政府が貧困層向けに小規模融資(アル・アハラーム紙)
2005年12月22日付 Al-Ahram 紙

■ 貧困家庭の収入増加のために28億ポンドを貸出し
■ 融資額は500~10,000ポンド、母子家庭を優先

2005年12月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1 面

マフムード・ムヒッディーン投資相は、ごく小規模のプロジェクト向け融資の資金として28億ポンドを準備するよう金融機関との間で合意したと発表した。これによって全県の市町村における低所得層や失業者が恩恵を得ることになる。

 3200ヶ所の郵便局を通じて支払われる融資の額は500ポンドから10,000ポンドであり、母子家庭や失業中の若者、貧窮者に優先的に支払われる。

 投資相は昨日、極小プロジェクトに対する国家的戦略を決定するための特別会議において、貧困や失業問題の解決やエジプト家庭の収入増加を目的とする、新規のごく小規模なプロジェクトに対する力強い支援を政府は行うと強調した。

 また中央銀行副総裁であるターレク・アーミル氏は、2006年度には4億ドル、23億ポンドがこうしたプロジェクト向けに準備されるであろうと発表した。また時を同じくして、社会基金の代表であるハーニー・サイフンナスル氏は、残りの5億ポンドは基金が拠出することを明らかにした。


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( 翻訳者:垣平浩明 )
( 記事ID:1579 )