サッカーW杯スイス戦乱闘騒動の制裁処分、厳しい内容になる模様(Milliyet紙)
2005年12月15日付 Milliyet紙

 ワールドカップのプレーオフ第2戦、スイスとの試合で起こった乱闘騒動の制裁処分は、かなり厳しい内容になる可能性が出てきた。

・3~5試合の無観客試合
・100万スイスフラン(約9000万円相当)の罰金
・メフメト・オズディレク アシスタントコーチに最低6ヶ月の出場停止
・DFアルパイに、2~4試合のベンチ入り禁止
・GKヴォルカンに1試合出場停止

 ワールドカップのプレーオフ第2戦、スイスとの試合後に起こった乱闘騒動のため、トルコは国際サッカー連盟(FIFA)規律委員会の事情聴取を受けた。そのトルコに対する制裁内容が決まりつつあり、その内容はトルコサッカー協会に3~5試合の無観客試合、100万スイスフラン(約9000万円相当)の罰金が課せられる可能性があると分かった。乱闘騒動の後、辞任したトルコ代表チームのメフメト・オズディレク元コーチに最低6ヶ月の出場停止、DFアルパイ選手に2~4試合のベンチ入り禁止、GKヴォルカン選手には1試合出場停止という処罰が下される可能性が高まってきた。MFエムレ選手は、最新情報では今回の事件に関して無処罰ですみそうだと分かった。

 FIFAが問題の制裁内容を正式発表した後、最初の国際試合となるヨーロッパ・チャンピオンズリーグのグループ予選では、トルコ代表チームの対戦地は第三国とされる見込みである。この第三国とは、イスラエル、チェコ共和国、マルタのような国で、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギーのように多くのトルコ人が住む国は避けられるということだ。このためトルコ代表チームはグループ予選で5チーム編成のグループに入った場合、制裁処分のため全4試合をアウェーで行うことになり、ファイナルに残る可能性はかなり低くなるだろう。

 舞台裏でささやかれ始めた制裁内容に対して、トルコ側は今から反論を準備している。一方、FIFA規律委員会は、以前示された3月ではなく、2006年1月にも制裁内容を発表すると強調した。トルコは制裁の(反論の)ために、まずFIFA調停委員会に、その後必要であればスポーツ仲裁裁判所(CAS)に行くことになる。

 今までUEFAとFIFAから何度も罰金刑を受けているトルコだが、今回の事件ではこれまでで最も厳しい罰金刑について議論されている。罰金刑の上限は200万スイスフランであり、FIFAは少なくとも70万スイスフラン(約6300万円)の罰金を見込んでいる。
規律委員会は15日にハミト氏を、23日にはハリル・アルトゥントプ氏を聴聞する予定である。

■根拠の無い主張

 トルコサッカー協会のレベンテ・ブチャクジュ会長とシェキプ・モストゥロウル元副会長は、規律委員会がスイスのメディア関係者を今回の事件の目撃者として聴聞するという決定に意義を申し立てるため、昨日、チューリッヒへ向かった。両氏は(この聴聞会に)傍聴者として出席し、いくつかの質問をした。スイスのメディア関係者のひとりは、自身めがけてスタンドの下方から投石されたと発言した。また別の関係者は、起こる前から通路で事件になることが分かっていたこと、このため内部での撮影許可がおりなかったと主張した。


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(翻訳者:住永 千裕)
(記事ID:1512)