。それ以降、プーチン氏と習氏の非公式ながら親密な対話は、全マスコミがこぞって報道する注目ニュースとなった。       翌日、歓迎プログラムはまず、ロシアのミハイル・ミシュスチン首相との面会で始まった。この会談では、習近平国家主席がプーチン氏と同首相を「一帯一路」経済プロジェクトの第3回国際会議に参加するよう招待したとされている 全文をよむ

2023-04-03 米国が恐れた外遊;ワシントンの重要な戦略は失敗したのか(1) (Iran紙)

 中国国家主席のモスクワへの訪問は米国が最も恐れていたことを現実のものにした。ワシントンの高官らはウクライナ危機を口実に、「モスクワ・北京分離」戦略を完全に実施することを望んでいたが、この目論見は習近平のモスクワ訪問と「12項目の平和計画」の提案によって失敗した。      【イラン電子版】1402年ファルヴァルディーン月1日から3日(西暦2023年3月21日から23日)、クレムリン宮殿は、中華人民共和国国家主席としての再選後初めて公式訪問を行った人物[習近平氏]を歓待した。       習近平 全文をよむ

2023-03-20 テヘラン-リヤド合意に対するボレル氏の反応 JCPOA(核合意)再建への影響は? (Hamshahri紙)

 欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は記者会見で、イランとサウジアラビアの関係再開は、地域の安定性を高めるのに役立つだろうと強調した一方で、核合意再建のプロセスには影響を与えないとの認識を示した。      【ハムシャフリー電子版】EUジョセップ・ボレル外交安全保障上級代表が、欧州対外行動局のウェブサイトで詳細が公開されているEU・イラク協力会議の記者会見の前に、イランとサウジアラビアの合意について次のように述べた。「近頃、イランとサウジアラビアの関係が正常化したのを目の当たりにした。 全文をよむ

2023-03-12 中国、イランとペルシア湾岸諸国の首脳会議開催を計画 (Hamshahri紙)

 ある米国紙は、中国がイランとペルシア湾岸諸国の首脳会議の開催を計画していると報じた。      【ハムシャフリー電子版】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは本日日曜日に、中国はイランとペルシア湾岸諸国の首脳会議を開催しようと計画していると報道した。       これに関する同紙の報道は以下の通りである:(先週)金曜日、中国は7年ぶりのイランとサウジアラビアの関係回復のために仲介した。北京の発表によると、これまで報道されていなかったイランと湾岸協力理事会の6カ国の間の拡大会合は、今月下旬に予定 全文をよむ

2023-03-12 国際問題専門家ラフマーン・ガフレマーンプール氏が本紙インタビューで説明 イランとサウジアラビアの合意の世界的影響(2) (Hamshahri紙)

〜域内での米国の地位が揺らいでいるのか?/域内諸国の対米政策変化の時/JCPOAとは無関係の合意〜      (続き)   −この合意の後、中国が米国に取って代わったと評価できますか。       中国が米国に取って代わると言うのは時期尚早ですし、中国自身にそうした動機や関心はなく、また地域の現状においてそのようなことはあり得ません。    依然米国はサウジアラビアやヨルダンやUAE、また戦略的同盟国たるイスラエルやカタールにとっての主要アクターかつ安全保障の主要な提供者であり、中国が中東で米国 全文をよむ

2023-03-12 国際問題専門家ラフマーン・ガフレマーンプール氏が本紙インタビューで説明 イランとサウジアラビアの合意の世界的影響(1) (Hamshahri紙)

〜域内での米国の地位が揺らいでいるのか?/域内諸国の対米政策変化の時/JCPOAとは無関係の合意〜       国際問題専門家のラフマーン・ガフレマーンプール氏は、中国が米国に取って代わると言うのは時期尚早であり、中国自身にそうした動機や関心はなく、また地域の現状においてそのようなことはあり得ないと考えている。      【本紙−ファターネ・アハディー】イランとサウジアラビアの合意の後、多くの人々がこの二国間関係を超えたレベルでの様々な分析を行っている。米国やその他の国々の行動を考察し、それらの 全文をよむ

2023-02-18 イラン、ISのシリアでの犯罪行為を非難 (Jam-e Jam紙)

 外務省報道官は、シリアの都市ホムス郊外におけるI Sの犯罪行為を非難するとともに、「現在の米国政府による政策とアプローチは、同政府の、テロとの戦いを含む国際的課題への対応においてダブルスタンダードが継続していることを示している。」と述べた。      【ジャーメ・ジャム電子版】ナーセル・キャナアーニー報道官は、無実の民衆とシリア軍から50人超の殉教者を出すに至ったシリアのホムス郊外におけるI Sテロ集団の野蛮なる犯行を強く非難した。       同氏は、シリア政府と国民に哀悼の意を表すとともに 全文をよむ

2023-02-07 駐アレッポイラン総領事の説明 イランによるシリア地震被災者支援計画 (Jam-e Jam紙)

 シリアのアレッポ市駐在イラン総領事は、同国北部の地震被災地における最新の状況を説明した。      【ジャーメ・ジャム電子版】ナヴァーブ・ヌーリー駐シリアイラン総領事は、同国北部の地震被災地における最新の状況について、メフル通信の取材で明らかにした。       同氏は、シリア北部の地震発生地における最新の状況に関する質問に答えた際、以下のように発言した。「昨日(月曜)の朝方、大地震がトルコとシリアを襲い、アレッポ市でも激しい揺れが感じられ、不幸なことに多数の犠牲者と甚大なる損害をもたらした。 全文をよむ

2023-02-07 殺人を犯した8人の選手 その恐ろしい犯行/残忍な殺人に終身刑 (Hamshahri紙)

 アルゼンチンの裁判所は、殺人の罪で5人のラグビー選手に終身刑を言い渡した。      【ハムシャフリー電子版】アルゼンチンの裁判所は、10代の若者を殴打して殺害した罪で、同国のアマチュアラグビー選手5人に終身刑を言い渡した。この事件の他の3人の被告も15年の拘禁刑が宣告された。       ラグビーチームのメンバーだった5人を含む 8人の男たちは、2020年にナイトクラブの外でパラグアイの法律学生フェルナンド・バエズを殺害した。       喧嘩はナイトクラブ内で始まったのち、通りに出て続けら 全文をよむ

2023-02-05 米国のジェット戦闘機が偵察用との疑いのある中国の気球を撃墜 (Hamshahri紙)

 米軍のジェット戦闘機は偵察用との疑いのある中国の気球を、米国領空に侵入した一週間後の土曜日に、サウスカロライナ州沿岸で撃墜した。      【ハムシャフリー電子版】ロイター通信によると、ジョー・バイデン大統領はこの中国の気球を撃墜する命令を水曜日に発し、(この命令は)緊張状態にある米中関係をさらに悪化させる原因になったが、アメリカ国防総省は、航空輸送ルートの上空数千メートルの地点から落下する破片から民間人を守るため、気球が海上に出た時にこの撃墜(命令)を実行するよう指示していた。        全文をよむ

2023-01-31 ターリバーン幹部らが最高指導者の解任を検討 この決定の理由 後任は誰になるか (Hamshahri紙)

 消息筋が「News 18」に語っているところよれば、ターリバーン幹部らは、女子教育の禁止が政府の一体性を脅かすとの理由で同組織の最高指導者ムッラー・ハイバトゥラー・アクンザダ師を解任することを検討中である。      【ハムシャフリー電子版】オンライン紙「インディペンデント」によれば、同消息筋は、現ターリバーン副首相のムッラー・アブドゥルガニー・バラーダル師がターリバーン最高指導者の後継を務める可能性のある人物として名前が挙がっているが、ムッラー・ハイバトゥラー師の解任に関する議論は未だ初期段 全文をよむ

2023-01-31 オーストラリアがイランの16の個人と団体に制裁措置 (Jam-e Jam紙)

 オーストラリアは、対イラン制裁措置の対象に新たに16の個人と団体を追加した。      【ジャーメ・ジャム電子版】オーストラリアは火曜日、イラン・イスラーム共和国軍のセイエド・アブドルラヒーム・ムーサヴィー総司令官と民兵抵抗部隊バスィージの複数の幹部を含む16のイランの個人と団体に対して渡航制限と資産凍結を科した。       欧米諸国とオーストラリアが最近行なったイランでの人権侵害の主張を受け、新たな制裁はイランの当局者や団体を対象としている。       制裁措置のもう1つの理由は、ウクラ 全文をよむ

2023-01-20 アフガニスタンで寒冷被害が増加 (Jam-e Jam紙)

 複数の報道によると、厳しい寒さと降雪、凍結により、過去8日間で少なくとも70人のアフガニスタン人が死亡し、家畜7万頭が死ぬ被害も出た。      【ジャーメ・ジャム電子版】また地元当局は、「アフガニスタンで寒冷被害件数は増加していくと見られる」と述べている。       AFP通信が報じているところによると、今年の冬は近年で最も寒い冬だとアフガニスタン気象局長は述べているという。       この一週間、アフガニスタンの一部の地域では気温がマイナス33度にまで達した。       バーフタル通 全文をよむ

2023-01-20 シリア人権監視団 シリアにある国際有志連合の基地がドローン攻撃の標的に (Jam-e Jam紙)

 シリア人権監視団と称する団体は、「シリア、ヨルダン、イラク国境の三角地帯にある国際有志連合のタンフ基地が、この数時間の間に出所不明のドローンによる攻撃を受けた」と発表した。      【ジャーメ・ジャム電子版】同監視団は以下のように記した。「この攻撃により自由シリア軍の隊列が被害を受け、米国が主導する国際有志連合軍はこれを受けて警戒態勢を敷いた。」       タンフ基地の発表によると、この攻撃は、過去5ヵ月以上にわたる期間において同連合軍に対して行われた初めての攻撃だという。       昨 全文をよむ

2023-01-16 ドイツがイラン大使を召喚 (Hamshahri紙)

 ドイツ外務省報道官は、人権問題を理由とする駐ベルリンイラン大使の召喚を発表した。      【ハムシャフリー電子版】ロイター通信によると、独外務省報道官は、同国が駐ベルリンイラン大使を外務省庁舎に召喚したと語った。       独外務省は、イラン当局の行ってきた措置に対する、人権問題にかかわる懸念について話し合うためにイラン大使を召喚した。 全文をよむ

2023-01-15 西岸併合に向けテルアビブが動きを加速(2) (Hamshahri紙)

(続き)   シンベト[イスラエル総保安庁]動員に向けた要求       シオニスト連立新政権の反パレスチナ人的行動は、ヨルダン川西岸の一部地域併合では終わらない。ウェブサイト「ミドルイーストモニター」の昨日の報道によれば、イタマル・ベン・グヴィルはベンヤミン・ネタニヤフに対し、シオニスト政権の諜報治安機関(シンベト)を通じた占領地のアラブ人社会への対処を要求するつもりだと発表した。       国家安全保障相の地位にあるイタマル・ベン・グヴィルは、最近パレスチナの旗を占領地の公共の場所から撤去 全文をよむ

2023-01-15 西岸併合に向けテルアビブが動きを加速(1) (Hamshahri紙)

 ベンヤミン・ネタニヤフ急進派内閣は、シオニスト[イスラエル人]入植者のためにヨルダン川西岸の新たな地域を占領しようとしている。      【本紙−バハーレ・モヘッビー】シオニスト体制の内閣で最も極右的な内閣が発足して僅か数週間しか経過していない一方、挑発的で反パレスチナ的な行動がベンヤミン・ネタニヤフ指導の下で日ごと激しさを増している。最新の事象で言えば、ネタニヤフ内閣がヨルダン川西岸にある同氏が言うところの「敵の属地」をシオニストの入植者に引き渡すつもりだと発表した。       ヨルダン川 全文をよむ

2023-01-08 カーブルの様相を変えるためのターリバーンの試み 宮殿風の家屋がカーブルに出現 (Hamshahri紙)

 ターリバーンはカーブルの街並みを変えることで自身の都市行政管理能力を示そうと試みている。      【ハムシャフリー電子版】ターリバーンによるカーブル支配から1年以上が経過し、現在同集団の高官はアフガニスタンの首都で同都市の様相を変えるべく措置を講じている。ワシントン・ポスト紙はカーブルの情況に関する記事の中で、ターリバーン高官がアフガニスタンの首都の様相を変えるべく野心的な計画を開始したと記した。       カーブルは人口500万人を抱える賑やかな大都市であるが、未だに過去の戦争や内紛、外 全文をよむ

2023-01-06 ターリバーンと中国 石油に関する25年間の協定の詳細 露も予備的協定に署名 (Hamshahri紙)

“ターリバーンは中国とアムー・ダリヤーでの石油プロジェクトに関する25年間の協定を結んだ。同協定によれば、中国は、今後3年間は毎年1.5億米ドルを、その後の22 年間は毎年5.4億米ドルをアフガニスタンに対して投資する”      【ハムシャフリー電子版】エネルギー関連ニュースサイトのOilprice.comの報道によれば、ターリバーンは中国と石油に関する国際的な協定に署名した。ターリバーンにとっては同組織が2021年にアフガニスタンで政権の座についてから初の国際的な協定だ。       ターリ 全文をよむ

2023-01-05 ラバトとテルアビブの国交正常化以降の異常な関係 モロッコ―イスラエル間の軍事協定 なぜモロッコとイスラエルの政治関係は進展しなかったのか(2) (Hamshahri紙)

(続き)   正常化協定における政府・国民間の溝       2022年のW杯カタール大会では、モロッコ代表チームの輝きが多くの人々の目を驚かせた。モロッコ人はまるで世界の注目が集まっていると分かっているかのように、ほとんどの試合でパレスチナの旗を掲げて壇上やフィールドに現れ、パレスチナが世論レベルにおいて最優先事項であることを示した。ウェブサイト「ニューアラブ」もこの問題に対し、サッカーのモロッコ代表チームがW杯カタール大会で何度もパレスチナの旗を手にしてフィールドに現れた時、イスラエル当局が 全文をよむ

2023-01-05 ラバトとテルアビブの国交正常化以降の異常な関係 モロッコ―イスラエル間の軍事協定 なぜモロッコとイスラエルの政治関係は進展しなかったのか(1) (Hamshahri紙)

 イスラエルとモロッコが国交正常化協定に署名してから二年経った現在もなお、二国間には時に緊張を伴う冷たい雰囲気が漂っている。      【本紙−レザー・アムーイー】モロッコはスペインやフランスと並び、地中海と大西洋の両岸の恩恵を同時に享受する世界でも稀な3か国のうちの1つであり、まさにこの理由でこの北アフリカのアラブ国家は観光誘致において功績を上げてきた。2022年上半期だけでおよそ340万人の外国人観光客がこの国の穏やかな海岸を訪れたほどである。政府の統計によれば、観光部門によって2021年の 全文をよむ

2022-12-16 国連での反イラン決議採択に対し外務省報道官が談話 (Jam-e Jam紙)

 外務省報道官は、国連総会で人権状況に関する反イラン決議案が採択されたことに対し談話を発表した。      【ジャーメ・ジャム電子版】外務省によると、ナーセル・キャナアーニー報道官は、国連総会において数年前と同様、カナダが提案し、欧州諸国とシオニスト政権[=イスラエル]の支持を得て提出された反イラン決議案が採択されたことに関して談話を発表し、この決議はこれを提出した国々の偽善を反映したものであり、正当性と信頼性を欠いているとみなした。       同報道官は、この決議案を提出した国々がイラン・イ 全文をよむ

2022-12-13 英国、イランとロシアの個人に対し制裁 (Jam-e Jam紙)

 英国政府は、ウクライナ戦争でイランがロシアを軍事的に支援しているとの主張を繰り返し、イランとロシアの個人に対する新たな制裁を課した。      【ジャーメ・ジャム電子版】英国政府は今日、ウクライナへのミサイル攻撃に関与した12人のロシア軍司令官、また彼らの主張によるとこれらの攻撃に使用された軍事用ドローンの製造と供給に携わったというイラン人販売事業者らに制裁を課したことを発表した。       英国政府は米国の情報機関の報告に基づき、イラン製のドローンがウクライナ民間人への攻撃に重要な役割を果 全文をよむ

2022-12-07 米国の選挙でJCPOAの価値が下落 なぜ米国はイランに攻撃してこないのか 米国が衰退途上国であるという吉報(3) (Hamshahri紙)

(続き)   ☆交渉で米国の保証を得るための正しい解決法は何ですか。またイランは米国のJCPOAへの復帰を信用できますか。      ―絶対に米国人は信用できません。これは政治的分析というより、この国の歴史に依拠するものです。このため相手側との交渉において、信用を必要とする文書を作成してはいけません。    我が国は何度も(米国を)信用してきましたが、(米国が)それに応えることはありませんでした。我々はこれまでの経験からもう学んだはずです。我々は米国の理想的な姿ではなく、米国外交の真実を見なけれ 全文をよむ

2022-12-07 米国の選挙でJCPOAの価値が下落 なぜ米国はイランに攻撃してこないのか 米国が衰退途上国であるという吉報(2) (Hamshahri紙)

(続き)   ☆米国の選挙の結果はイランにとってどのようなものになるでしょうか?      ―米国の選挙の結果は必ずJCPOAに影響を与えますが、他方でまたバイデン政権最初の2年間、立法権と行政権は民主党の手中にあり、トランプ政権の政策を批判さえしていたものです。ともかく現在米国議会は民主党と共和党の勢力下にありますが、JCPOAに関する議論の傍ら、JCPOAにとどまらない他の反イラン活動も共和党の検討事項になっています。    これは米国の反イラン政策が一層明白になっていることから注意すべき問 全文をよむ

2022-12-07 米国の選挙でJCPOAの価値が下落 なぜ米国はイランに攻撃してこないのか 米国が衰退途上国であるという吉報(1) (Hamshahri紙)

 政治アナリストのフォアード・イーザディー氏は米国の政治構造の変化、共和党と民主党の行動、JCPOAにおける米国の立場の変化について述べている。      【ファッターネ・アハディー−本紙】1月の米国議会の開会と米国の内部紛争によりJCPOAの交渉は現在のところ進展していない。確かに最近のイランの変化や出来事によって米国の立場も変化している。一方で、米国の共和党と民主党内反対派の強力な勢力がJCPOAを押し戻しており、この問題は議会の新たな勢力図において、異なるプロセスを辿る可能性がある。すなわ 全文をよむ

2022-11-30 なぜロシア-ウクライナ戦争は終わらないのか? 最も重要な戦争終結の障害 これが野蛮な西洋だ! 莫大な利益を上げる者たちの存在 小型で安価な爆弾を供与か?(2) (Hamshahri紙)

(続き)    他方で、ウクライナも妥協する姿勢を示しておらず、この点に関するいかなる反対意見も激しく撥ね退けている。『フォーリン・アフェアーズ』誌は次のように記している。「停戦と交渉に反対する双方に対してどのような語を使って呼んでも違いは無い。結果はおおよそ同じである。両者とも現実的な政治を否定し、理想とする目的のために闘っている。このため、この戦争の終結の見通しは少なくとも向こう1は不透明なままだ。」         武器売却による莫大な利益       軍需産業の利益はウクライナ戦争の分析 全文をよむ

2022-11-30 なぜロシア-ウクライナ戦争は終わらないのか? 最も重要な戦争終結の障害 これが野蛮な西洋だ! 莫大な利益を上げる者たちの存在 小型で安価な爆弾を供与か?(1) (Hamshahri紙)

 政治的指導者の誤算、イデオロギー対立、軍需企業の莫大な利益がウクライナでの停戦の大きな障害となっている。      【ハムシャフリー電子版】米国国防総省は、ウクライナに供与するため米国製M-26ロケットに容易に搭載可能な小型で安価な爆弾を生産し供給するとのボーイング社の提案を検討していると発表した。注目に値する点は、このロケットの射程距離が150㎞であることにより、ウクライナがロシア戦線後方の標的やこの国(ロシア)の領土さえも攻撃できるということだ。       ロイター通信は情報筋を引用して 全文をよむ

2022-11-28 ドイツ、イラン人の送還についてイランの情勢不安に鑑み決定 (Hamshahri紙)

 ドイツ当局は、最近のイランにおける情勢不安に鑑みて、次回の通告があるまでだれもイランに送還されるべきではないと発表した。      【ハムシャフリー電子版】ABCニュースによると、ドイツ内務相は月曜、自身の週例会見で、イランの最近の情勢に鑑みて、同国治安当局は次の通告があるまで、すべてのイラン人をイランに送還しないことで合意したと発表した。       同氏は、我々は次回の通告があるまでいかなる送還も行わないことで合意しており、犯罪者と危険な過激派に関してのみ、その人物の送還が検討される、と説 全文をよむ

2022-11-14 革命防衛隊によるイラク北部地域への無人航空機・ミサイル攻撃 テロ組織の拠点へのミサイル攻撃の詳細 (Hamshahri紙)

 イラクのクルディスタン地域に本拠を置く分離主義テロ集団の拠点に対し、イスラーム革命防衛隊(IRGC)による砲撃およびミサイル攻撃が再開された。      【ハムシャフリー電子版】イスラーム革命防衛隊は数時間前から、イラクのクルディスタン地域に本拠を置く分離主義組織を標的とした砲撃およびミサイル攻撃を再開した。       軍の情報筋は、ウルミエ(オルーミーイェ)で行われたファールス通信のインタビューの中で、イラク北部地域におけるテロ組織の拠点を攻撃したと発表した。       同氏は加えて、「 全文をよむ

2022-11-13 ISKP(イスラーム国ホラーサーン州) アフガニスタンを越境する脅威 ISKPのボーダーレスな特徴(3) (Hamshahri紙)

(続き)   アフガニスタンを越境する脅威       今日もはやISKPをアフガニスタンに限定された集団と見なすことはできない。『ディプロマット』のレポートによれば、ISKPは地域の他の国々へ自身の活動を拡大するための戦略的ビジョンを達成することで、組織的にアフガニスタン東部を離れてアフガニスタン北部州および西部州へ進出している。ISKPはこれらの地域でアフガニスタン国内のタジク人やウズベク人民兵を引き入れており、これらの民族から成る民兵によってISKPはアフガニスタン国境を越えて中央アジア諸 全文をよむ

2022-11-13 ISKP(イスラーム国ホラーサーン州) アフガニスタンを越境する脅威 ISKPのボーダーレスな特徴(2) (Hamshahri紙)

(続き)   ISKPのボーダーレスな特徴       通常ISKPはアフガニスタンとパキスタンの地元民兵で構成された集団であると言われているが、それ以上にこの集団が実際には中央アジア、南アジア、中東出身の構成員を有するボーダーレスな集団であると認識しておかなければならない。月刊誌『ディプロマット』はISKPに関するレポートの中で、表向きの顔はISISがアフガニスタンとパキスタンのパシュトゥーン人戦闘員で構成されていると言及したうえで、同集団の主な支柱となっているのはアフガニスタン国外のアジア地 全文をよむ

2022-11-13 ISKP(イスラーム国ホラーサーン州) アフガニスタンを越境する脅威 ISKPのボーダーレスな特徴(1) (Hamshahri紙)

 ISホラーサーン支部[ISKP:Islamic State-Khorasan Province]のテロ活動はアフガニスタンの領土を越え、現在は西アジア、中央アジア、南アジアに拡大している。      【ハムシャフリー電子版】長らくISテロ集団の名前がメディアで聞かれることは少なくなっていたが、同集団のホラーサーン支部はいまだ時折ニュースになることがある。シーラーズのシャーチェラーグ聖廟への直近のテロ攻撃事件もその一つであり、ISKPがこの作戦を実行した。ISKPは西暦での今年初め、「世界的ジハ 全文をよむ

2022-11-11 イラン国連大使・政府代表が発言 アフガニスタンをテロ集団の安全な避難所にしてはならない 同国における麻薬生産の増加を懸念(2) (Jam-e Jam紙)

(続き)    イラン・イスラーム共和国のアミールサイード・イーラヴァーニー国連大使・政府常駐代表はこの決議案の検討会議にて、現在のアフガニスタンの悲惨な人道的・政治的状況はテロとの戦いや他国での平和と民主主義の確立を口実にした外国勢力の軍事介入が招いた悪しき影響を示すものであると述べ、こうした人類共通の至高な理念を活かすことのないまま諸国家と諸国民を際限なき危険に直面させているとした。       同氏はアフガニスタンの現状は外国軍にも責任や責務があると述べたうえで、次のように加えた。「イラン 全文をよむ

2022-11-11 イラン国連大使・政府代表が発言「アフガニスタンをテロ集団の安全な避難所にしてはならない 同国における麻薬生産の増加を懸念」(1) (Jam-e Jam紙)

 ニューヨーク駐在イラン国連大使・政府代表[アミールサイード・イーラヴァーニー氏]は、「世界は絶対に、アフガニスタンの国土がISIS、アルカーイダ、その他関連集団のようなテロ集団の安全な避難所にならないようにしなければならない」と述べた。      【ジャーメ・ジャム電子版】国連総会は「アフガニスタン情勢」に関する決議を可決した。        ターリバーンのアフガニスタン支配後初めて総会に提出されたこの決議は、同国の人道的状況を記しつつ、人権、安全保障、テロリズム、麻薬との戦い、難民、および同 全文をよむ

2022-11-01 イラン–アルメニア政府高官代表者会議で大統領が発言 イラン・イスラーム共和国にとってコーカサス地域の平和と安定は重要である(2) (Jam-e Jam紙)

(続き)    地域におけるイランの建設的な役割をパシニャン首相は高く評価       イラン・イスラーム共和国の公式招待を受け、公式訪問の形でイランを訪れていたアルメニアのニコル・パシニャン首相は、ソチでのアルメニア・アゼルバイジャン・ロシアによる三者会談とコーカサス地域関連の最新動向に関して報告を行なった。       アルメニア首相はこの会談で、近隣諸国との関係強化にアーヤトッラー・ライースィー政権が優先的に取り組んでいることを高く評価し、次のように述べた。「両国の関心と実施可能な事案を鑑 全文をよむ

2022-11-01 イラン–アルメニア政府高官代表者会議で大統領が発言 イラン・イスラーム共和国にとってコーカサス地域の平和と安定は重要である(1) (Jam-e Jam紙)

 大統領はイラン・イスラーム共和国にとって、イランの文明、歴史、文化の一部としてコーカサス地域の平和と安定、安寧を維持することが重要だとし、次のように述べた。「イランはいつでも、コーカサス地域の平和と安全の確立および強化のために多様で高度な能力を役立てる用意がある。」      【ジャーメ・ジャム電子版】アーヤトッラー・セイエド・エブラーヒーム・ライースィー大統領は火曜午前、アルメニア首相と共に二国間政府高官代表者会議を行った。       大統領はこの会議で、二国間関係が発展傾向にあることに満 全文をよむ

2022-10-30 イラン人4名(※)が韓国のハロウィーンイベントで犠牲に (Jam-e Jam紙)

 ソウルのイラン・イスラーム共和国大使館は、この痛ましい事件が発生して以来、韓国当局や関係者と連絡を取りつつ、在留イラン人の状況を追跡し、病院や医療センターを訪れて必要な措置を講じている。      【ジャーメ・ジャム電子版】IRNA(イスラーム共和国通信)によると、韓国のイラン・イスラーム共和国大使館は声明の中で、土曜日の夜にソウルで開かれたハロウィーンイベントの事故で同国の在留イラン人数名が死亡したことに哀悼の意を表した。       声明には次のように記されている。「1401年アーバーン月 全文をよむ

2022-09-30 サウジアラビアとバーレーンがイランに怒り あらゆる国がイランに立ち向かうべき (Hamshahri紙)

 サウジアラビア外務省は声明の中で、テロ組織コマラの活動家潜伏先をイスラーム革命防衛隊[IRGC]が攻撃したことを非難した。      【ハムシャフリー電子版】サウジアラビア外務省は声明の中で、イラクのクルディスターン地域にあるテロ組織コマラの活動家潜伏先をイスラーム革命防衛隊が攻撃したことを非難した。       シャルク・アウサト紙によれば、声明の中でサウジアラビア政府は、分離主義組織コマラに対する攻撃はイラクの安全と安定に対する脅威であり、全ての国がイランに立ち向かわなければならないと主張 全文をよむ

2022-09-27 アミールアブドッラーヒヤーン外相「イランはあらゆる戦争に反対する」 (Hamshahri紙)

 イラン・イスラーム共和国外相は「イランは世界のいかなる場所であれ、あらゆる戦争に反対する」と述べた。      【ハムシャフリー電子版】イラン・イスラーム共和国のホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン外相がニューヨーク・タイムズのインタビューで、「イラン・イスラーム共和国は世界のいかなる場所で起こるものであれ、どのような戦争にも反対する」と語った。       アミールアブドッラーヒヤーン氏はこのインタビューで、ウクライナ戦争について、「イランは当初からこの戦争に反対の意を表明している」と述べ 全文をよむ

2022-09-09 在ブリュッセルイラン・イスラーム共和国大使館「NATOは根拠のない非難をやめ、反体制派をかばうべきではない」 (Jam-e Jam紙)

 ブリュッセルのイラン・イスラーム共和国大使館は、北大西洋条約機構(NATO)の反イラン声明に対して、以下のように反応し、非難した。「NATOとその加盟国は、イランに対する根拠のない非難をやめ、自らの国土にいる偽善者のテロリスト組織[※モジャーヘディーネ・ハルグ(ムジャーヒディーン・ハルク等とも表記)を指す]を追い出すべきだ。」      【ジャーメ・ジャム電子版】わが国大使館の公式ツイッターアカウントにも掲載された本声明では、以下のように述べられている。「NATOとその加盟国は、イランのインフ 全文をよむ

2022-08-26 バスが谷底に転落 中パ間の道路が崩壊した瞬間 (Hamshahri紙)

 この動画はパキスタンと中国を結ぶ道路が崩壊した瞬間に、一台のバスが谷に転落した時のものである。複数の報道によると、パキスタンの洪水で現在までに1000人以上が死亡、3000万人が家を失っている。            全文をよむ

2022-08-18 米中対立激化「米国はギャングでごろつき」 (Hamshahri紙)

 中国外務省報道官は、ホワイトハウス高官の台湾に関する発言に激しく反発し、米国は地域の不安定要因だと主張した。      【ハムシャフリー電子版】中国外務省の汪文斌報道官[副報道局長]は、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のインド太平洋調整官カート・キャンベル氏の反中発言に反論した。       キャンベル氏は先日の記者会見で、ペロシ米国下院議長の台湾訪問をめぐる中国との緊張関係について、中国政府が世界の平和と安定を脅かしていると非難し、「中国は過剰な反応を示している」と主張した。     全文をよむ

2022-08-07 ソレイマーニー司令官暗殺の実行犯4名に終身刑 判決の詳細 (Hamshahri紙)

 イラクの裁判所はバグダード空港での犯罪およびソレイマーニー司令官とアブー・マフディー・アル=ムハンディス司令官の暗殺の実行犯4名に終身刑を言い渡した。      【ハムシャフリー電子版】アッ=カルフ刑事裁判所は、本日(8月7日日曜日)、バグダード空港での犯罪およびISISに勝利した司令官たちの暗殺について、実行犯4名に終身刑を言い渡した。       イラク最高司法評議会は、同機関のウェブサイトに掲載された声明の中で、アッ=カルフ刑事裁判所がバグダード空港での犯罪に関連し実行犯4名に終身刑の判 全文をよむ

2022-08-02 AP通信が報道 アルカーイダ指導者アイマン・ザワーヒリー殺害 バイデン米大統領が攻撃の詳細を説明 (Hamshahri紙)

 米国政府高官はカーブルの標的に無人機攻撃を行ったことを認め、未確認情報によるとこのテロ組織の指導者であるアルカーイダの幹部1名がこの攻撃で死亡したと述べた。      【ハムシャフリー電子版】アフガニスタンの首都カーブルで米国が行なったとする空爆に関し、複数のメディアが報道したことを受け、米国政府はこの攻撃を実施したことを認めた。ターリバーンはこれを非難した。       米国政府高官は火曜日の朝、カーブルの標的に無人機攻撃を行ったことを認め、この攻撃でテロ組織アルカーイダの幹部1名が死亡した 全文をよむ

2022-07-09 日本のメディアが発表 安倍晋三元首相暗殺犯の殺害動機に関する新たな詳細 (Jam-e Jam紙)

 日本のメディアが安倍晋三元首相暗殺犯の殺害動機について新たな詳細を発表した。      【ジャーメ・ジャム電子版】メフル通信によると、日本のメディアは安倍晋三元首相暗殺犯の殺害動機について新たな詳細を発表した。       これによると、日本のメディアは、安倍元首相を射殺した人物が警察による取調べの中でこの犯行の動機を供述したと発表した。       日本の放送局NHKは、安倍晋三氏を銃撃し殺害した山上徹也容疑者が取調べの中で警察に対し、安倍晋三氏は自身の家族に経済的問題を引き起こした活動を行 全文をよむ

2022-07-09 日本の元首相、手製銃の凶弾に倒れる 安倍氏の暗殺に世界が衝撃 (Hamshahri紙)

 日本の総理として最も長い経歴を持つ安倍晋三元首相が、自身の所属する政党の選挙演説中に背後から手製の銃で撃たれ重傷を負い、病院に搬送される途中で亡くなった。      【本紙紙面】日本の公共放送局NHKによると、銃撃犯は奈良市出身の41歳男性で、昨日の朝、安倍晋三氏が演説をしていた際に、その場所付近の電柱の後ろにいた姿が報道カメラの映像に残されている。銃撃犯は、SPらの不注意により生じた好機を捉え、安倍晋三氏の背後から胸と首に2回発砲したが、逃亡する前に逮捕された。       大量に出血してい 全文をよむ

2022-06-30 ライースィー大統領に露プーチン大統領が特別要請 両大統領の会談で何が起きたのか? (Hamshahri紙)

イランとロシアの大統領は第6回カスピ海沿岸諸国サミット【訳注:カスピ海に面するアゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、ロシア、トルクメニスタンが参加】において、2国間の会談を行った。      【ハムシャフリー紙電子版】   イランとロシアの大統領は第6回カスピ海沿岸諸国サミットにおいて、2か国間の会談を行った。      セイエド・エブラーヒーム・ライースィー大統領は水曜日の夕方、トルクメニスタンへの訪問の最後にロシア大統領ヴラジーミル・プーチンとの会談において以下のように述べた。「ロシアを訪 全文をよむ

2022-06-26 ギリシア、差し押さえのイラン産石油積載タンカーを解放 (Hamshahri紙)

 現地メディアは、2月前に米国司法府の要請により差し押さえられたイラン産石油を積載した露船籍タンカーを、ギリシア当局が解放したと報じた。      【ハムシャフリー電子版】現地情報筋によると、ギリシア当局は、2ヶ月前に米国の要請により差し押さえていたイラン産の石油を積載した露船籍タンカーを解放した。       AFP通信が報じたところによると、本日(日曜日)、米国司法府の要請で4月中旬に差し押さえられていたイラン産石油搭載の露船籍タンカーに、航海の再開が許可されたとの通知がギリシア港湾警察から 全文をよむ

2022-06-24 BRICSの首脳らがイラン核問題の外交的解決を強調 (Jam-e Jam紙)

 新興国から成るBRICSの首脳たちは会合の声明の中で、イラン核問題に対する政治的および外交的解決を強調した。      【ジャーメ・ジャム電子版】BRICS諸国の首脳たちは「北京宣言」を発表し、イランの核問題に対する政治的および外交的解決策を強調した。       この宣言の一部では次のように書かれている。「国際法に従い、平和的かつ外交的な手段を用いてイラン核問題を解決する必要性を我々は改めて表明し、国際的な核不拡散とさらなる平和および安定のために国連安保理決議第2231号とJCPOAを維持す 全文をよむ

2022-06-22 【画像】アフガニスタン東部でマグニチュード6.1の地震、255人死亡 (Hamshahri紙)

 本日(6月22日)水曜日の朝、マグニチュード6.1の地震がアフガニスタンの首都(カーブル)の南方を襲い、少なくとも255人が死亡した。      【ハムシャフリー電子版】この激しい地震はカーブル南方ホースト市の南西44キロメートルで発生し、初期の報告によると、少なくとも255人のアフガニスタン市民が地震発生の瞬間とその数分で命を落とした。       犠牲者の多くはアフガニスタン東部でマグニチュード6.1の地震、255人死亡東部のパクティーカー州の市民で、155人がこの地震で重症を負った。   全文をよむ

2022-05-30 プーチン大統領の病気と健康状態悪化の報道 ロシア当局による最初の公式反応 (Hamshahri紙)

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ウラジーミル・プーチン大統領が様々な公務のスケジュールの中で、日々公の場に姿を現していることに言及しつつ、病気に関する噂を否定した。      【ハムシャフリー電子版】ラブロフ外相は、フランスのTF1テレビのインタビューの中で、「大統領は毎日公の場に姿を現している。誰もがテレビで彼の姿を見て、演説を聞き、演説の文章を読んでいる。分別のある人ならば、大統領からはいかなる病気や体調不良の兆候も見て取れないだろう」と指摘した。       同外相は、「日々大統領を見 全文をよむ

2022-05-28 ターリバーン国防相、自爆テロで九死に一生 (Hamshahri紙)

 ナンガルハールでターリバーン聖戦士ムッラー・ヤクーブ国防相代行に対する自爆テロがあったと、複数のメディアが報じている。この事件でヤクーブ師の側近複数名が殺害されたが、ヤクーブ師自身は被害を免れたと言われている。      【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)はオフォグ通信の記事を引用して以下のように報じた。「複数のメディアによれば、ターリバーンの聖戦士ムッラー・ムハンマド・ヤクーブ国防相代行は、本日土曜に発生した自爆テロで九死に一生を得た。しかし当時同行していた側近複数名は死亡し 全文をよむ

2022-05-25 サル痘がイランの近くまで到達 我が国の近くで最初の感染例が確認される (Hamshahri紙)

 イランの隣国の保健省は、サル痘の最初の感染例について報告した。      【ハムシャフリー電子版】アラブ首長国連邦の保健省は、国内でのサル痘ウイルスの最初の感染例について報告し、「サル痘ウイルスは、アフリカ西部から本国に旅行で訪れていた29歳の女性から検出された」と述べた。       この報告によると、女性との接触者の特定など、すべての必要な予防措置が行われたということだ。       アメリカの保健福祉省も、アフリカ以外ではめったに確認されず、インフルエンザのような症状を引き起こすサル痘ウ 全文をよむ

2022-05-21 ターリバーン最高指導者、一夫多妻制と2回目、3回目、4回目の結婚を禁じる (Hamshahri紙)

 ターリバーンの最高指導者ハイバトゥラー・アクンザダ(ハイバトゥッラー・アーフンドザーダ)師が出したとされる命令によると、この組織構成員に対し一夫多妻制が禁止された。      【ハムシャフリー電子版】シャファグナー[シーア派ニュースメディア]によると、バーフタル通信社(カーブル拠点の政府系メディア)が報じたこの命令では、一夫多妻制は「不必要で、コストのかかるもの」だとされ、この組織の構成員は2回目、3回目、4回目の結婚を避けるべきだと強調している。       ターリバーンの最高指導者によるこ 全文をよむ

2022-05-14 エンリケ・モラ 氏がテヘランからの帰途に拘束された理由 モラ氏「パスポートと携帯電話を没収された」 (Hamshahri紙)

 ドイツ国境警備隊は、制裁解除をめぐるウィーン協議の調整官をフランクフルト空港で拘束した件について説明した。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によれば、ドイツ国境警備隊は金曜、ウィ―ン協議で調整役を担うEU高官のエンリケ・モラ氏をフランクフルト空港で拘束した。モラ氏はテヘランからブリュッセルへの移動中だった。       連邦警察はスペインのパスポートを所有するエンリケ・モラ氏に加え、在ウィーン国際機   関EU代表部大使のステファン・クレメント氏、EUのイラン作業部会で座長を務 全文をよむ

2022-05-13 アルジャジーラの記者に対するテロを受けて 250の人権団体などがシオニスト体制への処罰を要望 (Jam-e Jam紙)

 複数のメディアは金曜日の朝(5月13日)、250の人権団体や人権機関が共同声明を発表し、アルジャジーラの記者に対するテロを理由にシオニスト体制を処罰するよう要望したと報じた。      【ジャーメ・ジャム電子版】声明では、これらの人権団体や人権機関が、カタールの「アルジャジーラ」の記者であるシーリーン・アブーアークレ氏へのシオニスト体制(イスラエル)によるテロ犯罪を、最も激しい表現で非難したということだ。       この声明の署名者たちは、記者のアブーアークレ氏をターゲットにした今回の占領者 全文をよむ

2022-05-07 アメリカの元国防長官がトランプ前大統領によるイラン人上級将校暗殺の意図を暴露 (Jam-e Jam紙)

 アメリカの元国防長官が、近日中に出版されることになっている本の中で、ドナルド・トランプ氏が、2020年の選挙前にイランの軍司令官の暗殺を決意していたと書いている。      【ジャーメ・ジャム電子版】アメリカの元国防長官マーク・エスパー氏は、『聖なる誓い』という題名の自身の新たな著書の中で、アメリカ前大統領であるドナルド・トランプ政権下での自身の回想を執筆した。       同氏は著書の中で、トランプ前大統領が、2020年の大統領選挙前、政治的および選挙での目的を推し進めるためにイランの上級将 全文をよむ

2022-04-29 在アフガン・イラン公使、アブドッラー氏と会談 問題の内部的解決と両国間の紛争を煽る行為への非難を強調 (Iran紙)

“在カーブル・イラン・イスラーム共和国大使館のセイエド・ハサン・モルタザヴィー公使は前アフガニスタン国家和解高等評議会議長のアブドッラー・アブドッラー博士と会談した”      【イラン紙電子版】アブドッラー・アブドッラー氏はこの会談で、現在アフガニスタンに存在する問題の一部を取り上げ、「外部勢力がアフガニスタン国民のために意思決定を行おうとする時代は過ぎ去った。この国の命運は自分達で決めていかなければならない」と語った。       アブドッラー・アブドッラー氏はまた、アフガニスタン移民にまつ 全文をよむ

2022-04-26 イランに対するバハレーン内務大臣の無礼な主張「彼らは若者を感化し、訓練を施し、ここに送っている!」(2/2) (Hamshahri紙)

―(1/2)の続きー       イラン核合意や地域におけるイランの役割に対してシオニスト政権と立場を同じくするバハレーンの内務大臣は、核合意再建に向けたウィーン協議の結果としての合意実現に関して以下の様に述べた。「合意の形成に成功するか否かに関わらず、彼ら[イラン]が将来的にここ[バハレーン]だけでなく、イラクやシリアやイエメンでより積極的な活動を見せることになったとしても驚きはしないだろう。」       彼は、イランは“バハレーンの政府と社会の平和的で繁栄した、団結的な”本質を損なおうと試 全文をよむ

2022-04-26 イランに対するバハレーン内務大臣の無礼な主張「彼らは若者を感化し、訓練を施し、ここに送っている!」(1/2) (Hamshahri紙)

 バハレーン[バーレーン]の内務大臣は、シオニズムを支持する全米福音派協会の商業・メディア分野の代表らとの会談に出席し、域内におけるイランの役割について主張を行った。      【ハムシャフリー電子版】シオニスト紙『エルサレムポスト』を引用したイラン学生通信によると、バハレーンの内務大臣シェイフ・ラーシド・ビン・アブドゥッラー・アール・ハリーファは全米福音派協会の商業・メディア分野の代表らとの会談で以下のように述べた。「我々の第一の脅威も、第二、第三の脅威もイランから発生しているものである。」  全文をよむ

2022-04-22 アフガニスタンのモスクで発生した爆発により30人が死傷 (Jam-e Jam紙)

 アルジャジーラは、アフガニスタン北部クンドゥーズ州のモスクで爆発が発生したことを速報で伝えた。      【ジャーメ・ジャム電子版】現地消息筋から得た情報によれば、これまでに30人以上の死傷者が出ている模様だ。       現地情報筋の話によると、現地時間午後2時頃、アフガニスタン北部クンドゥーズ州エマームサーヘブ県において爆発が発生した。       事件はアフガン市民らが金曜礼拝を始めようとしていた時に発生した、と報じられている。       現地情報筋と目撃者らはメディアに対し、本日(ソ 全文をよむ

2022-04-22 在カーブルイラン大使館、セドカーンモスクのテロ事件を非難 (Jam-e Jam紙)

 在アフガニスタンのイラン・イスラーム共和国大使館はマザーリシャリーフのセドカーンモスクでのテロ事件を非難した。      【ジャーメ・ジャム電子版】我が国の在カーブル大使館は昨日[4月21日]マザーリシャリーフで起きたテロ事件を非難し、ツイッターにこのように投稿した。       「またしても、聖ラマダーン月に、タクフィール主義テロリストの犯罪に汚れた手が、今度はマザーリシャリーフで、断食を行っていたアフガニスタン人ムスリムの血に染まった。イラン・イスラーム共和国大使館はこのテロ攻撃を強く非難 全文をよむ

2022-04-17 ラィースィー大統領の祝福メッセージに対するパキスタンの反応 (Jam-e Jam紙)

 駐テヘランパキスタン大使は自国の新首相に宛てたエブラーヒーム・ライースィー大統領の祝賀メッセージに謝意を表し、「イスラマバード[パキスタン政府]はイランとの最高レベルでの交流を増やすことを望んでいる」と強調した。      【ジャーメ・ジャム電子版】ラヒーム・ハヤート・クレーシー駐テヘランパキスタン大使は自身のツイッターアカウントに、パキスタンの新首相に宛てたエブラーヒーム・ライースィー大統領の祝意に感謝すると投稿した。       同氏は自身の投稿で以下のように書いた。「パキスタン政府を代表 全文をよむ

2022-04-07 ターリバーン報道官、エマーム・レザー廟での聖職者襲撃事件に反応 (Hamshahri紙)

“ターリバーン政権報道官は、マシュハドでのテロ事件を非難した”      【ハムシャフリー電子版】アフガニスタン・ターリバーン政権のザビーフッラー・ムジャーヒド報道官は文書による声明で、「イスラーム首長国(ターリバーン政権のこと)は、イランで発生した礼拝所および聖職者に対する攻撃を非難する。この事件にアフガン国民やアフガニスタンは関係していない」と主張した。       ファールス通信によれば、ラマダーン月3日目に発生した1人の武装した襲撃犯によるエマーム・レザー廟への攻撃の後、アフガニスタンの 全文をよむ

2022-04-06 イラク、イラン人参詣者らの受入れに新型コロナウイルス検査を廃止 (Jam-e Jam紙)

 巡礼参詣庁長官官房・広報局長は、イラクに入国するイラン人参詣者らのPCR検査を廃止することを発表した。      【ジャーメ・ジャム電子版】ヴァヒード・エスキャンダリー局長は、他国民の入国についての衛生ガイドラインに基づいた、イラク当局者らの決定に関して以下のように述べた。「イラクへの参詣者らの出入国円滑化に向けて巡礼参詣庁の当局者らが行なった協議を受けて、イラン人参詣者らのPCR検査陰性証明書の提出義務が解除された。」       同氏は次のように述べた。「以前と同様に、イラン人参詣者らは、 全文をよむ

2022-04-04 カタール首長テヘラン訪問へ イラン・キーシュ島をサッカーW杯で使用検討か(2/2) (Hamshahri紙)

〜(1)の続き〜       カタールのシェイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長も、イラン大統領との電話会談で、ドーハで積み重ねてきた協議や交渉を経て、テヘランとのあらゆる関係強化に全力で取り組むと強調。「(サーニ首長自身の)外遊が、友好関係の発展、および協力強化において、重要な役割を持つことになると確信している」と述べた。       サーニ首長はサッカー・イラン代表チームがワールドカップ(W杯)への出場権を獲得したことに祝意を表し、「この大会で我が国の兄弟(イラン)を大いに歓迎す 全文をよむ

2022-04-04 カタール首長テヘラン訪問へ イラン・キーシュ島をサッカーW杯で使用検討か(1/2) (Hamshahri紙)

“イラン大統領は、本日、イラン・イスラーム共和国とカタールの決意は、二国間関係のさらなる発展に向けて堅いとし、「イラン政府はカタール政府とのさまざまな分野における関係強化を歓迎する。二国間関係をさらに発展させるための長期的な取り組みは、両国、および地域の国々の利益に資すると認識している」と語った”       イランのセイエド・エブラーヒーム・ライースィー大統領は日曜日(3月4日)夜、カタールのシェイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長と電話会談を行った。会談でライースィー大統領は、ラ 全文をよむ

2022-03-27 サウジ外相、米国イラン担当特別代表と会談 (Iran紙)

“サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード外務大臣は土曜日(3月26日)、ドーハ・フォーラムにあわせて米国のロバート・マリー・イラン担当特別代表と会談し、協議を行った”      【イラン電子版】この会談ではイラン核問題、および現在進行中の国際会議(イラン核合意再建に向けたウィーン協議)に関する、サウジアラビアと米国の二国間協力について話し合われた。       また、ファルハーン・サウジ外相とマリー米国特別代表の会談におけるもう一つの重要な議題として、「イランによる国際 全文をよむ

2022-03-27 イラク外相「核合意は私たちの利益にもなる」「イランとアメリカの対話促進を継続する」 (Jam-e Jam紙)

 イラク外相は、核合意はイラクの利益にもなるとして「イランとアメリカとの間の緊張緩和と対話促進のため、これまで同様に役割を果たしていく」と述べた。      【ジャーメ・ジャム電子版】イラクのフアード・ホセイン外相はドーハでの会合の際に、Al-monitor[ニュース・サイト]のアンドリュー・パラシリティAndrew Parasiliti氏の独占インタビューを受け、「イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相から連絡があり、彼らはウィーンでの協議において最終段階に至ったということだ」と述べた。   全文をよむ

2022-03-25 アフマド・マスードからノウルーズのメッセージ 女子生徒のためにターリバーンを非難 ターリバーンとの戦闘「終結させた」 (Hamshahri紙)

 アフガニスタン国民抵抗戦線の指導者アフマド・マスード氏は、新年のメッセージの中で、国のウラマー(イスラーム法学者)らの決定により、ターリバーンとの戦闘を終結させたと発表した。      【ハムシャフリー電子版】BBCを引用したISNA(イラン学生通信)によると、アフガニスタン国民抵抗戦線の指導者アフマド・マスード氏はノウルーズ(イラン暦の新年行事)によせたメッセージで、女子校再開の許可を出さなかったターリバーンを非難し、ターリバーンは「嘘と偽り」によって生徒らを閉ざされた校門に向き合わせたと語 全文をよむ

2022-03-23 12カ国の国連大使ら、ハフトスィーンを囲む 国際ノウルーズ・デー (Hamshahri紙)

“ノウルーズ(イラン暦の新年行事。「新しい日」の意味)を祝う風習のある12カ国の大使や代表が、現地時間火曜日、イラン代表部が国連本部に設置したハフトスィーン(ノウルーズの正月飾り)の傍らに集まり、この伝統的な祝祭を祝った”      【ハムシャフリー電子版】イランのタフテラヴァーンチー国連大使は式典の参加者に国際ノウルーズ・デーの祝辞を述べ、演説の最後をイランの大詩人ハーフェズ・シーラーズィーの詩で締めくくった。      [訳注:参加した12カ国はイラン、アフガニスタン、インド、ウズベキスタン 全文をよむ

2022-03-20 3色のアフガン国旗、ターリバーンによって排除 アフガン国営放送のロゴデザイン変更 (Hamshahri紙)

“ターリバーンは黒、赤、緑の3色が用いられたアフガニスタン国旗を、同国の国営テレビ局や公共の場から排除するよう命じた”      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、アフガン・メディアによって伝えられターリバーンの新たな命令で、今後は長年国家の象徴として用いられてきた黒、赤、緑の3色の国旗の使用を禁止すると発表した。       ターリバーンは、アフガニスタン国内外の全ての行政機関はイスラーム首長国の白い旗を掲揚しなければならないとしている。       この命令が発表される数時間前 全文をよむ

2022-03-20 【写真】ここカーブルで素晴らしき新年、イラン暦1401年(西暦2022-23年)の幕開けへ (Hamshahri紙)

 アフガニスタンのカーブル市では、今まさに春の陽気が訪れ、新年のお祝いが始まろうとしている。このような中で、カーブル市はノウルーズ(元日)の幕開けに備え、市内の至る所に飾りを設置した。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、1年の最後の時に、アフガニスタンの人々は通りや近所に繰り出し、新年の訪れを祝う夜に飾るサブゼ(緑草)と金魚を買う。毎年、アフガニスタンの首都カーブルでもノウルーズの雰囲気に包まれて、緑豊かな春へ歩みを踏み出す準備に入る。       アフガニスタンの人々は 全文をよむ

2022-03-17 イラン革命防衛隊、イラクに厳しい警告「モサド拠点を摘発しなければ再び対応」 (Hamshahri紙)

“イラン革命防衛隊の報道官は、イラク・クルディスターン当局者に対するイラン政府の再三の警告を強調。同地域にある複数のモサド(イスラエルの諜報機関)の拠点について、「もしイラクがこれらの拠点を摘発しなければ、イランは再び“対応する”ことになる」と述べた”      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、イラン・イスラーム革命防衛隊報道官のラマザーン・シャリーフ指令官は「イランの安全保障を脅かす攻撃の拠点を全て破壊するのは当然の権利であり、(イランにとって譲れない)レッドラインである」と強 全文をよむ

2022-03-10 アラブ連盟外相会合のばかげた非難 ハティーブザーデ報道官の反応 (Jam-e Jam紙)

 外務省報道官は、アラブ連盟外相会合によるばかげた非難と、自称アラブカルテット委員会[サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、そしてエジプトで構成]の声明を退け、「イエメンや西アジアの戦闘地域に対して干渉を行う国々による、イランが他国の内政に干渉しているとする度重なる、かつ根拠のない非難は受け入れられない」と述べた。      【ジャーメ・ジャム電子版】サイード・ハティーブザーデ外務省報道官は、第157回アラブ連盟外相会合によるばかげた非難と、この会合と並行して開催された自称アラブカルテッ 全文をよむ

2022-03-10 プーチン大統領、米国のイランに対する決定に言及 (Hamshahri紙)

“ロシアのウラディーミル・プーチン大統領は演説の中で、米国政府はイランとベネズエラに対する違法な制裁を科しているにもかかわらず、現在この両国との問題の解決に取り組んでいると語った”      【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、プーチン大統領は本日木曜日(3月10日)に演説を行い、「ロシア産原油の米国への輸出は我が国全体の輸出量の2%を超えるものではない」と述べた。       プーチン大統領は「ロシアは合意に基づいて欧州へのエネルギー供給を継続する」とし、さらに「非友好 全文をよむ

2022-03-05 ウクライナでイラン人1人死亡 ハリコフからの脱出中 在ウクライナ・イラン大使館の反応 (Hamshahri紙)

“在ウクライナ・イラン大使館はイラン国民1人がウクライナで死亡したと確認した”      【ハムシャフリー電子版】ウクライナでイラン国民1人が死亡したとの情報の発表を受け、在ウクライナ・イラン大使館は複数の調査を行ったのちにこの事実を確認した。       在ウクライナ・イラン大使館はこの件の調査を担当するウクライナ警察との電話後、遺憾の意を示すと共に、詳細について発表した。死亡したのはモハンマドホセイン・シューシュタリヤーン氏51歳(男性)、父親はナスロッラー。他のイラン人とウクライナ人の2人 全文をよむ

2022-02-24 ロシアとウクライナの戦争に対するイランの反応 基本的な要因の解説/全面的な危機へと向かうユーラシア地域/イランは深い懸念を持って情勢の推移を追っている (Hamshahri紙)

 イラン外務省報道官は、ウクライナ情勢の推移に関し、イラン・イスラーム共和国は深い懸念を持ってウクライナにおける情勢の推移を追っていると述べた。      【ハムシャフリー電子版】サイード・ハティーブザーデ外務省報道官は、ウクライナにおける情勢の推移に関し、軍事行動と戦闘の激化に遺憾の意を表明しつつ、「イラン・イスラーム共和国は、深い懸念を持ってウクライナにおける情勢の推移を追っている。残念ながら、アメリカを中心としたNATO[北大西洋条約機構]による扇動的な措置の継続により、ユーラシア地域が全 全文をよむ

2022-01-04 英国の有名女優がインスタグラムにパレスチナを支持する投稿 いいね!の数は100万件以上に (Hamshahri紙)

 パレスチナの大義を支持する英国の女優エマ・ワトソンのインスタグラムの投稿は、ユーザーの広い支持を得たが、イスラエル当局の厳しい批判も浴びた。      【ハムシャフリー電子版】アルジャジーラによると、映画ハリー・ポッターシリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で有名なワトソンは月曜日、プラカードに「団結は動詞だ(SOLIDARITY IS a verb)」という文言が書かれた親パレスチナのデモ行進の写真を自身のインスタグラムのアカウントで共有した。          この写真は元々、昨年5月( 全文をよむ

2021-12-23 アメリカ政府の反イラン声明 イランに関するアメリカとイスラエルの合意 (Hamshahri紙)

 アメリカ政府は、イランの核計画は「世界平和」に対する脅威であると見なされる、と声明で主張した。      【ハムシャフリー電子版】ロイター通信に依拠したISNA[イラン学生通信]の報道によれば、アメリカ政府は、占領地[イスラエルの意]で行われたシオニスト政府とのハイレベル会合の後に発表した声明内で、急速に進行中のイランの核計画は中東地域と世界の平和に対する深刻な脅威であると見なされる、と述べた。       アメリカの国家安全保障担当大統領補佐官であるジェイク・サリバン氏と当局者らは会合中、ウ 全文をよむ

2021-11-18 低所得国はワクチンの代わりにコロナ用錠剤を入手 (Jam-e Jam紙)

 世界の多くの地域でワクチン接種の遅れが深刻になっている中、現在、COVID-19用の錠剤がこの危機を制御する手段であると考えられている。      【ジャーメ・ジャム電子版】ガーディアン紙によると、ファイザー社は、抗コロナウイルス錠剤の供給のため、低所得国・途上国と契約を結んでいる。       同社は声明の中で、ジェネリック医薬品メーカーが、「パクスロビド[PAXLOVID]」という錠剤を世界人口のおおよそ53%を占める95の低所得・中所得国に供給できるようにする、と発表した。        全文をよむ

2021-11-09 イランとターリバーン こんなに遠く、こんなに近い(2) (Hamshahri紙)

―(1)の続き―       スプートニク通信がアフガニスタン国内の消息筋による情報に基づき報じたところによると、この間、アフガニスタン・イスラーム首長国の使節団がイランを訪問する前に、アフガニスタン民族抵抗戦線[NRFA]のアフマド・マスード[マスウード]司令官がイランを訪れ、去る水曜日にマシュハドで、元ムジャーヒディーン司令官で前ヘラート州知事のムハンマド・イスマーイール・ハーン氏と会談した。       スプートニクはさらに、アフマド・マスード氏はこの会談で、アフガニスタンに包括的な政府を 全文をよむ

2021-11-09 イランとターリバーン こんなに遠く、こんなに近い(1) (Hamshahri紙)

 ターリバーンは、アフガニスタン支配以後のここ数ヶ月、この地域の重要な問題の一つとなっている。我が国の外務省報道官は、「今はアフガニスタンの統治管理体[暫定政権]の正当性について話す段階ではない」と強調したが、その一方で往来の継続についても発表し、アフガニスタン問題担当イラン特別代表のハサン・カーゼミー・ゴミー氏が近いうちにカーブルを訪問する予定だとも述べた。      【ハムシャフリー電子版】本紙の紙面によると、しばらく前に議会国家安全保障外交政策委員会のアボルファズル・アムーイー委員は、次回 全文をよむ

2021-10-21 ターリバーンはテヘラン会合に参加するのか? (Hamshahri紙)

 アフガニスタン問題に関して、同国の近隣諸国外相らが出席して行われるテヘラン会合の開催まであと1週間となったが、あるターリバーン当局者は、この会合への出席に関して我々はまだ何も決めていない、と述べた。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ターリバーン暫定政権のハイルッラー・ハイルハワー情報文化大臣代行は、テヘランでのアフガニスタン近隣諸国外相会合への参加について、ターリバーンはまだ何も決めていないと述べた。       同氏はこう続けた。「我々は未だ、この会議への参加につい 全文をよむ

2021-10-03 イラク大統領、イラン・サウジ協議の進捗を発表 (Jam-e Jam紙)

 イラク大統領は、イラン・サウジ協議は順調に進んでおり、イラクと周辺地域はこのことを必要としていると強調した。      【ジャーメ・ジャム電子版】ISNAによれば、イラクのバルハム・サーリフ[サーレハ/サレハとも表記される]大統領は、イランとサウジアラビアの協議は順調に進んでいると発表した。       大統領は、「課題もあるが、本協議が大きな成果を生み出し、今後も継続することを望む。イラクと周辺地域はこのことを必要としている」と述べた。       大統領は続けて、イランとサウジアラビアは地 全文をよむ

2021-08-16 アフガニスタンの空路が閉鎖 新たな情報が入手できるまでは欠航 (Hamshahri紙)

 イラン民間航空機関の報道官は、「カーブル空港の混乱が要因で空港の管制システムは機能しておらず、新たな情報が入手できるまでイラン-アフガニスタン間の航空便は欠航となる」と述べた。      【ハムシャフリー電子版】カーブルでの最近の状況変化を受け、モハンマドハサン・ズィーバフシュ報道官は、イラン-アフガニスタン間の航空便の最新状況に関し、「カーブルの管制センターは、カーブル空港の管制システムが機能せず制御できない状態になってしまったために、アフガニスタン行きの航空便は運航できる状態ではない、と発 全文をよむ

2021-08-09 日本の外務大臣、テヘランを訪問へ (Jam-e Jam紙)

 日本の茂木外務大臣は、西暦の今月中旬、テヘランにてイランの外務大臣を訪問し、イラン核問題等についてライースィー政権の閣僚と協議を行う。      【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、日本の茂木外相は西暦今月中旬、テヘランでイラン外相を訪れ、イラン核問題等に関しライースィー政権の閣僚と協議を行う予定である。 全文をよむ

2021-07-22 露、アフガン和平交渉にインドとイランを招待 (Hamshahri紙)

“ロシアは水曜日、アフガニスタン和平交渉を促進させるためにモスクワが主導する「トロイカ」会合へのイランとインドの参加を支持した”      【ハムシャフリー電子版】スプートニク通信を引用したIRNA通信によると、ロシア、中国、パキスタン、アメリカが参加する「トロイカ」会合は、2019年から現在までに8回開催され、直近では今年4月30日にカタールのドーハで開かれた。最終的な声明で同会合はターリバーンに対し、アフガニスタンでの暴力のレベルを削減し、大規模な攻勢を行わないことを求めた。       在 全文をよむ

2021-07-13 イラン、ロシア海軍軍事パレードに参加 (Jam-e Jam紙)

 ロシア国防大臣は、ロシア海軍記念日パレードにイランを含む数か国の軍艦や小艦艇が参加することを発表した。      【ジャーメ・ジャム電子版】ロシア国防大臣セルゲイ・ショイグ氏は、本日(火曜)、記者らに対し「ロシア海軍記念日パレードは7月[原文は6月としているが明らかに誤植]25日(モルダード月3日)にサンクトペテルブルグで開催される予定だ」と述べた。       同氏は54隻の軍艦がこのパレードに参加するとして「これらはロシアとその他数か国の軍艦からなる予定であり、本年のパレードはこれまでのロ 全文をよむ

2021-07-09 インド、イラン次期大統領の就任宣誓式に出席 (Iran紙)

 インドは、イランからの招待に応じホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン[訳注:アーヤトッラーよりも学識・地位が一段下のイスラーム宗教指導者に対する尊称のこと]・セイエド・エブラーヒーム・ライースィー師の大統領就任宣誓式に出席することを発表した。       『インディア・トゥデイIndia Today』によると、インドのジャイシャンカル外相がテヘランを短期訪問しイラン次期大統領と会談した際に招待の申し出があった。       インドの同メディアは、ニューデリー[インド政府]はイランの次期大 全文をよむ

2021-07-08 欧州議会、イラン当局者らへの制裁を求める決議を可決 (Hamshahri紙)

 欧州議会議員らは、「人権」を口実にイラン当局者らへの制裁を求める決議を可決した。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、欧州議会はEU市民を拘束したという口実で、イラン当局者らを標的とする制裁の行使を求める決議を可決した。       この決議の一部で、欧州議会は欧州評議会に対し、「EU市民に対する横暴な拘束と死刑宣告に役割を果たしてきた」イランの一部の機関や当局者らを標的とした、資産凍結を含む制裁の行使を求めた。       スウェーデンのチャーリー・ワイマーズ欧州議会議 全文をよむ

2021-07-04 WHO事務局長「デルタ株感染、98カ国に拡大:コロナの新種株がワクチン接種状況を上回るスピードで蔓延中」 (Hamshahri紙)

 WHO[世界保健機関]は、新種のコロナウイルスがワクチン接種状況を上回る速さで世界中に蔓延しつつあることを警告し、世界の指導者たちに対して、ワクチン摂取のスピードを加速させるか、そうでなければ疾病の大規模な蔓延を覚悟するよう呼びかけた。      【ハムシャフリー電子版】ビジネス・インサイダー[訳注:アメリカのビジネスや技術ニュースの専門ウェブサイト]によると、WHO事務局長テドロス・アダノム・ゲブレイェソス博士は、インドで最初に確認された伝染性の高いデルタ株がワクチン接種を「追い越している」 全文をよむ

2021-06-27 アラーグチー氏「十分に協議はなされた、決断の時だ」 (Hamshahri紙)

 我が国の核協議担当事務次官はウィーンで1+4ヵ国との協議に言及し、以下のように述べた。「残された一連の重要課題は十分に協議がなされ、各国に決意の時が訪れている。」       ウィーン駐在のセイエドアッバース・アラーグチー核協議担当事務次官は、国営ハーネイェ・メッラト通信(ICANA)の取材に対し、自身と国会国家安全保障外交委員会の委員らとの本日(3月6日月曜日[西暦2021年6月27日])の会議について言及し、以下のように語った。「小職が国家安全保障外交委員会に出席し、ウィーンでの協議の最新 全文をよむ

2021-06-14 バイデンとナフタリ・ベネット 初の電話会談 イランが対談の軸に (Hamshahri紙)

 ホワイトハウスは、シオニスト政権のベネット新首相とバイデン米国大統領の電話会談について発表した。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ナフタリ・ベネット氏がシオニスト政権の首相に選出されてから間もないが、ホワイトハウスは同氏がジョー・バイデン米国大統領と電話会談を行なったと発表した。       ホワイトハウスの声明によると、バイデン氏はこの電話会談で、イランを含む地域の安全保障に関する問題について、ナフタリ・ベネット氏に助言すると同意した。       この声明の続きで 全文をよむ

2021-06-14 バグダード北部 米軍の軍用車列が走行する道路で爆発 (Jam-e Jam紙)

 米軍が主導する有志連合の兵站支援物資輸送車列の走行ルート上で、路肩爆弾によりこの日2回目の爆発がサラーハッディーンに向かうバグダードの高速道路で発生した。      【ジャーメ・ジャム電子版】イスラーム共和国通信[IRNA]によると、日曜の夜、米国主導有志連合の兵站支援物資輸送車列がサラーハッディーン道路で攻撃を受けた。数時間前にも、路肩爆弾によって別の兵站支援物資輸送車列も被害に遭い、3人の兵士が負傷した。       今回の攻撃の犯行声明は、まだどこからも出されていない。       米国 全文をよむ

2021-05-25 ナスルッラー師「聖地エルサレムへの攻撃は地域戦争であり、それはイスラエルの衰退を意味する」〈2〉 (Hamshahri紙)

―(1)からの続き―       彼は続けて、「先の戦闘でガザが示したことは、イスラエルという敵との戦闘の日々の歴史的で稀な一歩であった。聖地の剣の戦闘の歴史的な変化は、ガザは、聖地とその住民等を守るために戦争に突入したのであり、ガザの防衛のためではなかったということだ。ガザの住民等とその抵抗者たちは聖地とアル・アクサー・モスクを守り、その道に身を捧げる準備ができていた。聖地の剣の戦闘は、シオニストたちが理解しなければならないことを明らかにした。それは[戦略に関する]評価の修正である」と続けた。 全文をよむ

2021-05-25 ナスルッラー師「聖地[エルサレムの神殿の丘]への攻撃は地域戦争であり、それはイスラエルの衰退を意味する」〈1〉 (Hamshahri紙)

 レバノンのヒズボッラーの書記長は今夜、自身のスピーチで「先のガザでの戦闘の根本的な原因は、愚かなシオニストの敵による計算違いであり、シオニストたちは、聖地とアル=アクサー・モスクへの侵略はこの地域の戦争を意味すると知らなければならない」と語った。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ヒズボッラーの書記長サイイド・ハサン・ナスルッラー師のスピーチは、「抵抗と解放の祝い」として知られる、2000年5月25日に南レバノンからシオニスト政権の軍が逃走した記念日にあたり行われた。  全文をよむ

2021-05-23 米国務長官 イランについて主張 (Jam-e Jam紙)

 アメリカ国務長官はインタビューで、JCPOA[包括的共同行動計画;イラン核合意]の責務復帰に必要な措置を講じるための用意と姿勢に基づくイラン側の行動は未だ見られないと述べた。      【ジャーメ・ジャム電子版】アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は、米ABCニュースのインタビューで、アメリカ政府はイランの核計画を特定の枠組みに入れ、その後、それを他の問題に関する合意のための足掛かりとして利用すべきだと述べた。       同氏はさらに、アメリカは、JCPOAの責務復帰に必要な対策を取るた 全文をよむ

2021-05-19 Google、パレスチナを検閲 (Hamshahri紙)

 Google Earth上でパレスチナの地図が不明瞭な画像となっているが、これは当該地域の問題に対する最近の検閲と同じ方向性で決定された措置である。      【ハムシャフリー電子版】Google Earthの衛星画像地図は非常に正確かつ明快で、皆さんも仮想の町散策をするために一度は使ったことがあるだろう。例えば、何時間もビバリーヒルズの通りを散歩し、非常に豪華なブティックのショーケースを見ることができる。この地図は非常に正確なので、例えばビージャン[訳注:ビージャン・パークザード;テヘラン生 全文をよむ

2021-05-14 EUがシオニスト政権の犯罪への支持を表明 (Hamshahri紙)

 EUの外交責任者は、シオニスト政権[イスラエル]のカウンターパートと電話で会談し、同政権の保安に関し支持を強調した。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によれば、EUの外交責任者[欧州連合外務・安全保障政策上級代表]のジョセップ・ボレル氏は、シオニスト政権のガビ・アシュケナジ外相との電話会談で、犯罪者であるこの政権を支持すると強調した。       ボレル氏は木曜夜、「ガビ・アシュケナジ氏と長い間心のこもった会話を交わした。イスラエルの安全に関して、EUが支援することを強調して、 全文をよむ

2021-05-09 中国のロケット、ついにインド洋に落下 (Hamshahri紙)

 中国国営メディアは、中国の最大の宇宙ロケットの残骸が日曜日(本日〔訳注:西暦2021年5月9日〕)にインド洋に降下し、その部品の主要な部分が大気圏に再度突入する際に破壊されたことを発表した。こうして、ロケット長征5号B遥2の残骸が落下する場所を予測する日々は幕を閉じた。      【ハムシャフリー電子版】ロイター通信によると、中国国営メディアが中国有人宇宙事業弁公室の発表に基づいて伝えた座標は、落下地点がインド洋のモルディブ諸島西方沖であることを示していた。       同メディアによると、こ 全文をよむ

2021-05-04 アフガンで洪水、12人死亡 (Iran紙)

 アフガニスタン西部ヘラート州政府報道官は、同州アドラスカン郡で発生した洪水により12人が死亡、数人が負傷したと発表した。       ジャエラーニー・ファルハード報道官は本日火曜日、「昨夜発生したアドラスカン郡ルーハ地区における洪水で家畜300頭も失われた」と述べた。       また「昨夜の洪水はヘラート州オウべ郡でも甚大な経済的被害を引き起こしており、ヘラート州知事は州の危機・事故管理委員会に対し、被災者支援を行うよう指示を出している」と語った。       昨夜の洪水はアフガニスタンのバ 全文をよむ

2021-05-02 バイデン大統領「我々は米最長の戦争に終止符を打った」 (Hamshahri紙)

 バイデン米大統領はテロ組織アルカーイダ指導者、ウサーマ・ビン・ラーディン殺害10年の節目に際する声明で、「このテロ組織は非常に弱体化している」と表明した。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ジョー・バイデン米大統領は「米最長の戦争を終わらせ、最後のアフガニスタン駐留米軍が撤退を行う中、アルカーイダは非常に弱体した」と述べた。       同大統領はテロ組織アルカーイダ指導者、ウサーマ・ビン・ラーディン殺害10年の節目に際しての声明で上記のように述べてから、「アメリカは依 全文をよむ

2021-04-30 イランの反応 タジク・キルギス国境の衝突 (Hamshahri紙)

“イラン外務省報道官はタジキスタン・キルギス間の国境における衝突に懸念を示し、イランには当事者間の対話の進展を促し、この分野における同国の法的・技術的経験を提供する用意があると表明した”      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、イラン外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官は本日(金曜日)[訳注:西暦2021年4月30日]、タジキスタン・キルギス間の国境における衝突に反応し、「イラン・イスラーム共和国は友人であり兄弟であるタジキスタンとキルギスの両国にまたがる国境地帯での直近の 全文をよむ

2021-04-19 イスラエル治安当局、アメリカがイラン核合意に復帰すると予測 (Hamshahri紙)

 米ニュースサイトAxios[アクシオス]は、シオニスト政権[イスラエル]の情報機関と軍当局が同国の安全保障会議において、アメリカが近くイラン核合意に復帰するだろうとの見方を示したと報じた。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、日曜日にシオニスト政権の情報機関と軍当局の高官が同国の安全保障閣僚会議に出席し、ウィーンでのイランと他の世界的大国との協議が2015年核合意へのアメリカの復帰につながるとの見方を強めている。       この会議に出席したイスラエルの高官2名は、同国 全文をよむ

2021-02-28 ハーショグジー氏の殺害者に関する米国の報告書 (Iran紙)

~サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子はジャマール・ハーショグジー氏殺害を指示したとされるも処罰リストには記載されず~       サウジアラビアの批判的なジャーナリストであるジャマール・ハーショグジー氏の殺害から約2年を経て、サウジアラビアの若い皇太子であるムハンマド・ビン・サルマーン氏は米国新政権の4ページにわたる安全保障に関する報告書の中で、凶悪な犯罪の主犯として名指しされた。       報告書は予想外のものではなく、サウジアラビアの若い皇太子に何らかの刑罰を科すよう米国を 全文をよむ

2021-01-15 ロイター通信 アメリカがイランに対して新たな制裁 (Jam-e Jam紙)

 ある情報筋がロイター通信に対し、米国政府はイランの金属産業と通常兵器産業に対して制裁を課す意向であると語った。      【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、米国政府はイランの金属産業と通常兵器産業に対する新たな制裁措置を発表する意向である。       ロイター通信によると、この問題に詳しい情報筋は、この制裁措置は米国政府がイランを核交渉の新たなテーブルに着かせるために行っている最大限の圧力政策の継続を意図したものだと述べた。       トランプ大統領は2018年5月にイラン 全文をよむ

2021-01-07 日本で新型コロナによる緊急事態宣言 東京で1日に2500人の感染者 (Hamshahri紙)

 日本の菅義偉首相は、新型コロナウィルスの感染者数の増加に伴い、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県に緊急事態を宣言した。      【ハムシャフリー電子版】AP通信によると、緊急事態は首都と近隣の1都3県で金曜日から始まり、2月7日までちょうど一ヶ月間続く予定だ。東京都は最新のデータで一日に2447人の新型コロナ感染者を記録、過去最多となり、政府当局は緊急事態を宣言することを余儀なくされた。       今後一ヶ月の間、要請に従わなかった者への罰金は考慮されていないとはいえ、政府は国民に外出を減 全文をよむ

2021-01-03 なぜ米国は対イラン政策の変更を強いられているのか (Hamshahri紙)

 トリビューン紙(The Tribune)は、「イランのルック・イースト政策は、米国に対し自身の政策を再考させるものである」と言及した上で、イランは中国及びロシアに対し、政治的、経済的及び戦略的支援を求めている、と述べた。      【ハムシャフリー電子版】ISNA[イラン学生通信]によると、トリビューンは「イランと中国は相互協力を結び、それに基づき、中国は25年間で4000億ドルをイランの経済、インフラ及び産業に投資することに合意した。ロシアは、2001年12月に署名したイランとの協力に係る合 全文をよむ

2021-01-02 サヌアでソレイマーニー司令官の殉教記念式典 (Iran紙)

 “ソレイマーニー司令官とアブーマフディー・アルムハンディス氏の殉教1周年を記念した式典がイエメンの首都で開催された”       アルマスィーラの報道によると、ソレイマーニー司令官とアブーマフディー・アルムハンディス氏の殉教1周年に合わせて、イエメンの首都サヌアで一部のイエメン当局者の出席のもと式典が開催された。       この式典にはイエメンのムフティーであるシャムスッディーン・シャラフッディーン師、同国の国家救済政府のアブドゥルアズィーズ・ビン・ハブドゥール外相、イランのハサン・イールル 全文をよむ

2021-01-01 バイデン氏、宣誓後初日からの反トランプを決意 (Hamshahri紙)

 CNNは、「ジョー・バイデン氏は、宣誓後の大統領就任初日に、トランプ氏が発出した大統領令を停止または延期するだろう」と報じた。      【ハムシャフリー電子版】IRNA[イスラーム共和国通信]によると、バイデン氏の政権移行チームのジェン・サキ報道官は記者たちに次のように述べた。「次期大統領は宣誓後の大統領就任初日に、覚書を発出してトランプ政権が退陣間際に発した大統領令を停止または延期するだろう。」       サキ氏の言によると、バイデン氏の覚書は正に1月20日(イラン暦デイ月30日)の午後 全文をよむ

2020-12-28 日本でガソリン車完全廃止 (Jam-e Jam紙)

 日本は、なるべく早くガソリン車完全廃止を実行する考えである。元々、これは2030年代に行われると予想されていたが、現在はこの実施の時期が早まると予想されている。      【ジャーメジャム電子版】ロイター通信によると、あと10年以内にすべてのガソリン車が日本から姿を消す。この実施のために日本政府は、2050年までのグリーン成長のための投資として2兆ドルを費やしている。       「グリーン成長戦略」は、水素産業と水素自動車の定着を目的としており、炭素燃料を排除するための実用的な計画であると見 全文をよむ

2020-12-20 スウェーデンと日本の危険な新型コロナウイルス対策 (Jam-e Jam紙)

 日本人特有の文化と清潔さは、他国では効果の見られないこのモデルの主要因である。しかし、この独自性と過信が、日本で以前の二波とは比べものにならないほど強大な第三波を招くこととなった。      【ジャーメジャム電子版】日本とスウェーデンは、近隣諸国とは異なる独自の新型コロナウイルス対策法をとっており、それを優れた国民性と国家の性質によるものであるとしている。       この二国特有であるのは、自国が他国とは異なるというだけでなく、優れてさえいるとさえ考えている点である。       両国のトッ 全文をよむ

2020-12-06 レバノンの通りにソレイマーニー司令官の写真 イスラエル当局者の反応 (Hamshahri紙)

 レバノンのある通りにソレイマーニー司令官の写真が掲げられ、シオニスト政権[訳注:イスラエル政府]国防軍報道官は怒りをあらわにした。      【ハムシャフリー・オンライン】イラン学生通信(ISNA)によると、シオニスト政権国防軍のアヴィハイ・アドライ報道官は自身のツイッターに、レバノンのある通りに掲げられたソレイマーニー司令官の複数の写真を貼り付けて次のように投稿した。「レバノン国民のイランへの従属度がイラン人自身の自国への従属度よりも大きくなるとき、レバノンの運命はなおも試練の途上にあるので 全文をよむ

2020-10-26 ターキッシュエアラインズがタブリーズ発の運航便を再開 (Iran紙)

 トルコの航空会社であるターキッシュエアラインズは、イスタンブール-タブリーズ線の運航路線を再開させた。       東アゼルバイジャン州空港局長アーザーリー氏は、次のように発表した。「当運航便はターキッシュエアラインズにより、B737機を用いて毎週月・水・金曜日に、イスタンブール–タブリーズ路線は午前0時5分発882便、タブリーズ–イスタンブール路線は午前3時5分(イラン時間)発883便として運航される。」       同局長は次のように指摘した。「全運航便において全ての衛生基準と新型コロナウ 全文をよむ

2020-10-25 イスラエル人の有名歌手がドバイを訪問、UAEの首長家の招待で (Hamshahri紙)

 ヘブライ語紙イェディオト・アハロノトは、イスラエル人の有名な歌手が約二週間前からアラブ首長国連邦[UAE]の首長家の一員の招待によりドバイを訪れていることを明らかにした。      【ジャーメ・ジャム電子版】ISNA[イラン学生通信]によると、ヘブライ語紙イェディオト・アハロノトは本日アーバーン月4日の日曜日[西暦2020年10月25日]、次のように伝えた。「イスラエル人の有名歌手で、占領地[イスラエル]において最も有名なポップスターの一人とされているオマル・アーダム[Omer Adam]は、 全文をよむ

2020-10-22 サアド・ハリーリー氏、レバノン新内閣の組織を命じられる (Jam-e Jam紙)

 ムスタクバル潮流[未来運動]の党首サアド・ハリーリー氏は本日の議会協議で、必要とされる票数を獲得し大統領からレバノン新内閣の組織を命じられた。      【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、レバノンの元首相でムスタクバル潮流の党首であるサアド・ハリーリー氏が本日(木曜日)の議会協議において議員票全体の120に対し65票を得て、首相として組閣に着手することとなった。       レバノン大統領のミシェル・アウン氏はハリーリー氏を呼び新内閣の組織を命じた。ナビーフ・ベッリー国民議会議 全文をよむ

2020-10-18 アメリカ、イランの武器禁輸解除に初めての反応 (Hamshahri紙)

 アメリカ国務長官は対イラン武器禁輸終了の翌日、イランへの武器販売を支援する国や個人を威嚇した。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、アメリカのマイク・ポンペオ国務長官はイランに対する武器禁輸の満了に反応を示した。       アメリカ国務長官は言った。「我々はイラン発着の武器の提供、販売、譲渡に手を貸す個人や機関に対し制裁を科すべく我々の権限を行使する。」       マイク・ポンペオ長官はさらに「イランへの通常兵器の輸出や同国からの兵器購入は安全保障理事会決議への違反と 全文をよむ

2020-10-07 二人のバルーチ人漁師射殺事件の代償 UAEが30万ディルハムの損害賠償金支払い (Hamshahri紙)

 イスラーム評議会[イラン国会]バルーチェスターン南部選出の代議士は以下のように述べた。「2人のバルーチ人漁師が射殺されたことへの代償としてUAEから30万ディルハム[約856万1800円(2020/10/22 14:50のレートで換算)]の賠償金を受け取り、トロール漁業に関する漁業機構への苦情申立書も第90条委員会に送付されている。」      【ハムシャフリー電子版】タスニーム通信によると、モイーノッディーン・サイーディー代議士は、拘束されている漁師たちの解放手続きの追跡調査について記者会見 全文をよむ

2020-10-04 米国上院議員がトランプ罹患時のイランによる報復に懸念 (Iran紙)

 米国のクリス・マーフィー上院議員はドナルド・トランプ米大統領の健康状態が同国の内政と他国の立場に与える影響に関して懸念を示し、反イランの主張を展開した。       CNNの報道によると、クリス・マーフィー上院議員は「大統領の体力は衰えておらず、国のトップとしての活動を続ける、とマーク・メドウズ米大統領首席補佐官が語った」と述べた。       マーフィー氏は「メドウズ氏が来て、我々のためにこのことを明らかにしてくれてうれしい。我々の仲間も敵対者もこのことを知らなければならない。なぜなら我々の 全文をよむ

2020-09-23 国連でのロウハーニー大統領の発言へのアメリカの反応 (Hamshahri紙)

 米国務省報道官モーガン・オルタガス氏は22日火曜夜、自身のツイッターで第75回国連総会会議でのイラン大統領の発言に反応を示した。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、米国務省報道官モーガン・オルタガス氏はツイッターへの投稿でイラン大統領ハサン・ロウハーニーの演説に対し反応を示した。       彼女はこのツイッターでの投稿の中で、ロウハーニー大統領によるイランの平和及び対テロ戦争への支援に関する発言に触れつつ、地域の反対勢力をイランが支援していることがテロリズムの支援に他 全文をよむ

2020-09-14 菅氏が日本の与党党首に 安倍晋三氏の後継 (Hamshahri紙)

“日本の内閣官房長官である菅義偉氏は本日シャフリーヴァル月24日(月)[訳注:西暦9月14日]に実施された総裁選挙で自由民主党総裁に、そして辞任した安倍晋三首相の後継に選出された。”      【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、菅氏は石破茂氏(元防衛大臣・元自民党幹事長)と岸田文雄氏(元外務大臣・自民党政調会長)と選挙戦を繰り広げ、自民党総裁に選出された。菅氏はまた日本の総理大臣にも選出される見通しである。       与党が日本の国会で過半数を占めていることを考えると 全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(10) (Hamshahri紙)

~(9)の続き~      ―19年前、米国はターリバーンがアルカーイダを支援したとしてアフガニスタンを侵略し、その結果ターリバーン政権は崩壊しました。先に述べた通り、ドーハ合意であなた方はテロ組織との関係を断つと誓っていますが、今後あなた方とアルカーイダの関係はどうなっていくのでしょうか。       我々はドーハ合意に基づき、いかなる集団または個人に対しても、米国とその同盟国やその他の国々の利益に反する行動のためにアフガニスタンの地を利用することを許可しないと誓っています。これには全ての集団 全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(9) (Hamshahri紙)

~(8)の続き~      ―アフガニスタン間対話が始まったとして、ターリバーンは政権に参加する意図はありますか、それとも全ての権力を掌握することを望みますか。       我々は独自のプランを交渉のテーブルに載せ、相手側も同じように彼らの計画を持ってくるでしょう。間違いなく、多くの議論を尽くした後に決定を下すことは可能だと思います。我々はアフガニスタン・イスラーム首長国として自分たちの枠組みを持っています。         ―ここでお伺いしたいのは、ターリバーンはどの立場から対話に参加するのか 全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(8) (Hamshahri紙)

~(7)の続き~      ―ターリバーンと米国が交渉を行なっていた1年半の間、アフガニスタンの将来における女性とその地位に関する問題は、アフガニスタン人たちの間の議論で最も重要な話題の一つでした。しかしながら、ターリバーンは過去に女性に対して特殊なアプローチをとっており、多くの人が、今後そして将来にわたって女性たちがどのように扱われるのかを知りたがっています。この問題についてターリバーンはどのような立場なのでしょうか。       女性がシャリーアで定められたヒジャーブを守るのであれば、我々は 全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(7) (Hamshahri紙)

~(6)の続き~      ―ロヤ・ジルガの決議文には要求以外にも、複数の懸念が示されています。ロヤ・ジルガの参加者は、民主主義や共和制、少数民族の人権などといった過去20年間にアフガニスタンで得られた様々な成果が危機に陥るのではないかと心配しています。これらの問題に関してターリバーンの立場はどうなるのでしょうか。       少数民族については何ら問題ありません。しかし、体制の構造をどうすべきかという問題については、対話を行う中で決定される必要があります。我々には独自の解決策や計画があり、それ 全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(6) (Hamshahri紙)

~(5)の続き~      ―あなたはターリバーンがドーハ合意を遵守しているとおっしゃいますが、この合意の条文の一つに、ターリバーンはテロ組織との関係断絶を保証したというものがあります。ハッカーニー・ネットワークはターリバーンと同盟関係にあり、ターリバーン傘下の集団の一部としてみなされていますが、[この]ハッカーニー・ネットワークは[アフガニスタン東部の]ナンガルハール州で最近発生した致命的な攻撃において、ISと連携したことを非難されています。お尋ねしたいのは、いかにしてターリバーン傘下の全ての 全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(5) (Hamshahri紙)

~(4)の続き~      ―アフガニスタン間対話の話題に戻りましょう。ターリバーン傘下の一部の組織は、たとえ停戦合意がなされたとしてもそれを受け入れないと主張しているとの情報があります。これはつまり仮に停戦合意がなされたとしても、あなた方の前線の司令官の一部はそれを受け入れないということを意味しますが、ターリバーンの前線の司令官全員を制御し、停戦の完全な実施を行うことはできるのでしょうか。       まずあなたが言っている情報というものが曖昧です。仮に我々の司令官らがそのようなことを主張して 全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(4) (Hamshahri紙)

~(3)の続き~      ―シャーヒーン報道官、私たちはアフガニスタンの一部地域、特にあまり情報が入ってこない首都からみた遠隔地、とりわけターリバーン支配地域において、政府軍の爆撃によって民間人が殺害されていることは認めます。しかし、私たちは議会選挙に際し、投票登録所や投票所がターリバーン戦闘員の攻撃の標的となったのを覚えています。あなた方は人々に対して、選挙に参加するな、さもなければ罰せられると脅していました。なぜ一般人を攻撃の標的にするのですか。       我々は当時、占領下において選挙 全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(3) (Hamshahri紙)

~(2)の続き~      ―アフガニスタン政府が公表している統計によると、ドーハ合意が署名されてからの数ヶ月間におけるターリバーンの攻撃は減らなかったどころか、むしろ増加傾向にあります。あなた方は4ヶ月間に大小合わせて5,000回を超える攻撃を実施しており、言い換えれば1ヶ月あたり平均およそ1,300回の攻撃を行ったことになります。なぜドーハ合意に固執し、それに基づいて行動するのでしょうか。       政府が公表している統計は正しくありません。彼らは常に大袈裟です。我々は攻撃を減少させており 全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(2) (Hamshahri紙)

~(1)の続き~      ―実際にターリバーンは停戦を行わないとおっしゃいますか?しかし、アフガニスタン政府は包括的な停戦が実施され、その後に対話が開始されると表明しています。       停戦の問題についてはドーハ合意で定められています。どうしたら合意に反し、カーブル政府が召集したジルガ[の決議]を受け入れることができますか?我々は米国と合意を結んでおり、それは国連によっても承認されています。ドーハ合意に従えば、アフガニスタン間対話の開始後、停戦も議題の一つとして扱われます。         全文をよむ

2020-08-15 独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(1) (Hamshahri紙)

“「平和」とはアフガニスタンでの40年の戦乱を経て、今日他のいかなる単語よりも多く聞かれる言葉である。過去40年間、次の世代、また次の世代のアフガニスタンの人々の運命を決めたのは「戦争」であり続けている。彼らは戦争の只中に生まれ、戦争の中で生き、祖国を追われ、そして命さえをも落とした。”      【ハムシャフリー電子版】モハンマドアミーン・ホッラミー記者-昨年のエスファンド月[訳注:西暦2019年12月]、米国とターリバーンが握手を交わして20年間の戦争を集結させるための和平合意に署名したとき 全文をよむ

2020-08-09 フランスの調査チームがベイルートでの爆発による43メートルのくぼみを発見 (Hamshahri紙)

 フランスの調査チームは、ベイルートでの爆発に関して、最新の情報を発表した。      【ハムシャフリー電子版】ISNA通信によると、レバノンのアル・ジャディードTVが治安当局筋の情報を引用し、爆発によりその発生地に43メートルもの深さのくぼみが出来たことをフランスの調査チームが発見した、と発表した。       情報筋は、この爆発がかつてないほどいかに激しいものだったかを説明した。       上述の情報筋によると、フランスのチームによる爆発に関する検証は依然として続いているとのことだ。   全文をよむ

2020-08-08 ターリバーン報道官 イラン政府はアフガンの問題解決に向けてその意思を示している(6) (Iran紙)

ー(5)の続きー      ◆ターリバーンの参加によりアフガニスタンが後退する可能性を否定       カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は、一部でターリバーンがアフガニスタンに参加すれば社会が人権などいくつかの分野が後退するといった悲観的な懸念が示されていることに対し、「これらはプロパガンダである。カーブル政府の支配地域では人権が侵害されている」とし、「カーブル政府の支配地域では数千もの人権侵害が発生しているが、我々の支配地域ではそのような状況は存在しない」と主 全文をよむ

2020-08-08 ターリバーン報道官 イラン政府はアフガンの問題解決に向けてその意思を示している(5) (Iran紙)

ー(4)の続きー      ◆ドーハのターリバーン政治事務所代表とポンペイオ国務長官の会談       カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は、2日前に同政治事務所代表のバラーダル師が米国のマイク・ポンペイオ国務長官と会談を行なった際に何を話し合ったのかという問いかけに対し、「私はその会談に出席していたが、ポンペイオ氏とバラーダル師は囚人の解放とアフガニスタン間対話について話し合っていた。これら2つの問題は政治的問題である」と答えた。       また、ターリバーン 全文をよむ

2020-08-08 ターリバーン報道官 イラン政府はアフガンの問題解決に向けてその意思を示している(4) (Iran紙)

ー(3)の続きー      ◆イラン政府はアフガニスタンの問題を解決するための政治的意思を示した       カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は、6月にイラン外務省がアフガニスタン間対話を主催する用意があると発表したことをターリバーンはどう考えているのか、またこの件についてイラン側と何か接触はあるのかという質問に対し、「我々はイランを含む近隣諸国と接触している。なぜならイランとは長い国境線を共有しているからだ」と語った。       また、「数十万のアフガニスタ 全文をよむ

2020-08-08 ターリバーン報道官 イラン政府はアフガンの問題解決に向けてその意思を示している(3) (Iran紙)

―(2)の続き―      ◆ターリバーンはアフガニスタン政府から武器を購入している       カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は、「過去に数十万の(アフガニスタン国軍の)武器が紛失、または盗難被害にあったという報道がなされたが、これらの武器は我々が購入したか、部分的には戦闘の中で獲得したものである。つまり、我々は数多くの武器弾薬を有しているが、その全てをカーブル政府から入手している」と語った。       同報道官はターリバーンとロシアの政治的関係がどのレベ 全文をよむ

2020-08-08 ターリバーン報道官 イラン政府はアフガンの問題解決に向けてその意思を示している(2) (Iran紙)

―(1)の続き―      ◆『ロヤ・ジルガは囚人解放の妨害のためだけに召集。ドーハ合意はアフガニスタンの問題を解決するための適切な枠組み』       カタールにあるターリバーン政治事務所のサヒール・シャーヒーン報道官は、もし囚人が解放されなかった場合にはどうなるのかという問いかけに対し、「もし囚人を解放しないのであれば、それはカーブルの政権がアフガニスタンの問題のための平和的プロセスを望んでおらず、軍事的解決の道を選んだということになる。これにより衝突は激しさを増し、カーブルの政権はその責任 全文をよむ

2020-08-08 ターリバーン報道官 イラン政府はアフガンの問題解決に向けてその意思を示している(1) (Iran紙)

“カタールにあるターリバーン政治事務所の報道官は「イラン政府はアフガニスタン人間の問題解決に向けてその意思を示し続け、我々はイランの協力を歓迎する」と述べた。”       カタールにあるターリバーン政治事務所のスハイル・シャーヒーン報道官は土曜日(8月8日)、ロシアのRIAノーボスチ通信のインタビューに応じ、アフガニスタンの問題解決におけるイランの役割や、ロシアが在アフガニスタン米軍兵士殺害のためにターリバーンを利用したという告発について、またロシア政府がターリバーンに武器を供与しているか否か 全文をよむ

2020-08-02 シオニスト政権からヒズボッラーへのメッセージ 「戦闘は望んでいない」 (Jam-e Jam紙)

 過去数週間、シオニスト政権[イスラエル]はレバノン国境での活動に激しさを加え、レバノン政府と同国国民を軍事攻撃で威嚇していた一方で、シオニスト政権軍の情報筋は今日(西暦2020年8月2日日曜日)、退却を明らかにし、当政権は目下、レバノンのヒズボッラーとの戦闘を望んではいないと発表した。      【ジャーメ・ジャム電子版】イスラーム共和国通信(IRNA)によると、アルジャジーラが名前を明らかにしていないこの情報筋は同時に、同政権当局の主張を繰り返し、我々の優先事項はシリアでのイランの軍事的プレ 全文をよむ

2020-07-27 ナジャフの墓地ワーディー・アッサラームでの新型コロナウイルス犠牲者の埋葬 (Hamshahri紙)

 ナジャフ市[※イラク中南部の都市。初代イマーム・アリーの聖廟があり、シーア派の聖地の一つである。]郊外にあるワーディー・アッサラーム墓地[※「平和の谷」の意。イスラム教シーア派の墓地。]はイラク近現代史のあらゆる時期の様相が何らかの仕方で見られる場であり、今日新型コロナウイルスの犠牲者が歴史に刻まれる場である。      【ハムシャフリー電子版】AP通信によると、新型コロナウイルスによる死亡者数の増加とバグダードや他の都市の墓地への埋葬を防止する必要が生じたことを受け、ワーディー・アッサラーム 全文をよむ

2020-07-24 墜落したウクライナ国際航空752便 ブラックボックスの初期精査が完了 (Hamshahri紙)

 カナダ運輸安全委員会は、墜落したウクライナ国際航空752便のブラックボックスの初期精査が完了したことを発表した。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、カナダ運輸安全委員会は木曜日(西暦7/23)に国際調査チームが[今年1月に]テヘランで墜落したウクライナ国際航空752便のブラックボックスを調査し、フランスにおいてその初期情報精査が完了したと発表した。      [カナダ運輸安全委員会の]キャシー・フォックス委員長は「パリでの精査は終了したが、調査の完了までは程遠く、いま 全文をよむ

2020-07-19 Google 新型コロナウイルス関連の噂と戦う (Iran紙)

 Google は来月から、COVID-19 に関する陰謀論を広めるウェブサイト広告をブロックする予定だ。       世界最大手のインターネット検索エンジンであるGoogleは、手動または自動の調査機能を駆使し、当該の規則に従わないウェブコンテンツ制作者とウェブ広告主を特定し、取り締まりを行う予定だ。       同社は、これまでに健康に関する有害な主張についてのポリシーを有し、新型コロナウイルスの大規模な蔓延によって引き起こされた混乱を利用しようとした2億以上の広告を削除した。Googleは 全文をよむ

2020-07-15 捨てられたマスクと手袋がヨーロッパの主要河川に流入 (Hamshahri紙)

 人々が新型コロナウイルスから身を守るために使用しているマスクや手袋が投棄されることによるヨーロッパの主要河川の高い汚染度について、専門家が報告した。      【ハムシャフリー電子版】ISNA(イラン学生通信)によると、Tara Océan 財団研究機構は、 プラスチック汚染の悪化の原因となっているこの投棄物は、現在ヨーロッパ大陸の主要な河川を塞いでいると発表した。       6月の一か月間、研究者たちはヨーロッパ中の川岸や川べりで多くの投棄された手袋やマスクを絶えず見つけていた。      全文をよむ

2020-07-13 トルクメニスタン大統領の自動車に関する奇妙な命令 (Hamshahri紙)

 トルクメニスタンの路上ではまもなく暗い色の自動車を見るのは稀になる。所有する暗色の自動車を白く塗り変えるため、多くの運転手が修理工場に殺到している。同国大統領が白を特に気に入っているからだ。      【ハムシャフリー電子版】ジャマーラーン[イランのニュースサイト]によると、ドイチェ・ヴェレ[訳注: ドイツ国営の国際放送局]は、グルバングル・ベルディムハメドフ同国大統領は白い自動車を大変好んでおり、政府役人や警察は国民に対し、所有する自動車を白くするよう求めている、と報じた。国民は現在、自動車 全文をよむ

2020-07-05 サウジアラビア、アフガニスタンに病院1カ所とマドラサ100校を建設 (Iran紙)

 アフガニスタンの首都カブールの駐アフガニスタンサウジアラビア大使は、「3千万ドルの費用をかけて病院をカブールに建設する」と述べた。同大使はアフガニスタンのファザル・ハーディー・ムスリムヤール上院議長との会談で、35の開発計画と宗教学校100校建設計画を伝えた。       ジャスィーム・ムハンマド・アルハーリディーサウジアラビア大使はさらに、「アフガニスタン東部ナンガルハール州で、アフガニスタンイスラーム国際大学の建設工事が始まる予定である」と付け加えた。       ジャスィーム・ムハンマド 全文をよむ

2020-07-04 イラク陸軍トルコ国境地帯に派兵 (Jam-e Jam紙)

 トルコ軍の侵攻に対して、イラク陸軍は領土保全のためトルコ国境地帯に派兵を行った。       ファールス通信によると、イラクの複数の消息筋が、イラク北部にトルコ軍の地上部隊および航空部隊が展開する中、トルコとの国境にイラク軍が展開していると報じている。       スカイニュースによると、この措置の目的は、トルコ軍のイラク領内侵入阻止とのことであるが、イラク軍の派兵規模については言及されていない。       7月3日金曜日には、イラク北部ドホーク県の2つの山岳地帯においてトルコ軍戦闘機による 全文をよむ

2020-07-03 ウクライナ機撃墜の賠償金支払い交渉にカナダとイランが合意 (Jam-e Jam紙)

 カナダ政府は、一月に墜落したウクライナ旅客機の外国人犠牲者遺族への損害賠償に関するイランとの交渉を開始することで合意に達したと発表した。       タスニーム通信によると、カナダ政府は一月に墜落したウクライナ航空機の外国人犠牲者遺族への損害賠償に関してイランとの交渉を開始することで合意に達したと木曜日(7月2日)に発表した。スウェーデンもイランが賠償金を支払うことに信頼を表明した。       カナダ政府の声明によると、この事件で自国民が死亡した国々からなる国際交渉団は合意書への署名によりイ 全文をよむ

2020-07-03 85の連邦構成主体のうち、プーチンの権力保持にただ1か所「No」と言った自治管区 (Hamshahri紙)

 ロシア国民の約78%がウラジーミル・プーチンの統治継続に対する投票に賛成を投じ、一方で85のロシア連邦構成地域のうち、とある1地域の住民の半分以上は、自国の強力な大統領に反対票を入れた。      【ハムシャフリー電子版】ガーディアン紙によると、モスクワから1600km北東に位置するネネツ自治管区の住民37490人が先週、プーチンの大統領在任を2期延長するか否か票を投じるため、投票所を訪れた。ロシア全体で85存在する連邦構成主体の中で、ネネツ自治管区の住民の55%が大統領のための憲法改正に「反 全文をよむ

2020-06-30 イランに対するサウジの要求 (Hamshahri紙)

 サウジアラビア政府外務省アーディル・アル=ジュベイル閣外大臣は、米国の敵対的な外交に追随し、対イラン武器禁輸の延長を求めた。       タスニーム通信によると、国営サウジ通信社はサウジ外務省アーディル・アル=ジュベイル閣外大臣が、安全保障理事会の武器禁輸の度重なる違反に基づくイランに対する米国の根拠のない主張に追随し、対イラン武器禁輸の延長を要求したと報じた。       アル=ジュベイル閣外相の要求は、米国務省のイラン担当特別代表ブライアン・フックとの共同記者会見で公表された。      全文をよむ

2020-06-23 サウジアラビア領内深部でのイエメン武装軍の作戦の詳細 (Jam-e Jam紙)

 アンサール・アッラー運動[フーシ派]に属するイエメン武装軍報道官がサウジアラビア領内深部でのイエメン人戦闘員による新しい作戦の詳細を説明した。      【ジャーメジャム電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、アンサール・アッラー運動に属するイエメンの武装軍報道官ヤフヤー・サリー准将は本日(火曜日)「サウジアラビアの首都に対するイエメン人戦闘員の最大の攻撃作戦『第四抑止均衡作戦』を行った」と発表した。       同氏は「第四抑止均衡作戦では、情報局、国防省、サルマン空軍基地、リヤドやジー 全文をよむ

2020-06-19 IAEA理事会イラン査察に関して票決へ (Hamshahri紙)

 ロイター通信は、本日のIAEA理事会に出席した外交官数人の発言を引用し、イランについての決議草案が提出され、中国の反対により、おそらくこれについての投票のために[メンバーが]出席する会議が開催されることになると報じた。       イラン学生通信はロイター通信を引用し次のように記している。外交官らは「IAEA理事会におけるイランに対する非難を求める決議書に中国主導で反対が行われた後、同理事会はメンバーが出席する会議の開催を強制されることになった」と述べた。       四日間のオンライン会議に 全文をよむ

2020-06-19 イランに対する国際原子力機関の主張へのサウジアラビアの反応 (Hamshahri紙)

 国際原子力機関[以下IAEA]のサウジアラビア代表ハリド・ビン・スルタン大使は、IAEAのイランに対する主張を支持した。       ファールス通信によれば、サウジは、イランの核関連活動や核関連施設への査察を増やすためのIAEAの取り組みを支持すると発表した。       IAEAサウジアラビア代表を兼任する、駐オーストリア・サウジアラビア大使のハリド・ビン・スルタン氏は、イランに対するIAEAの最近の主張を支持した。       ハリド王子の発言は、主にイランの核開発計画に焦点を当てたIAE 全文をよむ

2020-06-17 アラブ連盟、イランに対する非難と新たな主張 (Hamshahri紙)

 アラブ連盟はイランとトルコに対する自身の以前の主張を繰り返しこの二国にアラブ諸国の国内事情への介入を止めるよう求めた。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、アラブ連盟は声明でイランとトルコのアラブ諸国への介入を非難し、この介入を止めるべきだと述べた。       アラブ連盟は「イラン人とトルコ人はアラブ諸国で暴動や紛争の火をつけようとしている」と主張した。       声明でアラブ連盟は「シリアやリビアのような国々へのトルコの介入はことごとく失敗し、非難されている」と述べ 全文をよむ

2020-06-14 サウジアラビア、今年のメッカ大巡礼の儀礼の開催中止へ (Jam-e Jam紙)

 サウジアラビアのメディアは、同国が今年のメッカへの大巡礼[ハッジ。イスラーム暦第12月(巡礼月)8~10日(西暦2020年では7月29日~7月31日ごろ)を中心に行われる。聖地メッカ及び周辺地域での諸儀礼から成り、ムスリムが人生で1回は行うべき義務とされる。実施する時期等で小巡礼(ウムラ)とは区別される]の開催中止を決定したと報じた。         【ジャーメジャム電子版】タスニーム通信によると、サウジアラビアがメッカ大巡礼の一連の儀礼を取りやめることを決定したのは同王国の建国史上初めてのこ 全文をよむ

2020-06-07 米国、イランは反ユダヤ主義であると繰り返し主張 (Jam-e Jam紙)

 米国務省報道官はホワイトハウスの失敗を隠蔽するために再度、イランは反ユダヤ主義であるとわが国を批判した。      【ジャーメ・ジャム電子版】メフル通信によると、米国務省のモーガン・オルタガス報道官は今日日曜日、ツイッターでの投稿で「40年前イラン政府はアルバート・ダニエルプールを処刑した。これにより、イランは反ユダヤ主義である!」と滑稽な主張をした。       オルタガス報道官は、米国内外でのホワイトハウスの失敗を隠蔽しようと試みる一環として、次期大統領選挙が目前に迫る中、イランは「宗教的 全文をよむ

2020-06-04 パレスチナの各抵抗グループ、シオニスト政権に一週間の猶予 (Jam-e Jam紙)

 パレスチナの各抵抗グループがシオニスト政権[イスラエル]に対し一週間の猶予を与えた。これは、この体制の新政府組閣前に、ガザ地区の情勢鎮静化に関して取り決められた合意に準じるためだ。      【ジャーメ・ジャム電子版】パレスチナ広報センターによると、レバノンのアフバール紙が抵抗グループのいくつかの情報源に基づき、ハマスとパレスチナ・イスラーム・ジハード運動(PIJ)はガザ地区の鎮静化に対するシオニスト政権の立場について、エジプトの当局者らとここ数日間協議をしたと報じている。       この情 全文をよむ

2020-05-26 殉教者ムグニイェによるレバノン南部解放作戦指揮の未公開映像 (Hamshahri紙)

 軍事通信(アル・イウラームルハルビー) [ヒズボッラーの軍事報道機関]の広報部は初めて、イマード・ムグニイェ(Imad Mughniyeh)[訳注:ヒズボッラーの創設に関わった人物。対イスラエル作戦に尽力]により指揮されていたレバノン南部解放作戦の映像を公開した。      【ハムシャフリー電子版】メフル通信によると、2000年5月24日[1379年ホルダード月4日]にシオニスト政権[イスラエル]はレバノン南部からの撤退を余儀なくされた。この措置はレバノンの人々の18年間にわたる抵抗の末に達成 全文をよむ

2020-05-07 対イラン軍事行動制限決議へのトランプの拒否権破棄に向けた上院の動き (Hamshahri紙)

 アメリカ上院は、イランに対する軍事行動を制限する議会の決議への米大統領の拒否権行使を破棄する決議案を採決する予定だ。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、イランに対する軍事行動を制限する決議へのドナルド・トランプ米大統領による拒否権の行使が発表された数時間後、上院は木曜日トランプの決定の破棄に向けた会議を開く予定だとメディアが報じた。       アメリカ議会上院のTwitter公式アカウントは、現地時間1時30分に拒否権破棄の決議の採決を行うと投稿した。       だ 全文をよむ

2020-05-03 アフガニスタンで新型コロナウイルスが未確認のまま感染拡大のおそれ (Hamshahri紙)

 アフガニスタン保健省は、5月3日[イラン暦2月(オルディーベヘシュト月)14日]日曜日、同国の首都カーブルで500件の新型コロナウイルス無作為検査を実施した結果、150件以上で陽性反応が検出されたと発表した。      【ハムシャフリー電子版】AP通信によれば、アフガニスタン保健省のワヒード・マヤール報道官は「カーブルでのこの結果は、憂慮すべき事態だ」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため自宅にとどまるよう国民に促した。       マヤール報道官は、同国での新型コロナウイルス感染 全文をよむ

2020-04-26 5名の中国人、ファーウェイによるイランとの取引に関するチャットで逮捕 (Jam-e Jam紙)

 5名の中国人が、ファーウェイによるイランとの取引に関しインターネット上で私的なチャットを行なったことで逮捕された。      【ジャーメジャム電子版】ファールス通信によると、5名の中国人がファーウェイによるイランとの取引に関しインターネット上で私的なチャットを行なったことで逮捕された。       逮捕された5名のうち2名は、ニューヨークタイムズ紙の取材に対し、それぞれ8か月と3か月の間収監されていたと話した。       ファーウェイの社員の一人がウィーチャット(WeChat)のグループチャ 全文をよむ

2020-04-22 プーチン大統領とムハンマド皇太子が原油をめぐり激しく口論 (Hamshahri紙)

 ミドル・イースト・アイは、原油減産に関しメンバー間で合意に達しなかったOPECの最近の会合の前に、プーチン大統領とムハンマド皇太子の間で口論があったと伝えた。      【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、ミドル・イースト・アイは次のように伝えた。先月(西暦)ロシアの大統領ウラジーミル・プーチンとサウジアラビアの皇太子ムハンマド・ビン・サルマーンが電話会談した。この会談の中で、激しい言葉の応酬となった。このことが原因で口論となっただけでなく、サウジアラビアは原油の増産を 全文をよむ

2020-04-14 ロウハーニー、マドゥーロ両大統領が会談/ベネズエラ大統領府発表 (Iran紙)

ベネズエラ外相は、イランのロウハーニー大統領とベネズエラのマドゥーロ大統領が電話会談を行ったことに触れつつ、両国間で米国の制裁に対抗するための共同戦線強化に関する具体的な協議が行われたと発表した――      ベネズエラのテレスール通信(teleSUR)によると、ベネズエラ大統領府はこの国とイランの両大統領が電話会談を行ったと発表した。この報道によると、ハサン・ロウハーニー大統領とニコラス・マドゥーロ大統領が、今回の会談の中で両国の協力・友好関係の強化を強調し、一方的で違法な米国の措置に対抗した 全文をよむ

2020-04-03 イラン制裁緩和に関するトランプの反応 「イラン側との対話にはなんの問題もない」 (Hamshahri紙)

アメリカ大統領は「イランは自国への医療品支援を可能とするための制裁緩和要請を出していない」と述べた。         ファールス通信によると、アメリカのドナルド・トランプ大統領は「イランは自国への医療品支援を可能とするための制裁緩和要請を出していない」と述べた。      毎日行っている定例記者会見の中で新型コロナウイルスの感染拡大について発言している米大統領ドナルド・トランプは、新型コロナウイルスが蔓延している期間中のイランへの制裁緩和に関する質問に答えて以下のように述べた。「イラン経済及び軍 全文をよむ

2020-03-17 殉教者ソレイマーニー氏の事件捜査のため司法・諮問委員会を設立 (Hamshahri紙)

司法府報道官は、殉教者ソレイマーニー氏テロ事件捜査のため、司法委員会に加え諮問委員会を設立することを伝えた。    メフル通信によると、ゴラームホセイン・エスマーイーリー報道官は、故ガーセム・ソレイマーニー中将テロ事件の最新の捜査状況に関して、「司法府はテヘラン検察庁において非人道的な当該事件の首謀者、実行犯並びに幇助者を起訴するため特別案件を立件した」と述べた。    彼は「これに関連し、当該訴訟案件は特別予審判事の任命、テヘランの検事補一人に対する特別任務、さらに国際事案調査特別法廷の設置と 全文をよむ

2019-12-14 フック米国国務省イラン担当特別代表「イランへの制裁を解除し、外交を再開する可能性」 (Hamshahri紙)

米国国務省イラン担当特別代表ブライアン・フックは、敵対政策をとるイランを非難しつつ述べた。「イラン経済制裁の目的は、当該国を罰することではなく、米国の国家安全保障のためである。」      ISNA通信(イラン学生通信)によると、フック特別代表はドーハ・フォーラムに出席するためにカタールに渡航していたが、アルジャジーラのインタビューにこう述べた。「イランが自身の敵対的な活動を止めた場合、我々は制裁を解除し、外交関係を再開する準備をするだろう。」      同氏は、イラン当局が彼らとの交渉ではなく 全文をよむ

2019-12-04 イラン、日本のペルシア湾への自衛隊派遣に反対 (Hamshahri紙)

イランの外務事務次官セイイェド・アッバース・アラーグチー氏は、「イランは、日本の船舶の安全保障の支援を目的とした中東への自衛隊派遣計画に反対である」と表明した。      IRNA(イスラーム共和国通信)によると、政務担当外務次官として東京を訪問したサイード・アッバース・アラーグチー氏がNHKの取材に対し、「イランは、日本の最終決定に期待している。しかし、いかなる外国軍であろうもこの水域への派遣は、平和や安全保障、また安定強化の助けになるとは信じていない。」と述べた。      アラーグチー氏は 全文をよむ

2019-11-18 自由愛国運動「ハリーリー氏の罪は重い」 (Hamshahri紙)

レバノンの「自由愛国運動(ペルシア語原文では自由国民潮流)」はサアド・ハリーリー氏 を激しく非難しながら、彼がレバノンの首相職の空席を埋めるのを阻止しようとし、ムハンマド・サファディ氏が首相就任を辞退するに至った責任者とみなした。ハリーリー氏の事務所はこれを否定している。      RTを引用したイスナー通信の報道によると、レバノンの「自由愛国運動」は次の声明を発表した。「レバノン首相サアド・ハリーリー氏の政策は明白であり、彼自身が首相になることを望んでいないだけではなく、他の者が組閣者に任命さ 全文をよむ

2019-11-14 国連総会第三委員会のイランに対する人権に関する決議の可決への外務省の反応 (Hamshahri紙)

イラン・イスラーム共和国外務省報道官サイード・アッバース・ムーサヴィー氏は述べた。「イランは常に国民の利益と安全のために、イスラーム法上の義務に基づいて人権に配慮している。」      IRNA通信の報道によると、ムーサヴィー氏は木曜日の夜、国連総会第三委員会でのイランに対する人権に関する決議の可決に対して、この決議をその発議者のダブルスタンダードと偽善を反映するものであるとみなし、それによりこれは合法性や信用に欠けると見なした。      ムーサヴィー氏は以下のように続けた。「この決議の発議者 全文をよむ

2019-11-08 イラン、国際海事機関に3隻の自国石油タンカーへの攻撃を報告 (Jam-e Jam紙)

イランは国際海事機関(IMO)に書簡で3隻の自国タンカーが攻撃されたことを伝えた。      ファールス通信によると、ある米紙は、イランは書簡を通じて3隻の自国石油タンカーが過去6か月間に紅海で攻撃されたことをIMOに伝えたと主張した。      ウォールストリートジャーナルは、イラン・イスラーム共和国は先週(10月30日)IMOに送付されたこの書簡の中で紅海における貿易航路は安全ではないと主張した、と報じた。      同紙がこの書簡に基づき報道したことによると、最初の攻撃は4月1日に起き 全文をよむ

2019-11-06 クウェート「イランのメッセージはサウジアラビアとバーレーンに伝達済み」 (Jam-e Jam紙)

クウェート外務副大臣は、同国がサウジアラビア、バーレーン両政府当局に宛てたイランのメッセージを両国に伝えたと発表した。      タスニーム通信によると、クウェート外務副大臣ハーリド・ジャールッラー氏は昨日、同国がサウジアラビア、バーレーン両政府に宛てたイランのメッセージを伝達したと公表した。      同氏は、「クウェートは事実として、このメッセージを兄弟たち(サウジアラビア国民、バーレーン国民)に伝達した。このメッセージはペルシア湾岸の情勢に関するもので、未だメッセージに対する返答は得られて 全文をよむ

2019-10-09 トルコ、シリア北部にて軍事作戦を開始 (Hamshahri紙)

[ハムシャフリー電子版]トルコ、イラン暦メフル月17日(西暦10月9日)にシリア北東部クルド人勢力に対し「平和の泉」と名付けられた軍事作戦を開始した。      ガーディアン紙によると、トルコ共和国レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は水曜日、ツイッターで、「トルコ軍はシリア国軍と共にたった今、シリア北部のPKK/人民防衛隊とISISに対して平和の泉作戦を開始した。我々の任務は、わが国南部の国境にテロ回廊が構築されることを防止し、地域に平和を取り戻すことである。」と発表した。      シリ 全文をよむ

2019-10-03 伊、イランの航空会社に制裁へ (Hamshahri紙)

[ハムシャフリー電子版]米国のマイク・ポンペイオ国務長官はイタリア外遊中に、同国がイランの航空会社、「マーハーン航空」に対して制裁を科すよう圧力をかけた。      ファールス通信によると、伊外相は米国による圧力の後、早期にマーハーン航空がイタリアにアクセスすることを禁止することになるだろうと発表した。      イタリアを外遊したポンペイオ国務長官は木曜日に、イタリア政府がマーハーン航空に対して制裁を科すよう圧力をかけることに努めた。      ポンペイオ氏は木曜日にイタリアのルイジ・ディマイ 全文をよむ

2019-10-03 ターリバーン、イムラン・カーンと会談へ (Iran紙)

【国際部】ターリバーンの最高幹部はパキスタンの高官らとの会談で、ドナルド・トランプ氏が3週間前に中止を発表した米国との和平交渉の再開を試みるため、昨日イスラマバードを訪れた。      パキスタンの日刊紙『パキスタン・トゥデイ』によると、ターリバーンは同集団の政治委員会の議長である、ムッラー・アブドゥルガニー・バラーダルが率いている。      この会談のプロセスに関わっていたパキスタンの一部の当局者は、「ターリバーンは、パキスタンのイムラン・カーン首相から今回の会談の提案を受けると、すぐに訪問 全文をよむ

2019-10-01 プーチン、「カスピ海の法的地位に関する協定」に署名 (Iran紙)

インテルファクス通信は露大統領が「カスピ海の法的地位に関する協定」に署名したと報じた。      インテルファクス通信によると、ロシアのウラディーミル・プーチン大統領は本日(火曜日)、カスピ海の天然ガス・原油といった資源の分割方法を明確にする「カスピ海の法的地位に関する協定」に署名した。この協定の草稿は昨年、イランとロシア、及びカスピ海に面した旧ソ連4カ国が参加した会議で準備された。      ロシアとその他の国々は、この協定に署名することでエネルギー資源の更なる利用や、ガスパイプライン・プロジ 全文をよむ

2019-09-28 アフガニスタン大統領選始まる:結果は3週間後 (Hamshahri紙)

ハムシャフリー電子版:アフガニスタン選挙管理委員長は同国全土で行われた第4回大統領選挙が成功裏に終了したと発表した。同氏は今回の選挙が過去18年間で最も成功したとしている。いくつかのメディアは投票所において開票作業が始まったと報じている。      IRNA通信によると、ハワーアラム・ヌーリスターニー氏はカーブルで行われた記者会見で、17時をもって第4回アフガニスタン大統領選挙の投票が成功裏に終了したと述べ、全国4500の投票所のうち、98%で投票が実施されたと発表した。      ヌーリスター 全文をよむ

2019-09-25 カルザイ氏「アフガン選挙はターリバーンとの和平の機会を脅かす」 (Iran紙)

アフガニスタン前大統領のハーミド・カルザイ氏はAP通信の取材に対し、今回の選挙はアフガニスタンを不安定化させる可能性があると述べた。      カルザイ氏は、「私は選挙の代わりに和平交渉を始めなければならないと考える」との意見を述べた。      カルザイ氏は米国とターリバーンの交渉の再開を望む人物の一人であり、同氏は米国・ターリバーン間であれ、ターリバーン・アフガニスタン間であれ、和平交渉を再開することが最善の道であると信じている。      カルザイ氏は、「アフガニスタン人たちは戦争から脱出 全文をよむ

2019-09-23 安倍首相、トランプ大統領とイランについて会談へ (Iran紙)

共同通信は、日本の安倍首相のニューヨーク外遊において、日米貿易とイランが同氏の議論する主要な問題の一つになる見込みであると報じた。      共同通信の報道によると、安倍晋三首相は今朝(月曜日)、国連総会に出席するため、ニューヨークに向けて出発した。同氏は今回の外遊中にドナルド・トランプ米大統領と会談する予定である。      日米貿易が安倍・トランプ会談で話し合われる主要な問題であるとみられるが、イランについても安倍首相の重要な議題である。      テヘラン・ワシントン間の緊張はトランプ氏が 全文をよむ

2019-09-20 露、トランプ新制裁に対し「イラン中央銀行に対する制裁は違法」 (Hamshahri紙)

ハムシャフリー電子版:ロシア外務省はイラン中央銀行に対する米国の新たな制裁は違法であると表明した。      スプートニク通信を引用したイラン学生通信によると、ロシア外務省はイラン中央銀行に制裁を科すという米国の敵対的な措置が違法であるとした上で、これらの制裁に関わらずイランの諸銀行との協力を続けていくと発表した。      イラン学生通信は、ドナルド・トランプ米国大統領が金曜日にイラン中央銀行に対する制裁を科すと発表したと報じている。      スティーヴン・ムニューシン米国財務長官はこれに関 全文をよむ

2019-09-18 イエメンの軍事力の驚くべき真実 (Jam-e Jam紙)

イエメン武装勢力の報道官は同国のドローンの力の驚くべき真実を明らかにした。      YJC通信の報道によると、イエメン武装勢力の報道官ヤフヤー・サリーはラアイ・アルヤウム新聞の取材に対し以下のように述べた。   「ブカイク(アブカイク)とフライスに攻撃を行った10機のドローンはイエメン製であり、イエメン領土から飛行したものである。このドローンはジェットモーターを装備しており、サウジアラビアのレーダーがどれだけ先進的なものであっても探知することができない物質で製造されている。このドローンを管理す 全文をよむ

2019-09-09 中国外務省報道官「ワシントンは対イラン制裁行使中止を」 (Jam-e Jam紙)

中国外務省報道官は「アメリカはイランへの圧力と制裁行使を中止すべき」と述べた。      ファールス通信によると、華春瑩(か・しゅんえい)中国外務省報道官は月曜、アメリカの対イラン政策を批判し、ワシントン(アメリカ政府)はテヘラン(イラン)への圧力をやめるべきであると述べた。      AFP通信によると、華報道官は北京での週定例記者会見において、「アメリカは一方的な対イラン制裁や、厳しい圧力に代表される誤ったアプローチをやめるべきである」とし、続けて「同時に、この合意の全当事国は自ら、合意を完 全文をよむ

2019-09-05 ウィーン市長「経済制裁は、テヘランとの都市協力の発展を妨げるものではない」 (Hamshahri紙)

 ウィーン市長は、「イランに対するアメリカの一方的な制裁があろうと、ウィーンによるテヘランとの都市開発の協力関係の発展や拡大には大きな可能性と関心が存在する」と述べた。       ミヒャエル・ルドヴィク市長は、木曜にウィーン市庁舎で行われたテヘランのピールーズ・ハナーチー市長との会談で次のように表明した。「二つの首都の関係において、人々の日常に困難が見受けられるが、国際的なイデオロギーや国際的な政治の争いとは無関係である。」       ハナーチー市長は、先週月曜夜に行政と議会の長として国際連 全文をよむ

2019-07-22 安倍首相「イランとの緊張緩和に向けて一切の努力を怠らない」 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー電子版】日本は、ワシントンが要請しているペルシア湾とオマーン海における治安維持を目的とした有志連合への参加について返答をする前に、イラン・アメリカ間の緊張緩和に向けて、必要とされるあらゆる努力を行うと発表した。      ユーロニュース(Euro News)によると、この日本政府の立場は、米国が日本に対し、海上自衛隊[訳注:原文では日本海軍と表記されている]を、イラン・イエメンの海上の国境における戦略的水域を防衛するための有志連合に参加させるよう要請している中で審議されてきた。  全文をよむ

2019-06-30 政府側の歓迎、自然愛好家たちの反対 南米と欧州の自由貿易協定(FTA) (Hamshahri紙)

南米とEU(欧州連合)の自由貿易協定(FTA)は、完全に実行される前に、特に自然環境への配慮の点から多くの抗議に直面している。      ユーロニュース(euronews.)によると、この自由貿易保護における協定は、6月28日金曜日に欧州連合とメルコスール(Mercosur)と呼ばれる南米南部共同市場のメンバーである南米のいくつかの国との間に締結された。欧州と、メルコスールを創設したアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの4カ国との協議は何年も前から行われていたが、欧州と米国間の経済問題 全文をよむ

2019-06-21 国連事務総長アメリカ、イラン両国に自制求める (Jam-e Jam紙)

 国連事務総長はイランによるアメリカ無人偵察機撃墜と緊張の高まりを受け、両国に自制を求めた。       イラン学生通信(ISNA)によると、当地域の情勢の混迷を受け、アレッサンドラ・ヴェルーチ国連報道官はアントニオ・グテーレス国連事務総長の発言を引用し、次のように述べた。「事務総長は、ただ一つ重要な勧告を行った。それは平和の維持である。」       国連事務総長はこう述べている。「両国は最大限に自制しなければならず、無人機撃墜事件による影響で高まった緊張の拡大を留めなければならない。中東地域 全文をよむ

2019-06-21 ザリーフ外相「包括的作業計画における第二の措置7月7日より開始」 (Hamshahri紙)

 モハンマドジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、「包括的共同作業計画(JCPOA)における第二の措置はティール月16日[訳注:2019年7月7日]から講じられる」と述べた。       イラン学生通信(ISNA)によると、ザリーフ外相は本日ホルダード月31日[6月21日]金曜日の正午、イラン・トルコ戦略立案委員会の合同記者会見で、集まった記者らに対し、両国大統領の取り決めにより二年に一度、両国外相が戦略案を検討するとした上で、「今回の会議では、計画案について検討がなされ、二年間の両国の協力を確認す 全文をよむ

2019-06-21 外国の航空各社 ホルムズ海峡迂回ルートへ (Jam-e Jam紙)

 アメリカ連邦航空局が同国航空会社に対し、当面のオマーン湾とホルムズ海峡上空の飛行自粛を要請した後に、航空各社の一部が飛行ルートを変更した。       本紙ファールス支局によると、米連邦航空局は同国の航空各社に通達し、次の通達があるまでオマーン湾とホルムズ海峡上空の飛行自粛を求めた。       これに基づき、アメリカ以外の一部の航空会社も飛行ルートを変更したり、ホルムズ海峡とオマーン湾上空の通過を取りやめたりした。       各社は、KLMオランダ航空やユナイテッド航空と同様に、現在飛行ル 全文をよむ

2019-06-21 露大統領「米国の対イラン軍事行動は、中東にとって悲劇的なものとなる」 (Hamshahri紙)

 ロシアのプーチン大統領は、対イラン経済制裁が不当なものであると言及し、「もしアメリカが対イラン軍事行動をとった場合、中東地域に悲劇的結果をもたらすだろう」とした。       スプートニク通信のアラビア語報道を引用したISNA(イラン学生通信)によれば、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領がTV番組「ダイレクト・ラインПрямая линия」に出演し、「米国の対イラン軍事攻撃は、中東地域にとって悲劇的なものとなる。なぜならこの問題は、暴力の増加に加え、地域の難民増加にもつながるからだ」と 全文をよむ

2019-06-16 ロウハーニー大統領、上海協力機構に合わせ中国国家主席と会談 (Hamshahri紙)

ロウハーニー大統領:イランと中国のアメリカ第一主義に対する抵抗はアジアと世界の利益のためである。      ハムシャフリー・オンライン:ロウハーニー大統領はキルギスのビシケクで第19回上海協力機構首脳会議に合わせて中国国家主席と会談し、2国間合意事項履行の方策に満足を示しながら「中国との関係は常にイランにとって戦略的友好関係であったし、これからもあり続けるだろう。」と強調した。      イラン学生通信によると、ハサン・ロウハーニー大統領は、イランは核合意における自国の履行義務を厳守してきたが、 全文をよむ

2019-06-14 ロウハーニー大統領、上海経済機構首脳会議中にプーチン大統領と会談 (Hamshahri紙)

ロウハーニー大統領はこの地域におけるイランとロシアの関係を、実例となるべきものであり、経済・政治・国際の全ての分野において拡大していると見なし、以下のように強調した。「今日、当地域への外国からの干渉とアメリカによる非合法的制裁が地域の安定と協力状況を困難にしている中で、両国のためにイラン・ロシア間の関係を深め発展させ、この地域を安定させ発展させることは重要である。」      ISNA(イラン学生)通信によると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモサルミーン[訳注:「アーヤトッラー」よりも1ランク下 全文をよむ

2019-06-14 中国外務省「どの国も中東の戦争勃発を望んでいない」 (Jam-e Jam紙)

 中国外務省は、本日金曜日、オマーン湾での戦争勃発を誰も望んでいないと表明し、すべての関係国に対して自制と対話による問題解決を求めた。       イラン学生通信によると、中国外務省の耿爽(こうそう)報道官は、「中国政府は、中東の緊張拡大を懸念している」と述べた。       彼は北京での記者会見で、「どの国もオマーン湾での戦争勃発を望んでおらず、このようなことは誰の利益にもならない」と述べた。       さらに耿爽氏は、「中国は、すべての関係国に対して対話による問題解決を求める」と述べた。  全文をよむ

2019-06-13 イランの最高指導者ハーメネイー師が日本の首相と会談(2) (Hamshahri紙)

さらに「アメリカはイランと誠実な会談をする準備ができている」という安倍首相の発言に触れ、「我々はその言葉を全く信用していない。なぜなら、誠実な会談とは、トランプのような人間からが持ち出されるものではないからである。」と安倍首相に伝えた。      またハーメネイー師は「米国当局者の中に誠実さはほとんどないに等しい。」と強調した。      ハーメネイー師は安倍首相に対して、「トランプ氏は数日前にあなたと会談をし、その中でイランについても協議していた。しかし、彼は日本から帰国後直ちに、イラン 全文をよむ

2019-06-13 イランの最高指導者ハーメネイー師が日本の首相と会談(1) (Hamshahri紙)

2019年6月13日の午前、イランの最高指導者ハーメネイー師は日本の安倍晋三首相と同行使節団と会談し、以下のように強調した。「イランはアメリカを一切信用しておらず、我が国はイラン核合意におけるアメリカとの過去の交渉の苦い経験を決して繰り返すことはないだろう。というのも寛大で賢明な国家は圧力を前提とした会談を受け入れはしないからだ。」      この会談の始めに、安倍首相はハーメネイー師に対して、「私はアメリカのトランプ大統領からのメッセージをあなたに渡すつもりである。」と伝えた。      そ 全文をよむ

2019-06-13 東京からの歴史的訪問とイランの期待;イラン・イスラーム共和国は誠意には誠意をもって、敬意には敬意をもって応える (Jam-e Jam紙)

イランは日の照らす国日本の総理を迎える。古くからある大陸の東にあり、数千年に及ぶ長い歴史を持つ日本は、歴史的に最も重要な文明国の一つであり、経済や産業、特に近代的な技術と知的・技術的領域における革新といった様々な分野において世界で最も影響力のある国の一つと見なされている。イランもまた巨大な文明と偉大な文化を有するとともに、地政学的に重要な位置を占めており、西アジアにおいて歴史的、地理的、文明的に日本と対を成す国と見なされている。歴史的、文化的、経済的、戦略的に重要で偉大なこの両国のバランスは常に 全文をよむ

2019-06-06 ロウハーニー大統領、タジキスタン訪問へ (Hamshahri紙)

 ロウハーニー大統領は「アジアにおける交流と信頼醸成」会議に参加するため、今年6月14日にタジキスタンの首都ドゥシャンベを訪問する予定だ。       ファールス通信ドゥシャンベ支局の報道によると、イランのハサン・ロウハーニー大統領は、タジキスタン大統領の招きにより、2019年6月14日「アジアにおける交流と信頼醸成」に関する会議に出席するためタジキスタン首都ドゥシャンベを訪問する。タジキスタン外務省メディアセンターの発表によると、この会議へのイラン大統領の出席は、タジキスタンのスィラージュッデ 全文をよむ

2019-06-04 5000人を超えるパレスチナ人拘禁者がシオニスト体制の刑務所に (Jam-e Jam紙)

パレスチナ人拘禁者・元拘禁者総務委員会の幹部がエイデ・フェトル(訳注:断食明けの祭)に際して拘禁者に関する最新の統計を発表した。それによると5000人を超えるパレスチナ人拘禁者がシオニスト体制の刑務所に収容されている。      ファールス通信によると、パレスチナ人拘禁者・元拘禁者総務委員会のアブドゥルナーセル・ファルヴァーネ研究・調査部長は、「男女5800人のパレスチナ人がシオニスト政権の刑務所に収容されている。」と発表した。      マアン通信社の報告に基づいて、ファルヴァーネ研究・調査部 全文をよむ

2019-05-29 フェイスブックとツイッター、イラン関連のユーザーアカウントを削除 (Hamshahri紙)

フェイスブックとツイッターが、イランに関連するユーザーアカウントを削除した。      親イランを理由として、フェイスブックは51のユーザーアカウントを自社のプラットフォームから削除し、ツイッターも2800のユーザーアカウントのネットワークを削除した。      ドイチェ・ヴェレを引用したメフル通信の報道によると、フェイスブックとツイッターはイランに関連するユーザーアカウントを削除したと公表した。      ソーシャルネットワークのフェイスブックは、自社プラットフォーム上の51のユーザー 全文をよむ

2019-05-08 「世紀の取引」の詳細の暴露 (Hamshahri紙)

ハムシャフリー・オンライン:あるヘブライ語のメディアが、シオニスト体制外務省のものとされる文書に基づき、「世紀の取引」の詳細を明らかにしたが、それによると、新生パレスチナ国家は軍隊や武器を保有せずに形成されるという。      スプートニク通信[訳注:ロシアの通信社]を引用したイスナー通信によると、ヘブライ語紙の「イスラエル・ハヨム」は、シオニスト体制外務省の文書に基づき、「世紀の取引」と名付けられた、パレスチナとイスラエルに対する米国の和平案の完全な詳細を明らかにした。      同紙は以下の 全文をよむ

2019-04-19 アフガニスタン政府とターリバーンとの対話会議 参加者を巡る意見の対立で中止 (Hamshahri紙)

アフガニスタンの政府及び市民社会の代表と、ターリバーンによる全アフガニスタン対話会議は金曜日(ハマル月/ファルヴァルディーン月30日)[訳注:西暦4月19日]に始まる予定であったが、アフガニスタン大統領がこの会議への参加者名簿に関してカタール政府に異議を申し立てたため、中止された。      ユーロニュースによると、アシュラフ・ガーニーアフガニスタン大統領は、ある報道発表において会議中止の理由を説明し、「カタール政府はアフガニスタン政府と様々な政治勢力諸派の合同の参加者名簿の代わりに、新たな参加 全文をよむ

2019-04-03 国連事務総長「ゴラン高原はシリア領」 (Hamshahri紙)

 アントニオ・グテーレス国連事務総長は、米国の意向に反し、占領されたゴラン高原はシリアの領土であると改めて強調した。       エジプトのアッシャルクル・アウサト[訳注:原文では通信社とされている]の記事を引用したIRNAによると、グテーレス国連事務総長は水曜日に行われたサーメハ・シュクリ・エジプト外相との記者会見で次のように述べた。「国際連合は、ゴラン高原をシリア領の一部であると見做している。国連は、シリアの領土、とりわけ、占領されたゴラン高原におけるシリアの主権に敬意を払う必要があると強く 全文をよむ

2019-03-30 イラン外務省「恒久的平和構築は、パレスチナ占領の完全な終結まで抵抗運動によってのみ実現可能」 (Jam-e Jam紙)

外務省はパレスチナの日に際して声明を発表し、「地域における恒久的平和構築は、パレスチナの占領を解消し、難民の全てが帰還して、国民投票に基づいてパレスチナの将来の体制を決定するまで、抵抗運動を行うことによってのみ実現可能である。」と提起した。      我が国の外務省はヨウム・ル=アルズ[訳注:アラビア語で「土地の日」、(1976年にイスラエル国内で行われたパレスチナ人の土地接収の際の衝突で、イスラエル国籍のパレスチナ人6人が射殺され、100人を超える負傷者を出した事件の記念日)]、パレスチナの土 全文をよむ

2018-11-11 外務省報道官「小規模なテロ集団は速やかに中東から一掃されるだろう」 (Jam-e Jam紙)

 外務省のバフラーム・ガーセミー報道官は、イラクのモスルで起きたテロ事件を断罪しながら、次のように述べた。「イラクの国家や政府に対して[訳注:ISつまりダーイシュが]敗北したことにより、小規模なテロ集団が報復を画策するだろうが、速やかに恒久的に中東から一掃されることになろう。」       我が国外務省よると、ガーセミー報道官は、イラクのモスルで起きた無辜の民を殺傷した卑劣なテロ事件を断罪し、イラク政府と国民、および事件の犠牲者の家族に哀悼を意を表した。       同報道官は、この事件を恥ず 全文をよむ

2018-11-10 イランの一部銀行がSWIFT利用を遮断されることに (Hamshahri紙)

 SWIFT(国際銀行間通信協会)のCEOゴットフリード・ライブラント(Gottfried Leibbrandt)の言によると、イランの一部の銀行から世界の銀行間通信システムを遮断されることになる。       イラン学生通信(ISNA)によれば、ライブラント氏はパリにおいてイランの一部銀行が、世界における信頼される銀行間通信であるSWIFTのシステムを利用できなくなると発表したと、ロイター通信が言及しているという。       彼は、イラン・イスラム共和国に対するアメリカ合衆国の敵対的制裁が再 全文をよむ

2018-10-22 ハーショグジー氏の殺害は凶悪犯罪である (Mardomsalari紙)

 フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣はサウジアラビア人記者ジャマール・ハーショグジーJamāl Khāshoqjī氏[訳注:日本の報道では「カショギ」と記述]の殺害を凶悪犯罪と呼んだ。       スプートニク通信によれば、ル・ドリアン仏外相の声明は、チュニジアの首都チュニスにおいて、ハマイエス・ジヒナウイ同国外相との合同会見で発表された。       ル・ドリアン外相は、次のように述べた。「ハーショグジー氏の殺害は凶悪犯罪である。この事件の真相を解明しなければならない。」チュニジア外 全文をよむ

2018-07-10 国外で捕らわれたイラン人たちの解放に関してザリーフが確約 (Jam-e Jam紙)

アメリカ政府の要請に基づき、圧制的・不法な制裁を理由にして世界各国で非合法に逮捕、拘束されたイラン人被収容者【訳註 7月2日に拘束されたイラン人外交官】の家族の一団が、今朝イラン外務大臣と面会し、彼らの逮捕状況とその後の追跡調査に関して話し合いがなされた。      オンラインニュースによる記事からジャーメ・ジャム・オンラインが報告するところによると、この囚われの同胞たちの家族とのテレカンファレンスによる面会において、逮捕状況と、先行する障害についての報告が為された。      この一連の面会に 全文をよむ

2018-07-09 トルコ議会─ユルドゥルム氏が議長に推薦される (Hamshahri紙)

 トルコの与党は、ビナリ・ユルドゥルム氏を議長候補者として推薦した。       与党公正発展党の党首ナージー・ベスタンジー氏とその党員たちは、ビナリ・ユルドゥルム氏をトルコ国会議長の候補者として推薦した。       アナトリア通信から引用したISNAの報道によると、ベスタンジー氏は報道陣を前に「国内法に基づいて、国会議長選挙が7月12日(イラン暦4月21日)に行われる」と発表した。続けて、「議長選の手続きは長くかからないだろう」と述べた。       ユルドゥルム氏も報道陣に対し「神がお望み 全文をよむ

2018-07-09 トルコでの列車事故犠牲者が24名に増加 (Jam-e Jam紙)

 トルコメディアによると、同国北西部で発生した列車脱線事故による被害の増加により、少なくとも24人が死亡、数十人が負傷した。       ファールス通信によると、月曜日(9日今日)の共和国大統領就任宣誓式が準備される中、同国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が北西部[訳注:原文は南西と誤植]で発生した凄惨な列車脱線事故に関して声明を発表した。       トルコ北西部で362人の乗客を乗せた列車が脱線し、10人以上が死亡し73人が負傷したとトルコメディアが伝えたのは、日曜日の夜であった。 全文をよむ

2018-06-11 ヒズボッラー、レバノン議会選挙で大勝 (Hamshahri紙)

 レバノンでの最新の選挙に関して、イラン革命防衛隊ゴドス軍司令官ガーセム・ソレイマーニー少将[訳注:少将は現在のイランにおける軍の最高位]から「ヒズボッラー[アラビア語発音ではヒズブッラー]が初めてレバノン議会128議席のうち74議席を獲得し、1抵抗政党からレバノンの抵抗政府に変わるという大勝利を収めた」と発表があった。       ファールス通信によると、ソレイマーニー少将は、最近のレバノンでの選挙が一般投票であったことに触れ、「シリア、レバノン、イラク、イエメンそして中東ですべてのものがヒズ 全文をよむ

2018-05-01 アラーグチー外務次官、ネタニヤフ首相を批判「彼の行動は滑稽なショーに過ぎない」 (Jam-e Jam紙)

 セイエド・アッバース・アラーグチー法律・国際問題担当外務次官は、「ネタニヤフ首相は滑稽で子供じみたショーをやっていた。そういったものは何年も前に見ており、この前は地下組織が工作していた」と主張した。       メフル通信によれば、アラーグチー氏は、ネタニヤフ首相の声明と、イランに秘匿された核開発計画が存在するという彼の主張に対し、「ネタニヤフ氏の行状は、子供じみた滑稽なショーであった。そういったものは何年も前から見てきており、前回は地下組織が工作していた」と語った。       アラーグチー 全文をよむ

2018-01-16 サウジ外相イラン非難を繰り返す (Jam-e Jam紙)

 サウジアラビアのアーディル・アル=ジュバイル外務大臣はベルギー外相との共同記者会見で、またもイランに対して根拠のない持論を繰り返した。       ミーザーン通信によると同外相は、お決まりの「イランは中東地域最大の脅威」という主張を繰り返した。       サウジ外相はこの主張について、イエメン軍にミサイルを供与しているのはイランであると非難し、「レバノン、イエメン、シリアでの軍事行動により、イランは中東地域最大の脅威となっている」と主張した。       また彼は、イランはサウジを攻撃させる 全文をよむ

2018-01-14 パレスチナが原子力供給グループ加入 (Hamshahri紙)

 パレスチナ自治政府が、原子力供給グループ(NSG)に加入した。    国際原子力機関(IAEA)パレスチナ代表のサラーフ・アブドゥルシャーフィー氏は、「パレスチナによるこの憲章への参加は、パレスチナの国際的責任と安全保障の強化を示すものだ」と述べる。       パレスチナの加入措置は、ドナルド・トランプ米国大統領がエルサレムをイスラエル首都として承認した後に採択された。    イラン学生通信(ISNA)はパレスチナのワファー(WAFA)通信社の報道を引用し、アメリカとイスラエルは、パレスチナ 全文をよむ

2017-11-21 ソレイマーニー軍司令官の報告に対するアラブ系新聞社・メディアの反応(2) (Jam-e Jam紙)

 最高指導者へのソレイマーニー軍司令官の重要で歴史的な報告はアラビア語メディアに大きな影響を及ぼし、その一部では以下のように言及された。      【アル=ミヤーディーン・チャンネル】    レバノンにあるこのチャンネルは緊急ニュースで、最高指導者へのソレイマーニー軍司令官の重要な報告の一部に関して伝えた。「ソレイマーニー軍司令官はイランの最高指導者アーヤットラー・ハーメネイー師への報告で、シリアとイラクでのISに対する勝利に祝辞を述べた。」    アル=ミヤーディンは、また、以下のことも強調し 全文をよむ

2017-11-21 ソレイマーニー軍司令官の報告に対するアラブ系新聞社・メディアの反応(1) (Jam-e Jam紙)

 イラン革命防衛隊司令官ハーッジ・ガーセム・ソレイマーニー少将によるシリアとイラク内のテロリスト組織IS(ダーイシュ)根絶に関する最高指導者への報告は、アラビア語メディアに大きな反響を及ぼした。       メフル通信からの引用による本紙の報道によると、背教者テロリズムとの戦闘とIS支配の終焉にまつわるイラクとシリアのイスラーム抵抗前線の歴史的な勝利は、[訳注:イラク国境にあるシリアのユーフラテス沿岸都市]アブー・カマール市において米国とイスラエルが支援したこのグループの旗を引きずり下ろしたこと 全文をよむ

2017-10-22 イラク=サウジ政府間の融和は不可能 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム議会(国会)国家安全保障・外交委員会のへシュマットッラー・フェラーハトピーシェ議員は、米国によるイラクのイランからの離間工作、イラク=サウジ間の友好回復政策について触れ、次のように述べた。「サウジアラビアは、中東地域の米国の走狗として背教者たるテロリストたちを支持し、イラクの敵意と不興を買ってきた。したがってイラクとサウジの融和は実現されないだろう。」       フェラーハトピーシェ氏は、本紙の取材に対し、イラク首相と米国務長官がサウジアラビアを同時訪問し、米国政府が中東におけるイ 全文をよむ

2017-09-27 イラク・クルド自治区住民投票の成り行き(2) (Jam-e Jam紙)

【イラク中央政府に対するクルド自治区住民投票の影響】       イラク・クルド自治区住民投票は自治政府自身、またこの地域に住んでいる人々を厳しい困難に直面させているが、その悪影響はイラク中央政府、そしてそれ以上にイラク・クルド自治区周辺地域にも脅威を与えている。       イラク中央政府はハウィージャ、キルクーク、ハーナキーン、サラーフッディーン県、アンバール県、ニネヴェ県の一部にいるダーイッシュ(ISIL)の残党との戦闘を続けており、自治政府の予想される安全保障的、政治的行動も考慮し、領有 全文をよむ

2017-09-27 イラク・クルド自治区住民投票の成り行き(1) (Jam-e Jam紙)

 アルビールにあるクルド自治政府が、昨日クルド自治区で住民投票が行われたことで発表したのは76%の有権者が参加したという結果だけだ。またその最終結果を48時間以内、つまり木曜日に発表すると約束した。       本紙によれば、マスウード・バールザーニー氏[訳注:クルド自治区の代表]が、この住民投票を実施したことで、自治政府とイラク中央政府、そしてクルド自治区周辺地域の関係を複雑な状況に置くことになったのは明らかだ。      【自治区の住民投票の成り行き】      1. クルド自治区独立に向け 全文をよむ

2017-09-25 トルコのエルドアン大統領「我が国は、イラク北部での軍事的措置が必要ならば行う」 (Jam-e Jam紙)

 トルコ大統領は、イラク北部のクルド国家設立についてはイスラエルのみが支持していると述べ、イラクからクルディスターンの分離を問う住民投票は、違法であり信頼できないものであると強調した。       ファールス通信から引用した本紙によると、トルコ大統領レジェップ・タイイップ・エルドアン氏は、今日(25日月曜日)、「イラクのクルディスターンの[訳注:イラクからの]分離独立住民投票は受け入れられないもので、認められることはない」と述べた。       エルドアン氏はイスタンブールでの演説の間に、クルデ 全文をよむ

2017-09-18 イラン大統領府長官、米国のイランの軍事施設の視察要求に反論 (Hamshahri紙)

 マフムード・ヴァーエズィー大統領府長官は、アメリカがイランの軍事施設の査察を要求してきた件につき、「米国新政府は、[核合意文書である]包括的共同計画JCPOAの中身を理解していない」と述べた。       メフル通信によるとヴァーエズィー氏は、米国が[イランの]核施設の査察と軍事施設の査察との間に違いはないと表明したことに対し、このように反論した。「私の見解ではJCPOAにおいて全てが明らかになっており、全ての段階を踏んでいる。」       同氏は、次のように強調した。「米国新政府は、JCP 全文をよむ

2017-08-28 パレスチナのマフムード・アッバース大統領、宮殿を国民事務局に変更 (Hamshahri紙)

 パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領は、公邸であり迎賓館でもあるラーマッラー[訳注:またはラマッラー、パレスチナ自治政府の首都にあたる]のサルダー宮殿を、パレスチナ国民事務局に改めた。       パレスチナ経済開発評議会(ベクダール)代表で、この公邸の建設監督者のムハンマド・シュタイェMohammad Shtayye氏は、この決断がパレスチナにおける同胞の間で初めてのものであると強調した。       同宮殿は、広さ4千7百㎡以上あり、ラーマッラーの北にあるサルダー村の西の端に位 全文をよむ

2017-07-13 トランプ氏に対する日本とEUの歴史的な対応 (Hamshahri紙)

 世界第三位の経済規模を誇り、ヨーロッパ輸出市場第七位である日本は、欧州連合EUとの貿易自由化協定に大筋合意へ至った。この二つの経済勢力は、世界の40%の貿易を掌握している。       日本政府とEUは、木曜日、貿易自由化協定締結に向け基本合意に達した。この協定の締結がなされた場合、関税が撤廃され、日本とEU加盟国の取引総額は著しく底上げされることになる。       ドイツの報道によれば、多くの専門家たちが、この協定合意について米国大統領ドナルドトランプ氏の経済政策に対しての意趣返しの意味も 全文をよむ

2017-07-13 ドイツ大統領が突然のアフガニスタン訪問 (Hamshahri紙)

 ドイツのフランク=ヴォルター・シュタインマイアー連邦大統領が、アフガニスタンを訪問した。ドイツ大統領のアフガニスタン訪問は、警備上の理由から事前告知されなかった。シュタインマイアー氏は、マザーリシャリーフ市[訳注:アフガニスタン北部の都市]において同市駐留ドイツ兵を観閲した。       ドイツ政府広報の発表によると、シュタインマイアー氏はこれまで、同国外相としてアフガニスタンを7回訪問している。今回は、ドイツ大統領として初のアフガニスタン訪問となる。       ドイツ連邦大統領機は木曜日( 全文をよむ

2017-07-09 プーチン大統領500キロの遠回り (Hamshahri紙)

 ドイツでのG20の会議に向かうロシア大統領ウラジーミル・プーチンを乗せた飛行機は、NATOの一員であるポーランドと、バルト三国の上空を避けて飛行し、約500キロメートル(300マイル)を遠回りした。       飛行追跡から判断すると、ロシア政府専用機はモスクワからハンブルクまでウラジーミル・プーチン大統領を乗せて、ベラルーシとポーランドの上のまっすぐな進路を外れた。       ウェブサイトのフライトレーダー24の情報に基づくと、ロシア大統領の飛行機(イリューシンIL-RA96022)はバル 全文をよむ

2017-07-02 トランプに対しヨーロッパと日本が示す道と道標─自由貿易の始動 (Hamshahri紙)

 現在、日本とEUは来週にも互いに自由貿易協定の合意を締結することとなっており、この協定については、アメリカ大統領ドナルド・トランプに対する挑戦状であると解釈されている。       AP通信を引用したメフル通信には、セシリア・マルムストローム貿易担当欧州委員の発言は、「日本=EU間自由貿易の合意は、世界の一部の国で進められている保護主義に対する挑戦状でもある」というものだったと記されている。       同氏はこのように述べている。「両者の4年に渡る交渉を経て、日本=EU間自由貿易の合意は来週 全文をよむ

2017-06-27 ロシアとウクライナの企業や銀行に対する広範囲のサイバー攻撃 (Hamshahri紙)

