トルコ史上最大の民営化、トゥルクテレコムをレバノン系オゲル・テレコムが買収(Milliyet紙)
2005年07月02日付 Milliyet紙

トゥルクテレコムは、65億5000万ドルを申し出たオゲルテレコムのものになった。共和国史上最大の民営化でトゥルクテレコムの55パーセントを買収したオゲルテレコムは、レバノンのハリーリグループの企業である。
トゥルクテレコムには、20年前から民営化の話があった。今回の競売で最高価格は、65億5000万ドルで、レバノン系のオゲルテレコムが落札した。オゲルは暗殺されたレバノンのラフィク・ハリーリ首相一族の企業である。
トゥルクテレコムの55パーセントを売却する競売では、封印された封筒で提出された価格により、アラブ主張国連邦のエティサラットとオゲルテレコムが勝ち残った。両者で行われた公開競売の開始価格は59億ドルであったと報じらると同時に、競売は5000万ドル単位で価格が釣り上げられ進められた。7順目でエティサラットは、「ライバルを称えよう」と競売から手を引き、勝者は65億5000万ドルを申し出たオゲルテレコムとなった。

■金庫の封筒が開かれた
午前中に始まったトゥルクテレコムの競売は以下のように段階を経て進展していった:
・ 民営化委員長メティン・キルジのもとに競売委員会は10:00頃、財務庁ビルの会議室に集合した。
・ 委員会は1週間、特別金庫で保管されていた競売参加者の4グループの入札価格の入った封筒を開いた。30分の検討の間、記者は退室を求められた。
・ キルジは、最高価格はオゲルテレコム共同企画グループ、2番目がエティサラット共同企画グループであったと発表した。
・ その他の競売参加者、コチグループとトルコ最大のGSM運営会社であるトゥルクセルの共同出資会社であるトゥルクテルは敗者となった。その後、これらのグループの入札額が300万ドル前後であったことが伝えられた。
・ 委員会は競売をハルク銀行ビルで続行することを決めた。競売で最高価格を申し出たオゲルテレコムとエティサラットの代理人は16:00から価格交渉に入った。両グループが別々に入室した部屋で、委員会は申し出額の修正を求めた。申し出額は引き上げられたがその額は公開されなかった。

■公開競売は6巡した
・公開競売に入った時、17:30になっていた。キルジは公開競売の開始価格が59億ドルであり、そして価格の釣り上げ単位は5000万ドル以下は不可と説明した。
・最初の価格釣り上げはエティサラットが行った。価格は(最初の)1分間で59億5000万ドルに達した。オゲルはエティサラットが申し出た額に“60億ドル”で対抗した。互いに譲らず競売は6巡目にきた。競売に参加していたエティサラットグループ代表取締役オベイド・サイード・ビンメスハルは、64億5000万ドルという価格が相手方からでたところで、検討のための時間を委員会に要求した。オベイド氏は戻ってくると、新たに65億ドルを提示した。この価格に対し、今度はオゲル側が時間を要求した。会議室へ戻るとオゲルテレコムの財務部長兼スポークスマンのムハメド・ハリーリが、「65億5000万ドル」を提示した。この攻撃にエティサラットは再び検討時間を要求し、会議室の外にあるハルク銀行運営委員会メンバーのジェミル・オズデミルの部屋に入っていった。エティサラット側は戻るとスポークスマンのオベイド氏が「我々はライバルを称えよう」と語り、競売を続行しないことを明らかにした。

■オゲル側はじっとしていられなかった
競売で自分たちが勝ち残ったことを知ったオゲル側のメンバーは興奮し立ち上がって互いに喜びあった。キルジは一団に着席を促し、競売の終了を宣言した。


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(翻訳者:清水葉月)
(記事ID:363)