「身体障害者」に代わる新語彙を募集 ジャーメ・ジャム
2006年12月28日付 Jam-e Jam 紙

2006年12月28日付ジャーメ・ジャム

【ジャーメ・ジャム】
 イラン障害者学術協会は、学識経験者や有識者らに「身体障害者」[訳注]に代わる、より適切でふさわしい語彙の提案を呼びかけた。

[訳注]ペルシア語で[ma’lul]、「身体的不具者」のニュアンスがある。イラン・イラク戦争での負傷による障害者も多く含む。

 同協会の報告によれば、新しい語彙は、ペルシア語起源の語でなければならず、標準語から取った言葉でなければならない。また、ペルシア語の接尾辞と接頭辞を付加することができ、さらに、美しい語彙で、容易に発音できるものでなければならない。

 同時に、意味的に無関係な文字は用いられておらず、文化的・社会的に肯定的な意味やニュアンスを想起させるものでなければならない。また、障害者の潜在的な力を示すものであることが望ましい。

 同協会は大学教授や有識者らに、各自の見解をバフマン月15日[2007年2月4日]までに協会事務(住所:セパフボド・ガラニー通り、アラーク通り、36番地)に送付するよう呼びかけている。より詳しい情報の問い合わせは、電話88913663番まで。


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( 翻訳者:前田君江 )
( 記事ID:4259 )