お菓子のルーツ論争、今度はカダイフ?「アルメニア人に渡すな」とエルズルムの菓子職人(Radikal紙)
2006年05月24日付 Radikal紙

 ギリシャ人がバクラヴァの所有を主張したことで、エルズルムの有名なカダイフ・ドルマ職人ムアッメル氏は不安にかられた。
 ムアッメル氏は「トルコ人はバクラヴァを人手に渡してしまった。カダイフ・ドルマはトルコのものだと主張しよう」と警鐘を鳴らした。
 エルズルムの人々はガズィアンテプで起こった事件から学ばなくてはいけないと語るエルズルムの有名な菓子職人の一人ムアッメル・タンハシュ氏は「エルズルムの人々は、『エルズルム人のバイアグラ』と呼ばれるカダイフ・ドルマの所有権を主張しなくてはならない。ギリシャ人は卑怯な手を使って実際にガズィアンテプのものであるバクラヴァを自分たちのものにした。この事件を手本としかねない他の民族はたくさんある。特にアルメニア人たちは私たちのカダイフドルマを狙っている。明日アルメニア人がカダイフ・ドルマを自分たちのものだと主張しても驚くまい」と言った。
 ムアッメル・タンハシュ氏は、以下のように続けた。「エルズルム県庁、市長そして商工会議所はできる限り早くエルズルムのカダイフ・ドルマの特許を取得し、カダイフ・ドルマをトルコのお菓子として公的機関に登録しなくてはならない。私はエルズルムの一家庭料理だったカダイフ・ドルマをブランド化し、世界へ知らしめた。このお菓子はトルコから、まずはEUへ入った。私の名義で特許も取得した。私はカダイフ・ドルマのためにすべきことは全てした。今や行政や政治家が行動を起こすべき時だ。」

■「好きにはさせない」
 エルズルム商工業会議所会長ムアッメル・ジンディリ氏もまた行動を起こす意向だ。「300年もの歴史を持つトルコの菓子カダイフをエルズルムとトルコの名義で公式登録するために、トルコ特許協会へ申請するつもりだ。名声を国外へとどろかせているカダイフドルマを他の国に好きにさせるつもりはない。」



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(翻訳者:三澤 志乃富)
(記事ID:2514)