鳥インフルエンザ啓発映像、人気歌手タルカンとタトルセスに白羽の矢(Milliyet紙)
2006年01月22日付 Milliyet 紙

 ユニセフが鳥インフルエンザ啓発映像を作成する。人々の関心を引くよう、トルコの人気歌手の出演を予定し、調査のため行われたアンケートでは、イブラヒム・タトルセス(アラベスク歌手)とタルカン(ポップ歌手)の希望が多かった。
 ユニセフは、鳥インフルエンザ啓発映像の3作目を作成する。鳥インフルエンザの出現後、病気の流行に立ち向かうとともに、啓発運動にも重点をおく計画によって、まず厚生省と農業省、そののち衛生養鶏知識プラットフォームにそれぞれ啓発を作成させた。

■政府による2本の啓発映像ソフト
 鳥インフルエンザに関して、人々を啓発して正しい知識を持ってもらい、病気にどう立ち向かえるかを説明する目的により、1作目は、鳥インフルエンザが最初にバルケスィル県のマンヤス郡に出現したのち厚生省により作成された。農業省も同じ目的で、2005年12月27日にウードゥル県のアラルク郡における2度目の出現ののち鳥インフルエンザに関する啓発映像を作成した。
この2つの省が作成した映像は、現在テレビ放映されているが、トルコの養鶏生産シェア80%を占め、養鶏業者の大手19社から成る衛生養鶏知識プラットフォームは、これら関係省庁による映像ソフトが「十分な知識を与えない」として、さらに新たな映像を作成した。

■4作目は…
 寄せられた情報によると、ユニセフは今週行った会議で、鳥インフルエンザに関して人々の関心を引くような啓発映像をトルコに作成させることにした。映像がより多くの人々に見られるよう、トルコの人気有名人の出演を決定し、これに関してアンケートが行われた。
 アンケートによりトルコ東部ではイブラヒム・タトルセスが、西部ではタルカンが一番人気であることがわかった。ユニセフは、鳥インフルエンザ啓発映像のため、マネージャーを通じて彼らに提案を行う予定だ。

■羽毛枕の売り上げ、落ちる
 家庭向け繊維業者協会のジェネラル・コーディネーターであるハシム・ビュユクバルジュは、実際に使用されているガチョウの毛は輸入であるにもかかわらず、トルコでの羽毛枕の売り上げが落ちている、と発表した。国内で羽毛枕生産を行う業者は7~8社あり、国内市場の落ち込みにかかわりなく、羽毛枕の輸出には全く影響が見られないが、そもそも鳥インフルエンザの影響などは予期していなかった、と加えた。

●ニワトリの殺処分
 この一方で、バルケスィル県のブルハニエ郡では、鳥インフルエンザにより市場で売れなくなったつがいのニワトリを「経済的負担になる」という理由で薬殺した、と発表した。

■キャンペーンは成功しても、支援は不十分
 トルコ農業連合会長イブラヒム・イェトキンは、アンカラ支部第15回通常委員会での発言で、鳥インフルエンザの解決策のため農業省は良くやってくれている、と述べた。イェトキンは、防疫のため交通を遮断している農村部では情報システムの構築が必要である、と述べた。
 イブラヒム・イェトキンは、鳥インフルエンザウィルスによって12万人の労働者がいる部門が、深刻な打撃を受けた、と述べた。

●無駄な毒殺はすべきでない
 「この部門を何とかしなくては」と述べたイェトキンは、前日に首相補佐官アブデュラティフ・シェネルが説明した関連部門への532万新トルコリラ〔注:約45億円〕の支援金は、現在の必要に見合っておらず、将来的にも不十分と述べた。
 健康な動物を毒殺してはならないと擁護するイェトキンは、まず動物を隔離状態で一定期間観察し、その段階で発病すれば毒殺すべきと主張した。


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( 翻訳者:井上 さやか )
( 記事ID:1762 )