 ロシアとウクライナの企業や銀行が広範囲にハッキングされ、いくつかのサーバーがダウンさせられた。      ロシアのアル・ユウムを引用したアル・アーラムの報道によると、ロシアとウクライナの石油、通信、金融企業がランサムウェアPeytaへの感染ターゲットにされた。       ロシアの石油企業もまた、同社のサーバーが広範なハッキングをうけているとセキュリティ機関に訴えたことを発表した。       キエフにあるウクライナ最大の空港や、同国のいくつかの企業や銀行もまたハッキング攻撃にさらされた。報 全文をよむ

2017-06-26 ザリーフ外相「一部の地域は治安を買えるものだと思い込んでいる」 (Jam-e Jam紙)

 イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、「ヨーロッパは、ペルシア湾岸地域における対話の成立に卓越した活躍を果たすべき」と述べた。       ミーザーン通信を引用した本紙によれば、ザリーフ外相は、月曜日(6月26日)に欧州外交評議会の年次総会にて演説を行った。       彼は、現在ベルリンで開催中のこの会議で、以下のように述べた。「欧州連合(EU)は、他国の負担によって成功するものではない。イランはこのことをよく分かっている。」       ザリーフ氏は、「他国を不安定にした対 全文をよむ

2017-06-26 トランプ米大統領「アメリカの行政システムには問題がある。皆、非協力的だ」 (Hamshahri紙)

 トランプ米国大統領は、大統領に対する共和党と民主党の非協力的な態度を批判しながら、この国の統治システムには問題があると述べた。       ジャマーラーン・ニュースによると、トランプ大統領はFOXニュースTVチャンネルの独占インタビューで、同国の統治システムを批判しながら、同様に同国二大政党の民主党と共和党の相互不和についても非難した。       FOXニュースTVチャンネル司会者ピートは、共和党の医療保険政策について大統領に質問した。「大統領ご自身の医療保険政策に対するもっとも大きな障害物 全文をよむ

2017-06-18 ミサイル攻撃はイランからのメッセージ─アフガニスタンやイエメンとは違う! (Jam-e Jam紙)

 イラン国会議員のエスマーイール・コウサリー氏は、昨夜シリアのデリゾールに潜伏するシリアの過激派テロ組織「IS(ダーイシュ)」に対する革命防衛隊のミサイル攻撃が中東地域と世界へ向けたメッセージであるとして、次のように述べた。「テロリストとその支持者、特にアメリカ人は悪徳を犯し続ける限り、より重い報復を受けることになると思い知るべきだ。」       本紙取材に対するコウサリー氏の言によれば、イランは国の安全保障上のあらゆる脅威に対して、最も苛烈な手段をとるとして、「イラン・イスラム共和国は自ら手 全文をよむ

2017-06-12 イランに関するIAEA定例理事会が開会 (Hamshahri紙)

 IAEA(国際原子力機関)の定例理事会が、ホルダード月22日(6月12日)の現地時間10時30分(テヘランでは13時)から、ウィーンにある本部で開会された。IAEA事務局長である天野之弥氏によるイランに関する新しい報告の調査がこの会議の議題となっている。       IRNA(国営イラン通信)によると、6月16日(金)まで続くこの会議は、記者の傍聴なしの非公開で開催されており、イランの核計画管理に関するIAEA事務局長の最新の定例報告が、審議対象となっている。       2016年度のIAE 全文をよむ

2017-06-05 サウジアラビア・エジプト・バーレーン・UAEの国交断絶宣言に対するカタールの反応 (Hamshahri紙)

 カタール政府はサウジアラビア・アラブ首長国連邦(UAE)・バーレーン・エジプトのカタールとの国交断絶の決定を「根拠のない主張に基づく理由なきもの」だとした。       カタールの官報を引用したイスラム共和国通信(IRNA)によると、カタール外務省はこの問題の通知に際して声明を発表し、このような国交断絶の決定について遺憾の意を表明したという。       同外務省は、このような措置は一般市民及び外国人の生活に何ら影響を与え得ないとして、カタール政府は、同国の社会や経済に悪影響を及ぼそうとするあ 全文をよむ

2017-04-09 ロウハーニー師とアサド大統領の電話会談「イラン国民はシリア国民の側にいる」 (Hamshahri紙)

 ロウハーニー大統領は、アサド氏との電話会談で米国によるシリアへの武力侵攻を糾弾しつつ、「イラン国民は、テロリズムとの戦闘とシリアの領土保全に、これまで同様シリア国民とともにあり続ける」と伝えた。       イラン国営通信(IRNA)によると、ハサン・ロウハーニー師(ホッジャトルエスラーム・ヴァル・モスレミーン[アーヤットラーの下位にあたるイスラーム聖職者の称号])は、昨夜(ファルバルディーン月20日[訳注:西暦2017年4月9日])シリア共和国のバッシャール・アサド大統領との電話会談で、アメ 全文をよむ

2017-01-29 トランプ政権のイラン人米国入国禁止措置に対するザリーフ外相のツイッターでの反応 (Hamshahri紙)

 我が国(イラン)外相は、アメリカ新政権の打ち出したイラン人の同国入国禁止措置に対して反応を示した。       メフル通信の報道によると、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、ムスリムの米国への旅行を制限する米国政府の決定に関して、我が国外務省が昨日公表した声明のリンクを貼った、自身のツイッターのページで次のようにツイートした。「この措置は、イラン政府と対立しながらもイラン国民との友好を唱える米国当局の主張に根拠がないことを示した。イスラーム国家の国民を入国禁止とする米国の措置は、過激派へ 全文をよむ

2017-01-23 ダーイシュ(IS)がユーフラテス川ダム湖の水門を開放 (Hamshahri紙)

 テロリストグループ・ダーイシュ(IS)がシリアのラッカ県、タブカにあるユーフラテス川の3つのダム湖の閘門を開放し、数千ヘクタールの土地を水没させた。       IRNA(国営イラン通信)から引用されたジャーメジャム・オンラインの報道によると、ユーフラテス川の複数のダムの閘門開放により、下流地域の河川水位は前代未聞の水準にまで上昇してしまっている。       ここ25年間で前例のないこの水位上昇は、一部の地域では10メートルの高さにも及んでいる。       テロリストグループ・ダーイシュ( 全文をよむ

2016-12-21 シリアの統一と領土の一体性を支持―モスクワでのイ露土外相会談の声明で強調(2) (Iran紙)

ザリーフ外相「あらゆるテロ組織と戦う必要がある」       イラン外相はモスクワ会談の結果を肯定的に評価し、「3ヵ国による今回の共同歩調によって、テロや暴力、過激主義に苦しめられてきたシリア国民の苦痛が可及的速やかに終わりを迎えることを、われわれは期待している」と述べた。       イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は〔ロシアの〕セルゲイ・ラブロフ外相、ならびに〔トルコの〕メヴリュト・チャヴシュオール外相が参加した三者協議の終了後、記者会見の場で、〔協議の中で〕行われた話し合いに 全文をよむ

2016-12-21 シリアの統一と領土の一体性を支持―モスクワでのイ露土外相会談の声明で強調(1) (Iran紙)

【イラン紙2面】イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相、およびトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は各国の国防相を交えて、昨日モスクワで協議を行った。しかし、その前日の夜にアンカラで起きたロシア大使殺害事件が、この会議に関する報道をかき消してしまう格好となった。       〔三者協議の〕参加国の外相らによるバイ会談も同時に行われたこの会議の結果、8項目からなる声明文が採択された。そこでは、アレッポ(ハラブ)での停戦の実施プロセス、シリア全土における民 全文をよむ

2016-12-15 ハーメネイー最高指導者「皆が一致して闘えば25年後にはシオニスト体制は消滅するだろう」(2) (Mardomsalari紙)

 イスラーム革命最高指導者はさらに、「イスラーム共和国は地域で起きた一部の問題に巻き込まれているが、それにもかかわらず、パレスチナこそイスラーム世界の第一の問題であるということを、つねに、そして明確に表明してきたし、またこの問題で自分がすべきことをしっかりと実行している」とも述べた。       同師は、「パレスチナ各組織、ならびにアラブ人ウラマーや知識人、著述家たち」にはパレスチナ問題が各国の民衆の心の中に活き活きととどまるよう努力する義務があると指摘した上で、「パレスチナ問題こそが〔解決され 全文をよむ

2016-12-15 ハーメネイー最高指導者「皆が一致して闘えば25年後にはシオニスト体制は消滅するだろう」(1) (Mardomsalari紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイーは昨日(水曜日)の正午、パレスチナのイスラミック・ジハード運動の総書記ならびに随行団と会談し、その中で「パレスチナ問題を忘却させようと、シオニスト体制の支持者たちは執拗に危機を作り出しているが、それにもかかわらず、この高貴なる大地はパレスチナの国民ならびに各組織の抵抗と努力によって解放されるだろう」と強調した。      
 イスラーム革命最高指導者は、パレスチナ人の間にある信仰に根付いた〔闘争への〕意思および抵抗の精神を称賛した上で、「聖 全文をよむ

2016-10-17 イランはモスル解放の鍵となる役割を果たす (Jam-e Jam紙)

 「フランス24」TVは、今日(17日月曜)のレポートで「イラク軍へのイランの財政支援と軍事顧問派遣は、モスル解放作戦における重要な要素となる」と述べた。       IRNAを引用した本紙によると、同TVは、「この軍事作戦において対ダーイシュ(IS)有志国連合軍の空軍とアメリカ陸軍特殊部隊7500名も加わった」と述べていたと言う。       最近の同軍による空爆は、米国の主導でファルヴァルディーン月(西暦3月20日~4月20日)にマフムールの西にある村のハシド・シャービ陣営に対して行われ、3 全文をよむ

2016-10-13 イランの軍艦二隻、イエメン近海に派遣 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】ジャーメ・ジャム・オンラインがタスニーム通信を引用して伝えたところによると、イラン・イスラーム共和国軍海上部隊第44艦隊は最近、国際的なミッションを遂行するべく、公海に向けて出航した。〔‥‥〕       このミッションでは、駆逐艦「アルヴァンド」や護衛艦「ブーシェフル」から成る第44艦隊はまず、アデン湾および戦略的に重要なバーボル・マンダブ(バブ・エル・マンデブ)海峡に向けて出航し、これまでつねに海賊たちの脅威に晒されてきた同海域を航行する商用船を守るために、し 全文をよむ

2016-10-13 最高指導者事務所所長「我々は近い将来サウード家が滅びることを待ち望んでいる」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】最高指導者事務所所長は、「ダーイシュが必要としているものはサウジやカタールが保有するドル、ならびに〔その他の〕アラブ諸国のムスリム人民の財産からまかなわれている。もちろん、ダーイシュの根源的な資金源はアメリカだ」と述べた。       ジャーメ・ジャム・オンラインがタスニーム通信からの引用として伝えたところによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのモハンマド・マフディー・ゴルパーイェガーニー師は本日午後、〔エスファハーン州〕シャーヒーンシャフル・ミーメ 全文をよむ

2016-10-13 「イランの艦船40隻、イエメンの領海を侵犯」——サウジ政府筋が主張 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】サウジアラビア政府の支援を受けているイエメン政府筋は対イラン・プロパガンダで、アンサーロッラー〔※反政権の立場を取るフースィー派のこと〕に武器を引き渡すために、イランの艦船40隻がイエメンの領海を侵犯したと主張した。       ファールス通信からの引用としてジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、サウジアラビアの支援を受けている一部のイエメン政府筋はイランに対するネガティブ・キャンペーンとして、アッシャルク・アルアウサト紙に約40隻のイラン艦船が水曜 全文をよむ

2016-09-28 アメリカがロシアを恫喝 (Jam-e Jam紙)

 米国のジョン・ケリー国務長官は、「ロシアがアレッポへの攻撃を停止しない場合、モスクワとの協力を中止する」と強調した。       ジャーメ・ジャム・オンラインがアルマヤーディン・ニュース[訳注:レバノンのマスメディア]を引用して伝えたところによると、米国のケリー国務長官はロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との電話会談において、シリア情勢における同国とロシアの関係が悪化していることに強い懸念を表明した。       ケリー国務長官は、「ラブロフ外相に対し、我々は、シリアの住宅地域における焼夷弾とクラ 全文をよむ

2016-09-22 内相「国連の援助は移民問題でイランが負っている負担の3%以下」 (Iran紙)

【イラン紙4面】「難民・移民の大規模な移動に関する会議」〔※「難民と移民に関する国連サミット」のこと〕に参加するためにニューヨークを訪れているイラン内相はは、その傍らでスイス司法相、アルメニア外相、及び国連難民高等弁務官と個別に会談を行った。       イラン国営通信の報道によると、アブドッレザー・ラフマーニー=ファズリー内相はスイス司法相との会談で、次のように述べた。      イラン・イスラーム共和国が移民らを適切に受け入れ、また〔彼らの移動に対する〕管理政策を実施しているおかげで、彼らの 全文をよむ

2016-09-08 最高指導者「サウード家に聖地を管理する資格はない」 (Iran紙)

【イラン紙2面】革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日(水曜日)、ミナーおよびマスジドゥル・ハラーム(アル=ハラーム・モスク)の惨劇で死亡した殉教者たちの遺族らと面会し、その中でこれらの事件でサウード家がみせた怠慢と無能ぶりは、二大聖地を管理する資格がこの呪われた汚らわしき家系にはないということを再度証明したと指摘した上で、「もし彼らが本当のこと言い、事件で彼らに非はないのであれば、イスラーム諸国による国際的な真相究明委員会に事の真相を間近から調査させ、真実を明るみに出させる許可 全文をよむ

2016-09-06 サウジアラビアのムフティー「イラン人はムスリムではない」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】これまで幾度となくイランとイラン人を侮辱してきたサウジアラビアのワッハーブ派のムフティー〔※ファトワー(教令)を出す権限をもった人物のこと〕が、今度はメッカ巡礼についてのイラン最高指導者の声明に反発して、イラン人はムスリム(イスラーム教徒)ではなく、ゾロアスター教徒だと断じた。       ファールス通信の報道としてジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、イスラーム共和国指導者のアーヤトッラー・ハーメネイーがメッカ巡礼に関してメッセージを発し、その中で 全文をよむ

2016-08-25 イラン革命防衛隊の小型哨戒艇、ホルムズ海峡で米国駆逐艦の航行を妨害 (Jam-e Jam紙)

 アメリカ合衆国国防総省の当局筋が、革命防衛隊の4隻の小型哨戒艇がホルムズ海峡付近で米海軍駆逐艦の航行を妨害したと主張した。       メフル通信を引用した本紙報道によると、米国防総省の当局筋が、イラン・イスラーム革命防衛隊の4隻の小型哨戒艇が火曜日にホルムズ海峡付近で米駆逐艦に対し航行妨害を行ったと主張した。       この米国国防当局筋は、匿名を条件に、「イランの小型哨戒艇の内2隻がミサイル駆逐艦USSニッツェの300ヤード(約285メートル)まで接近したが、このような行為は安全を無視し 全文をよむ

2016-08-24 国家安全保障最高評議会書記「ロシア機は木曜日に立ち去った/『連合』は依然として有効」(2) (Iran紙)

 シャムハーニー書記の発言と時を同じくして、昨日米国務省のマーク・トナー報道官は記者会見で、ロシア戦闘機のイランからシリアへの出撃作戦が終了したことについて、様々な憶測が出ていることに答えるなかで、「我々は〔この件で〕ロシア外相と話をした。また国防総省の同僚たちは、この問題を注視しているところだ」と述べた。      ラーリージャーニー国会議長、国会議員からの「指摘」に回答       他方、昨日国会議長はシャムハーニー書記の発言とは明らかに異なる見解を表明し、ロシア戦闘機の飛行は停止していない 全文をよむ

2016-08-24 国家安全保障最高評議会書記「ロシア機は木曜日に立ち去った/『連合』は依然として有効」(1) (Iran紙)

【イラン紙3面】イランとロシア両政府の外交当局が月曜日に示したスタンスに対して多くのメディアが取った解釈は、「ハメダーン空軍基地からのロシア軍機の出撃は終了した」というものだった。これに対し国家安全保障最高評議会書記は、ロシア軍機は地上作戦計画に従って、先の木曜日にノウジェ基地を立ち去ったと発表した。       イラン国営放送通信の報道によると、アリー・シャムハーニー海軍司令官は、ロシア戦闘機の撤退は計画に沿ったものであり、他国の圧力によるものではないと述べ、イランとロシアの戦略的協力関係に関 全文をよむ

2016-08-17 ロシア爆撃機によるダーイシュの攻撃、ハメダーンの基地から出撃(2) (Iran紙)

ハメダーンを飛び立ったロシア軍機、ダーイシュの陣地を攻撃       ロシア国防省は声明の中で、ロシアの爆撃機がハメダーンにあるイランの空軍基地から飛び立ち、戦闘が行われているハラブ(アレッポ)やイドリブ、デイルッズール(デリゾール)にあるダーイシュやアン・ヌスラ戦線の陣地を爆撃したことを発表した。       イラン学生通信が伝えたロシア国防省の声明によると、これらの爆撃機の攻撃により、これまでところシリア・ハラブ市近郊にある主要な武器庫5ヵ所が破壊されたという。これらの武器庫はテロ組織ダーイ 全文をよむ

2016-08-17 ロシア爆撃機によるダーイシュの攻撃、ハメダーンの基地から出撃(1) (Iran紙)

シャムハーニー「シリアにおけるイランとロシアの協力は戦略的なもの」      【イラン紙2面】イランとロシアはシリアにいる武装テロリストとの戦いにおける協力関係で、新たな段階に入った。両者は互いに新たな協定を結び、これにもとづきロシアは自身の保有する爆撃機を、ハメダーンにあるイランの空軍基地に配備した。そしてこれらの爆撃機は同基地から、シリアにあるダーイシュの陣地を攻撃したのである。       国家安全保障最高評議会書記はこの新たな展開について説明する中で、テロとの戦いにおけるイラン・ロシア両 全文をよむ

2016-06-20 ラマディー北部、ザンクーラとブー・リーシャの解放作戦を開始 (Hamshahri紙)

 アンバール県作戦司令部は、イラク軍が月曜日に同県の中心であるラマディー北部でザンクーラとブー・リーシャの2地区の解放作戦を開始したことを明らかにした。       ユーフラテス・ニュースのニュースバンクから引用したイラン国営通信の報道によれば、イスマーイール・アル=ミフラーヴィー司令官もまた、「この軍事作戦は、対テロ特殊部隊と警察戦術部隊の協力、及びイラク空軍と対ダーイシュ(ISIL)連合のサポートにより開始された」と報告したとのことである。       彼は「この作戦は、いくつかの幹線道路で 全文をよむ

2016-06-13 ザリーフ外相「シリア危機の解決方法は外交にあり」 (Jam-e Jam紙)

 イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、シリア危機について外交手段をもって解決する旨を表明した。「シリア危機を解決するための糸口は、イランの4つの計画にある。」       本紙によれば、我が国外相はノルウェー外相との共同記者会見において、次のように述べた。「シリア危機の解決とは外交であり、軍事的手段によってなされることはないだろう。」       ザリーフ外相は、ノルウェー外務大臣ボルゲ・ブレンデ氏との会談で、中東地域の問題についてこのように語っている。「軍事力もシリア危機解決 全文をよむ

2016-05-26 ハイバトッラー・アーホンドザーデ、ターリバーンの新指導者に選出 (Iran紙)

【イラン紙20面】ターリバーンはついに、自身の指導者であったムッラー・アフタル・マンスールが殺害されたことを正式に認め、パキスタン・バルーチェスターン州の中心都市クウェッタで最近開かれたグループ内の秘密会議で、ターリバーンの新指導者として尊師ハイバトッラー・アーホンドザーデを選出した。同グループはまた、スィラージュッディーン・ハッガーニーとその息子ジャラールッディーン・ハッガーニー(ハッガーニー・ネットワークの指導者)、そしてムッラー・ウマル(ターリバーンの創始者)の息子ムッラー・ムハンマド・ヤ 全文をよむ

2016-05-25 ターリバーンの今後(2) (Mardomsalari紙)

 こうした中、〔‥‥〕アフガニスタンにおける〔武装〕民兵組織の活動へのリーダーシップをターリバーンが独占してきたことに対し、ダーイシュは挑戦状を叩き付けようと試みている。       ムッラー・マンスールはダーイシュに対して紛う方なき軍事行動を起こすよう、〔配下の〕ターリバーンに指令を出すことで、ダーイシュを排撃するためならばどんなこともするし、きわめて冷酷にもなれるということを証明してきた。〔‥‥〕いずれにせよ、ダーイシュは現在、昨年と比べてアフガニスタンにおいて弱体したと考えられている。〔‥ 全文をよむ

2016-05-25 ターリバーンの今後(1) (Mardomsalari紙)

【マルドムサーラーリー紙14面:国際部】パキスタンのテレビは昨日(火曜日)、アフガニスタンの原理主義組織ターリバーンはおそらく、ムッラー・アフタル・マンスールの後継者を3日以内に指名するだろうと伝えた。すでにターリバーンの指導評議会が招集されたとも言われている。ターリバーン指導者ムッラー・アフタル・マンスールの後任としては多くの人物がいる。ターリバーン指導者は土曜日、アメリカの無人航空機の攻撃によってパキスタン領内のアフガニスタン国境付近で殺害された。ムッラー・アフタル・マンスールは2015年の 全文をよむ

2016-05-23 ターリバーン内の権力の危機、続く(2) (Iran紙)

 ムッラー・マンスールはターリバーンの指導者としての地位に就くために、新指導者として一部の指揮官たちの支持を得ていた(とはいえ26歳と年齢が若いために経験が著しく乏しいという印象だった)、ムッラー・オマルの息子ムッラー・ヤアクーブを排除することに成功した。       〔とはいえ〕ムッラー・マンスールから1年以上もの間、ムッラー・オマルの死について騙され続けたと考えたターリバーンの一部のメンバーらは、彼に不満を抱いていたし、後継者指名についての必要な手順を守らなかったとして、彼を非難するメンバー 全文をよむ

2016-05-23 ターリバーン内の権力の危機、続く(1) (Iran紙)

【イラン紙20面】ムッラー・マンスールの死は、ターリバーンにとって大きな空白となるだろう。というのも、彼は紆余曲折を経ながらも、このグループにおける自身の地位を確固たるものにし、ムッラー・オマルの息子・兄弟をはじめとする、ターリバーン内の有力不満分子の一部を自身に帰順させることに成功していたからである。ムッラー・マンスールはまた、自身の指導に挑戦状を叩き付けていたムッラー・ムハンマド・ラスール指揮下の元ターリバーン・グループを黙らせることにも成功していた。他方、彼はアフガニスタン治安部隊に対する 全文をよむ

2016-05-23 アフガニスタンのターリバーン指導者、米無人航空機の攻撃で殺害される (Iran紙)

【イラン紙20面】約10ヶ月前、アフガニスタンのターリバーンの指導者・創設者のムッラー・ムハンマド・オマルの死亡に関する情報が露見したことで生じた混乱の中で、各メディアは同グループの新たな指導者に関して〔さまざまに〕報じ、〔最終的に〕ムッラー・オマルの後継者としてムッラー・アフタル・マンスールの名を伝えた——そしてそれは、ターリバーンの分裂の原因となる出来事でもあった。しかし、ムッラー・マンスールの指導期間は多くの紆余曲折を経つつ、一年にも満たないものであった。アメリカ国防省は、ターリバーン指導 全文をよむ

2016-05-11 平和と持続的発展における女性の役割が強調—第1回「イラン・日本合同会議」で (Iran紙)

安倍昭恵氏「近い将来、私の夫(日本内閣総理大臣)がテヘランを訪問するでしょう」       1日の予定で開かれた、第1回「イラン・日本合同会議」が、「女性、平和、そして持続的発展」と題して、昨日、女性・家庭問題担当副大統領のシャヒードフト・モウラーヴェルディー氏や日本国内閣総理大臣夫人の安倍昭恵氏、法律・国際問題担当外務次官のセイエド・アッバース・エラーグチー氏、笹川平和財団代表の笹川陽平氏、環境庁長官のマアスーメ・エブテカール氏らの出席のもと、外務省政治・国際問題研究所にて開かれた。      全文をよむ

2016-05-11 「日・イ平和・友好の樹」が植樹 (Iran紙)

【イラン紙4面】昨日、イランと日本両国民の平和と友好を記念する木が、日本総理大臣の妻、安倍昭恵夫人によってパルディーサーン公園に植えられた。       イランと日本による初めての合同シンポジウム「女性、平和、持続的発展」に参加するためにイランを訪れた昭恵夫人は、昨日マアスーメ・エブテカール副大統領兼環境庁長官が見守る中、イラン・日本両国民の平和と友好の木として、オリーブの若木をパルディーサーン公園に植樹した。       エブテカール副大統領はこのセレモニーで、「今日、平和と友好の印として、安 全文をよむ

2016-05-10 マーザンダラーン出身の殉教者12名の遺体、いまだタクフィール主義者どものもとに (Iran紙)

【イラン・オンライン】革命防衛隊マーザンダラーン州「カルバラー」部隊の広報・宣伝担当副司令官であるホセインアリー・レザーイー氏は、シリアに駐留していたマーザンダラーン出身の戦闘員らは全員、イランに帰国したことを明らかにした。       レザーイー氏は、聖地防衛にあたっていたマーザンダラーン州カルバラー部隊第25師団の戦闘員全員が帰国したことを発表した上で、「ハーン・トゥマーンでの軍事作戦では21名の負傷者が出たが、現在のところ、彼らの治療に問題は生じていない」と語った。       同氏はこれ 全文をよむ

2016-05-09 ハーン・トゥーマーン奪還に向けたシリア軍の準備 (Jam-e Jam紙)

 シリア軍とその同盟軍は、アレッポ市の南部周辺地域のハーン・トゥーマーン地区周辺でこの地域を再び管理下に置くことを目指し軍事行動を継続している。       本紙の取材によると、ワールドネットの通信員が月曜日にアレッポから報告し、シリア軍の戦闘機と砲兵隊もこの地域にあるテロリストの陣地と要塞を標的としたという。       シリア軍は、ジャイシュ・アルファタ(征服軍)として知られる反体制分子による軍事施設への攻撃を受けて、いくつかの戦術的軍事作戦を実施した。       同時に、シリア軍のミサイ 全文をよむ

2016-05-09 革命防衛隊ゴドゥス部隊司令官、シリアの小都市「ハーン・トゥマーン」で殉教 (Iran紙)

【イラン・オンライン】革命防衛隊ゴドゥス部隊の司令官の一人がシリアで殉教したことが報じられた。       セイエド・シャフィー・シャフィーイー司令官はオルディーベヘシュト月17日〔西暦5月6日〕、アレッポ州南方にある小都市「ハーン・トゥマーン」でタクフィール主義のテロリストらと戦闘し、神の嘉せし殉教を遂げた。       この殉教者はギーラーン州ルードバール県の出身で、殉教後の彼の遺体はタクフィール主義のテロリストどもの手に落ちた。       殉教者シャフィーイーは近年、司令官としてさまざま 全文をよむ

2016-05-09 「ハーン・トゥマーンの悲劇」で本当は何人のイラン人が殉教/捕虜になったのか(1) (Iran紙)

【イラン・オンライン:ミーザーン通信政治部】ハーン・トゥマーンの事件、そしてこの要衝をタクフィール主義者たちに占領させたアメリカの計略・策謀が、最近のメディアのトップニュースを飾っている。ハーン・トゥマーンは、シリアの二大都市であるアレッポとダマスカスの間にある戦略的都市であり、1394年エスファンド月(西暦2016年2/3月)にロシアとアメリカの間で結ばれた合意によって確立した停戦区域に位置している。この地域を侵略したタクフィール主義者らは、アメリカ、サウジアラビア、そしてトルコから、資金面お 全文をよむ

2016-05-09 「ハーン・トゥマーンの悲劇」で本当は何人のイラン人が殉教/捕虜になったのか(2) (Iran紙)

「ハーン・トゥマーンの悲劇」でのイラン人捕虜および殉教者数が発表       国会の国防部会長のエスマーイール・コウサリー氏は、ミーザーン通信政治部記者とのインタビューで、シリア・アレッポ地域で起きた「ハーン・トゥマーンの悲劇」について、「シリアとイラクで自分たちの目的が達成されないのをみたアメリカは、和平や停戦を提案した。そしてこの提案はロシアとの合意によって、ハーン・トゥマーンを含むシリアの一部地域で実現したのである」と述べ、さらに次のように付け加えた。      停戦に関して取り決められた 全文をよむ

2016-05-02 国会安全保障外交政策委員「米国によるイランの資産没収措置に世界的な抗議を行う」 (Jam-e Jam紙)

 国会の国家安全保障・外交政策委員会の報告者ノウザル・シャフィーイー議員は、米国がイランの資産を没収していることについて、次のように語った。「イランと国連、およびすべての国は、次に関して抗議の意を表明する。国内法を拡張して外国にまで適用することは、国際社会にとって深刻な懸念をもたらすだろう。このような拡大適用は、国際法に反している。」       シャフィーイー氏は本紙とのインタビューにおいて、米国によってイランの資産が押収されていることについて、本紙に対し次のように語った。「この件に関して米国 全文をよむ

2016-04-28 ナウル共和国でイラン人避難民1人が焼身自殺(2) (Mardomsalari紙)

 ナウルはオーストラリアにほど近い、人口1万人ほど、面積21平方キロメートルの島国である。ボートに乗って違法にオーストラリアを目指す移民たちの多くは、「キャンベラ条約」にもとづき、ナウルにある拘置所に拘留される。       この事件の映像からは、23歳のイラン人男性が自らを何らかの液体で濡らし、ある場所に立って、何事かを叫んでいる様子が見て取れる。その後、炎は一群の人々によって消されるが、しかし火傷が頭部を含む全身に及んでいるのが分かる。ガーディアン紙の報道によると、彼はナウル共和国病院に運ば 全文をよむ

2016-04-28 ナウル共和国でイラン人避難民1人が焼身自殺(1) (Mardomsalari紙)

【マルドムサーラーリー紙5面】一人のイラン人避難民が、ナウル共和国にある居留施設で、過酷で劣悪な生活状況を理由に焼身自殺を図った。       イラン学生通信(ISNA)が英ガーディアン紙の報道として伝えたところによると、あるオーストラリアのメディアは昨日〔※2016年4月27日〕、「島嶼国ナウルにあるオーストラリアの拘置所において、一人のイラン人不法移民が移民生活に疲弊し、国連難民高等弁務官事務所の代表者らのいる前で自らに火をつけた」と報じた。       オーストラリアのピーター・ダットン移 全文をよむ

2016-04-18 S-300、お披露目される―イラン、ミサイル防衛システムを有する限られた数の国に仲間入り(3) (Iran紙)

S-300ミサイル・システムの特性      「S-300」システムは第三世代のミサイル防衛システムであり、その設計・製造は1970年代の終わりにロシアで始まった。〔……〕       軍事専門家らは、S-300をアメリカの対ミサイル・システム「パトリオット」に匹敵するものであると評価している。S-300ミサイル・システムは   距離150キロメートル内、高度27キロメートル内を飛行する標的を撃墜することができる。このシステムはまた、同時に100もの標的を追跡し、かつ同時に12もの標的と戦闘と行 全文をよむ

2016-04-18 S-300、お披露目される―イラン、ミサイル防衛システムを有する限られた数の国に仲間入り(2) (Iran紙)

 しかし〔‥‥〕S-300の〔イランへの〕譲渡禁止の解除を命ずるクレムリンの命令を経て、イランへの同防衛システムの引き渡しのための新たな契約締結に向けた話し合いが、両国間でスタートした。この決定は我が国当局によって、あらゆる分野での協力拡大を目指す両国首脳の政治的意思の表れであると解釈され、より一層の軍事協力が継続される環境をも用意した。       そのため、こうした決定に対するアメリカ当局の立場が、イランの軍事・防衛能力の向上に対する懸念の表明と、それと同時に〔S-300の対イラン輸出は〕イ 全文をよむ

2016-04-18 S-300、お披露目される—イラン、ミサイル防衛システムを有する限られた数の国に仲間入り(1) (Iran紙)

【イラン紙3面】イラン初となる対空防衛システム「S-300」が、大統領やイラン軍高官らが見守る中、「イスラーム共和国軍の日」に合わせる形でお披露目された。イランはこのシステムを手に入れたことで、最新鋭のミサイル防衛装備を有する限られた数の国への仲間入りを果たした。       この最新鋭システムを披露するパレードが昨日行われ、約10年前にイランとロシアの間で始まり、両国間の対立へと発展していった重要な武器取引問題をめぐるすべてのゴタゴタに、終止符が打たれた。この問題に終止符を打つには、時の経過以 全文をよむ

2016-04-18 サウジ政府がイランのメッカ巡礼を妨害 (Jam-e Jam紙)

 アリー・ジャンナティー文化イスラーム指導相は、以下のように述べた。「遺憾ながら、サウジアラビア政府はここ数か月におよび妨害行為を行っている。」       本誌の取材によると、ジャンナティー氏は、イラン商工鉱業会議所の朝食会において、次のように述べた。「我々は、本年度のハッジ・タマット[訳注:メッカ住民以外に課せられた義務としての巡礼儀礼、大巡礼]に関する交渉委員会をサウジアラビアへ派遣した。巡礼者たちを聖地メッカへ送り出せるように鋭意努力している。」       彼は、「遺憾ながらサウジアラ 全文をよむ

2016-04-14 ザリーフ外相、イスタンブール会議でサウジの破壊工作を強く批判 (Iran紙)

【イラン紙21面】イラン・イスラーム共和国の外交団はイスタンブールで開かれたイスラーム諸国外相会議で、サウジアラビアの破壊工作に毅然と異議を唱え、サウジのやり方がもたらす結果に警告を発した。       イラン国営通信(IRNA)が報じたところによると、イスタンブールで開かれたイスラーム協力機構(OIC)加盟国外相会議で、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、サウジアラビアと同国の一部の同盟国の支持によって提出された、イスラーム諸国首脳会議の声明文草案で、反イラン的な内容の条項が4項目、反レ 全文をよむ

2016-04-14 シリアに派遣されていたイラン国軍の軍事顧問ら4名が殉教 (Iran紙)

【イラン紙21面】シリアで顧問として作戦実行中に殉教したイスラーム共和国軍のコマンド隊員4名に関する身元詳細が確認された。       タスニーム通信によると、シリア軍とともに無謬かつ清浄なる預言者一族の聖地〔※ダマスカスにあるゼイナブ廟のこと。ゼイナブは第三代イマーム・ホセインの妹〕を守るためにシリアに派遣されていたイラン・イスラーム共和国軍の軍事顧問4名が、過去数日間でタクフィール主義者のテロリストらによって殉教させられた。       殉教者モジタバー・ヤドッラーヒー・モンファレド少尉は1 全文をよむ

2016-04-12 国軍陸上部隊司令官、2〜3月にダーイシュによる国境侵犯を撃退したことを明らかに (Mardomsalari紙)

 イラン・イスラーム共和国軍陸上部隊司令官は、「昨年のエスファンド月〔西暦2016年2〜3月〕、ダーイシュは我が国の国境地帯に侵入してきた。しかしそのまさに初っぱなに、自爆ベストを着用して侵入してきた2名のテロリストは、国軍陸上部隊によって殺害された」と述べた。       〔革命防衛隊が運営する〕タスニーム通信の報道によると、イラン・イスラーム共和国軍のアフマド・レザー・プールダスターン司令官は昨日開かれた記者会見で、国境地帯の最新の状況について、以下のように述べた。      〔‥‥〕現在、 全文をよむ

2016-04-08 ジャザーイェリー司令官、米国務長官の発言に反発「ミサイル力はレッドライン」「外務省は反応を示せ」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部副参謀長は、「何度も言っていることだが、ミサイル力について〔他国と〕話し合うことは不可能であり、それはイスラーム的イランにとってのレッドライン(冒すことのできぬ一線)である」と述べた。       ジャーメ・ジャム・オンラインがイスラーム革命防衛隊広報を引用して伝えたところによると、軍統合参謀本部の副参謀長(バスィージ・国防文化問題担当)のセイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官は、アメリカ国務長官がペルシア湾岸協力会議各国との会談後、「ミサイル 全文をよむ

2016-04-06 ロウハーニー大統領、アゼルバイジャン/アルメニア両国大統領と電話会談 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン大統領はアゼルバイジャン/アルメニア両国の大統領と電話会談し、その中でイランには争いを解決する力があると指摘した上で、紛争の平和的解決の必要性を強調した。       ジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、ハサン・ロウハーニー大統領はツイッター上のメッセージの中で、アゼルバイジャン/アルメニア両国の大統領と電話で会談したことを明らかにした。       大統領はゼルバイジャン/アルメニア両国の大統領との電話会談の中で、イランには争いを解決する力 全文をよむ

2016-04-06 イラン、アゼルバイジャン/アルメニア両国に警告—イラン領内に砲弾が着弾したことを受け (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム共和国治安維持軍の国境警備隊司令官は、イランとアゼルバイジャン/アルメニア両国の関係は良好だと指摘した上で、「国境警備隊は国境地域の安全と平和の確立に努力している。イランの国境地域に砲弾が数発着弾した問題については、両国に注意・警告を行ったところだ」と述べた。       ジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、イスラーム共和国治安維持軍国境警備隊のガーセム・レザーイー司令官はアルダビールおよび東アゼルバイジャン両州の国境地域を視察する中で、 全文をよむ

2016-03-15 ザリーフ外相「ミサイル実験は国防のため」―西洋諸国のプロパガンダに反論(2) (Iran紙)

 ウォールストリート・ジャーナルによれば、英国の外相もEU諸国の外相らは月曜日(昨日)にも、イランによる先のミサイル実験について検討を行うことになるだろうと指摘した上で、「確認しておかねばならないのは、我々のアプローチは、バランスのとれた合理的なものとなるということだ」と述べた。       ハモンド英外相は続けて、イランの地域政策に対して西洋が繰り出す根拠のない主張に依拠しながら、敵対的発言の中で次のように述べた。      同様に我々が明確にしておくべきは、イランがミサイル実験や攻撃的活動、 全文をよむ

2016-03-15 ザリーフ外相「ミサイル実験は国防のため」—西洋諸国のプロパガンダに反論(1) (Iran紙)

 モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相はイランのミサイル計画を明確に擁護した上で、イランによる先のミサイル実験に否定的な西洋諸国ならびにアメリカの主張に対して、「イラン政府はこの実験によって、国連安保理決議に違反したわけではない」との立場を表明した。       こうした姿勢が示される一方で、イランによるミサイル実験は昨日午後の国連安保理の会議で取り上げられた。       ジョン・ケリー米国務長官とジャン=マルク・エロー仏外務大臣は、国連安保理常任理事国の当局者として、今回の件で敵対的な立場 全文をよむ

2016-03-10 イランのミサイル実験に対する世界の反応(2) (Iran紙)

 カービー氏は続けて、次のように主張した。      この場で言っておかなければならないのは、安保理決議2231号は、イランの弾道ミサイルの開発および製造に関する活動に制約を課すものだということである。また我々は、イランのミサイル計画の脅威に対抗するために、独自の手段を用いるが、こうした手段は決してJCPOA、ないしその履行に矛盾するものではない。我々は常に、これらの手段を手元に置いている。   〔‥‥〕       こうした中、ロイター通信によると、フランス外務省の某高官も、「イランによる先の 全文をよむ

2016-03-10 イランのミサイル実験に対する世界の反応(1) (Iran紙)

【イラン紙2面】      国連:重要なのはイラン政府が「包括的共同作業計画」を遵守すること       アメリカ国内の「包括的共同作業計画」[JCPOA / BARJAM(2015年7月の核合意)]反対派らがここ2日間、成功裏に終わったイランのミサイル実験をきっかけとして、緊張状態を創出するための新たな口実を模索する一方、国連はこの実験に対する反応として、イランがJCPOAに従い義務を遵守することが重要であるとの見方を示し、「今回の措置がいずれかの決議に違反するものであったか否かを決定すべきは 全文をよむ

2016-03-10 アルボルズ山脈からマクラーンにある標的に命中〜ミサイル演習で(2) (Jam-e Jam紙)

革命防衛隊のトンネルや地下施設が拡張       革命防衛隊宇宙航空部隊司令官はまた、革命防衛隊が使用しているトンネルや地下施設が拡張されたことを明らかにした。       イラン学生通信によれば、ハージーザーデ司令官は今回の演習を実施した目的について、「演習『エグテダーレ・ヴェラーヤト』は、全国にある革命防衛隊のミサイル関連部隊および基地の〔戦闘〕態勢ならびに能力を向上させる目的で行われたものである」と述べた。       同司令官は、今回の演習は一週間前にスタートしたと指摘した上で、昨日〔3 全文をよむ

2016-03-10 アルボルズ山脈からマクラーンにある標的に命中〜ミサイル演習で(1) (Jam-e Jam紙)

ホセイン・サラーミー司令官「発射準備が整った大量の弾道ミサイルを我々は保有している」       革命防衛隊によって行われたミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」の続きで、2発の弾道ミサイル「ガドルH」と「ガドルF」が、アルボルズ山脈東部地域より発射され、マクラーン沿岸に前もって設定された、およそ1400㎞先の標的の破壊に成功した。この標的は、〔ミサイルが発射された地点から〕イラン国内で最も遠い南東の地点にあり、オマーン湾に面している。       ファールス通信によると、弾道ミサイル「ガド 全文をよむ

2016-03-09 ミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」が終了(2) (Iran紙)

革命防衛隊の弾道ミサイルによって、700km先の標的を破壊       革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、この演習が行われている傍らで、ファールス通信に「演習『エグテダーレ・ヴェラーヤト』の最終段階が開始されるにあたり、地下格納施設からミサイルが発射され、700km先の標的に命中、標的は破壊された」と語った。       アミール・アリー・ハージーザーデ司令官は、ミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」の最終段階が始まり、地下格納施設からの弾道ミサイル発射に成功したことに言及し、次のように述べた 全文をよむ

2016-03-09 ミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」が終了(1) (Iran紙)

【イラン紙2面】      ジャアファリー少将「国防力と国家安全保障は我々にとってのレッドラインだ」       ミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」〔ヴェラーヤト(国家、統治)の力、の意〕の最終段階が昨朝、革命防衛隊総司令官出席の下、同宇宙航空部隊によって行なわれた。       革命防衛隊広報総局が伝えたところによれば、ミサイル演習「エグテダーレ・ヴェラーヤト」の最終段階には、イスラーム革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官とアミール・アリー・ハージーザーデ同宇宙航空部 全文をよむ

2016-01-14 イランは世界で最も多くの難民を受け入れている四ヵ国のうちの一つ (Mardomsalari紙)

 国連の最新報告によると、イラン・イスラーム共和国はパキスタン、ヨルダン、レバノンとともに、世界で最も多くの難民を受け入れている国の一つであり、難民の主な国籍は、アフガニスタン、シリア、ソマリアである。       国連広報センターの発表を引用する形でISNA(イラン学生通信)が伝えたところによると、『国際的な移民数のトレンド:2015年の見直し』〔※Trends in International Migrant Stock: The 2015 Revisionのこと〕と題されたこの報告書は、国 全文をよむ

2016-01-12 アフガニスタン和平は夢のまた夢―四ヵ国協議、イスラマバードで開催も(4) (Jam-e Jam紙)

アフガニスタンとパキスタンを覆うダーイシュの暗い影       今回の協議開催をきわめて重要なものとして印象づけているもう一つの事実に、アフガニスタンおよびパキスタンの一部地域でテロ組織ダーイシュ(イスラーム国)が勢力を伸ばしているという危険な状況がある。アフガニスタン東部におけるダーイシュの勢力拡大は顕著なものとなっており、アシュトン・カーター米国防長官はついに、数週間前ナンガルハール州ジャラーラーバードにある空軍基地の電撃訪問を余儀なくされた。       同長官は、ダーイシュの脅威はアフガ 全文をよむ

2016-01-12 アフガニスタン和平は夢のまた夢―四ヵ国協議、イスラマバードで開催も(3) (Jam-e Jam紙)

アフガニスタン和平に対する希望と恐れ       アフガニスタン和平交渉の第一ラウンドは、昨年の夏、良好な気候で知られるイスラマバード北部の「マリー(Murree)」地区で開かれた。この協議の第二ラウンドに向けて準備が万端となったとき、前ターリバーン指導者のムッラー・オマルの訃報が突然舞い込み、このプロセスも停止に追い込まれたのであった。       この訃報はまた、ターリバーン勢力内部の分裂、さらには衝突をももたらした。彼らはさらに、〔和平〕交渉への参加をめぐっても、互いに対立していた。結果と 全文をよむ

2016-01-12 アフガニスタン和平は夢のまた夢―四ヵ国協議、イスラマバードで開催も(2) (Jam-e Jam紙)

 同氏はこの協議の中で、アフガニスタン和平交渉のプロセスを促進させるための4つの道筋を提示した。その道筋とは、すなわち      1.ターリバーンが暴力行使に走らぬよう説得するための諸条件を整え、彼らが交渉の席につくよう促すこと、   2.ターリバーンとの交渉を阻む障碍を取り除くための事後的措置を講ずること、   3.ターリバーンに交渉の席につくよう促すために、双方が信頼醸成措置を取ること、   4.交渉の全段階を広く見渡すための、現実的で柔軟なロードマップを編むこと、      である。   全文をよむ

2016-01-12 アフガニスタン和平は夢のまた夢―四ヵ国協議、イスラマバードで開催も(1) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】パキスタンの首都イスラマバードは昨日、数か月間の中断を経て、再びアフガニスタン和平を中心テーマとする会議開催の場となった。報道筋によると、昨日四ヵ国協議がアフガニスタン、パキスタン、中国、アメリカ合衆国の各国代表の参加のもとで開催された。       アフガニスタンのヒクマト・ハリール・カルザーイ外務次官、パキスタンのアズィーズ・チュードリー外務大臣、中国のデング・シー・ジュン・アフガニスタン問題担当特別代表、および米国のリチャード・オルソン・アフガニスタン・パキ 全文をよむ

2016-01-09 レバノン国会、大統領選出に34回目の挫折 (Hamshahri紙)

 レバノンの国政政党は、またも大統領を選出できなかった。同国国会は大統領選出するための会議を日程に組んだが、定員数に達しなかったため、バフマン月19日[2016年2月8日]に延期することとした。       ヒズブッラー[ペルシア語音ではヒズボッラー]の関係議員や少数派のミシェル・アウン氏が代表を務める自由国民潮流の議員は、大統領選出のためのレバノン国会特別会議をボイコットした。       アルジャジーラの記事を引用したイラン学生通信によると、この会議には36名の議員しか出席しなかった。大統領 全文をよむ

2016-01-09 アメリカ陸軍シリアに駐留 (Hamshahri紙)

 シリア反体制派同盟委員会は、アメリカ陸軍が初めてシリア領内に駐留し、シリア北部のティシュリーンダムの管理を掌握したと発表した。       イラン学生通信はRT(ロシア・トゥデイ)を引用し、この委員会が「目下、シリア北部のユーフラテス河におけるティシュリーンダムの管理を掌握した軍は、アメリカ陸軍であり、同軍は本営としてこの河付近の都市を選んでいた」と発表した。       この委員会から公布された声明によれば、アメリカ軍は現在ユーフラテス河西岸に位置するマンビジ市(アレッポ市の北部)を掌握する 全文をよむ

2016-01-03 ハーメネイー師「必ずや神の報復の手が、サウジの政治家の襟首を掴むであろう」 (Jam-e Jam紙)

 最高指導者アーヤトッラー・ハーメネイー師は、本日の朝イスラーム法学ハーレジの講義[訳注:宗教学校における最上級クラスの講義、大学院の博士課程に相当]の中で、虐げられた敬虔なるシーア派イスラーム法学者シェイフ・ネメル・バーゲル・アルネメル師(Sheykh Nimr Bāqil al-Nimr)を殉教に至らしめたかどで、サウジアラビアが犯した大罪を激しく断罪し、この大罪とサウジがイエメンとバハレーンで犯した同等の数々な罪に対して、世界は責任を感じるべきであると主張した。その上で、「虐げられたこの殉 全文をよむ

2016-01-03 テヘランのサウジ大使館前の通りを「シャヒード・アーヤトッラー・ネメル通り」に改名 (Jam-e Jam紙)

 テヘラン第一区の「ブースターン通り」が「シャヒード・アーヤトッラー・ネメル通り」に名称変更された。       本紙の取材によると、テヘラン・イスラーム評議会[市議会]のモルテザー・タラーイー副議長は、今朝、インスタグラムにシェイフ・ネメル師の殉教を掲載して、次のように書いた。「この殉教者の名は、永遠に歴史に残り、語り継がれていくことになろう。」       同氏は、これについて続けて「現在、テヘラン・イスラーム評議会は、会議を開催中であり、私と評議委員諸兄は、サウジアラビア大使館がある通りを 全文をよむ

2015-12-30 露副首相「イランへのS-300の納入および100機の旅客機売却を阻む障碍は取り去られた」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】ロシア副首相は水曜日、ミサイル防衛システムS-300のイランへの納入を阻む障碍はすべて取り去られたことを、改めて述べた。       ジャーメ・ジャム・オンラインによると、ロシアのドミトリー・ロゴージン副首相は水曜日、ロシア政府はおそらく旅客機「スホイ100」を100機、イランに売却することになるだろうとも述べた。       ロシアは2007年にイランと交わした契約により、対空防衛システムS-300を少なくとも5基、イランに納入する義務があった。ロシア政府は20 全文をよむ

2015-12-30 アメリカに賠償金を請求する第一種緊急法案に166名の国会議員が署名 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】アメリカ政府に賠償金を請求する第一種緊急法案に対する署名が、国会議員166名に達した。       ジャーメ・ジャム・オンラインが国会通信の報道として伝えたところによると、アフマド・ショウハーニー氏は、アメリカ政府に対して賠償金を請求するための国会議員らによる第一種緊急法案の存在について明かした上で、「アメリカ政府に対して賠償金を請求するための国会議員らによる第一種緊急法案は最終段階をすでに経ており、これまでにこの法案には、166名の議員から署名が得られている」と 全文をよむ

2015-12-15 イラン外務省、ナイジェリア代理大使を呼び出し (Hamshahri紙)

 テヘラン駐在ナイジェリア代理大使は、同国ザリア市にあるシーア派のホセイニーイェ[宗教施設]に対してナイジェリア軍が攻撃を行ったことを受けて、外務省に呼び出された。       ファールス通信の国際政治取材部の報道によると、ザリア市のホセイニーイェに対するナイジェリア軍の攻撃により、ナイジェリアのイスラーム運動の指導者となったイブラーヒーム・ザークザーキーの指導の下にあるナイジェリアの多くのシーア派イスラーム教徒が殺害されたり、重傷を負った。この件に関して、月曜[12月14日]午後、テヘラン駐在 全文をよむ

2015-12-14 ロシアがトルコを許す3条件 (Hamshahri紙)

 在アンカラ・ロシア大使は、ロシア政府がトルコ政府を許す3つの条件として、「謝罪」「ロシアのスホーイ戦闘機の撃墜関係者の特定と処罰」「賠償金の支払い」を挙げた。       イラン国営放送の報道によれば、アンドレイ・カルロフ大使はトルコのジュムフリエット新聞に対し、次のように述べた。「この3つの条件が実行されなかった場合、以後のトルコ側の申し立ては、無視されることになる。」       カルロフ大使は、トルコに対するやむを得ない制裁の発動に遺憾の意を表しながら次のように言った。「我々は、トルコ政 全文をよむ

2015-12-14 イエメン軍報道官「サウジ連合軍190人以上が死亡」 (Jam-e Jam紙)

 イエメン軍報道官のシャルフ・ログマーン准将は、次のように発表した。「侵略軍とその傭兵の増員に関してバブ・エルマンデブ海峡近くで入手した情報に基づき、わが軍はやむなくこの武装勢力をトシュカ型ミサイル[ロシア製戦術弾道ミサイルOTR-21 Tochka]で攻撃した。」       ログマーン報道官は、レバノンのニュースサイト・アルアヘドとの会見で以下のように説明した。「トシュカ型ミサイルは、侵略軍とその傭兵に関する情報を得た後、バブ・エルマンデブ近くで同軍が集結している地点に向けて発射された。彼ら 全文をよむ

2015-12-09 ダーイシュの脅威に対応するための対テロ演習がテヘランで実施へ (Mardomsalari紙)

 国軍地上部隊の司令官は、「〔軍の〕装備実現の分野での我々のロシアとの関係はすでに確立されており、それに合わせる形で、我々はT-90戦車の購入を予定している。おそらくは我が方の専門家らがこの件で同国を訪問し、関連する契約を結ぶことになろう」と述べた。       タスニーム通信の報道によると、アフマドレザー・プールダスターン司令官は記者団に対し、国軍による軍事演習の実施について、「今月末〔※2015年12月中旬頃〕または来月〔※2015年12月22日以降〕にも、対テロ演習ならびに人質解放訓練を行 全文をよむ

2015-12-07 革命防衛隊副司令官「トルコがダーイシュの石油を買っていることはしばらく前から明白」 (Mardomsalari紙)

 革命防衛隊政務担当副司令官は、「トルコによってロシア機が標的とされたことを受けて、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は初めて公式に、ダーイシュによるトルコへの石油密輸について暴露した。とはいえ、こうした石油密輸の証拠はしばらく前から、イラン軍にとっては明白なこととなっていた」と述べた。       ラスール・サナーイーラード氏はミーザーン通信との会見の中で、ダーイシュへのトルコ〔※原文にはロシアとあったが、トルコの誤りと判断した〕への石油の密輸をめぐって取りざたされている噂話について触れ、「 全文をよむ

2015-11-30 ロシア政府「大統領は、エルドアンとパリで会談を行わない」 (Jam-e Jam紙)

 ロシアとトルコの両首脳が気候変動条約会議(COP21)において会談する可能性〔がある〕という報道に反して、ロシア政府はウラジミル・プーチン大統領とレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の会談予定はないが、プーチン氏とアメリカ大統領が会談する可能性はあると発表した。       ロシア大統領府のスポークスマンであるドミトリー・ポスコフ氏が、本日月曜日(11月30日)に説明したところによると、ウラジミル・プーチン大統領はトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談する予定は一切ないとい 全文をよむ

2015-11-26 最高指導者上級顧問「トルコはロシア戦闘機撃墜によって戦略的誤りを犯した」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】最高指導者の補佐官で上級顧問を務めるサファヴィー氏は、「トルコはロシア機を撃墜するという行為において、戦略的誤りを犯した。この問題はトルコにとって高くつくことは間違いないだろう」と述べた。       メフル通信の報道によると、サファヴィー少将は〔‥‥〕政治・治安状況について分析した上で、次のように述べた。      この破壊的な戦争で、シリアだけで25万人が亡くなった。そしてシリアとイラクで900万人の人々が難民となり、一部は街の外に、一部はバグダードやダマスカ 全文をよむ

2015-11-23 ハーメネイー最高指導者「米はシリアで果たせなかった目標を交渉を通じて実現させようとしている」(3) (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者は、シリア問題を正しく解決させることがきわめて重要であり、地域の将来にも影響を及ぼすとし、「シリアにおいて、こうした重罪を犯しているテロリストどもを叩かなければ、彼らの破壊活動の範囲は中央アジアや他の地域にまで広がってしまうだろう」と指摘した。       この会談で、ロシア大統領もまた、イスラーム革命最高指導者が重ねてきた貴重な経験について触れ、また同師との会談が実現したことは喜ばしいことだと述べた上で、「技術や航空宇宙工学、その他の先端テクノロジーの分野をはじめとし 全文をよむ

2015-11-23 ハーメネイー最高指導者「米はシリアで果たせなかった目標を交渉を通じて実現させようとしている」(2) (Jam-e Jam紙)

 革命最高指導者はさらに、「アメリカとその追随国はシリア問題において、軍事的に達成することのできなかった目標を政治的領域で、交渉のテーブルを通じて実現させようとしている。知恵を絞り、積極的な立場から、こうした動きを阻止することが必要だ」と強調した。       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、バッシャール・アサド氏というシリア国民に選ばれた合法的な大統領の退場を強く求めるアメリカの主張は、同国政府が表明している政策の弱みのひとつであるとし、「シリア大統領は全土で行われた選挙において、さまざま 全文をよむ

2015-11-23 ハーメネイー最高指導者「米はシリアで果たせなかった目標を交渉を通じて実現させようとしている」(1) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命最高指導者は本日午後(月曜日)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談で、二国間、地域、および国際的な協力のさらなる拡大を歓迎し、地域問題、とりわけシリア問題におけるロシア政府の力強いプレゼンスを高く評価した。同師はその上で、「中東地域に関するアメリカの長期的な計画は、すべての諸国民および国々、特にイランとロシアにとって害をなすものであり、知恵を働かせて、より緊密に連携することで、その計画を阻止すべきである」と述べた。       ジャーメ・ジ 全文をよむ

2015-11-07 ISIS(ダーイシュ)が米ドルを入手することへの懸念 (Jam-e Jam紙)

 米国中央銀行は、外国為替市場で米ドル取引が増加していることについて、以下の点で懸念を表明した。イラクに限度額以上のドルが流入しており、ISISがそれを思うがまま入手している可能性があるとのことである。       ファールス通信によれば、米中銀が現在イラクで発生しているドルの流入状況に懸念を表明している。       同中銀は、イラクの現状と無秩序状態ともいえるその経済状況について考えると、米ドルの流入規模が急激に増大してきたことは当然のことだとした。ただ、同様に考えられる事態として、今この国 全文をよむ

2015-11-07 米高官「なぜサウジアラビアとカタールは、シリア難民を受け入れないのか?」 (Jam-e Jam紙)

 米政府高官は、サウジアラビアやカタールといった湾岸協力会議(GCC)諸国や新興諸国BRICSは、シリア難民救済のための措置を取るべきであると強調した。       タスニーム通信から引用したジャーメジャム・オンラインの報道によると、米国のアン・C・リチャード(Anne Claire Richard)国務次官補は、次のように語った。「私は、中東に位置し、ヨルダンやレバノンと比較してより裕福なGCC諸国がより多くの支援を行うことに期待を寄せている。」       同氏は、続けて以下のように述べた。 全文をよむ

2015-10-08 サウジアラビア、ついにイランに哀悼の意を表す—ミナーでの惨劇から2週間 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】「ジャムラの投石」で巡礼者らが死亡した悲惨な事故発生から2週間が経ち、サウジアラビア巡礼相はついに声明を発表して、この事故発生に関してイランに哀悼の意を表した。       イラン学生通信(ISNA)によると、465人のイラン人巡礼者の命を奪ったミナーでの事故発生から14日が経過し、事故発生に関して謝罪するようサウジアラビア政府に求めるイラン・イスラーム共和国の一般国民ならびに責任者たちの広範囲からの抗議の声をうけて、サウジアラビア巡礼相はついに声明を出し、共感と 全文をよむ

2015-10-08 最高指導者事務所長「革命最高指導者がサウード家を放任するようなことはしない」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】最高指導者事務所長は、師〔=ハーメネイー最高指導者〕の発言・態度表明はサウジアラビア政府を動揺させるものだったと指摘した上で、「安心してほしい、革命最高指導者がサウード家を放任するようなことはない」と述べた。       ホッジャトルエスラームのモハンマド・モハンマディー=ゴルパーイェガーニー師は、〔ゴム〕講師協会の第7回地区会議の傍らで、ファールス通信に対し「革命最高指導者の発言や態度表明〔※〕は、サウジアラビア政府を動揺させるものだった」と述べた。      全文をよむ

2015-10-07 イラン国軍陸上部隊司令官「サウード家に対しては《力の言葉》で臨むべき」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン国軍陸上部隊司令官は、過去数年間でサウード家が犯した数々の犯罪行為やミナーでの惨事について触れた上で、「サウード家は今日、嫌われ者の一族として知られている。彼らに対しては、ただただ《力の言葉》で臨むべきである。なぜならば、彼らはこうした言葉以外の言葉を理解する能力がないからだ」と述べた。       タスニーム通信によると、アフマド・レザー・プールダスターン司令官は今日の正午、エスファハーンの「殉教者ヴァタンプール陸上部隊航空隊基地」の飛行士訓練学校の卒業式 全文をよむ

2015-10-07 革命最高指導者「アメリカとの交渉は百害あって一利なしゆえに禁止」(2) (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者は、このことがもつさまざまな側面や深みを理解しようとしない、国内にいる一部の軽率かつ安直な人々を批判した上で、「こうした軽率な者たちとは別に、社会のことなど何も考えない人たち、国益には何の関心も寄せない人たちというのもいるのである」と付け加えた。       アーヤットラー・ハーメネイー閣下は、軽率かつ安直な人たちがアメリカとの交渉に関して一部の問題を提起していることに触れ、「このような人たちは、『アリー閣下もイマーム・ホセイン閣下も敵と交渉したではないか。なのに今、ア 全文をよむ

2015-10-07 革命最高指導者「アメリカとの交渉は百害あって一利なしゆえに禁止」(1) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命最高指導者のアーヤットラー・ハーメネイー閣下は本日(水曜日)朝、イスラーム革命防衛隊海上部隊の司令官ならびに隊員らとの面会の中で、〔…〕「敵は国の責任者たちのアプローチに変化を生じさせ、一般民衆、特に若者らの考え方を変えようとしている。〔この事実に対し〕全員が意識を高め、目を見開いておく必要がある」と強調した。       革命最高指導者事務所の広報サイトを引用する形でジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、アーヤットラー・ハーメネイー閣 全文をよむ

2015-10-07 サウジ大使、パキスタン・メディアを仰天批判「なぜミナーの惨事を誇張するのか」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】パキスタンの各メディアがミナーでの惨事に関する報道やサウジ批判をめぐって、同国政府から受けている警告を無視していることを受け、駐パキスタン・サウジ大使は同国メディアの行動を批判し、「彼らはミナーでの惨事を誇張している」との主張を展開した。       アブドゥッラー・アル=ザフラーニー大使は、ウルドゥー語紙「ナヴァイ・ヴァクト」とのインタビューの中で、パキスタンの各メディアがミナーでの惨事に関して次々と広範囲に及ぶ報道、リポート、論説などを伝えていることを批判し、 全文をよむ

2015-10-07 イラン人死亡者71名の遺体、いまだ行方不明 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン巡礼参詣庁長官は、ミナーの惨劇で亡くなったイラン人71名の遺体がいまだに見つかっていないことを明らかにした上で、「現在、遺体安置所にあるイラン人42遺体の身元が判明された。またイラン人巡礼者がサウジ国内で逮捕された可能性について示唆するような数字は、一つも提示されていない」と話した。       サイード・オウハディー氏は2日前にイラン巡礼参詣庁の責任者がサウジアラビアの巡礼相代行と協議を行ったことを指摘した上で、「〔‥‥〕現在、ジッダの遺体安置所にある 全文をよむ

2015-10-07 ザリーフ外相「前もって計画されていたわけではない。まったく偶然の握手」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】       イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、ニューヨーカー誌とのインタビューの中で、「オバマ大統領があなたと握手をするつもりだったということを、あなたは知っていたのですか?」との質問に対し、次のように述べた。      否、一国の首脳が、わざわざ他国の外務大臣と握手をするために計画をたてるといったようなことは、通常では決してないことだ。もし大統領がこのようなことで計画を立てるようなことがあれば、それは自分自身の名声を損なうものとみなされるだろう 全文をよむ

2015-10-04 「ザリーフがオバマと握手したのは外交のイロハ」ハーシェミー=ラフサンジャーニー師のHPが主張 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】       ザリーフ氏とオバマ氏の握手の件について、ハーシェミー=ラフサンジャーニー師のウェブサイトは、ザリーフ氏がオバマ氏の手を拒絶しなかったのは、文字通り外交のイロハであり、ザリーフ氏はそうすることで、8千万人のイラン人の尊厳を守ったのだ、とする論説を掲載した。       ファールス通信によると、体制公益評判評議会の議長であるハーシェミー=ラフサンジャーニー師の公式ホームページは、国際問題の専門家の指摘として、「ザリーフ氏がオバマ氏の手を拒絶しなかったのは 全文をよむ

2015-10-03 ジャアファリー司令官「我々はサウード家に対する《迅速かつ厳しい対応》の指示が下るのを待っている」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は、ハーメネイー革命最高指導者の意志を実現させるために、迅速かつ厳しい対応を取る準備が革命防衛隊にはすでにできているとし、イランはミナーで起きた惨劇に関してサウード家に返報する態勢にあることを明らかにした。       タスニーム通信によると、イスラーム革命防衛隊総司令官は、ハータモル・アンビヤー海上部隊の会議に出席した傍らで、次のように述べた。      革命防衛隊は、イスラーム革命最高指導者の 全文をよむ

2015-09-30 革命最高指導者「イラン人メッカ巡礼者への侮辱はイラン側の厳しい反応を引き起こすだろう」(2) (Jam-e Jam紙)

 同師はミナーの惨事で亡くなった人々の神聖なご遺体の移送をめぐって生じている問題に触れ、国の責任者たちが〔この問題の解決に〕奔走していると指摘した上で、責任者たちによる努力は〔これからも〕続けられねばならないと強調した。同師はその上で、「この件に関して、サウジアラビア政府は自らの責務を果たしておらず、一部のケースでは〔責任逃れや事実の隠蔽といった〕こざかしい行為にも手を染めている」と付け加えた。       同師はまた、以下のように語った。      イラン・イスラーム共和国はこれまで、自制的態 全文をよむ

2015-09-30 革命最高指導者「イラン人メッカ巡礼者への侮辱はイラン側の厳しい反応を引き起こすだろう」(1) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】全軍最高総司令官のアーヤットラー・ハーメネイー閣下は、今朝(水曜日)、ノウシャフルにあるイマーム・ホメイニー海洋学大学で行われた、イラン・イスラーム共和国軍士官学校の学生らの卒業式及び宣誓・肩章授与式に出席した。       最高指導者事務局の広報サイトが伝えたところによると、アーヤットラー・ハーメネイー閣下はこの式典で、ミナーで起きた流血の惨事に言及し、イラン人数百人を含む数千人のメッカ巡礼者が亡くなったことから、この惨事はイラン国民にとって真の悲しみであり、苦 全文をよむ

2015-09-29 イラン巡礼参詣庁長官「いまだ20台以上のコンテナが未確認」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン巡礼参詣庁長官は、これまでのところ9割の病院を調査したとした上で、「残念ながら、ミナー〔での惨事によって亡くなった〕殉教者の数は増えるだろう」と述べた。       メフル通信の報道によると、サイード・オウハディー長官はミナーでの惨事による死傷者数に変わりはないと述べた上で、「これまでのところ、239名のイラン人巡礼者がミナーでの惨事で命を落とした。行方不明者の数は依然として241名だ」と語った。       同氏は負傷者数について、「幸いなことに、現在この 全文をよむ

2015-09-28 「バスィージ音楽協会」、ミナーでの惨劇を題材とした新曲を発表 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】サウジアラビア政府当局の無能が原因で犠牲祭の日に起きたミナーでの惨劇を記念し、巡礼者らの殉教に敬意を払うために、「積み重なる傷」と題されたシングルが制作され、バーチャル空間上で公開された。制作は「バスィージ音楽協会」、歌手はモフセン・タヴァッソリー。       このシングルの歌詞では、巡礼者の家族らが巡礼者の帰りを待つ気持ちが歌われ、さらにサウジ政府がイエメンで起こしている惨劇についても触れられている。       ファールス通信の報道によると、この作品の歌詞は 全文をよむ

2015-09-28 ミナーでの惨事で亡くなったイラン人殉教者数、228名に達する (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】      イラン巡礼参詣庁長官、ミナーでの惨事によって亡くなったイラン人殉教者数が228名に増えたことを明らかに       メフル通信の報道によると、巡礼参詣庁のサイード・オウハディー長官は同庁の調査チーム2班によって初期の捜索が行われたことに触れ、「当初、メッカにある大規模遺体安置所には1200名の遺体が安置された。巡礼参詣庁の調査チームが現場を訪れたところ、169名の〔イラン人の〕遺体を確認した」と述べた。       同氏はさらに、「亡くなった方の遺体を 全文をよむ

2015-09-27 ハーメネイー最高指導者「サウジアラビアの為政者たちは責任転嫁ではなく、イスラーム共同体に謝罪すべき」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、本日(日曜日)の朝、イスラーム法学の上級コースの授業の冒頭で、ミナーでの大惨事に言及し、「イスラーム世界はこの件について多くの疑問を抱いている。サウジアラビアの為政者たちは責任転嫁するのではなく、イスラーム共同体ならびに悲しみに打ちひしがれる遺族に対し謝罪し、この惨劇における自らの責任を認め、必要な措置をとるべきだ」と強調した。    ジャーメ・ジャム・オンラインが最高指導者事務局の広報サイトから引用し 全文をよむ

2015-09-27 テヘラン市民、サウジ政府の無能に抗議する集会を大使館前で実施 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】内務省からの許可がないまま、我が国の多数の革命的大学生ならびに市民は、巡礼の運営におけるサウジ政府の無能に抗議する集会を、同国大使館前で自然発生的に実施した。       ファールス通信の報道によると、我が国の多数の革命的大学生ならびに市民は本日(9月27日)午後、巡礼の運営におけるサウジ政府の無能に抗議する集会を、同国大使館前で自然発生的に実施した。       この報道によると、この集会の開催に対して内務省からは許可が下りず、また大学生バスィージも本日朝、許可 全文をよむ

2015-09-10 イラン石油省国際問題・商務担当次官「日本はイランからの石油輸入増加を歓迎」(3) (Mardomsalari紙)

 同氏はイタリア使節団のイラン訪問についても、次のように述べた。      イラン石油相はイタリアの閣僚2名と実り多き会談をおこなった。この会談にはEni社〔※イタリアの石油・ガス企業〕の代表取締役も同席していた。一部の開発・精製プロジェクトでの双方の関与のあり方が、重要な議題の一つとして双方の閣僚の間で話し合われた。    同氏はまた、日本からの使節団の訪問にも触れ、次のように述べた。      イラン石油相は、日本企業による協力の歴史を踏まえ、これらの企業がイランの石油プロジェクトで活躍した 全文をよむ

2015-09-10 イラン石油省国際問題・商務担当次官「日本はイランからの石油輸入増加を歓迎」(2) (Mardomsalari紙)

 同氏はEU諸国の商業使節団の訪問にはいくつかの意味があるとした上で、次のように述べた。      一つは、石油企業がイランに進出することを政府関係者が支持していることであり、欧州企業が石油だけでなく、イランのあらゆる産業で投資や事業を行いたいと考えていることである。これらの訪問がもつもう一つの意味は、〔これらの訪問が〕アメリカ議会に対する明確なメッセージとなっているということである。    同氏はフランス使節団との協議についても、次のように述べた。      フランス企業、特にトタールにはイラ 全文をよむ

2015-09-10 イラン石油省国際問題・商務担当次官「日本はイランからの石油輸入増加を歓迎」(1) (Mardomsalari紙)

【マルドムサラーリー紙9面】イラン石油省国際問題・商務担当次官は、「協議の中で日本側は、イランからの石油輸入量が最大35万バレルまで増加することを歓迎する意思を示した」ことを明らかにした。       石油省によると、アミール・ホセイン・ザマーニーニヤー氏は、イランが国際的な企業と協議を行っていることについて、次のように述べた。      まず指摘しておきたいのは、我が国と5+1(国連安保理常任理事国とドイツ)との間で結ばれた核合意は、石油業界の動きに直接的な影響を与えているということである。し 全文をよむ

2015-08-20 ダーイシュ、パルミラ市の考古学者を斬首 (Jam-e Jam紙)

 シリア人権監視団の責任者は、「ダーイシュのテロリストたちはシリア人考古学者でパルミラ市古代遺跡博物館長のハーリド・アル=アスアド氏の首をパルミラ市の広場で刎ね、その遺体を同広場にロープで吊した」ことを明らかにした。       イラン学生通信(ISNA)によると、「シリア古代遺跡局」のマームーン・アブドゥルカリーム局長もこの情報を確認した上で、ハーリド・アル=アスアド氏はパルミラ市内の古代遺跡の分野で多数の学術調査を行い、発掘・探査活動では、アメリカやフランス、ドイツの調査隊と協力していたと強 全文をよむ

2015-08-20 ダーイシュ、トルコを強く批判するメッセージを発出「エルドアンは裏切り者」(2) (Jam-e Jam紙)

ダーイシュ所持の武器を押収       こうした中、トルコ政府筋は昨日、同国の治安部隊がダーイシュのメンバーらの特定・逮捕に向けた作戦を継続する中で、このテロ組織への参加を企てていた4人の人物を逮捕したと発表した。       警察は、トルコ・シリアの国境に位置するガズィアンテプ市で一台の車に不審を抱き、同車を停車させた上で、乗っていた4人の人物を逮捕した。そのうち3人は外国人だったとのことだ。       これらの人物の身柄を同市の検察庁に引き渡した後、警察は車内にあった荷物や包みの捜査を開始 全文をよむ

2015-08-20 ダーイシュ、トルコを強く批判するメッセージを発出「エルドアンは裏切り者」(1) (Jam-e Jam紙)

 ダーイシュのテロリストらは過去一年間、幾度にもわたってさまざまな宣伝用の映像を公開し、各国の指導者らを脅迫、その国の国民には自分たちへのバイア(忠誠)を呼びかけてきた。こうした国々の中にあって、トルコは例外的な立場にあった。というのも、これまで何度も伝えられてきたところによると、レジェップ・タイイブ・エルドアン〔・トルコ大統領〕はダーイシュに協力し、過去2年間最大の支援・便宜を彼らに供与してきたからだ。       こうした中、ダーイシュに関係しているツイッター・アカウントで公開された映像の中 全文をよむ

2015-08-19 息を吸うのも禁止!―ダーイシュが導入した驚くべき法律の数々(7) (Jam-e Jam紙)

 女性に関してダーイシュが定めた法律の中には、女性は椅子に座ってはならないというものもある。また、目を隠さない女性たちは24金を1グラムを支払わねばならない。ダーイシュの法律で女性が椅子に座ってはならないのは、女性の後に男性がその椅子に座るかもしれないからだ。ダーイシュの立法者の見方では、女性が男性の医師のもとを訪れるのも違法だという。       このリサーラでは、洋服のブティックや美容院は悪魔の所業であると述べられている。テロ組織ダーイシュは女性の服装に関して驚くべき規則を制定する一方、女性 全文をよむ

2015-08-19 息を吸うのも禁止!―ダーイシュが導入した驚くべき法律の数々(6) (Jam-e Jam紙)

我々が言う通りの礼拝をしろ!       ダーイシュ配下の者たちの見解によれば、断食明けの礼拝(フィトル)を行い、その祭りを祝うことは新しい慣習であり、これまでに前例がなかったという。ダーイシュは声明を発表し、その中でモスルの住民には、フィトル祭の休暇に楽しく祭りを催す権利はなく、墓参りに行った者に対しては取り締まりを実施すると表明した。       ダーイシュ配下の者たちはラマダーン月(断食月)向けの法律も制定している。それによれば、断食を破った者は磔刑に処せられることになっている。断食を破っ 全文をよむ

2015-08-19 息を吸うのも禁止!―ダーイシュが導入した驚くべき法律の数々(5) (Jam-e Jam紙)

ダーイシュに抑圧されることば       「私たちに対して『ダーイシュ』と言うことなかれ」。これはダーイシュのメンバーらが〔支配地域の〕住民たちに求めている要請である。いや、「要請」では断じてない!もし従われなければ、70回の鞭打ち刑に直面してしまう、れっきとした「命令」なのである。       ダーイシュはまた、自らの支配下にあるこのイラク北部の街〔=モスル〕の商店や商業施設の所有者らに対して、これらの施設に「ヴィーナス」や「ギター」といった外国名(これらは、彼らによれば不信仰者たちの信仰に関 全文をよむ

2015-08-19 息を吸うのも禁止!―ダーイシュが導入した驚くべき法律の数々(4) (Jam-e Jam紙)

ビジネスとしての罰金       しばらく前のこと、ダーイシュは商店の所有者100名を、ザカート(喜捨)未払いの容疑で逮捕し、またこのテロ組織の「取り分」を収めなかった容疑で、漁師ら17名を処刑した。       ダーイシュが導入した法律の違反者たちに対して罰金を科す行為は、この組織にとって収入源を確立するための新たな方法となっている。このテロ組織は現金による科料以外にも、以前から様々な〔使役による〕科料、例えば〔シリアの〕ラッカ市では地区の清掃や墓石の破壊、塹壕を掘削の強要などが科されてきた。 全文をよむ

2015-08-19 息を吸うのも禁止!―ダーイシュが導入した驚くべき法律の数々(3) (Jam-e Jam紙)

 ダーイシュにとって、結婚もまた、このテロ体制の外に何らの〔独立した〕意味を有してはいない〔=結婚をめぐるすべてのことはダーイシュによって管理され、意味づけられている〕。       結婚契約の登録のためにダーイシュの命令下にある裁判所以外のところを訪れた若者は、誰であれ処罰されることになる。というのも、彼らの考えによれば、〔その他の〕裁判所は背教徒たちに属しているからだ。ダーイシュの裁判所以外のところで結婚契約を結んだ者は誰であれ、結婚契約仲立ち人であるか、結婚契約者本人であるかにかかわらず、 全文をよむ

2015-08-19 息を吸うのも禁止!―ダーイシュが導入した驚くべき法律の数々(2) (Jam-e Jam紙)

 ダーイシュの見解によれば、いかなる〔民間〕メディアも活動してはならない。このため、彼らはモスルにおいてラジオの使用も禁止にしたのである。これが発表されたのは、市場からラジオを購入した一部の市民が警察官らによって鞭打ち刑に処せられた時のことである。       ダーイシュが依拠するリサーラ(宗教論文)によれば、教育を目的にイスラーム諸国を訪れる教師たちはスパイであり、彼らの目的は有害かつ非宗教的な考えを普及させることにあるとされる。       またこれらのテロリストたちは、初等教育を学ぶ児童に 全文をよむ

2015-08-19 息を吸うのも禁止!—ダーイシュが導入した驚くべき法律の数々(1) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ8-9面:ネギーン・バーゲリー】      はじめに       その名を口にすると、まず最初に恐怖が心を混乱した状態に陥らせる。ダーイシュは権力の座に就いて以降、驚くべき法律の数々を導入してきた。ボロの黒衣を纏った彼らにとって、これらの法律を無視することは、これまた驚くべき刑罰を伴うものとなる。       こうした中、ダーイシュの制定した諸々の法律を互いに競わせるならば、「もっとも驚くべき法律グランプリ」の栄冠は「かみつき女〔の刑〕」、「ハト飼育禁止令」、そし 全文をよむ

2015-08-18 革命最高指導者「アメリカの影響力浸透を許したりはしない」(5) (Jam-e Jam紙)

アメリカの影響力が浸透する経路は固く閉ざしてある       イスラーム革命最高指導者は、地域の国々に「影響力を浸透させること」がアメリカの二つ目の邪な謀略であるとし、「アメリカは数十年にわたって影響力を浸透させ、失った名声を取り戻そうと目論んでいる」と強調した。       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、アメリカ政府が核交渉の結果を悪用しようと試みていると指摘し、次のように付け加えた。      アメリカは〔核交渉で得られた〕合意から、イランに影響力を浸透させるための手段を創り出そうとし 全文をよむ

2015-08-18 革命最高指導者「アメリカの影響力浸透を許したりはしない」(4) (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者は、この問題が顕著に現われている例としてシリア問題を挙げて、次のように述べた。      チュニジアやエジプトで偶像崇拝体制がイスラーム的なスローガンによって打倒された時、アメリカやシオニストらは抵抗する国々を亡き者にするために、この方式を利用することを決意した。彼らが〔その謀略の実行の舞台として対イスラエル抵抗運動の前線基地たる〕シリアに狙いを定めたのは、まさにそのためだったのだ。    アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はさらに、「シリアで事件が起き始めると、知恵のな 全文をよむ

2015-08-18 革命最高指導者「アメリカの影響力浸透を許したりはしない」(3) (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者はその上で、現在の情勢下における敵の謀略について詳らかにし、「この謀略は『対立の惹起』と『影響力の浸透』という二つの原則に立脚している」と続けた。       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、対立をあおるための敵の計画について、「抑圧諸国が狙っているのは、各国政府間、そしてより一層危険なことに、〔世界・地域の〕諸国民間に対立を惹起させることなのである」と指摘した。      対立を煽るにあたって、アメリカはイギリスの弟子       同師は、現時点で諸国民間に対立を 全文をよむ

2015-08-18 革命最高指導者「アメリカの影響力浸透を許したりはしない」(2) (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はさらに、次のように指摘した。      「イスラーム地域、特に戦略的に重要かつセンシティブな西アジア地域で抑圧諸国が企てている謀略をしっかりと認識し、それと闘うための計画を練ること」が、今日「神のために闘うこと」の客観的な一例として挙げられよう。この闘争には、「防衛的な対決」と「攻撃的な対決」の二つが含まれている。    イスラーム革命最高指導者は、地域における過去百年間の抑圧諸国の陰謀の数々に言及し、さらに次のように述べた。      「イスラーム地域におけ 全文をよむ

2015-08-18 革命最高指導者「アメリカの影響力浸透を許したりはしない」(1) (Jam-e Jam紙)

「シーア派世界会議」ならびに「イスラーム・ラジオ・テレビ連合会議」の参加者との面会で       イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、昨日午前、ウラマーや識者、および「預言者一族(シーア派)世界会議」ならびに「イスラーム・ラジオ・テレビ連合会議」に参加した賓客らと面会し、その中で地域における抑圧諸国の謀略と戦うことは、「神のためのジハード」に明確に該当する行為であるとし、「核交渉の結果を悪用して、経済的、政治的、文化的影響力をイランに浸透させようとするアメリカの試み」に 全文をよむ

2015-07-30 イラン、ロシア製航空機の購入を検討 (Mardomsalari紙)

 民間航空庁の長官代行は、イランはロシア製航空機によって自国で運用される航空機の体制強化を目指していると述べた。       イラン学生通信によると、民間航空庁のモハンマド・ホダーキャラミー長官代行はロシアのスプートニク通信に対し、「イランは旅客機の購入をめぐって、ロシアと話し合いを行う方向性で計画を練っているところだ」と述べた。       ホダーキャラミー氏は、「私たちはロシア企業を含む、世界のすべての航空機メーカーと協力する用意がある。この分野でイランとロシアの間で話し合いが行われるだろう 全文をよむ

2015-07-30 ラシュガレ・ジャハングヴィーの指導者、殺害される (Jam-e Jam紙)

 パキスタン情報筋は昨日、テロ組織ラシュガレ・ジャハングヴィーの指導者マーリク・イスハークが警察との銃撃戦で殺害されたと伝えた。       マーリク・イスハークはアメリカの国際テロリストのリストに掲載されており、彼が立ち上げた組織はこれまでに、数百人の非戦闘員を殺害している。殺害された人たちの多くは、パキスタンの少数派であるシーア派の人々であった。       イスハークは先週、自身の息子2人と補佐官とともに、治安部隊によって逮捕されていた。       彼はこの間の供述の中で、同組織が武器を 全文をよむ

2015-07-30 専門家「ムッラー・オマルの死はターリバーン勢力の崩壊をもたらすだろう」(3) (Jam-e Jam紙)

--この情報と同時期に伝えられた別の情報として、パキスタンのテロ組織「ラシュカレ・ジャングヴィ(Lashkar-e-Jhangvi)」の指導者マーリク・イスハークが殺害されたという情報があります。この出来事は、パキスタン政府の政策に変化が生じているという意味で捉えることができるのでしょうか?      〔パキスタン国家の〕権力の中枢を占めていると考えられているパキスタン情報局は、多くの過激組織やテロ組織の秘密を握っていると、多くの人が考えている。こうしたことから、〔パキスタンでは〕司法機関にイス 全文をよむ

2015-07-30 専門家「ムッラー・オマルの死はターリバーン勢力の崩壊をもたらすだろう」(2) (Jam-e Jam紙)

--和平協議の第二ラウンドが金曜日(明日)〔=7月31日〕にも行われる予定であると言われていますが、今回のニュースはこの協議にいかなる影響を及ぼすでしょうか?      実のところ、パキスタン政府はどんな方法を使ってもターリバーンを交渉のテーブルに就かせるよう求める、アメリカ政府の厳しい圧力下に置かれている。他方、ムッラー・オマルの死亡ないし殺害に関する問題がこの時期に流されたのには、協議のプロセスに対するこの情報の影響の程を確認できるというパキスタン側の事情もある。      ムッラー・オマル 全文をよむ

2015-07-30 専門家「ムッラー・オマルの死はターリバーン勢力の崩壊をもたらすだろう」(1) (Jam-e Jam紙)

インド亜大陸・アフガニスタン問題専門家のピール・ムハンマド・ムッラーゼヒー氏が指摘       昨日、ターリバーン指導者のムッラー・ムハンマド・オマルが2年前に死亡していたことが報じられた。この情報が確認された場合、アフガニスタン和平に対しても、またターリバーンという組織自身に対しても、相当の影響が及ぶ可能性がある。この問題を検討するために、我々はインド亜大陸・アフガニスタン問題の専門家であるピール・ムハンマド・ムッラーゼヒー氏にインタビューを行った。以下でお読みになるのは、その内容である。   全文をよむ

2015-07-30 ターリバーン指導者ムッラー・オマルが死去~パキスタン・アフガニスタン筋が明かす(2) (Jam-e Jam紙)

死因は結核       パキスタン紙もまた、ターリバーン指導評議会の幹部の話として、ムッラー・オマル死亡の情報を確認した上で、死因は結核だと指摘している。       この幹部によると、ムッラー・オマルの息子が父親の遺体を確認したとのことである。この筋が明らかにしたところでは、ムッラー・オマルの正確な死亡時期は2年4ヶ月前で、彼はアフガニスタン領内のある国境地域に埋葬されたとのことである。       こうした報道の一方で、数日前にもターリバーン報道官のカーリー・ハムザは、2013年7月にムッラ 全文をよむ

2015-07-30 ターリバーン指導者ムッラー・オマルが死去〜パキスタン・アフガニスタン筋が明かす(1) (Jam-e Jam紙)

 ターリバーン支配の暗黒の日々を何年にもわたって経験してきたアフガニスタン国民は昨日、これまでも幾度となく耳にしたことのある報道、すなわちターリバーンの指導者ムッラー・オマルが死去したとの報に接した。しかし今回のターリバーン指導者死去の報道には、これまでにはない真実味がある。       昨日早朝に報じられたところによると、一部のパキスタン治安当局者がアフガニスタン当局に対し、ムッラー・オマルが2年前に死去していたとの情報を伝えたという。       その後、アフガニスタン政府当局はこの情報につ 全文をよむ

2015-07-30 リポート〜RPGをこよなく愛するムッラー・オマルの知られざる正体(2) (Jam-e Jam紙)

 噂では、ムッラー・オマルはウサーマ・ビン・ラーディンの年長の娘を娶ったとされ、ビン・ラーディンも、ムッラー・オマルの娘を4人目の妻に迎えた可能性が取り沙汰されている。また、この2人は毎日、衛星電話で互いに連絡をとり合い、時々一緒に釣りに出かけていたとも言われている。      彼の愛した武器       多くのアフガン人にとって、ムッラー・オマルは名前のみを知る存在だが、彼を見たことのある人々の証言によれば、彼は比較的若く、背が高く、あごひげを生やし、黒いターバンを巻いており、パキスタンに暮ら 全文をよむ

2015-07-30 リポート〜RPGをこよなく愛するムッラー・オマルの知られざる正体(1) (Jam-e Jam紙)

【国際部:マアスーメ・ザーレ】マウラウィー・グラーム・ナビーの子どもムッラー・ムハンマド・オマル(ムジャーヒド)はヒジュラ太陽暦1339年、西暦1960年にカンダハール州で生を受けた。ムッラー・ムハンマド・オマルは、ホタク族のトムズィー一族出身で、ホタク族はパシュトゥーン部族の中の一つの大きな枝族である。       ムッラー・オマルは5歳で父を亡くし、父の死後、彼の家族はウルーズガーンに移住した。ターリバーンの最高指導者に関する伝記には、彼の性格について次のように述べられている。      彼 全文をよむ

2015-07-28 アフガニスタン警察の一部がターリバーンに合流 (Jam-e Jam紙)

 地域警察の司令官1名、ならびにアフガニスタン北部サレ・ポル州ガルエ・シャフル地区の治安部隊の一部が、同地域で活動するターリバーンに加わった。       サレ・ポル州議会のモハンマド・ヌールラフマーニー議長は、「サレ・ポル州クーヒスターナート県のガルエ・シャフル地区は、地域警察の司令官であるハサン・アルバーブが武装ターリバーン勢力との間で交わした取り引きのために、〔ターリバーン勢力の手に〕陥落してしまった」と述べた。       同氏はさらに、「昨日この地域はターリバーンの占領下に入った」と述 全文をよむ

2015-07-28 アル=フーシー氏「サウジ政府は南イエメンの分離を画策している」(3) (Jam-e Jam紙)

サウード家のシオニスト的目標       サイイド・フサイン・アル=フーシー氏はインタビューの続きのなかで、サウジアラビアがイエメンと戦争を起こした動機について、次のように述べた。      イエメンは貧困という点から見た場合、アラブ諸国のなかでは一番の国であり、サウジアラビアが我が国〔=イエメン〕の石油や埋蔵資源を追い求めているのではないということは明らかだ。そうではなく、彼らは西洋やアメリカ、そしてなかでもイスラエルの利益の保全を求めて、戦争に突入したのである。      「アラブの春」が地 全文をよむ

2015-07-28 アル=フーシー氏「サウジ政府は南イエメンの分離を画策している」(2) (Jam-e Jam紙)

 同氏はまた、「子供や女性に対するサウジ国家の野蛮な攻撃、そして罪なき人々の虐殺の後、各階層に属する〔イエメン〕人民の多くが革命組織や人民動員組織に加わった」と語った。       アル=フーシー氏はアデンについて、次のように述べた。      アデンはその地理的位置により、サウジアラビアにとって極めて重要な都市である。なぜならば、アデン港、そしてバーブルマンデブ海峡へのアクセス〔の確保〕および監視は、サウジアラビアおよびイスラエルにとって〔戦略上の〕要所とみなされているからだ。      サウ 全文をよむ

2015-07-28 アル=フーシー氏「サウジ政府は南イエメンの分離を画策している」(1) (Jam-e Jam紙)

サイイド・フサイン・アル=フーシー氏、ジャーメ・ジャム・オンラインとのインタビューで       イエメンのアンサールッラー〔※イエメンの民兵組織フーシー派の別名〕の政治局局員を務めるサイイド・フサイン・アル=フーシー氏は、ジャーメ・ジャム・オンラインとの独占インタビューのなかで、「アンサールッラーは今後数日のうちに、敵に対して激しい攻撃を開始するつもりだ。今後数日で彼らを散り散りに敗走させることになるだろう」と述べた。       同氏は続けて、次のように述べた。      この戦争で、サウジ 全文をよむ

2015-07-09 ラフサンジャーニー師、イランでのアメリカ大使館再開の可能性について見解 (Jam-e Jam紙)

 体制公益判別評議会の議長は、ガーディアン紙のインタビューで、アメリカとの直接交渉のタブーは破られたと指摘し、同国の大使館をテヘランに再開させることについて、「不可能なことではない」とした。       ファールス通信の報道によると、アーヤトッラー・ハーシェミー=ラフサンジャーニーはこのインタビューの一部で、次のように述べた。      面と向かって交渉する方が、メディアを通じて遠隔から話をするよりもよい。イランは真剣そのものだ。もし相手側も同じくらい真剣であれば、合意が必ず得られるだろう。イラ 全文をよむ

2015-07-03 アフガニスタンにおけるダーイシュの存在感 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】あるアフガン当局者は、「テロ組織ダーイシュは少なくともこの国の3つの州に進出しているが、カーブル政府はこのテロ組織の壊滅を決意している」と表明した。       アフガニスタン副大統領報道官を務めるザファル・ハーシミー氏は、イラクならびにシリアを主な活動地域としているテロ組織ダーイシュは、アフガニスタンでは東部のナンガルハール州、西部のファラーフ州、および南部のヒルマンド州に進出していると述べた。       ハーシミー氏はまた、アフガン治安部隊がダーイシュに対し 全文をよむ

2015-07-02 ダーイシュ、ガザ占領を脅迫 (Jam-e Jam紙)

 テロ組織ダーイシュ(イスラーム国)はビデオテープを公開し、ガザで活動するハマース(イスラーム抵抗運動)に対して、攻撃を加えると脅迫した。       ロイター通信によると、シリアにあるダーイシュの基地で制作・編集されたこのビデオテープの中で、このテロ組織は、ハマースはイスラームのシャリーア(聖法)の法規定をしっかりと実行していないと指摘し、ハマースの責任者らを偶像崇拝者(!)だと名指ししているという。       ダーイシュのあるメンバーはこのテープの中で、「ダーイシュはファタハ、ハマース、イ 全文をよむ

2015-07-02 ダーイシュ、シナイ砂漠でエジプト軍に大規模攻撃(2) (Jam-e Jam紙)

 シナイ地域にあるアル=アリーシュ病院の医療関係者らの話によると、少なくとも35人の遺体がこの病院に搬送され、そのうちの多くを軍の隊員が占めていたという。       こうした中で、「スーメリーイェ・ニューズ」のような一部情報筋は、軍側の死者数は約60名に上ると報じている。その一方で、軍の関係筋は昨日の正午半までに22名のテロリストを殺害し、彼らが使っていた3台の軍用車を破壊したと発表した。       他方、テロリストらは襲撃で、軍の戦車2台を奪い取ることに成功している。       今回の攻 全文をよむ

2015-07-02 ダーイシュ、シナイ砂漠でエジプト軍に大規模攻撃(1) (Jam-e Jam紙)

 エジプト検事総長のヒシャーム・バラカト氏に対するテロからたった2日後の昨日、同国北部のスィーナー(シナイ)地域で、ダーイシュのテロリストらによる一連の大規模攻撃が目撃された。こうした一連の情勢は、エジプトが治安面で脆弱な状況に置かれていることを示している。       複数の情報筋が目撃者の話として伝えたところによると、200から250人の武装した人物が昨日、軍用車に乗って、スィーナー(シナイ)砂漠に位置するシャイフ・ズワイド市の南にあるエジプト軍の検問所5ヵ所を同時に攻撃したという。     全文をよむ

2015-07-02 ダーイシュの戦略に変化 (Mardomsalari紙)

 カリフ制の国家を樹立するために血みどろの戦争をシリアおよびイラクで展開しているダーイシュは、最近、これらの国において新たな地域を占領する一方、自らの占領地域の一部を失っている。ダーイシュの動きを示す最新図を見ると、この組織が経済的資源の占拠にかなりの重点を置いていることが分かる。       イラン学生通信(ISNA)がニュースサイト「ビジネス・インサイダー」を引用して伝えたところによると、このテロ組織の勢力範囲の拡大の裏には、別の動機も存在するという。ダーイシュは過去一年間で、シリアとイラク 全文をよむ

2015-07-02 ペルシア湾岸地域で「シーア派殺害」ネットワークが形成 (Jam-e Jam紙)

 ダーイシュは新たに、組織化されたネットワークをペルシア湾岸地域に立ち上げた。ダーイシュの発表によると、その主な目的はアラビア半島に住む少数派のシーア派に対して自爆テロをしかけ、同地域からシーア派の信徒を一掃することにあるという。       ファールス通信がロイター通信を引用する形で報じたところによると、ダーイシュはペルシア湾岸のアラブ諸国在住のメンバーらから成るテロ・ネットワークの形成に成功したと、一部の信頼できる情報筋が述べた。そのネットワークの任務は、アラビア半島に住むシーア派の信徒らに 全文をよむ

2015-07-02 テロリズムというコマを使うアメリカのゲームの舞台裏(4) (Jam-e Jam紙)

アメリカのメディアにみられる、テロリズムの意味深な表現       こうした中、こうした組織、そして総じてテロリズムの問題に対する、メディアのレベルでのアメリカ人の接し方は、それ自体一考に値する問題である。この接し方は、3つのレベルで分析することができる。       第1のレベルは、ある地域や世界においてアメリカの利益に反する行動を取る集団に対して、「テロリスト」という語が用いられていることである。このアプローチでは、アメリカのメディアおよび当局は、すでに指摘したように、2つの異なる国〔※イラ 全文をよむ

2015-07-02 テロリズムというコマを使うアメリカのゲームの舞台裏(3) (Jam-e Jam紙)

 このように、アン=ヌスラ戦線やシリア・イスラーム解放戦線、そして自由シリア軍といったテロ組織は、アメリカによる支援に関する資料が〔ウィキリークスによって〕公にされたもう一つの例である。これらは同国による西アジア地域へのテロ支援・介入のほんの一部にすぎず、その他の資料もテロ組織に対する米政府の国際的支援を示唆している。       これに関し、〔アメリカによるテロ支援についての〕さらなるリストを指摘することが可能であり、それはさまざまな時期にアメリカ自身によって確認されている。反ボリバル主義のテ 全文をよむ

2015-07-02 テロリズムというコマを使うアメリカのゲームの舞台裏(2) (Jam-e Jam紙)

「悪い」テロと「良い」テロ       一部に「テロとの戦い」はアメリカ合衆国の信条でもなければ基本政策でもなく、同国の政治的戦略の一つにすぎないと指摘する人たちがいる。「テロとの戦い」は、それが打ち出された当初より、そしてソビエトの崩壊後は特に、「共産主義との戦い」の代わりを務めるようになり、この国の国際的な目標達成のための隠れ蓑となった、というわけだ。       この戦略は9.11以降、アメリカ政府の政策のなかに、より堅固な地位を得た。実際、アメリカのメディアはそこから「公衆の要求」を創り 全文をよむ

2015-07-02 テロリズムというコマを使うアメリカのゲームの舞台裏(1) (Jam-e Jam紙)

一部のテロ組織に対するアメリカ合衆国の、沈黙を伴った支援を考える      【ジャーメ・ジャム紙11面:セイエド・ナーセル・ネエマティー】「テロとの戦いという今日のスローガンは、その他の世界に対するアメリカ合衆国の偽善に満ちた視線でしかない」。これは、ある東側の政治関係者の言葉でもなければ、反抑圧を訴えるメディアのスローガンでもない。そうでははなく、これはスタンフォード大学政治学教授のグラハム氏が、自著のなかでテロリズムというものに対するアメリカのアプローチについて指摘した発言なのだ。「偽善に満 全文をよむ

2015-07-02 イエメンで戦時国際法に違反する行為—ヒューマン・ライツ・ウォッチが指摘 (Mardomsalari紙)

 ヒューマン・ライツ・ウォッチは、「サウジアラビア主導のアラブ連合軍がイエメンで行った一部の攻撃により、サアダ市では数十名もの非戦闘員が殺害され、何百もの建物が破壊された」と発表した。       ロシア・トゥデイ・アラビア語版の報道によると、ヒューマン・ライツ・ウォッチ中東局長のサラ・ワトソンは「サウジアラビアが主導するアラブ連合軍のイエメンへの攻撃は、深刻な戦時国際法違反であり、現地調査を実施する必要がある」と述べたという。       この団体が報告書の中で発表したところによると、4月6日 全文をよむ

2015-07-01 ボスニアの若者たちが抱く「ダーイシュ・ドリーム」(3) (Jam-e Jam紙)

 もう一つの問題は、サラフィー系のグループが公的なモスクから離れた状態で〔‥‥〕自らの活動を続けていることである。これらのグループの財源の多くは、ペルシア湾岸諸国から提供されたものである。       このリポートの著者らは、ボスニア人ジハーディストらについて3年間にわたって調査を行った結果、彼らを2つのグループに分けている。一つは1992年から1995年にかけて、アラブ諸国から来た義勇兵部隊とともに、ボスニア内戦に参加した経験をもつ古兵らであり、もう一つは過激でイデオロギー的なスタンスを有した 全文をよむ

2015-07-01 ボスニアの若者たちが抱く「ダーイシュ・ドリーム」(2) (Jam-e Jam紙)

 サラエボ大学の政治学教授ヴラード・アジノビッチ(Vlado Azinović)氏と同国〔=ボスニア・ヘルツェゴビナ〕のジャーナリストのムハメド・ユーシッチ(Muhamed Jusić)氏は最近、「シリア内戦の誘惑:ボスニア地方から渡った外国人戦闘員たち」(The Lure of the Syrian War: The Foreign Fighters’ Bosnian Contingent)と題されたリポートを発表している。       このリポートは、外国人部隊が多種多様な武器の使い方につい 全文をよむ

2015-07-01 ボスニアの若者たちが抱く「ダーイシュ・ドリーム」(1) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム紙10面:ホセイン・ハリーリー】ヨーロッパ諸国の市民らがシリアやイラクに渡り、ダーイシュに合流する現象が始まって以降、ボスニアはつねに、テロリストらが仲間を募る際の主なターゲットの一つとして知られてきた。       しかし、ボスニアの社会・経済状況を一瞥するならば、同国の当局が実際には、この脅威に対して何ら真剣な対策を採っていないことが分かる。ボスニア人の若者らがダーイシュのテロリストたちに合流し、その後彼らが帰国するという流れが加速しているのである。       このこ 全文をよむ

2015-07-01 サウジアラビアに向けてスカッドミサイルが発射 (Jam-e Jam紙)

 サウジアラビアによるイエメンへの侵略戦争が続けられる中、昨日イエメン軍がサウジアラビアのミサイル基地の一つを標的として、スカッドミサイルを発射したことが発表された。       〔イラン国営放送のアラビア語チャンネルである〕「アル=アーラム」放送局が伝えたところによると、イエメン軍の公式報道官であるシャラフ・ルクマーン氏はこのことを明らかにした上で、このミサイルは高い精度で標的に命中したと表明した。       この報道によると、このミサイルは「アッ=スライル」ミサイル基地に着弾したとのことで 全文をよむ

2015-07-01 イエメンをめぐるアメリカ、サウジ、ダーイシュのトライアングル (Jam-e Jam紙)

 ここ最近、イエメンの様々な地域が、サウジアラビアの戦闘機による爆撃を受けているが、そうしたなかテロ組織ダーイシュも抵抗勢力〔※フーシー派をはじめとする反大統領派のこと〕への攻撃を行っている。こうした戦闘行為の直近のものが、月曜日夜に同国の首都サナアで起きた。       複数の情報筋が伝えたところによると、月曜日の夜に行われた攻撃は、サナアにある軍用病院の裏手で発生した。この事件では、爆弾の仕掛けられた車両一台が爆発した。フーシー派に近い筋の話によると、アンサールッラー〔※フーシー派のこと〕の 全文をよむ

2015-07-01 イスラーム教徒に対してタクフィール(背教徒宣告)をする書籍が無料で配布—バーレーンで (Iran紙)

 アメリカが最近、バーレーンへの軍事支援再開に向けて行動を起こすなか、バーレーン政府は反人権的行動を続けている。そればかりか、同国は国内にいるタクフィール主義者たち〔※〕の過激な活動をコントロールすることもできないでいる。      ※訳注:厳格なイスラーム解釈のもと、「不信仰者」(カーフィル)とみなされる人物(例えばシーア派)に対して「背教徒宣告」(タクフィール)をして、その者を処刑する権利が自分たちにはあると考える人たちのこと。       バーレーンの情報筋は昨日、イスマーイール派のイスラ 全文をよむ

2015-07-01 アメリカのバーレーンへの軍事支援、再開 (Iran紙)

 アメリカ国務省は、2012年のバーレーンによるデモ隊弾圧後に適用されていた、同国の国防軍ならびに国家防衛隊に対する安全保障上の支援の停止を解除する予定だと発表した。       バーレーン発の報道によれば、ハリーファ家による体制が過去1週間で61名ものバーレーン市民を拘束したにもかかわらず、IRNA(イラン国営通信)がAFP通信の報道として伝えたところによると、アメリカ国務省のジョン・カービー報道官は声明の中で、「バーレーンの人権状況が適切であるとは考えていないが‥‥、しかし人権改革と国民和解 全文をよむ

2015-07-01 レバノンにおけるダーイシュの組織構造 (Mardomsalari紙)

【マルドムサラーリー紙14面】ダーイシュ(イスラーム国)は約1年前、イラクならびにシリアにおいて自らの「カリフ制」を宣言した。そしてこのテロ組織が、イラクとシリアだけでなく、その他の域内諸国、さらには世界中の国々でも作戦行動に着手するのに、この1年間という時間は十分なものであった。       レバノンもまた、ダーイシュによるテロ活動から安全ではなく、テロリストたちはしばらく前から、同国のシリアとの国境地帯で自らの存在を宣言していた。そればかりか、複数の報道が伝えるところでは、ダーイシュはレバノ 全文をよむ

2015-06-29 ダーイシュとターリバーンの間で激しい戦闘が勃発 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】アフガニスタンのナンガルハール州において、ダーイシュとターリバーン双方のタクフィール主義〔※〕のテロリストらの間で激しい戦闘が勃発し、同州のダーイシュの指導者を含む12人が死亡した。      ※訳注:厳格なイスラーム解釈のもと、「不信仰者」(カーフィル)とみなされる人物(例えばシーア派)に対して「背教徒宣告」(タクフィール)をして、その者を処刑する権利が自分たちにはあると考える主義のこと。       アフガニスタン国家安全保障局の局長は、同国におけるダーイシュ 全文をよむ

2015-06-22 連続爆発でアフガニスタン議会が震撼 (Jam-e Jam紙)

 6月22日月曜日の朝、アフガニスタン国防省の[大臣]候補者を紹介する式典の開催で、アフガニスタン議会の議員多数が本会議場に集っていた最中、自爆テロによる連続爆発がアフガニスタン議会を震撼させた。       AFP通信は緊急報道で目撃証言を取りあげ、カーブルにあるアフガニスタン議会の入り口で一発の爆弾が爆発したと伝えた。同様にアル=アラビーヤ・ネットワークは緊急報道で、この爆発の後、議会の外から銃撃の音がしたと報じた。       AP通信もまた、現地の情報筋からの情報で、四度の爆発がアフガニ 全文をよむ

2015-06-21 サウジアラビア、プーチン大統領にイランとの調停を依頼 (Jam-e Jam紙)

 サウジアラビアの有名なメディアとして精力的に活動するムジュタヒド[ツイッターのアカウント名]は、ツイッターでの最新の投稿でムハンマド・ビン・サルマーン氏の最近のロシア訪問に関して重要な情報を提供した。      タスニーム通信社によると、支配者家族のベールの奥からの正確な情報を伝えることからサウード家の王子であろうと想像されているムジュタヒドは、ツイッターで「ムハンマド・ビン・サルマーンは皇太子の跡継として、またサウジアラビアの防衛大臣としてロシアへ向かった。同国のウラジミール・プーチン大統 全文をよむ

2015-06-19 イラン大統領、イラク首相と会談「イランはダーイシュに対しイラクと共闘する」 (Mardomsalari紙)

 イラクのハイダル・アル=アバーディー首相が昨朝、イラン当局と会談し、地域の諸問題について話し合う目的で、テヘラン入りした。〔大統領宮殿のある〕テヘランのサアダーバード宮殿では、第一副大統領出席のもと、イラク首相の公式歓迎セレモニーが開かれた。       イラクで新政権が発足してから1年足らずだが、今回がイラク首相の2度目のテヘラン訪問である。       昨日、イラク首相は最高指導者、大統領、公益判別評議会議長、および国家安全保障最高評議会書記と会談した。アバーディー首相はまず最初に、エスハ 全文をよむ

2015-06-18 革命最高指導者、アバーディー・イラク首相と会談「イラクの統一にキズが生じてはならない」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、昨日の午後、イラクのハイダル・アル=アバーディー首相とその随行団と会談し、その中でイラクの政治的・国民的統一を守るための聡明さが極めて重要だとし、テロリストたちとの戦闘でイラクの若者たちが見せている強い意志と努力、および勇敢さに触れ、「人民義勇軍の大いなる可能性は、イラクの将来とさまざまな領域における進歩に大きく役立ち、〔よい〕影響を与えるだろう」と強調した。       最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、、ハーメ 全文をよむ

2015-06-15 第二政党、エルドアン大統領の会談申し入れを拒否 (Jam-e Jam紙)

 得票率16%でトルコ大国民議会の81議席を獲得した民族主義者行動党(MHP)の党首は、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領からの会談の申し入れを拒否した。       トルコのオンライン新聞の引用したIRIBニュース(イラン国営放送)の報道によると、MHPの党首デヴレト・バフチェリは、新内閣の組閣について協議するため各党の党首たちを招待する意向であるという最近のエルドワン氏の発言について、「これは、エルドアン氏が行った失態や不正に対する口封じのためのものだ。」と述べ、このように語った。「私 全文をよむ

2015-06-01 ISILに対するシリア空軍の空前規模の作戦 (Jam-e Jam紙)

 異端テロリスト集団ISIL(ダーイシュ)の指導者10数名が、シリア空軍の前代未聞かつ最大規模の軍事作戦によりラッカ県にて殺害された。       シリア空軍は、シリア危機開始時期からこれまでの間において空前規模の作戦を実施し、ISILに対して30回以上の出撃を行った。       このISILに対するシリア空軍の作戦は、ラッカ県境地域の緑と水の豊かなアーイードサギールという地域に対して行われた。ラッカは、ISILのシリアにおける最重要で基本的な活動拠点である。       この作戦でシリア空軍 全文をよむ

2015-05-31 イランに対するサウジアラビア外相の新たな傲慢 (Jam-e Jam紙)

 サウジアラビア軍の戦闘機による、無防備なイエメンの民衆への絶え間ない攻撃で連日多くの同国国民が殺害されているが、サウジアラビア外相はイランだけが他国の事情に介入していると訴えた。       アル=アーラム・ニュース・ネットワークの報道では、カイロを訪問しているサウジ外相は、今日(日曜日)、エジプト外相との共同記者会見において次のように発言した。「我々は皆、バッシャール・アサド排除のために戦っているが、イランだけが我々アラブの事柄に介入している。」       サウジアラビアのアーデル・ジュバ 全文をよむ

2015-05-23 イラク軍ラマーディー市郊外東部を解放 (Jam-e Jam紙)

 イラク軍および義勇軍は昨日[5月22日]、ラマーディー市[イラク西部のアンバール県の中心都市]の東地域をテロリスト集団ISIL(ダーイッシュ)の手中から解放した。       AFP通信社の報道によると、ラマーディーの町の東7キロに位置するフサイバḤuṣaybahを解放するための軍事作戦が始まったことをテロリスト集団ISILに対するイラク軍前線駐留司令官は発表した。       彼は記者団に対して匿名を希望し、以下のように述べた。「現時点までに、フサイバの警察署とその周辺地域をテロリストの手中 全文をよむ

2015-05-22 サウジ軍兵10数名がイエメンの軍事作戦により戦死 (Jam-e Jam紙)

 イエメン軍は、サウジアラビア領に対する軍事作戦でサウジ兵10数名を戦死または負傷させた。       アル=マナールを引用したイラン国営放送(IRIB)の報道によると、人民委員会とイエメン部族連合は、サアダ県[イエメン北西、サウジアラビアと国境を接する県]北部のアラブ ‘Alab付近でサウジアラビア軍を攻撃した。この軍事作戦で1名の将校を含む28名のサウジ兵を戦死に至らしめ、5両の軍事車両を破壊した。       またサウジアラビア国境地域、特にアッ=ダーヒン[読み不詳]やアッ=ドゥード[同] 全文をよむ

2015-05-18 アフガニスタンへのガス輸出交渉、進まず (Jam-e Jam紙)

国営ガス公社のアズィーゾッラー・ラメザーニー国際部局長は、こう発言した。       国営ガス公社は、アフガニスタンへのガス輸出について、目下、同国と交渉中である。   同国際部局長は、次のように発言した。       昨年から今年はじめ[西暦3~4月ごろまで]にかけて、アフガニスタンへのガス輸出についての、同国との交渉が行われた。しかし、現在までのところ、その成果は得られていない。ガス輸入のためのアフガニスタン市場は、未だ整っておらず、この分野への参入は初めのことであり、アフガニスタン側にとっ 全文をよむ

2015-05-14 領有権問題のアブー・ムーサー島へ、特別ツアーを開始 (Jam-e Jam紙)

[ペルシア湾岸の]ホルモズガーン州文化遺産手工芸観光局のモフセン・ズィヤーイー局長は、アブー・ムーサー島への特別観光ツアー開始の計画を発表した。      同局長は、同島での基礎的なインフラ整備は整っていると述べ、こう語った。      「我々は、アブー・ムーサー島への特別観光ツアーを早急に開始する予定だ。目下、同島への空路での3日間の旅行を想定しながら、国の旅行サービス担当部署と協議しているところだ。」 全文をよむ

2015-05-13 イラク大統領、イランを訪問 (Jam-e Jam紙)

 イラク共和国のファウード・マアスーム大統領が高官団の団長として、昨日午後、テヘラン入りした。       イラン国営放送通信の報道によると、モハンマド・レザー・ネエマトザーデ鉱工業商業相がメフラーバード空港にて、イラク大統領を出迎えた。公式の歓迎式典は本日、我が国のハサン・ロウハーニー大統領の出席のもと、サアダーバード・コンプレックスにて開かれる予定。       ファウード・マアスーム大統領はこの訪問で、イラクの観光相、環境相、および商業相を率いている。イラク大統領はこの訪問で、イラン大統領 全文をよむ

2015-05-12 革命防衛隊総司令官代理「サウード家はムスリム間に分断を引き起こしている」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊総司令官代理は無防備のイエメン人民に対するサウード家による野蛮な侵略を非難した上で、「サウード家はムスリム間に分断の種をまき散らしている。分断を生じさせ、アメリカとイスラエルの目標を実現させるために動いている」と述べた。       ホセイン・サラーミー防衛隊准将は火曜日の午前、サナンダジの「自由ホール」で開かれた「永遠なる偉業を生みだす者たち」と題された、クルド人ムスリム・ペシュメルガ部隊による大会の席上、「イスラーム世界は今日、他のいかなる時代にもまして、敵の陰謀に対す 全文をよむ

2015-05-11 イラン、イエメン人民への緊急支援の必要性を再度強調 (Jam-e Jam紙)

 イラン外務省次官は虐げられ、無防備な状態に置かれているイエメン人民に対し、緊急人道支援を行う必要性を強調した。       イラン国営放送通信が報じたところによると、ホセイン・アミール・アフドッラーヒーヤーン次官は国連事務局の人道支援問題担当次長で緊急支援調整官のヴァレリー・アモス氏と電話で会談し、無防備なイエメン人民に対してサウジアラビアが軍事的侵略を継続していることを強く批判した上で、「非軍事施設や非軍事的標的に対する過去数日間の攻撃は、国際的なルールや人道的権利に対する明らかな侵害である 全文をよむ

2015-05-11 エルドアン大統領、コーランを手に演説(2) (Jam-e Jam紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、先週、トルコ南東部の都市スィイルトで聖コーランを手にして言った。      「私はコーランとともに育ち、コーランとともに暮らしている。」      同大統領はこの演説で、次の選挙での与党《公正発展党》への人々への支持を求めた。      エルドアンのこうした言動に対し、野党《共和人民党》と《民族主義者行動党》の国会議員らは、トルコ国会において彼を激しく非難した。共和人民党のイスタンブール選出議員で、過去には、トルコ宗務庁のメンバーでムフティー[同庁宗教指 全文をよむ

2015-05-11 エルドアン大統領、コーランを手に演説(1) (Jam-e Jam紙)

トルコの国会選挙まであと1ヶ月足らずである。ホルダー月17日[6月7日]の選挙は、与党《公正発展党》にとっては政治戦略的に重要なものとなるだろう。何故なら、[同党は]国会での優勢に加えて、トルコの政治システムを議会制から大統領制に移行することを求めているのだから。      それゆえエルドアンは数日前に選挙戦を開始して選挙レースに参戦し、コーランを手に演説して物議を醸した。何故かと言えば、多くの評論家が彼のことを、宗教とコーランを悪用して政治的目的を遂げようとしていると非難したからだ。      全文をよむ

2015-05-09 イラン人民、虐げられしイエメン人民との連帯を表明するためのデモ行進を実施 (Jam-e Jam紙)

 虐げられしイエメン人民へのサウード体制による攻撃と、アメリカをはじめとする人権主張国らによる今般の侵略行為への支持が続くなか、テヘランならびにイラン国内の数百に及ぶ都市で開かれた金曜礼拝の参加者たちは礼拝終了後、デモ行進を実施し、サウード体制の軍による侵略を非難するとともに、虐げられしイエメン人民に対する連帯の意志を表明した。       イエメン人民への連帯の意志を表明するために、我が国人民がデモ行進を実施した一方、我が国の責任者たちも今般の危機が発生して以来、国内対話を通じた問題の解決の必 全文をよむ

2015-05-05 革命防衛隊総司令官「イエメンの人々はイスラーム・イランに倣い、抵抗している」 (Jam-e Jam紙)

革命防衛隊総司令官は、こう述べた。      「イスラーム革命の最新の成果は、イエメンにおけるものである。イエメンの人々は、覇権体制に対するイスラーム・イランの抵抗に倣い、抵抗し続けている。」      ファールス通信によれば、革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官は、同防衛隊の政治的信念の上級教官らを讚える集会で、次のように発言した。      「イラン国外におけるイラン・イスラーム革命の状況は、極めて好ましいものである。我々は今日、イスラーム的覚醒とイスラーム的抵抗を目の当た 全文をよむ

2015-05-05 石油省次官「制裁解除後は、アメリカ石油メジャーがイランで活動するだろう」 (Jam-e Jam紙)

アメリカの石油産業の関係者らが今週、テヘランを訪問し、イランの石油産業の製造者やトップらと会談する予定だ。   石油省のアッバース・シェエリー=モガッダム次官は、これらアメリカの石油産業関係者らのテヘラン訪問は確実だと認め、こう述べた。      「この石油産業訪問団の来訪により、将来、イランの石油産業に対する制裁が解除された際には、我々はアメリカのガス・石油メジャーがイランで活動するのを目の当たりにするだろう。」 全文をよむ

2015-04-25 アゼルバイジャン共和国からの入国、制限なし (Jam-e Jam紙)

国境関門において、アゼルバイジャン共和国の国籍保有者に対して[イランへの入国]制限が設けられたという報道を受け、駐バクー・イラン大使館メディア担当のセイイェド=モハンマド=ホセイン・アーヤトッラーヒー氏は、これを否定し、次のように述べた。      「イランは、アゼルバイジャン共和国国籍をもつ人々に対し、いかなる[入国]制限も設けていない。」      ISNAによれば、同氏は、イランとアゼルバイジャン共和国の人々との間の人的交流を強化したいと強調してこう述べた。      「ビザ廃止法により、 全文をよむ

2015-04-24 シリアはイランの支援により基盤を維持(4) (Jam-e Jam紙)

 同次官は、またシリアにおける政治議論の動向について次のように述べた。「シリアの事件が起こってから、バッシャール・アサド大統領は政治的[解決]プランを提示した。過去四年間、我々は軍事的解決の道を信じていない。しかし他国は大統領が提示した数々のプラン、特に彼が2013年に行った演説を完全に無視したのだ。」       彼は、「彼らは、シリアの体制が数時間・数日・数週間・数ヶ月の間に転覆するだろうと思っていた。しかし彼らは、CIAが自ら認めたところによれば、百以上の国からこの国へやってきたテロリスト 全文をよむ

2015-04-24 シリアはイランの支援により基盤を維持(3) (Jam-e Jam紙)

【地域の陰謀の元凶はイスラエル】       シリアのファイサル・メクダード外務次官は、イスラエルがこの地域の国々に陰謀を巡らしている元凶であるとした。       同次官は、「中東において近年起こった事件のすべてが、基本的にイスラエルから仕掛けられたもので、実際にあった残虐非道な行いを隠したまま、その目的達成のために傭兵を送り込んでいる。」と続けた。       同氏は、イスラエルの行いがこの地域の陰謀の元凶であると述べた。「米国とサウジアラビアやカタールなどの国には背後にイスラエルの目論見や 全文をよむ

2015-04-24 シリアはイランの支援により基盤を維持(2) (Jam-e Jam紙)

 彼は、テロリストとの戦いで最終的な勝利を確信していると述べ、特にイラン・イスラム共和国とロシアを初めとするBRICsの支援国に感謝の意を表した。「わが国は変わらずテロとの戦いの渦中にあるが、最終的には勝利する。」       ファイサル・メクダード氏は、バッシャール・アサド大統領の失脚を図った西欧、特に米国が手を引いた理由について問われ、「西欧諸国は、単に力を知るのみで弱者を理解することはできない。」と答えた。       彼は、次のように続けた。「数日でチュニジア政権を転覆させ、その後にリビ 全文をよむ

2015-04-24 シリアはイランの支援により基盤を維持(1) (Jam-e Jam紙)

 シリアのファイサル・メクダード外務次官は、「シリア政府は、イランの全面的な支持と支援により敵対勢力及びテロリスト集団に対抗する上で、自国の抵抗力と安定性をより強固に持続することができた。」と述べた。       ファイサル・メクダード次官は、イラン国営放送の個別インタビューにおいてシリアにおけるテロ拡大の原因について意見を述べながら、中東地域における過去4年間に起きた数々の事件がたいへん困難なものであったとして、次のように続けた。「最初に『アラブの春』が始まったが、これは実際には『アラブの春』 全文をよむ

2015-04-20 イエメンのイラン大使館近くにミサイルが着弾 (Jam-e Jam紙)

 イラン外務省アラビア・アフリカ局のホセイン・アミーレ・アブドッラーヒヤーン局長は、本日(4月20日)午後、ロケット弾もしくはミサイルがイエメン首都サナアにあるイラン・イスラム共和国大使館の近くに着弾したと発表した。       アミーレ・アブドッラーヒヤーン局長は、イラン国営放送の個別取材に対して次のように述べた。「たいへん遺憾ながらロケット弾もしくはミサイルが、サナアにあるわが国大使館から数メートルの地点に着弾し、大使館の窓ガラスが割れた。幸いなことに大使と大使館員に怪我はなかった。」   全文をよむ

2015-04-13 サウード・アル=ファイサル外相(サウジアラビア):イエメンへの攻撃はイランとの戦争ではない(2) (Jam-e Jam紙)

 同外相は、パレスチナ問題についても以下のように述べた。「わが国は、パレスチナ問題にも注意を払っている。唯一の解決の道は、パレスチナ国家の設立である。わが国は、この問題に関して平和的な手段で始めるべきとのことでフランスと合意しており、フランスには感謝している。」       同時にファビウス外相は、次のように述べた。「サウジアラビアとフランスの関係は、長年にわたるすばらしくも広範なものであり、私はこの会談で再度この[パレスチナ]問題を強調した。友好的で暖かな支援をいただき、サウジアラビアで多くの 全文をよむ

2015-04-13 サウード・アル=ファイサル外相(サウジアラビア):イエメンへの攻撃はイランとの戦争ではない(1) (Jam-e Jam紙)

 サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相は、「サウジアラビアは、イエメンにおいてイランと戦争に突入したのか」という質問に対し「わが国は、イランと戦争状態にあるわけではない。わが国は、要請に基づきイエメン入りしただけである。イエメンには大統領がおり、その大統領が民兵組織フーシ[訳注:シーア派ザイド派]と対抗する上で、わが国に同国の法の適正さを支持するよう求めてきた。そしてわが国と湾岸諸国や他のアラブの同盟国は、この戦争に参加したのである。イランはイエメンの一部ではない。」と答えた。     全文をよむ

2015-03-05 ソウルで米国大使がナイフで襲撃される、80針の負傷、大使の命に別条なし (Hamshahri紙)

 マーク・リッパート駐韓米国大使がナイフで襲撃された。リッパート氏は病院へ運ばれ、80針の縫合を受けた。       ユーロニュースの報道によれば、この襲撃後に55歳の男は聴取を受け、リッパート氏は負傷し病院へ運ばれた。傷は80針の外科的処置を必要としたが、リッパート氏に命の別状はなかった。同氏は2014年に大使として着任している。       ロバート・オグバーン駐韓米国公使は、取材に対し次のように述べた。「ワシントンの我が国スポークスマンから聞いていると思うが、合衆国政府はこの無意味な残虐行 全文をよむ

2015-02-18 ロウハーニー大統領「科学発展のために誰かから許可をもらうようなことはしない」(3) (Jam-e Jam紙)

イラン製有人宇宙船の初期模型がお披露目       昨日大統領が視察した展示会場では、イラン製有人宇宙船の初期模型が初めてお披露目された。この宇宙船は来年、軌道に向けて打ち上げられる予定だ。       この展示会の傍らで、マフムード・ヴァーエズィー通信情報技術相は宇宙分野における国内の専門家たちの20年間にわたる活動と、人工衛星「ファジル(夜明け)」の打ち上げ成功について触れ、次のように述べた。      知識基盤経済の成長のために、宇宙工学やナノテクノロジー、バイオテクノロジーなどの最新技術 全文をよむ

2015-02-18 ロウハーニー大統領「科学発展のために誰かから許可をもらうようなことはしない」(2) (Jam-e Jam紙)

 国家安全保障最高評議会の議長を務めるロウハーニー大統領はさらに、      一部の言動が、敵が口実探しを継続させ、根拠のない不当な非難をイラン国民に加えるのを助けてしまっている。敵はこうした発言の内側に何かを見つけ出しては、「あいつらは自分たちに加えられた嫌疑を、自ら認めているよ」などと言ってくるのである。   ※訳注:ここでロウハーニー大統領は、国内の急進派の言動が、欧米諸国による対イラン批判・制裁を正当化させてしまっている、と批判している。      ■ 交渉の影に追いやられる核技術の発展 全文をよむ

2015-02-18 ロウハーニー大統領「科学発展のために誰かから許可をもらうようなことはしない」(1) (Jam-e Jam紙)

大統領、核技術の発展が核交渉の影に追いやられる状況に不満を表明       イラン大統領は昨日、国の宇宙開発の最新の成果を紹介する展示会の視察後、「イラン・イスラーム共和国は科学の発展の為に、これまで誰かに許可を求めるようなことはなかったし、これからも許可など求めない」と明言した。        政府の広報サイトが伝えたところによると、ハサン・ロウハーニー氏は「宇宙技術の日」を記念して、次のように述べた。      イランの国民的意志は、あらゆる先端技術、中でも宇宙航空技術の分野で進歩を遂げるこ 全文をよむ

2015-02-04 ジャザーイェリー司令官「米が境界線から足を踏み入れれば、イラン製ミサイルを心配する羽目になる」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部副参謀長は「イランのミサイル計画や防衛能力は、いかなるアプローチによってであれ、またどのような諸外国との集まりにおいてであれ、交渉の対象とはなりえない」と述べた。       ジャーメ・ジャム・オンラインが軍統合参謀本部の発表として報じたところによると、セイエド・マスウード・ジャザーイェリー軍統合参謀本部副参謀長は、イラン・イスラーム共和国の防衛力とミサイル計画に関するアメリカ当局の最近の発言に対し、「アメリカであれ誰であれ、国防に関して干渉し、出し 全文をよむ

2015-02-03 湾岸協力会議、サウジ国王の死に関するジャンナティー発言に反発 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】サウジアラビア国王の死に関する、テヘラン臨時金曜礼拝導師のアーヤトッラー・アフマド・ジャンナティーの発言が、湾岸協力会議の反発に遭っている。       BBCテレビによると、アブドラ国王の埋葬からちょうど一週間後に発せられたこの発言に対して、湾岸協力会議が反発、同会議は声明の中で、アブドラ国王を賞賛する一方で、ジャンナティー師の発言は無責任であると、強い口調で断じた。 全文をよむ

2015-02-03 人工衛星「ファジル」の打ち上げに対するアメリカの反応 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】アメリカ国務省のある当局者は、イランが宇宙に人工衛星を打ち上げたとの報道に対し、「ヴォイス・オブ・アメリカ」に、「イランのミサイル計画は地域にとって脅威であり、ミサイル計画の拡大を目指すイランの動きに対するわれわれの懸念を、国際社会は共有している」と述べた      〔‥‥〕       BBCテレビも、      イランは新たな人工衛星を打ち上げ、同国の当局も軌道にのせることに成功したと述べている。この人工衛星は「ファジル」という名で、イランが宇宙空間に打ち上げ 全文をよむ

2015-02-02 革命防衛隊宇宙航空部隊司令官「イラン製装備によってシオニズム体制やダーイシュは無力化」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、「イランは、ミサイルやその他の装備の製造技術を輸出することによって、シリアやイラク、パレスチナといった国々やレバノンのヒズブッラーを支援し、彼らがシオニズム体制やダーイシュ、その他のタクフィール集団に対抗して、それらから力を奪うことができるようにしてきた」と述べた。      〔‥‥〕       革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、「安全」という概念を「輸入された安全」と「自前の安全」という二つのグループに分け、イラン・イス 全文をよむ

2015-02-02 人工衛星「ファジル(夜明け)」を軌道に乗せることに成功 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】国防省傘下の企業の一つである「イラン・エレクトロニクス・インダストリーズ」社のスペース・プロジェクトのリーダーは、「人工衛星『ファジル(夜明け)』による地上との交信が、打ち上げ成功後の本日、確立された」と発表し、〔‥‥〕さらに「我々は人工衛星『ファジル』が次の任務を完璧に果たすことに、期待しなければならない」と説明した。       「ファジル」は、人工衛星「オミード(希望)」、「ラサド(観測)」、「ナヴィード(吉報)」に次いで、軌道に乗った4機目のイラン製人工衛 全文をよむ

2015-02-02 国産人工衛星「ファジル」の宇宙への打ち上げに成功 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】「ファジル(夜明け)」と名付けられた4機目となるイラン・イスラーム共和国の国産人工衛星が、「アッラーホ・アクバル」(神は偉大なり)のかけ声と、「ヤー・モハンマド・ラスーロッラー」(おお、ムハンマドは神の使徒なり)の合い言葉とともに、宇宙に向けて打ち上げられ、軌道上に乗った。       神聖なる「ファジル10日間」の期間中にあたり、「宇宙技術の日」に指定されたバフマン月14日〔西暦2月3日〕を目前に控え〔た本日=2月2日〕、イスラーム世界で初めて人工衛星を発射した 全文をよむ

2015-02-01 オバマ談:イランはジュネーヴ合意を遵守しており、米議会の新たな制裁決議については拒否権を行使する(2) (Jam-e Jam紙)

 オバマ大統領は、続いて次のような解決法を提案した。「目下、我々がすべきことは、今回の交渉を合意に至らせ、イランに国際社会の要求を飲むよう圧力をかけることだ。重要なのは、P5+1の同盟の堅持、ロシアと我が国の間の緊張とは無関係に同国との同盟、そしてイランの石油を渇望する中国との同盟の維持だ。我々はまだこの同盟関係を堅持できており、我々の外交がどれ程有効であってきたか示すことができるのだ。」       また米国大統領は次のように述べた。「このまま私が核問題についてイランと合意に至らないのなら、筋 全文をよむ

2015-02-01 オバマ談:イランはジュネーヴ合意を遵守しており、米議会の新たな制裁決議については拒否権を行使する(1) (Jam-e Jam紙)

 米国大統領は、追加制裁がジュネーヴ合意に反するものであるとして、米国議会に対してイランに対する新たな制裁決議をやめるよう求め、次のように述べた。「すべての検証、つまりイスラエルの各情報機関の検証によっても、イランはジュネーヴ暫定合意の内容を遵守している。」       バラク・オバマ米大統領は、CNN放送の著名な解説者であるファリード・ザカリアとの対談の中で、テロとの戦いを宗教戦争であると見てはならないと述べた。彼は、99.9%のムスリムがテログループ(ISIL)に反対しており、我々はこれらの 全文をよむ

2015-01-27 ナグディー「アッラーダーディーの殉教はイスラエルへの相応の返報を許可」 (Jam-e Jam紙)

 「被抑圧者たちの動員(バスィージ)」機構長官は、「殉教者アッラーダーディーの殉教は、エルサレム解放を指示し、シオニスト体制に対して相応の返報を与えることを許すものである」と述べた。       バスィージのウェブサイトが伝えたところによると、モハンマド・レザー・ナグディー司令官は、バスィージや全国各州に展開する革命防衛隊部隊の司令官・責任者らとの会合の中で、アッラーダーディー司令官の殉教は〔イラン国民を〕啓発・覚醒させるための〔歴史〕記録であるとした上で、「彼の殉教は、タクフィール主義者たちが 全文をよむ

2015-01-26 イマーム墓廟を護った若き戦士、殉教する―イラク・サーマッラーにて (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】タクフィール主義のテロリストたちと戦闘を交えた、信仰厚き若き勇者が、「二人のイマーム・アスキャリー」[第10代イマーム・ハーディーと第11代イマーム・アスキャリー]墓廟の聖域を護って殉教した。      この戦士は、昨日、イラクのサーマッラーでタクフィール主義のテロリストたちとの戦闘で死亡した。彼は、預言者一族のために身も心も捧げる者たちの一人であり、毎年、[シーア派第3代イマーム]ホセイン追悼儀礼やゼイナブ[ホセインの妹]殉教の行事に参加していた。      殉教 全文をよむ

2015-01-25 革命防衛隊司令官代理「イスラエルには格別の報復が待っている」(2) (Jam-e Jam紙)

 同氏は続けて、「レバノンのヒズブッラーの同志たちや〔革命防衛隊の〕殉教者アッラーダーディー司令官など、イスラーム共同体の子らの殉教という結果を招いたクナイトラでの出来事は、実際には過去数ヵ月間の東地中海情勢〔※恐らくイスラーム国の台頭を指すものと思われる〕の反映・帰結だったのである」と述べ、さらに「革命防衛隊総司令官の声明に見えるとおり、革命防衛隊とヒズブッラーは、いかなる行為も返報・報復なしに放置するようなことはないということを、過去の歴史的場面で示してきた〔‥‥〕」と強調した。      全文をよむ

2015-01-25 革命防衛隊司令官代理「イスラエルには格別の報復が待っている」(1) (Jam-e Jam紙)

 革命防衛隊総司令官代理は、「ヒズブッラーと革命防衛隊は、いかなる行為も返報・報復なしに放置するようなことはないということを、過去の歴史的場面で示してきた」と指摘した上で、「シオニスト体制による最近のクナイトラへの侵略に報復するために、必ずや特別な措置が講じられるだろう」と強調した。       ファールス通信によると、ホセイン・サラーミー司令官は〔イラン国営放送のアラビア語放送局である〕アル・アーラム・ニュース・ネットワークの番組「テヘランから」でのインタビューで、「我が親愛なるパレスチナの主 全文をよむ

2015-01-20 司法相、西洋の文化的無力を指摘 (Mardomsalari紙)

 イラン司法相は、      最近の出来事や西洋の出版物によるイスラームの預言者に対する侮辱は、西洋の文化的無力と自傷行為の極致を示すものである。「なぜ人権や女性の権利、子供の権利、その他を守らないのか」などと私たちに言ってくる西洋人たちは、表現の自由の名の下でイスラームの預言者を侮辱し、そうすることで10億人以上の人々を侮辱しているのである。    と述べた。       イラン学生通信の報道によると、ホッジャトルエスラームのモスタファー・プールモハンマディー司法相は、〔‥‥〕司法省の職員たち 全文をよむ

2015-01-20 「神の使徒よ、我は汝に従う」在テヘラン仏大使館前で怒号(下) (Jam-e Jam紙)

 アフマド・タヴァッコリー氏は、過激派組織を作り上げたのはどこの誰なのかと問うた上で、「イラクやシリアでタクフィール集団を支援したのは、西洋諸国自身である。それゆえ、この問題は彼ら自身の行為の産物なのである」と述べ、さらにイラン政府関係者らに向けて、      〔‥‥〕外務省の責任者たちは、革命最高指導者〔=ハーメネイー師〕があなた方のことを、革命的な気持ちを忘れない、自身の〔愛すべき〕子供たちであると考えているということを、しっかりと認識すべきだ。そうである以上、あなた方は〔フランスに対して軟 全文をよむ

2015-01-20 「神の使徒よ、我は汝に従う」在テヘラン仏大使館前で怒号(上) (Jam-e Jam紙)

アフマド・タヴァッコリー「仏誌に対する襲撃事件は西洋の行動の帰結」       フランスのシャルリーエブド誌に侮辱的な風刺画が掲載されたことを理由とする抗議集会が、在テヘラン仏大使館前で開かれ、「神の使徒よ、我は汝に従う」との怒号が響きわたった。       タスニーム通信の報道によると、昨日(1月19日)、フランス大使館前に集まった集会参加者らは、口々に「神の使徒よ、我は汝に従う」、「神の預言者よ、我は汝に従う」、「我らは屈辱とは無縁」、「誰であれ、ムスリムの沈黙はコーランへの裏切り」、「フラ 全文をよむ

2015-01-20 シャムハーニー「シオニストによる先のテロ行為はタクフィール主義者との協力の延長線上」 (Iran紙)

 国家安全保障最高評議会書記は、シリア政府の主権を侵害し、クナイトラ地方でヒズブッラーの複数の戦闘員らを殉教せしめたシオニスト体制の行為を非難した上で、「こうした行為は間違いなく、タクフィール主義のテロリストたちとの協力関係の延長線上にあるものだ」と述べた。       イラン国営通信の報道によると、アリー・シャムハーニー氏はイラクのムハンマド・サーリム・アル=ガバーン内相との会談のなかで、さらに「シオニスト体制によるこうした行為は、同体制の偽りの国境線に緩衝地帯を設けるためならば、テロ集団をも 全文をよむ

2015-01-19 イマード・ムグニーヤの息子、シオニストによる攻撃でシリアで殉教 (Jam-e Jam紙)

 レバノン・ヒズブッラー(神の党)は声明の中で、シリア・クナイトラ地方で発生した同党の部隊に対するシオニスト軍の攻撃で、複数の隊員が殉教したことを発表した。       イラン国営通信の報道によると、この声明には次のようにある。      シリア・クナイトラ地方にあるマズラア・   アル=アマル街を、ヒズブッラーのジハード部隊が実地調査をしていたところ、敵シオニストのヘリコプターが彼らに向けて、ミサイルを発射した。    声明は続けて、敵シオニストによるこのミサイル攻撃で、ヒズブッラーのジハード 全文をよむ

2015-01-11 新疆ウイグル議会、公共の場での《顔を覆うベール》を禁止 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】新疆ウイグル議会は、《顔を覆うベール》が、ウイグル女性たちの同地域特有の伝統的な衣服ではないとの理由からこれを禁止した。メフル通信によれば、中国の新疆州立法議会はヨーロッパの一部の国々に従い、ウイグルの公共の場で、女性たちの《顔を覆うベール》の着用を禁じる法律を可決した。      この法律は昨年、新疆の首府であるウルムチの女性市民に対して制定されていた。今年に入り、若干の法修正ののち、同州[※ウイグル自治区]全土で施行されたのである。      新疆議会は、顔を覆 全文をよむ

2014-12-24 イラン国会議長「石油価格の下落は、イランとイラクを含む国々への陰謀」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】   […]      [イラクを訪問中の]イラン国会議長のアリー・ラーリージャーニーは、イラクのフワード・マアスーム大統領と会談し、「イランは最も困難な状況においてイラク政府と国民を後押ししてきた」と述べ、こう発言した。      イランとイラクの関係やつながりは、歴史的なものである。我々は、隣国の友好国において、政治体制が確立され、この安定創出でイラク国民が果たす役割が大きくなったことを嬉しく思っている。   […]      ■石油価格の下落は、陰謀だ     全文をよむ

2014-12-14 アルバイーン(イマーム・ホセイン殉教四十日目の儀式)は如何に世界を揺り動かすのか-その3 (Hamshahri紙)

◇イスラーム教徒の能力誇示    実際、この点と治安への脅迫に屈しない姿勢については、マスメディアも無視することができず、BBCはアルバイーン当日のシーア派の能力誇示について「何百万人ものシーア派の巡礼者が、当該地域に急進的なグループが潜伏し数々の脅迫があったにもかかわらず、カルバラーで土曜日(12月13日)に行われたアルバイーンの儀式に参加した。この巡礼者たちの多くのものが、土曜日の哀悼の儀に数日間歩いてやってきた。ナジャフからカルバラーまでのおよそ80kmの道のりが、巡礼者らが歩んだ経路であ 全文をよむ

2014-12-14 アルバイーン(イマーム・ホセイン殉教四十日目の儀式)は如何に世界を揺り動かすのか-その2 (Hamshahri紙)

◇静かな戦場    この儀式の無事な開催について、エマード・アフルーグ教授は以下のように述べている。「今年のアルバイーンの徒歩巡礼者は、イマーム・ホセインがヒジュラ暦61年(西暦680年)にその命と引き換えに撒いた種子の結実である。この出来事は、イマームの静かな戦場戦略に遡る。」       アフルーグ氏はファールス通信の取材に対し、アルバイーンに2千万人の巡礼者が参加するというシーア派の力の表出ついて次のように述べた。   「この問いは、この場所に対する我々の感覚や受け取り方に回帰する。私は全 全文をよむ

2014-12-14 アルバイーン(イマーム・ホセイン殉教四十日目の儀式)は如何に世界を揺り動かすのか-その1 (Hamshahri紙)

 イラクのカルバラーでイスラーム教徒が大規模な行動をとったという宗教的・政治的なメッセージは、イスラームを待ち構える異端者の危険が常にも増して存在する年において、世界のマスメディアの注目を集めた。       世界のマスメディアは昨日(2014年12月13日)、まさにこのような分析と報道をカルバラーにおけるイスラーム教徒たちの大集会に当てはめたのである。この行事は、大アーヤットラー・マカーレム・シーラーズィー師によれば、イスラームと預言者とその家族に従う者達(すなわちイスラーム教徒)の敵の心に恐 全文をよむ

2014-12-06 イラン外務省アジア・オセアニア担当外務次官:イラク政府の要請によりイスラーム国空爆作戦を実行 (Jam-e Jam紙)

イラン外務省アジア・オセアニア担当外務次官イブラーヒーム・ラヒームプール氏は、ガーディアン紙のインタビューで、イラクのイスラーム国(ダーイシュ)陣地に対するイランの空爆は、イラク政府側からの支援要請により実施されたものであると述べた。      このイラン政府高官は、昨日(5日金曜日)イラクのイスラーム国に対するイランの空爆作戦を認めながらも、この措置はイラク政府の要請を受け実施されたものであり、米国とのいかなる協調も行われていないと述べた。      ラヒームプール外務次官は、インタビューで、 全文をよむ

2014-11-22 マカーレム=シーラーズィー「タクフィール主義者は反イスラームを広めるための道具」 (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、タクフィール主義者たちの行動は今日の世界が直面する大いなる問題の一つであると指摘した上で、「力にものを言わせる世界の列強は、反イスラーム感情を広めるために、タクフィール主義者たちや過激派の無知を利用しているのだ」と述べた。       マルジャエ・タグリード〔シーア派の宗教権威〕である同師は、「600年前、ある人物がそれと知らずに、タクフィール主義者たちの火に油を注ぎ、彼らの思想に学問的な形を与えてしまった。彼らをこのように〔理論〕武装させたことで 全文をよむ

2014-11-08 イスラエル、イラン最高指導者へのオバマ米大統領親書に反発(4) (Mardomsalari紙)

 また、バラク・オバマ氏を痛烈に批判してきた共和党の上院議員ジョン・マケイン氏とリンジー・グラハム氏は、ワシントンからテヘランに親書が送られたことに対して、激しい口調の声明を発表した。       この2人の上院議員は、声明の冒頭で「米政府からのさらなる支援を求めるシリア穏健勢力の叫びが聞く耳を持ってもらえないような時に、バラク・オバマ大統領がイスラーム国との戦いに加わるようアーヤトッラー・ハーメネイーに呼びかけたことは、恥ずべきことだ」と述べている。       ジョン・マケイン氏は常にオバマ 全文をよむ

2014-11-08 イスラエル、イラン最高指導者へのオバマ米大統領親書に反発(3) (Mardomsalari紙)

 このウォールストリート・ジャーナルの報道はまた、米政府の対イラン政策の将来に新たな疑問を提起するものでもある。先月、スーザン・ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)はあるテレビ番組に出演し、「アメリカは、イスラーム国との戦いに関して、イランと協力していない」と主張した。       同氏はこれについて、次のように述べている。      イスラーム国との戦いのいかなる側面に関しても、我々はイランと調整したり、直接的な協議を行ったりしてはいない。実際、イランはイラクにおいて、対イスラーム国でイラ 全文をよむ

2014-11-08 イスラエル、イラン最高指導者へのオバマ米大統領親書に反発(2) (Mardomsalari紙)

 この報道とその影響は、早くもForeign Policy(FP)誌の注目するところとなった。デイヴィッド・フランシス氏とヨチ・ドリーゼン(Yochi Dreazen)氏はこの件に関して、イラクおよびシリアでアメリカの攻撃対象となっている、イスラーム国をはじめとする〔武装〕集団へのオバマ政権の戦闘は拡大の一途を辿っており、アメリカを複雑な状況に追い込んでいると指摘する。       それによると、オバマ氏はイラク政府の軍事的強化のためにロシアと歩調を合わせているが、その一方でシリア政府とは、イス 全文をよむ

2014-11-08 イスラエル、イラン最高指導者へのオバマ米大統領親書に反発(1) (Mardomsalari紙)

ウォールストリート・ジャーナル、米大統領からイラン革命最高指導者に親書が送られたと報道      【政治部:アッラーメ・アズィーズィー】ルパート・マードックの運営するメディア帝国の一部をなすウォールストリート・ジャーナル紙は、選挙での共和党の勝利の直後、米国政府が地域問題でイランとの協力に関心を抱いていると報じた。この報道は、対イラン強硬路線の支持者およびイスラエル・メディアから、激しい反発を招いている。       ウォールストリート・ジャーナル紙は情報筋の証言として、「バラク・オバマ米大統領 全文をよむ

2014-10-12 フィールーズアーバーディー少将「クーバーニーでは陰謀の臭いがする」(下) (Jam-e Jam紙)

■ ラーリージャーニー国会議長「地域諸国は責任ある行動を」       国会議長は中東情勢や反ダーイシュ連合、及び一部の国々〔※トルコを指す〕がシリア上空の飛行禁止を宣言するよう〔国際社会に〕求めていることについて、「このような措置〔=シリア上空に飛行禁止区域を設定すること〕は受け入れられない。これは一種の政治的混乱〔を招く措置〕だと言える」と述べた。       イラン国営放送報道センターによれば、昨日[10月11日]エスファハーンを訪問していたアリー・ラーリージャーニー国会議長は記者団に対し 全文をよむ

2014-10-12 フィールーズアーバーディー少将「クーバーニーでは陰謀の臭いがする」(上) (Jam-e Jam紙)

ラーリージャーニー「連合軍の違法行為は国際的な混乱を引き起こしている」       軍統合参謀本部長は今起きている出来事の複雑さを指摘し、〔米軍が主導する対ダーイシュの〕見せかけだけの連合軍による舞台裏の陰謀に対しては、意識を高くもって慎重に対応する必要性があると述べた上で、「〔シリア北部トルコ国境沿いに位置する〕クーバーニーの人々を犠牲にして、シリアにおける連合軍の軍事的駐留に向けた橋頭堡を築こうという、陰謀が感じられる」と語った。       IRNA(イラン国営通信)の報道によれば、セイエ 全文をよむ

2014-10-08 外務報道官「米外交評議会でのザリーフ発言への批判、改竄された翻訳に基づくもの」(4) (Jam-e Jam紙)

■国民的問題では党派同士の張合いは控えるべき      外務省のアフハム報道官は、さらに以下のように発言した。      このような状態[国内における核合意への国内における妨害、交渉チーム・外相への根も葉もない批判など]は、[核]交渉に関するすべての問題について十分に意見交換が行われ、各界の様々な見解が考慮され、交渉は国民的プロセスとして進められているにもかかわらず、生じているものである。   アフハム報道官は、更に続けて、「一部の人たちは、交渉を個人的な問題や派閥の問題に結び付けようとしている 全文をよむ

2014-10-08 外務報道官「米外交評議会でのザリーフ発言への批判、改竄された翻訳に基づくもの」(3) (Jam-e Jam紙)

■国民的利益と国民的コンセンサス       外務相のアフハム同報道官は、「自分たちがわざわざ作り上げた証拠に即して分析を加えている同朋たちは、以前にも増して彼ら自身の目を国益に転じ、時の経過とともに、この問題において一層の国民的コンセンサスが形成されるべく」期待していると語った。      また、同報道官は、「何故ヨーロッパとの関係や核問題での合意の可能性が高まるほど、それを壊そうとする動きも高まるのだろうか」という質問に答えて、次のように述べた。      国益を追求し、[国内の]政治的・党 全文をよむ

2014-10-08 外務報道官「米外交評議会でのザリーフ発言への批判、改竄された翻訳に基づくもの」(2) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】      ■米外交評議会でのザリーフ発言全文が閲覧可能       イラン外務省のアフハム報道官は、「質疑応答の形式で行われた米外交評議会での発言の全文が、同評議会のサイトに掲載されており、友人たちにもそれを送ってある」と述べた。      更に同報道官は、以下のように続けた。      この問題を正しく理解したくない人たちにとっては、それは不十分であり納得のいく説明ではないけれども、問題の真相を求める人たちに対しては、核問題、地域[情勢]の変化、ダーイシュ[イス 全文をよむ

2014-10-08 外務報道官「米外交評議会でのザリーフ発言への批判、改竄された翻訳に基づくもの」(1) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】わが国の外務省報道官は、米外交問題評議会でのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相の[英語での]発言内容が、翻訳の際に改ざんされていることを批判した。       マルズィエ・アフハム報道官は記者会見の場で、同省に対する批判の高まり、わけても米外交問題評議会でのザリーフ発言に関する質問に答えて、こう述べた。      一部の批評家、また、政治プロセスや外交関係の枠組みについて異なる見解をもつ人たちが、2時間に及ぶ[同評議会での]会合の瑣末なことを取り上げているのだ。 全文をよむ

2014-10-08 ダーイシュ司令官「クルド人たちが生き残るための条件」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャムオンライン】ダーイシュ司令官は、コバーニー占領後、次のように発言した。      クルド人はムスリムではない。もしイスラームのカリフ制を受け入れて、ムスリムになるか、[異教徒として]人頭税を支払うなら、安全は確保されるだろう。しかし、そうでない場合は、死が待ち受けている。   ファールス通信によれば、コバーニー攻略作戦に加したタクフィール主義テロリスト集団「ダーイシュ」[※イスラーム国]のある司令官は、発言の中でクルド人を非ムスリムと見なし、次のように述べた。      クルド人 全文をよむ

2014-09-15 大統領「ダーイシュの生みの親たちが《テロとの闘い》とは滑稽だ」(2) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】大統領は「勿論、今後テロとの闘いに取り組むと誠実に宣言したいずれの国についても、我々は 、彼らの懺悔を受け入れねばならないと考えている」と付け加えた。       ロウハーニー大統領は「一部で叫ばれているスローガンとは別に、今日、世界の国々はテロリズム撲滅に向けて手を取り合って行かねばならない。少なくとも『反テロリズム』で団結した明確な声がなければならない」と強調した。       大統領は続いて、国際的な様々な問題についても議題が山積しており、それらの分野において 全文をよむ

2014-09-15 大統領「ダーイシュの生みの親たちが《テロとの闘い》とは滑稽だ」(1) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】大統領は、テロリズムは拡大しつつある世界的脅威であると指摘した上で、こう述べた。      滑稽なのは、これまで諸々のテロ組織を訓練して装備させ、資金援助を行ってきた国々が、今日、突如として、これらテロ組織との闘いに取り組もうとしていることだ。    大統領府広報サイトによれば、大統領はスロバキア共和国の副首相兼外相との会談において以下のように言明した。      イラン・イスラーム共和国は互恵的、地域的かつ国際的な協議及び協力拡大へのスロバキアの意志を歓迎する。  全文をよむ

2014-09-04 「イラン車」という名の中国車(1)―中国製部品をイランで組み立て (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】中国車、特に、中国製《モンタージュ》[部品組立生産。いわゆる「ノックダウン生産」を指す]の使用は、自動車産業において増加する一方である。専門家らは、こうした傾向が続くことに懸念を表明し、こうした流れは、イラン自動車産業の中国化につながるとしている。      ジャーメ・ジャムの報道によれば、専門家らは、イランの自動車産業に中国車がむやみに流れ込むことを大きな危険だとし、こうした流れが続くならば、イラン自動車産業は、信用も、製品の品質、および、製造技術も大きく損なわれ 全文をよむ

2014-09-04 イラン車という名の中国車(4)―海外ブランドは核交渉の結果待ち (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】自動車製造者協会会長のアフマド・ネエマトバフシュ氏は、「なぜ自動車メーカーは質が高く定評ある世界の自動車ブランド[との提携・モンタージュ生産]を模索しないのか」という質問に答え、ジャーメジャム紙に対して次のように述べた。      イランは何年にもわたり制裁を受けており、海外の信頼できる自動車メーカーが我々と契約できない状況では、イランの市場に中国企業が参入して来るよりほかないのだ 。   彼は次のように付け加えた。      制裁によって、それ以前にイランの自動車 全文をよむ

