ギリシャのバコヤニ外相、在ギリシャ・トルコ大使館の共和国記念日式典に出席(Milliyet紙)
2006年11月01日付 Milliyet 紙

ビュユクアヌト参謀総長が参謀総長レベルで実現させた初めてのギリシャ訪問に対し、ギリシャのドラ・バコヤニ外相は歴史的働きかけでもって応えた。ギリシャ外相の共和国記念日式典への参加は23年ぶり。

■突然の参加決定
今日(11月1日)から行われるビュユクアヌト参謀総長のギリシャ訪問を前に、タフシン・ブルジュオール在ギリシャ・トルコ大使が昨夜大使館にて開催した共和国記念日レセプションで、あるサプライズがあった。

ブルジュオール大使はレセプション前にギリシャ側からある閣僚が参加するとの連絡を受けた。その後ブルジュオール大使にギリシャ外務省当局はバコヤニ外相が参加を決めた旨を伝えた。

■父とともに
また、バコヤニ外相に同行して、内閣の最有力者アネステス・パパリグラス法務相、ディミトリ・シウファス開発相、ヨルゴ・クムチャコス外務省広報官、エヴァンゲロス・アンドナロス副報道官も姿を見せた。

バコヤニ外相の父でトルコ・ギリシャ間の友好に貢献したコンスタンディノス・ミツォタキス元ギリシャ首相もレセプションに参加した。

バコヤニ外相は自身がアテネ市長だったさいにもトルコ大使館を訪問したことに触れた。これに対しブルジュオール大使は「あなたのご参加は非常に素晴らしいことです」と返答。大使館当局は各国の共和国記念日レセプションへの参加が国家間の友好を示していると述べ、1983年にギリシャ外相がこうしたレセプションに参加したのを最後に、それ以来数年にわたりこのような歴史的働きかけがなされなかったと語った。


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( 翻訳者:塚田真裕 )
( 記事ID:3827 )