アフマディーネジャード、オマーン外相と会談:「イランと近隣諸国は、ペルシャ湾を平和で友好的な地域へと変えることができる」 ハムシャフリー紙
2006年01月31日付 Hamshahri 紙

2006年1月31日付ハムシャフリー紙

【メフル通信】イラン・イスラーム共和国のマフムード・アフマディーネジャード大統領は、ペルシャ湾における外国のプレゼンスは湾岸諸国の人々の利益にとって害悪以外の何ものでもないと述べ、「イランとペルシャ湾岸諸国は、互いに協力し、諸外国のプレゼンスを排除することで、ペルシャ湾を平和的で友好的な湾岸へと変えていくことができるだろう」と述べた。

 大統領は、ユースフ・ビン・アラウィー・オマーン外相との会談の中で、諸外国の当該地域におけるプレゼンスと干渉は、湾岸諸国間の意見の相違や対立が唯一の原因となって招いたものである、しかもそれは自らが互いに作り出し、煽ってきた対立なのだとした上で、「ペルシャ湾岸諸国が置かれている政治的、経済的、地理的位置は、世界でも類を見ないほど恵まれたものだ。しかし当該諸国は、その恩恵を享受していない。われわれは一致団結し、障害を乗り越えることで、この特別な環境から生じる利益を、地域の諸国民とともに分有すべきである」と述べた。

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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:1815 )