アルメニア-フランス首脳会談(Milliyet紙)
2005年04月22日付 Milliyet 紙

フランスの大統領シラクはパリを正式に訪問しているアルメニア大統領ローバートコチャルヤンを官邸へと招いた。そしてその後連れだってアルメニア虐殺碑へと行った。

二人は碑の前で立ち止まると、花輪を捧げた。パリ市により2003年に作られた碑には1915年にオスマン帝国で起こった、20世紀初の虐殺が1万5千人の死者をだしたことが書かれている。この訪問に対しパリのアルメニア人団体は謝意を表明した。

今晩行われた会見では二国間の関係の他、トルコとカラバー山地問題が話題になった。シラク大統領筋によればトルコとアルメニアの対話が話題に上り、シラクが関係改善を望んでいるという。また会見ではトルコのEU加盟問題も登場し、トルコはコペンハーゲン基準とヨーロッパの価値観共有に向け努力が必要であり、トルコがいわゆるアルメニア虐殺問題については特に努力しなければならないことを繰り返した。カラバー問題の現在の状況についてシラクに報告される。

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( 翻訳者:山 雄起 )
( 記事ID:7 )