女子就学支援チャリティー、2時間で10万YTL(約830万円)(Milliyet紙)
2006年05月11日付 Milliyet 紙

 ミッリイェト紙が女子就学のために始めた「お父さん、私を学校に行かせて」キャンペーンを支援する目的で、公開オークションが開催された。このオークションでは有名人の服や私物が売り出され、2時間で約10万YTL(新トルコリラ)が集まった。

 公開オークションには一般のインターネット利用者も「HemAlHemSat.com」のサイトで同時刻に参加した。公開オークションは、文化大学の芸術・デザイン学科により昨晩イスタンブルのマルマラホテルで行われた。大手中古不動産会社エスキジのジャナン・アイデミルが管理するこのオークションには、実業、芸術、メディア、そして教育界から多くの有名人が参加した。

 111点の服と私物が売られたこのオークションで、ドアン・ホールディング観光グループ総裁ウシュル・セマ・ドアンは、トルコの有名デザイナー、ユルドゥルム・マイルックの服、歌手セルタブ・エルネルがユーロヴィジョン・ソングコンテストで優勝した際に着用したコスチューム、歌手イェシム・シャルクムの帽子、画家のアリ・アトマジャとユスフ・ズィヤ・アイゲンの絵を買い取り、少女たちを支援した。公開オークションで最も高値だったのは、デミルオレン財閥総裁夫人テュリン・デミルオレンが5000YTLで買い取ったベテラン歌手オルハン・ゲンジェバイのバーラマ〔訳注:トルコ伝統音楽で用いられる弦楽器「サズ」の中型のもの〕であった。



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( 翻訳者:佐藤淳也 )
( 記事ID:2407 )