キプロス・ギリシャ政権、仕切り直しの新プロセス宣言(Milliyet紙)
2005年07月03日付 Milliyet 紙

キプロス・ギリシャ政権のリーダー、タソス・パパドプロス大統領は、キプロス・ギリシャ国家評議会の決定にあわない、仕切り直しの新プロセスを宣言した。以前、パパドプロスは、「まず交渉、その後にアナン計画」と述べていたが、(こんどは)「アナン計画の根本的な変更後でなければ、新たな交渉のための環境は整わない」と述べた。
 パパドプロスの新たな基本外交政策は、リン・パーカーの後任、イギリス高等警視ピーター・ミレットの信任状授与のための特別式典時に発表された。

■政策は変わるのか?
ニュースを見出しとともに報じたキプロス・ギリシャ政治新聞は、次のように書いている。「パパドプロスの新たな基本外交政策;今日まで実施され、アナン計画の根本的変更を見越した政策を無駄に。パパドプロス;まずアナン計画の変更が行われること、交渉はその後で開始されるべきと表明。」
記事によるとパパドプロスは、式典で以下のように述べた。「アナン計画が改善され、根本的に変えられれば、新たな交渉のための環境が整うと信じている。島民・領土・経済の分離独立を保障する国家運営と国の存亡に対して疑念をもたせるような条項を(アナン計画から)削除することでしか、このプロセスを成功させることはできないだろう。」


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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:370 )