イラン、ウラン濃縮に成功:大統領が発表 シャルグ紙
2006年04月13日付 Sharq 紙

2006年4月13日付シャルグ紙1面

 イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領は今週火曜日、マシュハド大学神学部で開催された式典で、イランが核燃料サイクルの確立に成功したと発表した。

 こうして、イランは電力生産用の原子炉で用いるのに必要な、濃度3.5%までの濃縮ウラン燃料を生産することが可能となり、世界の核技術保有国の一員となった。大統領は、イランはさまざまな制裁をうけつつも核技術保有国の一員となることができたと述べた。

 イランが掲げる目標のひとつとして、核燃料の生産能力の獲得が挙げられる。この計画の第一段階として、4月9日には164基の遠心分離機が稼働を始めている。

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( 翻訳者:村上遥 )
( 記事ID:2207 )