アフマディーネジャード大統領、北朝鮮最高人民会議議長と会談:世界の進歩には平和の確立と対話が必要である ハムシャフリー
2006年11月19日付 Hamshahri 紙

11月19日付 ハムシャフリー

イラン・イスラーム共和国大統領は北朝鮮の最高人民会議議長との会談において、平和主義と公平を求める姿勢が今日の人類には必要であると強調して「世界の進展には平和の確立や人類愛、対話、平安が求められる」と述べた。

また大統領は「しかし大国の中には、自らの強権的抑圧体制の利益確保のために紛争を始めたり、民族間や様々な国家間に緊張をもたらすものもある」とも付け加えた。

大統領府広報部の発表によると、アフマディーネジャード大統領はアーバーン月27日(11月18日)土曜日の夜に行われたこの会談において、アメリカをはじめとする強権的抑圧体制が、様々な国々の内政に干渉を行い、諸国家間に不和を生じさせていることについて言及し、「北朝鮮と韓国の問題を含む世界の様々な問題は、対話と相互理解によって解決することができる」と述べた。

また大統領は「イラン・イスラーム共和国は、朝鮮半島を含め、全世界的な核兵器の排除を望んでいる」とも表明した。

アフマディーネジャード大統領は、北朝鮮とイランの良好な政治的関係と、諸国民の法的権利の擁護を主張するなどの国際問題における両国の共通の見解について指摘し、以下のように述べた。「テヘランとピョンヤンの経済関係は、その豊富な可能性と互いの関心に鑑みるならば、政治的関係とともに拡大させる必要がある」。

また北朝鮮最高人民会議議長もこの会談において、世界規模の帝国主義やアメリカによる様々な陰謀に対するイランの国民・政府による抵抗について言及し、「イラン国民は、有能で偉大なイスラーム革命指導者の導きによって、様々な分野において進歩と幸福の極みに達するだろう」と述べた。

チェ・テボク氏は北朝鮮にとってのイランとの関係拡大の重要性について強調し、「北朝鮮は、イラン・イスラーム共和国との関係拡大や、協力のためにはいかなる努力をも惜しまない」と付け加えた。

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( 翻訳者:井上貴恵 )
( 記事ID:3974 )