生後3ヶ月で養護施設に入ったオルグンちゃん、葬儀にも家族は来ず(Milliyet紙)
2005年11月07日付 Milliyet 紙

レイプの結果この世に生を受けたオルグンちゃんは・・・生後3カ月で養護施設に入れられ、生後13カ月で亡くなった。そして最後の旅には家族の姿はなかった。

断食後の祝日の初日に体調を崩しアタテュルク大学医学部に搬送されたオルグンちゃんは、診察と精密検査の結果では入院する必要は認められなかった。養護施設に帰されたオルグンちゃんは金曜日に息を引き取った。初期の肺炎にかかっていたことが分かったオルグンちゃんのはっきりとした死因は、イスタンブル司法医学協会のレポートによって明らかにされる。

■祭りの間待っていた!
祭りの間死体安置所で家族が来るのを待っていたオルグンちゃんの遺体は昨日エルズルム県職員に引き渡された。アブドゥッラフマーン・ガーズィ墓地で行われた葬儀礼拝にはカスン・イェケレル副知事、社会サービス局長のカミル・クルチ氏、養護施設の代表者や市職員が参加した。

■理由は「恥」
主張によると、オルグンちゃんの母サニイェ・アクデニズさんは義理の兄弟であるアデム・カルデシュ氏の暴行を受けた結果妊娠した。生まれた子どもは、オスマン、サニイェ・アクデニズ夫妻の子として住民登録された。オルグンちゃんは、生後3カ月の時にエルズルムのズベイデ女史児童養護施設に預けられた。
アクデニズ一家は、恥の感情からオルグンちゃんの遺体を引き取ることができなかったと主張した。親戚の暴行により生まれたオルグンちゃんを受け入れることができず、遺体を村に連れて帰る勇気もなかったと述べた家族は、亡くなったことについて文句は言わないと話した。

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( 翻訳者:岩根 匡宏 )
( 記事ID:1251 )