ヌーリー=ハメダーニー師、一部の宗教行為を批判 シャルグ紙
2005年12月29日付 Sharq 紙

2005年12月29日付シャルグ紙2面

【メフル通信】アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーは昨日、宗教的哀悼集会で行われている行為が、一部でマルジャエ・タグリード〔シーア派宗教指導者の権威〕の心ある指導に注意を払うことなく行われているとして、不満を表明した。

 アーヤトッラー・ホセイン・ヌーリー=ハメダーニーは、《イスラーム英雄哀悼行事実行委員会》の文化関係者との会合の中で、殉教者哀悼・礼讃行事には様々な害悪が付随しているとし、次にように語った。「宗教的集会には様々な問題が存在しており、根拠のない内容が多く語られている。宗教的哀悼集会で行われている行為には、イスラームに適合的ではない内容が多く見受けられる」。

 マルジャエ・タグリードである同師は、宗教行事を実施する団体の責任者らの間にきちんとした連携が取られていないことを批判し、次のように付け加えた。「宗教行事を執り行う団体の監督・指導が、極めて重要である。国のイスラーム宣伝機関の責任者らとも、連絡を密にし、問題とその対策についてよく検討すべきである」。

 ゴムの神学校の口述授業の教授を務めている同師は、最後に「宗教行事を執り行っている責任者たちは、影響力のある権力者には素直に耳を貸しているが、われわれの話には耳を貸そうとしない」と述べた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:1627 )