世界の「アフマディーネジャード」たち シャルグ紙
2005年09月07日付 Sharq 紙

2005年9月7日付シャルグ紙7面
【イラン労働通信(ILNA)】第7議会の《原理主義》派議員は、「エジプトのアフマディーネジャード」を自称する候補者がエジプト大統領選挙で勝利することに期待したいとの考えを言明し、「将来世界中に多くの『アフマディーネジャード』が現れることもあるかもしない」と述べた。

 ホセイン=アリー・シャフルヤーリーは、エジプト大統領選挙候補の一人が自らをエジプトのアフマディーネジャードだと称していることについて、アフマディーネジャードのイスラーム的スローガンや思想に対するイスラーム世界の賛同を示すものだと評価し、さらに次のように述べた。「イラン・イスラーム革命は、イスラーム世界への世界規模の植民地支配に対する世界の被抑圧者たちの絶望に与えられた、一条の光であった。ところが、イスラーム革命後27年間の体制の指導部や責任者たちが成し遂げた実績はといえば、イランを訪れた人々を失望させるものであった。なぜなら、これらの人々はイラン革命がその当初のスローガンから遠のいていくのを見て取ったからだった」。

 同議員はまた、アフマディーネジャードがスローガンとしたものとは、革命の真の理想とイスラームの真の姿への回帰であったとし、さらに「これらのスローガンこそ、イスラエルと密接な関係を有する国〔エジプト〕の大統領候補者が、自らをイランで選ばれた大統領と同一視する動機付けを与えたものに他ならない」と述べた。

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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:833 )