イランとアメリカの抗争の板挟みのイラク シャルグ紙
2005年07月19日付 Sharq 紙

2005年7月19日シャルグ紙 外交面

【ISNA】サンフランシスコ・クロニクル紙のフリーの記者、リース・エリック(Reese Erlich)はその論稿の中で、「もしアメリカがイラクの混乱を解消した結果、イランが外国勢力として他を圧倒する存在感をイラクにおいて示すのを目撃するだけとなるならば、どうなるだろうか?これは間違いなく、イラクの前政権の反体制派の多くがイラン当局とともに、今後数年以内に起こると予想していることに他ならない」と寄せた。同紙は、ブッシュ政権がイランとイラクの関係強化を懸念していることを指摘した上で、「イランは選挙によって選ばれたイラクの新しい大統領と首相、そしてこの国の多くの政党、半軍事組織とも歴史的な関係を有している」と加えた。同紙はホワイトハウス国家安全保障顧問ステファン・ハドリーの言を引いて、「我々は(イランが)テロリストと近い関係にあり、(イラクで)進展しつつある政治過程の弱体化を狙う一部の分子を援助することになるのではないかと危惧している」と掲載した。

*参考:http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2005/07/17/ING17DNDR91.DTL&hw=bush+iran+iraq&sn=001&sc=1000

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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:494 )