テヘランのガソリン・スタンドにスマートカード機が設置 シャルグ紙
2006年05月23日付 Sharq 紙

2006年5月23日付シャルグ紙4面

【メフル通信】テヘラン州石油加工製品流通会社社長は、「州175箇所へのスマートカード機設置作業は完了し、すでに利用できる状況にある」と述べた。

 アクバル・ダルバンディー氏は、最新のスマートカード機設置状況に関し、「テヘラン州全箇所へのガソリン・スマートカード読み取り機の設置作業はすでに完了した」と述べ、さらに「一部の箇所では、高機能カード機設置の際に、技術的欠陥に直面しており、問題の解決が必要であるが、ともあれ機器の設置はすでに完了している」と付け加えた。

 同氏によると、現在のところ、テヘラン州では1日に約1300万リッターのガソリン、65万リッターのハイオク・ガソリンが消費されているという。

〔訳注:政府は市民のガソリン消費量を押さえることを目的に、自動車保有者にカードを発行、一定量までのガソリン消費に対しては補助金が与えられた安価なガソリンを提供し、消費量が一定量を超えると補助金対象外のガソリンを消費者負担で供給する、ガソリンの「二重価格制」導入を決定している。ガソリン・スタンドに設置される「スマートカード機」とは、この「カード制」実施のための機器を指す。当初4月下旬までにこれらの機器を設置する予定であったが、約1ヶ月設置完了が遅れた模様。〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:2505 )