エンカ・ホールディング、ロシアの新空港工事で大型契約を落札(Milliyet紙)
2005年06月19日付 Milliyet 紙

モスクワに建設される新空港のためのロシア史上最大級の入札が行われた。国内外から40社近くの応募があり、長期に渡る駆け引きの舞台となった約4億3千ドルという巨額の入札に応じたトルコの企業がエンカだった。アエロフロート・ロシア航空のバレリー・オクロフ社長とエンカ・ホールディングのシャルック・タラ名誉会長は、昨日モスクワで契約にサインした。
アエロフロートのオクロフ社長は、(1)建設に26カ月かかること(2)ターミナルは“シェレメチボ3”という名前になること(3)2007年の後半に開業することを明らかにした。

■目的は競争力の強化

ロシアで最も近代的かつ大規模な空港になるであろう“シェレメチボ3”の建設には、長く終わりのないストーリーがあり、過去に1度入札が中止されたこともあった。25年間、主に国際線の発着に利用されてきたシェレメチボ2空港の老朽化や、利用者数の増加に対応できなくなったことが、英国航空やスイス航空のような西欧の巨大な航空会社の撤退を招き、アエロフロートの収益やシェアは激減した。
アエロフロートは、1時間当たり3800人の利用者に対応できる新ターミナルを基盤に、市場でのシェアを再度拡大することを計画している。年間1千万人のキャパシティーを持つ新空港がロシアの国家予算にもたらす経済効果は、およそ90億ルーブル(2億8千万新トルコリラ)になると試算されている。
エンカが落札したことで、トルコ企業がロシア市場最大級のプロジェクトを手中に収めたことになる。トルコの建設業者がここ15年間ロシアで落札した総額は140億ドルに迫る状況だ。

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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:259 )