軍総司令部、デフガーニー司令官の発言を否定 ハムシャフリー紙
2006年05月04日付 Sharq 紙

2006年5月4日付ハムシャフリー紙

【政治部】軍総司令部国防文化広報担当次官は、多くの騒動を引き起こしたデフガーニー司令官(〈偉大なる預言者〉軍事演習のスポークスマン)の火曜日の問題発言を否定し、「デフガーニー司令官の発言は、軍の見解として正式なものではまったくない」と強調した。

 ブック・フェアの視察に訪れていたアリー・レザー・アフシャール革命防衛隊准将司令官は、モハンマド・デフガーニー司令官の〈偉大なる預言者〉軍事演習スポークスマンとしての発言に関する記者の質問に答えて、「〈偉大なる預言者〉軍事演習は、軍の力・能力を示すためのものであり、世界の人々を驚かせることができた」と述べ、さらにアメリカ及びイスラエルに関するデフガーニー司令官の見解に関して次のように表明した。「デフガーニー司令官は演習時にはスポークスマンを務めていたが、同演習はファルヴァルディーン月19日〔4月8日〕に終了しており、それゆえ同氏の発言は個人的なものにすぎず、軍の見解として正式なものではまったくない」。

 デフガーニー司令官は火曜日の夜、〈偉大なる預言者〉軍事演習の成果について発言する中で、イスラエルはイランと戦う準備などできてはいないと明言し、さらに「すでに表明したように、アメリカがわるさを働くならば、われわれの最初の標的はイスラエルになるだろう」と述べていた。この報道は、過去24時間、世界のプレスでトップニュースとして伝えられ、深刻な反応を引き起こしていた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:2354 )