トルコサッカー今シーズンの大詰め、一方、フーリガンのけんかで1人死亡(Radikal紙)
2006年05月14日付 Radikal紙

デニズリでのアウェイゲームへ出かけたフーリガンたちの喧嘩に巻き込まれ、工員一人が死亡した。死亡したレジェプ・カヤには、妊娠6ヶ月の妻と2人の「サッカー嫌い」になった二人の子供がいた。

デニズリスポル対フェネルバフチェの試合前、フーリガンを乗せた小型バスが立ち寄った店で工員の男性が殺害され、3人のサポーターと8人が負傷した。小型バスに乗っていた26人とともに、8人のゲイベ住民が拘束された。

フェネルバフチェのサポーターを乗せたバスは、13日深夜1時ごろゲイベ郡のシェレフィエ村にあるコユンジュ・ドライブインで休憩した。証言によれば、サポーターたちはそのドライブインにあるマルケティム・ビュフェでビールを買おうとした。しかし店のオーナーが「閉店しました。ビールは売りません。」と言うと、口げんかがナイフを用いた喧嘩に発展した。工員で2人の子供の父親でもある37歳のレジェプ・カヤは、喧嘩を仲裁するために間に入ったところにナイフが心臓に刺さり、倒れこんだ。カヤは、トヨタサ病院へ搬送途中に死亡した。ゲイベ裁判所の前に集まった200人のグループは「人殺し」と言いながら、サポーターたちにつかみかかった。


■「こんなサポーターなんて!」
イスタンブル法医学研究所での司法解剖の後、カヤの遺体は13日、ヌルオスマニイェ村で埋葬された。カヤの妻、ヤディガル・カヤが妊娠6ヵ月であることがわかった。カヤの家族は悲しみに耐えられず感情をあらわにした。カヤの13歳の息子ギョクハン君は「たかがサッカーの試合のために、僕はお父さんを失った。もうサッカーという言葉も聞きたくない。」と言って泣いた。悲しみに沈む、(レジェプ・カヤの)父、アフメト・カヤは事件に対し強い反発を示した。「息子は他人に害をおよぼすような人間ではない。喧嘩を仲裁しようとして殺されたのだ。これがスポーツなのか、これが仲間意識とでもいうのか。この男たちになぜ持ち物検査がされなかったのか。ナイフや棒などの武器をもってスポーツ観戦にいくなんておかしいじゃないか。こんなサポーターはダメだということになってほしい。」



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(翻訳者:丹羽貴弥)
(記事ID:2424)