インフレ率は過去37年間で最も低い水準に(Milliyet紙)
2006年01月04日付 Milliyet 紙

 トルコ統計機構は2005年の生産者物価指数が2.66%、消費者物価指数が7.72%上昇したと発表した。消費者物価指数は目標としていた8%以下に留まり、0.53%の年間増加率に留まった1968年以来、最も低いインフレ率となった。

 2005年12月には月間ベースで生産者物価指数が0.04%後退し、消費者物価指数が0.42%に上昇した。消費者物価指数において見込みよりも上昇が抑えられた原因として、食料と衣料といった主要支出グループの価格が下がったことが挙げられる。一方、生産者物価指数における減退は、原油価格に生じた値下がりが鉱業、製造業製品価格における値下げにつながった。2005年平均インフレーション率は両指数で一桁に下がり、消費者物価指数で8.18%、生産者物価指数で 5.89%を実現した。

 1994年ベースの過去の指数によれば、年間ベースで卸売物物価指数が4.54%、消費者物価指数は10.53%となった。2004年の年間インフレーションは1994年ベースの指数によれば消費者物価指数が9.32%、卸売物物価指数は13.84%であった。

■部門ごとの価格変動
 コアインフレ率の代わりに導入された消費者物価指数は2005年には季節物を除いて12月には0.88%、生鮮食料品を除いて0.66%、エネルギーを除き0.48%上昇した。年間ベースで最も高い消費者物価指数の上昇は10.38%で、アンカラで起こった。アンカラ以外ではどこの地域でも二桁のインフレーションは起こらなかった。

■「成功をおさめた」
 経済担当大臣アリ・ババジャンによる文書発表では「インフレーション(を示す)数字は成功をおさめた」と書かれた。ババジャン大臣はインフレーションでのこの成功が、3年間で約2.5倍も石油価格が上昇したにもかかわらず成し遂げられたことを述べた。

■最も増加したのはたばことアルコール
 主要支出グループを見ると最も増加したのはアルコール飲料とたばこであった。特に増税により煙草の価格に生じた上昇は、このグループでの価格の年間ベースで 27.87%上昇の原因となった。12月の月間ベースで煙草の価格は5.86%(マルテペ)、5.17%(ウインストン)上昇した。年間ベースでレストランとホテルの価格増加は14.98%、運輸で11.01%、住宅は9.87%となった。12月の住宅価格での月別増加が0.44%にとどまったことは目を引いた。

■アミキリの高価格、モトハガツオの低価格は記録的
 消費者物価指数ベースで最も高い年間増加は72.42%上昇したアミキリ(訳者註:ムツ科の青または緑の海産食用魚)の価格であった。2005年にはアンチョビが47.89%上昇した一方で、モトハガツオの価格が 67.72%に下降したことは注目に値する。また、ポリエステル生地の衣服は25.53%、低温殺菌牛乳は16.36%、テレビは15.29%安くなった。

 11、12月まで長期的に上昇した石油価格の影響により2005年には燃料油が66.31%、ラジエーター燃料が35.39%、無鉛ガソリンが24.74%高くなった。しかし、12月ベースで無鉛ガソリンは0.79%、ラジエーター燃料が4.33%、燃料油が7.02%下降した。

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( 翻訳者:塚田 真裕 )
( 記事ID:1642 )