2014-09-04 イラン車という名の中国車(2)―制裁は加速化要因に過ぎない (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】イラン自動車産業の専門家であるモスタファー・ママガーニー氏はこの問題[イランの自動車産業が中国製自動車部品のモンタージュ生産(組立生産)業と化している問題]について、本紙のインタビューに答えて次のように述べた。      「トヨタ、FIAT、フォルクスワーゲンのような信頼できるブランドや、キアやヒュンダイといった韓国車との共同生産や製品のモンタージュ生産[部品組立生産]にどうして取り組もうとしないのか」というのは自動車メーカーに対する最大の疑問である。   同氏は次 全文をよむ

2014-09-04 イラン車という名の中国車(3)―「低品質な中国車組立は有害」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】イラン自動車産業の専門家モスタファー・ママガーニー氏は次のように述べた。      中国車は十分な品質基準を満たしていないため、安く組み立てられるというのは、事実である。この問題は、多くの中国車に当てはまる。例えば、一時市場に出回った中国のバンは[エンジン・トランスミッション等の]パワートレインに問題があり、燃費が14リットル〔/100km = 約7.1km/L〕にまで達していたと記憶している。中国トラックのHowo〔シノトラック社〕が引き起こし、多くの同胞の命を奪 全文をよむ

2014-09-03 サウジアラビアでイラン国籍の麻薬密輸人、斬首される (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】サウジアラビアは、麻薬密輸の容疑で逮捕されていたイラン国籍の男に死刑判決を下した。この判決は、剣を用いて斬首するという方法により執行された 。      BBCの報告によると、サウジアラビア内務省は処刑されたイラン人を「レザー・アッバース・ファーゼル・アドリーサヴィー」であるとし、サウジアラビア東部地域で彼の死刑判決を執行したと伝えた。      サウジアラビア内務省の発表に基づくと、被告人は「大量のハシーシュ[ハシシ]」を海路で密輸していたという。この点についての 全文をよむ

2014-09-02 「ダーイシュ」戦闘員たちのお楽しみ (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】オイル・ダラー(oil dollars)を手にし、イラクとシリアの人々を殺戮した「ダーイシュ」(イスラーム国)戦闘員らのお楽しみ画像(プールでの水遊び、プールサイドでの食事風景)。      ※訳者注:各種ペルシア語ニュースサイトによれば、これらの画像は、ツィッター・フェイスブック等SMSのアラビア語ユーザーの間で広まったものともされる。 全文をよむ

2014-08-28 ジャザーイェリー司令官「イスラエルの無人航空機はイランの北の国から飛来」 (Iran紙)

 セイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官は、イスラエルの無人航空機はイラン・イスラーム共和国の北に位置し、旧ソ連邦の一部であった国からイランに送り込まれたものだと述べた。       ファールス通信の報道によると、軍統合本部副参謀長は〔‥‥〕「この無人航空機のオペレーション範囲では、同機を直接占領地〔=イスラエル〕から〔イランに〕送り込むことは不可能である。域内のある国から送り込まれたものだ」と指摘した上で、次のように述べた。      われわれは、無人航空機の送り込みでエルサレム占領体制 全文をよむ

2014-08-27 イラン外相、クルディスタン自治区指導者のバールザーニー氏と会談 (Iran紙)

 イラン外相はイラク訪問の3日目、同国北部にある〔クルディスタン自治区の首都〕アルビールに向かった。       複数の通信社が伝えたところによると、イラン外交の最高責任者であるザリーフ外相はイラクのスライマーニーヤ(ソレイマニヤ)およびアルビールで、イラク・クルディスタン自治区の指導者であるマスウード・バールザーニー氏とジャラール・ターリバーニー氏と会談した。外相は同自治区の指導者であるバールザーニー氏との会談後、共同記者会に臨み、「われわれはイラクの領土的一体性、国民的統一、発展と安全を支持 全文をよむ

2014-08-26 国家安全保障委員会副委員長、外務省次官のサウジ訪問を批判「サウジは落ち目」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会の国家安全保障外交政策委員会の副委員長は、イラン外務次官のサウジ訪問を強く批判し、「サウジアラビアは今や、中東地域の負け組に数えられている」と述べた。       ジャーメ・ジャム・オンラインによると、マンスール・ハギーガトプール議員(アルダビール選出)は、「サウジアラビアはシリア問題で信用を失った。また同国の犯罪ファイルには、ダーイシュの犯罪行為の数々を見て取ることができる。サウジアラビアはバーレーンでは占領者、弾圧者として認識されている」と語った。     全文をよむ

2014-08-26 外務次官、サウジを訪問 —— 目的をめぐって憶測 (Jam-e Jam紙)

 外務省のホセイン・アミール・アブドッラーヒヤーン次官(アラブ・アフリカ諸国担当)は事前の予告なく、サウジアラビアに向けて出立した。       外務省の高官である同氏は昨日、サウジアラビア政府当局者と会談するために、リヤドに向けて出発した。この訪問は、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相のイラク訪問中に行われたものである。       イラン国営通信が伝えたところによると、アミール・アブドッラーヒヤーン次官はこの訪問の中で、サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相と会談し、両国の懸案事 全文をよむ

2014-08-26 国家安全保障委員会報道官「シオニスト体制の無人航空機の侵入はペルシア湾の国から」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会の国家安全保障外交政策委員会の報道官は、「革命防衛隊によって撃墜されたシオニスト体制の無人航空機の技術的構造から考えるに、同機はペルシア湾岸諸国からイランの領空に侵入したものである」と述べた。       ジャーメ・ジャム・オンライン記者が伝えところによると、セイエド・ホセイン・ナガヴィー=ホセイニー議員(ヴァラーミーン選出)は撃墜されたこの航空機について、「燃料の量、距離、同機の移動にかかわる諸側面から示されるのは、同機がペルシア湾岸諸国からイランに飛来した 全文をよむ

2014-08-26 サラーミー司令官「シオニストどもへの応答は戦場で示す」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命防衛隊総司令官代行は、シオニスト体制の無人偵察機が我が国に侵入したことについて、「われわれの応答は外交的なものではなく、戦場で応答を示すことになろう。必要に応じて、われわれは自らの反応を〔ことばで〕表明することなく、行動に移すことになろう」と述べた。       ホセイン・サラーミー司令官は本日正午、内務省の集会ホールで開かれた「職員バスィージ記念大会」で演説を行い、その中で我が国への偵察機の侵入について触れ、「最新のステルス技術とレーダー回避技術が 全文をよむ

2014-08-26 革命防衛隊宇宙航空部隊司令官「シオニストの無人航空機の解析が開始」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊宇宙航空部隊の司令官は、シオニスト体制の偵察用無人航空機が撃墜された問題に触れ、「この無人航空機は『ヘルメス』という機種で、域内にある国から飛来したものである」と言明した。       革命防衛隊ニュースが伝えたところによると、アミールアリー・ハージーザーデ司令官はこの無人航空機が侵入し、撃墜された問題の詳細について説明する中で、次のように述べた。      土曜日、1機の無人航空機が革命防衛隊宇宙航空部隊の防空システムによって撃墜された。この無人航空機はシオニスト体制によ 全文をよむ

2014-08-25 シオニスト体制の偵察用無人航空機、革命防衛隊によって撃墜 (Iran紙)

 革命防衛隊の広報は、シオニスト体制の偵察用無人航空機が革命防衛隊宇宙航空部隊の防空システムによって、撃墜されたことを明らかにした。       この無人航空機は革命防衛隊の宇宙航空部隊の防空システムによって追尾された後、ミサイルで撃ち落とされた。破壊された航空機はレーダーを回避するステルス性能を有した機種で、ナタンズ核施設がある地域上空に侵入しようと試みていた。しかし防空システムの探知とタイムリーなアクションによって、地域上空に入る前に、地対空ミサイルによって撃墜された。       革命防衛 全文をよむ

2014-08-14 ハーメネイー最高指導者「アメリカと交渉しても敵意と制裁は増大しただけだった」(3) (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は演説の最後を、世界との交流・対話に関するテーマに充てた。       同師は、大統領がイランの大使や臨時代理大使らを前にして2日前に行った、全世界との交流・対話に関する演説を支持した上で、「その中でも、二つだけ例外がある。シオニスト体制とアメリカである」と述べた。       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はアメリカとの交流・対話を否定する理由について、いくつかの点を指摘し、次のように強調した。「アメリカと関係をもち、同国と交渉することは、特別なケースを除い 全文をよむ

2014-08-14 ハーメネイー最高指導者「アメリカと交渉しても敵意と制裁は増大しただけだった」(2) (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は外交が行われる現場を戦場に喩えて、次のように述べた。「実のところ、外交の場とは戦いの場である。もし目的に対する確固たる信念もなく外交を行えば、あるいはその場で、あるいは最終的に、敗北を喫することになるだろう」。       革命最高指導者は外交における成功のもう一つの必要条件として、「休みなく活発に動くこと」を挙げ、「活発なダイナミズムは外交と切っても切り離せない必要条件であり、このことにしっかりと注意を払う必要がある」と付け加えた。       同師は演説の 全文をよむ

2014-08-14 ハーメネイー最高指導者「アメリカと交渉しても敵意と制裁は増大しただけだった」(1) (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、外務大臣や各国に駐在するイラン大使、ならびに海外にあるイラン代表部の責任者らと面会し、イランの外交機関は〔イランの国家的な〕目標、国益、そしてイラン人の国民資本を守るために最前線で戦う守護者であるとした上で、新世界秩序への過渡期にある現在の重大局面において、イラン外交がもつべき特徴とスマートで積極的な外交の必要性について説明を行った。同師はさらに、アメリカとの交流・対話は無益であることについて、重要な論点を提示した。      全文をよむ

2014-08-07 公益判別評議会書記「中国は、イスラエルに関わる核武装解除の旗手となり得る」 (Jam-e Jam紙)

公益判別評議会書記のモフセン・レザーイーは、テヘランで中国大使と会談し、イランと5+1諸国との交渉に関連しての中国の適切な立場に対して謝意を表明して次のように述べた。      我々は、核交渉の問題における西洋諸国とアメリカの意向に対しても、また、[中東]地域の問題に対しても、楽観的ではない。   タスニーム通信によれば、レザーイー同書記はこう述べた。      地域の火種をあおる西洋諸国のやり方に対する中国の適切な対応を見るならば、中国は、[中東]地域における、とくに、イスラエルに関わる核武装 全文をよむ

2014-08-05 軍統合参謀本部副参謀長「シオニストは三度目の敗北を喫した」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部の副参謀長は、「子供殺しの邪悪なイスラエル軍兵士たちのガザからの強制退却は、このイカサマ体制にとって三度目の恥ずべき敗北となった」と述べた。       軍統合参謀本部副参謀長(バスィージ問題及び防衛文化担当)のセイエド・マスウード・ジャザーイェリー准将は、ガザ戦争をめぐる情勢について言及し、「シオニストたちがガザ22日戦争や8日戦争で喫した歴史的敗北は、先の30日戦争での略奪者イスラエルの偉容の崩壊によって、完璧なものとなった。今や、暴虐で被抑圧者 全文をよむ

2014-08-04 レザーイー「イランを攻撃すれば、イスラエルは消滅」(下) (Jam-e Jam紙)

 同氏はさらに、次のように強調した。      もちろん、現在抵抗運動を行っている戦闘員たちに私が言っているのは、今後は市民の保護のことも考え、戦争のことばかり考えるべきではない、ということである。つまり、戦争が起こったらすぐに、全市民を地下に入れて守ることのできるようなトンネルを、ガザに掘ることも可能だろう、ということだ。これは新たな仕事として、パレスチナ人が始めるべきことである。抵抗が勝利を収めるには時間がかかる。ミサイルを発射するためにトンネルを利用しているように、市民を守るためにも、今後 全文をよむ

2014-08-04 レザーイー「イランを攻撃すれば、イスラエルは消滅」(上) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】公益判別評議会の書記は〔パレスチナの〕抵抗運動のために最新の技術を移転し、現在のミサイルの精確性を高め、射程距離を伸ばすことが必要だと強調した上で、「パレスチナ抵抗運動が用いているミサイルは、イランからの技術移転の恩恵を浴している」と指摘した。       モフセン・レザーイー氏は〔イラン国営放送のアラビア語チャンネルである〕アル=アーラム放送との独占インタビューのなかで、「パレスチナが完全な封鎖状態にあっても、武器を生産し、自らを守ることができるよう、防衛用の武 全文をよむ

2014-08-04 革命防衛隊総司令官「シオニスト体制の崩壊に向けて、われわれは準備をしている」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】革命防衛隊総司令官はガザ戦争とシオニスト体制の野蛮の犯罪行為、そしてイスラーム教徒らを守る必要性について言及し、「われわれが自らを犠牲にさせる場は、全イスラーム世界であり、世界のすべての被抑圧者たちである」と述べた。       革命防衛隊広報部が伝えたところによると、イスラーム革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は「偉大なる預言者閣下」基地で開かれた会議の傍らで、ガザで起きている出来事や、シオニスト体制による野蛮な攻撃に対するパレスチナのイ 全文をよむ

2014-08-02 ハーメネイー最高指導者「全世界はパレスチナの武装化を支援すべき」(下) (Jam-e Jam紙)

■ シオニストどもの大胆不敵ぶりは、イスラーム世界の分裂の結果       また、イスラーム革命最高指導者は火曜日(フィトル祭)、国の指導者や国民各層、ならびにイランに赴任しているイスラーム諸国の大使・臨時代理大使ら数百名と面会し、抑圧状態に置かれているパレスチナの民を支援するよう、全イスラーム教徒に呼びかけた。同師はその上で、      イスラーム世界は違いを脇に置いて、ガザの人々が必要としているものの提供に全力を尽くすべきである。シオニストどもの恥知らずな犯罪行為に対抗するとともに、彼らの支 全文をよむ

2014-08-02 ハーメネイー最高指導者「全世界はパレスチナの武装化を支援すべき」(中) (Jam-e Jam紙)

 革命最高指導者は、ガザでシオニスト体制の指導者たちが犯している明白な犯罪行為は一種のジェノサイドであり、それは歴史上稀に見る惨劇だとした上で、「犯罪者も、その抑圧的な支援者たちも、ともに国際的な裁判にかけられ、罰せられねばならない〔‥‥〕」と述べた。       同師はガザ問題で重要な第二の点として、同人民の驚くべき忍耐力と、称賛すべき抵抗を挙げ、「ガザの人々は、完全に封鎖された地域の中におり、彼らが保有するささいな設備・施設も、シオニストという汚らわしく不浄で冷酷な敵による、昼夜を問わない残 全文をよむ

2014-08-02 ハーメネイー最高指導者「全世界はパレスチナの武装化を支援すべき」(上) (Jam-e Jam紙)

〔前略〕       〔7月29日のラマダーン月明けを祝うフィトル祭の礼拝で講話を行った〕アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は礼拝の説教第一部で、〔‥‥〕ラマダーン月で手に入れた成果を維持するよう、国民一人一人に訴えた上で、簡素なイフタール(日没後の断食明けの食事)の普及〔※〕を社会に求めた、自身の昨年の呼びかけについて言及し、「喜ばしいことに、今年も街頭や公共の施設、宗教施設などで、簡素なイフタールが継続されたことが、広く見受けられた」と述べた。革命最高指導者はその上で国民に対し、「こうしたこと 全文をよむ

2014-08-01 金曜礼拝導師「シオニスト体制は復讐を覚悟しておくべき」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】テヘラン金曜礼拝導師はガザで起きている心痛む出来事について言及し、      ガザに関する情報が少しずつ、世界の人々の耳に入るようになっている。そして彼らは少しずつ目覚め、この汚らわしき個体(シオニスト体制)のことを知って、それに対する嫌悪の念を表明するようになっている。人類の良心には我慢の限度があるということを、シオニスト体制は知るべきだ。それゆえ彼らが覚悟しておくべきは、我慢の限界に達して、人類の良心が彼らに向かってくる日がいつか来る、ということだ。    と 全文をよむ

2014-07-31 革命防衛隊ゴドゥス部隊司令官「シオニストどもの頭上に怒りの盃を注ぐ」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊ゴドゥス部隊司令官はメッセージを発出し、その中でパレスチナ抵抗集団、およびガザ民衆の尽力に謝意を示した上で、抵抗の武装解除は決して実現されることのない妄想にすぎないとの見方を示した。      〔‥‥〕       ガーセム・ソレイマーニー少将のメッセージ全文は、以下の通り。      慈悲深く慈愛あまねき神の御名において      あなた方は自分の誓いを破り、使徒を追放しようと企てた者たちと戦わないのか。彼らは最初にあなた方を攻撃したのである。あなた方は彼らを恐れるのか。 全文をよむ

2014-07-22 ガザ地区での《ジェノサイド》――前ハマース報道官は語る(1) (Hamshahri紙)

ガザ内部との連絡は、ここのところ常にも増して困難になってきている。      ガザと電話連絡を試みること2日、ついに、我々は、イスラー・ムダッラルに電話インタビューすることに成功した。彼女は、ハマースの前・報道官であり、現在はパレスチナ国民融和政府において、外務省外交局長を務めている。      彼女が語る、ガザの戦闘地区における人々の状況を、そのままお読みいただきたい。      ―現在のガザの人々の状況は、どのようなものか?      ―ガザ地区の状況は、この言葉に要約できるだろう。すなわち 全文をよむ

2014-07-22 ガザ地区での《ジェノサイド》――前ハマース報道官は語る(2) (Hamshahri紙)

―戦車はガザ地区に入ったのか?      ―シオニズム体制のマスコミ報道に反して、[イスラエル]陸軍は依然としてガザ地区国境に留まっている。ガザ地区内約2㎞の地点まで侵攻したと報じられが、私は確信を持って言うことができる。同軍は現在までのところ、わずか数十メートルガザ地区内に入っただけであり、未だ戦車や装甲車を我々は目撃していない。      ―地上からのミサイル攻撃は、砲台と国境に駐留している戦車によってのみ行われている。同軍により、建物を瓦礫と化し、彼らは居住区へ侵入しようとしている。しかし 全文をよむ

2014-07-20 テヘラン金曜礼拝導師「イスラエルはイスラーム世界を灰にする炎」 (Mardomsalari紙)

 テヘラン金曜礼拝導師は「イスラエルの問題は、パレスチナにのみ限られるものではない。それはむしろ、イスラーム世界を灰にする炎なのであり、それゆえ我々ムスリムの責務とは、この癌腫瘍に対して立ち上がり、エルサレムの日〔※〕に我々の固き隊列を世界の人々に見せつけることである」と述べた。      訳注:「エルサレム(ゴドゥス)の日」とはラマダーン月最後の金曜日のことで、1979年の革命以来、イランでは同日に、反イスラエル・デモが盛大に開かれる。       ISNA(イラン学生通信)の報道によれば、サ 全文をよむ

2014-07-20 シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記、バグダードでイラク有力者らと会談 (Iran紙)

 イラクで不安定な状況が続いていることを受け、アリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記は木曜日〔18日〕、同国を訪問した。シャムハーニー氏のバグダード訪問は、イラク軍と同国民、ならびに同国の各部族とテロ組織ダーイシュとの戦闘が、イラク各地で続けられている中で行われたものである。他方、新政権樹立の阻害要因となっているイラクの各派・各政治関係者間での政治的対立の発生が、イラクとその近隣諸国の国民の間に懸念を呼び起こしている。       イラクで行われたシャムハーニー氏による〔イラク有力者と 全文をよむ

2014-07-20 パレスチナ問題:エジプト、停戦案に対する支持をイランに要請 (Mardomsalari紙)

 エジプト外務省は、同国の外務大臣がイランのモハマド・ジャヴァード・ザリーフ外相に電話し、その中でシオニスト体制による攻撃が継続される中でガザ地区で起きている危機的状況について、話し合ったことを発表した。       イラン学生通信の報道によると、〔‥‥〕エジプト外務省が昨日の午後発表した声明には、次のようにある。      エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣はイランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と電話で会談を行い、その中でガザでの戦争を終結させるためにエジプト政府が提示した( 全文をよむ

2014-07-14 ハーメネイー最高指導者「米英はガザでの殺戮を支持している」 (Jam-e Jam紙)

詩人も「被抑圧者陣営」への支援に立ち上がらねばならない       預言者一門の人イマーム・ハサン・モジタバー〔第2代イマーム〕生誕記念日の夜、イラン国内の文化人やペルシア語詩・文学の教授たち、若手・ベテラン詩人ら、そしてタジキスタンやインド、アフガニスタン、パキスタンから集まったペルシア語詩人らが、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下に謁見した。       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はこの面会の席上、イマーム・ハサン・モジタバー生誕を祝った上で、〔‥‥〕「詩」の第 全文をよむ

2014-07-11 フィールーズアーバーディー「モンゴル人の襲来に備えよ」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部長のフィールーズアーバーディー少将は、「今日、抑止だけが問題となっているのではない。そうではなく、モンゴル人の襲来への対応が問題になっているのだ。これに対して備えておくことが必要だ」と述べた。       「バスィージ少将」であるセイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー氏は、今日われわれは歴史の曲がり角に立たされていると述べた上で、次のように述べた。      今日の状況の重大性には、多くの側面がある。その一つが、イマーム・ホメイニー閣下が《隠遁 全文をよむ

2014-07-10 イラン石油産業、中国との蜜月の終焉(1) (Mardomsalari紙)

我が国に対する経済制裁の拡大と共に、我が国の石油業界における中国企業のプレゼンスは、多くの損害をもたらしてきた。たとえ、欧米の有力企業がイラン市場に回帰し、中国企業がいくつかの石油プロジェクトから退いたことにより、イラン石油産業と中国との蜜月が、終焉したかに見えるとしても。      中国企業によるイラン石油産業への損害は、専門家らが世論への悪影響を考慮し、それへの言及を差し控えるほどである。石油産業に詳しい専門家と業界関係者らによれば、中国企業は自国の低品質な物品をイラン市場に流入させただけで 全文をよむ

2014-07-10 イラン石油産業、中国との蜜月の終焉(2) (Mardomsalari紙)

 制裁期間中、第9期・10期政権[第1期・第2期アフマーディネジャード政権]は、制裁を回避するための代替措置として、またイラン石油の格好の市場として中国に目を向けており、ここ数年の間に大量のイラン産原油が中国に輸出された。      […]        イラン産石油代金支払に関して、中国政府が提示した条件の一つが、取引を同国通貨建てで行うことであった。すなわち中国は、国際的に価値を有するドルでの支払いの代りに、イランにとって貿易取引上多大な制約が生ずる人民元でイランに支払いを行うことというもの 全文をよむ

2014-07-06 ラーリージャーニー「イラン非難の人権報告書はテロリストどもの話に依拠している」 (Jam-e Jam紙)

 司法権人権本部書記は、ナヴィ・ピレイ国連人権高等弁務官宛の書簡の中で、アフマド・シャヒード国連人権特別報告官の敵対的な姿勢と素人じみた仕事ぶりについて抗議した。       司法権人権本部が伝えたところによると、モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー書記はこの書簡の中で、イラン・イスラーム共和国は様々な問題で互いに交流し、筋の通った建設的な対話を進めることを自らの戦略としていると強調した上で、「特別報告官がこれまで選択してきた路線は、中立性、専門性、独立性が求められる報告官としての職責と 全文をよむ

2014-07-05 メルセデス・ベンツがイランに帰ってくる? (Mardomsalari紙)

【経済面:視点】メルセデス・ベンツは1389年[西暦2010年]からイランにおける全ての活動を停止している。しかし、現在はイラン市場への回帰を切望しているようだ。       イラン学生通信の報道によれば、メルセデス・ベンツ社[※訳者注:原文まま]は50年以上にわたって、商用車、さらには高級乗用車を広範囲に供給することによって、イランの商用車市場で大きなシェアを占めていた。       しかし、メルセデス・ベンツ社は1389年[西暦2010年]にイランにおける全ての活動、特に重量車両の生産部品の 全文をよむ

2014-07-02 われわれは賠償金を払うべきか否か:英大使館の受けた損害をめぐって議論 (Mardomsalari紙)

【政治部:クーロシュ・シャラフシャーヒー】革命的価値観の再興を訴えながら、一部の者たちが違法にイギリス大使館を襲撃したのは、1390年〔西暦2011年〕の秋のことだった。この襲撃によって、イギリス大使館には損害が生じ、一部の物品については大使館から持ち出されるという出来事も起きた。       この事件以降、イギリスは大使館を閉鎖して大使館関係者たちを本国に呼び戻した。これに対し、イラン国会も報復行動に出て、イギリスにあるイラン大使館を閉鎖する決定を下した。最終的にイランとイギリスの外交関係は危 全文をよむ

2014-07-02 アーヤトッラー・マカーレム、サウード家に警告:シーア派信徒へと対応に関し (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは声明の中で、サウジアラビアでシーア派信徒が置かれている状況について触れ、「サウジ当局者に警告する。このような過激な動きは世界のすべてのシーア派信徒の感情をいたく傷つけるものであり、悪しき影響を及ぼすであろう」と指摘した。       ファールス通信の報道によると、マルジャエ・タグリード〔シーア派の宗教最高権威〕である同師の声明文には、次のようにある。      〔サウジアラビア東部の〕アフサーおよびカティーフに住むシーア派信徒に対するサウジ当局の振る 全文をよむ

2014-07-01 治安維持軍総司令官「ダーイシュのイラン侵入は噂にすぎない」 (Jam-e Jam紙)

 治安維持軍総司令官は、イラン国境を通過しようと企てていたバアス党系タクフィール集団「ダーイシュ」の一群が逮捕されたとの噂について、「国境でこの組織の関係者が逮捕されるといったことは、ありうることである。しかしダーイシュの部隊が〔イラン領内に〕侵入したかどうかを問われれば、答えはノーである。そうしたことは正しくない」と述べた。       エスマーイール・アフマディー=モガッダム准将はファールス州治安維持軍司令官の離任・着任式で、我が国の国境はテロリズムに対して完全に閉じられた状態にあると強調し 全文をよむ

2014-06-30 国防相「ダーイシュとその支持者は戦争犯罪人として処罰されるべき」 (Jam-e Jam紙)

 国防軍需相はバアス=タクフィール主義テロ組織「ダーイシュ」がイラクとシリアで犯している犯罪行為の数々に言及し、「テロ組織ダーイシュとその支持者たちは戦争犯罪人として処罰されるべきである」と述べた。       国防省防衛宣伝局が伝えたところによると、ホセイン・デフガーン司令官は防衛産業機構の若きエリートたちや優れた才能、そしてリーダーらとの会議の席上で行った発言の中で「間違いなく、サッダームよりも悪しき結末がテロ組織ダーイシュには予想される。〔ダーイシュの〕非人間的な行為は確実に、彼らの支持者 全文をよむ

2014-06-24 マカーレム師「聖地防衛は神のためのジハードとして果たすべきイスラームの義務」 (Mardomsalari紙)

 シーア派のマルジャエ・タグリード(宗教最高権威)の一人であるマカーレム=シーラーズィー師はメッセージを発出し、「イラクの一体性、特に聖地〔※〕を防衛することは、イスラームならびに預言者一門を敬愛するあらゆる者にとって、神のためのジハードとして果たすべきイスラームの義務である」と強調した。      ※訳注:イラクにあるナジャフ、カルバラー、サーマッラー、カーゼマインの4ヵ所の聖地を指す。これら4ヵ所にはシーア派の歴代のイマームの墓廟がある。ワッハーブ派やその影響を受けているスンナ派の過激派は、 全文をよむ

2014-06-23 最高指導者「イラクで反乱を起こしている者たちはシーア派とスンナ派両方の敵」(下) (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はさらに、次のように付け加えた。      イラクで起きている最近の出来事の主な目的は、アメリカのプレゼンスと干渉にもかかわらず、同国の国民が手に入れた成果を、彼らから奪い取ることにある。そうした成果の中でもっとも重要なのが、人民主権体制という統治体制である。   アメリカはイラクが自らの支配下に置かれるのを望んでいる       イスラーム革命最高指導者はまた、次のように強調した。      アメリカはイラクの現在のやり方、すなわち国民がよく参加した選挙が行わ 全文をよむ

2014-06-23 大統領「ムスリムが団結すればテロリストを孤立化させられる」(下) (Jam-e Jam紙)

 大統領は、これらの野蛮な者たちは〔‥‥〕ジハードとイスラームの名の下で、やりたい放題のことをしていると指摘した上で、次のように述べた。      今日という日は、イスラーム世界にとってなんと大きな災厄の日となっているだろうか。最近はムスリムにとっては悲しみの日、シオニストにとっては喜びの日となっている。なぜなら、こうした動きの裏側には、はっきりとシオニストたちの手が見えるからである。彼らはムスリムたちを互いに相争わせ、そうすることで容易に、パレスチナ人たちを拷問し、ガザを爆撃して破壊ているのだ 全文をよむ

2014-06-23 大統領「ムスリムが団結すればテロリストを孤立化させられる」(上) (Jam-e Jam紙)

 大統領は地域情勢に触れ、「今日、全てのウラマー、思想家、政党、イスラーム組織、イスラーム的なNGO、そして特にスンナ派やシーア派の高位のウラマーたちは野蛮と暴力、殺人に対抗するための宗派を超えた運動を起こすべきである」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、ハサン・ロウハーニー大統領はイスラーム諸国首脳会議ホールで開かれた第一回「預言者の孫、イマーム・ハサン・モジタバー国際会議」の席上で、「我々は平和や統一の呼びかけが過激とタクフィール(背教徒宣告)の声を凌駕 全文をよむ

2014-06-23 最高指導者「イラクで反乱を起こしている者たちはシーア派とスンナ派両方の敵」(上) (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、司法権長官ならびに同権の高官らと面会し、その中で〔‥‥〕国が抱えるマクロな課題と国益に関して、三権の長〔=大統領、国会議長、司法権長官〕が互いに心と声を一つにして協力し合うことが必要かつきわめて重要だとした。       同師はさらに、最近のイラク情勢に触れ、次のように強調した。      イラクで反乱と紛争が煽られている背後には、覇権主義的な西洋諸国、そしてその筆頭としてのアメリカの存在がある。イラン・イスラーム共和国はイラク 全文をよむ

2014-06-22 国軍陸上部隊司令官「イラン国内への侵入を試みたPJAKのメンバーらを殺害」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】国軍陸上部隊司令官は、「数日前、テロ組織のメンバー数名が我が国の国境の侵犯を試みたが、彼らは国軍陸上部隊の〔‥‥〕兵士らの機転によって、立て直し不可能なほどの大打撃を受けた」と述べた。       ジャーメ・ジャム・オンラインが国軍陸上部隊広報サイトの情報として伝えたところによると、国軍陸上部隊司令官であるアフマドレザー・プールダスターン准将は次のように述べた。      〔‥‥〕テロ組織PJAK(ペジャーク、クルディスターン自由生命党)は各種の装備を施して、我が 全文をよむ

2014-06-19 ロウハーニー大統領、イラクのテロリストらに警告 (Jam-e Jam紙)

 大統領はイラク情勢ならびにダーイシュによるテロ行為に触れ、「シーア派のイマームたちの聖地、敬愛すべきカルバラーやナジャフ、カーゼマイン、そしてサーマッラーに関し、すべての超大国、彼らにカネで雇われた傭兵や人殺しども、そしてテロリストらに告ぐ。偉大なるイラン国民は聖地を守るために、いかなる努力も惜しまない、と」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、ホッラムシャフル市内のメイン・スタジアムに集まった同市の熱狂的な市民の前で演説を行ったハサン・ロウハーニー大統領は 全文をよむ

2014-06-16 国家安全保障最高評議会書記「イラク問題をめぐるイランとアメリカの協力は非現実的」 (Jam-e Jam紙)

 外務省報道官が土曜日に、イラン政府はイラク危機への外国の介入には反対であると強調したにもかかわらず、一部の西洋メディアはいまだに、テロ組織「ダーイシュ」(イラク・シャーム・イスラーム国)への対応で、イランとアメリカが協力する〔可能性〕について強調している。恐らくそのためであろうか、今回、国家安全保障最高評議会書記はこうした騒動を否定する発言を行った。       アリー・シャムハーニー書記はイランとアメリカがイラク危機で協力する可能性について伝えている西洋メディアの一部の報道に触れ、「こうした 全文をよむ

2014-06-15 内相、ダーイシュに警告「イラン国境に近づけば殲滅」 (Jam-e Jam紙)

 イラクでのダーイシュ(イラク・シャーム・イスラーム国)によるテロ活動が続くなか、内相はテロリストらに対して、「もしイラン国境地帯に近づけば、殲滅する」と警告した。       メフル通信の報道によると、アブドッレザー・ラフマーニー=ファズリー内相は昨日、北ホラーサーン行政評議会の会議の場で、イラクで起きている最近の出来事やテロ組織ダーイシュの同国での犯罪行為に触れ、次のように言明した。      われわれはイラクの政府と国民に対し、テロリストへの対応で支援を行うつもりだ。もちろん、この支援とい 全文をよむ

2014-06-15 「ジュネーブ合意前の状況に戻ることはないだろう」:大統領、当選1周年記念日で(4) (Iran紙)

■ 場所の如何にかかわらず、テロリズムを懸念している       地域におけるテロ問題やイラクでのダーイシュ(イラク・シャーム・イスラーム国)の攻勢、そしてこの集団への対応でイランとアメリカが協力する可能性について、一部の海外の新聞記者からロウハーニー大統領に質問があった。       ロウハーニー大統領はこれに対し、テロリズムが民主主義を容認していないことがイラク危機の重要な問題であるとした上で、〔‥‥〕「イラクでは最近になって選挙が終わったばかりだが、選挙での敗北をテロリズムによって埋め合わ 全文をよむ

2014-06-15 「ジュネーブ合意前の状況に戻ることはないだろう」:大統領、当選1周年記念日で(3) (Iran紙)

■ 核問題は交渉を通じてのみ解決可能       「最終合意が得られなかった場合も、ロウハーニー政権は穏健・柔軟性の姿勢を維持するつもりか」とのCBS記者の質問に対し、大統領は次のように答えた。      この政権が発足して以降、われわれは5+1交渉で、真剣に交渉を行う用意があるという姿勢を示してきた。この問題は交渉を通じてのみ解決可能だ、というのが政権の認識である。    同師は政権が発足してから最初の100日で、〔暫定〕合意が得られたことの重要性を指摘した上で、「〔‥‥〕国際的な合意は全員の 全文をよむ

2014-06-15 「ジュネーブ合意前の状況に戻ることはないだろう」:大統領、当選1周年記念日で(2) (Iran紙)

 大統領は、公的機関が党派的な動きを見せてはならないと強調した上で、〔‥‥〕      〔政府を〕支持する者であれ、反対する者であれ、批判をする者であれ、私が彼らに求めたいのは、自身の保有する新聞ないしメディアを通じて、自身の所属するグループや党の名の下で、批判をしてほしい、〔公的な目的とは〕別の目的のために公金を利用しないでほしい、ということである。私は大統領として、こうした状況〔※国営放送や軍などの公的機関が、公的な立場を忘れて政府批判に走っているような状況〕について、これまで何も口にしてこ 全文をよむ

2014-06-15 「ジュネーブ合意前の状況に戻ることはないだろう」:大統領、当選1周年記念日で(1) (Iran紙)

 ホッジャトルエスラーム・ハサン・ロウハーニーが1392年ホルダード月24日〔2013年6月14日〕に大統領選で勝利を収めてから1年、この勝利を記念して大統領自らが三回目となる記者会見に臨んだ。大統領はその中で、国内や地域の諸問題、ならびに核交渉に関する政府の見解を説明し、国内外の記者の質問に答えた。〔‥‥〕      ■ ホルダード月24日が伝えた外国へのメッセージ       ロウハーニー大統領はホルダード月24日が伝えた意味について説明する中で、国民は賢慮と理性に対して票を投じたのであり、 全文をよむ

2014-06-08 保険業界への制裁、事実上解除されず:《6ケ月》期限がネックに (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】イラン保健機構のミーナ―・セッディーグ=ヌーヒー 副理事長は、ジュネーヴ暫定合意後も保険に対する制裁が解除されてないことを強調した上で、イランに参入したいという海外保険による要請が殺到していることに言及し、こう続けた。      海外の保険会社が、イランで保険証書を発行する見通しは立っていない。   同副理事は、ジュネーヴ暫定合意後の保険会社に対する制裁解除の状況について次のように説明した。      イラン産石油の輸送[船舶]保険への制裁解除に関わる条項は、執行可 全文をよむ

2014-05-28 フェイスブック、シーラーズの裁判所に召喚 (Mardomsalari紙)

 「国家バスィージ仮想空間センター」の情報技術・先端メディア担当副所長は、フェイスブックの経営者がファールス州の判事によって召喚されたことを明らかにした。       イラン学生通信の報道によると、ルーホッラー・モオメンナサブ氏はファールス州で《WhatsApp》へのフィルタリングをめぐって市民から訴えが起きていることに触れ、      ファールス州の司法局は、プライバシーの侵害、および《WhatsApp》メッセンジャーと〔画像共有〕ソフト《インスタグラム》〔※いずれのソフトもフェイスブック社が 全文をよむ

2014-05-26 インド新政権に《イランにルーツをもつ》女性閣僚 (Jam-e Jam紙)

インドの新首相は昨日、新内閣の組閣を発表した。政権の新たな顔ぶれの中に、イランにルーツをもつ大臣がいる。      ロイター通信の報道を引用したメフル通信によると、インドのナレンドラ・モディ新首相はスムリティ・イラニ氏を、彼の内閣における最年少の大臣として発表した。      スムリティ・イラニは38歳で、人的資源開発大臣となった。彼女は、インド・ゾロアスター教徒であるズービン・イラニの配偶者である。      訳者注:スムリティ・イラニは、元ミス・インドで国民的女優として知られる。記事タイトル 全文をよむ

2014-05-25 国軍陸上部隊司令官「イランへの侵略は後悔を伴う」 (Jam-e Jam紙)

 イラン国軍陸上部隊の司令官は、「イラン軍はいかなる侵略に対しても、忘れることのできない教訓を与えることになるだろう。その結果は、侵略者たちの大いなる悔いとなるはずだ」と述べた。       イラン国営通信が伝えたところによると、アフマド・レザー・プールダスターン准将は昨日、エスファハーンのナスルアーバードで行われている軍事演習「ベイトルモガッダス26」の演習地にて、記者団に対し、この演習は「ホッラムシャフル解放記念日」に行われていることに触れ、「今回の演習は積年の経験を活かしながら実施されてお 全文をよむ

2014-05-24 軍事演習「ベイトルモガッダス26」が開始:ミサイル「ナーゼアート」が発射 (Jam-e Jam紙)

 国軍陸上部隊司令官は、「今年は無人航空機による特殊演習を、〔‥‥〕自爆無人航空機や、地対空および空対空ミサイルの発射能力をもつ無人航空機を使用する形で実施する予定だ」と述べた。       メフル通信の報道によると、国軍陸上部隊のアフマド・レザー・プールダスターン司令官は軍事演習「ベイトルモガッダス(エルサレム)」が開始され、ミサイル「ファジル5」や「ナーゼアート」、「カチューシャ」などが発射されたあと、〔記者団との質疑に応じ〕「今年は大規模軍事演習を3回実施するべく努力しているところだ」と語 全文をよむ

2014-05-20 ホッラムシャフル~イラク・バスラを結ぶ河川航路がスタート:35分で到着 (Jam-e Jam紙)

昨日午後、ホッラムシャフル‐バスラ間の河川航路が、昨日午後、正式に就航した。イラン港湾船舶庁のジャハーンディーデ副長官は、これについて、次のように述べた。      同航路は目下、旅行者やアタバート[イラクのカルバラ、ナジャフ、サーマッラー、カーザミーンにあるシーア派聖地]への参詣者らへのサービスと安全を提供する用意をしている。   同副長官は次のように述べた。   この河川ラインの開通で、ホッラムシャフル‐バスラ間の航路の所要時間は35分にまで短縮された。両都市を結ぶ陸路のルートは、2時間以上 全文をよむ

2014-05-15 イラン国営海運公社CEO、「海上輸送への制裁、いまだ解除されていない」(4) (Jam-e Jam紙)

イラン国営海運公社のダージュマルCEO氏は、次のように説明した。      ジュネーブ合意後の現在、古くからの海運会社は、様々な分野において協力関係を再開するために交渉を行った。そして、その大半が現状を精査している最中であり、制裁が解除あるいは緩和され、突破口が開かれたらすぐに、協力関係を再開させようとしている。   ダージュマルCEOは以下のように付け加えた。      しかし、海外の海運企業がイラン市場に戻ってくるときには、制裁と制限から得られた成果、および、ここ何年もかけて実現され、実際、 全文をよむ

2014-05-15 イラン国営海運公社CEO、「海上輸送への制裁、いまだ解除されていない」(3) (Jam-e Jam紙)

イラン国営海運公社CEOは、イランと5+1ヵ国[国連安保理常任理事国とドイツ]の交渉開始後、以前と比べて同社の活動は主にどのように変化したのかという質問に答え、以下のように述べた。      既に述べられたように、多くの制裁と制限が、イランの海運産業、特に国営海運公社に対して加えられており、依然として効力を保っている。ジュネーブで、イランの核問題に関する1次合意に達したにも関わらず、制裁の解除、あるいはその緩和でさえも全く行われていないのである。    ダージュマルCEOは付け加えた。      全文をよむ

2014-05-15 イラン国営海運公社CEO、「海上輸送への制裁、いまだ解除されていない」(2) (Jam-e Jam紙)

モハンマド・ホセイン・ダージュマルCEOは、次いで、現在の情況下でイラン国営海運公社の艦船が他国の港に入港する可能性について、「EUおよびアメリカによって課された制裁のために、現在、イランの船舶は、特にEU諸国やアメリカの港に入港することが禁じられている」と述べた。       同CEOは、さらにこう続けた。   しかしご存知のように、海運業は国際的な産業の一つであり、国際法によれば、公海や他国の港をイランの艦船が航行することを妨げるものはないはずだ。自由に入港できる港としては、特に、中東、アジ 全文をよむ

2014-05-15 イラン国営海運公社CEO、「海上輸送への制裁、いまだ解除されていない」(1) (Jam-e Jam紙)

イラン国営海運公社CEOモハンマド・ホセイン・ダージュマル氏は、「核交渉の再開により、海運と海上輸送業の様々な部門に対し課されていた制裁と制限の解除が行われると見られていた。 しかし、西洋諸国からは、ジュネーブ合意書に定められた自発的措置は、いまだ行われていない」と述べた。      モハンマド・ホセイン・ダージュマルCEOは昨日、イラン国営通信(IRNA)とのインタビューで、次のように発言した。      2013年11月24日にイランの核計画についての一次合意に達したにもかかわらず、西洋諸国 全文をよむ

2014-05-12 大統領、パキスタン首相と会談「パキスタンが国境管理に努力すれば地域の発展は加速」 (Jam-e Jam紙)

 大統領はパキスタン首相との会談で、「国境地帯の安全と発展の上に両国関係を築いていく必要がある」と述べた上で、「イラン・イスラーム共和国はイランとパキスタンの国境を、鉄道、道路、および光ファイバーによってつなげる用意がある」と言明した。       大統領府のウェブサイトが伝えたところによると、大統領は「両国の国境地帯で起きた最近の不快な事件は、イラン・パキスタン両国の世論を動揺させるものであった」と指摘した上で、イラン人国境警備兵がテロ組織の手から解放されるに当たって、パキスタンの政府ならびに 全文をよむ

2014-05-11 内務省、殺害された国境警備兵の遺体返還に向けて努力 (Mardomsalari紙)

【政治部:クーロシュ・シャラフシャーヒー】国境地帯の不安定化は、イランが直面する〔主要な〕問題の一つとなっている。実際、こうした地域ではテロ組織や悪党どもによるテロ活動が散発している。       少し前にも、「ジェイショル・アドル」と呼ばれるテロ組織が、非人間的な所業に手を染め、我が国の国境内部に侵入して、5名のイラン人国境警備兵を略取するという事件が起きた。事件発生から約3ヵ月後、略取された国境警備兵のうち4名は解放されたが、しかしこのテロ組織の発表によると、1名については殺害したとのことで 全文をよむ

2014-05-08 NIOC、アジア・欧州石油企業10社との交渉を開始 (Mardomsalari紙)

イラン国営石油公社(NIOC)役員は、石油・ガスの探鉱・生産計画への投資交渉をイギリス企業と進めていることに触れ、石油および石油製品の輸出に関わる交渉を欧州・アジアの5企業と行っていると語った。       メフル通信記者によれば、同社役員のアブドゥルレザー・アサディー氏はテヘラン石油展示会に伴い、アジアとヨーロッパの石油企業10社の関係者らと予備交渉を行ったと伝え、次のように述べた。      この2日間で現在までに、ノルウェー、イギリス、イラク、トルコ、ポーランド、イタリア、カザフスタン、ス 全文をよむ

2014-05-07 ガーナ、イランによる農業投資を歓迎:9つの経済協力協定に署名 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン:ファラフナーズ・ハーシェミー】   第5回イラン-ガーナ経済協力会議が、5月5日~6日の二日間、イランの主催で農業ジハード省にて開催された。      この会議では、農業、エネルギー、保険、保健、技術、学術、資本市場から海運にまで及ぶ各分野での2か国間の相互協力協定について検討された。最終的には9つの経済協力協定に両国が署名した。この会議の傍ら、アブドゥルラシード・ペルプオ農業相兼公共・民間部門協力担当副大統領顧問にインタビューした。      ―食糧安全保障の確保 全文をよむ

2014-05-06 デフガーン国防相、中国を公式訪問:防衛協力の拡大進める (Jam-e Jam紙)

我が国の国防大臣は、中国国防相との会談において次のように強調した。      軍事協力の拡大によって、過激主義やテロリズム、麻薬や海賊に関して、共通地域における両国の安全保障上の懸念を払拭することができる。   ファールス通信によると、中国国防相チャン・ワン・クァン[※訳者注:チャン・ワン・チュエン(常万全)の誤りか?]元帥の公式の招待に応じ、国防省高官らを率いて北京を訪問中の国防相ホセイン・デフガーン司令官は、《核兵器なき中東》をイラン・イスラーム共和国の戦略目標と述べ、次のように説明した。  全文をよむ

2014-05-01 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィー、エジプトでの大量処刑判決を批判 (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはエジプトのムスリム同胞団のメンバーら700名に対して死刑判決が、また500名に対しては終身刑が下されたことを批判し、「われわれはこれを批判する。なぜなら、この種の判決はイスラーム世界では前代未聞だからだ」と述べた。       イラン国営通信が伝えたところによると、マルジャエ・タグリード(シーア派の宗教最高権威)である同師はゴムの大モスクで開かれた上級コースの授業で、「エジプト政府のこうした措置は、シオニスト体制〔が悪行に手を染めるの〕を容易にさせる 全文をよむ

2014-04-29 ラーリージャーニー氏、イランで執行される死刑の件数を減らす方策を墺外相に提言 (Jam-e Jam紙)

 モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー人権本部書記は昨日、オーストリアのセバスチャン・クルツ外相と会談し、その中でイランで死刑を減らすための興味深い方策を提案をした。イランで死刑の件数が多い理由について尋ねたクルツ氏の質問に対し、ラーリージャーニー氏は次のように答えた。      イランで執行される死刑の約8割は、麻薬密売との闘争を同国が真剣に考えているために行われているものである。イランはアフガニスタンとの間に、800キロメートル以上もの国境線を有しているために、同国はヨーロッパ向けの 全文をよむ

2014-04-23 イラン-ロシア外相会談、「シリア情勢、両国の最優先課題のひとつ」 (Jam-e Jam紙)

カスピ海沿岸5か国の外相会議に参加するためロシアを訪れているイラン外相は、昨日、会議開催の前に、ロシア外相セルゲイ・ラブロフ氏と面会し、両国や周辺地域 、国際社会の様々な議題について、会談した。      イラン国営通信の報告によると、イラン・ロシアの両外相はこの会談で、地域の安全保障やテロリズムといった広範囲の地域的問題・国際問題において、話し合いを継続する必要性を強調した。そして、選挙を目前にし注目を集めるシリア情勢を含む、地域的・国際的な変化が、ザリーフ-ラブロフ会談の主要テーマのひとつと 全文をよむ

2014-04-22 メフラーバード空港に着陸した米航空機に乗っていたのはガーナ人貿易関係者 (Mardomsalari紙)

 テヘランのメフラーバード空港に着陸したアメリカの航空機を貸し出した会社は、「この航空機は、ガーナの貿易関係者らの一団を乗せていただけであり、国際法に違反してはいない」と発表した。       イラン学生通信の報道によると、先週の木曜日〔=4/17〕、ニューヨークタイムズ紙は「アメリカ国旗を付けたユタ銀行所有の1機の航空機が、テヘランのメフラーバード空港に着陸した」と報じた。       同社の社長は声明の中で、「今回の渡航は航空機およびフライトに関するあらゆる国際法に適合したものである」と述べ 全文をよむ

2014-04-22 アラヴィー財団、米裁判所の判決に関して声明「いかなる政府とも無関係」 (Mardomsalari紙)

 アラヴィー財団はアメリカ連邦裁判所の判決に関し、「控訴審で今回の訴訟が完璧に審理されるまで、政府も民間の原告側も、合法的に財団の資産に手を付けることはできない」と表明した。       アラヴィー財団が所有する一棟のビルの差し押さえを命ずる判決が米連邦裁判所から出されたことに関して、同財団の理事会が発表した声明には、次のようにある。      再三にわたって指摘してきたように、アラヴィー財団はニューヨーク州に登録された、独立した非営利財団であり、同州の法律や規則を遵守している。アラヴィー財団は 全文をよむ

2014-04-22 レザー・ザッラーブが新たに発言「私はイランのスパイではない」 (Mardomsalari紙)

 レザー・ザッラーブが自身の告白の続きで、自分はイランのスパイではないと強調し、さらに「私にとって、イランとの往復に全く問題はない」と述べていることが分かった。       イラン学生通信がトルコ・タイムのニュースサイトの報道として伝えたところによると、トルコでのマネーロンダリング及び贈賄事件の主犯の一人であるレザー・ザッラーブは、保釈後に同国のあるテレビ局とのインタビューで、「あなたはイランのスパイなのか」との質問に対し、次のように答えたという。      違う。私は一介の貿易商にすぎない。イ 全文をよむ

2014-04-21 ザンジャーニー事件:トルコがレザー・ザッラーブ情報の提供を拒否 (Iran紙)

トルコ外務省は、同国で起訴された実業家レザー・ザッラーブ[※]についての情報提供をイラン当局に求められ、これを拒否した。      ※イラン出身のアーゼリー(人)実業家でトルコでの大規模な収賄事件の容疑者。経済制裁下の不当な石油取引で膨大な利益を手にしたとされるアーゼリー実業家で、イランで拘束中のバーバク・ザンジャーニーは、トルコの収賄事件の黒幕であったとも報じられ、二人の容疑者の関係が憶測されている。ザンジャーニー事件の捜査状況についてはこちら。      トルコ・Milliyet紙を引用した 全文をよむ

2014-04-20 ホルモズ島の土が湾岸諸国へ:有用鉱物を含有か? (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】環境保護庁海洋環境 担当副長官 は「昨今、極めて豊かなホルモズ島(ホルムズ島)の土が、ペルシア湾沿岸諸国へ運ばれている 」と発言した。       イラン国営通信の報道によると、パルヴィーン・ファルシュチー副長官は、環境保護庁で行われた記者会見で、「ペルシア湾周辺域において、我々が直面している難題の一つは、鉱物組成 という観点から非常に重要なホルモズ島の土が運び去られている ことである」と述べた。       同副長官 はさらにこう続けた。      ホルモズ島の土 全文をよむ

2014-04-19 大統領「軍の力は核交渉団の支え」(下) (Jam-e Jam紙)

■ 偵察用無人航空機の使用は国境警備のため       「国軍の日」の大規模パレードが行われている傍らで、国軍総司令官のサーレヒー少将は「有り得べきあらゆる攻撃に対するわれわれの応答は、聖なる防衛〔=イラン・イラク戦争〕のときよりも強烈なものとなろう」と述べた。       同氏は友好国ならびに敵国への今回のパレードのメッセージについて言及し、      われわれの友好国へのメッセージは、もし自分たちの足で立つなら、力と名誉を自らのものとすることになるだろう、というものである。また敵へのわれわれ 全文をよむ

2014-04-19 大統領「軍の力は核交渉団の支え」(上) (Jam-e Jam紙)

 ファルヴァルディーン月29日〔西暦4月18日〕の「国軍の日」に合わせ、同日の特別セレモニーが昨日、亡きイマームの墓廟の隣で催された。その中で大統領は、      もし今日、あなた方の外交団、つまり平和の戦場で戦う将校たちが、政治的闘争の場、すなわちことばを武器とした大国との交渉の場に赴き、これらの大国との交渉で勇敢に自国の利益を守っているのなら、そのとき彼らを支えているのは、〔交渉を支持する〕人民の意見であり、最高指導者の指導であり、軍、なかでも国軍の力強さなのである。    と強調した。   全文をよむ

2014-04-09 米上院、イラン新国連大使の入国拒否法案を可決 (Jam-e Jam紙)

【同紙1・2面:政治班 モスタファ・エンテザーリー・ハラヴィー】米議会上院は、反イラン的な措置を続け、我が国が国連常駐イラン代表としたハミード・アブーターレビー氏には米国に入国する権利がないとの法案を可決した。米上院議員らは、アブーターレビー氏が58年(西暦1979年)の在テヘラン米大使館占拠事件に加わっていたことをその根拠に挙げている。       ハミード・アブーターレビー氏の入国を禁止する法案は、テッド・クルズ共和党上院議員によって提出されたもので、挙手による採決により、上院の過半数の賛成 全文をよむ

2014-04-09 スペイン、対イラン制裁違反でイラン人を含む4人逮捕?「核協議に影響を及ぼそうとする誤報」 (Jam-e Jam紙)

【同紙2面】スペインは、ミサイル部品製造およびウラン濃縮に必要な工業設備をイランに輸出しようとした容疑で4人を逮捕した。      ISNAによれば、このうち一人はイラン人で他の3人はスペイン人である。外務省報道官は、昨日の記者会見でこのニュースについて以下のように発言した。      イラン人らが逮捕されたことは、残念ながら誤った方法での根拠のない容疑によるものである。このイラン人がスペインで逮捕されたことに関連して、我々は、これに関する補足情報を得ようと努めたところ、この報道が根拠のないもの 全文をよむ

2014-04-08 ロウハーニー大統領「欧州議会がイラン国民を侮辱するのは分不相応」 (Jam-e Jam紙)

 大統領は先のイランに対する欧州議会の決議に触れ、「イラン・イスラーム共和国政府の見方からすれば、この決議には何の価値もない。欧州議会が偉大なイラン国民を侮辱するのは分不相応だ」と述べた。       大統領広報サイトが伝えたところによると、ハサン・ロウハーニー大統領は国会や政府関係者、政治活動家らとのノウルーズの面会で、世界との交流拡大について触れ、「核問題をめぐって包括的な合意を手に入れるべく、我が国の外交部門が諸外国と行っている交渉は、複雑で困難なものである。しかし、たとえこのやりとりを台 全文をよむ

2014-04-07 ザリーフ外相「他国に干渉する権利は欧州議会にはない」(下) (Jam-e Jam紙)

 ラーリージャーニー議長は、「イランとの交流を望む欧州当局者は、イラン国民の文化への敬意と政治的エチケットを身につけてから、関係構築に動くべきだ」と強調、さらに「外務省は政治的エチケットを守り、イラン・イスラーム共和国のルールに従って〔イラン国内の関係者との〕面会をしようとする欧州の当局者に対してのみ、〔イラン訪問を〕ご案内すべきである」と続けた。      ■ ハッダードアーデル「今日のイランは、ガージャール朝時代のイランではない」       国会の会派「原理派」の会頭を務めるゴラームアリー 全文をよむ

2014-04-07 ザリーフ外相「他国に干渉する権利は欧州議会にはない」(中) (Jam-e Jam紙)

■ ラーリージャーニー「われわれはイスラームを西洋の勧めと取り替えるようなことはしない」       アリー・ラーリージャーニー国会議長も昨日、新年が始まって最初の国会公開会議での冒頭演説の中で、外交という領域は狡猾な政治的不作法がまかり通るような領域、アマチュアリズムが通用するような領域ではないと指摘した上で、「欧州議会の決議は、その作成の仕方という点からも、その象徴的立場という点からも、単なる声明以上のものではない。それはまったく実行性を伴わないものである」と述べた。       イラン国営 全文をよむ

2014-04-07 ザリーフ外相「他国に干渉する権利は欧州議会にはない」(上) (Jam-e Jam紙)

 イランのザリーフ外相は先の欧州議会の決議を強く批判した上で、「この欧州議会の決議に書かれてあるような条件で、同議会の使節団がイランを訪問するようなことを、政府はいっさい容認しない」と強調した。       外務省メディア外交局が伝えたところによると、国会の国家安全保障・外交政策委員会の招きで、昨日同委員会に出席したモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、「欧州議会は、他国の状況についてとやかく言うような倫理的立場にはない」と述べた。       同外相はさらに、「この議会は、ヨーロッパ内の関 全文をよむ

2014-04-06 イラン民間航空庁長官「航空機のパーツ販売は制裁解除の結果」(下) (Iran紙)

■ ボーイング社、販売許可へ       複数の通信社が昨日報じたところによると、世界最大の航空機メーカーであるアメリカ・ボーイング社は、イランへの航空機のスペアパーツの販売許可をアメリカ財務省から得ることに成功した。同時に航空機エンジン・機材の製造元であるGEも、イラン航空機の整備・修理に必要な許可を得た。       それによると、アメリカ財務省はボーイングに対して、イラン核開発に関するジュネーブ合意に鑑み、同社の商業用製品の特定機材をイランに販売する許可を与えた。       ボーイング社 全文をよむ

2014-04-06 ラーリージャーニー国会議長「先のEUの決議は妄想に満ち軽率」(下) (Jam-e Jam紙)

 シャーヒーンシャフル選出の国会議員であるホセインアリー・ハージーデリーガーニー氏も「欧州議会の決議に対抗するためのイラン・イスラーム共和国の戦略」と題した法案を、国会議員らが用意していることを明らかにした。       同氏はファールス通信とのインタビューで、「この法案は単一条項と8節からなっている。日曜日に国会議員の署名を取り集めて、第2種緊急法案として国会運営委員会に提出することになろう」と述べた。       この法案には、「政府は今回の欧州議会の決議案に賛成票を投じたヨーロッパ諸国との 全文をよむ

2014-04-06 ラーリージャーニー国会議長「先のEUの決議は妄想に満ち軽率」(上) (Jam-e Jam紙)

 最近のEUによる反イラン決議への反発が続くなか、アリー・ラーリージャーニー国会議長はこの決議について、妄想に満ちたもので軽率だと指摘した。       ファールス通信の報道によると、国会の責任者・職員らとのノウルーズの会合で話をしたラーリージャーニー国会議長は、「こうした行動やイランの政治的偉業〔=2013年の大統領選挙〕についての発言〔※決議のなかで2013年のイラン大統領選挙が民主的なものではなかったと指摘されたこと〕は、間違いなく妄想的である。これは、こうした人たち〔=欧州議会内で決議に 全文をよむ

2014-04-06 イラン民間航空庁長官「航空機のパーツ販売は制裁解除の結果」(上) (Iran紙)

【ソヘイラー・ヤードガーリー】民間航空庁長官は、航空機材の販売許可が一部の企業に与えられたことはジュネーブ合意の結果であるとし、「複数の外国企業が、イランへの航空機材輸出をめぐる問題が解除されたことを発表している」と述べた。       アリーレザー・ジャハーンギーリヤーン長官は、米政府がボーイングとGEの2社に対し、航空機の修理とスペアパーツ販売の許可を与えたことについての詳細は、数日後にも発表されるだろうと述べた上で、「航空庁はこの問題を注視しているところだ」と付け加えた。       同長 全文をよむ

2014-04-05 欧州議会、反イラン決議を採択:国内から反発の声(下) (Jam-e Jam紙)

■ モヴァッヘディー=ケルマーニー「西洋の干渉を許すな」       テヘラン金曜礼拝導師のアーヤトッラー・モヴァッヘディー=ケルマーニーも昨日の金曜礼拝での説教で、欧州議会による反イラン決議は恥ずべきものだとの見方を示し、「イラン政府ならびに国民は、我が国の内政に干渉する許可を彼らに与えるようなことはないだろう」と強調した。       モヴァッヘディー=ケルマーニー師はテヘラン金曜礼拝での説教第二部の冒頭で、この決議を採択し、アメリカに服従したことを理由に、ヨーロッパ諸国に対してお悔やみの言 全文をよむ

2014-04-05 欧州議会、反イラン決議を採択:国内から反発の声(上) (Jam-e Jam紙)

 欧州議会が反イラン決議を採択したことに対し、国内の当局者からは大きな反発が起きている。昨日の金曜礼拝での説教でこの決議を非難した全国の金曜礼拝導師らに加え、外務省報道官やその他の当局者の一部も、この件について相次いで反応を示している。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、欧州議会は木曜日、フランスのストラスブール市にある議場で、23の条項からなる、我が国に敵対的な内容の決議案を採択した。       EUの主張によれば、この決議はイランに対するEUの戦略を描くものだと 全文をよむ

2014-03-15 イラン、アフマド・シャヒード報告を批判 (Jam-e Jam紙)

 国連特別報告官のアフマド・シャヒードによる新たな報告書が発表されたことを受け、イラン・イスラーム共和国は〔シャヒード報告官による〕情報の収集方法を批判した上で、この報告書は恣意的であると指摘、「この報告書でインタビューの対象となった者たちは、重大犯罪の容疑者らである」と強調した。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、74ページからなるアフマド・シャヒードの報告書の内容は、オランダやドイツ、フランスに在住のイラン人72名、及びトルコならびにイランに在住のイラン人61名と 全文をよむ

2014-03-13 ヴェラーヤティー「バンキムンは最も無力な事務総長」(下) (Jam-e Jam紙)

■ ノウバフト政府報道官「政府は国際社会に何の約束もしていない」       ノウバフト政府報道官も昨日の記者会見で、「ロウハーニー大統領は人権に関して約束を果たしていない」とする内容の先のバンキムン発言に対し、「《深慮と希望の政府》は国際社会にいかなる約束もしていない。政府は自国民に対して約束をしたのであり、その実行の義務を負っているのである」と述べた。       同氏は続けて、「政府は憲法と市民的自由のもと、それらを傷つけるいかなる行為にも反対する。市民の自由の実現のために、政府は自らがも 全文をよむ

2014-03-13 ヴェラーヤティー「バンキムンは最も無力な事務総長」(上) (Jam-e Jam紙)

 国連事務総長の人権に関する年次報告、そして我が国の国内問題に対する彼の干渉的な発言が、イラン・イスラーム共和国当局者の反発を招いている。こうした反発の一つとして、イスラーム革命最高指導者の国際問題担当顧問で、「イスラーム覚醒世界会議」の事務局長を務めるアリー・アクバル・ヴェラーヤティーは「バンキムン氏は国連事務総長の中でも、イスラーム世界が抱える問題に対して、最低のパフォーマンスしか残せていない人物の一人である」と述べた。       イラン学生通信の報道によると、昨日「世界の政治力学における 全文をよむ

2014-03-11 外相、西洋のダブルスタンダードを批判:アシュトンの女性活動家らとの面会に対し(3) (Jam-e Jam紙)

 彼女は次のように付け加えている。      あなた方の国がサッダーム・フセインに化学兵器や化学爆弾を与えていた時代に、貴女が何処で何をしていたのかは知りません。しかし、化学兵器の攻撃を受けた傷痍者たちのもとを訪れて、あなた方欧米が何をしたのか、近くから見て欲しかったと思います。    この手紙はさらに、以下のように続いている。      あなたはイランで「人権」を吹聴し、女性活動家らと面会されたとのこと!結構なことですが、一体どんな「人権」でしょうか!?あなた方の言うところの「人権」に、人を虐 全文をよむ

2014-03-11 外相、西洋のダブルスタンダードを批判:アシュトンの女性活動家らとの面会に対し(2) (Jam-e Jam紙)

 国会の教育・研究委員会の委員を務めるアリーレザー・ソレイミー氏もこの件に関して、「この問題は我が国への内政干渉とみなされる」と述べた。       同氏は、《反乱》〔※2009年大統領選挙後の抗議運動のこと〕を洗い清め、そこに価値さえ見出そうとする潮流が国内に存在すると指摘し、次のように述べた。      アシュトンの面会も、このシナリオに沿ったものだ。この面会を計画・設定した者は、〈政府の足元にメロンの皮を仕掛けている〉〔=政府が「転ぶ」よう陰謀を仕掛けている〕のであり、政府はこの問題に注意 全文をよむ

2014-03-11 外相、西洋のダブルスタンダードを批判:アシュトンの女性活動家らとの面会に対し(1) (Jam-e Jam紙)

アシュトンの女性活動家らとの非公式面会は外務省との調整なしに行われたものだった      ・ザリーフ外相「このような行動はむしろプロパガンダ的、政治的なものであり、国民の疑念を強める」      ・アンバールルーイー「アシュトンさん、なぜあなたは核の殉教者の遺族とは会おうとしないんだ?」      ・エスファハーン生まれの3名の殉教者の母親、アシュトンに手紙「殉教者の花園に行って、サッダームに対する西洋諸国の惜しげもない支援がもたらした結末を見て欲しかった」      ・ナルゲス・モハンマディー 全文をよむ

2014-03-01 ロウハーニー大統領「軍は平和を守るためにある」 (Iran紙)

 大統領は革命防衛隊海上部隊、ならびに駆逐艦ジャマーラーンを視察した。       イラン国営通信の報道によると、ロウハーニー大統領は革命防衛隊海上部隊ならびに駆逐艦ジャマーラーンの各部を視察した後、「我が国の軍は〔ハーメネイー〕全軍総司令官の指揮の下、自己の能力を頼りとして、外国に対する抑止力を見事に生みだしてきた」と述べた上で、一国の軍の力は「平和」を守るためにあるとの見方を示し、「軍の力によって、我が国民・我が国に恒久的な平和が確立することを願っている」と語った。       同師は「すべ 全文をよむ

2014-02-27 イランとイラク、国境問題で和解(2):二か国関係の手本に、武器購入契約の報は否定 (Mardomsalari紙)

【同紙15面】イラクのホシヤール・ズィーバーリー外相は、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ[イラン外相]との会談後、次のように発表した。      我々はアルヴァンド川[シャットルアラブ川]の問題に関して、即ち河川の浚渫[堆積泥土等の除去]、更には国境の線引きに関して合意した。   イラン国営通信(IRNA)の報道によると、ズィーバーリー外相は以下のように述べた。      今回のイラン訪問で、重要な問題の多くについて協議が為され、特にアルヴァンド川の問題に関して、即ち河川の浚渫と堆積物の除去、 全文をよむ

2014-02-27 イランとイラク、国境問題で和解(1):1975年《アルジェリア協定》執行で合意 (Mardomsalari紙)

【政治部】イラン-イラク間の国境における緊張関係は政治的・法的・歴史的に長い経緯があり、サダム・フセインによる《強要された戦争》〔イラン・イラク戦争〕が勃発した原因の一つとしても挙げられる。その30年後、バース党政権が崩壊し、サダム・フセインが処刑された後、ジャラール・タラバーニー[現イラク大統領]は、《アルジェリア協定》[原文まま。一般には《アルジェ合意》など]を改正し施行に向けて取り組むことに同意していたが、実行段階には至らずにいた。      イラクは昔に比べればイランと良好な関係にあるが 全文をよむ

2014-02-18 石油相、中国国営石油公社にアーザーデガーン油田からの撤退を勧告(2) (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】南部アーザーデガーン油田開発における最初の歩みは、第9期政権[2005~2009年:第1期アフマディーネジャード政権]にさかのぼる。国営イラン掘削公社(NIDC)と国営南部産油地域公社(NISOC)との協働によって日量5万バレルの生産が可能となった。      同油田開発の中国側による先送りが続くのに伴って、ビージャン・ザンギャネ石油相は昨日、大統領も同席しての共同会見において、中国の契約企業の行為を批判し、こう発言した。      CNCPI(中国石油天然気集団公 全文をよむ

2014-02-18 石油相、中国国営石油公社にアーザーデガーン油田からの撤退を勧告(1) (Jam-e Jam紙)

イラン石油相は、中国の国営石油メジャーCNCPI(中国石油天然気集団公司の海外事業部《中国天然汽勘探開発公司》)が先延ばしを続けることに対し、最後通告を伝え、南部アーザーデガーン共同油田の開発において現在のような状況が続くならば、中国企業が撤退する可能性もあり得ると公式に発言した。      南部アーザーデガーン共同油田でのイランのパートナーであるイラクは、今年シャフリーヴァル月の中旬[2013年9月初め]から(アーザデガーン油田と半共同である)マジヌーン油田[※1]の石油生産を日量17万50 全文をよむ

2014-02-18 革命防衛隊総司令官「敵が軍事的攻撃を仕掛けてきた場合は、内側から彼らを脅威に晒す」 (Hamshahri紙)

 革命防衛隊総司令官は、「敵の考えている軍事的オプションとは、核施設のある重要地域へのミサイル攻撃、空爆であろう。しかし彼ら自身、われわれがこうした〔敵の軍事的〕行動に対して、彼らをそのままにはさせないだろうということ、彼らを内側から脅威に晒すであろうということを知っているはずだ」と述べた。       ファールス通信安全保障・国防班が伝えたところによると、革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は本日朝、「イマーム・ホセイン将校育成大学」の卒業生らの前で、イスラーム革命は人民 全文をよむ

2014-02-12 イラン、新型ミサイル2基のテストに成功 (Jam-e Jam紙)

 国防省によって開発された2基のイラン製新型ミサイルのテストが、35回目となるイスラーム革命記念日を直前に控えた月曜日〔2月10日〕、成功裏に行われた。       ファールス通信の報道によると、2基のミサイルのうちの1基は「ビーナー」と名付けられたレーザー誘導ミサイルで、空中と地上両方から発射が可能である。もう1基は「レイニー弾頭」〔※〕を装備した新世代長距離弾道ミサイルである。      ※訳注:英文の報道ではa fragmentation warheadと表現されていることから、「レイニー 全文をよむ

2014-02-12 革命防衛隊総司令官「アメリカはイランの主要敵」 (Jam-e Jam紙)

 革命防衛隊総司令官はイスラーム革命の殉教者らの記憶・思い出を称揚した上で、「かつては多くの人が革命的だった。しかしこうした性質は今や、見る影もなくなってしまった。残念なことに、彼らは革命の革命のスローガンから距離を置いてしまった」と述べた。       ファールス通信の報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将は「《アメリカに死を》大記念祭」での演説で、次のように明言した。      革命の本来のスローガンは、《神は偉大なり》以外のものではなかった。そしてこれが意味するのは、まさに《 全文をよむ

2014-02-10 イラン外務省、パキスタン大使を呼び出し:国境警備兵5名の略取で (Mardomsalari紙)

 イラン東部ジャキーグール地域で、5名のイラン人国境警備兵がテロ組織によって略取され、パキスタン領内に連れ去られた事件を受け、駐テヘラン・パキスタン大使がイラン外務省に呼び出された。       イラン国営通信の報道によると、この面会で外務省西アジア局長は、イラン=パキスタン国境地帯では過去数ヵ月間で数件のテロ事件が発生しており、テロリストらはパキスタン領を〔テロ活動に〕利用していると指摘し、略取された人々の無事と帰国が保証されることの必要性〔を強調した〕上で、このテロ行為に関わった犯人の引き渡 全文をよむ

2014-02-08 テヘラン金曜礼拝導師「アメリカはいまだイランを脅迫している」(下) (Jam-e Jam紙)

 同師は敵との戦争でイラン人が8年間にわたって見せた勇敢さに触れ、「イランは8年間戦い、誇り高い存在となって敵を屈した。イランとの戦争は、すなわちイスラームとの戦争であり、イスラームとの戦争は、すなわちイランとの戦争であった。この間、あなた方〔=アメリカ〕は後悔以外、何を手に入れたというのか〔‥‥〕」と述べた。      ■ バフマン月22日、ワシントンの敵意に対しイラン人民が回答       こうした発言が飛び出した背景には、新たなラウンドの核協議が始まるのを目の前にして、ジョン・ケリー米国務 全文をよむ

2014-02-08 テヘラン金曜礼拝導師「アメリカはいまだイランを脅迫している」(上) (Jam-e Jam紙)

 テヘラン金曜礼拝で説教を行ったアーヤトッラー・モヴァッヘディー=ケルマーニーは、アメリカはいまだ〔イランに対する〕脅迫と制裁を口にしていると指摘した上で、「アメリカの政府関係者たちはイランについて支離滅裂で根拠のない話をすることで、自らの厚顔無恥ぶりをさらけ出している。イランには『アメリカに死を』を叫ぶ権利・理がある」と述べた。同師はさらに、「彼らはイラン国民ことをいまだよく理解していない。イラン国民はバフマン月22日〔※2月11日革命記念日〕のデモ行進で、『アメリカに死を』を叫ぶことで、こう 全文をよむ

2014-02-07 イラン国営放送に対する米制裁、180日間解除 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】バラク・オバマ政権高官の発言を引用したAP通信は、アメリカによるイラン国営放送への制裁が暫定的に解除されたと伝えた。      IRNAによればこの米高官は、AP通信の取材に対し、こう語った。      今回の措置は、いま現在イランからアメリカに向けての衛星電波が送信されていないことが明らかになったのを受けて、行われたものである。   同米高官によれば、この制裁は再び課される可能性がある。再度電波が送信され、衛星電波が乱されることがあれば、[イラン国営放送に対する] 全文をよむ

2014-02-04 西洋諸国の外交官・ビジネスマン、イランに殺到中 (Mardomsalari紙)

 AFP通信は、ハサン・ロウハーニー政権発足から6ヵ月がたち、西洋諸国の外交官やビジネスマンらが次々と、急ぎイランを訪問していると伝えている。〔イランとヨーロッパ諸国の〕外交関係の雪解けによって、再び〔イラン〕市場が開放へと向かうことに、期待感が高まっている。       イラン学生通信が伝えたところによると、AFP通信はこの報道の続きで、「2013年11月にイランと5+1グループの間で得られた歴史的合意は、西洋諸国による対イラン制裁が解除されるのではないかとの期待を高めた」と報じた上で、110 全文をよむ

2014-02-04 4つの《仏―イ》経済協力グループを結成:制裁によって失われた仏車シェアはアジア企業の手に (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】「フランス経営者連合」[訳者注:原文まま]会長は、イランとフランスの経済関係者らによる共同会合において、4つの《仏―イ》協力グループが結成されたと発表し、こう述べた。      われわれは、フランスとイランの経済関係の復活を模索している。   この4つのグループは、工業、陸上輸送、石油・ガス、遠隔通信と情報技術の4分野であり、恒常的な発展とサービスの取引を意図したものである。      この会合において、鉱工業商業相は、現在、両国の貿易関係の規模は下降の一途をたどっ 全文をよむ

2014-02-04 ザリーフ外相「核協議が失敗に終わった場合は20%超のウラン濃縮活動に着手する」 (Jam-e Jam紙)

 イラン外相は、核問題に関する包括合意に達することを目的に、バフマン月29日〔2月18日〕からウィーンで開かれる予定のイランと5+1(国連安保理5ヵ国とドイツ)との協議について触れ、「双方が合意に達することができなければ、イランは〔ウラン〕濃縮レベルを20%超にまで引き上げることになろう。しかし、こうしたことにはならないよう、努力しなければならない」と述べた。       イラン国営通信の報道によると、ミュンヘン安全保障会議に参加するためにドイツを訪れていたモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相 全文をよむ

2014-02-03 イエメン治安当局者:「誘拐されたイラン人外交官は生存している」 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イエメンの治安当局者は、「サナアで誘拐されたイラン人外交官ヌール・アフマド・ニークバクトは、生存している」と述べた。      ISNAによれば、イエメンのこの治安当局者は日曜日、ロイター通信に対し、匿名を条件に次のように明かした。      部族の仲介によって誘拐の実行犯グループと接触を図ったところ、彼が生存していることが確認された。   Press TV[イランの国営英語ニューステレビ・チャンネル]によれば、在イエメンのイラン大使館の事務官であるニークバクトは、 全文をよむ

2014-02-03 ヒラリー・クリントン:「対イラン新制裁法案への、オバマの拒否権行使を支持する」 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】ヒラリー・クリントンは、交渉が継続している現在、イランに対するいかなる新たな制裁追加に対しても拒否権を行使するという米大統領バラク・オバマの立場を支持し、こう強調した。      イランの民主主義に猶予をあたえるべきだ。   アメリカの前国務長官ヒラリー・クリントンは、イランの核計画に関わる交渉が依然として継続している最中に、同国への新たな制裁が[議会において]承認されることは、正当な措置ではないとの見解を述べた。      さらに、クリントンは、米上院軍事委員長の 全文をよむ

2014-02-02 アメリカからの《直接の》輸入、自由化される(2):11-12月期には対イ貿易量900%増、米自動車企業がイラン投資か (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イラン学生通信(ISNA)の報道によれば、イラン税関から発表された最新統計に基づくと、イランのアメリカからの輸入は1392年の9ヶ月[2013年3月21日~12月21日を指す]の間に重量にして85.58%、貿易額にして21.13%減少した。イランはこの間、額にしておよそ8600万ドル[約86億円]におよぶ1万9000トン以上の産品をアメリカから輸入した。      今年9ヶ月間の輸入の落ち込みは、一方で、ここ2ヶ月、つまりアーバーン月とアーザル月(2013年10月2 全文をよむ

2014-02-02 アメリカからの《直接の》輸入、自由化される(1):米企業一社、海路でのイラン直行輸送をすでに準備 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】ISNA(イラン学生通信)は次のように伝えた。      入手した情報によれば、必要な許可をすでに取得した某アメリカ企業が、アメリカからイランへ直接、貨物を直行輸送するための準備を整えたと発表した。       ISNAによれば、OFAC(米財務省「外国資産管理局」)から必要な許可を取得した某アメリカ企業が、「アメリカからイランへの海路での貨物の直行輸送に向けて必要な準備が整っている 」と発表した。       ISNAは、アブドゥルハミード・アサディヤーン貿易振興 全文をよむ

2014-01-31 スイス連邦会議、8月に対イラン制裁の一部解除を決定 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】スイス連邦議会は、29日水曜日の会議で、対イラン制裁の一部解除を決定した。      ファールス通信によれば、スイスの《大臣たちの内閣》[各省大臣7人から構成される内閣]の公式サイトは、次のように発表した。      我が国の連邦議会は水曜日の会議で、対イラン制裁の一部を解除するとの決定を下した。   政府の決定によれば、レアメタルの売買、および、イラン産石油の輸送、そして、イランの組織団体のためのイラン[系企業]の活動は、8月14日までに認められる予定である。   全文をよむ

2014-01-30 司法権長官、アフマド・シャヒード国連人権特別報告官の報告を批判 (Iran紙)

 司法権長官は、イラン問題担当国連人権特別報告官による新たな報告書の原案について、「虚偽、事実誤認、そして誤った推論」に満ちたものだと指摘し、各国の国内法に相対するときの西洋人のダブルスタンダードを批判した。       イラン学生通信の報道によると、サーデグ・アーモリー=ラーリージャーニー師は昨日の司法高官会議の席上、イマーム・ホメイニーの運動と、イスラーム革命が今日の世界に及ぼした影響・福音について分析する中で、次のように述べた。      あなた方が今日目にしているのは、シーアの思想がイス 全文をよむ

2014-01-30 トルコ首相、イランを訪問:ハーメネイー最高指導者と会談 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者は昨日午後、トルコ首相と会談し、その中で両国の現在の「同胞関係、愛と友情」は過去数世紀で比類なきレベルにあるとした上で、「両者の大いなる可能性は、両国関係のさらなる発展と深化を後押ししてくれるだろう」と強調した。       最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はエルドアン首相のイラン訪問に関する合意実現に向けて、イラン・トルコ両政府が真剣に取り組むことが必要だったとした上で、「こうした真剣さによって、関係のさらなる強化と 全文をよむ

2014-01-28 大統領、韓国国会議長と会談:イラン経済は再興の真っ只中 (Mardomsalari紙)

 ロウハーニー大統領は「経済、学術、文化、貿易におけるイランと韓国の長きにわたる関係の拡大にとって、障碍となるものは何も見当たらない。石油やガス、エネルギー、工業の様々な領域で韓国企業が投資や〔経済〕活動を行うのに、〔適した〕条件や環境がすでに用意されている」と述べた。       ISNA(イラン学生通信)の報道によると、ハサン・ロウハーニー大統領は〔姜昌熙〕韓国国会議長との会談で、「今日、新たな状況が現れつつあるのに合わせて、世界の主要な貿易会社はイラン経済への投資と参入に関心を示している」 全文をよむ

2014-01-27 イラン系女性、ドイツ社会民主党(SPD)書記長に就任 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イラン系女性ヤーサミーン・ファヒーミーが、ドイツ社会民主党(SPD)の特別会合で、同党書記長に選出された。ファヒーミーは、88.5%の票を集めて当選した。      [ドイツの国際放送メディア]ドイチェ・ヴェレを引用したISNAによれば、[…]同党の特別会合は、アンドレア・ナーレスの後任としてファヒーミーを選出した。ナーレスが、新連立内閣発足後に労働相に就任したためである。      ヤーサミーン・ファヒーミーは46才でイラン系である。彼女はこれまで労働組合で活動し 全文をよむ

2014-01-22 仏ルノー、対イラン自動車部品の輸出を再開:国内自動車市場、なお混乱 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリーオンライン・経済部】   ルノー社の販売部門責任者は声明を通じて、「資本取引規制の解除により同社のイランへの自動車部品の輸出が再開された」と発表した。       ロイター通信によるとルノー社は、昨年の同社の自動車販売が1.3%成長したと述べ、ロシアや、他の新興市場において安価な自動車の売れ行きが好調であったことが、ヨーロッパにおける不況を補ったと報告した。ジ ェレミ―・ストーウェル同販売部門責任者は、同社製品の売れ行きへの西洋諸国による対イラン経済制裁の影響についてこう述べた。 全文をよむ

2014-01-22 イラン外務省、ジュネーブ2会議について声明を発表 (Jam-e Jam紙)

 イラン外務省はスイスでのジュネーブ2会議開催について声明を発表し、「シリア問題をめぐる地域的・国際的な動きは、いかなるものであれ、テロとの対決を最優先課題とすべきだ」と強調した。       イラン外務省の声明文は、以下の通り。      イラン・イスラーム共和国はシリアにテロ組織が入り込んでいることに深い懸念を表明すると共に、シリア問題をめぐる地域的・国際的な動きは、いかなるものであれ、テロとの対決を最優先課題としなければならないと考える。ジュネーブ会議開催の是非や必要性は、それがシリアにお 全文をよむ

2014-01-22 ロウハーニー大統領「ジュネーブ2会議にはテロ支援国家が出席している」 (Jam-e Jam紙)

 ロウハーニー大統領は一部のテロ支援国家がジュネーブ2会議に出席することを批判した上で、「総体的に見て、ジュネーブ会議にはあまり希望のしるしは見当たらない。なぜなら、この会議には一部のテロ支援国家が出席しているからだ」と述べた。       イラン大統領のホッジャトルエスラーム・ハサン・ロウハーニーは水曜日の朝、ダボス会議に出席するためにテヘランからスイスに出立する前に、記者団と会見し、ジュネーブ2会議とダボス会議が同じ時期に開かれていることについて、「この二つの会議はそれぞれ〔別の〕範疇に属す 全文をよむ

2014-01-21 イラン抜きでの《ジュネーヴ2》:アメリカの圧力がパンギムンを断念させた (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】アメリカとヨーロッパ諸国の圧力が功を奏し、国連事務局長パンギムンの公式の招待のわずか一日後に、彼は《ジュネーヴ2》[第2回ジュネーヴ国際会議、もしくは、シリア和平会議]の会議参加に自らイランを招待したのを撤回した。      パンギムンがイランを招待すると公式に発表したそのときから、さまざまな試みがなされたが、彼は自らの決定をひるがえさなければならなかった。      アメリカは、イラン・イスラーム共和国が参加してもいない《ジュネーヴ1》を、我が国が受け入れ、その決 全文をよむ

2014-01-20 ハーメネイー最高指導者「タクフィール派はイスラーム世界にとって大いなる脅威」(3) (Jam-e Jam紙)

■ 植民地主義者の直接支配からの漸進的脱却       同師はムスリム諸国民が植民地主義者の直接支配から徐々に脱却しつつあることに触れつつ、「抑圧者たちは直接支配の時代の利益を、間接的な政治・文化・経済支配によって確保する腹づもりである」と警告した。       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は「目覚めと意識」こそ、イスラーム共同体が幸福をつかむ唯一の道であるとした上で、「イスラーム諸国がもつ豊富な可能性、すばらしい地理的位置、極めて貴重な歴史遺産、そして比類なき経済資源、これらは〔ムスリムた 全文をよむ

2014-01-20 ハーメネイー最高指導者「タクフィール派はイスラーム世界にとって大いなる脅威」(2) (Jam-e Jam紙)

 同師は深い憂慮の念を示し、次のように付け加えた。      一部のタクフィール主義者は、卑劣なシオニスト体制に注意を払う代わりに、イスラームとシャリーアの名の下で、多数のムスリムにタクフィール(背教徒宣告)をし、〔ムスリム間の〕戦争と暴力、対立のお膳立てをしている。それゆえ、タクフィール主義という潮流の存在は、イスラームの敵にとって、まさに吉報なのである。    革命最高指導者は、「かれ〔=預言者ムハンマド〕と共にいる者は不信心の者に対しては強く、挫けず、お互いの間では優しく親切である」という 全文をよむ

2014-01-20 ハーメネイー最高指導者「タクフィール派はイスラーム世界にとって大いなる脅威」(1) (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、親愛なるイスラームの預言者の歴史的生誕と、第6代イマーム・サーデグの祝福に満ちた誕生を祝うめでたき記念日〔=イスラーム太陰暦ラビーユル・アッワル月17日、西暦で1月19日〕に際し、国の責任者やイスラーム団結会議の招待客、ならびに一般市民らと面会し、最後の預言者が思い描いていたものを実現させるよう、イスラーム世界に呼びかけた。同師はその上で、「今日、イスラーム世界が抱える最も重要な問題は、団結である。いかなる陰謀があろうとも、《団結と 全文をよむ

2013-12-29 ヴェラーヤティー氏「アメリカはジュネーヴ合意に従う他になす術はない」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者顧問は、「アメリカは核問題をめぐるジュネーヴ合意での自身の約束を守る他に、なす術は無い」と強調した。        アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は、本日日曜日午後、テヘランを訪問中のエジプトのメディア関係者らと会見し、「西洋諸国、特にアメリカがジュネーヴ合意での自身の約束を守ることに、期待しているか」との質問への回答の中で、このように述べ、さらに「我々は〔核交渉での〕イスラーム共和国の勝利を確信しているが、しかしこの問題は時間のかかる種類の問題であり、最終的な解 全文をよむ

2013-12-27 エマーミー=カーシャーニー「ジュネーブ合意はイランの正当性を証明するものだった」 (Jam-e Jam紙)

 テヘラン金曜礼拝で臨時説教師を務めたエマーミー=カーシャーニー師は本日の説教の中でジュネーブ協議に言及し、同協議は民主主義を主張する国々〔=西洋諸国〕に対するイランの正当性を証明するものだったと評価し、「イランが核爆弾を手に入れようと画策しているとの西洋諸国の主張が嘘以外の何ものでもなかったということが、この協議で証明された」と述べた。       テヘラン金曜礼拝で臨時説教師を務めたアーヤトッラー・モハンマド・エマーミー=カーシャーニーは本日の説教で、世界中のキリスト教徒に向かってイエス・キ 全文をよむ

2013-12-26 アメ車はいかが?:「輸入禁止」でもドライブ可能 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム:エマード・エッザティー】アメ車はいかが? え?アメリカ車の輸入は禁止されているって?たしかに、あなたはアメリカ製自動車をテヘランや大都市の通りでは見かけないだろうし、もし目にしたとしてもその数は、片手の指で数えられるほどだろう。だから、この車を買うことはできないというのだろうか。あなたへの答えは、「イエス」であり、「ノー」でもある。      そうだ、一方では、あらゆる法的制限と禁止はまちがいなく厳然と存在している。しかし、他方では、これらの間に大きな「しかし」が存在する。それ 全文をよむ

2013-12-25 マカーレム=シーラーズィー「人権について西洋諸国と合意に達することなど不可能」 (Jam-e Jam紙)

 シーア派の宗教的最高権威の一人であるマカーレム=シーラーズィー師は、人権擁護を求める抑圧諸国の主張は、自らに異を唱える者たちを非難するための一つの手段として現れたものに過ぎないと指摘した上で、「たとえ核エネルギー問題をめぐって彼らと合意に達することができるとしても、人権問題で同じような合意はありえない」と述べた。       アーヤトッラー・ナーセル・マカーレム=シーラーズィーは水曜日の朝、ホッジャトルエスラーム・モハンマド・ジャヴァード・アラスターへの「イスラーム人権委員会賞」授与のために、 全文をよむ

2013-12-22 軍事演習「ヴェラーヤト4」、終了:所期の目標を達成 (Jam-e Jam紙)

 軍事演習「ヴェラーヤト4」が、初期の目標をすべて達成して、昨日成功裏に終了した。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、国軍総司令官代理のアブドッラヒーム・ムーサヴィー司令官は今回の演習の主な目的として、・若い兵士らに経験を伝え、実戦舞台の管理を任せること、・海上ならびに空中の動く標的を射撃すること、・航空部隊の専門家らの手によって性能が向上した国産システムを利用すること、そして・航空機に搭載された新型の爆弾・武器を空中から発射し、予め設定した標的に命中させること、など 全文をよむ

2013-12-15 防空基地司令官「イラン国内の核施設には最新鋭の防空監視システムが設置」 (Jam-e Jam紙)

 ハータモル・アンビヤー防空基地司令官は記者会見で、防空分野での軍の最新の成果について説明し、国内の核施設には最新鋭の防空監視システムが備え付けられていることを明らかにした。       ファールス通信の報道によると、ファルザード・エスマーイーリー司令官はS-200ミサイル・システムの改良を命じたハーメネイー全軍最高総司令官の指令に言及し、「年末〔=2014年3月20日〕までにこの改良を開始するとわれわれは約束したが、年末まで3ヵ月と迫った現在、このシステムはS-200長距離ミサイルの発射に加え 全文をよむ

2013-12-15 イラン訪問中の欧州議員団の行動に一部の国会議員が反発 (Jam-e Jam紙)

 〔イラン訪問中の〕欧州議員団はイランでの最初のプログラムの一つとして、最近釈放されたばかりの弁護士ナスリーン・ソトゥーデと面会した。同議員団は以前、イランが特定の政治活動家との面会に同意しなかったことを理由に、テヘラン訪問をキャンセルしたことがある。       この面会での話題の中心は、イランにおける人権状況をめぐるものだったと言われている。ドイチェ・ヴェレのウェブサイトが伝えたところによると、この議員団はイラン人映画監督のジャアファル・パナーヒーとも面会したという。ソトゥーデもパナーヒーも 全文をよむ

2013-12-15 英MI6のスパイ、ケルマーンで逮捕 (Jam-e Jam紙)

 ケルマーン革命裁判所長は、イギリスの諜報機関MI6に関係していたスパイ1名が情報省によって逮捕されたことを明らかにした。       イラン国営通信の報道によると、ダードホダー・サーラーリー氏は「このスパイは数ヵ月間にわたる複雑な情報活動の末、〔情報省の〕罠にかかった」と述べた。       同氏はさらに、次のように述べた。      この容疑者は11回にわたって、国内外で直接、イギリス諜報機関の高官らと面会し、その都度、同諜報機関が必要とする情報を渡していた。また、この人物はイギリス諜報機関 全文をよむ

2013-12-15 イラクでガスパイプライン敷設工事に従事していたイラン人技術者ら15名が殉教 (Jam-e Jam紙)

 イラン外務省は、イラクのバアクーバ(バクバ)東部で、ガス・パイプライン敷設会社に務めるイラン人職員らが襲われるテロ事件が起き、その結果、少なくとも15名の同胞が殉教したことを発表し、これを非難した。同省は、今回のテロの詳細については現在調査中だとした。       〔イラン西部〕ナフト・シャフルのガスをバクダードに輸送するパイプラインの敷設計画にかかわっていたイラン人らは金曜日、作業を終えディヤーラ県ハーナキーン南東のダラールナディー〔?〕地区に戻る際、テロ組織の攻撃に遭遇した。        全文をよむ

2013-12-12 革命防衛隊総司令官「ミサイルは発射準備ができた状態でイラン全国に隠されている」(下) (Jam-e Jam紙)

交渉チームは殉教者たちの血を守れ       革命防衛隊総司令官はまた、本日木曜日、イラン国営放送コンベンション・センターで開かれた会議「科学ジハードの殉教者たち」の席上、「政府関係者、特に重責を担っている〔核〕交渉チームならびに尊敬すべき大統領に申し上げたいのは、殉教者たちの流した血を守れ、ということである」と述べた。       ジャアファリー司令官は〔‥‥〕「イスラーム的イランの今日の名誉、力、そして偉大さは、(国防、安全保障、科学ジハードなどの)さまざまな分野でわれわれの親愛なる殉教者た 全文をよむ

2013-12-12 革命防衛隊総司令官「ミサイルは発射準備ができた状態でイラン全国に隠されている」(上) (Jam-e Jam紙)

 革命防衛隊総司令官は、ミサイル力は我が国の抑止力の一つだとし、革命防衛隊の無人航空機には完璧な誘導性能をもった爆弾・ミサイルが搭載されていることを明かした上で、「我が国の有するミサイルの保管場所に関する敵の情報は、正しいものではない。ミサイルの初期の保管場所なら、もしかしたら彼らも知っているかもしれないが、しかし〔その後の〕ミサイルの保管場所は隠されており、またこれらのミサイルの発射方法も全国に拡散されている」と述べた。       イスラーム革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファ 全文をよむ

2013-12-04 レバノンでヒズボラ司令官、殺害される (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】レバノンのヒズブッラー(ヒズボラ)は、レバノンの首都ベイルート周辺で、ヒズブッラー司令官のひとりが殺害されたと発表した。      ニュース・センターは、レバノンの《アル・マナール》テレビ放送の報道を引用し、以下のように報じている。      レバノンのヒズブッラーは同組織の司令官のひとりであるハッサーン・アル・カイスの殉教に哀悼を示し、「シオニスト体制が同司令官殺害に直接関与した」との声明を出した。      殉教者カイスは、本日未明ハドス地区の自宅前で殺害された 全文をよむ

2013-12-02 ミサイル艦・輸送艦など3隻の戦艦が国軍海上部隊に合流 (Mardomsalari紙)

 ミサイル艦「タバルズィーン」〔※「斧」の意〕ならびに「ニーゼ」〔※「槍」の意〕、及び輸送艦「スィールジャーン」が、イラン国軍海上部隊に合流した。       イラン学生通信の報道によると、昨朝、国軍総司令官のアターオッラー・サーレヒー少将ならびに国軍海上部隊司令官のハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官が出席する中、ミサイル艦「タバルズィーン」ならびに「ニーゼ」、及び輸送艦「スィールジャーン」がブーシェフル第二海上管区にて、国軍海上部隊の艦隊に追加された。       これらの戦艦は国軍海上部 全文をよむ

2013-12-01 大統領「ウランは必要な分だけ濃縮する」:FT紙とのインタビューで(下) (Jam-e Jam紙)

■ イラン・米関係に突破口が開かれた       FT紙記者は続けて、ロウハーニー大統領に「例えば将来、オバマ大統領をテヘランに招待するといったような用意はあるか〔‥‥〕」と質問、これに対し大統領は次のように答えた。      私たちが行った電話での会話で、私は彼が礼儀正しく、頭の良い人物だと感じた。先に述べたように、イランとアメリカの間の問題は極めて複雑であり、短期間で解決することは不可能である。こうした複雑さにもかかわらず、過去100日間で〔イラン・米関係の改善に向けた〕突破口が開かれた。こ 全文をよむ

2013-12-01 大統領「ウランは必要な分だけ濃縮する」:FT紙とのインタビューで(上) (Jam-e Jam紙)

 ロウハーニー大統領はイラン核計画が平和目的であることを強調した上で、「イランは必要な分の核燃料を自ら濃縮する」と述べた。       ファールス通信の報道によると、ハサン・ロウハーニー大統領はフィナンシャル・タイムズ(FT)紙とのインタビューの中でこう述べた上で、核施設の停止はイラン・イスラーム共和国にとって越えることのできない一線(レッドライン)だと述べた。       大統領はこのインタビューの一部で、イランが抱えている経済問題について触れ、「問題はあるが、しかし私たちは国の経済の将来につ 全文をよむ

2013-11-30 シリア首相、イランを訪問:ジュネーブでの核交渉成功に祝意 (Jam-e Jam紙)

 3日間の日程でテヘランを訪問したシリア首相は昨日午後、テヘラン入りに際して、「今回の訪問の目的は、イランの国民ならびに当局に対し、ジュネーブ核交渉で歴史的成功・成果を手に入れたことについて祝意を示すことである。核問題でのイラン・イスラーム共和国の成功が地域でのその他の勝利の序曲となることを、われわれは確信している」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、電力相および外務省次官(アラブ・アフリカ担当)の出迎えでメフラーバード空港に降り立ったワーイル・アル・ハルキ 全文をよむ

2013-11-30 UAE外相「われわれはイランのパートナーになりたい」 (Jam-e Jam紙)

 アラブ首長国連邦(UAE)の外相は我が国の当局者らとの会談のなかで、イラン・イスラーム共和国との協力を希望していることを強調した。       メフル通信の報道によると、木曜日にテヘランを訪問したシャイフ・アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンUAE外相は、我が国の大統領および外相と会談を行った。       同外相は、「われわれはイラン・イスラーム共和国の隣人だ」とした上で、「しかし、われわれはこのレベルで満足してはいない。われわれはイラン・イスラーム共和国のパートナーになりたいと 全文をよむ

2013-11-21 ハーメネイー最高指導者「核のレッドラインは守られねばならない」(4) (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は88年の反乱〔=2009年大統領選後の抗議運動〕で現アメリカ大統領が担った役割について触れ、「当時、反乱者らを支援する可能性があったソーシャル・ネットワークの一つは、修理を必要としていた。ところが、アメリカ政府はこうした活動が中断するのを阻止した〔※〕」と指摘した。      ※訳注:米国務省がツイッター社に対し、メンテナンスによるサービス停止を延期するよう要請したことを指す。当時、抗議運動を繰り返していた人々は、ツイッターを連絡・情報共有手段に用いていた。  全文をよむ

2013-11-21 ハーメネイー最高指導者「核のレッドラインは守られねばならない」(3) (Jam-e Jam紙)

 革命最高指導者はベトナムやイラク、パキスタン、アフガニスタンで起きた市民の殺戮や拷問の数々について指摘し、「グアンタナモやアブー・グレイブで行われた憎むべき拷問が諸国民の記憶から去ることは、決してないだろう」と付け加えた。       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は覇権体制に理性的に対応するためには、抑圧諸国の特徴について知ることが必要だという基本的了解から、覇権主義者たちのもう一つの特徴、すなわち彼らの詐欺的・偽善的性格について論じた。      ■ 犯罪行為に《貢献》の服を着せることこ 全文をよむ

2013-11-21 ハーメネイー最高指導者「核のレッドラインは守られねばならない」(2) (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者は、「イスラーム体制は常に、全人類に対して愛と奉仕の精神で接したい、すべての諸国民と友好的な関係を築きたいと望んできた」と付け加え、さらに次のように指摘した。「イスラーム体制はアメリカ国民に対してすら、いかなる敵意も抱いてはいない。たとえアメリカ政府がイラン国民ならびにイスラーム体制に対して抑圧的で、敵意と悪意と憎悪に満ちた感情を抱いているとしても、である」。       同師はその上で、「イスラーム体制の対極にあり、またイスラーム体制が対峙しているもの、それが抑圧(エ 全文をよむ

2013-11-21 ハーメネイー最高指導者「核のレッドラインは守られねばならない」(1) (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、〔革命防衛隊傘下の民兵組織〕バスィージの司令官数万人と盛大な面会を行い、その中でバスィージはイスラーム体制の安定性と誇り高さ、そして威容の象徴だとした。同師はまた、アメリカを筆頭とする世界の抑圧諸国の、他国の権利を受け入れようとしない欺瞞に満ちたやり方について説明した上で、国民による抵抗と力の誇示こそ、敵を絶望させる唯一の方法だと指摘した。ハーメネイー師はさらに、〔核交渉にあたっている〕政府ならびに当局者への揺るぎなき支持を強調 全文をよむ

2013-11-12 アメリカ・イスラエルの干渉には毅然と対応:軍幹部ら(下) (Jam-e Jam紙)

ヘジャーズィー司令官:イランのミサイル力の驚異的進歩は殉教者テフラーニーモガッダムの努力のお陰       殉教者テフラーニーモガッダムとともに戦い、同じ釜の飯を食った経験をもつヘジャーズィー軍統合副参謀長は、「殉教者テフラーニーモガッダムがミサイルの分野で成し遂げた貢献は極めて大きく、実際、今日のわれわれのミサイル力の驚異的進歩は、彼の努力のお陰だと言うことができるのである」と述べた。       ヘジャーズィー司令官はこの式典に国民各層が参加していることに触れ、「国民は一人の奉仕者を失ったこ 全文をよむ

2013-11-12 アメリカ・イスラエルの干渉には毅然と対応:軍幹部ら(上) (Jam-e Jam紙)

 2年前テヘラン近郊の基地で起きた事故で殉教し、「イランのミサイルの父」との称号を手に入れた殉教者テフラーニーモガッダム少将(革命防衛隊司令官)の2年忌が、昨日文官・武官らの出席の下、開かれた。その中で革命防衛隊ならびに国軍の司令官らは、あらゆる種類の脅迫には断固たる応答を即座に与えるだけの、完全なる準備が軍には整っていることを明らかにした。       フランス政府の妨害工作によって合意には至らなかったものの、核交渉の新ラウンド開始を受け、シオニスト体制は再びイラン・イスラーム共和国を脅迫する 全文をよむ

2013-11-11 ジャザーイェリー司令官「アメリカのほんの少しのミスにも史上最大のしっぺ返し」 (Jam-e Jam紙)

 軍統合参謀本部の副参謀長を務めるジャザーイェリー司令官は、「イランに対するほんの少しの軍事的ミスも、史上最大のしっぺ返しが待っているということを、アメリカも分かっているはずだ」と述べた。       セイエド・マスウード・ジャザーイェリー副参謀長は「殉教者テフラーニーモガッダムとその仲間たち殉教二周忌記念式典」の傍らで、「殉教者テフラーニーモガッダムとその仲間たちの事績により、昨今の超大国もイランに対して何の軍事的行動も起こせないでいる」と述べた。       同氏はさらに、「アメリカは軍事的 全文をよむ

2013-10-29 イラン、サラーヴァーンで起きたテロ事件で国連の対応を求める (Jam-e Jam紙)

【ISNA】イランは国連安保理議長に宛てた書面の中で、サラーヴァーンで起きたテロ行為に対して、国連が緊急かつ適切な対応を取るよう求めた。       イランの国連常駐代表を務めるモハンマド・ハザーイー大使は国連安保理議長に宛てた書面の中で、国境の町サラーヴァーンで国境警備兵14名が殉教し、6名が負傷したテロ事件について言及し、こうした野蛮な行為への緊急かつ適切な対応を国連安保理に求めた。       ハザーイー氏はこの書面の中で、ジェイショル・アドルという名のテロ組織がこの攻撃への関与を認めたと 全文をよむ

2013-10-28 サラーヴァーンでのテロは政権の穏健路線を危機に陥れることが目的:専門家 (Iran紙)

 サラーヴァーン国境警備隊を狂信的に攻撃したテロ・グループの行動は、いかなる目的で行われたものなのであろうか。また、こうした攻撃は軍事的・安全保障的にいかなる価値を持つものなのだろうか。       この攻撃は金曜日の夜に行われ、その結果イラン人国境警備兵16名〔※ママ〕が殉教している。       イラン紙が専門らにインタビューした結果分かったのは、こうした攻撃に軍事的重要性はほとんどないものの、他方で攻撃者らは政府や体制に対抗して「逸脱戦線」を立ち上げ、イランが不安定な地域であることをアピー 全文をよむ

2013-10-28 ゾルファガーリー国境警察司令官「一部の国がイラン東部のテロリストたちを支援」 (Jam-e Jam紙)

 「ジェイショル・アドル」〔※「正義の軍」の意〕という名のグループが、国境警備兵ら14名の殉教をもたらしたサラーヴァーンでのテロ攻撃への関与を認めた。その一方で、治安維持軍国境警察司令官は今回の事件の完璧な詳細について説明した上で、域内及び域外の5ヵ国がテロリストらを支援していたことを明らかにした。       メフル通信の報道によると、ゾルファガーリー司令官は昨日、国境警備の任に就いている各部隊の司令官らを集めた大会の傍らで、記者団に対し、「2ヵ国がテロリストらに資金を提供していたとの情報を握 全文をよむ

2013-10-23 イラン・英両国大使館、来週にも再開へ:イラン外務報道官が明かす (Mardomsalari紙)

 イラン外務報道官は「〔カナダにある〕オマーン〔の大使館〕がカナダにおけるイランの利益代表部に、また〔イランにある〕イタリア〔の大使館〕がイランにおけるカナダの利益代表部になることが確定した。これは、国連の場でイランとカナダの代表の間で合いで交わされた政治的対話・覚え書きを経て決まったのものである」と述べた。       イラン学生通信の報道によると、マルズィーイェ・アフハム報道官は週の定例記者会見で、「5+1に対してイランが示した提案は、イラン上層部や最高指導者との常日頃からの調整のなかで示さ 全文をよむ

2013-10-22 イラン、ロシアに革命防衛隊製の「スキャン・イーグル」をプレゼント (Mardomsalari紙)

 革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、革命防衛隊製の無人航空機「スキャン・イーグル」の実物サンプル1機をロシアに贈呈したことを明らかにした上で、「革命防衛隊によって製造された無人航空機は、イスラーム的イランの技術力の一端を示す象徴である。そして今日、その実物サンプルをプレゼントとして、〔イランを訪問中の〕ヴィクトル・ニコライビッチ・ボンダレフ少将とロシア国民に贈呈した」と述べた。       革命防衛隊広報によると、ロシア空軍のヴィクトル・ニコライビッチ・ボンダレフ司令官は、革命防衛隊宇宙航空部隊の 全文をよむ

2013-10-19 エマーミー=カーシャーニー師「敵意の対象は核問題ではなくイスラーム」 (Jam-e Jam紙)

 テヘラン臨時金曜礼拝導師は、「現在、シオニストたちや不信仰世界・抑圧世界が問題にしているのは、核問題ではない。彼らが示しているのは、イスラームと預言者に対する敵意なのである」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アーヤトッラー・エマーミー=カーシャーニーはテヘラン金曜礼拝での説教の第二部で、イランと5+1〔※国連安保理常任理事国とドイツ〕との最近の協議に言及し、次のように述べた。      アメリカは「われわれにとって問題なのは、イスラエルの安全だ」と述べて 全文をよむ

2013-10-17 マカーレム=シーラーズィー、ワッハーブ派の動きに警告 (Jam-e Jam紙)

 シーア派のマルジャエ・タクリード(最高権威)であるアーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、「今ワッハーブ派の動きや〔イラン国内の〕人口構造を変えようとする彼らの企てに対して何らかの対策を考えなければ、いかなる措置も不可能となるような状況に陥る可能性があるということを、責任者たちには言っておいた」と述べた。       アーヤトッラー・ナーセル・マカーレム=シーラーズィーは本日、ゴムで開かれたイマーム・サッジャード国際会議の関係者らを前に、「近年ワッハーブ派はイラン国内で多くの活動に着手し 全文をよむ

2013-10-14 イスラエルは何故、敵を必要とするのか?(後編) (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】しかし、実際には、〔中東〕地域諸国の中で化学兵器、核兵器、生物兵器を含む大量破壊兵器を最も多く所有しているのはシオニスト体制である。おそらく現在イスラエルは、 [同国の]化学兵器の利用に関する分厚い証拠書類があるにも拘らず、いかなる国際機関もそれに踏み込んだことがなく、化学兵器禁止条約にも署名しておらず、NPT(核拡散防止条約)の加盟国でもなく、しかし様々な文書によれば数百の核弾頭を確かに保有しているという、 世界で唯一の体制である。      そして、同体制の首脳 全文をよむ

2013-10-14 イスラエルは何故、敵を必要とするのか?(前編) (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン:国際部-モハンマド・キャルバースィー】シリアの化学兵器廃棄のプロセスが開始され、ダマスカス[シリア政府]が化学兵器禁止条約に加盟したあと、多くの人々の関心が今度はシオニスト体制[※イスラエルを指す。以下同様]の大量破壊兵器に向けられた。      もはや世界の国々にとっては火を見るよりも明らかであるのが、中東において唯一シオニスト体制のみが、様々な文書、資料によると少なくとも300の核弾頭を有しているということである。さらに、拡散防止条約(NPT)にも署名せず、同 全文をよむ

2013-10-09 イランとイギリス、互いに公使を派遣へ (Mardomsalari紙)

 イギリス外相は、近くイランとイギリスは両国にある互いの大使館に公使を派遣する予定であることを発表した。       タスニーム通信がアル・マヤーディーン〔※レバノンのアラビア語放送局〕の報道として伝えたところによると、ウィリアム・ヘイグ英外相は、近く在テヘラン・イギリス大使館に派遣する同国の公使の氏名を発表するつもりだと述べた。       他方、イランも自国の公使を発表し、在イギリス・イラン大使館に派遣する予定とのことである。 全文をよむ

2013-10-08 ホワイトハウスもイラン・アメリカのサッカー親善試合を支持 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】米国務省報道官は、2014年ブラジル・ワールドカップ前にアメリカとイランのサッカー親善試合を行うことについて、「イラン側と交渉を行う場所としてサッカー・フィールド以上にふさわしい場所があるだろうか」と述べた。      ISNAの報道によると、イラン・サッカー連盟会長のアリー・キャッファーシヤーン氏は先日、アメリカから提案されたイラン代表チームとの親善試合について発表した。そして、この発表は、さまざまな反響を呼んだのである。      同会長はイラン・アメリカの親善 全文をよむ

2013-10-06 新政権、日本を含む複数の国に対しビザの免除・簡素化を計画 (Jam-e Jam紙)

 副大統領兼文化遺産観光庁長官は、複数の国に対するビザ発給について、免除もしくは簡素化を政府委員会で検討する予定であることを明らかにした。イラン入国を希望する近隣諸国や東アジア諸国、西洋諸国からの観光客について、優先的に検討するとのことだ。       モハンマド・アリー・ナジャフィー氏〔※〕は、ファールス通信とのインタビューで、世界60ヵ国との間で査証免除措置を講ずるという第10期政権〔=第二次アフマディーネジャード政権〕の計画を、新政権も引き続ぐつもりかとの質問に次のように答えた。「この計画 全文をよむ

2013-10-01 アメリカ国民の4分の3がイランとの直接交渉を支持 (Jam-e Jam紙)

 CNNの行った最新の世論調査によると、アメリカ国民の75%が核問題の解決に向けたイランとの直接交渉を歓迎・支持しているという。       CNNの報道としてタスニーム通信が伝えたところによると、核問題をめぐってイランと直接交渉を行うことに反対の意思を示したのは、同放送局の世論調査に参加した人のうちの20%に過ぎなかった。この世論調査の結果、米民主党支持者の87%、共和党支持者の68%以上が核問題の解決に向けたイランとの交渉を支持していることが判明した。       数日前、バラク・オバマ米大 全文をよむ

2013-10-01 米・イラン間の直行航空路線の開設が検討へ:大統領の指示により (Mardomsalari紙)

 在外イラン人問題最高評議会議長は、同評議会がユダヤ教徒、キリスト教徒、ゾロアスター教徒、イスラーム教徒を問わず、全ての国外在住イラン人に対し、最善の方法でサービスを提供しなければならないと強調した。       イラン学生通信の報道によると、アクバル・トルカーン氏は同評議会の幹部らとの会議の場でこのように表明した上で、大統領が在米イラン人たちとの会見で得た諸成果について説明した。       同氏は、大統領がニューヨーク在住のイラン人たちとの会見で得た諸成果を極めて高く評価し、「ロウハーニー博 全文をよむ

2013-09-28 無人航空機「シャーヘド129」、実戦配備へ (Jam-e Jam紙)

 「シャーヘド129」と名付けられた最新のイラン製戦闘用無人航空機が大量生産段階に達し、昨日革命防衛隊総司令官が見守る中、実戦配備された。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、この種の航空機の設計・製造はこれまでアメリカの独壇場となってきたが、今後はイランも、革命防衛隊宇宙航空部隊の専門家らの尽力によって、この種の強力な無人航空機の製造技術を有するようになるという。       この攻撃用無人航空機は100%イランの国産技術によるもので、イランの領土・領海・領空を守るこ 全文をよむ

2013-09-28 ロウハーニーとオバマ両大領、ニューヨークで電話会談 (Iran紙)

 昨夜、イランのハサン・ロウハーニー大統領が母国へ帰国するためにニューヨークの空港へと向かおうとしていた最後の時間に、突如緊急電話回線が接続され、イラン・米関係に新たな事態が出来した。この電話連絡はホワイトハウスからのもので、回線の向こう側にいたのは、米政府のナンバーワンだった。観測筋によると、米大統領は開口一番、米・イラン両国の代表団によるデリケートな話し合いの中で生まれた新たな状況を歓迎する旨を表明したという。       米大統領によるイラン大統領への前代未聞の歴史的な緊急電話連絡について 全文をよむ

2013-09-26 新型ミサイル・システム「ガーデル」及び「ナスル」がお披露目 (Jam-e Jam紙)

 新型空中発射ミサイル・システム「ガーデル」と「ナスル」が、昨日国防相出席の下、お披露目された。       メフル通信の報道によると、このお披露目式は、アーバーダーン包囲を打ち破ったメフル月5日〔9月27日〕の「サーメノル・アエメ軍事作戦」勝利記念日〔※〕を直前に控えた、「聖なる防衛」週間の4日目に行われた。      ※訳注:「サーメノル・アエメ軍事作戦」とは、イラン・イラク戦争で占領されていたイラン南西部の港町アーバーダーンを解放するために、1981年9月27日に行われた軍事作戦の名前。サ 全文をよむ

2013-09-26 革命防衛隊ゴドゥス部隊司令官「アメリカにイスラーム体制の転覆など不可能」 (Jam-e Jam紙)

 ガーセム・ソレイマーニー少将は、イスラーム共和国体制の転覆を追求してはいないとのオバマ発言に対し、「あなたのこうした発言は、好意から発せられた発言ではなく、むしろ無力さの表明である。あなたはイスラーム体制の転覆を目指すことなどできなかったし、今もできないのである」と述べた。       イスラーム革命防衛隊ゴドゥス部隊〔※対外部門を担当する革命防衛隊の主要部隊の一つ。なお、英文でQudsと表記されるために、日本の新聞では「クッズ部隊」と誤って表記されている〕のガーセム・ソレイマーニー司令官は「 全文をよむ

2013-09-25 ハッダードアーデル「ロウハーニーは対米関係で結論を急いではいない」 (Jam-e Jam紙)

 国会原理派の会頭を務めるハッダードアーデル氏は、米・イラン両国大統領の昨日の演説について、35年ぶりのイラン・米の国交回復の可能性について質問に答えるなかで、「あまり結論を急ぐべきではない。ロウハーニー師も急いではなかった」と述べた。       ゴラームアリー・ハッダードアーデル氏は国会での会議の傍らで、記者らの前で、昨日の米大統領の演説について「昨日のオバマの発言は、歴代の米大統領のこれまでの発言とも、彼自身の最近の発言とも、口調の異なるものだった」と指摘した。       同氏はさらに、 全文をよむ

2013-09-25 ロウハーニー大統領「戦争のための連合の代わりに永続的平和について考えるべき」 (Jam-e Jam紙)

ロウハーニー大統領の演説全文      〔前略〕       イラン国民は先の選挙で、その思慮深き動きを見せ、希望と深慮、穏健の言説に票を投じた。外交政策における希望・深慮・穏健とは、イラン・イスラーム共和国は地域の大国として、地域と世界の安全に対して責任ある対応を行うということ、この領域で責任あるその他のプレーヤーたちと、多角的・全面的な協力を行う用意があるということを意味している。       われわれは民主主義と投票にもとづいた平和が、世界のあらゆる場所で、特にシリアやバーレーン、その他の 全文をよむ

2013-09-25 ロウハーニー大統領、オランド仏大統領と会談 (Jam-e Jam紙)

 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのロウハーニー・イラン大統領は国連総会が行われている傍らでフランスのフランソワ・オランド大統領と会談し、その中で、両国の間には文化・政治・経済の各分野において、長きにわたる関係が築かれてきたと指摘した上で、「イラン・イスラーム共和国とフランスは、両国関係の発展と地域的・国際的諸問題〔の解決〕で互いに協力することができる」と述べた。       大統領広報サイトが伝えたところによると、ロウハーニー大統領は「フランスは2003年から2005年にかけて、イラ 全文をよむ

2013-09-17 NYT紙:オバマ米大統領、ロウハーニー・イラン大統領と会談の可能性も (Mardomsalari紙)

 ニューヨーク・タイムズ紙は、バラク・オバマ米大統領とロウハーニー・イラン大統領の間で親書のやりとりが行われたことで、国連の会議の場で両首脳が会談する環境が整ったと指摘した。もし会談が実現すれば、イラン・イスラーム革命以降、米イ両国首脳が初めて直接顔を合わせることになる。       イラン学生通信が伝えたところによると、ニューヨーク・タイムズ紙は報道の続きで、「ウィリアム・ヘイグ英外相もニューヨークで開かれる国連総会の場で、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相と会談する予定だ。こうし 全文をよむ

2013-09-17 革命防衛隊総司令官「米が対シリア攻撃に踏み出せば、革命防衛隊は自らの義務を遂行する」 (Mardomsalari紙)

 革命防衛隊総司令官は、「もしアメリカがシリアで軍事的な動きに出るようなことになれば、間違いなく多くの問題に直面するだろう。そのときには革命防衛隊も、自らの義務を遂行することになろう」と強調した。       タスニーム通信の報道によると、革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は第20回「革命防衛隊司令官・責任者全国会議」の傍らで、記者団に対し、「アメリカがシリアで冒険主義的行動を起こした場合、革命防衛隊はいかなる対抗策をとるのか」との質問に答えるなかで、「彼らが理性的に決断 全文をよむ

2013-09-08 ヴェラーヤティー「G20首脳会議はシリアの勝利」 (Mardomsalari紙)

 最高指導者国際問題顧問のヴェラーヤティー氏は、「シリアの抵抗によって、ロシアは世界における自らの力の再生と、ソ連復活に向けて動く勇気を得た。同国は世界で最もデリケートな場所、すなわち中東の地を大国復活の地に選んだのだ」と述べた。       イラン学生通信の報道によると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏はある分析会議の席上、次のように述べた。「西洋による多くの陰謀がアラブ世界とイスラームに対して企てられてきた。しかし彼らはアラブ世界の諸問題に対して正確な認識を有していないがために、幸いなこ 全文をよむ

2013-09-05 ロウハーニー大統領のニューヨーク訪問、確定 (Jam-e Jam紙)

 ハサン・ロウハーニー大統領の国連総会出席の有無をめぐっては、さまざまな憶測が流れたが、ついに昨日ザリーフ外相の口から、ロウハーニー師が大統領として初めてニューヨークを訪問することが確定したことが発表された。同外相によると、国連総会で演説を行い、非同盟運動の議長として核兵器廃絶を訴えることや、海外在住のイラン人指導者たちと面会すること、非同盟運動に加わっている国々の外相らと会談を行うことなどを予定しているという。       イラン国営通信の報道によると、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は 全文をよむ

2013-09-05 国軍海上部隊司令官代理「われわれには地中海への進出計画がある」 (Iran紙)

 国軍海上部隊司令官代理のゴラームレザー・ハーデムビーガム海軍司令官は、〔イラン北部マーザンダラーン州の〕ノウシャフルで開かれている「海上先端技術国民会議」二日目の傍らで、記者団に対し、公海への進出は世界のすべての国の権利だと指摘した上で、「公海への進出は、国の軍事力を示すものであり、また政治的次元での影響力もある。もちろん、われわれは〔隊員の訓練という〕教育的次元も視野に入れている」と述べた。       同氏はさらに、「公海、特に地中海やその他の海域・海峡に進出する計画が、国軍海上部隊にはあ 全文をよむ

2013-09-04 イラン議員団、シリア・レバノンを訪問:ヒズブッラー総書記とも会談 (Jam-e Jam紙)

 地域情勢を調査するために、今週シリアとレバノンを訪問したイラン議員団は、日曜日〔9月1日〕にシリア政府関係者とダマスカスで会談した。その後、月曜日と火曜日〔9月2日と3日〕には、地域におけるアメリカ政府による戦争煽動行為を抑え込むべく、レバノン当局の賓客となった。       アラーオッディーン・ボルージェルディー国家安全保障外交政策委員長を団長とするこの議員団は、昨日〔ヒズブッラー指導者の〕セイエド・ハサン・ナスルッラー師と会談し、その中で最新の地域情勢について議論・検討した。      ■ 全文をよむ

2013-09-01 S-200システムで「サイヤード2ミサイル」が運用へ (Iran紙)

 ハータモル・アンビヤー防空基地のアミール・ファルザード・エスマーイーリー司令官は記者会見で、「全国規模の大規模合同軍事演習を、今年の後半にも新たな地域で、新たな目標と戦術とともに実施する予定だ」と述べた。       同司令官さらに、「この演習はメフル月下旬からアーバーン月前半〔※10月中旬から11月上旬〕の時期に行われる。この演習の規模は、《ヴェラーヤトの空を守る者たち4》よりも大規模なものとなるだろう」と続けた。       エスマーイーリー氏はまた、「防空専門家による努力計画が実を結び、 全文をよむ

2013-09-01 ジャザーイェリー司令官「対シリア攻撃はアメリカにとって最大の難問」 (Iran紙)

 アメリカとその同盟国による対シリア攻撃をめぐる問題をめぐって、イランの一部の政治・軍事当局者らは様々な反応を示している。       軍統合参謀本部副参謀長(バスィージ・防衛文化問題担当)のセイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官は、アメリカはシオニスト・ロビーの圧力のもと、地域で戦争を煽るような政策を追求していると指摘した上で、「さまざまな証拠や推測が示すところでは、アメリカとその同盟国には戦争を煽ることはできても、それを制御・コントロールすることはできない。これはアメリカにとって最大の 全文をよむ

2013-09-01 ラフサンジャーニー、体制関係者による外交政策に関する非公式発言を批判 (Jam-e Jam紙)

 ハーシェミー=ラフサンジャーニー公益判別評議会議長は、国の外交政策に負の影響を与えかねない、〔外交政策には直接関わりのない〕非公式の個人・チャンネルによる政治的発言を批判した上で、「〔外交政策に〕関係のない人々による非公式的かつ極端な立場の発言は控えるべきだ。体制の原則的立場は、責任を有する公式チャンネルを通じて、よく練られた形で表明されるべきものだ」と述べた。       イラン学生通信の報道によると、アーヤトッラー・ハーシェミー=ラフサンジャーニーは、ハサン・ロウハーニー大統領やマフムード 全文をよむ

2013-08-31 特集「タクフィールとは何か」(3):ガラヴィヤーン師に訊く (Jam-e Jam紙)

 モフセン・ガラヴィヤーン師はイスラーム哲学に詳しい人物の一人で、これまで40冊もの著作が世に出されている。イスラーム神学校及び大学で教鞭を取るガラヴィヤーン教授は学術的な生産活動に加え、政治・社会問題にも意見する、原理派に属する第一級の宗教指導者である。       タクフィール問題への対策として、ガラヴィヤーン師は、イブラーヒーム的宗教〔※ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教〕の指導者たちによる世界会議を立ち上げることを提案している。同師にとって、タクフィールとは宗教的な潮流というよりはむしろ 全文をよむ

2013-08-31 特集「タクフィールとは何か」(2):アボルガーセム博士に訊く (Jam-e Jam紙)

 コーラン活動家・暗唱者でホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※アーヤトッラーよりワンランク下の宗教指導者のタイトル〕のモハンマド・アボルガーセム博士は、8年間にわたり、ゴムの神学校で上級レベルの授業の講師を務めてきた人物である。       同師は12年間、タブリーズィー師やファーゼル師、ヴァヒード=ホラーサーニー師、ジャヴァーディー=アーモリー師らのもとで、イスラーム法学や法源学、コーラン解釈学などを学んできた。同師はまた、イスラーム法学の最上級コースで学ぶ傍ら、10年間にわたってバ 全文をよむ

2013-08-31 特集「タクフィールとは何か」(1):タクフィール主義者とは何者か (Jam-e Jam紙)

 まず最初にタクフィール(背教徒宣告)をして、その後で殺す。イスラームでは宗教的な暴力が猛威をふるった歴史はないが、しかし近年、タクフィール主義者が復活する傾向にあり、その刃がエジプトのシーア派信徒に向けられる事件が先日起きている。これより前にも、イラクやアフガニスタン、パキスタンで、タクフィールという刃がシーア派に対して用いられるのを、われわれは目の当たりにした。しかし、タクフィール主義者とは一体何者なのだろうか?       カイロ南部ギーザ県のザーウィーヤ・アブー・ムスリム村で、4名のシー 全文をよむ

2013-08-31 軍統合参謀長「アメリカはアル・カーイダのためにシリアで戦争を起こそうとしている」 (Jam-e Jam紙)

 軍統合参謀長は現在のシリア情勢、ならびに同国へのありうべき軍事攻撃に対するアメリカの域内・域外のパートナーたちの協力姿勢の変化について言及し、「9.11以降、《アル・カーイダとの闘い》という大いなる嘘によって地域諸国を軍事的に侵略してきたアメリカは、今やアル・カーイダのためにシリアで闘いを起こそうとしているのだ」と述べた。       セイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将はまた、「アメリカによる対シリア攻撃論は、あらゆる点で、その他の国々に大いなる困難をもたらす可能性がある」と指摘 全文をよむ

2013-08-31 革命防衛隊総司令官「シリアは第二のベトナムとなろう」 (Jam-e Jam紙)

■ 戦争が起これば、状況はあらゆる者にとって危険なものとなる       イランのザリーフ外相はメフル通信とのインタビューの中で、「ここ数日の外交努力はすべて、シリアで戦争が起こるのを阻止することに向けられている。なぜなら、地域で戦争が起これば、状況はあらゆる者にとってきわめて危険なものとなるからだ」と述べた上で、「一国ないし数カ国が検事、判事、そして刑の執行人の役を同時に務め、事実ではなく、彼ら自身の利害に基づいて行動するようなことを、世界が容認することはできない。この問題の結末は、彼ら自身に 全文をよむ

2013-08-31 ロウハーニー大統領、プーチン露大統領と電話会談 (Jam-e Jam紙)

 世界の諸政府・諸国民がシリアへの軍事攻撃に強く反対しているにもかかわらず、ホワイトハウスはアサド政権に対する力の行使に、いまだにこだわり続けている一方で、地域において戦争の火の粉が煽られるのを阻止するための世界の指導者らの努力が、依然として続けられている。こうした中、ロシアのウラジミル・プーチン大統領はイランのハサン・ロウハーニー大統領との電話会談のなかで、西洋諸国による対シリア軍事攻撃の阻止に向けて、ロシアがイランと共通の立場を有していることを強調した。       政府広報サイトが伝えたと 全文をよむ

2013-08-29 外務報道官、シリア大統領のテヘラン亡命説を否定 (Jam-e Jam紙)

 イラン外務省報道官は、シリア大統領が家族と共にテヘラン入りしたとの噂が一部の海外メディアで伝えられていることについて、質問に答えるなかで、「こうした内容はシオニスト風のジョークのようなものであり、私はそれを否定する」と述べた。       アラーグチー氏は「モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相によって、外務省民間外交局長のマルズィーイェ・アフハム氏が初の女性報道官に任命されたと伝えられているが、それは確定したものなのか」との質問には、「新たな外務省報道官はすでに確定しており、行政上の手続きが 全文をよむ

2013-08-29 軍統合参謀長「対シリア軍事的行動はシオニストたちを火の海へと引きずり込むだろう」 (Iran紙)

 フィールーズアーバーディー軍統合参謀長は、アメリカとその同盟国によるありうべき対シリア攻撃がもたらすであろう結果について説明した上で、「シリアに対するいかなる軍事的行動も、シオニストたちを火の海へと引きずり込むことになるだろう」と強調した。       セイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将はシリア情勢、及びアメリカならびに反シリア戦線による同国への軍事介入の脅しについて言及し、「地域における新たな〔軍事〕オペレーションは、いかなるものであれ、多くの害をもたらし、シオニストたちを歓喜 全文をよむ

2013-08-29 ロウハーニー大統領「地域は新たな戦争を受け入れる準備などできてはいない」 (Iran紙)

 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのハサン・ロウハーニー博士を議長とする閣議が、昨日開かれた。       大統領は閣議の冒頭で、地域情勢に懸念を表明した上で、「世界、そして特に中東地域の人々は、新たな戦争を受け入れる準備などできてはいない。この地域でいかなる冒険主義(アドベンチャリズム)が犯されようと、それは地域と世界の安定にとって取り返しのつかない危険な状況を惹起し、地域に過激主義とテロリズムを拡大させることにつながるだろう」と述べた。       ロウハーニー師は力の行使をちらつ 全文をよむ

2013-08-29 「未来に対する人民の希望を増大させよ」:ハーメネイー最高指導者、ロウハーニー政権に (Iran紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、第11期政権〔=ロウハーニー政権〕の閣僚らと初めて面会し、その中で政府と国会が新政権の速やかな発足に向けて協力したことに感謝の意を表明した上で、ロウハーニー師について、明瞭な革命的経歴を有した、信頼感あふれる好ましき人物だと評した。       同師はまた、良き政府の重要な特徴として、・信条的・倫理的健全性を有していること、・人民に奉仕すること、・正義〔の実現に向けて努力すること〕、・汚職などがなく腐敗と闘うこと、・法律遵守を旨 全文をよむ

2013-08-21 ヴェラーヤティー「核交渉には新たな話し方で臨む必要がある」 (Mardomsalari紙)

【政治部】先の大統領選テレビ討論会でのアリー・アクバル・ヴェラーヤティー候補の核問題や外交政策をめぐる率直な発言は、その誠実さによって、ライバルたちの称賛を集めた。〔‥‥〕       ご記憶の通り、穏健な原理主義者であり老練な外交官であるヴェラーヤティー氏はそこで、交渉とは声明文や自らの立場を読み上げるための場ではないとして、〔別の大統領候補の〕サイード・ジャリーリー国家安全保障最高評議会書記を批判し、〔ジャリーリー率いる〕核交渉チームとアフマディーネジャード政権の無能さが、国際社会における圧 全文をよむ

2013-08-07 シリアのバッシャール・アサド大統領、ハーメネイー最高指導者に親書 (Jam-e Jam紙)

 〔テヘランを訪れた〕シリア首相はハーメネイー最高指導者の国際問題担当顧問を務めるアリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏との会談のなかで、同国のバッシャール・アサド大統領のハーメネイー最高指導者宛の親書を手交した。       この会談のなかで、ヴェラーヤティー氏はイラン・イスラーム革命の勝利以降、現在に至るまでの両国の戦略的同胞関係の歴史について振り返りつつ、「革命最高指導者はシリアに対して、シオニズムに対するイスラーム世界の抵抗戦線の最前線に位置する国として、大きな重要性を認めてきた。シリアの 全文をよむ

2013-07-23 イエメンでのイラン人外交官拉致、犯人はアル・カーイダか (Jam-e Jam紙)

 AFP通信はあるイエメン情報筋の話として、イエメンでのイラン人外交官拉致にアル・カーイダが関与している可能性を報じた。       他方、イラン学生通信がイエメン警察の発表として伝えたところによると、拉致犯の身元は不明とのことである。       また、イラン外務省報道官はメフル通信とのインタビューの中で、イラン人外交官がアル・カーイダによって拉致されたとの報道について、「このことについて確認された情報を、われわれは有していない」と述べた。       武装した男たちがイエメンの首都サヌアにあ 全文をよむ

2013-07-22 戦車運搬車「サイヤード」がお披露目 (Jam-e Jam紙)

 戦車運搬車「サイヤード」が、イラン国軍陸上部隊司令官が見守る中、同部隊の最新の成果として披露された。       アフマドレザー・プールダスターン准将は、この戦術車両のお披露目式で、「非対称戦における重要な指標の一つとしての俊敏性を高めるために、戦車運搬車「サイヤード」が、国軍陸上部隊の最新の成果として設計・製造された」と述べた。       同氏はさらに、「戦略的車両の一つに数えられるこの車両は、各種の装甲車両や戦車、遠隔操作車両などを作戦地域に最短の時間で届けることができる」と付け加えた。 全文をよむ

2013-07-22 海外でイラン人が受難:イラン人難民ら、ナウル島で暴動・鎮圧 (Mardomsalari紙)

【政治部】新政権の始動とともに、イランの他国との外交関係も改善するのではないかとの希望を皆が抱く中、イラン市民らをめぐる不快なニュースが海外で伝えられている。       昨日、在サヌア・イラン大使館勤務のヌールアフマド・ニークバフト事務官が武装勢力によって拉致されたとの情報が伝えられる一方で、オーストラリアのある島では、イラン人難民らが暴行を受けたとのニュースも報じられている〔※ママ。以下同〕。これらの問題については、外務省がより一層真剣に追求する必要があろう。       昨日ロイター通信が 全文をよむ

2013-07-22 イエメンでイラン人外交官が拉致:サーレヒー外相、イエメン政府に真剣な対応を要求 (Jam-e Jam紙)

 在サヌア・イラン大使館のヌールアフマド・ニークバフト事務官が武装勢力によって拉致された問題で、イラン外相はイエメンのアブーバクル・アル・カルビー外相に電話連絡し、その中で今回の非人間的行動を非難するとともに、同事務官の解放に向けて真剣に対応するよう、イエメン政府に求めた。       イラン国営通信の報道によると、イランのサーレヒー外相はこの電話会談のなかで、海外在住の外交官の安全確保は、国際条約により任地国政府の責任であるとした上で、今回の事態に対してイエメン政府がしっかりと責任を果たすよう 全文をよむ

2013-07-14 サーレヒー外相、エジプト・エルバラダイ副大統領と電話会談 (Jam-e Jam紙)

 イラン外相はエジプト情勢をめぐる各国との協議の一環として、エジプト暫定政権副大統領(国際問題担当)のモハンマド・エルバラダイ氏と電話会談を行った。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アリー・アクバル・サーレヒー外相は昨日早朝、エジプト問題についてトルコ当局と協議するために行った同国への短期訪問からの帰国後、エルバラダイ副大統領と電話で会談した。その中でサーレヒー外相は、エジプトの将来は同国人民の意思によってのみ決定されると強調した上で、エジプトの政治的未来に対する同 全文をよむ

2013-07-14 イラク外相「シリア行きのイラン機に積まれた貨物は医薬品と食料品」 (Mardomsalari紙)

 イラク外相は、イラクの空域を通過するイラン機とシリア機に対して行われた抜き打ち検査で見つかったのは、医薬品と食料品だったことを強調した。       イラン学生通信の報道によると、フーシヤール・ズィーバーリー外相はロンドン発行の「アッシャルクル・アウサト」紙とのインタビューの中で、「イラク領空を通じてイランからシリアに武器が輸送されている問題について、イラク政府が黙認している」とされる疑惑に答えるなかで、次のように述べた。「われわれは昨年9月から行動を起こし、イラン機及びシリア機に対して抜き打 全文をよむ

2013-07-13 英軍事問題研究所、サウジのミサイルがイランに向けられていると指摘 (Mardomsalari紙)

 ある軍事問題の研究所が、サウジアラビアにあるミサイル基地の衛星写真を根拠に、同国のミサイルがイラン及びイスラエルを標的としているとする見方を明らかにした。サウジアラビアはこれまで幾度となく、イランの核計画に懸念を表明してきた。       〔この写真からは〕サウジアラビアの弾道ミサイルが、これまで砂漠の中に隠されてきた基地から、イランならびにイスラエルにある標的に照準を合わせているように見える。この情報はロンドン・デイリーテレグラフ紙が、イギリスの軍事問題分析機関の発行する専門誌「IHSジェー 全文をよむ

2013-07-13 サーレヒー外相、アラブ首長国連邦からのイラン人追放に懸念 (Mardomsalari紙)

 イランのアリー・アクバル・サーレヒー外相はアラブ首長国連邦のシャイフ・アブドゥッラー・ビン・ザーイド外相と電話会談を行った。       この電話会談で、両国の外相は重要な地域・国際情勢や、両国の共通の関心事項、特にエジプトの内政問題について議論・検討を行った。       両者はまた、二国間関係における双方向的な交流の強化と拡大の重要性・必要性を強調した。       サーレヒー外相はまた、アラブ首長国連邦からイラン人が国外追放処分を受けるケースが相次いでいる問題に懸念を表明し、この問題で考 全文をよむ

2013-07-07 アラブ首長国連邦からのイラン人の追放措置への懸念、広がる (Jam-e Jam紙)

 イラン人のアラブ首長国連邦(UAE)からの追放が、ここ数週間で激しさを増している。こうした中、国会の国家安全保障外交政策委員会の外交政策部会長は「同委員会は国会の休会明けに、イラン人がUAEから追放されている問題について検討する予定だ」と述べた。       ヴァヒード・アフマディー部会長はイラン学生通信(ISNA)とのインタビューの中で、何の理由もなく在留イラン人を追放するUAEの最近のやり方に言及し、次のように述べた。      イラン人がUAEから追放されている問題は、恐らく、国家安全保 全文をよむ

2013-07-07 イラン、イラク・クルディスタン自治区と覚書調印へ (Mardomsalari紙)

 イラクのクルディスタン愛国同盟の代表は、イラン〔※原文には「イラク」とあったが誤植と判断し訂正〕とイラク・クルディスタン自治区の間で経済・貿易協力に関する覚書が、〔イラン〕行政担当副大統領〔ママ〕とクルディスタン自治区開発相が臨席する中で交される予定であることを明らかにした。       ナーゼム・ダッバーグ氏はイラン学生通信とのインタビューで、クルディスタン自治区のカームラーン開発相がティール月15日〔西暦7月6日〕にテヘランを訪問することについて明らかにした。       同氏はこの訪問に 全文をよむ

2013-07-07 
国軍、最新型潜水艦を建造中 (Mardomsalari紙)

 国軍の海上部隊司令官代理は、国軍の艦隊をロシアに派遣することの重要性について指摘した上で、「こうした流れがつづき、今後その他の艦隊も派遣されることに期待したい」と述べた。       国軍海上部隊司令官代理のゴラームレザー・ハーデムビーガム海軍司令官は、ファールス通信とのインタビューの中で、数ヶ月後にも納品される予定の最新型潜水艦の建造プロセスについて触れ、「潜水艦ファーテフが、現在国防軍需省によって建造中だ」と述べた。       同司令官代理は初めて行われた国軍艦隊のロシアへの派遣の重要性 全文をよむ

2013-07-07 イラン・ロシア合同海上演習、中止に (Mardomsalari紙)

 ロシア・カスピ海艦隊の報道官は、イランとロシアによる合同演習は実施されないことを明らかにした。       イラン学生通信によると、「ラジオ・ボイス・オブ・ロシア」はロシアのカスピ海艦隊の報道官の発言として、「イランとロシアによる合同海上演習は実施されない」と伝えた。       合同演習の実施については、イランの戦艦2隻が6月28日に親善訪問として、ロシアのアストラハン港に寄港した際に発表された。       ロシア艦隊の報道官によると、この親善訪問が準備されていた時も、合同演習の実施につい 全文をよむ

2013-07-04 グルジア、イラン人のビザなし入国を解除 (Jam-e Jam紙)

 アメリカ財務省からの圧力のもと、グルジアはイラン人に認めていたビザなし入国を解除すると発表した。       イラン学生通信によると、グルジア外務省のイラクリ・ヴェクア(Irakli Vekua)報道官は、この内容をAFP通信に明かした。       2010年、イランとグルジアはビザの発給なしに短期訪問を可能にすることで合意した。       こうした中、(グルジアの首都)在トビリシ・イラン大使館の情報筋は「グルジア外務省は、同国の出入国管理に関する法律の変更を通知してきた。〔イラン人のビザ 全文をよむ

2013-07-02 海軍司令官、イラン・ロシア合同軍事演習に向けた事前協議について明かす (Mardomsalari紙)

 ハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官は、防衛展示会への視察を目的としたロシアへの軍事使節団の派遣に先立って行われた記者会見で、イランとロシアによる合同海上軍事演習について、「現在、事前協議を進めているところであり、今後イスラーム共和国の当局によって承認された場合、〔合同軍事演習のための〕プログラム作りが行われ、実施されるだろう」と述べた。       同氏はこの記者会見で、「全軍最高総司令官〔=ハーメネイー最高指導者〕が見据えているのは、イラン・イスラーム共和国軍海上部隊の艦隊が〔世界の〕南 全文をよむ

2013-07-02 MKO、シリアのテロリストに合流か (Jam-e Jam紙)

 ヨルダンの情報機関に近い筋が明かしたところによると、同機関はここ数日間、「偽善者のテログループ」〔※反体制組織のモジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)のこと〕のメンバーと一部のシリア反体制派が難民キャンプで会合を開いていたのを観測していたという。       シリアに渡航し、同国政府とその反対派の間で起きている戦闘に関与する目的で、「偽善者のテログループ」のメンバー多数がヨルダンを訪れたことを示す、ヨルダン情報機関の資料を、この筋は「アシュラフ・ニューズ」に提供した。       アンマンにある 全文をよむ

2013-07-02 モスクワでガス輸出国首脳会議、開かれる (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領「公正なエネルギー価格の決定が覇権主義の根を断つことになる」       イランのアフマディーネジャード大統領はガス輸出国首脳会議に出席するためロシアを訪問し、4つの重要な提案をこの会議に提起した。       イラン学生通信によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、ロシアを訪問するにあたってクレムリン宮殿入りし、最初にロシアのウラディーミル・プーチン大統領の歓迎を受けた。そして会議開始に先立って、プーチン大統領他、ガス輸出国の首脳らと記念撮影を行っ 全文をよむ

2013-07-02 イラン、EUと湾岸協力会議による共同声明に反発 (Mardomsalari紙)

 イラン外務省は、〔バーレーンの首都〕マナーマで採択されたペルシア湾岸協力会議とヨーロッパ連合(EU)の外相らによる共同声明を批判した。       セイエド・アッバース・アラーグチー外務報道官は、マナーマで採択されたペルシア湾岸協力会議とEU外相らによる共同声明、ならびに〔湾岸協力会議とEUによる〕会議の傍らで一部参加者がイラン・イスラーム共和国について行った発言に応答する形で、「遺憾なことに、この会議の開催の過程で、原理原則に反した、根拠のないスタンスが一部で表明されたのを、われわれは目の当 全文をよむ

2013-06-27 アメリカはこんな国:意識不明の病人を強制送還 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】人生のうちの30年間をアメリカで暮らしたニュージャージー州に住む69歳の男性は、意識不明によって強制送還された後、自身の母国であるポーランドにたどり着いた。       ウラディスラフ・バニシェフスキー [訳者注:ペルシア語表記に基づき推定] 氏は、アメリカ合衆国で医療保険に入っていないために、同国の病院のこのような扱いの被害者となった者たちのひとりである。なぜなら、アメリカの病院は、こうした人たちを治療費の不払いを理由に追い出すからである。       ポーランド 全文をよむ

2013-06-25 ロシア、「S-300」ミサイルの代わりに「Anty-2500」ミサイルの売却を提案 (Jam-e Jam紙)

 一部の報道によると、ロシア政府はイラン・イスラーム共和国との和解に向けた新たな提案として、「S-300」ミサイルの代わりに「Anty-2500」ミサイル・システムを我が国に納品することを検討しているという。      ※訳注:S-300とは弾道を描く標的を破壊する能力を持った地対空ミサイル・システム。ロシアからイランへの同システムの提供に関する契約は2007年12月に締結されたが、ロシア側が安保理決議1929号に基づきこの契約を破棄したため、両国間では確執が生まれている。       ファース 全文をよむ

2013-06-25 三島のイラン帰属を示す新たな資料、発見される (Mardomsalari紙)

 クウェート紙「アッラーイ・アル・アーム」が1970年に発行したある号が、最近注目されている。同紙に「アブー・ムーサー及び大小トンブの3島をイランに完全に譲渡する条約の締結」に関する報道が報じられていたためだ。       イラン学生通信によると、同条約で〔現在のアラブ首長国連邦の一部を構成する〕ラアス・アル・ハイマの首長は「これらの島々に対する一切の所有権を有していない」ことを宣言したと、このクウェート紙は報じているという。       クウェートのアッラーイ・アル・アーム紙は西暦1970年5 全文をよむ

2013-06-25 ジャリーリー「武器提供はシリア国民への侮辱」 (Jam-e Jam紙)

 イラン国家安全保障最高評議会書記は、シオニスト体制に対する抵抗およびイスラーム抵抗運動への支援で、シリア国民が過去数十年間果たしてきた役割を称賛した上で、「テロリストたちに武器を提供するという一部の国の決定〔※〕は、シリア国民に対する侮辱であり、国際法違反である」と述べた。      ※訳注:一部の欧米諸国やアラブ諸国が、シリア反体制派に対して武器供与を行うことで合意したことを指す。       イラン学生通信によれば、サイード・ジャリーリー書記は「シリア国民の要求を追求する委員会」のメンバー 全文をよむ

2013-06-20 サーレヒー外相「選挙はイラン=西洋関係にとってインセンティブ」 (Jam-e Jam紙)

 イラン外相は、「イランでの先の選挙は、イランと西洋の関係にとってインセンティブをもたらすだろう」と述べた。       ISNA(イラン学生通信)の報道によると、アリー・アクバル・サーレヒー氏は、本日サイト上にその一部が公開された、アル・マヤーディーン放送局〔※レバノンの衛星放送局〕とのインタビューの中で、イランがバーレーンに干渉しているとの主張に関して、「イランがバーレーンに干渉して、イラン政府にいかなるメリットがあるというのか」と問うた。       イラン外相は、地域で起きている諸問題の 全文をよむ

2013-06-10 サーレヒー外相、ブーシェフル原発の高い安全性を強調 (Jam-e Jam紙)

 イラン外相は地震をはじめとする自然災害に対する、ブーシェフル原発の高い技術的安全性・保全性を強調した上で、同原発の活動に対しIAEAが常時、技術的監視を行っていることを明らかにした。       イラン学生通信の報道によると、アリー・アクバル・サーレヒー外相はイラン・クウェート友好議連のクウェート側代表を務めるアフマド・アブドゥル・ムフスィン・アル・ムライフィー氏との会談のなかで、イラン・クウェート両国の友好関係を傷つける目的で行われる敵のプロパガンダ活動、特にブーシェフル原発をめぐる最近の虚 全文をよむ

2013-06-09 
ハーメネイー最高指導者「西洋諸国はムスリムに対して敵意を露わにしている」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、昨日の朝、大学教授や第30回国際コーラン大会に参加したコーラン読経師らとの面会の中で、ムスリムらに向けて語られたコーランの重要な命令の一つに、連帯と団結の維持があるとの見方を示した上で、「今日ムスリムに対して団結を呼びかける言葉は、どれも神の言葉なのであり、ムスリムたち、そしてイスラームの諸宗派を互いに敵対的感情へと煽る言葉は、どれも悪魔の言葉である」と強調した。       革命最高指導者事務局の広報サイトが伝えたところによると、 全文をよむ

2013-06-08 イスラーム革命最高指導者が強調「イスラーム世界に最も必要なのは一致団結」 (Jam-e Jam紙)

敵の真の計画は、イスラーム教徒間に対立と紛争を生じさせること       預言者としての使命がムハンマドに下されたことを記念するマブアス祭に合わせ、体制の責任者や国会議員、イスラーム諸国の大使、ならびに偉大なる殉教者家族らが、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下に謁見した。       最高指導者事務局の広報サイトによると、アーヤトッラー・ハーメメイー閣下はこの面会のなかで、マブアス祭に祝辞を述べつつ、「現在の状況下におけるイスラーム共同体の最も重要な義務は、自身がいかなる 全文をよむ

2013-06-01 バスィージ長官、イランがアメリカと交渉するための3条件を指摘 (Mardomsalari紙)

 「被抑圧者の動員(バスィージ)」機構のモハンマド・レザー・ナグディー長官は、「アメリカがペルシア湾地域や〔イラン周辺〕地域から基地を撤去し、シオニスト略奪体制への支援から手を引き、人権分野における犯罪行為を悔い改めて真理の道に立ち帰らない限り、我々は決してアメリカと関係を確立することはない」と述べた。       イラン労働通信の報道によると、ナグディー氏はアルダビールで開かれた大学関係者らとの会合の中で、「今日、バカの一つ覚えのようにアメリカとの妥協・関係確立を口にする連中も、アメリカの本質 全文をよむ

2013-05-31 対イラン輸出規制、一部解除へ:「米大統領はイランの≪ITの鉄のカーテン≫を取り払う義務負う」 (Hamshahri紙)

【ハムシャハリー・オンライン】アメリカの国務次官は、イランへの携帯電話及びコンピューターの輸出規制の解除と食料品と医薬品の輸出規制撤廃を発表した。      メフル通信によれば、ウェンディー・シェルマン米国務次官は、BBC[ペルシア語放送]のインタビューに際し、「5月30日よりこれらの制裁解除に包括的な許可が下され、イランへの通信機器の合法的輸出に道が開かれることになる」と述べた。      ■≪通信の鉄の壁≫取り払う義務負う      同国務次官は、アメリカ政府は、制裁によってイランの人々が必 全文をよむ

2013-05-28 イラン、イエメンおよびソマリアへの武器提供を否定 (Mardomsalari紙)

 ニューヨークにある国連のイラン常駐代表・大使を務めるモハンマド・ハザーイー氏は、「イエメン、およびソマリアに武器を送っているとするイランに対する嫌疑は偽造されたものであり、根拠がなく、政治・プロパガンダ上の動機によって流されたものにすぎない」と強く訴えた。       メフル通信の報道によると、ハザーイー氏は国連安全保障理事会の議長に2通の書簡を別個に送付し、イエメンおよびソマリアに武器を送ったとする、我が国に対する根拠なき嫌疑を否定した上で、「こうした主張は、いかなる証拠も示されることなくな 全文をよむ

2013-05-27 サウード・アル・ファイサル外相、イランを批判 (Mardomsalari紙)

 サウジアラビア外相は「バーレーンに対するイランの脅迫行為」なるものを非難した上で、イラン政府が平和を確立・維持する方向へと踏み出すことに期待を表明した。       サウジアラビア通信によると、サウード・アル・ファイサル氏はジッダで行われたインドのサルマーン・ホルシード外相との共同記者会見の場で、「イランは各国に対して脅迫めいた言葉を使っている」と主張した上で、「イランは平和を確立・維持する方向へと歩みを進めてほしい。威嚇的な言葉を使うのではなく、近隣諸国と強固な関係を築くことに注意を払って頂 全文をよむ

2013-05-27 アズハル学院総長、イランを非難 (Mardomsalari紙)

 イラン政府、そしてエジプト政府も、イランはエジプトでシーア派の文化を広めようと試みてはいないと繰り返し強調しているにもかかわらず、アズハル学院の総長は、「スンナ派諸国におけるシーア派拡大に向けたイランの企て」なるものについて、批判する発言を行った。       イラン学生通信の報道によると、アズハル学院のアフマド・アル・タイイブ総長はドバイ・テレビとのインタビューの中で、「スンナ派諸国におけるシーア派拡大に向けたイランの企て」なるものを批判した上で、「この問題はアズハル学院にとって認められるも 全文をよむ

2013-05-27 大量の長距離ミサイル発射台が革命防衛隊に納品 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊宇宙航空部隊への長距離地対地ミサイル発射台の納品セレモニーが、昨日開催された。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アフマド・ヴァヒーディー司令官はこの式典が行われている傍らで、記者団の前で次のように述べた。      ミサイル発射台が大量に納品されたことは、この戦略的システムの設計・製造におけるイラン・イスラーム共和国の能力と自給自足態勢を表すだけでなく、イラン・イスラーム共和国の軍のミサイル火力の高さをも示すものである。我が軍は脅威に直面した状 全文をよむ

2013-05-27 ラーリージャーニー国会議長「トルコは自らの間違いをイランのせいにするな」 (Jam-e Jam紙)

 ラーリージャーニー国会議長はイランとヒズブッラーを非難するトルコ外相の発言は間違っており、非現実的であると指摘したうえで、「トルコは誤った分析でシリアと対立を続けている。たとえ自らの計算が誤りであったことが判明しても、そのツケをヒズブッラーとイランのせいにしないよう、我々は勧告する」と述べた。       ファールス通信の報道によると、アリー・ラーリージャーニー国会議長は〔国会の〕公開会議場での冒頭演説の中で、「イスラーム共和国は最初から、シリア問題は政治的話し合いの枠内で解決されるべきである 全文をよむ

