コチ・ホールディングCEO:2006年内に世界トップ200企業に入る見込み(Milliyet紙)
2006年03月03日付 Milliyet 紙

コチ・ホールディングのオザイドゥンルCEOは、今年の目標売上高は360億ドルであると述べ、「我々は、世界のトップ200企業に入る目標を達成するだろう。」と語った。


コチ・ホールディングのビュレント・オザイドゥンルCEOは、2010年の段階での達成を見込んでいた連結売上額が、2005年段階で達成されたことを明らかにした。また、2006年の予想連結売上高360億ドルは、2015年のまでの達成を目指していた水準を上回るものであることを明らかにした。同CEOは、「この結果、世界のトップ200企業に入るという我々の目標計画はちょうど10年前倒しで達成されることになる。」と述べた。コチ・グループの第14回記者会見で同CEOは、2005年のグループの業績評価を行い、当該決算期の成長についての認識を示した。

コチ・グループは、2001年の経済危機を経営目標の再検討の機会と捉えて包括的な戦略の見直しを行い、そこで採択した経営戦略を、「世界のトップ200企業に入ることを目標とし、年14%の成長スピードで2016年頃を達成時期とすること」として公表したと述べた。

オザイドゥンルCEOは、最も利益を上げている4事業すなわち、自動車事業、耐久消費財事業、金融事業、エネルギー事業が、コチ・グループの利益の中ではそれぞれが同程度の比率で構成されており、グループのリスク分散において、このバランス構成が貢献していると述べた。

■世界市場進出に意欲

オザイドゥンルCEOは、トルコにとって継続的な経済成長を遂げる条件ができたと述べ、2005年には多くの重要な事業に着手し、本格的な投資の年となったと述べた。同CEOは、2005年に達成した成長実績や2006年における成長達成を足がかりに、ヨーロッパのリーディング・カンパニーに入るビジョンや、世界規模で展開したいという希望を述べ、「我々の計画、戦略、目標はそこに据える。この記者会見は『世界市場への展開』という考えを示すために開催した。」と語った。

■「トルコ製油所の落札無効判決はありえない」

オザイドゥンルCEOは、TÜPRAŞ(トルコ製油所株式会社)入札問題(※)で、入札無効の判断が出るとは考えていないとの考えを示した。複数に及ぶ訴訟は、ひとつにまとめられて討議され、4月25日に審判が行われるとのことである。控訴審の決定に平行して行動を起こすことは適切ではないとの考えを明らかにした。

オザイドゥンルCEOは、法的プロセス完了後の状況に応じて行動することが本来のあり方であるとの認識を示し、以下のように続けた。
「我々は法律を尊重する。現在は判決を待つ状態だ。皆が同じ受け止め方で待つこと、忍耐を示すことが必要だ。製油所での生産を中断させるような判断を下したり、違法行為を行うべきではない。」

オザイドゥンルCEOは、TÜPRAŞ入札問題で、入札無効の判決はあると思うかとの質問に対して、「答えはひとつだけだ。それはありえない。」と答えた。行政裁判所が取り消しを拒否したことを同CEOは指摘し、「加えて、この決定は5人の判事が5人とも選んだ決定だ。入札完了後に出た決定は、控訴審でも、5対0で拒否する決定だ。」と述べた。

新しい製油所の建設を開始したことをオザイドゥンルCEOは明らかにし、製油所の人員が足りなくなることが予想され、将来雇用を増やすことを明らかにした。


(※)TÜPRAŞ入札問題:TÜPRAŞ(Türkiye Petrol Rafinerleri Anonim Şirketi トルコ精油所株式会社)民営化にあたり、2005年9月に入札が行われ、コチとシェルの合弁グループが落札していたが、労働組合が複数の訴訟を起こした。

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( 翻訳者:高田 利彦 )
( 記事ID:1999 )