イラン、動物クローン技術を獲得 シャルグ紙
2005年12月18日付 Sharq 紙

2005年12月18日付シャルグ紙23面

 大学ジハード胎生学研究所の研究員らの努力により、イラン・イスラーム共和国は、世界でも限られた数の国だけが有している、動物クローン技術の保有国の仲間入りを果たした。

 大学ジハード胎生学研究所所長のサイード・カーゼミー=アーシュティヤーニー博士は、こう述べた上で、さらに「同研究所の研究員らは、動物クローン技術獲得のために、羊や牛数頭に対してクローニングを行った。大型動物のクローニングには長い期間が必要であることから、クローン動物の誕生を目にすることができるのは、今年度終わり〔2006年3月〕になるだろう」と語った。

 同氏はさらに、同計画実施の詳細について、「今年のシャフリーヴァル月30日〔9月21日〕、クローニングされた胎児が5頭の羊の子宮に移植され、6週間後に羊の妊娠が確認された」と説明した。同氏は、この計画ではクローニングが予定されている羊の耳から体細胞を採取したと述べ、さらに「この細胞の核が取り出され、核を持たない卵子に移植、その後この新たな細胞を培養させて、5頭の羊の子宮内部に移植した」と語った。

 大学ジハード胎生学研究所所長によると、クローン計画に用いられた羊のうち一頭が双子を妊娠したことに言及し、「これは実に驚くべきことだ」とした上で、「現在のところ5頭の羊のうち、3頭が妊娠し、うち1頭が双子を妊娠した。これは前例のないことである」と語った。

 同所長はさらに、動物クローン技術という先端技術を獲得した国は限られた数しかないと指摘し、「動物クローン技術の獲得は、特別の性質をもったトランスジェネティックな動物の増殖を可能にするという点で、特別な重要性を有している」と述べた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:1538 )