夫が妻を殴打:理由は「今風の格好をしていない」こと! ハムシャフリー紙
2006年10月22日付 Hamshahri 紙

2006年10月22日付ハムシャフリー紙

【事件部】顔面蒼白状態の若い女性が、夫との8年間に及ぶ共同生活の末、シャフレ・レイ〔テヘランの南部〕の検察庁に夫の暴力を訴えた。

 この若い女性は、声を震わせて、アリーザーデ判事に、涙ながらに次のように訴えた。「判事さん、私の夫は8年間も一緒に住んだというのに、私のことを『ブス』って言うんです!夫は、私のことなど、もう欲してはいないんです。随分前から、パーティーには一人で行ってしまうし、買い物にも付き合ってくれないんです。私がこのことで文句を言うと、夫は私を殴るんです」。

 若い女性はさらに続けて、夫との馴れ初めについて、アリーザーデ検事補に次のように語った。

 「夫とは、家族ぐるみの友人が開いたパーティーで知り合いました。彼は私に求婚するために、家族の人を遣いに送ると、私の母もこの結婚に同意してくれました。彼はバーザール商人で、お金持ちだったからです。私たちは無事結婚しました。結婚から最初の6年間は、何の問題もありませんでした。子供も一人もうけました。

 でも、2年前から、夫は徐々に変わっていったのです。夫はいつも、さまざまなことで、あら探しをするようになりました。私は夫に疑念をもつようになり、彼を監視しました。すると、夫は若くてキレイな娘と付き合っていたことが判明しました。私は、私たちの生活を守るため、若い娘のところに行って、私たちの生活の邪魔をせぬよう要求しました。

 ところが、夫がこのことを知るや、彼の態度は豹変しました。彼はとても暴力的になり、ほとんど家に帰ってこなくなりました。私を見ると、いつも私に罵詈雑言を浴びせたり、ちょっとしたことで私を殴るようになりました。『何でこんなことするの』と彼に問い詰めると、いつも『お前はブスなんだよ。オレはキレイな女が好きなんだ』って言うんです。彼は私に、今風の女の子の格好をしろって求めるんです」。

 アリーザーデ判事が、裁判所に出廷した夫に尋問すると、夫の側は肉体的・精神的暴力を振るったとの妻の言い分を否定し、アリーザーデ検事補に次のように述べた。「私はただ、妻にもっときちんとした身だしなみをするよう求めているだけです。それでも彼女は、私の要求に耳を貸そうとしません。パーティーやフェスティヴァルに出かける時はいつも、彼女の服装はだらしないままなのです。私はいつも、このことで困っているのです」。

 シャフレ・レイ検察庁第5法廷の検事補は、女性の側の言い分を聴取した上で、調査のため彼女〔あるいは彼〕を法医学に照会した。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3777 )