サッカー協会規律委員会がフェネルバフチェ会長を処分
2006年12月14日付 Hurriyet 紙

 サッカー協会プロフェッショナル規律委員会は、フェネルバフチェ・スポーツクラブのアズィズ・ユルドゥルム会長に対し、1年間の資格剥奪と2万YTL(約160万円)の罰金を課した。

 規律委員会から発表された文書によると、フェネルバフチェのアズィズ・ユルドゥルム会長は、2006年11月29日に行った記者会見で「これほど汚職まみれの環境のもとではサッカー協会は向上できません。サッカー協会の業務にその人達が関わっているからです。その人たちがいる場所をクリーンにすることは不可能です。」という発言をした。
 この発言がサッカー協会ならびに会員を侮辱し、同協会・会員を標的として社会に示し、敵意を彼らに向けさせた、さらには人格に対する深刻な攻撃があったという理由から、ユルドゥルム会長に対し、1年間の資格剥奪と2万YTLの罰金が科せられることが決められた。

 ユルドゥルム会長は、この懲罰によって1年間、サッカーの試合の際、特別観覧席に座ることは許されなくなる。ただしユルドゥルム会長はサッカーの試合を特別観覧席の外であれば観戦可能だ。また同氏は、サッカー協会との間で交わされる公式文書に署名をする権利を失うことになり、フェネルバフチェの代表を務めることが出来なくなる。



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( 翻訳者:住永千裕 )
( 記事ID:4125 )