アフマディーネジャード大統領:ペルシア湾岸諸国との協力拡大を歓迎 ハムシャフリー紙
2006年01月30日付 Hamshahri 紙

【IRNA(イラン国営通信)】大統領は、国家の発展にとってはさまざまな分野における安全の確保が必要だ、との認識を示した。また大統領は、地域諸国を互いに隔離させようする反イスラム諸国の画策を指摘し、地域の安全を強化させるためには、地域諸国が協力関係を深めることが急務だと強調した。

 マフムード・アフマディーネジャード大統領は、昨日のバーレーン外相との会談で、ペルシア湾岸諸国を『共通の運命を背負う大家族』と呼び、宗教が同じことに加え、地理的・政治的な条件もまた諸国の結束を強める要素だとした。

 大統領は、「イスラム諸国間で協力し合える分野は極めて豊富にある」と述べ、「イランとバーレーン両政府によるさまざまな分野での協力拡大は、ペルシア湾岸諸国にとって良い手本となりうる」と強調した。

 バーレーンのシェイク・ハーリド・ビン・アフマド・アール・ハリーファ外相も、会談の中で両国の歴史・文化・宗教的な関係にふれ、イラン・イスラーム共和国との関係を深く広げることに対する同国の政府関係者の真の決意を強く表明した。

 バーレーンの外相はまた、二国間で協力しうる豊富な分野を並べ、地域的・国際的に重要な諸問題について両国政府が意見を交換し、協力し合う旨強調した。


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( 翻訳者:柴田愛子 )
( 記事ID:1807 )