映画での男女の混交に対して、国会議員らから抗議の声 シャルグ紙
2006年05月16日付 Sharq 紙

2006年5月16日付シャルグ紙7面

【イラン国営通信(IRNA)】国会の文化委員会のスポークスマンは、同委員会の委員らがエッザトッラー・ザルガーミー・イラン国営放送総裁と会見したことについて、「委員会の議員らは、イラン国営放送の独立性保持の必要性を強調しつつ、一部の映画や番組に対し、男女の関わり合いや姿格好について不満を述べた」と明らかにした。

 セイエド・マフムード・ホセイニー=ドウラトアーバーディー委員はその上で、「イラン国営放送の独立性が保たれるよう努力が必要であり、イラン国営放送は政府機関として理解されるべきではない、というのが全体的な意見であった」と付け加えた。

 文化委員会のスポークスマンはまた、「議員らが注意を促したのは、イラン国営放送の一部の番組、特に報道番組以外の番組についてであり、映画での男女の関わり合い方や混交、顔のメークに関してであった。そして、ファッションや服装の整備へ向けて、テレビ番組もそれに協調する必要があることが強調され、対策が提起された」と述べた。

 同委員はまた、このような〔国会議員とイラン国営放送間の〕会議が今後も継続され、会議で提出された諸問題について行動が伴われることに、期待を表明した。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:2444 )