2013-05-27 フランス、シリア会議へのイランの参加に反対姿勢崩さず (Mardomsalari紙)

 フランス外相は、シリア問題をめぐって開催が提案されている和平会議へのイランの参加に否定的な姿勢を示し、イランは紛争に関与しており、和平に関心などないなどと根拠薄弱な主張を繰り広げた。       ロイター通信がアブダビから伝えたところによると、フランスのローラン・ファビウス外相はセルゲイ・ラブロフ露外相とジョン・ケリー米国務長官を〔パリで開かれる〕夕食会に招き、その中でシリア問題について話し合いを行う予定となっているという。       ファビウス外相はアブダビに向かう飛行機の中で、バッシャー 全文をよむ

2013-05-26 石油相、インドを訪問:アメリカの圧力に屈せずイランから石油輸入を継続 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】ロスタム・ガーセミー石油相は、本日午後、同省高官らとともに、インド石油相の公式の招待に応じ、ニューデリーを訪れた。      IRNA(イラン国営通信)によれば、同石油相は、明日、インドのビーラパ・モイリー石油・天然ガス相に会い、両国の石油貿易と相互協力関係の拡大について会談する予定である。      […]      インドは、イランの石油の最大の輸入国のひとつであり、アメリカによるイランへの制裁や圧力にも拘らず、イランからの石油輸入を継続してきた。インドの石油関 全文をよむ

2013-05-21 新型防空システム「第9のヘルズ」の生産ライン、稼働 (Mardomsalari紙)

 第9代イマーム〔=モハンマド・ジャヴァード〕の生誕記念日〔=イスラーム太陰暦ラジャブ月10日、西暦5月20日〕とホッラムシャフル解放伝説記念日〔=イラン暦ホルダード月3日、西暦5月24日〕を目前に控えた昨日、国防相が見守る中、「第9のヘルズ〔※お守り、避難所の意〕」と名付けられた新型防空システムの大量生産ラインの稼働が始まった。       イラン労働通信の報道によると、アフマド・ヴァヒーディー准将はこの生産ラインの稼働開始式典で、高貴なるラジャブ月の日々、ならびにホッラムシャフル解放伝説と誇 全文をよむ

2013-05-20 外国のスパイ2名が処刑 (Mardomsalari紙)

 外国の諜報機関に仕えていたスパイ2名が、日曜日(1392/2/29)〔西暦2013年5月19日〕の早朝に絞首刑に処せられた。       テヘラン検察の広報サイトの発表によると、時間通りに死刑判決が執行された最初の元死刑囚はモハンマド・ヘイダリーというの名の人物で、彼は国の安全保障に関する様々な問題や機密情報を調べ、国外で行われたモサドのエージェントとの度重なる面会の中で、それを提供し、見返りに報酬を得ていた。       もう一人の元死刑囚はクーロシュ・アフマディーという名で、アメリカ中央情 全文をよむ

2013-05-19 フランス、シリア国際会議へのイランの参加に反対姿勢 (Iran紙)

 フランス外務省のフィリップ・ライヨ報道官は昨日、同国政府はシリア問題に関する国際会議へのイランの参加を拒絶すると表明した。       同氏は記者会見で、このことについて「我々はいかなる形であれ、この会議へのイランの参加を望まない」と述べた。       同氏はさらに、「シリア危機が地域全体に広まっており、地域の安定〔を維持できるかどうか〕が試されている。我々は地域の安定にとって脅威となっているイランの同会議への参加を拒絶する」と続けた。       これに関し、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相 全文をよむ

2013-05-13 アラーグチー外務省アジア・太平洋地域担当次官、新たな外務報道官に (Jam-e Jam紙)

 大統領選への立候補届けを受け、ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官が職を辞した。外務省アジア・太平洋地域担当次官のアッバース・アラーグチー〔前駐日大使〕が後任に就任した。       イラン学生通信の報道によると、メフマーンパラスト氏はアリー・アクバル・サーレヒー外相に対し、外務報道官からの辞職願を提出した。同氏は辞職を決意した理由として、いかなるものであれ、〔大統領〕選挙の過程で自身が国有施設や政府関係者としての立場を利用しているとの疑惑が浮上するのを避けるためだと表明している。 全文をよむ

2013-05-12 イランの対エジプト輸出額、1400%増加 (Mardomsalari紙)

 イランは昨年、4億1千万ドル以上の商品をエジプトに輸出し、同国からは4900万ドルの輸入があった。       イラン貿易振興機構アラブ・アフリカ局の局長は、昨年のエジプトへのイランの輸出額が1400%増加したと発表した。       イラン労働通信によると、イラン貿易振興機構アラブ・アフリカ局のホセイン・ホセイニー局長は1391年〔西暦2012/13年〕におけるイランのエジプトへの輸出額が1400%増加したことを明らかにし、「イランは昨年、4億1千万ドル以上の商品をエジプトに輸出し、4900 全文をよむ

2013-05-12 外務報道官「三島は永遠にイランの領土」 (Mardomsalari紙)

 ラーミーン・メフマーンパラスト外務省報道官は、「域内諸国による対話こそが、問題解決の最高の方法である。なぜなら、それは域外の国々による干渉を許すような状況をなくすことにつながるからだ」と述べた。       同氏はISNA(イラン学生通信)とのインタビューで、カタール首相のイラン訪問について「外務大臣も兼任しているカタールの首相が今週、〔イラン外務大臣の〕サーレヒー氏の招待によってイランを訪問する予定となっている」と述べた。       また、アラブ首長国連邦外務省による三島〔=アブー・ムーサ 全文をよむ

2013-05-11 イラン最新の無人航空機「ハマーセ」がお披露目 (Jam-e Jam紙)

 イラン最新の攻撃用無人航空機「ハマーセ」〔※伝説、偉業の意〕のお披露目が、国防省殉教者大会の閉幕式にて、高官や上級将校らが見守る中行われた。       ファールス通信によると、「ハマーセ」は最新のイラン製無人航空機であり、飛行継続距離や飛行高度の点で、他の国産無人航空機と異なっている。       アフマド・ヴァヒーディー国防相は、「ハマーセ」のお披露目が行われている傍らで、記者団に対し「この無人航空機は国防産業の専門家たちによって製作されたもので、警戒、認識、及びミサイル・ロケットによる攻 全文をよむ

2013-05-09 国軍海上部隊、機雷除去のための特殊演習を実施 (Mardomsalari紙)

 国軍海上部隊による機雷除去のための特殊演習が、インド洋北部のオマーン海(ホルモズ海峡東部)にて、昨日成功裏に行われた。       国軍海上部隊の作戦担当副総司令官スィヤーヴォシュ・ジャッレはこの掃海特殊作戦の実施終了後、〔機雷除去に用いられた〕このシステムには複雑かつ世界最新の技術が用いられていると指摘した上で、「この技術を有しているのは〔世界でも〕1〜2ヵ国しかない。この新型機雷除去装置を活用すれば、〔ペルシア湾〕地域におけるイラン商船の航路が危険に晒されても、われわれはこの航路の安全を確 全文をよむ

2013-05-06 イラン、ペルシア湾の呼称に関してアラムコ社に正式抗議 (Jam-e Jam紙)

 イラン国営石油公社はサウジ・アラムコ社に対して、同社の海図内で〔アラビア湾という〕偽称が用いられていることに抗議する書簡を提出するとともに、この海図を同社に送り返す措置を取った。       メフル通信によれば、『永遠にペルシア湾』世界デー〔4月30日〕に際して、サウジ・アラムコ社はイラン国営石油公社をはじめ、世界中の石油会社に、ある海図を送付した。       この海図には、「ペルシア湾」の代わりに偽称が使用されていた。これに対し、イラン国営石油公社はサウジ・アラムコ社に対して正式文書を送付 全文をよむ

2013-05-06 国防相「イスラエルによる対シリア攻撃はアメリカのゴーサインによるもの」 (Jam-e Jam紙)

 国防相は最近のシオニスト体制による対シリア攻撃に対して、「地域におけるシオニスト体制の冒険主義的行動は、反シオニズムの波をさらに荒れ狂ったものにするだろう」と述べた。       メフル通信の報道によると、第125回地方州訪問として、他の閣僚らとともに西アゼルバイジャン州を訪れたアフマド・ヴァヒーディー司令官は、「シオニスト体制によるシリアへの攻撃はアメリカのゴーサインによって行われたものであり、〔シリアで暗躍する〕お雇いテロリストとエルサレム占領体制の支持者たちとの関係を暴露した」と述べた。 全文をよむ

2013-05-04 司法権長官「イランで政治的処刑が行われているというのは真っ赤な嘘」 (Mardomsalari紙)

 司法権長官は、米国務省人権報告書に言及し、      最近、アメリカの国務省が人権報告書を発表したが、その中にイランを話題にしている箇所があり、〔イランでは〕政治的処刑が行われていると記述している。しかし、〔イランでは〕誰も政治的信念が理由で処刑などされてはおらず、これは真っ赤な嘘である。だが、武器を手にして国の治安に反する行為を働いた者はすべて、世界のどんな場所でも〔厳しい〕処罰を受けている。   と述べた。       イラン学生通信の報道によれば、アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャ 全文をよむ

2013-05-01 国家安全保障委員長「イラン国内にいるアル・カーイダ分子は逮捕」 (Mardomsalari紙)

 国会の国家安全保障委員会の委員長は、「カナダ政府はさまざまな主張を繰り出すことで、嫌イラン政策を追求している」と述べた。       アラーオッディーン・ボルージェルディー氏はISNA(イラン学生通信)のインタビューで、カナダで旅客列車を脱線させようとした罪で、イラン在住のアル・カーイダ分子とつながりのある人物2名を逮捕したと、カナダ警察が主張していることに触れ、こうした主張は最も馬鹿げたものの一つだと指摘し、「イランでアル・カーイダが見つかれば、われわれは必ずそれを摘発する」と述べた。   全文をよむ

2013-05-01 アフマディーネジャード大統領、ホロコースト問題を提起したことを後悔? (Mardomsalari紙)

 最高指導部〔外交〕戦略評議会のメンバーであるモハンマド・シャリーアトマダーリー氏は、〔大統領が〕ホロコースト問題を〔国際社会に〕提起したことで、イラン国民にはさまざまな代償が強いられたと指摘した上で、「今やアフマディーネジャードも、当時ホロコースト問題を提起したことを後悔している」と述べた。       同氏はメフル通信とのインタビューで、「アフマディーネジャードも当時ホロコースト問題を提起したことを後悔している。その証拠に、最近のニューヨーク訪問の際、記者らがこの問題についてどれほど質問を投 全文をよむ

2013-04-25 司法権長官「イランには政治的な処刑など断じて存在しない」(下) (Mardomsalari紙)

 アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは、アメリカが人権という概念を道具的に用いていることに遺憾の意を示した上で、イラン次期大統領選挙の実施に対してアメリカが疑問を投げかけていることに触れ、次のように述べた。      アメリカ国務省は報告書のなかで、イランは選挙実施を妨げており、この国では民主的な形での政権交代が阻害されていると指摘している。こうした主張の一方で、実際にはイランではほぼ毎年、選挙が実施されており、また西洋諸国の主張に反して、ここ数年、いかなる政治集団・党派も政権を手に 全文をよむ

2013-04-25 イラン、北朝鮮に石油を輸出か (Mardomsalari紙)

 〔イラン国営放送が運営する英語によるニュース専門チャンネルの〕Press TVは、国連による対北朝鮮制裁は依然として同国を圧迫しており、食糧不足に対する懸念から、同国はモンゴルに食糧援助を要請したと伝えた。       ISNA(イラン学生通信)によれば、こうした食糧援助を北朝鮮の困窮した人々にどのように届けたらよいかが、一つの懸念材料となっているという。また国連の制裁は、北朝鮮に石油不足も引き起こしている。       これに対し、北朝鮮の某使節団は最近、「テヘラン石油・ガス・精製・石油化学 全文をよむ

2013-04-25 イラン国防相「最初の過ちは最後の過ち」 (Mardomsalari紙)

 国防相は「対イラン軍事行動では、それが如何なるものであれ、シオニスト体制の最初の過ちは、彼らの最後の過ちとなるだろう。なぜなら強国イランは、彼らに〔対イラン攻撃で成功を収める〕いかなる機会も与えはしないからだ」と述べた。       メフル通信によると、アフマド・ヴァヒーディー国防相は、米国防長官の最近の発言に触れ、「アメリカとシオニスト体制の脅迫行為には、いかなる価値も無い。それは同時に、彼らの侵略的な気質を示し、また彼らの嘘偽りに満ちた詐欺的な主張を暴露するものでもある」と述べた。     全文をよむ

2013-04-25 司法権長官「イランには政治的な処刑など断じて存在しない」(上) (Mardomsalari紙)

 アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニー司法権長官は、人権をめぐるアメリカの過去の記録は真っ黒だと指摘した上で、「遺憾なことに、アメリカは人権についてあのような真っ黒な記録を有していながら、独立不羈の精神を有した〔世界の〕諸国民・政府に対して、事実に反した、誹謗中傷に満ちた内容の報告書を〔世界に向けて〕発表している。彼らがタコのように伸びる〔世界規模の〕メディアを擁しているためだ」と述べた。       イラン労働通信の報道によると、アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは司法最 全文をよむ

2013-04-20 「国軍の日」に軍事パレード (Mardomsalari紙)

 「イラン国軍の日」の式典が、大統領、軍統合参謀本部長、国防相、国軍や革命防衛隊、治安維持軍の各司令官、ならびに海外のイラン駐在武官らの出席のもと、ファルヴァルディーン月29日〔4月18日〕木曜日に、イスラーム共和国の建国者の眠るホメイニー廟の隣で開かれ、最新の国防製品が披露された。       この式典の中で、国軍を構成する4部隊〔※陸上部隊、海上部隊、航空部隊、防空部隊〕は我が軍の最新の国防製品を披露した。その中には、UN装甲車、23ミリメートル砲を装備した装甲兵員輸送車「ボラーグ」、N72 全文をよむ

2013-04-18 革命最高指導者「アメリカ・ボストンの事件も含め、いかなるテロも非難する」 (Mardomsalari紙)

「国軍はいかなる試練にも誇り高く立ち向かうだろう」       イスラーム革命最高指導者のハーメネイー全軍総司令官は、イラン・イスラーム共和国軍について、〔イラン国民の〕誇りの源であり、また率先して行動を起こす精神に満ちた、経験豊富で信仰厚き、知的な人民軍であると述べた。同師はまた、アメリカ率いる抑圧戦線の非合理性について触れ、「今日、西洋文明は多くの矛盾や非論理性、暴虐性、そして人道的原則に対する無視のために、滅亡と崩壊に直面している」と述べた。       ISNA(イラン学生通信)によると 全文をよむ

2013-04-05 ジッダの空港でイラン人参詣者が事故死:サウジに説明責任求める (Hamshahri紙)

国会の国家安全保障外交政策委員会アラーオッディーン・ボルージェルディー委員長は、サウジアラビアのジッダ空港で、イラン人[メッカ]参詣者[※]の女性二人が、死亡した事件を受けて、次のように発言した。      ※訳注:メッカを巡礼月の一定期間に参拝し、宗教儀礼に参加する者を、とくに「巡礼者」と呼ぶが、それ以外の時期のメッカ参拝者・儀礼参加者やその他の聖地の参拝者に対しては「参詣者」の呼称を用い、両者を区別している。      サウジアラビア政府は、イランからの旅行者が入国したその時から、参詣者の安 全文をよむ

2013-04-05 イラクへのガス輸出で合意 (Hamshahri紙)

石油省次官は、ガス輸出に関わるイラン・イラク両政府の新たな合意について発表した。日量4000万立法メートルが、今年の夏にはイラクへ輸出されるという。      メフル通信によれば、ジャヴァード・オウジー石油省次官は、イラクとの間で天然ガス輸出に関する二つの協定が結ばれたことについて、次のように話した。      パキスタンへのガス輸出について最終合意が結ばれ、パイプライン建設が始まった後、我々は、イラクとの間でも、それぞれ別個のルートを通る二つのパイプラインによるガス輸出で合意に達した。   国 全文をよむ

2013-04-04 アゼルバイジャン当局、ゴムに留学経験のイスラーム法学者を逮捕・拷問 (Jam-e Jam紙)

アゼルバイジャンのイスラーム法学者ハーッジ・ターレ・バグラフは、同国の警察で拘留された際に拷問と暴行を受け、右手が麻痺する状態にまで陥った。      ■アゼルバイジャン治安機関による逮捕と拷問   アゼルバイジャン共和国のイスラーム系通信は数時間前、バグラフの弁護士の談話として、同国警察によるバグラフへの拷問を報じた。      イスラーム法学者ハーッジ[メッカ巡礼を果たした人への尊称]・ターレ・バグラフは、二日前、アゼルバイジャン治安機関による逮捕が報じられ、一昼夜に及び所在が不明と伝えられ 全文をよむ

2013-03-29 対イラン制裁、UAE経済にも損失 (Hamshahri紙)

UAE(アラブ首長国連邦)経済連合によれば、対イラン制裁により、同国経済にも損害が生じている。また、対イラン制裁への追随を逡巡している国々との交渉にも支障をきたしているという。      ファールス通信がUAE国営サイトの発表として伝えているところによると、同国を代表する商業関係者らは、合衆国による対イラン制裁は、UAE経済にも損害を与えていると警告している。この問題は、アブダビでのアメリカ・UAE両国政府高官の会談で取り上げられた。      […]      この会談に出席したドバイの商業関 全文をよむ

2013-03-25 海外で収監中のイラン人、年700人釈放を目指す (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】アリーアクバル・サーレヒー外相は、次のように語った。      現在、3300人近いイラン人が、海外の刑務所で服役中である。その多くが不法滞在によるものであり、我々は、年間700人ずつの釈放を目指している。   同外相は、政府の広報サイトのインタビューで、在外収監イラン人の問題解決と早期釈放への取り組みについて、以下のように述べた。      我々の取り組みのひとつは、海外で収監されているイラン人解放に関わる問題の調査である。我々は、彼らの直面している問題を一刻も早 全文をよむ

2013-03-22 大統領、トルクメニスタンでの「世界ノウルーズ祭」に出席 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、「イランとトルクメニスタンの関係は格別かつ深く、友好的で、兄弟のごとく親しいものだ。トルクメニスタンとの国交の規模は、投資分野やエネルギー分野といった経済の領域と文化の領域において、ますます拡大している」と述べた。       イラン大統領広報ウェブサイトによれば、同大統領は、世界ノウルーズ祭に出席するために赴いたトルクメニスタン外遊からの帰国後(3月21日木曜日夕方)、メフラーバード空港で記者会見に応じて、次のように話し 全文をよむ

2013-03-12 大統領「パイプラインは核とは違う、平和をもたらすものだ」 (Jam-e Jam紙)

【同紙1面・4面】永きに渡る関係者の尽力と紆余曲折の末、昨日、イラン・パキスタンの両大統領は国境0地点において、50億ドル(約4,750億円)をかけた平和パイプライン建設の開始を宣言した。       複数の通信社によれば、アメリカの反対や再三にわたる妨害にも拘らず、マフムード・アフマディーネジャード大統領とアースィフ・アリー・ザルダーリー大統領は昨日、チャーバハールの国境0メートル地点を訪れ、イランのパキスタン向けガス輸送パイプライン着工の鍬入れ式を行った。       平和パイプラインは当初 全文をよむ

2013-03-10 パキスタン、アメリカの脅しには屈せず:「我々は今すぐにガスが必要なのだ」 (Jam-e Jam紙)

【同紙4面】パキスタンのアースィム・フサイン副首相は、パキスタンが必要とするエネルギー資源を提供するというアメリカの申し出にも拘わらず、イランからのガス輸入を決定したと強調した上で、次のように述べた。      パキスタンは、今すぐにガスが必要なのだ。10年後ではなく。    FOX Newsを引用したタスニーム通信によれば、パキスタンはアメリカによる脅しに屈することなく、イランからのガス輸送パイプラインを完成させることを決定した。       同副首相は、石油や天然資源の問題に関して、タスニー 全文をよむ

2013-03-07 現物取引によるガス輸入で、トルクメニスタンと合意 (Jam-e Jam紙)

【同紙4面】貿易振興機構の欧米局局長は、イラン・トルクメニスタン間で交わされたガス輸入の現物取引に関する合意に言及し、次のように述べた。      イランのトルクメニスタンからのガス輸入代金の一部は、現物商品によって同国に支払われることになった。    アブドゥルハミード・アサディーヤーン同局長はISNA(イラン学生通信)とのインタビューで、イランは年間約30億ドルのガスをトルクメニスタンから購入している[*]と述べ、「イランはトルクメニスタンからのガス輸入代金支払いの一部に、現物商品をあてるこ 全文をよむ

2013-03-07 パキスタン側「平和パイプライン」、着工へ (Jam-e Jam紙)

【同紙4面】ロスタム・ガーセミー石油相は、イラン‐パキスタンの共同ガス・パイプライン(平和パイプライン)が、来週月曜日、パキスタン側で正式に着工すると発表し、「この着工式には、両国の閣僚らが出席する予定だ」と明かした。       同石油相は、メフル通信のインタビューで、イラン・パキスタン共同パイプラインの建設と運用開始についての最終合意がなされたことに触れ、「この合意に基づき、パキスタン側のガスパイプライン着工式の開催はエスファンド月21日(2013年3月11日)を予定している」と述べた。   全文をよむ

2013-02-28 ヌーリー=ハメダーニー、シーア派に対するネット上の攻撃に警告 (Jam-e Jam紙)

 ゴムのマルジャエ・タグリード(最高宗教権威)の一人であるアーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーは、シーア派に対する大規模な攻撃がネット上で繰り広げられていることに警告を発した上で、「これらの攻撃に答える準備をしておかねばならない。もちろん、そのためには広範囲にわたる〔知的な〕装備も必要だ」と述べた。       ファールス通信の報道によると、アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーはゴムの大モスクで行われた自身のイスラーム法学の上級コースの授業のなかで、「世界の抑圧諸国やシオニストたち、そして革 全文をよむ

2013-02-26 外務省報道官「アメリカはわれわれを、内部から困難に陥れようとしている」 (Jam-e Jam紙)

 イラン外務省報道官のラーミーン・メフマーンパラスト氏は、「相手側が自らの善意を証明し、イランの国内問題や〔中東〕地域の問題に対する干渉・悪意から手を引き、公正な振る舞いをしたときに初めて、話し合いに関する〔アメリカ側の〕主張は信頼できるものとなろう」と強調した。       ISNA(イラン学生通信)によると、メフマーンパラスト報道官はゲシュム自由大学の教授や学生たちとの面会の中で、外交や地域問題に対するイランの最新の立場を説明した上で、彼らの質疑に答えた。       外相特別顧問も務める同 全文をよむ

2013-02-26 革命防衛隊による軍事演習「偉大なる預言者」が終了 (Jam-e Jam紙)

 今週初めから行われていた大規模軍事演習「偉大なる預言者8」が昨日、終了した。終了日には、ミサイル「トンダル」〔稲妻〕や「トウサン」〔暴れ馬〕の発射が成功裏に行われた。       ファールス通信によると、この演習は革命防衛隊陸上部隊によって、ケルマーン、スィーリーズ、およびスィールジャーンの一般地区にて行われた。       この演習では、電子戦争用の機器や通信機器〔‥‥〕などの、革命防衛隊陸上部隊に追加された新たな装備の試験が成功裏に行われた。〔‥‥〕       T72S戦車によって発射さ 全文をよむ

2013-02-14 革命防衛隊「シャーテリー司令官はダマスカス=ベイルート間の道中で殉教」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】革命防衛隊の広報担当官は「シャーテリー司令官はダマスカス=ベイルート間の道中で、シオニスト体制の傭兵・支援者たちによって殉教させられた」と述べた。       イスラーム革命防衛隊広報担当官のラマザーン・シャリーフ司令官はファールス通信とのインタビューの中で、在レバノン・イラン復興本部長を務めていたハサン・シャーテリー〔※別名ヘサーム・ホシュネヴィース〕司令官の殉教について、〔同氏が殉教者として死亡したことについて〕祝福するとともに〔この世を去ったことについて〕お 全文をよむ

2013-02-09 エジプト市民、イランへのビザなし渡航が可能に (Jam-e Jam紙)

 アフマディーネジャード大統領は、イランはエジプトとの外交関係の拡大と大使館の開設を望んでいると強調した上で、「両国の貿易や観光での交流を促進するために、近く〔エジプト市民に対する〕ビザを一方的に廃止する予定である」述べた。       イラン国営通信の報道によると、カイロでの日程の一つとして、国際的な通信社の記者らが出席する記者会見に臨んだマフムード・アフマディーネジャード大統領は、「このことが、あたう限りの両国関係拡大にとっての第一歩となることを希望する」と続けた。       イランのアリ 全文をよむ

2013-02-07 大統領のエジプト外遊でハプニング:アズハル関係者と一触即発 (Mardomsalari紙)

【政治部】政府の指示・命令下にあるメディアと化しているイラン国営通信(IRNA)は、今回のアフマディーネジャード大統領の〔エジプト〕訪問について、注目に値する歴史的訪問だと伝えている。しかしそれとは裏腹に、アズハル学院〔スンナ派教育研究機関の最高峰〕の総長はアフマディーネジャード氏との〔会談後の〕共同記者会見に姿を現さず、代理の者を寄越すという〔アフマディーネジャード大統領にとって屈辱的な〕出来事が起きた。〔‥‥〕      マシャーイー氏が伝えるアフマディーネジャードとアズハル学院総長の会談  全文をよむ

2013-02-07 大統領「アメリカが態度を改めるなら、協議の提案を検討する」 (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国大統領は、イランとの直接協議に向けたアメリカの提案に対して、「我々はアメリカの新たなスタンスを前向きに評価しており、彼らの態度が改まるのなら、この提案を検討することになるだろう」と述べた。       IRNA(イラン国営通信)によれば、イスラーム諸国会議機構(OIC)首脳会議に出席するためエジプトを訪問しているマフムード・アフマディーネジャード大統領は、エジプトの報道機関の編集長らとの会見で、彼らの質問に答えるなかでこのように述べた。      ■ パレスチナの支援は 全文をよむ

2013-02-06 アフマディーネジャード大統領、エジプトとの国交回復の用意を表明 (Jam-e Jam紙)

 アフマディーネジャード大統領は昨日、カイロ入りしてすぐに、エジプトのムハンマド・ムルスィー大統領と会談した。       イラン大統領は、イランとエジプト両国が協力関係を拡大させれば、この地域に新たな力が生まれるだろうと強調した上で、「もしイランとエジプトが一緒になれば、国際社会に潜む人類の敵はいかなるダメージもわれわれ両国民に与えることはできないだろう」と述べた。       大統領府のウェブサイトが伝えたところによると、アフマディーネジャード氏は「歴史的、巨視的な観点から見るならば、もしイ 全文をよむ

2013-02-06 イラン大統領、エジプトを訪問 (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領、カイロの空港でムルスィー・エジプト大統領の歓迎をうける       イランのアフマディーネジャード大統領は昨日、イスラーム諸国会議機構(OIC)の会議に参加するためカイロへと発ち、イラン・イスラーム革命の勝利以降、初のエジプト訪問を果たした大統領となった。       イランとエジプト両国の国交は1358年〔西暦1979/80年〕以来断絶状態にあるが、ホスニー・ムバーラク政権の崩壊とイスラーム主義勢力の政権獲得以降、前向きな展望が開かれるようになっている。例えば、非 全文をよむ

2013-02-05 大統領「私が宇宙に送りこまれる最初の人間になってもいい」 (Mardomsalari紙)

 イラン大統領は、「我が国の若者たちは4、5年以内に人類を宇宙空間に送る決意を固めており、これは実現すると私は確信している」と述べた上で、「私が犠牲になってもいいと思っている。たとえリスクが高くとも、あなた方〔=イラン宇宙開発の専門家たち〕が宇宙に送り込もうと考えている最初の人間に、自分がなる用意がある」と付け加えた。       イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は「宇宙技術の日」の記念式典で、「今日、科学の領域におけるイラン国民と我が国の学者たちの運動が極 全文をよむ

2013-02-03 イラン製戦闘機「ガーヘル313」が発表 (Jam-e Jam紙)

 「ファジル(夜明け)10日間」の3日目にあたる昨日、国産戦闘機「ガーヘル(征服者)313」が、アフマディーネジャード大統領が見守る中、発表された。この戦闘機は、国防軍需省によって生産されたものである。       ファールス通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はメフラーバード第1攻撃基地で開かれた「イラン製新型戦闘機発表会」の席上、イラン国民は毎日のように新たな成果を人類社会に提供していると指摘した上で、「イラン国民の軍事力は他国を攻撃したり占領したりするためにあるので 全文をよむ

2013-01-30 最高指導者「西洋がアフリカで見せている新たな動きは、ムスリム間の対立の結果」 (Mardomsalari紙)

 〔‥‥〕慈愛の預言者、選ばれし人ムハンマドと彼の親愛なる子イマーム・サーデグの生誕記念日〔=イスラーム太陰暦ラビーユル・アッワル月17、西暦1月29日〕であった火曜日、体制の責任者らや第26回イスラーム団結会議に海外から参加した来賓たち、イスラーム諸国の各大使、および社会各層の市民らは、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下と面会した。       ISNA(イラン学生通信)によると、イスラーム革命最高指導者ははこの面会において〔‥‥〕、イスラーム世界、特に北アフリカ地域に 全文をよむ

2013-01-30 イラン製探査機、生物を乗せて宇宙空間に:国防相「有人宇宙飛行への第一歩」 (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国の宇宙分野の専門家たちは、生物を乗せた探査機「ピーシュガーム」(先駆者)の打ち上げにより、数カ国に独占されていた宇宙空間での生物学的研究の領域へ、大きな一歩を踏み出すことに成功した。       報道によれば、4つの部分から構成されている探査機「ピーシュガーム」は、生理学的に人間と類似した生きた猿を乗せて、上空120キロメートル以上まで打ち上げられ、生物用カプセルの設計・製造・打ち上げに関する技術の国産化〔…〕などの目標を達成した。      イランは有人飛行に向けて進 全文をよむ

2013-01-28 国会議員「グーグルは西側諸国のスパイサイト」 (Mardomsalari紙)

 国会の「宗教指導者会派」に属するパジュマーンファル議員は、米英独の政府関係者たちがグーグル社に対し、同社のユーザに関するスパイ活動に従事するよう要求を強めていると指摘、こうした行動は人権侵害の極致に他ならないとの見方を示した。同議員はその上で、「グーグルは西側諸国のスパイサイトへと変貌を遂げている」と述べた。       イラン国会通信とのインタビューの席で、ナスロッラー・パジュマーンファル議員は、〔欧米の〕政府がユーザへのスパイ活動の要求をグーグルに対して強めていることについて、「米英独の政 全文をよむ

2013-01-28 大統領「米はドルという名の紙切れを世界経済の支配者にしている」 (Mardomsalari紙)

 アフマディーネジャード大統領は、「われわれは、現状を守るために団結しようとしているのか。もしそのためならば、団結の必要はない。われわれが団結しようとしているのは、運動を起こすためなのか、それとも静穏さを保つためなのか?団結は運動を起こすためにあるということは明らかだ〔‥‥〕」と述べた。       メフル通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は第26回イスラーム団結会議の開会式で、「今や世界の至るところで、困難が存在する。ヨーロッパでも、アメリカでも、アフリカでも、極東で 全文をよむ

2013-01-27 ヌーリー=ハメダーニー「イランへのワッハーブ主義の浸透のために30億ドルが支出」 (Mardomsalari紙)

 シーア派マルジャエ・タグリードの一人であるヌーリー=ハメダーニー師は、イラン南部に位置する一部の都市でワッハーブ派が〔勢力伸長を〕試みていると指摘した上で、「カタール政府はイラン南部諸州にワッハーブ主義を浸透させるために、30億ドルを支出している。彼らは嫌シーア/嫌イラン・プロジェクトを目論んでいるのである」と述べた。       イラン労働通信(ILNA)によれば、アーヤトッラー・ホセイン・ヌーリー=ハメダーニーは「イスラーム諸宗派間の歩み寄りのための世界会議」の事務局長を務めるアーヤットッ 全文をよむ

2013-01-27 ヴェラーヤティー「最高指導者の許可なく米と交渉を行ったことは一度もない」 (Jam-e Jam紙)

 最高指導者国際問題担当顧問のヴェラーヤティー氏は、最高指導者によってアメリカとの交渉が許可された者などいないと指摘した上で、「法的根拠を要し、最高指導者の許可が必要とされるような交渉が行われたことは、一度もない」と述べた。       アリー・ヴェラーヤティー氏はメフル通信とのインタビューの中で、しばらく前に飛び交った、アメリカとの間で話し合いが行われたとする内容の噂を否定した上で、「私はアメリカと一切交渉していない。〔噂に上った〕オマーンでも、それ以外の場所でも、したことはない」と語った。  全文をよむ

2013-01-22 司法権長官「西洋諸国による思想の押し付けを許してはならない」 (Mardomsalari紙)

 司法権長官は、「西洋諸国が人権として自ら思い描いてきたものを、メディア支配を通じて〔世界の〕すべての諸国民に強要するようなことを、われわれは許してはならない」と述べた。       ISNA(イラン学生通信)によると、アーヤトッラー・サーデク・アーモリー=ラーリージャーニーは人権最高会議の場で、西洋的人権の理論的基礎や歴史、その二枚舌的な活動に異を唱え、翻ってイスラームの人権理念を明確化することが必要だと強調した上で、「人権をめぐってわれわれが行っている議論は、単に西洋による人権概念を使ったイ 全文をよむ

2013-01-17 最高指導者「敵に関するイラン国民の認識力には驚くべきものがある」 (Jam-e Jam紙)

「イラン国民はバフマン月22日〔西暦2月10日〕のイスラーム革命記念日に自らの力と活気、聡明さを世界の人々に誇示するだろう」       イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、軍の情報保全の関係者らとの面会の中で、「神は、神の教えを信じ、それを忍耐強く守り通す者たちや、その普及に力を貸す者たちを助く」との神の約束は必ず果たされると指摘した上で、次のように強調した。      イスラーム共和国体制こそ、神の約束が実現されたことの客観的な証明である。この体制は敵のあらゆる 全文をよむ

2013-01-10 シリアで拉致されていたイラン人48名、解放される (Jam-e Jam紙)

モルダード月14日〔西暦2012年8月4日〕に誘拐された48名のイラン人参詣者たちは、反バッシャール・アサド勢力によって囚われの身となっていた。       シリアで拉致された48名のイラン人参詣者たちは、事件発生からおよそ6ヶ月が経過した昨日、解放された。       「シリア自由軍」なるグループに関係した武装集団が、ダマスカス市リーフ地区でイラン人参詣者らを拉致したのは、モルダード月14日のことであった。その後、犯行グループはビデオ映像を通じて、拘束したイラン人たちは軍人であり、シリア現政権 全文をよむ

2013-01-05 震災地で敵の報道機関を摘発 (Mardomsalari紙)

 東アゼルバイジャン州知事は、「敵は救援隊を装って〔地震のあったアゼルバイジャン〕地域に報道機関を派遣し、虚偽の演出やデマの流布を通して、体制に敵対的な流れや悲観論的な雰囲気を作ろうとしていた。いうまでもなく、こうした者たちの中には、人の心を迷わせるバハーイー教徒やコミュニスト、神への反逆を試みている者たちが含まれており、彼らは報道機材を携帯して虚偽報道を行っていたところを逮捕された」と述べた。       イスラーム神学校ニュースが伝えたところによると、アリーレザー・ベイギー氏はゴムで開かれた 全文をよむ

2013-01-02 「ヴェラーヤト91」、本日で終了:ミサイル「ガーデル」と「ヌール」の発射に成功 (Jam-e Jam紙)

 ホルモズ海峡で行われた海上軍事演習「ヴェラーヤト91」で、地対海ミサイル「ガーデル」の発射が成功裏に行われた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、ミサイル「ガーデル」の射程距離は200キロメートル以上で、発射準備を素早く行うことができ、即応能力も高い。同ミサイルは小型艇や戦艦などの洋上の標的や、沿岸にいる敵を破壊することができる。       ミサイル「ガーデル」の特徴としては、低空での飛行、高い破壊能力、重量の低さ、及び標的の正確な破壊などが挙げられる。      全文をよむ

2013-01-01 軍事演習「ヴェラーヤト91」でミサイル「ナスル」及び「ミーサーグ」が披露 (Jam-e Jam紙)

 国軍による軍事演習「ヴェラーヤト91」の4日目にあたる昨日、短距離ミサイル「ナスル」が発射され、またロケットランチャー「ミーサーグ」の発射によって、〔仮想〕敵軍の無人航空機が破壊された。       複数の通信社が伝えたところによると、昨日、短距離巡航ミサイル「ナスル」の発射が成功裏に行われ、前もって用意されてあった標的に見事命中した。また国軍海上部隊は新型ミサイル「ラアド」及び魚雷の発射も行い、所定の標的を破壊した。       軍事演習の報道官を務めるラストガーリー海軍司令官は演習4日目に 全文をよむ

2012-12-31 軍事演習「ヴェラーヤト91」でホバークラフトによる沿岸防衛作戦が実施 (Jam-e Jam紙)

 海上軍事演習「ヴェラーヤト91」の三日目にあたる昨日、国内で生産されたホバークラフトによる沿岸防衛オペレーションの訓練が実施された。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、海上軍事演習「ヴェラーヤト91」のラストガーリー報道官は〔‥‥〕「〔演習では仮想の〕敵軍は領海に進入後、沿岸に接近するも、沿岸防衛システムによる強力かつタイムリーな砲撃を受けた。自軍の特殊部隊・海兵隊は敵軍を沿岸および領海から退かせるとともに、沿岸防衛態勢を整えることで、沿岸一帯に武器や装備を配備し、 全文をよむ

2012-12-26 12月28日に海上軍事演習「ヴェラーヤト91」を実施へ:国軍海上部隊司令官が発表 (Jam-e Jam紙)

 国軍海上部隊司令官は、「特殊軍事演習ヴェラーヤト91が、デイ月8日〔12月28日〕から6日間の予定で行われる」と述べた。       ファールス通信の報道によると、ハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官は、同部隊による軍事演習の実施を直前に控えて開かれた記者会見で、国の発展にとって海洋が有している重要性に触れた上で、「この演習はホルモズ海峡の東から北緯18度の地点まで、面積100万平方キロメートルの海域で行われる。〔ホルモズ海峡に面したイラン側の港湾都市〕バンダルアッバースから北緯18度東まで 全文をよむ

2012-12-22 欧米の新たな制裁、放送局にも波及:プレスTVとヒスパンTV、ヒスパサットから排除 (Mardomsalari紙)

 スペインの衛星運用を行うヒスパサット社は金曜日(12月21日、イラン暦デイ月1日)、イランの英語放送局プレスTVとスペイン語放送局ヒスパンTVを、イラン国営放送総裁に対する制裁なるものを理由に、スペインならびに南米で行っている衛星放送のリストから排除した。       イラン学生通信(ISNA)のテレビ・サービス部が伝えたところによると、〔ユーテルサットに続いて〕ヨーロッパのもう一つの衛星運用会社が、言論の自由に反する措置として、イランの国際テレビ放送局に対する妨害行為に出た。       プ 全文をよむ

2012-12-13 イラン、アゼルバイジャンがイランとの国境往来を規制したことに反発 (Mardomsalari紙)

 駐アゼルバイジャン共和国イラン大使は、イランとアゼルバイジャンの国境地帯に住む住民の往来を簡素化するために両国の間で交わされた了解覚書を、アゼルバイジャン議会が破棄したことに触れ、「麻薬撲滅のためには、それ独自の手法があるのであり、そのために人々の往来を阻害する必要はない」と述べた。       モフセン・パークアーイーン氏はイラン学生通信(ISNA)との会見の中で、「イラン・イスラーム共和国は常に、イランとアゼルバイジャン共和国両国の国民による往来をサポートし、その実現のために必要な便宜を図 全文をよむ

2012-12-05 「二度目の大いなるハンティング」:革命防衛隊、米の無人航空機を捕獲 (Jam-e Jam紙)

 各メディアがアメリカの無人航空機RQ-170がイラン領内で撃墜されたと報じたのは、ちょうど1年前のアーザル月13日〔西暦2011年12月4日〕のことだった。そして、アメリカの無人航空機がイラン側の防衛射撃によって我が国領空からの退散を余儀なくされたのは、つい先月のことだった。ところがこれでもアメリカには不十分だったのか、〔アメリカは再びイランの領空を侵犯、〕イラン・イスラーム共和国の海上部隊によって昨日、再びアメリカの無人航空機1機が捕獲された。       複数の通信社が報じたところによると 全文をよむ

2012-12-02 軍統合本部内に「ソフトな戦争」基地を設置へ (Mardomsalari紙)

 軍統合本部のジャザーイェリー副参謀長(バスィージ・防衛文化問題担当)は、同本部内に「ソフトな戦争」基地が設けられる予定だと述べた上で、「この基地は理論的な面で多くの〔精神的〕支えを〔知識人たちから〕得ているが、より実践的な形をとって表舞台で存在感を示すことができるようにするためには、知識人らからの〔一層の〕支援が必要だ」と語った。       イラン労働通信(ILNA)の報道によると、セイエド・マスウード・ジャザーイェリー革命防衛隊准将は「国営メディア・バスィージ」のサイバー大隊による初めての 全文をよむ

2012-11-29 イラン、国連の人権決議を政治的なものとして批判 (Jam-e Jam紙)

 イランの国連大使は、イランに対する人権決議の発議のために開催された国連総会・第三委員会における演説の中で、この決議は政治的なものであるとの認識を示した上で、その中にはプロフェッショナルな仕事とは言えない一方的な内容が含まれていると強調した。       人権問題をめぐる反イラン決議に対する投票では、68ヵ国が棄権票を、31ヵ国が反対票を、そして83ヵ国が一部の西洋諸国、とりわけアメリカやカナダのロビー活動によって、賛成票を投じた。その一方で、インド、中国、エジプト、エクアドル、キューバ、ベネズ 全文をよむ

2012-11-29 司法権長官「西洋諸国はイスラーム抵抗運動から手痛いしっぺ返しを受けた」 (Mardomsalari紙)

 司法権長官は、民兵組織バスィージは「国防」と「精神性」との人民的結合であると述べた上で、「バスィージは単なる軍事組織ではない。それはむしろ、あらゆる面で〔精神的〕価値にもとづいた国防のための人民組織なのである」と述べた。       イラン学生通信の報道によると、司法権長官のアーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは司法最高責任者会議の席上で、〔‥‥〕さらにシリア情勢について言及した上で、次のように述べた。「残念ながら、西洋諸国、および一部のアラブ諸国の無知な指導者たちの不適切な介入によ 全文をよむ

2012-11-28 ジャヴァード・ラーリージャーニー「国連人権報告官はテロ集団の罠にかかっている」 (Jam-e Jam紙)

「アフマド・シャヒードはイランに不利な資料をでっち上げようとしている」       司法権人権本部書記は、アフマド・シャヒード国連人権報告官について、「この人物はテロ集団の罠に陥っており、報告官としての務めを果たす代わりに、〔イランに不利な〕資料をでっち上げようとしている」と述べた。       ジャーメ・ジャム紙によると、モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー書記は昨日、国内外の記者との会見のなかで、アメリカとの協議やアフマディーネジャード大統領のエヴィーン刑務所視察問題、サッタール・ベ 全文をよむ

2012-11-28 イランのジャーナリストら、MKOのアシュラフ基地を初めて取材訪問 (Mardomsalari紙)

 イランや海外のメディアに所属する記者やカメラマンらの一団が、〔イラクにある〕アシュラフ基地を訪れ、〔モジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)関係者らから〕解放された同基地の一部地区を視察した。       メフル通信によると、イラク政府との間で交わされた合意によってアシュラフ基地を訪れたイランや海外のメディアの記者らは、同基地のうち〔MKO関係者によって〕明け渡された地区を視察し、「偽善者集団」〔※MKOのイラン国内での呼称〕のメンバーらが同基地から追放された事実を確認した。       イラク政 全文をよむ

2012-11-27 マカーレム=シーラーズィー「イスラエルの不敗神話は破られた」 (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはメッセージを発出し、その中で「ガザ8日戦争」におけるイスラエルの敗北を指摘した上で、「イスラエルの不敗神話と鉄のドームは崩れ去った」と述べた。       メフル通信の報道によれば、マルジャエ・ダグリード(シーア派最高権威)である同師のメッセージには、次のようにある。      一方では、イスラエルが戦争で敗北を喫するまでの時間は日に日に短くなっていることが証明された。もしレバノンにおけるヒズブッラーの抵抗〔※2006年夏に起きたイスラエルとレバノン 全文をよむ

2012-11-27 情報省、アメリカによるテロ組織への支援を指摘 (Jam-e Jam紙)

 イラン情報省のウェブ・サイトは報告の中で、アメリカがテロ集団「偽善者」〔※反体制組織モジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)のこと〕とネバダ砂漠で行った「共同作業」について検討を行った上で、「アメリカ当局は、テロリストたちが同国を自由に往来できるようにしている」と指摘した。       情報省は報告の中で、「アメリカ政府は国際的な原則や規則に対して、自国の国益にもとづいた解釈を施すことで、テロリストたちが同国を自由に行き来し、アメリカの軍事的管理下にある国やアメリカに服従している国で広範囲な活動に 全文をよむ

2012-11-27 ミサイル艦スィーナー7、本日お披露目:国軍海上部隊司令官が発表 (Jam-e Jam紙)

 イラン国軍海上部隊司令官は、「国軍海上部隊ウィークに合わせ、明日ガディール級潜水艦2隻が同部隊の潜水部隊に加わり、またミサイル艦スィーナー7のお披露目が行われる予定だ」と述べた。       イラン国営通信の報道によると、ハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官はアーザル月7日〔西暦11月27日〕の「国軍海上部隊の日」を記念して開かれた記者会見で、記者団に対し「ガディール級潜水艦は、国軍海上部隊および国防軍需省国防産業の責任感強きイラン人専門家らによって、設計・製造された国産の潜水艦の一つである 全文をよむ

2012-11-26 国会議長、シリア・レバノンを訪問 (Mardomsalari紙)

 ラーリージャーニー国会議長は議員団の団長として、金曜日から土曜日の深夜まで、シリア、レバノン、およびトルコを定期訪問し、これらの国々の当局者らと会談、地域の最重要問題やガザ問題について外交協議を行った。       イラン学生通信の報道によると、今回の定期訪問の主要な目的はイラン・イスラーム共和国の周辺地域諸国との関係の発展と強化にあるとしていたアリー・ラーリージャーニー国会議長は、最初の訪問地であるシリアに入り、シリア部族会議議長のムハンマド・ジハード・リハーム氏の歓迎を受けた。ラーリージャ 全文をよむ

2012-11-26 イラン、シリア国境地帯へのNATOミサイル配備について警告 (Jam-e Jam紙)

 イラン外務省報道官は、トルコがNATOに対し、同国とシリアの国境地帯へのパトリオット・ミサイルの配備を要請したことについて言及し、「この問題はシリア問題の解決の助けとならないだけでなく、むしろ情勢をより複雑で困難なものにするだけだ」と述べた。       イラン学生通信(ISNA)の報道によると、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、「軍事的手段によるシリア問題の解決を主張することが、地域の混乱と脅威を増幅させている一つの根本的な原因となっている。すべての国、特にシリア情勢に重要な役割を担っ 全文をよむ

2012-11-22 革命最高指導者「ガザは力強き防衛以外に道はないということを示した」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、〔‥‥〕民兵組織バスィージはイスラーム革命の奇蹟であると評し、国家、国民、革命、そして歴史は永遠にバスィージを必要としていると指摘した上で、バスィージの活動の質的向上を訴えた。       同氏はまた、ガザ地区への攻撃というシオニスト体制による野蛮な犯罪行為は同体制指導者たちの驚くべき獰猛さを示すものだと指摘し、ガザ人民の殺戮を支持するという米英仏の憎むべき暴挙について触れて、次のように強調した。      イスラーム諸国、特に 全文をよむ

2012-11-22 革命防衛隊総司令官「イランはファジル5ミサイルの製造技術をガザに提供」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊総司令官は、イランはいかなる武器も直接ガザには送ってはいないと述べた上で、「強権的な者たちや抑圧者らに立ち向かっている、ガザやその他の虐げられた〔世界の〕諸国民、ないしムスリム諸国民に対してわれわれが提供しているのは、軍事分野での技術のみである。われわれはこうした技術移転をこれからも続けていく」と述べた。       メフル通信の報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将はバスィージ映像システムの開所式の傍らで記者団に対し、抵抗こそガザ人民を救うことのできる唯一の 全文をよむ

2012-11-22 国会議長「パレスチナ支援は軍事的なものだったことを高らかに表明する」 (Mardomsalari紙)

 国会議長は、国会議員らはパレスチナの人民と共にある用意があると述べた上で、「われわれのパレスチナ支援が物質的・軍事的側面を有するものだったことを、高らかに表明する」と述べた。       ファールス通信の報道によると、アリー・ラーリージャーニー国会議長は〔‥‥〕「シオニスト体制によるガザ攻撃をめぐっては様々な議論が出ているが、それらの議論で共通しているのは、シオニスト体制が計算違いをしているということだ」と述べた。       ラーリージャーニー国会議長は、孤立から抜け出すためならハマースを攻 全文をよむ

2012-11-14 ミサイルシステム「ヤー・ザフラー3」と「ガーデル」がお目見え:軍事演習「ヴェラーヤト4」で (Iran紙)

【政治部】ハータモル・アンビヤー防空基地司令官は、ミサイルシステム「ヤー・ザフラー3」と「ガーデル」、ならびに砲システム「セファート」のお披露目が行われたことを明らかにした。       軍事演習「ヴェラーヤトの空を守る者たち4」が行われている現地から記者クラブが伝えたところによると、ファルザード・エスマーイーリー司令官(准将)は記者会見で、ミサイルシステム「ヤー・ザフラー3」ならびに「ガーデル」のお披露目が行われたことを明らかにした上で、「このミサイルシステムは100%国産である」と述べた。  全文をよむ

2012-11-10 イラン軍、アメリカの無人航空機による領空侵犯に対抗 (Jam-e Jam紙)

 米国防総省が、ペルシア湾上でアメリカの無人航空機がイラン側の攻撃を受けたと主張したことに対し、イラン国防相は「先週、正体不明の航空機1機がペルシア湾地域で、イラン・イスラーム共和国の領空に侵入した。これに対し、イラン・イスラーム共和国の軍はタイムリーでスマート、かつ断固たる措置を示し、同機は退散を余儀なくされた」と強調した。       アフマド・ヴァヒーディー司令官はさらに、「今回を含めた過去の事例から、イラン・イスラーム共和国は十分な警戒を行い、〔敵の〕動きを完璧に捉えていることが示された 全文をよむ

2012-11-08 アーモリー=ラーリージャーニー「アメリカとの関係が一夜にして改善することはない」 (Mardomsalari紙)

 〔‥‥〕イラン学生通信(ISNA)によれば、アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは司法最高責任者会議の席上、イラン・イスラーム共和国体制にとって、三権分立は最も重要な教理の一つであるとした上で、「憲法の原文によれば、イラン・イスラーム共和国を構成する三権はそれぞれ独立であり、最高指導者の監督下でそれぞれの義務を果たすことになっている」と述べた。       〔‥‥〕ラーリージャーニー司法権長官はさらに、「イスラーム共和国体制は、自由民主主義(リベラル・デモクラシー)に基づく体制ではな 全文をよむ

2012-11-08 軍事演習「ヴェラーヤト4」、近日実施予定 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】ハータモル・アンビヤー防空基地司令官は、軍事演習「ヴェラーヤトの空を守る者たち4」のプログラムについて説明する中で、同演習には8千名の隊員が参加すると明かした上で、「この演習のメッセージは、侵略的な国々に対して断固たる回答を示すことである」と述べた。       ハータモル・アンビヤー防空基地のエスマーイーリー司令官は、本日木曜日に行われた記者会見で、軍事演習「ヴェラーヤトの空を守る者たち」のプログラムとその目的、メッセージについて説明を行った。       同司 全文をよむ

2012-11-06 外務省報道官「カナダ裁判所の判決に対してイランは報復措置を講ずる」 (Jam-e Jam紙)

 外務省報道官は、イランの資産に対するカナダの裁判所の判決は、カナダ政府の行動に影響された政治的な措置だとの見方を示し、この件についてイランも対抗措置を講ずると明かした。       先日、カナダ・オンタリオ州の裁判所の判事が判決の中で、イラン政府に対して数百万ドルの賠償金を求めていたあるアメリカ人家族を支持するかたちで、カナダにあるイラン資産の凍結を命ずる判決を下した。       ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、この措置を非難した上で、「カナダ政府は〔同国の裁判所による〕こうした行動 全文をよむ

2012-11-05 イラン、南部3島に対する防衛力を強化へ (Jam-e Jam紙)

 昨日、バンダル・レンゲ県に革命防衛隊海上部隊の第5管区が正式に立ち上げられた。これに伴い、革命防衛隊総司令官は、今回の措置は戦略的重要性を有するペルシア湾上のイラン島嶼部の防衛力・安全を強化することが目的であると強調した。       この管区の作戦範囲は、ナーズアート諸島を加えたゲシュム島の端からキーシュ島の西端までとなっている。       ジャアファリー司令官は革命防衛隊海上部隊第5管区の任務について、「ナーズアート地区および3島〔=ゲシュム島の南西に位置する大小トンブ島、およびアブー・ 全文をよむ

2012-11-05 サーレヒー氏「われわれはあらゆる領域の核技術を保有している」 (Jam-e Jam紙)

 イランのサーレヒー外相は、イランが原子爆弾の獲得を試みているという一部から繰り返される主張に対して、「われわれは原子爆弾など必要としていない。しかし現在、われわれはあらゆる領域の核技術を保有している」と強調した。       イラン学生通信によれば、アリー・アクバル・サーレヒー氏はクウェート紙「アル=ラーイ・アル=アーム」とカタール紙「アル=ワタン」とのインタビューで、次のようにつけ加えた。「われわれは理性的な観点からも、また宗教的・倫理的な観点からも、原子爆弾は必要ないという結論に達し、革命 全文をよむ

2012-11-04 カナダ人裁判官、同国にあるイラン資産差し押さえを命令:ハマース支援を理由に (Mardomsalari紙)

 イランに対するカナダの敵対的政策が続く中、カナダにある裁判所は妄想に満ちた主張に沿う形で、2002年に起きた事件犠牲者の遺族への賠償金支払いのためとして、イラン大使館を含む、カナダにあるイラン資産の差し押さえを命じた。       ISNA(イラン学生通信)によると、マーラ・ベネットさん(当時24歳)は2002年にエルサレムにあるヘブライ大学で起きた爆破事件で殺害され、アメリカの裁判所は同事件へのハマースの関与を指摘した。       また、ハマースはイランから支援を受けているとの主張のもと、 全文をよむ

2012-11-04 フィールーズアーバーディー少将「アメリカはシリアで新たな分断を画策中」 (Mardomsalari紙)

 軍統合参謀本部長は、「大型ハリケーン・サンディで悲しむべき状況が生じ、被害を受けたアメリカ国民の安否確認が急を要しているにもかかわらず、同国政府はシリアで新たな分断を引き起こそうと画策している」と述べた。       ISNA(イラン学生通信)によると、軍統合参謀本部長のセイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将は、「ガディール・フンムの祝日〔※1〕は、イスラームの統治構造を強化していく中で預言者ムハンマドがなしてきた数々の画期的行動を想起させてくれる」と強調した上で、「アメリカ合衆国民 全文をよむ

2012-10-29 ヴァヒーディー司令官「我々は《アイユーブ》よりもはるかに発達した無人航空機を保有している」 (Jam-e Jam紙)

 ヴァヒーディー国防軍需相は「最近レバノンの抵抗勢力によってエルサレム占領体制の上空に飛ばされ、敵の目をくらませた無人航空機の技術は、明らかにイランの最新技術ではない」と語った。       同相は政府の広報サイトとの会見のなかで、「現在イラン・イスラーム共和国は、ヒズブッラーによって最近イスラエル上空に飛ばされたものよりも、もっと高度な技術をもった無人航空機を保有している」と明言した。       同相はさらに、「無人航空機をイスラエル上空に飛行させるというヒズブッラーの示威行為によって、表向 全文をよむ

2012-10-29 国会議長、現下の重大局面について言及「米のすべきことを明確にしておくことが必要」(下) (Mardomsalari紙)

 同氏は国内での抵抗経済の実施について、「我が国の経済が人民化しなければ成功はないということ、また憲法44条政策〔※国営企業の民営化政策〕を忠実に実施するにあたっては、人民のポテンシャルを活性化させる必要があるということを、我々は受け入れなければならない」と語った。       国会議長はまた、「我々は、予算を立案する際の制度その他について、状況に応じて改革することが必要だ」とも述べた。       ラーリージャーニー議長はまた、抵抗経済を実施するもう一つの方法として、〔第一次産業や第二次産業な 全文をよむ

2012-10-29 国会議長、現下の重大局面について言及「米のすべきことを明確にしておくことが必要」(上) (Mardomsalari紙)

 国会議長は、我々はきわめて重大な局面に立っており、アメリカ政府が自らの目的や政策に沿って少しでも行動に出るようなことがあれば、われわれの仕事も難しいものになるだろうと指摘した上で、「我々の側から、彼らが何をすべきなのかを今からはっきりさせておく必要がある」と述べた。       メフル通信の報道によると、アリー・ラーリージャーニー議長は「州行政評議会」の会議の席上で、世界および我が国の今日の状況について言及し、「我々は革命の勝利から34年間のうちに、様々な状況を経験してきた。《強要された戦争》 全文をよむ

2012-10-29 ヴェラーヤティー氏「アメリカとは一切協議していない」 (Jam-e Jam紙)

米大統領選が佳境に入る中、イラン・米両政府の話し合いに関する噂が増加中       我が国の高官らがアメリカとの直接協議に関する一部発言に異議を唱え〔※〕、またアメリカ側も対イラン制裁を強化しているなかで、一部の西洋メディアはイラン・米両当局の話し合いについて、新たな噂を作り出している。こうした噂を、イラン当局は明確に否定しているが、昨日、ある噂で名前の挙がった〔元外相の〕アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏が改めて、自身が米当局と協議したとの報道はまったくの虚偽であると述べた。      ※訳 全文をよむ

2012-10-29 ヴァヒーディー国防相「核兵器など未来の兵器に比べれば大したものでなくなるだろう」 (Mardomsalari紙)

 国防相は「抵抗を完成させる最後の要素たる抵抗経済を構築することができれば、我々は勝者となるだろう」と述べた。       ISNA(イラン学生通信)によると、アフマド・ヴァヒーディー国防相は第一回パッシブディフェンス会議において、「国家の安全を保証する力の指標の中でも、軍事力は基本的要素の一つであり、また最もよく知られた要素でもある」と述べた。       同氏は「軍事力は国家間の軍事的問題に影響を与えるだけでなく、国際関係にも影響を与える。軍事力は多くの場合、戦争の発生を抑止するために整えら 全文をよむ

2012-10-28 メフマーンパラスト氏「イギリスとの関係を変えるつもりはない」 (Jam-e Jam紙)

 イラン外務報道官は、イラン国民はイギリス政府の行動に対していい記憶を持っていないとした上で、今のところイラン政府はイギリスとの関係に変化をもたらそうという特別な計画を有しているわけではないと述べた。       ファールス通信によると、ラーミーン・メフマーンパラスト氏はEUがイランに対して一方的な制裁を科すことで追求している道は、誤った道、不合理で正義に反する道、そして最終的には欧州諸国の利益を損なう道であると指摘した上で、「イラン国民は、イギリスとの関係をめぐる現在の状況に不満を抱いてはいな 全文をよむ

2012-10-27 イラン、シオニスト体制によるスーダン空爆を非難 (Jam-e Jam紙)

 スーダンの武器工場に対してシオニスト体制が行った、正当化しがたい不意打ち攻撃は、なぜ国際機関、中でも国連安保理はシオニスト体制によるこうした無法行為に対して、何の反応も示そうとしないのかという疑問を、再び提起する出来事となった。       この攻撃に対し、大半のムスリム諸国やアラブ諸国は非難を声を上げているが、しかしシオニスト体制を支持する西洋諸国は、依然として沈黙したままである。しかし多くの中立的な観察者らは、こうした行為は国際法に明確に反するものであると指摘している。       先週火 全文をよむ

2012-10-27 最高指導者、メッカ巡礼団にメッセージ「シリア民主化を支持しているのは独裁者の支援者たち」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、大巡礼団に向けたメッセージの中で、ハッジ(メッカ巡礼)という神秘に満ちた儀礼は、イスラーム共同体を改革するための方法を検討し、イスラーム世界で起きている重要な出来事について考察して理解を深めるのに、最高の機会を提供してくれると指摘した上で、      傷を負った列強〔=欧米諸国〕は地域で起きた革命を逸脱させる目的で、ムスリムたちを分裂させるための裏切りの計画を立て、反イスラーム的なプロパガンダを行い、一部のイスラーム諸国を内戦へと誘 全文をよむ

2012-10-22 革命防衛隊総司令官「敵の経済的圧力に対して気力を失ってしまっている者がいる」 (Mardomsalari紙)

 革命防衛隊総司令官は「イスラーム的イランに対して全力で経済戦争を仕掛け、これまで以上の圧力をかけてきている敵に対して、勝利を収めるための秘訣とは、〔敵に〕立ち向かうことであり、抵抗することであり、持ちこたえることである」と強調した。       イラン労働通信の報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将は「ゴム・アラヴィヤーン教育センター第16期将校一般教育課程」の修了式の場で、こうした圧力に対して気力を失い、他人〔=敵〕と同じ意見を〔うわごとのように繰り返して〕述べてしまっている者 全文をよむ

2012-10-20 金曜礼拝導師ら、イラン衛星放送がユーテルサットから排除されたことに反発 (Jam-e Jam紙)

 全国の金曜礼拝導師らは、西洋諸国がイラン国営放送の国際衛星放送局による放送配信を停止する措置を講じたことを強く非難し、こうした措置はイラン国民の思想が〔世界の〕他の諸国民に輸出されることに対して、敵が恐怖心を抱いていることをよく示していると指摘した。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、金曜礼拝導師らは金曜礼拝での説教のなかで、このような破綻した行動は、とどまるところを知らないイスラームの目覚めの拡大に対して、イラン国民の敵が万策尽き果てて窮していることの表れであると 全文をよむ

2012-10-20 テヘランで「バスィージ即応大隊」による演習が実施 (Jam-e Jam紙)

軍事演習「エルサレムまで」は昨日で終了       革命防衛隊「ムハンマド」部隊による軍事演習「エルサレムまで」に参加した民兵組織バスィージの隊員らは、同演習の3日目の最終日にあたる昨日、パレスチナ広場で集会を開き、偉大なる預言者ムハンマドに対する侮辱行為を非難した。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、昨日行われたこの抗議集会に参加したバスィージ隊員らは、声明を発表し、次のように強調した。      尊敬すべきイスラームの預言者に対する侮辱は前もって計画された行動であ 全文をよむ

2012-10-18 「犠牲祭の日に停戦を」:アフマディーネジャード大統領、シリア問題で提案 (Jam-e Jam紙)

 アフマディーネジャード大統領はシリア問題での我が国の提案について説明する中で、「犠牲祭の日〔※10月26日〕にシリアで停戦が宣言され、シリアの〔政府/反体制勢力〕双方がこの停戦を守る、という案をイラン政府は提案している」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はクウェートのメディア関係者らとの会見の中で、「〔停戦期間中は〕どの国もいずれか一方を支援してはならない。〔政府/反体制勢力〕双方が話し合い、自らの問題を解決すべき 全文をよむ

2012-10-17 バスィージ軍事演習「エルサレムまで」、テヘランで本日から (Jam-e Jam紙)

 革命防衛隊のテヘラン駐留部隊「神の使徒ムハンマド」のモフセン・カーゼミーニー司令官は、軍事演習「エルサレムまで」がテヘランで本日から始まると述べた。       同司令官によると、この演習の目的は、〔敵の〕脅威に対するバスィージの組織的能力・力強さを顕示することにあるという。また、預言者に対するシオニストたちの侮辱行為への応答としての意味も含まれているとのことだ。 全文をよむ

2012-10-16 イラン国営放送の国際放送、欧米による検閲を受ける (Jam-e Jam紙)

人工衛星「ホットバード」、イラン国営放送の国際放送の配信を停止       「ホットバード」〔を運営するユーテルサット〕社は、昨日メフル月24日〔西暦10月15日〕から、衛星周波数帯12437Hzを切断し、イランの衛星チャンネルへのサービス提供を停止すると発表した。       西洋諸国には自由な情報の流れがあるという西洋の主張に反し、人工衛星ホットバードを通じたイラン・イスラーム共和国の国際放送の配信は停止されてしまった格好だ。       〔イラン国営放送が運営するアラビア語放送の〕「アル・ 全文をよむ

2012-10-15 国防相「イランの能力はイスラーム共同体に提供」 (Jam-e Jam紙)

 イラン国防軍需相はレバノン・ヒズブッラーが占領地〔=イスラエル〕の上空に無人航空機を飛ばしたことに言及し、この無人航空機がイラン製であることについて「イラン・イスラーム共和国の能力は極めて高い。この能力はイスラーム共同体に提供され、役立てられている」と述べた。       アフマド・ヴァヒーディー司令官はイラン国営放送報道センターとのインタビューの中で、さらに「われわれが保有しているものは何であれ、適切な時期に、イスラーム共同体とその大地を守るために用いるつもりである。これは当然のことだろう」 全文をよむ

2012-10-13 ヒズブッラー総書記「無人航空機《アイユーブ》はイラン製」 (Mardomsalari紙)

 レバノン・ヒズブッラーの総書記は、占領地パレスチナの領空を侵犯し、パレスチナ南部及び同重要地域の上空を飛行して、〔イスラエル南部の都市〕デイモナ近くにまで到達した〔無人〕偵察機は、イスラーム抵抗運動が送り出したものであることを表明した。       イラン学生通信によると、サイイド・ハサン・ナスルッラーはヒズブッラー傘下のレバノン放送局「アル・マナール」を通じて発表した発言のなかで、今回の特殊オペレーションへの関与を認めた。       同師は今回のオペレーションを、レバノンの抵抗運動の歴史に 全文をよむ

2012-10-07 イラン・イラク両国間で防衛協力文書が調印 (Jam-e Jam紙)

 イランとイラク両国の国防相が参加した式典において、両国間の防衛協力文書が調印された。       イラン学生通信(ISNA)によると、以前両国間で交わされたいくつかの覚書をもとにして作成されたこの防衛協力文書のなかで、双方は防衛関係が日一日と拡大していることについて強調し、これらの覚書を実行に移すことが、その他の分野でのあたう限りの関係強化をもたらし、域内の平和と安定の一助となるとの認識を示した。       イランの国防軍需相、及び同行した国防関連の高官団はイラク訪問中、同国の大統領、国会議 全文をよむ

2012-10-07 ヴェラーヤティー氏「トルコ・シリア国境の緊張はNATOを地域に介入させるため」 (Jam-e Jam紙)

 最高指導者国際問題担当上級顧問のヴェラーヤティー氏は、「昨今のトルコ・シリア間の国境の緊張は、アメリカがNATOを中東地域に呼び込むために仕掛けたワナである」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は、〔‥‥〕「すべての国々、特にトルコ、シリア、イラク、及びレバノンはこの新しい罠にかからないよう、注意しなければならない。なぜならNATOを中東地域に入り込ませるために、おびただしい努力が行われ、またそれと並行して、これらの国々 全文をよむ

2012-10-04 イランとイラク、防衛協力を強化へ:ヴァヒーディー国防相、バグダードを公式訪問 (Jam-e Jam紙)

 国防分野での協力レベルを引き上げることを目的に、1979年の革命後初めて、アフマド・ヴァヒーディー国防軍需相が国防関連の高官団の団長として、イラクを公式訪問、バグダード入りした。       複数の通信社が伝えたところによると、今回の訪問は、イラク政府が同国の上空を通過してシリアに向かっていたイラン機に検査を実施したことに対し、イラン政府が抗議する中で行われたものである。       国防軍需相とその同行団は、イラクのサアドゥン・アル・ドゥライミー国防相の正式の招待によって実現した今回のイラク 全文をよむ

2012-10-04 イラン国営放送のカメラマン、米当局に亡命を申請 (Mardomsalari紙)

【政治部】アフマディーネジャード大統領のニューヨーク訪問中のこぼれ話の一つに、この訪問に同行していたイラン国営放送のカメラマンの一人が亡命したというニュースがある。この件についての最新情報が、同カメラマンの弁護士によって伝えられている。       ニューヨーク訪問中にアフマディーネジャード大統領の同行団から抜け出したこのカメラマンの弁護士は、同カメラマンの代理として亡命申請をアメリカ当局に提出したことを明らかにした。       ニュースサイト「アスレ・イラン」によると、ハサン・ゴルハンバーン 全文をよむ

2012-10-01 ファダヴィー司令官「革命防衛隊海上部隊は敵の最極秘情報にも侵入可能」 (Mardomsalari紙)

 革命防衛隊海上部隊司令官は、「今日、われわれのサイバー部隊は敵の最極秘情報を容易に入手できており、サイバー戦争の基礎を理想的な形で向上させている」と述べた。       ファールス通信によると、アリー・ファダヴィー海軍司令官は革命防衛隊海上部隊の情報技術システムの運用開始式の席上、イスラーム革命の本質と、抑圧的覇権体制〔=アメリカを中心とする世界秩序〕の本質とについて触れた上で、「われわれとアメリカの敵対関係は、真と偽の敵対関係に他ならない」と指摘した。       ファダヴィー氏は、「われわ 全文をよむ

2012-09-27 アフマディーネジャード、国連総会で演説「世界は新たな思想と秩序を必要としている」 (Jam-e Jam紙)

 マフムード・アフマディーネジャード大統領は第67回国連年次総会に出席し、演説を行った。その中で大統領は、地域や世界が直面する重要問題に関する我が国の立場を表明した。       大統領は、今日の支配秩序は差別的であり、不正義に基づいていると述べた上で、      世界が新たな思想と秩序を必要としていることに、疑いの余地はない。人類が神の最高の被造物として、物質的・精神的諸側面を享受できるような秩序、人々や諸国民を侮蔑し、序列化するのではなく、人間としての尊厳を復活させ、それを受け入れることを追 全文をよむ

2012-09-24 ハージーザーデ司令官「敵にはイランとの戦争を制御することなどできない」 (Jam-e Jam紙)

 革命防衛隊宇宙航空部隊司令官は、イランとの戦争は制御不能であり、この戦争が第三次世界大戦に発展する可能性もある、つまり複数の国がイランの敵・味方に分かれて戦争に突入することもありうる、との見方を示した。       ファールス通信の報道によると、アミール・アリー・ハージーザーデ司令官は〔イラン国営放送のアラビア語衛星チャンネルの〕アル・アーラム放送とのインタビューの中で、敵の脅威について、「基本的に、イランとシオニスト体制、あるいはアメリカとの戦争は、それ単独のものとして想定することはできない 全文をよむ

2012-09-23 革命防衛隊総司令官「戦争が勃発すればイスラエルは消滅」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊総司令官は、イランに対する戦争が勃発すれば、それはイスラエルの消滅を意味すると強調した上で、「敵が狂気に陥り、戦争が起こる可能性がある。われわれはこうした事態に備えておく必要がある」と述べた。       イラン学生通信の報道によれば、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将は〔‥‥〕次のように明言した。「彼らの脅しは、イスラームと革命に対する彼らの敵意が本物であるということを証明しているに過ぎない。こうした敵意は、最後には物理的衝突に終わるだろう」。       同氏はまた 全文をよむ

2012-09-22 米によるペルシア湾での軍事演習に対するイラン軍高官の反応 (Jam-e Jam紙)

 ホメイニー廟で行われた大規模軍事パレードに出席した我が国の軍高官らは、このセレモニーの傍らで記者らとのインタビューに応じ、アメリカとその同盟国がペルシア湾で軍事演習を行ったことについて、反応を示した。       軍統合参謀本部長のセイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将は、この件について、「アメリカとその同盟国がペルシア湾で軍事演習を行ったことに対して、われわれは脅威を感じてはいない。むしろ今回の演習は、何ヶ月もの間、〔ペルシア湾周辺〕地域にとどまりながら、何の動きも見せてこなかった 全文をよむ

2012-09-20 外務報道官、フランス誌に預言者を侮辱する風刺画が掲載されたことを非難 (Hamshahri紙)

 イラン外務省報道官は、フランスの出版物が尊敬すべきイスラームの預言者の御前に対して侮辱的な風刺画を掲載したことを非難し、「こうした憎むべき行為に対して、西洋諸国がいつも一致して沈黙を通すことは、〔西洋諸国の〕イスラーム嫌悪とも一致するものである」と述べた。       イラン国営通信が木曜日に外務省情報報道局の発表として伝えたところによると、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、アメリカ製映画による侮辱行為に続いて、尊敬すべきイスラームの預言者に対して侮辱的な風刺画がフランスの発行物に掲載さ 全文をよむ

2012-09-19 革命防衛隊広報責任者「革命防衛隊はシリアとレバノンに武官を駐在させている」 (Hamshahri紙)

 革命防衛隊の広報責任者は、ジャアファリー少将の記者会見の模様を内外のメディアが取材してくれたことに謝意を示した上で、外国のメディアが同氏の一部の発言を歪曲して伝えたことを非難した。       イラン学生通信の報道によると、革命防衛隊広報責任者のラマザーン・シャリーフ第二准将は、最近の革命防衛隊総司令官の記者会見の模様をメディアが取り上げてくれたことに謝意を示しつつ、「金貨・外国為替市場」及び「シリアにおけるゴドゥス部隊のプレゼンス」に関する同少将の発言の一部が歪曲されてしまったことについて、 全文をよむ

2012-09-18 最高指導者「諸国民はアメリカにうんざりしている」 (Jam-e Jam紙)

 全軍最高総司令官のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、イラン・イスラーム共和国軍士官大学の学生らの修了・宣誓・肩章授与式において、最後の預言者ムハンマド・ムスタファー閣下の輝かしき姿を侮辱するという犯罪行為が発生したことについて触れ、「覇権主義的=シオニズム的な嫌イスラーム政策の存在を知って、〔世界の〕諸国民はアメリカ及び一部の欧州諸国に非難の矛先を向けた。これらの国々の指導者たちは、この種の狂気に満ちた行為を禁ずることで、こうした重大な犯罪行為にはかかわっていないということを、行動で証明 全文をよむ

2012-09-17 革命防衛隊総司令官「大統領の要請によって、革命防衛隊は外国為替市場の安定にも協力している」 (Mardomsalari紙)

【政治部】革命防衛隊の〔陸海空〕三軍創設記念日のあった昨日、同総司令官は記者団を前に記者との質疑に応じた。同総司令官の発言は、政治的内容のものもあれば、経済的、軍事的内容のものもあった。       モハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官は最近インターネット上で配信された、イスラームの預言者を侮辱する内容の映画について、遺憾の意を表明し、「反イスラーム的な映画を制作して預言者を侮辱するという、シオニスト=アメリカ的侮辱行為は、実に遺憾なことであり、われわれはそれを非難する」と述べた。     全文をよむ

2012-09-16 アメリカ製侮辱映画に相次ぐ反発 (Jam-e Jam紙)

イラン国連代表「表現の自由を理由にこの事件を看過するわけにはいかない」       数日前から始まった、イスラームの預言者の聖なる御前に対する侮辱行為への抗議運動は今なお続いており、我が国の高官や責任者らも今回の侮辱行為を非難し、預言者に対する侮辱映画を公開した人物らの逮捕を、アメリカに要求している。       アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニー司法権長は声明を発表し、最近のイスラームの偉大なる預言者への侮辱行為を非難し、この件に関して諸々の国際機関やイスラーム組織に対して〔毅然と 全文をよむ

2012-09-15 アフマディーネジャード大統領「シオニストたちは宗教戦争を起こそうとしている」 (Jam-e Jam紙)

 アフマディーネジャード大統領は「今年のメッカ巡礼は特別な状態、特別な精神のもとで行われるだろう」と述べた上で、「非文化的で反人間的なシオニストたちの命脈は、すでに尽きようとしている。彼らは各民族間、各宗教の信徒間、そして各国民間で宗教戦争を起こそうと画策しており、この陰謀に対して全員が警戒する必要がある」と述べた。       イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、テヘラン州からメッカ巡礼に出立する予定の人々を集めた1万2千人集会で、次のように付け加えた 全文をよむ

2012-09-15 最高指導者「米のいうことが正しいのであれば、米はこの犯罪行為の犯人らをきちんと罰すべき」 (Jam-e Jam紙)

 偉大なる預言者の光に満ちた御前に対する、イスラームの敵どもによる憎むべき侮辱行為を受け、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、イラン国民ならびに偉大なるイスラーム共同体に向けたメッセージの中で、今回の悪しき動きの舞台裏には、シオニズムとアメリカ、その他世界の抑圧諸国の首脳たちの敵意に満ちた政策が存在するとの見方を示した。       同師はさらに、イスラームとコーランに対してシオニストたちが抱く憎しみの理由について詳述した上で、「アメリカ政府関係者たちは、〔今回の侮辱行 全文をよむ

2012-09-15 「聖なる怒り」:預言者への侮辱行為に対する抗議デモ、イランでも行われる (Jam-e Jam紙)

 数日前から始まった、イスラームの預言者の聖なる御前に対する侮辱行為への反発は、新たな様相を帯びるようになっている。この侮辱行為に対し、ムスリム(イスラーム教徒)たちは世界中にあるアメリカならびにドイツ、イギリスといった国々の大使館の前で集会を開き、この醜悪な犯罪行為の犯人たちを処罰するよう求めた。      〔‥‥〕       昨日、イラン人民もまた、金曜礼拝に参加後、抗議デモを実施し、イスラームの預言者に対する侮辱行為を非難、アメリカ政府に対し、世界中の全ムスリムへの謝罪と、醜悪な行為を犯 全文をよむ

2012-09-11 サーレヒー外相、カナダ在住のイラン人約40万人の問題解決の必要性を強調 (Mardomsalari紙)

 サーレヒー外相は、カナダでのイラン・イスラーム共和国の活動は〔同地に居住するイラン人への〕サービス提供・領事業務に限定されてきたと指摘した上で、「外務省はカナダに住むイラン人同胞が直面する問題を最小限に抑えるために、全力を尽くす所存だ」と述べた。       アリー・アクバル・サーレヒー氏は「国会ニュース」とのインタビューの中で、イラン・イスラーム共和国はカナダとさほど深い政治的・経済的関係を有しているわけではないと指摘した上で、「カナダにあるイラン・イスラーム共和国大使館はカナダに住むイラン 全文をよむ

2012-09-09 カナダ大使館閉鎖に対するイランの反応 (Mardomsalari紙)

【政治部:パルヴィーン・ターレビヤーン】イランと欧米・アラブ諸国との冷えきった外交関係は悪化の一途をたどっているが、EU諸国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、トルコに続いて、今度はカナダに〔イランとの関係緊張化を決断する〕番が回ってきた。カナダは代理大使級の外交関係を打ち切ることを決定したからだ〔※〕。このニュースは金曜日、カナダ外務省によって発表され、多くの反応を引き起こした。もちろん、こうした措置はイスラエルへのよき奉仕行為として、分析可能である。      ※訳注:なお、ここの文章は素直 全文をよむ

2012-09-08 最新の在外イラン人居住国ランキング、発表される:米、UAE、英の順 (Mardomsalari紙)

 国家戸籍庁の副長官(身元証明書担当)は、在外イラン人のもっとも多い国はアメリカであると述べた上で、「アラブ首長国連邦、イギリス、カナダがそれに続いている」と語った。       モフセン・キャラミー氏はイラン学生通信(ISNA)のインタビューに対し、アメリカには140万人ものイラン人が居住していることを指摘した上で、「アラブ首長国連邦には80万人以上、イギリスには41万人、同じくカナダにも41万人が生活している」と述べた。       同氏によると、在外イラン人の多い国としては、ドイツ、フラン 全文をよむ

2012-09-08 在イラン・カナダ大使館、閉鎖:今も続く西洋による対イラン・プロパガンダ/外交戦争 (Mardomsalari紙)

 カナダ外務省はイラン・イスラーム共和国に対するアメリカの敵対的政策に追従する形で、昨日、同国外相の署名入りの声明の中で、在テヘラン・カナダ大使館の閉鎖を発表した。       メフル通信がCBSの報道として伝えたところによると、カナダのジョン・ベアード外相はこの声明の中で、カナダはイランにある自国の大使館を閉鎖する旨を表明、さらにカナダにおけるイラン人外交官の駐在を認めないこと、イラン人外交官はカナダを退去しなければならないことなどを記している。       声明の続きで、カナダ外相はさらに「 全文をよむ

2012-09-05 ヴェラーヤティー最高指導者顧問「抵抗戦線の命脈はシリアにかかっている」 (Mardomsalari紙)

 最高指導者上級顧問のヴェラーヤティー氏は、「〔対イスラエル〕抵抗戦線の命脈は、アメリカや西洋のフィトナ(イスラーム世界の分裂を誘う陰謀)に対してシリアが耐えられるかどうかにかかっている。なぜなら、同国は抵抗戦線の《黄金の鎖》の一環をなしているからだ」と述べた。       「記者クラブ」が伝えたところによると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー上級顧問はイラン国営放送海外支局報道責任者らとの会合で、次のように述べた。「イラン・イスラーム共和国がシリアの内政に立ち入ることは決してないだろう。なぜ 全文をよむ

2012-09-05 国軍海上部隊司令官「数年で米海岸まで12海里の距離にまで進出するだろう」 (Mardomsalari紙)

 国軍海上部隊司令官は、「イランとアメリカの海軍の装備について比較するならば、アメリカほどの装備を備えている国は、世界にはどこにもないと言わなければならない。というのも、アメリカは年間8千億ドルものお金を軍の装備に費やしており、〔米軍は〕すべての赤道上に〔※「すべての公海上に」の意と思われる〕展開しているからだ」と述べた。       ハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官は第13回「全国大学独立学生イスラーム協会連合」の年次会議の席で、さらに「ペルシア湾やオマーン海への米艦隊の進出は、国際的な 全文をよむ

2012-09-04 湾岸協力会議、ムルスィー演説の誤訳を非難 (Mardomsalari紙)

【イラン外交】テヘランで開かれた非同盟運動首脳会議におけるエジプトのムハンマド・ムルスィー大統領の演説の誤訳めぐって、イランとバーレーンの間の緊張が高まっている。こうした中、ペルシア湾岸協力会議は声明を発表し、〔湾岸〕諸国の内政に干渉しないよう、イラン・イスラーム共和国に求めた。ペルシア湾岸協力会議はこれまで幾度となく、サウジアラビアの煽動によって、この手の声明を発表してきたが、イラン政府はそのたびに内政干渉との批判を否定、こうした指摘は根拠のないものだとの認識を示してきた。       先週木 全文をよむ

2012-09-03 革命防衛隊総司令官「脅しを実行するだけの勇気など、敵にはない」 (Mardomsalari紙)

 イスラーム革命防衛隊総司令官は、イランに対する敵の脅迫が厳しさを増していることについて触れ、「敵は軍事的な脅しをかけているが、行動にまで至るような脅しをする勇気など、彼らにはない」と述べた。       イラン学生通信報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官は「教授バスィージ機構」の年次大会の開会式で、「世界は変革の途上にあり、〔その中で〕我が国が特別な立場を占めていることは、否定しようがない」と指摘し、「ソフトな戦争は、それについて明確に感じ取ることができないような種類の戦争 全文をよむ

2012-09-02 最高指導者、北朝鮮最高会議議長と会談「いかなる圧力によっても意志が妨げられることはない」 (Mardomsalari紙)

 NAM(Non-aligned Movement:非同盟諸国運動の略)会議終了後、イランを訪れた各国首脳らは、我が国高官との会談に臨んだ。こうした中、イスラーム革命最高指導者はNAM会議に参加した北朝鮮、ギニア・ビサウ共和国、及びモンゴルの各指導者たちと相次いで会談を行った。       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、北朝鮮人民共和国のキム・ヨンナム最高人民会議常任委員長との会談で、イランと北朝鮮は多くの分野で同じスタンスを有していると指摘したうえで、「大いなる目標に向けて、真摯に歩み続 全文をよむ

2012-08-30 ジャリーリー「イランによる核開発の権利主張は全NPT参加国の権利を擁護するもの」 (Jam-e Jam紙)

 国家安全保障最高評議会書記はアルジェリア外相との会談で、「イランは自国の核の権利にこだわっているが、それはNPT(核拡散防止条約)のメンバー各国、そして独立した国々の包括的権利の擁護でもあるのだ」と語った。       IRNA(イラン国営通信)によると、サイード・ジャリーリー氏はこの会談で、アルジェリア人民による過去の反抑圧闘争について触れ、アルジェリアが非同盟運動の目標を推進させる上で重要な役割を果たしてきたことを強調した上で、「自由で独立した国々は非同盟運動という枠組みのなかで、統一と団 全文をよむ

2012-08-30 ムルスィー・エジプト大統領、アフマディーネジャード大統領と会談 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】エジプトのムハンマド・ムルスィー大統領は我が国のマフムード・アフマディーネジャード大統領と二国間会談を行った。       ジャーメ・ジャム・オンラインの報道によると、第16回非同盟運動会議に出席したエジプトのムハンマド・ムルスィー大統領は、エジプトが有していた同運動の議長の座を、我が国のマフムード・アフマディーネジャード大統領に引き渡し、その後会議の合間を縫う形で、アフマディーネジャード大統領と会談を行った。       30分間にわたって行われたこの会談では、 全文をよむ

2012-08-29 最高指導者、国連事務総長と会談「遺憾ながら、国連の構成には欠陥がある」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、アメリカやその他の一部列強によってシオニスト体制が核武装を実現していることについて指摘し、「この問題は地域にとって大いなる危険となっており、このことについて国連が何らかのアクションを取ることを期待する」と述べた。同師はさらに、「遺憾ながら、国連の構成には欠陥がある。核兵器を保有し、それを使った過去のある、世界で最も強権的な国が、安保理を支配している」と付け加えた。       最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、 全文をよむ

2012-08-22 「北朝鮮最高指導者のテヘラン訪問、確定」:非同盟運動会議報道官が明かす (Mardomsalari紙)

 テヘランで開かれる非同盟運動会議の報道官を務めるモハンマド・レザー・フォルガーニー氏は、「ニームルーズ」との会見のなかで、北朝鮮の最高指導者がテヘランを訪問することを明らかにした。       「ニームルーズ」が伝えたところによると、モハンマド・レザー・フォルガーニー氏は北朝鮮最高指導者の金正恩氏がテヘランを訪れるとの情報について、ニームルーズの記者に、「北朝鮮は首脳レベルでこの会議に参加する予定だ。非同盟運動の会議に参加するために、北朝鮮の最高指導者がテヘランを訪問するだろう」と発言した。こ 全文をよむ

2012-08-22 イラン、アルメニアに接近:金融制裁を回避するための新たなルートとして (Mardomsalari紙)

【外交部】複数の外交筋や資料から得られた情報によると、国際的な制裁を踏まえ、イランは金融制裁を回避するためにアルメニアに接近しているという。       イランと人口330万人のアルメニアとの関係強化の背景としては、西側、特にアメリカの金融偵察・評価機関によって、イランとの金融取引が精細な監視下にあることが挙げられる。最新の事例としては、イランとの間で2500億ドルのマネーロンダリングに手を染めたとして、スタンダードチャータード銀行がアメリカから訴えられる出来事が起きている。       一方で 全文をよむ

2012-08-21 マカーレム=シーラーズィー「ワッハーブ派はイスラーム世界の恥」 (Mardomsalari紙)

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、「ワッハーブ派はイスラーム世界の恥であり、イスラームのウラマー〔宗教学者〕によるこれ以上の沈黙は許されない。彼らはワッハーブ派によるイスラーム教徒の殺戮に対する自らの沈黙を打ち破り、彼らの罪業を告発すべきだ」と述べた。       イラン労働通信の報道によると、アーヤトッラー・ナーセル・マカーレム=シーラーズィーは聖コーラン釈義に関する講義のなかで、「洋の東西を問わず、歴史家らが一致していること、それはイスラームが世界のなかで急速に進展していること 全文をよむ

2012-08-21 イラン、ミャンマーのイスラーム教徒たちへの支援の用意を表明 (Mardomsalari紙)

 イランの人道支援物資が、イラン・イスラーム共和国赤新月社を通じて可及的速やかに、ミャンマーに送られる見込みだ。       イラン学生通信の報道によると、ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官は迫害を受けているミャンマーのイスラーム教徒たちの最新状況、ならびにこの問題に関して我が国がとっている政策についての質問に答えるなかで、「ミャンマーに住むロヒンギャ族のイスラーム教徒たちに対する最近の暴力事件を受け、駐タイ・イランイスラーム共和国大使はミャンマーを訪問し、ミャンマー外相代行をはじめとする 全文をよむ

2012-08-05 シリアでイラン人参詣者48名が誘拐:巡礼参詣庁「参詣者らは個人的にシリアを旅行」 (Jam-e Jam紙)

【社会部:マルヤム・ユーシーザーデ】普通のシリア人ですら、内戦が終わるまで自宅待機を選ぶような状況にもかかわらず、イラン人参詣者らが同国を訪れ、誘拐される事件が起きている。       昨日朝11時、ダマスカスのゼイナブ廟〔※〕周辺で武装集団がイラン人参詣者48名を乗せたバスを襲撃し、誘拐する事件が発生した。これに関してファールス通信は、イラン人参詣者らはイランに帰国する途中で、この誘拐事件はダマスカス国際空港に向かう道中で発生したと報じている。      ※訳注:初代イマーム・アリーの娘、ゼイ 全文をよむ

2012-07-30 マカーレム=シーラーズィー師、イスラーム世界のウラマーたちに公開書簡 (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはアラブ諸国のウラマーやムフティーらに向けて公開書簡を送付し、一部の国のイスラーム教徒が直面している惨状に対して、彼らが沈黙を続けていることを批判した。       メフル通信の報道によると、マルジャエ・タグリード(シーア派宗教最高権威)である同師は、書簡の中で、イスラームの歴史を通じて、今日ほどイスラーム教徒が他の者たちによって無残に殺戮されている時代は他にないと指摘した上で、次のように述べている。      イラク、パキスタン、アフガニスタン、バー 全文をよむ

2012-07-30 国会議員ら、シリア国民ならびに政府への支持を表明 (Jam-e Jam紙)

 シリア外相のテヘラン訪問に合わせ、245名の国会議員が声明を発表した。その中で議員らは、シリア政府ならびに同国民に対する支持を表明した上で、次のように強調した。      われわれイランの国会議員は、アメリカ、イスラエル、及び西洋の介入と陰謀、及び一方で反動的諸国〔※サウジやカタールを指すものと思われる〕の、他方で反イスラーム的な大国の手先となりさがった急進的暴力グループの、それに対する全面的支援は、いかなる成果ももたらさなかったことに、心から喜ぶものである。そして、シリア政府への自らの支持を 全文をよむ

2012-07-30 シリア外相がイランを電撃訪問 (Jam-e Jam紙)

 シリアのワリード・アル・ムアッリム外相が昨日、テヘランを電撃訪問し、イラン当局者と会談した。12時半頃に政府高官団の団長としてイラン入りしたムアッリム氏のスケジュールには、イランのアリー・アクバル・サーレヒー外相、及びサイード・ジャリーリー国家安全保障最高評議会書記との会談が組まれていた。       シリア外相とサーレヒー外相及びジャリーリー書記との会談では、二国間関係、シリア情勢、地域・国際情勢などを軸に話し合われた。この訪問は、シリア、特に同国で最も人口の多い都市アレッポで戦闘が続き、コ 全文をよむ

2012-07-26 イラン、シリアに派兵せず (Mardomsalari紙)

 イラン国防軍需相は、イランがシリアに軍を派遣することを決断したとする報道を否定した。       アフマド・ヴァヒーディー司令官は閣議の傍らで、シリア政府を支援するためにイランが軍を同国に派遣する意向を持っていると報じられたことについての質問に答えるなかで、この報道を否定した上で、「そのようなことは必要ない。シリアの政府ならびに国軍には、テロリストたちに対抗するという責務を果たすだけの能力があると、われわれは考えている」と述べた。       同相は「イランはシリアにいかなる軍部隊も置いてはい 全文をよむ

2012-07-26 サウジアラビアで新たにイラン人6名に死刑判決か? (Jam-e Jam紙)

 ニュースサイト「マシュレグ」が一部の情報として伝えたところによると、サウジアラビアで新たに6名のイラン人に死刑判決が下されたという。       サウジアラビアでは5年前に拘束されたイラン人18名に対して、死刑が執行されたばかり。       サウジアラビア警察の発表としてこの報道が伝えたところでは、〔今回死刑判決が下された〕イラン人らからは、3000キロ以上の麻薬が発見されたとのことである。 全文をよむ

2012-07-26 サーレヒー外相、イラン訪問中のシリア副首相と会談 (Jam-e Jam紙)

 イラン外相は、「シリアの政府、人民、そして国軍は、現在の状況を乗り越え、自らの国民的な一致団結を守るならば、今後これまで以上に力強く、自らの国益を追求するようになるだろうし、域内・国際的な領域におけるシリアの役割もこれまで以上に増すようになるだろう」と述べた。       アリー・アクバル・サーレヒー外相は昨日の夕刻、シリアのウマル・ガラーワンジー副首相(サービス担当)兼国内行政相とその随行団と会談した。       メフル通信によると、イラン外相はこの会談のなかで、シリアの政府ならびに人民が 全文をよむ

2012-07-23 モスレヒー情報相「《核のテロ》で30名が逮捕」 (Mardomsalari紙)

 情報省は、殉教者レザーイーネジャードに対するテロ事件の犯人らが逮捕されたことを明らかにし、「最近の一連の逮捕で、核科学者に対するテロとの関連での逮捕者は30名以上に上っている。またこれとの関連で、テロを実行していた2つのネットワークが特定された」と述べた。       イラン学生通信の報道によると、ホッジャトルエスラーム・ヘイダル・モスレヒー情報相は殉教者レザーイーネジャード記念セレモニーのなかで、殉教者レザーイーネジャードに対するテロには特有の複雑さがあると指摘した上で、次のように加えた。  全文をよむ

2012-07-21 テヘラン金曜礼拝導師「シリアは対イラン支持へのペナルティを支払っている」 (Mardomsalari紙)

 テヘランの金曜礼拝導師は、現在の情況を「意思の闘争」に喩え、シリアはパレスチナが惨めな状態に置かれていること〔に支援の手を差し伸べ〕、またイランへの支持〔を貫いていること〕に対する《ペナルティ》を支払っているのだと指摘した上で、シリア国民に向けて「もし敵の《ゆすり》を断固拒否すれば、きっと勝利を収めるだろうということを認識すべきだ」と語りかけた。       メフル通信の報道によると、アーヤトッラー・セイエド・アフマド・ハータミーはテヘラン金曜礼拝での説教のなかで、ラマダーン月では貞節とヘジャ 全文をよむ

2012-07-21 イラン、イエメンへの内政干渉ならびにイスラエル人を乗せたバスへの爆破テロへの関与を否定 (Mardomsalari紙)

 イラン外務省特別補佐官は、イランがイエメンの内政に干渉しているとする同国の一部当局者らの発言に触れた上で、そのような主張や非難は容認できないとして否定した。       ラーミーン・メフマーンパラスト氏は「イエメン当局者らは、他の国々を非難する代わりに、自国の人民の正当な要求に応え、イエメンの開発・独立・安定のために努力するべきだ」と言明した。同氏はまた、「イラン・イスラーム共和国はイエメンの主権を常に尊重しつつ、同国に寄り添い、同国の安定・発展・開発のためにはいかなる援助も惜しまない」と付け 全文をよむ

2012-07-18 革命防衛隊幹部「敵は経済的な圧力によって、市民を街頭デモへと動員しようとしている」 (Mardomsalari紙)

 革命防衛隊の政治担当副総司令官は、「イラン・イスラーム革命の敵は〔イラン〕経済を不安定化させ、そうすることで社会に不満を植え付けて、それを92年〔2013年〕の〔大統領〕選挙で利用しようと、〔多大な〕投資を行っている。つまり、市場のあらゆる緊張・不安定は〔‥‥〕敵のパズル・ゲームにすぎないのである」と述べた。       イラン学生通信によると、アリー・アシュラフ・ヌーリー副総司令官は「西洋諸国は33年間にわたるイスラーム革命の間、常にイランに対して制裁を科してきた。そして、イラン・イスラーム 全文をよむ

2012-07-16 軍統合参謀本部長「ホルモズ海峡封鎖は全軍最高総司令官の判断が必要」 (Mardomsalari紙)

 軍統合参謀本部長は、「私たちはホルモズ海峡封鎖案を有してはいるが、それを実行するためには、全軍最高総司令官〔=ハーメネイー最高指導者〕のご判断とご命令が必要である」と述べた。       イラン学生通信によれば、セイエド・ホセイン・フィールーズアーバーディー少将は、アメリカ航空母艦がペルシア湾に侵入していることに関して、「地域におけるアメリカのプレゼンスとその役割とは、域内における巨大資本とアメリカ、そしてシオニズムの利益を確保することにある」と語った。       同少将はさらに、「しかしア 全文をよむ

2012-07-14 メフディー・ターエブ「内部からの一部の裏切りが物価高の原因」 (Mardomsalari紙)

 しばらく前、政府当局者たちは、物価高は外国の仕業によるものであり、敵がこれにかかわっているとして、〔政府の〕無計画さや無能力ぶりは経済問題には無関係との立場を取っていた。さてこうしたなか、原理派に連なる勢力の関係者で、「アンマール部隊」〔※〕司令官を務める人物が、物価高の原因の一つは内部からの一部の裏切りによるものであり、それらはすでに特定され、対策が講じられたとの見方を示した。      ※訳注:「アンマール部隊」とは、社会一般を啓蒙し、敵による「ソフトな戦争」を未然に防ぐことを目的に、約1 全文をよむ

2012-07-11 軍統合副参謀長「ホルモズ海峡へのいかなる侵略行為にも対処する」 (Mardomsalari紙)

 軍統合副参謀長は、「ホルモズ海峡へのいかなる悪事、いかなる侵略行為も、イラン・イスラーム共和国の軍による速やかな反撃に直面することになるだろう」と述べた。       セイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官は記者クラブとの会見のなかで、イランによるホルモズ海峡封鎖への対抗措置として、200発の安定翼付ミサイルを配備するとのアメリカ当局の発言に触れ、このような政策を嘲った上で、「アメリカはミサイルによって、自らの意志をイランのような大国に強要することはできない」と語った。       同司 全文をよむ

2012-07-10 ジャリーリー「敵が懸念しているのはイスラームの目覚めであって、核兵器ではない」 (Mardomsalari紙)

 最高指導者代理で国家安全保障最高評議会書記のジャリーリー氏は昨日の午後、チュニジア制憲議会のアン・ナフダ会派の会頭を務めるムハンマド・ソブヒー・アル・アティーク氏と会談した。       サイード・ジャリーリー博士はこの会談のなかで、ザイヌルアービディーン・ビン・アリーによる独裁・従属体制に対するチュニジア・ムスリム国民による闘争を称賛し、チュニジア革命の勝利が中東・北アフリカ地域におけるイスラームの目覚めの端緒となったとの認識を示した上で、「抑圧主義者たちの存在にもかかわらず実現したこの目覚 全文をよむ

2012-07-07 外務省、ホルモズ海峡封鎖をめぐって国会と協議 (Jam-e Jam紙)

 国会運営委員会の理事を務めるジャヴァード・ジャハーンギールザーデ氏は、ホルモズ海峡の封鎖に関する法案はいまだ国会には提出されていないと述べた上で、この問題に関しては、外務省と国会運営委員会との間で協議が行われていることを明らかにした。       同氏はさらに、「ホルムズ海峡封鎖に関する法案は、国際関係にとってきわめて敏感な問題を惹起することを考慮するならば、この法案を施行する際のあらゆる側面、あらゆる欠点や利点を正確に検討することが必要だろう」と付け加えた。(イラン学生通信) 全文をよむ

2012-07-07 ヴェラーヤティー氏「シリアは東西冷戦の起点」 (Jam-e Jam紙)

 「イスラーム覚醒世界会議」の総書記を務めるヴェラーヤティー氏は、「今やロシアとアメリカは、ソビエト崩壊後初めて、互いに対峙するようになっている。我々は一方にロシアと中国が立ち、他方にアメリカ・イギリス・フランス・その他西洋諸国が立つという、〔新たな〕冷戦の幕開けを目撃しているのである。そしてこの冷戦の起点こそ、中東地域、そしてシリアであることが予測されるのである」と述べた。       アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏はテレビ番組「昨日、今日、明日」のなかで、シリア問題をめぐって開かれてい 全文をよむ

2012-07-07 イラン大統領、エジプト大統領に電話 (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領、電話会談でムルスィー氏に対し、テヘランで行われる非同盟運動首脳会議に出席するよう招待       1979年から今日にいたるまで、ほぼ断絶状態の完全に冷え切った関係にあったイラン・エジプト関係は、ホスニー・ムバーラク失墜後、ムハンマド・ムルスィーを通じて大統領の座を手に入れたイスラーム主義者たちのエジプトにおける台頭を受けて、最近になって新段階に突入、両国関係には新たな展望が開かれつつある。       これに関し、エジプト新政府やその支持政党の側から、関係強化につ 全文をよむ

2012-07-04 軍事演習「偉大なる預言者 7」で革命防衛隊のミサイル実験、成功 (Jam-e Jam紙)

サラーミー司令官「この軍事演習は、イラン人民に対して政治的に不作法な態度で口を利く者どもへの反発として行われている」       軍事演習「偉大なる預言者7」は本日終了するが、その一方で昨日、ミサイルや無人爆撃機を利用して、セムナーン砂漠やルート砂漠に設定された標的を狙い打ちする訓練が革命防衛隊によって実施された。       三日間の日程で行われた軍事演習「偉大なる預言者 7」は月曜日から始まり、革命防衛隊が保有する長距離、中距離、及び短距離ミサイルが、国内の様々な地点から、域外諸国〔※欧米諸 全文をよむ

2012-07-02 軍事演習「偉大なる預言者」で新型ミサイルが発射 (Jam-e Jam紙)

ハージーザーデ司令官「イラン製弾道ミサイルや対レーダー・ミサイルも開発中」       「偉大なる預言者7」と銘打った革命防衛隊宇宙航空部隊による地対地ミサイルの軍事演習が今日から始まる。3日間にわたって行われるこの軍事演習の重要性は、域外諸国〔=アメリカやNATO〕の空軍基地に似せて作られた基地が我が国の砂漠の真ん中にシミュレートされ、革命防衛隊のミサイルの標的となることにある。       革命防衛隊宇宙航空部隊のアミール・アリー・ハージーザーデ司令官が昨日、記者会見で明らかにしたところによ 全文をよむ

2012-07-01 サウジアラビアに捕らえられている別のイラン人囚人6名に対する死刑判決、減刑される (Mardomsalari紙)

 イラン外務省高官のアミール・アブドッラーヒヤーン氏は、「我々は〔イスラーム教徒の〕同胞として、また近隣国として、サウジアラビアに対して二国間関係についての最後通告を行った。サウジ側の対応に変化が見られることを、我々は期待している」と述べた。同氏はイラン国営通信とのインタビューのなかで、「イラン・イスラーム共和国は、域内諸国との関係縮小を求めてはいない」と明言した。       イラン外務省アラブ・アフリカ担当次官はさらに、「サウジアラビアはイラン人囚人18名を処刑したことについて説明を行うべき 全文をよむ

2012-07-01 ナグディー司令官「価格吊り上げの主な原因はイランの経済システムへの敵の浸透」 (Mardomsalari紙)

 「抑圧者の動員(バスィージ)機構」長官は、「〔中東〕地域の国々の反対勢力に対して抑圧諸国が提供している武器は、間もなくエルサレム解放のためにシオニズムに対して向けられることになるだろう」と述べた。       イラン学生通信(ISNA)によれば、モハンマドレザー・ナグディー司令官はコルデスターン州の「善良者の輪」〔※〕の監督やコーチ、リーダーらの集会に出席し、「世界のなかでもイスラーム的イランが日進月歩の進歩を遂げている様子を、今日われわれは目の当たりにしている。国内のすべての都市と農村で、建 全文をよむ

2012-07-01 レザーイー「アラブ首長国連邦の建国はイランの許しを得て行われたもの」 (Mardomsalari紙)

 公益判別評議会のレザーイー書記は、「シオニストらの影響下にある分子によってバクーで行われている活動は、火遊びのようなものである」と述べた。       イラン学生通信の報道によると、モフセン・レザーイー氏はアゼルバイジャン共和国におけるシオニストらの反イスラーム活動について触れた上で、「シオニストの影響下にある分子によってバクーで行われている活動は、アゼルバイジャン共和国の人々にとって有害であり、同国の政府関係者たちはこのような反イスラーム活動に保護を与えるべきではない」と述べた。      全文をよむ

2012-06-27 外務省報道官が会見「サウジアラビアは己の行動について説明せよ」 (Mardomsalari紙)

 イラン外務省特別補佐官は、サウジアラビア国内で複数のイラン人が処刑された問題を追及するための派遣団が、同国を訪問する予定であることを明らかにした。また同氏は記者会見で、〔中東〕地域の諸問題やエジプト大統領選挙、核問題等についても言及したが、ブラジル大統領がイラン大統領との会談に応じなかった問題については、納得できる回答は行わなかった。       ラーミーン・メフマーンパラスト外務省報道官は昨日の朝、週の定例会見で記者団に対し、次のように語った。「イラン国民に関して起きたこの問題は、簡単に見過 全文をよむ

2012-06-25 アーヤトッラー・タバスィー、イスラーム共同体を待ち構えるワッハーブ派の危険について警告 (Mardomsalari紙)

「われわれは賢明に行動すべきであり、緊張を惹起してはならない」       宗教学者でイスラーム神学校と大学の両方で教鞭をとるアーヤトッラー・タバスィーは、シーア派には強力な論理性があると指摘した上で、宗派間の緊張を回避し、賢明に行動する必要性を力説した。同師はまた、ワッハーブ派とスンナ派を弁別し、ワッハーブ派はシーア派とスンナ派双方にとって共通の敵であるとの認識を示した上で、ワッハーブ派は衰退に向かっていると説いた。       アーヤトッラー・ナジュモッディーン・タバスィーはShafaqna 全文をよむ

2012-06-21 イラン、国家的サイバー攻撃に抗議 (Jam-e Jam紙)

ワシントンポスト「アメリカとイスラエルはコンピューターウイルス《フレイム》の製作で協力している」       対イラン・ウィルス「フレイム」の製作でアメリカとシオニズム体制が協力しているとの報道が流れたちょうどその頃、通信情報技術相は国家的なサイバー攻撃を理由に、イラン・イスラーム共和国が諸々の国際機関に抗議を申し入れていることを明らかにした。       イラン国営通信の報道によると、昨日閣議の折に会見を開いたレザー・タギープール通信相は、「かつてサイバー攻撃はハッカーたちによって行われていた 全文をよむ

2012-06-21 アフマディーネジャード大統領、国連持続可能な開発会議(リオ+20)に出席 (Jam-e Jam紙)

大統領「植民地化の機会を失った者たちは今日、気高き諸国民の進歩に異を唱えている」       定期的な訪問として南米を歴訪中の我が国の大統領は、昨日ブラジル入りし、地球サミット(通称「リオ+20会議」)に出席した。       マフムード・アフマディーネジャード大統領は、ラテンアメリカに向けてテヘランを出発する前、ブラジルで開かれる「国連持続可能な開発会議」を〔自らに都合良く〕利用しようとする資本主義体制の指導者たちの企てについて言及した上で、「リオ+20会議における決定が、〔世界の〕諸国民の利 全文をよむ

2012-06-14 マカーレム=シーラーズィー、マッダーフたちの振る舞いを批判「サウジでの処刑は殉教とは言えない」 (Mardomsalari紙)

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、「政治問題は巡礼及び信仰上の問題とは別であり、巡礼とはいかなる関係もないということを、サウジアラビア当局に理解させなければならない」と述べた。       アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはゴムにある自身の事務所で行われた巡礼参詣庁長官との面会の中で、「政治問題は巡礼及び信仰上の問題とは別であるということを、サウジアラビア当局に理解させなければならない。巡礼者たちに対して彼らが友好的に振る舞えば、政治問題にも肯定的な影響を与えるということ 全文をよむ

2012-06-13 イランがサウジに抗議:イラン人5名の処刑で (Jam-e Jam紙)

メフマーンパラスト外務省報道官「関連の国際協定を通じて、この問題に引き続き対処する」      【政治部:キャターユーン・マーフィー】さほど良好とは言えない状況にあったイラン・サウジ関係は、サウジアラビアでイラン人数名が処刑されたことによって、悪化の一途をたどっている。イランは駐イラン・サウジアラビア臨時代理大使を〔外務省に〕呼び出して、このことに抗議、また外務省報道官もこの問題がもたらす政治的悪影響〔について警告して〕、関係する国際協定を通じてこの問題に引き続き当たることを明らかにした。   全文をよむ

2012-06-13 ゴルパーイェガーニー氏「巡礼に参加することの益はその害よりも大きい」 (Mardomsalari紙)

 シーア派信徒のマルジャエ・タグリード(最高権威)の一人であるアーヤトッラー・ロトフォッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニーは、メッカやメディナに巡礼・参詣しないことの害は、その益よりも大きいと述べたうえで、「巡礼の儀礼に参加し、〔メッカにおける〕自身の存在感を維持することが必要だ」と述べた。       メフル通信の報道によれば、アーヤトッラー・ロトフォッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニーは火曜日の午前、巡礼参詣庁の新たな長官に就任したホッジャトルエスラーム・セイエド・アフマド・ムーサヴ 全文をよむ

2012-06-13 イラン、原子力潜水艦建造に向けた一歩を踏み出す (Mardomsalari紙)

 国軍海上部隊の技術担当副総司令官は、イランで原子力潜水艦駆動システムの設計・製造に向けた第一段階が実施されていることを明らかにした。       イラン・イスラーム共和国軍海上部隊技術担当副総司令官のアッバース・ザミーニー海軍司令官は、ファールス通信とのインタビューのなかで〔…〕超重量級原子力潜水艦の保有に向けた同部隊の計画について触れ、「核の平和利用技術をもっている今だからこそ、我々は原子力潜水艦駆動システムの製造をも、自らの課題として位置づけることができるのである」と表明した。      全文をよむ

2012-06-07 アフマディーネジャード大統領、中国で大忙し (Jam-e Jam紙)

 マフムード・アフマディーネジャード大統領は、北京で第12回上海協力機構首脳会議が開かれる中、トルクメニスタン大統領や中国首相と会談した。また北京大学の学生らとの集会でも、演説を行った。      〔‥‥〕      ■ アフマディーネジャード大統領、中国首相と会談       アフマディーネジャード大統領は中国首相との会談の中で、イランは〔国際社会との〕核協議を継続させる用意があると指摘した上で、「イラン・イスラーム共和国は、核問題が一回の会議で解決するなどという期待は持っていない。西洋諸国は 全文をよむ

2012-06-06 アフマディーネジャード、上海訪問の直前に発言「経済危機克服のための提案を行う」 (Mardomsalari紙)

 大統領は世界の経済危機を乗り越えるための案を引っさげて、北京に向けてテヘランを発った。       イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は、北京に向けてテヘランを発つ前、4日間の訪中の目的について説明するなかで、「我々の中国訪問は、2つの目的で行われるものだ」と指摘した上で、「この訪問の一つ目の目的は、上海協力機構首脳会議に参加することだ。この機構には6カ国が加盟しており、われわれを含む数カ国はオブザーバーとしてこの会議に参加する」と付け加えた。        全文をよむ

2012-06-05 アフマディーネジャード大統領「5+1諸国の多くはイラン国民の敵」 (Mardomsalari紙)

 アフマディーネジャード大統領は、「〔世界の〕諸国民の意志の行使というイマーム・ホメイニーの理想が実現される素地が、今や世界中で準備されつつある。諸国民は目覚め、人の手で作られた偽りの国境は消えてなくなり、世界の民衆の一般的要求は互いに接近しつつある」と強調した上で、「気高きイラン国民やエジプト国民は、こうした道のりにおいて、世界の他の諸国民にとって先駆的役割を果たしている。両国民は正義の実現と、神の唯一性・一神教信仰の世界支配実現のために、互いに先駆者となって、団結する必要がある」と述べた。  全文をよむ

2012-05-31 イラン、アゼルバイジャン政府による非外交的行為に遺憾の意 (Mardomsalari紙)

 在アゼルバイジャン共和国イラン大使館は、公的地位にあるイラン人一名の入国を妨げた、アゼルバイジャン政府の非外交的行為に遺憾の意を示した。       イラン学生通信の報道によると、ロイター通信は次のように報じている。      火曜日、在アゼルバイジャン・イラン大使館は「月曜日に公的地位にあるイラン人一名のアゼルバイジャン共和国への入国が妨げられたことを、深甚なる遺憾の意とともに、ここに報告する」との声明を発表した。イラン大使館はこの声明で、「こうした行為は非外交的な形で行われたものである」と 全文をよむ

2012-05-30 イランを標的とした新たなコンピューターウイルスが発見 (Mardomsalari紙)

 「スタックスネット」と同様に、対イラン用に設計された新たなコンピューターウィルスが発見されたとの報道が、昨日のイラン関連の最重要ニュースとして、世界のメディアで伝えられた。       ワシントンポストの報道としてターブナーク通信が伝えたところによると、この新たなウィルスは「フレイム」という名で、スタックスネットよりもサイズが20倍大きいという。しかしこのウィルスはスタックスネットとは異なり、破壊ではなく諜報を目的とするウィルスだとされる。       同紙の報道によると、このウィルスの複雑さ 全文をよむ

2012-05-27 危機にあるイラン=アゼルバイジャン関係:前駐アゼルバイジャン大使へのインタビュー (Mardomsalari紙)

【政治部】ここ数日、わが国とアゼルバイジャン共和国との間の政治的対立はこの数年で最高潮に達している。在バクー・イラン大使館前で「神聖なる存在」への侮辱が行われたことが大きなきっかけとなって、わが国は同国から大使を呼び戻し、駐イラン・アゼルバイジャン大使もイラン外務省〔※原文では「わが国の大使館」とあったが、誤りと判断〕に呼び出す事態に発展した。このように、イラン=アゼルバイジャン関係には暗雲が立ちこめているのである。アゼルバイジャン共和国で開催されたユーロビジョン・コンテストも、イラン=アゼルバ 全文をよむ

2012-05-24 国会議員「イラン・アゼルバイジャン間の緊張は西洋の陰謀」 (Mardomsalari紙)

 国会の国家安全保障外交政策委員会の委員の一人は、イランとアゼルバイジャンの間で起きている緊張は、100%西洋の陰謀によるものだとした上で、「アゼルバイジャン当局が敵学を学び、隣国としての立場を〔正しく〕用いることで、西洋諸国の作り出した現在の緊張に満ちた雰囲気を終わらせることが必要だ」と述べた。       セイエド・ホセイン・ナグヴィー=ホセイニー議員は国会通信とのインタビューのなかで、アゼルバイジャンはアメリカ当局の強欲の眼差しに晒されている国の一つだとした上で、「これに沿う形で、シオニス 全文をよむ

2012-05-23 イラン大使、バクーを退去:アゼルバイジャンの侮辱行為に対し公式に抗議 (Mardomsalari紙)

【政治部】アゼルバイジャン共和国内で起きたイランに対する敵対的行動が原因で、わが国とアゼルバイジャンの間の政治的対立が頂点に達している。イランは〔駐イラン・〕アゼルバイジャン大使を〔イラン外務省に〕呼びだすとともに、駐バクー・イラン大使を〔本国に〕呼びもどしたためだ。       この決定は、在バクー・イラン大使館前で起きた侮辱行為を受けて下されたものである。テヘランとバクーの外交関係がぎくしゃくするようになってすでに久しいが、しかし今回、在バクー・イラン大使館前でイラン指導部への侮辱行為が行わ 全文をよむ

2012-05-19 バーレーン全土でサウジアラビア併合構想に抗議のデモ (Mardomsalari紙)

 バーレーン人民はサウジ政府によるバーレーンのサウジアラビア併合案への抗議として、大規模なデモ行進を挙行、60以上のマナーマの主要路を封鎖した。       複数の報道によると、このデモは午後4時半にシャーフラ広場からディラーズ広場にかけて行われた。デモが行われたマナーマ西部の道路は、群衆で溢れかえった。バーレーン人民はこのデモで、祖国は売り物などではないと強調した。このデモは、同国の人民の主権と独立をおびやかす、サウジアラビアとの併合に向けた体制側の努力を拒絶することを目的としたものだった。  全文をよむ

2012-05-19 サディーギー師「サウジアラビアは弱い立場に立たされている」 (Mardomsalari紙)

 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※シーア派宗教指導者の位階の一つ〕のカーゼム・サディーギー師は、今週テヘランで行われた金曜礼拝での説教で、次のように述べた。      アメリカのゴーサインとサウジアラビアの直接的支援によって、各種の犯罪行為が、抑圧されたバーレーン人民に対して行われている。最近も、自分たちのやっていることに効果がないのを見るや、彼ら〔=サウジアラビア〕は自身のもつあらゆる種類の術策と軍事力を利用したばかりだ。彼らが最近になって示した陰謀は、自らの弱さをあらわにするも 全文をよむ

2012-05-19 イラン、Googleに警告:地図上の記述をめぐり (Mardomsalari紙)

 イラン外務省報道官のラーミーン・メフマーンパラスト氏は「〔イランは〕Google社に対し、ペルシア湾に代わる単語を使用した場合、彼らを提訴する予定である旨を警告した」ことを明らかにした。        イラン外務省報道官は昨日(オルディーベヘシュト月28日〔西暦5月17日〕木曜日)、記者団を前に、Google社が「イランに対して敵が新たな行動を起こす際のオモチャになっている」ことを指摘し、さらに「もしGoogle社がペルシア湾の名称を正しく用いなければ、イラン国民からの大いなるしっぺ返しに直面 全文をよむ

2012-05-19 サウジのバーレーン併合計画に対する抗議デモ、イラン全国で開かれる (Mardomsalari紙)

バーレーン臨代、外務省に呼び出し「イランはバーレーン情勢を懸念している」       駐テヘラン・バーレーン臨時代理大使は外務省に呼ばれ、バーレーンの現在の情勢に対するイラン・イスラーム共和国の懸念が伝えられた。外務省ペルシア湾第二課長はこの面会のなかで、バーレーン外相の発言に触れ、この主張を突っぱねた上で、バーレーン政府が同国情勢に対して適切な対応を採ることに期待を表明した。同課長は現在の難局を乗り越える唯一の方法はバーレーン人民の正当な要求にきちんと応えることであると強調した。        全文をよむ

2012-05-17 バーレーンのサウジアラビアへの併合構想に対する反響、今も続く(下) (Mardomsalari紙)

 こうしたなか、〔保守強硬派の夕刊紙として知られる〕ケイハーン紙の発行責任者を務めるシャリーアトマダーリー氏は、バーレーン人民は自らの本来の祖国への復帰を強く望んでいるとした上で、「自身から分離した一つの州(バーレーン)のイスラーム的祖国〔=イラン〕への復帰を求める権利が、イランにはある」と述べた。       数年前にもバーレーンはイランに復帰するべきだと述べて、イラン・バーレーン関係を緊張化させたことのあるホセイン・シャリーアトマダーリー氏は昨日、ファールス通信とのインタビューの中で、サウジ 全文をよむ

2012-05-17 バーレーンのサウジアラビアへの併合構想に対する反響、今も続く(上) (Mardomsalari紙)

イラン、バーレーンの反応に警告   ホセイン・シャリーアトマダーリー氏「わが国の領土から分離した州の復帰を求めるのはイランの権利」      【政治部】イランで大きな反発を呼んだサウジアラビアによるバーレーン併合構想への反響が、今も続いている。       「バーレーンを簡単に呑み込むことなどできない」としたイランのアリー・ラーリージャーニー国会議長の発言への抗議として、昨日バーレーン外務省は、駐マナーマ・イラン代理大使を召喚し、抗議文書を手交した。その一方でAFP通信は、バーレーン国王の広報顧 全文をよむ

2012-05-15 イラン国会、バーレーンのサウジアラビアへの併合に猛抗議 (Jam-e Jam紙)

 バーレーンをサウジアラビアに併合する案に対し、イランの国会議員らは猛烈に反発、議員190名が署名する非難声明を発表した。       〔サウジアラビアを治める〕サウード家と〔バーレーンを治める〕ハリーファ家が統治する二つの体制は、昨日リヤドで開かれたペルシア湾岸協力会議の会合のなかで、基本的に政治・安全保障上の性格を持ち、実質上バーレーンをサウジアラビアの小規模な州に変えてしまうこの案〔※〕に署名をする意向であることを示した。      ※訳注:ペルシア湾岸沿いのアラブ諸国が作る湾岸協力会議を 全文をよむ

2012-05-10 サーレヒー外相「制裁を主導してきた者たちはテロに訴えている」 (Mardomsalari紙)

 イラン外相は、核不拡散条約やその他の大量殺戮兵器に関する様々な国際条約の枠内で定められた国際的な義務に、イランは忠実に従ってきたことを強調した上で、「同時にわれわれは、この条約の枠内における自らの権利の活用も決意している」と付け加えた。       イラン学生通信(ISNA)の報道によれば、非同盟運動(NAM)加盟国による外相会議に出席するために、エジプトのシャルムッシァイフを訪れたアリー・アクバル・サーレヒー外相は、水曜日の午後、この会議で〔‥‥〕「目下直面している様々な課題に対処するために 全文をよむ

2012-05-09 イラン、アゼルバイジャン共和国に警告:「偽善者たち」への居住地の提供を検討しているとして (Jam-e Jam紙)

 「偽善者たち」〔※反体制組織モジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)のこと〕がアゼルバイジャン共和国に居を構える可能性があるとの報道が流れたことに対し、昨日外務省報道官は強く反発する姿勢を示した。       しばらく前にプレスTVは、シオニスト体制が反イラン的なテロリストたちを中東におけるアメリカの同盟国5ヵ国、すなわちアゼルバイジャン共和国、ヨルダン、パキスタン、カタール、及びサウジアラビアに移住させる試みの一環として、テロ組織「偽善者たち」の移住に動いていることを報じていた。       こ 全文をよむ

2012-05-03 ペルシア湾で治安維持軍による大規模演習が実施 (Jam-e Jam紙)

 治安維持軍(警察)総司令官は「ヴァルファジル沿岸・海上大規模演習は、周辺各国に対して平和と安全のメッセージを伝えるものである」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、エスマーイール・アフマディー=モガッダム司令官は昨日、バンダルアッバースで行われたヴァルファジル大規模沿岸・海上軍事演習の最終フェーズに際し、さらに「国内の治安は国境地帯の治安如何にかかっている。今日、イラン東部はかつての不安定さから脱しつつあり、建設のジハード戦士たちは国内各地で、開発と雇用創出 全文をよむ

2012-05-02 イラン、アラブ首長国連邦に警告 (Jam-e Jam紙)

メフマーンパラスト外務報道官「誤った問題に固執し、我が国民の感情を煽るようなことがあった場合、それを制御することは困難なこととなるであるだろう」       外務省報道官は、一部の国会議員がアラブ首長国連邦(UAE)との関係見直しに向けた法案を準備していることに触れ、「たとえイラン政府にとって他国との関係発展が優先されるとしても、一部の思慮に欠ける要求によって、イラン議会が何らかの決断を下す可能性もある」と強調した。       ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官の発言は、UAEが時折、イ 全文をよむ

2012-05-01 国防相、米F22戦闘機のUAE配備を批判 (Jam-e Jam紙)

 ヴァヒーディー国防軍需相はアメリカのF22戦闘機のアラブ首長国連邦(UAE)への配備について、「UAEの基地へのアメリカF22戦闘機の配備は、有害であり、地域の安全を損なうものだ」と述べた。       ファールス通信の報道によると、アフマド・ヴァヒーディー司令官は〔イラン国営放送のアラビア語チャンネルである〕アル・アーラム放送とのインタビューの中で、「地域諸国は、自らが地域の安全の提供者であるべきだ。〔アメリカ等の地域外の国に自国の安全保障を頼らない〕《安全のローカル化》のためには、〔周辺地 全文をよむ

2012-04-30 ペルシア湾の海岸で5千人が人間の鎖:「ペルシア湾国民の日」で (Jam-e Jam紙)

 「ペルシア湾国民の日」に合わせ、さまざまな階層出身の市民5千名による人間の鎖が、ブーシェフルにあるペルシア湾岸沿いの海岸で作られた。       また、イラン国営放送報道センターの報告によると、昨日ブーシェフル州の各学校では、「ペルシア湾の鐘」が鳴らされ、さらにブーシェフル州に接する海辺では船舶によって汽笛が鳴らされた。       ブーシェフル州は「水の要衝」であるペルシア湾と最も長い海岸線を有している州で、その距離は707キロメートルに及ぶ。 全文をよむ

2012-04-29 国会議長「《ペルシア湾》は歴史に根付いた名称」 (Jam-e Jam紙)

 ラーリージャーニー国会議長は、「ペルシア湾〔の呼称〕をめぐる問題は、誰かがその呼称について考えたりするような問題ではない。なぜなら、ペルシア湾〔の呼称〕とその島々〔の帰属〕は歴史にその根源があるのであり、そのための資料も歴史的事実も十分に存在するからだ」と述べた。       「モタッハリー芸術祭」を訪れていたアリー・ラーリージャーニー国会議長はさらに、「なぜ今このときに、この問題〔=ペルシア湾呼称問題や三島帰属問題〕について煽動的な言動が起きているのか、ということについて、社会的な警戒が必要 全文をよむ

2012-04-28 ハージーザーデ司令官「アメリカの航空母艦を戦闘不能にすることは容易である」 (Jam-e Jam紙)

 革命防衛隊宇宙航空部隊のハージーザーデ司令官は、近隣諸国にある敵の基地から今後イランに対して攻撃が行われる可能性があるとの報道について言及し、「公式、非公式の席上でこうした近隣諸国に対して指摘されてきたことだが、何らかの地点から我々に対して攻撃が行われた場合、それがどこから、またどの国との関連で行われるものであろうとも、我々にとって違いはなく、必ずやそれに対抗措置を講ずることになるであろう」と警告した。       アミール・アリー・ハージーザーデ司令官はファールス通信とのインタビューの中で、 全文をよむ

2012-04-24 大統領、「ペルシア湾国民記念祭」に出席へ:「ペルシア湾観光文化州」の設置が検討 (Mardomsalari紙)

【政治部】革命防衛隊海上部隊のファダヴィー司令官がイラン領である大小トンブ島、及びアブー・ムーサー島への海兵隊の配置について述べる一方、国会は「ペルシア湾州」の設置に関する法案を検討していることが分かった。こうしたなか昨日、「ペルシア湾国民の日」に合わせる形で、イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領が来週日曜日〔4月29日〕にホルモズガーン州で開催される「ペルシア湾国民の日記念祭」に出席することが発表された。       この祭典は数日前から始まり、最後に大統領出席のもと、閉幕式がホル 全文をよむ

2012-04-24 革命防衛隊の海兵隊、ペルシア湾の三島に配置 (Jam-e Jam紙)

 革命防衛隊海上部隊司令官は、「革命防衛隊の海兵隊をはじめとする各種攻撃・防衛システムが、〔ペルシア湾に浮かぶ〕イラン領の島々、特に大小トンブ島、及びアブー・ムーサー島に配備されている」ことを明らかにした。       ファールス通信によれば、アリー・ファダヴィー司令官は三島に対するイラン・イスラーム共和国の絶対的な主権を強調した上で、次のように付け加えた。「これらの島々は防衛面においても攻撃面においても、〔重要な〕位置づけにあり、それゆえ革命防衛隊海上部隊はこれらの島々ならびに領海へのいかなる 全文をよむ

2012-04-23 次回核交渉のホスト国、協議のためにテヘランを訪問 (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領「イランとイラクに力があれば、中東地域に敵の居場所はなくなるだろう」       イランと〔安保理常任理事国にドイツを加えた〕5+1グループとの次回の協議で、バグダードがそのホスト国となったことがきっかけとなって、イラクのヌーリー・アル・マーリキー首相がテヘランを訪れた。同首相はハイレベルの政治経済団の団長として、我が国の当局者らと協議を行うことになっている。       本日終わる予定の二日間にわたる今回の訪問では、電気相や商業相、鉱工業相、予算相、及びイラクの議会 全文をよむ

2012-04-23 無人偵察機RQ-170のコード解読に成功:革命防衛隊司令官 (Jam-e Jam紙)

 革命防衛隊宇宙航空部隊司令官はアメリカ軍偵察機RQ-170について、「イランにはこの偵察機の情報を解読する能力はないと主張したアメリカ当局に対して念のため言っておくが、この無人偵察機がこれまでに行ってきた全ての作戦、過去に行った修理などについてのメモリーを我々は容易に解読してきた」と述べた。       イラン国営通信(IRNA)の報道によれば、ハージーザーデ司令官はイラン国営放送のニュースチャンネルでの発言の中で、この偵察機には隠された部分などほとんど無いと指摘した上で、以下のように述べた。 全文をよむ

2012-04-21 ジャアファリー司令官「殉教はイランの力を示す指標の一つ」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊総司令官は、革命防衛隊の海上部隊が国防や軍事オペレーションに万全の備えをしているために、敵は不安や失望感を強めていると指摘した上で、「殉教〔の精神〕は、イラン・イスラーム共和国の軍の力を示す指標の一つであり、いかなるハードウェアもそれに対抗することはできない」と述べた。       モハンマド・アリー・ジャアファリー少将はホルモズガーン州にある革命防衛隊海上部隊の作戦本部の視察を行ったさい、同部隊で働いている隊員らに向けてさらに、「あなたがたの思慮に満ちた理性的なペルシア湾 全文をよむ

2012-04-21 国軍、アラブ首長国連邦に警告 (Jam-e Jam紙)

プールダスターン司令官「もし外交で答えが出なければ、軍事的手段によってイランの力を示すことになるだろう」       イラン領である三島についてのアラブ首長国連邦〔以下UAE〕、ならびに一部のペルシア湾岸諸国の主張に対する、国連へのイラン側の抗議と時を同じくして、国軍陸上部隊のプールダスターン司令官はこの件に関し、もし外交で答えが出ないようであれば、軍事的手段によってイランの力を示すことになるだろうとの警告を発した。       マフムード・アフマディーネジャード大統領による最近のアブー・ムーサ 全文をよむ

2012-04-19 225名の国会議員、UAEの主張に対して声明を発表 (Jam-e Jam紙)

 イラン領である三島に関する最近のアラブ首長国連邦(UAE)外相の発言に対し、国会議員ならびに外務省は昨日、反発する姿勢を示した。       ジャーメ・ジャム紙の取材によると、昨日225名の国会議員は署名入りの声明を発表し、イラン領の三島に対してUAEが繰り出している妄言は、歴史的真実にも、イラン国民の権利にも、何らキズを与えるものではないと表明した。       これらの議員らは、アフマディーネジャード大統領のアブー・ムーサー島訪問はペルシア湾に浮かぶその他のイラン領の島々への訪問の一環であ 全文をよむ

2012-04-19 バーレーン市民らによる抗議デモ、激化:F1チームの入国に合わせ (Jam-e Jam紙)

 バーレーン市民はF1レース関係者の入国に合わせる形で、バーレーン国際空港の前でデモを行った。       市民らは口々に、レースの開催は、自国が平穏で国民も現状に満足しているということを、ハリーファ家が示すためのカムフラージュにすぎないと述べている。しかしながら、バーレーンにおける抗議運動のうねりは今も続いており、治安部隊との衝突によって複数の市民が毎日のように死傷しているというのが現実である。       ファールス通信によると、火曜日、F1レースに参加するチーム関係者の入国に合わせる形で、 全文をよむ

2012-04-18 国軍による軍事パレードが実施:最新の成果が披露 (Jam-e Jam紙)

 「国軍の日」及び「陸軍偉業記念」に合わせる形で、昨日大規模な軍事パレードが、大統領や軍の高官らが見守る中、テヘランのイマーム・ホメイニー廟脇で開かれ、イラン・イスラーム共和国軍の最新の成果が披露、軍事・国防上の力が誇示された。       イラン学生通信の報道によると、昨日の軍事パレードでは「カチューシャ」ロケット砲、「ミーサーグ2」、「サハンド3」ミサイル、「アスタルラー」ロケット砲〔‥‥〕などが披露された。      〔‥‥〕       大統領は昨日、ファルヴァルディーン月29日〔4/1 全文をよむ

2012-04-17 司法権人権本部書記「国連人権特別報告官と米国務省は異口同音」 (Jam-e Jam紙)

 司法権人権本部のジャヴァード・ラーリージャーニー書記は、「〔国連の〕人権特別報告官の言っている内容は、米国務省が言っていることと何ら違いはない。クリントン女史が対イラン人権特別報告官に任命された方がよかったのではないか」と述べた。       ファールス通信の報道によると、モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー書記は、国外にあるイラン・イスラーム共和国の代表部の館長らを集めて開かれた会議のなかで、次のように語った。      イスラームやイスラーム体制、イスラームの法規則、イスラーム法学 全文をよむ

2012-04-14 イラン、UAE側の主張に回答「大統領のアブー・ムーサー島訪問は国内問題」 (Jam-e Jam紙)

 水曜日〔4/11〕のマフムード・アフマディーネジャード大統領のアブー・ムーサー島訪問をめぐるアラブ連盟及びペルシア湾岸協力会議のプロパガンダを受け、イラン外務省のアラブ・アフリカ担当次官は、大統領によるアブー・ムーサー島訪問は国内問題であるとの見方を示した。また国会の国家安全保障外交政策委員会の委員長も、イランがアブー・ムーサー島の領有国であることについて議論の余地はないと語った。       先週の後半、マフムード・アフマディーネジャード大統領は第4期地方州訪問の一環として、ホルモズガーン州 全文をよむ

2012-04-12 アナン国連特使、イランを訪問 (Jam-e Jam紙)

 昨日、国連およびアラブ連盟のシリア問題特使のコフィー・アナン氏とイラン当局者の間で協議が行われた。こうした中、我が国の政府関係者らはシリアに対する外国の干渉が続く限り、同国に平穏が戻ることはなく、同国における変化はシリア政府によって起こされねばならないとのスタンスを強調している。       シリアは2011年3月中旬より不安定な状況にあり、シリアの反体制グループ及び西洋諸国は、シリア騒乱による被害の責任を同国の軍に転嫁している。その一方で、シリア政府は叛徒や破壊者たち、武装集団などが同国にお 全文をよむ

2012-04-11 イランで活動するシオニスト体制の破壊工作ネットワークのメンバーらを摘発 (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国情報省は声明の中で、シオニスト体制の大規模テロ破壊工作ネットワークのメンバーら〔‥‥〕を特定し、摘発したと発表した。       情報省の広報が伝えたところによると、国内の複数の国境隣接州、及びイランの中央に位置する州で行われた一連の作戦により、これらのテロネットワークが摘発され、さらに犯罪を生業とするテロリストたちや彼らと協力する傭兵たちが逮捕されたという。       情報省の声明には、次のようにある。      国内の複数の国境隣接州、及びイランの中央に位置する州 全文をよむ

2012-04-11 アフマディーネジャード「2年間石油を売らなくても何の問題もない」 (Jam-e Jam紙)

 大統領は「強欲な連中は、イランからの石油の購入をボイコットしよう、などと言っている。しかしイラン・イスラーム共和国は今日、多くの外貨準備を保有しており、たとえ今後2年間石油を売らなくても、国をきちんと運営していくことができる」と述べた。       大統領府のウェブサイトが伝えたところによると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、4期目の地方州訪問の一環として〔ホルモズ海峡に近い〕ホルモズガーン州を訪れ、タフティー・スタジアムに集まったバンダルアッバース市民らの前で、「正義の実施は 全文をよむ

2012-04-10 軍高官ら、「ペルシア湾ミサイル防衛構想」について見解 (Mardomsalari紙)

 昨日開かれた「サイヤード・シーラーズィー中将殉教記念式典」の傍らで行われた記者団による軍高官らへの個別のインタビューの中で、「ペルシア湾ミサイル防衛構想」はシオニスト体制の安全を確保し、〔中東〕地域の安全を混乱させようとするものだとの見方が一部から示された。       イラン学生通信の報道によると、フィールーズアーバーディー軍統合参謀長はこの件に関して、「どの国にも自国を守るために意思決定を行う権利があるが、しかしアメリカは一部の国を瞞着して、彼らが石油で得たドル収入をさらい、その代わりとし 全文をよむ

2012-04-08 軍統合参謀長、シオニスト体制に警告 (Jam-e Jam紙)

 軍統合参謀長のフィールーズアーバーディー少将は、「もしイスラエルがほんの少しでも過ちをしでかすようなことがあれば、占領された地〔=イスラエル〕の主要部分の多くを、われわれが耕作することになるだろう」と強調した。       ファールス通信の報道によると、セイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー司令官は軍統合参謀本部関係者らとの面会の中で、次のように述べた。「〔現在の〕世界・地域情勢、そしてイラン・イスラーム共和国の力強さ、抑止力は、戦争の悪魔をこの国から追い払ってきた。死と隣り合わせにいる 全文をよむ

2012-04-05 ラフサンジャーニー発言が波紋:対米関係をめぐり (Jam-e Jam紙)

 〔某雑誌で〕報じられた対米関係に関するアーヤトッラー・ハーシェミー=ラフサンジャーニーの発言が、一部の国会議員らの間で波紋を呼んでいる。       これに関し昨日、一部の議員らは、「アメリカとは交渉しない」とする内容のイスラーム革命最高指導者のお言葉が書かれたビラを配布し、ラフサンジャーニー公益判別評議会議長の発言に対する抗議の意志を表明した。       国会国家安全保障委員会のアラーオッディーン・ボルージェルディー委員長も、「対米関係というテーマは、依然としてイスラーム共和国体制にとって 全文をよむ

2012-04-05 ハーメネイー最高指導者「脅威の多さはイランの力の証し」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、軍の司令官たち及び〔軍に派遣されている〕最高指導者代理の関係者らと面会し、そのなかで全ての軍部隊に対し、〔敵の攻撃に対する〕態勢強化とともに、宗教的・神的な動機の維持・向上に努めるよう勧告を出した。ハーメネイー最高指導者はその上で、「イラン・イスラーム共和国の軍には、8年間に及ぶ『聖なる防衛』〔=イラン・イラク戦争〕という極めて重要かつ貴重な経験がある。この得がたき経験を振り返り、活用することが必要だ」と強調した。        全文をよむ

2012-02-16 サーレヒー外相、バーレーン人民を擁護する書簡を発表 (Iran紙)

 イラン・イスラーム共和国の外務大臣は、抑圧されたバーレーン人民による蜂起の1周年記念日に合わせ、地域・国際機関の指導者らに対してそれぞれメッセージを送り、その中で人々が弾圧されているバーレーンの遺憾な状況について懸念を表明、同国の民間人に対する外国の軍事介入がもたらす結果について警告を発した。       アリー・アクバル・サーレヒー外相はこれについて、国連事務総長や安保理議長、イスラーム協力機構事務総長、EU外交政策責任者、アラブ連盟事務局長、アフリカ連盟事務局長、非同盟運動(NAM)議長に 全文をよむ

2012-02-16 外務報道官、バンコクで起きた事件解明に協力するイラン側の用意を発表 (Iran紙)

 イラン・イスラーム共和国外務省のメフマーンパラスト報道官は、あらゆる種類のテロ行為を強く非難した上で、「イラン・イスラーム共和国は、バンコクで起きた今回のテロの首謀者は犯罪的動機を隠し持ったシオニスト体制の関係者たちであると考えており、この事件の諸相を明らかにするためのタイ政府への支援・協力に関し、完全かつ全面的な用意を速やかに表明するものである」と述べた。       ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、昨日バンコク市内で起きた爆発事件にイランが関与しているとのシオニスト体制の主張を否定 全文をよむ

2012-02-13 イラン外務省、アゼルバイジャン共和国大使を呼び出す:テロリスト隠匿疑惑で (Jam-e Jam紙)

 イラン人核科学者に対するテロに関与したテロリストらがアゼルバイジャン共和国を行き来し、彼らが同国で便宜を得ているとして、イランはアゼルバイジャン共和国大使を外務省に呼び出した。       外務省情報プレス局の発表によると、一部のテロリストらが〔アゼルバイジャン共和国とイスラエルの間を〕行き来し、また彼らがテルアビブを訪問したり、シオニスト体制のスパイネットワークと協力したりする際に〔同国内で〕便宜を受けている〔との疑惑が浮上した〕ことを受け、〔政府は〕同国のジャヴァーンシール・アーホンドフ大 全文をよむ

2012-02-08 ハーメネイー最高指導者:「イスラームの目覚めが尽きることはない」 (Jam-e Jam紙)

 親愛なるイスラームの預言者の生誕記念日と「統一週間」の到来に合わせる形で、「イスラームの目覚めに関する詩の国際大会」の参加者らは月曜日の夜、ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者との面会を果たした。       最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、中東地域で起きた一連の革命と「イスラームの目覚め」から生じた、熱気に満ちた親密な雰囲気のなかで開かれたこの会見では、最初に、チュニジア、エジプト、イエメン、バーレーン、レバノン、スーダン、イラク、シリア、サウジアラビア、クウェート、そ 全文をよむ

2012-02-05 革命防衛隊による軍事演習「ヴェラーヤトの支持者たち」、始まる (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊陸上部隊司令官は、同隊による軍事演習「ヴェラーヤトの支持者たち」がイラン南部で始まったことを明らかにした。      ※訳注:「ヴェラーヤト」とは、宗教指導者による一般信徒の「監督」「指導」の意で、イラン・イスラーム共和国体制の統治理念「ヴェラーヤテ・ファギーフ」(イスラーム法学者の監督)論のことを指す。    モハンマド・パークプール革命防衛隊准将は、「この軍事演習は革命防衛隊陸上部隊による一連の専門的演習の一つであり、特殊部隊隊員やマディーナ(メディナ)基地所属の一部の 全文をよむ

2012-02-01 イランでスペイン語チャンネルが正式に開局 (Jam-e Jam紙)

 「ラテンアメリカへの架け橋」というスローガンを掲げた「ヒスパンTV」という名の24時間放送のスペイン語チャンネルが、イラン国営放送内で昨日、正式に開局した。       この放送局の開局式には、エッザトッラー・ザルガーミー国営放送総裁、アリーアクバル・サーレヒー外務大臣、ラーミーン・メフマーンパラスト外務省報道官、イラン国営放送国際放送担当副総裁のモハンマド・サルアフラーズ氏、及びキューバ、ベネズエラ、ニカラグア、ボリビアの各国大使らが出席した。またこの開局式では、大統領のメッセージもビデオ会 全文をよむ

2012-01-31 革命最高指導者「手に入れた勝利は道の終わりではない」:イスラーム諸国の若者たちに向けて (Jam-e Jam紙)

イスラーム諸国の若者たちは、自身の革命が何者かに盗まれたり逸脱させられたりするような状況を許してはならない。       エジプト、チュニジア、リビア、レバノン、イエメン、バハレーン、パレスチナなど、世界73ヶ国の若者数百人が、昨朝親密でイスラーム的・革命的熱気がほとばしる雰囲気の中、イスラーム革命最高指導者と面会した。       最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下はこの面会の中で、地域のイスラーム諸国数ヶ国の若者たち 全文をよむ

2012-01-30 「イスラーム覚醒国際会議」が開幕:イラン大統領「アメリカに民主主義はない」(上) (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国大統領は、「民主主義がアメリカおよびその同盟諸国の銃身から放たれるようなことはない。彼らは貧困と屈辱感以外、何ものも〔世界の〕諸国民に与えることはないだろう。そもそも彼ら自身、われわれにプレゼントしようと考えている民主主義と自由を享受していると言えるのだろうか?」と語った。       マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、世界73ヵ国の若者1500名が参加する「イスラーム覚醒青年国際会議」の開会式で、「覇権体制〔=欧米諸国〕は西暦でいうところの昨年、600億 全文をよむ

2012-01-28 アフマド・ハータミー「ヨーロッパはイランへの制裁で自らに災いをもたらしている」 (Jam-e Jam紙)

 テヘラン金曜礼拝で説教を行ったアフマド・ハータミー師は、イランに対する石油禁輸は真新しいことではなく、イランの経済に根本的な影響を及ぼすことはないだろうと強調した上で、「欧州連合(EU)は今にもすり切れそうなアメリカのロープをつたって、井戸の下に降りていき、自らに災いをもたらしている」と述べた。       メフル通信の報道によれば、アーヤトッラー・セイエド・アフマド・ハータミーは昨日のテヘラン金曜礼拝の説教で、「EUによるイラン産原油の禁輸は、真新しいことではない。〔初代イマーム・アリーの父 全文をよむ

2012-01-19 オバマ氏のハーメネイー最高指導者宛の手紙の詳細、明らかになる (Jam-e Jam紙)

 国会議員のアリー・モタッハリー氏は、バラク・オバマ米大統領がハーメネイー革命最高指導者にあてた手紙の詳細について明らかにした。       同氏はファールス通信とのインタビューの中で、アメリカ政府がアーヤトッラー・ハーメネイー閣下にあてた最近の手紙について、「この手紙の第一部では威嚇的な姿勢が、第二部では友好的な話し合いの姿勢が表明されていた」と述べた。       モタッハリー氏によれば、米政府はこの手紙の第一部で、イスラーム共和国によるホルモズ海峡封鎖は〔米政府にとって〕「レッドライン(越 全文をよむ

2012-01-19 モフセン・レザーイー氏、オバマ氏からの手紙に対してコメント (Jam-e Jam紙)

 公益判別評議会書記のモフセン・レザーイー氏は、オバマ氏は手紙の中で、アメリカがあたかもペルシア湾の安全保障に責任を負っているかのように巧妙に装おうとしていると指摘した上で、「しかしながら、ペルシア湾とホルモズ海峡の安全を確保するという主要な責務を担い、また地域諸国と協力してこの地域〔全体〕の安全を確保しているのは、実際にはイラン・イスラーム共和国なのである。外国の干渉は必要としていないのだ」と述べた。       モフセン・レザーイー氏は、「警察のソフト力とソフトウェアの安全に関する国民会議」 全文をよむ

2012-01-16 外務報道官「必要であれば、アメリカのメッセージに返答する」 (Jam-e Jam紙)

オバマからのメッセージ、イラン国連大使およびターレバーニー・イラク大統領を介して伝えられる。       我が国の外務報道官は、アメリカからイランにメッセージが届けられたことを確認した上で、「この書簡は三つのルートでイランに伝えられた。もし必要ならば、イランは適切な形で返答を行うだろう」と述べた。       2日前ニューヨーク・タイムズは記事の中で、アメリカ政府がイランにメッセージを送り、そのなかでホルモズ海峡に関して何らかの指摘を行ったことを報じていた。       ニューヨーク・タイムズは 全文をよむ

2012-01-12 イラン、国連ならびに安保理に書簡「外国分子が核科学者へのテロに関与」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イランのモハンマド・ハザーイー国連常駐代表は国連事務総長、国連総会、国連安保理事国、ならびに非同盟諸国グループに宛てた書簡の中で、「外国分子がイランの核科学者に対するテロに関わっていたことを示す、強力な証拠がある」と強調した。      〔‥‥〕       ハザーイー氏はこの書簡の中で、次のように述べている。      イラン人科学者が忌まわしきテロの攻撃の標的となったのは、これが初めてではない。以前あなた方に宛てた書簡の中でも指摘したように、2010年11月2 全文をよむ

2012-01-10 チャベス大統領、イランと距離を置けとのアメリカの警告を拒否 (Jam-e Jam紙)

 イラン大統領のラテンアメリカ諸国歴訪に合わせ、ベネズエラのウゴ・チャベス大統領はイランと距離を置くよう求めたアメリカの警告に対して、注意を払うに値しないものであるとの認識を示した。       5日間にわたるラテンアメリカ諸国歴訪の旅を行うために、政財界の要人らからなる使節団の団長として、昨日ベネズエラの首都カラカス入りしたマフムード・アフマディーネジャード大統領は、カラカス空港に到着するや、ベネズエラ副大統領の歓迎を受けた。ベネズエラのウゴ・チャベス大統領によるアフマディーネジャード大統領公 全文をよむ

2012-01-09 アメリカ人スパイに死刑判決 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】CIAに加わり、敵性国家アメリカに協力した容疑でしばらく前に逮捕されたアミール・ミールザーイー=ヘクマティーに対し、死刑判決が下された。       ファールス通信の報道によると、サラヴァーティー判事を裁判長とする革命裁判所第15法廷は、米諜報機関(CIA)に加わって敵性国家と関係・協力し、イランにテロ〔支援国家〕としての罪をかぶせる工作を行ったとして、アミール・ミールザーイー=ヘクマティー被告を「反逆者」及び「地上に頽廃をまき散らす者」に認定、同被告に対して死刑 全文をよむ

2012-01-08 軍事演習「統一の殉教者」、実施される:非対称戦における戦術を披露 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャムオンライン】イスラーム革命防衛隊陸上部隊による軍事演習「統一の殉教者」の報道官は、「革命防衛隊陸上部隊による軍事演習《統一の殉教者》の二日目、非対称戦における戦術や技術が仮想敵に対して用いられた」ことを明らかにした。       革命防衛隊第二准将のハミード・サルヘイリー司令官は軍事演習「統一の殉教者」の二日目、軍事演習実施の目的について言及し、「演習の今次段階で、革命防衛隊陸上部隊の一部の専門特殊部隊は、非対称戦における戦術や技術を〔…〕見事に披露した」と語った。      全文をよむ

2012-01-05 アーヤトッラー・マカーレム、アゼルバイジャンに警告 (Jam-e Jam紙)

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはゴムの大モスクで行われた自身の上級コースの授業の中で、地域一帯のシーア派信徒を取り巻く状況について言及し、「世界のシーア派信徒たちは今や、最も迫害された集団に数えられていることを、皆が認識すべきである。バーレーン、カティーフ〔シーア信徒が多く居住するサウジアラビア東部州〕、そしてアゼルバイジャン共和国にいる〔シーア派の〕集団は、最も過酷な抑圧機構の圧力の下にいるのだ」と述べた。       イラン学生通信(ISNA)の報道によると、宗教の最高権威(マ 全文をよむ

2012-01-04 国軍総司令官、アメリカの艦隊に警告 (Jam-e Jam紙)

 大規模海上軍事演習「ヴェラーヤト90」が終了し、国軍海上部隊による閲兵式が行われた。こうした中、国軍総司令官は米艦隊に対し、同国の航空母艦を再びペルシア湾に戻さぬよう、警告を発した。アターオッラー・サーレヒー少将はさらに、アメリカに対してこの警告を真剣に受け止めるよう強調、「われわれは警告だけで満足するようなことはない」と明言した。       また軍統合本部の文化・防衛宣伝担当副参謀長を務めるジャザーイェリー司令官も、ホルモズ海峡を封鎖するだけの力がイランにはあることを強調した上で、「イラン 全文をよむ

2012-01-03 軍事演習「ヴェラーヤト90」で2種の新型ミサイルの発射に成功 (Jam-e Jam紙)

 軍事演習「ヴェラーヤト90」のフェーズ「ゴドラト」の3日目にあたる昨日、イランは巡航ミサイル「ガーデル」と「ナスル」の発射実験を行い、前もって用意してあった標的に命中させることに成功した。      〔‥‥〕       ミサイル「ガーデル」は最新の地対海ミサイルで、国防省によって大量生産が行われ、すでに国軍海上部隊ならびに革命防衛隊に配備されている。このミサイルは射程200キロメートルで、素早く反応して発射準備を整えることができ、敵の戦闘用船舶や海岸標的物などの標的の破壊を得意としている。低 全文をよむ

2012-01-02 イラン軍、ホルモズ海峡で力を誇示 (Jam-e Jam紙)

 ここ数日、ホルモズ海峡に対するイラン・イスラーム共和国の支配力をめぐって、各国当局からは様々な反応が示されているが、こうしたなか、戦略的に重要な同海峡で、本日早朝から大規模海上軍事演習「ヴェラーヤト90」参加の各部隊によって、新たな戦術態勢が試される予定となっている。       「ヴェラーヤト90」海上軍事演習の報道官は、この新たな戦術態勢によって、イラン・イスラーム共和国軍海上部隊が決断を下せば、いかなる船舶もホルモズ海峡を航行することは不可能となるだろうと述べた。       最終日を迎 全文をよむ

2011-12-28 米スパイの裁判、開かれる (Jam-e Jam紙)

