二名のアフヴァーズ爆破犯が公開処刑に シャルグ紙
2006年03月04日付 Sharq 紙

2006年3月4日付シャルグ紙30面

【アフヴァーズ、社会部】メフル月23日〔2005年10月15日〕にアフヴァーズで起きたサルマーン・ファールスィー(ナーデリー)通り爆破事件の実行犯である、アリー・アフラーヴィーとメフディー・ナヴァーセリーの2名が、爆破事件現場を管轄する裁判所の命令により、先週木曜日〔3月2日〕、絞首刑に処せられた。

 処刑が行われる前日の夜から、処刑現場の周辺の道路には物々しい警備が敷かれ、木曜日の早朝からサルマーン・ファールスィー交差点へと至る道路は封鎖された。

 処刑前、メディアは朝9時に爆破実行犯の処刑が行われると報じていたが、実際に処刑が行われたのは18時15分であった。爆破実行犯のアリー・アフラーヴィーとメフディー・ナヴァーセリー2名を前に、アフヴァーズ・イスラーム革命裁判所の判決文が読み上げられた。その後、絞首用の縄が両被告の首に巻かれた。両爆破犯は抵抗するそぶりも見せず、クレーンによってナーデリー橋の上方へと吊り上げられ、処刑された。

 州の治安・司法関係者らは当初、朝9時に両爆破犯の処刑が行われる旨発表していた。しかし、処刑当日の7時から多くのアフヴァーズ住民が処刑現場に姿を現し、シャリーアティー通りとサルマーン・ファールスィー通りの交差点で集会を開き、刑執行の様子を見守った。処刑が行われた後、爆破実行犯を非難するシュプレヒコールが、人々の間からわき起こった。

 フーゼスターン州司法当局は声明の中で、死刑執行が遅れた原因について、処刑現場が市内で最も交通量の激しい場所に位置していたこと、交通渋滞の発生を防ぐ必要があったこと、そして現場状況の管理を徹底する必要があったことなどを挙げた。

 両名の死刑判決は、アフヴァーズ革命裁判所によって出され、その後国の高等裁判所第32法廷で支持されたもの。判決では、その他オウデ・アフラーヴィー、アリー・レザー・サルマーン・デルフィー、アリー・マンブーヒー、リーサーン・サヴァーリー、そしてジャアファル・サヴァーリーの5名が、犯行グループのメンバーとして、10月15日のサルマーン・ファールスィー通り爆破事件に関わっていたと認定され、2年から20年の刑に処せられた。

 10月15日午後5時30分に発生した二つの爆破事件により、アフヴァーズ市民6名が亡くなり、数十名が負傷した。両爆破犯の公開処刑には、このテロ事件で死傷した家族も駆けつけた。

 政治・治安関係者によると、このテロ・グループにはサラフィー主義〔預言者とその教友たちの時代への回帰を主張する主義〕、及びワッハーブ主義〔偶像崇拝の徹底的排除と唯一神信仰としてのイスラームの純化を主張する主義〕的傾向が見られるとされ、昨年の冬に結成、様々な部門に分轄されて活動を行っている。逮捕されたメンバーらの供述によれば、現在もクルアーン研究会を催すなどの活動を行っているとのことだ。

〔後略〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:2001 )