ゴム講師協会、スタジアムへの女性の立ち入りに反対
2006年04月29日付 Sharq 紙

【政治部:ファリード・モダッレスィー】シーアとスンナ両派の宗教指導者参加による、第三回ゴム講師協会地方会議が水曜日と木曜日、ケルマーンシャーにて開催された。この会議は何ヶ月も前から開かれてきたものが、しかし最終日の演説や決議には、最近の出来事が大きく影響した。

 ゴム講師協会のメンバーらは、先週末〔木曜日〕に発表した声明の中で、「婦人らはスタジアムに立ち入るべきではない」旨のマルジャ(宗教最高権威)らの見解を支持し、政府のトップ、すなわちマフムード・アフマディーネジャード大統領に向けて、次のように宣言した。
婦人らのスタジアムへの立ち入りに関連して、共和国大統領閣下より指示が発出されたことを受け、敬虔なる信徒らのウンマ〔共同体〕、就中偉大なるマルジャエ・タグリード(宗教最高権威)より、多大なる懸念が表明された。ゴム神学校講師協会は、偉大なるマルジャエ・タグリードの明快な見解に支持を表明するとともに、この大統領による指示の発出に対し遺憾の意を表すものである。

関係当局者、就中大統領閣下に対しては、善良なる思慮と分別をもって、同懸念の払拭に対して早急に対処されることを、忠告者としての立場より要請する次第である。

イスラームに関する専門的知識が必要とされる諸々の問題については、純粋イスラームの根本的基礎に通じた、問題関心を有した専門家に相談することで、かくのごとき聖法にかなわぬ指示が発出されるのを未然に防ぐことを望む。

それは、イスラームの法規定を実現し、恵まれぬ者たちに配慮するために政府が行ってきた有効かつ称讃に値する諸施策が、この種の問題に影響されることのないようにするためでもある。

 彼らはまた、会議の決議の中にも、この問題を再度盛り込ませようとした。彼らは、木曜日の午後に採択された地方会議決議の最終節に、次のように書き加えた。
地方ヘの視察を精力的にこなし、希望をうちたて、国民への奉仕に尽力し、〔イスラーム革命に対する〕原理主義的立場を強調するなど、イスラーム政府の誠実なる努力は称讃と感謝に値するものである。

しかしながらその一方で、偉大なるマルジャエ・タグリードらやイスラーム神学校の学者らが、運動場における男女の混交を聖法にかなわぬこととして強調されているように、運動場における安全、殊に尊敬すべき婦人方にとっての安全確保が、深刻な問題に直面している。

 彼らはこのような批判を政府に対して表明することで、ゴム講師協会副会長のモハンマド・ヤズディー師のことばを借りれば、「統治のためのイスラーム」を拒絶し、「イスラームによる統治」を主張しているのだという。

〔後略〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:2325 )