ボアズィチ大学出身のふたりの女性起業家 (Radikal紙)
2006年11月27日付 Radikal 紙

いま、「ケーキスタジオ」という名の洋菓子店の店舗数が急速に増えている。これは自分たちが作るケーキを、単に味覚だけではなく、視覚にも訴えかけようとしているナラン・エルテンさんとアチャルヤ・クラックスズオールさんが経営する洋菓子店である。「ケーキスタジオ」はカラムシュに一店舗、アタシェヒルに一店舗あったが、さらに三番目の店舗として近々エティレルにもオープンする予定である。エスキシェヒルにも店舗を開いてほしいとのオファーもあり、来年にはイズミルとアンカラで新しい「ケーキスタジオ」を展開することを計画している。

■学位を持ったパテェシエ

「ケーキスタジオ」の発起人ナラン・エルテンさんとアチャルヤ・クラックスズオールさんは、一般の洋菓子職人(パテェシエ)とは少し異なった経歴の持ち主である。ナラン・エルテンさんは、ボアズィチ大学経済学部を卒業したのち、15年間コチホールディングズとカルギルの輸入業務部に勤務していた。アチャルヤ・クラックスズオールさんは日本語と日本文学を学んだ。8年間英語-日本語の公式ガイドを務めたのち、その仕事を辞めた。ナランさんがパートナーを探す中、二人は出会い、2004年に共同経営者となった。ナランさんは洋菓子作りを、アチャルヤさんは販売と経営を担当している。ナラン・エルテンさんは洋菓子職人であることに関して次のように説明している:
「母親はクレタ人です。母は私が子どもの頃から、家ではいつもケーキやボレッキを作っていたし、遊びに行った先々でもいつもケーキやボレッキが出されました。私は大学を出て、その後はそれ相応の仕事をすべきだと考える典型的な人間であったので、まず学校を卒業してから、その次に仕事を始めたのです。しかし専門的な仕事の毎日に退屈して、洋菓子職人になることを決心したのです。家族は私の考えに反対しました。そんな中、3歳になる私の息子を母親に預けて、ロンドンのコルドン・ブルーで修行をしました。トルコに戻ってアルナヴートキョイにある洋菓子店で8ヶ月間働きました。そして2003年末にカラムシュに「ケーキスタジオ」を開店しました。クッキーを作って商売を始めたのです。その後チーズケーキや様々な種類のケーキを売り出しました」と。
2004年にアチャルヤ・クズオールさんが経営に参加するや、事業をかなり拡大した。カフヴェ・デュンヤスやシティ・ファームといったチェーン店に商品を卸し始めた。カラムシュにある店舗では追いつかずに、アタシェヒルにも洋菓子店を開いた。この間にキュチュクバッカルキョイにある工場も稼動し始めた。従業員数も11人に達した。今ではどんな量の注文にも応じることが出来るシステムがあり、クッキーやケーキの他に、ボレッキからサンドウィッチまで100種近く生産している。
黄色、赤、緑、紫、ピンクの色のクッキー、ナスやゼニアオイ入りのボレッキを作る「ケーキスタジオ」がターゲットにしている人たちは、文化の担い手である若者と中年層である。


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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:3987 )