検察代表、米スパイのアミール・ミールザーイー=ヘクマティーに対し極刑を求刑       アメリカのためにイランでスパイ活動を行った容疑で逮捕されたアミール・ミールザーイー=ヘクマティー被告の容疑を審理するための裁判が、昨日革命裁判所第15法廷にてサラヴァーティー裁判長のもと開かれた。       ファールス通信によると、検察代表によって読み上げられたアミール・ミールザーイー=ヘクマティー被告の起訴状は、情報省スパイ局司法部の報告を引用する形で、次のように指摘する内容となっている。「ヘクマティーは 全文をよむ

2011-12-24 大規模軍事演習「ヴェラーヤト90」、本日より実施 (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国軍海上部隊司令官は、本日より大規模軍事演習「ヴェラーヤト90」が行われると明かした上で、この10日間にわたる軍事演習の実施範囲はホルモズ海峡からアデン海峡にまで及ぶと発表した。       ファールス通信によれば、ハビーボッラー・サイヤーリー海軍司令官は、大規模軍事演習「ヴェラーヤト90」実施の目的について説明する記者会見で、この軍事演習の目的として、・イラン軍の力と栄光を示し、公海上での海上部隊の抑止力を顕示すること、・地域諸国に向けて友好と平和のメッセージを発信する 全文をよむ

2011-12-19 アメリカのスパイ、カメラの前で告白 (Jam-e Jam紙)

逮捕されたCIAのスパイの告白、昨夜テレビ放映される       イラン情報省がイラン系アメリカ人のスパイを特定・逮捕したと発表してから2日後の昨夜、このスパイの口から、西側諜報・治安機関の支援の下でいかなる計画遂行を担っていたかの詳細についての告白が、イラン国営放送第3チャンネルで放映された。       「操られて」と題された17分間のこのドキュメンタリー番組は、アミール・ミールザーイェ・ヘクマティーがいかにして米諜報機関に加わり、いかなる訓練を受け、そしてどのようにして彼が「時のイマームの 全文をよむ

2011-12-15 イラン、アメリカの「脅迫行為」に反発 (Jam-e Jam紙)

外務報道官「イランはホルモズ海峡の閉鎖を考えているわけではないが、この種の発言はアメリカの脅迫行為に対する自然な反応」       アメリカがイランに対して心理戦を仕掛け、同国大統領がイランとの〔軍事〕衝突の可能性について言及したことに対し、一部のイラン当局者は、脅威が迫った場合には、イランはホルモズ海峡を封鎖することになるだろうと宣言した。       ジャーメ・ジャムの報告によると、バラク・オバマ米大統領は発言の中で、イランに対しては〔軍事行動を含む〕あらゆる選択肢がテーブルの上に載っている 全文をよむ

2011-12-14 イラン、オバマの滑稽な要求に回答「スパイ目的でイラン領域を侵犯した米は謝罪せよ」(2) (Jam-e Jam紙)

ボルージェルディー「偵察機の返還はあり得ない」       国会議員たちは昨日、アメリカ無人偵察機を捕獲したことに関して、我が国の軍を支持する旨の声明を発表する一方、個別の会見においても〔偵察機返還に関する〕オバマの最近の要求に対して反応を示した。       国家安全保障外交政策委員会のアラーオッディーン・ボルージェルディー委員長は、「偵察機の返還は絶対にあり得ない」と強調した上で、「謝罪をすることが、今回の件に関してイランがアメリカに最低限望むことである。そして同国は今回の問題で生じたすべて 全文をよむ

2011-12-14 イラン、オバマの滑稽な要求に回答「スパイ目的でイラン領域を侵犯した米は謝罪せよ」(1) (Jam-e Jam紙)

 バラク・オバマ米大統領がイラン・イスラーム共和国当局に対して、イラン軍によって国内で撃墜されたアメリカの偵察機を返還するよう求めてきたことに対し、我が国の当局者たちは毅然とした反応を示している。       米大統領は月曜日夜、イラクのヌーリー・マーリキー首相との共同記者会見の場でついに、イラン・イスラーム共和国がアメリカの最新鋭偵察機RQ-170を捕獲している事実を認めることを余儀なくされた。オバマ氏は先週の初めにイランでこの航空機が撃墜されたとの報道が伝えられて以降、この情報を確認したアメ 全文をよむ

2011-12-13 国会、イギリスをめぐって外務省に注文 (Jam-e Jam紙)

 国会の国家安全保障外交政策委員会のヘイダルプール委員は、外務省の責任者らを交えた同委員会の会議において、イギリスに対しては革命的態度で臨むべきだとする注意勧告が外交当事者らに与えられたことを明らかにした。       アヴァズ・ヘイダルプール氏はファールス通信との会見のなかで、この会議に関して「この会議では、学生たちによるイギリス大使館前での最近の集会と、数時間にわたって起きた同大使館の占拠をめぐる問題が検討された」と付け加えた。       同氏は「在テヘラン・イギリス大使館前で行われた学生 全文をよむ

2011-12-11 ハーシェムザーデ=ハリースィー「アゼルバイジャン共和国でのイスラーム布教禁止は人権違反」 (Mardomsalari紙)

 東アゼルバイジャン州選出の最高指導者専門家会議の議員であるアーヤトッラー・ハーシェムザーデ=ハリースィーは、「イスラームと世界中のムスリムたちの保護者であるイラン・イスラーム共和国政府が、アゼルバイジャン共和国でこのような傲岸不遜なる声が上がっているのを自らの耳元で聞いておきながら、怒りで身を震わすこともなく、泰然自若としているようなことが、どうしてあり得ようか。イスラーム共同体〔の成員〕である汝らよ、立ち上がれ、イスラームはバクーで、汝らに助けを求めているのだ」と述べた。       イラン 全文をよむ

2011-12-10 イラン、米無人偵察機の映像を公開:アメリカに衝撃 (Jam-e Jam紙)

イラン、米による領空侵犯について国連に抗議       〔イラン領内で撃墜され、イラン当局によって捕獲された〕アメリカの無人偵察機の映像がイラン国営放送で放映されたことで、米当局の悪夢は現実のものとなった。我が国の軍当局がすでに発表していたように、最先端のこの無人偵察機がごくわずかな傷だけで、イラン・イスラーム共和国の軍の手に渡ったことが証明されたからだ。      〔‥‥〕       イラン国営放送第1チャンネルが放映した映像で、革命防衛隊宇宙航空隊のアミール・アリー・ハージーザーデ司令官は 全文をよむ

2011-12-08 アメリカ、「仮想イラン大使館」をネット上に立ち上げ(2) (Jam-e Jam紙)

「仮想大使館」立ち上げに対する反応       アメリカが仮想大使館を立ち上げたことが話題となる中、一部のイラン当局者は、ヒラリー・クリントン氏の〔イラン・米間の関係の架け橋として仮想大使館を活用するという〕約束に早速反応を示している。中でもラーミン・メフマーンパラスト外務報道官は、「アメリカには国際関係、特にイラン・イスラーム共和国のような強大な独立国家との関係について、深い迷いが生じているように見受けられる」と述べた。       またアリー・ラーリージャーニー国会議長もクリントン氏が仮想大 全文をよむ

2011-12-08 アメリカ、「仮想イラン大使館」をネット上に立ち上げ(1) (Jam-e Jam紙)

 火曜日夜、アメリカはインターネット上に仮想の大使館を立ち上げるという、以前から発表してきた干渉的行動に出た。ホワイトハウス関係者によると、この「仮想大使館」を通じて、イラン国民との関係を構築することが目的だという。       イラン国民との関係を仮想空間上で構築しようとするアメリカの今回の行動(これ自体、イランとの関係の重要性を示している)の背景には、イランとアメリカ両国が30年以上にわたって外交関係をもたず、外交上の事務をスイスとパキスタンの大使館を通じて処理していることがある〔※〕。しか 全文をよむ

2011-12-08 「学生の日」に反抑圧主義のスローガン (Jam-e Jam紙)

 テヘラン大学の学生らの一団が、イラン暦アーザル月16日(西暦12月7日)の「学生の日」を記念して「無名殉教者らの墓」の周りに集結し、同大学の正門まで反抑圧主義のスローガンを唱えながらデモ行進を行った。       イラン国営放送報道センターの報道によれば、学生らはこの集会・行進のなかで、「殉教者の長」イマーム・ホセインの死を悼む儀礼を執り行いつつ、「アメリカに死を」、「イギリスに死を」、「イスラエルに死を」のシュプレヒコールをあげて、これらの国の〔イランへの〕敵意に満ちた行動に対して抗議した。 全文をよむ

2011-12-07 サーレヒー外相「アフガニスタンにおける平和と安全は軍国主義の終焉が必要」 (Mardomsalari紙)

 イラン外相は第2回ボン会議において、イラン・イスラーム共和国のスタンスとして、「アフガニスタンで軍国主義が終焉を迎えたときに初めて、〔同国に〕平和と安全を構築しようとの国際的な努力が効果をあげるようになるだろう」と述べた。      〔‥‥〕       サーレヒー氏は更に、アフガニスタン政府当局に向けて、次のように続けた。「残念ながら、過去10年間にわたってアフガニスタンでは平和と安全が確立されてこなかった。この間、テロは根絶されるどころか、むしろ拡大すらしている。イランは、アフガニスタンに 全文をよむ

2011-12-07 イラン外相、第2回ボン会議の傍らで独外相らと会談:在イラン英大使館事件の再発防止を約束 (Mardomsalari紙)

【政治部】ヨーロッパの中心部で開かれた国際会議にイランの外相が出席したことは、西洋がイランを国際的孤立に追い込もうと躍起となっている状況下にあっては特に、ここ数日間の注目すべき出来事とみなすことができよう。       “第2回ボン会議”〔第1回は2001年に開催された。国連がドイツのボンで招集した、アフガニスタンの和平と復興に関する会議〕は、先週の月曜日ドイツのボンで開催された、アフガニスタンに関する会議である。それにもかかわらず、イランのアリーアクバル・サーレヒー外相がこの会議に出席したこと 全文をよむ

2011-12-05 ガシュガーヴィー外務次官「我々はイギリスの行動に応じた対応を取る」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャム・オンライン】イラン・イスラーム共和国外務省の国会・領事・在外イラン人問題担当次官は、〔在イラン・イギリス大使館襲撃事件という〕先の事件を経た今後のイラン・イギリス関係について、「我々は尊厳を保ちながら、相手方の敵対的行動に応じた対応をとることになるだろう」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、ハサン・ガシュガーヴィー氏は日曜日の夜に〔イラン国営放送が運営するアラビア語チャンネルの〕アル・アーラム放送の番組“テヘランから”に出演し、〔イランをめ 全文をよむ

2011-12-04 イラン東部でアメリカの無人偵察機が撃墜 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャーム・オンライン】アメリカの無人偵察機一機が、イラン・イスラーム共和国の軍によってイラン東部で撃墜された。       軍当局者によると、この無人機はアメリカの最新鋭無人偵察機であり、RQ170という名の機種であるという。       この人物は、「我が国の東部から伝えられた最新の報告によると、この無人機は僅かな損害だけで撃墜され、現在イラン・イスラーム共和国の軍の管理下に置かれている」とも語った。       この軍当局者はさらに、「イラン・イスラーム共和国の軍は〔‥‥〕自らの 全文をよむ

2011-12-04 アーリヤー議員「ヨーロッパ諸国の大使たちに対処するための第3種緊急法案を準備」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会の国家安全保障外交政策委員会に所属するアーリヤー議員は、ヨーロッパ諸国の大使25名〔※1〕に対処するための第3種緊急法案を提案する予定であることを明らかにし、「この法案は、テヘラン市内で政治的お祭り騒ぎを起こした大使たちに対処するためのものだ」と述べた。同議員はさらに、イギリスをはじめ、自国民から辱めを受けている一部の国々〔※2〕は、イラン・イスラーム革命の深甚さ・偉大さをきちんと理解していないようだ、とも強調している。      ※訳注1:記事には「ヨーロッ 全文をよむ

2011-12-04 全国312大学のバスィージ学生ら、ゴルハク庭園を取り戻すよう要求 (Jam-e Jam紙)

 全国312の大学の大学生バスィージは声明を発表し、司法機関と協力して、可能な限り速やかに、ゴルハク庭園ならびに「スパイの巣窟」の建物〔=イギリス大使館〕をイギリスの魔手から取り戻すための緊急措置を講ずるよう、イラン外務省に求めた。       ファールス通信の報道によると、声明にはさらに次のようにある。   イギリス政府は、殉教者シャフリヤーリーをはじめとする、我が国の核の専門家たちに対するテロへの自国の関与について、我が国民に説明を行うべきである。また気高きイギリス国民は、自国の為政者たちが 全文をよむ

2011-12-03 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィー「革命的な青年たちよ、法を踏み外してはいけない」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】マルジャエ・タグリード〔シーア派の最高の宗教的権威〕の一人であるアーヤトッラー・ナーセル・マカーレム=シーラーズィーはゴムで、英大使館事件についてメッセージを出し、「革命的な青年たちはこの件で、法を踏み外してはならない」と強調した。       「革命の子供らに対する父としての助言」と題されたこのメッセージには、次のようにある。      イギリス政府が我々にとって古くからの敵であるということに、疑う余地はない。我が国への彼らの不当な介入に対して、我々は皆苦い記憶 全文をよむ

2011-12-03 メフマーンパラスト報道官「イギリスは侮辱にされたと感じたのだ」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】メフマーンパラスト外務報道官は、イギリス大使のイランからの退去を命ずる法律が国会で可決されたことに触れ、「イギリス政府は国会議員らの行動に、侮辱されたと感じたのだ」と述べた。       ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は土曜日早朝、学生らによるイラン人外交官帰国歓迎式典の傍らで、報道陣の前に姿を現し、イラン人外交団がロンドンから帰国したことについて、次のように述べた。「先に国会が可決した法律によれば、イギリス大使はイランを退去しなければならなかった。同国政府 全文をよむ

2011-12-03 アーヤトッラー・アフマド・ハータミー「イギリスは懲らしめてやる必要があった」 (Jam-e Jam紙)

 テヘラン金曜礼拝導師のアフマド・ハータミー師は、イギリスとの関係引き下げに関する法案を可決した国会の最近の行動について、価値が高く、称賛に値するとの認識を示した。同師はその上で、「イギリスは懲らしめてやる必要があった。国会が可決した法案は、そうした〔イギリスに対する〕愛すべき懲罰だったのだ」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アーヤトッラー・ハータミーは「イギリスは過去100年間にわたって、イスラーム的イランに対して裏切り行為を続けてきた」と指摘した上で、 全文をよむ

2011-12-03 イラン人外交官ら、ロンドンからテヘランに帰国:3日早朝 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】在英イラン大使館に勤める外交官らは、本日(3日土曜日)帰国した。外交官らが帰国した際、一部の学生らは空港を訪れ、彼らを出迎えた。       ファールス通信の報道によると、在英イラン大使館の外交官らを乗せた航空機は本日(土曜日)の早朝2時40分に、テヘランのメフラーバード空港に到着した。       この報道によると、イラン航空はフライトナンバー728のエアバス機「ホマー」を1機、特別かつ臨時にロンドンに送り、イラン人外交官らを帰国させる作業を行った。      全文をよむ

2011-12-02 エスマーイーリー議員「イギリスはイランに不利な雰囲気を作り出そうとしている」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会原理派の運営委員を務めるエスマーイーリー議員は、「イギリスはイランに不利な雰囲気を作り出そうとしている。そうすることで彼らは、イランの国際的イメージをぶち壊そうとしているのである」と述べた。       ヴァリー・エスマーイーリー氏は金曜日、ジャーメ・ジャム・オンライン記者とのインタビューに応じ、その中でヨーロッパ25カ国の大使たちがゴルハク庭園ならびにイギリス大使館を視察したことを批判し、「ヨーロッパの大使たちの行動は、外国の反革命メディアにネタを提供するこ 全文をよむ

2011-12-02 テヘランの金曜礼拝参加者ら、反英デモを実施 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】今週のテヘラン金曜礼拝に参加していた人々の一群が、礼拝終了後デモ行進を実施、イギリスの植民地主義政策に対する自らの怒りのほどを表明した。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、テヘランの礼拝参加者たちは金曜礼拝終了後、〔金曜礼拝が行われた〕テヘラン大学の正門前から革命広場までをデモ行進し、イギリスのイランに対する敵対的政策を非難した。      ※訳注:なお、テヘラン大学正門から革命広場までは、ごく近距離である    テヘランの金曜礼拝参加者たちの 全文をよむ

2011-12-02 ファラーハトピーシェ議員「これからのイギリスはこれまで以上に危険だ」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会の国家安全保障外交政策委員会の委員を務めるファラーハトピーシェ議員は、イギリス政府はイランに対する陰謀を企てていると指摘した上で、これからのイギリスはこれまで以上に危険な存在となるだろうとの認識を示した。       ヘシュマトッラー・ファラーハトピーシェ博士は本日(2日金曜日)、ジャーメ・ジャム・オンライン記者とのインタビューの中で、「イギリスの戦略はイランの未来にとって、イランの資源を略奪しようとしてきた彼らのこれまでの政策以上に危険なものだ」と述べた。  全文をよむ

2011-12-01 ラーリージャーニー国会議長、英大使館襲撃事件に関してコメント (Jam-e Jam紙)

「学生らの行動はイギリスに対するイランの世論を象徴するもの」       アリー・ラーリージャーニー国会議長は昨日の記者会見の席上、イギリス大使館前でイラン人学生らが起こした行動について、イラン国民全体の考えを象徴するものだとの見方を示し、「イラン国民は過去数十年間のイギリスの行動に憤慨してきた。もしイギリス政府がそのことに疑いをもっているのなら、世論調査でもするがいい。イラン国民が同国政府に対してどのような見方をしているのか、分かるだろう」と強調した。       ジャーメ・ジャム紙記者の報告 全文をよむ

2011-11-30 エラーヒヤーン議員「イラン人はイギリスとの関係からいかなる利益も得てこなかった」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】テヘラン選出の国会議員であるエラーヒヤーン氏は、イギリス政府がイラン人民に対して働いてきた過去の裏切り行為や敵意の数々に触れた上で、「イラン人民が長きにわたる歴史で、イギリスとの関係から利益を得たことは、一度もなかった」と述べた。       ザフレ・エラーヒヤーン議員はジャーメ・ジャム・オンライン記者とのインタビューの中で、ロンドンにあるイラン大使館が閉鎖されたことに触れ、「イラン人民がイラン・イギリス関係の休止を喜んでいることは明らかだ。なぜなら歴史上、彼らに 全文をよむ

2011-11-30 アブタヒー議員「人民はイギリスとの関係断絶を喜んでいる」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】ホメイニーシャフル選出の国会議員は、ロンドンにあるイラン大使館がイギリス政府によって閉鎖され、またテヘランにあるイギリス大使館も閉鎖されたことについて、イラン人民にとって喜ばしいことだとの見方を示した。       セイエド・モハンマド・ジャヴァード・アブタヒー議員はジャーメ・ジャム・オンライン記者とのインタビューの中で、「年老いた植民地主義」に対するイラン人民の嫌悪感について触れた上で、「イラン人民はイギリスとの関係断絶を間違いなく喜んでいる。もちろん、〔ロンド 全文をよむ

2011-11-30 英政府に抗議する学生ら、最終声明を発表「妥協はしない、イギリスとは関係を断絶すべき」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イギリスによる反イラン政策に抗議する学生たち、自称「内乱を煽動する古狐の巣を占拠して、座り込みの抗議運動を行う会」の最終声明が公表された。〔‥‥〕内容は以下の通り。      慈悲深く慈愛あまねき神の御名において      「内乱を煽動する古狐の巣を占拠して、座り込みの抗議運動を行う会」は、イギリス王国をはじめ、人権を声高に主張する者たちによるテロ行為の犠牲者となった、イラン・イスラーム革命の殉教者たちの清き御霊のご助力を乞いつつ、政府ならびに国会に対し、在テヘラ 全文をよむ

2011-11-30 イラン外務報道官、イギリス政府の衝動的な行動に対し反応 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン外務省報道官は、ロンドン駐在のイラン人外交官に対しイギリスからの退去を求めた同国政府の要求について、衝動的な措置であり、性急に過ぎるとのコメントを出した。同報道官はその上で、「当然、イラン・イスラーム共和国政府はこのことに関して、必要は措置を講じることになるだろう」と述べた。       ジャーメ・ジャム・オンラインによると、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、テヘランにある大使館の安全に関する記者からの質問に答える中で、「イラン・イスラーム共和国は自ら 全文をよむ

2011-11-30 イギリス、在ロンドン・イラン大使館を閉鎖へ:イランも対抗措置か (Hamshahri紙)

 イラン・イスラーム共和国外務省は〔イギリス政府による〕ロンドンからのイラン人外交官の追放措置を受け、数時間以内に〔テヘランにある〕イギリス大使館の職員全員を国外に追放する予定だ。       ウィリアム・ヘイグ英外相は発言の中でこのことに関し、「駐ロンドン・イラン臨時代理大使に対し、イラン大使館の即時閉鎖に関する我々の要求について、たった今通知したところである。イラン人外交官は全員、48時間以内にイギリスを退去しなければならない」と述べた。       同外相はさらに、「我々はテヘランにあるイ 全文をよむ

2011-11-30 怒れる学生たち、イギリス大使館を襲撃 (Jam-e Jam紙)

 国会がイギリスとの関係の引き下げに関する法律を可決して2日、テヘランにある同国の大使館関係者らはテヘランの各大学に通う学生たちがこの国会の決定を強く支持している様を目の当たりにした。イギリス政府による反イラン政策に対する学生らの怒りは極めて強く、治安部隊も彼らの一部が英大使館、ならびにシャリーアティー通り沿いにある同大使館の庭園に侵入するのを防ぐことができなかったほどだった。       我が国の核の専門家であったマジード・シャフリヤーリー博士の殉教1周年にあたる昨日、フェルドウスィー通りにあ 全文をよむ

2011-11-29 モスレヒー情報相「われわれはアメリカのインターネット・スーツケース計画を打ち砕いた」 (Jam-e Jam紙)

 情報相は、西洋諸国が仮想ネットワークを「衛星化」するべく〔=衛星回線を通じたインターネット接続を普及するべく〕、多大な費用を投じていることに言及し、「このような中、某イスラーム国がこれを実現するために多大な費用を計上している。膨大なドルが、この計画を支援するためにムスリムのポケットから支出されているのだ」と語った。       ジャーメ・ジャム紙の報告によると、ヘイダル・モスレヒー情報相は昨日、イラン国営放送バスィージ・センターで開かれた第4回「バスィージとパッシブ・ディフェンス」会議のなかで 全文をよむ

2011-11-28 国会、イランとイギリスの関係レベル引き下げを決定:イギリス大使、イランから追放に (Mardomsalari紙)

【政治部】国会は昨日、イギリスとの関係レベル引き下げを絶対的多数で決定した。こうした決定は現下の状況では唐突なものとは言えないだろう。実際、イギリス政府がイラン政府に敵対するもっとも活動的な国の一つであり、対イラン制裁の採択、及び制裁強化で重要な役割を果たしているときにあって、国会が同国政府の政策に対して何らかの報復に出るだろうということは、十分推測できることであった。〔‥‥〕       昨日、イギリスとの関係引き下げに関する法案が議会に提出され、可決された。しかも、同法案に反対した議員たちは 全文をよむ

2011-11-27 イラン、イギリス政府との外交関係を引き下げへ (Jam-e Jam紙)

「イギリス政府によるイランへの敵意に満ちた外交政策の数々が、同国との国交断絶さえも国会に用意させた」       今日国会は、すでに第2種緊急法案とすることが決まっていた、イラン・イギリス両政府の外交関係引き下げに関する緊急法案を、正式な法律として可決する予定である。この法案が可決されれば、政府はイラン大使をイギリスから本国に呼び戻し、逆にイギリス大使をイランから追放し、さらに経済・商業関係の水準を引き下げる方向に向けて、準備を進める義務を負うこととなる。       このような法案が国会議員ら 全文をよむ

2011-11-27 国軍海上部隊司令官、公海上での海上部隊による大規模軍事演習の実施を発表 (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国軍の海上部隊司令官は、公海上に長期間とどまり続けるだけの能力がイラン・イスラーム共和国にはあると強調した上で、同部隊に所属する潜水艦の力が増強されたことを明かし、「アーザル月7日〔西暦11月28日〕にも、ガディール級の潜水艦三隻が海上部隊の戦力として加わる予定である」と語った。       イラン国営放送報道センターの報告によれば、サイヤーリー海軍司令官は昨日、アーザル月7日の「国軍海上部隊の日」を目前に控えて開かれた記者会見の席上、近い将来、軍事演習「ヴェラーヤト90 全文をよむ

2011-11-26 アフマド・ジャンナティー「イラン・イスラーム共和国は一瞬たりとも核エネルギー開発を停止するつもりはない」 (Mardomsalari紙)

サウード家はエジプトのファラオと同じ運命に陥ることを覚悟しておくべきだ       テヘラン臨時金曜礼拝導師のジャンナティー氏は、イランに対してこれまで出されてきた制裁決議について触れ、「制裁決議を次から次へといくら出そうとも、イラン・イスラーム共和国もその人民も、後退するようなことはしない。我が体制が核エネルギー〔の開発〕を停止するようなことは、一瞬たりともないだろう」と述べた。       ISNA(イラン学生通信)によると、アフマド・ジャンナティー氏はテヘラン金曜礼拝の第2講話のなかで、〔 全文をよむ

2011-11-12 全国の金曜礼拝導師ら、脅威に対する国民の抵抗を強調 (Jam-e Jam紙)

 〔米やイスラエルによる〕イラン・イスラーム共和国への威嚇に対するハーメネイー革命最高指導者の毅然たる応答を受け、イラン各地の金曜礼拝導師たちは昨日の説教のなかで、同師の発言は敵による心理戦に対する堅固な防波堤に他ならないとの見方を示し、脅威に対する国民的抵抗と、革命最高指導者の賢慮への臣従の必要性を強調した。       イラン国営放送報道センターによると、テヘラン金曜礼拝導師で、ホッジャトルエスラーム・ヴァル・モスレミーンのサディーギー師は、イラン国民に対する覇権主義体制の威嚇と、それに対す 全文をよむ

2011-11-12 西洋諸国、イランと交戦する能力などないことを告白 (Jam-e Jam紙)

国防相「おしゃべりは、イランの力に対するシオニズム体制首脳部の無力ぶりを意味する」       新たな戦争が勃発するのだろうか。進軍ラッパを吹き散らしている西洋諸国は、地域において新たな戦火を煽ろうとしているのだろうか。       ここ数週間、外国メディアの報道をフォローすれば、西洋がイランに対して軍事的選択肢を利用する可能性について伝えるニュースを、2〜3本耳にしないような日はなかったということ、またアメリカやイスラエルの一部当局者たちが、我が国の核施設への攻撃を目論んでいることについて言及 全文をよむ

2011-11-10 ハーメネイー全軍最高総司令官、敵に警告「我々はいかなる侵略行為に対しても鉄拳で応じる」 (Jam-e Jam紙)

【ジャーメジャーム・オンライン】アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、重要な演説のなかで敵に対して警告を行い、「イラン・イスラーム共和国への侵略を妄想する者は、国軍、革命防衛隊、バスィージ、つまり一言でいえば偉大なるイラン国民によって平手打ちを喰らい、鉄拳を浴びることを覚悟しなければならない」と強調した。       最高指導者事務所の広報サイトが伝えた所によると、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、本日木曜日の朝、イマーム・アリー士官大学で開催されたイラン・イスラーム共 全文をよむ

2011-11-05 国家安全保障最高評議会書記、アメリカのテロ関与を示す資料を公開 (Jam-e Jam紙)

「アメリカ大使館占拠記念日」と「世界的抑圧と戦う国民の日」にあわせて       第32回「アメリカ・スパイの巣窟〔=在イラン・アメリカ大使館〕占拠記念日」の式典開催、ならびに全国で行われた「世界的抑圧と戦う国民の日」のデモ行進に合わせて、イラン・イスラーム共和国はアメリカによるテロ行為に関して保有している資料の第一弾を、〔国際社会による〕調査に資するべく国連に提供した。       サイード・ジャリーリー・イラン国家安全保障最高評議会書記は昨日、アーバーン月13日〔11月4日=1979年に在イ 全文をよむ

2011-11-01 ゴルハク庭園の木々300本が伐採:テヘラン市長、イギリス大使館を告訴へ (Mardomsalari紙)

 テヘラン市長のモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ氏は、ゴルハク庭園におけるイギリス大使館の違法行為に関する訴状を司法権に送るよう、同市に指示した。       モハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ氏は、このことについてテヘラン市の幹部らの前で表明し、「イラン人の歴史的記憶に存在する最も憂鬱な事件の一つこそ、イギリス政府をめぐる問題である」と述べた。       同氏はイギリス植民地主義の歴史について言及した上で、「偉大なるイスラーム革命の勝利の後も、〔イランの〕国民的団結や領土の一体性に危害 全文をよむ

2011-10-27 サウジ皇太子死去への弔意をめぐり賛否 (Jam-e Jam紙)

 アリー・アクバル・サーレヒー外相がサウジアラビア皇太子の葬儀に出席するために同国を訪問したことに対し、ほんの数時間の滞在であったにもかかわらず、多くの関心が集まっている。イラン外務省を批判する声も少なくない。マフムード・アフマディーネジャード大統領がサウジのアブドゥッラー国王を「高貴なる聖地〔メッカとメディナ〕の下僕」と呼んで、同国王に対して弔意を表明したことも、政府の外交政策に対する批判が高まりを見せる原因となっている。       これらの批判が指摘しているのは、バーレーンのシーア派信徒た 全文をよむ

2011-10-26 アフマディーネジャード「西洋諸国の目的はリビアの資源と富の支配」 (Jam-e Jam紙)

 イランのアフマディーネジャード大統領は、地域諸国民の敵による陰謀について言及し、西洋諸国のリビア侵攻の目的は、同国の資源と富の支配にあると述べた。       IRNA(イラン国営通信)が伝えたところによると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、多数のビールジャンド〔※〕市民を前に、「西洋諸国は、非革命的で非人民的な人間をリビアの為政者に据えようと躍起になっている」と語った。      ※訳注:ビールジャンドはイラン東部南ホラーサーン州の都市    同大統領はさらに、次のように指摘 全文をよむ

2011-10-26 サーレヒー外相、サウジアラビア皇太子の葬儀に出席 (Jam-e Jam紙)

 イラン外相はサウジアラビア皇太子の葬儀に出席するため、昨日正午リヤドに向けて出発した。       外務省の報告によると、アリー・アクバル・サーレヒー外相はサウジアラビアに数時間滞在し、我が国を代表して、リヤドで開かれたサウジのスルターン・ビン・アブドゥル・アズィーズ皇太子の葬儀に出席した。同外相はリヤド入りしてすぐに、アブドゥッラー・ビン・トゥルキー・モスクを訪れ、サウジ皇太子の葬送のための礼拝に参加した。       同外相はまた、イラン・イスラーム共和国政府のお悔やみのことばをアブドゥッ 全文をよむ

2011-10-26 231名の国会議員が声明「独裁者たちの滅亡はアメリカの敗北」 (Jam-e Jam紙)

 231名の国会議員は、〔中東〕地域の独裁者たちの没落を歓迎し、さらにイラン・イスラーム共和国が〔駐米〕サウジアラビア大使の暗殺を謀ったと主張する、アメリカの新たな陰謀を非難する声明を出した。       昨日国会の公開本会議場で読み上げられたこの声明は、ホスニー・ムバーラク〔エジプト元大統領〕、ザイヌッディーン・ビン・アリー〔ベンアリ・チュニジア元大統領〕、ムアンマル・カッザーフィー〔リビア・カダフィ大佐〕、及びアリー・アブドゥッラー・サーリフ〔サレハ・イエメン現大統領〕ら、〔中東〕地域の独裁 全文をよむ

2011-10-25 イラン外相、ヨーロッパとの人権対話再開の用意を発表 (Mardomsalari紙)

 イラン外相は、ヨーロッパ連合(EU)との人権対話再開に関して、建設的協力というアプローチを採用する用意があると表明した上で、「この協力関係を実現できるかどうかは、新時代のイラン=EU関係について、合理的な基盤を描くことができるかどうかにかかっている」と述べた。       メフル通信の報道によると、アリー・アクバル・サーレヒー外相は昨日、外務省〔政治国際問題〕研究所で開催された「イラン=EU関係:これまでの経験、これからの展望」と題した国民会議に寄せたメッセージの中で、以下のように指摘している 全文をよむ

2011-10-25 EU、反イラン外交を継続 (Mardomsalari紙)

 ヨーロッパ連合(EU)は、イランが自国の核計画をめぐる懸念への説明責任を果たすまで、同国に対してさらなる制裁を科すと表明した。       ISNA(イラン学生通信)がロイター通信の報道として伝えたところによると、EU加盟国27ヵ国は日曜日ブリュッセルで会議を開き、イランに対して西洋諸国との「建設的な真の対話」に応じるよう求めたとのことだ。これは核問題について、話し合いを通して解決策を探り、「今後起こりうる制裁措置を未然に防ぐ」ためであるとされる。       EUは声明の中で、イランが協力姿 全文をよむ

2011-10-20 司法権長官、アメリカが中東地域で犯した犯罪行為に対する捜査着手について言明 (Jam-e Jam紙)

 司法権長官は、イランや他のイスラーム教国に対してアメリカが犯した犯罪行為の特別捜査に着手するよう、検事総長ならびに司法権人権本部に命じた。       司法権広報部の報告によると、アーヤトッラー・アーモリー=ラーリージャーニーは昨日の司法最高責任者会議の席上、アメリカの犯した犯罪行為の特別捜査を開始することが必要だと強調し、「この問題では、我が国や他のイスラーム諸国に対して同国が犯した犯罪行為に関して、しっかりとした内容の起訴状を作成することが重要だ」と語った。       司法権長官は、〔国 全文をよむ

2011-10-13 反イラン・シナリオはいかにして出来上がったのか (Jam-e Jam紙)

我が国に対する最近のアメリカの主張は、空想に基づく遠大な映画の脚本以上のものではない      【政治部:キャターユーン・マーフィー】ワシントンでテロ行為を目論んだとして我が国を非難するアメリカの対イラン・プロパガンダのシナリオに対し、イラン当局者や国会議員らからは反発の声が上がっている。イランは国連で正式に、アメリカ政府の発言に対して抗議し、また〔イランにおけるアメリカの利益代表を務める駐イラン〕スイス臨時代理大使も〔イラン〕外務省に呼び出された。       事件のそもそもの発端は、アメリカ 全文をよむ

2011-10-12 イランへの新たなる制裁―人権を悪用する欧州 (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国に対するヨーロッパ連合(EU)の敵意に満ちた行動の最新版として、同連合の外務大臣らは月曜日ルクセンブルクに集まり、人権を理由に我が国の当局者29名の渡航禁止、および資産の凍結を決定した。       ジャーメ・ジャム紙によると、以前から32名を制裁対象にしていたEUは、今回新たに29名を追加し、計61名を制裁の対象とした。       今回の制裁には、EUのリストに挙げられた個人へのビザの発給停止、および資産の凍結が含まれている。EU各国は、イランにおける人権擁護〔の必 全文をよむ

2011-10-12 イラン、アメリカの虚偽の主張に反発 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イラン外務省報道官は、駐米サウジ大使の暗殺を〔イラン革命防衛隊の関係者が〕企てたとする〔アメリカの〕嘘の主張について、いかなる真実も含まれていないと指摘し、それを強く否定した。       イラン学生通信の情報収集班が伝えたところによると、ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官はアメリカ当局の根拠のない妄想に満ちた主張に対し、テロ行為はいかなるものであれ非難するとした上で、次のように述べた。      この種の陳腐な振る舞いは、アメリカ=シオニスト枢軸による旧態依 全文をよむ

2011-10-02 革命最高指導者「パレスチナを分解してしまうような計画は、いかなるものであれ拒否する」(上) (Jam-e Jam紙)

イスラーム国家はどのような論理でシオニズム略奪体制との関係を継続しているのか?       《すべてのパレスチナ人にパレスチナのすべてを》。これは昨日朝にイスラーム革命最高指導者が「第五回パレスチナのインティファーダを支持する国際会議」において、パレスチナ問題に対してイスラーム共同体が採るべき戦略を明確化するなかで強調した、最も核心的な点である。       革命最高指導者事務所の広報サイトによれば、ハーメネイー師はパレスチナやレバノンの抵抗組織の幹部指導者たち、《正義を希求する世界中の自律的思 全文をよむ

2011-09-29 アーヤトッラー・マカーレム、革命と「聖なる防衛」の成果への無関心を批判 (Mardomsalari紙)

「なぜ経済的腐敗がこれほどまでに深刻化する前に、それを防ぐことができなかったのか?」       マルジャエ・タグリード(シーア派の宗教最高権威)のマカーレム=シーラーズィー師は、「現在の文化的状況、道徳の堕落、バッドへジャービー〔ヘジャーブ(イスラーム的な服装)の乱れ〕やビーへジャービー〔ヘジャーブの未着用〕、数兆トマーン規模の経済犯罪の発生、そして一部の原理主義者たちの間に存在する不協和音などは、果たして革命や《聖なる防衛》〔=イラン・イラク戦争〕が達成した成果や価値に相応しいものといえるだ 全文をよむ

2011-09-28 アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニー「中東情勢に無関心でいることはできない」 (Mardomsalari紙)

 マルジャエ・タグリード(シーア派の宗教最高権威)の一人であるヌーリー=ハメダーニー師は、「今日、リビアやエジプト、チュニジア、バーレーン、イエメン、サウジアラビア、及びヨルダンなどの国で立ち上がったムスリムたちの状況について、我々が無関心でいることはできない」と述べた。       イラン学生通信によると、アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーはゴムにある国軍マアスーメ航空守備隊の司令官・将校らとの面談の中で、上記の内容に触れた上で、「世界には様々な軍事力というものが存在する。しかし、神への確 全文をよむ

2011-09-26 アフマディーネジャード大統領、パレスチナ独立国家樹立への支持を示唆 (Jam-e Jam紙)

大統領「独立国家誕生はパレスチナ国民の完璧な権利実現に近づく一歩である」      イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領は、〔パレスチナ自治政府によって〕パレスチナ国家樹立の〔承認〕申請が国連総会に提出されたことについて、「パレスチナの地の一部でパレスチナ国家が樹立されるということは、パレスチナの領土を放棄する〔=領土の完全な回復を断念する、イスラエルとの二国共存を認める〕ということを意味しない」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、大統領は国連本 全文をよむ

2011-09-26 情報相、「BBCと通じている者たち」に警告:映画関係者ら、映画協会の声明に反発 (Jam-e Jam紙)

 芸術家を含むBBCペルシア語放送の国内協力者たち数名が逮捕されたとのニュースが報じられてから、情報省がこの報道内容を認める声明を発表するまでの時間的間隔はごく短いものであったが、今回情報省は、この逮捕劇のさらなる詳細について明らかにした。また情報相も、このニュースチャンネルの協力者への対応方法について説明した上で、BBCペルシア語放送に通じている者たちの逮捕は〔BBCへの対抗策の〕始まりにすぎないと強調した。       数日前にもモハンマド・ホセイニー文化イスラーム指導相が、情報・公安当局に 全文をよむ

2011-09-25 アフマディーネジャード大統領、国連総会で演説:アメリカを動揺させる (Jam-e Jam紙)

大統領「9.11という不可解な事件は中東やその石油を支配するための口実」       今年の国連総会における我が国大統領の演説は、各国の代表者らへの問いかけを伴うもので、総会に出席していたアメリカ使節団を動揺させる内容であった。アメリカ使節団や西洋諸国の一部代表者らは、大統領のこれらの問いかけに対して、退席という形以外で回答を示すことはできなかった。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はテヘラン時間の木曜日に国連総会で演説を行い、〔世界 全文をよむ

2011-09-22 レザーイー氏「トルコは植民地主義諸国の次のターゲットだ」 (Mardomsalari紙)

 公益判別評議会書記は、「植民地主義諸国はシリアで目標を達成した後、トルコのイスラーム政府に狙いを定めるだろう。それ故、トルコはシリアに対する対応において、適切な行動をとることが期待される」と述べた。       メフル通信によると、モフセン・レザーイー氏は昨日午前、〔命を犠牲にして革命やイラン・イラク戦争に貢献した〕「フーゼスターン州地域電気会社」の献身者たちを称えるセレモニーのなかで、「聖なる防衛週間を間近に控えた時期に、8年間に及ぶ《強要された戦争》の思い出深き人々を称えるセレモニーに参加 全文をよむ

2011-09-22 スパイ容疑のアメリカ人2名、5億トマーンで保釈:イランを退去 (Mardomsalari紙)

 すったもんだの末、スパイ容疑で逮捕されていた二人のアメリカ人は保釈の決定が確定したことを受けて、最終的に釈放された。       スパイ容疑によってイランで逮捕されていたジョシュ・ファタルとシェーン・バウアーは5億トマーン〔約3600万円〕での保釈が認められ、釈放された。これ以前に、この事件の三人目の容疑者サラ・ショードも保釈され、すでにイランを去っている。       二人のアメリカ人の弁護人であるマスウード・シャフィーイー氏はエヴィーン刑務所の前で、「この二人の受刑者はメフラーバード空港へ 全文をよむ

2011-09-21 文化イスラーム指導相「BBCペルシア語放送の協力者は敵」 (Mardomsalari紙)

 セイエド・モハンマド・ホセイニー文化イスラーム指導相は、「芸術家」を名乗ってBBCペルシア語放送のごとき悪名高き放送局に協力している人物は〔イランの〕敵であると指摘した上で、こうした分野での協力はいかなるものであれ、文化や芸術の守備範囲を逸脱するものであり、政治的な目的に奉仕するものだとの見解を示した。       文化イスラーム指導相は、BBCペルシア語放送と協力した罪で、ここ数日の間に複数のドキュメンタリー制作者たちが逮捕されたことについて触れた上で、イランの敵との協力はイスラーム共和国へ 全文をよむ

2011-09-17 イランでBBCペルシア語放送の協力者を務めていた人物ら、特定される (Jam-e Jam紙)

 「若手記者クラブ」〔※イラン国営放送が運営するジャーナリスト育成機関〕はBBCペルシア語放送に協力していた人物らを特定したと発表した上で、「BBCペルシア語放送のために情報や映像、ニュース、話題などを提供し、〔国内の〕様々な状況についてリポートしていた〔反体制〕分子らの大規模ネットワークが特定された。ここ数日中に、彼らに対してそれぞれ適切な対応が取られるだろう」と伝えた。       この報道によれば、これらの者たちの中には、男女を問わず著名な芸術家の面々も見られるという。       これら 全文をよむ

2011-09-17 駐リビア・イラン大使、任国に帰任 (Jam-e Jam紙)

 リビアにおけるムスリム人民の蜂起が始まって以来、リビアの前体制による人々の虐殺への抗議としてテヘランに召還されていたアリー・アスガル・ナーセリー駐リビア・イラン大使がトリポリを訪れ、リビアの新たな政治的環境のなかで活動を再開させた。       イラン大使の赴任と大使館活動の拡大によって、イラン=リビア両国の利益のための二国間協力関係の拡大と深化が、今後加速することが期待される。 全文をよむ

2011-09-07 国軍航空部隊、軍事演習を実施「カスピ海での脅威に対応」 (Jam-e Jam紙)

 チートフォルーシュ空軍司令官は、カスピ海地域での海からの脅威に対して、国軍航空部隊は毅然とした対応を取ると述べた。こうした発言は初めてのことである。       ファールス通信によると、国軍航空部隊による大規模軍事演習「ヴェラーヤトの聖域を守る者たち3」の報道官を務めるホセイン・チートフォルーシュ空軍司令官は、同演習のプログラムを説明するために開かれた記者会見の席上で、カスピ海地域からの脅威に対して、国軍航空部隊が毅然とした対応を取る意思を初めて示した。       チートフォルーシュ司令官は 全文をよむ

2011-09-07 ケルマーンでアル・カーイダ分子を逮捕 (Jam-e Jam紙)

 〔イラン東部〕ケルマーン州治安維持軍司令官は、「治安維持軍によって、ケルマーンでアル・カーイダ分子5名が逮捕された」と語った。       ファールス通信によると、ホセイン・チェナーリヤーン司令官は昨日、「ケルマーン州のジャーナリストらを表彰する式典」のなかで、このニュースを発表し、「これらの者たちは多量の武器や軍事物資、爆発物などを国内に持ち込もうとしていたが、ケルマーン州治安部隊の機転により逮捕された」と続けた。       同氏はその上で、「これらの者たちの逮捕に伴い、武器や軍事物資、さ 全文をよむ

2011-09-06 イランに対するムバーラクのスパイ文書、ウィキリークスにより流出 (Jam-e Jam紙)

 ウィキリークスのサイトに掲載された最新の文書によると、ホスニー・ムバーラクはアメリカの為に、イランに対するスパイ行為に手を染めていたことが分かった。       ISNA(イラン学生通信)が〔イラン国営放送のアラビア語放送局である〕「アル・アーラム」放送の報道として伝えたところによると、ウィキリークスは自身のトップページに、アメリカ国務省のものとされる2007年1月24日付の公文書を掲載した。       その中で、国務省は失脚したエジプト大統領のホスニー・ムバーラクに対し、イランの複数の発電 全文をよむ

2011-08-28 国産「コブラ」ヘリコプター、大量生産へ:輸出も視野 (Jam-e Jam紙)

 国防軍需省航空産業代表のマンテギー氏は昨日、高性能ヘリコプター「コブラ」の生産において、自給態勢を達成したことを明らかにした。       「コブラ」は世界で製造されているものの中でも、最高性能のヘリコプターとして知られている。初号機製造から約40年が経った今も、コブラは世界中の強力な軍隊の大半で使用され続けている。同機の製造技術を保有している国は、イランとアメリカを除けば、中国や日本、シオニスト体制など、わずか7カ国にすぎない。       コブラは戦闘任務のために西側で製造された、初めての 全文をよむ

2011-08-27 アフマディーネジャード大統領「西洋諸国は誇りや繁栄を他国にもたらすことはない」 (Jam-e Jam紙)

 大統領は、地域の現情勢に関するイラン・イスラーム共和国の評価と、革命と陰謀の違いに関する同国の見解について、「多くの場合、たとえ変革運動が完全に人民の意思にもとづくものであったとしても、〔その運動の正否にとって〕決定的に重要なのはその運動を〔欧米に利用されないようにするなど〕どのようにマネジメントするかにあるのである」と述べた。       マフムード・アフマディーネジャード大統領はレバノンの「アル・マナール」放送とのインタビューの中で、民衆による運動と、その運動をどのようにマネジメントするか 全文をよむ

2011-08-25 イラン、「S-300」売却問題でロシアを提訴 (Jam-e Jam紙)

 駐モスクワ・イラン大使は、S-300ミサイル防衛システムの売却契約を一方的に破棄したとして、ロシア側と調整をした上で、同国をオランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)に提訴したことを明らかにした。       セイエド・レザー・サッジャーディー大使はRIAノーボスチ通信とのインタビューの中で、「S-300システム売却契約では、当事者の一方が自らの責任を果たさなかった場合には、他方はICCに提訴することができる旨が書かれている」と述べた。       同大使はS-300システムをイランに納品しよ 全文をよむ

2011-08-24 「殉教者アリーモハンマディー」テロ事件の被告に対する裁判が開始 (Jam-e Jam紙)

 殉教者マスウード・アリーモハンマディーを殺害したテロ犯の容疑を審理するための裁判が、昨日テヘランの革命裁判所第15法廷にて、アボルガーセム・サラヴァーティー判事を裁判長にして開かれた。       法廷で読み上げられた起訴状によれば、アリー・ジャマーリーファシー被告の容疑は、・殉教者アリーモハンマディーに対するテロ行為、・同氏の自宅横に爆弾をくくりつけたオートバイを置いたこと、・シオニスト体制の情報機関への協力、・スパイ機関のモサドに情報を提供し協力した見返りに不法な金銭を授受したこと、・公共 全文をよむ

2011-08-24 イラン、リビアのムスリム人民の勝利を歓迎 (Jam-e Jam紙)

外務省「リビア人民は植民地主義者の介入に対して、自らの蜂起の意義を守るべき」       イラン外務省は声明のなかで、リビアのムスリム人民の運動が勝利を収めたことに祝意を表明した上で、「植民地主義に抵抗するリビア人民は、確固たる意思と国民的団結の保持によって、外国人、特にかつての植民地主義者たちで、現在、彼らの運命を左右しているなどと主張している者たち〔=NATO〕による、あらゆる種類の介入を阻止することだろう」と指摘した。       この声明はさらに、次のように続いている。「イラン・イスラー 全文をよむ

2011-08-24 イラン、国防製品の見本をお披露目 (Jam-e Jam紙)

 国内の専門家らの手によって作られた巡航ミサイル「ガーデル」、国産魚雷システム「ヴァルファジル」、船舶用エンジン「ボンヤーン1」の3つの軍事・国防製品の見本が、昨朝マフムード・アフマディーネジャード大統領が見守る中、発表された。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、この3つの見本は昨日の「国防産業の日」を記念して、マーレク・アシュタル大学で開かれた式典の中で発表された。       ミサイル「ガーデル」は海上巡航ミサイルの一種で、射程距離は200キロメートルに及び、高い 全文をよむ

2011-08-23 アメリカ人スパイ2名に下された判決への反響 (Jam-e Jam紙)

モスレヒー氏「この者たちが任務を有し、計画を立てて入国したことは明らか」:クリントン氏「この判決に絶望」       三日前に二人のアメリカ人に下された判決は、各メディアで大変な反響を引き起こした。シェーン・バウアーとジョシュ・ファタルの2名はサラ・ショードとともに、二年前にイランのイラク国境近くで逮捕された。サラ・ショードは一年後に保釈金を支払って釈放され、アメリカへ帰国したが、バウアーとファタルの2名は、裁判が開かれるまでイランにとどまることとなった。       そしてついに、スパイ容疑と 全文をよむ

2011-08-20 情報省、仮想空間上の反宗教ネットワークを摘発 (Jam-e Jam紙)

 イラン情報省が仮想空間上の反宗教ネットワークを特定・摘発したとのニュースは、国内外のメディアで大きな反響を呼んだ。       木曜日(8/18)、情報省は「仮想空間上にある反宗教ネットワークを特定・摘発した」と発表した。この声明によると、このネットワークの関係者らは多数のウェブサイト、ブログ、チャットルームなどを立ち上げ、民衆の宗教的信仰を破壊していたという。       これより前、ヘイダル・モスレヒー情報相は「第28回全国教育委員長会議」の席上で、「ソフトな戦争では最新技術が活用されてい 全文をよむ

2011-08-15 アーヤトッラー・マカーレム「シリアの安定の手助けをすることは世界のムスリムの義務」 (Jam-e Jam紙)

 マルジャエ・タグリード(シーア派の宗教最高権威)の一人であるマカーレム=シーラーズィー師は声明を発表し、そのなかでアメリカとイスラエルによる破壊計画に対抗してシリアの安定の手助けをすることは、世界の全ムスリム(イスラーム教徒)の義務であると指摘した。       アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーの声明には、次のようにある。      アラブの諸国民、世界のムスリム、この世の気高き人々、そして信仰心篤きシリア人民の覚醒とともに、神の恩寵によってイスラエルと世界的抑圧諸国による禍々しき計 全文をよむ

2011-08-15 バスィージ、ソマリアの人々への募金集めに協力 (Jam-e Jam紙)

 建設バスィージ機構の長官は、ソマリアの困窮者たちへのイラン国民の支援を募る活動に、全国のバスィージ基地2000カ所が協力することを明らかにした。       マジード・ホラーサーニー司令官は昨日、ソマリアの困窮者たちへの市民による支援活動に関する記者会見の席上で、「ソマリアの困窮者たちを支援しようという、多くのバスィージ隊員の声に配慮し、また『被抑圧者の動員(バスィージ)』機構長官のご判断もあって、ガドルの夜が終わるまで、バスィージ基地は市民からの支援を募る活動を行うことになった」と述べた。  全文をよむ

2011-08-15 アフマディーネジャード大統領「安保理はリビアについて過ちを犯した」 (Jam-e Jam紙)

 大統領はNATOによるリビアへの介入について触れ、「残念なことに、安保理はリビア問題で大いなる過ちを犯した。軍事介入をしたり、航空機を使って爆弾を落としたりするかわりに、同国〔リビア〕に仲介役を派遣したり、自由な選挙を実施し、それを監視したりすることで、問題を解決することができたはずだ」と述べた。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はロシアの「ロシア・トゥデイ」〔※ロシア国営の多言語による報道専門チャンネル〕とのインタビューの 全文をよむ

2011-08-15 大学生ら、イギリス大使館前に集結 (Jam-e Jam紙)

 イギリス王制の政策に抗議するテヘランの各大学の大学生たちは、昨日の18時から在テヘラン・イギリス大使館前で集会を開いた。       ファールス通信によると、集まった学生たちは『イギリス王制崩壊へのカウントダウンが始まった』、〔…〕『人類に敵対する人権』といった内容のプラカードや、英語で書かれたプラカードなどを手にしていた。       大学生たちはまた、アリーモハンマディー、シャフリヤーリー、レザーイーネジャードといった殉教者たちの肖像画が描かれた巨大なプラカードを手に、イギリス王制の誤った 全文をよむ

2011-08-15 イラン、「大物」を「捕獲」か? (Jam-e Jam紙)

トルコ・メディア、イランがPKK(クルド労働者党)のナンバー2を逮捕したと主張       テロ組織「PKK」のナンバー2逮捕の報道は、まずトルコの各メディアによって伝えられ、その後瞬く間にトップニュースとして世界を駆け巡った。       今回のPKK高官の捕獲・逮捕の最大の原因として、革命防衛隊とPKKのイラン支部と言えるPJAK(クルド自由生活党)の間で最近起きている戦闘を挙げることができるかもしれない。       イラン国会の国家安全保障外交政策委員長は昨日、テロ組織PKKのナンバー2 全文をよむ

2011-08-14 テヘランの大学生ら、国会議員と共に英警察の暴力行為に抗議 (Jam-e Jam紙)

ジェーン・マリオット英臨時代理大使を集会に招待       在テヘラン・イギリス大使館は今日の午後、再び学生たちの集会を目撃することになるだろう。最近イギリス各地では、国民に対する警察の暴力が横行しており、テヘランの学生たちはこのことに抗議するために、イギリス大使館前での集会を計画しているのである。       学生たちはまた、ジェーン・マリオット英臨時代理大使宛てに招請状を送り、テヘランの学生たちによる集会に出席して、貧困層や抗議市民に対するイギリス政府の対応と苛烈な弾圧について、説明するよう 全文をよむ

2011-08-13 サディーギー「イギリスは自ら掘った穴に落ちてしまった」 (Jam-e Jam紙)

 テヘラン臨時金曜礼拝導師のサディーギー師は、イギリス人民による反政府暴動について触れ、「世界を挑発してきたイギリスは、他国のために掘った穴に、今や自らはまってしまった。それゆえ、イギリスで火の手が上がったことは神の約束とイマーム・ホメイニー閣下の慧眼が真実だったことを証明していると言えるのである」と述べた。       ファールス通信によると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのサディーギー師はテヘラン金曜礼拝での説教で、ヨーロッパ情勢について触れた上で、西洋世界は今や崩壊しつつあると 全文をよむ

2011-08-13 イラン、抗議者への英国警察の対応に懸念を表明 (Mardomsalari紙)

 イラン・イスラーム共和国は再度、イギリスで抗議活動を行っている人々への同国警察の対応に懸念を表明した。       イラン学生通信によると、イギリスで抗議活動を行っている人々への同国警察の暴力的対応を受け、我が国の外務省西欧第一課の課長は駐テヘラン・イギリス臨時代理大使を外務省に呼び、イギリス警察部隊による抗議者への暴力的な対応に対する、イラン・イスラーム共和国の大いなる懸念を伝え、抗議者たちの真の要求・訴えに耳を傾けるよう求めた。       これに関連して、駐英イラン臨時代理大使もまた、抗 全文をよむ

2011-08-11 アフマディーネジャード大統領「イギリス人民の我慢も限界に達している」 (Jam-e Jam紙)

「もし抗議運動の参加者たちが麻薬の密売人であるのなら、国連はイギリスの周りに壁を作って、彼らを閉じ込めておくべきだ」       イラン大統領は、イギリス政府が同国各地で人民の抗議運動に対して暴力的な対応を行っていることを強く批判し、「英警察が徒手空拳の人民を攻撃するようなことは、到底受け入れられない」と述べた。       イラン国営通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は閣議の合間に記者団の前に姿を現し、イギリスで抗議運動を起こしている人々を「反体制派」と呼んだ上で、数 全文をよむ

2011-08-09 ハーメネイー最高指導者「西洋はイランに制裁を科し、自ら経済危機に陥っている」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は日曜日の午後、行政権、立法権、司法権の各首脳、専門家会議議長、閣僚、国会議員、各機関の責任者、金曜礼拝導師、各州に派遣された最高指導者代理、及び軍の司令官らと面会し、演説を行った。       極めて重要なその演説の中で、同氏は周辺地域ならびに世界が直面している前例なき状況について指摘し、さらに国の現況について総合的な分析を行った。ハーメネイー最高指導者はその上で、次のように強調した。      革命から32年を経たイスラーム体制の〔 全文をよむ

2011-08-03 アーヤトッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニー、タジキスタンの為政者らに警告 (Mardomsalari紙)

 アーヤトッラーであるサーフィー=ゴルパーイェガーニー氏は、タジキスタンで反イスラーム的な法律が制定されたこと〔※〕に対して声明を発表し、その中で、「タジキスタンの為政者たちに危険を警告する。自らの選んだ道は、失敗に終わることを知るべきだ。この恥知らずな行いについて、誇り高きタジキスタン国民と世界中の全ムスリムに公式に謝罪すべきである」と強調した。       アーヤトッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニー事務所の公報サイトの発表を引く形でイラン学生通信が伝えたところによれば、マルジャエ・タグ 全文をよむ

2011-07-31 駐イラク・イラン大使、イラク外相に反論「対PJAK攻撃はイランの権利」 (Jam-e Jam紙)

 駐イラク・イラン大使は、「イランは、イラク領内から民間人居住地に対して行われる武器による攻撃に対して防衛措置を取ることは、自らの権利であると見なしている」と強調した。       ハサン・ダーナーイーファル大使はイラン学生通信とのインタビューの中で、「イランはイラク領内の(PJAKの)陣地に対する攻撃を停止するべきだ」との内容のイラク外相の発言に反発する形で、「イラン外務省はイラクに宛てた文書のなかで、イランの民間人を標的としてイラク領内から行われている、武装非合法テロ組織による攻撃に対して、 全文をよむ

2011-07-30 情報相、SNSを舞台とした敵の大規模計画を指摘 (Jam-e Jam紙)

 情報相は、「88年の動乱」〔※2009年大統領選後の抗議活動のこと〕を〔完全に〕収束させるためには治安・諜報活動だけでは不十分であり、文化的な対応も必要だと指摘した上で、「抑圧諸国は今年、ソーシャル・ネットワーキングを舞台とした新たな目論見を立てている」と表明した。       ファールス通信によると、ホッジャトルエスラーム・ヘイダル・モスレヒーは、全国各地の教育委員長らを集めた28回目となる会議のなかで、さらに「今日、敵による《ソフトな戦争》の最も重要かつ最も基本的な標的こそ、教育機関に他な 全文をよむ

2011-07-24 ハーメネイー全軍総司令官、国軍海上部隊の成果を視察「イラン国民はいかなる大国にも自らの意志を強いるだろう」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、バンダルアッバースに到着し、イラン・イスラーム共和国軍海上部隊の第一管区と付属の工場を視察した。      〔……〕       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は国軍海上部隊の前線基地に所属する司令官ならびに各部隊〔‥‥〕の前で演説を行い、そのなかで海洋は〔世界の〕各国・各国民にとって大いなる戦略的チャンスを与えるものだと指摘し、「これらの海洋の利益と可能性は、〔世界のすべての〕国民に帰属する。国軍、ならびに革命防衛隊の海上部 全文をよむ

2011-07-23 サーレヒー外相「イギリスはイランに対する態度を見直すべき」 (Jam-e Jam紙)

 アリー・アクバル・サーレヒー外相は、「根本的に〔存在自体が〕容認できないシオニズム体制を除いて、いかなる国と関係を結ぶことも、われわれにとって問題ではない」と指摘した上で、イラン=イギリス関係は好ましい状況にないとの認識を示し、イギリスに対しイランに対する態度の見直しを勧告した。       同氏は「イランはいかなる国とであれ、《対等の言説》に基づいた関係の確立を模索している」と指摘した上で、「ノスラトッラー・タージーク〔※〕に対する制約を解除することは、対イラン関係の見直し〔=改善〕を真剣に 全文をよむ

2011-07-18 イランと中国、貿易額の1000億ドル増加を望む (Jam-e Jam紙)

中国共産党中央政治局常務委員「二国間の協力関係強化は、地域諸国の利益にもなる」       イラン大統領は、「現下の障害を取り除くことで、イランと中国が目指している共通の目標、なかでも貿易額を1000億ドルまで拡大させるという最重要目標を、可能な限り速やかに達成できるだろう」と述べた。       メフル通信によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はイラン・中国国交樹立40周年記念式典にあわせて、中国共産党中央政治局常務委員の賀国強(ホー・グオチャン)氏と会談し、世界、および地域が抱え 全文をよむ

2011-07-18 イスラーム革命最高指導者「アメリカはパキスタン人民とその一体性にとっての真の敵である」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、パキスタンのアースィフ・アリー・ザルダーリー大統領、ならびに同行した使節団との会見のなかで、両国の宗教的・歴史的・文化的共通点に言及しつつ、パキスタン国民について、これまで長きにわたり、底の深い闘争をしてきた偉大なる国民であると指摘し、「パキスタン人民はイスラームを信仰する国民であり、パキスタンの発展と成功はいかなるものであれ、イラン・イスラーム共和国にとって喜ぶべきことである」と強調した。       閣下はさらに、「パキスタン人 全文をよむ

2011-07-12 アフマディーネジャード「あらゆる悪魔が終結してイランで正義の旗が掲げられるのを阻止しようとしている」 (Mardomsalari紙)

 アフマディーネジャード大統領は、世界の全ての悪魔が終結して、正義と一神教の旗を作り掲げんとするイラン国民の意志の実現を邪魔しようとしていると指摘し、「望むと望まざるとにかかわらず、またいかなる理由があるにせよ、イスラーム的イランの前進と国造りの道を邪魔する者はすべて、悪魔とイラン国民の敵に奉仕していることに、疑う余地はない」と述べた。       イラン国営通信(IRNA)によると、マフムード・アフマディーネジャード氏は昨日の午前、西アゼルバイジャン州で計画されている4件の大規模開発工業プロジ 全文をよむ

2011-07-12 イラン軍高官、イラク国境地帯にあるPJAKの施設破壊を警告 (Mardomsalari紙)

 ある軍の高官は、イラク・クルディスターン地域にある30万ヘクタールもの土地がPJAK(ペジャーク)に貸与されていることについて明らかにし、「イランには〔イラクとの〕国境地帯にあるテロ組織の施設を標的にして、それらを制圧・破壊する権利が保証されていると認識している」と語った。       メフル通信によると、軍高官は次のように述べた。      クルディスターン自治区の当局者たち、特に議長〔=バールザーニー〕はイラク・イラン両国の国民に対して裏切り行為を働いている。彼らはイラク中央政府に隠れて、 全文をよむ

2011-07-06 イスラーム革命最高指導者「地域諸国民の蜂起はコーランの約束が確かなものであることの証」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日の朝、第28回国際コーラン大会に参加している学者や審査員、コーラン暗唱者、及び読経師ら、ならびに「国家コーラン協会」の一団との面会のなかで、コーランについて「イスラーム共同体の団結、栄光、そして力を生む手段にして要因」であり、「地域の諸国民の蜂起は、コーランにある神の約束が必ず実現されることの明確な証」であると述べた。       最高指導者事務所広報サイトの報告によると、ハーメネイー師は「コーラン国際大会はムスリム(イスラーム教 全文をよむ

2011-07-06 イラン=アゼルバイジャン国境で戦闘が発生:内務省次官、原因を語る (Jam-e Jam紙)

 内務省治安・安全保障担当次官は、イラン・イスラーム共和国とアゼルバイジャン共和国双方の国境警備隊の間で、限定的な戦闘が行われたことを確認した。同氏はその上で、この事件の発生原因について、アゼルバイジャンの部隊が〔イラン領内に〕不法侵入し、イラン・イスラーム共和国の国境警備官たちの停止命令を無視したことにあると指摘した。       アリー・アブドッラヒー氏はイラン国営通信(IRNA)とのインタビューのなかで、さらに「この戦闘はアゼルバイジャン共和国の国境警備隊がイラン領内に不法侵入し、我が国の 全文をよむ

2011-07-05 ジャアファリー司令官「革命防衛隊は脅威に対してホルモズ海峡封鎖で満足することはない」 (Mardomsalari紙)

「敵はイランが不安定な状況になるよう画策している」       革命防衛隊総司令官は、特別な状況の際には、ホルモズ海峡の封鎖を想定しているだけでなく、それに加えて公海上で防衛力を行使する可能性も模索しているとした上で、「最近の数々の敗北を受け、敵は今、テロ行為によって国内の不安定化を画策している」と述べた。       モハンマド・アリー・ジャアファリー司令官はメフル通信との会見で、さらに次のように述べた。      我々の敵は、以前から練ってきた計画で敗北を喫した、そういった状況にわれわれは置 全文をよむ

2011-07-05 アフマディーネジャード「悪魔はイランの発展を妨害しようとしている」 (Mardomsalari紙)

「悪魔はイランに怠惰な気質をもたらそうと画策している」       マフムード・アフマディーネジャード氏は、「悪魔の目的はイランという国のの建設を妨げることにある。彼は様々な口実を作り、世界の周辺から政治ゲームを仕掛けることによって、イランの進歩を妨害しようとしているのだ」と述べた。      〔‥‥〕       同氏は「イランという国を建設することは理念的、宗教的、革命的な仕事である。もし今日イランあるいはこの世界のどこかに預言者がいたならば、彼は最も基本的なことの一つとして、〔国の〕建設や 全文をよむ

2011-07-02 ハーメネイー最高指導者「米イスラエルはシリア問題に明らかに関与している」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は木曜日午前、体制関係者及び国民各層と面会し、イラン国民ならびにイスラーム共同体に対して、マブアス祭〔※ムハンマドが預言者として神に召命された日を祝う祭日〕の祝辞を述べられた。同師はその上で、偉大なる預言者の召命こそ〔人類に対する〕最大の神の恩寵〔‥‥〕であるとし、次のように強調した。      地域諸国民によるイスラームの目覚めは、預言者の道に沿った運動である。ムスリム諸国民、そして偉大なるイラン国民は高い意識を持って、アメリカならび 全文をよむ

2011-06-29 革命防衛隊、地対地ミサイル14発の発射に成功 (Jam-e Jam紙)

 「偉大なる預言者6」と名付けられた軍事演習の第一段階第2部が昨日午前、14発の地対地ミサイルの発射成功とともに終了した。この14発のミサイルのうち、9発が《ゼルザール》で、2発が《シャハーブ1》、2発が《シャハーブ2》、1発が《シャハーブ3》(液体燃料使用のSクラスモデル)であった。       この軍事演習の第二段階は、ティール月14日〔西暦7月5日〕に海上にある動く標的に〔ミサイルを〕命中させる訓練とともに実施される予定だ。       昨日〔=6/28〕の軍事演習では、革命防衛隊総司令官 全文をよむ

2011-06-28 アフマディーネジャード大統領、キューバ国家評議会副議長と会談 (Jam-e Jam紙)

 大統領はキューバ国家評議会副議長と会談し、その中でイランとキューバは帝国主義/強権的な国々の貪欲に対して共同戦線をはっていると指摘した。       大統領はその上で、「イランとキューバによる戦線は堅固である。両国は自立的で自由を希求する世界の国々とともに、帝国主義と抑圧に抵抗し、各国の権利の防衛をこれからも続けていくだろう」と語った。       アフマディーネジャード大統領はまた、両国があらゆる分野で協力関係を拡大させていくことが必要だと呼びかけた。 全文をよむ

2011-06-28 長距離ミサイル用の最新式地下サイロが初公開 (Jam-e Jam紙)

 「偉大なる預言者6」ミサイル演習の第一段階が昨日、革命防衛隊のミサイル発射用地下サイロの公開とともに実施された。       ファールス通信によると、「偉大なる預言者6」のスポークスマンであるアスガル・ゴリーチュハーニー大佐はこのように述べた上で、さらに「このサイロの製造・使用技術は100%国産であり、〔サイロは〕我が国の有能な若き専門家らの手で作られたものである」と付け加えた。       同大佐はその上で、「このサイロの製造技術は、革命防衛隊の宇宙航空隊ミサイル司令部が15年前から保有して 全文をよむ

2011-06-27 大規模ミサイル軍事演習「偉大なる預言者6」、始まる (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊宇宙航空隊司令官は、大規模ミサイル演習「偉大なる預言者6」が明日から10日間の日程で実施されることを明らかにした。       イラン国営放送によると、アミールアリー・ハージーザーデ准将は記者会見の中で、「この軍事演習は平和と友好のメッセージとともに、100%国防のために実施される」と述べ、さらに「この演習実施の目的は、各部隊の即応力の測定・向上、新たな戦術の訓練、そしてベテラン部隊の横に〔軍事学校を〕卒業したばかり若い部隊を参加させることにある」と付け加えた。      全文をよむ

2011-06-19 サーレヒー外相「エジプト政府はイランとの関係改善を望んでいる」 (Jam-e Jam紙)

 サーレヒー外相は、イラン・イスラーム共和国とエジプトとの外交関係改善が遅れている原因について、外部からの政治的圧力を抑えるために、エジプト政府が慎重になっているためだとの認識を示した。       ファールス通信によると、アリー・アクバル・サーレヒー外相は新たな時代を迎え、なおもイラン・エジプト関係の改善が遅れていることについて、「エジプトの外務大臣もわれわれと同様、両国の外交関係の拡大に意欲を示している。しかしエジプト政府にはさまざまな束縛があるようだ」と述べた。       同氏はその上で 全文をよむ

2011-06-18 イラン・ロシア両大統領、2国間の緊密な協力関係の強化を強調 (Jam-e Jam紙)

 イランとロシア両国の大統領は、上海協力機構首脳会議の傍らで行われた会談のなかで、地域や世界で起きている最も重要な動きをめぐって議論し、両国の協力関係強化の方法について意見交換した。       IRNA(イラン国営通信)の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はロシアのドミートリー・メドヴェージェフ大統領との会談で、地域ならびに世界の政治力学においてイランとロシアが果たしている役割・立場の重要性について指摘し、国際的・地域的な様々なレベルにおいて、両国が協力関係を強化させること 全文をよむ

2011-06-18 イラン製人工衛星「ラサド」打ち上げ、世界で反響 (Jam-e Jam紙)

イラン人科学者によって作られたこの画像撮影衛星は、1日に地球を15周する       アリー閣下〔※初代イマーム・アリー〕の生誕日〔=6/15〕の夜、イラン・イスラーム共和国宇宙航空産業機構の専門家は、人工衛星「ラサド(観測)」を打ち上げ、地球軌道上に乗せることに成功した。かくしてイランは、宇宙への進出においても、また着実に成長を続ける国の科学力においても、実りある1歩を踏み出したことを世界中の人々に見せつけたのである。       イラン国営放送によると、「ラサド」は画像撮影衛星であり、以前に 全文をよむ

2011-06-15 アフマディーネジャード大統領、中国国家首席と会談 (Jam-e Jam紙)

 イラン大統領は、上海協力機構の会議に出席するためカザフスタンの首都アスタナを訪問し、昨日、中国国家主席をはじめ、同会議の参加国の一部首脳らと会談した。       ファールス通信によると、イランと中国の関係拡大・深化、ならびに国際情勢の検討が、アフマディーネジャード氏と胡錦濤国家首席との会談の中心議題であったと伝えられている。       アフマディーネジャード氏はまた、昨日カザフスタンのナザルバエフ大統領ともアコルダ宮殿で会談を行った。       上海協力機構の加盟国、ならびにオブザーバー 全文をよむ

2011-06-13 ナビール・アル=アラビー・エジプト外相:3ヶ月以内にイラン・エジプト国交回復を目指す (Jam-e Jam紙)

 エジプトの外務大臣は、3ヶ月以内に開かれるエジプト議会において、エジプト-イラン関係の正常化問題についての検討が行われるだろうと語った。       ファールス通信によると、ロンドン発行の「アル=ハヤート」紙はエジプトのナビール・アル=アラビー外相の言葉を引用して、ペルシア湾の安全はエジプトの安全であり、エジプトにとってのレッドライン(極めて重要な問題)とみなされていると報じた。       ナビール・アル=アラビー氏は「アル=ハヤート」紙との会見において、エジプト-イラン関係についての質問に 全文をよむ

2011-06-11 反革命勢力、『だましのダイヤモンド』に茫然自失 (Jam-e Jam紙)

アメリカ=シオニストによるプロジェクト「亡命政府」が失敗したことは、「時のイマームの無名戦士たち」〔=情報省職員〕の能力を十分に示すものである       国営放送は「だましのダイヤモンド」と題されたドキュメンタリー番組を放映し、その中で反革命分子の中枢に対してイラン・イスラーム共和国の情報省がいかなるオペレーションを実施してきたか、その詳細を説明した。       このドキュメンタリー番組の放映は、イランの情報部隊が西洋の諜報システムとの闘いにいかに備え、いかに精通しているているかをよく示すも 全文をよむ

2011-06-11 ジャンナティー氏「イスラームの目覚めを抑え込むことはできない」 (Jam-e Jam紙)

 テヘラン金曜礼拝導師のジャンナティー氏は、中東地域でイスラームの目覚めが続いていることに言及し、「イエメンの独裁者はサウジアラビアへと逃亡した。サウジアラビアは独裁者たちの集会場と化している」と述べた。       アーヤトッラー・アフマド・ジャンナティーはさらに、次のように続けた。      2〜3名の独裁者がサウジアラビアに集合している。神の御意志により同国でも何らかの動きがあれば、これら3人の独裁者は次に、必ずやアメリカを目指すに違いない。しかしいずれにせよ、イスラームの目覚めを抑え込む 全文をよむ

2011-06-11 パキスタン、アフマディーネジャード大統領の発言に関心を寄せる (Jam-e Jam紙)

 マフムード・アフマディネジャード大統領が火曜日〔7日〕の記者会見で、アメリカはパキスタンの核施設の破壊を目論んでいると発言したことに対し、パキスタン政府当局は近くイラン当局と連絡を取り、関連資料を受け取る予定だと表明した。       アスレ・イランがThe News〔パキスタンの英字新聞〕を引用して伝えたところによると、パキスタンの治安当局の高官はこのように述べ、パキスタンとアメリカの間に横たわる不信について言及した上で、「アメリカはこれまで何度も、私たちの核施設の安全について懸念しているこ 全文をよむ

2011-06-11 次期国会選挙で暴動を企てていた容疑者、逮捕される (Jam-e Jam紙)

 情報相は、エスファンド月〔2012年3月〕に行われる予定の国会選挙で暴動を起こすべく、アメリカの協力のもと、数百万ドルもの費用をかけて「ソーシャル・ネットワーク」を立ち上げようとしていたスパイが逮捕されたことを明らかにした。       ファールス通信によるとホッジャトルエスラーム・ヘイダル・モスレヒー氏は昨日、レイ県の各界の指導者たちを集めて同市の「ハータモッ・ナビーイーン」モスクで開かれた集会で、国内問題に言及した上で、「時のイマームの無名戦士たち〔=情報省職員〕によって逮捕されたこのスパ 全文をよむ

2011-06-07 セイエド・ハサン・ナスルッラー、ハーメネイー師の指導の知られざる側面を明かす (Jam-e Jam紙)

ナスルッラー氏「アーヤトッラー・ハーメネイー閣下の指導がもつ政治的意味は相変わらず世間に知られていない」       〔レバノン・ヒズブッラーの指導者である〕セイエド・ハサン・ナスルッラー氏は自身の最新の発言のなかで、ハーメネイー革命最高指導者を称えた上で、自身そしてレバノン・ヒズブッラーの最も重要な義務とは、「イマーム〔※1〕であるセイエド・アリー・ハーメネイー師をイスラーム共同体に知らしめ、全ての人がハーメネイー師という存在のバラカ(神の恵み)を活用できるようにする」ことであると強調した。  全文をよむ

2011-06-02 国防相「アメリカの非理性的行動には、我々は壊滅的な報復を用意している」 (Mardomsalari紙)

国防軍需相は、アメリカがベネズエラ国営石油会社に制裁を科したことについて、質問に答えるなかで、「この制裁はアメリカ政府が卑劣で無力であることを示している」と述べた。       イラン学生通信(ISNA)の報道によると、公式訪問のためにボリビアを訪れていたアフマド・ヴァヒーディー革命防衛隊准将は、「ボリビア・ベネズエラ・パナマ合同パイロット卒業式」の傍らで、同国の記者らに向け、「この制裁は非合理的で正当化できない。アメリカの体制はいつも、自立した国々に対して制裁という手段を見境もなく使ってくる」 全文をよむ

2011-06-01 ハーメネイー革命最高指導者「アメリカは革命の前にひざまずいている」 (Jam-e Jam紙)

イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、「イマーム・ホセイン士官防衛隊養成大学」の卒業式に出席し、そのなかで国は日増しに「信仰心篤く、ジハードを志し、独創性に富み、情熱と知性に溢れた」隊員を必要とするようになっていると指摘し、次のように述べた。      極めて重要な中東地域における大悪魔アメリカの政策は破綻し、叫び声を発し始めた地域の諸国民の間では、イスラームのスローガンが復活しつつある。これらは、イラン国民に対する神の約束の一部が実現したことを示している。抵抗を継続 全文をよむ

2011-05-31 国会、米政府関係者と関連のある企業との契約破棄を義務づける法案を用意 (Jam-e Jam紙)

国会は、アメリカ政府関係者26名が株主となっているなど、何かしらの関係を有している企業をボイコットし、他の企業を代替としてあてる計画を立てている。      国会の国家安全保障外交政策委員会のモハンマド・キャリーム・アーベディー委員はこの報道を認めた上で、「国会は、直接的にせよ、間接的にせよ、アメリカ政府関係者26名と経済的つながりがある企業との契約破棄を、イラン企業に義務付ける予定である」と述べた。 全文をよむ

2011-05-31 バスィージ技術者、抑圧されたバーレーン市民に対する支援集会を開く (Jam-e Jam紙)

抑圧されたバーレーン市民を支持し、イスラームの目覚めを支援するための「技術者バスィージ協会」による集会が、昨日午前10時にテヘランにある国連事務所前で行われた。      「大テヘラン技術者バスィージ」の会員や、各省ならびに各職業組織に務める技術者たちが参加して開かれたこの集会は、バーレーンやリビア、チュニジア、エジプト、そしてヨルダンといった国々で起きている「イスラームの目覚め」のうねりを支援し、特に抑圧されながらも圧制に立ち向かっているバーレーン市民への忠義と支持を表明することを目的として行 全文をよむ

2011-05-26 アラブ騒乱後初めてのイラン・エジプト外相会談、開かれる (Jam-e Jam紙)

サーレヒー外相「イランは核問題に関し、互いに対する敬意に基づいた公平かつ公正な交渉を行う用意がある」       サーレヒー外相は第16回非同盟諸国運動外相会議の席上、「イランは核問題に関し、常に互いに対する敬意に基づいた公平かつ公正な交渉を行う用意がある」と述べた。       イラン国営通信によると、アリー・アクバル・サーレヒー外相はインドネシアのバリで開かれた第16回非同盟諸国運動閣僚級会議で行った演説の中で、イランは核拡散防止条約に基づく自国の核の権利を利用する決意であると強調し、「イラ 全文をよむ

2011-05-26 エジプト政府、テヘラン行き直行便開設の用意を表明 (Jam-e Jam紙)

 エジプト民間航空相は、しばらく前から取り沙汰されてきたカイロ=テヘラン間の直行便を開設する用意があることを表明した。       IRNAによると、イブラーヒーム・マナーウ氏は昨日カイロで、「エジプト民間航空省は、エジプトとイランの間で調印されたフライトに関する合意文書を実行に移し、カイロ=テヘラン間で国営または民営の航空便を開設することに反対しない」と述べた。       同氏は「我々はエジプト=イラン間で航空便を開設し、これについて民間航空会社に認可を与える用意がある。あとは政治当局からど 全文をよむ

2011-05-25 アフマディーネジャード大統領「早晩、自由を求める人々がアメリカを支配することになるだろう」 (Jam-e Jam紙)

イラン・イスラーム共和国大統領は、まもなくアメリカを支配する秩序が崩壊するだろうと指摘し、「近い将来、自由を求める人々がこの国を支配するだろう」と述べた。       メフル通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、アーバーダーン精油所建設計画の落成式に出席した後、同精油所の職員たちの前で、「植民地主義者たちは現在、ムスリム人口が大多数を占める周辺地域や北アフリカ地域の諸国民に対して理不尽な要求をしているが、こうした状況はまもなく終わるだろう」と述べた。       大 全文をよむ

2011-05-23 大統領「ドルの支配が世界経済の堕落の根源である」 (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領は「世界の政治・経済を動かす中心部分に、善良でない腐敗した権力者が居座っていることこそ、人間社会が抱える基本的な問題である」と指摘した上で、「もし善良でない人間が世界を支配する権力の座に就くならば、堕落も世界に広まってしまうだろう」と語った。       イラン国営放送報道センターの報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は「腐敗対策会議」の参加者、ならびに「ECO(経済協力機構)加盟国の国民的不満を調査する機関」のメンバーらとの会見の中で、世界を支配し 全文をよむ

2011-05-22 CIAのスパイ30名、イラン国内で逮捕 (Jam-e Jam紙)

情報省は声明を発表し、米CIA直属の複雑怪奇なスパイ・破壊ネットワークをイラン国内で特定し、摘発したことを明らかにした。同省はその上で、この件でアメリカのスパイ30名を逮捕し、CIAで諜報活動に携わる幹部42名の存在を特定したことを発表した。       イラン国営通信の報道によると、情報省の声明には次のようにある。「〔‥‥〕このネットワークはCIAで諜報・作戦活動に従事する主要幹部らによって、世界の複数の国々で立ち上げられ、ビザの発給、〔米国内での〕滞在許可の約束、就職や留学といったさまざまな 全文をよむ

2011-05-22 バスィージ機構長官、シリアへの革命防衛隊の部隊派遣を否定 (Jam-e Jam紙)

 「被抑圧者たちの動員」(バスィージ)機構の長官は記者会見で、抗議活動の一部鎮圧を目的として、シリアに革命防衛隊ならびにバスィージから部隊が派遣されているとの西洋諸国の主張を強く否定した。       モハンマド・レザー・ナグディー司令官は、「ばかばかしくて笑ってしまうような主張だ。なぜなら、シリアはこのようなことを必要としていないし、イランもこうしたことをするつもりはないからだ」と述べた。       同氏はその上で、「われわれは、言葉も風土も違う。もしイラン人がアラブの国に行けば、誰だって彼 全文をよむ

2011-05-21 大統領「ヨーロッパ諸国は雨雲がイランにやって来るのを邪魔している」:「キャマール・サーレフ」ダムの落成式で発言 (Jam-e Jam紙)

「今後5年で、国内の水道網を完成させなければならない」      大統領は、西洋諸国はイランをはじめとする世界の一部地域に渇水をもたらそうと計画していると指摘し、「この問題は、我が国の司法当局によって調査が行われるだろう。こうした卑劣な行為が続くようなことは許されない」と述べた。       イラン国営通信の報道によると、水利システム「キャマール・サーレフ」ダムの落成式に出席するためアラークを訪れていたマフムード・アフマディーネジャード大統領は、西洋の某政治家の書いた論文について触れ、そのなかで 全文をよむ

2011-05-21 イラン外相、日本の外務大臣に招待状 (Jam-e Jam紙)

 イラン外相が、テヘランで開催が予定されている「テロリズム撲滅世界会議」に日本の松本剛明外務大臣を招待した。イラン国営放送によると、セイエド・アッバース・アラーグチー在日本イラン・イスラーム共和国大使は昨日、アリー・アクバル・サーレヒー外相の招待状を徳永久志外務政務官に手交した。       「テロリズム撲滅世界会議」は各国の首脳・政府高官の出席のもと、今年のティール月4日・5日〔2011年6月25日・26日〕にテヘランで開催される予定だ。       他方、〔駒野欽一〕在テヘラン日本大使は「〔 全文をよむ

2011-05-19 サーレヒー外相「イランとクウェート両国の大使、任地に復帰」 (Jam-e Jam紙)

サーレヒー外相は周辺地域歴訪の一環としてクウェートを訪れ、同国の首長と会談した。       アリーアクバル・サーレヒー外相はクウェートのシャイフ・サバーハ・アル・アフマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ首長との会談の中で、バーレーンには軍事的問題解決の道は残されていないと強調した上で、バーレーン国民の平和的要求に対する同国政府関係者の自制のない行動を批判した。       同氏は、バーレーンにおいて今日われわれが目にしている状況を批判した上で、現在の軍国主義的状況からバーレーンが脱し、政治改 全文をよむ

2011-05-18 アフマディーネジャード大統領「我々も電波を使って西洋の家庭に進出するべきだ」 (Jam-e Jam紙)

大統領は国内で得られてきたさまざまな成果や進歩について触れた上で、通信・情報テクノロジーの分野でもイランは飛躍を遂げていると指摘し、「イラン・イスラーム共和国には、この領域でも人類の能力のフロンティアを突き進むだけの潜在力がある」と述べた。      マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、「首脳会議ホール」で開かれた第一回「通信・情報テクノロジー国民記念祭」の席上、通信情報技術相の発言に言及した上で、〔同相から〕発表された計画が予定よりも早く実現することに期待を表明した。      大 全文をよむ

2011-05-16 イラン大統領:ビン・ラーディンは殺害されるかなり前から米軍によって捕らえられていた (Jam-e Jam紙)

シオニスト体制は現世主義者たち、抑圧者たち、そして世界的テロリストたちを統べる「テント」を支える柱の役割を担っている      イラン大統領は、「ビン・ラーディンは殺害されるかなり前から、米軍によって捕らえられていたという正確な情報を、私はつかんでいる」と述べた。       IRNAの報道によると、マフムード・アフマディーネジャード氏は、「公正な平和のための対テロ国際連帯会議」の招待客たちと大統領府で会見し、そのなかで「彼ら〔=米政府〕はテロとの闘いや、彼らがテロリストと呼んでいるグループの壊 全文をよむ

2011-05-12 情報相、フェイスブックにペルシア語ページを立ち上げたシオニズム体制への対抗措置を呼びかけ (Mardomsalari紙)

イラン情報相は、シオニズム体制の外務省が最近、フェイスブックにペルシア語ページを立ち上げたことに対し、情報省が対抗措置を講じていることを明らかにした。       ファールス通信の政府担当デスクが伝えたところによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※シーア派宗教指導者の位階の一つ〕のヘイダル・モスレヒー情報相は昨日の閣議の傍ら、記者らとの会見に応じ、「シオニズム体制がイラン人ユーザらの個人情報を収集するために、フェイスブックにペルシア語ページを立ち上げたことに関し、イラン国民同胞に 全文をよむ

2011-05-10 大統領、植民地時代の損害賠償を主張:トルコ首相とも会談 (Jam-e Jam紙)

大統領はイスタンブールで開かれた第四回「国連後発開発途上国(LDC)国際会議」のなかで、世界を支配する一方的かつ不公正な制度を改革・改善するための提案を提示した。       大統領広報サイトが伝えたところによると、マフムード・アフマディーネジャード氏は、世界に現存する貧困や発展の遅れは不均衡で一方的な管理体制が世界を支配しているためであり、また広く歴史的に行われてきた略奪の結果なのだと指摘した。同氏はその上で、独立した委員会を設立して、植民地時代や奴隷制時代の損害を計算し、植民地支配や奴隷売買 全文をよむ

2011-05-09 情報相「我々にはビン・ラーディンがしばらく前に死んでいたことを示す、信頼できる証拠資料がある」 (Jam-e Jam紙)

情報相は昨日、閣議の傍らで「ビン・ラーディン殺害の主張は、中東地域で広がるイスラームの目覚めを影の薄いものにするためのものである」と強調した。       ホッジャトルエスラーム・ヘイダル・モスレヒー氏は、「ビン・ラーディンはしばらく前に病気で死んだことを示す精確な情報、信頼に足る正確かつ注目に値する証拠資料を我々は手に入れている。アメリカは〔自国内に抱える問題を他に〕転嫁するために、ビン・ラーディン殺害を主張しているにすぎない」と語った。       情報相はアメリカによるビン・ラーディン殺害 全文をよむ

2011-05-08 イラン外務省、シリア情勢に関して声明 (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国外務省は声明で、シリア情勢をめぐるアメリカの試みは日和見的だと指摘した上で、「シリアの指導部と国民による、国益を見据えた改革に向けた努力は重要な使命を帯びたものであり、この使命を穏やかに進めることで、シリアには大きな成功がもたらされるだろう」と発表した。       イラン国営通信の報告によると、この声明では以下のように述べられている。「シリアの国民と政府はアメリカとシオニズムの陰謀を知悉している。これにより、シリア国民と政府がともに始めた改革と進歩へ向けた動きは、〔中 全文をよむ

2011-05-05 国防相、ビン・ラーディン殺害に疑問 (Mardomsalari紙)

国防軍需相はウサーマ・ビン・ラーディン死亡をアメリカが主張していることについて、「アメリカは今回の出来事で成功を収めるべく努力したが、もし報道や周辺的な事柄に注意するならば、実際には大いなる失敗であったことが分かるだろう」と述べた。       イラン学生通信(ISNA)によると、アフマド・ヴァヒーディー司令官は閣議の傍らで、次のように述べた。      アメリカはビン・ラーディン殺害ないしは逮捕を口実にアフガニスタンに侵攻し、また同じ口実でイラクにも行き、パキスタンでも戦闘を行った。一部の統計 全文をよむ

2011-05-03 メフマーンパラスト報道官「ビン・ラーディン殺害によって、外国軍派兵の必要はなくなった」 (Jam-e Jam紙)

ウサーマ・ビン・ラーディン死亡の報道に対して、外務省報道官は「今や諸外国がテロとの闘いを口実にして、この地域に軍隊を派兵する理由はなくなったと、イラン・イスラーム共和国は考える」と述べた。      ラーミーン・メフマーンパラスト報道官はさらに、「今回の出来事をきっかけに、戦争や紛争、罪なき人々の殺戮が終わり、地域に平和と静けさが確立されることを望む」と付け加えた。      同報道官はまた、「言うまでもなく、今回の出来事は一個人に対抗するために大軍を派遣する必要などなかった、ということをよく示 全文をよむ

2011-04-30 イラン・エジプト両外相、インドネシアで会談へ (Jam-e Jam紙)

カイロにあるイラン・イスラーム共和国の利益代表部の所長は、インドネシアのバリで開催予定の非同盟諸国運動(NAM)会議の合間を縫う形で、イランとエジプト両国の外相が会談を行うことを明らかにした。       メフル通信の報道によると、モジタバー・アマーニー所長は、「エジプト外相の発表によると、エジプトのナビール・アル・アラビー外務大臣とイランのアリー・アクバル・サーレヒー外務大臣は、インドネシアのバリで開催予定の非同盟諸国運動外相会議の合間を縫う形で会談する予定だ」と語った。       同氏はこ 全文をよむ

2011-04-30 テヘランの女性たち、バーレーン女性らへの支持を表明 (Jam-e Jam紙)

 金曜礼拝に参加したテヘランの女性たちは、集団礼拝後、虐げられしバーレーン女性らへのハリーファ朝軍による数々の犯罪行為に抗議し、彼女らへの支持を表明するために、集会とデモ行進を行った。       報告によると、ハリーファ朝体制はアメリカとサウード家による支援のもと、同国で起きている反政府デモで市民らを激しく弾圧しており、その過程で教師、医師、看護師、大学生や高校生など、さまざまな社会階層の女性らを略取・逮捕し、激しい暴行を加えているという。 全文をよむ

2011-04-28 駐テヘラン・バーレーン公使、外務省へ呼び出し (Jam-e Jam紙)

 バーレーン政府が在マナマ・イラン大使館に勤務する二等書記官を国外追放したことに対して、イラン外務省のペルシア湾・中東局長は駐テヘラン・バーレーン公使を呼び出した。       テヘランで唯一のバーレーン人外交官である同公使はペルシア湾・中東局長に呼び出され、イラン・イスラーム共和国の外交官に対して根も葉もない嫌疑をかけていることに関し、我が国の強い抗議が伝えられた。       ペルシア湾局長はこの面会において、今回のバーレーンの措置に対して対抗策を講ずる権利がイラン・イスラーム共和国には残さ 全文をよむ

2011-04-27 《偽善者たち》、年末までにイラクから追放 (Jam-e Jam紙)

駐イラク・イラン大使は、イラクに収監されている約200名のイラン人受刑者の名前が掲載された名簿を、恩赦への同意を取り付けるために、イラク当局に提出したことを明らかにした。同大使はその上で、「イラク司法府からの通知後、同国大統領も彼らの恩赦に対して、好意的な姿勢を示している」と語った。      ハサン・ダーナーイーファルド駐イラク・イラン大使はまた、イラクからの《偽善者たち》〔=MKO〕の追放について、「これについてイラク政府は声明を出し、同国の政府閣議でも了承されている。さらに、国民連合のよう 全文をよむ

2011-04-27 一部国会議員、サウード家との関係断絶を提案 (Jam-e Jam紙)

「宗教指導者国会議員の会」の代表は、丸腰のバーレーン市民を殺戮し、イスラームの神聖を穢しているサウード家の犯罪行為に言及し、「われわれとしては最低限、サウード家との関係を断絶することくらいは可能だ」と強調した。      エスファハーン選出の議員で、「宗教指導者国会議員の会」の会頭を務めるモハンマド・タギー・ラフバル議員は昨日、国会担当の記者らの前で、「ウラマーたちに求めたいのは、もしイスラームのためを考えるならば、〔一般信徒に向けて〕小巡礼を禁止・中止してもらいたい」と述べた。      同議 全文をよむ

2011-04-27 イラン、クウェート外相の発言に遺憾の意を表明 (Jam-e Jam紙)

ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官は、クウェート外相がアル・アラビーヤ放送との会見で、いわゆるスパイ・ネットワークと通じ、他国の内政に干渉しているとしてイランを告発する発言を行い、それがクウェートの各メディアで一斉に報じられたことに対し、深い遺憾の意を表した。      同報道官は、以下のように述べた。「我々の見るところ、クウェート外相の発言は、地域の利益に沿うものとは思われない。我々は、地域の当局者たちが、地域の抱える問題解決に資さないような性急な発言はいかなるものも控え、先見の明のある 全文をよむ

2011-04-27 イラン=バーレーン関係の緊張、新ラウンドへ:バーレーン、イラン人外交官1名を国外追放 (Jam-e Jam紙)

バーレーンの支配者たちがイラン人外交官1名を同国から国外追放にする命令を発出したことを受け、イラン外務省報道官はこれに対する本格的な対抗策を講ずる可能性について明らかにした。       ラーミーン・メフマーンパラスト外務省報道官は、今回のバーレーンの措置に反応する形で、イラン・イスラーム共和国には外交的慣行に基づく対抗措置を講ずる権利が残されているとの認識を示し、在マナマ・イラン大使館に勤務する二等書記官に対してかけられた嫌疑を否定した上で、「イラン人外交官の国外追放というバーレーン外務省の措 全文をよむ

2011-04-26 第二のスパイ・ウイルスを特定 (Jam-e Jam紙)

 パッシブ・ディフェンス機構長官は「スタース(STARS)」と呼ばれる第二のスパイ・マルウェアに関する調査が続けられていることを明らかにした。       メフル通信によれば、ゴラームレザー・ジャラーリー長官は「スタックスネット」に続くマルウェア「スタース」をイランの科学者らが特定したことについて、次のように述べた。「幸運にも、イランの若き科学者らがこのウイルスの検出に成功した。現在、「スタース」ウイルスは実験施設に送られている。しかし、調査はまだ継続中で、この件に関して最終的かつ決定的な結論は 全文をよむ

2011-04-23 ジャアファリー司令官「革命防衛隊は遠洋からの敵の侵略にも応答する」 (Jam-e Jam紙)

 イスラーム革命防衛隊総司令官は、「遠方にある敵の脅威に対抗することも、革命防衛隊の任務として与えられている」としたうえで、インド洋など、遠方地域に展開する敵の軍艦に対応するための計画が練られていることを明かした。       モハンマドアリー・ジャアファリー少将はファールス通信との会見で、「敵がペルシア湾の外、より遠方の地域に布陣し、戦闘機や長距離ミサイルで攻め込む能力があるように、われわれも〔遠方にいる〕敵に手を伸ばし、ダメージを与えられるよう、現在軍備に資金を投入しているところである」と述 全文をよむ

2011-04-23 バーレーンでの弾圧への抗議運動、止まず:国会の国家安全保障委員会、バーレーン大使館の閉鎖を検討 (Jam-e Jam紙)

【政治部:マルヤム・ジャムシーディー】〔サウジアラビアを統治する〕サウード家と〔バーレーンを統治する〕ハリーファ家によるバーレーンでの犯罪行為の多発に伴い、イラン市民によるバーレーン市民への自発的支持運動が高まりを見せている。       これまでの報道によると、サウジアラビア軍がバーレーン政府の支援を得て、バーレーンでのモスクの破壊をいまだに継続していることに対し、多くの学生らは木曜日から在テヘラン・サウジアラビア大使館前で座り込みの抗議活動を実施した。       金曜日の朝になっても、この 全文をよむ

2011-04-19 イラン当局、湾岸協力会議の主張を批判 (Jam-e Jam紙)

イラン外務報道官は、湾岸協力会議〔※サウジアラビアなど、ペルシャ湾岸王政6ヵ国からなる地域協力機構:通称GCC〕による最近の声明の中で、イランに対して謂われのない批判が相変わらず繰り返されていることについて、根拠がなく取り合うに値しないとの認識を示し、この声明は〔サウジアラビアやアラブ首長国連邦といった〕一部地域諸国による軍国主義的・危機扇動的な行動から、国際社会の関心を逸らさせることが目的だと主張した。       外務省情報報道局が伝えたところによると、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は 全文をよむ

2011-04-19 サファヴィー少将、サウジアラビアに警告 (Jam-e Jam紙)

 ハーメネイー全軍最高総司令官の上級顧問を務めるサファヴィー少将は、「サウジアラビアのバーレーンにおけるプレゼンス・ふるまいは、邪悪なる逸脱行為(ビドア)と言えるものである。いずれ同様の問題が自身に対しても繰り返されるだろうということを、覚悟しておくべきだ」と語った。       ファールス通信によると、セイェド・ヤフヤー・サファヴィー少将はファルヴァルディーン月29日(1月18日)の国軍による軍事パレードに参加する傍ら、「バーレーン市民の弾圧にサウジアラビアが軍事的に関与したことは国際法に背く 全文をよむ

2011-04-19 イラン・エジプト両国で大使館設立へ向けた動き (Jam-e Jam紙)

 エジプトにおける我が国の利益代表部の所長は、近い将来エジプトにイラン大使館が設立される可能性について明らかにした。       モジュタバー・アマーミー氏は「アルハヤート・アルヤウム」紙とのインタビューの中で、「今後数か月中にも、あるいは可能な限り近い将来、イラン大使館がカイロに、またエジプト大使館がイランに設立されることが期待される」と語った。       同氏はまた、「1月25日の革命により、エジプトとイランの関係は新しい段階を迎えた。われわれはエジプトに対し、何ら慎重を期すべきものなどな 全文をよむ

2011-04-19 アメリカ、《偽善者たち》の住み処を物色 (Jam-e Jam紙)

 イラク政府が《偽善者たち》〔=反体制組織モジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)〕の国外追放に向けて圧力を強め、最後通告を突きつけたことから、アメリカ政府はテロリストの基地をイラン領に隣接する場所に設置すべく、イラン近隣諸国政府との協議に忙殺されている模様だ。       ジャヴァーン・オンラインの報道によると、イエメン情勢の不安定化に伴い、偽善者たちをイエメンに移住させるというアメリカの〔当初の〕計画は変更を余儀なくされ、そのためアフガニスタンやトルクメニスタン、キルギスタン、アゼルバイジャン共 全文をよむ

2011-04-19 ナグディー司令官「西側諸国の行動は子供じみている」 (Jam-e Jam紙)

「被抑圧者の動員」(バスィージ)機構長官は、「覚醒のうねりはアメリカやヨーロッパをも飲み込もうとしており、現在拡大中だ」と述べた。      モハンマド・レザー・ナグディー司令官は、バスィージ社会グループによる集会の席上、「イランの航空機への燃料提供を拒否するといった西側諸国、特にアメリカの子供じみた原始的行動は敵の無力さ・卑しさを物語るものであり、彼ら罪人たちが袋小路に突き当たっていることを示している」と付け加えた。      同氏はまた、〔ムスリム〕諸国民による蜂起を支援する必要性に着目し、 全文をよむ

2011-04-19 アフマディーネジャード大統領、ベネズエラのチャベス大統領と電話会談 (Jam-e Jam紙)

イランとベネズエラの両国大統領は電話会談の中で、世界の平和と安全を確立することを目標として、国際協力体制の構築に努力する必要性を強調した。      マフムード・アフマディーネジャード氏とウゴ・チャベス氏はまた電話会談の中で、力に物を言わせる列強が世界各国に対して軍事行動に出ていることを非難し、地域や世界を巻き込む重要問題に関し、世界的な行動を起こすことが必要だと強調した。 全文をよむ

2011-04-18 エジプト「イランとの関係を懸念しても無意味だ」 (Jam-e Jam紙)

 エジプト外務省は、先の革命後、同国政府が世界各国との関係について、新たなページを開こうとしていることを強調した上で、「ペルシア湾岸諸国の一部は、イランとエジプトが接近しつつあることに懸念を抱いているが、そうした懸念は正当な理由によるものとは言えず、無意味である」と述べた。       エジプト外務省の公式報道官であるメンハ・バーホウム氏は、「アルメスリー・アルヤウム」紙との会見で、「現在、エジプトとイランの間では外交的な連絡態勢が確立されている」と語った。       同氏はさらに、「我々はイ 全文をよむ

2011-04-14 マフダヴィー=キャニー「アメリカは地域の運動を力づくで《収奪》しようと計画している」 (Jam-e Jam紙)

最高指導者専門家会議の議長は、地域諸国の人々によるイスラーム運動の特徴について詳述するなかで、「外国、特にアメリカとシオニズム体制はこの運動の収奪とその低俗化を計画している」と述べた。      〔‥‥〕      専門家会議議長はまた、「イスラームは人々の自由と名誉〔の享受〕を望んでいる。イスラーム文化と共に成長してきたこれらの国々の人々も、政府に対して、まさにこのイスラーム文化〔の実践〕を求めているのだ」と語った。      アーヤトッラー・マフダヴィー=キャニーはまた、「この諸運動について 全文をよむ

2011-04-14 アーモリー=ラーリージャーニー「人権は西洋諸国の強欲を実現させるための道具にすぎない」 (Jam-e Jam紙)

司法権長官は最高司法評議会の席上、アメリカの特使がペルシア湾岸諸国を訪問したことが、同地域における騒乱の激化を招いたと指摘し、次のように述べた。      「アメリカ特使のペルシア湾岸諸国訪問の直後から、市民への圧迫が強化され、彼らを死に追いやった。我が国をはじめとする一部の国に対して西洋諸国が騒ぎ立てている人権なるものが、自らの個人的強欲を満たすための道具以外の何物でもないことを、これらの事実は示している」。 全文をよむ

2011-04-13 テヘラン大学の学生ら、バーレーン市民の殺戮を非難 (Jam-e Jam紙)

テヘラン大学の学生らは昨日、虐げられしバーレーン市民の殺戮に関与した〔バーレーンの〕ハリーファ家と〔サウジアラビアの〕サウード家の犯罪行為を非難し、大学正門前で抗議デモを行った。      イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、市民や大学教授、ならびに国内外の大学生らが参加したこの集会では、サウード家とハリーファ家の犯罪行為を非難するシュプレヒコールが上がった。      学生らは最後に、アメリカとイギリス、及びシオニズム体制の旗を燃やし、声明を読み上げて、集会を終えた。この声明は、 全文をよむ

2011-04-13 外務省報道官「周辺諸国は、イスラーム共同体の統一を乱す逆徒に絡み取られてはならない」 (Jam-e Jam紙)

外務省報道官は、周辺諸国が〔陰謀に対して〕注意と警戒を怠らないことが重要だと強調した上で、アメリカとシオニスト体制による《フェトネ》〔共同体の統一を脅かす反乱・陰謀〕に絡み取られることのないよう、勧告した。      〔‥‥〕       報道官は、周辺地域における民衆運動によって、シオニスト体制とその支援諸国の利益が危機に陥ったと指摘した上で、こう付け加えた。「彼らは問題の本質を改ざんし、偏向した議論を作り上げようとしている。地域のイスラーム諸国間に対立を生じさせることこそ、シオニスト体制や西 全文をよむ

2011-04-11 クウェート政府・メディアによる対イラン・プロパガンダ、いまだ続く:クウェートの外交官3名、テヘランから追放 (Mardomsalari紙)

【政治部】〔サウジアラビアを統治する〕サウード家と近しい関係を保ってきたクウェート当局はここ最近、反イラン的なスタンスを取っては、イランに対して数々の疑惑を捏造することにかけて、〔サウジアラビアと〕互いに張り合っている感がある。こうした中、同国発行の某紙はこれまでとは異なる形で、〔イランに対する〕新たな疑惑を報じている。イランと共謀しているとして、一部のクウェート政府高官を告発する記事を掲載したのだ。       他方、クウェート政府がイラン大使館の外交官3名、および職員1名を追放してから10日 全文をよむ

2011-04-09 テヘラン金曜礼拝導師「アメリカは中東地域のムスリム虐殺に対する責任がある」 (Jam-e Jam紙)

 テヘラン臨時金曜礼拝導師はリビアやイエメン、バーレーンといった国々で発生しているムスリムの虐殺についてふれた上で、この地域におけるイスラーム覚醒運動に対する弾圧の責任は、アメリカとその属国に向けられるべきものだ、との見方を示した。       IRIBによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔アーヤトッラーよりワンランク下の宗教指導者の尊称〕のカーゼム・サディーギー師はテヘランの金曜礼拝での説教で、「地域の諸国民はすでに目覚めており、もはや圧政を甘受することは不可能だ。神の約束によ 全文をよむ

2011-04-07 シーア派の宗教的権威ら、バーレーンでの市民の殺戮に抗議 (Jam-e Jam紙)

イスラーム教徒、なかでもシーア派住民に対するバーレーン政府の犯罪行為に抗議する宗教関係者らの集会が、昨日五人のシーア派最高権威が参加する形で、ゴム、テヘラン、そしてマシュハドの各都市で開かれた。       ゴムで開かれた宗教関係者らによる抗議集会に参加したのは、アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィー、サーフィー=ゴルパーイェガーニー、ショベイリー=ザンジャーニー、ジャヴァーディー=アーモリー、ヌーリー=ハメダーニーの五名の大アーヤトッラーたちである。彼らの他に、アーヤトッラー・マフダヴィー 全文をよむ

2011-04-06 アーヤトッラー・サーフィー、サウジアラビア国王に強く警告 (Jam-e Jam紙)

アーヤトッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニーはサウジアラビア国王に向けたメッセージのなかで、「我々はあなた方に対し、自身の名誉を回復し、人間性を守るため、可及的速やかにバーレーン領内から立ち去り、バーレーン、そして世界中のイスラーム教徒に対して謝罪をするよう求める」との警告を発した。       ファールス通信の報道によると、シーア派で最高の宗教的権威である同師は、サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王に宛てたメッセージのなかで、以下のように述べた。      メッカ 全文をよむ

2011-04-05 変わるイラン=エジプト関係:エジプト外務大臣、イランとの国交正常化について説明 (Mardomsalari紙)

【政治部】エジプトで発生した市民による蜂起により、ホスニー・ムバーラク独裁政権が崩壊したことを受け、同国の周辺諸国との外交関係に根本的な変化が起こるであろうことは、〔当初より〕明らかであった。そしてこの変化の筆頭に、地域の二大重要国、すなわちイランとエジプトの国交正常化に向けた地ならしが行われていることが挙げられるだろう。また、シオニスト占領体制〔=イスラエル〕の同盟国から、エジプトが離脱することも予想される。       このことに関連して、ここ数週間で伝えられた報道が示すのは、こうした変化に 全文をよむ

2011-04-05 アフマディーネジャード「オバマはブッシュよりも無様に政界を退くことになるだろう」 (Jam-e Jam紙)

大統領:アメリカにとってのただ一つのチャンスはイランとの関係改善にある      1390年(2011年3月下旬〜)最初のマフムード・アフマディーネジャード・イランイスラーム共和国大統領による記者会見が昨日午後、国内外の多くの報道関係者を前に開かれた。2時間以上に及んだ会見の中で、大統領は国内、周辺地域、ならびに世界が直面する諸問題について、記者たちの質問に答えた。       同氏はその演説の中で、シオニズム体制以外の全ての国と公正な関係を結ぶ用意がイランにはあることに触れ、「米政府は自分では 全文をよむ

2011-04-04 外務報道官「アメリカはイスラーム諸国が互いに接近することを望んでいないのだ」 (Mardomsalari紙)

外務省報道官は、イスラーム諸国をめぐる最近の情勢に対してイスラーム諸国会議機構が受け身的な対応に終始していることを批判した上で、「国際的・地域的な機関、特にイスラーム諸国会議機構は、この分野でもっと重要な役割を果たすことが出来る」と語った。       ラーミーン・メフマーンパラスト氏はISNAのインタビューに対し、アラブ・イスラーム諸国の一部で生じている激変、ならびに自分たちの要求を表そうと人々が起こしたさまざまな運動が暴力的対応に直面していることについて触れた上で、「このような状況は、当該諸 全文をよむ

2011-03-18 アーヤトッラー・ジャンナティー「中東地域で続発する蜂起を支えるのはイスラーム希求の精神」―テヘラン金曜礼拝の説教にて (Jam-e Jam紙)

アーヤトッラー・ジャンナティーはバーレーン国民の虐殺についてふれ、「今日イスラーム諸国の一部を支配する列強は、自由を求め、反抑圧に立ち上がったバーレーン人民に対して、野蛮にも攻撃を仕掛けてきた。しかし〔地域の〕諸国民による運動を支えているのは、イスラーム希求の精神、正義の精神なのである。神の御心によって、この運動は〔中東地域を超えて〕アメリカ国境をも横断するだろう」と強調した。      〔中略〕       同氏は、今やアメリカは、望もうと望むまいと崩壊の一途をたどっているが、このことに目を向 全文をよむ

2011-03-18 テヘラン金曜礼拝参加者ら、中東地域の傀儡政権に嫌悪の念を表明 (Jam-e Jam紙)

礼拝に参加したテヘラン市民らは厳粛なる金曜礼拝の後、抗議デモを行い、そのなかで堕落し売国奴と化した中東地域の支配者たちに対する嫌悪の念を表明した。       イラン国営放送によると、〔…〕礼拝に参加したテヘラン市民らは厳粛なる金曜礼拝の後に行われた抗議デモで、地域の被抑圧民を支持するプラカードを手に、テヘラン大学からパレスチナ広場までの道のりを行進した。       このデモは、世界の抑圧諸国の傀儡となったイエメン、ヨルダン、エジプト、チュニジア、リビア、そして特にバーレーンといった国々の支配 全文をよむ

2011-03-17 神学校・大学の学生ら、バーレーン大使館前で抗議集会 (Jam-e Jam紙)

オンライン版:3月17日13時39分現在       バーレーンのムスリム人民に対する殺戮を受け、怒れるイラン人神学生・大学生らはバーレーン大使館の前で集会を開き、この蛮行をやめるよう要求した。       ファールス通信によると、イラン在住のイラン人ならびに外国人の神学生・大学生らは、本日木曜日、バーレーンのムスリム人民に対する虐殺に抗議して、テヘランにある同国大使館前で集会を開いた。       約600名が参加したこの集会には、バーレーンやイラク、レバノンといった国々から来て、〔イラン国内 全文をよむ

2011-03-16 シーア派宗教指導者たち、バーレーン問題に対する各国の無関心を批判 (Jam-e Jam紙)

アメリカとアラブ首長国連邦の支持の下で繰り広げられているバーレーン市民への虐殺に対し、我が国の偉大なるマルジャ(シーア派の最高権威)たちは警告を発した。アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、「バーレーンを支配する独裁者と、同国で繰り広げられている虐殺を、西洋諸国やサウジアラビア、アラブ首長国連邦は支持している。こうした支持は、彼らにとって高くつくことになるだろう。また、地域の人々はこれを決して容認しないだろう」と強調した。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、ア 全文をよむ

2011-03-13 マシャーイー氏、アメリカを訪問 (Jam-e Jam紙)

エスファンディヤール・ラヒーム=マシャーイー大統領事務所長は在米イラン人主催のノウルーズの式典に参加するため、エスファンド月27日〔3月18日〕に同国を訪問する予定だ。       モハンマド・ジャアファル・ベフダード大統領事務所政治担当補佐官はこのように発表した上で、「今回の訪問は国連の招待をうけて実現したものであり、マシャーイー氏と同行の使節団に対するビザ発行の申請は、すでに国連に提出済みだ」と述べた。       同氏はさらに、「マシャーイー大統領事務所長は3日間の訪問の中で、在米イラン人 全文をよむ

2011-03-07 NATO軍アメリカ人司令官の発言にイラン側が反発 (Jam-e Jam紙)

外務省の報道官は、「アメリカ主導の西洋軍によるアフガニスタン駐留は、同国(アフガニスタン)での暴力行為の復活と過激派の再燃の原因となっており、また同時に麻薬の生産・運搬が数倍に増加する原因ともなっている」と語った。       外務省情報報道局によると、イラン外務省報道官のラーミーン・メフマーンパラスト氏は、『イランはアフガニスタン武装勢力に武器を提供している』とのアフガニスタン駐留米人NATO軍司令官による事実無根の主張に対して、次のように述べた。      アフガニスタンでは、アメリカ軍によ 全文をよむ

2011-03-06 フィールーズアーバーディー軍統合参謀長「西洋は覚醒の波がヨーロッパに届くことを恐れている」 (Jam-e Jam紙)

軍統合参謀長は、イマーム・ホメイニー閣下の神聖なる息吹から発せられた芳香と光明に触発されたところのイスラームの目覚めが、イスラーム諸国民すべてを〔政治の〕表舞台に引き上げたのだと述べた上で、「イスラームの敵がまたしてもイスラームの存在感とその要求を理解できず、無力な状態に追い込まれているのも、これが理由なのである」と語った。       セイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将は、「アメリカがリビアに介入する目的は、この国の油田を掌握することであり、その後イラクで行ったように、人々を放置 全文をよむ

2011-03-06 サイヤーリー国軍海上部隊総司令官「シオニスト体制の要求に対し、我々は力強い姿勢を見せつけた」 (Jam-e Jam紙)

国軍の海上部隊総司令官は、「スエズ運河を経由して地中海に派遣された艦隊が任務を遂行していた際、シオニスト体制の部隊がわが軍に対し身分を名乗るよう求めてきた。しかしシオニストたちは、イラン国軍派遣艦隊の力強い対応に直面した」と語った。       ファールス通信によると、国軍海上部隊総司令官のハビーボッラー・サイヤーリー海軍少将は昨日、地中海に派遣された国軍艦隊の任務の成果について報告するために開かれた記者会見において、「この艦隊は、国軍の第12艦隊で、バフマン月上旬〔1月下旬〕に任務の遂行、つま 全文をよむ

2011-03-05 革命防衛隊総司令官「中東地域で起きている出来事によって、同地域では新たな時代の幕が開けようとしている」 (Jam-e Jam紙)

イスラーム革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官は、地域情勢について言及し、次のように述べた。「大きな動きが起こり始めている。これは、一つの新たな時代・季節の始まりでもある。いうまでもなく、これとの関連で、イスラーム革命への期待もきわめて大きい」。      イラン国営通信の報道によると、同総司令官はさらに「今日イスラーム教とその価値の拡大にとって、有利な状況が生まれている。これはイスラーム史上、前例のないほどだ。敵の目論見にもかかわらず、今日ソフトとしてのイスラームの力が、世界 全文をよむ

2011-03-05 リーギーのテロ組織、新たな基地をアフガニスタンに構える (Jam-e Jam紙)

ジョンドッラー(神の軍)の名で知られるリーギー創設のテロ組織が、悪党ヒーズ・モハンマド・バラーフーイーを首領として、アメリカ占領軍の財政支援を受けるかたちで、アフガニスタンのニームルーズ州に新たな基地を立ち上げたことが分かった。       イラン国営通信の報道によると、リーギー一派の新たな基地はイランとパキスタン・アフガニスタン国境地域にいる一部部族の影響力を利用することで、〔イランに対して〕撹乱工作や偵察を行うことを、その任務としている模様だ。       またこの報道によると、リーギーのテ 全文をよむ

2011-03-05 セイエド・アフマド・ハータミー「EUの制裁を受けて、むしろ光栄だ」 (Jam-e Jam紙)

テヘラン臨時金曜礼拝導師のセイエド・アフマド・ハータミー氏は、最近ヨーロッパ連合(EU)がイラン人80名を制裁リストに加えたことについて触れ、「こうした制裁は、〔われわれにとってむしろ〕名誉であり、光栄だ」と述べた。       イラン国営放送報道センターの報道によると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのハータミー氏はテヘランでの金曜礼拝の説教第二幕のなかで、「この〔ヨーロッパの〕愚か者たちは、よく覚えておけ。イマームとイスラーム、そしてコーランの子らは、カネで買収されることもなければ 全文をよむ

2011-03-03 アフマディーネジャード大統領、アメリカの軍事介入に対して警告 (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領「軍事介入を行えば、北アフリカ及び中東は米兵たちの墓場となるだろう」       アフマディーネジャード大統領はアメリカとその同盟国に対して、北アフリカ及び中東への軍事介入を慎むよう警告し、さもなければ同地域の諸国民が介入を行なった兵士たちを死に追いやることになるだろう、と述べた。       イラン国営通信によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はホッラムアーバード市で行なわれたロレスターン州市民らとの集会で、〔アメリカとその同盟国に向けて〕「現在は、9. 全文をよむ

2011-02-26 イラン外務省「セネガルの行動には論理的根拠がない」 (Jam-e Jam紙)

イラン・イスラーム共和国外務省は、セネガルが我が国との国交を断絶したことについて、次のような声明を発表した。      イラン・イスラーム共和国の意見では、最近のセネガル政府の行動には論理的な根拠もなければ、しっかりとした説明もない。他国に影響されたがゆえの行動ではないかと思われる。 全文をよむ

2011-02-24 国会、リビア・イエメン・バーレーンのムスリム人民を支持する声明を発表 (Jam-e Jam紙)

191名の国会議員は、昨日国会の演壇で読み上げられた声明の中で、リビア、イエメン、バーレーン、その他マグリブ諸国の指導者たちが自国の人民への虐殺に手を染めていることを非難した。       国会議員らはこの声明で、これらの国々で遺憾な出来事が発生し、権力の座にしがみつくために歴史上のあらゆる独裁者によって行われてきた犯罪行為〔が今回も繰り返されていること〕に触れた上で、アメリカはカダフィの犯罪行為に対して沈黙し、どっちつかずの態度に終始していると指摘、同国は自国の利益を追求しているにすぎず、〔ア 全文をよむ

2011-02-24 セネガル、イランとの国交を断絶 (Jam-e Jam紙)

セネガルは、複数の分離主義集団に対し、イランから武器が送られていたとされる問題を理由に、イランとの国交を断絶した。      ファールス通信がロイター通信の報道として伝えたところによると、分離派の反乱分子に対して武器を送ったとして、セネガルはイラン政府を非難している。      〔※訳註:セネガル軍の調査によると、イランの送った武器はセネガル南部のカザマンス地方の独立を目指す反政府闘争に使われたと言う。〕 全文をよむ

2011-02-24 アフマディーネジャード、カダフィに忠言「人々の要求に従え」 (Mardomsalari紙)

マフムード・アフマディーネジャード大統領はリビアで起きている政府による人々の殺戮について触れ、同国の指導者に対し、人々の要求に従うよう忠告した。       ファールス通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は閣議終了後、記者団の前に姿を現し、「国家クラウド・コンピューティング」ならびに「燃料電池」について、「これら二つの科学的成果はすでに、国内での運用が始まっている」と語った。       同大統領はさらに、「我が国が成し遂げた科学的成果の一つである国家クラウド・コンピュー 全文をよむ

2011-02-22 革命最高指導者「中東の諸国民はアメリカによる干渉にほとほと嫌気が差している」 (Jam-e Jam紙)

革命最高指導者演説要旨   ■ 抑圧者たちへの嫌悪感こそ、諸国民の目覚めがもたらした最初の成果である。   ■ 地域の人々の痛みは、アメリカの魔手を退けることで取り除かれる。   ■ 地域各国での人民運動は間違いなくイスラーム的なものであり、強化される必要がある。       イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日の朝、体制の責任者や関係者、イスラーム諸国の大使、ならびに国民各層との会見で〔‥‥〕、「地域の諸国民の痛みは、諸々の国民・国家の運命に干渉してきたアメリカとい 全文をよむ

2011-02-20 エジプト、イラン軍艦のスエズ運河通航に同意 (Jam-e Jam紙)

エジプトがイラン軍艦のスエズ運河通航に同意したため、イスラーム革命の勝利後初めて、イランの〔軍用の〕船舶がスエズ運河を通航できるようになった。       イランはこの要請を数日前から、エジプト当局に提出していた。イラン・エジプト関係は、イスラーム革命の勝利後、革命の偉大なる創設者〔=ホメイニー〕の指示で、ホスニー・ムバーラクがシオニズム体制と協調姿勢を取っていたことを理由に断絶していた〔※〕。   〔※訳註:イランがエジプトと断交したのは1979年のことであり、ムバーラクではなく、当時のサーダ 全文をよむ

2011-02-16 ハーメネイー最高指導者、ギュル・トルコ大統領と会談「イギリスこそ分裂煽動の主犯」 (Jam-e Jam紙)

イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、トルコのアブドッラー・ギュル大統領とその随行団と会談し、そのなかでイラン・イスラーム共和国とトルコは互いにムスリム国家であり、また友人・同胞であるとした上で、「政治・経済面におけるイランとトルコの今の関係は、これまでとは比べものにならない。両国の豊穰なる可能性すべてを活かすべく、この歴史的機会を活用しなければならない」と強調した。      〔‥‥〕       アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、イスラーム世界におけるトルコの現 全文をよむ

2011-02-15 アフマディーネジャード「イスタンブール協議は成功であった」:ギュル「国民の願望に沿った改革に関心を払うべき」 (Mardomsalari紙)

イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領とトルコのアブドッラー・ギュル大統領は昨日、中身の詰まった個別会談を行った。両国大統領は、〔ギュル大統領のイラン訪問に同行したトルコ随行団とイラン側担当者らによる〕合同委員会会議終了後、記者団の前に姿を現し、記者らの質問に答えた。       イラン学生通信の報告によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はイラン・トルコ間の経済関係拡大と、それを阻む障壁の撤廃について問いただしたトルコ人記者の質問に対し、「初めに、改めて大統領と同行の使節団 全文をよむ

2011-02-13 モッタキー前外相「エジプトの民衆は我々の戦術を利用している」 (Mardomsalari紙)

モッタキー氏は「アメリカはエジプト情勢について、疑問を発する立場にあらず、むしろ自らの外交政策に関して答えるべき立場にある」と述べた。       ISNAによると、イラン前外相のマヌーチェフル・モッタキー氏はイスラーム連合党全国各州書記官会議で、イスラーム革命の勝利について言及し、「アメリカはかつて、イスラーム革命の勝利を阻止出来なかった。そこで、彼らはイスラーム革命の抑え込みに乗り出した。というのも、西洋にとって最大の不安は、イスラーム共和国の周辺に〔イスラーム革命が〕波及することであったか 全文をよむ

2011-02-13 イラン、エジプト人民による革命を断固かつ明確に支持 (Jam-e Jam紙)

バフマン月22日〔2月11日〕のムバーラク転落を結果したエジプト人民による蜂起に対する国際社会の反応を見渡すならば、イラン・イスラーム共和国は政府・民間レベルで、エジプト人民による蜂起を当初より断固かつ明確に支持した数少ない国の一つであると言うことができる。       昨日、アリー・ラーリージャーニー国会議長はメッセージを発出し、そのなかでエジプトの独裁体制崩壊へとつながった、同国人民による蜂起の勝利を祝福した。       ラーリージャーニー氏はメッセージの中で、「革命的かつ勇敢なるエジプト 全文をよむ

2011-02-13 司法権第一副長官「敵は必死で革命の輸出を阻止しようとしている」 (Mardomsalari紙)

司法権第一副長官は、イラン・イスラーム革命がもたらした成果とは、イスラーム世界における諸国民のアイデンティティの目覚めと再生にある、と指摘した。       ISNAによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※アーヤトッラーよりもワンランク下の宗教指導者への尊称〕のセイエド・エブラーヒーム・ライースィー氏は、「世界のすべてのものは、真理〔=神〕の顕現である。神がクルアーンで仰っているように、世界の未来は善良なる人々の手にゆだねられているのだ」と語った。       同氏は続けて、「〔 全文をよむ

2011-02-12 サーレヒー外相「エジプト人民の蜂起はイラン・イスラーム革命のメッセージから生まれた」 (Iran紙)

アリー・アクバル・サーレヒー外相は、チュニジアやエジプト人民による蜂起はイラン・イスラーム革命のメッセージから生まれたものだとし、「このメッセージは地域各国の人々、特にチュニジアやエジプト、イエメン、ヨルダンの各人民の耳へと届き、彼らの蜂起の背景を用意したのだ」と述べた。       同氏は、ガズヴィーンで行われた金曜礼拝での説教前の演説で、われわれが成し遂げたイスラーム革命のメッセージとは、人間の中にある神性への回帰を呼びかけるものであったと指摘し、「イスラーム革命の基礎部分は、神の唯一性(神 全文をよむ

2011-02-12 革命記念日で人民による大規模デモ行進、行われる:最終決議で団結の必要性が強調 (Mardomsalari紙)

イスラーム革命の偉大なる勝利の32周年記念日に際して、バフマン月22日(2月11日)のデモ行進が、イラン全国850カ所以上の都市で、多数の市民らの参加により挙行された。       イラン学生通信の報告によると、この式典はテヘランでは金曜日の朝9時から、〔‥‥〕アーザーディー(自由)大広場に向けて行進する形で挙行された。       公式行事はバフマン月22日の朝10時より、アッラーのお言葉である聖コーランの一節の朗唱とともに始まり、マフムード・アフマディーネジャード大統領のスピーチとともに、ア 全文をよむ

2011-02-09 イラン外務報道官「偉大なるエジプト国民の要求に耳を傾けよ」:エジプト外相の発言に対し (Jam-e Jam紙)

イラン外務報道官はエジプト前外相の発言に対し、「エジプト国民の信頼を失った人間が何を言おうと、そんな発言は我がイラン国民とって信頼にたるものではない」と語った。       アフマド・アブルゲイト氏はエジプト外相として最後に、外交儀礼に反する発言を行い、エジプト情勢はイランには無関係だ〔=エジプト情勢にイランは口出しするな〕と述べていた。       ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官は国内外のメディアとの記者会見で、「エジプトで大きな運動が起ころうとしている。この運動の第一歩は、統治権を 全文をよむ

2011-02-08 革命防衛隊総司令官「アメリカはイランに対して陸上攻撃を意図していた」 (Jam-e Jam紙)

革命防衛隊総司令官は、アメリカがイランに対して陸上攻撃を行う意図をもっていたことを明らかにし、「しかし、殉教を厭わぬイランの部隊のお陰で、彼らはこうした動き〔=イランへの陸上攻撃を意図したこと〕を後悔することになった」と説明した。       モハンマド・アリー・ジャアファリー少将は、さまざまな分野における革命防衛隊の最新の成果を発表するために開かれた昨日の記者会見において、この情報を明らかにした。同氏は革命防衛隊の基本任務は、国土、領空、及び領海の安全確保であるとして、「もちろん、敵はここ数年 全文をよむ

2011-02-06 国軍総司令官「侵略者の手は叩き切る」 (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国軍総司令官はバフマン月19日〔2月8日〕の「空軍の日」に際して発表した談話で、「陸海空の三部隊は、国土の一体性を保全するためならば、いかなる侵略者の手も、イスラーム祖国の聖域に伸びる前に叩き切るつもりだ」と強調した。       イラン国営通信によれば、アターオッラー・サーレヒー少将はこの談話の中で、さらに「国軍は革命の成果を守り、陸海空の三領域を防衛するためならば、一時たりともためらうことなく、侵略者の手を国の聖域に伸びる前に叩き切る所存だ」と指摘した。        全文をよむ

2011-02-05 ハーメネイー最高指導者、チュニジアとエジプトでの混乱についてコメント (Mardomsalari紙)

イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、テヘランでの金曜礼拝に集まった大勢の信仰心篤き革命的人民の前で、今年の革命記念日前夜祭「ファジル(夜明け)10日間」、そしてバフマン月22日〔2月11日〕の革命記念日はこれまでと異なった熱気を含むものとなるだろうと指摘し、革命の勝利によって生じた根源的で本質的な変化について説明した上で、次のように強調した。「この根源的な変化は、過去32年間にわたる〔イラン〕国民の抵抗のお陰で、現在も続いている。イラン人民は長年にわたる努力の末、北アフ 全文をよむ

2011-02-05 イラン外務省、エジプト情勢をめぐって声明を発表 (Mardomsalari紙)

イラン外務省はエジプト情勢に関し、声明を発表した。       イラン学生通信の報道によると、この声明には次のようにある。       「イラン・イスラーム共和国外務省は、イスラーム的な覚醒の波に起因するところの、中東・北アフリカ地域で起きている重大情勢について、注視しているところである。本省は人々の権利要求を支持するとともに、正義を希求する諸国民の声が聞き届けられ、彼らの願望がかなえられることが必要だと強調する。       イラン・イスラーム共和国は、エジプトの栄光・偉大さの復活と、圧制・不 全文をよむ

2011-02-01 フィールーズアーバーディー軍統合参謀長「外国艦船のペルシア湾への往来は、われわれのコントロール下にある」 (Mardomsalari紙)

 軍統合参謀長は、ペルシア湾海域に〔欧米などの〕地域外諸国の軍艦が行き来していることについて、「この地域には、我が方のペルシア湾艦隊が展開しており、〔船舶の〕詳細について登録を済ませた上で、彼ら〔欧米諸国の軍艦〕に往来の許可を与えている」と言明した。       軍統合参謀長を務めるセイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将はファールス通信とのインタビューのなかで、ペルシア湾岸海域を地域外諸国の軍艦が往来していることについて、次のように明言した。「アメリカやイギリス、フランス、ロシアその他 全文をよむ

2011-02-01 情報相、シオニスト諜報機関のロン・アラド財団に関わった者たちの身元割り出しと逮捕を発表 (Mardomsalari紙)

「諜報機関ロン・アラド財団のウェブサイトに騙された者は、バフマン月22日〔2月11日〕の革命記念日までに自ら申し出て、〔我が国の〕情報部に協力すれば、確実に減刑が施されるだろう」と情報相は述べた。       ISNAの報告によると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※シーア派宗教指導者の位階の一つ〕のヘイダル・モスレヒー情報相は閣議の傍らで、シオニスト体制が運営するロン・アラド財団のウェブサイトの活動、ならびにこれを背景とした〔シオニストたちの〕諜報活動に触れ、以下のように語った。「 全文をよむ

2011-01-31 イラン、オランダ外相の内政干渉発言に抗議:オランダ、イランとの関係を一時凍結 (Mardomsalari紙)

オランダ政府は、イランとの関係を当面凍結すると発表した。これは、イランとオランダの二重国籍の女性が、イランで麻薬の運び屋をしていた容疑で処刑されたことを受けて発表された、最新のニュースである。       テヘラン検察の広報サイトの発表によると、ザフラー・バフラーミー(アリーの子)死刑囚は麻薬の販売・所持の罪で、土曜日の明け方、絞首刑に処せられた。この死刑囚は国際的な麻薬密売グループの一味で、オランダ人連絡員の協力を得て、同国からコカインをイランに密輸し、さらにこのグループの協力によって、二段階 全文をよむ

2011-01-31 ラーリージャーニー、ムスリム諸国民に警告「西洋諸国は自ら配下の手駒をおしつけようとしている」 (Mardomsalari紙)

司法権長官は、「われわれのイスラーム革命は、暴君たちによる暴虐・圧制に対し、武器がなくとも立ち向かうことができるということを証明した」と語った。       司法権広報儀典局の発表を引用する形でILNAが報じたところによると、アーヤトッラー・サーデグ・アーモリー=ラーリージャーニー司法権長官は、〔‥‥〕今日人類は精神性というものを渇望していると指摘し、偉大なる預言者ムハンマドの教えには神の精神的教えが満ちており、心地の良い水のようにこの渇きを満たす力があると述べ、次のように語った。「神の預言者た 全文をよむ

2011-01-27 情報相「アリーモハンマディー暗殺事件でのモサド関与について新しい手がかりを入手」 (Mardomsalari紙)

情報相は、殉教者アリーモハンマディー暗殺事件に関わった一部の「騙された人々」に、モサドとCIAが関与・支援していたことを示す新たな手がかりを入手したと発表した。       ホッジャトルエスラームのヘイダル・モスレヒー情報相は火曜日夜、〔‥‥〕メフル通信とのインタビューにおいて、「時のイマームの無名の戦士たちの調査によって、これらの抑圧諸国の手先どもが我が国の核の専門家を暗殺するために用いたすべての策略が特定された。近々、この件に関して朗報を国民にお伝えする予定である」と述べた。       同 全文をよむ

2011-01-23 セネガル大使、トルコ政府の仲裁でテヘランに帰任 (Jam-e Jam紙)

アフリカのセネガルは、一ヶ月ぶりに大使をテヘランへ帰任させると発表した。       複数の海外通信社の報道によると、セネガル政府は声明をだし、同国のアブドゥライ・ワッド大統領がイランとの外交関係を以前の水準にまで戻すことを決定したと発表した。       イランとセネガルの関係は、ナイジェリアで武器を積んだコンテナが押収されたことをきっかけとして緊張した状態となり、結果的にセネガル政府は大使をテヘランから本国に召還していた。 全文をよむ

2011-01-22 アフマディーネジャード「イラン的イスラーム的モデルによって世界は征服可能」 (Mardomsalari紙)

アフマディーネジャード大統領は、地方州訪問の一環としてヤズド州を訪れ、州の高官らと面会するなかで、彼らの活動に感謝しつつ、次のように述べた。〔…〕「〔市民への〕奉仕の機会が与えられていることの真の価値をきちんと認識しなければならない。人民ヘの奉仕と社会活動の推進こそ、神への最高の礼拝(イバーダ)なのである〔=宗教儀礼に則ってお祈りをすることが、礼拝の真の意味ではない〕。あなた達は今日、歴史を通じてきわめて稀な状況に立ち会っている。いや、歴史上初めてといってもいいかもしれない。諸々の歴史的経験が乗 全文をよむ

2011-01-20 アフマディーネジャード「レバノン国民は団結の崩壊を許してはならない」 (Mardomsalari紙)

アフマディーネジャード大統領は、「もし一国民が神の為に行動し、それを貫くならば、神はその国民に対して慈愛の扉を開くだろう」と述べた。       イラン学生通信の報道によれば、地方訪問の一環としてヤズド州を訪れ、ヤズド市の「アミール・チャフマーグ」広場に集まった群衆の前で演説を行ったマフムード・アフマディーネジャード大統領は、〔‥‥〕レバノンでの事件〔=ハリーリー内閣の崩壊〕に触れ、次のように述べた。「シオニスト体制はレバノンに危害を加えようと狙っている。レバノン国民の抵抗は、罪深きシオニストた 全文をよむ

2011-01-20 内相「イラン在住アフガン人によって40億ドル以上が国外に流出」「小中高生30万人、大学生1万1千人のアフガン人がイランで就学」 (Mardomsalari紙)

イラン麻薬対策本部の事務局長を務めるモスタファー・モハンマド・ナッジャール内相は、「アフガン人が、イラン国内の多くの職を奪ってしまっている。彼らはイランで就業し、収入を得ることで、40億ドル以上の外貨を国外に持ち出している」と語った。       ISNA(イラン学生通信)によれば、ナッジャール氏はアフガニスタン問題担当の国連代表との会談のかたわらで、記者団に対し、「国連代表との会談で、アフガン移民やイラン在住アフガン人の問題、及び麻薬問題について多くの議論を行った。イランには300万人以上もの 全文をよむ

2011-01-18 モフセン・レザーイー「米英イスラエルの偵察機を多数ペルシア湾上空で撃墜」 (Mardomsalari紙)

公益判別評議会書記は、革命防衛隊がアメリカの偵察機2機を撃墜したことに触れ、「もしイランにそのような技術があることをペンタゴンが認めれば、地域に展開する米軍の間に恐怖心が生じるだろう。それ故、彼らはイランによる偵察機撃墜を否定したのである」と述べた。       ファールス通信によると、公益判別評議会書記で、元革命防衛隊総司令官のモフセン・レザーイー氏は、シンポジウム「ヴァル・ファジル第8号作戦とカルバラー第5号作戦が戦争終結のプロセスに果たした役割」の傍らで、革命防衛隊によってアメリカの偵察機 全文をよむ

2011-01-18 人権委員会委員長、サキーネ・モハンマディーへの投石刑、および処刑の延期を発表 (Mardomsalari紙)

国会人権部会のザフレ・エラーヒヤーン委員長は、ブラジル大統領に宛てた書簡の中で、同大統領から指摘されていたイランをめぐる一部の問題について、説明を行った。       ISNA(イラン学生通信)によると、エラーヒヤーン氏は土曜日に公開されたこの書簡の中で、サキーネ・モハンマディー=アーシュティヤーニー事件、及び裁判で争われている同事件に対して西洋メディアが引き起こしている騒動について触れた上で、この女性に対する投石刑の判決はいまだ確定しておらず、また被害者遺族の赦しにより、処刑も延期されているこ 全文をよむ

2011-01-18 全軍統合司令部参謀次長「ハリーリー裁判はアメリカによる《ソフトな戦争》の象徴」 (Mardomsalari紙)

国防宣伝委員長は、ラフィーク・ハリーリー元レバノン首相暗殺事件を審理する「ハリーリー裁判」の実施は、アメリカが地域で画策する《ソフトな戦争》を象徴するものだとの認識を示した上で、「アメリカは、ヒズブッラーと対立する者は勝者になれないことを知っている。だからこそ、アメリカはレバノンの様々な社会階層間の平穏を混乱させるべく、全力を傾けているのだ」と述べた。      軍統合副参謀長(文化担当)を務めるセイエド・マスウード・ジャザーイェリー革命防衛隊准将は、メフル通信とのインタビューで、ハリーリー裁判 全文をよむ

2011-01-12 「核のテロリスト」、テレビで告白:情報相、10名をこえるイスラエルのスパイ関係者の逮捕を発表 (Jam-e Jam紙)

テヘラン大学の物理学教授マスウード・アリーモハンマディー氏が殉教したテロ事件から一年、この事件の中心人物がイラン国営放送でテロの詳細について告白した。       月曜日の夜(1月10日)と昨夜(1月11日)の二部に分けて国営放送で放映されたこの告白で、殉教者アリーモハンマディーが暗殺された事件の首謀者であるマジード・ジャマーリーファシュ容疑者は、テルアビブでテロのノウハウを学んだことを明らかにした。       国際的メディアで大きな反響を呼んだこの告白は、シオニスト体制がいかにテロ組織を支援 全文をよむ

2011-01-11 情報省、アリーモハンマディー暗殺犯逮捕を発表 (Jam-e Jam紙)

アリーモハンマディー博士の殉教一周忌が執り行われた数日後〔の昨日〕、情報省は声明を発表し、このテロ事件の首謀者らを逮捕したことを明らかにした。       イラン国営放送報道センターが伝えたところによれば、情報省は声明の中で、テヘラン大学で物理学の教鞭を執っていた殉教者マスウード・アリーモハンマディー教授のテロに、モサド(イスラエル諜報特務局)が関わっていたことを暴いた。これ以前にも、一部の責任者たちはこの凶悪事件にシオニスト体制の関係者が関わっていたことを指摘していた。       情報省は「 全文をよむ

2010-12-22 司法権人権本部、国連人権高等弁務官の指摘に回答 (Jam-e Jam紙)

 司法権人権本部事務局は、2010年11月23日のナスリーン・ソトゥーデ、ならびにモハンマド・セイフザーデ両人の容疑に関する国連人権高等弁務官の指摘に対し回答を行い、詳細を説明した。両人は88年の内乱騒ぎ〔※2009年大統領選後の暴動・混乱〕で訴追されている被告人らの弁護人を務めている。   〔※二人は人権派の弁護士として知られ、暴動の容疑者らの弁護の過程で当局に逮捕されたことをめぐり、国際社会からイランの人権状況に対する懸念が表明されている〕       この回答書は、両人の容疑について詳細を 全文をよむ

2010-12-22 アフマディーネジャード大統領、イエメン大統領に親書 (Jam-e Jam紙)

 ハミード・バガーイー副大統領は、イエメンの首都サヌアを訪問し、その際アフマディーネジャード大統領の親書をイエメンのアリー・アブドゥッラー・サーレハ大統領に手交した。       バガーイー氏は、「この親書は両国の同胞関係、ならびにそうした関係を様々な分野でいかに強化し、拡大させるかに関するものである」と語った。 全文をよむ

2010-12-22 アフマディーネジャード大統領、テロリスト引き渡しをパキスタン大統領に要請 (Jam-e Jam紙)

我が国のマフムード・アフマディーネジャード大統領はパキスタン大統領との電話会談で、すでに身元の割れているテロリストらを可及的速やかに逮捕し、イラン・イスラーム共和国へ引き渡すよう、パキスタン治安機関に命じてほしいと要請した。       イラン国営通信(IRNA)によると、アフマディーネジャード大統領は月曜日の夜に行われたこの電話会談において、チャーバハールで最近起きたテロ事件に関し、パキスタン政府ならびに国民が共感の意を示してくれたことに謝意を表した上で、「テロ根絶は両国国民の願いである」と述 全文をよむ

2010-12-21 全軍統合参謀長、パキスタンに警告 (Jam-e Jam紙)

全軍統合参謀長のセイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将は、「もしパキスタンがここ数年と同じように、国境地帯でのテロ対策・管理を怠るようなことがあれば、我々は自らの正当なる権利を行使することになるだろう〔※〕」と警告した。   〔※パキスタン国内にいるテロリストの掃討をイラン自身の手で実行する、という意味だと思われる〕       フィールーズアーバーディー少将は全軍統合司令部の参謀らを前に、チャーバハールの同胞らを殉教に至らしめた極悪非道なるテロ行為について触れ、「我々の兄弟ともいえる 全文をよむ

2010-12-18 セネガル、大使をテヘランから召還 (Jam-e Jam紙)

セネガル政府当局は、駐テヘラン大使を召還したと発表した。       イラン学生通信(ISNA)の報道によれば、セネガル外務省は声明のなかで、同国はナイジェリアの港で発見された〔ナイジェリアやガンビア、セネガルの反政府組織向けにイラン革命防衛隊関係者が密輸したとの疑惑が指摘されている〕武器に関するイラン側の説明は満足できるものではないとし、駐テヘラン大使を協議のために本国に召還することを決めたと発表した。       セネガル外務省は武器を積んだこのコンテナの目的地は、西アフリカの国だったと主張 全文をよむ

2010-12-18 ヴァラーヤティー氏「アーシューラーの蜂起はイスラーム教徒団結の核」 (Jam-e Jam紙)

トルコのシーア派指導者の招きにより、ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者の代理として、同国で行われたホセイン追悼のアーシューラー〔イスラーム太陰暦モハッラム月10日〕の儀式に出席したアリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は、アーシューラーの蜂起は圧制に対する抵抗のシンボルであり、イスラーム教徒の団結にとってもっとも重要な核となる出来事だと述べた。       ファールス通信によると、トルコのシーア派信徒数万人が出席するなかでイスタンブールで開かれたこの壮大な追悼儀式に、同国のレジェプ・タイイプ・ 全文をよむ

2010-12-14 モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー「投石刑の問題を持ち出すのは、西洋のインチキ」 (Mardomsalari紙)

司法権人権本部書記は、「我が国では、死刑問題はアメリカよりもずっと正確に取り扱われている。人権が各国の様々な文化に対する〔欧米諸国の〕攻撃の口実となってはならない」と述べた。       イラン学生通信(ISNA)によると、モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー氏は「現代における人権」シンポジウムの傍らで、記者らを前にドイツ人2名が逮捕されている問題について、「これらの逮捕者らは、容疑をもたれている他の人々と同様、司法機関での捜査・審理完了を待って、彼らに対してどのような刑罰を科すのか、あ 全文をよむ

2010-12-14 米国防相発言に対し、ヴァヒーディー司令官が反発 (Jam-e Jam紙)

 イラン国防相は、「イランの政策はすべての人々の懸念の源である」としたアメリカ国防相の発言に対し、こうした発言は〔イラン周辺〕地域に不当に居座り続け、武器を売却するための口実を作るためのシナリオに他ならない、との見方を示した。       アフマド・ヴァヒーディー司令官はさらに、「イランの政策は平和主義的であり、地域の平和と安定のためのものである。世界、特に中東地域を混乱させ、不安定にしているのは、戦争を煽り、覇権主義的かつ干渉主義的なアメリカの政策の方だ」と述べた。 全文をよむ

2010-12-14 イギリス大使、外務省に召喚される (Jam-e Jam紙)

駐テヘラン・イギリス大使のサイモン・ガス氏が昨日、イラン外務省に召喚された。      我が国の外務省はそのなかで、サイモン・ガス大使に対し、学生たちの平和的集会への同国警察による暴力的かつ非人道的な対応に関して、抗議と懸念の意志を伝えた。また、イランに敵対的なコラムを〔英国大使館のウェブページに〕記載するなどの、外交の原則に反した同大使の行動についても、抗議と懸念を伝えた。      (本記事はAsahi中東マガジンでも紹介されています。) 全文をよむ

2010-12-13 「厚顔無恥な大使」:英国大使追放の動き、強まる (Jam-e Jam紙)

学生ら、在イラン・イギリス大使館の前に集まり、同国大使の追放を要求      イギリス警察が木曜日に同国政府の政策に反対して抗議デモを行った大学生たちの逮捕を大々的に進めている中、サイモン・ガス駐イラン・イギリス大使は発表したコラムの中で、イランの人権状況を批判した。       ファールス通信によると、サイモン・ガス氏は世界人権デーに際して在イラン・イギリス大使館のウェブサイトに発表したコラムの中で、世界人権デーを口実にイランの人権状況に疑問符を付けるという〔暴〕挙に出た。      〔‥‥〕 全文をよむ

2010-12-09 イラン外務報道官「三島は永遠にイランのもの」 (Jam-e Jam紙)

メフマーンパラスト外務報道官は、イラン領三島に関してアラブ首長国連邦、ならびに第31回湾岸協力会議首脳会合が発表した最近の声明を一蹴した上で、アブー・ムーサー島ならびに大小トンブ島の三島は、永遠にイランの国土の一部であると強調した。       ラーミーン・メフマーンパラスト報道官はさらに、「こうした発言・声明は、これら三島の帰属、ならびに三島へのイラン・イスラーム共和国の主権行使に、いささかの影響も与えるものではない。こうした妄言を繰り返すことは、地域の平和と安定に寄与しない」と付け加えた。 全文をよむ

2010-12-08 国会議員ら、アラブ首長国連邦との関係に制限を設ける法案を検討 (Jam-e Jam紙)

国会の国家安全保障・外交政策委員会のヘシュマトッラー・ファラーハトピーシェ委員は、一部の国会議員らがイランとアラブ首長国連邦(UAE)との関係を制限するための法案作りに取り組んでいることを明らかにした。       同氏は昨日、国会担当の記者らを前に、「同法案作成の目的は、イラン市民の権利を守ることにある。というのも、伝えられたところによると、UAEにいるイラン人、特に旅行者らに対して、〔UAE当局から〕否定的な対応が行われているからだ」と述べた。       エスラームアーバード選出の同議員は 全文をよむ

2010-12-05 国連事務総長、イラン人科学者2名へのテロに対して沈黙 (Jam-e Jam紙)

イラン国営通信(IRNA)が報じたところによると、イラン人科学者2名へのテロに対し、国連事務総長は依然として沈黙を守っており、同氏の報道官らも、これに関してコメントすることはないと述べるなど、この問題への発言を拒んでいるという。       国連の潘基文事務総長の報道官を務めるマーティン・ネシルキー氏は、今回のテロに対する潘事務総長の反応について、「私は個人的に、このことについて事務総長にお伝えしたが、私の同僚であるファラーハーン・ハック次席報道官が以前に述べたように、今のところこのことについて 全文をよむ

2010-12-05 イラン人、アメリカ海軍を悩ます (Jam-e Jam紙)

ニュースサイト「アスレ・イラン」が報じたところによると、アメリカ海軍が「アラビア湾」なる偽りの語を使用したことへのイラン人の抗議が、同軍を悩ませているという。       米海軍が同所属の艦隊に向けて、本来の名称で、国際的にも認められている「ペルシア湾」という語の代わりに、「ア・ラ・ビ・ア湾」なる偽りの語を使用するよう命ずる不審な通達を出したことに対し、フェイスブックのイラン人ユーザらは米海軍のページを訪れては、これに抗議するコメントを次々と書き残した模様だ。       このページに対するイラ 全文をよむ

2010-12-04 たった一人のアメリカ人のために、イラン人巡礼者が侮蔑的扱い:メディナで (Jam-e Jam紙)

インターネットサイト「ターブナーク」が伝えたところによると、メッカ巡礼に来ていたイラン人巡礼者たちがサウジアラビアに依然として滞在している中、不快な事件が発生した。なんと、イランとサウジアラビアとの間で締結された協定に反し、メディナを訪れていたイラン人旅行者らが治安当局により侮辱的扱いを受けたというのだ。       この報道によれば、この旅行者の団体はチェーン展開するマリオット・ホテル(世界中にいる株主は主にアメリカ人だ)に滞在していたところ、アメリカ人がたった一人いるせいで(おそらくこのホテ 全文をよむ

2010-12-02 イラン外務省、スイス大使を召喚 (Jam-e Jam紙)

駐テヘラン・スイス大使が外務省に召喚された。       イラン国営放送報道センターによると、・アメリカ海軍が同指揮下にある部隊に対し、正確かつ完全なる表現である「ペルシア湾」の代わりに、〔アラビア湾なる〕偽りの名称を使用するよう通達を出したこと、・アメリカの国務次官2名が最近の記者会見での発言で、ペルシア湾地域に対して〔アラビア湾なる〕偽りの名称を使用したこと、の二点に関し、〔抗議の意思を表明するために〕アメリカの利益代表を務める駐テヘラン・スイス大使を外務省に呼びつけた。       イラン 全文をよむ

2010-12-01 サウジアラビア、ウィキリークスの主張を否定 (Jam-e Jam紙)

サウジアラビアは、先日ウィキリークスが公開した文書は自らとは無関係だ、と表明した。       サウジアラビア外務省のウサーマ・アル・ナグリー報道官は、自国の立場は常に明解だと指摘し、「サウジアラビア王国が米政府に対して、イランの核計画を止めることを目的に同国を攻撃するよう呼びかけた、との内容の同サイトが公開した文書は、サウジアラビアとは無関係である」と付け加えた。 全文をよむ

2010-12-01 PJAK(クルディスタン自由活動党)メンバー4名逮捕 (Jam-e Jam紙)

国境警備警察長官は、4名のPJAKのメンバーが先週逮捕されたことを明らかにした。       クウェート沿岸警備隊長と会談したホセイン・ゾルファガーリー准将は、その傍らで記者団との会見に応じ、シャヒード・ベヘシュティー大学教授の殉教という結果を残した、テヘランで月曜日に発生したテロに触れ、「国境警備にあたっている全職員は、国境管理のために、厳戒態勢を敷いている」とも語った。 全文をよむ

2010-12-01 国軍海上部隊の潜水艦、公海に派遣へ (Jam-e Jam紙)

 国軍総司令官は、公海におけるイランの国益保護活動で〔国軍の〕海上部隊が成果を収めていることについて指摘し、「近い将来、〔国軍の〕海上部隊の潜水艦が公海に派遣される日もくるだろう」と語った。       サーレヒー少将は、海上部隊の合同朝礼で、さらに「戦略部隊として唯一行動しているのが、〔国軍の〕海上部隊である。この部隊は、戦艦を公海に派遣し、ミッションを果たすだけの能力をもっている。また、神の助けによって近い将来、潜水艦を公海に配置することになるだろう」と指摘した。 全文をよむ

