女性非政府組織の状況について検討 ハムシャフリー紙
2006年03月15日付 Hamshahri 紙

2006年3月15日付ハムシャフリー紙社会面

【社会部】〈女性社会・文化評議会〉の第530回目の会議が開かれ、女性問題を取り扱う非政府組織(NGO)の状況、及び女性を取り巻く諸問題について、議論・検討がなされた。

 この会議では、女性NGO団体連絡協議会の代表者が、さまざまな女性NGOの過去4年間の活動状況について報告した。

 この報告によると、同協議会の加盟団体は、成文化された内規及び組織図を持ち、法令遵守、国家的利益の保持、そしてイラン・イスラーム共和国体制の目標達成のための実践的支援の確立を、自らの義務と心得ているとのことだ。また、これらのNGOは、文化的、社会的、同業組合的活動における政府の関与を軽減させ、代わって市民・非政府志向の組織をより活用するべきだとの考えから、これまでさまざまな分野で効果的活動を行ってきたという。

 NGOの質的な向上、各団体間の関係および連携の強化、活動の透明化、NGOと政府機関との関係のあり方や相互の権利・責任の確定、そして国際的な協議会や機関にこれらの団体が参加する際の環境整備などが、同会議で特に論じられたテーマであった。これらのテーマは、〈女性社会・文化評議会〉や〈女性・家族問題センター〉によって、今後も引き続き検討されることが決定された。

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( 翻訳者:久野華代 )
( 記事ID:2070 )