OPEC会合で原油生産量の上限が協議の議題に ハムシャフリー
2006年12月13日付 Hamshahri 紙

2006年12月13日付ハムシャフリー

【経済部】12月14日木曜日、第143回OPEC会合がナイジェリアの首都アブジャで開かれる。OPEC加盟各国は、原油の減産に対して異なったスタンスをもっており、原油生産上限の再度の引き下げに関して加盟国間の合意が可能なのか、疑問視する声が増している。

 この問題は、世界市場での原油価格の下落を引き起こしており、現在1バーレル61ドルのレベルにまでになっている。多くの石油取引業者らは、OPECが生産枠の上限に関していかなる決定を下すのか、見守っている状態だ。

 原油生産枠の上限の引き下げをめぐる決定に加え、アンゴラのOPEC加盟やドル価格の下落に関する検討、産業国の高レベルな原油備蓄量などの問題も、第143回OPEC会合の重要な議題として話し合われる予定である。

 産業国が高いレベルの原油備蓄量を維持していることは、OPEC加盟国にとってもっとも重要な懸念材料となっているが、それとは反対に国際エネルギー機関は最近のレポートの中で、産業国の原油備蓄量の減少を指摘している。

 SHANA通信の報道によると、これに対して我が国のカーゼム・ヴァズィーリー=ハーマーネ石油相は、アブジャで開かれる市場監督委員会会合に出席する前、記者らに「OPECの統計情報によると、原油備蓄量は高いレベルを保っている」と反論を示した。

 ヴァズィーリー=ハーマーネ石油相はまた、「OPEC加盟各国の石油相は、原油生産量に関して異なった意見をもっている。それゆえ、OPECの原油生産量の上限に関して変更を行う際には、各国のコンセンサスにて決定を下すことになろう」と語った。

 同石油相はさらに、OPECの原油価格に関する質問に対して、「OPEC石油バスケット価格は現在、60ドルを下回っており、われわれの意見ではこの価格は適正とはいえない」と答えた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:4122 )