イスラエルの攻撃に対するイラン軍の報復は即座に ハムシャフリー
2006年11月12日付 Hamshahri 紙

2006年11月12日付ハムシャフリー

 外務省報道官は、イランへの攻撃に関するイスラエル国防次官の発言に対し、「もしこのような愚かで大胆な行為を犯すならば、イラン・イスラーム共和国軍の報復は、明確かつ絶対的で壊滅的なものとなろう。そしてそれには1秒と掛からないだろう」と述べた。

 ファールス通信の報道によると、セイエド・モハンマドアリー・ホセイニー報道官はさらに、アーバーン月21日〔11月12日〕日曜午前に行われた記者らとの定例記者会見において、ベイト・ハーヌーンにおけるイスラエルの犯罪行為を非難する国連安保理決議案に対してアメリカが拒否権を行使したことを非難し、《薄汚れた》投票行為であり、パレスチナ人に対するさらなる殺戮にお墨付きを与えるものだとした。

 ホセイニー報道官は、アメリカはイスラエルという掠奪体制による国家テロリズムの基本的な共犯者であるとも述べた。

 彼はまた、ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記のロシア訪問に関して、ロシアは交渉という方法が最も好ましい方法であることについて了解しているだろうとの期待を表明した。外務報道官はさらに、イラン・イスラーム共和国領土内でのウラン濃縮の実施を強調した。

 彼はまた、体制指導者らにマヌーチェフリー・モッタキー外相が書簡を送付したとの報道に関して、根拠の無いものとし、「そのような事実は存在しない」と述べた。

 ホセイニー報道官はまた、アフマディーネジャード大統領からのプーチン大統領へのメッセージの詳細については言及せず、「詳細は、のちに発表する」と付け加えた。

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( 翻訳者:深澤野絵 )
( 記事ID:3908 )