31年の時を経てトルコ以外からの直行便北キプロスへ初飛行(Radikal紙)
2005年07月28日付 Radikal 紙

北キプロスへの初の直行便は、昨日アゼルバイジャンの民間航空会社İmair航空によって実現した。実業家、技術者、ジャーナリストらからなる100名規模の使節団は北キプロスとの共同事業の可能性を探る。

バクー発

北キプロス旅券承認に加えて、7月20日の平和・解放記念日の式典に公私の代表が参加し重要な一歩を踏み出したアゼルバイジャンは、ついに昨日キプロス島へ初の直行便を運行した。1974年の和平作戦(Barış Harekâtı)以降初となるトルコ以外の国からの北キプロスへの直行便が実現した。歴史的にも意義深いこのテストフライトは、アゼルバイジャンの民間航空会社İmair航空によって行われた。
アゼルバイジャンの首都バクーからエルジャン空港への直行便で昨日キプロス島北部へ向かった100名のアゼルバイジャン使節団には、実業家、技術者、ジャーナリストらからなる。アゼルバイジャンが北キプロスと直接通商関係を結ぶという方針を国際世論に示す意味で重要な訪問であり、使節団と国家、政府関係者との会談が予定され、アゼルバイジャン企業と北キプロスとの共同事業の可能性についても検討される。(それとは別に)北キプロスへは先週38名のアゼルバイジャンのビジネス関係者からなる一行が来訪し各方面と接触した。相互の経済協力の可能性について調査した代表団は昨日北キプロスを発った。
アゼルバイジャンの北キプロスとの直接的な関係構築というこれらの前進は、タイイプ・エルドアン首相の先のバクー訪問でのイルハム・アアリエフ大統領との会談の結果実現したものだ。北キプロスへの定期直行便就航の準備を進めるİmair航空は、定期便が遅くとも9月には運航を開始する予定であると明らかにした。

■セゼル大統領の招聘で、タラート首相トルコへ
北キプロスのメフメト・アリ・タラート大統領が、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領の招聘を受けて8月2日にアンカラを訪れる模様。タラート大統領には、セルダル・デンクタシュ外相とラシト・ペルテヴ大統領府次官が同行し、セゼル大統領のほか、エルドアン首相、参謀総長ヒルミ・オズキョク大将との会談が予定されている。


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( 翻訳者:長岡大輔 )
( 記事ID:550 )