2010-12-01 外務報道官「西洋諸国の治安機関の協力なくしてウィキリークスの文書流出はあり得ない」 (Jam-e Jam紙)

月曜日〔11月29日〕、大統領は国内外のマスコミ関係者との記者会見において、ウィキリークスから流出した文書には法的価値はないと述べた。これを受け、外務報道官も文書の流出は仕組まれたものであり、不審な思惑を隠し持ったものだと指摘した。       ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官は国内外のマスコミ関係者との記者会見で、次のように述べた。「〔核問題をめぐる欧米諸国との〕協議が話題になっているなかで、こうした文書が流出したことに対しては、強い疑念を抱かざるを得ない。西洋諸国、特にアメリカの治安 全文をよむ

2010-11-30 ハーメネイー最高指導者「シオニスト体制がある限り、抵抗し続けなければならない」 (Jam-e Jam紙)

イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、レバノンのサアド・ハリーリー首相とその随行団と会談し、レバノンはシオニスト略奪体制との対決の最前線に位置する重要な国だと指摘した上で、「イラン・イスラーム共和国は、レバノンが繁栄と幸福、発展と前進を成し遂げることを望んでいる」と語った。       同氏は、イランはレバノンの進歩と繁栄のためにいかなる助力も惜しまないと強調した上で、「レバノン人民の幸福は、イランにとっての喜びである。レバノンの労苦が、イランにとって悲しみであるのと 全文をよむ

2010-11-30 ウィキリークス、サウジアラビアがイラン核施設への攻撃を求めていたことを暴露 (Mardomsalari紙)

日曜日の夜にインターネットサイトのウィキリークスで公開された「公文書」とされるものによると、サウジアラビアのアブドゥッラー国王は数回にわたって、アメリカに対しイランの核施設への攻撃を求めていたという。       ISNA(イラン学生通信)によると、ウィキリークスは英紙ガーディアンや独誌デア・シュピーゲル、仏紙ルモンドなどマスコミ5社に対し、25万枚に及ぶ機密文書を〔事前に〕提供した。これらの機密文書には、アメリカ外交当局の外交政策や、テロや核の拡散防止に関する機微な情報など、さまざまな問題が取 全文をよむ

2010-11-29 ナスルッラー書記長「レバノンは歴史上、きわめて敏感な瞬間に近づいている」 (Jam-e Jam紙)

ハリーリー首相「レバノン政府は抵抗運動を支持する」      レバノン・ヒズブッラーのサイイド・ハサン・ナスルッラー書記長は昨日、ベイルートにある「サイイドゥッ・シュハダー」大学の卒業式で、ラフィーク・ハリーリー元首相暗殺に対する〔特別国際〕法廷の調査方法を批判し、レバノンの今日的諸問題について説明した上で、同国の将来に抵抗運動が果たすであろう役割について大いに強調した。       同氏の演説は、レバノンのサアド・ハリーリー首相がテヘランを訪れ、同国の政府ならびに国民はヒズブッラーを支持してい 全文をよむ

2010-11-28 レバノンのサアド・ハリーリー首相、イランを公式訪問 (Jam-e Jam紙)

レバノン首相、三日間にわたるテヘラン訪問でイラン当局と濃密な協議を行う見込み      昨日、サアド・ハリーリー氏がレバノンの首相として初めて、三日間の日程でテヘラン入りした。       レバノン首相のテヘラン訪問は、レバノンにおける現在の緊張を緩和し、危機の発生を未然に防ぐための努力の一環と考えられる。なお、マフムード・アフマディーネジャード大統領が先のメフル月下旬〔10月中旬〕にレバノンを公式訪問した際、同大統領は同国の閣僚や、ヒズブッラーの指導者らをはじめとするさまざまなグループ・部族の 全文をよむ

2010-11-27 レバノン首相、本日テヘランを訪問 (Jam-e Jam紙)

レバノンのサアド・ハリーリー首相は同国高官団の団長として、本日イランを訪れる。サアド・ハリーリー氏にとって、今回が初のテヘラン公式訪問であり、ハリーリー内閣の閣僚5名を含む政権高官らも、同氏に同行する模様だ。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、サアド・ハリーリー首相は3日間の日程で行われる今回の訪問で、マフムード・アフマディーネジャード大統領やモハンマド・レザー・ラヒーミー第一副大統領をはじめとする我が国の当局者らと会談する予定である。       これとの関連で、駐レバノン 全文をよむ

2010-11-24 イランとガンビア、国交断絶 (Jam-e Jam紙)

複数の通信社が伝えたところによると、ガンビアはイランとの全ての関係を解消し、〔同国に駐在する〕イランの外交官らに対し、同国から退去するよう48時間の猶予を与えた。      ガンビア当局は、この決定の理由について明らかにしていない。      こうした中、国家安全保障外交政策委員会のアラーオッディーン・ボル―ジェルディー委員長は、IRNA(イラン国営通信)との会見で、今回の国交断絶はアメリカの圧力によるものであるとし、「イラン・イスラーム共和国とアフリカ諸国の関係拡大に対して、アメリカとその同盟 全文をよむ

2010-11-24 駐イラン日本大使、大統領上級補佐官と会談 (Iran紙)

サマレ=ハーシェミー大統領上級補佐官は、イラン・日本関係を前向きに評価した上で、「イラン政府の方針は、今ある友好関係・文化にもとづいて、関係をより強化することである」と語った。       セイエド・モジタバー・サマレ=ハーシェミー補佐官は日本の新大使との会談で、両国関係の発展を阻害するようなものはまったく存在しないと強調した上で、近い将来、政治・経済をはじめ、さまざまな分野で両国関係が発展することに期待を表明した。       日本の駒野新大使もこの会談の中で、日本はイランとの協力拡大を望んで 全文をよむ

2010-11-23 「パキスタンでイラン人5人が殺害」の報道:イラン大使の反応 (Jam-e Jam紙)

 パキスタンのバローチスターン州で、イラン人5人が正体不明の武装集団に射殺されたとの報道が流れたことを受け、駐イスラマバード・イラン大使は「被害者の身元はまだはっきりとしていない。我々はこの問題についてパキスタン外務省と協議し、報道された内容について〔何か分かった場合は〕真っ先にイラン大使館に通報するよう要請した」とコメントした。       シャーケリー大使はその上で、「被害者たちがイラン人であるとされているのは、彼らが互いにペルシア語を話していたと言われていることから判断されたものにすぎない 全文をよむ

2010-11-23 ラーリージャーニー:アメリカは「人権」をイランに圧力をくわえるための手段にしている (Jam-e Jam紙)

 モハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー人権本部書記は、CNNテレビとの会見で「平和的核技術をイランから奪おうとするアメリカの試みは、失敗に直面している。ホワイトハウスは『核のイラン』を認める他はない」と強調した。       ラーリージャーニー氏はこの会見で、人権問題はイランにとって重要かつ基本的なものであると述べ、「人権問題はアメリカや一部のヨーロッパ諸国によって、イランに圧力を加えるための政治的道具と化している。なぜなら、それらの国々はイランに存在する民主主義を受け入れようとしないか 全文をよむ

2010-11-23 イランとアルジェリア、11の諒解覚書に署名 (Jam-e Jam紙)

 イラン・イスラーム共和国とアルジェリア民主人民共和国は、アルジェリア首相の二日間にわたるテヘラン訪問の最後に、11の協力諒解覚書に署名した。       この11の諒解覚書は、モハンマド・レザー・ラヒーミー第一副大統領とアルジェリアのアフメド・ウーヤヒア首相が見守る中、両国の関係閣僚・当局者らによって大統領府で署名が行われた。 全文をよむ

2010-11-18 アフマド・ハータミー「シオニストたちの不敗神話は終わりを告げた」 (Jam-e Jam紙)

テヘランで犠牲祭の礼拝導師を務めたアフマド・ハータミー氏〔※改革派の前大統領モハンマド・ハータミー氏とは別人〕は、革命の勝利がもたらした恩寵の一つとして、イスラームの躍進と超大国の威容の崩壊があると指摘した上で、「シオニストの不敗テーゼは、すでに終局に達している」と述べた。       ファールス通信の報道によると、〔アーヤトッラーよりもワンランク下の〕ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンであるセイエド・アフマド・ハータミー氏は犠牲祭を祝う礼拝での説教で、次のように続けた。「〔2006年7 全文をよむ

2010-11-18 イラン外務省、カナダへの渡航について警告 (Jam-e Jam紙)

イラン外務省は、カナダにおける反イスラームの風潮と同国政府のイラン人に対する人権無視の対応について指摘し、カナダへの渡航に関する同省の勧告に真剣に耳を傾けるよう警告した。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、外務省の声明には次のようにある。「カナダにおける反イスラーム的・イラン恐怖症的風潮が、同国の政府ならびに非政府機関の行動に影響を与えており、さまざまな口実を付けてはイラン市民を逮捕・追放するような行為が横行している」。      〔‥‥〕       外務省はカナダを訪問す 全文をよむ

2010-11-18 ドイツ人2名のスパイ容疑、固まる (Jam-e Jam紙)

東アゼルバイジャンの司法長官は、タブリーズで逮捕された2人のドイツ人のスパイ容疑が固まったことについて、明らかにした。       マーレク・アジュダル=シャリーフィー氏はメフル通信とのインタビューのなかで、ドイツ人2名は世論捜査とスパイ目的でタブリーズに潜入したと指摘した上で、「彼らは旅行者と称してイランに入国したが、タブリーズでの行動や〔反体制的な〕潮流作りに関わっていた事実から、この者たちがスパイ行為のためイランに来たことが判明した」と述べた。       東アゼルバイジャン司法長官は続け 全文をよむ

2010-11-18 第3回カスピ海沿岸諸国首脳会議、開催される (Jam-e Jam紙)

第3回カスピ海沿岸諸国首脳会議が、沿岸5カ国の首脳の出席により、本日バクーで始まった。この会議では、イラン、アゼルバイジャン、ロシア、カザフスタン、及びトルクメニスタンの各共和国が、カスピ海の法的地位をめぐる諸問題について意見交換がおこなわれる他、カスピ海治安協力協定の調印もなされる予定だ。       第1回カスピ海沿岸諸国首脳会議は、1381年オルディーベヘシュト月〔西暦2002年4/5月〕、サパルムラト・ニヤゾフ・トルクメニスタン大統領(当時)の提案により、沿岸諸国の首脳がアシガバードに集 全文をよむ

2010-11-18 軍事演習「ヴェラーヤト3」、始まる:最新防衛システムの試験運用に成功 (Jam-e Jam紙)

昨日、軍事演習「ヴェラーヤトの空を守る者たち3」の2日目が行われ、国の対空防衛における新たな管制システムの試験運用が成功した。       ISNA(イラン学生通信)の報道によると、軍事演習「ヴェラーヤトの空を守る者たち3」のスポークスマンである司令官ハミード・アルジャンギー第二准将は、「演習第一ステージの2日目、我々は全国に張り巡らせた管制システムを中心に演習を行った」と述べ、「この演習では、我が国の7000キロメートルに及ぶ管制網内に数千人の管制官が参加した。全員が先進通信システムを使用して 全文をよむ

2010-11-16 ハーメネイー最高指導者:「反イスラーム主義戦線」は衰退しつつある (Jam-e Jam紙)

イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は大巡礼団に宛てたメッセージのなかで、「今日世界では、イスラーム覚醒の波が拡大している。この事実は、イスラーム共同体に良き未来を告げるものである」と強調した。       イスラーム革命最高指導者が大巡礼団に宛てたメッセージ全文は、以下の通り。      慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名において      〔‥‥〕       今日世界では、イスラーム覚醒の波が拡大している。この事実は、イスラーム共同体に良き未来を告げるものである。イス 全文をよむ

2010-11-16 ジャヴァード・ラーリージャーニー氏、西洋諸国の人権の悪用を批判 (Jam-e Jam紙)

 人権本部書記で、司法権長官の国際問題担当上級顧問を務めるモハンマド・ジャヴァード・ラーリージャーニー氏は、「人権〔という領域〕は、西洋諸国による政治的悪用の場となってはならない」と述べた。       ジャーメ・ジャムの報告によると、イランのハイレベルなニューヨーク訪問団の団長を務めている同氏は、「我が国に敵対的な決議案を〔国連に〕提出している西洋諸国の行為は、まったくもって違法かつ不愉快な行為である」と語った。       この訪問団は、西洋諸国による反イランの決議案の起草者たちに対して、イ 全文をよむ

2010-11-15 イラン大統領選後の混乱にソロスの陰あり (Jam-e Jam紙)

ファールス通信の報道によると、アメリカのメディア関係者があるテレビ番組で、イランで起きた最近の事件〔※2009年大統領選後の混乱を指す〕に、ジョージ・ソロスの強い関与があったことを暴露したとのことだ。      アメリカのメディア界で人気パーソナリティの一人であるグレン・ベック氏はFOXニュースの特別番組に出演し、その中でアメリカの著名な億万長者ジョージ・ソロス氏がイランやビルマといった国の事件に強く関与していたことを認める発言をした。      彼はさらに、上記の番組で〔‥‥〕ソロスが〔イラン 全文をよむ

2010-11-13 ローマ教皇特使がイランを訪問:ゴムの一部宗教指導者と会談 (Jam-e Jam紙)

ローマ教皇ベネディクト16世の代理人として、ジャン・ルイ・フォラン枢機卿がイランを訪問した。イランのアフマディーネジャード大統領がローマ教皇に宛てた親書に対する教皇からの返書を同大統領へ渡すこと、及びゴムを訪問して高位の宗教的権威・ウラマーたちと会談することが目的である。       先のメフル月中旬〔西暦10月上旬〕、イラン国会のモハンマド・レザー・ミールタージョッディーニー副議長はイタリアおよびバチカンを訪問、イタリアの当局者と会談する一方で、イラン大統領の書簡をバチカンの現ローマ教皇ジョセ 全文をよむ

2010-11-13 オバマ米大統領、イラン資産の凍結を更に1年延長 (Jam-e Jam紙)

 「チェンジ」をスローガンにしてホワイトハウス入りを果たしたバラク・オバマ米大統領だったが、そんなオバマ氏も歴代のアメリカ大統領に倣うかのように、アメリカ国内におけるイラン資産の凍結を更に1年間延長することを決定した。       オバマ大統領はアメリカ議会へのメッセージの中で、イラン暦1358年〔西暦1979年〕に「対イラン・イスラーム共和国国家緊急事態」の名目のもとで決められたこの凍結措置を延長する理由として、米・イラン関係正常化が実現していないことを挙げている。 全文をよむ

2010-11-11 イラン人宗教指導者、ワッハーブ派の拘束から解放される (Mardomsalari紙)

110日間にわたりワッハーブ派の牢獄で囚われの身となっていたゴムのイスラーム神学校の宗教指導者が釈放され、その後イスラーム教国イランに帰国した。       ゴムのイスラーム神学校で教宣員を務めていたホッジャトルエスラーム〔※宗教指導者の尊称〕のヤーセル・ハリーリー氏は、4ヶ月前にサウジアラビアで逮捕され、110日間に及ぶ拘束の末、イスラーム教国イランに帰国、〔第8代イマーム・レザーの妹が埋葬された〕聖なるファーテメ廟を訪ねた後、アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーと面会した。      全文をよむ

2010-11-10 ブッシュ、対イラン攻撃を検討していたことを告白 (Jam-e Jam紙)

アメリカのジョージ・ブッシュ前大統領は、自身の新著の中で、自らの好戦的性格を証明するような興味深い告白をしている。       ウェブサイト「イラン・ディプロマシー」によると、英ガーディアン紙は同書の一節に触れて、「ブッシュ氏は、イラン及びシリアに対する攻撃を検討するよう、ペンタゴンに命令を下していた」と指摘しているという。       ガーディアン紙が入手した497ページからなるブッシュ執筆の同書のなかで、米前大統領は「私は対イラン攻撃用に準備された作戦計画を検討するよう、ペンタゴンに指示した 全文をよむ

2010-11-07 ラーリージャーニー国会議長、ストロー元英外相のイラン招待を否定 (Jam-e Jam紙)

国会の広報部は、ラーリージャーニー国会議長が元イギリス外務大臣のジャック・ストロー氏のイラン訪問を招待したとされる報道を否定する内容の声明を発表した。       イラン国営放送報道センターによると、声明はアリー・ラーリージャーニー氏側がストロー元外相のイラン訪問を招待した事実はまったくないと強調したうえで、「このようなメディアの詐欺的行為は、国民の不安をあおるだけであり、責任ある国のメディアはこの種の報道をながす前に、真偽をきちんと確かめるべきである」と指摘する内容となっている。        全文をよむ

2010-11-06 イギリスに通じたテロリスト4名を逮捕:これまでに5名の殺害に関与 (Jam-e Jam紙)

情報省は、イラン西部マリーヴァーン市で4名のテロリストが逮捕されたことを明らかにした。同省はまた、これらのテロリストはイギリスと通じており、これまでに5名の市民殺害に関与したことを強調した。       イラン学生通信の報道によると、情報省はさらに、大量の武器や同テロ組織に関する資料などが発見されたことを明らかにし、「逮捕された者たちは、過去2年間で5件のテロを実行したこと、テロ行為1件につき2万ドルの報酬を得る約束になっていたこと、しかし逮捕時までに8千ドルしか受け取っていないことなどを自供し 全文をよむ

2010-11-06 外務省、ジョンドッラーに対するテロ組織指定を歓迎 (Jam-e Jam紙)

 イラン外務報道官は、アメリカが〔アブドルマーレク・〕リーギーのテロ集団〔=ジョンドッラー〕を同国のテロ組織のリストに掲載したことに対し、正しい行動であるとする認識を示した。       ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官はその上で、「イラン・イスラーム共和国は、ジョンドッラーやトンダル、PJAKなどのテロ組織への支援政策を、アメリカが実際の行動において改めたときに、それを〔再度〕評価することになるだろう」と述べた。 全文をよむ

2010-11-06 ラーリージャーニー氏、元英国外相を招待 (Jam-e Jam紙)

 元英国外相で、現在下院議員を務めるジャック・ストロー氏が、来年(西暦)初めにも議会の代表団を率いてテヘランを訪問する予定だ。       先週、英下院のイラン・イギリス有好議員連盟の共同代表に就任した同氏は、「我々は先日、イラン国会議長より友好議員連盟議員団のテヘラン訪問に関して、招待状を受けとった。この招待状は、イギリス議会が受領したものだ」と述べた。 全文をよむ

2010-11-06 旧アメリカ大使館占拠記念祝典が開催:若者の革命的ビジョンを示す (Iran紙)

【政治部】「世界的抑圧と闘かう国民の日」を祝う式典が木曜日、テヘランの学生・生徒たちの情熱あふれる参加のもと、アメリカ・スパイの巣窟〔=旧在イラン米大使館〕の前で開催された。       〔この式典で〕イラン国営放送総裁のセイエド・エッザトッラー・ザルガーミー氏は、次のように演説した。「〔世界中の〕すべてのアメリカ大使館には、《スパイ活動司令部》なる部局が存在している。この部局の任務とは、各国におけるアメリカのスパイ活動を企画し、敵対的反体制グループを支援することである」。       同氏はさ 全文をよむ

2010-11-04 ハーメネイー最高指導者「アーバーン月13日はアメリカの強欲と、革命的青年たちの勇敢さの象徴」 (Iran紙)

【政治部】イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイーは、水曜日〔11/3〕の朝、数千人もの生徒たちとの熱気あふれる面会のなかで、アーバーン月13日〔11/4〕は、アメリカの強欲さと、偶像主義体制〔=革命前のシャー体制〕の〔欧米に対する〕従属、〔未来への〕ビジョンに依拠した信仰心の抵抗力、〔革命運動の〕舞台に上がった若者世代の前衛性、そして革命的青年たちの勇敢さと大胆さを象徴する日だと指摘し、「今日、イラン国民はこれまで以上に、強い決意と力強さをもって、高い目標と幸福の頂点へと向かって 全文をよむ

2010-11-03 イラン外務省、フランスへの渡航に警告 (Jam-e Jam紙)

フランス政府が自国の安全を確保できない危機的状況が続いていることから、イラン外務省は自国民にフランスへの渡航を控えるよう勧めることになった。       サルコジ政権の政策の一つである年金制度改革に抗議の意志を表明するため、フランスではストライキやデモ、さらには路上での暴力行為などが、1ヶ月間以上にわたり続いている。      〔‥‥〕       フランス政府はこうした混乱に対抗するため、治安部隊や機動隊を投入し、抗議運動の参加者多数を逮捕した。こうした混乱と時を同じくして、アルカーイダもフラ 全文をよむ

2010-11-01 外国大使館に不穏な動き:軍統合総司令部が警告 (Jam-e Jam紙)

軍統合副参謀長(文化・国防宣伝担当)はメフル通信の取材で、テヘランにある複数の外国大使館が不穏な動きを見せていることに対して、警告を発した。       マスウード・ジャザーイェリー司令官は以下のように述べた。「最近、われわれはテヘランにある一部の外国大使館が不穏な動きをみせ、〔怪しげな場所に〕出入りしている様子を目にしている。関係機関がこうした反革命的かつ反体制的な動きに対して、より注意をはらうことを、国民は望んでいる。特に、一部の大使館は在イラン・アメリカ大使館がかつて担っていた役割、もっと 全文をよむ

2010-10-28 モラレス・ボリビア大統領、イランを離れる (Jam-e Jam紙)

ボリビアのエヴォ・モラレス大統領は昨日、アフマディーネジャード大統領が見送る中、テヘランを離れた。両国政府は昨日、モラレス氏のテヘラン訪問の終わりに際して、5通の協力文書に署名した。       ボリビア大統領は昨日、国会の公開本会議場で演説を行い、その中で、革命国家が助け合うならば、帝国主義は速やかに消滅するだろうと強調した。       ジャーメ・ジャムの報告によると、モラレス氏は、ボリビアはイランとの協力関係を必要としていると指摘した上で、イランの人々のホスピタリティーに感謝の意を表明し、 全文をよむ

2010-10-28 イランによる対アフガニスタン支援報道をめぐり、国会議員2名が応酬 (Jam-e Jam紙)

大統領事務所長〔※エスファンディヤール・ラヒーム=マシャーイー氏〕がアフガニスタンに援助を行っていたことについて国会に何の説明もなかったとして、コドラトッラー・アリーハーニー議員(カズヴィーン選出)が抗議の声を上げたことに対し、国家安全保障外交政策委員会の委員長は批判する発言を行った。       ジャーメ・ジャムの報告によると、ガズヴィーン選出のアリーハーニー議員は議事に入る前の冒頭演説で、大統領事務所長がアフガニスタンに支援を行っていたことについて、国会に何の説明もなかったことを批判した。こ 全文をよむ

2010-10-27 外務報道官「ウィキリークスの主張に対しては対抗措置を講ずる」 (Jam-e Jam紙)

インターネットサイトのウィキリークスが反イラン的主張を公表していることに対し、イラン外務報道官は反応を示し、「こうした非倫理的な動きに対しては、いかなるものであれ、対抗措置を講ずるつもりだ。決して認めるわけにはいかない」と述べた。       ウィキリークスは最近、対イラク戦争に関する米軍の機密書類を暴露したが、こうした書類の中に、イランが2004年から2009年にかけて、イラクの武装集団とつながり、これらに支援を行っては、暴力行為に関与していたとする内容が含まれていた。また機密書類には、イラン 全文をよむ

2010-10-26 ジャヴァード・ラーリージャーニー氏「ウィキリークスのドキュメントは改変されている」 (Jam-e Jam紙)

「イラン・イスラーム共和国人権本部」のジャヴァード・ラーリージャーニー書記は、ウィキリークスによって公開されたドキュメントは改変されたものだと述べた上で、「このサイトはアメリカ人自身の手の中にあり、彼らによって運営されている」と語った。       メフル通信によると、ジャヴァード・ラーリージャーニー氏はシンポジウム「アメリカにおける人権」でこのように述べ、さらに次のように付け加えた。「このサイトは、イラク戦争、及びアフガニスタン戦争に関するドキュメントを流したが、戦争の真実を暴露しようというよ 全文をよむ

2010-10-23 アフマディーネジャード、ハリーリーとナスルッラーを調停 (Jam-e Jam紙)

レバノンの複数のメディアは、イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領が、レバノン・ヒズブッラーのサイイド・ハサン・ナスルッラー書記長と同じくレバノンのサアド・ハリーリー首相の間の調停を図っていたと報じた。       レバノン通信の報道によると、イラン大統領は〔レバノン訪問時に行われた〕サイイド・ハサン・ナスルッラー書記長との会談のなかで、ハリーリー首相とナスルッラー書記長の会談をセッティングしようと試みたという。       ハリーリー首相はアフマディーネジャード大統領との会談でこの問 全文をよむ

2010-10-23 アフマディーネジャード、サウジアラビア国王と電話会談 (Jam-e Jam紙)

イラン・イスラーム共和国のアフマディーネジャード大統領はサウジアラビア国王との電話会談のなかで、自らのレバノン訪問の中心的目的は団結を呼びかけることだったと指摘した。       アフマディーネジャード大統領はサウジアラビアのアブドゥッラー国王と電話会談を行い、少し前に行われたサウジアラビア国王のレバノン訪問を肯定的に評価した上で、「われわれのレバノン訪問も、レバノンにおける団結と連帯の完全なる確立を目指したものだ」と語った。 全文をよむ

2010-10-19  レバノンでアフマディーネジャード暗殺計画未遂? (Jam-e Jam紙)

クウェート紙「アル・スィヤーサ」は、マフムード・アフマディーネジャード大統領がレバノン訪問中、一部のグループによる暗殺計画を間一髪逃れていたと報じた。       ニュースサイト「マシュレグ」によると、暗殺計画はアフマディーネジャード大統領のレバノン南部訪問を標的にしたもので、レバノン軍からの情報によって、未遂に終わったという。       アル・スィヤーサ紙は、事情にきわめて通じているとされる筋からの情報として、アフマディーネジャード大統領一行が演説のためにビント・ジャビールに到着するのが2時 全文をよむ

2010-10-19 チャベス・ベネズエラ大統領、イランを訪問 (Jam-e Jam紙)

ベネズエラのウゴ・チャベス大統領が昨夜、テヘラン入りした。       今回で八度目となるイラン訪問で、チャベス大統領は二国間関係や地域協力、ならびに国際情勢について、イラン指導部と意見交換する予定。       チャベス氏のテヘラン訪問は、ヨーロッパ・中東諸国歴訪の一環であり、同氏はこの歴訪の旅をロシアから始めた。       同氏はその後、ベラルーシとウクライナを訪問し、そこからテヘランにに向かった。テヘラン訪問後は、シリア、リビア、ポルトガルを訪れる予定だ。 全文をよむ

2010-10-19 ハリーリー・レバノン首相、近くイランを訪問か (Jam-e Jam紙)

レバノンのサアド・ハリーリー首相が、近くイランを訪問する予定だ。       イラン・イスラーム共和国のガザンファル・ロクンアーバーディー駐レバノン大使は昨日、アミール・ラフード前レバノン大統領と会談した後、このことを発表した。しかし、このことについての詳細は述べなかった。       ロクンアーバーディー大使は、イラン大統領のレバノン訪問の際に武器売却に関する合意が締結に至らなかった理由について、「この問題については話し合いが行われているところであり、両国で検討が続けられている」と述べた。 全文をよむ

2010-10-19 イスラーム革命最高指導者「イラクの繁栄は治安の確立と政府樹立にかかっている」 (Jam-e Jam紙)

イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイーは昨日朝、イラクのヌーリー・マーリキー首相とその随行団との会談で、イラク国家はイラン・イスラーム共和国にとって兄弟であると指摘し、イラクの新政府樹立が数ヶ月も遅れていることに言及して、「政府を可及的速やかに立ち上げ、治安を完璧に確立することこそ、イラクにとって重要かつ必要なことである。なぜなら、イラクが繁栄と発展を成し遂げ、イラク国民が自らにふさわしい地位を獲得するためには、この二点の実現が必要不可欠だからである」と強調した。       同 全文をよむ

2010-10-14 レバノン、アフマディーネジャード大統領を手厚く歓迎 (Jam-e Jam紙)

イラン大統領による二日間にわたるレバノン訪問の行程が、昨朝始まった。レバノン国民は大々的な歓迎を行い、イラン大統領歓待に向けてレバノンは完璧な準備態勢を整えているとの数日来の報道を、行動で証明した。       昨日、外交・経済団の団長としてベイルート空港入りしたマフムード・アフマディーネジャード大統領の最初のスケジュールは、レバノン大統領と会談することだった。しかし、アフマディーネジャード大統領は会談より前にまず、同大統領を歓迎するために集まってきた市民らの間をかいくぐるようにして、空港から大 全文をよむ

2010-10-13 レバノンでアフマディーネジャード大統領への歓迎ムード、高まる (Jam-e Jam紙)

イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領はレバノン諸派の団結と連帯のメッセンジャーとなるべく、本日レバノンに向けて出発した。       二日間の日程で行われる今回の訪問は、レバノン大統領の公式の招きによって実現したもので、両国の政治的関係の発展と経済的・政治的・文化的協力の深化をその基本的目的としている。アフマディーネジャード大統領はレバノンのミシェル・スライマーン大統領やサアド・ハリーリー首相、ナビーフ・ビッリー国会議長らと会談する予定。       アフマディーネジャード大統領はま 全文をよむ

2010-10-11 大統領:「クーデターこそ、覇権主義体制がラテンアメリカで用いてきた手法」 (Jam-e Jam紙)

イラン大統領は、アメリカはこれまでラテンアメリカ諸国に影響力を及ぼそうとしてきたと指摘した上で、「ラテンアメリカで覇権主義体制が用いてきた唯一の手法こそ、クーデター計画の立案であった」と述べ、〔世界の〕諸国民による意識的な政治参加こそ、これを無力化させる方法に他ならないとの見方を示した。       メフル通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード氏はキューバのブルーノ・ロドリゲス外相との会談で、「ラテンアメリカ地域の国々とイランの関係拡大を阻む障害や制約など、一切存在しない」と付け 全文をよむ

2010-10-11 アマルとヒズブッラー、共同声明を発表:アフマディーネジャード大統領のレバノン訪問に際し (Jam-e Jam紙)

レバノン・ヒズブッラーとアマル運動は共同声明のなかで、〔レバノンを訪問する〕イラン大統領を空港から〔ベイルート〕市中心部にかけて大々的に歓迎するよう呼びかけた。       レバノンのアル・マナール放送は、同国で活動するヒズブッラーとアマル運動による共同声明を読み上げ、そのなかでイランのマフムード・アフマディネジャード大統領を大々的に歓迎するよう、市民に訴えた。       アフマディーネジャード大統領の小さな写真も添えられたこの声明は、ベイルート国際空港から同市街にかけて行われる予定のアフマデ 全文をよむ

2010-10-07 サッファール=ハランディー「第三次世界大戦は《ソフトな戦争》という形ですでに始まっている」 (Mardomsalari紙)

革命防衛隊総司令官文化顧問は、「第三次世界大戦は、前の二つの大戦のような《武器による戦争》ではなく、むしろ新たな戦争は《ソフトな戦争》という形を取る、そしてこうした戦争が開始されてすでにかなりの時間が経っている、というのが我々の見解だ」と語った。       ISNA(イラン学生通信)によると、モハンマド・ホセイン・サッファール=ハランディー氏はケルマーン市のホセイニーイェ〔※第三代イマーム・ホセインの殉教にまつわる行事が行われる場所〕「サーロッラー」に集まった同市の指導者たちとの集会において、 全文をよむ

2010-10-07 アフマディーネジャード「世界の状況を変革するために、われわれは立ち上がる必要がある」 (Mardomsalari紙)

アフマディーネジャード大統領は、「〔欧米に代わって〕世界秩序の運営に乗り出さざるを得ない状況に、われわれは置かれている」と述べ、「世界の状況を変革するために、われわれは立ちあがる必要がある」と述べた。       イラン国営通信(IRNA)の報告によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はゴレスターン州訪問の二日目、同州の〔国会・地方議会〕議員や文化人らとの集会で、「イランには〔中東の重要なアクターであるという〕地域的な立場があるが、しかし人類の要求にこたえる義務もある」と付け加えた。  全文をよむ

2010-10-06 大統領、経済を混乱に陥れようとする者たちに警告 (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領は国の経済を混乱に陥れようと考えている者達に対して警告を発し、「もし流言を流して国の経済を混乱させようと意図している者、あるいは集団について情報が得られた場合は、国民の目の前で、彼らの根絶が行われるだろう」と明言した。       〔イラン国営放送の〕中央報道局が伝えたところによると、政府・閣僚らによる三度目のゴレスターン州訪問でゴルガーン市民らの前で演説を行ったマフムード・アフマディーネジャード大統領は、さらに次のように付け加えた。「我が国の経済に、異常な状況など一 全文をよむ

2010-10-05 米によるイラン当局者8名への制裁措置に対し、三権の長が反発 (Mardomsalari紙)

アメリカ政府が、イラン当局者8名に対し渡航制限と資産凍結措置をとったことを受け、三権の長をはじめ、我が国の責任者たちからは激しい非難の声が上がっている。       ISNA(イラン学生通信)によると、司法権長官は、人権ヘの対応における西洋諸国、特にアメリカのダブルスタンダードを批判して、「気高く公正な人なら誰でも、アメリカで人権擁護を声高に叫ぶ人々のダブルスタンダードな振る舞いを遺憾に思うはずだ」と述べた。       アーヤトッラー・サーデグ・アーモリー=ラーリージャーニー〔司法権長官〕は、 全文をよむ

2010-09-29 イラン、ロシアの非合法的措置に対し公式に反応を示す (Jam-e Jam紙)

国連安保理によって地対空ミサイル「S-300」のイランへの売却は禁じられているとロシア側が主張する中、イラン外務省報道官は「安保理決議第1929号には、この種の国防兵器は含まれない」と強調した。       ジャーメ・ジャーム紙の報道によると、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は国内外のメディア関係者との記者会見で、イランへのS-300納品契約をロシア側が破棄したことに対し、「我々とロシアの間ではすでに契約が成立しており、両者の義務は明確である。それゆえ、その契約・義務に基づいて行動が起こされ 全文をよむ

2010-09-17 アリーアクバル・ヴェラーヤティー「イスラームへの恐怖感情は反イスラーム主義の始まり」 (Mardomsalari紙)

最高指導者国際問題担当上級顧問のヴェラーヤティー氏は、「敵はイスラーム教徒間の対立を煽ったが、そこからなんら成果を挙げることができなかった。そこで彼らは、イスラーム教徒に対する十字軍主義的な偏見を、キリスト教世界で扇動しようと考えている。そうすることで、彼らはアメリカやNATOによる侵略を宗教的に正当化しようとしているのだ」と語った。       アリーアクバル・ヴェラーヤティー氏はあるインタビューのなかで、9・11以降、反イスラーム主義がいかなる戦術を採用し、またアメリカがその後イスラーム世界 全文をよむ

2010-09-16 専門家会議議員「アメリカ人たちがイスラームに傾きつつあることが敵の怒りを刺激している」 (Mardomsalari紙)

テヘラン選出の最高指導者専門家会議議員は、アメリカでコーランが焼却された事件についてふれ、「アメリカの人民自体が成長し、イスラーム〔への信仰〕に大々的に傾きつつある状況が、大国の怒りを刺激しているのだ」と述べた。       ホッジャットルエスラームのマフムード・アラヴィー師はメフル通信とのインタビューのなかで、イランでイスラーム革命が起きて以降、イスラームは日増しに拡大を続けていると指摘した上で、「あらゆる制裁にもかかわらず、自らの足で立ち、さらにはイスラーム教徒や自由を希求する者たちすべてに 全文をよむ

2010-09-13 アメリカでの聖典コーランへの侮辱行為に対する反発、広がる (Jam-e Jam紙)

米フロリダ州のキリスト教会牧師は、聖典コーランへの侮辱行為を撤回した。それにもかかわらず、昨日、一部のニュース専門チャンネルはアメリカの一部州で、イスラーム教徒たちが奉ずる天啓の書に対して、侮辱行為が行われたと報じた。       「ルースィヤー・アルヤウム」の報道として中央報道局が伝えたところでは、反イスラーム主義者数名が昨日ホワイトハウス正面で集会を開き、このグループのリーダーがコーランを一部焼却したという。       アメリカの別の過激グループもまたコーランを侮辱し、英訳されたコーランを 全文をよむ

2010-09-07 アフマディーネジャード「イランに敵対的な行動はいかなるものであれ、イスラエルの『時代のステージからの抹消』を意味する」 (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領は、一日間の日程で行われたカタール訪問を終え、月曜日の朝に帰国した。      〔‥‥〕       大統領は、カタールのハムド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長との共同記者会見で、「敵に対するイラン国民の力は決定的であり、それは〔敵を〕後悔に縁に追い込むほどのものである。イランに敵対的な行動はいかなるものであれ、敵の覇権・栄華の終焉をもたらすだろう」とし、さらに「シオニスト体制は、イラン国民にとって〔尊重されるべき国として〕考慮される存在ではない」と語った。  全文をよむ

2010-08-30 メフマーンパラスト外務報道官、イギリス政府との関係見直しに言及 (Jam-e Jam紙)

外務省報道官は、イギリス政府の行動に対してイランにはよい心証がないと指摘した上で、「国民や国会議員らが目撃してきた重大問題とのかかわりで、イギリス政府との関係はこれまでも一部で見直されてきたし、今後も必ず見直されるであろう」と述べた。       ラーミーン・メフマーンパラスト氏はファールス通信との会見において、さらに次のように述べた。「テヘランに駐在しているイギリス大使、ならびに同国の一部政府当局者たちは、イラン世論を煽るような発言を行い、またそれを〔意図的に〕狙おうとしている。こうした行動は 全文をよむ

2010-08-28 イラン、世界大戦の損害を請求 (Jam-e Jam紙)

大統領事務所のマシャーイー所長は、第一次・第二次世界大戦による被害に関し、イラン・イスラーム共和国として正式に損害請求を行ったことを発表した。       イラン国営通信によると、「イラン:勝利の掛け橋」と題された集会で演説したエスファンディヤール・ラヒーム=マシャーイー氏は、今回の発表について、イラン国民の歴史にさらなる名誉を刻むための偉大な出発点であると位置づけた。       同氏は、当時の証拠書類を集めるために気高き研究者や知識人たちが貴重な努力を払ったことについて指摘し、「大統領の指示 全文をよむ

2010-08-18 イラン、二基の新型ミサイル実験を実施:国防相「長距離対空防衛兵器の生産を計画」 (Jam-e Jam紙)

国防軍需相は、「我々は軍事製品の提供を受けるにあたり、他の国に期待するようなことはなくなるだろう〔=軍事物資の自給自足が達成できるだろう〕」と語り、「我々は欲しいものはどんなものでも、自国内で生産するつもりである。現在、国防省は長距離対空防衛システムの製造を計画しているところだ」と述べた。       ファールス通信によると、アフマド・ヴァヒーディー司令官は昨日、モルダード月31日〔西暦2010年8月22日〕の「防衛産業の日」を目前に控えて行われた初めての記者会見のなかで、「同日、国防省の新たな 全文をよむ

2010-08-14 オバマ・アフマディーネジャード会談の可能性、高まる (Jam-e Jam紙)

米国家安全保障担当大統領補佐官は発言のなかで、アメリカとイラン両国の大統領が国連総会の傍らで会談を行う可能性があることを明らかにした。       ジェイムズ・ジョーンズ大将によると、バラク・オバマ米大統領もマフムード・アフマディーネジャード大統領も、ともに9月の国連総会に出席する予定であり、そうである以上、両者がその場で会談する可能性があるという。       中央報道局が伝えたところによると、ジョーンズ大統領補佐官はしかし、会談に前提条件を設け、イラン政府に対し「特典」を要求している。同補佐 全文をよむ

2010-08-10 情報相「抑圧主義諸国は昨年の暴動に170億ドルを費やした」 (Jam-e Jam紙)

情報相は、イラン・イスラーム共和国内においてソフトな戦争を遂行するために、抑圧主義諸国は膨大な予算を費やしていると指摘し、「彼らは昨年の暴動〔※2009年大統領選挙後の混乱のこと〕で、約170億ドルの費用をイランで使った」と述べた。       中央報道局によると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※アーヤトッラーよりもワンランク下の宗教指導者への尊称〕のヘイダル・モスレヒー氏は第27回「全国教育長会議」において、世界の抑圧主義諸国によって過去30年にもわたって行われてきたイスラーム共 全文をよむ

2010-08-09 アフマディーネジャード「敵は制裁によってイラン経済への足場を失った」 (Jam-e Jam紙)

大統領は、強権的列強〔=欧米〕による対イラン制裁が、ドルによる世界支配の終焉へと向かう急激な動きの始まりとなるだろうと指摘し、「敵どもはこれらの制裁によって、イラン経済への足場を失ったのだ」と述べた。       中央報道局の記者の報告によれば、マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、旧国会議事堂で開かれた第8回「世界モスク週間祝賀祭」で、「制裁によってイラン国民を弱体化させることはできない。むしろ、彼らの不撓不屈・独立不羈の精神を日毎に高めてくれるだろう」と明言した。       大統 全文をよむ

2010-08-09 モッタキー:イランはレバノン・シリアとともにある (Jam-e Jam紙)

テヘラン=ベイルート=ダマスカス間の外交的な往来が活発化している中、イラン外相は、「文字通りの意味で、イランはレバノンとシリアの政府・国民とともにある」と強調した。       マヌーチェフル・モッタキー外相は、テヘランで行われたレバノン外相との共同記者会見において、「我々は継続的に、互いに意見交換をしているし、我々の同胞からのいかなる支援要請も、イラン・イスラーム共和国は受け容れる」と述べた。      [中略]       モッタキー外相は、シオニスト体制がレバノン領内への侵犯行為を行ったこ 全文をよむ

2010-08-09 潜水艦4隻が国軍の新たな戦力に追加 (Jam-e Jam紙)

国防省海軍工廠(こうしょう)製の最新鋭潜水艦「ガディール」4隻が国軍海上部隊に納品され、また中距離国防システム「メルサード」のハータモル・アンビヤー防空基地への納品も行われた。これにより、イランの国防力は空・海両面において強化された。       4隻の潜水艦「ガディール」の国軍海上部隊への納品は昨日、国防軍需相のアフマド・ヴァヒーディー革命防衛隊准将と国軍海上部隊司令官のハビーボッラー・サイヤーリー准将の見守る中、行われた。       中央報道局が国防省国防宣伝局の発表として伝えたところによ 全文をよむ

2010-08-03 アフマディーネジャード「アメリカと対話する用意がある」 (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領は、アメリカ政府がイラン・イスラーム共和国とのハイレベルな対話を求めていることに言及し、「我々はハイレベルな対話を好む人間である。しかし対話は、正義と互いに対する敬意に基づくものでなければならない」と述べた。       メフル通信によると、マフムード・アフマディーネジャード氏は昨日、「首脳会議ホール」において催された在外イラン人大集会において、われわれは昨年もオバマ氏との対話の用意があることを表明したことについて指摘した上で、こう付け加えた。「今年のシャフリーヴァル 全文をよむ

2010-08-03 革命防衛隊副司令官「イランは想定される米の攻撃に対応するための強力な計画を有している」 (Jam-e Jam紙)

「アメリカはイラン攻撃に向けた計画を用意している」とのマイケル・マレン米軍統合参謀本部議長の発言を受け、革命防衛隊政治担当副総司令官は「イラン・イスラーム共和国の軍は何年もかけて、想定されるアメリカやシオニスト体制のあらゆる種類の攻撃に対応するべく、強烈かつ強力な計画を用意してきた」と述べた。       イラン国営通信の報道によると、ヤドッラー・ジャヴァーニー司令官は、マレン氏の主張は心理作戦にすぎないと指摘し、「イランを軍事攻撃する勇気など、アメリカやシオニスト体制にはない」と強調した。   全文をよむ

2010-07-29 アフマディーネジャード、地域諸国への攻撃を目論むアメリカのシナリオの詳細を指摘 (Jam-e Jam紙)

マフムード・アフマディーネジャード大統領は今週の初め、アメリカによって計画された新たなシナリオの存在について明らかにしたが、同大統領は〔昨日〕再び、このシナリオの詳細について言及した。そのなかで大統領は、イランと周辺地域におけるその同盟者〔※シリアや、レバノン・ヒズブッラーのこと〕に対して、アメリカが取る可能性のある行動について、説明を行った。       大統領は、「アメリカがイランに対して強力な宣伝戦を仕掛けるためのシナリオを書いたという、正確な情報を我々は得ている。ロシア大統領が〔私たちに 全文をよむ

2010-07-28 国軍航空部隊による大規模軍事演習が土曜日より開始 (Jam-e Jam紙)

『ヴェラーヤトの聖域を身を挺して守る者たち2』と名付けられた国軍航空部隊による大規模軍事演習が、モルダード月9日〔西暦2010年7月31日〕からハマダーン地域で始まる。       国軍航空部隊作戦担当副司令官のモハンマド・アラヴィー航空第二准将は、IRNA(イラン国営通信)との会見の中で次のように発表した。「この軍事演習はモルダード月9日から16日〔西暦2010年7月31日から8月7日〕までの一週間、ハマダーン地域で催される」。       アラヴィー副司令官はまた、今回の軍事演習にはF-5、 全文をよむ

2010-07-25 ザーヘダーンでのテロに関与した容疑者ら、逮捕 (Jam-e Jam紙)

内務省治安担当次官は、ザーヘダーンでのテロに関与した容疑者らを特定し、逮捕したことを明らかにした。       アリー・アブドッラーヒー次官はイラン国営通信(IRNA)との会見の中で、ザーヘダーン事件の自爆犯らを支援していた容疑者ら複数を特定し、逮捕したことを発表した上で、「自爆犯らを何らかの方法で支援した者たちの特定作業は、今後も続けられる」と述べた。       内務省次官はさらに、「ザーヘダーンの大モスクでテロを実行した者たちがリーギーの組織に属していたことは、ほぼ確定的である」と強調した 全文をよむ

2010-07-22 アミーリー氏、貴重な情報をイランにもたらす (Jam-e Jam紙)

ある情報筋によると、アメリカ諜報機関についての貴重な情報がシャフラーム・アミーリー氏によってイランにもたらされたという。       ファールス通信によると、この情報筋は、アミーリー氏をめぐる問題はCIAとイラン諜報機関との間の一種の情報戦争であり、それはイランによって計画され、コントロールされていたと指摘して、以下のように述べたという。「我々の目的は、CIAの内部から良質な情報を入手することであった。シャフラーム・アミーリー氏がアメリカにいた1388年の終わり〔2010年3月頃〕に、我々は彼と 全文をよむ

2010-07-22 ジャザーイェリー司令官「ペトレアスのアフガニスタン赴任によってテロは増大するだろう」 (Mardomsalari紙)

イラン軍統合参謀本部の文化・国防宣伝担当副参謀長は、「アフガニスタンにペトレアスが赴任することで、テロは増加し、広範囲にわたるアメリカの敗北が決定づけられるだろう」と述べた。       ISNA(イラン学生通信)の報道によると、ジャザーイェリー革命防衛隊准将は米英の占領軍が長期にわたって無駄にアフガニスタンに駐留し続けていることに注意を促した上で、次のように述べた。「アメリカが豊穰なる中東地域に駐留し続ける黄金時代はすでに終わりを迎え、アメリカを地域から追放してしまえという考え方が、〔中東の人 全文をよむ

2010-07-22 露軍高官「ロシアにはS-300ミサイルシステムをイランに引き渡す計画はない」 (Mardomsalari紙)

ロシア連邦軍事技術協力局の副局長は、S-300ミサイル防衛システムについて触れることなく、「ロシア政府は、巨大なミサイルシステムのイランへの引渡しを自粛するつもりである」と述べた。       ILNA(イラン労働通信)がドイチェ・ヴェレを引用して伝えたところによると、アレクサンドル・フォミン氏は、ロシアは最新の国連安保理決議に従うと強調して、「巨大ミサイルシステムをイランに引き渡す計画は、我が国にはない」と述べた。       セルゲイ・ラブロフ露外相はこれより前、「ロシア政府はS-300防衛 全文をよむ

2010-07-21 アメリカ、MKOをイラン国境の山岳地帯に移す計画か (Jam-e Jam紙)

アメリカは「偽善者のテロ組織」〔※反体制組織モジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)のこと。以下MKO〕をテロ指定リストから外そうと目論んでいるが、一部報道によると、それと同時並行するかたちで、米当局はクルディスタン労働者党(PKK)指導評議会に文書を送り、MKOメンバーらにイラン国境地帯のカンディール山脈に定住する許可を与えるよう要請したという。       ファールス通信によると、イラク領からの米軍の撤退時期が近づき、またイラク政府がテロ組織MKOのメンバーの逮捕と同国からの追放を決意するなか、 全文をよむ

2010-07-21 イラン、欧米の二枚舌な対応を厳しく批判 (Jam-e Jam紙)

イランのマヌーチェフル・モッタキー外相は昨日、EUの外交責任者との会談で、テロに対する欧米の二枚舌な対応を厳しく批判した。       ISNAによると、EUの外交責任者であるキャサリン・アシュトン氏の呼びかけで、カーブル国際会議のかたわらで行われたこの会談のなかで、マヌーチェフル・モッタキー氏は、アブドルマーレク・リーギーをはじめとするテロリストが一部の外国と通じていたことを認めていたことについて指摘した。       同氏はさらに、アフガニスタンにおいてジョージ・ブッシュは政策面での失敗を犯 全文をよむ

2010-07-20 大統領「ザーヘダーンでの事件は最近のオバマの威嚇を素直に解釈した結果」 (Jam-e Jam紙)

大統領は、ザーヘダーンで発生したテロ事件について、米大統領の最近の対イラン発言を素直に解釈し〔実行し〕た結果であり、先の国連安保理決議の延長線上にあるものだとの見方を示した。       マフムード・アフマディーネジャード大統領はカズヴィーン州で、〔‥‥〕同州の鉱工業関係者たちとの集会のなかで、さらに「植民地主義者たち、抑圧主義者たちがイラン国民に対して憤激しているのは、爆弾を作ろうとしているからではなく、イラン国民の集合的精神が目覚めたためなのである。イランの敵は、もしこの集合的精神が目を覚ま 全文をよむ

2010-07-20 イラン最新鋭潜水艇、7月中にも実戦配備へ (Jam-e Jam紙)

国防軍需相は、最新鋭の潜水艇をモルダード月前半〔西暦7月下旬〜8月上旬〕までに海軍に納品する予定であることを明らかにした。       ファールス通信によると、アフマド・ヴァヒーディー司令官は「この潜水艇は先進技術を備えており、水中での操作性も高い。最新鋭の武器も搭載している」と述べた。       ヴァヒーディー国防相はまた、S-300ミサイルをめぐるロシアとの契約について、「我々は依然、対話を通じてこの問題を追求していきたいと考えている」と指摘した。       同相はさらに、「アメリカは新 全文をよむ

2010-07-19 司法権長官「ザーヘダーンでのテロ事件に対する欧米の二枚舌な対応は受け容れられない」 (Jam-e Jam紙)

司法権長官はザーヘダーンで発生した先のテロ事件を非難した上で、「欧米は、今回の悲劇を表面的には非難する一方で、その実、ウラではこの邪悪なる〔テロ〕集団による惨劇を物質的・精神的に支援してきた。こうした欧米の二枚舌的で偽善的な対応は、健全なる理性にとっては決して受け容れられるようなものではない」と述べた。       ファールス通信によると、アーヤトッラー・サーデク・アーモリー=ラーリージャーニーは最高司法会議で、以下のように付け加えた。「我が同胞27名を殉教に至らせ、200名以上の負傷者を出した 全文をよむ

2010-07-17 アミーリー氏「アメリカは私を占領下のパレスチナへ移動させる計画だった」 (Iran紙)

【政治部】昨年のホルダード月(西暦5~6月)にサウジアラビアとCIAの諜報員らによる合同治安作戦でアメリカに拉致された、マーレク・アシュタル大学研究者のシャフラーム・アミーリー氏が、ワシントンにあるイラン・イスラーム共和国利益代表部へ避難した後、木曜日の早朝に第三国経由でイランへと帰国した。       複数の通信社の報道によると、シャフラーム・アミーリー氏はイマーム・ホメイニー国際空港にて領事・国会担当のハサン・ガシュガーヴィー外務次官や家族、ならびに国内外の多数の記者の出迎えを受けた。   全文をよむ

2010-07-15 シャフラーム・アミーリー氏、イランに帰国 (Jam-e Jam紙)

14カ月前アメリカによって拉致されたイラン人研究者のシャフラーム・アミーリー氏がイランに帰国した。       火曜日の朝、ワシントンにあるイラン・イスラーム共和国利益代表部(パキスタン大使館)を訪れた同氏は、イランの努力と在ワシントン・パキスタン大使館の協力の甲斐あって、テヘラン時間の昨朝、利益代表部の代表が見送るなか、ドーハ(カタールの首都)を目指してアメリカの地を出発、帰国の途についた。       イラン・イスラーム共和国外務省領事担当次官のハサン・ガシュガーヴィー氏は、中央報道局とのイ 全文をよむ

2010-07-14 シャフラーム・アミーリー、在米イラン利益代表部に避難 (Jam-e Jam紙)

14ヶ月前、巡礼旅行の際にアメリカ当局によって誘拐されたイラン人研究者、シャフラーム・アミーリー氏がテヘラン時間で昨朝、ワシントンにあるイラン・イスラーム共和国利益代表部に現れ、テヘランへの早期帰国を求めた。       同氏はニューヨーク駐在の中央報道局記者との電話インタビューのなかで、次のように語った。「インターネット上で私のインタビュー映像が流れ、この誘拐事件によるアメリカ政府の醜態が世に知れ渡ったことを受け、彼らは事件の真実を否定し、この誘拐にふたをするために、私を黙らせ、一部の国の航空 全文をよむ

2010-07-12 MKOの幹部38名の逮捕、開始される (Jam-e Jam紙)

イラク内務省第一次官は、〔イラク国内にいる〕「偽善者のテロ集団」〔※反体制組織モジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)のこと。フセイン体制時代にMKOはイラク国内に基地を設置し、対イラン工作に従事していた〕の幹部らの逮捕が開始され、彼らを司法当局に引き渡す予定であることを明らかにした。       ファールス通信の報道によると、イラク内務省のイーラン・ハーリド第一次官は、同国の刑事高等裁判所から偽善者集団のメンバー38名の名前が記載された通達を受け取ったことに言及し、「今しがたこれらの人物全員の名前 全文をよむ

2010-07-11 アフマディーネジャード大統領「アメリカは《タウヒード》への最大の障害」 (Jam-e Jam紙)

アフマディーネジャード大統領は、「《タウヒード》〔※神の唯一性、神の唯一性の下で一つになること〕を希求する人々にとっての最大の障害は、抑圧体制の存在である。圧制的で正義を敵視するアメリカ政府は、こうした抑圧の権化に他ならない」と述べた。       ファールス通信によると、同大統領は第27回国際コーラン暗誦コンテストの開会式に出席し、次のように強調した。「今日、世界を支配しているこの体制〔=抑圧体制〕は、その複雑怪奇さ、権能、影響力、そして神の理想からの乖離という点から言えば、歴史上最悪かつ最も 全文をよむ

2010-07-11 ジャヴァード・ラーリージャーニー、メディア攻撃による司法の方針転換を否定 (Jam-e Jam紙)

司法権人権本部の書記は、司法機関で有罪判決が下された某被告への判決をめぐって、最近西洋メディアが大規模な攻撃を仕掛けていること〔※〕に言及し、「我が国の司法制度が、西洋の侵略やメディアの圧力を理由に、自らの方針を変更するようなことはありえない」と述べた。   〔※訳註:姦通罪で有罪宣告を受けた女性に対して投石刑の判決が下されたことに関し、アムネスティ・インターナショナルや欧米政府が批判の声を上げたことを指す〕       IRNA(イラン国営通信)の報道によると、モハンマド・ジャヴァード・ラーリ 全文をよむ

2010-07-05 ハサン・ナスルッラー、ハーメネイー最高指導者にお悔やみ:ファドゥルッラー死去で (Jam-e Jam紙)

〔レバノン・ヒズブッラーの指導者である〕サイイド・ハサン・ナスルッラーはレバノンのシーア派最高権威(マルジャ)の大学者ファドゥルッラーが亡くなったことを受け、ハーメネイー革命最高指導者を筆頭とするすべてのマルジャに対し、お悔やみのことばを述べた。ナスルッラー氏はそのなかで、「われわれは善き知恵と戒めに従って、他者との対話を重んずる人間になること、また圧制に抗い占領者に対して抵抗を行っている人々の一部となることを、彼の学派から学んだ」と述べた。       ゴム神学校講師協会も声明を発表して、大学 全文をよむ

2010-07-04 米艦船によるイラン旅客機撃墜事件、22度目の記念日を迎える:大統領がメッセージを発表 (Jam-e Jam紙)

イラン大統領は、ペルシア湾で起きた米軍艦ヴィンセンスによるイラン旅客機撃墜事件の22周年記念日に際してメッセージを発出し、その中で、この事件はアメリカのリベラル・デモクラシーの汚辱に満ちた記録の中でも、際立って黒ずんだシミとして残っていると述べた。       イラン大統領広報室の報告によると、アフマディーネジャード大統領はメッセージの中で、以下のように述べた。「この悲しむべき人災は、単なる事故としてではなく、実際には人類に対する宣戦布告であり、人権とテロとの闘いを主張する〔米政府をはじめとする 全文をよむ

2010-07-03 英首相、BBC Persianに対して予算を保証 (Jam-e Jam紙)

デイヴィット・キャメロン英首相は、政府予算の削減により、福祉サービスにも大なたが振るわれている状況にもかかわらず、英国民に向けて「BBC Persianへの資金供給については、今後もきちんと継続することをお約束できるだろう」と述べた。       同首相はこう述べた上で、さらに次のように加えた。「BBC Persian放送は、我々にとって非常に重要であり続けるだろう。我々は、世界に英国の影響力を浸透させるための構想をどのように練るか、ソフト・パワーについての全要素に気を配る必要がある。その具体的 全文をよむ

2010-07-01 シャフラーム・アミーリー氏、最新のビデオをインターネット上に公開 (Jam-e Jam紙)

マーレク・アシュタル工科大学の研究者で、昨年メディナでアメリカの治安部隊によって誘拐されたシャフラーム・アミーリー氏が、インターネット上にアップした最新のビデオの中で、バージニア州においてアメリカの治安関係者の手から逃れることに成功し、現在ある安全な場所で過ごしていると発表した。       同時に彼は、アメリカの治安関係者によっていつでも再び拘束される可能性があるとして、すべての人権団体に対し、自由を手に入れることができるようアメリカに圧力をかけてほしいと訴えた。 全文をよむ

2010-06-30 カナダ警察の粗暴な対応にイランが抗議 (Jam-e Jam紙)

外務省の報道官は、カナダで開かれたG8及びG20会合について〔抗議デモを行うなどして批判的〕意見を表明していた人々に対して暴力を振るい、大々的な拘束が行われたことに関し、これを非人道的であると指摘し、同国において平和的デモに対して粗暴な対応が行われたことを強く非難した。       中央報道局の報告によれば、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官はさらに「平和的なデモ行進に対して暴力的な手段・方法を用いることは、いかなる基準をもってしても正当化できない。カナダ政府の対応は、表現や集会の自由という点 全文をよむ

2010-06-29 在テヘラン・フランス大使館前で集団抗議 (Jam-e Jam紙)

殉教者の家族やテヘラン市民らからなる一団が昨日、フランス政府による「偽善者のテロ組織」[※現イラン・イスラーム共和国体制の主要反体制組織モジャーへディーネ・ハルグ(MKO)を指す]への支援に抗議するため、テヘランにある同国大使館前で集会を開いた。       抗議集会に集まった人々は、偽善者テロ組織による犯罪行為を非難する内容の横断幕やプラカードを掲げながら、同テロ組織のメンバーらをイラン政府へ引き渡すよう、フランス政府に求めた。 全文をよむ

2010-06-28 ガザへの支援船の派遣はいまだ予定に組み込まれている:「中止」報道を否定 (Jam-e Jam紙)

イラン外務省アラブ・CIS(旧ソ連)担当次官は、イランからガザへの支援船の派遣に関し、一部の通信社が、シオニスト体制による威嚇の結果、イランが断念したと報じたことについて、「イランの市民団体・NGOから支援船を派遣する計画は、依然として予定に組み込まれている」と述べた。       モハンマド・レザー・シェイバーニー氏はさらに、「〔イランからのガザ支援船の〕派遣の時期については、世界各地から派遣される支援船の国際的な動きと調整して、決められることになるであろう」と加えた。 全文をよむ

2010-06-27 シェイホルエスラーム氏、ガザへの支援物資の船による輸送断念を発表 (Jam-e Jam紙)

「パレスチナのインティファーダを支持する国際会議」の事務局長は、船によってガザ地区に輸送される予定であったイラン・イスラーム共和国市民の支援物資について、他の方法による輸送が検討されていることを発表した。       イラン国営通信(IRNA)によると、ラシュトでの記者会見で、ホセイン・シェイホルエスラーム氏は、シオニスト体制によって封鎖されたガザ地区の人々への〔イラン〕市民による支援物資を載せたイラン船が出航を取りやめた最大の理由について、同体制が人道支援に対して暴力的かつ非人道的な対応を行っ 全文をよむ

2010-06-22 ハータモル・アンビヤー部隊司令官「メキシコ湾での原油汚染阻止に革命防衛隊が協力する用意」 (Mardomsalari紙)

革命防衛隊ハータモル・アンビヤー部隊の司令官は、正式な要請があれば、〔メキシコ湾での〕原油汚染を食い止めるために、同部隊の専門家を派遣する用意があることを明らかにした。       メフル通信の報道によると、ハータモル・アンビヤー部隊司令官のロスタム・ガーセミー革命防衛隊准将は、「メキシコ湾で発生した原油掘削プラットフォームの破壊から2ヶ月が過ぎても、原油の噴出を食い止めることができないとは、自らをテクノロジーの揺りかご、産業と世界経済の超大国を自認するアメリカやイギリスといった国々にとって、実 全文をよむ

2010-06-22 アフマディーネジャード大統領「イランは世界でもっとも偉大な国へと変貌を遂げつつある」 (Mardomsalari紙)

大統領は、「ウルグアイはイラン・イスラーム共和国にとって、きわめて重要な、鍵となる国の一つである」と述べ、両国間の協力関係のレベル向上に期待を表明した。       イラン学生通信(ISNA)によると、マフムード・アフマディーネジャード博士は新たに赴任するイランの駐ウルグアイ大使と面会し、そのなかで〔‥‥〕独立不羈の国々への支援に万全を期す必要があると強調し、次のように語った。「あなた方大使は、正確な広報に努め、様々な面会をこなすことで、自立した国々との関係拡大に努力しなければならない。なぜなら 全文をよむ

2010-06-21 イラン東部の凶悪事件に終止符:リーギー、テロ事件の犠牲者家族の立会いのもと処刑 (Jam-e Jam紙)

イスラーム革命裁判所によって下された判決に基づき、「アブドルマーレク」こと、本名アブドルマジード・リーギーが、昨日早朝、エヴィーン刑務所で絞首刑に処された。       テヘラン一般革命検察庁広報サイトによると、この判決はリーギーの凶悪なテロ行為によって命を落とした殉教者たちの家族らが見守るなかで、執行されたという。       また同広報サイトによると、リーギーは裁判の中で、自身が運営する組織の責任を認め、一部殺人では自ら犯行に手を染め、また一部では殺人を命ずる立場にあったことを自白した。   全文をよむ

2010-06-15 イラン最高裁判所長官「シオニストたちはムスリムとキリスト教徒を『時代のステージから抹消』しようとしている」 (Mardomsalari紙)

イラン最高裁判所長官は、テヘラン及びイラン北部を管轄するアルメニア正教の大司教との会談で、「シオニストたちは我々とあなた方の共通の敵だ。彼らは我々を、『時代のステージから消し去ろう』としている」と強調した。       ファールス通信がイラン最高裁判所広報の発表として伝えたところによると、アーヤトッラー・モフセニー=ゴルカーニー長官は月曜日の朝、テヘランとイラン北部を管轄するアルメニア正教の大司教やアルメニア正教徒代表の国会議員ら〔※〕、及び彼らの随行団と面会した。   〔※イランでは全国会議員 全文をよむ

2010-06-13 アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニー、ガザ訪問の用意を発表 (Mardomsalari紙)

アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーは、「私は抑圧されしガザの人々を助けるために、かの地へ行く用意がある。その途上での殉教は、大いなる名誉となろう」と述べた。       ニュースサイト「ラサー」によると、マルジャエ・タグリード(シーア派最高の宗教的権威)の一人であるアーヤトッラー・ホセイン・ヌーリー=ハメダーニーは昨日正午、イスラーム革命防衛隊の司令官らと面会し、イスラーム革命の勝利において亡きイマーム〔=ホメイニー師〕が果たした、他に代え難き役割について言及し、「亡きイマームは自身の賢明か 全文をよむ

2010-06-09 外務省報道官「アメリカとサウジによる政治的誘拐事件を徹底的に調査する」 (Jam-e Jam紙)

外務省報道官は、先日〔イラン国営放送で〕放映された、誘拐されたイラン人のシャフラーム・アミーリー氏の動画に関して、「このイラン国籍の人物は、アメリカとサウジアラビアの諜報機関の協力によって誘拐された。イラン・イスラーム共和国はこの誘拐事件について、法的・政治的観点から追跡調査を行う」と述べた。       ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官は国内外のマスコミ関係者との記者会見のなかで、「アメリカは自己の欲望を満たすためならば、証拠をでっち上げるなど、どんなことでも厭わない」と指摘した上で、 全文をよむ

2010-06-08 アミーリー氏「アメリカによって誘拐され、8ヶ月にわたって厳しい拷問を受けた」 (Jam-e Jam紙)

〔サウジアラビアの〕メディナで誘拐されたイラン人のシャフラーム・アミーリー氏がビデオテープを公表し、欧米メディアの主張に反して、自身はアメリカとサウジアラビアの諜報機関による合同作戦によって、昨年のホルダード月〔西暦2009年5〜6月〕に誘拐され、現在アメリカのツーソンという町に暮らしていることを明らかにした。       アメリカの各メディアはこれより前、イランの核の専門家であるシャフラーム・アミーリー氏は機密情報とともに、自ら進んでアメリカに亡命したと報じてきた。       アミーリー氏の 全文をよむ

2010-06-08 イラン、人道支援船三隻をガザに派遣へ (Jam-e Jam紙)

イラン・イスラーム共和国赤新月社の国際関係局長は、「我々は船3隻と飛行機1機を、人道支援物資ならびに救援隊員を乗せて、ガザに派遣したいと考えている」と述べた。       アブドッレオフ・アディーブザーデ氏は中央報道局との会見のなかで、さらに「今ちょうど2隻の船を借りているところだ。70名の救援隊員・看護師・医師を乗せた船と、食料品や医薬・医療品などを含む人道救援物資を搭載した船の計2隻を、トルコ政府との調整の上で、ガザに向けて送る予定だ」と語った。       同氏は加えて、「この作業は今週末 全文をよむ

2010-06-02 ハーメネイー最高指導者「ガザの封鎖を打ち破れ、イスラエルの指導者どもを裁判にかけろ」 (Iran紙)

イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、メッセージを発表し、その中で、シオニスト体制による人道支援船への残虐かつ罪深き襲撃は、世界中の人々の民意や人間的良心への攻撃に他ならないと断じ、「今日、パレスチナはもはやアラブやイスラームだけの問題ではなく、現代世界の人権問題そのものである。この残忍で傲慢な体制を支持している者たち、特にアメリカやイギリス、そしてフランスは〔今回の問題に関して〕真摯に答える責任がある」と強調した。      イスラーム革命最高指導者のメッセージは以 全文をよむ

2010-06-01 イスラエルに対して世界が嫌悪感を表明:アフマディーネジャード大統領も非難 (Iran紙)

■ ガザ市民に対する支援船へのシオニスト体制コマンド部隊による前代未聞の襲撃によって、乗組員750名中、20名が殉教、50名が負傷し、80名が身柄を拘束された。      ■ アフマディーネジャード大統領は、「ガザ沿岸地域でシオニストたちが起こした、血にまみれた犯罪行為は、人権を振りかざす西洋諸国〔の誠実さ〕を測る試金石となろう」と語った。      ■ 国家安全保障最高評議会のジャリーリー書記は、ガザ支援船へのシオニスト体制の攻撃について、同体制がいかに野蛮で無能の極致にあるかを示す出来事だと 全文をよむ

2010-05-25 麻薬対策本部局長「アフガニスタンではアヘンに代わってハシーシの生産が盛んになっている」 (Mardomsalari紙)

麻薬対策本部局長は、国連事務総長特別代表(アフガニスタン担当)との会談で、国際連合薬物犯罪事務所(UNODC)の統計によると、世界の麻薬消費量は年間4500トンにのぼると指摘し、「NATO統治下にあるアフガニスタンの一部の地域では、アフガニスタン人はケシ栽培をやめ、代わりに大麻の実を栽培している。アヘンの代わりに、ハシーシの生産が急速に広がっている」と述べた。       イラン学生通信(ISNA)によると、アフマディーモガッダム博士はこの会談で、次のように明言した。「アフガニスタンにおけるこれ 全文をよむ

2010-05-25 アブドルハミード・リーギー、絞首刑に処される (Jam-e Jam紙)

イラン東部で活動していた悪のテロリスト、アブドルマーレク・リーギーの兄弟アブドルハミード・リーギーが、昨朝ザーヘダーン中央刑務所において、テロ事件の殉教者家族の立会いのもと、絞首刑に処された。       IRNA(イラン国営通信)の報道によると、アブドルハミード・リーギーの死刑執行には、タースーキー事件の殉教者家族も数人列席した。       アブドルマーレク・リーギー率いるテロ組織のメンバーであったアブドルハミード・リーギーの容疑には、20人以上の罪なき同胞を死に至らしめ、その他多数の負傷者 全文をよむ

2010-05-20 リーギーの告白、プレスTVで放映 (Mardomsalari紙)

テロ組織ジョンドッラーの元首領アブドルマーレク・リーギーは、イランでのテロと政情不安の拡大を図るアメリカの企てについて、さらなる詳細を暴露した。       ISNAの報道によると、テレビ局「プレスTV」に対して話をしたリーギーは、モロッコのカサブランカでNATOの代理を名乗る者たちと面会したことについて言及し、次のように述べた。   彼らに会った後、私たちはこれまでの出来事について整理してみた。その結果、我々の中に2つの疑問が生まれた。1つは、彼らがNATOの関係者であるのなら、なぜアフガニス 全文をよむ

2010-05-20 ヴァキーリーラード氏、19年ぶりに仏刑務所から釈放:「地獄をみた」 (Jam-e Jam紙)

フランスで拘束されていたイラン人アリー・ヴァキーリーラード氏が母国に帰還した。同氏は目に涙を浮かべ、震える声で話した。「本当に地獄をみた。そして、今日ここに天国をみつけた。心から嬉しく思う」。       ヴァキーリーラード氏は19年前、パフラヴィー王制最後の首相を務め、フランスへ逃亡していたシャープール・バフティヤール元首相を殺害したという根拠のない容疑で、逮捕・投獄されていた。       ファールス通信によると、同氏は昨日、記者団を前に「皆さんご安心を。言葉と思考と記憶の許す限り、言わねば 全文をよむ

2010-05-13 アーヤトッラー・マカーレム、アゼルバイジャン共和国におけるモスク破壊に警告 (Jam-e Jam紙)

偉大なるマルジャエ・タクリード〔「模倣の源泉」。シーア派宗教界の最高権威〕の一人が、シオニストとワッハーブ派信徒のアゼルバイジャン共和国におけるモスク破壊活動に対して警告を発した。       ファールス通信の報道によると、アーヤトッラー・ナーセル・マカーレム=シーラーズィーは、ゴムの大モスクで行われたイスラーム法学のハーレジ〔神学校の上級クラス〕の授業で、次のように語った。「最近、アゼルバイジャン国から接触があり、私のもとに手紙が届いた。アゼルバイジャン国で何らかの口実のもとモスクの破壊活動が 全文をよむ

2010-05-13 大規模軍事演習「ヴェラーヤト89」が終了 (Jam-e Jam紙)

「ヴェラーヤト(監督)89」と題された大規模海上軍事演習が水曜日、イラン領海で行われた海軍による雄々しき閲兵式をもって、終了した。       IRNA(イラン国営通信)の報告によると、今回の軍事演習の最終日には、「ジャマーラーン」や「サバラーン」〔※1970年代にイランが購入した英製フリゲート艦で旧称ロスタム〕、「アルボルズ」〔※同じく英製フリゲート艦で旧称ザール〕、「ナグディー」、「バーニードゥー」といった駆逐艦、「ハールク」や「バンダル・アッバース」、「トンブ」、「ラーヴァーン」といった輸 全文をよむ

2010-05-12 駐アフガニスタン・イラン大使、反イラン運動をめぐって高官らと相次いで会談 (Mardomsalari紙)

カーブル駐在のイラン・イスラーム共和国大使は、最近アフガニスタンで起きた反イラン運動〔※〕に関して、同国の高官らと会談を重ねていることに言及した上で、西洋諸国の一部の学術・文化機関がこうした動きに関与しているとの見方を示した。   〔※イランに住むアフガン人約9名が当局によって処刑されたことに対し、2週間前、アフガニスタン各地で比較的大規模な反イラン・デモが発生していた。〕       ファダー・ホセイン・マーレキー大使は、メフル通信とのインタビューの中で、一部の特殊な集団がアフガニスタンでイラ 全文をよむ

2010-05-12 米軍航空機、イラン側威嚇射撃に退却:米艦隊、軍事演習場から300km以上の距離に撤退 (Jam-e Jam紙)

イラン国軍の海上軍事演習場への接近をはかった米軍偵察機が、イラン側の時を得た防空威嚇射撃により、演習場からの撤退を余儀なくされるという出来事が起きた。       ファールス通信は、軍事演習「ヴェラーヤト89」一般地区にいた国軍総司令官サーレヒー少将の言葉として、次のように伝えている。「月曜日、一機の米軍偵察機が、我々のいた地区への接近を図った。しかし国軍による時を得た防空威嚇射撃により、同機は直ちに同地区から去っていった」。国軍総司令官はまた、国軍の軍事演習場から300km以上離れた場所に、米 全文をよむ

2010-05-11 ペルシア湾岸協力会議事務局長、イランに関して妄言 (Mardomsalari紙)

ペルシア湾岸協力会議のアブドゥッ・ラフマーン・ビン・ハムドゥル・アティーヤ事務局長は、信用のある学問の世界的権威全員が認める明白なる歴史的事実に疑問を投げかけ、「(ペルシア)湾周辺にペルシア人が姿を見せるようになったのは、サファヴィー朝の時代、つまり約5世紀前にさかのぼる」!!との妄言を吐いた。       イラン学生通信によると、アティーヤ氏はロンドン発行のアル・ハヤート紙とのインタビューの中で、こうした歴史に対する転倒した偽りの視点に依拠しながら、ペルシア湾という語彙を用いることは「歴史への 全文をよむ

2010-05-08 シオニストのテレビ局、偽称「ア・ラ・ビ・ア」湾を冠したセミナーを開催 (Iran紙)

放送局「ファルスィー1」は、一部の国の私欲により「ア・ラ・ビ・ア」湾なる偽りの名称を普及させることを目的に、偽称「ア・ラ・ビ・ア」湾を冠したセミナーを開催した。       シオニスト衛星TV局「ファールスィー1」は最近、不道徳かつ特定の社会的傾向を含んだ内容のテレビドラマを吹き替えによって放映し、明確な意図をもってイランの家族文化の破壊を試みている。       また同局は、イランの国益、そして当然〔のようにそれと結びついたイラン周辺〕地域の利益に敵対的な行為として、「ペルシア湾」ではなく「ア 全文をよむ

2010-05-04 在クウェート・イラン大使館が声明を発表:スパイ網との関係を否定 (Mardomsalari紙)

【政治部】クウェート紙「アル・カバス」は土曜日、治安関連の高官を名乗るある人物の発言として、クウェートの治安機関がイランのために働くスパイ網を解体したと報じた。またそれを受け、クウェートの国会議員らはイラン大使の国外追放を要求しているという。       この報道に対し、在クウェート・イラン大使館は対応に乗り出している。       在クウェート・イラン大使館の声明全文は、次のとおりである。   2010年5月1日土曜日付アル・カバス紙は、イスラーム革命防衛隊配下のスパイ網がクウェート国内で摘発 全文をよむ

2010-05-03 国防相、中型航空機製造計画、及び新たな対巡航ミサイル・システムの生産を発表 (Iran紙)

【政治部】イランが自前の力に依拠して、先端的な国防力の発展・確立へと突き進んでいることは、大きな重要性を有する事実であり、注目に値することだと、専門家らは証言している。       昨日、国防相の口からまたしても、国防上重要なニュースが二つ発表された。「100人から150人までを収容できる中型航空機の製造計画」、ならびに「毎分4000発の砲弾を発射する能力のある、新たな対巡航ミサイル・システムの生産」がそれである。       政治専門家らの指摘によると、防衛・軍事的手段を国内で設計・製造するこ 全文をよむ

2010-05-02 イラン製ヘリコプター「トゥーファーン」の運用、はじまる (Jam-e Jam紙)

ベイトル・モガッダス作戦〔※〕開始記念日に合わせる形で、イスラーム共和国軍陸上部隊航空隊へのヘリコプター「トゥーファーン」10機の最終納品式が行われた。また、214型ヘリコプターのコンポジットプロペラの大量生産ラインが、国防軍需相出席のもと、運用段階に入った。   〔※ベイトル・モガッダス作戦は、イラン・イラク戦争でのイラン側の作戦名の一つで、1982年5月に実施された。この作戦の結果、イラクによる対イラン侵攻以来占領されていたイラン南西部フーゼスターン地方が、イラン軍によって解放された〕   全文をよむ

2010-05-01 大統領「彼らは嘘偽りによってイランの歴史を歪曲しようとしている」 (下) (Jam-e Jam紙)

 アフマディーネジャード氏はまた、安全やエネルギーをめぐる問題が我々の属する地域の主要問題となったことは、歴史上一度もなかったと指摘して、次のように述べた。「世界で支配的な位置を占めるべき論争は、文化と〔世界の〕統治のあり方をめぐるものでなければならない。それ故、私たちが抑圧者たちに対して挑んでいる論争とは、〔他国への〕振る舞いや倫理、人間性をめぐるものなのである」。       大統領は、敵はイランの栄光ある歴史を隠蔽しようと企てていると強調して、次のように述べた。「文化と文明をめぐる論争であ 全文をよむ

2010-05-01 大統領「彼らは嘘偽りによってイランの歴史を歪曲しようとしている」 (上) (Jam-e Jam紙)

先週の木曜日と金曜日は、我が国の大統領にとって多忙な日々となった。マフムード・アフマディーネジャード大統領は、いくつかの式典への出席をこなし、さらにスィースターン・バルーチェスターン州での某プロジェクトの開業式典に出席して、多忙な週末を終えた。       マフムード・アフマディーネジャード氏は昨日、第六回ペルシア湾国民シンポジウムの閉会式のなかで、イランが世界秩序を運営する能力を有していることについて指摘し、次のように述べた。「もし、イラン国民の上につもった埃が取り除かれ、イラン国民の真実が世 全文をよむ

2010-04-27 「UAEのペテン」:UAEはイランに対して根拠のない主張を繰り返し、イスラエルの犯罪行為からアラブ世論を逸脱させようとしている(下) (Jam-e Jam紙)

3島問題は40年前に解決済み       国際関係の専門家であるピールーズ・モジュタヘドザーデ氏は、UAEの主張は非論理的だとし、こうした主張の根元は、古くから伝統的にイランに帰属していたペルシア湾南部全体を英国が占領し、その後さまざまな首長や部族に譲渡した時代に遡ると指摘している。       同氏は《ジャーメ・ジャム》とのインタビューのなかで、7~8年に及ぶ英国政府文書の調査で得られた証拠資料について指摘し、「英国がイラン領島嶼部を占領して一年が経った1904年、当時のイラン政府関係者らはこ 全文をよむ

2010-04-27 「UAEのペテン」:UAEはイランに対して根拠のない主張を繰り返し、イスラエルの犯罪行為からアラブ世論を逸脱させようとしている(上) (Jam-e Jam紙)

イラン・イスラーム共和国は近隣のアラブ諸国すべてと友好的な関係を維持しようと努力している。ところが、アラブ首長国連邦(UAE)は長年にわたり、3島をめぐって不当な要求を繰り出し、イラン政府との友好関係を損なおうとしている。       いうまでもなく、ここ最近、UAEが自らの主張を繰り出す際、同国の若き外相にその責任が委ねられている模様だ。同外相はここ数日間で2度にわたり、イラン・イスラーム共和国の領土の一体性を無視するかのような発言を行っているのだ。       メフル通信の報道によると、UA 全文をよむ

2010-04-24 イラン、高性能超高速艇を投入:「偉大なる預言者5」軍事演習で (Jam-e Jam紙)

イスラーム革命防衛隊海上部隊の特殊潜水部隊は昨日、大規模軍事演習「偉大なる預言者5」の第2フェーズを行った。       中央報道局によると、特殊潜水部隊は昨日、大規模かつプロフェッショナルな機雷敷設作業を行い、そこでの自らの能力の高さを示した。〔中略〕       訓練を積んだ革命防衛隊特殊部隊の横では、バスィージ(民兵部隊)の地方部隊もまた、地域の事情を熟知していることを理由に、潜水技術や機雷の敷設、各種機雷の除去・無力化についての繊細かつ厳しい訓練をうけ、革命防衛隊隊員らとともに、この重要 全文をよむ

2010-04-22 革命防衛隊、ペルシア湾で軍事演習を予定:主要目的はペルシア湾とホルモズ海峡の安全確保 (Jam-e Jam紙)

ペルシア湾の安全確保、国防上の備えのレベルアップ、そしてイラン軍の抑止力・能力の誇示という全体的目標とともに、本日ペルシア湾及びホルモズ海峡の一般地区において、「偉大なる預言者5」と題された合同軍事演習が行われる予定だ。       メフル通信によると、革命防衛隊総司令官代行のホセイン・サラーミー准将は、「今回の3日間にわたる軍事演習は、イスラーム革命防衛隊の陸海空各部隊の一部がそれぞれ参加する形で行われる予定である」と述べた。       同氏は、「この軍事演習では、世界経済にとって決定的な重 全文をよむ

2010-04-13 国軍陸上部隊司令官「敵の侵略に対する我々の戦術は消耗戦である」 (Mardomsalari紙)

イラン・イスラーム共和国軍陸上部隊の司令官は、「国軍陸上部隊には、8700㎞にわたるイラン・イスラーム共和国の国境を守り、いかなる国の侵入も許さないだけの完璧な能力がある」と語った。       ISNA(イラン学生通信)の報道によると、アフマドレザー・プールダスターン准将は昨日の朝に行われた記者会見で、「国軍に籍を置く我が人民の兵士たち、特に陸上部隊の兵士たちには、イラン・イスラーム共和国という存在を守り抜く力がある。国民は安心して欲しい」と強調した。      〔中略〕       同氏はさ 全文をよむ

2010-04-12 最新鋭対空防衛ミサイル・システム「メルサード」の運用が開始:国防相が発表 (Mardomsalari紙)

国防軍需相が見守る中、最新型対空防衛中距離ミサイル・システム“メルサード”の初号システムの生産作業が完了し、運用へ向けた準備が整った。       ISNA(イラン学生通信)によると、これに際して開かれた記念式典に出席した革命防衛隊准将のアフマド・ヴァヒーディー司令官は、その傍らで以下のように述べた。「対空防衛システム“メルサード”の初号システムは、すでに領空防衛基地への配備が可能な段階にある。このシステムは中距離防衛システムで、低空から中空を飛行する近代的航空機を破壊する能力を有している」。  全文をよむ

2010-03-31 パキスタンで囚われていたイラン人外交官、情報省によって救出 (Iran紙)

【政治部】「時のイマームの無名戦士たち」〔=情報省の諜報員のこと〕による複雑な諜報活動の結果、パキスタンで囚われの身となっていたイラン人外交官ヘシュマトッラー・アッタールザーデ氏が解放され、本国に帰還した。このイラン人外交官は1387年アーバーン月23日〔2008年11月13日〕、パキスタンのペシャーワルで、武装集団によって人質に取られていた。       約40日前には、イラン東部で活動していたテロ組織の首領アブドルマーレク・リーギーが、イラン情報省の見事な諜報活動によって逮捕されている。この 全文をよむ

2010-03-30 イラン、人身売買対策へ向けた法律制定を各国に呼びかける:IPUで (Iran紙)

イラン・イスラーム共和国の議員団は列国議会同盟(IPU)の会議の中で、人身売買、特に女性の売買に対する一部の国々の対応を批判し、世界にはびこるこの悪しき現象をなくすための本格的な法律の制定を、〔各国に〕呼びかけた。       IRNAの報道によると、第122回列国議会同盟(IPU)の会議が世界130カ国から1000名の出席者を迎えて、タイの首都バンコクで開催された。イラン・イスラーム共和国からも、モハンマド・ハサン・アブートラービー=ファルド国会第一副議長を団長とした議員団が同会議に出席してい 全文をよむ

2010-03-14 米による対イラン・インターネット戦争のネットワーク構成員30名が逮捕 (Iran紙)

【政治部】テヘラン一般革命検察庁広報部は声明を発表し、アメリカによるサイバー戦争を我が国で実行していた複数の組織的ネットワークが壊滅したことを明らかにした。       テヘラン一般革命検察庁広報部が発表した声明は、以下の通り。   親愛かつ高貴なるイラン人民にお知らせする。至高なる神のご加護と、我が国の冒すべからざる安全を守る防衛隊員、ならびに勇敢なるあなた方国民の革命的な子供たちによる昼夜を問わぬ無休の努力により、反革命集団によって立ち上げられたアメリカ・サイバー戦争の最重要組織的ネットワー 全文をよむ

2010-03-09 モッタキー外相「周辺地域のテロの背後に米英あり」 (Jam-e Jam紙)

モッタキー外相は「米英、ならびにアフガニスタンとパキスタン両国に駐留している彼らの部隊は、〔周辺〕地域でテロ行為を教唆している」と語った。       イラン国営通信の報道によると、マヌーチェフル・モッタキー外相は第17回「中央アジア・カフカス国際シンポジウム」の席上で、地域を脅かす様々な脅威について触れ、「われわれの〔周辺〕地域に存在する外国の基地は、地域諸国の安定と安全を図り、彼らと軍事協力を行うために〔アメリカによって〕設置されたものではなく、拡張主義的・干渉主義的目的を果たすためにあるも 全文をよむ

2010-03-08 巡航ミサイル「ナスル1」生産ラインの運用、開始される (Mardomsalari紙)

国防軍需相出席のもと、巡航ミサイル「ナスル1」の生産ラインの運用が国防省航空産業研究所で始まった。       ISNAの報道によると、同生産ラインの運用開始セレモニーに出席した革命防衛隊准将のアフマド・ヴァヒーディー司令官は、記者団との会見のなかで、「ミサイル‘ナスル1’は巡航ミサイルの一種であり、3000トン級の艦船を破壊することができる。このミサイルは短距離ミサイルであり、現在、陸上ならびに各種船舶から発射する能力を有する。近い将来、ヘリコプターや潜水艦から発射する能力も、同ミサイルの戦術 全文をよむ

2010-03-01 ハーメネイー最高指導者、IAEAを批判 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イスラーム革命最高指導者アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は外務大臣、外務省関係者、ならびにイラン・イスラーム共和国在外機関駐在の大使・代表らと面会し、その中で、イスラーム革命は「反覇権主義的対話政策」という名の新たな論理・政策を国際関係にもたらしたと評し、次のように強調した。「イラン・イスラーム共和国の大使・代表らの責務とは、『反覇権主義政策』を推進すべく、高質で力強く、かつ効果的な外交を展開することである。そのためには、革命の原理とイスラーム法の原則を固持し、これらの原理・原則を臆す 全文をよむ

2010-02-27 リーギー、CIAとの関係を告白 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イラン東部でテロに手を染め、罪なき人々を殺戮してきたテロ集団の首領アブドルマーレク・リーギーは、自らの最初の告白の中で、アメリカと関係を結び、イラン民間人に対してあまたの大罪を犯してきたことを強調した。       イラン国営通信の報道によると、プレスTVで放映されたこの告白の中で、リーギーは米当局が彼の率いるテロ集団に対して、各種武器や爆弾、通信機器などを提供していたことを認めた。またリーギーによると、米当局は彼に「アメリカとアル・カーイダとの間には何の問題も存在しない」と語っていた 全文をよむ

2010-02-20 初のイラン製駆逐艦が公開 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イラン・イスラーム共和国軍海上部隊の誇り高き技術者ら、ならびにその他の優秀なる選りすぐりのイラン人研究者らによって設計・製作された、イラン初の駆逐艦「ジャマーラーン」が、アーヤトッラー・ハーメネイー全軍総司令官の勅令の下、特別式典で正式に、国軍海上部隊の戦力に加わった。これにより、イラン・イスラーム共和国は複雑かつ高装備の軍艦・駆逐艦を〔独自で〕設計・製作・配備することのできる、世界でも限られた国々の仲間入りを果たした。       この式典で、ハーメネイー全軍総司令官は駆逐艦ジャマー 全文をよむ

2010-02-18 米裁判所、イギリス航空会社に1700万ドルの罰金:イランへのボーイング売却の咎で (Mardomsalari紙)

イランへのボーイング売却を理由に、イギリスの航空会社に対して米法務省が罰金を科したことに関し、民間航空庁の長官は「制裁者たちは、イランの航空会社への技術協力やパーツの売却を拒んでいる。こうした航空会社は非軍事部門に属しており、実際、乗客には政治的問題との関わりは何もないにもかかわらずだ。制裁者たちは意図的に、無実の人々の命を弄んでいるのだ」と述べた。       米法務省の発表としてイラン学生通信が伝えたところによると、イランにボーイング747旅客機を不法に売却し、アメリカによる〔対イラン〕制裁 全文をよむ

2010-02-17 ボルージェルディー委員長、イギリス大使の書簡に返答:「イラン国民に対する過去の過ちを改めよ」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】国会の国家安全保障外交委員会の委員長は、駐テヘラン・イギリス大使の書簡への返書のなかで、イラン国民に対する過去の過ちを改め、事実認識を伴った論理的な対応をイラン・イスラーム共和国に対して取るよう、イギリス政府に求めた。       中央報道局によると、アラーオッディーン・ボルージェルディー委員長はまた、この書簡のなかで、在テヘラン英大使館の活動は外交上の慣習から逸脱しており、国際条約、特にウィーン条約に反したものであると指摘した。       同氏はイランに対するイギリスの敵対的態度に 全文をよむ

2010-02-16 国会、イギリスとの関係レベルの引き下げを再び強調 (Jam-e Jam紙)

【政治部】国会議員たちはイラン・イギリス関係をめぐる最近の状況について言及し、「イギリス政府との関係レベルの引き下げを真剣に検討している」と強調した。       モハンマド・レザー・バーホナル国会副議長は、イランに対する敵意という点で、アメリカとイギリスの間に違いはないと強調した上で、このことについて次のように述べた。「国会は本気で、イギリスとの関係レベルの引き下げについて議論を続けており、この点について外務省や国家安全保障最高評議会と中身の濃い協議を行っている」。       〔国会の〕国家 全文をよむ

2010-01-31 アフマディーネジャード「イランは中東の先駆的存在」 (Mardomsalari紙)

大統領は、「30年にわたり、われわれは毎年、階段を一歩一歩登り続けてきた。すでに頂上は踏破した」と述べ、「神の思し召しがあれば、今年のファジル10日間は、反人間的な資本主義思想・リベラル思想を埋葬する日となろう」と語った。       イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は「生徒イスラーム協会連合の先達たち(アーフターブ(太陽)世代)を称揚する会」に出席し、演説を行った。その中で同大統領は、次のように述べた。   〔‥‥〕30年前から40年前を思い出してみよう。 全文をよむ

2010-01-30 アフマディーネジャード「今年の革命記念日はリベラル資本主義体制の葬式となるだろう」 (Mardomsalari紙)

大統領は今年のバフマン月22日〔2月11日の革命記念日〕の重要性を強調した上で、「今年のバフマン月22日は、リベラルな資本主義体制の死を送る葬送の儀式となろう」と述べた。       イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は木曜日の午前、「イスラーム革命ファジル(夜明け)10日間実行本部」の委員らと面会し、その中で国のすべての記念日の中に占めるファジル10日間の位置づけについて触れた上で、次のように述べた。   ファジル10日間の中でもバフマン月22日が頂点である 全文をよむ

2010-01-26 軍統合参謀本部副司令官:「米国のハイチ支援は侵略目的」「支援を口実にした現代的な詐欺」 (Mardomsalari紙)

軍統合参謀本部の文化・国防宣伝担当副司令官は、地震の被害があったハイチに数千名に及ぶ部隊を派兵・派遣した米国の目的について訊かれたことに対し、「国際社会は、ハイチの地震被害者の救援を口実に数千人のコマンド部隊・兵士の派遣・駐留を決めた米国の行動に驚きの声を上げている。このような行動は、ホワイトハウスの秘密戦略から世論の注意を逸らすことを目的とした、大いなるウソ、現代的な詐欺であると考えられている」と答えた。       ISNAの報道によると、革命防衛隊のセイエド・マスウード・ジャザーイェリー准 全文をよむ

2010-01-25 最近の陰謀と暴動の背後に敵の関与:イラン内務次官が指摘 (Mardomsalari紙)

政治担当内務次官は、「国内で最近発生した陰謀と暴動の背後に『〔柔らかい〕ビロードの手袋に隠された〔固い鉄の〕手』があるのは明らかだ」と発言した。       内務省広報局の発表によると、セムナーン行政評議会で発言を行ったソウラト・モルタザヴィー内務次官(政治担当)は、「これらの陰謀の背後には国内の反革命分子とともに、アメリカを首領として、愚鈍なるイギリス体制ならびにシオニスト・ロビーが存在している」と指摘したうえで、「最近の逮捕では、偽善者〔MKOのこと〕や王政主義者などの国内反革命分子に属する 全文をよむ

2010-01-25 「アメリカ崩壊は差し迫っている」:ミーガーニー司令官 (Mardomsalari紙)

ハータモル・アンビヤー防空基地のミーガーニー司令官は、中東地域においてイスラーム主義が日増しに拡大を続けていることについて言及し、「今日の抑圧主義者たちは、革命の巨大かつ強力なうねりに直面している。今後、彼らの居場所は地域からなくなるだろう。われわれは自信をもって断言する。彼らは早晩、地域を去らざるを得なくなるだろう、と」と強調した。       メフル通信によると、《ファジル(夜明け)10日間》を目前に控え、ハータモル・アンビヤー防空基地の合同朝礼で演説したアミール・ミーガーニー氏は、抑圧者た 全文をよむ

2010-01-05 情報省次官、「ソフトな戦争」を仕掛ける60の欧米団体の実名を公表 (Iran紙)

【政治部】情報省海外担当次官は、最近の騒乱で逮捕された者たちから得られた最新の情報を明らかにし、選挙後の騒擾発生に欧米の財団・機関が関与していた事実を詳らかにした。       同次官はイラン国営通信とのインタビューの中で、米英をはじめとする覇権体制がイラン人民によるイスラーム革命に対してなぜ敵意を抱いているのか、その理由について次のように指摘した。   この革命は、短期間のうちに世界中の大衆に認知され、歓迎を受けた。そのため、米英をはじめとする覇権体制の諜報機関による体制転覆計画の標的となって 全文をよむ

2010-01-03 ダーヴード・アフマディーネジャード「敵はインターネットを使ってわれわれに戦いを挑んできている」 (Mardomsalari紙)

パッシブ・ディフェンス常任委員会のダーヴード・アフマディーネジャード書記は、パッシブ・ディフェンスに大学が〔積極的に〕関わることの必要性を強調した上で、「今日、敵はやり方を変え、インターネットを使って我が国の体制を破壊しようとしている。それゆえ、大学こそ〔敵との戦いにおける〕主戦場となるべき場である」と語った。   〔※ダーヴード・アフマディーネジャード氏はアフマディーネジャード大統領の兄弟〕       メフル通信の報道によると、ダーヴード・アフマディーネジャード書記は第2回パッシブ・ディフェ 全文をよむ

2009-12-29 ビン・ラーディンの息子「妹の解放のために100頭の羊を屠った」 (Mardomsalari紙)

アル・カーイダの指導者ウサーマ・ビン・ラーディンの4男ウマル氏は、妹のイーマーンさんの解放とイランからの出国を祈願して、「100頭の雄の羊」を屠ったと語った。       ニュースサイト「アスレ・イラン」がロンドン発行の国際紙「アッシャルクル・アウサト」の報道として伝えたところによると、ビン・ラーディンの父方の叔父バクル・ビン・ラーディン氏も、テヘランで軟禁状態にあると言われているビン・ラーディン家のメンバー全員が解放され、イランを出国した暁には、100頭のラクダを屠るつもりだと述べたという。  全文をよむ

2009-12-17 改良型「セッジール2」ミサイル、発射される (Mardomsalari紙)

革命防衛隊准将で国防軍需相を務めるアフマド・ヴァヒーディー司令官が見守る中、改良型「セッジール2」ミサイルが「アッラーホ・アクバル」(神は偉大なり)という聖なるコードとともに発射され、完全な成功を収めた。       イラン学生通信の報道によると、ヴァヒーディー司令官は、同ミサイルの発射前に、次のように述べた。「改良型セッジール2ミサイルで極めて重要な特性は、以前のモデルに比べて、大気圏への侵入速度が高く、地表にある標的に命中する時のスピードも極めて高速で、さらに対レーダー・シールドを利用してい 全文をよむ

2009-12-10 イラン外務省、海外で「略取」されたイラン市民の追跡に着手 (Iran紙)

【政治部】外務省当局者らは、外国で投獄されているイラン人の問題について、真剣に取り組む姿勢を示している。       この問題では、政治的な理由から国際法の手続きに反する形で拘束され、その後アメリカに移送された同胞らの名前が取り沙汰されている。その最も新しい例では、シャフラーム・アミーリーという名のイラン人が「略取」された問題を挙げることができる。同氏の略取について、イラン政府は強く抗議している。       核の専門家であるアミーリー氏は昨年オルディーベヘシュト月〔2008年4~5月〕に小巡礼 全文をよむ

2009-12-09 「イラン人核専門家がサウジアラビアの協力によってアメリカに移送」:外務省報道官が明かす (Iran紙)

【政治部】外務省報道官は昨日、記者会見で記者の質問に答えた。       「イラン紙」の外交担当記者の報告によると、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、イラン暦9月16日(西暦12月7日)「学生の日」の式典で発生した混乱をめぐり米英政府当局が内政干渉的な発言を行ったことに対し、「イラン大統領選挙後に起きた事件での他国の干渉は明らかである」と指摘した上で、「この種の発言はイラン内政への干渉である」とし、アメリカ、イギリス、及びフランスの三カ国に対し、「〔内政干渉的な〕発言をする代わりに、自分の 全文をよむ

2009-11-26 革命防衛隊政治担当副総司令官「反体制スローガンはソフトな戦争の影響」 (Mardomsalari紙)

革命防衛隊政治担当副総司令官は、イスラーム体制に対して敵が仕掛けているソフトな戦争は20年来続けられてきたものだと指摘し、「第10期イラン大統領選挙の前後に起きたいくつかの事件は、敵によるソフトな戦争が背景にある」と述べた。       ファールス通信の報道によると、ヤドッラー・ジャヴァーニー司令官はワクフ慈善庁の全国バスィージ大会の席上でこう述べ、ソフトな戦争の諸側面について説明、この戦争に勝つために敵が仕掛けた諸々のメカニズムについて指摘した。同司令官はさらに、この戦場においてもバスィージら 全文をよむ

2009-11-25 外相顧問「オバマの『チェンジ』が継続されるならば『アメリカに死を』のスローガンもなくなるだろう」 (Mardomsalari紙)

マヌーチェフル・モハンマディー外相顧問は、「イランでは、最高指導者のご命令から独立した行動を取ろうとした大統領や外務大臣が存在したことはなかった。アメリカとの話し合いは、いかなるものであれ、最高指導者の承認の下に行われる」と述べた。      〔中略〕       同氏は「アメリカに死を」のスローガンはいつまで続くのかとの質問に答える形で、次のように述べた。「このスローガンは政府の公式のスローガンではない。これはイラン人民自身が〔アメリカ政府に対して〕示している〔自然な〕反応である。また、われわ 全文をよむ

2009-11-25 クウェート、イラン・サウジアラビア間の調停に乗り出す (Mardomsalari紙)

クウェートのある情報筋は、同国がイランとサウジアラビアの関係改善に向けて調停に乗り出した可能性があることを明らかにした。       ニュースサイト「アスレ・イラン」がクウェートのアル・ジャリーダ紙を引用する形で伝えたところによると、クウェート首相は先のイラン訪問で共同投資に関する合意を取り付けることには成功したものの、その一方で領海ならびに大陸棚の確定をめぐる交渉については成果を収めることができなかった模様だ。       同紙はまた、匿名のクウェート政府筋からの情報として、イランがクウェート 全文をよむ

2009-11-21 デニス・ロスを解任へと追いやったのは誰か:米国務省人事にイラン人の影の手 (Mardomsalari紙)

ウェブサイト「アメリカン・シンカー」(http://americanthinker.com/)は、デニス・ロス(Dennis Ross)氏が米国務省のイラン・デスクから外され、ジョン・リンバート(John Limbert)氏がその後任となった人事について、リポートを掲載している。   〔※ジョン・リンバート氏はペルシア語が極めて堪能なイラン専門家で、1979年の米大使館占拠事件で人質となった米外交官の一人〕       このリポートは、イラン系アメリカ人評議会(NIAC=National Ira 全文をよむ

2009-11-14 フィールーズアーバーディー全軍統合参謀長、ロシアS-300の納期延長に不満 (Jam-e Jam紙)

【政治部】フィールーズアーバーディー全軍統合参謀長は、ロシア政府の対応に不満を表明し、「イランの国防を目的に〔イランがロシアから購入することで〕両国政府が合意したS-300ミサイルの〔イランへの〕輸送許可が〔ロシア政府から〕下りないというのは、どういうことか。ロシア政府は同ミサイルの引き渡しを延期して、すでに6ヶ月が経っている」と述べた。       イラン国営通信の報道によると、フィールーズアーバーディー少将はその上で、この指摘によってロシアの友人たちが、契約で合意したミサイルの引き渡しを速や 全文をよむ

2009-11-12 パッシブ・ディフェンス機構長官「ウィンドウズには1万もの《スパイ》がいる」 (Mardomsalari紙)

パッシブ・ディフェンス機構長官は、われわれはITの分野では独立を失った状態にあると強調した上で、「設計、ハードウェア、立地、ならびにコンテンツといった点で、データセンターのセキュリティを強化することが極めて重要である。情報技術の分野でこのようなセキュリティを確立することが必要であり、そのためにはイラン独自のOS(オペレーティング・システム)が欠かせない」と述べた。   〔※訳注:「パッシブ・ディフェンス」とは軍事兵器による「ハードな」防衛ではない、「ソフトな」防衛のこと。詳しくは、「関連記事」を 全文をよむ

2009-11-11 在英イラン大使館、オックスフォード大学の「ネダー奨学金」計画に抗議 (Iran紙)

ロンドンにあるイラン・イスラーム共和国大使館は、オクスフォード大学クィーンズ・カレッジが最近、「ネダー・アーガーソルターン奨学金」の創設を決めたことに反発する姿勢を示した。       在英イラン大使館はオクスフォード大学学長に宛てた手紙のなかで、イラン人大学生を獲得するために、同大学が哲学科に殺害された女性の名前を冠した奨学金を創設したことに対して、「驚くべき決定だ」と指摘し、この動きには政治的な動機が関係しているとした。       イラン大使館はさらに、イラン大統領選挙後の一連の事件にイギ 全文をよむ

2009-11-11 イラン外相「地域諸国はイエメン内政への干渉を控えよ」 (Hayat-e Now紙)

イラン・イスラーム共和国外相は、地域の一国に何らかの不安定要素が生ずれば、地域全体の安全保障に影響を及ぼすと強調し、近隣諸国に対してイエメンへの内政干渉は控えるよう求めた。       メフル通信によると、新旧外務報道官の離任・着任式で発言したマヌーチェフル・モッタキー外相は、イエメン情勢について懸念を表明し、「現在、この国は3つの深刻な困難に直面している。我々は、同国にいる友人たちがこれらの困難を克服することを望んでいる」と述べた。       同外相は、イエメンが直面している第一の困難は過激 全文をよむ

2009-11-10 アフマディーネジャード、「イスラーム経済」復活へ向けた処方箋を提案 (Jam-e Jam紙)

【政治部】大統領は新世界システムの確立が急務であると指摘し、イスラーム的原理に基づく経済システムの変革に向けた処方箋を示した。       中央報道局が伝えたところによると、アフマディーネジャード大統領はトルコのイスタンブールで開催されたイスラーム諸国会議機構首脳経済会合で発言し、その中で資本主義は思想としてもシステムとしても行き詰まりにぶち当たっており、変化・変革が急務であると指摘した上で、「現下の状況でこのような会議を開催することは、加盟国の精力的で建設的な協力によって、直面している諸問題に 全文をよむ

2009-11-04 革命最高指導者「イラン国民は米国の甘言には騙されない」 (Hayat-e Now紙)

【内政部】イスラーム革命最高指導者アーヤトッラー・ハーメネイーは、生徒・学生、殉教者たちの家族ら数千名と面会し、抑圧主義諸国の実態を認識する洞察力の必要性を指摘した上で、米国政府は世界の真の抑圧者であるとの見方を示し、「米国政府が自らの抑圧的姿勢と威嚇を止めない限り、米国政府が上辺だけ示している和解的なことばに、イラン国民が騙されるようなことはないであろう。イラン国民が独立、自由、国益、及び自国の権利について妥協するようなことは、決してない」と強調した。       ISNA〔イラン学生通信〕の 全文をよむ

2009-10-28 米下院、対イラン・ソフト戦争用の来年度予算として5500万ドルを可決 (Iran紙)

【政治部】米下院は敵対的な措置として、対イラン・ソフト戦争用に5500万ドルを来年(2010年)度予算に割り当てることを決定した。       ファールス通信の報道によると、   ・イランへの影響力行使、   ・反イラン・サイトに対する〔イラン当局による〕フィルタリングへの対抗、   ・イランで検閲の被害にあった人物に対する〔反体制運動への〕扇動、   ・ソフトな体制転覆と〔反体制的な〕ウェブ・ネットワークの構築を図るべく、反体制派のイラン人に対して電子教育を施すこと、   ・〔反体制的な〕情報 全文をよむ

2009-10-13 「三島問題について議論の余地はない」:ガシュガーヴィー外務報道官、最後の記者会見に臨む (Iran紙)

【政治部】2日前に外務省領事・国会・在外イラン人問題担当次官に任命されたハサン・ガシュガーヴィー外務報道官は昨日、外交問題担当の記者らの前に姿を現し、「これが外務報道官としての最後の記者会見になるだろう」と語った。       イラン紙外交問題担当記者の報告によると、ガシュガーヴィー報道官は、今のところ後任の報道官は決まっていないと述べ、後任人事が決まるまで、外相自身が広報役を務めることになるだろうと語った。       ガシュガーヴィー氏は87年のモルダード月下旬〔2008年8月中旬〕に「特別 全文をよむ

2009-10-11 超音速戦闘機「サーエゲ」5機のフライトに成功:国防相が発表 (Iran紙)

国防軍需相は戦闘機「サーエゲ(稲光)」5機、ならびにヘリコプター「ティーズタク(俊足)」2機のフライトが無事成功したことを発表した。       メフル月19日〔西暦10月11日〕のハーメネイー軍統合最高司令官の国防省付属イラン航空機製造社(HSA)ご来訪記念日に合わせて行われた特別式典で、国軍総司令官のサーレヒー少将、及び国防軍需相のアフマド・ヴァヒーディー司令官が見守る中、超音速戦闘機「サーエゲ」2機〔※5機の誤り?〕とヘリコプター「ティーズタク」2機のイラン・イスラーム共和国軍航空部隊への 全文をよむ

2009-10-06 アメリカ、イランに対する金融制裁を提案:国際通貨基金の会議を悪用 (Jam-e Jam紙)

アメリカは破綻状態にある対イラン制裁の一環として、トルコで開かれた国際通貨基金の年次総会で、各国に対しイランの銀行に制裁を加えるよう主張した。       ファールス通信がAFP通信の報道として伝えたところによると、ティモシー・ガイトナー米財務長官は、トルコのイスタンブールで開かれた国際通貨基金財務委員会の会議上で、「世界のすべての国がイランの銀行に対して、大規模な制裁を加えることが必要だ」と発言した。       同長官はさらに、「世界のすべての国がイランの行動に対して、報いを与えなければなら 全文をよむ

2009-10-05 石油会社「シェル」のイランへのガソリン販売に警告 (Jam-e Jam紙)

【経済部】米議会の議員2名は、英シェル石油の社長に宛てた書簡の中で、イランにガソリンを販売しているとして、同社に罰則を科す可能性があると警告した。       ファールス通信がザンビア・ニュースを引用する形で報じたところによると、米議会のブラッド・シャーマンとダン・バートンの両議員は、ロイヤル・ダッチ・シェル社のサイモン・ヘンリー社長〔※同氏は社長ではなく、最高財務責任者(CFO)〕に宛てた書簡の中で、イランでの全活動を停止し、新たな投資はすべて控えるよう求めた。この書簡のコピーは、米証券取引委 全文をよむ

2009-10-03 イラン・米、45分間にわたり直接協議: 過去30年間で初 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イランと米国で生じたここ1〜2年間の変革の波がきっかけとなって、30年前の国交断絶以来となる二国間の直接協議が、ジュネーブ会議の一幕において行われた。       イラン・イスラーム共和国は過去数年間のうちほんの数回、米国代表が参加した〔多国間の〕会議に同席したことはあるが、先の木曜日、ジュネーブ会議の一端においてイラン・米国両代表の間で行われた協議は、代表のレベルや協議の場を支配した雰囲気といった観点からも、米国メディアの表現を借りれば、「異例の協議」と言えるものであった。      全文をよむ

2009-09-30 国軍海上部隊、最新の小型ミサイル艇の運用を開始 (Jam-e Jam紙)

【政治部】「デラフシュ(輝き)」と名付けられた最新のスィーナー級小型ミサイル艇が昨日、進水した。       イラン国営通信(IRNA)によると、イラン・イスラーム共和国軍の協力の下、国防軍需省によって建造された小型ミサイル艇スィーナーは、国軍海上部隊第4区の波止場からカスピ海上に進水し、同部隊が保有する艦艇の仲間入りを正式に果たした。進水式には、国防軍需相のアフマド・ヴァヒーディー司令官や国軍海上部隊司令官のハビーボッラー・サイヤーリー准将が出席した。       最新の科学技術の成果の一つと 全文をよむ

2009-09-28 「偉大なる預言者4」軍事演習が開始:イランのミサイル力を誇示 (Jam-e Jam紙)

【政治部】昨日から昨晩にかけてイスラーム革命防衛隊空軍が実施した第4回「偉大なる預言者」ミサイル演習の第一・第二段階が成功裏のうちに行われ、世界の様々なメディアで広範な反響をもたらした。       中央報道局が伝えたところによると、この大演習の第一段階では、短距離ミサイル「トンダル(雷)」、「ファーテフ(開端=勝利)」、「ゼルザール(地震)」〔※それぞれ、コーラン第13章、第1章、第99章に由来する名称〕の発射実験が行われ、成功裡に終わった。昨晩の行われた第二段階でも、中距離ミサイル・シリーズ 全文をよむ

2009-09-14 アフマディーネジャード「英国は行動を改める方向へと歩み出すべき」:新英大使との会談で注文 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イラン・イスラーム共和国大統領は、新任の英国大使から信任状を受け取った後、「英国政府は自らの過去から良い経験を学びとり、自らの過去の行為を改める方向へと歩み出すことを望む」と語った。       ファールス通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はサイモン・ガス新英国大使から信任状を受け取った後、イラン国民は英国政府との関係に関して、負の記憶を多く抱えていると言及した上で、「もちろん、関係拡大へ向け、我々の視線は未来を向いている。それゆえ、一国の大使としての貴殿の最 全文をよむ

2009-09-07 ハーメネイー最高指導者、イラン訪問中のチャベス・ベネズエラ大統領と会談 (Iran紙)

【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー革命最高指導者は昨日、イランを訪問中のベネズエラのウゴ・チャベス大統領一行と会談し、その中で「イラン・イスラーム共和国とベネズエラはともに、協力をさらに増大・拡大させることで、新たに生まれた独立戦線のこれまで以上の強化に向けて準備を進めるべきだ」と強調した。       ハーメネイー最高指導者はまた、敵に対抗する時には精神力の強化が必要だと指摘し、「決して折れない心、抵抗の精神が人間の内面に生まれるならば、行動の面においても決して敗北することはないだろう」と 全文をよむ

2009-08-09 在イラン英大使館上級分析官、テヘランでの暴動へのイギリスの関与を告白 (Iran紙)

【政治部】暴動事件に関与した被告らを裁く第二回目の裁判が昨日、サラヴァーティー判事を裁判長として開かれた。この裁判の目玉は、何といっても選挙後の混乱で逮捕された在イラン英大使館上級分析官のミール・モハンマド・ホセイン・ラッサーム被告、及びフランス人のクロチルド・レス女史の容疑をめぐる審理であった。       起訴状によると、イギリス大使館上級分析官のミール・モハンマド・ホセイン・ラッサーム被告は外国人のためにスパイ行為を働いた容疑がもたれている。       検察側代表は、ラッサーム被告が政治 全文をよむ

2009-08-06 パッシブ・ディフェンス機構長官「サイバー上の脅威への対策が急務」 (E'temad-e Melli紙)

「国家パッシブ・ディフェンス機構」長官は、サイバー上の脅威を取り除くことも同機構が立てている計画の一つであるとした上で、「今年度、われわれはサイバー空間での脅威の除去を自らの課題としてきた」と語った。   〔※訳注:「国家パッシブ・ディフェンス機構」のウェブページの解説によると、「パッシブ・ディフェンス」とは、敵による敵対的・破壊的行為を非軍事的な手段で阻止、ないしは緩和するために構築された防衛システムのこと。「アクティブ」な防衛システムでは、国の軍事部門が武器による国防を担うが、「パッシブ」な 全文をよむ

2009-08-01 アシュラフ基地での衝突でMKOのメンバー7名が死亡 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】米国務長官は、アシュラフ基地の住民らに対して冷静な対応を取るよう、イラク政府に求めた。       ヒラリー・クリントン氏は水曜日、ワシントンでデイヴィッド・ミリバンド英外相との共同記者会見の中で、「アメリカ政府はアシュラフ基地の状況を懸念している。情況の推移を注視している」とする一方、「これは、イラク政府がイラクの法に則って解決すべき問題だ」とも述べた。       BBCによると、クリントン氏はまた、「イラク政府が、迫害を受けたり、政治活動あるいは特定の政治集団の一 全文をよむ

2009-07-14 「ドイツ政府はムスリム女性殺害に笑みを浮かべている」:アフマディーネジャード、欧米を強く非難 (Iran紙)

【政治部】イラン・イスラーム共和国大統領は、先週ドイツの裁判所でヘジャーブを着用したムスリム女性マルワ・アッシャラビーニーさんが殉教を遂げるという遺憾な事件が発生したことに触れた上で、人権に対する西洋の矛盾したスタンスを批判して、「この遺憾な事件は、ドイツの司法機関の腐敗ぶりと国連の悪名高さを証明するものである」と明言した。       マフムード・アフマディーネジャード大統領は日曜日の午後の閣議の始めに、この残念な事件は少数派の人々を威嚇するために起こされたものだとの見方を示した上で、「この問 全文をよむ

2009-07-13 宗教指導者ら、中国ムスリムへの弾圧に対するイラン政府の沈黙を批判(2) (E'temad-e Melli紙)

 世界で最も人口の多い中国のムスリム居住地域で発生した今回の騒乱に対して宗教指導者たちが反発を強める中、イラン・イスラーム共和国の外交当局はこれまでのところ、中国政府に対して毅然とした対応を示していない。中国での出来事に対するイラン当局の対応からは、イラン政府が今回の問題は内政問題であるとする中国政府側の主張を、(たとえ公然とではなくとも)陰に認めているということ、そしてイスラーム国家として中国政府に対して相応の圧力をかける気がないことが分かる。       ドイツのある裁判所で、ヘジャーブを身 全文をよむ

2009-07-13 宗教指導者ら、中国ムスリムへの弾圧に対するイラン政府の沈黙を批判(1) (E'temad-e Melli紙)

【政治部】ゴム在住のマルジャエ・タグリード〔シーア派宗教最高権威〕の一人である大アーヤトッラー・ナーセル・マカーレム=シーラーズィーはイスラーム共和国政府に対して、中国新疆自治区でのムスリム弾圧に対して口を閉ざし、宗教同胞を見捨てるようなことのないよう求めた。同師はその中で、イランと中国は友好関係を結び、両国の政治・経済関係は親密であるからといって、最近起きている悲劇に対してイラン政府当局が沈黙してもよいということにはならない、と指摘している。       マカーレム=シーラーズィー師が発表した 全文をよむ

2009-07-12 「シャラビーニー殉教日」を「正義と自由を守る日」に:アーリヤー議員が提案 (Iran紙)

テヘラン選出のファーテメ・アーリヤー国会議員は声明を発表し、マフムード・アフマディーネジャード大統領兼文化革命最高評議会議長に対して、マルワ・シャラビーニーさんが殉教したティール月10日(7月1日)を「正義と自由を守る日」と命名するよう求めた。       アーリヤー議員の声明はまた、アフマディーネジャード文化革命最高評議会議長に対し、この提案をイスラーム会議機構及び関係の国際団体にも伝えるよう求めている。       他方、護憲評議会の委員の一人であるアーヤトッラー・アッバース・キャアビーも、 全文をよむ

2009-07-12 学生ら、テヘランのドイツ大使館前で抗議集会 (Iran紙)

ドイツの裁判所でヘジャーブを身につけたエジプト人女性が殉教を遂げたことに抗議するイラン人大学生らによる集会が、数百名の学生参加の下、テヘランにあるドイツ大使館前で行われた。       団結強化事務所、大学生バスィージ、大学生イスラム協会連合、独立大学生イスラーム諸協会連合、及び正義を求める学生運動などの学生組織の呼びかけで、ドイツでヘジャーブ女性が殺害されたことに抗議する目的で開かれたこの集会で、学生らは「メルケル、メルケル、恥を知れ、恥を知れ」、「シオニストの人種主義者に死を」、「ドイツの人 全文をよむ

2009-07-11 「ヘジャーブの殉教者」の葬送の儀式、テヘランで行われる (Iran紙)

【政治部】昨日テヘラン市民は、金曜礼拝終了後、「ヘジャーブの殉教者」との異名をもつマルワ・アッシャラビーニーさんをかたどった模造の遺体を送葬する儀式に参列し、彼女ならびにイスラームのヘジャーブの神聖さを讃えた。       参列者たちは、マルワ・アッシャラビーニーさんの棺を運びながら、「おお、殉教せし我が姉妹よ、汝の殉教は祝福されし。汝の清き血に誓い、汝の歩みし道はつづく。イスラエルに死を、アメリカに死を」のシュプレヒコールを上げながら、ヘジャーブを身につけたエジプト人女性がドイツの裁判所で非業 全文をよむ

2009-07-11 ドイツでの「エジプト人ヘジャーブ婦人殉教」事件に対する抗議の声、高まる (Iran紙)

【政治部】ヘジャーブを身につけたエジプト人女性マルワ・アッシャラビーニーさんが、ドイツで人種主義者の若者によって殉教した事件に対し、国内外の団体・著名人からは非難・反発の声が上がっている。シャラビーニーさんはドイツ東部にある裁判所の中で、夫や幼子の目の前で18回にわたり刃物で刺され、惨殺された。       ハサン・ガシュガーヴィー外務報道官は、「あろうことか裁判所の中でマルワ・シャラビーニーさんを殉教せしめたドイツ人人種主義者によるテロ行為は、卑劣きわまりなく、人権の理念・価値観すべてに反する 全文をよむ

2009-07-08 サルコジ大統領、フランス人女性の解放を要求 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】フランス大統領は、先週イランにおいてスパイ容疑で逮捕された仏人女性教師を直ちに釈放するよう要求した。ニコラ・サルコジ大統領は、このような容疑には根拠が無く、事実に反するものだとしている。       クロチルド・レスさん(23歳)は、イランを出国する際に空港で逮捕された。フランス外務省によると、この女性は5ヶ月間エスファーン大学でフランス語を教えていたという。       AP通信の報道によると、サルコジ大統領はパリで報道陣に対して、「このフランス市民が速やかに釈放され 全文をよむ

2009-07-02 軍統合参謀長「ヨーロッパにはイランと交渉する資格はない」 (E'temad-e Melli紙)

軍統合参謀長は、大統領選挙後の衝突をめぐるEU当局者たちの発言に言及し、ヨーロッパ諸国との協議は今後取りやめるべきだとの見解を示した。       ファールス通信の報道によると、セイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー司令官(少将)は軍戦略会議の席上で、EUは政治・経済同盟としては破綻しているとの見方を示した上で、「EUは同議会選挙でヨーロッパ市民から不信任を突きつけられている。最新の例で言えば、イタリア国民の15%しか〔EU議会選挙に〕投票に参加しなかった。国民が投票に参加しなかったために 全文をよむ

2009-06-30 情報相、最近の事件をめぐる秘密について明かす (Jam-e Jam紙)

【政治部】情報相は、「選挙をめぐる反治安計画は、国内外から遠隔操作されていた。この計画は、今年オルディーベヘシュト月[西暦2009年4月下旬〜]からすでに始まっていた」と述べた。       中央情報局が伝えたところによると、モフセニー=エジェイー情報相は日曜日夜、イラン国営放送の第2チャンネルで放送された特別報道番組に出演し、その中で、敵が今年のオルディーベヘシュト月から、治安の攪乱を狙う計画を2〜3準備していたことを指摘した上で、「多くの爆破テロを仕掛け、組織的な破壊活動を実行することが、選 全文をよむ

2009-06-29 イランのタンカー、国軍が派遣した艦隊によって海賊の手から逃れる (E'temad-e Melli紙)

アデン湾に折よく派遣されていた国軍海上部隊の艦隊によって、同海域を航行していた一隻のイランのタンカーの強奪が阻止された。       国軍海上部隊の広報の発表によると、ここ数日、アデン湾で活動する海賊たちはイランのタンカー“ハーディー号”の強奪を計画していた。タンカーからの連絡を受け、同海域に派遣されていたイラン・イスラーム共和国軍海上部隊の艦隊が同タンカーのもとに到着、海賊による攻撃を阻止している間に、海賊たちを乗せたボートは逃走していったという。       ハーディー号からの救援要請を受け 全文をよむ

2009-06-25 イラン・イギリス両政府、互いの外交官を追放 (E'temad-e Melli紙)

イギリスはイラン人外交官2名を、同国から追放した。ゴードン・ブラウン英首相は火曜日、この措置は2名のイギリス人外交官がイランから追放されたことへの報復措置だと語った。       ブラウン首相はイギリス議会での答弁で、「イランは昨日、イギリス人外交官2名をまったく根拠のない理由でイランから追放するという、正当化することのできない行動に出た」と述べた。       イギリス政府もこの行動への対抗措置として、ロンドンにあるイラン大使館に対して、2名のイラン人外交官を同国から追放すると通知した。   全文をよむ

2009-06-24 ガシュガーヴィー外務報道官「潘基文は選挙の真実を無視している」 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】イラン外務省報道官は、一極主義的な一部の大国が作り出した否定的な雰囲気の影響によって、イラン大統領選挙の真実を無視する態度を取っているとして、国連事務総長を非難した。       ハサン・ガシュガーヴィー報道官は、イランの選挙情勢をめぐる潘基文国連事務総長の声明に対して、次のように述べた。「このような態度は、国連事務総長の本分、及び国際法規に明らかに矛盾しており、イラン・イスラーム共和国への明らかな内政干渉である。潘基文氏は、長期にわたって不適切にも他国の内政に干渉し、 全文をよむ

2009-06-23 イラン外務報道官「西洋諸国の干渉への対応を検討中」 (Iran紙)

【政治部】ガシュガーヴィー外務報道官は昨日午前、外務省高官と国会国家安全保障外交政策委員会との合同会議に出席した後、記者団の前に姿を現し、最近の出来事へのヨーロッパ諸国による干渉について現在調査が行われているところだと述べた。       イラン紙の外交政策取材班記者の報告によると、ガシュガーヴィー報道官は「今回の会議では、公的な外交上の領域、諜報・安全保障上の領域、そしてメディア上の領域の三つの領域における、選挙前後での西洋諸国によるさまざまな干渉について、検討が行われた」と述べた。      全文をよむ

2009-06-23 怒れる学生たち、イギリス大使館前での抗議集会を計画 (Iran紙)

【政治部】テヘラン金曜礼拝での歴史的演説の中で革命最高指導者がイギリス政府の汚らわしき体質について暴露し、イラン・イスラーム共和国外相が最近の騒乱への同国の関与の詳細について指摘したことを受け、汚らわしきイギリスに対する嫌悪感がイラン全土を包み込んでいる。       我が国の学生たちは本日(火曜日)、団結強化事務所、大学生バスィージ、独立学生イスラーム諸協会連合、そして大学生イスラーム協会連合などの学生組織の呼びかけで、イギリスがイラン内政に干渉し、最近発生した騒乱の青写真を描いていたことへの 全文をよむ

2009-06-22 大統領支持派のメディア、複数の外国大使館を非難 (E'temad-e Melli紙)

政府支持派の各メディアは西側メディアの報道を引用し、テヘランにある複数の外国大使館が暴徒たちを匿ったとして、これら大使館への非難の声を強めている。       ファールス通信はAP通信の記事を引用して、テヘランの一部の暴徒らが治安部隊による逮捕を逃れるために、複数の外国大使館に避難したと報じた。       ファールス通信はさらに、テヘラン市民の目撃情報として、イギリスやフランス、オーストラリアの各国大使館が土曜日に発生したテヘランでの騒乱の際、逮捕を恐れて逃亡した暴徒やテロリストらを保護してい 全文をよむ

2009-06-22 モッタキー外相、最近の騒乱におけるイギリスの関与を暴露 (Iran紙)

イラン・イスラーム共和国外相は、イランでの選挙にイギリスが干渉していることについて指摘した上で、「イギリスはメディア、諜報、治安の三つのレベルで、しばらく前からイランの選挙に狙いを定めてきた」と語った。       報道中央局が伝えたところによると、マヌーチェフル・モッタキー外相はテヘラン駐在の外国大使らを前に演説し、「彼らがまず最初に取った戦略は、選挙に参加しないようイラン国内向けに選挙のボイコットを教唆することだった」と指摘した。       同外相はさらに、「イギリスが次に取った行動は、イ 全文をよむ

2009-05-25 新世代の攻撃用ヘリコプター、国防システムに採用へ (E'temad-e Melli紙)

革命防衛隊が製作した最新の攻撃用ヘリコプターによる空軍演習が、イスラーム革命防衛隊総司令官の立ち会いの下、成功裏に行われた。       ホッラムシャフル解放〔イラン・イラク戦争でイラクによって占領されていたイラン南部の都市ホッラムシャフルが1982年5月24日に解放されたことを指す〕を祝う記念日に行われた空軍による今回の演習には、集団飛行、接近戦、陸軍部隊に対する近距離後方支援、指揮官らの迅速な移動、及び仮想敵の戦車・船舶への標的捕捉などの訓練が含まれていた。       また今回の演習では、 全文をよむ

2009-05-21 最新型ミサイル「セッジール2」、発射 (Iran紙)

【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領は60回目となる地方訪問(第2期地方訪問の最後)としてセムナーン州を訪れ、国防・航空分野での吉報を発表した。       大統領はセムナーンの熱狂的人民を前にして、「今日、ミサイル・人工衛星の発射台がセムナーン州に設置された」と述べた。「イラン国民、そしてその他の諸国民の心に希望(オミード)を生み出した人工衛星《オミード》(希望)は、ここセムナーンの上空から打ち上げられたことを、イラン国民、そしてセムナーン市民の皆様に申し上げる」。        全文をよむ

2009-05-12 ロクサーナ・サーベリー、釈放に (E'temad-e Melli紙)

昨年〔~2009年3月21日〕冬から当局に拘束されていたイラン=アメリカ人ジャーナリスト、ロクサーナ・サーベリー氏が昨日釈放された。数日以内にも、司法をめぐって騒動を引き起こした事件がもう一つ終わりを迎え、アーカイブ入りとなる見通しだ。       司法権報道官は昨日、ロクサーナ・サーベリー氏に対して一審が出した、裁判官の裁量による禁固8年の判決が破棄されたことを発表し、「控訴審裁判所は彼女に対し、禁固2年、執行猶予5年の判決を下した」と述べた。       控訴審の判決により、サーベリー氏は釈 全文をよむ

2009-05-03 アフマディーネジャード大統領、今週末にも南米三カ国歴訪へ (Iran紙)

2009年5月3日付イラン紙夕刊版3面      【政治部】アフマディーネジャード大統領は今週末にもブラジル、ベネズエラ、及びエクアドルのラテン・アメリカ3カ国を歴訪する予定である。       マヌーチェフル・モッタキー外相はこのように発表し、さらに「その他のラテン・アメリカ諸国からも、アフマディーネジャード大統領に訪問の招請があったが、これら3カ国以外を訪問することはないだろう」と述べた。       モッタキー外相は、大統領によるブラジリア(ブラジルの首都)訪問はイラン・ブラジル両大国の 全文をよむ

2009-05-03 中曽根外相、イランを訪問:日本、ロクサーナ・サーベリー問題に乗り出す (E'temad-e Melli紙)

日本政府は、ロクサーナ・サーベリー問題に乗り出した。       ドイツ通信社はこれより前、二日間の日程でテヘランを訪問する日本の中曽根弘文外相は、アメリカのためにスパイ行為を行った罪で8年間の禁固刑を言い渡されたジャーナリスト、ロクサーナ・サーベリー氏をめぐる問題について、イラン当局との会談の中で提起する意向だと伝えていた。       テヘランに駐在する日本の外交当局も、ロクサーナ氏の母親が日本人であることから、日本外相は恐らく同問題の仲介に乗り出し、〔公正な〕控訴審判決をイラン当局に促すこ 全文をよむ

2009-04-30 ナーテグヌーリー「ペルシア湾という呼称はイラン人の存在と一体化している」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】初となる《ペルシア湾:百科事典編纂計画》会議が、「ペルシア湾国民の日」に合わせ、昨日テヘランにて開催された。       会議に出席した最高指導者査察事務所長のアリーアクバル・ナーテグヌーリー師はその傍らで、ペルシア湾という名称はイラン人たちの血と肉、皮と骨と一体であると指摘し、「ペルシア湾は我が国民のアイデンティティそのものである。祖国を愛し、祖国を求めるこのような心は、わが国民アイデンティティの一部である」と述べた。       ナーテグヌーリー師はさらに記者団の前で、「我々がペル 全文をよむ

2009-04-28 モッタキー外相:アフガニスタン問題をめぐるイランとアメリカの協力は条件次第 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イラン外相はカーブルで、アフガニスタン及びパキスタン両国の外相と三者会談を行った。会談後の記者会見で、アフガニスタン問題をめぐるイラン・アメリカ両政府の協力について問われたモッタキー外相は、「この問題は、アフガニスタン関連で米新政権がいかなるシナリオを描いているかにかかっている」と強調した。       イラン国営通信の報道によると、マヌーチェフル・モッタキー外相は会見で、「この〔アメリカの〕シナリオがいかなるものか見極める必要がある。イラン政府は、アフガニスタンにおける米前政権の政策 全文をよむ

2009-04-28 ガシュガーヴィー外務報道官、サーベリー問題について発言 (E'temad-e Melli紙)

ガシュガーヴィー外務報道官は、アメリカのためにスパイを行った罪で禁固8年の判決を受けたジャーナリスト、ロクサーナ・サーベリーはイラン人であると強調した上で、次のように述べた。「ロクサーナ・サーベリーが提出した書類により、彼女はイラン人であることが確認されている。それゆえ、彼女はイランの規定に基づき取り扱われる。ある一国の市民の問題を審理する際の司法プロセスに干渉することは、いかなるものであれ、国際的な規範に反する行為である。彼女をめぐる問題は、外国とはなんの関係もないことだ。彼女の弁護士は、すで 全文をよむ

2009-04-26 ハーメネイー革命最高指導者、イラク治安悪化で米軍を非難 (E'temad-e Melli紙)

革命最高指導者アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、イラクでの悲惨なテロ事件によってイマーム・ホセイン廟参詣者たちが非業の殉教を遂げたことについて、お悔やみの言葉を発表された。〔※〕       革命最高指導者事務局広報部の発表によると、この件に関する革命最高指導者アーヤトッラー・ハーメネイー閣下のお言葉の全文は以下の通りである。   慈悲深く慈愛あまねき神の御名において       イラクで悲惨なテロ事件が起き、イマーム・ホセイン廟参詣者や聖廟を愛する道行く人々が非業の殉教を遂げたことに、預言者 全文をよむ

2009-04-21 アフマディーネジャード大統領、ジュネーブで注目を一身に浴びる:シオニストたちの怒りを刺激 (Jam-e Jam紙)

【政治部】昨日始まったジュネーブでの反人種主義会議、ダーバン2はイランのアフマディーネジャード大統領の出席と同大統領による力強い演説によって、さながら「アフマディーネジャード会議」の様相を呈した。       会議初日の数日前からダーバン会議をボイコットしようと広範囲に働きかけを行ってきたシオニスト・ロビーは、昨日大統領が演説を行う際も、演説の妨害を企てたが、しかし大統領の寛大さと長時間にわたって大統領に声援を送っていた他国の代表者たちの支持によって、シオニズム支持者たちの努力は徒労に終わった。 全文をよむ

2009-04-21 アフマディーネジャード大統領、反人種主義世界会議《ダーバン2》で演説:「世界的圧制の柱が崩れ落ちる音が聞こえる」(2) (Iran紙)

「アフマディーネジャード大統領、反人種主義世界会議《ダーバン2》で演説(1)」の続き    反人種主義世界会議《ダーバン2》の出席者からの絶え間ない声援を受けたアフマディーネジャード大統領は、さらに次のように言い添えた。「今日、人間社会はある種の人種主義に直面している。その醜悪さによって、三千年紀の始まりとともに、人類の尊厳には傷がついてしまった」。       アフマディーネジャード大統領は、このような人種主義とは世界的シオニズムのことに他ならないと述べ、「彼ら〔=シオニストたち〕は人種主義の 全文をよむ

2009-04-21 アフマディーネジャード大統領、反人種主義世界会議《ダーバン2》で演説:「世界的圧制の柱が崩れ落ちる音が聞こえる」(1) (Iran紙)

【政治部】イランのアフマディーネジャード大統領は昨日〔4月20日〕午後、ジュネーブで開かれた反人種主義世界会議の中で中世の圧制に触れ、「あの時代は奴隷の売買や欧米へ輸出するための人間狩りが、百万単位で行われていた」と述べた。       大統領はこの時代を、寄る辺なき人民の虐殺の時代と名付け、以下のように続けた。「その後、諸国民は幾百万の人々の犠牲の上に、侵略者らを追い出し、独立した政府を打ち立てた。しかし、権力主義者どもは2度の大戦を強要し、その結果約1億もの人々が犠牲となり、国土の大半が荒廃 全文をよむ

2009-04-20 ロクサーナ外交(2) (E'temad-e Melli紙)

「ロクサーナ外交(1)」のつづき    さて、ロクサーナ・サーベリー氏の逮捕・判決が国内外のメディアで反響を呼んでいるのとは反対に、イラン人ブログ作家ホセイン・デラフシャーン氏はほとんど報道に取り上げられることのないまま逮捕され、現在に至っている。       ホセイン・デラフシャーン氏もロクサーナ・サーベリー氏と同様、ジャーナリストであった。彼は1353年デイ月17日〔1975年1月7日〕、テヘランの宗教的で伝統的な家庭に生まれた。彼の父親はイスラーム連合協会の熱烈なシンパで、同協会の指導者た 全文をよむ

2009-04-20 ロクサーナ外交(1) (E'temad-e Melli紙)

■ オバマ米大統領、ロクサーナ・サーベリー氏への有罪判決に遺憾の意   ■ アフマディーネジャード大統領、モルタザヴィー検事に宛てた書簡でサーベリー氏の弁護権遵守を求める      【アクバル・モンタジャビー】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、人種差別問題や人権問題を検討する「ダーバン2会合」〔Durban Review Conference:ダーバン反人種主義世界会議再検討会合〕に参加するためにスイスを訪問する直前、テヘラン検察庁のサイード・モルタザヴィー検事に、アメリカ=イラン人ジ 全文をよむ

2009-04-07 ガシュガーヴィー外務報道官、週の定例記者会見で対米関係について語る(その2):「北朝鮮のミサイル問題はイランのミサイル計画とは無関係」 (Jam-e Jam紙)

「ガシュガーヴィー外務報道官、週の定例記者会見で対米関係について語る(その1)」の続き    ガシュガーヴィー報道官は続けて、アメリカのアフガニスタン新戦略に対するイラン政府の立場について、次のように述べた。「精力的に国際会議に出席することが、我々の全体的な政策である。なぜならアフガニスタンの治安は我々にとって重要だからである。事実、一般的に言って地域的な取り組みが正しい方法だと、われわれは見ている。このことに関して今後実施が予定されている諸方策は、アフガニスタンの人々の発展と幸福のためにあらね 全文をよむ

2009-04-07 ガシュガーヴィー外務報道官、週の定例記者会見で対米関係について語る(その1):最近のオバマ発言に対するイラン側の反応 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イラン外務報道官は、イランの核開発に関するバラク・オバマ米大統領の最近の発言への反応として、「〔オバマ大統領の〕この発言には様々な要素が含まれている。イランの核の権利の容認に関わる発言部分について、それが〔口先だけでなく〕行動によっても現実のものとなること、またそのための仕組みが明確な形で〔アメリカ側から〕発表されることに期待する」と述べた。       メフル通信の報道によると、ハサン・ガシュガーヴィー外務報道官は週の定例記者会見で国内外の記者団に対し、「その一方で、この発言ではイラ 全文をよむ

2009-04-02 チャベス・ベネズエラ大統領、イランを再び公式訪問 (Jam-e Jam紙)

ベネズエラ共和国大統領は、イラン・イスラーム共和国との協力で同国が得た成果の数々を強調した。       ファールス通信の報道によると、チャベス・ベネズエラ大統領はテヘラン入りした際、イランとの間で交わされた協力に関する数々の合意文書のおかげで、ベネズエラは様々な分野で重要な成果を手に入れたと強調した。       同大統領はさらに、ベネズエラとイラン両国は多極化された世界をつくり上げた主要なプレーヤーであるとした上で、「このことを否定できる者は、どこにもいない」と断言した。       チャベ 全文をよむ

2009-04-01 アフガニスタン安定化会議:イラン、アメリカ側との会談を否定 (Jam-e Jam紙)

在ハーグ・イラン・イスラーム共和国大使館は、「ハーグで開かれたアフガニスタン会議の傍らで、アメリカ外交団と協議を行うよう指示する〔本国からの〕訓令もなければ、実際にアメリカ側と協議を行った事実もない」と発表した。ヒラリー・クリントン米国務長官はハーグでの記者会見で、アフガニスタン・パキスタン問題担当のリチャード・ホルブルック米特使がイランのモハンマド・メフディー・アーホンドザーデ外務次官と話し合いを行ったことを明らかにしていた。       米国務長官は火曜日、ハーグでのアフガニスタン会議の傍ら 全文をよむ

2009-03-31 アーホンドザーデ外務次官「安定の欠如こそアフガニスタンの最重要課題」 (Jam-e Jam紙)

ハーグで開かれたアフガニスタン国際会議のイラン代表団を率いたアーホンドザーデ・アジア担当外務次官は、「これまで警告を発してきたにも拘らず、アフガニスタンでは依然として、テロリズムと麻薬生産・密輸の二つが同国の安全を脅かす最重要問題であり続けている」と述べた。        報道中央局の報告によると、アーホンドザーデ次官は本日火曜日、同会議での演説の中でさらに、「アフガニスタンでは衛生・教育状況が改善されたとの報告もあるが、それは最小限度の前進に過ぎず、治安問題や麻薬対策、難民問題といった同国の主 全文をよむ

2009-03-31 ガシュガーヴィー外務報道官、三島問題をめぐりアラブ首脳会議の声明を批判 (Jam-e Jam紙)

イラン外務報道官は、ドーハで開かれた第21回アラブ首脳会議の声明に、イラン領である大小トンブ島及びアブー・ムーサー島の三島について根拠のない妄言が盛り込まれたことに対し、イラン内政への明らかな干渉であるとして、アラブ側の主張を退けた。       中央報道局が伝えたところによると、ハサン・ガシュガーヴィー外務報道官は、三島は歴史上つねにイランの不可分の領土であったと指摘、アラブ側の歴史的現実に反した根拠のないスタンスは、三島に対するイランの主権にいかなる影響も与えないと強調した。       同 全文をよむ

2009-03-22 ハーメネイー最高指導者、マシュハドで演説:「アメリカの《チェンジ》は行動で示されねばならない」(その2) (Jam-e Jam紙)

「ハーメネイー最高指導者、マシュハドで演説」(その1)のつづき    同師は、アメリカ政府との関わり合い方は革命当初よりイラン国民とイスラーム共和国にとって大いなる実験であったとし、共和党であろうと民主党であろうとアメリカの政権関係者たちは、イスラーム革命とイラン国民に対してつねに敵意に満ちた態度を取ってきたことを指摘した上で、次のように述べた。「アメリカはイスラーム共和国に対する敵意の現れとして、まず最初に反体制分子を煽り、分離主義運動やテロを支援した。信頼できる情報によれば、アメリカの(スパ 全文をよむ

2009-03-22 ハーメネイー最高指導者、マシュハドで演説:「アメリカの《チェンジ》は行動で示されねばならない」(その1) (Jam-e Jam紙)

アーヤトッラー・ハーメネイーはイラン暦元旦(2009年3月21日)、マシュハドのイマーム・レザー廟に集まった大勢の参詣者及びマシュハド市民に対して、「発展と正義のための礎・必要条件」について詳説し、消費のあり方を改める際の様々な側面に検討を加えた上で、第10期大統領選やイラン・アメリカ問題についても言明した。      〔中略〕       イスラーム革命最高指導者は消費のあり方を改める必要性を説いたノウルーズ(新年)のメッセージに触れ、次のように続けた。「(消費の仕方を改めるという)この行動は 全文をよむ

2009-03-14 アフマディーネジャード大統領「トルコの仲介は必要ない」 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー紙】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、イランとアメリカの関係改善にトルコが仲介役を果たすという考え方に否定的な見方を示した。       ロイター通信の報道によると、イラン大統領は水曜日、トルコのアブドゥッラー・ギュル大統領も出席したテヘランでのECO(経済協力機構)会議の後、「仲介の必要はない」と述べた。       同大統領はまた、「我々の立場は明らかである。公正さと敬意が守られるのであれば、世界には何の問題も残らないということだ」と続けた。       こ 全文をよむ

2009-03-12 アブドッラー・ギュル大統領はアメリカのメッセージをイランへ持ってきたのか?:イラン当局とトルコ大統領の協議をめぐる憶測 (E'temad-e Melli紙)

経済協力機構(Economic Cooperation Organization以下ECO)首脳国会議への参加のためにテヘランを訪問していたトルコ大統領は、昨日午後在テヘラン・トルコ大使館にきていた取材陣を待たせたまま、イラン当局との二国間協議に関する様々な質問に回答することなく、アンカラへ帰国した。       トルコ各紙の報道によると、アブドゥッラー・ギュル大統領はテヘランでのECO会議への出席以外にも別の任務を負っていたという。ギュル大統領はイラン当局にたいするアメリカのメッセージを手渡す 全文をよむ

2009-03-11 フィールーズアーバーディー少将、文化的侵略に対抗するための組織設立を提言 (Jam-e Jam紙)

【政治部】全軍統合司令部参謀長は、「敵の文化的侵略ならびに心理戦に対抗するために、国家安全保障最高評議会の管理下に国防最高評議会のような組織を設立し、この問題に対して組織的な措置を講ずるべきだ」と提言した。       ファールス通信の報道によると、セイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー司令官(少将)は、イラン国営放送国際シンポジウム・ホールで開かれたシンポジウム「心理・技術戦と将来への構想」の中で、イラン・イスラーム革命に対する西洋の文化的侵略について指摘した上で、「抑圧主義世界は、この 全文をよむ

2009-03-08 モロッコ、イランと断交 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー:セルゲ・バーレスギヤーン】モロッコ王国は、金曜日からイラン・イスラーム共和国との外交関係を断絶することを決定した。モロッコ外務省はこの決定の理由について、「モロッコに対するイランの受け容れがたい対応・行動」に対する抗議のためであると発表、イランは駐テヘラン・モロッコ公使を同国外務省に呼び出した際、モロッコ政府に対して「不適切な表現」を用いたと主張している。       〔バーレーンはイランの一部だとする〕アリー・アクバル・ナーテグヌーリーの発言によって生じたイラン=バー 全文をよむ

2009-03-08 ラーリージャーニー国会議長、スーダンを訪問:スーダン大統領への支持を表明 (E'temad-e Melli紙)

アリー・ラーリージャーニー国会議長は金曜日、テヘランで開かれたパレスチナ支援国際会議に参加した各国の高官団を率いる形で、先週ハーグの裁判所によって逮捕命令が出されたスーダン共和国のウマル・アル=バシール大統領に支持を表明するために、ハルトゥームに向かった。       ラーリージャーニー議長は、イスラーム・アラブ諸国の議会関係者52名からなる訪問団の団長としてスーダンを訪問、訪問の目的はスーダン大統領、政府、及び国民への断固たる支持と、ハーグ裁判所の判決に対する抗議を表明するためだと発表した。  全文をよむ

2009-03-05 ハーメネイー最高指導者、《パレスチナを支援する国際会議》で演説:「シオニストの犯罪者どもが享受する特権的地位を打ち壊せ」 (E'temad-e Melli紙)

【ISNA(イラン学生通信)】アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は水曜の朝、《パレスチナを支援する国際会議》で行った演説において、世界中のイスラーム教徒、さらには各国の覚醒した良心全てに呼びかける形で、以下のように強調した。「シオニストの犯罪者どもが享受する特権的地位を打ち壊すべく、努力しなければならない。ガザの悲劇において主要な役割を果たした略奪体制〔=イスラエル〕の政治指導者や軍人どもを裁判にかけ、正義と理性が命ずるところの刑罰に処さなければならない。これは遂行されなけれ 全文をよむ

2009-03-05 アフマディーネジャード大統領、《パレスチナを支援する国際会議》で演説 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】《抵抗の象徴パレスチナ、犯罪の犠牲者ガザを支援する国際会議》が昨日、イスラーム革命最高指導者の出席のもと、〔テヘランの〕首脳会議ホールで開催された。      この国際会議には三権の長に加え、世界80カ国以上からの使節団が出席した。この会議の議長は、アリー・ラーリージャーニー国会議長が務めた。アラブ連盟やイスラーム会議機構、さらにその他一部の国際機関や非同盟諸国からの使節団、そしてイスラーム世界の著名人たちも、この会議にゲストとして招かれた。      マフムード・アフ 全文をよむ

2009-03-01 ハーメネイー最高指導者、ターラバーニー・イラク大統領と会談:「偽善者たち」のイラクからの国外追放に期待 (E'temad-e Melli紙)

アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は土曜日午後、イラクのジャラール・ターラバーニー大統領とその随行団と会談し、イランとイラク両国民の古よりつづく極めて深い関係、及び文化的・歴史的・宗教的共通性に触れ、次のように強調した。「両国の間に存在するこのような良質かつ豊かなバックグラウンドを考えるならば、さまざまな分野において両国関係を自然な形でますます発展させること、そして両国が取り結んできたこれまでの合意をきちんと実行することが必要だ」。       同師は、イラン・イスラーム共和 全文をよむ

2009-02-14 スィースターニー師、イラン訪問の可能性強まる (E'temad-e Melli紙)

先週、イランの高官2名がイラクを訪問し、大アーヤトッラー・アリー・スィースターニーとの会見に臨んだ。またニュースサイト「ハバル・オンライン」は、このシーア派最高権威のイラン訪問の可能性について報じている。       最高指導者国際問題担当顧問を務めるアリー・アクバル・ヴェヤーラティー氏は先週火曜日、ナジャフで大アーヤトッラー・スィースターニーをはじめとする同市のウラマーや宗教的権威らと会談した。マスコミの報道では、ヴェヤーラティーとスィースターニーをはじめとする宗教的権威らとの会談の詳細につい 全文をよむ

2009-02-07 ラーリージャーニー国会議長、ミュンヘン安全保障会議に出席「西洋による《飴と鞭》の政策の時代は終わった」(その1) (Jam-e Jam紙)

【政治部】スイスのダボスでの経済会議からまさに数日後、今度は世界の政治指導者や高官たちが第45回ミュンヘン安全保障会議年次大会に集結し、中東問題をはじめ、最も重要な国際問題について議論した。       ラーリージャーニー国会議長はこの会議の中で、イランの核問題をめぐる論争は法的な性格を全く失っていると強調した上で、以下のように述べた。「我々は、NPT(核不拡散条約)とIAEA(国際原子力機関)の枠組みの範囲内で核技術を獲得した。アメリカや一部のヨーロッパ諸国がイランとの原子力協定を破棄したこと 全文をよむ

2009-02-07 ラーリージャーニー国会議長、ミュンヘン安全保障会議に出席「西洋による《飴と鞭》の政策の時代は終わった」(その2) (Jam-e Jam紙)

ラーリージャーニー国会議長、ミュンヘン安全保障会議に出席(その1)のつづき    ラーリージャーニー国会議長は西洋の「飴と鞭」政策について、以下のように述べた。「このような政策はもはや廃れており、注意を払う者は誰もいない。基本的に非合理的な〔外交〕理論であり、このような政策を続けても、誤った道を進むことにしかならない」。       「現代の世界情勢と21世紀の展望は、新しい〔国際〕関係を求めており、地域のこれまでの安全保障体制で用いられてきた時代遅れのモデルは見直しが必要である。21世紀は、新 全文をよむ

2009-02-07 テヘラン臨時金曜礼拝導師「オバマの『チェンジ』のスローガンは欺瞞に過ぎない」 (E'temad-e Melli紙)

【IRNA】テヘラン臨時金曜礼拝導師は、イランが人工衛星の製造技術を有する国々の一員となったことにアメリカは立腹しているとし、「人工衛星『オミード』の打ち上げをはじめ、イランが様々な領域で相次いで成功を収めていることに、世界は驚愕している」と述べた。       セイイェド・アフマド・ハータミー師は、テヘラン金曜礼拝の説話で次のように話した。「イスラーム革命の勝利以来30年間、イラン・イスラーム共和国は政治、科学、文化の様々な領域で輝きを放ってきた。科学者たちが人工衛星の製造技術を手に入れたこと 全文をよむ

2009-02-01 「イラン大統領顧問と米元国防長官が秘密会談」のウワサ (E'temad-e Melli紙)

米ワシントン・タイムズ紙は先日、米元国防長官とイラン大統領顧問が秘密会談を行ったと報じた。このウワサは先週、国内の一部ニュースサイトですでに報じられていたもので、〔サマレ=ハーシェミー・イラン大統領顧問からは〕これを否定する発言が出ていた。       ワシントン・タイムズ紙は木曜日、匿名希望のある人物の発言を引用して、ウィリアム・J・ペリー米元国防長官が昨年、イランのモジタバー・サマレ=ハーシェミー大統領上級顧問と数回にわたって秘密会談を行ったと報じた。会談では、イラン核問題などの諸問題につい 全文をよむ

2009-01-29 アフマディーネジャード大統領「アメリカはイランに謝罪して過去の償いをすべき」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イラン大統領は「われわれは《チェンジ》を歓迎する」と強調した上で、「アメリカにチェンジをもたらそうというのであれば、まずイラン国民に対して謝罪し、われわれに対する自らの犯罪行為の償いをしなければならない」と語った。       ファールス通信の報道によると、地方訪問の一環としてケルマーンシャー州を訪れたマフムード・アフマディーネジャード大統領は、同州の市民を前にバラク・オバマ氏が米大統領に正式に就任したことに触れ、次のように述べた。「米新大統領は《チェンジ》をスローガンに掲げて、大統領 全文をよむ

