オスマン家の末裔、ニューヨーク・タイムズの記事に(Milliyet紙)
2006年03月26日付 Milliyet 紙

本日発行された米ニューヨークタイムズ紙の不動産情報別冊付録の表紙に、1939年以来ニューヨークで生活してきたオスマン家の末裔のエルトゥールル・オスマン氏と彼が61年間住まいとしてきた家が紹介された。

同紙は、オスマン帝国が再建されていれば、93歳になるエルトゥールル・オスマンがスルタン(皇帝)になり285部屋を持つドルマバフチェ宮殿に移るであろうと述べ、「このことは、ニューヨーク在住のオスマン氏を非常に喜ばせただろうに」と書いた。

アブデュルハミト2世の孫であるエルトゥールル・オスマンが、1945年以来家賃が月額350ドルで固定された、3部屋のある大きな家での生活を送ってきたことを伝える記事には、次のように書かれている。「オスマン王子がスルタンになっていたら、ニューヨークの法律により、レキシントン通りと70番街の交差点にある食堂の上にある賃貸の住まいを手放さなければならなかった」。

記事は、エルトゥールル・オスマンが1991年に30歳年下でアフガニスタン最後の王の姪であるゼイネプと結婚したことを紹介、夫妻は他の場所への転居は考えていないと伝えた。

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( 翻訳者:井上 さやか )
( 記事ID:2118 )