バトゥマンのクルド語教室閉鎖-見込んだ学生数に達せず(Milliyet紙)
2005年07月19日付 Milliyet 紙

16カ月前に(南東アナトリアの)バトゥマンで3万人が参加した式典によって開かれた480人定員の私設クルド語教室は、受講者が少なかったため閉鎖された。

バトゥマンで2004年4月1日に開校された私設クルド語教室は16カ月で幕を下ろした。受講者が少なく、資金難のため閉鎖された。教室の看板も建物から取り外された。
EU法への適合の枠組みの内で始まった定員480人の教室は、16カ月の間、見込んでいたほどの関心を集めなかった。
4カ月周期で続けられていた教室への参加者数は見込みよりも少なかった。500人の参加者がコースを修了し、修了証書を受けた。昨夜ひそかに看板が取り外され、教室のドアは鍵で閉じられた。

■学生不足

ドアの幅が(規定より)5cm狭く、非常階段がないという理由で開設までに紆余曲折を経た教室は、およそ3万人が参加した式典で教育活動を始めた。学生不足に不満を漏らしていた教室のオーナー、アイドゥン・ウネシ氏は、国からの援助を希望し、クルド語が公立学校で教えられることを支持すると述べていた。

■クレットシュマー氏も訪問

バトゥマンのクルド語教室は開設の際、官僚的な問題が発生していた。欧州委員会トルコ代表のハンス・ヨルグ・クレットシュマーも昨年教室を訪問した。閉鎖された教室の看板が外された。

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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:484 )