サファヴィー総司令官、《偉大なる預言者》軍事演習の成果を強調 ハムシャフリー
2006年11月12日付 Hamshahri 紙

2006年11月12日付ハムシャフリー

【政治部】イスラーム革命防衛隊総司令官は、「イラン・イスラーム共和国は、域外の敵が有する最新の戦車に対抗するだけの力を保有するに至った」と強調した。

 ラヒーム・サファヴィー司令官(少将)は、アーバーン月21日〔11月12日〕日曜日、記者会見の席で、第二次《偉大なる預言者》軍事大演習の成果について詳述した。この記者会見の模様は革命防衛隊広報局でも公表された。

 同司令官はプレス関係者の尽力に謝意を表明した上で、「特定の地域を制することを目的として、対ヘリコプター・対戦車・対人用の各近代装備や無人飛行機、数十門の大砲及び遠距離ロケット砲による一斉砲撃などが、演習においてもっとも重要なものとして試された」と述べた。

 サファヴィー総司令官はさらに、われわれは域外の敵が有する最新の戦車にも対抗するだけの力を保有するに至ったと強調した上で、次のように語った。「われわれの二段階ミサイルは、まず最初に戦車の装甲を破壊し、その上で戦車自身を破壊することができる。それゆえ、対装甲・対ヘリコプター・対防弾チョッキ装備兵用ミサイルを前にしては、いかなる戦車も安全ではあり得ない」。

 同総司令官はまた、軍事演習の内容として、数百艇の軍事用小型船舶による新戦術を備えた発射ロケットでの広範囲・大規模な機雷の敷設という形で、海上での機雷戦争を想定した計画の策定・訓練が行われたこと、さらに射程距離170キロメートルの標的認識・誘導型地対艦ミサイル発射訓練・実験が行われたことなどを挙げた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3887 )