2009-01-28 オバマ、イランとの話し合いを希望:イラン「アメリカの行動の変化に期待」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イラン政府報道官は、イランとの対話の用意があると表明したバラク・オバマ米大統領の発言に対し、イラン政府はアメリカが行動において自らの政策を変更することに期待すると表明した。       バラク・オバマ米大統領はテレビ局アル・アラビーヤ放送とのインタビューの中で、イランとの対話を開始する意志があると明かし、「もしイランが自らのスタンスを軟化させるならば、米政府はイランとの対話を開始する用意がある」と述べた。       バラク・オバマ大統領は中東政策においてイランとの対話路線を選択するこ 全文をよむ

2009-01-24 オバマ大統領、就任後初の声明「いかなる前提条件もなしに、イランと直接交渉行う」 (E'temad-e Melli紙)

【政治部】米ホワイトハウスは、バラク・オバマ新大統領就任後初となるイランについての声明を発表した。「米新大統領はいかなる前提条件もなしに、イランと粘り強く直接の交渉を行うつもりである。」       この声明は水曜日、ホワイトハウスのウェブサイトで発表されたもので、以下のような内容を含んでいる。    オバマ大統領およびバイデン副大統領は、イランに選択を委ねる意向である。我々は、もしイランが核計画やテロ支援を中止するならば、我々はイランの世界貿易機関(WTO)加盟を歓迎し、経済支援や国交正常化に 全文をよむ

2009-01-22 文化イスラーム指導相「BBCペルシア語放送は《作戦》を実行しつつある」 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー:ラアナー・ズーレ記者】文化イスラーム指導相は、「BBCペルシア語放送のイランでの放送活動は違法である」と発表した。先週、情報相は同局の〔テレビ〕放送開始に対して、「こうした放送活動は国家の治安を妨害するものである」との見方を示していた。       昨日の閣議終了後、モハンマドホセイン・サッファール=ハランディー文化イスラーム指導相は、BBCペルシア語放送の放送活動は違法であると発表し、「国内でこの放送局に協力した者は困難に直面するだろう」と強調した。サッファール=ハラ 全文をよむ

2009-01-20 情報省、アメリカによる「ソフトな」体制転覆計画の全容を明かす (E'temad-e Melli紙)

【政治部】イラン情報省高官は昨日、約2週間前から治安・司法当局者らによって明らかにされてきた、アメリカがイランで画策している「ソフトな体制転覆」計画の最新情報について、詳しい説明を行った。       情報省スパイ対策局長は昨日開かれた記者会見で、アメリカがアラブ首長国連邦、バクー、トルコ、クウェート、その他の国々に諜報員らを配置し、イランにおいて「ソフトな体制転覆」論を画策していることを明らかにした。       この情報省当局者はまた、アメリカが「リガ」計画に類似した作戦を実行しようとしてい 全文をよむ

2009-01-19 イスラーム版NATOの設立へ向けた法案が検討中 (Jam-e Jam紙)

イラン国会の一部議員たちは、「イスラーム諸国軍設立計画」の実現に向けて努力するよう政府に義務づける内容の法案を検討中だ。       ニュースサイト「アスレ・イラン」によると、この法案では、イラン政府はイスラーム諸国への侵略に対抗することを目的とした「イスラーム軍」の設立に向け、イスラーム諸国と外交協議を行うことが義務づけられるという。       またこの法案では、イスラーム諸国軍はイスラーム諸国会議機構の監督下で設立され、同機構の旗を掲げて活動し、さらに同機構の命令で派遣されることになる。  全文をよむ

2009-01-19 オバマ大統領、中東顧問にイラン人を起用 (Jam-e Jam紙)

バラク・オバマ米新大統領は、米国外交問題評議会のイラン系委員であるセイィェド・ヴァリー・レザー・ナスル氏を中東問題の顧問として任命した。       アレフ通信によると、セイィェド・ヴァリー・レザー・ナスル氏はイラン暦1339年(西暦1960年)のテヘラン生まれで、セイィェド・ホセイン・ナスル氏の息子である。レザー・ナスル氏はマサチューセッツ工科大学(MIT)で国際関係の博士号を取得、アメリカ各地の大学で教鞭を執っている。       セイィェド・ヴァリー・レザー・ナスル氏は民主党と近い関係にあ 全文をよむ

2009-01-19 「ガザ23日戦争」でイスラエル敗北 (Jam-e Jam紙)

【政治部】シオニスト体制〔=イスラエル〕の停戦発表という行動は間違いなく、〔最新兵器で〕武装したイスラエル軍に対するガザ市民の23日間にわたる抵抗の勝利を意味する。しかし、パレスチナ人が居住するガザ地区にシオニスト軍が駐留を続け、同地域の封鎖を継続していることから、イスラエル政府がこの停戦で新たな駆け引きを模索していることが浮き彫りになっている。まず何よりもパレスチナ人民と抵抗軍が、そしてそれに続いてその他の世界中のイスラーム教徒たちが、このことに注意を向けなければならない。       このよ 全文をよむ

2009-01-13 ムバーラク・エジプト大統領処刑に対する賞金が150万ドルに (E'temad-e Melli紙)

「正義を求める学生運動」は、エジプト大統領「フスニー・ムバーラクに対する革命的処刑」に対する賞金を、100万ドルから150万ドルに引き上げた。       先週エジプト大統領に対する「革命的処刑」の賞金を100万ドルと定めて、メフラーバード国際空港で座り込みの抗議運動を続けている学生らは昨日、「一般市民からは、この賞金を歓迎する声が高まりつつある。一例を挙げるならば、フスニー・ムバーラクに対する革命的処刑のためならば、いかなる金銭的・人的支援も行う用意があるとの表明が、マシュハド市民300人から 全文をよむ

2009-01-12 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィー「シオニストに属する製品を売買することはハラーム」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】ゴムの偉大なるマルジャエ・タグリード〔「模倣の源泉」。シーア派宗教最高権威のこと〕の一人であるマカーレム=シーラーズィー師は、シオニストに属する製品の売買はハラーム〔イスラーム法で禁止〕であると宣言した。       メフル通信の報道によると、ファトワー〔※宗教指導者が発する教令。ファトワーに従うかのが任意であるか義務であるかは、宗教指導者によって判断が分かれる〕を求められたアーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、シオニストに属する製品の売買はハラームであるとの判断を示した。   全文をよむ

2009-01-05 ハーメネイー最高指導者、イラク首相と会談:「アメリカは極めて不誠実で約束を守らない国」 (E'temad-e Melli紙)

【ISNA】ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は日曜日午前、イラク首相との会談の中で、「国内の全ての民族・宗教集団との関係を拡大させること、人民を深く信頼すること、そして近隣諸国との関係を拡大させ強固なものにすること、この三つがイラクの力と存続を保証する真の要素であり、イラク政府が自らの目標を成し遂げるためには、これらの要素に依拠しなければならない〔‥‥〕」と強調した。      〔中略〕       アーヤトッラー・ハーメネイーはイラク国内に駐留する米英軍の存在が、テロリズムや国内対立をは 全文をよむ

2009-01-04 マーリキー首相「イラクはアメリカの圧力下に入ってイランと敵対するようなことはしない」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イラク首相は昨日テヘラン入りし、パルヴィーズ・ダーヴーディー第一副大統領による公式の歓迎式典の後、同副大統領と二国間協議を行った。イラクのヌーリー・マーリキー首相はテヘラン訪問の前、アル・アーラム放送との会見で、イランの孤立化を図るアメリカの動きに協力するようイラク政府に圧力がかけられているとの見方を否定し、「イラク政府は、いかなる国のいかなる圧力にも屈することはない。中東地域において、いかなる孤立も緊張も引き起こすようなことはしない」と語った。       ファールス通信の報道による 全文をよむ

2009-01-03 テヘラン市民、ガザ攻撃に対してデモ行進 (E'temad-e Melli紙)

昨日、何百人ものテヘラン市民がパレスチナ広場で集会を開き、ガザ地区でのシオニスト体制の犯罪行為に非難の声を上げた。       ISNA(イラン学生通信)によると、デモ行進はテヘラン大学からパレスチナ広場に向かって行われた。この中でデモに参加したテヘラン市民らは、「アッラーの他に神はなし、ムハンマドは神の使徒なり。大砲や戦車、爆撃はもはや無意味だ。シオニストは神の党(ヒズブッラー)のことを何も知らない。我が国民はすでに目覚めている。イスラエルにはうんざりだ。我が国民は目覚めている〔「目覚めている 全文をよむ

2009-01-03 ラフサンジャーニー議長「ガザはイスラーム世界からの政治や武器の支援を必要としている」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】国際社会やイスラーム諸国の大半が沈黙する中、殉教者420名、負傷者218名を出しているガザでのシオニスト体制による犯罪から7日が経った昨日、テヘラン市民各層は金曜礼拝を捧げた後デモ行進を行った。       ファールス通信の報道によると、大学生、神学生、医師連盟、技術者、スポーツ選手、教師、大学教授、軍関係者、イラン・イラク戦争時の傷痍軍人、及び殉教者の家族といった市民各層が参加したこのデモ行進で、デモ参加者らはガザでのシオニスト体制による犯罪行為に対してシュプレヒコールを上げて、嫌悪 全文をよむ

2008-12-31 国会、イスラエルを支持する国との関係見直しを政府に求める第2種緊急法案を可決 (E'temad-e Melli紙)

抑圧されしパレスチナ人民を全面的に支援するよう政府に義務づける第二種緊急法案が、賛成209票、反対2票で可決された。       カーゼム・ジャラーリー議員は昨日、第二種緊急法案の審議の冒頭で、同法案を支持する発言の中で、「遺憾なことに、現在ガザをめぐる報道は沈黙を続けている。報道への検閲が行われているのだ」と述べた。       シャーフルード選出の同議員はさらに、「パレスチナに関し、我が国ではコンセンサスができている。これ〔パレスチナを支援すべしというコンセンサス〕は、国会内のすべての党派に 全文をよむ

2008-12-30 テヘランで反シオニスト大抗議集会開かれる (E'temad-e Melli紙)

パレスチナの被抑圧民に対するシンパシーと、ガザ地区で起きた犯罪行為に対する憤りを表明するための大抗議集会が、テヘラン市民らによって開かれた。       この大抗議集会に参加した市民らは口々に、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」、「パレスチナよ、パレスチナよ、われわれはお前を支援する」、「パレスチナに神のご加護を」、「ムスリムの沈黙はクルアーンへの裏切り」、「神は偉大なり」、「喪は喪なり、今日は服喪の日なり、いまハーメネイーこそが喪主なり」、「パレスチナに神の祝福を」、「アラブの反動主義者 全文をよむ

2008-12-30 占領地での殉教作戦、志願者の登録始まる (E'temad-e Melli紙)

「闘う宗教指導者協会」は、イスラエルとの戦争への志願を表明するための登録フォームを、同協会ホームページに掲載した。       この登録フォームは三択形式になっており、シオニスト体制との戦争に向けて「実戦」「金銭的支援」「宣伝工作」の三つの選択肢が用意されている。闘う宗教指導者協会のホームページに掲載されているこの登録フォームは、87年10月9日〔2008年12月29日〕のハーメネイー最高指導者の〔「我が国の責任者たちは自らの義務を実行に移すべきである」との〕ご命令に従う形で用意されたもので、1 全文をよむ

2008-12-29 ガザでのシオニストの犯罪行為に、イラン各層から怒りの声 (Jam-e Jam紙)

【政治部】最近シオニストたちがガザで行っている犯罪行為は、彼らがカーナーやサブラー、シャティーラーで繰り返してきた犯罪行為と同列に位置づけることができるだろう。   〔訳注:カーナーは、2006年7月にイスラエルが爆撃したレバノン南部の町のこと。サブラー及びシャティーラーは、レバノンにあるパレスチナ難民キャンプの名前で、1982年にイスラエル軍の包囲の下レバノンのキリスト教徒民兵によって虐殺が行われた〕       この犯罪行為に対する自称人権団体やアラブ諸国の指導者らの行動は、これまでと同様、 全文をよむ

2008-12-29 ハーメネイー最高指導者、一部のアラブ諸国の沈黙を批判 (E'temad-e Melli紙)

アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は、抑圧されしガザ住民に対する犯罪者シオニストたちによる大量殺戮という恐るべき災禍に関して、メッセージを発出した。       その中でハーメネイー最高指導者は、犯罪的なブッシュ政権がシオニストたちと恥ずべき共犯関係にあることを強く非難し、さらに国際機関や一部アラブ諸国の沈黙と無関心が今回の犯罪行為を生み出した背景となっていると指摘した。       ハーメネイー最高指導者はまた、月曜日(今日)をパレスチナ人ジハード戦士全員に対する公の服喪日 全文をよむ

2008-12-22 ロシア製ミサイル防衛システムS-300、イランへの納入始まる (E'temad-e Melli紙)

【IRNA】国会の国家安全保障・外交委員会副委員長は、ロシア製ミサイル・システムS-300のイランへの引き渡しが始まったことを認めた上で、「このシステムは、イラン・イスラーム共和国の国境地帯ならびに本土の防衛を強化するために活用される」と強調した。       エスマーイール・コウサリー副委員長は、「この件に関して、何年にもわたってロシア側と交渉を行ってきた。その結果、ついに満足の行く合意を得ることができた。この合意は現在実行中である」と語り、「このミサイル・システムは、イラン国境地帯ならびに本 全文をよむ

2008-12-07 エクアドルのコレア大統領、イランを訪問 (Jam-e Jam紙)

【政治部】エクアドル大統領による初のイラン訪問によって、ラテン・アメリカ諸国との関係拡大・深化を外交政策の優先課題の一つに掲げている第9政権の戦略に、再び注目が集まっている。       過去3年間、キューバやベネズエラ、ボリビア、ニカラグア、チリ、そしてエクアドルといったラテン・アメリカ諸国と第9政権との関係は拡大の一途をたどっている。近年左派系指導者を迎えたこれらの国々とイランとの関係強化の流れに対し、アメリカ当局は危険性を感じ取っており、オバマ次期大統領でさえこのような流れに対抗するために 全文をよむ

2008-12-06 海上軍事演習で最新型艦砲、使用される (Jam-e Jam紙)

【政治部】世界最新型の艦砲が海上軍事演習「統一87」において使用され、定められた標的を破壊するのに成功した。       ファールス通信の報道によると、海上軍事演習「統一87」の第3段階では対空防衛部隊の大規模な参加の下、敵部隊への海上戦闘行動及び対空防衛作戦が広大なオマーン海沿岸地域において実施され、成功裏に終わった。       ファイヤーコントロール・システムの搭載された艦砲「ファジル27」や地対地ミサイル、対艦ミサイル「ナスル1」などの新型兵器を含む、最新の国産海上防衛システムが広範に利 全文をよむ

2008-12-02 射程距離40キロメートルの最新型空対空ミサイルの発射実験、行われる (Jam-e Jam紙)

【政治部】国軍の海軍部隊総司令官は海上軍事演習「統一87」が本日火曜日より、オマーン海チャーバハール第3海上管区で始まると発表した。       ファールス通信の報道によると、国軍海軍部隊総司令官のハビーボッラー・サイヤーリー海軍准将はこのように述べた上で、「今回の6日間にわたる演習には、60隻以上の駆逐艦やミサイル発射小型艦船、軽量級ならびに重量級潜水艦、さらには海上特別高速作戦部隊、対海上・対海面下攻撃ヘリコプター、戦術無人航空機などが空軍部隊の戦闘機とともに参加する予定だ」と詳細を明らかに 全文をよむ

2008-11-25 革命防衛隊総司令官、イスラエルのスパイ組織のメンバー逮捕を発表 (Jam-e Jam紙)

【政治部】シオニズム体制のスパイ、アリー・アシュタリーの処刑が発表されて2日後、今度はイスラエルのスパイ組織が発見され、複数の構成員が革命防衛隊情報治安部隊によって逮捕されたことを、イスラーム革命防衛隊総司令官が明らかにした。       中央報道局の報道によると、イスラーム革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は、革命防衛隊の使命とは体制や革命、そして革命防衛隊に対する陰謀や脅威に対抗することであるとした上で、次のように述べた。「最近、革命防衛隊の保安情報機関の尽力によって 全文をよむ

2008-11-24 サファヴィー司令官「セッジール・ミサイルは連射が可能」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】全軍最高総司令官〔=ハーメネイー最高指導者〕軍事問題担当上級補佐官・顧問のサファヴィー少将は地対地ミサイル「セッジール」の性能について、「同ミサイルの製造によって、イラン・イスラーム共和国はミサイルを連射する能力を手に入れた」と述べた。       セイエド・ヤフヤー・ラヒーム=サファヴィー司令官はイラン国営通信とのインタビューで、さらに「地対地ミサイル『セッジール』によって、脅威が差し迫ったときのイランの国防能力・実行能力は目を見張るほど高められた」と胸を張った。       「この 全文をよむ

2008-11-24 海軍総司令官「われわれはオマーン海で強固な防衛システムを確立している」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】国軍の海軍総司令官はミサイル発射可能な小型艦船2隻、ならびに国産潜水艦1隻が建造されたことを明らかにした。       イラン学生通信の報道によると、サイヤーリー海軍准将は記者会見の席上で、アーザル月第二週〔※11月28日からの週〕にも「統一87」と題した軍事演習を行うことも発表した。       同総司令官は、ガディール型潜水艦1隻が国軍の海軍部隊に追加されるとして、「アーザル月7日〔11月27日〕にもガディール型潜水艦がもう一隻、国軍の海軍部隊に追加される予定だ」と詳細を明らかにし 全文をよむ

2008-11-23 イスラエルのスパイに死刑執行:情報省スパイ対策局長が発表 (Jam-e Jam紙)

【政治部】情報省スパイ対策局長は、イスラエルの援助を受けて活動していたイラク・クルディスターンのテロ集団を発見・逮捕したと発表した。       同局長は昨日の記者会見で、記者団に対し「この4人組は特殊技能を持ち、イスラエル製の武器で武装していた」と述べた。       同局長は次のように付け加えた。「このテロ集団は行動を起こす前に逮捕された。現在、このグループのメンバーに対する取調べが続けられており、事の詳細についてはじきに公表されるであろう」。      「電子スパイ」への死刑が執行     全文をよむ

2008-11-13 射程距離2千キロの新型ミサイル「セッジール」の発射実験、成功 (E'temad-e Melli紙)

イランの新型ミサイルの発射実験が、昨日成功裏に行われた。       国防軍需相のモスタファー・モハンマド・ナッジャール司令官(准将)が見守る中、「ヤー・アリー・エブネ・ムーサー・アッレザー」〔おお、神に嘉せし者ムーサーの子アリーよ、第8代イマーム・レザーのこと〕との聖なるコードネームとともに、新世代地対地ミサイル「セッジール」〔※〕の発射実験が成功裏に行われた。       イラン学生通信の報道によると、モスタファー・モハンマド・ナッジャール准将はこのミサイルの特徴を説明して、「国防省航空セン 全文をよむ

2008-11-11 革命防衛隊海軍、無人水上艇・無人航空機を活用へ (Jam-e Jam紙)

【政治部】革命防衛隊海軍総司令官代理は、「最新技術の利用を目指し、無人水上艇や無人航空機が革命防衛隊海軍の戦闘部門で活用される予定だ」と話した。       ファールス通信の報道によると、アリー・ファダヴィー革命防衛隊海軍総司令官代理は、世界最先端の設備を革命防衛隊の陸海空軍で用いることの重要性を強調した上で、革命防衛隊海軍の戦闘部門で無人水上艇を使用することに言及して、次のように述べた。「オートパイロットシステム搭載機はこれまでも革命防衛隊海軍で使用されてきた。しかし現在、我々は最新技術を用い 全文をよむ

2008-11-11 外務報道官「オバマ氏の『変化』のスローガンに協力する用意」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】外務報道官は、「『変化』のスローガンを実現させるためなら、イラン政府はオバマ氏に協力する用意がある」と語った。       本紙記者の報告によると、ハサン・ガシュガーヴィー外務報道官は国内外の記者との週定例記者会見で、アフマディーネジャード大統領が最近オバマ氏に送った書簡は、米大統領選に対するイラン政府の基本的立場を示す内容のものだったことを明らかにした上で、「もし不公正な世界システムや国際関係を変革させる真剣な意志があるのであれば、イランはこの根本的変化に協力する用意があるということ 全文をよむ

2008-11-06 米大統領選:オバマ氏当選に対するイランの反応 (Jam-e Jam紙)

米大統領選におけるオバマ氏の勝利に対しては、イラン国内においても多くの反応があったが、その多くはアメリカの政策の変化と修正への期待を反映するものであった。       マヌーチェフル・モッタキー外相は、米国新政権が現政権の誤ったアプローチから距離を取ることを望む米国民の要求を、行動において実現できることに期待を表明した。       モッタキー外相は「バラック・オバマ氏の合衆国大統領当選は、米国民が同国の内政・外交両面で根本的な変化を求めていることを明確に示すものだ」と述べ、さらに「われわれは米 全文をよむ

2008-09-20 アフマディーネジャード大統領、マシャーイー副大統領の発言を擁護 (E'temad-e Melli紙)

【政治部:ラナー・ズーレ】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、市民生活に経済問題が影響していることを認め、「イランは天国だが、この天国の中で人々は経済問題を抱えてもいる」と述べた。       エッテマーデ・メッリー紙記者は二度目となる大統領との会見で、アフマディーネジャード大統領に、「〔‥‥〕イランの人々は天国に住んでいると言うが、経済問題はないのか?」と質問した。これに対し大統領は、次のように答えた。「天国のことなら、その通り。イランはこの世の天国だ。最もすばらしい人々、世界で最もす 全文をよむ

2008-09-18 サファヴィー司令官「戦争になれば、いかなる船舶もペルシア湾地域を航行することはできない」 (E'temad-e Melli紙)

ハーメネイー最高指導者兼全軍総司令官軍事問題担当上級補佐官・顧問のセイエド・ヤフヤー・サファヴィー革命防衛隊少将は、ペルシア湾防衛の任務はイスラーム革命防衛隊海軍に任されていると述べた翌日、ファールス通信とのインタビューの中で、「戦争になれば、いかなる船舶もペルシア湾地域を航行することは不可能であり、革命防衛隊の地対海ミサイルの射程圏から逃れることはできない。これは三軍の成果だ」と強調した。       他方、二日間にわたるカタル訪問を終えたイラン国防相は、「イランはホルモズ海峡の安全確立のため 全文をよむ

2008-09-17 サファヴィー顧問「ペルシア湾の防衛は革命防衛隊の任務」 (E'temad-e Melli紙)

ハーメネイー最高指導者兼全軍総司令官軍事問題担当上級補佐官・顧問のサファヴィー氏は、「ペルシア湾防衛の任務はイスラーム革命防衛隊海軍に任されている」と述べた。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、セイエド・ヤフヤー・サファヴィー少将はその上で、「最新の決定により、オマーン海ならびにカスピ海の防衛については、イラン・イスラーム共和国軍が担っている」とも付け加えた。       「アメリカはこの決定を知るや、自国の艦船に対して、『ペルシア湾の防衛は革命防衛隊の任務になった以上、今後 全文をよむ

2008-09-16 空軍による軍事演習、始まる (Jam-e Jam紙)

【政治部】「ハータモル・アンビヤー」(預言者の封印)防空基地の司令官は、「ヴェラーヤトの空を守る者たち」大演習の開始に触れた上で、国の重要部分を防衛し、敵の脅威を排除するイランの国防能力について、「われわれは領空防衛において、極めて高い能力を有している。われわれには、敵の航空機やミサイルを見つけ、それに対応する力がある」と語った。       イラン学生通信の報道によると、アフマド・ミーガーニー空軍准将は、「ヴェラーヤトの空を守る者たち」と銘打たれた今回の演習について記者会見を開き、その中で高い 全文をよむ

2008-09-07 イラン大統領と中国国家主席が会談:両国間の長期的関係強化を強調 (Jam-e Jam紙)

【政治部】2008パラリンピック開会式に参加するため北京入りしていたアフマディーネジャード大統領は、中国人民国民会議場で胡錦濤国家主席と会談した。       イランと中国の両首脳は協議の中で、両国関係は強固で戦略的なものであるとの認識を示し、両国ならびに両国民は互いに友人かつ相補的関係にあるとした上で、二国間の、さらには地域的・世界的視点からの協力関係のこれまで以上の発展を呼びかけた。       イラン国営通信が伝えたところによると、アフマディーネジャード大統領と胡錦濤国家主席は協議の中で、 全文をよむ

2008-09-03 サウジアラビア国軍内で、クーデターの企てが発覚 (Jam-e Jam紙)

【国際部】サウジアラビア国軍と国家警護隊の上級将校らによる軍事クーデター計画が発覚し、クーデターは失敗に終わった。       アル・ワタン紙のニュースサイトは昨日、サウジアラビア治安機関からの情報として、同国のサウド家統治転覆を企てた軍事クーデターが未遂に終わったと発表した。それによれば、国家警護隊のアフマド・マアヤーズ・アル=ザフラーニー少佐が、国軍および警護隊将校らとサウド家王族一人の協力を得て、今回のクーデターを画策したという。       150人のクーデター実行グループは計画の発覚に 全文をよむ

2008-09-02 ボリビア大統領、ハーメネイー最高指導者と会談 (Jam-e Jam紙)

アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は昨夕、ボリビアのエボ・モラレス大統領とその随行団と会談し、その中でボリビア人民が最近の国民投票〔8月10日〕でより力強くモラレス氏を再任したことに触れ、同大統領に向けて次のように語った。「あなたの人民精神、貧困層への配慮・関心、そして人民に奉仕しようとする努力、これらは極めて貴重な精神である。このような精神こそ、諸国民の尊厳を高めることにつながる」。       ハーメネイー最高指導者は、ボリビアでのここ数年間の出来事は、すべての気高き国民 全文をよむ

2008-09-02 ボリビア大統領、イラン訪問 (E'temad-e Melli紙)

イランとボリビア両国の大統領は、貿易・経済・農業など様々な分野での二国間協力の拡大を目指している。       マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨夕、ボリビアのモラレス大統領を正式にテヘランに迎えた後、同大統領との共同記者会見に臨み、「ボリビア大統領ならびに随行団のご訪問を歓迎いたします。〔‥‥〕」とした上で、さらに次のように語った。「ボリビア人民は長きにわたる支配の時代を耐えた後、ある自覚的運動によってモラレスさんを自らの真の代表に選びました。ボリビアと人類の敵による2年半にわたる圧 全文をよむ

2008-08-28 革命防衛隊内に「ミサイル」部隊創設を検討:革命防衛隊総司令官が明かす (E'temad-e Melli紙)

【メフル通信】革命防衛隊総司令官は、ミサイル部門の機構・活動強化を目的とした独立の部隊を、革命防衛隊内に新設する考えを明らかにした。       革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将はまた、「機構改革は世界中で普通に行われていることだ。それは、各隊の経費節減や資金・人員の最適化、機動力の向上などを目的として行われるものであり、革命防衛隊においても自然なことだ」と語った。      〔中略〕       ジャアファリー総司令官は各州に設置される革命防衛隊の州部隊の創設について、次のよ 全文をよむ

2008-08-26 潜水艦「ガーエム」の生産ライン、稼働 (Jam-e Jam紙)

【政治部】《政府週間》3日目、潜水艦「ガーエム」の生産ラインが、国防軍需大臣モスタファー・モハンマド・ナッジャール准将立会いの下、国防省海事産業機構で稼働を始めた。       報道中央局が伝えたところによると、中型潜水艦「ガーエム」は各種魚雷・水中ミサイルの搭載・発射、及び特殊部隊の輸送が可能である。       モハンマド・ナッジャール准将は潜水艦「ガーエム」の生産ライン開業式で、我が国の海上国境線が長大であることに触れ、領海防衛のためには〔領海内に〕力強いプレゼンスを有することが必要である 全文をよむ

2008-08-18 トルコ大統領「トルコ訪問時のアフマディーネジャード大統領に治安上の脅威」 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】トルコ大統領は土曜日、「我が国の警察は、イラン大統領がトルコ訪問中に安全上の脅威にさらされていたとの情報を入手していた」と発表した。       アブドゥッラー・ギュル大統領は、木曜日から金曜日にかけてのマフムード・アフマディーネジャード大統領のイスタンブル訪問中の安全確保へ向けた準備について質問に答え、「イランの要人に対する脅威のため、厳戒態勢が必要だった」と述べた。       ギュル大統領は脅威の詳細には言及せず、次のように述べた。「厳重な警戒態勢によって生じたト 全文をよむ

2008-08-11 ラヒーム=マシャーイー副大統領、再度「イスラエルの人々は友人」と発言 (Jam-e Jam紙)

【社会部】文化遺産観光庁関連の報道を扱う記者らが最後にエスファンディヤール・ラヒーム=マシャーイー氏と会見してから1年半以上が経った昨日、ついにマシャーイー副大統領兼文化遺産観光庁長官は記者団との会見に再び臨んだ。しかし〔本来会見で話題とされるべき〕その他の発言よりも、会見での同長官の周辺的な発言の方がより注目を浴びる結果となった。      〔中略〕       マシャーイー副大統領の記者会見は本来、文化遺産や観光、手工業をめぐる問題を扱う予定であった。しかしそれにも拘わらず、同長官の会見の終 全文をよむ

2008-08-10 イスラエル、イラン大統領のトルコ訪問に抗議 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】トルコ政府は、イラン大統領のトルコ訪問にイスラエルが抗議していることに対し、イランは友好的な隣国であると強調しつつ、アフマディーネジャード大統領のトルコ訪問は国際社会及びトルコにとって重要であるとした。       イスラエルは、モルダード月24日木曜日(8月14日)に予定されているマフムード・アフマディーネジャード大統領のトルコ訪問を直前に控え、トルコ政府に対して抗議した。また、駐トルコ・イスラエル大使も、「イスラエル政府の深い遺憾の意」を伝える書簡をトルコ外務省当局 全文をよむ

2008-08-05 革命防衛隊総司令官「ホルモズ海峡の封鎖は容易に可能」 (E'temad-e Melli紙)

【アーザーデ・モハンマドホセイン】「防衛の日」を直前に控え、革命防衛隊総司令官は同ポストに就任して以来2回目となる記者会見を行い、革命防衛隊の成し遂げた新たなる進歩と防衛力について記者団に語った。       革命防衛隊総司令部にて開かれた会見でモハンマドアリー・ジャアファリー総司令官が言及したこととして注目されるのは、新型海上兵器の実験についてであった。同総司令官によれば、イランの国境周辺半径300キロメートル強の範囲に位置するいかなる敵の軍艦・艦船も、同兵器による攻撃から逃れることは不可能だ 全文をよむ

2008-08-04 イラン・シリア、両国の絆を強調 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】イラン・シリア間の外交協議は共同声明の署名をもって終了した。       第9政権発足以降3回目となるイラン訪問を果たしたシリアのバッシャール・アサド大統領は、国際的な条約に依拠したイランの核の権利を尊重するとし、また西側からのいかなるメッセージも携帯していないことを強調した。       イラン・イスラーム共和国当局は今回の訪問において、アサド大統領の理解を得るために、核問題の詳細を同盟国に説明した。バッシャール・アサド大統領がイラン核問題の詳細を知ることは、同大 全文をよむ

2008-07-28 イラン外相、イランの国連安保理非常任理事国入りに非同盟諸国の支持を要請 (Jam-e Jam紙)

【政治部】外相は、イランの安保理参加に対する非同盟諸国の支持を要請した。       外務省広報部の発表によると、マヌーチェフル・モッタキー外相は第15回非同盟諸国会議開会式において、平和的核エネルギー獲得を妨げるためにイランに対して加えられている様々な圧力と非難に言及し、次のように述べた。「イラン・イスラーム共和国は現在まで、このような圧力に屈するようなことはなかった。非同盟諸国や世界の全ての友好的かつ独立不羈の国々の支持を求めたい」。       彼は次のように付け加えた。「イランは2009 全文をよむ

2008-07-21 副大統領の発言、シオニストのメディアで反響を巻き起こす (Jam-e Jam紙)

 イスラエルの各紙は、イランのラヒーム=マシャーイー副大統領が「イランはイスラエル人の友人」と発言したことを一斉に取り上げた。       アレフ通信の報道によると、シオニスト系新聞のイェディオト・アハロノト紙は昨日付けの紙面で以下のように記している。「ラヒーム=マシャーイーの発言の背景として指摘しなければならないのは、これまでイラン当局がイラン国民と諸外国、なかでもアメリカ国民との友好関係に関して言及したことはあったが、しかしイラン当局者がイスラエルに関してこのような発言をしたのは、これが初め 全文をよむ

2008-07-20 ラヒーム=マシャーイー副大統領「イランはアメリカ人の友人」 (E'temad-e Melli紙)

【ファールス通信】副大統領は、「現在イランはアメリカやイスラエルの人々の友人である。世界のどの国民もわれわれの敵ではなく、これは名誉なことである。我々はアメリカ人を世界で一番優れた国民であると考えている」と述べた。       エスファンディヤール・ラヒーム=マシャーイー副大統領〔兼文化遺産観光庁長官〕は昨日の朝、イラン国営放送の会議室で開催された「観光産業における変革と繁栄〔※〕」集会の中で、「ある一つの宗教を世界に押しつけようとする時代は終わった。今日の世界は、最も美しいメッセージを聞こうと 全文をよむ

2008-07-12 世界最速の水中ミサイル《フート》の発射実験、成功 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】革命防衛隊海軍による世界最速の水中ミサイルの発射実験が「偉大なる預言者3」軍事演習にて成功裏に行われた。水曜日の朝に革命防衛隊空軍による9発の中距離及び長距離ミサイルの発射実験が成功裏に行われ、その後同様のミサイルが数本発射されたのに続き、海上演習においても革命防衛隊による「地対海」、「水面対水面」、「海対空」の各種ミサイルの発射実験が行われた。       「偉大なる預言者3」海上演習では、《フート》(大魚)と名付けられた世界最速の水中ミサイルの発射実験も行われ、無事 全文をよむ

2008-07-10 シャハーブ3ミサイルの発射実験、成功 (Jam-e Jam紙)

【政治部】新世代型長距離ミサイル「シャハーブ3」の発射実験が昨日、第3回《偉大なる預言者》軍事演習にて成功裏に行われた。この成功により、イラン国境から2000キロメートルの範囲内にいる敵の標的は事実上、我が国のミサイル・システムの射程内に収められることとなった。       今回革命防衛隊による海上・ミサイル演習で実験された改良型ミサイルは、射程距離2000キロメートル、重量1トンであり、これまでの同種のミサイルより高い命中率で標的を狙うことができる。シャハーブ3新世代型ミサイルには、イランの研 全文をよむ

2008-07-09 イラン・エジプト関係に暗雲:ドキュメンタリー映画「ファラオ暗殺」がきっかけ (E'temad-e Melli紙)

【政治部】エジプトのアンワル・サーダート元大統領の暗殺をめぐり、あるイラン人映画監督が制作したドキュメンタリー映画が、テヘラン=カイロ間の政治に新たな危機を引き起こしている。       これまで両国関係の公式な再開をめぐり、エジプト側はテヘランのある通りの名が「ハーレド・イスラームブーリー通り」と名付けられていることを問題視してきた。ハーレド・イスラームブーリーとは、アンワル・サーダート元大統領の暗殺者の名前である。       エジプト外務省は、サーダート元大統領暗殺をテーマとしたイラン制作 全文をよむ

2008-07-01 イスラエルのスパイに対し死刑宣告 (Jam-e Jam紙)

アリー・アシュタリー(43歳)、3年間にわたるモサドへの情報提供を自供      【政治部】アリー・アシュタリーはシオニスト体制に協力し諜報活動を行った罪により、死刑を宣告された。       第一審の判決でも、同被告は敵の戦闘員と認定され、死刑を言い渡されていた。情報省のある当局者はこのことについて、革命裁判所全体がアリー・アシュタリーをめぐる判決に関して意見の一致を見ていると語った。〔テヘラン革命裁判所長官の〕ホッジャトルエスラーム・モバッシェリーもまた、同判決に賛同している。他方、被告人は 全文をよむ

2008-06-10 イスラーム革命最高指導者、イラク・マーリキー首相と会談「イラクに対するアメリカの野望は必ず破れる」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は昨日(6月9日)、イラクのヌーリー・マーリキー首相および同行の使節団との会談で、今のイラクの最も重要かつ根本的な問題は占領軍の存在にあるとし、次のように強調した。「我々は、イラク国民がその強い意志と団結により、現在の苦境を脱して、自らにふさわしい地位へとたどり着くであろうこと、そしてアメリカのイラクに対する野望が必ずや打ち砕かれるであろうことを確信している」。       またハーメネイー師は、イラン・イスラーム共和国はイラクの政 全文をよむ

2008-05-28 ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者、ハマースのハーリド・マシュアル氏と会談「シオニストは現在もっとも弱い立場に置かれている」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイーは昨日、ハマース政治局長のハーリド・マシュアル氏とその随行団との会談の中で、シオニスト体制と力に物言わせる列強、ならびにその友人たちによる厳しい圧力と空前の犯罪行為に対するパレスチナ国民と抵抗勢力、及びハマース政府の断固とした抵抗を賞賛し、次のように強調した。「神の恩寵により、表面上敗北知らずだったシオニストという敵は、現在もっとも弱い立場に置かれている。彼らは、寄る辺なき孤独の、しかし同時に忍耐強く抵抗をやめようとしないパレスチナ 全文をよむ

2008-05-28 オバマ候補「イランと交渉する用意がある。ただし、アフマディーネジャード大統領とではないが」 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】民主党上院議員でアメリカ大統領選挙民主党候補指名争いのバラク・オバマ氏は、敵対する国々の指導者たちと無条件に対話する用意があることを、再度強調した。しかし「このことは、必ずしも、アフマディーネジャード大統領との話し合いを意味しない」とオバマ氏は述べた。      BBCの報道によると、オバマ氏は自身の選挙運動の中で、イランやシリア、キューバ、ベネズエラの政府指導者らと対話する用意があることを度々言明しており、この点で共和党指名候補のジョン・マケイン氏から激しい批判を浴 全文をよむ

2008-05-21 シーラーズでの爆破事件にバハーイー教徒とカナダの影:爆破犯組織に関する新たな情報 (E'temad-e Melli紙)

 検事総長は、「シーラーズでの痛ましい事件を指揮した司令部はイスラエルにある」と発表した。       シーラーズでの爆破事件の捜査を指揮するゴルバーンアリー・ドッリー=ナジャフアーバーディー検事総長は昨日テヘランで開かれた集会で、「この事件の犯人たちはイスラエルとつながっていることを自白した」と指摘、さらに「この事件では、事件に関わった者たちの間で物理的な接触が行われる必要などなかった」とした上で、次のように述べた。「一味は携帯電話を使って、情報をカナダにいる関係者たちに伝えていた。この関係者 全文をよむ

2008-05-17 イラン人外交官、イラクでテロ攻撃の対象に (E'temad-e Melli紙)

15日、バグダードでイラン人外交官4人がカーズィマイン〔※バグダード近郊のシーア派聖地〕に向かう途中、テロ攻撃の標的となり負傷した。       在バグダード・イラン大使館関係者は、このように発表するとともに、この事件の詳細について次のように述べた。「イラン人外交官を乗せた車は、カーズィマイン参詣のためバグダードからの移動中にテロ攻撃にあった。この攻撃で外交官4人が負傷し、直ちに病院に搬送され入院する事態となった」。       同関係者によると、外交官への今回の発砲事件は現地時間午後5時30分 全文をよむ

2008-05-15 情報相「シーラーズでの爆破事件にアメリカの影」 (E'temad-e Melli紙)

【政治部】情報相はラシュトにあるロシア領事館爆破計画を未然に防いだことを明らかにした。       全国検察庁合同会議に出席したモフセニー=エジェイー情報相は、テロリストらは在イラン・ロシア総領事館を爆破する計画を立てていたと指摘した上で、「そうすることで、彼らはイランと周辺諸国との関係を何とかして悪化させようとしていた。彼らは自らの目的を達成するために、総領事館を爆破するための機器類を〔イランに〕持ち込んでいた。この件については、現在調査中である」と語った。       イラン学生通信の報道に 全文をよむ

2008-05-13 レバノン、シリアとサウジの争いの中心に (E'temad-e Melli紙)

【キャリーム・ジャアファリー】今日の中東情勢の中で、何よりも際立っているのは紛争と政治対立である。これらの問題を解決するため、その対策を考える会合や会議が度々開催されている。日曜日(5月11日)にレバノン情勢を検討するためにカイロに集まったアラブ諸国の外相らによる会議も、こうした会合の一例であるが、しかしまたしてもアラブ諸国は懸案事項について協調姿勢を取ることができなかった。むしろカイロで開かれた今回の緊急会議は、レバノンで起きている出来事についてこれまで積極姿勢を見せてこなかったサウジアラビア 全文をよむ

2008-05-13 モッタキー外相、在ロンドン・イラン大使館テロ事件のテロリスト引渡しを要求 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】イラン外相は、イラン暦1359年〔西暦1980年〕に起きた在英イラン大使館へのテロ行為に関与し、現在唯一生き残っているテロリストを、公正な裁判のために可及的速やかにイラン政府に引き渡すよう、英政府に期待を表明した。       「1359年に発生した在ロンドン・イラン代表部に対するテロ行為の殉教者ならびに被害者の権利を擁護する委員会」の会長及び委員らは、イランのマヌーチェフル・モッタキー外相と面会し、イラン・イスラーム共和国とこのテロ犯罪の生存者・遺族の権利実現を求めた 全文をよむ

2008-04-21 「9.11には疑問がある」:外務報道官が言明 (E'temad-e Melli紙)

【政治部:ラアナー・ズーレ】イラン当局者が9.11事件に対して疑問を投げかけてから、しばらくが経つ。最近では、大統領が自身の様々な演説の中で、この事件には疑惑・疑問点があるとし、アメリカはこれまで一度もこの事件の犠牲者3000名の氏名を公表していないと主張していた。そして昨日、このような立場を認める発言が外務報道官から出された。       セイエド・モハンマド・アリー・ホセイニー外務報道官は昨日の記者会見で、9.11事件に対するイランの公式の立場、及び大統領が最近ある演説の中でこの事件を疑わし 全文をよむ

2008-04-17 イラク・クルド地区での国境旅客ターミナル建設、始まる (Iran紙)

【政治部】イラン・イラク経済協力本部書記は、イランの東アゼルバイジャン州とイラク・クルド地区の間に位置するタマルチーンの国境旅客ターミナル建設プロジェクトの起工式において、次のように述べた。   「タマルチーンとハージ・イムラーンの税関の正式な開通によって、同地域、および、両国の長年の悲願が実現することになる。」      ダーナーイーファル書記は、イラクのバース党体制崩壊ののち、イラン・イラク両国の相互協力が拡大し、さらに今後、イラン大統領をトップとする、協力プロジェクト特別本部が創設される 全文をよむ

2008-04-12 ハーシェミー=ラフサンジャーニー「『ペルシア湾』という名称に疑問を投げかけることは、西洋による煽動行為」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】テヘラン臨時金曜礼拝導師のハーシェミー=ラフサンジャーニーは、「ペルシア湾」という名称は、ヒジュラ太陰暦1世紀から5世紀〔西暦で約7世紀〜11世紀〕の聖コーランの注釈書や資料にも言及されていると述べた上で、これらの資料を参照し、ペルシア湾について誤った主張を行ったり、偽りの名称を使用したりするような行為はやめるよう、アラブ人、特にアラブ諸国のイスラーム神学界に対し求めた。       メフル通信の報道によると、テヘランの金曜礼拝で演説を行ったハーシェミー=ラフサンジャーニー師は、ペルシ 全文をよむ

2008-04-10 オランダ国会議員の反イスラーム映画に学生らが抗議 (Jam-e Jam紙)

 オランダ国会の過激な議員による、イスラームへの侮辱に対し、イスラーム神学生および学生らがイラン外務省前で抗議集会を行った。        神学生と学生らは、昨夜行われたこの集会で、ヨーロッパ諸国によるイスラームへの侮辱が二度と繰り返されないために、イラン政府関係者らが断固とした措置を取るよう強く求めた。       外務省報道官は、この問題について、外務省は映画「フィトナ」[*]のオランダでの公開に対する抗議を引き続き行うと述べた。       外務省報道部によれば、ホセイニー報道官は次のよう 全文をよむ

2008-03-25 モッタキー外相、イランの上海協力機構加盟申請を表明 (Jam-e Jam紙)

マヌーチェフル・モッタキー外相はタジキスタン大統領との会見後、記者会見に臨み、「イランは上海協力機構のオブザーバーであり、近頃同機構への正式加盟への希望を表明した。これにはタジキスタン政府も支持を表明している」と述べた。       メフル通信の報道によると、モッタキー外相はタジキスタン大統領との会談後、ECO〔経済協力機構:中央アジア諸国やイラン、アフガニスタンなど10カ国が参加する国際機関。テヘランに事務局を置く〕や上海協力機構のような諸機構の枠組内での両国間協力について、エマームアリー・ラ 全文をよむ

2008-03-24 モッタキー外相、ペルシア語圏三カ国外相会談のためドゥシャンベへ (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イラン・イスラーム共和国外相は、イラン・タジキスタン・アフガニスタンの三カ国が交通・交流・エネルギーの各領域で連携する地域協力の分野において、変革の新たな一ページが開かれたと述べた。       IRNAの報道によると、モッタキー外相はイラン・タジキスタン・アフガニスタン外相による三者会合、および、タジキスタン政府要人らとの二国間協議に出席のため、タジキスタンの首都ドゥシャンベに到着した。       モッターキー外相は、ドゥシャンベ空港で、タジキスタンのハムラーハ 全文をよむ

2008-03-11 最大の人口を誇るイスラーム国家の大統領、テヘランを訪問 (Jam-e Jam紙)

【政治部】インドネシア共和国大統領が、昨日〔3月10日〕午後、2日間のイラン訪問のため、テヘランに到着した。       外遊のためインドネシアを出発したスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領は、10日間でイラン、セネガル、南アフリカ共和国、アラブ首長国連邦を歴訪する。       インドネシアは、人口約2億3千万人を擁する最大のイスラーム教国であり、他方イラン・イスラーム共和国は、地域と世界の政治的なパワーバランスに影響力をもつ重要な国家である。このような両国は、政治、経済、文化面における協力関係を 全文をよむ

2008-03-03 アフマディーネジャード大統領、厳戒態勢の中イラクを訪問 (E'temad-e Melli紙)

マフムード・アフマディーネジャード大統領はイスラーム革命後初めて、イラン・イスラーム共和国大統領としてイラクを公式訪問した。2日間の日程で行われる今回の訪問は、イラクのジャラール・ターラバーニー大統領の招きで実現したもので、イラクは昨日朝、大統領宮殿にてイランからの客人らを出迎えた。       アフマディーネジャード大統領は今回のバグダード訪問について、地域の平和と安全の確立に関心を抱く全ての人々にとって利益となるものだと指摘し、次のように述べた。「〔今回の〕イラク訪問は両国関係の強化、イラク 全文をよむ

2008-03-02 イラン大統領、バグダードを訪問 (Jam-e Jam紙)

【政治部】8年間のイランイラク戦争、数々の紛争そして危機といった苦々しい記録が綴られた手帳は今日、大統領のバグダード訪問によって閉じられる。      アフマディーネジャード大統領は、この訪問がイラン・イラク関係における新たな章の始まりとなるだろうと述べた上で、「両国は友好関係にあり、政治的・文化的・経済的協力の拡大が必要である」と宣言した。      大統領は、イランがイラクの治安維持を自国の治安維持と同じように考えていると強調した上で、この地域の国家が互いに友好的であるとして、次のように述べ 全文をよむ

2008-02-19 アラブ首長国連邦首相、イランを訪問 (E'temad-e Melli紙)

 アラブ首長国連邦(UAE)首相でドバイ首長国首長のシャイフ・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームが昨日、一日間の予定でテヘランを訪問、アフマディーネジャード大統領、及びパルヴィーズ・ダーヴーディー第一副大統領と会談を行った。今回のUAE首相のイラン訪問は、革命後イランを訪問した同国関係者としては最もハイ・レベルなものとなる。       シャイフ・ムハンマド首相はアフマディーネジャード大統領への親書を携えていると言われている。マフムード・アフマディーネジャード大統領はすでにUAEを 全文をよむ

2008-02-14 仏トタール社、サルコジの要請を拒否:イランでの事業継続を表明 (Iran紙)

 フランスのトタール社は、同国のニコラ・サルコジ大統領によるイランからの事業撤退要請を拒否し、アメリカによるイランへの圧力が続いても、同社のイランでの事業を継続すると表明した。       トタール社CEOのクリストフ・ド・マルジュリ氏は、先日取材に対して、「我々は、イランと我が社を結ぶ架け橋を壊さぬように努めてきた。今後も、イランでの我が社の長年のプレゼンスを維持する方策を探っていくつもりだ。」と語った。       サルコジ大統領はこれ以前にも、フランスの石油関連企業らに対し、イランが核開発 全文をよむ

2008-01-30 レバノンでファールス通信記者が殉教 (Iran紙)

 ファールス通信ベイルート支局のムスタファー・アムハズ記者が、最近ベイルート南部の郊外で起きた事件(※1)により殉教した。       アムハズ記者は、暴動が起きたマール・ミーハーイール交差点の取材に従事していたところ、アイヌッ・ルンマーナ地区の建物にいたスナイパーらが放った銃弾が直撃し、殉教した。(※2)       この地区は、サミール・ジャアジャア指揮下の「レバノン軍団」(※3)の支配・保護下にある。       アムハズ記者は32歳、妻と2人の子供がいた。1367年(西暦1988/9年) 全文をよむ

2008-01-29 テヘランの子供たち、ガザ封鎖に対する抗議集会を行う (Jam-e Jam紙)

【政治部】テヘランの幼稚園に通う子供たちは昨日抗議集会を開き、シオニスト体制の政策に対する自らの抗議と嫌悪の念を表明した。       イラン国営通信の報道によると、子供たちはプラカードを手に、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」、「私たちイランの子供たちはパレスチナの子供たちの解放を求める」などのシュプレヒコールを上げ、シオニストらによる無防備なガザ市民への犯罪・殺戮行為に対して国際機関が沈黙していることに抗議した。       子供たちはまた、人権を声高に叫ぶ団体や西洋諸国に対して、無防 全文をよむ

2008-01-27 モッタキー外相:「アメリカとの関係構築の余地はないと思われる」 (E'temad-e Melli紙)

【イラン学生通信(ISNA)】モッタキー外相は、ダボスでの世界経済フォーラム年次総会でAP通信の取材に対して、「イラクのような両国に共通の利益についてワシントンと協議することは理に適ったことかもしれないが、たとえアメリカの政権が代わった後でもイラン-アメリカ関係に顕著な改善がみられるとは思えない」と語った。      同外相は、「我々が見るのは概してアメリカの国民一人ひとりや政党ではなく、政策だ」と述べ、「現実主義的な人間として私は言うが、現在アメリカとの関係を構築する余地はないと思われる」と付 全文をよむ

2008-01-24 カーゼミー=ゴンミー:「大統領のバクダード訪問時期はまもなく決まる」 (Iran紙)

 ハサン・カーゼミー=ゴンミー駐イラク・イラン大使は、「アフマディーネジャード大統領のバグダード訪問時期は数日中に決まるであろう」と語った。       カーゼミー=ゴンミー大使はファールス通信の取材に対して、アフマディーネジャード大統領のバグダード訪問について、「イラク共和国のジャラール・タラバーニー大統領から招待状を受け取り、アフマディーネジャード大統領もイラク側の招待を快諾している旨説明した上で、「現在はイラク側の条件に合わせて訪問時期の調整を行っており、おそらく近日中に訪問時期が確定する 全文をよむ

2008-01-24 国会議員ら、ガザでのシオニストの犯罪行為に抗議してデモ行進を実施 (Jam-e Jam紙)

【政治部】第7期国会議員らはシオニスト体制の犯罪行為を非難し、パレスチナ人民への共感を表すために、バハーレスターンにある国会議事堂からパレスチナ広場とパレスチナ大使館へ向けてデモ行進を行った。       本紙の国会担当記者が報じたところによると、人民の代表者たる国会議員らは抑圧されしパレスチナ国民、特にガザ人民に対するシオニスト体制の蛮行に抗議するため、パレスチナ大使館の前で抗議集会を開き、エルサレム占領体制によるパレスチナ被抑圧民に対する大量虐殺を非難する声明文を読み上げた。       昨 全文をよむ

2008-01-09 ホルモズ海峡事件の真相:ホセイニー報道官「イランとアメリカ双方の船舶は互いの身元を確認しただけ」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】月曜日夜、イランの船舶5隻が米艦船3隻と対峙したとの報道が、突如として世界の、特に西側ならびにアラブ・メディアでトップ・ニュースとして報じられた。       当初、この問題に関する報道は混乱したものだった。例えば、アル・アラビーヤ放送はCNNの報道を引用する形で、イラン革命防衛隊が米海軍の艦船3隻をホルモズ海峡で拿捕したと伝えた。アル・アラビーヤは別の報道の中で、《米船舶に攻撃》との見出しで、イラン・米両者間の挑発的・示威的行為として、革命防衛隊の船舶が米船舶に接近したと報じた。また 全文をよむ

2008-01-05 ボルージェルディー:「アメリカの現在の敵視政策では、関係正常化はありえない」 (Iran紙)

国会の国家安全保障外交政策委員会のアラーオッディーン・ボルージェルディー委員長は、「アメリカがイランに対する見方を変え、我が国民の現実を理解しない限り、アメリカとの関係構築はありえないだろう」と語った。      同委員長はイラン国営通信(IRNA)の取材に対し、ハーメネイー最高指導者のヤズドでの最近の発言に触れ、「根本的な障害はアメリカの政策の側に見出されるべきだ。イスラーム革命の勝利から28年が経過しているにもかかわらず、アメリカ国民は未だにイスラーム革命、イラン・イスラーム共和国、そして偉 全文をよむ

2008-01-04 アメリカ、イランとの4度目の協議の準備が整ったと発表 (Hamshahri紙)

アメリカは、イラクの治安情勢に関してイランと4度目の協議を行う準備が整ったと発表した。      新華社通信を引用したファールス通信の報道によると、ライアン・クロッカー駐イラク米大使は木曜日(デイ月13日〔1月3日〕)、アブーナヴァース通りを視察した際に行った記者会見で、アメリカがイラクの治安情勢について、イラク及びイランと4度目の協議を行う用意があると発表した。      さらにクロッカー大使は、アメリカがイランとの4度目の協議の日程を決めるためにイラク政府と調整に入ると付け加えた。      全文をよむ

2007-12-28 モッタキー外相、ブット元首相暗殺を激しく非難 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン=外政部】マヌーチェフル・モッタキー外相は、ベナジル・ブット氏がパキスタン人民党の集会会場でおこった爆破・銃撃事件で殺害されたことに関し、激しく非難した。       モッタキー外相はこの事件に関して、「イラン・イスラーム共和国の国民および政府は、特別な関心と感情をもってこのテロ事件を追及するとともに、パキスタン政府の努力によって、一刻も早くこの事件の犯人らが、自らの人道に反する重罪に対する報いを受けることを望んでいる」と厳しく非難した。       モッタキー外相は 全文をよむ

2007-12-25 マラドーナ、イラン訪問へ (Iran紙)

【政治部】アルゼンチン出身のかつての世界的なサッカー・スター、ディエゴ・アルマンド・マラドーナが、イラン・イスラーム共和国の国民や大統領に会うために、テヘランを訪問する予定だ。       アルゼンチンのメディア各社が伝えたところによると、マラドーナは日曜日、イラン訪問を希望しているとの意志を、モフセン・バハールヴァンド駐アルゼンチン・イラン臨時大使との面会の中で伝えたという。       マラドーナはまた、この面会の中で、「イラン国民へ」と手書きされたシャツをバハールヴァンド臨時大使に贈呈した 全文をよむ

2007-12-13 イラン海軍潜水艦が、ペルシア湾でアメリカ艦船を追跡 (Iran紙)

 イランの潜水艦2隻が最近、ペルシャ湾のイラン沿海付近を航行中のアメリカのミサイル巡洋艦ヴィックスバーグを発見し、高速で追跡を行った。しかし、両者の間に衝突は起きなかった。       アメリカの艦船がペルシャ湾上でイランの潜水艦に追跡されたのは、今回が初めてのケースである。       これ以前、イラン海軍のダルヤーダール・(ハビーボッラー・)サイヤーリー司令官は、「レーダーによる感知を逃れる機能や、同時に複数の艦船を攻撃する能力を備えた新型の潜水艦を、我が国の艦隊に追加配備した」と述べていた 全文をよむ

2007-12-05 米NIE報告に対するイランの反応 (Hamshahri紙)

【外政部:ハムシャフリー・オンライン】イラン・イスラーム共和国は、アメリカ情報機関による報告書(NIE報告)がイランは核武装を目指してはいないとしたことに対して反応を示した。       イラン学生通信(ISNA)の報道によると、イラン外務省のセイエド・モハンマド・アリー・ホセイニー報道官は、アメリカ情報機関の報告書および国家安全保障担当補佐官の発言について、「イランの行いやIAEAの報告の全てが、イランの核エネルギー開発計画が平和的利用の枠組みから逸脱していないと示していること、そしてアメリカ 全文をよむ

2007-12-04 アフマディーネジャード大統領、湾岸協力会議に12の提案 (Jam-e Jam紙)

【政治部】ペルシア湾岸協力会議の第28回首脳会合がドーハで開かれた。この会合には、イランのアフマディーネジャード大統領が招かれ、カタール首長の歓待を受けた。       メフル通信がアルジャズィーラ放送を引用する形で報じたところによると、カタールのシャイフ・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長は湾岸協力会議首脳会合の開会式の中で、「来賓の皆さん、会合に駆けつけてくれたイラン・イスラーム共和国大統領を歓迎しましょう」と述べた。       メフル通信の報道では、アフマディーネジャード大統 全文をよむ

2007-11-26 アフマディーネジャード大統領、アナポリス中東和平国際会議を非難:パレスチナ各派、テヘランに集結へ (Jam-e Jam紙)

【政治部】アメリカ・アナポリスで開かれるアラブ・シオニスト体制宥和会議を直前に控え、イラン当局者らはパレスチナ当局者らとともに同会議を非難した上で、この会議はシオニスト体制を延命させることだけを目的として開かれるものであり、失敗に終わるだろうとの見方を示した。       アフマディーネジャード大統領は昨日、バスィージ芸術家セミナー全国会議に出席し、アメリカによる宥和会議の開催に言及、アメリカ・アナポリス中東和平会議への出席を予定している国々や人々に対して、同会議への出席は見送るよう警告した。  全文をよむ

2007-11-25 イラン国会のユダヤ教徒議員、イスラエルの移住の呼びかけに反発 (Jam-e Jam紙)

 イラン国会のユダヤ教徒代表議員は、「居住地を選択する権利は金で売り買いされるようなものではない」と述べ、シオニスト体制がイラン在住ユダヤ教徒に対して国籍の変更を煽っていることに対して反発した。       イラン国会ユダヤ教徒代表のモリス・モオタメド議員は、「アスレ・イラン」とのインタビューの中でこのように述べた上で、さらに次のように語った。「もちろん、ユダヤ教徒をイランから移住させることを目的として、〔イスラエルは〕これまでさまざまな約束を〔イランに住むユダヤ教徒に対して〕ちらつかせてきたの 全文をよむ

2007-11-21 大統領、シリア外相と会談:「秋の中東和平国際会議はパレスチナ人民にとって害しかもたらさない」 (Iran紙)

【政治部】イラン・イスラーム共和国大統領はシリアのワリード・ムアッリム外相との会談で、「〔アメリカのアナポリスで開かれる〕秋の中東和平国際会議の主催国〔=アメリカ〕はアラブ諸国をシオニスト体制に結びつけることを狙っている」と強調した。       大統領府広報局が伝えたところによると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はまもなくアメリカで開かれる秋の中東国際平和会議について言及し、この会議はパレスチナにとって害しかもたらさないだろうと述べた。       大統領は、シオニスト体制とはアメリ 全文をよむ

2007-11-21 イランとシリア、レバノン情勢をめぐって協議 (E'temad-e Melli紙)

 ここ数日、地域諸国の当局者たちはレバノンの〔大統領〕選出に関連する諸問題について、さまざまな場で検討を行っている。国際社会や地域のさまざまな人々が、大統領選出をめぐる危機からベイルートを救い出すための方法を見つけようと努力をしており、レバノンへの要人の往来も頻繁になっている。       このような努力にもかかわらず、協議のために残された時間はあと48時間〔※11月21日水曜日までに国会が大統領を選出することになっていることを指す。その後選出は金曜日まで延期となった。レバノン新大統領の選出が延 全文をよむ

2007-11-21 イラン・米、4回目となる協議を近く開催へ (E'temad-e Melli紙)

【政治部】イラクの安定と安全とめぐるイラン・米の対話が中断して数ヶ月、ついに〔イランにおけるアメリカの利益代表部である〕駐イラン・スイス大使館は新たな協議へ向けたアメリカ政府のメッセージをイラン外務省に手交した。これに対しイラン外相も、イラン・米協議が近く開かれる見通しであることを明らかにした。       イラク政府の呼びかけ・提案に応じる形で、四回目となるイラン・米協議の開催が発表されたことで、数ヶ月にわたる対話の中断も終わりを迎えることとなった。       米国務長官はこれより前、米・イ 全文をよむ

2007-11-20 チャベス大統領、7回目となるイラン訪問を果たす:イランとベネズエラ、共同出資銀行の設立で合意 (Iran紙)

【政治部】テヘラン・メフラーバード空港の管制官は数時間のうちに二度、OPEC会議に参加した国の大統領を乗せたリヤド発の二機の飛行機に着陸の許可を出した。       ベネズエラ共和国の革命的大統領ウゴ・チャベスは、サウジアラビアで行われた石油輸出国機構(OPEC)首脳会議の合間に行われたアフマディーネジャード・イラン大統領との「雑談」には満足できず、大統領在任期間中7度目となるテヘラン訪問を行った。       チャベス大統領は外務・石油・産業・通信各省の大臣、大統領府長官、及びベネズエラの首都 全文をよむ

2007-11-15 OIC経済貿易協力常置委員会第23回会合、イスタンブルで始まる (Jam-e Jam紙)

【経済部】イスラーム諸国会議機構(OIC)経済貿易協力常置委員会(COMCEC)の第23回会合が、同委員会及びOIC加盟各国の上級専門家らの出席の下、イスタンブルで開会した。       IRNAの報道によると、COMCECはイスラーム諸国間の経済・貿易分野での関係拡大・協力・協調を目的として、1984年に設立された。トルコの国家計画庁の高官がIRNAに示したところによると、現在までに35カ国から総勢80名以上の関係者がイスタンブルを訪れ、昨日始まった上級専門家会合に出席したとのことである。最初 全文をよむ

2007-11-10 ファッラーヒヤーン元情報相、レザーイー元革命防衛隊総司令官らに国際手配:イラン、ICPOの不法かつ政治的な決定に抗議 (E'temad-e Melli紙)

▼ イラン外務省スポークスマン:「インターポール(国際刑事警察機構=ICPO)に対して政治的目的を伴ったこのような圧力をかけることは、国際社会の法的な規則に反するものであり、受け入れ不可能なものとして断固拒否する」      【政治部】国際刑事警察機構(インターポール)は総会を開き、イランの当局者3名と元外交官2名に対する国際逮捕手配書の発行を、賛成多数で決定した。       総会の決議により、元情報相のアリー・ファッラーヒヤーン氏、元革命防衛隊総司令官のモフセン・レザーイー氏、元革命防衛隊ゴ 全文をよむ

2007-11-08 アルビールで拘束されたイラン人外交官2名、釈放される (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】アメリカ軍はイラクで拘束していたイラン人9人を数日中に釈放すると発表した。そのうち2名は、約10ヶ月前にアメリカ軍によって逮捕された、イラク・クルディスタン地方の都市アルビールにあるイランの代表事務所の関係者5人の一部である。       この発表と時を合わせる形で、駐イラク・イラン大使は式典を開き、アルビールにある代表事務所の再開を祝った。今回、同事務所は正式に領事館として活動を始めた。       BBCの報道によると、イラク駐留アメリカ軍報道官のグレゴリー・スミス 全文をよむ

2007-11-08 イラン・イラク国境地域シェラムチェに緊張走る (Jam-e Jam紙)

 イランのアーバーダーンからイラクのバスラへ抜ける国境の街、シャラムチェのイラク国境警備隊は、この二日間、個人でイランから入国するシーア派聖廟巡礼者たちのビザを拒否し、イラクへの入国を妨害している。これに対し、イラン人巡礼者たちによる抗議が起っている。       ジャハーン通信によると、イラクの国境警備隊は過去に行なわれた協議で、イラン側に対し、巡礼者のビザは団体形式で発給されなければならず、これ以外の形式では認められないと通知していた。このことが原因で、シャラムチェ国境地域で絶望した聖廟巡礼 全文をよむ

2007-10-30 ヴェラーヤティー「アメリカは地域の解体を狙っている」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】ヴェラーヤティー最高指導者政治顧問は「世界の抑圧体制は、イスラーム諸国の資源を支配するために、地域の解体を狙っている」と指摘した。       イラン国営通信の報道によると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者顧問はゴムの「ホメイニー高等マドラセ」内のイスラーム・シーア派戦略研究所で開かれた学術会議で、さらに「抑圧体制は政治的圧力をかけたり、戦争を強要したり、〔他国の領土を〕占領したりすることで、地域のイスラーム諸国の解体と堕落の拡大を図っている」と付け加えた。       同 全文をよむ

2007-10-30 モッタキー外相がシリア訪問:アフマディーネジャード大統領親書をシリア大統領に手交 (Jam-e Jam紙)

【政治部】マヌーチェフル・モッタキー外相は昨日シリアを訪問し、大統領親書をシリアのバッシャール・アサド大統領に手交した。       一部情報筋によると、この親書の内容は、イラン・シリア両国間の協調と話し合いのあり方、ならびに地域、特にイラク、レバノン、及びパレスチナ情勢に関してであったという。これらの情報筋はまた、地域を取り巻く最近の情勢に鑑み、親書には重要な内容が含まれているとの見方を示している。       マヌーチェフル・モッタキー外相は昨日ダマスカス入りし、最初シリアのワリード・ムアッ 全文をよむ

2007-10-29 北イラク危機解決に向け、イランが積極性アピール (Iran紙)

 アフマディーネジャード大統領がイラン外交の新ラウンドの幕開けを記者たちに語った僅か数日後、テヘランは早くも北イラク危機の解決に関する協議で中心的役割を担うことになった。       『イラン』紙政府担当記者が伝えたところでは、アフマディーネジャード大統領は27日夜、トルコ大統領およびイラク大統領、同首相との個別の電話会談で、トルコ=イラク国境地域の情勢について事情を聞き、目下の問題の解決のための協議の継続を強調した。       28日にはトルコのアリ・ババジャン外相がテヘランを訪問し、イラン 全文をよむ

2007-10-24 アフマディーネジャード大統領、アルメニア訪問を急遽切り上げ? (E'temad-e Melli紙)

 「マフムード・アフマディーネジャード大統領は、アルメニア訪問を途中で切り上げた」。昨日、海外の通信社の多くがこのように伝えた。アフマディーネジャード大統領はアルメニア議会で演説した後、アルメニア人虐殺事件の記念碑を視察、同地に植樹をして、同事件の犠牲者たちに敬意を払う予定であった。しかし、同大統領はこれらの予定をこなすことなく帰国した、というのである。       その一方で、アフマディーネジャード大統領はアルメニア訪問から帰国後、メフラーバード空港で記者らとのインタビューに応じ、「今回の訪問 全文をよむ

2007-10-17 カスピ海沿岸諸国会議が閉幕:25項目の声明が発表 (Jam-e Jam紙)

【政治部】カスピ海沿岸5カ国首脳会議は、25項目からなる声明を発表して閉幕した。この会議でイラン政府は、当初の目標を手に入れることに成功した。       今回の1日間の会議でイランが首尾よく手に入れることに成功した当初の目標を列挙するならば、以下のようになろう。すなわち、   ・ロシア大統領のイラン訪問をキャンセルさせようとする西側メディアやシオニスト体制の側からの大規模な企みがあったにもかかわらず、テヘランでの会議にプーチン大統領が出席したこと   ・沿岸5カ国がカスピ海の非軍事化と海上の安 全文をよむ

2007-10-17 ハーメネイー最高指導者、アゼルバイジャン大統領と会談 (Jam-e Jam紙)

【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は昨日午後、アゼルバイジャン共和国のイルハム・アリエフ大統領とその随行員らと会談し、イラン・アゼルバイジャン両国の文化的・歴史的・宗教的共通性に触れた上で、「両国の関係はこれまで良好に推移してきたが、今後この協力関係を現在のレベルからさらに深め、拡大させる必要がある」と強調した。       ハーメネイー最高指導者は、イラン・アゼルバイジャン両国の協力分野として特に石油・天然ガス分野での協力を挙げ、またカスピ海沿岸諸国の首脳が一堂に 全文をよむ

2007-10-17 ハーメネイー最高指導者、プーチン大統領と会談 (Jam-e Jam紙)

【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー最高指導者は昨晩、ロシアのウラディーミル・プーチン大統領と会談し、その中で同大統領のイラン訪問がもたらす前向きな結果に期待を表明した上で、「いかなる国も、その実際の力は国民の偉大さ・内なる力に依存する。このことに関する歴史的教訓は多い」と強調した。       ハーメネイー閣下はまた、イラン国民のホスピタリティに触れた上で、「ロシア国民に対するイラン国民の印象は明瞭で良好なものだ。それはロシア国民がさまざまな時代に、自らの敵に対して敢然と抵抗してきたからだ」 全文をよむ

2007-10-16 カザフスタン大統領、ハーメネイー最高指導者と会談 (E'temad-e Melli紙)

【ISNA】アーヤトッラー・ハーメネイーイスラーム革命最高指導者は月曜日午後、カザフスタンのヌルスルタン・ナザルバーエフ大統領とその随行員らと会談し、その中でイラン・カザフスタン関係について、「良好であり、さらなる発展に向けて豊かな可能性がある」とした上で、「テヘランで結ばれた建設的で意義のある数々の合意を実行に移すことで、両国関係はこれまで以上に強まるだろう」と期待を表明した。       ハーメネイー最高指導者はまた、共通の方向性をもった国々の連帯こそ力の秘訣だと強調した上で、「カザフスタン 全文をよむ

2007-10-11 日本人がイランで誘拐 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】メフル月18日〔10月10日〕水曜日夜、共同通信が在イラン日本大使館関係者の話として伝えたところによると、一人でイランを旅行していた日本人大学生が武装集団によって誘拐された。       中央報道局が共同通信の報道として伝えたところによると、誘拐された23歳の日本人大学生は月曜日、在テヘラン日本大使館に対し、イラン南東部を旅行していたときに武装集団によって誘拐されたと連絡をしてきたという。       また誘拐された日本人大学生は、5月に日本を出国して以来、現在まで 全文をよむ

2007-10-10 サファヴィー顧問「敵の侵略に対するイランの回答は予想外のものとなるだろう」 (Iran紙)

【政治部】サファヴィー全軍総司令官軍担当上級顧問は、我が国の防衛能力の高さに言及した上で、「敵のあり得べき侵略に対するイランの回答は、歴史に残る予想外のものとなるだろう」と語った。       ファールス通信の報道によると、ラヒーム=サファヴィー司令官(少将)は米軍との直接的な戦闘によってペルシア湾で殉教した革命防衛隊海軍の隊員〔※〕らの記念式典で、「《聖なる防衛》〔=イラン・イラク戦争〕の時代、東西両陣営からさまざまな武器・装備を調達したイラクが、戦争の勝者となるものと予想されていた」と指摘し 全文をよむ

2007-10-09 カスピ海沿岸5カ国首脳会議が来週テヘランで開催 (Iran紙)

【政治部:ジャラール・バルゼギャル】カスピ海沿岸五ヶ国の首脳らが来週7月24日(西暦10月16日)テヘランに集まり、カスピ海に関する基本法となる法体制の完成を目指し、最高レベルでの会談を行う。このテーマの合間を縫って、地域問題、国際問題、2国間及び多国間問題も、テヘランで開かれるカスピ海沿岸諸国首脳会議の議事に組み込まれている。      ソ連が崩壊し、カスピ海の法体制に関する交渉が行われるようになってから、今回のテヘラン会議は首脳レベルでは2回目の会議である。最初の首脳会議は、イラン暦1381 全文をよむ

2007-10-07 ハッダード=アーデル国会議長、列国議会同盟(IPU)会合で講演のためスイスへ (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イラン国会議長は、議会高官らからなる代表団を率いて、第117回列国議会同盟(IPU)会合に出席するため、スイスへ出発した。      (中略)       列国議会同盟議長により、10月8日から10日までの3日間にわたりジュネーヴで開催される同会合には、120を超える国々の議会議長および議員が参加する。       ハッダード=アーデル国会議長は、列国議会同盟と国連との相互協力を審議する執行委員会に招かれ、講演を行う予定である。       また、ヘシュマトッラー・ 全文をよむ

2007-10-07 コロンビア大学での反大統領デモに1999年のテヘラン大学暴動の仕掛け人の陰 (Iran紙)

 テヘラン大学学生寮で起きた1378年ティール月事件〔註1〕に関与した人物の一人が、コロンビア大学で起きたイラン・イスラーム共和国大統領に対する人格攻撃〔註2〕にも関わっていたことが判明した。       イラン国営通信(IRNA)の記者は次のように報じている。「コロンビア大学での大統領の演説を取材するために、同大学の入り口のところにいたところ、見たことのある顔をそこで見かけた。興味をそそられ、ジーンズ姿に、頭には帽子を被り、Dバッグをしょっていたその人物の顔をじっくりと見た。そうしているうちに 全文をよむ

2007-10-07 《エルサレムの日》デモ行進に対する海外メディアの反応 (E'temad-e Melli紙)

【スィーマー・エブラーヒーミー】《エルサレムの日》のデモ行進にイラン人民が団結して参加したことは、国内だけでなく海外のテレビ、ラジオ、新聞といった各種メディアでも大きな反響を呼んだ。   〔注:イラン・イスラーム革命後、ホメイニーはイスラーム世界の連帯を呼びかける目的で、1979年にラマダーン月最終金曜日を《エルサレムの日》に制定した。それ以来、ラマダーン月最終金曜日には、イラン全国で大規模な反イスラエル・デモが開催されるようになった〕       多数のイラン人たちに混じり、西側メディアの記者 全文をよむ

2007-10-06 エルサレムの日、全国でパレスチナ解放を求めるデモ行進 (Jam-e Jam紙)

【政治部】今年のエルサレムの日の行事が例年同様、全国各地で百万人規模のイスラーム教国イランの断食中の人々が参加して、厳かかつ壮大に行なわれた。礼拝者の行進はここでもまた、虐げられたパレスチナの人々への支持や支援、ならびに高慢な大国〔主に米国を指す〕への嫌悪を叫んだ。       全国各州各都市のジャーメジャム紙記者の報道によると、例によって百万人規模あるいは数えきれないほどの女性、男性、子ども、小中学生、大学生等々の参加者の姿が、親愛なる聖地エルサレムと数百万のパレスチナ難民への支持のために、改 全文をよむ

2007-10-02 サファヴィー顧問「アメリカに新たな戦争を始める余力などない」 (Iran紙)

 サファヴィー全軍総司令官軍担当上級顧問は、「国の責任者らは敵を見くびるべきではない。国の将来と〔それが直面する〕脅威に対して、きちんとした予測を立てることが必要だ」と強調した。       メフル通信の報道によると、セイエド・ヤフヤー・ラヒーム=サファヴィー革命防衛隊少将はシャリーフ工科大学で行われた「聖なる防衛」週間記念式典の中で、次のように述べた。「国が直面する政治・安全保障・文化・経済の各領域での危険かつ複雑な状況に留意しつつ、8年間に及ぶ聖なる防衛〔=イラン・イラク戦争〕の結果として安 全文をよむ

2007-10-02 国防相「革命防衛隊は世界最大の対テロ組織」 (Iran紙)

 国防相は、「イスラーム革命防衛隊は地域、そして世界でも最大かつ最も革命的な対テロ組織である」と語った。       ニュース・ネットワークの報道によると、革命防衛隊准将モスタファー・モハンマド・ナッジャール国防相は、国防省局長や次官らを前にして行った演説の中で、米議会が最近イスラーム革命防衛隊をテログループに指定する決議を行ったことに触れ、「もし革命防衛隊による警戒や時機をわきまえた革命的行動がなければ、アメリカによる支援の下テロ活動に手を染めている《偽善者たちのテロ組織》〔=反体制組織モジャ 全文をよむ

2007-09-30 イラン人神経科医師が、中国政府より勲章を授与 (E'temad-e Melli紙)

イラン人脳外科医のマジード・サミーイー教授が、中国政府から最高勲章を授与されることが決まった。      マジード・サミーイー教授は、現在、脳外科の世界的権威であり、世界脳神経外科学会連盟(WFNS)の会長も務めている。       サミーイー教授は、70人を超える候補者の中から、中国社会に対し甚大な貢献をしたとの理由で、授賞者に選ばれた。同教授は、温家宝首相も出席する国慶節(建国記念日、10月1日)の式典に参列する予定である。      【訳者注】記事中では言及されないが、サミーイー教授はド 全文をよむ

2007-09-29 イラン国会議員215名が声明「CIAはテロリスト」 (Jam-e Jam紙)

【ファールス通信】イランの国会議員215名は声明を発表し、その中で米軍による侵略を非難する一方、米国中央情報局(CIA)をテロリストであると名指しした。       議員たちはこの声明で、米侵略軍やCIAがテロリストを養成し支援している根拠として、過去における広島や長崎への原爆投下や、バルカンやイラク、アフガニスタンでの爆撃における劣化ウラン弾の使用、過去のベトナム、そして現在のイラクやアフガニスタンなど、多くの国々の領土の占領、人種主義的で侵略主義的なシオニスト体制に対する際限なき支援、そして 全文をよむ

2007-09-24 コルデスターン州にあるイラン・イラク国境、閉鎖される (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イラン・ケルマーンシャー州〔※原文では「コルデスターン州」とあったが、誤記と判断した〕のイラクとの通商を担当していたファルハーディー氏が米軍によって逮捕された事件に抗議して、イラン・コルデスターン州にあるイラン・イラク国境が封鎖された。       メフル通信の報道によると、コルデスターン州知事は同州にあるイラン・イラク国境が封鎖された事実を認めた上で、「我が州とも協力関係にあったケルマーンシャー州のファルハーディー氏が米軍によって逮捕されたことを理由に、コルデスタ 全文をよむ

2007-09-24 「イラン・イラク鉄道」建設計画、第二段階へ (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】今年末(訳注:西暦2008年3月頃)に「イラン・イラク鉄道」敷設が終了すれば、カスピ海と中央アジア・カフカス諸国、および、地中海とを結ぶ鉄道網が完成する。       バグダードからの報告によれば、イラク領域内で始まった同計画の第二段階は、シャラムチェからバスラまでの35キロの鉄道敷設であり、あと5ヶ月で完成する予定である。〔※註:シャラムチェは、イラクのバスラに最も近いイラン側の国境の村として知られる。イラクはイラン・イラク戦争の際に、この村をイラン侵攻の拠点の一 全文をよむ

2007-09-24 サファヴィー司令官「イランのミサイル力を破壊することは不可能」 (Iran紙)

 サファヴィー全軍総司令官軍担当補佐官兼上級顧問は、「イスラーム共和国の政策は防衛と抑止を旨としたものだ」とした上で、「イランが地域で戦争を始めることは決してないだろう。しかしもしわれわれの敵が、イランに対して戦争を始めようとするならば、全力で対抗することになろう」と語った。       サファヴィー司令官(革命防衛隊少将)はメフル通信とのインタビューで、イラン・イスラーム共和国のミサイル力の高さに言及した上で、「このミサイル力は、アメリカが考えているように、破壊することのできるようなものではな 全文をよむ

2007-09-22 イラン政府関係者がまたもイラクで米軍によって逮捕 (E'temad-e Melli紙)

 イラクのスライマーニーヤにある「パレス」ホテルに滞在していたイラン・ケルマーンシャー州政府訪問団に対する米軍の襲撃により、同州政府の国境貿易の責任者で訪問団一行のメンバーであったファルハーディー氏が逮捕された。この事件を受け、バグダードのイラン大使館はイラク外務省に対し文書を提出し、同事件に対する我が国の強い抗議の意志を伝えた。       セイエド・モハンマド・アリー・ホセイニー外務報道官もこの事件に関し、「このような米軍の行為は、明らかな国際条約違反であり、きわめて不適切で、イラクと近隣諸 全文をよむ

2007-09-22 ロウハーニー師、ドイツを訪問:独外相と会談、ソラナEU外交代表との会談は後日に延期 (E'temad-e Melli紙)

 ハサン・ロウハーニー師は、ハヴィエル・ソラナEU共通外交代表との会談がキャンセルされた理由について、これといった理由はなく、ただブリュッセルで予定されていた自身の講演スケジュールが延期されたためであると述べた。       国家安全保障最高評議会の前書記であるロウハーニー師はベルリンからの帰国後、イラン学生通信とのインタビューの中で、自身の外遊について「今回のベルリン訪問は、ある講演に招待されたことで実現したものだ。訪問期間中、ドイツ首相国家安全保障担当補佐官やドイツ外相をはじめとする人々と会 全文をよむ

2007-09-20 アメリカ、イラン大使の国連総会出席を拒否か? (Jam-e Jam紙)

【ファールス通信】アメリカは、ジュネーヴ国連事務所のイラン大使、アリーレザー・モイーリヤーン氏が、来週開かれる国連総会閣僚級会合出席のための渡米を申請したのに対し、ビザの発給を行わなかった。       この措置は、1979年の「アメリカの陰謀の巣窟」(注:当時のアメリカ大使館を指す)占拠事件に、同大使が関与していたとの見方による。       モイーリヤーン大使が、同事件にどのように関与したと考えられているのかは、明らかにされていない。また、国連のイラン代表部は、この問題に対する説明を求めてい 全文をよむ

2007-09-19 エジプト人は子供に男児を持ちたがっている (Jam-e Jam紙)

エジプト人の多くが子共に男児を持ちたがっている。      アル・ラーヤ紙の記事と、日曜公表されたエジプトの公式統計を引用すると、エジプト人男性の90%が自分の子共に男児をと考えている。      この国の国民総動員機関の報告によれば、10,000人のエジプト人が、息子ができないことを理由に配偶者と離婚したとのことである。エジプト共和国で平均離婚率が15%上昇した要因の一つがまさにこの問題であった。      この報告はこう付け加えている。「エジプトには、息子を持つために4度も結婚した男性が大勢 全文をよむ

2007-09-18 アフマディーネジャード大統領、3度目のベネズエラ訪問か (E'temad-e Melli紙)

【アーフターブ】マフムード・アフマディーネジャード大統領に訪米のためのヴィザが発行されたことで、同大統領はメフル月1日(=2007年9月23日)にも、今年の国連総会に出席するためにニューヨークに向かう予定だ。       同大統領は国連総会が終わり次第すぐに、ベネズエラの首都カラカスへ、この2年間で3度目となる訪問を行う可能性が極めて高い。       今回の4日間にわたる〔ニューヨーク〕訪問では、政府高官や記者らが多数大統領に同行することになっている。またマフムード・アフマディーネジャード大統 全文をよむ

2007-09-18 イランとエジプト、全面的な外交関係再開に向け協議へ (Jam-e Jam紙)

【イラン学生通信】エジプト外務省は火曜日、エジプトとイランが全面的外交関係再開に向け閣僚級協議を行うことになるだろうと発表した。      AFPはこう伝えたうえで、フセイン・ザキー・エジプト外務省報道官の言葉を引用し、特に二国間関係について双方の外務省高官レベル、続いて外相レベルで対話を継続することで合意に至ったと伝えた。      この声明は、カイロで行われたアッバース・アラーグチー・イラン外務次官とフセイン・ズィラール・エジプト外務省アジア担当補佐官との会談の後に発表された。      わ 全文をよむ

2007-09-15 ホメイニー救済委員会、アフガニスタンへ断食月の食糧支援 (Jam-e Jam紙)

【IRNA】イマーム・ホメイニー救済委員会の事務局長は、アフガニスタンで次のように表明した。      「喜ばしきラマザーン(断食)月に際し、当委員会は、第一段階として25,000ドル[約290万円]に相当する50トンの食糧支援を、アフガニスタン南部のカンダハール州において行っている。」       ハーディー・デフバーシヤーン事務局長は、土曜日(9月15日)、「支援する食糧は、ナツメヤシ30トンと米10トン、砂糖5トンと植物油5トンである」と述べた。        さらに、同事務局長は、「これ 全文をよむ

2007-09-13 「もしアメリカがイラン国境地域に近づこうものなら、彼らはイランの射程圏内に入ることになるだろう」:ラーリージャーニー書記、アメリカの動きを牽制 (E'temad-e Melli紙)

 「もしアメリカがイランとの国境地域に近づこうとするならば、彼らは〔イランによる攻撃の〕射程圏内に入ることになるだろう」。ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記は、イラン国境近辺における米軍基地設置計画への反応として、昨日内外の記者らとの会見の中で、このように述べた。他方、ライアン・クロッカー駐イラク米大使とペトレアス・イラク駐留米軍司令官は、イラク情勢について米議会に報告書を提出したが、この報告書は我が国の外交当局から強い反発を招いている。       イラク国内のイラン国境地帯に米軍基 全文をよむ

2007-09-13 駐サウジ・スウェーデン大使、風刺画問題で謝罪 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】駐サウジアラビア・スウェーデン大使は、スウェーデンの新聞に預言者ムハンマドの侮辱的な風刺画が掲載された問題について謝罪した。       AFP(フランス通信社)によるこのニュースを伝えたファールス通信によれば、イスラーム諸国会議機構は、2007年9月12日水曜日の声明の中で次のように表明した。       「Jan Thesleffスウェーデン大使は、アラブ首長国連邦の都市ジッダのイスラーム諸国会議機構事務局でエクメレッディン・イフサンオール事務総長と会談し、あの 全文をよむ

2007-09-10 イラン-トルコ間天然ガス・パイプラインが爆発 (E'temad-e Melli紙)

【Roozna】トルコのあるエネルギー省高官は、イラン-トルコ間天然ガス輸出パイプラインの爆発により、イランからトルコへの天然ガス輸出が停止したと伝えた。       トルコのあるエネルギー省高官の話によると、イラン-トルコ間天然ガス・パイプラインが爆発したのは、日曜日(9月9日)の夜遅くのことであったという。       匿名を希望した同高官は、トルコ領内から5kmほど入った場所で爆発は起き、その結果イランからトルコへの天然ガス輸出が停止したとロイター通信に語った。       これまでのとこ 全文をよむ

2007-09-09 アフガニスタンでマスウードの命日に混乱が発生 (E'temad-e Melli紙)

【Roozna】反ターリバーン連合の司令官であったアフマド・シャー・マスウードの命日を記念するために、数千人の人々が集まったカーブルのガーズィー・スタジアムで緊張や混乱が生じた。その影響で、同記念行事は一時騒然となり、演説中であったアフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領は急遽演説を中止して、同スタジアムを去るという事件が起きた。       目撃者らの話では、治安部隊が一部の人々のガーズィー・スタジアムへの入場を阻止したことがきっかけとなって、入場を拒否された人々がスタジアムの入り口の扉に投石 全文をよむ

2007-09-06 モッタキー外相、北朝鮮指導者のイラン訪問を歓迎 (E'temad-e Melli紙)

エッテマーデ・メッリー:イラン外相は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の朴義春(パク・ウィチュン)外相との会談の中で、金正日(キム・ジョンイル)総書記のイラン訪問を歓迎する考えを示した。      この会談の中で、マヌーチェフル・モッタキー外相はテヘランで開催された会議への北朝鮮の参加に感謝し、北朝鮮がイラン・イスラーム共和国の古くからの友好国であると述べた。また、外相は、イランが諸分野で北朝鮮との協力関係拡大の意向があることを強調した。      朴義春外相もこの会談で、イラン人の歓待に感謝を表 全文をよむ

2007-09-04 ハーレ・エスファンディヤーリー、イランを出国 (E'temad-e Melli紙)

テヘラン一般・革命検察庁治安次官のハッダード裁判官は、ハーレ・エスファンディヤーリーの事件を審理する裁判官が彼女の出国禁止解除請求に同意したと報じた。      ハッダード裁判官はISNA(イラン学生通信)との談話でこう明かしたうえで、「ハーレ・エスファンディヤーリーから出国禁止解除の請求を受け、彼女の事件を審理する裁判官はこの請求を認めた」と述べた。      さらに同裁判官は、「裁判官の命令で釈放された被告、及び保釈金を納めた被告は裁判が開かれるまで国を出ることもできる。ハーレ・エスファンデ 全文をよむ

2007-09-04 アメリカ、アフマディーネジャード大統領のイラク訪問阻止を画策 (E'temad-e Melli紙)

【ファールス通信】イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相が指導するイラクのダアワ党関係筋は、アメリカ政府がイランのマフムード・アフマディーネジャード大統領のイラク訪問に反対する意向を、マーリキー首相に伝えていることを明らかにした。       ターリク・アル=ハーシミー率いるイラク・スンナ派イスラーム党の関係筋も、マーリキー首相はアメリカから、イランに接近しないよう圧力をかけられていることを明かしている。       アフマディーネジャード大統領のイラク訪問は、〔もし実現した場合〕過去三十年間で 全文をよむ

2007-09-04 イラン、GCC湾岸協力会議との自由貿易協議を歓迎 (E'temad-e Melli紙)

エッテマーデ・メッリー:イラン外務省報道官は、湾岸協力会議(GCC)加盟各国の外相が、同会議とイラン・イスラーム共和国との自由貿易協定書に関する決定を下したことを歓迎、ペルシャ湾の地域協力に向けた重要な一歩であるとして、イランが関連する協議を行う用意があることを発表した。      セイエド・モハンマド・アリー・ホセイニー報道官はまた、イラン核問題の平和的解決についてのGCC加盟国外相の姿勢について触れ、「イランとIAEA(国際原子力機関)の協力および合意に鑑み、地域諸国がこの過程への支持に関し 全文をよむ

2007-08-18 革命防衛隊総司令官「ペルシア湾とオマーン海はイランの地対艦ミサイルの射程内」 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】イスラーム革命防衛隊総司令官はイスラーム暦シャァバーン月3日(8月17日)の「革命防衛隊の日」を目前に控え、イランが制作する「ジャーメ・ジャム・ワールド・ネットワーク」の朝の番組に出演し、国防の現状について説明を行なった。       ファールス通信の報道によると、革命防衛隊少将のラヒーム・サファヴィー総司令官は革命防衛隊の能力について、「革命防衛隊は現在、中東地域のレベルでは高い防衛力と攻撃力を有している。我々は先進的な技術を手に入れ、〔高度な〕訓練を施し、最新鋭の防 全文をよむ

2007-08-16 アフマディーネジャード大統領、上海協力機構会議にオブザーバ参加するためキルギスタンを訪問 (E'temad-e Melli紙)

 マフムード・アフマディーネジャード大統領は上海協力機構会議への、自身二回目となる参加を果たした。       大統領は地域歴訪の旅の最後の訪問国として、上海協力機構首脳会議の開催地キルギスタンに足を踏み入れた。アフマディーネジャード大統領はまた、7回目となる同首脳会議に参加する他、ロシア、中国、パキスタン、タジキスタン、キルギスタン、及びウズベキスタンの各国首脳らと個別に会談・意見交換する予定だ。       本日ビシュケクでは、上海協力機構首脳会議の開催に加えて、同機構加盟各国の安全保障関連 全文をよむ

2007-08-15 アフマディーネジャード大統領、中央アジア3カ国を歴訪:カルザイ・アフガニスタン大統領と会談 (E'temad-e Melli紙)

 アフマディーネジャード大統領による3日間にわたる地域諸国歴訪の旅が始まった。大統領とその随行団は、アフガニスタン、トルクメニスタン、キルギスタンを訪問する。マヌーチェフル・モッタキー外相、アリー・ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記、モジタバー・サマレ=ハーシェミー大統領顧問、〔アフガニスタンなどに隣接する〕ホラーサーン・ラザヴィー州の知事、その他の省庁の次官らが、アフマディーネジャード大統領の三カ国歴訪の旅に随行している。       アフマディーネジャード大統領は最初の訪問地として 全文をよむ

2007-08-09 イラクのマーリキー首相、ダーヴーディー副大統領と会談:イラン・イラク関係拡大について協議 (Iran紙)

【政治部】イランのパルヴィーズ・ダーヴーディー第一副大統領は、イランを訪問したイラクのヌーリー・アル=マーリキー首相を正式に出迎えた。その後、イラン・イラク両国の高官らによる合同協議が、昨日の正午行われた。       大統領府広報局の発表によると、パルヴィーズ・ダーヴーディー氏とヌーリー・アル=マーリキー氏はこの協議の中で、二国間関係の発展に対するイラン・イラク両政府の関心と決意に触れ、様々な分野での協力や関係の拡大に向けて、あらゆる可能性を活用する必要があることを強調した。       イラ 全文をよむ

2007-08-08 情報相、イスラーム共和国転覆に向けた3つの計画を暴露 (Iran紙)

 情報相は、現在敵によって実行されている計略・陰謀の数々に対して警戒するよう、国の責任者に要望した。       報道センターが伝えたところによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァル・モスレミーンのモフセニー=エジェイー情報相は、キャラジで開かれたテヘラン州西部を管轄する責任者らとの会合で、次のように述べた。「イスラーム共和国体制の敵は、我が国転覆のために、大規模な計画を実行した。これらの計画が全て水泡に帰すと、今度は3つの転覆計画をもくろみ、現在それを実行に移している。われわれはこれらの計画に対 全文をよむ

2007-08-07 新型戦闘機、イランで大量生産へ:国防相が明かす (Jam-e Jam紙)

【政治部】国防軍需相は、「国防省ならびに国軍によって行われた戦闘機アーザラフシュ(稲妻)の飛行実験の成功を受け、イランは現在、同型機の大量生産段階に入った。近い将来、かなりの数の同型機が、軍が保有する戦闘機の列に加わるだろう」と述べた。       モスタファー・モハンマド・ナッジャール司令官は、同型機の第2世代が近くテスト飛行される予定であり、また世界でも最新鋭の第5世代の戦闘機の製造に向けて、現在研究が進められていると述べた。またナッジャール国防相は、最新の発射コントロール・システムを備えた 全文をよむ

2007-07-30 メキシコ、国境フェンス築くアメリカをハーグに訴える構え (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】メキシコ政府は、アメリカがメキシコとの国境に1126キロメートルに渡るフェンスを建設しようとしていることから、アメリカをハーグ国際裁判所に訴える計画を検討している。      カラカス発ニュースセンターの報道によれば、メキシコ政府当局は、この計画により生活環境と生態系にかかわる問題を調査した上で、アメリカをハーグ国際裁判所に訴える予定であると発表した。      またメキシコ政府は、生活環境と国際法の専門家によるこの方面の大掛かりな調査が続けられており、この調査グル 全文をよむ

2007-07-29 日に1500人のイラン人参詣者がイラクに入国 (Iran紙)

 イラン人参詣者のイラクへの不法入国者数が激減している。       巡礼参詣庁の「シーア派聖地」局の責任者であるアクバリー氏は、このように述べた上で、イラクへのイラン人不法入国者減少の原因について、「一つは、気温の上昇とイラク国内で提供される〔旅行者用の〕サービスの量にある」と語った。       同氏は加えて、「また、イラク政府はここ最近、ビザの発給を減らしているが、〔シーア派関連の宗教行事がある〕特別な日にはビザの発給を増やす〔などの強弱を付けている〕ことも、要因として挙げられる」とも述べ 全文をよむ

2007-07-25 二回目となるイラン・米大使級協議が終了:イラン・米両大使、バグダードで専門部会を開くことで合意 (Iran紙)

【政治部】イラクの治安に関するイランとアメリカの第二回目の協議が、昨日テヘラン時間で朝10時から、バグダードのグリーン・ゾーンにあるイラク首相府にて行われた。この協議には、イラン・米両国の在イラク大使であるハサン・カーゼミー=ゴンミー大使とライアン・クロッカー大使を団長とする協議団に加え、イラク政府高官も参加した。この協議は昨日午後になっても続けられ、協議時間は合計で7時間に及んだ。       ハサン・カーゼミー=ゴンミー駐イラク・イラン大使は、火曜日に行われたアメリカ側との協議終了後、「イラ 全文をよむ

2007-07-24 ワッハーブ派のファトワー(教令)にシーア派最高権威らが強く反発 (Jam-e Jam紙)

〔訳注:下記記事は、先日サウジアラビアのワッハーブ派のムフティー(ファトワーを出す法学者)がカルバラーのイマーム・ホセイン廟やアッバース廟、シリアのゼイナブ廟といったシーア派の重要な聖廟の破壊をスンナ派信徒に呼びかけたことを受けて、マルジャエ・タグリード(シーア派最高権威)が声明を発出したことを報じた記事である。なお、ワッハーブ派は偶像崇拝や聖者崇拝を徹底的に排除することを掲げるスンナ派法学派で、19世紀初めにホセイン廟を破壊した前歴がある。サウジアラビアはこの宗派の法的意見を基礎にして建国され 全文をよむ

2007-07-19 「民主主義の名の下に」:ハーレ・エスファンディヤーリーらの告白映像第一部が国営テレビで放映 (Jam-e Jam紙)

【政治部】キヤーン・タージバフシュ、ならびにハーレ・エスファンディヤーリーの告白映像の第一部が、昨夜イラン国営テレビで放映された。それに先立ち、2回にわたるこの告白映像シリーズの予告編が宣伝のために放映されたが、これに対して海外の反革命インターネット・サイトや英米メディア、さらにはアメリカ政府までもが強い懸念を表明した。       外国人の利益のためにプロパガンダ活動ならびにスパイ活動に従事し、国の安全に敵対的な行動をとったとして逮捕され、現在拘留中のアメリカ在住のイラン人ハーレ・エスファンデ 全文をよむ

2007-07-17 イラン・イラク戦争の賠償金1兆ドルが未払い:7月18日のイラン・イラク戦争終結記念日を控えて (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー:ラアナー・ゾウレ】ティール月27日(西暦7月18日)は、安全保障理事会598号決議をイランが受諾した記念日である。決議を受諾して19年経った現在も、イランは依然この戦争の賠償金を受けとることができておらず、イラン・イラク戦争の推計約1兆ドルの賠償金は未だ支払われていない。      1366年ティール月29日(西暦1987年7月20日)、国連安全保障理事会は、イラン・イラク戦争について、数度目となる話し合いを行った。この会議の最後に決議が採択されたが、その精神は安保理の 全文をよむ

2007-07-17 ハーレ・エスファンディヤーリー及びタージバフシュ、国営テレビで「告白」:水・木曜日にCh1で放送予定 (Jam-e Jam紙)

【政治部】ハーレ・エスファンディヤーリーとキヤーン・タージバフシュ両名の告白が、水・木曜日に国営テレビで放映される予定だ。       ファールス通信の報道によると、アメリカ在住のイラン人ハーレ・エスファンディヤーリーと、米ソロス財団の秘密エージェントであるキヤーン・タージバフシュの両名は、外国人の利益のためにプロパガンダ活動及びスパイ活動に携わり、国家の安全に敵対的な行為を行ったとして逮捕され、現在拘束状態に置かれている。       ハーレ・エスファンディヤーリー逮捕の発端はこうだ。情報省が 全文をよむ

2007-07-14 イラン人ユダヤ教徒、パレスチナ占領地への移住を拒絶 (Iran紙)

 英ガーディアン紙が伝えたところによると、イラン人ユダヤ教徒たちは、パレスチナ占領地への移住を促すために彼らに提示された資金援助の申し出を拒絶し、祖国イランへの忠誠を証明したとのことだ。       同紙は続けて、6000ドルから3万5000ドルに及ぶこの資金援助は、イラン人ユダヤ教徒2万5000人のパレスチナ占領地への集団移住を支援することを目的に、裕福なユダヤ人らが設立した特別基金から拠出されることになっていると報じている。       しかしイラン・ユダヤ協会は、このような申し出は安易な政 全文をよむ

2007-07-10 アル・カーイダ、イランを脅迫 (Iran紙)

 イラク・アル・カーイダ組織の指導者は、「2ヶ月以内にイラク・シーア派政権への支援をイランがやめない場合には、イランに対して戦いを起こす」と脅迫する声明を発表した。       アブー・オマル・アル・バグダーディーは50分間にわたるテープの中で、さらに「われわれはペルシア人、特にイランの指導者たちに対して、イラク・シーア派政権へのあらゆる支援をやめ、直接的・間接的な干渉を停止するための猶予期間を2ヶ月間与える。これらのことが果たされなかった場合には、過酷な戦争がお前たちを待っているだろう」と述べ 全文をよむ

2007-07-02 イラン外務省が警告「MKOによるテロの中核組織がヨーロッパで形成されつつある」 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イラン外務省報道官は《ヨーロッパのアル・カーイダ》として、《偽善者たち》〔モジャーヘディーネ・ハルグ=MKOのこと〕によるテロの中核組織が形成されつつあることに対し、ヨーロッパに警告した。       イラン・イスラーム共和国外務省のインターネット・サイトによると、セイエド・モハンマドアリー・ホセイニー報道官はティール月11日〔7月2日〕月曜日、EUが作成するテロ組織のリストに《偽善者たち》の名を維持することが、EU外相会議で最近承認されたことについて、「正しい措置 全文をよむ

2007-07-02 ハーメネイー最高指導者、ベネズエラ大統領と会談「自立した国々は団結して自らの力を高めるべき」 (Jam-e Jam紙)

【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は昨日午後、ベネズエラ大統領と会談し、「自立した国々は、団結と協力によって自らの力を高めるべきである。希望と情熱をもち、積極的な行動をとることで、自国民の共通のアイデンティティと利益を守ることが重要だ」と強調した。       アーヤトッラー・ハーメネイーは、ベネズエラとイランに打撃を与えんとするアメリカの試みは失敗に帰したとした上で、さらに「イラン・イスラーム共和国とベネズエラは、ともに人民に依拠した、自立した国民体制を有している 全文をよむ

2007-06-27 ハーメネイー最高指導者、ターラバーニー大統領と会談「アメリカはイラクのテロリストに武器を提供している」 (Iran紙)

 アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は、昨日午後イラクのジャラール・ターラバーニー大統領、及び同大統領とともにイランを訪問した一行と会談した。その中でハーメネイー最高指導者は、イラクが抱えるもっとも重要な問題は、占領軍の存在と治安の欠如であると強調した上で、「イラン・イスラーム共和国は、イラク国民自らが選んだ大統領や首相、政府、国会など、現在のイラクの主権を真剣に擁護する」と言明した。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、ハーメネイー最高指導者は、イラク国民 全文をよむ

2007-06-26 ロシアの鉱山で事故が発生:7人の鉱夫が死亡 (Hamshahri紙)

 ロシアの鉱山でメタンが爆発し、少なくとも7人が死亡した。       ロイター通信の報道によると、ロシア・ヴォルクタ市の鉱山の地下奥深くで277人以上の鉱夫が作業中、メタンが爆発し、少なくとも7人が死亡した。       ヴォルクタ市の救急センターの所長は、「この爆発は現地時間午後7時に発生し、事故発生時から現在まで263人の生存者が地中から救出されたが、3名が未だ行方不明で情報は一切得られていない」と発表した。       シベリア地方にはメタンを含んだ鉱山が多くあり、昨年から149人以上が 全文をよむ

2007-06-21 「プレスTV」、世界に発信へ:イラン初の英語による衛星テレビ局、7月2日に開局を予定 (Jam-e Jam紙)

【メディア部】9.11、そしてアメリカによるアフガニスタン・イラク攻撃以降、メディアは今日の世界で重要な役割を担っているにもかかわらず、二つの陣営に分かれてしまった。すなわち、一方にアメリカに賛同するグループがあり、他方にアメリカに反対するグループがあるのだ。この二つの派のはざまで、イラン国営放送国外事業局は、両者とは違う第三の視点を提供することで、メディアとして異なるアプローチを生み出そうと試みている。       イラン国営放送国外事業局のモハンマド・サルアフラーズ副総裁は、記者会見を開き、 全文をよむ

2007-06-19 カスピ海沿岸諸国外相らがテヘランで会合 (Hamshahri紙)

 カスピ海沿岸諸国の外相会談がホルダード月30日水曜日(6月25日)、テヘランで開催される。イラン、アゼルバイジャン、ロシア、トルクメニスタン、カザフスタンの5か国の外相が出席し、各国の見地を調整する。       カスピ海がその沿岸諸国にとって重要性を持ち、特別な位置付けにあることは言うまでもない。イランは常にこのカスピ海をめぐる条約締結の当事者二カ国(訳者注:イランとソ連)のうちの一方であったが、今日では同国の4大州(訳者注:アルダビール州、ギーラーン州、マーザンダラーン州、ゴレスターン州) 全文をよむ

2007-06-16 地域の平和と安全はイランとトルクメニスタンの関係拡大にかかっている (Hamshahri紙)

【政治部】イランとトルクメニスタンの両大統領はテヘランで初めての会談を行い、あらゆる分野での相互関係拡大が、両国国民の利益になり、地域の平和と安全に寄与すると認識した。      アフマディーネジャード大統領とムハメドフ大統領は両国の政府関係者の意志について触れ、全分野での協力と関係の拡大を強調し、「兄弟国イラン・トルクメニスタンの関係は固く結ばれ安定している。」と語った。      イランとトルクメニスタンの大統領は、両国の代表らによる幅広い協議、会談に言及した上で、ムハメドフ大統領のイラン訪 全文をよむ

2007-06-14 17歳少女の投石刑、イランではなくイラクで (Jam-e Jam紙)

少女はイラク・クルディスターンのバーシュティヤーグ市ハートゥーンアーバードという地区で投石刑にされた。      【事件部】数日前、一部のインターネットサイトで若い娘の投石刑の映像が公開されたが、この映像は、イラク・クルディスターンで自身の家族によって投石刑にされた17歳の少女のものであることがわかった。      ジャーメ・ジャム紙の報道によると、数日前インターネット上で17歳の少女の投石刑の映像が流れ、この事件がヴァラーミーンのハートゥーンアーバード地区で起こったとの情報が掲載され、この事件 全文をよむ

2007-06-12 イランの技術使節団をニカラグアに派遣:アフマディーネジャード大統領、オルテガ大統領と会談で合意 (Iran紙)

【政治部】ニカラグア共和国のダニエル・オルテガ大統領はテヘラン訪問二日目、イラン・イスラーム共和国のマフムード・アフマディーネジャード大統領との一連の会談を終えた後、イマーム・ホメイニー廟を訪れた。       イラン紙記者の報道によると、オルテガ大統領はファッターフ・エネルギー相のエスコートのもと、花輪を献じてイスラーム共和国創立者の崇高な地位に敬意を表した。       オルテガ大統領は、イマーム聖廟の記念ノートに署名をし、テヘラン大学の学生たちを前に、同じ1979年に勝利を収めたイラン・イ 全文をよむ

2007-06-11 テヘランの大学生ら、ニカラグアのオルテガ大統領とその家族のイラン訪問を熱烈歓迎 (Jam-e Jam紙)

【政治部】ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、イスラーム革命を支持した上で、「今日われわれは、諸国民による闘争の新たな時代の幕開けを目撃している。ラテン・アメリカは自らの歴史の新たな段階を開始した」と強調した。       ファールス通信によると、ニカラグア大統領はテヘランのさまざまな大学に所属する学生らを前に、アッラーメ・アミーニー・ホールで演説を行い、「断言しよう、今日ラテン・アメリカの全ての闘士たちの魂が、イランに集結している」と付け加えた。       同大統領はニカラグア政府と国民 全文をよむ

2007-06-05 ミコノス事件のイラン人服役囚、今年中に釈放 (E'temad-e Melli紙)

ドイツの週刊誌『シュピーゲル』は、ミコノス事件のイラン人被告、カーゼム・ダーラービーが15年の服役を経て、近く釈放されると伝えた。      『シュピーゲル』によると、1992年にベルリンのレストラン「ミコノス」における殺人容疑で、25年の禁固刑を言い渡されていたイラン人のカーゼム・ダーラービー被告が釈放されることになった。この週刊誌の最新号には、ドイツ連邦検察の要請により、同被告が刑期満了前に刑務所から釈放され、イランに送還されると記されている。ダーラービー被告は、ベルリンのレストランにいた4 全文をよむ

2007-06-02 イラン外相、シリア大統領と会談:「サマンド」外交が展開 (E'temad-e Melli紙)

 イラン外相は、木曜日(2007年5月31日)から、シリア、アルジェリア両国への訪問を開始した。両国訪問中、二国間及び地域・国際問題について議論が交わされる予定である。       マヌーチェフル・モッタキー外相は、シリアのバッシャール・アサド大統領の大統領再選に対する祝意を伝え、イラン・シリア二国間関係の検討・点検を行い、さらに地域と世界で生じた最も重要な情勢変化についてシリア政府高官らと協議することを目的に、ダマスカス入りした。今回の訪問は、二国間関係のフォローアップを目的とした両国政府当局 全文をよむ

2007-05-31 グアンタナモ基地収容所で4人目の自殺者 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】アメリカ軍は声明を出して「サウジアラビア国籍を持つグアンタナモの囚人1名が収容所の独房で死亡した」と発表した。      ル・モンド紙の記述によると、「地上の地獄」と呼ばれるグアンタナモ収容所を管轄する軍当局は、このことについて「看守たちが自分の房にいるこの囚人を発見した時点で、彼はもはや問いかけにも答えず、息もしていなかった」と発表した。      当局によれば、「収容所の医師たちが彼を蘇生させるため最後まで手を尽くしたが、無駄だった」という。      これは2 全文をよむ

2007-05-30 スパイ網、摘発される:情報省関係者、詳細を公表 (Iran紙)

 情報省スパイ対策総責任者は、複数のスパイ網が発見されたことについて詳細を明らかにし、「西アゼルバイジャン州、コルデスターン州、イーラーム州、ケルマーンシャー州、ハメダーン州、及びテヘラン州の各州で活動をしていたスパイ網が特定・摘発された」と述べた。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、この治安関係者は昨日、記者らとのインタビューの中で、「これらのネットワークの構成員らは、国内各所に分かれて活動を行っていた。大規模な工作に成功する前に、彼らを特定し逮捕した」と述べた。      全文をよむ

2007-05-29 「すべての懸念について明確に指摘」:カーゼミー=ゴンミー大使、イラン・米協議後の記者会見で明かす (Iran紙)

【政治部】バグダードのグリーン・ゾーンにあるマーリキー・イラク首相官邸で昨日、イラン・米の協議がイラク政府高官を交える形で、4時間にわたり行われた。昨日イラン側代表団を率いたのはハサン・カーゼミー=ゴンミー駐イラク・イラン大使で、国家安全保障最高評議会のアミーリー総局長や外務省のアミール・アブドッラーヒヤーン・イラク本部長らが同大使に随行した。他方、アメリカ側の代表団を率いたのは、ライアン・クロッカー駐イラク米大使であった。       協議終了後、イラク政府関係者らは同協議がイラク問題のみを扱 全文をよむ

2007-05-26 イスラーム諸国の駐日大使たちの会議がイラン大使主催で開催 (Iran紙)

【社会部】イスラーム諸国の大使・公使による会議が、イラン・イスラーム共和国駐日大使の主催により、東京にある同大使公邸にて催された。       IRNA(イラン国営通信)によると、イランのモフセン・タラーイー駐日大使は、このように述べた上で、次のように付け加えた。「日本在住のムスリム・コミュニティの現況や相互の関係の水準向上のあり方、そしてイスラーム文化・文明の価値観に対する日本の人々の理解増進などが、この会議に出席したイスラーム諸国の大使・公使らの話し合いの重要な中心テーマであった」。     全文をよむ

2007-05-24 アフマディーネジャード政権の不安定化を狙う《闇の》工作:ブッシュ、CIAの対イラン秘密工作に署名 (Iran紙)

【政治部】アメリカの情報機関及び安全保障政策の当局者らは、アメリカの諜報機関CIAが同国のジョージ・ブッシュ大統領から、イラン政府を不安定化させるための《闇の》秘密工作を実行段階に移す正式の許可を、秘密裏に取ったことを明らかにした。       アメリカのABCニュースが伝えたところによると、これらのアメリカ安全保障政策関係者らはさらに、ブッシュが組織立った宣伝活動や虚偽情報〔の流布〕、ならびにイラン通貨やイラン政府による国際金融取引への介入といった工作活動を実行する《非軍事的な》命令に署名した 全文をよむ

2007-05-22 米ソロス財団の秘密のエージェントがイランで取り調べ (Iran紙)

 情報省広報室が、ハーレ・エスファンディヤーリー逮捕の理由を説明した。       情報省は説明の中で、1386年オルディーベヘシュト月18日(西暦2007年5月8日)のエスファンディヤーリー氏の逮捕に言及した上で、次のように述べている。「イラン・イスラーム共和国に影響を及ぼすことを目的に行われている一部のアメリカの機関や財団の活動に関する情報追跡調査の結果、これらの機関が、民主化や人権等々の看板を隠れ蓑として、アメリカの諜報・安全保障機関がここ数年間標的とした国々に対して行ってきたのと同じ役割 全文をよむ

2007-05-21 大統領、本日ベラルーシを訪問 (Iran紙)

【政治部】イラン大統領は、ベラルーシ大統領の招請を受け、訪問団の団長として2日間の日程でベラルーシを訪問するため、今朝(月曜日)同国に向け出発する。       アフマディー・ネジャード大統領はこの訪問で、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領と二国間問題や国際問題について会談する一方、ベラルーシのその他の高官とも会談する予定である。またベラルーシ在住のイラン人との面会やイラン・ベラルーシ両政府間の協力に関する複数の文書への調印、ベラルーシのテレビ局とのインタビューなどの予定も、大統領訪問日程に含ま 全文をよむ

2007-05-20 ようやく明かされたサッダームへの西側の援助 (Iran紙)

 イラン・イラク戦争から長い年月が過ぎた後で、サッダームの軍隊の報道官を務めていた人物が次のように告白した。       「イラン・イラク戦争(注1)のあいだ、西側とこの地域[中東]のアラブ諸国はイランへの攻撃を支援していた。」       イラクのこの元将校は金曜日の夜、イラクのテレビ局「アル・シャルキーヤ(東洋)」とのインタビューで、「アメリカは[サッダームが]イランに攻撃したあかつきには、クウェイトとの紛争はサッダームの自由にさせると約束していた」と述べた。       イラクのこの元将校 全文をよむ

2007-05-19 イラン・エジプト関係回復のための条件 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】マフムード・アフマディーネジャード大統領が在カイロ・イラン大使館を再び開設する用意があると表明し、それに対しエジプト政府が慎重な受け止め方を示してから数日が経過した。これに関して国家安全保障最高評議会のアリー・ラーリージャーニー書記は、「エジプトとの関係で考慮すべき点」について語った。       アリー・ラーリージャーニー書記は、オマーン外相との会談後、「エジプトとの関係回復に対するイランの目的は何か、また関係回復には条件があるのか」との質問に対し、「エジプトとの関係 全文をよむ

2007-05-17 ハーメネイー最高指導者:「厚かましいアメリカとは交渉できない」 (Iran紙)

【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は昨日、聖地マシュハドのイスラーム法学者、学者、イスラーム神学校の教授、金曜集団礼拝の導師、宗教学の神学生らを前に、社会における宗教指導者層の重大な責任と立場に触れ、次のように説明した。      「宗教指導者層はここ200年、外国による植民地主義と覇権に反対するあらゆる運動の中心にあった。今日においても、宗教指導者層とイスラーム神学校の最も重要な責務は、時代のニーズを知り、最新の学問と確たる推論・論拠で武装し、自らの独立を維持し、 全文をよむ

2007-05-16 イラン・米友好議連設立の動きをめぐって国会内で賛否 (Iran紙)

【政治部】イラク問題をめぐり、イラン・米両国が話し合いを行うことで合意したのに続き、一部のイラン国会議員は米議会との友好議連をイラン国会内に設立する要望を、イラン国会に正式に提出した。       イラン紙国会担当記者の取材によると、イラン・米友好議連設立構想は当初、先週国会少数派所属のある議員によって提出されたものだった。ところが、昨日ハッダード=アーデル国会議長にこの件について正式の要望書を提出したのは、国会内のさまざまな派に属する議員らであった。       イラン・米間の国交が断絶して以 全文をよむ

2007-05-15 アフマディーネジャード大統領「エジプトにイラン大使館を開設する用意」 (Iran紙)

【政治部】イラン・イスラーム共和国のマフムード・アフマディーネジャード大統領は「国民の団結とイスラーム統一」年最初の外遊地として、アラブ首長国連邦を訪問し、同訪問の最終日に100人以上の記者との会見に臨んだ。この記者会見で、大統領は地域問題やイラン核問題、イラクをめぐるアメリカとの話し合いについて、記者らの質問に答えた。      大統領はこの記者会見において、地域諸国の連帯と団結の必要性を強調し、地域の諸国民間で連帯と団結を築くために必要とされるものは、すでに整っているとの認識を示した。   全文をよむ

2007-05-14 イラン・米、イラク問題をめぐり話し合いへ (Iran紙)

【政治部】外務報道官による今週の記者会見には特別ニュースが含まれていた。セイエド・モハンマド・アリー・ホセイニー外務報道官は昨日、イラク国民の苦しみの軽減と、ヌーリー・アル=マーリキー政権の強化、同国の治安情勢の安定化などを支援することを目的とした話し合いを、イランとアメリカが近くイラクで行う予定であることを明らかにした。この発表は直ちに、国際メディアでトップニュースとして報じられた。       「イラン紙」の外交政策担当記者の報告によると、ホセイニー報道官は「イラク関係当局と協議した上で、イ 全文をよむ

2007-05-12 在バスラ・イラン総領事館にイギリス兵が発砲 (Iran紙)

 イギリス軍はパトロール部隊の車両から、在バスラ・イラン総領事館に向けて発砲を行った。       多国籍軍中央司令部は、この件に関して声明を発表し、「イギリスのパトロール部隊はバスラの政府庁舎方面に向かってパトロール中、イラン総領事館に隣接する『アル・サラージー』地区にいた武装勢力の襲撃に遭った」と主張した。この声明は更に、「イギリス軍はこの襲撃後、10分間にわたり、武装勢力と戦闘を交えた。その結果、武装勢力1名が負傷、イギリス軍は発煙筒を投げ、戦闘地域を逃れることに成功した」とも述べた。   全文をよむ

2007-05-12 北朝鮮外務次官、イランを訪問:第一副大統領・外相と会談 (Iran紙)

【政治部】ダーヴーディー第一副大統領は、「自立した諸国家は互いに連帯しながら、経済や産業のさまざまな分野での関係を可能な限り拡大させ、ともに協力して国民の利益のために尽くすべきである」と述べた。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、パルヴィーズ・ダーヴーディー第一副大統領は北朝鮮の金永日(キム・ヨンイル)外相代行・外務次官との会談の中で、「イランにとって、北朝鮮との協力関係を拡大させることに、いかなる障害もない」と語った。同副大統領はさらに、「イランはさまざまな分野、特に経済や 全文をよむ

2007-05-08 アフマディーネジャード大統領、イラク・クルディスタン地域の指導者と会談:「イラクを構成するさまざまな集団は治安確保のために努力すべき」 (Iran紙)

【政治部】イラン・イスラーム共和国大統領は、イラクの政府及び国民が同国のさまざまな地域の発展と繁栄に向けて決意を固め努力していることに言及し、「イラクを構成するさまざまな集団は、利益を搾取し、イラクの人々の尊厳を傷つけようと企てている敵の陰謀の根深さを認識し、高い意識をもってイラク全土の繁栄と治安の確立へ向けて団結しなければならない」と強調した。       大統領府報道室によれば、アフマディーネジャード大統領は昨日午後、イラク・クルディスタン地域の指導者であるバールザーニー氏との会談の中で、今 全文をよむ

2007-05-05 イラン外相とアメリカ国務長官、イラク国際会議に出席 (Iran紙)

【政治部】先週末シャルムッ・シェイフにおいて、50の国と国際組織・機関の高官らの出席の下、2日間の日程でイラク国際会議が開催された。同会議に外相を団長としたイラン・米両国の代表団が出席したことは、メディア・報道関係者の大きな注目の的となった。        この会議に出席したイランのモッタキー外相は多くの相手と個別会談を行ったが、その一覧にはアメリカ代表団との会談は含まれていなかった。またライス国務長官は、モッタキー外相の疑問に答える用意があると事前に表明していたにもかかわらず、両国間での直接的 全文をよむ

2007-05-02 ラーリージャーニー書記、スィースターニー師と会談 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】イランのアリー・ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記は先日、聖地ナジャフにおいて大アーヤトッラー・アリー・スィースターニー師と会談した。アタバート〔シーア派四大聖地〕参詣後、この高位のマルジャエ・タグリード〔シーア派の最高宗教指導者〕を訪問した同書記は、イラクの最新動向、及びイラクの安定と安全の確立のためにイランが果たしうる重要な役割について師と議論し意見を交わした。      ラーリージャーニー書記はイラクの偉大な宗教指導者の一人であるアーヤトッラー・スィース 全文をよむ

2007-05-01 アメリカとイランの協力による、アルカイダ幹部の逮捕:インドでの報道 (E'temad-e Melli紙)

 英国の外交官たちがイランに関するある内密の文書を調べているそうである。       この文書は、アルカイダ幹部アブドル・ハーディー・アル・アラーキーがイランとイラクの国境で逮捕された件について、イラン側の関係者らがアメリカ軍に協力したことを裏付けるものである。       これについて、インド発行のある新聞の報道によれば、イラン国内の諜報機関の工作員らは、西側の諜報機関の工作員らと協力体制を築いたうえで、アブドル・ハーディーの逮捕にこぎ着けたとのことである。 全文をよむ

2007-04-30 モッタキー外相、イラク情勢会議参加のためシャルムッ・シャイフへ (E'temad-e Melli紙)

【政治部】イランはシャルムッ・シャイフでの会議に参加する予定だ。アリー・ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記を乗せた飛行機がバグダード空港に到着し、シャルムッ・シャイフでのイラク国際会議へのイランの参加について検討することを目的に、同書記がイラク当局と協議を始める数時間前に、イラン大統領が同会議に参加する意向を電話でイラク首相に伝えた。       AP通信の報道によると、イラク首相官邸は、「イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領はイラクのヌーリー・マーリキー首相との電話で、イ 全文をよむ

2007-04-29 イラン、アメリカと直接協議する用意 (E'temad-e Melli紙)

 「イランは米政府と直接協議する用意がある」。ハビエル・ソラナEU共通外交・安全保障政策上級代表は、イラン国家安全保障最高評議会のアリー・ラーリージャーニー書記とのアンカラでの二日間にわたる会談の後、このような結論を携えて、次にワシントンを訪問する予定である。同代表によると、「ラーリージャーニー書記との会談の結果、イランにはアメリカと直接協議する用意があるということが分かった」という。       月曜日にコンドリーザ・ライス米国務長官を訪問することになっているソラナ上級代表は、ブリュッセルでの 全文をよむ

2007-04-26 イラン外交官らの解放はイラク政府の急務 (Iran紙)

 ある情報筋が次のように述べた。「イラク政府の幹部らはこの数日、[イラクの]アルビルでアメリカ軍によって連れ去られたイラン人外交官らの解放について、真剣に追跡調査を行っている。」       彼はイラン国営通信(IRNA)とのインタビューで次のように付け加えた。「この件に関しては、拘束されたイラン人外交官らの家族が彼らと面会できる可能性があるという好ましい知らせもある。」       この件について詳しいこの情報筋は、「彼らの解放に向けた努力とともに、在イラクのイラン領事と連れ去られたイラン人外 全文をよむ

2007-04-26 モッタキー外相、イラク外相と会談:シャルムッ・シャイフでの会議への参加について、近々イランの見解を発表 (Iran紙)

【政治部】イランのマヌーチェフル・モッタキー外相は、「エジプトのシャルムッ・シャイフで開催される予定のイラク周辺国会議への参加について、イランは近々見解を発表する予定だ」と述べた。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、モッタキー外相は昨晩、イラクのフーシュヤール・ズィーバーリー外相との共同記者会見でこのように発表した。       ズィーバーリー外相とモッタキー外相は、イラン外務省で行われた3時間に及ぶ会談の中で、イラン・イラク両政府の関心事項について話し合った。        全文をよむ

2007-04-24 イラクのマーリキー首相:イラン人外交官らの解放へ向けた努力は継続中 (Iran紙)

 イラク首相は「イラクでアメリカ軍によって拘束されたイラン人外交官らの解放に向けた努力は、現在もなお続いている」と述べた。       ヌーリー・マーリキー首相はエジプト首相アフマド・ナズィーフとの記者会見の席で、次のように付け加えた。「これらの外交官らの解放に向けた努力は継続中であるが、この問題は協力を必要とする」。       アメリカ軍は1月11日にアルビルのイラン領事館を攻撃し、5人のイラン人外交官を連れ去った。 全文をよむ

2007-04-23 チャラビー前イラク副首相:アメリカはイラクでイランを挑発している (Iran紙)

前イラク副首相のアフマド・チャラビーは、「イランを断罪するホワイトハウスの主張は公平でないし、実質を伴わない」と述べた。      同氏は続けて次のように述べた。「アメリカ人らはイラクでイランに対して挑発的な行為を行っており、イランイスラーム共和国大使館員の非合法な拘束や、アルビルのイラン領事館への襲撃はその最たるものである。」      チャラビーはまたこう述べた。「[イラクの]ヌーリー・マーリキー政権はイラン大使館二等書記官ジャラール・シャラフィーの誘拐と拷問について調査しなければなら 全文をよむ

2007-04-22 キッシンジャー:アメリカはイランと対話し、合意点を見出すべき (Iran紙)

アメリカの元国務長官ヘンリー・キッシンジャーは次のように述べたそうである。      「今日、アメリカではブッシュ政権の取り巻きだけがイランとの直接の対話に反対している。もし現在の状況が続けば、合衆国の将来の外交政策は以前にもまして、独創性のない受動的なものとなるだろう」。      アメリカの外交政策を論じるうえで第一人者とされるヘンリー・キッシンジャーは、「イラン政府はアメリカとの直接交渉に関して、自ら協力姿勢を見せるだろう」とも述べた。      ヘンリー・キッシンジャーは続けて、イランの 全文をよむ

2007-04-18 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィー、「イラクを支援することは宗教的義務」 (E'temad-e Melli紙)

【ISNA】大アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、イラク問題は今日のイスラーム諸国が直面するもっとも重要な問題であると述べた。       マカーレム=シーラーズィー師はバスラのスンナ派住民の一団と会見を行い、その中でイランとイラクは古くから同胞としての関係を有してきたとした上で、「あなた方の苦しみはわれわれの苦しみ、あなた方の喜びはわれわれの喜びである」と付け加えた。       同師はまた、イラク問題はイスラーム諸国が直面する最も重要な問題であると指摘した上で、「この問題を解決し、 全文をよむ

2007-04-16 欧州議会議員:ブレア政権はイランによって貶められた (Iran紙)

 欧州議会のキプロス議員は英首相のトニー・ブレアに書簡を送付し、イランで拘束された15人の武装兵に対する英国の処遇について批判を行った。       Marios Matsakis氏は「イギリス政府はイラン政府によって貶められた」と述べた。       同氏はこの書簡で、「[キリスト教徒の]清らかな祝日の直前に無条件でこれらの兵士ら全員を解放したイランの措置は、我々全てにとって非常に素晴らしい驚きをもたらした」と述べた。       また同氏は続けて次のように述べた。「ブレアは、イランでの拘束中 全文をよむ

2007-04-16 チョムスキー、「イランがイラクに干渉しているというアメリカの議論は混乱を生み出す」 (Iran紙)

 アメリカの著名な研究者ノーム・チョムスキーが、「イランがイラクに干渉しているなどとのホワイトハウスの議論は、混乱を起こすものでしかない」と述べたそうである。       チョムスキーは続けて、「もしイランがメキシコやカナダに侵略し、アメリカ政府の代表らを拘束していたとしたら、合衆国はいかなる措置を取ったかと問うてみればよい。明らかに、アメリカ政府はこれらの地域において、占領行為に対して対抗措置を示しただろうし、それは『解放』という言葉で表されただろう」と述べた。       また同氏は、イラン 全文をよむ

2007-04-11 赤十字社、ジャラール・シャラフィーの拷問痕を診察 (Iran紙)

 赤十字社のイラン代表と在イラン・イラク大使シャイフ・モハンマド・マジードは、テヘランのある病院で、バグダードのイラン・イスラーム共和国大使館員ジャラール・シャラフィー二等書記官と面会し、同氏の診断書を作成した。イラン外務省情報・プレス総局の報道によれば、担当医師、テヘランの赤十字社代表、在テヘランのイラク大使は、アメリカの監督下にあるイラク治安軍による拷問の深い傷跡を診察した。       担当医師による報告では、拷問によって、シャラフィー氏の足にドリルでいくつかの穴が開けられており、また鼻と 全文をよむ

2007-04-10 CIA、テロ集団に援助:アル・ジャズィーラが報道 (Iran紙)

 テレビ局アル・ジャズィーラはある報道番組の中で、「アメリカ中央情報局(CIA)はイラン国境地域の少数民族集団による反政府民兵を援助している」と報じた。       この報道は続けて次のように述べている。「アメリカは秘密裏にこれらの集団に資金を提供しており、こうした努力はイランに圧力をかけるためのものである」。       アル・ジャズィーラは続けて、「[アメリカによる]このような援助は、目的のためならテロをも辞さないような集団に対して行われている」と伝えている。 全文をよむ

2007-04-10 英兵のイランでの様子が映像にて公開:帰国後の証言の矛盾が明らかに (Iran紙)

 [イランのアラビア語放送の]テレビ局アル・アーラムは、イランで拘束中にチェスに興じたり、テレビを見たりしていた英兵らの映像を放映し、「この映像は[イランで]虐待されたという彼らの主張を覆すものである」と報道した。       同テレビ局で放映された映像では、イギリスの水兵8名と王室海兵隊員7名のうちの数名がトレーニングウェアを着て、チェスや卓球に興じている様子が映し出され、また別の映像でも、彼らがテレビを見たり、花で飾られた大きな食卓で食事をしたりしている様子が放映されていた。また[この映像で 全文をよむ

2007-04-08 英兵解放に対するロシアでの世論調査 (Iran紙)

ロシアのM.K.通信とIZVESTIYA紙は、15人の英兵解放というイランの措置について、協同で世論調査を行った。この世論調査の結果によれば、回答を行った者の61パーセントが、15人の海兵の解放というイランの措置は、イギリス政府に対して屈辱的であり、イランの寛大さを示すものだと述べている。 全文をよむ

2007-04-08 バグダードで拉致されたイラン外交官、CIA工作員による拷問を証言 (Iran紙)

[政治部]      ■在バグダードイラン大使館二等書記官ジャラール・シャラフィー:「私はCIAの管轄下にあるイラクの諜報機関の工作員らの協力の下にアメリカ軍によって拉致され、激しい拷問を受けた。」   ■「私はバグダード空港の近くで解放され、人々の助けによってバグダードのイラン大使館にたどり着くことができた。」   ■イラクのフーシュヤール・ズィーバーリー外相:「イランの外交官らの拘束に関するアメリカの供述は非常に不可解なものである。何故なら、バグダードにおけるシーア派の民兵に対する指導がアル 全文をよむ

2007-04-07 拘束前のイギリス水兵の任務:スカイ・ニュースが報道 (E'temad-e Melli紙)

 イラン領水域で拘束されたイギリス水兵らは「諜報活動」に努めていたとのことである。       スカイ・ニュースは特別報道で、イランによって拘束された海兵隊員らは、イランに関する諜報活動に努めていたと伝えた。この報道によれば、イランで拘束されたイギリス兵のリーダー、クリス・エア(Chris Air)は、拘束の5日前のインタビューにおいて、彼らが諜報活動の任務を負っていることを発表していた。       このインタビューは、拘束された兵士ら――[諜報活動の任務を負っていたにもかかわらず]「水兵」と 全文をよむ

2007-04-05 解放されたイギリス女性兵:「ブレア政権のイランへの行為に対して申し訳なく思います」 (Iran紙)

 イギリスの女性海兵フェイ・ターニー(Faye Turney)は解放後、次のように語った。「祖国に帰ったら、まず初めに、イギリスの報道関係者に対して、イランの人々がいかに振る舞うかを知るためにイランに旅行するように言おうと思います。」       フェイ・ターニーは「イラン」紙との特別会見で次のように付け加えた。「最初の想像とは反対に、私たちがイランに滞在した数日間、イランの人々からは礼儀正しい対応しか目にしませんでした。それも私たちがイラン領水域に進入していたにもかかわらずです。」      全文をよむ

2007-04-05 英水兵をめぐる危機、終結:15名の英海兵隊員釈放される (E'temad-e Melli紙)

 英国王室海兵隊員15名に対する恩赦による釈放が発表されたことで、12日間に及んだ危機は沈静化に向かうこととなった。       昨日、英首相が言うところの「英国水兵問題をめぐる極めて重要な48時間」の最初の一日が終わろうとしている頃、イラン大統領は記者会見の中で、偉大なる預言者ムハンマドのめでたき誕生とキリスト教徒らの清らかなる祝日を祝って、拘束された英兵15名に恩赦を与え、釈放すると発表した。       マフムード・アフマディーネジャード大統領は、この措置はイラン人のイスラーム的慈愛の精神 全文をよむ

2007-04-05 テロ集団のイランでの活動をアメリカが支援:ABCが報道 (Iran紙)

 アメリカのテレビ局「ABC」は、「イランで破壊やテロ行為を行っているテロリスト諸集団及び武装集団は、アメリカからの支援を受けている」と明らかにした。       同局はまた、パキスタンとアメリカの情報筋の話として、「アメリカ政府は秘密裏に、パキスタン国内で活動する民兵組織をイランと敵対するよう扇動している」と付け加えた。更に「このテロリスト諸集団はパキスタンのバルーチー諸部族から成り、(パキスタンの)バルーチェスターン州から反イラン活動を計画している」とも述べている。       同局は更に、 全文をよむ

2007-04-03 イギリス海兵の告白に対するイギリス紙の反応 (Iran紙)

 イギリスの新聞インデペンデント紙は4月2日の第一面で、イラン領水内での15名の武装イギリス兵の拘束について、「屈辱的な戦い」(The war of humiliation)とのタイトルで報じた。       イギリスの著名な研究者ロバート・フィスクはこの報道で次のように述べている。「イギリス海兵は捕虜に取られ、別の2人の海兵もイランのテレビで放映された。テヘランのイギリス大使館の壁に向かって火炎瓶が投げつけられて炎上している。だが決定的に、この戦争はテロリストに対する戦いではなく、『屈辱的な戦 全文をよむ

2007-04-03 アメリカ政府系ラジオ局、アブドル・マーレク・リーギーと対談 (Iran紙)

 テレビ局「ラジオ・アメリカ」は日曜日の夜、初めて、〈イラン人民抵抗運動の指導者〉と自称するテロリスト・グループ「ジョンドッラー(神の兵士)」の指導者、アブドル・マーレク・リーギー生中継でインタビューを行った。       リーギーはこれまでに50人以上のバルーチェスターン住民を死傷させ、また今もイラン政府の役人たちを人質に取り、彼らの解放と引き替えに身代金を要求している。       バルーチェスターン地域の悪名高きテロリストを公式に支持し宣伝するという「ラジオ・アメリカ」の、この恥知らずで利 全文をよむ

2007-04-03 アメリカ戦闘機、イラン領空を侵犯 (Iran紙)

 爆弾を搭載したアメリカの2機の戦闘機がフーゼスターン州上空を飛行し、イラン領空を侵犯した。       フーゼスターンの革命防衛隊司令官アブドル・マジード・アギーリー大佐はこの報道を認め、「アメリカのこの2機の戦闘機はアーバーダーン北西部の上空を飛行し、イラン領空を侵犯した」と述べた。同氏は続けて、「この2機の戦闘機は同地域の上空に白煙を残したまま、イラン南西へ進路を取り、その後イラクへと向かった。この白煙は、地域の住民たちも目撃している」と述べた。 全文をよむ

2007-03-29 「GPSのデータはイギリスによるイラン領水侵犯を証明している」:海上警備基地司令官 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イギリス軍兵士らが所持していた艦船誘導補助装置(GPS)に残っていたデータは、彼らがイラン領水内に立ち入り、そこで拿捕されたことを証明している。       アルヴァンド海上国境警備基地司令官は、イギリス軍兵士らから入手したGPSに記録されたデータを示しながら、「イギリス軍兵士らが所持していた艦船誘導補助装置は、2隻のイギリス船舶が拿捕された地点が、国境からイラン領水内に約450メートルの場所であったことを示している」と述べた。       セターレ大佐はさらに「こ 全文をよむ

2007-03-29 アフシャール司令官「英兵の釈放は英政府の謝罪が条件」 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】軍総司令部次官は、「イギリス人兵士の釈放は〔イギリス政府が〕正式に謝罪し、イギリス軍による国境侵犯を再び繰り返さないことを保証することが条件だ」と述べた。       アフシャール司令官はメフル通信とのインタビューの中でまた、「我が国の沿岸領水を侵犯しながらも、釈放が予定されていたイギリス人女性兵士をめぐる状況が膠着状態に陥ったのも、イギリス当局者の誤った振る舞いが原因である」と付け加えた。       軍統合司令部文化・国防宣伝担当次官を務めるアリーレザー・アフシ 全文をよむ

2007-03-29 イギリス人女性兵士告白:「私たちはイラン領水内で逮捕されました」 (Iran紙)

【政治部】イギリス海軍F99艦隊所属のイギリス人兵士フェイ・ターニー(Faye Turney)さん(女性)は、イラン領水内に立ち入ったことを認め、この件について謝罪した。       イラン国営放送は昨晩、拘束されたイギリス人水兵の映像とともにターニーさんのインタビューを放映、その中で彼女は「私たちは自らの行為を、残念に思っております。イラン人国境警備兵らは私たちに対し、極めて人間的かつ友好的に接してくれました」と付け加えた。       ターニーさん(26歳)はシュロップシャー州シュローズベリ 全文をよむ

2007-03-27 モッタキー外相、ベケット英外相と電話会談 (Iran紙)

 イラン外相と英外相は、15名のイギリス人水兵がイラン領水で逮捕されたことに関し、電話にて話し合いを行った。       マヌーチェフル・モッタキー外相はこの電話会談の中で、イギリス軍部隊がアルヴァンド川においてイラン・イスラーム共和国領内を侵犯したことに抗議し、「この問題は現在、関係当局によって法的な調査が行われているところである。調査が終わり次第、彼ら〔逮捕されたイギリス軍兵士〕との面会の可能性も用意されるであろう」と述べた。       マーガレット・ベケット英外相もまた、この電話会談の中 全文をよむ

2007-03-25 拘束されたイギリス兵、テヘランに移送:イラン領水侵犯を自供 (Iran紙)

■ 逮捕されたのは水兵8名と王室海兵隊員7名で、コーンウォール艦隊に所属していた。   ■ イラン外務省はイギリス公使を召喚し、イギリス軍兵士の我が国領水内への違法な侵犯に対して厳重に抗議、イギリス政府の速やかな説明を求めた。   ■ ある情報筋は、「イギリス兵士はペルシア湾北西部で海上船舶の検査を行っていた。彼らはイラン領水内に侵犯していたことを完全に理解していたはずだ」と語った。      【政治部】国境地帯に対する注意を怠り、イラン・イスラーム共和国領水を違法に侵犯したために、金曜日我が国 全文をよむ

2007-03-13 「失踪したアスギャリー元国防次官は拷問され、自白を強要させられている」:ある情報筋が明かす (Iran紙)

 ある情報筋は、「最近、アメリカとシオニスト体制、ならびにイギリスの諜報機関は、退役した国防省職員アリーレザー・アスギャリー氏を拉致する計画を立て、ここ数日間のうちに新たな心理作戦を実行することを目論んでいる」と明かした。       ファールス通信の報道によると、同情報筋はさらに「約4年前に退役したアリーレザー・アスギャリー氏は今年のバフマン月〔2007年1月下旬から2月中旬〕、トルコのイスタンブルに入ったところ、ある共同作戦によって拉致され、トルコのインジェルリク基地に移送、その後アメリカの 全文をよむ

2007-03-11 イラン国防相、シリア大統領と会談 (Jam-e Jam紙)

 モスタファー・モハンマド・ナッジャール国防相(准将)は日曜日、ダマスカスにあるアッ=シャアブ大統領宮殿にて、シリア大統領・最高軍司令官と会談した。       ハサン・トゥルクマーニー・シリア国防相(中将)、及びモハンマド・ハサン・アフタリー駐シリア・イラン大使も同席したこの会談で、両者はイラン・シリア両国の共通の関心事や、国防を初めとするさまざまな分野での協力のあり方について、話し合った。       我が国の国防相はこの会談の中で、イラン大統領からシリア大統領に宛てた親愛なるメッセージを伝 全文をよむ

2007-03-10 アリーレザー・アスギャリー元国防次官の行方、いまだ不明 (E'temad-e Melli紙)

【バーズターブ】アリーレザー・アスギャリー元国防次官の行方について、尾ひれのついたさまざまな憶測が海外のメディアから流される中、最新の分析は同氏がモサドあるいはCIAといった諜報機関によって拉致されたことを強調している。       これまでのことろ、一部の偏向したメディアは、アスギャリー氏がアメリカ、あるいはその他の西洋諸国に政治亡命し、これらの国の治安諜報機関に〔機密〕情報の提供を行っているのではないかとの内容を流すことで、革命防衛隊でキャリアを積んだ同司令官のプロフィールを傷つけようと画策 全文をよむ

2007-03-10 バグダード会議開催:イランとアメリカが同じテーブルに (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】一日間の日程でイラクで行われる会議は、イランとアメリカ両国の代表者が同じテーブルの席に座る機会を与えた。この国際会議で、イラン側は10名からなる代表団を派遣、アッバース・エラーグチー外務次官が団長を務めた。他方、アメリカ側も10名からなる代表団を派遣、団長には米国務省のイラク問題担当上級調整官で国務長官補佐官を務めるデイヴィッド・サターフィールド(David Satterfield)が当たった。また、ザルメイ・ハリールザード現駐イラク米大使も同席した。       イラ 全文をよむ

2007-03-08 シーア派の三日月地帯に対抗するスンナ派の三日月地帯 (Iran紙)

 駐米サウジアラビア大使トルキー・アル・ファイサルは、シリアを指導者として「シーア派の三日月地帯」に対抗する「スンナ派の三日月地帯」の形成を望んでいる。同氏はアラブ首長国連邦の戦略研究センターで次のように述べた。「シーア派の三日月地帯の拡大を恐れる代わりに、スンナ派の三日月地帯、すなわちイラクから始まってレバノンに到達しヨルダンやパレスチナまでも含むような、シリアを指導者とする三日月地帯の形成について考えなければならない。」 全文をよむ

2007-03-08 エジプトでの相次ぐ反イラン・反シーアの出版物 (Iran紙)

 サウジアラビアの新聞『アル・マディーナ』によれば、最近、エジプトで反イラン・反シーアの著作が相次いで出版されている。『アル・マディーナ』はこのところエジプトの若者がシーア派にますます関心を寄せていることに触れて、「エジプトのいくつかの都市や村では住民の全てがシーア派であり、そのため、それらの地区ではワッハーブ派がシーア派の発展を食い止めようと努力している」と述べている。 全文をよむ

2007-03-07 ハーリド・マシュアル氏、イラン訪問 (E'temad-e Melli紙)

イスラーム抵抗運動「ハマース」のハーリド・マシュアル政治局長が、イランを訪問中である。彼は、今回の定期訪問で中東地域を回っており、最後にイランの政府関係者と会談する予定である。      前回、同政治局長がテヘランを訪れたのは、昨年のエスファンド月(2006年2月)のことであった。それはハマースが、パレスチナ立法評議会で最多議席を獲得し、政権を手中にしたものの、西側諸国からの政治的、経済的制裁に直面していた頃で、訪問中、パレスチナ政府にとって不可欠な援助をイランから受けていた。ハマース代表団のテ 全文をよむ

2007-03-06 モッタキー外相、バグダード会議に注文 (Iran紙)

 マヌーチェフル・モッタキー外相は、「イランの外務次官がバグダード会議に参加するかどうかについて、現在最終的な検討を行っているところである」と述べた。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、昨日テヘランでチャドのアフマド・アル=アラミ外相との共同記者会見に臨んだモッタキー外相は、イランとシリアがまず最初にこの会議を、イラク周辺国外相級会議として行うことを提案したことに言及し、「一部の国がこの会議を、外務次官級で行うことを提案した。われわれもこの提案に賛成した」と述べた。      全文をよむ

2007-03-04 アフマディーネジャード大統領、サウジ国王とリヤドで会談 (Iran紙)

【政治部】サウジアラビアの指導者らと会談するために、一日間の日程で同国を訪問したアフマディーネジャード大統領は、昨日夕方同国の首都リヤドの空港で、マリク・アブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王、及びその他の同国政府高官らの歓迎を受けた。       イラン大統領はその後マリク・アブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王個人の宮殿で、同国王との会談に臨んだ。       サウード家の王子や閣僚・政府高官ら多数も参加したこの会談の中で、大統領はイランとサウジアラビアはイスラーム世界の大国 全文をよむ

2007-02-28 アフマディーネジャード、本日イスラーム主義運動発祥の地スーダンを訪問 (Iran紙)

【国際部】本日、アフマディーネジャード大統領はアフリカ最大の国スーダン訪問の旅に出る。この訪問で、大統領は中東地域の戦略的拠点の一つを握るスーダン政府と話し合いを行う予定だ。       イラン大統領を迎える人物は、中東地域に一般に見られる親欧米的な指導者たちとは一線を画す存在である。彼はスーダンが歩むべき道として、保守的なアラブ諸国とは異なる方針を打ち出し、独立の旗を掲げてきた。彼のこのような独立志向が、スーダンとイランの戦略的友好関係を基本的に形作ってきた。実際、スーダン政府は近年、イスラー 全文をよむ

2007-02-25 イラン初の観測用ロケットが打ち上げられる (Jam-e Jam紙)

【ファールス通信】イラン宇宙空間研究所は、観測用ロケットを宇宙に向けて打ち上げた。       同研究所実行担当副所長のアリー・アクバル・ゴルルー氏は、ロケットの発射は教育的・科学的・研究的側面のみを有したものであり、宇宙空間研究所の現在の活動の一環であるとした上で、「このロケットは軌道上には乗らず、打ち上げ後パラシュートによって地上に戻ることになっている」と指摘した。       同氏はその上で、「最大150キロメートルの高度まで上昇するこのロケットの打ち上げは、科学の発展や各大学・研究所の学 全文をよむ

2007-02-24 欧州4カ国の大使館前で大学生らによる抗議集会が開催 (Iran紙)

【政治部】イスラーム宗教大学及びテヘランの諸大学に通うバスィージ〔志願兵〕学生らによる抗議集会・デモが木曜日、イギリス、フランス、バチカン、及びイタリアの各大使館前で開かれ、アル=アクサー・モスクに対する破壊行為、ならびにシオニスト体制・欧米各国の政策に抗議した。       イラン学生通信(ISNA)の報道によると、このデモは朝10時にイギリス大使館前で始まった。学生らは〔イラクのサーマッラーにある〕第11代イマーム・アスカリー聖廟に対する侮辱行為〔2006年2月22日にイラクで起きたシーア派 全文をよむ

2007-02-19 革命防衛隊陸軍による軍事演習が全国16の州で実施 (Iran紙)

 20の革命防衛隊歩兵旅団及び機甲化旅団は、戦術訓練ならびに防衛準備の維持を目的に、本日より3日間にわたり、《エグテダール(=力)》大軍事演習を実施する。       革命防衛隊広報によると、軍のスケジュールでは今年度最後のものとなることが予定されているこの演習で、革命防衛隊陸軍の歩兵部隊ならびに機甲化部隊は全国16の州で、全方位的な防衛と非接近戦に備え、戦闘能力の向上と防衛・作戦能力の基礎強化を図ることを目的として、最新の近代装備を活用しつつ、さまざまな戦術を訓練することになっている。     全文をよむ

2007-02-18 「ムクタダー・サドルはイランにはいない」:外務報道官 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イラン外務省は、ムクタダー・サドルはイランにはいないと表明した。       セイエド・モハンマド・アリー・ホセイニー外務報道官は日曜日(2月18日)、記者会見の席上で、ムクタダー・サドルがイランにいるのではないかとの噂はプロパガンダ・策略に過ぎず、この件に関して言われているさまざまな主張にはまったく根拠がないと述べた。       ホセイニー報道官はさらに、このような噂はイランに一層の圧力を加えるために、アメリカがイラクで行っている心理戦に過ぎないと強調した。   全文をよむ

2007-02-18 シリアのアサド大統領がイランを訪問:アフマディーネジャード大統領と会談 (Iran紙)

【政治部】イランのアフマディーネジャード大統領とシリアのバッシャール・アサド大統領は昨日夕方、歓迎式典の後、大統領府にて会談を行い、最近の二国間関係をめぐる状況や地域情勢、ならびにイスラーム世界の変化について意見交換した。       イラン大統領は、イランとシリアはともに意見を同じくする友好国・同胞として、イスラーム世界及び中東地域において重要かつ特別な地位を占めているとした上で、両国間のさまざまなレベルで継続的に意見交換・協議を行うことは極めて有効であると述べた。       アフマディーネ 全文をよむ

2007-02-12 イラン、飛行距離700キロの無人偵察機の生産に成功:革命防衛隊総司令官が明かす (Iran紙)

【政治部】革命防衛隊総司令官は、「イランは飛行距離700キロメートルの無人航空機を製造した」と述べた。       ラヒーム・サファヴィー司令官(少将)はアル=アーラム放送局とのインタビューの中で、さらに「この航空機を製造した目的は、偵察・情報収集活動及び画像データの送信である。われわれはこのような航空機によって、周辺地域にいる敵の基地や海上船舶、その他駐屯地を特定し、それに基づいて戦略を練ることが可能となる」と語った。       同司令官はその上で、「同機の性能、及び断面の形状により、レーダ 全文をよむ

2007-02-09 スイス大使館前で学生らが抗議行動 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】    イラン人学生らが、テヘランの金曜[集団]礼拝の後、イラクでの[アメリカ軍による]イラン人外交官拉致に対し、スイス大使館前に集結して抗議行動を行った。       テヘランのスイス大使館は、イランにおけるアメリカの利益代表部であり、学生らは同大使館前に集結し、中東とイラクにおけるアメリカの政策を非難するとともに、イラクでのイラン人外交官拉致に対する抗議を示した。       この抗議行動は、全国独立学生イスラーム協会連合によって行われたものである。 全文をよむ

2007-02-08 ハーメネイー最高指導者「シオニスト体制によるアル=アクサー・モスクへの侮辱行為にイスラーム諸国は行動を起こすべき」 (Iran紙)

【政治部】イスラーム革命最高指導者アーヤトッラー・ハーメネイー〔注1〕は昨日、パレスティナのイスラミック・ジハード〔注2〕事務局長との会談において、「イスラーム世界はシオニズム体制によるアル=アクサー・モスクへの侮辱行為〔注3〕に対して、真剣な対応を示さなければならない」と述べた。      〔注1:アーヤトッラーとは、高位のシーア派宗教指導者に対する尊称〕   〔注2:イスラミック・ジハードとは、イスラエルの殲滅とイスラーム国家の樹立を目指すパレスチナ武装勢力の一つ。ハマースと同様、イランと関 全文をよむ

2007-02-08 《サーエゲ》軍事演習でTOR-M1防衛システムを使用 (Iran紙)

【政治部】革命防衛隊空軍部隊司令官は、ペルシア湾及びオマーン海で行われている《サーエゲ》(稲妻)特殊軍事演習で超近代防衛システム《TOR-M1》が使用され、成功したと述べた。       革命防衛隊統合広報局が伝えたところによると、ホセイン・サラーミー司令官(准将)はサーエゲ軍事演習の目的について説明する中で、TOR-M1システムの射程距離は12キロであり、最大20キロまで伸ばすことが可能だとした上で、次のように語った。「TOR-M1は敏捷性、運動性能に富み、極めて正確で、反応速度も高い。このミ 全文をよむ

2007-02-07 スイス、イラク大使、外務省に呼び出される:イラクにおけるイラン外交官誘拐に対するイラン当局の反応 (Iran紙)

●バグダードのイラン大使館に勤務する二等書記官が、米軍監督下のイラク防衛省に関係している集団に誘拐され、行方不明に   ●アメリカの利益代表であるスイス大使、及びイラク大使は昨日、別々にイラン外務省に召致   ●イラク警察は、バグダードのイラン大使館に勤務する二等書記官誘拐事件に関連して、数名の容疑者が逮捕されたと発表      【政治部】アメリカの利益代表である駐イラン・スイス大使、及びイラク大使は、バグダードのイラン大使館に勤務する二等書記官が誘拐されたことに対して抗議のため、昨日イラン外務 全文をよむ

2007-02-07 ペルシア湾・オマーン海でミサイル演習を実施 (Iran紙)

