観光業労働市場に「冬」の訪れ:夏の不振響く(Milliyet紙)
2006年11月15日付 Milliyet 紙

アンタリヤでは、今年は800万人の観光客を目標としていたが、夏季に客足が伸びなかった。そのためアンタリヤの観光業者は、冬季のホテル営業を行わず、従業員を解雇し始めている。ホテルは、「来季にまたよろしく」などと言いつつ、多くの従業員と袂を分かっている。

いくつかのホテルは半月分の給与を渡し、従業員を解雇している。アンタリヤにある170の5つ星のホテルのうち140が冬季の間は営業をしないことが分かった。今月の失業者数は10万人と推測される。業界の代表者らは、12月には15万に上るだろうと述べている。まずリクソス・ホテル系列が初めてアンタリヤ地域のホテルを冬季の間閉めることを決めた。その後、アンタリヤで最も早く操業を始めたシティホテルの一つクラブ・ホテル・セラが、創業20年で初めて冬季休業を決定した。カユグループのタルハ・ギョルギュル代表取締役は今年初めてグループの3つのホテルを冬季休業することを告げた。

■「保険料の値下げを」

地中海観光宿泊業組合(AKTOB)のオスマン・アユク会長は、「アンタリヤで170の5つ星ホテルのうち140が休業する。約15万人の従業員が解雇されている」と語った。

トルコ宿泊業連盟(TÜROFED)のアフメト・バルト理事長は、海-砂浜-太陽を売り物にしているアンタリヤで、冬季にいくつかのホテルが休業することは当然としながらも、今年は営業しないホテルの数が増加していると語った。バルト理事長は「理由はコストの増加と需要の減少だ。冬季の観光をもう一度見直さなければならない。財務省に冬季のホテルで働く従業員の保険料値下げを要求した。決定は出ていない」と話した。

■希望は2007年へ

観光部門は2006年に目標を達成できなかったが、アッティラ・コチ観光相は今日、省の予算会議で強気な数字を発表する予定だ。

来年トルコの観光部門から230億ドルの収入を見込む一方、これを実現させるため2500万人の観光客を目標にしている。

コチ観光相が今日提出する数字によれば、2008年に2800万人の観光客と250億ドルの収益、2009年には3000万人の観光客と270億ドルの収益を見込んでいる。

9月時点で去年の同時期のと比較すると観光客の数は9.4パーセント減少。9月までの外国人観光客の数も1710万2000人から1615万8000人に減少した。


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( 翻訳者:塚田真裕 )
( 記事ID:3900 )