トルコのGDP(国内総生産)、OECD加盟30カ国中13位に上昇(Milliyet紙)
2006年02月25日付 Milliyet 紙

 OECD加盟国中、経済規模が16位であったトルコが今年、国内総生産(GDP)でベルギー、スイス、スウェーデンを抜いて13位に上昇することが見込まれている。

 経済協力開発機構(OECD)加盟国中、経済規模が16位であったトルコが、国内総生産で、2006年にベルギー、スイス、スウェーデンを抜き13位に上昇することが見込まれている。OECDが発表した最新のデータからまとめられた情報によれば、2005年、国内総生産では、変動為替相場で、国民所得が 3436億ドルでOECD加盟国中16位であったトルコの国民所得水準は、他の加盟国と比べて速いスピードで成長している。経済危機の時代には、国内総生産はOECD諸国中20位であったトルコも、経済危機後には建て直し、ポーランド、ノルウェー、オーストリアを追い越した。

■急速に成長している
 OECD 平均に比し速いスピードで成長しているトルコ経済は、今年2006年予定のデータによれば、国内総生産は3820億ドルに達する。今年トルコは、国内総生産が3820億ドルになることで、ベルギー、スウェーデン、スイスを抜くことが見込まれる。今年OECD加盟国中13番目の経済規模に到達することが推測されるトルコのライバルは、12位のオランダになりそうだ。

■アメリカ合衆国が首位
 OECDの最新のデータによれば、国内総生産の基礎となる国民所得の順位は、アメリカが12兆429億ドルで1位、2位は4兆7261億ドルの日本、3位は2兆796億ドルのドイツとなっている。国内総生産がトルコより高い国のうち中国、ブラジル、ロシア、インドはOECD加盟国ではない。


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( 翻訳者:清水 葉月 )
( 記事ID:1969 )