 革命防衛隊海空軍ミサイル部隊による特殊演習が、群青色に輝くペルシア湾及びオマーン海の南部・中部海域で、2日間にわたり行われる。       革命防衛隊統合広報局が伝えたところによると、《偉大なる預言者》軍事演習第一及び第二フェイズで得られた成果を活用して、革命防衛隊空軍ミサイル部隊は自らの防衛ならびに作戦能力を強化する目的で《サーエゲ》(稲妻)軍事演習を、また同海軍ミサイル部隊は防衛能力を向上させ、作戦部隊の全方位的な防備を維持する目的で《ラアド》(雷鳴)軍事演習を、それぞれ行う予定だ。   全文をよむ

2007-02-06 ハーメネイー師がパキスタン大統領、及びイラク・イスラーム革命最高評議会議長と会談:イマーム・ハーディー廟爆破の真犯人はアメリカ (Iran紙)

【政治部】イスラーム革命最高指導者アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、パキスタンのムシャッラフ大統領と会談し、両国の文化的、歴史的、宗教的な共通性に触れ、相互関係の一層の拡大へ向けて、政治・経済分野における様々な可能性を用いることの必要性を強調した。       革命最高指導者は、エネルギー問題を現在及び今後の世界の重要課題の一つであるとし、イランからインド亜大陸への天然ガス・パイプラインの建設計画に触れ、「イランは、天然ガス資源も豊富に有しており、我々はパキスタン国民をはじめとするムスリム 全文をよむ

2007-02-04 モッタキー外相とイラク・イスラーム革命最高評議会ハキーム氏が共同記者会見 (Iran紙)

【政治部】マヌーチェフル・モッタキー外相は、 [シーア派系政治組織]イラク・イスラーム革命最高評議会の指導者セイエド・アブドゥル・アズィーズ・ハキーム氏とのテヘランでの共同記者会見で、イラクの治安回復のため、バグダードで開催予定の[外相]会議へのイラク周辺諸国外相らの出席と協力を求めた。       また、モッタキー外相は、この記者会見の質疑応答の中で、「ハキーム氏との会談では、アメリカについての議論は行っていない」と述べた。さらに、同外相は、イラン領事館襲撃とイラン人館員らの拘束というアメリカ 全文をよむ

2007-02-03 キルクークで相次ぐ爆弾爆破事件 (Hamshahri紙)

【ハムシャフリー・オンライン】イラクのキルクーク市内各地で7回の爆発物による爆破事件が起こり、数十人の死傷者をだした。       ロイター通信の報道によると、キルクーク市内各地で起きた小型手製爆弾による7回の爆破で、市民4人が死亡し、少なくとも37人が負傷した。       警察の発表によると、これらの爆破事件による被害が少なかったのは、手製爆弾の威力が弱く、また事件発生時に現場に居合わせた人数も少なかったためであるとのことである。       上記の爆破事件のうち2件は車上で起こったもので、 全文をよむ

2007-02-02 ムシャラフ大統領、イランとトルコを訪問 (Hamshahri紙)

パキスタンのパルヴェーズ・ムシャラフ大統領が、近くイランとトルコを訪問する。      パキスタン政府はムシャラフ大統領が、中東危機を解決するための方策を探る目的で、来週イランとトルコを訪問すると発表した。      イスラマバード発AP通信の報道によると、パキスタン政府は、ムシャラフ大統領が今回の訪問で、イランとトルコの首脳陣と会談を行う予定であると発表した。      ムシャラフ大統領は、この数週間にサウジアラビアやエジプトをはじめとするイスラーム諸国を訪問し、インドネシアとマ 全文をよむ

2007-01-31 ハーメネイー最高指導者、イワノフ露国家安全保障会議書記と会談:「天然ガス版OPEC」の創設を提案 (Iran紙)

【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者はイーゴリ・イワノフ露国家安全保障会議書記と会談し、イラン・イスラーム共和国とロシアとの協力拡大は有益な結果をもたらすと強調した上で、「両国は政治、経済、地域・国際問題などの分野で相互補完的なパートナーとなることが可能だ」と語った。       最高指導者はプーチン露大統領の親書を歓迎した上で、「イラン・イスラーム共和国は、あらゆる分野でのロシアとの関係拡大を歓迎する。両国の関係拡大のポテンシャルは現在のレベルよりも大きいものである 全文をよむ

2007-01-31 アメリカのイランへの強硬姿勢にヨーロッパ側抵抗 (Iran紙)

2007年1月31日付 イラン紙       アメリカのニューヨークタイムズ紙は、ブッシュ政権がヨーロッパ各国政府に対し、イランとの取引を減少させ、イランの一部企業の資産を凍結するよう要求していることに、抵抗していると報じた。       この報道によれば、ヨーロッパ及びアメリカの政府当局はともに、[ヨーロッパ各国の]この抵抗に伴い、イランをめぐってヨーロッパとアメリカの間に新たな溝が生じる可能性があると述べている。       アメリカのある政府高官はこれについて、次のように述べた。「我々はヨ 全文をよむ

2007-01-31 モッタキー外相:「我々は西側と、前提条件なしで交渉を行う用意がある」 (Iran紙)

2007年1月31日付イラン紙2面      【政治部】エチオピアで開かれた第8回アフリカ連合首脳会議に出席したイラン外相は、12の国や国際機関の高官らと会談を行った。       マヌーチェフル・モッタキー外相は潘基文国連事務総長との会談において、NPTの枠組みの中で行われているイランの核活動に言及した上で、「我々は核活動に関して、前提条件なしの交渉を行う用意があるが、いかなるものであれ、政治的圧力は受け入れられない」と加えた。また氏は「我々には国民の権利をないがしろにし、忘れることなどできな 全文をよむ

2007-01-27 ラーリージャーニー、「西側は交渉のテーブルに戻るべきだ」 イラン紙 (Iran紙)

【政治部】アリー・ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記は、サウジアラビアのバンダル・ビン・スルタン国家安全保障評議会事務局長と、テヘラン・メフラーバード空港の政府専用貴賓室で合同記者会見にのぞんだ。       この記者会見は、サウジアラビアの同事務局長の帰国に際して開かれたもので、両者は、様々な問題に関連した記者らの質問に答えた。       この会見で、アリー・ラーリージャーニーは、以下のように述べた。「バンダル・ビン・スルタン事務局長の今回の訪問では、様々な問題に関連して意見交換を 全文をよむ

2007-01-27 ハータミー前大統領、ケリー上院議員とダボスで会談 ジャーメ・ジャム紙 (Jam-e Jam紙)

 AP通信は、スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラムについて報じ、モハンマド・ハータミーが、ジョージ・ブッシュと選挙を戦ったジョン・ケリーと会談した模様を伝えた。       さらに、アメリカの同通信社は、「ハータミーとジョン・ケリーは、世界経済フォーラムでのブッシュ米大統領の外交政策批判につづき、ダボスで意見交換を行なった」と報道した。       マサチューセッツ州の民主党上院議員であり、2004年大統領選でブッシュの対抗馬であったジョン・ケリーは、ダボスでの会談でブッシュ米大統領の外交 全文をよむ

2007-01-25 国防相「ブッシュには理性的な行動を取るよう勧める」 エッテマーデ・メッリー紙 (E'temad-e Melli紙)

2007年1月25日付エッテマーデ・メッリー紙    【ISNA】国防相はブッシュ米大統領及びその補佐官らに対し、「理性的になって、自らの国民の利益を考えるべきだ。アメリカ国民も指導者らの気違いじみた行動には反対している」と忠告した。     モスタファー・モハンマド・ナッジャール国防相は、「イラン攻撃に関する最近のさまざまな議論に真実味はあるか。またイランは攻撃に対処する準備はできているか」との問いに対し、「軍はすでに最高レベルの準備と力を整えており、いかなる脅威をも打ち砕くことができる」とし 全文をよむ

2007-01-24 アフマディーネジャード大統領、シリア外相と会談 イラン紙 (Iran紙)

2007年1月24日付イラン紙2面    【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、支配体制が中東地域に関して作り上げた計画は次々と失敗を帰していることを指摘した上で、地域におけるアメリカ及びシオニスト体制はいまや凋落傾向にある、との見方を示した。     大統領府広報事務局の報告によると、大統領は火曜日、シリアのワリード・アル=ムアッリム外相との会談の中で、アメリカ政府が抱えている国内問題に言及し、ジョージ・ブッシュの中東に対する新たな計画はプロパガンダを目的としたものであり、アメ 全文をよむ

2007-01-24 ハーシェミー=ラフサンジャーニー、宗教的急進派に対し警戒を呼びかける エッテマーデ・メッリー紙 (E'temad-e Melli紙)

2007年1月24日付エッテマーデ・メッリー紙    【エッテマーデ・メッリー】アクバル・ハーシェミー=ラフサンジャーニー公益判別評議会議長は、最新の発言の中で、現在地域で起きている危機、特にイラク及びシーア・スンナ派間の対立の問題について、自らの見解を示した。同議長はその中で、地域の宗教的急進派の動きがもたらす悪影響について警告した。     ハーシェミー=ラフサンジャーニー議長は、シリアのワリード・アル=ムアッリム外相との会談の中で、穏健と宗派間協力を基礎とした運動こそ、ムスリムの団結と連帯 全文をよむ

2007-01-23 テレビ朝日:イランは悪の枢軸ではない イラン紙 (Iran紙)

2007年1月23日付 イラン紙     日本のテレビ朝日が報道番組のなかで、イランについて、「イランはアメリカが主張しているように悪の枢軸ではない」と述べた。この日本のテレビ局(10チャンネル)は「イランはアメリカが主張するように悪の枢軸なのか?」(邦題「特集:渦中のイラン ①本当に悪の枢軸か?」サンデープロジェクト、1月21日放送)と題した25分間にわたる番組で、実に率直に政府の批判を行う人々も含めて、テヘランの各市民とインタヴューを行い、アメリカのこの主張を否定した。     テレビ朝日は 全文をよむ

2007-01-22 ムスリムの分裂をねらう敵の画策 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【政治部】アフマディーネジャード大統領は、次のように語った。「イスラームの敵は、自ら掲げた世界秩序を維持するために、ムスリムを分裂させようとしている」。     大統領府報道室によれば、大統領は、日曜夜、カタールのシェイク・ハマド・ビン・ジャーシム・アール・サーニー外相との会談で、同国首長の書簡を受領後、イスラーム世界の敵は、外圧によってイスラーム共同体に打撃を与えることに困難を覚え、イスラーム諸国の内分裂を狙っていると説明し、アメリカとシオニストが、ムスリムを、特にシーア派とスンナ派を分裂させ 全文をよむ

2007-01-21 在イラク・イラン領事館襲撃問題:イランがアメリカに対して国連に抗議 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2007年1月21日 ハムシャフリー紙    [政治部]   国連イラン代表本部は、在イラクのイラン外交官らへの人質行為について、アメリカに対して国連に抗議を行った。     数日前、我が国(イラン)の外務大臣がこの抗議を行う意図を発表したが、その後のイラン学生通信[ISNA]の報道によれば、イランの国連大使次官メフディー・ダーネシュ・ヤズディーは、新たに就任した国連事務総長への書簡のなかで、[イラクの]アルビルでのイラン領事館襲撃というアメリカ軍の非合法な行為を激しく非難するとともに、イラン・ 全文をよむ

2007-01-20 イラン大統領:イスラーム諸国はパレスチナ人の権利を擁護する道を開かなければならない イラン紙 (Iran紙)

2007年1月20日付け イラン紙     イランのアフマディーネジャード大統領はパキスタンのパルヴィーズ・ムシャッラフ大統領と電話会談を行い、その中でパレスチナ問題を世界、イスラーム社会及びこの地域の現代史における最も複雑かつ重要な問題であるとした上で、「イスラーム諸国とイスラーム教徒たちは懸命に、パレスチナ人による独立した人民政府を支持し、団結と調和をもって、中東地域でのパレスチナ人の権利を擁護し、公正な平和を確立する道を開かなければならない」と強調した。     大統領府広報事務局の発表に 全文をよむ

2007-01-16 エルハーム報道官「在イラク・イラン領事館の占拠はテロ行為」 イラン紙 (Iran紙)

2007年1月16日付イラン紙    (前略)    また別の質問として、イラクのアルビールにあるイラン領事館へのアメリカ軍の襲撃に対する政府の立場に関し質問を受けると、エルハーム政府報道官はこの行為をテロ行為とした上で、「イラン領事館占拠と文書の略奪、イラン人外交官らに対する人質行為は、国際協定と外交上の不可侵条約に反している」と述べた。    政府報道官は「アメリカは心理戦の投入によって、イラン・イスラーム共和国の体制を危険であると見せかけている」と述べ、この策略は恥ずべきものだとして、「今 全文をよむ

2007-01-16 イラン大統領がラテンアメリカから帰国:各国マスコミの反応 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2007年1月16日付ハムシャフリー     アフマディーネジャード大統領は三日間のラテンアメリカ訪問を終え、今日イランに帰国した。     大統領はヴェネズエラ、ニカラグア、及びエクアドルへの訪問で、各国首脳と会談を行い、関係強化と協力拡大の道を探った。     イラン国営通信(IRNA)の報道によると、この訪問は世界中のマスコミで大きな反響を呼んだ。     BBCラジオは、イラン大統領のラテンアメリカ訪問について、「地域のマスコミはこの訪問にかなり関心を向けていたが、アメリカのマスコミは、 全文をよむ

2007-01-15 イランとベネズエラ、反帝国主義諸国への投資を目的とした20億ドル規模の基金を創設 イラン紙 (Iran紙)

2007年1月15日付イラン紙2面    【政治部】ウゴ・チャベス・フリアス現ベネズエラ大統領は、イラン大統領との会談の後、反帝国主義諸国への投資を支援するため、イランとベネズエラが1月末までに初期資本20億ドル(約2400億円)規模の戦略的基金を創設する予定であることを明らかにした。     ファールス通信の報道によると、チャベス大統領は「この基金の資本金を増やすことで、世界各国間で新たなプロジェクトを実施する可能性が整うだろう。またこの基金によって、帝国主義のくびきの下に置かれている諸国民の 全文をよむ

2007-01-15 アフマディーネジャード大統領:「我々はニカラグア国民及び政府とともにいる」 エッテマーデ・メッリー紙 (E'temad-e Melli紙)

【エッテマーデ・メッリー】マフムード・アフマディーネジャード・イラン大統領はラテンアメリカ歴訪の続きとしてニカラグアを訪れ、新たに就任したダニエル・オルテガ大統領と会談した。会談は多岐にわたり、互いを支持し合うものとなった。    マフムード・アフマディーネジャード大統領は共同声明と協力協定書に署名した後、記者団を前にこう強調した。「イランは全ての気高き国家、とりわけラテンアメリカ諸国の発展、独立、そして安定を支援する」。    アフマディーネジャード大統領は、ラテンアメリカの人々に友情を感じ、 全文をよむ

2007-01-14 イランとヴェネズエラが11の協力協定書に調印   ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2007年1月14日付け ハムシャフリーオンライン    オーストリア放送協会(ORF)の報道によると、イランとヴェネズエラが同盟関係を強化することで合意した。     ORFの伝えるところによると、イランのアフマディーネジャード大統領は、4ヶ月前のカラカス訪問以来2度目となる今回の会談で、現地時間の昨夜、ヴェネズエラのウゴ・チャベス大統領と新たな11の相互協定に署名し、共同声明を発表した。     チャベス、アフマディーネジャード両大統領は石油価格保護のため、OPECの石油減産を支持すると発表 全文をよむ

2007-01-11 外務省、アメリカ利益代表を召喚:アメリカ軍によるイラン総領事館攻撃に抗議 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

 イラン外務省は、アメリカ軍による[イラク北部の都市]アルビルのイラン総領事館攻撃に対する抗議のため、在イラン・スイス大使とイラク大使を召喚した。     ファールス通信の政治記者によれば、イラン・イスラーム共和国外務省は、今日昼、アメリカ軍によるアルビルのイラン総領事館攻撃と5人のイラン人館員拘束に対し抗議するため、スイス大使(在イラン、アメリカ利益代表)とイラク大使を召喚した。     イラン外務省報道官は、アメリカが新たにとった行動とイラン領事館員らの拘束を、イラクにおけるアメリカの誤った 全文をよむ

2007-01-10 アフマディーネジャード大統領、南米三カ国を歴訪 イラン紙 (Iran紙)

2007年1月10日付イラン紙    【政治部】   アフマディーネジャード大統領は、金曜夜、ヴェネズエラ、ニカラグア、エクアドルの南米三国を歴訪するため、テヘランを発ち、最初の目的地である[ヴェネズエラの首都]カラカスに向かった。     大統領府報道室によれば、アフマディーネジャード氏は、ヴェネズエラ大統領のウゴ・チャベスと会談したのち、日曜日朝にはニカラグアに向かい、一日の滞在日程でニカラグア大統領のダニエル・オルテガと会談する。さらにその後、エクアドルに向かう予定である。     アフマ 全文をよむ

2006-12-30 サッダーム死刑執行に対するイランの人々の反応:外務省報道官声明 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年12月30日付ハムシャフリー紙    【外交:ハムシャフリー・オンライン】   イラン外務省報道官は、サッダームの処刑について声明を発表し、「死刑執行は、何千というイランの家族、および、クウェートとイラクの家族を喜ばせた」と述べた。     セイイェド・モハンマド・アリー・ホセイニー報道官は、サッダームの死刑に対するイランの人々の反応に関連して、次のように発言した。「サッダームは、これまでに、冷酷非道の限りを尽くしてきた。数十にもおよぶ犯罪や、イラクとイラン、クウェートの虐げられた罪な 全文をよむ

2006-12-26 イランの外交関係者が米軍によりイラクで拘束:ターラバーニー大統領、憤慨 イラン紙 (Iran紙)

2006年12月26日付イラン紙    【政治部】中東、特にアメリカ占領軍が安定と治安を確保できずに危機的状況を迎えているイラクに関して、政策の変更を迫る国内外からの圧力がホワイトハウスに対して増す中、ホワイトハウスは性急かつ驚くべき挙に出た。     数日前、共和・民主両党によるベーカー=ハミルトン委員会がイラク情勢に関する分析を発表、イラクに関してはイランと協議することが必要であるとの政策提言を米政府に行い、これに呼応してイラン政府関係者も、そのような話し合いはアメリカ側の実際の行動の変化と 全文をよむ

2006-12-13 イラク問題:ハキーム師、マーリキー首相支持を明言 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年12月13日付ハムシャフリー    【国際部】イラク・イスラーム革命最高評議会がヌーリー・マーリキー・イラク首相の弱体化を狙っており、さらに〔同評議会の議長を務める〕アブドゥル・アズィーズ・ハキーム師がイラク政権からムクタダー・サドル師を放逐することに合意したとの情報が流れている。これに対し、ハキーム師は12月13日水曜日、これらの流説をすべて否定した。     イラク・イスラーム革命最高評議会議長は、ロンドン発行のアル・ザマーン紙とのインタビューの中で、「われわれはマーリキー首相と同 全文をよむ

2006-12-12 イスラエル首相:我々は核兵器を保有している  ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年12月13日付 ハムシャフリー紙    [国際部]   イスラエルのシオニズム政権が核兵器を有することは、たとえ世界中が知っているとしても、これまでテルアビブの公式筋は公式に発表してこなかった。だが昨日、エフード・オルメルト首相は初めて、イスラエルが核爆弾を有することを明らかにした。     あるドイツの通信社との会見のなかで行われた核兵器保有についてのオルメルト首相の発表は、イスラエルの政界に非常な物議を醸した。リクード党に属する議員の一人ヨエル・エスティニッツは、この発表に関し、イ 全文をよむ

2006-12-06 イランの対米協力はイラクからの撤退時期の明示次第:ラーリージャーニー ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年12月6日付ハムシャフリー    【ハムシャフリー・オンライン】シリア・イランとの対話をホワイトハウスに対して求めた、〔ベーカー元国務長官を座長とするアメリカ超党派の〕イラク研究グループの報告が発表されたのに時を合わせる形で、ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記は、イラクにおけるアメリカとの協力は、アメリカがイラクからの撤退のタイムテーブルを発表することが条件だとした。     ファールス通信の報道によると、ドバイを訪れていたアリー・ラーリージャーニー書記は、米ワシントン・ポス 全文をよむ

2006-12-03 エルドアン・トルコ首相、イランを訪問 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年12月3日付ハムシャフリー    【ハムシャフリー・オンライン】トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン首相はアーザル月12日〔アーザル月11日=12月2日の誤り〕土曜日の夜、我が国の政府関係者と会談するため、テヘラン入りした。     テヘランのメフラーバード空港でイランのマヌーチェフル・モッタキー外相の歓迎を受けたエルドアン首相は、2日間のイラン滞在中、マフムード・アフマディーネジャード大統領、パルヴィーズ・ダーヴーディー第一副大統領、マヌーチェフル・モッタキー外相、ハーシェミー= 全文をよむ

2006-12-01 アフマディーネジャード大統領、ハニーヤ・パレスチナ首相と会談 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年12月1日付ハムシャフリー    【ハムシャフリー・オンライン】マフムード・アフマディーネジャード大統領はアーザル月10日〔12月1日〕金曜日、パレスチナ政府のイスマーイール・ハニーヤ首相とカタールのドーハで会談した。     IRNA(イラン国営通信)の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はエルサレム占領体制による数々の侵略、殺戮、圧政、弾圧に立ち向かっているパレスチナの人々に対して、世界の全ムスリムが確固たる支持をすることの必要性を強調して、次のように語った。「シ 全文をよむ

2006-12-01 アフマディーネジャード大統領、カタール首長と会談 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年12月1日付ハムシャフリー    【ハムシャフリー・オンライン】ドーハを訪れたアフマディーネジャード大統領は、カタールを初めとするペルシア湾岸諸国とあらゆる分野で関係を拡大させることが必要だと強調した。     ファールス通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は今日(アーザル月10日〔12月1日〕金曜日)、カタールの首長と1時間以上にわたり会談を行い、次のように述べた。「ペルシア湾岸諸国との関係は同胞愛、友愛に基づくものであり、国が大きいか小さいかは重要ではない。 全文をよむ

2006-11-29 ターラバーニー・イラク大統領、イラン訪問を終える ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月29日付ハムシャフリー    【ハムシャフリー・オンライン】イラク大統領は、今般のイラン訪問では満足の行く成果が得られ、まったくの成功であったと述べた。     イラン学生通信の報道によると、ジャラール・ターラバーニー大統領は今日(2006年11月29日)、帰国を前に、イラン大統領との共同記者会見に臨み、次のように語った。「われわれはすべての分野で、共通の結論に達した。経済、貿易、石油、外交関係などの領域で話し合った。われわれの合意は、すべての分野で非の打ち所のないものであった。 全文をよむ

2006-11-28 ハーメネイー最高指導者、ターラバーニー大統領と会談 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月28日付ハムシャフリー    【ハムシャフリー・オンライン】アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は今日、イラクのジャラール・ターラバーニー大統領と会談し、イラクで懸念されるもっとも重要な問題は、現在の治安の悪化であるとの見方を示した。     最高指導者事務所の公式サイトが伝えたところによると、ハーメネイー閣下はこの会談で、次のように強調された。「イラクの治安の悪化と殺戮がこのまま続くことは、地域のすべての国にとって災いとなろう。イラン・イスラーム共和国は、イラ 全文をよむ

2006-11-26 ターラバーニー・イラク大統領、月曜日にもテヘランを訪問 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月26日付ハムシャフリー    【政治部】イラク大統領のイラン訪問に関してさまざまな情報が流れたが、最終的に明日(11月27日月曜日)、テヘランを訪れることとなった。     同大統領はこれまで数回にわたり、さまざまな理由から、イラン訪問を延期してきたが、バグダードの自動車交通禁止令が解除され、同市の空港が再開された後、明日にもテヘランを訪れることになった。     ある大統領府の情報筋は、ハムシャフリー紙に対し、ターラバーニー大統領のテヘラン訪問の情報を認めた。またこれより前に、 全文をよむ

2006-11-22 テヘランでイラン・イラク・シリア3カ国首脳会議が実現? ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月22日ハムシャフリー    【ハムシャフリー・オンライン】イラン、イラク、及びシリアの3カ国首脳が、テヘランで首脳会談を行うことになりそうだ。     シリアとの国交再開や大統領のイラン訪問など、イラクは外交分野で独自性を発揮している。     オーストリアのスタンダード紙の報道によると、約四半世紀に及ぶ国交断絶をへて、イラクとシリアは外交関係を再開した。     イラクのフーシュヤール・ズィーバーリー外相とシリアのワリード・ムアッリム外相は昨日(火曜日)、バグダードで国交再開の 全文をよむ

2006-11-21 ハーメネイー最高指導者、ムガベ・ジンバブエ大統領と会談 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月21日ハムシャフリー     テヘランを訪れているジンバブエのロバート・ムガベ大統領は、今日(2006年11月21日)、ハーメネイー革命最高指導者と会談した。     ファールス通信の報道によると、ハーメネイー閣下は会談の中で、「後退や妥協では、世界支配を目論む者どもの飽くなき欲望が尽きることは決してない」と強調した。     イスラーム革命最高指導者はロバート・ムガベ大統領との会談の中で、西洋の強権的植民地主義者たちの圧力に対するジンバブエの政府ならびに国民の抵抗を称賛した上で 全文をよむ

2006-11-20 ムガベ・ジンバブエ大統領、イラン訪問 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月20日付ハムシャフリー     マフムード・アフマディーネジャード大統領は今日(2006年11月20日)、テヘランでジンバブエのロバート・ムガベ大統領を出迎えた。     メフル通信の報道によると、アフマディーネジャード大統領はムガベ大統領歓迎式典にて、「イランとジンバブエ両国は多くの共通点を有している。特に、両国は世界支配体制に異を唱えている。われわれは米英のによる世界支配を容認しない」と述べた。     アフマディーネジャード大統領はさらに、記者団を前に次のように付け加えた。 全文をよむ

2006-11-19 アフマディーネジャード大統領、北朝鮮最高人民会議議長と会談:世界の進歩には平和の確立と対話が必要である ハムシャフリー (Hamshahri紙)

11月19日付 ハムシャフリー    イラン・イスラーム共和国大統領は北朝鮮の最高人民会議議長との会談において、平和主義と公平を求める姿勢が今日の人類には必要であると強調して「世界の進展には平和の確立や人類愛、対話、平安が求められる」と述べた。    また大統領は「しかし大国の中には、自らの強権的抑圧体制の利益確保のために紛争を始めたり、民族間や様々な国家間に緊張をもたらすものもある」とも付け加えた。    大統領府広報部の発表によると、アフマディーネジャード大統領はアーバーン月27日(11月1 全文をよむ

2006-11-15 イラン外務省、ザリーフ国連大使とベーカー元国務長官との会談を認める ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2005年11月15日付ハムシャフリー      我が国の外務省報道官は「ジェイムズ・ベーカー元米国務長官がイラク問題に関連して、ザリーフ国連大使と会談を行った」と述べた。    イラン外務省のサイトの報告によると、セイエド・モハンマド・アリー・ホセイニーはジェイムズ・ベーカー元米国務長官は現在、公的・政治的な職務を帯びてはいないとした上で、「彼のモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ国連大使との会談はイラクに関する問題についてのものであった」と述べた。    外務省報道官はジェイムズ・ベーカー元米 全文をよむ

2006-11-13 イラン・ニカラグア両国大統領が電話会談 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【国際政治部】イランのマフムード・アフマディネジャード大統領は、ニカラグア大統領選で当選したダニエル・オルテガ氏との電話会談で、オルテガ氏とニカラグア国家に勝利の祝辞を述べた。    イラン国営通信(IRNA)の報道によると、アフマディネジャード大統領は、この会談で、「自ら立ちあがった勇敢な国民に対して、帝国主義の支配と圧政の時代は、終わった」と述べ、「今日は、世界において公正と正義の確立のために目覚めた気高い国民の意志により統治を行う時代である」と強調した。    大統領は更に、特にニカラグア 全文をよむ

2006-11-12 イスラエルの攻撃に対するイラン軍の報復は即座に ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月12日付ハムシャフリー     外務省報道官は、イランへの攻撃に関するイスラエル国防次官の発言に対し、「もしこのような愚かで大胆な行為を犯すならば、イラン・イスラーム共和国軍の報復は、明確かつ絶対的で壊滅的なものとなろう。そしてそれには1秒と掛からないだろう」と述べた。     ファールス通信の報道によると、セイエド・モハンマドアリー・ホセイニー報道官はさらに、アーバーン月21日〔11月12日〕日曜午前に行われた記者らとの定例記者会見において、ベイト・ハーヌーンにおけるイスラエル 全文をよむ

2006-11-12 アジア国会協会総会が開催 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月12日付ハムシャフリー    【政治部】《アジア国会協会》の第7回総会が開催された。《平和のためのアジア国会協会》(AAPP)は《アジア国会会議》(APA)になることが承認されるなど、同会議の強化へ向け大きな一歩を踏み出した。     本紙ハムシャフリー紙の国会担当記者の報告によると、同総会は《アジアの連帯、平和、正義》をスローガンに、イラン・イスラーム共和国大統領の出席のもと、ゴラーム・アリー・ハッダード=アーデル〔イラン国会議長〕を議長として、アーバーン月21日〔11月12日 全文をよむ

2006-11-12 サファヴィー総司令官、《偉大なる預言者》軍事演習の成果を強調 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月12日付ハムシャフリー    【政治部】イスラーム革命防衛隊総司令官は、「イラン・イスラーム共和国は、域外の敵が有する最新の戦車に対抗するだけの力を保有するに至った」と強調した。     ラヒーム・サファヴィー司令官(少将)は、アーバーン月21日〔11月12日〕日曜日、記者会見の席で、第二次《偉大なる預言者》軍事大演習の成果について詳述した。この記者会見の模様は革命防衛隊広報局でも公表された。     同司令官はプレス関係者の尽力に謝意を表明した上で、「特定の地域を制することを目 全文をよむ

2006-11-11 アルゼンチン裁判官の司法命令に対する外務省の反応 ハムシャフリー (Hamshahri紙)

2006年11月11日付ハムシャフリー    【ハムシャフリー・オンライン】外務省報道官は、アーバーン月20日(西暦11月11日)土曜、数名のイラン人市民に対してアルゼンチンの裁判官が拘束を命ずる司法判断を下したことへの見解として、「この命令は、法的観点に照らして無効であり、根拠なく向けられた容疑である」と言明した。     セイエド・モハンマドアリー・ホセイニー報道官は、「これまでこの件へのイラン・イスラーム共和国の介入があったとの証拠は明示されていない」と述べた。     彼は同事件のこれま 全文をよむ

2006-10-28 アルゼンチンがイランを再度告発:イラン側の反応 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年10月28日付ハムシャフリー紙    【政治部】長年にわたるシオニストらによる執拗な努力の結果、アルゼンチン連邦政府検察庁は、アルゼンチンのユダヤ人らに対する殺害に関与していたとして、イラン・イスラーム共和国に対する告発に再び着手した。     これに対しイラン外務省報道官は、アルゼンチン検察の主張を強く否定した上で、「イラン・イスラーム共和国自身、さまざまなテロ行為の犠牲者であり、多大な人的、物的、精神的被害を被ってきた」と述べた。     セイエド・モハンマド・アリー・ホセイニー報 全文をよむ

2006-10-23 日本、北朝鮮貨物船の検査を早期に実施 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

国際部:日本の報道機関は、昨日、日本が国連制裁枠で同国西部および南部の航路を往来する北朝鮮籍貨物船の検査を視野に入れていることを報じた。  フランス通信東京支局の報道によると、北朝鮮の核実験に対して10月14日に採択された国連決議第1718号に基づき、北朝鮮に出入りする全ての貨物が検査対象になると予想されている。  この検査は、決議内容の完全実施を目的として、北朝鮮に対するあらゆる軍事物資と贅沢品の輸出入を禁ずるものである。  読売新聞は、出所を明記していないものの政府からの情報として、「日本政 全文をよむ

2006-10-23 ベラルーシ外相がテヘランを訪問 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

10月23日付ハムシャフリー紙    【政治部】マフムード・アフマディネジャード大統領は、イラン・イスラーム共和国と、ベラルーシの2国間の関係を、非常に緊密で、友好的であると述べ、両国のエネルギーや産業、貿易、防衛技術といったさまざまな分野における関係拡大を強調した。    同大統領は、昨日朝、[イランを訪問した]ベラルーシのセルゲイ・マルティノフ外相と会談した。この会談のニュースを、大統領府の報道部は、現在の世界に見られる一極体制、及びこの体制から独立している国々を圧力の下に置いている実態を批 全文をよむ

2006-10-21 「エルサレムの日」デモ行進、核の平和利用の権利も主張 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

10月21日付ハムシャフリー紙政治面    【政治部】昨日、数百人のイラン人が通りに出て「イスラエルに死を」のスローガンを唱えた。これは故イマーム(ホメイニー師)を記念したデモだ。    断食中のテヘラン市民は金曜礼拝の場所であるテヘラン大学の方へ向かって進みながら、インティファーダ[パレスチナ人民によるイスラエルへの抵抗運動]への支持を叫び、イスラエルのパレスチナにおける罪、アメリカのイラクにおける罪を訴えた。    テヘランのデモ隊は革命の偉大な指導者であるイマーム・ホメイニー師とレバノンの 全文をよむ

2006-10-21 アフマディーネジャード「シオニスト体制にとって、世界はもはや安全ではない」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年10月21日付ハムシャフリー紙    【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領は「今後シオニストどもに与する政府は、いかなるものであれ、憎悪以外得るものはないということを知るべきだ。なぜなら、この体制は死にかけているからだ」と語った。     マフムード・アフマディーネジャード大統領は《エルサレムの日》に、テヘラン金曜礼拝の説教の前座として、核問題、パレスチナ問題、及びホロコースト問題について演説を行った。     ISNAが大統領の発言として伝えたところによると、大統領はパ 全文をよむ

2006-10-18 《エルサレムの日》デモ行進への広範な参加を呼びかける声明が続々発出 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年10月18日付ハムシャフリー紙    【政治部】ラマダーン月最後の金曜日《エルサレムの日》に行われる、ムスリムらによる世界規模のデモ行進の開催を間近に控え、さまざまな組織・団体が世界のムスリム、特に気高きイラン国民に対し、同デモ行進への参加を呼びかけた。  〔注:イラン・イスラーム革命後、ホメイニーはイスラーム世界の連帯を呼びかける目的で、1979年にラマダーン月最終金曜日を《エルサレムの日》に制定した。それ以来、ラマダーン月最終金曜日には、イラン全国で大規模な反イスラエル・デモが開催 全文をよむ

2006-10-10 デンマーク、イスラームの預言者を再び侮辱:イラン側、即座に反応 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年10月10日付ハムシャフリー紙    【政治部】イスラームの偉大な預言者と15億人のムスリムの聖域を、デンマークのテレビが再び侮辱したことを受け、駐イラン・デンマーク大使が外務省に召喚された。     デンマークのSqrenHaslundJensen大使は、同テレビ番組の内容に関して、恥ずべきこととして遺憾の意を表明した上で、デンマーク人民党の青年部の小グループが犯した容認不可能な行為を非難する旨の、デンマーク首相の公式声明文の訳文を提出した。     デンマークの全国テレビが侮辱的な 全文をよむ

2006-09-25 新世代無人飛行機、軍に引き渡される ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年9月25日付ハムシャフリー紙    【政治部】国防軍需相が見守る中、新世代の無人飛行機が、革命防衛隊及び国軍の実戦部隊に引き渡された。     モスタファー・モハンマド・ナッジャール国防軍需相(革命防衛隊准将)は、国防省航空産業機構付属のゴドゥス航空産業で開かれた新世代無人飛行機の引き渡し式に出席し、「この戦略的製品の設計・製造では、われわれは完全な自給状態に到達した」と述べた。     その上で国防相は、「近々、この種の無人飛行機を治安維持軍にも引き渡すことになろう。そうなれば、無人 全文をよむ

2006-09-25 イラン大統領:アメリカの対応が変われば、あらゆる話し合いが可能になるだろう-ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【政治部】イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領は、ワシントンポストのインタビューに答え、アメリカ政府関係者の態度について、「彼らは自分たちこそが世界の支配者であると思い込んでいて、そのような話をしており、我々と面会しているときですら、上から見下ろすような態度をとっている。もし、こうした態度が改められれば、あらゆることについての話し合いが可能になるだろう」と述べた。    インタビューの中で、大統領は、アメリカとの関係正常化に向けた動きはイランにとって利益になるか、との質問に答えて、「 全文をよむ

2006-09-23 テヘランの金曜礼拝参加者ら、ローマ法皇に正式の謝罪を求める ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年9月23日付ハムシャフリー紙    【政治部】テヘランの礼拝参加者らは昨日正午、金曜礼拝を終えた後、ローマ法皇の侮蔑的発言に抗議するデモ行進を行い、カトリック信者の指導者はイスラーム世界に対して可及的速やかに謝罪する必要があると強調した。     モハンマド・レザー・バーホナル国会副議長は、同抗議集会の特別演説者として演説し、イラン国民及びイスラーム世界が法皇に対し迅速に抗議の声を上げたことに謝意を表明した上で、「ローマ法皇閣下には再度、正式に自らの過ちを詫び、その上で神聖なる諸宗教間 全文をよむ

2006-09-19 法皇の発言は宗教間の危機を煽ろうとする陰謀の一環:ハーメネイー最高指導者 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年9月19日付ハムシャフリー紙    【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者閣下は、昨日正午、礼拝実施委員会関係者と会見し、礼拝は個人、及び国民一般の信仰心を支える基本的な柱であり、宗教社会を成り立たせるのに不可欠な要素であるとの見解を示した。最高指導者はその上で、クルアーンの章句及び無謬なるイマームたちのハディース(伝承)を引用し、「礼拝は、創造主への関心を維持するための礎であり、礼拝を行うことの価値を広め、高めるためにいくら努力したとしても、それで十分という 全文をよむ

2006-09-18 ローマ法皇に対する抗議が拡大 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年9月18日付ハムシャフリー紙    【政治部】昨日、ローマ法皇に抗議する動きがイランで拡大する中、法皇ベネディクト16世は毎週日曜日の聖餐式で、自らの発言を詫びることなく、発言に対するムスリムの反発に改めて遺憾の意を表明した。     昨日、抗議運動は声明の発表という段階から、全国各地、特にゴムとマシュハドでの抗議集会の開催へと発展した。ゴムの神学生らは同市にあるフェイズィーイェ学院で集会を開き、キリスト教宣教師とバチカン外交官らのイスラーム諸国からの追放を要求した。マシュハドでも、数 全文をよむ

2006-09-17 ローマ教皇の発言に対し、イランで抗議声明が続々と発出 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年9月17日付ハムシャフリー紙    【政治部】バチカンは昨日、教皇が「遺憾の意」を表明することで、ムスリムの抗議の波を収拾しようと躍起となったが、その甲斐なく、教皇ベネディクト16世の侮辱発言に対する他のイスラーム諸国の抗議に合わせる形で、我が国の宗教最高権威や政治指導者・機関からも反発が続いた。抗議の一環として、イラン全国の神学校は本日、休校となることが発表された。     アーヤトッラー・ファーゼル・ランキャラーニーは、この件に関し声明を発表し、次のように強調した。「表面上一部のキ 全文をよむ

2006-09-13 イラク首相、イラク復興への協力をイランに呼びかけ ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年9月13日付ハムシャフリー紙    【政治部】ターラバーニー大統領、イブラーヒーム・ジャアファリー前首相、マフムード・マシュハダーニー国会議長といったイラク要人に続き、イラン・イラク間の関係の強化へ向けた方策を話し合うことを目的に、今回ヌーリー・マーリキー首相のイラン訪問が実現した。     ヌーリー・マーリキー首相はテヘラン入りするや否や、イラン人投資家たちにイラク復興への協力を呼びかけた。     マーレキー首相は昨日朝、マフムード・アフマディーネジャード大統領の招待で、閣僚やイラ 全文をよむ

2006-09-07 イラン、国産戦闘機を製造 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年9月7日付シャルグ紙1面    【政治部】国軍により《ゾルファガールの一撃》軍事演習が全国規模で開始されてから20日が経過する中、《サーエゲ》(稲妻)と名付けられた戦闘機が、正式に国軍の空軍迫撃機の列に加わった。     サーエゲ戦闘機が昨日、空軍の迫撃機の一つに加わる一方、モスタファー・モハンマド・ナッジャール国防軍需相は、《ガーセド》(使者)と名付けられた2000ポンド級の誘導爆弾が、国軍の空軍の協力の下、国防省の専門家らによって設計・製造されたことを明かした。同国防相はさらに、近 全文をよむ

2006-09-04 1万人のアメリカ在住ムスリムがハータミー師を歓迎:内外から非難の声も シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年9月4日付シャルグ紙1面    【政治部:アクバル・モンタジャビー】1万人のアメリカ在住のムスリムが、セイエド・モハンマド・ハータミー・イラン前大統領のアメリカ訪問を歓迎した。     シカゴにあるバイトゥルイルム・モスクの責任者らは、ハータミー師が同モスクで講演を行うことが決定して以降、「同師の講演を聞くための申し込みの手紙の山に埋もれてしまう」ほどの関心を集めたという。他方で、イスラエルの政治家・政府当局者らの一部は、この訪問を厳しく批判した。     金曜日、ニューヨーク市にある 全文をよむ

2006-09-02 アフマディーネジャード大統領:アメリカは世界最大の検閲者である シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年9月2日付 シャルグ紙2面    [政治部]   マフムード・アフマディーネジャードはアメリカ政府を世界最大の検閲者と呼び、アメリカ国民にさえ世界の現実のニュースを知ることを許していないと述べた。大統領は西アゼルバイジャン州への視察旅行の2日目にこの発言を行い、ジョージ・ブッシュとの会談の提案にも触れて次のように述べた。     「このような提案をしたのは、様々な国際的問題についてそれぞれの見解を双方から述べ合い、世界の人々がはっきりと自覚したうえで、これらの見解について判断することが 全文をよむ

2006-08-31 ハータミー前大統領、カーター元米大統領と会談か シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年8月31日付シャルグ紙1面    【政治部:アクバル・モンタジャビー】「ジミー・カーターはセイエド・モハンマド・ハータミーと会談する用意があることを表明した」。アメリカの有力二紙のうちの一つであるワシントン・ポスト紙は昨日このように伝え、この会談が実現されるならば、「アメリカの歴史の一ページ」に加わりうる「事件」として報じた。これまで入ってきた情報によると、イランとアメリカの両元大統領は、来週会談を行う可能性がある。     イラン改革派の一人であるハータミー前大統領は、現在《文化・文 全文をよむ

2006-08-30 アフマディーネジャード、ブッシュをテレビ討論に招待 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年8月30日付シャルグ紙1面    【政治部:ファルヌーシュ・アミールシャーヒー】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、世界的な問題の解決案を世論の判断に委ねるためのテレビ討論会の開催を提唱し、ジョージ・W・ブッシュ米大統領を同討論会に招待した。     これまでの記者会見とは違い、グレーのフォーマルなスーツ姿でイラン内外の記者らの前に現れたアフマディーネジャード大統領は、昨日米大統領に対し、さまざまな世界的な問題について、自らの見解を一対一で議論することを提案した。     同大 全文をよむ

2006-08-23 イラン、レバノンの海岸汚染の解決に参加 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【都市部】レバノン戦争が終わり、イランはイスラエル支持国と違い、またどの国よりも早く、レバノンの海岸汚染の解決にむけて平和活動を開始する。    セイエド・モハンマドバーゲル・ナバヴィー環境保護庁海洋長官は、この枠組みで《レバノン海岸石油汚染調査解決委員会》が編成されることを発表した。    同長官は、レバノンの海岸の環境は石油の流出で悲劇的な状況にあるとし、「80キロにわたって石油の層が伸びており、沿岸地域の環境とエコシステムへの脅威が大変深刻化している。イランは海洋環境を守るため、石油汚染調 全文をよむ

2006-08-21 《サーエゲ》ミサイル発射実験、成功 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年8月21日付ハムシャフリー紙    【政治部】《サーエゲ》(稲妻)地対地ミサイルが成功裡に発射されたことで、イランの防衛能力の一端がさらに明らかとなった。     《ゾルファガールの一撃》大軍事演習の二日目、国内防衛産業・研究者らの手により開発・製造された《サーエゲ》地対地ミサイル及び地対海ミサイルは、全軍総司令官が見つめる中、数百キロメートルの彼方から軍事演習が行われている地点への発射に成功た。     軍事演習のスポークスマンを務めるカユーマルス・ヘイダリー司令官(准将)は、「《サ 全文をよむ

2006-08-20 国防相「イランは地域諸国と不可侵条約を結ぶ用意がある」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年8月20日付ハムシャフリー紙    【政治部】国防相は、イランは地域諸国と不可侵条約を結ぶ用意があると述べた。     国防相は、アメリカ及びシオニスト体制によるイラン核施設への攻撃の危険性について、次のように述べた。「ホワイトハウスを支配する新保守主義者たちによって、このような愚かな行為が行われる可能性はあるものの、しかしアメリカには、このような行為が行われないよう警戒する賢明な人物も存在すると、われわれは考えている」。     モスタファー・モハンマド・ナッジャール司令官は、《政府 全文をよむ

2006-08-19 《ゾルファガールの一撃》軍事演習が16の州で開始 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年8月19日付ハムシャフリー紙    【政治部】国軍〔*1〕の陸軍所属の数十機の攻撃用・輸送用ヘリコプター、師団、旅団、電子戦闘(electronic war)部隊、落下傘部隊、空輸特別部隊が参加する《ゾルファガールの一撃》〔*2〕軍事演習が、本日よりスィースターン・バルーチェスターン州のゾルファガール作戦本部の指揮の下、開始される予定だ。同軍事演習はまた、北東駐屯地、北西駐屯地、西部駐屯地、及び南部駐屯地の四駐屯地でも、同時に実施されることになっている。     《ゾルファガールの一撃 全文をよむ

2006-08-15 ヒズブッラーの勝利を祝い、今日テヘランの地下鉄とバスが無料運行 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【都市部】レバノンのヒズブッラーがイスラームの打たれ強さを見せてシオニスト占領体制〔イスラエル〕に対する聖戦に勝利したことを祝い、今日テヘラン市営バス会社は無料で旅客輸送を行う。    本紙ハムシャフリーの報告によれば、テヘラン市営バス会社のアリー・マスウード・ガーセムハーニー開発部長はこう発表したうえで次のように付け加えた。「今日は現金制バス、チケット制バスを問わず、全路線、全車両で市民のために市営バスの全運行を無料にする。我が社の同僚諸君は市民からチケットや運賃を取ってはならない。取ったら違 全文をよむ

2006-08-13 テヘランの大学生ら、国連を「火葬」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年8月13日付ハムシャフリー紙    【ファールス通信】テヘランの大学生数十名が昨日正午、デモ行進を行い、レバノンへのシオニスト体制の野蛮な攻撃に対して国連が何ら有効な手だてを取っていないことに抗議して、国連を模した棺を葬送する儀式を執り行った。     テヘランの大学生数十名は、「アッラーホ・アクバル(神は偉大なり)」、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」、「イギリスに死を」、「ムスリムよ、団結せよ」、「われわれはサイイド・ハサン・ナスルッラーを支持する」などのシュプレヒコールをあ 全文をよむ

2006-08-13 レバノン問題をめぐるイラン外交の最新動向:イラン・ロシア両国大統領が電話会談 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年8月13日付ハムシャフリー紙    【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領は金曜日の夜、ロシア大統領と電話にて会談し、最新の中東情勢につき話し合った。ウラディーミル・プーティン大統領もまた、イラン大統領の立場を確認し、イラン・ロシア両国が危機の解決へ向け、今後も協議を重ね、さらなる役割を担うべきであると呼びかけた。     イラン大統領は、〔イスラエルによるレバノンへの〕不正なる戦争を終結させ、〔戦争終結へ向けた〕ロシア提案に対する一部西洋諸国の反対を封じるためには、独立国 全文をよむ

2006-08-12 モッタキー外相、トルコ訪問:大統領親書を手交 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年8月12日付ハムシャフリー紙    【政治部】昨日マヌーチェフル・モッタキー外相はトルコを訪問し、大統領親書をトルコ側に手交、中東問題及び現在の危機的状況に関するイランの見解を伝えた。     モッタキー外相はトルコ入国後、イスタンブルにおいてIRNAに「イランとトルコはレバノン問題に関して、懸念を共有している」と語った。モッタキー外相はまた、マフムード・アフマディーネジャード大統領の親書をトルコ側に手交し、トルコの友人らと意見交換をすることが、今回の訪問の主要な目的であると明かした。 全文をよむ

2006-08-10 外務省がスイス代理大使を召喚、アメリカに入国したイラン人学生らへの「屈辱的な」扱いに抗議 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年8月10日付シャルグ紙    【シャルグ紙】アメリカ国内の数箇所の国際空港において、税関係官らがサンアティー・シャリーフ大学(シャリーフ技術工科大学)のグループに対し、屈辱的な対応をした問題をうけて、イラン外務省は、スイス大使不在中に同国大使代理を召喚した。スイスは、イラン暦1359年(1980年)以降、アメリカとイランが国交を断絶したことから、イランにおけるアメリカ政府の利益を代表している。    先にサンアティー・シャリーフ大学の学生らが、同大学卒業生らによる隔年の催しに参加するた 全文をよむ

2006-08-09 イスラエルによる侵略検討会議がテヘランで開催、「シオニストらは戦争犯罪法廷で裁かれるべきだ」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【政治部】「シオニスト体制[イスラエル]による侵略:地域的・世界的インパクト」会議が、月曜日、外務省の政治研究センターで開催された。一日の日程で行われたこの会議は、外務相の演説で幕を開け、内外の出席者らが、現在の中東紛争に関連した問題を話し合った。    アリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者外交問題顧問、モスタファヴィー外相代理、アラーグチー、バーゲリー両外務省国際アジア・アラブ担当次官らは、アドゥナーン・マンスール駐イラン レバノン大使やパキスタン、クウェート、イラク、イタリア、シリア 全文をよむ

2006-08-07 ボルージェルディー、イラン核問題とレバノン問題への決議案を批判:「安保理はアメリカに動かされている」 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年8月7日付シャルグ紙    【ISNA(イラン学生通信)】国会の国家安全保障外交政策委員長のアッラー・ォッディーン・ボルージェルディーは、国連安全保障理事会のイラン核活動に対する決議を批判し、受け容れられるものではないと述べた。    ボルージェルディーは、安保理の決議案を政治的なものだと述べ、次のように発言した。  「決議案は、NPT(核拡散防止条約)の議定書と矛盾するものであり、また、今日、国連安保理が、アメリカによって動かされていることを示すものである。」    彼は、さらに、「 全文をよむ

2006-08-06 駐仏イラン大使:「ヒズブッラーはイランのエージェントではない」 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年8月6日付シャルグ紙    【ISNA(イラン学生通信)】駐仏イラン大使のアリー・アーハニー氏は、ヒズブッラーはイランのために活動するエージェントなどではないと強調したうえで、シオニスト体制[イスラエルを指す]の侵略を終わらせ、レバノンへの空爆を停止させるために、早期停戦を求めた。    AFPの報道によれば、アーハニー駐仏大使は、ル・モンド紙に対し、次のように語った。  「我々とヒズブッラーの関係は、常に心情的なもの、精神的なものであった。我々は、ヒズブッラーに指示を与えるようなこと 全文をよむ

2006-07-31 《正義を求める学生たち》、バーザルガーンの国境を通過:でもやっぱりトルコで足止め シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月31日付シャルグ紙4面    【ISNA】レバノン人民抵抗運動に合流することを目指していた《正義を求める学生運動》の学生らの第一陣が、出発から4日後、ついにトルコとのバーザルガーン国境を通過することに成功した。     《正義を求める学生運動》中央評議会の委員で、同組織の実行責任者を務めるアミール・ジャリールネジャード氏は、このように述べた上で、次のように続けた。「2日間の座り込みの抗議、そしてさまざまな衝突の末、数時間前、レバノン人民抵抗運動との合流を目指していた学生らの第一陣が 全文をよむ

2006-07-30 ベネズエラ・イラン大統領会談:「一致団結すれば、帝国主義を破砕できる」  ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年7月30日付ハムシャフリー紙政治面    【政治部】昨日午後、ウゴ・ラファエル・チャベス・フリアス ベネズエラ大統領(52歳)はテヘランに入った。   ボリビアの革命指導者を彷彿させるベネズエラ大統領は、同行団とともに大統領府でマフムード・アフマディーネジャードの公式の歓迎を受けた。     メフル通信によると、この訪問に際してベネズエラの情報、石油、および科学の各大臣を同行させているチャベスは、公式の歓迎を受ける中で、イランとベネズエラが帝国主義に対し団結していくよう、要請した。ベネ 全文をよむ

2006-07-30 レバノン志願兵登録の現場レポート シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月30日付シャルグ紙4面    【バーバク・メフディーザーデ】「エフード・オルメルト氏よ、あなたはイランを攻撃するなどと公言していたが、現在レバノンのヒズブッラーやパレスチナの前に屈服を余儀なくされているのは、どういうわけか?あなたは負けたのではないか?」。     マイクを手に、ラシュト市の市庁舎前広場に立ち、このようにイスラエルの首相に向けて演説を行っていたのは、若い男性であった。彼のよく通る声は、《エステシュハーディユーン(殉教志願者)》司令部が市の中心広場に据え付けた強力な拡 全文をよむ

2006-07-29 テヘランで反シオニズム・デモ シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月29日付シャルグ紙2面    【ISNA】昨日、テヘランの金曜礼拝参加者数百名がデモ行進に参加し、レバノンに馳せ参じる用意がある旨宣言、日増しに増大するシオニスト体制の犯罪行為・侵略に対するレバノン・ヒズブッラーの激しい抵抗に、支持を表明した。     デモ行進の参加者らは最後に、革命広場に集まり、声明を読み上げた。声明の一部では、次のようなメッセージがみられる。「数十名の子どもと数百名の老若男女が殺戮され、数千名の丸腰の人々が傷を負い、一般人が暮らす非軍事地域が破壊されてから、現 全文をよむ

2006-07-29 レバノンへ出発した学生義勇兵ら、トルコ国境で足止め(ほか) シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月29日付シャルグ紙2面レバノン関連記事短信3本     ▼ レバノンへ出発した学生民兵ら、トルコ国境で足止め    【ISNA】レバノン人民の抵抗運動に合流することを目指してレバノンへ出立した《正義を求める学生運動》のメンバーらの第一陣は、国境通過を阻まれたことに対し、トルコとの国境の町バーザルガーンで座り込みの抗議運動を行った。当初、第一陣は金曜日午前にもイラン・トルコ国境を越える予定であったが、国境通過を阻まれていた。     ★ ★ ★     ▼ ヒズブッラーのミサイル、イ 全文をよむ

2006-07-29 「レバノン人民を支援することは、全イスラーム諸国にとっての義務」:宗教最高権威らが声明 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年7月29日付ハムシャフリー紙    【政治部】レバノン南部及びガザ地区へのシオニスト体制による犯罪行為が続く中、宗教最高権威(マルジャ)らはそれぞれ、この犯罪を非難し、イスラーム共同体のこれまで以上の警戒と団結を呼びかける旨の声明・演説を行った。     アーヤトッラー・ムーサヴィー・アルダビーリーはレバノンでの出来事に関し声明を発出し、「国際機関の意味深長な沈黙は、イスラームとムスリムに対する世界的な陰謀という邪悪な胎児が形成されようとしていることを予示するものだ」と強調した。    全文をよむ

2006-07-26 アーセフィー:イスラーム共和国は前から分かっていた (Hamshahri紙)

2006年7月26日付ハムシャフリー紙    【政治部】ハミード・レザー・アーセフィー外務報道官は昨日、イスラーム評議会(国会)の会議に出席する傍ら、報道陣と短い会見を行い、中東地域におけるアメリカの戦略について、「地域に混乱をもたらすことで、新しい中東を作ることがアメリカの目的である」との見解を発表した。     本紙ハムシャフリーの国会担当記者の報告によると、外務報道官は、「このような事態が発生するということは、イスラーム共和国にとって、前から分かっていたことである。イランにとって中東情勢の 全文をよむ

2006-07-25 政府報道官:イランがレバノンに派兵することはない シャルグ紙 (Sharq紙)

【政治部】ゴラーム=ホセイン・エルハーム政府報道官は、政府がレバノンへ軍隊を派遣する予定はなく、これについて噂されている話はすでに政府当局者によって否定されていると強調した。報道官は昨日、記者団との週定例記者会見においてこのように述べ、不正義や侵略に対してイランが採る全体的な政策は、イデオロギー上のものであり、軍や部隊の派遣といったようなものではないと述べた。     報道官のこのような発言は、記者との次のようなやり取りを受けてのものだった。    (記者)「イランの若者たちは、殉教団となって〔 全文をよむ

2006-07-25 イランからレバノンへの5回目の支援物資 シャルグ紙 (Sharq紙)

【IRNA】イラン赤新月社が用意した、占領シオニストの侵略で被害を被っているレバノンへの5回目の人道支援物資が日曜夜ダマスカス空港に着いた。それまでの2日間に4回、イランの支援物資がダマスカスに入り、漸次レバノンに送られることになっている。    支援物資がダマスカス入りした時、シリア赤新月社の責任者らとともに空港に姿を現したイランのガザンファル・ロクンアーバーディー代理大使は次のように述べた。「イランイスラーム共和国は、占領者に対するレバノンのイスラーム的抵抗を政治的に支援し、レバノンの人々に 全文をよむ

2006-07-24 在バグダード・イラン大使インタビュー:MKO追放を目的としたイラク政府の決定の詳細 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年7月24日付ハムシャフリー紙    【政治部:カームビーズ・タヴァーナー】在イラク・イラン大使は本紙ハムシャフリーのインタビューで、MKO(モジャーヘディーネ・ハルグ=イラン反体制組織)追放へ向けたイラク内閣の決定事項の詳細について明らかにした。ハサン・カーゼミー・ゴンミー在イラク大使はさらに、昨日イラク内相、及び国防相と会談を行ったことについて述べ、イラクの各政党、諸宗教組織、ならびに政府は被害者であるレバノン国民の味方であり、イラク政府は多くの難問を抱ええているにもかかわらず、総額 全文をよむ

2006-07-23 中東危機回避に向けたイランの外交努力 フィールーズアーバーディー:イランはレバノン戦争に介入しない ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年7月23日付ハムシャフリー紙    【政治部】レバノンでのシオニストらによる暴力が続く中、中東危機の解決へ向けたイランの外交的協議も盛んになってきた。イラン大統領による一部のイスラーム諸国首脳との電話会談や、外相による声明の中で、イランはヒズブッラー抵抗軍を支持するという姿勢を明らかにした。また、全軍統合総司令部参謀長の最近の発言の中で、イランは決してレバノン戦争に介入しないとの姿勢が表明された。     IRNA(イラン国営通信)の報道によると、ハサン・フィールーズアーバーディー参謀 全文をよむ

2006-07-22 アフマディーネジャード大統領、トルコ首相と電話会談:イスラーム諸国会議機構臨時会議の開催を要求 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年7月22日ハムシャフリー紙政治面    【IRNA】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、イスラエルによるレバノン攻撃を終わらせるために、イスラーム諸国会議機構臨時会議を即時開催するよう求めた。     アフマディーネジャード大統領は金曜日にトルコのレジェップ・タイップ・エルドアン首相と電話で会談し、イスラーム諸国会議機構の加盟国、特に近隣地域の加盟国間で中身の濃い話し合いを行う必要性を説いた。     大統領は、関係する国際機関、特に国連と国連安全保障理事会が民間人の殺戮という 全文をよむ

2006-07-22 アフマディーネジャード大統領、メルケル・ドイツ首相宛てに書簡 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年7月22日付ハムシャフリー紙政治面    【政治部】マヌーチェフル・モッタキー外相は、水曜日午後、メルケル首相宛のマフムード・アフマディーネジャード大統領の書簡を在テヘラン・ドイツ大使館当局者に手渡した。ドイツ大使館は、本紙ハムシャフリーの取材に応じ、この事実を認めた。     昨日、ドイツ政府報道官がベルリンでAP通信の取材に対し語ったところによると、アンゲラー・メルケル首相は書簡に目を通したということだ。ウルリッヒ・ヴィルヘルム(Ulrich Wilhelm)報道官は、「この書簡に 全文をよむ

2006-07-22 イラン人殉教志願者、レバノンには派遣されず シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月22日付シャルグ紙2面    【ISNA】バスィージ抵抗軍指揮官は、イラン人殉教志願者らがレバノンに派遣されたとの話を否定し、「このような話は、国の正式な機関とはまったく関係がなく、〔一部の者による〕宣伝活動にすぎない」と述べた。     ヘジャーズィー司令官はこう述べた上で、記者団に対しさらに次のように付け加えた。「このような主張は正しくない。明らかに自然発生的と思われる一部集団が、他のもろもろの機関と調整することなく、また公式筋の了承を得ることなく、熱血漢の若者たちの関心を引き 全文をよむ

2006-07-20 「一部のマス・メディアは、シオニスト体制の弁護士のような報道をしている」:ナーデラーン議員が強く非難 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月20日付シャルグ紙2面    【IRNA】テヘラン選出で国会原理主義派の中央評議会の委員であるエリヤース・ナーデラーン議員は、「一部の国内マス・メディアは、シオニスト体制の弁護士のような役割を演じている」と声を荒げた。     昨日の公開本会議で演説したナーデラーン議員は、一部の国内マス・メディアはシオニスト体制の最近の犯罪行為を正当防衛であるかのように扱っていると指摘、「イスラエルに何千人もの捕虜を取られている者が、この体制に侵入することは許されないが、シオニスト体制はたった二人 全文をよむ

2006-07-19 イラン軍、レバノンでの出来事には関与せず:ヘジャーズィー司令官 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月19日付シャルグ紙2面    【ISNA】バスィージ抵抗軍〔革命防衛隊に属する民兵組織〕の指揮官を務めるセイエド・モハンマド・ヘジャーズィー司令官は、「今日、すべての真実と正義を求める者たち、世界のムスリムたちは、レバノンとパレスチナの子らの勝利を願って、血をたぎらせており、これらの国々に関するニュースに、不安な気持ちで熱心に耳を傾けている」と語った。     ファールス地域バスィージ抵抗軍指揮官の歓迎・送別式典に出席した同司令官は、さらにイラン軍は最近のレバノンでの出来事には一切 全文をよむ

2006-07-18 アフマディー・ネジャード大統領からバッシャール・アサド大統領へのメッセージ:イランはシリアを支持する ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【政治部】ここ数日、地域が不穏な事態になっており、シオニスト政権によってシリアの治安が脅かされていることをうけ、イランはシリアに対する外交上の支持を決然と宣言した。マフムード・アフマディー・ネジャード大統領は昨日、シリアの僚友であるバッシャール・アサド大統領に宛てた特別のメッセージをイラン外相に託し、外相をダマスカスへ派遣した。マヌーチェフル・モッタキー外相は、短い訪問ではあるが急遽ダマスカス入りし、その足でバッシャール・アサド大統領を訪問するため大統領官邸へ向かった。    モッタキー外相と会 全文をよむ

2006-07-15 「シリアへの侵略は、イスラーム世界への侵略」:アフマディーネジャード、イスラエルに警告 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月15日付シャルグ紙3面    【政治部:エフサーン・アブタヒー】「イスラエルによるシリアへの侵略は、イスラーム世界への侵略であり、それに対しては断固たる応答を伴うであろう」。これは、マフムード・アフマディーネジャード大統領が、シリアのバッシャール・アサド大統領との電話会談で、イスラエル体制の指導者らに向けて発した警告である。     16回目となる地方遊説として東アゼルバイジャン州を訪問していたアフマディーネジャード大統領は、訪問先のタブリーズからシリア大統領に電話連絡を行い、イス 全文をよむ

2006-07-13 インドの連続爆破事件を非難 シャルグ紙 (Sharq紙)

【ISNA】外務省報道官は、インドで最近おこった連続爆破事件を強く非難する声明において、爆破行為と罪なき人々が標的にされたことを激しく非難した。    ハミードレザー・アーセフィー外務報道官は、百人以上の市民の命を奪いさらに多くの負傷者を出した最近のインドの連続爆破事件発生に深い遺憾の意を表し、爆破行為と罪なき人々が標的にされたことを非難した。彼はこの非人道的な悲しい行いに対するイラン・イスラーム共和国の悔やみと悲しみを表明し、インド政府および国民に対し、イラン政府および国民の同情と悲哀の念を表 全文をよむ

2006-07-09 イラン、イスラエルを告訴 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月9日付け シャルグ紙    【IRNA】ハミードレザー・デフガーニー駐レバノン・イラン代理大使は、「イラン政府は、1980年代初頭、レバノンにおいてイラン人外交官4人が誘拐された件につきイスラエルを告訴する」と述べた。      モフセン・ムーサヴィー、アフマド・モタヴァッセリアン、カーゼム・アハヴァーン、およびタギー・ラストガールの4人の外交官が、1982年、イスラエルによるレバノン占領時に誘拐され、占領中のパレスチナに移送された。      同代理大使は、「イラン人外交官が殺さ 全文をよむ

2006-07-09 イランでイラク周辺諸国外相会議開催  ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年7月9日付け ハムシャフリー紙    【政治部】昨日、イラク周辺諸国外相会議が、外務省の研究センターでイラン大統領の演説と共に始まった。     会議の議長を務めるイランのマヌーチェフル・モッタキー外相は、マフムード・アフマディーネジャード大統領と、イラクのホーシュヤール・ズィーバーリー外相の傍らで、開会式をスタートさせ、出席者への謝辞を述べた上で、アフマディーネジャード大統領に演説を求めた。     ハムシャフリー記者の報告によると、アフマディーネジャード大統領は、全てのイラク周辺国 全文をよむ

2006-07-08 イラン全土で反シオニスト・デモ シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月8日付シャルグ紙2面    【政治部】エルサレム占領体制による最近の犯罪行為に対するイラン国民の抗議のメッセージが、昨日(7月7日)イラン全土に鳴り響いた。全国各地の礼拝参加者は、政府・軍両当局者とともに、午後金曜礼拝後デモ行進に参加し、抑圧されしパレスチナ国民に対する支持を示した。     テヘランでも、人民各層、マフムード・アフマディーネジャード大統領、一部閣僚、国会議員、その他当局関係者らが、テヘラン大学からパレスチナ広場に向けて出発し、シュプレヒコールを上げながら、アメリカ 全文をよむ

2006-07-04 イラク国会議長、イランを訪問 シャルグ紙 (Sharq紙)

【政治部】マフムード・アル=マシュハダーニー・イラク国会議長が昨日テヘラン入りを果たした。この1ヶ月にイラン入りしたイラク当局者としては4人目となる。イラクのスンナ派当局者の一員であるアル=マシュハダーニー氏は、今年のオルディーベヘシュト月2日(西暦4月22日)、159票を獲得し、全会一致で、任期4年のイラク国会議長に就任した。    同氏は昨日、議会高官の一団と共にテヘラン入りし、空港でイランのゴラーム=アリー・ハッダード=アーデル国会議長による正式な歓迎を受けた。ファールス通信がフランスの通 全文をよむ

2006-07-01 イラン、アメリカに警告 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年7月1日付シャルグ紙    【IRNA】マヌーチェフル・モッタキー外相は、アメリカが自国の司法の場で出された判決に従って、イランの資産を侵害するようなことがあれば、イラン政府も同様の措置を講じることになるだろうと警告した。     外相のこの警告は、「アメリカの博物館に保管されているイランの歴史・文化遺産の一部を競売にかけ、その収益をイスラエルに供する」旨の判決をアメリカの裁判官が下したことを受けて、発せられたものである。これらの遺産は主にペルセポリスから出土したのもので、古代の遺物と 全文をよむ

2006-06-25 米との対話求めるイラク側の要請には留意:アーガーモハンマディー氏 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年6月25日付け シャルグ紙    【ISNA】最近設立された、イラン・イラク友好協会のアリー・アーガーモハンマディー会長は、イラン・イラク両政府の外交関係の見通しは明るいと指摘し、「近い将来この関係が拡大し、治安など様々な面でイラクが発展することで、この国は中東地域の治安の要になるだろう」と述べた。     同会長は、イランとイラク両政府の外交関係に関連し、イラク首脳陣がイラクに関してアメリカと協議を行うよう、わが国の政府関係者に望んでいることに言及して、「このような協議の実施に対し、 全文をよむ

2006-06-25 日本、アメリカの対イラン制裁を支持 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年6月25日付 ハムシャフリー紙2面    [政治部]   ファイナンシャル・タイムズは昨日、日本政府はアメリカによる対イラン制裁を全面的に支持する旨、表明したと報じた。同紙によれば、日本政府の一部の筋は、イランが包括的見返り案に対して否定的な返答を行った場合やウラン濃縮活動の停止を行わなかった場合、日本は銀行口座の閉鎖、及びイランとの全ての経済協力の停止を支持すると語ったという。     また駐日アメリカ大使も同紙に対して「我々は100パーセント日本の支援をあてにしている」と語った。  全文をよむ

2006-06-22 ターラバーニー:イランの好意を決して忘れない ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年6月22日付ハムシャフリー紙    【IRNA】アル=イッティハード紙は昨日、衛星テレビ局アル=ファイハーと行ったインタビューにおいて、イラクのジャラール・ターラバーニー大統領が同国と隣国との関係に関して語った内容について報じた。     この会見の中で、ターラバーニー大統領はイラクとイランとの関係について、「はっきりと申し上げておきたいのは、イラクは近隣諸国、中でもイランと友好関係の確立を望む、民主的で自立した国であるということだ」と述べた。     同大統領はさらに、「イスラーム共 全文をよむ

2006-06-21 イラク治安問題は占領軍の撤退によってのみ解決可能である:最高指導者 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年6月21日付ハムシャフリー紙    【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー最高指導者は昨日、イラク・イスラーム革命最高会議(SCIRI)のアブドゥル・アズィーズ・ハキーム議長との会談の中で、イラクでハキーム家が果たしてきた役割、ならびにサッダーム・バアス党体制時代において彼らが味わったさまざまな苦難について指摘し、殉教者アーヤトッラー・ハキーム〔*〕の努力に言及した上で、「ここ数年イラクの動向においてSCIRI及びアブドゥル・アズィーズ・ハキーム師が果たしてきた役割は、極めて賢明かつ思 全文をよむ

2006-06-19 ワシントンポスト:イランに対するアメリカの外交政策の矛盾 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年6月19日付 ハムシャフリー紙2面    [政治部:カンビーズ・タヴァーナー]   ホワイトハウスによる最近の公式発表は、アメリカはイラン外交のいくつかの代案を真剣に考えており、その代案の実施を予定しているとの内容を語っている。サンフランシスコ・クロニクルの報道によれば、諸外国の政治家や要人からイランとの会談について直接の話し合いをするよう、ホワイトハウスに対して非常に圧迫があるという。だが、先週ホワイトハウスのトニー・スノー報道官が、ブッシュ政権とイランとの会談を望んだとして激しくジ 全文をよむ

2006-06-18 イラク外相:イランは唯一の支援者 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年6月18日付ハムシャフリー紙  【ISNA】イラク外相は「イランは努めてイラクの支援に手をさしのべてくれている、地域で唯一の国である」と述べた。     ラジオ・アメリカによると、イラクのフーシュヤール・ズィーバーリー外相は、ニューヨークにあるアメリカ外交評議会での演説において、「イランのアプローチは特異である。彼らがやろうとしていることは他国とは異なっている。彼らはイラク政府を無力化させたり、弱体化させようともくろんでいるのではない。彼らはイラク政府を、友人であると考えてくれているか 全文をよむ

2006-06-15 在バスラのイラン領事館、襲撃される(バージョン2) シャルグ紙 (Sharq紙)

【ファールス通信】イラクの《マフムード・アル=ハサニー》なる人物を信奉するおよそ500人がバスラにあるイラン領事館を攻撃した。AP通信の報道によると、この者たちは昨日、建物に向かって投石を行い、外交関係施設の入った建物に火をつけた。バグダードにあるイラン大使館は、バグダードの南方550キロに位置するイラク第二の産油都市、バスラにある同領事館への攻撃を確認したが、どのようなグループがこの暴力行為を後押ししていたのかは不明だと発表した。     この大使館はまた、この事件によるけが人などの情報は入っ 全文をよむ

2006-06-15 在バスラのイラン領事館、襲撃される(バージョン1) ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年6月15日付ハムシャフリー紙    【政治部】昨日バーズターブ通信のウェブ・サイトは、アル=ジャズィーラ放送の報道として、ある集団が在バスラのイラン領事館を襲撃し、建物の一部に放火をしたと伝えた。     この事件の原因は、いまだ憶測の域を脱してはいないが、イランのアラビア語衛星放送局「コウサル」が、自ら「マルジャ(最高宗教指導者)」と名乗る、ある神学生に関して報じた番組への抗議であったとのことである。BBCペルシア語放送のウェブ・サイトによると、在バグダードのイラン大使館もこの襲撃の 全文をよむ

2006-06-14 アメリカとヨーロッパの人権状況についてのイランのレポート シャルグ紙 (Sharq紙)

【政治部】イランのマヌーチェフル・モッタキー外相は、昨日シャーフルーディ司法長官との会見の中で、外国における人権状況の調査に関するイランの新しい外交アプローチを伝えた。     ISNA(イラン学生通信)によると、モッタキー外相はこの会見で、アメリカや多くのヨーロッパ諸国における人権状況の詳細なレポートが作成されたと述べ、「司法府は一部の国際組織と連絡係を通じて、あるいは直接に接触を保っていることから、この会合では国外のイラン人および国内の外国人についての話題が提起され、彼らの問題をフォローして 全文をよむ

2006-06-13 シリア国防相、イランを訪問 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年6月13日付ハムシャフリー紙    【ISNA】第1回イラン・シリア閣僚級国防協議が、両国の国防・軍事関係者らの出席のもと、昨日行われた。     テヘランの国防省国際会見センターで行われたモスタファー・モハンマド・ナッジャール司令官〔イラン国防相〕とハサン・トゥルクマーニー中将〔シリア国防相〕の会談において、両者は両国間の国防・軍事関係について、戦略的に重要であり、地域協力のモデル・ケースであると評価した。     シリア国防相はまた、〔今回のイラン訪問は〕シリアから相互の連帯と支援 全文をよむ

2006-06-13 サウジ外相、イランを訪問:アブドッラー国王の親書、最高指導者に手交 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年6月13日付シャルグ紙1面    【政治部】昨日はイランの外交機関にとって多忙な一日であった。     サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相がイランを訪問し、ハーメネイー最高指導者にアブドッラー国王の親書を手交した。もちろん、ファイサル王子は記者らに親書の中身について明らかにしていない。     他方、イラク・イスラーム革命最高会議のセイエド・アブドル=アズィーズ・ハキーム議長も、イラク及び地域の諸問題についてイラン政府当局者と話し合う目的で、昨日イランを訪問した。イラク要人 全文をよむ

2006-06-08 マレーシア前首相:第4次世界大戦はすでにはじまっている シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年6月8日付 シャルグ紙国際面    [イラン国営通信(IRNA)]   マレーシアのマハティール・ムハンマド前首相は水曜日、アメリカは世界を核兵器が使用される可能性のある世界大戦の危機にさらしていると非難した。     マレーシア[新行政都市]プトラジャヤのAP通信の報道によれば、マハティール前首相は冷戦を「第3次世界大戦」、またアメリカの指導下によるイラクとアフガニスタンへの攻撃及び、核問題を理由としてのワシントンのイランに対する脅迫を「第4次世界大戦の1つ」とみなした。マハティール 全文をよむ

2006-06-07 オルブライト米前国務長官:共和党は世界におけるアメリカの顔を潰した ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年6月7日付 ハムシャフリー23面     アメリカ前国務長官のマデレーン・オルブライトは、イラク及びアフガニスタンに対するアメリカの戦争行為、米政府のイランに対する敵対関係の継続、そしてイランの核問題に対するホワイトハウスの立場について語り、ジョージ・ブッシュ政権はアメリカの顔を潰していると批判した。     イラン国営通信(IRNA)によれば、オルブライト氏はドイツの週刊誌シュピーゲル(Schpigel)とのインタビューで次のように述べた。「アメリカが失った威信を取り戻すためには、ど 全文をよむ

2006-06-06 タブリーズ市選出議員、アゼルバイジャン共和国のプレスを批判 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年6月6日付シャルグ紙7面    【政治部】タブリーズ市選出の国会議員モハンマド=レザー・ミールタージョッディーニー氏は、アーゼリー〔アーゼリー・トルコ語を母語とする人々〕が居住している諸州で最近発生した一連の出来事〔国営の『イラン紙』がアーゼリー系の人々を「侮辱」する風刺画を掲載したことに対して行われた一連のデモ活動を指す〕に関して、アゼルバイジャン共和国での報道のあり方を批判した。同時に、その他多くの国会議員たちは、これら一連の出来事が発生した原因の調査に着手した。     アーゼリ 全文をよむ

2006-06-03 ハーシェミー・ラフサンジャーニー氏:アメリカの攻撃はイラン・イラク関係の強化につながった ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【メフル通信】ホッジャトルエスラーム・ヴァル・モスレミーン[注:アーヤトッラーよりも学識・地位的にワンランク下のイスラーム宗教指導者に対する尊称]、ハーシェミー・ラフサンジャーニー氏はアメリカのイラク攻撃はアメリカにとって誤ちであったと述べ、次のように付け加えた。    「アメリカのイラク攻撃は、イラク国民をバース党政権による圧政支配から解放することにつながり、またイラン、イラク両国民の関係強化につながったが、このことはイランとイラク両国が地域におけるアメリカの企みに抗うのに多大な利益となった 全文をよむ

2006-06-03 「アメリカはイランにどう対応すべきかわからなくなっている」:アフマド・ハータミー師 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【IRNA】テヘラン金曜礼拝説教師、セイエド・アフマド・ハータミー師は次のように語った。「もしも世界が世界の治安に最大の脅威となっている国を認定しようとすれば、それはアメリカだ」    師はテヘラン金曜礼拝の今週の説教で、コンドリーザ・ライス米国務長官の最近の発言について、それらの発言が新鮮味を欠いた聞き古しだとしてこう述べた。「アメリカのイランにかんする発言は混迷しており、偉大な国家イランにどう対応すべきかわからなくなっているようだ」    ハータミー師はアメリカがこの50年間に世界の25の独 全文をよむ

2006-05-27 国内5番目の殉教志願者部隊が結成 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年5月27日付 シャルグ紙    記事概要  1.殉教者部隊は全国で5部隊を数え、訓練を経た兵力は1300名に達する。  2.5番目の部隊名には、イラン・イラク戦争末期にペルシア湾の米艦船にモーターボートで体当たりした殉教者ナーデル・マフダヴィーの名が冠せられている。  3.イスラーム世界運動殉教者防衛本部(エステシュハーディユーン)はこれまでに、殉教攻撃を遂行するための部隊員として、35名の国外ユダヤ教徒を獲得することに成功している。    【シャルグ】先週木曜日(5月25日)、国内で 全文をよむ

2006-05-25 ノーベル賞受賞作家 ギュンター・グラス :ブッシュとブレアは偽善者である ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年5月25日付 ハムシャフリー紙23面    【ベルリン:中央統一通信】   ノーベル文学賞を受賞したドイツの作家ギュンター・グラスはベルリンで開催された国際ペンクラブ第72回会議で、アメリカの外交政策を激しく非難した。オシュトロン誌インターネット版の引用に基づくベルリンの中央統通信の報道によると、ギュンター・グラスは激しい口調でアメリカ政府を非難し、同政府がテロリズムを強化していると告発した。     78歳で画家、ドイツの政治活動家でもある同氏は、この国際ペンクラブ会議で次のように語 全文をよむ

2006-05-17 カルバラー警察長:「イラク国境は、犯罪者グループの遊び場と化している」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年5月17日付ハムシャフリー紙    【事件部】市街戦を自らの戦略とした武装テロリストによる激しい攻撃が、イラク新政府を深刻な脅威に晒している。そしてこの国の市街の安全を守る治安部隊は、いつ起こるとも知れぬ武装テロリストや自爆テロの危険につねに背中合わせの状態で、活動を続けている。しかしにもかかわらず、この国の街の唯一の治安維持部隊であるイラク警察組織は、治安当局が言うように、「イラクと国境を共有している隣国へ容易に行き来しているならず者や、武器・麻薬密輸団に対して、自身の治安維持能力を 全文をよむ

2006-05-13 インドネシア訪問中の大統領「我々はアメリカとの対話に条件を設けていない」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年5月13日付ハムシャフリー紙政治面    【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領も出席している第五回発展途上国8カ国首脳会議(D8会議)〔*〕が、インドネシアの観光地バリ島において現地時間の今朝から開催されている。  〔*訳注:DはDevelopingの略で、8カ国(エジプト、バングラデシュ、インドネシア、イラン、ナイジェリア、マレーシア、パキスタン、トルコ)による経済・通商問題をテーマとした会議。1997年にトルコのイニシアティヴで発足した。〕     アフマディーネジャ 全文をよむ

2006-05-11 「返答なくとも失望せず」:アフマディーネジャード、米大統領宛の書簡に関して シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年5月11日付シャルグ紙2面(イラン面)    【ISNA】火曜日(5月9日)に「イスラム開発協力会議」(D8会議〔*〕)に出席するため、使節団を伴いテヘランからインドネシアへ発ったイランのマフムード・アフマディーネジャード大統領は、訪問初日の昨日、スシロ・バンバン・ユドヨノ・インドネシア共和国大統領の公式の歓迎を受けた。  〔*訳注:DはDevelopingの略で、8カ国(エジプト、バングラデシュ、インドネシア、イラン、ナイジェリア、マレーシア、パキスタン、トルコ)による経済・通商問題 全文をよむ

2006-05-10 アフマディーネジャード大統領よりブッシュ大統領に宛てた書簡全文(一部抜粋) シャルグ紙 (Sharq紙)

ISNA(イラン学生通信)は昨日、仏ルモンド紙からの引用でアフマディーネジャード大統領がブッシュ大統領に宛てた書簡の全文を配信した。書簡は、以下の通り。     アメリカ合衆国大統領ジョージ・ブッシュ殿     国際社会にある否定できない矛盾について人はどう正当化できるのかと、私はしばらく前から考えている。この矛盾については、様々な政治集会や学生たちの間でも議論や意見交換が行われている。多くの疑問が答えを得ないままだ。だから私はそれらが是正・解消される契機ができればと期待し、いくつかの矛盾点や疑 全文をよむ

2006-05-09 政府報道官「イラン大統領からブッシュ大統領への書簡には、国際的に困難な状況から脱するための新たな方策が示されている」 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年5月9日付シャルグ紙1面    【政治部ファルヌーシュ・アミールシャーヒー】イラン・イスラーム共和国第8代大統領マフムード・アフマディーネジャード氏は、アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュに宛てた個人書簡の中で、現在の国際的に困難な状況からの脱出と、世界のより良い関係構築のための新たな方策を提示した。     イラン暦1359年ファルヴァルディーン月20日(1980年4月9日)のイランとアメリカとの国交断絶以来、イラン高官が公式に合衆国大統領に書簡を送ったのは、今回が初めてである 全文をよむ

2006-05-08 財政危機克服をかけたパレスチナ政府の会談は失敗 シャルグ紙 (Sharq紙)

ハマース政権が直面している財政危機への対処にかんする、パレスチナ大統領と首相による会談は結論が出ないまま幕を閉じた。今回の会談はマフムード・アッバース大統領とイスマーイール・ハニヤ首相のハマース政権発足後初の会談であった。    4時間にわたる会談終了後、ナビル・アブルデイネパレスチナ大統領顧問は次のように述べた。「ハマース政権は、欧米からの財政支援の停止をやめてもよいという自らの対イスラエル政策の変更をよしとしなかった。ハマース政権が自らの立場を変えないかぎり、国際社会は我々に賛同しないだろ 全文をよむ

2006-05-06 P.K.K.への新たな対策 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年5月6日付ハムシャフリー紙    【政治部】イランは先週、自国の、特に西部地域における治安を維持し、テロリストに対抗するために、決然とした行動を取ると表明した。これに呼応してイラク当局もP.K.K.に、イラク領内からイランに対する軍事行動を行なわないよう警告した。その一方で、トルコ軍はイラク領内数キロに渡って越境し、P.K.K.の不穏分子に対する鎮圧作戦を行なっている模様だ。     他方、アリー・ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記は、早急にトルコへ出立する予定である。    全文をよむ

2006-05-06 イラク占領軍に通じた組織を摘発:内務省次官 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年5月6日付シャルグ紙2面    【イラン国営通信】モハンマド・バーゲル・ゾルガドル内務省安全保障・治安担当次官は「イラク占領軍の存在が、国境地帯で一部の不穏な動きが発生する要因となっている」と述べた。     ゾルガドル次官は木曜日、シーラーズの軍事キャンプで、イラク占領軍に関係した複数の組織をフーゼスターン州にて摘発したことを明らかにし、次のように語った。     「これらの組織は、国内の治安を混乱させることをその任務としていた。組織のメンバーらは、大半が外国人によって騙されて、この 全文をよむ

2006-05-04 軍総司令部、デフガーニー司令官の発言を否定 ハムシャフリー紙 (Sharq紙)

2006年5月4日付ハムシャフリー紙    【政治部】軍総司令部国防文化広報担当次官は、多くの騒動を引き起こしたデフガーニー司令官(〈偉大なる預言者〉軍事演習のスポークスマン)の火曜日の問題発言を否定し、「デフガーニー司令官の発言は、軍の見解として正式なものではまったくない」と強調した。     ブック・フェアの視察に訪れていたアリー・レザー・アフシャール革命防衛隊准将司令官は、モハンマド・デフガーニー司令官の〈偉大なる預言者〉軍事演習スポークスマンとしての発言に関する記者の質問に答えて、「〈偉 全文をよむ

2006-05-03 カタール首長、《アラビア・ペルシア湾》という語を使用 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年5月3日付シャルグ紙2面    【政治部】カタール首長の2日間にわたるイラン訪問は昨日、マフムード・アフマディーネジャード大統領の見送りによって終了した。     シャイフ・ハマド・アール・サーニー首長は、月曜日にテヘラン入りした。国連安全保障理事会が数日以内にイランの核問題について決断を下す予定であり、この時期にカタールの首長がイランを訪問したことは、このこととの関連において理解されている。というのも、カタールはアラブ諸国の中で唯一、国連安全保障理事会のメンバーであり、イランが核問題 全文をよむ

2006-05-03 「アメリカがわるさを働くならば、イスラエルを攻撃する」:革命防衛隊司令官 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年5月3日付シャルグ紙2面    【イラン学生通信】〈偉大なる預言者〉軍事演習のスポークスマンを務めるモハンマド・エブラーヒーム・デフガーニー司令官は、「85年〔2006年〕、イラン国民は3つの重要な成果を手に入れたことを知った。最高指導者により今年の軍事演習が〈偉大なる預言者〉と命名されたこと、〈偉大なる預言者〉軍事大演習が行われたこと、国内の技術者・専門家らが核燃料サイクルを完全にマスターしたこと、の三つである」と述べた。     デフガーニー司令官は、イスラエルにはイランと戦う準備 全文をよむ

2006-04-27 最高指導者、アメリカに警告 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年4月27日付シャルグ紙2面    【イラン学生通信】アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は昨日、全国の労働者数千人との集会に臨まれ、公僕たる政府の継続的な施策によって、適切な期間のうちに、社会保障問題やその他の労働者の社会問題の解決が図られることに、期待を表明された。     《労働者週間》にお祝いのことばを述べられたアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、〔イスラーム革命以後〕ここ27年間のさまざまな局面において労働者が果たした役割について、「称讃に値するものであり、極 全文をよむ

2006-04-22 アメリカとの協議の詳細はいまだ確定せず:外相 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年4月22日付 ハムシャフリー紙    【ISNA】先週水曜日(4月19日)国会の国家安全保障外交委員会に出席した外相は、報道陣を前に、イランとアメリカとの交渉に関し「イラク問題についてのアメリカとの協議は、イラク国民の支援を目指すイランの政策に則して行われる予定だが、この件に関してまだ詳細は詰められていない」と述べた。マヌーチェフル・モッタキー(外相)は、現段階でアメリカとの交渉がキャンセルとなる可能性はあるか、との質問には回答を避けた。    ▼国防相「今年度は防衛装備の高性能化を進 全文をよむ

2006-04-17 預言者ムハンマド生誕を記念し、ムスリム諸政府・国民に祝賀メッセージ:アフマディーネジャード ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年4月17日付ハムシャフリー紙    【ISNA(イラン学生通信)】イランのアフマディネジャード大統領は、祝福されしイスラーム諸国の指導者へ向けて個別にメッセージを送付し、ムスリム諸政府・国民に対してイスラームの偉大なる預言者ムハンマドのめでたき生誕を祝った。     マフムード・アフマディネジャード大統領はメッセージの中で、イスラームの尊敬すべき使徒ムハンマドは神が遣わされた諸預言者のあらゆる美徳を、完全かつ高貴なかたちで体現する預言者であり、精神的価値、慈悲、慈愛、平和、公正を伝え、 全文をよむ

2006-04-13 国産ヘリコプター開発計画 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年4月13日付シャルグ紙2面    【イラン学生通信(ISNA)】国防相は「イランが核燃料サイクルを獲得したことに対する世界の反応は、いかなるものであれ、我がイラン国民にとってはさほど重要なものではない。イラン国民は、自らが進んだ道を、今後とも誇り高く邁進し続ける所存だ」と話した。     アフマディーネジャード大統領とともに、ホラーサーン・ラザヴィー州の武官及び文官との会合に出席したモハンマド・ナッジャール革命防衛隊准将司令官は、シャハーブ4ミサイルの実験時期についての質問に、「適切な 全文をよむ

2006-04-12 ハマース代表団、イランを訪問 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年4月12日付シャルグ紙2面    【ファールス通信】パレスチナ・イスラーム抵抗運動(ハマース)の代表団6名がイラン入りした。     AP通信のガザからの報道によると、代表団はイスラーム諸国やアラブ諸国から財政援助を獲得することに期待を表明しているという。この報道によると、パレスチナ自治政府への欧米からの財政援助が絶たれたことに続き、アラブ諸国からのハマースへの財政援助の動きも鈍くなっているという。     ハマース主導下のパレスチナ自治政府は、14万人の自治政府職員の給与支払いに困難 全文をよむ

2006-04-11 イラン、ペルシア湾岸諸国と共同軍事演習を行う用意 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年4月11日付シャルグ紙2面    【政治部】国防軍需相は、イランがペルシア湾岸諸国と共同軍事演習を実施する用意があると発表した。《殉教者アミール・セパフボド・サイヤード・シーラーズィー第7回忌》に出席したモスタファー・モハンマド・ナッジャール司令官は昨日、記者団とのインタビューでさらに、イランはペルシア湾岸諸国と不可侵条約を結ぶ用意があるとも述べた。     メフル通信の報道によると、国防相はまた、《偉大なる預言者》軍事演習の実施について、「この軍事演習は、国産の装備を利用したものであ 全文をよむ

2006-04-09 イランのアメリカへの軍事的メッセージ シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年4月9日付シャルグ紙5面    【ISNA(イラン学生通信)】トルコ発行のザマン紙は、イランの軍事演習と同国の新兵器実験は、アメリカや国際社会に対する、侮ることのできない一つの軍事的メッセージであると報じた。     同紙はさらに、次のように記している。「イランはペルシア湾、ホルモズ海峡、オマーン海を含む地域における、近年では最大級の軍事演習を実施した。地域諸国、アメリカ、そしてイスラエルから注視されたこの軍事演習は、多くの意味で重要である。核問題をめぐるイランと国連安保理間の緊張のさ 全文をよむ

2006-04-08 イギリスの新任大使が赴任 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年4月8日付シャルグ紙2面    【政治部:ニールーファル・マンスーリヤーン】三日前より、イギリス大使館はリチャード・ダルトンに代わり、ジェフリー・アダムズを新たな大使として迎えた。リチャード・ダルトン前大使は、3年数ヶ月に及ぶ在任期間を終え、バービー・サーンダズ通りとフェルドウスィー通りの交差点に位置するイギリス大使館の大使室の鍵を、48歳になる後任大使に託した。後任のアダムズ大使は、イランの選択した新たな外交状況の中で、イギリス大使館の舵取りを担うこととなる。     ジャック・スト 全文をよむ

2006-04-06 コンドリーザ・ライス、イランに対する明らかな内政干渉を強調 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年4月6日付ハムシャフリー紙    【ISNA】コンドリーザ・ライス米国務長官は、イランに対する内政干渉のための7500万ドルの予算割当計画について答弁し、ワシントンはイランの内政問題にはっきりとした態度で干渉すべきだ、と述べた。     AFPの報道によると、アメリカ下院予算委員会に対し、2007年度政府予算案について答弁したコンドリーザ・ライス米国務長官は、同長官が言うところの「イランにおける民主主義の問題」について、温和な姿勢で語るのは、実際上有効な手立てではないとの見解を示した上 全文をよむ

2006-04-05 サウジ皇太子「イランは核の平和利用の権利を有する」 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年4月5日付シャルグ紙      サウジアラビア皇太子スルタン・ビン・アブドゥル=アズィーズは、「現在、イラクは内戦に見舞われており、この問題はサダム体制の圧制の禍根だ」と述べた。クウェートの通信社の報道によると、同サウジアラビア皇太子は、リヤドにおける記者会見で、「イラク人は国民統合政府の樹立によって、自らの主権と独立を維持することができるだろう」と語った。      また、皇太子はイランの核問題についても触れ、「核を平和的に利用することは、イランの権利である」と述べた。さらに、これに 全文をよむ

2006-04-04 イランのミサイル力、増強 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年4月4日付シャルグ紙1面    【政治部】最新のイラン産国防兵器の発射実験が昨日、《偉大なる預言者》と銘打たれた大演習で行われた。この近代兵器の実験は、革命防衛隊海軍の魚雷艇より事前に用意された実際の標的に向けて発射されるかたちで行われた。この兵器は、イランが同演習において使用し公表した最新の国防兵器としては、三番目のものに当たる。     魚雷艇から発射されたこの魚雷は、ペルシア湾地域、特にホルモズ海峡の海中及び海上の仮想敵軍部隊に対峙することを想定したものだ。《偉大なる預言者》演習 全文をよむ

2006-03-19 シャリーアトマダーリー「我々は決してアメリカとの会談に臨んではならない」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年3月19日付ハムシャフリー紙    【ファールス通信】ケイハーン紙の編集長は、「アメリカがイランに話し合いを申し出た真の狙いは、イスラーム運動から希望を奪い、それを潰すことである。それゆえ、我々は決してアメリカ政府との話し合いを受け入れてはならない。何故なら、このような話し合いを受諾すれば、我々は何一つ得る所が無いばかりでなく、我々がすでに有しているもの、自らが勝ち得てきた真の成果を失うことになるだろうからだ」と述べた。     ホセイン・シャリーアトマダーリー氏は、「アメリカは話し合 全文をよむ

2006-03-16 アフガン移民、パキスタン部族地区から追放へ ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年3月16日付ハムシャフリー紙    【イスラマバード:ニュース・センター】イスラマバード発行のウルドゥ語新聞「ジャング」が昨日、北ワズィリスタン地方のパキスタン中央政府関係者の発言を引用して報じたところによると、現在400世帯のアフガン人家族がこの地域に居住しており、パキスタン領土からの早急な退去を求められているという。     同氏はまた、北ワズィリスタン地方に潜伏しているテロリスト逮捕を目的としたパキスタン軍の捜索活動に言及し、次のように述べた。「外国分子を匿っている地域に対して行 全文をよむ

2006-03-14 アメリカの陰謀を暴くための特別予算が国会で可決 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年3月14日付シャルグ紙2面    【イラン学生通信】イラン国会は、アメリカの陰謀と干渉を暴き、無力化させることを目的とした特別予算の割り当てを決定した。     この特別予算では、イスラーム国家イランの内政に対するアメリカ政府による陰謀と干渉を暴き、無力化させることの他に、公共的・国際的な場でイラン・イスラーム共和国としての訴えをアメリカに対して起こすこと、アメリカによる文化的侵略や国連憲章及びアルジェリア宣言に対する侵害について国内外の世論を喚起すること、イスラーム的人権に関連した活 全文をよむ

2006-02-27 イギリス大使館前で二度にわたる抗議集会 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年2月27日付シャルグ紙26面     全国の大学は昨日、10時から13時までの間、授業を休講とした。各大学に設置された最高指導者代表事務所は、全国のイスラーム神学校が休校となった土曜日、第10代イマーム・ハーディー廟の爆破とイラクの宗教的聖地でのテロ行為の増加に抗議して、全国の大学の休校を宣言したためだ。     この間、朝の授業を欠席した一部学生らは午後、経帷子を身にまとい、フェルドウスィー通りに面したイギリス大使館前で集会を開き、シーア派第10代イマーム廟に対する破壊行為に抗議した 全文をよむ

2006-02-26 イギリス大使館所有のゴルハク庭園前で抗議集会 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年2月26日付シャルグ紙27面     昨日午後、一部の大学生や神学生らが、イギリス大使館所有のゴルハク庭園の前で集会を開き、イギリスが同庭園の所有権を維持していることは不法であると抗議の声を上げた。     ゴルハク公園はシャリーアティー通りに面した庭園で、〔19世紀後半の〕ガージャール朝のシャーであったナーセロッディーン・シャーによって、イギリス政府に与えられた。この公園は天へと突き出た高い塀に囲まれており、治安維持軍の厳重な警備に守られている。テヘランのイギリス大使館は、フェルドウ 全文をよむ

2006-02-26 パレスチナへの支援凍結に対処する必要:イラン第一副大統領、シリアを訪問 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年2月26日付シャルグ紙2面    【ISNA】イラン第一副大統領はシリア政府首脳陣との会談に触れ、「地域の政治情勢がきわめてセンシティブなものとなっていることから、〔今回のシリア訪問では〕政治的問題についての相互理解が図られた。イランとシリアは、互いの関係をより高いレベルへと高めるよう努力する必要がある」と述べた。     シリア訪問を終え、帰路へとついたパルヴィーズ・ダーヴーディー第一副大統領は、イラン・シリア間で8つの協定文書が取り交わされたと明かし、さらに「イラン・シリア間の経済 全文をよむ

2006-02-25 アフヴァーズでの爆破事件にバアス党の影 シャルグ紙 (Sharq紙)

2006年2月25日付シャルグ紙2面    【ISNA】ゴムを訪問したモハンマド・バーゲル・ゾルガドル内務相代行は、同市にある州庁舎にて次のように語った。「イラクのシーア派聖地への攻撃は、国内的な騒擾として片付けることなどできない問題である。これは何年も前に仕掛けられた戦争の延長線上にある。つまり、アフガニスタンで口火を切り、イラクへの攻撃によって頂点に達した戦争の延長線上にあるのである。この戦争はテロとの闘いという覆いの下で、今日イスラームに対する大規模な侵略として始められたものに他ならない」 全文をよむ

2006-02-15 本紙編集長、記者会見にて風刺画コンテストについて説明:「真実を解明することはプレスの役割」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年2月15日付ハムシャフリー紙    【政治部】昨日、国際風刺画コンテスト《表現の自由の境界はどこにあるのか?》に関する記者会見が開かれ、国内外のメディア数十社が会見に集まった。この会見でハムシャフリー紙のモハンマド・レザー・ザーエリー編集長、及びイラン風刺画協会会長のマスウード・ショジャーイー・タバータバーイー氏は、同国際風刺画コンテストの詳細につき、説明を行った。    ▼コンテストのアイディア     ザーエリー編集長はまず会見の冒頭、コンテストはアラブ首長国連邦の一ムスリム市民か 全文をよむ

2006-02-13 ハムシャフリー編集長、風刺画コンテストについて会見 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

 国際風刺画コンテスト『“西洋的表現の自由”の境界はどこ?』に関する記者会見が、火曜日午前10時より行われる。     この記者会見にはハムシャフリーの編集長、イラン風刺画協会会長、コンテストの実行委員らが出席し、国内外のマスコミが参加して行われる。会見場所は、ハムシャフリー紙の会見室が予定されている。    ・ハムシャフリーの発案に歓迎の声     ハムシャフリー紙による“表現の自由”風刺画コンテストの開催は、普段ありえないほどの歓迎を国内から受けた。     多くの国民が、電話や手紙やEメー 全文をよむ

2006-02-07 ハムシャフリー紙、国際風刺画コンテストをイラン風刺画協会協賛で開催:西洋的「表現の自由」の境界はどこにあるのか? ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年2月7日 ハムシャフリー紙     デンマークの一新聞による一部イラストレーターらへの呼びかけに呼応する形で、イスラームの神聖な価値への侮辱や預言者閣下への大胆不敵な冒涜をテーマとした多くの風刺画が同紙に掲載された。さらに他のヨーロッパの新聞数紙も、表現の自由を口実に、これらの作品を転載するという挙に出た。     イスラーム教徒、そして国際世論が今日、真に問うているのは次のことだ。すなわち、    「西洋的《表現の自由》は、アメリカとイスラエルの大罪・略奪といったテーマや、ホローコー 全文をよむ

2006-02-05 神への冒涜を行った国々との経済・商業関係、見直しへ:大統領、調査を指示 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年2月5日付ハムシャフリー紙経済面    【ISNA】一部西洋諸国のメディアで、偉大なる預言者に対して敬意を失した動きがあったことに対し、アフマディーネジャード大統領は商業大臣に「経済・貿易協定の見直しと破棄」に関する委員会を設置し、当該諸国との経済関係を調査した上で、その結果を大統領に報告するよう指示した。     商業大臣に対する大統領指示の原文は次の通り。     「慈愛深き公正なる預言者閣下に対する西洋諸国メディアの傲慢かつ大胆不敵な動きは、彼らの無能ぶりと、これらの国々を支配す 全文をよむ

2006-02-04 金曜礼拝に集まった人々、預言者への冒涜を非難:全イスラーム世界の抗議にあわせ ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年2月4日付ハムシャフリー紙政治面    【政治部】偉大なる預言者を冒涜する侮蔑的風刺画が、去るメフル月〔西暦9〜10月〕にデンマークの新聞に掲載され、その後スウェーデンやノルウェー、フランスの新聞へと掲載が拡大した問題に対して、全世界のイスラーム教徒が大規模なデモ行進に参加し、この恥ずべき動きを糾弾した。     イラン・イスラーム共和国としての抗議は木曜日に、外交チャンネルを通じて、メフディー・モスタファヴィー外務大臣代理によって、表明された。     さらに民衆による抗議運動として 全文をよむ

2006-01-31 アフマディーネジャード、オマーン外相と会談:「イランと近隣諸国は、ペルシャ湾を平和で友好的な地域へと変えることができる」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年1月31日付ハムシャフリー紙    【メフル通信】イラン・イスラーム共和国のマフムード・アフマディーネジャード大統領は、ペルシャ湾における外国のプレゼンスは湾岸諸国の人々の利益にとって害悪以外の何ものでもないと述べ、「イランとペルシャ湾岸諸国は、互いに協力し、諸外国のプレゼンスを排除することで、ペルシャ湾を平和的で友好的な湾岸へと変えていくことができるだろう」と述べた。     大統領は、ユースフ・ビン・アラウィー・オマーン外相との会談の中で、諸外国の当該地域におけるプレゼンスと干渉は 全文をよむ

2006-01-30 アフマディーネジャード大統領:ペルシア湾岸諸国との協力拡大を歓迎 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【IRNA(イラン国営通信)】大統領は、国家の発展にとってはさまざまな分野における安全の確保が必要だ、との認識を示した。また大統領は、地域諸国を互いに隔離させようする反イスラム諸国の画策を指摘し、地域の安全を強化させるためには、地域諸国が協力関係を深めることが急務だと強調した。     マフムード・アフマディーネジャード大統領は、昨日のバーレーン外相との会談で、ペルシア湾岸諸国を『共通の運命を背負う大家族』と呼び、宗教が同じことに加え、地理的・政治的な条件もまた諸国の結束を強める要素だとした。  全文をよむ

2006-01-21 フランス左派シラク発言に対し反対拡大 (Hamshahri紙)

IRNAパリ支局:ジャック・シラク仏大統領が提唱したいわゆるテロリスト国家に対する核兵器使用による恫喝は、左派や政府反対派の政党や個人の激しい非難に直面した。    フランス革命左派のアーロン・ケルヴィーンAlain Krivine代表は、フランス大統領を攻撃して、その発言が完全に職務を逸しているものだと断じた。同氏は、シラク大統領の発言を扇動的で混乱を招くものだとし、「大統領は、この発言で数億ドルに上るフランスの核保有予算を説明しようとしている。」と話した。社会党(PS)やフランス緑の党、フラ 全文をよむ

2006-01-17 CNNのイランでの活動を禁止 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年1月17日付ハムシャフリー紙    【ISNA】文化・イスラーム指導省の報道担当次官は、CNNテレビ・ネットワークの通信員の活動を、当分の間禁止した。     同次官から送付されたファックスでの通知には、次のようにあった。     「CNNには近年、報道機関としての職業倫理からの逸脱が見受けられること、また同局が、先週土曜日のイラン・イスラーム共和国大統領の発言を放送した際に、相当程度の歪曲があったことに鑑み、当分の間、同局のテヘランでの活動を停止するものとする。また、同局記者のイラン 全文をよむ

2006-01-14 独首相、訪米へ (Hamshahri紙)

国際政治部:アンゲラ・メルケル独首相は、昨日、ジョージ・ブッシュ米大統領と他の政府当局との会談のため、ワシントン入りした。    ドイツ紙の報道によると、メルケル独首相は、訪米後まもなくワシントンの独大使館において記者会見を開き、両国の関係強化の必要を訴えた。    メルケル首相は、独大使館においてコリン・パウエル前国務長官及びマデレーン・オルブライト元国務長官らと共に、米独双方の関係強化に関して、「独は、2国間の共通点と相違点を考慮することにより、一層の相互関係の向上を望んでいる」と述べた。  全文をよむ

2006-01-02 イラン大統領、イラン、パキスタンの関係強化を強調 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2006年1月2日付ハムシャフリー紙    【IRNA】イランのアフマディーネジャード大統領は、離任する駐イラン・パキスタン大使との会見で、イランとパキスタンは域内で古くからの盟友であったことを指摘し、テヘラン−イスラマバード間の友好関係のさらなる強化を強調した。     大統領は昨日、大統領府で行われたこの会見で、二ヶ国間の友好的、同胞的関係に触れ、「両国政府、及び両国民の間にはいかなる距離も存在しない。文化的、政治的、経済的、そして地域的な分野における両国間関係の規模は極めて大きく、両国民を 全文をよむ

2005-12-29 アメリカが制裁発動:イランに軍事技術供与の海外9企業 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年12月29日付 ハムシャフリー紙    AFP通信は、アメリカ国務省の発表として、「米政府は、中国とインド、オーストリアの9つの企業に対し、イランに軍事技術および兵器関連物資を提供した疑いで制裁を科した」と伝えた。    AFP通信は続けて、「同9企業に対し、アメリカ企業や政府との取引を禁じた今回の制裁は、『対イラン拡散防止法』に基づいて発動された。同法律は、イランの核計画の進展を阻止する目的で、2000年に[米国内法として] アメリカ議会で承認されたものだ」と伝えている。    同通 全文をよむ

2005-12-29 「アフマディーネジャードのイスラエル発言は自然な反応である」:シリア大統領 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

12月29日付ハムシャフリー紙    (訳者注)イランのアフマディーネジャード大統領は、先に、第二次世界大戦下でのユダヤ人虐殺を「神話」であると述べ、ホロコーストが真実であるならば、イスラエルをヨーロッパからアメリカに移転すればよいと発言した。  (当ホームページ 2005-12-15付ペルシア語記事「イスラエルはヨーロッパかアメリカに移転せよ:アフマディーネジャード大統領、ザーヘダーンで語る シャルグ紙」参照)     【IRNA】シリアのバッシャール・アサド大統領は、アフマディーネジャード大 全文をよむ

2005-12-28 カルザイ大統領のイラン訪問ヘ向けた地ならし:イラン外相、アフガニスタンを訪問 (Sharq紙)

2005年12月28日付シャルグ紙5面    【政治部】イランの外相は、カーブルへの外遊日程の初日にあたる月曜日に、アフガニスタンの大統領、外相、副大統領、及び国民議会議長らと会談した。マヌーチェフル・モッタキー外相は、月曜日の午後、ハーメド・カルザイ大統領と会談を行い、二国間関係をどのように強化していくかについて話し合った。     ILNAの報道によれば、モッタキー外相はこの会談において、「イラン・イスラーム共和国の新政権は、自らの外交政策の基本的な優先事項の一部として、近隣諸国との関係拡大 全文をよむ

2005-12-27 イランに対して沈黙を貫くインド:イスラエルの失望 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年12月27日付シャルグ紙5面    【インディア・モニター:アーザーデ・カーゼミー訳】マフムード・アフマディーネジャード大統領が最近の演説の中で、イスラエル消滅を唱え、ホロコーストに対して懐疑的な発言を行ったことに対して、欧米は非難の姿勢を示している。そうした中、アメリカやイスラエルにとって南アジア地域の同盟国であるとされるインドは、同問題に対して沈黙を貫いている。このようなインドの態度に、アメリカとイスラエルの政府関係者らは懸念を強めている。     一部のイスラエル関係者は、イスラ 全文をよむ

2005-12-26 イラン大統領からローマ法王、キリスト教国首脳陣、国内キリスト教徒へ祝辞 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【ISNA】アフマディーネジャード大統領は、カトリック教会の首長ローマ法王ベネディクト16世とキリスト教国の首脳たちに向けて演説をおこない、公平と知性に基づいた平和と友好の預言者であるマルヤムの息子イエス(彼に平安あれ)の誕生祭と西暦の新しい年の始まりへ祝いの言葉を述べた。    アフマディーネジャード・イラン大統領はこのメッセージの中で、今日の差別や圧制で満ちた暴力的な世界で、人類はどの時代にも増して神の預言者の声に耳を傾ける必要があると述べ、人生、公平、平等、寛容さの根本的価値にもう一度目を 全文をよむ

2005-12-20 日・イラン次官級定期協議、昨日テヘランにて開催 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年12月20日付ハムシャフリー紙    【メフル通信】第15回日・イラン次官級定期協議が、昨日テヘランにおいて開催された。この協議には、日本から西田外務審議官が、イランからサファリー外務省アジア太平洋CIS地域担当次官が出席した。     両者は、政治、経済、文化、及び領事分野における二国間関係の拡大方法について検討を行う一方、同時に地域問題、さらには国際問題に対する二国間協力のあり方についても意見交換を行った。     この協議においてイランは、核の平和利用技術獲得に対する自国の権利を 全文をよむ

2005-12-15 米大使:イラク問題に関してイラン側との会談、いまだ実現せず シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年12月15日シャルグ紙5面    【ILNA】ザルメイ・ハリールザード在イラク・アメリカ大使は、「イランはイラクで起きている様々な出来事・事件に影響力を行使しようと企てている」と主張した。     同大使はまた、イラクは近隣諸国という点から難しい状況下に置かれていると述べ、「イラク近隣には、イランのような地域に覇権を確立しようとの願望をもった国々が存在している。このような国々は、民主主義の成功を恐れているのだ」と述べた。     ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると、ハリールザード大 全文をよむ

2005-12-15 イスラエルはヨーロッパかアメリカに移転せよ:アフマディーネジャード大統領、ザーヘダーンで語る シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年12月15日付シャルグ紙1面    【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、第二次世界大戦でのユダヤ人虐殺を「神話」であるとし、先般のイスラーム諸国首脳会議に出席した際にインタビューで述べた提案に触れ、同提案を「明快かつ合理的な論理」に則したものであるとの見方を示した。同インタビューでアフマディーネジャード大統領は、ユダヤ人虐殺(ホロコースト)を一主張にすぎないとした上で、「もしユダヤ人虐殺という主張が真実であると仮定するならば、ドイツやオーストリアの一部をイスラエルの人 全文をよむ

2005-12-13 アフマディーネジャード「イスラーム世界はより積極的に行動すべき」 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年12月13日付シャルグ紙2面    【ISNA】マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、「イスラーム世界は受け身の立場から脱し、より積極的にパレスチナ問題と向き合うべきである」と強調した。     「パレスチナ・イスラーム革命国際支援会議」事務局メンバーらの会合に出席した大統領は、パレスチナ問題は一部の集団に限定された問題でもなければ、人種的な問題でもないとした上で、「パレスチナ問題はイスラームの問題であり、ウンマとイスラーム世界に関わる問題である」と述べた。大統領はさらに、「 全文をよむ

2005-12-10 大統領、シオニスト体制について再び発言 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年12月10日付シャルグ紙1面    【政治部】イスラーム諸国首脳特別会議に出席するためにサウジアラビアを訪れているマフムード・アフマディーネジャード大統領は、インタビューの中で、「ユダヤ人大虐殺を真実として受け入れることはできない」とした上で、「仮にこの出来事が真実であるとして、ヨーロッパ人が本当のことをいっているのであれば、彼らはヨーロッパ自体のどこか、例えばドイツやオーストリア、その他の国の一部の地方をシオニストたちに与え、シオニストたちはそこで自らの国家を樹立するべきだ」との提案 全文をよむ

2005-12-08 「イランとの武器取引は、他国が口を出す問題ではない」:ロシア国防相 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年12月8日付シャルグ紙5面    【IRNA】ロシア副首相兼国防相は、「イランへの対空防衛システム《TOR-M1》売却契約は完全に合法であり、他者がこの取引を好もうが好まざろうが、我々には関係ない」と述べた。     セルゲイ・イワノフ国防相は記者団に対し、この種の兵器をイランに売却することをアメリカが懸念していることについて、「我々にとっても、気に入らないことは多い」とも述べた。アダム・エレリー米国務省報道官は、ロシアがイランに対空防衛システム《TOR-M1》の売却を決めたことにブッ 全文をよむ

2005-12-07 イランと西欧に対するエルバラダイの発言 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年12月7日付シャルグ紙5面    【メフル通信】国際原子力機構(IAEA)事務局長は、イランと西欧に対し国際法を無視した対応をやめるよう要請した。ムハンマド・エルバラダイIAEA事務局長は、『ニュージーランド・ヘラルド』紙とのインタビューでイランの核計画について、「イランと西欧は、現イラン大統領が当選して以来激しさを増してきた、<国際法を踏みにじる>という危険なゲームを自制せねばならない」と語った。     今週末にノーベル平和賞を受賞するムハンマド・エルバラダイは、「どち 全文をよむ

2005-12-07 大統領、イスラーム諸国首脳会議に出席:サウジアラビア訪問 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年12月7日付シャルグ紙    【メフル通信】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、イスラーム諸国会議機構(OIC)第3回首脳特別会議に出席するためサウジアラビアに向けて出発した。アフマディーネジャード大統領はサウジ訪問を前に、イスラーム革命最高指導者アーヤトッラー・ハーメネイー師に謁見した。大統領は今回の訪問日程について説明し、最高指導者は大統領の成功を祈った。     イラン大統領はサウジ訪問中に、同国高官やアブドゥッラー・ビン・アブドゥル=アズィーズ国王と会談し意見交換を行う 全文をよむ

2005-12-06 イラン・欧州、当事国以外で交渉 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年12月6日付シャルグ紙2面    【ファールス通信】イラン・EU間の核交渉に近い筋によると、「イランとヨーロッパ三カ国の核交渉は、英仏独以外のヨーロッパの国で開かれる」とのことだ。     同消息筋は、「この交渉がイラン、フランス、ドイツ、イギリスのいずれかの国で行われることはないだろう」と述べたが、イランとヨーロッパの核交渉が開かれる予定の5番目の国の名前には言及しなかった。その上で同消息筋は、「交渉が開催される場所、及びその正確な日時については、まだ明らかでないが、12月中に行われ 全文をよむ

2005-12-05 アメリカと交渉する予定は、我々にはない ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年12月5日付ハムシャフリー紙    【メフル通信】イランのハミード・レザー・アーセフィー外務報道官は、「イランの核に対する関心は、駆け引きをすることにあるのではない。われわれはただ、核の平和利用のための技術を得ることを目標にしているだけだ」と強調し、「この目的を達成するためには、我々は全ての外交能力を利用する所存だ」と述べた。     昨日の定例記者会見で、アーセフィー外務報道官は、サウジアラビアで行われるイスラーム諸国首脳特別会議に、マフムード・アフマディーネジャード大統領が参加する 全文をよむ

2005-12-03 「イラクに関してアメリカと話し合う予定はない」:モッタキー外相 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年12月3日付ハムシャフリー紙    【メフル通信】イラン外相は、イラクに関してアメリカと交渉を行う可能性、及びヨーロッパとの核交渉の再開について、「イランは、イラクにおける治安確保を支援するためにアメリカと話し合う予定はない。ヨーロッパとの核交渉は近日中に始まるだろう」と述べた。     ロイター通信によると、マヌーチェフル・モッタキー・イラン外相はトルコのアンカラで記者会見し、アメリカとの話し合いは我々の予定、あるいは計画にはない、と述べた。     同外相は、「イランは、イラクの人 全文をよむ

2005-11-30 駐バグダード米国大使:「近いうちにイラン側と話し合いをもつことになるだろう」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年11月30日ハムシャフリー紙     【政治部】駐バグダード米国大使は、近いうちにイラン側とコンタクトを取り、話し合いを始めることになるだろうと述べた。     ザルメイ・ハリールザード大使は、バグダードでの記者会見で、同大使がイラン側との話し合いに着手するよう、特命を受けているのではないかとの報道を認めた上で、「駐アフガニスタン大使だった際、私はイラン側と話し合いを行ったことがある」と加え、さらに「この話し合いは、アメリカとイランにとってだけでなく、地域全体にとっても有益なものである 全文をよむ

2005-11-29 西洋はイスラームに対する恐怖心に呵まれている:ハータミー ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年11月29日付ハムシャフリー紙    【IRNA】:ハータミー師は、スペインのマヨルカ島で記者をシャットアウトして行われている「文明間の連帯」に関する国連の高官らとの会合の中で、「西洋がイスラームに対して抱いている恐怖は全く正しくない。なぜならテロリズムはイスラームと関係がないばかりか、平和を希求し、人類愛を掲げるこの宗教の原理に反しているからだ」との見解を述べた。     同師はさらに、「テロリズムはイスラーム教徒にとっても、キリスト教徒にとっても、ユダヤ教徒にとっても、認めることの 全文をよむ

2005-11-29 イラクのイラン難民の一部はすでにイラクを出国:国連難民高等弁務官 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年11月29日付ハムシャフリー紙    【社会部:ザフラー・ラフィーイー】〔今年6月15日に〕新たに就任した国連難民高等弁務官は、イラク在住のイラン難民〔*〕について、「一部の難民はすでにイランへ帰還しているが、一部には第三国へ移送された難民もいる」と述べた。  〔*イラクの中央部のアルターシュ・キャンプに暮らす約2000人のイラン系クルド難民をさしている〕     一週間の日程〔正式には11月22日(火)から28日(月)の6日間〕でパキスタンとアフガニスタン、イランの三カ国を訪問したア 全文をよむ

2005-11-27 アフマディーネジャード大統領、バスィージを前に「敵」を厳しく指弾 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年11月27日付シャルグ紙2面    【ISNA】マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、「偉大なる連帯」と題された《パルヴァーズィー・セペフル》での大規模集会で演説し、《バスィージ週間》の開催に際し、全バスィージ隊員、及びイラン国民に対して「バスィージが設立された神聖なる日に、全国のバスィージ隊員の友人たちとお会いできたことを、神に感謝いたします」と祝辞を述べた。    〔注:「バスィージ」とは最高指導者直属の精鋭部隊である「革命防衛隊」の下部組織で、学生など青少年を中心に組織 全文をよむ

2005-11-22 プーチン大統領、日ロ経済関係の拡大をアピール シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年11月22日付シャルグ紙4面     ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、昨日日曜日に東京で開かれた日ロ経済協力フォーラムにおいて、モスクワ・東京間の経済協力の拡大を呼びかけた。     プーチン大統領は、3日間の日程で日曜日に日本を訪問した。大統領は、日本とロシア両国の経済関係者らおよそ500人が出席した同フォーラムにおいて、「現在、日ロの経済関係は、もっとも好ましい状況にある。しかし、両国間の貿易量や投資水準は、本来の経済的可能性から見れば、いまだ小さいレベルにとどまっている」 全文をよむ

2005-11-20 モッタキー外相、ムバラク大統領と会談 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年11月20日付シャルグ紙1面    【メフル通信】モッタキー・イラン外相はムバラク・エジプト大統領との会談後、イランがイラク内政に干渉しているとの批判を、根拠のないものであるとして否定した。     クウェート通信の報道によると、マヌーチェフル・モッタキー外相は、イランは決して「部族主義」的な色眼鏡でイラクを捉えてはいないと強調した。イラク国民統一会議準備会合に出席するためにエジプトを訪れたモッタキー外相は昨日、ホスニー・ムバラク大統領と個別に会談し、「これ(イラク国民統一会議)は、イ 全文をよむ

2005-11-19 モッタキー外相、エジプト訪問へ シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年11月19日付シャルグ紙5面    【アーフターブ】モッタキー外相はエジプトを訪問する予定である。同外相のエジプト訪問は、アムル・ムーサー・アラブ連盟事務局長の招きによるもので、同国で開かれるイラク国民統一会議準備会合に出席する。イラク国民統一会議は、近い将来、バグダードで開かれることになっている。     モッタキー外相はまた、エジプト訪問の際、同国の政府関係者とも会談する予定となっている。なお、現在すでに、国会の安保外交委員会委員長が、エジプトを訪問中である。 全文をよむ

2005-11-17 イラン、中国と共同で国産衛星を開発(ハムシャフリー紙) (Hamshahri紙)

 アフマド・ターレブザーデ通信情報技術省次官は、国産衛星の共同開発製造について、中国との間で合意に至ったと伝えた。同次官は、「この国産衛星の技術仕様は、現時点で具体化されている」と述べた。     次官は、世界宇宙週間(アーバーン月28日からアーザル月4日(西暦10月18日から11月25日))を控えた会見の中で、「第4次5ヵ年計画のプランに従い、メスバーフ〔=ランプ〕とゾフレ〔=ビーナス(金星)〕、スィーナー〔=偉人イブン・スィーナー〕を含む5基の衛星が、宇宙へ打ち上げられる予定だ」と付け加えた 全文をよむ

2005-11-09 イランのイラクへの内政干渉をめぐる議論、再燃(シャルグ紙) (Sharq紙)

【政治部】米国防総省のホームページが伝えるところによれば、ジョン・リード英国防相は、ドナルド・ラムズフェルド米国防長官との国防総省における共同記者会見の中で、「イランに拠点をもつテロリスト集団が、イラク駐留のイギリス人兵士らに対する、最新の爆発物を用いた攻撃に関わっているという証拠は、現在どこにもない」と述べた。     ISNA(イラン学生通信)の報告によれば、英国防相は、続けて「ここ数ヶ月の間に、おそらくイラクのその他随所でイギリス人兵士らに対して使用された兵器の特徴は、ヘズボッラーのような 全文をよむ

2005-11-07 チャラビー議長との会談 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年11月7日付シャルグ紙外交面    【ISNA(イラン学生通信)】イラン・イスラーム共和国大統領は土曜日、イラク国民会議のアフマド・チャラビー議長と会談し、地域の諸問題やイラク情勢について意見交換した。     アフマディーネジャード大統領はチャラビー議長に対し、「兄弟愛、協力、相互信頼こそがイランとイラクの二国間関係の基礎となっている。イラクの領土保全、独立、そして主権の確立は、イラン・イスラーム共和国にとって特別の重要性を有している」と述べた。同大統領は、イラクにおいて独立と自由、 全文をよむ

2005-11-07 ラーリージャーニー書記が英仏独外務大臣に宛てた書簡 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年11月7日付ハムシャフリー紙政治面     アリー・アルダシール・ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記よりドイツ、イギリス、フランスの各国外務大臣に宛てられた、交渉再開の必要性を強調する内容の書簡が、駐テヘラン各国大使に手渡された。     ラーリージャーニー書記はこの書簡で、欧州3カ国とのこれまでの交渉を評価した上で、国際的な法とルールに則った形で、理性的かつ建設的な協議を再開することを歓迎するとした。     同書記はまた、この書簡の中で、イランが国家としての正統かつ合法的 全文をよむ

2005-11-06 アナン国連事務総長のイラン訪問、中止へ シャルグ紙 (Sharq紙)

【政治部】《コフィー・アナン国連事務総長のイラン訪問、中止になる》 このニュースは昨日、国内外の記者が退席しようとする中発表された。アナン国連事務総長は木曜日、「イラン訪問の予定に変更はなく、最終決定された」と発表していた。それにもかかわらず、国連事務総長の訪問は昨日、中止されることとなった。    アナン国連事務総長によるイラン訪問が発表されたのは、《シオニズムなき世界》と題した集会におけるイラン・イスラーム共和国大統領マフムード・アフマディーネジャード氏の[イスラエルは地図から抹消されるべき 全文をよむ

2005-11-02 イランの検事総長、サッダーム・フセイン元大統領に対するイランの訴状を外務省へ送付 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年11月2日付ハムシャフリー紙    【ISNA(イラン学生通信)】検事総長は、サッダームフセイン元大統領に対するイランの訴状を外務省へ送付し、同訴状の内容につき説明を行った。     訴状では次のように記されている。「サッダーム・フセインを党首とするイラク・バース党の指導者らによる数十年にわたる凶悪な犯罪が終わりを遂げた今、イラクにおいて、サッダーム・フセインと彼の共犯者らによる野蛮なる犯罪の数々を取調べるための法廷が設置された。そこでイラン・イスラーム共和国の検事総長は、被害を受けた 全文をよむ

2005-11-02 イラクの不安定な状況は、イランの国益に反する ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【IRNA】イラン・イスラーム共和国代理大使のハサン・カーゼミー=ゴミー氏は、バグダードにおいて、「イラクの不安定な状況は、イランの利益と希望に反している。」と述べた。    同大使は、イラクでの武装事件の一部に関与したという、イランに対してのアメリカとイギリスの訴えを否定し、「イラクの国民と政府は、この訴えがいかに事実無根であるかちゃんと理解している。」と付け加えた。    同大使は、「イラン・イスラーム共和国は、不安定な状況のイラクが、外国軍の駐留の長期化といったような悪い状況をひきおこしう 全文をよむ

2005-11-02 ラフサンジャーニー師:イラン、エジプト両国の関係拡大を希望(シャルグ紙) (Sharq紙)

【ファールス通信】アクバル・ハーシェミー・ラフサンジャーニー公益評議会議長は、駐イランエジプト権益保全事務局長との会談で「イラン、エジプトの二国間関係は将来的に変化することもありうる」と述べた。    ラフサンジャーニー師はイスラーム諸国の相互関係、団結の重要性を強調し、以下のように述べた。「イラン、エジプト両国は(イスラーム)域内の主要国であり、両国の相互協力により、イスラーム世界に有益な変化をもたらすことが可能である。」    また、同師はエジプトを戦略上重要な立場にあるアラブ・アフリカ国家 全文をよむ

2005-10-29 ラマダーン断食中の数百万人のムスリム、エルサレム解放を叫ぶ ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年10月29日付ハムシャフリー紙    【政治部】断食中のイラン人数百万人は「エルサレムの日」〔*〕に、パレスチナの祈願成就を願う他の世界中の人々とともに、パレスチナのインティファーダ(反イスラエル民衆蜂起)への支持を唱えて、デモ行進を行った。この行進には、マルジャたち〔イスラーム・シーア派の宗教指導者の最高権威〕や国の指導者たち、政府関係者、そして軍関係者らが人々の列に加わった。  〔*イスラーム革命の指導者であったホメイニー師が1980年にラマダーン月(イスラーム教の断食月)の最終金 全文をよむ

2005-10-12 イラン大統領:イラクが落ち着かないのは外国軍の影響 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【イラン国営通信(IRNA)】イラン大統領のマフムード・アフマディーネジャード氏は、現在のイラクにおける悪状況の大部分は外国人と占領軍がいる影響だとし、「占領の継続は、状況によってはイラクと周辺国との間に争いを生じさせる」と語った。     大統領は、イラクの運輸大臣兼大統領特別使節のサラーム・ウーダルマーリキー氏との会談において、さらに「外国勢の策略があろうとも、イラン・イスラーム共和国はイラクの問題を取り除く努力をイラク周辺の国々とともに続ける決意だ」と語った。     アフマディーネジャー 全文をよむ

2005-10-11 アフマディーネジャード大統領、パキスタン大統領と電話会談:「イランはパキスタン震災者に全面支援の用意」 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年10月11日ハムシャフリー紙    【メフル通信】マフムード・アフマディーネジャード大統領はパルヴィーズ・ムシャッラフ・パキスタン大統領と電話で会談し、その中でイラン・イスラーム共和国はパキスタンの震災者に対し全面的に支援していく用意があることを伝えた。     イラン大統領はこの電話会談の中で、パキスタンで地震が発生したことに哀悼の意を表明、この地震により非常に多くのパキスタン市民が犠牲になったことについて、同国政府と国民に弔意を表明した。     アフマディーネジャード大統領は、「 全文をよむ

2005-10-08 アメリカ国務省専門家、在テヘラン・アメリカ領事館開設を提案 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年10月8日付シャルグ紙5面    【政治部】アメリカ国務省の専門家らは、イラン新政権との外交チャンネルを作り出すために、アメリカの利益代表部をイランに開設し、アメリカ領事をテヘランに駐在させるとの提案を行っている。     アメリカ大統領の上級補佐官らは木曜日、ワシントンでの会議において、アメリカの対イラン政策について意見を交わした。アメリカ国務省の専門家らは、報告書の要旨を配布したが、注目すべきは、同報告書においてアメリカとイラン新政権との外交チャンネルの拡大が提案されていることだ。 全文をよむ

2005-10-06 モッタキー外相のサウジアラビア訪問は先送りに シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年10月6日付シャルグ紙2面    【政治部】マヌーチェフル・モッタキー・イラン外相のサウジアラビアへの訪問が延期されることとなった。ペルシア湾岸諸国への訪問日程によれば、モッタキー外相は今日、サウジアラビアの首都リヤドに入る予定だった。しかしAFP通信の報道によれば、リヤド訪問は後日に延期されることとなった。     マヌーチェフル・モッタキー外相は、月曜日にペルシャ湾岸諸国への外遊をスタートさせた。外務報道官の話によれば、今回の外遊は、湾岸諸国との協力や関係強化を図ることを目的とした 全文をよむ

2005-10-04 イラク内相、サウジ外相の「イランがイラク内政に干渉」発言を非難 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年10月4日付シャルグ紙外交面(5面)    ロイター通信の報道によると、バヤーン・ジャーブル・イラク内相は、イラク内政にイランが干渉しているとのサウード・アル=ファイサル・サウジアラビア外相の最近の発言を厳しく非難した。     サウード・アル=ファイサル外相は二週間前、ワシントンに滞在中、イラクにおけるイランの影響力がますます強まっていることに懸念を表明していた。これに対しイラク内相は、ファイサル外相のこのような言明は真実とは程遠いと断じた。ヨルダンの首都アンマンでの記者会見において 全文をよむ

2005-10-03 アフガニスタン大統領パリへ出発 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年10月3日付シャルグ紙8面   アフガニスタン大統領ハーメド・カルザイ氏は、フランス大統領と会談し、テロとの闘いやアフガニスタンの新議会について話しあうため、パリへ出発した。     AFPの報道によると、アフガニスタン大統領府のスポークスマンは声明で次のように述べた。「この4日間の外遊では、アブドッラー・アブドッラー外務大臣やザルマーイ・ラスール国家安全保障担当顧問ら数名の閣僚が、カルザイ大統領に同行する」。カルザイ大統領はフランス政府当局者との会談で、両国の二国間関係、アフガニスタ 全文をよむ

2005-10-02 インドの立場は覆らず:インド首相 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年10月2日付シャルグ紙5面    【政治部】先週国際原子力機関(IAEA)の理事会において、イランの核開発計画に反対する旨の決議にインドが賛成票を投じて以来初となる電話会談が、アメリカ大統領とインド首相との間で行われた。この10分間の電話会談で、両国の首脳は、〔米印間の〕核協力とイラン問題について話し合いを行った。AFPは、ホワイトハウスのスコット・マクレラン報道官の発言として、次のように報じた。「ブッシュ大統領とシン首相は、短時間の電話会談において、インド・アメリカ関係や地域の情勢や 全文をよむ

2005-09-21 ロシア大統領、イランとの全面的関係拡大に期待 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

9月21日付ハムシャフリー紙   ウラジーミル・プーチン・ロシア大統領は、ロシアの友好国かつ重要な隣国として、イラン・イスラーム共和国との全面的な関係の拡大を望む旨述べた。     ロシア大統領は昨日、イランのゴラーム・レザー・アンサーリー駐モスクワ新大使の信認式において、二国間の関係の拡大・強化を支持し、「われわれのイランとの関係は、両国国民にとっても、国際社会の安定にとっても有益である」と述べた。     プーチン大統領は、先日、ニューヨークで開かれた国連総会の際に、マフムード・アフマディー 全文をよむ

2005-09-17 アフマディーネジャード大統領の国連演説 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年9月17日付ハムシャフリー紙政治面    【イラン学生通信(ISNA)】イラン大統領は火曜日、国連加盟各国首脳を前に国連改革についての自らの見解や、核に関する新たなアプローチ及び提案を発表するべく、テヘランからニューヨークへ発った。     マフムード・アフマディーネジャード大統領は、水曜日の夜、国連改革の問題に焦点を当てた国連演説の第一部において、同問題に対するイランの見解を表明した。また同大統領はこの会議とは別に、他の参加国の首脳や使節団高官、そしてコフィ・アナン国連事務総長と、イ 全文をよむ

2005-09-15 大統領、各国首脳の祝辞に返答 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年9月15日付ハムシャフリー紙    【ISNA】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、メキシコ、ケニア、ジンバブエ、ルーマニア、ルワンダ、セーシェルの各大統領、カタールの首長及び皇太子、レバノンの国会議長、およびアルメニアの首相が同氏のイラン・イスラーム共和国大統領選出に祝辞を送ったことに対し、感謝の意を述べた。大統領はこれらの祝辞に対し、相互の協力・努力をもって、相互関係のさらなる発展と強化を望むと表明した。     また、マフムード・アフマディーネジャード大統領はモルディブ大 全文をよむ

2005-09-15 四カ国外相、イラン外相に祝辞 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

9月15日付ハムシャフリー紙  【IRNA】スペイン、パキスタン、イエメン、クロアチアの各外相はそれぞれ個別のメッセージの中で、マヌーチェフル・モッタキーのイラン・イスラーム共和国外務大臣就任に祝意を表した。     外務省情報広報局によると、ミゲル・アンヘル・モラティノス・スペイン外相のモッタキー外相への祝辞は以下のようであった。「私は閣下の新外務大臣就任によって、両国の伝統的な友好協力関係の強化と、相互理解に基づいた目の前の諸問題の解決が可能となったと確信しています」。     また、ホルシ 全文をよむ

2005-09-14 パレスチナ支援はイランの基本政策:ハーシェミー・ラフサンジャーニー師 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年9月14日ハムシャフリー紙政治面    【メフル通信】公益判別評議会議長のラフサンジャーニー師は、パレスチナ人民の独立を求める正統な闘争は、パレスチナ人の権利と正義に基づいた行いであるとした上で、「イラン・イスラーム共和国の基本政策は、パレスチナ国民の悲願成就のために彼らを政治的・精神的に支援することである」と述べた。      ホッジャトルエスラーム〔*注〕・ハーシェミー・ラフサンジャーニー師は、パレスチナ・イスラーム・ジハード運動事務局長のラマダーン・アブドゥッラー氏との会談の中で 全文をよむ

2005-09-13 日本の首相、選挙に勝利 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年9月13日付シャルグ紙8面   日本の小泉純一郎首相の所属する与党が、国会選挙において絶対多数を得票し、勝利を収めた。小泉氏の自民党は296議席を獲得することで、日本の衆議院において絶対多数を保つのに十分な議席を有することになった。小泉首相の政党は同時に、参議院の運営のためにも、政治的同盟関係にある仲間との連立を継続させるつもりであると語った。東証株価指数は小泉氏勝利の報道に伴い、直ちに上昇した。     再び勝利を収めたことで、首相は郵政民営化法案を再度提出するものと予測される。小泉 全文をよむ

2005-09-13 マフムード・アフマディーネジャード大統領、本日ニューヨークへ シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年9月13日シャルグ紙2面    【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領は本日、大統領に就任して初の外遊として、国連本部のあるニューヨークへ出発する。大統領は国連総会において演説を行う。IAEA理事会開催を直前に控えて行われる今回の外遊では、大統領はイランの核問題について、現在の行き詰まりの状況から脱却すべく、新たな案をIAEA理事国各国や交渉相手国のヨーロッパ諸国に対して提示する予定だ。     マヌーチェフル・モッタキー外相は、日曜日に行われた就任以来初の記者会見において 全文をよむ

2005-09-12 アフマディーネジャード、火曜にニューヨークへ シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年9月12日付シャルグ・オンライン版    マフムード・アフマディーネジャード・イラン・イスラーム共和国大統領は火曜、第60回国連各国首脳会議に参加するため、明日ニューヨークへ向け、テヘランを発つ。     ファールス通信によると、アフマディーネジャード大統領はこの訪問の中で、水曜にニューヨークでの国連総会において演説を行う予定だ。     大統領は世界各国の首脳とも会談する。また、ニューヨークにおいてアフマディーネジャード大統領は、イランの核活動は平和目的であることを国際社会に納得して 全文をよむ

2005-09-07 世界の「アフマディーネジャード」たち シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年9月7日付シャルグ紙7面  【イラン労働通信(ILNA)】第7議会の《原理主義》派議員は、「エジプトのアフマディーネジャード」を自称する候補者がエジプト大統領選挙で勝利することに期待したいとの考えを言明し、「将来世界中に多くの『アフマディーネジャード』が現れることもあるかもしない」と述べた。     ホセイン=アリー・シャフルヤーリーは、エジプト大統領選挙候補の一人が自らをエジプトのアフマディーネジャードだと称していることについて、アフマディーネジャードのイスラーム的スローガンや思想に 全文をよむ

2005-09-05 インド外相:イランとの関係は他国に影響されず シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年9月5日付シャルグ紙5面    【バルマク・バフレマンド】エネルギー不足にあえぐインドのナトワル・シン外相は金曜日、イランを訪問した。同外相はイラン当局との会談の中で、イランの原子力の平和利用計画への支持を表明し、さらにインド・イラン関係は、一部の第三国の発言や立場に影響されることはないと述べた     シン外相のイラン訪問は、イラン外交の意思決定機関が、アジア諸国との関係拡大を加速化させることを優先課題に位置づけたことを背景としたものである。ハミード・レザー・アーセフィー外務報道官は 全文をよむ

2005-09-04 イスラーム・ジハード事務局長、ハーメネイー最高指導者と会談 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年9月4日付シャルグ紙2面    【イラン学生通信(ISNA)】アーヤトッラー・ハーメネイー最高指導者は昨日、パレスチナ・イスラーム・ジハード事務局長のラマダーン・アブドゥッラー氏及び同行団と会談し、シオニズム体制のガザからの駆逐というパレスチナ国民とイスラーム抵抗運動の価値ある勝利について触れ、「シオニズムという敵に対抗する唯一の道は、抵抗とジハードの道を継続し、それを強化することである」と強調された。     最高指導者は、抵抗とジハードを信条とする闘争集団はイスラームの防衛という神 全文をよむ

2005-08-24 イスラエルは常にイランを脅威に晒し続けてきた シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年8月24日付シャルグ紙5面(外交面)    【ジェフリー・ヤング:エルシャード・アリージャーニー訳】  〔*注:以下の文章は、Iran's Missiles Extend Their Reach(「イランのミサイル、射程距離を拡大」)というタイトルで、アメリカ政府広報用の放送局であるVoice of Americaにて放送された、ジェフリー・ヤング氏のレポートを元にしていると思われる。このレポートはhttp://www.voanews.com/english/2005-08- 全文をよむ

2005-08-24 バスィージの学生、英仏独の大使館前で抗議デモ ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

2005年8月24日付ハムシャフリー紙政治面  【メフル通信】全国バスィージ〔*〕大学生が平和利用の原子力技術の獲得を支持して、英仏独の大使館へと続く街道をデモ行進した。  〔*バスィージはイランの中核的軍事組織である革命防衛隊の下部組織で、風紀取締まりや若者の軍事教練などを行う義勇兵組織のこと。もともと、イラン・イラク戦争の際に年少者など軍隊に入隊できない者たちを動員することを目的に結成された〕     イランの平和的原子力技術獲得に対するヨーロッパ三カ国のダブル・スタンダードな政策に抗議して 全文をよむ

2005-08-02 欧:協議継続の意思/米:支持表明 シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年8月2日付シャルグ紙 外交面   ドイツ外相は日曜、「ドイツ及び英仏の同志らは、今後もイランとの協議を継続し、同国政府に対して核問題解決へ向けた何らかの提案をするつもりである」と述べた。イラン学生通信(ISNA)の報道によると、ヨシュカ・フィッシャー独外相はドイツのテレビ局の「ARD」に対して、「イラン側がこの問題について判断を見誤らぬよう、願っている」と述べた。同外相は、イランに対するヨーロッパの新たな提案の中身如何については説明しなかった。ヨーロッパ側は昨日までに、イランの核問題に 全文をよむ

2005-07-30 アフマディーネジャード、ハッダード=アーデル両氏ニューヨークへ:国連総会、国際議会会議に参加 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【ファールス通信】マフムード・アフマディーネジャード新大統領とゴラーム=アリー・ハッダード=アーデル国会議長は来月シャフリーヴァル月〔8月下旬から9月中旬〕に、それぞれ国連本部及び国際議会会議で演説を行い、国際問題および核問題についてのイラン・イスラーム共和国の見解を説明する予定である。     ハッダード=アーデル国会議長はニューヨーク滞在中、国連本部で開かれる世界国会議長会議に参加する予定。シャフリーヴァル月後半に開かれるこの会議では、世界各国の国会議長らによって、各国〔相互〕の議会活動を拡 全文をよむ

2005-07-19 イランとアメリカの抗争の板挟みのイラク シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年7月19日シャルグ紙 外交面    【ISNA】サンフランシスコ・クロニクル紙のフリーの記者、リース・エリック(Reese Erlich)はその論稿の中で、「もしアメリカがイラクの混乱を解消した結果、イランが外国勢力として他を圧倒する存在感をイラクにおいて示すのを目撃するだけとなるならば、どうなるだろうか?これは間違いなく、イラクの前政権の反体制派の多くがイラン当局とともに、今後数年以内に起こると予想していることに他ならない」と寄せた。同紙は、ブッシュ政権がイランとイラクの関係強化を懸 全文をよむ

2005-07-17 イラク首相、テヘラン入り シャルグ紙 (Sharq紙)

2005年7月17日 シャルグ紙一面    【IRNA】イラク暫定政府のイブラーヒーム・ジャアファリー首相は昨日の夕方、数名の閣僚を含む政府高官一行の団長として、3日間の予定でテヘラン入りし、エスハーク・ジャハーンギーリー工鉱業相の歓迎を受けた。イラク首相に対する公式の歓迎は、〔大統領府のある〕サアダーバードで、ムハンマド・レザー・アーレフ第一副大統領により行われ、続いて、両国当局者による公式の会談が開かれた。     ISNAの報道によると、ムハンマド・レザー・アーレフ第一副大統領は昨日、ジャ 全文をよむ

2005-07-16 ハータミー改革によってイラン外交に現実的な変化が生じた シャルグ紙 (Sharq紙)

シャルグ5面外交面    【IRNA】アラビア語新聞「アッシャルクル・アウサト〔注1〕」紙は(先週の)金曜、「イランとペルシア湾岸諸国との関係は20年間不安定だったが、ハータミーの改革により、イランの外交政策に実際的な変化が生まれた」と報じた。     同紙は「セイエド・モハンマド・ハータミー・イラン・イスラーム共和国大統領は8年にわたる任期中、アラブ諸国、特にペルシア湾岸地域の首長国に対する同国の外交政策に変化をもたらした」と加え、「イランとサウジアラビアの関係は、サウジアラビア皇太子のテヘラ 全文をよむ

2005-07-13 イラン代理大使、バグダードにてイラク首相と会談 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

7月13日ハムシャフリー紙 国内面    【IRNA】駐イラク・イラン代理大使は月曜夜、イラクの首相、イブラーヒーム・アル=ジャアファリー氏と会談した。駐イラク・イラン大使館の情報筋はIRNAに対し、「今回の会談は、近日中に予定されているイラク首相のイラン訪問に関して、調整を行うことを目的としたものである」と語った。IRNAの報道によると、イラク首相は会談で、イラン訪問によって、二国間の善隣的関係がムスリム国家にふさわしい、受け入れ可能なレベルに達することに期待を表明した。なお、イブラーヒーム・ 全文をよむ

2005-07-12 次期大統領、各国や国際機関首脳の祝意に応える:アラブ世界とより真摯な協力関係を築く用意 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

7月12日ハムシャフリー紙 政治面   【IRNA】イラン国民選出の次期大統領は、中国の胡錦濤国家主席の祝電に応えて、偉大にして文明創造の国であるイラン・中国両国の古くからの友好的な関係が、今後も拡大へと向かうことを願っている旨期待を表明した。     次期大統領事務所によると、アフマディーネジャードはまた、アラブ連盟事務局長のアムル・ムーサーに向けて送ったメッセージの中で、イラン政府及び国民は政治、経済、文化の全面にわたって、アラブ世界とより真摯な協力関係を築くために、新たな段階を切り開く用意 全文をよむ

2005-07-09 イラン、イラクでのエジプト人外交官の殺害に嫌悪感を表明 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【IRNA】イラン外務省報道官は、イラクでのエジプト大使の悲劇的な殺害に関して嫌悪感を表明し、エジプト政府と彼の遺族に哀悼の意を示した。イーハーブ・アル=シャリーフ在イラク・エジプト大使は数日前、イラクの正体不明の集団によって拉致され、昨日(木曜7日)アル=カーイダが彼の殺害を公表していた。ハミード=レザー・アーセフィー外務報道官は、エジプト人外交官の誘拐・殺害がテロの一例であることは明白であるとした上で、「イラクで活動するさまざまなグループは、同国の安定と治安の確立のために努力すべきであり、ま 全文をよむ

2005-07-09 イラン、ロンドン爆破テロを非難 ハムシャフリー紙 (Hamshahri紙)

【メフル通信】ハミード=レザー・アーセフィー・イラン・イスラーム共和国外務省報道官は、多くのイギリス市民の死傷者を出したロンドンの地下鉄での爆破テロを激しく非難した。アーセフィー外務報道官はこのテロ行為の遺族に対し哀悼の意を表し、目的を達成するために暴力に訴えるのは非道なやり方だとの見方を示した。 全文をよむ

2005-06-11 ライス氏「イランとの交渉では、われわれはヨーロッパと同一歩調を取っている」 シャルグ紙 (Sharq紙)

シャルグ紙5面    【ISNA】ライス米国務長官は、「われわれはイランとのヨーロッパの交渉を全面的に支持する。われわれがイラン政府に希望しているのは、自らの義務に従って行動する用意があるということを世界に示すためにも、交渉が再開されたときには、ヨーロッパが与える機会を快く受け入れてほしいということである」と発言した。ライス国務長官は自らのカウンターパートであるフィッシャー独外相と会談し、イランの核計画について話しあった。ライス氏はフィッシャー氏との共同記者会見で、イラン核計画に対するヨーロッパ 全文をよむ

2005-06-08 インド石油相の発言に対するザンギャネ石油相の反応:シャルグ紙とのインタビューで (Sharq紙)

6月8日シャルグ紙1面    【経済部:レザー・ザンディー】イランの天然ガスが、パキスタンとインド両当局を交渉の席につかせた。〔協議開始から〕10年を経てついに、パキスタン石油省は公式の声明の中で、インドがイランとパキスタンの天然ガス輸送パイプライン計画〔イランからパキスタンを経てインドに天然ガスを輸送するパイプライン敷設計画〕ヘの参加に前向きの姿勢を表明をした、と発表した。インドのマニ・シャンカル・アイヤール石油相はイスラマバードを訪問し、パキスタンのアマーヌッラー・ジャドゥーン石油相と記念写 全文をよむ

2005-06-07 ストロー外相、イスラエルへ (Sharq紙)

シャルグ紙5面    【ISNA】ジャック・ストロー英外相は今日(7日火曜)の午後、二日間の日程で、占領地〔イスラエルのこと〕に入り、シオニズムの当局者と会談する予定だ。イェルサレム・ポスト紙は、シオニズム当局はジャック・ストロー英外相との会談において、同外相にイランの核計画に対してより効果のある態度で臨むよう要求する意向であるとの記事を掲載した。同紙によると、シオニズム政府はイランの核計画について実際的な圧力を加えることが必要だと、ストロー氏に印象付ける狙いだ。同紙はまた、シオニスト体制の大統 全文をよむ

2005-06-07 ヒズボラ・アマル連合、南部で勝利 (Sharq紙)

6月7日シャルグ紙国際面    ヒズボラ・アマル連合、南部で勝利    【ファールス】レバノンのヒズボラ(神の党)とシーア派勢力のアマルは、南部での確実な勝利と、この地域における23の全議席の獲得を伝えた。ロンドンで発行されている中東新聞の報道によると、ナビハ・ベリレバノン国民議会議長兼アマル党党首は昨夜、記者会見で「ヒズボラとアマルの連合が、レバノン南部における勝利を確実にし、この地域における全議席を獲得した」と述べた。正式な統計によると、第二回のその地域での選挙の投票率は、前の第一回目のベイ 全文をよむ

2005-06-06 ライスの非難とアーセフィーの回答 (Sharq紙)

6月6日シャルグ紙5面    【ISNA】AP通信の報道によると、EUとイラクは、6月22日にブリュッセルで開かれる会議の共催者として、アメリカに合流する予定であるとのことである。ライス米国務長官はこの会議の計画を先月、イラクを訪問した際に明らかにした。ここ数日間、ライス国務長官はこの計画の詳細を発表していた。欧州諸国の外交官が出席してアメリカ国務省で行われた記者会見の中で、イランはこの会議に出席するのかどうかについて記者が質問するまで、この問題は関心を集めていなかった。     ライス国務長官 全文をよむ

2005-06-02 国連安全保障理事会、イラク占領軍の派遣期間を延長 (Hamshahri紙)

6月2日付ハムシャフリー紙    イラク政府の要請により  国連安全保障理事会、イラク占領軍の派遣期間を延長      国連安全保障理事会は、イラクにおける多国籍軍の駐留期間延長に合意した。    テレビ局アル・アラビアの報道によれば、国連安全保障理事会は、4万人をアメリカ軍が占める計6万人の多国籍軍がイラクでの任務を本年末まで継続することに合意した。同局はこう加えた:この決定は、同軍の駐留継続に対するイラク政府の要請に基づいて行われた。フーシュヤール・ズィーバーリー・イラク外相は、火曜日に国連 全文をよむ

2005-06-02 イスラエル、パレスチナに謝罪 (Sharq紙)

6月2日付シャルグ紙オンライン版    2005年5月30日     イスラエルは、ガザ地区で起きたパレスチナ人の若者三人の殺害に対して、謝罪をした。この事件によって、いつ壊れてもおかしくない状態にある、パレスチナ・イスラエル双方間の停戦は、さらなる打撃を被る可能性がある。     イラン国営通信(IRNA)は月曜日(5月30日)、「パレスチナ側の情報によると、シャウル・モファズ・イスラエル国防相は昨晩、パレスチナ自治政府のナスィル・ユースィフ内相との電話会談で、この事件に対して謝罪した」と報じ 全文をよむ

2005-05-26 アッバース議長、ホワイトハウスを訪問 (Sharq紙)

2005年5月26日付シャルグ紙オンライン版     パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長は火曜日、ホワイトハウスの支持の取り付けとパレスチナの最新動向の説明のため、ワシントン入りした。    これは、5年前にパレスチナ人指導者がホワイトハウスを訪問して以来、初のことである。     パレスチナの前指導者であったヤーセル・アラファートが死亡し、中道的なパレスチナ人指導者であったアッバース議長が政権を握ったことに伴い、パレスチナとイスラエルの間で和平を確立しようとする動きは、新たな局面に 全文をよむ

2005-05-26 読売新聞とペイカーン生産終了 (Sharq紙)

2005年5月26日付シャルグ紙    「読売新聞とペイカーン生産終了」    【モスタファー・ガヴァーンルーガージャール】大統領選挙の立候補資格認定者の発表から2日が経ったが、依然として世界のマスメディアはこの話題を伝えている。      独紙フランクフルター・アルゲマイネは、「イランの護憲評議会はモイーン、メフルアリーザーデ両氏の立候補資格を認定した」と伝えた。しかしドイツの新聞各紙のほとんどはトップ記事で、与党のドイツ社会民主党の分裂を報じている。ドイツの各紙はラフォンテーヌ前社会民主党党 全文をよむ